鈴「理樹、結婚だ」理樹「う、うん……」

鈴「はやく、ぐずぐずするな」

理樹「いやいやいやちょっと待ってよ」

鈴「なんだ、嫌なのか？？」

真人「ほらよ祝儀だ」

謙吾「俺からもだ」

恭介「ちょ、ちょっと待て！ なんでお前等そんなにポンポン金が出せるんだ！」

鈴「そういうルールだぞ。いいからよこせバカ兄貴」

恭介「くそっ、理不尽だ！ なんで俺が……！」

理樹「いや僕なんか約束手形まみれで現金持ってないし……」

鈴「まったくしょうがない奴だな理樹は」

人生ゲーム中。

ありそう

SSはよ

ほう

謙吾「俺が億万長者だぁ！ いよっしゃー！」

真人「くそぉおおお！ 負けたああああ！」

恭介「……」

理樹「恭介、元気だしてよ」

鈴「そうだ、ただのゲームだぞ？ なんならもう一周するか？」

謙吾「おうとも！ 何回でもやるぞ、俺は絶好調だあああ！」

恭介「株大暴落、借金が嵩んで人生最大の賭けで負けた……こんなのねえよ……」

理樹「あはは……そんな日もあるって」

真人「だがよぉ、三周やっていっつも最下位っておめえ、もうちょっと考えて進めた方がいいんじゃねえのか」

恭介「くそっ！ 主催者の俺がこのまま終われるか！！ もう一回やり直す！」

理樹「はいはい、もう気が済むまで付き合うよ」

鈴「よし、お前ら行くぞ！」

謙吾「はっはっは！ なんどやったって、億万長者の座は俺がいただくさぁ！」

真人「いい気になりやがって次こそ、蹴落としてやるぜ」

お？

筋肉筋肉〜

続けてもいいけど>>1の一発ネタの完成度が高くて蛇足になりそう

鈴「レノン喜べ！ なんだかよくわからんがあたしが一位だ！」

真人「へっ、億万長者は逃したが謙吾っちに勝っちまったぜ……これも筋肉のおかげだな！」

謙吾「なんだとぉ……俺も筋トレをしておけばよかったぁ……！！」

理樹「いやそれは関係ないと思うけど」

恭介「……なんでだよ、なんでこんな理不尽なんだよちくしょう！！」

鈴「あいかわらず弱いな、お前」

真人「人生ゲーム向いてねえんじゃねえか」

謙吾「株を大量に買うからだろう。買うだけなら良いが必ず暴落させるからなお前は」

理樹「みんなそこまでにしてあげてよ恭介が死んじゃうよ」

恭介「…………」

理樹「……」

恭介「……だ、大丈夫だ。もう一回やるぞお前ら……」

謙吾「すまんが恭介。俺はそろそろ飽きてきたぞ」

真人「あぁ、俺もだ」

鈴「そうだな、バカ兄貴には悪いが、あたしは帰るぞ。風紀委員に怒られたくない」

恭介「お前ら……なんなんだよお前ら……なあ理樹」

理樹「ごめん恭介、僕も飽きてきた」

恭介「……」

理樹「ごめん」

恭介「うわあああああああ！」

いいよな……おわって？

→いい
よくない

おつかれ

→よくない

佐々美「（棗鈴……今日こそ、雪辱して差し上げますわ……！）」

佐々美「（しかし、このままでは億万長者どころか最下位ですわ……どうにかしなければ！）」

鈴「おいさせ子」

佐々美「はい！？」

鈴「結婚だ！」

佐々美「は、はぁ！？ いきなり何言って」

鈴「結婚だ」

佐々美「え？ えぇっ！？ そんなわたくしたちは女性同士ですのよ！？ なにを言ってますの！？」

鈴「ん？ なんのことだ？」

佐々美「ですから、女性同士で結婚だなんてできるわけが」

鈴「あたしは、結婚マスに止まったぞと言ってるんだぞ？」

佐々美「は？ え……あ……」

鈴「バカだな」

佐々美「し、知ってましたわよそれくらい！」


佐々美様かわいいよ佐々美様

りん×ささ