姉「お母さん、弟と結婚してもいい?」 母「別にいいんじゃないの」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
いいんだ!
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:28:11.17 ID:isyan3PgO
はよっ
はよっ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:28:29.36 ID:4ZCZIBfe0
はよ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:29:55.35 ID:LiVNjyn/0
はやくっ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:32:50.09 ID:IYkUSyMw0
本日のキスシススレ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:34:42.29 ID:XFCyPgW9O
姉(お母さんは放任主義。お父さんはなんて言うだろうか、一応 相談しなくちゃ)
姉(なんとか丸め込む方法はないものか……)ウーム
弟「あら お姉ちゃん、何を悩んでらして?」
姉「弟……」
弟「僕に言ってどうにかなることなら、喜んで聞き受けるよ」
姉「それがね、あんたと結婚したいってことを あんたに話す前にお母さんとお父さんに相だ」
弟「……結婚?」
姉「しまった、言っちゃった」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:35:15.54 ID:SlgGOeUD0
母「お互いが愛し合ってるならいいわよ」
姉「じゃ、婚姻届持ってくる」
母「あらあら、準備いいのね」
姉「善は急げと言うからね」
母「…冗談でしょ?」
姉「ううん、本気」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:40:24.50 ID:XFCyPgW9O
――――――――――――――――
弟「そうか、お姉ちゃんは そんなことを悩んで……」
姉「バレちゃあ仕方ないわね。止めてもムダだよ、あたしは本気さ」
弟「………他の人の許可なんて 本当に必要なのかな?」
姉「なにぃ?」
弟「お姉ちゃんが僕と結婚することは お父さんとお母さんが止めていいことじゃないと、僕は思うな」
弟「愛し合う二人を引き裂くなんて、神様にだってできないことさ」
姉「あんた、なに極端なこと」
姉「………いま、『愛し合う』って言った?」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:40:28.00 ID:3t2aCFXFI
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:48:19.18 ID:XFCyPgW9O
弟「どうやらお姉ちゃんは 今まで僕の気持ちに気づいてなかったようだ」
弟「僕はね、お姉ちゃんのことが 大好きなんだよ」
姉「し、知らなかった……」
弟「もし お父さんが反対したら、僕とお姉ちゃんは 家から追い出されるかもしれない」
弟「けどね、僕はお姉ちゃんと一緒にいるためなら たくさんのものを捨てたっていいんだよ」
姉「あんた、いつの間にそんな覚悟を……」
弟「お姉ちゃんはどうなの?」
姉「あ、あたしは……」
姉「……まだ 不安なことも多いし、もうちょっと後でいいっ」
弟(日和ったのか 頭が冷えたのか)
姉「あたしの方は……その 保留にしとくんだけどさ、」
姉「あんたのその気持ちは 変わらないでいてね」
弟「そういうワガママも好きだよ」
姉「もうっ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:57:13.40 ID:XFCyPgW9O
【2年後】
姉「さぁ、いよいよあたしは20歳! 花の女子大生!」
弟「僕は16歳になったんだよ」
姉「………でも この2年間 ろくに恋愛もできなかった……」メソメソ
弟「保留の期間のうちでも いい人に巡り会えなかったみたいだね」
弟「お姉ちゃんには僕がいるんだから 残念がることもないと思うけど」
姉「いや、そうだけどね? 人生で一度くらいは 男を振ってみたいなぁ、と思って」
姉「『ダメよ! あたしには心に決めた人がいるの!』みたいな感じでさぁ」
弟「女性の夢、なのかな。よく分からないけど」
姉「あたし、もうちょっとモテる人間だと思ってたのに……なんかショック」
姉「もう 一生分の男運、使い果たしてるのかなぁ……」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/13(火) 23:58:40.76 ID:wxnhqLYZ0
連れ子同士なら結婚できるで支援
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
姉「そういえば あんたの方はどうなの? 他の女の子に言い寄られたりとか……」
弟「『よしてくれ。僕には将来を誓った人がいるんだ』って言えば 大抵の子は引き下がるよ」
姉「あんた……」
弟「別に 構ってくれなんて言ってないのに、時々 困った子が出てくるんだ」
弟「僕はお姉ちゃんで手一杯だし、僕にはお姉ちゃんしかいないのにさ」
姉「よくできたモテ男だこと」
弟「僕には誠意がある。お姉ちゃんが大好きだって気持ちも、支え続ける覚悟だってある」
弟「なのに 当のお姉ちゃんときたら、男を振ってみたいだなんて……」
姉「あ、その……すんませんした、ハイ」
弟「結婚してくれたら許してあげるよ」
姉「うーん、少なくとも もう2年必要かな……」