大河「竜児の背中に抱きつきたい」

大河「」ｳｽﾞｳｽﾞ

竜児「♪」ﾄﾝﾄﾝ

竜児「待ってろよ〜もうすぐ晩飯出来るからな〜」ｺﾄｺﾄ

大河「……ぁ……ぅ……」ｳｽﾞｳｽﾞ

俺も

大河（何！　何この欲求は！？）

大河（ただいつも通り晩御飯食べに来ただけなのに……）

大河（それに私が好きなのは北村君であってコイツでは決してないのにッ！）

竜児「♪」ｶﾁｬｶﾁｬ

大河（うぁぁぁ！！　なんでこんな無性に抱きつきたいのッ！！）ｳｽﾞｳｽﾞｳｽﾞ

俺も

大河「……ックゥ！」

大河（決して……決してやましい気持ちじゃないわ……）

大河（別に発情してる訳でもなんでもない……それ以前に異性として見ても無い）

大河（そう、これはどうしても甘い物食べたくなったあの時の感じ！！）

大河（まさにそれ！　なんとなく甘いもの食べたいのと同じ感覚ッ！！）

大河「……ッハン！　そうと分かれば……」

竜児「……ｽﾞｽﾞ……ちょっと薄味か？」ｺﾄｺﾄ

大河（あらがえないぃぃ！！）ｳｽﾞｳｽﾞｳｽﾞ

>>4
俺も

大河（抱きつきたい抱きつきたい……）ｳｽﾞｳｽﾞ

竜児「♪〜」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

大河（あの背中に思いっきりむぎゅうってしたい……身体ごといきたい！！）

竜児「醤油醤油……っと」

大河（あぁぁ！！　思いっきりしめつけたい！！顔ぐりぐりってやりたい！！）

大河（ヤバイ！！　なんで？　どうして急に？　なにこれ！？）

大河「……っぐぅ！」ﾄﾞﾝ！

大河（落ち着きなさい……落ち着きなさい……）

大河（そんなことしたらあのエロ犬……理性ぶっ飛ばして襲い掛かって来るわ）

大河（このどうしようもない欲求は家に帰ってまくらでも抱きしめれば誤魔化せる）

大河（ここでメンドクサイ問題起こすまでもないわ……）

竜児「なんだ腹減ってイライラしてんのか？　大人しくまってろ」

大河「うるさいわね！！　アンタはご飯作ってなさい！！」ﾄﾞﾝ！

竜児「どんだけ腹減ってんだお前！！」

早くしろ寒い

急げ

isoge

間に合わなくなっても知らんぞー

大河「うるさいうるさいうるさい！！」

竜児「なんだよ……あぁお前！　ひょっとして俺の弁当食ってないのか！？」ﾄﾀﾄﾀ

大河「食べたわよバカ犬！！　さっさと背中見せて料理に戻りなさい！！」

竜児「んだよ……ヘイヘイ、分かりました。急ぐっての」ﾄﾃﾄﾃ

大河「ぅぁ……」ｳｽﾞｳｽﾞ

大河（違う……やっぱ正面からじゃない……）ｳｽﾞｳｽﾞ

大河（その、エプロン付けて、私の為に料理してるっていう……）

大河（この、背中……）ｳｽﾞｳｽﾞｳｽﾞ

大河（飛び付きたいぃぃぃ！！）

竜児「クソ待ってろよ！　全速力で仕上げてやる！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！

大河「あ、ちょ！」

竜児「なんだよ！」

大河「えと……ゆっくりでいいわよ？　ええ」

竜児「？　腹減ってるんだろ？」

大河「減ってない減ってない！　だからゆっくり作りなさい！！」

竜児「ええ、でも……」

大河「私に急ごしらえのご飯を食べさせる気！？　じっくり作りなさいじっくり！！」

竜児「なんだよもう……分かったよ」ﾄﾝﾄﾝ

大河（……ぅぅ）ｳｽﾞｳｽﾞ

大河（どうしようどうしようどうしよう！！！）

大河（やっぱりどうしようもなく抱きつきたいぃぃ！！）

焦らすなよ

大河（りょ、両腕回しても抱ききれるかなぁ……）ｳｽﾞｳｽﾞ

大河（むぎゅうってしてもつぶれないわよね……）ｳｽﾞｳｽﾞ

大河（た、多分抱き心地は硬めで……）ｳｽﾞｳｽﾞ

大河（ほんのり晩御飯のにおいがして……）ｳｽﾞｳｽﾞ

大河「がぁぁぁ！！！」

竜児「待て大河！　今出来る！　今出来るから！！」

竜児「やっぱ腹減ってるんだろ？。待てよ、せんべいがこっちに」ﾄﾀﾄﾀ

大河「こっちくんな！　料理してなさい！！」

竜児「あと煮込むだけだ。かじって待っとけよ。ホラ」

大河「火加減見てなさい！　火加減！　一時も離れないで背中向けなさい！！」

竜児「なんだよそれ……大丈夫か？」

大河「早くしなさい！！　がぁぁぁ！！！」

竜児「分かった分かった！！　分かったから座れ！」

何だこの甘SSは!支援せざるを得ない

竜児「？？？」ｺﾄｺﾄ

大河（も、もうすぐ晩御飯が出来てしまう……）

大河（どうしよう……枕で解消できる気がしない……）ｳｽﾞｳｽﾞ

大河（あと家に適当なもの無かったかしら……ぬいぐるみ……柱……）

竜児「……ｽﾞｽﾞ……うん、いい出来」

大河（ダメェェ！！　私の為にエプロン付けて台所に立ってるあの竜児の背中！！）

大河（あれじゃないと気が済まないぃぃ！！！）

竜児「〜♪」ｺﾄｺﾄ

大河「……はぁ……はぁ」ｳｽﾞｳｽﾞ

大河（……うふ。うふふふふ。もうダメ）ﾌﾗﾘ

大河（……お、襲ってきたら……張り倒すまでよ……）

大河「……」ｽｸｯ

…ｯﾄ

大河「」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

いったれいったれ

竜児「これは美味いぞぉ大河。がっついてやけどすんなよ？」ｸﾙｯ

大河「振り返るな！！」ｶﾞﾙﾙ

竜児「なっ！　なに！？」

大河「前向いて私の為に料理してなさい！！　そうじゃないと意味がないのよ！！」

竜児「お、おう？」ｸﾙｯ

竜児「？？？」

大河（はぁはぁ……そう、この、この背中……）

銀の竜の背に乗ってー

なんか脳内再生されない

……ｯﾄ

……ｯﾄ

大河「……すぅぅぅぅ……はぁぁぁ……」ｽﾞｫｫｫ

竜児「おい大河凄い背中に殺気が……」

大河「シャラァァップ！！！」

竜児「ビクゥ！」

大河「い、いい聞きなさいエロ犬！　今から私がすることを忘れなさい！」

大河「ぜんっぜん！　そんな気とかじゃないから！」

大河「無性に甘い物食べたい時あるでしょ！？　あれと一緒だから！！」

竜児「は？　え？」

よし大河!そのまま竜児の背に乗れ!

いいぞぉー

大河「」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

ｽ

竜児「！！」

ｷﾞｭ

ﾑｷﾞｭｩｩｩｩ

大河（……っう）

大河（はぁぁぁぁ……）

大河（これ……この感じ……）ﾑｷﾞｭｩ

ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ

竜児「！？」

キタキタ

ｷﾀｧｰ!!

大河（あぁ……ああぁ……）ﾑｷﾞｭｩｩ

大河（やっぱり硬い……でも手はギリギリ届く……）

大河（晩御飯のにおいと……これは、コイツの香り？）

ｷﾞｭｩｩ

大河（はぁぁ……）

大河「幸せ」ﾎﾟﾂﾘ

竜児「！！！」

竜ちゃんは抱き締めかえすべき

……ｺﾄｺﾄｺﾄｺﾄ

……ｶﾀ…ｶﾀｶﾀ

……ｸﾞﾂｸﾞﾂ

大河「」ｷﾞｭｩ

竜児「……えっと、その、大河？」

大河「しゃべるな」

ﾑｷﾞｭ

竜児「あ、ああ、おう」

大河「今、とんでもなく充実してるから……もうすこしこのままで……」

ｷﾞｭｩ……

大河（意外と……やっぱり、コイツ大きい）

ｷﾞｭ……

………ｺﾄｺﾄｺﾄｺﾄ

大河「……」

……ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ

竜児「っと、煮込み過ぎる」ｶﾁ

ﾑｷﾞｭｩｩ

竜児「……」

大河「……」

竜児「あの、大河？」（///）

大河「」ｽﾘ

竜児「えっと、その……」（///）

大河「」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

竜児「……」

竜児（……なんだコレ）

お似合い夫婦
実際結婚するし

よっしゃいいぞ

>>10
4985
10371
3193

>>26,34
11213
9912
12536

……………

…………

………

……

…





大河「……はぁ、満足した」ｽﾙ

竜児「へ？」

ほう

大河「おなか減ったぁ〜早くしなさいノロマ」ﾄﾀﾄﾀ

竜児「ちょ、待てよ！　今のなんだ！！」

大河「うっさいわね。忘れなさい」

竜児「はいそうですかで済むか！！　説明しろ！！」

大河「あぁもうキャンキャンうるさい！」

大河「ただなんとなくそんな気分になっただけなの！」

大河「ぜんっぜんそんなコトじゃないから！！」

竜児「ワケわかんねぇ！！」


〜〜後日〜〜

泰子「分かる！　それ分かるわタイガちゃん！」

大河「ね！　なるよねっ！！　ねっ！」

竜児「……」

end

男の背中が魅力的ってのは、女のうなじが魅力的なのと同じようなものかね
おつ

お、おわっただと・・・・？


乙

乙
けど物足りない

乙

来たら終わってた
乙乙

二人とも素直になればいいのに・・・
乙

物足りねえが乙

ワリと人いたんだな。ありがとー

マジただなんとなく料理してる男に抱きつきたくなる女の子が書きたくなっただけなので。
短くてスマン。とらドラアニメしか見てないから続けるとボロが出そうだった。

短くて素晴らしいな
これはもっと書いて欲しいレベル

原作とアニメは同じように完結したと思っていいぞ

乙

>>42
凄まじく納得出来た

ありがとう

>>49
最終巻は買う価値があるぞ。
9巻まではアニメとほぼ一緒だが10巻は原作なりに良い

>>54
マジで？　こんど見て見るわ。料理する男が竜ちゃんしか出て来なかったんだ。
また似たようなネタ思い付いたら書こうかな。

んじゃおやすみノシ

ノシ