QB「彼女のソウルジェムはもう限界だね」
QB「仕方が無いよ。彼女一人では、荷が重すぎた」
まどか「そんな、あんまりだよ……こんなのって、ないよ……」
QB「諦めたらそれまでだ」
QB「でも、君なら運命を変えられる」
QB「滅びも、嘆きも、君はその暗闇の中でさえ手探りで覆せる」
QB「そのための力が、君には備わっているんだから」
まどか「……本当なの?」
まどか「こんな私なんかでも、本当に何かできるの? 目の前で起こっていることも、わからないっていうのに……」
QB「もちろんさ。だから」
QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」
まどか「…………夢……?」
まどか「……えっと、呼び鈴……」
リンリン
まどか「パパー!」
パパ「おはよう、まどか」
まどか「ごめんね、毎朝毎朝……」
パパ「可愛い娘のためと思えば、ママの代わりなんていくらでもしてあげるさ」
まどか「ありがとう……」
パパ「もう階段だから。ほら、手すりこっち」
まどか「うん……」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:01:57.17 ID:G2xZmuao0
oh...
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:04:30.37 ID:H91qaC090
越えちゃいけないライン考えろよ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:04:57.38 ID:eQ1SsaRm0
パパ「はい椅子」
まどか「ありがと」
パパ「じゃあ、ママ起こしてくるから。座って待ってて」
まどか「うん」
まどか(……おなかすいたなあ)
ママ「あ゛〜……まどか、おはよー……」
パパ「全くママったら、全然起きないんだからー」
タツヤ「おきないんらから〜」
まどか「おはよう、ママ」
パパ「じゃあ、食べようか」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:09:26.04 ID:eQ1SsaRm0
タツヤ「トマトいやー」
パパ「文句言わないで、食べてよたっくん」
まどか「ごちそうさまでした」
ママ「ごちそうさまー……あー、そっちはもうちょいかかりそうね」
パパ「ごめんなーまどかー……」
ママ「出社までもうちょいあるし……うし、久々にママが髪いじってやる!」
まどか「ホント?」
ママ「ああ、男にはできないコーデって奴があるのさ」
パパ「そこらへん、女の人にはかなわないなあ」
ママ「まあ、任せときなって!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:15:34.70 ID:eQ1SsaRm0
ママ「……まどか、最近ガッコはどんな?」
まどか「仁美ちゃんにまたラブレターが届いたんだって! 今月でもう2通目ってきいてる」
ママ「フン、直でコクる根性もない男は駄目だって」
まどか「仁美ちゃん、フツーの子だからね。あっちの学校でも人気みたいだからねー」
ママ「……あー、ボランティア、だっけか。」
まどか「うん、仁美ちゃん、毎日こっちとアッチ行ったり来たりで大変そうだよー」
ママ「…………」
ママ「うし、かんっせー」
まどか「え〜、感触だけど、これちょっと派手すぎない?」
ママ「それくらいでいいのさ。女は外見でナメられたら終わりだよ」
ママ「これならまどかの隠れファンもメロメロさ」
まどか「いないよ〜、そんなの」
ママ「見えない所に、いると思っておくんだよ。それが美人のヒケツ」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:20:15.67 ID:eQ1SsaRm0
ママ「ヤバッ、もうこんな時間!?」
ママ「うっし……じゃ、行ってくる!」
タツヤ「いってらっしゃーい」
パパ「ほらまどか、バスきたよ」
まどか「あ、ちょっと待って、靴が……」
パパ「ああ、それパパのシューズじゃないか」
まどか「ええ〜、早く言ってよー!」
まどか「いつもの場所じゃないと、わからないよー」
パパ「ごめんごめん、はいこっち」
まどか「んしょ……よしっ」
パパ「バスまで手貸そうか?」
まどか「ん、お願い」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:21:14.06 ID:sbW793l60
Z武さん
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:21:35.62 ID:G2xZmuao0
ムスカ☆マギカ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:23:18.80 ID:fiME3POF0
盲目か
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:24:18.44 ID:eQ1SsaRm0
まどか「運転手さん、おはようございます」
運転手「おはよう」
パパ「それじゃ、よろしくお願いします」
まどか「えっと……」
さやか「ほらまどか、こっち」
まどか「あ、ありがとうさやかちゃん」
仁美「おはようございます」
まどか「あ、仁美ちゃん! 今日は午前中?」
さやか「ボラン……生徒交流委員会ってのも大変だねえ」
仁美「でも私、お二人と話してる時を毎日楽しみにしてますわ」
さやか「うれしーこと言ってくれるじゃないの、このぉ」
まどか「くすくす」
さやか「お? まどか、可愛いリボンじゃん」
まどか「そ…そうかな?派手に見えない?」
仁美「とっても素敵ですわ!」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:27:51.75 ID:eQ1SsaRm0
まどか「でね、ラブレターとかじゃなくて、直に告白できるようでなきゃダメだって」
さやか「相変わらずまどかのママはカッコいいなあ。美人だしバリキャリだしー」
仁美「そんな風にキッパリ割り切れたら、いいんだけど……はぁ」
さやか「羨ましい悩みだねえ」
まどか「いいなぁ。私も一通ぐらいもらってみたいなぁ……。ラブレ……」
まどか「じゃなくて、私も一回くらい、告白されてみたいなぁ……」
さやか「……ふーん? まどかもヒトミみたいなモテモテ美少女に変身したいと。そこでリボンからイメチェンですかな?」
まどか「ちがうよぅ、これはママが無理やり……」
さやか「さては、ママからモテる秘訣を教わったな? けしからーん!そんなハレンチな子はー……こうだぁっ!」
まどか「や……ちょっと……」
さやか「可愛いやつめ! でも男子にモテようなんて、許さんぞー! まどかは私の嫁になるのだ!!」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:33:48.87 ID:fiME3POF0
しえ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:36:55.54 ID:eQ1SsaRm0
先生「今日はみなさんに、転校生を紹介します」
先生「暁美さん、いらっしゃい」
さやか「うおー、すげー美人!」
まどか(私も見てみたいなあ…・・)
ほむら「暁美ほむらです。色々と迷惑をかけると思いますが、よろしくお願いします」
さやか「……?」
さやか「なんかあの子、ずっとまどかのこと見てるよ」ボソボソ
まどか「へえっ? うぅ……ほんと?」
ほむら ジーッ
先生「えっと……暁美さん?」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:42:36.33 ID:eQ1SsaRm0
モブA「ねえねえ、暁美さんって前はどこの学校だったの?」
ほむら「東京の、ミッション系の学校よ。さすがにこの足じゃもう無理だって、こっちに来たんだけど」
モブB「ねえ、車椅子になる前は部活とかやってたの?」
モブA「こらB、そんなこと気軽に言わないの!」
ほむら「構わないわ。でも私、部活はやってなかったわ」
モブC「すっごくきれいな髪だねー。手入れ大変でしょ? シャンプー何使ってんの?」
仁美「不思議な雰囲気の人ですね、暁美さんって」
さやか「……ねえまどか、あの子、知り合いなの? さっきのアレ……」
まどか「いや、えっと……私も知らないかなあ……」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:43:57.56 ID:G2xZmuao0
ほむほむまで…
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:47:20.04 ID:jfPRssLn0
さやかちゃんはボランティア?
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:48:29.09 ID:eQ1SsaRm0
ほむら「ごめんなさい、ちょっと緊張しすぎたみたいで、気分が……保健室に行かせてもらえる?」
モブA「えと、あ、じゃあ私が案内したげる!」
モブB「私もいく!」
ほむら「いえ、係の人にお願いするわ」
モブC「あー……でもウチの保健係って」
さやか「まどか、こっちくるよ!?」
まどか「ええーっ」
ほむら「……鹿目、まどかさん。貴女がこのクラスの保健係よね」
まどか「え、えっと……あの……」
さやか「あー……あのさ、転校生……よく見ないと分からないと思うけど、まどかってちょっと目が不自由でさ」
さやか「ウチって、クラス全員が何かの係やってるんだけど……ほら、保健係ってあんまし仕事ないし、ね」
さやか「つなわけで同じ保健係の私が案内したげる! ついでに色々きかせてよー」
ほむら「私は鹿目さんに頼んだのだけれど……」
ほむら「……わかったわ。貴女も同席で構わない」
さやか「なんだよーその言い方ー、ちぇー」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:53:40.53 ID:eQ1SsaRm0
さやか「ホラまどか、こっちこっち」
まどか「うぅ、ありがとさやかちゃん…………えと、暁美さんは私が保険係って、どうして……」
ほむら「早乙女先生から聞いたわ」
まどか「あ、そうなんだ……」
さやか「ほら転校生、保健室は」
ほむら「こっちよね」
さやか「えっ!? ……ああ、うん。そうだけどさ」
まどか「もしかして、場所知ってるの? ……えーっと、暁美……さん?」
ほむら「ほむらでいいわ」
まどか「……ほむらちゃん」
さやか「変わった名前ねー……あ、変な意味じゃなくてさ、その……カッコいいな、なんて、ね」
まどか「そうだね、カッコいいなぁ、あけみほむら……ほむらちゃん」
ほむら「……鹿目まどか、それと美樹さやか」
ほむら「貴女達は自分の人生が、尊いと思う?」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:57:17.11 ID:DRrc5+QP0
盲目の人って常に眼球動いてるんだっけ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:58:13.17 ID:eQ1SsaRm0
ほむら「家族や友達を、大切にしてる?」
さやか「へ? 何、いきなり…………まぁ、私は大切にしてる、つもり、だけど……」
まどか「え、っと……私は、大切、だよ……。家族、も。友達の、みんなも。大好きで、とっても大事な人達」
ほむら「……本当に?」
まどか「本当だよ……」
さやか「まあ、嘘なわけないって」
ほむら「そう。……もしそれが本当なら、今とは違う自分になろう、だなんて、絶対に思わないことね」
ほむら「さもなければ、また失うことになるわ」
まどか「……え?」
さやか「……ちょっとそれ、どういうこと?」
ほむら「貴女達は、自分のままでいればいい。今までの通り、これからも」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:59:59.01 ID:07kPBr9g0
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:01:20.50 ID:5SHpY3tE0
さやかは何の障害持ってるんだ?
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:05:31.84 ID:eQ1SsaRm0
さやか「でさー、その後保健室にも行かずに教室に戻っちゃうんだよー」
まどか「わけわかんないよねー……」
さやか「才色兼備の八方美人、かとおもいきや実はサイコな電波ちゃん……くー、どこまでキャラ立てるんだ、あの転校生は!?」
仁美「まどかさん、本当に暁美さんとは初対面ですの?」
まどか「……多分……ひっからないところが、ないわけじゃないんだけど……」
さやか「とゆーと?」
まどか「あのね、昨日、ほむらちゃんの声に、夢の中で会った……ような……」
さやか「あはは、すげー! まどかにまで電波が感染したー」
まどか「ひ、酷いよ、さやかちゃん!」
仁美「夢って、どんな夢でしたの?」
まどか「……それはよく、覚えてないんだけど……とにかく変な夢だった気がする」
仁美「もしかしたら、……本当は暁美さんと会ってるのかもしれませんわ。覚えていないつもりでも、心の奥では印象が残っていて、それで」
さやか「それ、さすがに出来過ぎてない? どんな偶然よ?」
仁美「……それもそうですわね」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:09:14.68 ID:eQ1SsaRm0
仁美「あら、もうこんな時間……ごめんなさい、ここでおいとま致しますわ」
さやか「あれ、これから給食だっていうのに……」
仁美「すみません、ここで食べていきたいのですが……あちらの授業に間に合わなくなってしまいます」
仁美「今日もバスの中で、お弁当ですわ」
まどか「そっか、じゃあしょうがないね……またね、仁美ちゃん」
さやか「バイバイ、仁美」
仁美「それでは」
まどか「大変だね、仁美ちゃん……」
さやか「二足のわらじ、っていうんだっけ? ハイソな仁美には似合わない言葉だよなー」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:12:25.77 ID:07kPBr9g0
さやかちゃんが隻腕の話考えたことあるな昔
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:12:28.75 ID:eQ1SsaRm0
さやか「終わったー!」
まどか「なんか、疲れたねさやかちゃん」
さやか「そうだまどか、帰りCDショップ寄ってかない?」
まどか「え!? でも、送迎バスで帰らなきゃ……」
さやか「何、家に連絡しとけば大丈夫だって。バスだって先生に言えば乗らなくてOKだしね」
まどか「うーん……まあ、さやかちゃんと一緒ならいいか」
まどか「CDって、上条君の?」
さやか「へへへ、まあねー」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:17:36.20 ID:eQ1SsaRm0
さやか「お、この曲いいなー」 〜♪
まどか「……」
――助けて。
――――助けて、まどか!
まどか「え、……え?」
――僕を、助けて……
まどか「誰? 誰なの……?」
さやか「……あれ? まどか?」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:21:39.16 ID:eQ1SsaRm0
まどか「……わかんない……どこにいるの……あなた、誰……?」
――助けて……
まどか「……ここ、どこだろう……誰もいない……のかな……」
フニュ
まどか「!?」
まどか「な、何? ……何を踏んだの……私……あ……」
QB「……助けて……」
まどか「あなた……なの?」
カッ カッ カッ……
まどか「だ、誰!?」
ほむら「……鹿目さん」
まどか「その声……ほむらちゃん!?」
まどか(……足音?)
ほむら「そいつから、離れて」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:25:21.16 ID:eQ1SsaRm0
まどか「……嫌だよ……私だって触ればわかるもん。こんな酷い怪我……」
まどか「ほむらちゃんがやったの? 駄目だよ……酷いことしないで……」
ほむら「貴女には関係ない」
まどか「関係なくないよ! だってこの子、私を呼んでた! 聞こえたんだもん、助けてって!!」
ほむら「……そう」
プシュウウウウウ!!
ほむら「!?」
まどか「ひっ!? な、なんの音!?」
さやか「まどか、こっち! 私の声の方向まで、走って!」
まどか「さやかちゃん! う、うん!」
さやか「このやろ、転校生!!」
ほむら「……っ……」
車椅子に銃器ついてんの?
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:29:35.88 ID:eQ1SsaRm0
ほむら「……っ! こんな時に……」
フッ
さやか「はぁ……はぁ……」
さやか「何よ、あいつ。今度はコスプレで……拳銃持ってて……動物虐待?」
さやか「いや……それよりも……『立って』……『歩いてた』? なんで?」
まどか「……わかんない。わかんないけど……今は、この子を助けなきゃ」
さやか「……そうだね、いこっか……」
さやか「っ……あれ? 非常口は? どこよここ」
まどか「さやかちゃん、さっきから変な音がたくさん、グルグル回って……」
さやか「あーもう、どうなってんのさ! 道が全然違うじゃない!」
まどか「ひゃっ……」
まどか「やだっ! 何か足に! 何かいる!!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:33:17.90 ID:eQ1SsaRm0
さやか「……冗談だよね、私、悪い夢でも見てるんだよね!?」
まどか「わかんない、わかんないよ! さやかちゃん!!」
まどか「いや、また触られた!!」
さやか「何よ、こいつら……」
さやか「い、いやだ、こっちこないでっ!!」
パーンッ!
さやか「……あ、あれ?」
まどか「今の音って……」
マミ「危なかったわね。でも、もう大丈夫」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:38:47.07 ID:eQ1SsaRm0
マミ「あら、キュウベぇをたすけてくれたのね、ありがとう」
マミ「その子は私の、大切な友達なの」
まどか「私、呼ばれたんです! 頭の中に直接! その子の、声が……」
マミ「ふーん……なるほど、ね」
マミ「その制服、あなた達も見滝原養護の生徒みたいね……2年生かしら」
さやか「あ、あなたは?」
マミ「そうそう、自己紹介しないとね……でも、その前にっ」
マミ「ちょっと一仕事、片付けちゃっていいかしら!!」
マミ「……ハァッ!!」
パパパパパパパパパパァアアアアァーン!!
まどか「うっ……」
さやか「す、すごい!」
まどか「さ、さやかちゃん……どうなったの……」
さやか「……元の世界に、戻った……」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:42:43.15 ID:eQ1SsaRm0
ほむら「……」ガチャ
マミ「……あら」チャカッ
マミ「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐに追いかけなさい」
マミ「今回はあなたに譲ってあげる」
ほむら「……私が用があるのは……」
マミ「飲み込みが悪いのね、見逃してあげるって言ってるの」
マミ「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」
ほむら「……」
スッ
まどか「……今の、ほむらちゃん? ……が、いなくなったんだよね……ふぅ……」
さやか「……はぁ」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:44:26.69 ID:eQ1SsaRm0
QB「ありがとうマミ、助かったよ」
マミ「お礼はこの子たちに。私は、通りかかっただけだから」
キュウべえ「どうもありがとう。僕の名前はキュウべえ」
まどか「あなたが、私を呼んだの?」
キュウべえ「そうだよ、鹿目まどか、それと美樹さやか」
さやか「何で、私たちの名前を?」
キュウべえ「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」
まどか「お……お願い?」
キュウべえ「僕と契約して……魔法少女になって欲しいんだ!」
寝ます
書きためて年内にもっかい立てます
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:50:00.32 ID:07kPBr9g0
乙乙
期待してる
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
了解した
乙