身障少女まどか☆マギカ

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
QB「彼女のソウルジェムはもう限界だね」

QB「仕方が無いよ。彼女一人では、荷が重すぎた」

まどか「そんな、あんまりだよ……こんなのって、ないよ……」

QB「諦めたらそれまでだ」

QB「でも、君なら運命を変えられる」

QB「滅びも、嘆きも、君はその暗闇の中でさえ手探りで覆せる」

QB「そのための力が、君には備わっているんだから」

まどか「……本当なの?」

まどか「こんな私なんかでも、本当に何かできるの? 目の前で起こっていることも、わからないっていうのに……」

QB「もちろんさ。だから」

QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:01:31.94 ID:eQ1SsaRm0
まどか「…………夢……?」


まどか「……えっと、呼び鈴……」

リンリン

まどか「パパー!」

パパ「おはよう、まどか」

まどか「ごめんね、毎朝毎朝……」

パパ「可愛い娘のためと思えば、ママの代わりなんていくらでもしてあげるさ」

まどか「ありがとう……」

パパ「もう階段だから。ほら、手すりこっち」

まどか「うん……」
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:01:57.17 ID:G2xZmuao0
oh...
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:04:30.37 ID:H91qaC090
越えちゃいけないライン考えろよ
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:04:57.38 ID:eQ1SsaRm0
パパ「はい椅子」

まどか「ありがと」

パパ「じゃあ、ママ起こしてくるから。座って待ってて」

まどか「うん」

まどか(……おなかすいたなあ)


ママ「あ゛〜……まどか、おはよー……」

パパ「全くママったら、全然起きないんだからー」

タツヤ「おきないんらから〜」

まどか「おはよう、ママ」

パパ「じゃあ、食べようか」
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:09:26.04 ID:eQ1SsaRm0
タツヤ「トマトいやー」

パパ「文句言わないで、食べてよたっくん」

まどか「ごちそうさまでした」

ママ「ごちそうさまー……あー、そっちはもうちょいかかりそうね」

パパ「ごめんなーまどかー……」

ママ「出社までもうちょいあるし……うし、久々にママが髪いじってやる!」

まどか「ホント?」

ママ「ああ、男にはできないコーデって奴があるのさ」

パパ「そこらへん、女の人にはかなわないなあ」

ママ「まあ、任せときなって!」
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:15:34.70 ID:eQ1SsaRm0
ママ「……まどか、最近ガッコはどんな?」

まどか「仁美ちゃんにまたラブレターが届いたんだって! 今月でもう2通目ってきいてる」

ママ「フン、直でコクる根性もない男は駄目だって」

まどか「仁美ちゃん、フツーの子だからね。あっちの学校でも人気みたいだからねー」

ママ「……あー、ボランティア、だっけか。」

まどか「うん、仁美ちゃん、毎日こっちとアッチ行ったり来たりで大変そうだよー」

ママ「…………」

ママ「うし、かんっせー」

まどか「え〜、感触だけど、これちょっと派手すぎない?」

ママ「それくらいでいいのさ。女は外見でナメられたら終わりだよ」

ママ「これならまどかの隠れファンもメロメロさ」

まどか「いないよ〜、そんなの」

ママ「見えない所に、いると思っておくんだよ。それが美人のヒケツ」
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:20:15.67 ID:eQ1SsaRm0
ママ「ヤバッ、もうこんな時間!?」

ママ「うっし……じゃ、行ってくる!」

タツヤ「いってらっしゃーい」

パパ「ほらまどか、バスきたよ」

まどか「あ、ちょっと待って、靴が……」

パパ「ああ、それパパのシューズじゃないか」

まどか「ええ〜、早く言ってよー!」

まどか「いつもの場所じゃないと、わからないよー」

パパ「ごめんごめん、はいこっち」

まどか「んしょ……よしっ」

パパ「バスまで手貸そうか?」

まどか「ん、お願い」
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:21:14.06 ID:sbW793l60
Z武さん
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:21:35.62 ID:G2xZmuao0
ムスカ☆マギカ
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:23:18.80 ID:fiME3POF0
盲目か
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:24:18.44 ID:eQ1SsaRm0
まどか「運転手さん、おはようございます」

運転手「おはよう」

パパ「それじゃ、よろしくお願いします」


まどか「えっと……」

さやか「ほらまどか、こっち」

まどか「あ、ありがとうさやかちゃん」

仁美「おはようございます」

まどか「あ、仁美ちゃん! 今日は午前中?」

さやか「ボラン……生徒交流委員会ってのも大変だねえ」

仁美「でも私、お二人と話してる時を毎日楽しみにしてますわ」

さやか「うれしーこと言ってくれるじゃないの、このぉ」

まどか「くすくす」

さやか「お? まどか、可愛いリボンじゃん」

まどか「そ…そうかな?派手に見えない?」

仁美「とっても素敵ですわ!」
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:27:51.75 ID:eQ1SsaRm0
まどか「でね、ラブレターとかじゃなくて、直に告白できるようでなきゃダメだって」

さやか「相変わらずまどかのママはカッコいいなあ。美人だしバリキャリだしー」

仁美「そんな風にキッパリ割り切れたら、いいんだけど……はぁ」

さやか「羨ましい悩みだねえ」

まどか「いいなぁ。私も一通ぐらいもらってみたいなぁ……。ラブレ……」

まどか「じゃなくて、私も一回くらい、告白されてみたいなぁ……」

さやか「……ふーん? まどかもヒトミみたいなモテモテ美少女に変身したいと。そこでリボンからイメチェンですかな?」

まどか「ちがうよぅ、これはママが無理やり……」

さやか「さては、ママからモテる秘訣を教わったな? けしからーん!そんなハレンチな子はー……こうだぁっ!」

まどか「や……ちょっと……」

さやか「可愛いやつめ! でも男子にモテようなんて、許さんぞー! まどかは私の嫁になるのだ!!」
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:33:48.87 ID:fiME3POF0
しえ
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:36:55.54 ID:eQ1SsaRm0
先生「今日はみなさんに、転校生を紹介します」

先生「暁美さん、いらっしゃい」

さやか「うおー、すげー美人!」

まどか(私も見てみたいなあ…・・)

ほむら「暁美ほむらです。色々と迷惑をかけると思いますが、よろしくお願いします」

さやか「……?」

さやか「なんかあの子、ずっとまどかのこと見てるよ」ボソボソ

まどか「へえっ? うぅ……ほんと?」

ほむら ジーッ

先生「えっと……暁美さん?」
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:42:36.33 ID:eQ1SsaRm0
モブA「ねえねえ、暁美さんって前はどこの学校だったの?」

ほむら「東京の、ミッション系の学校よ。さすがにこの足じゃもう無理だって、こっちに来たんだけど」

モブB「ねえ、車椅子になる前は部活とかやってたの?」

モブA「こらB、そんなこと気軽に言わないの!」

ほむら「構わないわ。でも私、部活はやってなかったわ」

モブC「すっごくきれいな髪だねー。手入れ大変でしょ? シャンプー何使ってんの?」


仁美「不思議な雰囲気の人ですね、暁美さんって」

さやか「……ねえまどか、あの子、知り合いなの? さっきのアレ……」

まどか「いや、えっと……私も知らないかなあ……」
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:43:57.56 ID:G2xZmuao0
ほむほむまで…
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:47:20.04 ID:jfPRssLn0
さやかちゃんはボランティア?
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:48:29.09 ID:eQ1SsaRm0
ほむら「ごめんなさい、ちょっと緊張しすぎたみたいで、気分が……保健室に行かせてもらえる?」

モブA「えと、あ、じゃあ私が案内したげる!」

モブB「私もいく!」

ほむら「いえ、係の人にお願いするわ」

モブC「あー……でもウチの保健係って」

さやか「まどか、こっちくるよ!?」

まどか「ええーっ」

ほむら「……鹿目、まどかさん。貴女がこのクラスの保健係よね」

まどか「え、えっと……あの……」

さやか「あー……あのさ、転校生……よく見ないと分からないと思うけど、まどかってちょっと目が不自由でさ」

さやか「ウチって、クラス全員が何かの係やってるんだけど……ほら、保健係ってあんまし仕事ないし、ね」

さやか「つなわけで同じ保健係の私が案内したげる! ついでに色々きかせてよー」

ほむら「私は鹿目さんに頼んだのだけれど……」

ほむら「……わかったわ。貴女も同席で構わない」

さやか「なんだよーその言い方ー、ちぇー」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:53:40.53 ID:eQ1SsaRm0
さやか「ホラまどか、こっちこっち」

まどか「うぅ、ありがとさやかちゃん…………えと、暁美さんは私が保険係って、どうして……」

ほむら「早乙女先生から聞いたわ」

まどか「あ、そうなんだ……」

さやか「ほら転校生、保健室は」

ほむら「こっちよね」

さやか「えっ!? ……ああ、うん。そうだけどさ」

まどか「もしかして、場所知ってるの? ……えーっと、暁美……さん?」

ほむら「ほむらでいいわ」

まどか「……ほむらちゃん」

さやか「変わった名前ねー……あ、変な意味じゃなくてさ、その……カッコいいな、なんて、ね」

まどか「そうだね、カッコいいなぁ、あけみほむら……ほむらちゃん」

ほむら「……鹿目まどか、それと美樹さやか」


ほむら「貴女達は自分の人生が、尊いと思う?」
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:57:17.11 ID:DRrc5+QP0
盲目の人って常に眼球動いてるんだっけ
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:58:13.17 ID:eQ1SsaRm0
ほむら「家族や友達を、大切にしてる?」

さやか「へ? 何、いきなり…………まぁ、私は大切にしてる、つもり、だけど……」

まどか「え、っと……私は、大切、だよ……。家族、も。友達の、みんなも。大好きで、とっても大事な人達」

ほむら「……本当に?」

まどか「本当だよ……」

さやか「まあ、嘘なわけないって」

ほむら「そう。……もしそれが本当なら、今とは違う自分になろう、だなんて、絶対に思わないことね」

ほむら「さもなければ、また失うことになるわ」

まどか「……え?」

さやか「……ちょっとそれ、どういうこと?」

ほむら「貴女達は、自分のままでいればいい。今までの通り、これからも」
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:59:59.01 ID:07kPBr9g0
>>21
焦点が合ってなくてボーっとしてる感じ?
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:01:20.50 ID:5SHpY3tE0
さやかは何の障害持ってるんだ?
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:05:31.84 ID:eQ1SsaRm0
さやか「でさー、その後保健室にも行かずに教室に戻っちゃうんだよー」

まどか「わけわかんないよねー……」

さやか「才色兼備の八方美人、かとおもいきや実はサイコな電波ちゃん……くー、どこまでキャラ立てるんだ、あの転校生は!?」

仁美「まどかさん、本当に暁美さんとは初対面ですの?」

まどか「……多分……ひっからないところが、ないわけじゃないんだけど……」

さやか「とゆーと?」

まどか「あのね、昨日、ほむらちゃんの声に、夢の中で会った……ような……」

さやか「あはは、すげー! まどかにまで電波が感染したー」

まどか「ひ、酷いよ、さやかちゃん!」

仁美「夢って、どんな夢でしたの?」

まどか「……それはよく、覚えてないんだけど……とにかく変な夢だった気がする」

仁美「もしかしたら、……本当は暁美さんと会ってるのかもしれませんわ。覚えていないつもりでも、心の奥では印象が残っていて、それで」

さやか「それ、さすがに出来過ぎてない? どんな偶然よ?」

仁美「……それもそうですわね」
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:09:14.68 ID:eQ1SsaRm0
仁美「あら、もうこんな時間……ごめんなさい、ここでおいとま致しますわ」

さやか「あれ、これから給食だっていうのに……」

仁美「すみません、ここで食べていきたいのですが……あちらの授業に間に合わなくなってしまいます」

仁美「今日もバスの中で、お弁当ですわ」

まどか「そっか、じゃあしょうがないね……またね、仁美ちゃん」

さやか「バイバイ、仁美」

仁美「それでは」

まどか「大変だね、仁美ちゃん……」

さやか「二足のわらじ、っていうんだっけ? ハイソな仁美には似合わない言葉だよなー」
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:12:25.77 ID:07kPBr9g0
さやかちゃんが隻腕の話考えたことあるな昔
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:12:28.75 ID:eQ1SsaRm0
さやか「終わったー!」

まどか「なんか、疲れたねさやかちゃん」

さやか「そうだまどか、帰りCDショップ寄ってかない?」

まどか「え!? でも、送迎バスで帰らなきゃ……」

さやか「何、家に連絡しとけば大丈夫だって。バスだって先生に言えば乗らなくてOKだしね」

まどか「うーん……まあ、さやかちゃんと一緒ならいいか」

まどか「CDって、上条君の?」

さやか「へへへ、まあねー」
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:17:36.20 ID:eQ1SsaRm0
さやか「お、この曲いいなー」 〜♪

まどか「……」

 ――助けて。

 ――――助けて、まどか!

まどか「え、……え?」

 ――僕を、助けて……

まどか「誰? 誰なの……?」


さやか「……あれ? まどか?」
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:21:39.16 ID:eQ1SsaRm0
まどか「……わかんない……どこにいるの……あなた、誰……?」

 ――助けて……

まどか「……ここ、どこだろう……誰もいない……のかな……」

フニュ

まどか「!?」

まどか「な、何? ……何を踏んだの……私……あ……」

QB「……助けて……」

まどか「あなた……なの?」

カッ カッ カッ……

まどか「だ、誰!?」

ほむら「……鹿目さん」

まどか「その声……ほむらちゃん!?」

まどか(……足音?)

ほむら「そいつから、離れて」
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:25:21.16 ID:eQ1SsaRm0
まどか「……嫌だよ……私だって触ればわかるもん。こんな酷い怪我……」

まどか「ほむらちゃんがやったの? 駄目だよ……酷いことしないで……」

ほむら「貴女には関係ない」

まどか「関係なくないよ! だってこの子、私を呼んでた! 聞こえたんだもん、助けてって!!」

ほむら「……そう」

プシュウウウウウ!!

ほむら「!?」

まどか「ひっ!? な、なんの音!?」

さやか「まどか、こっち! 私の声の方向まで、走って!」

まどか「さやかちゃん! う、うん!」

さやか「このやろ、転校生!!」

ほむら「……っ……」
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:27:43.28 ID:oxFsT07w0
車椅子に銃器ついてんの?
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:29:35.88 ID:eQ1SsaRm0
ほむら「……っ! こんな時に……」

フッ

さやか「はぁ……はぁ……」

さやか「何よ、あいつ。今度はコスプレで……拳銃持ってて……動物虐待?」

さやか「いや……それよりも……『立って』……『歩いてた』? なんで?」

まどか「……わかんない。わかんないけど……今は、この子を助けなきゃ」

さやか「……そうだね、いこっか……」


さやか「っ……あれ? 非常口は? どこよここ」

まどか「さやかちゃん、さっきから変な音がたくさん、グルグル回って……」

さやか「あーもう、どうなってんのさ! 道が全然違うじゃない!」

まどか「ひゃっ……」

まどか「やだっ! 何か足に! 何かいる!!」
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:33:17.90 ID:eQ1SsaRm0
さやか「……冗談だよね、私、悪い夢でも見てるんだよね!?」

まどか「わかんない、わかんないよ! さやかちゃん!!」

まどか「いや、また触られた!!」

さやか「何よ、こいつら……」

さやか「い、いやだ、こっちこないでっ!!」

パーンッ!

さやか「……あ、あれ?」

まどか「今の音って……」


マミ「危なかったわね。でも、もう大丈夫」
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:38:47.07 ID:eQ1SsaRm0
マミ「あら、キュウベぇをたすけてくれたのね、ありがとう」

マミ「その子は私の、大切な友達なの」

まどか「私、呼ばれたんです! 頭の中に直接! その子の、声が……」

マミ「ふーん……なるほど、ね」

マミ「その制服、あなた達も見滝原養護の生徒みたいね……2年生かしら」

さやか「あ、あなたは?」

マミ「そうそう、自己紹介しないとね……でも、その前にっ」

マミ「ちょっと一仕事、片付けちゃっていいかしら!!」

マミ「……ハァッ!!」

パパパパパパパパパパァアアアアァーン!!

まどか「うっ……」

さやか「す、すごい!」

まどか「さ、さやかちゃん……どうなったの……」

さやか「……元の世界に、戻った……」
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:42:43.15 ID:eQ1SsaRm0
ほむら「……」ガチャ

マミ「……あら」チャカッ

マミ「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐに追いかけなさい」

マミ「今回はあなたに譲ってあげる」

ほむら「……私が用があるのは……」

マミ「飲み込みが悪いのね、見逃してあげるって言ってるの」

マミ「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」

ほむら「……」

スッ

まどか「……今の、ほむらちゃん? ……が、いなくなったんだよね……ふぅ……」

さやか「……はぁ」
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:44:26.69 ID:eQ1SsaRm0
QB「ありがとうマミ、助かったよ」

マミ「お礼はこの子たちに。私は、通りかかっただけだから」

キュウべえ「どうもありがとう。僕の名前はキュウべえ」

まどか「あなたが、私を呼んだの?」

キュウべえ「そうだよ、鹿目まどか、それと美樹さやか」

さやか「何で、私たちの名前を?」

キュウべえ「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」

まどか「お……お願い?」


キュウべえ「僕と契約して……魔法少女になって欲しいんだ!」
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:45:14.47 ID:eQ1SsaRm0
寝ます
書きためて年内にもっかい立てます
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 01:50:00.32 ID:07kPBr9g0
乙乙

期待してる
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
了解した