三年前に行った肝試しでの出来事を語る

需要があれば書く

有りません……

お前みたいなのを待っていたんだ

ｋｓｋ

かけ

丑三つ時だからな

書きながらだからあまり早くは書けないが

聞くよ

始めたまえ

バッチコーイ！！

こういうの初めてだから期待はしないでくれ

広島のとある心霊スポットで体験した三年前の夏の出来事です

期末試験も終わってもうすぐ夏休みになる頃、クラスの友人Ｓ田がお盆に肝試しに行かないかと誘ってきた

　俺「いいけどもう計画とか決まってんの？」

Ｓ田「クラスの男子生徒全員誘っていく予定だけどもちろん来るよな？」


　　　　もちろん断る理由もないし大掛かりなイベントは大好物なので承諾した

(^｡^)「大掛かりなイベントは大好物なので」（ｷﾘｯ





きめぇwwwwwwwww

この時は中学生だから中二病真っ盛りだったんだぜ・・・

前置きはいいサクッと語れ

おｋ

今回行く心霊スポットは少し山奥の高速道路のしたにあるトンネルだった
そこで昔、本当かどうかは分からないが女性が首吊り自殺した場所らしく昔から立ち入り禁止の場所だった
計画ではあまり遅くまでは外に居られないので辺りが暗くなってきたら肝試し開始、スタート前に
トランプを二つ用意しスタート前に適当に引いて出たカードと同じカードをもって帰るという簡単な
ルールだった

クラス男子全員とか大人数だな

だっただっただった

トンネルの雰囲気は昼ながらにしてなかなかのものだった
周りは草が生え放題なのに急に人が通るためのサイズのトンネルがあって違和感がすごかった
さらにトンネルの向こう側はまだ昼間だというのにすでに薄暗く、山奥に通じていたのでこの
奥には絶対に行くなとＳ田が皆に言い聞かせた。
トンネルの途中に脇に少しスペースがあったのでそこのトランプを置き一度公園に戻った

だったったった
よし続けろ

そしてルートやらなんやら色々説明してたらいい感じに暗くなってきたから
Ｓ田が折ったら光る棒あるじゃん?あれをルートに配置していざスタート
しようとしたんだ

サイリウムだっけ

ちょっと話の前に教えて欲しいんですけど
肝試しと臥薪嘗胆は関係がありますか
こんにゃくを吊るすところと苦いキモをつるして舐める所とかにてると思うんですよ
個人的にはパン食い競争がキーワードだと思うんですよ、
苦いキモを舐めるがだんだん競争になっていったみたいな

自分の番が来るまで適当にクラスメイトと雑談している時ふと公園の外を見た
そこには赤いワンピースという幽霊のテンプレみたいなを着た小さな少女が居た
その少女は見た目は小学校低学年くらいで、黒い髪のショートヘアーだった
しかし、時刻はとうに21時を過ぎており少女は見たところ一人で大人は周り
に居なかった。

ちなみに心霊スポットは公園の近くなので公園でスタンバイしてました

うむ、それで

トンネルってどのくらいの長さ？

暗くなってもハッキリ見えちゃう不思議なあれか

　そんな時間に子供が一人で出歩くわけも無く話しかけて迷子なら家まで送ろうかと思いとりあえず
　　　周りの男共に相談した。

　俺「なぁ、あそこに女の子いないか？」

モブＡ「うん、いるな。こんな時間に何してるんだろ」

モブＢ「迷子かな？」　

　俺「迷子だと危ないし話しかけないか？」

モブＡ「そうだなーよし行くか」

　　　そして再び視線を少女の居るほうに戻したときには消えていた
　　　俺は動いたのかな？と思い周りをよく探してみたがどこにも見当たらず
　　　他の男共に少女を見なかったかと聞いたら俺とモブＡとモブＢを除いて誰一人
　　　その少女を目撃したやつは居らず少女の存在さえも見間違いじゃないか
　　　と疑われた。
　　　俺はほんの少し幽霊じゃないかと思ったが赤いワンピースを着た
　　　少女とかいうまるでテンプレみたいな特徴の幽霊なんているとは思わないし
　　　俺もそのときはなにかの見間違えかなにかと思った。

>>26
大体100ｍくらいかな、あんまり長くない

テンポあげようぜ

たったったったったったったった
ここまではよくあるぱたーんだな
このあとしょうげきのてんかいが

肝試しが終わった後の話だが家に帰宅し冷静に考えてみたけど
俺の見間違えならモブＡとモブＢが見たという証言はおかしいし
なにより目撃したときは特に何も思わなかったけど
俺と少女の距離は100ｍ以上あり視力が両方Ｂだったにもかかわらず
俺には少女の姿がまるで拡大したかのようにはっきり見えていた

>>28
実際体験してみると不思議なんだよ

無事に帰っとるがね

お前ID何気にすごいな

えっおわり？

で、その場はいったん少女のことは忘れて肝試しは順調に進んだけど
ここで異常事態が発生した

トンネル内においてあるカードは全員分あるんだが
Ｋ田ってやつのカードだけなぜか無かったんだよ

肝試しは臥薪嘗胆のルネッサンスだと思うんですよ
中国から日本に伝わりだんだん形骸化しスポーツ化してパン食い競争に変化した
でも臥薪嘗胆は復讐のプロセスを踏襲することに本来の意味がある
そこでこんにゃくつるしの洗礼と言う臥薪嘗胆のメタファーを経て、お化けという死者の支配する世界、タナトスの淵へと踏み入り
（これは決まって一人です復讐とは他人とは分かち合えない孤独な死の淵への道のりである上に、神話や伝承を参照しても冥府への旅は決まって一人です人は一人で死ぬのですから）
そして目的地に何かを置く、もしくは取って帰って来るこれは復讐の暗喩でありここでワンセットなんですね、
目的の達成でゲームを打ち切らずに、目的の達成を内包させるという
パン食い競争のようにゴールに到達するだけでなく形のある何かを残すことで本来の意味を取り戻してるんです、奥深いですよね

本来なら同じ模様のカードが２枚ずつあってスタート時にランダムで引いて
トンネル内で同じカードを取ってくるんだけど
間違えてとるわけが無いのにＫ田のカードだけ無かったらしい
それでＫ田は周辺を探したらしいんだがそもそもケースに入れてあるカードが
無くなるわけなく諦めて公園まで帰ってきた


遅くてすまんな

いいよ、考えながら書いてんだろ
それでそのペースなら早い方だよ

どっきりや

でもそのトンネルは昼間でも薄暗くて夜なんか足元すら見えないくらいで
特に出口以降は言葉通り暗さで何も見えないくらいだった
そのＫ田って奴は懐中電灯もなしにトンネル内と出口より向こうを探したらしい

電気持っていかずどうやってカード探す気だったんだよアホの子か

一応その場で手持ちのカードを確認したけど持ってる奴は全員間違えてないし
始める前に確認したので可能性を考えるなら誰かが隠した
けど最終的にはバレルと思う

K田って奴はって、クラスメイトにちょっと酷くない？

>>41
結構天然でスタートの時も持って行けと行ったがなぜか持ってかなかった
これが中二病なのか

で、本人にあの暗さでどうやって動いたのか、なぜ出口に行こうと思ったのか
諸々聞いたが本人は「さぁ、なんでだろうｗｗｗ」とかいう始末
割と本気で幽霊化なんかに憑かれたんじゃないかと思った

Ｓ田がなんかやばいから中止しようといったので
光る奴とカードを回収して帰ろうとした

>>44
単に文章力の問題、悪気は無い

それでみんなで回収しにトンネルに行ってカードを回収
Ｓ田がケースを確認したら本当にＫ田のカードだけが無かった
なくしただけかと思い周囲を軽く散策したけど元々用途が不明なレベルの
トンネルなので落書きすらなかった
ひと段落して帰るかと思ったときに数名が悲鳴を上げた

先頭と最後列だけはやだなこういうの

悲鳴を上げたのはトンネルの出口側に立っていた奴らだった
何事かと思ったらそいつらが「光る玉が二つ浮いてた」って必死に話してた

一応下ネタではない

そいつらが言うには振り向いたら光るタマが浮いていたらしい
今だから馬鹿らしいけど当時は真剣に光るタマタマについて考えていた
だけど人が重なって見えなかったせいか俺や最後尾あたりは見てない
出口側を見てもひたすら暗闇が続いてるだけだった

熊やね
通りすがりの熊の目にライトが反射したんだろう
それかタマタマ飛んでた光るキンタマやね

その時はもう持参物は回収してたので帰ろうとした
そしたらなにを思ったかＫ田君が出口の向こうに言ってみないか？
と言ってきた
もちろん俺は反対したしタマタマ見た奴らはさっさと公園に戻って行った
だが見てない奴は好奇心に負けたのか行きたいといった
みんなで行けば怖くないと思ったんだろうな

男の子はキンタマとか大好きだもんな

俺も最初は反対したが中二メンタルとみんなで渡ればｒｙで怖さ軽減
Ｋ田に導かれるままホイホイ着いて行ってまった

進んでいくに連れてライトの光以外なにも見えないくらい暗くなり
進むだけで一苦労だった
でも、なぜかＫ田はライトを持っていないのに俺たちより前をグングン
歩いていった
俺たちは誰一人そのことを疑問に思わずむしろ「Ｋ田さんマジパネェッス」
状態だった

K田なんて最初からおらんかったんや

どうにか出口まで抜けた
そこは山の中だから当然出口の向こうも山だった
しばらく周りを照らしながらみんなで輝きを放つタマタマを探した
当然都合よく見つかるわけもなく飽き始めてそろそろ帰ろうかと思い
トンネルの入り口の方を見た
だがおかしかった
明かりがまったく無かった
今いるトンネルのしたには直ぐに住宅地があって多少なりとも明るいはずなのに

でも案の定俺は馬鹿だったので相変わらず暗いな〜と思うだけだ
Ｋ田も満足したのか帰ろうと言い公園に戻った

追いついた

そして誰もいなくなった

さｓっさとしてくれたまえ

公園に戻ると幸運にも光るタマタマを拝めたグループがなぜか怯えていた
またなにか見たらしい、タマタマの次はなんだと

そいつらが言うには「こんなタマタマが飛び交うようなトンネルにいられるか！」
俺たちは公園に戻るぞ！」と戻ってタマタマについて語ってると
トンネルがある方に赤い服を着た少女が歩いていったと
どうせ俺たちを脅かすために俺のネタを使ったんだろうと思ったが
そいつらが見た少女と俺の見た少女の特徴がよく似ていて
俺が口にしてない部分まで一致していた　　例：茶色の革靴（俺は言ってない）

ふたなりか

Ｋ田やＳ田は信じてなかったが少女を見た俺やモブはこれには苦笑い
そのあと皆で記念写真を撮って無事に帰宅です

お疲れ様でしたー

我ながら書いてみたら作り話みたいだｗ

質問があればどうそ

なければお疲れ様です

おわりだと

オチは？

作り話ならここから怖い展開があるかもしれないけど一応実話なんでこんなもんですｗ

こんなつまらん話に付き合ってくれてありがとうございます

あれ？最後に誰もK田とか知らねぇよ！とかじゃないの？
K田はマジでただの不思議ちゃんなのか

このあとK田が死ぬんだろ

Ｋ田に首吊りの人が憑依して俺たちをあっち側に連れて行こうてしていたのだ･･･

こんなもんでそうでしょう

ちなみにタマタマ熊の目説はたぶん違います
至近距離でタマタマを見たらしいんで

結局何人で行って何人で帰ってきたの？

>>63
だまってればモテるって言われるくらい喋ると変な奴みたいな
でも面白いしいい奴ですよ
Ｋ田に関しては憑依されてたんじゃないかと思う
そんなに幽霊は信じてないけど

赤いワンピースって本当に染色だった？
白い所とかなかったかな？
玉っていうのは霊魂ｐっぽいな。

>>66
三年前のことなんで詳しくは覚えてないけどクラスがちょうど40人だから
その半分の約２０人の男子です
もちろん帰りも行きと同じ21人です
見たいな展開じゃないから面白くないんですよね

トンネルで首吊りってどうよ

>>68
ほんとに立派な真っ赤、ベタだけどホラー映画に出てきそうなくらい赤い
白いところはなかったかな
やっぱりベタだけど肌は死人みたいだった、THE顔色悪い人

>>70
トンネルって言っても車用じゃなく歩行者か自転車専用みたいにちいさいやつ
それと森だから当たり前だけど首吊りに手頃な木はいっぱいある
トンネル抜けて直ぐのところに不自然に枝が曲がった木があったし

これは後日談なんだが去年同じトンネルに肝試しで行ってきたけど
なんか暗さがましてるっぽかった、木が生長したせいかな?
それと一応近くに病院あります

トンネルの出口付近に住宅街
入り口付近に公園
トンネル自体は山の中
トンネルの上は高速道路

どういう構造だよ

高速道路は普通に山の中に通っててその山の直ぐ下に病院やら住宅がある感じ
結構坂が急な地域でコンビニとか近くになくて大変らしい
山に無理やり住宅地を建てたとしかいえない

自殺した女性と、赤い服の少女と、タマタマって何か関係性ある？
タマタマの付いた少女の霊ってこと？

自殺した女性が本当に居たのかすら分からないくらいなので詳しいことは分かりません
もっと調べればよかったんだけどね
タマタマは世間的に人魂？が一番近いのかなーと
俺が見たのは少女だけ何でなんともいえない

来年は原爆ドーム付近を写真取りながらスレで実況しようかなーなんて
写真を撮ったらホイホイ写るとか写らないとか