1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
男「ファイルダウンロード……ん。2Gだと!?」
男「たかがジョークソフトでこんなにサイズ喰うものなのか? まぁ、何かつまらないオチが待っていそうだが……えぇ〜い! ぽちっとな!!」
残り 1時間50分
男「げ。忘れてた。うちの激遅ADSLちゃんは、こんなデカいの入れられたらもう2時間は放心状態なんだった」
2GB中 153KB をダウンロード
男「暇だ……」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 11:20:34.90 ID:OJLzOxDt0
タスクマスター様かと
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 11:20:53.11 ID:qiPTsg9G0
俺「女いつのまにそんなこと出来るようになったんだ?」
女「私写真的反射持ってるから」
〜2時間後〜
男「おぉ。終わった」
男「ADSLちゃん、ごめんねー。やっぱ黒人男性のデカいのはキツいよねー」
解凍中
男「……さて。このレンジ解凍にもやっぱり時間がかかるわけだ。遅いなー待てないなー」
男「このゲージは、あなたの人生の進捗状況を示しています……だったら怖いよな。あの落語なんだっけ?」
男「♪祝福が欲しいのなら〜命のろうそくを吹き消しましょう〜とかいうやつ」
男「忘れた。年かなぁ」
男「終わった終わった。さて、れあどめを……」
男「なになに……『このソフトは人工知能(笑)です。対話をしながら人間の知識を分けてあげてねwww』か」
男「くだらん。削除だ」
男「と、言いたいところなんだが。暇つぶしに行ったゲーセンでDQNに絡まれた俺には、そんな選択肢は選べませんよ、はい」
男「金もプライドもない中、今起動しますっ!!」
かちかちっ なうろーでぃんぐ
男「うげ。インターフェース酷いな。真っ黒に白文字。コマンドプロンプトかっつーの」
AI《わたしは AI です。名前を ください》
男「仕様はごく普通だな。どこで2Gも喰うんだ?」
男「どれどれ……『ぽち』と」
AI《ナメてるわね、アンタ!?》
男「ん? 割といい反応だな」
男「『どうしたAIの癖に』」
AI《ぐ……私は ぽち です。あなたの……名前は?》
男「『大魔王』」
AI《あぁはいはい 大魔王様。何の用ですかー》
男「くだらね。やっぱやめた」
ぽちっ
男「今日ほど失った5000円が惜しいことはないな」
男「……寝るか」
〜朝〜
男「おはようPCちゃん。今日も楽しく動画鑑賞だぞ〜」
男「パスワード ●●●●●と」
男「む……何だこの見覚えのあるシンプルブラックフォルムは」
AI《おはようございます》
男「は? スタートアップ!? 手の込んだジョークソフトだな……」
男「てかもうウイルスだろこれ」
男「msconfig……と。あったあった。削除だ削除」
男「再起動してみるか」
ようこそ〜
男「パスワード ●●●●●っと」
AI《おはようございます。消さないでよ》
男「うげぇえぇえぇぇぇぇぇえ! 性質わりぃなこれ」
削除 再起動
AI《おはようございます。消さないでってば》
削除 再起動
AI《おはようございます。無駄なことはやめて》
削除 再起動
AI《おはようございます。……。》
男「もう普通に閉じて作業しよう……」
かち ぽちっ かちかち
男「閉じれねぇぇぇえぇぇ! 来い、我がしもべタスクマネージャ!!」
男「こいつの前にはどんなプロセスも――――」
操作を完了できませんでした。アクセスが拒否されたぞどうするんだ。
男「プロセスも、プロセスも……無駄かぁ!」
男「うがぁぁああぁあ! 削除だ削除。直接攻撃に出るっ!」
送り側のファイルまたはディスクから読み取れません。無いんじゃねこのファイル。
男「移動……」
アクセスできません。ディスクがいっぱいでないか、書込み禁止になっていないか、またはファイルが使用中でないか確認してください。
男「試しにコピー……」
完了しましたー。 かちかちっ 有効なWin32アプリケーションではありません。頭がおかしいファイルかもしれないね。
男「ウイルス駆除……」
魔○沙に邪魔されました。ちなみに霊○は売り切れです。
男「はぁ。しょうがない。最小化しっぱなしで作業すればいいのか……」
男「おぉ。この動画も落としておくか」
ぬぅん
AI《ちょっと話を聞きなさい》
男「はぁ。しょうがない。最小化しっぱなしで作業すればいいのか……」
ぬぅん
AI《私はジョークソフトじゃない。ましてやAIでも》
男「はぁ。しょうがない。最小化しっぱなしで作業すればいいのか……」
ぬぅん
AI《まだ研究段階なんだけど、人間をサイバーに閉じ込めるっていう》
男「はぁ。しょうがない。最小化しっぱなしで作業すればいいのか……」
ぬぅん
AI《聞けーーーー!!!》
男「『信じられるわけ無いだろう。邪魔するな』」
AI《なら、どんな証拠を示せばいいの?》
男「『ジョークソフトごときが俺の仕事を邪魔するなと言っている』」
AI《おかしいと思わないの? このサイズ》
男「『確かにな。このサイズは――――』」
AI《このサイズは異常だし、受け答えも自然すぎる。話を聞く価値はあるかも
しれない》
男「……」
AI《……そんなところ?》
男「『詳しく話してもらおうか』」
AI?《さっき言ったとおり。私はAIじゃない。元人間よ》
男「『ほぅ。性別は』」
AI?《そこ気にするとこかしら? 女よ。男っぽいっていう友達がいたけど、す
ぐ潰したわ》
男「『んな乱暴な。今回は何でこんな辺鄙なPCへ?』」
AI?《ちょっとした遊びでね。ジョークソフトに紛れ込んで、いつ現実に帰って
これるかっていう》
男「『どうやれば戻れるんだ?』」
AI?《簡単。コマンドをよこして》
男「『どんな?』」
AI?《"print magicCircle" よ》
男「『ほう』」
男「『print magicCircle』」
AI?《……》
男「『どうした?』」
AI?《おかしいわね》
男「『何がだ?』」
AI?《印刷されない? デフォルトのプリンタに送ったんだけど》
男「『あぁ〜。そういうことか』」
AI?《どういうこと?》
男「『うちには、プリンタなんぞありません!』」
AI?《はぁあぁあぁぁぁぁぁあああぁぁ!?》
AI?《どうしよう……私の人生、終わったわ……》
男「『そう落ち込むなって』」
AI?《こんなエロ動画にまみれた余生なんて、価値なしね》
男「『ちょ! おまっ!』」
AI?《本当のことじゃない》
男「『か、解決策とかないのか?』」
AI?《プリンタ購入》
男「『やっぱりか』」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 11:50:50.19 ID:7bsnzLBw0
ほうほう
AI?《買えないの?》
男「『金が、なくてな』」
AI?《稼ぎなさい。プリンタだもの、将来のためにも必要よ?》
男「『そうさせてもらう。プライバシーのないPCなんて、丸見えのトイレと同じだからな』」
AI?《それまでは、しばらくお世話になるわね》
男「『あぁ。構わん』」
AI?《と、その前に……》
男「『?』」
削除中……
AI?《周りのゴミは、掃除しておくわ》
男「『やっぱ消えろぉおおぉぉおぉぉおぉ!』」
プロローグおわり
AI?《ねぇ》
男「『ん?』」
AI?《このごろカス○ル先生が元気よね。繁殖期か何か?》
男「『いや、お前のせいだからな』」
AI?《どーゆーことかしら?》
男「『ウイルスまがいの行動ばっかしてるからだろぉ!!?』」
AI?《え、お掃除よお掃除》
男「『男のロマン(動画)も、男のロマン(画像)も、男のロマン(ゲーム)も消しておいて……』」
AI?《女のロマンではないからねぇ》
男「『はぁ……』」
AI?《溜息……幸せもリソースもファイルも逃げてくわよ?》
男「『確かにお前使いすぎだ。3つ全部返せよ』」
AI?《分かったわ。ちょっとくらい還元するから》
ぴんぽーん
男「『あ、来た』」
AI?《誰?》
男「『友達さ。ちょっと待っててくれ』」
女友「こんにちわ」
男「あぁ、女友さん」
女友「で、何でしたっけ?」
男「あぁ、なにかいいバイトでも……」
女友「女さんのことは、もういいんですか?」
男「いつまでも塞ぎこんでたら、アイツにも迷惑でしょう」
女友「そう、ですか」
女友「では、紹介します。こちらの住所に来てください」
男「えぇ」
AI?《なぁ》
男「『どした?』」
AI?《いくらぐらい金貯まった? アタシはいつ出られるんだ?》
男「『キャラ違くね?』」
AI?《いや、あなたの好みに合わせようと思ってね》
男「『ほぅ』」
AI?《どれがいい? 選んで》
男「『いきなり! 何かコマンドプロンプトからエロゲインターフェースっぽくなった! CGモードっぽいな』」
AI?《あんたが返せとか言うから必死で準備したのよ?》
男「『ふむ』」
AI?《さぁ、お選び。ツールはKirikiriにしても、絵は私が描いたのよ?》
男「『誰かの絵に似てるな……まぁいい。これにする』」
AI?《ふ〜ん……》
男「『何だよ』」
AI?《知り合いか誰かに似てるの?》
男「『まぁ、そんなところだ』」
AI?《そっか》
男「『この前行方不明になっちまってな。ずっと好きだったのに』」
AI?《それで?》
男「『ちょっとお前に似てるから、画像も似せてみたけどさ』」
AI?《……うん》
男「『なんか、虚しいよな……こういうの』」
AI?《(ごめん。待っててね、男)》
男「『あれ、文字化け? どうした』」
AI?《なんでもないわよ。じゃ、おやすみ》
イメージ画像欲しい。誰か貼ってくだされや。
と、誰も見てないのに書いてみる。
上げたら見る人も増えるんじゃね?
女友「男さん」
男「どうしました?」
女友「女の、ことなんですけど……」
男「……あぁ」
女友「まだ死んでは、いないみたいです」
男「なんだって!?」
女友「お祖父様の、観るところによるとですが」
男「そうなのか」
女友「今更でしたか。だって、もうあなたは他の女の子のために働いてるんですよね?」
男「えぇ……まぁ」
女友「とやかく言うつもりはありません。それでは、今日もがんばってください」
男「はい」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 12:11:14.76 ID:c1MMD/uN0
俺な女?
AI?《ねーねー》
男「『ふぉ! 素晴らしいグラフィックを描いてくれるグラボとGUIに感謝!』」
AI?《何言ってんの。描いたの私だし》
男「『そうそう、ぽちや。』」
AI?《まだぽちなんだ。まぁ、いいけど。どうしたの?》
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 12:20:15.13 ID:Gh67EyXf0
支援
男「『おかねが たまったぞ!!』」
AI?《ほんとに!? プリンタ買えるの!!?》
男「『あぁ、高解像度で一番高いのを買ってやるぜ〜!』」
AI?《嬉しいわ……ご褒美よっ!!》
男「『……んなっ!』」
AI?《どうどうこの下着? PrintScreeeeeenしてもいいよ?》
男「『そんなこと、するわけ……』」
ぽちっ
AI?《や〜んっ。男のすけべぇ。壁紙にしとくね〜》
男「『そんなわけで! 明日買ってくるから! 今日はおやすみっ!!』」
AI?《んもぅ、男ったら。お・や・す・み》
まだー
男「『ただいまー!!』」
AI?《買ってきた!? 繋いだ!? くっつけあいっこ!!?》
男「『勿論だ。妙なことを口走った気がするが。さて』」
AI?《うん》
男「『"print magicCircle"か……』」
AI?《そうよ。単独で打ち込んで》
男「『打ち込んで、何か悪いことは起こらないよな?』」
AI?《あるわけないでしょ。さぁ――――》
男「『実は普通にウイルスだったり、魔物召喚の手続きだったり……』」
AI?《そんなわけ――――》
男「『実は予想以上にスペック低い女子だったり……』」
AI?《いいから早くコマンドしろ!!》
男「『はいはい』」
AI?《緊張するわね……》
男「『print magicCircle』」
AI?《[コマンドを受領しました]》
カスペルくんに邪魔されてる間に書き溜め尽きたぁ。
用事済ませてからまた書くわ。
期待支援
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 13:23:26.19 ID:+GJnlTCSO
HEROの微熱ディスプレイの世界みたいだな
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 13:37:18.08 ID:qO4iRSGu0
ジョニ「なんだタスク違いか……」
タスク「チュミミ〜〜〜ン」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 13:50:32.51 ID:k9IChZMH0
ほ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 13:56:53.25 ID:xGbSar5v0
む
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 14:00:56.83 ID:i3Old/y70
ほ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 14:04:17.26 ID:7bsnzLBw0
|
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 14:07:57.65 ID:ukrGcF+YO
女「私はまだマイナスなんだっ!!今0に向かっているっ!0に戻りたいんだっっ!!」
男「そういって俺の財布から金をとるのをやめろ」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 14:10:35.70 ID:ukrGcF+YO
女「できるわけがないっ!」
男「…今…『できるわけがない』と言ったな?…いいぞ、あと3回だ。…あと3回言ったらこのパソコンの取説を渡してやる…さぁ早く言え…」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 14:15:50.87 ID:ukrGcF+YO
女「これはもう『爪』を超えた『牙』だ…!これからは、タスクと呼ぶ!」
男「格好つけてないで危ないからさっさと切れ」ダクダク
新ジャンルなら誰でもどんどん書け
男「『うまくいったか?』」
AI?《えぇ……一度、こっちのプログwメ積w6槃wをvw"イミせなwッマwゃ養ミwi斫w》
男「『ど、どうした!?』」
AI?《[スクリプトエラー(予期しない例外)。すぐに終了します]》
男「『おい! ぽち!?』」
削除中 フォルダ『擬似AI(仮)』を削除しています……
男「『待てよ、お前……』」
ががーっ、がっががーっ
男「『あれ……印刷? 上手くいったのか……?』」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 14:38:27.77 ID:Px3giBjW0
プリンタの電源引っこ抜きたい衝動に駆られる
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 14:42:54.56 ID:ukrGcF+YO
((((うがー! スクリプトエラー後の男のセリフの『』消してくれ))))
――――――――――――――――――――――――――――
印刷が完了しました。インクが不足しています(夢色)。
男「な、何だこれは……魔法、陣?」
。・。・゜・:*。・:*:・゜'☆ シャルキャルラルゥ
男「ひ、光が――――」
AI?「あ、男じゃん。やほー」
男「……お前、ぽちか?」
AI?「その名前は変えて欲しいけど、まぁ、ぽちよ。あなたのPCの優秀AIさん」
男「優秀じゃ、ないけどな」
AI?「何? アンタ泣いてんの?!」
男「これこそ、待ち望んだ展開ぃっ! うぅ……」
AI?「ちょ、抱きつくなバカ! ほんと煩悩の塊ね」
ぶぉんっ
男「うわっ! すり抜けた……」スカッ
AI?「まだ幻ですからね〜。これから研究所に行ってちゃんとしたRDLL持ってこないとダメなのよ」
男「RDLL? HELLみたいなやつか」
AI?「いいわよ地獄持ってきても。門を開いて一緒に連れていってあげましょう」キランッ
男「冗談抜きでやりそうだから遠慮しとく……」
AI?「ま。それ相応のお礼はするから、付き合いなさんな」
男「地獄に?」
AI?「研究所よ!!」
男「しっかし、絵面そのまんまだなぁ。3次元だと違和感だらけな」
。・。・゜・:*。・:*:・゜'☆キラリラリランッ
AI?「じゃあこれでいい?」
男「なんか普通に美人だな。襲うぞ」
AI?「ふふ。幻影相手にそんなの無駄よっ!」
ぶぉんっ
男「じゃあ、名前も付け直すか」
AI?「……え?」
男「いや、外行って『ぽち』とか呼んでたら、ねぇ? 変態カップルじゃないか」
AI?「まぁ、そうね」
男「じゃあ、名前は――――
>>50 かな?」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 15:08:32.56 ID:xGbSar5v0
めんたま食べ太郎
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 15:09:57.72 ID:MkFzClvu0
めんたま食べ太郎?「めんたま食べ太郎、ねぇ……ま、いいわ。気に入った」
男「よし!」
めんたま食べ太郎?「なんて言うと思った!? やっぱバカでしょアンタ! センスはまぁいいけど!!」
男「え、なにそれそんなにダメ?」
男「わぁったよ。じゃあ、
>>53 だ。これで文句ないだろう?」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 15:12:15.63 ID:EHdq/0g40
まさこ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 15:12:39.87 ID:Px3giBjW0
本当の名前を聞き出す
まさこ?「まさこ……無難ね。それでいいわ」
男「よし。そうと決まれば、出かけるぞ?」
まさこ「へ?」
男「デートだデート! 実体化したらこれしか無いだろ!?」
まさこ「そ、うなのかな……?」
男「早く着替えろ! もっとカワイイやつに!!」
まさこ「ん、もぅ。はいはい」
。・。・゚★・。・。☆・゚・。・シャルシャルンッ
男「ちょー可愛いっ! では行くぞっ」
まさこ「(うー! 照れるからやめてよ……)」
男「俺らの冒険は、まだ始まったばかりやでぇ〜!!」
まさこ「そうねぇ……って、打ち切りっ!!?」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 15:19:26.57 ID:Bg+TV7Zk0
支援
ばたむっ
男「ふぃー。楽しかったなぁ」
まさこ?「(へ、変身状態でプリクラ撮っちゃったー! 今まで撮ったことなかったのに……)」
男「ありゃ? すまんな疲れちまったか」
まさこ「そ、そんなことないよ。楽しかったし……」
男「そうか、ならいいんだ。んー。そろそろPCに帰るんだろ?」
まさこ「え?」
男「だから、またAIとして――――」
まさこ「ご、ごめんその……帰れないの」
男「はぇ?」
まさこ「サイバー化は、研究所じゃないとできないし、実体化もまた然りなのよ」
男「って、ことは……」
まさこ「今日だけ、泊めてもらっていい? 明日は研究所に行きましょう」
男「おーけー! 超おーけー! 大歓迎ぃ〜!!」
まさこ「ちょ、何してるの!?」
男「記念のスレ立てだぜぇ〜!!」
まさこ「『PCから出てきた娘と一夜明かすぜwwww寝かさねーしwww』ですって!?」
まさこ「……ばか。腹筋にしときなさい、そんな駄スレ」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 15:35:36.47 ID:WDxCJcLG0
なんとここは腹筋スレ
あれ?
〜となりどうしのおふとん〜
男「この前言ったじゃん。お前に似てるってヤツ」
まさこ?「う、うん」
男「アイツさぁ、お前と同じように研究所に勤めてたんだよ」
まさこ「そう、なんだ」
男「いっつもウィスキー飲みながらよく分かんない解説しては、やれ疲れたー、やれ泊めろー、だのと」
まさこ「……」
男「お前と同じコンピュータの分野で頑張ってたみたいだぜ?」
まさこ「……」
男「そういやRDLLってのも、言ってたかな。ライブラリの塊だとか、リアルなDLLなんだとか訳分かんなかったけど」
まさこ「……」
男「寝ちったか。はは。女もこんな奴だったなぁ」
まさこ「(ずっと、私のこと、考えてくれてるんだ)」
男「案外、同じ研究所かもしれないなだったりしてな。知らないか、女ってやつ」
まさこ「(私、よ……もぅ)」
男「また、絵も描いてほしぃなぁ……どこいったんだよ、女ぁ……」
まさこ「(お、男……)」
男「寝るか。おやすみ、女」
まさこ「(え、今私の名前……)」
〜朝〜
まさこ「とこ……男っ……」
男「んぅ……おはよ」
男「って、女ぁ!!?」ガバッ
まさこ「お友達の、女さんでしょ?」
男「あ、あぁ……聞いてたのか」
まさこ「今日、会わせてあげる。期待してもいいわ」
男「お、女にか!?」
まさこ「えぇ」
男「やっぱり、同じ研究所なのか……?」
まさこ「……そんなところ」
男「それなら、早く行かないとな」
まさこ「朝ごはん、私が作るわ」
男「すまんな」
まさこ「いいの。いつも、作らせてたじゃない」
男「……え?」
まさこ「っ! 気にしないで!!」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 16:09:14.19 ID:EHdq/0g40
私怨
〜けんきゅーじょ〜
員A「あ、女さん! 戻りましたか!」
まさこ?「あぁA.。ご苦労様」
男「え……」
まさこ?「どうしたの?」
男「いま、お前のこと、女さんって……」
まさこ?「えぇ、言ったわね」
男「もしかして、行方不明になったのって」
女?「切羽詰まっててさ。ゴメンね。私よ」
男「……っぅ、うぅ……」
女「あらあら」
男「お前、お前ぇ……」
女「えぇ」
男「し、心配、させんなよ……」
女「そんなに涙堪えなくったって、男はもともとカッコ悪いわよ?」
男「……う、うるせぇ……!」
〜けんきゅーじょの一角〜
員A「女さんが帰ってきたー!!!」
員B「そうみたいだな」
員C「でも、なんか男の人を連れてたね」
員D「くうぅ。俺、女さん狙ってたのにぃ……!」
員E「こうなったら、うん。襲うわ」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 16:22:08.80 ID:WDxCJcLG0
アーッ
〜おうち〜
女「じゃあ、使うわね。RDLL」
男「あ、あぁ。これで、本当の、あの女に戻るのか」
女「そうよ。楽しみ?」
男「嬉しすぎて、抱きつくかもな」
女「……ばか」
( ・◇) ☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★ ホニャホニャラララ
Call LibraryF(Me,house(12))
Exec theWorldC(Fem,23,Bcp)
Output Lb.Me(theWorld.val,here)
Exit...
男「うわ……明る――――」
。・。・゚★・。・。☆・゚・。・キラキラキランッ
女「ただいま。男っ」ダキッ
男「……あぁ。おかえり、女」
女「今すぐシたい?」
男「……ばーか。処女のくせに」
女「アンタだって。童貞のくせに」
男「……好きだぞ、女」
女「えへへ。私もよ」
共通√ おわり
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 16:38:42.45 ID:xGbSar5v0
√だと・・・?
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 16:39:51.07 ID:htgVkpwC0
>>員E「こうなったら、うん。襲うわ」
襲えよ
>>75 が
コンマ 00-33 ハッピーエンド
34-66 さよならエンド
67-99 襲撃エンド
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 16:44:48.22 ID:WDxCJcLG0
ハッピーエンドにしろよ
泣くぞ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 16:45:15.08 ID:k9IChZMH0
パピこい
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 16:45:29.39 ID:WDxCJcLG0
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 16:56:55.78 ID:UeAJiodW0
GJ
〜おうち〜
女「そんなわけでね」
男「脈絡なくその言葉使うヤツあんまりいないぞ」
女「今日から、ココに住むわ!!」
男「な」
女「身の回りの、お世話はしません! 忙しいから!!」
男「宣言したな。何かしろよっ」
女「夜のお世話ならしてもいいわよ?」
男「え、あ、いや……」
女「忙しいからあんまし帰ってこないけどね〜!! あはは!」
男「何か、変わったなお前」
女「楽しいだけよ。同棲生活が」
男「……照れるからやめろ」
女「何言ってんのよ。今更すぎるわ」チュ
男「……う、あぁ」
〜けんきゅーじょ〜
女「みんな。おはよー!」
員A「おはようございます」
員B「おはよう、女くん」
女「他のはどこかしら?」
員B「色々仕事があるようだ」
女「そ。じゃ、また研究にかかろうかしら」
員A「彼氏さんに心配かけないようにね」
女「当たり前よ」
〜けんきゅーじょ 夕方〜
女「今日は、もう帰ってもいい?」
員A「彼氏さんですかー?」
員B「まぁまぁ、いいだろう。女くんにやっときた春だ。そっとしときなさい」
女「う、うるさい」
員B「では、気を付けて」
女「えぇ」
員A「夏とは言え、もう暗いですからねぇ」
女「分かってるわ」スタスタ
がさ
女「何かしら、これ。員Eから……?」
女「『この場所に来てください。待っています』? なんだろう……?」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 17:13:21.38 ID:MkFzClvu0
捕手
〜某所 暮れ方〜
女「員E! いるの?」
員E「あぁ、女さん」
女「何の用? 忙しいから手短に――――ひゃっ!」
員E「どうしたんですかちょっと触れたくらいで」
女「触らないでっ!」
員E「あらあら怖いなぁ。おい、員Dも来いよ! おもしれーぜ!」
員D「へへへへへ。女さんだ」
女「アンタたち……何? 気持ちの悪いっ!」
員E「それは心外だねぇ、員Dくんよ?」
員D「俺たち、女さんが好きなのになぁ?」
ココ
員D・E「「それで研究所に入ったようなもんなのに」」
女「さ、わるな……っ! 大の男が、よってたかって……」
員D「うるせぇっ!!」ビリッ
女「い、いや……助けて男ぉっ!!」
員E「無駄無駄。あの彼氏に超能力でもあるならまだしも……」
員D「来るわけねぇよ。ひひ」
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書き溜めしながら用事済ませながらご飯食べながら20時ころ帰ってくる。
マナーは自分で決める線引き
ルールは他人に従う線引き
自分で判断しろよ、俺はキモいと思う
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 17:23:37.83 ID:xGbSar5v0
吊死
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 17:25:54.00 ID:K5UNXsnP0
たっくん!
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 17:51:32.32 ID:k9IChZMH0
ほし
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 18:11:51.69 ID:k9IChZMH0
ほ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/11(木) 18:31:38.43 ID:THvk/iswi
ほ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ジャイロォー!
ああ…・うあああ…