（　＾ω＾）バッテリー('A`)のようです２

第一話http://logsoku.com/thread/raicho.2ch.net/news4vip/1297178549/

（　＾ω＾）「大変だお！大変だお」

(;'A`)「なんだようるせぇなぁ」

　そう言って、ドクオはどくどく流れ出る精子をぬぐった。

（　＾ω＾）「ショボンが死んだお」

(;;'A`)「大変だああああああああああああああああああああああああああああああ」

どっちがピッチャーだ？

('A`)「それで、何で死んだんだ？」

（　＾ω＾）「事故だお」

('A`)「あのショボンがねぇ、追突されたとかか？」

（　＾ω＾）「いや、どうやら突撃したらしいお」

('A`)「突撃？」

（　＾ω＾）「崖に」

('A`)「崖にか」





(ﾟAﾟ)「崖に！死ぬやん」

(ﾟAﾟ)「崖に！死ぬやん」

(;'A`)「おいおい……なんでまたそんなことを」

（　＾ω＾）「昨日の夜なんだけど、
　　　　　　　なんかブレーキが効かなかったらしい」

('A`)「おいおい、なんで昨日の夜の事にそんな詳しいこと知ってるんだよ？」





(ﾟAﾟ)ooO(はっ、まさか！)

(ﾟAﾟ)ooO(殺したのか！ブーン！恐ろしい子！)

（　＾ω＾）「実は死ぬ寸前というか最中、ツンが電話してたんだお」

('A`)「なんだ、ツンがか」

（　＾ω＾）「どうやら、ブレーキが効かない、ブレーキが効かないって叫んでたらしいんだお」

('A`)「整備不良か、ブーンも気をつけろよ」

（　＾ω＾）「おっお、ブーンのはまだ新車だから大丈夫だお」

('A`)「しっかし、どこで死んだんだ？」

（　＾ω＾）「どうやら山の中らしいお」

('A`)「ん？もしかしてフェード現象かな？」

（　＾ω＾）「フェード現象？」

('A`)「簡単に言うと、ブレーキが効かなくなる現象のことだ」

('A`)「問題です。ブレーキってのは、運動エネルギーを何に変えてる？」

（　＾ω＾）「お？」










（　＾ω＾）「……」

わからん

化学？

('A`)「わからないか？」

（　＾ω＾）「ちょっと待ってくれお」

（　＾ω＾）「自転車だとはさんで物理的に止めてるし、モーターだと逆相の電気を流して止めてるお」

('A`)「うん、自転車でいいよ。運動エネルギーを何エネルギーに変えてる？」









（　＾ω＾）「いや、わからんお」

お熱

違った熱か恥ずかしい…

('A`)「熱エネルギーだ、高速で稼動してるもの触って止めようとすると熱もつだろ？摩擦熱だ
　　　つまり、ブレーキをかけるってのは運動エネルギーを熱エネルギーに変えることなんだ」

（　＾ω＾）「なるほどだお」

('A`)「つまり、ずっとブレーキを踏んでると、摩擦でどんどん熱が上がってしまい、
　　　これ以上あがらないってことでブレーキが効かなくなってしまう」


('A`)「正確には摩擦材が過熱し材料によって決まる温度より高くなると極端に摩擦係数が小さくなり、その結果ブレーキが効きにくくなる。
　　　熱が逃げにくい構造のドラムブレーキに発生しやすいが、ディスクブレーキや乾式のクラッチディスクでも発生するんだ」

（　＾ω＾）「産業で」

('A`)「坂道等で長時間
　　　ブレーキを踏んでると
　　　ブレーキが効かなくなる」

マサチュー

（　＾ω＾）「把握だお、早速ツンに教えてあげるお」

(;'A`)「流石に不謹慎だろ」

（　＾ω＾）「ツンは自分が電話してたせいでショボンが死んだと思って
　　　　　　　塞ぎこんでたんだお」


（　＾ω＾）】トゥルルルルルルル

（　＾ω＾）「何言ってるかわからんから今から来るって」

('A`)「俺はまた同じ説明するのかよ」

('A`)(´；ω；｀)（　＾ω＾）

原理は初めて知った
ためになるな

ギア

　三分後

（　＾ω＾）「遅いお」

ξﾟ�听)ξ「ドクオ、久しぶり」

('A`)「久しぶり、何か目が赤いぞ」

ξﾟ�听)ξ「実はショボンがね」

ξ;��;)ξ「死んじゃったの……多分、私と電話してたせいで」

（　＾ω＾）「ツンのせいじゃないんだお」

ξ;��;)ξ「私のせいよ！気休め言わないで！」

（　＾ω＾）「ドクオ先生お願いします」

('A`)「うんたらかんたら」

ξﾟ�听)ξ「フェード現象か、そんなのあるんだ……ありがとう、ちょっと気が楽になったわ」

（　＾ω＾）「そういえば、ツンはなんでショボンに電話してたんだお？」

(;'A`)「おまっ」

ξﾟ�听)ξ「実は車を擦っちゃって、何かいい方法ないかしら？と思って
　　　　　修理すると高いでしょう」

('A`)「ん？どこだ？」

ξﾟ�听)ξ「ここよここ」

('A`)「あー、これくらいなら大丈夫だよ、ちょっと待ってろ」

('A`)「用意するのはうすめ液、仕上げ用コンパウンド、樹脂剤入りの傷消しワックス、ティッシュペーパーだ」

('A`)「こういう白くなってるキズはほとんど相手の車の塗料が付着してるだけなんだ」

('A`)「まずはペイントうすめ液だ。これを使う。
　　　雑巾につけてふけばいいさ」

ξ;ﾟ�听)ξ「あら？」

ξ;ﾟ�听)ξ「あらあら？」

ξ;ﾟ�听)ξ「あらあらあら？」

（　＾ω＾）「みるみる落ちていくお」

で、野球編はいつ開始

('A`)「ちなみに、これでも落ちなかったらラッカー薄め液を使えばいい」

('A`)「ただし……」

（　＾ω＾）「イケメンに限る……かお？」

ξ;ﾟ�听)ξ「じゃあ二人ともダメじゃない」

('A`)「ｳﾂﾀﾞｼﾉｳ」

（；＾ω＾）「落ち込むなお」

('A`)「あー話を戻すと、薄め液を使う時は時々雑巾をチェックして自分の車の塗料が落ちてないか確認しながらやってね」

('A`)「次にコンパウンドをティッシュペーパーにとり、磨いていくんだ。
　　　このとき磨き傷を目立たなくするために、磨く方向は縦か横かどちらか一方向へ動かすのがポイントだ」

（；＾ω＾）「繊細な作業だお」

('A`)「樹脂入りの傷消しワックスをすり込めば終わりだ。
　　　通常のワックスがけと同じ要領で、縦、横方向へすり込んじまえ、3度くらい重ね塗りをすると、傷はほぼわからなくなります」

ξ;ﾟ�听)ξ「すごい！傷が綺麗になったわ」

「魔法だお」





ξ*ﾟ３ﾟ)ξ(;'A`)「完」（　；ω；）

一話で終わりかと思ったが続くのか
続けて

以上で第二話終わりです

>>25
完結できるようがんばります

乙
こういうの好き
野球かと思ってスルーしてたわ
続き楽しみー

塗装の話役に立った。ありがとう。

衆道とかアスファルトを武器にとか、ためになる系は面白い

乙

乙

おつつ

これは乙　次も期待