1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ストパンの世界に俺をいれてイチャイチャしようずwwwwwwwwwwwwww
っていうスレ
お知らせ
★壁殴り代行休業しました★
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 妄想を垂れ流すも良し、
||冬季休業中| 初SSにチャレンジするも良し
||_____| そこのキミも書いてみようぜ!
| ::|
_| ::|_
まとめWiki
http://www16.atwiki.jp/vip_witches/
4 :
氷男:2010/11/03(水) 16:00:36.40 ID:qJzBHtS00
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:02:28.25 ID:sBuW7+PFO
芳佳ちゃんとセックスできれば何でもいい
7 :
氷男:2010/11/03(水) 16:04:09.37 ID:qJzBHtS00
空いてるなら投下するが、前1のはあれで終わりなのか・・・?
なんか復活しそうな予感がしたが・・・
8 :
>>1乙:2010/11/03(水) 16:04:26.13 ID:iQA+nMsLO
前スレ
>>999から
ペリーヌ「し、死にましたの…?」
ミーナ「か、確認するわ」
ドキドキ・・・
俺「!」
ペリーヌ「動いた!?」
俺「生き…てる?」
俺「なるほど…」
ミーナ「きゃ、きゃあああ!」
バァン バァン バァン
俺「!」
坂本「なんだ!?何があった!」
ゲルト「ミーナ!」
ペリーヌ「み、みなさん!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:09:57.24 ID:iQA+nMsLO
ミーナ「な、なんで死なないの…」ブルブル
ゲルト「落ち着けミーナ!銃を捨てろ!」
ミーナ「あ…あっ…」ブルブル
ゲルト「宮藤!ミーナを医務室へ!」
芳佳「は、はい!」
坂本「お前はそこを動くなッ!」
俺「ビクッ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ばばあ言われただけでキレすぎだぞばばあ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:16:11.29 ID:qJzBHtS00
ミーナさん・・・そんなことで撃たないでください・・・
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:17:00.64 ID:iQA+nMsLO
坂本「尋問を始める」
ゲルト「貴様、何者だ?」
俺「人」
バキッ
俺「ぐふっ」
ゲルト「ふざけるな!名前と所属を聞いているんだッ」
俺「な、名前は俺。所属はない」
俺「それより善良な市民に手を挙げるなんて」
ゲルト「貴様!自分の状況がわかっていないようだなッ!」
目の前の女はまた拳を振り上げた。殴られるッ!そう思い、歯をくいしばる。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:23:29.77 ID:iQA+nMsLO
しかし拳は飛んで来なかった。もう1人の女が止めてくれている。
坂本「まあ、落ち着けバルクホルン」
坂本「俺と言ったか?すまなかったな」
こっちの女は優しい声で俺に話しかける。ムチの次は飴か?
坂本「で、あれはどういうことなんだ?」
坂本「お前は撃たれたのだろう?」
俺「……」
なんとか今日中に投下したいのだが、氷男さんの後に控えている人はいるのかい?
祝日人気すぎワロタ
17 :
男たちの最終回:2010/11/03(水) 16:28:59.40 ID:DIvuBxuh0
俺氷の次投下するつもり
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:29:39.78 ID:iQA+nMsLO
俺「…なかった」
坂本「ん?もう一回言ってくれ」
俺「撃たれなかった」
ゲルト「貴様!おちょくっているのか!」
坂本「バルクホルン」
ゲルト「っ…」
俺「撃たれた事をなかった事にした」
坂本「ほう…」
坂本「それはどういうことだ?」
俺「言葉どうりの意味だ」
>>17 了解。なら貴方の後に投下しようかな
日付が変わる前に投下できればおkだし
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:31:45.30 ID:tdR6aSmhP
オールフィクションwwwww
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:32:42.73 ID:tdR6aSmhP
あと細かいが「どうり」じゃなく「どおり」な
変換でも後者で「通り」って出る
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:33:03.46 ID:hD9skgNj0
球磨川wwwww
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:35:29.60 ID:6bPmC9ad0
過負荷ktkr
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:35:38.23 ID:iQA+nMsLO
俺「見せてやる」
俺は手錠で繋がれてる両手を2人にみせる。
俺「手錠なんてなかった」
シーン・・・
俺「あ、あれ?」
坂本「何も起こらないが?」
ゲルト「少佐、拷問にかけよう」
ゲルト「何か話す気になるはずだ」
坂本「ふむ…そうだな」
俺「待て!嘘は言ってない!」
坂本「くるんだ」
俺「信じてくれ!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:42:10.64 ID:iQA+nMsLO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
なんだかんだで、501の一員に。そしてネウロイ戦
俺「任せてくれ」
俺「ネウロイなんて居なかったッ!」
パッ
サーニャ「ネウロイの反応、消えました」
ミーナ「了解、任務完了。帰投します」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―ベッド―
ミーナ「今日もお疲れね」
俺「疲れなんてなかった」
ミーナ「便利ねそれ。今夜も寝かせないわ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:43:51.33 ID:tdR6aSmhP
えらく飛んだな
一期見直してて重要なことに気づいたんだけど
お姉ちゃん寝るとき全裸派じゃん
SSに活かしたい
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:46:27.63 ID:iQA+nMsLO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―1年後―
俺(ごめん。ミーナ、それからみんな。この一年楽しかったよ)
俺(ありがとう。そしてさようなら)
俺「この部隊に俺なんていなかった!」
『どうだ?楽しめたか?』
ああ…
『では…お前の命をいただく』
もっていけ…
おわり
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:47:27.95 ID:qJzBHtS00
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:48:24.53 ID:XyWm/c6L0
けしてぇぇぇぇぇー
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 16:48:55.31 ID:iQA+nMsLO
たかが埋めSSで占領するわけにはいかんからな
気が向いたらちゃんと考えて書いてみる
32 :
氷男:2010/11/03(水) 16:50:34.82 ID:qJzBHtS00
>>31 全然良かったよ、おもしろかた!
気が向いたらお願いいたす
俺もそろそろいくか・・・いいかな?
良いと思うよ
34 :
氷男。ここから結構話がついてこれないほど急転するんでごめん:2010/11/03(水) 16:54:21.05 ID:qJzBHtS00
前すれ
>>561からだよ
-----------------------------------------------------------------------------------
ある日・・・戦闘後・・・格納庫より・・・俺はこの日からおかしくなっちまった
ルッキーニ「あれ?俺から赤いのがでてるよ!」
シャーリー「えっ?うわっ!思ったよりやばそうじゃないか!宮藤!」
芳佳「は、はいっ!」
俺「い、いや大丈夫だよ。たいしたことないって。芳佳も疲れてるし医務室に行くよ。」
もっさん「さすがにですぎだ。・・・リーネの間に入ったときにビームをもらしたな?」
今日の戦闘でリーネが少し狙われた際に俺がビームとリーネの間に入ってとめたが、もらしたのが腕をかすり横腹を少し切っていた
ミーナ「なんで今までいわなかったの!?」
と怒鳴られつつも芳佳の治癒魔法でどんどんよくなっていく
俺「氷で凍らせて無理やり止血してましたし大丈夫ですよ。それに・・・そんなことで心配掛けたくありませんから。」
エーリカ「心配するの当たり前だろ。俺は仲間じゃん・・・心配なんて掛け合いっこじゃないだろ・・・。」ハァ
俺「(仲間、か・・・。)すまない・・・。」
もっさん「俺・・・。前から思っていたが、お前、私たちと一線を引いてるな・・・?」
35 :
氷男。なんか話が飛んでごめんね:2010/11/03(水) 16:57:40.58 ID:qJzBHtS00
俺「・・・・・・・・・・。」
もっさん「沈黙もまた答えだ。・・・あのな、私たちは俺を仲間だと思ってる。なにか・・・引け目でも感じるのか・・・?」
気でもふれたのだろうか・・・少佐の問いに俺は意識しないままに口を動かして答えていた
俺「・・・・くだらないことをまだ引きずっているだけですよ。一つ言いますとね・・・・俺はなにも持ってなんかいないんですよ。」
サーニャ「・・・どういうことですか?」
俺「言葉どおりです。俺は名前と魔法力しか持ってないんです。空っぽな人間なんです。国も繋がりも思い出も友情も自分さえもなにもしらない。
俺の中にはなにもないんですよ。だからこそ皆が光り輝いて見える。まぶしすぎて直視できないくらいに。」
俺「・・・光に手を伸ばしたいけど、でもそれに触れたら消えてしまうんじゃないかって思って俺は・・・俺は、今でも悩んでるんですよ。」
俺「その光の輪に似つかわしくないと、でも入りたいと。」
・・・感傷的なものなんて俺には似合わねえのに、何語ってんだ
仲間なんていらないと思っていた俺が・・・なんで今頃・・・
36 :
氷男:2010/11/03(水) 16:59:27.96 ID:qJzBHtS00
(・・・・・・・・・・・・・・・・。)
もっさん「・・・・・・くだらんな。」
ミーナ「ええ。くだらないわ。」ハァ
俺「・・・くだらないですか?俺は・・・今までそう人と接してきましたからどうやればいいかわかんないです・・・。」
もっさん「俺の中に何もないと思っているのは俺だけだ。ばかばかしい。私にはちゃんとこの目で見えているぞ。」
俺「・・・・なにがその目でみえているんですか?」
もっさん「秘密だ。だが断言してやる。お前は空虚な人間ではない。そんなこと言うやつがいたら私がぶった切ってやる。」
さるよけ
>>15 野暮用が入ってしばらく投下できそうもないから先どうぞ
39 :
氷男:2010/11/03(水) 17:01:21.50 ID:qJzBHtS00
シャーリー「俺はちょっと不器用なだけなんだよ。別に心配なんかいくらでも掛けろ。そのたびに私たちが力になってやる。
それが仲間だからな。一人でなんでも抱え込むじゃないぞ。」
ミーナ「そうよ。俺さんはちょっと難しく考えすぎじゃないかしら?私たちの輪の中にもうあなたはいるわ。」
ルッキーニ「Don't think,feel!だよ!」
ペリーヌ「遠慮などしないほうがあなたらしいですわ。これからは輪の外に飛び出さないでくださらないように。」
リーネ「あはは・・・(私と少し似てるかも・・・)。俺さんいつでも私たちを頼っていいですからね!」ポン プルン
芳佳「(いいおっぱだ)俺さん。この部隊ではもっと心配かけてる人もいるから全然大丈夫ですよ!」
俺「(本当に俺は馬鹿だな。いつまでコンプレックス引っ張ってんだ・・・。くそっ。)ううっ・・・(´;ω;`)」グスッ
トゥルーデ「カールスラント軍人が泣くな。ほら、ハンカチだぞ」
エーリカ「今はいいじゃん〜。お〜よしよし。」ナデナデ
俺「皆・・・。ありがとう・・・・。くそっ、目からなんか汗が出てきたぞ・・・どうすりゃいいんだ・・・。」グスッ ズルズル
エイラ「俺が涙目にナッテルゾ。まったく・・・キョウダケダカンナー。」
サーニャ「ふふっ、俺さん。今日から無理しないでくださいね。」
俺「うぐっ、ああ。わかったよ・・・。」グスッ ズルズルジュビビヒビルルルル
40 :
氷男。本当は250kb以上あったんだけど話を削ったんだ:2010/11/03(水) 17:06:12.48 ID:qJzBHtS00
・・・・・・・・・・
もっさん「さて・・・外に行ってちょっと気晴らしでもするか。ほら俺もこい。木刀だ」ヒョイ
俺「うわっと。もしかしてチャンバラですか・・・?」パシッ
もっさん「気分転換だ。」
〜〜〜〜〜
正直少佐に木刀振るうわけにもいかないから防御にしか木刀をつかってなかったが
容赦なくぼこぼこにされたわけで、帰ったら口の中が切れて血が溢れていた
芳佳にものすごく驚かれて困ったが、また治療をしてもらった
理由をしつこく聞かれたが俺は頑なに答えなかった
なぜなら男がなみだ目になって治療にきた理由が女の人に叩かれたから、というのは
あまりにもださすぎると思ったからだ
しかし・・・・ものすごく心が晴れていたのはなぜだろうか、初めてだ
俺は別に叩かれるのが好きというわけではないんだがな・・・
41 :
異世界のウィッチ:2010/11/03(水) 17:07:12.34 ID:hD9skgNj0
250を140だかにしたんだっけ?
42 :
氷男。うおおおおお!ロスマン先生かわいいええ!:2010/11/03(水) 17:11:45.08 ID:qJzBHtS00
-------------------------------------------------------------------
その夜
〜ブリーフィングルーム〜
ミーナ「みなさんに突然あつまって申し訳ないないけど・・・今回は緊急に対処しなければならないことがでてきました。」
ミーナ「突如ロマーニャから西に位置するコルス島上空に・・・ネウロイが出現しました・・・」
トゥルーデ「その感じだと今までのネウロイとは違うようだな・・・」
ミーナ「そうです。そのネウロイは・・・巨大な円錐形をしており、小型中型ネウロイを大量に中に保有しているそうです。
そして本体であるそのネウロイはまるで空中要塞のごとく位置し、現在は動いていないとのことです。これが偵察隊が撮ったものよ。」
シャーリー「まるで小さい巣だな・・・。これでさらにネウロイを中に収納してるのか・・・?こりゃやばいな」
エーリカ「で、これをどうすんの?」
もっさん「このネウロイをカストラと呼称するぞ。我々を艦で近くまで運んでもらって、出撃しカストラを撃墜する。写真に写っている
底面に埋め込まれた球の中にコアが存在する。この球殻に穴をあけ、中から直接攻撃しコアを破壊する。」
43 :
氷男。>>41覚えてくれている人がいるとは・・・。そうです。:2010/11/03(水) 17:17:12.54 ID:qJzBHtS00
サーニャ「そんなことできるんですか?」
もっさん「魔女に不可能はない。」
芳佳「でもたどり着くまでに小型と中型のネウロイがくるんですよね?」
ミーナ「そうよ。だから私たちが坂本少佐を援護しながら、球殻までたどり着き、坂本少佐がこじ開けます。
そこでコアをあらかじめ決めておいた人が飛び込んで破壊してもらいます。」
リーネ「それはだれがいくんですか?」
ミーナ「バルクホルン大尉とハルトマン中尉にお願いします。いいですね?」
トゥルーデ・エーリカ「了解」
ミーナ「オペレーション・タラニス。作戦決行は二日後の1200。英気を養ってください。では解散。あと俺中尉はちょっとこっちにきて。」
俺「はい。どうかしましたか?」
ミーナ「あなた宛に直接手紙を持ってきてるわ。中は機密事項かと思って読んでないけど、なにかあるなら私にすぐいってちょうだいね」コソッ
俺「あ、はい。わかりました。でもたぶんシステムの運用試験についてですよ。調整はもう済んでるんで、明日ちょっと実戦で使うだけですから」コソッ
ミーナ「・・・わかったわ。はい。」
俺「どうも。」ペコッ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 17:19:11.36 ID:XGcXKVVr0
|ト、 .-y=====┐.. イ!
|| >:':.:/ ヽ.:`く ||
|レ'.:.:ノ  ̄ ̄ ̄ \:.:ヽ!!
/_/ ∞ \ ',
[___________]
l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/ l.:/ -',.:.:.:.:,
V.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.',
,.:'.:.:.{ |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l∧.:.'、
. ∠イ',八__|/_ `´ `´ ハ.∧.:.\
)ハ::\ 'ー=-' ノ  ̄
Vl:::〕 r≦
,x<:::::::< ヽ:::`x
/ \ヽ:::\___}::://ヽ
_________[][] __| ̄|____[][]__
|_____ | |__ __| \ \ r‐┐
/ / _ | |_  ̄ / /
__/ く_ / / | |\ \ __/ /
|___/\_|  ̄ |_|  ̄ |__/
45 :
氷男:2010/11/03(水) 17:22:42.75 ID:qJzBHtS00
〜部屋〜
手紙を読んだが、内容は先ほどのカストラについてと上官も船に密かに乗り込むということ、そして・・・
それはおいといて、あの人が来ると面倒だな、とうんざりしていたところにドアがコンコンとなった
入ってきたのはトゥルーデだった
俺「なんだトゥルーデか。どうした?二日後が怖くてちびりそうなのか?」
トゥルーデ「んなわけあるか!おまえこそびびってないだろうな!?」
俺「安心しろよ。トイレにはもう行ったからな。」
トゥルーデ「・・・俺はいつでも余裕そうだな。」
俺「トゥルーデを守らなくちゃいけないからな。ははは!」
トゥルーデ「ふ、ふざけるのも大概にしろ///」
俺「・・・あれ?・・・あの時病室でいわなかったか?」
トゥルーデ「・・・なんのことだ?(とぼけてみるか・・・)」
俺「やっぱり忘れてるか・・・。」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 17:28:23.38 ID:i7FLF8X6O
じゃあ
>>15のあとに貰おうかな
お腹も直ってきたし
48 :
氷男。ストーリー性を各自の妄想で補っていただけると幸いです:2010/11/03(水) 17:28:44.46 ID:qJzBHtS00
〜回想、作戦終了後、病室にて〜
俺「確かにバルクホルンは強い。勇猛果敢でネウロイどもに引けを全くとらない。みんなを守れる力を持ってる。でも・・・自分も守れ・・・よ。」
バルクホルン「自分を守る力があるならほかに回す!当たり前だ。それでも・・・・私は無力だ、強くなどない。この体たらくだ。
国も人々の命も奪われた。妹のクリスでさえ守れなかった。私はなんのためにウィッチになったんだ・・・」
俺「バルクホルン・・・。クリスは必ず良くなる。今は心配だろうがおまえにはまだすることがあるだろう・・・。
今回のことでなにもかも捨てるのか?」
バルクホルン「おまえに何がわかる!?もう・・・私にはなにも守れないんだ・・・」グスッ
・・・・・・
49 :
氷男:2010/11/03(水) 17:34:36.78 ID:qJzBHtS00
ぎゅっ
バルクホルン「なわっ!?おっおい!なにをする・・・っ///」
俺「・・・だったら・・・俺が守ってやる。バルクホルンとバルクホルンが守りたいものも一緒に俺が・・・守ってやる」
バルクホルン「・・・・。会って間もないおまえが私をか・・・?なぜそんなことを言えるんだ。」
俺「さぁな。俺もわからねえ。でもバルクホルンは強がりすぎなんだよ。少しは誰かを頼れ。俺を頼ってきたなら俺が守ってやる、なにからもな」
バルクホルン「ばか者・・・。理由もわからないのに、私を守るだと。面白い冗談だ・・・。」ぎゅっ
俺「助けたときに一目ぼれしたのかもな。・・・バルクホルンは小さいな。」ぎゅぅ
バルクホルン「ふっ、私も弱ったものだな・・・。あと・・・トゥルーデと・・・おまえなら呼んでもいい」
俺「トゥルーデ。任せとけ。」
その翌日俺は忽然と姿をくらませてしまった
〜回想終〜
50 :
氷男:2010/11/03(水) 17:40:13.31 ID:qJzBHtS00
トゥルーデ「それか・・・。覚えているぞ・・・。」
俺「ごめん。突然消えたって最悪なんだが・・・。あのあと名前と一緒に俺の部隊のことも教えるつもりだったんだが呼び戻されちまってな・・・」
トゥルーデ「ふん、で、今頃その約束を果たしにきたのか?」
俺「・・・遅くなっちまったがな。ここにくる途中本当は会いたくなかった。あんなすっぽかしてどっかいったやつなんか正直うらんでるかと思って・・・。
会うのが怖かったんだ。」
トゥルーデ「本当に遅いな。そしてうらみもした・・・。だが・・・本当に危なくなったときはどこかでお前がきてくれると思ってはいたかもしれん・・・」
俺「トゥルーデ・・・すまない。」
トゥルーデ「いいんだ。私はもう立ち直って、あの頃より強くなった、と思う。がさつで堅物だと思うが・・・今でもこんな私でも守ってくれるか?」
俺「俺の名に誓って守るさ。俺は約束は果たすほうだ。」
そのあとトゥルーデと今までのことを色々と話した。トゥルーデも俺に色々と話してくれた。
話の中で、クリスがつい最近目を覚ましたらしく、だんだん快方に向かっているらしいと聞いた、実に朗報だ
51 :
氷男。後日談でトゥルーデのやつをかくつもりです:2010/11/03(水) 17:46:42.27 ID:qJzBHtS00
戦いの前にこんな話とはな・・・俺二日後死ぬかも・・・
俺は・・・この空っぽの人間を認めてくれているここの人を守りたい、『家族』以外で初めてそう思った
そしてトゥルーデに、あの約束を果たしたい
あの手紙には、ネウロイの巣に動きがあったらしいと書いてあった
もしかしたら、あのカストラは消耗させるためにあって破壊された後・・・巣から大攻勢を仕掛けてくるかもしれないと
そう記されてあった
だがみんなには言えない
なぜなら一緒に戦って死んでほしくないし、別の作戦を立てる時間などない
結局早急にカストラを破壊しないと、二方向から攻撃されるようになってしまう
なら俺は・・・・この場所を、皆を、トゥルーデを・・・守るだけだ・・・
------------------------------------------------------------------
---------------------------------------------
-------------------------
-------------
ーーーーー
52 :
氷男:2010/11/03(水) 17:50:07.40 ID:qJzBHtS00
いったんここでとめます
駄文失礼しました
次回は「オペレーション・タラニス」です!
あと2投下くらいで終わるのでこのグダグダSSにお付き合いくださいませ
乙
次回も楽しみにしとる
54 :
先生:2010/11/03(水) 17:56:40.40 ID:temLZF4N0
投下していいか?
55 :
氷男:2010/11/03(水) 17:57:31.12 ID:qJzBHtS00
56 :
氷男:2010/11/03(水) 17:59:42.40 ID:qJzBHtS00
指摘していただいたので設定を少し変えました
俺
年齢 18歳
身長 178
性別 男
階級 中尉
出身 不明(国籍はカールスラントと偽っている)
使い魔 スネアーズペンギン
使用武器 扶桑大太刀 MG42
固有魔法 瞬間氷結(魔法で氷をつくったり、氷結させたりする) 身体強化
ストライカーユニット 名前なし
通称 氷の弾丸
撃墜数 公式では32
・適応能力高し
・人当たりは良く、脅しに弱い、あまり敵を作らない性格、独り言が少しある、ものすごくタフ
・約束は果たすほう
・女性と話したことさえあまりなく501に配属された当初は振る舞いに戸惑ってしまう
・ストライカーユニットは実験部隊にいたときに配備されたものを改造している、整備は自分で行う
・出身は不明、カールスラントで捨てられていて拾われた
・別にすてられたことを恨んではない
・コーヒーもティーも好きで、お酒も意外と好き、酒に強い
・階級は気にしないほう、堅苦しいのも苦手
・自分の過去を話したりするのを嫌っている、自分が歩んできた道は誇れるものではないと思っているからである
・育て母であった人の避難した後のブリタニアでの現在置も知ってはいるが、その理由のために顔をみせることができない
・食べるのが大好き、しかし坂本少佐の鬼訓練メニューをこなすくらい体を鍛えているため引き締まってはいる
57 :
先生:2010/11/03(水) 18:00:08.26 ID:temLZF4N0
まずは、あらすじのみです
-----エピローグ-----
時は21XX年、とある扶桑の高校
どこにでもいそうな普通の男
頭のよさも普通、運動神経も普通、顔も普通・・・
性格は明るく、温厚だ
まぁ、普通の男だよ
58 :
先生:2010/11/03(水) 18:02:03.76 ID:temLZF4N0
-------------------------------------------
-------------------------------
-----------------
先生「今日は、人類がネウロイというものに侵略されてた頃の
ことをやるぞ〜」
「じゃ、世界史の教科書78ページ開け〜」
----------------
先生「それで、第501統合戦闘航空団ことストライクウィッチーズが
大活躍したんだ〜」
「ちなみに先生の個人的な話になるが、ストライクウィッチーズの
メンバーは全員、美女だったらしい」ハァハァ
59 :
先生:2010/11/03(水) 18:04:19.50 ID:temLZF4N0
生徒「・・・・・・」シーン
先生「なにか、質問はあるか?」
俺「先生は、このメンバーで誰が一番好きなんですか?」
先生「そりゃぁ、ミーnってなにを言わすか!!!」
一同 ハハハハハッ!センセーイガイトジュクジョズキ?エッ!?デモ、ミーナッテイウヒト
キョウカショテハ トウジ18サイッテナッテルヨ?コレデ18ナノカ・・・・
セカイッテヒロインダナ・・・・
------------------------------------------------------------------
キーンコーン カーンコーン
先生「よし!今日の授業はここまでだ。気をつけて帰れよ」
生徒A「やっと終わった・・・・」
生徒B「ハッ!はやく帰りたいと思っていたら、いつの間にか下校の時間に・・・
もしかして俺は時間を操る能力があるのか?」
生徒C「一時間目から寝てたからだろ・・・」
60 :
先生:2010/11/03(水) 18:06:29.26 ID:temLZF4N0
俺の友「よう、俺!一緒に帰ろうぜ!ついでにカラオケへGOしないか?」
俺「今日は用事あるからパス」
俺友「マジでー つれないなぁ・・・」
俺「ゴメンな・・」
俺友「まぁ、いいって!それじゃまた今度な〜」
俺「おう」
俺「さて、用事という名の美少女ゲームを買いに行くか」
「帰ろっと・・・」
-----------------------------------------------------
61 :
先生:2010/11/03(水) 18:07:27.64 ID:temLZF4N0
=俺の家にて=
ガチャン
俺「ただいま〜」
(・・・・・・シーン)
俺「誰もいねぇのか・・」
「まあ、そのほうが気兼ねなくエ○ゲーができるしな」
ダッダッダッダッダ(階段で2階へあがる音)
俺「俺の魅惑の部屋オープン!」
ガチャッ
俺「!?」
「なんだここは・・・・」
俺の部屋のドアを開けると、みたことのない景色が広がっていた
薄暗く、ホコリっぽい倉庫のようだった
あらすじはここで終わりです
続きは今日の夜中あたりに書きたいと思います
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 18:08:24.11 ID:qJzBHtS00
>>59 ちょっと生徒どもは屋上こようか?
なぁにちょっと俺の壁殴りで鍛えた力をみせてやるだけさ
63 :
先生:2010/11/03(水) 18:09:29.60 ID:temLZF4N0
>>62 生徒に悪気はないんだ・・・
許してやってくれ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 18:11:08.83 ID:qJzBHtS00
>>63 ミーナさんは当時ものすごくかわいかったって教えてやるんだ
期待してるぜ支援だ!
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 18:18:42.01 ID:iQA+nMsLO
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 18:28:25.56 ID:i7FLF8X6O
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 18:29:53.22 ID:qJzBHtS00
いけるんじゃないかな?
GOGO!
よし、行くんだ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 18:32:15.04 ID:i7FLF8X6O
よしじゃあ行こう
後で怒られないように厨二警報を出しておく
71 :
???の俺:2010/11/03(水) 18:37:05.09 ID:i7FLF8X6O
――――海上
ミーナ「報告の通りね」
坂本「ああ、直径約2mの球体が50、コアは……見当たらないな」
ミーナ「この近辺の空域にはほかに機影も見えないわね」
坂本「どこかに本体がある筈だが……」
バルクホルン「だがまずは目の前の敵を打つのが先決だ、」
坂本「そうだな、幸い動きは変則的だが別段特筆する事も無い、一気に畳み掛けるぞ」
ミーナ「総員散開!各自敵機を殲滅!」
『了解!』
72 :
???の俺:2010/11/03(水) 18:42:36.44 ID:i7FLF8X6O
――――
ミーナの号令が下り各員は散会、ネウロイを討ち始める
坂本の話の通り数は多いが、特筆する事もなく苦も無く次々と落としてゆく
シャーリー「楽勝楽勝、今日はボーナスステージか?」
ルッキーニ「うじゅじゅー」
バルクホルン「無駄口を叩くな!さっさと終わらせるぞ!」
シャーリー「へいへーい」
エーリカ「毎回こんな程度なら助かるんだけどね」
73 :
???の俺:2010/11/03(水) 18:48:01.43 ID:i7FLF8X6O
宮藤「うわーん、当たらないよー」
リーネ「芳佳ちゃん頑張って!」
サーニャ「ねむい……」
エイラ「ねむいナ……」
ミーナ「妙ね……」
坂本「どうした?」
ミーナ「12機だけ一定の距離を置いてずっと旋回運動をしているわ」
ミーナ「時計の文字盤みたいな感じね」
坂本「分かった、私はそいつらを仕留めに行こう」
74 :
???の俺:2010/11/03(水) 18:54:19.46 ID:i7FLF8X6O
――――
坂本「こいつらか、接近しても攻撃してくる様子も無い……」
ミーナのいる辺りを中心として円を書くように12機のネウロイが旋回している
例によってコアも見えず別段おかしなところも見当たらない
ミーナ「美緒、残りの38機は殲滅完了したわ」
坂本「了解した……ふんっ!」
烈風丸で力の限り斬りつける、他のものと同じならこれで問題なく砕けるはずだ
だが
甲高い音を立てて弾かれる刃、切りつけた一機には傷も付けられない
坂本「硬いな……やはりこの12機は特別製か」チッ
舌打ちをし眉をひそめる坂本
それと同時に動きを止め細かく振動を始めるネウロイ
坂本「何だ?」
76 :
???の俺:2010/11/03(水) 19:00:12.59 ID:i7FLF8X6O
瞬間
周囲を回転していた12機が真横に広がり、連結
巨大な環状へと変形した
ミーナ「何か来るわ!全員備えて!」
部隊の状況を確認するミーナ
環の中に捉えられているのは坂本、エーリカ、バルクホルン、シャーリー、ルッキーニと自分を含む6名
ぞくり、と嫌な予感を覚え退避を促そうとする、が
エーリカ「え?なになに?!」
バルクホルン「おい!何だこれは!」
6名を捕らえた環は上下に広がり、継ぎ目の無い球体となって完全に外界と遮断された
シャーリー「ありゃ、閉じ込められたか?」
ルッキーニ「うじゅー、暗いー」
もしもしメモ帳一つで34KBもあるワロタ支援
78 :
???の俺:2010/11/03(水) 19:05:05.42 ID:i7FLF8X6O
――――球体外部
エイラ「ナンダこりゃ」
サーニャ「ネウロイが合体しておっきなボールみたいに……」
リーネ「みなさんが……」
宮藤「坂本さんたちが閉じ込められちゃいましたよ!」
ペリーヌ「少佐!少佐!ご無事ですか!!」
狼狽する5人に構わず坂本は冷静に告げる
坂本『お前ら離れてろ、私がこいつを内部から切り裂く』
球体内部から強力な魔力反応が感じられる、坂本が烈風斬を構えているのだろう
ならば安心とばかりに胸を撫で下ろす4人だが、1人には一足先に違う未来が見えていた
エイラ「ん?」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 19:11:28.38 ID:i7FLF8X6O
サーニャ「どうしたのエイラ?」
エイラ「あ、こりゃマズイぞ」
坂本『烈ッ風―――――――――――――斬!!!』
坂本の雄叫びが響き、白刃と共に球体は切り裂かれる……筈だった
外から見える球体は事もなしとばかりに微動だにせず
代わりに聞こえて来たのは冗談とも本気とも取れぬウィッチ達の悲鳴
『ぎゃああああああああああああ!!!』
『うわああああああああああああああああああ!!!』
『うじゅああああああああああああああああああ!!!!』
ペリーヌ「少佐!少佐――――!!!」
宮藤「坂本さん!大丈夫ですか!!!」
80 :
???の俺:2010/11/03(水) 19:16:13.02 ID:i7FLF8X6O
バルクホルン『少佐ァァァァ!!』
シャーリー『殺す気か――――――――ッ!!』
ルッキーニ『うじゃああああん』
坂本『す、すまない……まさかこれほど……』
ミーナ『美緒の烈風斬を弾くなんて……』
エーリカ『ネウロイのビーム間近で受けるよりスリルがあったよ……』
エイラ「中で乱反射してるミタイだゾ、よく死人が出なかったナ」
エイラの言葉に愕然とする4人、現状この部隊での最も強力な火力を誇る烈風斬すら通用しない
つまりはこの球体を破壊する術は彼女らの手札に残されていない事を示していた
81 :
前1:2010/11/03(水) 19:20:24.24 ID:iQA+nMsLO
支援
今日も11時に予約
82 :
???の俺:2010/11/03(水) 19:21:18.48 ID:i7FLF8X6O
ペリーヌ「そ、そんな……」
リーネ「私がやります!皆さん球体の上部に寄ってください!」ジャキッ
黙って見ていられないとばかりに火器としては最も強力な物を持つリーネが逸る
坂本『わかった……いいぞ、リーネ!』
対装甲ライフルが一点集中し幾度も火を噴く
しかし大方の予想通り傷一つ負わせる事も出来ない
宮藤「弾かれちゃった……」
リーネ「ごめんなさい、だめみたいです」
ミーナ『困ったわね……』
坂本『なるほど、中心部の雑魚で我々を誘って強固な檻で捕える……ネズミ取りのようなものか』
初めて遭遇するネウロイの性質に感心しながら冷静に分析する
83 :
???の俺:2010/11/03(水) 19:25:15.67 ID:i7FLF8X6O
シャーリー『まあ幸い閉じ込められただけで特に攻撃されもしてないけど』
ルッキーニ『うじゅ、私達どうなるの?』
シャーリー『このまま巣に持ち帰って食べられちゃったりな』
ルッキーニ『ひぃぃぃぃ』ゾゾゾ
場を和ますためかそれとも本気か、シャーリーのお気楽な発言に噛み付くバルクホルン
バルクホルン『冗談でもよせ!縁起でもない!』
シャーリー『悪かったよぉ』
歴戦の彼女達は危機感をあまり感じさせない余裕すら見せる
が、心中穏やかではないのは全員同じである
しえん
85 :
???の俺 しまったルッキーニは「あたし」だった:2010/11/03(水) 19:30:04.97 ID:i7FLF8X6O
ミーナ『このままじゃ埒が明かないわ』
坂本『コアが見えたぞ……上部頂点か、しかしさっきの反射を見る限りそう易々ともいかんだろうな』
ネウロイが合体したことによってか今まで確認できなかったコアを球体上部の装甲内に坂本の魔眼が捕らえた
しかしこの状況ではそこへ手を加える具体的な手段は無いかと思案を巡らせるばかり
ミーナ「何かいい手は……」
口に手を当て考え込むミーナだが、どうやらその時間すら与えてもらえないようだ
球体は鈍い音を立てて何処かへ移動を始める
サーニャ「動き出した……」
宮藤「あっ、待って!」
ペリーヌ「このっ!少佐を返しなさい!」
憤りに任せてブレンガンを乱射するペリーヌ、当然の事ながら弾丸は全て弾かれ球体は止まる様子も見れない
86 :
ペルソナ:2010/11/03(水) 19:35:26.46 ID:726UcfPo0
支援
投下は明日以降かな
87 :
???の俺:2010/11/03(水) 19:35:27.47 ID:i7FLF8X6O
エーリカ『ありゃ、まずいねこりゃ本当にお持ち帰りされちゃうんじゃない?』
バルクホルン『くそっ!こいつ!割れろ!』
現状を冷静に判断しているのか、あるがままを受け入れているだけなのか、あっけらかんと言い放つエーリカ
対照的に感情をむき出しにし球体を内部から全力で殴りつけるバルクホルン
ルッキーニ『うじゅうじゅじゅ』
シャーリー『大丈夫だ、なんとかなるって』
ネウロイに食べられるという言葉を膨らませすぎて自分の想像に怯えて泣き出すルッキーニと、それを抱かかえなだめるシャーリー
そして再び覚悟を決める坂本
坂本『仕方がない、一か八かもう一度渾身の烈風斬で……』
『それには及ばない』
突如彼女等の困惑を打ち切るように無線が割り込んでくる
来た!俺来た!これで勝つる!
89 :
???の俺:2010/11/03(水) 19:40:14.08 ID:i7FLF8X6O
ミーナ『通信……誰ッ!?』
聞き慣れぬ低く静かな男の声にミーナが焦り、応じる
『こちら空中管制機ゴーストアイ、防空任務に上がっている501部隊に告ぐ』
『貴君等への補給物資の搬入に来た』
坂本『補給物資だと?この状況で何を』
ミーナ『そのような報告は受けておりません、それより現在我々はネウロイと交戦中です
冗談か言葉遊びなら他所でやって頂けませんでしょうか』
ゴーストアイ『酷い言われようだな、まあいい……』
ゴーストアイ『投下準備』
その時代にAWACSはいないwww
91 :
???の俺 名乗ってるだけなんだよきっと:2010/11/03(水) 19:45:29.94 ID:i7FLF8X6O
――――ゴーストアイ機内
機長「全く、管制機に輸送させるなんて人使いの荒い連中だ……」
機長「さて我々が扶桑から請け負った受けた任務はここまでだ中尉、あとは貴官が好きにやってくれ」
俺「了解」
憮然とした態度で答える俺、その目に映るのは眼下に見える黒い球体
乗務員「ハッチ展開、コードAA出撃準備完了」
乗務員の声でハッチが開く
ごう、と風に煽られながらも微動だにせずただ眼下を睨みつける
俺「……ッ」
言葉も無く、奇妙な形に腕を動かしたと思うと
その体は緑色の光に包まれ、およそ現実離れした見慣れぬ者へと姿を変える
かっこいいな
エクストリィィィム
94 :
???の俺:2010/11/03(水) 19:50:35.67 ID:i7FLF8X6O
乗務員「……お前のそれ、何度見ても気味悪いな」
俺「不快にさせたのなら謝罪する、すまない」
乗務員「い、いや悪かった……まあ、がんばれよ」
怯えの混じった表情で乗務員があわてて訂正する
俺「ウィッチか……」
眼下の球体から周囲に見える少女達へ視線を移し
苦々しい表情で自分に言い聞かせるように呟く
俺「戦士は俺一人でいい、俺は俺のやり方で人間を守る……俺の、この手で」
機長「コードAA、出撃はどうした」
俺「……出撃了解、行くぞ」
95 :
???の俺:2010/11/03(水) 19:55:04.48 ID:i7FLF8X6O
1945年、春
ヴェネツィア上空に突如として現れたネウロイの巣によって戦線は新たな局面を迎える
対し人類はガリアを開放した英雄、11人の魔女による連合軍第501統合戦闘航空団を再編成しこれを迎撃
彼女らの活躍により空は少しずつ平穏を取り戻しつつあるかのように思えた
が、そこに訪れるは奇怪な空気を纏う1人の男
その真髄は鬼か蛇か
鎖に繋がれていた戦鬼が1人、空へ解き放たれた
ゴーストアイってことはタリズマンか
もしそうならシャムロックも欲しいな
6か
98 :
???の俺 すまない、ゴーストアイは只のゲストなの……:2010/11/03(水) 20:01:15.64 ID:i7FLF8X6O
――――球体内部
『攻撃を開始する、ネウロイ内部のウィッチは死にたくなければ即刻外壁側へ寄れ』
静かに、そして染み入るような声で誰かが告げる
シャーリー『え、今度は誰だ?』
ルッキーニ『わかんないけど死にたくないよ!』
エーリカ『とりあえず言う事聞いといたほうがよさそうだね』
バルクホルン『おい!手荒な真似はするなよ!』
坂本『何をするつもりだ?』
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:02:06.80 ID:Tykiw9JwO
あああああああっっっす
あぁすっごいねぇ!
100 :
???の俺:2010/11/03(水) 20:05:04.46 ID:i7FLF8X6O
――――球体外部
宮藤「……ゴーストアイってあれかな、上の方に飛んでる」
ペリーヌ「なんですの……何かが……」
リーネ「誰か飛び降りてきたよ!!」
サーニャ「逆光でよく見えない……」
エイラ「コッチに向かって来るゾ!」
遥か上空の管制機から解き放たれたそれは真っ直ぐにネウロイの頂点を目指し
一閃
球体を貫通し粉砕
雷鳴のような轟音と共に高らかな水飛沫を上げて海上へと着水する
101 :
???の俺:2010/11/03(水) 20:10:33.54 ID:i7FLF8X6O
宮藤「うわぁ!!」
ペリーヌ「な……ネウロイを貫通して粉砕した……?」
エーリカ「おおー、助かったー」
バルクホルン「何だ今のは!砲撃か!?」
シャーリー「壁に寄れって、男の声だったけど……」
ルッキーニ「あっ!あそこ見て!海の上に何かいる!」
ミーナ「あれは……な、何?」
俺「……」
深い緑色を基調とした外骨格に身を包んだ肢体
羽のようにも見える茜色の帯を海風になびかせ、怪異な空気を纏った何かが彼女らの目に映る
むむむ4話で裸で寝てたお姉ちゃんが
7話でズボン脱いでで寝ているだけのエーリカを怒ってる
どういうことだってばよ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:13:18.13 ID:WuheHq730
お姉ちゃんは無意識で…まさかな…
支援!
104 :
???の俺:2010/11/03(水) 20:15:09.06 ID:i7FLF8X6O
サーニャ「さっきの……人?海の上に立ってる……」
エイラ「ウィッチ……なノカ?ストライカーも履いてないゾ、ナンダありゃ」
リーネ「というか……あの姿は……」
ペリーヌ「お、お、おぞましい!!!」
リーネ「よ、よ、よ、妖怪だ!緑色の妖怪だよ!!」
坂本「救援感謝する、が……貴様は何者だ、我らへの救援物資というのはどういう事だ」
舞い散る怨敵の破片を浴びながら足元を見つめ、ただ佇んでいたそれは
その質問に対し、真紅の瞳と金色の角で彼女らを鋭くねめあげる
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:18:07.63 ID:Tykiw9JwO
元ネタなんなのさ
106 :
アギトの俺:2010/11/03(水) 20:20:14.90 ID:i7FLF8X6O
まさかのアギトwww
109 :
人見知り:2010/11/03(水) 20:22:11.14 ID:wHNFZTXq0
裸で寝てたな・・・ごくり
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:22:43.02 ID:Tykiw9JwO
銀髪かと思った
111 :
アギトの俺:2010/11/03(水) 20:23:36.90 ID:i7FLF8X6O
とりあえずここまで
SS書くのって難しいけど楽しいお
112 :
人見知り:2010/11/03(水) 20:23:37.76 ID:wHNFZTXq0
アギトっつーと、ライダーしか思い浮かばないでござる
113 :
先生:2010/11/03(水) 20:23:47.65 ID:temLZF4N0
11時ごろ前1か
そのまえに投下できるかな?
いっていいか?
115 :
アギトの俺:2010/11/03(水) 20:25:37.31 ID:i7FLF8X6O
アナザーアギトの中身が俺になってると思って下ちい
描写不足でわかりづらくてすまぬ……すまぬ……
何でアギトなのかとかは後々
116 :
先生:2010/11/03(水) 20:26:41.08 ID:temLZF4N0
ストライカーを装着しエレベーターで後部甲板に出たペリーヌら三人が見たものは、
大火災を起こし、天を衝かんばかりに黒煙をあげるリットリオの姿だった。
「戦艦が……」
「……沈む」
しかしその艦首はは本来ならありえない方向、天に向かっていた。いや
彼女の命運を考えれば、あるいはその艦首は進撃する方向に向いているのかもしれなかった。
「貴隊ノ援護ニヨリ総員ノ退艦ヲ確認セリ。感謝スル。我ガ女神ノ武運ヲ祈ル。サラバ」
艦と運命を共にするため最後まで艦に残っていた艦長から最後の信号が届いた。
「そんな……私たちを守るために」
艦上に上がるためのエレベーターを降りカタパルトに向かうペリーヌの背でリーネが呟いた。その言葉を故意に無視しペリーヌは発艦を強行した。
「くっ……宮藤さん!高度を回復次第、天城に向かいますわよ。……宮藤さん?」
発艦直後を狙ったネウロイの光線をかろうじてかわしながらペリーヌは宮藤に指示を下す。
しかし、宮藤の返事がない。戦闘機動に専念するペリーヌに代わってリーネは大和に向かって振り返った。
「ペリーヌさんっ!芳佳ちゃんが付いてきてないですっ!?」
「なんですって!?」
振り返った先では、後部エレベーター上でうずくまる宮藤の姿があった。
ゴーストアイはゲストとか残念だぜ
アギトって一般人から見たらみんなアナザーアギトらしいな主人公も
TV的に主人公補正でライダー的見た目になってるだけらしい
どうでもいいね
「芳佳ちゃんっ!どうしたの?芳佳ちゃんっ!」
「暴れないでくださいましっ。宮藤さん?どうなさったんですの!?」
二人の呼びかけに答える宮藤の顔は、恐ろしく青い。
「ごめん。二人共。ちょっと疲れちゃったみたい……。すぐ追いかけるから……先に行ってて」
その言葉が真実でないのは明らかだった。
「っ……貴女っ。怪我を!」
突然の事態にしかし、ペリーヌの頭脳は士官としての冷静な判断を彼女に強いる。
(戦闘と治癒魔法の連発による疲労だけではああはなりませんわ。深刻な負傷。
恐らくは内蔵に傷を負っているのでしょう。私としたことが気付かないなんて、出血が無かったから?
船内が薄暗かったから?いいえ、言い訳ですわね。私が冷静ではなかったんですわ)
「ペリーヌさん!なにしてるんですか!?戻らないとっ!芳佳ちゃんを助けないと!」
「お黙りなさいっ!!!」
背で暴れるリーネを一喝し、ペリーヌは高速で思考を始める。
ペリーヌは士官教育をうけた正規の士官であり、ガリア撤退の地獄を戦っている。戦場で冷静でいる必要性は誰よりも理解していた。
戻って助ける?いいえ不可能ですわ。宮藤さんが飛べないのなら、私独りで二人も抱えては飛べませんわ。
「宮藤軍曹!命令します!大和の主要区画内に退避して回復に努めなさい。自力で離脱が可能ならでも救助が行くまで無理はしないこと。いいですわね」
「そんな!?芳佳ちゃんを見殺しにするんですか!ペリーヌさ……きゃっ!?」
ペリーヌの言葉を問い詰めようとするリーネだが急な機動に言葉を遮られた。
今までいた空間を貫く火線から空気の焦げる嫌な匂いが漂う。
そこでリーネも気づいた。ペリーヌが天城に向かわずに大和周辺に滞空していることに。
ネウロイの火線を引きつけ宮藤の撤退を助けようとしているのだ。背からみえるペリーヌの首には玉のように汗が吹き出ている。
彼女とて墜落した直後なのだ。その状態で人ひとりを背負って敵の真っ只中を飛んでいる。驚くべき技量の発揮だった。
宮藤がペリーヌの言葉に答える。再び立ち上がったものの肩で息をしているのが上空からでも見て取れる。
「…はいっ。了解です」
宮藤は状況から考えれば不自然なほど落ち着いていた。
「ペリーヌさん、リーネちゃん。ありがとう。みんなによろしくね」
その言葉に思わずペリーヌは振り返るが、既にそこに宮藤の姿はなかった。ペリーヌの表情が歪む。
ああっ宮藤さん。貴女はわかっていたのね。もう私にもう一度ここまで飛ぶ力は残されていないことに。
それでも
「必ず戻って来ます!必ずです!クロステルマン家の名にかけて!約束ですわ!」
ペリーヌは叫ばずにはいられなかった。しかし、その言葉にも宮藤の名を呼び続けるリーネの声にも宮藤が答えることはなかった。
そして、
大和の魔道ダイナモが起動した。
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:42:04.05 ID:WuheHq730
男たちの最終回は胸に来るな…
支援
支援
読んでて手から汗出てきた・・・
-統合艦隊旗艦天城飛行甲板-
「ミーナ!何故退かせた!!あの中にはまだ宮藤たちがいるんだぞ!」
「落ち着きなさいバルクホルン大尉。あなたなら分かっているはずでしょう。
これ以上の継戦は不可能よ。それに、先程の通信でクロステルマン中尉は、修理が完了したから二人を連れて離脱すると言っていたわ。
なら、信じて待ちましょう」
しかしそう言ったミーナの手は固く握り締められていた。
「あそこ!」
空の一点を指さしてハルトマンが叫ぶ。
その先では大和から飛び出したペリーヌが見事な機動でネウロイの光線を躱していた。
「ツンツンメガネもやるじゃないか」
「よかった。リーネさんも無事みたいね」
戦友の無事を確認して安堵の声をあげる面々。しかしペリーヌは大和直上で不可解な旋回をしばらくすると天城に向けて飛び始めた。
「ペリーヌ!おいっどういうことだっ!!宮藤はどうした!?」
バルクホルンがインカムに向けて怒鳴る。しばらくの間の後ペリーヌからの返答があった。
『現場の最上級者として宮藤さんを飛行不能と判断しました。
これよりビショップ曹長と共に離脱いたしますわ。宮藤さんには安全地での待機命令を出してあります。』
その必要以上に堅い言葉から、ペリーヌは責任の所在を自らにあると明らかにすることで、それを宮藤への贖罪としようとしていると、全員が瞬時に理解する。
そして、もう宮藤を助けに行く手段が自分たちに無いということを。
それは戦場を渡り歩いてきた歴戦の魔女たちにはそれは慣れ親しんだと言ってもいい感覚だった。戦友の喪失。その経験を大なり小なり重ねて彼女たちはここにいるからだ。
それでも、それに納得出来ない者がいた。
「美緒っどこ行くの!」
駈け出した坂本をミーナが抱きとめた。
「ミーナ!離せえっ!」
「だめよっ美緒!貴女だって戦闘で魔法力を使い果たしているのよ!」
「だがっ宮藤が!それに私はまだ飛べる」
事実海軍機として開発された紫電改は欧州のストライカーより数倍長く飛ぶことができた。
「無理よっ!飛べるからといって何が出来るというの!?貴女はもう……」
ミーナは一瞬言いよどんだのち、何かを搾り出すように言った。
「飛ぶことしか出来ないじゃないっ!!!」
ミーナは気づいていた。坂本の魔法力が日に日に減少していることに。
そして今日はついに一度も烈風斬を放っていないということに。
「ミーナ気付いていたのか……。だが……私にはまだ!」
なおも反論しようとする坂本を遮りシャーリーが言った。
「どっちにしても、もう間に合わない……」
その視線の先には大和があった。
「見てエイラ」
「すごい、本当にネウロイになってる」
大和は魔道ダイナモが置かれている艦橋部から、次第にその身を呉の海軍工廠色からネウロイのもの-黒地に赤の六角形-に変化させていた。
「計画では大和は砲撃後着水回収されます。まだ望みはあるわ」
「だがっ…それでもっ!」
「美緒……もう無理なのよ……」
悲しげに言うミーナの瞳を見て、坂本は抵抗を諦めた。
自分を含め現状動かせる戦力のない指揮官としての無力感に溢れてた。
それでもなお、棄てきれぬ想いを乗せて坂本は叫んだ
「宮藤いいいいいいいぃぃ!」
-天城昼戦艦橋-
「大和ネウロイ化完了」
「制御可能時間残り9分」
艦隊電話により艦隊司令部に届く連絡は全て状況が最終段階に進んだことを示していた。
操艦指揮を副長らに任せて、昼戦艦橋に降りてきた杉田艦長がこちらを伺うように見る、儂中将はそれに大きく頷いた。杉田が命令を発する。
「大和、浮上!」
艦長の言葉に呼応するように大和後方で海水が大きく爆ぜる。魔道ダイナモより得られる爆発的な推進力。大和はその巨体を浮かせ、飛び立っていった。
7万tを超える巨体が中に浮かぶ光景は、見るものに圧倒的な力を感じさせていた。
その姿に天城の艦橋にいる全員が、その圧力に作戦の成功を確信した。いや、それを信じようとしていた。
「ネウロイの巣補足。目標の起動に乗りました!」
「進路そのまま、大和最大戦速」
作戦が失敗すれば、艦隊は熾烈な敵の追撃に晒されることになるからだ。
501全機が消耗し非力な艦載機のみを残した艦隊の防空力はそれに耐え切れないほどまでに低下していた。
「全システム正常に稼働中」
「艦隊対空戦闘開始、大和を援護せよ」
命令と同時に各艦の両舷にハリネズミのように無数に取り付けられた対空機銃が弾丸をまき散らした。
さらに7隻に数を減らした戦艦が、主砲から火を噴くたびに無数の小型ネウロイが、その身を焼かれていく。
空間ごと制圧するかのような火線にネウロイは数を減らしていった。
しかしその光弾の網を掻い潜ったネウロイが爆弾にも似た光弾を投下する。遠隔で操作されている大和では細かい操艦は出来ない。
結果いくつもの爆弾が、大和に着弾した。
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 20:56:35.85 ID:qJzBHtS00
熱いな
支援!
「後部甲板被弾!後部機銃座全滅しました!」
「第二砲塔被弾。損壊なし」
「他の損壊部分問題なし。機関全力発揮可能」
しかし大和は戦艦である。46センチ砲の直撃を想定して作られたその装甲は、小型ネウロイの爆撃程度では致命傷を負うことはなかった。さらに
「再生システム起動!」
「了解、再生システム起動しました」
「後部機銃座再生まで残り2秒」
ネウロイ化した大和は細かい損傷は全て再生可能なのであった。
全力の火力を発揮しながら猛進する大和。行く先に道を抉じ開けるその勇姿はまさに、人類の決戦兵器たる威圧感に満ち溢れていた。
「ネウロイの巣まで距離一千!」
「五百……百……」
既に彼女の46センチ砲の発射距離としてはゼロ距離といってもいい位置である。しかし彼女は前進を続けた。万分の一でも勝利の確率を上げるために。
「突っ込めえぃ!」
艦長として常に心がけていた冷静さをかなぐり捨てて杉田が叫ぶ。その言葉通りに大和はその巨体をネウロイの巣に叩きつけた。七万tが衝突した衝撃が戦場に吹き荒れる。
「今だ!主砲、斉射ぁっ!!」
「斉射っ!」
杉田は勝利を確信し呟いた。
「我々の勝ちだ」
なんてザマだ来るー?
しかし主砲は虚しく沈黙を返しただけだった。
「艦長っ!火器管制システムが始動しません!」
砲術長が悲痛な声を上げる。
「なんだとっ!?」
「魔道ダイナモが停止しています!!」
事実だった。大和の魔道ダイナモはネウロイの巣との直接接触直後に原因不明の停止を起こしていた。
対空機銃をふくめ全ての火器が沈黙していた。
「駄目ですっ主砲!撃てません!!」
杉田はその両手を眼前の戦況図に叩きつけた。悔しさに顔が歪んでいる。
「なんてざまだ……」
もう少し、もう少しだったのに。あと少しであの憎いネウロイを撃破することができたのに。杉田は思った。
ネウロイの巣から再び小型ネウロイが多数出撃して来る。既に大和は防空能力を失っている。
艦隊のエアカバーから、外れている彼女はネウロイの爆撃を前に、ただその身を横たえることしか出来なかった。
いくら強靭な彼女の装甲を以てしても爆雷を受け続ければ、いつか致命傷を負うのは避けられなかった。
儂中将は悔しさを顔に滲ませながらも、作戦の失敗を悟った。俯く杉田に歩み寄り肩を軽く叩いた。
司令官とは何時如何なる場合でも、冷静に戦況を見ていなければならない。
そしてその力は、自軍の不利が決定的になった瞬間にこそ発揮されねばならない。儂中将の持論だった。
そして今、戦況は巻き返しが不可能なほどに悪化した。既に艦長以下で行う戦術判断の範囲を大きく超えている。
総司令官の、儂が再び判断を下す時が来たのだ。
儂は艦長に声をかける。
「杉田君。よくやってくれた。あとは儂の仕事だ」
「はっ、……申し訳ございません」
杉田の顔に浮かぶのは悔恨の表情。儂はしかしそんな彼に向かい言った。
顔にはどこか他人をからかうような気分が多分に含まれていた。
「いいのだ、なに、次は勝てばよい」
儂は撤退を決断する。もはや戦況が此に至れば、艦隊の戦力を可能な限り維持して、次なる決戦に備えるしかない。
艦隊全艦に自身の声で直接通信を入れた。
「みんなよく戦ってくれた。しかし、大和の魔道ダイナモが停止し、主砲が撃てない。作戦は……失敗した」
艦橋にすすり泣きの声が溢れる。敗北に緊張の箍が外れ、皆感情がコントロールできなくなっているのだ。
「全艦、十六点回頭!戦線を離脱する!!」
儂は撤退を命令した。人類に少しでも多くの希望を残すために、これ以上できるだけ人が死ななくて済むように。
眼前一杯に広がるネウロイの巣を睨みつける。巣から再びネウロイが発生し、大和に爆撃を加えている様子が眼に入った。
火器管制システムが完全沈黙した彼女は、ただその身を敵前に晒すことしか出来なかった。
しかし、全ての男たちが勝利を諦めた戦場で、ただ一人勝利を諦めない者がいた。通信が入る。
戦場に響き渡るその声が、男たちの心を強く揺さぶった。
132 :
マーチ:2010/11/03(水) 21:01:23.38 ID:8KfQ88My0
おお、自分にはここまで男らしい熱さの戦いは書けないな
見習いたいものだ。
支援
-戦艦大和後部格納庫-
宮藤は叫んだ。
「まだです!まだ終わっていません!!この戦いはまだ、終わらせません!!」
状況を完全に理解している訳ではない。艦全体がゆすられるような振動で目を覚ましたばかりだった。
それでも、彼女には敗北は許せないことだった。彼女の脳裏には昨晩偶然目にした坂本の姿が思い出されていた。
整備服を着た男の腕の中で、魔法力が枯渇したショックに泣き崩れる坂本の姿。
(この戦いに勝てばもう坂本さんは戦わなくてすむんだ。)
坂本が、501の仲間が、彼女の周りにいる全ての人が、当たり前に幸せになれる未来。
それが失われようとしている。彼女にはそれが許せなかった。
「私が魔法力で魔導ダイナモを再起動させます!」
気を失う直前、脱出しようとして装着したままだった震電を起動させる。
身体が軽い。お父さんが守ってくれてるみたい。ううんきっとそう。
「宮藤芳佳、震電。発進します!」
狭い通路を全力で飛ぶ。宮藤には、魔法力を吸っているはずのストライカーから、力が湧いてくるように感じられた。
どちらに飛べばいいのかがわかる。それは単に以前訪れた記憶によるものかもしれない。
しかし宮藤には、その感覚は父親の声として伝わっていた。
「お父さん!私行くよ。みんなを守りたいから!だから艦橋まででいいから、私を……連れて行って!!」
この手に汗握る熱戦をは自分も男なんだと確信させてくれる
ありったけの支援だ!
-天城艦橋-
突然の通信に天城の艦橋は大きくどよめいていた。
「通信は大和内部から!宮藤さんです!」
「あの爆撃の中……よくご無事で」
「しかしあの中にいては……」
艦橋中の視線が儂に集中する。いや艦橋だけではない。既に撤退命令が発せられているにもかかわらずどの艦も変針をしていなかった。
艦隊中の視線が儂に集まっているのだった。皆の言いたいことは儂もよく理解していた。
しかし彼は艦隊の司令官であった。各国より数万の人員の命を任されている。
そして大和にいるのは女子といえども兵隊である。常識的、戦術的、戦略的、いかなるふうに考えても、ここは引くべきだった。
しかし
「戦艦ビスマルクより入電です!!ワレ主砲発射準備完了。発射命令未ダナルヤ?」
「なっ!?」
「リベリオン艦隊司令部より入電!全艦突撃準備完了。突撃シ敵戦力ノ誘引ヲ計リタシ」
「戦艦ドージェより入電!カヨワキ婦女子ヲ守ルハ男ノ誉。イザ、リットリオニ続カン」
各国の艦艇から雪崩を打つように信号が届いた。いずれもネウロイの巣に肉薄し少しでも大和から攻撃を逸らすように求めていた。
「馬鹿者どもが……」
艦隊の各国指揮官に対して、罵りの声を漏らす儂だったが、その口元には小さく笑みが浮かんでいた。
この戦況で突撃など、明らかに愚かな選択だ。もし、失敗すれば艦隊は全滅する。人類は少なくとも数年間このような大規模な作戦は行えなくなるだろう。
その時、杉田艦長の従兵である一人の少年兵が叫んだ。
「宮藤さんは以前に仰っておりました。『私の力で誰かを守ることができるから、私は戦います』と!!我々にとって、今が、その時じゃあないんですかっ」
もちろん彼に、この場での発言権などない。それどころか一軍の作戦行動に口を出すなど、即軍法会議でもおかしくない。しかしその言葉はたしかに届いた。
儂は大きく笑った。死の覚悟を決めた者だけが見せる、男の笑みだった。
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:13:42.69 ID:byr1pGmkO
何これかっこいい 支援
「Z旗を掲げよ!」
「はっ!」
儂の命令に艦橋が誰一人の迷いもなく動き出して行く。後にも先にも扶桑海軍においてZ旗の意味など一つしかない
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニアリ」。後のない決戦に臨む、不退転の決意だった。
「艦隊全艦に通信!天佑ヲ確信シ全軍突撃セヨ」
儂の言葉を通信員が艦隊に届ける。
「はっ!天佑ヲ確信シ全軍突撃セヨ。繰り返す。全軍突撃セヨ」
発令と同時に轟音が響いた。各国戦艦の主砲が発射されたのだ。
その砲撃は、大和に向かおうと密集していた爆撃ネウロイ第五波を丸々吹き飛ばした。
足の遅い空母を置いて、両脇から戦艦が突撃を開始する。
輪形陣が崩れ各国の艦がそれぞれ最適な射点を確保しようと自由に運動を行う。
「全艦対空戦闘用意!第六波はこちらに来るぞ!」
その言葉通りに巣から雲霞の如く湧き出る爆撃ネウロイは、一様に艦隊を目指していた。
その光景に儂は笑みを深くする。大和への攻撃をやめたな?その決断を後悔させてやろう。
「魔導ダイナモの再起動を確認!現在出力10パーセント。主砲発射可能まで推定五分です!」
「おおっ。宮藤さんっ……」
「そうか……だがもはやこちらでは遠隔操作は出来ない。あとは君に託すしか無い。宮藤さん」
宮藤芳佳がまだ生きている。そのたった一つの事実だけで、艦隊の士気が天を衝くほどに上がった。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:16:55.99 ID:i7FLF8X6O
やだかっこいい……
どうやったらこんな書けるんだ
儂はさらに通信機に向かって怒鳴る。
「いいか!ネウロイの巣に直接攻撃する必要はない。あんなもの、あと五分きっかりで宮藤さんが吹き飛ばしてくれる。全艦個艦防御ニ全力ヲ集中セヨ!!」
それは本来彼のような階級のものが行うレベルのものではない戦術レベルの指示だったが、了承の声の代わりに各国の戦艦が主砲を斉射した。
その砲弾は迫り来るネウロイの群れの中心で炸裂した。しかし、密集せずに散開して接近するネウロイの一部を撃墜しただけにとどまった。
艦隊にネウロイが襲いかかる。
「駆逐艦ニコラス轟沈!」
大型ネウロイの攻撃が弾薬庫に直撃し、駆逐艦が爆沈する。
その敵をとろうと大型ネウロイにビスマルクが主砲弾を放った。0.02秒ごとの間隔を開けて発射された八発の38cm砲弾は、ネウロイの装甲をたやすく貫き、その体内で炸裂した。
ネウロイの破片が戦場に降り注ぐ、その幻想的にも見えるカーテンの向こうから、いくつもの光線がビスマルクを叩く。
「各艦に信号。被害知ラセ!」
杉田の叫びに各艦艇からの通信を通信員が伝える。
「戦艦ビスマルク左舷中央部被弾。左舷両用砲、使用不能。左舷機銃座全滅。サレド我ラ意気軒昂、機関全力発揮中」
「駆逐艦ヘイウッド・L・エドワーズ。大破。総員総甲板発令後通信途絶しています!」
「戦艦プリンス・オブ・ウェールズ前甲板被弾。第二、第三砲塔使用不能。」
およそ一分で生じた被害とは思えないような被害だった。杉田は、今からでも作戦の中止を進言しようと儂に向かい振り返った。
しかし戦場を見つめ不敵に笑う儂中将の姿を前にして、杉田は何も言うことが出来なかった。
この五分間で発生した被害は艦隊の許容出来る範囲を大きく超えていた。戦艦一隻沈没、二隻大破一隻小破。駆逐艦群を含めても、完全に無事な艦は半分も無かった。
それでも彼らは突撃を継続した。大和に向かうはずの爆弾を一発でも多くその身で受け止めるために、自らの命を張った。
大和に、いや、宮藤芳佳に、彼らはその存在の全てを賭けた。
-戦艦大和昼戦艦橋-
「そうだ、っ!もっと……もっとだっ!」
艦橋の中央に置かれた魔導ダイナモの制御盤に手を当てて宮藤芳佳は呟いた。
宮藤の送る膨大な魔力を受けて周囲は、稲妻のように発光していた。計器の針が不安定に揺れた。
宮藤は足元から吸い寄せられるような感覚を覚えた。異空間に転移しているはずの足の感覚がなくなっていく。
「!?……そうか、そうだったんだね……。いいよ大和。私と一緒になろう」
宮藤は感じていた。大和の意志を。それが本当に彼女の意志なのか、ネウロイ化した所以のものなのかは分からない。
あるいは疲労した脳が生み出した幻想かもしれない。
しかしかつてあのネウロイと接した彼女には確かにその意志が感じられた。自分と、人間と、ひとつになりたいという強い意志を。
「私の、全部をあげる。だから……一緒に行こうっ!!」
出力を示すゲージが上がっていくのを、宮藤は目の端で捉える。そのゲージと反比例するように、体の感覚がなくなっていく。
自分の周囲と、大和の周囲その境界がなくなっていった。そうか、私、大和になるんだ。宮藤は思う。みんなに、坂本さんに会いたいな。
もはや感覚のなくなった両手でひたすらに魔力を注ぎこみながらただそう願った。
同時に感じる、大和のレーダーを通じて、戦場を見渡す。宮藤の意識は光となって、戦場に浮遊した。
141 :
先生:2010/11/03(水) 21:26:48.34 ID:temLZF4N0
かっこいいな
この後の投下が不安になってきた・・・・
ガンダムUCのラストもこんな感じだった気がする
捨てる系のラストは切なすぎる
天城の医務室でリーネが悪夢にうなされていた。しきりに宮藤の名を呼びながら泣いている。
リーネちゃんそんなに泣かないで、私があんなの倒しちゃうから。
その横で俯いているペリーヌは、拳を固く握りしめて座っていた。表情は見えない。ぶつぶつと呟く口元は、ただ宮藤への謝罪を繰り返していた。
ペリーヌさん、そんなに謝らないで、私調子が狂っちゃうよ。嘘つきなんかじゃないよ、ペリーヌさんはただ優しいだけだよ。
宮藤の意識が甲板に飛ぶ。
甲板上にうずくまる坂本。その背中に寄り添うようにして宮藤は坂本に思いを伝えようとする。坂本さん、私みんなを守ります。きっとそれがきっと私にできることだと思うから。
501のみんなが甲板で口々に宮藤の名を叫んでいる。
ごめんね、みんな。きっと私……。だから、私行くね。大切なものを守るために、願いを叶えるために。
宮藤の意識が大和に戻った。完全に大和と一体化した感覚が出力の臨界を伝えてくる。
宮藤は前を見つめる。自身の目では見えるはずのないネウロイのコアが感じられる。主砲照準。
「行こう大和。私と」
轟音。大和の主砲が吠えた。彼女たちの研ぎ澄まされた感覚が、見えるはずのない砲弾の軌跡を捉える。
そして彼女たちはその砲弾がネウロイの巣のコアを粉砕したことを認識した。
同時に、宮藤の意識は闇に落ちた。宮藤はその時、亡き父の声を聞いた気がした。
宮藤と大和の活躍により、ネウロイの巣は撃破されたかに見えた。
宮藤が再び目を開いたときに見る光景とは……。
自らの矜持に殉ずるために坂本は飛ぶ。最後の力をその手に持って。
次回男たちの最終回〜整備兵編〜
お楽しみに〜
長々と失礼しました。なんかすげえ筆が進む。次で完結するはずだけど
番外で衛生兵編とか純愛編書くかも
145 :
先生:2010/11/03(水) 21:36:31.23 ID:temLZF4N0
乙!
少しずつ投下おk?
うおぉ!
乙!
乙、そしていってら
148 :
先生:2010/11/03(水) 21:39:23.82 ID:temLZF4N0
>>61から続き
俺の部屋のドアを開けると、みたことのない景色が広がっていた
薄暗く、ホコリっぽい倉庫のようだった
俺「うわぁ・・・すげぇ量の本だな・・」
「これ読んでみるか・・・っておっと」
俺は床に置いてあった何かに足を滑らせ、棒のようなものを
押してしまった。すると・・・・
ウゥーンウゥーン
俺「な、なんだ!何が起きたんだ!」
---------------------------------------------------------
ミーナ「警報!?でも、レーダーには何の反応もないわ!!」
坂本「どういうことだ?」
ミーナ「誤報の可能性もありますが、念のためバルクホルン大尉と
ハルトマン中尉、イェーガー大尉、ルッキーニ少尉は
出撃してください!他のみんなは待機してください!」
一同「了解!!」
-----------------------------------------------------------
149 :
先生:2010/11/03(水) 21:40:53.58 ID:temLZF4N0
_____ロマーニャ上空_______
バルクホルン「何もいないな・・・・」
シャーリー「なんだよ、誤報かー」
ハルトマン「そうみたいだね」
ルッキーニ「うじゅー、せっかく出撃したのにつまんないー」
シャーリー「まあ、いいじゃないか、ルッキーニ」
バルクホルン「こちら、バルクホルン。特にネウロイは見当たらない」
「誤報だと思う」
(通信)ミーナ『了解しました。こちらもレーダー上には反応がありません』
『警戒しながら、帰還してください』
バルクホルン「了解した。今から帰還する」
150 :
先生:2010/11/03(水) 21:42:14.63 ID:temLZF4N0
---------------------------------------------------------------
坂本「誤報だったのか・・・」
ミーナ「そうね、誤報でよかったわ」
坂本「でも、警報が鳴り続けてるな」
ミーナ「たぶん、電気系統が故障したかもしれないわ。美緒、調べに行ってくれない?」
坂本「ああ、了解した」
---------------------------------------------------------------
俺「やべぇ・・・どうすっかな・・・」アセアセ
「よし!逃げよう・・・ってドアがない!」オーマイガー
「逃げられねぇじゃんか!あっ、あっちに扉っぽいのがあるな」
ガチャン
俺「!?」
坂本「!?」
「貴様は誰だ!!」
俺「ええっと、ううんと・・・」アセアセ
151 :
先生:2010/11/03(水) 21:43:12.06 ID:temLZF4N0
坂本「お前だな!警報を鳴らしたのか!」
俺「マジで!?」
坂本「まじ???って意味のわからないことを言うな!
お前を拘束する!!!」
俺「oh ... 」
-------------------------------------------------------------
_______ミーナの部屋_________
ミーナ「あなたは、なぜ警報を押したの?」
俺「押すとか、押さないとかの前に、ここはどこですか?」
(それに、この人どこかで・・・・)
坂本「お前は、何をいってるんだ?今は1994年だろ」
俺「エッ、1994年!?21XX年じゃないんですか!?」
坂本「本当にさっきからお前の言葉が理解できないな・・・」
「もしかして、私をおちょくってるのか!!」
俺 ビクッ!!
ミーナ「美緒、やめなさい。でも、あなたはどこ出身なの?
軍人じゃなさそうね」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 21:44:05.36 ID:oLv+Uww40
ちょっとまて
いったい何時の間に50年度経った
153 :
マーチ:2010/11/03(水) 21:44:29.27 ID:8KfQ88My0
>>144さん乙
そういえば前1さん以降の予約って何人だろ?
自分が投下できる時間はあるかなぁ?
154 :
先生:2010/11/03(水) 21:44:34.67 ID:temLZF4N0
俺「はい、いちおう扶桑出身ですが・・・」
坂本「ほう、扶桑なのか」
ミーナ「わかりました。じゃ、名前と年齢を聞かせてくれるかしら?」
俺「名前は『俺』です。年は、17歳です。それと普通の学生です」
ミーナ「わかりました。あなたは危険性が薄いとして現時点で拘束を解きます」
俺 フゥ・・・
坂本「そうだな。ところで、俺は帰るあてはあるのか?」
俺「帰るもなにも、この時代は俺の知ってる時代ではないので・・・特にありません」
「自分の部屋に入ろうとしたら、あの部屋にいたので・・・・」
ミーナ「ところでさっき、俺さんは21XX年といったわよね?」
俺「はい」
ミーナ「じゃぁ、あなたは未来から来たということですか・・・・」
俺「そうなりますね」
155 :
先生:2010/11/03(水) 21:46:08.71 ID:temLZF4N0
坂本「信じられないな・・・」
ミーナ「でも、身なりからして現代の人とは思えないわ・・・」
俺はブレザーの制服を身にまとっていた
坂本「信じがたいが、信じざるおえないな・・・・」
俺(この2人、やっぱどこかでみたことあるような・・・・あっ!)
俺「あのぅ、質問いいですか?」
ミーナ「いいわよ」
俺「もしかして、あなたはミーナさんですか?それと、刀を持ってる
あなたは、坂本さんですか?」
2人「!?」
2人「なんで・・知ってるの・・・・・」
坂本「やっぱり、貴様は敵なのか!!」
俺「いえ、ち、違いますよ!世界史の教科書でみたことがあって・・・・」
ミーナ「教科書?どういうこと?」
俺「この前の授業でやったんですよ。ストライクウィッチーズのこと」
「教科書に載ってた写真とあなたたちがとてもそっくりだったんで・・・」
1994だと‥‥? 昭和末期とな?
157 :
先生:2010/11/03(水) 21:47:28.78 ID:temLZF4N0
坂本「どうやら、未来では私たちは教科書に載ってるらしいな」ハッハッハッ
ミーナ「そのようね、俺さんは本当に未来人のようですね」
坂本「ああ、間違いないな」
俺「なんか、写真でみるミーナさんと違って、実物のミーナさんはとても綺麗ですね!」
ミーナ「そ、そう?////でも、なんか嫌味に聞こえるわ・・・・」
俺「ま、まあ・・・でも、綺麗です」
俺「あ、そうだ!教科書では、坂本さんは扶桑の英雄として取り上げられてるんですよ!」
坂本「そ、そうなのか!?」
俺「はい、扶桑の偉人といったら坂本さんですからね」
坂本「こんな私が英雄なのか///」
-----------------------------------------------------------------------
ミーナ「警報の件については、よくわかりました。俺さんは、家に帰るあてがないようですから、
基地で家に帰るあてを考えてください。その間の居住・食事は提供します」
俺「わかりました」
まちがえたっていいじゃない、にんげんだもの
かなりペース早いけどさるとか大丈夫なのん
159 :
先生:2010/11/03(水) 21:49:13.19 ID:temLZF4N0
時代関係は無視してくれ・・・
俺(現実生きている)は、世界史が苦手なんだ・・・
今日はここまでだよ
160 :
先生:2010/11/03(水) 21:51:16.61 ID:temLZF4N0
>>152 ごちゃごちゃですまない
初投下だから多めに見てくれ(´・ω・`)
ドンだけ苦手ww
いや、おつ楽しみにしてる
162 :
前1:2010/11/03(水) 21:55:58.56 ID:iQA+nMsLO
空いてるならもういっちゃおうかな
どうぞどうぞ
行け行け!
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:01:56.86 ID:rW7btcaRO
ドラマCD早く届かないかな
166 :
先生:2010/11/03(水) 22:02:35.24 ID:temLZF4N0
補足
さっきの1994じゃなくて1944
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:02:44.54 ID:oLv+Uww40
また代行の出番か・・・
168 :
前1:2010/11/03(水) 22:06:16.44 ID:iQA+nMsLO
前スレ
>>689から
ペリーヌ「え、えっとですね…」
坂本「どうした?」
ペリーヌ「ルッキーニさんが迷子に…」
坂本「何!それは大変だ。探しに行くぞペリーヌ」
ペリーヌ「は、はい!(助かりましたわ)」ホッ
坂本「で、弟は誰といるんだ?」
ペリーヌ「え!」
坂本「弟が迷子になってはいかんからな。私がついていなければ」
169 :
氷男:2010/11/03(水) 22:09:15.00 ID:qJzBHtS00
170 :
前1:2010/11/03(水) 22:13:08.15 ID:iQA+nMsLO
ペリーヌ「え、えっと弟くんはルッキーニさんとご一緒ですわ」
坂本「そうか!ならまずはルッキーニの所に!」
坂本「えっ?」
ペリーヌ「は、はい?」
坂本「弟も…迷子なのか…」
ペリーヌ「そ、そういうことになりますわ少佐」
坂本「全員、あとで覚悟しておけよ」
ペリーヌ「はぃぃ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
171 :
ショタ俺:2010/11/03(水) 22:19:17.00 ID:nUOAJTZs0
久々に投下しようと思ったら人増えてんナー
まぁ空いたらやろうかね
172 :
前1:2010/11/03(水) 22:20:03.53 ID:iQA+nMsLO
ルッキ「うじゅじゅ♪」
弟「あれ?そういえばみんなは?」キョロキョロ
ルッキ「うじゅ?」
ルッキ「あれー?」キョロキョロ
ルッキ「しょうがないなーみんな」
ルッキ「みんな迷子になっちゃったみたいだね」
弟「ええ!」
ルッキ「弟ー、心配しなくていいよ!あたしがしっかり守ったげるからね!」ドン!
ルッキ「ルッキーニお姉ちゃんにまっかせなさーい?」
弟「え…」
173 :
前1:2010/11/03(水) 22:26:01.61 ID:iQA+nMsLO
ルッキ「よし!こっちだよ!」
弟「えっと、ここからあんまり動かない方がいいんじゃ…」
ルッキ「大丈夫、大丈夫。絶対こっちだから!」
弟「うーん…」
テクテクテク・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
コッチダカラ! ウーン…
シャーリー「くそールッキーニのやつどこにいるんだ?」
シャーリー「あっちに行ってみるか」
タッタッタ・・・
さすがのルッキーニ
>>15なんだが、ちょっと出かけたら帰りがかなり遅くなってしまったorz
あと今日投下できなくてもいいことに気付いたから俺は後日投下する
176 :
前1:2010/11/03(水) 22:34:36.35 ID:iQA+nMsLO
キ84「はぁ…はぁ…」
キ84「どこだ…」
キ84「あ、ねえ君たち」
子供1「おじさんだれー?」
子供2「母ちゃんが知らない人と話しちゃダメって言ってたー」
キ84「あ、あやしくないから、ね?ちょっと聞きたい事があるんだ」
キ84「君たちくらいの女の子と男の子を探してるんだ」
子供3「わたししってるー」
キ84「え!」
子供3「こういうのろりこんって言うんだよー」
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:35:22.40 ID:oLv+Uww40
流石wwww
ロリコンww
179 :
前1:2010/11/03(水) 22:42:34.63 ID:iQA+nMsLO
キ84「え…」
キ84「ち、ちがっ」
子供達「ろりこんろりこんー」
わー!わー!
大人「なに!」
大人2「おいお前!こっちにこい!」
キ84「え、いや、ちが」
大人3「ごちゃごちゃうるさい!」
ワイワイ・・・ガヤガヤ・・・
大人4「ロリコンですってよ奥さん」
大人5「あら!やだ」
ヒソヒソ・・・
ルッキ「うじゅ?どうしたの?」
大人6「お嬢ちゃんあっちへいきな。ここは危険だ」
ルッキ「わかったー」
ロリコン警報www
何だろう。俺、前1のSSに救われてる気がする。
182 :
前1:2010/11/03(水) 22:51:21.59 ID:iQA+nMsLO
メガネ「あの、すいません」
お姉さん1「なぁに?」
メガネ「カクカクシカジカでして」
お姉さん2「そんなことより可愛い僕ぅ」
お姉さん1「お姉さん達と遊びましょう?」
ぎゅっ
メガネ「え、ええ(両腕にやわらかい感触が///)」
お姉さん2「さあ、こっちよぉ」
メガネ「え?あ、はぁ///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
―メガネの後ろでは―
ルッキ「みんなどこいったんだろ」
弟「さっきの所に戻ろうよー」
テクテクテク・・・
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 22:53:47.76 ID:js826m1aO
支援
184 :
前1:2010/11/03(水) 22:58:12.17 ID:iQA+nMsLO
お姉さん1「ん?」
メガネ(ペリーヌより…お、大きい///)
メガネ(僕ってモテるんだ///)
お姉さん2「あのお店でぇ」
お姉さん1「私達とぉ」
お姉さん達「イ・イ・コ・ト・し・ま・し・ょ」
メガネ「は、はい!///」
お姉さん1「ふふっ」
おいメガネおい
ペリーヌは怒っていい。
トネールを許可する。
あーペリーヌー。
このメガネ野郎が…
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:04:32.53 ID:p2ysq0AkP
このメガネはダメなメガネだ
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:05:12.25 ID:Tykiw9JwO
あぁ ビュルビュル!
191 :
前1:2010/11/03(水) 23:05:39.31 ID:iQA+nMsLO
坂本「ペリーヌ!何をボケっとしている!早く!」
ペリーヌ「…少佐、お先に行っててください」
ペリーヌ「…わたくし、用事ができましたわ」
坂本「ん?」チラ
坂本「なるほど、わかった。先に行っている。しっかりやるんだぞ!」
ペリーヌ「はいっ!」ニコッ
ペリーヌ「トネールッ!!」
メガネ「ぐぼぁ」
ペリーヌ「これはどういうことですか?メ・ガ・ネ・さん」
192 :
ショタ俺:2010/11/03(水) 23:07:51.25 ID:nUOAJTZs0
ペリーヌGJ!
俺もペリーヌにトネールされたいなぁ
194 :
前1:2010/11/03(水) 23:11:06.97 ID:iQA+nMsLO
メガネ「あ、いや、これは」
ペリーヌ「トネールッ!!」
メガネ「ぐはぁ」
ペリーヌ「あ・と・で、ゆっくりお話をお伺いしますわ」
ペリーヌ「楽しみですわね」ニコッ
ペリーヌ「さ、ルッキー二さん達を探しますわよ」
ペリーヌ「ついて来なさい」
メガネ「は、はひ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:13:14.84 ID:qJzBHtS00
当然の仕打ちだぜ・・・メガネよ・・・
めがねざまあ
シャーリーにいじめられる妄想カキカキカキ
もうオナニー垂れ流しでいいや
197 :
前1:2010/11/03(水) 23:19:07.80 ID:iQA+nMsLO
ルッキ「あー歩くのつかれたー」
弟「ええ!」
ルッキ「きゅうけーい!」
弟「もうここでじっとしてようよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ルッキ「Zzz」
弟「寝てる…」
弟(今、恐い人とか来たらどうしよう…)
弟(お、俺が守らなきゃ…)
弟(でも…恐いよぅ…)
???「ねえ、僕たち」
弟「え?」
弟(ほ、本当に来ちゃった…)ガクブル
199 :
前1:2010/11/03(水) 23:26:05.24 ID:iQA+nMsLO
???「迷子かな?」
弟「え…あ…いや…その」チラ
ルッキ「Zzz」
弟(ルッキー二お姉ちゃんおきてー)ウルウル
???「え、あ!ご、ごめん。恐がらせるつもりじゃ」
弟「ううっ…ううっ」
???「そ、そうだ!ジュース!ジュース買ってあげるから泣き止んで!ね?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
弟「ひぐっ…」ゴクゴク
???「ごめんね…」
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:33:04.42 ID:qJzBHtS00
この???は一体だれなんだ・・・きになるぜ・・・
201 :
前1:2010/11/03(水) 23:33:24.35 ID:iQA+nMsLO
???「僕はただ君たちが心配だっただけなんだ…」
???「脅かして本当にごめん」
弟「ひぐっ…ジュース…うぐっ…ありがと」
???「あ、僕はおれって言うんだ。君は?」
弟「弟…」
おれ「弟君って言うのかぁ」
ルッキ「う…じゅ?」パチ
ルッキ「あー!ジュース!」
弟「あ、ルッキー二お姉ちゃん!」
おれ「はい。君の分もあるよ」
ルッキ「ありがとー」
202 :
白い死神:2010/11/03(水) 23:34:05.93 ID:+YHwQgE7O
支援
あー、やっと帰ってこれた、今日の予約状況どんな感じっすか?
204 :
前1:2010/11/03(水) 23:41:16.64 ID:iQA+nMsLO
――迎えを待っている間、弟達は色々な話をし、3人は打ち解けた。そして迎えが…
坂本「いた!」
おれ「はははー」
ルッキ「でねー」
弟「えー」
坂本「あれは!」
―もっさんビジョン―
おれ「ははは、可愛いなお前達!俺と来るんだ。グヘへ」
ルッキ「い、いや」
弟「美緒お姉ちゃんたすけてー」
―現実―
坂本「私の弟に何をする!」
弟「あ!お姉」
坂本「烈風斬!」
205 :
マーチ:2010/11/03(水) 23:43:35.63 ID:8KfQ88My0
>>白い死神さん
前1さんのあとにペルソナさん、
そのあと自分かな?
急ぎでしたら自分は明日にしますけど?
>>205マーチさん
とんでもないです、私自身も他の方の作品読みたいので
丁寧にありがとうございます
207 :
前1:2010/11/03(水) 23:47:31.45 ID:iQA+nMsLO
おれ「うわぁ」
どがああああああん
坂本「2人共ッ!怪我はないか!」
坂本「それから弟!尻は無事か!?」
弟「は?…いや、それよりおれさん大丈夫!」タッタッタ
坂本「おい!そいつに近づくな!」
ルッキ「うじゅー!」
おれ「だ、大丈夫だよ…」
おれ「いきなり何するんですかッ!」
208 :
前1:2010/11/03(水) 23:52:28.49 ID:iQA+nMsLO
タッタッタ・・・
シャーリー「な、何が起こった!?」
キ84「い、いまのは!?」
ペリーヌ「どうしたんですの!」
メガネ「」
坂本「お前達来たか!2人を見つけたら誘拐犯が!」
シャーリー「なに!」
弟「ち、違う!この人はみんなが来るまで迷子の俺達と一緒にいてくれたんだよ!」
ルッキ「そうだよー!」
坂本「へ?」
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:53:26.11 ID:/zLvm5Is0
キ84はどうやって解放されたんだろうか
210 :
氷男:2010/11/03(水) 23:54:49.59 ID:qJzBHtS00
俺も夜に投下しようと息を静めて待ち伏せていたが明日の昼にするよ
みんなの毎度楽しみにしてる!
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 23:54:52.20 ID:0TGLQC/F0
>>209 きっとシャーリーが助けてくれたんだろう
途中でシャーリーが来て「大きい方がいいもんな!」とか言ったんだろう。
213 :
前1:2010/11/03(水) 23:57:33.41 ID:iQA+nMsLO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
シャーリー「へー、ありがとな」
坂本「す、すまん。とんだ勘違いを…」
弟「怪我が無くてよかったね」
おれ「ははっ…(あれは怪我どころじゃ…)」
キ84「怪我といえばなんで黒焦げなの?メガネ」
ペリーヌ「なんででしょうかねメガネさん」
メガネ「雷恐い…雷恐い…」ブルブル
214 :
前1:2010/11/04(木) 00:04:28.92 ID:numkCBXhO
ネウロイだー! 逃げろー! わー!わー!
坂本「なに!」
シャーリー「車へ戻るぞ!」
ドカアアアアン
ガラガラッ
ペリーヌ「瓦礫が!?」
おれ「あぶない!」
バッ
ドンドン
おれ「大丈夫ですか!?」
坂本「シールドだと!?」
シャーリー「しかもでかい!」
キ84「それより」
弟「お兄ちゃんウィッチなの!?」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:05:20.93 ID:9/x7Zr+X0
wktk
投下待ち大杉ワロタ
俺は週末になるかな…いつもより速いペースで書けてる
ていうかマーチの人とか書くの速すぎだろうw
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:08:57.91 ID:/DVi+l9d0
男ウィッチで一人称が僕……だれだ?
218 :
前1:2010/11/04(木) 00:10:07.85 ID:numkCBXhO
おれ「そんなことより今は避難を!」
坂本「そうだったな、みんな走れー!」
タッタッタッタ・・・
ペリーヌ「もう!しっかりしてください!」
メガネ「」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ミーナ『みんな無事!?』
坂本『ミーナか!こっちは大丈夫だ!そっちはどうなってる!?』
ミーナ『こっちはなんとかなりそうよ。でもすぐに基地に帰還して』
坂本『ああ!』
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:11:14.54 ID:jmJ3OaFwO
俺も今日書いて投下するつもりが全然筆が進まなかったぜ
なのに寝ようとしている今になってガンガン筆が進むこの現象はなんなんだぜ
220 :
マーチ:2010/11/04(木) 00:11:25.00 ID:/DVi+l9d0
>>216 いやいや今日まで暇人でしたから、
明日からは執筆速度も遅くなりますw
昼間に投下できる俺は勝ち組
222 :
前1:2010/11/04(木) 00:14:47.31 ID:numkCBXhO
坂本「シャーリーッ!」
ブロロッ
シャーリー「いつでもだせる!」
坂本「みんな乗ったか!?」
弟「お兄ちゃんも乗って!」
おれ「え?」
弟「はやく!」
おれ「あ、ああ」
シャーリー「出すぞ!」
ブルルルルルル・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:14:58.45 ID:dRH1UHN/0
>>221 昼間は少し人がいなくてさびしい
まぁ気楽にはできる面もあるな
支援!
224 :
パシリな俺:2010/11/04(木) 00:16:17.55 ID:5B2MTNqE0
\俺も投下待ちだぞ!/
人多すぎて大変よろしい
会社終わらないと落とせん俺は…今日も寝る…
マーチの人…朝の一言にはマジ救われたありがとう
だが孕ませ展開には叩き潰されただろう?
226 :
前1:2010/11/04(木) 00:20:08.94 ID:numkCBXhO
―基地―
坂本「ミーナ!」
ブロロロロロ
ミーナ「ネウロイは倒したわ」
ゲルト「!」
ゲルト「弟ぉーーー!!」キラキラ
ゲルト「お姉ちゃん頑張ったぞー!」
弟「あ!」
ゲルト「ん!そいつは誰だ?」
弟「あ、お兄ちゃんは」
ゲルト「!?」
お兄ちゃん…お兄ちゃん…お兄ちゃん…お兄ちゃん…お兄ちゃん…
ゲルト「き、貴様ーッ!」
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:20:13.14 ID:9/x7Zr+X0
>>225 いや、悪くないぞ
当時は唖然としたがこれもありだ
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:21:05.70 ID:AF3fg7ptO
浮気記念にメガネが酷い目にあう続編書いてくるわ
229 :
前1:2010/11/04(木) 00:25:34.55 ID:numkCBXhO
おれ「な、なんですか!?」
ミーナ「落ち着きなさいトゥルーデ」
ミーナ「あなた名前は?」
おれ「おれといいます」
弟「迷子になったとき助けてくれたんだー」
ルッキ「あとねー少佐が烈風斬撃ったんだよー」
ミーナ「美緒?」ニコッ
坂本「あ、いや、それは」
坂本「お、おれ!助けてくれてありがとうな!お礼をしたい。今日は泊まっていけ」
230 :
前1:2010/11/04(木) 00:33:04.42 ID:numkCBXhO
―夜―
おれを交えた夕食で、シャーリーとキ84が婚約したこと、おれが魔力を持っていることを話した。
おれ「シールド貼るくらいしかできないんですけどね」
弟「お兄ちゃんもここに住まない?」
ゲルト「だめだ!」
おれ「僕なんかが力になれるなら是非!」
坂本「よし、今日のお詫びに私直々に鍛えてやる!」
そんなこんなで、おれも仲間に加わった。そしてこの後メガネは……され、シャーリー達は愛し合った
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:33:42.58 ID:9/x7Zr+X0
おおう・・・
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:35:18.11 ID:Lhh+6IKxP
999ー!はやく来てくれー!
そういえば異世界のウィッチたちも最近見てないな
234 :
前1:2010/11/04(木) 00:42:00.62 ID:numkCBXhO
―数週間後―
坂本『任務完了だ』
ミーナ『ネウロイの消滅を確認。帰投してください』
坂本「よーし、全機帰還する」
ゲルト「おと」
弟「お兄ちゃん今日凄かったよ!」
おれ「ほんと!?」
坂本「ああ、お前も様になってきたな」
おれ「ありがとうございます」
ゲルト(ぐぬぬ…あいつが来てから弟が構ってくれない…)
ゲルト(しかし、少佐と妙に仲がいい…これはチャンスか?)
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:42:26.83 ID:gpkyKmk/O
前1はもうとっとと三角と男の娘をくっつけたらいいと思う
236 :
前1:2010/11/04(木) 00:49:09.75 ID:numkCBXhO
―基地―
エーリカ「おかえりー」
ゲルト「ああ」
お兄ちゃーんお風呂いこーおれ、しっかり洗ってやってくれよ
はい
ゲルト「……」
エーリカ「トゥルーデどうしたの?」
ゲルト「なんでもない…」
とぼとぼ・・・
おれ「ん?」
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:49:53.49 ID:dRH1UHN/0
前1のSSの中でまだ男と結びついてないのは
ミーナと芳佳とリーネとトゥルーデともっさんぐらいか
もっさんは半確定みたいな感じだが
238 :
前1:2010/11/04(木) 00:55:36.33 ID:numkCBXhO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
コンコン
ゲルト「誰だ?」
おれ「僕です」
ゲルト「っ…!」
ゲルト「何の用だ?」
おれ「お話があるんです。空けてもらっていいですか?」
ガチャ
ゲルト「話とはなんだ?」
おれ「バルクホルンさん!」
ゲルト「!?」ビクッ
おれ「何か悩みがあるんじゃないでしょうか!?」
おれ「遠慮なく相談して下さい!バルクホルンさんの力になりたいんです!」
239 :
前1:2010/11/04(木) 01:01:48.44 ID:numkCBXhO
おれ「僕に出来ることなら何だってします!」
ゲルト「え…えっ」
おれ「僕、バルクホルンさんのそんな顔見たくないんです!」
おれ「あなたにはいつも笑っていてほしい!」
ゲルト「なっ///」カァァ
バタン!
おれ「あ…」
おれ「僕いつでも待ってますから!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゲルト「なっ…なっ///」プシュー
240 :
前1:2010/11/04(木) 01:06:03.34 ID:numkCBXhO
―次の日―
ゲルト(くそう…眠れなかったではないか)
あ、お兄ちゃん
あ、おはよう
ゲルト(はっ!)サッ
物陰
ゲルト(は、反射的に身を隠してしまった)
ゲルト(あ、あいつめ…)ドキドキ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:07:10.39 ID:nRUa8Ow10
お姉ちゃんがー!!
242 :
前1:2010/11/04(木) 01:11:24.04 ID:numkCBXhO
―別の日―
エーリカ「なんか最近トゥルーデ変なんだよね〜」
男「変?」
エーリカ「おれを見るときとかさー」
エーリカ「あれは恋する乙女の目だね」
男「おれは悪いやつじゃなさそうだから大丈夫だろ」
男「それにいつまでも子供追いかけ回してるよりいいだろう…」
エーリカ「そうだね…」
243 :
前1:2010/11/04(木) 01:17:48.56 ID:numkCBXhO
男「それに子供好き同士お似合いじゃないか」
―外・むこう―
ルッキ「おれーまてー」
おれ「はははー、こっちだぞー」
弟「お兄ちゃんはやくー」
―こっち―
エーリカ「だね」ニコッ
―むこう―
わー わー
坂本「弟ぉー」
―こっち―
エーリカ「……」
男「まだ一難残ってたな弟よ…」
しえん
245 :
マーチ:2010/11/04(木) 01:24:07.50 ID:/DVi+l9d0
まだしばらくかかりそうかな?
すまないが明日はすこし早目なんでもう寝ます。
期待してくれたひとがいたら(いるかな?いるのか?)
申し訳ない。
明日には投下する。
246 :
前1:2010/11/04(木) 01:24:31.37 ID:numkCBXhO
―庭―
メガネ「水やり終わったー!」
ぽつん・・・
メガネ「……」
メガネ「どうしてこうなった…」
―食堂―
リーネ「いいんですか?一緒に居なくて…」
ズズッ
カチャ
ペリーヌ「ええ」
芳佳「そろそろ許してあげたら…」
ペリーヌ「駄目ですわ!」
ペリーヌ「あの方、わたくしという者がありながら他の女にデレデレしてッ」
やばい、まだ半分行ってないのに一万字行った
もっと描写省いた方がいいのかな…
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:29:47.41 ID:VScrv2WzO
>>245 期待しとくぜ!
ああ、トゥルーデが・・・ついにいっちまうのか・・・
なっちまったら俺、壁代行に転職するんだ・・・
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:33:32.08 ID:/DZNBSW00
メガネェ……
250 :
前1:2010/11/04(木) 01:33:56.21 ID:numkCBXhO
―エイラの部屋―
エイラ「……」
エイラ「シャーリーとキ84が婚約カ…」
エイラ「アイツ忘れてないだろうナー」
エイラ「ワタシとの結婚のこと…」
エイラ「アイツ帰ってきたらなんて言ってヤロウ…」
エイラ「また抱き締めてほしいナ…」ポロッポロッ
エイラ「ううっ…ひぐっ…」
ごしごし・・・
エイラ「な、泣いちゃだめダ」
エイラ「なあ、はやく帰ってこいヨ…」
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:34:22.29 ID:nRUa8Ow10
お姉ちゃんが!俺のお姉ちゃんがー!!
252 :
前1:2010/11/04(木) 01:41:46.59 ID:numkCBXhO
―食堂―
ゲルト「なあ、おれ///」
おれ「なんですか?」
ゲルト「これ、食べてみてくれないか///」
つお姉ちゃんの手料理
おれ「あ!美味しそうですね!」
おれ「いいんですか!」
ゲルト「ああ、お前の為に作ったんだ///」
おれ「バルクホルンさん///」
おれ「いただきます!」
ぱくっ
ゲルト「ど、どうだ?///」
253 :
前1:2010/11/04(木) 01:49:16.86 ID:numkCBXhO
おれ「すごく美味しいです!」
ゲルト「ほんとか!」
おれ「バルクホルンさんの夫になる人は幸せ者ですよ」
ゲルト「え///」ドキドキ
おれ「美人だし、しっかりしてるし、料理も上手だし」
ゲルト「ふふ///そんなにほめないでくれ///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ヒソヒソ・・・
ミーナ「トゥルーデもすっかり女の子ね」
芳佳「恋すると人は変わるんですね」
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:49:34.40 ID:9/x7Zr+X0
おおう・・・
255 :
前1:2010/11/04(木) 01:53:46.36 ID:numkCBXhO
―もっさん部屋―
坂本(バルクホルンは最近おれに夢中だ)
坂本(今なら弟を私の物にできる!)
坂本(そして今、私の手にはこの前買ったアレがある)
がさごそ・・・
催眠術の本
坂本(今日作戦決行だ!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:54:06.52 ID:9/x7Zr+X0
もっさんwww
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:54:36.29 ID:nRUa8Ow10
お姉ちゃんがああああああああああああああ
お姉ちゃんがあああああああああああああああああああああ
258 :
前1:2010/11/04(木) 02:00:28.94 ID:numkCBXhO
坂本「弟、ちょっと私の部屋に来てくれ」
弟「ん?わかった」
エーリカ(ん?なんか面白そうな予感がする)
―もっさん部屋―
坂本「そこに座れ」
弟「うん」
坂本(よ、よし)ドキドキ
坂本「弟、深呼吸するんだ」
弟「なんで?」
坂本「いいからやるんだ」
弟「は、はい」
弟「スゥー」
弟「ハァー」
坂本「続けて」
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:05:25.67 ID:gpkyKmk/O
999はもう絡ませてもらえないのだろうか
260 :
前1:2010/11/04(木) 02:05:58.81 ID:numkCBXhO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
弟「」
坂本(これがトランス状態か)
坂本(耳元で囁くんだな)
坂本「リラックス」
坂本「私の声を聴いてると」
坂本「だんだん気持ちよくなってくる」
坂本「気持ちイイ」
坂本「気持ちイイのは当たり前」
弟「」ビクッビクッ
坂本(おお!)
999は犠牲になったのだ
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:07:23.36 ID:numkCBXhO
もっさんが本格的にダメな人に……
264 :
前1:2010/11/04(木) 02:15:16.67 ID:numkCBXhO
坂本(おお!よだれたらしてる)ハァハァ
坂本(か、可愛い///)
坂本(下もピクピクして///)
坂本(今襲えば…)
坂本(いや、今はあの言葉が先だ!)
坂本「弟は坂本美緒が好き」
坂本「弟は坂本美緒が好き」
坂本「弟は坂本美緒を愛している」
弟「」
坂本(これでいいはずだ)
坂本(後は…)
―中略―
坂本「イッちゃえ!」
弟「」ビクン
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:16:13.15 ID:WiYRJwJBO
俺のお姉ちゃんが…ちくしょう…
そういや前1版では弟はまだ年齢1ケタだっけ?
精通してなくn
267 :
前1:2010/11/04(木) 02:23:21.04 ID:numkCBXhO
坂本「目が覚めたら暗示が残ります」
坂本「10数えると目が覚めます」
坂本「10……5……1」
パチン!
坂本(やった!やったぞ!)
弟「んっ…」
弟「ん?」パチ
弟「あれ?」
坂本「起きたか?」
坂本「お前は眠ってしまったんだ」
坂本「おはよう」
ちゅ
弟「ボー」
坂本(抵抗しない!?やった!やったんだ!私は!)
エーリカ(見ちゃいけない物を見ちゃったよ…ミーナに報告しなきゃ!)
もっさん最低
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:26:02.35 ID:numkCBXhO
>>265あの状態のもっさんは多分そんな事気にしてないよ
270 :
前1:2010/11/04(木) 02:33:45.54 ID:numkCBXhO
その後、密告によりバレたもっさんはミーナ中佐にこってりしぼられました。
ミーナ「いくらなんでもやり過ぎよ!」
坂本「すまん…もうしません…」
ミーナ「それにあんな物に頼った愛なんて本当の愛じゃないわ!」
ミーナ「これは没収します」
あの本、“好きな男を虜にする催眠術の本"はミーナ中佐の手元に…
ミーナ(これは使えるわね)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
271 :
前1:2010/11/04(木) 02:37:17.88 ID:numkCBXhO
今日はここまで
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:38:05.63 ID:nRUa8Ow10
終わりかよオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
乙
ミーナさん何に使う気なんだwww
そしてサンダーヘッドを早く戻してあげてー
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:38:37.24 ID:9/x7Zr+X0
いろいろまずいよwww乙
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:41:37.88 ID:jmJ3OaFwO
乙
もっさんェ……
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:42:57.26 ID:9/x7Zr+X0
さぁ俺も週末の大規模投下に備えて書きため中だよ
覚悟してろよ
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:44:57.29 ID:gpkyKmk/O
乙乙
書き貯めしてるけど俺の殺伐としすぎ
いちゃいちゃはどうしよう……
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:52:53.22 ID:KZhARDTnO
待機してた人みんな寝ちゃった?
>>277 安心汁
俺のなんか後付けで設定増え始めてもうどうしたらいいやら
布団の中でいいセリフとか地の分思いついて起きたら書こうと思ったら出てこない事ってあるよね
それだよorz
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 03:38:10.69 ID:KZhARDTnO
上げ
282 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/04(木) 03:40:33.54 ID:0ywxMJf6O
うたた寝してて今起きたから前一のを読んだが・・・・・・もっさんは弟に夢中なんだな。
そして俺の俺が確実に出ない事が同時に分かったw
283 :
チョコボーイ:2010/11/04(木) 04:08:33.78 ID:ataFiGwu0
俺「ストライクウィッチーズだな」
>>463?から
ハンガー
整備兵「ストライカー搬入を終了!」
整備兵「チョコボーイ山口少佐!只今 ストライカーユニットが到着いたしました!」
チョコ「あぁどうもありがとう!じゃあ久しぶりのご対面と行こうかな・・・・」
ユニットを覆っているシートがとられる
バサッ・・
シャリ「これが・・・少佐のストライカー・・・・・」
芳佳「なにこれ・・・すごい真っ黒・・(っあ! あぁ!
芳佳「」
リーネ「しかも重そうですっごくおっきい・・・ 私たちのと比べ物にならないくらい・・・・」
チョコ「あぁぁぁぁぁっすぅぅうぅぅぅ・・・あぁなになに?もっかいいって?」
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:11:00.34 ID:KZhARDTnO
支援
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:11:32.63 ID:zIP05dum0
チョコボーイktkr
286 :
ちょこ:2010/11/04(木) 04:13:22.21 ID:ataFiGwu0
リーネ「重そうでおっきいですね・・・・・(あぁ!リーネちゃんおっきいのがいいの?っすぅ〜!あっすっごい!
リーネ「」(なんなの・・・
ペリーヌ「それよりこれは?・・・・ストライカー・・・なんですの?・・・・」
バルク「ストライカーというよりはまるでロケットだな・・・」
チョコ「・・・・・ひさしぶりだなぁ・・・・」(ロケットかぁ・・
チョコ「元気にしてたかい?・・・」
エーリカ「ちょ・・・・少佐・・なんで泣いてるの?・・・・」
チョコ「いやぁごめんね・・つい・・昔のことを思い出しちゃって・・・ハハッ」
芳佳「昔?・・何かあったんですか?」
リーネ「昔ということは最近までストライカーに乗ってなかったってことですよね?・・」
チョコ「・・・・」
バルク「どういうことだ?少佐・・そんなブランクのある者がどうしてこんな最前線へと配属される」
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:17:25.10 ID:zIP05dum0
チョコ支援
扶桑海云々聞いてたのはフラグと思っていいのか
288 :
>>287思うな 俺の知識不足なだけ:2010/11/04(木) 04:19:09.33 ID:ataFiGwu0
チョコ「・・僕は最近まで扶桑で士官学校で教官をやっていたんだ、もちろん扶桑皇国隊員として訓練でストライカー
を履くことはあったけどね・・・・」
チョコ「実戦経験は乏しいよ・・・・」
芳佳(急に暗くなっちゃったな・・・・)
バルク「実戦経験が乏しい? ならばなおさらだ」
リーネ「実戦はなくとも訓練でこのストライカーを履いていたのなら久しぶりではないんじゃないですか?」
チョコ「訓練ではこのストライカーを使ったことはないよ、」
エーリカ「じゃあこのストライカーを履くのが久しぶりってことなんだ」
チョコ「そういうことだね・・・・」
バルク「どういうことだ!? なぜ最前線に配属されたか聞いているんだ!」
シャリ「おいおいおちつけよ・・・・」
チョコ「配属された理由は僕にもわからない・・上の判断としか言えない」
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:20:17.19 ID:zIP05dum0
ああっす支援
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:28:29.86 ID:ataFiGwu0
バルク「うぐ・・・そうか・・・」(実践経験も乏しくブランクもあるのになぜ・・・
エーリカ「その実戦経験ってのは?」
チョコ「このストライカーが戦闘で使われたのは一度だけ・・・なんだ」
バルク「つまり少佐の実戦経験は一度だけということか?・・・いや他のストライカーでの出撃の場合もあるか・・・」
チョコ「ないよ・・・乏しいとは言ったけど・・・経験は一度だけなんだ」
バルク「上の奴らもむちゃくちゃだな」
ペリーヌ「それでその戦闘で何があったんですの?・・・・」
チョコ「あぁ昔扶桑に巨大なネウロイの巣が突然現れてね・・未曾有の出来事だよ人類にとっては・・
それだけ巨大なものだった・・・」
「しかも真っ先に似狙われたのは他国への通信本部と管制塔だった、しょっぱなから司令塔と他国への連絡手段を奪われた・・・・そこで軍は焦ったわけだよ どうにかして止めなければ国が乗っ取られてしまうから・・」
チョコ「多くの人々とウィッチが巣をせん滅するために戦いに参加したよ・・・・・」
チョコ「相手の力は圧倒的だった・・・軍もなりふりかまってはいられなかった ・・・孤立していたんだ・・・そして軍の作戦が発表された「今もてる全ての技術を結集して最強のストライカーを生み出し戦闘を終結させる」・・・・」
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:28:54.92 ID:y0/9C7+LP
>>144 乙乙
寝て起きたらすげえのが投下されてた
熱くなったぜ
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:33:09.58 ID:ataFiGwu0
芳佳「そんな・・・無茶な・・・私や坂本さんも知らない頃のこと・・・なのかな」
チョコ「どうかな?・・・狙われたのは一部だったし・・公にしてないだろうからね・・・今思えばその作戦の発令も遅すぎるくらいだった・・・扶桑国内でも連絡手段はなかったからね・・・それぐらい焦ってた」
バルク「ネウロイがそこまでの知能を持っていたというのか?」
チョコ「知能?かどうかはわからない・・ただ正確に狙われたのは事実だよ」
シャリ「それでその作戦はどうなったんだ?」
チョコ「さっきの作戦正式命令は コードネーム:ワンナイト(一夜行)・・・「一夜デ、我ガ国ノ技術ヲ結集シタ、ストライカーヲ製作セヨ」・・戦時に新たな兵器を開発するなんて無理だ、他国の援助もなしに・・しかもストライカーだよ。」
ペリーヌ「しかし、やらなければやられる・・・その様子だとネウロイに応戦できる兵器さえままならなかったのでは?」
チョコ「あぁその通り だからこそストライカー・・いやウィッチの力に希望を託した・・無理のある作戦だとしても・・」
チョコ「でもよしかちゃん・・・それを可能にする技術者が扶桑にはいたんだ・・君のお父さんもそのうちの一人だと思ってるよ」
芳佳「知ってたんですか!私の御父さんのこと」
チョコ「もちろんだとも 宮藤博士がいなければストライカー自体生まれていなかったからね」
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:33:38.85 ID:zIP05dum0
ワンナイかwww
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:39:28.82 ID:ataFiGwu0
チョコ「そしてその作戦は実行に移された・・・戦時の真っただ中に・・一人の天才と多くのの優秀な技術者によって」
ペリ「一人の天才?・・・・・一体どなたなんですの?」
チョコ「ぼくの唯一無二の親友であり戦友である 宮迫博士だよ・・・」
ペリ「宮迫博士・・・・・」
芳佳「戦友?・・・・と言うことはその人もウィッチ何ですか?」
チョコ「うん・・・正しくはウィッチだったってとこだね。とても短い期間だったけど・・・戦闘中に重傷を負ってウィッチを引退したんだ、
それからはウィッチのための兵器製作に身を投じているんだ。二度と死んでいった仲間や自分のような戦いの犠牲者をださないようにと・・・」
芳佳「そう・・・なんだ・・・・」(男の人もウィッチとして戦いに・・・ウィッチのために・・・多くの人を守るために・・)
エーリカ「それで戦いは?作戦はどうなったの?」
チョコ「あぁ! もちろん大勝利さ! みんなビンッビンによろこんでたねぇ〜」 (喜んでくれた・・・?
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:41:07.07 ID:y0/9C7+LP
チョコのくせにシリアス……だと……?
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:41:40.55 ID:zIP05dum0
宮迫www
297 :
>>295ネタで終わると思うなよ? ネタで・・・・・:2010/11/04(木) 04:42:43.50 ID:ataFiGwu0
エーリカ「すごい・・・その作戦成功したんだ・・・」(急にテンションあがったな・・・
リーネ「それであの・・・このストライカーの形式は?」
シャリ「おっ! めずらしいなリーネがストライカーに興味を持つなんて」
チョコ「あぁ紹介がまだだったね・・こいつの正式名称は龍雷。 製作した皆と僕は作戦名に掛けてワンナイト・・・
ワンナイって呼んでるんだ・・いい名前でしょ?」
シャリ「ワンナイ・・・か・・・すげぇなぁ〜」ボーー
バルク「ワンナイト・・・・一夜か・・・・」(一夜で一国を救ったのか・・・・・
バルク「!?」
シャリ「どうしたんだ?」
バルク「つまりあなたが・・・少佐がこのストライカーを履いて一国を救ったというわけか?」
エーリカ「そういえばそうだね」
チョコ「あぁそういうことになるのかな・・・このストライカーが使われたのはその一度だけだよ」(救ったなんて・・・・・・・
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:46:37.25 ID:ataFiGwu0
シャリ「しかしこんなに大きいと速度が出そうにないな・・・最高速度はどれくらいなんだ?」
チョコ「計測はしたことないよスペックシートもないしね。博士は 「使い方は体で覚えんねん!」 って言ってたな
まぁ問題ないよ いろいろと僕の体質に合わせて設計されているからね さてっ!昼ごはん昼ごはん!」
バルク「専用設計なのか・・・」
よしか「あぁ!もうそんな時間だったんだ!! 早速作ってきますね いこっリーネちゃん!」
リーネ「うん!」
エーリカ「私たちもいこうか!」
シャリ・バルク「そうだな」
ペリ「さてと」
チョコ「あああああああああああぁぁぁあぁっす!みんないっちゃうんだぁ〜あぁ〜チョコボーイも行っていい?ねぇいくよ?あぁいくよ?っすぁいくよ?あぁあぁあぁあぁああああぁぁぁっっっっすぅ〜!!」
一同「」(ナンナンダヨコノヒト・・・・
エーリカ(あれ?なんかうまくはぐらかされたような・・・涙の理由を聞こうと思ったのに)
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:47:56.22 ID:zIP05dum0
wktk
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:51:12.71 ID:ataFiGwu0
一同が食堂へと歩みを進めたのち少佐は踵を返し再びストライカーへと歩み寄った
チョコ「良かったよ・・・涙の理由を聞かれなくて・・・・」
(ナニガクニヲスクッタダ・・・・・ナカマモマモレナカッタノニ・・・
チョコ「うぅ・・・あぅ・・・・うぅぅ・・・」
---------------
食堂−
チョコ「おぉ!おいしそうね臭いがビンッビンきてるねぇ〜」
坂本「あぁ山口少佐!遅かったな もう少しで昼御飯が出来上がるそうだ もうしばらく待ってくれ」
チョコ「わかったよ美緒ちゃん!」
一同『・・・・・えっ?』
坂本「・・・なっ////・・・・なんだその呼び方は!///」
ミーナ「あらあら・・うふふ・・」
チョコ「あれ?おかしなこと言ったかい?」
ペリ「ちょ!・・・少佐に対して失礼ですわ!」
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:52:13.31 ID:zIP05dum0
もうぐっさんの脳内再生が止まらんwww
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:54:36.07 ID:ataFiGwu0
エイラ「なんでお前が怒ってんダヨォ〜つんつんめがね」
ペリ「あなたは黙っててくださる!」
エイラ「な・・・ナンダトォー」
サーニャ「ちょ・・・エイラ・・やめ」
エイラ「この!この!残念賞ツンツンメガネのくせニィィ〜」ムニュムニュ・・・
そういってペリーヌの無い胸を揉みしだく
ペリーヌ「な・・・なにするんですの!このカードオタク!」
エイラ「こんのォォォォ!」モミュンモミュン
バルク「おい!もうやめにしないか!食事の席だぞ!」
サーニャ「そうよエイラ・・・・・」
エイラ・ペリ「うぐぅぅぅぅ〜」シュン・・・
坂本「////」(美緒って・・美緒って・・ミーナ以外の人に・・
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:01:52.44 ID:ataFiGwu0
チョコ「あれチョコボーイいけないことしちゃったかな?」
シャリ「いいんじゃないか? 山口少佐は皆に対してちゃん付けしてるしさぁ〜」
坂本「し・・しかし先ほどまでは坂本少佐と呼んでいたたたたぞ!・・・・」
ミーナ「美緒・・おちついて・・・」
ミーナ「まあ階級も同じことだし問題は特にないわね」
坂本「ミーナッ!」
芳佳「いいんじゃないですか?坂本さん 仲間同士のスキンシップにもなりますよ」
坂本「仕方ない・・・・わかった」
エーリカ「よし!そうときまったら早くご飯食べよっ!」
バルク「そうだな」
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:02:41.91 ID:zIP05dum0
早朝は人がいない・・・
支援
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:04:00.47 ID:rsuFhJGs0
みんなおはよう
起きたらチョコボーイがシリアス入っててびっくらなんだが…
支援!
306 :
ちょこ:2010/11/04(木) 05:06:10.19 ID:ataFiGwu0
一同『いっただっきまぁぁぁっすぅ』あぁっす!
ミーナ「今日は山口少佐の招待パーティーも兼ねた夕食会にしようと思ってるんだけどどうかしら」
芳佳「いいですね!おいしい料理つくらなくちゃ!」
ルッキ「うじゅ! いっぱい食べれるぅ~」
シャリ「おいルッキーニ少しは考えて食べろよ?」
ルッキ「わかったぁー!」
坂本「料理もいいが宮藤。 おまえはこの後訓練が待っているぞ リーネもな」
芳佳・リネ「えっ・・・」(そりゃないよ・・・
坂本「どうした二人とも なにか不満でもあるのか?」ギ゙ロッ
よ・リ「い・・・いえ頑張ります」
坂本「そうか・・わっはっはっは!たくさん食べろよ」
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:09:09.09 ID:ataFiGwu0
チョコ「・・・・アァ・・すんごいなぁ〜っすぅぅぅぅ・・・」ブツブツ
バルク「? どうした 少佐」
チョコ「こんなにビンッビンしてるなんて・・・・どうやったらこんなになるんだろうなぁ〜あぁすっごい//」ブツブツ
ルッキ「うじゅじゅじゅじゅwwwwwおっいしーーーーーー!」
シャリ「少佐・・・お・・・おいそれ・・・」
エイラ「な・・ただのフランクフルトダロ・・」
エーリカ「どーしたの!少佐 フランクフルト嫌いなの?私が食べてあg(「あああああああああああああああああああああああああああああっすぅうううううううう!!
え?なになに?エーリカちゃん?これ食べたいの?ねぇ?ああっすんごい!!あぁっす!」
エーリカ「えっ」
一同『』(また始まった・・・
308 :
ここまでです 私はとても遅筆です 支援ありがとうな ノシ:2010/11/04(木) 05:15:13.15 ID:ataFiGwu0
チョコ「エーリカちゃんこれすきなの?」
エーリカ「う・・うん大好きだよ・・お菓子の次に(あああああああああああっす!大好きなんだぁ〜 これ食べたらもう他のは食べられないね!
エーリカ「い・・いやだからお菓子の次に・・好きなんだって」
チョコ「じゃあこれあげるよ ほら食べて食べて 食べてるとこ見せて?」
バルク「おい・・少佐・・・なにを」
エーリカ「あ・・・ありがとう・・・ん・・・ちゅぱぁ・・んぁ・・いふぁいに・・・おっひい・・」(ぁぁぁぁあああああああああああああああああああああっす!)
「はむ・・・」(あっ!) 「はむはむ・・・」(あぁあ!)
エーリカ「ぷはぁ〜おいしかった!」(っっっっっっっすぅ〜〜〜あぁ〜〜おいしかったんだぁ〜エーリカちゃんすっごいねぇ〜見かけによらず大胆なんだねぇ〜)
ペリ「・・・・少佐は何を言ってるんですの?」
バルク「そんなことよりバタバタしてて皆の紹介がまだしっかりと出来ていなかっただろ!」
ミーナ「そうだったわね!・・・じゃあ改めて自己紹介でも・・」
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:15:57.59 ID:KZhARDTnO
乙
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:18:20.88 ID:rsuFhJGs0
乙乙
朝からいいチョコボーイだった
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:23:23.57 ID:WiYRJwJBO
乙!待ってたぞ
さすが本家だな
俺のチョコボーイも後で暴れさせてやるか
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:06:19.60 ID:rsuFhJGs0
さて、お昼までのつなぎに変態パイロットなんてどうだい?
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:07:50.39 ID:zIP05dum0
待ってたぜ、ロマーニャ野郎
ただし女神様に手ぇだしたら壁が消える覚悟くらいはしてもらおう
GO!
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:11:40.38 ID:rsuFhJGs0
みんな朝なのにありがとな!
前スレ
>>266から
見張り「北北西に飛行灯を確認、マルセイユ中尉と俺少尉だと思われます!」
パットン「来たか…」
加東「距離はどのくらい?」
見張り「8km位でしょうか…あと、動きが…」
ペットゲン「動きが?」
見張り「乱れています…って、ドッグファイトしてますよ!?」
加東「なんですって!?」ピョコン
加東「確かに…実弾は撃っていないみたいね。」フウ
稲垣「わあ、速いですねえ…」
加東「って、速すぎ!滑走路開けろ――!」
ヒュゴォオオ!!キィイイ!!
マルセイユ「私の勝ちだ!!」ハアハア
俺「嘘こけ、俺の勝ちだ!!」ゼエゼエ
マルセイユがユニットを脱ぎ捨て加東に走り寄る。
俺はタイガーバウムから降りて走る。
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:12:44.88 ID:KZhARDTnO
支援
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:13:03.58 ID:ataFiGwu0
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, !:::::レ/ / ハ{: : :ゝー - =イ ̄i: : : ゝ、:::::::i ト / i !
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, V / - _ x // / , / _ i! !i. i! 私の勝ちだ!!
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/ / イ ≠ ゞー¨ !/ .{::シ// / !
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/ イ! T!ヽ 、 i! / !
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318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:15:29.29 ID:rsuFhJGs0
マルセイユ「はっはっは!ケイ!おいケイ!こいつは使えるぞ!!明日からフルで使おう!」タタタ
俺「おっいいのか!?ハッハ!お前の3倍落としてやるよ!!」ダダダ
マルセイユ「ふふん、まずは新人訓練だな!」タタッ
俺「ハッハー!そいつも3倍だ!」ダダッ
マルセイユ「言ったな?確かに言ったな?逃げられないぞ?」ニイ タタン
俺「お生憎様!俺は一度言った事は曲げない主義だ!!」ダダン
マルセイユ「ケイ!やっぱりこいつは馬鹿だ!」タン
俺「おっ!いつぞやの扶桑のジャーナリスト・カトーじゃないか!」ダン
加東「お久しぶりね。そして二度と会いたくなかったわ、俺少尉」
俺「うれしいねェ。覚えててくれたなんて感激だな!」
加東「あなたねえ、そのお気楽アタマをどうにかしなさい!」
俺「ハァッハー!どうしようもないぜ!!」
加東「そ・れ・に!あなたみたいな女っタラ『艶福家!』
…艶福家がマルセイユに何もしないわけないでしょう!!」
俺「おいおい、俺は16歳以下には…」
マルセイユ「ああ!キスされた!」
全員「…はい?」
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:16:58.68 ID:zIP05dum0
さぁ早速命に危険が(ry
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:18:15.01 ID:rsuFhJGs0
マルセイユ「…?なあ俺、私にキスしたよな?」
俺「ああ、したなァ…髪に」ヒュオッ!「おっと」ヒョイ
俺「いい槍だな、お嬢さん」
マティルダ「…外したか」チッ
俺「ハッハー!なかなかいい所だな!お前が気に入るわけだ!」
マルセイユ「ふふん、当然だ。マティルダの槍が当たらなかったのが残念だがな」
俺「当たるわけないだろ?百戦錬磨の虎がこんな所で死ぬかよ!」
バァン! 「えいや」ヒョイ
俺「久しぶりだなァ将軍。俺はどんだけ歓迎されてるんだい?」
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:21:47.02 ID:rsuFhJGs0
パットン「ああ、ここに居る全員がおまえを殺したいぐらい歓迎しているよ」ガシャコ
俺「ハッハー!人気者は辛いね!おら、次はどいつだァ?」
連合軍将校1「てめえ、アフリカの星に手ぇ出して生きて帰れると思うなよ!!」
連合軍将校2「野郎共!歓迎会しなくっちゃなあ!!」
連合軍将兵「「「いえぁああああああああああああ!!!!!」」」
連合軍兵1「おら、酒飲めやぁあああ!!」
連合軍兵2「連合軍将兵2万5千で潰してやりますよぉ!少尉ぃ!!」
俺「ここの歓迎は最高だな!虎の力、見せてやるよ!覚悟しろォ!!」
ヤッハー! オラオラコンナモンカァ!? グウ、ムネン…! トミーノシヲムダニスンナ!ツヅケー!!! ワッハッハッハッハ ガヤガヤ
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:21:58.84 ID:zIP05dum0
将軍たち、やっちゃって下さい!
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:22:57.25 ID:KZhARDTnO
しえん
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:24:36.27 ID:rsuFhJGs0
マルセイユ「見事なパーティーだな。さすがマティルダ」
マティルダ「…いいのですか?鷲の使いよ」
マルセイユ「ああ、ケイが何とかしてくれるだろ?」ニイ
加東「私の仕事を増やさないでちょうだい…」ハア
マルセイユ「じゃ、飲むかケイ!」
加東「当然!」
サケヨコシナサイ! ワタシタチモノムゾー! ワイワイ
ペットゲン「私たちはジュース飲もっか。マミ」
稲垣「そうだね。明日も出撃だし」
ペットゲン「かんぱーい。ティナ達、大丈夫かなあ?」
稲垣「乾杯。明日の事も考えててくれればいいんだけど…」
マティルダ「お前たちは早く寝ろ」ハア
ペット・稲垣「はーい」
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:24:48.97 ID:ataFiGwu0
,、L,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,-‐‐‐''''"~´_____,,,,、、-‐'r゛
, -‐' ________,,,,,,,、、、-=;;''''ヽ| ,,、-‐''"
< ―‐'''!'''''''h''T'''廿'i= .r廿´| { r~
 ̄ ̄ |⌒i r ヽ-- ' |i‐‐‐' }|
|λ|{ ヽ |
. |ヽi | , r.' |
lV r | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`、 ! ‐‐''''''''"""' ! < 奴は とんでもないものを盗んでいきました・・・ティナの心です!
ヽト "" / \________________
|\ ,.!
,,、rl '''''''ー‐_"''''""_´└ 、
// __`-‐''""~ / 丶-、__
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:25:55.49 ID:zIP05dum0
>>325 まだ早い
流石に孕ませの後に二度目のそれやられたら俺が死ぬ
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:29:21.18 ID:rsuFhJGs0
(孕ませなんて高等テクニックは俺にゃ無理です!)
歓迎会という名の俺を潰す会は終わった。かかって来る奴らを千切っては投げ千切っては投げ、
昨日の敵は今日の友ってやつだ。「一生ついていきます!大将!」とか言われて、
舎弟が一気に5000人近く増えたのが嬉しかったな。国に帰ったらマフィアでも始めるかなァ?
そしたら女の子と遊び放題…いいねえ
俺「さて、1年前の約束でも果たしに行きますか」
ザムザム…
岩場
マルセイユ「何か用か?
それとも、変態だってことを証明しに来たのか?」
マルセイユが月を背にこちらを見る。少し頬が上気していて何とも色っぽい
俺「とんでもない。俺は変態なんかじゃないさ」
マルセイユ「本当か?正直に告白した方が楽だぞ?」
俺「俺は、お前と飲みに来ただけさ。約束だろう?」
マルセイユ「ふふん、律儀な奴だ」
空気を読まず古子が牙突で凸
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:33:33.89 ID:rsuFhJGs0
俺「はっは、違いない。俺は明日から雑用だとよ。ほれ、酌してやるよ」
マルセイユ「おお、気がきくな。何をするんだ?」
俺「色んな所の一ヶ月続ける。だとよ」
俺「で、今のところ決まってるのは、炊事班の食事の用意そして調達を毎日朝昼晩。
洗濯班の洗濯毎日の昼。んで炊事、洗濯班共通で毎日の水くみを朝。整備班の滑走路掃除に
その他色々からのコンテナ運びやら、洗車に夜間哨戒に新人トレーニングに、
やること盛りだくさんだ。そしてまさかの二等兵相当扱い。お前さんに手を出した罰則だとよ。大事にされてんなァ」
マルセイユ「…あいも変わらず約束は守るな」
俺「はっは、守らなかったらバルクホルンに頭を捻り潰されるからなァ」
マルセイユ「またバルクホルンか…」
俺「ん?嫉妬か?」ニシシ
マルセイユ「そんなわけあるか。ほら、注いでやる」
俺「こんないい女に酒を注がれる日が来るとはなァ」
マルセイユ「…冗談はよせ。まったく、他の奴らにも言ってやったらどうだ?」
俺「おいおい、言ったろ?お前より美しい女は見た事がないってな」
マルセイユ「言葉が尽きないな、俺少尉」
俺「…そうだ、中尉」
マルセイユ「なんだ?」
俺「この一ヶ月の訓練と雑用が終わったら、ご褒美が欲しいんだ」
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:35:31.03 ID:zIP05dum0
おいおいおい代行はどこだ
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:36:08.59 ID:KZhARDTnO
代行はお休みです
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:36:41.29 ID:rsuFhJGs0
マルセイユ「ご褒美?…いいだろう。何が欲しい?」
俺「終わってからのお楽しみってやつだ。約束、忘れんなよ」タタッ
マルセイユ「あ、こら」
俺「よい夜を、マルセイユ中尉」
マルセイユ(来たと思ったらすぐ居なくなる…1年前から変わらないな)
今回ここまで!またしても朝なのに支援あんがとな!
なんか質問とかあったらガシガシどうぞ!
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:37:38.57 ID:KZhARDTnO
乙〜
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:40:40.63 ID:zIP05dum0
この「俺」の詳細な設定とか合ったっけ?
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:42:25.44 ID:ataFiGwu0
___
/___\
/ |´・ω・`| \ 我に休みなどなし・・・・・・
__ /  ̄ ̄ ̄ \ __
/ | l  ̄`ヾ
/ ,ィ . ヽ ;/ ` ヘ
{ / ヽ / --- 、 〃 ハ
ィ┤f ii ヽ、 / ,. l ヘ ト、
/ ,!/ ,.ィ  ̄ \! イ\_,.イ ム-‐-=ド、 〃ハ ii/ } _ _
イf / ‐-f ィ-‐=- `v'´ }  ̄ `ヽイ 、ト, _イ´ `´ }
r‐ラヘfヘ { iイf´ | ヾ 、 { 〃 / | i〃ィ `ハ ヘ {_ }_二´_ }
{ _二`Y¨}Y } 、ヾヽ { `ト // Λ Λ ,iハ_{_イ__ _ リ
く _.. ィ'}リ } | ii /i\ | / / ト、if ,イ / {、 - ,.イ!
ト、 _,イイ 〃ー- /ハ 丶 __ ,.ィ{ヽ、 / Λヘ / { ハ、__,イイ
ヽ、 ̄/ヾ r'¨ ヽ, __,r‐--'ト=- 、`ー--‐ ´ ,.イ \` if >、 _ イ
 ̄ `ー -=イ __{ Λ__{、__ >- ─ v´ `ヘ、 ´、、 /
`>‐ト-‐ム、r、,.!r-vイヘ、_,.ィ、メ-ュ_ _ ` ー-彳
_r−、∠_,.ィ rヘ 、 f´ー,/,.イ`ー‐=‐ 、
,.ィ´ ̄イ/ /f‘7ァ ,rヘ_/メ、ヾ、rヘ_rヘノ`ー`イ´,イ/ ,ィ へ
,.ィ´ ̄ 〃ィ´/ / // {イ‘-‐'′/,イ `! { /,ィ/ 、 / 〃 \
´ fi / _...-- ─-ィ´/ { } ヘ/ イ/,イ ,.ィ¨  ̄ / /
/ ! ィ´ ̄ム、 ィ-‐--‐イ、 ハ,リ } / く ,.ィ / ,.-= ,イ
if V´,.ィ ─‐ ----イ_、_リ=- ──-- = 、イ ,ィ/イ
 ̄  ̄,.イ ̄ }イ ’ へ イ {
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:44:28.46 ID:rsuFhJGs0
>>334 あるけどパソコンに書き込んでないな。
やっぱ必要かな?
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:45:57.79 ID:zIP05dum0
>>336 いや、俺が設定大好き人間だから聞いてみただけ
ウィッチの設定考えてるだけで一日余裕
ひどく眠いが、そろそろ投下しようじゃないか
我々の俺スレに……
という訳で投下おk?
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:50:04.93 ID:rsuFhJGs0
>>337 よっしゃ書いちゃる!
ネタばれ防止のためにちょっとさびしくなるかもだけど、
次の投下のときに設定だすよ!それではまた!
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:51:05.92 ID:zIP05dum0
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:51:17.06 ID:rsuFhJGs0
>>339 ご苦労だった……と言いたいところだが(ry
お疲れ様です
4つほど前スレ
>>833より
前回からのあらすじ。
リバウの貴腐人こと竹井醇子に襲われ、危うく処女を喪失する所だった俺元帥。
何とか坂本少佐に助けられ、命からがら逃げ果せる。
だが、今日も彼女の形容しがたきおぞましき声と、坂本少佐の嬌声がブリタニアに轟く。
俺は生き延びることが出来るのか?
次回、アバヨ俺の処女でまた会おう!
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:58:17.27 ID:KZhARDTnO
おっ待ってたぞ
4つほど前スレ
>>833より
サーニャ「ん……」
エイラ(あばばばっばばばばば)
あの後二人は相部屋に決まり、荷物を運びふと休憩していると。
サーニャがふと、ポッキーゲームと呟いて、机の上のポッキーとエイラを見比べた後。
突然口にポッキーモドキを銜えて、エイラの方を向き目を閉じたのである。
エイラ(さ、誘ってるノカ……?い、良いのか?イインダナァ!?)
サーニャ「……」
エイラ(ハーッ……!ハーッ……!精神的な……動揺は……敗北……を意味スルッ!)
エイラ(……フゥ……意識するンダ……ポッキーゲームぐらい……呼吸するかのゴトクッ!)
端っこの方、チョコの先端部分に恐る恐る口を近づけ、口に咥える。
サーニャの微かな息が顔にかかり、妙に暖かく比較的暖かい部屋の中ですら、際立っているように思える。
心臓はドキドキと高鳴り、顔が熱い、サーニャも同じようで何時も白い顔が妙に紅く、色づいて見える。
一口、口の中でポッキーモドキを噛み折ったが、味がよくわからない、ただ酷く甘いのはわかった。
まるでフワフワと夢ごこちのように、また一口、また一口と噛み折り、また一口噛み折る。
段々近くなる顔、ますます熱に浮かされたようなそんな気分になる、後3口、後2口、後1口……
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 07:01:25.38 ID:zIP05dum0
いきなりのエイラーニャラッシュwww
ルッキーニ「シャーリーおっぱいでけー!」
エイラ・サーニャ「!!」
シャーリー「そーだろーデカイだろー?もっと触ってもいいのよ?」
ルッキーニ「ワーイふっかふかー!」
後一口で口と口が付きそうだ、という瞬間、外から聞こえてきたルッキーニとシャーリーの二人の話し声が聞こえ。
思わず顔をお互いに反らしてしまった、10秒、20秒何秒たったかはわからないが、徐々に顔の熱が冷め。
顔が元の白い色に戻っていくのがわかる、ふとサーニャの方を見た瞬間。
首に何か細長いものが巻きついて、サーニャの顔が目の前に見えたのが解った瞬間。
そっと、柔らかく、甘い何かが唇について、すぐに離れていったのが分かった。
エイラ「……!」
サーニャ「今日は此処まで……ね?///」
エイラ「……ハイ///」
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 07:06:36.19 ID:KZhARDTnO
壁が消えたぞ
うひゃあああああああああああ
あまああああああああああい
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 07:07:58.83 ID:ataFiGwu0
∧__∧
( ´・ω・` ) どうやら出番のようだ・・・・・・・・
/:: `ニニ´ .:::\`ー-、_
,. -‐'´.: : .:|!:.:ヽヽ、ニ__ ー ::|::...  ̄``ー-、
_,. --r'´.:.:.:.:: ..:.:∧:.:.:.: (__) ::::::::|:.:.:.:... r \
r‐'´ _:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l |!:.:: ハ ::: |;;;;:.:.:.:>....:.|:.. 、 ヽ
:.:.:.:.::.´:.:.:.:.:.:.:.:\_____ヾ:.:.:.:.:.| ∨ >:┴…'´ー‐-、|:.:.:.. \: |:.:.: |、
:. /了:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:. ``ー-、L.. __〉.'" \:.:.:.:.:.:.ヽ:.:./:.:.:/: \
/__/:.:.:./:.:.:.:/-、:.:.:... __ .:Y´:: _,. =ミ:.:\_;;;;;V;;;/ヽ l
:.:.:.:.:.,.イ:.:.:.:.:.:ノ|! _}‐‐::.:.:.. ,r‐'´ ノ. . ::lr'´::" :;;;|:.:.`ー'⌒ | |
:.:.:.:厶;;辷==' /⌒|::.:_;. -'´...:/ :.:l!:.::: :;;;;;|:.:.: ', ∧
:.::イ:.:.:.:´ `ヾ|:: レ'ヽ:.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.:.|!:.:.:... rぅ...:.;;;;;:∧:.:.:. ヽ. |: \
:.:/:.:.: :.:.|::/ /r─  ̄〉.:.:.:.:.:.:.人;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;/::∧:.:.:.:...... ヾ \
:.:.:.:.:.: :.:/: :/.:.:/__ノィ' ̄〉‐一'´___  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄lヾ、:/ :::\_::::::.: . l| :ヽ
俺「やっべー若いっていいわー、マジ若さっての?超羨ましいわー」
ミーナ「どうかしたんですか?」
俺「……いやでも……やっぱ何でもない」
ミーナ(何それ凄く気になるわね……)
俺は小型PCデバイスの画面から目を離し、待機状態にした後ポケットに仕舞う。
流石に此処まで甘酸っぱい青春を、これ以上覗くのは野暮だろう。
そんな事を考えつつ、各部屋に設置した電気こたつに体をツッコミ、蜜柑を食べつつ思う。
やはり冬場のこたつは良い、ビバ未来技術、ビバ家電製品。
ミカンは何処から出したって?別の物質を元素に一度分解し、再度構成すればゴミも資源に早変わり。
やっぱG.E.C.Kは便利だ、作っておいて損はない、どの時代もアレ作れば何でも作れるね。
俺(まあ、作るのに何百年も掛かったんですけどね)
ミーナ「この電気炬燵っていうの、素晴らしいわね……一家に一台の時代がそのうち来るのかしら」
俺「あー……もう面倒くせぇ……雑用員も結局あの後来たし、何もしたくねぇ……」
ミーナ「あ、書類汚れるんで、ミカンの皮片付けてくださいね」
俺「こういう時ゴミ箱が遠くにあるとき、殺意湧くよね、まあ手を伸ばせば取れるんですけど」
ミーナ(あー凄い伸びてる……あんなに届いちゃうの?凄いわね……)
___
ヽ=☆== /
∩(・ω・ )∩
=tニr=== rtニ;======;ニ;=
`_,, 、-'‐゙―゙゙―'‐,"
lニニニニ:i:i i: ',iニニニ '
 ̄ ̄i,i i_____',_
,'´/ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヘ ̄i`ii ̄ii゙゙illlllllliiiiiiiiiiiiュ
,r‐=r:==r:'====;―:――――― :‐==::===::===::==―'-、
,. = 、=‐-‐r=ャ:‐--------‐,:=、:‐--------‐r=ャ‐--,,、‐=:、
i' :! ._ ゞ'' ,r;‐l::二二 ゞi' 二二::l=:ュ ゞ'' _ i゙ o ゙:
ヾ ‐ ' :'´ `: . :'´ `: . :'´ `: . :'´ `: . :'´ `: . :'´ `:ヽ、,,_,ノ
`''‐ ヾ,._,,ソ,、ヾ,._,,ソ,、ヾ,._,,ソ,、ヾ,._,,ソ,、ヾ,._,,ソ,、ヾ,._,,ソ-''"
レポート→一万字?はあ!?そんな書けるか!!
SS→四万文字越えたよー^q^
お前が殴るなwww
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 07:17:07.89 ID:zIP05dum0
GECKとかどこのVault出身ですか?
355 :
未知による未知のための遭遇:2010/11/04(木) 07:17:17.24 ID:fawZhLyYP
頭が緩い501の幹部勢だが、今日は既にネウロイを撃墜しており他に来る様子もなく、尚且つ雪が降っている。
ネウロイは水を嫌い、雨や雪などを避けて攻撃してくる傾向がある。
……仮説だが、ネウロイは無機生命体もしくはソレに準ずる何かなのではないか、と考えている。
侵掠し領地を増やしているのは、一種の繁殖行動なのではないか、と。
だがまあ、可愛いもんだ此処まで侵掠されてても、まだ20世紀代の兵器で大丈夫ってことはまぁ……
俺(……そして何より、バイドにはない状況、戦況判断能力がある、コレも気になる)
俺(バイドはただ侵攻し、増殖するだけだが、あいつらはある程度の戦況を把握し移動する)
俺(……もしかしたら、希望観測的だが……)
ミーナ「俺元帥、判子をお願いします」
俺「はいはい」
そんな事を考えつつ、平和な時間は過ぎていく。
ふと他の連中は何をしているのか気になったので、小型PCをつけて見てみることにする。
もっさんは、ペリーヌと何やらしゃべっているようだ、というかペリーヌさん顔赤くないですか?春ですか。
エーリカは早くもベットで寝ており、バルクホルンはその隣で考え事をしているようだ。
ルッキーニはシャーリーと部屋で談話中、さっきまで色々うろついてたが部屋で休むことにしたらしい。
エイラーニャはいわなずもがな、同じ部屋の同じベットに寝っ転がって何か喋っているようだ。
356 :
未知による未知のための遭遇:2010/11/04(木) 07:23:57.35 ID:fawZhLyYP
俺「……うわぁ……平和すぎて、眠くなっきた……」
ミーナ「……書類……ありますよ……?」
俺「……はい……」
なまじ上官なんてやるんじゃなかった、そんな事を今ほど後悔したことは無かった。
その後書類も片付き、その日はシャーリーとルッキーニがおさんどんを務めた。
ポテトサラダとささみ、スパゲティやっぱりイタリア人の飯は美味い。
だが食卓での皆の目線が痛い、恐らく先程のアンコールの先頭について質問攻めにしたいご様子らしい。
先ず最初にシャーリーが手を上げて、質問をしてきた。
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 07:24:58.12 ID:zIP05dum0
支援が足りんぞ
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 07:26:20.65 ID:ataFiGwu0
コタツに入ったミーナ・・・
シャーリー「先生!質問があります!」
俺「はいシャーリーさん、私は先生ではありません、がなんでしょう」
シャーリー「先生が乗っていた戦闘機ですが、あれは何ですか!」
俺「良い質問ですねぇ!アレはですねアンコールという未来兵器です」
シャーリー「先生スペックの詳細をお願いします!」
俺「時速は最高速第4宇宙速度以上、第5宇宙速度以下で飛行可能で、武装は光子バルカン、波動砲、テルミット爆弾等です」
シャーリー「先生宇宙速度って何ですか!」
俺「良い質問ですねぇ!宇宙速度は物理学の問題で後20年30年で盛んに研究に上がると思いますよ!」
俺「第一宇宙速度とは地球から宇宙に脱出するための、最低速度ということなんですねぇ」
俺「この速さは大体秒速約7.9kmと言われています」
シャーリー「秒速約8kmは時速…28800km!?」
俺「ついでに第二宇宙速度は時速換算40320km、第三宇宙速度は時速換算60120km第四宇宙速度は1080000km」
俺「第五宇宙速度となると時速3600000kmをたたき出すんですねぇ!」
シャーリー「けど……そんなに早いと中の人は潰れてしまうのでは?」
俺「良い質問ですねぇ!そこで登場するのがザイオング慣性制御システムなんですねぇ!」
俺「詳しい話をしちゃうと機密漏洩にあたるので言えませんが、コレのお陰で私は挽肉にならないんですねぇ!」
シャーリー「乗せてください!」
俺「済まないなシャーリー、このコクピットは一人乗り用なんだ」
シャーリー「ガッデム!」
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 07:33:24.51 ID:zIP05dum0
そりゃ乗りたいわなwww
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 07:33:34.70 ID:ataFiGwu0
まちがいない池上さんだ
第一は脱出というか衛星軌道だけど、しえん
たたかう
どうぐ にげる
そのた← おどかす
俺をどかせる←
たたかう
どうぐ にげる
そのた← おどかす
おれ をリンチ
シャーリー をのせる←
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 07:37:24.81 ID:WiYRJwJBO
支援
>>362 抵抗を考えない際の衛星速度だったあばばばば修正修正、ZAPZAPZAP
>>363 この きたいは バイドコーティング ずみだが よろしい かな?
流石アメリカ人、いいノリ、いい勢いだ。
そして、次々に手が上がって矢継ぎ早に質問が飛び込む。
撃墜数836は公式の撃墜数なのか?それとも非公式撃墜数もあるのか。
趣味は何なのか、誕生日は?(コレは適当に4月1日と答えた)
好きな食べ物は?固有魔法は?(その時姿を適当に変えて披露)
部屋の変なもの…のちに機械と判明、の使い方を教えて欲しい。
気がつくと雑談に耽っており、カオスと化しているようだった。
俺(もう9時か……)
俺「さて、夕餉も終えたし、そろそろ私はお暇させてもらうよ」
ミーナ「あ、わかりました、後御風呂ですが……」
俺「?」
ミーナ「出来ればサウナをつけて欲しい、という案が」
俺「あー……まあ明日にでも適当に見繕ってみるよ」
ミーナ「そうですか、ではお疲れ様でした」
俺「ああ、お疲れ様」
俺(……風呂場か……まあ明日にでも改築してみるか)
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 07:42:04.17 ID:KZhARDTnO
しえん
そんな事を考えつつその日は就寝、その後暫く天候がふらついたお陰か。
暫くはネウロイが来ることはないだろう、と予想部署は判断したらしい。
書類が数を増やすことは無かった、あったのは補給の書類か。
流石に武器はG.E.C.Kでは補える自信がない、そして食材のレパートリーもある程度は考えなくてはならない。
上官ゆえの苦悩、といってもソコまでの苦労ではないが、がソコにあった。
そして翌朝、私は坂本の足音によって起床、時間は朝5時、一体何をしようというのか?
坂本「俺元帥訓練です」
俺「……はい?」
坂本「いくら初日のあの活躍とはいえ、流石に毎日訓練をしなくては鈍ります!」
俺「……oh……」
冬の、特にこんな寒い日に、あんな薄着で訓練なんかよく出来たもんだ。
そんな事を考えつつ、目の前の扶桑皇国正式軍服こと、スク水を眺めつつ思う。
だが今現在全身にモコモコの靴下、厚めのシャツ、ロングのズボン(元の世界の)
ソレですら肌寒いのに、この少女と来たらスク水に上の服一枚。
だれかもっと良い、厚手のロングズボンを履かせてやれ、風邪引いちまうぞ。
俺「寒くないのかい?」
坂本「ハッハッハッ!魔女ですから!」
俺「素敵すぎるよな、その設定」
とはいえ私も上官として、ある程度部下の訓練に付き合ってやるのもいいと思う。
まずは何から教えようか。
坂本「取り敢えず、ランニングからですな!」
俺「よし、久しぶりに少し本気だす」
先ずは自然体を維持、そして深呼吸を三回行ない、筋肉の緊張を解す。
そして適当に全身の関節の運動を行ない、ラマーズ法を3回し、準備完了。
俺「じゃあ取り敢えずこの城軽く三週でいいか」
坂本「ええ、構いませんよでは私の合図で始めてください」
俺「うい」
坂本「よーい……初めっ!」
俺「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥエ」
坂本「!?」
参考URL:
ttp://www.youtube.com/watch?v=35T_fdt6Lrw 先ず右足で前方斜め上にジャンプし、すかさず下に向け左足を突き出し高速落下。
そして右足で更に落下以上の力で、前方斜め上にジャンプする。
コレを繰り返すことによって、時速換算約60kmで前進することが出来る。
wwwwwwwwwwwwwwwwww
坂本(全然追いつけん……っていうか、こいつ本当に人間か!?)
俺「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥアヘェ・・・ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥエ」
坂本「ハァハァ……もうあんなに遠くに……(アヘェ・・・って、何だアヘェ・・・って……)」
俺「ゴール!」
ふと後ろを振り返ると、遠くに坂本が見えるので、立ったまま待つこと数分。
坂本「ハァ……ハァ……」
俺「お疲れ」
坂本「何ですかアレは……」
俺「その昔、化け物どもに対抗するために考えられた、人間を超えた速度を出すための走法です」
坂本「……私にも出来ますか?」
俺「厳しい……が、まあ取り敢えずは練習だな、魔法を使えば出来るかも……」
坂本「……俺元帥!教えてください!その走法をッ!」
俺「よし!わかった!先ずは基本から行ってみるか」
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:00:45.60 ID:KZhARDTnO
wwwwwwwww
372 :
未知による未知のための遭遇:2010/11/04(木) 08:04:15.20 ID:fawZhLyYP
参考URL:
ttp://www.youtube.com/watch?v=l1eQXjnBY88&feature=related 先ずは後ろを向き、両足を少し曲げて地面を蹴り飛ばしながら、進む走法。
基本的に非力なか弱い女性や、優男等が好んで使用すると言われる基本走法。
最高時速は40km程出ると言われているが、努力や基礎練習によって発展型を修得することが出来る。
坂本「ハッハッハッハッハッハッ」
俺「うーん…まだまだ練習次第か、それでも最初から30kmか……」
坂本(スゴイぞ……確かにこの移動方法なら足にかける魔力次第で、もっと加速することが出来る……だが……)
坂本「ハァ……ハァ……」
俺「やっぱり疲労速度が早いか……まあ午前はここまでだ、取り敢えず後で栄養ドリンクを渡すから飲むように」
坂本「ハァ……ハァ……ッはいっ!」
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:10:25.14 ID:KYezavtZO
ヒャッハーバイドロゲンだぁー
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:10:31.55 ID:KZhARDTnO
支援
その後朝食を取り、栄養ドリンク(特製)を作る為、部屋の中を色々かき回す。
この星に到着したとき、そして始めてウィッチを見たとき、何か既視感を感じていた。
その後、まあ最近だが、自身の身体の研究をしている時、魔道力学の情報を見つけたのである。
曰く、人間には誰にしも精神力と言われる、精神エネルギーを備えており、ソレを拡張増強する理論である。
そしてソレ応用すれば……
俺「コレが特製俺ジュース!」
俺「原材料:黄金色の蜂蜜酒、バイドルゲン、メソ、賢者の石、クアンタム、聖なるプロテイン」
俺「コレを蝶綺麗に混ぜあわせ、超圧縮、分離を3回繰り返し」
俺「そして『素敵な何か』を混ぜれば完成」
ソレはオレンジ色に輝き、時折ぽこり・・・と小さな音を立てたりする以外は、普通の飲み物と『思われる』。
取り敢えず、コレを坂本少佐には飲んでもらう、味は……
まあ、効果は保証出来る、と思う、まあ取り敢えず、材料が材料のため、一気に大量に作らなければならないが……
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:13:38.17 ID:WiYRJwJBO
支援
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:14:42.63 ID:zXCx+8lQO
メソってなんだ!?
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:15:22.79 ID:ETKXKqDaP
なんかガビーン!!って擬音が頭を駆け巡った
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:16:52.67 ID:WiYRJwJBO
オクレ兄さ〜ん
>>373 なんで俺がバイドルゲンいれるって解っ……何だエイラか……
俺「余ったヤツどうしよう……」
俺「捨てるのも勿体無いしなぁ……冷蔵庫にでも入れさせてもらうか」
坂本「俺元帥、言いつけ通り来ました」
俺「お、来たな?コレだ」
坂本「……輝いてませんか?」
俺「ああ……綺麗だろ?」
坂本(遺書ぐらい書いておくべきだったか!?)
俺「まあ、取り敢えず効果は折り紙付きだ、死にはしないから安心して飲むがいい」
坂本「……う、うぉおおおあああああ!?」
俺「おお!?」
次の瞬間、粘液質のドロドロした光り輝くオレンジジュースを、口に含み飲み込む坂本。
ゴクリ、ゴクリ、ゴクリ、間を置かず全部を飲み干し、コップを机に叩きつける。
坂本「不味い!もういっぱ……あれ、意外と味は悪く、お”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!」
俺「/(^o^)\」
聖なるプロテイン・・・・・・
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:19:32.36 ID:KZhARDTnO
wwwwwwwwwwww
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:21:46.28 ID:WiYRJwJBO
マッスルボディマッスルボディ まーぶしゃんまーぶしゃん 支援
次の瞬間酷い悲鳴を上げてぶっ倒れる坂本、大慌てでベットに寝かせて取り敢えず検診。
健康上は……取り敢えず安心らしい、ショックで気絶したらしいが何があったのか……
約1時間後、坂本に起きた瞬間顔面ぶん殴られた、うん、まあゴメン。
坂本「俺元帥何ですかアレは!気がついたらベットで寝てるし、本当に何なんですか!」
俺「けど魔力は上がったんじゃない…?おーいたひ……」
坂本「本当だ……体から魔法力が……溢れて……」
俺「取り敢えず、さっきの走法をもう一回やりにいくぞ」
坂本「ハイッ!」
部屋を出て運動場、もう一度先程の後ろ向き走法をやらせてみる。
後ろを向き、準備運動、そして次の瞬間坂本が走りだす。
坂本「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!」
坂本(凄い!体の重さをまるで感じない!)
俺「……」
坂本「凄い!凄いぞ!俺元帥!コレを是非皆に覚えさせよう!それがいい!」
俺(……ソレやったら絶対変態飛行部隊ってあだ名付くな……)
俺「いや、止めよう(キリッ」
坂本「どうしてです?」
俺(素直に見た目がキモイ、って言ったら絶対この人凹みそうだし……)
俺「あのジュースは危ないからな、今はやめておいた方が良いんじゃないか」
坂本「成程……それもそうだな」
俺「私も風呂場の問題片付けてくるんで、それじゃあまた後で」
坂本「解った、ではまた後で」
取り敢えず、ミーナ中佐に頼まれてたサウナだが、電気サウナで良いか……
電気ストーブに耐水性を持たせたものを、風呂場のサウナ風個室(急造)に拵え、温度センサーと操作盤で結ぶ。
電気製品を設置するだけの、簡単な仕事です。
試しに起動チェックし、ちゃんと動くことを確認、既に夜になっていたので。
その日はネウロイも無しだったということで、風呂に入った後ご飯を食べて就寝。
そういや最近ずっと女のまんまだなぁ、まあどうでもいいんだけど。
その後は、三日〜四日に一回の割合で、襲撃してくるネウロイを撃墜するお仕事再開。
訓練はそもそも何の参考にならないため、基本的に航空訓練は観戦。
何でも最近、坂本のユニットの調子が悪いらしい、まあ体調の問題じゃないならストライカーの問題なんだろう。
と思ったら、坂本の魔力が上がりすぎて、制御ユニットの緊急制御装置がイカレテたらしい。
新しいユニットが出来るまで、三日程休暇になったらしい。
坂本「……」
俺「……まあ、うん、俺を睨んでも、新しいストライカーは、来ない……ぞ……?」
坂本「…………はぁ……」
俺「まあ、魔力が上がったんだから、喜べ……な?」
坂本「出撃できない悔しさ半分ですがな」
俺「サーセン」
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:31:59.47 ID:KZhARDTnO
しえん
おまけ
ゲルト「……」
目の前に広がる光景は本物なのだろうか、ふと手で触れてみると。
冬の寒さを感じさせず、温かみを感じさせるソレ。
そして、清潔感溢れ、実用的で尚且つ、近未来的な構造美を持ち合わせるソレ。
ゲルト「こんなトイレがあっていいというのか……」
トイレである、所謂水洗式トイレである、21世紀(日本)では一般的なトイレである。
そして壁には取り付け式の、よく分からない機械が置いてある。
兎も角、使い心地を確かめたい、その一心だった。
ゲルト「お……おお……!暖かい……」
ズボンを脱いで腰掛けると、やはりじんわりと冬の寒さに負けない温かさが伝わってくる。
そして次の瞬間、上から何やら自然の爽やかな音が聞こえてくる。
コレは一体……?取り敢えず、機械には、止める、強く、弱く、ふつう、やわらか、ビデ、乾燥等があり。
画面も付いており、何やら細々と様々な説明が付いているように思われる。
ビデ……まあコレは後でで良いだろう、取り敢えずやわらかというボタンを押して様子をみてみる。
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:42:20.95 ID:y0/9C7+LP
お姉ちゃんがカルチャーショックを!
ゲルト「……きゃひぃ!?」
次の瞬間、尻に温水が優しくあたり、まるでおしりを濯われているようだ、だがどこか気持ち良いような気がする。
ゲルト「あ、ぁぁ……ぁぁぁ……」
まるで、脳の思考が緩くなっているようなそんな気がする、このままではいけないのに止めるを押すことが出来ない。
ゲルト(トイレだから大丈夫、トイレだから……)
ゲルト「っ……////」
五分ほどして止めるボタンを押し、一度一息いれる。
あの俺という女、なんて機械をこんな一介の設備にしようしているのだろう……
それだけで、彼女が所持している技術力の高さが伺える、と気をそらすために考え込む。
ゲルト(……ふつう……ゴクリ……)
このボタンを押すとどうなってしまうのだろうか……緊張と胸の高まりを感じざるを得ない。
ゆっくり、ボタンに手をかけ、押しこむ。
ゲルト「あひっぃ……んっ……」
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:47:22.35 ID:KZhARDTnO
……ふぅ
先程のそっと当てるような勢いではなく、少し荒々しさを感じつつも優しくほぐすような。
そんな強さで、温水が臀部に当たり続ける。
ゲルト「ふぅっ……んっ……はぁ……」
段々おしりは慣れてきたが、それでも少し気になってしまう。
止めるボタンを押し、最後のボタンビデを見つめる。
ゲルト(ゴクリ……)
ビデのボタンを押した瞬間、先程の暖かく柔らかい水流が優しく秘部を洗い流す。
ゲルト「きゃんっ!?」
ゲルト「ぁ……ぁぁっ……気持ちい……はぁ……はぁ……だっ……めなの……にぃ……」
口を抑え、声を外のハルトマンに聞こえないように、口を必死に抑えるが小さく声が漏れてしまう。
そして、段々目の前がチカチカし始め、ぼやけて来た。
ゲルト「あっ、だ、めっ、きちゃ、きちゃう、なんか、きちゃっ……っー!」
ゲルト「……はぁ、はぁ……」
ゲルト「…………も、もう一度だけ……///」
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:50:33.49 ID:9SIFBDjYO
・・・・・ふぅ
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:54:09.17 ID:y0/9C7+LP
…ふぅ
全く変態ばかりだな
394 :
未知による未知のための遭遇:2010/11/04(木) 08:56:33.90 ID:fawZhLyYP
俺「……」
なんでだろう、今日トイレからヤケに嬌声が聞こえる気がした後。
出てくる女性は皆顔を赤くしている……だが出てくるのは一人だけ……中には誰もいない。
俺「……コレが思春期か……」
次回予告
突然目の前に現れる淫獣芳佳、そして後門の竹井醇子。
俺の貞操もついにここまでか?
ソコに現れる謎の巨乳、リネット・ビショップ。
味方か?将又敵なのか?
次回、淫獣and貴腐人With巨乳でまた会おう。
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:56:59.46 ID:zIP05dum0
テラカオスwwww
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:57:41.39 ID:fawZhLyYP
今日はここまで
お疲れ様でしたー
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:59:06.07 ID:zIP05dum0
乙www
もはやどこの世界から来たか分からねぇwww
フォールアウトネタまで入ってるしwww
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:59:06.86 ID:bvhgAhUPO
マルセイユの人気が理解できない。
ただのDQNじゃん
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:59:37.29 ID:WiYRJwJBO
じゅんじゅんktkr
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:00:24.99 ID:zIP05dum0
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:06:54.89 ID:uYIKAv/JO
乙ヌメ
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:08:26.29 ID:KZhARDTnO
いやぁ面白かった。
乙デス
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:11:42.99 ID:2LoGJ3M7O
>>398 野上氏の同人読めば分かる
朝飯くわえながらストライカー発進させてる姿は可愛すぎる
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:20:49.41 ID:y0/9C7+LP
乙乙
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:26:24.90 ID:uYIKAv/JO
あぁ乙しちゃうんだぁ
みんな簡単に乙しちゃうんだねぇ〜 あぁっす!
同人で思い出したがマイルズ隊の兵装というか服って
使い魔の耳と尻尾が見えない仕様なのかね?見た覚えないわ
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:50:33.73 ID:KYezavtZO
バイドバーガー
オイしイでスもっとタべたイ
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:56:23.02 ID:zIP05dum0
>>406 俺もマイルズ少佐ルートで一本書いてるんだけど、ベレーで耳は見えないな
しっぽはアーマーで隠れることもあるけどチラチラ見えてる
マイルズ少佐はスフ魔2でベレー外したときにタヌキっぽい丸耳が確認できる
しっぽと併せて、ブリタニアに関係のありそうなタヌキっぽい動物ということでレッサーパンダだと俺は設定した
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:06:12.69 ID:uYIKAv/JO
ムスカ「ストライクウィッチーズ?」
宮藤「あなたは誰なの」
ムスカ「ムスカ大佐だ」
宮藤「上官なんだ…」
ムスカ「ひざまづけ命乞いをしろ!」
宮藤「えっ」(逃げよう…)
ムスカ「どこへ行こうというのかね!」
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:09:48.45 ID:Rjt/QgaNO
the地球防衛軍ネタで書こうとか思ったけど
知ってる人があまりいないと踏んだ
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:10:37.16 ID:zIP05dum0
>>410 EDF!EDF!
ペイルウィングがあれば勝つる
ライサンダーZがあったら一撃で装甲ぶち抜けそうだな
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:18:33.19 ID:KYezavtZO
ジェノサイドをつかったらネウロイの巣なんて
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:24:37.13 ID:Rjt/QgaNO
案外皆知ってるのね
IMP完クリまでやり込んだ思い入れの深い作品だから何か書きたくなったんだ
でもあの世界の火力ストパンから見たらチートだよな・・・
415 :
悪運な俺:2010/11/04(木) 10:32:41.36 ID:KX/6Fb26O
ひっそりと、開いてるカナ?
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:35:53.44 ID:zIP05dum0
b
よし、行くんだ
前スレ
>>844から続き
翌日の夜 俺の部屋
…イルカ、オレ?
俺「はいよ、開いてるぞ〜」
バルクホルン<空けてくれ、手が開いて無いんだ
ドア越しにバルクホルンの声を聞いた俺はドアを開けると
彼女は両手にお盆らしきもをを持ち、料理を乗せていた
俺「どうしたんだその料理?」
バルクホルン「ちょっとな、付き合ってくれないか?」
俺「トゥルーデからのお誘いなんて珍しいな、ちょっと汚い所だが入って」
バルクホルン「この辺に置いておくぞ」
電灯の光で優しい光に照らされている部屋の中で
備え付けられた机に簡単な料理が並べられる
俺「せっかく作ってくれたんだし飲もうかな、風呂上りだから丁度良いや トゥルーデの分はっと…」
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:39:28.09 ID:zIP05dum0
支援
書きためばかり溜まってなかなかの量になってきた
週末には完結させたいな
バルクホルン「あ、俺…」
俺「ん?」
バルクホルン「私にも少しワインをくれないか?」
俺「良いけど…大丈夫?」
バルクホルン「ここはお前の部屋だ、介抱する必要も無いだろう」
俺「…それもそうかw」
俺は棚にしまっていたワインを取り出し、形の違うワイングラスにワインに開ける
バルクホルン「お前がワイングラスを持っているなんてイメージが付かんな」
俺「ほっとけw まあ壊れやすいから自分で飲む時はウィスキーグラスなんだけどねぇ」
バルクホルン「たしかに一人でワイングラスを持って飲んでいる俺はちょっと笑えるな」
俺「ちくしょう…なんか泣ける…」
若干へこみながら料理とワインを並べ終え、二人は向き合って座り乾杯した
持ってきた料理は数こそ多いが量はそれほどでもなく
ワインを一本あける頃には全ての料理が食べ終わっていた
バルクホルン「かなり作ったと思ったが、食べるの早いな俺は…」
俺「酒も入ってたからなぁ、普通だったら遅いよw」
バルクホルンの顔にはほんのりと頬が赤く染まっている
俺「あとはトゥルーデが作ってくれた料理だからな、旨くて手が進んだのさ〜」
バルクホルン「そうか…ありがとう」
俺「どういたしまして…ってありがとうを言うのは俺のほうだろw」
バルクホルン「む、そうだったか 少し酔ったのかもな 私も」
俺「酒が入ればな、っておいちょっと飲みすぎじゃ…」
バルクホルンは2本目のワインをあけて、飲み始める
バルクホルン「お前が言っていたのだろう?『過度な疲労には適度なアルコールを』とな
私も人間だ、疲れだってするさ たまには良いだろう?」
俺「まあな、ただそれで最後の一本だ」
バルクホルン「そうか、ゆっくり飲もうか」
料理が無くなり、二人はワインを注ぎあいならがゆっくりと時間が過ぎる
バルクホルン「月が綺麗だな…」
俺「もう遅い時間だからな」
既に時間は消灯を過ぎて深夜になっている
バルクホルン「なあ…」
俺「なんだ?」
バルクホルン「…今から結婚しないか?」
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:47:01.73 ID:zIP05dum0
おうっ
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:48:50.09 ID:jmJ3OaFwO
>>414 よう兄弟
蜘蛛の降ってくる場所で、待ち構えて殺しまくってアーマー強化したのはいい思い出
部屋の電気が消され、蝋燭の火が部屋を優しく灯す部屋の中俺とバルクホルンは向かい合いながら立っている
バルクホルン「こ、これは要らないんじゃないか?」
俺「言い出したのはトゥルーデだろ?花嫁といったら白いドレスだ!本物じゃないのは残念だが…」
バルクホルンの体には白いシーツに包まれている
バルクホルン「むぅ…」
俺「綺麗だよトゥルーデ」
バルクホルン「う、うるさい!早くしろ!」
俺「そうだな、それじゃあ誓いのキスを…」
バルクホルン「行き成りそこか!?」
俺「冗談冗談w」
笑いながら俺はバルクホルンの左手を取る
俺「俺も良く分からないんだ、だから…」
ポケットから指輪を取り出して、彼女の左手薬指にはめる
バルクホルン「あ…これは…」
俺「昔約束したろ?一番良い指輪を用意するってさ」
一箇所だけらせん模様の入った指輪が蝋燭の火の光で優しく輝く
バルクホルン「…『一番』とは言ってなかったと思うが、それに良いと言いながらこれはサイズがあってないぞ?」
俺「あ、本当だ…」
バルクホルン「お前は本当に抜けているな…だが」
少しだけ薬指に隙間のある指輪を右手で握る
バルクホルン「ありがとう、俺」
少しだけ二人の間に蝋燭が燃える音だけが静かに響く
………
バルクホルン「…なあ俺」
俺「なんだ?今度は誓いのキスでも…」
バルクホルン「大和に行くそうだな」
両手を胸元に置いたままバルクホルンは俺と視線を合わせずに聞く
俺「…どうしてそれを?」
バルクホルン「お前を風呂に呼ぼうと思ったら偶然聞いてしまったんだ」
俺「…」
バルクホルン「悪いとは思ったんだがな…」
彼女は逸らした視線を俺の目線へと向ける
バルクホルン「任務とあれば止める事は出来ない、だが私を…」
そのままバルクホルンは俺の胸元へと寄りかかる
バルクホルン「私を共に連れて行ってくれないか?足りない魔法力を補うくらいは出来るだろう」
俺「それは無理だよ」
バルクホルン「どうしてだ…お前はもう魔法力が…」
俺「そうだな、とっくに魔法力のピークは終わってる」
バルクホルン「そんなお前をネウロイの巣に一人で行かせたくないんだ 頼む…」
俺「…」
バルクホルン「行かない…で…くれ…お…」
俺の胸の中でゆっくりと力が抜けて、バルクホルンはそのまま俺に重心をかけたまま崩れていった
バルクホルン「…」スースー…
俺「ごめんなトゥルーデ、ここからは俺一人の都合なんだ」
バルクホルンをベットに寝かせ、いつも厳しい表情とは別の、愛らしい表情で寝る彼女の頭を優しく撫で
ポケットに入っていた小さい茶瓶と共に食事の片付けをして 数少ない荷物をまとめ、彼女の眠る部屋を後にした
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:53:02.04 ID:zIP05dum0
早い早い
支援が追いつかんぞ
501統合戦闘航空団 早朝 輸送機発着所
ミーナ「本当に良いの?トゥルーデを待たなくて」
俺「はい、後の事よろしく頼みますミーナ中佐」
ミーナ「…わかったわ」
ウルスラ「…」
離陸準備の終えた輸送機の前でミーナ中佐とシャーリーが俺とウルスラの見送りに来ている
シャーリー「ロータリーストライカーは持っていかないのか?」
俺「あっちで別のストライカーを使うから、置いていくよ 使うなり部品にするなり好きにしてくれ」
シャーリー「分解するのはおしい気がするな〜」
俺「まあなw 作戦が終わったら改良型のロータリーストライカーでも作って持っていくからその時は負けないぞシャーリー」
シャーリー「ふふん、次もしっかり負かせてあげるよ」
俺「いっておけ、それじゃあ行って来ます」
シャーリー「二人とも、無事で」
ウルスラ「…そちらも御武運を祈ります」
別れを告げて、輸送機に乗り込み、俺とウルスラは501統合戦闘航空団基地を後にした
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:55:44.60 ID:zIP05dum0
支援
はえぇ
501統合戦闘航空団 昼過ぎ 俺の部屋
バルクホルン「んん…俺ぇ?」
覇気のかけらも無い声で部屋の主を呼びかける
バルクホルン「…俺ッ!?」
意識が急に覚醒し、ベットで寝ていた体を上半身だけ勢い良く飛び上がらせる
バルクホルン「私は確か…」
包まれていたシーツがベットに取り残され部屋を見渡すが
俺の姿は無く、荷物も少ない
バルクホルン「今は…正午か? いや俺は!?」
ベットから飛び上がり、部屋を出て、角を曲がった所でシャーリーと出くわした
シャーリー「なんだバルクホルン、急に出てきてビックリしたぞ」
バルクホルン「俺が何処にいったか知らないか!?」
シャーリー「あいつなら早朝に重要な作戦が出来たってノイエ・カールスラントに戻っ…っておい?」
最後まで聞かずにバルクホルンはガレージへと向かった
433 :
白い死神:2010/11/04(木) 10:57:10.63 ID:b9Ju7+9vO
支援 悪運さんの昨日のハロウィン話し凄いよかった
昨日の夜、投下できませんでした
待ってくれてた人(いたらいいなー)
すいませんでした
今日の19時〜21時の間くらいに空いてたら続き投下させていただきます
ガレージ
バルクホルン「はぁ…はぁ…はぁ…」
バルクホルン(ストライカーで行けばまだ間に合うはずだ)
ガレージに入り、自分のストライカーを探すが、そのストライカーの前にはミーナ中佐が立っていた
ミーナ「何処に行くつもり?」
バルクホルン「どいてくれミーナ!俺が!」
ミーナ「…俺さんなら早朝、ノイエ・カールスラントに戻ったわ」
バルクホルン「あいつは一人でネウロイの巣に行くつもりなんだ!あいつは魔法力が…」
ミーナ「知っているわ、昨日彼に教えてもらったの」
ミーナはバルクホルンから目線を外し、少しだけ悲しそうな表情をする
バルクホルン「だったら何故行かせたんだ!? あいつを止める事は…」
ミーナ「止めなかったとでも思うの!?」
大きな声を上げられてバルクホルンは切らせていた息が止まる
ミーナ「彼の…意思なのよ…」
バルクホルン「そんな…」
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:00:42.14 ID:jmJ3OaFwO
私の支援は凶暴です
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:00:44.38 ID:Rjt/QgaNO
支援
>>424とは最高の酒が飲めそうだ
零参乙とバイクと外周が俺の三代神器だった
ミーナ「最近のネウロイの活動が頻度に起こってるのは知っているでしょ?
補給も追いつかなくなって来て、この先どれだけ消耗戦を続けられるか分からないの
後どう頑張っても一ヶ月…彼の参加する作戦が失敗すれば501は解散
いえ、最悪ロマーニャを明け渡す事になるでしょう」
バルクホルン「だがあいつではなくても!」
ミーナ「上層部は一番成功率が高いのは彼だと判断したわ…志願した直後からもう彼前提の作戦が進んでいて
今彼を失ったら作戦は大きく変えられる、とても一ヶ月後には間に合わないそうよ…ウルスラさんがそう話してくれたわ」
バルクホルン「…俺」ドシャ…
バルクホルンはその場に膝を着いて崩れる
ミーナ「その作戦に望んで志願したの…もう止められないわ…」
バルクホルン「俺…どうして私も一緒に行かせてくれないんだ…」
シャーリー(まじかよ…)
上を向き、呟くバルクホルンの背後を 彼女を追ってガレージの入り口まで来ていたシャーリーは
話された事を聞き、それ以上ガレージに入ることは出来なかった
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:02:52.20 ID:zIP05dum0
Supporting Fire, Target Salvo!
Incoming in three, two, one, Target Hit!
最終作戦一週間前 501統合戦闘航空団 ブリーフィングルーム
501メンバーに最終作戦『オペレーションマルス』の内容が話される
ミーナ「持てる全ての戦力で、ネウロイの巣ごと殲滅し、一気にカタをつける、以上が最終決戦の内容よ」
バルクホルン「…」
エイラ「失敗したらどうなるンダ?」
ミーナ「もし失敗したらロマーニャ全土を明け渡し、501航空団も解散する事になります」
宮藤「そんな…」
ミーナ「この先消耗戦を続ける戦力は無い私達には、もうこの方法しかないのよ…」
ここ最近のネウロイの強襲はほぼ連日続き、501メンバーの疲労もピークに達していた
ルッキーニ「ヒック…ヒック…」
ルッキーニは反抗の声も上げずに静かに泣いている
シャーリー「大丈夫だよ、ルッキーニ 勝てば良いんだよ」ナデナデ
エーリカ「そーだよ…ロマーニャは明け渡さない、絶対にね!」
周りが勝とうという意気込みの中、バルクホルンはただ作戦図を見つめている
シャーリー(あいつ…)
501統合戦闘航空団 廊下
シャーリー「待てよ、バルクホルン」
ブリーフィングが終わり、バルクホルンは一人で廊下を歩いていた所を呼び止められる
バルクホルン「なんだ…」
シャーリー「お前、戦えるのか?」
バルクホルン「私はいつだって飛べる」
シャーリー「飛べる?あいつが居なくなってからフラフラと飛んでる様にしか見えないぞ」
バルクホルン「…」
バルクホルンはシャーリーと目線を合わせず、壁に視線が向けられている
シャーリー「こっちを見ろよ!今のお前が出て行ったら確実に落とされるぞ!」
シャーリーに肩を捕まれ、バルクホルンは揺すられるが何の反応もない
バルクホルン「…私には守れないんだ」
シャーリー「お前は守ってきたじゃないか、妹のクリスも宮藤も」
バルクホルン「だが…俺は守れなかった…パ・ド・カレーの時も、きっと次の作戦も」
シャーリー「あいつは大和に乗ってるんだろ?」
バルクホルン「知っていたのか…」
シャーリー「ああ…何のために乗ったのか考えた事あるのかよ…」
バルクホルン「…?」
シャーリー「あいつはお前を守る為に行ったんじゃないのかよ!」
バルクホルン「…だが、私は守られて命を落とすなんて望みはしていない!」
シャーリー「あいつは本当に命を捨てに行ったわけじゃないだろう?」
バルクホルン「同じだ…あいつの魔法力は…」
シャーリー「魔法力が無くなったのにお前の所に帰ってきたんだぞ…?」
バルクホルン「…」
宮藤「シャーリーさん?何をそんなに大声で…っ!やめてくださいシャーリーさん!」
大きな声で言い争ったのを聞いてやってきた宮藤の静止にも関わらずシャーリーは続ける
しえん
シャーリー「それに私達にはまだ出来る事がある、ネウロイの数を減らす事もあいつを守る為になるんだぞ?」
バルクホルン「私には…無理だ…」
シャーリー「この分らず屋!」
宮藤「喧嘩はだめですシャーリーさん!」
宮藤がシャーリーの体を引っ張り、掴んでいたバルクホルンの肩を離す
シャーリー「私は戦うよ…それで俺が帰ってくる可能性が高くなるなら、負担が減るならな…」
バルクホルン「く…」
全身の力が抜けたと思われ、宮藤に掴まれていた手が離されたシャーリーは
顔を伏せて涙を流すバルクホルンを残しその場を後にした
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:08:16.58 ID:zIP05dum0
やっぱシャーリーはゲルトと絡ませるとシリアスでもコメディでも光る
しえん
『オペレーションマルス』 発動前夜 アドリア海上
扶桑艦大和甲板
俺「あ〜あ…葉巻なくなったの忘れてたよ」
夜の暗闇が海に広がる中、甲板上で葉巻の入っていたハードケースを開けたり閉めたりしている
俺「季節はこれから暑くなる時期とはいえ、流石に海上は寒いな…整備用のジャケットを
軍服の上に着込んでもこれかよ…」
体を少し揺すりながら、これから向かう先であろう場所を延々と眺め続けると
少し疲れたような顔のウルスラが俺の後ろまでやってきた
ウルスラ「ここに居たんですか、この時期でも夜は寒いので体に障りますよ」
俺「そうだな、機体のほうは終わったのか?」
ウルスラ「はい、武器はフリーガーハマーの威力と射程を強化した改良型であるフリーガーシュレックを2機
ストライカーは『フォッケウルフ FW190タイプA0』をベースに魔法力蓄積炉を可能な限り積み
ストライカーオペレーションシステムと飛行能力を限界まで削っていますので
飛行補助の為に簡易型の魔法力蓄積炉直結のロケットブースターを搭載してます」
俺「そっかぁ…ロータリーサウンドが聞けなくなるのはちょっと残念だねぇ…」
ウルスラ「ロータリーは回転数が高い分魔法力燃費が悪いですからね、我慢してください」
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:13:59.26 ID:zIP05dum0
ファウスト
↓
ハマー
↓
シュレッケと来たか
俺「まあ…な、ウルスラの機体だろ、フォッケウルフのA0って」
ウルスラ「はい、急造で作った物ですので…魔力蓄積炉には私の魔法力で充填してあるので最初からフル稼働でも問題ないと思います」
俺「ノイエ・カールスラントの大エースの機体と魔法力か、勿体無い気もするが頼もしい限りだな」
ウルスラ「…私はもうほとんど空には上がりませんから」
俺「自意識過剰だったら悪いが、俺のせいか?」
ウルスラ「…そうですね、私が帰る場所を用意しないと戻って来なさそうですからね俺さんは」
俺「どっかの不良息子かよw もうそんな年でもないよ
まあ『幸運の女神』が待っててくれたら心強いがな〜」
少しだけ暗闇の広がる海に沈黙が続く
ウルスラ「帰って…きますよね?」
俺「501の時も散々言われたなぁ…そんなに不安か?」
ウルスラ「…不安、ですね ウィッチとしての寿命を終えた人がネウロイの巣に行くんですから」
そう言ってウルスラは自分の服をぎゅっと掴んだ
俺は彼女に近づき、手を彼女の頭に当てて優しく撫でる
俺「大丈夫だウーシュ、俺は不可能(嘘)を可能(本当)にする男だからな さくっと終わらせて帰ってくる」
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:15:24.29 ID:zIP05dum0
ところでこの世界だとフォッケウルフじゃなくてフラックウルフだよね
ウルスラ「…」
海をなぞる風の音が少しだけ響く中、撫でられているウルスラは顔を下に向けている
俺「501の皆やこんなに可愛い幸運の女神が待ってるんだ 戻らなきゃ死んでも死にきれねぇよw」
ウルスラの頭から手を離して彼女とすれ違う
ウルスラ「ぁ…」
俺「明日から作戦開始だ、ウーシュも機材移動とかあるんだろうし早めに寝ておけよ」
甲板を歩いて、ウルスラに背を向けて館内へ戻ろうとする俺に
背後から強烈な衝撃を背中に受けて、倒れる
俺「いってぇ…何g」
ウルスラ「んぅ…ふ…」
仰向けに受身を取るように倒れた俺の上に飛び込んできたウルスラを抱え
彼女は俺を倒し、彼の唇を奪った
ウルスラ「んん…ふぅ…あむ…んぅ…」
俺の上半身に少女は必死にしがみ付き、何度も、何度も自分の口を押し付けるように口付けをする
ウルスラ「ぷぁ…」
離した唇から二人の唾液が合わさった糸が俺の喉へと垂れる
少しだけあっけにとられた俺の顔を見た後、ウルスラはゆっくりと俺の胸へと顔をうずめる
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:18:41.16 ID:zIP05dum0
エーリカもビックリなくらい積極的なウーシュktkr
452 :
氷男:2010/11/04(木) 11:19:25.41 ID:dRH1UHN/0
壁‖ω・`)コノアト、アイテルカナ?
悪運の俺かっこいいな。支援!
ウルスラ「俺さんの言葉はどれも不安でしょうがありません…」
俺「…ウーシュ、俺は」
ウルスラ「知っています…バルクホルン大尉ですよね」
俺「ああ、ならどうして…」
ウルスラ「姉さまから聞いていました…ですからこれは」
俺の胸の中にうずめて顔を合わせず、少し震えながら彼女は続ける
ウルスラ「これは貴方の『幸運の女神』からの最初で最後のファーストキスなんです…」
そういうとウルスラは俺の胸の中にもっと入ろうと言わんばかりに力強く抱きしめて顔をうずめて震えている
ウルスラ「帰って来て下さいね、俺さんが何処に行こうと…構いませんから…生きて…」
俺「…心配ばかりかけさせてごめんなウーシュ ありがとう」
少し熱くなっている胸の中で震えている少女を優しく抱きしめて
震えが止まるまで二人は甲板で倒れていた
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:23:28.04 ID:pLenlLOr0
どうやら
ここで今回は終了になりマス
この時間なのに多数の支援感謝の極みデスorz
ハロウィンネタは季節はずれてましたが楽しんでいただければ幸いデス
ストライクウィッチーズのFw190のFwってフラックウルフの略称なんですね…今初めて知りましタ…
フォッケウルフは元ネタの名前デスが、後で直しておきますスミマセンorz
それでは失礼しました〜
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:25:19.85 ID:pLenlLOr0
HAHAHA お疲れ!
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:26:17.89 ID:zIP05dum0
乙!
続き気になるでねぇか!
458 :
氷男:2010/11/04(木) 11:26:58.84 ID:dRH1UHN/0
おつかれ〜
次回も楽しみしとく!
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:29:01.63 ID:9SIFBDjYO
乙!
460 :
氷男:2010/11/04(木) 11:35:04.57 ID:dRH1UHN/0
投下いいかな・・・?
人気作品続きだから投下しにくいけど
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:35:41.41 ID:pLenlLOr0
かかってこいよ
そんなこといってたら俺は永久に投下できないんだが?
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:37:21.10 ID:zIP05dum0
平日早朝にばっかり投下してる俺のも同様だ
464 :
氷男。今日は寒いな。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 11:40:12.42 ID:dRH1UHN/0
>>462の俺、期待してるぜ。
>>51から
二日後・・・
艦で運ばれて俺たちはコルス島の近くにいた
空
エーリカ「うわ〜なんか小さい要塞だね〜」
ミーナ「あれまでどうにかしてたどり着かないとね」
俺「うおっ!海にでっけえ魚がいる!」
ルッキーニ「どれどれ?・・・あ、大きい〜おいしそう!」
もっさん「おい、お前たち!緊張感なさすぎだ!むっネウロイが出てくるな・・・。」
シャーリー「ネウロイがくるぞ!」
ミーナ『ストライクウィッチーズ!!カストラを落とします!全機戦闘開始!!』
全員『了解!!』
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:44:07.80 ID:y0/9C7+LP
女泣かせだのう
466 :
氷男。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 11:45:40.84 ID:dRH1UHN/0
エーリカ「やっちゃうよ〜」ガガガガガ
トゥルーデ「ハルトマン!少佐の道をつくるぞ!」ダダダダダダダダ
シャーリー「ルッキーニ!いくぞ〜!」ブン
ルッキーニ「ひゃっほ〜い!」ドガドガドガ バァン
もっさん「押し通る!はあ!」ザクッザシュ
全員、固有魔法も使用しつつ、ネウロイをどんどん打ち落としていく
このハイペースならすぐにたどり着けるな
でもこんなに速いと別れがはやくなっちまう・・・
ペリーヌ「俺さん!少し離れてくださいまし!」
俺「了解」ヒョイ
ペリーヌ「トネール!」バチバチバチ
俺「うおっかっけええ!どんどん落ちてく!さすがペリーヌ!」ガガガガ
ペリーヌ「まったく///ほめてもなにもでませんわよ!」パパパパパパパ
467 :
氷男。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 11:51:04.79 ID:dRH1UHN/0
エイラ「オイっ!サーニャもほめロヨ!」
サーニャ「そんなこといわなくてもいいってば・・・」ドシュドシュドシュン
ボボボボ パリパリパリパリィン
俺「こっちもすげえ!サーニャもかっこいい、いや・・・かわいいぞ!」
サーニャ「あ、ありがとうございます・・・///」
エイラ「ムッ!」
芳佳「俺さんは剣使わないんですか?」ダダダダダダダ パキパキィン
俺「『今は』、銃で十分だ。芳佳もやるなぁ・・・。」ガガガガガガガガ
芳佳「私なんてまだまだですよ!リーネちゃんのほうがすごいですし!」
俺「あれは一朝一夕でできるもんじゃないからなぁ。リーネの狙撃の姿もかっこいいし」
リーネ「そ、そんな。俺さんもかっこいいですよ!」ドン カシャ ドン
俺「ははは!サンキュー!さて、もうカステラ、だったけ?その下についたぜ!」ガガガガ
ミーナ「カストラです!」
ミーナ「坂本少佐お願いします、二人はあいたらすぐにお願いね。他の人はここで道を維持!」
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:51:50.68 ID:zIP05dum0
支援支援
469 :
氷男。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 11:56:33.61 ID:dRH1UHN/0
もっさん「いくぞ・・・・・!切り裂け!烈風斬!!」」
バァン パキパキ
シャーリー「なっ!烈風斬をうけて少ししか穴が開いてないぞ!なんて硬さだ!」
もっさん「くっ!ならもう一度だ!烈風z」
俺『待て少佐!俺もやる!俺がやつに叩き込む。そしてもう一度その傷に沿って少佐は烈風斬をつかってくれ!』
もっさん「わかった!」
俺「はぁぁぁぁぁ!」ピキピキ
身の丈大はある図太いブーメランを氷で作って投げ放つ
俺「くらっとけ!おらっ!」ブン シュンシュン
ガガガバキィン
もっさん「あれか!ぶちまけろッ!!烈・風・斬!」ドシュン
傷にそって青白い斬撃が這い、ネウロイ:カストラの球殻を斬り割る
トゥルーデ「いまだ!」エーリカ「それ〜」ヒューン
470 :
氷男。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 12:02:41.99 ID:dRH1UHN/0
ミーナ「さて・・・みんながんばって耐えてね。」
ペリーヌ「くっ!そうはいっても・・・まるで竜巻のなかにいるくらいきついですわね」パパパパ
エイラ「オマエはいたコトアルノカヨ!」ガガガガ
ペリーヌ「たとえですわ、よ!」パパパパ パリィン
ミーナ「(みんなかなりきつそうね・・・)バルクホルン大尉!ハルトマン中尉!まだかしら!」
トゥルーデ『少し敵が隠れていた。今撃墜している』
エーリカ『あと二機!・・・よし、いますぐこわすよ!』
バルクホルン『はあああああ!』ダダダダダダダ
・・・・・パキィン
なにかが割れる音がした
コアを破壊したのだろう
一気にネウロイ、カストラの体が雪のように白くなって崩れてゆく
そして中からあの二人もでてきた
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 12:03:45.77 ID:zIP05dum0
wktk
472 :
氷男。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 12:08:16.74 ID:dRH1UHN/0
あっけない
楽しい時間って短いな
これでみんなといれるのも終わりかな
俺「ほかのネウロイも消えてゆくな・・・。」
ミーナ「作戦終了ね。全機、艦に戻るわよ。」
もっさん「ふう・・・烈風斬が一回効かなかったのは焦ったな・・・」
ミーナ「うふふ、私もちょっとだけ冷や汗をかいたわ。被弾した人、魔法力がない人から優先的に着艦をして。」
〜〜〜〜
俺「少佐。先にどうぞ。レディーファーストってやつです。俺が最後でいいですよ。」
もっさん「私をそんな風にあつかうとはな。ふふ、ありがとう」シューン
473 :
氷男。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 12:13:34.46 ID:dRH1UHN/0
芳佳「あれ?俺さんなかなか降りてきませんね」
リーネ「どうしたんだろう?降りられないのかな?」
シャーリー「さすがにそれはないだろ・・・。」
ミーナ『俺さんどうしたのかしら?』
俺『みなさん本当にすみません。ここでお別れです。』
もっさん『おまえはなにをいってるんだ?はやく帰るぞ』
管制『こちら管制!ストライクウィッチーズへ!方位025から小型中型大型がいりまじったネウロイの大群が現在そちらに向かっています!
このままだとあと5分ほどで接触。今すぐ戦線を放棄し、そこから撤退してください!』
もっさん『なんだと!?数は?』
管制『数え切れないほどです・・・。かなりの数としかいいようがありません・・・。』
もっさん『・・・ということは最初からこのカステラは我々を消耗させるだけのハリボテかッ・・・!』
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 12:15:38.16 ID:zIP05dum0
支援
よく見たらもっさんがカステラ言ってるwww
476 :
氷男。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 12:18:39.89 ID:dRH1UHN/0
ザザッ
上官『俺、ストライカーユニットは片付けたぞ。これですぐには発進できない。最後の頼みは聞いてやったぞ。』
俺『ありがとうございます。本当にすみませんね。』
ミーナ『そちらはどなたかしら?所属と階級、名前を名乗りなさい。いったいどういうつもり?』
上官『すまない。A・H機密実験部隊所属。俺の上官の上官中佐だ。今回は俺の最後の頼みを聞いてやったんだ。
管制へ。戦線を放棄する。撤退だ。』
もっさん「最後の・・・頼みだと?」
ミーナ『俺さん!はやく降りてきてください!全速でここから撤退します!』
俺『間に合うわけありませんよ。もうそこまできています。このままじゃ全滅です。だから・・・』
ミーナ『!?だめです!それだけは許可できません!早く着艦を!』
俺『ははは!無理ですよ。もう覚悟してますよ。』
477 :
氷男。『オペレーション・タラニス』。>>475素で間違えとった、シリアスなのに・・・。:2010/11/04(木) 12:24:03.92 ID:dRH1UHN/0
エイラ「どういうコトナンダ?」
サーニャ「・・・・俺さんは・・・私たちを逃がすためにネウロイの大群を一人で受け持つつもりよ・・・。つまり殿軍・・・。」
芳佳『そんな馬鹿なことやめてください!いくら強くても無理です!』
俺『ああ、馬鹿かも知れんな。だけどな、俺やることができたんだ。・・・・・この空っぽの人間にやりたいことができたんだ。』
エーリカ『・・・なにが俺をそこまで動かしてるの?はやく戻ってきなよ。』
俺『生まれてきて初めてだったんだ。『家族』以外に俺を認めてくれるやつがいたのは。やさしさを味わったのは。
この空っぽの中に何かが居座った。初めてだよ。なにかかも、命さえもすてて守りたいと思ったのは。』
俺『ありがとう。俺はみんなを守りたい。この想いで俺の中はいっぱいだ。』
シャーリー『俺・・・。』
上官『接触まであと4分だ。準備しろ。』
俺『了解。ははは・・・。みんな、いい男をもらえよ。俺みたいな男に引っかかるんじゃねえぞ。』
俺『あと・・・トゥルーデ、すまない。』
478 :
氷男。『オペレーション・タラニス』。:2010/11/04(木) 12:30:07.99 ID:dRH1UHN/0
トゥルーデ『おまえが二日前、突然あんなこと言い出したのはこのことだったんだな・・・。』
俺『・・・・・・。トゥルーデ、本当にすまない。俺は約束を果たす。』
トゥルーデ『・・・。そうじゃない・・・。俺は・・・・俺も・・・・私の守りたいものなんだ・・・。俺が死んだら約束を果たせないぞ・・・』
トゥルーデ『俺は言ったじゃないか、私と私が守りたいもの全部守ると。』
俺『・・・。そうだったな・・・。だが今回は俺は生きてかえる自信がない。ほんと悪い男だな、俺は。』
トゥルーデ『・・・ぬな・・・』ザザッ
俺『・・・ん?聞こえないんだが、インカムの調子が悪いのか・・・?』コンコン
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 12:30:38.97 ID:toYaLBuF0
480 :
氷男。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 12:36:12.19 ID:dRH1UHN/0
トゥルーデ『死ぬな・・・生きろ・・・死ぬんじゃない!!生きて帰ってこい!!私のために、みんなのためにも生きて帰ってこい!』
俺『・・・・覚悟はできてるんだ。トゥルーデに恨まれるのもな。俺は弾丸だ。撃てば戻らない。』
トゥルーデ『ふざけるなっ!!なにが覚悟はできている、だッ!!』
トゥルーデ『聞こえないなら大きい声で言ってやる!!生きて!501に帰ってこい!生きて帰って私に姿をみせろ!!』
トゥルーデ『また消えるなッ!!私のそばで・・・前みたいに・・・ずっと一緒にいろ・・・。』グスッ
481 :
氷男。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 12:43:12.76 ID:dRH1UHN/0
俺『トゥルーデ・・・・。』
――なにを迷ってるんだ
上官『あと三分。・・・・・・おい俺、返す答えは一つしかない。わかってるな?』
俺『・・・・・・ふっ。トゥルーデ。』
――なにを弱気になってるんだ
俺『くそっ!皆、すまない・・・。』
――本当に俺は馬鹿だな
俺『前言撤回だッ!生きて必ず戻る!!必ず帰る!俺の帰る場所は501だ!!トゥルーデの!傍だッ!!』
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 12:44:33.55 ID:2LoGJ3M7O
男の子ならやっぱり殿軍で散るのは王道だな。
背後に守りたい女の子がいるならなおさらだ。
483 :
氷男。『オペレーション・タラニス』:2010/11/04(木) 12:49:23.79 ID:dRH1UHN/0
エイラ『フフン♪大尉を泣かせるなんてヤルジャナイカ。俺の今日の運勢は【世界】。ツイテルゾ。今から俺は人生を再スタートダナ。』
俺『トゥルーデすまん!帰ったら何発でも殴れ!絶対生きて帰るからな。だから泣くな。』
トゥルーデ『ばかもの・・・。俺・・・私のそばにいろ・・・』
俺『ああ、わかった。』
ミーナ『あら?それだけかしら?』
俺『・・・・。トゥルーデ・・・愛してる。』
トゥルーデ『わ、私もだ・・・あ、ああっ!あっ、愛してる!帰ったらただじゃおかないぞ・・・。』グスッ
シャーリー『あははは!そうこなくちゃな!あついね〜』
トゥルーデ『くっ、リベリアン!茶化すんじゃない!』
エーリカ『おあついね〜、やっと言えたなんて遅いよ〜。』
俺『やっと・・・・?まさかエーリカ、俺を覚えていたのか?』
484 :
氷男。『オペレーション・タラニス』。あと少しお付き合いくださいませ。:2010/11/04(木) 12:55:04.04 ID:dRH1UHN/0
エーリカ『忘れるわけないじゃん〜。私は記憶力いいんだよ〜。トゥルーデは前から俺のこと好きだったんだよ〜』
俺『マジか・・・鈍くてすまん・・・。』
トゥルーデ『い、いやいいんだ・・・。』
上官『あと一分。俺、戦闘準備をしろ。あのシステム試用するのも許可する。全員無事ちゃんと帰らせるからな。』
俺『了解。じゃあ皆基地で待ってくれ。インカムを切ります。では』ミシミシミシッ バキッ
ありがとう、みんな
生きて笑って戻るよ
俺はもう一人じゃない、空っぽじゃない
それを今証明する
俺の中にみんながいる、トゥルーデがいる
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 12:59:29.62 ID:jmJ3OaFwO
山場ですな
486 :
氷男。『オペレーション・ニブルヘイム』。:2010/11/04(木) 13:00:40.51 ID:dRH1UHN/0
http://www.youtube.com/watch?v=rncCyzu6dLM&feature=related お聞きしながらどうぞ
ネウロイの大群が俺の眼前に雲のように浮いている
「・・・俺、おかしくなっちまったかな。前の俺なら死ぬのが嫌で逃げてたのにな。」
「俺はさ、実はおまえらさえうらやましかったんだぜ。戻れるところもあるし、自分のこともわかってるだろうからな。」
「でも今は違うぜ。俺が生きて帰り、おまえらは死ぬ。最後にこの大空で飛んでいるのは俺だ。」
「俺はなにを話しかけてるんだ・・・。さぁて、全力でいくぜ。扶桑の言葉でこういうのなんていったけ・・・?」
「そうそう、一騎当千だ。ふう・・・さて・・・。勝手に名づけるなら『オペレーション・ニブルヘイム』だな。」カシャ
487 :
氷男。『オペレーション・ニブルヘイム』。:2010/11/04(木) 13:02:05.78 ID:dRH1UHN/0
ストライカーユニットの側部の小さいハッチを開ける
そこにキーを打ち込み起動させる
そのシステムはオーバードライブシステム、及びブーストシステム
実際俺の魔法力もこの戦闘をのりきるだけの分はなかった
だがそれをつかえば莫大な魔法力を得られる、寿命が多少縮もうがなんでもいい
―――生きてもう一度みんなの笑顔がみたい。
488 :
氷男。『オペレーション・ニブルヘイム』。:2010/11/04(木) 13:03:07.46 ID:dRH1UHN/0
「コードネーム"Congelatio"。オーバードライブシステム運用試験及び、単機戦闘を開始する。」
「単機戦闘の撃墜標的はネウロイ、全機。氷の世界にして死者の国へようこそ。」
「ここは絶対に・・・・・・通さ、ないっ!!」バァン キィィィン
刀を抜き一気に氷で覆う、そしてブーストをふかせネウロイどものなかに突っ込み斬りかかる
加速された弾丸をとめることはかなわない・・・ネウロイを青空の下どんどん落としていく
「はっはっはぁ!ここは通さねえぜ!ネウロイ!今の俺はとめてみろッ!!」
体の周りに冷気が滾々と渦巻いていく
そして剣にまとわりつかせ、大きく振ると、まるでマシンガンのようにつららがネウロイに向かって空をきりとんでいく
その威力はネウロイの装甲をたやすく貫いていくほどである
「いつもより手ごたえがねえぞ!もっとこいよッ!」
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 13:03:07.84 ID:zIP05dum0
止まるな支援
490 :
氷男。『オペレーション・ニブルヘイム』。:2010/11/04(木) 13:04:47.09 ID:dRH1UHN/0
ネウロイも壁のようにとてつもない数のビームをうち対抗してくる
しかし片手を氷でクローのようにかため、それを向けて被弾しそうなのを受けとめる
そして加速し、一瞬にしてそのクローで切り裂き、剣を振って近くのもう一機を一閃
さらにディオミディア級に近づき・・・
「俺の必殺技だ。もらっとけ。咲けッ!!ペタシテス・アルブス!!」
とその名とともに、一気に魔法力が注がれ剣から花が開花するように一瞬で巨大な氷剣の花が飛び出す
辺りにいる小型も含め、さされたネウロイは装甲を幾重にも貫かれ、コアをも突き破られ体が粉々になる
そしてブーストを単発で噴出しながら捕らえられない不規則機動をして、どんどんネウロイを倒していく
剣をさらにでかくしビームを剣で防ぎながら突撃、一回転してあたりのネウロイも一掃・・・
神速で敵の上に移動し下に構え突撃し、突き刺す
そして次に移りもう一度ブーストをかけながらネウロイの下っ腹を引き裂いていく・・・
言葉どおりの一騎当千を実行する覚悟であった
491 :
氷男。『オペレーション・ニブルヘイム』。:2010/11/04(木) 13:06:27.85 ID:dRH1UHN/0
「(53・・・55・・・58・・・60・・・63・・・・・67!魔法が強すぎて体がつめてぇ・・・。だが、まだまだ!)」
しかし俺は四方八方から降り注ぐネウロイのビームを全て防げているわけでなく、体から赤い人の血が流れる
俺にとっては好都合だった
痛みで覚醒し、なんとか意識を保つこができる
流れる血を、氷で固め止血し、生命維持に魔法力を回し、また無数のネウロイたちに切りかかる
―――日が落ちてからも雪は降り続いていた
--------------------------------------------
---------------------------------
------------------
----------
----
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 13:08:04.71 ID:b9Ju7+9vO
支援
さる?させてたまるか!!
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 13:08:05.33 ID:zIP05dum0
氷なのに・・・熱い!
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 13:08:19.29 ID:mPw7mMgc0
しえん
495 :
氷男:2010/11/04(木) 13:11:16.57 ID:dRH1UHN/0
最後は音楽を聴きながら一気に読めるようにしてみました
このあともありますがここで止めるよ
いないなら続けるが、投下待機もいそうだしね
最終回は「おかえり」
です
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 13:13:03.96 ID:zIP05dum0
おィ!
イイトコで切りやがって!!
乙
そしてサブタイトルがwww
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 13:14:50.51 ID:2LoGJ3M7O
サブタイがネタバレw
おっつ
いや、ブラフかもしれんぞ なにも――いや、言うまい
坂本「なに?東京にネウロイが?」
ミーナ「ええ・・・。」
坂本「それで、被害は?」
ミーナ「すぐに迎撃したけど、逃げられたそうよ。そして行方不明者が一名。」
坂本「そうか・・・俺は大丈夫だろうか。」
ミーナ「俺さん?」
坂本「ああ、私の幼馴染みだな。弱っちいやつだが今は東京の大学にいるはずだ。ふ、元気にやってるだろうか」
ミーナ「・・・美緒、落ち着いて聞いてね」
坂本「ん、どうした?」
ミーナ「その行方不明者の名前は、俺なのよ」
坂本「な!?」
OP
講義中に、こういう出だしで今度書くかしら
501 :
氷男:2010/11/04(木) 13:17:01.55 ID:dRH1UHN/0
ネタバレは気にしちゃいけねえぜ
というより、後日談のほうが最終回っぽい・・・
読んでくれてる人ほんとありがとうなんだぜ
宮藤「敵の潜水艦を発見!」
サーニャ「ニェーット」
バルクホルン「ネガティーブ」
シャーリー「ネガティブ」
坂本「駄目だ!」
リーネ「ネガチブ!」
わかる人はわかると思う
503 :
氷男:2010/11/04(木) 13:23:21.02 ID:dRH1UHN/0
>>500 いいと思います!
もっさんのデレというか、そんなふうなのはかなりいいよね
いないならつなぎに投下してもいいかしら・・・?
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 13:25:20.15 ID:zIP05dum0
505 :
氷男。最終は少ないのでつなぎにいかせてもらいまする:2010/11/04(木) 13:31:09.07 ID:dRH1UHN/0
投下する人いたらすぐいってくれよ!
すぐに止めて交代するから
・・・・翌日
ミーナ「あの空域にはネウロイの影が一つも見えないようです。撤退したか・・・それとも全機撃墜したかは不明ですが・・・」
もっさん「そうか・・・。でも俺の姿は見当たらないのか・・・?」
ミーナ「ええ・・・。なにも痕跡がないの・・・。(まさか死体でおかえり、とかいうことはないわよね・・・?)」
二日後
シャーリー「まだ俺が戻らないのか・・・。」
芳佳「だ、大丈夫ですよ。きっと帰ってきますって!そう約束したんですから!」
リーネ「そ、そうです。大丈夫ですよ!」
ペリーヌ「でも普通ならなにか連絡はいれてきますわよね・・・。(死体で帰還とか勘弁してほしいですわね・・・。)」
506 :
氷男。:2010/11/04(木) 13:37:48.43 ID:dRH1UHN/0
三日後
エイラ「なにしてんダ、アイツ・・・。」
サーニャ「もう三日目・・・。大尉の落ち込み具合が尋常じゃないです・・・」
ルッキーニ「俺もいないとつまんないー・・・」
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ_Λ . . . .: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/: :ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ
バルクホルンさん耳出てますよ
508 :
氷男。>>507耳を改変しようと思ったらできなかった。すまない。:2010/11/04(木) 13:43:03.37 ID:dRH1UHN/0
四日後
エーリカ「(なにしてんだよ、あいつ!)トゥルーデ大丈夫だよ。ちょっと腹壊してるトイレしてるだけだって!」
トゥルーデ「そうならいいが・・・。でも・・・もう四日もたつしもしかしたら・・・」ナミダメ
エーリカ「探してくるよ・・・!」
五日後・・・・
シャーリー「・・・・。バルクホルン大丈夫か・・・?」
トゥルーデ「だいじょうぶさ。なんてことはない・・・。ちょっと部屋で休むよ。」トボトボ
シャーリー「あ、ああ。・・・くそっ、なんか調子狂うな・・・」
509 :
氷男。>>507耳を改変しようと思ったらできなかった。すまない。:2010/11/04(木) 13:48:25.11 ID:dRH1UHN/0
〜〜〜〜〜〜
キキィ〜 ガチャ バタン
?「この辺でいいです。本当にありがとうございます。」ペコッ
おっさん「いいってことよ!それより最初は浜辺で血だらけで倒れているからびびったぞ、がはは!」
?「助けていただいて本当に感謝してますよ、ははは。」
おっさん「しかしあそこに用があるとは、おまえ軍人さんだったのかい。たまげたなぁ」
?「ははは!まだ若造ですけどね!後日かならずお礼にまた尋ねます」
おっさん「いいってことよ!俺坊主はあそこに待ってる人がいるんだろ?速くいきな!」
俺「おう!(しかし病院で4日も眠ってるとはな)」タッタッタ
おっさん「わかいね〜。よーし、俺もひさびさに女でも捕まえに行くか。」ブルルル ブォォォンン
510 :
氷男。:2010/11/04(木) 13:54:53.29 ID:dRH1UHN/0
ミーナ「トゥルーデ・・・いい加減その湿っぽい顔をやめなさい・・・。」
トゥルーデ「ああ・・・すまない・・・。シャーリーに笑われてしまうな・・・」
エーリカ「(あいつ・・・トゥルーデを泣かせやがって・・・)ん?・・・・!?ふっふ〜トゥルーデ。
ちょっと窓の花がきれいだよ〜みてごらん〜」
トゥルーデ「花だと?・・・まぁきれいだな。そういえば病室にいたときこんな花も俺がくれたな・・・。ッ!!」ダッ
ミーナ「どうしたの?トゥルーデ。あ、フラウもどうしたのよ!?」
エーリカ「外におもしろいものがあるよ!ミーナもほらほら!」
〜外、だけど基地内〜
俺「久しぶりだな〜まだ五日ぶりだけど。しかし病院抜け出してきちまったけど大丈夫かな・・・」
タタタタタ!
俺「ん?だれか走ってくるな。だれだ?」クルッ
トゥルーデ「お〜〜れ〜〜〜〜!!」タタタタタ グッ
俺「トゥルーデ!今戻ったぞ!」ダッ
俺「約束を果たした!そして大好きだ!ほら抱きしめてあげよう!」ガバッ
君の中に
512 :
氷男。wikiの編集の仕方がわかんねえぜ!:2010/11/04(木) 13:59:54.11 ID:dRH1UHN/0
トゥルーデ「このばかがっ!生きてるなら!さっさと!もどってこんかッッッ!!!!」タッ
ドゴッッッッッ!!
俺「ぐッッはぁッッ!!」ボゴッ! ゴロゴロゴロ・・・
トゥルーデ「はあ・・・はあ・・・心配したぞ・・・・。・・・・・・・戻ってきてくれて・・・ありがとう」
俺「ぐっ・・・!ああ、すまない・・・。ただいま・・・・あっ、でも・・・傷が開いた・・・」バタッ
トゥルーデ「お、おい!こんなところではだめだぞ!俺ー!!」
青空の下、俺は約束を果たして戻ってきた
トゥルーデも元気そうだが、目にクマができていたのは本当に申し訳なかった
そして・・・やっと俺にも誇って帰る場所というのができた
・・・ありがとう
シャーリー「おーい!俺!やっぱり生きてたんだな!」ガヤガヤ
俺「・・・・・。今死にそうだけど・・・。」ドクドク
もっさん「わっはっは!その前にいうことあるだろう」
513 :
氷男。:2010/11/04(木) 14:00:42.26 ID:dRH1UHN/0
俺「あ、そうだったな。みんな・・・ただいま!」
「おかえり!!」
終わりだ、ははは!
514 :
氷男。:2010/11/04(木) 14:03:20.29 ID:dRH1UHN/0
はい
これで氷の弾丸こと氷男は終了です
長い間お付き合いいただいたみんなありがとう
後日談も用意しておりますが、また時間があるときにでも。おつかれっす。
実は誰かのウィザード使って共闘させてみたかったけどこれもこれで楽しかったぜ
おつおつ!
後日談も共闘も楽しみに待ってる
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 14:05:16.68 ID:y0/9C7+LP
乙乙
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 14:08:46.65 ID:jLaz4axu0
乙
518 :
氷男。:2010/11/04(木) 14:10:09.18 ID:dRH1UHN/0
共闘はまた別のやつでやりたいなぁ・・・。
だれを使わせてもらえるかわかんないけど・・・。
どうもおつかれさま〜
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 14:13:38.62 ID:pLenlLOr0
乙かれさま
520 :
白い死神:2010/11/04(木) 14:14:22.60 ID:b9Ju7+9vO
>>514 乙 本当にお疲れ様です
毎日楽しみに読ませていただきました
後日談楽しみに待ってます
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 14:17:03.19 ID:GAfwkuxk0
∧_∧
( ´・ω・) ジンジャーティーいかかですか?
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
522 :
氷男。:2010/11/04(木) 14:18:53.22 ID:dRH1UHN/0
みんなに感謝するぜ!
>>520 どうも〜
白い死神も楽しみしてるぞ〜
>>521 遠慮なくいただこう
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 14:22:44.80 ID:jmJ3OaFwO
乙乙
後日談待ってるぜwktk
前スレの続き投下していいか?
524 :
変身俺:2010/11/04(木) 14:22:50.50 ID:gybWyyreO
乙でした
次も楽しみにしてます
このあと空いてます?
525 :
変身俺:2010/11/04(木) 14:26:11.01 ID:gybWyyreO
ととッ
>>523が先ですね
じゃあ自分は後で時間あればやります
526 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 14:29:04.85 ID:jmJ3OaFwO
>>525 おっとすまない。ありがとう
3話は長いんで前後半に分けて投下する
前半は厨二が強いんで注意
前スレ
>>367から
527 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 14:31:57.26 ID:jmJ3OaFwO
バーニアが噴射を始める。超出力の加速により俺中尉の姿は、ものの5秒もせずにハンガーからは見えなくなってしまった
シャーリー「な、な、なんだありゃ!!?」
バルクホルン「なんて殺人的な加速だ……!!!」
ルッキーニ「は、速ぁーーーーーーーいっ!!」
エーリカ「うへ〜、なにあれ……」
ミーナ「美緒!」
坂本『分かっている。なんという加速だ…!私の目でももうあんなに小さく……!』
坂本『出撃メンバーは予定どうりだ、先行した俺中尉を追う!急げ!!』
一同『了解!』
宮藤「さっきの俺さん、なんか少し怖かった……」
宮藤「俺さん…無事でいて……!」ギュッ
バルクホルン「行くぞハルトマン」
エーリカ「こっちもOKだよ」
バルクホルン(俺め……、任務が終わったらカールスラント軍人として鍛え直してやる……!)
528 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 14:36:01.10 ID:jmJ3OaFwO
―――――ロマーニャ近海・カールスラント艦隊―――旗艦アドミラル―――――
ネウロイ「――――――――――」
ビシュン!
ドッガアァァァァァン!!
兵士A「護衛艦ストラスブルク!大破!」
兵士B「駆逐艦ヴィルヘルム!航行不能!」
兵士C「護衛艦アッシマー被弾!速度低下!」
兵士D「艦長!このままでは!!」
艦長「持ち堪えろ!ようやく救助要請が出せたんだ。すぐにストライクウィッチーズが来る!」
兵士E「来るったってロマーニャ基地からここまでは10分は掛かりますよ!?後7分も持ちませんよ!!」
艦長「持たせるんだよ!出来る出来ないじゃない、やるんだ!カールスラント軍人の意地を見せろ!!」
ネウロイ「――――――――――」
ビシュゥン!
ドガアァァァァァン!!
兵士B「あああ!!アッシマーがああああああぁっ!!!!」
529 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 14:39:34.38 ID:jmJ3OaFwO
兵士A「護衛艦アッシマー!轟沈!!」
艦長「旋回しつつ弾幕を張れ!これ以上奴に撃たせるな!!」
ズガガガガガガガガガガガガ!!
艦長「被害状況知らせぃ!!」
兵士B「左舷主砲大破、使用不能!船尾ミサイル発射管使用不可!」
ネウロイ「―――――」
兵士B「艦長!ネウロイが!」
艦長「またあれをやる気か……!」
カールスラント艦隊を襲ってたのは、一体の大型ネウロイだった。
大型ネウロイから、一部が4つの中型ネウロイとなって分離し、再び合体。形を組み替えて行く
大型ネウロイは一つの巨大な砲塔へと形を変えた
艦長「取り舵かわせ!!」
ギュイーン……!ズゴオオオオオオッ!!
兵士C「く、駆逐艦マックス・シュルツ撃沈!!」
兵士E「か、艦長!これで本艦隊で航行可能なのは、本艦だけです!」
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 14:41:09.68 ID:y0/9C7+LP
>>521 リーネちゃん……
ふくよかになっちゃって……
531 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 14:45:34.42 ID:jmJ3OaFwO
艦長「ぐぅ……ロマーニャを目の前にして……!!致し方ない、総員退か―――」
?「ふざけるな!!」
艦長「ダルシム大佐!?」
ダルシム「ネウロイ風情に尻尾を巻いて逃げ出せと言うのか!冗談ではない!!」
艦長「現時点での戦闘続行は不可能です!この艦隊で無事なのはこのアドミラルのみでもう戦闘など―――」
ダルシム「ウィッチが援軍で来る!戦力は問題ない!ネウロイ相手に逃亡など許さん!!」
艦長「それでは私闘です……!そのようなものの為に、ここに居る部下達を死なせる訳にはいきませんっ!!!」
ダルシム「貴様―――――」
兵士C「艦長!ネウロイが再び分離!うち中型一体が、本艦に接近!!」
艦長「なに!?」
ネウロイ「――――――――――」ヒュン!
兵士D「うわあああああああ!っ!!!!!目の前に!」
兵士E「母さん……!」
艦長「くぅ…!」
ダルシム「おのれええええぇっ!!!プロト01は何をやっている!?あれさえ来ればこんな事には………!!」
532 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 14:48:49.77 ID:jmJ3OaFwO
大型ネウロイは再び分離し、うち一体の中型がアドミラルに急接近
艦橋の眼前まで一気に接近した
黒光りする装甲の表面が赤く輝き、始める
艦橋に居る誰もが死を覚悟した。その時――――
ズガン!
遠方より飛来した弾丸がネウロイに着弾した
すぐにネウロイは攻撃された方向に向き直ろうとするが―――
ズガン!……ズガン!ズガン!
続いて2発、3発と着弾、ネウロイの姿勢が崩れる
狙撃したのは俺だった。殺人的な加速で艦橋前のネウロイに急接近すると、通り過ぎる刹那にMG-08で数発撃ち抜く
パシュゥーーン……
中型ネウロイは堪らず四散して、光の粒子となり消えた
ダルシム「おお!」
艦長「ウィッチが来たか!」
兵士E「た、助かった……?」
533 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 14:54:25.20 ID:jmJ3OaFwO
俺(危ねーマジギリギリ……)
俺「おいおい…なんつー様だよこれは……!」
艦長『援軍のウィッチ、聞こえるか?』
俺「あぁん?」
艦長『今倒したのは子機だ!すぐに再生する!上空にいる本体を―――』
バッ
ダルシム『俺ァッ!!遅れて来た事は多目に見てやる!!』
艦長『なっ!』
艦長から通信機を奪ったダルシムは続ける
ダルシム『皆殺しにしろ!!奴らに思い知らせてやれ!!人間様に楯突いたと言う……その意味をっ!』
ダルシム『バスターライフルを使え!一網打尽にしろっ!!』
俺「そう急かすなよ、折角急いで来たんだ……。少しくらい遊ばせてくれてもいいよなぁ!?」
俺はそう言い捨て、前に出ようとする。その時……
534 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 14:57:25.41 ID:jmJ3OaFwO
坂本『俺中尉!!』
俺「あぁ?」
ようやくインカムが有効な距離まで坂本達が来たのか、通信が聞こえてきた
坂本『もういい前に出るな!そのまま船の護衛についていろ!』
俺「少佐ぁ〜、遅いぜ。もう沈むところだったんだぜ?この船ぇ」
坂本『それはわかったがそれ以上はいい!すぐに私達が到着する!それまでは防衛に専念するんだ!』
俺「それじゃあー着くまでに終わらせるかぁ」
バルクホルン『中尉!命令が聞こえなかったのか!!前に出るなっ!』
俺「なぁーに、すぐ済むさ……。破壊して!蹂躙して!殲滅してやるよぉ!!!」
バルクホルン『待てっ…!』
俺「オラァッ!行くぜぇーー!!」
雄叫びをあげながら、俺は上空のネウロイへと飛翔した
535 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 14:59:59.09 ID:jmJ3OaFwO
俺が飛翔すると上空のネウロイが迎え撃った
大型がビームを乱射しつつ再度分離。残った3体の中型が俺を取り囲むように散開していく
俺はビームを回避しつつ、正面の中型に狙いを付ける
俺「落ちな…蚊トンボォ!」
ズガガガガガガガガ!!
MG-08重機関銃の連射により、正面の中型ネウロイを撃破する
すると散開していた残り2体の中型ネウロイが、前後で挟み撃ちにして来た
シャーリー「まずい……俺の奴挟まれたぞ!」
前方のネウロイがビームを発射する。俺は銃を持つ手を上に挙げて、後ろに倒れ込むように仰け反った
俺「おおっとぉ!」
完全にビームに対して水平に仰向けになる。その直後、ビームが俺の腹と顔の数cm真上を通過していく
坂本「なんて避けかたをするんだ…!」
俺はそのまま顔を更に仰け反らせ、後方のネウロイを補足した
手を挙げた状態で仰け反った為、銃口は後方のネウロイの方に向き、すでに捉えていた。あとは簡単だ
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 15:00:33.27 ID:pLenlLOr0
俺「三下がァ!」
537 :
-Prototype-3話>>536全く似てないとは言い切れないな。意識したつもりもないけど:2010/11/04(木) 15:04:16.01 ID:jmJ3OaFwO
ズガガガガガガガガガ!
再びMG-08を連射する
チュン!チュン!チュン!チュン!パシュゥーーン……
銃撃を受けたネウロイが消滅したが、俺はそんなのには目もくれず、残った前方の中型に向き直り、バーニアによる超加速で迫って行く
ネウロイからのビームをほぼ直角に避けてかわす
俺「ハッ!どこ狙ってんだよぉ!!」
しかし速度は落ちず、クルクル回転しながらネウロイに肉迫する
その僅かな間に俺は、手持ちのMG-08に魔法力を込める
固有魔法により銃身そのものが『牙』と化したMG-08を、回転する動作のまま流れるようにネウロイに叩きつける
俺「ふははははは…、ゥオラァッ!!!」
ドゴシャア!!パシュゥーーン……
その一撃はネウロイの装甲を粉砕し、そのまま真っ二つに砕いた。中型ネウロイは光になり、消滅する
バラバラ…
だがその衝撃で持っていたMG-08も、錆び付いたようにボロボロになり朽ち果ててしまった
俺「ちっ、なんて脆い武器だ……!」
538 :
-Prototype-3話>>536全く似てないとは言い切れないな。意識したつもりもないけど:2010/11/04(木) 15:09:13.56 ID:jmJ3OaFwO
シャーリー「着いた!」
その時、坂本少佐達がようやく戦場に姿を現した
俺「あ?やっと来たの?」
坂本「俺中尉は下がれ!各員攻撃開―――」
ダルシム『いけませんよ』
バルクホルン「何!?」
ルッキーニ「わっ!だれだれ!?」
ダルシム『私は連合軍大佐、ダムダ・ダルシムです。501統合戦闘航空団にはその場で待機を命じます』
ペリーヌ「ま、まだ本体のネウロイが残っていますのよ?」
エーリカ「めちゃくちゃ言うな〜」
バルクホルン(この男がダムダ・ダルシム大佐……?何を考えている!)
坂本「何を言っている!まだ本体が残っているんだぞ!すぐに殲滅の必要が―――」
ダルシム『貴方達がそれを行う必要は無いと言っているのです』
ダルシム『そうでしょう……?俺中尉』
俺「あーー?」
539 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 15:13:08.94 ID:jmJ3OaFwO
――――――カールスラント艦隊―――旗艦アドミラル――――
艦長「何を言っておられるのですか大佐!!」
声を荒げる艦長の方など見向きもせず、ダルシムは通信機で呼び掛け続ける
ダルシム「俺中尉、いい加減遊んでないでバスターライフルを使いなさい。あの程度のネウロイなら一撃のはずです」
兵士D(この男……さっきまであんなに慌てていたくせに!)
俺『ま、やれって言われりゃやるけどね……』
ダルシム「なら早くやりなさい。見せつけてやるのです。貴方の『力』をね……」
通信が終わったようだ。ダルシムが艦長達の方を向き、ゆっくりと語りかけた
ダルシム「貴方達も目に焼き付けて置くべきだ。この『力』こそが人類を救う………………。人類を救う希望の光だ!」
艦長「『力』だと……!」
540 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 15:18:40.68 ID:jmJ3OaFwO
〈上空〉
俺「ま、やれって言われりゃやるけどね……」
俺「ったく、どいつもこいつも邪魔しやがって……興醒めだぜ…!」
バルクホルン「見ろ!ネウロイが!」
俺「あ?………………おおっ!」
上空のネウロイは既に再生を始めていた。俺が撃破した4体の中型にあたる部分はもう再生を終えようとしている
俺「あはははは……そう来なくっちゃあっ!!」
俺は腰の後ろに装着していた大型ライフルを外すと、右手でそれを持つ
構造上本来は両手で撃つものなのか、グリップは2つ付いているようだ。俺はその左側を右手だけで持っている
その間にもネウロイは再生を完了し、再度分離して形を組み替えていく
坂本(俺中尉……何をするつもりだ!?)
俺はアドミラルの前へと飛翔し、ライフルを構える
俺「魔導変換開始………………変換率98%……充分だ、完了」
ネウロイが形を組み終えた。「マックス・シュルツ」などの多くのカールスラント戦艦を轟沈させた、砲塔のような形になる
艦長「またあれが来るのか!」
一方「ま、やれって言われりゃやるけどね……」
ヨガフレイムを彷彿とさせる名前ww
543 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 15:22:38.22 ID:jmJ3OaFwO
バルクホルン「俺中尉!何かするなら早くしろ!敵は攻撃体制に入っているんだぞ!!」
俺「わかってるっつーの……!一々うっせーなぁ」
俺「ターゲット……ロックオン!!フルブラスト!」
ネウロイ「――――――――――!!」
だが、ネウロイのビームの方が僅かに早かった
放たれた光は、ライフルを構えてた俺を消し飛ばし、そのままアドミラルを轟沈させる――――
バルクホルン「中尉ーー!!?」
支援
545 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 15:25:32.68 ID:jmJ3OaFwO
はずだった
俺「ざぁ〜〜んねぇ〜〜んでぇ〜〜〜〜したぁ!!!」
ズゴオオオオオオオオォーーッ!!!!!
確かにネウロイのビームは俺の眼前まで迫った
だがギリギリで俺はバスターライフルを発射
ライフルから発射された青い閃光は、ネウロイのビームを相殺し、返す刃でそのままネウロイを飲み込んだ
バキィンッ!パシュゥーーン……
カールスラント艦隊を窮地に陥れたネウロイは呆気なく光に包まれて完全消滅した
俺「さよぉ〜ならぁ〜♪」
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 15:28:42.61 ID:pLenlLOr0
一方がWガンのバスターライフルを装備してる光景が浮かんだ
ごめん
549 :
-Prototype-3話:2010/11/04(木) 15:32:25.16 ID:jmJ3OaFwO
3話前半、戦闘のターンはここまで
もう少し話のテンポを上げるべきかと思う今日この頃です
後半は書き上がってるのでこのスレの間には投下したいな、イチャイチャのターンももうじきか
そして変身さんお待たせしました
>>546一方は違うけどバスターライフルはまんまそれだよ
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 15:37:45.17 ID:pLenlLOr0
乙!
おつおつ
ん・・・今大丈夫か?
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 15:40:53.44 ID:jmJ3OaFwO
いい忘れた
読んでくれた人ありがとう
554 :
変身俺:2010/11/04(木) 15:43:07.88 ID:gybWyyreO
乙です
いってもいいのかな?
555 :
人見知り:2010/11/04(木) 15:43:59.64 ID:cao7YC8V0
556 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-18):2010/11/04(木) 15:48:49.49 ID:gybWyyreO
人見知りさんお先に失礼しますすいません
前スレ
>>597から
坂本『俺!まさかアレを使う気か!絶対に駄目だ。アレはお前が危険すぎる』
俺「そんなこと言ってる場合じゃない!俺は俺に出来ることをやるだけだ」
エイラ「なんだヨ……危ない事ならヤメテクレ……お前まで倒れたら」
俺「……大丈夫b 俺は死なない。それに約束したからね」
サーニャ「お…れ…さん」
俺「基地に戻ったら2人にショーを見せてあげる。約束だ」ドシュウゥゥゥ!!!
坂本『俺、俺少尉!くそっインカムまで置いていったな』
エイラ「少佐、俺は何をする気なんダ……?」
557 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-19):2010/11/04(木) 15:51:05.42 ID:gybWyyreO
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
俺「よう、ネウロイ。お前たちとは奇妙な付き合いだよな。
あの日も……実験中も、そして今も夜。夜に縁があるね」
ヒュン ヒュン ビュイィィン ビュシィィィン
俺「まぁ待てよ。ここだと皆を巻き込むからマズイ。移動しよっか」キィィィン!
ヒュン ヒュン… ヒュン… ピタッ
俺「よし、いいぞ。じゃああっちの方に行こうか。着いてきなよ!」ドシュウゥゥゥ
グググッ ヒューーーン ヒューーンヒューーーン!
俺「鬼さんこちら、手のなる方へってね」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
エイラ『ウソダロ……ネウロイが全部、俺の後をついて行ってる』
芳佳「え?本当ですか!」
坂本「……それが俺の固有魔法だ」
558 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-20):2010/11/04(木) 15:52:30.52 ID:gybWyyreO
ゲルト「固有魔法を持っていたのか。まさかネウロイを操る能力?」
坂本「それならまだマシさ。アレは危険なもの。俺の能力名は『クラウン』。
自分がネウロイの餌になる魔法だ」
シャーリー「餌ぁ?意味解らないぞ少佐」
坂本「理屈は知らんが、能力を使うと全てのネウロイが俺だけを狙うようになる。
侵攻中だろうが戦闘中だろうがな」
ゲルト「それは便利な能力じゃないか。陽動には持って来いだ」
坂本「他人から見ればな。問題は攻撃が全部俺に集中すること。少数ならいい、
だが30もいたらどうだ?それらを1人で相手しないといけない」
シャーリー「そんなの無理だろ!いくらネウロイ化出来るからって……」
坂本「軍が目を付けたのもそこにある。ネウロイ化による強力な攻撃力に再生力、
そして餌となり誘き寄せる魔法。これでネウロイの奇襲に悩まされることもない。
俺の能力を研究するために実験は行われていたんだ」
559 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-21):2010/11/04(木) 15:54:08.89 ID:gybWyyreO
エイラ『アイツ、いつも1人で夜に戦ってたって……』
ゲルト「なるほど。1ヶ月で50機以上の撃墜記録はその能力のせいか」
坂本「クラウン。扶桑語に訳すと『道化師』。皮肉が効きすぎてるだろう」グッ…
芳佳「そんなのっ!そんなの俺さんが悲しいだけじゃないですか……」
シャーリー(俺のバカ、もう1人で突っ走らないって言ったじゃないか!)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
俺「そろそろいいかな?ここなら皆すぐには来れないだろう」ドシュウゥゥゥ…
ヒューーーン ヒュン ヒューーン
俺「せっかくのいい夜を台無しにしてくれたな。2人を傷つけやがって。
……ダンスホールは満天の星空の中。一緒に踊ろうか。ネウロイのクソ野郎!」
キュイイィィィィン ビュイイィィィィン
ビュイイィィン ビュシィイイィン
俺「うおォォォりゃァァァ!まず1機ッ」ビュイィィィン ドォン!
星が照らす夜の闇に赤い閃光が煌めいた。
しえん
561 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-22):2010/11/04(木) 15:57:45.51 ID:gybWyyreO
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
坂本「エイラがいたぞ!宮藤ッ」
芳佳「すぐにサーニャちゃんの治療に入ります」ポワァァァア
エイラ「ミヤフジぃ……うぅ、お願いサーニャを助けて……」
ゲルト「泣くなエイラ!宮藤を信じろ。今は現状を。俺少尉はどこだ?」
エイラ「……よくわかんないケド、皆が来た方向と逆に飛んでった」グスッ
シャーリー「逆だって?なんでわざわざ遠くに行くんだよ!」
坂本「ちっ、私の魔眼でも見えない……また1人で無茶をする気か」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
キュイイィィィン ビュイィィン ドォン!
俺「ハアハア……これで、10機……あと20か。くっ!?」ビュシィィン
俺(勝手なことしてシャーリーに怒られるだろうなぁ。でもコイツらは俺が倒すって決めたから)
俺「シールドもそろそろ限界だし。仕方ない、“アレ”をやるか」
トレモロって曲が合いそうだな 支援
563 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-23):2010/11/04(木) 15:59:05.83 ID:gybWyyreO
俺「でも怖いなー。“アレ”をやると感情が上手くコントロールできないし。
……なんて言ってる場合じゃないか」
俺(坂本さんはきっと俺の能力『クラウン』のことしか知らないよね。
ま、こっちの方は皆に知られたくないからこんなに離れたんだけど)
俺「時間だ。そろそろ終わりにしようネウロイ。ラストダンスは派手にいこうかっ!」
バッ!
俺「“超”変身ッ!!!」キ-----ンッ!!
ヴイィィィィイィン
バリッ バリンッ バリィン!
叫びと共に俺の身体が全て黒に染まる。
人の形を保っていた左手も、魔導装置のある体も。顔も。
全て黒に。しかし、瞳だけは燃えるような深紅色をしていた。
俺「『完全ネウロイ化』完了。さぁ……」
俺「地獄のダンスを……楽しみなァッ!!!」Pグッ!
564 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-24):2010/11/04(木) 16:05:30.43 ID:gybWyyreO
その場所はこの世のものとは思えないほど美しかった。
まるで夜空から雪が舞い散るような幻想的な光景。
「15」 ガシャーン
辺りが赤く輝けば、黒い人影が赤い宝石を砕く。
砕けた宝石は月明かりを浴びてキラキラと雪のように散っていく。
「11」 ズバァーン ドシャア
黒き者が右腕を振りかざせば1つの宝石が散り散りに結晶へと変わる。
左手を突き刺せば砂金のよう、赤い光を放てば花火のように破裂していく。
「7」 ズキュゥゥゥン バァン
きっと観客がいれば大きく盛大な拍手を贈るだろう。
それほどまでにダンスは華麗で情熱的で素晴らしかった。
中心にいる黒い異形もどこか楽しそうに踊っている。
「3」ズドン バリン
そして、ダンスパーティーは終わりを迎える。
人では無い者の最後のステップ ー破壊ー。
それは美しく、華やかで、そして悲しみに満ちていた。
565 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-25):2010/11/04(木) 16:06:59.05 ID:gybWyyreO
俺「2ィ……」
ズガーーン
俺「壱」ヒュンッ
パアァァァン
俺「ZEROぉォォォオオおおおォぉおオオ!!!」
バリィィィィン!
戦闘終了。ネウロイ化を解除。
――タリナイ。
警告【至急魔導装置を停止せよ】
――ウルサイ、マダオワラナイ。コワシタリナイ。
警告【繰り返す。至急魔導装置を停止せよ】
――ヨルハオワッテイナイ。キタ。ミッツノハンノウアリ。
警告【至急魔導装置を停止せよ】
――アレヲコワサナイト…マモレなイ……守ル?何を?
俺「……はっ!?魔導装置停止。緊急予備回路へ変更!」ピピピー
俺(俺は今何をしようとしたんだ……くそっ、身体は元に戻ってるな。
やっぱりこれはあんまり使いたくない)ゾクッ
566 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-26):2010/11/04(木) 16:10:20.91 ID:gybWyyreO
・
・
ブロロロォォ
坂本「俺!無事か!……っ!!」
ゲルト「敵は!?いないってことはまさか1人……で、俺少尉……?」
俺「お疲れ様です。敵は全機撃墜しました。戦闘終了ですb」ニコッ
シャーリー「……なんでだよぉ。なんでそんなボロボロで笑っているんだお前は」グスッ
俺「お、凄い血だ。これ俺の血?あはは、気付かなかった。けど大丈……」ガクリ
シャーリー「おいっ俺!しっかりしろ」ガシッ
坂本「まずい、早く基地へ連れて行かないと!」
薄れゆく意識の中で、俺はシャーリーが泣いているのに気付いた。
俺(泣かないで……シャーリー。またショーを見せてあげるから……
サーニャとエイラにも約束したから一緒に……見てくれ。
だから……笑顔を見せてよ……)
567 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-27):2010/11/04(木) 16:12:47.50 ID:gybWyyreO
‐1週間後‐
坂本「俺の様子はどうなんだ?」
ミーナ「裂傷、骨折、出血多量、内臓器官の損傷を合わせて全治1年てとこかしら。
普通ならね……ネウロイ化の影響でどんどん治ってるみたいだけど。
2週間もあれば全快するわ」
ゲルト「恐ろしい回復力だな。魔導装置とやらも自動的に修復されるのか?」
ミーナ「俺さんの魔力と連動してるから魔力が戻れば動かない所も動くようになるって」
坂本(あの夜、微かだが魔眼で見えた黒い影は何だったんだ?私の気のせいか?)
ミーナ「美緒、どうかしたの?」
坂本「いやなんでもない。退院したらどう説教しようか考えてただけだ。はっはっは」
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 16:16:30.96 ID:dRH1UHN/0
しえん!
569 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-28):2010/11/04(木) 16:17:01.02 ID:gybWyyreO
‐病室‐
俺「ねぇ許してよ〜。シャーリー」
シャーリー「イヤだね!あれだけ言ったのに1人で無茶しやがって」
ルッキーニ「そうだよ!俺のアホ〜。サーニャんより重傷のマヌケ〜」
俺「だから反省してます。ね、サーニャちゃんからも頼んでよ」
サーニャ「助けてもらったけど、あれは俺さんが悪いです」プクゥ
エイラ「サーニャの言うとおりダ。俺が全部ワルイ(脹れるサーニャも可愛いナ)」
俺「えっ皆敵なの?一夜を共にした仲だろぉ、エイラちゃーん助けてぇ」
エイラ「んなっ///変なこと言うなヨ!それにあのことは忘れろ!!」
ルッキーニ「あのことってなになに?」
俺「サーニャちゃんが怪我したとき、この世の終わりかというような声で――」
570 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-29):2010/11/04(木) 16:18:33.65 ID:gybWyyreO
エイラ「ワーワーワー!!言うなッ。ヤメロォ///」
シャーリー「おい俺ぇ?ずいぶん楽しんだようだな。うん、罰を追加しよう。
暫くの出撃禁止、謹慎処分に加え、そうだなぁ何がいいかな?」
エーリカ「はいはーい。ハルトマン中尉の部屋の掃除がいいと思いまーす」
シャーリー「じゃそれで。他には欲しいパーツがあるから買ってもらおう。
皆も何かやってほしいことがあるなら俺に言うんだぞ」
俺「横暴だ〜!こっちは装置も止まって動けない本物の怪我人なんだぞぉ」
全員「自業自得でしょう!」
俺「はい、すみません」
サーニャ「……俺さん。ちゃんとショーも見せてくださいね?約束ですよ」ニコッ
Part3 END
素晴らしい厨二だと思います
ほめてるんですよ?///
572 :
変身俺:2010/11/04(木) 16:22:54.57 ID:gybWyyreO
今回はここまで
能力の設定、ネウロイ化については今度投下したいと思います
駄文に付き合ってくれてありがとす
人見知りさんお待たせしましたどうぞ
573 :
人見知り:2010/11/04(木) 16:25:16.17 ID:cao7YC8V0
あ、すまんな。おつ
んじゃPCから、最終章にぶちこむのでもうしばらくだけお目汚しを許してくれ
シャーリー「よ、ただいま俺。」
俺「シャーリーっ!……。」
シャーリー「なんだ、寂しかったのか?」ニヤニヤ
俺「ち、違うわ!」
シャーリー「寂しくないのか……。」シュン
俺「え、いや。うん、寂しかった!」
シャーリー「まったく俺は寂しがりやだなあ。しょうがないなあ。」ニヤニヤ
俺「またひっかかってしまった……。」
シャーリー「ん……?バルクホルンにでも体拭いてもらったのか?」
俺「あ……///」カアア
シャーリー「どした?」
俺「シャ、シャーリーが悪いんだぞ!ほってくからああなるんだ!」
シャーリー「へえ、どうなったんだ?」
俺「え、あ、いや……。色々……というか、全部……。」
575 :
人見知り:2010/11/04(木) 16:30:00.99 ID:njO83ypd0
シャーリー「……乙女かお前は。」
俺「ちがっ、漢の恥じらいってもんだよ!」
シャーリー「初耳だ。」
俺「扶桑の伝統だ。」
シャーリー「少佐に聞いてみようか。」ジトー
俺「ごめんなさい嘘です。」
シャーリー「ったくもう。」ドサッ
俺「ふう……もっとこっちこいよ。」
シャーリー「男なら強引に。」
俺「ち、力はいんねーんだよ。」クイ
シャーリー「それで引っ張ってるつもりか。」
俺「これが今の俺の全力全開です。」
シャーリー「情けない。んじゃ私は行くぞ。」サッ
俺「え、まってよ。」グッ
576 :
マーチ:2010/11/04(木) 16:30:39.51 ID:/DVi+l9d0
もどってきたらいろいろ投下されてるな
このスレの盛況ぶりは素晴らしい。
次予約させてください
577 :
人見知り:2010/11/04(木) 16:31:44.49 ID:njO83ypd0
シャーリー「(ちょっと意地悪したくなったぞ)なんだよ?」
俺「え、なにって……。」
シャーリー「わたしはさ、あんまり弱っちい男は好きじゃないんだよ。」
俺「え。」
シャーリー「そうだなあ、強くてたくましい、男の中の男がいいかなあ。」
俺「ああ、で、でも俺だってネウロイ落としてるぞ!」
シャーリー「そうはいってもねえ、いまのこの弱弱しいのを見るにつけ……。」
俺「シャーリーだって、俺のこと好きって言ってくれたじゃないか!」クイ
シャーリー「あーあったなあそういうのも。」
俺「あったなあって……そんな。(え、ちょ、ほんとに愛想付かされた?でもでも、あれ?どうしよう)」
シャーリー(うおー困ってる)
俺「待ってくれ、俺はシャーリーがいなきゃ。(あ、やばい……目頭が)」グイ
シャーリー「そう言われても、私は行くぞ?」
俺「シャ、シャーリー……グスッ。(だ、だめだってこれじゃあ余計に)」
シャーリー(あ、やべやりすぎた?)
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 16:32:59.73 ID:uYIKAv/JO
今日は豊作 もう600
579 :
人見知り:2010/11/04(木) 16:33:37.99 ID:njO83ypd0
俺「だ、だからヒグッ。(うわうわ・・・これは情けない)」
シャーリー(あ、でもなんかゾクゾクッと)
シャーリー「あーわるいわるい。」ダキッ
俺「え……グス。」
シャーリー「いや、ちょっと意地悪したかっただけなんだが。」ギュ
俺「グス、たちが悪いって……。」
シャーリー「いやまさか泣くとは。」
俺「だ、だって。」
シャーリー「そんなに私が好きなのか?」
俺「……あ、当たり前だ。」
シャーリー「そうか、私もだぞ。」チュッ
俺「ん……。」チュ
580 :
人見知り:2010/11/04(木) 16:34:55.78 ID:njO83ypd0
シャーリー「ほら、一緒に寝てやるよ。」
俺「あ、ありがとう。」ギュ
シャーリー「もっと近くに。」ギュウ
俺「そ、それは密着しすぎな……てか、顔がむぐう。」
シャーリー「ははは、いい感触だろ?」
俺(やわらかあい。……おちつく。)
シャーリー「……もう無理はするなよ。」
俺「むぐ、うん。」
シャーリー「うん……ってそ、そんなに動くなよ///」
俺「ぷはぁ。だって息が、むぐ。」
シャーリー「我慢しろ、しあわせもの。」
俺(ま、しあわせだけど)
シャーリー「よし、お休み俺。」
俺「む、うん。」
スヤスヤ
581 :
人見知り:2010/11/04(木) 16:36:20.43 ID:njO83ypd0
シャーリー(しかし……あのゾクゾク感……これは。)
俺「どうしたシャーリー?」
シャーリー「ああいや、考え事だ。」
俺「またスピードの事か?ったく。」
シャーリー「ははは。」
坂本「お前たち、無駄口をたたくな。ネウロイに接近しているぞ。」
バルクホルン「まったく。」
シャーリー「はいよ。んーありゃいつものタイプだな。」
坂本「ああ、これなら俺が無理をすることもない。俺は後方で援護しろ。」
俺「了解。ま、とりあえず噴進弾発射します。」シュパパパパ
ドゴゴゴ
坂本「よし、子機が消滅した。いくぞ。」ブロロロ
バルクホルン「でえい。」ババババ
バババ、パリン
582 :
人見知り:2010/11/04(木) 16:38:11.83 ID:njO83ypd0
坂本「早かったな。」
バルクホルン「ああ、子機が消滅したからな。」
坂本「よし、帰投する。」ブロロ
ミーナ「あら早かったのね。」
坂本「ああ、俺のおかげだ。今日のネウロイは通常タイプだった。」
ミーナ「それなんだけど、ああいった連携タイプのネウロイは最近確認されてないわ。」
坂本「それはいいな。だがどうしてだ?」
ミーナ「さあ。とにかく被害も減って大助かりってところかしら。」
坂本「うむ、油断するわけにはいかんがな。」
さるよけ
584 :
人見知り:2010/11/04(木) 16:39:28.02 ID:njO83ypd0
芳佳「俺さんすごいですね。」
俺「ん、そうかな。」
バルクホルン「ああ、同時迎撃能力はやはりすごい。」
俺「まあ、そういう能力ですから。」
バルクホルン「これで戦闘もかなり楽になる。」
シャーリー(やはり、いじめたいのか?いやいやそんな可哀想なこと、いやでもあれは)
俺「どうしたんだシャーリー?今日は変だぞ。」
シャーリー「なんでもないさ。」
バルクホルン「どうせロクな事を考えてないんだろうな。」
俺「はあ……?」
バルクホルン「そ、そんなことよりこれ着てくれないか!」バッハアハア
俺「んな!いやですよ!」
芳佳「うわあいいじゃないですか!」
ガヤガヤ
585 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 16:39:41.10 ID:29PaHan/0
マーチの次投下する
586 :
人見知り:2010/11/04(木) 16:40:27.89 ID:njO83ypd0
──夜
シャーリー「ひとつの結論に達した。」
俺「どうしたシャーリー、部屋に来て。」
シャーリー「とうりゃっ。」ガバッ
俺「え!?んぐっ。」ドサッ
シャーリー「動くなよ。」
俺「な、なに?ってかなんで後ろ手に縛られてんの?てかはやっ!」
シャーリー「(ゾクゾク)ふ、ふふふ。」
俺「ど、どうしたんだよ。」
シャーリー「えいっ。」ズブ
俺「いっ!!や、やめて。」
シャーリー「(ゾクゾクゾク)サーニャやバルクホルンにデレデレするお前が悪いんだぞ?」
俺「だ、だってあれは!」
シャーリー「ほらほら、ちゃんと謝んなきゃ、人を誘っちゃう悪い子ですって。」グニグニ
俺「い、いたい……。い、言うから。」
さるよけ
588 :
人見知り:2010/11/04(木) 16:42:04.79 ID:njO83ypd0
シャーリー「ほらほら早く。」グニグニ
俺「んぐっ……お、俺は、その。人を誘っちゃうっ悪い子です!///」
シャーリー「(んはあーー!!)そうかそうか、なら悪い子にはお仕置きしないとな。」カチャ
俺「え、なにそのボール、なんで口にむぐぐっ!んー!」
シャーリー「ハアハア、よ、よし。」
俺「むーー!(よしって何だ!?)」ジタバタ
シャーリー「暴れるなって。」
俺「んー……。」
シャーリー「これ、分かるか?」ウィーン
俺「んー!!(な、なんだその凶悪な形をしたモノは!)」
シャーリー「こんなこともあろうかと用意しておいた。」
俺(そ、それをどこに!?)
シャーリー「力入れてると痛いぞー?これを塗って……とう。」
俺「んんーーーー!!!(いたい!!)」
さるよけ
さるよけ
591 :
>>571 褒められた///:2010/11/04(木) 16:49:27.54 ID:gybWyyreO
漢には中二が永遠に存在し続けるとわたしは思う
しえん
やっぱリベリオンって喘ぐ時はOh!Yes!とかI'm coming!となのかね
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 16:59:35.37 ID:uYIKAv/JO
AassU!
シャーリー(い、痛がって泣いてる……ゾクッ)
俺「んーーーー!!」
シャーリー「かい、かん!」
俺「はあ……はあ。なんだこれ。」
シャーリー「新しい挑戦だ。」
俺「挑戦しすぎたよ……。」
シャーリー「いやだったか?」
俺「……嫌ってわけでもないが、やっぱり俺は!」ガバッ
シャーリー「ん!」
俺「ちゅうっ……はあ、愛のある、優しい方が好きだな。」ダキッ
シャーリー「あ……ふ、そうだな。」ギュ
イチャイチャ
595 :
人見知り :2010/11/04(木) 17:05:25.73 ID:njO83ypd0
── 二週間後
ミーナ「俺さん、通信が来てるわ。扶桑からよ。」
俺「扶桑から?」
俺「はい、なんですか?」
偉『おお、俺君か。元気そうで何よりだ。何度か負傷したと聞いているが。』
俺「ええ、優秀な医者がいるので。」
偉『なるほど。それで今日はいい知らせがある。』
俺「いい知らせ?」
偉『ああ、君の大学復帰だ。』
俺「な!?」
偉『君はよく働いてくれた。戦力としては手放すのは惜しいがな』
俺「し、しかし新種のネウロイに対処できるのは……。」
偉『その件なら心配ない。あのタイプのネウロイはもう観測されていない。おそらく、有効な手段ではないと判断したのではないだろうか。最近では個々の戦闘能力が特化されたものが増えてきている。』
俺「しかし。」
偉『そういったタイプに対しては、君よりもむしろ歴戦のウィッチのほうが得意だ。』
俺「……なるほど、俺の重要性は下がったというわけですね。」
596 :
人見知り :2010/11/04(木) 17:06:19.77 ID:njO83ypd0
偉『ああ。何だ、もっと喜んだらどうなのかね?』
俺「ま、これだけ戦っていれば心境も変わりますよ。」
偉『なるほど、だが今となっては君が適任なのは戦闘ではなく学問だよ。ほら、平賀先生も仰っている。』
平賀『そのとおりだ。あの約束、忘れたとはいわせんぞ。』
俺「平賀先生、おひさしぶりです。」
平賀『君の気持ちも理解できる。人々を守りたい、そう思う気持ちが強くなったのだろう。ならばなおさらこっちに戻って来い。』
俺「そう、ですか。」
平賀『ああ。技官は戦局を変える存在だ。それに君の、夢なのだろう?』
俺「……ええ。そうですね。もっと、喜ぶべきでしたね。」
平賀『うむ。君の帰りを待っているぞ。』
俺「了解しました。」
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:09:43.51 ID:numkCBXhO
支援
アチョーとか言いながらネウロイをペシペシしてる夢を見た
598 :
人見知り :2010/11/04(木) 17:10:14.60 ID:njO83ypd0
坂本「なんだった?」
俺「ええ、大学に戻ることになりました。」
坂本「!……そうか。よかったじゃないか。」
俺「今は、複雑ですけどね。」
坂本「ここを離れたくないか?なに、私たちに任せておけ。」
俺「ありがとうございます。」
ミーナ「お別れなのね。」
俺「そう、なりますね。」
バルクホルン「……なっ……本当か、俺。」
俺「ええ、本当です。」
シャーリー「そうか、よかったじゃないか。」
599 :
人見知り :2010/11/04(木) 17:13:22.57 ID:njO83ypd0
バルクホルン「い、いやだ!認めないぞ!」
ミーナ「トゥルーデ落ち着きなさい。」
バルクホルン「リベリアンも何か言ったらどうだ!?」
シャーリー「いや、別に今生の別れってわけでもあるまいし。そりゃあ……寂しいけどさ。」
バルクホルン「く……うわあん!」タタタ
俺「大尉!」
ミーナ「はあ……。それでいつあっちに?」
俺「それがかなり急で、明日に……。」
シャーリー「!!……そうか、急だな。」
ミーナ「本当ね。」
俺「はは、もっといたい気持ちもあるんですけどね。」
600 :
人見知り :2010/11/04(木) 17:15:26.55 ID:njO83ypd0
──翌日
芳佳「俺さん!お元気で!」
サーニャ「ぐすっ……。」
エイラ「な、泣くなサーニャ!」
坂本「達者でな。」
エーリカ「ちゃんと勉強するんだよー?」
ミーナ「体には気をつけてね。」
シャーリー「ま、元気にやれよ(昨日は激しかったな……)」
俺「ああ、みんなありがとう。大尉も。」
バルクホルン「……あ、いや……うん。」ズーン
シャーリー「くらっ!」
ルッキーニ「こわい!」
エーリカ「トゥルーデ……。」
ミーナ「はあ……。そろそろ時間ね。」
601 :
人見知り :2010/11/04(木) 17:17:24.25 ID:njO83ypd0
俺「ええ。それじゃあ皆さん、御武運を!」
俺「シャーリー」チュッ
シャーリー「んー」チュウ
坂本「全く、見せ付けてくれる。」
ミーナ「あらあら。」
俺「じゃあな、シャーリー。」サッ
シャーリー「ああ。」
ブロロロロ
ミーナ「……行っちゃったわね。」
バルクホルン「……。」ズーン
602 :
白い死神:2010/11/04(木) 17:18:47.32 ID:b9Ju7+9vO
>>585 ただいま
平日なのに予約待ちが…恐ろしいスレ
異世界さんの次、いかせていただきます。
つかマーチさん筆はえぇぇ
>585
ではその次にいただいてよろしいですか?
おわ、失礼しました。
改めて、>602さんの後にお借りしたいと思います
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:22:41.97 ID:KZhARDTnO
今の予約状況は
マーチ→異世界→死神→
>>603か?
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:23:03.76 ID:rsuFhJGs0
ガチで投下多いな。
眠れない日が続きそうだぜ!支援!
607 :
人見知り :2010/11/04(木) 17:23:18.86 ID:njO83ypd0
その後、連携型ネウロイは出現することなく、501隊は活躍を続けていった。
シャーリー「『元気か?おれはこっちの生活にも慣れてきたよ。(中略)そうそう、俺の夢だが、もうひとつできた。お前を超音速の世界に連れて行ってやる、それが俺の夢だ。だからそれまで絶対に落ちるなよ。』っか……大きなお世話だ。」フフ
バルクホルン「おんなじ手紙を何度読み返してんだか。」ハア
芳佳「シャーリーさん、最近スピード測ってませんね?」
シャーリー「ん、ああ……。」
芳佳「音速、あきらめちゃったんですか?」
シャーリー「まさか……ただ。」
芳佳「ただ?」
シャーリー「それは、あいつと叶える夢だからな。」
608 :
人見知り :2010/11/04(木) 17:24:42.87 ID:njO83ypd0
──予告 [まだ書いてないよ。]
「東京に敵が迫っている。」
「敵が七分に空が三分だ。いいか、敵が七分に空が三分だ!」
「……現時刻を以って帝都を放棄する。」
「扶桑海軍所属、俺中尉。これより当空域の敵勢力を排除する。」
これで、時間取ったなどぞ
609 :
マーチ:2010/11/04(木) 17:27:28.40 ID:/DVi+l9d0
ええと、投下いいのかな?
じゃぁ投下します。
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:29:55.61 ID:/DVi+l9d0
前スレ
>>794のつづき
〜アゾレス諸島 ラジェス・リベリオン航空軍基地〜
すったもんだの騒ぎの後、なんとか無事に俺たちはこのラジェス航空基地にたどり着いた。
この諸島の持ち主は本来ポルトガルだったのだがヨーロッパがネウロイに占領される際、
国が消滅してしまったために、暫定的だがリベリオン合衆国がこの地のオーナーとなっている。
「やっと着いたな。あぁクソ頭イテェ……」
ケティから降りるなり頭を抱える友。
「どうしたんだ、いったい?」
「わかんねぇ、気がついたらカーゴで寝てたんすよ。それに頭が割れるように痛くて……
ねぇ姐御、俺どうしたんでしょ?」
「私が知るわけないだろ……というか覚えてないのか?あと姐御はやめろ。」
「ええ、まったく、確か操縦室でて食堂に向かったはずだったんですけどねぇ。」
「(強く殴りすぎたか?)……まぁ覚えてないなら、それでいいさ。
そのほうが都合がいいし。」
「?」
「それで俺、ここにはどれくらいいるんだ?」
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:32:52.49 ID:KZhARDTnO
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:36:21.98 ID:/DVi+l9d0
「そうですね。給油と点検。それに休息を含めて明日の朝にはいけるかと。
ああ、それとここの基地司令が挨拶をしたいと言ってきましたので、
それの応対が最初ですね。補給許可のサインももらわなくちゃいけないですし。」
「そっか……なぁ、メンドいから私はパスしてもいいか?」
「はぁ、向こうは中尉たちをご指名なんですが……まぁいいですよ。
基地司令にはうまく誤魔化しときますから。
ああ、友、お前はここの整備班と一緒に機体の整備な。」
「了〜解。」
「ん、じゃぁふたりとも頼んだ。ジェーン行くぞ。」
「ふぇ?大将、いくってどこにですか?」
613 :
前1:2010/11/04(木) 17:39:18.80 ID:numkCBXhO
支援
今日も10時に
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:41:17.49 ID:/DVi+l9d0
「街さ。さっき空から見た限りじゃけっこう大きなとこだったからな。
パブの一軒ぐらいあるだろ。」
「はぁ、でもそうなると基地司令に挨拶に行くの、俺さんだけになっちゃいますよ?」
「なんだジェーン、そのあと俺とふたりっきりになって機内での続きでもするのか?」
それを見て赤くなっていた自分のことは棚上げしてドミニカはジェーンをからかう。
「な、なにをいうですか///そんなことしません!
まったく大将はすぐそうやって私をからかうんですから。」
「ふふっ、ほらほらむくれるな。じゃぁふたりとも、後でな。」
そういって彼女達は基地の外へと去っていった。
「はぁ、誤魔化しきれるかな?」
先方を怒らせなければいいけどと、俺は思った。
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:46:23.74 ID:/DVi+l9d0
〜基地 司令官執務室〜
「おお、良く来てくれたな私がここの基地司令ベック大佐だ、
遠路はるばるこの田舎基地にようこそ。
む?ウィッチの娘たちはどうしたんだね?一緒じゃないのか?」
「はじめまして大佐、申し訳ありませんが彼女達は輸送機になれてませんで、
体調がよろしくなかったようなので休んでもらってます。
ああ、それとこちらが、今回我々が要望する補給品の目録になります。
サインをお願いできますか?」
「ふむぅ、残念だな。まあいい、とりあえずかけてくれたまえ、
少々話しときたいことがあるのでな。」
「はぁ……では失礼します。」
そういって俺は執務室の高価そうなソファーに腰掛ける。
大佐は棚からコーヒーセットを取り出すと慣れた手つきでコーヒーを入れて行く。
「あ、どうもありがとうございます。」
「なにかまわんよ、私の趣味だからね。
さて、君は統合戦闘航空団という奴についてどれくらい知っているかね?」
616 :
パシリな俺:2010/11/04(木) 17:49:02.53 ID:5B2MTNqE0
んじゃ俺は前1の後に予約かな
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:51:15.05 ID:/DVi+l9d0
「えっと、各国のエリートウィッチを一所に集めて、
ネウロイに対抗する戦力の要とする。という程度ですが……」
俺はとりあえず出発前に調べたことを話す。
「ふむ、まあそんなところだ。
もともとはスオムスでおこった対ネウロイ戦争、
通称「冬戦争」のさなか、各国のつまはじきなウィッチたちが集まった部隊が
多大な戦果をあげ、戦況に多大な影響をもたらしたのがきっかけだ。」
そういって大佐が俺に説明してくれる。
スオムスの義勇兵の話は俺も知っている。たしか「いらん子中隊」だったか。
「そんなわけで連合国軍上層部はこいつの戦略価値を認め、
各地に同様の部隊を設立することに踏み切ったわけだ。
順調に行けば、この戦争はもうすぐ終結するとまでいわれている。」
「はぁ……」
そこで大佐は言葉を区切り、コーヒーを煽る。
それにしてもなぜそんなことをわざわざ一介の整備兵にすぎない自分に話す?
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:51:58.55 ID:/DVi+l9d0
「大佐、質問してもよろしいでしょうか?」
「うん?どうした?」
「そのことが自分になにか関係があるのでしょうか?
このとおり自分はただの整備兵に過ぎないものなので……」
「ああ、そういうことか、なに、関係があるといえばある。」
「と、いいますと?」
「邪魔だとは、思わないかね?」
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 17:55:31.15 ID:/DVi+l9d0
「……なにがでありますか?」
きな臭いにおいを感じ取って俺は身を固める。
「戦争を終結させてしまうほどの力、それが邪魔だと君は思わんかね?」
「戦争が早く終わるのは普通よろしいものではないでしょうか?」
「普通はな、だが我々にとっては違う。」
「……」
俺は腰の拳銃を確認しようとこっそりと手を伸ばすが、
さきほど入り口の衛兵に預けたのを思い出した。
「やめておきたまえ、妙なことを考えないほうがいい。
来るときに見ただろう?
部屋の入り口にはトンプソンをもった衛兵がふたりいる。
無駄なことだよ。」
「……あなたはネウロイ共生派ですか、大佐?」
共生派とは元々は環境保護を訴えている連中だったのだが、
ヨーロッパが陥落しそうになったころから、
ネウロイのことを神の使いもしくは星の意志と崇め、
ネウロイとの共存、もしくは殉死をとなえるカルト集団だ。
こいつらの根は深く、政界はもちろん経済界や驚くことに軍部にまで
その影響力をもっている始末に終えない連中だ。
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:01:48.97 ID:/DVi+l9d0
「共生派?ふんっ、あんなカルトどもと一緒にしないでくれたまえ。
人類全てがネウロイに屈するべきという思想など反吐がでる。」
「……ではあなたは何者なんですか?」
俺はなんとか状況をひっくり返せないか考えながら尋ねる。
「そうだな、いま戦争が終わってしまっては困る者……だよ。」
そういって彼は俺に拳銃を突きつけた。
「っ……なぜ、困るのです?」
「わからんかね?
この戦争、他国はどうあれ我がリベリオンには多大な利益をもたらしている。
武器弾薬に食料の優位な取引、各国の領土の合法的割譲など様々だ。
そしてこの利益はまだまだ成長している。
もしいますぐに戦争が終結することがあっては我が国にとって大きな損失だ。
私はそれを防ぎたい。
そのためには統合戦闘航空団などというものは邪魔でしかないのだよ。」
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:05:28.56 ID:/DVi+l9d0
「なるほど……それで、私はどうなるのです?」
「すまないが死んでもらう。
当然ながら君と一緒に来た者もだ。
君たちはここまで来れず、途中で事故を起こし墜落した。
そう上層部には報告しておくさ。
ウィッチについては……まぁ、別の使い道があるから生かしておこう。
美少女というものは資産家どもにはいい値で売れるのでね。
特にウィッチは世間的には保護されているから需要も高い。」
「下衆が……」
俺が吐き棄てるようにそういった。
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:11:58.48 ID:/DVi+l9d0
「なんとでも、弱者の罵りほど愉快なものはない、おい!」
大佐がいやらしい笑みを浮かべたあと入り口の衛兵を呼ぶ。
「はっ!」
「こいつを営倉に放り込んでおけ、スイートルームだ、いいな?」
「はっ!」
「では軍曹、リゾートを楽しんでくれたまえ。
すぐに君の友人もそっちに向かわせよう。」
「ウィッチたちはもうこの基地にはいないぞ、それに俺の友を舐めないほうがいい。」
「なにどこに行こうと逃げられん、
あとでかならず君に合わせてやるさ、
獣人(ウィッチの蔑称)らしく首輪をつけてやってな。連れて行け。」
しえん
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:15:04.14 ID:b9Ju7+9vO
支援
重厚な作品で、自分のがアホにしか見えない件
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:16:43.58 ID:/DVi+l9d0
〜街〜
「ふぁ〜ぁ、眠い……」
「パブ、見つからないですねぇ」
厄介ごとを俺に押し付けたふたりは宣言どうりに待ちに酒場を探しに来ていた。
しかしこの街で見つけたパブのほとんどが未成年お断りの店ばかりだった。
意外に思われるかもしれないが、
ウィッチが常駐しているような基地でもなければ、
そういう店のほうしかないのが普通である。
「大将〜。もう、あきらめて基地に戻ります?」
「却下、一軒ぐらいあるはずだ、こうなったら絶対見つけてやる。」
普段だるそうにしている彼女だが、一度スイッチが入ると絶対にあきらめない
性格なのだ。それが戦闘では頼もしいのだが、日常では斜め上に向かっていくことが
多いので手放しでは喜べない。
「はぁ……こうなった大将は止められないですからねぇ……」
「褒められたと受け取っておくぞ……っ!」
「どうしたです。大将?」
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:22:05.54 ID:/DVi+l9d0
「シッ、静かに……3人か。」
「ふぇ?」
「こっちだ、行くぞ。」
「え、大将!そっちは裏路地で……」
「追けられてる。ちっ」
「おおっと、おふたりさん、ちょっとつきあってもらえねぇか?」
状況が読み込めてないジェーンを引っ張って路地裏を通って尾行者を撒こうとしたが
向こうの速度が速く追いつかれてしまった。
「悪いが間に合ってるよ。他をあたるんだな。」
「それは困ったなぁ、無理矢理にでも付き合ってもらわにゃぁならねぇな。」
「なぁ、アニキ、こいつらヤッちゃってもいいのか?」
「お、だったら俺そっちの金髪な。」
「おいおい、このロリコンめ、
男なら当然そのとなりのねぇちゃんに決まってんだろうが!」
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:23:11.32 ID:/DVi+l9d0
ギャハハと下卑た笑いをあげるチンピラたちに
ふたりの嫌悪感は一気に全開へと振り切られた。
「アニキはわかってねぇんですよ、
なぁお嬢ちゃん、おじさんがやさしくしてやるからよ。」
チンピラのひとりがジェーンに歩み寄ってくる。
「ほらほら、俺様がその胸、もっと大きくしてやるぜ?」
そういって手をワキワキと開閉しながらジェーンに手を伸ばそうとした。
ブチィッ!!
突然何かがキレる音があたりに響く。
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:28:23.77 ID:/DVi+l9d0
「…れが」
「んん?」
「誰がひんそーでひんにゅーでちんちくりんですかぁーーー!!」
自らのコンプレックスを刺激されぶちキレたジェーンが
素早く腰のポーチから小さな機械とりだすと手に持ったソレをチンピラに押し付ける。
「あばばばばばばっ!!」
押し付けられたチンピラは機械から流れ込んだ電流によって感電し、
その場に崩れ落ちる。
この機械は俺が作成した魔道武器のひとつで、
魔法力を流し込むと中に封入されている霊石が共振し、強力な電圧を作り出す。
いぜん男に酒場で絡まれた際に対抗措置として彼女に俺があげたものである。
「な、こいつなにをしやがった!!」
「シッ!」
動揺したチンピラのリーダー格の男にドミニカのストレートが叩き込まれる。
そこから彼女はジャブの連発で男の体勢を崩すとアッパーで顎を打ち抜いて男に宙を回させた。
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:32:51.01 ID:KZhARDTnO
支援
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:34:21.18 ID:/DVi+l9d0
「な、なんなんだよ!こいつ!!」
リーダーを瞬殺され、ドミニカの強さにすっかり怯えきってしまう最後の一人。
「なにってウィッチさ、まぁこんな田舎じゃ知らないのも無理はないか?
まぁなんにせよ覚悟するんだな。」
そういって手の関節を鳴らしたあと、とどめの一撃の為に拳を振り上げた。
その時、
ピィーーーーー!!
「そこまでだ、私は基地憲兵隊隊長、リンチ大尉だ。
これ以上の狼藉はやめてもらおうか。」
そういってぞろぞろと仲間を引き連れた男が制止をかける。
彼の左腕には「MP」の二文字が入ったバンドが留められていた。
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:35:40.37 ID:/DVi+l9d0
「……憲兵が動くにしては随分早いんじゃないか?」
「民間人に暴行を働いている軍人がいるとの通報があったのでね。
そういうわけで中尉、現行犯で逮捕させてもらおう。」
「そんな!さきに手を出してきたのはこのひとたちですよ!!」
「私らはそれに抗ったに過ぎない。正当防衛だとおもうんだけど?」
「ふむ、それを証明できる人間はいるかな?」
「えっと……それは……」
「いないのか?そこのおまえ、どうなんだ、お前たちから彼女達に
暴行を加えたのか?」
リンチがチンピラに尋ねる。
「めめ、滅相もない!
こっちはなにもしてねぇのに突然アニキたちがノサれちまったんでさ!」
こともあろうにチンピラが嘘の証言をする。
632 :
さるったので携帯から:2010/11/04(木) 18:42:43.07 ID:2LoGJ3M7O
「ふむ、たしかにその言葉は現状に一致するな?つまり悪いのは中尉、君たちだ。」
「そんなっ、そのひと嘘をついてるです!それにそれだけで悪者扱いなんて横暴です!!」
「なんにせよ詳しくは基地で聞こう。連れて行け。」
彼の命令によって部下達がドミニカたちの腕に手錠を嵌め、連行していく。
その姿を見送ったあと、リンチがチンピラに金を掴ませていった。
「今回の報酬だ。今見たことは全部忘れろ。それと次はもっと上手くやれ。
あまり失態が過ぎると司令の機嫌しだいでは君たちなどどうにでもできるのだからな。」
「へ、へい。」
「ではな……」
そういってリンチはその場を後にした。
633 :
マーチ:2010/11/04(木) 18:45:40.70 ID:2LoGJ3M7O
今回はここまで
俺が整備兵であるため戦闘シーンを増やすには手頃な人間の敵が欲しかったので
こんなかんじになりました。
あまり面白くないかもしれませんが続きもよろしくお願いします。
支援してくれたかたありがとうございました。
634 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 18:46:51.13 ID:29PaHan/0
乙
投下する
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:47:51.40 ID:KZhARDTnO
乙〜
>>633 乙です、いや普通に面白いんですが
続き待ってます
637 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 18:49:48.28 ID:29PaHan/0
前スレ
>>940から
――――――――
・・・初めに異変に気付いたのは、大尉の二人だった。
ゲルト「さて、小型機を片付けるとするか・・・?!」
シャーリー「あれ?・・・どこだ?」
エーリカ「・・・そういえば、俺が中型を倒すのばっかり見てたから気付かなかったね」
シャーリー「逃げられたか!?」
ゲルト「ミーナ!ネウロイ共の行方は!?」
ミーナ「・・・何故か上空へ向かっていきます・・・何をしようとしているのでしょうか」
・・・!
そのとき。扉を破壊した俺の身に、・・・覚えのある感覚が走った。
638 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 18:51:06.70 ID:29PaHan/0
・・・この感じ・・・!?
俺「っ!」
ミーナ「・・・俺さん?」
坂本「ミーナ、俺がどうしたんだ?」
ミーナ「俺さん!?聞こえていますか!?」
俺「・・・マズい!」
俺はそう言って、真上に上昇した。
サーニャ「俺さん!?」
坂本「俺、どうした!?」
みんなが俺に何事かと尋ねているが、答えている余裕はなかった。
もし、この感覚から連想されることが正しかったら・・・
639 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 18:53:02.64 ID:29PaHan/0
上昇しながら、俺は以前の出来事を思い返した。
『異世界への扉を繋げることができるんだ』
・・・扉。たった今倒したあのネウロイ・・・扉のような形。
『俺君の力が必要らしいってこと。僕達だけじゃダメらしいんだ』
・・・あの扉を破壊したのは俺のあの力。
・・・しまった。繋がった。繋がってしまった!俺が繋げてしまった!
ネウロイ共の狙いも見当はつく!
俺「ネウロイ共・・・テメーら!!」
「気付きましたね?でももう遅いですよ」
『!?』
ゲルト「何!?」
宮藤「・・・まさか・・・」
リーネ「また・・・喋るネウロイ?」
640 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 18:54:18.75 ID:29PaHan/0
・・・喋るネウロイがまた出たのか。でも今はそんなのどうでもいい、俺は早く昇らないと!
上昇する俺の目の前には小型のネウロイが20匹。高速で上昇している。
その中の6匹が、突然減速して俺のほうを向いてきた。そして・・・
ビュインッ
俺「!?」ドシュッ
・・・ビームを放ってきやがった!?
ミーナ「俺さん!?何が起こっているの!?」
俺「・・・ぐぁっ!?」
不意打ちだった・・・くそっ!
宮藤「俺さん!?・・・あ」ピッ
リーネ「・・・これ・・・」
ペリーヌ「血!?」
641 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 18:55:08.61 ID:29PaHan/0
ゲルト「俺!?ビームに当たったのか!?」
シャーリー「なんだって!?」
ルッキ「え!?撃てないはずじゃ・・・」
エーリカ「『撃たなかった』だけってこと!?」
左の脇腹を撃ち抜かれた・・・だがこの程度で止まるわけにはいかない。このまま、見過ごすわけにはいかない!
俺「うおおぉぉぉぉぉ・・・っ!」
坂本「宮藤!俺を追え!治療するんだ!」
宮藤「は、はい!」
シャーリー「宮藤!私がお前を投げる!」
・・・
・・
・
642 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 18:56:34.02 ID:29PaHan/0
間に合え・・・間に合ってくれ!
ビュインッ
俺「!?」ブシュッ
俺「がぁっ!」
今度は右の肩を撃たれた、体勢が崩れた・・・だが、止まるわけにはいかない。
早く、早く・・・そう思い、進行方向へ左手を伸ばす。
そんな俺の思いは虚しく散った。・・・『それ』は、小型ネウロイ十数体の上に落ちた。
俺「あ・・・ああ・・・」
・・・『それ』は、ネウロイの手に落ちた。間に合わなかった。その現実が、俺の身体から力を奪っていった。
キュイィィィィン・・・
ネウロイ「無事に保護できましたか?」
キュイイィィィイン
一体の丸いネウロイが、ネウロイのクッションから離れてなにやら言っている。
俺「・・・」
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:57:19.78 ID:LULh3pkc0
支援ついてに予約表
異世界
→死神
→
>>603 10時〜
前1
644 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 18:57:54.37 ID:29PaHan/0
ミーナ『俺さん!何が起こったというの!?』ザザ
俺「・・・っ」
キュイイィィィィン
ネウロイ「そうですか、了解しました」
俺「・・・やめろ」
宮藤「俺さあぁん!!」ドヒュウゥゥン
ネウロイ「では、早速連れて帰りなさい」
キュイイィィィン・・・
『それ』を高速で連れ去っていくネウロイを見て、俺は叫んだ。
俺「やめろおおおおおおおおおぉぉぉおぉぉぉぉぉ!!!」
サーニャ『俺さん!?』ザ
ネウロイ「私は人類に説明しますので、あなた達は」
俺は、やり場のない怒りを声にしてブチ撒けた。
俺「うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ネウロイ「『召喚成功』と伝えてください」
645 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 18:59:15.01 ID:29PaHan/0
―――――
・・・宮藤に治療され、シャーリーに補助されながら、俺はみんなのところへ降りてきた。
俺「ハァーッハァーッ」
サーニャ「俺さん・・・」
ネウロイ「・・・さてと、皆さんお揃いのようですし、私もそちらへ行きましょう」
ミーナ「・・・ネウロイが降りてくるわ」
俺たちの目の前に現れたネウロイは、以前の喋るネウロイより小さいが、同じく球体の型をとっていた。
ネウロイ「はじめまして、人類の皆さん」
坂本「・・・」
ゲルト「・・・貴様!」チャキッ
・・・バルクホルンは銃を構えたが、それを見たネウロイが言った。
ネウロイ「私を殺すのは構いませんが、ご質問はないのですか?」
『・・・』
646 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 19:00:33.05 ID:29PaHan/0
エイラ「・・・あるナ」
ミーナ「俺さんに尋ねようにも、今の状況では無理そうね」
俺「ハァーッ、ハァーッ・・・」
エーリカ「・・・トゥルーデ、今は我慢して」
ゲルト「くっ・・・」
ネウロイ「ありがとうございます。なんでもどうぞ」
坂本「何故わざわざネウロイが説明など・・・」
ネウロイ「俺さんの説明のみでは真実が全て伝わらないと判断するからです」
ペリーヌ「真実ですって?・・・それを伝えてどうするおつもりなのかしら」
ネウロイ「あなた方に『ある感情』を植えつけておきたいのです」
リーネ「・・・え?」
ネウロイ「それだけですよ。説明する理由は」
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:01:41.23 ID:nRUa8Ow10
ほっともっとのCMでぐっさんが出てた
いつ宮藤が出てくるのかとハラハラしてしまった
俺はこのスレに毒されすぎだ
648 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 19:04:08.38 ID:29PaHan/0
ルッキ「・・・前にいたのと喋り方違うね」
ネウロイ「ええ。我々にも『個性』があります。
あなた方人類のデータを参考にしていますから」
エーリカ「・・・本当に、質問に、答えてくれるんだよね?」
ネウロイ「ええ。嘘は申しません」
ミーナ「・・・随分親切ね」
シャーリー「戦いにおいても親切でいてくれたらなぁ」
ネウロイ「それは無理な相談ですね」
ゲルト「・・・」
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:05:07.41 ID:LULh3pkc0
>>647 そのうち夢に出てくるようになるよ
現実って何でこんなにつまらないんだろうね
まあ現実がつまらなければこういうのは生まれてなかったしいいんじゃね
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:07:51.05 ID:gpkyKmk/O
652 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 19:08:54.25 ID:29PaHan/0
――――――
シャーリー「・・・まず、何が起こったんだ?」
シャーリーが尋ねる。
ネウロイ「俺さんと同じく『異世界の人類』を召喚することに成功しました。女性でしたね」
サーニャ「え!?」
俺以外の全員に動揺が走ったのを感じる。
・・・『植えつけておきたい感情』ってのは恐らくこれのことだろう。
ペリーヌ「・・・なんですって?」
宮藤「・・・どうやって、そんなこと・・・」
ネウロイ「異世界への扉を繋げたのです」
リーネ「・・・そんな・・・」
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:10:38.25 ID:LULh3pkc0
654 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 19:12:28.21 ID:29PaHan/0
ネウロイ「以前、あなた方に接触したネウロイがいたはずです」
坂本「・・・覚えている」
ネウロイ「あの方が言ったはずですね、『異世界への扉を繋げることができる、
そのためには俺君の力が必要だ』と」
ゲルト「・・・扉」
ネウロイ「ええ。あの扉は今までは巣の中から動かせなかったのですが、
なんとか動かせるように、また攻撃もできるように改造することができたのです」
エーリカ「じゃあ・・・俺が倒したのって・・・」
ネウロイ「そのとおり。あれが異世界への扉を繋げる装置です」
俺「ハァー・・・ハァー・・・」
坂本「そもそも・・・その装置はどういった仕組みなんだ?」
ネウロイ「あの装置は俺さんの魔法力に反応し、俺さんの魔力の中の思念を解釈、増幅して、
時空と次元を歪め異世界への扉を繋げ、両世界間の移動を可能としたものです。ま、人類には到底作れそうにないものですね」
俺も予約しておく
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:14:17.32 ID:KZhARDTnO
パシリの人も前1の前に投下した方がいいんじゃないか?
前1のはかなり時間喰うし。
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:14:37.48 ID:LULh3pkc0
658 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 19:16:09.67 ID:29PaHan/0
ネウロイ「俺さんを元の世界に戻すために苦労してわざわざ作ったのに、必要なくなってしまったので、
しかし破棄するのは勿体無いし、一回だけでもどうにかして利用できないだろうかと我々も考えていたのですが・・・」
シャーリー「・・・」
ネウロイ「気付いたのです。『繋げる』のだから、『戻す』だけでなく『連れてくる』ことも可能だろう、と」
サーニャ「・・・」
ネウロイ「だから、効果をいじったあの装置と、現在の俺さんの魔力を利用して、異世界の人類を連れてきたのです」
俺「・・・俺を無理矢理戻そうとは思わなかったのか?」ハーハー
ネウロイ「先程申したように、俺さんの思念を増幅するわけですから、
あなたが『この世界で生きる』と思っている以上、扉を繋げても戻すのは難しい」
サーニャ「・・・あの・・・」
ネウロイ「なんでしょう?」
サーニャ「どうして・・・その女性は連れてこられたのでしょうか?
『この世界で生きる』では、『この世界へ連れてくる』とは結びつかないのでは・・・?」
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:16:34.46 ID:jmJ3OaFwO
前1って書き溜めしてないの?
660 :
パシリな俺:2010/11/04(木) 19:16:41.36 ID:5B2MTNqE0
んじゃ655に予約しようかな
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:19:33.23 ID:LULh3pkc0
662 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 19:20:09.90 ID:29PaHan/0
ネウロイ「それに関しては・・・
以前あなた方に接触したあの方が、消滅する間際にデータを送ってきました。
俺さんは『仲間を大切にしたい』という想いも強いようです」
シャーリー「俺・・・」
俺「・・・」
ネウロイ「その想いがあれば、装置の効果と複合して、
元の世界の人間というカテゴリーの『仲間』を呼び寄せる可能性は充分にあるだろう、と我々は推測していました。
多少強引な解釈なのでこの辺りは『賭け』でしたが」
ゲルト「そして・・・」
エーリカ「君達が賭けに勝ったってわけか」
宮藤「でも・・・」
リーネ「芳佳ちゃん?」
宮藤「異世界の人を連れてきて、どうするつもりですか?」
エイラ「・・・私も同じく疑問ダ。連れてきて、どうするンダヨ?」
ネウロイ「俺さんを見ればおわかりになりませんか?」
サーニャ「え・・・?」
663 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 19:24:45.77 ID:29PaHan/0
ネウロイ「どんなに守りの堅い我々でも、問答無用で崩壊させる異世界の力。それは、この世界の人類には持つことができない力です」
ミーナ「・・・」
ネウロイ「時空と次元を越えるほどの影響を受けなければそれほどの力は手に入りません」
エイラ「ってことは・・・」
ネウロイ「あの女性も、俺さんと同じく異質な力を持っているというわけです。まだ詳細はわかりませんがね」
坂本「・・・まさか!」
ネウロイ「お気づきになりましたね。・・・異世界の力と、我々の技術を融合させれば、とても心強い我々の味方になるというわけです」
『!』
ネウロイ「以前、あの方は『わざわざ敵を増やす必要はない』と言っていましたが、人類側に回さなければいいだけの話ですからね。
全て計画通りに進みました。みなさんには感謝しなければいけませんね」
『・・・』
664 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 19:26:18.00 ID:29PaHan/0
ネウロイ「あの装置、作るのに本当苦労したんですよ。・・・もう二度と作りはしないでしょうね。
俺さん、そこは安心していいですよ」
・・・一瞬、ネウロイに余裕という感情が現れた気がした。ネウロイに感情なんてあるのかどうかわからないが。
俺「黙れ。・・・もう、話はいいだろ」ググッ
サーニャ「お、俺さん?」
宮藤「俺さん!治療したっていっても、すぐに動くのは・・・」
俺「・・・殺す」チャキッ
『・・・』
ネウロイ「わかりました。伝えるべきことは全て伝えましたから。どうぞ」
俺「・・・」
665 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 19:28:30.55 ID:29PaHan/0
ここまで SBR22巻おもすれー
サーニャとのイチャイチャがメインなはずなのに
俺の頭の中の構想だとイチャイチャの光景とウィッチーズが血だらけになってる光景の両方が浮かんでくるわけだが
666 :
白い死神:2010/11/04(木) 19:31:25.62 ID:b9Ju7+9vO
>>665 乙です
では7〜10分後から誰得シリーズの投下はじまるよ〜
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:38:35.25 ID:dRH1UHN/0
668 :
白い死神:2010/11/04(木) 19:38:43.32 ID:b9Ju7+9vO
501基地 談話室
エイラ『やっぱ何回占っても運命の輪の逆位置カ…』
エイラ『まぁ、10年以上変わらなかった関係が、数日頑張った程度で変わるはずナイカ…』
エイラ『はぁ…』 ガックシ
芳佳『エイラさん、一人でブツブツどうしたんですか?』
エイラ『うわぁ!!な、な、なんでもナイなんでもナイ』
エイラ『べ、別に俺との関係なんて占ってナイサ!!』
芳佳『はぁ、そうですか』
エイラ『う、嘘じゃナイゾ!!』
芳佳『……』
坂本『そうだ、俺と言えば、エイラ、あいつの昔話聞かせてくれないか?』
坂本『白い死神とまで言われる男の過去、気になる』
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:48:16.31 ID:KZhARDTnO
あれ?
670 :
白い死神:2010/11/04(木) 19:50:02.65 ID:b9Ju7+9vO
エイラ『うーん、別に普通の男ダッタゾ、あぁでも初めて会った時も銃で撃たれタナ』
シャーリー『そいつは物騒な話だな』
エイラ『妖精だと思って仕留めようと思ったって、アプローチの仕方がおかしいダロ!!』
エイラ『全く、私じゃなかったら今頃殺人犯ダヨ』
リーネ『エイラさん、小さい頃から予知魔法使えたんですね』
エイラ『あー、姉の影響で魔力の存在は認知してたカラナ』
ゲルト『なに!?エイラ、お前妹なのか!?』
エイラ『うわ!!大尉!いつからいたんダヨ!?』
ゲルト『なに、気になる単語が聞こえてな』(生意気な妹…悪くはないな)
シャーリー(間違いなく『姉』だな)
エイラ『そう言えば、俺の固有魔法のステルス!あいつ昔から知らずに使ってたポイナ』
エイラ『村の子供で、かくれんぼした時もさ、いつも見つからなかったンダ』
エイラ『みんな途中で帰っテサ』
エイラ『でも私だけは、いつも簡単に見つけられたんダヨナ』
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:53:50.64 ID:WiYRJwJBO
支援
672 :
ネウロイ太郎:2010/11/04(木) 19:55:11.53 ID:n0m7AmR2O
毎日予約多すぎて書き溜めだけが増えていくェ……
そしてスレの消費が凄いな、全然勢いが衰えてないぞw
673 :
白い死神:2010/11/04(木) 19:58:32.75 ID:b9Ju7+9vO
ミーナ(俺さんのステルスって、俺さんが意識した相手にしか見えない魔法だから)
エイラ『不思議ダヨナ〜?』
エーリカ(俺は、いつもエイラを意識してたってことか)
シャーリー『ふ、ふしぎだなー』
坂本『エイラ、その答は簡単だ、俺の意識が常にお前に向いていれば、常にお前にだけは俺が見えていた証明になるぞ』
坂本『つまり、俺は常にお前を意識していたってことだ!!』
一同(いや!空気読めよ!!)
エイラ『え、え、え、ナニナニ?俺がいつもナンダッテーー!!???』////
坂本『これにて、一件落着!わっはっはっはっはっは!!』
674 :
白い死神:2010/11/04(木) 20:01:53.48 ID:b9Ju7+9vO
同日 深夜 エイラ・サーニャ自室
ピカッ
エイラ『ううう、雷はムリー、サーニャは夜間哨戒でイナイシ』
ゴロロロロ
エイラ『うわ!もうムリー!!』
ガチャ
タタタタタッ
よし、エイラで妄想しつつおやすみしえんた
スレの需要がぱねえ事になってるが
さるさんルールのおかげで一気に投下できないのがネックだなあ
支援しまくれるといいんだが‥‥
677 :
白い死神:2010/11/04(木) 20:07:59.48 ID:b9Ju7+9vO
同時刻 俺自室
俺『スー、スー』
エイラ『普通に寝てヤガル…』
エイラ『いや、これはラッキーか、気づかれないように忍び込メバ……』
ソーッ
俺『誰だ!!』
突然起き上がり、枕元に隠してあった銃をエイラに突き付ける俺
エイラ『うわ!私!私!』
俺『ん?イッル?なんだよ、夜這いでもしにきたか?』
エイラ『んなワケないダロ!!』
ピカッ
エイラ『ひ!』
俺『ああ、雷か、怖かったのか?』
エイラ『こ、怖くなんてナイサ』
支援は任せろ
679 :
白い死神:2010/11/04(木) 20:12:28.81 ID:b9Ju7+9vO
エイラ『でも、お前が怖いんじゃないかなーって…』
ゴロロロロ
エイラ『うわぁ!!』
俺『……』
エイラ『……』
俺『こっちこいよ』
エイラ『アリガト』
エイラ(うわー、一緒でもやっぱ…)
ピカッ
エイラ(怖いッテー!!)
俺『スー、スー』
さるよけ
支援
雷こわいよな
俺もエイラに抱きついてガタガタ震えたい
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:14:43.43 ID:dRH1UHN/0
★壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります!
1時間\9999〜 24時間営業 年中無休!
∧_∧
(・ω・ `)
/ `ニニ´彳 `` ー 、
_,ノ´、, ,..>、リ,. -- 、. ヽ--、
/  ̄´ {-_,. -、 、,' ヽ
/ 〃,.. 'r _,.. 、}>、.. r-{.
/、 _,..イ´ ト. ´ i ´ }
/ ゙ー'´ }ヘ _,..ノヘ`ー- ...ィ! ', ハ { 壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています
,' ,' リヾニ=ニ´ ,. ‐'' h ー 、 ハ リ ノ} 筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
,'八 , / \ミヽ、ヽ. |! } 彡N ', ハ 壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
} (.,/ ∨ ヽ('' ´`` /´`'!,∨ ! ,.' i
,ハ', ii { 入__ _ノ.__,ノ | ∨ ,{
i : v リ /、 { ゚ ´,| | |, }
{ Y, ,' ィ‐‐-ミ、_`', リ } ,' ヽ
iヽ ! ,' : ハ`ヽ、..__,/-',〉-‐‐y ,}
}. ∨ ./ ノ / ∨' ,. _,./ ! `''"i ', {ノ'′
', `ヽ_,..{,' ノ i /´ 、 ヽ、.__ ,〉 ト,)
', r‐ヤ ' 人ノ >‐‐イ / ` }
ヽ、∨ /`ヽ、 / ハ , /
y' ,' ; / `{ ,/-‐ /
i i' /' ,/ ,.. ´
i ,リ /-'" ,. '´
雷を俺が怖がる妄想で明日書くか・・・
でもどうしよう人見知りは帰らしちゃったから・・・・そうだ男の娘を相当放置していたようしあっちだ
しえん
685 :
白い死神:2010/11/04(木) 20:18:28.02 ID:b9Ju7+9vO
エイラ『こいつは普通に寝テルシ……』
ゴロロロロ
エイラ『ひっ!』 ビクッ!
その時、エイラの震える手を、そっと俺の手が包みこんだ
エイラ『え!?俺!?』
俺『スー、スー』
エイラ『寝ぼけてンノカ?』
毛布みたいで暖かくて、優しい手
ピカッ
エイラ(安心するな、なんでダロ?)
ゴロロロロ
繋がれた手を見ながら、少し嬉しそうに微笑み、呟く
エイラ『つないでやるのも、今日だけダカンナー』
かっわわああぁぁぁっぁあああ
>>683 この俺も俺であるからして現在エイラとくっついてるのも俺だから結構
しかし日に日に代行がバキ臭くなっていく……
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:20:04.48 ID:ETKXKqDaP
カレー煮込みながら支援
689 :
白い死神:2010/11/04(木) 20:22:17.26 ID:b9Ju7+9vO
翌朝 俺自室
猟師の朝は早い、朝日と共に目が覚めるのは習慣だ
俺『顔、洗おう』
ベッドから出ようとして、自分の手を握り、幸せそうに眠る幼馴染みの姿に気づく
俺『…さすがに、起きれないよな』
俺『今日だけだからなー』
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:23:15.01 ID:IuRgCoMSO
前1と死神のうまさで、エイラ√がどんどんハードル上がってくな
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:23:55.18 ID:dRH1UHN/0
>>687 俺壁殴り代行になるんだ・・・
前1のssでトゥルーデがくっつきそうだからな・・・・
しかし最近俺が俺なのに俺じゃない錯覚に陥って俺が俺ではなくなってる
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:25:45.25 ID:KZhARDTnO
>>690 サンダーヘッドの人も入れてあげて下さい
693 :
白い死神:2010/11/04(木) 20:25:47.06 ID:b9Ju7+9vO
同時刻 エイラ・サーニャの自室
夜間哨戒から帰ってきたサーニャはベッドに倒れ込む
サーニャ『……あれ?エイラ?』
サーニャ『…いない』
サーニャ『……どこだろ』
ブンブン
一瞬してしまった嫌な妄想を胸の奥にしまいこんで、サーニャは眠りに落ちた
>>691 まさかとは思いますが、その俺と言うのはあなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか?
695 :
白い死神:2010/11/04(木) 20:31:26.50 ID:b9Ju7+9vO
次回予告
悩むサーニャが起こした行動
サーニャ『…俺さん、少しお話しませんか?』
再編成される夜間哨戒班
エイラ『なんで俺も一緒なんダヨ!』
迫るネウロイ
エイラ『私達三人ならなんだってデキルサ!!』
サーニャが出した答とは?
サーニャ『……私が、欲しかっもの…』
乙
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:33:28.76 ID:dRH1UHN/0
>>694 もうすでに妄想なんだがな・・・
乙!次回も楽しみにしてるぜ〜
699 :
異世界のウィッチ:2010/11/04(木) 20:34:06.49 ID:29PaHan/0
白い死神って最後に誤字するのが好きなのか?乙
700 :
白い死神:2010/11/04(木) 20:34:26.21 ID:b9Ju7+9vO
以上です、待ちの方が沢山おられるのに長々とすいませんでした!!
次回はサーニャ回です
金曜・土曜と行きたくない用事があるので続きは日曜日の18時くらいからになると思います
支援してくれたかた、読んでくれたかた、本当にありがとうございます
乙
死神が楽しみすぎてもうね
乙
最近レベル高いのばっかりでなんか投下しづらいwww
地の文ありがデフォになってきてて自分のスタイルを崩そうか迷ってしまう
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:37:31.77 ID:nRUa8Ow10
乙でした。
それでは、これから失礼します。
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:40:32.70 ID:b9Ju7+9vO
>>701 もったいないお言葉…
ホント励みになります
みんなレベル高いんだよ…
それに比べて俺のは…
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:43:05.36 ID:dRH1UHN/0
>>707 きにするなー!
俺も正直最初そんなんだったが、案外投下し始めれば終わるまで結構たのしいぞ
今日おわっちまったが・・・
楽しみにしてるぞ
過日、ネウロイとの戦闘において大破した扶桑の重巡洋艦【最上】。
連合軍第501統合戦闘航空団の航空支援によりかろうじて危機を脱し
基地に収容された最上であったが、船体の損傷は酷く
修理には最低でも二週間ほどの期間を要するという。
基地において最上の修理作業が行われる中、受けた恩義に対し
せめてもの礼を返すべく、最上の上層部はひとつの決断を下す。
それは、最上に搭乗していたただ一名のウィッチである<俺>少尉を501へ派遣することであった。
初日からゲルトルート・バルクホルン大尉と激しく衝突するなどのトラブルもあったものの
訓練での直接対決においてなんとかその実力を示し、501へ参入した<俺>少尉。
最上の修理が完了するまでのあいだ、彼は無事に任務を遂行することができるのだろうか…?
………
……
…
副長「という感じで日誌を書いてみたのですが受領願えますか?」
艦長「まるで小説のあらすじのような文章なのだが」
副長「気のせいですよ」
-------
前回のログは…
ttp://dat.vip2ch.com/read.php?dat=02302の356にあります。
まとめwikiに追加とかって、俺がやっちゃっていいもんなんでしょうか?
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:46:07.19 ID:nRUa8Ow10
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:47:57.88 ID:dRH1UHN/0
>>710 一時間考えてもできない俺はやはりくずか・・・。
翌日、早朝、基地のはずれ、【最上】収容ドッグから基地への途上
………
……
…
俺「昨日は大変だったけど、まぁなんとかなって助かった。
しかし、これから二週間かあ…続くのか俺」てくてく
坂本「ん?
おお、<俺>少尉じゃないか、おはよう」
俺「あ、坂本少佐。
おはようございます。
こんなところまでいらっしゃるとは、最上に何かご用事ですか?」
坂本「いや、訓練で走り込みをしていただけだぞ。
しかしそうか、お前は最上で寝泊りしていたのだな」
俺「ええ、はい」
>>708 人いない早朝に投下したくても起きれないんだなー…
ま、頑張る
支援
俺「それにしても、朝お早いんですね」
坂本「ああ、いつも日の出から訓練しているからな。
<俺>こそ早いが、訓練か?」
俺「いえ、私は…あの、アレですよ。
海軍伝統の『総員起こし、5分前!』です。
まったく、ただでさえ早いってのにさらに5分も前に起こされるから辛いです。
今は、私は最上ではやることないですし、散歩がてら基地にむかっていたところです」
坂本「はっはっは!
早起きはいいことだぞ。
…よし!
せっかく早く起きてきたんだ、今から私と訓練しよう」
俺「え…いや、私は、遠慮しておきます…」
坂本「はっはっは!
遠慮するな。お前も501の仲間なのだからな」
俺(いやそうじゃなくて…あああああorz)
使い魔って普通に会話できたっけ?
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:03:19.01 ID:KZhARDTnO
会話出来る奴もいるよ
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:03:56.82 ID:2LoGJ3M7O
宮藤「朝の課業は座学、という事で<俺>さんのストライカーを見に格納庫へやってきました!」
………
……
…
俺「かくかくしかじか」腰はがくがく
シャーリー「まうまう…それで朝っぱらからそんな疲れてるのか」
俺「あの人…なんで海軍の人…なのにあんなに…足腰…」ぜーぜー
ルッキーニ「おっちゃん捕まっちゃったんだねー」
俺「っていうか…なんでドッグのあたりまで…走ってくるのか…ありえん…」ぜーぜー
ミーナ「あの…<俺>さん?
疲れているところ悪いのだけど、昨日お願いしたとおり、
あなたのストライカーユニットについてみんなに説明してもらえるかしら?」
俺「あ…はい、了解です中佐」
なるほど、出来る奴は珍しいのか
ありがとう
支援
俺「えー、私のストライカーはフォッケウルフ Fw 61 のF式といいます。
カールスラントで作られた、世界初の実用ヘリコプター Fw61 をベースにし、
空陸両用のストライカーとして、扶桑で開発された試作機です」
宮藤「あれ?フォッケウルフって確か…バルクホルンさんのストライカーも
同じフォッケウルフじゃなかったでしたっけ?」
バルクホルン「う、うむよく覚えていたな宮藤」(///)
バルクホルン「だが、こんなストライカーは見たことがないな。
設計も、私のストライカーとはまったく異なるようだ」(キリリッ)
俺「扶桑の陸軍がカールスラントから買い上げて開発したものですし、
通常の空戦ストライカーとは系統も別ですから、ご存じなくても無理はないかと」
(バルクホルン大尉、一瞬だけすっげえ表情が緩んだ気がしたけど…気のせいか?)
ペリーヌ「そういえば、わたくしたちのストライカーとはずいぶん形状が違いますわね。
底のほうは足のカタチをしてますし、タイヤも付いてますわ」
エイラ「それに見ろよ、膝が曲がるゾ」
俺「えと、空陸両用ですから地上でも移動できるようになってます。
まあ、普通の陸戦用ストライカーと違って装甲や内蔵火器はほとんどないんですけど」
エーリカ「空でも地上でも戦えるなんてすごいねー。さいきょーじゃん」
俺「いや、それが実際はですね…」
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:11:29.49 ID:LULh3pkc0
ここで簡単wiki編集講座!
1.まずはSS一覧に加えよう
SS一覧のページで、このページを編集を選び一番下に俺の名前をいれる。
編集を終了して、俺の名前が書いてあったら成功だ。
2.読むページを作ろう
他の人の完成SSのページで、このページをコピーして編集を選び、入力欄を消して自分のSSをコピペしよう。
文字を青くするとわかりやすいぞ!
その後、表示されたページのリンクを保存しておく
3.一覧から読めるようにしよう
手順1のページで編集を選び、読む、と書いて自分の俺の横にそのリンクを貼り付けよう!
ただ貼り付けるんじゃなくて、カッコがいるぞ?上の人と同じようにすれば出来るはずだ。
これで最低限は大丈夫。
みんなも是非やってみよう!
間違ってたらごめん
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:12:30.54 ID:6nCub5ky0
あれ、コッチじゃフラックウルフじゃ・・・
と昨日このスレで知った俺が言ってみる
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:12:59.00 ID:LULh3pkc0
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:15:42.26 ID:6nCub5ky0
>>724 わざわざurlじゃなくてもページ名でいいだろ・・・
ルッキーニ「ちょっとまってー!
ところでさ、さっき言ってたへりこぷたーってなに?」
ミーナ「私たちがいつも見ている普通の飛行機と違って、
回転する翼で揚力を得て飛行する、航空機の一種ね」
坂本「なるほど、訓練でみせていたあの少々奇妙な飛行機動はそういう事か。
普通のストライカーとは飛翔原理が違うんだな」
バルクホルン「この前の対戦で妙に戦いにくいと感じたのもそのせいか
動きは遅いくせに妙に小回りが利くせいで弾が当たりにくかったな」
俺「そうですね。
魔力を使って飛行するのは同じですけど、飛び方はまるで違います。
速度は大幅に劣りますけど、複雑な運動が出来ますし、低空、低速での運動精度も高いです」
サーニャ「あ…あの、<俺>さんが空母じゃなくて巡洋艦の【最上】に乗っていたのってもしかして…」
俺「ええ、このストライカーなら空母じゃなくても、
簡単な改装を施した巡洋艦からでも離発着が可能なんです」
(そのせいで最上に乗せられる羽目になっちゃったんだよなー…)
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:16:13.83 ID:KZhARDTnO
フォッケウルフ→フラックウルフ
ハインケル→ハインツェル
メッサーシュミット→メッサーシャルフ
までは知ってるけど、ユンカースがわからん。
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:18:07.03 ID:dRH1UHN/0
>>722 本当にありがとう
これでやってみまする
支援
みんなの文見てるだけで俺の妄想力が掻き立てられる
ただ、文が下手だからなぁ・・・
支援
シャーリー「はいはいしっつもーん!
地上と空じゃ戦い方がまるで違うはずだけど、魔力配分はどうしてるんだ?」
俺「目の付け所が流石ですね。
実のところ、魔力配分はいちいち整備して組み替えないとならないので
出撃の度に空戦用か陸戦用かを切り替えないといけないんです」
エイラ「なんだ、結構面倒なんだナ」
俺「それに性能的にもどっちで使っても、それぞれ専用のストライカーと比べると微妙って感じで…。
正直なところ陸軍では失敗作扱いされてる機体ですね」
ペリーヌ「ちょ、ちょっと待ってくださいまし!?
それではあなたは、失敗作扱いされてるストライカーを使っていますの?」
俺「あー、そう言われるとちょっと辛いんですが…。
でも、失敗作扱いは陸軍での話で、海軍のほうでは
巡洋艦からでも離発着可能な事とか、適宜陸戦と空戦を切り替えられる可用性が評価されてて
俺の使っているのも含めて数機が実戦運用されてます」
バルクホルン「欠点はあるのだとしても、使う相手によっては
長所のほうが大きい、ということか。
そういう意味でもクセのあるストライカーだな」
なんか00初期のユニオンフラッグみたいね
俺「えと…とりあえず概要はこんなところです。
細かい仕様なんかは、要望があれば別途報告しますが…」
ミーナ「とりあえず、大体の特徴はつかめたし、ひとまずはこれでいいわ。
<俺>さん、ご苦労様でした」
シャーリー「なるほどなー…ちょっともったいないストライカーだね。
コンセプトはすごいんだけどなー」
俺「確かに、空陸両用って話だけ聞くとすごそうな気がしますよね」
エーリカ「でもちょっとくらい欠点があったほうが面白いよー」
バルクホルン「兵器に面白さを求めてどうするんだ、まったく」
シャーリー「ま、そこはバルクホルンに同意かな。
なあ<俺>、501に来たのはいい機会だし、あたしに改造させてくれないか?」
俺「ははは…勝手に弄ったら最上の連中に怒られそうなのでちょっと…」
ミーナ「午前の課業はこんなところかしらね…<俺>さん、どうもありがとう。
みんなも、<俺>さんのストライカーの特性をよく覚えておいてね。
これから一緒に飛ぶことも多くなるから」
坂本「<俺>も、他の者達のストライカーについて学習しておくように」
俺「了解しました」
(11機もか…ま、ここで仕事するなら仕方ないよな)
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:37:49.02 ID:WiYRJwJBO
支援
FW61ググってみた
飛行機とヘリのニコイチみたいで黎明期の試行錯誤が感じられる面白い機体だなぁ
ミーナ「午後になったら、<俺>さんには哨戒飛行に出てもらいます」
坂本「宮藤、リーネ。<俺>に哨戒経路や注意点について、しっかり教えるんだぞ」
………
……
…
宮藤「よろしくお願いします、<俺>さん!」
リーネ「よろしくお願いします」
俺「宮藤さん、リーネさん、よろしくお願いします。
…ちょっとスピードが遅くてすいません」
リーネ「大丈夫ですよ」
俺「ありがとうございます。
…しかし、一面海ばかりで哨戒ルートを覚えるの大変そうだな…」
宮藤「島を目印にして覚えると楽ですよ。
えーと…ほら、まずあの島が見えたらこっちに曲がるんです」
俺「なるほど、ありがとう宮藤さん」
残念その島は私のおいなりさんだ
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:44:32.57 ID:WiYRJwJBO
おかしいな、朝出かける前にリロードしてから家に帰ると300も増えてる不思議
宮藤「そういえば、<俺>さんって陸軍の方なんですよね?
どうして軍艦に乗ってるんですか?」
俺「あははー…まぁ紆余曲折って程じゃないんですけど、まぁいろいろ」
宮藤「そうなんですか。
私はよくわからないんですけど、軍艦に乗ってたら海軍の人と間違われませんか?」
俺「ええ、それがちょっと気がかりで…。
上層部(ウエ)はもう殆ど俺のことを海軍扱いしちゃってる感じだし、
周りからはトビウオとか陸魚(おかざかな)とか呼ばれちゃってますね」
宮藤「おかざかな?」
俺「ま、『魚が陸にいてどうする?』っていう揶揄です。
でも、それでも俺自身では、自分は陸の軍人だって思ってるんですけど」
リーネ「陸軍に思い入れがあるんですか?」
俺「もともとウィッチになる前から歩兵やってましたし、
それに…」
リーネ「…!
芳佳ちゃん!」
宮藤「リーネちゃん!ネウロイ?」
リーネ「うん! <俺>さんも、見えますか?」
俺「ん…見えた、見えます。
1時(東北東)の方角、中型ネウロイ4体と小型多数、距離は…約10000。
速度は、暫定で900いや1000でこっちから見て右方向に移動中」
リーネ「こちらに気づいていないのか、今のところ交戦の企図は見えませんね」
宮藤「坂本さん!ネウロイを発見しました!
こちらの位置は…」通信中…
坂本『了解した!すぐにそちらに向かう。
3人はネウロイを見失わないようにしつつ待機しろ。
くれぐれも勝手に交戦を開始するなよ』
宮藤「わかりました!」
合体はするなよ?
俺「待機命令了解。
さて、この後みんなが集まったら対ネウロイの本格的な空戦かあ…」
宮藤「<俺>さん、空戦は慣れてるんじゃないんですか?
昨日の訓練でもすごく上手に戦ってたと思ったんですけど」
俺「空戦自体はやってるけど、艦上防空任務が多かったものですから
周りに拠り所がない場所での航空戦はちょっと怖いです。
でも、足手まといにはならないよう努力します」
俺「…ところで、ネウロイの進路ですけど…あっちには何があるんですか?」
リーネ「このままずっと進むと大陸に行き着きます。
でも、ここからだとまだ距離がありますね」
宮藤「ええっ!?
まさか、大陸に侵攻しようとしてるのかな」
俺「…でも、奴ら本当にそこに向かっているんでしょうか?
ネウロイは海上を長距離進むことは嫌うはずなんですけど…」
リーネ「確かに、あの数で海を渡っているのはちょっと気になりますね」
745 :
前1:2010/11/04(木) 21:54:17.43 ID:numkCBXhO
待機はあと3人?
時間気にせずガンガン行ってくれ
ならば支援だ
宮藤「あれ?
ねえリーネちゃん、<俺>さん。
ネウロイの動きが…!?」
リーネ「あ…ネウロイが方向転換、こっちに向かってきます!」
宮藤「ええっ気づかれた!?
どうしよう、坂本さんたち、まだこっちについてないのに…」
俺「交戦は非許可だし、このままでは接触される可能性がありますから、後退しませんか?」
宮藤「そ、そうですね」
宮藤「坂本さん!ネウロイがこっちに向かってきますので
私たちは後方に退避します」通信中
坂本『了解した!
私たちもそちらへ向かっているので、基地の方角に向けて退避するんだ』
リーネ「…速い!さっきまでとは比べものにならないくらい速くなった!
逃げましょう、ふたりとも気をつけて!」
748 :
アギトの俺:2010/11/04(木) 21:56:26.93 ID:gpkyKmk/O
>>745 次予約してたけど先やってくれ
みんなお前を待ってるんだ!!
支援支援っと
俺は3時とか4時とかにならなければ大丈夫だ!
支援
後退中
………
……
…
俺(ダメだ、俺のストライカーじゃ遅くて逃げ切れない…!
それに、二人とも俺に速度を合わせてくれてる、これじゃ…)
リーネ「俺さん、大丈夫ですか?」
俺 (このままじゃ3人ともやられてしまう…しかたないな)
俺「宮藤さん、リーネさん!
このままじゃ逃げ切れない、二人は先に逃げてください!」
宮藤「だめですよ、<俺>さん!
わたしたち3人全員で坂本さんたちと合流するんです!」
俺「でもこのままじゃ…!
俺は大丈夫ですから、逃げてください」
リーネ「なら、3人で戦いましょう。
<俺>さんだけ残すなんてできません!」
俺「リーネさん!」
くっ、拳が疼くゥ
753 :
学者:2010/11/04(木) 22:02:17.13 ID:W7CLXknX0
しえんしえん
ペリーヌ「戦況はこんな感じですわ!」エイラ「酷い絵ダナ」
………
……
…
ミ
(・w・)←中型ネウロイ
;;・;.←小型ネウロイ
`。 ゜ 、←リーネさん急反転
↑俺さん.ヽ
、 _ノ \
 ̄ ゜←マメダヌキ
〜〜〜〜〜〜〜
(θω・;)イマイクゾ!
↑わたくしたち(代表して少佐の絵ですわ)
…
……
………
リーネ「当たって!」ドンッドンッ
宮藤「!!
リーネちゃん、ひとりじゃ危ないよ!
私も戦う!」ギューンと急反転
リーネ「ごめんね、ありがとう芳佳ちゃん」
|
_ |
/ \ |
| ●o^|−+− 今行くぞ!
\_/ つ|
俺「二人ともすいません、俺が遅いせいで…」
(足手まといにならないように、とか言いながらなんてザマだ!)
リーネ「気にしないでください、<俺>さん。
ネウロイに気づかれたのは運が悪かったんですから」
宮藤「坂本さんたちが来るまで3人で頑張りましょう!」
俺「…了解!」
………
……
…
宮藤「小型ネウロイはほとんど倒せたけど…」
リーネ「中型ネウロイは私たちだけじゃ…危ない!」
俺「ぐあっ」シールド防御
俺「くそ、強い!次食らったらやばいな」
宮藤「<俺>さん!私の後ろに」
俺「そんな、女の子の後ろに隠れるなんて…!」
リーネ「芳佳ちゃんのシールドなら大丈夫ですから、早く!」
757 :
前1:2010/11/04(木) 22:10:37.10 ID:numkCBXhO
所詮ここはただの妄想スレだ…
先に書いた者勝ちだろうがっ…!
宮藤「よかった、坂本さんたちが見えたよ!」
………
……
…
坂本「待たせたな!
3人とも大丈夫か?」
宮藤「坂本さん!」
リーネ「みんな無事です」
ミーナ「3人ともよく頑張ったわ。
さあ、反撃よ」
エーリカ「よくも宮藤たちをいじめたなー!
ぼっこぼこにしてやろう、トゥルーデ」
バルクホルン「ああそうだな、ハルトマン」
俺(結局女の子の背中に隠れてるとは…情けない…
って、違うだろ俺!そんな悠長なこと考えてる場合じゃないんだ!)
俺(そんな場合じゃ、ないのに…このバカ、クソッタレ!)
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:13:58.38 ID:XceqZsy90
俺なんてさる等の隙間を利用して1〜2レス程度の小ネタ落としてるしな。
ウフフお好み焼き食べようかシャーリーたんウフフポワウフフ
そして反撃開始
………
……
…
俺「すごい、あっという間に3体も落とした…」
宮藤「さすがハルトマンさんたちはすごいなー」
ペリーヌ「おふたりとも、油断してる暇はありませんわ、
最後の中型が来ますわよ!」
俺「最後の1体くらい落としたいけど…!」ガガガガッ
リーネ「<俺>さん、私たちは魔力を消耗していますから
無理しないでくださいね!」ドンッドンッ
俺「了解!
くそ、こいつ落ちろ!」ガガガガッ
宮藤「硬い…!」ガガガガッ
坂本「れっっぷううううううううう、ざァん!!!」ドバシュッ!
ペリーヌ「やりましたわ少佐!」
俺「剣でぶったぎった…だと?」
(明らかに剣で切れるサイズじゃなかっただろ…!)
ミーナ「全敵の撃破を確認、作戦終了!全機帰投するわよ」
………
……
…
リーネ「申し訳ありません坂本少佐、私の判断で戦闘を始めてしまって…」
俺「いえ、あれは私がふたりの足を引っ張ったせいです。
すべての責任は私にあります」
宮藤「そ、それなら私も二人を止めなかった責任があります!」
坂本「待て待て3人とも。
事情はすべて通信で聞いている。
今回の件は不可抗力だろう、誰も責める気はない」
リーネ「坂本少佐…」
宮藤「ありがとうございます、坂本さん!」
俺「……。
しかし、発端は私が逃げ遅れたせいです。
自らの無能には、責任を負うべきだと思います」
ミーナ「それを言うなら、あなたのストライカーの特性を知りながら
こうなる可能性を想定できなかった、指揮官である私の責任よ。
あなたは命令に従っただけなのだから、何も気に病む必要はないのよ」
俺「は…」
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:28:45.32 ID:ataFiGwu0
すぅぅぅうぅぅぅあぁ〜 なになに? もっかいいって?
帰投中
………
……
…
ミーナ「…<俺>さんには、悪いことをしたわね」
坂本「そうだな…だがミーナのせいじゃない、私の責任だ。
私は戦闘指揮官としてあいつの能力を把握し、また危難の際には対策ができなければならない。
ああなる可能性を予測出来なかった事、また対策を打てないままに3人を戦闘まで追い込んだ事、
一番の責任は、私にある…」
ミーナ「<俺>さん、自信を喪失しないといいんだけど」
エーリカ「元気ないぞお<俺>?おつかれちゃんかー?」
俺「ええと、はぁ、まあ…」
ルッキーニ「おっちゃん返事にも元気がないぞー!」
シャーリー「ま、初の哨戒飛行でそのまま戦闘だもんな。
そりゃ疲れるって」
俺(疲れてるのも確かだけど…正直自分の無様さに嫌気が差してるんだよな)
766 :
氷男:2010/11/04(木) 22:31:16.40 ID:dRH1UHN/0
@wikiのほうのSS一覧のほうに氷男追加いたしました
読めると思うけど、なにかあったらいってくださいな
>>722ほんとたすかったよ
俺設定のほうは今からがんばります
宮藤「よるごはん、今日は哨戒に戦闘と、とても疲れたのでご飯大盛りごちそうさまでした!」
リーネ「でも、<俺>さんはあまり食べてなかったね…大丈夫かな、芳佳ちゃん」
………
……
…
俺「俺、やっぱやっていけないんじゃないかな…。
まぁ、もう夜だし、最上へ帰ろう…」とぼとぼ
ミーナ「あ、ここにいたのね。
ちょっと待って<俺>さん」
俺「み、ミーナ中佐…!
あの、今日は…申し訳ありませんでした」
ミーナ「いえ、さっきも言ったけれど、あなたは悪くないのよ。
むしろ私の方こそ、謝らなければならないわ」
俺「は…でも、今日の事で実感しました。
501はすごい、とても優秀な人がたくさんいます。
火力だって機動力だって…。
俺が…俺が最上から派遣されたのは、501の力になるためのはずなのに、
お、俺の…俺のこんな力では、やっぱり皆さんと一緒には…」
ミーナ「<俺>さん?
それ以上は言ってはダメよ」
俺「……は?」
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:37:39.42 ID:nRUa8Ow10
しえんしえん
ミーナ「私はね、私なりにあなたの事を信頼しているつもりよ。
それなのに、あなた自身が自分をそんなふうに言ってはいけないわ」
俺「でも、俺は…」
ミーナ「誰にだって、長所もあれば欠点もあるわ。
あなたは、ちょっと足は遅いかもしれないけどマジメだし、判断だって的確だわ。
今日だって、危険な状況だったけどあなたはちゃんと生還してきたじゃない。
ネウロイが追いかけてきたとき、最初に退避を提案したのはあなたでしょう?」
俺「あれは…!
あの状況では、当然の判断であって、別に褒められるようなことでは…」
ミーナ「そうね、確かに、あなたの言うとおりだわ。
でも、そんな当たり前の事をしてくれること、してくれたこと、
たったそれだけでも、充分に人を信頼する理由になるのよ」
俺「おっしゃってる事が理解しかねます…」
ミーナ「ふふ…細かいことはいいじゃない。
私はあなたを仲間として信頼してる、っていう
その事だけ分かってくれればいいのよ」
俺「ミーナ中佐…」
ミーナ「さっきも言ったけれど、人間、だれだって得手不得手があるものだわ。
あなたのストライカーのスピードが遅い事については私と坂本少佐で対応策を考えるし
その事で自分を責めたり卑下するのはやめてね」
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:39:45.70 ID:6nCub5ky0
ミーナさん√か?
俺「……ッ!
なんで…」
ミーナ「ん?」
俺「なんで、そんなに俺の事を信じてくれるんですか?
つい昨日はじめて会ったばかりの俺の事なんか…」
ミーナ「そうね…最上の艦長たちが推されてたということもあるけど、
昨日会ってみて、『あ、この人なら大丈夫』、ってなぜかそう思ったのよ。
最初のきっかけなんて、たったそれだけの事」
俺「そんな、根拠もないきっかけで?」
ミーナ「ふふ、確かに、軍人としてどうなのか、と思われるかもしれないけど。
でも…人を信じたり気に入ったりするのに細かい理由なんて、ないものよ」
俺「…!……えと。
正直よくわからないですけど…でも、なんとなくわかる気もしました、なぜか」
ミーナ「なんとなくでも、わかってくれてうれしいわ」
俺「いえ、俺の方こそ、ありがとうございます。
ちょっと肩の荷が下りた気がします。
それでは、今夜は俺は最上に戻ります。また明日」
ミーナ「あ、ちょっとまって」
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:48:33.24 ID:LULh3pkc0
>>766 役立ったなら良かった
これでますますwikiも活性化するといいな
俺「え、またですか?こ、今度はなんでしょうか」
ミーナ「そもそもこのことを言うために呼び止めたのよ。
えっと、基地に部屋を用意したので今日からそっちで休んでくださいね」
俺「………?
え…
えええええっ!?」
ミーナ「毎日基地の端っこにあるドッグの最上との往復じゃ大変だし、
その…あのあたりは美緒の訓練コースだから、そういう意味でも…大変でしょう?」
俺「あ、あうう、まぁ確かに坂本少佐は…
いやしかし、基地って言ったら皆さんも住んでるんでしょう?
男の俺が寝泊りなんてしたらヤバいんじゃ…」
ミーナ「だから言ったでしょう?『信じている』って。
もちろん、あなたがそんな間違いなんて冒さないと『も!』信じているわよ、フフフ…」
俺 (心なしか、笑顔の種類が怖い意味で変化した気がする…)
「も、もちろんしませんしません!」
ミーナ「なら、問題ないわね。
すでに最上へは電信で了解を得てるから、心配しないでね」
俺「ははは…わ、わかりました」
ミーナ「よかったわ。
それじゃ…」
支援
ミーナ「<俺>さん、これからもいろいろ大変だと思うけど、がんばってね」
----------
エイラ「というわけで終わりだゾ」
サーニャ「最後の最後でおさるさんになってしまってごめんなさい…」
エイラ「というわけで俺設定とかはwikiに回すことにしたゾ」
以上です。
長らく失礼しました。
乙
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:03:56.23 ID:KZhARDTnO
乙!
おつおつ
乙
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:05:48.60 ID:6nCub5ky0
乙
782 :
アギトの俺:2010/11/04(木) 23:07:13.07 ID:gpkyKmk/O
乙乙
>>757 というわけで俺は時間があったらでよかったんだ
書き貯めしてるから先に行ってくれ
俺の殺伐501よりいちゃいちゃを見せてくれ!
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:07:48.06 ID:dRH1UHN/0
乙かれー!
次も期待
>>772 俺設定の方ができなかった
なんかバイト数的に俺の入れたら満杯になっちまうから無理らしい
ともかく助かった!
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:08:47.88 ID:KZhARDTnO
アギトの人がパスしたから、次はパシリの人
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:10:31.14 ID:LULh3pkc0
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:13:38.05 ID:numkCBXhO
乙
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:14:40.73 ID:KZhARDTnO
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:16:55.03 ID:LULh3pkc0
待っても来なさそうなら繰り越しで
あら、投下してもいいのかな?
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:17:47.93 ID:KZhARDTnO
GO
平年より残暑が厳しかったはずが、いつの間にか気温が一桁台に突入している今日この頃。
今日は日曜日ということで学校は休みである。
しかし、学校が休みでも部活が休みとは限らない。今日だって俺が所属している野球部は午前練習があった。
だが、俺は朝から家で、PCでストパンスレをのんびりと眺めている。所謂サボりだ。
俺の家庭は母子家庭で、歳が三つ離れた姉が一人いるが、その姉は家から車で3時間程かかる場所にある大学で
寮暮らしをしているので、実質母と家賃五万八千円の安アパートで二人暮らしということになっている。
安アパートと言っても、一人暮らしするには広い方、というくらいの広さはあるので気にしてはいない。
そして母は仕事に出て夕方まで帰ってこないので、その間俺は何でもし放題なわけだ。
実は、俺は今まで部活を何度もサボっていて、今までは「スタメン余裕だし(笑)」みたいな感じだったのだが、ついに
試合には出させてもらえなくなった。最近はサボらずちゃんと部活に出ているので、この前の練習試合ではなんとか
代打で出してもらえたが、今回またサボったので、春の大会のベンチメンバーにすら選んではもらえないだろう。
まあ、「サボり」ではなく「病欠」ということにすれば、どうということはないのだが。
母にサボったことがバレるとぐだぐだ説教される羽目になるので、きちんと部活に行ったかのように偽装工作してお
く。手慣れたものである。
あっという間に時間が過ぎ、昼飯の焼きそば弁当を食べてから2時間程たった頃、
「コンビニ行ってくるかな……」
小腹が空いたので、何か菓子でも買ってこようと思い、俺はそう呟いた。
独り言は多いほうだということは自分でもわかっている。
「……〜♪」
鼻歌を口ずさみながら、外出するときの服装に着替える。
着替え終わった後、財布をズボンのポケットに突っ込み、家の鍵と自転車の鍵を手にして外に出る。
家の鍵を閉め、ドアノブをひねって引き、しっかり閉まっていることを確認してから階段を降り、一々物置にしまうの
は面倒臭いという理由で外に出しっぱなしの、チェーンが少し錆びている自転車の鍵を開ける。
サドルに跨り、ペダルを漕いで、コンビニへと向かう。
そして、ペダルを漕ぎ始めてから1分も経たないうちにコンビニに到着した。
自転車をコンビニの駐車場の脇に止め、鍵を閉め、出入り口へと向かう。
自動ドアが開き、店員の「いらっしゃいませー」という声が聞こえる。
俺はかごを手に取ってから菓子が置いてある場所に行き、ポテトチップスしょうゆマヨ味、ピーナッツチョコをかごに
入れ、その後スイーツが置いてある場所に移動し、最近お気に入りのレアチーズタルト二つをかごに入れる。
そしてそのままレジに向かい、会計を済ませ、店員の「ありがとうございましたー」という声を背に受けながら外に出る。
「寒い……」
ここに来るまでは特に気にしなかったが、やはり半袖Tシャツにパーカーでは肌寒かった。せめて長袖Tシャツにすれば、と思いながら自転車の所へ向かい、菓子の入ったレジ袋をかごに入れてから鍵を開け、サドルに跨り、ペダルを漕ぎ始める。
それからすぐに家に着き、かごに入っているレジ袋を取って、自転車を降り、アパートの階段を小走りに駆け上る。
そして、階段を中ほどまで上ったところで、あることに気が付いた。
「……あ、自転車の鍵閉め忘れた」
俺の自転車を盗むような奴はいないと思うのだが、それでも念のために閉めておかねばなんだか安心できない。
自転車の所に戻ろうと、180度方向転換して足を踏み出した、その時。
「あ」
俺は見事に階段を踏み外してしまい、バランスを崩した。
このような事は何回かあった。その時はいつも尻餅をつく程度だったので大丈夫だったが、今回は違った。
完全に前に倒れてしまっていた。
時がいつもより遅く流れていくのを感じた。
俺は来るべき痛みを堪えるため、ぎゅっと目を閉じた。
何だ俺か
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:24:39.31 ID:6nCub5ky0
細けえっw
「……あれ?」
来るはずの痛みは訪れず、落下している感覚が続き、それを不思議に思って目を開けてみると、視界は青で埋め尽くされていた。
「え?は?」
その青はどうやら空らしい。視界の隅で太陽が光を発してこれでもかと自己主張している。雲一つない快晴だ。
そして俺はそんな空を眺めながら、背中から落下している。手にはレジ袋が握られたままだった。
「ちょっと待て!!いやなんだよこれ!!」
頭が混乱気味になり、声を上げてみるも、耳元で鳴り響く轟音に打ち消されて自分でも何を言っているのかわからない。
頑張って首を回して横を見てみれば、なにやら黒いものとこちらに向かってくる一羽の鳥が見えた。……黒いものは
どこか見覚えがあるような気がする。鳥は多分……ハヤブサ?水平飛行だとそんなに速くないようだ。
そんな事を考えていると、黒いものが赤い光を発した。
「……あっ、もしかしてあの黒いのは……」
黒いものが発した赤い光は、最初は小さかったものの、だんだん大きくなってきた。
「ネウロイ……?いや、まさかそんなこと……」
独り言をぶつぶつと呟いているうちにも、赤い光は大きくなる。
そして、俺はやっと気付いた。赤い光はネウロイが放ったビームであり、それがこちらに迫ってきているのだと。
「……やばっ!」
しかし、そのことに気付いても俺にはどうしようもない。俺は両手で頭を抱え、再び、ぎゅっと目を閉じた。
「……あれ?」
本日二度目の台詞である。
落下している感覚がなくなったと同時に、俺は体から力が抜けていく感覚に襲われた。
重くなる瞼をなんとかこじ開けてみると、そこには赤毛の、これもまた見覚えのある女性の顔があった。
「……無事……。皆さんは……続けて……」
その女性は何か言ったあと、こちらに顔を向けて話しかけてくるが、今の俺には何を言っているのかわからなかった。
意識が次第に遠のいて行くと共に視界がぼやけて行き、やがて視界は黒で埋め尽くされた。
しえんぬ
サーニャ「……ネウロイの反応、消滅しました」
坂本「よし」
坂本<<ザザッ……ミーナ、そっちはどうなっている?>>
ミーナ<<無事確保したけど、気を失ってしまったようだわ……>>
坂本<<そうか……まあ無理もないな。遠くからでも見えるほど大きなシールドだったからな>>
ミーナ<<そうね……、色々気になることがあるのだけれど、彼の意識が戻るまで待たなくちゃいけないようね>>
坂本<<ん?彼?……ってことは、男なのか?>>
ミーナ<<ええ、そうよ。……とりあえず、一旦基地に戻りましょう。今そちらと合流するわ>>
シャーリー「ほう……こいつがあのでっかいシールド張ったのか」ツンツン
俺「zzzzzz……」
ミーナ「今はもう気を失ってしまったけど……」
宮藤「私のよりずっと大きかったです!」
エーリカ「遠くからでもはっきり見えたもんね〜」
エイラ「ストライカーも穿いてないのにあんなシールド張れるナンテ信じられないゾ」
バルクホルン「しかし、何故空から降ってきたんだ?」
坂本「それについては、基地に戻ってこいつが目を覚ましたら私とミーナが調べておこう」
ペリーヌ「殿方のウィッチだなんて……」
リーネ「初めて見ます……」
これで一旦終了。実は書き溜めがまだあまり進んでない。
あと途中で投げ出すかもしれん。
お目汚し失礼した。
乙
ところでレジ袋はどこいったの?
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:34:13.45 ID:KZhARDTnO
投げ出すなんてとんでもない!
是非続けてくれ!
レジ袋はきっとカールスラント兵器開発省が検分のために持ってって量産されるな
世界はレジ袋に包まれたってわけだ
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:40:02.58 ID:nRUa8Ow10
レジ袋、レジぶくろ、れじううkろ、れしふくろ、れしうろ、れしふろ、れしぷろ、レシプロ
(゚д゚)!
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:41:19.57 ID:LULh3pkc0
>>894 サンクス
突然レジ袋の行方が描写されなくなって不安だった
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:42:11.43 ID:KZhARDTnO
パシリさんまだー?
811 :
パシリな俺:2010/11/04(木) 23:42:39.30 ID:5B2MTNqE0
このレジ袋的な空気の中で俺だと!?
じょ、冗談じゃ…!
812 :
パシリな俺:2010/11/04(木) 23:47:25.77 ID:5B2MTNqE0
どこで切ったかわけ間なくなったから俺的に切りのいいとこから
前すれ?のどっかより
――フェラーラの島 3日目 夜――
俺「これだけしか……魔力結晶は精製できんか…まぁ設備もないし補給マチかな…
てかコレだけの設備でこんな事やってるパシリで汚れな俺を誰か褒めて!」
サーニャ「こんばんわ、俺さん」
俺「ん?お、ばんわサーニャちゃん…珍しいな今日はいたずらっ子は一緒じゃないのか?」
サーニャ「エイラは水浴びに行っています。私は夕方に浴びたので」
俺「そうか……ん?何で箒なんてもてんのさ」
サーニャ「はい、芳佳ちゃんたちが箒を使って特訓しているのをみたので私もやってみようかと思って…」
俺「ほえー。ちょうど整備とかもおわったから暇してたんだ…見学してもいいか?」
サーニャ「はい。いいですよ」ニコ
俺「それじゃちょいとまっててくれ今ココア入れてきてやる」
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:47:29.71 ID:nRUa8Ow10
>>811 マイルズ「おいパシリレジ袋買って来いよ」
>805
検分マジで普通にありそうだなww
カップ麺の一つでも入ってたら技術革新の予感
815 :
パシリな俺:2010/11/04(木) 23:53:24.36 ID:5B2MTNqE0
サーニャ「それでは、行きます」
俺「おう。がんばれ」
サーニャ「……ん……んん…ん」
俺(……?なんだ?)
サーニャ「う、浮き…ふぁ…んく……ました」フワフワ
俺「おーおーさすがブランク無しはちがうねぇ…うまいもんだ?……おろ?どったの顔真っ赤にして」
サーニャ「…く………こ……です///」ボソボソ
俺「へ?なんだって?」
サーニャ「く…い………です///」ボソ
俺「すまん小さくて聞こえない!」
サーニャ「く、くいこむっていってるんです!!///」
俺「ヒィ(ビクゥ)、ご、ごめんなさい!サーニャさん!…っておい!」
サーニャ「わ、わわわわ」ピョーンピョーン
俺「お、おい!大丈夫か!?っておいアブね!」
サーニャ「と、止まりません……」ヒューンヒョーン
俺そんな詳しいこと知らねえよ……ってかレジ袋人気過ぎワロタ
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:56:06.29 ID:KZhARDTnO
タイトル レジ袋にするといいよw
818 :
パシリな俺「少佐!レジ袋と焼きそばパンかって来ました!」:2010/11/04(木) 23:58:22.58 ID:5B2MTNqE0
俺「ばかぁ!こっちくんな!止まれ!」ザン!ザン!
サーニャ「わわわわ……ひゃ!」ポーン
俺「まじかよ!あぶねぇ!」
ドガンガラガッシャーン
俺「いつつつ、こんな役回りばっか…涙がでらぁ…っと。サーニャちゃん大丈夫か!?」
サーニャ「……は、はい…大丈夫…です俺さんが受け止めてくれたので…」
俺「そうか…そいつはよかった…」
サーニャ「……」ジー
俺「……」
サーニャ「……」ジー
俺「……?」
俺「あー…ショックが抜けないのはわかるが……どいてくれないか?」
サーニャ「!?は、はい!すみません///……っつ!」
俺「…ん?どうした!?足ひねったのか!?」
サーニャ「〜〜っ!みたいです…」
レジ袋 Wikipediaより
概要
一般的に会計の後、レジ係の人から渡される場合が多い。店が混雑していないもしくは点数が少ない際には、レジ係が会計と同時に袋に商品を入れてくれるケースもある。
歴史
1970年頃から、丈夫で水にも強いことから、スーパーやコンビニなどの小売店で紙袋に代わってポリ袋やビニール袋等が大量に使われ始めた。
現在ではほとんど全てがポリオレフィン製のポリ袋である。
俺「ちょい見せてみろ。こんな事もあろうかと医療キットは常時持ち歩いてるんだ」
サーニャ「は、ハイ…」
俺「痛いかもしれんが…触るぞ」
サーニャ「はい」
俺「……」ペタペタ
サーニャ「っ!」
俺「……ここか(ぬう足首かこの黒いのが邪魔で治療できん……)」
俺「サーニャちゃん」
サーニャ「…?はい」
俺「脱げ」
>>820 ツッコミの言葉選びにセンスを感じたwww
支援
822 :
パシリな俺:2010/11/05(金) 00:09:32.48 ID:7koaErwR0
サーニャ「……え?」
俺「(邪魔な黒いのを)脱げっていったの」
サーニャ「……………………?」
俺「だから(邪魔な黒いのを)脱がないと(治療を)できないだろ?」
サーニャ「……………………」
俺「ほらはやく」
サーニャ「……………………」
俺「……………………」
サーニャ「……………………」
俺「……………………?」
サーニャ「……………………グズ…」
俺「…へ?」
サーニャ「…グズ……エグ……グズ…」
俺「え?(ど、どういうことだってばよ)」
よし、脱いだぞ。
サーニャ「ら、ら……乱暴…しないで…グズ……エグ……くだ…さい」
俺「へ?えぇぇ!?(え?俺ひどいこといった?した?(黒いのを)ただ脱げっていっただけなのに!)」
サーニャ「……エ…グズ…ひどい…です…俺さん…エグ…そんな人じゃないと……おもって……」
サーニャ「グズ……ハイデマリー…さんの…話できいてた人と…エグ…全然ちが…う……グズ」
俺「ちょ」
サーニャ「助けて…エイラぁ」
俺「ちょ、ちょっとまった!ただ俺はそのサーニャちゃんがはいてる黒いのが邪魔で治療でないから
脱いでっていっただけ!ら、乱暴ンなんてしないから!」
サーニャ「…グズ……エグ……グズ…スン…ほ、本当です…か?」
俺「ほ、ほんとだ!ヨグ=ソトホースとニャルラトホテプとノーデンスとワイズマンとかに誓ってやらない!」ブンブンブン
サーニャ「……グズ…スン…それ…なら…しんじ…ます」
俺「!あ、ありがとう……!じゃあ…その…」
サーニャ「……は、はい///」スルスル
俺「……」ジー
サーニャ「……?」
俺「……(綺麗な足だなぁ……)」ジー
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:15:45.92 ID:pCZ7kDmu0
クトゥルフに誓われてもwwww
826 :
パシリな俺:2010/11/05(金) 00:19:12.10 ID:7koaErwR0
俺「……(撫でたい)」ジー
サーニャ「あ、あの……あんまり見ないでください…恥ずかしいです…///」
俺「す、すまん……ち、治療だったな。すぐやろう」
サーニャ「…はい///」
俺「……(ハレてんな…シップと…テーピングだな)」サスサス
サーニャ「あ、あの///」
俺「ん?」
サーニャ「く、くすぐったい…です」
俺「ちょいと我慢しないま、テーピングするから」ビィーイ
サーニャ「……」
俺「……」クルクル
サーニャ「……あ、あの」
俺「…なんでしょ」クルクル
827 :
パシリな俺:2010/11/05(金) 00:22:41.75 ID:7koaErwR0
サーニャ「さっきはすみませんでした……突然泣き出して…」
俺「…なにいってんのさ、俺の言葉が足りなかったんだ。あんな勘違いされて当然だ……
もうほんと自分の頭をカチ割るくらいに謝るので許してください!むしろ!生まれてきてごめんなさい!」ビィークルクル
サーニャ「は、はい……ゆ、許します」
俺「ほんと申し訳ないです……あぁー、でもハイデマリー嬢ちゃんからは俺のことどんなやつだって聞いてるんだ?」
サーニャ「え、えと、とても愉快でやさしい人……後たまにお父さんみたいな事をする人とも手紙に書いてありました」
俺「はぁ?お父さん?」
サーニャ「は、はい」
俺「そんなおっさん臭いことしてんのか俺は……まぁいいか。よし!テーピング終了!これでどうだ?痛くないか?」
サーニャ「……はい、大丈夫です。ありがとうございます俺さん」ニコ
俺「ほんとごめんねぇ?……ん?」
ドドドドド
?「サーニャーァァァァァァァァァァァァァァ!」
俺「な、なんだ?」
魔導技術があれば三十年の格差などどうということはない!
829 :
パシリな俺:2010/11/05(金) 00:25:23.75 ID:7koaErwR0
エイラ「サーニャになにしてんだこのヤロウ!」
ブォン
キーーーーーーーーーン
俺「ぐえー」バターン
サーニャ「お、俺さん!?」
エイラ「サーニャ大丈夫カ!?変な事されなかったカ!?私に捧げる操ハ無事カ!?」
サーニャ「え、エイラ!?何言ってるのかよくわからないけどたぶんエイラが思ってる事とは違うの!」
エイラ「違わなイ!今コイツが何しようとしてたかみたんダ!」
サーニャ「エイラ落ち着いて!俺さんは私の足の治療をしてくれただけなの!」
俺「俺の息子さんがマイサンが」
エイラ「…そ、そうなの…カ?」
サーニャ「そう!私は大丈夫だから」
エイラ「……サーニャがそういうんだったら…そうだろうけど……おい!俺起きろ」ゲシ
俺「ぐ、ぐおおおおお……な、なにしやがんだいたずら男の敵娘め…」
エイラ「サーニャが言った事…本当なのカ?」
俺「ほ、ほん、とうだ…神に誓って…な…い、まぁ、俺の神は死んだが……」
お、このへんからは見覚えがないなwktk支援
普通の一イベントに3000文字はちょっと妄想垂れ流し過ぎたか
削るの大変
エイラ「……」
サーニャ「エイラ…」
エイラ「……はぁ、今回だけは信じてやるカンナー」
サーニャ「エイラ…」ッホ
俺「あ、ああ、ありがとう…ござい…ます。ってか、お前ら…夜間…哨戒の……時間」
エイラ「お!そうだった!」
サーニャ「…もうそんな時間?」
エイラ「早く行こうサーニャ!」
サーニャ「え!?お、俺さんはどうするの?」
エイラ「ダイジョブダイジョブほっときゃなおるっテ。俺!ストライカーの準備はできるのカ?」
俺「……な、なめるな…俺を誰だと…思って…やがる。整備の…プロだぜ?
履いてぶっ飛ぶだけで……すむようにしてある。お、俺にかまわず…いけ……」
エイラ「そういうところはパシリのくせに一流なんダナお前…さ、行こうサーニャ!」
サーニャ「う、うん」チラ
タタタタタ
俺「ほ、ほんとに…俺に……かまわ…ないの…ね」
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:31:28.97 ID:ilk41YMWO
もっと増やしてもいいのよ
835 :
パシリな俺:2010/11/05(金) 00:31:59.16 ID:7koaErwR0
――10分後――
エーリカ「俺ー!俺どこー?ココアつくってよー」
俺「……」
エーリカ「俺ー?どこいったのさー!(グニュ)あれ?なんかふんだ」
俺「ぐーえ」
エーリカ「ちょ、ちょっとどうしたの俺?俺!」
俺「ぐ…エーリカ、か、ちょいとトラブルがあってな…だ、大丈夫だとりあえず輸送機まで…連れてってくれ…」
エーリカ「わ、わかったけど。あとで話してもらうからね?」ガシ
俺「た、頼む…ってどこもってんだ…なんで足持ってんだ…」
エーリカ「え?輸送機まで連れてけばいーんでしょ?」ズルルル
俺「俺に安息の地はない」ズルルルルルルル
エーリカ(…ふん…全部見てたんだから)
>>831 めざせ二万字でイケイケゴーゴー状態になった俺ガイル
何、気にすることはない
837 :
パシリな俺:2010/11/05(金) 00:33:16.89 ID:7koaErwR0
さて切りいいしここで切ろうか?
前1の前座には弱すぎるがかまわんだろ?
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:34:43.52 ID:CuOkkEym0
乙乙、サーニャ脱がせといてどこが弱いってんだこんちくしょう
奴が……来るッ!!
乙
レジ袋さんの話書くの難しいな
>>834 まだやっと中盤なのに30KB以上だが大丈夫か?
普通なのか?
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:37:25.07 ID:k+E9uQt30
乙!
>>840 俺一回250kb越してもおわらなかったことあるから気にするな
とりあえず最後まで筋をかいておくといいぞー
乙
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:38:23.47 ID:ilk41YMWO
>>840 大丈夫だ問題ない
普通より少ないぐらい。
>840
大丈夫だ、問題ない
俺なんてまだ2話とちょいなのに50k近くあったぞwww
orz
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:39:44.00 ID:ilk41YMWO
パシリの人乙!
さぁスーパー前1タイムが始まるよ〜
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:40:12.59 ID:pCZ7kDmu0
壁が・・・
壁なんて無かった
よし!
少ないらしいし気にせず書き貯めよう
目指せ300KB!(無理)
ひゃっはぁぁぁぁぁ!!
その前に壁ダナ
849 :
前1:2010/11/05(金) 00:54:04.27 ID:Ai9q4LQiO
乙
もう少し待っててね
あれ、前1いないのかな
あ、いた
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:55:28.79 ID:GgaDy/BmO
期待
3日で450kいった俺は異常だったのか…
でもwiki見ると皆凄い長編だよな
3日で450kb・・・だと
その執筆速度が羨ましい
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:14:43.00 ID:v/IfOjEgP
ちなみにサンダーヘッドは50kbちょっとだ
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:16:21.97 ID:CuOkkEym0
メモ帳でって話か?
ビュルビュル
まあ長すぎても読むのだるくなると思うけどなー
コンスタントに投下できるとかならいいけど、時間あいたりすると読み返しもめんどいし‥‥
859 :
学者:2010/11/05(金) 01:22:59.40 ID:BIlfdTM90
>>858 今まさにその問題に直面してる
もう誰もおぼえていなさそうだわ
860 :
前1:2010/11/05(金) 01:23:49.36 ID:Ai9q4LQiO
>>270から
―朝食―
ゲルト「おはよう」
弟「おはよー」
おれ「おはよう!」
ゲルト「お、おはよう!///」
弟「お姉ちゃん!今日俺早く起き」
ゲルト「お、おれ!隣いいか?///」
弟「あ…」
男(ん?)
芳佳「朝ご飯できましたよー」
ルッキ「うじゅー!」
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:24:17.89 ID:k+E9uQt30
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:24:20.61 ID:ZN3aVlgm0
俺も一週間書きためてようやくStory Editorで50kbくらいか・・・
結構量はあるんだけどな
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:24:49.37 ID:CuOkkEym0
俺のお姉ちゃんがよく分からん男に……嗚呼
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:28:00.65 ID:GgaDy/BmO
お姉ちゃんが…
週刊ペースを目指してがんばっとります
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:31:12.61 ID:k+E9uQt30
トゥルーデが幸せになれるなら・・・俺は・・・
支援だ
867 :
前1:2010/11/05(金) 01:34:04.33 ID:Ai9q4LQiO
エーリカ「納豆か…」
おれ「苦手なんですか?」
エーリカ「このネバネバかわねー…」
エーリカ「お箸にまとわりついていやなんだ…」
おれ「味噌汁に浸けたらネバネバが無くなるんですよ納豆って」
ペリーヌ「本当ですの!」
ゲルト「おれは物知りだな///」
エーリカ「う〜ん…でも食べたくない…」
エーリカ「男とキス出来なくなっちゃうもん///」
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:36:15.72 ID:mm1pqras0
ええい、代行はどこだっ!!
ピキピキ(^ω^#)
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:38:02.41 ID:ZN3aVlgm0
_____
|: : : : ::\
|: : : : : :\
| : : : : : : :\
|: : : : : : : : ゙z
|= i : : : : : ::\
j: : :l : : : : : : : \-‐ ´ ̄ヾ-ュ_
-ュ─ ' ゙ ー-.,.._ _ ,' : : :{ : : : : _:_:ロ.:-‐─ゥ l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヘ=-、_
ヾ  ̄ =─::.. __,. -‐ ´ ̄ /: :: : : : : : : : : : :ヾ_|-' ̄:: ̄: :-‐::' ─: :ュ,. -──ュ'::ノ
、 ,-──::.‐ -、 ' ´ ̄ _ ,. -‐─〈: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :─= '': :_: :'─一 ̄ ̄´ ̄
ヘ /: : : : ::: 7_, -‐ 了三ヾ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: .,-‐'^
≪ : : : : : :: : : : :《;;;;》={ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,. -‐ ´
l: : : : : : ,.-─- 、 _::>−': : : : : : : : : : : : : : : : :,.-‐ ´
|: : : : ::/ ヾ;;ノ三[_: : : : : : : 、-、- -‐:─:ュ
|: : : :/ /: : : : : : ,介_/ ̄ ̄´
|: : :/ /: : : : : :,. - ´
,|: / /: : : :,. -‐ ´
 ̄ ,. イ: :,. -‐ ´
 ̄
★壁破壊代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る程度じゃ足らない、壁を破壊したいけど破壊する壁が無い、壁殴りが高すぎる、そんなときに!
ベトナム戦争で鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殲滅してくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に破壊しまくります!
1時間$20〜 24時間営業 年中無休!
まだだ・・・まだ耐えるんだ・・・
872 :
前1:2010/11/05(金) 01:41:49.36 ID:Ai9q4LQiO
ゲルト「!」
ゲルト「わ、私も納豆は無理だ!」
ゲルト(キス///)チラッ
おれ「好き嫌いは駄目ですよ」
ゲルト「し、しかし」
弟「……」パクパク
男(ふむ…)パクパク
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
コンコン
弟「はい…」
男「俺だ。散歩にでも行かないか?」
弟「……行きたくない」
男(はぁ…)
男「駄目だ。命令だ、来い」
873 :
前1:2010/11/05(金) 01:49:41.93 ID:Ai9q4LQiO
テクテク・・・
男「いい天気だな」
弟「……」
男「……」
男「あ、見ろよ。メガネの奴また一人で水やりしてるぞ」
男「ペリーヌもそろそろ許してやったらいいのにな。ははっ」
弟「……」
男「は…はっ……」
男(ど、どうしたら元気でるんだ…)
テクテク・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:50:44.78 ID:ZN3aVlgm0
まだだ・・・・まだ新兵器には早い・・・
875 :
前1:2010/11/05(金) 01:55:55.85 ID:Ai9q4LQiO
―ハンガー―
ちゅ〜〜〜・・・
キ84「///」
シャーリー「///」
テクテ・・・
男(おおぅ…ここは教育によくない…)
男「あっちへ行こう」
弟「……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
エーリカ「あ!なにしてんのー!」
男「(弟が元気ないから外を連れ回してる)」ヒソヒソ
エーリカ「(やるじゃん男ー)」
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:56:47.31 ID:CuOkkEym0
999−!早く来てくれー!
877 :
前1:2010/11/05(金) 02:02:43.77 ID:Ai9q4LQiO
男「(しかしなかなか元気になってくれん…)」
エーリカ「(ダメじゃん男…)」
エーリカ「(私に任せて!)」
エーリカ「弟ーなんで元気ないのかなー?」
弟「……」
エーリカ「私に話してくれたら気が楽になるかもしれないよ?」ニコ
弟「…が」
エーリカ「ん?」
弟「トゥルーデお姉ちゃんが最近俺の事構ってくれない…」
878 :
前1:2010/11/05(金) 02:08:32.02 ID:Ai9q4LQiO
弟「それに美緒お姉ちゃんも…」
エーリカ(ああ…ミーナが暫く接触禁止にしたからね…)
弟「俺…嫌われちゃったのかな…ううっ」
弟「うぐっ…ひぐっ…」
男「(お、おい…泣かせるなよ!)」
エーリカ「(大丈夫だからちょっと黙ってて)」
男「(うっ…)」
エーリカ「そっかぁ」
エーリカ「それで元気なかったんだね〜」
879 :
前1:2010/11/05(金) 02:15:50.19 ID:Ai9q4LQiO
弟「ううっ…ひぐっ…」
ギュッ
エーリカは弟を優しくソッと抱きしめる。
弟「!」
エーリカ「大丈夫だよ。誰も弟の事嫌ってないよ」ナデナデ
弟「うっ…うっ…」
エーリカ(トゥルーデには私から言っといてあげる)ナデナデ
エーリカ「落ち着くまでこうしててあげるね」ナデナデ
弟「ひぐっ…ひぐっ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
支援ついでに
wiki落ちてね?
ビュルビュル
882 :
前1:2010/11/05(金) 02:22:38.09 ID:Ai9q4LQiO
エーリカ「どう?落ち着いた?」
弟「…うん」
エーリカ「じゃ、3人で散歩の続きしよっか」
テクテクテク・・・
エーリカ「(どう?すごいでしょ)」
男「(ああ…)」
エーリカ「(惚れ直していいよー)」
男「(いい母親になれるんじゃないか?)」
エーリカ「(じゃあ男は私に釣り合ういい父親になってね)」
男「(そうだな///)」
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:22:47.18 ID:8KhnoP7i0
885 :
前1:2010/11/05(金) 02:33:57.53 ID:Ai9q4LQiO
―次の日―
ゲルト「弟、寂しい思いをさせてすまなかった」
ゲルト「今日はずっと一緒だ」
坂本「寂しいなら私と一緒にならないか?」
坂本「私と一緒になれば二度と寂しい思いはさせないぞ!」
ゲルト「なら、私とおれと弟の3人で幸せに暮らそう!」
坂本「こっちも3人だ!」
ゲルト「少佐、何を言っているんだ?どこにもうひとりいる?」
886 :
前1:2010/11/05(金) 02:39:12.79 ID:Ai9q4LQiO
坂本「わ、私と弟の子だ///」
ゲルト「いつになるんだか」
坂本「その気になれば今すぐだって!」
ミーナ「こらっ」
ゴンッ ゴン
ゲルト「うっ」
坂本「っ!」
ミーナ「普通に接してあげなさい!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
887 :
前1:2010/11/05(金) 02:46:11.40 ID:Ai9q4LQiO
―ペリーヌとメガネの部屋―
椅子に座るペリーヌ、床に正座するメガネ…
メガネ「あの…ペリーヌさん…」
ペリーヌ「なんですの!」
メガネ「もう許していただけませんか…」
ペリーヌ「許してほしいんですの?」
メガネ「はい…」
ペリーヌ「あなたは何をしたかわかっていますの?」
メガネ「はい…」
888 :
前1:2010/11/05(金) 02:52:03.19 ID:Ai9q4LQiO
ペリーヌ「あなたはわたくしに愛していると言いました」
ペリーヌ「わたくしはとても嬉しかったですわ」
ペリーヌ「本当に幸せでわたくしもあなたを愛していました」
ペリーヌ「それなのにあなたときたら」
ペリーヌ「わたくし以外の女性にデレデレと!」
ペリーヌ「そんなに巨乳がお好きなんですの?」
はい!
おいw
自分に正直なのはいいことだ!
892 :
前1:2010/11/05(金) 02:59:48.01 ID:Ai9q4LQiO
ペリーヌ「巨乳じゃなくて悪かったですわね」
ペリーヌ「あのときわたくしがどれだけ傷ついたか…」
ペリーヌ「あなたを信じてましたのに…」
ペリーヌ「それでもわたくしはあなたを愛していますの…」
メガネ「え!」
ペリーヌ「今ここで…」
ペリーヌ「生涯わたくしだけを愛すると…」
ペリーヌ「誓ってくれますか?///」
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:01:13.23 ID:CuOkkEym0
あああああああああああああああああああああああああああああああああ
894 :
前1:2010/11/05(金) 03:06:15.46 ID:Ai9q4LQiO
ペリーヌ「誓ってくださるのなら///」
ペリーヌ「あなたを許しますわ///」
メガネ「誓うよ…ペリーヌさん」
メガネ「いや、ペリーヌ」
メガネ「僕は誓う!一生あなたを愛し続けると!」
メガネ「このメガネにかけて!」
ペリーヌ「メガネさん!///」
メガネ「ペリーヌ!///」
ギュッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:07:03.74 ID:j3MCGDVD0
なんだこの婚約ラッシュwww
896 :
学者:2010/11/05(金) 03:08:24.58 ID:BIlfdTM90
wiki直ったな
メガネにかけて…
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:10:08.56 ID:ilk41YMWO
メガネ壊れた時が縁の切れ目……
899 :
前1:2010/11/05(金) 03:12:46.96 ID:Ai9q4LQiO
今日は異世界の話に戻るつもりだったのにな…
このままだと話が逸れていきそうだからもう寝る
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:13:20.02 ID:qw6/JiyTP
メガネにかけて…顔射派なのか
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:13:21.76 ID:ilk41YMWO
乙〜
乙
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:14:11.87 ID:P0mGMQjbP
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:16:47.84 ID:CuOkkEym0
>>899乙
まあなんだ、壮絶な集団婚約話になってきた感はあるが頑張れ
906 :
学者:2010/11/05(金) 03:21:15.34 ID:BIlfdTM90
乙
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:27:13.95 ID:ilk41YMWO
お兄ちゃんの続きはいつですか
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:29:37.41 ID:CI6eR5xiO
待機している人います?
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:32:34.11 ID:ilk41YMWO
いないよ。多分
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:33:05.24 ID:j3MCGDVD0
よし、Goだ
増加したウィッチvs連合軍
全く関係のない民間人
自分達の地位が脅かされる心配をする軍のお偉いさん方
軍はある作戦を発案
その名はE作戦
民間のイケメン達を集めウィッチに近づけさせ油断した所を暗殺させるという作戦
作戦中にターゲットと恋に落ちてしまった俺
ウィッチと禁断の恋
作戦と愛した女
俺の出した答えは…
―近日公開しない―
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:38:47.63 ID:j3MCGDVD0
>>911 大半の暗殺者は行方不明になるんですね、わかります
整備班の香具師に赤錆が・・・
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:39:30.57 ID:CI6eR5xiO
バスターライホゥの人か、期待
915 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 03:42:07.67 ID:CI6eR5xiO
―――――ロマーニャ基地・ハンガー―――――
ネウロイを殲滅した一同は、アドミラルと共に基地に帰還した
バルクホルン「どういうつもりだ!俺中尉!」
俺「あぁ?」
少し先に帰還して装備を外していた俺に、バルクホルンが真っ先に詰め寄る
胸倉を掴み、今にも張り倒しそうな勢いだ
バルクホルン「単独出撃!度重なる命令違反!こっちらの指示をまるで聞こうともしない!カールスラント軍人の風上にも―――」
俺「敵は倒したんだ!問題ねーだろうが」
バルクホルン「ただ敵を倒せばいいという問題ではない!戦争は遊びじゃないんだ!!」
俺「うっせーなぁ!だいたい俺が先に行かなきゃ艦隊は全め―――」
ドクン!
俺「つ…………が………ぁは……あ……っ……」
ドクン…!
ドクン…!
バルクホルン「中尉…………!?」
916 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 03:45:22.93 ID:CI6eR5xiO
俺「ぐ……もうかよ!糞が……」
俺は悪態をついてから懐に手を入れ、細長いプラスチック容器を取り出す
先端を折り開けると、息をつく間もなく中身を一気に飲み干した
俺「……プハッ!!はぁ……、はぁ……」
バルクホルン「どうしたんだ中尉!」
俺「な、何でも……何でもねー……ですよ…」ハァ…、ハァ…
バルクホルン「何でも無い事は無いだろう……!今のは一体―――」
ミーナ「俺中尉!」
そこで、ミーナがハンガーに現れた
他の戦闘メンバー達も、ハンガーに到着し始めている
バルクホルン「ミーナ、俺が―――」
ミーナ「ええ、分かっているわ。……俺中尉!あなたは待機命令を違反し単独出撃しました」
ミーナ「挙げ句私達が現場で指示を出しても全く従わず、命令違反を犯し続けました。間違いありませんよね?」
俺「はい……。間違いありません。その通りです……」
バルクホルン(!? 一体どうしたんだ……?さっきとまるで態度が違う……?)
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:46:11.57 ID:ilk41YMWO
支援
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:46:34.27 ID:j3MCGDVD0
なんというヤク中
919 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 03:47:34.36 ID:CI6eR5xiO
ミーナ「俺中尉、何故あのような事を…?」
俺「……すいません中佐、友軍艦隊が襲われてると聞き、居ても立っても居られなくなったのです」
俺「早急に向かう必要があると考え、このような行動を起こしました」
ミーナ「……わかりました。カールスラント艦隊の方々を助けたかったから、このような行動を起こしたのですね?」
俺「…………」
ミーナ「ですが規則は規則、軍規は軍規です。俺中尉、あなたに一週間の謹慎処分を―――」
ダルシム「それは困りますねぇ」
一同「!」
坂本「ダム・ダ・ダルシム大佐……」
俺「…………」
ミーナ「……どういう事です?」
920 :
-Prototype-3話 誰も覚えてないだろうけど1話でダルシムの名前間違えた:2010/11/05(金) 03:52:00.66 ID:CI6eR5xiO
ダルシム「そのままの意味ですよ、お嬢さん」
ダルシム「我々には実験があるのですよ、とても大事な実験がね…」
ミーナ「しかし……!」
ダルシム「どうやらあなたは、この実験の重要性が分かっていないようだ…」
ミーナ「え…?」
ダルシム「分かりませんか?お嬢さん。この実験が成功すれば世界は救われる」
ダルシム「だがここで謹慎処分など受けたら……?世界が救われるのが一週間遅れてしまう」
ダルシム「その一週間の間に、一体どれほどの地が焼かれ、涙と悲しみが世界に溢れる事か……!」
坂本「せ、世界……?」
シャーリー(何言ってんだこいつ)
エーリカ(……急に話が飛躍しすぎじゃない?)
ダルシム「そうです!世界です!」
ダルシムは拳に力を込めて熱弁する
ダルシム「私の研究は世界を救う!必ず!その為にも研究と実験を、一刻も早く完成させなければならない!!」
タッタッタッ
宮藤「みなさんお疲れ様でしたー!…………って、あれ?」
921 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 03:54:38.35 ID:CI6eR5xiO
ダルシム「……ん?」
その時、基地待機をしていた宮藤、リーネ、エイラ、サーニャの4人がハンガーに現れた
宮藤「だ、誰…………?」
ダルシム「私はカールスラント空軍大佐、ダム・ダ・ダルシム…………ん!?」
振り返りながら返事をするダルシム、だがその目が宮藤を見た瞬間、彼の動きは止まった
ダルシム「<●><●>」ジィー
宮藤「ひっ…!な、何ですか……?」
ダルシム「失礼ですがお嬢さん……、お名前は?」
宮藤「み、宮藤……芳佳です…。」
ダルシム「!!」
ダルシム「そうですか貴方が……」
ダルシム(なるほど、確かに奴の面影があるようですね……)
922 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 03:55:56.58 ID:CI6eR5xiO
宮藤「あ、あの……、私が何か…」
ダルシム「いえ、失礼」
ダルシムはコホンと咳払いをし、ミーナ達の方に向き直る
ダルシム「とにかく、謹慎処分は取り止めて貰いますよヴィルケ中佐。これは上官命令でもあるのですよ」
ミーナ「……分かりました。謹慎処分は取り止めます」
バルクホルン「ミーナ……」
ミーナ「……ですが」
ダルシム「ん?」
ミーナ「現場の指揮官は飽くまで私か坂本少佐です。」
ミーナ「戦闘中に不要な指示を出し、他の隊員を混乱させるのは止めて頂きたいのです」
ダルシム「不要な指示といいますと?」
ミーナ「先ほどの戦闘の事です。まだネウロイが残っていたというのに、攻撃を中止させるなど……」
ダルシム「ははっ、不要ときましたか、これは手厳しい」
ダルシム「……ですが、いいでしょう」
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:56:03.19 ID:j3MCGDVD0
一郎さんの事かー!!
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:56:39.25 ID:Ai9q4LQiO
支援
925 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 03:57:28.38 ID:CI6eR5xiO
ミーナ「それは本当ですか…?」
ダルシム「もちろんです。最低限実験に必要な指示を除き、約束しましょう」
エイラ(それって約束した事になるのカ…?)
バルクホルン「実験に必要な指示?」
ダルシム「今回我々は、飽くまでも実験の為に来ていますからねぇ…、その為の指示ですよ」
ミーナ「実験の試作型というのは、先程の戦闘で俺中尉が使用した大型ライフルの事ですか?」
ダルシム「そうですよ。まぁ、それだけではないんですけどね……」
ダルシム「試作型の説明は明日でもいいでしょう。今日はもう疲れました……」
ダルシム「私は船に戻らせて貰いますよ。では……」
カツ、カツ
バルクホルン「お待ち下さい」
ピタッ
ダルシム「まだ何かあるのですか?バルクホルン大尉」
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:57:45.68 ID:yBjbab8T0
支援!
927 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 03:58:30.81 ID:CI6eR5xiO
バルクホルン「……何故試作型新兵器のテストがこの戦場なのですか?」
バルクホルン「それと、何故テストウィッチに実戦経験の無い俺中尉を……」
ダルシム「……まず1つ目の質問ですが」
ダルシム「本格的な実戦データをとる為に、なるべく多くのネウロイと戦う必要があります。」
ダルシム「ここは最前線でありその条件には打って付けだ。それに……」
ルッキーニ「……それに?」
ダルシム「私は以前、この501統合戦闘航空団について、風の噂で聞きましてね……」
ダルシム「是非ともお嬢さん方の力になりたいと思った。そういう事ですよ」
シャーリー(なんかうさんくせーぞ……)
ダルシム「それと第2の質問ですが……、説明するまでもないでしょう。俺中尉の戦闘力を目の当たりにした貴方なら、ね」
バルクホルン「…………」
ダルシム「ああ、それと俺中尉は後で船に来なさい。先程の戦闘の『データ採取』をしなくてはいけないので」
ダルシム「では失礼…」
カツ、カツ、カツ、カツ……
そういやダルシムエンドを迎えた漫画が世にあったことを思い出したわ
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:00:50.61 ID:P0mGMQjbP
なんやて!?
930 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 04:01:12.33 ID:CI6eR5xiO
坂本「行ったか」
シャーリー「なんつ〜かさぁ……、うさんくさいオッサンだったな〜」
ルッキーニ「私あの人やだ〜」
ペリーヌ「あら、どうしてですの?」
ルッキーニ「なんか気味わるーくて、悪い事考えてそう〜」
リーネ「ペリーヌさんはどう思ってるんですか?」
ペリーヌ「そうですわね、お人柄はなんとも言えませんわ」
ペリーヌ「ただ…」
サーニャ「ただ?」
ペリーヌ「世界を救いたいというあの熱意、あれは間違いなく本物だと思いますわね」
俺「…………」
エーリカ「オーレッ!」グイッ
俺「のわっ!」ビクン!
宮藤(あ!ハルトマンさん……!)
宮藤(……って何考えているの私ったら)
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:02:43.72 ID:j3MCGDVD0
一瞬ハルトマンがサンバでも始めたのかとwww
932 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 04:04:50.42 ID:CI6eR5xiO
俺「……どうしたんだよ、ハルトマン」
エーリカ「えへへー、良かったね俺ー♪」ニコニコ
俺「……何が?」
エーリカ「謹慎処分が無くなってだよ。私も以前は軍規を破って謹慎だー、ってのがあったからさ」
バルクホルン「ハルトマン、そんな事を自慢気に言うな」
バルクホルン「謹慎処分が無くなったからといって、俺中尉のしたことが許されるという訳では無い」
俺「いや、別に俺は……」
エーリカ「でも軍規を破ってまで急いだのは、やっぱり大佐の為?」
俺「……何故そう思う?」ピクッ
エーリカ「そりゃ見てれば分かるよー。あの時の出撃する俺、急がないと!って感じですごい迫力だったし」
俺「…………」
エーリカ「俺は大佐が大切なんだn―――
俺「そんなんじゃねぇよ!!」
エーリカ「わっ!」ビックリ
バルクホルン「……俺?」
933 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 04:07:48.43 ID:CI6eR5xiO
俺「そんなんじゃ………ねぇんだよ」
宮藤「……俺さん?」
俺「…………すまない。データ採取があるので、船にもう船に行かなくちゃ」
俺「それとミーナ中佐、坂本少佐、バルクホルン大尉、それに……みんな」
坂本「……何だ?」
ミーナ「何でしょうか?中尉」
俺「済まなかった……です。勝手な行動ばっかとって」
バルクホルン「…………」
俺「それだけ……。では、失礼します……」
テクテクテク……
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:08:02.22 ID:yBjbab8T0
サンバwww
支援ぬ
935 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 04:12:20.40 ID:CI6eR5xiO
リーネ「行っちゃいました……」
エイラ「なー、一体何があったんだー?」
サーニャ「あの人は一体……」
宮藤「俺さん……」
エーリカ「実はね―――」カクガクシカジカ
ハルトマンは待機していたメンバーに先程何があったかを話した
サーニャ「そうだったの」
エイラ「宮藤みたいな無茶するなーアイツ。仲間を助ける為とはいえさ」
宮藤「ええ?そんなに私無茶なんてしてませんよ…」
ペリーヌ(よくいいますわ)
エーリカ「でもさっき、そんなんじゃない!って言ってたよ?」
ペリーヌ「他に助けたい人でも居たんじゃないですの?」
宮藤「ただ艦隊のみんなを助けたかった…ってのじゃ駄目なんですか?」
936 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:14:48.09 ID:ilk41YMWO
支援支援
937 :
-Prototype-3話残り4レス、サルらずに終われるかな:2010/11/05(金) 04:16:34.82 ID:CI6eR5xiO
シャーリー「まぁーまぁー、動機はもういいだろ?ちゃんと謝ってくれてたんだしさ」
ルッキーニ「俺、ちゃんと謝ってたよね!」
坂本「そうだな、中尉の謹慎処分は取り止めになったんだ。もう終わった事を話していても仕方がない」
バルクホルン「…………」
サーニャ「あのさっきのおじさんは……?」
ミーナ「そうね、みんなにも分かる範囲で話しておくわ。このダルシム大佐について」
バルクホルン「……そうだな」
ミーナ達は、知っている僅かなダルシムの情報をみんなに話した
エイラ「詳細は一切不明、ここ数ヶ月で急速に頭角を現した、か」
シャーリー「なんか見た目と相まってますますうさんくさいな…」
坂本「一応警戒しておくことに越したことはないか……」
リーネ「警戒って、まさか……?」
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:17:29.95 ID:ilk41YMWO
支援
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:18:44.96 ID:sj2Wo1M20
支援
940 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 04:21:00.69 ID:CI6eR5xiO
その場にいた全員が同じ事を思い出していた
半年前、ストライクウィッチーズが解散直前まで追い込まれたあの出来事
野心に捕らわれたその首謀者、連合軍大将・マロニーの事を
ペリーヌ「まさかあのお方もマロニー大将と同じように……」
エーリカ「何かを企んでるかもしれないって事だね」
ミーナ「現状ではなんとも言えません。……ですが、この実験には不透明な所が多すぎます」
坂本「だから、もしもの時の為の準備くらいはしておく必要があるのさ」
ミーナ「それと俺中尉についても同様です」
ミーナ「監視したりまではしませんが、何か不審な点があったりしたら報告して下さいね」
宮藤「…………」
バルクホルン「…………」
ミーナ「…では解散、みんな今日はとても疲れたでしょ?ゆっくり休んでね」
ガヤガヤ「ルッキーニフロハイロウゼー」 「ウン!」 「ネムイワ…」 「ジャアワタシガサーニャトイッショニネテアゲルヨ-」ハァハァ
テクテクテク…
941 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 04:24:21.73 ID:CI6eR5xiO
リーネ「芳佳ちゃん、行こっ」
宮藤「…………」
リーネ「芳佳ちゃん……?」
宮藤「え?」
リーネ「芳佳ちゃんどうしたの?今日の食事当番、私達だよ?」
宮藤「あぁ、うん…。そうだね」
リーネ「………?」
宮藤「行こっ、リーネちゃん」
リーネ「…………うん!」
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:25:18.35 ID:SQEzHy8q0
支援
支援をさせていただく!
944 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 04:31:20.79 ID:CI6eR5xiO
バルクホルン(さっきの俺中尉、あれは一体……)
エーリカ「わぁっ!」ヌッ
バルクホルン「ひゃあっ!??」ビクビクン!
エーリカ「あははははっ、トゥルーデったら、かわい〜んだー♪」
バルクホルン「ハ、ハルトマン……?」
エーリカ「元気でた〜?」
バルクホルン「! あ、ああ…、ありがとう。気を使わせてしまったな」
エーリカ「何悩んでるのかわからないけどさ、元気だしなよ」
バルクホルン「……そうだな、だけどもう少し考えて見るよ」
エーリカ「ふふっ、私はいつでも相談に乗るからね〜。じゃ〜ね〜」フリフリ、タッタッタッタッ
バルクホルン「ありがとう。エーリカ……」
――――――――――――――――――――
俺「あいつ…、殴らなかったな…………」
つづく
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:33:38.43 ID:yBjbab8T0
乙!次回も楽しみだ!
乙
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:34:33.60 ID:j3MCGDVD0
乙
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:36:02.80 ID:ilk41YMWO
乙!
949 :
-Prototype-3話:2010/11/05(金) 04:37:08.41 ID:CI6eR5xiO
はい、3話後半はここまでです。何とかこのスレの間に終われた
ようやく役者と舞台が揃ったので次からはもう少し話が進むかな?
読んでくれた人、支援してくれた人ありがとう。大して変わってないけど現時点でのプロフィール置いてきます↓
名前 俺
年齢 16歳、誕生日 10月15日
身長 174cm、体系 やや細め
髪色 金髪、瞳色 翡翠
出身 カールスラント、階級 中尉
所属 カールスラント空軍 D特殊実験戦闘部隊
使い魔 烏、パーソナルマーク 三羽烏
使用武器 MG-08重機関銃改・百式、対ネウロイ専用強化型魔導変換ライフル(バスターライフル)
固有魔法 魔法力の高威力変換
ストライカーユニット Fw190D改・百式
特殊装備 YF-19 ジェットバーニア(テウルギスト)
・基本は温厚 戦闘になると凶暴化するようだが…?
乙でした
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:44:04.70 ID:SQEzHy8q0
乙
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:47:37.54 ID:sj2Wo1M20
乙です
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:06:47.43 ID:v/IfOjEgP
乙
もう次スレの季節か
954 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:07:56.37 ID:j3MCGDVD0
次スレ?
いいや、埋まったタイミングで似たようなスレが立つだけだ
955 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:08:22.48 ID:UHJ+xAUN0
うぃき編集してくれた人ありがとう!多謝!
前前スレ
>>37の続きからを今から投稿してもよさげ?
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:09:46.47 ID:CI6eR5xiO
ならば支援させていただく!
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:10:14.84 ID:j3MCGDVD0
おっと、俺の支援も忘れないでくれよ
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:10:48.61 ID:yBjbab8T0
おk!支援なら任せろ!
959 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:11:28.35 ID:UHJ+xAUN0
もう何人かは起きていたようで、今はバルクホルンさんとエーリカさん、そして宮藤が寝ているだけだ。
宮藤「…すぅ……」
宮藤の横に座る。小さな体。俺と同い年のわりにまだ幼さが残る顔。
俺「ネウロイと戦ってるなんて信じられないよな……」
頭をつい撫でてみる。
宮藤「ふにゅ……すぅ……」
サラサラした髪が指を擦り抜ける。
俺「……助けてくれて、ありがとう」
俺「俺も、一緒に戦えたら……」
帰ったら、軍の養成所に行ってみようか。
場所は違っても、ウィッチ並みの事は出来なくても。
960 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:12:26.89 ID:Ai9q4LQiO
俺もいるぜ!
961 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:12:43.76 ID:UHJ+xAUN0
坂本「おーい俺ー、どこだー」
俺「うわ!?は、はーい!」
坂本「お、ここか。輸送機に乗る際の注意点なんかの説明をしたいんだが、今大丈夫か?」
俺「あ、はい。大丈夫です」
坂本「よし、ではついてこい!」
俺「了解っす」
宮藤「…………」
宮藤「頭撫でられた……」
宮藤「ありがとうだって、なんか恥ずかしいな」
宮藤「……嬉しいな」
バルクホルン「ううん、俺は妹だったのか……むにゃむにゃ」
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:14:43.56 ID:j3MCGDVD0
支援
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:14:44.15 ID:ilk41YMWO
あぁ……残念な方のお姉ちゃんだ
964 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:15:23.76 ID:UHJ+xAUN0
食堂で昼食を食べる。この基地で最後に食べる食事だ。何人かは訓練中だった。宮藤も。
シャーリー「昨日の残りのハンバーグを同じく残りのサラダと一緒にパンで挟んでリベリオン名物ハンバーガーの出来上がりだ」
俺「これサンドウィッチの一種じゃないんすか?」
シャーリー「気にしたら負けだ。まあ食べてみろ、美味いぞ?」
俺「あ、確かに美味いです」
エーリカ「でもこれってハンバーグが美味しいだけなんじゃない?」
ミーナ「あら、それはサンドウィッチにも言えるわよ?」
シャーリー「そういうことさ。まだ残ってるし、何個か俺に持たせてやるよ。輸送機の中で食べな」
俺「やった。ありがとうございます」
965 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:15:53.85 ID:j3MCGDVD0
支援
966 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:16:44.64 ID:UHJ+xAUN0
ミーナ「あと一時間後に輸送機が到着するわ。注意点は坂本少佐から聞いてるわね?」
俺「はい。浮き袋の使い方とかも教えてもらいました」
ミーナ「大丈夫みたいね。輸送機には非難所にあなたと一緒に少ないけど基地の物資も運んでもらおうと思うの」
俺「基地の物資って、食糧とかですか?ありがたいですけどいいんですか?」
ミーナ「ええ、困った時はお互い様よ」
俺「ありがとうございます!」
シャーリー「そういや例の試作機はどうするんだ?」
ミーナ「まだ指令部からの指示は来ていないけれど、恐らくノイエ・カールスラントの技術部に送ることになるんじゃないかしら」
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:16:55.20 ID:SQEzHy8q0
おれも支援だぜ
968 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:19:19.83 ID:yBjbab8T0
シャーリーのハンバーガーか
腹減ってきた支援
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:19:20.18 ID:j3MCGDVD0
さらに支援
970 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:20:37.24 ID:UHJ+xAUN0
俺「へー、ずいぶん遠くに行っちゃうんすね」
シャーリー「それじゃあ今から見納めに行くか、俺。良いだろ、中佐」
ミーナ「ええ。ただし、他の機材にはくれぐれも触れないようにおねがいね?」
シャーリー「うっし、そんじゃ早速行くか!俺、ついてこいよー」
俺「あ、待ってくださいまだ食べかけ……」
シャーリー「そんなもん歩きながら食えよー」
俺「まっふぇふばはひほー」
ミーナ「ふふっ」
エーリカ「……」
エーリカ「やっぱ無理だったかなー……」
ミーナ「どうしたの?フラウ」
エーリカ「いやあ、実はさあ……」
971 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:21:49.79 ID:j3MCGDVD0
もっと支援
972 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:22:18.15 ID:UHJ+xAUN0
シャーリー「お、あったあった」
俺「あれ、なんかやけにピカピカになってる……」
整備「あ、その機体なら整備しておきました。動力系はちょっと手が出せなかったんですけどそれ以外の錆ついてたパーツなんかは交換しておきました」
整備「過酷な状況にいらしたのかもしれませんが、あんな一月もほったらかしたような状態で飛ぶなんて危険すぎますよ?」
俺「え。あ、いやーあのー」
シャーリー「ははは、残念だがこの機体はお倉行きが決まってるんだ。ついでにこいつは民間人さ」
整備「えー!!そんなあ、せっかく交換したパーツが……。あと民間人がなんでここに?」
俺「まあ話せば長くなるんですけど……」
何回目になるかわからない説明を整備士の人にする。
973 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:24:17.91 ID:UHJ+xAUN0
整備「そりゃまたなんとも無茶苦茶な話だなあ。それにしても新技術か、道理で見たことないはずだよ」
俺「そうなんすかー」
シャーリー「私も昨日見たけど、通常のエンジンに見たことのない装置と繋がる管が何本もあってなー」
整備「そうなんですよ、新型の液冷システムかとも思ったんですけど」
シャーリー「ああなるほど、言われてみれば」
俺「話についていけません」
整備「まあ、民間さんはわからないだろう。とにかく見たことのない技術だってことさ」
シャーリー「そういうこった」
俺「はあ。あっ飛行機の音が……」
シャーリー「輸送機か?もうそんな時間だったのか。もう乗る準備は出来てるんだよな?」
俺「はい、もともと荷物なんてありませんし」
シャーリー「よしよし、それじゃ私はハンバーガーを包んでくるよ。また後でなー」
俺「はーい。それじゃ俺もそろそろ……」
974 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:24:40.70 ID:j3MCGDVD0
支援ラッシュ
975 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:25:36.08 ID:UHJ+xAUN0
整備「……なあ君、初めて飛んだ空はどうだった?」
俺「え、それは……。無我夢中だったんで覚えてないっす、ネウロイもいたし」
整備「そうか、まあそうだよな。いつか、君が再び飛ぶときは敵のいない空を飛ばせてあげたいな」
敵がいない空。
そこにはどんなに素晴らしい景色が広がっているんだろう。
悲鳴も、恐怖もない空。
ウィッチ達も、戦う必要のない空。
そこを、宮藤と一緒に飛べたら……。
俺に、勝ち取りたいものが出来た。
976 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:26:52.23 ID:UHJ+xAUN0
俺「……敵がいなくなるのをのんびり待つ気はないっすよ」
整備「ほお?」
俺「決めました。俺、帰ったら軍に志願します。そして自分の力で空を勝ち取ります」
整備「……いいねえ、気に入ったよ。」
整備「いつかこの基地まで君の名が轟く日を期待するよ」
俺「いや、ウィッチじゃないんでそこまでの活躍は……」
整備「そんなことより、時間は大丈夫なのかい?輸送機が到着して結構経つよ?」
俺「ああっ!?やっば、急がないと!」
整備「ははっ急げよー」
俺「あの!ありがとうございました!!」
整備士さんはひらひらと手を振った。
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:27:59.66 ID:ilk41YMWO
しえん
978 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:28:04.46 ID:v/IfOjEgP
支援
支援
たまにライオンとかなって書き込めなくなるんだけどあれなんなの?
支援
981 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:33:03.88 ID:sj2Wo1M20
支援
982 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:34:29.49 ID:SQEzHy8q0
支援
983 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:35:45.02 ID:UHJ+xAUN0
坂本「まったく、予定した時間から20分も経ってから来るとは。お前はよほどおいていかれるのが好きなようだな」
俺「はあっはあ。すいません……」
エイラ「今度は寝てたら避難所においてかれたりしてナ」
ペリーヌ「まったく、人騒がせな人ですわ」
バルクホルン「ふむ……」
宮藤「どうしたんですか?バルクホルンさん」
バルクホルン「いや、俺を見たらふと今朝見た夢をぼんやり思い出してな。何か幸せな夢だったような気がするんだが」
エーリカ「ミーナ、やっぱりまだ……」
ミーナ「ええ、司令部からも技術開発局からも連絡は来ないわ……」
エーリカ「そっか……」
ミーナ「仕方ないわ、あなたは出来ることをやったのよ。それでも駄目なら仕方ないわ……」
エーリカ「うん……」
984 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:35:46.36 ID:v/IfOjEgP
なんだこの支援ラッシュ
埋める気か
985 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:36:43.51 ID:ilk41YMWO
>>979 同じ内容の文を連投すると引っ掛かるみたいよ。
>>985 つまり、支援のバリエーションを増やせばいいわけか
このようにな!
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:43:34.83 ID:yBjbab8T0
次スレのおいしい季節になりました
988 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:45:03.02 ID:UHJ+xAUN0
俺「宮藤、あのさ」
宮藤「あ、はい。なんですか?」
俺「あの日、墜ちてく俺を捕まえてくれてありがとうな」
宮藤「あっ。いえ、そんな……えへへ」
俺「お礼を言うのが遅くなっちゃったな。昨日にでも言えば良かったんだけど」
宮藤「わたしなんかたいしたことできないけど。でも、俺君を助けられて、良かった」
俺「皆さんも、本当にありがとうございました!!」
俺「俺、帰ったら軍に志願しようと思います!」
バルクホルン「ほう、なかなか見上げた根性だ」
エーリカ「……なんだ、私が心配しなくてもよかったのかもね♪」
989 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:52:28.17 ID:UHJ+xAUN0
輸送機に乗り込む。
既にエンジンはかかっている。
シャーリー「気をつけて帰れよー!乗り物酔いには気をつけろー」
バルクホルン「お前もカールスラント軍人の一員になるわけだ!しっかり覚悟するんだぞ!」
エイラ「そんじゃまったなー」
リーネ「元気でねー!街の復興、がんばってー!」
宮藤「俺くーん!!」
宮藤「頭なでてくれたの、嬉しかったよー!!」
思わず窓から身を乗り出す。
俺「えええ!起きてたの!?」
パイロット「離陸します!ベルトをつけて!」
俺「あ、ちょっえええええええええええ!?」
宮藤「絶対また、どこかで会おうねー!!」
俺「ちょ、まってえええええええええええええぇぇぇぇぇぇ……」
990 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 05:58:58.43 ID:UHJ+xAUN0
ミーナ「行ってしまったわね……。あら、司令部からの通信?」
ミーナ「もしかして……!」
エーリカ「はー、俺いっちゃったなー」
ミーナ「大変よフラウ!俺君を連れ戻さなきゃ!」
エーリカ「へ?」
ミーナ「彼が試作機のテストパイロットに決定して、この基地に配属されることになったの!」
エーリカ「うっそ!もう行っちゃったよ!ストライカーユニット使うよ!?」
ミーナ「ええ!急いで追いかけてちょうだい!」
ミーナ「しばらく、彼と私達の縁は切れそうにないわね。ふふっ」
991 :
主人公っぽい俺:2010/11/05(金) 06:00:08.32 ID:UHJ+xAUN0
とりあえずここまでっす
今からうぃきに俺の設定とか書いてくるよ
乙
そろそろ次スレかな?
おつ
994 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:05:19.96 ID:ilk41YMWO
乙
おつ
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:08:12.13 ID:oOoVvhDv0
うめ
997 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:11:46.75 ID:yBjbab8T0
乙うめ
999 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:28:18.35 ID:ilk41YMWO
乙埋め
1001 :
1001:
16歳♀暇だから全レスします☆ こちらスネーク 1990年生まれ集まれ〜☆ 安価でお絵描き
中学生 遊戯王 新ジャンル VIPで本格的にRPG作ろうぜ XBOX360
全力で釣られるのがVIPPERだろ!w ポケモン コテデビューする ら
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こ さみしい・・・誰かかまって 425はどこも変えてなかった ピカ厨 自 す
う 時代の流れ デブきめぇんだよ 捨てアド晒してメル友 メンヘラ 殺 た
い VIPヌクモリティ 顔晒し 馴れ合いスレ 「〜だお」 コテ雑 し
き 今のVIPが嫌ならVIPから出てけww A雑 大阪VIPPER集まれ!!☆ ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール VIPでMMO ネタにマジレスの嵐 す
く 隠れオタ skype パートスレ Skype mp3垂れ流し
な 住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン 二番煎じ
い 空気読め リア充 ニコニコ動画
>>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする
>>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩
>>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ /
>>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼
>>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉
>>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O
>>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
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