ｱﾆﾒ｢涼宮ﾊﾙﾋの憂鬱｣が苦手｡

自分は｢涼宮ﾊﾙﾋの憂鬱｣があまり好きではありません｡というか好き嫌いの以前に耐えられず途中で視聴を投げました｡理由は単純で､｢ﾊﾙﾋ｣というｷｬﾗが受け付けられませんでした｡
この作品における登場人物の構図と言うのは､まともで若干冷めたところのあるｷｮﾝ君がﾊﾙﾋを筆頭する変人の集いにぶちこまれ為す術もないまま振り回されるという実に理不尽で気分の悪いものです｡
振り回す側が､こっちの常識が通用しない相手なので有無を言わさず従うことになってしまいます｡まぁ長門さんや朝比奈さんぐらいはまだしもﾊﾙﾋはちょっとしんどいんですよね､見てる側として｡自分としては
ｷｮﾝ君の｢何だこの面倒なﾔﾂら｣という気持ちにすごく感情移入してしまうので､そのせいで見てて気分が悪くなるのかもしれません｡そういう変なﾔﾂらにﾂｯｺﾐを入れて上から目線で対応するｷﾞｬｸﾞ漫画なら好きです｡
しかしﾊﾙﾋは逆なんですよね｡ﾊﾙﾋのわがままさ｡単にそれだけの理由でﾊﾙﾋを見ていられなくなったという､ある意味残念な自分の感性に泣けてすらきます｡
しかし､かといってﾊﾙﾋを低く評価してるって訳ではありません｡途中までしか見ていない身でこんなこと言うのもなんなのですが､ﾊﾙﾋはやってることは結構凄いと思うんです｡それはﾊﾙﾋの発言にあります｡
｢あたしはずっと退屈で仕方なかった｣｢面白くなければ自分で面白くすればいいのよ｣｡たしかこんなことを言っていたのですが､この感覚､よくわかるんですよね｡
｢退屈だ｡なんか面白い事件起きないかな｣とか｢勤勉に働いてお金必死に稼ぐってよりは､
人生は楽しく生きたいよね｣なんていう発想が､自分の考えとは違っても､理解はできる｡
そういう感覚が現代にはあるってのはみんななんとなく理解してると思います｡実際｢暇だから
何にでも手を出してるよ｣って人は結構いるし｡大学のｻｰｸﾙなんてそんなもんですよね｡
ﾊﾙﾋがやってるのはまさにそれで､｢この世に面白くないものなんてない｡自分の認識次第だ｣
って言ってとにかく楽しいと思うことを何でもやってしまう､そうすれば何でも楽しいのさ､
ってのを地で行ってるんですよね｡んでそうしてたら実際すごいことが起きた!超能力者も
いるし異星人もいた!｢自分が物事を楽しくしようと思えば何でも楽しくできるのさ!｣自分が見た
これって結構すごくて､若者に対する大切なﾒｯｾｰｼﾞだと思うんです｡こういう事を言うｱﾆﾒってあんまり無いと思います｡
もちろん小説としても｡そんな前向きで希望に充ち溢れたﾒｯｾｰｼﾞをこの不況の時代に堂々言えるってのは大したもので､
だからあんなに人気があるのかなぁって思います｡現代人の｢楽しさ優先｣の考えを堂々肯定するんです｡
大人は何でもかんでも｢真面目にやれ｣っていうのに｡

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舞台が現実にある｢兵庫県西宮市｣だからなおのこと現実に通じるﾒｯｾｰｼﾞって感じがします｡
そう考えると涼宮ﾊﾙﾋの憂鬱って案外｢評価はできる｣って作品なんじゃないかって思えてきませんでしょうか｡
でも､やっぱり何か違う｡客観的に見れば悪くない作品だろうけど､でも自分は苦手｡それはなぜか｡
ﾊﾙﾋのそういう考えはすごくわかるんだけど､かといってこの作品､ﾊﾙﾋに感情移入するようにはできてなくて､
やっぱり彼女の考えは｢理解する｣けど共感する感じじゃない｡結局視聴者は常識人たるｷｮﾝ君に強制的に
感情移入･共感させられるようになっていて､彼の困惑や理不尽感を味わうようになっている｡この感覚が不快だから
やっぱり涼宮ﾊﾙﾋの憂鬱を見てられなかったんですよね｡こういうのを｢あわなかった｣ってみんな表現するのかなぁと｡
自分ってやっぱりｱﾆﾒでも漫画でも､架空の物事にもある程度の｢条理｣｢常識的感覚｣ってのを求めてしまうんです｡
ｷﾞｬｸﾞｱﾆﾒでさえもそう｡例えば自分が高く評価した｢ﾐﾗｸﾙ☆ﾄﾚｲﾝ｣はこの｢条理｣とか｢常識的感覚｣がちゃんと生きていて
､あのﾍﾝﾃｺなﾉﾘに冷静なﾂｯｺﾐが入るんです｡｢あぁ､自分の感覚って正しいんだ｣って肯定してくれる感覚が気持ちｲｲんです｡
そう､気持ちよさ｡もうこれです｡やっぱり人間肯定されると気持ちｲｲんです｡列車が道路をﾄﾞﾘﾌﾄしてｶｰﾁｪｲｽ繰り広げるのも､
それが変だ､笑いどころなんだってｽﾀｯﾌの考えがちゃんと見えてて､共感できるから素直に楽しめるんです｡
ｷﾞｬｸﾞ漫画の｢ｻｲﾎﾞｰｸﾞｸﾛちゃん｣も同じで､訳分かんない迷惑なﾔﾂらにちゃんとｸﾛちゃんがﾂｯｺんで吹き飛ばしてくれる｡
この｢訳わかんないものをぶっ飛ばす｣感覚が楽しいんです｡｢あなたの感覚が正しいですよ｣と肯定してくれるんです｡この肯定されてる感覚がすごく好きなんです｡
ﾊﾙﾋはそうじゃない｡この｢常識的感覚｣を頭から否定して引っ掻き回す｡｢普通人｣ｷｮﾝは自分の常識を全部否定される｡冷静なﾂｯｺﾐも､行動も､その殆どを､
周囲の超能力者や異星人などの｢わけわかんないﾓﾉ｣に否定され､常識的感覚や感性を否定してくる｡そんなｷｮﾝ君に視聴者は感情移入させられるようになっているから､
同じ｢自分の感性が否定される感覚｣を味わってしまう｡これが嫌なんです｡
この手の作品が好きな人とかは時々｢創作物なんだから気楽に楽しもうよ｣｢そんな理屈ｺﾈなくていいのに｣とか言うのですが､別に頭で考えて理屈で嫌いってわけじゃないんですよね｡
まず｢あ､なんか無理｣って感覚的に思って､その感覚を後から切り分けて理屈的に説明してる感じです｡
自分がﾊﾙﾋを全部見れなかったのはそういう理由によります｡｢ﾊﾙﾋが苦手｣という感覚､これで多少は伝わったでしょうか｡もちろん自分の話なので､人によって考え方は違うでしょう｡自分はこう思いました｡でもこんな感覚ってﾊﾙﾋが苦手な皆さんにも無いでしょうか｡
もちろん頑張って最後まで見たら面白いと思うかもしれません｡最後に色々伏線回収するみたいだし｡それに楽しいと思えば何でも楽しいって発想は好きです｡そういう意味で｢嫌い｣って断言はしません｡でも苦手な作品だと思いました｡
上記内容に批判などあればぜひ｡

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普通におもしろいよ

とりあえず長い

頑張って書いたんで意見求む

頑張ったのはわかる
立て読みでも入れときゃ面白かったかもな

ブラクラ並の長文

嫌いとか苦手とかなら見ない方がいい
別に受験にも就職にも役にも立たないし
見ていないからといって損することも無い

ハルヒを見なかった時間をこんな無駄な感想文に費やさず
自分を高めることに使って欲しい

おれもエンドレスエイト辺りで同じ気持ちになったけど
溜息でキョンとハルヒが喧嘩するシーン見てから両方好きになったわ

涼宮ハルヒの苦手

どこのコピペ？

縦読みか・・・必死だったんでそんな余裕なかったよ
次回は頑張る

これは何がしたかったの？

>>14
内容が変な感動を誘うような、例えばルイズのコピペとかすげえだろ
ルイズを愛でてる感じが伝わってくる
そういうのができなきゃ縦読みでもなんでもいいから感心させる感じにすれば面白くなるかも

>>10
ダルビッシュ乙

>>12
なぜかﾜﾛﾀ

苦手が一瞬右手に見えた

俺も見たこと無いが苦手だ
らきすたとかけいおんも同じく
なんか流行り物って好イメージが無い

>>20
お前ミスチルも嫌いだろ

>>20
FF10も嫌いだろ

>>21
ミスチルはそもそもどんな曲があるのかも知らない

>>22
１０で卒業した