1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理
2 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 21:33:45.39 ID:zMdtnf7LO
3 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 21:35:52.22 ID:zMdtnf7LO
〜これまでの主な登場人物&精霊〜
(,,゚Д゚) ギコ=モナルド 人
元素 風
装備 ロングソード 銀の胸当て
父親を探すために精霊界を目指している青年。
何かと不器用だが、戦闘での判断力には光るものがある。ツッコミ担当(?)
( ^ω^) ブーン 精霊
元素 風
装備 淡緑色のツナギ
ギコの精霊。語尾に「〜お」とつける白い豚な精霊。だが、癒し系。風呂好き。
ノパ听) ヒート=スナオ 人
元素 火
装備 ハルバード 鋼の胸当て
なんとなくギコの旅について来た元気のよい女の子。
すごい単純な性格。アホの子。
从 ゚∀从 ハインリッヒ 精霊
元素 火
装備 レザーコート
ヒートの精霊。ちいさいくせにどこか大人びた雰囲気がある。しかし性格は中学生並。寝起き悪し。
4 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 21:38:06.38 ID:zMdtnf7LO
( ・∀・) モララー=S=ファウス 人
元素 水
装備 ダガー 白い服
高価な機材をぶっ壊し、ロビー城の精霊研究施設をクビになった青年。困ったらクーにお任せ。
川 ゚ -゚) クール 精霊
元素 水
装備 水色のドレス
このパーティーで最も常識力のある存在(?)。モララーの世話をするのが面倒でしょうがないらしい。
('A`) ドクオ=マダチェリー 人(?)
元素 ???
装備 ロングボウ ただの服 不細工な顔
VIP村に住む元狩人。今は精霊使いを目指しているが、今年で三浪目の29歳童貞。
( <●><●>) ワカッテマス=アンダスト ???
元素 地
装備 ただの服
ギコが精霊使いの試験を受けた時の試験官。詳細不明。
( ΦωΦ) ロマネスク=スギウラ 人
元素 風
装備 大剣 皮の服
突然ギコを襲ったおっさん。元ラウンジの傭兵。詳細不明。
从'ー'从 ワタナベ 精霊
元素 風
装備 白のワンピース
ロマネスクの精霊。ブーンの知り合い。なんかのんびりとしている。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 21:42:30.82 ID:rJoYdYmeO
なるほどっ
第四話 〜弱者・強者〜
VIP村近郊の森……
木の上に男が一人。
弓を構え、獲物を狙う。
その標的とされているのは、巨大なイノシシの様な魔物、ボアだ。
矢が放たれ、それはボアの左目を射抜いた。
ボアは痛みのせいで暴れまわり、あちこちの木に激突する。
しかし男は、冷静にボアを狙い、三連射。
その全てがボアに命中する。
そしてそのうちの一本が急所を射抜き、ボアは絶命した。
「よし」
男が木から飛び降りて、狩り終えた獲物のもとへ行く。
「これで今日明日の食料は確保出来たぞ」
その、見るからに気持ちの悪い顔をした男は、ボアを軽々と持ち上げ家路についた。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 21:45:24.72 ID:1+nNZUafO
テイルズ好きですね、わかりました
8 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 21:45:44.20 ID:zMdtnf7LO
('A`)「しかし……」
(*'A`)「こんな大物をたった四本の矢で仕留めた俺すげぇwww」
男……ドクオは「wwwうぇwwwwっうぇwww」と気味の悪い笑いを浮かべている。
「ママー、変な人がいる」
「しっ!見ちゃだめ!」
('A`)「けどなぁ……こんな程度じゃ女は寄ってこないんだよな」
('A`)「やっぱ、時代は精霊使いっしょ」
剣士がモテる時代があった。
モンクがモテる時代もあった。
今は精霊使いがモテる時代だ。
('A`)「だから俺は絶対に精霊使いになってやる!」
ボアを抱えたまま大きな声で宣言するドクオ。
ちなみに、狩人がモテる時代などなかった。
「ママー……」
「見ちゃだめって言ってるでしょ!」
9 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 21:48:49.29 ID:zMdtnf7LO
('A`)「そういえば、ギコ達はどうなったかなぁ……」
ギコ達が旅立って、一週間近く経った。
今頃、彼らはラウンジ国あたりだろうか。
('A`)「ギコの家にちょっと寄っていくか」
そして、ボアを抱えたままギコの家に向かって歩きだした。
「ママー、あの人こっち来たよ」
「しーっ!気づかない振りしなさい!」
('A`)(さっきから全部聞こえてるんですけど……)
ドクオは少し俯きながら、ギコの家へ急いだ。
途中、村の子供達から石や泥を投げらたり、犬に追いかけ回されたり、牛のフンを踏ん付けたりしたが、
なんとかギコの家に着いた。
(#)A%)「ちわー。モナーさんいますか?」
(#´∀`)「む!何者じゃ!!」
(;#)A%)「ド、ドクオっす!ロングソード突き付けないで!」
( ´∀`)「なんじゃい、ドクオか。ほれ、顔を洗ってらっしゃい」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 21:49:46.89 ID:7/F2I4VgO
支援
11 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 21:50:39.77 ID:zMdtnf7LO
ドクオはボアを床に置いて、洗面所で顔を洗う。
石をぶつけられたところがヒリヒリする。
(メ'A`)「ふー……。すっきり」
(#´∀`)「誰じゃ貴様ぁ!!」
(;メ゚A゚)「ドクオですって!」
(;´∀`)「あ、あぁ……スマン。魔物かと思った」
(;メ'A`)(俺の顔ってそんなひどいのかなぁ……)
モナーはロングソードを鞘に収め、その場に腰を下ろした。
( ´∀`)「しかし君のその残念な顔を見るのも随分久しぶりじゃな」
(メ'A`)(残念て……)
( ´∀`)「ところで玄関に置いてあるボアは君が仕留めたのか?」
(メ'A`)「そうっすよ。だからちょっとおすそ分けしに来ました」
( ´∀`)「おお、気が利くね」
12 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 21:53:33.79 ID:zMdtnf7LO
( ´∀`)「ところで……ギコはあれからどうじゃ?」
('A`)「いや、まったく連絡ないっす」
(#´∀`)「あのガキ……わしに『行ってきます』の一言もなしに出て行きおって……!」
('A`)(それ、ギコのせいじゃない……)
( ´∀`)「しかし心配じゃのう……」
('A`)「大丈夫っすよ。あいつのことっすから今ごろどこかで迷子になってるんじゃないっすか?」
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・
その頃……
(;メ゚Д゚)「ヒート!!」
ヒートが触手のようなものに捕まってしまった。
从;゚∀从「くそっ!ギコ!なんとか出来ないのかよ!」
(;メ゚Д゚)「ぐぅ……。ブーン!クー!まだか!?」
(;^ω^)「ダメだお!!血が止まらないお!」
13 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 21:56:13.16 ID:zMdtnf7LO
ブーンとクーは後ろで、大量の血を流して動かなくなっているモララーの治療中。
ヒートは敵の触手のようなものに捕まり、身動きが取れない。
ハインは必死に炎で攻撃をするが、効いてる様子はない。
かくいう俺も左腕を負傷して、右腕だけでロングソードを握っている。
絶対絶命だ。
今、こうなっている原因は数日前にある……
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・
数日前……
ノパ听)「今日はどこ行くんだぁぁぁ!?」
(,,゚Д゚)「クエスト屋だ」
( ^ω^)「お金がないんだおね?」
(,,-Д゚)「そういうこと」
14 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:00:58.74 ID:zMdtnf7LO
ノハ*゚听)「クエストかぁぁぁ!楽しそうだなぁぁぁ!!」
(,,-Д-)(楽しけりゃいいけどな)
クエストと言ってもいろいろある。
魔物討伐、貨物車などの護衛、鉱物の発掘作業の手伝い、危険地域の探索etc...
危険なもの程報酬は高い。
だが、命の安全は保証されない。
この世界にはクエストを受けることで生計を立てている『冒険者』と呼ばれる人もいるが、
それらの多くはクエストで命を落としている。
(,,゚Д゚)(ま、俺らが簡単に死ぬことはないか)
川 ゚ -゚)「そういえば」
(,,゚Д゚)「ん?」
川 ゚ -゚)「おまえ達は確かモララーに聞きたいことがあったんじゃないか?」
突然クーが口を開いた。
モララーは全員分の荷物を持たされ、だいぶ後ろの方でヒィヒィ言っている。
(,,゚Д゚)「ああ、そうだった。また忘れてた」
川 ゚ -゚)「私でよければ知ってる範囲で答えるが?というかモララーより私の方が博識だぞ?」
15 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:03:55.52 ID:zMdtnf7LO
後方でヒィヒィ言っているモララーを見ていると、確かにクーの方が頼りになるように見える。
クーに聞けば問題ないだろう。
(,,゚Д゚)「そうだな。精霊界ってどこにあるか知ってるか?」
川 ゚ -゚)「そんなものない」
予想外の答えにア然とする。
(;゚Д゚)「は?」
川 ゚ -゚)「正確に言えば『この世界』にはない……かな」
(;゚Д゚)「この世界……?」
川 ゚ -゚)「ああ、精霊界はこことは別の次元にあるんだ」
(,,゚Д゚)「じゃあどうやって精霊界に行くんだ?」
川 ゚ -゚)「む……。人間が精霊界に行く方法か……」
クーが顎に手をやり考え込む。
そして何か閃いたのか、手をポンと叩いた。
川 ゚ -゚)b「死ねばいいと思う」
(;゚Д゚)「……」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:05:49.37 ID:kvvHFYSpO
支援
17 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:06:37.98 ID:zMdtnf7LO
川 ゚ -゚)+
(,,゚Д゚)「いや、そんな『どうだ顔』されても困るのだが……」
川 ゚ p。)
(;゚Д゚)「そういう顔をしろという意味じゃない!!」
川 ゚ -゚)「冗談は置いとこう。考えた結果、人間がこの状態のまま精霊界に行くのはまず不可能だと思ったんだ」
(,,゚Д゚)(クーも冗談言う子だったんだ……)
川 ゚ -゚)「おまえ、初めてブーンに会った時のこと覚えてるか?」
(,,゚Д゚)「初めて会った時?」
思い出すのは試験のこと。
ワカッテマスに負けそうになっていた時に現れた淡緑色の光の球。
あれがブーンだった。
(,,゚Д゚)「最初は光の球だったな」
川 ゚ -゚)「それだ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:08:36.47 ID:xbE4rc56O
お、来てたwしえーん
19 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:09:09.67 ID:zMdtnf7LO
川 ゚ -゚)「私達精霊はこの世界と精霊界を移動するとき、生態エネルギーに姿を変えるんだ」
(;゚Д゚)「?」
川 ゚ -゚)「生態エネルギーに姿を変えることによって次元の壁をすり抜けることができる。
次元の壁というのは平行世界の仕切り板みたいなものだ」
(;゚Д゚)「??」
川 ゚ -゚)「平行世界とは三次元方向全てに存在する別の世界のことで、
まぁ立方体がいくつも並んでると考えてくれればいい。
それのX方向……左右方向と思ってくれればいいがこの方向には世界観自体の平行世界、
Y方向……これは上下方向だと思ってくれ。この方向には存在する生物の平行世界、
Z方向……これは前後方向だな。この方向には世界の秩序の平行世界が存在するんだ」
(;゚Д゚)「???」
川 ゚ -゚)「で、だ。私達精霊はこのY方向の平行世界からこの世界へ来たんだ。
ようするに私達はこの世界とは違う世界から来ている。
人間には次元を越える力などないだろう?
だからその姿のまま精霊界に行くのは不可能なんだ」
(;゚Д゚)「????」
川 ゚ -゚)「続いて私が何故死ねばいいと言ったのかの説明だ」
(;゚Д゚)(まだ続くんだ!)
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:10:56.22 ID:xbE4rc56O
支援
21 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:11:48.11 ID:zMdtnf7LO
川 ゚ -゚)「『死』というとおまえ達人間は『天国』だの『地獄』だの『輪廻の輪』だの言うだろ?
それは全くのデタラメ、嘘、フェイク、ガセビアだ」
(,,゚Д゚)(ガセビア?)
川 ゚ -゚)「『死』というのはその個体の情報が全て削除されることだ。
情報を削除された個体は、ランダムで別の平行世界へ送り込まれる
そして、そこで新しい『生』を受けるんだ」
(;゚Д゚)「?????」
川 ゚ -゚)「つまり、死んだ後の個体は別の次元に移動することが可能なんだ」
(,,゚Д゚)「長い長いご説明、ありがとうございました」
クーの話の85%は理解出来なかったが、ようするに次元の壁を越えるには死ぬしかないらしい。
(,,゚Д゚)「いや、無理っしょ」
いくら父親を探すためとはいえ、死んでしまったら意味がない。
(,,゚Д゚)「本当に他の方法はないのか?」
川 ゚ -゚)「ないとは言い切れないが……ある可能性は0に等しいな」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:12:28.12 ID:xbE4rc56O
紫煙
23 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:14:04.29 ID:zMdtnf7LO
(,,-Д゚)(いや、待てよ……?確か精霊界に行った人間が一人……)
そう、世界から精霊の力が失われたときに、精霊界に行った英雄がいた。
(,,゚Д゚)「そうだ。フォックスって人が精霊界に行ったことがあるはずだ」
川 ゚ -゚)「フォックス?そんな人間聞いたことないな」
(,,゚Д゚)「でもこの世界に古くから伝わる話で……」
川 ゚ -゚)「どうせおとぎばなしだろう。それに、そんな前例があったら先に話してる」
(,,゚Д゚)「……」
確かに、おとぎばなしだ。
だが、そのフォックスの伝説は過去の文献にも残っている。
信憑性は高いはずだ。
(,,-Д-)(でもなぁ……。嘘をついてるようにも見えないしな……)
考えた。
まず、フォックスが精霊界に行ってないとして考えてみる。
フォックスは精霊界に行けなかった。
しかし、精霊神はなぜか精霊の力を再び人間に与えてくれた。
(,,-Д-)(……一部が曖昧だが、こんな感じかな)
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:14:31.11 ID:xbE4rc56O
試演
精霊[しょうりょう]
26 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:15:41.06 ID:zMdtnf7LO
次にフォックスは精霊界に行ったとして考えてみる。
フォックスが精霊界に行った。
そして、精霊神と話し合った。
しかし、何らかの理由でそのことは内密にされた。
(,,゚Д゚)(だとしたら……何故秘密に?)
ただ単に人間が精霊界に来たという事実を知られたくなかったから?
それとも、その話し合いの内容が知られたくなかったから?
(,,-Д-)(ダメだ。考えてもわからないことが多すぎる)
ノパ听)「ギコっ!!」
(,,゚Д゚)「ん?ああ、なんだ?」
ノパ听)「どこ行くんだっ!?」
(,,゚Д゚)「そりゃクエスト屋に……」
ノパ听)「通り過ぎたぞっ!!」
(,,゚Д゚)「おーみすていく」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:16:21.11 ID:xbE4rc56O
紫炎
28 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:18:22.18 ID:zMdtnf7LO
ノパ听)「悩み事かー?」
(,,゚Д゚)「まぁ……そんなとこだ」
ノパ听)「悩み事が多い人は早死にするぞー」
ノパ听)「だからあんまり悩むなー。案外なるようになるもんだぞー」
(,,゚Д゚)「ああ、そうだな。ありがとう」
(,,゚Д゚)「だが逆にお前は物事を考えなさ過ぎるぞ」
ノパ听)「気にするなぁぁぁ!!」
……
ようやくクエスト屋まで戻ると、ちょうどモララーもクエスト屋に到着した。
すごい汗をかいている。
(,,゚Д゚)「おせぇ」
(;・∀・)「あんたら鬼だよ。こんな重い荷物持たせよって……」
モララーから自分の荷物を受け取り、クエスト屋の中に入った。
中ではいろんな精霊使いや冒険者が集まっていた。
人混みを掻き分け、掲示板の前まで行く。
掲示板にはたくさんの依頼の紙が貼ってあった。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:18:52.10 ID:xbE4rc56O
C円
30 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:20:10.34 ID:zMdtnf7LO
(,,゚Д゚)「いろいろあるな」
ノハ*゚听)「これなんかどうだぁぁぁ!?」
( ・∀・)「どれどれ……『夫の浮気現場調査』……なんだこりゃ」
(,,゚Д゚)「それ却下」
(*^ω^)「これがいいお!!」
从 ゚∀从「『機関車作れる奴ちょっとこい』……意味がわからん」
川 ゚ -゚)「これがいいぞ『や ら な い か ?』」
(,,゚Д゚)「クー、それは女の子が言っていいセリフじゃないんだよ?」
みんなで掲示板に貼ってある依頼の紙を適当に見ていくが、ロクなものがない。
それでもなんとかモララーが魔物討伐の依頼を見つけてくれた。
( ・∀・)「『オチュー討伐』って書いてあるよ」
(,,゚Д゚)「オチュー?」
( ・∀・)「植物系の魔物さ」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:21:03.70 ID:xbE4rc56O
詩園
32 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:22:29.25 ID:zMdtnf7LO
( ・∀・)「オチューは根が足のような働きをしてて、移動ができる植物。
しかも頭から出る花粉は毒を含んでいて、吸うと結構危ない。
目はないけどそのかわり聴覚がすごく発達していて、
生物の位置をその足音、呼吸音で判断するんだ」
(,,゚Д゚)「え、すごく危険そうなんですけど」
( ・∀・)「炎使いがいるし、大丈夫だよー」
(,,゚Д゚)「……ならいいが……」
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・
……よくなかった。
(;メ゚Д゚)「くそっ!」
あのあと、オチューがいるという森に来た俺達は、まず敵の大きさに驚いた。
森に入ってある程度行ったところで、モララーが腰をかけた大木。
それがオチューだった。
そして、なんだかんだで現在に至る。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:23:43.98 ID:xbE4rc56O
しえーん
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:24:23.77 ID:d8Zcn/LwO
支援
35 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:25:00.31 ID:zMdtnf7LO
それがオチューだと気づいた時には、オチューの触手がモララーの腹に風穴を空けていた。
しかも触手はそれ一本だけでなく、他の触手が俺とヒートを弾き飛ばした。
その時の衝撃でヒートは気を失い、俺の左腕は機能しなくなってしまった。
(,メ゚Д゚)「さて……大ピンチなわけだがどうします?」
从;゚∀从「どうしますじゃねぇよ!早くヒートを助けねぇと!」
ヒートはオチューの触手に捕まっていて身動きが取れない。
早く助けなければ危険だ。
とは言ってもブーンはモララーの治療中、
自分の左腕は使用不可。
(;メ゚Д゚)「無理……っておぉっ!?」
目の前に迫る深緑色の触手。
一本目を回避すると続いて二本目、三本目の触手が襲い掛かってきた。
从;゚∀从「ギコ!」
(;メ゚Д゚)「俺の事はいい!先にヒートを!」
何度も何度も攻撃してくる触手を全てかわしながら叫ぶ。
(;メ゚Д゚)(ブーン!早くしてくれ……!)
ブーンはまだモララーの治療にあたっている。
だが、モララーの傷が癒える気配はまだ見えない。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:25:09.97 ID:xbE4rc56O
支援
37 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:27:41.65 ID:zMdtnf7LO
ちらとハインの方を見ると、ハインはまだ心配そうな目でこっちを見ていた。
(#メ゚Д゚)「ハイン!何やってるんだ!!」
从;゚∀从「で、でもよ……」
(#メ゚Д゚)「早くしろ!こいつの攻撃が全部俺に向いているうちに!」
オチューの触手は、ヒートを捕えているもの以外、俺の方に向いている。
今なら触手に邪魔されずヒートを助け出すことができるかもしれない。
(#メ゚Д゚)「早く!!」
从;゚∀从「わ、わかったよ!」
ハインが右手を前に突き出し、何かを呟く。
するとハインの周りにいくつもの炎の刃が現れた。
从#゚∀从「喰らえっ!!」
炎の刃が敵の触手に次々とぶつかり、小爆発を起こした。
しかし、硬い木の皮のようなものに覆われた触手は傷一つついていない。
从#゚∀从(くそ!なんで俺の炎が通用しないんだよ!)
ヤケになって炎を放つハイン。
だがやはり敵にダメージは見受けられない。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:29:02.56 ID:xbE4rc56O
紫煙
39 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:30:00.79 ID:zMdtnf7LO
(;メ゚Д゚)(ダメか……)
こちらも、攻撃してくる触手を叩き切ろうとロングソードを振るが、
触手の表面に傷を作ることしかできない。
(;メ゚Д゚)(どうする……?)
(;メ゚Д゚)(考えろ!!考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考え……)
一瞬、意識が触手から外れた。
同時に体の中央に衝撃、
ミシッ、という音がしたのち、後方に吹き飛ばされた。
一時的な呼吸困難に陥る。
だが、一つだけ策が浮かんだ。
まずはオチューの足元に落ちているハルバードの回収。
これが先決だ。
しかし、体を起こそうとした時、全身に走る激痛。
どこかの骨がやられたようだ。
立ち上がれない。
遠のいていく意識を引き止めながらブーンの名を呼んだ。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:31:05.86 ID:xbE4rc56O
試演
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:34:22.26 ID:xbE4rc56O
紫炎
42 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:35:06.60 ID:zMdtnf7LO
……
从;゚∀从「ギコ!!」
ハインがギコの方へ振り返った。
(;^ω^)「ハイン!危ないお!!」
ブーンが叫ぶが、時すでに遅し
ハインも触手に吹き飛ばされる。
(;^ω^)「ハイン!!」
川 ゚ -゚)「ブーン、モララーはもう私だけで大丈夫だ。あの二人のところに行け」
(;^ω^)「でも……」
モララーはいまだフェイタルなままだ。
クーだけでは厳しいものもあるだろう。
川 ゚ -゚)「死ぬぞ。あいつが」
クーの視線がギコに向く。ギコはすでに虫の息だった。
(;^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「死ぬぞ」
(;^ω^)「……ギコっ!!」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:36:53.15 ID:R2xsvIl2O
しえん
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:37:13.08 ID:xbE4rc56O
C円
45 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:37:38.34 ID:zMdtnf7LO
ブーンはギコの方に走っていった。
今、モララーの所にはクーしかいない。
川 ゚ -゚)「……さて、このままじゃモララーがヤヴァイわけだが……」
川 ゚ -゚)(やべぇ。ぶっちゃけなんも考えてなかった)
川 ゚ -゚)(こんなの一人じゃ無理だろ。なんだよこの傷)
川 ゚ -゚)(でもいまさらブーンを呼び戻すわけにも行かないしなぁ……)
川 ゚ -゚)「ま、いいか。モララーだし」
(li ∀ )「えっ!?ひどくね?」
川 ゚ -゚)「おぉ。モララー。喋れるのか」
(li・∀・)「おかげさまで。まだ目が霞んでるけど……」
川 ゚ -゚)(こいつタフだな……。まだ腹に穴があいてるのに)
川 ゚ -゚)(でも……これなら私一人でも十分だ)
川 ゚ -゚)「よし、もう少しじっとしていろ」
(li・∀・)「動けないから大丈夫だよ」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:39:12.74 ID:xbE4rc56O
詩園
47 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:42:01.81 ID:zMdtnf7LO
一方、ブーンはギコのもとへ到着した。
( ^ω^)「これはひどい」
(;メ-Д゚)「立てないんだ。なんとかできるか?」
( ^ω^)「背骨が折れてるんだお。無理するなお」
(;メ゚Д゚)「なんでそんな事がわかるんだ?」
( ^ω^)「精霊なめんなお」
( ^ω^)「『癒しの風』」
柔らかな風がギコを包む。
それによって表面の傷は消えた。
(,,゚Д゚)「よし、行くぞ」
(;^ω^)「待つお!!まだ骨は……」
(;゚Д゚)「ほぉごぉっ!?」
立ち上がろうとして、またすぐに地に伏すギコ。
痛みでプルブル震えていた。
(;^ω^)「まだ骨の方は治ってないお」
(;-Д-)「先に言ってくれ……」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:42:28.00 ID:xbE4rc56O
しえーん
49 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:43:54.52 ID:zMdtnf7LO
( ^ω^)「動くなお……」
ギコを包む風の色が濃くなる。
(,,-Д-)「……」
(,,゚Д゚)「もういいか?」
( ^ω^)「まだだお」
(,,-Д-)「…………」
(,,゚Д゚)「もういいか?」
( ^ω^)「焦るなお。骨がそんな早く再生するわけないお」
(,,-Д-)「………………………………」
(#゚Д゚)「行くぞ!!」
(;^ω^)「ばっ!!まだ治ってないお!」
(#゚Д゚)「ブーンはハインを治してからついて来い!」
そう言い残し、ギコは走って行ってしまった。
(;^ω^)「背骨がまだ完治してないのに走るとは……
あいつ本当に人間かお?」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:44:50.81 ID:xbE4rc56O
支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:44:53.99 ID:k6JVnEsPO
支援
52 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:46:03.41 ID:zMdtnf7LO
……
(,,゚Д゚)(しかし……オチューの奴。やけに静かだな)
先程からオチューの動きがなくなった。
ヒートはいまだ捕まったままだ。
(,,゚Д゚)(オチューのやつ寝てんのか?)
(,,゚Д゚)(今なら……ハルバードを回収できるかな?)
足音をたてないようにゆっくり近づく。
しかしそれは意味がなかった。
……なぜならオチューは寝てなどいなかったのだから。
(,,゚Д゚)「!!」
オチューがその口から黄褐色の液体を吐き出す。
よける準備をしてなかった俺は頭からそれをかぶってしまった。
(;゚Д゚)「なんだこれ……ってあちちち!!」
体のあちこちでジュウウという皮膚の焼ける音がする。
(;゚Д゚)「消化液……!!卑怯だろこんなの!?」
それでもなんとかハルバードを回収し、大急ぎでオチューのもとを離れる。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:48:01.95 ID:xbE4rc56O
紫煙
54 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:48:02.85 ID:zMdtnf7LO
(;゚Д゚)「……よし、とりあえずハルバードは回収したぞ」
続いて次の段階。
これにはハインが必要だが……
(,,゚Д゚)(まだ治療中か……)
となると、ハインが回復するまで俺は時間を稼がなければならない。
今オチューは消化液を使って攻撃してくる。
消化液は防御ができないから逃げ回るしかない。
(,,゚Д゚)(消化液だけならよけれるが……)
飛んできた消化液を右へよける。
すると、右方向から触手が振りおろされた。
(;゚Д゚)(これが厄介だ!)
バックステップで触手をよける。
(;-Д゚)「っつぅ……」
しかし、足をついた地点には消化液。
それは靴を溶かし、足を焼いた。
だが、休む間もなく次の触手が振り下ろされる。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:48:23.76 ID:R2xsvIl2O
四円
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:49:17.58 ID:xbE4rc56O
試演
57 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:50:22.96 ID:zMdtnf7LO
ロングソードで触手を受け止める。
その間も敵の消化液は俺の足を焼いていく。
足元には酸の海が広がっていた。
(;゚Д゚)(おいおい……どこにも逃げようがないじゃないか)
川 ゚ -゚)「お困りのようだな」
(゚Д゚;)「クー!?」
川 ゚ -゚)「よそ見してると危ないぞ」
(;゚Д゚)「ほぇ!?」
三方向から襲い掛かる触手。
慌ててバク転で回避したが、
その時酸の海に手を着いてしまった。
(;゚Д゚)「いてててて!!」
川 ゚ -゚)(楽しそうだなぁ……)
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:51:18.08 ID:xbE4rc56O
ちょwクーwww
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:51:32.59 ID:i5RbyndEO
どうにもダメージの割に描写が軽すぎる気がするような
支援
60 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:54:30.97 ID:zMdtnf7LO
川 ゚ -゚)「その酸性の液体が邪魔か?」
(゚Д゚;)「うん!すごい邪魔!……それよりモララーはもういいのか?」
川 ゚ -゚)「大丈夫だ」(……多分)
(゚Д゚;)「なら頼む!なんとかしてくれ!」
川 ゚ -゚)「お任せあれ」
クーが右手をかざす。
すると足元の消化液が光りだし、足の裏を焼くような痛みもなくなった。
痛みが取れたのを確認し、
触手の攻撃を回避して、クーのところまで退いた。
(,,゚Д゚)「すごいな。どうやってやったんだ」
川 ゚ -゚)「簡単だ。あの液体は酸性だっただろう?
だからpHを中性に近づけるために水素イオン濃度を下げたんだ」
(;゚Д゚)「ぺーはー?」
川 ゚ -゚)「……わからないのか?」
(,,゚Д゚)「うん、全く」
川 ゚ -゚)「……ならいい、忘れろ」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:55:20.75 ID:xbE4rc56O
wwww紫炎
62 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 22:57:30.20 ID:zMdtnf7LO
川 ゚ -゚)「それより、あちこち傷だらけみたいだな。治すか?」
(,,゚Д゚)「あ、ああ。頼む」
川 ゚ -゚)「『ヒール』」
傷口に水滴が一滴ずつたれていく。
それに伴い、だんだん傷も癒えていった。
川 ゚ -゚)「こんなものだな」(こいつ足くせぇ……)
(,,゚Д゚)「ありがとな。……なんで鼻をつまんでるんだ?」
川 ゚ -゚)「気にするな」
使い物にならなくなった靴を投げ捨て、ハルバードを構えオチューを睨む。
ロングソードは鞘におさめた。
(,,゚Д゚)(ハインが来るまで……時間を稼ぐ!)
(,,゚Д゚)「クー!あの消化液がきたらさっきみたいに頼む!」
川 ゚ -゚)「おk」
襲い掛かる触手はハルバードで防ぎ、消化液はクーが無力化する。
だんだん触手の動きにも慣れてきてよけるのが簡単になった。
横からくる触手はハルバードで受け止め、上からくる触手は横によける。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:58:39.23 ID:xbE4rc56O
C円
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 22:59:28.86 ID:R2xsvIl2O
支援
65 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:01:40.51 ID:zMdtnf7LO
(,,゚Д゚)「クー!ハイン達はどうだ?」
川 ゚ -从「呼んだか?」
(゚Д゚,,)「えっ!?」
川 ゚ -゚)つ从「すまん、冗談だ」
(゚Д゚;)「冗談言ってる場合じゃねぇよ!」
川 ゚ -゚)「よそ見してると危ないぞ」
(;゚Д゚)「誰のせいだ!!」
振り返りざまに触手をハルバードで弾く。
ビリビリと衝撃が腕を伝った。
まだまだオチューは疲れてないようだ。
川 ゚ -゚)「ふむ、なかなかの反射神経だ」
(;゚Д゚)「おまえなぁ……」
川 ゚ -゚)「おい、また来たぞ」
(;゚Д゚)「……ちっ」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:04:09.11 ID:xbE4rc56O
クーwww
詩園
67 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:08:20.37 ID:zMdtnf7LO
四方八方から振り下ろされる触手を全てかわす。
そろそろ体力的に辛くなってきた。
(;゚Д゚)「ハインはまだか!?」
从 ゚∀从「ここにいるぜ?」
(゚Д゚;)「……本物だよな?」
从 ゚∀从「みなさ〜ん。本物のハインリッヒですよ〜」
川 ゚ -从「新キャラ、クールリッヒ誕生www」
(,,゚Д゚)「クー、やめろ」
……これで精霊三人が揃った。
当面の目標はヒートの救出。
だからオチューの撃破はまだ考えない。
(,,゚Д゚)「ブーン、『疾風』」
足元に風が集まる。
ハルバードを強く握り締め、真上に掲げた。
(,,゚Д゚)「ハイン、ハルバードの刃に炎を纏わせてくれ」
从 ゚∀从「お安いご用だ」
ハインが右腕を掲げるとハルバードの斧頭が炎に包まれた。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:09:06.83 ID:xbE4rc56O
しえーん
69 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:11:50.06 ID:zMdtnf7LO
(,,゚Д゚)(これで……いけるはず!)
『疾風』を発動した状態でオチューに接近。
オチューは触手を真正面から振り下ろしてきた。
(#゚Д゚)「はぁぁ!!」
触手にむかってハルバードを横薙ぎに振るいながら、咆哮。
炎を纏ったハルバードは、触手をバターのように切り裂いた。
「ギェェエェ工ェエエェエ!!」
この戦闘で初めてオチューが声をあげる。
耳をつんざく嫌な音だ。
(,,゚Д゚)(このまま……ヒートのとこまで!!)
さらに、加速。
途中で攻撃してくる触手はハルバードで焼き切る。
(,,゚Д゚)「ヒート!!」
ノハ´兪)「ん……なんだぁ?朝かぁ?」
(;゚Д゚)「寝ぼけてる!」
呑気な事を言っているヒートに呆気にとられながらも、
ヒートを拘束していた触手を切り落とした。
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:11:54.98 ID:R2xsvIl2O
しーえーん
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:13:33.51 ID:xbE4rc56O
支援
72 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:13:44.21 ID:zMdtnf7LO
ノハ;゚听)「おぉ!落ちてるぞぉぉぉ!!」
(,,゚Д゚)「ブーン!!」
( ^ω^)「オーライお!」
ヒートが地面に激突するギリギリのタイミングで、
風がヒートを空中に押し戻した。
そしてそのままブーン達のもとへ運ばれ、ゆっくりと着地した。
从;゚∀从「ヒート!」
ハインがヒートのもとへ駆け寄る。
しかし、ヒートはピクリとも動かなかった。
从 ゚∀从「ヒート?」
ノパ听)「……」
右手をヒートの目の前で振ってみるが、反応がない。
从 ゚∀从「こいつ……気絶しちょる」
ハインは気絶したヒートをモララーのとこまで運んで行った。
そして、俺もそこに戻ってきて全員が集合した。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:15:05.50 ID:xbE4rc56O
紫煙
74 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:16:06.48 ID:zMdtnf7LO
(,,゚Д゚)「ヒートとモララーが動けないか。……このメンバーであいつをやっつけるしかないな」
川 ゚ -゚)「策はあるのか?」
(,,゚Д゚)「ああ、あるとも。みんな、よく聞けよ……」
……
川 ゚ -゚)「ふむ……実に面白い」(福山雅治風に言ってみました!)
从;゚∀从「けどよ……。それって成功するのか?」
(,,゚Д゚)「成功させるさ」
( ^ω^)「お!いっちょやるお!」
(,,゚Д゚)「よし、準備はいいか?」
全員で、倒すべき敵を睨む。
オチューは触手を数本切り取られたからか、
触手を振り回し、暴れ回っている。
(,,゚Д゚)「行くぞ!」
75 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:17:38.58 ID:zMdtnf7LO
(,,゚Д゚)「クー!まずはあいつの動きを止めるぞ!」
川 ゚ -゚)「まかせろ……!」
オチューの足元から大量の水が噴き出す。
水はオチューの足元に広がっていった。
(,,゚Д゚)「『氷結』!!」
水が凍り、敵の動きを止めた。
オチューは触手をバタバタとさせて暴れている。
(,,゚Д゚)「さぁ……こっからが本番だ!」
(#゚Д゚)「ブーン!『竜巻』!!」
(#^ω^)「お!」
空の色が変わり、徐々に巨大な竜巻が生成されていく。
その中心には動けなくなったオチューがいる。
(#゚Д゚)「ハイン!『火炎』!」
从 ゚∀从「よしきた」
ハインが竜巻にむかって炎を放った。
竜巻は炎を吸収し、赤く燃え上がる。
炎の竜巻の中にいるオチューは、その身を焼かれ、断末魔の叫びをあげた。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:17:42.86 ID:xbE4rc56O
試演
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:19:10.37 ID:xbE4rc56O
紫炎
78 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:21:47.40 ID:zMdtnf7LO
(#゚Д゚)「仕上げだ!ブーン!『疾風』でハインを竜巻の真上に!」
ハインがはるか上空に舞い上がる。
从;゚∀从「うひゃあ……たっけーなぁ……」
(#゚Д゚)「ハイン!竜巻の中心で『炎爆』だ!」
『炎爆』は超高温の炎の塊を爆発させる技だ。
从#゚∀从「灰になれ!!」
ハインが叫び、竜巻の中心にむかって巨大な炎の塊が打ち下ろされた。
炎の塊は身動きの取れないオチューに激突、爆発。
静かな森に爆発音が響いた。
土が舞い上がり、視界が奪われる。
(;゚Д゚)「やったか?」
从 ゚∀从「手応えはあったぜ」
( ^ω^)「竜巻も消えたおー」
川 ゚ -゚)(モララー大丈夫かなー。まだ治ってないのに放置しちゃったからなー。
今の爆風に巻き込まれて飛んでってないかなー)
川 ゚ -゚)「それはそれで構わないがな」
(,,゚Д゚)「え、何の話?」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:23:01.53 ID:xbE4rc56O
C円
80 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:24:29.56 ID:zMdtnf7LO
(,,゚Д゚)「煙が鬱陶しいな。ブーン、煙を吹き飛ばしてくれ」
( ^ω^)「任せるお」
風が吹き、ゆっくり煙が晴れていく。
(,,゚Д゚)「さて、オチューはどうなっ……」
(;゚ω゚)「ギコ!危ないお!」
ヒュッ、と風切音が聞こえた時、俺は誰かに突き飛ばされる。
続いてドスッ、という鈍い音がした。
背中に嫌な汗を感じる。
振り返りたく……ない。
それでも音の発信源を、俺を突き飛ばしたのは誰なのかを確認すべくゆっくりと振り返る。
(; Д )「……っ!!」
オチューはまだ生きていた。
そしてその触手で……ブーンの胸を貫いた。
(; ω )「ごふっ……」
ブーンの胸から、血が噴き出した
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:26:11.03 ID:xbE4rc56O
詩園
82 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:26:25.97 ID:zMdtnf7LO
(;゚Д゚)「ブーン!!」
ブーンの体が光の粒子となり、その形を崩していく。
(;^ω^:..「大丈夫かお……?」
(;゚Д゚)「おまえこそ大丈夫か!?」
( ^ω::...「精霊はこっちの世界じゃ死なないお。安心していいお」
(;゚Д゚)「でもっ……!」
( ^::...「ごめんお。ちょっと精霊界に帰るお。そのうち帰るから待っててくれお」
(::...
::....
...
光の粒子は、空高く昇って行った。
オチューはあちこちに黒く焦げた痕があるが、まだ元気に動いている。
痛みに触手をうねらせ、周りの炭化した木々を叩き壊す。
(,, Д )「クー、ハイン、援護を頼む」
川 ゚ -゚)「は?」
83 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:29:20.92 ID:zMdtnf7LO
ハルバードはその場に投げ捨てた。
ロングソードを鞘から抜いて構え、オチューの懐目掛けて突っ込む。
(,,゚Д゚)(ごめんな、ブーン。俺が油断していたばかりに……)
自分の不注意でブーンを強制送還させてしまった。
自分が油断してなければ回避できたはずの攻撃で、ブーンを傷つけてしまった。
頭の中は自責の念でいっぱいだ。
(,,゚Д゚)(いくらこちらの世界では死なないとはいえ……ブーンに痛い思いをさせちまったな)
(,,-Д-)(……ブーンはいつ帰ってこれるのかな)
ロングソードを握る手に力が篭る。
鋭い眼光でオチューを睨んだ。
(,,゚Д゚)「とりあえず、殺す」
ブーンをあんな目に遭わせてしまったのは自分だ。
だけど、その責任をオチューに押し付け、オチューを倒すことで、
自分はその責任から逃れようとした。
(,,゚Д゚)(ははっ。最低だな。俺)
自嘲。
しかし、その行為は間違いだと思わない。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:29:27.68 ID:xbE4rc56O
支援
85 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:31:51.07 ID:zMdtnf7LO
……そうすることで、オチューを倒すことに集中できる。
(,,゚Д゚)(俺の後ろにはハインも、クーも、ヒートも、モララーもいる)
(,,゚Д゚)(俺が守らないと……!)
もう一度、ロングソードを強く握り締めた。
(,,゚Д゚)「行くぞ」
触手が行く手を塞ぐ。
(,,゚Д゚)「ふんっ!!」
ロングソードを触手目掛けて力の限り振り下ろした。
触手は先程の爆発で脆くなったようで、簡単に叩き切ることが出来た。
邪魔な触手を次々と切り落としていく。
オチューはもう目と鼻の先だ。
狙うはその頭の部分。
振り下ろされた触手をかわし、一気にその上へと駆け上がる。
(#゚Д゚)「おおぉぉぉぉ!!!」
跳躍。
後は、オチューの脳天目掛けてロングソードを振り下ろすだけだ。
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:32:52.60 ID:xbE4rc56O
試演
87 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:34:25.81 ID:zMdtnf7LO
それだけなのに……
(;゙Д-)「うぐぁ!?」
オチューの頭から放出された、毒々しい色の花粉。
体が言うことを聞かなくなり、そのまま垂直に落下する。
(;゙Д-)(毒……?)
モララーが言っていた事を思い出す。
( ・∀・)『頭から出る花粉は毒を含んでいて……』
(;゙Д-)(くそっ……ここまで来て……)
从;゚∀从「ギコ!!」
川;゚ -゚)「起きろ!!危ないぞ!!」
ハインとクーの声が遠くに聞こえる。
立ち上がろうとするが、手足に力が入らない。
上からは触手が振り下ろされていた。
(;゙Д゚)(あれが当たったらさすがに死ぬな……)
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:35:37.77 ID:xbE4rc56O
C円
89 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:36:33.70 ID:zMdtnf7LO
右目の機能が失われつつあり、片目だけでその光景を眺めていた。
触手がどんどん近づいてくる。
太く、硬いそれは……
「『鎌鼬』」
……バラバラに切り刻まれた
(,,゙Д゚)(誰だ……?)
「ヒーロー参上〜ってか?」
(,,゙Д゚)(この声は……)
( ΦωΦ)「よう、坊主。間に合ったか?」
从;'ー'从「あれれ〜?ギコくん死にそうだよ?」
ラウンジの元・傭兵で、
荒野の町で俺と戦った男。
ロマネスク
そしてその相棒、シルフのワタナベだ。
(;゙Д゚)(ワタナベさん!パンツ見えてるよ!!)
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:38:26.04 ID:xbE4rc56O
ギコ余裕だなwしえーん
91 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:40:59.04 ID:zMdtnf7LO
( ΦωΦ)「いいか?坊主。威勢がいいのは良いことだが、相手を選ぶ事も必要だぞ」
(,,゙Д゚)(ああ……前にも言われたな)
( ΦωΦ)「……ま、説教はあとだ。おい、ウンディーネの姉ちゃん」
川 ゚ -゚)「私のことか?」
( ΦωΦ)「そうだ。坊主を頼んだ」
首根っこを掴まれ、乱暴に投げ飛ばされた。
思い切り腰を打ってしまって、痛い。
(;゙Д゚)(もうちょい丁寧に扱えよ!)
( ΦωΦ)「よーし、坊主。そこで寝てていいぞ。こいつは俺がぶっ殺す」
( ΦωΦ)「行くぞ、ワタナベ」
ロマネスクとワタナベが緑色の光に包まれる。
(#ΦωΦ)「「『シンクロ』」」从'ー'#从
(;゙Д゚)(なんだ……あれは……?)
光が大きくなり、俺はそこで気を失った……
第四話 続く
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:42:03.40 ID:xbE4rc56O
紫煙
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:43:13.11 ID:oTAOnP7R0
え、乙?
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:45:29.30 ID:xbE4rc56O
乙〜
95 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:47:09.84 ID:zMdtnf7LO
四話前編は以上です。
後編はまた来週……。
では、質問等どうぞ
96 :
◆4br39AOU.g :2009/03/11(水) 23:50:43.29 ID:zMdtnf7LO
おまけ
('A`)「どうも、童貞の精です」
( ´∀`)「ギコの祖父です」
('A`)9m「今回も質問受けつつ補足説明しちゃうZE☆」
( ´∀`)キメェwww
('A`)「で、早速質問なんだが……」
(;'A`)「なんでギコはあんな怪我しといて死なないんだ?」
( ´∀`)「わしの孫じゃから」
(;'A`)「……」
( ´∀`)「嘘です」
( ´∀`)「本当はな、あれも精霊の力なんじゃ」
('A`)「kwsk」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:52:18.56 ID:xbE4rc56O
おまけ来たw詩園
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:53:38.06 ID:k6JVnEsPO
乙!
前に精霊の力を使うのは精神力が必要的な描写があったと思うんだが、
今回ヒートもモララーも戦える状態じゃなかったのにハインとクーが力を使えてたのが気になるんだが…
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:59:01.72 ID:xbE4rc56O
試演
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/11(水) 23:59:20.54 ID:TsblIuXF0
乙っしたー
今回支援できなかったすまん
101 :
◆4br39AOU.g :2009/03/12(木) 00:00:26.84 ID:qgQoIhtcO
( ´∀`)「精霊と契約した時点で、精霊使い自身も精霊に近い能力を得られるんじゃ」
( ´∀`)「精霊は人間なんかよりタフじゃからな。ちょっとの怪我じゃびくともせんよ」
( ´∀`)「それに背骨が折れたら普通の人間なら死ぬじゃろ」
('A`)「なるほど、だからダメージ描写が軽いのか」
( ´∀`)「それは作者の文章力の問題じゃ」
(;'A`)「……」
( ´∀`)「
>>98 たとえ気絶してたりしてても精霊が勝手に力を借りちゃうんじゃ。
だから気絶してるだけのヒートからはいつも通り力を借りる。
ただ肉体的にも精神的にもボロボロのモララーは次回には死んでるかものぅwww」
(;'A`)「精霊使いって大変だな。下手すりゃ精霊に殺されるのか……」
( ´∀`)「じゃが精霊にはどれくらいが限度かわかるから滅多に死人は出ないぞ」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:03:19.88 ID:qka7SgFE0
なるほ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:03:33.88 ID:rCAyWWx9O
>>101 なるほど、理解した
モララー好きだから死なないでくれw
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:05:16.18 ID:HPwIIAATO
なるほどーC円
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:08:04.02 ID:qka7SgFE0
>>101 ところでドクオの顔ってどれくらいひどいんだ?
106 :
◆4br39AOU.g :2009/03/12(木) 00:08:11.42 ID:qgQoIhtcO
('A`)「クエスト!」
('A`)「四話のメインテーマになってるクエスト」
('A`)「これは全国の国民から送られて来るんだ」
('A`)「かなり危険なものからかなり楽なものまでいろいろある」
('A`)「依頼者はクエスト屋にお金を払って依頼をする」
('A`)「その時払われたお金の大部分が報酬金にまわるんだ」
('A`)「そしてこのクエストを受けて生活してる人を冒険者と呼ぶ」
('A`)(そういえば冒険者でもそこそこモテるんだよな……)
('A`)(来年の精霊使いの試験落ちたら冒険者になろうかな……)
('A`)(いや、精霊使いの冒険者ならもっとモテるか……)
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:10:17.57 ID:HPwIIAATO
ドクオ頑張れwしえーん
108 :
◆4br39AOU.g :2009/03/12(木) 00:12:47.02 ID:qgQoIhtcO
('A`)「強制送還!」
('A`)「強制送還とは精霊が極限状態に陥った時、精霊が自動で精霊界に送られることだ」
('A`)「精霊界のやつらは優秀だからひどい怪我でもなんとか治してしまうらしい」
('A`)「だから精霊は滅多に死なないんだね」
('A`)「ちなみに精霊の寿命は800〜900歳」
(;'A`)「すっげぇ長寿……」
('A`)「長寿な上に頑丈だなんてどっくん羨ましい!!」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:14:49.96 ID:HPwIIAATO
どっくんw頑張ってるwしえーん
110 :
◆4br39AOU.g :2009/03/12(木) 00:19:58.21 ID:qgQoIhtcO
('A`)「魔物!」
('A`)「この世界に済む不思議な生物達」
('A`)「一説では精霊界からこっちの世界にやって来たとか……」
('A`)「魔物は大きく獣系・植物系・爬虫類系・飛行系・魚類系・竜系・幽体系にわけられる」
('A`)「中でも竜系は強いのがいっぱいらしいよ」
('A`)「幽体系は怖いので嫌いだ」
('A`)「獣系も嫌いだね。犬が嫌いだから」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:22:01.37 ID:HPwIIAATO
犬に追い回されたもんなwしえーん
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:22:31.30 ID:AiwgnF5+0
しえーん
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:22:48.82 ID:en5wVcUS0
なんかアークザラッドっぽいな
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:24:21.70 ID:AiwgnF5+0
あ、本物のしえーんはPCなんであしからず
115 :
◆4br39AOU.g :2009/03/12(木) 00:28:00.03 ID:qgQoIhtcO
('A`)「さて、今回はここまでにしとくか」
( ´∀`)「ちょっと待ったわしから質問」
('A`)「どーぞ」
( ´∀`)「ドクオくんはなんで精霊使いになりたいんじゃ?」
('A`)「モテるため!!」
(;´∀`)「即答じゃの……」
(*'∀`)「あとはロリ要素たっぷりのかわいいおにゃのこ型精霊とあんにゃもんにゃしたいからっす!!」
( ´∀`)「……」
('A`)「あれ?どうしましたモナーさん……。あ、ロングソードはしまって……ちょ……それで斬られたら死ぬって……ねぇ……ねぇ!!」
<ギャァァァァア!!
( ´∀`)「おまけは以上です。質問は引き続き受け付けます」
( ´∀`)「
>>113 アークザラッドとはなんですか……?」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:30:20.49 ID:HPwIIAATO
ちょwwwどっくん好きだから死なせないでw支援
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:42:25.63 ID:HPwIIAATO
紫煙
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:51:19.61 ID:HPwIIAATO
……終わったのかな?
乙〜
119 :
◆4br39AOU.g :2009/03/12(木) 00:52:06.24 ID:qgQoIhtcO
(メメ%##)「はい、質問はもうないみたいなんで寝ますね」
(メメ%##)ノシ「それでは、良い夢を……」
(メメ%##)「あ、僕ドクオですから」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/12(木) 00:55:41.30 ID:HPwIIAATO
ちょwwwどっくんがwwwww
改めて乙〜
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙っした〜
次回も楽しみに待ってます!