（´･ω･`）ショボンは姉上との約束を果たすようです

　プロローグ


　森の中を、走っていた。
　背後から聞こえる怒号と悲鳴に押しつぶされないように、姉上の手をしっかりと握った。
　僕の手を引いて先を走る姉上は、ふと足を止めて自分の方へ顔を向けた。

（；´･ω･`）「どうしたの？　姉上」

　姉上は、悲しそうな表情を浮かべ、そして僕を抱きしめた。
　突然の抱擁に、頭が真っ白になった。姉上は力強く、ぎゅ、と僕を抱いた。

「ショボン。今から私が言う事をよく聞いて」

　すぐ後ろから、爆音が聞こえてきた。
　立ち止まっていないで、はやく逃げた方がいいと僕は思った。
　でも、姉上の声はいつになく真剣だったので、僕は黙って頷いた。

「この森を抜ければ、レーヌ川があるわ。
　その川に沿って下っていけば街に着くはずよ。
　私が囮になって、追っ手をひきつけるから、その間にあなたは逃げて」

西本ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

西本ガンバ

　　
　僕は首を横に振った。

（；´･ω･`）「そんな、姉上を置いていくなんて出来ないよ！」

「追っ手はすぐ後ろまで来ているわ。このままじゃ、二人とも助からない。
　せめて、貴方だけでも逃げ切って欲しいの」

　姉上は、僕の肩をしっかりと掴んで言った。
　僕は涙を堪えながら、それでも首を横に何度も何度も振った。

（；´･ω･`）「嫌だよ、そんなの嫌だ。
　　　　　　　それに、グルガ族のサムライは敵に後ろを見せちゃいけないんでしょ？
　　　　　　　最後までブシドーを貫いて、死ぬ時は美しく散れって、よく父上に言われてたじゃないか！」

「わかってるわ。でも……ショボン。
　あなたには、例え一族の信念を破ってでも、生きて欲しいの。
　生きて、生きて、生きて……そして、幸せになってほしいの」

　姉上の目尻から、涙が頬を伝って地面に落ちた。

「愛する人と所帯を持って、どこか平和な町でただ幸せに生きて欲しい。
　これは、私の最初で最後の我が侭」

　いつも気丈で厳しい姉上が、すがるように言った。
　卑怯だと思った。そんな我が侭を言うなんて卑怯だ。
　いつも自分の事は後回しで、他の人の世話ばかり焼いていた姉上の、最初で最後の我が侭。

　最後くらい、自分の事を考えればいいのに、それでもやっぱり、姉上は最後の最後まで世話焼きだ。

　
　怒号と、剣の打ち合う金属音がいよいよ背後に迫ってきた。
　弓の飛び交う音や、炎で焼かれた人の悲鳴が、耳に入ってきた。

（；´･ω･`）「姉上……！」

「もう、時間が無いわ」

　姉上は、もう一度僕の体を抱いた。
　姉上の温かさが伝わってきて、でも、同時に姉上の寂しさも伝わってきて、僕は溢れ出る涙を止める事は出来なかった。

「ショボン、最後に一つだけ……世の中を正々堂々と生きていても、誰も護れないわ。
　あなたは、狡猾になって。大切な人を護れる知恵を持って生きなさい。
　……さよなら、私の可愛い弟」

　姉上が、僕の体から離れて、走っていく。
　憎悪と、血と、死が入り混じった喧騒の中へ。

（´；ω；`）「姉上――っ！」

　僕の叫びは、戦の音にかき消されて、二度と姉上へ届く事は無かった。


プロローグ　―了―

駄目だｗｗｗ西本で吹いてしまうｗｗｗｗ
支援

　　　（´･ω･`）ショボンは姉上との約束を果たすようです


　　　　　　　　　　第一章　『娘』


　

（´･ω･`）「こりゃ、まいったな」

　ショボンはテーブルに頬杖を着き、深いため息を吐いた。
　ホントにまいった。まだ夕暮れ時だと言うのに、野菜の在庫が切れてしまったのである。
　これでは『竜王亭』の人気メニューであるイノシシ鍋が作れないのだ。

（´･ω･`）「酒場は夜からが本番だって言うのに。はぁ〜〜」

　ショボンはもう一度、ため息を吐いた。
　昼時に来た若い娘の一行が、あんなにサラダを食べるとは予想外だった。

　話を聞くに、何でもサラダダイエットだとか何とかが、王都の方では流行っているらしく、
　昼食はサラダだけで済ませるのが王都の若い娘の常識らしい。

（´･ω･`）「美貌の為には、努力を惜しまぬ、か。こわやこわや」

真面目な話なのに西本で吹いてしまった

（´･ω･`）（なんて、文句を言っていても始まらないか）

　ショボンは腰を上げて、野菜の調達へと向かう事にした。
　夕暮れ時は客足もほとんど無いので、閉めて行っても大丈夫だろう。

　二階に上がり、壁にかけられているカタナを手に取る。
　用心の為だ。森に獣人が住み着いている、という噂を耳にしたのも記憶に新しい。

（´･ω･`）「あまり、カタナを持ち歩きたくはないが……やむなし」

　ショボンはカタナを腰に差し、
　店の扉にかけられている看板をひっくり返して、森へと向かった。

西本支援

◎


　バレノンは、山間に位置する小さな商店街である。
　北には王都アバンテ、南には港町ペターニがあり、その中間にあるバレノンは、
　旅人や騎士団、商人からドワーフまでありとあらゆる人種が旅の疲れを癒す、休憩地点のような町だ。

　ショボンは、バレノンで『竜王亭』という小さな酒場を一人で切り盛りしている。
　お世辞にも綺麗とはいえない店だが、味と値段には定評があり、
　そのせいか客の大半は傭兵や商人などの、平民層がほとんどである。

　いわゆる、大衆酒場というやつだ。

　そして当然、お上品でない客はしばしば店内で喧嘩をおっぱじめたりもする。

　その理由は、大半がくだらないものであり、当然、ご注文の品は切らしております、
　などというのも揉め事の火種になったりする。

（´･ω･`）（事実、店を始めた頃にそれでひと悶着あったからなぁ）

　あまり思い出したくない思い出の一つある。
　いやはや。

北本はいただき！
支援

　その前例があるからこそ、ショボンは店を閉めてまで、
　山菜を採りにわざわざ森まで歩を運んだのだ。

（´･ω･`）「さて、摘むとするか」

　ショボンは手馴れた手つきで、山菜をかごの中に入れていく。
　ついでに、薬草も見つけたのでかごに入れておいた。

（´･ω･`）「薬は市場で買うと高いからな。自分で調合した方が安上がりだし」

　そんな独り言をぼやきつつ、一時間ほどが経過した。
　かごの中には十分な量の山菜の山が出来ていた。

（´･ω･`）（よし。日が落ちる前に山を下りるか）

　そう思い踵を返した時だった。

（；´･ω･`）「あれ？　……人？」

　大樹の根元に、人がぐったりとした様子で座り込んでいた。
　ショボンはかごを置いて、近寄ってみた。

　
ξ-��-)ξ「……」

　それは、小柄な少女だった。
　金色の巻き髪に、雪のような白い肌。
　まるで、神話に出てくる妖精のような風貌であった。

（；´･ω･`）「おい、大丈夫か？」

　ショボンは少女の顔を覗きこんで、声をかけた。
　返事はない。
　僅かに胸が上下しているので、死んでいるという訳では無さそうだ。

（´･ω･`）「む……酷い怪我をしているな」

　少女の腕や足には、細かい切り傷や打撲の跡があった。

（´･ω･`）（追いはぎにあったか、山賊に誘拐された所を逃げてきたのか……）

　どちらにせよ、このまま放って置く訳にはいかないだろう。
　ショボンは、かごを背中に背負い、少女を両手で抱き上げた。

　少女は、見た目以上に軽かった。
　見ると、腕や足は、およそまともな食事をしてきたとは思えぬほどやせ細っていた。

　
ξﾟ�听)ξ「ん……。え？」

　少女が目を覚ました。
　ぱちぱちと何度かまばたきをした後、ショボンと目がばっちり合う。

（´･ω･`）「起きたか」

ξﾟ�听)ξ「――っ！　いやっ！」

　少女はすぐに自分の置かれている状況を理解したのか、
　ショボンの手の中で暴れた。

（；´･ω･`）「うわっ。わかった、わかったから暴れるな。落ちるぞ。
　　　　　　　今、おろすから」

　慌てて、ショボンは少女を地面に降ろした。
　途端、少女はショボンから距離をとって、木の裏に体を隠す。

ξﾟ�听)ξ「……」

（´･ω･`）「おーい」

ξﾟ�听)ξ「……ッ！」

（´･ω･`）（ううむ。随分、警戒されているな。余程、酷い目にあったのだろう）

　
（´･ω･`）「大丈夫だ。私は敵じゃない」

ξﾟ�听)ξ「……」

　手を広げて、敵意がないということを表現した。

（´･ω･`）「私はショボン。この山のふもとにあるバレノンという街で、酒場をやっている。
　　　　　　今日は、ここに山菜を取りにきたんだ」

ξﾟ�听)ξ「……」

　少女は口元をきつく結んで、じっとショボンの目を見つめる。
　まるで野生の獣だな、と思った。

（´･ω･`）「これから、少しは早めの夕食をとろうと思うのだが、もしよければ君もどうだ？
　　　　　　山菜と肉を煮込んだ、粗末な鍋だが、一人で食うにはいささか多すぎるのでね」

　恐らく、少女は腹をすかせているだろう。
　ならば、食べ物で釣るのが一番だ。

　あの怪我では、山を降りる事すらままならないだろう。
　放っておけば傷が化膿し、行き倒れになるのが目に見えた。
　流石に見捨てるのは、寝覚めが悪い。

wktk

　
　少女は食べ物、という言葉に反応した。
　こそこそと木の陰から出てきて、ショボンの前に現れる。

ξﾟ�听)ξ「食べ物……」

　ぽつり、と呟いて、それから糸の切れた人形のように、少女は倒れた。

（；´･ω･`）「……ふぅー。こわやこわや」

　息をついて、再び少女を抱き抱える。
　ぴょこん、と音がして、少女の頭から紐が落ちた。

（´･ω･`）「ん？」

　髪を縛っていたのか？　と思った瞬間、少女の頭の上に、獣の耳のようなものが生えた。

（´･ω･`）「……なるほどね」

　それで、あんなにも警戒していたのか。この耳を見られたら、マズイから。
　この子はヒューマンじゃない。

　頭の上に獣耳の生える種族は、この大陸ではたった一つ。
　フェザーフルック族だけだ。

これは支援だ

◎

　ショボンは酒場に戻ると、まず少女を二階のベッドに寝かせた。
　次に薬草をすりつぶして作った傷薬を少女の傷に塗り、間髪いれず山ほどの山菜を入れた鍋を作った。
　鍋をベッドの隣に置いて、今度は店の開店準備に取り掛かった。

（；´･ω･`）「いかん。もうじき客が来る時間帯じゃないか」

　日が暮れると、遠征や討伐に出かけていた兵が、
　王都に戻る前に一杯こしらえようと酒場に立ち寄るのである。

　案の定、開店と同時、店内は遠征帰りの兵士達で溢れ帰った。

「おぉーい、肉のサラダ巻きとカンピ酒をくれ！」
「こっちは野菜と魚の炒め物と、キツイ酒！」

（´･ω･`）「かしこまりました。ありがとうございます」

　頭を下げて、慌ててキッチンに向かう。
　一人で切り盛りしているので、料理を作るのも運ぶのも全て自分でやらなければならない。
　これが、中々しんどいのだ。

　料理といっても、たいした物ではない。
　切って炒めて、ちゃっちゃと盛り付けて完成である。
　料理に時間をかけなければ、一人でも案外なんとかなるものだ。

　決して手抜きではない。
　兵士達はこじゃれた見栄えのいい料理よりも、栄養があり味の濃い料理が好きなのだ。
　……と、勝手に解釈している。

　
（´･ω･`）「あっ！」

　ブラックソースをかけすぎてしまった。
　これは流石に濃すぎるだろう。
　作り直すか。いや、あの巨漢の兵士はこらえ性がないタイプだ。
　貧乏ゆすりをしている。作り直していたら、痺れをきらしてしまうだろう。

（；´･ω･`）「……多少濃くても大丈夫だろう。兵士だし」

　勝手な解釈をし、料理と酒をテーブルに運んだ。
　巨漢の兵士は、空腹も伴ってか真っ黒に染まった肉のサラダ巻きをうまいうまいと頬張った。

（´･ω･`）（ま、料理なんてものは、多少アバウトなくらいが丁度いいんだ）

　ショボンは都合よく解釈して、その日も閉店まで一所懸命働いた。

　深夜。
　店内の片づけを終えて、ショボンが二階に上がると、少女はベッドから体をおこしていた。

（´･ω･`）「もう、大丈夫なのか？」

ξﾟ�听)ξ「……」

　少女は小さく頷いた。
　テーブルの上には、まだ手付かずの鍋があった。

（´･ω･`）「食べてなかったのか」

　少女は気まずそうに頷く。

（´･ω･`）「食欲がないのか？」

ξﾟ�听)ξ「……」

　少女は首を横に振った。否定。

　
（´･ω･`）「そうか。……まあ、無理して食べる必要はない」

　少女は、はっとしたような顔をして言った。

ξﾟ�听)ξ「あ、ち、違うんです。口に合わないとか、そういうのじゃなくて」

（´･ω･`）「うん？」

ξﾟ�听)ξ「その……毒で安楽死させようと、そのお気遣いは嬉しいです。
　　　　 でも、私は森で生まれて森で育ちました。だから、死ぬ時はせめて、森の中で死にたいんです」

（；´･ω･`）「毒？　何を言ってるんだ？」

ξﾟ�听)ξ「だから、この鍋は毒入りなんでしょう？」

（´･ω･`）「まさか！」

　ショボンは手を大げさに振った。

　　_, ,_
（　・∀・）
（ ∪ 　⊂彡 --------==≡≡�C
と＿_）__）　ストレート 137km/h

（´･ω･`）「ただのごっちゃ煮の鍋だ。毒なんて入ってない」

　そう言って、ショボンは木製のフォークで鍋をつつき、一口食べた。
　冷えてしまっていたが、ダシの味がよく出ていて美味かった。

（´･ω･`）「ほら」

ξﾟ�听)ξ「え……？　じゃあ、この料理は、ほんとに……？」

（´･ω･`）「君の為に作ったんだが、毒入りと疑われるとは悲しいな」

　悲しそうな顔つきをすると、少女は自分の誤解に気付き、
　勢いよく頭を下げた。

ξ；ﾟ�听)ξ「え、え。あ、あの！　ごめんなさい！
　　　　 　私、てっきり悪い人かと思って……」

（´･ω･`）「気にするな。色々、事情があるんだろう？」

　少女は、一転暗い表情を浮かべて俯く。
　ショボンは、ふぅ、と一息ついてから言った。

（´･ω･`）「名前、教えてもらってもいいかな？」

ξﾟ�听)ξ「私……ですか？」

（´･ω･`）「他に誰がいるんだ？」

　ショボンは雰囲気を和ませようと、笑ってみせた。
　が、少女から緊張が消えた様子は無かった。

　
ξﾟ�听)ξ「私はツンっていいます。あの、ショボン……さん？
　　　 　助けていただいて、どうもありがとうございました。
　　　　 それと、誤解しちゃって、すいませんでした」

　ツンはもう一度、頭を下げた。

（´･ω･`）「誤解するのも無理はない。
　　　　　　ツン、君は誰かに襲われて、逃げ出してきたのだろう？」

ξﾟ�听)ξ「……はい」

（´･ω･`）「もしかして、フェザーフルック狩り、か？」

　ツンは驚いたのか、目を見開いてショボンへ視線を向けた。

ξﾟ�听)ξ「え？　どうして、私がフェザーフルックだって……？」

（´･ω･`）「あたまあたま」

　指差してやる。
　と、ようやく気付いたツンは、はっとして獣耳を手で押さえた。

　
（´･ω･`）「つい先日、フェザーフルック族の領地を、賊が襲ったと風の噂で聞いた。
　　　　　　君はそこから逃げてきたのか？」

ξﾟ�听)ξ「……」

　ツンは表情を曇らせた。
　シーツをぎゅ、と握る手は、がたがたと震えている。
　ショボンの推測は、どうやら当たりのようだった。

　フェザーフルックは、北東の森に住む少数民族だ。
　頭に生えている獣耳が特徴で、礼儀を重んじる平和主義の種族である。
　だが、その耳を煎じて飲むとどんな万病にも効くと言われており、闇市では高額で取引されている。

　あの傷から見て、命からがら、ここまで逃げてきたのだろう。
　ツンは、見た所まだ幼い。齢十六か、十七といったところか。

（´･ω･`）（ショックは、大きいだろうな。少しずけずけ言い過ぎたか）

　ショボンは、深く聞きすぎたと反省した。

支援

　
（´･ω･`）「すまない」

ξﾟ�听)ξ「いえ、いいんです。それは事実なんですから……」

　重苦しい空気が、部屋を支配した。
　気の利いた冗談のひとつも出てこない、自分の機転のなさが恨めしい。

　しかし、その重い空気はぐぅ、というツンの腹の音で払拭された。

（´･ω･`）「積もる話は、明日にしよう。ほら、腹が空いているのだろう？
　　　　　　毒など入っていないから、遠慮なく食べろ」

ξ；ﾟ�听)ξ「……は、はい。いただきます」

　ツンはフォークを手にとって、鍋をつつき始める。
　羞恥心からか、ツンの頬は赤く染まっていた。

◎


　翌日。ショボンはカーテンの隙間から漏れる日の光で目を覚ました。
　窓際の壁にもたれかかって寝ていたので、腰が痛い。

（´･ω･`）（ん？　どうして自分は、こんな所で寝ているんだ？）

　疑問を浮かべ、やがて昨日の出来事が頭の中に蘇ってきた。
　そうだった。ベッドは、ツンという少女に明け渡していたのだ。

（´･ω･`）「ツン？」

　ベッドを見ると、そこにもうツンの姿は無かった。
　立ち上がり、一階に降りてみる。
　と、丁度ツンが店の入り口に手をかけている所だった。

ξﾟ�听)ξ「あ……おはようございます、ショボンさん」

　ショボンに気付くと、ツンはばつが悪そうに挨拶をした。

　
（´･ω･`）「傷はもういいのか？」

ξﾟ�听)ξ「はい。傷薬が効いて、だいぶ楽になりました。
　　　　 あの、本当にありがとうございました。
　　　　 このご恩は、いつか……どんな形でかはわからないけど、必ずお返しします」

　どうもツンは、早々にこの場から離れたいらしい。ショボンは腕を組んだ。

（´･ω･`）「しかし、黙って行こうなんて酷いじゃないか」

ξﾟ�听)ξ「……すいません。でも、私がここにいたら、ショボンさんにご迷惑をお掛けしてしまうと思って」

　なるほど。フェザーフルックは、裏では今や高額な商品として扱われている。
　その存在が知れれば、瞬く間に賞金稼ぎや兵が金の匂いをかぎつけ、やってくるだろう。

　足早に去るのは、地位も故郷も奪われた、追われる者の精一杯の気遣い。
　その健気でいと哀しき姿に、ショボンはため息を吐いた。

（´･ω･`）（……全く、優しさと悲しさは、どうしてこうも隣りあわせなのだ）

　　_, ,_
（　・∀・）
（ ∪ ∪
と＿_）__）旦~

（´･ω･`）「行く当てはあるのか？」

　少々、意地悪な質問をぶつけてみた。ツンは顔をしかめる。

ξﾟ�听)ξ「それは……歩きながら考えます」

（´･ω･`）「金は持っているのか？」

ξ；ﾟ�听)ξ「うっ……。そ、それはこれから稼ぎます」

（´･ω･`）「その耳、隠さなくていいのか？　
　　　　　　そんな姿で外を出歩けば、三歩と歩かないうちにお縄になるぞ」

ξ；ﾟ�听)ξ「うううう……」

　ツンは唸って、その場にしゃがみ込んでしまった。
　やれやれ。自分一人で何とかしようと思うから、八方塞になってしまうのだと言う事に、
　何故気付かないのだろうか。

　仕方ない。一芝居打つとしよう。

（´･ω･`）「そういえば」

　ショボンは、棒読み気味に言った。

　
（´･ω･`）「この店も繁盛してきたし、給仕の一人でも雇いたいと思っていたのだが」

ξﾟ�听)ξ「……え？」

　ツンの耳が、ぴくんと動いた。

（´･ω･`）「給料はあまり弾めないが、まかないと寝床付きだ。悪くない条件だろう？」

ξﾟ�听)ξ「でも、そんな、悪いです。そこまでお手を煩わせるわけには」

　ショボンは、頭の後ろで手を組みながらそっぽを向いた。

（´･ω･`）「あの傷薬、なかなかいい値段だったなぁ」
ξ；ﾟ�听)ξ「うぐっ」
（´･ω･`）「鍋も、店で食べたら三十エルはするんだがなぁ」
ξ；ﾟ�听)ξ「うぐぐ」

（´･ω･`）「別に見返りを求めていた訳じゃないが、終いに黙って出て行かれたんじゃあ、
　　　　　　ショックだなあ。良心を踏み潰された気分だなあ」

　
　……我ながら、芝居心がないと思う。
　だが、ツンは見事に術中にはまったようで、唇をきゅっと噛んでいた。

ξﾟ�听)ξ「でも、でも。この耳を見られたら、フェザーフルックだってばれちゃうし」

（´･ω･`）「おっと、そういえばこの間、商人から帽子を買ったんだった。
　　　　　　しかし、少しサイズが小さくて頭に入らなかったんだよなぁ。
　　　　　　どうしようかな、捨てるのももったいないな」

ξ；ﾟ�听)ξ「はっ！　ぼ、帽子。その手がありましたかっ……！」

　ツンは、それは予想外だったと言わんばかりに獣耳を触った。
　そして、しばし沈黙した後、決心したようにぐ、と拳を握り締めた。

　
ξﾟ�听)ξ「ショボンさん、私を、ここで働かせてください！
　　　 　もちろん、、お給料はいりません！　
　　　　お返しもせずに立ち去ったんじゃ、フェザーフルックの名が泣きます！　
　　　　どうか、心行くまで私を使ってください！　お願いします！」

（；´･ω･`）「うおっ！」

　ツンが、ずざざ、とショボンの足元へ滑り込むように土下座をした。
　ううむ、ここまで術中にはまられると、罪悪感で胸が痛むな。
　しかし、これで両者の意見は一致した。

（´･ω･`）「頭を上げてくれ、ツン」

ξﾟ�听)ξ「はい！」

（´･ω･`）「いや、なんだ。そんなに、かしこまらなくていい」

ξﾟ�听)ξ「はい！　かしこまらないようにします！」

（；´･ω･`）「……ま、まあいいか」

期待

　
　ツンは目を輝かせ、やる気満々と言った様子だった。
　フェザーフルックは礼儀を重んじる種族だと聞いていたが、これほどまでとは。

　だが、もう一つだけ、彼らの特性の箇所に付け加えておきたい。

（´･ω･`）（彼らは単純だ。物凄く）

　いや、これはツン個人の性格なのだろうか。

（´･ω･`）「それじゃ、開店準備を始めようか。まずは、床の掃除から……」

ξﾟ�听)ξ「はい！　私、頑張ります！」

　机の上に置いてあった布きれを掴むと、ククルはごしごしと床をこすりはじめた。

（；´･ω･`）「あ、それはボトルを拭く用の布なんだけど……。
　　　　　　　というか、水に濡らしてから床を磨かないと意味がないと思うんだけど……」

ξﾟ�听)ξ「え、あ。す、すいません」

　無理も無いか。
　森で育ったのだから、こういった場で働いた経験がないのだろう。
　一から教えないといけないな。

西本支援

MOTTO!MOTTO!MOTTO!

なんで西本なんだよｗｗｗｗ

支援

さるさんどんまい

西本何してんだ西本

期待age

ニシモト・ザ・シエン

西本ってなんぞｗｗｗ

西本で笑ってしまった

どうした西本

西本まだかよー

西本頼む。オレの股間を早く鎮めてくれよ

にしもとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ…おおう…あオエッ…ぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお

えずくなｗ

西本ってべつにおかしくない名前なのになぜか間抜け感がただよってて笑ってしまう

俺が西本を支援する(｀･ω･´)

西本ってシンプルなところがまた

m9(´･ω･`)西本！おまえ全角の括弧使ってるだろ？本当は半角だぞ？

　

西本ｗｗｗｗｗ

西本「計画通り。」

西本がんばれ西本

うぇすとぶぅぅぅぅっく、かむばーっく！！！

西本支援

西本ォォォオ！

もうしまマダーー？

にっしもと！にっしもと！

ぬぃすぃむぉとぅおー

にっしー！にっしーは何処だ！？

(´･ω･`)レバノンという町で酒屋をやってるって、どういう男よ？

(´･ω･`)フェザーフルック族wwwwwwwwwwwwwwwwww

ケモミミ少女萌えええぇえぇえぇぇぇぇぇぇぇぇ！！１

(´･ω･`)RPG的世界にショボンが現れたのかよwwwwwwwwww
作者早く戻ってきて続きを語れよwwwwwwwww

まだいぬみみなのかねこみみなのかうさみみなのかもハッキリしてないじゃないか！

せめてそこんとこをハッキリさせてくれ

(´･ω･`)ほの板で勝手に続き作ってもいい？西本さん？

俺が西本だ!!!

（∪＾ω＾)ようショボン。店はどうだ？

(´･ω･`)あ。わんわんおさんいらっしゃい。まあ、ボチボチですよ

(;_;)じー………

（∪＾ω＾）ん？そこの可憐なお嬢ちゃんはなんだ？

(´･ω･`)ああ…‥今日から給仕に入った子で泣きチャンといいます。

（∪＾ω＾）へぇ…‥かわいいジャマイカ

(;_;)………

(´･ω･`)ほら、挨拶…

(;_;)あ、ははは…はい！な、泣きチャンです！よろしくお願いします！

保守

(´･ω･`)西本の身に何があったのかみんなで想像しようぜ？

にっしいいいい

オナニーのおかず探してる間に眠っちまったに一票

(´･ω･`)実は、西本には心臓の持病があって
発作を起こして救急車で主治医のいる病院に搬送されたんじゃないかな

(´・ω・｀) ところで今日はどうしたんだい？ツンさんと一緒じゃないようだけど

(U^ω^)それが…聞いてくれお

(U^ω^)ツンは…




死んだお


(´・ω・｀)… はぁ？

(´･ω･`)西本さんマダーー？

西本自体フェザーフルック族で実は数ヶ月前に狩られてた

西本は実は本名で親に止められたに一票

今、東に向かって歩いてる所だろ
東本になって帰ってきてくれるはずだ



保守

（∪＾ω＾）西本さんマダーー？

（∪＾ω＾）早くきてくれおん。チソチソ寒いお…‥

(T_T)え。な、なな何を！？

（∪＾ω＾）な、泣きチャン！？どうして僕の家に！？

(´･ω･`)出前もってきたんですけどね。泣きチャン、帰ろうか。

(T_T)…………はい………

（；∪＾ω＾）ま、まってくれ！誤解だ！西本さんが！

(´･ω･`)人のせいにするんですか？最低ですね。

(T_T)ｺｸｯｺｸｯ

（∪＾ω＾）ぶわーん！保守だおーーーん！わ゛んわ゛んお゛ーん！

保守

これはまとめるべき。
そして西本の帰還を待つべき

西本はようせえ！！！

コテはｎｓｍｔで決まりだろ

西本びびって逃げたか！！明日からあいつは東本じゃ！！

西本…

(´･ω･`)このまま保守し続ければ
明日の昼には再開される
そう思っていた頃が俺にもありました

まだか西本！

　　_, ,_
（　・∀・）俺ならさっきからここに
（ ∪ ∪
と＿_）__）旦~

もう我慢ならん！オレは先におっぱじめるぜ！

ほし

西本まだ？

ほ

し

ぶ

規制くらったんじゃねーの？

>>102
それだ！

西本ー！はやくきてくれー！

おまえら釣られすぎ、さっさと落とせや

西本保守

>机の上に置いてあった布きれを掴むと、ククルはごしごしと床をこすりはじめた。
>机の上に置いてあった布きれを掴むと、　ク　ク　ル　はごしごしと床をこすりはじめた。
>　ク　ク　ル　は

ククルって誰？誤植なの？

やっぱ別キャラと被ったんだろうな

ほしゅ

約束果たすんじゃなかったのか

これだけ作っておいて途中退場は不自然だな

星

(´･ω･`)わっふるわっふる
(;_;)わあ、美味しそうなわっふるですね。どなたにあげるんですか？

(*´･ω･`)ふっ。聞くだけ野暮さ、泣きチャン。

(;_;)はあ……

(´･ω･`)(見てるか西本さん………これが俺の作ったわっふるだ……戻ってこいよ……)

保守

西本が！書くまで！保守るのを！止めない！

(´･ω･`)明日の昼まで保守し続ければ
え？このスレまだ残ってたの？みたいな感じで
西本本人狂喜乱舞天上天下唯我独尊状態になって
きっと続きを書いてくれるはず

>>115
そ れ だ

よし、お兄さん頑張っちゃうぞー！

にっしーにっしー

(´･ω･`)はくしゅんっ

(;_;*)か、格好いいです……
(´･ω･`)え？何？

(;_;*)い、いえ……！何でも！

(´･ω･`)はくしゅんっ！はくしゅんっ！

(;_;*)(ショボンさん……(人´∀｀)ステキ)

保守

よし保守だ

寝る前最後の保守

ほ

にしもとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおっ…ゲボゲボ…ぉぉぉぉぁあははぉおえっ……ぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお

にいいいいぃぃぃぃしもおおぉぉ……え？うるさい？スミマセン…

にしmおえっ…ぉぉぉぉぉぉぉぉぁ

ほ

西本

にっしー

もっと

………ん？

ほ

☆彡

ほ

ほ

ho

西本保守

おはよう

(´･ω･`)マダーー？

（∪＾ω＾）わんわんお！保守だおん！

にしもとぉぉぉぉぉぉ〜んぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおえいあああおうあああ……ぉぉぉおおおおおお

にしもとーおはよう

(´･ω･`)おお！まだ生き残ってるこのスレ！
西本！早く戻ってこいや！！

ほし

にっしーにっしー

西本が くるまで 保守を やめないｯ!!!!

(´･ω･`)西本まだ寝てんのかな…
まさかこんなに期待されてるなんて
本人も思ってないんだろうな

西本(´･ω･`)

始め過疎ってたから需要ないのかと思って打ち切ったのかね(´･ω･｀)？
にっしい…

さっさとかけよ西本コラ

(´･ω･`)西本は続きを書くようです

ほ

西本が かくまで 保守を やめないｯ!!!

西本ォォオ！

ほ

っ

米田いてフイタ

米田のスペックが知りたい

にっしーにしにし

にっしー(´･ω･`)

(´･ω･`)もうそろそろ起きてもいい頃なんだが

さっさとこいやーｯ!!!!

まさかとは思うが規制されて書けないってオチじゃ保守

とにかく保守だ

にしにし

ほ

コテで吹いてしまう

(´･ω･`)マガジンの後ろの方に連載してる人じゃないよね？
西本って

>>167
可能性は０じゃーない

まだかい？西本や

ほ

ほ

ほ

西本絶対このスレ忘れてるだろ

にっしいいい

ほ

期待

(´･ω･`)なあ、おまいら
この物語、この後どんな展開になると思う？
俺が思うには、ツンがショボンと結婚して
子供が生まれて、その子の名前が
「ツンボ」と名付けられるような気がするんだが

ギャルゲ的な展開になると思う
次々と増える亜人の女の子達
ツンが他の子と仲良くしてるのを見て嫉妬

>>177
名前の文字列てきにツボンだろ、なんだよツンボって

男は黙って保守

(´･ω･`)小説とかもそうだけど
登場人物が多くなりすぎると
誰が誰だか分からなくならない？
ショボンの内向的な性格を考えると
あまり登場人物は増えないような気もする

どう考えてもツョボン

>>181
だよな、鬱陶しくなって読む気うせる

(´･ω･`)むしろこの物語を原作にして
誰かが漫画を描くというのはどうだろう？

俺が続き書いてやるよ

(´･ω･`)西本が断筆してから24時間以上経ってるし
保守で1000まで行っても仕方ないと思う
かといって西本以外の人間が続きを書くのもどうだろうか？
みんなはどう思う？
藤子・F・不二雄亡きあともドラえもんを書きつづけた藤子プロの
スタッフの気持ちが分かってきたような気がする

規制ならパー速にたててここから誘導すれば西本続き書いてくれるかな
それか誰かが再利用しろよ、ながらで書けばいいじゃん

>>187
それ、やってみようよ
もしかしたら西本ここ見てるかもしれないし

おい、ちょっと西本がロストした後の６時間以内に家が爆破されたようなニュースがないか調べてくれよ

それはないだろwww

>>188
賛成。

>>189
その発想はねーよｗｗｗｗｗ

命狙われる2ちゃん作家とかどんだけwwwww

どう考えても続きは次の日曜だろ

このぶつ切り具合は害虫のような気もするがコテの説明が付かないなｗ

(´･ω･`)スレ立てるとしたらどこがいいんだ？
規制されても関係なく書き込める板ってどこがある？

　　　　　　　　　　　　　_,,..r'''""~~`''ｰ-.､
　　　　　　　　　　　 ,,.r,:-‐'''"""~~`ヽ､:;:;:＼
　　　　　　　　　　 r"r　　　　　　　　　 ゝ､:;:ヽ
　　 r‐-､　　 ,...,,　|;;;;|　　　　　　　,,.-‐-:､ ヾ;:;ゝ
　　 :i!　 i!　　|: : i! ヾ| r'"~~` :;:　::;",,-‐‐-　 `r'^!
　　　 !　 i!. 　|　 ;|　l| 　''"~~　　　､　　　　　　i' |
　　 　 i!　ヽ　|　　|　|　　　 ,.:'"　　　､ヽ､　　　!,ﾉ　イェ〜イ
　　　　ゝ　 `-! 　:|　i!　　.:;:　'~~ｰ~~'"　ﾞヾ　: : ::|　　西本見てる〜？
　　 r'"~`ヾ、　　　i!　i!　　 ,,-ｪェI二エﾌﾌ　: : :::ﾉ~|`　
　　,.ゝ､　　r'""`ヽ､i!　`:､　　 ー　-　'"　:: : :／ ,/
　　!､　 `ヽ､ー､　　 ヽ‐''"`ヾ､.....,,,,＿,,,,.-‐'",..-'"
　　 | ＼ i:" ）　　　　 |　　　~`'''ー----''"~
　　　ヽ　`'"　　　　 ノ

こんなにも愛されている西本に泣いた(´；ω；｀)

まだ１日だろ？３日落ちする手前までは待っとけよ

ただいま

ふざけんなwww

やれやれ、お前らにも困ったもんだ

続きは俺に任せろ

西木誰ぞｗｗ
にっしーにっしー

西木って誰だよｗｗｗ

ほ

待たせてすまねぇ…

>>206
局長なにしてはるんですか

>>207落ち着け〜ぃ

はよ続き書いてぇ〜

偽物ｗｗｗ

http://changi.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1226634776/201-300
↑このスレに

ASTRAL兄貴オッス！！

と書き込む(コピペでもOK)となんでも願いが叶います
恋人が欲しい、仕事が決まらないなど悩みがある人は是非一度お試しあれ

このスレどうすんの？

西本 愛されすぎだろ…

西本ﾏﾀﾞｰ(´；ω；｀)

続き…

(´･ω･`)西本まち。

ほ

にしもとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぇッおぇぉええ…ぐはっ…………………おおおおおおおおおおお

うわぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ
にしもとぉぉぉぉぉぁぁあああああああいあうああああああ

にしもとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

にっしー

(´･ω･`)西本マダー？

星

ほ

（・∀・）ｲｲ!!

(´；ω；｀)wktkwktk

ほ

西本ﾏﾀﾞｰ？

ニシモンどうしたぁー

西本

にしもと

西本保守

にしもとぉ…

ほ

ほ

まだあったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ほ

西本こねーじゃん

西本

ほ

結構面白かったのに残念だな

どうせ>>1は鬼畜で有名な害虫だから大丈夫だろ

>>242
詳しく

西本と名前欄になかったら一日で落ちてたな

今日西本願寺いってきた

西本カンバァーック

日本→　×にちもと　○にっぽん、ということは
西本→　×にしもと　○にっぽん

つまり西本は俺たちそのものだったんだよ！！　

保守して…いいんだよね…

まじ西本はよこいって……

ほ

(´･ω･`)ほしゅ

西本ハヤクハヤク

まだあったｗｗｗ
ほす

へ

>>243
昔あった「川 ﾟ -ﾟ)と害虫のようです」(正確なﾀｲﾄﾙうろ覚え)の作者はこんなだった
ｴｽｶﾙｺﾞにある遊園地も同じ作者だからログ見てみるといい

次の日曜までお預けか…

ほ

次の日曜まで待たなきゃなの？

ヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ

(ow)/ 守り揚げー

ほしゅ

ほ

異常な保守率

にっしーにっしー

ほっしゅ

　　_, ,_
（　・∀・）捕手
（ ∪　　＠ �J≡≡===-----
と＿_）__）

　　　　　　_, ,_
　　　　　（・∀・；）
　　　　　（ ∪ ∪
�J⌒Y⌒と＿_）__）

(ow)/ 守り揚げー

♪　　　_, ,_
　 （　・∀・ ）))　
(( (　つ　 ヽ、　　　♪　♪
　　〉 と/　 )))　　　　♪
　（__／^(＿)

　　　　　_, ,_ 　♪
　((　(　　　　)
♪　　 /　　　　)　))　♪　
　((　( 　　 　〈　　　♪
　　　 (＿)^ヽ__）

ほしゆ

ほ

何この放置プレイ

NISIMOTO☆

日曜まで保守るよー！

へ

にっしー

(ow)/ 守り揚げー

ほ

ら

　　　　　_, ,_
　　　（ ・∀・ ）ﾆｯ
　　（⌒`::::　　⌒ヽ
　 　ヽ:::: ~~⌒γ⌒）
　　　 ヽー―'^ー-'　　
　　　　 〉　　 ｌ

　　　　　　 　　(（ //)
　　　 　ノノノヾヾ //
　　　　　(・∀・○)/　　ﾌｷｱﾚﾀｰｱﾗｼｦｰ ﾋﾄﾌﾘﾃﾞｰｷﾘｻｲｰﾃｰ
　　　　　（⌒ ８＼　　 ﾎｴｰﾛｰ ﾀﾀｶｴｰ ｴｲｺｳﾆﾂｷｽｰｽﾒｰ
　　　　　　＼＿　 |　　ｶｯﾄﾊﾞｾｰ ｽｰｽﾞｰｷｰ!!!
　　　　　_／￣　ノ＼
　　　　（＿ ）￣　（＿）

にっしーおはよう

なんぞこのスレw

ほし

三日落ちルールなくなったし西本帰ってくるまで保守

ほ

久しぶりに見たな、こんなに愛されるスレは

ほしゅ

にっしーにしにし

さる高名な落語家の話だが、
持ちネタで一回かんだだけで引退を決意し、
自らの力はもう衰えたと、以後高座に上がることはなかったという。
ククルとか間違えたから、去っていったのではないか。

あ、上の話は美味しんぼで読んだ。

山岡「日本はまだ謝っていませんよ」

（笑）

にっしーにっしー

にしほ

保守しとくか

　　_,,...,_
`／~,.::＿::~"'ヽ
(,"ヾヽ ii //^ヽ)
　^:⌒i　　i⌒"
　　　|(´∀`)
　　　|(ﾉ　|つ
　　　|　　|
　　 ⊂ ＿ノ
　　　　"Ｕ

まだあったのか


ほ

にっしにし

ほ

三日ルールって泣くなってしまったん？

まだ残ってる…

まだ帰ってこないの西本？

|　 | _, ,_
|＿|・∀・ )
|正|ｏ旦ｏ.
|￣|―ｕ'
""""""""""

よ

ね

ほ

携帯から失礼します…
すいませんがＰＣが壊れてしまったので
小説を投下することが出来なくなってしまいました…＾＾；
保守がこんなにたくさんあるのに投下出来ない自分が悔しいです…orz

なのでもう落としてください、もう充分です；；本当に、保守してくれてありがとうございました。

>>304
また機会があったら頼むぜ！

　　　　 　 　 　 r'丁´￣￣￣￣｀7¬‐,-､ 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　r'|　|　　　 　 　 　 |　 |/　 ＞、　　　　 /
　　　　　　　　! |　|　　　 　 　 　 |　 |レ'´／| 　 　 　 |　　 待 て
　　　　　　　　| |　|　　 ／＼　　 |　 |l　 /⊂う　　　　|
　　　　　　　　| |　|__∠∠ヽ_＼　|　 ﾘ　/　 j　　　　　ヽ 　 あ わ て る な
　　　　　　　　|´￣　　　O　 ￣￣￣￣￣｀!　　　　　　〉
　　　　　　　　l'"´￣￣ヾ'"´￣￣｀ヾ::幵ー{　　 　 　 /　　 こ れ は 孔 明 の 罠 だ
　　　　　　　 ⊥,,,,,＿､　　　　＿__,,,,,ヾ| l::::::|　　　 　 |
　　　　　　 　 lヾ´ ｆ｝｀7 　 ﾍ´ｆj￣ﾌ　 | l::i'⌒ｉ　　　　|　　　 そ ん な 事 は 無 理 だ
　　　　　　 　 l　,.ゝ‐ｲ　　　 `‐=ﾆ、ｉ　| l´ (　}　　　　ヽ
　　　　　　 　 l 　 　 {　　　　　　 　 U | l　､_ﾉ　　　 ∠ヘ
　　　　　　　　l　　　/￣　　''ヽ、　　　| l　ヽ_　　　　　　　＼,＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　 　 　 　 　 !　　ﾊ´￣￣￣｀ﾄ、　　|亅〃/＼
　　　　　　　 ,人　ｆ　´￣￣￣｀`ヾ　 j ,!// {_っ ）､
　　　　　　／/　｀ト､_＿iiiii＿_____,レ'‐'//　 _,／　/ｽｧ-､
　　　　,.イl{ ｛ 々 !／´しllllﾄ､￣`ヽ、 // /´,.-、 /彑ゝ-{ｽｧ-､
　　,.イ彑l l > ゞ く l　〃 l|ハ.lヽ、　ﾊVゝヽ二ノ/ゝ-{､彑ゝ-{､彑ｧ-､
,.イ彑ゝ-'l l　（ (,) レｼ′　　 !l　｀ｿｧ'´　 　 _ノ7{､彑ゝ-{､彑ゝ-{､彑{
ュゝ-{､彑l l　 ` -イﾍ　 　 　 !ｌ　//　/⌒ヽヾ/_ゝ-{､彑ゝ-{､彑ゝ-{､
　{､彑ゝ-'l l f⌒Ｙﾊ　',　　　　!l/ /　ヽ_う ﾉ /-{､彑ゝ-{､彑ゝ-{､彑ゝ
彑ゝ-{､彑l l｛ に!小　ヽ　　 /!l /　　 ,／　/彑ゝ-{､彑ゝ-{､彑ゝ-{､

中○生セックス中
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livecx/1227088448/3

偽物っぽいな…

ククリが何だったのかだけは教えていってくれよ？

本物なら続きを書けるはずだ

>>304
お前偽物だろ

　どちらにせよ、美しい給仕を一人、賃金タダで雇う事が出来た。
　これで、竜王亭の回転率もあがるだろうし、何より看板娘として、集客効果を期待できる。
　酒場には、いつの時代も美しい娘がいなければ流行らないのだ。

　その代わり、自分はツンに寝床と食事を与える。お互いに利のある取引だ。

（´･ω･`）（こんな欲を出した考えを、昔ならばブシドーに反するといって頑なに拒否しただろうな）

　ショボンは、自分も随分と狡猾になったものだな、と思った。

　　　（´･ω･`）ショボンは姉上との約束を果たすようです


　　　　　　　　　　第二章　『バレノン』

ににににに西本ｷﾀ―――――――(ﾟ∀ﾟ)―――――――!!!

　
「おおい、ツンちゃん。お酒のおかわりお願いしまーす」

ξ；ﾟ�听)ξ「はい！　ただいま参ります！」

「ツンちゃーん、俺もお酒おかわり！」
「俺も俺も！」
「あ、てめえ俺のが先だぞ。割り込むんじゃねえ」
「こういう時は隊長の俺様が最優先だろーが。下っ端はすっこんでろ！」

　ツンを雇い始めてから七日。
　店内はいつも以上に蜂の巣を叩いたような騒ぎであった。

　店の外には行列まで出来ており、通りがかった人々も何だ何だと気になって、
　馬車に乗った大商人ですら足を止まるほどの盛況振りであった。

　ショボンの思惑通り、竜王亭に美しい娘がいる、という噂は人から人を伝って瞬く間に広がった。
　戦で疲労した兵士達は、可愛らしいツンの姿に癒しを求めて竜王亭へ足を運ぶ。

　独り身が多い商人達も、またしかり。
　その姿を一目見てやろうと、冷やかし半分でやってきた客でさえ、ツンの美しさに見惚れて常連客の仲間入りするほどであった。
　ツンは、愛嬌のある美しい娘であった。
　外見だけでなく、その礼儀正しい態度も、男達のツボにはまったのだろう。

　おかげ様で、竜王亭はここ数日、以前の三倍近い売上を弾き出していた。

(´･ω･`マジで！？
ついに始まったぞ！！

ξﾟ�听)ξ「お待たせしました。お酒のおかわりでございます」

　ツンは酒のボトルを傾け、木製のコップへと注いだ。

「おおう、安い酒も美人に注がれると、一段とうまそうに見えるってもんだ。なあ、店主！」

（´･ω･`）「安い酒は余計ですよ、兵士さん」

　ショボンがそう言うと、店内は男達の笑い声で溢れかえった。
　ここにいる兵士達は、皆、平民あがりの下級兵士がほとんどである。
　その所得は微々たるものだが、皆、気のいい連中だった。
　以前、ツンが若い商人にしつこく絡まれた時、彼らは商人をひっ捕まえて、つまみ出してくれた。

　ショボンは彼らと話を交わすのも好きだったし、
　何より店の治安を守ってくれるというのが、大きなメリットであった。

（´･ω･`）「ツン、リベロフィッシュの刺身を三番テーブルに持っていってくれ」

ξﾟ�听)ξ「はい。ショボンさん」

　ツンは軽快な足取りで、三番テーブルへと料理を運ぶ。

（；´･ω･`）「おい、そんなに急ぐと」

　どたんっ！
　危惧したとうり、ツンは自分の足につまづいて転んだ。
　その音に、店内にいた兵士達は雑談をやめ、どうしたどうしたとツンの方へ視線を向けた。

（；´･ω･`）（ああもう、言わんこっちゃない）

（´･ω･`）「大丈夫か？」

ξﾟ�听)ξ「うう……痛い、けど大丈夫です。それより、お料理は……？」

　ツンは鼻を押さえながら立ち上がった。
　そして、床にぶちまけられた刺身を見て、顔を青ざめた。

おい西本おまえ性格最悪だな
スレが落ちそうになったら投下とかありえねーんだよ
おまえ狙ってんだろｗ
釣り乙

ξ；ﾟ�听)ξ「す、すいませんっ！　私、何て事を！」

（´･ω･`）「気にするな。また作ればいい」

ξ；ﾟ�听)ξ「で、でも。私」

　また、ツンの悪い癖が出たな。
　ツンはどうも、失敗をすると自分を責める癖がある。
　泣き出されては困るので、ショボンはどう取り繕ってやろうかと考え始めた。

( ,,ﾟДﾟ)「おう、待ってたぜ。これだよ、これ。うまいんだよなあ」

　と、三番テーブルの若い兵士は、フォークを持って床に座り込んだ。
　そして、埃にまみれてしまった刺身をひょいと突き刺すと、口に運んだ。

( ,,ﾟДﾟ)「うん、うまい。埃がいいスパイスになって、いい味出してらあ」

　兵士はそう言って、にこりと微笑んだ。
　それをきっかけに、店内に再び笑いの渦が巻き起こった。

何の釣りだよ偽本ｗｗｗ開き直んなよｗｗｗ

「ギコの言うおりだ！　埃の旨みを知ってこそ、一人前の兵士ってもんだよなあ！」
「埃なんて、スパイスの一つよ！　砂粒一つで大騒ぎする貴族や富豪どもとは、舌の鍛え方が違うぜ俺達庶民はよぉ！」

　それから、騎士団への愚痴や貴族、王族への不満など、
　酒に酔った兵士達は思い思いに愚痴を笑いあった。
　終いには、肩を組んで歌を歌い始めた。

　全く、随分と心優しい酔っ払い共だ。

（´･ω･`）「ほら、ツン」

　ショボンは、ツンを立ち上がらせて、肩をぽんと叩く。

ξﾟ�听)ξ「あの、あ、ありがとうございました！」

( ,,ﾟДﾟ)「なーに。礼を言われるほどの事じゃないさ」

　そう言って、ギコと呼ばれた兵士は、刺身を全て平らげ席に戻った。

「おおい、ツンちゃんも一緒に歌おうではないか！　
　落ち込んだ時は、歌を歌えば気分も明るくなる！　楽しくなるぞ！」

ξﾟ�听)ξ「え？　あ、あの、私は仕事中ですから……って、うわわわっ」

　酔っ払った兵士に引っ張られ、ツンは兵士達の輪の中に入っていった。
　ツンを加えて気合が入ったのか、兵士達の歌声は各々競うように大きくなっていく。

　乙女の歌声聞こえれば　男は笛持ち奏で始める
　魔物の声が聞こえれば　男は剣持ち戦行く
　愛する家族を守るため　愛しき故郷を守るため
　男は今日も旅路を行く　女は子供に愛注ぐ
　空にのぼりし太陽は　　今日も我らを見守るさ

　野太い声で歌う兵士達と、それに混じって楽しそうにしているツンを見て、ショボンは暖かい気持ちになった。

（´･ω･`）「今日くらい、酒を飲んでもいいかな」

　ショボンは席について酒を呷った。

( ,,ﾟДﾟ)「いい娘を雇ったもんだな、店主」

　対面に座ったギコが、人のいい笑みを浮かべながら言った。

（´･ω･`）「ええ。自慢の看板娘です」

　ショボンは敬語で答えた。
　恐らく、ギコという兵士の方がショボンよりも二つか三つ年下であるのだろうが、
　客は誰であろうと平等に敬うのがショボンの主義、しいては商売の基本でもあった。

( ,,ﾟДﾟ)「確かに、彼女の美しさと素朴な笑顔には人を引き付ける魅力がある。
　　　　　しかし、店主の作る変わった料理も、また十分に魅力的だと思うぞ。
　　　　　刺身という料理など、俺はこの店に来るまで知らなかったし」

（´･ω･`）「刺身は、私の故郷で好まれた料理ですから。
　　　　　　この辺じゃ、こういう料理は作らないみたいですけれど」

( ,,ﾟДﾟ)「そりゃそうだ。魚を生のまま食うなんて、考えた事も無かったぜ。
　　　　　あんた、一体どこの生まれなんだい？」

　ずい、とギコはテーブルの上に身を乗り出した。

なんかすごく嬉しいな

（´･ω･`）「エルー大陸の、小さな村の生まれです」

( ,,ﾟДﾟ)「あっちの大陸の出身か。なるほどな、どうりで見たことの無い料理ばかりだと思った」

　ギコは、納得したように頷いた。

（´･ω･`）「ギコ殿は、エルー大陸に行かれた事はあるのですか？」

( ,,ﾟДﾟ)「ん、まあ何度かな」

（´･ω･`）「では、グルガ族という種族をご存知でしょうか？
　　　　　　エルー大陸の東に住んでいた民族なのですが」

( ,,ﾟДﾟ)「グルガ族？」

　ショボンが問うと、ギコはしばし顎に手を当てて黙り込んだ。
　心当たりがあるのだろうか？　こみ上げる期待に、自然と胸が高鳴った。
　やがて答えが出たのか、ギコは顔を上げる。

( ,,ﾟДﾟ)「すまないが、そのような民族は耳にした事が無いな」

（´･ω･`）「そうですか……」

　胸の中に灯った希望の光は、しゅるしゅるとしぼんでいった。
　また空振りか、と肩を落とす。
　だが、肩透かしには慣れたもので、ショボンはすぐに明るい表情を浮かべた。

にしもとぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお…おぇっ…ゲホゲホ……おおおおおおおおおお

うおお！！！始まってる！！！

こんなすごいスレ、久しぶりに出会ったわ…マジで涙出てくる

待ってて良かった
>>1頑張れ！

あーあ。都合が悪くなったら逃亡か…
やっぱおまえはカスだな見損なったよ

今日の分はオワタっぽいな
こりゃマジで害虫か？

きっと…きっとサルってるだけだよ！

西本はやっぱり格が違うな

なんというドＭホイホイｗｗ

これはどういう事だ？

にっしー待ってた！何はともあれ応援してるぞ！

さぁ引き続き保守に回るであります

そこそこ面白いから困るｗｗ

西本は性格が異常に悪い
早く落とそうぜ

俺が西本だ！！

つーか投下やめるならやめるっていえよ
さすがにこれは保守する気失せる

けっこう面白いから続き気になるなー
西本ぉぉぉ！！！！！！！

俺達は西本の掌で泳がされてるだけなのか・・・？

西本がムカつく。ムカつくけどほしゅしちゃう

せめて投下終了のレスぐらいよこせ

すいません

ほし

西本さん面白いです。続き楽しみにしていますのでまた書いて下さいね。

せめて今日の分は終わりとか言ってくれないと……

自宅のパソコンは壊れたみたいだけど
今日の書き込みはどこのパソコンからやったんだろう？
わざわざネカフェまで行って書き込んでくれたんだろうか

偽元に騙されるなｗｗｗ

5 西本 2008/11/19(水) 22:47:40.51 ID:cjW+6hG7O
かったり〜保守しやがって…
俺は適当に書いてるだけなのに…


5 西本 2008/11/19(水) 22:47:40.51 ID:cjW+6hG7O
かったり〜保守しやがって…
俺は適当に書いてるだけなのに…


マジあいつ酷くね？おまえら馬鹿されてるぞｗｗｗｗｗｗｗｗ

（　＾ω＾）ブーンなようです
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1227101952/

これな

>>350
西本はそんな奴じゃないお(´;ω;`)

>>351
俺は西本を信じる。俺が信じる西本を信じる

350が自演してるんだろ、カスみたいな奴だな

落とさせはしない

西本にとっては・・・遊びかもしれない
でも俺は・・・本気なんだ！！！！

にっしー そんなひと ちがう
わたし にっしー しんじるね

寝る前にホシュー

良い機会だ、1000までいってやろうじゃあないか

>>350
IDが同じなんだよ低脳野郎

>>350
>>360
ｸｿﾜﾛﾀ

(ow)/ 三日ルールなくなったの？長生きするなあ
　　　　守り揚げー

(ow)/ 守り揚げー

(ow)/ 守り揚げー

かきかき

IDが神ってｗ

ほ

ho

にっしーおはよう

☆

にしにし

ほ

ほ

(´･ω･`)ほ

にしほ

>>240までよんだがおちを教えてくれ

ほし

先生は執筆中なのです

にっしー

にっしっしっ

にしもと

にっしー

や

にしにし

さすが西本

に！し！も！と！

西本はわしが育てた

その西木はわしが育てた

ほ

そろそろこのスレのまとめサイトが出来上がってもいい頃だと思うんだが

ば

そろそろか？

ほ

西本さん

まとめど

にっしー日曜日かな

( 　＾ω＾）　俺がアップを始めたようです

( 　＾ω＾）　三日ルール無くなったの？

無くなったぽいね

172 西本 2008/11/20(木) 20:05:22.45 ID:SJ6t23xj0
ノートン先生がお怒りなんだけどなんだよ！！

http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1227101952/

（　＾ω＾）なようです

ぷぎゃぎゃｗｗｗｗｗｗこれが現実ｗｗｗｗｗｗｗ
おまえらが一生懸命保守してるあいだ。にっしーは某スｗｗｗｗレｗｗｗｗｗ
やっぱ利用されてただｗｗｗｗｗけｗｗｗｗｗｗｗプギャー（＾Д＾）9mｗｗｗｗｗｗ

>>399
ああ、それ俺の釣りだわ

>>400
お前カッコイイな

西本まだ帰ってこないの？

保守

しゃんなろ

現実見ようぜおまいら

現実見れたらVIPに来ないよ

にっしー

にし

にっしーおやすみ

ほ

おやすみ前のほし

どこまでいくのか

hh

にっしー

にっしーおはよう

おはようおまえら

おはいおおまいら

にしにし

にっしー

(´･ω･`)待ち

にし

にしもと

にしっしっ

書き手もいないのにここまで残るとは

ほ