1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ピカチュウ「今ではサトシのやつ、なつやすみもふゆやすみもとらせてくれない
ヤツの手持は新参ばかり」
ニャース「昔リザードンの首がドカンから抜けなくなったことあったよなwww」
ピカチュウ「あったあったwwwwwwwwww」
ニャース「死にたいな」
ピカチュウ「ああ・・・」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:39:49.59 ID:/QJqBtR8O
はにたなはなたはなはたはなはらならやなはにたはなたはかたあなたはなはなたなちはなはなたらなやたらたはなたなたはなたなたはにやたらたまはらなたまらなたなたななたらたなつなかたなたま
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:40:23.96 ID:/QJqBtR8O
はなたはなたはなたはなたなかたあはかあはかあひはさなかたまはなつなかたはなたかあかたなたはなたはらなたらなたなたまはなたなたらなやたまなたらなやたまはらなやまたはなたかあまさかたなま
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:43:48.21 ID:ZdgOWyRwO
ポケモン語の訳がでた奴がよかった
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:44:28.02 ID:+ZTF8CAeO
続けたまえ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:44:36.00 ID:lrCJ6xy10
.,,,、 ._,,,,,-、,、 .,,,、 ._,,,,,-、,、
ヽ"゙二ニ-----ノ ヽ"゙二ニ-----ノ
,,__,,,_,,,,,,,,,,,,,-―-. ,,__,,,_,,,,,,,,,,,,,-―-.
\__,,,,---ッ .t――┘\__,,,,---――/ /
丿 ,i´ / /
,/ ,/ ,/ ,/
.,,i´,,i´ ,,/,,/
/_ン" ,,,彡-'"
〃ヾ 〃ヾ
く^ヽ ヾ=ソ く^ヽ ヾ=ソ ,,__,,,_,,,,,,,,,,-―-.
| |' ,..--、 | |' ,..--、 \__,,,,--――/ /
_,,..--ー''''´ 二-ー─ _ r‐、 .r-、 _,,..--ー''''´ 二-ー─ / /
`、_,,..-ー‐'l .| ヾヽ,ヽ ゙ヽ .i ゝ `、_,,..-ー‐'l .| / /
, l | .| l`ー、 i,,,ノ ゙ー'" ! ./ , l | .| l`ー、 / ー、
_,ノ ,l | .| ヽ ヽ / / _,ノ ,l | .| ヽ ヽ ,/,/\ `'-,
l、_,ノ 、-' .| l、__/ / / l、_,ノ 、-' .| l、__/ ,/,,/ ヽ ヽ
ヽ,ノ ┴'''". ヽ,ノ ,,,彡-'"` l、__/
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:49:48.01 ID:mtv6r11S0
ピカチュウ「昔さ、トゲピーの糞のお守りしてたのよ」
ニャース「うん」
ピカチュウ「したらさ、フシギダネが子守歌歌ってさwww
やっと寝たと思ったら、DQNポケモンが奇声上げながら向こうからいっぱい歩いてきてさwww」
ニャース「うはwwwwピンチwww」
ピカチュウ「俺がお願いだから静かにしてくれって頼みに行ったんだよwww
したらさ、向こうめっちゃキレてんのwwwwww俺涙目www」
ニャース「それでどうしたんだよ?」
ピカチュウ「そしたらフシギダネが出てきてさ、アアン?テメーラゼニガメサンシッテンノカ
マジパネーゾ!とかいってんのwwwゼニガメもノリノリでグラサンかけてんのwww」
ニャース「うはwww死亡フラグwww」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:53:18.42 ID:Kd36VO5D0
(´・ω・`)
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:54:42.60 ID:msLh71Td0
ピカチュウ目線だと女の子のミニスカが丸見え
まじ許さん
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:55:01.78 ID:6iUrTGemO
(゚听)ツマンネ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:55:38.09 ID:mtv6r11S0
ピカチュウ「でまあ俺勿論止めるわけ、したら向こうのライチュウが電撃とばしてくるわけよwww
流石の俺もキレちまってさww2人で突っ走ってたら、リザードンの尻尾踏んじゃってwww
俺吹き飛ばされてwwwそのまま調子乗ったリザードンが土管に頭つっこんでやんのpgrwww」
ニャース「ワロスwwwwwwwwwそんときかwwww」
ピカチュウ「で、そのときだよ
さっき話してたDQN集団が一緒にリザードン引っ張ってくれてさ・・・」
ニャース「いい奴らだな」
ピカチュウ「それで結局リザードンのアホのせいで遊び場は壊れたんだけど、
DQN集団と俺らみんなで協力して修理してさ、結局日が暮れるまで遊んで・・・」
ニャース「・・・・」
ピカチュウ「・・・・・」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:56:02.09 ID:u0gFd/ar0
ピカチュウ懐古厨wwwww
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:56:11.65 ID:MxpB7fBhO
昔はよかったなんて言わないで><
……
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:58:49.95 ID:J5z+FKQSO
>>12 公式がネタで「ピカチュウ懐古で厨」つくらねえかな
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 22:59:57.40 ID:MX+jmc2QO
サトシ「ピカチュウお前だんだん弱くなってね?昔のお前はカイリューぶっ倒したのに今となってはエレキッドに引き分けとか……使えねえな」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:01:15.19 ID:mtv6r11S0
ニャース「俺も昔雪山でムサシとコジロウと遭難してさ・・・」
ピカチュウ「そwっうwwwなwwwんwwwどうなったんだよww」
ニャース「かまくらみたいなの作って寒さ凌いでたのよwwwww
したらムサシがさwww銀シャリ一丁!とか言って雪で寿司作ってんのwww
ゆっwwwwwwきっずwwwwっしwwwww」
ピカチュウ「どんだけ貧乏なんだよwwwwwwwwwwwwww」
ニャース「やだよお前食えよって言ったらさ、やっぱ醤油がないと食べられないねだってwww
なら作るなwwwwww」
ピカチュウ「でも楽しかったんだろ?」
ニャース「・・・」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:04:19.55 ID:ej5tJsHP0
サトシは変わった。
マサラタウンを出た頃の彼には夢があった。
各地のジムを回り、バッジを集めて、憧れのポケモンマスターになること。
どんなに辛いことがあっても、どんなに不安に押しつぶされそうになっても、
彼は諦めたりしなかった。苦境を笑い飛ばし、旅で得た仲間と共に幾多もの壁を乗り越えていった。
――そして彼は、夢を叶えた。
僕はそれを心から祝福した。
何故なら僕は、彼の努力を誰よりも間近で見ていたから。
僕は彼の初めてのポケモンだった。
ポケモン図鑑には、ピカチュウ、とカテゴライズされている。
相対レベルは97。
彼の持つポケモンの中で、単純戦闘能力においては、僕の右に出る者はない。
僕は彼のパートナーにして、最も強いポケモンだった。
前チャンピオンの最後のポケモンに、とどめを刺したのもこの僕だ。
サトシは僕に「かみなり」を指示した。その時既に、相手ポケモンが瀕死状態であったにも関わらず、だ。
しかし僕は、彼の指示を疑わなかった。これまでもそうだったから。
僕は頬の電気袋に、ありったけのエネルギーを集中させた。
そして雷雲を別つほどのかみなりを落とした……。
今から思えば、サトシはあのとき既に、ポケモントレーナーとしての道を踏み外していたのかもしれない。
僕がかみなりを落としたポケモン――レベル91のギャラドス――は死んだ。
あそこまでする必要があったのか。
そう問いかけることができないまま、時が過ぎた。
彼は零落れていった。夢を叶え、原動力を失った彼から、純粋な笑みは消えてしまった。
そして、僕は彼に捨てられた。ある時、僕が彼の指示に従わなかったことが原因だと思う――。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:06:24.49 ID:dTCTQqVA0
がーめがー
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:07:59.69 ID:MX+jmc2QO
ガブリアスレベル100のギガインパクトがキャタピーレベル1に直撃してなんで瀕死で済むのかわからない
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:10:28.74 ID:+WLw2B5EO
ピカチュウ「ポケスペとギエピーのピカチュウ強すぎだろ……」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:10:32.69 ID:he7kvqc10
リザードンの首ナツカシスww
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:17:49.74 ID:ej5tJsHP0
「おい。俺の言うことが聞けねぇのかよ。
ピカチュウ、10万ボルトだ、あいつに10万ボルトを浴びせろって言ってるんだ。」
「チュウ………」
「どうしてためらう?
お前は俺のポケモンだろ? 反抗するんじゃねえよ!」
「チュウ、チュチュウ」
僕は首を横に振った。彼はベルトからボールを取り外した。
褪せた、瑕だらけのモンスターボール。
「言うことが聞けないんなら、お前に用はない」
僕はボールに戻された。
内側から様子を窺う。サトシは、僕の知らないポケモンを繰り出していた。
四足歩行の、頭に葉をつけた可愛らしいポケモンだ。。
既視感に襲われる。フシギダネ? いや違う、あれはフシギダネなんかじゃない。
その後、その僕の知らないポケモンは一瞬で相手ポケモンを切り刻んだ。
鋭い葉っぱカッターだった。小回りの効かないギャラドスに、全てを躱すことはできない。
「………チュウ」
僕が攻撃をためらったのは、ポケモンリーグ決勝戦で殺してしまった、ギャラドスのことを思い出したからだ。
もちろんサトシはあの時のことなんて、少しも憶えていないだろう。だからさっきも、惨い指示を出した。
でも、僕はあの時のことを憶えている。だからさっきは、その指示を受け入れられなかった。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:29:42.19 ID:ej5tJsHP0
サトシは圧倒的な試合を望んだ。
完膚無きまでに相手ポケモンを叩き潰し、戦意を喪失させる勝利を望んだ。
それは僕から見れば、ただの娯楽だった。
若い芽を摘み、ずっとポケモンマスターの座に君臨していたいが故の、傲慢だった。
僕はだんだん、ポケモンバトルに使われなくなっていった。
久しぶりに出されたと思えば、僕以外のポケモンが全滅している状態であったり、
他のポケモンが太刀打ちできない状態であったりと、
できれば僕の力を借りたくないというのが、ありありと伺える扱いだった。
「やれよ。頼む、ここで負けたら終わりなんだ。力を貸してくれ」
「………チュウ」
僕は、ただ勝利のための道具として扱われていると知りながらも、サトシに力を貸した。
どんなポケモンも僕には追いつけない。
相性はすでに関係なかった。
僕の10ボルトで気絶しないポケモンはいないし、僕のかみなりは岩ポケモンさえ貫いた。
何故僕が彼に力を貸したのか?
その理由は解らない。
否、もしかしたら僕は、信じていたのかもしれない。
サトシが考えを改め、また、少年の頃の純真無垢な心を取り戻してくれることを。
別れは突然だった。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:32:17.57 ID:q7s/H2E+0
おもしれーw
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:42:17.66 ID:ej5tJsHP0
サトシと心が通じ合わなくなって、三ヶ月ほどした、ある夜のことだ。
僕は前触れもなくモンスターボールから出された。
僕は眠っていたが、すぐに感覚を研ぎ澄まし、戦闘に備えた。
「そう警戒するでない。お前を呼び出したのは、ワシじゃ」
そこにいたのは、屈強なポケモンでも、疎ましそうに僕を見るサトシでもなく、オーキド博士だった。
実に5年ぶりの再会となる彼は、当然のことだが老いていた。
「チュウ……?」
「どうしてサトシくんがいないのか、不思議と見えるな。
サトシくんはのう、旅立ってしまったのじゃ。こんなことを言うのは辛いが……解ってくれるかの。
ピカチュウ、君は置いていかれたんじゃよ」
サトシと旅をするうちに、いつしか僕は人語を解していた。
どうして――?
僕の心が通じたのか、オーキド博士は僕から目を反らして、語った。
「どうしてかは解らん。詳しいことはワシも知らんのじゃ。
しかしサトシくんは、何か新しい目標を見つけたようじゃった。
こことは違う地方に向かう、ということだけ教えてくれたが、それ以外のことは……」
博士の言葉はもう、僕の耳に届いていなかった。
僕は耳を両手で押さえ、今にも駆け出そうとしている自分を、この場に押し留めなければならなかった。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:46:44.60 ID:YGUl21c30
そしてニャース化ですね、分かります
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:48:04.87 ID:9AvzyDVBO
今でもサトシの実家ではバリヤードがママンの手伝いしてるの?
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:49:59.67 ID:SFyCrdaQO
いまいち声が脳内再生されないにゃ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:52:13.11 ID:eXnhJoQY0
>>24 >僕の10ボルトで気絶しないポケモンはいないし
なんというアンペア
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:54:19.12 ID:ht4KM621O
朝まで頼んだぜ
ローゼンの人か?
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/02(木) 23:59:47.71 ID:GboPxyRz0
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:00:27.48 ID:aEJYTqUj0
序盤でスポーツカー乗りまわしていつも大勢の女の子はべらせてたライバルは今何やってるの?
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:03:35.18 ID:UqbSwhQ70
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:04:40.52 ID:ndygXpe90
無印1話をこの前みたら感動して泣いちゃった
なつかしす
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:10:05.12 ID:aEJYTqUj0
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:12:53.88 ID:RjOK8snKO
ピカピカ魔法を解かないで♪ いつま〜でも〜♪
死にたくなってきた
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:13:34.36 ID:aEJYTqUj0
ちょwwwwwwwwwww シゲル引退してたのかwwwwwwwwwwww
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:15:37.11 ID:z9jVEJTy0
クオリティ高そうなSS見ると嬉しくなる
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:15:53.71 ID:chevEJLI0
風呂いってた
サトシと僕は一心同体だった。
たとえ考え方が違ってしまったとしても、いつか元通りになると信じていた。
なのに――
「チュウ!」
「ワシも悲しいんじゃよ。あまりにも突然のことだったんじゃ。
この研究所を訪れ、君のモンスターボールを置いて、サトシくんは行ってしまった。
カスミくんに、きちんとした別れも告げずにのう。
結局、彼女はサトシくんに言えなかったじゃろうなあ」
僕は博士を見上げた。カスミが、サトシに言えなかったこと?
博士は僕を見下ろして、
「カスミくんは身ごもっていたんじゃよ。サトシくんとの子じゃ」
喉の奥で転がすように、ゆっくりと語り始めた。
ぶwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:30:58.62 ID:chevEJLI0
「サトシくんとカスミくんが婚約を交わしたのは、
確か旅の途中、それもかなり終盤の方だったと聞いておる」
オーキド博士は手持ち無沙汰そうに、書架から一冊の文献を取り出し眺める。
しかし彼の瞳の焦点がどこにも合っていないことは、明らかだった。
「おそらく、サトシくんがポケモンマスターになった祝福も兼ねて、式が挙げられる予定だったのじゃろう。
しかし、式は先送りにされたのじゃ。
婚約を継続したまま、籍を入れずに、カスミくんを待たせたのじゃ。
そして今日、彼は、カスミくんをこの町に残したまま行ってしまった。
サトシくんが子供のことを知っていたのなら、結果は変わっていたかもしれんのう」
全身が戦慄くのを感じた。サトシとカスミが交際していたことは、旅の途中に察していた。
だから、途中でカスミが旅から抜ける、と言ったときも、僕は心中で、
『ハナダシティかマサラタウンで、サトシの帰りを待つのだろう』
と思っていたのだ。それが、婚約した上に、身籠もらせていただなんて。
「チュウ、チュチュウ!」
僕は博士を見た。睨み付けた、といった方が正しいかもしれない。博士は察してくれた。
「カスミくんはマサラタウンの、サトシくんの実家におるよ。
しかし、今はそっとしておいた方がよいじゃろう。彼女もついさっき、サトシくんの失踪を告げられたばかりなのじゃ。
彼女にはこの先、苦境が待ち受けているじゃろう。まったく、不憫でならんのう」
僕は電光石火の如く、駆け出した。
「どうしたんじゃ、ピカチュウ!」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:42:22.96 ID:chevEJLI0
サトシの家の場所は憶えていた。
僕は遠目に窺うのももどかしく、庭に飛び込んでいった。
庭に面した窓にはカーテンが敷かれていたが、その隙間から、僕は机に伏しているカスミの姿を認めた。
「チュウ!」
どうか気づいて。窓を叩く。
「チュウ、チュウー!」
お願い、カスミ。僕に気づいて――。
「ピカ……チュウ……?」
のろのろと窓に歩み寄り、カーテンを引いた彼女は、
まるで幻を視るみたいに、僕を眺めていた。目は腫れているし、声だってかすれている。
僕は泣きそうになった。それよりも先に、彼女に抱き竦められた。
「ピカチュウ、うっ、うう、ピカ、チュウ、あたしね、あたし、サトシに捨てられちゃったの……!!」
知ってるよ。僕も捨てられたんだ。
「……チュウ……」
このときほど、人語を話せないことを悔やんだことはない。
僕は彼女の心を理解していた。彼女の腕の中で、そのぬくもりを感じながら、
僕の体は、もう一つのぬくもりも感じていた。彼女のおなかの中では、確かにもう一つの生命が息づいているのだ。
サトシ、僕はあなたが解らない。
どうしてカスミを捨てたりしたんだ。彼女はおなかの子供と一緒に、あなたとの幸せな生活を夢見ていたのに。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:56:49.15 ID:chevEJLI0
オーキド博士の言葉が、耳許でリフレインする。
――彼女にはこの先、苦境が待ち受けているじゃろう――
僕は、次第にある感情が膨れていくのを感じていた。
同情でも哀れみでも慈しみでもない。それは、カスミを、この先訪れる苦難から守ってあげたい、という気持ちだった。
所詮僕はポケモンで、サトシの代わりにはなれないけど、
カスミの傷ついた心を癒すことは、僕にだってできるはず。
僕は彼女の嗚咽が止まるまで、彼女の傍にいた。
マサラタウンの夜は、静かに更けていった。
――それから、十数年の月日が流れた。
その日も僕は庭で、日向ぼっこをしていた。
マサラタウンの四季豊かな気候の影響を素直に受けて、庭は鮮やかな緑で満ちている。
彼女が旅立とうとしている今日この日でさえ、マサラタウンは変わらず穏やかだった。
「ピカチュウ」
優しい声に振り返る。
「あの子を呼んできてくれないかしら。
支度にやけに時間がかかっているみたいだから」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 00:58:54.67 ID:1mvqPu9C0
サトシの手持ち最強6匹考案
確定
・リザードン:いわずもがなサトシの手持ちの中で最強の実力を誇るポケモン。戦績・実力ともに文句なし
・カビゴン:圧倒的破壊力と防御力によりサトシの手持ちの中でも上位3位には入る
・オニゴーリ:実は無敗という隠れた名将。登場が遅く出番が少なかったので描写が少ないのが残念
選択
・キングラー:セキエイリーグにて3縦を果たす。うずまきカップなどでも活躍、十分スタメンを狙える実力がある
・ピカチュウ:無印時代はほぼ敵無しのエースポケモンだった彼だが、物語が進むにつれ格下にも負けるという愚かさがマイナス
・ジュカイン:AG時代最強のポケモン。リザ・カビに比べると一歩劣るがそれでも当時のサトシの手持ちの中ではエース
・ゼニガメ:素早く独自で編み出したハイドロポンプもかなり強力。実力も確定組みと比べても遜色が無く好印象
・ベトベトン:防御力がすさまじい。カビゴンの攻撃力を減らし防御力を強化した感じのポケモン。リーグで大活躍したところが評価できる
・フシギダネ:つるのムチでトリッキーな戦闘をする、サトシの手持ちの中では珍しいポケモン。ゼニガメとほぼ同格
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:08:23.16 ID:chevEJLI0
僕が階段に向かうと、彼女はちょうど二階から下りかけているところだった。
「チュウッ!」
「ごめんね、ピカチュウ。
出発前に荷物の確認してたら、増やしたり削ったりして時間かかっちゃった」
亜麻色の髪に、目鼻の整った顔立ち、
元気溌剌な、しかしほんの少し緊張を滲ませた声の持ち主は、
「ヒナタ、いつまで手間取ってるのよ」
「ごめんなさい。だって忘れ物ないか気になっちゃったんだもん」
今は良き母親であるカスミの一人娘、ヒナタである。
今日はヒナタの旅立ちの日だ。
かつてサトシが、ポケモンマスターを目指したように、彼女もこの町を巣立っていく。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:16:38.90 ID:chevEJLI0
玄関先で、僕とカスミは、ヒナタと向かい合った。
「元気でね、辛いときはいつでも電話するのよ」
「大丈夫だよ、ママ。だってわたしにはピカチュウがいるもの」
「そうね……」
カスミの瞳が、一瞬翳ったのを、僕は見逃さなかった。
彼女にとってこの儀式は、娘との別れでもあると同時に、サトシを強く思い出す行為でもある。
カスミは褪せて瑕だらけのモンスターボールを、ヒナタに手渡した。
「これがピカチュウのモンスターボールよ。
ヒナタに見せるのは、これが初めてかしら」
カスミはこの十数年、いつだって僕をボールに入れたりしなかった。
「ボロボロだぁ……。でも、これがお父さんの使っていたモンスターボールなんだよね」
「そうよ。ピカチュウは、あなたのお父さんが初めて仲間にしたポケモンなの」
サトシとの思い出がいくつも浮かび上がってくるのを、再び、記憶の底に沈める。
僕のマスターは、たった今から、ヒナタに変わるのだ。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:17:36.37 ID:eoDmwNw1O
なんかハンターハンター思い出した
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:27:27.41 ID:u367lTI/O
サトシも父親失踪だよな
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:29:30.23 ID:chevEJLI0
ヒナタは僕が、以前ポケモンリーグを制覇し、殿堂入りしたポケモンである事実を知らされていない。
ただ、昔に両親と旅を共にしていたポケモン、という認識だ。
僕は初め、ヒナタの旅に同行するつもりはなかった。
僕はイレギュラーだ。
バッジがないと抑制できないレベルでありながら、ヒナタの命令に従う。
彼女のポケモン図鑑(ポケモン図鑑は今や世界中に普及している)で計測した僕の経験値、相対レベルは、
博士の改造によって、大幅に弱体化したものが表示されるようになっている。
つまり僕は、実力を隠してヒナタに同行するのだ。
カスミは、旅立ちの前日の夜、僕に語りかけた。
「あの子がいくら今まで普通の暮らしをしてきたとしても、
ポケモントレーナーとして世に出たからには、あの子の出生の秘密を知る者が現れると思うわ。
そいつがあの子に協力的か、非協力的かは、わたしには知る術がない。
だから、ピカチュウ、あなたがヒナタを守ってあげて欲しいの」
僕は少しだけ悩んでから、
「チュ!」
カスミの胸元に飛びついた。
「ありがとう、ピカチュウ」
これまで僕は、カスミを守るために生きてきた。
今度は、守る対象が彼女の娘になっただけの話だ。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:35:16.46 ID:z5O4RpxvO
これは面白い
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:40:46.82 ID:V1wB4xgMO
サトシ「お前に待ってて欲しいんだ…蘭」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:41:15.92 ID:p6ni4LXyO
わっふるわっふる
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:43:26.41 ID:YkBPpFnTO
ヒナタって誰?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:51:28.86 ID:chevEJLI0
それは、些末な差でしかない。
「それじゃ、ママ、おばあちゃん、行ってくるね」
サトシの母――つまりヒナタのおばあちゃん――は、四年前に他界している。
悲しみに暮れるカスミを支え、ヒナタを愛した、本当に優しい人だった。
「行ってらっしゃい。夢を叶えるまで……帰ってきちゃだめだからね」
「うんっ」
僕はカスミの足下から、ヒナタのもとへ駆け寄った。
玄関の前で、僕はカスミと視線を交わした。
カスミとの別れに、大袈裟な抱擁などは必要なかった。すべて、通じ合っていたから。
ヒナタは歩き出す。一度だって振り返ったりしなかった。
そしてさっき手渡された僕のモンスターボールをベルトに戻し、僕を抱き上げてこう言った。
「お父さんは、ピカチュウをモンスターボールに入れずに、一緒に歩いて旅をしていたのよね。
だからあたしも真似するわ。それになんだか、ボールの中って窮屈そうだし」
ふふ、と彼女は微笑んで、僕を再び地面に降ろす。
僕はこれまでにないほど強く、ヒナタと、サトシと、カスミの血の繋がりを実感した。
それは嬉しいことでもあり。
同時に、哀しいことでもあった。そんな僕の気持ちも知らず、ヒナタは無邪気に、まるで謳うように言った。
「ねぇピカチュウ、知ってる?
お父さんのいるジョウト地方にはね、あたしが見たことも聞いたこともないようなポケモンがいるんだって―――」
第一章 終わり 寝る
続きどうすんの?
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:53:39.32 ID:u3Uk+davO
すんげー面白いんだけど
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:57:32.83 ID:GzUTggul0
>>1乙
良かった!…けどピカチュウ含めポケモンって、そんなに長く生きられるんかね?
犬とか猫とかの感覚だと、十数年だともはや老齢でまともに歩くのが精一杯ってイメージだが
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 01:59:32.88 ID:dmF/mveC0
召喚獣的なものと考えるんだ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:02:34.10 ID:cA/RZQqtO
何この良スレ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:05:32.56 ID:oQSmXmncO
このスレは残さねばならない
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:05:48.82 ID:fYlQfYGwO
続きは??????
サトシ「俺様のターン!ドローカード!」
タケシ「サトシ!もうやめるんだ!」
サトシ「俺様は場のピカチュウを生贄に捧げ───」
ピカ「ピカッ!?チャ……アッ──!」
カスミ「ひどい………ピカチュウが………」
サトシ「ライチュウを召喚!ハァッハッハッハ!俺様のオカルトコンボはこれからよぉ」
タケシ「他にもモンスターがいるのにわざわざピカチュウを生贄に………」
カスミ「もぅやめてよサトシィ!!」
サトシ「うるせぇ!外野は黙ってろ!行くぜぇ、ライチュウの攻撃ィ!!」
タケシ「サトシ………」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:14:10.64 ID:19Qz9trfO
保守
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:15:34.79 ID:y0owLUxHO
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:18:05.32 ID:oQSmXmncO
ほす
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:20:10.62 ID:QvbRNQ3RO
>>65 闇サトシwwwwwwwwwwww
って反応が欲しかったんだろ?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:22:13.46 ID:yUPSL8PUO
闇サトシはともかく
おもしろいな〜
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:24:14.59 ID:1mvqPu9C0
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:24:50.89 ID:ZC5928Ca0
そして今サトシはシロガネ山に篭っているのか・・・・・
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:31:25.86 ID:onIl+bBFO
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:36:38.38 ID:24/XDpJ3O
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:38:23.89 ID:gW+fdwIIO
カスミには彼氏いるのにな
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:43:06.81 ID:GQahmmJT0
サトシが最大出力で離陸しアフターバーナーで急上昇する。
高速ミサイルのような急上昇を続けた後、スーパーフェニック]Uは出力を止める。
サトシは機首をもたげて背面から自然落下、敵の視界から消えると出力を最大。大Gをかけて機を起こしジャムの腹を強襲する。
僅か1秒の間に50発の弾をジャムに叩き込み、無人のサトシは戦闘機動のまま高高度まで上昇する。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 02:55:32.52 ID:u3Uk+davO
ほ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 03:08:36.03 ID:rSQ8ypTB0
ね
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 03:23:06.23 ID:u3Uk+davO
ブ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 03:40:11.55 ID:IM+zCZzW0
ー
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 03:41:16.52 ID:/rOC/Xe0O
メ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 03:51:01.79 ID:2/driH5RO
ラ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 03:53:40.01 ID:c3erSTdv0
ン
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 04:07:29.44 ID:jvoU7xOR0
ガ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 04:18:37.40 ID:nZn5saksO
ほ
>>13 あの煌く時の中の何を知ってるっていうのさ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 04:40:12.90 ID:GddW6u++0
良スレ続きwktk
この時間なら保守は30分おきで落ちんだろ
ほほっしゅ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 05:11:54.38 ID:KZPkKl4k0
sageてた
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 05:30:48.90 ID:bnCyePRd0
ほほ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 05:56:19.88 ID:ENcRh5uQO
ほしゅ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 06:24:41.94 ID:r17hYTO8O
保守
スレタイで吹いた
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 07:11:00.85 ID:/V/Fq5p5O
保守
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 07:24:15.92 ID:4S9ItwR5O
現れるのだろうか・・・
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 07:37:35.90 ID:chevEJLI0
スレ残ってたんだ
書けるとしても夕方6時過ぎくらいになると思う
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 07:48:21.58 ID:fYlQfYGwO
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:17:35.25 ID:bnCyePRd0
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:20:54.47 ID:73apGZj2O
ピカチュウは幸せだろ
今アニメで可愛いポケモンに片思いされてるんだぞ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:36:45.93 ID:dqNxijQBO
シンクたんの声で再生ハァハァ
あああああ!!!良いよ、良いよシンクたん!!捨てられても一途なんだね可愛いよ大好きだよハァハァハァハァハァハァ!!
保守
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:38:55.92 ID:aXl1jNpa0
どうでもいいけどきっとヒカリのポッチャマは進化しないんだろうな
エンペルトはカッコいいのにポッタイシはなんであんなことに・・・
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:47:21.07 ID:3YVMgjM1O
キクコの婆さんあたりはとっくに本人がゴーストになってるだろうなあ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:50:28.89 ID:cA/RZQqtO
昨日久しぶりにポケモン見たらサトシが小さい猿使ってて悲しくなった
リザードン使えよ・・
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:52:43.21 ID:U48qnJN0O
昔からいい所はリザードンだったろ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:55:43.64 ID:oFs8ZGP80
映画ではないにせよポケモンオンリーのも毎年DVD出てる
ポケモンジェット機内放送用だったっけ?なかなか可愛くて好きだ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:57:12.33 ID:YtXrdCjzO
ほ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:58:16.20 ID:zk3c21fR0
リザードン懐かしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
新参ポケモンは氏ね
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 08:59:51.25 ID:aXl1jNpa0
早くグレイシアを出すべき
ラルトスを性的な意味なしで手塩にかけて育て上げたい
>>106 サーナイトとムウマージに死ねと言うのか!
きさまあああああああああああああああああ
>>109 `¨ − 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 09:07:41.60 ID:73apGZj2O
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 09:12:00.42 ID:RteS+JQFO
アニメでキクコって出た事あったっけ?
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 09:15:13.28 ID:oFs8ZGP80
>>112 第1話のテレビに出てて
バトフロ編の直前ではトキワジムリーダー代理してた
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 09:46:28.57 ID:oQSmXmncO
ほ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 09:46:34.34 ID:tSumNQ8XO
h
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 09:54:12.50 ID:uuV2EXH90
ポケモンはエロ同人誌でしか見たことないけど
これはおもしろし。
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 10:28:58.34 ID:tS+S5AiS0
し
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 10:48:34.34 ID:Wl0Fr8cuO
ゃ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 11:32:06.66 ID:gre2LTBr0
ほ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 11:41:15.49 ID:vtGqMHFo0
ほ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 11:41:41.95 ID:wNJXebS7O
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 11:42:34.71 ID:cA/RZQqtO
ちゅう
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 12:00:14.59 ID:CKqvInU9O
ほ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 12:10:26.26 ID:sJLFUi7H0
おもしろすぎて途中でココア吹いてしまったw
ノートPC濡れたぞorz
hs
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 13:00:04.93 ID:sGSOwo2cO
ほ
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 13:02:54.33 ID:oQSmXmncO
へ
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 13:12:23.54 ID:NQ+hXz0V0
い
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 13:13:51.89 ID:THeTViM30
へ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 13:22:42.09 ID:QMNMW4itO
赤いほっぺ
黄色のシャツ
ギザギザ模様の僕の
BestFriend
白いページ
落書きして
出来立ての歌
歌ったよね
忘れないよ
キミとのエピソード
数えきれない宝物
夕闇に染まる
大空をごらん
ピカピカ温かい 星が笑うよ
新しい朝が 呼んでいるから
君と歩いてゆきたい。
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 13:30:12.94 ID:oQSmXmncO
ほ
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 13:30:47.64 ID:zhzYa9hoO
ほ
サトシってポケモンマスターになったの?
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 13:46:40.71 ID:0li8l1ko0
面白すぎ。
でもサトシって10歳じゃなかったっけ
135 :
かわいいは正義! ◆cHiKA/lngw :2008/10/03(金) 14:00:25.13 ID:WU/wSpph0
, - ― - 、
, .:´:: :: :: :: :: :: :: :: :: :ヽ、
_r'/:: :: :|:|ヽ:: ::l、:: :: :: :: :: :: ::ヽ
/:rニ/:: :: ::/|:| ヾ::|ヾ:: :: |、:: :: :: :::ヽ
/:: :: :: /:: :: i:/_」| ヾ:l ヾ‐|--:::: :: :: ヽ
/:: :: :::,l:: :: :: ̄ | ヽ ヾ:| ヾヽ:: :: :: l
|:: :: :/ |:: :: / 、 ,ヽ ヽ:: :: ::l
|:: // l:: :l r 7 ` '7´`ヽ ヽ_,,_:l
レ' lr´l ´ l:::::il l::::::il ` / .l
l l ヽ-' , ヽ-' 丿
ヽ、,l '' '' ,r.イ
ヽ /r´
> _ イ
, - ´_l ̄ lフヽ、
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| |
,r-つ ポケモンは初代に限る ⊂ニ
/r ´つ ゝ−
. l /_-´ `r‐
| r´つ 金銀以降は知らないけど ゝ
\ | .|
|::| |
丶| |
. `| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
金銀もおもしろいよ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 14:19:43.13 ID:rCjfA0y50
このスレ見てたらポケモン見たくなったきた
おまえらはポケモン映画だとどれが一番好き?
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 14:34:36.24 ID:u3Uk+davO
まぁ、ミュウツーが一番オモロいな
一番はミュウツー
あとは唯一神とか
ラティから後はみてない
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 15:01:08.28 ID:4S9ItwR5O
ミュウツー
hs
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 15:31:03.35 ID:u3Uk+davO
ほ
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 15:44:51.09 ID:lGZwMDEi0
し
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 15:50:16.17 ID:chevEJLI0
帰宅
書く
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 15:52:27.41 ID:YDfGhBYz0
きたあああああああああああああ
部活いくのやめるわ
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 15:53:18.19 ID:rCjfA0y50
きたあああああああ
自宅警備員の仕事やめるわ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 15:54:44.83 ID:u3kwp2cb0
きたあああああああああ
会社やめるわ
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:04:47.83 ID:15rMbhySO
wktk
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:07:44.35 ID:YGy0TYsQO
きたー
サトシは再登場するのかなー
ワクテカだわ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:08:39.80 ID:u3Uk+davO
長編になる予感!
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:14:33.88 ID:chevEJLI0
「キャタピー、思いっきり糸を吐くんだ!」
幾条もの白い糸が、周辺の木々に張り巡らされていた。
行動範囲を限定させて、確実に絡め取るつもりか。よく考えている。
しかし、ヒナタの方が一枚上手だ。
「そうはさせるもんですか。ヒトデマン、高速スピンよ!」
キャタピーは大量の糸を吐き出した。
が、次の瞬間には糸は切り裂かれ、空気中で凝固し、地面にはらはらと落ちていった。
高速スピンは、拘束系の技を無効化するのだ。
「今よ、たいあたり!」
高速スピンの余勢を生かし、ヒトデマンは、無防備なキャタピーに突っ込んでいった。
「キャタピー!!」
細い悲鳴を上げて、少年はキャタピーに駆け寄った。
しきりに心配しているが、精々気絶している程度だろう。
流血、瀕死、死亡のような事態は、ハイレベルのポケモン同士が戦って、初めて起こりうるのだから――
と僕がぼんやり考えていると、ヒナタは僕の傍を離れて、少年に話しかけているところだった。
「ごめんね。ちょっと強くやりすぎたかも……」
「い、いいんだよ。僕が勝負を仕掛けて、負けたんだ。
はいこれ、少ないけど、上げるよ」
少年はポケットをまさぐり、数枚の硬貨を取り出した。
ポケモンバトルにおける金銭の賭けは、使用するポケモンのレベルに比例する。
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:35:44.75 ID:ftKNcW/PO
ほ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:36:44.42 ID:chevEJLI0
ヒナタは受け取るだろうか。それとも――
「要らないわ。どうしてあたしがあなたからお金をもらわなきゃならないの?」
「どうしてって、じゃあ君はこれからどうやって旅を続けていくつもりなんだい?
お金がないと、色々と困るだろう?」
彼女は首を振り、微笑む。
「だいじょうぶよ。
食べ物だって、泊まるところだって、なんとかなるわ。
それに、どうしようもなくなったときだって、ポケモンセンターがあるじゃない」
「でも……」
「いいの。お金がないと困るのは、あなたも同じでしょ?」
「う、うん」
ヒナタの手が、少年の手を包み、押し返す。
こんな反応をされた経験がなかったのだろう、少年の顔は朱くなっていた。
僕はヒナタの行動が、偽善でも自己満足でもないことを知っている。
彼女の父親も――サトシも、ポケモンバトルで相手からお金を奪ったりはしなかった。
虫取り少年に別れを告げて、僕たちはまたトキワの森の探索を開始する。
ヒナタは鬱蒼と生い茂る木々の葉を見上げて言った。
「あたし、こんな場所があるなんて知らなかった。
ううん、本とかTVで知っていたけど、実際にこうやって歩いてると、
そういった知識と全然違うってことが分かって、その、うーん、なんて言えばいいんだろ」
「ピッ、ピカチュ」
それはね、ヒナタが心の奥底で、実は、戸惑っているからなんだよ。
マサラタウンという狭い世界でずっと過ごしてきただろう。だから、新鮮な外の世界に、ヒナタはまだ慣れていないのさ。
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:41:55.73 ID:ehSgQJ1+O
やっぱり時間的に人が少ないのかな?
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:44:08.76 ID:Zbqyyh6w0
追いついた…
支援。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:45:46.73 ID:u3Uk+davO
C
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:46:20.85 ID:xsSIsqphO
これは・・・期待
絵師こないかな
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:48:18.60 ID:chevEJLI0
道中、ヒナタはトキワの森の真ん中あたりで、休憩をとった。
大樹の幹にもたれかかって、深く呼吸する。懐かしい香りが肺に満ちた。
ここは今でも、僕が"初めて"訪れたあのときのままだ――。
僕は少し散歩してみることにした。
「ピカチュウ、あんまり離れたところにいったら駄目だからねー」
彼女が眠そうに言う。僕は短く返事した。
「チュ!」
散歩の目的は二つあった。
一つ目は、本当にトキワの森を散策すること。
二つ目は、僕の力が衰えていないか計ること。
試す場所はすぐに見つかった。
若い樹木に栄養を奪われ、節々が枯れてしまった大木。
抜けるように青い晴れ空の下、そこだけが影になっていた。
本当は、僕が己の力を試すのには、開けた場所ならどこだって良かったのだけれど、
万が一のことも考えて、僕はこの場所を選んだ。
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:48:51.73 ID:cKuZg2Y2O
追いついた
ピカチュウかなりの高齢だなww
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:49:35.19 ID:vPSBngNmO
支援
がんがれ、おまいらがんがれ
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:53:06.55 ID:aXl1jNpa0
ヒナタってオリジナルキャラだよね?
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:54:01.57 ID:SKhIiHZ20
支援
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:55:24.58 ID:cxQXoiW50
しえ〜ん
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 16:55:39.99 ID:15rMbhySO
俺もポケモントレーナーになって旅がしたいなー
だって働かなくてすむもんな…
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:00:47.47 ID:4S9ItwR5O
お、やってるな
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:04:43.03 ID:GP836YhH0
支援
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:05:31.57 ID:chevEJLI0
僕は耳を立てて、周囲を確認する。
この枯れた大木を住処にしているポケモンはいないようだし、
辺りに人を含む生き物の気配もなかった。
さあ、始めよう。
電気袋に意識を集中させる。
神経の一本一本が、緊張するのを感じる。
電圧が高まり、制御できなかった分の電気が、空気中に漏れる。
その音は、まるで小鳥の囀りのよう。
体内の脂肪を主とした絶縁体はきちんと機能しているようで、
電気袋がエネルギーを蓄積していくあいだも、僕は自身の電気で感電したりはしなかった。
そして、充電が完了する。
うまくいくだろうか。
何しろ久方ぶりだ。
狙いがはずれるかもしれない。
放出する電力の制御ができなくなっているかもしれない。
けど、それがなんだ。
時間はある。ブランクは埋めていけばいい。
「ピーカー、チュウ〜〜〜〜!!!!!」
僕は、電圧を解放した。
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:07:06.33 ID:u3Uk+davO
ピカチュウがテラ渋い
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:08:11.34 ID:xsSIsqphO
さすが三十路近いピカチュウは違うなwww
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:09:24.95 ID:KE2H4ENQ0
テラ千鳥wwwww
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:15:53.60 ID:ORvHBpvxO
やばい面白い
マだー
>>4 ポケモン漂流記ですねわかります
ヤドランがおでん作ってたのが印象的だ・・・
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:21:32.78 ID:chevEJLI0
閃光。
轟音。
空気の振動が収まったとき、大木はその幹に大穴を開けていた。
縁はほのかに赤く燃え、黒い煙がくゆっている。
「ピカー……」
数年ぶりとなる10万ボルトの調子は、及第点、といったところだろうか。
技の使用に当たって支障がなかったのは喜ぶべきことだが、
狙いが15cmほど左に反れてしまっていたし、出力を絞り切れなかった。
「……チュウ、チュウ」
とりあえず、大木に謝っておく。
放っておいても凋萎していたに違いないが、僕が生命を絶ってしまったことには違いないから。
僕はヒナタのもとに戻ることにした。
そろそろ"うたた寝"から目覚めて、僕を捜しているかもしれない――。
「ピカ?」
その時、僕の耳が妙な空気の乱れを捉えた。
嫌な予感がした、次の瞬間、
「いやぁあ――――!!!!」
叫び声が、トキワの森に響き渡った。
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:22:48.95 ID:0li8l1ko0
ここでレイプか
支援
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:23:09.68 ID:l/FVy6DlO
おもしれえww
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:23:15.19 ID:RxHyDMPWO
レイプクルー
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:24:41.03 ID:0li8l1ko0
ヒナタは何歳の設定?
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:27:11.83 ID:m81QYDXxO
bravaryを思い出した
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:27:22.08 ID:15rMbhySO
むしろポケモンに襲われて獣姦…
それで喜ぶのは俺だけ、か
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:28:17.38 ID:v1yJ2YscO
ほ
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:29:06.40 ID:NDYxdFLi0
まあ、普通に面白すぎてお風呂はいれないんだけど
保守
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:29:36.85 ID:chevEJLI0
「ピッ!」
リハビリ、テストといった考えが吹き飛ぶ。
僕は耳が良い。あの声はヒナタのものだ。
彼女のアルトは毎日聞いていたから間違えようもない。
四肢の筋肉に力を込めた。
耐えきれるかどうかなんて、どうでもよかった。
駆け出す。
一刹那の加速。
景色がスローモーションになったみたいに、僕の両脇を過ぎていく。
"電光石火"は、僕を一瞬で彼女の元に導いてくれた。
そして僕は、ヒナタに悲鳴を上げさせているポケモンを見た。
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:30:26.47 ID:cKuZg2Y2O
支援
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:30:36.79 ID:0Z2BB5TOO
今ってピカチュウ手持ちじゃないの!??誰かkwsk
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:30:50.62 ID:RxHyDMPWO
文章上手くね?
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:31:18.85 ID:gACAeumxO
イマクニどこいった?
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:33:04.66 ID:GDY4Jyzy0
ピカチュウ渋いwww
ヒナタってアニメにいたよな
髪の色も同じだし
関係あるのかは最後まで見なきゃわからんけど
朝目だな
って過去にもうはっていったし
うんごめん やっちゃった
wktk
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:39:39.93 ID:x5wPgcuQO
当時、リザードンの首in土管の話見て一人涙ぐんだこと思い出した
周りの子供は笑っていたけど信じられなかったわ
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:42:47.82 ID:chevEJLI0
スピア―だった。
ジジジジ、と羽音を立てながらヒナタを中心に旋回している。
大きな両腕の針を交差さえ、お尻の棘をつきだして、攻撃姿勢になっている。
どうしてこんなことに?
彼女は震えながら、僕に言った。
「ピカチュウ!? 来ちゃ駄目、逃げるのよ!
ヒトデマンがやられちゃったの……、ピカチュウじゃ無理なの」
電気袋に充電し始めていた僕は、愕然とした。
ヒナタは僕が、レベルが低く、弱いポケモンだと思っている。
――ヒナタの前で、本当の力を発揮してはならない。
それはカスミとの約束だった。
でも、今の状況でもその約束に拘っていていてもいいのだろうか。
すぐ近くにはヒトデマンが倒れていて、胸の結晶を静かに明滅させていた。
瀕死か――すぐにでも治療が必要だ。
思考が冷える。
要は。
ヒナタに僕の能力を見せずに、
スピア―を速やかに排除すれば良い。
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:47:17.28 ID:lh2KF4Hf0
wktk
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:47:22.04 ID:pv4KknoDO
文章うますww
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:47:38.31 ID:8jH28IczO
ナイスミドルピカチュウ
203 :
らいちゅう ◆Raichu.1WY :2008/10/03(金) 17:48:29.37 ID:IlSsPvPBO
わくてかなのです
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:50:48.45 ID:K2twF9owO
とりあえず支援だ
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:54:02.07 ID:0Z2BB5TOO
支援でチュー
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:55:48.06 ID:chevEJLI0
そうさ、こんな序盤で、カスミとの約束を反故にするわけにはいかないんだ。
「ピカチュ!」
ヒナタ安心して。今すぐ助けるからね。
僕は走り出した。
彼女が短く叫ぶ。
「お願い、逃げて!」
僕は無視する。
走る。電光石火は使わない。
スピア―が僕に気づく。
そして姿勢を反転し……。
複眼が僕を捉える。
セーフティ・シールドを犯した僕が、新たな攻撃目標に成り代わる。
スピア―は、両方の針をいっぱいに引き絞り、
しかし、その行動はあまりにも遅かった。
「チュウッ!」
跳躍し、反りあがったお尻の棘に足をかけ、再び跳躍する。
突き出された両手の針は空を切り、
僕はスピアーの複眼に、片手を押し当てた。
バチッ、と鋭い音が響く。スピア―はその巨躯を、まるで火の粉から逃れるように、飛び退かせた。
当然だ。僕は全身を帯電させていたのだから。
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:57:02.34 ID:RxHyDMPWO
ピカチュウかっこよすぎだろ……
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:58:58.23 ID:cKuZg2Y2O
ピカチュウやべぇwwホレた
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 17:59:27.84 ID:4S9ItwR5O
こういう文章かける人って想像力すごそう
引き込まれちゃううwwww
V
I
P
工
作
員
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:06:49.80 ID:rCjfA0y50
ピカチュウ嫌いだったのにこれのせいで惚れそう
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:10:23.64 ID:chevEJLI0
『森の奥に帰れ』
短い接触の間に、僕は視線でそう伝えた。
ここに現れた理由が何であるにせよ、ヒナタを危険に晒したのに変わりはない。
スピア―は弱々しく羽音を響かせて、去っていった。
それを見送っていると、
「ピカチュウ、怪我してない? 攻撃されなかった!?」
抱きしめられる。
「チュウウ」
君の抱擁の方が苦しいよ、ヒナタ。
「あんなにおっきなスピア―、初めて見たわ。
でもそれよりもすごいのはピカチュウね。
ちっとも怖がらずに、正面からスピア―に"たいあたり"して……」
そう、全てはスピア―の羽を背にした、死角での出来事。
「でも」
と、ヒナタは思い出したように言った。僕を抱きしめる力が一層強まる。
「これからは、あたしの言うことをちゃんと聞いてね。
さっきは運が良かったからスピア―を追い払えたけど、次も上手くいくとは限らないんだから」
「チュウ?」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:12:56.62 ID:xyZSZAVb0
何というラストサムライ
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:18:23.65 ID:/dtBfClrO
なんか安心してみてられるwww
テラセガールwww
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:18:45.85 ID:OVG5l3UeO
wktk
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:20:26.73 ID:6rjVM0ouO
ピカチュウかっこいいwww
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:20:46.87 ID:+rE7RIFjO
支援
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:22:28.54 ID:cKuZg2Y2O
ところでピカチュウは帯電してないのか?
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:22:50.25 ID:chevEJLI0
「ほ、本当はあたし一人でも少しくらいは時間稼ぎできたのよ?
その間にピカチュウに、近くのトレーナーに助けを呼んでもらって……ね?」
「……チュウ?」
本当にあの状況下で、そんな冷静な判断が下せたのだろうか。甚だ疑問である。
「なによ、疑ってるの?」
ヒナタの目が若干つり上がる。
「ピカピカ」
僕は大急ぎで首を横に振った。
ああ、似ている。若い頃のカスミに。
カスミとサトシが喧嘩をしているとき、僕がサトシの傍にいると、
「何よピカチュウ、あんたもサトシの味方するわけぇ〜?」
という実に理不尽な理由で、電気袋を弄くり回されたものだった。
僕はヒナタの、白く細い、作り物のように綺麗な指を眺める。ヒナタはカスミの娘だ。
この指が僕の大切な電気袋を弄くり回さないという保証は、どこにもないのである。
どこにもないのだが、
「わたしはポケモンマスターを目指しているのよ。
こんなことくらいで、いちいち怖がったりしていられないの」
「ピ……………………チュウッ」
僕は笑いをこらえきれなかった。
「こらぁっ、今笑ったでしょ、ピカチュウ!?」
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:28:23.03 ID:lh2KF4Hf0
いいなぁ
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:29:56.30 ID:6rjVM0ouO
和むwww
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:30:01.01 ID:MU45AccWO
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:31:56.21 ID:M2Bdp++oO
wktk
メダロットやりたくなってきた
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:36:08.68 ID:chevEJLI0
僕は彼女の腕を抜けて、駆け出した。
ただし、彼女の視界から外れない速度で。
トキワの森を抜けた時、僕は彼女に捕まった。
「捕まえたっ。これはお仕置きよー」
人差し指と親指で、電気袋をぷにぷにされる。痛かったけど、それは、幸福な痛みだった。
ひとしきり弄くり回されたあと。
僕は頬をさすりさすり、トキワの森を振り返った。
あのスピア―は、何故開けた道に姿を現したのだろう。
何故、彼女に対して好戦的だったのだろう。
謎は解き明かされないまま、森に残したままだ。
そういえば、謎の他にも、森に残してきたものがあるような気がする。
答えはすぐに見つかった。
僕は俯きながら、ヒナタのスカートを引っ張った。
「ピカ、ピカチュ」
両手を広げ、次に地面にばったり倒れ、すぐに飛び起きて、ヒナタのベルトを指さす。
ヒナタの顔が、蒼白になる。ジェスチャーは上手く通じたようだ。ヒナタは罪悪感に満ちた声で言った。
「あはは……あの子のこと、すっかり忘れてた」
僕たちはヒトデマンを置き去りにしていた。
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:36:34.85 ID:chevEJLI0
第二章 終わり
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:37:22.69 ID:b7lly66h0
乙
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:37:46.14 ID:eb6p6kSt0
ヒトデマン涙目wwwwwwwwwww
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:38:09.62 ID:RxHyDMPWO
ヒトデマンカワイソスwwww
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:39:47.89 ID:ckIE54aU0
乙
まさかVIPでこんなものが見れるとは思わなかった
だがヒトデマンwwww
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:39:54.64 ID:4S9ItwR5O
ヒトデマンwwwwwww
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:41:45.70 ID:/dtBfClrO
ヒトデマンwww
所詮サトシの血かwww
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:43:20.18 ID:lh2KF4Hf0
www
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:44:13.38 ID:0Z2BB5TOO
ヒトデマン「・・・・・デュワァー(泣)」
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:49:47.11 ID:f3a/iDDH0
早く大人になりたいな♪
泣いた
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:50:18.32 ID:Xo+Cut1aO
wktk
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:52:58.35 ID:iWb3s/W3O
支援
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:54:02.79 ID:chevEJLI0
ごめんちょっと飯
7:30に戻る
乙
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:55:44.23 ID:YDfGhBYz0
よし今だ
風呂いってくるわ
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 18:59:13.28 ID:IRTR5pA2O
やっと追い付いた
これ見てると堕落した英雄を思い出す
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:00:21.77 ID:p+YjlcwzO
ヤバイもう7時夕飯…
ピカチュウのせいだ。
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:00:23.83 ID:YgSu2Xdq0
これは良い
乙
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:06:19.50 ID:z8doLZcXO
ほ
し
ひ
ピカチュウは体当たりを覚え・・・
おっと誰か来たようだ
電光石火は覚えるのに・・・
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:17:00.58 ID:0sXFgZsIO
クリーニング屋店員だけど仕事サボって読んでる
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:17:32.58 ID:4kZ+KJ1x0
これは良いピカチュウさん
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:20:19.07 ID:rh0Zq3q60
ヒナタが未熟だから勘違いしたんだよ
知らんけど
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:21:42.74 ID:chevEJLI0
さて、ヒトデマンのその後を少しだけ話そう。
彼女――ヒトデマンは雌雄同体なのだが、便宜上雌とする――は、ヒナタがスピア―に襲われた場所の近くで、
寸分も変わらぬ姿勢で倒れ伏していた。ヒナタはすぐにヒトデマンを抱え上げ、
「ごめんっ、ヒトデマン! あなたを置いていくなんて、あたし、どうかしちゃってた……え??」
目を見開いた。僕はヒナタの肩によじ登り、彼女の反応に倣った。
ヒトデマンが受けていた傷は、キレイに快癒していた。そこから導き出される結論は一つだ。
「スピア―にあんなにいたぶられたのに……、どうして傷が治ってるのかしら?」
「ピカ、チュ」
僕はヒナタのバッグの、図鑑があるあたりを指した。
彼女はすぐに図鑑を取り出して起動した。機械音声が、ヒトデマンのステータスを読み上げる。
「―――覚えている技――みずでっぽう――たいあたり――かたくなる――」
そして最後に、
「――自己再生――」
やっぱりそうか。感心する僕を余所に、ヒナタは驚嘆の声を上げた。
「うそ、もしかしてこの子レベルアップしてたの!?」
ポケモンは、純粋に戦闘を経たり、修羅場を切り抜けることでレベルアップする。
ヒトデマンはスピア―に瀕死にさせられた。
そこでそのまま息絶えるか、新たな技によって生き延びるかは、個体の生命力の差で決まる。
その点において、彼女は後者だった。
この子は……ヒナタの育て方によっては、強力な水ポケモンに成るかもしれない。
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:23:17.00 ID:lGZwMDEi0
高速スピンはどうなったw
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:26:18.82 ID:YwrgqfYU0
自己再生が自己責任に見えた
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:27:41.15 ID:4S9ItwR5O
>>256 置いてかれっぱなしじゃねーかwwwwwww
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:27:43.86 ID:uYzydU1M0
サトシが連れてたポケモンだって知ってるのにザコポケモン扱いってどうなんだw
でも面白いからもっと書いてくりぇ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:28:48.79 ID:0Z2BB5TOO
最初がヒトデマンってなんかいいな。
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:30:06.51 ID:aXl1jNpa0
今後の手持ちは何が増えるのだろう
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:31:05.12 ID:4S9ItwR5O
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:31:22.97 ID:chevEJLI0
あー……ピカチュウたいあたり覚えないのか
あと
>>254の技名のうち、かたくなるあたりを高速スピンに置き換えね
すまん
俺がやったことのあるポケモンは赤とピカチュウ版だけで、
もう何年も昔のことだからあんまり覚えていないんだw
今もネットで調べながら書いてる
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:32:16.32 ID:aXl1jNpa0
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:33:55.98 ID:cKuZg2Y2O
別にゲーム仕様にしなくてもよくね?
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:34:15.05 ID:AmM4c7Q0O
今ごろサトシは違う女とアッー
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:34:43.90 ID:gRrzD5tCO
追いついた支援
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:36:02.33 ID:7Xt76I9eO
良スレ発見
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:40:30.67 ID:chevEJLI0
「凄いじゃない! これで戦闘中にも回復できるわ!」
ヒトデマンの五芒星の体のうちの、両側の二本と手を繋いで、無邪気に笑うヒナタ。
しかしいつまでたってもヒトデマンが反応しないことを不思議に思ったのか、
手を離すと、その途端に、ヒトデマンはへなりと地面に頽れた。
体力がなくなった訳ではない。彼女はヒナタを拒絶していたのだ。
倒れたままじりじりとヒナタのベルトににじり寄り、ボールに触れる。
赤い閃光。
静寂。
「………………………」
「………………………」
関係修復には、少し時間がかかりそうだった。
時は戻って、トキワシティ。
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:40:31.92 ID:ehmrJtkg0
ピカチュウ の めざめるパワー
ヒトデマンが♀だということは把握した
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:44:11.10 ID:bRfDs2ZR0
今北産業
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:45:50.23 ID:xs3Rfw0F0
>>271 \(^o^)/オワタ
\(^o^)/オワタ
/(^o^)\
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:46:44.73 ID:k0LMq60u0
なんかスレの方の最初のほうに比べたら糞つまんねー文章書いてるな
吐き気がする
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:49:59.14 ID:HcbWAisw0
>>273 仮にもID:chevEJLI0の作品を見るキッカケになったんだからいいじゃん
>>273は
>>1の文章に比べてID:chevEJLI0の文章は糞つまんねーって思ったんじゃない?保守
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:54:17.64 ID:2Sir3VaJ0
ポケモンの言葉が字幕で出る回が面白かった。
そこで、「ピカピ」がサトシだってことがわかった。
ピカチュウの映画で字幕やんないってなんだよ・・・
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:54:23.44 ID:HcbWAisw0
>>275 あ、マジだ
糞つまんねーのにここまで読んでるあたりツンデレだな
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:55:39.63 ID:6CSlB0lqO
とりあえず奥さんがカスミということに感激しますた
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:55:52.17 ID:eRPNePJj0
こんなつまんねえの書いてんじゃねえよ
続きが気になるだろ
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 19:57:02.91 ID:0Z2BB5TOO
支援
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:02:29.98 ID:uSklBXKIO
ツンデレおおいお
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:03:21.15 ID:HcbWAisw0
ピカチュウってメスじゃなかったっけ・・・?
あれっ・・・?
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:04:00.04 ID:chevEJLI0
トキワシティについたヒナタと僕は、ポケモンセンターに寄っていた。
自己再生によって快癒したように見えたヒトデマンだが、一応センターで診てもらおうと、ヒナタが提案したのだ。
それが今の彼女にできる、精一杯の罪滅ぼしだった。
「はあ……どうやったら仲直りできるのかな……」
センター前のベンチ。ヒナタの溜息が、トキワの翠の風に運ばれていく。
「チュウ……」
僕は視線の置き場に困って、センターの隣にあるジムを見た。
かつて、ここカントーに存在する八つのジムの中で、最強の名を欲しいままにしていたトキワシティジム。
僕がサトシと共にここを訪れたとき、このジムを仕切っていたのは、ジムリーダーにしてロケット団のボスでもあったサカキだった。
サカキは強かった。
強力無比な岩、地面タイプのポケモンを次々と繰り出してきた。
彼らの表皮は本物の岩石より硬く、彼らの一撃はパイルバンカーよりも強力だった。
あのとき、僕が岩をも貫くかみなりを覚えなかったら、サトシはポケモンマスターへの道を閉ざしていただろう。
勝利を収めた僕たちは最後のバッジを受け取り、サカキはジムを去った。
その後、代理のジムリーダーがトキワにやってきたというが、詳しいことは分からない。
「……チュウ、ピカチュウ? 聞いてる?」
顔を上げると、目の前にヒナタの顔があった。
「チュ?」
「決めたわ。あたし、トキワシティジムに行く」
「ピカ!?」
僕は目の前が真っ白になった。ちょっと待ってくれ、それはいくらなんでも時期尚早だ。
君のポケモン――グレたヒトデマンと力をセーブした僕――じゃジム内のトレーナーにさえ勝てないぞ。
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:06:29.19 ID:cKuZg2Y2O
シゲルか?
ん?森抜けたんならヒナタはニビにいるんじゃないの?
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:09:32.79 ID:XVvTpgx60
>>285 どっち側に抜けたって書いてないから、いいってことに・・・
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:11:21.92 ID:chevEJLI0
>>285 こ、この世界ではマサラタウンとトキワシティの間にトキワの森があるんだよ!
確かに俺もトキワ戻ったことあるわ
把握した
>>287 ちょwwwww
ヒトデマン置き忘れた場所が入り口付近だったんだよな?な?
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:12:52.97 ID:cILFb1Na0
/:::} _
/ー1 /:::}
/ | /` ‐/
| , -――-/ /
レ' イ
/ l イメージが崩れるからやめるピカ
l ノ ゝ l
j ● . ● l
{) 、_,、__, , - 、 {
ゝ. ヽ ノ ゝ_ノ \
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:18:51.41 ID:chevEJLI0
しかし僕の警告(ほっぺから紫電をバチバチ)も虚しく、ヒナタはベンチから腰を上げた。
そして僕を抱きかかえ、
「安心して、ピカチュウ。何も戦いを挑みにいくんじゃないの。
トキワシティジムのジムリーダーを務めている、シゲルおじさんに会いに行くのよ」
「チュウ……!?」
それは僕にとって、驚愕の新事実だった。
彼がある女性と結婚してから、トキワシティで暮らしていることは知っていた。
また、半年に一度くらいの周期で、シゲルはカスミのもとを訪れて、昔の思い出話に花を咲かせていた。
シゲルもまた、ヒナタのことを大切に思ってくれている人間の一人だ。
だが、まさか彼がトキワのジムリーダーを務めていたなんて……
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:20:12.59 ID:vFBzASjH0
何でもいいから無駄なレスしてスレ消費するな
昼頃起きるからそれまでちゃんと残しておくんだぞ
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:20:48.84 ID:MuIcBwHUO
俺の中でシゲルの株が爆上げされた
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:21:32.97 ID:cDMNGLoi0
>>276 ピカピー!→サトシー!
ピカピー!→タケシー!
ピカピー!→カスミー!
エリカ
ナツメ
アンズ
カントー内で有名なのはこの辺りだが・・
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:26:25.60 ID:0Z2BB5TOO
シゲルがトキワってことは、金銀設定??
つーかオリジナルなんだから
設定とかとやかく言わなくてもいいじゃん…
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:32:38.86 ID:chevEJLI0
ヒナタは物怖じすることなく、トキワシティジムに足を踏み入れた。
高い天井に、入り組んだ壁。この一番奥に、ジムリーダーがいるのだ。
「うわあ、迷路みたい。ジムってこんな風になってるんだ」
「チュウ」
いやいや、他のジムはもう少し単純な構造だから。
「でも、どうやったらシゲルおじさんに会えるのかな」
と、ヒナタと僕が進むことも戻ることもできずにいると、
暗がりから、男が一人現れた。彼は威圧感たっぷりに言った。
「このジムに来たからには、覚悟はできているんだろう?」
ヒナタがひく、と震える。僕は反射的に身構える。
そして男は、影から姿を現した。
「よせよピカチュウ。俺だ。
そんでもって、大きくなったな、ヒナタ。随分早いお着きじゃないか」
「シゲルおじさま!」
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:32:54.43 ID:HcbWAisw0
たしかに。
アニメも覚える技とかゲーム無視してるしな
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:43:17.06 ID:b9vBW7CY0
>>296 カンナは?金銀じゃ四天王も引退してたような気がするし
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:53:18.84 ID:chevEJLI0
ヒナタがシゲルの胸に飛び込んでいく。
僕はなんだかとてつもない違和感を感じた。
シゲル……おじさま?
「ははは、ついにお前もポケモントレーナーか。
カスミから電話で聞いていたんだけどな、まさかこんなに早く会えるとは思ってなかったよ」
「ほんとはあたし、ジムに寄るつもりはなかったんです。
旅の初めから、知っている人を頼ったりしちゃいけないと思って。
でも、おじさまに相談したいことができて……来ちゃいました」
「そーかそーか。ま、何にせよ俺は大歓迎だぜ。
ただ、日中はジムの仕事で忙しいから、また夕方に来て欲しいんだが、いいかな?」
シゲルはによによしながらヒナタの答えを待つ。
今すぐじゃなきゃヤダ、とヒナタが言えば、すぐにでもジムの看板をClosedにしてしまいそうな感じである。
「いいんです。あたしの方こそ、連絡もなしに来てしまって、ごめんなさい」
「謝ることないさ。んー……そうだな、別に外で待たせることもないか。
今からバッジを賭けた試合をするんだが、観ていかないか?
ヒナタのためなら特別席を用意するぜ?」
「いえ、ポケモンセンターにポケモンを預けているので、また夜に来ます」
お辞儀。別れ際はあっさりしているヒナタだった。
「行きましょ、ピカチュウ」
「ピカ」
僕はヒナタの肩に乗った。僕は一度だけ振り返った。
シゲルはジムのトレーナーたちに、ヒナタとの関係について問い詰められているところだった。
まあ、それも仕方ない。ヒナタは、大人と子供の狭間の危うい美貌を持つ、16歳の少女なのだから。
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:54:45.69 ID:WUWvP1qvO
カスミはピカチュピだろ
16歳だと…?
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:55:34.21 ID:HcbWAisw0
16歳の女の子の可憐さは異常だよな
お前ら十六歳に希望持ちすぎ。高校生のときにお前らの同級生は輝いていたか?
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 20:58:38.58 ID:EBZYrDavO
いや14歳こそ至高だ
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:00:05.18 ID:7Xt76I9eO
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:00:23.05 ID:OpJ1SVll0
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:03:30.80 ID:ckIE54aU0
>>308,311
こんばんは 俺。
ただし最近の惨事はちょっと勘弁なのが多いけどな
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:09:36.40 ID:chevEJLI0
その夜、僕たちは再びトキワジムを訪れた。
ちなみにポケモンセンターで受け取ったヒトデマンは、異常ナシ、とのことだった。
ジョーイさんの、
「物凄い自己再生ね。傷跡一つなかったわ」
という言葉が印象的だった。
ジムから出てきたシゲルは、一言、
「この近くに俺の家がある。
夕食はまだだろ? ごちそうするよ」
と言って、ポケモンセンターと反対の方向に歩いていく。
シゲルは大きめのTシャツに裾のすり切れたジーンズという、ラフな格好だった。
しかし、Tシャツによって覆われた腰の六つの膨らみは、彼が一流のトレーナーである証拠だ。
ほどなくして、僕たちはシゲルの家に到着した。
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:10:18.02 ID:QI1XSRD10
これ・・・イイ!!
腰のふくらみか・・・
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:16:29.38 ID:z8doLZcXO
オモロー
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:19:56.78 ID:SKhIiHZ20
( - _ - )イイ!
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:20:50.53 ID:++zoGE800
いいな、話の中身が詰まってるっていうか
サトシ「ピカチュウ飽きたな」
単
発
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:25:49.29 ID:pv4KknoDO
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:27:51.36 ID:chevEJLI0
シゲルの妻は、話に聞いていたとおり、綺麗な女性だった。
年齢はシゲルよりも年上らしく、彼女の前に立つと、シゲルのヘラヘラした調子も封印されるようだった。
料理は言うまでもなくおいしかった。
彼女は僕にも、ポケモンフードではない、特製の料理を作ってくれていたのだ。
「ピカチュ!」
「あらあら、行儀の良い紳士さんだこと」
僕はすぐに彼女が好きになった。
食事中、ヒナタとシゲルは色んな話をした。
ヒナタは、お母さんがどうしているか心配だということや、
トキワの森で襲いかかってきたスピア―のことを話し、
シゲルはポケモントレーナーとしての心構え、ルールや、
ジムリーダーとして認められるまでのエピソードを話した。
悠に一年ぶりとなる再会は、二人をいつになく饒舌にさせたようだった。
時計の針が9時を指し、話の種が尽きた頃――シゲルは言った。
「そろそろ話してくれないかな。俺に相談したいこと、あるんだろ?」
それまでニコニコしながら二人の話に耳を傾けていたシゲルの妻は、静かに席を立ち、
「わたしは席を外しているわね。
ヒナタちゃん、何かあったらすぐに呼んでちょうだいね」
ヒナタに優しく微笑んで、部屋を出た。気を遣ったのだろう。シゲルには勿体ないくらいだな、と僕は思った。
ヒナタはおずおずと口を開く。
「あの、おじさま。やっぱりわたし、」
シゲルの妻が青だったら萌ゆる
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:31:09.65 ID:V+i0Spmv0
ポケスペ懐かしい
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:33:58.90 ID:SKhIiHZ20
ちょっとポケスペ1~28まで読んでくる
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:36:47.46 ID:DA7ZG3160
ポケスペ作者変わってみなくなったな・・・
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:39:48.71 ID:w/TMQ4UU0
24歳ですが、今からでもポケモンマスターになれますか
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:41:14.51 ID:0Z2BB5TOO
努力次第
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:43:31.45 ID:w/TMQ4UU0
あ、よく考えたらうち猫いるから無理だわ
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:44:17.86 ID:wHiABp6+0
ピカチュウ「みんなポケモンが流行った時はわしの事カワイイゆうてもてはやしとった。
関連商品もぎょうさん出してな。それがピチュウが出てきた途端コレや。
わしゃいささか疲れたわ」
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:48:23.39 ID:chevEJLI0
「後で後悔しても遅いんだぜ?ヒナタ。
お前がトキワを発てば、俺とお前が再び会うのはずっと先になる。
聞きたいこととか相談したいことは、今のうちに全部聞いとけよ」
軽い調子だが、シゲルの瞳は真剣そのものだ。
「でも、」
言いよどむヒナタ。
僕はヒナタとシゲルの様子を、ポケモン専用椅子の上で、交互に眺めていた。
きっとシゲルは、ヒナタが抱えている悩みの正体を知っている。
シゲルはふっ、と息をついて、語り出した。
「ヒナタが俺に色々話してくれたのは嬉しかったけどさ、
俺だって伊達に30年以上生きているわけじゃない。
お前の心がどっか違う方向に向いていることは、すぐに分かったよ。
なあヒナタ、もう一度お前の夢を教えてくれ」
ヒナタは僅かに逡巡して、答えた。
「ポケモンマスターに、なること」
「違う。嘘を吐くときは、せめて相手の目を見て言うもんだぜ。さもなきゃ一瞬でバレるからな。
なあヒナタ。お前本当は、親父に会いたくてポケモントレーナーを目指してるんじゃないのか?」
ヒナタは無言で頷く。
彼女が父親の不在が、特別な事情であることに気づいたのは、ちょうど物心がついた時期と重なっていた。
情報に翻弄される、多感な時期だ。彼女は無垢に、その疑問をカスミにぶつけた。
あるいはカスミの答え方次第で、ヒナタの父親に対するイメージはどうとでも変わっていただろう。
しかしカスミは―――決してサトシのことを悪く言ったりはしなかった。
ポケモンマスターになり、今も旅を続けている、最高のトレーナーだとヒナタに教えたのだ。
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:52:44.04 ID:glWnyqDJO
追い付いた
支援
カスミ……支援
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 21:55:28.13 ID:aXl1jNpa0
そういやカスミってヒトデマンとスターミー使ってたな
母親の影響か
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:03:02.99 ID:SKhIiHZ20
ヒトデマンってカスミからもらったんじゃね
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:03:26.51 ID:X5HlmWQH0
そういやシゲルはサァートシ君のことをどう思ってるんだろ
>>335 確かこの時点では、ヒトデマンは手に入らなかったはずだから、その解釈でいいと思う。
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:06:59.18 ID:7Xt76I9eO
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:09:29.29 ID:chevEJLI0
ヒナタは言った。
「わたし、生まれてから一度もお父さんに会ったことがないんです。
写真は見たことがあるけど、どれも色褪せてて、実感が持てなくて。
だから、子供の頃からずっと、お父さんに会いたかったんです」
「………」
「シゲルおじさまは、お父さんが駆け出しの頃からの友達なんでしょう?
少しでもお父さんの居場所の手掛かりがあるなら、教えてもらえませんか」
シゲルは下唇をかみ、視点を彷徨わせた。
僕はシゲルの心境がよく理解できた。
ヒナタは何も知らない。
与えられた情報だけを信じて、会ったことのない父親に憧憬を抱いている。
もし彼女が父親、つまりサトシとと再会したときに、彼女が受ける精神的ショックは計り知れない。
だが、今真実を教えるのは、果たしてヒナタのためだろうか?
ヒナタにとって、サトシは、原動力なのだ。
もちろんポケモンマスターになりたいという夢もあるだろうが、
父親に会いたい想いは、それを遙かに上回っているはずだった。
やがてシゲルは口を開いた。
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:11:27.19 ID:GDY4Jyzy0
シエン
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:11:54.47 ID:whwfsrJh0
続きが気になるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:12:22.98 ID:+rE7RIFjO
しえん
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:14:00.34 ID:duzeexo70
誰かまとめれ
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:14:58.25 ID:eLnMcaPmO
支援
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:16:51.10 ID:NDYxdFLi0
これまとめて書籍化してくれ
そしたら23冊かうから。
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:17:05.74 ID:ckIE54aU0
>343
言いだしっぺの法則と言うものを知ってるか
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:24:30.08 ID:Rym+KXe50
追いついた支援
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:24:48.37 ID:chevEJLI0
「友達、だった、と言った方が正しいな。
昔はあいつと、ポケモンバトルの強さを競い合ったりしたもんだが、
いつの間にかあいつは俺を追い抜かして、ポケモンマスターになって、どこかに消えちまったんだ」
「それは、お父さんが今どこにいるか、おじさまも知らない、ということですか」
テーブルの上のヒナタの拳は、固く握りしめられていた。
雪のように白い手が、朱く染まる。
それは、ヒナタの父親に対する想いの強さを物語っているようにも見えた。
「知っている、というよりはただの想像だ」
「想像でもいいんです。教えてください!」
「俺は、サトシがジョウト地方にいるんじゃないかと考えている。
最後にあいつと出会ったのは、あいつがポケモンリーグを制覇して、一ヶ月ほどたった時のことだった。
その時にあいつは、俺にこういったんだ」
――ジョウトには俺たちが知らない、新種のポケモンがいるらしいぜ――
「サトシはやけに興奮していた。
まるで初めてポケモンを捕まえた子供みたいに瞳を輝かせていたよ。
でも、今から思えば、俺は何が何でもサトシを止めるべきだったんだろうな」
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:27:37.63 ID:jjFtNs9h0
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:28:56.61 ID:uYzydU1M0
ジョウトって金銀の舞台だっけ?
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:33:17.06 ID:xsSIsqphO
すばらしい
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:34:38.65 ID:EBZYrDavO
サトシがジョートにいることは周知じゃなかったのか?
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:36:08.00 ID:X5HlmWQH0
しえーん
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:39:09.36 ID:rA9w2EAO0
オレンジ諸島のなんとかリーグの対カイリュー戦(さよならラプラスの一話前)を再放送でこの間見たんだけどなぜか泣けた
これ1スレじゃ収まりきらなくね?
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:46:29.65 ID:uYzydU1M0
このぐらいの速度ならひょっとしたら持つんじゃね?
まさに隠れた良スレ
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:46:40.17 ID:bHlYiho+O
このスレ読んでると
電撃ピカチュウを思い出す
続き書いて欲しかったなぁ
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:52:08.66 ID:xsSIsqphO
金銀だと、人間相手に破壊光線ぶっぱなしたワタルを思い出すな・・・
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:53:25.77 ID:chevEJLI0
「どうしてですか?
新種のポケモンがいると分かったら、あたしだって、見に行きたいと思います。
それにわたしのお母さんだって、そのことを認めたんでしょ?」
「ふふ、確かにお前には親父の血が流れているみたいだな」
シゲルは髪を片手でかきながら、疲れたように笑った。
「今のお前は、まだ不思議に思うかもしれないがな。
ポケモンが好きだから、何をしても許されるわけじゃないんだよ。
大人になると、人間、色んなものを背負い込むもんなんだ。
サトシの場合は、家族だった。
そりゃあ、カスミは………カスミは、認めたかもしれないが………
それでもサトシは、家庭を顧みるべきだったのさ」
シゲルは、サトシがカスミと、当時カスミのおなかの中にいたヒナタを捨てたことを、明かさなかった。
それはシゲルの意志だろうか。それとも、カスミと取り決めたことなのだろうか、と僕は束の間、推理する。
「まあいい。それは過去の話だ。
とにかく今は――サトシの居場所だな。
正直に言うと、あいつが今どこでどうしてるか、俺は正確なことは何も言えない。
さっき話した、サトシがジョウト地方に興味を示していたことだって、所詮は15、6年も昔の話だからな。
昨今、両地方のポケモンは、他地方のトレーナー同士の交換や、
心ないトレーナーによるポケモン売買によって、それぞれ生息範囲を拡大している。
つまり、サトシがいつまでもジョウトに固執している可能性は低いんだ。
かといって、ここ、カントーに戻ってきている可能性が高いとは言い難いんだがな」
「ちょっと待ってください、おじさま。
それじゃあ、わたしはどうやってお父さんの手掛かりを探せばいいんですか?」
「泣きそうな顔するんじゃねえよ。
俺はな、サトシがどこかでポケモンの研究をしているんじゃないかと思っているんだ。
サトシはセキエイのポケモンリーグで、永世の称号を得た。既に一介のトレーナーからは身を引いていると考えた方がいい」
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 22:56:13.58 ID:dmF/mveC0
Pikachu「Things ain't what they used to be...」
age
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:04:08.24 ID:wthVELKN0
そういえば、アニメ無印で、サトシがナツメの父親を隣のおじさんと間違え続けたことがあったな・・・
死にたい・・・・・・
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:10:45.75 ID:qEaoorKt0
しえん
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:11:43.09 ID:QlmUPyB9O
これは…
しえん!
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:14:13.13 ID:chevEJLI0
「そう、ですか」
「どうした? 親父がポケモントレーナーをやめているかもしれないと知って、残念だったか?」
「いいえ、そうじゃないんです。
ただ、もしお父さんが研究者になったのなら、余計に見つけ出すことが難しいんじゃないですか」
シゲルは険しい顔で、しかしどこか面白そうに言った。
「そうでもない。
研究者は、必ずどこかの研究所に所属する。
個人でポケモン研究をやってるヤツなんざ、俺は一人しか知らないよ。
研究所に所属するということは、サトシの経歴が、上書きされるということだ。
そしてヒナタ、知ってるか?
この世界でたった一つ、サトシの情報を記録し続ける機械があるんだぜ」
なるほど。
僕にはシゲルの言わんとしていることが、容易に予測できた。
ヒナタは小さく首を振る。シゲルは言った。
「ポケモンリーグ優勝者のみが記録され、閲覧することを許される、セキエイ最奥のコンピュータだ。
あそこにリーグ優勝者は、己のあらゆる情報と、ポケモンの情報を刻み込む。
そしてその記録は、永遠に更新され続ける。
情報をどうやって集めているかは知らないが、その情報の精度は非常に高い」
「じゃあ、もしお父さんがどこかの研究所で働いていたら、そのコンピュータに情報が載せられているということ……?」
「当たりだ」
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:14:52.82 ID:chevEJLI0
お風呂
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:15:55.25 ID:+Av+auTh0
超展開
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:16:48.21 ID:bMIXEvIx0
これめっちゃ面白い
長編希望したい
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:19:03.80 ID:gre2LTBr0
今すぐ原作者として漫画家に漫画化してもらえ
まずは任天堂に許可をもらわないとか・・・
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:19:04.63 ID:3wBLQKU9O
やべ追いついちゃった
支援
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:19:53.27 ID:qEaoorKt0
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:20:12.08 ID:+Pk/PoQ5O
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:22:56.35 ID:duzeexo70
サザエ+しんちゃんの人よりおもしれええええ
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:24:02.09 ID:/dtBfClrO
スレ立った時からいるけど…
おもしろくなってきたwww
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:24:26.71 ID:xsSIsqphO
こんなにwktkするのはソラニン以来だwwww
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:31:06.99 ID:gX5VrwR40
こんな面白いスレは久しぶりだ
時間かかってもいいから長編を希望する
むちゃ面白いから絵を支援したいが、ヒナタをどう描けばいいかわからなくて往生してる・・・・
いや構わず続けてくれ
内容がリアル思考で、その昔首藤が書いたポケモン小説みたいだ
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:37:52.10 ID:M2Bdp++oO
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:41:24.70 ID:4kZ+KJ1x0
サトシはジョウトもすでに回っているはずだよな・・・
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:41:51.47 ID:aXl1jNpa0
絵なぞいらん
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:45:45.51 ID:cxQXoiW50
これはおもしろい・・・
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:45:47.06 ID:WoJgFz8f0
描くなら描いてから書いて貼れ
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:48:55.86 ID:uYzydU1M0
上手けりゃ文句無いけどこういう場合ってそう・・・大抵は・・・
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:57:32.11 ID:chevEJLI0
僕は、ヒナタの瞳が輝くのを見た。
「ただし、だからといって安心するのはまだ早い。
サトシのヤツが研究者になっている、というのはあくまで俺の想像なんだ。
まだあいつが悠々自適のポケモントレーナーをやって旅を続けているとしたら、
コンピュータに表示される情報は、常に遅れているということになる。お前は親父に追いつけない。
それにもしかすると……、」
数泊の沈黙。僕は察する。
シゲルが、サトシが新しい家庭を築いている可能性を示唆しようとして、その言葉を飲み込んだことを。
「もしかすると、何ですか?」
「いや、関係のないことだった。話を続けよう。
仮にサトシがどこかの研究所で働いていて、その情報がセキエイのコンピュータに載っているとする。
これが現時点で考えられる、最良の未来だな。
でも、お前には本当にそこまでたどり着く自信と決意があるか?
ポケモンリーグ制覇がどれだけ過酷で熾烈を極めるものなのか、俺は身を以てよく知っている。
いいか。セキエイのコンピュータにたどり着けるのは、たった一人だけなんだ。
お前がそこにたどり着ける確率は、例えお前があいつの娘であることを足しても、限りなくゼロに近い。
それでもお前はセキエイを、ポケモンリーグを目指すのか?」
ヒナタは言った。
眼差しはどこまでも真っ直ぐに。僕はその姿に、サトシの若かりし頃を重ねる。
「目指します。それが、お父さんに会える手掛かりになるのなら」
「だろうな。そう言うと思ったぜ」
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/03(金) 23:58:16.87 ID:gX5VrwR40
おかえり
待ってたぜ
絵師様うp! とか寒いレスが無くてよかった
追いついた
が、眠いから寝るので明日の朝に期待
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:04:41.82 ID:Dxam6r9SO
なんという良スレ
支援
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:07:43.56 ID:ubJn48WJO
朝まで頼んだ
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:07:53.81 ID:qGjN8nLJO
携帯からだが支援
一生ROMってろ
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:11:37.99 ID:psPOVmuaO
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:11:42.23 ID:mFUEm8xu0
>>393 いやもういいから、二度とくだらない絵を上げんなよ
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:11:50.77 ID:v/7hNKCr0
回線切って首吊って・・・携帯(笑)
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:12:08.42 ID:5f2/LBq00
結局絵師様(笑)じゃねーか
もう貼らなくていいよ
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:12:13.85 ID:vBWz0o5xO
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:13:29.70 ID:BO06cpdlO
>> 393
うまいな
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:15:48.02 ID:N3cBaBdv0
シゲルはおもむろに立ち上がる。
そしてポケットをまさぐって、
「煙草、いいか?」
「かまいませんよ。……煙草は嫌いですけど」
「ならやめとこう」
シゲルはダッシュボードの中を漁りながら、
「言い忘れていたが、ジョウトでサトシの行方を捜す、という方法もある」
「お父さんが、今もジョウト地方にいるとは限らないんですよね?」
「まあな。しかしポケモンリーグ制覇後、少なくとも永世を冠するまでは、ジョウトにいたことは確かだ。
なんらかの手掛かりがあるかもしれない。
こっちの方法は、いわば博打だな。
当たればリーグ制覇よりもずっと早くあいつに会えるかもしれないし、外れれば永遠にすれ違うかもしれない。
どちらの方法を選ぶかは、ヒナタ、お前次第だ」
シゲルが再び椅子に座り、机上に、何かの紙を広げる。
それは地図だった。
「カントーとジョウトの地図だ。お前にやるよ。俺にはもう要らないものだからな。
落書きみたいなのは、一昔前に、ジョウトに赴いたときに書き込んだもんだ。無視してくれていい」
「あっ、ありがとうございます」
「そう畏まるなっての」
ヒナタは地図を眺めた。僕も覗き込む。
本当に書き込みだらけだ。シゲルはわざとらしく欠伸をしながら、
「一晩、悩んで考えるんだな。別に俺は、強制しないさ。
ポケモンリーグを目指すもよし、ジョウトでサトシの手掛かりを探すもよし。ヒナタ、お前が決めることさ」
なんでサトシは1000枚ものハガキを送って当てた大切な帽子を変えたんだ
初期のが一番好きだったのに
なんでそんなに叩くのかが、俺には分からない。
最近のVIPPERはスルースキルも持っていないのか
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:22:40.67 ID:VXeykH/3O
叩く事で、力を持ったと感じているのよ
スルーもいいが馴れ合いの空気はウザい
明らかに絵師様(笑)はお断りですの流れの中で
下手な絵はったらそりゃ叩かれて当然だろ…
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:24:01.08 ID:psPOVmuaO
単発の嵐
>>402 オコリザルからあんなに必死になって取り返したのにな・・・・
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:25:33.86 ID:vBWz0o5xO
正直、大人げなかったと反省している
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:25:41.99 ID:ikJeQ18eO
>>403 別に絵なんて必要ないのにわざわざ書いていい?というレスがうざい
絵が書きたいならチラ裏にでもかいてろ
ってことだろ?
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:25:53.06 ID:v/7hNKCr0
単発なんてパートスレ用語引っ張り出すな
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:25:54.04 ID:XCPlYdoxO
見たいが寝る朝期待
携帯ですまん
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:26:44.94 ID:YgXBoMlJ0
>>402 お前だって昔必死になって集めてた遊戯王カードを今は引き出しの奥にいれっぱなしだろ?
つまりそういうことだ
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:29:25.81 ID:vBWz0o5xO
俺が言えた事じゃないけど、
作者が快く書ける環境を作ろうぜ
少なくとも、殺伐としてるよりは馴れ合いのほうがいいだろ
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:30:23.77 ID:yuPSsEtj0
殺伐としたスレにヘーベルハウスが!!
/|
|/__
ヽ| l l│<ハーイ
┷┷┷
_, ,_ パーン
( ゜д゜)
⊂彡☆====== /|
__ |/
ヽ| l l│
┷┷┷
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:30:33.74 ID:ikJeQ18eO
よく考えたらサトシはあの帽子を当てる為に数万使ってるんだよな…
(切手代+ハガキ代)×1000だもんな
1000枚とかよく考えなくても普通に異常だよな、買った方が安そう
なんかいわくあったっけ?
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:32:45.57 ID:YgXBoMlJ0
ハ,,ハ 本当にお断りしたいという気持ちで…
( ゚ω゚ )___ 胸がいっぱいなら…!
ハ´ ̄ヘこ/ ハ
/ 〉 |少 / | どこであれお断りできる…!
\ \ /| |
┌―)))――)))‐―┐ たとえそれが…
ヽ ̄工二二丁 ̄
〉 ヽ工工/ ;′∬ 肉焦がし… 骨焼く…
lヽ三三三∫三三\;'
h.ヽ三∬三三';.三三\';∫ 鉄板の上でもっ………!
└ヽ ヽ三,;'三三∬三;'三\'"
ヽ |__|烝烝烝烝烝烝|__|
lj_」ー――――‐U_」
§,; ________§; ,
|| §; / § ヽ ||
|~~~§~ §'~~~~~~~| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ____§/"""ヽ,§_____ | <
>>415 お断りします
|__|///(§ §)ノ////|__|///\________
⊆___)///ゝ___§ノ/////(____⊇////
///////////////ジュ〜////////////
/////////////////////////////
419 :
418 >>415→>>414:2008/10/04(土) 00:34:38.71 ID:YgXBoMlJ0
疲れてるようだ
寝る
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:35:05.91 ID:N3cBaBdv0
ヒナタは神妙な面持ちで頷いた。
その後、シゲルは妻の名を呼び、自分は先に寝ると言って、寝室に行ってしまった。
シゲルの妻は、まるで実の娘を扱うように、ヒナタに話しかけた。
「疲れたでしょう。お風呂が出来ているから、入りなさい」
本当に出来た細君だ。僕が感心していると、ひょい、と体が浮遊した。
「ピカ!?」
「ピカチュウも一緒に入るの。お風呂、気持ちいいわよ?」
僕は四の五の言えぬまま、そのまま浴室まで持って行かれた。
これ以後の描写は、割愛しよう。ヒナタのプライバシーに関わることだからだ。
抽象的な表現をするなら、ヒナタの体は、美事にカスミのコンプレックスを克服していた。
僕に言えるのは、精々これくらいが限度である。
翌日。
僕たちの起床は早かった。
シゲル夫妻に起こされるまでもなく、ヒナタはベッドから起きて、支度をした。
ヒナタの睡眠時間は、精々2時間といったところだ。彼女は夜、ずっとシゲルから貰った地図を眺めていた。
そして一晩明けて、彼女の心は決まったようだった。
「もう一晩くらい、泊まっていったって構わないんだぜ」
「あら、わたしは一週間くらい泊まっていってくれても良かったわよ?」
「いいんです。これ以上お世話になったら、あたしの決心が揺らいでしまうかもしれませんし」
「そう。一晩だけだったけれど、娘ができたみたいで、楽しかったわ。
またトキワシティに来ることがあれば、遠慮無く寄ってね?」
シゲルの妻の優しい言葉に、しかし、ヒナタとシゲルは顔を見合わせる。不敵な笑み。
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:36:05.99 ID:ikJeQ18eO
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:37:01.56 ID:ulUjgy+X0
16年一緒に暮らしてきたのに裸を見るの初めてだったのかピカチュウw
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:37:42.69 ID:5N/ddg3M0
チクショウ・・・チクショウ!!!!!
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:38:01.13 ID:cU4zgJ7bO
1、2の、3、ポカン
ビッパーはスルースキルをわすれた
今ポケモン黄やってるんだけどピカチュウがなかなかたたきつけるを覚えません
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:38:08.72 ID:ikJeQ18eO
>>422 カスミがピカチュウ監視してたんじゃね?
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:38:12.58 ID:JwRquizk0
v
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:38:57.21 ID:/1rcgivs0
これでもピカチュウは♂なんです><
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:39:06.20 ID:ikJeQ18eO
H
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:39:06.33 ID:vBWz0o5xO
巨乳なのか…
巨乳なのかああああああぁぁああぁ!
ちょっとピカチュウになりすましてくるわ
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:40:13.59 ID:uiOmSr6h0
無い乳こそ至高っ……しかし……憧れぬと言えば……!
また明日読みに来るぜ
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:41:58.98 ID:Mgs/ie89O
期待してるぜ。
じゃ寝る
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:42:07.23 ID:8hJjuArkO
何だこのピカチュウ?
格好良すぎる。
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:42:15.13 ID:vBWz0o5xO
ボールの中に永久封印するぞ?
マジで言っちゃってんの?あまり俺怒らせない方がいいぞ?
今俺の腕マジハリケーンボンバーだからあんまり怒らせない方がいいぞ。
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:44:13.97 ID:vBWz0o5xO
ピカチュウと一緒に寝たい
うっかり踏みつぶして、電撃くらいたい
ああああああぁぁああぁピカチュウ!
ふぅ…
437 :
435:2008/10/04(土) 00:44:37.92 ID:uW48vGgC0
ごめんニ三行目誤爆・・・
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:45:38.01 ID:QQPqpXSA0
お前本当はいいやつだろ
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:45:45.06 ID:cU4zgJ7bO
まとめWikiつくろうか
というか作っていいですか><
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:52:33.54 ID:neNoRDv9O
シゲルに子供いないのか
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:52:43.88 ID:Dxam6r9SO
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:54:26.40 ID:N3cBaBdv0
「次に合うのは、当面先になりそうだな」
「あら、そう遠くない未来かもしれませんよ、シゲルおじさま」
ヒナタが選択したのは――ポケモンリーグを制覇し、セキエイのコンピュータから、父親を捜す方法だった。
つまり、これからヒナタは、バッジ集めの旅に出ることになる。
そして次にこのトキワシティを訪れるのは、晴れて七つのバッジを集め、グリーンバッジを最後に残した時なのだ。
「次は挑戦者とジムリーダー、という関係ですね。おじさま」
「手加減はしないぜ。強くなって戻ってこいよ、ヒナタ」
シゲルの妻が、おどけたように言った。
「酷いわ。わたしだけ仲間はずれだなんて」
その時、シゲルが思い出したように口を開いた。
「そうだ。カントーを旅している途中に、タイチに会ったら、俺たち夫婦は元気にやってると伝えてやってくれないか」
「タイチ?」
「わたしたちの一人息子のことよ。ちょうど三ヶ月くらい前に、
あなたと同じように、ポケモンリーグを目指して旅立ったの」
「俺に似て生意気なガキなんだが……、頼めるか?」
「はい、会ったら伝えます」
シゲルは満足そうに頷いた。
トキワシティからニビシティへの道は、ジムを越えた先にある。
途中まで、シゲルはヒナタと並び、最後となる会話を交わしていた。僕は邪魔しないよう、距離を置いて続いた。
ただし、耳はぴんと立てたまま。
「おじさま。ジョウトのポケモンが、カントーにも生息しているという話は、本当ですか」
「本当さ。全部が全部、というわけじゃないが、新種のうち半分くらいは、旅の途中に出会うことになるだろうな」
>>440 どうせどっかのコピペブログが載せるんじゃねぇの?勝手に。
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 00:59:59.17 ID:Xy3Mkdwi0
これは久々にガチで面白いわw
うむ、じゃあやめておくか
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:05:33.04 ID:X7wu2WDaO
ほ
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:12:25.01 ID:FLLUBOvgO
このスレ見てるとサトシを叩きのめして子分にしたあげく覇王の道を進んだピカチュウさん思い出すな
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:13:18.81 ID:N3cBaBdv0
「楽しみだわ……。でも、そうやって棲息圏が重なることで、生態系が崩れたりはしないのかしら?」
「いい指摘だな。確かにその問題は、ポケモンの生態調査の槍玉に挙がった。
しかし、調査結果は、むしろ生態系が安定した、という棲息圏の重なりを奨励するものだったんだ」
朝靄を透かして、巨大な建造物が浮かび上がる。
トキワシティジム。カントー地方に置いて、最強のジムリーダーが君臨する場所。
ヒナタは足を止めた。シゲルも足を止めた。
「ここでお別れだな」
「ええ。短い間でしたが、お世話になりました」
「だから畏まるなって言ってるだろ。俺はいつでもお前の味方なんだからよ。
なんならお父様と呼んでくれてもいいんだぜ」
「ふふ、それは無理です。でも、本当に、ありがとうございました――シゲルおじさま」
「ああ。それとこれは、俺とあいつの、気持ちだ」
シゲルは懐から、茶封筒を取り出し、半ば強引にヒナタに手渡した。
中身を確認したヒナタの目が、みるみるうちに丸くなる。
「こ、こんなお金は、もらえません!」
「遠慮すんじゃねえよ。人の好意は黙って受け取るもんだぜ」
「だってあたし、お母さんからもお金もらってるし、それに――」
「お前は旅の辛さを知らない。
金なんてあっという間になくなるぞ。だから旅の初めくらいは、有り余るくらいでちょうど良いのさ」
「………あたし、おじさまに助けてもらってばかりですね」
「なあに、未来への投資ってヤツだ」
シゲルは笑う。ヒナタは泣きそうになりながら、笑い返した。
そして、今度こそ別れるかと思ったその時、シゲルはヒナタに二言三言耳打ちして、
僕を手招きした。僕は首を傾げて、シゲルに走り寄る。
ヒナタといえば、ニビシティに向う道路に進んだところで、振り返り、僕とシゲルの様子を見守っていた。
シゲルいいやつ過ぎだろ・・・
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:20:10.32 ID:ilVaGPnZ0
ここまでバッチ0
話が長くなりそうだな
俺は全然構わないんだけどさ
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:20:50.01 ID:mXcYXr72O
追い付いたか
そういえば
>>299で
よせよピカチュウ。俺だ。 って、シゲルはピカチュウが実はサトシのピカチュウ
であることは知ってるのか。ヒナタにそのことを話さないのはすっごい空気読んだて事?
トキワジムに顔を出したのはヒナタの突然の思いつきだからカスミから事前に連絡があったとは考えにくいし。
これは良スレ
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:29:17.25 ID:C2vC8ewMO
つC
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:30:59.98 ID:N3cBaBdv0
「チュウ?」
「ピカチュウ。昨晩からこっち、お前とサシで話し会う機会がなかったから、今言うがな」
ふいにシゲルが、僕の両耳を束ねて掴む。
「チュウウッ!」
痛みに悲鳴を上げる。
僕は耳を捕まれたまま、ヒナタの死角に移され――突然、解放された。
シゲルは毅然とした態度で、僕に告げた。
それはヒナタに対するふやけた姿勢でも、かつての旧友のポケモンに対する姿勢でもない、
一人のジムリーダーとしての、依頼だった。
「ヒナタのことをよろしく頼む。
お前がレベルを隠してヒナタに同行していることは、カスミから聞いている。
お前自身、カスミから聞いていると思うが、ヒナタはいろいろな意味で特別だ。
ヒナタに関わろうとする人間は、この先ごまんと現れるだろう。
どうか、ヒナタを危険から遠ざけてやってくれ。
俺もヒナタがグリーンバッジ奪いにくるまで、現役張ってるからよ」
「ピカ、チュ」
言われるまでもないよ。
僕はヒナタのポケモンだ。彼女の夢を叶える手助けをして、彼女を危険から守るのが僕の役割。
彼女がリーグを目指すというなら、僕はそれに従うまでだ。
「そうか。お前がそう言うなら安心だ」
シゲルの皮膚の厚い手が、僕の頭を撫でる。
それは到底心地よいと言えない感触だったが、何故か安心できた。同時に、責任を帯びた気がした。
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:39:27.54 ID:3HhpXomw0
このスレ見てたらどうしてもポケモンやりたくなってくるな
今からニビまで行くのか
先は長いな、まあタケシはヒトデマンで旬札だよね
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:42:12.99 ID:v0qQ22Q6O
サトシを見る目が変わる
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:43:30.31 ID:OsyQVaXEO
支援
ID:N3cBaBdv0よ。
寝なくて大丈夫?
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:47:09.56 ID:N3cBaBdv0
「じゃあ、ご主人様の許に行きな。
実はさっきから、ボールの中のウインディがうるせぇんだ」
耳を澄ませれば、たしかに、カタカタとボールが鳴っていた。
ウインディ。僕は記憶を読み返す。
そう、彼との戦いは一瞬だった。しかし偶然で雌雄が決したわけではない。
彼の"神速"はあと一歩のところで、僕の"電光石火"に及ばなかった。
そして彼は"だいもんじ"を繰り出す一刹那前に、僕の電磁波によって全身麻痺したのだ――。
「ピカ!」
僕は尻尾を二回振ってから、ヒナタの許に走った。
「おかえり、ピカチュウ。
シゲルおじさんとどんなお話してきたの?」
「チュウ」
君の未来について、だよ。
ヒナタはどこか遠い目をしながら、呟く。
「あたしね、本当のことを言うとね、今すっごく不安なんだ。
昨日の夜は、おじさんにあんなこと言っちゃったけど、リーグで優勝するってことは、
誰よりもポケモンバトルで強くならなくちゃならないのよね?」
「チュ、ピカ、チュ!」
そう、その道は困難極まりない。
でも君は一つ、忘れているよ。君はポケモンマスターの娘なんだ。
君のお父さんに出来たことが、娘に出来ない道理はないんだよ。
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:47:24.63 ID:Jf1UnTIp0
>>458 我慢できずにいま緑やりながら見てるよ支援
ニビのジムリーダーがタケシである保証はない
そうか、別に旅の直前じゃなくてもカスミとシゲルがピカチュウについて話す機会はあったか。
>>459 まだ現役なんですかねwwww
タケシは一番サトシと長く行動を共にした人間だからヒナタと会えばまた話が深くなりそうだぜ
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:52:38.82 ID:QQPqpXSA0
寝なきゃならんのだが、明日の夜までこのスレが残っていることを祈るか
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:53:36.93 ID:2dPT2a2q0
あくまで予想だけど
まだまだ先は長そうなのに主要人物をそんなポンポン出すかね?
せいぜいたくさんいた兄弟のうちのだれかじゃね?
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 01:56:13.87 ID:PdcMWAeMO
ロトムとかの怪談話思い出して寝れなくなった
それもそうか、タケシがジムリーダーをやってるかより嫁ができたかどうかの方が気になる
イワーク「どうも、タケシの嫁です」
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:03:30.84 ID:N3cBaBdv0
「ありがとう、ピカチュウが傍にいると、リーグ優勝も夢じゃない気がしてくるの。
どうしてかしら………」
ヒナタは小首を傾げる。
少しドキリとした僕はヒナタに背をむけて、ニビシティに続く道路を先導した。
次第に緑が薄れ、鈍色の風景が、広がり始める。
トキワシティの名は、常磐――常しえの緑という意味が由来だ。
対してニビシティの名は、鈍色――そのまま風景色が由来になっている。
灰燼を塗したような灰色の景色が増えてくるに連れて、
僕は、かつて旅を共にした彼のことを、鮮明に思い出していった。
第三章 終わり 寝る
タケシの嫁はカスミの姉
>>472 乙
ゆっくり休んでくれ
これからも期待してる
町の名前の意味初めて知ったwwwww
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:09:01.40 ID:Xy3Mkdwi0
超乙
続きに期待してる
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:10:11.47 ID:qGjN8nLJO
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:12:05.99 ID:FUZQmkOT0
乙
ほんとおもしろい
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:13:46.19 ID:WpB2DVx40
リザードンって預けられてからどうなったんだ?
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:17:03.91 ID:oQC6BpaE0
これがアニメだったら見るわ
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:17:12.85 ID:2UHCUhAoO
セレクトBB
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:20:04.78 ID:ulUjgy+X0
なんか粗探ししてるみたいでアレだけど
親しいおじさまの一人息子を知らなかったってのはどうかとww
でも面白いから続きに期待してます
>>475 マサラ→まっさら(白・初め)
トキワ→常盤
ニビ→鈍
ハナダ→忘れた
シオン→紫苑
タマムシ→玉虫(虹色っぽい)
ヤマブキ→山吹
グレン→紅連
セキエイ→石英(透明)
セキチク→忘れた
街の名前さえ忘れたのが一件
けっこう忘れてるな……
おツー
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:22:43.69 ID:ilVaGPnZ0
紅蓮
はなだ‐いろ【×縹色】
薄い藍色。花色。
せき‐ちく【石竹】
ナデシコ科の多年草。高さ約30センチ。全体に粉白色を帯びる。初夏、紅・白色などの5弁花を開く。
中国の原産で、観賞用に栽培。瞿麦(くばく)。からなでしこ。《季 夏》「―やおん母小さくなりにけり/波郷」
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:30:32.36 ID:YGbpnnuR0
>>483 やべぇ俺もマチスがいる港思い出せねぇ〜
主要人物は全員植物だしな
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:34:44.58 ID:FUZQmkOT0
まだ預けられたままじゃね?
支援
ウーハー
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:41:28.42 ID:Mo8oSRL+O
ポケモンのDVDってレンタルしか無いんだな
オレンジ諸島編辺りまで全部買ってやろうかと思ったのに
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:45:41.77 ID:pMI/lzTv0
初代と金銀までの俺にはガチだなこのスレ
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:46:31.82 ID:+Ow/GJPEO
>>483 マサラってカレーのマサラじゃなかったのか…
>>475 さぁ早く町中の看板を読む作業に戻るんだ
おてんば にんぎょ
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 02:59:41.46 ID:d/zKN7g80
保守
話にジョウトしかでなかったってことはルビサファダイパはなしか
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:10:37.45 ID:Wi7nQ9crO
ほ
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:12:05.49 ID:FUZQmkOT0
し
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:13:29.41 ID:GhLfnV+w0
ゅ
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:14:19.97 ID:ZeZmC3IBO
アッー!あこがれのー
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:27:09.45 ID:ikJeQ18eO
ポケモンマスタアッーにー
なりたいなアッー!!
ならなくちゃアッー!!
絶対なってーやるウッ!…ふぅ
さて寝るか
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:27:47.13 ID:qGjN8nLJO
ポニョ
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:38:31.44 ID:Mr/Nj+HWO
オヤジと娘の対決はあるのかね
ほしゅ
ポケは金銀までって言ってる人もいるが
ルビサファエメにはルビサファエメの
ダイパプラにはダイパプラの魅力がある
何が言いたいかというとサーナ系列とリーフィアグレイシアユキメノコは俺の手持ち
まずドサイドンとか金銀ポケまでの進化形を見せてけば
なれるかも、食わず嫌いじゃね
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:44:40.90 ID:2EH3EN6JO
ムウマは譲らない
金銀までしかやってないけど
ポケモンは金銀までしか認めない
これって破綻してる論理だもんなw
してないものをどうして批判できるのかが不思議でたまらぬ
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:49:22.94 ID:pMI/lzTv0
もしかして俺の発言?
別に金銀以降のポケモンを否定するつもりは無いぞ
ただやってないってだけで
>>511 いやいやそういうわけじゃない
ポケモンスレには必ず付くレス、それが金銀までしかやってないryなのだ
>>511 通信云々はともかく、ストーリーは金銀が一番で良いと思う
最近のは空間がどーのこーのであまりにも非現実的過ぎ
…あまり言うとスレ違いになるから自粛しとくか
ひとまず乙
ヒナタとかはとりあえずFRLGの主人公で変換したら違和感無かった、というかダイパのアレが出てこなかった不思議
>>507 ダイパはいい、ヒカリが良い意味でかわいい、アニメ的にもゲーム的にも。ライバル?ああ、ギンガ団のボスのことか
>>511 金銀までしかやってないはよくあること
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:53:56.41 ID:t9H1c5Sg0
赤と緑が最高
赤しかやったことないけど
>>513 それは竜王出てこないのにドラクエの名前が出てくるようなもんじゃね?
プラチナも買ったけど、金銀までのデザインが落ち着くのはなんかわかる
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:55:19.32 ID:MWmc4CQW0
シゲルの会話なんてよく思いついたな
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 03:57:50.10 ID:MWmc4CQW0
ついでにダイパでポケモンの戦闘システムは完成したと思う
ほとんど使えないモンスターはいなくなったし
金銀までは少しゲームバランスが悪かった
つまりポケモンはシステム的にはかなり完成してると思うよ
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 04:01:01.49 ID:enNMsc+M0
ゲームバランスとか関係ねえ、好きだから使うんだ
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 04:01:51.93 ID:jD4WvzL8O
「シゲルおじさま」ってことはシゲルの妻はサトシの姉だよな。
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 04:04:37.56 ID:sn8dSjNiO
つかルビサファからGBAになったから
ポイポイゲーム与えるゆとり家庭か良い年こいてポケモンやるオタしか出来なかったよな…
っていう
GBA買ってもらえなかった同士居る?&上げ
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 04:08:16.85 ID:2EH3EN6JO
>>521 買って貰えなかったからバイトしてGBAもソフトも中古で買ったのを覚えている
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 04:10:50.63 ID:sn8dSjNiO
>>522 バイト出来る年齢だったのが羨ましいんだぜ
っつかその年で買ってもらおうとするなよww
ほんとゆとりばっか
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 04:19:49.74 ID:2EH3EN6JO
>>523 誕生日プレゼントに貰おうと思ったら、その時の期末テストの点数が悪くて、金すら貰えなかった
バイトと言っても婆ちゃんの手伝いで貰える小遣いとかを貯めてだな…
中古なのにクリアカラーのポケモンルビーが輝いて見えたぜ
>>524 あ、やっちゃったね君^^;
ドンマイ
>>524^^;
新参君が的外れなレスをするのはよくある事だから^^;
以後アボン将帥>>ALL
業務連絡#正義通報>>トピマス殿
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 04:30:57.24 ID:sn8dSjNiO
>>525 スマン俺が悪かった・・・
それはクリアカラーのポケモンが輝いていたんじゃない
お前の努力の汗と感動の涙だ
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 04:32:50.64 ID:HJtZjYC50
>>527 一回寝てから、もっかいこの自分のレス読んでみ?
悶え死ねるから
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 04:40:51.79 ID:sn8dSjNiO
>>518 システム的にポケモンは、いままでのゲームの縮図みたいになってると思う。
初代はファミコン時代のような、単純な内容と大味な面白さ、
最近のは次世代機の、やたら凝った内容に複雑なバランスでの戦略的な面白さが。
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 04:52:42.35 ID:zyypdnM8O
アブソル愛してる
物理or特殊がタイプじゃなくて技によって決まるからかなり複雑になったな
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 05:28:56.89 ID:2EH3EN6JO
チリーン可愛いよハァハァ
でも愛しているのはムウマなんだ
ごめんよ
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 05:34:32.93 ID:ZBVLl2ScO BE:332142825-2BP(20)
おいついた、そして寝る
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 05:34:48.68 ID:Xm6za+dpO
サトシ→ピカピ
ゲットだせ→ピッピカチュウ
ヒナタ→ピカカ か?
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 05:35:47.22 ID:L5olEoCB0
なんかの4コマで
なんかのポケモンが必死に何かを言おうとしてるってのを
思い出した
またコイルとピカチュウの4コマか
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 06:06:05.48 ID:SlkScR0YO
保守
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 06:25:16.54 ID:LV9tkVtfO
ほ
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 06:31:10.90 ID:LyISwwb4O
も
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 06:33:07.55 ID:eDOQtSKJO
懐古チュウ乙
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 06:47:20.58 ID:YD16i7th0
ほ
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 06:48:04.65 ID:ZmPub9FB0
追いついた
ものすごいクオリティだな
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 07:12:31.90 ID:AQAP8P24O
初代って努力値の上限あったっけ
>>544 努力値と努力値の上限と個体値と種族値は全てあったからどちらかというと卵がない初代のほうが廃人が多かったのは内緒
卵技もないし
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 07:36:23.87 ID:86GGPmL5O
面白すぎて射精が止まらない
お前ピカチュウよぉ
鳴き声まちがってんじゃねぇか?
「ドチュゥゥン」とかいう鳴き声だろテメェ
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 08:05:47.28 ID:Dxam6r9SO
ほす
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 08:15:32.59 ID:2uks+22bO
し
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 08:28:57.32 ID:WvK25aA+0
これはすごい。
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 08:36:29.77 ID:kxAjyxY3O
ほっしゅほっしゅ
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 08:38:37.00 ID:Qwsk+UhBO
闇サトシまだーちんちん
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 08:47:26.40 ID:L9j7uQHUO
星
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 08:56:44.51 ID:MZ9j/gYvO
残っててよかった
長期化しそうだけど
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 09:02:20.35 ID:bqKd6GcuO
ニドキングは俺の嫁ェェ!
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 09:03:30.10 ID:N3cBaBdv0
今日は昼過ぎくらいにくる
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 09:03:48.83 ID:FLE3Mcct0
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 09:05:07.16 ID:86GGPmL5O
牝は全部嫁だろjk
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 09:25:20.57 ID:wbMHxcRpO
あ
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 09:31:45.27 ID:UZWxU47SO
ほ
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 09:38:42.97 ID:DmnwEc1cO
>>559 知ってるってことはお前もニコ厨じゃねぇか
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 09:40:04.82 ID:FLE3Mcct0
>>563 他所にニコニコのノリ持ち込むなってこと
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 09:48:15.94 ID:t6r0T+OoO
中々に香ばしい争いですね
^^
ところでポケモン関連スレで金銀が一番面白かったって言うと叩かれるのは何故?
バージョンの違い無視したらダイパまでやってるんだが
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 09:58:41.07 ID:yF7KZs4F0
気にすんなよ言わせとけ言わせとけ初代なんてミュウツーのつよさひどすぎ
だしな
金銀は俺の中では2番目だな
ダイパがオンライン対戦が楽しかったし
四天王で苦戦できるところもよかったとおもう
まぁ人それぞれだろ
叩かれるのは金銀が一番といっているが金銀までしかやってないとかそういうのじゃないか?
ダイパは道端のエリートトレーナー相手に全滅するかもしれない難易度が燃える
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:09:47.22 ID:UjUfkG070
絵書いても良い?
あああああああああああうぜえええええええええ 了承得んなksg
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:12:34.03 ID:3fsQYUnX0
>>567,568
うーん、そうか。
何の脈略もなく金銀厨乙とか言われるから過去になんか事件でもあったのかと
書くわけねーだろバーカ
>>570 描いていいよ
うpするのも自由だろ
見たくないやつはスルーしろよ
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:25:08.21 ID:ojj2q3iE0
絵は俺らが言うことじゃないだろ1が嫌と言わないかぎりどうでもいい
自治気取ってる方がウザイ
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:27:04.31 ID:8UvvDfl90
いろいろどうでもいいの一言に尽きる
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:27:12.98 ID:UjUfkG070
書いてほしいんだったら書いてやるが?
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:28:24.19 ID:ZBIBkTMp0
なにこのツンデレ
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:29:21.17 ID:UQuynOoRO
このスレに絵は必要ない
ピカチュウの公式絵でも持ってきた方がまし
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:29:45.57 ID:psPOVmuaO
>>578 お前のオナニーに付き合わされる俺達の身にもなれよ
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:29:53.64 ID:pBFly7eMO
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:30:16.09 ID:XCPlYdoxO
書きたいなら勝手に書けばいいがうpはするな
携帯からですまん
書きたいやつは勝手に書いてうpして
スルーしたいやつはスルーすれば良いだけ
うpしてもいいけど、へたくそなら死ぬほどたたかれるぞ
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:32:14.54 ID:8f0wF6rgO
プロのイラストレーターも地に頭こすりつけるくらいの神絵だったら許す
おまいら釣られるな
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:33:50.84 ID:xf10aWL8O
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:40:07.75 ID:JKUyO0QfO
うpするなら勝手にすればいい
だが叩かれても文句言うなよ
誰も頼んでなんかいないんだから
あと、もしそれでスレが荒れてもうpを了承した奴に文句言う資格は無い
俺も含めてな
一方的に被害を被る
>>1の事を考えればどうすべきかはわかるよな?
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:42:45.95 ID:wbMHxcRpO
無駄なレスは控えて
作者が快く書ける雰囲気にしようぜ
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:44:13.77 ID:UjUfkG070
ポケモンとは直接関係ないけどな
ナルトのヒナタの絵書いた
それでもいいならうpするが
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:45:02.68 ID:U443Gs1J0
クルッ
. ハ,,ハ ミ _ ドスッ
. ( ゚ω゚ )彡―─┴┴─―
* * * \ / つ お断りし / ハ,,ハ
* * \ 〜′ /´ └―─┬/ ( ゚ω゚ ) お断りします
* ハ,,ハ * \ ∪ ∪ / / \
* ( ゚ω゚ ) * .\ / ((⊂ ) ノ\つ))
* お断りします * . \∧∧∧∧/ (_⌒ヽ
* * < > ヽ ヘ }
* * * < の し お > ε≡Ξ ノノ `J
────────────< 予 ま 断 >────────────
. オコトワリ < 感 す り >
ハ,,ハ ハ,,ハ .ハ,,ハ <. !! > ハ,,ハ
. .( ゚ω゚ ) . ( ゚ω゚ ) ( ゚ω゚ ) /∨∨∨∨\ ( ゚ω゚ )<お断り .ハ,,ハ
│ │ │ / .\ します>( ゚ω゚ )
,(\│/)(\│/)(\│ /. \
/ ♪お断りします♪ \
/ ハ,,ハ ハ,,ハ .ハ,,ハ ハ,,ハ\
. ( ゚ω゚ ) ( ゚ω゚ ) ( ゚ω゚ ) ( ゚ω゚ )
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:45:28.25 ID:gkCrvllX0
ブラッキーは俺の嫁
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:52:32.51 ID:MZ9j/gYvO
フーディンは俺の未来の姿
最初にもらった1匹に経験値集中させてたのも今となってはいい思いで
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:54:12.22 ID:5j+FDXrj0
ポッチャマかわいいよポッチャマ
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:55:02.83 ID:3fsQYUnX0
>>598 おめでとう!ポッチャマはポッタイシにしんかした!
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:57:34.29 ID:ZNPsgm3y0
今最強のポケモンってやっぱミュウツー?
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 10:58:56.12 ID:86GGPmL5O
基地外が沸いてると聞いて
絵師様(笑)
絵師はオナニー
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:21:04.25 ID:SlkScR0YO
ほうしゅ
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:29:57.29 ID:1sxP2RQcO
ブラッキーに進化したのが51レベルの時だったんだけどさぁ、大爆発二回受けても死なないような防御力になった。
ぼくのかんがえたさいきょうのピカチュウ
かみなり
10まんボルト
なみのり
かげぶんしん
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:43:18.06 ID:Al30VIam0
エーフィは俺がもらっていきますね
保守
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:46:07.27 ID:DlfjhPemO
>>604 進化するレベルでステータス変わるのか?
よく考えないですぐ進化させてた
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:46:49.20 ID:+JXnJpRE0
ならシャワーズは俺がもらうぜ
保守
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:48:07.51 ID:2ZKupUnyO
ここまでアリアドス無し..
支援
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:48:14.82 ID:8rPQ4IAvO
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:48:29.35 ID:cT/suOfR0
27♀のババアです彼氏ほしいです
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:41:00.31 ID:fviyeX2H0
[email protected]
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:53:30.94 ID:q2T+mx+dO
えかいてもいですか
伸びしろ的には早目に進化させたほうが強くなる
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 11:56:02.56 ID:9Xz7m8bi0
オニドリルが永遠のパートナー
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:06:01.69 ID:84/+iTOa0
ピ
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:07:56.82 ID:XCPlYdoxO
赤でリザードンLv100が強かった
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:14:57.47 ID:t6dyBBv50
オニドリルはピジョットの出来損ない
>>607 ステータスはレベルと種族値と個体値と努力値によって計算される
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:26:36.64 ID:GChScueH0
ほしゅ
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:33:50.15 ID:id07tCWmO
追い付いた。
まだこのスレ残っててよかった…保守
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:36:56.89 ID:/KROtnvAO
サトシ→ピカピ
カスミ→ピカチュピ
フシギダネ→ピカカピカ
トゲピー→ピピピー
ロケット団→ピピッカチュウ
ゲットだぜ→ピッピカチュウ
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:40:47.03 ID:PJFMw3hOO
どくどく→かげぶんしん、またはほのおのうずなど→瀕死
これをされて、俺のポケモンの戦い方が変わった
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:42:02.63 ID:RfFbicFk0
この人ってカラテ王がジムリーダーフルボッコにするやつ書いてた人?
俺が初めてやった金銀ではトゲピーはレベル13で進化したのにイーブイは40過ぎても進化してくれんかった…
今はトゲチックも更に進化するらしいね
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:47:44.29 ID:3fsQYUnX0
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:49:28.01 ID:UZWxU47SO
ほしゅ
ところでアンノーンの遺跡でラジオつけると流れるあの音楽ってなんなの?
ぶっちゃけいまだに怖いんだが。
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:51:32.51 ID:4sPeg+w70
>>628 アンノーン同士が意思疎通に使う電波を受信してるらしい
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 12:56:53.14 ID:4sPeg+w70
ファイアレッドとかで?のアンノーン出るらしいな
>>629 いまは無いのか。
思えばアレから何年たったんだろうな……
>>630 マジか。
つまりアレを解読すれば何かが……
>>632 実はセレビィとか他のポケの鳴き声が混じってたりもする
セレビィと言えば森の祠や金銀の葉っぱ
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:04:43.43 ID:3fsQYUnX0
ゲーム内で手に入らないポケモンがいるのってやめてほしい
ダイヤで492匹そろえて俺の心に芽生えた感情はむなしさ
>>633 うわ、懐かしいなぁ。
ケツバンとかいろいろあったよ、本当あのころは。
>>634 だよな。
>>636 増殖技でマスターボールやマタンキ増やしたのもいい思い出
金銀ってどことなく哀愁が漂ってたよな
音楽といいグラフィックといい…そこにみんな引かれるんだろうな
GBAリメイクが出ないのは遺憾の極みだ
>>638 旦那、FRやLGのことを俺が知らないとでも思うのかい?
青やピカ版のリメイクも出るような描写があったのに…
オオタチって強いんよ
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:22:58.88 ID:xLZojw0w0
オオタチは秘伝要因
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:23:32.99 ID:QdbV1kik0
オオタチ使ったこと無い
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:25:46.95 ID:l0BhVPh0O
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:26:50.02 ID:/KROtnvAO
ポケモンはどことなく哀愁が漂っている そして閉鎖的
たまに怖くなる
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:27:52.57 ID:QdbV1kik0
シオンタウンの音楽は怖かった
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:28:39.69 ID:86GGPmL5O
ウェーブブルーとかエレキイエローって言ってた時代が懐かしいな・・・
ぶっちゃけ、ゲームだと今のピカチュウの方がつかいやs
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:29:29.25 ID:3fsQYUnX0
ボルテッカは反則だと思う
ポケモンは主人公がクールガイだから二次創作作りやすくていいな
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:41:28.30 ID:N3cBaBdv0
帰った
書くわ
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:41:42.93 ID:4sPeg+w70
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
酒と肴のスタンバイおk
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:44:31.33 ID:Kkzd7tENO
wktk
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:44:38.85 ID:QdbV1kik0
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:45:59.95 ID:xhD1SwtuO
お帰り!!!!
俺も書くぞ
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:52:54.32 ID:qmDQrnm+O
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 13:53:07.67 ID:86GGPmL5O
お帰り下さい
;;
俺も今起きたとこ^^V
>>658 さっきから気になってたんだけど書くじゃなくて描くって書けよ
期待
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:10:22.84 ID:DlfjhPemO
wktk
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:16:13.30 ID:N3cBaBdv0
「あの人たち、これからどうするのかしら……?」
ヒナタはブラインドを指で押さえ、ポケモンセンター入り口にたむろす人々を見て、言った。
僕も窓に寄り、外を眺める。大粒の雨が、街の名前の由来と同じ、鈍色の空から降り注いでいる。
「チュウ……」
僕が雨粒に気づいたのは、ニビシティにたどり着く一歩手前のことだった。
雨脚は瞬く間に強まり、やがて豪雨になった。ヒナタは僕を抱え、大急ぎでポケモンセンターに駆け込んだのだ。
ジョーイさんは微笑みとともに言った。
『ポケモンは健康そのものですね。
ところで、今夜はここで休まれますか?』
『はい。雨が凄いから、一晩休ませてください』
『運が良かったですね。
空き部屋、あなたたちで最後の一つだったんですよ』
ポケモンセンターは、ポケモントレーナーと認められた人にのみ、
無償で食事と部屋を提供してくれる福祉施設だ。
そこでトレーナーは、ポケモンを回復させ、疲れを癒すことが出来る。
設立当初は、無償故に、ポケモンセンターに依存するトレーナーが現れるのではないか、
と憂慮されていたらしいが、ポケモントレーナーの数は常に一定に保たれており、
また、ポケモンセンターとは別にトレーナーを支援する非営利団体が現れたことから、
同時にセンターに多くのトレーナーが訪れ、飽和した、という事例は滅多に聞かない。
しかし、今夜のような例外もある。
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:20:45.07 ID:Xm6za+dpO
文章うますぎるわな
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:21:39.63 ID:Ik0f5lKEO
追い付いた支援
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:27:15.11 ID:UZWxU47SO
私怨
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:33:10.73 ID:N3cBaBdv0
「お月見山の入り口が土砂崩れで塞がっちゃうだなんて……。
どうやってハナダシティに行けばいいのかしら。
ピカチュウもヒトデマンも、"そらをとぶ"を覚えられないし、
鳥ポケモンを貸してくれそうな知り合いも、この街にはいないし」
ヒナタはほう、と窓に息を吐きかける。
ロビーにいた街の人たちの話によれば、
お月見山の入り口付近で、小規模な崩落が発生し、
ハナダとニビの行き来ができなくなったのだそうだ。
結果、ハナダに向かうつもりだったトレーナーたちは、
ニビで足を止めることを余儀なくされ、このポケモンセンターに集中した。
センター前で雨宿りしていた人たちは、部屋が確保できなかった不幸なトレーナーなのだ。
「あーもうっ、最初の街から足止め食らっていたら、
時間が勿体なくてしょうがないわ!」
「ピカ!」
僕はイライラしているヒナタに呼びかけた。
そしてガラステーブルに広げられた地図の一点、ニビシティジムを指し、
「チュ!」
今はとにかく、ニビシティジム攻略について考えよう。
どうやってハナダに行くかは、グレーバッジを貰ってから悩めばいいことだ。
「ピカチュウ……。そうよね、今はどうやってグレーバッジをゲットするか、よね」
ヒナタは窓際から身を離し、ソファに座った。最初から座っていた僕の身が、反発で跳ねる。
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:33:52.45 ID:d3az3BrjO
やっと追いついた
支援
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:34:52.24 ID:86GGPmL5O
wktk支援
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:37:00.35 ID:O41r/d+v0
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:37:16.80 ID:Ik0f5lKEO
やっとスピアーの伏線理解した
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:39:11.44 ID:RIAdIoEUO
待ってたぜ
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:41:47.16 ID:MZ9j/gYvO
これ、3スレくらいじゃ終わらないんじゃね?
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:44:23.57 ID:XSP8Hbl90
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:44:29.35 ID:aPEfiXqG0
お前らサトシよりポケモンマスターやん
それともパー速に行くか。
・・・落ちたと思ったら直後に良く似たタイトルのスレが”偶然”立つことってよくあるよな?
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:51:55.33 ID:+TMzX9/t0
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:53:57.47 ID:86GGPmL5O
どんなポケモンでも愛する自信がある
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:54:32.43 ID:N3cBaBdv0
――グレーバッジを入手する。
それだけが目的なら、ヒナタはただ、試合で僕を繰り出し続ければいい。
僕はあらゆるタイプのポケモンに対処する方法を知っているし、
天敵となる岩、地面タイプには特に戦闘方法を確立させている。
ヒナタを欺きつつ戦うのは、そう難しいことではない。
また、ニビシティは特色として、岩タイプのポケモンを主に試合で用いるが、
初心者用のジムということもあり、レベルはかなり低めに設定されている。
ある程度経験を積んだポケモンなら、ましてや優位なタイプのポケモンなら、楽にグレーバッジを手に入れることができる。
そう、例えばヒナタのヒトデマンなら、みずでっぽうだけでもゴリ押しでいけるかもしれない。
だが、その二つの選択肢は、両方とも閉ざされていた。
ヒナタは僕の頭を撫でながら、
「ピカチュウは電気タイプだから、相性は最悪だわ。
だから今度のジム戦には、出来るだけ出したくないの……」
彼女は与えられた情報から、僕を過小評価している。
一般的に、電気タイプのポケモンは岩タイプや地面タイプに勝てない、と定義されているからだ。
「相性的にいえばヒトデマンが最高なんだけど、あの調子だもんね。
ボールの中から出てきてくれさえすれば、仲直りできると思うんだけどなあ……」
また、心に傷を負ったヒトデマン(便宜上雌)は、
あれ以来ボールから出ようとせず、今現在もガラステーブルの端に転がっている。
能力的な素質はあるものの、少し正確に難があるようだ。仲直りには何か、切欠が必要になるだろう。
少しだけ悩んでから、僕は、一芝居うつ決意をした。
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 14:55:43.75 ID:N3cBaBdv0
正確に難がある ×
性格に難がある ○
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:00:07.00 ID:86GGPmL5O
なみのりピカチュウはまだわかるけどふうせんピカチュウの意味がわからららららららら
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:02:34.17 ID:7augXWtK0
>>673 個人的には右だな
オオタチかわいいよオオタチ
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:05:46.20 ID:KrmCkJaU0
なにこの良スレ。wktk
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:06:08.60 ID:7augXWtK0
まぁ、傷だらけなのに放っておかれたら泣きたくもなるよなヒトデマン・・・
今のままじゃ手の打ちようがないし、新しい仲間が増える予感
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:06:50.51 ID:O41r/d+v0
>>685 だよねw左がFR/RGで右が銀。
グラフィックは昔からよかった、色が使えなかっただけ。
媒体の容量の問題を解消して今のポケモンがあるわけだ。
プラチナ欲しい。
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:08:27.30 ID:3fsQYUnX0
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:08:42.50 ID:QSdi30kIO
ヒトデマンってなんで超人みたいな鳴き声なん?
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:10:49.47 ID:KrmCkJaU0
あれは超人ってか宇宙人みたいな泣き声を目指してたんじゃないのか?w
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:11:07.40 ID:N3cBaBdv0
「チュウ、チュウ!」
「どうしたの、ピカチュウ?」
僕は自分を指さして、
「ピカ、ピカチュ!」
電気袋から紫電を走らせた。
そしてシャドーボクシングの真似事をして、ヒナタにアピールした。
ヒナタは最初は不思議そうに目をぱちぱちさせていたが、やがて僕の意図を解したようだった。
「だっ、駄目よ。ピカチュウは電気タイプのポケモンなのよ?
岩ポケモン相手には、どうにもならないんだから!」
「チュウッ!」
僕はなおもアピールを続ける。
それをヒナタが制する。そんなことが10回くらい繰り返されて、
やがてヒナタは、根負けした。僕も戦闘したわけでもないのにかなり疲弊していた。
「……ピ、ピカチュ」
「はぁ……ピカチュウが覚えている技で、岩タイプに効果のあるの、"たいあたり"くらいなのよ?
本当にそれだけでジムリーダーのポケモンに勝てるっていうの?」
「ピカ」
だいじょうぶだよ。
ちなみに訂正しておくと、君が"たいあたり"と勘違いしているそれはただの当て身なのだけれど。
ヒナタは迷っているようだった。
ヒトデマンは絶好の水タイプだが、心を開いてくれそうにない。
これから新たにポケモンを捕まえるにも、時間がない。
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:13:16.52 ID:Ik0f5lKEO
→にがす
ばいばい!ヒトデマン!
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:13:46.93 ID:QSdi30kIO
>>691 でも瀕死の時のカラータイマー(笑)の点滅とかモロじゃねーかww
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:17:23.04 ID:86GGPmL5O
まあピカチュウも幼馴染ポケモンには変わりないし、いまのうちに新しいポケモンとカ
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:24:03.37 ID:tWL8w1ZC0
今のポケモンってピカチュウをそこいらの草の中でゲットできるの?
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:25:45.11 ID:oXZD881o0 BE:1576867695-2BP(30)
支援。続きが早く読みたくて仕方が無い
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:26:11.70 ID:Ik0f5lKEO
ポケモンが流行ったのは金銀までだよな
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:27:43.24 ID:N3cBaBdv0
僕は相性最悪の電気タイプだが……戦意はある。
導き出される妥協案は一つだ。ヒナタは不安そうに言った。
「ピカチュウ………、あなたに出てもらっても、いいかしら?」
僕は自信満々を装って頷いた。
翌日。
僕は本当に久しぶりにモンスターボールの中に入れられて、ヒナタのベルトに収まった。
ジムを受ける申請をするためだ。
トキワと違い、初心者が多く訪れるこのジムでは、きちんとした受験者管理が行われている。
受付の女性は、ヒナタの申請書と、モンスターボール二つを見て、にっこり微笑んだ。
「このヒトデマンならきっと勝てるわ。自信を持ってね」
「は、はい」
対照的に、ヒナタの笑顔は引き攣っていた。
この受付嬢は、ただ単に、ヒナタが岩タイプに相性のいいヒトデマンを連れてきたと思っているのだ。
実際に戦うのが隣の電気ねずみであることには、露程にも気づかず。
時間が経ち、名前を呼ばれたヒナタは、ジムに足を踏み入れた。
内装の基調色はグレー。
初心者専用のジムということもあり、構造は単純になっている。
「思っていたよりも、迷わなくてすみそうだわ。
トキワジムと違って、見通しがすごくいいもの」
通路はいくつも分岐している。ヒナタは迷った末、ジムリーダーへの直行を迂回する道を選んだ。
ピカチュウがんばれピカチュウ
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:31:38.90 ID:Mgs/ie89O
これは・・・ピカチュウまさか・・・わざと・・
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:33:08.79 ID:Ik0f5lKEO
ヒトデ期待
今北懐古ピカ厨死ね
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:39:40.07 ID:Xm6za+dpO
今北夏子?
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:42:24.62 ID:tWEf5YRL0
ピカ厨懐古でチュウ
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:43:23.52 ID:Gkfj+wmRO
ピカチュウ解雇で厨
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:47:15.23 ID:N3cBaBdv0
彼女の心には、シゲルの言葉が思い出されているのだろう。
トキワシティ出立の朝、朝食の場で、シゲルはヒナタにジム戦のアドバイスをしていた。
『ジムリーダーは大抵、ジムの一番奥でじっと構えている。
かくいう俺もそうだ。
ジムに配置された雇いのトレーナーが、挑戦者を篩にかけて、
残ったヤツだけがバッジを賭けた勝負をジムリーダーに挑めるのさ』
『もしポケモンが怪我をしたときは、途中で治療できないんですか?』
『できるさ。回復薬等の持ち込みは自由だ。
だが、怪我をしたポケモンを治療するといっても、所詮は応急処置だぜ?
気休めにしかならないし、どうせまた次のバトルが控えている。
休憩、応急処置を挟みつつ進めば攻略できるほど、ジムは甘くない』
『そう………ですよね』
『おっと、きつい言い方になっちまったな。すまん。
何もジムリーダーに辿り着くまでに、全てのトレーナーと戦わなければならないルールなんてないんだよ。
ポケモンの調子が悪い時や、レベルに自信が無い時は、配置されたトレーナーを避ければいい』
『でもおじさま、どうすればトレーナーを避けてジムリーダーにところに行けるんですか?
道を誤ってトレーナーに出会ったら、戦闘は避けられないんでしょう?』
『そうだな。残念ながら、トレーナーを完全に避ける方法はない。
でも、諺にも"急がば回れ"っていう至言があるだろ?
あれが、お前が次に向かうジム、ニビシティジムでも通用すると思うぜ』
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:48:10.71 ID:GiIUDPf80
しえん
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:48:34.80 ID:a0b9WeCEO
ニビってタケシがいるんだっけか?
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:55:17.80 ID:/zVkikFxO
試演
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:57:33.94 ID:Jmbuc62O0
昨日のスレ内容とえらい違いww
生きてるな、と思ったらこんなに良スレにww
支援
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 15:59:57.58 ID:ZGpLEKjD0
ピカチュウ「お前のポケモン皆殺しにされたくなかったら素直にバッジよこせ」
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:00:12.37 ID:4sPeg+w70
電気ねずみとか言うと怒るぞw
こんだけかっこよくて強キャラなピカチュウ見たことないわwww
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:03:38.78 ID:N3cBaBdv0
ヒナタは慎重に歩を進めていく。
遠回りに見えるこの道筋には、まるでトレーナーから忘れ去られたように人気がなかった。
「おじさまの言うとおりね。
この分なら、配置されたトレーナーと一度も戦わずに、ジムリーダーに会えるかも」
さて、それはどうかな――と僕はボールの中で思った。
ヒナタの言葉は客観的な想像ではなく、
状況を楽観的、肯定的に想像することによって生まれたものだ。
だから……ほら、そんな想像は脆くも崩れただろう?
「ようこそ、ニビシティジムへ」
「こ、こんにち、わ」
グレーのTシャツに短パンを履いた青年が現れる。
ヒナタの声は裏返っていた。彼は、そんなヒナタに微笑みかけ、
「見たところ初挑戦のようだが、このルートを選んだ君は、実に運が良いよ。
この先はジムリーダーの他に、ポケモントレーナーはいないからね。
要は俺は、君の最初の篩にして、最後の篩なんだ」
腰のボールに手をかける。
その挙止に無駄はなく、僕は彼が、ジムを一歩出ればかなりの実力者であることを見抜いた。
「それじゃあ、始めようか」
「……はい」
ヒナタの手が、ヒトデマンのボールを通り過ぎて、僕の方に伸びる。
同時に閃光が走り――。
僕は、イシツブテと対峙した。
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:08:32.58 ID:+JXnJpRE0
支援
まだ残ってたのか支援支援
頑張れ〜
あれ?
ちょっと待って、俺
>>487書き込んで無いのにどうなってんの
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:13:20.88 ID:y539VrMZO
やっと追いついた
支援
盛り上げるのが上手いなぁ
どきどきするわぁ
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:14:30.80 ID:7Ca0rAl2O
追い付いた
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:14:44.12 ID:Xm6za+dpO
>>722 ゲンガーかなにかがイタズラしてるだけだ、気にするな
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:15:23.13 ID:Xm6za+dpO
俺のほうが新参みたいな安価ミスしたわ
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:18:10.12 ID:N3cBaBdv0
「ピカチュウ、お願い!」
「ピッ、ピカ!」
僕は横目で、ヒナタを伺う。
緊張で足が竦んでしまっていた。
ただ、瞳には不安を上回る、僕への信頼で満ちていた。
青年はイシツブテにかける声を飲み込み、僕を観察した。
ピカチュウ。ニビシティジムに挑むには、あまりにも不利なタイプのポケモンだ。
反応は失笑か嘆息が当然。しかし彼は目を細め、
「イシツブテ、距離を詰めろ」
ヒナタも僕に指示を飛ばす。
「ピカチュウ、距離をおいて様子を見るのよ。
素早さではあなたの方が上だわ!」
声は依然震えていたが、
圧倒的不利なことを受け入れた上で、ヒナタは決意を固めたようだった。
「ピカ!」
僕はイシツブテに距離を詰められないよう、立ち回った。
なかなか追いつけず、イシツブテの移動に隙が生まれ始める――。
ふいに、相手トレーナーが言った。
「イシツブテ、丸くなれ!」
僕には次の指示が分かる。ヒナタには次の指示が読めない。
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:19:43.47 ID:eZRoZmRe0
やっと追いついた、おもしれえええ
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:21:02.29 ID:dJvfgyAEO
文才ある
面白いな
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:23:13.04 ID:uiOmSr6h0
なんと言うか、基本を抑えてて読みやすい文章だな
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:25:11.95 ID:XXJDHMSu0
支援
まるくなる→かたくなる だな!
追いついた・・・だと・・・
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:29:49.43 ID:JQUqIY24O
wktk
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:29:54.41 ID:Xm6za+dpO
まるくなる
優しくなった!戦闘不能
740 :
[―{}@{}@{}-] 735:2008/10/04(土) 16:30:20.71 ID:dLqsZe+WP
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:30:24.20 ID:7augXWtK0
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:30:55.51 ID:i+8OMdrfO
相手トレーナーはどんな種類なのか
やまおとこ?
>>742 >グレーのTシャツに短パンを履いた青年が現れる。
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:32:43.71 ID:O41r/d+v0
ネタばれなしの雰囲気で安心したw
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:33:57.72 ID:i+8OMdrfO
>>743 もはやタンパンこぞうってレベルじゃねぇw
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:34:09.04 ID:N3cBaBdv0
それはトレーナーとして、経験値が足りない故の対処の遅れだった。
「"転がる"で一気に距離を詰めるんだ!」
両手を体と一体化し、ボールのようになったイシツブテは、
一気にこちらに転がってきた。床はニビシティジム特有の、荒野のような地形だ。
イシツブテが急加速するのに、摩擦力は十分だった。
僕はイシツブテから正面から相対する。動かないのではない、動けないのだ。
ヒナタはまだ、僕が自分で判断を下せるレベルでないと思い込んでいるから。
トレーナーが叫ぶ。
「その勢いのまま、"たいあたり"しろ!」
「避けて、ピカチュウッ!!」
遅いよ、ヒナタ。
僕は辛うじて直撃を避け、左に倒れ込んだ――演出をした。
危ないところだった。イシツブテの固い体でのたいあたりは、当たればかなり痛い。
「君のピカチュウ、いい反応をするね」
「えっ、あっ、ありがとうございます!」
戦闘中に褒められて、ぺこりとお辞儀をするヒナタ。
しかしその間にも、第二撃の準備は進んでいた。
弧を描くようにして僕を囲い、隙を探っている。
「このままじゃイシツブテに攻撃できないわ……。
ピカチュウ、今は耐えて。イシツブテが止まるまで、躱すのよ!」
僕は耳をぴくんと立てて、ヒナタの言葉に耳を傾けるフリをした。
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:34:56.10 ID:v/7hNKCr0
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:36:43.95 ID:7augXWtK0
青年で短パンっていうと勝俣しか思い浮かばないので、
俺の中では勝俣が「いい反応をするね」って言ってます
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:37:39.83 ID:Xm6za+dpO
勝俣wwwwwww
なんてことをwww
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:39:17.70 ID:XXJDHMSu0
wwwwwww
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:39:20.43 ID:Xm6za+dpO
まぁ勝俣は好きだからいいが
笑ってしまうわ
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:42:39.59 ID:7X2T9c000
全部読んできた。
良いスレだ
どうしよう。勝俣がとまらない
たいあたり→ロックオン→じわれ
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:44:31.02 ID:Xm6za+dpO
イワークより勝俣のほうが強そうなんだが
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:45:09.45 ID:O41r/d+v0
>>756 地割れを体当たりでどう誤魔化すかが見物だな
759 :
[―{}@{}@{}-] 735:2008/10/04(土) 16:46:05.57 ID:dLqsZe+WP
タケシでクライマックスな雰囲気だな
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:47:30.67 ID:Xm6za+dpO
>>759 ヒタナの旅は、まだまだ始まったばかりだ(完)
って感じか
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:48:04.13 ID:Ik0f5lKEO
しっくりきすぎてこまる
今追いついた
保守
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:48:55.56 ID:Ik0f5lKEO
ヒタナってだれだよ
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:49:38.39 ID:Xm6za+dpO
ヒナタだな
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:49:38.65 ID:sn8dSjNiO
今起きた
>>527じゃなくて
>>528だな・・・
あばばばばばばww
支援
>>1じゃないけどもうおまいは
>>1だ…超ガンガレ!
そして絵師様(笑)は氏ね
スレ全部読めばどうすりゃいいかわかるだろ
生き別れの双子じゃね
>>758 天井に体当たりしてめり込んでやりすごすんだ!
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:52:49.25 ID:N3cBaBdv0
イシツブテの進行方向が急転換する。
ほう。青年の言葉を借りるわけではないが、このイシツブテも良い反応をするじゃないか。
「今度は避けきれるかな? 偶然は二度も起らないよ」
確かに都合の良い偶然は二度も起らない。
――ただし、人やポケモンは学習する。
ポケモンマスターの娘であるヒナタが、同じ轍を踏むわけがない。
彼女の指示は早かった。
「ピカチュウ!
躱した後に、イシツブテに追撃するのよ!
イシツブテは壁への激突を避けるために減速するわ。そこを狙うの!」
そう、先ほどの
――イシツブテが止まるまで躱して――
という指示は、策がないと見せかけ、
もう一度同じ攻撃を誘うためのものだったのだ。
しかしヒナタも無茶を言う。
もし僕のレベルが本当に低かったら、反応が間に合わずイシツブテに跳ねられているところだ。
まあ、それだけ信頼されている、と言い換えることもできるのだけど。
僕は静止したまま、イシツブテを視界に据えた。
距離はみるみるうちに詰まっていく。
イシツブテに土煙が従う。
岩の塊が目前に迫る。
そして、体が岩のおうとつに触れる直前、僕は左に転がった。
シゲルおじさまの息子に期待
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:53:05.92 ID:4sPeg+w70
勝俣wwwwwwwww
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:53:07.51 ID:qGjN8nLJO
これがジャンプで不人気な漫画だったらジムリーダーはサトシなんだがな
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:53:40.26 ID:el0BA226O
>>758 ピカチュウはじわれにたいあたりした!
ピカチュウはさけめに吸い込まれた!
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:55:49.04 ID:O41r/d+v0
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:56:10.67 ID:Xm6za+dpO
勝俣「今度は避けきれるかな?偶然は二度も起らないよ」
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:56:31.84 ID:4sPeg+w70
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:59:22.16 ID:ZMHQxWDG0
test
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 16:59:35.35 ID:ZMHQxWDG0
・ニ・ケ・ネ
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:03:59.22 ID:qmDQrnm+O
ヒナタ「目があったトレーナーが私を突き抜けていったわ…」
ヒナタ「コイキングがミュウになっちゃった…」
ヒナタ「なんでこのエレベーター止まらないのよ…」
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:05:07.14 ID:XCPlYdoxO
本屋行ってくる
片道15分…きついな…
帰る頃には二話くらいすすんでるといいな
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:05:28.51 ID:O41r/d+v0
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:06:36.23 ID:lLmT66AYO
ジムリーだーのミカンちゃん火炙りにしてじっくり焼いたあと食べたい
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:11:38.30 ID:ZMHQxWDG0
・ニ・ケ・ネ
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:12:51.48 ID:N3cBaBdv0
そして即座に跳ね起き――。
目標を失ったイシツブテに飛びかかる。
減速したイシツブテは緩慢に振り返り。
固い岩の両腕を突き出す。
出力を最小に絞って放電。
小さな火花が舞う。
イシツブテが両腕で右目を覆う。
そして平面な胴体が露わになり―――。
僕はそこに、力をセーブして当て身をした。
「ピカァ………」
衝撃の後、ジーン、とした痺れが右半身を襲う。
イシツブテはというと、転がっていた余勢も相俟って、壁に激突して気絶していた。
前触れなく、拍手が響いた。
「お見事。君のピカチュウは俺が想像していたよりもずっと強かったようだ。
勿論、君の判断も素晴らしかった。君はジムリーダーに挑戦するに、相応しいトレーナーだと思う」
青年は、通路を閉ざしていた体を壁際にずらした。
ヒナタは喜びと驚きが入り交じった表情で、
「一戦しかしていないのに、あたしを通してくれるんですか?」
「実力を計るのに、戦いの数は関係ないんだ。
俺は一戦で重畳だと判断した。それだけのことだよ」
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:14:04.76 ID:afrWiR2m0
>>1の立つ瀬が無いスレだな本当にw
まあ何にせよ
>>1スレ建て乙
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:17:14.00 ID:g0J45ykO0
追いついた、ピカかっけえw
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:18:44.74 ID:GzHLmFM80
ムサシとコジロウはどうなったのだろうか?
ポケモンやりたくなってきた。
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:20:57.78 ID:O41r/d+v0
>>787 サトシのキャタピーにアーボ・ドガ―ス・ニャ―スがやられる
↓
薔薇を投げ捨て逃走
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:23:30.48 ID:oXZD881o0 BE:840996364-2BP(30)
まっだっかなーw
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:23:41.97 ID:N3cBaBdv0
ヒナタの、緊張に強張っていた顔が、みるみるうちに笑顔になる。
僕はヒナタの肩に飛び乗った。まだ少し右半身が痺れているが、支障はない。
「ピー……」
余韻に浸るのもいいけれど、いよいよ次はジムリーダーとの戦いだよ?
「ありがとうございました!」
ヒナタが礼を言うと、青年は朗らかに笑った。
「ジムリーダーはこの先だ。当然だが、彼は俺よりも強い。心して行きなさい」
ヒナタははい、と頷いて、彼の横を通り過ぎ、通路に進んだ。
いよいよヒナタにとって、初めての試練が訪れる。
僕は彼女の肩の上から、ヒトデマンの入ったボールを見つめた。
さて……、あまり気が進まないが、僕の演技力が試される時だ。
第四章 上 終わり
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:24:26.29 ID:ZZFCKNhqO
資格試験前なのにこのスレのせいでエメラルドやり始めてしまった
どうしてくれる!!
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:24:49.78 ID:N3cBaBdv0
疲れた
20分休む
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:24:55.89 ID:XSP8Hbl90
>>793 お前の事なんてどうでもいいから黙ってろ
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:26:04.93 ID:Ik0f5lKEO
乙
乙
長門エヴァの人みたいな早さと文章だなー
乙
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:32:46.41 ID:uiOmSr6h0
乙
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:34:40.89 ID:pMI/lzTv0
ピカチュウって初期はツンデレキャラだったよな
乙
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:38:24.39 ID:kfdC+4oE0
乙です!
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:39:22.31 ID:rZYIV70jO
ピカチュウさんパネェ
804 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:44:00.11 ID:ojj2q3iE0
苦手属性相手の勝負は燃えるな
水とか飛行相手だと苦戦するような演技をしないといけないのか
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:46:46.81 ID:Ik0f5lKEO
そういえばハナダのジムリーダーって誰だろう
乙
乙
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:50:17.72 ID:uscefAbvO
追いついた
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:50:34.31 ID:t6dyBBv50
乙自重wwwww
無駄にスレ消費したら続きが読めなくなるだろ!!
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:51:23.07 ID:Ik0f5lKEO
あと200弱で終わらないだろ
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:52:13.97 ID:afrWiR2m0
初代は最初のポケモンで最後まで属性無視のごり押しが普通だった
いつも草ポケモンだったけどそれでもレベルで何とか為ってた
金銀以来久しぶりにダイパやったら絶望した
アニメ版だとカスミには綺麗な姉ちゃんが三人くらいいたよな
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:52:54.91 ID:0EONrX7f0
リスみたいなポケモン可愛いからそれパートナーでいいよ。
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:53:25.50 ID:ZmPub9FB0
乙!
続きも楽しみにしてるぞ!
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:55:07.84 ID:RIAdIoEUO
次のスレタイどうするんだ?
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:56:04.28 ID:q55eOoRH0
パー速でいいのかな?
次スレ立てるなら板を移動した方が良くないか?
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:56:49.70 ID:O41r/d+v0
人がこなくて落ちないとなると作者のモチベが下がるだろ
俺はVIP派
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 17:58:20.32 ID:Ik0f5lKEO
スレタイなんてこのままでいいだろ
長くなるならパー即じゃね
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:00:05.37 ID:ojj2q3iE0
1に決めてもらえばいいじゃん
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:00:17.84 ID:N3cBaBdv0
薄暗い通路を抜けると、そこは岩場だった。
「なにここ……本当にジムの中なの……?」
ヒナタが息を飲むのも、無理はない。
人工的に作られた空間だが、僕が初めて訪れた時に比べ、かなり自然に近く造られている。
照明は高く、岩の中にはかなり大きなものもあった。
先ほどの戦闘とは違い、三次元的な戦闘になりそうだ――と僕が考えていると、上方から声がした。
「よくここまで辿り着いたね、ヒナタ。
知っているかい?
電気タイプのポケモンでここまで辿り着いたトレーナーは、
過去にたった一人しかいないそうだ。僕の父さんが教えてくれた」
声質で男だと分かったものの、顔は逆光で見えない。
と、その男は器用に岩場を飛び移り、僕たちの前に姿を現した。
「あなたが、ここのジムリーダーなの?」
「いかにも。今は父さんの代理だけど、
ゆくゆくはこのニビシティジムのリーダーを任される男さ」
「……チュウ……?」
太い眉に、細い目。短い栗色の髪の毛は、彼の若い頃にそっくりで……。
僕はこの、ヒナタよりも若干年下の少年が、彼の息子であると確信した。
タケシ、大人の女性のお尻を追いかけ回していた君も、いつのまにか伴侶を見つけていたのか。
やれやれ、なんだか妙な気分だよ。
まるで停滞していた時間が、一気に押し寄せてきたみたいだ。
ヒナタは少年を頭の先からつま先まで眺めて、
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:00:18.85 ID:O41r/d+v0
>>821 ピカチュウ「昔はよかった・・・」って今良くないみたいな・・・・
キタ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━!!!!
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:00:58.17 ID:aamwycYI0
なぜこういう大衆に見られるべきスレ、2〜4スレくらいで終わるであろうスレがパー速行く必要があるのだろうか
行かなきゃ叩かれるし
その前に保守すれどうにかしろと
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:02:10.23 ID:oXZD881o0 BE:946121639-2BP(30)
ほっしゅっしゅ
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:02:15.46 ID:RIAdIoEUO
俺もVIPがいいんだが、
スレタイがそのままだったら
>>1がかわいそうじゃね?
まぁ名誉かもしれんが…
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:03:03.32 ID:JZQWDYrt0
2とか付けなければいいんだよ
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:04:20.55 ID:cT8JtZxZ0
wktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktk
wktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktk
wktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktkwktk
赤、緑時代のダグドリオは最強。
『きりさく』が絶対に急所に当たる、さらに素早さも伸びが良い。
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:05:21.82 ID:aamwycYI0
vipに立てるならせめてこのスレまとめとかないと
>>831極めつけはそのすばやさ生かした地割れだろ。初期はすばやさ依存だからかなり格上相手でもいける
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:05:44.59 ID:l0BhVPh0O
追いついちまった
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:07:13.88 ID:7augXWtK0
作者がプロだったら全作品集めるくらい好きだわ
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:07:32.20 ID:oXZD881o0 BE:1051245465-2BP(30)
あ、あ、れどうなったーの?
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:08:29.05 ID:+0esUuPtO
>>17 イワークでビバークか、
ポリゴン事件が開けた時のスペシャルだった・・・
タケシ結婚したのか…よかった…ホントによかった
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:09:12.32 ID:wbMHxcRpO
これは次スレ立ててもいいんじゃね?
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:09:17.79 ID:JQUqIY24O
wktk
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:09:23.61 ID:O41r/d+v0
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:09:36.75 ID:wbMHxcRpO
これは次スレ立ててもいいんじゃね?
反対ほとんどいないだろ
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:10:00.48 ID:+0esUuPtO
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:10:12.46 ID:Xm6za+dpO
おいまてよ
タケシはピカチュウの実力知ってるよな?
タケシはヒナタのがサトシのピカチュウだとしらないんだっけ
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:10:58.57 ID:KcO0GaDiO
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:10:59.24 ID:uF4WWS+K0
これ、今書いてる人って乗っ取りですか?
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:11:15.06 ID:Tm1V3CVh0
>>837 なんかヒナタと出会わなかった未来では本当にこんな会話してそうだ
哀愁だな・・・
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:13:39.33 ID:w1k1kNTD0
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:13:56.85 ID:QFPlZ9I20
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:15:01.64 ID:O41r/d+v0
>>849 将軍・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死にたい・・・・
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:15:26.43 ID:Xm6za+dpO
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:16:23.21 ID:O41r/d+v0
次すれ
ピカチュウ「前はよかった・・・」
でよくね
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:18:28.91 ID:oXZD881o0 BE:735872437-2BP(30)
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:19:12.90 ID:Xm6za+dpO
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:19:43.21 ID:t6dyBBv50
ID:Xm6za+dpO
香ばしいなwww
858 :
[―{}@{}@{}-] 735:2008/10/04(土) 18:20:19.01 ID:dLqsZe+WP
でどこにスレ立てるんですか
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:20:24.55 ID:ZBVLl2ScO BE:1494639959-2BP(20)
ほ
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:20:38.99 ID:N3cBaBdv0
「でもあんた、まだ子供じゃない?」
少年の顔が、爽やかな笑顔のまま凍る。
ヒナタに悪気はないのだろうけど……ストレートな物言いは、カスミ譲りか。
「ね、年齢で判断してもらっちゃ困るな。
あの永世の名を冠したポケモンリーグの英雄だって、
君くらいの歳でポケモンリーグを制覇していたんだぞ!」
ヒナタは慌てて両手を振った。
「ごめんなさい。何もあんたがジムリーダーに相応しくないとか、
見合うだけの実力を持っていないとか言ってるわけじゃないの。
さっき戦った人も、あなたのことを強いと言っていたし……」
「ほ、本当かい?」
「本当よ」
少年の表情が和らぐ。
この反応は、若くしてジムリーダー代理の名を背負い、自分に自信が持てないが故か。
それとも、雇いのトレーナーに対して、コンプレックスを抱いているが故か。或いは、その両方か。
「ご、ごほん」
少年はわざとらしく咳払いをしてから、
「雑談はここまでにして、勝負の説明に入るよ。
僕が使うのは、このイワーク一匹だけだ」
ベルトからボールを外す。
モンスターボールの上位互換――スーパーボール。
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:21:36.55 ID:Xm6za+dpO
>>858 パー速じゃね
VIPだと荒らしくるからな
862 :
[―{}@{}@{}-] 735:2008/10/04(土) 18:22:23.86 ID:dLqsZe+WP
・ここでいいじゃん
・パー速行こうぜ
・ポケモン板行け
結局どうするよ?
ID:N3cBaBdv0がやりやすいところが一番いいと思うが
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:22:28.48 ID:kqAkkaux0
香ばしいって久しぶりに見たぞwwwww
そんなことよりID:N3cBaBdv0いいぞもっとやれ
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:23:37.91 ID:JUiLlhJ20
追いついた
>>863 次はパー速が無難じゃないか?
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:24:11.25 ID:Rg+ZIVqg0
このスレの行方が決まらないことには安心して落とせない
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:24:18.08 ID:7augXWtK0
ちょっと荒れそうになっても反応しないID:N3cBaBdv0かっこいい
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:25:02.91 ID:w1k1kNTD0
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:27:40.96 ID:cT8JtZxZ0
ID:N3cBaBdv0たんになら俺のオプーナ購入券をあげてもいい
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:27:52.09 ID:v/7hNKCr0
荒れるのが怖いならそもそもVIPにスレ立てないだろ
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:28:16.84 ID:N3cBaBdv0
vipなら1レスごとに締め切りがあるみたいで書けるけど
パー速いったらダレて完結させれないと思う
反対意見多いならそれまでだが
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:28:31.76 ID:pMI/lzTv0
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:28:55.63 ID:Rg+ZIVqg0
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:29:41.30 ID:aamwycYI0
荒れるのなんてどうせ
>>20くらいまでだろ
そこまで過剰になる必要ない
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:30:03.23 ID:GDh5QMHXO
パー速ってどこにあるの?
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:30:38.05 ID:w1k1kNTD0
877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:31:14.93 ID:1sxP2RQcO
878 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:33:40.09 ID:Ik0f5lKEO
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:34:01.54 ID:XCPlYdoxO
パー速わからん………
パー速いくならPCに変えて1日かけても探すぜ
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:36:42.68 ID:XCPlYdoxO
>>871 VIP了解
続き頑張ってくれ!
ただ携帯ですまん
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:37:22.73 ID:XSP8Hbl90
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:37:47.97 ID:Rg+ZIVqg0
ID:N3cBaBdv0が格好良すぎる件。
だったらタイトル考えないとな。数字入れたら潰されるwww
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:38:25.30 ID:t6dyBBv50
ウザい携帯が少なくなるパー速でやればいいんじゃんね?
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:39:10.55 ID:Ik0f5lKEO
そんなに見つけにくいものなのか
と思って検索してみたら一瞬で出てきた
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:39:18.42 ID:XCPlYdoxO
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:39:29.55 ID:Riwvru7F0
par即
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:39:29.96 ID:b7RQi7Ez0
だれかこのスレ保管してくれ。
ハム速とかそうゆう人たち。
889 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:40:06.92 ID:Rg+ZIVqg0
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:40:13.31 ID:Riwvru7F0
ハム糞は簡便w
891 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:41:26.30 ID:aamwycYI0
>>886 叩かれるから謙虚になるのはいいが、
携帯が叩かれるのはそれなりのことをしてるからだぜ?
普通にやってりゃ叩かれねえよ
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:42:31.34 ID:KBhR6tH20
そういえばピカチュウってアイアンテール覚えたっけ?
893 :
[―{}@{}@{}-] 735:2008/10/04(土) 18:43:38.80 ID:dLqsZe+WP
小説マダー
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:44:15.00 ID:N3cBaBdv0
「対して君は、登録した二匹のうち、どちらも自由に使っていい。
僕のイワークが戦闘不能になれば君の勝ち、
君のポケモンが二匹とも戦闘不能になれば、僕の勝ちだ。
どうだい、シンプルだろ」
「ちょっと待ってよ。
そのルール、いくらここがあなたのホームグラウンドであることを差し引いても、不公平じゃない?」
「心配ご無用」
少年は再び、少し離れた岩場に飛び移った。
そしてスーパーボールを落とし――
閃光。
ズシン、と足下が揺れる。もうもうと砂煙が立ち籠め、
僕たちはその先に巨大なシルエットを見た。美事に成長したイワークだ。
本当にこの少年が育てたのだろうか?
「どうだい? これでもまだ不公平に思えるかな?」
ヒナタはごくり、と生唾を飲みこんで、
「いいえ、むしろちょうどいいくらいよ!」
僕はやれやれと首を振る。声が震えている時点で、それは強がりとは呼べないというのに。
砂煙を隔てて、少年は応えた。
「それは良かった。じゃあ、そろそろ始めようか。
――グレーバッジを賭けた戦いを」
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:45:23.10 ID:XSP8Hbl90
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:45:51.44 ID:xE9nzQwO0
そういえばジムリーダーって負けるとなんかデメリットとかあるのか?
>>892 覚えられるし、アニメでも覚えていた気がするけど、
どこかでID:N3cBaBdv0が初代しかやってないと言っいたはずなので覚えてない設定じゃないのかな?
そういや、初代に転がるってあったけ?
無かったなら覚えていると思う。
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:48:13.07 ID:Ik0f5lKEO
勝俣wwwwww
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:48:55.21 ID:KZf/ot17O
死にたくなったらディアルガを呼ぼう
>>897 むしろ覚えてても能力隠す都合上使えないんじゃない?
実質体当たりに見せかけた当て身だけで倒さなきゃならないw
902 :
[―{}@{}@{}-] 735:2008/10/04(土) 18:51:22.32 ID:dLqsZe+WP
これは先が楽しみだ
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:53:16.85 ID:eZRoZmRe0
これは次スレが必要な勢いだな・・・
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:53:43.53 ID:q55eOoRH0
もう安価で次スレ決める?
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:54:03.39 ID:Xm6za+dpO
本当にこの少年が育てたのだろうか
タケシのだr
技マシンないとアイアンテールは無理だな
サトシ使ってたかな
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:56:01.46 ID:N3cBaBdv0
言い終わる前に、砂煙が別たれ、イワークの尻尾が地面を叩く。
岩石が、それよりもずっと固い尻尾に砕かれ、石礫が辺りに飛び散った。
「きゃっ!!」
ヒナタが僕を守るようにして、近場の岩の影に隠れる。
唸るような咆哮。今のはただの威嚇だ。
これから、本格的な攻撃が始まる。
ヒナタは僕を抱きしめながら、言った。
「あたし、酷いトレーナーよね。
あんなに大きなイワークに、ピカチュウが勝てっこないのは分かってるの。
でも……あたし、諦めたくない」
「ピッ、ピカチュ」
「ねぇ、どうしてピカチュウにはそんなに自信があるの?
あたし、怖くて怖くてたまらないのよ。
さっきイワークの影を見たときだって、もしこれがジム戦じゃなかったら逃げ出してた」
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:56:28.70 ID:N3cBaBdv0
夕食いてくる
次スレは住人に任せる
>>886 お前見てると気分悪い
10年ぐらいROMってろ
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:58:10.91 ID:Rg+ZIVqg0
うおっ
いいところで止めやがって
いってらっさい。
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:58:46.01 ID:ol1gfOwR0
>>906 アイアンテールは訓練して覚えたような記憶がある
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 18:59:13.39 ID:kfdC+4oE0
いってら
パート風なスレタイにしなけりゃvipでいいんじゃね
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:02:31.24 ID:q55eOoRH0
飯いてくる
落とすなよ><
オートリロードにすれば落ちてもみれるよ
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:04:23.41 ID:ol1gfOwR0
保守
917 :
[―{}@{}@{}-] 735:2008/10/04(土) 19:07:30.63 ID:dLqsZe+WP
まあ頑張れ
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:12:35.81 ID:YL+SHjZqO
ほ
次スレどうするんだよ?
俺はvipがいいけど
vipでいいんじゃね
N3cBaBdv0にタイトル決めもらおうぜ。
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:20:34.41 ID:Xm6za+dpO
主が反応しないのはまさかこのスレで完結するから・・・
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:20:45.27 ID:N3cBaBdv0
夕食終わり
そういやタイトルに関しては何も考えてなかったな
今考えても、「ポケットモンスター アフターストーリー」とか
センスの欠片もないのしか思い浮かばん
みんなの好きなように決めてくれ
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:22:08.77 ID:RIAdIoEUO
それでいい
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:23:55.63 ID:Rg+ZIVqg0
いいよそれで
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:23:55.45 ID:3ClVrUSu0
おいついた!
面白い!保守
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:24:05.62 ID:O41r/d+v0
スレ立てよろしく
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:24:43.40 ID:xE9nzQwO0
次スレもう立てておくか?950くらいでいいんじゃないかとも思ってたが
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:26:50.75 ID:ol1gfOwR0
んじゃ
>>950踏んだやつが立てりゃいいだろ。
立てれない場合は宣言して、その場合は
>>970ってな感じに
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:27:37.02 ID:3ClVrUSu0
ksk
加速下
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:29:58.04 ID:JQUqIY24O
ksk
加速上
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:30:43.54 ID:l0BhVPh0O
ksk
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:32:00.54 ID:EheVAqsNO
まだこのスレあったのかよwwwwwwwwwwwwwwww
ピカチュウ「クリに微弱電流でも流してやろうか?」
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:33:55.24 ID:Rg+ZIVqg0
ksk
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:34:28.63 ID:chUcFw4/O
紫焔
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:36:40.45 ID:waeahLK30
kskst
私怨
941 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:37:04.37 ID:pbQLNlwe0
ksk
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:37:14.35 ID:1WryRaVO0
新参ながら初保守!!
加速右
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:37:41.06 ID:3ClVrUSu0
スレタイにこまるな
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:37:47.07 ID:N3cBaBdv0
「ピ、……チュ」
初めは誰でもそういうものなんだよ。
怖い。逃げ出したい。
そんな気持ちに正直になることも、或いは一つの選択だ。
潔い諦めは、時として賢明な判断でもある。
でも、ただ一つ、僕が君に言えることは、
君のお父さんは、どんなに強い相手の前でも、臆したりしなかったということ。
僕はそっと、彼女の体から離れた。
「チュウ!」
さあ、もう一度僕を信じて。
「ありがとう、ピカチュウ」
ヒナタは目をごしごしと擦って、立ち上がった。
「行きましょ。ピカチュウがこんなに頼もしいのに、
あたしがこんなんじゃ、あたし、いつまでたってもあなたのマスターを名乗れないわ」
岩の影から体を出す。イワークは少年と一緒に、その姿を消していた。
砂煙は綺麗に晴れている。僕の耳が、緩やかな空気の対流を感じ取る。
「人工的に、ちょっとだけ風が吹いてるのね。
砂煙を煙幕として使用する気は、あの子にはないみたい」
僕は素直に感心した。よく気づいたものだ、と思う。
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:38:23.55 ID:7jNb5Cg0O
kskst
やべえヒナタと結婚したいわ
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:39:10.91 ID:3ClVrUSu0
ピカチュウの旅
でいいよな?
949 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:41:00.53 ID:Vh0BkcFa0
期待
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:41:01.16 ID:RfFbicFk0
普通に今のスレタイでいいじゃん
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:41:03.77 ID:ol1gfOwR0
さぁそろそろかね
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:43:14.04 ID:3ClVrUSu0
URL貼ってたもお
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:43:15.16 ID:Jw3Hnehq0
954 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:44:21.46 ID:pMI/lzTv0
ポケモンの女キャラはみんなカワイイ
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:44:40.92 ID:Vh0BkcFa0
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:47:26.83 ID:Rg+ZIVqg0
マサラとは白。汚れ無き白の意。
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:47:27.12 ID:Jw3Hnehq0
うめ
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:50:25.04 ID:Rg+ZIVqg0
うm
俺の汚れた心もマサラタウンだった頃に戻って欲しい
960 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:51:33.34 ID:Vh0BkcFa0
うめ・・・干しはやっぱり紀州産が一番
961 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:55:38.17 ID:N3cBaBdv0
ヒナタはかがみ込んで、僕の手を握る。
「焦らずにいきましょ
きっとイワークは、この岩場に紛れて、待ち伏せしているわ。
不意打ちされたり、真っ向勝負になったら、ピカチュウの勝ち目はほとんどない。
だから、こっちが不意打ちしてやるのよ」
「チュウ?」
「まずはあなたの小さな体を生かして、岩の影に隠れながらイワークを探して。
見つかったら、体の関節部に、思いっきり"でんきショック"を流すの。
もし頭部を狙えるのなら、目を狙って。
イワークの皮膚は、岩石よりも硬くて電気を通さないけど、
間接の部分や、柔らかい目なら、ピカチュウの電撃も効果があると思うわ」
僕は頷いて見せる。
ヒナタは冷静になれさえすれば、その場に応じて最良の戦略を用意できる子だ。
「チュ」
それじゃあ、行ってくるよ。
「待って!」
振り返る。ヒナタは言った。
「もしもイワーク探している間にみつかったら、すぐに逃げるのよ?
スピア―の時みたいに突っ込んでいって、怪我したら許さないんだからね……」
僕は右耳を傾けて、ヒナタへの返事とした。
ごめんねヒナタ。その約束は、半分、守れそうにない。
ヒナタ可愛い
うめ支援
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:56:19.99 ID:N3cBaBdv0
次は
>>950が立ててくれたスレに投下する
次スレ立ててくれた人、ありがとう
964 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:57:36.95 ID:bkxPu1ik0
禿乙
次スレに期待
965 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:58:00.25 ID:Rg+ZIVqg0
さあうm魔性
うm
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:59:17.05 ID:Rg+ZIVqg0
梅
968 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:59:34.40 ID:KBhR6tH20
産め
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:59:34.39 ID:XXJDHMSu0
ume
970 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 19:59:39.74 ID:xE9nzQwO0
今後の展開に期待埋め
ウメガメ Lv.96
972 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:00:12.14 ID:+ioPSvYp0
膿め
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:01:15.60 ID:Rg+ZIVqg0
梅
ウメーバ Lv.93
975 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:02:02.36 ID:/ZDm3iUQ0
むしろゆばーばに見えた梅
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:02:20.05 ID:2ZKupUnyO
宇目
978 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:03:14.80 ID:RfFbicFk0
ウメゴロー Lv.98
ウメタンク Lv.87
ウメープ Lv5
983 :
らいちゅう ◆Raichu.1WY :2008/10/04(土) 20:06:02.76 ID:l+XfjP1oO
ウメボット
ウメノコ Lv.93
985 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:06:56.61 ID:xLZojw0w0
ウメベターLv.86
986 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:07:01.44 ID:SGL+YFRg0
ウメモンゲットだぜ!
ウメチュウ Lv.99
988 :
らいちゅう ◆Raichu.1WY :2008/10/04(土) 20:07:40.50 ID:l+XfjP1oO
ウメクラゲ Lv21
989 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:07:43.10 ID:Rg+ZIVqg0
ウメアラシ
梅木 Lv.3
うめ
パーティーが完成した
993 :
らいちゅう ◆Raichu.1WY :2008/10/04(土) 20:08:53.57 ID:l+XfjP1oO
ウメルドン Lv48
994 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:10:01.47 ID:JQUqIY24O
1000ならサトシは女
995 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:10:30.37 ID:buPAqGfc0
ギエピー
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:10:35.88 ID:UJgB/Tx40
ume
1000ならポケモンの世界で働く
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:10:48.72 ID:uiOmSr6h0
1000ならみんなしあわせ
999 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:10:59.99 ID:kxAjyxY3O
1000ならみんな幸せ
1000 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 20:11:05.19 ID:R3N2JMZ00
1000なら昔はよかった・・・
1001 :
1001:
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>>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする
>>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩
>>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ /
>>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼
>>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉
>>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O
>>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
| | | / /| / レ \`ー ' | | / サーセンwwwwwwwwwwwwwww フ |
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