夜も深まったし・・・

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
みんなで感動する話しようぜ><
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:43:53.06 ID:DcWNQWuI0
2年前旅行先での駐屯地祭で例によって変な団体が来て私はやーな気分。
 その集団に向かって一人の女子高生とおぼしき少女が向かっていく。

少女「あんたら地元の人間か?」
団体「私達は全国から集まった市民団体で・・・云々」
少女「で、何しにきたんや?」
団体「憲法違反である自衛隊賛美につながる・・・云々」
少女「私は神戸の人間や。はるばる電車のって何しにここまで来たかわかるか?」
団体「・・・・?」
少女「地震で埋もれた家族を助けてくれたのはここの部隊の人や。
   寒い中ご飯作ってくれて、風呂も沸かしてくれて
   夜は夜で槍持ってパトロールしてくれたのもここの部隊の人や。
   私は、その人たちにお礼を言いに来たんや。
   あんたらにわかるか?
   消防車が来ても通り過ぎるだけの絶望感が。
   でもここの人らは歩いて来てくれはったんや・・・・」

最初、怒鳴り散らすように話し始めた少女は次第に涙声に変わっていった。
あまりにも印象的だったのではっきり覚えている。
団体は撤退。

彼女が門をくぐった時に守衛さんが彼女に社交辞令の軽い敬礼ではなく直立不動のまま敬礼していた。
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:45:56.55 ID:4Sj2975MO
>>2
(´;ω;`)ブハッ
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:46:54.71 ID:14brDnbo0
 母のお弁当 

私の母は昔から体が弱くて、それが理由かは知らないが、
母の作る弁当はお世辞にも華やかとは言えない質素で見映えの悪い物ばかりだった。
友達に見られるのが恥ずかしくて、毎日食堂へ行き、お弁当はゴミ箱へ捨てていた。
ある朝母が嬉しそうに「今日は〇〇の大好きな海老入れといたよ」と私に言ってきた。
私は生返事でそのまま高校へ行き、こっそり中身を確認した。
すると確に海老が入っていたが殻剥きもめちゃくちゃだし
彩りも悪いし、とても食べられなかった。
家に帰ると母は私に「今日の弁当美味しかった?」としつこく尋ねてきた。
私はその時イライラしていたし、いつもの母の弁当に対する鬱憤も溜っていたので
「うるさいな!あんな汚い弁当捨てたよ!もう作らなくていいから」とついきつく言ってしまった。
母は悲しそうに「気付かなくてごめんね…」と言いそれから弁当を作らなくなった。
それから半年後、母は死んだ。私の知らない病気だった。母の遺品を整理していたら、日記が出てきた。
中を見ると弁当のことばかり書いていた。
「手の震えが止まらず上手く卵が焼けない」 日記はあの日で終わっていた。
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:47:08.31 ID:cOHQONkI0
>>2
haeeeeeeeeeeeeeeeeee!!
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:48:25.62 ID:4Sj2975MO
みんなスゴく早い…wwww
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:51:27.13 ID:4Sj2975MO
やっぱり深夜は人が少ないリスクがあったかな…( ´・ω・)
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:51:31.37 ID:14brDnbo0
19の時、妹が産まれた。友達から「お前の子供だろー!」なんてからかいも受けたりした。
でも、高齢出産だったかあさんはそれが元で、体がおかしくなった。
無理して産むから!妹なんていらない!なんで子供が出来るん?!
って、思った。
正直、その時は妹が嫌いだった。余計な「物」だった。
気持ち良さそうに寝ている姿にムカついた。
結局、かあさんは出産のために入った病院から出ることなく家には帰ってこなかった
妹を殺してやろうと思った。大嫌いだった。絶対面倒なんて見ないって思った。
でも、父さんは違った。
自分の子供だからね。かあさんとの子供だからね。
そう思った。
お葬式が終わって、49日の法要の日がきた。それまでほとんど家には帰らなかった。
妹がいる家にはいたくなかった。
法要のあと、父さんに呼ばれた。話があるって。
リビングのソファーに父さんが座ってた。そばで妹が寝ていた。
泣いた。すごく泣いた。父さんの話を聞いてすごく泣いた。そして、自分のバカさ加減に情けなくなった。
かあさんは元々体が悪かった。ずっと昔から。私を産む時も家族・親戚中から反対されてた。
でも、私を産んでくれた。
妹を妊娠した時も医者に止められていた。せっかく授かったかけがえのない命を無駄にしない!って医者に言った
どうせ長くないみたいだから、あなたとあの子に最後のプレゼント。そう父さんに言った。
私が死んで、あなたが死んでも、これであの子は一人ぼっちにはならない。そう父さんに言った。
ごめん、もうかけない
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:52:31.26 ID:DcWNQWuI0
オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。
いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。
それをばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ
家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。

先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。
モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか
妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に

「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」

人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:54:05.90 ID:UnxKcdi50
>>4
感動の前に鬱になった……
母ちゃん。゚・(ノД`・゚。 。゜+。・゚
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:55:04.18 ID:+4Q0scss0
ペースはやすぎだろwwwwwwwwwww
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:55:42.02 ID:4Sj2975MO
みんなどっからネタ仕入れてくるんだろなwww
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 02:55:55.99 ID:DcWNQWuI0
171 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/08/18(土) 01:53:37 ID:iYUVsxkj
下校途中、雨が降り始めたが傘を持っていなかった私。


クラスメイトが傘をさして前を歩いていたけど、入れてもらう程の仲じゃない(実際、挨拶する程度だった)と思ってその子を抜いてアーケードのある所まで走った。

しばらくアーケードのある道を歩いていると後ろから「○○さーん!」と呼ばれ、振り返るとその子が走って来た。


泣きそうな顔で「傘無い?さっき声掛けんかってごめんな。すごい濡れてる。」って言って肩の水滴を手で払うその子。


「もうちょっとやけど。」って言って駅までの最後の交差点を渡る間、傘に入れてくれた。泣きそうになった。
14鮫故ヒ素:2008/03/18(火) 02:58:55.61 ID:mH+wq5KN0 BE:109625322-PLT(17090)
パソコンでmp4を今再生させてるんだけど、
さっきまでPCがアイコンクリックしても、全然反応しなかった
ムカついて20回はクリックしたかな。でもやはり反応なし
諦めて、アリア見てたんですよ。 するとね、いきなりQTが連続で17個ぐらいでてきた。
んでいっせいに音楽再生された。 PCは俺に、こんなにも素晴らしい演奏会を準備してくれてたんだろうな・・・・ 
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:01:23.13 ID:14brDnbo0
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が大きくなった時、犬は先に死んでしまいます。
しかし、自らの死をもって、死の悲しさ、命の尊さを教えてくれるでしょう。
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:02:33.61 ID:DcWNQWuI0
俺んち母子家庭で貧乏だったから、ファミコン買えなかったよ。。。
すっげーうらやましかったな、持ってる奴が。俺が小6のときにクラスの給食費が無くなった時なんて、
「ファミコン持ってない奴が怪しい」なんて、真っ先に疑われたっけ。
貧乏の家になんか生まれてこなきゃよかった!って悪態ついたときの
母の悲しそうな目、今でも忘れないなぁ、、。
どーしても欲しくって、中学の時に新聞配達して金貯めた。
これでようやく遊べると思ったんだけど、ニチイのゲーム売り場の
前まで来て買うのやめた。そのかわりに小3の妹にアシックスの
ジャージを買ってやった。いままで俺のお下がりを折って着ていたから。
母にはハンドクリーム買ってやった。いっつも手が荒れてたから。
去年俺は結婚したんだけど、
結婚式前日に母に大事そうに錆びた ハンドクリームの缶を見せられた。
泣いたね、、。
初めて言ったよ「生んでくれてありがとう」って。
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:03:34.75 ID:4Sj2975MO
小学生の時にばあちゃんはよく「もう少しで死ぬから」ってよく言っていた。

その日も毎度の事だと思った。俺はその日に限って
「もぉすぐだから」ってマネをした。
そしたらばあちゃんは「え?」って驚いた。
だけど俺はなんでもないと言ってそのまま自分の部屋に戻った。

朝起きたらお母さんが叫んでいた。

俺は寝惚けながらお母さんの元へ急いだらばあちゃんが…
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:06:44.44 ID:DcWNQWuI0
俺、小さい頃に母親を亡くしてるんだ。
それで中学生の頃、恥ずかしいくらいにぐれた。
親父の留守中、家に金が無いかタンスの中を探しているとビデオテープがあったんだ。
俺、親父のエロビデオとかかな?なんて思って見てみた。
そしたら・・・

病室のベットの上にお母さんがうつってた。
『〇〇ちゃん二十歳のお誕生日おめでと。なにも買ってあげれなくてゴメンね。
お母さんがいなくても、〇〇ちゃんは強い子になってるでしょうね。
今頃、大学生になってるのかな?もしかして結婚してたりしてね・・・』
10分くらいのビデオテープだった。
俺、泣いた、本気で泣いた。
次ぎの瞬間、親父の髭剃りでパンチパーマ全部剃った。
みんなにバカにされるくらい勉強した。
俺が一浪だけどマーチに合格した時、
親父、まるで俺が東大にでも受かったかのように泣きながら親戚に電話してた。
そんで、二十歳の誕生日に、案の定、親父が俺にテープを渡してきた。
また、よく見てみたら。
ビデオを撮ってる親父の泣き声が聞こえてた。
お母さんは、笑いながら『情けないわねぇ』なんて言ってるんだ。
俺また泣いちゃったよ。
父親も辛かったんだろうな、
親父にそのこと言ったら、知らねーよなんて言ってたけど、
就職決まった時、
親父が『これでお母さんに怒られなくて済むよ』なんていってた。
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:09:26.00 ID:4Sj2975MO
DcWNQWuI0すごいなwwww
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:10:10.08 ID:14brDnbo0
       \ヽ, ,、
         `''|/ノ 
          .|
     _    |
     \`ヽ、|
       \, V
          `L,,_
           |ヽ、)
        /    ,、  ,
        /    ヽYノ
       .|   r''ヽ、.|
       |    `ー-ヽ|ヮ
        |       `|
       ヽ,  __,|
      ,ィZ三三二ニ== 、、
 :.    ,. --{シイィ彡彡三三三ミ丶、 :.
   ,イィ三ミ>'"´ __,,  ̄`丶ミミミミヽ
   /シ彡シ'´ _ ,ニ_二 三‐`、 `ヾミミミヽ
:. ,'ilif'彡' ,' _,..-ュ ̄ fニ三三ミヽヾミミミヽ :.
  jlリイ彡! :,ィ彡'"´ :.  :. .:'   `゙' ヾミミミミ',
  l{i{l{lノリ ,'fi´    _, i  :. ';=―一   ',ミミミミ! :.
:. {lilili/{  ' ,.-‐'"´,:,!  ' 、ー-‐ '     Nlハ⊥
  |lilifリハ  .: '、 _,.ノ,'   ,. }、     tf{´i, l|
.  Wリ小! .:     ,ゝ^ ::  ヽ     `!) Vl  :.
  ゞ干ミ} :    /  _J_ 丶     }'´ /
 :. '、Yヾ :.   l  /ィ三三シ'^     / ノ
    ヾ.f'、:.:.    '´ '"~"'      /l'´  :. 
     ヽ._):.:.、          ,. ' l
       トi、ヾ:.. 、     _,. - '   |         ┼ヽ   -|r‐、.  レ |
   :.    rィイ | :.:.ヽ: >r/`<ノ .:.::.}ヽ、 :.    d⌒)  ./| _ノ   __ノ
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:10:39.24 ID:DcWNQWuI0
俺は高校までずっと都立で給食だったし、大学も学食やらコンビニやらで
済ませて来た。
母親の手作り弁当の記憶なんて、運動会か遠足、それも遠すぎて覚えてない。
就職しても、社食が当たり前で妻も俺に弁当を作ったことはない。
俺自身も、弁当箱持って歩くのも荷物になるし弁当への思い入れも何もなかったある日
今年中学生になった娘が、「はい。オヤジさん(←娘は俺をこう呼ぶ)」と
バンダナで包まれた弁当箱を手渡した。
「なんじゃ?これ?」と俺が言うと
「だって、今日オヤジさんの誕生日じゃん」と・・・・。
俺、絶句。
「何だ、お前弁当作ってくれたのかよ。食えるのか?」と、恥ずかしさのあまり悪態をついてしまった。
だが、娘は「一生懸命、早起きして作ったよ」と笑顔だった。
素っ気無い顔しときながら、気になって弁当箱の中身を会社について確認したら
ご飯には、鮭フレークでハートが描いてあった。
おかずはハンバーグと、ウインナーと、ベーコンポテト。俺の好きなチーズも入っていた。
胸が詰まった。
2450グラムと小さく生まれてきた日のこと、夜中熱を出して夜間診療所に駆け込んだこと
運動会の徒競走で転んだこと、父の胸に幼い日の娘の姿がよぎる。
あいつ、こんなに大きくなりやがって。
食べた弁当の味は、しょっぱい、勿論俺の涙の味だ。
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:11:18.23 ID:UnxKcdi50
なんかID:DcWNQWuI0の貼る話いいな
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:12:38.46 ID:GmrNRFxGO
構わん、続けろ
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:13:49.35 ID:DcWNQWuI0
阪神大震災後のはなし
当時オレはあるファミレスの店員をしていて、
震災後、ボランティアでバイキングのみのメニューを無料で提供する事になった
開店と同時に満席になって席待ちの列、繁忙期以上の忙しさだった
お客さんの中には着の身着のままで来る人がいて、
他のお客さんが「自分は家が残っているし、帰れば着る物がある」と言って
上着を差し出す光景を時折目にして、目頭が熱くなったのを覚えている

昼を過ぎた頃、待ち列の中にやたら身奇麗でアクセをジャラジャラ付けた若い男女二組がいた
彼等は使い捨てカメラで撮影してはギャーギャー騒いでいた
さらに彼等は皆が我慢して並んでいる中、「はやく席に案内してよ」と文句を言うばかりか、
「席に着いたら、即ビール4つね」「わたしパフェたべたーいw」とワガママ放題
見るに見かねてケンカ覚悟で退店願おうとしたその時、
一人の御老人が「あんたら、観光に来たのなら、頼むから帰ってくれないか!」
と涙ながらに訴えた
すると彼等は「カンケーないよw」「ナニか言ってるーw」とケラケラ笑って茶化すだけ
さすがに頭に来たオレが「申し訳ないですが、出て行ってもらえますか?」
と啖呵をきった瞬間、オレの肩をポンと叩いて前に割って入る男性がいた
男性は腕まくりをして見事な刺青を見せ付け、傍若無人な若者たちの前に立つと
「オイ、にいちゃんら はよおうちに帰って、テレビでも見とかんかい!」と一喝
彼等は黙ってスゴスゴと、埃一つ付いてない国産高級車で帰っていった

その後、ヤのつくヒトであろう男性は帰り際、
「店員さんはケンカしちゃいかんよ、そういうのはワシらの仕事やからw」
「食事ありがとう、おいしかったよ」と言って店を後にした
その時の男性の埃まみれのパンチパーマにヒビの入ったサングラス、
少し足を引きずって歩いて帰っていく姿が印象的だった
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:14:37.44 ID:4Sj2975MO
なんか親孝行したくなってきた(´;ω;`)
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:15:49.99 ID:DcWNQWuI0
234 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2007/08/29(水) 07:20:20 ID:VYXdz2Zj
学生時代、貧乏旅行をした。帰途、寝台列車の切符を買ったら、残金が80円!
もう丸一日以上何も食べていない。家に着くのは約36時間後…。
空腹をどうやり過ごすか考えつつ、駅のホームでしょんぼりしていた。

すると、見知らぬお婆さんが心配そうな表情で声を掛けてくれた。わけを話すと、持っていた
茹で卵を2個分けてくれた。さらに、私のポケットに千円札をねじ込もうとする。
さすがにそれは遠慮しようと思ったが、お婆さん曰く、
「あなたが大人になって、同じ境遇の若者を見たら手を差し伸べてあげなさい。社会ってそういうものよ」
私は感極まって泣いてしまった。

お婆さんと別れて列車に乗り込むと、同じボックスにはお爺さんが。最近産まれた初孫のことを詠った
自作の和歌集を携えて遊びに行くという。ホチキスで留めただけの冊子だったので、あり合わせの
糸を撚って紐を作り、和綴じにしてあげた。ただそれだけなんだが、お爺さんは座席の上に正座して
ぴったりと手をつき、まだ21歳(当時)の私に深々と頭を下げた。
「あなたの心づくしは生涯忘れない。孫も果報者だ。物でお礼に代えられるとは思わないが、気は心だ。
せめて弁当くらいは出させて欲しい。どうか無礼と思わんで下さい」
恐縮したが、こちらの心まで温かくなった。

結局、車中で2度も最上級の弁当をご馳走になり、駅でお婆さんに貰ったお金は遣わずじまいだった。
何か有意義なことに遣おうと思いつつ、その千円札は14年後の今もまだ手元にある。
腹立たしい老人を見ることも少なくないけれど、こういう人たちと触れ合うことができた私は物凄く幸運だ。
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:16:55.04 ID:0brVjr6G0
既出コピペ祭り開催場所はここでつか?
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:18:21.34 ID:DcWNQWuI0
20年前ぐらいの前の話

当時俺の家はいわゆる片親ってやつで、すげぇー貧乏だった。
子供3人養うために、かぁちゃんは夜も寝ないで働いてた。
それでもどん底だった・・・

俺は中学卒業してすぐ働きに出た。
死ぬほど働いた。遊んでる暇なんてなかった。

1年ぐらいして同級生に久しぶりに会った。
飯食いに行こうって話になった。
メニューの漢字・・・読めなかった。
読めたのは、一つだけカタカナで書いてあった「オムライス」だけ。
同級生は「焼きそばとごはん」って注文した。

無知な俺は「じゃあ俺はオムライスとごはん」って店員に言った。
店員、固まってた。
クスクスって笑い声も聞こえてきた。
そしたら同級生
「さっきのキャンセルね!!俺もオムライスとごはん!!」

・・・
店出た後、同級生が一言
「うまかったな」って言った。
「仕事がんばれよ」って言ってくれた。

泣けてきた
心の底から人に「ありがとう」って思った。
そいつは今でも親友です。
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:18:29.31 ID:GmrNRFxGO
怖い話じゃなくいい話で寝れなくなるなんて・・・!
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:19:33.21 ID:DcWNQWuI0
入社4年目で初めての結婚記念日の日。社内でトラブルが発生した。
下手したら全員会社に泊まりになるかも知れない
という修羅場なのに、結婚記念日なので帰らしてくださいとは絶対に言えなかった。
5時を回った頃、T課長が俺を呼びつけ、封筒を渡して、
「これをK物産に届けろ」
と言う。K物産は、隣の県にある得意先で、
今から車で出ても8時までに着けるかどうかすら分からない。
「届けたら直帰していいから」と言うが、直帰も何も、
K物産に届けて家まで帰ったら、きっと11時は過ぎるだろう。

文句を言いたかったが、
「わかりました」
と言って封筒を預かった。中身を見ようとすると
「中身は車の中で見ろ。さっさと行け!」
とつれないT課長。不満たらたらの声で
「行ってきます」
というと、課内の同情の目に送られて駐車場へ向かった。
車に乗り込み、封筒を開けると、一枚の紙切れが。
「結婚記念日おめでとう。今日はこのまま帰りなさい」
と書かれていた。会社に入って初めて泣いた。

その翌年、T課長は実家の家業を継ぐために退社した。送別会の席でお礼を言ったら
「そんなことあったか?」
と空とぼけていた。T課長、お元気でおられるだろうか。
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:20:02.07 ID:YR4Mz4te0
a
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:20:25.14 ID:DcWNQWuI0
93 大人になった名無しさん 2006/11/10(金) 00:22:56
死んだ親父はよく食いに連れてってくれたな
うまいんだけど、親父は食うのが早くて、
食い終わるとじっと怒ったよな顔でオレが食べるのを見てた。
「早く食え」って言ってるみたいでちょっとヤだった。

こないだ初めて子供とラーメン屋に言ったら、やけにおいしかったらしく
ガツガツ食うわ、あせって水飲むし、ちっこい手で丼つかんでスープ飲んでハァハァいってる
可愛かった
そしたら「ねぇなんでじっと見てるん?怒ってる?」

オヤジ・・・・
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:20:56.78 ID:4Sj2975MO
>>27
知らない人もいるからたまにはいいじゃまいか。
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:21:28.36 ID:DcWNQWuI0
昨日残業して2時頃帰ったら、リビングに行き倒れ状態の嫁と娘が。
嫁の手にはクラッカー、娘の手には「ぱぱおにんじょびおめでと」
のカードが。部屋はお誕生日パーティの飾りが、冷蔵庫には食べかけの
俺の大好物のラザニアとケーキ(どちらも普段は太るからと、めったに
食卓には上がらない)とシャンパンまで・・・
 残業だから先に寝てろって言っといたのに。泣きながら布団かぶせたら
嫁が起きて、「ごめん、1時までがんばったんだけど・・・」その声で
娘も起きて寝ぼけ眼で「パパあけましておめでとう」また泣いた。

今これ書きながら思い出し泣きした。
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:22:10.57 ID:0brVjr6G0
>>33
そだね
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:22:54.39 ID:DcWNQWuI0
昔、俺がまだ神戸で雇われのバーテンダーだった頃の話。

その店は10階建てのビルの地下にあった。で、地下にはうちの店しかないんだけど、階段の途中にセンサーが付いてて
人が階段を通るとカウンターの中のフラッシュが光ってお客さんが来たのが
わかる仕組みになっていた。

でもたまに、フラッシュが光っても誰も入ってこない、外を見ても誰も居ないって
事があって、俺は寂しがりやの幽霊でも来たのかなって半分冗談みたいに
ウイスキーをワンショットカウンターの隅の席に置いて「ごゆっくり どうぞ〜」と言っていたんだ。

それからはそれがおまじないというか、げんかつぎみたいになって
そうゆうことがあると、いつもそれをしてた。そのうちお客さんも
「おっ今日も来てるねー」みたいな感じになって(そうゆう日に限って店は凄く忙しくなった)
姿は見えないけど、その頃は店の常連さんみたいに思っていた。

ある冬の朝方、またフラッシュが光ったんで、こんな遅くにお客さんかぁと思って
外を見ても誰も居ない。なんかそのまま朝の空気が心地よいので
階段の上まで昇って一服してたら、突然の大地震。そう阪神大震災です。
うちのビルは地下と一階部分がぺっちゃんこ。あのまま中に居たら確実に死んでました。
あとから考えるといつもただで飲ましてあげている、あの見えない常連さんが助けて
くれたのかなぁと思います。

今も違う場所で自分でお店をやってますが、その店のスイングドアが風も無いのに
ギギィーって揺れたりすると、今でもウイスキーをワンショットカウンターの隅に置いてます。
そして心の中で「いらっしゃい。あの時はありがとうございました。」と思うようにしています。
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:22:59.98 ID:cP+kCz2k0
というか何回見ても泣けるな
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:24:02.44 ID:DcWNQWuI0
そのときの部長はすっごく冷たくて、いつもインテリ独特のオーラを張り巡らせてる人だった。
飲みに誘っても来ることは無いし、忘年会なんかでも一人で淡々と飲むようなタイプで、
良く怒られていたこともあって俺はすごく苦手だった。

ある日のこと、部長の解雇を伝える社内メールが全員に届いた。
あのむかつく部長が居なくなる!!心の中でガッツポーズしたのは俺だけじゃなかったはずだ。

それから1週間後、部長の最後の出勤日。
退社のセレモニーが終わるとみんなそそくさと帰って行ったが
部長と俺だけは居残って仕事を片付けていた。
送別会の開催も自ら断った部長を苦々しく思っていると、珍しく専務から呼び出された。
しぶしぶ専務室に行くと、課長と専務が待ち構えていた。
俺はそこで始めて課長から「部長解雇の真相」を聞いた。
原因は俺だった。俺のミスの責任を全て部長がかぶってくれたらしい。
話を聞いてたまらなくなった俺は急いで部署に戻ったが、部長の姿はすでに無かった。
ふと自分の机の上を見ると、封の開いた買い置きのタバコ。すでに一本無くなってる。
横に添えられたメモにはこう書いてあった。

「これぐらいはいただいても良いはずだ」

俺にとっては無くなったその一本が、思い出の一本です。
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:24:20.15 ID:0brVjr6G0
>>37
だから嫌いなんだよこういうスレ
おきたら絶対目が腫れてるし
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:25:22.91 ID:DcWNQWuI0
大学生のとき、一人暮らしのアパートを引っ越すことになった。
友人数人と、電車45で分ぐらい離れた実家から姉が手伝いに来てくれたのだが、なぜか姉はデカイ荷物持参。「?」と思いつつ作業を開始し、昼飯時。
コンビニや食べ物屋に行くのも大変な田舎のこと。しかし俺は見栄はって、 仕出屋に寿司の出前を頼んでおいた。友人らには大好評。
夕方前には引越し終了。新居でひとまず落ち着いて、友人らも帰っていった。
が、最後まで残っていた姉が、例のデカイ荷物をもったまま帰ろうとする。
「引っ越し祝いか何かじゃないのか?」と問い詰めても言葉を濁すばかり。
じれったくなってむりやり荷物を奪い中身を見ると――大量のオニギリだった。
「引越しで台所も片付けてるし、みんなお昼に食べるものないだろうと思ったんだけど……。すごいお寿司とか出てきたから、出しにくくなっちゃった」
恥ずかしそうに苦笑する姉。俺は泣きそうになった。
もちろんそのオニギリは全部ひきとって、ラップにくるんで冷凍保存し、
一週間かけて全部食べた。最高にうまいおにぎりだった。
そんな姉でよければやるよ。
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:25:38.34 ID:4Sj2975MO
>>39
俺は今の時点からばっちり目冷やしてるさ
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:27:14.87 ID:DcWNQWuI0
111 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/08/05(日) 17:55:37 ID:rPohHNTy
高校の頃、駅のバス停で並んでたら突然大雨が降ってきた。

自分がいたとこは屋根がなかったんで、
座れないのは痛いけどバス来るまで列抜けて雨宿り
できる所探すか…と思ってたら、
後ろにいた綺麗なお姉さんが「良かったら一緒どうぞ」
って傘にいれてくれた。(自分は女です)

ビックリしてると「あ、キモかったらごめんねw」
って言いながら私が濡れないように寄り添って傘をかざしてくれた。
当然だけどお姉さんのカバンびしょ濡れ。

必死にお礼と謝罪を繰り返して断ろうとしたけど、
お姉さん笑顔でスルー。

結局バスに乗るまでお世話になってしまった。

自分も同じ状況になったら、恥ずかしくても
誰かを助けられるようにしようと心に誓ったよ
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:28:21.20 ID:Lc1l7OxhO
コピペじゃなくて悪いんだが
中学の時俺がうんこ漏らして部屋で泣いてたら風呂場で小学生の妹が俺のうんこパンツ洗ってた…
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:28:58.73 ID:DcWNQWuI0
中学生の頃の話。
バレンタインの次の日、男子が数人集まって大声で話してた。
『なんか〇〇から手作りチョコもらったんだけどよー、キモいから犬にやったら匂いかいで食わねえの!』
『犬も食わねぇチョコ恐ぇええ!!www』
授業が始まる前だから、話題の〇〇さんももちろん教室にいる中で。
その時、今にも泣き出しそうな〇〇の横に座ってた☆☆君が突然ケラケラ笑い出して、
「お前らほんと、ガキだよな!その言葉、絶対将来後悔するからな!このクラスで一番美人は〇〇だぞ。今はメガネかけて髪ボサボサしてるけど、目は二重で大きくてパーツは整ってるし肌は綺麗だし、絶対美人になるぞ!同窓会で泣くからな〜。
〇〇、今は悔しいだろうけど、いつか見下せる日がくるからな、そん時は『ガキがっ』て鼻で笑ってやれ」
何言ってんだコイツ〜的な雰囲気でクラス中に笑いの渦がおこったけど、それは本当に現実になった。
成人式の後に同窓会があり、そこに現れた〇〇さんは、小雪を小さくして細めにしたような、色白の飛び抜けた美人になってた。
みんな「鼻で笑ってやらないの〜??www」と悪ガキ3人を指さしてたけど、もともと大人しくて優しい〇〇さんは困った顔で微笑んでた。
そして、☆☆君を見つけて「ちょっと、早いけど…」とチョコを渡してた。
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:30:15.02 ID:4Sj2975MO
>>43
健気で良い妹さんだな
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:30:43.48 ID:0brVjr6G0
>>44
泣ける
自分がガキだったころおもいだして・・・
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:30:50.90 ID:DcWNQWuI0
俺の近所に住んでた爺さんの話。

一人暮らしだった爺さんは子供好きで、ちっちゃい頃の俺もよく遊んでもらってた。
ある時、爺さんの家で見た暴れん坊将軍(だったと思う)の1シーンで
老中と主役が「じい」「若」と呼び合うのを二人で真似して
俺「じい!今日も遊びに来たぞ。」
爺「若、よくぞいらっしゃいました。」
なんて呼び合って遊んでいた。
そんな関係は俺が他県の大学に進学するまで延々と続いていた。

卒業後に実家に戻ってきたらなんと「じい」が脳卒中やって入院中だという。
さっそく見舞いに行ってみたら「じい」はたくさんの管に繋がれてベッドに横たわっていた。
看護士の話では外界からの刺激にはなんの反応も示さない状態だと言う。
俺は「じい」に呼びかけてみた。
「じい、俺だぞ。覚えてるか?」
ダメもとのつもりだった。・・・が、次の瞬間、閉じられていた「じい」の目がカッと見開き
そして今まで昏睡してたとは思えないようなハッキリとした声で喋った。

      「若、ご立派になられましたな。」
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:30:56.00 ID:0brVjr6G0
>>43
コピペしていろんなとこに貼ってきたから大丈夫だぜ
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:31:25.47 ID:cP+kCz2k0
>>43
お前のは感動する話じゃなくて泣ける話だwww
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:31:43.28 ID:DcWNQWuI0
136 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/08/14(火) 00:43:14 ID:H4QBHlnb
駅で待ち合わせしてた時の話
駅の構内にクワガタがひっくり返ってた、起き上がるどころか足も動かせないくらい弱ってたらしい
このまま人通りが増えたら踏まれちゃうなー、とか思ってたら
背の高いお姉さんがクワガタを拾い上げた
連れの人と何か話しながらペットボトルの水を指に付けてクワガタにあげるお姉さん、動き出すクワガタ

「こう暑いと水分が〜」
とか言ってるのが聞こえた
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:31:43.63 ID:GmrNRFxGO
>>43
なんだろう、「いい話」と「うんこ」がケミストリー起こして笑いが止まらん
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:32:58.53 ID:DcWNQWuI0
中学校1年のときのこと
授業中に隣の席の女の子がおしっこ漏らしていました
女の子の席は一番後ろのはじだったので他には誰も気がついてない様子
僕はおもむろに席を立って無言で廊下へ
先生が後から追いかけてきたけど無視して手洗い場でバケツに水を汲むと教室に戻り
その女の子にぶっかけました
教室中大騒ぎになり、学校に両方の親まで呼ばれました
うちの親は相手の親に平謝り
なぜそんなことをしたのか問い詰められましたが
僕は結局最後まで口を割りませんでした
家に帰る途中で女の子が事実を親に話したらしく
お礼を言いにうちまで来ていました

時は過ぎて今その女の子は僕の奥さんです
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:34:45.84 ID:4Sj2975MO
>>51
ケミストリーwwwww
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:35:10.01 ID:eRpNiaBI0
(⌒─-⌒)
((´・ω・`))
( つ旦O 泣かない・・泣かないぞ・・・
と_)_)





(⌒─-⌒)
((´;ω;`))
( つ旦O ブワッ
と_)_)
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:35:19.59 ID:DcWNQWuI0
深夜に見るからにDQNな三人組が来店。カゴいっぱいの商品をレジに置き「早くな!」
とひとりがオレに言う。出来るかぎりはやくレジ打ちしたが、その一人が「おっせーな!早く
っつったろ!」凄んでおでんのオタマを投げやがった。怒るわけにもいかず、わざとらしい
笑顔を崩さず作業を続けた。その間も悪態をつきつづけるそいつと、隣で軽く頭を下げてる
残りの二人。三人は去って翌々日、ダチ数人と別のコンビニに行ったらなんとその三人のうち
態度悪かったそいつが店員だったので、立ち読みしながらダチ五人にそんときの話をして
レジに。
オレはサラミとコーヒーだけを持ってレジに置くなり「早くな?」と一言。そいつも
オレに気付き、バツ悪そうに商品に手をかけた瞬間に「遅せーな!早くしろよーw」と
同じセリフを返してやった。そいつがキレたツラで無言でレジする間も、覚えてるかぎり
のあんとき言われたセリフを返してやる。ダチもクスクス笑ってた。
数日後またそいつが一人で来店。無言でレジに商品を叩き付け買物
してった。そうしてオレらは互いのバイト先で相手を挑発しあうこと実に五ヶ月(!)
しまいにゃ結構仲良くなり、先日飲みに行った。じつに変なダチが出来たw
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:36:26.64 ID:VfkvbjXe0
>>ID:DcWNQWuI0
夜中に泣かすんじゃねーよ!
バカ〜!。゜゜(´□`。)°゜。
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:36:52.24 ID:DcWNQWuI0
47 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/07/30(月) 06:17:44 ID:44UO2KPv
先日電車に乗っていたときのこと。

ある駅で20歳位の美少女と中年女性が一緒に乗ってきて俺の向かいに座り、
美少女が中年女性に乗り換えの仕方を教えていた。
この二人は多分赤の他人。
携帯で調べたりしながら一つ一つ丁寧に教えてあげてるのが印象的だった。

中年女性の方は○○駅で乗り換えするらしく、
その○○駅が近くなってきた時、中年女性の隣に座っていた上品なおばさんが
『私も○○駅で降りるので一緒に行きましょう』
って中年女性に話しかけた。
大きな声ではないんだけど近いから内容聞こえたんだと思う。

美少女は中年女性を一人で行かせるのは不安だったみたいで、すごく喜んでた。

(´・ω・`)→(*゚∀゚*)

こんな感じ。

上品なおばさんが美少女のことすごく誉めてて赤面してた。可愛い。

人の優しさが鎖みたく連なってるのを感じてすごくあたたかったよ。


携帯から長文ごめん。
美少女は中島美嘉に似てた。
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:38:00.04 ID:DcWNQWuI0
俺が小さい頃に撮った家族写真が一枚ある。
見た目普通の写真なんだけど、実はその時父が難病(失念)を宣告されていて
それほど持たないだろうと言われ、入院前に今生最後の写真はせめて家族と・・・と撮った写真らしかった。
俺と妹はまだそれを理解できずに無邪気に笑って写っているんだが、
母と祖父、祖母は心なしか固いというか思い詰めた表情で写っている。
当の父はというと、どっしりと腹をくくったと言う感じで、とても穏やかな表情だった。

母がその写真を病床の父に持って行ったんだが、その写真を見せられた父は
特に興味も示さない様子で「その辺に置いといてくれ、気が向いたら見るから」と
ぶっきらぼうだったらしい。母も、それが父にとって最後の写真と言う事で、見たがらないものをあまり
無理強いするのもよくないと思って、そのままベッドのそばに適当にしまっておいた。

しばらくして父が逝き、病院から荷物を引き揚げる時に改めて見つけたその写真は、
まるで大昔からあったようなボロボロさで、家族が写っている部分には父の指紋がびっしり付いていた。

普段もとても物静かで、宣告された時も見た目普段と変わらずに平常だった父だが、
人目のない時、病床でこの写真をどういう気持ちで見ていたんだろうか。

今、お盆になると、その写真を見ながら父の思い出話に華が咲く。
祖父、祖母、母、妹、俺・・・。


その写真の裏側には、もう文字もあまり書けない状態で一生懸命書いたのだろう、
崩れた文字ながら、「本当にありがとう」とサインペンで書いてあった。
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:40:14.00 ID:2gLFA31qO
>>52
好きだぜ…こういうの…
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:40:55.53 ID:DcWNQWuI0
何年か前、スタンフォード病院でボランティアとして勤務していた医者の体験したことです。

彼はエリザベトという難病の女の子を診ていました。
この女の子の病気を治す唯一の方法は、5歳の兄からの輸血しかありませんでした。
兄は同じ病気を奇跡的にも乗り越えて、免疫体を持っていたからです。

医者は、5歳の兄にわけを説明してから、妹に輸血してもよいかどうか尋ねました。
男の子はちょっとためらってから、苦しそうに大きなため息をついて、
「血をあげるよ。エリザベトが助かるのなら!」
と答えました。

その子は妹のベッドのそばに横たわって輸血をしながら、妹の顔色をみて満足そうに
微笑んでいましたが、しばらくすると、だんだんその微笑みが消えて、顔をこわばらせ、
青ざめてきました。そして、震える声で医者に尋ねました。

「……いつ、ぼくは死ぬの?」

男の子は、医者の説明をよく理解していなかったのです。
輸血とは自分の血を全部あげることだと思って、「いいよ」と答えたのでした。
男の子の決死の覚悟が祈りとなって天に通じたのか、手術は成功に終ったそうです。
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:41:20.09 ID:2Sh9PgRQO
ちくしょう
親ネタなんてずりいぞ
ああ、涙出てきた
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:41:53.48 ID:4Sj2975MO
ID:DcWNQWuI0
頑張ってぇ><
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:42:03.84 ID:DcWNQWuI0
中学の時、英語の辞書忘れたから隣の女子のを共同で使わせてもらった。
家も近所だし気さくで話しやすいやつだったもんで、
彼女が見てない隙に、ふざけてその辞書の「vagina」の項を○で囲んでやった。
…あれから10年以上が経ち、そんな事ずっと忘れてた。
盆休みで実家に帰省して仕事の整理をしてた時の事。
英語の辞書が必要になって、中学時代のを探し出して使った。
そしたら憶えの無い落書きをみつけた。
「penis」が○で囲んであって余白に「お返しだバーカ昼休みに図書室で待つ」と書いてある。
それで思い出した。
あの時あたりからだったか、彼女は昼休みになると真っ先に教室から出て行くようになった。
俺は「何委員だか知らないけど忙しいんだなぁ」なんて思ってた。
中学最後の昼休みも、彼女は教室にいなかったっけ…。
で、嫁にそれ見せたら顔真っ赤にして「今頃みつけるな!」だって。
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:43:32.62 ID:VfkvbjXe0
オナーニして寝ようと思ったのに
全くやる気が無くなった・・・。

新しいオナ禁方法が見つかったぜ!
ありがとうID:DcWNQWuI0

おまいは命の恩人だと俺の精子が言っている。
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:43:43.57 ID:DcWNQWuI0
42 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/07/29(日) 23:33:12 ID:syZWuo3c0
数年前、通勤電車の中で急に胃が強烈に痛み出して、
途中で降りてホームのベンチでしばらく休んでた。
でもひどくなる一方で動けなくなって、最後には猛烈な勢いで吐いちゃって。
当然ホームにいた人なんかは(二日酔いとでも思ったんだろうけど)
いっせいに避けて、朝の混雑したホームにでかい空間ができた。

オレも痛いのとバツが悪いのとで顔も上げられずうんうん唸ってたら、
『メンズエッグ』とか読んでそうなチャラっとした高校生が一人寄ってきて
「はい」ってペットボトルのポカリくれた。
それからしゃがんでオレの顔、下から覗き込んで「大丈夫っすか?救急車呼ぶ?」
すぐそばにはオレのゲロがあるってのに気にする様子もなく。
オレも吐いて少し楽になったようだったから
「大丈夫、ありがとう」とだけなんとか言うと、
「これあげるから読んで元気出して」と少年ジャンプくれて去っていった。

その後結局は胃潰瘍で入院したんだけど、あれ以来、
とうに卒業したつもりだった少年ジャンプは、かかさず読んでいる。
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:43:44.05 ID:WLJ/KZmuO
怖い話スレ見てからなこのスレのコンボさ色々ヤバス


一服するか…
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:44:00.56 ID:cP+kCz2k0
淡々と要望にもこたえるID:DcWNQWuI0
カッコヨス
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:44:40.47 ID:DcWNQWuI0
ヘタレプログラマーは,今日も仕事で疲れきって,遅くなって家に帰ってきた。すると,彼の5歳になる娘がドアのところで待っていたのである。彼は驚いて言った。
「まだ起きていたのか。もう遅いから早く寝なさい」
「パパ。寝る前に聞きたいことがあるんだけど」
「なんだ?」
「パパは,1時間にいくらお金をかせぐの?」
「お前には関係ないことだ」ヘタレプログラマーである父親はイライラして言った。「なんだって,そんなこと聞くんだ?」
「どうしても知りたいだけなの。1時間にいくらなの?」女の子は嘆願した。
「あまり給料は良くないさ・・・20ドルくらいだな。ただし残業代はタダだ」
「わあ」女の子は言った。「ねえ。パパ。私に10ドル貸してくれない?」
「なんだって!」疲れていた父親は激昂した。「お前が何不自由なく暮らせるためにオレは働いているんだ。それが金が欲しいだなんて。だめだ!早く部屋に行って寝なさい!」
女の子は,黙って自分の部屋に行った。
しばらくして,父親は後悔し始めた。少し厳しく叱りすぎたかもしれない...。たぶん,娘はどうしても買わなくちゃならないものがあったのだろう。それに,今まで娘はそんなに何かをねだるってことはしない方だった・・・
男は,娘の部屋に行くと,そっとドアを開けた。
「もう,寝ちゃったかい?」彼は小さな声で言った。
「ううん。パパ」女の子の声がした。少し泣いているようだ。
「今日は長いこと働いていたし,ちょっとイライラしてたんだ・・・ほら。お前の10ドルだよ」
女の子は,ベットから起きあがって,顔を輝かせた。「ありがとう。パパ!」
そして,小さな手を枕の下に入れると,数枚の硬貨を取り出した。
父親はちょっとびっくりして言った。「おいおい。もういくらか持ってるじゃないか」
「だって足りなかったんだもん。でももう足りたよ」女の子は答えた。そして,10ドル札と硬貨を父親に差しのべて...
「パパ。私,20ドル持ってるの。これでパパの1時間を買えるよね?」

69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:45:15.98 ID:I09N9y3m0
>>64
天才www
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:45:48.50 ID:0brVjr6G0
>>64
( ;∀;)イイハナシダナー
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:46:08.68 ID:DcWNQWuI0
ブラジルのサッカー選手を夢見る孤児たちを育てる団体に、カズがサッカーボールを送ったことがあった。
それも、200個ものボールを。 子供たちは、とても喜んだ。

しばらくして、やはりJリーグが同団体にボールを寄付することになった。
エージェントが現地へ赴き、少年たちにボールを渡す。
少年たちはやはり喜んだが、渡されたスポルディングのボールを見て
「スポルディングではなくて、メーカーは『カズ』が良かった。」
「『カズ』のボールはとても使いやすかった」
と口々に言う。

Jリーグのエージェントは首をひねった。カズ?そんなメーカーがあっただろうか。
「これだ」と、手渡されたボロボロのボールを見てエージェントは驚いた。
すでにかすれてしまっているものの、ボールにははっきりとサインペンで

「夢をあきらめるな カズ」

と、現地の言葉で記した跡があった。
200個ものボール全てにカズは自筆のメッセージとサインを入れ、
それを子供たちは「カズ」というメーカーのボールであると思い込んでいたのだ。
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:48:11.54 ID:DcWNQWuI0
エガちゃんは毎週、渋谷で公開ラジオをやってる。
毎週来てるというコアなファンや、物珍しさで覗く人で
ブースの前は、人だかりが出来ている。
そんなある日…朝から小雨が降っていた為か、いつもより少ないファンの数。
だけど、そんな事は全く気にせずいつものテンションで番組は進んでいく。
そんな日の放送終了後…予期せぬハプニングが起きた。
雨の中、上半身裸で黒タイツのエガちゃんがブースから外へ出てきた!!
みんなが驚く中…エガちゃんの第一声……
「お前らに物申〜す!お前ら、そろいも揃って駄目人間だ!!
 ここは渋谷だぜ〜 遊ぶとこいっぱいあんじゃん?
 う〜ん…くっせ〜!!いかにもカッペの臭いがする、遊ぶとこも知らね〜んだろwww
 それに雨降ってんのに、何でこんなとこで1時間も過ごしてんだ?寒いだろ?」
(エガちゃん、あんたこそ…上、裸じゃん)多分、その場にいたファンはみんな
同じ事を思ってたと思うwwwそんな時……
「風邪ひいても俺のせいじゃね〜ぞwww分かったな?………ありがと…ありがとね」

エガちゃん…それはこっちのセリフだよ。
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:49:21.39 ID:iHVCmnzs0
ID:DcWNQWuI0よ頼むぞw

これでまた眠れなくなりそうだ〜
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:49:54.83 ID:DcWNQWuI0
あまり知られていないが、超親日国パラオの話。
第二次戦中、日本軍の一部はパラオに常駐し、現地民とも親しくなってすごしていた。
しかし、米軍がパラオに上陸数日前、「我々も戦う」と言う現地民に、
「我々大和国民が貴様ら土人なんかと闘えるか!さっさと出て行け!」と怒鳴りつけた。
「あんなに親しくなったのに、結局はよそ者扱いか」と嘆く現地人達。
翌日、現地民は悲しみながら島を出て行くが、最後の船が出た途端に、
浜辺の草むらから沢山の日本兵が一斉に見送りに出て来て、大声で万歳三唱を行ったと言う。

お陰で、パラオは激戦区になったにも関わらず、民間人の死傷者はゼロ。
一方、在パラオ日本軍は全滅した。

この件から、パラオは大の親日国になった。
パラオが独立する際に定めた国旗は、日本の日の丸をリスペクトした絵になっている。
ttp://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/48/Flag_of_Palau.svg/125px-Flag_of_Palau.svg.png
また、パラオの神社にはこう記されている。
「この島を訪れる、もろもろの国の旅人たちよ。
あなたが日本の国を通過することあらば伝えてほしい。
此の島を死んで守った日本軍守備隊の勇気と祖国を憶うその心根を……」

なお、パラオは日本以外で公用語(第二公用語だが)として日本語が用いられてる唯一の国である
751/2:2008/03/18(火) 03:51:35.66 ID:DcWNQWuI0
250 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2007/01/18(木) 01:47:16
うちの母は鳥が大好きで、飼うだけでは飽き足らず、
家の前にパン屑など撒いてそこらの鳩や烏、雀の世話もしていた。
当然、鳥が集まれば五月蝿いだの糞が汚いなどの苦情が来る。
母は近所に謝り、路上の糞は清掃する事で勘弁してもらった。

翌朝、いつもの様に鳥が集まってきて、母に餌をねだっていた。
「あんた達、ここでご飯食べるならトイレはよそでしておいで。あと、ご飯の時は静かにね」
と独り言のように呟いてパン屑を撒いていた。

今から思うと、その辺りから糞の量が明らかに減っていた。
掃除の手伝いをしている時はあまり気にしてなかったが、鳴き声もほとんど出してなかった。

目に見えて糞の量が減ってきて、鳥も騒がなくなったので、近所も首をかしげながら
母の餌やりを黙認するようになった。
「あんたらったら、食い意地はってんだから」
と母は笑いながら、相変わらず餌をやり続けた。
762/2:2008/03/18(火) 03:51:50.15 ID:DcWNQWuI0
251 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2007/01/18(木) 01:48:24
それから1年と少し、母は老衰から倒れてしまい、あまり長くないと診断が下った。
母は入院し、鳥に餌をやる者がいなくなっても、鳥達はいつもの時間に集まり、
30分くらいずっとそこにいた。

「もうお袋いねーから、お前らに餌やれんぞ」
といっても分かるはずもなく、やらなくなって1週間、1ヶ月経っても集まり続けた。
仕方なしに俺が時々餌を撒いても、すぐに手をつけない。30分ほど経ち、母が出てこないと分かると
ちょこちょこつまんで去っていく。

そんな状態が更に1ヶ月ほど続いた先日、母が他界した。

葬式の日の朝、今までにない位の数の鳥が、家の前の電線に密集していた。
糞もたらさず、身じろぎもせず、鳴きもせず、ただずっとそこにいた。
出棺の時、カラスが数羽、高らかに鳴き上げて、それから一斉に鳥たちが飛び去っていった。
とても不思議な光景だった。母と鳥の間にどんな絆があったんだろう。

今では俺が毎朝パン屑を撒いている。相変わらず、糞をすることはない。
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:53:48.39 ID:2Sh9PgRQO
もうだめだー寝るわw
たまには親孝行しないとなw
781/2:2008/03/18(火) 03:54:09.39 ID:DcWNQWuI0
私は戦時の中、幼少時代をすごしました。 物心ついたときには母親はおらず、父は兵隊に取られ 祖父と2人田舎で暮らしていました。
家のすぐ脇には河が流れており、200mほど河を下ったところには 捕らえられた米兵を収容している建物がありました。

とある日のこと、私が芋を河で洗っていると誤って 手を放してしまいその芋を河に流してしまいました。
その芋はたまたま下流で水浴びをしていた米兵達によって 拾われました。
米兵は自分達に向かって流してくれたものだと思い 喜んで私に手を振って芋を持って帰りました。
きっとひどい扱いを受けていたのでしょう。

それから私は定期的に川下にいる米兵達に回りには 分からないように、野菜を河に流して渡すようになりました。

やがて戦果も悪化して日本軍が不利な状況になるにつれて 食糧事情は厳しいものとなりました。
もともと私と祖父の2人暮らしだったため食料で困ることは ありませんでしたが、米兵達に食料を分け与えることは 出来なくなりました。

申し訳ない気持ちになりながらもいつも食料を流している時間私はいつものように川岸まで行きました。
いつものように200m川下では米兵達が待っています。 近づくのは禁止されていたため当然話をすることも出来ません。
ジェスチャーで分け与える食料が無いことを伝えようと、 手を大きく振ってバツマークを作って食料が無いことを伝えます。
しかし上手く伝わらず米兵達は手を振り帰してきます。
そんな私が流す食料を楽しみにしている米兵に何もして上げられない無力な自分に腹がたち
河の水を蹴り上げると米兵も同じように真似をします。
今度は河の中で飛び上がってみるとやはり米兵達は 私の真似をします。 何とかしてあげたい。そう思いました。
792/2:2008/03/18(火) 03:54:21.44 ID:DcWNQWuI0
私は自分の家の畑から祖父の目を盗み少しですが スイカやかぼちゃを取り今までと同じように河に流して 米兵に渡しました。

しかし数日後スイカを取っているところを祖父に見つかり 理由を聞かれました。
私は正直にこれまでのいきさつを話しました。 すると祖父はこう言いました。
「なるほど。お前は非国民だが非人間ではないな。」
そう言うとそれ以降畑から取った野菜を河に流して 米兵に渡すことを許してくれました。

やがて終戦を迎えたある日のこと、家の上空を数機の 戦闘機が飛来してきました。
米兵を収容していた建物があったためひどい扱いを 受けていた米兵が仕返しに空襲に来たに違いない。
祖父はそう言いました。
しかし私はそんなこと無いよ。そんなこと無いよ。 と言いました。
あの米兵たちがそんなことをするとは思えなかったのです。
やがて戦闘機からたくさんの金色や銀色の小石くらいの 大きさの物が振ってきました。
爆弾だ!
祖父は言いました。
しかし何も爆発しません。

空から振ってきたものは金銀色の紙に包まれた チョコレートでした。
なおもチョコが降り続きました。

星のように。
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:55:47.27 ID:4Sj2975MO
>>77
おやすみーノシ
俺はスレ主として最後まで見届けなければ(`・ω・´)
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:56:15.97 ID:c7xbfOrRO
バカ…ボロ泣きさせやがって明日どうすんだよ。
でもすっきりしたありがとう>>DcWNQWuI0
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:56:23.11 ID:iHVCmnzs0
>>80お供しますぜw
831/2:2008/03/18(火) 03:56:50.64 ID:DcWNQWuI0
369 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/24 12:23 ID:i3z/QBXP
どうして私がいつもダイエットしてる時に(・∀・)ニヤニヤと見つめやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして私が悪いのにケンカになると先に謝りますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうしてお小遣減らしたのに文句一つ言いませんか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして交代でやる約束した洗濯をし忘れたのに怒りませんか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして子供が出来ないのは私のせいなのに謝りますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして自分が体調悪い時は大丈夫だと私を突き放して私が倒れると会社休んでまで看病しますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして妻の私に心配掛けたくなかったからと病気の事を隠しますか(゚Д゚)ゴルァ!
おまけにもって半年とはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
長期出張だと嘘言って知らない間に手術受けて助からないとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
病院で俺の事は忘れていい男見つけろとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちの気持ちは無視ですか(゚Д゚)ゴルァ!
正直、あんた以上のお人よしで優しい男なんか居ませんよ(゚Д゚)ゴルァ!
それと私みたいな女嫁にすんのはあんた位ですよ(゚Д゚)ゴルァ!
もう一つ言い忘れてましたが私、お腹に赤ちゃん出来たんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
あんたの子供なのに何で生きられないのですか(゚Д゚)ゴルァ!
そんな状態じゃ言い出せ無いじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!
それでも言わない訳にはいかないから思い切って言ったら大喜びで私を抱きしめますか(゚Д゚)ゴルァ!
生まれる頃にはあんたはこの世にいないんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
元気な子だといいなぁってあんた自分の事は蔑ろですか(゚Д゚)ゴルァ!
病院で周りの患者さんや看護婦さんに何自慢してやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
病気で苦しいはずなのに何で姓名判断の本で名前を考えてやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして側に居てあげたいのに一人の身体じゃ無いんだからと家に帰そうとしますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうしていつも自分の事は二の次何ですか(゚Д゚)ゴルァ!
842/2:2008/03/18(火) 03:57:02.35 ID:DcWNQWuI0
370 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/08/24 12:24 ID:i3z/QBXP
医者からいよいよダメだと言われ泣いてる私に大丈夫だよとバレバレの慰めを言いますか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちはあんたとこれからも生きて行きたいんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
それがもうすぐ終わってしまうんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
バカやって泣きそうな私を包んでくれるあんたが居なくなるんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
忘れろと言われても忘れられる訳ないでしょ(゚Д゚)ゴルァ!
死ぬ一週間前に俺みたいな奴と一緒になってくれてありがとなですか、そうですか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちがお礼を言わないといけないのに何も言えず泣いちまったじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!
あんなに苦しそうだったのに最後は私の手を握りしめて逝きやがりましたね(゚Д゚)ゴルァ!
何で死に顔まで微笑みやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!
そんなのは良いから起きて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
生まれてくる子供を抱いて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
子供に微笑みかけて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
たのむから神様何とかして下さい(゚Д゚)ゴルァ!
ダメ女な私にこの先一人で子供を育てろと言いやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
そんなあんたが死んで5ヶ月...
子供が生まれましたよ(゚Д゚)ゴルァ!
元気な女の子ですよ(゚Д゚)ゴルァ!
目元はあんたにそっくりですよ(゚Д゚)ゴルァ!
どこかで見てますか(゚Д゚)ゴルァ!
私はこの子と何とか生きてますよ(゚Д゚)ゴルァ!
あんたも遠くから見守って居てください。
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:57:09.19 ID:aDPD0DrmO
この前さ、親父が定年退職だったんだよ。
そんでね、言ってやったの、おれ。
今まで本当にお疲れさま、こんな息子でも育ててくれてありがとね、これからは母さんと二人でゆっくりしなよ、って。
親父涙流してたよ。
おれもなんか照れ臭くてその場に居辛かったからさ、部屋出ていこうとしたんだ。
そしたら親父に泣きながら呼び止められて。
そんな泣かれたらこっちが気ぃ使っちゃうよ、って苦笑いしながら言ったらさ、親父が嗚咽漏らしながら言ったんだ。

「お前は…お前はいつになったら働き出すんだっ!!」


親は偉大だよな、ホントね。
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 03:58:01.63 ID:kNrgfhkz0
あの頃の僕らが
哂って軽蔑した
恥ずかしい大人に
あの時なったんだね

生まれてこなければ
本当は良かったのに
あの日君に投げた
声に復讐されてる
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:00:10.68 ID:DcWNQWuI0
ガッツの話

芸能界に入った時は、オレも1年生。
演技もしたことないし、セリフも覚えたことない。
だからみんな先輩、楽屋では子役のところにも挨拶に行った。

お芝居なら覚えられないセリフも必死で、本番まで覚えたよ。
バラエティならみんなが読まない脚本も読んで、きっちり自分の役割をこなした。
だから、
「ガッツさんちょっとおかしい」
ともいわれたね。
ケーキは顔に塗られるし、馬鹿な役もやらされる。
「チャンピオンも引退したら悲惨だね」
って言われたよ。

でもね、『おしん』というドラマの時にいきなりセリフの多い役で大抜擢された。
聞くと橋田 壽賀子先生じきじきの指名だよ。
「先生、何でボクを選んだの?」
って聞いたの。そしたら
「あんた一生懸命やってるじゃない」

「普通、ボクシングのチャンピオンでこの業界に来ると
みんな天狗で鼻持ちならないのよね」
「あんたはチャンピオンのガッツ石松じゃなくて、役者の、
芸人のガッツとして頑張った。だからこの役はガッツ石松のために用意したのよ。
あんたが一生この業界で食っていけるように」

オレは人目もはばからず泣いたよ。
見てる人は見てるんだって思ってさ…
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:01:29.58 ID:4Sj2975MO
>>82ありがとww
一緒にID:DcWNQWuI0を見届けよう(`・ω・´)
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:02:51.26 ID:ZApXYomK0
ID:DcWNQWuI0
泣いたぜ
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:03:05.50 ID:DcWNQWuI0
待ち合わせた彼女を待ってて見かけたのは、大学生風のカップルだった
男が女の子の正面に立って、何かしきりに手を動かしてた。手話だ

彼はやっと手話を覚えたこと、覚えるのは結構大変だったこと
女の子を驚かせようとして、その日まで秘密にしてたことを伝え、
女の子の方は彼が勉強してることを知らなかったこと、本当に驚いたこと、
嬉しいと思っていることを伝えて、そのうちもどかしくなったのか彼の手を握って
2度3度、嬉しそうにその場でほんの少し飛び跳ねてみたりしてた

悪趣味な盗み聞きだとは解ってたけど、その時ようやく手話を使いこなせる
様になったばかりの俺には、それは例えば外国の街で突然耳に入ってきた
日本語が気になる様に、申し訳ないけどどうしても気になる光景だった

たぶん、俺はにやけてたと思う。怪しい奴に見えたかもしれない。
でも、それは微笑ましくて、こっちまで心があったかくなる光景だった

服の裾が引っ張られる感覚に振り返ると、そこに俺の彼女が来ていた
何を見てたのかとか、顔が嬉しそうだとか、もっとはやく私に気づけとか、
微妙に頬を膨らませて、もの凄い勢いで手話を繰り出す彼女に、
俺は手話でごめんなさいと伝え、ちょっと昔を思い出してたことを伝えた

それでも彼女は少し首を傾げ、その”昔”を知りたそうな表情だったけど、
俺は笑ってごまかした
今目の前にいる女の子を驚かそうと、秘密で手話を勉強してた頃の事だ
……とは、恥ずかしくて言えなかった
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:03:45.84 ID:4Sj2975MO
>>85うまいなwwwwwwww
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:04:51.20 ID:ttPRPMu+0
>>47
かっこよくてなける
931/3:2008/03/18(火) 04:07:10.87 ID:DcWNQWuI0
Saga2は思い出のソフトなんだ……今でもよく思いだしては切なくなってます。

俺さ、産まれた時から酷い小児喘息だったのよ。
夜中にかーちゃん起こして病院連れてってもらうなんてしょっちゅうだったし、
小学校あがって更に病状が悪くなって。もちろん体育なんかでれないし、
みんなと外で遊ぶ事すらできなかった。

んで、小五になってからほぼ毎日病院行って吸入するくらいまで悪化しちゃって、
そのまま3週間入院する事になって。。。

んでね、そん時4人部屋の病室だったんだけど
二人はおばあちゃんとおじさん、んでもう一人は俺と同い年くらいの女の子だった。
俺、昔からすげぇ人見知りが激しい上に物凄い照れ屋で、なかなかその同室の人達と仲良くなれないで
一人で勉強してるかゲームボーイやってるかだったのよ。
そん時家から持ってきたソフトが「Saga2」で、もう一回クリアしたやつだったんだけど
ヒマだしもっかいやるかな、って毎日やってたワケさ。

んで入院して一週間立った頃、俺がゲームボーイやってる時は
なんかその同室の女の子がじーっとこっち見てる事に気づいたんよ。俺が彼女の方みると慌てて目逸らすんだけどね。
もしかしてやってみたいのかな?と思って、「良かったらコレ借そうか?」って聞いたのよ。
そしたら目ぇ輝かせて「いいの?」っていうもんだから、「もう飽きたからな」とか照れ隠しして借してあげたさ。

でも案の定操作が分からないらしく、画面とずっとにらめっこしてるもんだから
俺が操作教えながら一緒にゲーム進めることにしたんよ。
パーティーは人間・男の主人公「リョータ(俺の名前)」で、仲間は人間・女「さやか(彼女の名前)」
あとはエスパーガールとロボットにそれぞれ同室のばあちゃんとおじさんの名前つけたっけ。
942/3:2008/03/18(火) 04:07:23.04 ID:DcWNQWuI0
それからどんどんそのコと仲良くなって、二人でゲームボーイやるだけじゃなく、色んな話もするようになった。
学校の事、家族の事、好きな音楽の事、近くに迫った夏休みの事…

それからの時間はあっという間だった。すぐに俺が退院する時がやってきた。
看護婦や同室のおじさん、ばあちゃん達が口々に「おめでとう」って言ってくれてる中
彼女だけ泣いてた。それ見て俺も泣きそうになったさ。でもグッと堪えて
「オマエ退院するまでコレ借してやるよ。退院したら連絡くれよな」ってそのままゲームボーイとSaga2置いていったのよ。

それから何回もお見舞しに行こうと思った。…でもいざ行こうかと思うとなんか照れくさくて行けなかった。
連絡がないまま1年半が過ぎて、俺も小学校を卒業する頃になった。
せめて卒業前にもう1度会っておきたいな、と思って意を決してお見舞に行く事にしたんよ

病室に行ったけど彼女はいなかった。病室入口の名前欄にもない。
もうとっくに退院してたのかな…?と思ってとりあえずナースセンターで聞いてみた。

「遠い所にいった」とかうまくはぐらかされたけど、俺も小6だったし、そこまでバカじゃない。
その場の空気や後ろの看護婦が泣き出したのを見ても明らかだった。
俺がショック状態で呆然としてる中、その看護婦が
「ああ、そういえばさやかちゃんから、リョータ君が来たら渡しといて、って言われた物があるのよ」
と言って俺にそれを渡してくれた。借してあげたゲームボーイとSaga2だった。
953/3:2008/03/18(火) 04:07:36.20 ID:DcWNQWuI0
俺はそれを受けとって家に帰った。
帰るなりメシも食わないで、暗い自分の部屋でゲームボーイのスイッチを入れた。
懐かしいあのOPの音楽。それと一緒にでてくるロード画面。
一つは彼女と俺が一緒にプレイしたデータ。あの時からほとんど変わってない。
懐かしさと悲しさで胸がいっぱいになった。

もう一つのデータはやたらレベルの低いデータだった。
最初から始めてすぐ飽きたんかな?と思ってそのデータをロードしてみた。

パーティー四人の名前がこうなっていた。


「リョータ」

「いろいろ」

「ありがと」

「バイバイ」

…今でもSaga2のOPの曲を聞くと涙が出るよ。
お見舞行ってあげられなくてゴメンな…。
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:10:10.55 ID:lOVtq0zcO
「かんごふ」
「さんにこ」
「ろされる」
「たすけて」
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:10:11.71 ID:DcWNQWuI0
良い話カテゴリーは微妙なものを除いて弾切れだ
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:10:49.22 ID:lOVtq0zcO
>>97
乙!
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:11:28.86 ID:0brVjr6G0
こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。
それは父と子だ。
父はおびえる子をひしと抱きかかえている。

父「息子よ、なぜ顔を隠すのだ」

子「お父さんには魔王が見えないの。かんむりをかぶって、長い衣を着ている・・・」

父「あれはたなびく霧だ・・・」

魔王「かわいい坊や、一緒においで。Yo、party time!」

魔王の娘「パティーターイ!」

子「ボンバヘッ!(ボンバッヘッ!)ボンバヘッ!(オトーサーン!)燃っえっだっすよーなー!あっつい魔王!」

父「Oh、Year!」

魔王「ボッ、ボッ、ボンバヘ!ボッボッボンバヘッ!」

子「ボンバヘッ!(ボンバッヘッ!)ボンバヘッ!(オトーサーン!)無っ茶っしって知ったー!ホントの魔王ー!」

父「get down!」

魔王「Everytime wont you!何時でもFound you!逢いたいおーもいが〜ぁ〜!」

子「ボンバヘッ!(オトーサーン!)ボンバヘッ!(オトーサーン!)魔王がぼくを見つけてKiss you!今夜も熱くなる!!」

父親はぎょっとして、体を全力で踊らせ歌った。子供を両腕に抱え、 やっとの思いで歌い終えた・・・
腕に抱えられた子はすでにボンバヘッ!!
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:11:41.80 ID:4Sj2975MO
>>97ありがとー!!
マジで感動しちまったよ(´;ω;`)
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:11:59.10 ID:cP+kCz2k0
>>97
マジ乙!
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:12:13.42 ID:MooHv7Hc0
こないだ溺れた女助けたのよ、そしたらそいつ自殺なんだと。
笑った!溺れた事隠す為に嘘偽っちゃって、マジ最低!
食べるのに困ってる?今時そんな!ここ日本だぜ?
そいつホテルに連れ込んで抱いたら涙流してやんの。
何その演技!生きててよかった?そのセリフでイクなんてどんなプレイよ?
俺そんなにテクねぇし。演技そこまでするか?普通? で、家に送ったらなんと小学生の娘が。二人暮し?
その娘も痩せててこれまた親子揃ってダイエット?
痩せれば可愛いとか思ってんの?
むかついて高カロリーピザ3人分取ったら泣きながらばくばく食ってんの。
3日ぶりの食い物?爆笑!何そのバカ演技?
次の日苛めようとそいつのアパートに行ったら、友達?○×商事の2人がドアの前にいんのよ。
はは〜ん、こいつらあの女の友達か。孤立させてやろう。
200万ずつやるから二度とここ来るなって渡したら、ぽかんと口あけて「へい」爆笑!
金で友達売る?馬鹿?類は友を呼ぶっ?
その母娘にいろいろ食わせてぶくぶくにしてやろうと1ヶ月食べ物与えて軟禁状態?
ちょっとヤバイけど友達も電話もねぇから通報も無理。
娘の勉強みてやる振りして実はプレステで二人ゲームしてたね。
ゲームやったことねぇなんて娘まで嘘つき!東大でも行くつもり?
勉強してればいい子?ゲームぐらい誰でもやれるっての!
娘が寝た後、女を陵辱。ブランドの服着せてOL痴漢プレイしたくて服買ったら
また泣いてほんとバカ!たかが服で泣く女なんていねぇし。
で、最大の意地悪やっちゃいました昨日。
女の名前やだあきこってタレントと同姓同名。調子乗るなっやだに失礼だって!
俺の苗字わだで強引に籍入れてやってわだあきこにしてやた!爆爆爆
ざまミロ!あきこ大泣き!ここまでしてくれるなんて?悔し涙?遅い遅い俺に嘘ついた罰です
一生俺のマンションで暮らせ!脅したら娘が俺のこと涙目でパパ♪て
アホか、俺日本人。勉強して英語話せるふりか?
夏休み絶叫マシンに乗せ、泣き叫ぶ母娘のビデオ撮影してやる!
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:12:18.11 ID:aDPD0DrmO
>>96
初めて見たのがそれで、そのテンプレ見る度に鬱になる
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:13:19.14 ID:CpotoHjmO
>>97
乙です。なんか明日からまた頑張れるぜ
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:14:59.58 ID:DcWNQWuI0
和む・癒し系なら100ほどあるんだがね。誰か感動系のを頂戴よ
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:16:12.59 ID:I09N9y3m0
>>103
それは・・・残念ww

IDDcWNQWuI0
お疲れ、ありがとう
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:16:41.28 ID:duX+H4UsO
>83 84
なんか泣ける…
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:16:42.87 ID:4Sj2975MO
>>105
俺立てたはいぃんだけど…持ちネタないんだわ(´;ω;`)
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:20:18.86 ID:drZgD9Rt0
中2のときに新任の女先生にいたずらしようってことになって、
先生が体育館に一人でいたときに5人くらいで襲いかかった。
プロレスの、足を持ち上げて宙でグルグル回すあれをしようとしてたんだけど、
羽交い締めにしたときに
キャァァァァァー
って先生が悲鳴を上げて、
バンッ!バンッ!バンッ!って感じで周囲の準備室の扉が開いて
昼休み中の男の先生たちが飛び出してきた。
「お、お前らぁ!」
ってもう生徒じゃなくて不審者を恫喝するときの表情だった。
「こ、この子たちがぁぁぁ」
って羽交い締めにされていた先生も顔をグシャグシャにして叫んだ。
「僕達だけでは処理できない、校長を呼ばなければ」
みたいなことを言って男の先生達が集まってくる。
なにか勘違いされてるのではと激しく感じていた。
ここは毅然とした言い訳をしなければならないと思った。
そして僕はグイッと一歩前に出てよく通る声で言った。


「僕たちはただ、先生を回そうとしていただけです」

10年前の思い出だ。 
この後の怒号は今でも夢に見る
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:21:08.62 ID:Qslqjb02O
生命って素晴らしいなあとか、公益を実現させたいなあ
って考えを改めらせてくれるいいスレだなー(´;ω;`) 
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:21:50.27 ID:4Sj2975MO
夜遅くまでROMってた人もレスしてた人もみんなお疲れ! 特にID:DcWNQWuI0乙!!!
俺は猛烈に感動しているo*(p´□`q)*o.
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:23:22.49 ID:2skJvwE/O
ID:DcWNQWuI0はものすごい人生だな……
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:23:37.64 ID:iHVCmnzs0
IDDcWNQWuI0 オツカレ・・・なんか暖かくなれましたw
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:23:49.57 ID:jnQpgvXE0
追いつくのに時間かかった・・・

ID:DcWNQWuI0 には久々に泣かせてもらったよ。

お疲れ様です。
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:25:25.00 ID:2gLFA31qO
泣きすぎて頭痛が…
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:28:07.83 ID:4Sj2975MO
>>115
大丈夫かw
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:28:32.53 ID:I09N9y3m0
適当に拾ってきた

誰が言ったか忘れたが、男が涙をみせていいのは、財布を落とした時と
母親が死んだ時だけだそうだ。
そんなわけで、人前ではほとんど泣いたことのない俺が
生涯で一番泣いたのはお袋が死んだ時だった。

お袋は元々ちょっとアタマが弱くて、よく家族を困らせていた。
思春期の俺は、普通とは違う母親がむかついて邪険に扱っていた。
非道いとは自分なりに認めてはいたが、生理的に許せなかった。
高校を出て家を離れた俺は、そんな母親の顔を見ないで大人になった。
その間実家に帰ったのは3年に1回程度だった。

俺も30を越え、いっぱしの家庭を持つようになったある日、
お袋が危篤だと聞き、急いで駆けつけた。
意識が朦朧として、長患いのため痩せ衰えた母親を見ても、
幼少期の悪い印象が強くあまり悲しみも感じなかった。

そんな母親が臨終の際言った。
「ダメなおかあさんでごめんね」
精神薄弱のお袋の口から出るにはあまりにも現実離れした言葉だった。
「うそだろ?いまさらそんなこといわないでくれよ!」
間もなくお袋は逝った。
118続き:2008/03/18(火) 04:29:04.46 ID:I09N9y3m0
その後葬式の手配やらなんやらで不眠不休で動き回り、
お袋が逝ってから丸一日過ぎた真夜中のこと。
家族全員でお袋の私物を整理していた折、一枚の写真が出てきた。
かなり色褪せた何十年も前の家族の写真。みな笑っている。
裏には下手な字(お袋は字が下手だった)で家族の名前と当時の年齢が書いてある。
それを見た途端、なぜだか泣けてきた。それも大きな嗚咽交じりに。
30過ぎの男がおえっおえっ泣いてる姿はとても見苦しい。自制しようとした。
でも止めど無く涙が出てきた。どうしようもなく涙が出てきた。

俺は救いようがない親不孝ものだ。格好なんて気にすべきじゃなかった。
やり直せるならやり直したい。でもお袋はもういない。
後悔先に立たず、とはまさにこれのことだったんだ。

その時妹の声がした。
「お母さん、笑ってる!」
皆布団に横たわる母親に注目した。
決して安らかな死に顔ではなかったはずなのに、表情が落ち着いている。
うっすら笑みを浮かべているようにさえ見える。
「みんな悲しいってよ、お袋…。一人じゃないんだよ…」
気がつくと、そこにいた家族全員が泣いていた。

…あれから私はことあるごとに両親は大切にしろと皆に言っています。
これを読んだ皆さんも、ご健在であるならばぜひご両親を大切にして下さい。
でないと私のように親不孝の咎で地獄行き決定になってしまいますよ。
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:31:01.32 ID:ohd/8sxJ0
こんな夜中に泣かせるなよ・・・・
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:32:16.05 ID:iHVCmnzs0
ちょ・・・やばマジw
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:33:22.64 ID:X1je2aUYO
404 名前: 1/2 投稿日: 05/03/04 17:16:55 ID:1UAJYT0u0
こないだこんな夢を見たときは、仕事のしすぎだと思った。

いきなり課長に
「○○君、今日は株主総会で、キミにも出てもらうから」
といきなり言われ、とまどうままオフィスに入ると、
そこには既に我が社の株主大集合。
普段はありもしない壇上に上げられ、前年度の事を喋れと言われるが
そもそも新入社員なので何もわからない。
「えっと、えっと……」と壇上でモジモジしてる俺を見るに見かねた課長が
俺を無理矢理に舞台袖に戻し、時間を稼ぐからその間に考えろといわれる。
そう言い放つや否や、課長は元気よく舞台上に飛び出し、
「ハイハイハイハイ、ここでお集まりの株主の皆さんには
 社長による今年度の抱負をラップで聞いてもらいま〜す!」
と言い、ミュージックスタート。

122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:33:29.05 ID:4Sj2975MO
>>117
終わったと思ったらまたサプライズが…
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:33:47.46 ID:X1je2aUYO
405 名前: 2/2 投稿日: 05/03/04 17:17:17 ID:1UAJYT0u0
すると株主たちから割れんばかりの歓声と拍手が飛び出し、
B-BOY風ファッションの社長登場。
「ここでTOUJO! 俺がDAIHYO! 狙うはTOUSHO! 一部JOUJO!
 株価JOUSHO! 時期はSOUSHO! 今日の昼飯餃子のOUSHO!
 (ドゥ〜ン ドゥンドゥンドゥ〜ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)
 景気最悪! 襲う災厄! かかる重圧! 耐える重役!
 荒ぶる時代を生き抜き! そして毎日銀座で息抜き!
 今日もあの子のプレイでヌきヌき! そして嫁ハン激怒でメシ抜き!
 SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」

そんなところで目が覚めた。俺、頑張りすぎだろ。
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:34:37.64 ID:2gLFA31qO
俺の高校に生徒に馬鹿にされてたチビデブの物理の教師がいた。
その教師は、本当に馬鹿のひとつ覚えで毎朝校門に一人立って「おはよう」と声を掛けた。
他の教師も「よくやるよ、点数稼ぎ」と、あからさまにその教師を批判してたな。
雨の日も風の日も、ずっと。1年くらいしたら、普通にみんな挨拶するようになったな。
卒業式の日、校長挨拶のあと、その教師が壇上に突然上がってきて
「みんな、卒業おめでとう。僕は本当にダメな教師で、今までみんなから
どう見られていたか知っています。
でも、こんな僕にもみんなに伝えることができた言葉があります。【おはよう】
この言葉は、社会に出ても胸を張って言える様にして下さい。
毎日を一生懸命に生きている人の【おはよう】は、さわやかで他人の心を和やかにします。
いろいろな苦難や障害にぶち当たっても、顔をあげて、笑顔で【おはよう】と言ってください。
僕が教えた物理の授業は忘れてもいいですから【おはよう】だけは忘れない大人になって下さい」
ヤツは泣いてた。愚直な、ちょっと馬鹿入ったような涙で。
俺はちょっと泣いた。今、ヤツの物理の授業は忘れたが毎日の挨拶は忘れていない。
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:37:22.67 ID:4Sj2975MO
>>121
>>123
ワロスwwwww
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:38:13.89 ID:BUm9gArq0
追いついた。貼ってくれたみんなお疲れ様。
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:38:16.82 ID:CpotoHjmO
>>118
ぶち壊しwww
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:38:29.71 ID:yqt/ikBIO
こんな時間に涙と鼻水がとまらん…
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:39:04.46 ID:hnytE5+d0
夏の頃の話なんだが喉が渇いてたんだ
それで自動販売機でジュースを買った訳よ
でジュース飲んだ後捨てようとしたらゴミ箱は一杯だったんだ
でもそこらへんにポイ捨てする訳にもいかないしどうしよう
缶、どうする
感動する話wwwwwwwwなんつってwwwwwwwww
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:40:27.07 ID:I09N9y3m0
山田くん、>>129の座布団持ってって
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:40:33.49 ID:2gLFA31qO
4歳になる娘が、字を教えてほしいといってきたので、
どうせすぐ飽きるだろうと思いつつも、毎晩教えていた。
ある日、娘の通っている保育園の先生から電話があった。
「○○ちゃんから、神様に手紙を届けてほしいって言われたんです」
こっそりと中を読んでみたら、
「いいこにするので、ぱぱをかえしてください。おねがいします」
と書いてあったそうだ。
旦那は去年、交通事故で他界した。
字を覚えたかったのは、神様に手紙を書くためだったんだ・・・
受話器を持ったまま、私も先生も泣いてしまった。
「もう少ししたら、パパ戻って来るんだよ〜」
最近、娘が明るい声を出す意味がこれでやっとつながった。
娘の心と、写真にしか残っていない旦那を思って涙が止まらない。
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:40:35.19 ID:eRpNiaBI0
俺が子供のときの話なんだけど
喘息がひどかった俺は、都会から田舎に引っ越して療養することにした
人見知りな俺は学校でも友達ができずに、外で遊ぶことも少なかった
そんな俺にもやっと友達ができた。 名前はひとしだ
俺がいつものように図書館で本を読んでいると、話しかけてきた
「外でドッジボールやってるから、一緒にやらない?」ってね
それからひとしと話すようになり、遊ぶようにもなった
いつの間にか親友と言える仲になってた
それから小学校を卒業して、中学に入った頃
俺は人見知りも直って、友達も多かった。楽しい毎日だった
でもひとしは、不良にいじめられ学校を休むようになった
心配になった俺はひとしの家に行って、様子を見に行った
部屋に入ると、ゴミが散らかっていてカーテンも閉めてあった
ひとしはボーとテレビを見ていた。その顔は青白くとても悲しそうな顔でした
俺が話しかけても、ほとんど返事をしなくて以前のひとしとは思えなかった・・
しばらくひとしの家には行かなかった
それで俺が中学卒業したころ、ひとしがどうなったのか気になって、家に行ってみたら
その家は空き家になっていた
いったいひとしはどうなったのか、俺は気になって近所から聞いたりした
ひとしは鬱になり自殺した

これ実話ね
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:40:44.45 ID:4Sj2975MO
>>129
な、なんというwwww
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:42:15.68 ID:I09N9y3m0
今年の正月。
21世紀にはなったが別に何も変わらない正月。
毎年恒例の年賀状を見ていた。ところが、
なんと!死んだはずのじいちゃんからハガキが・・・!
そうです。ニュースで話題になってた万博から送られた
15年前のハガキでした。じいちゃん子だった俺は
当時小学一年生。「成長した○○(俺)がこの手紙を読んでいる
のを想像してにこにこしています。」とか書いてあった。
文面は「じいちゃんはそばにいるかな?」で終わっていた。
涙が出そうになったが、家族の前だし恥ずかしいので我慢した。

いい話やのに、おかんは気味悪がっていた・・・。

万博のハガキ来た人います?
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:43:54.33 ID:CpotoHjmO
>>134
これ好きだわ
1361/6:2008/03/18(火) 04:48:08.90 ID:2gLFA31qO
 俺の妹さ、俺が17の時死んだのよ。今からもう8年前。
まだ6歳でさ。末っ子で、男兄弟ばっかだから、兄貴も弟も猫かわいがりしてたね。
でも、元々病弱でさ、ちっちゃくてさ。
でも、めちゃくちゃ可愛くてさ、ちょっとしたことでも、泣くんだよ。
「兄ちゃん、兄ちゃん」って。いっつも俺の後ついてくんの。
街にあるケーキ屋のショートケーキが大好きでさ、一週間に一回ぐらい、バイト代で買ってやってた。
食ってるとき「おいしいー」って笑う妹が、とっても可愛くてさ、すっげぇ可愛くて…

妹が発作で倒れたって聞いて、俺、学校からバイク飛ばして中学校で弟拾って即効病院に行った。

色んな機械つけて、妹は寝てた。
おかんとばあちゃんが「もうだめだぁ…」って、なんかじいちゃんに拝んでるし。
「シノを連れてかんといて!お願いや」って、じいちゃん、妹生まれてすぐに亡くなってる。
シノを抱くことなく逝ってしまったじいちゃんは、死ぬ間際まで「シノを抱っこしたいなぁ」って言ってた。
俺が行って「シノ!シノ!!」って呼ぶと、意識が戻った。

「にーやん、あんねー、シノ、ショートケーキ食べたいん」
「いっぱい買って来てやるから死ぬな!寝るな!おきてんだぞ!」
って、俺はケーキ屋からあるだけのショートケーキ全部買ってきた。
でも、妹死んじゃったよ。
俺がショートケーキ買って来て、病室のドア開けると、妹が笑ってて、
「買ってきたぞ!シノ、食って元気出せ!」
って、一口食わしたら、
「おいしいー…ありがと、にいや」
1372/6:2008/03/18(火) 04:48:43.00 ID:2gLFA31qO
って、笑って目を閉じてソレっきり。
すぐに、ピー―――――って、機械が。電気ショックとかやっても無駄だった。

棺おけに入るときに、気に入ってた、おかんが作ってやった紺色の、フリルのいっぱいついたドレス着てた。
ばーちゃんが作ってやったお手玉もいれてやった。
お気に入りのテディベアも入れてやった。
俺、一年ぐらい立ち直れんかった。
壁にさ、誕生日に妹がくれた「にーやん達の顔」って絵があってさ。
まだ六歳だから下手糞でさ、でも、兄弟で笑ってんの。
俺と一番上の兄貴の間で、カチューシャ付けた妹が笑ってる絵。
もう、ソレ見るたびに泣けて来るんだよ。

でも、我が家でな、ちょっと不思議なことが起きるようになったのはそれからなんだ。
夜中に、ばーちゃんの部屋から声がすると思ったら、ばーちゃん(ボケてなくて、霊感あり)が、
「あぁ、じーさん、紫乃連れてきてくれたん。そう、その服気にいっとんのな、あぁ、そうかそうか、これて嬉しいか」
障子の隙間から見ると、ばーちゃんが笑ってんの。相槌まで打ってさ。
テーブルにお茶とジュースまで出してさ。
妹の好きな、地元の古い店が作ってる瓶のサイダー。
俺、ついついばーちゃんの部屋あけちゃった。
そしたら、ばーちゃん、慌てもせずにさ「ヒロトー、じいちゃんとシノがそこに来とる、挨拶せぇ」
って、俺にまでお茶出すし。
「これ飲んだら、かえるとこまで帰りんさい」
って、ばーちゃんは笑ってた。
1383/6:2008/03/18(火) 04:49:14.06 ID:2gLFA31qO
まぁ、それくらいは序の口。

 おかんが台所で、弟のおやつにホットケーキ作ってたら、作っといた一皿の、一枚の半分だけが無くなってんだって。
歯型ついてて。どう見てもシノの口の大きさでさ。
「あの子、ホットケーキも好きやったからなぁ」
って、ばーちゃんもおかんも涙してんの。
あとは、家に居るときに、シノの声を聞いたことは、全員ある。
おとんが、「きっと、この家が好きで出て行かないんだろう」って言ってたな。


 で、就職するからって東京で一人暮らし始めた。
その頃、好きな女もできて、告白しようか迷ってた。
ある日、夢ん中、妹とよく行った公園で、二人でベンチに座ってた。
「にーやんは、あの人すきなの?」
おかんが作ってやったフランス人形みたいなドレス着てさ、妹が笑ってんの。
向こう側のベンチに、俺の好きな人が座って、本を読んでて、それを指差しながら。
「うん」
って、俺が答えると、
「大丈夫、シノが何とかしたげる」
って笑ってた。
1394/6:2008/03/18(火) 04:49:50.42 ID:2gLFA31qO
 んで、しばらく経ったある日さ、その女の人から告白されてしまった。
それから、そのまま今に至るってわけで。
 結婚して、しばらく経って、実家に、シノとじーちゃんの墓参りに行った時、墓前でさ、俺の奥さんが言うんだよ。
「そういえばね、不思議な事があったの」
「なに」
「あなたに告白する前にね、不思議な子にあったの。
 新宿で買い物してたら、ちっちゃい女の子に声をかけられてね、紺色に白いフリルのドレス着てて…
 でね、『おねーさんは、にーやんのこと好きですか』って言われたの。
 『にーやんってだれ?』って聞いたら、『大丈夫ー、おねーさんは、にーやんのお嫁さんになる、うちのにーやんもおねーさんの事好き』って
 言って、どっかに消えちゃったの。でね、その子が居なくなった後、不思議なんだけど、あなたの顔が頭に浮かんだの」
「…シノ…」
しか、思い当たる所は無い。
そのことを、嫁に話すと、嫁は「まさかー」って笑ってたが、実家に戻って、茶の間に飾ってある、妹の写真見て、
「この子!!」って、驚いてた。
あぁ、シノがくっつけてくれたんだ。
1405/6:2008/03/18(火) 04:50:33.15 ID:2gLFA31qO
で、またしばらくして、嫁が妊娠。
でも、ちょっと危なかった。
ある日、病院で、嫁の看護しながら、眠っちまった。
そしたら夢に、またシノが出てきた。
「にーや、おとーさんになるの」
「そうだね」
また、公園だった。今度は俺の横に、腹が大きい嫁が座ってた。たまごクラブ読みながら。
「シノ、にーやの子供、守る」
って言って、
嫁も、「お願いね」って言ったら嫁の腹の中に入ってっちまったよ。
むしろ、消えたの方が正しいのか。
目が覚めて、朝、嫁にその事を話したら、嫁も、同じ夢を見てたらしい。
で、嫁も「お願いっていったら、おなかン中入ってっちゃった」って笑ってて…

無事、生まれました、我が子。

健康な、女の子です。今年三歳になります。
しぐさが、妹に似てます。
笑い方とか、喋り方とかね。あと、性格とか、好きな物とか嫌いなものとか。
っていうか、妹の生まれ変わりだろうな。
っていうか、俺、親ばかになりました。
麻雀も、パチンコもやめたし、家にも早く帰るようになったし。
1416/6:2008/03/18(火) 04:50:56.23 ID:2gLFA31qO
 俺の実家に帰ると、もう、皆、猫っ可愛がり。
ばーちゃん大興奮。
おやじ、初孫の為にデジカメとデジタルビデオカメラ買いました。
おかん、連れてくと離しません。

 とても元気で、いたずら盛りの我が娘、元気に育てよ。
まぁ、平和です、我が家。
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:52:58.61 ID:I09N9y3m0
>>141
だめだあ
この話だめだってww涙腺いかれるwwwwwwwww
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:54:03.07 ID:2gLFA31qO
おいおい、そんなことより>>1よ。聞いてくれよ。
昨日、恋人が死んじゃったんです。病気で。
そしたらなんか通夜が終わって病院に置いて来た荷物とか改めて取りに行ったら
その荷物の中に俺宛に手紙が入ってたんです。
で、よく見たらなんか「わたしの人生は普通の人よりも短かった、だけど〇〇君と一緒に
過ごせたことで普通の人よりもずっと幸せな日々を送れた」、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、そんなこといまさら言ってんじゃねーよ、ボケが。死んだ後だよ、もうお前いねぇんだよ。
なんか最後の方はろくに起き上がれもしなかったくせに。弱々しい字で必死で書いてたのか。おめでてーな。
よーし〇〇君のことずっと見守ってるぞー、とか書いてるの。もう見てらんない。
お前な、俺だってまだ言いたいこと沢山あったんだから生き返ってこいと。
愛の言葉ってのはな、もっと生きてるうちに伝えるべきなんだよ。
初めて出会った頃みたいにドギマギして恥ずかしさの余りいつ心臓が破裂してもおかしくない、
言おうか言わざるべきか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。今になってこんな事言い出すやつは、すっこんでろ。
で、やっと涙堪えながら読み終わったと思ったら、最後の方に、「わたしの事は忘れて他の人と幸せになって欲しい」、
とか書いてあるんです。 そこでまたぶち切れですよ。
あのな、俺はお前がホントに死んだなんて信じらんねーんだよ。ボケが。 得意げな顔して何が、見守ってる、だ。
お前は本当にこの世にいないのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、これは全部タチの悪い夢でホントはどっかで生きてるんちゃうんかと。
独り残された俺から言わせてもらえば今、お前に対してできる供養はやっぱり、 お前の事を忘れないこと、これだね。
たとえジジイになってボケたとしても。これが俺の生き方。
お前との思い出ってのは俺には辛すぎる。そん代わり忘れない。これ。 で、それにお前の事をずっと想い続ける。これ最強。
しかしこれを貫くと次から恋人が2度と出来ないかもしれないという危険も伴う、諸刃の剣。 軟弱者にはお薦め出来ない。
まあお前みたいな寂しがりやは、俺がいつかそっちに行くまで待ってなさいってこった。
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:54:05.32 ID:vyDv8+lAO
流す涙は…もう無いよ…
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:54:37.52 ID:4Sj2975MO
泣いてしまう。゚(。>_<。)゚。
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:56:44.20 ID:2gLFA31qO
半年ちょい前の俺へ

そっちは午前4時だな。
部活で疲れてぐっすりだと思うが、頑張って起きろ
今から言う事をやってくれ。頼む、お前の為だから。しくじるなよ。

音をたてないようにしろ、気づかれるから。
まず、1階に降りて台所から包丁を持ってこい。
そしてお前のバカ兄貴の部屋の前に行き
ドアを開けて部屋に駆け込み一撃でぶった切れ。
バカ兄貴が首を吊ろうとしてる、その柔道の帯で作った輪っかをな。
そうしないとバカ兄貴が首吊って死んじまうぞ。
発見した時の光景と母さんの悲鳴はたぶん一生お前の頭から離れなくなる。
前日まで普通に相談に乗ってもらってた兄貴が次の日には死んでんだぞ
いなくなるんだ

あと兄貴に言ってやれ。 「さんざんアンタをバカにしてきたが、学校じゃ自慢しまくるくらい好きなんだよ。」って

頼む。頼むよ。
頼むからこの文を半年前の俺に送らせてくれよ。 頼むよ。お願いします
「おやすみ。また明日な。」
って言ってたじゃねえか バカ兄貴。
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:57:00.32 ID:4Sj2975MO
>>143
それは本当になんか良い話だよな…
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 04:58:27.98 ID:iHVCmnzs0
もぉ・・・感極まるぜ・・・
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:00:14.22 ID:MooHv7Hc0
高校の頃、英語の授業に20代前半の結構イケメンなアメリカ人教師が来た。
授業は一人一人アメリカ人先生に名前を呼ばれ、前に出てマンツーマンで話をするっていう形式。
先生には授業前に生徒の名前をローマ字に直したプリントを渡してた。

授業が始まると片言の日本語で挨拶をする先生に女子連中はキャーキャー言っていたけど
それを結構厳しい口調で注意するような真面目な先生だったので、みんな真剣に授業に臨んでた。
授業は順調に進み、結構人気のあった女子の「新保(しんぽ)さん」の番になった。
先生はそれまでやってきたように大きな声で彼女の名前を呼んだ。

「ジャアツギノヒトネ。ンーーアーー・・・ちんぽ!ちんぽサン!」

生徒は一瞬凍りついた。教室にいた全員が瞬時に「笑ってはいけない!」と思った。
でも、たぶん「シンポ」と言っているんだろうけど、どう聞いても日本語の「ちんぽ」だったし
「それまで片言だったのに、なぜよりによって「ちんぽ」の発音だけがこんなにもネイティブなのか」とか「なぜか「ちんぽ」に敬称を付けている」
とか考えだすとみんな耐えられなくなった。
結局新保さん以外の全員が爆笑。新保さんは顔を真っ赤にしてうつむいていた。
その様子を見ていたアメリカ人先生は状況が飲み込ていないようなのだが、
生徒の一人がみんなの笑いものになっている状況だけは理解できたのだろう
突然般若のような顔になりその爆笑をかき消すかのような大声で
「シャァァラッップッ!!」
と全員を一喝した。その表情とテンションの凄さに、教室は水を打ったように静まり返った。
しかし先生の怒りのボルテージは上がったまま。新保さんの肩に手を置くと
「ナンデ?ナンデミンナちんぽをワラウ?ちんぽガナニカシタ?」
全員が
「まずお前のせいだ。あと男性生殖器の名称を連呼するのをやめてください」
と思っていたと思う。その後、慰めようとしたのだろう、先生はやさしい口調でうつむいて座っている彼女に語りかけた。

「ちんぽゲンキダシテ。マエニキテクダサイ。ちんぽスタンドアップ!」

新保さんも笑った。
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:00:46.99 ID:WXD7nGp7O
あぁ 乙女さんの耳をハムハムして首筋にキスをして脇の下を舐め回し引き締まった腹筋を愛撫しお尻の穴の臭いを嗅ぎ太股に頬擦りをしたあと足コキされてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:03:05.01 ID:8ddRG+zs0
今北神スレ発見。
>>24だが、5回は泣いた
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:04:32.63 ID:fGT6SLsyO
妹の優しさと強さに完全に泣かされた
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:05:04.61 ID:4Sj2975MO
>>151
最後の方は路線外れたけどな…w
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:09:51.47 ID:2gLFA31qO
760 名前:おさかなくわえた名無しさん :05/02/28 01:35:11 ID:NtuyxDpu
日本贔屓になってくれた外人さんの話でもいいかな。少し前の話なんだが、
母が熱心に中国語を習っていた関係で、家族も「謝謝」とか簡単な言葉をよく使っていた。

そのクセでうっかり会社で何かの時に私が
「あ、謝謝」って言っちゃったら、離れたところにいた人が
「中国語を知っているのですか!?」といきなり歩み寄ってきた。
聞けば他部門の技術協力とかで日本に来ている中国人。
ホームシックも手伝って、片言の日本語で、日本人は冷たい、
帰りたい、のマシンガントーク。

彼を退社後わが家にひっぱって行き、母親を紹介した。
よく判らないが、母親はつたない中国語で、一生懸命
彼を慰め、励ましたらしい。
途中から彼号泣。

すっきりしたのか緊張がほぐれたのか、その後彼は
少しずつ自分から会社の人とうち解けようとするようになり、
同年代の社員とカラオケや旅行に行くまでになったらしい。
(たいへんシャイな性格で、周囲の日本人も話しかけづらかったらしい)

帰国する時には、たくさんの見送りの人の前で、別の意味で号泣していた。
「日本はいい国だった」「みんなやさしい人だとわかった」と言ってくれた。
うちの母には、今でも「日本のお母さんへ」という書き出しで手紙が届く。
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:10:52.32 ID:2gLFA31qO
>>146
貼っといてなんだが、これ感動じゃないな…
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:13:35.93 ID:iHVCmnzs0
>>155誠意は十分伝わった・・・w
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:14:34.31 ID:4Sj2975MO
>>155
イミフなヤツよりは充分いぃよw
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:16:05.18 ID:2gLFA31qO
昨日、フリーマーケットやYahoo!オークションで売りさばく物を探すために押し入れを引っかき回していたら、二十数年前の日付の日記が出てきた。
うちの母が書いたものらしい。
開いてみたら、俺が生まれてから一歳までの間の毎日の俺に関する出来事が書き綴られていた。「今日は指をしゃぶっていた」「もうすぐ立てそうだ」とか。
まさか、あの頃は俺がこんなダメでネクラで元気がないクズに育つとは夢にも思っていなかったんだろうな。
罪悪感と不甲斐なさで涙が出てきた。
最初は焼却炉に放り込もうかと思ったが、それは思いとどまって新聞紙でグルグル巻きにして同じく押し入れから出てきた昔のレコードと一緒に箱詰めにして押し入れの奥深くに封印した。もう二度と見たくない。
これを書き込んでいたら再び涙が出てきた。
残念ながら俺は親にとっての青い鳥ではなかった。今まで散々期待させておいて一つも応えられなくて本当にごめんなさい。
兄はもう俺の歳には結婚して子供もいるのに。
こんな状況なのに母は「早くあんたの彼女やお嫁さん、孫が見たい」なんて言っている。
はっきり宣告する。もう無理。絶対無理。定職にも就けずにおまけにネクラ、元気無し。孤独好き。こんな奴が結婚なんかできる筈がない。
俺の心の中の青い鳥は最近ようやく死んでくれた。
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:16:37.46 ID:yqt/ikBIO
>>155
人の涙腺破壊しといて今更何を…
こちとら涙と鼻水流しすぎて耳まで痛くなってるんだw
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:19:34.65 ID:TgtOF3zo0
こんなに泣かしてどうするつもりだよ
いろんな事思い出したじゃねーか

明日かーちゃんの肩揉んで墓参り行ってくる
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:20:02.08 ID:2gLFA31qO
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 19:38:56.53 ID:3CFJ6ZISO
当時、流行に疎かった僕は翌日、かあちゃんの買ってくれたシャツを着て学校に行きました。
(ブランド物着てる僕(゚∀゚)カコイイ)と言わんばかりに誇らし気に歩く僕。
まるでテレビに出てくる有名人のようでした。
でも小学校中学年にもなるとオシャレに詳しい子も出てきます。
その子に
「うわっ!それアディダスのパクリだろ?だっせー!!!」
と言われ周りにも言い触らされました。
その日一日は気分は一転し、死んでしまいたいくらい最悪でした。
家に帰った僕はパートから帰ったばかりで疲れているかあちゃんに酷いことを…、あの頃に戻れるのなら今すぐに戻って子供の僕を殴り飛ばして黙らせてやりたいくらい、本当に酷いことを言ってしまいます。
顔を真っ赤にして非難の言葉を浴びせる僕に母はただただ謝るばかりでした。
それから数年後、母がこの世を去りました。
母は今生の際にその事を悔やんでいたようで、私に謝りながら…、あの世へ旅立っていきました。

ごめん、ごめんなさいかあちゃん!!
あやまってもゆるしてもらえないけど!!
ごめんなさい!ほんとうに…、ほんとうにごめんなさい!!!
ほんとうはかあちゃんが買ってくれたものならなんでもうれしかったんだよ!!!
かあちゃんが自慢げなかおして僕にプレゼントしてくれて、そのあとうれしそうにしている僕をみつめるかあちゃんの顔がイチバンすきだったよ!!
かあちゃんが買ってくれたあの服が、イチバン温かかったよ…
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:22:03.13 ID:NImKd5xN0
泣ける・・・
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:23:36.82 ID:2gLFA31qO
164:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/17(日) 11:30:39 ID:CiiH9oIg
戦時中はお米が貴重でお米に大根をまぜて炊いていました。
じーちゃんはその大根飯が嫌いだったんですが…
自分の飯よりあきらかに大根の多い母親の茶碗を見ると大根飯が嫌とはとても言えませんでした。ですがある時…
母『今日はお米のご飯をたっぷり食べていいからね』
じーちゃんはおかわりをたくさんしました。
爺『今日は僕の誕生日だからこんなにお米を食べさしてくれるの?お母さんありがとう』
そしたら母が
母『…ごめんね。誕生日にしかお米をたくさん食べさせられなくて…』
と言って涙を流しました。

その時、じーちゃんは始めて気付いたんだそうです。母親が普段からお米を食べなかったのは…
じーちゃんの誕生日のためだったのでした…。
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:25:19.15 ID:4Sj2975MO
母の力ってやっぱりすごいなぁ…
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:26:52.60 ID:2gLFA31qO
164:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/06/17(日) 11:30:39 ID:CiiH9oIg
戦時中はお米が貴重でお米に大根をまぜて炊いていました。
じーちゃんはその大根飯が嫌いだったんですが…
自分の飯よりあきらかに大根の多い母親の茶碗を見ると大根飯が嫌とはとても言えませんでした。ですがある時…
母『今日はお米のご飯をたっぷり食べていいからね』
じーちゃんはおかわりをたくさんしました。
爺『今日は僕の誕生日だからこんなにお米を食べさしてくれるの?お母さんありがとう』
そしたら母が
母『…ごめんね。誕生日にしかお米をたくさん食べさせられなくて…』
と言って涙を流しました。

その時、じーちゃんは始めて気付いたんだそうです。母親が普段からお米を食べなかったのは…
じーちゃんの誕生日のためだったのでした…。
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:27:20.13 ID:NImKd5xN0
やばい
感動できる曲聴きながらこのスレ見ると涙が止まらない
よければ垂れ流しがしたいんだが・・・
どうかな?
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:27:38.81 ID:2gLFA31qO
>>165
ミス
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:29:14.48 ID:4Sj2975MO
>>166
おもいっきり出しなさい。
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:31:16.26 ID:7MFW0Lnp0
俺レンタルビデオショップでバイトしてるんだけどたまに借りてる時に死んじゃう人とかいるのね。
それで一ヶ月くらい前に借りてる時に交通事故で亡くなった人がいたんだけど言いたくないけど一応こっちも仕事だから
奥さんに旦那さんがビデオを借りたままだったって電話したんだよそれが一般作なら良かったんだけど不幸なことに
アダルト作品だったんだよね、それで作品名を伝えて一応そのときは終わったんだけどあとで電話かかってきて
奥さんがビデオ見つけられないっていうのよ、しょうがないから弁償代としてお金払って貰いに店に来てもらったんだけど
あのときの奥さんの顔は忘れられない、しかもお金払うときに
「あの人こうゆうのが好きだったんですね」
って言われて、こっちはなんていったら言いかわかんなかったよ。
まあ長々と語らせてもらったけどなにがいい言うと人間何があるかわからんからもう抜いたAVはさっさと
返却しとかないと大変なことになるってこと。
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:33:11.70 ID:NImKd5xN0
なんだよ・・・このスレ・・・
ぐにゃぐにゃでわけわかんねえよ
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:34:39.97 ID:vTzK0rkSO
おいついた。
枕がちべたいぞちきしょう…
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:34:49.81 ID:2gLFA31qO
人生は神ゲーだ。
本気でがんばるとぎりぎり倒せるように絶妙のバランス調節がされた敵。単純作業じゃ効率が悪いけど、
工夫次第でどんどん効率を上げられる経験値システム。
リセット不可の緊張感。でもシレンとかよりずっと死ににくいからあんま気にする必要なし。
つーか普通のゲームでもリセットなんて邪道じゃん。 全てのキャラが深い人間性と歴史を持って登場する、圧倒的リアリティ。
グラフィックが綺麗すぎ。多分、無限×無限ピクセルで、毎秒無限フレームで動いてる。色も多分無限色使える。
夕焼けとかマジありえねー美しさ。 BGMの種類がほぼ無限。選曲も自由。自分で作った曲を流すこともできる。
人間が作ったとは思えない、とんでもなく複雑で洗練されたシナリオ。 リアル出産システム採用。
自分と、自分よりも大切に思える相手の遺伝子を半分ずつ受け継いだ、奇跡のようなキャラを生み出して、
そいつに自由に色々教えて育てることができる。 すごく嬉しいし、ちょー楽しい。
食いきれねーほどの種類の料理があって、超うまいものが時々食える。
説明書が無く、仕様が明かされてないから、自分でデータとって仕様を推測するしかない。これがまたとんでもなく高度に洗練された仕様になってるっぽくて、なかなか正確には分からん。
だから、とりあえず大雑把に推定し、それに基づいて行動して、データを取りつつ徐々に予測値を修正していく必要がある。
これがまた楽しい。徐々に明らかになっていく世界観。
未だに明らかになってない謎が山盛り。
友達と一緒に協力して遊べる。
しかも無料。
本気で自分を愛してくれるキャラがいたりする。
ゲーム内で別なゲームやったりアニメ見たり出来る。
登場キャラと本当に心を 通わせることが出来る。
信じがたいほど深い感動を味わえるイベントが結構ある。もちろん本気でやらないとフラグを無駄にするだけだが。
こんなとてつもない神ゲーを糞ゲーとか言ってる奴は、本気でこのゲームをやったことがない奴だけ。
まあ、一切がんばらずにクリアできるようなヌルゲーばかりやってる奴には、このゲームはちょいとハードかもしれんがな。
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:36:52.89 ID:2gLFA31qO
幼い頃に父が亡くなり、母は再婚もせずに俺を育ててくれた。学もなく、技術もなかった
母は、個人商店の手伝いみたいな仕事で生計を立てていた。それでも当時住んでいた
土地は、まだ人情が残っていたので、何とか母子二人で質素に暮らしていけた。

娯楽をする余裕なんてなく、日曜日は母の手作りの弁当を持って、近所の河原とかに
遊びに行っていた。給料をもらった次の日曜日には、クリームパンとコーラを買ってくれた。

ある日、母が勤め先からプロ野球のチケットを2枚もらってきた。俺は生まれて初めての
プロ野球観戦に興奮し、母はいつもより少しだけ豪華な弁当を作ってくれた。

野球場に着き、チケットを見せて入ろうとすると、係員に止められた。母がもらったのは
招待券ではなく優待券だった。チケット売り場で一人1000円ずつ払ってチケットを買わ
なければいけないと言われ、帰りの電車賃くらいしか持っていなかった俺たちは、外の
ベンチで弁当を食べて帰った。電車の中で無言の母に「楽しかったよ」と言ったら、
母は「母ちゃん、バカでごめんね」と言って涙を少しこぼした。
そんな母が去年の暮れに亡くなった。死ぬ前に一度だけ目を覚まし、思い出したように
「野球、ごめんね」と言った。俺は「楽しかったよ」と言おうとしたが、最後まで声にならなかった。
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:37:30.53 ID:4Sj2975MO
ID:2gLFA31qO
ガンガレ
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:37:42.78 ID:XCOtMrTs0
(´・ω・`)やあ。このスレを開いた人は一週間以内に
豆腐の角に頭をぶつける呪いをかけた。
呪いを解くには↓に
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1205240984/
     ノ L ___   
      ⌒ \  /\
     / (●) (●)\
   /    (__人__)   \ 何見よんか!
   |       |::::::::|     |       きさーん!!!  
   \     `⌒´    /  
     \ ,,,,    ,,, /        ____
    ./:::::::::::::\  ./::ヽ‐、      /     \
   /:::::,::::::::::::::|  |::::::| ::i     /  _ノ '' 'ー \
  ./:::::::| :::::::::::::::|  |::::::| ::i   /  (●)  (●)  \ 
  i::::::/ i::::::::::::::::|  |:::::」 ::i   |      (__人__)    | 長曾根をなめとんのかい!!
  i::::::i  ^| ̄ ̄  ^|ノ :/   \      ` ⌒´   /   ギャル曾根じゃねえぞこらぁぁぁ!!
  .ヽ:::ヽ /三三三三)/  ./⌒          ヽ,
   \_):::::::::::::::::::::::::|   ./   /、 。    。 r  \
    .〈::::: ノ::::::| ::::::::|  .(_ ̄ ̄\'        |)  .)
   /:::::::::::::::::::| :::::::::|   /⌒ヽJ三三三三三/  /
   .i::::::::::::::::::::::| :::::::::|  /:::::::::::::::::::;;; ::::::::::::::::::::: し^⌒ヽ
   .i::::::::::::::::::::ノ ::::::::ノ ./::::::::::::::::::::ノ::::::::::::::::::::: 、:::::::::::::::.) 
   .|:::::::::::::/ \::::::/  .|:::::::::::::::::::::|ヽ、::::::::,,:::::ノi:::::::::::::::/
   .ヽ::::/    ヽ:::|__ i::::::::::::::::::ノ    ̄^ ̄  \:::::::/
  .ノ.^/      ヽ、_ ヽ,::::::::/          .ヽ、__つ

と書き込むんだ。
沢山書けいてageれば効果は大きくなるぞ。
では健闘を祈る
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:40:25.59 ID:yfHCutZE0
若い兄ちゃんが携帯をいじっていた。
隣にばあちゃんがいて、ばあちゃんは
「医療機器使ってるから電源切ってください」と言った。
その男は「来たメールを読んでるだけだから」と言って、いじるのを止めない。
隣のリーマンが 「今は読んでるだけでも読んでるうちにメールが来るかもしれないだろ。切りなさい」 と言った。
兄ちゃん、怒り狂った口調で「ああ?!!」
逆切れだ!リーマンやばいぞ!(兄ちゃんはかなりいいガタイ)
見てる人が皆そう思ったとき、兄ちゃんは携帯をリーマンに突きつけながら言った。
「見ろよ!俺に来た最後のメールは4ヶ月前だ! それ以来誰も送ってこないんだよ! 
今更誰が送って来るんだよ!!! 俺から送る相手もいないんだよ!!!」
みんな黙り込んだ。しかしその中に一人だけ、無愛想な顔をして彼に近付く若い女がいた。
彼女は男から携帯を奪い取ると何か操作をして、再度男に突き返した。
男が呆然としていると、女は自分の携帯をいじり始めた。
しばらくして、男の携帯が鳴った。
男は目を見開いてぱちぱちさせながら携帯を見た。
もうね、多分みんな心の中で泣いてた。男も泣いてた。
世界は愛によって回っているんだと実感した。
ばあちゃんは死んだ。
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:42:37.73 ID:2gLFA31qO
3年前に約1年ぶりの彼女ができた。

付き合う前にその彼女とケンカしたことがあった。
俺は小さい頃から体が弱くて、結構ひどい喘息を持っている。
そのことで、死にたくなるときがある…と言った俺に激怒した彼女。
逆に俺はなぜそんなに激怒されるのか不思議で、ケンカになった。
数日後に謝られて、仲直りしたけど、そのとき以外は本当に
温厚な人間だったから、不思議で仕方なかった。

彼女の母親がその丁度1年前に肺癌で亡くなっていたことを知ったのは
付き合い始めてすぐのことだった。
涙ながらに、彼氏でいるなら知っておいて欲しいと言われて、
思わず抱きしめてしまった。
そして、あの日のことを泣いて謝った。

それ以来すっぱりと好きだったタバコをやめた。
必ず禁煙席に座ることにした。

ようやく昨日、彼女に子供ができたことが分かった。
お母さんの命日から丁度4年が経っていた今日だった。
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:47:16.16 ID:4Sj2975MO
ちょっと限界なんで寝るお(´;ω;`)
起きてまだ残ってたらくるね

ノシ
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:47:24.90 ID:2gLFA31qO
俺はチャーハンを食べると、家族で中華街にいって
とっても美味しいチャーハンを食べたことを思い出す。
うちはビンボーでさ、そのチャーハンもメニューの中で一番安いやつだったんだ
でもほんとにうまかった。

2皿頼んだんだけどね、
親父とお袋で1皿。
俺と弟、妹で1皿。

俺はせっかく中華街に来たのにチャーハンかよ…ってふて腐れながら食べたんだけど
チャーハンを一口食べた途端美味しくて、気付いたらフヘヘーなんて笑ってた。
それを見た親父もお袋も弟も妹も笑っててさ、
これが家族かーなんて子供ながらに思ったよ。

今じゃ俺も嫁さんもらって子供も二人いる。
いつか俺を育ててくれた家族と俺がこれから育てる家族、一緒にまたあの店のチャーハンを食べに行きたい。
息子はせっかく中華街まで来たのにチャーハンかよーなんてふて腐れるかもしれない。
それを見た俺と親父はあの日を思い出してフヘヘーなんて笑ってしまうのだろうな。
1801/2:2008/03/18(火) 05:51:20.75 ID:2gLFA31qO
もう朝じゃねえか…





私の母は私が幼いころ亡くなり、その後すぐに父は再婚しました。
お決まりのパターンとして私は義母のことを母として慕うことが出来ませんでした。
特別嫌うわけではないのですが、常によそよそしい態度で接し、
父に何度諭されても「お母さん」と呼ぶことが出来ず、義母もそのことを気にしているようでした。

高二になったある夏の日、家族と海に出かけた私は不注意から溺れてしまいました。
気がつくと病院のベッドの中で、父が「もう大丈夫」と言ってくれ、ほっとしたのですが、
父の表情はあまりうれしそうではありません。
不思議に思って周りを見ると義母がいないことに気がつきました。
「あの人は?」私の問いに父は答えず、ただ「今日はもう寝なさい」と言いました。
1812/2:2008/03/18(火) 05:51:49.13 ID:2gLFA31qO
私を助けようとした義母が一緒に溺れ、まだ意識がないと聞かされたのは、
すっかり元気になった翌日のことでした。
面会に行くと、そこには変わり果てた義母の姿がありました。
顔に生気はなく、口や、鼻、腕から無数のチューブが伸び、さまざまな機械につながれていました。
ベッドに歩み寄り、義母の血の気のない手を取ると自然に涙がこぼれ落ち、
今までどうしても言えなかったあの言葉が口をつきました。
「お…か…」
その時です。握っていた義母の手が私の手を握り返したのです。
そしてついには意識が回復し、目を開けました。しかし大変苦しそうです。
必死に私になにか訴えようとしているのですが口にはチューブが挿入されているためしゃべれません。
そこで私はそばにあった紙とペンを渡しました。
すると義母は最後の力を振り絞るように紙に何かを書きとめました。
書き終わると義母は再び意識を失い、そのまま帰らぬ人となりました。

私のせいで義母は死んだのです。
このことはあのメモとともに私が一生背負わなければならない十字架です。
メモにはこう書かれていました。
「酸素チューブから足をどけろ」
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 05:53:45.75 ID:jCNyQLYiO
>>177
日本語で
1831/3:2008/03/18(火) 05:55:18.10 ID:2gLFA31qO
中学生の頃に猫を飼った。
家族みんなが(特に母が)黒猫が好きで、満場一致で知り合いから黒子猫を貰った。
名前はクロ。何の捻りもないとか言うな。
最初は心許無い足取りで家をうろついてたクロも数か月もしない内にドタドタと階段を走り回るようになって我が家は賑やかになった。
雀を捕まえようと家の壁に張り付いて降りられなくなったりするバカだったけど、落ち込んだりすると寄り添って寝てくれるいい奴。


俺も高校生になりクロもすっかり大人になったなって実感した頃に、お袋が検査入院した。
その日はお袋からこっぴどく叱られ、帰り辛いなとか思ってた日だった。
帰って来たお袋は笑ってた。でも、クロはお袋の側を片時も離れない。問い質したら、やっぱり病気だった。癌だった。

お袋は入退院、転院を繰り返してた。そしたらあっという間に癌は転移した。クロも片時もお袋から離れようとしなかったっけか。

心のどっかで大丈夫だと思い込んでたら、今度はクロが癌になりやがった。
鼻筋に腫れ上がった傷が出来て餌食うのも歩くのも辛そうなのに、たまに自宅療養が許されたお袋が帰ってくると寄り添って離れない。
でさ、同じ日に仲良く末期告知とか有り得ないだろ。
1842/3:2008/03/18(火) 05:56:06.34 ID:2gLFA31qO
しかもクロは動物病院から逃げ出すしホント勘弁してくれと。
それから二ヵ月が過ぎた。
クロにべったりだったお袋は急激に衰弱していった。なのにも拘らず入院を嫌ってウチでギリギリまで療養するとか言ってるし。足首だって俺の手首くらいになってた。

で、お袋の自宅療養が認められた最後の日。
「居る」ってお袋がイミフな一言。何が?
玄関を指差したから行ってみたら、鼻筋に傷がある薄汚れた黒猫が一匹。
オイオイ、マジかよ。
動物病院から10kmは離れてるんだぞ、犬じゃあるまいし何で帰って来れたんだよ?都合良過ぎじゃないか?
で、クロは俺をスルーしてお袋の元に。
ホントは動物とかダメなんだろうけどさ、引きはがせなかったよ。だってお袋泣いて喜んでるし、俺も泣いてて力出なかったし。


………結局、お袋は亡くなった。
大晦日のことだったから葬儀は年明け三が日以降ってことでそれまで遺体は自宅で安置、保冷剤で冷やして。
1853/3:2008/03/18(火) 06:02:16.28 ID:2gLFA31qO
でさ、年明けの糞寒い中なのにクロの奴、離れないんだよ。キンキンに冷えたお袋が寝かされた布団で一緒に寝てんの。
俺が「もういいから!」って泣きながら何度布団から引きはがしてもダメ、意地でも離れようとしないのな。
なんだよ、俺より息子らしいことしてんじゃねぇよ、ちくしょう。

葬儀も無事に終わって百ヶ日の法要でお袋の実家に行ったその日に、自宅に居た姉貴の膝の上でクロは逝った。
姉貴もお袋にべったりだったし亡くなったショックは誰より強かった、だからクロは姉貴に寄り添ってたんだと思う。

帰って来たらまるで、自分の役目は終わったとか言わんばかり満足そうに寝てんのな。揺すったら起きるんじゃねぇの? と思って触ったら身体は冷えきってた。
なんだよ、どうすんだよ、この三か月分の餌。
少なくともお前が生きてけるって言われた分買って来たんだぞ。
たまには俺の布団に来いよ、寝相良くするからさ。
頼むから目ぇ覚ませよ。
でも、その満足そうに寝てる姿を見たら、もう俺は心配無いなって思ったんだろうね。
少し寂しかったけど、これ以上辛い思いさせちゃダメだよな。


末っ子だった俺の可愛い弟は今でも家の庭で寝てるよ。
今度はお前がゆっくりと寝てていいように、俺、頑張るからさ。

おやすみ、クロ。
1861/6:2008/03/18(火) 06:03:17.37 ID:2gLFA31qO
俺には母親がいない。
俺を産んですぐ事故で死んでしまったらしい。
産まれたときから耳が聞こえなかった俺は物心ついた時にはもうすでに簡単な手話を使っていた。

耳が聞こえない事で俺はずいぶん苦労した。
普通の学校にはいけず、障害者用の学校で学童期を過ごしたわけだが、
片親だったこともあってか、近所の子どもに馬鹿にされた。
耳が聞こえないから何を言われたか覚えていない(というか知らない)が
あの見下すような馬鹿にしたような顔は今も忘れられない。

その時は、自分がなぜこんな目にあうのかわからなかったが、やがて障害者であるということが
その理由だとわかると俺は塞ぎ込み、思春期の多くを家の中で過ごした。
自分に何の非もなく、不幸にな目にあうのが悔しくて仕方がなかった。

だから俺は父親を憎んだ。 そして死んだ母親すら憎んだ。
なぜこんな身体に産んだのか。 なぜ普通の人生を俺にくれなかったのか。

手話では到底表しきれない想いを、暴力に変えて叫んだ。
ときおり爆発する俺の気持ちを前に、父は抵抗せず、
ただただ、涙を流し「すまない」と手話で言い続けていた。

その時の俺は何もやる気がおきず、荒んだ生活をしていたと思う。
1872/6:2008/03/18(火) 06:03:57.08 ID:2gLFA31qO
そんな生活の中での唯一の理解者が俺の主治医だった。
俺が産まれた後、耳が聞こえないとわかった時から、ずっと診てくれた先生だ。
俺にとってはもう一人の親だった。

何度も悩み相談にのってくれた。
俺が父親を傷つけてしまった時も、優しい目で何も言わず聞いてくれた。
仕方がないとも、そういう時もあるとも、そんな事をしては駄目だとも言わず、
咎める事も、慰める事もせず聞いてくれる先生が大好きだった。

そんなある日、どうしようもなく傷つく事があって、
泣いても泣ききれない、悔しくてどうしようもない出来事があった。
内容は書けないが、俺はまた先生の所に行って相談した。

長い愚痴のような相談の途中、多分「死にたい」という事を手話で表した時だと思う。

先生は急に怒り出し、俺の頬をおもいっきり殴った。
俺はビックリしたが、先生の方を向くと、さらに驚いた。

先生は泣いていた。

そして俺を殴ったその震える手で、静かに話し始めた。
1883/6:2008/03/18(火) 06:04:19.45 ID:2gLFA31qO
ある日、俺の父親が赤ん坊の俺を抱えて先生の所へやってきたこと。
検査結果は最悪で、俺の耳が一生聞こえないだろう事を父親に伝えたこと。
俺の父親がすごい剣幕でどうにかならないかと詰め寄ってきたこと。

そして次の言葉は俺に衝撃を与えた。

「君は不思議に思わなかったのかい。
 君が物心ついた時には、もう手話を使えていた事を。」

たしかにそうだった。
俺は特別に手話を習った覚えはない。じゃあなぜ・・・

「君の父親は僕にこう言ったんだ。

『声と同じように僕が手話を使えば、この子は普通の生活を送れますか』
1894/6:2008/03/18(火) 06:04:56.49 ID:2gLFA31qO
 驚いたよ。
 確かにそうすればその子は、声と同じように手話を使えるようになるだろう。
 小さい頃からの聴覚障害はそれだけで知能発達の障害になり得る。
 だが声と同じように手話が使えるのなら、もしかしたら・・・
 でもそれは決して簡単な事じゃない。
 その為には今から両親が手話を普通に使えるようにならなきゃいけない。
 健常人が手話を普通の会話並みに使えるようになるのに数年かかる。
 全てを投げ捨てて手話の勉強に専念したとしても、とても間に合わない。
 不可能だ。僕はそう伝えた。
 
 その無謀な挑戦の結果は君が一番良く知ってるはずだ。
 君の父親はね、何よりも君の幸せを願っているんだよ。
 だから死にたいなんて、言っちゃ駄目だ。」

聞きながら涙が止まらなかった。
父さんはその時していた仕事を捨てて、俺のために手話を勉強したのだ。
俺はそんな事知らずに、たいした収入もない父親を馬鹿にしたこともある。
1905/6:2008/03/18(火) 06:05:23.81 ID:2gLFA31qO
俺が間違っていた。
父さんは誰よりも俺の苦しみを知っていた。
誰よりも俺の悲しみを知っていた。
そして誰よりも俺の幸せを願っていた。

濡れる頬をぬぐう事もせず俺は泣き続けた。
そして父さんに暴力をふるった自分自身を憎んだ。
なんて馬鹿なことをしたのだろう。あの人は俺の親なのだ。

耳が聞こえないことに負けたくない。
父さんが負けなかったように。

幸せになろう。そう心に決めた。

今、俺は手話を教える仕事をしている。
そして春には結婚も決まった。
俺の障害を理解してくれた上で愛してくれる最高の人だ。

父さんに紹介すると、母さんに報告しなきゃなと言って父さんは笑った。
でも遺影に向かい、線香をあげる父さんの肩は震えていた。
そして遺影を見たまま話し始めた。
1916/6:2008/03/18(火) 06:05:48.78 ID:2gLFA31qO
俺の障害は先天的なものではなく、事故によるものだったらしい。
俺を連れて歩いていた両親に、居眠り運転の車が突っ込んだそうだ。
運良く父さんは軽症ですんだが、母さんと俺はひどい状態だった。
俺は何とか一命を取り留めたが、母さんは回復せず死んでしまったらしい。
母さんは死ぬ間際、父さんに遺言を残した。
「私の分までこの子を幸せにしてあげてね」
父さんは強くうなずいて、約束した。 でもしばらくして俺に異常が見つかった。

「あせったよ。お前が普通の人生を歩めないんじゃないかって約束を守れないんじゃないかってなぁ。
 でもこれでようやく、約束…果たせたかなぁ。なぁ…母さん。」

最後は手話ではなく、上を向きながら呟くように語っていた。
でも俺には何て言っているか伝わってきた。
俺は泣きながら、父さんにむかって手話ではなく、声で言った。

「ありがとうございました!」

俺は耳が聞こえないから、ちゃんと言えたかわからない。
でも父さんは肩を大きく揺らしながら、何度も頷いていた。
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:08:06.37 ID:j4CzdvOT0
私が牛乳を飲もうと冷蔵庫を開けると、誰かの生首が入っていました。
私はビックリして、思わず冷蔵庫のドアを閉めてしまいました。
きっと今のは何かの見間違いであろうと思い直し、
再び冷蔵庫を開けると、なんとそこには誰かの生首が白目を向いていたのです。
私は思わずドアを閉めましたが、きっと疲れていて見えもしないものを見てしまったのだと思い直し、
覚悟を決めて、改めて冷蔵庫を開けました。
するとそこには、何者かの生首が白目を向いて、ほのかにほくそ笑んでいるのです。
私はビックリして、冷蔵庫のドアを閉めましたが、きっと幻覚を見たに違いない、
最近あまり寝てないから、見えもしないものが見えてしまったのだと思い直し、
冷蔵庫を開けました。するとそこには、白目を向いた生首が入っていたのです。
驚いた私は、気がつけば冷蔵庫の扉を閉めていましたが、気のせいだと思い直し、
再びドアを開けると、やっぱり白目を向いた生首が、ほのかに笑っているのです。
思わず扉を閉めてしまいましたが、きっと幻覚に違いありません。最近寝てなかったから。
と、思い直し冷蔵庫を開けると、やっぱり誰かの生首が入っているのです。
思わず冷蔵庫を閉めた私でしたが、これは何かの間違いに違いない。
疲れているから見えもしない物が見えたのだと思い直し、冷蔵庫を開けると、
そこにはなんと白目を向いた生首が……、うわっと思い冷蔵庫を閉めましたが、
きっと疲れのせいで幻覚を見たに違いないと自分に言い聞かせ、
再び冷蔵庫を開けると、なんと誰かの生首が白目を向きながら笑っているのです。
思わず冷蔵庫の扉を閉めましたが、きっと気のせいで、
何かと見間違えをしたのだと自分に言い聞かせ、扉を開け直すと、
なんとそこには、何者かの生首が白目を向いて笑っていたのです。

193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:09:57.66 ID:M4rhL3JX0
>>161
今まで耐えてきたがもうだめだ
子供のころって親に愛されるのが当たり前って思ってるんだよな・・・
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:13:53.27 ID:WLJ/KZmuO
やばいよこのスレ…
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:14:43.44 ID:xOC3pcL/0
オナーニしてから寝るんでオカズくれ
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:16:11.79 ID:usHNsQyM0
もう朝じゃねーかwwwwwww今日も一日ニート生活だおwwwwwwwwww

だお
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:16:39.86 ID:o5fGd2kUO
みんなが泣いた泣いた言ってると
「良い話だな〜…」
ってしみじみ無表情な俺が異常みたいじゃないか
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:22:09.37 ID:2gLFA31qO
夜に「チョット、ジュース買ってくる。」と言って1km程の道のりを自転車で爆走。
息を切らして無人販売機に辿り着くと、ヤ○ザっぽいおっちゃんが補充してた。
厨房丸出しの風体の俺に、おっちゃんは「ボウズは買うたらアカンぞ!」と一喝。
怖いわ、恥ずかしいわでショボーンとなって帰ろうとするところにおっちゃんが、
重そうな紙袋をドサッと自転車カゴに放り込んできた。
「親からもろた大事なカネは、勉強のために使え。」と言ってまた作業に戻って行った。
恐る恐る紙袋の中を覗くと、10冊近いエロ本が入ってた。
俺はおっちゃんの背中に深々とお辞儀をすると、自転車を駆り家路を急いだ。
あの時ほど自宅までの坂道が軽く感じた事はない。
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:22:48.80 ID:2gLFA31qO
5、6年前夏の日。当時、オレはサラ金の取り立て屋をやってて、いつものように追い込みかけにいったんだ。
でも、親たちはとんずらこいていて、その家には5歳ぐらいの男の子とその妹が置いてけぼりにされてた。

オレはまだペーペーで周りの先輩らと違って顔も恐くなかったらしく、家に行ったときに下の子にすぐなつかれた。

ボロボロの服で風呂にも入ってなくて「いつから親はいないんだ?」って上の子に聞いても下を向いたまま何も答えない。

「何食ってたんだ?」って聞いたら静かに首を横に振った。

しょうがないからポケットに入ってあった飴玉あげたら、すっごいおいしそうに食うんだわ!
それ見てたらなんだかやるせなくてやるせなくて涙が出てさ、横にいた先輩らももらい泣き。

そんですぐに先輩らと一緒にたくさんの食べ物と洋服を買ってきて、近くの銭湯で体洗ってやった。
そのあと、オレらじゃどうしようもないから施設に連絡を入れた。

連れていかれるとき「お兄ちゃんありがとう…」って言ってた。

・・・全然ありがとうじゃねーよ・・・オレたちがお前らの親を追い込んだのに。

そしてオレはその日のうちに取り立て屋から足を洗って、今では孤児院に勤めるおじさん。子供たちにあげるのはもちろんあのときと同じヴェルダースオリジナル。なぜなら、彼らもまた、私にとって特別な存在だからです。
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:24:18.55 ID:vTzK0rkSO
最近夜バイト→朝寝るの繰り返しで滅多に親と会わない。
今日もそう。こんな時間だしw
それに夏以降、俺以外みんなカナダに行くんだ。
来年成人式なんだけどな…いいけど

だから次起きてる時に会ったら肩揉みするんだ。
母の日にちゃんとありがとうするんだ。
なんか突然ごめん。寝る。
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:26:31.25 ID:j4CzdvOT0
>>199
いい話だなぁ・・・涙がチョチョ切れる
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:33:06.30 ID:95enKPnsO
今日12時からバイトなのに今まで読み耽ってしまったorz
俺も近々家に帰って孝行してくるわ
感動をありがとう
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:36:46.27 ID:2gLFA31qO
>>197
まぁそんなもんだろ
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:40:24.99 ID:VbuqTLnrO
>>199
最後に落ちがあるのがいいなwwwwwwwwwwwwwwwwww
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 06:49:09.66 ID:ttPRPMu+0
鼻水量がやばい
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:01:17.65 ID:usHNsQyM0
このスレ見てARIA見たから今の俺はスーパー聖者タイムだぜ
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:01:19.90 ID:kzqf5LP40
187 名前:_ 投稿日:02/01/18 09:27 ID:sT4W+oO/
98仏W杯のクロアチア戦だったと思うが、日本の予選敗退が決まった時、

勝利に喜ぶクロアチアのサポーターに対して、日本のサポーターから
「決勝リーグ進出おめでとう。同じリーグを戦った戦友として、
 日本は、クロアチアの今後の健闘を祈ります」

というような英語の横断幕が張られた。
そして、日本側から
「クロアチア・ちゃちゃちゃ クロアチア・ちゃちゃちゃ (拍手)」
というエールが送られた。
期せずして、クロアチア側からも
「ニッポン・ちゃちゃちゃ ニッポン・ちゃちゃちゃ(会場全体が大拍手)」
という状況になった。

自分は当時も今もヨーロッパ在住の身で、ユーロスポーツTV(英語版)で
観戦していたんだが、司会者とコメンテーターが、

「何と感動的なシーンなのでしょうか。長年W杯を観戦していますが、試合後に
 これほど胸がいっぱいになったのは初めてです!」

「本当にその通りです。試合後に両チームの健闘を称えあう、これこそが、
 W杯が目指しているもののハズです。なんて素晴らしい・・・(嗚咽)」

自分もその言葉に泣きました。イタリアやドイツにはクロアチアからの
移民が結構すんでいるんだけども、今だにこのことを覚えてくれている人もいる
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:01:52.23 ID:kzqf5LP40
電車で帰省していた時のこと。
結構まんべんなく人が座っているくらいの乗車率で、私は優先席付近に立っていたのだが、貧血を起こしてしまい床にしゃがみこんだ。
すると優先席に座っていた老夫婦の片方(おじいさん)が席を譲ってくれた。私も最初は遠慮したが

「わしは健康だけどアンタ具合悪そうだし、優先席はジジババの為だけのもんじゃないよ」

と言って下さったし、おばあさんのほうも勧めて下さったので座らせてもらった。
貧血が回復したら立つか移動しようと思いながら。
 
で、しばらく座っていたら、とある停車駅でおばちゃん二人が乗ってきた。
そのおばちゃん、暫く席を探して車内をうろついていたが、生憎満席だったらしくドアの方に戻ってきた。そしてドア付近に立ったまま喋り出したのだがその内容が丸聞こえ。

「あの子老人立たせて座ってるわよ」
「私たちだって立ってるのにねぇ」
「これだから最近の若い子は……」

と完全に私に文句を言っている。
なんかいたたまれなくなって立とうとするも、まだ具合が悪くて立てそうにない。
私の様子に気付いたおばあさんが「いいのよ気にしないで」と言って下さるものの肩身の狭い思いをしてたら、おじいさんがキレた。
おじいさんはそのおばちゃん二人に歩み寄って行って

「確かにあの子は若いが、具合が悪いからわしが席を譲ったんだ。
 あんたら見た所座らなきゃいけないようなトシでも身体でもないだろうが。
 悪口言ってる暇があったら少し他人のこと考えたらどうだ」

と穏やかだが説得力のある口調で窘めた。
おばちゃん二人、最初は呆然とおじいさんを見ていたが、結局コソコソと車両を移っていった。
戻ってきたおじいさんは、私に「あんなの気にする必要ないからね」と朗らかに笑っていた。
こんな人と結婚できたおばあさんは幸せだと思った。
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:02:17.72 ID:kzqf5LP40
高校時代にお世話になった塾の先生の話なのですが。
先生は身長が高く体に厚みもある立派な体格の男性(推定40歳台半ば)で、
よく通る声で物凄く授業の上手い、そして、誰に対してもフレンドリーでありながら
生徒の誰とも馴れ合わない、プロ中のプロといった風情の方でした。
で、受付事務のおばさまから聞いたのですが…

以前、右翼の街宣車が塾のすぐ前の通りに陣取って演説をし、
先生のよく通る声もさすがにかき消されるほどの大騒音を立てたことがあったそうです。
受験間近の、冬の出来事だったそうです。
先生は「ちょっと失礼。あの、10分少々、プリントの長文を和訳して待ってて下さい」と言うと、
淡々とした足取りで教室を後にしたそうです。
え!? と思った当時の生徒さんがこっそり後をつけると、先生は街宣車に一直線に向かっていきます。
そして、見張りみたいなことをしていた右翼の若手(?)に、

「貴様ら! あの看板(塾の)が見えんか!
 お国の未来を背負って立つ若人が勉学に励むのを妨げるのか!!
 それが国を愛し国を憂う者のなすべきことか!!」

と声の限りに怒鳴りつけたそうです。
食って掛かる若手。生徒たちが「こりゃマズイ」「人を呼ばなきゃ」とあたふたしていると、
車の中からおっかなそうな老齢の男性が現れて、若手を制し、先生に向かって
「仰ること、まことにごもっともです。このような無様なことはもういたしません」
と頭を下げ、先生もまた
「ご理解かたじけない。」と頭を下げて手打ちに。街宣車は去っていったとのことです。

淡々と塾に戻ってくる先生を、覗き見の生徒たちが興奮して「すごいっす!!」と出迎えると、
先生は「ずいぶん和訳のスピードが上がったじゃない。頼もしいね」とニヤリと笑い、
何事もなかったように静かになった教室で授業を再開したとのことでした。

210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:02:46.47 ID:kzqf5LP40
ある日、父が携帯を片手にノートに何か書いていた。
何をしているのかと聞いたら「お母さんから貰ったEメールを記録してるんだよ」と。
母からのメールの送信日、タイトル、本文…全てを書き記していた。顔文字まで。

「メールって保存出来る数が決まってるんだね。古いメールが消えるのは寂しいね(´・ω・`)」
「手紙だとずっと大切に保管できるのにねぇ…」

結婚20年以上経っても母が大好きな父が大好きです。
2111/2:2008/03/18(火) 07:04:15.31 ID:kzqf5LP40
今日、生まれて初めてバイトに行ってきた。
高校終わり頃から引きこもりはじめ、附属だからエスカレーターで大学にいくものの、
オタでキモな俺は誰かと会うのが苦痛で、最初の1年はほとんどを無駄に過ごした。
今年になって、だんだん「これじゃだめだ」と思うようになり、大学にもぼちぼち通いだした。
小遣いくらいは自分で稼ごうと思ってバイトを探して、荒療治だけどここでやらないともう後がないと思い、
コンビニのレジに申し込んだ。

生まれて初めての面接でとても緊張した。
どもりながら、一生懸命話したつもり。後日、採用の電話が来た時は腰が砕けそうになった。

そして今日。
研修ということで従来の二人勤務に自分が加わる形でバイトが始まった。
1つ上と2つ上の男の先輩で、どちらも系統こそ違うが整った顔立ちだった。
「俺みたいなのはきっと蔑まれるんだろうな」と鬱々になっていたけど、
2つ上の人は、俺の目を真っ直ぐ見て、仕事上の上下はあるにしても、人間として対等に接してくれた。
1つ上の人は、とても親しげに接してくれて、気軽に話しかけてくれた。

見た目がイイ人は性格がどこか捩れてるという先入観は見事に砕かれた。

メモ帳を取りに控え室に戻ろうとすると、中から話し声が聞こえてきた。
ひとつ前の時間帯に勤務していた女子高生2人と、商品補充を取りに行っていた2つ上の先輩だ。

「○○せんぱぁ〜い、あのヒトですか?新人のwなんかキモくないですかぁ〜?w使えなさそうw」

あぁ、そうだよな。そういう評価がつけられる外見だって自覚してた。先輩だって内心そう思ってるだろうな。

「・・・コンビニのレジは、いつからモデル業になったよ?使える使えないはこれから俺が判断する。というか、俺が
彼を使える様に鍛え上げるよ。話してみても、根が悪くないのは充分伝わったし。
お前らもな、そんな年で、いやまぁ、そんな年だからだろうけど、人のいないとこで、外見とかとやかく言うのは
2122/2:2008/03/18(火) 07:05:07.60 ID:kzqf5LP40
やめておけよ。今のは聞かなかった事にするから。わかったな?」

思いもかけない言葉を聞いて、思わず泣きそうになった。いや、多分半分泣いてた。

するといきなり扉が開いて、先輩が出てきた。
「・・・おっと。どうした?」
「あ・・・いえ、メモ帳取りに・・・」
「そっか、熱心だな。よっしゃ、どんどん教えるからさ、頑張ってくれな。期待してるから」

と肩を叩いて売り場に戻っていった。俺は震える声を必死に抑えて俯いてたけど、きっと先輩は
気づいていたんじゃないかと思う。

バイトの仕事はとても疲れた。頭も良くないし、要領も悪い俺に、二人の先輩は根気強く指導してくれた。

「不慣れで大変だったろ。でもまぁ、こんなのは数こなせば慣れるもんだから。最初はできなくて当然だし、
一生懸命やってくれてるしね。俺らもサポートするから、これから一緒にやってこうな」


お世辞にも外見良くないし、要領も頭も悪い俺に、ここまで気を使ってくれる人がいるとは思わなかった。
自分と正反対の世界にいるような人が、俺なんかを対等に扱ってくれるとは思わなかった。
見た目や印象でなく、あくまで一個の人間として、能力の得手不得手で扱ってくれる人がいると思わなかった。

213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:06:33.47 ID:kzqf5LP40
不思議は不思議なできごと。

小学校低学年の頃。家の近所に市電、つまりちんちん電車が一両捨てられていた。
原っぱの一角に錆びだらけで放置された車両。
今考えてみればちょっと薄気味悪いが、当時の子供たちにはかっこうの遊び場だった。
子供のよく作る秘密基地、この車両も当然ながら秘密基地化していた。その日、私はひとりで秘密基地で遊んでいた。
いつものメンバーがほかで遊んでいることは知っていたがな ぜか猛烈にここに来たくなったのだ。
ひとりということで妄想全開で遊んでいると、急にひとりの女の子がはいってきた。
同じくらいの歳の子だが見たことのない子だった。

そして入ってくるなりこう言ったのだ。

「あっ、ほんとにいた!」

普通、この手の話だとこの女の子が実は……ってなことになるのだが、昨日引っ越してきたばかりの『生身の』女の子だった。歳も同じ。彼女は続けてこんなことを言った。

「昨日夢を見たの。きれいな女のひとが、古い電車を見つけることができたら友達ができる、って言う夢」

夢を信じ、来たばかりで右も左もわからない街で電車を探してまわったそうだ。そんなものがあるかどうかもわからないのに。
でも原っぱでほんとうに電車を見つけ、ほんとうに同い年の私を見つけたのだという。

「友達になってくれるよね」

不思議な出会いであるが断る理由はなかった。

彼女とは現在もつきあいがある。
というか……今私の嫁になってます。
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:07:00.37 ID:kzqf5LP40
朝起きたら枕元で半死のスズメがピーピー言ってた

後日、猫が小動物を捕まえて家に持ってくるのは
興味わいて殺したけどいらなくなって飽きたとか、
プレゼントで持ってきてくれたわけじゃなく、
狩りの出来ないダメな奴にエサを取ってきてやったって感覚ってのをテレビで見た

俺は泣いた
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:09:59.07 ID:kzqf5LP40
大学の頃、同じサークルだったA。人を陥れたりこき下ろしたりするのが好きな、すごい嫌な男だった。
障害者が歩いてると

「おい、シンショー来たぜシンショー。なんかくさくねー?www」

とか言い出すタイプ。
人の紹介をする時は親でも友達でも彼女でも欠点から説明するような奴。

卒業してからは連絡をとることもなかったのだが、偶然街中で会ったのでお互いの近況報告をした。
Aは今度結婚するという。
相手は会社の先輩で、五歳年上。年の差を理由に交際を断られたのだが、何度も何度もアタックしてOKもらって、やっと結婚なんだ!とすごく嬉しそうな顔で言っていた。

「彼女すごい綺麗でさ、俺絶対この人と結婚する!
 この人じゃないと意味がない!って思ったんだ!」

あのAが彼女の悪口を一つも言わないなんて、さぞかし美人さんなんだろうな、と思った。

Aの結婚式の二次会に招待されたので行った。
新婦さんは美人というほどでもない、それなりに普通の、でもあったかい感じのする人で、右手の手首から下がなかった。
先天的に欠損しているらしい。Aは俺に彼女の話をする時、その事は一言も言わなかった。食事の時も、片手で不便そうな場面になるとAがおしぼりを差し出したりとか、すごく自然にフォローしていた。人が困ってるの見てニタニタしてるような奴だったのに。

彼女がAの性格を変えたんだな、新婦さんGJ!って思った。
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:17:43.43 ID:kzqf5LP40
もう誰も見てねぇのかな・・・。
いいや、適当に拾って貼り続けるから
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:18:43.32 ID:usHNsQyM0
あんたのこと、いつでも見守ってるからね
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:19:18.75 ID:2gOzjq7xO
>>216
俺は見てるぜ
目が重い
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:22:55.07 ID:hBZ0AkSo0
空から見守っています
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:36:34.04 ID:lVw8bpJ+0
GJ
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 07:58:23.22 ID:YI0WiPA7O
保守
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:00:58.45 ID:kzqf5LP40
連投規制…。
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:01:14.18 ID:ttPRPMu+0
クソッ
追いついてしまったッ
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:02:12.16 ID:YI0WiPA7O
>>222
頑張って
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:02:26.11 ID:kzqf5LP40
俺には妹がいる。昔はしつこいと思うくらい俺についてまわった。
中学に入った辺りからだんだん冷たくなってきて、俺が話し掛けても冷めた反応。
そしてある日のこと。その日は俺の誕生日。
朝飯を食べていると、まだ早いのに妹が行ってきます、と玄関にむかった。
玄関までついていって「俺、今日誕生日なんだけど」って言ったら
へえ、と冷たい反応。さすがに落ち込んだ。
その夜のこと。
トイレにいこうと部屋を出ると、妹の部屋の戸が開いている。風呂のようで
しばらく帰ってくる様子はない。悪いとは思いつつ、部屋に入る。
机の上には日記帳。いけないとはわかっていたが、好奇心に負けて開いた。
そこには、その日の日付でこう書かれていた。

『今日はお兄ちゃんの誕生日。お母さんに言って、今日のお兄ちゃんのお弁当は私が作ることに。
 お兄ちゃんは何にも気が付かずに食べたみたい。
 大成功?なのかな。ハッピーバースデー!お兄ちゃん』

俺は泣いた。
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:04:40.94 ID:kzqf5LP40
ある恋人同士が公道でスピードを上げているときだった…

彼女:ね〜スピード落として私恐い!
彼氏:やだ。楽しいじゃん。
彼女:ぜんぜん!恐いから本当にお願い!
彼氏:じゃ俺のこと愛してるって言って。
彼女:わかった。愛してる!
彼氏:じゃ俺を抱きしめて。

彼女は抱きしめた。

彼氏:な〜俺のヘルメット取っておまえかぶれる?メットじゃまなんだよ。

次の日の新聞にこうあった:

エンジンまたブレーキ故障によるバイク事故!
バイクには二人乗っていたが一人しか助からなかった。

真実を語るとこうだ…
坂を下り終えた時、彼氏はブレーキがきかなくなっている事がわかった。
だが彼女には、知られたくなかった。

その代わりに、彼女に愛していると言わせ、最後に最後の抱きしめをもらった。
そして、彼女が生き残れるようヘルメットをかぶらせた。
そのせいで自分が死ぬかもしれないと分っていながら…

幸せ、それはこの話のように、深く人を愛せる事。
考えてみてください。
あなたなら、誰にヘルメットを渡しますか? 
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:14:17.53 ID:kzqf5LP40
連投規制怖いので保守お願いします。
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:15:59.41 ID:ttPRPMu+0
保守
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:21:46.59 ID:kzqf5LP40
生まれてから今までで、他人のバイクを借りたのは一度だけ。
あの、阪神淡路大震災の日、芦屋に住む兄の安否を確かめに行く時、親友にほぼ新車のXL200Rを借りた。
でも「貸してくれ」と頼んだわけじゃない。
あの日の朝、俺はそいつに電話をかけたんだ。
「急でスマンが、お前のXL、売ってくれ」
「一体どうしたんだ」
「これから芦屋に行く。俺のバイクじゃたどりつけるかどうかわからん。お前のを使わせてくれ。買い取るから」
「わかった、XLはタダでお前に呉れてやる。後でいらなくなったら引き取ってやる。もってけ」

XLは芦屋・大阪を2往復し転倒1回、タンクに窪みができた。俺は友人宅にそのバイクを乗って行き、新車購入価格で
買い取ると伝えた。
そいつが言うには「それはお前にくれてやったんだ。銭など要らぬ。でも、もう使わないから邪魔だというのなら
そこに置いて行け。俺が拾って使うから」

俺はあえて礼を言わず、XLを置いて帰った。
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:29:16.07 ID:kzqf5LP40
昨日合コンがあった。

ブサメン俺とイケメンA(幹事・遊び好きのB系)とイケメンB(クリスマス近くて飢えてる)と普通メン。
俺とAとBは大学の友達。
Aの開く合コンに呼ばれるのは4回目で、どうせまた人数あわせだろうなとは思いながらもわずかな期待を胸に抱いて飲み屋の個室に行った。

女の子4人(Aの知り合い)はどの子も遊んでそうだけど可愛かった。
Aは本当に女の子達を盛り上げるのが上手で5分もたたないうちに場はテンション↑。
30分ぐらいたった時Aがトイレにいく。
それと同時に酒が入ってる女のひとりD(過去に合コンで俺とも面識ある)が俺に

「そういえばさー、前の(合コンの)ときあったじゃん。
 あれから○○(俺)クン、E子にキモメル送ったっしょー?」

E子はDの友達で、過去の合コンの時に俺が唯一メルアドをゲットした女の子だった。
(ちなみに昨日の合コンにはいなかった。)
確かにメールを何回か送ったのは事実だったが、内容もたいしたことないし向こうも普通に返信していてくれた。
俺はキョドリながらDに

「E子なんか言ってたの?」

と聞く。

「E子怖がってるからマジやめといてやってね。」

と答えるD。
そこから地獄の始まりだった。
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:29:55.90 ID:kzqf5LP40
そのメール内容に場は興味深々で、E子から聞いたらしいDが大げさに装飾してベラベラしゃべり、場は笑いと引きと俺への嫌悪のまなざしの渦。
その時点で今までは『クリスマス』やら『バイト』やらが中心だった話のネタが『俺という人間』にシフト。
Aもトイレから帰って来て「なになに?盛り上がってるじゃん!?」と興味津々。
Bが俺が普段学校でいかに挙動不審でキモイかを笑いのネタとしてしゃべりまくる。
場は大笑い大笑い。
D以外の3人の初対面の女も俺のことを『完全に見下していい人間』だと判断したらしく容赦なく俺の容姿を笑いのネタにする。
場は大笑い大笑い。
はじめは「うっせーなー」と笑いながら返していた俺も、だんだんと頭が真っ白になっていき涙が出そうになった。
心の中で(ここで泣いたら俺は終わりだ)を繰り返しながら踏ん張っていたら、トイレから帰って来て以来なぜか盛り上がりの輪に入ってなかったAが

「おめーらマジうぜーって」

と一言。
場は一瞬「はぁ?」といった感じで凍りつく。

「なんかマジ最低だな。つか人間じゃねぇって。」

と言いながら席を立って店を出て行こうとするA。
ポカーンとしてる俺に向かって

「おい○○早くこいって。」

と言うAに促され、俺は混乱しながらも席を立った。
席を立ってAの後を追う俺の後ろからは沈黙の後の
「はぁ?」だの「わけわかんねー」だの「かっこつけ?w」だの場に取り残された男女の声が聞こえた。
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:30:46.75 ID:kzqf5LP40
店を出てからの俺は頭を整理するのでイッパイイッパイでAの後ろについていった。
んで自分がどういう目にあったかをひとつひとつ整理していったら、堪えてた涙が嗚咽と一緒に出てきた。
自分が情けなくてしょうがなかった。
Aは歩きながら「マジムカつくよな」とか「マジおちるって」とか言ってたけど独り言なのか俺に同意を求めているのかわかならかったので俺は何も返さなかった。
とにかくAは街をどこ行く当てなどなく早足で歩き、俺は後についていった。
今思えば、この時のAは俺とは比べ物にならないぐらい頭を整理するのでイッパイイッパイだったんだと思う。
自分が言っちゃったこととか怒りとか今後あいつらとどうなるのかとか。
歩いてる途中、Aの携帯の着信音が何回か鳴ってたけど、Aはそれを無視してた。
ずーっと歩き回ってAはそばにあったコンビニに入った。俺も続いた。
Aは飲料コーナーに行って、

「飲みたらねーから俺んち来て飲まねー?」

と聞いてきた。俺は断った。
そのうちAがはっと思いついたように

「そういや俺幹事のくせに金払ってねーじゃん!!」

と言った。
俺は

「俺もだよ。食い逃げじゃん俺ら」

と返した。二人してコンビニで爆笑した。

「食い逃げだよギャハハハハハ!!」

と二人してコンビニで腹がよじれそうになりながらずーっと爆笑してた。
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:31:11.08 ID:kzqf5LP40
今日になって、俺は到底学校に行ける気分じゃなく家のベッドであれこれ考えていた。
夕方にAから電話があった。必修科目のテスト範囲発表が授業であったらしく、休んだ俺を心配したようだった。
俺が「コピらせろ」と言ったらAは「100円な」と返してきた。
普段どおりの会話に俺はすごく安心した。
(俺を呼ぶのはどうせ人数あわせだろ。)
とAに対して思っていた自分を本当に殴ってやりたくなった。
思えばAの交友関係は広いし、わざわざ俺なんかを呼ばなくてもいいはずだったんだ。
ブサイクでキョドってばっかで彼女一人できない俺をほんとに心配して、Aは毎回合コンに呼んでくれたんだと思った。

「なんかマジ最低だな。つか人間じゃねぇって。」

と言ってくれたAの声は結構震えていたのを覚えている。
Aみたいに誰とでも気軽に話すチャラけた男でも勇気を振り絞って言ってくれたんだと思うと、なぜか気が楽になった。
こいつとはずっと友達でいたいと思った。

234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:32:23.27 ID:lVw8bpJ+0
仕事探すわ
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 08:39:04.78 ID:ttPRPMu+0
保守
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 09:26:03.93 ID:4ft9UGGNO
追いついた保
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 09:33:30.65 ID:2+GjyOlhO
追いつき保守
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 09:38:43.21 ID:YI0WiPA7O
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 10:02:51.63 ID:s1WCusHT0
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 10:35:00.40 ID:s1WCusHT0
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 10:51:38.81 ID:YI0WiPA7O
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 11:05:53.62 ID:LhWoy5qcO
おいついた


>>64天才
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 11:43:30.10 ID:LhWoy5qcO
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 11:57:03.24 ID:4uNwZYi90
sage
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 12:36:29.71 ID:cHoyRSQ5O
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 13:00:16.24 ID:KxmyYgP+O
あげ
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 13:14:59.40 ID:2gLFA31qO
いやー、いいねぇ
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 13:41:54.79 ID:2gLFA31qO
666 名前:足元見られる名無しさん[sage] 投稿日:2008/02/01(金) 05:37:43 ID:SzplpDsr
10年つきあってた彼女と去年の夏に別れた(振られた)。
100周年のホーウィンモデルが、当時どうしても欲しかったんだけど、

「似たようなのを何足ももってるじゃない。
 これからお金かかることばっかりなんだから我慢しなきゃ。」

って言われて、何度も靴屋さんには見に行ったものの結局は買わなかった。
「どうせ別れるんだったら、ブーツを買っておけばよかった。」
なんて思うこともあった。

いや、別にね、俺もこんな愚痴を聞いて欲しいわけじゃないのよ。

昨日、部屋の掃除をしてたんだけど、押入れの奥から出てきたんだよ
白地に赤い羽根のエンブレムのついた箱が。
中身は100周年のホーウィンモデル。
手紙まで付いていやがった。

「やっと気がついた?あんまり見つけられないから隠し場所を変えたのはこれで3回目だよ。
 誕生日プレゼントにと思って買ったのに、まさか1年以上も発見されないとは。
 こうなったら私も意地になって、見つけるまで絶対に教えないもんね。
 いつも『ちゃんと手入れをすれば一生モンだ』ってブーツや財布を磨いてる姿を見てるのが好き。
 私のこともいつも大切にしてくれてありがとう。
 この靴も大事にしてね。」

だってよ。

結局この時間まで寝られなかった。あと1時間もしたら仕事に行かなきゃならん。
どーすりゃいんだよ。誰か助けてくれ。
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 13:44:55.24 ID:2gLFA31qO
366 名前: スパイ(神奈川県)[] 投稿日:2008/02/07(木) 13:03:50.05 ID:YchuxZev0
過去に戻れるんだったら

・世界3大美女は本当にキレイだったのか写真撮ってくる
・ナスカの地上絵は誰が描いたのか動画撮ってくる
・ケネディを殺したのはオズワルドかどうか調べてくる
・友達に今日はバイク乗らない方がいいよって言ってくる
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 13:47:04.67 ID:2gLFA31qO
車に乗れるのがうれしかった頃があって
車を運転するのがうれしい頃があって
車に乗せてもらえるのがうれしい頃が、来る

おじいちゃんは、俺に「免許取れ」って、お金をくれた
免許を取った俺は、おじいちゃんを、車に乗せた
おばあちゃんがいる病院に、おじいちゃんを連れてった
おじいちゃんは、ありがとうと言ってくれた

おじいちゃんが先に逝った
俺は、おばあちゃんを乗せて、斎場に行った
おばあちゃんは、ありがとうと、言った

ありがとうは、おじいちゃんに言ってくれよ、と言ったが
おばあちゃんには、もう分からないらしかった
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 13:48:53.79 ID:2gLFA31qO
俺の幼馴染に、男の癖に弱虫で涙もろい奴がいた。
ただそいつは天性のマラソンランナー、陸上部では英雄だった。
俺も同じ種目だったが、どうやっても追いつけない。
いや、他の誰でも−先輩でさえあいつの走りには勝てなかった。
悔しくて悔しくて、俺はあいつに負けない練習量をこなし続けた。

そして中学に入ってすぐの頃、俺は初めてあいつを抜かした。
でも、俺が速くなったからじゃない。向こうが遅くなったんだ。
全身の筋萎縮症。詳しい病名は忘れたが、それが医者の診断だ。
あいつは生きる希望を、俺は勝利の機会を永遠に失った。
なのにあいつ、元気一杯に俺を応援し続けるわけよ。
「僕は走るのも、走ってる人を見るのも好きなんだ」て。
俺が地区予選で優勝したときなんか、人前で大泣きしちゃってさ。
車椅子の中で、自分のことみたいに顔をくしゃくしゃにしてた。
あれが恥ずかしかったのかなあ。
それとも、やっぱり走れないことが辛かったのか?
あいつはそれからしばらくして逝った。

その後もあいつを追い続けた俺を、人は「最速の男」と呼ぶ。
けれど、それは間違いだ。
まだ、一度もペースメーカを抜けたことがないのだから。
何年も見続けたあいつの背中が、今日も俺を引っ張っている。
いつまでだって、その後を追ってやるさ。
あいつの残像に追いつくまで……追い越すまで。
そして、同じところに召されるまで。
誰にも見えない、ゴールインの直後を駆け抜けるんだ。
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 13:50:37.56 ID:4Sj2975MO
今起きたけどすげwまさかここまで伸びるとは(´;ω;`)

保守してくれたみんなありがとね。
2531/2:2008/03/18(火) 13:50:59.77 ID:2gLFA31qO
この間、検査で病院行ったんです。病院。
そしたらなんか先生がMRI撮った写真見て深刻な顔しやがるんです。
で、よく見るとなんか影が見えるとか言ってご家族の方にもお話をとか言い始めるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、たかだか影如きで普段来ない家族まで病院呼ぶんじゃねーよ、ボケが。
影だよ、影。
ただの現像ミスじゃないかっての。
なんか親まで呼ばれちゃって一家4人で病院か。おめでてーな。
よーし俺手術頼んじゃうぞー、とか明るく言ったら怒ってるの。もう見てらんない。
お前らな、10万円やるからさっさと入院させろと。
病院ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
治るか治らないか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
2542/2:2008/03/18(火) 13:51:31.16 ID:2gLFA31qO
取り合えず病状が病状ですから一応身辺整理を、とか医者が言って笑えない。
帰宅して入院準備とかしてたら家族全員集まってきて大丈夫だからとか言ってるんです。
で、やっと落ち着いたかと思ったら、嫁の奴が笑顔で、大丈夫心配ないよとか言ってそこでまたぶち切れですよ。
あのな、心配なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
不安げな笑顔して何が、大丈夫、だ。
お前は本当に心配してるのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、大丈夫だよって言いたいだけちゃうんかと。
入院直前だってのに一緒に寝てお前が俺を腕枕して頭抱きかかえて、大丈夫だからねって何者ですか。
俺の頭が良くなりますようにって俺が眠るまで唱え続けるのは美容のためにも良くないから止めろっての。
死んだら許さないとか言って死んだ人間をどう許さないんだっての。
もし死んだらお前は若いんだからさっさと俺を忘れて他の男と幸せになれなんて、俺も言ったりして格好をつけてみたりしちゃうだろうが。
大丈夫大丈夫って何千回も言わずさっさと次のことを心配しろって。
心配性な俺から言わせてもらえば今、小心者での最新流行はやっぱり、不安を押し殺して問題ない、これだね。
碇ゲンドウ風に問題ない。これが通の頼み方。
頭をちょっと開いて中の影取り出す、だけ。問題ない。これ。
で、それにやってみたかったスキンヘッド。これ最強。
しかしスキンヘッドにすると俺の頭の形の悪さがバレるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前ら健康人は、健康診断の体脂肪率結果に慄いてビリーズブートキャンプでも入隊してなさいってこった。
2551/4:2008/03/18(火) 13:55:52.98 ID:2gLFA31qO
俺が結婚したのは20歳の頃だった。妻は21歳、学生結婚だった。
二年程貧乏しながら幸せに暮らしていたが、ある時妊娠が発覚。
俺は飛び上がる程嬉しくて一人ではしゃいでいた。
「無茶はしないで」という妻の言葉も無視して次の日には退学届けを提出。
叔父さんの経営している会社にコネで入れてもらった。
とにかくやる気満々で、働きまくって子供を元気に育てるんだ!ってなもんだった。
今考えても単純だったと思う。

けどそんな幸せも長くは続かなかった。
その後しばらくして、交通事故で妻がお腹の子と一緒に死んだのだ。
この辺りは本当に今でも良く思い出せない。
何やら言う医者につかみかかって殴り飛ばしてしまったこと、
妻を轢いた車の運転手の弁護士を殴り飛ばしたことはうっすら覚えている。
無茶苦茶だった。
それでも何とか葬式をすませ、手続きなんかもこなし、何日か実家で休んだ後家に戻った。

それからは日付の感覚もなく、ただ呆然としていた。
テレビも見ず、ただ、米を炊いて食う、それだけの毎日だった。
自分が鬱なのだとか、落ち込んでいるのだとか、そういう思考もなかった。
自分でも状況がよくわかっていなかったのだと思う。
何となく、カッターで指先を軽く切っては治るまで放置する、とかいう
今思うとほとんど病気のような事を繰り返していた。
突然夜中に意味もなく涙がぼろぼろ出てきたりもした。
死のうという事すら思いつかなかった。
2562/4:2008/03/18(火) 13:56:31.36 ID:2gLFA31qO
当時のことを友人や親に聞くと、様子伺いの電話などには
きちんと受け答えしていたというのだがあまり覚えていない。
おそらくそんなこんなで半年は生活していたと思う。

そんなある日、夢を見た。
どんな夢だったかはほとんど覚えていない。
とにかくひたすら謝っていたように思う。
ふと目が覚めて、「あぁ・・・何か悪夢をみたな」と身体を起こすと、目の前の光景に心臓が止まるかと思った。

目の前に小さな女の子がちょこんと座って俺を見ていた。
「なんだこれは、夢か?まだ夢か?」
そう思いながら自分の心臓の鼓動で視線がぐらつくのを感じた。
とっさに水子の霊だと思った。
死んだ俺の子が化けて出たんだと。
その時が、はじめて自分の妻と子供が死んだとちゃんと認識した時だったように思う。
その子が、「大人なんだから、ちゃんとしなきゃだめなんだよ!」と俺を叱りつけた。
もう混乱に継ぐ混乱だ。
汗なんかダラダラ出て、心臓麻痺で死ぬんじゃないかと思った。
2573/4:2008/03/18(火) 13:57:16.59 ID:2gLFA31qO
その時、部屋のドアから大慌てで隣の部屋の奥さんが入ってきた。
「すみません!この子勝手にはいっちゃって・・・」
そこでやっと現状を把握した。
よくよく見れば、この子は隣の家の子供で、妻がいた頃は何度も会話を交わしたことのある子だった。
ドアを開けっ放しにして寝ていた所に入ってきた実在の人間だ。
幽霊じゃない。
「ああ、違うのか」と思った瞬間、
何だか目の前の幕がはがれたような感じで、俺はその子にしがみついて号泣していた。
「すいません」と「ありがとうございます」を意味不明に連発していたと思う。

後から聞いた話では、そこの一家は引き篭もっていた俺のことを心配してくれており、
何度も夫婦で何をしてあげたらいいか、と相談していたらしい。
その相談を一人娘のその子は聞いていて、落ち込んだ大人を励ましてやろうと活を入れにきたらしい。
すごいやつだ。

とにかく、その日がきっかけで俺はカウンセリングに通い、二ヶ月程で何とか職場復帰することができた。
届けも出さず休んでいた俺を休職扱いにしてくれていた叔父には本当に感謝している。
隣の夫婦とも仲良くなり、寝起きの悪い旦那を起こしてくれ、とか言う無理のある理由で
毎朝家に呼ばれ、朝飯をご馳走になった。
とにかくもう俺の周りの人間が神級に良い人達だった。
俺は救われたし、妻と子供の死をちゃんと悲しむことができた。
2584/4:2008/03/18(火) 14:01:27.21 ID:2gLFA31qO
で、その娘さんが先月結婚した。(すでにその隣室の親子はマイホームを建て引っ越していったが未だに仲良くしてもらってる。)
親戚が少ないから、とか言う理由で式にまで俺が呼ばれ、親族紹介のあとその子と話す時間があった。
俺とその子は口が悪い感じの関係で(15も年が離れているのに)、その日もあまりにも綺麗になったその子に動揺して
「オメーもまだ18才なのに結婚しちゃってもったいないな」
などと俺が言うと笑いながら
「寂しいのか、あんた?w」などと言いやがるので
「寂しいよ!」と言ってしまった。
「俺は昔、お前に助けてもらった。お前のお父さんとお母さんにも助けてもらった。
だからお前のこと大好きだ。だから寂しい!」
とまくし立てるとまた号泣していた。
30過ぎたおっさんがヒックヒック言いながら花嫁の前で号泣だ、かなり恥ずかしい。
気づくとその子も大泣きだ。
新郎側はびっくりしただろうな。
親以外のおっさんと新婦が大泣きしてるんだから。

俺は今でも結局独り身だが、その子が困ったら何が何でも助けてやろうと思っている。
恥ずかしいのでその子には言わないけどな。
もう俺にとってはあの子は自分の娘みたいなものなのだ。
俺の二人目の子供だ。
本当に、ありがとう、ありがとう。いつまでも幸せにな。
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 14:03:43.88 ID:2gLFA31qO
俺は中2の時に酷いいじめにあっていた。
持ち物がなくなる、机に落書きなんて序の口。
指にコンパスの針を突き立てられたり、鉄のヤスリで皮膚を削られたり、足の指を一本一本金槌で叩き潰されたりなんてこともあった。
一時期は本当に死ぬことしか考えてなかった。
俺なんか生まれてきたことが無意味なんだ、と。
俺を必要としているものなんてこの世に何一つ無い、と。
でも、それを思い止まらせてくれたのは姉ちゃんの言葉だった。
以下、姉の言葉
「あんたは自分が生まれてきたこと自体が無意味だって言うけど、私にとってあんたは大切な大切な私の一部だよ」
「私の弟としてあんたが生まれてきて、楽しいこと、辛いこと、嬉しいこと、悲しいこと、色々あったけどそれがなかったら今の私はここにいない。あんたはその全てを否定するの?」
「私はあんたの全てが大切よ。あんたがいなくなったら今までと同じ生活なんてできないわ」
「あんたが私を拒んだって知らない。私にはあんたが必要だもの。世界中があんたを必要としてなくたって、私はあんたを必要としているわ。それだけじゃダメ?」
「ダメならダメでも良いよ。…私も一緒に死んであげる。でも、一つ約束してね」
「死んで、生まれ変わっても、私の弟に生まれてきてね。今度は絶対守ってあげるから…。絶対、生まれてきて良かったなぁ、って言わせてあげるから」

泣いた。
今まで涙なんか枯れ果てるほど泣いたのに、まだこんなにも涙が出るんだっていうくらい。

こんなに何の役にもたたないような俺を必要と言ってくれる人がいる。
たった一人そんな人がいるだけでこんなにも救われる。
生きてる意味があるんだって実感できた。

ありがとうな、姉ちゃん。

来年の成人式を向かえられるのも姉ちゃんのおかげだ。
あれから俺なりに精一杯、頼れる男になったつもりだ。
姉ちゃんから見たらまだまだ頼りないのかもしれないけど、何かあったら頼って欲しい。
姉ちゃんがいなかったら
俺にとっても姉ちゃんは大切な大切な俺の一部だから。
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 14:06:17.76 ID:2gLFA31qO
一年前、俺の親父が死んだ。

という話で泣いたと言うのが良くあるが、俺は泣かなかった。



俺は北海道で漁師をやってる。
ガキの頃から親の手伝いをして骨の髄まで漁師仕事は叩き込まれた。
すげー厳しい親父だった。
どんくらい厳しいかってもう漫画の世界。
ゲンコツなんて毎日のように食らってた。
そのゲンコツのお陰で今も美味いメシ食わして貰ってる。

その親父は6年前の冬に胃癌で死んだ。
やつれて別人みたいだったけど、中身は厳しいまんまだった。
苦しいだろうに弱音の一つも吐かねーの。
遺言は「船は任せたからな」だった。

親父が死んだってのを実感したのは船の上。
仕事始める時の馬鹿でかい掛け声が聞こえなくて「あぁ、いないんだな」って思った。
代わりに自分で叫んでみたら思いの外気持ち良くて今まで損してた気分だった。

俺は今漁師をやってる。
別に泣く事なんか何も無いよなぁ、親父。
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 14:10:45.30 ID:2gLFA31qO
小学生のとき、算数の計算や会話のテンポが少し遅いA君がいた。
でも、絵がとても上手な子だった。
彼は、よく空の絵を描いた。
抜けるような色遣いには、子供心に驚嘆した。

担任のN先生は算数の時間、解けないと分かっているのに答えをA君に聞く。
冷や汗をかきながら、指を使って「ええと・・・ええと・・・」と答えを出そうとする姿を周りの子供は笑う。
N先生は答えが出るまで、しつこく何度も言わせた。
私はN先生が大嫌いだった。

私たちが小学6年生になる前、
N先生は違う学校へ転任することになったので、
全校集会で先生のお別れ会をやることになった。
児童代表でお別れの言葉を言う人が必要になった。
先生に一番世話をやかせたのだから、A君が言え、と誰かが言い出した。
お別れ会で一人立たされて、どもる姿を期待したのだ。

私は、A君の言葉を忘れない。

「ぼくを、普通の子と一緒に勉強させてくれて、ありがとうございました。」

A君の感謝の言葉は10分以上にも及ぶ。
水彩絵の具の色の使い方を教えてくれたこと。
放課後つきっきりでそろばんを勉強させてくれたこと。
その間、おしゃべりをする子供はいませんでした。
N先生がぶるぶる震えながら、嗚咽をくいしばる声が体育館に響いただけでした。
2621/3:2008/03/18(火) 14:14:00.55 ID:2gLFA31qO
10 名前:風と木の名無しさん  sage 投稿日:02/08/16(金) 11:52 ID:8ohH3l5k
長いんだが(゚Д゚)ゴルァ!させてください・・・

ばあちゃん(゚Д゚)ゴルァ!
四年ぶりに田舎帰ってその帰り際に押し問答で押しきられた封筒の厚さがおかしいと思ったら
 5 0 万 もはいってましたよ(゚Д゚)ゴルァ!
渡されるとき変だな変だな〜って思ってましたよ(゚Д゚)ゴルァ!
1万円でも漏れには大金なのに 5 0 万 て何事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
漏れはちょっと前に事故で死にかけて、今すげー金欠ですよ
でもな、ばあちゃん
何やってんですか(゚Д゚)ゴルァ!
50万てばあちゃんその金稼ぐのにどれだけ苦労しましたか?
ばあちゃんが作ってうってる野菜ひとふくろ100円ですよ(゚Д゚)ゴルァ!
ひとふくろたった5本の胡瓜だけれどそれをつくるのにばあちゃんどれだけ苦労しましたか(゚Д゚)ゴルァ!
曲がった腰更に曲げて草取り水遣り肥料遣りに支え作り袋詰だって楽じゃないですよ(゚Д゚)ゴルァ!
ばあちゃん、体きついって、頭痛い腰痛い足痛いって言ってるじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!
ばあちゃんの胡瓜はばあちゃんの命すり減らして作ってますよ(゚Д゚)ゴルァ!
金額も金額だけど、金の価値はそれだけじゃないですよ(゚Д゚)ゴルァ!
漏れはばあちゃんの命を喰ってるようで涙が止まりませんよ(゚Д゚)ゴルァ!
田舎にも帰らず28P300円でフォモ本作って売りさばいてたりしてごめんなさい(゚Д゚)ゴルァ!
漏れの本とばあちゃんの野菜は価値が違うよ
四年ぶりに会ったばあちゃん、ちっちゃくなって
声もちいさくなって前はきりきり働き者だったのに頭痛いってずっと寝てましたよ(゚Д゚)ゴルァ!
2632/3:2008/03/18(火) 14:15:35.87 ID:2gLFA31qO
11 名前:風と木の名無しさん  sage 投稿日:02/08/16(金) 11:55 ID:8ohH3l5k


医者いってください
整体いってください
頼むから!
頼むから、ばあちゃん!
「被爆者手帳で医療費ただだから気にせんで」って
医療費ただでも交通費はただじゃないじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!

「あんたが生きててくれて嬉しいん。
このお金で車買い、今使わなくても結婚資金にすればいいから」って(゚Д゚)ゴルァ!
ばあちゃん(゚Д゚)ゴルァ!

自分どうすればいいですか(゚Д゚)ゴルァ!
結婚資金どころか相手もいないですよ(゚Д゚)ゴルァ!
ばあちゃんを安心させて喜ばせてあげたいのにそれすらできませんよ(゚Д゚)ゴルァ!

使えません、使えませんよ(゚Д゚)ゴルァ!
受け取っちゃったんで返せませんよ(゚Д゚)ゴルァ!
かえしたらばあちゃんきっと悲しむ
でも返したいですよ(゚Д゚)ゴルァ!
漏れはどうしたらいいですか(゚Д゚)ゴルァ!
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 14:26:08.89 ID:Qslqjb02O
パラオの話好き
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 14:28:00.03 ID:4Sj2975MO
ID:2gLFA31qO
GJ!!
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 14:39:18.25 ID:4Sj2975MO
さっき起こった出来事なんだけど、マックで飯食ってて隣の席に小学生か中学生位の二人組の女の子と逆隣の席にお爺さんが座ってたんだけど。
女の子二人組がA「明日一周忌なんだけど」
B「だれの?」
A「ば〜さんの、マジダルいんだけど」
B「はははっ!誰も悲しまないで逝っちゃった系?」
A「いや、お父さん泣いてたけどその泣き方もキモくてさぁ〜」
みたいな会話をしててB「ってかカラオケ行かね?」
とか言って出て行った。
オレは日本も終わったなとか真面目に考えていると、隣の席のお爺さんがオレに「この携帯のアドレスってどうやって見るのかねぇ?」と古い機種のDoCoMoの携帯を差し出してきた。結構がんばって探したがオレの携帯はauだしお爺さんの携帯も古い機種だったのでわかんなかった。
「あそこの通りに携帯SHOPあるからそこで聞くといいですよ」って言ったらお爺さんが泣いてた。
えっ?って顔で見てると「君位の孫にも同じ質問をしてねぇ、一生懸命探してる姿見たら孫の事思い出した」と言ってきた。話聞いてるとどうもお孫さんは2年前に亡くなったらしい。きっと隣の二人組の話聞いてたらヤりきれない気持ちになってオレに話かけてきたんだろう。
しばらく話して「ありがとう」と言って出て行った。
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 14:42:13.90 ID:4Sj2975MO
うちの両親は仕事仕事で小さい頃はばあちゃんに育てられたようなもんだった。
小学校いくときもばあちゃんが見送り。帰ってきたときもばあちゃんが出迎え。
メシも寝るときもばあちゃんと一緒だった。
たまに両親が休みだとすごく嬉しくてはしゃぎまくる。そんな子供だった。
中学、高校では母親が仕事を辞め、ばあちゃんとの時間はなくなった。
大学になってからまたばあちゃんと一緒の生活が始まった。
ばあちゃんが認知症になったから俺が頻繁にばあちゃんの世話をするようになったんだ。
いろんなことをポロポロ忘れていくばあちゃん。だけど俺のことは決して忘れなかった。
正直めんどくさくて嫌々世話してた。遊ぶ時間が削られるのがたまらなくイヤだった。
「早く死んじゃえばいいのに」って思ったことすらあった。
ホントクズだな俺。

大学3年の冬にばあちゃんが倒れた。
かなり弱っていて、もう長くはないだろうと医師に言われた。
俺はやっと世話の苦痛から解放されるんだと安心した。
そんなクズみたいな俺を死に際にばあちゃんが言った言葉が突き刺した。
「ばあちゃんダメだね。馬鹿になっちゃってからおまえに迷惑ばかりかけちゃって。
ばあちゃんのせいで遊べなくて。いっつも言いたい言葉があったのに思い出せなくて言えなかったけど、今やっと思い出したよ。

   ありがとう。ごめんね。」
ちがうんだよ。ばあちゃん。
俺、嫌々やってたんだよ。早く死んじゃえって…思ったこともあったんだよ。
小さい頃ばあちゃんに世話してもらってたのに。なのに…

その後ゆっくりとばあちゃんは目を閉じて二度と起きなかった。
葬式で誰よりも泣いたのは俺だった。

今、老人ホームでボランティアしている俺がいるのは、ばあちゃんのおかげ。
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 14:44:16.01 ID:4Sj2975MO
ある雨の日。その日はめずらしくおじさんが来なかった。
犬は少し寂しかった。
おじさんは傘がないから来れなかったんだ、と思うようにした。
しかし次の日も、その次の日も、おじさんは来なかった。
だが犬は信じていた。明日になれば必ず来る、と。
新聞の隅に、「轢き逃げ。39歳のホームレス即死。」
と載っていたが、犬は知るよしもなかった。

おじさんが来なくなってから1週間が過ぎた。
犬は限界だった。
すでに鳴くことをやめ、目をかろうじて開けている有様だった。
だが犬は最後まで信じていた。おじさんが来てくれることを。

と、その時
「よぉ、待たせて悪かったな。」犬は顔を上げた。そこには懐かしいおじさんの姿があった。
「心配かけたな。でもこれからはずっと一緒だ。

 さぁ行こう。」

犬は逝った。穏やかに、静かに、満たされながら。
最後に犬が見たものは幻想だった。
しかしそれは神のおこした奇跡なんかではない。
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 14:53:10.34 ID:4Sj2975MO
おじいさんは夢を見ていた自分より先に逝った妻と息子夫婦と3人のかわいい孫たちの…

夢のなかでおじいさんは
暖かい日差しの中孫たちに囲まれ縁側に座っていた

どこにでもあるごくごく自然な日常の風景
でもおじいさんは幸せだった
暖かい縁側で妻の手を握り孫たちに囲まれ息子夫婦に見守られながらおじいさんは眠った

病室で医師が脈をとった
おじいさんは癌に冒されたとは信じられないほど安らかな笑顔で手を握りながら眠っていたそうだ

270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 14:58:23.39 ID:4Sj2975MO
勝ったよ。僕一人でジャイアンに勝ったよ。
見てたろ、ドラえもん。
これで安心して未来へ帰れるだろ?

あのシーンを思い出すだけで涙腺がゆるむ…( ;ω;)
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 15:02:37.33 ID:4Sj2975MO
ひょっとしてもぅ誰もいないってヤツ?
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 15:04:36.11 ID:4Sj2975MO
おれの先輩の話
本屋の自動ドアで車イスのタイヤがはさまり身動きとれないでいる人がいました。
周りの人々が出入りする中、その人はオロオロするだけ。
その時、その先輩が黙って車イスを押し脱出させ、
そのまま店内へ。その人は「ありがとうございます」
と言いましたが先輩はすでに店内へ。
なのでその言葉はおれにかけられました。
おれは「いえ」と。

下手くそでスマソ
2731/2:2008/03/18(火) 15:10:13.05 ID:4Sj2975MO
うちの猫はもう9歳ぐらいなのにまだまだチビだ。
すごく変な奴で,自分から犬に寄って行って一緒に寝たりする。ついこの間まで,病気なんか関係ない奴だと思っていた。でも,それは間違いだった。

平凡なある日,兄が猫を見て「こいつなんかお腹ふくれてないか??」と言い出した。確かに猫の下っ腹あたりがポコッとふくれている。
「病気ちゃうか…」兄がポツリと一言。急に不安がこみ上げてきた。「何でお前いつも一緒におるのに気付かんかってん」その言葉を聞いて私は固まった。
数日後,猫は病院に行った。学校から帰って,親にどうだったか聞くと「乳がん」

そう診断された。
まだ詳しくは診断してないけど,手遅れの場合もある。
そういわれたとたん涙が止まらなくなった。
自分が気付くのが遅かったせいで手遅れかもしれないと思ったから。

布団で寝転んでないていたら猫が寄ってきた。
「お前ほんまに病気か??こんなに元気やのに」
「にゃあ??」
猫は何も気にしていない様子だった。

それから私は毎日落ち込んでいた。
猫がいなくなったことのことを考えてしまっていたから。

ある日家に帰ったら猫がいない。親に「どこ行ったん!?」
と聞くと「病院。今手術中や」
「ええッ!!??」
急な話だったから信じれなかったけど,病院からの連絡を待った。
そして電話が鳴った。母がでた。横で待っていて,電話が終わるのを待った。
電話を切った母にすぐに「どうやった!?」と聞いた。
2742/2:2008/03/18(火) 15:12:27.94 ID:4Sj2975MO
「………成功やって!!」「やったぁぁ」嬉しさがいっぱいになった。でもこのあとの苦労はすごいものだった。
猫を病院に迎えに行ったら,すごくやつれていた。家族が近づいただけでも怒るぐらいだった。その時はまだ抜糸をしていなかったから,階段とか昇るのは禁止だった。それで,1週間ほど私の部屋に居らせることになった。
首の周りによくあるえりまけとかげみたいなのをつけていた。部屋で猫をジーっと見ていると,そのえりまきとかげみたいなやつが壁にぶつかって,動きにくそうだ。それにカバーがついているせいで,寝転べないみたいだ。
だから学校から家に帰るといつもどこかを見て座っている。その姿を見るといつも涙が出た。
抜糸をしてからはいつもどおりに戻った。今も前と変わらず毎日一緒に過ごしている。



275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 15:15:29.48 ID:4Sj2975MO
少し長いけど暇なら聞いてくれ。今日、大学から合格通知来てさ…
もう偏差値は地につくようなトコなんだけど。一浪した低脳のボンクラがギリギリで滑り込んだワケね。
嬉しさ半分、自分のふがいなさと情けなさで微妙な気持ちだった。
400万払ってまで行くのかとか考えてたら、ふと呼び出し音鳴って友人のとこへ。で、ソイツに会うなりソイツが、「どうだった?」て危機迫る感じで訊いてきた。おれはソイツとは長い付き合いで、受験のこととかも話してたから、その話題が来ることはわかってた。
予め持ってきた合格通知書をポケットから出してソイツに渡したら、ソイツ目ぇひんむいて喜んでさ。「やったな」とかベタな言葉で褒めてくんの。なんかおれ恥ずかしくなって、ソッポ向いて煙草に火付けて、
おれよか喜んでるわぁコイツ。とか思ったりして、んでふと振り向いたら、まだ通知書持ってプルプルしてんの。
その時、やっと通知書から顔上げておれの方見てきたソイツの顔見た瞬間、
自分でもびっくりするぐらいブワってきてさ。
気付いたらおれの顔中鼻水やらなんやらでグショグショになってて、ソイツ唖然としてんだけど。
そこで実感したんだ。

おれの人生にコイツがいて本当に良かったって。

合格通知より大事なもん見つけた瞬間だったよ。



ベタな話だけどこれで終わり。
低脳なボンクラの話を聞いてくれてありがとね。
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 15:17:34.81 ID:4Sj2975MO
357 名前:名無しさん 投稿日:05/01/13 15:40:12

小学校以来からのツレを震災で亡くした安田団長の話
それは共に成人式を迎えた二日後の出来事だった。
小さい時から周りを笑わせるのが好きだった安田に
「お前、芸人になれや」と言ってくれたのが、その彼だ。
ビルの下敷きとなった彼の救出には五日を要した。
安田たち十数人が現場にとどまり名前を呼び続けた、骨身にしみる寒さの中。
彼の母に促され、体育館で遺体と対面した、痛々しく腫れた顔。
みんなが泣いていた、安田は何が起きたのか理解できすに立ちすくんだ。
震災の翌年、安田は松竹の養成所に入る、「僕かて、あした死なんとは限らん」
救出を待ち続けた仲間たちと安田は毎年一月十七日にビルの跡地に集まる。
去年の一月には直前にとったABCお笑いグランプリの審査員特別賞の盾を持って跡地に行った、「なんや、自慢か?」と仲間たちに
からかわれながら、誇らしげに亡くなった彼に盾を見せた。

1/10の讀賣新聞の記事より要約
記事には震災当日、その友人が生き埋めに遭った事故現場で
呆然と立っている安田団長の写真が掲載されていた
団長の後方には消防車、崩れ落ちたビルのがれきから火が出ている
277MITSUBA ◆ubA6U2U4MI :2008/03/18(火) 15:19:18.43 ID:00WQ8uhfO BE:657346638-2BP(0)
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 15:29:14.30 ID:4Sj2975MO
ほっしゃん
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 15:38:31.36 ID:4Sj2975MO
1 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 21:56:04 ID:QSiAeKR20オレは今26。
ちょうど10年前に親父は死んだ。親父は競馬好きだった。
筋萎縮性側索硬化症、いわゆるALSっていう病気だった。
最初は別に生活に支障が出るわけでもなく、何てことないように見えた。
ただ、だんだん体が動かなくなっていく病気だった。
そのうち普通に歩いてるのにこけたり、結局寝たきりになってしまった。
最終的に人工呼吸器をつけるのを拒否して、あっさり逝っちまった。
寝たきりの生活になってからはずーっと競馬をしてた。
その当時オレは競馬をしてなかったからよくわからなかったが
部屋中にいろんな数字が転がってて、正直気持ち悪かったのを覚えている。
もうそれが嫌で嫌でしょうがなかった。
家で寝たきりでずっと競馬やってる親父なんて、嫌だった。
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 15:39:29.92 ID:4Sj2975MO
10 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 22:02:24 ID:QSiAeKR20
そういういきさつで、俺は競馬のことも大嫌いだった。
あんなものに熱狂してる奴らは何なんだって思ってた。
テレビ番組でいろいろデータ書いてフリップボードで予想晒してるのとかも大嫌いだった。
ただ親父は少し競馬で儲けたらしく、遺産も1.3倍ぐらいになったらしい。
あの部屋で親父がそんな大金賭けてたんだと思うと、それもまたむかついた。
そしたら、このまえ実家で母親が親父のビデオレターってのを見せてくれた。
そこにはまだ寝たきりになる前の親父の笑顔があった。
親父は「元気でやってるか?オレはもう死んでどれくらいたってるかな。
この先どうなるか分からないが、俺はずっと競馬を本気でやってみたかった。
今までお前の前でそんなに競馬やってるとこ見せたことなかったけどな。
ただ、動かなくなった体でまったくわけの分からない賭け事に父親が熱狂してるのを見て
お前は俺のことを軽蔑するだろうと思う。
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 15:40:39.52 ID:4Sj2975MO
11 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 22:03:54 ID:QSiAeKR20
いかん、涙出てきた。少し休憩するわ。

12 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 22:16:42 ID:QSiAeKR20
俺はお前に父親を見せたかった。働いてる父親を見せたかったし、立派な大人の見本でいたかった。お前が思春期の中でいろんなものに悩みながら成長していく様子も見たかったし
いろんなことを学んで成長して大人になって仕事について家庭を持った姿とか
いろんなものが見たかった。お前はオレの長男だからな。
もうお前に俺の背中を見せてやれないのが悔しくてたまらない。
競馬をやってる姿なんて、お前になんて思われるんだろうなぁ。ハハ。
もしかしたらお金いっぱい使い込んじゃってるかもしれんなぁ。
中略
まぁこんなところかな。
別に立派にならなくたっていい。いい父親になれよ。子どもに父親の背中を見せてやってくれ。
オレには少しの間しかできなかったことだ。
お前の子供が大きくなったら、一緒に酒でも飲んでやれ。
お前がいつか死んだら、天国で一緒に酒を飲もう。
オレは情けない父親だろうから、天国にはいないかもしれないけどな。笑
まぁそん時は出張で地獄まで来てくれよ。笑
元気でやれよ。」
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 15:44:39.59 ID:QVS+85kd0
ほす
4Sj2975MO GJ
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 15:57:31.40 ID:YI0WiPA7O
保守
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 16:05:09.84 ID:4Sj2975MO
14 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:2008/02/02(土) 22:26:02 ID:QSiAeKR20
そんな感じでビデオレターは終わった。
もちろん泣いた。
そんな思いで競馬をやってたなんて。
あの部屋にこもってそんな思いでいたなんて。
俺はぜんぜん分かろうともしてなくて、情けなかった。
たまに顔をあわせても、ロクにしゃべりもしなかったのに。

そんな状況になって残りの人生を賭けた競馬ってどんなものだろうと興味がわいて
おととし、あれほど毛嫌いしてた競馬場に行った。
近くの中京競馬場に。
狭くて汚くて、でもそこに入ったとき一面の緑色の芝生が目に飛び込んできて
キレイだなと不意に思った。
よくわからないままにパドックと本馬場を行き来しているうちに
知らない間に熱中してて、気付いたら最終レースが終わっていた。親父はこんなものに熱中していたんだなぁと、熱いものがこみ上げてきた。
なんで競馬なんてしてるの?ってよく聞かれるけど、上手く答えられない。
ただ、なんとなくオレは親父の影を追って競馬場に行ってるんだなぁとおもう。
それが親父が俺に見せたかった「親父の背中」ではないんだろうけど
結局オレは親父の背中に強烈なトラウマみたいなものを持っていてまたあの緑色の芝生を見に行くんだなぁと思った。

終わり。クソスレ建ててごめんなさい。
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 16:06:11.44 ID:4Sj2975MO
規制で書けないから保守よろしく。
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 16:16:00.65 ID:YI0WiPA7O
2873/3:2008/03/18(火) 16:17:38.41 ID:2gLFA31qO
>>263続き


12 名前:風と木の名無しさん  sage 投稿日:02/08/16(金) 11:56 ID:8ohH3l5k


漏れは悪い孫ですよ
ばあちゃんにそんなことしてもらえる価値なんてないですよ

四年も田舎に帰らなかった自分(゚Д゚)ゴルァ!

帰らなかった間にばあちゃんすげーちっちゃくなってるじゃないか(゚Д゚)ゴルァ!
手の骨とかポキンて折れそうですよ(゚Д゚)ゴルァ!
漏れにはなんてことのない四年だったけど
ばあちゃんが年をとるには十分すぎる年月なんだな(゚Д゚)ゴルァ!

ばあちゃん、ばあちゃん、しんじゃ嫌だ
しんじゃいやだよう
ずっと生きてて漏れに孝行させてください(゚Д゚)ゴルァ!
漏れに背中もませてください
手つないで坂道歩かせてください(゚Д゚)ゴルァ!
ひいばあちゃんひいじいちゃん、事故のとき漏れを助けてくれてありがとう!
まだばあちゃんまだ連れてかないでください(゚Д゚)ゴルァ!

次の休みは年末だ(゚Д゚)ゴルァ!
祭りにはいかねえ
田舎に帰るよ
ばあちゃん待っててな(゚Д゚)ゴルァ!
いっしょに温泉行こうな
漏れ少ない給料がんがってためるよ(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 16:31:31.77 ID:ttPRPMu+0
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 16:36:28.76 ID:2gLFA31qO
今日とても嬉しい事があった、周りは犬派だしそもそもそういうキャラじゃないからここで惚気るのを許してほしい
二年前に沖縄で片足ひきずってるむちゃくちゃ小さい子猫がニャーニャー鳴いてる所に出くわしたんだ
きっとその足が理由で親猫は育てるのを諦め見捨てた直後だろう、その子猫を迷わず拾って本土へ連れて帰った
当時連れてった獣医は「生後六ヵ月程、足は神経麻痺、治りません」淡々とそう告げた
運動不足のせいか病弱で獣医常連だけど、真っすぐになら元気に走り回れる(ただし止まる時こける)くらいにスクスク育ってくれて
性格は座布団の下にいるのに気付かず、俺がしばらく座り続けても一鳴きもしないようなおとなしい子になった
片足不自由で病弱、母猫に捨てられた直後に訳もわからないまま知らない場所連れてかれて
連れてった奴は朝から晩まで仕事、たまに彼女が来るくらいで夜以外は一匹ぽっち
それに加えて内気な性格、ずーっと「こいつは幸せなのかなぁ」って不安だったけど、今日の昼寄った本屋でたまたま読んだ猫雑誌にこんな感じの事が書かれてた
「飼い主の顔に顔をくっつけてくるのは信頼しているからだと言われています」
くっつけてくれてるよ、俺が寝る準備始めたらいつも枕の横を陣取って顔押しつけてきてるよ
涙出そうになった、俺の傍でもちゃんと幸せになってくれてるんだなぁって
近い内におまえの故郷の母さんに報告しに行こうな、今なら俺も胸はって行ける、
離島だけど猫いっぱいいるから見つけるの大変だ
2901/2:2008/03/18(火) 16:38:48.73 ID:2gLFA31qO
ファミレスで、隣のテーブルに、親子が座ったんです。
若作りしてる茶髪のお母さんと、中学一年生ぐらいの兄、小学校低学年ぐらいの妹。
どこにでもいる家族連れと思っったんですが……
母「ほら!早く決めなさいッ!ったく、トロいんだから!」
お母さんが、デフォルトでキレてるんですよ。子どもがなにをしても、怒鳴りつけるんです。
妹「それじゃ、わたしカレーにするー」
母「そ。わかった」
妹「わたし、カレー好きー」
母「うるさいな! そんなこと聞いてないでしょ?!」
カレー好きって言っただけじゃん!なんで、怒鳴るんだよ?!
お兄さんの方は、もうこのお母さんに呆れてるのか、無表情でそっぽ向いたまま、一言も喋ろうとしません。
注文を決める時もメニューを指さしただけ。関わり合いになるのを、極力控えているみたいです。
料理が届いてからも、お母さんはキレっぱなし。
妹「いただきまーす」
母「黙って食べなさい」
妹「・・・(´・ω・`)ショボーン」
ただカチャカチャと鳴り響く、食事の音。
妹「あ、そだ、お母さん! 聞いて聞いてっ! あのね! えとね! 今日、学校でね、とってもいいことが……」
母「うるさい!食べてる時は騒がないの!周りの人に迷惑でしょ!」
ちっとも迷惑じゃないよ! うるさいのは、アンタだよ!むしろ、そのコの話、聞いてあげてよ!
怒鳴られてびっくりした妹が、カレーをテーブルにほんのちょっと落としちゃったんですが…
母「あーもー!汚いな!なんでちゃんと、食べられないの?!綺麗に食べなさい!綺麗に!あーもームカツク!」
妹「うう…ごめんなさい……」
ブツブツ文句いいながら、母親はケイタイをいじくっている。
妹は涙目。兄は一言も喋らずに、黙々と食べています。こんな食事、楽しいはずがない。
すると。母親のケイタイが鳴り始めました。
母「ちょっと、お母さん、電話してくるから。サッサと食べちゃってね」
そう言い残して、ケイタイ片手に母は店から出ました。
2912/3:2008/03/18(火) 16:40:06.35 ID:2gLFA31qO
電話するヒマがあったら、我が子としゃべれよ!もうちょっと子どもとの接し方ってもんがあるだろ、グレてからじゃ遅いんだぞゴルァ!
と、隣のテーブルで、漏れはキレまくっていたんですが……
妹のようすを見て、怒りも吹き飛びました。
そのコは、涙目のまま、一生懸命カレーを食べてたんです。
お母さんの言いつけを守りたいから、ゆっくり食べていたら怒られてしまうから……味わう余裕もないぐらい、急いで食べてたのです。
でも。もともと、食べるのが遅い子なのでしょう。焦っているからか、口の周りをべそべそに汚してしまっていて……
きっと、それをまた怒られてしまうのに、それすらも気付かずに必死にカレーをかき込んでいたんです。
目にいっぱい涙を溜めて。一生懸命に。あぐあぐ。
そのコが健気で不憫で、漏れは泣きそうになってしまいました。
もうね、この世には親子の情はないのかと、寂しい気持ちになってしまいましたよ。
あんなお母さんはやめて、漏れんチの子になれと、そう言って抱きしめてあげたくなったほどです。
2923/3:2008/03/18(火) 16:40:37.98 ID:2gLFA31qO
そのとき。一言も喋らなかった兄がボソッと言ったのです。
兄「……そんなに急がなくてもいいよ」
妹「え?」
兄「ゆっくり食べな」
妹「で、でも……お母さんが」
兄「いいから。好きなんだろ、それ」
妹「うんっ」
兄は、チラッと母親が出て行った出口の方を確認しつつ…
兄「で? なにがあったって?」
妹「???」
兄「学校でいいことあったんだろ」
妹「う…うんっ! あのね! えとね! 今日学校でね!」
妹は、楽しげにしゃべり始めました。他愛もないことだったんですが、とっても嬉しそうに。
きっと、聞いてもらえるだけで嬉しいんでしょう。さっきまで涙目だったのに満面の笑みを浮かべています。
兄は、にこりともせずに話を聞いてあげていたのですが、
兄「そっか。良かったな」
と言って、妹のべそべそになった口元を拭いてあげたのでした。
親子の情は見えなくとも、兄妹の情はちゃんとありました。(つД`)
きっと、この二人はまっとうに育つと思います。
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 16:43:03.08 ID:2gLFA31qO
オレと親父の話なんだけどさ
オレ、ずっと親父の事が大嫌いだったんだ
お袋と妹とオレをすてて再婚しちまったから
生活費は入れてくれたけど心労でお袋は倒れたし、ずっと許せなかったんだ
ある日どうしても親父の所へ行かなきゃいけない事があって、オレは渋々親父の店に行った
親父は床屋をやってるんだが、オレの知らない間に、従業員を抱えるような大きな店にしていた
居心地悪くて早く帰りたくて、渡す物渡して帰ろうとした時、客の待合室に見慣れた物があったんだ
遊戯王の単行本
それも1巻から38巻まで、ビニールカバーかけて綺麗に並んでたんだ
オレ吃驚しちまってさ「これ、どうしたんだよ?」って聞いた
そしたら親父「お前大好きだろ?遊戯王」って言うんだよ
オレが今日来るから、わざわざ買ってくれたんだって気付いて
何も言えなくなっちまった…

黙ってたら親父が言った 「○○、遊戯の髪型にしてやるぞ」
何言ってんだよ親父、無理だよあの髪型おかしいもん
いいから座れって椅子に座らされて、親父はオレの髪を整えだした
こうやって髪を触って貰うのはガキの頃以来だ…
心地良くて目を瞑ってたら親父が手を止めて言った
「○○、すまんな。ここまでしか立たんよ」
顔を上げて鏡を見るとオレの頭は半分だけ王様になっていた
5本なきゃいけないのに、3本しか立ってねぇ おまけに肝心な前髪もねぇ
それでもオレは満足だったから、これでいいよって笑った
親父もそうか、って笑い返してきた
親父の笑顔見るのが嬉しくて泣きそうになって下向いちまったんだけどさ
その時手にしてた34巻P163、4コマ目の王様がオレに笑ってくれてる気がしたんだ
それから、オレの一番の宝物は遊戯王になったよ
今は和希に感謝してもし足りない
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 16:49:55.00 ID:2gLFA31qO
4歳娘、いきなり
「私がおかあさんになったら、おかあさんは何になるん?」
と聞いてきた。
「おばあちゃんになるよ」と答えると、
「ほな私がおばあちゃんになったらお母さんは?」というので
「ひいおばあちゃんかなー」、
「ほな私がひいおばあちゃんになったら?」
「もうきっとお星様になってるんちゃうかなぁ」
と答えると、
「あかんっ!いや!ずっとおって!ひぃひぃひぃひぃひぃひぃおばあちゃんになって!」と号泣。
ありがとう、可愛くて嬉しくて母ちゃんも泣いてしまったよ。
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 16:55:46.36 ID:iHVCmnzs0
ほっしゅ
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:02:15.62 ID:2gLFA31qO
遊びに来た祖母から聞いた話。
昨日、入院している知人のお見舞いに行ったそうだ。
初めて行く病院なので事前に場所を確認したそうなんだけど、
途中で道が分からなくなって困ってしまった。
誰かに尋ねようとキョロキョロしてたら、ランドセルを背負った男の子が
「おばあちゃんどうしたの?」
と声をかけてきた。祖母が事情を話したら
「僕知ってるから案内するよ」
と、病院まで連れていってくれたらしい。
車が通るから危ないからねと、その子から手を繋いでくれたそうだ。
道がちょっと入り組んでたから分かりにくかったけど
距離はそんなには無かったらしく、3分もすれば着いたらしい。
「ありがとう僕」
「おばあちゃんどこか病気?大丈夫?」
「おばあちゃんは元気よ、ありがとう。お友達が入院してるの」
「そうかぁ。早くお友達が元気になるといいね。
おばあちゃんも元気で良かったね。じゃあねー!」
といった会話の後、男の子は元気に走り去って行ったそうだ。

ちなみに、帰りはタクシーで帰ってきた祖母。
行きもタクシーで行けば良かったのに、と一緒に話を聞いてた母が言うと
昨日は天気が良かったから散歩がてら歩いて病院に行ったんだけど、
あんないい事があったから歩きで良かったのよ
と祖母はニコニコしてた。
よほど嬉しかったらしい。子供好きだしね。

その小学生の男の子、優しくて明るくていい子だなぁと思った。
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:03:41.50 ID:4Sj2975MO
340 名前: おさかなくわえた名無しさん Mail: sage 投稿日: 2008/02/13(水) 01:32:41 ID: zxfeJRTA
AKYな俺、参上。

大学の時の話だ。
当時所属してたサークルでハブられてた、Aって女の子がいた。地味だし喋んねぇし。でも活動とかイベントとかには真面目に来るから、みんな扱いに困ってたワケよ。
ほら、アレだ。野ブタをプロデュースの初期野ブタそのままな感じだ。
そんなAが、また飲み会に姿現したわけ。当然彼女の周りだけ人がいなくて、お通夜状態。マジウケる。人避けジャイロ作動してんのかよってくらい人いねーの。

そこに颯爽と俺(ピッチャー一気して泥酔中)参上。
ごろにゃん、とか言いながらAの膝に頭を乗せ、膝枕状態に。周りはそんな俺をちゃかして写メ撮りまくり。
そしたらB(ギャル)が写メ撮りながら、「ってかAって肌綺麗じゃね?」とか言い出すわけ。他の奴らもAのかわいさに気付いたらしく、俺そっちのけでAを構いだした。BがAにヘアピン付けて前髪除けたら、確かにイケてるわけよ。
もう後はわかると思うが、飲み会はAをプロデュースする会になったらしい。俺はトイレで死んでたから詳細は知らん。


それをきっかけにAは変わった。暗かったのは、方言で喋るのが恥ずかしいとかいう割としょーもない理由だった。Bとは仲良くなって一緒に服を買いに行ったりしたらしい。サークル内で彼氏もでき、部長も務めた。

そう、全ては俺があの飲み会で膝枕をしたおかげだ。Aとその旦那はマジ感謝しろ。
っていうかこの流れだと普通俺と付き合う事になるだろJK。マジ恋だったんだぞ(´;ω;`)
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:04:46.27 ID:VMR1z5VV0
こういうスレ見ると、
俺はキモメンで友達もいないけど頑張って生きていこう
とか思うけど、3日後くらいには、
何で俺なんか産んだんだよ・・・、生きてても辛いだけじゃねーか・・・
って元の自分に戻る

俺だめだな・・・
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:07:36.80 ID:2gLFA31qO
180 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2007/10/10(水) 01:20:48 ID:sBKuJ8ZM
地方に住む腐女子属性の友達が、地元に遊びに来た時に
使っていたホテルが、出るって有名なとこだった。
そのホテルだけ異様に安かったのが決め手らしい。
他に客はいるの?大丈夫?って聞いたら、本人曰く
「死んだ人間が貧乏とオタクに勝てるわけないでしょ」。

今まで生きてきた中で、一番説得力のある言葉だった。
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:10:10.83 ID:4Sj2975MO
514 名前:名無しさん@HOME メェル:sage 投稿日:2008/02/15(金) 09:31:30 0
トメの四十九日が終わって、やっと落ち着いてきたから
「ババちゃんのおどうぐ箱」(孫と工作する時の材料とか何とか入ってる大ダンボール)
を整理した。
一番下から封筒が出てきた。
中に息子、嫁、孫宛の手紙とお金が入ってた。
トメから最後のお小遣いだってさ。
道理で年金口座(葬式用と別)にお金入ってなかった訳だよ。

こんなもん要らないからもっと生きろよ! と昨夜みんなで泣いた。
還暦前だったのに早すぎるよ!そんなにウトのところに行きたかったのかよ!
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:11:44.96 ID:4Sj2975MO
>>298
産まれた事には必ず意味がある!
って誰が言ってたぞ。
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:13:24.97 ID:2gLFA31qO
896 :名無しさん@HOME :2007/10/18(木) 18:23:40 0
家も姑さんがメール覚えて楽しそうw
電話よこして「今ね、パソコンにメールしたから見てね!」
電話よこしたら意味ないじゃんwwwと思いつつ見てみるとトメールがたくさんw
「こんにちは(´∀`)」
「今日はくりおこわです(´∀`)おいしくできるといいな(´∀`)」
「出来たら家に鳥に来てください∩( ・ω・)∩」
「鳥じゃなくて取りに来てください」
「今セルスの人が来ました。屋根も壁もいらないのに。長い伸ばす棒はどこだったかしら(´・ω・`)」
「分かりました。−−−−−セールス(´∀`)」
「メール読んでくれたかな?おこわ出来てます」
「まだかな?おこわ食べない?(´・ω・`)」
「電話します(´・ω・`)」
かわいいなぁwwwwww
ちゃんと「おこわ欲しいですー(^∀^)今から取りに行って良いですか〜ヽ(´ー`)ノ」と返信、
1分もしないうちに
「待ってます(´∀`)」って返信が来たw
くりおこわ超うまかったwww
3031/2:2008/03/18(火) 17:15:30.36 ID:4Sj2975MO
床下の奴らとは、自ら積極的に関わらないことを旨としているが、一度だけそれを破ったことがある。

彼女は醜かった。
使い古しの歯ブラシのようなゴワゴワの毛並み、
抜け落ちた体毛で、至る所円形脱毛症状態になっており、ガリガリにやせていた。
四肢は曲がっていて、顔は半分溶けたようになってつぶれており、いつも鼻水を垂らし、グズグズ言っていて、とても見られた物ではなかった。

産まれて間もない彼女が始めて床下から出てきたのは、
春の便りが届くまで、まだ少し間のある2月のはじめであった。
その年産まれたばかりの新入りたちの初お目見えの日、
母猫に連れられたまだ汚れていない毛並みを持つ兄弟達の一番後から彼女は出てきた。

始めて経験する明るくて広い世界に、喜びはしゃぎ回る兄弟達を尻目に、
彼女はいつも一番日当たりの良い場所で、忠犬ハチ公が主人を待っているような格好をしたまま、俯きプルプルとふるえていた。
私はそんな彼女に「ぷるぷる」というそのまんまの名前をつけた。今思えば、床下の奴らに名前をつけたことなど、後にも先にもこのときが最初で最後であった。

ぷるぷるは、一日中その場所でふるえているというわけではなかった。
よく見ていると、気温が上がり、少し暖かくなってくると、
ぎくしゃくした動き方で必死に兄弟達の後を追おうとしていた。
そんな彼女の傍には、常に母猫がついていて彼女を見守っていた。
その日はいつもより少し寒かった。
起き抜けにぷるぷるの様子を見に行くと、様子が違っていた。
地面には彼女が吐いた血の後があり、ふるえが、ぷるぷるからガクガクに変わりそうであった。
私は、家の中に飛んで入って毛布と車のキーを持ち出し、ぷるぷるのもとへむかい、彼女を獣医の元へ連れて行こうとした。

彼女を慎重に毛布でくるんでいる最中に、母猫が私の手の甲の上にそっとその手を乗せ私を見上げた。
「そっとしておいてくれ」と言うつもりだったのか、「おねがいします」と言ったのかは今でも解らない。
3042/2:2008/03/18(火) 17:17:46.84 ID:4Sj2975MO
獣医は、ぷるぷるを一目見るなり、「お前はアメリカ人か!」と突っ込みたくなるほど
両手を肩幅に広げ、頭を振って見せた。

私は、ぷるぷるを家に連れて帰るなり、家中の暖房という暖房を全て全開にして、
自らの肌で彼女を暖めてやった。ミルクを温めて飲ませてやろうとしたが、上手く飲むことが出来なかったため、
私は、自分の指でミルクをすくい、口元まで持って行ってやると、彼女は、力なくその舌でザリザリと舐め取った。
何時間もかけ、ミルクを飲ませ、暖めてやると、ぷるぷるのふるえが治まってきた。

家の吐き出しを少しすかしておいたので母猫はそこから家の中に入ってきてぷるぷるを見守っていたが、
決してそれ以上入ってくる事はなかった。

ぷるぷるの声を始めて聴いたのは、彼女が息を引き取る前であった。
「ミギャ」とも「ギニャ」とも採れる鳴き方で、一言だけ声を上げると、彼女は静かに息を引き取った。
「鳴き方まで醜かったんだなお前・・・・・」

我が家の桜の木の下にぷるぷるは眠っている。
彼女を埋葬しているときに、母親は再び私の手の甲にその手をそっと重ねてきた。
何を伝えたかったのか、今でも解らない。

ぷるぷるは、生きることが嬉しかったんだと思う。
通行人にその姿をなじられ、気味悪がられ、石を投げられても、彼女は太陽の下に出てきた。
何時間かけてでも、よろよろでも、必死に兄弟達の後を追おうとしていた。
床下の奴らは、私が近づくと逃げてしまうが、彼女だけは逃げようとするそぶりを見せなかった。
のどに指を入れてなでてやると、嬉しそうにしていた。

翌年の2月14日、その下に彼女が眠っている桜の木が、一輪だけ花を開いた。
その日は、彼女が息を引き取った日でもあった。

桜色のチョコレートを送られた気がして、少し早い開花をした一輪の桜の花が、やけに滲んで見えてしょうがなかった。
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:24:49.03 ID:iHVCmnzs0
ほしゅん。
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:39:32.12 ID:4Sj2975MO
48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/30(水) 22:52:26.55 ID:NQxO6eY50京都市伏見区桂川河川敷で2月1日、無職片桐康晴被告が、
認知症の母親を殺害して無理心中を図ったとみられる事件の初公判が19日に行われた。
事件内容は認知症の母親の介護で生活苦に陥り、母と相談の上で殺害したというもの。
片桐被告は母を殺害した後、自分も自殺を図ったが発見され一命を取り留めたとの事。
片桐被告は両親と3人暮らしだったが、95年に父が死亡。その頃から、母に認知症の症状が出始め、一人で介護した。
母は05年4月ごろから昼夜が逆転。徘徊で警察に保護されるなど症状が進行した。
片桐被告は休職してデイケアを利用したが介護負担は軽減せず、9月に退職。
生活保護は、失業給付金などを理由に認められなかった。
介護と両立する仕事は見つからず、12月に失業保険の給付がストップ。カードローンの借り出しも限度額に達し、デイケア費やアパート代が払えなくなり、06年1月31日に心中を決意した。

「最後の親孝行に」

片桐被告はこの日、車椅子の母を連れて京都市内を観光し、2月1日早朝、同市伏見区桂川河川敷の遊歩道で
「もう生きられへん。此処で終わりやで。」などと言うと、母は
「そうか、あかんか。康晴、一緒やで」と答えた。片桐被告が
「すまんな」と謝ると、母は
「こっちに来い」と呼び、片桐被告が母の額にくっつけると、母は「康晴はわしの子や。わしがやったる」と言い、強く抱きしめた。この言葉を聞いて、片桐被告は殺害を決意。母の首を絞めて殺し、自分も包丁で首を切って自殺を図った。
冒頭陳述の間、片桐被告は背筋を伸ばして上を向いていた。肩を震わせ、
眼鏡を外して右腕で涙をぬぐう場面もあった。
裁判では検察官が片桐被告が献身的な介護の末に失職等を経て追い詰められていく過程を供述。
殺害時の2人のやりとりや、
「母の命を奪ったが、もう一度母の子に生まれたい」という供述も紹介。
目を赤くした東尾裁判官が言葉を詰まらせ、刑務官も涙をこらえるようにまばたきするなど、法廷は静まり返った。
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:42:33.52 ID:4Sj2975MO
群からはぐれた若い(亜成獣)雄ライオンが腐肉の匂いを辿った先には
シマウマの死骸があった。側には同じく群からはぐれたハイエナが一頭。
最初は互いに威嚇しあっていたがやがて二頭並んでシマウマの死骸をむさぼった。
それから種の違う二頭の肉食獣は行動を共にした。兄弟にするような毛繕いをお互いに繰り返した。餌の確保はしばらく上手くいった。ハイエナの嗅覚にライオンの圧力で、
他の(ライオン以外の)肉食獣は道を開けた。
ある日、バッファローを襲った際にライオンは歩けなくなるほどの怪我を負った。サバンナでは怪我は死を意味する。
動けないライオンなど他の肉食獣にとっては脅威ではない。たちまち、あるハイエナの群に取り囲まれた。
相棒のハイエナは同種相手に、天敵のライオンを守る為に命を賭して戦って死んだ。
雄ライオンは死んだハイエナを庇うように死んだ。

これは実話である。
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 17:48:18.00 ID:4Sj2975MO
875 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2008/03/02(日) 20:28:28 ID:2rBfCUUt
ボランティアに言った病院で難病の子供が言った言葉です。

「○○くんはいつも教科書や本を読んで勉強しているね?
 大きくなったら何になるの?」「僕は大人にはなれないんだ。僕の病気は治らないから。」

言葉継げずにいると、

「でも勉強がしたい。せっかく生まれてきたから、いっぱいいろんなことを知りたい。」

わずか、11歳の子でした。

私はこの言葉を思い出すと、今でも自らの浅学が恥ずかしくてたまりません。
3091/2:2008/03/18(火) 17:58:53.67 ID:2gLFA31qO
471 名前:厨メ1/2[sage] 投稿日:2007/11/30(金) 03:14:26 ID:uxhymbRL0
夜食代わりに、厨メでは無いのだろうケド何となく腹が立ったので・・・プチですがドウゾ

オリジナルイラストサイトの運営しているんだが
ある一通のメールが届いた
件名:はじめまして
「○○様(←私のHN)、始めまして(×←厨)の名前と申します。」
そんな文から始まり。貴方の絵はオリジナリティがあるのに大雑把だ
もっと丁寧に描けば、とても素晴らしい絵になる。頑張ってください。
という物だった。
別に上から目線と言う訳でもない。おせっかいな人からのメールかと思った。
確かに、私の絵は背景などがおざなりな絵が多かった。
少し反省をして背景を少し丁寧に描く様に心がけた。
しかし、厨からのメールは止まる事は無かった。
一つ絵を更新すれば「あそこが駄目だ」「ここが駄目だ」と難癖を付けてくる
いっその事灰汁禁にでもすれば楽なのだろうがしかし此処で負ける訳にはいかないと
変に意地を張り。絵の一枚一枚に全力で挑んだ。
3102/2:2008/03/18(火) 17:59:32.89 ID:2gLFA31qO
472 名前:厨メ2/2[sage] 投稿日:2007/11/30(金) 03:15:26 ID:uxhymbRL0
長いと怒られてしまいました

そんな風なやり取りが約半年以上続いた時、その厨から一通のメールが届いた。
「○○様へ
この半年間で貴方の絵はとても魅力的で素晴らしいものに変わりました。
貴方はこの半年間とても頑張りましたね。貴方はやれば出来る子です。
だからもっと自分に自信を持ってください。自分は出来ないヤツだと泣かないで下さい。
これからも素敵な絵を沢山描いてください。
                               母より」
最後の一文に目ん玉が吹っ飛んだ。
良く見るとアドレスがどこかで見た事ある。私が母のパソコンのメアドを作ったときに作ったアドレスだった。
思わず台所で夕飯の支度をしている母に問いただすとあっさり自供。
母はひょんな事から私の日記代わりに作ってたブログを発見しブログ経由で私のサイトを発見。
私の絵を見て「もったいないなぁ」と元、美術部員なりに思いなんとかアドバイスをと思った。
しかし家族に絵を見られる事の恥ずかしさを知っていた母が取った行動が
例のいちゃもんメールだったとの事。何時かは種を明かそうとワクワクしていたらしい。
だけどあんな上から目線のメール、私が受信拒否するとは考えなかったのかを聞くと。
私が反応しそうなキーワードを入れワザと挑発していたのだそうで・・・
それと、何をやっても上手くいかないと泣いていた私の事が気にかかっていたらしい。
今はそのいちゃもんメールはぱったりと無くなり平穏にサイト運営をしている。
でも、私が一番安心しているのは別に運営している、ホモエロガッチュンサイトが母の目に触れなかった事である。
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:10:38.65 ID:2gLFA31qO
今日、幼稚園の前の道路を舗装してたんだが、
園児を迎えに来た母親が子供に向かって
「ほら、○○、ちゃんといい子に勉強しないとああいう人達みたいになるんだからね」
と言っていた。

あーハイハイって思ってたんだが、そこを通りかかった下校中の高校生2人が
A:「なぁ、B。皆が便利になる道路作る人と、子供にろくな事吹き込まない大人、
   なるとしたらどっち?」
B:「そら道路作るに決まってるだろw勉強してろくな大人にならんのじゃ意味ねーww」
みたいな事を大声で言ってくれた。

ダメ押しで
「僕はあのおじさん達好きだよ。トラック見せてくれたもん」

確かに俺は学はないが、自分の仕事が誰かの役に立っていると思うからこそ、
やり甲斐をもって出来るんだ。
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:12:52.57 ID:ttPRPMu+0
いいね
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:21:19.57 ID:4Sj2975MO
55 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/03/14(金) 00:28:32 ID:zgMnmqig0
よし飼おう

小さい頃に飼っていた猫のミー
じいちゃんに一番懐いてて、いつもじいちゃんと一緒に寝てたミーじいちゃん子の俺はいつもじいちゃんの布団にもぐりこみ、ミーと三人で寝ていた
ある日、理由は忘れたけどじいちゃんとケンカしてしまった。その日はじいちゃんと一緒に寝なかった
朝起きると、ミーが俺の枕の横で寝ていた。それがおかしくて、笑った。家族みんなも笑った
じいちゃんと仲直りできた
小学校中学年にもなると、じいちゃんの布団に入り込んで寝ることもなくなった
相変わらずじいちゃんとミーはいつも一緒に寝てた
じいちゃんが朝早起きなのに対して、ミーはいつもおねぼうさんだった
じいちゃんはいつもミーが起きてくるまで布団を敷いたままにしていた
ある日曜日、昼になってもミーが起きてこなかった
どうしたのかとじいちゃんの布団に行ってみるとミーが死んでた
じいちゃんはミーを庭に埋めてあげた
俺は泣いた。父さんも母ちゃんも婆ちゃんも姉ちゃんも弟も泣いたでもじいちゃんは泣かなかった
次の日から、じいちゃんは朝起きるのがちょっと遅くなった

そんな過去を振り切り、今、再び猫を飼うとしよう
マンションの管理人に見つからないように
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:25:00.97 ID:2gLFA31qO
先日見たできごと。
小さい男の子を連れた母親と、和服を着た楚々としたおばあさんが駅のホームで話していた。
会話内容からして、息子夫婦のところに姑が久しぶりに尋ねてきたらしい。
子供は照れているのか母親のかげに隠れ、ドラゴンボールの悟空のぬいぐるみをいじってばかりで
おばあさんが話しかけても恥ずかしそうにするだけだった。
そしたらおばあさん、何を思ったか突然シャドウボクシングみたいな動きをしつつ
子供のまわりを軽快に回りながら「オッス!オラババア!よろしくな!」と叫んだ。
その瞬間、私の横でベンチに座っていたリーマンが勢いよく鼻からコーヒーを吹き、
目の前に置いてあったおばあさんのトランクをコーヒーと鼻水 まみれにした。
おばあさんの突然の行動と、鼻水とコーヒーを垂らし咳き込みつつ謝りまくっている
リーマンの姿に、母子含めた周囲は爆笑。おばあさんは孫が笑っているのを見て
嬉しかったのか快くリーマンを許し、なんか和やかな雰囲気で三人連れ立って去っていった。
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:26:23.44 ID:4Sj2975MO
293 名前: 文学部(アラバマ州)[sage] 投稿日:2008/03/18(火) 03:17:19.39 ID:NeUcGMRQ0
事件でもなんでも無いんだけど
自分が死ぬ夢を見た
棺桶の中に入ってて周りには母さんや父さん、知り合いがいた
棺桶に入っているんだがなぜかまだ喋れてもうすぐ死ぬって事だけが確実な状態
死ぬ直前に母さんにこんな糞みたいな人生でごめんなさいって謝ってた
いいからいいからゆっくり休みなって感じの事言われたんだけど
起きたら涙ボロボロ出てきてマジで死にたくなった
ちゃんと就職します
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:27:59.41 ID:2gLFA31qO
361 :おさかなくわえた名無しさん [sage] :2008/01/16(水) 21:03:39 ID:dJh1eFJa
友人とその両親と自分で車に乗っていた。
ラジオで自分の奥さんや旦那さんに宛てた手紙を募集する企画があり、
優秀賞をとった手紙がいくつか朗読されていた。
「生まれ変わっても僕の女房だ」とか「結婚したのがあなたで本当に良かった」とか
しみじみとした内容ばかりだった。しんみりした雰囲気の中で、友の両親が話し出した。
父「こんなん絶対作ってるってー。あるわけないない」
母「ウチには無関係なことだしね、お父さん」
父「べ、別に無関係じゃないよ!俺だって母さんが良いと思t」
母「ぶぇーーーーーくしょいっ!!!!!」
友&私;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ
母「(慌てて鼻をかんで)あーごめんごめん。で、何?」
父「も、もう言わないんだから!」
再び;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフゥッ
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:30:38.54 ID:2gLFA31qO
946 名前; 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2007/12/21(金) 03:15:07

結婚4ヶ月
俺嫁共に25
何せ会ってから7年、付き合い始めて結婚まで2ヶ月だったので距離がまんま友人。
嫁超強い。超ヤバい。空手3段。
俺超嫁に弱い。同じ空手3段。でも嫁に弱い。真面目に愛してるって結婚してから言ってない。照れる。恥ずかしい。
飯食ったあとにセガールの映画見てる嫁に言ってみた。

俺「超愛してる」
嫁「……」
俺「愛してるよ、嫁」
嫁「るせーセガール様がかっこいいんだよ黙ってろ」
俺「………」
嫁「……」
俺(´・ω・`)
嫁「……」
俺(´;ω;`)
嫁「よし、もっかい言って」
俺「愛してる……大好き…」
嫁「そっか(ニコ! もっかい言って!」
俺「愛してる……大好き…(´;ω;`)嫁超好き。大好き。可愛い。世界一」
嫁「あたしも!」

やっぱ嫁世界一かわいい。後ろ回し蹴りだって受け止めちゃう。嫁愛してる!
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:40:58.50 ID:4Sj2975MO
140 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2007/08/12(日) 00:54:35 ID:8XwyrRka
去年、就職試験で、同じ大学の子が同じ会社受けた。
その子は髪もキレイに染めてて色白で細く、はっきりした目鼻立ちのスマート美人。
面接日も同じで、その次の日学校で会った時に
「面接どうだった〜?私自己PRとかうまく言えなかったー」
と言ったら、
「え?自己PRとかあったの?なんか雑談で終わったよ。面接らしいこと全然聞かれなかった」

その子は受かって私は落ちた
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:44:09.70 ID:4Sj2975MO
本気で書くけど
俺の親父は、滅茶苦茶厳格な奴で何かにつけて幼い頃から文句を言われた。
俺は、親父の注意なんてまともに聞かず何時も問題ばかり起こしては学校に呼び出しをくらう。
しかも、俺の家金が無いわけではなく、両親共に兄弟の多い家で育ったためお下がり癖が付いていてケチ
従兄弟の家から貰ってきたジャージを小学生の時、着させられた。俺は、こんなボロイの嫌だと母親の顔に投げつけた、父親は、無言で立ち去った
母親にその日の夜親父から言った言葉は、「あいつに内面を磨いてもらいたい」
母親は、それを俺に明くる日伝えた、俺は「は?馬鹿じゃないの」と母親が新しく買った洋服で出かけた
家に帰ると父親に呼ばれ、母親が買った新品の洋服について尋ねられた当然、母親も怒られる
俺は「ボロイ服を着る位なら死んだ方がマシ、貧乏だと思われたくない」と言った
父は、俺に「そんな服の良し悪しで笑う奴がいれば笑わせればいい、笑った人は、可愛そうな人なんだよ
今のお前には分からないかも知れないけど、分かる日が来た時には俺はいないかもな」と言ってた

数年後、親父は逝った
葬式で親父の親戚から俺達兄弟に親父からの手紙があった。
そこに書かれたことは、
「○○へ俺も小さい頃、お前と同じようにボロを着たくないと母親に言った事がある
片親だったので母親は、一生懸命働いて服を買ってくれた、でも、過労で母親にお礼を言えないまま死なれてしまった。後悔してる。お前が母親の顔に服を投げつけた時、お前も俺と同じ目に遭って欲しくない
言ったこと----」と線で終わっていた。
この手紙を書いている最中に逝ったのだ
普段なら叩いて教えたことを俺にこのことだけは心で覚えて欲しいと俺は受け取った

母親もその後すぐに他界した
母親へは俺のお礼の言葉と共に逝ってもらえた
親父の手紙がなければ言えなかった事、両親は何時も色あせた服を着てたけど
俺達へ色々残してくれた
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:48:59.15 ID:C4dCMxks0
いいよいいよー
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:54:40.43 ID:cNtBYDOq0
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1205828811/l50
週刊現代に今田軍団 (今田、雨上がり宮迫、ジャリズム山下、カラテカ入江)集団レイプの
実態を 被害者の女性に暴露される

◇被害女性 激白 今田耕司(42歳)と宮迫博之(37歳)「恐怖のホームパーティ」
 http://online.wgen.jp/   

レイプ犯ジャリズム山下のブログ炎上中!!!
http://shigenori-yamashita.laff.jp/blog/2008/03/post-bbe5.html?cid=9277178#comment-9277178

入江のブログも炎上開始か…。
http://karateka-irie.laff.jp/blog/2007/11/post-5fb0.html?cid=9277206#comment-9277206
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:55:41.66 ID:4Sj2975MO
16 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2007/10/11(木) 01:11:08 ID:zoJ6UsS7
私が4歳の時、父と母は離婚した。
祖父母と同居していたため父が私を引き取った。
母は出て行く日に私を実家に連れて行った。
家具や荷物がいっぱい置いてあって叔母の結婚の時と同じだったので
「わぁ、嫁入り道具みたいだねー」と嬉しそうに言ったのを覚えている。
家に戻ると母はドアの所で「おばあちゃんちに又行かなきゃいけないの」そう言った。
「いつ帰ってくるの?」と聞くと困った顔をして少し黙り「日曜日かな?」と答えた。
疑いもせずに私は笑顔で手を振って送り出した。日曜日がいつかも知らなかった。
それから私は祖母に日曜日がいつかを聞いては、玄関で待つ日々が続いた。
何回か繰り返したある日、母以外の家族全員が揃う夕食の時間に私は聞いてみた。
「あのね、ママが帰ってくる日曜日っていつだか知ってる?」
食卓が凍り付いた。それまでの笑顔が全く消えてみなが押し黙って目を伏せた。
「私、うっかり聞くのを忘れちゃったのよー」と笑いかけたが、誰1人笑ってはくれなかった。
それ以来、私はママの話しは絶対にしないようにして・・もう30年が経つ。
結婚式にも呼ぼうとはしなかった。今では1歳の娘と5歳の息子がいる。
先日、5歳の息子が「ねぇ、妹と僕を産んだのはお母さんだよね?」と聞いてきた。
「パパを産んだのはばぁばだよね?」「ママを産んだのは誰?」
「おばあちゃんよ、でもどこにいるかわかんないから会えないのよ」
「僕会いたいなぁ」「どうして?」そこまでは平気な受け答えだった。
「ママを産んでくれてありがとうって言わなきゃ!」
(うん、会いたいねぇ)と言うはずだったのに涙が止らなくなってしまった。
ずっとずっと封印してきた言葉。育てられないなら産まなきゃいいのにって思ったこともあった。
ありがとう息子。私はやっと素直になれそうだ。
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 18:59:29.56 ID:4Sj2975MO
相変わらず過疎ってるなw
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 19:05:02.70 ID:4Sj2975MO
3 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2007/10/14(日) 20:02:23 ID:NunOYKfj0
昔、初めてサイト作ったとき、嬉しくて友達や妹に言って回った
検索エンジンからもぼちぼち人がくるようになり、
意気揚々とレンタル掲示板をつけた
書き込みしてくれる人いるかな?荒らされたらどうしよう なんて思っていたが、
好意的なレスばっかりで嬉しくなった
そのうち荒らしてくるやつが現れたので、それを削除しようと掲示板の管理画面に入った
荒らしてくるやつのIPを見るついでに、好意的なレスをしてくれた人のIPもなんとなく見た
好意的なレスはすべて同じIP しかも俺と同じIP(うちはマンションケーブルで固定IPだった)
そう、妹が自演で盛り上げてくれてたんだ
俺は泣きながら掲示板とサイトを削除した
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 19:07:33.40 ID:ttPRPMu+0
みてるよー
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 19:13:35.75 ID:4Sj2975MO
>>325
なら良かったw


お前は石を投げている真っ暗闇に、投げている

何も見えない、音もしない
お前は石を投げている真っ暗闇に、投げている
お前には何も見えない、何も聞こえない
だがその石は、お前が投げた石はお前に出会うまで、動くことができなかったんだよ
手で触れろ、目で追え、音を聞けお前がしたことは、残っている
お前はまだ、闇に石を投げ込むのか
目をあけろ耳を澄ませ、そして心を開け
お前が投げた石は、お前に出会うことで、動いたんだよ
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 19:30:16.02 ID:4Sj2975MO
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 19:31:25.01 ID:ntEQflYAO
コピペじゃ無くてすまんが…

数年の夏、会社で甲子園の話題になった
そしたら隣の席の同僚Yが
「今日の他の試合はわからないけど
 ○○高校と□□学園の試合は○○高校が勝つね
 負けたら皆に酒おごってもいいよ」
って言い出した
俺はちとビックリした
何故なら□□学園はYの出身校なのを俺は知っていたからだ
何か嫌な思い出でもあるのかと小声で
「何故だ?母校に勝って欲しく無いのか?」
って聞いたら
「俺は賭事弱いんだよ」
と、言って仕事に戻った

その夜、嬉しそうに皆に酒をおごるYの姿があった
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 19:45:02.78 ID:2gLFA31qO
嫁が風呂に入っているときに携帯を見てしまった。
おれが送った「今から帰る」みたいなくだらないメールばかり。
でもフォルダがあって、そこにメールが一杯たまってた。
彼氏から彼女に送るような甘い内容のメールばかり・・百通ぐらいあったかも試練。
感情的になってしまい、風呂からあがってきた嫁に問い詰めた。そしたら
「自分が送ったメールなのに、忘れてしまったのですか?」
といって嫁は笑った。さっぱり気づかなかった。
言われて見れば、差出人がおれの昔の携帯の番号だった。忘れていた。
そうこうしてる間に嫁の携帯の電池が一つになってた。もう何年も前から同じ携帯だ。
機種変しないのか?と聞いたら、メールが消えるのが嫌だったからだと。
なんだか携帯盗み見た自分が恥ずかしくなった。
謝ると、嫁は笑いながら「こんな私を貰ってくれる人なんて貴方以外にいません」
といっておれを抱きしめてくれた。
今週末嫁の携帯を機種変しにいってきます。おれの自腹でOTL
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 19:45:55.42 ID:t2HUsaGo0
>>326
なんかすごく衝撃的だ
いい言葉だね
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 19:46:07.53 ID:2gLFA31qO
『たまには愛してるって言ってよ〜』ってのが嫁に何度言われた事か・・・
『アホか。態度でわかれや・・・ったく』と、まんざらでもない態度を見せるがやはり恥ずかしいので言えぬ毎日。

彼女には今まで3回だけ愛してると言った事がある。
最初は中学生の時。付き合い始めて半年ぐらい経った頃か。懐かしいなぁ。その時が最初にキスだった。

2回目は結婚するとき。プロポーズの間際に言ったなぁ。8年も付き合ってたのにかなり緊張して固まってたなぁ・・・

3回目は彼女が病室で寝込んでる時。死去の2〜3日前だったか。衰弱しきって何も話せない彼女に向かって何度も何度も。

あれから5年。お前が残してくれた俺たちの子供は今日も元気に走り回ってるぞ。
今日は土曜だからあいつらは昼までぐっすり寝てるんだろうな。
俺も早い時間に起きちゃったからなぁ・・・相手しきれるだろうか・・・
お前に似て二人ともやんちゃで甘えたで、寂しがる余裕がないよ。
昨日の七夕の短冊の内容は。
娘『おかあさんがげんきでてんごくであそんでますように』
息子『ママがさみしくないとおもってくれますように』
・・・・・・・俺は泣いたぞ。こんなにも愛しい子供を産んでくれたお前を一生愛してるぞ。
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 19:50:08.51 ID:2gLFA31qO
個人的に、分かりやすくて感動した





705 名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 23:55:56
十七条の憲法現代語訳

第1条 お前ら仲良くしる
第2条 仏様とお経と坊さんは大切にしろよ
第3条 天皇陛下の詔勅は謹んで受けろ
第4条 役人は礼儀と身分をわきまえろ
第5条 人を裁く奴は賄賂とかに惑わされんなよ
第6条 DQNは叩け。いいことしろ。
第7条 役人はちゃんと自分の仕事をしろ。
第8条 役人は朝早く出勤して夜遅く帰れ。きっちり定時なんかに帰るなよ。
第9条 信用は大切だぞ。
第10条 他人が何か間違ったことしてもあんまり怒るな。
第11条 功績や過ちはハッキリさせて、賞罰とかその辺きっちりさせろよ。
第12条 役人は住民から搾取しちゃダメだろ。
第13条 役人ども、おまいらは同僚が何やってるかはきっちり知っておけよ。
第14条 役人は他の市とかの方が給料高いからって妬んだりすんな。
第15条 役人どもはてめー財布のことばっかり考えてないで国のために働け。
第16条 国民に何か課すときは、必ず時期とか空気読んでやれよ。
第17条 重要事項は会議して決めろ。ひとりでコソコソやんなよ。
333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 20:01:11.65 ID:4Sj2975MO
315 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2007/10/18(木) 20:29:22 0
先日実家に帰ったら、トイレに宗教っぽい感じのする小さい絵が飾ってあった。
インテリアとは思いがたく、母に何気に聞いてみたら
「前にね、“この絵をトイレに飾ったら金運アップ”って広告があったの」
小さい絵一つでン万円の、折込広告で入ってくるアヤシイ系統らしく、ガクブルしながら聞いていたら

「だからね、その広告の絵を切り取って飾ってみたの」

しっかりしてるんだか天然なんだか・・・
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 20:12:48.77 ID:4ft9UGGNO
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 20:15:59.19 ID:M4rhL3JX0
>>326
よく分かんね
身近にある普段気にも留めない何気ない物を大事にしろってことかな?
3361/3:2008/03/18(火) 20:26:38.28 ID:2gLFA31qO
360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/12(水) 10:30:53
土曜日、一人娘の結婚式だったんさ。

当時俺25歳、嫁33歳、娘13歳。
まぁ、要するに嫁の連れ子だったんだけど。
娘も大きかったから、多少ギクシャクしながらも数年過ぎた。
子供はあえてつくらなかった。
収入の問題もあったけど、娘の気持ちを考えたら、
子供は娘1人いればいいって事になった。

突然嫁が交通事故で逝った。
娘17の時。
突然2人きりになった&現実味がなくて二人して呆然。
これからどうしようと思った。
生活の面では収入も安定してたし、娘も家事の一通りは出来た。
何の問題もないはずだったけど、嫁側親戚が騒ぎ立てた。
そらそーか。
血の繋がらない29の男と17の女。
ある意味カップルでもおかしくない歳の差だもんな。
「あなたはまだ若いんだから」とか、
「再婚するにも子供がいちゃ・・・しかも自分の子供じゃないのに・・・」
とか、散々言われた。
でも、俺は間違いなく娘は俺の娘だと思ってた。
何よりも、嫁のたった一人の忘れ形見だ。
俺が育てて行く以外の選択肢は全く頭になかった。
そんな親戚の騒ぎは右から左に流した。
娘も「今更こんな足の臭いオッサンとどーにかなるかw」と笑ってた。
当たり前の様に言う娘の気持ちが嬉しかった。
3372/3:2008/03/18(火) 20:27:32.58 ID:2gLFA31qO
やっぱり影であらぬ噂を立てられた事もあった。
三者懇談や進路面談で学校に行くと、必ず教師に変な顔をされた。
部活で遅くなった娘を迎えに行って「お宅の生徒が円光をしている」と
近隣住民から学校に通報された事もある。
それでも2人で暮らして来た。
再婚なんか考えた事もなかった。
それくらい娘には穏やかな、幸せな時間を与えてもらってた。



361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/12(水) 10:31:46
娘に話があると言われた。
「結婚したい人がいる。」と。
娘は25になってた。
俺が嫁と結婚したのと同じ歳。
正直複雑な心境だった。
次の日曜に相手の男に会った。
娘を見る目が優しかった。
こいつなら大丈夫だと思った。
安心した。
諦めもついた。(笑)
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 20:32:02.57 ID:4Sj2975MO
>>335
俺も引用してきただけだからよく分からんけど、
自分が何気なくした事が相手には大きな事って事かも。
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 20:51:54.90 ID:F3y4NSJv0
あれ、このスレみてたらなんか目から汗が・・・(;ω;`)
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 20:54:40.64 ID:4Sj2975MO
このスレはVIPPERの優しさの提供で御送りします。
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 20:56:25.81 ID:Em9xa6w30
過疎ってるんじゃない…
読んでるだけで何も書き込めなくなるのだよ…
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 20:57:18.30 ID:4Sj2975MO
679 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2007/10/05(金) 09:23:43 0
昨日の嫁

いつも俺が仕事から疲れて帰って来ても、冷たく不機嫌な態度だったのに
昨日はなぜか笑顔で優しかった。
別に今までのは「家事と育児で疲れてんだろうな」と思って気にしてなかったのに、
いきなりのこの変わりよう・・・
「何かあったのか?」「俺なんかしたか?」と自問自答を続けるが答えは見えず。
聞いたほうが早いなと思って質問すると

「・・・いつも旦那君が疲れて帰って来てるのに、私の態度はないよなって思ってた。
でも思ってるだけで実行してなくて・・・だから今日から優しい嫁になるの」
とちょっと涙ぐんで話してくれた。

嫁・・・ありがと。
でも何日もつのかなw
3431/2:2008/03/18(火) 21:07:16.98 ID:4Sj2975MO
ちょうど4年前、高2の時。バンドやってた。
好きなのはメタルだったんだけど、自分が出来る楽器はピアノ系。ちっちゃいころちょっと齧ったので。
メタル大好きだった。ああいうかっこよさをなんでてめーらわからねえんだ、わかんねーガキ共はいらねえって思ってた。
でもギター出来ないので、バンドではキーボードでちまちまやってた。

9月だったかな。幼馴染みの女の子が入院して、俺はヒマしてるだろうと思って彼女のお見舞いにCD持ってったわけ。
まあ、前から「ヘヴィメタはうるさいから嫌い」とか言ってたので、そんなにうるさくない系のやつ。後の方のブラックサバスとか。エアロスミスとか。
で、その時に、彼女のそんとき持ってるCDで、一番好きな曲を聞かせてもらった。
Mother's prideのFloribundaという曲。
家を出て東京に行ってる兄貴から借りたCD(と言っていた)に入ってて、ピアノソロが一発で好きになった。こん時にCD名メモって、早速買った。地元には売って無くて、amazonに感謝したね。

彼女はなかなか退院できなくて、まめにお見舞い行ってたんだけど、ある日バンダナ巻いてて。
自慢だった髪の毛がまるっきり無くなってて、「どうしたの」って聞くことすら出来なかった。
何か彼女にしてあげたくて、思いついたのが、Floribundaの生演奏。
MDやCD-Rで仲間内に聞いてもらって、スコアに落として、生弦欲しかったのでクラシックの部の方にバイオリンとビオラ協力お願いして。
クラスの奴らにバックコーラスお願いして、練習した。(入院している彼女は同じクラスだった)
それを録音して、「みんなからのメッセージだよ」と渡すつもりだったのだけど、彼女がちょっと調子良くなったので一時的に外出出来ることに。
それにあわせて、皆で彼女の前で生演奏することにした。
休みの日だったんだけど、先生にわけを話して特別に許可してもらって、体育館の壇上で。
3442/2:2008/03/18(火) 21:09:19.16 ID:4Sj2975MO
「みんなからの応援のメッセージを直接渡したい」と、彼女のご両親にも話して、学校に来てもらった。
構成はドラム、キーボード、バイオリン3にビオラ3、コーラス10人くらいでハンドクラップとフットスタンプもしてもらった。何人かはハイハット代わりにタンバリンも持ってもらった。
俺は一番美味しい、ピアノ。最後のピアノソロをどうしても自分で弾いて聞かせたかった。
曲が始まって、彼女は「この曲は!」と気付いて目を輝かせた。(って後で聞いた)
ドラムとキーボードから入って、コーラスとピアノ、バイオリンビオラと被さって行って、フットスタンプ+ハンドクラップ+タンバリン。
そしてピアノソロ!1分くらいだけど一番盛り上がる部分。
ちょっと緊張で手が震えた。失敗したくなかった。精一杯の「頑張れ!」というメッセージを、そのピアノソロで伝えたかった。
最後はコーラスの列が崩れて、彼女にタンバリンを渡し、一緒に歌った。
彼女は泣きながら、一緒に歌ってた。
車椅子じゃなかったら、フットスタンプも一緒にしたかったろうなあ。
俺も、この瞬間を終わらせたくなくて、ずっと最後のフレーズを弾きつづけてた。

結局、彼女は程なくして、帰らぬ人となった。
今でも、あのときのメンバーで集まると、あの時の話になる。
「やり遂げた」という思いと、特に俺の場合は彼女に対しての少し甘酸っぱい感情が、みんなと会うたびあの時のことを思い出させる。

そしていつも、「ここに彼女がいて、一緒にあの時の思い出話が出来たらなあ」と思う。
あの曲はもう1000回くらい聞いているけど、今でも大好きで、そして切ない。
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 21:17:57.63 ID:PtwingQx0
問題は20秒で>2が張られていること
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 21:23:28.64 ID:3ikgx/Za0
オレは小さい頃、家の事情でばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地に来て間もなく当然友達もいない。
いつしかオレはノートに、自分が考えたすごろくを書くのに夢中になっていた。
それをばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
ばあちゃんはニコニコしながら、「ほうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがてオレにも友達が出き、そんなこともせず友達と遊びまくってたころ
家の事情も解消され、自分の家に戻った。ばあちゃんは別れる時もニコニコしていて、
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」と喜んでくれた。

先日、そのばあちゃんが死んだ。89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から、「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみると、そこにはばあちゃんが作ったすごろくが書かれてあった。
モンスターの絵らしき物が書かれていたり、何故かぬらりひょんとか
妖怪も混じっていたり。「ばあちゃん、よく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に

「義弘(オレ)くんに友達がいっぱいできますように」

人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
ばあちゃん、死に目に会えなくてごめんよ。そしてありがとう。
3471/2:2008/03/18(火) 21:39:51.31 ID:4Sj2975MO
405 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 22:07:08 ID:zc1bq9iS
ちょっと前に軍関係の話でてたから、俺も一つ。
和みじゃなかったら、スマン。

俺のじーちゃんは陸軍士官学校卒の偵察パイロットだった。
86歳の今でも当時乗ってた偵察機の写真や絵を眺めては想いを馳せる、ばりばりの飛行機野郎。
そんなじーちゃんと、数日前飛行機の模型とかがいっぱい飾ってある博物館に行った時の話。

博物館の奥には、日本をはじめとした世界各国の戦闘機や偵察機の模型や資料が展示されてた。
じーちゃんは何か色々思うことがあるんだろう、30分ぐらい自分が乗ってた偵察機の模型の前にいた。
俺はそんなじーちゃんをちょっと離れたとこから見てたんだけど、そこへ老紳士って単語がぴったりな白人じーちゃんが現れて、うちのじーちゃんに何やら声かけてた。
じーちゃんは英語出来ないからあたふたして、慌てて俺が駆けつけた。

以下俺が通訳してのじーちゃんと老紳士の会話(数日前だから多少脚色あるかもしれないが、そこは勘弁w
じーちゃんξ゚听)ξ 老紳士(´・ω・`)

(´・ω・`)「貴方はこれに乗ってたんですか?」
ξ゚听)ξ「そうだ。それがどうした?」
(`・ω・´)「おお、私は幸運です! まさかジョーに会えるなんて!」
ξ゚听)ξ「??」
(`・ω・´)「この偵察機は、当時米軍で最も恐れられてた偵察機なんです。
      いつのまにか現れて私たちの情報を握り、いつのまにか消えていく。
      当時誰もがその日本の技術力の高さ、そしてパイロットの優秀さに感心してましたよ」ξ゚听)ξ「……」
(`・ω・´)「私は基地で見てた身ですが、いつかあの偵察機とパイロットに会ってみたいと思ってました。
      その夢が今日叶いました! 握手してください!」
ξ゚听)ξ「……いいのか? 俺はあんたの仲間をたくさん殺したかもしれないんだぜ?」
(´・ω・`)「それは戦争ですから、しょうがないです。それに基地勤めたと言っても私だって軍に所属してた身です。
      間接的にたくさん大好きな日本人殺して、大好きな日本にあの恐ろしい爆弾も落としました。
      個人的には、日本にそんなこと、……したくなかったですが。……ごめんなさい」
3482/2:2008/03/18(火) 21:42:31.08 ID:4Sj2975MO
406 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 22:07:39 ID:zc1bq9iS
ξ゚听)ξ「謝るな。もう、戦争は終わったんだ」
(´・ω・`)「はい……」
ξ///)ξ「いいか、よく聞け。俺はアメリカが嫌いだ。だけど、お前は……嫌いじゃない」

じーちゃんが握手しようと手差し出して、老紳士が嬉しそうに手を握った。

(`・ω・´)「ありがとうございます! 私生きてる限り、ジョーの素晴らしさ、パイロットの優秀さ、
      そして貴方の器の大きさ皆に語ります! 日本人大好きです!」
ξ///)ξ「ちょ、直球すぎんだよ」
      

じーちゃんのツンデレっぷりに孫ながら萌えつつ、老紳士に和んだ一日でした。
ちなみに老紳士の「ジョー」ってのは、日本の偵察機のあだ名みたいなもんだそうだ。
謎だったからwikiで調べてみたら↓こう記述してあった。
>連合軍は本機を“写真屋のジョー”とも呼び、“ジョー”がやって来た数日後には必ず日本軍の攻撃があるとして、その飛来を恐れたという。

407 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 22:15:21 ID:AoTUw3nV
何でじーちゃんの顔文字がそれなんだよww
349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/18(火) 22:02:28.18 ID:4Sj2975MO
350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
しゅ