1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
ここは素直クールに萌えるスレです。
「素直クール」とは
・冷静沈着で感情的になることはまずない
・完全自立型
・表情が薄いあるいは無表情
・ガチで愛してくれている一途
・愛情表現がストレート
・照れが少ないあるいはない
・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい
▼投下時ルール
・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に
・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません
・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。
・コテは投下時にだけ付ける
・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨
・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます
▼2ちゃんねるのおやくそくについては
http://info.2ch.net/before.html 初めての人は保管庫をのぞいてみて下さい
*特に荒らしは徹底スルー
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 22:43:36.18 ID:4QUChgJZ0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 22:44:51.30 ID:4QUChgJZ0
●●お知らせ●●
避難所等で以下のような提案と話し合いがありました
・週二回スレ立て
・月曜日と金曜日
・スレが落ちたら次のスレ立て日まで待つ
現在試験運用中につき
何か意見のある方は避難所へどうぞ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 22:51:14.48 ID:4QUChgJZ0
今日は人がいないな
ほし
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 22:52:59.27 ID:4FWtARgA0
乙
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 22:55:39.34 ID:r0eonu320
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:02:54.00 ID:4QUChgJZ0
ほし
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:03:39.88 ID:FZZTZQsZO
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:07:21.62 ID:Obj06hEm0
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:12:46.91 ID:4QUChgJZ0
ほし
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:19:26.17 ID:4QUChgJZ0
ほし
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:22:36.14 ID:FaYruQTi0
投下しますね、3〜4レスくらい。
お題は何週か前のスレタイから。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:23:17.71 ID:Obj06hEm0
wktk
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:24:01.76 ID:FaYruQTi0
【晴れでも雨でも、君と二人】
「屋上へ行こうか」
昼休み。いつものように、クーがオレを誘ってきた。が。
「いやしかし、……土砂降りだぜ」
6月も半ば過ぎ。梅雨である。
強い雨だ。叩きつける雨はまるでシャワーのように、ばしゃばしゃと水音を辺りに響かせている。
「いまさら君がそれを気にするのかい」
先日、大雨の日。
オレと彼女は雨の中、お互いを好きだと言い合った。その日は二人とも傘を差すのも馬鹿らしい程にびしょぬれで、ぬれねずみのようになりながら家路に着いた。
聞けばこいつ、雨に打たれるのが好きなのだそうだ。妙なヤツである。そしてどうも、オレはこいつの妙なところが気に入っているらしいのだ。
「今日はまだ午後の授業があるからな」
「そうか。私は着替えの準備もしてあるのだけれど、君は無いんだね。2着あるけれど、1着貸そうか」
クーは真面目な顔でオレに着替えを差し出してくる。
「……オレにそのスカートをはけと?」
「君は線が細いからね。サイズも合いそうだしなにしろ似合いそうだ」
「……」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:25:06.52 ID:FaYruQTi0
「いや、冗談だよ」
「あのな。冗談なら冗談らしい言い方なり振る舞いをしてくれ。お前の物言いはいつもクールで、本気か冗談かさっぱり区別できん」
「なるほどそういうものか。努力しよう」
クーは生真面目にこくこくとうなずく。その真面目さが困ると言っているのだけれどな。まあそれが同時にこいつの魅力でもあるのだが。
「いや別に頑張りどころじゃないぞ。んじゃ、行こうか」
オレがさっさと歩き出すと、クーはあわてて後を追ってくる。
「あれ? 屋上には行かないつもりじゃないのか」
「行かないとは言っていないぜ。ただ、悪いけどオレは傘を使わせてもらう」
「いや、別に、悪くはないが」
そう言いつつもクーはすこし残念そうな顔をする。
うまく言葉にはできないが、なんとなくオレもこいつの気分がわかる。オレもちょっと残念なのだ。
オレもできるならクーと一緒に雨に当たりたかった。彼女が楽しいと思うことならどんなことでも、オレも一緒に経験したかった。
屋上に着くなり、クーは外へと駆け出していく。激しい雨を気にせずに、ちいさな子犬のように。
両手を広げ、思う存分雨に打たれているその姿はやはり楽しげで、見ているとこちらまでうずうずしてくる。……ダメだ。やはりうずうずが止まらない。オレは傘を放り出し、クーの元へと駆け出した。
「ふふ。傘を使うんじゃなかったのか」
「こんなに激しい雨じゃ傘なんか役にたたねーよ。それに、お前と一緒のほうが楽しそうだし」
ふふふ、とオレたちは笑いあう。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:26:02.19 ID:FaYruQTi0
クーの言う雨の気持ちよさなんて、いまだオレにはわからない。
だけど楽しそうなこいつとは、いつもその気持ちを共有していたい。楽しげなこいつの隣には、いつもオレが居たい。
「しかしお前、ほんとに雨が好きなヤツだな。晴れの日はつまらないだろ」
「うん? 晴れの日だって、私は好きだよ。君の隣でぼんやりと雲を眺めるのも気持ちがいいしね。晴れでも雨でも、君と二人ならそれだけで私は楽しい」
「……お前はほんと、冗談と本気の区別が付かないから困るな」
「もちろん本気だよ?」
テレもせずにクーは言う。
オレは気恥ずかしくなって彼女から目をそらした。昼休み中ずっと、なぜかオレはクーと目を合わせることができずにいた。
◆◇◆
午後の授業、オレは結局クーの着替えを借りて過ごした。
クラスの誰かに体操着でも借りようかと思っていたのだが(そして担任にもそう言われたのだが)、貸してくれるクラスメイトは誰一人居なかった。
「クーちゃんから着替えを借りればいいじゃない」だそうだ。オレとクーの先の会話をクラス全員が聞いていて、皆で示し合わせているようだった。ひどいなお前たち。
スカートなんてはいたのは、生まれて初めてだった。妙にすーすーするものだな、とだけ言っておこうか。
……下着をどうしたかは聞かないでくれ、忘れたい。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:27:31.08 ID:FaYruQTi0
以上ですよ。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:28:59.27 ID:4QUChgJZ0
>>17 午後の授業風景を想像したら
笑ってしまった
GJ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:30:03.85 ID:E5HlTCkJO
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:30:49.45 ID:Obj06hEm0
乙
スカートはいたのかw
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:38:23.10 ID:4QUChgJZ0
ほし
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:45:23.46 ID:4QUChgJZ0
ほし
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/18(月) 23:52:35.54 ID:LxD9b3OaO
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 00:00:24.16 ID:QdcV8u9S0
ほし
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 00:04:14.85 ID:YLtImSiBO
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 00:12:40.95 ID:QdcV8u9S0
お題くれるとうれしいな
ほし
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 00:21:15.38 ID:QdcV8u9S0
ほし
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 00:30:55.74 ID:QdcV8u9S0
ほし
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 00:39:49.42 ID:PP5ibODc0
ほ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 00:45:06.56 ID:tYoAoUxzO
>>26 【梅雨入り】
【紫陽花】
【長靴とかっぱ】
【車に水をはねられた】
【家庭菜園】
【雨上がりの空と虹】
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 00:54:41.97 ID:6622Xidj0
ほす
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 01:03:57.42 ID:QdcV8u9S0
うまくまとまらない…
ほし
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 01:15:57.07 ID:R5n8sqq10
ほ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 01:33:28.20 ID:QdcV8u9S0
ほし
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 01:44:58.92 ID:tYoAoUxzO
ほあ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 02:01:12.96 ID:tYoAoUxzO
ほし
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 02:02:04.98 ID:ohH2X8fEO
ほし
38 :
1/2:2007/06/19(火) 02:02:51.37 ID:7N/wI4enO
男「さて、幾度となく言ったと思うが」
ク「私の事を愛してるって?」
男「ッソォ〜〜イ!!」
ク「イッタタ……ひっくり返すのは私じゃなくて卓袱台にしてよ」
男「大丈夫、この絨毯は比較的ふかふかだ」
ク「でも、痛いものは痛いよ」
男「まあ、すまんかった。 いやそうでなくて、だ」
ク「その話はもう耳にタコができそう、できてるか確認してみる?」
男「無理して冗談言わなくていいぞ」
ク「むー」
男「さて、シャツにデニムだけというお前のファッションセンスはいかがなものかと」
ク「いいじゃない」
男「いや、そうじゃない。 お前は女として欠けている!着飾ろうという意志すらないのか!」
ク「キミは女のそういうところがイヤなんじゃなかった?」
男「すぐ泣いたり、不条理だったり、自分をアピールしまくる為に過度に着飾るのがイヤなわけで、一切着飾らないってのもどうかと」
ク「キミの言う事は難しいなあ」
男「そんなわけで!!」
ク「そんなわけで?」
男「はい、プレゼント」
ク「え?えっと……?」
男「どした?」
ク「また説教かなって」
男「もう言い飽きた。 まあ、アクセサリ一つだけでも違うもんだ」
ク「うわ、ありがとう。 すごい嬉しいよ」
39 :
2/2:2007/06/19(火) 02:07:37.38 ID:7N/wI4enO
男「ま、付けてみなよ」
ク「えっと……首輪?」
男「せめて、チョーカーとかネックレスとか言えんのかね。 あと、オマケでベルトな」
ク「えーと、胸の下に巻いて強調しろ、っていうこと?」
男「エロいわ、っつか某漫画家が使いそうなネタだなあ」
ク「ラングr」
男「おっと、それ以上は言うなよ」
ク「グローラn」
男「言うなというに」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 02:12:18.10 ID:tYoAoUxzO
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 02:31:02.76 ID:QdcV8u9S0
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 03:03:18.00 ID:M+CF1RphO
高飛車素直クール
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 03:33:09.90 ID:QdcV8u9S0
とりあえずお題消化
【梅雨入り】と【家庭菜園】を1つにまとめてみた
けど、何かずれているような気もする
2レスほど借りるよ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 03:36:22.73 ID:QdcV8u9S0
男「クー。雨降らないねぇ…」
ク「今年は空梅雨の可能性が高いらしいぞ」
男「入梅したのにね。雨降らないどころかすごく暑いよ。異常気象かな…」
ク「いや。確か、異常気象の定義は30年間見られないような現象だ。このよう
なことは30年の間には大なり小なり起きているだろう」
男「だけど相当暑いし、雨降らないよ。こんな陽気で大丈夫かなぁ…」
ク「うむ。確かに植物とかの生育には良くないな。植木や君と一緒に育ててい
る花壇や菜園に水をまくか。それに打ち水にもなる。君も手伝ってくれるか」
男「もちろんだよ。せっかく育てた植物が枯れたら困るからね」
-----------------
男「うーん…。水まくと涼しいね…」
ク「うむ。水は蒸発熱がグラムあたり2.3kJと相当大きいからな」
男「それって、どういうこと?」
ク「つまり、水の蒸発には相当量の熱量を必要とするのだ。つまり、この熱を暑
い大気から奪うので涼しくなるのだ。また温度差によって風も生じる」
男「いつも思うけどクーの知識量はすごいね。尊敬しちゃうよ」
ク「愛する君に評価されるのはとても嬉しいことだ」
男「…あれ?ホースから水が出てこないよ?」
ク「どこか引っかかっているのか?」
男「何か、小刻みに少しずつしか出なくなっちゃったよ」
ク「よし。私がどこか悪いか確認してみる。君はここでホースを持っていてくれ
たまえ。水がよその敷地とかに入ったらまずいからな」
ク「別にホースが断線しているわけでは無いし…。どこかで詰まっているような
様子も無いな…。む?蛇口との接続がしっかりしていないな。ここで、引っ
かかっていたのか」
45 :
2ページ:2007/06/19(火) 03:37:04.28 ID:QdcV8u9S0
男「クー。どうなってるの?」
ク「大丈夫だ。蛇口とホースの接続がしっかりしていないのだ。今直すからな…
うわっ!」
男「クー、どうしたの?大丈夫」
ク「むぅ…。突如、圧力に耐え切れずホースが蛇口から外れて、水が噴出すると
は…。油断していた…」
男「ぶ!クーが水に濡れてる…///」
ク「突然水が噴出してな。ずぶぬれになってしまった。…男よ。何故、顔を赤ら
めているのだ?」
男「クーの…///…Tシャツが水に濡れて…///…あの、その、下着がね…///…
透けて見えるんだ…///」
ク「本当だ。透けているな。…ふふ。男よ。私は文字通り水も滴るいい女かね?」
男「クー…///。僕の所に寄って来るより早く家に入って着替えなよ…///」
ク「ふふ。濡れTシャツで顔を赤らめる君もかわいいな。しかし、顔を赤くして
体温を上げてはせっかくの打ち水の効果が台無しだ。…よし」
男「うわっ!クー。突然、水をこっちに向けるなんて。冷たいよ」
ク「水を浴びると結構気持ち良くないかね」
男「確かにそうだけど…」
ク「うーむ。男よ。まさに君は水も滴るいい男だ。華奢で細身のボディラインが
くっきり出ていて素敵だ。うっとりしてしまうぞ」
男「クー…///。だけど、相当濡れちゃったし、着替えないとなぁ…」
ク「よし。私が着替えさせてやろう。さあ、私のところに来たまえ。君の白い肌
を着替えながらもっとじっくり見てみたい」
男「自分で着替えられるから大丈夫だよ…。クー」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 03:38:37.03 ID:QdcV8u9S0
ということで
【(雨の降らない)梅雨入り】+【家庭菜園】=【打ち水】
は終了
しかし本当に入梅したという割には全然雨が降らないなぁ…
梅雨ネタ消化しようにも実感がわかないから困るよ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 04:00:16.48 ID:s6C8vb0wO
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 04:03:52.79 ID:tYoAoUxzO
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 05:08:42.11 ID:mt7KvK83O
保守
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 06:01:41.33 ID:tYoAoUxzO
保守
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 06:06:49.12 ID:xzwjBINg0
☆
保守
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 06:55:31.31 ID:NYWaw4HAO
俺、夕方までスレ残ってたらSS書くんだ…
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 07:11:04.01 ID:T3ZNxEUkO
俺、夕方までスレのこってたら
>>53のss読むんだ……
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 07:22:47.67 ID:g7v0Pwrx0
保守
56 :
流眺 ◆bU2yfnnzDs :2007/06/19(火) 07:32:33.30 ID:4mF3l75X0
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 07:49:24.42 ID:tYoAoUxzO
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 08:13:07.52 ID:tYoAoUxzO
ほ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 08:41:43.96 ID:AMGn+eH20
ほ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 09:38:48.39 ID:QeKVPN3B0
保守
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 09:58:40.26 ID:s6C8vb0wO
ほしゅ
ほ
ほす
ほ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 11:50:53.91 ID:tYoAoUxzO
ほ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 12:09:46.74 ID:A+gj0j7LO
ほ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 12:31:12.06 ID:s6C8vb0wO
しゅ
【帰りのホームルーム前】
男「夕方なのに暑〜っ…汗ダラダラ…」
クー「まったくだ…時に男、ちょっと聞きたいことがある」
男「へ?どした?」
クー「男は私の汗は気にならないか?」
男「え!」
クー「心配なんだ。後学のため答えてくれ、男」
男「い、いや…」
クー「私も女のはしくれ、鞄には制汗スプレーを忘れず、トイレや更衣室で
随時使うようにしている。しかしこの暑さ。やはり男を不快にしていないか気になってしまう」
男「いやあ、その、大丈夫だよ?大体そこまで気にしなくていいんじゃ…だって生理現象だし」
クー「しかし臭かったらいやだろう、男。はっきり言ってくれ」
男「う、うんまあ…でも、教室で制汗スプレーを使われるより良いと思うんだ…」
クー「やはり女子の見せてはならない姿か?引かせてしまうか?」
男「…うん。それにあれ香り本当にキツいから、飯がまずくなるよ」
クー「む。確かにそうだな。食事の匂いと混ざってしまうな…」
クラスメイト「(…GJ)」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 12:54:30.26 ID:W6gAhVMK0
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 13:19:31.14 ID:vdnUuHAL0
ほ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 14:02:46.78 ID:ohH2X8fEO
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 14:31:57.22 ID:Y7FtN/PT0
ほ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 14:49:27.31 ID:hRJJwBvC0
し
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 14:59:42.23 ID:LJwUfO2J0
ゅ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 15:25:58.15 ID:Y7FtN/PT0
保守
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 15:30:51.44 ID:hRJJwBvC0
途中までとはいえ面白かった
>>56氏に期待、wktkして待ってます。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 15:44:31.75 ID:T3ZNxEUkO
ほ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 16:02:48.27 ID:+gjKsxoL0
ほしゅ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 16:27:36.82 ID:T3ZNxEUkO
hstk
ほ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 17:01:37.67 ID:hRJJwBvC0
し
ゅ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 17:22:37.27 ID:hRJJwBvC0
男「ゅんゅん」
ク「何?”ゆんゆん”って」
男「あ、いや電波がちょっと」
ク「馬鹿な事いってないで早く帰ろう?」
男「でも僕は世界を保ち守らないと・・・」
ク「貴方がどうなっても私の気持ちは変わらないけど、会話にならないのは悲しいわ」
男「でも400を超えてしまったんだ、もう行かないと」
ク「しかたないわね、何だか分からないけど着いていくわ、どこまでも」
落ちもなくグダグダなまま保守。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 17:40:45.28 ID:hRJJwBvC0
ほ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 17:52:39.06 ID:xzwjBINg0
☆
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/19(火) 18:06:19.03 ID:T3ZNxEUkO
浮上
86 :
◆S5tUBfrW3Q :2007/06/19(火) 18:16:24.33 ID:WNjnSRpe0
三レスいただきます。
『自殺』
87 :
◆S5tUBfrW3Q :2007/06/19(火) 18:17:18.90 ID:WNjnSRpe0
屋上の手すりを乗り越えて、コンクリートと空の境界線に立つと風が思った以上に強いことに驚いた。
下を見るとコンクリートの駐車場。
ここは十階建てのマンションの上だ。
僕は目を閉じる。
するとまるで自分が空を飛んでいるような感覚に包まれる。
下を流れていく車の音や、遠くに聞こえる踏切の音、上空をすべる飛行機の音。
音のみの世界は、こんなにも騒々しく、切ない。
小学生だろうか。楽しそうなはしゃぎ声が下をかけていくのが聞こえる。
自分の小学校時代を思い出してしまい、鼻の奥がツーンとしてくる。
今の自分はボロボロだ。
あのころのような毎日が楽しく、夕陽に目を奪われたり、
ランドセルを投げ捨てて遊びに行くことはない。
教材はビリビリに破られ、油性ペンで大きく罵詈雑言が書かれている。
カバンのストッパーをはずし、空中に投げ出す。
回転しながら教材だったものをはきだし、カバンは駐車場に叩きつけられる。
大量のプリントは蝶の群れように舞い、クルン、クルンとカバンの上に降り積もっていく。
悪口で溢れかえっているのに、その光景は綺麗だった。
僕はポケットの中に手を突っ込んで、そこに遺書があることを確認するとギュッと握り締めた。
そして、手すりをつかんでいた右手を離そうとした。
「待て」
凛とした女性の声がした。
僕が目を開くと、そこには学年1美人と名高いクーさんが立っていた。
「キミをつけていたら案の定これか」
腕を組んでこちらをみつめる。
深い黒色の瞳は純真で、僕は目をあわせられない。
彼女は僕のほうにツカツカと近づいてきて、僕の右手をつかむと
思い切りひっぱって、僕を屋上のコンクリートの上に引きずり戻した。
「止めないで下さい」
そう強い声で言ったつもりだったのに、喉からは乾いた呼吸音しか出ない。
彼女は僕を見おろして言った。
「止めるさ、もちろん」
「なぜ、ですか」
「そりゃあ、私がキミの事を好きだからだな。好きな人が自殺するのを止めないヤツはいない」
絶句した。
いきなりこの人は何を言っているんだろう。
僕が好き? 虐められて、この上なく惨めなこの僕のことが?
「冗談はやめてください」
「ふむ、突然すぎたかな。証拠を見せよう、立って、目をつむれ」
僕はよろよろと立ち上がり、目を閉じた。
一瞬、良い香りがした。
そして、唇にやわらかい感触。
びっくりした僕があとずさると、彼女はフフン、と微笑んでいる。
「どうだ、信じてもらえたか?」
「い、いきなり何を……誰にでもこういうこと、するんですか?」
「心外だな。誰でもどころか、いまのは私のファーストキスだ」
「どうし、て…?」
「さっきも言ったろう、私はキミが好きなんだ。
ずっとキミが虐められてるのも知っている。
すまない、私は弱虫だ。キミがこうなるまで想いを告げられなかった」
「……」
彼女はすまなそうに眉をゆがめ、僕を見つめる。
僕は、なにも返事を言えなかった。ただ、信じられなかった。
「キミを虐めていたやつらはしっかり制裁しといた。もうキミを虐めることはないだろう」
「……ありがとう」
「今まで、辛かったろう。誰にも悩みを言わず、独りで耐えてきたのだよな、キミは」
「……」
「もう我慢しなくていいんだぞ? ここには私とキミしかいない、泣いて、いいんだぞ?」
89 :
◆S5tUBfrW3Q :
その言葉が、心にスッとはいってきた。
そして、今までの半年が洪水のように溢れてきた。
辛かった。ただただ辛かった。誰にも言えなかった。
親には毎日学校であった楽しい出来事を作って聞かせた。
教室に入るときの胸の痛み、机の上に置かれた花瓶。
蹴られて、殴られて、教科書を破られ、上履きを側溝に突っ込まれ。
「うわあああああああああああああああああッあああああ」
女の子の前で泣くなんてみっともない、そんなことを忘れて僕は泣いた。
彼女は僕を抱きしめ、涙で制服が汚れるのも気にせず僕が泣き止むまで背中をさすってくれた。
「すいません、泣いてしまって…」
「いいんだよ、キミの辛さが少しでも分かった気がしたから」
そういって彼女はところで、と言う。
「さっきの返事、聞かせてくれるかな?」
少し頬を赤らめ、彼女は言った。
なんで彼女が僕なんかのことを好きになったかは分からない。
けれど、そんなこと関係ない。
返事は決まっている。
「はい、僕も―――
屋上から去るとき、ポケットの中に入っているものを思い出した。
僕はそれをちぎって、ちぎって、風の中に溶かした。
彼女は僕を見て、
「うん、やはりキミは素敵だ」
そう言った。