1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
腕に覚えのある小粋な童貞野郎にとって、
女子の下ネタ井戸端会議は、いつか覗き見てみたい桃源郷の一つである。
これは夢か幻か。
そんな秘境の真っ只中に、俺は潜入する事に成功していた。
既に俺のタスクは100%使用中。
耳をダンボにする一方で、鼻息と愚息を抑えることに必死で集中していた。
なんといっても会議に参加している面子が素晴らしすぎる。
学校一の美少女にあげる奴も少なくない2−Bの渡辺。
その友人で手芸部の小野田(ロリ顔の巨乳)。
他にも数人の有望な女子が机を囲む中、男女入り乱れての際どいトークが展開されている。
ことの発端は俺の友人(田中)が、2−Bのブサ女子(鈴木)と付き合いだしたことにある。
その鈴木と渡辺が、何の因果か仲の良い幼馴染であったことから、
「第二回 田中と鈴木の仲は何処までいってるのか詰問会」開催の運びとなったのだ。
初体験の様子を根掘り葉掘り聞きだそうとする渡辺は、
どうやら自身も経験豊富らしく「ガンガン行こうぜ」とばかりに話を進めていく。
そんなこんなでリーダー渡辺に釣られまくった周囲の連中も、赤面しつつ大胆な質問をしだす始末。
それまで端っこで大人しく話を聞いていただけだった俺は……
A:「コンドームだけじゃ確実じゃない。マイルーラも併用しろよ」エロ本で学んだ知識を披露。
B:「やらないか?」長年の友人・田中を全力で寝取りに行く。
C:机の下、こっそり伸ばした足先で、小野田ちゃんの股間を刺激してみる。
D:その他
>>3
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 00:09:02.00 ID:mVnQzdgd0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 00:19:52.33 ID:mVnQzdgd0
C
また立てたのかwktk
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 00:25:54.31 ID:mVnQzdgd0
机の下で慎重に上履きを脱ぐと、
向かいの席に座る小野田ちゃんへと、俺はそろそろと脚を伸ばした。
渡辺の語るワイ談に聞き入っていたのか、
小野田ちゃんの両膝は、はしたなくも少し隙間が開いているらしく、
あっさりと俺のつま先は太股まで侵入を果たしたのだが、
……がしりと、志半ばで、小野田ちゃんの両腿はキツク閉じあわされてしまうのだった。
そのままの状態で、俺がフリーズしていると、携帯を取り出した小野田っちは猛然とボタンを押し始めた。
「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜」
非常に痛々しい俺の着信音が教室に響き渡る。
慌てて携帯を開くと、思ったとおり、小野田からの新着メールが一通。
「皆に言っちゃうよ(怒りマーク)」
やばい……
こんな場所で痴漢をはたらいた事を暴露されてしまったら、
伝説の勇者「田代&植草」の仲間入りを果たしてしまうに違いない。
速攻でバラされなかった事は僥倖に近いが、
ここは今一度だけミラクルを起こし、小野田ちゃんの機嫌を回復せねばなるまい。
俺は……
A:「北欧じゃ、これくらいのスキンシップ、当たり前だよ」 理由にもならないガセネタを送信。
B:「やらないか?」 率直すぎるくらいに本音を暴露。
C:前戯が足りなかったのかな?小野田ちゃんの太股やふくらはぎを、つま先で愛撫してみる。
D:その他
>>6
Cだな
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 00:28:46.93 ID:mVnQzdgd0
>>6 レスありがとう
今日もよろしくお付き合い下さい
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 00:34:24.25 ID:mVnQzdgd0
う〜ん、これは前戯が足りなかったのだろうか?
俺は小野田ちゃんの太股やふくらはぎを、つま先で丹念に愛撫してみることにした。
先ずはフトモモにガッチリはさまれたつま先を、もぞもぞと動かしてみる。
すると……ギリギリと万力で挟むかのように、両腿の圧迫感が増してくるのだった。
「ちょっと(怒りマーク)本気で怒るよぉ」
ターゲットから追撃のメールが届く。
まずい……状態は悪化してしまったようだ。
というか、段々とつま先の感覚が薄くなってきているような……
これ以上、オイタが過ぎて、ターゲットの逆鱗に触れては、大変なことになる
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 00:36:35.36 ID:mVnQzdgd0
何を隠そう、この小野田智子、俺が携帯アドを知る唯一の地球人女性なのである(母はのぞく)。
それも恥ずかしい写真で脅すなどして無理矢理に聞きだしたのではなく、
小野田っちの方からアドレスの交換を提案してきたというのだから、印度人もビックリである。
まあ、種を明かせば、何ということはない。
小野田は中学時代のクラスメートで、同じ委員を務めたこともあったので、
連絡を取る必要性に迫られて、何度かメールのやり取りをしたことがあったのだ。
それ以上でも以下でもない仲である。
そう。
ここで大事なのは「以下でもない」の部分である。
ヒト科・非モテ属・童貞種にとって「女子にメールする」というイベントは、
一般人レベルに換算すると「気になる女子の手を握る」級のインパクトがあるのだ。
ろくな資源のない我が領土から噴出した貴重な油田、それがこのメルアドなのである。
ダイヤよりも価値のある油田の枯渇だけは避けねばならない。
苦肉の策として、俺は……
A:「今度の日曜さぁ、一緒に買い物でも行かない?」 どうせ死ぬ(着信拒否)なら特攻して死ぬ。
B:「拒否っていい?」 田楽狭間じゃ!やられる前にやれ。
C:「あのぅ、足の感覚が無くなってきたのですが」 情に訴えてみる。
D:その他
>>10
A
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:02:53.94 ID:mVnQzdgd0
「今度の日曜さぁ、一緒に買い物でも行かない?」
この状況で、我ながら、よくぞこんなメールが送れるものである。
しかし、もはや着信拒否の上に絶交は必至。
下手したら、痴漢として突き出される身の上であるからには、
ここは前進してみるしかないのである。男なら背中に傷をうけてはならない。
チラリと小野田を見やってみる……どうやら携帯でイジくっているようだ。
もしかすると返信が来るのだろうか。
淡い期待を抱かないでもなかったが、相変わらず、俺のつま先を締め付ける力は一向に衰えない。
ほどなくして一通のメールが届いた。
「何の買い物?」
これは……返信次第では、デートに持ち込める展開なのか?
そうなのか?
A:「予約してるエロゲを受け取るついでにオタショップ巡り」 デッドボールを狙う。
B:「とくに決まってない。その辺をブラつくだけ」 一般人を装って普通に返信。
C:「何か欲しいものある?」 あえて質問で返してみる。
D:その他
>>12
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:08:32.52 ID:hdz+aCTe0
C
宣伝できないし上げとくか・・・
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:09:59.90 ID:+kBVGIxT0
おお、今夜も遭遇できたぜラッキー
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:16:19.20 ID:mVnQzdgd0
「何か欲しいものある?」
質問に質問を返すな、という親のシツケを真っ向から破る返信である。
ほどなくして、俺の携帯の着信音が鳴った。
「う〜ん ゲームソフトとか」
これはもう、あれだろうか、一緒に買いに行こっか?と聞いてもいいのだろうか。
……そして、俺は知っている……
小野田さん家の智子ちゃんは、実は隠れオタかもしれないということを……
それを目撃したのは俺ではない。3−Aに棲む変人、志藤先輩である。
先輩の話によると……
昨年の冬、池袋にある腐女子(もとい乙女)御用達の店で買い物をしていたところ、
当時2〜3年の間でも噂になっていた美少女・小野田が、
何ともいや〜んな感じの同人誌を買い漁っていたというのだ。
ちなみに、先輩が何故、そのような場所をうろついていたのか、俺は理由を知らない。
別に知りたいとも思わないが……
人に聞いた目撃証言という、状況証拠にもならないような話ではあったが、
もし仮に小野田っちが隠れオタなら、ここは攻め所になるかもしれない……
A:「じゃあ、今度の日曜、駅前の次郎像の前に10時集合な」 一気にアポを取りに行く。
B:「ゲームとかやんないし」 あえて突き放してみる。
C:「あのぅ、もう足の感覚が無いんで、そろそろ勘弁して下さい」 ヤバ気な足の窮状を訴える。
D:その他
>>15
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:18:54.06 ID:+kBVGIxT0
Aだな
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:29:27.00 ID:mVnQzdgd0
「じゃあ、今度の日曜、駅前の次郎像の前に10時集合な」
なんというか気分だけはイケメンである。
『こんな強気のメール、人生で初めて打つなぁ……』
そもそもプライベートで女子にメールを送るのも初めてなのだった。
「ういっす(珍妙な顔文字)」
『ういっす』とはどういう意味だろうか。
これはいかりやさんの『おいっす』の派生語だろうか。
心臓が早鐘のようにガンガン鳴っているのをBGMに、俺は謎メールの解析に勤しんだ。
これは……どう考えても『OK』ってことだよなぁ……
凄腕の変態は世を忍ぶ仮の姿、実はただのヘタレ野郎であるところの俺は、
こんなラッキーイベントが自分に舞い降りた事が信じられず、ただただ呆然としているのだった。
そして、気がつくと、放課後の教室に一人、ぽつ〜んと俺は取り残されていた。
なんてこったい。誰も声をかけてくれないとは……
もしかしなくても俺、みんなから嫌われているのだろうか?
しかも小野田っちとの攻防に夢中になりすぎて、肝心のワイ談を聞き逃しまくってしまった。
美少女の口からエロい単語が出てくるだけで、御飯が3杯は食べられちゃうのになぁ。
ビリビリと痺れたつま先を引きずりながら、俺は独り家路につくのであった……
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:31:28.53 ID:mVnQzdgd0
う〜む。
週末にデートを控え、俺は一人で唸っていた。
大本営はトラ作戦の資金調達に苦心していたのである。
考えてみて欲しい。
我が家の小遣いは月に1万。
成績が良かった時、親戚が来た時、臨時ボーナスもあるにはあるが、
それらは全て新作ゲームソフト(エロゲ含む)用の積み立てにまわしている。
そんな俺の懐から、どうやってデート資金を捻出しろと言うのか……これは難題だ。
世のイケメンどもは、どうやって遣り繰りしているのやら。まったく謎である。
ゴールデンウィークに、友人連中と遊びに行ったのも痛い。
まさか月末にデートイベントが控えているとはなぁ……
知っていたら、男との約束なんて、そこらの公園に不法投棄してやったんだが。
人生で初めてのデート。
何としてでも男を上げたいものである。
そして、あわよくば……ウヒヒ、夢はどこまでも広がっていく。
俺の選択はっ!
A:涙を飲んでゲームソフトを売る。
B:土下座をしてでも、親から小遣いを前借する。
C:850円でも何とかなるさ! 合言葉はケセラセラである。
D:その他
>>18
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:36:20.66 ID:+kBVGIxT0
ここはもう、思いきってBだな
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:46:08.35 ID:mVnQzdgd0
「頼む、何も言わずに来月の小遣い、前借させてください、母さん」
『土下座』という絵のモチーフになっても恥ずかしくないほどの見事な姿勢で、
俺は母に頭を下げるのだった。
「……」母はテレビに夢中になっている。
「あのぅ、聞いてます?」
母の眉間がピクピクと動いてる。
こっ、これはテレビに夢中になっているのではなく、キレる寸前の兆候だということか……
それはそうだろう。
我が一族には「例え身内でも金の貸し借りは現金」という鉄の掟があるのだ。
それを破った者は、軽くて闇金ばりの利子、重くて一族放逐、という厳しい罰が待っている。
しかし、俺とて、デートの成否がかかっているのだ、ここで引くわけにはいかないのだ。
「この俺、恥ずかしながら人生で初めてのデート。
その成否が、母ちゃんの財布の紐にかかってるんだ。
おねげぇします、おねげぇしますだぁ、母上様ぁ〜〜〜」
足にすがりつきながら、涙ながらに懇願する俺。
さすがに哀れに思ってくれたのか、母ちゃんはなけなしのヘソクリを融通してくれたのだった。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:47:38.07 ID:mVnQzdgd0
入学以来の恒例となった「男だらけの昼食会」を終え、
金曜の昼、俺は校舎内をブラブラと歩きまわっていた。
腹ごなしの散歩というやつである。
と、四階への階段をのぼり、音楽室の前を通りかかったところで、
壁際で和気藹々と話している女子二人組の片方に、見知った顔がいるのに気づいた。
先日の下ネタ井戸端会議で議長を務めていた渡辺である。
顔面偏差値は60台、ボディ偏差値は推定50台、恐らく非処女。
スタウターで戦闘力を測ったら、すんごい事になりそうな女子だ。
普段なら全力で回避する無理目すぎるキャラなのだが、
既に俺の中で勝手に「女友達」と位置づけている相手でもある。
シカトして脇を通り過ぎるというのも、失礼な上に低クオリティな話ではないか。
俺は……
A:「ごめ〜ん、待った〜」 デートに送れてきた彼女のフリをして近づいてみる。
B:「この雌豚!誰の恋人に色目つかってんのよ!」 昼ドラばりの展開に持ち込む。
C:話しかけるなんて、ぼ、僕には無理だよ…… 黙々と廊下の端を歩き過ぎる。
D:その他
>>21
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:52:58.62 ID:+kBVGIxT0
Aで
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 01:59:09.44 ID:mVnQzdgd0
「ごめ〜ん、待った〜」
キモ声をあげながら、俺は渡辺の下まで内股で駆けていくのだった。
「え〜っ……って、遅いぞ、いつまで待たせる気だ」
なんと……渡辺の奴、
彼氏のフリでもしているのか、低い声で答えながら、俺の額を軽く小突いてくるではないか。
で、できる……
ツーと打てばカーと響く、この臨機応変な返し。
歴戦の勇者だからだろうか、あるいは天性の性格によるものだらうか、
もしかすると、これぞ非処女だからこその大人の対応って奴なのかもしれん……
などと俺が童貞コンプレックスまる出しなことを考えていたら、
「それじゃあ、そろそろ行くか?今日は夜景の綺麗なホテルを予約してあるんだ」
きゃつめは追撃弾を打ち込んできたのだった。
俺は……
A:「うん、嬉しいな」 頬を染めながら返してみる。
B:「その前に、その女が誰なのか説明してよっ!」 昼ドラばりの展開に持ち込む。
C:何も言わずに、ぎゅっと腕を組んでみる。
D:その他
>>23
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:05:17.81 ID:+kBVGIxT0
D:童貞っぽく挙動不審に陥る
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:14:51.26 ID:mVnQzdgd0
「ちょwwwって、マジっすかwwwwって、マジっすかwwww」
まさに挙動不審。俺の反応はキモ童貞そのものだった。
やはり男と女の修羅場をくぐった事のない俺では、いざという時の反応が甘いのである。
すると、「なにそれぇ、まじウケるぅ」などと言いながら、
渡辺と一緒にいたギャル女子が笑い出したのをキッカケに、渡辺までもが爆笑しはじめるのだった。
「ねぇねぇ、渡辺の友達〜?こんな人いたっけぇ?なんか地味〜な知り合いだねぇ」
本人を前にして、ギャルっ子は臆面もなく、俺を地味よばわりしてきたが、
何しろ本当のことなので、俺は曖昧な笑顔を浮かべているしかないのだった。
「そうだよ〜、友達のVIP君。で、VIP君、こっちは私の知り合いのエミだよ」
「はじめましてぇ。って、何かすっごい真面目な顔してるぅ、うけるんだけどぉ」
ぶっちゃけ、俺はリアクションに困っていた。
そう。
童貞にとって不倶戴天の敵は二種族いる。
イケメンと……もう一つはギャルである。対応を間違えば、俺は物笑いの種にされてしまうぞ。
A:「はじめまして、渡辺の彼のVIPです」 デンタルライオンで磨いた歯をきらめかせながら言う。
B:「お前の面ほどおもしろくねぇよ」 マジギレしてみる。
C:「最初から決めてました」 手を差し出してみる。
D:その他
>>25
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:19:53.75 ID:hdz+aCTe0
Aがいいな
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:20:12.13 ID:y7PughwV0
Aかなー
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:28:57.10 ID:mVnQzdgd0
「はじめまして、渡辺の彼のVIPです」
キラリと歯を光らせながら、俺は爆弾を投下してみた。
「え〜、なんだ〜、桜にこんな素敵なカレがいるなんて〜、知らなかったよ〜」
笑いをこらえながらギャルは言った。
明らかに信じてもらえてない……まあ、渡辺の友人なら、本物のカレを知ってるからかもしれんが。
というか、渡辺の下の名前って、桜っていうのか……俺は脳内メモに記録するのだった。
「もうっ、そんなことばっか言ってると、智子にチクっちゃうよぉ」
二ヒヒとばかりに、渡辺はイジワルな笑顔を浮かべながら、俺の脇を小突いてきた。
「今度、デートなんでしょ〜。智子に聞いたよ〜、すっごい勢いで誘われちゃったって」
俺は女子のネットワークを侮っていたようだ。
この調子じゃあ、俺の友人連中にまで事は漏れているかもしれん。
「はっはっは」
曖昧な笑顔を浮かべ、俺は笑うしかなかった。
これ以上、奇行を繰り返し、それが小野田に伝わってしまったら、デートの約束まで反故にされかねん。
それからしばし、無難な会話をした後で、俺は高スペック女子の溜まり場から離脱するのだった。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:39:10.24 ID:mVnQzdgd0
快晴の日曜日、約束の30分前から、俺は待ち合わせ場所でスタンバっていた。
今日は決戦の日。
前日から準備は念入りに行った。
新しいパンツを用意し、持っている中ではマシな衣服を引き出し、全身を磨き上げる。
ただの買い物の付き添いとはいえ、
俺にとっては人生で初のデート(らしきもの)。
昨日の夜は、よく眠れなかったが、体からはコンコンと未知のエネルギーが湧き出てくるのだった。
というか、なんでか知らないが、軽く勃起しているのだった。
くっ 静まれMYサン お前の出番は……残念ながら期待できんのだ……だから落ち着け
胸中で息子に語りかけていると、
「あれっ?もう来てる〜?なんか意外」
麗しのロリータフェイスこと小野田ちゃんが、俺の目の前にあらわれた。
私服の女子の魅力がこれほどとは……というか、やっぱ胸おっきぃなあ小野田ちゃん
早くも俺のデートプランは狂いまくっていた。
こんなにも眩しい姿を目の前にしては、どうしたって勃起してしまうではないか。
世の男どもは、どうして平然と彼女の横を歩いていられるのか。
「それじゃあ、行こうか」
前かがみになりながら、俺は出来るだけ小野田ちゃんの前を歩いていくのだった。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:40:27.02 ID:y7PughwV0
wktkwktk
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:47:12.95 ID:mVnQzdgd0
やや息子が大人しくなってきた頃を見計らって、俺は小野田ちゃんと並んで歩くことにした。
前日に立てたデートプランでは「会話の弾ませ方」が懸念材料として上がっていたのだが、
それに関しては何の問題もなかった。
この小野田ちゃん。
かなりの話し上手で、俺が振る微妙なネタも、ちゃんと拾ってくれるのだ。
学校の話題は当たり前として、下ネタ、ゲーム、漫画、食べ物、などなど。
なんでも上に兄が二人いるらしく、その内の一人に感化されて、オタ系の話題にも対応できるのだそうだ。
やっぱり小野田ちゃんは隠れオタだったのか……
「学校じゃオタクっぽい話って出来ないから、なんだか楽しいな〜」
智子タンの笑顔が眩しい。
まさか年齢=童貞の俺が、女の子を会話で楽しませることができるとは……
まさかこれは夢なのではないだろうか。
こんなに上手い話がリアルに存在するわけがない。
そう。
運命の女神は、そう簡単には俺には微笑まなかったのである。
あまりにも小野田ちゃんとの会話に夢中になっていた俺は、
目前から急速接近する旧世紀の遺物「ヤンキー」に気づかなかったのだ。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:48:16.14 ID:mVnQzdgd0
不良があらわれた。
不良はこちらを見ている。
俺はシカトしようとした。
ミス
不良は俺にロックオンをかけた。
不良は歩み寄ってきた。
「にゃぁに、メンチくれてんだョォ、おめェョォ」
不良は外国語で話しかけてきた。
俺は脳内にある翻訳ツール『特攻の拓ver2.0』を起動した。
『ひっひっひ 調子こいて女なんか連れやがって カツアゲしたる』
俺は逃げ出した。
が、逃げられない。
俺の深層心理に植えつけられた乳回路が、
巨乳を置いて逃げるなんてとんでもない!と言ってきている。
不良と戦闘になった。
俺と小野田ちゃんは路地裏に連れ込まれた。
>>32 指定安価のID内に含まれる数字の総和が10以上なら勝利。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:48:25.06 ID:hdz+aCTe0
これはwktk
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:49:19.89 ID:hdz+aCTe0
あー・・・
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:50:34.87 ID:y7PughwV0
思いっきり敗北じゃねーかwww
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:52:00.52 ID:mVnQzdgd0
ワロチw
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 02:58:13.85 ID:mVnQzdgd0
辺りに人気はなかった……路地裏には不気味な排気音だけが鳴り響いている。
「おうおうおうっ、にゃぁにぃメンチ切ってきれてんだぁ、てっめぇよぅ。
このおっとしめぇをよぅ、どょうつけてくれちゃうわけぇ〜〜、ええぇ?」
こいつは……本当に同じ日本人なのだろうか?何を言ってるのか、まるで解らない。
「あの、私達、何もしてませんし……する気もないんです。ただ歩いてただけで」
なんたる事かっ!
小野田ちゃんが、一歩前に出ると、弁明をしだしたではないか。
それを見た不良は、嫌らしい笑みを浮かべると、ぐっと薄汚い手を前に伸ばそうとした。
智子っちの危機っ!
とっさに俺は小野田ちゃんを背後にかばうと、不良の前に飛び出た。
しかし、悲しいことに、この時すでに、小の方がちょびっと漏れでていたのだった。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:02:14.09 ID:mVnQzdgd0
「なんだぁぁ、やっぱメンチきってたんじゃにぇかぁよぅ、ああっ。
とっとぉとぉ、女か財布をおぃてぇ、どっかぃった方が、おみぃぇの身のためだぞぉ」
再び不良は脅しをかけにきたが、ふっ、こいつめ戦闘の素人と見た。
喧嘩は常に先手必勝。
そう。
問答無用に殴りつけて戦意を奪ったほうが勝利を掴むのだ。
雑魚めっ、くたばれやっ!
ビリーズブートキャンプ(CM版)で鍛えた鉄拳が唸る。
不良に1のダメージ。
先制パンチは不良の頬をかすめるにとどまった。
俺のガラスの拳は10のダメージをうけた。
痛ぇっ。
三杉淳(ガラスの拳)を抱え、俺はうずくまった。
そして、格好の的となった俺は、不良にボコボコに蹴られるのだった……
VIPは敗北した。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:04:06.78 ID:mVnQzdgd0
くそっ。
やはりスライム(へたれ)ではキラーマシーン(DQN)には勝てないと言うのか……
薄れいく意識の中、もはやこれまでか、と俺が勝利を諦めかけた、次の瞬間、
「あっ、UFO」
突如として、小野田ちゃんが意味不明な叫び声をあげた。
「……」
「……」
流石の不良も、これには面食らったのか、蹴り足を止めた。
なんとも言えない気まずい沈黙が俺と不良の間を駆け抜けていく。
なんだろう。今のトンデモ発言は。
まさかとは思うが……俺を援護しようとしているのだろうか。
そんなんで気を逸らす奴なんて、21世紀の今、漫画の中にも存在しない。
……しかし、前時代の遺物である、シャイな不良のあん畜生は、ばっちり余所見をしちゃうのだった。
戦いの中で戦いを忘れるとは……ラル様ばりに迂闊な奴めっ!
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:06:46.19 ID:mVnQzdgd0
「隙ありっ!必殺のハイを喰らえぃ!」
今日のオナニーの為にとっておいた最後の気力を振り絞り、俺は機敏な動作で立ち上がった。
特訓(大晦日に見たK−1)の成果、今ここで見せるっ!
あろうことか曙から盗んだという蹴り技を、俺は繰り出した。
みしり
十分な感触が、足の甲から伝わってくる。
そう。
イタリアの狂犬ガットゥーゾも真っ青な俺の蹴りが、奴の……金玉に命中していた。
我ながら、ビックリするくらい、体が硬かった。
頭部を狙って蹴りだしたキックは、その志なかばで、男の急所に緊急着陸。
ハイキックなんて、俺には無理だぁ……
律儀にも必死に頭部を守ろうとした不良は、
不意打ちキックを喰らい、みっともなく泡を吹いて倒れているのだった。
そして、金を蹴りぬいた反動なのか、見事に捻挫した俺は、
三杉淳(ガラスの足首)を抱え、無様に地面を転げ回るのだった。
路地裏には、苦痛に悶える俺の悲鳴と、
俺を心配する小野田ちゃんの上げる泣き声が、渾然一体となってこだましていた……
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:07:58.74 ID:mVnQzdgd0
「ほんとに大丈夫?」
なんとも情けない状態の俺に、天使の声がかけられる。
「な、なんてことはなないんだぜ」
ここは一発、強がってみせようと、俺は声を絞り出したのだが、
震える裏声しか口から出てこないのだった……せめてここがカラオケボックスだったら……
「立てそう?痛い?」
未だに半べその小野田ちゃん。
アワアワと慌てつつ介護してくれる様が何とも愛らしいのだが、
無念!その姿を目に焼き付ける余裕もないまま、必死に痛みをこらえ、俺は立ち上がった。
一刻も早く、この場を去らねばならない。
何故なら雑魚不良とは、マドハンドばりに群れて行動する生物なのだ。
うかうかしていると、どんどん仲間を呼びだし、ゴキブリ並に増殖するのである。
俺は……
A:「すまない、ちょっと休憩したい」 どさくさに紛れ、ラブホに連れ込む。
B:「ヘェイ、タクシー」 セクシーな流し目で、ニューヨーカーっぽくキメる。
C:「野生動物は怪我をすると、傷を舐めて治療する。この意味、わかるな?」 不当要求をする。
D:その他
>>41
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:10:01.40 ID:hnoOuBHW0
D
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:11:16.99 ID:y7PughwV0
Dだけじゃわかんねーだろwww
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:11:36.79 ID:hdz+aCTe0
これは難題
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:13:15.31 ID:hnoOuBHW0
>>42 何てこった・・・うかつだった・・・・・・
ちょっと死んでくる。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:16:05.60 ID:mVnQzdgd0
みなさん、レスありがとうっす。
>>44 無問題っす。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:17:39.81 ID:hnoOuBHW0
「おい、テメェ何やってんだよ!!」
早速ながら近くでたむろしていた奴の仲間がこっちに走ってくるぞ!!
ト ニ カ ク 二 ゲ ロ
これでいいかい?
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:17:52.53 ID:mVnQzdgd0
もはや俺に何か言う気力はなかった。
これだけ人に蹴られたのも初めてなら、
他人を殴ったり蹴ったりして、拳と足を痛めたのも初めてなのだ。
ゲームの中でなら幾らでも人をボコにできるのだが……現実は甘くないなぁ
うんうんと唸り声をあげる俺だったが、
額にかいた汗を甲斐甲斐しく拭いてくれる小野田ちゃんだけは、
なんとか安全な場所に送り届けなければと思っていた。
小野田ちゃんに肩を借り、よろよろと立ち上がろうとしていると、ふっと路地裏に影が射した。
誰かが路地裏への入り口に佇んでいる……
まさかっ、こいつ(金を負傷した不良 16歳)の仲間なのかっ?
「なにやってんだ、お前ら」
しかし、夕暮れを背に浴びて仁王立ちしているのは、学園の裏番こと、クラッシャー佐々木なのだった。
俺は……
A:合体変身のポーズを決め、ウルトラマンネタを振ってみる。
B:「へへっ、遅〜んだよ、来るのが」 学園青春ものっぽく言ってみる。
C:こいつさえいれば小野田ちゃんは安全だ。意識を手放す。
D:その他
>>48
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:19:34.78 ID:dfv2EEP10
Bで
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:21:42.74 ID:y7PughwV0
佐々木かっけえwwwwww
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:24:57.48 ID:hdz+aCTe0
クラッシャー佐々木ワロタ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:32:47.85 ID:mVnQzdgd0
「へへっ、遅〜んだよ、来るのが」
俺はニヒルに笑ってみせた。
すると、意外なことにも佐々木は、俺に合わせるかのように苦笑してみせてくれた。
「なんだ、ただのヘタレかと思ってたら、お前でも喧嘩できんだな」
気絶した不良の体を足で小突きながら(鬼畜っ!)佐々木は話しかけてきた。
「え〜と……友達?」
すると、おずおずとした様子で、小野田っちが俺に話しかけてきた。
「そうそう、クラスメートの佐々木。で、佐々木、この子は小野田さん」
「……よろしく」
「……よろしく」
何故か二人は、ちっとも「よろしく」したくない風情で、言い捨てるのであった。
なんだか周囲の気温が下がってきた気がする。怖いよママン。
「つうか、何してんのこんなとこで?」
「それは私の台詞だっつ〜の。ここを抜けたとこにあんだよ、私の家は」
「マジでっ?……なんだよ〜、だったら、もっと粘ってればよかったな。
そしたら、今頃、こいつ(不良を足で小突きつつ)はお前が蹴り殺してくれてたろうに」
「ああんっ!誰がだよ」
佐々木のローが炸裂。
俺は200ポイントのダメージを負った。
俺は気絶してしまった。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:37:57.57 ID:y7PughwV0
モテモテじゃねーかこの野郎wwww
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:38:10.98 ID:mVnQzdgd0
ふと、目を覚ますと、俺は見知らぬ部屋にいた。
慌てて周囲の状況を確認する。
そこは異様な部屋だった。
周囲は本棚に囲まれ、天井近くまで、うず高く本が積み上げられている。
その他には簡素な机くらいしか調度品がない……他には、恐らくベッドがあるのだろう。
ふわふわした布団の上に、俺は横たえられていた。
そして、ベッドの両脇、枕を挟んで、小野田っちと佐々木が睨みあっていた。
小野田っちの手にはハンカチ、佐々木の手には湿布。
これは何の悪夢なのか。
上半身をはだけた俺の上で、二人の少女はガンを飛ばしあっているのだった。
時折、佐々木が漏らす「ああっ??!!」という
チンピラからさえカツアゲできそうなくらい迫力ある威嚇の声にも、
小野田ちゃんはビビった様子がない……あの時、不良に絡まれて脅えてたのは何だったのか……
俺は……
A:「ここはどこ?私は誰?」 定番のネタをこなしておく。
B:「もうっ、喧嘩は駄目だぞぅ」 お姉ちゃんキャラに変身する。
C:自分の乳首が取れてないか確認してみる。
D:その他
>>54
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:39:51.59 ID:hdz+aCTe0
D 自分も参加してみる
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:41:55.84 ID:y7PughwV0
D:もういちど眠りにつく
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:46:16.42 ID:mVnQzdgd0
「俺を差し置いて喧嘩してんじゃね〜ぞ、ああんっ!」
精一杯の虚勢をはって、俺は粋がってみせた。
「いいから、お前は黙ってろ」
「はいぃ、すいませんです」
しかし、佐々木の鬼の一喝の前に、俺は再び貝にさせられた。
「目が覚めたんだぁ、良かったぁ。すっごく心配したんだから」
ロリった目を潤ませながら、小野田ちゃんが暖かい声をかけてくれた。
佐々木の「チッ」という舌打ちに胃に穴が開きそうになりながらも、
俺は「これを見れただけでも、ボコボコにされた甲斐があったぜ」としみじみするのだった。
「けっ、勝手にやってろ。湿布はここに置いてくからな」
そんあ俺達の様子に嫌気が差したのか、ぶっきらぼうに言い捨てて、佐々木は部屋を出ていった。
さすが友達のいない一匹狼である。気も短い上に、スカートも短い(関係ない)。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:52:55.08 ID:mVnQzdgd0
それから、小野田ちゃんに湿布を貼ってもらいつつ、
俺が気絶した後に何があったのか、色々と説明してもらった。
どうやら、ここは佐々木の家で、ここまで俺を運んでくれたのも佐々木らしい。
さすが戦闘民族である。男一人を運んで移動できるとは。
念のため、あの不良の為にも、救急車を呼んでおいたから、と小野田っち。
歴史の狭間に埋もれた遺物にさえ優しい。まさに天使のような女の子である。
某クラッシャーに爪の垢でも煎じてやりたい。
「……あのね?」
やがて説明が一段落ついたところで、遠慮がちに智子ちゃんは話しかけてきた。
「佐々木さんとは……本当にただのクラスメートなの?」
緊張の一瞬!ここで道を踏み外せば、フラグは無残にへし折れるに違いない。
俺は……
A:「前にちょっと……」 小野田ちゃんには嘘をつけない。正直に話してみる。
B:「まあ、お情けで話しかけてやってんだ、俺って優しいからさぁ」 空気を読まずに嫌な奴と化す。
C:「あいつとはただのクラスメートさ。
そして君とは、ただの同級生以上の関係になりたいと思ってる」 俺きめぇwな台詞を吐いてみる。
D:その他
>>58
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 03:56:56.15 ID:y7PughwV0
ぬおお・・・A!!A!!
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:04:12.70 ID:mVnQzdgd0
「前にちょっとネ……」
緊張に声を震わせながら、俺は本当の事をいってみた。
というか、ボカして、煙に巻こうと試みた。
「ちょっと?」
小野田っちの追撃!
「う、うん……なんて言ったらいいのか分からないんだけど」
「そっか」
えええぇ?
何か小野田ちゃんが俯いてしまった。
俺か?俺が悪いのか?
……まあ、佐々木と変態プレーをした俺が悪いんだけどさ。
「ふんっ、心配するほどのことじゃない。
前に何度か、こいつをボコボコにしたことがあるだけだ」
意外なところから救世主あらわるっ!
盆に茶道具をのせ、下手に戻ってきた佐々木は、なんか知らないが俺のフォローにまわってくれた。
「えっ?あっ、私、手伝うよ、お茶」
「いいから、座ってろ。私は買い物に行ってくるから、二人とも、ちょっと留守番たのむな」
先ほどの猛った様子とは打って変わって、クールモードに入った佐々木は俺達に告げるのだった。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:06:33.38 ID:y7PughwV0
どっちのルートに入ってるのかわかんねwwwww
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:12:01.99 ID:mVnQzdgd0
「どうしたのかな佐々木さん……何か様子が変じゃなかった?」
佐々木の多重人格っぷりを知らない小野田ちゃんが俺に語りかけてくる。
「そうかな?」
本能的に「あいつはいつもあんな感じ」とは答えない方がいいだろうと察した俺は、無難に返答する。
「お茶、飲む?」言いつつも、早速、佐々木が置いていった茶道具で、紅茶を煎れてくれる智子タン。
「ありがとう」
礼を言って、ソーサーを受け取ろうとした俺なのだが、
ズキリと二の腕が痛んだので、顔をしかめてしまう。
「痛い?大丈夫?」心配そうに顔を覗き込んできた小野田ちゃんは、
俺の胸板にできたアザを指でなぞり、「守ってくれてありがとね……嬉しかった」と囁いてきた。
なんだか良い雰囲気かもしれない……
A:多少の痛みはシカトせよ。小野田っちの手をとって抱き寄せてみる。
B:「別に。たいしたことじゃないさ」 そっけなくダンディにキメる。
C:一気にステップアップ! ちゅ〜を狙って顔を近づける。
D:その他
>>62
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:15:13.87 ID:0CHqow0jO
D
ビリーズブートキャンプをやる
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:23:13.34 ID:mVnQzdgd0
「大人気沸騰中のビリーズブートキャンプ。今なら税込9800円。
ハリウッドスターやセレブ御用達。短期間集中ダイエットプログラム」
痛む体は思うように動かせないので、いきなり壊れたラジオと化してみる俺。
「ええぇ?」
そんな俺を見て、小野田っちは明らかに引いていた。
というか、文字通り、物理的に距離をとっていた。
これは寂しい。
つうか……こんなとこで、上半身裸になって、何やってんだ、俺。
「ど、どうしたの?」
「ご、ごめん……女の子に触れられるのって、慣れてなかったから、なんか動揺しちゃって」
神妙に真実を語る俺。
「そ、そうだったんだ」
そんな俺に、小野田ちゃんは苦笑をもって答えてくれた。
ヤバイぜぃ……フラグがみしみしと音をたてている。
物理的な距離を再び縮めるなら、ここは良手が必要だっ!
A:ビリー再臨! さすが本場のダイエット。
B:「なんか悪かったな。せっかくの日曜に」 とりあえず謝ってみる。
C:白々しく、また痛がってみる。。
D:その他
>>64
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:24:47.56 ID:hdz+aCTe0
B・・・AがいいけどBで
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:32:54.69 ID:mVnQzdgd0
「なんか悪かったな。せっかくの日曜に」
正直な感想だ。
というか誰か俺に謝ってくれ。
せっかくの初デートなのに……なんで不良との思い出を残さなきゃならないのか……
「ふふふっ、そんなに残念がらないでも。今日はまだ終わってないよ〜」
なんとっ。
小野田ちゃんはテレパシストなのか?と思いきや、
単に動揺した俺がモノローグを口にだしていただけのことだった。
なんとも恥ずかしい話である。
これで初デートの童貞野郎ってことも、バレちまったなぁ……
恥ずかしい履歴を披露した俺は、トラウマ発動五秒前。
すっかり落ち込んでいると、ちゅ、頬に柔らかく湿った感触を感じるのだった。
「えへへ。これで二人の思い出の初デートになったね」
愛らしく微笑む智子ちゃんに、俺は……
A:ビリー再臨! さすが本場のダイエット。
B:おもむろに目を瞑ってみるのであった。
C:「ひゃっほ〜い。今日は最高の日だぜ」 心からの叫び声をあげる。
D:その他
>>66
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:36:54.04 ID:y7PughwV0
おもむろに勃起する
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:43:32.45 ID:mVnQzdgd0
おもむろに俺は勃起した。
というか、とっくに息子は戦闘準備を開始していた。
と、俺の視線の先を辿っていたのか、
小野田ちゃんが「あっっ」と呟くと、顔を真っ赤に染めて、俯いてしまった。
「ごっ、ごめん……これは、その、寝起きの生理現象というか……深い意味はないんだ」
嘘である。朝勃起のわけがない。
単純に女子に近寄られたら、それだけで興奮してしまうという、
なんともトリガーハッピーな息子だというだけの話だが、そんなことを言うわけにはいかない。
「そっ、そうなの?初めて見たからビックリしちゃった……」
この自己申告が真実なら、小野田ちゃんは処女ってことになる。
なんか俺、ちょっと幸せになるのだった。
俺は……
A:「直接、見てみる?」 まさか他人の家で!ありえない冒険をしてみる。
B:「さわってみる?」 エロ漫画だと、この後、触ってくれるんだよなぁ。
C:なんとかキスに持ち込めないか、脳を高速回転させる。
D:その他
>>68
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:47:50.33 ID:y7PughwV0
・・・い、いよいよなのか?!いよいよなのか!!!!?
Bだあああああああああああ!!!!!!!
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:49:15.43 ID:6+mYZGCE0
う左斬→note→リビア
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:55:07.86 ID:mVnQzdgd0
henkan ga hen ni
natta node 2fun kyuukei simasu
suman
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:56:51.85 ID:y7PughwV0
焦らしかよwwwww
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 04:57:25.72 ID:mVnQzdgd0
「さわってみる?」
心臓をばっくんばっくんさせながら、俺は聞いてみるのだった。
「えっ、えっ、えっ?」
小野田ちゃんは、もはや、何が起こってるのか理解できないのか、
ぼ〜っとした視線を、俺と俺の愚息の間で、めまぐるしく往復させるのだった。
今にも耳から湯気でも出しかねない様子である。
さすがにないよなぁ……そんな展開……
雑誌の巻末に乗ってる広告に騙された小学生バリに、
エロ漫画っぽい展開を期待した自分にガックリしつつ、俺は「なんてね、冗談」と言いかけた瞬間、
「良いのか?」
どこから現れたのか、神出鬼没の人、バーサーカー佐々木が、
たけり立つ俺のチンコに、ズボンの上から、そっと触れてくるのだった。
A:「いいわけあるか、ボケェ」 佐々木は切って、小野田っちを取る。
B:「そうそう、そんな感じ、ってボケェ」 ノリ突っ込みをしてみる。
C:ぽか〜ん。傍観者になってみる。
D:その他
>>73
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:00:59.77 ID:dfv2EEP10
D 3Pを狙う
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:02:56.33 ID:y7PughwV0
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:08:22.10 ID:mVnQzdgd0
漢なら、狙うのは常に天辺。
そう、この状況なら、3Pに持ち込むしかない。
そうだろ、相棒。
俺は相棒に語りかけつつ、どうやって3Pに申し込んだものか、
ファミコンばりのスペックを誇るMY頭脳を用い、必死に考えるのだった。
一方、かなりイカれた性癖の持ち主である佐々木は、
隣で湯気をあげる小野田を一向に気にする様子もなく、
俺のズボンのジッパーを下ろすと、もたもたとした不慣れな動作で、
我がシベリア特急(早漏気味)を取り出すのだった……
かつての女子トイレ事件で負った傷も癒え、まさに万全の状態。
佐々木の指使いを十二分に感じ取ることができる。
「おいおい、ヒトん家で、こんなにさせやがって、どういうつもりだ、お前」
佐々木は先ずは言葉で攻めてくるつもりだ
俺は……
A:「いや、3Pなど、してみたいなぁと思いまして」 率直な意見を述べてみる 。
B:「俺じゃない、お前の魅力がそうさせるんだ」 佐々木を口説いてみる。
C:「小野田ちゃん、助けてくれぃ」 援護を要請する。
D:その他
>>76
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:08:27.94 ID:y7PughwV0
しかし、何故このスレはこんなに過疎っているのか
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:09:18.38 ID:y7PughwV0
ぐはあ・・・スマン
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:10:20.52 ID:mVnQzdgd0
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:14:45.31 ID:y7PughwV0
し・・・Cで・・・おねがいします・・・
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:20:33.21 ID:mVnQzdgd0
「小野田ちゃん、助けてくれぃ」
SOSをブチ上げる俺。
しかし、何のピンチなんだろう?
分からないままに、思いついた言葉を口にしてしまう俺であった。
「さささささssっさ、佐々木さん、だだだd、駄目だよ」
呂律の回らぬ小野田っち。その慌てぶりが伺える。
しかし、佐々木はまるで意に介した風でもなく、チンコを優しくこすり上げながら、
「駄目なことがあるものか、こいつ、口でああいってるが、喜んでだよ」
などと余裕たっぷりの口調で返す。
「えっ?……そっ、そうなの?」
まずい……矛先がこっちに回ってきやがった……
そりゃあ、気持いいし、喜んでないっていったら嘘になるけど……
「……本当なんだ」
うかつ。
またも本音を漏らしてしまう俺なのだった。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:22:04.29 ID:y7PughwV0
そろそろ寝る時間なので次回はいつやるのか予告を頼む
>>1
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:25:15.05 ID:L7i2h2+fO
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:27:46.26 ID:fujlWR0sO
今北B
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:28:47.76 ID:mVnQzdgd0
>>81 付き合ってくれてありがと
アドベンチャーブックは 開始は深夜0時 終了は5時〜6時となっております
ご参加とご清聴、ありがとうございました
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:30:14.19 ID:mVnQzdgd0
「でっ、でも、助けてって言ってたんだから、
やっぱり嫌がってもいるんだよ……だから止めて、佐々木さん」
「うるせぇな。そろそろ本音を言ったらどうだ?お前も触ってみたいんだろ、こいつ」
俺のあずかり知らぬところで、
まるで天啓を受けた危ない人みたいに、佐々木が電波を飛ばしまくるのだった。
「ささささ、さわってみたいも何も、私達、そんな関係じゃないもん……手もにぎったことないし」
もっともな話だ。
そもそも告白をしたことさえない。
というか俺、誰を好きなのか、何とも不明なのである。
愚息は愛の多い人であるが、俺自身はどういう人間なのか……
「はぁ?手も握ってないって、アフォか。付き合ってんだろ、お前達」
佐々木は勘違いをしている。
俺は……
A:「実は、そうなんだ」 どさくさにまぎれて既成事実にしてしまう。
B:「付き合いたい相手は、お前だ、佐々木」 小野田っちの前で鬼畜すぎることをのたまう。
C:「えへへ、できれば二人と突きあいたい。チンコで」 下ネタを言ってみる。
D:その他
>>86
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:42:07.92 ID:y7PughwV0
Aがいいな・・・でも俺以外見てる奴いないのかな・・・
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:42:14.32 ID:mVnQzdgd0
A
そろそろ家を出るので、勝手に小野田ルートへの分岐をゲト
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:42:17.37 ID:hdz+aCTe0
C
ところで保守とかしといたほうがいいのかな
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:49:34.36 ID:mVnQzdgd0
「実は、そうなんだ」
俺は小野田っちとの関係を既成事実にしてやろうと画策した。
「ええっ、そうだったんだ?」
しかし、小野田ちゃんの天然な返事で、全てが台無しになる。
というか、あんな口からでまかせの嘘で簡単に既成事実を作れるわけがないのだ。
端から無理な展開だった。
「はいはい、ごちそうさま」
またもやクールモードに戻った佐々木は、慌しく俺のチンコをしまうと、
「なんだよ、お前ら両想いなんだろ、ふらふらしてられっと目障りだから、とっととくっ付けよ」
捨て台詞を残し、またもや何処かへと消えていくのだった。
それからはしばし、俯いたまま、二人で黙っていた。
俺は手コキの最中の放棄されたことの侘しさと恥ずかしさから、
真っ赤な顔をした智子ちゃんが何を考えていたのかは知る由も無い。
小野田ちゃんが何を考えているか分からなかったけれど、
ただ、勇気をふりしぼって、彼女へとそっと手を差し出した。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:50:38.39 ID:y7PughwV0
くそう・・・佐々木ルートも捨てがたかったなあ・・・
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:51:48.70 ID:mVnQzdgd0
捻挫した足を引きずりながら、俺達は佐々木の家を後にした。
しっかりと繋いだ手が、何とも恥ずかしい。
しかし、その手のひらに感じる温もりは、
これまで触れたどんな物より、確かな存在感をもって、俺の心に響いてくる。
こんなアフォばっかりやってる俺にも彼女かぁ……
未だにボーっとした頭で、嬉し恥ずかしな感慨にふける。
ゆっくりと歩きながら、二人で様々なことを話しつつ、俺は小野田ちゃんを家へ送っていった。
それは、たかだが数十分のことだったけれど、
俺の人生の中で、かけがないのない時間として記憶されるに違いない。
彼女を大切にしよう、そして、いつか卒業するんだ童貞を……
夕暮れの中、寄り添って歩く二人の背。
佐々木は微かに笑みを浮かべながら、いつまでもそんな二人を見送っていた。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:54:05.44 ID:y7PughwV0
ちょwwwwwこれで完結かよおをwwwwwwwwww
まだ童貞捨ててね―じゃねーかwwww
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:55:23.31 ID:GdhO7qZvO
これはなんとも清々しい終りだな
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 05:56:10.12 ID:mVnQzdgd0
さ〜て
明日のアドベンチャーブックは
A:童貞シリーズ 小野田ちゃんルート 童貞卒業編
B:童貞シリーズ 復活の佐々木編
C:新シリーズ
D:その他
>>95
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 06:00:36.87 ID:cgTjLTgo0
B!!B!!
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 06:01:16.06 ID:GdhO7qZvO
渡辺・・・だっけ編とか
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 06:03:11.33 ID:mVnQzdgd0
了解しました
それでは明日
「アドベンチャーブック 童貞シリーズ 鉄拳 佐々木vs ロリ巨乳 小野田ちん」
深夜0時に開始いたします よろしければのぞいてみてください
ありがとうございました
糸冬
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 06:04:09.03 ID:cgTjLTgo0
乙乙
つーか
>>1はエロゲライターでも目指してるのか?
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 06:07:04.30 ID:mVnQzdgd0
>>96 渡辺……実はイチオシしたかった
>>98 目指してないよ〜
というか、エロ展開になるもならないも、安価の人任せ
たまに意表をついた指令がくるのが面白くて書いてる
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/18(金) 06:08:58.25 ID:cgTjLTgo0
>>99 そうか・・・じゃあまた楽しみにしておくぜ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。: