【GWは】素直でクールな娘【予約済み】

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1 踊り子(コネチカット州)
ここは素直クールに萌えるスレです。

「素直クール」とは  
・冷静沈着で感情的になることはまずない  
・完全自立型  
・表情が薄いあるいは無表情  
・ガチで愛してくれている一途  
・愛情表現がストレート  
・照れが少ないあるいはない  
・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい

▼投下時ルール
・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に
・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません
・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。
・コテは投下時にだけ付ける
・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨
・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます

▼2ちゃんねるのおやくそくについては
http://info.2ch.net/before.html

初めての人は保管庫をのぞいてみて下さい
*特に荒らしは徹底スルー
2 踊り子(コネチカット州):2007/04/27(金) 21:50:46.09 ID:YHiCnb1CO
■前スレ
【3五金】素直でクールな娘【私の勝ちだ】
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1177074546/

■ほの板
【好きなもの?】素直でクールな娘【キミだ】
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/honobono/1169035252/

●初めての人は軽くでいいので保管庫を見てみて下さい
■素直クール保管所Wiki
http://sucool.s171.xrea.com/
http://www16.atwiki.jp/sucool/

■素直でCOOLな娘避難所
http://yy17.kakiko.com/sucool/

■あぷろだ@素直クール保管所
http://sucool.s171.xrea.com/up/
携帯からはこのへん
写メうpろだ http://kjm.kir.jp/index.php
@ぴた    http://pita.st/index.html

■素直クール過去ログ保管所
http://sucool.skr.jp/kakolog/
■お題/性格ジェネレーター
http://udonkari.run.buttobi.net/
●お知らせ●
【避難所でスレ立て等に関する話し合いが行われています。意見のある方は避難所までお願いします】
素直クール避難所2
http://yy17.kakiko.com/test/read.cgi/sucool/1169048301/
3 水道局勤務(三重県):2007/04/27(金) 22:06:28.39 ID:GWYhjreP0
>>1
4 社長(コネチカット州):2007/04/27(金) 22:08:33.48 ID:/ATw8OzFO
>>1
乙!
5 2ch中毒(コネチカット州):2007/04/27(金) 22:18:31.35 ID:YHiCnb1CO
クー「……」
男 「おい!」
クー「……何か?」
男 「その手に持っているものは何だ?」
クー「……くも?」
男 「疑問形にする必要ないだろ」
クー「そうか」
男 「だから近づけんな!」
クー「いいじゃないか」
男 「俺はクモが嫌いなんだよ」
クー「そうなのか? 大丈夫、これにかまれれば苦手ではなくなる」
男 「……根拠はなんだよ?」
クー「映画」
男 「……指先から糸は出ないぞ」
クー「大丈夫」
男 「何が?」
クー「すでに私は絡め捕られているからな。君という巣に」

友 「巣を焼き払う火炎放射器いかがっすかー」
教師「今、生物の授業中なんだが……一応」
6 踊り子(コネチカット州):2007/04/27(金) 22:43:09.37 ID:Eq2wxc2uO
>>5
GJ!
7 社長(コネチカット州):2007/04/27(金) 22:48:48.72 ID:/ATw8OzFO
>>5
理科で火炎放射(=バーナー)はあるあるw
GJ!
8 踊り子(コネチカット州):2007/04/27(金) 23:23:05.28 ID:YHiCnb1CO
つ【携帯ゲーム機】
9 イベント企画(石川県):2007/04/27(金) 23:41:03.99 ID:shJsZY9D0
では投下行ってみます。
4レス程お借りします。
10 イベント企画(石川県):2007/04/27(金) 23:41:28.29 ID:shJsZY9D0
   『遊園地にて』

 遊園地――楽しそうな数々の乗り物、賑やかな雰囲気、カップルや子供連れの親。
 そして、一人で遊び回る俺。
 散々遊び回ってから気付いたが、確実に俺、浮いてるな。
 いくら暇でも遊園地だけは来るべきでは無かったな。
 うん、学習した。
 俺は辺りを見回す。
 風船を持った子供が「ママ見て! あの人、一人で来てるよ」と言っている気がする。
 一瞬、目の端に場違いな光景が見えた。そちらを向き凝視する。
 長い黒髪を携えた女性が静かに立っている。場所も場所だけに凄く怖い……ん?
 あれはクーさんじゃないか。
 ――よし、学校ではあまり話した事無いが、ここは話し掛けてみよう。
 このまま一人でいると子供が「ママ! あの希少生物と一緒に写真撮っていい?」
と言いかねない。
 俺は彼女に近付く。
 何やらぼーっとしているようだ。
 彼女の視線の先を見る。これに入りたいのだろうか?
 俺は、とりあえず話し掛ける。
「クーさん、こんにちは」
 彼女はこちらを振り向く。
「驚いた、君か」
「一人で遊びに来たの?」
「いや違う、友達と来たんだが、ヒーローショー見ると言っててな」
 午前の部で見た。あのショーは必見だな。
「私は子供向けの物を見るのは忍びない」
 ……。
「なので別行動を取っている」
11 イベント企画(石川県):2007/04/27(金) 23:41:58.67 ID:shJsZY9D0
 彼女は観察するような目で俺を見る。
「君は、一人で来たのか?」
「い、いや、友達と来たよ、うん」
「そうか……」
 間が出来る。
 彼女は何か考えているように見える。
 しばらくして彼女はゆっくりと口を開く。
「こんな所で君と逢えるとは運命かもしれない」
 彼女は、その透き通るような目で見つめてくる。
「私と付き合って欲しい」
 とても魅力的な台詞だ。
 彼女の言葉の意味を考える。いや、考えなくても一つの意味しか無いはずだ。
 そうなると俺の返事も決まる。

「ごめん、無理」

「……そうか」
 彼女の声に元気が無い。
 そこまで落ち込まなくてもいいのに。
「私では君に不釣合いだな、済まなかった、忘れてくれ」
「え? いや、クーさんとなら誰でも嬉しいと思うよ」
 正直、俺も出来れば付き合いたい。
「でも君は断っただろ」
「それは、俺に問題があって……」
「そうか、分かったぞ」
 何がだ?
12 イベント企画(石川県):2007/04/27(金) 23:42:50.33 ID:shJsZY9D0
「君は友達と来たと言っていたな、あれは嘘だな」
「な、ほ、本当に友達と――」
「あの時、君の目が泳いでいた、今もな」
 ひぃ、俺が一人で来た事をネタに脅し、無理矢理でも付き合わせるつもりじゃ。
「本当は恋人と来たんだろ」
 うん、違う。
「いや、恋人と来てないよ」
「む、目が泳がないな」
 出来れば泳ぐようになりたい。
 ふと、思い出す。
「そうだクーさん、友達と来たって言ってたね、その人に付き合って貰ったら?」
「友達は……女だぞ」
「別に女同士でも良いと思うけど」
 彼女は少し怒ったように睨む。
「私に、そういう趣味は無い」
 俺、悪い事言った?
 彼女の眼光が元に戻る。
「それに誰でも良いわけでは無い」
「何で?」
「半年前、君の優しさに触れ、それ以来ずっと想い続けていたんだ、
それに今日だって君の事を考えていた」
 そんな前から……、ここはしっかり断った方が良いな。
「クーさん、俺と一緒にいても良い事無いよ」
 恥ずかしいが言うしか無い。
「クーさんが怖い目にあっても俺は何も出来ない、むしろ逃げるかもしれないよ」
「それでも構わない」
13 イベント企画(石川県):2007/04/27(金) 23:43:14.79 ID:shJsZY9D0
 彼女は真剣な表情で話す。
「私は一緒にいるだけで幸せだ、何かあっても君の事は私が守って見せる」
 う、ここまで言われたら断りづらい。
 ……よし、俺も男だ付き合ってやろうじゃないか。
「わかったよ、付き合うよ」
「本当か! 嬉しいぞ」
 彼女は俺に近付く。
 すると、彼女の両手が俺の頬を左右から挟むように触る。
 何だ?
 いきなり目の前に彼女の顔。
 そして唇に柔らかな感触が――。

 しばらくして、彼女が離れる。
「よろしく頼むぞ」
 彼女の顔は少し紅潮していた。
「……女の子がそう簡単にキスしない方が良いと思うよ」
「ふむ、君は真面目だな」
「いや、普通だと思うけどな」
 彼女が、はっとした表情を見せる。
「そうだ、観覧車に乗ってお互いの事を話そうじゃないか」
「え?」
 彼女は観覧車に向かって、いそいそと歩き始めた。
 俺は仕方なくついて行く。
 俺は振り返り、彼女が入りたそうに見ていた建物を見る。
 お化け屋敷には付き合わなくても良いのだろうか?
14 イベント企画(石川県):2007/04/27(金) 23:44:34.33 ID:shJsZY9D0
以上です。
ありがとうございました。
15 踊り子(コネチカット州):2007/04/27(金) 23:58:41.84 ID:YHiCnb1CO
>>14
これはいい勘違い男ですね
GJ!
16 アマチュア無線技士(樺太):2007/04/28(土) 00:17:36.33 ID:4vQIa1phO
>>14
GJ!
17 ロケットガール(東京都):2007/04/28(土) 00:22:53.16 ID:CWMsbzi70
【携帯ゲーム機】でいってみる


ク「おい、いつもそれを持ってるな」
男「ん? ああ、暇つぶしにいいんだよ。手軽だしね」
ク「暇? 暇だと?」
男「え……や、バス待ってるときとか……」
ク「わたしに暇な時間などないっ!」
男「ちょ、どーしたの?」
ク「バス待ちだろうが乗ってるときだろうが──」
男「な、なに?」
ク「風呂の最中だろうがトイレでようを足してようが──」
男「ちょっと声おおきいってっ!」
ク「女にとって大事な化粧の最中だって男のことを考えている!」
男「……(ちゃんと鏡見れ)」
ク「それなのに、あぁ、男がそんなものに浮気してたなんて……」
男「なぜ泣く! それに浮気じゃないし!」
ク「う、う、う……」
男「あぁ、ごめん、ごめんよ。これからはおれもクーのことを考──」
ク「なら次の日曜は私を持ち歩け」
男「……はい(デートなら普通に誘ってくれ)」
ク「しかし! 私をヤツと同じように手軽に扱うつもりなら──」
男「……」
18 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 00:36:40.27 ID:bJK0ko3MO
生徒諸君!
私はクーである。
諸君! この学校は最悪だ。
「男女交際禁止」だとか「空気嫁」だとか、私はそんな校風には一切興味は無い!
あれこれ考えてこの感情が解決するような、もはやそんな甘っちょろい段階には無い!
こんな決まりは無視するしかないんだ。
こんな決まりはもう廃止しろ!私は周りの目を気にするつもりなんかひとつも無いっ!
今はただストレート&ストレート!
男君に告白することだけだ。
諸君! 私は男君を愛している。
私のくだらない日常を、その毎日を、打ち壊してくれたのは男君に他ならないからだ。
正確に言えば、男君の周りの多数派は、私の敵だっ!
私は男君ただ一人に呼びかけている。
男君! 今こそ私たちはカップルになって、立ち上がろう!
ヤツら多数派はやりたい放題だ。我々愛し合うもの同士はいよいよもって生き難い空気が作られようとしている。
恋人同士の諸君! 黙っていて何かが変わると思ったら大間違いだ!
所詮学校なんか、多数派のお祭りに過ぎない。
多数決で決めれば、多数派が勝つに決まってるじゃないか。
じゃどうして校内放送なんか使ってるのか。
その話は…長くなるから…直接渡した手紙を見てくれ。
手紙は二通あるからどちらもよく読むように。
以上!

……ふと浮かんだので改変してみた
19 モーオタ(千葉県):2007/04/28(土) 01:02:51.41 ID:qN3ja5nh0
ある日の話
たまにの休みという事でクーは買い物に行き、俺は家の片付けをしていた。
俺の部屋はともかくとしてクーの部屋なら整理整頓してあると考えて先にそっちから終わらせようと思った。
クーの部屋は片付いているだけあってやる事も殆ど無く終わり、次に俺の部屋の掃除するため部屋から出ようとした。
その時、今時珍しい封されていた手紙をクーの机で見つけた。
男 「ん、何だこれ?」
名前などは書かれていない。
クーの部屋にあるんだからクーの物だろうけど誰かから貰った物だろうか。
うーん気になるな。
………開けて見ようか
幸いな事にクーはまだ買い物から帰っていない。
…よしっ。
ペリペリッ
男 「何なに…」
  「いきなりの手紙で申し訳ないと思うが、どうしても君に伝えたい事がある。
   直接伝えたいのは山々だがどうしても勇気が出ないからここで言う。
   君の事が好きだ、いつまでも一緒にいたい。
   手紙とはいえこの気持ちは本当だ………」
とそこまで書かれていた
文章から見るに途中までだろうけど筆跡や文章を見る限りクーが書いた物だろう。
何と言うか、クーらしいと言うからしくないと言うか。
しかし手紙でも言う事は言うんだなぁ。
一体に誰に宛てた物かは気になるけど本人がいないと分からないし。
さてと、そろそろ俺の部屋の掃除に……
部屋を出ようとすると俺の後ろには買い物から帰ってきたクーの姿があった。
クー「部屋の掃除はありがたいのだが人の物を勝手に見るのは関心しないな」
男 「や、やぁクー帰ってたのか」
い、いつの間に帰ってきてたんだ!
クーの表情が笑っているけど目がマジだ、これはやばい!
20 モーオタ(千葉県):2007/04/28(土) 01:03:56.84 ID:qN3ja5nh0
そんな俺を見ながらクーはため息をつき
クー「君は仕方ない人だな。人の物勝手に見るなんて」
と言った。
男 「いや、本当にすまん。まさかそこまで大事な物だとは思わなくて」
クー「これは君には見られたくは無かったんだが、見られたものは仕方ない」
男 「……悪いって言ってるじゃないか」
クー「いやこれは元々君宛の物だったんだが、こんな物を書いた私が恥ずかしくてな。
   君に見せられるものではないという事だ」
男 「えっ、それじゃこの手紙の内容は…」
クー「もう言わなくてもわかるだろう」
男 「そうだったのか…
   ちょっと誤解したよ、クーが昔好きだった奴がいたのかなって」
クー「過去形ではない、現在進行形だ。
   今も昔も愛してる人は君だけだ、だから君から告白された時はとても嬉しかったよ」
男 「そこまで言われると照れるな」
クー「それはいいが、結局君の部屋は片付いたのか?」
男 「…あっ」
クー「はぁ…、やはり君は仕方ない人だな。
   今日は私の布団で寝るしかないな」
男 「いや、そこまで酷くは
クー「少なくとも君は私の私物を勝手に見たんだ。
   これくらいの事聞いてもらう権利はあるはずだけどなぁ」
男 「わかりました……せめて普通の格好で寝てください」
クー「私は寝る時はいつも下着のみが普通の格好だ」
男 「だからそれをなんとかしてって!!」
21 モーオタ(千葉県):2007/04/28(土) 01:05:06.19 ID:qN3ja5nh0
半年振りの投下
昔投下した奴をところどころ変えて投下
もし見たことある奴でもそういうことです
22 アマチュア無線技士(樺太):2007/04/28(土) 01:08:50.31 ID:usqo9P/dO
wktk
23 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 01:29:11.03 ID:+vRSsl8NO
>>17>>18>>21
GJ!
24 アマチュア無線技士(樺太):2007/04/28(土) 01:59:44.78 ID:4vQIa1phO
25 洋菓子のプロ(ネブラスカ州):2007/04/28(土) 02:06:29.76 ID:qgNphrIXO BE:343656364-2BP(3880)
久々に立ってるのを見て泣きたくなった
良い意味で
26 プレアイドル(コネチカット州):2007/04/28(土) 02:30:46.83 ID:+vRSsl8NO
ho
27 ガリソン(樺太):2007/04/28(土) 03:44:57.53 ID:N3IXJgijO
ほしゅあげ
28 専守防衛さん(ネブラスカ州):2007/04/28(土) 05:02:25.44 ID:j2K6nRJWO
すでに終了したと思ってた素直クールスレをVIPで再び見れるなんて…

保守
29 ゆかりん(広島県):2007/04/28(土) 05:08:37.23 ID:e27YV0PB0
期待age
30 プレアイドル(コネチカット州):2007/04/28(土) 05:49:07.18 ID:+vRSsl8NO
保守
31 キャプテン(石川県):2007/04/28(土) 07:37:30.90 ID:UeBX1SQ80
「……クー、おはよう」
「おお、起きたのか、朝食は出来ているぞ」
「え? これ?」
 そこにはオムライスがあった。
 ケチャップで「愛してる」と書いてある。
「そうだ、食べてくれ」
「……朝から重いね」
「嫌なら食べなくて良いぞ、君に栄養を付けて貰うために作ったが、
その考えは君には重かったようだな」
「あ! 急にお腹がすいたなー、オムライス食べるよ」
「おお、食べてくれるのか嬉しいぞ」
「う、うん、……あれ? クーの分にも何か書いてあるね」
 クーのオムライスを見る。そこには――。


 保守
32 アマチュア無線技士(樺太):2007/04/28(土) 08:29:36.00 ID:4vQIa1phO
33 張出横綱(コネチカット州):2007/04/28(土) 09:02:00.53 ID:SIv3Xz4BO
ほしゅ
34 旅人(コネチカット州):2007/04/28(土) 09:27:59.12 ID:SIv3Xz4BO
>>31
w朝から重いわうん




さらにほしゅ
35 張出横綱(コネチカット州):2007/04/28(土) 10:01:13.63 ID:SIv3Xz4BO
ほしゅ

【土曜日のお昼過ぎころ、男とクーは、川原を散歩している。】
男「いー天気だなー」
クー「うむ」
男「わりいなクー、せっかくの休みに金欠で…」
クー「私はなにも気にしていないが」
男「いや…なんか遊園地とかショッピングとか、デートらしい場所じゃなくてごめん」
クー「私は自宅から歩いて20分とかからない慣れたこの川原でも十分に満足している」
男「ぐっ…」
クー「?そうだ。私はここが好きだ。繰り返すが満足している」
男「…そうか、ちょっと安心した」
クー「閑な風景で、とても気に入っているんだ」
男「そうなんだ」
クー「小さい頃からここで遊んだ」
男「思い出のいっぱいある場所なんだな」
クー「うむ。ほら、男。ここはタンポポが群れている。昔から変わらない風景だ」
男「凄い数の花だな」
クー「うむ。こんな黄色い絨毯は、もはや壮観とさえ思う」
男「うん。前いたとこではみたことないな」
クー「私のお気に入りだ。君にお気に入りを知ってもらえて嬉しい。君が気に入ったようでさらに嬉しい。
ますます君が好きになった」
男「ストレートだなあ…。そうだ、クーは白いタンポポを見たことある?」
クー「見たことないな」
男「前住んでたとこにはあったんだ。理科の先生がいうには関西より西にしかないらしんだ」
クー「男は福岡から来たのだったな」
男「いつか連れてくよ。ばあちゃんの家に帰るときとかに一緒に」
クー「ありがとう、男。私の知らない君の思い出に触れることが出来るのだな。楽しみにしている」
36 張出横綱(コネチカット州):2007/04/28(土) 10:35:17.17 ID:SIv3Xz4BO
ほしゅ
37 プレアイドル(コネチカット州):2007/04/28(土) 10:37:28.84 ID:+vRSsl8NO
>>35
GJ!
38 キャプテン(石川県):2007/04/28(土) 10:57:20.70 ID:UeBX1SQ80
「クーちょっと来て」
「何だ?」
 僕のいる窓際まで、クーは近付いて来る。
「ほら、外は良い天気だよ、何処かに出掛けない?」
「私は何処でも構わない、君と一緒にいられるだけで幸せだ」
「く、クー……」
 突然、クーは外を凝視し始めた。
「ん? 見てみろ、あの雲変な形してるぞ」
 僕はクーの指差す方向を見る。
「本当だ、何だか文字に見えるね、あれは――」


 保守
39 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 11:03:41.02 ID:bJK0ko3MO
クー「……ふぁ」
男 「かわいいあくびだね」
クー「きみの可愛さには負ける」
男 「……可愛いって言われてもあんまり嬉しくないよ。かっこいいって言われた方が嬉しい」
クー「いや、その……かっこいいより可愛いの方がいい」
男 「なんで?」
クー「可愛い方が抱きしめやすい」

ぎゅ

友 「誰だ! 可愛いとかっこいいのどっちが上かなんて言い出したやつは!」
40 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 11:54:02.43 ID:bJK0ko3MO
41 2ch中毒(コネチカット州):2007/04/28(土) 12:21:36.15 ID:i0N/7wxqO
42 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 13:06:45.21 ID:bJK0ko3MO
つ【男/クーが髪を切ったら】
43 ゆかりん(広島県):2007/04/28(土) 13:32:37.55 ID:e27YV0PB0
職人たちGJあげ
44 張出横綱(コネチカット州):2007/04/28(土) 13:32:37.45 ID:SIv3Xz4BO
>>37
ありがとう!


そしてほしゅ
45 忍者(樺太):2007/04/28(土) 14:23:14.22 ID:RFbZAD4kO
46 2ch中毒(コネチカット州):2007/04/28(土) 14:26:55.88 ID:QnuzUTQJO
僕と彼女の出会いは、学園祭のフォークダンスだった。

「えーっと、クーさん?」
「ああ、なんだ?」
「……ダンス、終わったよ?」

それでも彼女は、ずっと僕の手を握ったままだった。

「あの、だからね」
「何故だろう、君の手を離したくなくなってしまった」
「……はい?」

そして彼女は、僕の手を握ったまま、まっすぐに僕を見つめてきた。
その綺麗な顔立ちと握られた手の感触に、それだけで真っ赤になってしまったのは良い思い出だ。

「……そうか、わかったぞ」
「え?」
「私は君を好きになったようだ。一目惚れというやつだな」
「え?え?」
「男君、私と付き合ってほしい」
「いや、あの……クーさん?」
「クーで良い。いや、そう呼んでほしいな」

47 2ch中毒(コネチカット州):2007/04/28(土) 14:27:50.01 ID:QnuzUTQJO

「これからも、これから先も、私のパートナーでいてほしい」

そのあまりに真剣な目に、少し押されながらも頷いた。

「えっと……その、僕で良ければ」

その後に、感無量と言わんばかりに抱きついてきた彼女の体を受け止めて、
やっと僕は、まだ学園祭の途中だったことを思い出したんだっけ。

そうして僕たちは付き合い始めた。
それから約一年、僕はずっとクーの傍にいる。

世界でたった一人の、クーのパートナーとして。

「さあ男、次は何を踊ろうか?」
48 踊り子(コネチカット州):2007/04/28(土) 14:29:56.40 ID:QnuzUTQJO
おまけ

クー「さあ男、今夜は新しいダンスを練習しよう!」
男「別に良いけど……どんな?」
クー「なんでも、今巷で流行っているらしい」
男「え、なんだろ?」
クー「ああ、私もテレビで見たから間違いない」
男「……言っておくけど、また前回みたいなのは勘弁だからね」
クー「前回?」
男「まったく、無理やり練習させた挙げ句に、驚異的な人数で踊るオフin秋葉原に参加するなんて……」
クー「ああ、あれか。大丈夫だとも、もうしない」
男「まあ、それなら良いか……良いよ、練習しようか」
クー「ありがとう、男。やはり君は優しい人だな」
男「良いってば。で、今回はどんなの?」
クー「ああ、これだ」

つ【ビリーズ・ブートキャンプ】

男「そう来たか」
49 アマチュア無線技士(樺太):2007/04/28(土) 14:41:01.95 ID:Vc0rQmymO
>>48
GJ!
50 踊り子(コネチカット州):2007/04/28(土) 15:12:05.58 ID:QnuzUTQJO
自給自足保守

http://mup.vip2ch.com/dl?f=10820

職場のコピー用紙使い放題うめぇwwwww
51 DJ(関西地方):2007/04/28(土) 15:31:16.54 ID:Vhw4dZBv0
【男/クーが髪を切ったら】

(GW突入前の気だるいどこかの高校あたりだと思いねぇ)
(クール、背ほどまでに伸ばして髪をカット。肩口あたりに流すセミ・ロング)

ク「時に男、髪を切ってみたのだが。どうだろうか」
男「どうだろうかと言われても俺は困る」
ク「・・・」
男「・・・」
ク「・・・」
男「・・・」
ク「・・・ふむ。これといって違和感なし、と」
男「なにそのポジティヴィティ。俺なにもいってないYO?」
ク「沈黙は金、という言葉があってだね。きみが何も言わないのならば、それはきっと私にとって、とても良好なことなんだろう」
男「コメントに困ってただけとか、激しくアレすぎて言葉に詰まっただけかも知れないぜ?」
ク「その場合、きみのことだ。面白可笑しく皮肉を言うだろうし、茶化すも嘲るもするだろう?」
男「・・あえて何も言わずに放置プレーという裏技もあってだな」
ク「語るに落ちているよ。まぁ、分かってのことだろうけどね。・・・うん、良かった。安心した」
男「あっそ、勘違い乙。・・・何が?」
ク「この髪は、似合っているだろうか?」
男「シラネ。五月晴れっぽくてイインジャネ?」
ク「そうか。ありがとう」

(クールさん、爽やかな笑みを一つ。澄み渡るブルースカイを思わせる、清々しさがありましたとさ。男はシラネ)
52 40歳無職(東京都):2007/04/28(土) 15:52:19.61 ID:6YxvFCqn0
>>50
>>51
GJ
53 2ch中毒(コネチカット州):2007/04/28(土) 15:52:27.52 ID:QnuzUTQJO
保っ守ん
54 DJ(関西地方):2007/04/28(土) 15:54:43.78 ID:Vhw4dZBv0
>>50を見て発作的に書いてみた。シーンのイメージはてきとーてきとー。

【ある晴れた空の下で】

(男とクール、通学路あたりで下校でもしてる時だと思いねぇ)

ク「時に男。私は、きみのことが好きなんだ」
男「隙だらけなのか。そうかそうか、油断せずに生きていかないとな」
ク「そうだね。好きで、好きで、自分でも驚くほど好きで仕方がないんだ。正に好きだらけ、いっそ大好きであると言おうか」
男「ダイスケかー。うむ、マツザカはいいな、面白い投手だ。ぜひともメジャーでハッスルしてもらいたいもんだよな」
ク「そうだね。彼はある種のヒーローだ。私は興味ないけれども。誰の心にも、ヒーローは必要なのさ」
男「何ゆってんのこのコ恥ずかしいワァ。あれか、昨日やってたクモ男2でも見て感銘を受けたか」
ク「いいや? 私は原則的に、何に対しても感動などした覚えはないからね。映画はおろか、音楽ですら私は揺るがないからね」
男「あっそ。人生における何%かは損してる気もするが、まぁなんだ、ガンバレ」
ク「よく言われるよ。娯楽のない、ゆとりのない、面白味のない生き方だとね。私もそう思ってるよ。・・・いや、思っていた、かな?」
男「ふーん。嫌な予感がヒシヒシするが、あえて俺は選んでやるぜ! ・・そのココロは?」
ク「とてもシンプルなことだよ。simpleすぎるが故に、抗いようも否定のしようもないほどの」
男「シンプル・イズ・ベストってやつですか」
ク「そうだね。誰かが言ったが・・・人は、愛することだけは止められないのだそうだ。私もそう思う」
男「フーン?」

ク「私は、きみが好きなんだ。いまはまだ、愛という実感が持てないけれども。
                              ―――やがて、私の想いはそれになるだろう」
55 日本語教師(東京都):2007/04/28(土) 16:36:43.36 ID:IjgonWZd0
>>54
GJ!
56 キャプテン(石川県):2007/04/28(土) 16:44:28.36 ID:UeBX1SQ80
 僕は券に書かれた席番号を探す。
 ――あった、ここだ。
「クー、ここだね」
「ふむ」
 僕達は席に座る。
「ねえ、本当にこの映画で良かったの?」
「ああ、君が前々から見たがっていたしな」
「でも、ホラー映画だよ、大丈夫?」
「多分大丈夫だろう、それよりも違う所に不安がある」
「何?」
「映画が始まると暗くなるだろ、そうなると君が見えなくなる、
すると君がいなくなったように感じ、孤独感を味わう事になるだろう」
 そう言うと、クーは僕の手を優しく握る。
「頼む、君を感じるために手を握っていても良いだろうか?」
「う、うん、良いよ――」
 すると館内が暗くなっていく。
 僕の手をクーは先程より少しだけ強く握る。
 スクリーンに映写機から光が当てられる。
 そこには映画のタイトルが映される――。


 保守
57 プレアイドル(コネチカット州):2007/04/28(土) 17:20:46.96 ID:bJK0ko3MO
>>56

途中でいい感じになったと思ったらオチで吹いたw

続けて読むとなんとも言えない不思議な気持ちになる
58 旅人(コネチカット州):2007/04/28(土) 17:50:01.30 ID:SIv3Xz4BO
>>56
スムージー吹いたGJ


ほしゅ
59 クリーニング店経営(東京都):2007/04/28(土) 18:26:27.43 ID:DkFR19gm0
ほし
60 2ch中毒(コネチカット州):2007/04/28(土) 18:51:16.67 ID:QnuzUTQJO
61 2ch中毒(コネチカット州):2007/04/28(土) 19:12:31.97 ID:QnuzUTQJO
みんなの脳内のクーは

ブレザーorセーラー ?
62 和菓子職人(佐賀県):2007/04/28(土) 19:15:03.17 ID:1t9LLvYN0
ブレザーでネクタイ一択の俺
63 団体役員(新潟県):2007/04/28(土) 19:23:11.96 ID:diLmj6hT0
ブレザーにセミロングのさらさらストレートヘアーしか考えられない
64 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 19:28:00.20 ID:bJK0ko3MO
ブレザー
65 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 19:55:35.50 ID:bJK0ko3MO
>>64
+ロングヘア、眼鏡
66 旅人(コネチカット州):2007/04/28(土) 19:56:01.22 ID:SIv3Xz4BO
ブレザーにリボンタイ
67 キャプテン(石川県):2007/04/28(土) 20:12:29.89 ID:UeBX1SQ80
 食事も終わり、レストランから出る。
「あー美味しかったね、たまには外食も良いね」
「……ああ、そうだな」
 クーは何やら機嫌が悪そうだ。
「どうしたの?」
「君がシェフの愛情のこもった料理を、喜んで食べていた事に嫉妬しただけだ」
「そ、そんな、愛情だなんて……ほら、シェフは男性かもしれないよ」
「確認しに行った、女性だったぞ」
 途中で少しだけ席を外してたけど、そのためだったのか。
「クーよく聞いて、シェフの料理は確かに美味しいけど、一度食べれば満足してしまうんだ、
でもクーの料理は毎日食べたくなる、僕が一番欲しい愛情が込められているからね」
「男……そう言われると照れるな」
 良かった、クーは機嫌が直ったようだ。
 今度からシェフに女性がいない所にしよう。
 ここにも、もう来れないな。
 そう思いながらレストランの看板を見る――。


 保守
68 噺家(東京都):2007/04/28(土) 20:12:54.00 ID:v/Y5jEZA0
オフ板の?
69 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 20:41:14.24 ID:+vRSsl8NO
70 支援してください(東京都):2007/04/28(土) 21:00:41.07 ID:NvX6Nebq0
規制されていたけどネタが思いついたんで
別の手段を使って投下

>>61
脳内クーは高校生じゃなくて大学生or院生だからねぇ…
ブレザーとかセーラーじゃないんだよね

だから脳内クーは普段着はTシャツだけど
研究とかで白衣を着ているね

ということで つ【クーの白衣】
71 支援してください(東京都):2007/04/28(土) 21:04:04.42 ID:NvX6Nebq0
ク「ただいま」
男「おかえり。クー。今日は遅かったね」
ク「うむ。今日は研究が長引いてしまってな。今、昨日の残り物を温める
から少し待っていて欲しい」
男「クーは疲れているんでしょ。温める位なら出来るから、そこで休んで
いてよ。荷物も重かったでしょ。あれ、この紙袋…」
ク「ああ、少し汚れてしまってな。洗濯をしようと思って白衣を持って帰っ
てきたのだが」
男「白衣か…。ちょっと、着てみてよ」
ク「君の頼みなら何だって聞こう。…どうかね、似合うかな?」
男「よく似合うよ。天才少女みたいだ」
ク「それは私がロリ体型だと言いたいのかな」
男「えっと…そういう訳じゃ…あの…ごめんね」
ク「ふふ。君がロリ体型が好きなら私はこの体型で生まれたことは大いな
る幸運だ。所で、君も白衣を着てみないかね?」
72 支援してください(東京都):2007/04/28(土) 21:04:49.64 ID:NvX6Nebq0
男「えっ!いいの?…クー。どうかな?」
ク「よく似合っているぞ。君がこんなに白衣が似合うとは驚きだ」
男「えっ…そうかな、ちょっと、照れちゃうよ…///」
ク「よし。小道具を持って、写真を撮ろう。確かどこかにナスフラスコがあっ
たはずだ。ちょっと待っていて欲しい」
男「部屋に行っちゃった…。クーの匂いがする…///。考えてみれば、この
白衣、クーが着ていたんだ…///。」
ク「すまない。探すのに手間どっていてな…。男よ!どうした」
男「…なんか…頭が…痛い…」
ク「む、この臭い。そうか…。確かここに有機溶媒をこぼしてしまったから
な…。しかし、たいした量ではなかったはずだが…」
男「うーん…気持ち…悪いよ…」
ク「ここに鼻を直接近づけなければ…。そうか!ふふ。男よ。そんなことな
ら、ちゃんと言ってくれればいくらだってしてやるのに」
男「えっ…///…どういうことかな…///」
ク「ふふ。嘘をついてはいけないな。私の匂いを嗅ぎたかったんだろう?さ
あ、抱きしめてあげるから存分に私の匂いを味わってくれ」
73 支援してください(東京都):2007/04/28(土) 21:05:59.93 ID:NvX6Nebq0
とりあえず【クーの白衣】は終了
しかしダイヤルアップだときついよ
名前欄の如く規制解除支援してください
74 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 21:15:52.25 ID:bJK0ko3MO
>>73
GJ!
75 2ch中毒(コネチカット州):2007/04/28(土) 21:27:14.96 ID:QnuzUTQJO
>>73
GJ!



白衣にはタートルネックだよな
http://mup.vip2ch.com/dl?f=10826
76 プロ棋士(コネチカット州):2007/04/28(土) 21:32:43.55 ID:2WoH1jiKO
男「何見てんの?」
ク「お見合い写真」
男「なんとまあ」
ク「今のご時世、早すぎるっていうのは親も先方も象徴済み。
 まあ、付き合いみたいなものかな」
男「巻き込まれた、と」
ク「言い方が悪いけど、そういうこと」
男「お見合いっていうと、結婚…… 神前婚?」
ク「キミは私にお見合い結婚してほしいの?」
男「いんや、ふと思っただけ」
ク「そう。 まあ、お見合い結婚=神前婚である必要はないね」
男「ま、そんなもんか」
ク「そもそも神前婚とお見合い文化。 これってお見合い文化の方が先なんだよ」
男「知らなかった……」
ク「神前婚、要するに今での和風の結婚式っていうのは
 百年ちょっとの歴史しかないの」
男「へー」
ク「結婚という概念は昔からあるけどね。
 一族郎党集まってのお祝い、といったとこかな
 披露宴の空気が近いかも」
男「為になるのかトリビアなのか」
ク「うん。 さて、キミとの式はどういうのがいいかな」
男「それは飛躍しすぎだと思うんだ」
ク「父様の理解は得てるよ」
男「ナンデスト?」

ひさびさに(略)イベントっぽくのはずが
微妙だなあハッハッハ
77 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 21:40:37.06 ID:bJK0ko3MO
>>75
タートルネックも捨て難いが、ワイシャツも魅力的じゃないか?
と思う件について

それはさて置きGJ!


>>76
だがそれもいい
GJ!
78 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:44:17.43 ID:tnEyhn+j0
以下9レスの間、ずっと俺のターン!!
79 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:44:45.07 ID:tnEyhn+j0
『クールな応酬 饅頭(まんじゅう)の行方』


 女が饅頭を手土産に上がり込んできた。
 丁度お茶をいれようと思っていたところだったので、こちらとしても
願ったり叶ったりだった訳だが……今考えてみるとあの時点で俺は負けて
いたんだろうな。
 そうすると、上がり込むタイミング、いや、お茶をいれる時間帯まで――
 いや、いくら何でもそこまでは……
 いや――



 居間に胡座(あぐら)をかいた女は、持っていた包みを俺に見せた。
「この饅頭は京都生まれでな、江戸時代から続く名菓なんだ。なかなか手に
入らないんだぞ」
 饅頭の説明をしながら、包装紙を破く女。
 もっと綺麗に開けろと言いたかったが、どうせ捨ててしまうのであれば
別に構わないし、俺との仲を考えての事だろう。
 良い気はしないが、少し嬉しいかもしれない。

「しかし、そこら辺の饅頭と全く変わらないように見えるんだが」
「ふふ……まぁ素人にはそう見えるかもしれないが、果たして君はこれを
口に入れて、もう一度その台詞を吐けるかい?」
80 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:45:09.54 ID:tnEyhn+j0
「……何か入れたのか」
 ふと罠を予感したのだが、
「失敬な。私から仕掛けた事が今まで一度でもあったかい?」
 逆に痛い所を突かれた。

 ――あったけどな。

「では、お先に頂くよ」
「ん、じゃ俺も一つ頂きます、っと」



 なんと。
 俺は饅頭という菓子を根本から誤解していたのかもしれない。
 生地の焼き加減、濃厚なこしあん、柔らかく溶け込むようで、
尚かつしつこさを一切感じさせない食感の……なんと見事な味わいか。
 これは自主的に全国の和菓子屋へ向け謝罪の場を設けるべきだ。
 俺は饅頭を、文字通り甘く見ていたのか。少々不覚。

「これは……えらく美味い饅頭だな」
「うん、君にも分かるというのなら、この饅頭の美味しさは日本一かもしれない」
 いちいち俺の心を突く必要なんてないだろうが。
81 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:45:33.76 ID:tnEyhn+j0
 だがそんな事など気にならない程に、この饅頭の美味しさは圧倒的だった。
 先日、莫大な量の唐辛子を集中投入したパスタを食べて以来、
一切機能しなくなっていた俺の舌が反応するのだから間違いない。
 この饅頭は本物だ。

 が、一つ欠けたところがあるとすれば、いや、強いて挙げるとすれば、

 数が五個、ようは奇数だったと言う事だ。

 すでに饅頭はラスト一個。
 女は視線こそ逸らしているが、狙っている事はほぼ間違いないと言っていい。
 普段から俺と変わらない量をぺろりと食べて笑っているような奴が、
よもや饅頭二つで満足するはずもない。
 腹の足しにもならないというのが正直なところだろう。

 饅頭を買ってきたのは女だが、お茶をいれ、場を設けたのは俺だ。
 ならば両者の立場は平等にして優劣性など皆無だと俺は思う。

 ……回りくどいか。正直に言おう、俺は何が何でも残りの一個を食べたい。
 何とでも言うがいい、食べた事のない奴に何が分かるというのか。
82 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:46:05.41 ID:tnEyhn+j0
「――男」
 頭の中でごちゃごちゃと考えていると、不意に女が話しかけてきた。
 向こうから先に仕掛けてくるとは珍しい。
 いいだろう、迎え撃ってくれん。

「残りの一つは君が食べるといい。私はお茶を飲み過ぎたようだ。
悪いがお手洗いを拝借するよ」
 と、言いつつゆっくりと立ち上がる。

 なんと。
 これは俺にとって予想外だったと言える。
 苛烈な心理戦になるかと思っていたのだが、実に呆気ない。
 ……こうなると俺が意地汚く見えてくるのは仕方のない事なのだろ――


「ぁ」
「――う」


 俺の目の前で、女が転んだ。
 足下に散乱する包装紙に足を取られ、それはもうド派手に転んだ。
 あまりにも珍しい光景だったために俺はしばらく思考が停止していたが、
すぐに正気を取り戻す。
83 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:46:30.27 ID:tnEyhn+j0
「おい、大丈夫か」
「ああ、いや、問題ない」

 と、そこまで言われて、ようやく俺は先手を取られた事に気がついた。
 このクソノロマな頭はどうにかならないのか。

「おっと箱ごと……これは勿体ない事をしてしまったな。実に残念だが、
こんな潰れた饅頭を君に食べさせるのは私自身が許さないよ。これは私が
責任をもって処分するとしよう」
 と、言うが早いか、膝にべったりと張り付いている饅頭をはがす。

 なんと、あの女がここまで強硬手段をとるとは、流石の俺も
全く予想が出来なかった。

 ――が、少々甘かったな。
 俺の目は節穴ではない。
 転倒のどさくさだか何だか知らないが、その饅頭――




 何故中身が粒あんなんだ?
84 噺家(東京都):2007/04/28(土) 21:46:46.12 ID:v/Y5jEZA0
3×3乃酉びあ
85 私立探偵(ネブラスカ州):2007/04/28(土) 21:47:07.02 ID:kFT7/dBjO
>>76
GJ
86 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:47:21.37 ID:tnEyhn+j0
「いやはや、実に残念だ。また今度買ってくるとしよう」
 何が残念なものか。

 つまりはこういう事だ。滅多に見せない転倒のどさくさに紛れて饅頭を入れ替え、
俺が何も言わなければ二種類の饅頭を独り占め。
 もし取り合いに敗れたとしても、本物の饅頭は確実に女の腹に入るという二重の策。
 まさか饅頭の取り合いになる事を予測した上で偽物まで用意してくるとは、
もう流石としか言いようがない。普段から良く食べる奴だが、太らない理由は
これか。
 まぁ、頭の回転が良い事は身にしみて(正確には舌にしみて)理解しているが、
今回ばかりは甘かったな。
 粒あんではなく、こしあんの饅頭を用意すべきだったのだ。いや、見た目が
似ている物がこれしかなかったと考えるのが妥当か。


「気にするな。ほら、立てるか?」
 俺は立ち上がり、女に向けて右手を差し出す。

 もうお分かりだろうか。
 握手は右手と左手では出来ない。

 つまり、俺が出した手を自然と握るには、出さなければならないのだ。
 その、自らの身体の影に隠している、右手を。
87 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:47:54.92 ID:tnEyhn+j0
「すまない、ふっ……我ながら実に無様だな」


 あれ


 女は何の躊躇も焦りもなく、極々自然に俺の手を右手で握り、立ち上がった。
 そして間髪入れずに潰れた饅頭を口に放り込み、トイレへ向け歩き出す。


「……あれ」
 俺が呆然としていると、女は振り返り、にやりと

「ふふふふ……ふふっ」
 笑った、もとい、笑いやがった。

「あの饅頭は私も大好物でね」
 おい。
「負ける訳にはいかなかったのさ」
 待て。
 どういう事だ。説明しろ。
 お前は饅頭の中身を入れ替えたのか? 衣服の何処かに隠したのか?
88 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:48:23.26 ID:tnEyhn+j0
「今回は少々卑怯と言えるかもしれない。君は“食べられない”からね。
……まぁ、あえて言うとすれば、私が包みを破り裂いた理由を考えてくれ」
 そう言うと女は足早に退室していった。


 理由。
 つまりは包みを破る事により発生するメリット。
 破り裂くという事、それはようするに包みを調べられると困るという事か。
 そしてどうやら俺は“食べられない”らしい。
 と、すると答えは簡単だ。



「……あいつ、道中に一つ食いやがった」



 偽物の饅頭を用意したのは、すり替えのためではなく、単純に見た目の数を
合わせるためだったという訳か。
 偽物を箱の一番端に置き、自分が逆側から先に食べ始めれば俺は
それに続く形で饅頭を取り始め、恐らく偽物はきちんと最後に残るだろう。
89 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:48:48.97 ID:tnEyhn+j0
 まぁそう考えるとわざわざ転倒してまで中身(粒あん)を俺に
見せたりする必要は全くないんだが、どうやら女は偽物の饅頭まで
腹に入れたかったらしい。
 偽物と分かれば(本物とすり替えたと思わせれば)俺はそんな物には
見向きもしないだろうし、勝手に勝利の妄想を膨らませてにやにやする俺は
さぞかし滑稽な見せ物だっただろう。

「……今回は饅頭対決だけに甘かった、というのは」




 ……こんなことだから勝てないんだろうか。

「惚れた弱み……いや、それも負け惜しみだ」

 俺はお茶の残りを一息に飲み干し、女がトイレから帰ってくるまで、
敗北の味を嫌というほど味わっていた。





END
90 修験者(三重県):2007/04/28(土) 21:49:14.51 ID:tnEyhn+j0
途中のさるさる回避d
91 留学生(コネチカット州):2007/04/28(土) 21:56:25.61 ID:bJK0ko3MO
>>90
GJ!!
饅頭食べたくなった
92 公務員(高知県):2007/04/28(土) 22:00:05.45 ID:UifrVgul0
>>90
GJ
なんとなく銀魂の鍋の話思いだしたのは俺だけで良い
93 ネットカフェ難民(樺太):2007/04/28(土) 22:02:02.34 ID:U+ONJLo+0
>>90
GJすぐる
94 私立探偵(ネブラスカ州):2007/04/28(土) 22:04:12.24 ID:kFT7/dBjO
>>90
GJ


やっぱりクールな応酬はいい……

自分の注意力のなさがくっきりと……
95 旅人(コネチカット州):2007/04/28(土) 22:22:12.14 ID:SIv3Xz4BO
>>90
GJ!
96 みどりのおばさん(東京都):2007/04/28(土) 22:53:40.03 ID:j//lG4tN0
投下した皆GJ
97 留学生(アラバマ州):2007/04/28(土) 23:12:43.44 ID:3HkszhTB0
GJ!
コンビニで饅頭買ってくる!
98 車内清掃員(東京都):2007/04/28(土) 23:37:05.10 ID:HiNJ/ZVh0
ほし
99 キャプテン(石川県):2007/04/28(土) 23:42:26.94 ID:UeBX1SQ80
「クーここだよ」
「おお、これは凄いな」
 空には星が輝き、目線を下げると光に包まれた高層ビルが幻想的に立ち並んでいる。
「この前、この高台を通った時に気付いたんだ、
あまりにも綺麗だったからクーにも見せたかったんだ」
「ああ……とても綺麗だ」
「気に入って貰えて嬉しいよ」
「美しい夜景、そして隣には愛する人がいる、私は幸せ者だ」
 突然、あるビルの窓の明かりが消えていく。
「ん? あれは何だ?」
「ああ、多分誰かが窓の光で文字を作ろうとしてるんじゃないかな」
「ふむ、なるほど」
 そのビルの光は次々と消えていく。
 ……どうやら完成したようだ。
 その光の文字は――。


 保守
100 団体役員(新潟県):2007/04/28(土) 23:51:21.12 ID:diLmj6hT0
>>99
ホントに上手いなぁw
オチが分かっていても読み入ってしまうよw
101 アイドル(東京都):2007/04/29(日) 00:04:48.14 ID:rt0KU5AY0
>>99
GJ!
毎回うまいな
102 ガリソン(三重県):2007/04/29(日) 00:27:03.57 ID:vDoOyv3g0
保守
103 旅人(コネチカット州):2007/04/29(日) 00:38:48.37 ID:ME/QT0zcO
 たとえば穏やかな昼下がり、僕は彼女の部屋にいる。
 きっと彼女の隣か、または背中合わせで座っている時。
 彼女のハミングが聴こえてくる。
「地図にはない場所へ手を繋いで」
 こんな歌をつい歌ってしまうのも愛嬌だと思う。
「時々口ずさむ その歌少し覚えたからちょっとでも一緒に歌わせて」
 キュッと手を彼女に握られる。
 彼女のハミングはすでに止まっていて、僕が口ずさんでいるのに耳を傾けてくれていた。
「聴こえるか この俺の声が」
 今度は私の番と口ずさみだした
 その曲はとても予想しうる物ではなくて思わず吃驚。
「どんなに遠く離れていても いつでも俺はお前のそばにいる」
 でもこの曲は知っている、覚えているから歌える。
「だからお前はもう一人じゃない 走り出すんだお前は明日への道を」
 歌えるなら 共に歌おう ホトトギス。なんか変だな。
 一緒に一通り歌ったところで彼女はフッと少し笑みを見せて僕を見る。
「なんで、キンゲ?」
 ああ、僕の単純な疑問なんて彼女にとっては何てこともないもので。
「いい歌詞、だよね」
 ただその一言で終わってしまう。

ま、保守代わりに一つ
つか過去ネタ貼に虫穴がorz
104 乳母(東京都):2007/04/29(日) 00:56:43.92 ID:qCXMUFD60
ほす
105 乳母(東京都):2007/04/29(日) 00:57:33.13 ID:qCXMUFD60
>>103
更新して気付かなかった
GJ!
106 アイドル(石川県):2007/04/29(日) 01:20:22.88 ID:8pZil0Ib0
 家に着いたのは深夜になってからだった。
 僕達は寝る準備を始める。
「クー今日はどうだった?」
「ああ、凄く楽しかったぞ、今日は最高の一日だった、あとは――」
 クーは言葉を詰らせる。
「どうしたの?」
「わがままな願いだが良いだろうか?」
「気になるなあ、言ってみてよ」
 クーは何かを決心したような表情で話す。
「今日は君に抱き付いて寝たいんだ、
寝惚けて君の首を締めるような事は、もうしない……やはり駄目か?」
「抱き付いても良いよ、いつも我慢してくれてるしね」
「本当か! ああ、今日は何て良い日なんだ」
「そうだ、明日も何処かに行かない? 今度はクーが行きたい所にしよう」
「わ、私は特に無いぞ」
「……本当に無いの?」
 クーをじっと見つめる。
 しばらくして、クーは観念したらしく口を開く。
「実は一つだけ行きたい所がある」
 そう言うと、クーは近くの棚から紙を取り出す。
「ここなんだ」
「……ああ、ここか」
 その紙には、こう書かれていた――。


 保守
107 高校教師(広島県):2007/04/29(日) 01:35:48.66 ID:2v5Ve6d50
GJだぜだぜ
108 文学部(樺太):2007/04/29(日) 01:52:22.37 ID:CzOeYPzXO
このスレの保守SSレベル高過ぎだろ…
すげぇ…
109 検非違使(アラバマ州):2007/04/29(日) 02:04:12.87 ID:xgRaf+mC0
1/3

特に予定も無い休日。
そんな日は、大抵幼馴染の彼女が遊びにくる。
小さい頃、彼女が一家揃って隣に越してきた時からずっと。成人した今になっても。

男「暇だなー」
クー「そうか? 私は私で充実しているが」
男「んー、何かやってんのー?」
クー「君を見ているな」
男「……それだけ?」
クー「ああ。それだけで充分に楽しめる」

男「見てて飽きない?」
クー「いいや。全く」
男「俺も見てようかな」
クー「好きなだけ見るといい……何故寝そべる」
男「スカートの隙間から白い三角地帯を見て癒されようかな、と」
クー「それでは不公平だな。君はジャージを脱げ」
男「だが断る」
クー「じゃあ駄目だな」

男「んー、人のPCで何してんだー?」
クー「何となく履歴を見ているだけだ」
男「おいおいー、勘弁してくれよー」
クー「もっと恥ずかしい物を見られてるんだ。今更気にするな」
男「確かに寝小便した布団とか見られてるけどよ、それでも恥ずかしいぞ」
クー「中一の頃、エロ本を拾う瞬間も目撃したしな」
男「……見てたの?」
クー「ああ」
110 検非違使(アラバマ州):2007/04/29(日) 02:04:33.26 ID:xgRaf+mC0
2/3

男「あー、暇だなー」
クー「暇で結構。平和なのはいい事だ」
男「確かになー」
クー「理解してくれて何よりだ」
男「……」
クー「……」
男「……結婚しようか」
クー「いいぞ」
男「……」
クー「……」
男「冗談だ」
クー「そうか。残念だ」

男「そもそもさー、付き合ってもいないのに結婚ってのもさー」
クー「ここでひとつ、いい事を教えてあげよう」
男「なに?」
クー「君の家族と私の家族、全員が私達は付き合っていると思ってるぞ」
男「……マジかよ」
クー「残念ながら本当だ。それで、昨日両親から渡された物があるんだ」
男「まさか……婚姻届とか?」
クー「よく分かったな。君の所以外は記入済みだが……どうする?」
男「……お前はいいのかよ?」
クー「君の事を愛しているからな。全く問題ない」
男「…………」
111 検非違使(アラバマ州):2007/04/29(日) 02:04:56.04 ID:xgRaf+mC0
3/3

クー「で、君はどうなんだ?」
男「その、互いの事知り過ぎてるっつーか……余りに長く一緒にいすぎたっつーか……」
クー「こう考えてみろ。『最初から結婚していたんだ』と」
男「親指立てながら言われましても」
クー「気にするな。で、君は私の事をどう思ってるんだ?」
男「んーとなー」
クー「ああ、私をオナぺにした事は知ってるから言わなくていいぞ。それはお互い様だしな」
男「親指を変な所から出されましても」

男「……本当に俺でいいの?」
クー「愛していると言っただろう?」
男「それじゃ、末永く宜しくお願いします」
クー「いえいえこちらこそ」


そんなあるあ……ねーよな話。



前の投下から一ヶ月経ってないのに何かめっちゃ久々に素クスレで書いた希ガス。
112 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 02:08:45.59 ID:XzbmIXbrO
>>111
イイヨーイイヨー
GJ!
113 高校教師(広島県):2007/04/29(日) 02:11:31.85 ID:2v5Ve6d50
>>111
GJ
やばい癒されまくった。主に親指に。
114 検非違使(アラバマ州):2007/04/29(日) 02:48:58.57 ID:xgRaf+mC0
男「クーってさ、俺の事どう思ってる?」
クー「……唐突だな」
男「いや、一緒にいてもあんまり笑わないしさ、時々不安になる」
クー「愛されていないのでは。と思う訳だな」
男「……ああ」
クー「安心しろ。幸せ過ぎて、どんな表情をすればいいのか分からないだけだ」
男「笑えば、いいと思うよ」
クー「……多分引くぞ」
男「……引くの?」
クー「凄い顔をしているらしくてな……見た者全員が固まった」

男「今から言う物を一言で例えてみて」
クー「把握」
男「ぬこ」
クー「もふもふ」
男「コナン」
クー「バーロー」
男「豆腐」
クー「脆弱」
男「青酸カリ」
クー「ペロッ……」
男「俺」
クー「む……」
男「そんなに難しい?」
クー「君を一言で例えるのは不可能だ。妥協に妥協を重ねて余りに愛しすぎる存在。といった所か」
男「…………」
クー「どうした?」
男「ギュッ、ってしていい?」
クー「ドンと来い」
115 ひよこ(樺太):2007/04/29(日) 03:13:22.95 ID:2rFzGQvDO
男素直だw
116 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 03:46:05.46 ID:liSuFu5SO
117愛のVIP戦士:2007/04/29(日) 03:59:02.71 ID:E06mdpjo0
フローラを選ぼうとする男に必死でビアンカを選べと説得するシーンを思い浮かべたがいまいち文章にできない保守
118 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 04:26:18.28 ID:liSuFu5SO
眠いけど頑張って保守
119 検非違使(樺太):2007/04/29(日) 05:03:42.70 ID:aqW9QVjdO
復帰上げ
120 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 05:37:32.47 ID:yHGkUTFZO
もの凄く眠いけど頑張って保守
121 検非違使(アラバマ州):2007/04/29(日) 05:45:23.61 ID:H+SxCBSv0
男「そういやさ、クーってコンタクトにしないのか?」
クー「コンタクトは無理だな。アレは恐い」
男「……恐い?」
クー「眼球に異物挿入だぞ。考えるだけで寒気がする」
男「慣れれば気にならないと思うんだけど」
クー「いいや無理だ不可能だのーさんきゅーだ。そんな事をする位なら、君に抱きついて頬擦りするね」
男「後半は聞かなかった事にして……コンタクトの場合、意外と手間が掛かるしな」
クー「まぁ、恐くなかったとしても、眼鏡から変える気は無い」
男「やっぱ眼鏡が楽?」
クー「そういう訳ではなくだな……忘れたのか?」
男「何を?」
クー「この眼鏡は、君が選んでくれた物だ」
122 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 06:13:16.78 ID:yHGkUTFZO
>>121
起きてて良かったGJ!
123 検非違使(アラバマ州):2007/04/29(日) 06:41:12.73 ID:H+SxCBSv0
男「クーが眼鏡外したトコって見た事無いな」
クー「外してみようか?」
男「漫画みたいに川3_3)ってなったりしてw」
クー「そんな訳ないだろう。じゃあ、外すぞ。スチャッ」
男「目つきが鋭くなるくらいであんま変わんないなwww」
クー「印象などそう変わるものじゃないさ。ただな……」
男「ただ?」
クー「眼鏡を外すと全く見えないんだ」
男「あー、乱視入ってたりすると全然見えないって言うしね」
クー「ああ。私の場合、乱視が相当酷くてな」
男「ちょ……顔近い……」
クー「コレくらい近づいて、ようやく君の顔とおぼろげに認識できる」
男「そ……そうなんだ」
クー「折角顔を近づけたんだ。ついでだからキスしないか?」
男「い、いいけどさ……」
クー「何だ?」
男「そこは顎だぞ」
クー「そうか。君からキスしてくれれば問題ないな」

よし、寝る
124 アイドル(石川県):2007/04/29(日) 07:42:03.15 ID:sj2r9NmS0
 僕は回りが白くぼやけた場所にいる。
 ここは何処なのだろうか?
 気が付くと正面にクーがいる。
「クー! 良かった、いたんだ、ここ何処か分かる?」
 クーは何も答えない、ただ不気味にニヤリと笑う。
 いきなりクーは、その両手で僕の首を絞める。
「な、何を……」
 クーは無表情のまま首を絞める力を強めていく、このままでは死ぬ――。
 そこで僕は目を開ける。
 見えるのは見覚えのある天井だった。
「何だ夢か……うっ」
 首の圧迫感はまだ存在する。
 首が何故か動かせないので、目を動かして現状を探る。
 ……どうやらクーは、また僕の首に抱き付いて寝ているようだ。
「苦しい……クー起きて!」
「……うん……愛してるぞ……」
 クーは僕の首に抱き付いたまま顔に覆いかぶさってくる。
 クーの胸が僕の口と鼻を塞ぎ、息が出来なくなる。
 僕の意識は次第に薄れていく――。
 お花畑が見える。その中には死んだはずの祖父の姿。
 祖父が片手を少し上げる。
 すると一陣の風が吹く。
 その風で花びらが舞い、宙で形を成していく。
 やがて花びらで出来た文字が現れる――。


 保守
125 プロ固定(コネチカット州):2007/04/29(日) 08:11:20.84 ID:P1y6Nvu6O
>>124
超GJ!!
126 プロスキーヤー(コネチカット州):2007/04/29(日) 08:56:39.01 ID:P1y6Nvu6O
ほしゅ
127 運送業(樺太):2007/04/29(日) 09:32:13.82 ID:oAJJyTuMO
128 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 10:14:15.51 ID:iPdWeA2SO
>>123
3でフイタw
129 職業訓練指導員(アラバマ州):2007/04/29(日) 10:17:37.77 ID:ICWOW1Xb0
2レス借ります。百合ネタ。
130 職業訓練指導員(アラバマ州):2007/04/29(日) 10:17:56.39 ID:ICWOW1Xb0
【ゴールデンウィークは予約済み】

 空はかなり浮かれていた。普段クールな彼女には珍しく、鼻歌まで歌っている。
 それも無理も無かった。彼女の想い人、春香と二人きりで鈍行列車に揺られている最中なのだ。車両が貸しきり状態なのも気分がいい。
 二人とも女の子同士ではあるのだけれど、空はそんなことは気にしていなかった。春香の心を射止めるには若干不利かな、と思うくらい。
 自分の想いに気が付いてからすでに半月ほどになる。しかし空はいまだ告白できずにいた。
 とはいえそれは彼女の羞恥心や決断力の無さによるものではない。計算の結果だった。
 以前、春香のこんな科白を聞いてしまったのだ。
「好きだ好きだと、あまり直接的に迫られるとひいちゃうよね」
「あはは、そうだねー、嬉しいかもしれないけれど、ちょっと困るかもねー」
 ちなみに後者が春香のものである。

 まさにこれから告白しようという矢先の、この有力情報。
 空は春香と恋仲になるための作戦を検討し、以下の結論を導き出していた。
『告白は間接的に行う』
『もしくは、相手に自分を好きだと言わせる』
 恋愛事に疎い空にとっては、なかなかに高いハードルだ。

 客観的にはともかく、空の内面ではすでに何度も告白を終えていた。『間接的な告白』というやつだ。
「春香のために毎日お弁当を作ってきてあげるね」という科白も告白だったし、「毎日一緒に帰ろう」というのもそうだった。
「一緒にお風呂にはいろう」、「一生春香の晩ごはんをつくりたいな」「春香と一緒に暮らしたい」など、いろいろなバリエーションも駆使してはいるが、まだ成功には至っていない。
 その他、一緒に映画やショッピング、夕食を作りにいく、手は恋人つなぎ、思いつく限りの行動も試してはいるのだが、いずれも二人きりにはなれない状況であり、効果のほどは不明である。

 そして今日、ゴールデンウィーク初日、二人きりでお出かけなのだ。浮かれるのはあたりまえだ。
 今回のゴールデンウィーク、七日間のうち三日間について、二人きりで過ごす約束を空は春香に取り付けていた。
 七分の三、四割以上の確率だ。イチロー以上の高打率に空は気をよくしていた。チャンス到来である。

 幸い、この車両には二人きり。
 まずは軽く、恋愛方向の会話に持っていこう。そう空は考えた。
131 職業訓練指導員(アラバマ州):2007/04/29(日) 10:19:08.77 ID:ICWOW1Xb0

「時に春香」
「なに、空ちゃん」
「今日のように、私とふたりきりで出かけることを、貴女はどう思っているのかしら」
「うーん、仲良しさん?」
「そうね。仲良しよね」
「うん、空ちゃんと一緒なら、あたしそれだけで嬉しーよ」
「そう、ありがとう。私も嬉しい。――ところで、春香は好きな人っているのかしらね?」
 やはり焦りがあるのだろう、会話の流れもなにもない突然の直球である。
「もちろん、空ちゃん大好きー」
「えっ」
 空は頬を熱くした。まさかダイレクトに打ち返されるとは思わなかった。
 私も春香のことがーー、と返そうと、そう空は思ったのだが。
「あとねあとね、お父さんもお母さんも大好き。それからうちのコロ太郎も好きー。コロ太郎ね、あたし以外の足音聞いただけで逃げちゃうんだよ、おっかしーの」
 コロ太郎は多分犬で「好きな人」では無いだろう。
 これはうわさに聞く『天然』というものか、それとも、自分の心を惑わせる高度なテクニックなのか。
 空は悩んだ。おそらく前者なのだろうが確証は持てない。

 よかろう。
 春香が『天然』という必殺技を繰り出してくるのだとしても、まだ時間はたっぷりとあるのだ。隙を見つけ反撃しようじゃないか。
「空ちゃん、どしたの?」
「あ、ごめんね。ぼうっとしてたわ。何だっけ」
「うん、うちのコロ太郎。あのねあのね、」

 二人を乗せた電車は、田舎の線路をゆっくりと走っていく。
--

以上ですよ。
132 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 10:47:44.56 ID:yHGkUTFZO
>>131
GJ!
133 通訳(コネチカット州):2007/04/29(日) 11:40:21.14 ID:iPdWeA2SO
あげ
134 運送業(樺太):2007/04/29(日) 12:40:19.47 ID:oAJJyTuMO
ほしゅ
135 通訳(コネチカット州):2007/04/29(日) 13:38:25.27 ID:iPdWeA2SO
136 プロ固定(コネチカット州):2007/04/29(日) 14:14:21.70 ID:P1y6Nvu6O
>>131
すんごく(・∀・)イイ!!
なんというか、地も会話も爽やかさでいっぱい。
クーが策を練りに練る様が新鮮に感じたよ。
137 運送業(樺太):2007/04/29(日) 14:42:47.27 ID:yjuk5DudO
ほしゅ
138 ロケットガール(高知県):2007/04/29(日) 15:02:06.72 ID:19CkzqTe0
保守
139 運送業(樺太):2007/04/29(日) 15:27:14.65 ID:yjuk5DudO
ほしゅ
140 プロ固定(コネチカット州):2007/04/29(日) 15:58:34.01 ID:P1y6Nvu6O
ほしゅ
141 職業訓練指導員(アラバマ州):2007/04/29(日) 16:12:18.26 ID:ICWOW1Xb0
>>136
ありがとです。

先週くらいからずっと、自分の頭の中は百合でいっぱいですよ。
何かスイッチが入ってしまったみたい。

てなわけで、>>131のちょっとした続き、2レスくらい借ります。

142 職業訓練指導員(アラバマ州):2007/04/29(日) 16:13:19.39 ID:ICWOW1Xb0
【ゴールデンウィークは予約済み、の、ちょっとした続き】

 空は焦っていた。予想外の事態だった。
 二人きりの時間は貴重なのに、いつのまにか眠ってしまっていたのだ。今、空の頭は春香のひざの上にある。

 春香が飼い犬の話などをし始めたのが問題だった。
 正直興味はこれっぽっちももてなくて、聞き流しつつ春香の顔に見とれていたら、いつのまにか睡魔に襲われたらしい。
 春のぽかぽか陽気と、一定のリズムで刻まれる電車特有の揺れ。眠りに誘われるには十分の条件だ。危険性を想定していなかった自分のミスだ。

 いやまて。空は考え直す。
 これはかねてからやってみたかった「ひざまくら」を味わう絶好のチャンスではなかろうか。なにしろすでにその状況なのである。
 こんなタナボタは滅多にないわね。
 口の中で呟きつつ、空は微妙にポジションを変えて春香のぬくもりを堪能することにした。もちろん眠っているふりは忘れずに。
 うん、やはりこれは素敵だ。止めどきに困りそうになる。
143 職業訓練指導員(アラバマ州):2007/04/29(日) 16:14:28.25 ID:ICWOW1Xb0
 しばらくして。
「ふふ。空ちゃん可愛いなーっ」
 そんな春香の声とともに、なにか暖かいものが唇に軽く触れたのを、空は感じた。
 あ、これは。
 空は飛び起きた。ぐいっと顔を近づけ春香の瞳を覗き込む。
「わ、空ちゃん、起きてた、の?」
 春香の赤らんだ頬が、たまらなく可憐に見える。
「今、起きた。……春香、私にキス、してたよね?」
「あのね、その、空ちゃんの寝顔があんまり可愛くて、つい、そのね。ごめんねごめんね、怒ってる、よね?」
「怒っているはずない。でも、寝ている時に不意打ちは卑怯よ。私にもさせてよね」
「え、空ちゃん? あっ」
 有無を言わさず、空は春香に深く甘いキスを落とした。
 春香から口付けをしてきたのだから、これでこちらからいつどこでキスをしても構わなくなった。キス解禁だ。
 春香の唇の感触を確かめつつ、空はそんな判断をする。
「春香の方が、ずっと可愛い。ついキスしちゃいたくなるわよ」
 これでゴールデンウィークはかなり楽しめそう、と、そう空は思った。
『いつどこで』が結構重要なのだということを彼女が学習するのは、もっとずっと後の話になる。

 田舎の鈍行列車は、二人を乗せてのんびりのんびり走っていた。

--


以上ですよ。
144 運送業(樺太):2007/04/29(日) 16:43:14.58 ID:yjuk5DudO
>>143
GJですよ!
145 プロ固定(コネチカット州):2007/04/29(日) 16:51:52.03 ID:P1y6Nvu6O
>>143
GJ!!百合でこんなに甘酸っぱい気持ちになったのは初めてかも知れん。
146 アイドル(石川県):2007/04/29(日) 17:18:31.49 ID:sj2r9NmS0
 僕達は最近完成した図書館にいる。
 クーは余程来たかったのだろう、早足で見て回っている。
「クー、良い本見つかった?」
「ああ、しかし、ここまで読みたい本が沢山あると、目移りしてしまうな」
「そうだ、どんな本を選んだの?」
「こういう本だ」
 クーの差し出す本のタイトルには、こう書かれていた――。

『量子力学の解説』

「……難しそうな本だね」
「君も読んでみると良い、面白いぞ」
「うーん、眠くなりそう……あ、そうだ、近くに公園があったからそこで読まない?」
「ふむ、そうだな、本を借りてくるからちょっと待っててくれ」

 苦労の末、僕達はやっと公園に着いた。
「クー、大丈夫?」
「ああ、ほとんどは君に持って貰ってるからな、私はむしろ君が心配だ」
「大丈夫だよ、それよりさ、転ばないように気を付けて――」
 突然、後ろから衝撃が加わり、僕は転ぶ。
「……注意して貰ったばかりなのに申し訳ない」
 どうやら僕の後ろを歩いていたクーが転んだらしい。
「怪我、無い?」
「無いぞ、君がクッションになってくれたおかげだ」
「そっか、それなら良かったよ……そうだ、本を拾わないと」
 散らばった本が偶然にも文字の形になっていた――。


 保守
147 船員(新潟県):2007/04/29(日) 17:27:40.69 ID:LdxOdvfT0
>>146
どんな偶然だよwwwww
148 映画館経営(ネブラスカ州):2007/04/29(日) 17:44:49.57 ID:873YTLRxO
テラミラクルwwwwww
149 プレアイドル(コネチカット州):2007/04/29(日) 17:58:59.56 ID:AKR2T13PO
今回のスレはだいぶ長生きだな……嬉しい限りだ
150 ガリソン(三重県):2007/04/29(日) 18:13:22.56 ID:+WVp0jwK0
レス数的にもシュールと二人三脚だな
151 船員(新潟県):2007/04/29(日) 18:19:14.91 ID:LdxOdvfT0
一昨日たまたまスレを発見したんだが、素直クールっていいなw
存在は前々から知ってはいたが、なぜもっと早く素クールスレ住人にならなかったのかが悔やまれて仕方が無いorz
152 知事候補(東京都):2007/04/29(日) 18:21:34.14 ID:MoZqxLGS0
151>>
ほの板にもあるよ
153 船員(新潟県):2007/04/29(日) 18:31:35.09 ID:LdxOdvfT0
>>152
d。ちょっくら覗いてくる。
154 アナウンサー(長屋):2007/04/29(日) 18:32:30.70 ID:mzsW9Laz0
>>151
むしろ知らなくてよかったと思う
ふいんき(ryよくなったのはごく最近だし
155 船員(新潟県):2007/04/29(日) 18:42:21.31 ID:LdxOdvfT0
>>154
そうなのか?
まぁとにかくこれで週末の楽しみが一つ増えたことに変わりはないんだぜw
156 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 18:58:52.42 ID:yHGkUTFZO
157 アイドル(コネチカット州):2007/04/29(日) 19:19:37.18 ID:vNZiyx+FO
>>154
そういや妙なことでいちゃもんつけて議論を巻き起こす椰子がいたな
最近平和過ぎて忘れてた
158 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 19:30:37.90 ID:yHGkUTFZO
ほしゅ
159 ガリソン(三重県):2007/04/29(日) 19:55:31.60 ID:+WVp0jwK0
落とさせるもんかぁーっ
160 通訳(神奈川県):2007/04/29(日) 20:12:50.88 ID:K25dE9+W0
ほしゅくーる!
161 留学生(コネチカット州):2007/04/29(日) 20:26:16.67 ID:AKR2T13PO
>>157
そんなのいたっけ?
あまり記憶に無いんだが
162 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 20:42:49.90 ID:yHGkUTFZO
ほしゅほしゅ
163 アイドル(コネチカット州):2007/04/29(日) 20:54:02.13 ID:vNZiyx+FO
>>161
親切な人が投下されたSSのスレ内まとめやってくれてたのに
スレの最後で十分だと言う椰子が出てきた
いつ落ちるかも分からんのだからこのままでいいだろと言っても自分の意見を通そうする人がいた
まとめの人は空気読んで止めてしまった
あと〜しながら保守がウザイとかどうでもいいことで議論になったりしてた
そんな時期があった
164 運送業(樺太):2007/04/29(日) 21:01:39.46 ID:oAJJyTuMO
165 船員(新潟県):2007/04/29(日) 21:12:30.10 ID:LdxOdvfT0
男「こんな時間に呼び出して、何の用だい、クー?」
クー「君に会いたくなってな。会いたくなってしまったからにはもうどうしようもないから家に呼んだ。」
男「うーん、嬉しいけど今度からはもう少し時間を考えようね。」
クー「もしかしてもう寝る時間だったのか?」
男「いや、流石にそれはないけどさ。」
クー「そうか。」
男「で、どうしよう?特に用事は無いけどこのまま帰るってのもなんだか寂しいよね。」
クー「そうだな…なら、ちょっと私の我侭に付き合ってくれないか?」
男「なんだい?クーの頼みならある程度までは聞くよ?」
クー「それは良かった。じゃあ私の目をしっかり見て欲しい。そして私の言う言葉をはっきりと受け止めて欲しい。」
男「えっ?う、うん…いいけど…(クーは何を言うんだろう?またいつもみたいに「愛してる」とかかな?)」
クー「……ありがとう。」
男「………へっ?」
クー「私のことを好きになってくれて、ありがとう。私のことを想ってくれて、ありがとう。いつも私と一緒に居てくれて、ありがとう。」
男「クー?いきなりどうしたの…?」
クー「私は「愛してる」と言うことで君に私の気持ちの全てをぶつけているつもりだった。だが、それは私の大きな勘違いだった。」
男「……。」
クー「最近私にもう一つ、君に伝えたい言葉が出来た。それが感謝の言葉「ありがとう」だ。」
男「クー……僕のほうこそ、ありがとうってクーに伝えなきゃいけないよ。」
クー「…男?」
男「いつも僕のことを愛してくれてありがとう。いつも言葉にして伝えてくれてありがとう。クーの一言一言が嬉しいし、クーの想いはみんな伝わってきてるよ。」
クー「……うぐっ……ぇぐっ…」
男「ど、どうしたのクー?!なんで泣いてるの?!どこか痛いの?!」
クー「…君が……そこまで私のことを受け止めてくれてるなんて……ひっぐ…」
男「……これからも一緒だよ、クー。」
クー「…もちろんだ……絶対離さない。」
166 運送業(樺太):2007/04/29(日) 21:17:46.75 ID:oAJJyTuMO
>>165
GJ!
167 漫画家(アラバマ州):2007/04/29(日) 21:37:32.02 ID:VtYVXdni0
ほしゅ
168 アイドル(石川県):2007/04/29(日) 21:47:45.11 ID:sj2r9NmS0
 クーが台所で夕食を作っているようだ。
 たまには手伝おうかな。
 そう思い、クーに近付き話し掛ける。
「クー、僕も手伝うよ」
「いや、大丈夫だ、君は休んでいてくれ」
「いつもクーに作って貰うのも悪いし、お願い、手伝わせて」
「ふむ……分かった、君はステーキを作ってくれ」
「了解ー」
 僕はフライパンに肉を乗せると火にかける。
「……私には妻の負担を減らしてくれる夫がいる、こんなに幸福で良いのだろうか」
「クー、大袈裟だよ……」
 そう言いながら僕は肉の焼け具合を見る。
 もうちょっとかな。
「この状況は二人の共同作業という事になるな、思わず結婚式を思い出した」
「ケーキカットの事?」
「そうだ、あの時の君は緊張してガチガチだったな」
「……注目を浴びるのは苦手なんだ」
「まあ、そういう所が可愛い――あ、焦げてるぞ!」
「え!」
 クーはフライパンのステーキを急いで皿へ取り出す。
 ステーキは真っ黒になっていた。
「クー、ごめん」
「気にするな、誰でも失敗するさ」
「うん……あれ? そのフライパン、焦げ跡が……」
「む、まるで文字のように見えるな、これは――」


 保守
169 くじら(dion軍):2007/04/29(日) 22:15:45.46 ID:A14j+PSZ0
ho
170 高校中退(愛知県):2007/04/29(日) 22:40:37.10 ID:dCgyHIMO0
>>168

テラミラクル保守wwwww
GJ!!!!!
171 漢(神奈川県):2007/04/29(日) 22:51:52.44 ID:vRN9UK6N0
>>168
 ま た お ま え か 



俺のwktkを返せ(´・ω・`)
172 クリーニング店経営(樺太):2007/04/29(日) 23:04:24.53 ID:AEjEFNZlO
>>165>>168
GJ!
173 漫画家(アラバマ州):2007/04/29(日) 23:13:01.15 ID:VtYVXdni0
GJ!!
>>165
クーが泣くの初めて見たからドキッとしたよ。
>>168
正直また来ないかと期待してた。
174 ひよこ(東京都):2007/04/29(日) 23:34:59.40 ID:5B1DueFb0
ほす
175 舞妓(東京都):2007/04/29(日) 23:55:54.56 ID:Ex4705oE0
ほし
176 生き物係り(コネチカット州):2007/04/29(日) 23:56:55.77 ID:yHGkUTFZO
寝る前に保守
起きた時に残ってるといいなあ
177 国連職員(コネチカット州):2007/04/30(月) 00:09:13.85 ID:GTq0e919O
【理科室、男とクーは同じ班で授業を受けている。しかし…】
男「クー?」
クー「…む」
男「大丈夫か?」
クー「…大丈夫だ」
男「大丈夫じゃないなおい…顔真っ青だぞ?保健室行こう」
クー「いや、平気だ。頭が少し痛いだけだ」
男「駄目だよ無理したら」
クー「男、せっかく君と同じ班になれたのに、みすみすこの時を捨てるわけにはいかない」
男「おいおい…」
クー「出来るものならいつも隣にいたい、しかしいつもは籤引きの結果に甘んじるほかない。
それが今、先生の好意により好きな者と班を組むことが出来た。大切なんだこの一時は」
先「男、クー、ちょっとうっさいぞ。何話してんだ?」
男「先生、クーの具合が…」
クー「男!…騒いでいてすみません先生、何でもありません」
先「ふーん、こりゃ………クー、お前確か陸上部だったな」
クー「はい先生。それが何か」
先「はーいみんな注目!今のビデオで赤血球の説明があったね。で、繰り返すが赤血球はとても壊れやすい。熱にも衝撃にも弱い。
赤血球が足りなくなると貧血だ。そこのクーみたいになる、と」
…ザワッザワザワ…クー大丈夫?……
クー「!先生、謀りましたね」
先「おそらくクーのはいわゆるスポーツ貧血だな。
足の裏などの部位に強い力がかかると、そこで大量に赤血球が壊れてしまうんだ。
試合前だし、ちょっと頑張り過ぎたんじゃねえかな。保健室行きなさい」
クー「…はい」
男「行ってらっしゃい。ノート後で貸すよ」
先「男、ついていってやれ。こっからは保健室遠いからな」
男「!わかりました」
クー「先生!!なんてありがたい言葉!」
先「赤血球はちょうど今日説明したいとこだったからな。もうこれで終いだ。その代わりちゃんと行けよ」
178 ネットカフェ難民(東京都):2007/04/30(月) 00:26:56.45 ID:PrxiaU/a0
>>177
何と良い教師だ
GJ
179 22歳OL(東京都):2007/04/30(月) 00:50:41.96 ID:ePUHzh0Z0
ほす
180 留学生(樺太):2007/04/30(月) 01:01:04.46 ID:QV2RPYzYO
ほしゅ
181 べっぴん(三重県):2007/04/30(月) 01:28:05.08 ID:ZRvGiBI+0
保守
182 ブロガー(コネチカット州):2007/04/30(月) 01:54:47.90 ID:y+bEf1FnO
つ【機械が苦手な素直クール】
183 べっぴん(三重県):2007/04/30(月) 02:21:00.41 ID:ZRvGiBI+0
184 空軍(東京都):2007/04/30(月) 02:24:05.21 ID:snyK2Kyb0
まだ規制されているけど
またダイアルアップ使って投下

せっかくの連休なので男とクーで行楽ネタ
4レスほど借りるよ

つ【2人一緒にロープウェー】
185 空軍(東京都):2007/04/30(月) 02:26:50.31 ID:snyK2Kyb0
男「今日は天気が良くてよかったね」
ク「そうだな。今日は近場とはいえハイキングだからな」
男「山頂からの景色もよさそうで良かったよ」
ク「山頂で一緒に食べる特製の弁当を作ってきたぞ。君の好物の卵
焼きもある」
男「嬉しいな。今からすごく楽しみだよ」
ク「おや。ロープウェーが来たな。さあ乗るぞ」
-----------------------------------------
男「いい景色だね。クー」
ク「君とこのロープウェーの中で2人きりというがさらに素晴らしい」
男「どんどん上がっていくね」
ク「うむ。良い眺めだな」
(ゴトン)
男「あれ?止まっちゃったよ?どうしたのかな」
ク「非常用マイクで制御センターに連絡を取ってみるか…もしもし…」
男「どうだった?クー」
ク「うむ。トラブルで止まってしまったようだ」
男「ロープウェーが止まっちゃったの?大丈夫かな…」
ク「大丈夫だ。すぐ動くと言っているし、私がついているぞ。不安に
感じることはない」
男「そうだね。クーと一緒なら心強いね」
ク「まあ、たいしたことはないと思うぞ。それまで君と2人きりと言う
のもなかなか興があるな」
186 空軍(東京都):2007/04/30(月) 02:28:05.49 ID:snyK2Kyb0
男「ねぇ…。クー。もうお昼になっちゃったね…」
ク「むぅ…。これは誤算だったな。ここまで復旧に手間取るとはな…」
男「なんかおなかすいちゃったね…」
ク「ならば、ここで食べようではないか」
男「山頂から景色を見て食べるはずだったんだけどね」
ク「しかし、男よ。この景色は素晴らしいではないか。山頂に勝るとも
劣らないと私は思うのだが」
男「確かにね。もしかしたら、山頂の展望台よりいい景色かもね」
ク「ならば、この素晴らしい景色を楽しみながら復旧するまでお昼を楽
しもうではないか」
---------------------------------------
友人「せっかく連休だっていうのにやることがないなんて俺はついてい
ない。しかし、あいつとクーちゃんは山へハイキングに行くって
言っていたな…。俺も彼女が欲しいぜ…。テレビでも見るかな」
アナ「こちら現場からヘリでお伝えしております。観光用ロープウェー
が止まった事件ですが、復旧は難航しています」
友人「ん…。これあいつらが行っている山じゃないか」
アナ「特に1つのゴンドラが難所に存在しています。中の様子をカメラが
捉えたようです。ズームしてみましょう」
友人「あいつらじゃないか。でも何か楽しそうだな…」
アナ「どうやら、調べによりますと大学生の男女2名がゴンドラ内に取り
残されているようです。中にある非常用マイクで彼らと連絡を取れ
るようです。2人と話してみましょう」
187 空軍(東京都):2007/04/30(月) 02:30:35.08 ID:snyK2Kyb0
男「ねぇ。スピーカーから何か聞こえなかった?」
ク「気のせいだろう。外のヘリの音ではないかな。ここからはよく見えな
いが」
男「そうだね。ヘリの音だよね。所で、このお弁当おいしいそう…」
ク「君の好物の卵焼きだぞ。口をあけたまえ。食べさせてあげよう」
男「恥ずかしいよ、クー…///」
ク「しかし、ここでは私と君の2人しかいないぞ。恥ずかしがる必要はあ
るまい」
男「考えてみればそうだけど…。じゃあ、お願いできるかな…。あーん」
ク「人間素直が一番だぞ。…どうだ?味のほうは?」
男「おいしいよ。やっぱり、クーの料理は最高だね」
ク「喜んでもらえて嬉しい。おにぎりもあるぞ。炭水化物も重要だからな」
男「大きいハート型おむすびだね。僕一人で食べきれるかな…」
ク「これは2人で食べるのだぞ。こうやって割って食べるんだ」
男「このおむすびもおいしいけど…。せっかくのハートが割れちゃったよ」
ク「そして、こうすれば」(チュッ)
男「///」
ク「ふふ。これでハートは2つになったぞ」
男「クー。いきなりするなんて心の準備が…///」
ク「恥ずかしがる君もかわいいぞ。まだ、お弁当はいっぱいあるからな。欲
しければ言って欲しい。私が食べさせてあげよう」
188 空軍(東京都):2007/04/30(月) 02:32:18.70 ID:snyK2Kyb0
男「ふー。やっとロープウェーが動いたね」
ク「うむ。山頂へは行けなかったが、いい眺めではあったな」
男「うん。そうだね。連休はまだあるから別の日にも遊びに行こうね」
ク「君と一緒ならどこへだって行くぞ。おや、そろそろ着いたな」
男「やっと降りられるね。…あれ?皆が何か僕達を見ているよ」
ク「それはそうだろう。ロープウェーに何時間も取り残されていたんだから
な。ドアが開くぞ。男よ。足元に気をつけてな」
(ガチャ)
友人「おーい。大丈夫だったか?」
男「あ、来てくれたんだ。ありがとう」
友人「しかし、相変わらずお前さんたちは熱愛カップルだな」
男「え?どういうこと?」
友人「非常用マイクでテレビがインタビューをしようとしたんだぜ」
男「もしかしてあの時…」
友人「お前さん達、気付かなかったんだろう?マイクをつなげようとした時
はお昼を楽しんでいたよな」
男「ということは…」
友人「卵焼きを食べさせてもらったり、確か、ハート型のおむすびとか…」
男「どうしよう…///。あの会話がテレビ中継されちゃったんなんて…///」
ク「男よ。これは逆に考えれば良い事だぞ」
男「まさかあの会話が誰かに聞かれているなんて、僕は恥ずかしいよ…」
ク「しかし、これで私と君との仲が街中に知れ渡ったんだ。これで公共の
場で君が恥ずかしがる必要が無くなったんだぞ」
男「クー…そういう問題じゃ…」
ク「ほれ。まだカメラが回っているぞ。ここは視聴者の期待に応えるため抱
き合おうではないか」
189 空軍(東京都):2007/04/30(月) 02:33:15.58 ID:snyK2Kyb0
ということで【2人一緒にロープウェー】は終了

私もどこかに遊びに行きたいなぁ…
190 ボーカル(コネチカット州):2007/04/30(月) 03:18:56.53 ID:GTq0e919O
>>189
あんたは素直過ぎだクーw
191 ボーカル(コネチカット州):2007/04/30(月) 03:56:07.14 ID:GTq0e919O
【男は、貧血のクーを保健室に連れていくことになった。】
男「…クー、なぜ腕を組む」
クー「転ばないように」
男「なぜ肩に頭をのせる」
クー「ふらふらするんだ」
男「なぜ頬ずりする」
クー「なんとか目を醒ますように」
男「俺がふらふらしてきたよクー…恥ずかしいよこれ」
クー「君に無条件でもたれかかれるなんて幸せを逃すわけなかろう。
しかも今は授業中で、廊下には誰もいない。静かな道をたった二人で散歩できて、嬉しくて仕方ない」
男「…ですよねー(棒読み)」
クー「分かってくれたか」
男「分からん!恥ずかしいものは恥ずかしいよ」
クー「なぜそんなにも照れる。私では不満か…」
男「違う!そうじゃない。そうじゃなくて…その、こーゆうのは大事なときにするもので…」
クー「すまない。君の気持ちを無視した」
男「ちがう、クー…」
クー「…」
男「…クー、危ない!」
ガッ!
男「危なかった…頭ぶつけるのはなんとか…大丈夫かクー」
クー「大丈夫だ…すまない、男」
男「よかった……あっ…ごめん、ひざ、青くなってるな」
クー「む…気にするな、男。これしきのことは君に助けられずに頭をぶつけることと比べれば」
男「でも…おれがちゃんと見てなかったから…」
クー「違う!男はちゃんと見てくれたぞ。私が……」
男「……もたれかかっといて、クー」
クー「なに、良いのか?」
男「いいよ。こーゆうのは、その、大事なときに」
クー「分かった。ありがとう。目いっぱい甘えさせてもらう。でも、気をつける」
192 イベント企画(コネチカット州):2007/04/30(月) 04:52:14.99 ID:dKZ9Tr+cO
>>191
GJ!
193 国連職員(コネチカット州):2007/04/30(月) 04:52:19.09 ID:GTq0e919O
ほしゅ
194 ブロガー(コネチカット州):2007/04/30(月) 05:40:16.84 ID:dKZ9Tr+cO
195 ボーカル(コネチカット州):2007/04/30(月) 06:00:01.00 ID:GTq0e919O
>>192
ありがとう。


6時のほしゅ
196 国連職員(コネチカット州):2007/04/30(月) 07:04:28.16 ID:GTq0e919O
ほしゅ
197 22歳OL(アラバマ州):2007/04/30(月) 07:13:53.01 ID:I6H1etgp0
>>189
すごくほんわかしてよかった。GJ!

>>191
こちらもイイ! GJ!
最後の「でも、気をつける」が妙にかわいい。
198 22歳OL(アラバマ州):2007/04/30(月) 07:41:14.17 ID:I6H1etgp0
ところで、ゴールデンウィーク中でも、やっぱり次スレは金曜に立てるのかな ?

5月3日くらいには立ててもいい気がしないでもないけど、
イレギュラーなことすると混乱するかな ?
199 国連職員(コネチカット州):2007/04/30(月) 07:41:21.01 ID:GTq0e919O
>>198
ありがとう。また次頑張るよ


そしてほしゅ
200 国連職員(コネチカット州):2007/04/30(月) 07:44:29.39 ID:GTq0e919O
>>197だった。ごめん。

>>198
どうだろ。俺はやっぱ混乱するかもと思うけどなあ。
201 ボーカル(コネチカット州):2007/04/30(月) 08:11:55.05 ID:GTq0e919O
ほしゅ
202 ボーカル(コネチカット州):2007/04/30(月) 08:44:53.58 ID:GTq0e919O
ほしゅ
203 住職(樺太):2007/04/30(月) 09:02:20.00 ID:hRlMi0J5O
補習
204 ボーカル(コネチカット州):2007/04/30(月) 09:30:47.20 ID:GTq0e919O
ほしゅ
205 プロガー(石川県):2007/04/30(月) 09:57:30.52 ID:ZuHqCmbp0
 今日は特に何処かに行く予定は無い。
 こうやってのんびりと家にいるのも良いもんだ。
「突然で済まないが、抱き付かせて貰えないだろうか?」
「クー、いきなり何言って――」
 クーの目には涙が溜まっている。
 今にも流れ落ちそうだ。
「ど、どうしたの!」
「理由は聞かず、今は抱き付かせてくれ……」
「あ、うん、クーおいで」
 そう言うと、クーは僕に近付き抱き付く。
「一体どうしたの?」
「この連休は君と色々な所に行けて楽しかった」
「うん、僕も楽しかったよ」
「しかし、明日から君は会社だ、
また家で君の帰りを待つ日々が始まると思うと、悲しくなったんだ」
「……僕もクーと離れるのは寂しいよ、でもクーに苦労をかけないためにも働かないとね」
「むう……そうだな」
「ほら、元気出してよ、次の連休もすぐだしさ」
「そうだった、しかも旅行に行くんだったな、楽しみだ」
 僕達は壁に掛かっているカレンダーを見る。
 次の連休の日付の所には、忘れないように朱色でまるく囲んである。
 その傍らには、同じ朱色でこう書かれている――。


 保守
206 電話番(樺太):2007/04/30(月) 10:07:18.04 ID:8U7q0OijO
保守の人きたw
全然気付かずに引き込まれるから困る
207 イベント企画(コネチカット州):2007/04/30(月) 10:54:15.87 ID:y+bEf1FnO
名前欄に石川県が見えると身構えてしまう俺ガイル
208 留学生(樺太):2007/04/30(月) 11:07:20.43 ID:V8Q1JByCO
209 生き物係り(コネチカット州):2007/04/30(月) 11:53:38.74 ID:YnUJtUutO
210愛のVIP戦士:2007/04/30(月) 12:19:47.96 ID:YW31amxo0
211愛のVIP戦士:2007/04/30(月) 12:20:40.91 ID:QV2RPYzYO
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 12:42:25.81 ID:GTq0e919O

213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 13:21:46.69 ID:dKZ9Tr+cO
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 13:24:30.35 ID:5FScGxBY0
>>207
石川県民ですか?
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 13:26:07.79 ID:GTq0e919O
ほしゅ
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 13:30:47.52 ID:y+bEf1FnO
>>214
保守SSの人が石川県表示になっていたから、そう書いただけで深い意味はないです

自分は熊と狐の国です

と、ここまで書いて浮かんだけど
素直クールが動物になったら何が似合うだろうか?
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 13:33:06.42 ID:5FScGxBY0
>>216
ペンギンかな。
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 13:34:55.99 ID:I6H1etgp0
ツバメかツル。

自分には鳥のイメージがあるのかな。
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 13:36:37.59 ID:BM3KFnCJ0
忠犬的なイメージ
おとなしくなでられたり
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 13:55:41.79 ID:0n/oHzpsO
どう考えても鷹じゃね?
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 14:01:21.32 ID:5FScGxBY0
鷹いいね。
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 14:21:22.38 ID:I6H1etgp0
しつこく百合ネタ、
2レス借りますよー。
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 14:21:54.60 ID:I6H1etgp0
【ゴールデンウィークはおべんと持って】

 春の日差しはぽかぽか陽気。
 ゴールデンウィーク初日。空は春香と二人、ハイキングコースを歩いていた。
 一時間ほど足を運んだ先の小高い丘で、おべんとうを食べるつもり。

 空の右手と春香の左手は恋人つなぎ状態だった。
 表情にこそ出さないが、重ねた手がやけに熱くて、空は胸がドキドキしていた。
 頬まで熱くなってきたけれど、確かに気候はいいけれど、この熱さは絶対気温のせいなんかじゃない。

「空ちゃん空ちゃん、こっち見てー」
 不意に春香が立ち止まり、空にそっとささやいてきた。
(あ、モンシロ蝶……)
 蝶が二羽、春香の髪の左と右に、まるで髪飾りのようにとまっている。
「えへへー。可愛いでしょ?」
 確かに蝶はかわいい。
 でも空にとってはそれよりも、蝶がとまってくれたことを素直に喜んだり、蝶に逃げて欲しくなくて小さな声でささやいたりする子供っぽい春香の方が、ずっとずっと可愛らしく思えた。
 抱きしめたい、そう思い、空はつい春香を引き寄せた。そのせいか蝶は二羽とも風に乗って飛んでいってしまう。
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 14:23:23.67 ID:I6H1etgp0
「あ、逃げじゃったよー」
「あら、ごめんなさい。でも大丈夫、蝶なんていなくても春香は十分可愛いわよ」
 そういって、空は春香に口付けをする。
「わ、や、空ちゃん? んんっ。んーっ。……はーっ。知らなかった、空ちゃんって結構キス魔だったのね」
「そう? 変なスイッチが入っちゃったみたいね。でも、そのスイッチを入れたのは貴女だわ、春香。こういうのは、嫌?」
「嫌じゃないよ。嫌じゃないけど、でも、あたし以外にはしないで」
「え?」
「そ、そんなことより、早く行こ行こっ。のんびりしてたらお昼過ぎちゃうよー。あたしもうおなかぺこぺこー」
 春香の科白は誰が聞いても照れ隠しだ。しかし恋愛感情の機微に疎い空にはそれはわからない。
「そうね、急ぎましょうか」
 でも、急ぐのはもったいない。そんな考えが二人ともどこかにあって。のんびり歩くのも気持ちがよくて。

 春の陽気の散歩道。
 やっぱり二人はゆっくりと歩いた。

--


以上ですよ。
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 14:48:02.66 ID:GTq0e919O
>>145
テラGJ!
「空ちゃん空ちゃん」って呼び方にキュンときた。やっぱりゆっくり歩いちゃうとこで鷲掴みされた。
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 14:49:53.29 ID:GTq0e919O
ものすごくアンカーミス
本当は>>224
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 15:05:19.75 ID:GTq0e919O
2レス程借ります。
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 15:06:00.52 ID:GTq0e919O
真昼のまぶしく清々しい光を避けるように、僕は2階の書斎に引き込もって、次の紀要に載せる論文を書いていた。
まとまった休みの時に出来るだけやっておかないと、普段は忙し過ぎて手が回らない。
しかし、大学業務にかこつけて怠けたせいだろう、つっかえて進まなくなってしまった。
言葉選びが悪いため、次の章に綺麗に繋がらない気がしてしまう。もっと合う言葉があるはずなのだが。
うなだれてパソコンに突っ伏すと、下から落ち着いた声が呼んだ。
「昼食が出来た。降りて来てくれ」
「お、そうか…あいよ今行くよ」
時計を見ると2時を過ぎている。いつもより遅い。おそらく僕に気を遣ったのだろう。
「仕事の邪魔でなかったかと思ったが、もう疲れが溜っている頃だろうと思って呼んだ」
やはりそうだ。クーはいつもとても素直だ。
「豚肉チャーハンだ。冷めないうちに食べてくれ」
「ありがとう。いただきます」
「はい、どうぞ」
クーのチャーハンはとてもうまい。結婚してからさらにうまくなった。僕が時々ねだったからだろう。
僕はいつもチャーハンをお代わりしたくなる。
「お代わりはあるからな。君がそう可愛らしく頬袋を膨らませていると、私は幸せだ」
クーは嬉しそうに笑った。
僕は照れた。
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 15:07:28.98 ID:GTq0e919O
昼食をたいらげた後、僕たちは近くの山を散歩することにした。クーの提案だった。
はじめは紀要の事が気になって渋ったが、
「パソコンをあまり長く見ていると疲れるぞ。それに散歩は考えるのに良いという」
と僕を心配していたので、行くことにした。
近くにある山は歩いて回っても1時間かからない小さなものだが、僕たちが小さい
頃から変わらず木々が生い茂って、涼やかな空気を保っている。
つい最近まで薄い色の桜が咲いていたのに、今は緑が増えて濃くなっている。
「緑が気持ち良いな。良い季節だ」
「うん」
クー、僕はずっと君になにもしていない気がする。現にこの休みも僕は仕事してばかりだ。
「ねえクー」
「どうした」
「ごめん。気付かなかったよ。僕は、僕の事ばかり構って、君の事を考えていなかった」
「違うぞ男、断じて違う」
「いや…」
「チャーハン、おいしかっただろう?」
「え?」
「昔より格段にうまくなった。それは嬉しそうに食べてくれる相手がいるからだ。
これからももっとうまくなりたいと思う。
思い遣れる、思い遣りたいと思う人がそばにいる、私は全力でこの幸せを噛み締めているんだ」
クー、本当に優しいよ。
「だから、お願いがある。どうかあまり無理をしないでくれ。私は君を愛している。君の疲労感はすぐ分かる。
どうしても今は休んで欲しかったんだ」
「そうか…ありがとう…」
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 15:11:53.88 ID:GTq0e919O
クーは、僕よりも僕のことが好きでいてくれているのか。
「僕も、クーのことが好きだ」
「珍しいな。男から『好き』というとは」
「う…い、いいじゃないか」
「勿論だ。手を貸してくれ。握っていたい」
「はいよ」
クーのひんやりした手を握っていると、久しぶりに穏やかで温かい時間を過ごせているのを実感する。
「む。男。ヤマフジだ」
「本当だ」
木にヤマフジが絡んで花をつけている。そういえば去年クーが若葉をてんぷらにして失敗したな。
「先の通り、1年前よりもうまくなっているはずだ。今夜毒味してもらうぞ、男」
「はいよ」
手を繋いだ上にヤマフジで両手塞がりだけれど、家まではこのままでいよう。


その日の夜、詰まっていた紀要がうまく書き進められた。昼間は心配だったが、これなら間に合いそうだ。
ふと、クーは、本当に僕のことが好きなんだなと思うと、いつもながら照れた。
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 15:12:37.58 ID:GTq0e919O
以上です。
3レスになってしまいました。ごめんなさいです。
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 15:26:54.99 ID:y+bEf1FnO
>>231
GJ!
多少の誤差は気にしなくてもいいと思うよ
233ひるね:2007/04/30(月) 15:53:52.92 ID:y+bEf1FnO
男 「……」
クー「ただいま」
男 「……zzz」
クー「……可愛い寝顔だな」
ぷに
男 「ムニャムニャ……くー」
クー「!」
ぷに
男 「ムニャムニャ……ぱく」
クー「!!」

男 「ふぁ〜、あれ?」
クー「……」
男 「クー? ……気絶してる!」
クー「…………はっ!」
男 「良かった、気がついたんだね」
クー「起きたのか、残念だ」
男 「顔赤いよ? 大丈夫?」
クー「……天国だった」
男 「は?」
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 16:17:11.85 ID:dKZ9Tr+cO
>>233
GJ!
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 16:17:28.03 ID:GTq0e919O
>>233
ちょwww
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 16:50:01.85 ID:GTq0e919O
ほしゅ
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 17:04:56.46 ID:I6H1etgp0
>>231
GJ!
チャーハン作ってくる!

>>233
吹いたw
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 17:31:57.40 ID:ZuHqCmbp0
保守SSは10個になったのでとりあえず終了です。
というか、もう思い付かないです……。
とりあえず普通の投下行ってみます。
ネタがちょっと古いですがご了承下さい。
3レス程お借りします。
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 17:32:35.77 ID:ZuHqCmbp0
   『4月の初め』

 騒々しい電子音が聞こえる。
 俺はその音源を手探りで探り当て、目覚し時計を止める。
 ……眠い。
 昨日、夜遅くまで起きてた事を後悔する。
 まだ寝たいが、二度寝しては会社に遅刻してしまう。
 気合を入れて上半身を起こし、目を開ける。
 隣にクーの姿が無い、先に起きて朝食を作ってくれてるのだろう。
 俺はベットから出ると、リビングに向かった。


 リビングに入るための戸を開ける。
 いつも通りテーブルの上に朝食が並べられている。
 クーの事だ栄養バランスも完璧だろう。
 しかし、いつもと違う光景が一つ。
 俺の正面の床にクーが正座している事だ。
 彼女の両手は太股の上で固く握られている。
「お、おはよう!」
「……おはよう」
 彼女の声が少し裏返っているように感じる。
 しかし眠たいな、このまま目をつぶれば直立したまま寝られそうだ。
「よく聞いて欲しい」
「……何?」

「男、私達別れよう」
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 17:33:16.34 ID:ZuHqCmbp0
 彼女は視線を逸らしている。
 どんな時も彼女は相手をしっかり見据えて話すはずだ。
 ふと、壁に掛けられているカレンダーを見て全てを悟る。
「ああ、そうか」
 今日は4月1日――エープリルフールか。
 さて、何て言って返そうか……眠い、考えがまとまらない。
 おもむろにテーブルを見て気付く。
 いつもあるはずの新聞がテーブルの上に無い。
 クーは取りに行き忘れたのだろうか。
 確か新聞は外のポストに入れて貰っているはず。
 これは眠気覚ましにちょうど良いな。
「外、行ってくるよ」
「え?」
 彼女は驚きの表情を見せる。
 たまには俺が取りに行くべきだろう。
 そう思いながら玄関に向かう。
 歩き始めてすぐに進めなくなる。
 俺の胴には後ろから手が回されている。
 どうやら後ろからクーが抱き付いているようだ。
「男、出て行かないでくれ」
 彼女の声が聞こえる。
「先程のは男にショックを受けて貰うための嘘なんだ、
去年君に『今日1日ずっと抱き付いてて良い』と言われ、
それが嘘だったと分かった時のショックを君にも感じて欲しかったんだ、
それに今日は――」
「ああ、分かってるよ、エープリルフールだな」
「な、分かっていたのか!」
 彼女の締め付けが徐々に強くなる。
 背中に当たる胸の感触が堪らない。
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 17:33:47.34 ID:ZuHqCmbp0
「分かってたけど出て行くのか……、私の嘘は君の心を傷付けたんだな、
済まない行かないでくれ、愛する男とこんな形で別れたくない」
 彼女の締め付けが徐々に――く、苦しい、肺が圧迫され呼吸がしにくい。
「く、クー、ちょっと離して……」
「嫌だ! 離したら男はそのまま出て行ってしまうだろ」
 このままでは、俺は天国に行く事になる。
「いや、新聞を取りに行こうとしただけなんだ」
「……そんな嘘には騙されないぞ、新聞は椅子の上に置いてある」
 そうか、今日は椅子の上にあったのか……ぐはっ。
 彼女は万力のような力で俺を締め付ける。
 彼女の体の何処にこんな力が……って死ぬ!
「私の愛に嘘偽りは無い、もうあんな事は言わないから許してくれ」
「く、苦しい、誰か助けて……」


 クーのおかげで眠気は吹っ飛んだ。
 しかし彼女を説得するのに3時間かかった。
 もちろん会社には遅刻した。
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 17:34:19.25 ID:ZuHqCmbp0
以上です。
ありがとうございました。
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 17:48:56.28 ID:GTq0e919O
>>242
GJ!
逆にうろたえるクーが可愛い。が、それだけに殺りかねんな…
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 17:53:06.30 ID:3uOY2m2KO
クーが別れを切り出した時に泣きそうになった
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 18:03:13.57 ID:ZRvGiBI+0
>>242
GJ!

辛うじて耐えていたんだだが、遅刻したで噴出した




てか今週は長寿だな
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 18:12:33.10 ID:y+bEf1FnO
>>218
鳥のイメージ+昔話から

【鶴の恩返し】

クー「では、終わるまで覗かないで下さいね」
男 「あ、うん」
パタン

男 「……そうは言っても気になるよね、やっぱり」
ガチャンパタン ガチャンパタン
男 「……そっと覗けばわからないよね、多分」
? 「……」
男 「つ、鶴!」
ガタン
クー「……見てしまいましたね」
男 「あ、えっと、ごめんなさい」
クー「……もう、元の姿には戻れません」
男 「ど、どうしよう。……そうだ、責任とるよ」
クー「いいのですか?」
男 「うん、何でもするよ」
クー「では、私をお嫁にもらって下さい」
男 「うん、クーさんをお嫁にもらうよ」
クー「……ありがとうごさいます」
男 「……」
クー「……」
男 「え!」
クー「じゃあ続きをやりに戻りますね」
男 「あれ?『ここにはもう居られません』って言って居なくなるんじゃ?」
クー「元の姿(鶴)になれないって言ったじゃないですか。これからよろしくお願いしますね」
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 18:44:48.03 ID:GTq0e919O
>>246
流石クー、人外とばれてもなんともないぜ!

むしろ続きが気になるとこだ
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 19:05:13.50 ID:dKZ9Tr+cO
>>246
GJ!
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 19:34:30.35 ID:dKZ9Tr+cO
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 19:41:57.58 ID:WAAHKVEAO
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 19:47:32.22 ID:GTq0e919O
>>250
GJ!!可愛い。ブレザーいいなあ。
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/04/30(月) 19:50:42.11 ID:YnUJtUutO
>>250
GJ!
君の絵柄、見覚えあるけど……けっこう前から投下してる?
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
>>250
毎回GJすぐる