(　＾ω＾)ブーンは涙と別れる決心をしたようです

('A`)　 　「よお」
（　＾ω＾）「よお、遅刻しないでちゃんと来たお」
('A`) 　　「毎年そうしてくれると助かるんだがな」
（；＾ω＾）「きょ、去年はアレだお・・・電車で妊婦さんが・・・」
('A`)　 　「はいはいうるせーな、毎年ソレだよ」
（；＾ω＾）「ま、まぁ気にしないでさっさと行くお、早く。クーも待ってるんじゃないかお？」

セミの声劈く８月――
故郷（といっても僕は今もここに住んでいるが）に来ていた
幼い頃から知るはずの町は、もう大きく形を変えている
山も、空き地も、僕を育てた景色のほとんどは残っていない
僕はいつからかそれを器用に受け入れ、懐かしむこともなくなっていた
それが自然なことだった

('A`) 　　「・・・もう何年だ？」
（　＾ω＾）「ん〜と・・・１１年？」
('A`) 　　「俺たちが今年で２８だから・・・もう１２年か」
（　＾ω＾）「・・・・・（２８−１６＝１１？）わ、わかってるなら聞くなお」
('A`) 　　「１　２　年　・　・　・　か　・　・　・」
（　＾ω＾）「ドクオ・・・」

１２年前――――僕たちは、１６歳

まだ書き始めたばかりだから、投下遅くなるけどごめんね

初めてですがお願いします

高校のチャイムは中学校までのそれとは違っていて、慣れるまでの違和感は、なんだかくすぐったい

（　＾ω＾）「おおおおおおお！！」

教室に勢いよく走りこむ僕の姿だけは中学校までのそれと違っていない

('A`) 　　「よお」
（；＾ω＾）「・・・・・ち、遅刻？セーフ？」
('A`) 　　「どうだろうな、まぁセーフってことでいいんじゃ・・・」
川 ﾟ -ﾟ)　「遅刻だ」
（；＾ω＾）(；'A`)「ンゲッ！！」
川 ﾟ -ﾟ)　「遅刻だ」
（　＾ω＾）「クー、同じ中学のよしみでオマケってことに・・・」
川 ﾟ -ﾟ)　「遅刻だ」
（　＾ω＾）「・・・はい」

クーは、僕とドクオと、幼稚園からずっと同じクラスの女の子
無愛想っていうか、クール
そのせいか周りから“冷たいヤツ”って思われがちだけど、ほんとは素直ないい子だ
（ほんとはって言い方も変だけど）

（　＾ω＾）「ふー、今日もいっぱい勉強したおｗ」
('A`) 　　「１日寝てたヤツがよく言うぜ」
（　＾ω＾）「うっうるさいお！今日ゲーセン行くかお？」
('A`) 　　「あ〜・・・なんかめんどくせ〜なぁ。今日は帰ろうぜ。クーは？」
川 ﾟ -ﾟ)　「学級委員会だ」
('A`) 　　「そ、そうか。じゃあな」

僕らは大抵一緒にいた
友達はそれぞれいないわけじゃなかったけど、ドクオは特別
中学生な言い方をすれば気の置けない、ゆういつ（何故かｒｙ）の親友だ

「２番線電車参ります白線の内側に〜」

('A`) 　　「なぁブーンよ」
（　＾ω＾）「お？」
('A`) 　　「クーって、いい女だよな」
（　＾ω＾）「聞き飽きたお」

コイツは、クーに惚れていた

絶対にクーが死んでる流れだよ・・・
鬱だ、SNOW・・・

(＊'A`) 　「クーってよ、今あんなだけどよ、昔はおてんばちゃんだったよな」
（　＾ω＾）「ジャングルジムから突き落とされたのはいい思い出だお」
('A`) 　　「泥団子食わされたしなｗｗ」
（　＾ω＾）「僕、入院したお」
(＊'A`) 　「俺・・・俺・・・好きだぁ///」
（　＾ω＾）「聞き飽きたお」

ξﾟ�听)ξ「ふ〜ん」

（；＾ω＾）(；'A`)「ンゲッ！！」
(；'A`)　　「お、お前は確か同じクラスの・・・！」
（　＾ω＾）「ツンさんだお」
ξﾟ�听)ξ「あら、覚えてくれてたの？私はツン。ブーンとドクオ、よね？よろしくね、おふたりさん」
（；＾ω＾）(；'A`)「（呼び捨て・・・）よ、よろしく」

ツンはとっても綺麗な・・・かわいらしい・・・綺麗・・・
どっちの方が、今のツンは喜ぶかな？とにかくキラキラしてた
ちょっと怖いふいんき（何故ｒｙ）
僕は先日の自己紹介の時間に、そのキラキラっぷりに圧倒されて、名前を覚えてたんだ

半年ROMれ

>>5
いやいやいやｗｗｗｗわかりませんよそれはｗｗｗｗ

>>7
ごめんなさい

>>8
じゃ、気体してる

投下中のレスはやめた方が良いと思う

ξﾟ�听)ξ「今の話、聞いちゃったわｗ」
（　＾ω＾）「イマノハナシ？」
ξﾟ�听)ξ「だから、今の話よ。
　　　　　『俺・・・俺・・・好きだぁ』ってとこまでね♪」
(；'A`)　 「・・・・・」
ξﾟ�听)ξ「何よその顔。しょがないでしょ、聞こえちゃったんだから」
（　＾ω＾）「ドクオ、聞こえちゃったんだからしょうがないお」
(；'A`)＝3「・・・言うなよ。頼むから」
（　＾ω＾）「ツンは信用できそうだから、大丈夫だお」
ξ///)ξ「な・・あ、あんまり信用しすぎないでよね！！」

（　＾ω＾）「友達だお！」

僕たちと、ツンの、１２年前――

あっはっは　大爆笑

>>1

つまらん、死ね

期待あげ
頑張ってくだしあ

それから、僕らは一緒に帰るようになった
ツンは女の子に人気があって、学校じゃ“いかにも”な僕らに話しかけることはなかったけれど
帰りは２番線で待っていてくれることがあった
僕らも、ツンを待っていた

ξﾟ�听)ξ「あなたがクーね、私は同じクラスのツン。彼らとはお友達になったの。よろしくね」
川 ﾟ -ﾟ)　「よろしく」
ξﾟ�听)ξ「やっぱりクールね！あなた、もう少し笑った方がいいわよ、綺麗なんだから」
川 ﾟ -ﾟ)　「そうか」
ξ；ﾟ�听)ξ「・・・難しそうねｗ」

>>1は書き貯めしたのを投下してるのか？
違うなら2､3話くらい書き貯めしてからの方が良いと思う

(；'A`)　 「（言うなよ、言うなよ）・・・」

僕らはツンのことをいっぱい知りたかった
ツンは、自分のことをいっぱい話してくれた
家族のこと、中学までのこと、高校での目標なんかも・・・
僕らはツンに惹きこまれていった

（　＾ω＾）「今度みんなで遊びに行くお！ツンも行くお！」
ξﾟ�听)ξ「良いけど、せめて隣町までは行きましょうよ」
（　＾ω＾）「なして？」
ξﾟ�听)ξ「言いにくいけど、クーはともかくあんた達と一緒にいるの、誰かに見られるのイヤ」
（；＾ω＾）「そうかおｗｗ（スラッといいやがるおｗｗ）」

クーはアレだけど、確かに僕に女の子は近寄りがたいかもｗ
ドクオはイケメンだ（と思う）けど、僕といるからかやっぱり女の子に近寄られることはなかった
う〜ん・・・なんだろう、この罪悪感は

ツンが行きたいなら隣町でもブラジルでもどこでも行くつもりだった
４人で遊びに行くなんて初めて
やっぱり流行のカラオケとか？かくれんぼ大会？

ξﾟ�听)ξ「あんたバカ？」
（；＾ω＾）「・・・」
ξﾟ�听)ξ「遊園地よ！！ドクオとクーをくっつける大作戦よ！！」
（　＾ω＾）「意味がわからないお？」
ξﾟ�听)ξ「いーい？ドクオにチャンスをあげるのよ。告白するチャンス」
（　＾ω＾）「よくわからないけど、楽しそうだお！クーにも伝えてく・・・」
ξﾟ�听)ξ「待てー！！！！１１１」

かくして、ツンのおせっかいな大作戦が始まったお
僕はこのツンの提案に、感謝している
ただ、感謝しているんだお

（　＾ω＾）「おいすー」
('A`)　 　「よお」
ξﾟ�听)ξ「遅いっ！！レディを待たせるなんて最低よ」
（　＾ω＾）「ツンは私服でもかわいいお」
ξ///)ξ「んなっ！！！は、早く行くわよ、クー！！」

いやはや僕らがクー以外の女の子と遊びに行くなんて初めてのことだった
僕はツンの短すぎないスカートにドキドキドキして
ドクオはいつものように平静を装って・・・

前日―

ξﾟ�听)ξ「いい、ブーン」
（　＾ω＾）「お？」
ξﾟ�听)ξ「返事は『サー、イエス、サー』！」
（　＾ω＾）「お、ツン、サー、イエス！！」
ξ///)ξ「だ、誰が“キュートなツンちゃん”よっ！」
（＃＾ω＾）「（・・・吉本？一文字も合ってねぇおｗｗ）」
ξ///)ξ「ま、まぁいいわ、聞きなさい」
ξﾟ�听)ξ「作戦は単純。私達は２組に別れて行動するの。ごく自然に、よ。
　　　　 　ドクオに告白させるのは、観覧車。女の子がグッとくるシチュエーションよ。クーでもね」
（　＾ω＾）「でも、言うかなぁ・・・」
ξﾟ�听)ξ「だから、あんたが事前にカマかけときなさい！！」
（　＾ω＾）「（Oh、無鉄砲）サー、イエッサー！！」
ξ///)ξ「な、何が“ツン、ふたりで暮らさないか？”よ！！！」

（　＾ω＾）「・・・とは言ったものの、ドクオになんて言ったらいいんだお」
('A`)　 　「ブーンよ」
（；＾ω＾）「っ！！な、なんだお、どうした」
('A`)　 　「頼みがあるんだが・・・」
（　＾ω＾）「お？」
('A`)　 　「ちょっと、ツンとどこかに行っててくれないか？」
（　＾ω＾）「お？なして？」
('A`)　 　「お前ら、俺に告白させるように仕組む気だろ？」
Σ（＾ω＾；）「おおおおなななな何をいい言ってるるんだおおバババババーボッボンハハ」
('A`)　 　「わかってるよ、今日、俺は告白する！！」
（　＾ω＾）「ドクオ・・・」
('A`)　 　「任せとけっ！俺も男だ！」

（　＾ω＾）「（ふぅ〜とりあえず結果オーライだお）」

ξﾟ�听)ξ「ちょっとブーン！あんた上手いことやったみたいね！」
（　＾ω＾）「う、うん、がんばったお」
ξﾟ�听)ξ「見て、ふたりとも観覧車に向かっていったわ！」
（　＾ω＾）「（あとは、ドクオが言うのを信じるだけだお）」
ξﾟ�听)ξ「あたしたちも乗るわよっ！！」

僕は嬉しかった
ドクオに幸せが降ればいいなって、心から思っていたんだ
クーとドクオ・・・うんうん、なかなか似合ってるお

ξﾟ�听)ξ「早くしなさいっ！」

ただ、僕はこのとき気づいていなかったんだ
ていうか、う〜ん・・・・

支援

（　＾ω＾）「はぁ〜・・・い〜い眺めだお〜夕日が綺麗だお」
ξﾟ�听)ξ「ドクオのヤツ、ちゃんと告白してるかしら。なんかしゃべってるようだけど・・・」
（　＾ω＾）「（なんて告白するのかな〜ドクオのことだから）」

『なぁ、そろそろ一歩、関係を進めたいんだお』

（；＾ω＾）「（う〜ん、ちょっとクサいかな）」

『見て、夕日。僕、夕日を見ると君を思い出すんだ。』

（；＾ω＾）「（うはｗｗｗｗｗドクオいわなそうｗｗｗｗｗ）」

『好きだ。ずっと好きだったお。付き合ってください。』

（　＾ω＾）「うん、シンプルでいいと思うお！」

僕とドクオとクーは、いつも一緒にいた

クーは僕らにいたずらし、笑いあい

同じ景色を見て

同じ空気を吸って

今日まで３人は、ずっと一緒だった

明日から、ドクオはクーと学校に行くのかな

ドクオはクーの委員会が終わるのを待つのかな

手を繋いで、帰るのかな


そこに　僕は　いない

ξ＊ﾟ�听)ξ「ねえ、ブーン・・・私ね」

（　＾ω＾）「お？」

ξﾟ///ﾟ)ξ「いいから聞いて。私も、ね・・・」

（　＾ω＾）「・・・へ？」

ξﾟ///ﾟ)ξ「私も、好きだった・・・」

（　＾ω＾）「・・・・・？」

ξﾟ///ﾟ)ξ「ブーンのこと、気になってたの。好き・・・でした」



　　Σ　　　Σ　　　Σ　　　（＾ω＾；；；；）

（；＾ω＾）「（な、何だおどうしたんだおツンいきなり何言ってんだおツン
　　　　　　　　こ、これは僕は今ツンにこここここ告白されててておおおお）」

ξﾟ///ﾟ)ξ　「・・・よろしくね」


（；＾ω＾）「ちょちょちょちょツン！！どうしたんだお？」

ξﾟ///ﾟ)ξ　「どうしたって・・・返事」

（；＾ω＾）「返事・・・？」

ξﾟ///ﾟ)ξ　「今ブーン言ったじゃない。私に告白したわ
　　　　　　『なぁ、そろそろ一歩、関係を進めたいんだお』
　　　　　　『見て、夕日。僕、夕日を見ると君を思い出すんだ。』
　　　　　　『好きだ。ずっと好きだったお。付き合ってください』」

（　＾ω＾）「・　　・　　・　　・　　・　　・」

（　＾ω＾）「言っちゃってたお？僕？」

ξﾟ///ﾟ)ξ　「言っちゃってたわ、ブーン。女の子がグッとくるシチュエーションよ。私もね」

（　＾ω＾）「それで返事は・・・」

ξﾟ///ﾟ)ξ「いま言ったわ。よろしくねって」

（　＾ω＾）「お付き合いする・・・お？」

ツンは笑った
それは子供の頃見てきたクーの笑顔ような　あたたかい笑顔だった
ジャングルジムもないけど
泥団子も食べちゃいないけど
ツンは嬉しそうに笑った

僕は、確かにツンのことを好きになっていた

第１話でした

読みにくかったり遅かったりお話急ぎすぎだったり
いろいろすみませんでした

こういうのたまんねぇなぁ

乙

wktk

いいぜ、嫌いじゃないぜ

いいよいいよー

ちょっと待っててくださいね
打つの遅いもので・・・

あと、作者が私だって証明する方法ありますか？ＩＤ変わっちゃったらわかんなくなちゃうでしょうし・・・

>>1 乙

>>34
文体で分かるからおｋ

続きにwktk

作者証明は必要ないと思うぜ。
騙るやつはいないだろう。

乙

続き楽しみにしとるよ

個人的希望として鬱展開だけはイヤン

乙津

>>38　欝展開っぽいぞ。逃げておけｗ

はーい

じゃあがんばって２話書いてきます！今度は一気に投下します

>>41
貴様、安価ミスしたなｗｗｗｗ

あ、>>39でしたスマン

保守

あ、なんか恋愛の話ばっかりになっちゃうかも・・・
これはキモい

しかしなかなか進まない

はっきり言ってしまうと、特別文章が上手いわけでもないし、展開が素晴らしいわけでもない。

それでも青春恋愛小説は引き込まれてしまうなあ

　

>>46
いやいや、その感じが恋愛小説の醍醐味