黒曜石とか化石とかが卒業証書入れのポンッて音に魅力を感じても

いいじゃねぇかよ！どうなんだよ！


ここはローゼンメイデンの庭師姉妹にヒントを得て、石をモチーフにした乙女たちを愛でるスレです。

◆宝石乙女まとめwiki （ブックマーク推奨）
http://www16.atwiki.jp/jewelry_maiden/
◆宝石乙女専用うｐろだ
http://obsidian.no.land.to/jm/index.html
◆宝石乙女スレ 緊急避難所
http://obsidian.no.land.to/cgi/mtbbs2/asylum/
◆過去ログ倉庫
http://rozen-thread.org/2ch/test/threadsearch.cgi?t=vippic7

【現在乙女飽和中】
現在20体以上います。新しい乙女の創造はご遠慮ください。
それでも、という場合は責任を持ってその子を愛しましょう。
ＳＳ、絵、ＡＡ、その他さまざまな表現手段で乙女を愛でてみよう。
基本設定はこちら　ttp://www16.atwiki.jp/jewelry_maiden/pages/4.html
ですが、基本設定を壊さない程度ならば、みんな違って、みんないい。書き手の数だけ世界がある。
「保守代わり」とか謙遜とかせず、自信を持って投下しましょう。
乙女紹介のダイジェストは>>2以降に。

黒曜石　　世間知らず、恥ずかしがりや、健気、ひかえめ。甘えんぼな一面も。
雲母　　　ちびっこ。無口。読み方はきらら。うんもと呼ばれると怒る。荒巻が大好物。
珊瑚　　　一途で古風、口調は時代劇調。血に弱い。
瑪瑙　　　ボーイッシュ。実は可愛いもの好き。恥ずかしがりや。裁縫が得意。
金剛石　　力持ちなツインテール縦ロール。“上品”を心がけるも上手くいってない。
真珠　　　不思議生命体マスコットな、みんなの姐さん。丸い。
アメジスト　　好物は可愛いもの。もっぱら暇つぶしに他の乙女をからかって遊ぶ。
ペリドット　　いつもはほんわか、怒ると恐いメガネお姉さん。
月長石　　猫耳小悪魔娘。貧乳気味。
蛋白石　　巨乳。怪力。力加減も苦手。食いしんぼ。包丁捌きは一級品。
虎眼石　　常識知らず。わりと無口でコスプレ好き、本を読むのも好き。置石の妹。
置石　　　悪戯好き。その悪戯は時として致命的。実は結構純情。虎眼石の姉。
天河石　　天真爛漫で純粋、ちょっと常識に疎い。いつも笑顔。
鶏冠石　　お嬢様。縦ロール。赤い。素直じゃない。自分にも他人にも厳しい。
殺生石　　和装でおしとやかな､九尾の妖狐。家事が得意。主様一筋。
漬物石　　和装乙女。漬物が得意。
電気石　　たまに充電してる。触れられたら髪が静電気で逆立ってしまうこともある。
化石　　　貧乏。口調は似非関西弁。服がなくていっちょうらは制服。
ソーダ珪灰石　　元気でおてんば、やんちゃなちびっこ。炭酸水が大好き。甘えん坊で泣き虫。
レッドベリル　　ツンデレ気味。本当は構って欲しい寂しがりや。
爆弾岩　　出典はDQ。本気出すと超美人。
鉄鉱石　シニカルで気分屋。風来人気質。黒曜石と姿がよく似ている。
ホープ　　呪われた宝石“ブルーダイヤモンド”の乙女。泣き虫で寂しがりや。

■もっと詳しく知りたい方は、>>1のまとめwikiをみてみましょう。

>>1乙だ

>>1乙

>>1
乙

遊
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1255.jpg

>>1乙
>>6
俺も昔よくやってたから困る

遊
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1256.jpg

ﾃﾗｶﾜｲｿｽ(´・ω・｀)

いちもつ

なんという幸せそうな笑顔・・・俺はこの笑顔の前にはなにもできない

乙

今週も夢のような時間が始まったか

おやおや、今夜は静かだね

>>6、>>8
懐かしいなそれｗｗｗ


というわけでこっそりと
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1257.txt

巣を埋められても触覚抜かれても巣に水流し込まれても
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1258.jpg

なんだか静か。
とりあえず、試金石が皆に認めてもらえるよう
がんばるぜ。というわけで投下。

私の名は試金石。
いろいろあったが、ようやく主人を見つけた。
私の本当の名前は…どこで無くしたんだろうな。

「主人、これからどうするんです？」
母親に私の存在がバレたというのに主人は至って平然としていた。
…人間の事情なんて知った事ではないが、主人にとって困る事なのは確か
なハズである。
「バレたらしょうがないよ。受け入れてくれるさ。」

これは主人の計算なのか、それともただのバカなのか。
理解に苦しむ所である。まぁ、この自信たっぷりな表情を見るに
多分、最初から考慮に入れての事なのだろう。
…それに、私はあまり不自由ではなくなるというメリットもある事だし。
反対はしない。
「とりあえず、母さんを起こさないとね。」
そう言って主人は、おもむろに母親の頬を数回に渡りビンタした。
背景に雪山が浮かぶのはきっと私だけ。
「あ…あら。こんな所で寝てたしら？…あっ！
そういえばその子！何なの！？」
「うるさいなぁ、最初から説明するから黙っててよ。」

数分に渡り、私の説明が行われた。
最初は半信半疑だった母も、私が飛び、何かを何かに変えて見せたりと
している内に信じたようだ。
しかし、主人は母親に連れられて居間まで行ってしまい
私はここで残れと言われた。

…家族会議決定だろうか。
しかし、何故主人はあんな奴の言葉を簡単に信じ、私を迎えにきたのだろうか。
余程ポシティブなのだろうか。そもそもアイツは何故今の主人に接触したのか…。
疑問は尽きない。
数分後、主人は帰ってきた。
ゆっくりと、その若い歳からは想像できない程の落ち着きで
私にいくつかの質問をした。
「君は宝石乙女の中では、異質な存在と聞いたけど…？」
…ふむ、確かに私は宝石とは言えないだろう。
真っ黒なこの姿からは、死神を連想した者も少なくない。
私は表舞台に立つことより、裏で仕事をする時の方が多い。
華やかな宝石乙女達と違い、私はほとんど表に出る事ができないのだ。
しかし、最近だと槍の先端やナイフ等に使われていた黒曜石が脚光を
浴びている。私に近いとも言えなくもない鉄鉱石も表舞台に立つ事が増えている。
何かが変わっている。…変わろうと思えば変われたのかも知れない。
だから、彼女等はもはや宝石乙女の世界でのトップに最も近い存在となっている。
トップが今の所、誰なのかは知る由もないが…。
「…ああ。他の宝石乙女は誕生間もなく主人が出来たと思われる。
色々な人に愛された。だが、私は違う。拾われたのは今回が初めてだ。」
そう、ここが大きい違い。
他の宝石乙女達はすぐに、主人が出来た。
私は、できなかった。
訪れる者は少なくは無かった。
主人になってくれる人間がいなかった。
私は、利用されていただけなのだ。
だから、こうにも無気力になったのかもしれない。
「ふぅん…。じゃあ、僕を気に入ってくれたかな。」

…望んでいた主人ができたのだ。
これで、拒むようじゃあワガママだ。
「当然だよ。ずっと、主人を待っていた。それが急に
出来たんだ。それに、見たところ優しそうだし。
いい人間に拾われたと思ってるよ。」
「それは嬉しい。じゃあ…契約か何か必要じゃないのかな。」
契約…そういえばそんなものがあったようなないような…。
ふむ、てんで思いつかない。
先輩たちに習えば、指輪があるハズだが
私はそのようなものはもっていない。
となると…そうだ、思い出した。
契約に必要な道具を所持していない場合
主人となる人間と接吻をすれば契約が執行される。
…そういえばそうだった。
切り出すのが少し恥ずかしいな。
「…契約執行するには…。私と接吻…つまり、キスをする必要がある。
やっぱり…私とは、ダメだろうか。」
なんというか、恥ずかしいというのが妥当だ。
トマトに間違われてもおかしくないぐらいの赤さだと思う。
主人は悪戯っぽく笑った。
「…ダメなんかじゃないさ。むしろ、光栄だね。」
本当に中学生なのか、主人は。
…とりあえず、契約だな。
「じゃあ…目を瞑ってください。」
私は勢いに任せて、半ばヤケになりながら主人の唇を奪った。
白い光が私達を包む。契約が完了したのだ。

「これで、本格的に試金石のマスターになったわけだ。
改めて、よろしく。試金石。」
「ええ…よろしく。」
契約が完了した事によって、魔力が蓄積されていく。
元々、魔法使いである私はすでに十分の魔力があるのだが
先程、母に見せた魔法でいくらか減っていた。
主人は、もう一つ質問した。
「試金石の、道具は何かな。」
私は攻撃系の魔法が使えない事もないが、練習等したことがないために
不安定である。なので、有事の際には他の宝石乙女と同じく道具に頼る必要がある。
私の道具は小銃だ。ライフル、と言ったほうが早いか。
ちなみに、一回も使ったことが無い。当然と言えば、当然である。
いわば、伝家の宝刀。
「銃…ライフルだよ。」
猟師が使うような銃ではなく
戦争に使う。殺人を目的とした銃だ。
主人はひどく驚いたようだった。
そして、腕を組み、しばらく悩んでいた。
「鋏とか、如雨露。シャベルとかそんな庭いじり用のが多いと思ったけどな。」
違うのだ、彼女等は庭を造る。
私は、庭を守る。
猛獣から、侵入者から。庭を守り、そして確実にその命を奪う。
だから、銃という最も禍々しく恐ろしいものなのだ。
鋏よりも強く、剣よりも恐ろしい。
使う機会が一度も無かったのが、幸いだ。
「心配だな。そんなのが道具だと。」

わかっている。もし何かの手違いで
とても大切な何かを無くしてしまうかもしれない。
銃で英雄になる事など殆ど無い。
小さな弾丸が、何人もの命を奪った。
そのどちらに義があったにせよ、その弾丸は確実に取り返しのつかないものを
貫いていった。
私は、こんな恐ろしい物で主人を守らなければならないのだ。
「………何かを壊し。何かを奪うかもしれない。」
苦し紛れに、そう漏らす。
主人にはあまり心配はしないで欲しい。
「違うよ、僕が言ってるのは試金石の事だ。
もし。その銃で何かをしなければならない時。
映画か何かだと…絶対帰ってこないんだ。
その時の科白が、死亡フラグだなんて笑ってるけど。
こう間近にあると、笑い事じゃあなくなる。
だから、その時は…絶対、帰ってきて欲しい。」

なるほど…。
「心配は要らない。私はそんな場面に出くわす事なんて、絶対無い。」
多分、の話だが。
主人はとりあえず安心したようで、それ以上の質問はしなかった。
しかし…この銃を使う機会が絶対無いと言い切れるか。
…まぁ、争いごとなんてここいらじゃあ起こらないだろう。
気がつけば、太陽は傾き、赤くなっていた。
赤い夕焼けが、町を照らしている。
見慣れてはいるが、悪くは無い。

「御飯だよ。試金石ちゃんもいらっしゃい。」
私も呼ばれた。
嬉しいような、恥ずかしいような。
父親は、威厳がありそうな人だったが
「家族が増えたなぁ。…それも、こんな可愛い女の子だ。
魔法使いだか、何だか。そんなの関係無いな。」
と、笑いながら言った。
食事を取るのは何年ぶりだったか。
…この前に作ったトマト・スープも食事の内にいれるなら
そう昔の事ではなくなるな。

私はようやく幸福のカケラを手に入れた。
全体を手に入れることができるのは…
いつの日になるかな。

以上です。
…あれ？タイミング悪かった？

>>12
せつない

試金石って誰だよ
察するに続きもののようだが話が見えん
どうやら悪かったのはタイミングじゃなくて頭のようだな

>>21
いやいやＧＪ
結構毎回楽しみにしてるので頑張って
やっぱいつもの人は規制かね

よいしょっと

なんだ、まだwikiを更新していなかったのか
この過疎はそのせいか

更新しておいた
これで人が来るといいのだが

>>27
スレタイｗｗ

あ・・すまん
そこが一番重要だよな・・

いや、あの音は十分魅力的だ

ほ〜ら☆
えっちなものだよぉ〜
（携帯可）
http://hachikaze.ddo.jp/bbs/up/src/up0979.txt

また規制か...orz

あぎゃ

★

だれもいねええええええええ

ほ

なんなんだ

はかま姿の宝石乙女が見られるって本当ですか？

遅ればせながら>>1乙

黒曜石
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1261.gif

春の海にちょっとお出かけ

本日の宣伝先
【これって】素直シュール【間接技だよな】
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1174046084/l50

よそ行きのお洋服着た黒曜石ｶﾜｲｽｗｗｗｗｗ
変わった形のワンピースだなｗ観光バスの添乗員さんみたいだｗ

金剛石「春ねー」
珊瑚「春だな」
金「というわけで桜餅！」
珊「む、花より団子か。金剛石殿、乙女たるもの花を愛でるようなしとやかさをだな……」
金「いらない？」
珊「……いただきます」

キッズステーション見てた
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1262.jpg

ハイジの扱いひでえｗｗｗｗｗ
そして“眼”の字がちょっと違うｗ

本当だｗｗｗ走り書きはいかんな
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1263.jpg

振袖袴、卒業証書持ちや博士帽はまだないの？
もしくはナースキャップと蝋燭など

>>45

ハイジがバカボンに見えてしまった件

>>45
ハイジｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

なにげに虎目のリボンがかわいいｗｗｗ

何かお題ください

友チョコのお返しを用意する虎置

>>51
把握

よろこんでくれるかな
自作急須
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1264.jpg

速いなおいｗｗｗｗ
そしてなぜ急須なんだｗｗｗｗそのセンスが謎すぎるｗｗｗｗｗ

相変わらず読めない娘だｗｗｗｗ

よろこんでくれるかな
自作目覚まし時計
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1265.jpg

時計……時計？

それ時計違うｗｗｗｗｗｗｗｗ
それとも自作のこれなのかｗ
ttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/02/news076.html

とけ・・・い・・・？
いや、きっと下にあるのは非常食のソーセージだ。置石はそんなところまで気を遣って（ﾄﾞｶﾝ

>>53
>>56
ﾜﾛﾀｗｗｗｗｗ
虎置かわいいよ虎置

保守

置石「ふふふ・・・このトラップなら、確実に虎目をぎゃふんと言わせられる！」
置石「あ、帰ってきた」
ｻｻｯ

虎目「今日は疲れた・・・ゆっくり休もう・・・」
置石（いいよ〜あと少し・・・）
虎目「・・・ん？」
置石（！？気づかれた？）

虎目「ペロ・・・これはトラップ！」
置石「バーローｗｗｗｗｗｗ」

舐めるなｗ

バーローｗｗｗｗｗ

保守

http://www.uinet.or.jp/%7Ehagiwara/sotugyo_best.html
こういう袴衣装みたいな

ソーダは青系だな
黒曜石はピンクかな

一日遅れてこっちも立ちましたんで、どうぞよしなに

【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ【卒業しても】
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1174132331/

出張から帰った週末。ペリドットの機嫌は上々。
帰った途端に満漢全席で出迎えてくれるとは思わなかったが、彼女が喜んでくれていることは伝わってきた。

休日の朝食を終えたひと時。新聞なんて読みながらくつろいで過ごす。
目の前に、昨夜から泊まっていた真珠姐さんと爆さんがいる以外はいつもと変わらない休日の朝。

「朝だっていうのに、疲れた顔ね。いったい、どうしたのかしら？」
「バカね、真ちゃんたら。それを聞くのは野暮っていうのよ」
「ペリドットはご機嫌ね。なにか好い事があったのかしら？　昨日、貴方が帰ってくるまでとは別人のようだわ」
「真ちゃんたら……あんまり虐めちゃだめよ。ホラ、彼も困っているじゃない」

この二人に敵う人がいるなら会ってみたいものだ。僕は嵐が過ぎ去るのを待った。

「マスター！　紅茶とコーヒーのどちらになさいますか？」
「コーヒーを頼むよ。少し濃い目にしてくれるかな」
「はぁい」

少し寝不足気味の頭には濃い目のカフェインで覚めてもらうことにしよう。

「あら、恋人の淹れるモーニングコーヒーなんて。素敵ネェ」
「いや……爆さん、そういうわけじゃ……」
「爆ちゃん、見て。ペリドットったら綺麗よ……。髪も肌も艶やかで、彼を見る時だけ瞳が潤むのよ。
　私たちに向ける視線とはまるで大違い。一夜で変われば変わるものね……。妹が幸せになっているとは言え、さすがに妬けるわね」
「いや……真珠姐さん、そういうわけじゃ……」

「あら、どうしたのですか？　はい、マスター。どうぞ」

コーヒーの強い香りが辺りをつつむ。ふう、これだけでも目が覚めるようだ。

「昔、どこかの国の偉い僧侶はコーヒーの香りで恋に目覚めたそうよ。苦味のある飲み物には甘い恋が合うのかしら？」
「真珠さ〜ん……」
「ふふっ、これくらいにしておこうかしら。妹をよろしくね。さあ、あとは若い人たちにまかせて、年寄りは席を外そうかしら？」
「ふふっ、そうね。お邪魔しちゃ悪いわ」
「爆さんまで……」

悪戯な目で僕を見つめて席を立つ二人。僕はまるで子供扱いか……でも、この二人になら悪くない。

「あら、お帰りですか？」
「ええ、あまり長居しても悪いから。ゆっくり彼に甘えなさいな」
「姉さんたら……。はい」
「ふふっ、いいわねぇ若いって。ねえ、ペリドット。一つだけ忠告しておくわ」
「なんですか？」
「寝室の扉はしっかりと閉めておきなさい」
「！！！！！！！」
「アハハハ。じゃあね！」

二人を見送ったペリドットが戻ってきた。顔が真っ赤だ。

「どうした？　顔が赤いよ」
「もうっ！　マスターのせいですからねっ」
「？？？？？？？？」

なぜか叱られる僕だった……。

おしまいｗｗｗ

内容を深く考えないようにｗｗｗｗ

ＧＪ　ペリドットｶﾜｲｽｗｗｗ

十分後に自分も投下するかね。

あ、あれー？今日もなんか静かだな。
何？過疎？／(^o^)＼ﾅﾝﾃｺｯﾀｲ
まぁ投下。

私の名は試金石。
ようやく、幸福というものを理解した。
本当の名前なんて、最初から、無かったのかもしれない。

過去の話は苦手だ。
私の過去は、薄すぎるから。
記憶にある事は、寝てる事だ。
あの時は、起きてても誰も訪れなかった。
それでも、二年は待ったのだ。
しかし、誰もこなかった。
だからまた、眠った。
…しかし、今回。人は、訪れた。
最初から、あのログハウスがあったかのように。
そして、とうとう主人と巡り合った。
喜ばしい事だ…。いつもは、五月蝿いだけだが
こういう時にぐらい、友には感謝する必要がある。
さて、夕食も終わり。しばらく談笑した所で
私は部屋に戻った。
主人は、風呂だそうだ。
今の内に、友に手紙を出そうか。
五月蝿くて、煩わしくて。おせっかいな、友に。
一通の手紙を書き、伝書鳩に持たせる。
しばらく使っていない伝書鳩だが、魔力で動く代物なので
大丈夫だろう。
私がしばらくボーッとしていると、主人が戻ってきた。
特に会話があるわけでもなく、私は近くにあった本を手に取る。
タイトルは、架空の世界の来訪者。

無名の作家が書いたそうだ。人気は、殆ど無い。
うだつのあがらない会社員の元に
鎧を身に纏った少女が訪れて
男が居る世界と少女の世界のつながりの謎を解明していくというものだ。
ラストは、完全に繋がりがなくなり、平穏が戻った所に
男が少女を抱きしめる所で終わる。
まぁ、ありがちのファンタジーというところだ。
見所もこれといってない。
主人は、明日の学校の準備をしていた。
学生は大変そうだ。

翌日、気がついたらすでに主人は学校に行っていた。
さて…暇、だな。
暇なのはいつもの事で、慣れてはいるがな。
そこに昨日の電車鳩がやってきた。
しっかりと、手紙を咥えて。
内容は、まぁ他愛の無いものだったが
久しぶりの手紙交換だ。
私も、同様に他愛の無い世間話かなんかを書いてまた送る。
すぐに返事がくるわけでもなしに、また時間を持て余す。
早く主人が帰ってくればいいのにな。
心地よい日差しに包まれ、うたた寝をしてしまった。
額に印刷の二文字が書かれていたのは嫌がらせか。
袖にフランスパンが入れられている。何があったんだ。
…この様子だと、主人は帰ってきているようだ。
時間的にも、無難な頃合である。
私は印刷の二文字を消し、フランスパンを窓から投げ捨てた。
一体何の真似だ、特にフランスパン。

「主人、さっきのフランスパンは一体何の真似だ…？」

思い切り良くドアを開け、堂々と問い詰めようとしたのが。
主人の客がいる事に気づかなかった。
そりゃあ…友達もいるだろう。もっと早く気づけばよかった。
主人の友人達は一気にテンションが上がった。
しまった…。
「うぉぉぉぉ！あれ！？お前妹いたっけ！？」
「つーかフランスパンって何だ？ギャグか？そうなのか？」
「そもそも今主人って言ったよな！？何だよ！？
主人は弁解に忙しそうである。
弁解も何も、この際妹で済ませた方が早いと思ったのか
主人は私のことを妹という事にした。
まぁ、悪くはないな。
だが…「主人」をどう説明したのかは謎だ。
とりあえず、主人の部屋に戻る。
質問攻めにあっている主人には悪いがね。
日が暮れてきた頃、主人が部屋に戻った。
「大変だったよ。もう、急に入ってきたらダメじゃないか。」
「額に印刷などとふざけた文字を書いた主人に抗議しようと思っただけだ。」
全く。そもそも何で印刷よ。
「あー、あれは…なんていうの？ちょっとした遊び心さ。」
遊び心で済まさないでもらいたい。
「それに、いいじゃないか。あいつらだってこんな可愛い試金石を
見る事ができたんだからさ。」
…全く、敵わないな、主人には。

「あれ？もう怒ってないの？」
怒るのもバカらしくなってきた。
…可愛い、ね。
こんな事を最初に言われたのはいつだったかな。
いや、一回も言われてなかったか。
どっちでも、いいか。
…そういえば、長らく外に出てないな。
夜、一人で散歩するのもオツなものだ。
良い満月だし…。一番いいところで、見てこようか。
私は窓から身を投げ出した。
「あれ？どこか行くの？」
「ああ、散歩にでも行こうと思ってな。」
久しぶりの空の旅だ。
夜ぐらい、飛んでてもいいだろう。
ビル郡を見下ろし、一番高いところで
月を見上げる。…酒、か何かもってくればよかったな。
いや…大分前、悪酔いしすぎて大変な事になったからな。
しかし、こうして月を見るのもひさしぶりだな。
まだ、夢も希望もあったあの時を思い出す。
どんな主人に拾われて、どんな風に幸せになるか
ワクワクしながら皆で語り合ったもんだ…。
それが、先輩方はもとより、友もだんだん拾われていき
気づいたら一人だもんなぁ…。
まだ子供とはいえ拾われただけでも良いほうか。
…いい、月だ。
主人と一緒に来ればよかったか。
そういえば、月も石の内だな。
月面石…というのがいるかもしれないな。
流石に寒い。

そろそろ戻るか。
そう思ったが、戻れなかった。
ちょっとしたものを見つけた。
すぐに済むことなので、そっちが先だ、
どうもアレには目が無い。アレで出会った事を神に感謝したいぐらいだ。
というわけで手早くそれを片付ける。
うむ、やはり良い。満足したので主人の元へ帰る。
…もう、遅いしな。

「やあ、お帰り。」
「ただいま。飛ぶのも、なかなか気持ちいいもんだ。」
「いいなぁ、今度、僕もつれてってよ。」
主人は、歳相応の笑顔を見せた。
…私も、つられて笑った。
「自分の体格を考えてくれ、主人。」
また、笑った。

以上。何か皆元気ないけど忙しいのか何かあったのか。

今北
>>69,70にGJを捧げざるを得ない

>>79
忙しいんじゃね？
そしてフランスパンは何なんだと小一時間ｒｙ
まぁ頑張って精進してくれ
期待してるよ

ちょっとまて
18時に書き込んでる俺の記憶は何処へいったんだ
本格的に頭がやばいので絵描いてくる

age

今北。遅れながら>>1＆職人の方々乙

スレタイにちなんだのを一つ
電気石メインで2レス借り

　お外にお散歩。
　今日は、マスターのお部屋で……面白い物、拾った。
　引っ張ると、ぽんってなる。面白い。
　でも、これなんなんだろ。
「イインダヨー」
「ぐりーんだよー？」
　虎目姉様。
　聞いてみよう……。
「これ、なぁに？」
「ん……」
　虎目姉様が、ぽんってなるのを見ている。
「……卒業証書入れる筒」
「そつぎょ……筒？」
「うん」
　そつぎょ……んー？
「引っ張ると、ぽんっ」
「うん」
「……面白いよ」
「うん」
　虎目姉様も頷く。みんな面白い、嬉しい。
「おっ、虎ちゃんと電ちゃんやー。こんなとこで何しとん？」
　化石姉様……。
「ぽんっ」
「ポンッ」
「ぽ……それがどないしたの？」

　ぽんってなるの、化石姉様にも。
「ん、卒業証書の筒やな」
「引っ張ると、ぽんっ」
「おぉ、いい音やー」
「……面白い？」
「面白いなー」
　化石姉様も面白い。嬉しい。
「うちにもあるやろか。帰ったらマスタに聞いてみよっ」
「……私は、自作するか」
「ぽんっ」
　みんなでぽんっ……面白くて、楽しい。
「あ、皆さんお揃いでどうしたんですか？」
「おっ、黒曜ちゃんっ。電ちゃんがなー、面白いモン持ってきてるンやー」

　　　　　　　　　　◇

「ぽんっ」
「いい音だねー、お姉様」
「だからといって、主様の部屋から勝手に持ち出すのはどうかと……」
　なにやら居間で三人が会話している。何かあったのかな。
「何かあったの……あれ、何で僕の卒業証書持ってるの？　しかも中学校の時のとか、ずいぶん古い……」
「ぽんってなる」
「え、うん。そうだけど」
「面白い」
　……面白い、のかなぁ？


以上。他の面々のエピソードは各自の妄想に任せる

>>85
一回やると結構ハマるよねｗ
任されたので即興で

月「ねーねー、卒業証書入れる筒ある？」
主「………」
月「？どーかした？」
主「う、ううん、別に。多分押し入れのどこかにあったはずだけど…探そうか？」
月「…すぐ出ないならいいや。それと…ゴメンね、考えなしにこんなこと言って」
主「え？…あぁ、いいよ気にしなくて。まぁそんな奥のほうじゃなかったから多分すぐ出せるし。ちょっと待ってて」

主「あったよ。でもこれどうするの？」
月「んー、これをね…」
ぽんっ
月「ってやるのがなんか流行ってるらしいの」
主「ふーん…でもなんかいい音出るからついやっちゃうよね」

>>86
あるあるｗｗｗｗ
でそのうち「何やってんだろ…」となるわけだｗ

いつもの癖でタイトルを名前欄に入れてしまった……
先の電気石の奴のタイトルは『ポンッ』で

おまけでその後の黒曜石


　ポンッ。
「……ふふふ」
　ポンッ。
「……えへへ」
　ポンッ。
「なぁ、その音何なんだ？」
「ひゃっ！」
　リビングに戻ろうと思った矢先の事だ。
　さっきからドアの向こうから変な音が鳴っていて……。
　とりあえず、気になって入ってみたら黒曜石が。
「それ、俺の卒業証書入ってる奴だよな」
「あうぅ……す、すみません」
「いや、謝らなくてもいいけどさ……何というか、楽しいか？」
「うぅ〜……」
　顔を真っ赤にして俯く黒曜石。
　なんというか、これでは俺が悪者みたいじゃないか。
「いい音が鳴るので、ついその……」
「それはまぁ同意するけど。で、ずっとやってたのか？」
「……つい」
　なるほど、黒曜石はエアクッション潰すのに没頭するタイプのようだ。
　まぁ気持ちは分からんでもないけど。


以上

ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1266.jpg

化石ｗｗｗｗ

最近は卒業証書入れってファイルなんだぜ・・・

名前欄入れ替わり激しいな

>>28
ここみれ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B5%E3%83%AB

誤爆

ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1267.jpg
それを　そつぎょうするなんて　とんでもない　！　▽

しかし大人な電気石も見てみたい気が・・・・いやまて、電気石の良さの一つはろｒ（さんだーぼると

保守

天河「マスター、卒業ってしたことある？」
天主「・・・おまえ、それ俺をバカにしてんのか？」
天河「わわっ！？ち、ちがうよっ！ただ、マスターはあの筒持ってるかって・・・聞こうと・・・ふぇ・・・」
天主「だーっ！わかったから泣くな！な？怒ってない、怒ってないぞー」
天河「ほんと・・・？マスター大好きっ！」
天主「ちょ、こら、いきなり抱きつくな！」

天主「・・・で。なんでそんな筒欲しかったんだ？」
天河「うんとね、これをこうして・・・」
ﾎﾟﾝｯ
天主「・・・で？」
天河「え！？えと、だから・・・」
ﾎﾟﾝｯ
天主「・・・そんな満面の笑みで見つめられても」
天河「え・・・マスターはこの音好きじゃない？」
天主「いや、わりと好きだけど・・・まさかそれを聞くためだけに？」
天河「うんっ！・・・あれ？マスターそんな顔してどうしたの？」
天主「この顔は生まれつきだ！・・・何でもない」

保守がてらに触発されて書いてみた

なんというスレタイどおりのＧＪの数々ｗｗｗ笑ったｗｗｗ

ほ

ほ

ほっ

も

↓描く

電気石

把握

他の人みたいに電気石の可愛さを引き出せないのが悩み
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1268.jpg

いやいやいや、こうゆう凛々しい電気石もいいと思うよ！GJ!

てｓ

かっこいいさんだーぼるとときいてやってきました

ほ

ﾎﾟﾝｯ
鶏冠石「・・・」

ﾎﾟﾝｯ
鶏冠石「・・・」

ﾎﾟﾝｯ
鶏冠石「・・・//」

鶏主　ﾆﾔﾆﾔ

鶏冠石「・・・っ！ま、マスター一体いつからそこにいらしたんですの！？」

うえーい

危うく留年するとこだった――――。

なんというきのこ風

九時か八時に投下予定。
諦めません試金石が認められるまでは。
と戦時のキャッチフレーズみたいなのを言ってみる。

>>116
試金石って金??

キャラ以前に書き手の性格を直して欲しい

やっと追い付いた
試金石の人孤軍奮闘だけど頑張って
前スレ？から楽しんで読んでます

人を取り込もうとしてる割には新人に厳しい

化「マスタは卒業した？」
マ「理想の女性が現れるまでは守るって決めてる」
化「？」

>>121
マスタ…

今北。職人の方々GJ
卒業証書入れのネタが増えてるのはちょっと嬉しいｗ

>>121
マスタｗｗｗｗｗｗｗ
つまり化石は理想の女性じゃないと。贅沢な


落書きで描いたペリドットを見てSSを書いてみた

ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1269.jpg

ペリドットメインで4レス借り。タイトルは『観覧禁止の思い出達』

　終わった。
　何が終わったかって、今まで隠していた物が見つかってしまった事だ。
　自分でも忘れるような場所に隠していたのに、どうして彼女は見つけてしまったのか。
　そもそもどうして実家ではなくうちにあるのか。どうして引っ越しの時に
持ってきてしまったのか。
　当時の自分に問いたくなる、小一時間。
「ぺ、ペリドット……それは……」
「ふふふ、卒業アルバムですよね？」
「……見るなあぁーっ！」

　ペリドットが見ていたのは、小学校の時の卒業アルバム。
　高校ならまだしも、何で小学校のがうちにあるのか、謎だ……。
　だがそれは問題ではない。むしろペリドットに見られたというのはかなり痛い。
「これは運動会の時ですか？」
　俺にアルバムを見せてくるペリドット。
「……ああ」
　目をアルバムに合わせず答える。
「では、この走っているのはマスターですか。今の面影が残っていて……可愛いですね」
「か、可愛いとかいうなっ！」
　きっと俺の顔は真っ赤だ。
　そしてペリドットに顔を合わせる事が出来ない。彼女の顔がまるで昔を懐かしむ
母親みたく見える。
「それ見てていいからさ……とにかく俺は部屋にっ」
「駄目ですよ、マスターの思い出話も聞きたいんですから」
「そりゃむしろ拷問だ！」
　幼少の頃の自分なんて見せつけられて、恥ずかしくない訳がない。

「初恋はクラスメイトの方ですか？　例えばこの子とか」
「っ！　な、何をいきなりっ」
「何となくですよ。ふふふ」
　くそっ、なんか見透かされている気分だ。
　確かに俺の初恋は同じクラスの……って、何恥ずかしい事思い出してるんだよ。
　あー、調子狂う。とりあえずお茶を飲んで一息。
「卒業文集……マスターのはこれですね？」
　お茶を盛大に吹いた。
「頼む、読まないで、この通り」
「将来の夢、ですか。大工さんになりたかったんですね」
　これなんて羞恥プレイだ？　俺何か悪いことしたのか？　つーか読むの早いよ
ペリドット。
「もう駄目だ、俺恥ずかしくて死ぬ」
　その場に跪く。
　だが、そんな俺をペリドットはいつもの笑顔で見つめて……。
「こうしてみると……私はマスターの事、何も知らなかったって思い知らされます」
「世の中には知らなくて良い事もあるんだよ……」
「でも、私はマスターの事たくさん知りたいです。だから他のアルバムも是非」
「駄目、俺が教えたくない。だからそれ返せ！」
　ペリドットからアルバムを取り返そうとするが、胸にしっかりと抱かれたそれは
俺の手をかすめてしまう。
「どうしても、嫌ですか？」
　寂しそうな笑顔。俺が弱い顔の一つ。
「ほんの少しでも良いんです。形になっているだけでも、マスターの思い出を私に
共有させて頂けませんか？」
　……これまた俺が最も弱い、ペリドットのおねだり。

「……べ、別に、いいけどさ」
　そして、意志が弱いと痛感させられる瞬間。
　ホント、この顔されるとどうもなぁ。
「では、マスターの思い出を聞かせてください。まずはこの運動会のから」
　で、気付いたらいつもの顔で笑っているペリドット。
「うっ……くそぉ……」

　お茶を何杯飲んだかは分からない。
　それだけ長い時間、俺はペリドットに思い出話を話すハメになった。
　結局全ての卒業アルバムを引っ張り出す事になり、ことある事にペリドットの
質問攻め。
　今年1年の羞恥全てを出し切った気分だ。マンツーマンで自分の過去を
晒すのがこんなにも恥ずかしいとは。
「ありがとうございます」
「……うん」
　ペリドットに顔を合わせる事が出来ない。
　彼女の笑顔を見るだけで、きっと俺の顔はレッドアラートになる。
「マスターと出会う事の出来なかった時間を、少しでも埋める事が出来て……
私は幸せですよ」
「そういう事言うなよ、恥ずかしいんだから……」
　俺の言葉に、ペリドットは笑顔を返してくる。
　そして一言。
「これからの時間は、ずっと共有していけるといいですね」
　……そうだな。
　口に出す事は出来なかったが、その言葉には全く同意だ。
　お互いがそう望むなら、俺が墓の下に行く瞬間まできっと……。

「……ペリドット、今度どっか旅行にでも行くか」
　思いつきで、そんな事を言ってみた。


以上

ＧＪ！　ペリペッドかわいいなぁ。俺が書くと劣化しそうだが。
とりあえず投下。

さて、だ。
主人が学校に行っている間、私はいつも暇だ
なので、大体寝ている。
このあたりの季節は気持ちがいい。
何と無く肌寒くて、それでいて日差しは暖かくて。
「試金石ちゃん、ちょっとおいで。」
主人の母親に呼び出される。
はて、何だろうか。
母親は、満面の笑みで私を見ていた。
嫌な予感がするので、逃げようとしたが
ハッシと掴まれた。
「ご洋服、いつもその黒一色でしょ？女の子なんだからもっとオシャレしなきゃあ。」
…や、やめていただきたい。私はこれが一番似合って…。
私の抗議は、虚しいだけに終わった。
真っ白なドレス、花の髪飾り…。
私は着せ替え人形になってしまった。
そもそもこのドレスは長すぎる、ブカブカで滑稽だ。
それに、白は私とかけはなれすぎているじゃないか。
「んー、それじゃあ、こっちはどう？」
黒い、黒いドレス。髑髏の首飾り…etcetc
何だこれは。
「魔法使いっていうから、こんな感じのが似合うとおもってー。」
こんな時代錯誤な魔法使いがいるものか。
いや、いてたまるか。
いないにきまっている。
私はいつも通りの服に着替える。
こっちの方が落ち着く。

「えー、でもズボンは味気ないわよぉ。」
わかった、スカートにすればいいのだろう。
私の黒いズボンは、黒いスカートになった。
…それだけで、あまり変わらないが。
全身が黒で統一されている事と、その布の薄さは。
寒くは無い。
強いて言えば、スカートのこのヒラヒラした感覚に
どうも違和感を覚える。
どうしても慣れないんだよなぁ…スカート。
「うーん、やっぱりこっちの方が…。」
差し出されたのは、さっきの黒いドレス。
サイズに問題はなかったが…。
そもそも似合うのか、私に。
「似合うわよぉー。」
…そ、そうか。
「わかった、それにしよう。」
飾りは無しに、先程の黒いドレスに着替える。
さっきより余計ヒラヒラしているのだが…。
「うーん、小さい子が着てるとなんかお遊戯ねぇ。
身長、もっと高くできないの？」
「出来なくは無い。」
私は人差し指を軽く振る。

ただ、この魔法にはすこし欠点があり
母親を軽く見下ろせるほどの身長になってしまうのだ。
服も、いっしょに伸ばしたので、ピッタリではあるが。
まぁ…悪くは、ないか。
「うんうん、こっちの方が綺麗よー。」
…魔力の消費は少ないので
それこそ永遠にこの姿でいられる。
まぁ、あの小さい姿もあまり好きなわけじゃあないし、このままでもいいかな。
主人が気に入れば、の問題だが。
私はこの後もしばらく着せ替え人形状態になっていた。
一体どこでその大量の衣装を仕入れたのか気になる。
母親の気が済み、開放されたのはすでにお昼を越えていた。
主人の部屋に戻る。
なんだかんだでここが一番いい。
再び睡魔に襲われる。
段々と意識が遠くなって…。
寝てしまった。
目覚めると、主人がニヤニヤしながらこちらを見ていた。
何だ、主人。私の顔に何かついてるか？
「あれ、起きちゃったか。いやぁ、可愛かったなぁ
今の試金石。」
「お世辞はいい。で、何かな。」
主人の顔は明らかに何かを企んでいる。
人間がこんな目つきをする時は、ロクな事が起こらないと決まっている。
早く自白させた方が楽だ。

「本当さぁ、寝顔が可愛かったから見てただけさ。
それに、服も可愛くなってるし、何故か身長も伸びてるし。」
そういえば、魔法を解除しないまま寝てしまったんだったか。
「そういえばこっちの方が良いと言われたのでそうしたのだが
似合うか？」
「うん、バッチリ。」
「そ、そうか。」
良かった。
主人がこれで良いと判断するならこのままでいいだろう。
しかし、立ち上がるとやはり主人を見下ろしてしまう。
…何となく、複雑である。
そういえば、もう夜か。
…赤い月か。
厄介だな。「アイツ」も、日本に居たのか。
という事は、顔ぐらい見せにくるだろうね。
久しぶりだな。穏便にいけばいいんだけどね…。
「どうした？」
「あぁ、いや何でもない。」
主人は私の顔を不思議そうに覗き込んだ。
そして、意味ありげに微笑んだ。
…何を考えたんだか。
赤い月の自己主張は強かった。
私はしばらく落ち着きを無くしていた。
何とか、一人になるチャンスを見つけ、赤い月の所まで飛んだ。
アイツは、にへらと締まりが無い笑みをこちらに投げかける。
「やあ、久しぶり。…随分と綺麗になったもんだね、試金石。
人間と御友達になれてそんな嬉しかったか？
自分がこの先どうなるかも知らずに、ね。

黙れ、私はお前とお喋りしにきたわけじゃないんだ。
私は心の中で毒づいた。
アイツは、それも見透かしたように
気色の悪い笑みを浮かべている。
「何の用だ。」
できるだけ、言葉を強くする、
アイツはそんなのもお構い無しに
その笑み以上に気色悪い事を言うのだ。
「同士になろう。」
「断る。」
「また、返事はそれか…。寂しいな。」
気色悪い笑みは消えうせ、獲物を仕留めようとする
猟師の表情に変わった。
間違いなく、殺る気だ。
私も、今回ばかりはあの銃を出した。
初めて使う事になるな。
「…やっと見せてくれたね、道具を。
でも、撃てるのかな？」
撃てるさ。
私は躊躇無く引き金を引いた。
聞いた事のないような音が、光が、そこらに広がる。
「アハハハ！やっぱり甘いなぁ、試金石は！
いいよ、その感じ。可愛いじゃないか！

夏でもないのに花火？人間は不思議がるだろうね。
その薬莢、どこに落ちるのかなぁ！」

しまった。
アイツは、一通り笑うと闇に溶けてしまった。
顔も、男か女なのかもわからない。
ただ、いつも私を仲間に引き入れようとし
嘲笑いにくる。
…しかし、あの弾丸が全て通らなかったのか？
一体、何者なのだろう。
でも、どこかで見たあの月。
アイツが来るたびに、あの月はある。
いや、アイツと出会うずっと前に、あんな月を見た。
…一体、何の時だったか。
私は、思い切り脱力していまい
へろへろと、主人の家に戻った。
「ん、お帰り。試金石。」
主人のその言葉を返す余裕は無かった。
どうしようもない虚無感に包まれて
落ちるように、眠った。

………
…
主人が、何かを指差し叫んでいる。
何て言っているのかは聞き取れない。
しかし、顔は恐怖に歪んでいた。
助けに行こうと思ったのだが
私は、無数の手に掴まれて行けなかった。
そして、主人は私の目の前で
誰かに刺された。
血が、とめどなく溢れる。
私は、何もできず
ただそれを見つめていた。
……
…
最悪な目覚めだ。
よりにもよって、主人が殺される夢など…。
主人は隣で寝息を立てて寝て…。
……隣？
あれ？
…えー…っと…？
昨日…何があったんだ？

私は確かあの後すぐに眠って…。
あ、そのまま主人のベッドで寝てしまったのだ。
…しかし、邪魔だったろうに。
起こしてくれても、よかったのだがな。
私はつい主人の寝顔に見とれてしまった。
こうして見ると、顔はワリと整っていて悪くは無い。
…主人を起こすべきか？時間的にはもう遅刻寸前なのだが。
起こした方が無難か。
主人をとりあえずゆすってみるも反応が無い。
それでも何分かゆらしつづけたが一向に起きる気配が無い。
しょうがないので、見捨てた。
リビングに行く。とりあえずコーヒーか何か飲もう。
リビングでは母親が新聞を読んでいる所だった。
丁度いい。
「起こさなくていいのか？もう遅刻しそうだと思うのだが。」
「ああ、試金石ちゃん。おはよう。…寝ぼけてるのかな？
今日は土曜だよ。」

ああ、今日は土曜日だったか。
昔は半ドンなんて言って半日だけ授業があったそうだが
今は完全に休みだそうだ。…どっちがいいのかはわからないが。
コーヒーはインスタントしかなかった。まぁいいけど。
お湯をカップに注ぐとコーヒーの香ばしい香りが広がる。
…それを一気飲み、熱くても。
喉が焼ける、できるか。

一人クロストークは虚しい。
そういえば、そろそろ春か。
桜がそろそろ咲き始める。今度、花見なんかいいかもしれない。
主人と二人で、だ。
考えただけでワクワクする。
今日は、どうするかな。
主人に甘えてみるのもいい。
そして困惑させるんだ。いつも私が困惑しているからな。
フフ…それがいい。

以上っす。長すぎだったかね。
空気？何ソレ？からっけ？

新人に厳しいっていうかこの空気の読めなさとかまってちゃんはないだろ…

長すぎた場合はテキストにしてうｐするのも手じゃない？
折角専用アプロダあるんだから活用すべし

>>127
最後にちょっと切なさを感じた
ペリドットは穏やかながらも主導権を握る良いキャラ

なんというか・・・俺の邪気眼が反応してる件
つか試金石って？

>>141
魔法使いな宝石乙女
性格はクールでよく寝る、かな

いやよくわからんけども

前スレ見てない人多いみたいね

>>138
お前がそのかまってちゃんぶりを改めない限り、どんないいもの書いても誰も認めてくれないだろうよ
新キャラがどうこう、宝石乙女スレがどうこうじゃなくて、お前みたいのはVIPのどのスレ言っても嫌われる
半年といわず一生ROMってろ
俺は試金石をNGにすることにするよ

このスレ覗くようになってから結構経つがこれくらいで荒れるようじゃこの先保たないんじゃないの？
例えば色鉛筆スレなんか新キャラだしても受け入れられるし設定が違ってたって文句言う椰子なんかいない
書きたきゃ勝手に書けっていうスタンスをとらない限りこのまま細々と続けるしかないんじゃね？

まあ試金石の人の態度が気に入らないって人がいるみたいだがVIPにいてこれくらいで目くじら立ててるようじゃｵﾜﾃﾙ＼(^o^)／ｗｗｗ
もっと大人になれよｗｗｗｗｗ

卒業証書入れいっぱいに
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1270.gif

(´・ω・｀)？

(´・ω・｀)…

(´；ω；｀)！

　　　____ 　　,. -‐''"7__,,..-─ｧ　　　　　殺伐としたかもしれないスレに荒巻スカルチルノフが！
　　　|::::::｀／　　／-‐─-='､＞　,､
　　　｀ヽ/　　　｀＞ﾉ　ﾉ 　　ヽ.＞|_ヽ/|　　_,,..-‐'"´ヽ.
　　　 |/　　　＜　　　　　´） 　 Y--‐`''"´:::::::::::::::::／i__,,.. - ､
　　　/|　　　　　｀＞　　 ､_）　　|￣V::::::::::::::::::::::::::::＼|　ヽ､,ﾉ
　　/::::|　　　 ＜　l　 ﾉ　 　　　/___∧:::::::::::::::::::::::::::／|-‐'"
　　l__,∧　　　　＼　 　　　　,ｲ:;:-‐‐-､__,,..--､:::::::::＼|´"'' ｰ､'"｀ヽ
　　　/:::::ヽ､　　__,＞ｰ-‐＜__ﾌ　　　ｒ'´　　　　i:::::::／|　　　　|　 ノ
　　　￣￣ヽ､　　　 ｰ‐-‐＜　!､　　 ゝ__,,..-＜::::::＼/___,,..-‐''"
　　　　　　　 `ヽｒ-､..,,_____,,.＞ﾌ｀￣|´ヽ.　　　 ヽ:／
　　　　　　　　　　　　　　　く/　　 /|　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　＼／　＼/
ごめん、正直反省している

>>146
荒巻いいい
しかし可愛いと思ってしまった

置石仕込みの腕前
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これはｗｗｗｗｗ

>>145が正論な気がするけど…
最近ロムるようになった新参だからスレ住民の意見が知りたい

いやいや
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不覚にも荒巻に

チルノフｗｗｗｗこの荒巻の手、大好きだｗｗｗ

>>146,150
ついに雲母もいたずらっ子にｗｗｗｗ
でも軽く荒巻虐待な気もするｗｗｗ

>>138
新キャラを作るのもいいし、認めさせようとするのも構わない
だけどもう少し方法を選ぶべきかと。今のSSだと長すぎて、読むのがだるくなる
まずは短めのSSでキャラをアピールしてみてはどうか。キャラの下地を作る意味合いでも
あとSSに文章を詰め込みすぎ。見やすい文章になるように心がけるべきだと思う（地の文を1マス開けるとか）
まぁ、なんだ、長文失礼


卒業証書入れの音が流行っているみたいなので、置石もやってみました

ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1272.jpg

虎「……全然違う」

>>156
なんと黒い笑顔・・・しかしいい笑顔ｗｗｗｗ

>>156
音でかいｗｗｗｗ

>>156
流石置石！
スケールが違うぜ！！

>>138
.txtでうｐするといいかも
見たい人だけ見れるし
俺としてはうｐ大歓迎だけどなｗ

>>156
いい笑顔ｗｗｗ

>>152
今はあんまりかまってちゃんの厨房だから書けとも書くなとも。
変わればこっちも変わるかも

個人的な意見だけど、あんまり厨二っぽいのはここの雰囲気に合わないと思うんだ。
その辺とか他の人の意見も考慮してもらいたい

蒸し返してごめん。ちょっと置石に悪戯してくるノシ

>>161
無茶しやがって…（AA略）


本格的なアメジストSSを書きたかったので一つ
アメジストメインで4レス借り。タイトルは『呪い、苦しむ者へ』

　宝石乙女の創造者は、芸術家だ。
　例えばこの本。人から見ればただの詩集だが、一つひとつの詩には、
詩人の語るべき主題……テーマが存在する。
　そして、私達も一緒なのだ。私達は創造主のテーマを元に作られた乙女達。
　オブシディアン、パール、マイカ。鉱石に創造主のテーマを抱かせ、私達は
作られた。
　……今日は月食の日。
　彼が鉱石に抱かせたテーマは、言うなれば月食の中の闇。
「明るいな」
　ベンチに座る私の背後で、初老の男が呟く。
　私は、彼をよく知っている。
「人は光を求めるもの。自分達のテリトリーに灯りを絶やさないからね。貴方とは、
全く違う」
「私は暗闇を求めている、そう言いたい訳だ」
　全く持ってその通り。
　彼は月食の元でしか、姿を現さない。
　もちろんその性格も暗い。私が巡り会ってきた人間達の中で、最も陰気な人間。
「で、まだ私を殺したいとでも？」
　男の声に、恐怖は感じられない。
　いや、感情が存在していないだけだろう。彼はそういう人間だ。
「……いい加減、そういう事を考えるのは嫌になったよ」
「そうか。あのときの若造が、ずいぶんと立派になったモノだ」
　彼と出会ったときの私は、あまりにも若く、そして愚かだった。
「だからといって、貴方の作品を完成させるつもりはない」
　彼の作品。
　それは青い髪の美しい宝石乙女だった。

「……前言撤回、君はまだまだ若造だ。あの素晴らしさを理解出来ないとは、情けない」
「ならば、私は貴方から見れば一生若造ということさ。理解するつもりなど、毛頭無い」
「なるほど」
　男の溜め息。
「……これで何度目だ？」
「5度目」
「そう、5度目だ。こうして5回も話をしているというのに、君は自分のした事を全く
理解しようとしていない」
　理解、だと？
　相変わらず同じ事を繰り返す老体だ。
「分からないのか？　ならば何度でも教えよう。感情が抱く、絶望の素晴らしさを」
　絶望、か。思わず溜息を漏らしてしまう。
　その単語はすでに飽きるほど聞いてきた。
　もうこれ以上聞かされるのは、ご遠慮願いたいものだ。
「今日はこれぐらいにしてもらえるかな」
　本を閉じ、立ち上がる。
「駄目だ。もうすぐ完成するんだ、彼女の絶望が。私は一刻も早くそれを……」
「黙れ」
　彼の言葉を途中で止める。
「君が邪魔をしなければ、誰も苦しめることなく終わったんだ。その責任は果たして
もらわなければならん」
　……勝手な、事を。
「眠ったのは彼女の意志だった。貴方の作品のためではない」
「それでいいんだ。絶望で潰されかけた心、それを取り持つために眠りに就かせる
事こそ、私の……」
「二度と喋られないようにしてやってもいいんだが」

　この男は、あまりにも勝手すぎる。
　そして、この不敵な笑顔が憎い。
　憎い……それでいて、私に似ている。
「……紫水晶の子。君は私の作品ではない」
　相変わらず、お喋りな男だ。
　きっと喉笛を刻んだところで、彼の口を止めるのは不可能だ。
「だが君の感じている苦しみは、非常に興味がある。ホープの絶望と同じぐらいに、な」
「その名を口にするな。貴様にその権利はない」
「何を言うか。あの子は私の作品、私の子供だ……おっと、このやりとりも5度目だな」
　……それは紛れもない事実。どれだけ目を背けても、絶対に存在する現実。
「それでも私に権利がないと……なるほど。ブルーダイヤモンドの呪いは、あながち
嘘でもない、か」
「私が彼女を盗んだ、とでも言いたい訳か」
「想像に任せる……おっと、そろそろ時間か。もう少し長く話していたいものだ」
　男が背を向ける。
「……ホープを忘れろ。それで完成なんだ……完成なんだ……」
　そして相変わらずの捨て台詞と共に、木陰の下へ消えてゆく。
　……月明かりがわずかに射す。

　誰も知らない宝石乙女がいる。
　与えられた名前は、希望という名の青い宝石。
　与えられた主題は、絶望を積み重ねる事。

　姉妹と触れ合う事を禁じられ、自身の呪いが、無数の絶望を生み出す。
あまりにも悲しく、それでいて美しい宝石だ。
　……私は、彼女を忘れる事が出来ない。
　それが呪いだというのなら……この身体が朽ちるまで私は覚えていよう。


以上。アメホの設定は解釈が色々出来て楽しい

　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　| アパム！アパム！GJ！GJ持ってこい！アパーーーム！
　　　　　　　＼＿＿＿＿＿　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣ ＼ GJﾅｼ
　　　　　　/＼　　 　 ＿. ／ ￣￣＼ 　|＿＿＿__.|　　　　 ／￣＼
　　　　 ／|￣￣|＼/_ ヽ |＿＿＿_　|∩（・∀・；||┘　　|￣￣|￣￣|
　　　／￣￣|￣￣|￣|　 （´д｀； ||┘ ＿ユ_II＿＿＿　|￣|￣￣|￣￣|
　　 /￣￣|￣￣|￣￣|￣|（　”　つつ[三≡＿[----─ﾟ　 ￣|￣￣|￣￣|
　　/￣|￣￣|￣￣|￣￣|￣|　⌒＼⌒＼ 　||　 /￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|
　/￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|￣］　＼＿）＿）..|||　|￣|￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|￣￣

ほ

スレスト御免
ポンッが流行っているのを受けて、漬物石から一言

ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1274.jpg

発酵すればキムチ以外でも爆発するのだろうか

爆発する発酵物といえばシュールストレミング

もはやﾎﾟﾝｯというレベルじゃないｗｗｗ

ﾎﾟﾝｯ
ソーダ　ｷｬｯｷｬｯｗｗｗｗ

化マ「セガサターン」
化「デカ！デカ！ダイナマイト刑事！」
化「お〜れのぶぅきを知ってるっかぁ〜い！」
化「モップ！」
化「はしらどけい！」
化「コショウ！」
化「今日も事件だ！ダイナマイトでぇ〜かぁ〜〜〜！！」
化マ「逮捕する！！！」

化「マスタ、さく」
マ「ない」
化「え？さくらも」
マ「ない」
化「桜餅」
マ「買う金はない。作ろうにも材料費がない」
化「……」
マ「……」
化「……」
マ「……」
化「……」
マ「分かったから泣くなよ……」

れびてと！

おはよう、そしておやすみ。

うほ

やらないか

>>166
素晴らしい……
朝から震えたＧＪ

ぉお…朝か…

あげほ

ｱｯｶﾞｰﾚ

振袖袴の宝石乙女をお願いします。

マスター「あれ？皆どうしたの、着物？」
金剛石「あっ、マスター見て見て可愛い？……っと、可愛いですかっ？」
珊瑚「こ、これはみっちゃんさんに借りた故、仕方なく……」
瑪瑙「あ、えと、僕なんか似合わないからいいって言ったのに」
マスター「はは、みんな可愛いね。卒業式の女学生さんみたいだ。記念写真でも撮ろうか？」
雲母「……荒巻連れてくる」
黒曜石「はわわ、恥ずかしい……けど、みんなで撮りたいです……」

全員「はい、チーズ！」
きっとみんな、いい思い出。

>>184
和んだｗ

虎眼石「つぶつぶ」
電気石「くるりん」
虎「つぶつぶ」
電「くるりん」
虎「……」
電「……」

蛋白石「あのぉー、何をしてるんですかー？桜餅なくなっちゃいますよー？」
虎・電「はーい」

虎眼石は道明寺派。電気石はクレープ状の桜餅が好きみたいです。

自分は道明寺派

乙女の周辺にあって違和感ない文明の利器はテレビまでかね
子供乙女にPHS持たせたりしても面白そうかと思ったんだが

>>188
宝石乙女の集う謎空間にいっちゃってPHSが機能せず
マスターだけ大慌てするとかｗｗｗ

いや蒸気機関車だろ

乙女の寿命は長そうだからパラレル的に考えれば未来もありかと
一番似合うのはビクトリア朝の西洋文化〜昭和だと思うけど

>>188ｰ189が面白そうなのでｗｋｔｋ

むしろ虎目とか置石は石器時代とかでも活躍してそうだから困る

あるあるｗｗｗ

大正ロマンな時代の漬物石とかも見てみたい気がする
夢がひろがりんぐｗｗｗ

昭和の西洋風味な感じでSS書いてみよう！
と思っても俺ら所詮平成人だからなぁ
実際にタイムマシンとかでいけたらどれだけおもしろいか

☆

東北とか白川郷のあたりで村人と一緒に冬越えする
座敷童的な宝石乙女、なんてのが浮かんで消えた

昭和といって大きく分けて戦前、戦中、復興期、高度成長期、バブル期までがあるな

白川いいとこ一度はおいで

ちなみにトトロは1958年でまだ復興期かな
そのあと3丁目の夕日やサザエさん、ゲートキーパーズの時代が来る
戦中も戦況でだいぶ雰囲気が違う

鹿鳴館の頃なんて良いと思ったころもあった
西洋文化の伝来と同時に来日した乙女がいるはずだってね

>>198のネタでSS
漬物石メインで２レス借り
ちょっと昔の、まだ人の力だけで自然と共存していた頃のお話です

今年も冬がやってきた。
俺の住むこの村では、冬はとても厳しい。
一面真っ白な雪に重く包まれ、家族で寄り添って過ごす。
冬支度の一つに、漬物作りがある。
短い夏の間に採れた野菜を、冬の間の栄養源として蓄えておくのだ。
俺は、この準備が密かに楽しみだ。
何故って、彼女に会えるから。

「よう、つーちゃん」
「あ、こんにちわ」
村の誰よりもよく働き、小さな体で漬物壷を抱えて走り回る彼女。
僕らは『つーちゃん』と呼んでいる。
「今年も美味そうだなあ、一口……」
「食べちゃだめですよ、冬の蓄えなんですから。食いしん坊な所は、お父さんそっくりですよ」
ふふ、と笑って俺に壷を渡す。
「よう、つーちゃん。今年のたくあんはどうだい」
「ええ、いい漬かり具合になりそうです」
「おやおや、つーちゃん、寒いだろ。これ被りな」
「はわわ、ありがとうございます」
村の皆は、彼女と笑いあい、冬の支度を進めてゆく。
ちらほらと降る雪が、村を覆いつくすまで。

何年も、何十年も繰り返してきた行事。
彼女だけが、変わらないのだという。
不思議なものだと思うが、村の皆は自然と彼女を受け入れていた。
彼女が何者なのか、とか、いつからここにいるのか、とか。
そんな事は些細な事なのだと、楽しそうに働く彼女を見ている人は、きっとそう思うのだ。

「今年もつーちゃんのおかげで、冬が越せそうだなあ」
「皆さんが夏の間頑張って、美味しい野菜を作ってくれたからですよ」
冬が深まり、村は眠りにつこうとしていた。
彼女にまた会えるのは、来年の冬。
「……なあ、俺ん家に来ないか？」
「ふふ、私には、私のお家がありますから」
毎年のことだが、一人雪の中へ消えてゆく彼女に、声をかける。
はにかむように笑って、『つーちゃん』は帰ってゆく。
「……本当、お父さんそっくりなんだから」
雪の中のつぶやきは、よく聞き取れなかった。
「また来年なー！」
かすむ彼女の姿に手を振る。
次の雪を、心待ちにして。

以上、タイトルは「冬の訪れ」で

ほのぼのしてていいなぁ
だが俺の家には一向に冬が来ないので実感がわかない

挿絵自給自足
ttp://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1275.gif

>>208
ＧＪなんだが…その…名前がなんとかならんものか…

鶏冠石は古き良き日本って感じの時代はどんなヤツだったんだろう
もしかすると海外組かな？
過去ってけっこう妄想ふくらみまくりんぐだなぁ

>>205
冬の感じが出ててGJｗｗｗこっちは秋は冬支度結構忙しいからなぁ
>>208
なんというゆきんこつーちゃん・・・嫁に下さい

http://obsidian.no.land.to/jm/f/jm1276.gif
gifアニメを沢山見てたら作りたくなって、気が付くと夕飯の時間だった。

>>204，208
漬物石って座敷童だったのかと思うほどしっくりくるな、DJ！！！

>>208
つーちゃん可愛いよつーちゃん
>>211
横顔が以上にハンサムだったから困る
正面の笑顔で微笑んでしまう俺って・・・

>>211
やべええええええええええ
胸を猟師の銃で射抜かれた
瑪瑙かわいいよ瑪瑙

>>209で垣間見えたものを投下
鶏冠石メインで2レス借り

赤い靴履いてた女の子
異人さんに連れられて行っちゃった――

「ひとつ、ふたつ――」
細い指がおはじきを弾く。
丘の上の館に住む、緋色の髪に、赤いドレス、赤い靴の女の子。
「はい、わたくしの勝ちですわね」
大人の目を盗んで忍び込んだ館で、時折遊ぶようになった。
姉のように私たちを叱り、共に遊んでくれた。

――今となってはその時の彼女がどのような声で話したか、どのような姿だったかはおぼろげにしか思い出せない。
――燃えるような緋色の髪と、赤い姿だけが、印象的だった。

「お別れですわ」
別れの日のことは、はっきりと覚えている。
凛とした姿で、淡々と別れを告げる彼女。
耐えられなくなって泣きついた私を、優しく抱きとめてくれた。
「良い子にしていたら、いつかまた会えることもあるでしょう。わたくしは、あなたよりほんのちょっと、長生きですから」
頭を撫でてそう言った彼女は、立派な老紳士に連れられて、波止場から船に乗って異国へと旅立った。

「――幼い日の私は、船が見えなくなるまで見送ったんだよ。彼女の赤い髪が見えなくなるまでね」
祖父の話はいつもここで終わり。
「じいちゃんの初恋だよな」
「これ、年寄りをからかうな。……ああ、もうこんな時間か。あの子に声をかけておいで、お茶にしよう」
「うっす」
俺は庭に出た。
祖父の趣味で建てた洋館の中庭は、邪魔くさいくらいに草花が生い茂っている。
花の合間に見え隠れする緋色。
「鶏冠石！お茶にしようぜ」
「もう少し言葉遣いに気をお付けなさい。……今、参りますわ」
そう言って微笑む彼女の姿に、俺はいつも目を奪われる。
「……じいちゃんがライバルってのも、あんまり聞かねーよなあ……」
「何かおっしゃいました？」
「んーや。参りましょうか、お嬢様？」
じいちゃんにはぜってえ負けねえ、と心に誓って、俺は愛しい緋色に手を伸ばした。

以上。タイトルは「赤い靴」

>>215ｰ>>216
ＧＪ！　なんだが…もう少し…こう…まともな名前はないんだろうか…

>>215->>216
ＧＪ！
これは祖父が幼い頃に鶏冠石と逢ってたけど異人に連れてかれて
巡り巡ってその孫が鶏冠石のマスターになってるってことでいいのか？
じいちゃん鶏冠石見ても思い出さないの？