15,16歳位までに童貞を捨てなければ女体化する世界だったら

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1黒豆(五粒)
避難所http://jbbs.livedoor.jp/study/7864/

まとめhttp://www.geocities.jp/story_ts/

定期的に保守しましょう。
あと、wikiのアドレスが変わりましたが、今まで通り貼らないようお願いします。
2猪(しいたけ目):2006/12/11(月) 22:16:22.85 ID:9/vPfkw50
       、z=ニ三三ニヽ、
      ,,{{彡ニ三ニ三ニミヽ
     }仆ソ'`´''ーー'''""`ヾミi
     lミ{   ニ == 二   lミ|
.      {ミ| , =、、 ,.=-、 ljハ
     {t! ィ・=  r・=,  !3l    2なら俺が田代を釈放させてやる
       `!、 , イ_ _ヘ    l‐'
       Y { r=、__ ` j ハ─
.  r‐、 /)へ、`ニニ´ .イ /ヽ
  } i/ //) `ー‐´‐rく  |ヽ
  l / / /〉、_\_ト、」ヽ!
  /|   ' /)   | \ | \
3黒豆(五粒):2006/12/11(月) 22:19:10.10 ID:qGsI0/TS0
前スレ落ちますた
4スルメ:2006/12/11(月) 22:23:46.73 ID:5FvdCeNv0
もつ
5黒豆(一粒):2006/12/11(月) 22:25:26.10 ID:MC4qJbccO
>>1
6なまはげ(悪い子はいねがー):2006/12/11(月) 22:33:06.70 ID:GP0LBMCm0
>>1
乙!
7おみくじ(既知):2006/12/11(月) 22:37:34.02 ID:/99CCk/B0
乙華麗
8猪(禁欲中):2006/12/11(月) 22:51:52.13 ID:dsi8SkyHO
いちおつ
9猪(禁酒中):2006/12/11(月) 22:52:59.82 ID:VCpisfnf0
乙です
10おせち(15,000円):2006/12/11(月) 22:53:08.10 ID:J/WjeP6xO
>>1
11猪(禁酒中):2006/12/11(月) 22:53:59.66 ID:VCpisfnf0
┐ ∧,∧
| (   ) 
 ̄⊂/ ̄ ̄7 カタカタ
12黒豆(五粒):2006/12/11(月) 22:55:15.94 ID:qGsI0/TS0
とりあえずまったりwktk
13おみくじ(既知):2006/12/11(月) 22:59:26.62 ID:/99CCk/B0
早速で悪いんだが前スレのdatをもらえないだろうか
14黒豆(二粒):2006/12/11(月) 23:03:59.02 ID:MC4qJbccO
何か小ネタ書きたい…名前欄は黒豆だろうしなぁ…
15猪(禁風呂中):2006/12/11(月) 23:06:35.14 ID:VCpisfnf0
『日向ぼっこ』
16黒豆(六粒):2006/12/11(月) 23:10:00.28 ID:qGsI0/TS0
>>13
ギコのだが…急いでやったんで間違ってたりしたらスマソ

ttp://up2.viploader.net/mini/src/viploader91526.zip.html
17おみくじ(きち):2006/12/11(月) 23:13:27.90 ID:/99CCk/B0
>>16
thx
間違ってないですよ
18恵比須(えびす):2006/12/11(月) 23:25:59.77 ID:GP0LBMCm0
ほす
19 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/11(月) 23:29:59.79 ID:MC4qJbccO
休日の昼下がり、一人家で過ごすのも退屈で、花恵を呼んだ。
リビングのソファに座るよう促したが、花恵は窓際にペタリとアヒル座りをし、庭を眺めていた。
「何かあるのか?」
温かいココアを花恵に、苦いコーヒーを自分に用意して、花恵の隣に座る。
「別に?なーんとなく…」
昔みたいに暴れたり、怒鳴ったりはしなくなった。すっかり女の子だ。
「あったかーい…」
マグカップを頬に付け、微笑む仕草が可愛い。コレ、俺のなんだよなぁと思ったら、顔がニヤけてきた。
「よし、日向ぼっこだ」
ゴロンと寝転がり、猫みたいに丸くなる。頭は俺の膝の上。
「おい、俺動けねぇだろ?」
「動かなくていい」
こういう所は変わってねぇな、なんて思いながら、足の痺れは我慢した。






少し未来のお話。
20猪(禁風呂中):2006/12/11(月) 23:48:11.83 ID:VCpisfnf0
ぽかぽか
21猪(ボーカル):2006/12/12(火) 00:01:49.50 ID:FEVodukh0
ほっし
22猪(♂):2006/12/12(火) 00:15:56.11 ID:lxvvh1dP0
┐ ∧,∧
| (   ) 
 ̄⊂/ ̄ ̄7 カタカ・・・

やっぱり少し落とす
23しょうゆ出汁:2006/12/12(火) 00:17:31.46 ID:5HEnm1DO0
ほしゅ
24猪(ミセブラ):2006/12/12(火) 00:20:21.66 ID:xHyg4MjX0
まとめですが、
勝手に編集して過去のログを載せてもらってかまいません

あと、あったら良いプラグインがあったら言って下さい。
25猪(♂):2006/12/12(火) 00:24:34.87 ID:lxvvh1dP0
>>24
まとめさん、ごくろうさまです。
いやもう本当に無知が情けない・・・。
勉強しなきゃな
26P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/12/12(火) 00:25:51.93 ID:lxvvh1dP0
「……ぱい! 片岡先輩っ!」
 ぺちぺちと頬に当たる感触。取り乱したように俺のことを呼ぶ声にゆっくりと目が開いた。
「あさみ……?」
「大丈夫ですか!? いきなり倒れて……あっ、気持ち悪くないですか? 頭とか打ってないですか!?」
 もう心底焦ってますって感じの浅見が可愛い。
 なんだかぼ〜っとする頭のまま逆光になってる浅見の顔を見上げる。……逆光? ああ、そうか。これって浅見に抱きかかえられてる状態なんだ。
 つまり、浅見の顔が近くにあって……。
「せっ、センパイッ!?」
 俺が首に手を回しただけなのに浅見の声は裏返っている。その反応が楽しくて今度はぎゅーっとしがみつくと、無理やり身体を離されてしまって悲しくなった。
「あのっ、先輩どうしたんですか?」
「…きもち、わる……」
 けどまともに声が出ないくらい胸の辺りに不快感が纏わりついててそれどころじゃなかった。
「えっ!? えっと、水……いや、それより吐きますか?」
 冷たく身体を離したくせにどこまでも優しく俺を気遣う声。だけど俺は首を振った。
「へいきだから…。部屋…つれてって」
 吐けそうもなくて、ただ横になりたかったんだ。
 俺の部屋は二階の一番奥にある。そのことを途切れ途切れに伝えると、浅見は俺のことを強引におぶって歩きだした。
 人一人おぶってるのにまったくふらつかない足取り。ぐらぐらした頭を抱えている俺を刺激しないようにか、浅見はゆっくりと歩いていたのにすぐに俺の部屋に着いてしまった。
 後で気づいたけど浅見が俺の部屋に入ったのはこの時が初めてだ。
「ありがと」
 ベッドの上まで運んでくれた浅見に礼を言う。短い俺の言葉に、浅見は心配そうな目を向けてきた。
「あの、本当に大丈夫なんですか? もしもアレだったら、薬とか買ってきますけど」
 アレってなんだ?
 そうは思ったけど何も言えずに、首を振って平気だと浅見に伝える。
 ――あ、でも薬って……そうか。
 俺がこんなふうになったのってあの薬のせいだったんだ。あの、媚薬の……。
27P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/12/12(火) 00:26:25.37 ID:lxvvh1dP0
「ひぁっ…!」
 ぞくん、と何かが背筋を通り過ぎた。気持ち悪いのはもう消えていて、代わりにどうしようもなく身体が熱くなってくる。
「先輩!? やっぱりどこか悪いんじゃないですか!?」
 ――浅見の、唇だ…。浅見の顔が、近くにある。
 自分を止める余裕とか、そんなのはもうなかった。
 腰を少しだけ浮かせて顔を前に突き出す。俺は初めて、自分から浅見にキスをしていた。


 唇が触れ合って、それだけなのにすごく気持ちよかった。でもそうしていられたのはほんの少しの間。
「え……?」
 トン…と肩を押されて俺はベッドの上にしりもちをつく。
「あさ……」
 声が途切れてしまった。浅見の顔を見た瞬間に、言い表せないほどにぞっとした。手を口に当てて、眉間にしわを寄せた浅見が俺のことを睨んでいる。
「ぁ……」
 その鋭い目に、一気に血が下がっていくのがわかった。
 自分が今してしまったことは、俺がされて嫌だったことだ。何も聞かれずに、自分の意思を無視したように勝手にキスされて、すごく嫌だった。
 なのに、俺は身勝手にも同じことをしてしまったんだ。
「ご、め……」
 麻痺したようになっている口からは、ほとんど息だけの声しか出ない。まともに謝れもしないなんて最低だ。
 でも、こんな時なのに、身体は熱いままで。処理が追いつかない頭は混乱して、視界がぼんやりと滲んでくる。
「なんでこんなことするんですか?」
 感情の無い声で問いかけてくる浅見に答えることが出来ない。今になって、初めてあのときの浅見の気持ちがわかった。
『したかったから』
 だからキスしたんだ、なんて俺には言えない。
 答えないまま顔を逸らす俺に、浅見は舌打ちをしそうな表情になってさらに話しかけてくる。
「俺のこと、からかってるんですか? こんな倒れるふりまでして、わざわざ部屋まで俺を連れてきて」 
 違うのに。
28P90 ◆zxHMwgV2XM :2006/12/12(火) 00:27:26.10 ID:lxvvh1dP0
「先輩のことを好きでいていいって言ってくれたのは、本当に嬉しかったです。……だけどこんなことをされるのはつらい」
 ふるふると首を振るのに浅見は気づいてくれない。
「先輩に俺のことを好きになってもらいたくて、でもどうすればいいのかわからないままでっ。…だからせめて乱暴なことはしないようにしたいのに」
「……していい」
 信じられない、と浅見の表情は語っていた。
「何、言ってるんですか!?」
 一瞬の硬直から解けた浅見に怒鳴られる。どれだけ馬鹿なことを言ってるのか理解しているつもりだ。
「だって、今しなかったら…もうすぐ浅見は女になっちゃうかもしれないんだぞ?」
 あ……と浅見の口が動く。やっぱり自分のことなのにわかってなかったらしい。
「だから…って、俺のために先輩が犠牲になるっていうんですか!?」
 犠牲……ってなに?
「あんなに怒ってたのに、どうしてっ」
「したいから」
 前に浅見が言ったことをそのまま使う。
 目を丸くしている浅見をじっと見て笑いが漏れる。今なら言えそうだった。ずっと心に抱えたままでいた普通のときはとても言えない気持ちを。
「嫌だったのは俺の意思を無視して、いきなり押さえつけるみたいにされるのだけで、浅見にされるのは嫌じゃなかった。あの時は自分の気持ちもわかんなくて、
それでおまえのことを怒ったけど今は違う。浅見のことが好きだから。ちゃんとわかったから。キスされても……それ以上のことをされても俺は嬉しいと思う」
 全部言い切るとふっと胸が軽くなった気がした。
 目の前にいる後輩は固まっていて、じっと見つめていると厳しいままだった浅見の目に違う色が宿る。
 次の瞬間には、俺は浅見の胸の中に閉じ込められていた。
「訂正とか、もう俺聞けないですよ?」
 そんなのはしない。浅見の体温に包まれてるだけで、ぞわぞわが止まらなくなってる。
「うん。浅見は俺のこと…」
「好きです!」
 それが引き金だった。
 頭の中で何かが弾けるような錯覚に陥って、俺はまた自分から浅見にキスを仕掛けていった。
29猪(♂):2006/12/12(火) 00:28:42.04 ID:lxvvh1dP0
次はついに


おやすみなさい  ノシ
30猪(ボーカル):2006/12/12(火) 00:29:17.54 ID:FEVodukh0
>>29
ついに……?

ノシ
31猪(検便中):2006/12/12(火) 00:31:00.17 ID:0nJCiGrk0
ついに・・・ついに!?
32猪(巨乳):2006/12/12(火) 00:34:00.08 ID:v9+x0Zh2O
はわわわ…ついに…
ワクテカ!
ノシ
33のびたと初詣:2006/12/12(火) 00:38:34.56 ID:UHgxPFAX0
名物生殺しktkr!!!
34黒豆(二粒):2006/12/12(火) 00:39:16.40 ID:ZWvNwA2V0
生殺し乙
35猪(2ch中):2006/12/12(火) 01:36:43.68 ID:v9+x0Zh2O
保守代わりのネタも書けないダメ人間が保守。
36猪(2ch中):2006/12/12(火) 01:48:06.56 ID:v9+x0Zh2O
誰もいない?
37凧(直立歩行):2006/12/12(火) 01:51:20.52 ID:m+s1vvVH0
もうすぐ寝そうな俺ならいる
38女教師と初詣:2006/12/12(火) 02:08:59.84 ID:UHgxPFAX0
ちなみに俺も
39猪(近眼):2006/12/12(火) 02:11:51.19 ID:0VC6SaVL0
俺が裏でネトゲしてる
40猪(vipper):2006/12/12(火) 02:29:28.33 ID:v9+x0Zh2O
んぉ、お願いします…おやすみノシ
41猪(大人):2006/12/12(火) 02:41:10.67 ID:povfpzyUO
Black Lagoon見終わった保守
42保母さんと初詣:2006/12/12(火) 03:37:08.79 ID:UHgxPFAX0
保守ですよっと
43 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/12(火) 06:14:07.65 ID:0y/Go+0L0
夏休みの間は昼間は病院で手伝い、夕方にはスーパーへ買いだしに行き彼が夕食を作るという半共同生活が続いた。時には喧嘩もしたり
時には協力し合いといった生活が続いた。撤兵のほうも必死に頑張っているらしく最初みたいに臓器のレプリカに臆することもなく彼と一緒に
医療の手伝いをしている。私もあれ以来ちょくちょくではあるが子供たちの相手をしている。

私は以前よりは充実した生活を送っていた。


そして今日も日ごろの業務を終わらせ私はそのまま着替えるとそのまま彼と撤兵の帰りを待った。今日の買出し当番は撤兵と彼であったので
私はそのまま2人の帰りを待つことにした。奇しくもジジィと2人きりであったので私はそのまま警戒を続けながらそこらへんに転がってあった本を読んでいた。
するとジジィのほうがいきなり私に話しかけてきた。

「そういや・・進路は決まったか?」

「いや・・」

何かと思えば進路の話か・・確かに以前よりかは充実した生活を送っていたが私はいまだに自分の道筋を決めていなかった。こう充実した生活を送ったってこう進路が決まらなければ
何も意味すらなかった。

「あの2人はそれぞれの目標にきちんと進んでいる。・・そういや前に泰助が言ってたな“教師が似合う”と・・」

「だから何だ。・・それに俺は教師って面じゃない」

俺はそのまま本に視線を戻した。確かにあの時・・彼は私には教師が似合うと評価してくれたが、当時の私はそこまでまともに受け入れられるほどの喜びがなかった。確かに評価してくれることは
うれしかったが、いざ現実を向き合ってみると私はそこまでの技量があるかはわからなかった。それにむしろ、元ヤン上がりの人物など雇ってくれまい。漫画や創作の世界があるまいし・・


そう私が思っているとジジィはそんな私の思っていることを見透かしてるかのように私にこう告げてきた。
44猪(体臭きつめ):2006/12/12(火) 06:15:22.92 ID:8UO8i3ygO
凄いサイト発見☆マジかネタかは謎だが…http://9hp.jp/?id=pocha&ak=&sm=usually
45猪(体臭きつめ):2006/12/12(火) 06:18:35.09 ID:8UO8i3ygO
体臭きつめって何よ!
46 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/12(火) 06:35:14.94 ID:0y/Go+0L0
「諦めてどうする。そんなことはわからんだろう?・・確かにこの世の中、そうそう簡単にはいかんだろう。だが、逆に考えればお前の行動次第では
叶うかもしれんということじゃ。この世の中・・何が起きるかわからるまい」

「だったらどうだって言うんだ!!・・確かに俺は未来の自分なんて知ったこっちゃねぇ!!それに・・自分自身がそれに見合う能力を持ち合わせて
いるかさえもわからねぇんだ・・」

そういって私はジジィを睨みあげた。するとジジィはやれやれといいながら机の引き出しからとある薬を私に渡してくれた。・・青酸カリだ。あの時私がここから
勝手に持ち出して自殺未遂を図ったのと同じ薬であった。

「・・そこまで絶望しきっているのならこれをやろう。飲めば一発でこの世とおさらばできるぞ。わしも医者の端くれじゃがそれをとがめるほどの優しさを持ち合わせて
おらんのでな。この世の中は厳しいもんじゃ。だけどそれに見合ったものも同時に得られる・・ただわしが言いたいのはそれだけじゃ」

そういってジジィは再び机に着きカルテを書き始めた。私は中身の入った青酸カリを見ながらあのときの光景を思い出していた。あの時はもう絶望が体の隅までに
充満しきっており心身ともに疲れきっていた。もう、楽になりたい・・そう思いながら薬を飲もうとすると彼が私の部屋にやってきた。そして私の中には不思議と今までの疲れが取り除かれ再び死への恐怖感が
蘇ってきた。私は・・先の見えない自分自身の進路に不安していた。本当に自分に見合った仕事ができるのだろうか・・本当に自分自身を満足させて人を活かすような仕事ができるのだろうか?だけど、もしそれが原因でさらに自分自身を
傷つけてしまったら・・私は果たして耐えれるであろうか?

私は・・青酸カリを握り締めるとジジィの元へと歩み寄った。

「返す・・ちょっと外で吸いにいってくるわ」

「そうかい・・」


私はそのまま青酸カリを机に置くと診療所の外へと出た。
47 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/12(火) 06:48:53.77 ID:0y/Go+0L0
私は再び外でタバコを吸うとさっきのことを考えていた。教師という職業が本当に自分に見合っているのか・・そして私は本当にそれを全うに
こなせるかどうか・・不安で不安でならなかった。何せ、今の自分自身がこういった不安定な部分満載であるため。人に教えることのすらできるのか不安で仕方なかった。
そう思えば思うほどタバコの本数は増えに増え続けていた。

「自分の将来か・・」

私はそのまま外でタバコを吸っていると、どこからと私を呼ぶ声が聞こえていた。私は声の方向に振り返ってみるとそこには大量の食材を持った撤兵と彼が買出しから帰ってきた。
2人はそのまま私の姿に気がついたのか歩み寄ってきた。

「おう、冷夏・・何してんだこんなところで?」

「あ、ああ・・ちょっとな」

私は撤兵に心配はかけまいとそのままはぐらかしながら今日の夕食のメニューを聞いてみた。

「そういや、今日の夕食は何だ?」

「ああ、今日は肉がかなり安かったからカレーだ。早く来ないとみんな食べちまうぜ」

「そうか、後で手伝う」


そう撤兵に言うと、撤兵は意気揚々としながら中に入っていった。すると、私の表情に気がついたのか彼があの時の話題を振った。
48焼き豆腐:2006/12/12(火) 06:54:31.05 ID:IxD9wS5L0
>>46
GJです
49 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/12(火) 07:12:28.72 ID:0y/Go+0L0
「不安なんですか・・自分自身の進路に」

「チッ・・なわけねぇよ」

私は必死に否定した。私は素直になりきれない自分の心が少し恨めしかった・・
すると彼のほうが私の心情を見越したかのようにこう語りかけてきた。

「誰だって自分自身の進路には不安なもんですよ。僕だって自分の進路には不安です。・・だけど、自分の夢を叶えたいから僕は今もこうして
勉学の励んでます。・・夢を叶うためなら誰の保障もいりませんよ。自分自身のことは・・ほかならぬ自分自身しかわかりませんからね」

彼はしっかりと自分の進路を見据えていた。その瞳には私のように不安で曇らせてはいなく、その先のことを見据えているような視線であった。
そして彼は自信たっぷりにこう言った。


「僕は・・医者になりたいです。・・でなければ僕の中のあの人の死が無駄になります」

(あの人・・?)


彼は小声でポツリと何かを言った。だけど私はそんなことよりも彼の力強さが目に染みた。彼は私よりも強く、大きく、たくましく・・自分の道筋を誰にも頼らず自分で決めて
しっかりその道を歩んでいた。


そして彼は私に励ますようにこう言って来た。
50 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/12(火) 07:20:12.40 ID:0y/Go+0L0
「礼子さんも・・頑張ってください。僕はあなたを応援します。礼子さんなら・・絶対に教師になれます」

「そんなこと――ッ!!」

「・・“わからない”っと言いたいでしょう?確かに僕たちのことなど誰もわかりません。・・だけど、わからないなら僕たちで事実を作ればいいじゃないですか?」

正直、彼の言っていることはわからなかった。だけど・・その厳しさには常に優しさがあった。

「・・僕だって、医者になれるかどうかはわかりません。だけど、こうやって努力しながら目指しています。・・礼子さんもできるはずです。なんたって礼子さんは僕より頭がいいですからね・・
礼子さん、頑張りましょう。同じ将来を目指す同志として・・」

「同志・・・か?」

51 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/12(火) 07:20:38.00 ID:0y/Go+0L0
彼の言葉は私の迷いを消すことと同じ意味合いがこめられていた。かって撤兵に言ったその言葉・・今はこうして私に向けてくれる。私はうれしくてならなかった。
それと同時に私には不思議と先ほどの不安が消え去っていった。そして、自然と教師への意欲が高まってきた。“自分ならなれる!!”そう思えて仕方なかった。私は・・教師への道へと
目指そうと決意した。この世の中・・何が起こるかはわからない。ならこの世の中に私自身を嫌というほど強調しきってやろう。

「俺・・教師になってみるぜ」

「フフフ・・頑張ってください!!僕もあなたの意欲に負けないように医者になりたいです」

「フンッ、途中でイモ引くんじゃねぇぞ」

「おい、てめぇら!・・早く中に入れよ」

「お、悪い悪い・・」

待つのに我慢できなかった撤兵がこちらにやってきた。私は彼と一緒に診療所の中へと戻った。
・・思えばさっきのきっかけとこの激励の言葉がなければ私は二度と教員の道を歩むことがなかったのかもしれない。だからこの日と私は忘れない


“教師になろうと決意したこの記念すべき日を”

52 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/12(火) 07:21:19.06 ID:0y/Go+0L0
さて、準備があるのは今日はここまでwww
見てくれてありがとうですwww

ではwww
53:2006/12/12(火) 07:29:49.52 ID:lahCPTw60
>>52

       _n n_
  _、_  .(  ll  )    _、_
( ,_ノ` )  `/ /ヽ  ( <_,` )
(    ̄ ̄___/ ヽ___ ̄ ̄   )
 \   丶     /     /    good job!!

乙かれでした!
54猪(ベース):2006/12/12(火) 07:40:28.16 ID:v9+x0Zh2O
おはようございます…GJです!
55お年玉(落としちゃった!!):2006/12/12(火) 08:17:11.91 ID:idR+zvPKO
昨日みたいな感じで書いていいものか…俺悩みすぎ
56猪(汗かき):2006/12/12(火) 08:36:39.09 ID:LoYkvihOO
57猪(メイド服):2006/12/12(火) 08:53:27.45 ID:v9+x0Zh2O
>>55
.    ∧_∧
.   ∩ミ, ´ー`彡_∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ U U  ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ__  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)__.)─(__)─
58VIP皇帝:2006/12/12(火) 09:47:27.73 ID:+qaVWuH3O
59お年玉(とられた):2006/12/12(火) 09:58:47.73 ID:idR+zvPKO
さてツキクサさんで安価します↓
60巫女に初詣:2006/12/12(火) 10:15:17.54 ID:+qaVWuH3O
今日の気温
61お年玉(もらいたい):2006/12/12(火) 10:25:16.97 ID:idR+zvPKO
トンまるにマフラーを巻いてやり、月草は革のコートにまだ小さな体を包んだ。
セミロングの髪を包むように毛糸の帽子に毛糸の手袋をはめて月草は冷たい空気を吸った。
息を吐くと空気に白が混ざりそれが空気に溶けて消える。
「うぅさむ」
「だね……」
「何をするんだっけ?」
「…わかんない…」
小さな体をふるふると横に揺らしながら月草は答えた。
へっくし、とトンまるがくしゃみをするのを見て月草はクスクス笑う。
「マフラー一枚じゃ流石に寒いわ…へっくし」
「…帰ろっか…」
「あったかいミルク飲みて〜」
トンまるを連れて月草は家へ戻っていった。
62猪(発情中):2006/12/12(火) 10:52:10.93 ID:Cpi0ans40
月草イイネ
63おせち(5,000円):2006/12/12(火) 11:06:12.47 ID:v9+x0Zh2O
>>62
発情中…
64お年玉(現物支給):2006/12/12(火) 11:07:58.60 ID:idR+zvPKO
まだ土台がないからあれだな…ファンタジーだけどほのぼのでいく
65お年玉(現物支給):2006/12/12(火) 11:29:02.44 ID:idR+zvPKO
父親と母親は最初から待っていましたと言わんばかりに喜んでいた。
男としては悲しいが、月草は最初から男っぽいとは言えない性格だった。
なよなよしていて、あまり感情を見せないその性格は女の子からは受けなかった。
眠そうな目、柔らかそうな頬、小さな口、髪はセミロングで…その幼い顔はその趣味がある人には人気がありそうだ。
「まぁ、お前も15歳だ。前から旅に出たいと言っていただろ?」
「……でも…」
「いくなら王都まで行って兵士にでもなるまで帰ってくるな。行かないなら嫁に…」
「……いく…」
流石に嫁に行くなんてまだ嫌だ。
それに女になったばかりの月草を貰ってくれる人が居るだろうかと首を傾げる。
まぁ、いないだろう。
それでも旅に出ることは小さな頃からの夢であったし、大きな街や凶暴な動物との戦い…想像するだけでもワクワクした。
「…これ…着てみて?」
それは青を基準とした厚めの布で作られた服で、短めのスカートがポイントだろう
胸には薄い鉄で負担にならない程度の防具がついていて、着てみると以外と暖かかった。
「それと…これ」
全身をすっぽり覆えるほどのロープで、外は革で出来ているが中側はふわふわと暖かい。
「布団代わりにな」
「…うん…」
66猪(24才):2006/12/12(火) 11:33:26.41 ID:m+s1vvVH0
wktk
67書初め(給料倍増):2006/12/12(火) 11:33:53.69 ID:zJRdEkdv0

もう突撃するしかないね!

http://music6.2ch.net/test/read.cgi/classical/1162024295/
68お年玉(すずめの涙):2006/12/12(火) 12:21:17.79 ID:idR+zvPKO
「あとは」
壁に掛けられていた刀身35センチくらいの綺麗な剣だった。
鞘は動物の革で作られた質素なものだったが、剣の唾には麦が描かれている。
「これは家に代々伝わる羊の毛を取るために使っていた剣で…まぁナイフの方が使いやすいから飾ってあるんだけどな」
「……いいの…?」
「おう、俺も昔はそれを持って王都までいったもんだ」
「……ありがとう……」
嬉しそうに微笑みながらその剣を手にとり鞘からすらりと抜く。
重みはあるが大したことはない、刃は傷が少しあるがボロボロという程でもってなかった。
「腰にさげるんだ。ほら」
革の鞘にベルトを通し腰に提げるだけでうれしくなった。
その剣を撫で、月草は父親を見上げた。
「…ありがとう…」
「トンまるも連れていきな」
父親はトンまるを指差し、トンまるは少し嫌そうな顔をした。
「お母さん、ちょっと頑張っちゃったのよ」
ふふふっと笑いながら母親はリュックを無理矢理トンまるの背中に付けさせた。
「行きたくない!死ぬ!絶対行かない!」
「トンまるったらこんなにはしゃいで」
母親は暴れるトンまるを月草に抱かせクスクス笑う。
「はしゃいでないって!」
「本当に月草に懐いてるわねぇ」
「……」
月草はトンまるを撫でながら苦笑いをした。
69 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 12:31:34.20 ID:3Uel7tw40
パソコンを確保した。書きまくる
70猪(36才):2006/12/12(火) 12:35:43.17 ID:m+s1vvVH0
wktk
71 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 12:50:41.04 ID:3Uel7tw40
家を出たのは次の日の早朝、隣の村までは2日はかかるらしい。
月草はとても楽しそうに準備をしていたがトンまるは嫌そうに自分のリュックにりんごを入れてる。
リンゴを3個入れてその後に干し芋と干し肉をトンまるのカバンに入れた。
「俺は牛じゃないんだからな…荷物は牛に運ばせろよ…」
「……頑張ろう…?」
「しゃーねーなぁ…」
ぐーっと背伸びをしたトンまるに月草は安心したような笑顔を見せる。
流石に一人旅は心細く思っていたのだろう、月草は楽しそうだった。
「…トンまる…大好き…」
「ぶひひ」
もう扱いを覚えたのか月草はトンまるをおだてて喜ばせている。
トンまるのカバンにはトンまるという刺繍が入っていて、豚の絵まで描いてある。
頭の花もあってどこかにぬいぐるみでも売ってそうだ。
「……いってきます…」
72 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 13:25:18.63 ID:3Uel7tw40
「おーい!月草ー!まだ歩くのかよー…」
「……まだ太陽真ん中じゃない…」
「喉か沸いたよー…お腹減ったー…疲れたー…」
トンまるが愚痴を言いながら不貞腐れていく様子に月草は近くの木の陰を見つけてトンまるを呼んだ。
草原の中を続いている砂利道はたまに通る馬車に踏み固められていて草はあまり生えてない。
空は雲が3つ程しか見えないくらい晴れていて、暖かい昼寝日和だ。
月草は自分の肩から提げたカバンから水筒を出すとトンまる用の皿に水を入れた。
「月草ってそういえば毎日父親になんか習ってたもんな」
「……お父さん、元兵士…」
「知ってるけど…まぁ俺の父親も母親も食用の豚だ。俺はいわゆるサラブレッドだな」
「…食用の…?」
「当然」
木の上を見上げた月草は木の実が数個なってるのを見つけて小さく声をあげた。
さくらんぼにも似たその実は熟していて、食べることはできそうに思える。
「…食欲の秋…」
「太るぞ」
「……トンまるは食用…」
「ごめんなさい、お願いだから食べないで」
トンまるはおとなしくなった。
73おせち(10,000円):2006/12/12(火) 13:32:15.33 ID:v9+x0Zh2O
.    ∧_∧
.   ∩ミ, ´ー`彡_∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ U U  ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ__  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)__.)─(__)─
74 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 13:52:51.12 ID:3Uel7tw40
街についた。
宿屋につくと最初に渡されたお金を使って部屋を借りることができた。
この街は交易が盛んに行われているらしく、馬車や旅人が結構多い。
財布の中身を見ながら何か仕事はないのだろうかと月草は首をかしげた。
今までお金を稼ぐということをしたことがない月草にはどうすれば良いのかまったくわからなかった。
トンまるを売ればお金は貰えるらしいが、トンまるは絶対にやめてくれと泣いていた。
部屋に入ると小さな個室にベットと机があり、ベットを触って柔らかさを確かめると靴を脱いで飛び込んだ。
思ったとおりふかふかで、今まで地面で寝ていた疲れがとれるくらい気持ちがいい。
ぐっと背伸びをすると背中がぼきぼきっと音を立てるのが聞こえた。
「……疲れた…」
「風呂あるんだって」
「…お風呂はいる…」
眠そうな目を擦りながら月草はトンまるのリュックを外してやり、自分の袋から寝巻きとタオルを引っ張り出す。
風呂といっても個室にあるわけではなく、大浴場になっているらしい。
それほど高い金を払っているわけでもないのだから当たり前だが…。
75 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 13:54:10.82 ID:3Uel7tw40
「…あった」
月草は迷わずに男風呂の方へ入っていき、眠そうな顔をしたまま服を脱いだ。
風呂はあまり好きではなかったが、疲れが取れるということだけは知っている。
風呂に手を入れると少し熱めだったが入れない温度ではないようだ。
「……はぁ…」
貸切のように誰もいない風呂につかり大きなあくびをする。
大浴場とはいうがそこまで大きいわけではない、5人入れば満員になりそうな大きさだ。
「…髪も洗わなきゃ…」
風呂から出て髪をわしわしと洗いながら今後のことについて考える。
馬車に乗せてもらえば1日でつくけど、ついた後のお金がない。
徒歩で行けば向こうにいけるが、ぎりぎりのお金しか持っていないため食料調達でなくなりそうだ。
「……どうしよう…」
髪についた泡をお湯で落としふぅっとため息をついた。
「あー今日も疲れた…お?先に入ってる人がいるn」
「あ…」
「お、おま…こっちは男風呂だぞ…」
「…あ……まちがえた…」
月草は眠そうに目を擦るとそのまま湯につかってため息をつく。
「でも…いいや…」
「よくねーよ!」
落ち着かないよ俺の股間が!と男の人は叫びながら風呂の端っこへ行ってしまった。
「…僕、もう出る…」
「早く出て行けよ…」
「…ごめんね…」
ざばっと立ち上がってお辞儀をした月草は何事もなかったかのように出て行った。
風呂場には鼻から血を流し気絶している男が一人いて、血で「つるぺたたてすじ」と書いてあった…。
この事件はあのバーローが解決を試みたが青酸カリを舐めてしまい未解決のままだ。
76おせち(10,000円):2006/12/12(火) 13:55:52.41 ID:v9+x0Zh2O
>>75
ちょwwwバーローwwww
77 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 14:08:03.65 ID:3Uel7tw40
「おーいおきろー」
「……ん…もうあさ…」
少し寝癖のついた髪のまま月草はふらふらと寝巻きを脱いでいつもの服に着替えた。
風呂に入った後すぐに眠ってしまったらしく昨日は夕食を食べることができなかった。
眠たそうな顔はいつものことだが、寝癖がついているとさらに眠たそうに見える。
食堂に行きパンにベーコンを乗せ目玉焼きをフォークで突きながら月草はもぐもぐといつまでも食べ続けている。
正直寝起きのとてつもなく悪い月草はまだこの食事中も夢の中だと思っているのだろう。
「…おいしかった…」
残ったパンの耳を貰って部屋に戻るとトンまるにパンの耳をあげた。
バターが染み込んでいてトンまるは満足そうにごろんと横になっている。
「……しばらく…アルバイトして…お金…ためる…」
「俺にも手伝えれば良いけど」
「…宿屋の…人、聞く…」
部屋に戻り髪を整えた月草は剣を下げて宿屋の主人のところへ向かった。
78 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 14:08:32.14 ID:3Uel7tw40
何のアルバイトをしよう?↓
79 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 14:16:44.50 ID:3Uel7tw40
とまたとまたー↓
80おせち(12,000円):2006/12/12(火) 14:27:35.92 ID:v9+x0Zh2O
市場の手伝い
81 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 14:29:08.74 ID:3Uel7tw40
>>80
ありがお
82おせち(15,000円):2006/12/12(火) 15:01:15.61 ID:v9+x0Zh2O
保守だにゃー!
83猪(双子の妹):2006/12/12(火) 15:08:25.14 ID:3Uel7tw40
授業で隣に友達が来ることによって書くことが出来なくなってしまった罠
84おみくじ(太吉):2006/12/12(火) 15:16:03.16 ID:+qaVWuH3O
友達も引き込むんだ
85猪(双子の妹):2006/12/12(火) 15:36:59.05 ID:3Uel7tw40
やっぱり恋愛とかあったほうがいい?
86おせち(15,000円):2006/12/12(火) 15:38:37.84 ID:v9+x0Zh2O
ほのぼのなら片想いとか、ちょっと切ない感じが良いなぁ…甘酸っぱい初恋みたいな?
87猪(双子の妹):2006/12/12(火) 15:39:03.28 ID:3Uel7tw40
把握、基本仲間は動物だけのつもり
88おせち(30,000ウォン):2006/12/12(火) 15:42:07.61 ID:z8t+adDFO
あたいも書いてもよさげなのかしら??
89VIP皇帝:2006/12/12(火) 15:43:53.95 ID:3Uel7tw40
いいよ、しばらく書けそうにない
90おみくじ(太吉):2006/12/12(火) 15:45:06.49 ID:+qaVWuH3O
来るものは拒まず

ワクテカ
91おせち(30,000ウォン):2006/12/12(火) 15:55:40.88 ID:z8t+adDFO
文才無いけどカキコします。

時は平安。藤原道長は摂関政治を行い、その政権を握っていたころ、一人の若い男が京に上ってきた。
男「都でけぇwwwwうえwwwww」
92おせち(150j):2006/12/12(火) 16:02:47.41 ID:z8t+adDFO
容貌は17、8のように見え、顔立ちは少々童顔。だがそれでもどこにでもいる顔偏差値は51くらいの男である。男「すげ、宮中ってこんなでけぇの??」
都にはいってからそんなことばかり言っているこの男。まだ童貞である
93おせち(150j):2006/12/12(火) 16:08:57.62 ID:z8t+adDFO
国は諸国で役人として働きながらも勉学はおろそかにせず、若いながらも出世し、京で働くことになった。
94おせち(150j):2006/12/12(火) 16:17:29.92 ID:z8t+adDFO
男は宮中に入るやいなや和歌を書き出した。男は和歌を書くのが得意であり、その実力は諸国で1、2をあらそうものだった。

男は和歌を書いている途中近くにいた男達がどこかへ行ってしまった。後をついていくと草むらに入ってなにかごそごそ言っている

役人A「うお、あれが女か」
役人B「すげwwwwカワユス」
役人C「ハァハァ....ウッ」
95おせち(150j):2006/12/12(火) 16:20:08.50 ID:z8t+adDFO
男も草むらに入って見てみると向こうに女がいた。
男「うはwwwwwヤバスwwwwwチンポwwwwオッキオッキwwwwww」
96おせち(150j):2006/12/12(火) 16:28:01.63 ID:z8t+adDFO
その夜どうしても、あの息子を元気にさせた女のことが頭から離れられなくて、衝動により、女部屋に忍び込もうとした。
男「今まで頑張って来たんだから、夜這いぐらい対したことナイナイ16」
男は後からきた眠気を押さえながら、そうっとあの女を探した。
探し回った挙句、ようやく見つけた
男はゆっくり、寝ている女に近付いた。
男「シャー!!あとは犯すだ....」
男は事切れるように女に沿い寝の様な感じで寝てしまった
97おせち(30,000円):2006/12/12(火) 16:33:44.18 ID:v9+x0Zh2O
ワクテカ
98おせち(150j):2006/12/12(火) 16:38:21.71 ID:z8t+adDFO
次の朝
??「誰じゃ、お主は」
男は夢と現の狭間で
男「誰だ、俺をよんでいるのは。すげぇいい匂い。」
女「男の身なりをして、面白いやつよの」
男「???」
女「かわいい女だのう」男は目を覚ましてガバッと起きた。
女「そちは、誰ぞ??」
男「あ...はい、昨日都に上がってきた....ものです」
女「ではなぜ男の格好をしておる」
男は自分の体を見た。いつもなら自分の息子が服にあたっている感触があるのだが今日はない。しかもなんだ、この胸の膨らみは。
.
.
.
.
.
.
.

アッーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
99おせち(150j):2006/12/12(火) 16:47:54.31 ID:z8t+adDFO

一時間後
女「そちは本当に役人か??」
男改め娘「はい、そうです。」女「いや、役人ではないだろう。しかし本当に見知らぬ顔だ。」
娘「では私は、これで」娘は夜這いが出来なかったことに悔いながら部屋から出ていこうとしたその時
女「行くあてはあるのか」
そうか、女になってしまったからには、もう役人だとはみとめてもらえないだろう。
女「行くあてがないならば私に任えないか??」
100初夢(見るの忘れた):2006/12/12(火) 16:48:25.83 ID:idR+zvPKO
「おい嬢ちゃん!…なにやってるんだ?」
市場の手伝いをすることになった月草は販売を手伝うことになっていた。
だがこの月草、喋ることが苦手で内気な性格のため客に話しかけられても悲しそうな顔をするだけだ。
流石に可哀想に思ったのか主人が話しかけた。
「……この子…荷物が重い…って…」
「お嬢ちゃん…動物の声がわかるのかい?」
「…?」
不思議そうに首を傾げる月草に主人は少し考えて店先の人を店に呼び込んだ。
馬を連れたその人の馬は疲れきったような顔でぐったりしていた。
「はぁ…」
「……」
「…なんだよ、ジロジロと」
「…疲れてるの…?」
「別に、このデブが嫌いなだけさ」
馬はそう言うと主人である少し金持ちそうな男を睨みつけた。
「この馬、本当に役にたたん!高い金を出したというのに!」
「デブでも食ってろピザ」
「……」
太った男に威嚇をする馬、馬の目は今にも男を殺しそうな目をしている。
「…あの…馬さん…怒ってます…」
「なんだお前は!!」
「……」
男の睨みに月草は怯えた顔をしながら一歩下がった。
男の怒りは収まらないのか店に呼び込んだ主人にまで怒鳴り散らしている。
「そうだ!これを売ってくれ!」
101おせち(1d):2006/12/12(火) 17:02:09.93 ID:z8t+adDFO
結局娘はその女に任えることにした。

女の容貌は19、8歳のように見える。顔はすべての女性を超越したような美貌だ。それなりの権力は持っているようだ。そしてなによりも..好きな男性がいるようだ
半年の間、娘が女に任えて分かったといえばそれだけだった。

そんなある日、自分自身の今ある状況の中で今だに女のことを思い続けている気持ちを和歌に書き記した。するとそこに、
女「ほう、主は歌を詠むのか、どれ見せてみ給え」
といいながらもかってに人の歌を取った。わがままな性格も少しは持っている。
女「.........ボ(/////)ッ」
娘は恋愛がらみの歌を書くのが誰よりも巧かった。
女「....では.......」
女はありえないぐらいの早さでかえっていった
102おせち(1d):2006/12/12(火) 17:05:06.61 ID:z8t+adDFO
翌日から女は娘に対する態度が一変した。なんだか話してくる言葉もぎこちない
娘「これは......フラグが立ったぞwwwwwうえwwwwwレズwwwww」
103初夢(蛇の夢):2006/12/12(火) 17:06:45.01 ID:idR+zvPKO
急に何を言い出したんだと店の主人も手を掴まれた月草も首を傾げる。
月草の小さな手を引っ張りながらその男は下品な笑みを浮かべていた。
「この変態が」
馬の言葉に月草はまだ不思議そうな顔をしている。
「こ、困りますお客様。この娘は売り物ではありません」
「いくら出せばいい!?俺はこの娘が気にい」
言葉の途中で男がのけぞり月草の手が離された。
月草の体を守るように他の店から人がわらわらと集まってくる。
「ここはお前みたいなクズが来るところじゃない!さっさと帰れ!!」
「そうだそうだ!」
「店が汚れる!」
周りからの反発にその太った男はたじたじと後ろに下がると走って逃げ出した。
置いて行かれた馬は追いかけようともせずに深いため息をついた。
「大丈夫かい?ああ…痣になってる」
「誰か手当てを……ってお嬢ちゃん?」
月草はふらふらと馬の前に立つ。
「……街から…出たい…?」
「…さぁな…帰る家はないしな…」
馬は頭を横に振るとまたため息をつく。
「……もう、平気……平気だよ…」
「あんた、俺の声が聞こえるのか?」
その声には期待と疑いの混ざったような不思議な言葉に聞こえた。
「……?うん…どうして…?」
「いや、そうか…聞こえるのか…」
馬はそう言うと安心したような顔をしてゆっくり頭を下げた。
「よかったら俺を飼わないか?給料は一日三食でいいからさ」
「……うん…いいよ…」
微笑みながら馬の頭を撫でる月草に馬は少しだけ嬉しそうに目を閉じていた。
104おせち(1d):2006/12/12(火) 17:09:11.79 ID:z8t+adDFO
マンドクセ
飽きたんでやめた
駄文ですいませんでした
105続かない:2006/12/12(火) 17:19:56.69 ID:x9d9d5cb0
 この剣
我を殺す剣なり

剣を持ちて生まれた物でしか使えず
されど他の剣を持ちて使う事あたわず

 ヒニセ記 28項



 なんてな。
106割り込みまくりだぜ ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 17:27:46.73 ID:idR+zvPKO
「本当に動物と話してたぞ」
周りにいた人々に火がついたようにそれが伝わっていく。
今まで誰にも指摘されなかったしそれが普通だと思っていた月草は不思議な顔をするばかりだ。
動物と喋ることがそんなに変わったことなのだろうか…?
「……ぼく…」
「動物と話せる人はなかなか居ない。昔はよく獣医としていたんだけど…」
店の主人はそこまで言うと口を閉ざし周りの顔色を伺った。
「どこの街でもそういった人を排除しようとした。不思議な力が使える人、動物と話ができる人昔はよくいた。」
でも今は力がある人は珍しく、唯一あるのは魔法という不思議な力を持っている人くらいらしい。
魔法を使える人間は薬の調合や傷の治療で生計をたてている人が多く、医者には多いそうだ。
「…動物と話ができるのはあまり居ないんだ。動物と話せれば魔法よりも大変な収入が得られる」
例えば畑を耕したり…動物に頼める仕事は動物に任せられるわけだ。
不満も聞いてやれる、怪我もわかる。
この時代ではかなり貴重な人材であった事は確からしい。
「それでも力の無い人はそれを妬んで…」
「………」
寂しそうに呟いた月草に周りの人は困ったようにほほえんだ。
「もうその考えは古いんだよ、だから安心しな」
頭をぐりぐり撫でられて月草は少しだけ嬉しそうに笑った。
107初夢(蛇の夢):2006/12/12(火) 17:28:48.94 ID:idR+zvPKO
>>104
続きよろしく
108初夢(蛇の夢):2006/12/12(火) 17:44:10.66 ID:idR+zvPKO
「…僕…まだ…働いて…いい…?」
心配そうに見上げる月草に店の主人は困った顔をした。
「お前な…たぶんこれ向いてないぞ」
「……そう…ですか…」
「まぁ今日のバイト代だ。ほれ」
小さな布袋に銀色のコインが詰まっていた。
月草は渡されたものを見て慌てて主人を見上げる。
「ま、馬に小遣い…だな」
頭をかきながら恥ずかしそうにする主人に馬はふんっと向こうを向いた。
「…ありがとう…ございます…」
顔を真っ赤にして精一杯の声でお辞儀をした月草は馬を連れて宿屋に戻っていく。
月草の姿が見えなくなりはぁっとため息をつく若者の姿が。
「…可愛かったなぁ…」
「控えめな性格、気遣いも上手いし…何より可愛かったなぁ…」
「動物と喋れる…か…」
それぞれが呟きながら溜め息をついた。
「お前ら…盛ってる暇あったらさっさと働け!!」
「は、はいっ!!」
初めてのアルバイトは疲れた…とだけ日記に書いて月草はベットにぱたりと倒れて眠りについた。
109猪(ちょっと臭いあり):2006/12/12(火) 17:45:10.92 ID:Cpi0ans40
>>104
(*´д`*)ハァハァ
110焼き豆腐:2006/12/12(火) 17:45:39.40 ID:gEoWZKRW0
どうせなら、らんまみたいに、かわいい女になりたい
111初夢(蛇の夢):2006/12/12(火) 17:47:19.67 ID:idR+zvPKO
レスなくても気にしない
レスなくても気にしない
レスなくても気にしない
レスなくても気にしない

これが俺の復活の呪文
112猪(ちょっと臭いあり):2006/12/12(火) 17:49:22.38 ID:Cpi0ans40
>>111
俺の心のレス
月草イイネ

2回目
113猪(禁欲中):2006/12/12(火) 17:51:29.32 ID:jdRmMkt70
>>111
GJですよ
114初夢(蛇の夢):2006/12/12(火) 17:53:25.17 ID:idR+zvPKO
ふせん張ってないつもりだけどあったら教えて。
後付けしまくる
115初夢(宝船の夢):2006/12/12(火) 18:03:28.12 ID:idR+zvPKO
「月草ー!起きないとくんくん…ふんふん…やっぱりいい匂い」
「………?」
「お、おきた…」
流石に首筋のにおいを嗅がれれば不快感で起きるだろうとは月草は言わなかった。
ぼ〜っとした顔で服を着替え髪の寝癖を治す。
「……明日…出発……」
トンまるはその言葉を待ってましたと言わんばかりに喜ぶ。
部屋に閉じこめられているのはもう飽き飽きしていたらしい。
銀のコインが入った財布を持って宿屋の部屋から出る。
食用としてしか見られない野豚を連れている女の子の姿は何とも可愛らしい。
小さな女の子の後ろをてこてこと豚がついて回るのだ。
「…馬…さん…」
「…なんだその豚は」
「……トンまる…ぼくの…友達…」
頬を赤くして微笑む月草に馬はへらっと表情を崩しかけてすぐに持ち直す。
「ふん…よろしくな豚」
「うるせーよ馬」
「……馬さん…名前は…?」
「名前?ない」
「……じゃあ…アナゴ…ね」
トンまるは馬の顔をみてその後月草の顔をみる。
月草は微笑んでいるがアナゴは静かに悩んでいるようだった。
「ぶるぁぁぁぁ!!」
「…かっこいい…」
微笑んでくれた月草にアナゴは嬉しそうにその名前を受け入れた。
116112:2006/12/12(火) 18:05:50.00 ID:+PiPekuyO
何故か規制かかった
>>114
風呂場の男 ただのエキストラかもしれんが
後wwww 時々でいいから…出してやって下さい…
117猪(スポーツマンタイプ):2006/12/12(火) 18:07:42.84 ID:+PiPekuyO
>>116
何故かバーローが抜けたんだぜ
118初夢(宝船の夢):2006/12/12(火) 18:20:50.79 ID:idR+zvPKO
「こんなもんか…」
馬の背中に鞍や手綱、荷物を入れる袋を買って財布を見るとあと半分は残っていた。
中古のものを売ってもらったのだから余るのは当然と言えば当然か。
帽子が欲しいとせがむトンまるの頭に鍋を乗せてやると気に入ったらしくご機嫌になった。
チーズや水を買い込み馬に乗せるとあの男を乗せるのに比べれば天と地の差があるらしい。
保存のきく食料と、携帯食を買えば財布も軽くなっていた。
「……もどろ……」
「俺は馬小屋か、わかった。豚、月草をしっかり守れよ」
「はいはい」
トンまるのやる気の無い返事を聞き流してアナゴは小屋へ帰っていった。
月草も宿屋に戻り、美味しい夜ご飯を満喫した。
明日はまたこのベットとお別れだ。
「……トンまる…一緒…寝よ…」
トンまるを抱きしめると花と草の匂いがした。
野豚の肉は良質で、臭みがなくハーブのような匂いがするのが特徴なのだ。
トンまるは雑食だが、ハーブなどを好む習性がある。
だから動物特有の匂いが少なく、月草のいい抱き枕となっている。
月草はトンまるの頭を撫でながらふぅっと溜め息をついて眠った。
119おせつ:2006/12/12(火) 18:21:15.24 ID:z8t+adDFO
センター過去問やってたけど秋田からまたきた
>>102の続き

つぎの日も、また次の日も女は娘に対してぎこちない。
娘「これいけんじゃね??wwwwwうはwwwww歌書きまくろwwwwww」
そうしてその日から毎晩、和歌を書いては女にそれを無理にでも詠ませた。そしてかならず.......ボ(/////)ッ
とさせることが娘の楽しみになった。しかし娘の本当の気持ちは
「チンポねぇwwwwうはwwwwwおそえねぇwwwwww」
120おせつ:2006/12/12(火) 18:23:50.92 ID:z8t+adDFO
しかしだんだん和歌を書くにつれ、女のことというわけではなく、第三者としての女にあてて書くようになりました
娘「正直、レズには興味ないんだよな」
121おせつ:2006/12/12(火) 18:34:15.25 ID:z8t+adDFO
そんなある日、宮中の中で和歌の大会が開かれることになり、特別に今回娘は女の権力を利用して男に交じって出場することになった。
その前夜、女が部屋にはいってきた
娘「なんすか」
半年たっても男言葉のままだった
女「明日、そなたが出場する和歌大会に必ずいらっしゃるだろうお方がいます。その方にこれを」
といっていい匂いのした手紙をわたされた。
後ろにローバー殿へとかかれていた
娘「今日も詠みますか」女「いいえ、では」
122おせつ:2006/12/12(火) 18:41:14.59 ID:z8t+adDFO
大会が始まり次々と歌が詠まれ......3時間。
二つの歌に絞られたようだ
ひとつは娘の歌が、もう一つは
??「うはwwwwごめんwwwww遅れたwwwwドクオ、かわりにやってくれたか??」
ドクオ「遅いぞ!!!ローバー」
123初夢(宝船の夢):2006/12/12(火) 18:44:38.42 ID:idR+zvPKO
うわ…書いてたの消えた…
これだから携帯は
124おせち(150j):2006/12/12(火) 18:48:47.44 ID:v9+x0Zh2O
お腹すいた…
風呂入って飯食って、更に時間があれば書く。書きたい…カキナオシタイ…
125おみくじ(中がよろし):2006/12/12(火) 18:50:19.40 ID:UHgxPFAX0
>>123
がんがれwwwwww

>>124
wktk
126 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/12(火) 18:55:11.04 ID:mg9Ih5fw0
帰ってきたからパソコンで書くお
127猪(双子の妹):2006/12/12(火) 19:38:45.05 ID:m+s1vvVH0
wktk
128猪(禁煙中):2006/12/12(火) 20:05:06.63 ID:lxvvh1dP0
┐ ∧,∧
| (   ) 
 ̄⊂/ ̄ ̄7 カタカタ
129初夢(犯人だった):2006/12/12(火) 20:08:43.46 ID:mg9Ih5fw0
ありゃP90さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
てことで一個落として明日にしよう
130猪(禁煙中):2006/12/12(火) 20:09:14.62 ID:lxvvh1dP0
いやいやまだまだまだまだかかりそうです
131初夢(犯人だった):2006/12/12(火) 20:27:07.29 ID:mg9Ih5fw0
次の日の早朝に朝食を食べ終えた月草は宿屋でサンドイッチをもらい街を出た。
アナゴの背中に乗り揺られながらトンまるとアナゴに歩くペースを任せている。
空を見上げると雲が無く綺麗な青い空が広がっていて、鳥の声が遠くで聞こえた。
視線を平地に戻すと森の前に二人分の人影があるのが見えた。
どうやら森の中を通らないと先の町へはいけないようで、月草はうとうととする目をごしごし擦った。
「月草だな…?」
「ん・・・誰だこいつは」
アナゴの声に月草は眠そうに首をかしげ目の前の二人を見る。
一人は冒険者のようで刀のような物を右手に持ちにやりと笑っていて、隣には見たことのある男が・・・。
「ふん、この馬も切り殺して馬刺しにしてしまえ!娘は生け捕りにしろ!」
「まったく・・・人使いの荒いやつ・・・ん?」
「……あ……」
「お、お前は・・・!」
その冒険者は顔を上げると何処かで見たことのあるような顔の冒険者に見える。
どこで見かけたのかは覚えていないが、どこかで見たことがあるような気がするのだ。
「つるぺたたてすじ女!」
「……あ……鼻血…大丈夫……でしたか…?」
「大丈夫なことがあるか!あの所為で俺は!ああ・・・恐ろしい・・・もう思い出したくない・・・」
頭を抱えて苦しみだした冒険者に月草は心配そうに首を傾げる。
「ええい!早くやらんか!」
太った男の言葉に冒険者は仕方なさそうに溜息を付き武器を構える。
「気絶させたら俺にもやらせてくださいね」
「・・・・・・?」
不思議そうに首を傾げる月草はアナゴから飛び降りて眠そうにまた目を擦る。
132ニンジン:2006/12/12(火) 20:55:09.01 ID:BQVpqEQM0
wktk
133初夢(勝ち組だった):2006/12/12(火) 21:02:39.85 ID:mg9Ih5fw0
相手は武器を構えてこちらを睨みつけるように見ている・・・月草はやっと剣を構えた。
「・・・アナゴ・・・キック・・・」
「ぶるぁぁぁぁ!!」
剣を構えた月草しか相手がいないと思っていた冒険者はアナゴの蹴りが腹に入り地面に転がった。
「・・・トンまる・・・」
「デブでも食ってろピザぁ!」
ゴンッという音を立てて太った男の股間にトンまるの頭の鍋がめり込む。
股間を押さえたまま太った男は転がって苦しそうに呻いている。
「・・・いこ」
「月草!」
冒険者の男が後ろから月草の体を押さえつけ首に刀を突きつけた。
「はぁ・・・はぁ・・・動くなよおまえr」
冒険者が顔を上げると同時にトンまるの鍋が顔面に激突しごろごろと地面を転げまわる。
「乗れ!」
「あ・・・う、うん・・・」
運動はあまり得意ではないらしい月草は転びながらも何とかアナゴの背中に乗ってしがみついた。
アナゴとトンまるが走り相手がどんどん見えなくなるのを見て月草は安心したのかほっと溜息を付いた。
それでも危険だ、アナゴとトンまるは全速力で森を駆け抜けトンまるが水の匂いがするという方へ道をそらした。
その場所につくと月草の眠そうな目は完全に閉じ眠りに付いた。
最近の月草の眠る頻度が増えていることにトンまるは心配そうに月草を見ていた。
134猪(右利き):2006/12/12(火) 21:09:38.25 ID:+PiPekuyO
wktk
135黒豆(一粒):2006/12/12(火) 21:30:52.24 ID:v9+x0Zh2O
目が痒い…痒いよぅ…
136VIP皇帝:2006/12/12(火) 21:31:49.23 ID:mg9Ih5fw0
>>135
毒だよ毒
137初夢(勝ち組だった):2006/12/12(火) 21:38:38.07 ID:mg9Ih5fw0
こんなところでやめとこ
138黒豆(一粒):2006/12/12(火) 21:47:06.89 ID:v9+x0Zh2O
毒か…毒ネタ…毒…
…むりぽorz
139初夢(勝ち組だった):2006/12/12(火) 21:49:31.27 ID:mg9Ih5fw0
>>138
じゃあ食欲の秋
140猪(禁風呂中):2006/12/12(火) 22:17:10.88 ID:lxvvh1dP0
‐.∧,∧ zzz……
. (   ヽ
 ̄∪/ ̄ ̄7
141猪(禁風呂中):2006/12/12(火) 22:20:03.44 ID:lxvvh1dP0
すでに↑ってなりそうだから今日は寝ます  おやすみなさい ノシ
142 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/12(火) 22:21:32.82 ID:v9+x0Zh2O
「まあくん、料理うまい…」
カウンターから顔を覗かせ、じっと俺を見つめる瞳が二つ。
「うまいとか、そんなんじゃねーって」
お好み焼き専用の粉があるし、混ぜるだけだし、焼くだけだし。
「アイス食っていーい?」
「ダメ、お前腹こわすだろ?」
空腹に冷たいもので腹を下すくせに、自分じゃおさえらんないコイツへ焼いたベーコンを一切れ。
「味見して」
「おー!カリカリベーコン!…うまい!」
満足気に緩んだ顔を見ると、こっちまで顔の筋肉が緩む。
「あと少しだから待ってろ」
「はーいっ」
小走りでテーブルに向かう足音。
あれ?俺今幸せじゃね?
「ほら、食え」
大きめの皿にお好み焼きを積み上げ、花恵の前に出す。
「おー!すっげー!全部いいの?」
食えるならな、という言葉が喉まで出かかったが、花恵ならやりかねないと思い、飲み込んだ。
「半分は俺のだよ」



つづく

思いのほか長くなる…
143 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/12(火) 22:23:52.20 ID:v9+x0Zh2O
食後、俺と同じ量を食べた花恵が、冷凍庫をあさる。
「アッイス、アッイス」
バニラと抹茶と雪見、どれにするか迷ってるらしく、それぞれをテーブルに出して眺めてた。
「もしかしてさ、それ全部食いたいとか思ってる?」
「うん」
至って真剣に応える花恵に、なんだか可哀想な気がしてしまって、つい、言ってしまった。
「食えるならどうぞ」
もちろん、花恵は全部食った。
もちろん、花恵は腹を下した。





…私はバニラしか食べてないっス
144黒豆(二粒):2006/12/12(火) 22:26:00.90 ID:v9+x0Zh2O
>>141
うぉぉぉ!マジか!おやすみぃ!待ってるよ!
145初夢(競馬あたった):2006/12/12(火) 22:26:56.96 ID:mg9Ih5fw0
あらら・・・今日は投下ないしどうしよう
146黒豆(二粒):2006/12/12(火) 22:36:57.14 ID:v9+x0Zh2O
とりあえず
.    ∧_∧
.   ∩ミ, ´ー`彡_∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ U U  ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ__  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)__.)─(__)─
147初夢(競馬あたった):2006/12/12(火) 22:41:34.01 ID:mg9Ih5fw0
>>146
小熊の黒豆か・・・そうか・・・浮かんじまったぜ・・・
148黒豆(二粒):2006/12/12(火) 22:42:36.35 ID:v9+x0Zh2O
>>147
ワクテカワクテカ!!
149初夢(競馬あたった):2006/12/12(火) 22:46:47.14 ID:mg9Ih5fw0
あれだよな、月草が城の兵士になるのがいいのか
それとも違う道を選ぶのかを俺が決めてないのが致命的
150黒豆(二粒):2006/12/12(火) 22:58:54.60 ID:v9+x0Zh2O
>>149
それは肝心要の部分だね…
151初夢(正月からアニメ):2006/12/12(火) 23:06:13.92 ID:mg9Ih5fw0
>>150
まぁ・・・物語事態取って付けてやってるだけだからネタも何もないんだけど
152大黒(だいこく):2006/12/12(火) 23:24:27.47 ID:lahCPTw60
153黒豆(三粒):2006/12/12(火) 23:27:10.58 ID:v9+x0Zh2O
行き当たりばったり!
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ


クオリティは天と地の差以上だけど…才能('A`)ウラヤマシス
154初夢(正月からアニメ):2006/12/12(火) 23:42:00.53 ID:mg9Ih5fw0
>>153
何をおっしゃる・・・ってか本当に投下ねーな
155黒豆(三粒):2006/12/12(火) 23:46:13.89 ID:v9+x0Zh2O
クマスレにしようかと思う。
.    ∧_∧
.   ∩ミ, ´ー`彡_∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ U U  ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ__  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)__.)─(__)─
156初夢(正月からアニメ):2006/12/12(火) 23:50:36.34 ID:mg9Ih5fw0
それは許さん、黒豆は出すぞ。殺さない方針で
157黒豆(三粒):2006/12/12(火) 23:59:36.84 ID:v9+x0Zh2O
殺すとか殺さないとか、黒いなぁwwwww


アイス…欲張ったら花恵と同じ状態になった…('A`)ウボァ
158初夢(蛇の夢):2006/12/13(水) 00:06:42.18 ID:5f8mqQ470
>>157
大島「欲張るからだよ♪」
159初夢(蛇の夢):2006/12/13(水) 00:18:16.42 ID:5f8mqQ470
ぐったりと寝たまま動かない月草はそのまま1日の半分を寝ていたのに起きなかった。
トンまるが揺すったり匂いを嗅いだりしても寝たまま動かない。
呼吸はしている、心臓も動いてる、だが全く起きる気配がなかった。
いったいどうなってしまったんだろうか?トンまるは途方に暮れたように横に寝転んだままだ。
そういえば冒険者の男に捕まえられたときに何か刀から不思議な力を感じた気がした。
あれが関係しているのかはわからないが、実際に月草は眠ったままだ。
「・・・豚、月草を見守ってろ。俺は気付け薬になるものを探してくる」
「もう月草は起きないよ・・・もう起きないんだ・・・」
「いつもは強がってるくせにこういう時には役に立たないな」
「俺はお前みたいに足も早くないし役に立たない・・・俺なんか人間に食べられるだけの食用だよ」
トンまるの弱気な言葉にアナゴは溜息を付くように見放し顔を背けた。
「俺の食用になりたくなかったら自分の主人の命くらい守れ」
それだけ言ってアナゴは走り出した。
「・・・俺なんか何で拾ったの・・・?月草・・・」

「あの娘め・・・絶対に許さんぞ!」
「・・・任せてください。この刀には人をこうする効果があるんですよ」
冒険者の男は刀を抜くと太った男の鼻にそれを近づけた。
何の匂いもしない、だが重くなった瞼に太った男は抵抗しようとしてそのまま倒れ動かなくなった。
「お前みたいなデブにあの子を渡すわけねーだろ」
男は刀を鞘に納めると森の方へ視線を向けた。
無駄なことを・・・あの接触したときに服に刀の匂いが付いている。
「俺に恥をかかせた罪を身をもって教えてやるぜぇ!ハーッハッハッハ!」
「ちょっとすみません、少しお話を聞きたいのですが」
振り返ったそこには武器を構えている物騒な集団がいて、どうやらこれは街に駐留している兵士達のようだ。
「・・・は、はい・・・」
冒険者はあっさりと兵士達に捕まり牢屋に入れられた。
160初夢(蛇の夢):2006/12/13(水) 00:20:38.18 ID:5f8mqQ470
さて、最後の保守終わり
明日の朝にまた書く予定
161猪(2ch中):2006/12/13(水) 00:23:24.92 ID:FeZL4EXzO
GJ!
最近寝不足だから今日はもう寝ますよ…
おやしみ
ノシ
162書初め(今年こそデート):2006/12/13(水) 00:38:39.42 ID:m9rszGJQO
あぶね
163書初め(今年こそデート):2006/12/13(水) 00:40:16.65 ID:m9rszGJQO
自動保守ついてるのかな
164書初め(今年こそデート):2006/12/13(水) 00:54:50.54 ID:m9rszGJQO
あげ
165書初め(私はイケメン):2006/12/13(水) 01:13:15.51 ID:m9rszGJQO
猿になるなぁ
166書初め(私はイケメン):2006/12/13(水) 01:28:03.81 ID:m9rszGJQO
さいごおやすみ
167一人で初詣:2006/12/13(水) 01:56:28.20 ID:j5Qm6FiTO
やっぱ以前ほどは人いないんだね
168猪(酒乱):2006/12/13(水) 01:58:30.80 ID:F0FGe2djO
このスレができて三ヶ月はたつんだから普通じゃない?
169保母さんと初詣:2006/12/13(水) 02:15:48.80 ID:epkmKPUy0
涙が出るほど時がたつのが早い…
170一人で初詣:2006/12/13(水) 02:24:43.12 ID:MW/FETY20
このスレも長いなw

















俺この設定で別に小説書いてるw

角川に出すから採用されたら買ってくれw
BYキモオタほど美人になれるという以前設定をしたものよりw
171保母さんと初詣:2006/12/13(水) 02:27:23.58 ID:epkmKPUy0
>>170
マジか?
出たら普通に買うんだがwww
172書初め(私はイケメン):2006/12/13(水) 02:29:26.46 ID:izQIMeXJ0
俺も買うわwwwwww
173一人で初詣:2006/12/13(水) 02:33:38.12 ID:MW/FETY20
>>171 >>172
ありがとう。まあ、通らないと思うけど
何年か買ってでもこの作品で応募しますw
こんな時間にありがとうw
174お芋:2006/12/13(水) 02:33:54.03 ID:Ht334Aqy0
薫と崇と叶を書いてたお芋ですが覚えてる人はいるかの?
175保母さんと初詣:2006/12/13(水) 02:36:59.81 ID:epkmKPUy0
>>173
がんがれよ!!

>>174
覚えてりゅ
176お芋:2006/12/13(水) 02:43:37.49 ID:Ht334Aqy0
薫と崇と叶達を使ってまた書きたいんだけど忘れてたら書くの止めようかな
って思って聞いてみたにょろ
177保母さんと初詣:2006/12/13(水) 02:47:59.45 ID:epkmKPUy0
めがっさ書いて欲しい
178お芋:2006/12/13(水) 02:49:43.78 ID:Ht334Aqy0
>>177
了解にょろ
>>173
がんばってねウチも応援するよ
179保母さんと初詣:2006/12/13(水) 02:51:57.66 ID:epkmKPUy0
わくてか!
180猪(泣き上戸):2006/12/13(水) 03:33:13.93 ID:jT0wy+Nd0
わくてか保守
181お芋:2006/12/13(水) 03:41:53.36 ID:Ht334Aqy0
今日は投下しないつもりだったけど
ワクテカしてくれるお方がいたので急遽書きましたどうぞ


相「バーローかわいい」
三「ちょ・・・待て相原久々の登場なのに第一声がそれか」
杉「いいんじゃないの第一声がかしこまった台詞じゃ皆見てくれないよ」
三「だけど第一声がそれじゃ流石にマズイんじゃないのか?」
杉「あーダイジョブダイジョブバーローかわいいし」
三「何処がダイジョブなんだよ!まあバーローは人気だしねミサトちゃんとミサキちゃんも
かわいいし、俺達と大違いの人気っぷりさね」
杉「人気がないからってひがむなひがむな青年w」
三「ひがんでねーしwそれに人気がないのはお前だって一緒だろ」
杉「何を言うかね三浦君私と薫ちゃんは隠れたファンが10人くらいるんだよ勘違いしないで
もらいたい」
相「勘違いしないでもらいたい」
三「ちょっと待てなんでお前達に隠れファンがいて俺にいない」
杉「それはね・・・男だし・・・・」
三「待て!バーローはどうなんだ♂だぞ♂」
杉「ほらバーローはかわいいしそれに比べて崇は・・・」
182お芋:2006/12/13(水) 03:42:39.65 ID:Ht334Aqy0
相「かわいくないし・・・・」
三「ひでえ・・・俺の存在価値はなんなんだ・・・」
杉「弄られ役」
三「そんな役やだ!!」
杉「そういわれてもね〜・・・現在の立ち位置が・・・」
相「完璧弄られ役」
三「やだーー俺も人気者になりたい!」
相「お芋に頼んでみたら?」
杉「ちょ・・・ちょっと待ってーーー!流石にそこでその名を出すのは」
三「そうか!その手があったか!お芋よお芋お芋さん!
俺に見せ場を!そしてもう少しかわいく・・・」
杉「あ〜あ・・・やっちゃった・・・・」
お芋「無理ね」
杉「神にまで見放されたか・・・」
183お芋:2006/12/13(水) 03:46:04.19 ID:Ht334Aqy0
相「哀れなり・・・・」
三「がくーorz・・・・」
相「真っ白になってる・・・」
杉「今の内にやる事やっちゃお」
相「そだね」
杉「え〜ゴホン・・・まだ題名も決まっていない私たちの物語ですが・・・」
相「これからもボク達のペースで頑張っていきますので・・・」
杉「杉野 叶と・・・」相「相原 薫と・・・」
杉&相「後ろで真っ白な三浦 崇を・・・・
よろしくおねがいします」


以上です
勝手にバーローの名前を使ってごめんね
これからも薫、叶、崇をよろしくお願いします
じゃ寝ます
184美容師と初詣:2006/12/13(水) 03:54:54.78 ID:epkmKPUy0
>>183
GJ!!!
何かせかしたみたいでごめんなさいです
185猪(筋肉質):2006/12/13(水) 05:14:10.56 ID:jT0wy+Nd0
>>183
GJ!!!!ほしゅ
186猪(ばくち打ち):2006/12/13(水) 05:59:18.77 ID:1HQogtWl0
寝るタイミングを完全に逃した保守
187お年玉(Wii):2006/12/13(水) 06:25:45.07 ID:m9rszGJQO
今沖田
流石お芋泣けた
188鶏肉:2006/12/13(水) 07:07:41.51 ID:t+TAKRD80
おはよう保守
189猪(メイド服):2006/12/13(水) 07:14:25.88 ID:FeZL4EXzO
うはよう。眠ぅ…
>>170
ガンガレ!!ワクテカだぜ?

お芋さんだ、これまたワクテカワクテカ!!
190お年玉(落としちゃった!!):2006/12/13(水) 07:17:16.50 ID:m9rszGJQO
それから3日後月草は目を覚ました。
元々低血圧で目覚めが悪かった月草も、流石に今回は飛び起きた。
4日間も眠り続けていたのだから4日間もご飯も水も口にしていない。
急いで月草は川の水を飲み疲れたような声を漏らした。
「……ここ…」
「月草…起きてる…月草が起きた!」
トンまるが叫びながら月草の胸に飛び込み鼻をグリグリ押しつけている。
怖がりの癖に強がりたい性格のトンまるにはこの4日間はかなり堪えたらしく疲れた顔をしていた。
「流石に眠りすぎだろ」
「…トンまる……アナゴ…ごめんなさい……」
月草が眠りたくて眠っていた訳ではないことは二匹ともわかっていた。
この何日間どれだけ心配したか…。
「……あ…痛い…」
立ち上がろうとした月草は小さく声を上げて転び、膝を擦りむいたようだ。
数日の間寝ていたせいで筋力が少し落ちたのだろう。
「月草…ゆっくり休んでていいんだよ…?」
「……ううん…いかなきゃ…」
月草は自分の袋を逆さまにし今ある食料を出そうとしたが何も出て来なかった。
二匹はそこからは食べていないと不思議そうに話していて、月草も寝ながら食べることは流石にしない。
「まさか幽霊?」
「幽霊がいるならもう俺達と会ってるだろ」
トンまるに冷静なツッコミを入れたアナゴは周りを見渡しまた袋に視線を移す。
「中に何か居るぞ」
「………痛っ」
袋に手を入れた月草はすぐに手を引いた、指に歯で噛んだような後が残り血が滲んだ。
191猪(メイド服):2006/12/13(水) 07:39:08.80 ID:FeZL4EXzO
扉一枚隔てた向こうに、苦しんでる花恵がいる。
「花恵、大丈夫か?」
ノックをし、声を掛けると弱々しい呟きが聞こえた。
「…トイレは友達…」


痛い…
192猪(給食中):2006/12/13(水) 08:47:05.27 ID:7d4gV6P10
よーし一文字保守だー

193お年玉(とられた):2006/12/13(水) 08:59:10.63 ID:m9rszGJQO
…何がいるのだろうか…袋にそこまで重みはない。
袋の口を広げてばさばさ振ると小さな毛玉のような物が転げ落ちた。
モコモコとしたそれは手のひらに乗るほどの大きさの小さな茶色の毛玉だ。
「…豆熊か?」
「そ、そうよ悪い?こ、こんな所で寝てるからいらないと思って食べてあげたの!感謝しなさい!」
「……毛玉が……喋った……」
小さな声はいつもの調子だったが月草はとても驚いた顔をしていた。
今まで毛玉と喋ったことはない。
「わたしは毛玉じゃないわ!」
「月草、これは豆熊という魔獣の一種だ」
「そうよ、人間とは一味も二味も違うのよ!」
「豆熊は弱いくせに人間に喧嘩を売る特異体質で一般的に人間を襲うのはこいつくらいだ」
この豆熊というのは確かに熊のようで、手のひらに乗るほどの大きさしかない可愛らしさ熊だ。
魔獣と言っても悪い生き物ではなく、魔力を持った動物で特に人間を食べるなんてことはない。
「………可愛い…」
「に、人間の癖になんだお前は!それに何で魔獣の私の言葉が…」
「月草は動物も魔獣も声がわかるの?」トンまるが不思議そうに顔を上げて月草を見た。
「……知らない……」
月草は首を横に振った。
194お年玉(とられた):2006/12/13(水) 08:59:37.56 ID:m9rszGJQO
ごめん普通に寝てた
195お年玉(もらいたい):2006/12/13(水) 09:20:31.23 ID:m9rszGJQO
授業きつい的なあげ
196猪(緑):2006/12/13(水) 09:20:49.25 ID:7d4gV6P10
がんばれー
197 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 09:34:19.55 ID:rKHcgrRm0
.    ∧_∧
.   ∩ミ, ´ー`彡_∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ U U  ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ__  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)__.)─(__)─
198お年玉(もらいたい):2006/12/13(水) 09:44:10.60 ID:m9rszGJQO
こんな厨設定でもついてくるお前らに感動した
199 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/13(水) 09:59:19.92 ID:FeZL4EXzO
ウィキの人へ連絡。
隆弘関係を全部削除お願いします。
200おせち(5,000円):2006/12/13(水) 10:03:01.02 ID:FeZL4EXzO
まちがた隆広だた。
201お年玉(現物支給):2006/12/13(水) 10:04:31.97 ID:m9rszGJQO
\(^o^)/
202 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 10:23:45.81 ID:rKHcgrRm0
進路と目標も決まった私はあれ以来充実した生活を送っていた。といっても学校や普段の生活は変わっていないが
とりあえず学校へ行く理由はできている。学校へ行く理由すらなかった以前の生活よりかは遥かにましだ。といっても学校での生活は
余り変わっていない。まぁ、あと数ヶ月で卒業だからあんまし未練がなかった。

こないだの進路の話については担任のお墨付きをもらった。

「そうだ、いいこと考えた。どうせならもっと上の大学を目指しなよ」

っと言うことらしい。どうも私の成績は学年の中でもかなり秀でており逆にもっと上の大学に受けないのかという疑問が逆に投げかけられたほどだ。
まぁ、上の大学にいってもやることはどっと増えそうなので当初の志望していた大学へ受験すると担任に伝えた。担任のほうも一応納得はしてくれたのだが
もう少し頑張ればいいんじゃないか?っと言ってくれた。それに大学のお金のことも考えなければバイトしないと非常にまずかった。受験の費用もかなりかかるわけだし
蓄えである貯金のほうもそれを差し引いたら余りいい生活ではなかった。私は進路の話を終えるとすぐに求人雑誌を手に入れるとバイト先を見定めた。


だけど・・そこまで簡単に見つかるほど世の中は甘くなかった。


「チッ・・夏休みは何とか食いつないでいけたが今度はそうはいかんな」

私は部屋で求人雑誌を読みながら割りのいいバイト先を探していた。新聞配達もあったのだが、早い割にはあまりいい時給ではなく却下。ほかにもファーストフードやコンビニなど
さまざまなバイト先がずらりと並んでいたのだが、あまりいいものが見つからなかった。夜の仕事も一瞬だけ頭がよぎったのだがすぐに却下した。


そんなことを考えていると私の部屋にノックの音が響いた。
203お年玉(現物支給):2006/12/13(水) 10:26:28.70 ID:m9rszGJQO
「動物と魔獣は言葉の言い方が違うから人間には魔獣の声はあまり届かない」
アナゴは説明しながら川の水を飲みふぅっと溜め息をついた。
焚き火で干し肉を焼きながら月草はぐぅっと鳴くお腹をさすっている。
「動物の声がわかる人は人間の一部で、魔獣の声がわかるのはエルフの一部だけのはず」
豆熊はそう呟くと不思議そうに月草を見上げた。
「動物使いと魔獣使いはお互いの種族にとって結構貴重な存在だからな」
「動物も魔獣とも話が出来るってことは…魔物使いってこと?」
「そうなるわね」
三人の聞き馴れない言葉に月草は首を傾げる。
それに動物や魔獣を使うなんてことはなく、ただ話が出来るそれだけだ。
「動物使いってのは…基本的に獣医ってやつだよ。魔獣使いも魔獣側の獣医さん」
トンまるはそう言いながら焼けた干し肉をくんくんと匂いを嗅いでる。
「そのどちらとも話せるのが魔物使い」
もぐもぐと美味しそうに干し肉を食べている月草はトンまるのカバンからチーズを取り出して木の枝に突き刺す。
そのチーズを火で炙って少し溶けたのをもぐもぐと食べている。
「魔物使いは…って聞きなさいよ!」
「…お腹が…減ったら…いくさ…できない…」
「戦なんかしないでしょ」
204 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 10:38:17.29 ID:rKHcgrRm0
私は無視しようと思ったのだが・・余りにもしつこいので出てみるとそこには彼が立っており、何の用かと聞いてみた。すると彼が私に
ぴったりのいいバイト先を教えてくれた。

「あ、実はいいバイト先がありまして・・家庭教師なんてどうです?」

「家庭教師ぃ〜」

はっきり言ってかなり驚いた。やはり教職を目指す私にとっては家庭教師はいいバイトだが・・なぜそこまで親切にしてくれるのだろうという疑問も残った。
もしかして・・足長おじさん?


まぁ、そんなくだらないことを考えていると彼がさらに説明を続けた。


「実は、患者さんの中に小学生の子供を持つ人がおられまして・・その人、遠くの病院へ長期入院するらしくてその間にお子さんの家庭教師を探していた
らしいんですよ」

「んで、なんで俺だ?」

「だって礼子さん・・教師になりたいって言っていたじゃないですか?話は既に通しておりますので・・はい、これ住所」

「お、おい!!勝手に・・」

既に物事は私がいない間に進んでおり、私は断る間もなく住所が書かれた紙を手渡された。それに紙によればお金は結構高額なものだった。受験費用を
差っぴいても当分は生活できるほどの額であった。仕事がない人間にとっては喜ばしいものではあるが、だけど・・勝手に私がいない間に物事が進んでおり、なおかつ私自身の
承諾がないことに関しては怒り心頭だった。
205お年玉(現物支給):2006/12/13(水) 10:47:16.38 ID:m9rszGJQO
ああ…女4人と飯なんか行きたくないよ…行きたくない…もう鬱だ…
206 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 10:48:17.71 ID:rKHcgrRm0
「おいッ!!いくら紹介してもらったといってもな、俺の承諾なしに勝手に物事を進めるんじゃねぇよ!!!!」

「・・それは謝ります。だけど、僕は貴方に頑張ってもらいたいんですよ」

そういって彼は少し苦い顔をしながら考え事をしていた。確かに勝手に物事を進められたのは腹が立つが、でも割のよかった仕事が
なかったのも事実・・私は少し考えて決断を下した。


「・・いつ行けばいいんだ?」

「引き受けてくれるんですね。え〜っと・・明後日の放課後にその住所に書いてあるところに行けばいいですよ」

彼は再び笑顔になり、私の返事を喜んでいたようだ。私自身も納得がいかなかったが、このまま迷っていると生活もきつくなるし暮らすのも
大変なので家庭教師を引き受けることにした。

「ま、踊らされたのには納得がいかないが・・職がなかったのも事実だ。その代わり、てめぇは俺の分の飯も作れよ!!俺、料理はできねぇんだから
それぐらいはいいだろ!!」

「はい、いいですよ」

「よし、商談成立だ」


私は彼に今後の夕食を作らせる約束を取り付けると家庭教師を引き受けた。
207 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 10:49:05.47 ID:rKHcgrRm0
さて一時中断。
構想考えてきまつ><
208愛のVIP戦士:2006/12/13(水) 10:50:15.96 ID:EXFtsxJP0
姉のパンツの汚れを舐めて綺麗にしてあげるのは弟の義務だと思う!!
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1165972975/
209おせち(8,000円):2006/12/13(水) 11:36:36.33 ID:FeZL4EXzO
なまらしんどい保守

>>205
裏山…
210お年玉(すずめの涙):2006/12/13(水) 11:53:26.51 ID:m9rszGJQO
はははカレーセットwwwwwww
211おせち(10,000円):2006/12/13(水) 12:19:06.48 ID:FeZL4EXzO
ダメ人間が携帯のバッテリーと戦いながら安価
212お年玉(がっぽり):2006/12/13(水) 12:22:05.08 ID:m9rszGJQO
オレンジジュース
213猪(近眼):2006/12/13(水) 12:31:46.37 ID:qZmOReNjO
そういやさっきオレンジジュース飲んだ後コーヒー牛乳飲んだら気持ち悪くなったけど
これは給食でデザート食べた後牛乳飲むと気持ち悪くなるのと同じ原理か?
214おせち(10,000円):2006/12/13(水) 12:43:19.60 ID:FeZL4EXzO
腹痛で花恵は家で寝ている、はず。
ゲームやったり、DVD観たりなんかはしてない、はず。
ましてや腹が減ったからって、飯をたらふく食ってるなんて事はない、はずだ!
「バカかお前は!」
「うるさい!お腹いたいんだよー…黙れ」
唸って息んでる。
信じた俺がバカだった。
「チッ…」
台所へ行き、冷蔵庫からオレンジジュースを出す。コップの中に腹痛用の苦い粉薬を入れ、ジュースで味を誤魔化した。
「肛門が死にそう…」
ようやくトイレから出てきた花恵にオレンジジュースを黙って渡すと、花恵は不思議そうな顔で俺を見上げた。
「いいの?」
「飲め」
嬉しそうにイッキ飲み。良く混ぜたつもりだったが、底に溶けきらない粉が見えた。
「んぐっ…うぇ、にが…まずぅ」
一口ぶん程度を残し、花恵がコップを俺に突き付ける。
「ひきょうもの…今日からふじきって呼んでやる」
「はいはい、早くハライタ治せよやまね」





うろ覚えだ…
215猪(ミニスカ):2006/12/13(水) 12:43:29.85 ID:FJaZIDHoO
むしろ牛乳はいつ飲んでも気持ち悪くなれる
216おせち(10,000円):2006/12/13(水) 12:44:20.69 ID:FeZL4EXzO
>>213
そんな経験無い…
217猪(ギャンブラー):2006/12/13(水) 12:51:25.49 ID:gfniyFygO
牛乳の甘さが消されてただ生臭いだけになるからなー
218お年玉(がっぽり):2006/12/13(水) 12:54:38.45 ID:m9rszGJQO
うろ覚えってなんだよwwww
219お年玉(800円):2006/12/13(水) 13:06:01.07 ID:m9rszGJQO
あげ
220おせち(12,000円):2006/12/13(水) 13:07:39.39 ID:FeZL4EXzO
>>218
胃腸の弱いコ、やまねで合ってるか不安…
まいっかwww
221書初め(今年書くぞー):2006/12/13(水) 13:21:05.23 ID:agscJsb00
>>220
やまねで合ってる保守wwwwwwwwwww
222初夢(ホスト修行中):2006/12/13(水) 13:22:40.35 ID:+9BZIPtN0
1ヶ月くらいかそれ以上前なんだが
レイプされた話って誰の作品だっけ?
主人公が女になって親友が女の子に告白されて三人で仲がよかったってやつ
223おせち(30,000円):2006/12/13(水) 13:44:21.77 ID:2HlUAtutO
さっきチンコ手術で取った夢みた。
チンコが無いって無いで結構大変だな。射精の快感が懐かしく思えてきた。
224おせち(15,000円):2006/12/13(水) 14:22:59.94 ID:FeZL4EXzO
保守







(´・ω・)オチンチンガアルッテドンナカンジカナ?
225だお ◆oCJZGVXoGI :2006/12/13(水) 14:23:33.83 ID:m9rszGJQO
>>222
大島、足立とかミサト、ミサキなら俺だな
226おせち(30,000円):2006/12/13(水) 15:01:17.62 ID:FeZL4EXzO
休み時間だ保守。
眠い…
227初夢(見るの忘れた):2006/12/13(水) 15:01:34.80 ID:m9rszGJQO
「魔物使いは、全ての生き物と意志の疎通ができるわけ。だから腕さえあれば待遇はされるはず」
豆熊はそう言いながらチーズを食べ、嬉しそうにしていて、それが月草の心を捕らえたのだろう。
人にあまり懐かないハズの豆熊だが、こちらも月草が気に入ったらしい。
そんな月草の姿にトンまるとアナゴは少しヤキモチをやいたが最初だけだろうと溜め息をついた。
「よーっし!月草だっけ?この豆熊さまが一緒にいってあげる!」
「……いいの……?」
「家族はいないしね…だからいいの」
悲しそうな声で笑う豆熊の頭を月草が優しく撫でる。
「俺はそろそろなんか凄い能力に目覚めるとか…ないか」
トンまるは変に期待していたが、流石になにも起こらなかった。
「……豆熊さん…名前……黒豆……」
「黒豆ね、契約完了」
「契約完了ってなんだ?」
黒豆にトンまるが不思議そうに答え、片付けをしている月草も首を傾げた。
「魔物使いは動物使いや魔獣使いと違って名前を付けることで契約を交わすんだ」
「あんた…親から教えられないの…?」
「俺は産まれも育ちも養豚場じゃい!」
「なるほど」
最高級の肉を持つトンまるの凄さはトンまるを食べないとわからない。
まさに必殺技というわけだ。
228初夢(見るの忘れた):2006/12/13(水) 15:34:43.25 ID:m9rszGJQO
大幅な遅れと食料の予想以上の消費、そして迷子…。
月草はアナゴの背中で揺られながら空を見上げている。
木の実を探しているようだが、なかなか見つけられないようだ。
川で水を汲んだので水はまだ残っていたが、食料がもうりんご二個しかなかった。
「トンまるが先に死んだらトンまる食べよう」
最近このギャグがギャグにならなくなっている。
トンまるは自分の危機に震えている。
これは一度戻った方がいいのでは無いだろうか?アナゴはそう月草に告げた。
「……うん…」
月草も流石に飽きたらしくアナゴの頭を撫でトンまるとアナゴの感を頼りに森を抜けた。
見慣れた街並みが見え月草は嬉しそうに二匹を誉める。
「……お風呂…♪」
街につくと月草はうーんっと背伸びをしアナゴとトンまるを連れて走り出す。
黒豆は頭の上に乗ったまま初めてきた人間の街に驚きを隠しきれない。
りんごを四個買い、公園で食べ終わり宿屋を探す。
行きなれた宿屋に行くといつものように賑わっていて、残念ながら満員だということだった。
繁華街の奥にある宿屋が泊まる用意が出来るらしくやっと落ち着ける場所をみつけた。
馬小屋も少し古いがアナゴはどこでも同じだと大人しく入った。
229初夢(見るの忘れた):2006/12/13(水) 15:47:04.54 ID:m9rszGJQO
そして誰もいなくなる!!
230おせち(3,000円):2006/12/13(水) 15:51:03.10 ID:tSS3EHQCO
っしゃー、まだまだぁ!!
231初夢(見るの忘れた):2006/12/13(水) 15:53:05.22 ID:m9rszGJQO
俺の読んでるやついねーよなとか思いつつ実は読んでくれてるのかな何て考えてオナニー
232おせち(3,000円):2006/12/13(水) 15:56:16.71 ID:tSS3EHQCO
>>231
冗談抜きでwktkしているぞい
233初夢(勝ち組だった):2006/12/13(水) 15:58:03.99 ID:+9BZIPtN0
>>225
dクス
できれば作品名とかも教えてくれるか?
234初夢(蛇の夢):2006/12/13(水) 16:02:57.70 ID:m9rszGJQO
>>225
作品名…多分「だおの短編集」か「みさき」だと思う。
結構レイプendとか死亡endがあるから読んでみればおk
実際思いつきで書いてるから覚えてないし
235初夢(蛇の夢):2006/12/13(水) 16:04:11.33 ID:m9rszGJQO
>>233の間違え…俺のじゃなかったらすまんこまんこ
236初夢(蛇の夢):2006/12/13(水) 16:21:45.24 ID:m9rszGJQO
「……お風呂…♪」
月草は嬉しそうに風呂の準備をすると頭に黒豆を乗せて風呂場に向かった。
風呂はボロかったがそんな事は関係なしに月草はパタパタ走って風呂に飛び込んだ。
ぶくぶくとしばらく湯に浸かってばさっと顔を上げる。
目の前には裸の男が三人ほどいて、月草の体をまじまじと見てる。
「おいおい、お嬢ちゃん。女の時間は終わってるぞ」
「……だめ…?…お風呂…」
しょんぼりと肩を落とす月草の姿に男の客は苦笑いする。
「お嬢ちゃんに何かしちまったら責任取れないぜ」
「月草、出るわよ」
「……うん…」
頭の黒豆に言われ、ザバっと風呂からあがり脱衣場に出た月草を見て男達はほっとした。
「上玉ってあんな子供とやれってか?」
「流石にちょっとな…いや…可愛かったけど…」
「…じゃあ男だけでやらないか?」
「アッー!!」
風呂場からは男達の声が聞こえ、月草はしょんぼりしたまま部屋に戻っていった。

次の日にはいつもの宿屋で部屋を取ることが出来て月草は宿屋で働きたいと頼み込んだ。
「1日だけ働いてもらって決める」
ということで一応は仕事が決まったようだ。
237初夢(宝船の夢):2006/12/13(水) 16:26:22.42 ID:v+wQtsnE0
じゅーばこの角つつくが
「やらないか」だぜ
wktkwktk
238初夢(蛇の夢):2006/12/13(水) 16:31:03.15 ID:m9rszGJQO
電車で音楽を音漏れさせて聞いてる奴って何なの?死ねばいいのに
239 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/13(水) 16:47:59.99 ID:5f8mqQ470
家についた、だから何って言われればそうなんだけどね^^
240初夢(声優とデート):2006/12/13(水) 17:00:13.98 ID:5f8mqQ470
店で働くことになった月草は渡された服を見て戸惑った。
いわゆるメイド服というやつだろうか?エプロンドレスとでも言うのか?
それを鏡に向かって着てみたがどうもパッとしないように思える。
それでも見ているとだんだん恥ずかしくなってきて・・・鏡を前に顔を赤く染めて俯いてる月草がいた。
小さな少女が料理を危なっかしく運んできてはほっとした顔で戻っていく様子に店内は和んだような雰囲気があった。
確かに少し遅いが一つ一つの料理を大切に運んでくる姿にどの客も満足そうにしていた。
「今日の働きを見ると・・・笑顔が足りない、声が小さい、それに料理を運ぶのが遅い」
宿屋の主人の言葉にまた向いてないと言われるのだろうかと心配そうに見上げる月草。
その様子に宿屋の主人は少し迷ったが一つ咳払いをして慰めようと思う気持ちを鬼にする。
「ま、まだ見込みがないわけじゃない。客からも評判は上々、後は笑顔をお客さんに見せること」
「・・・・・・は・・・はい・・・」
「ところで、その頭に乗っている熊のぬいぐるみ、結構評判良かったけど何処で買ったんだい?」
「・・・・・・黒豆・・・」
「私は売り物じゃないわよ!失礼ね!」
威嚇するような声を上げる黒豆に宿屋の主人は驚いた顔でそれを見つめる。
「お前さん・・・豆熊を捕まえたのかい?」
「・・・・・・友達・・・」
「そうか・・・いやぁ俺も昔は憧れたなぁ・・・」
宿屋の主人は黒豆に指を噛まれながら懐かしい日々を語り続けていた。
特に面白そうな話でもなかったので月草は聞き流した。
241おみくじ(中がよろし):2006/12/13(水) 17:26:59.25 ID:epkmKPUy0
wktk
242 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 17:29:29.60 ID:rKHcgrRm0
そして当日・・家庭教師を引き受けた私は紙に書いてあった住所の家へと向かった。家は私の家から結構遠くてバイクで1時間ぐらいかかった。
家のほうだが結構堂々とした一軒屋でありみたところ2階建てであった。彼によると、この家の母親がとある病気で入院するらしくその子供の家庭教師を
私は引き受けることになった。まぁ、学校にはちゃんと行っているらしいのだが・・なぜ家庭教師を利用するのかはわからないものだ。

そんなことを考えながら私は家のインターフォンを押した。


インターフォンを押して数分後・・家からは小さな女の子が私を出迎えてくれた。女の子は小学校5,6年生ぐらいの年齢でまだまだ発展途上と思わせるぐらいの体つきであった。
それにあまり活発そうではなく、とても物静かそうな雰囲気であった。女の子は私を見るや否やすぐに家に案内してくれた。家の中に案内された私は家内を見回してみたがこの子以外に
家の人は見当たらなかった。私は女の子の部屋と思わせるところに案内された。

「え〜っと・・俺いや私があなたの家庭教師になった礼子です」

「・・あの、堅苦しくやらなくていいですよ。私は麻耶です。元男性というのは母から伺っています」

私は一応、口調は女らしくしてみたのだが話が伝わっていると聞くと素に戻った。麻耶と言った女の子はやはり物静かそうな外見に似合って口調のほうも淡々としたものであった。
まぁ・・よく言えば大人っぽい素直な子っと言ったところだろうか?でも・・子供なら子供らしくもう少し活気さがほしいところである。

「おっ、そうか・・まぁ、よろしくな」

「はい、よろしくお願いします」


互いにお辞儀をすると早速、私は麻耶の勉強を見ることにした。
243 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 17:49:50.37 ID:rKHcgrRm0
私はまず、麻耶の学力を見るためにノートに適当に問題を書いてそれを麻耶に解かせた。まぁ、問題といっても小学校レベルのものであり、私たち
高校生なら簡単に解けるものだ。私はノートを麻耶にわたすとそのまま適当に部屋でくつろいだ。

「まぁ、問題っていってもあんまり難しいもんじゃないからな」

「はい。頑張ります」

麻耶は非常に大人しい子だった。与えられた問題を黙々とこなしていた、今の子供にしては結構珍しかった。
そして・・数分してからか、麻耶が私にノートを差し出した。

「早いな・・んじゃ、採点するからその間に学校の宿題でもぱぱっとやっちまえ」

「はい」

そういって麻耶はカバンからノートを取り出し学校の宿題に取り掛かっていた。その間に私はノートに問題の採点を始めた・・
結果はというとほとんど正解であった。間違えがあったとしても単純なケアレスミスばかりであったので実質上、100点に近かった。でも、採点しているときに
ある疑問が生じた。麻耶は取り入って頭の悪い子ではない。むしろ、成績優秀といった感じだ。そんな子がなぜ家庭教師などを必要とするのか・・

そんなことを考えていると麻耶が私に宿題を突きつけた。・・どうやらわからない問題があるらしい、私は採点の途中だったが麻耶に対応した。

「あの・・ここはどうやって解くのでしょうか?」

「え〜っと・・ここはこうやってこうしたほうがわかりやすいぞ」


私は丁寧に麻耶に宿題の問題を教えてあげた。麻耶もわかったのかいそいそと宿題に答えを書き込んでいた。こうして、数分間・・私は家庭教師としての役目を
きっちりと果たしていた。
244 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 18:05:56.01 ID:rKHcgrRm0
そして、契約の時間である午後9時過ぎ・・私は帰宅の準備を始めた。麻耶とは5時から9時までの4時間契約だったので私は
帰る準備を始めた。しかし・・時刻は9時近くになったのに麻耶の父親が帰宅する気配を見せていない。いくら仕事が忙しい
人間だとしても母親が入院しておりこんな時間までに娘を1人、家に放ってはおくまい。なぜ、こんな時間までに娘1人を家に
残しているのだろうか?

「じゃ、俺は帰るわ。・・お前はこんな時間1人でいて大丈夫なのか?」

「・・ええ、ご飯も私1人で作っていますし」

「・・そうか、じゃあな」

そういって私は麻耶の家を後にした。しかし、私は麻耶の寂しそうな顔がなかなか脳裏から離れなかった。私はそのままバイクで麻耶の家を
後にした。


そして部屋に帰った私は驚くべき光景を目にした。何と私の机の上には豪華な食事がずらりと並んでいるではないか!!普段は質素なコンビニ弁当しか
食していない私だが、部屋中には今のもおいしそうなにおいがたち広がっていた。私がご馳走に夢中になる中、彼が台所からひょっこりと姿を現した。どうやら
約束を果たしてくれたらしい。・・それにしてもまさかこんなにたくさんあるとは

「あ、お帰りなさい。ついでなんで僕の分も作ったんですよ。さ、食べましょ」

「あ、ああ・・」


たくさんの食事に驚く中、私は彼と一緒に食事に箸をつけた。
245おせち(1d):2006/12/13(水) 18:15:22.12 ID:FeZL4EXzO
.    ∧_∧
.   ∩ミ, ´ー`彡_∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ U U  ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ__  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)__.)─(__)─
246 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 18:21:10.15 ID:rKHcgrRm0
「うめぇ・・」

「お口にあってよかった」

たくさんの食事はどれをとってもおいしいものばかりであった。前にも彼の料理を堪能した私だがここまでたくさん食べたのは始めてであった。
彼の料理はどれも温かみがあり、ぬくもりが口いっぱいに広がった。そして私たちは食事をしながら今日1日を振り返った。彼は早速、今日の家庭教師について
聞いてきた。

「相手のほうはどうでしたか?」

「ああ・・これといって問題はなかったな。それに、あんな学力さえあれば家庭教師なんていらんだろっと思ったな」

私は麻耶の学力について彼に話した。麻耶は家庭教師が必要ないぐらいに頭がよかった。それにとても大人しい子だったしこれといって問題なんて
見当たらなかった。だからこうして私に家庭教師なんてつけるのだろうと疑問でならなかった。
247 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 18:21:35.39 ID:rKHcgrRm0

「麻耶は見た感じだと、とても大人しそうな子だったな。それに・・性格上の問題なんて全然なかったし。強いていえば・・両親が全くいなかったってことかな?
母親はともかくとして父親がこの時間になっても帰宅しなかったのはおかしいと思ったな」

「そうなんですか・・確か母親のほうは一回話したことがありますが、なんだか精神的に参っているようでしたね」

「・・そうか」

私は彼の食事をつまみながら麻耶の両親について考えた。もしかしたら、麻耶は寂しいのかもしれない。両親にあまり構われずに1人でずっと家の中で過ごしているのかもしれない・・
だから帰るとき麻耶の寂しそうな顔が思い浮かんだのかもしれない。

「そんなことよりも、お前は俺が家庭教師している間にちゃんと俺に飯作れよ!!1日でもサボってたらただじゃすまねぇぞ!!!」

「わかってますって・・約束ですからね」

「絶対だからな!!」


私は彼に改めて約束を再認識させるとそのまま彼の作ったご飯を食した。
248 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/13(水) 18:23:25.57 ID:rKHcgrRm0
今日はここでお終いですwww
見てくれてありがとうなんだぜwwwww

まとめも稼動したいるみたいだしこれも収録されるのかな?

ではほかの人にwktk
249猪(双子の妹):2006/12/13(水) 18:31:10.63 ID:NjH+bDQx0
>>248
おっつー
wktkだぜ
250おせち(1d):2006/12/13(水) 18:34:39.43 ID:FeZL4EXzO
>>248
毎度GJ!

そしてワクテカ
251おせち(1d):2006/12/13(水) 18:40:05.04 ID:FeZL4EXzO
消えた…畜生。
252おみくじ(いいのこいっ):2006/12/13(水) 19:28:20.38 ID:2citUwau0
253初夢(犯人だった):2006/12/13(水) 19:30:27.84 ID:5f8mqQ470
お、終わってたのか
254猪(vipper):2006/12/13(水) 20:02:05.17 ID:ygDRwoe2O
保守
255猪(ようじょ):2006/12/13(水) 20:12:52.72 ID:VN8CQcb40
256黒豆(一粒):2006/12/13(水) 20:44:07.66 ID:FeZL4EXzO
また消しちゃった…
これはもぅ、書くなという事だな。
257初夢(勝ち組だった):2006/12/13(水) 20:54:41.42 ID:5f8mqQ470
どうしたんだw
258黒豆(一粒):2006/12/13(水) 20:56:58.66 ID:FeZL4EXzO
新キャラでまあはなを書こうと思ったんだけど、消してしまってね…
まだ名前も決まってないからいいんだけど。
259猪(右利き):2006/12/13(水) 21:21:54.69 ID:kP9s1yzg0
思い出すんだw
260おみくじ(きち):2006/12/13(水) 21:29:09.87 ID:gfniyFygO
ぐちゅぐちゅっしてて、何度拭ってもあふれてくる



洟が
261猪(背中が弱いの):2006/12/13(水) 21:33:24.40 ID:qZmOReNjO
薬のんでさっさと寝たら?

べ、別に心配してるわけじゃないんだからね!!
262年賀状(♂だらけ):2006/12/13(水) 22:02:30.20 ID:M461MDuM0
頭遺体ほしゅ
263初夢(正月からアニメ):2006/12/13(水) 22:21:14.81 ID:5f8mqQ470
月草の話、月草はこのままの方がいいとおもう?
それとももう少しシャキッと喋ったほうがいいかね?
264スルメ:2006/12/13(水) 22:21:54.50 ID:T1sg0lE40
P才♀ おっぱいうpしまーす!
265スルメ:2006/12/13(水) 22:22:06.24 ID:T1sg0lE40
ちょっと写真とってくる
266猪(右利き):2006/12/13(水) 22:23:43.66 ID:qZmOReNjO
うわなんだこの人
267初夢(正月からアニメ):2006/12/13(水) 22:25:36.56 ID:5f8mqQ470
変な人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
268おみくじ(汚れて読めない):2006/12/13(水) 22:27:55.88 ID:2citUwau0
>>263
かわいいからおk

変人キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
269猪(水着):2006/12/13(水) 22:29:01.19 ID:CmMRLCn9O
以下変人祭
270初夢(正月からアニメ):2006/12/13(水) 22:32:40.26 ID:5f8mqQ470
>>268
だよね。

今思ったけど俺、「不思議そうに」って良く使うけどこれ判り難いよな
不思議そうにに変わる言葉を考えよ
271猪(左利き):2006/12/13(水) 22:32:43.33 ID:kP9s1yzg0
祭りか?
272黒豆(三粒):2006/12/13(水) 22:39:14.07 ID:FeZL4EXzO
>>270
不思議そうって、理解出来てないって事だと思いながら読んでたとおも。
273初夢(正月からアニメ):2006/12/13(水) 22:46:29.45 ID:5f8mqQ470
>>272
そのつもりで書いてたけど、不思議そうって人によっては捉え方違うと思って
不思議そう=首を傾げて相手を見た。ってことで脳内変換しといて
274凧(未完成):2006/12/13(水) 23:03:25.08 ID:5f8mqQ470
誰も投下しない?しないなら書くけど
275猪(ノーパソ):2006/12/13(水) 23:05:27.48 ID:kP9s1yzg0
イインダヨ
276猪(検問中):2006/12/13(水) 23:12:10.00 ID:7d4gV6P10
グリーンダヨ!
277おせち(10,000円):2006/12/13(水) 23:15:47.33 ID:wAd8Zbl70
>>275-276
このやり取り久しぶりに見た
278猪(検問中):2006/12/13(水) 23:16:42.54 ID:7d4gV6P10
久々にコレができてちょっと満足・・・
279おみくじ(大吉):2006/12/13(水) 23:16:42.47 ID:2citUwau0
>>277
だな
280猪(左利き):2006/12/13(水) 23:20:57.08 ID:qZmOReNjO
じゃあその後自分も投下しよ
281猪(ノーパソ):2006/12/13(水) 23:29:35.93 ID:kP9s1yzg0
wktk
282おみくじ(大吉):2006/12/13(水) 23:31:26.60 ID:2citUwau0
wkwktktk
283凧(未完成):2006/12/13(水) 23:40:08.38 ID:5f8mqQ470
月草は月草なりに精一杯接客をしているようで、ぱたぱたと走り回っていた。
「い・・・いら・・・しゃい・・・ませ・・・!」
頑張って顔を真っ赤にしながら声を出そうとする姿に頬を緩ませる客も数人いた。
宿屋の主人に迷惑をかけないようにと本人は一生懸命だ。
「月草、ジュースは3つだよ」
「う・・・うん・・・」
物を運ぶのにも慣れてきたのか頭の上に乗っている黒豆も月草の手伝いをしているようだ。
トンまるは朝からとことこ外に出て行って何か一人でやっているようだが・・・。
「すみませーん!」
「は・・・・・・は・・・い・・・!」
転びそうになりながら慌てていく姿に宿屋の主人は苦笑いを零す。
あんなに慌てなくてもいいのに・・・なんて相手のモチベーションを下げるようなことを言いたくは無かった。
それでもやっと客の姿もちらほらになり、月草はほっと溜息ををついて胸をなでおろした。
「い・・・いらっしゃ・・・い・・・まs・・・」
「・・・やっと見つけたぞこのつるぺたたてすじ女」
「・・・あ・・・鼻血・・・さん・・・」
月草を見つけると同時に刀を構える冒険者風の男に月草は驚いて尻餅をついてしまった。
相手の顔を見上げながら前のことを思い出し刀の匂いを嗅がないように鼻と口を手で塞ぐ。
「覚悟しろ!」
「吹き飛ばせ!」
振り下ろされる刀と黒豆の叫んだ言葉とはほとんど同時だったように思えた。
284猪(左利き):2006/12/13(水) 23:53:11.08 ID:qZmOReNjO
やばいどこまで投下したかわからなくなった
285初夢(宝船の夢):2006/12/14(木) 00:01:10.86 ID:04VVNNgu0
赤い火の弾のような小さな物が目にも止まらないスピードで冒険者の腹にぶつかり冒険者が外へ吹き飛ばされる。
その光景を見て宿屋の主人が慌ててよってくると冒険者の顔を見て声を上げた。
「どの面下げて帰ってきやがった!このあほ!」
「げ・・・とうちゃ・・・ひでぶ!」
腹を押さえて立ち上がろうとした冒険者は顔面をぶん殴られて意識を失ったようだ。
宿屋の主人はふぅっと深い溜息を付くとその冒険者を引っ張って店の中に入れた。
「大丈夫か?月草ちゃん」
「・・・あ・・・うん・・・・・・」
立ち上がった月草は冒険者の腹が焦げているのを見て何も言えなかった。
どうやら黒豆が魔法を使ったらしく、あれほどの威力があるとは思わなかったのが本音である。
「ま、まぁ・・・私にも当たりそうだったから」
「・・・・・・黒豆・・・ありがと・・・」
「べつに!月草のためにやったわけじゃないわよ!・・・勝手に勘違いしてなさい!」
ふんっとそっぽを向いてしまった黒豆に月草はくすっと笑い宿屋の主人を見る。
「この馬鹿は俺の息子でね、賞金稼ぎになるとか言って飛び出した癖に街から出ようとしない馬鹿だよ」
「・・・鼻血の・・・・・・ひと・・・」
「ああ、風呂場で鼻血を流していたのを見たのかい?ってあそこは男風呂だったろ?」
「・・・・・・私・・・見て・・・鼻血・・・でた・・・」
「間違えて男風呂に入ってたのを見られたってことか・・・?」
月草の言葉の足りない説明すらもしっかりと理解する宿屋の主人は流石に話しなれてるなぁ・・・っと月草は思った。
286修正 ◆oCJZGVXoGI :2006/12/14(木) 00:13:17.77 ID:04VVNNgu0
赤い火の弾のような小さな物が目にも止まらないスピードで冒険者の腹にぶつかり冒険者が外へ吹き飛ばされる。
その光景を見て宿屋の主人が慌ててよってくると冒険者の顔を見て声を上げた。
「どの面下げて帰ってきやがった!このあほ!」
「げ・・・とうちゃ・・・ひでぶ!」
腹を押さえて立ち上がろうとした冒険者は顔面をぶん殴られて意識を失ったようだ。
宿屋の主人はふぅっと深い溜息を付くとその冒険者を引っ張って店の中に入れた。
「大丈夫か?月草ちゃん」
「・・・あ・・・うん・・・・・・」
立ち上がった月草は冒険者の腹が焦げているのを見て何も言えなかった。
どうやら黒豆が魔法を使ったらしく、あれほどの威力があるとは思わなかったのが本音である。
「ま、まぁ・・・私にも当たりそうだったから」
「・・・・・・黒豆・・・ありがと・・・」
「べつに!月草のためにやったわけじゃないわよ!・・・勝手に勘違いしてなさい!」
ふんっとそっぽを向いてしまった黒豆に月草はくすっと笑い宿屋の主人を見る。
「この馬鹿は俺の息子でね、賞金稼ぎになるとか言って飛び出した癖に街から出ようとしない馬鹿だよ」
「・・・鼻血の・・・・・・ひと・・・」
「ああ、風呂場で鼻血を流していたのを見たのかい?ってあそこは男風呂だったろ?」
「・・・・・・僕・・・見て・・・鼻血・・・でた・・・」
「間違えて男風呂に入ってたのを見られたってことか・・・?」
月草の言葉の足りない説明すらもしっかりと理解する宿屋の主人は流石に話しなれてるなぁ・・・っと月草は思った。
287VIP皇帝:2006/12/14(木) 00:17:43.09 ID:04VVNNgu0
「全く・・・いきなり人様に刀を向けるような奴に育てた覚えは無いんだが・・・」
宿屋の主人が冒険者の男を無理矢理揺すって起こすと冒険者の男は小さく声を上げながら目を覚ました。
まだ顔が痛いのか鼻を押さえてうめいている。
「月草ちゃんに何してるんだお前は」
「こいつ・・・こいつの所為で俺はあんな恥ずかしいことに・・・!」
「いいじゃねーか・・・客に裸を見られたくらい・・・」
「よくない!」
そう叫んだ男は月草を睨みつける。
月草はその睨んだ顔に少し怯えて両手を胸に抱くようにしながら俯いてしまった。
怖がっているその様子が嬉しいのか宿屋の息子は調子に乗って月草を脅しにかかる。
「だが、俺の奴隷になるってなら許してやってもいいg」
「ふざけたこと言ってると二度と喋れなくなるぞ?」
ばきばきと指を鳴らしながら宿屋の主人が息子の顔を上から睨みつける。
どうも頭が上がらないというか、この宿屋の主人、かなり腕が立つようだ。
さっきも素手で刀を手にしている相手に殴りかかって行ったし・・・。
「包茎くらいいいじゃねーか」
「それを知られてるのが嫌なんだよおおおお!」
頭を抱えて転げまわる宿屋の息子に月草は首を傾げて転がる様子を見ている。
月草がそれを見ていなかったことに気が付くが父親が暴露してしまったのだから意味が無い。
「・・・はぁ・・・もうだめだ・・・」
「大げさだな・・・お前はいっつも」
呆れる宿屋の主人と床に体育座りをしていじけている男を見ながら月草はクスクスと笑った。
宿屋の息子はいつも無表情な月草の笑顔にまた鼻血を垂らして倒れた。
288初夢(宝船の夢):2006/12/14(木) 00:26:37.08 ID:04VVNNgu0
寝る前に適当に補足とキャラでもメモっとこう
脳内で書いてると設定変わりまくりだからな
289凧(エンジニア):2006/12/14(木) 00:38:46.69 ID:poRqhRkO0
wktk
290こんなかんじ?:2006/12/14(木) 00:48:40.91 ID:04VVNNgu0
寝る前に補足しとこう

月草 15歳、女、背は低い、剣術を学んでいた。
無口で大人しい性格、人見知りが激しく対人恐怖症、好奇心旺盛だが恐いのは嫌い

トンまる 20歳以上、雄、豚、頭に鍋
食用の豚として生まれ、両親は既に人間に食べられ他界している。世間知らずで甘えん坊

アナゴ 2歳くらい、血統書付きの名馬、雄
博学で歩く辞書、月草とトンまるのお兄さん的存在。蹴られると下手したら死ねる

黒豆 1歳くらい、雌、豆熊、手のひらサイズ
魔獣の中で一番よく居るが人間には普通は懐かない。森の豆熊のアイドル的存在

豆熊・・・小さなクマ、育つと子犬ほどの大きさまで大きくなる。
動物使い・・・動物と話ができる人。人間はこれ。
魔獣使い・・・魔獣と話ができる人。エルフがこれ。
魔物使い・・・動物とも魔獣とも話ができる。動物と魔獣の力を最大限に発揮させられる。レアい。
魔法使い・・・魔法を使う人、魔法には属性があり一種類しか使えない。
人間・・・平地に巨大な街や城を作る人、森の開拓などが大好き。宗教観念はまだ持っていない。
エルフ・・・耳がとんがった人、ほとんどの人が精霊信仰。

世界観
とりあえず中世のヨーロッパ的な雰囲気の世界。
今まで起こったことといえば能力の無い普通の人間が能力を持つ人を迫害したこと。
それ以前は国々で戦争はあったが特に伝説も何もない世界。
291年賀状(♀から沢山):2006/12/14(木) 00:49:41.30 ID:tQXDMIen0
partスレかよ
292猪(赤ら顔):2006/12/14(木) 00:55:51.30 ID:VOc0VqbnO
>>291 よぉ昔の俺

只今投下準備中。
293初夢(宝船の夢):2006/12/14(木) 00:58:50.17 ID:04VVNNgu0
流石に朝から書き続けたら疲れるな・・・寝るわ・・
294猪(vipper):2006/12/14(木) 01:01:33.25 ID:44w5ocK70
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/netgame/1165175700/

あと35分で800いったら女子高生16歳がおっぱいうp!
900いったら全裸うp!
ksk支援頼む。
295猪(発情中):2006/12/14(木) 01:07:11.34 ID:VOc0VqbnO
投下いきまーす。
今回は6レス分ね。
296 ◆sUOXLav4ic :2006/12/14(木) 01:09:36.12 ID:VOc0VqbnO
「今施設とかあるじゃん。なんで行かなかったの?」

「えっと、あの・・・」


・・・・沈黙。
必死に頭を回転させて答えを探す。
あーやばい。やばいよこれ。

「あの、うーんと・・・・おとといが誕生日だってすっかり忘れちゃって、
朝起きたら女に・・・」
当たり障りのないところで答えた。
なんでそんなに答えを出すのに時間がかかったか、つっこまれなければいいけど・・・。

「ふーん・・・・。」

よかった。納得してくれた。

他にもいろいろ質問されたりしたけど、無難な線で答え、
どうにか最初の難関のあさの時間を乗り切った。
さて、これからうまくいくだろうか・・・。
297 ◆sUOXLav4ic :2006/12/14(木) 01:13:29.11 ID:VOc0VqbnO
そしてどうにかこうにか昼休み。

さっき女子にお昼一緒に食べようと誘われたけど断った。
まだ心は男なわけだし、そうすぐには馴染めるはずもない。

「陸、飯食べよ。」
「あ、おう。」

でもいずれは女子とも仲良くしなきゃいけないし、やっぱ大変だな・・・。

「あ、またお前見に男子が来てるぞ。お前モテモテだなー。」
「ふざけんなよ、俺は見世物じゃねぇっつーの。」

さっきから、休み時間の度に、俺を見にくるやつがいた。
他のクラスだけじゃなく、別の学年からも来ている。

「だいたい、そんなに女体化した男子が気になるのか?」
298猪(病気がち):2006/12/14(木) 01:13:51.08 ID:i1XYhp65O
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
□ 行 数 が 足 り な い w □
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今日も行数が足りないんだぜ?おまいらの行数を分けてくれ!

http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1165920740/

絵師、作家も同時募集中
299猪(病気がち):2006/12/14(木) 01:15:17.00 ID:rnWEl/M6O
キモいよなぁ・・・・
姿謹めよキモオタども
300 ◆sUOXLav4ic :2006/12/14(木) 01:16:55.30 ID:VOc0VqbnO
「んー、お前土曜日に学校に一度来てたろ?
そのときに、なんか美人の転校生が来るってうわさになってたからなー。
女体化した男子が出たって聞いて、そいつらも気づいたんじゃない?」
「げ、まじかよ!」

じゃぁ、やっぱり顔か・・・。


「・・・・陸、屋上で弁当食べないか?」
「ん、いいけど、屋上寒いぞ。」
「いいよ。行こ。」

これ以上人目にさらされるのが嫌なだけだった。

教室から出て行くと、
「あー、川島お前美少女と一緒に飯食えていーなー!!」
という声が聞こえた。
301 ◆sUOXLav4ic :2006/12/14(木) 01:18:47.79 ID:VOc0VqbnO
「うわ、風つよっ!さみー」
「ごめんな、迷惑かけて・・・」
「あぁ、気にすんなよ。」

「それより、良かったのか?」
「何が」
「女子に飯誘われてたろ。大丈夫なのか、行かなくて。」
「うーん、仲良くしとかなきゃ、とは思うけど、なかなか・・・」
「そっか、まぁ徐々に頑張れな。」
「うん、ありがと」

会話が途切れる。
空を見上げると、灰色の厚い雲が空を覆っていて、乾いた冷たい風は完全に冬のものだった。

「でも、良かったな」
「え?」
「朝、ちゃんと女子と話できたし。」
「うん、理由を聞かれたときはさすがに戸惑ったけどね。」

「・・・・いじめとか、されなきゃいいんだけど。」
「大丈夫だよ、きっと。」
302 ◆sUOXLav4ic :2006/12/14(木) 01:22:37.98 ID:VOc0VqbnO
「・・・なんでさ。」
「えー? 別に。何となく。」
「・・・・・アホか。」
「うわ、お前ひでーな。」
「あははは、アホ。」

陸と話して、やっと心が落ち着いた。

「それよりさ、お前、するのか?」
「・・・・さっきから話題の振り方がわかんないんだけど。」
「うー、ごめん。黒田。告白。」
「・・・あー。・・・・・するか。」

「え? 告白?」
「それ以外に何がある。」
「だって、お前黒田と何にも話したことないだろ。ふられるぞ?」
「いいんだよ、別に。想いを伝えられるだけで十分。」
「へぇー・・・・。」
303>>299 ごめんwwwww ◆sUOXLav4ic :2006/12/14(木) 01:25:11.45 ID:VOc0VqbnO
何度目かの沈黙。
でも、それがとても心地よかった。頬をなでる冷たい風も気持ちいい。

話し始めたのは俺。
「なぁ、」
「ん?」
「・・・・顔がいいって、そんなにいいことか?」

強い風が吹き、大きなノイズが俺の声を掻き消す。

「ごめん、きこえなかったわ。もう一回言ってくれるか?」
「・・・・寒いね。もう戻ろっか。」

風がやんだ下の階に続く階段は、やけに静かに感じた。
304猪(発情中):2006/12/14(木) 01:26:40.65 ID:VOc0VqbnO
これまで。
抜けてたらごめ
305おせち(30,000ウォン):2006/12/14(木) 01:27:26.40 ID:2ljXJ9nm0
>>304
乙ぅッ!
切ないな
306凧(バンカー):2006/12/14(木) 01:27:32.49 ID:poRqhRkO0
乙&GJ
307猪(発情中):2006/12/14(木) 01:30:04.40 ID:VOc0VqbnO
あぁ、黒田くんの出番が・・・
ちなみに黒田の名前の由来が「頭が黒いから」なのは秘密だ
308イクラ:2006/12/14(木) 02:23:25.79 ID:FV2f31CU0
捕手
309お芋:2006/12/14(木) 02:56:23.65 ID:LSe9G6Nw0
ひ〜〜〜
書くの忘れてた保守
310お芋:2006/12/14(木) 03:14:13.96 ID:LSe9G6Nw0
頑張って書いた


俺は今校舎の裏を歩いている
周りに気をつけながら些細な音にも反応できるようにと
神経を研ぎ澄ます
何故そこまで警戒しているかといると・・・
ガサガサ
後ろで物音がした
俺は後ろを見ることなく走った
物音から距離をある程度とるとその物音の元が何なのか確認する
だが相手は何なのか目星はついている
敵だ
予想は的中していた
相手は敵で獲物を持っている
距離を取ってなければあの獲物にやられていた
相手は獲物が届く距離まで走ってきた
だが相手は俺の獲物の飛距離を知らない
「馬鹿め!俺の獲物の飛距離を見よ!」
俺は獲物を相手に向けて
打った
311猪(泣き上戸):2006/12/14(木) 03:14:26.87 ID:bzchgru1O
投手
312お芋:2006/12/14(木) 03:16:23.21 ID:LSe9G6Nw0
打ち出された水は真っ直ぐ相手の顔面に飛んでいった
え?なに?なんで水かって
それは獲物は水鉄砲だからさちなみに相手の獲物も水鉄砲さ
「うおっ冷て」
俺の獲物もとい水鉄砲から放たれた水はみごと命中した
三「よし!まずは一人」
「くそーどうして俺は三浦に勝てない!」
三「坊やだからさ」
決まった・・・これで隠れファンが一人くらい・・・・(詳しくはスレ>>181参照)
三「ところでアイツは今何処にいるかしらないか?」
「知ってたら俺は今頃アイツにやられてる」
三「そうだな・・・アイツの現れる水飲み場を気長に張ってるよ」
「かんばれよーアイツとまともに戦えるのはお前くらいなんだからな〜」
三「あーお前の死は無駄にはしないぞ」
さよなら名も無きクラスメート・・・所詮お前は俺が活躍する為の踏み台でしかなかったんだ


今日はここまでにょろ
じゃあ寝るね
313トリマーと初詣:2006/12/14(木) 03:19:01.21 ID:I7TxY0HQ0
>>312
乙かれにょろ
おやすみにょろ
314ナルト:2006/12/14(木) 03:50:38.13 ID:FV2f31CU0
もつかれほしゅ
315:2006/12/14(木) 03:52:47.78 ID:PgLr7Zcl0
肉便器図鑑 携帯厨可
http://newsstation.info/up/img/ns16272.htm
316振り出しに戻る:2006/12/14(木) 04:34:30.74 ID:FV2f31CU0
野手
317一回休み:2006/12/14(木) 05:41:04.50 ID:FV2f31CU0
遊撃手
318鶏肉:2006/12/14(木) 06:34:24.51 ID:TDpIpvUz0
二塁手
319サトイモ:2006/12/14(木) 07:08:32.73 ID:TDpIpvUz0
一塁手
320猪(赤ら顔):2006/12/14(木) 07:21:35.48 ID:Sby/vZMj0
先発投手
321猪(しいたけ目):2006/12/14(木) 07:49:23.89 ID:RBLFkLSQO
右翼手
322巫女に初詣:2006/12/14(木) 08:55:25.02 ID:RBLFkLSQO
遊撃手
323 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/14(木) 10:03:22.30 ID:rya3fiz3O
空気を読まず、りっべーんじっ

アタシは屋上へと続く階段を、二段も抜かして駆け上がっている。
急いでいる理由は、萩山先輩が屋上に女の子を呼び出したという情報を手に入れたから。アタシは陸上部のユニフォームのまま、勢いは加速するばかり。
あの人は女の子が好きで、しょっちゅう告白する。そして顔は、いわゆるイケメンの類、告白される事も多い。しかし、外見で惚れるからすぐに別れる。
アタシには、振り向いてくれなかったけど。
「はぁ、はぁっ」
さすがに、扉が見える頃には息も苦しくなっていて、でも、アタシはまだ勢い付いたまま扉を開け放つ。
「はぎやませんぱいっ!」
精一杯の叫び声は真っ青な空に響いて、アタシは、フェンスに囲まれた屋上の隅に二つの人影を確認した。
324書初め(蛙の子は蛙):2006/12/14(木) 10:55:14.83 ID:GVKGuueR0
ho?
325凧(バイヤー):2006/12/14(木) 12:04:04.70 ID:a/u1ubdK0
syu
326猪(青詐欺):2006/12/14(木) 12:04:57.98 ID:hbLK31yeO
金色の
327 ◆rSzvjlbQlk :2006/12/14(木) 12:22:26.22 ID:rya3fiz3O
「和美…」
先輩がアタシの名前を呟く。表情は、ひどく不機嫌そうに歪んでる。
女の子は、いきなり出てきたアタシに驚いて、ぽかんと口を開けたまま。それでも小さくて可愛いんだから、羨ましいったらありゃしない。
「邪魔しないでくれないか?和美。お前とはずっと友達だ」
ため息を吐きながら言う先輩と、まだ呼吸が荒いアタシ、そしてアタシ達を交互に見る女の子。
沈黙が続く。
その沈黙を破ったのは、女の子の小さな声だった。
「決闘…は?」
アタシは、小さな声をきっと聞き間違えたんだと思う。だって、この状況で決闘だなんて言葉が出るはずがない。


いったん止めよ。
超オナニーは疲れる…
328おせち(12,000円):2006/12/14(木) 12:33:40.59 ID:rya3fiz3O
安価
花恵がいつものように席で寝ています。
クラスメイトの貴方は彼女に何をしますか?
329凧(バイヤー):2006/12/14(木) 12:45:46.05 ID:a/u1ubdK0
奇襲
330おせち(12,000円):2006/12/14(木) 12:46:44.73 ID:rya3fiz3O
人、稲…
331おせち(12,000円):2006/12/14(木) 12:56:29.04 ID:rya3fiz3O
すぅすぅと、規則正しい呼吸が聞こえる場所に、>>329は居た。
コソコソしたら逆に疑われる。堂々と近づいて、溜めたりなんかしない。一気に、ヤル!

「そいやぁ!」

大きな掛け声にクラスのみんなが>>329を見た。
「ふぇ?」
奇襲された花恵はまだ寝惚けてる。
「やぁったあぁぁぁぁぁ!」
ムニュムニュと、確かな手応え。柔らかい、思ったよりは大きいが、巨乳という程ではない。
>>329は花恵の背後から、彼女の胸に手を伸ばしていた。
「しねえぇぇえぇ!」
その甘美な柔らかさに油断していた>>329は、真横から来る雅也の飛び蹴りを避ける事が出来ず、息絶えた。
332凧(イナバウアー):2006/12/14(木) 13:03:41.20 ID:a/u1ubdK0
>>331
ジーグワロスwwwwwwwgjwwwwww
333初夢(ろうそく熱い):2006/12/14(木) 13:15:47.29 ID:04VVNNgu0
今沖田安価↓
334おせち(15,000円):2006/12/14(木) 13:42:57.94 ID:rya3fiz3O
初雪
335初夢(熱湯風呂):2006/12/14(木) 14:05:11.52 ID:04VVNNgu0
白いローブに身を包んだ月草は空から降ってきた白いのを手のひらで受け止めた。
その白いものは手のひらの中ですぐに消えてなくなってしまう。
「・・・・・・いっぱい・・・」
空から降ってくる綺麗なその白いものを見上げて月草は呟いた。
「雪ね・・・」
「・・・・・・ゆき・・・」
何度も手で受け止めようとする月草の姿に黒豆は声を出さないように笑った。
「手では受け止めれないわよ」
「・・・ざんねん・・・・・・」
残念そうに肩を落とした月草はまた空を見上げて曇り空から降りてくる雪を見た。
ゆらゆらと降りてくるそれが自分の顔に落ちると冷たいが、何故だか不思議な気分だった。
「・・・・・・雲のかけら・・・?」
「違う違う」
首を傾げる月草に黒豆は必死に笑いを堪える。
「月草の住んでた場所は降らなかったの?」
「・・・ゆき・・・降らなかった・・・から・・・」
「そっかぁ・・・」
音も無く降り続ける雪の中で、月草と黒豆はずっと空を見続けていた。
それが月草が始めて見た、初雪だった。
336初夢(熱湯風呂):2006/12/14(木) 14:10:23.62 ID:04VVNNgu0
次↓
337おせち(30,000円):2006/12/14(木) 14:30:40.86 ID:rya3fiz3O
地獄の特訓
338初夢(熱湯風呂):2006/12/14(木) 14:48:58.14 ID:04VVNNgu0
宿屋の息子、ヤムチャは地面に膝を付いて苦しそうに肩で息をしている月草を見下ろす。
いつも表情の無い月草がこうして苦しそうに息をしているのを見るだけで鼻血が出そうになったが堪えた。
月草は兵士になりたいらしく、その為に旅を続けていると言っていた。
今の実力なら入隊は出来るだろうがそれ以上に上れるかはまた別の話だ。
「ほら、もうやめるのかよ」
「・・・はぁ・・・やめない・・・」
剣を握りなおしまっすぐにこちらを睨むその目にヤムチャは刀を構えて答える。
地面を蹴り低い位置に剣を構えた月草は懐に飛び込みながら剣を振り上げる。
刀で遮られる、ガチガチと音を立てる剣とヤムチャの力の強さに月草は苦しそうな表情をする。
「そんな苦しそうな顔すると、どっちが不利か相手にわかるぞ」
「あ・・・!」
刀で押し退けられ勢い余って地面に尻餅を付いた月草は肩で息をしながら痺れる右手に左手を重ねた。
気が付けばもう2時間もこれを続けているのかとヤムチャは時計を見てふぅっと溜息を付く。
バイトの終わりに面倒を見てやるとは言ったが、ここまで成長の無い奴も珍しい。
「今日は終わりにしようか」
「・・・・・・うん・・・」
「じゃぁ先に風呂に入ってこい」
宿屋の中に戻っていく月草にすぐに駆け寄っていく心配そうに見ていた動物達。
剣術は向いてないんじゃないだろうかと思いつつもヤムチャは庭の片づけを続けた。
339初夢(熱湯風呂):2006/12/14(木) 14:49:19.07 ID:04VVNNgu0
地獄って程でもなかったな

次↓
340おせち(30,000ウォン):2006/12/14(木) 15:10:48.05 ID:rya3fiz3O
かけっこ

素敵安価
341初夢(アフリカのシマウマだった):2006/12/14(木) 15:17:23.80 ID:04VVNNgu0
>>340
話が纏まらない病になってるからちょっと休憩
すまんこまんこ
342猪(入浴中):2006/12/14(木) 15:56:05.08 ID:VOc0VqbnO
343初夢(声優とデート):2006/12/14(木) 16:07:43.51 ID:04VVNNgu0
人いなすぎ保守
344おせち(150j):2006/12/14(木) 16:14:56.72 ID:rya3fiz3O
.    ∧_∧
.   ∩ミ, ´ー`彡_∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ U U  ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
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携帯が寿命クマー
明日でこの携帯とおさらばクマー
345初夢(声優とデート):2006/12/14(木) 16:23:08.94 ID:04VVNNgu0
小説を書いたことが無かった俺が何か最近書くことばっか考えてる
もうこれは人生のさいg
346おせち(150j):2006/12/14(木) 16:52:19.46 ID:rya3fiz3O
>>345
ワクテカして待ってる
347おみくじ(太吉):2006/12/14(木) 17:45:17.33 ID:+br1aEhCO
348猪(2ch中):2006/12/14(木) 17:46:01.69 ID:/Wj9fUuy0
(´・ω・`)やぁ。
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349猪(禁煙中):2006/12/14(木) 18:19:21.96 ID:L5OqCJho0
┐ ∧,∧
| (   ) 
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まだかかりそう捕手
350猪(白髪):2006/12/14(木) 18:45:46.96 ID:q39+mnHO0
351おせつ:2006/12/14(木) 18:48:58.10 ID:rya3fiz3O
>>349
無理はせんとって下さい。こっそりワクテカしてます。

今日落ちるんだよね?
352猪(禁酒中):2006/12/14(木) 19:05:50.84 ID:L5OqCJho0
あと三時間ちょい
353 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/14(木) 19:25:29.32 ID:mZa4EPGj0
その後も私は平日は麻耶の家庭教師を担当した。私も慣れてきたのか少しずつではあるが麻耶とのコミュニケーションを図った。
教師になればこんなことは日常茶飯事なのだろうか・・私はそんなことを思いながら麻耶の家庭教師をしていた。最初の私は
慣れない授業に四苦八苦していたが今では何とか様になっている。最初のほうは麻耶のわからなかった国語や算数の補助的な
部分をしていたのだが、本屋でありとあらゆる家庭教師の本を読み漁って算数、国語の基本的な部分や社会の勉強を指導できる
ぐらいになっていた。ちゃんと麻耶を手本とした子供にわかりやすく勉強を教えるコツや部分部分の癖などはノートに書き留めていた。
そんな私の苦労もあってか麻耶のほうは相変わらずの天才ぶりで勉強のほうもぐんぐんと伸びていた。元々、勉学は好きなほうらしい・・
それに私自身も少しずつではあるが、麻耶との家庭教師を通して少し周りに素直になれた気が・・する。

だけど・・麻耶の両親についてはかなり謎が深まるばかりだ。私が麻耶の家庭教師を担当するようになってから全然顔も合わせていない。
一回、彼から麻耶の母親が入院している病院を尋ねたことがあったのだが・・母親のほうは少し挨拶をしたばかりでずっとだんまりしたままだった。
彼の話によると麻耶の母親は精神的な病気らしいから余り喋るのはきついらしい。だから私もそれを察してか簡単な挨拶をして帰っていった。
・・こうしてみると私も素直に人と挨拶を交わせるような礼儀正しい人間になったのかと少し自分でも驚いてしまった。まぁ、そんなことはさて置き、麻耶との母親との
会話はそれっきりであったが、肝心の父親が一向に私の前に姿を現さなかった。あれから1回、麻耶に父親について尋ねたのだが・・余り麻耶は自身の父親について
話したがろうとはしなかった。私も無理強いはせずそのまま胸の中にしまった。だけど私が帰宅するたびに麻耶は私を送ってくれるのだが、なぜかその顔は
とても寂しそうだった・・


そして今日も帰るときに麻耶が少しい寂しそうな顔をした。

354 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/14(木) 19:26:00.08 ID:mZa4EPGj0
「じゃ・・俺、時間だから」

「・・はい、今日もありがとうございました」

こんな空気が帰るときには続く。前はそうでもなかったのだが、徐々に日が経つにつれて麻耶の表情には暗とも取れる顔つきであった。
流石の私もこれは気まずく、帰るときは麻耶に一、二口・・声を掛けてあげた。

「なぁ・・そのなんだ?あまり考え込むと体に良くないぞ」

「いえ・・大丈夫です。・・お気をつけて」

「ああ・・明後日になったらまた来る」

そういって私は麻耶の家を去った。・・もう麻耶のあの表情は見たのは何回目だろう?
やはり・・原因は両親なのだろうか?でも家庭教師の本に書いてあったことだが、余り家庭の事情には深入りするなと書いてある。
それに私自身・・余り人の事情には深入りするほど、安易な考えを持つ人間じゃない。


だけど、私はいつも帰り際の麻耶の表情が気が気でならなかった・・
355猪(子持ち):2006/12/14(木) 19:42:13.65 ID:9mwnR/YaO
wktk
356黒豆(一粒):2006/12/14(木) 19:42:51.48 ID:rya3fiz3O
 _ワクワク___ +
/  + + + /
|+  + ∩_∩ + クマクマ
| ̄\ +(・(ェ)・)\+
|  +| ̄∪~∪ ̄|
357凧(♀):2006/12/14(木) 19:43:01.62 ID:xxXVR5qH0
(´・ω・`)やぁ。
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358 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/14(木) 19:47:42.78 ID:mZa4EPGj0
そして、部屋に帰宅・・彼の手料理が私を出迎えてくれる。彼自身も別々に自分の料理を作るのはめんどくさいようで、毎日、私の分と自分の分を
作って私の帰りを出迎えてくれる。私はそれを食しながら彼との雑談をしている。まぁ、傍から見れば恋人同士?ってな関係のように見えるが、当時の私は
そこまで彼を見ていなく、せいぜい・・友達程度でしか見ていなかった。まぁ、当時の彼は私のことをどう見ていたかはわからないが・・

まぁ、そんなこんだで私はそんな毎日を送っていた。数分して食事を平らげた後、私は食後の一服を愉しんでいた。彼はすぐ目の前で洗物をしながら
私の話に答えてくれた。

「・・しかしまぁ、麻耶の両親はいつになったら姿を現すのかねぇ」

「えっ!!まだ、お父さんのほうは姿を現していないんですか?」

「うむ・・」

私は箱からタバコを一本取り出し火をつけながら麻耶の状況を彼に話していた。彼のほうも未だに麻耶の父親のほうが私に姿を現していないことが驚きだそうで
洗物をしながら私に対応してくれた。

「でも・・お母さんのほうには会ったんですよね?どうでしたか?」

「ああ、会ったよ。・・だけどまともに会話できる状況じゃなかったな」


麻耶の母親のほうは少ししか挨拶を交わさなかった。私としてみれば、今後の麻耶の教育方針などを相談したかったのだが・・余り話すことができなかった。とりあえずなり崩してきな挨拶を
交わして病室をを後にした。正直言ってあまりいい心地ではなかった。
359黒豆(一粒):2006/12/14(木) 19:53:09.17 ID:rya3fiz3O
慣れない事はするもんじゃないね…orz
360 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/14(木) 20:06:59.09 ID:mZa4EPGj0
「それにしても麻耶は・・俺みたいに両親には余り構われていないように見えるな。・・なんだか俺が帰るとき、結構寂しそうな顔してたしな」

そう、麻耶は昔の私みたいに両親に構われていないのだと思う。だとしたらあの寂しさは不足している愛情からきているものかもしれない。
・・もしかして、麻耶は私に家庭教師以外のものを求めているのではないのだろうか?私はそう思えてならなかった。

「でも・・なんだか不思議ですね。最初の頃の礼子さんと比べると、なんだか最近の礼子さん・・心にゆとりがありますよね。
もしかして教師としての自覚が・・・ウゲッ!!」

「余計なこと抜かすな!!!」

私はそこらへんに転がっていたゴミ箱を彼の後頭部めがけて投げた。ゴミ箱は見事にヒットし彼は頭をさすりながら洗物をこなしていった。
やはり当時の私はそういった自分の未知なる才能を認めるにはまだまだ時間がかかるようであった。

「イテテ・・まぁ、ぼくが言いたいのは出会った頃の礼子さんと比べて、今の礼子さんはなんだか温かみがあります」

「ケッ!!・・俺にはそんなもんねぇよ。ただ・・ちょっと心残りなだけだ」


私はタバコの火を消しながら、また別のタバコに手をだしそのまま吸い続けた。でも、麻耶のことはやはり数日間、家庭教師をしていただけあってか
心残りなものであった。
361黒豆(二粒):2006/12/14(木) 20:27:08.57 ID:rya3fiz3O
ほし
362 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/14(木) 20:32:58.01 ID:mZa4EPGj0
休みの日・・私は撤兵の元を尋ねた。撤兵は私とは違い家族と一緒に暮らしており、どこか懐かしい雰囲気を出していた。
私は相棒で撤兵の家につくとそのまま部屋の中へと入った。どうも、撤兵の両親はどこかへ出かけており、家は撤兵1人であった。
撤兵はそのまま手招きをしながら部屋へと案内してくれた。

「おぅ、冷夏!ちょうどいいところに来てくれた、勉強教えてくれ」

「ああ、いいぜ」

私は撤兵の勉強を見てあげることにした。どうも撤兵のほうも成績が少しやばいらしい・・だからこうして私に勉強を教えてほしいらしい。
撤兵はノートに英語の文章や数学の方程式等などいろいろ教えてあげた。それに私にとっても家庭教師のいいレクチャーにもなるので
こうした機会はありがたいものであった。

勉強が着々と捗っている中・・撤兵が麻耶について聞いてきた。


「なぁ・・例の家庭教師は進んでいるのか?」

「ああ・・何とかな」

すでに麻耶のことは撤兵に話しているので私は撤兵に淡々と今の現状について語った。撤兵のほうも勉強をしながらも私の話を聞いてくれた。
どうやら撤兵も麻耶にはうすうす気になっているらしい・・

「じゃあ・・そいつはいつも冷夏が帰るとき寂しそうな顔するのか?」

「ああ・・家庭教師をしている身として、情が移ってしまったようだな・・」


私はそう呟きながらタバコに手をつけた。
363 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/14(木) 20:45:31.77 ID:mZa4EPGj0
飯落ちですww
364牧師と初詣:2006/12/14(木) 21:05:24.61 ID:mZa4EPGj0
再開・・
人がいない・・wktkがこない・・

365おせち(200円):2006/12/14(木) 21:07:42.41 ID:HibKX2ok0
wktk
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366猪(検便中):2006/12/14(木) 21:09:32.74 ID:L5OqCJho0
wktk
367 ◆Zsc8I5zA3U :2006/12/14(木) 21:14:49.80 ID:mZa4EPGj0
「んじゃあ・・たまには勉強以外にも何かやってあげればいいじゃねぇか」

「おいおい、無理言うなよ・・」

撤兵の提案に私は微笑しながら現在吸っていたタバコの火を消しながらまた再びもう一本のタバコに手をつけた。たまには勉強以外の
ことをあの麻耶に教える・・どこぞやの熱血教師じゃないんだからと考えていると、さらに撤兵はこう付け加えた。

「でもよ、そいつのこと・・気がかりになってるんだろ?なら、なんかやってやれよ。そいつだって案外そんなことを望んでいるのかもしれないし・・」

「そうは言ってもな・・」

私はタバコの灰を落としながら仰向けになった。勉強以外で麻耶に教えてあげれること・・案外、簡単そうでなかなか見つからなかった。
麻耶は・・いったい私に何を望んでいるのだろうか?私は部屋に転がっていた雑誌を見ながらポツリと考えていた。流石に喧嘩の指南はまずいで
あろう。それに麻耶の性格上を考慮すると何か内面的なものが妥当であろう。だけど・・私は芸術的なことにはまるで無関心だったので麻耶に取り入って
教えることが何もなかった。

「はぁ〜、教えることが何もなければな・・ん?そうだ!!いっそのこと教えてもらえばいいんだ!!!」

「れ、冷夏・・どうしたんだ?」

「思いついたんだよ!!」


そういって困惑する撤兵を無理やり納得させた私はあることを閃くと早速、そこらへんにあった紙にとあるリストを書き込んだ。後かこのリストどおりの
材料を次の家庭教師の日に揃えば何とかなるかもしれない。私はそんなことを画策しながら休日を過ごした・・
368 ◆Zsc8I5zA3U
みwwwなwwwwぎwwwwってwwwwきwwwたwwwwぜwwwwwwwwww