【恥らう】ローゼンメイデンが普通の女の子だったら【ケイケン】

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
このスレはもしもローゼンメイデンが普通の女の子だったらという妄想を垂れ流すスレです

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki
ttp://www9.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら画像保管所@Wiki-トップページ
ttp://www9.atwiki.jp/nanasi/

女子高スレ練習用wiki@幼稚園
ttp://www9.atwiki.jp/rosen_kindergarten/

ローゼンメイデンが普通の女の子だったら@雑談所(近日移転予定)
ttp://yy36.60.kg/nanasi/
携帯からは↓
ttp://yy36.60.kg/nanasi/i/

nのフィールド@休憩所(新規雑談所)
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/7014/
携帯からは↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/otaku/7014/

前スレはどうなったの?なんて言う時は・・・・・
2ch RozenMaiden過去ログ倉庫
ttp://rozen-thread.org/
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:41:18.24 ID:NvhNqB4b0
・『原則「コテ」禁止』
 コテハンの人の書き込みが悪いんじゃなくてコテを付いてるということが荒れる原因になりやすいので原則コテは禁止で。

・スレ・作品と関係ない雑談は控え、気に入らない作品や書き込みはスルーお願いします。

・非常時はまずWikiや雑談所で状況を確認してください。(本スレの消失など)

・投下するときは「○○ネタだから注意」とか「○○系につき苦手ない人スルーよろ」などと付けた上、さらにNGワード指定するなどの各自配慮をお願いします。
例:yuriyuri(百合)  sinineta(死)  uhouho(男色)  guroino(グロ)

・長編でレスを大きくまたぐとき(前回の投下は>>51で今回は>>462とか)や前スレから の続きはタイトルやあらすじ、アンカー等付けると読者に優しい職人になれる。

・なるべく自分でWikiを編集できるようになりましょう。どうしても編集できない場合は雑談所の掲載状況スレで依頼しましょう。(簡単な説明の項目の通りである程度できます)

・性的描写はエロパロで。(投下するなら少年誌レベルぐらいまで)

・投下混雑時以外の「投下いいかな?」は不要。投下終了後の「やっぱグダグダだったorz=3」とかも不要。もっと自信持って投下しよう!
(目安として:投下ラッシュは大体22時前後。それ以外なら特に混む事は無し。)

・投下時、他の人と被るが嫌なら投下前のログの再取得は必須!

・未来アンカーやリレー小説はスレストの原因になったり投下し辛い空気にしたりするので控えてください。

・上記の他、Wikiの「簡単な注意事項」を読んだ上、分からない質問などは>>1のリンクから行ける雑談所やWikiでお願いします。
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:45:51.78 ID:1SsJr9ZvO
>>1
乙かレンピカ
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:47:44.62 ID:kVSxGs6KO
>>1
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:48:07.86 ID:QgnUFbYr0
>>1
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:48:55.66 ID:XaRYpMju0
>>1
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:52:59.42 ID:Vdszi2IW0
>>1

がんばっていきましょう
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:53:27.15 ID:Nu3XjWprO
おつ
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:55:42.08 ID:QPCIsxZX0
>>1
乙です
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:56:32.96 ID:XGV34zyU0
>>1乙です〜
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 19:59:30.67 ID:Q2bocArX0
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:03:42.67 ID:Lv948qH80
スレタイみてエイケンかと思ったのは俺だけではない筈wwwwww

とにかく>>1
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:05:48.51 ID:8rCtP6do0
薔薇>>1乙女
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:12:19.36 ID:Nu3XjWprO
保守
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:20:57.17 ID:c8fPj40O0
いちおつ
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:28:34.65 ID:Nu3XjWprO
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:30:03.99 ID:BPdsD3loO
ケイケンが一瞬イケメンに見えましたwwwwwwサーセンwwwwww
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:36:46.20 ID:Nu3XjWprO
保守
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:45:33.84 ID:XGV34zyU0
今のうちに、前スレ>>662の続きを投下したいとおもいます。
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:45:46.87 ID:Nu3XjWprO
落ちるの早いよ保守
21前スレ【君との絆】>>662からの続き:2006/09/24(日) 20:47:14.12 ID:XGV34zyU0
やっと見付けた。漸く、辿り着いた。それは嬉しいこと。とても喜ばしいこと。
人は悲喜に関係なく、感極まると胸が切なくなって、涙を流すわ。
だけど…………私の頬を濡らすのは、嬉しい涙じゃない。
約束を果たせた安堵や、幸福感の涙でもない。

たったひとつの不満。
大切な人が……。
最も側に居て欲しかった人が、私の隣に――――居ない。
この美しい景色を、一緒に眺めながら微笑み合えないことが悲しくて。
こんなにも心を震わせる瞬間に、絆を結び合えなかったことが口惜しくて。

私は独り、涙を流し続けた。


やがて、光の饗宴も幕を下ろした。
乱舞していたホタルたちは、いずこかに姿を潜め、十八夜の月は西に傾く。
これで、薔薇水晶との約束も、水銀燈との約束も果たされたわ。
私が見続けていた千二百年の夢も、これで終わり。
浅瀬に引っかかった笹舟が流されていく様に、二人の思い出も、過去へと去ってしまうのね。

結局、別れの言葉は見付けられなかった。でも、そんなものは、最初から無かったのかも。
筆舌に尽くしがたい虚脱感を覚えながら、静まり返る沼に、背を向ける。
目の前には、深い森と、濃い霧。
一歩、進み出ようと足をあげる直前、私の胸が動悸した。

  ホントに良いの? このまま帰っちゃって、良いの?
  愛は永遠の夢なんだよ? ここで諦めたら、恋の道は霧に霞んじゃう。見失っちゃうよ?

薔薇水晶に叱責された気がして、私は……いま一度、月光を写す沼に向き直った。
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:48:06.74 ID:XGV34zyU0
>>21
やっぱり、私……水銀燈に会いたい。
切れた絆の糸口を見付ける術なんて知らないけど、ここは夢魔に誘われた、眠りの森だもの。
夢の導きで此処まで辿り着けたのなら、解決法も、夢の中にある筈だわ。

夢は、過ぎ去った日々を回想するためにあるんじゃない。
未来を創造するために、希望という名の夢を見るのよ。

ひとつ、深呼吸。清浄な空気を胸一杯に吸い込み、ゆっくりと吐き出す。
悔しさと悲しみで荒みかけていた気持ちを落ち着けて、私は、徐に口を開いた。


「水銀燈……来たわよ、私」(募る想いを風に乗せ)

「貴女は、千二百年も前に終わった関係だと言うけれど」(永久の愛を)

「本当は、始まってすらいなかったのよ。だから……」(貴方に届けたい)

「もう一度、巡り会いたい」(この気持ち――)

「今度こそ、伝えるから」(受け止めて)



「水銀燈。私、貴女が――」(大好きよ)

契りとは、固く約束すること。そして、仏教では前世からの約束や、因縁であるという。
ならば、水銀燈と交わした約束は、水銀の君との契りでもある。
何のことはない。終点とか、始点とか……そんなものじゃなかった。
この場所は、本の途中に挟み込まれた栞。私たちはまだ、物語の途中に居るのよ。
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:48:51.85 ID:XGV34zyU0
>>22

一陣の風が吹いて、水面が波立った。月の写し身に、脇を通り過ぎていく。
顔の前に手を翳していたけれど、髪が目に入るから、私は両の眼を固く閉ざしていた。

  風が、止む。

一体、今の突風は、何だったのかしら?
恐る恐る、瞼を開こうとした矢先、いきなり背後から眼をふさがれた。
私だけしか居ないと思っていたから、これには流石に、心臓が止まりそうになったわ。

「うふふふ…………だぁ〜れだ?」

耳をくすぐる、甘ったるい猫撫で声。勿論、私は、それを知っている。いつだって耳を傾けていたから。
ふわりと漂ってくる、懐かしい匂い。勿論、私は、それを知っている。どんな時も、追い求めてたから。
記憶に刻み込まれてる、掌の温もり。勿論、私は、それを知っている。心の奥まで、温めてくれるから。
全ての感覚が、彼女の全てを憶えていた。

私は、答えなかった。唇が震えて、巧く喋れなかったから。
だから、言葉の代わりに、別のモノで気持ちを伝えた。
際限なく溢れ出す、この感情を……押し留めるつもりなんて更々ないわ。

背後に立つ彼女も、自らの手が私の涙に濡れようとも、私の答えを待ち続けていた。
このままじゃ埒があかない。一刻も早く、彼女の姿を見たくて仕方がないのに。
やむを得ず、私はしゃくり上げながら、震える声を絞り出した。

「……す、い……ぎん……と……でしょ?」

静かに、私の目を覆っていた手が、離れていく。
私は咄嗟に、その手を掴んでいた。なんだか、そのまま霧の中に消えちゃいそうな気がしたから。
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:49:39.77 ID:XGV34zyU0
>>23

でも、ただの取り越し苦労だった。握り返してくる彼女の手は、しっかりと温もりを与えてくれた。
そして、振り返った先には――

「ただいまぁ」

私にとって、この世の如何なる宝物よりも尊いヒトが――
渇望していた最高の微笑みが……そこに、あった。

「水銀燈ぉっ!!」

口にしたのは、ただ一言。それが、全ての意味を内包していた。
もっとも、それは私の主観であって、水銀燈に伝わったかなんて判らない。
ただ、衝動のままに抱き付いて、感情のままに泣きじゃくった。
大好きな人の側で、思いっ切り、本音の自分をさらけ出せる自由。
幸福なんて、所詮は、この程度のもの。
だけどね…………だからこそ、尊いんだと思うの。
誰もが持っているようで、本当は、殆どの人が、それを持っていないから。

「まぁったくぅ……いい歳して、なぁに泣き喚いてるんだかぁ。バカじゃない?」
「……いいよ……バカでも」

水銀燈と触れ合える、喜び。心が温かいもので満たされていく、歓び。
ずっと、いつまでも、こうしていたい。それが、私の幸せだから。
夢ならば、醒めないで欲しい。現実ならば、終わらないで欲しい。
喜と悲の無限螺旋をほどいて、喜と嬉の螺旋を、水銀燈と編み上げていきたい。

「バカでも良いの。私は、貴女が大好きだから。千二百年前から、ずっと」
「…………ホントに、とびっきりのおバカさんね。呆れてモノも言えないわぁ」
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:50:25.59 ID:XGV34zyU0
>>24
水銀燈の語尾は震えていた。それを誤魔化す様に、彼女は口を噤んでいた。
そして、言葉の代わりに、きつく、私を抱き締めてくれた。
少しだけ痛かったけれど……幸せの証だから、その痛みすら嬉しくて。

「涙が――止まらないわ」

耳元で、ふ……と、彼女の吐息が聞こえた。
笑われたのか、呆れられたのか、どっちとも付かない、溜息。

「やぁれやれ。もう一人のおバカさんと一緒ねぇ」
「……え? もう一人って、まさか」

水銀燈の肩越しに、かげろうのように揺らめく霧の中から歩み出てくる人物を見た。
現れたのは、思った通りの容姿。私にとって、水銀燈と同じくらい、大切なヒト。
彼女は、夜目にも判るほど泣き腫らし、双眸を充血させていた。
いつでも微笑みをくれた彼女が、今、大粒の涙を零し続けている。

「めぐ……ちゃん」
「薔薇水……晶」

お互いの名を呼び合い、お互いの存在を確かめ合う。
名前は、魂そのもの。言葉のやりとりの裏では、私の魂と、彼女の魂が応答していた。

「あの娘、めぐと離ればなれになってから、ずぅっとこうなの」
「こう……って、泣き続けてるってこと? 道理で、酷い顔してるワケだわ」
「めぐちゃんだって、他人のコト言えないよ」
「私に言わせれば、どっちもどっちねぇ。泣き虫さんなところも、似た者同士だわぁ」

そうかもね。私たちは千二百年も共に居たんだもの。どこかしら似てきても、不思議じゃないわ。
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:51:30.22 ID:XGV34zyU0
>>25
私は、水銀燈から離れて(ちょっと名残惜しかったけれど)ナップザックを探った。
そして、大切にしまってあった薔薇水晶のトレードマークを取り出し、差し出す。
今更、彼女には必要ない物かもしれない。
眼帯なんてしない方が、よっぽど可愛いんだけど――これは、彼女の物だもの。

「ずっと……持っててくれたのね。ありがとう。とっても嬉しい」

薔薇水晶は、はにかみながら(泣いてたけど)腕を伸ばした。
眼帯を掴む寸前、微かに触れ合う、指先。
ハッと息を呑んで、引っ込められようとした手首を、水銀燈が脇から掴んで引き留めた。
そして、ひとつ頷く。薔薇水晶も、こっくりと頷き返した。

今度は、眼帯を挟んで、私と彼女の掌が、しっかりと重ね合わされる。
伝わってくる、命の温もり。心を満たしていく、幸せな気持ち。
よくよく考えたら、薔薇水晶と手を繋いだのは、これが初めてかも。
あんなに一緒だったのにね。

「ずっと…………夢見ていたの。安心して、めぐちゃんと触れ合える日が来るのを」
「それって――こうして触れ合っても、もう私の命を削り取らなくなったって意味ね?
 並んで道を歩いたり、あなたとひまわりを見に行くことだって出来るのね?」
「そうだよ。だからね、これからは――」

薔薇水晶は、私の手を放すや、勢いよく抱きついてきた。

「こぉんなコトだって……出来るんだよ」

彼女の腕に、ギュッと力がこもる。
水銀燈の力強い抱擁とは、また少し違う、軽く包み込むような抱擁。
今までの、どこか小動物を思わせる、ビクビクした態度ではなかった。
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:52:57.66 ID:XGV34zyU0
>>26
「……ああ。…………よかった」

心から、そう思う。
この旅は、気持ちの整理をつけるため――

「ホントに…………よかった」

悲しい過去と決別するための、儀式だった。
それなのに、こうしてまた、二人に巡り会えたなんて。
あの夏の日から、貴女たちに別れの言葉を伝えられなかったことが、心残りだった。
でも……そんなもの、最初から必要なかったのね。

「私たちは、こうして再び、巡り会えたんだもの」

彼女たちと交わした二人だけの合い言葉こそが、別れの言葉だったのだから。
別れの挨拶って、再会の約束と同じことなのよ。
『また明日、学校でね』『うん、またね』
つまりは、こんな日常会話と一緒。
私たちは既に、この場所で再会することを、約束していたんだわ。


「これからは、私たち……同じ時間を歩んでいけるのよね?」

私は指で涙を拭いながら、二人に問いかけた。
確信はあったけれど、彼女たちの口から、確証を得たかったから。
水銀燈は前髪を掻き上げながら「ええ」と、答えた。
そして、私の隣に歩み寄ると、肩に腕を回し、耳元で甘く囁く。

「それじゃあ、約束どおり『星の海』も見せてあげたしぃ」
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:54:08.54 ID:XGV34zyU0
>>27
水銀燈の吐息が耳に掛かって、くすぐったい。
背筋にゾクリと震えが走り、なんか……ヘンな気分。
私は、耳が熱を帯びていくのを感じながら、水銀燈を横目に睨んだ。

「な、なによ」
「ふふふ……忘れたなんて、都合のいいことは言わせないわよぉ」
「だから、何のコトよ?」
「心臓ちょうだぁい?」


……ああ。そう言えば、そんな戯言をほざいてたっけね。
私は、肩に回された水銀燈の腕を振り払って、彼女と向かい合った。

「この際だから、ハッキリ言っておくわ」

薄ら笑っていた水銀燈は、私に見つめられると、真顔になった。
身じろぎを忘れてしまったかの様に突っ立って、押し黙っている。

「たとえ貴女の願いでも、私の心臓は、絶対にあげない」


だって、私は明日を夢見る乙女だもの。花に喩えるなら、まだ蕾よ。
咲いてもいない内から、あたら命を散らす気なんて無いわ。
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:55:46.12 ID:XGV34zyU0
>>28
――――でもね。


「……その代わりに、私のハートを、貴女にあげるわ」

私は水銀燈の頚に縋り付いて、彼女と唇を重ねた。
脇で、薔薇水晶が「えっ?!」と息を呑んだけれど、キニシナイ。
だって、これは千二百年もお預けだったキス。そう簡単には、止められないわ。
後になって冷静に振り返れば、顔から火が出るくらいに、恥じらうケイケンだろうけどね。
初めは驚きのあまり硬直していた水銀燈も、私の背中と頭の後ろに腕を回して、
しっかりと抱き締めてくれた。



月明かりの下【満月に照らされて】

数多の悲しみを乗り越えて【痛みさえ包み込む夢】

私たちの絆は、時を越えて結ばれた【愛は永遠の夢】

そして、私たちは、希望という名の夢を見る【夢は終わらない】


  私は、いま――とても幸せです。  

  あなた達は、幸せ?


    終劇
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:56:50.70 ID:XGV34zyU0
やっと終わった。orz
前回も、最後の最後でサブタイが増えてたっけ。これも因縁か……。
ともあれ、今まで長々とお付き合い頂き感謝の極みです。
タイトル『約束の場所へ』は米倉千尋さんの曲名から。(カレイドスターのOPでしたね)

……が、テーマソングは山下達郎さんの『Get back in love』だったり。


参考までに、使用されたサブタイ。

【もしもシリーズ?】【私の夢は☆】【花言葉は乙女の真心】【明日は晴れ】
【私が誰より1番】【夢は何色?】【僕の右手に君の左手】【儚い願い】
【乙女の涙は乙女色】【ずっと一緒に…】【君が好き】【花より団子?】
【いつでも微笑みを】【さよならは突然に】【悲劇は繰り返される】
【春の陽気に誘われて】【永久の愛】【届けたいこの思い】【蒼い空の向こう側】
【私は此処に居るから】【薔薇の棘には御用心】【雨降りの日も】【麗しき乙女たち】
【乙女のピンチ】【夢の導くままに】【明日を夢見る】【空を見上げて】
【もう手放さない】【彼女はデリケートw】【紫陽花とカタツムリ】
【夕焼けに黄昏】【目指せあの人の隣】【思い出と夏の色】【雨の紫陽花】
【季節は夏へ…】【冷たく綺麗な愛の氷】【恋はあせらず】【July comes】
【愛とは重き罪】【戻り得ぬ記憶を辿る】【愛、迷妄 恋、色盲】【夏は大胆に】
【あなたの心で永久に】【あなたとひまわり】【かげろうのように】
【喜と悲の無限螺旋】【lost ground】【二人だけの合い言葉】【秘密の花園】
【愛は永遠の夢】【霞むは恋の道】【ひと夏の甘い思い出】【夢は終わらない】
【シャボン玉 飛んだ】【九月の雨は冷たくて】【堕天の逆十字】
【目覚めろその魂】【痛みさえ包み込む夢】【満月に照らされて】【君との契り】
【恥じらうケイケン】

計61 でした。それでは、さいなら。
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 20:58:44.10 ID:XGV34zyU0
おまけ『幕間のハプニング』

翠「うぅ〜」
ジ「どうしたんだ? 鏡なんか覗き込んで」
翠「この後、鳶色の瞳にしなきゃなんねぇですが、
  コンタクトレンズなんて初めてで、巧く入らねぇですよ」
ジ「僕が手伝ってやろうか。ちょっと貸してみろよ」

ジ「危ないから、動くなよ」
翠「はいですぅ」(・・・って、顔が近ぇです。息が・・・はわわわ・・・キ、キスしちまいそうですぅ!?)
ジ「? おい、動いたら危ないだろ」
翠「あぅ・・・お、お前じゃヘタクソすぎるですよ! 蒼星石に頼むからいいですっ」
ジ「・・・・・・なんだって言うんだよ」


翠「あぁ・・・。なぁんか、まだ心臓がバクバクいってやがるです」
蒼「何が、バクバクなの?」
翠「ひぃっ?! そそそ、蒼星石ぃ」
蒼「どうして、そんなに慌てるのさ?」
翠「別に、何でもねぇです。あ・・・それより、カラーコンタクト付けるの手伝って欲しいですよ」
蒼「うん、いいよ」

蒼「姉さん、ちょっと上を向いてね」
翠「はいですぅ」(うっ! ま、また・・・蒼星石の唇が・・・近すぎちゃってどーしよう、ですぅ)
蒼「? なにをモジモジしてるの。動くと危ないよ?」
翠「うう・・・でもぉ」
蒼「あっ! 姉さん、鼻血でてるよっ!」
翠「はぅあっ?! 衣装に血が付いちまったですぅっ!」

・・・このハプニングで、撮影スケジュールが延期されたとか。
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:00:14.43 ID:Vdszi2IW0
>>30
ハッピーエンドでよかた。・゚゚・(ノд`)・゚゚・。
しかし最後のさいごで増えたサブタイまでちゃんと使うとは・・・お見事w
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:02:41.59 ID:BPdsD3loO
俺に言えることはたった一つ……GJ!!!!!

俺の考えたスレサブタイが文中に使われてるのを
見たときは、やっぱり嬉しかった。
スレを立てたことのある者も立てたことのない者も
みんな楽しめる名作だと思ったよ。
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:03:27.97 ID:1SsJr9ZvO
>>30
キタ───────(゚∀゚)──────────!!
すごく綺麗な終わり方でいいですね
最後のほうマジで涙腺が…

サブタイすべて使うという試みもすごいぜ

>>31
翠の子wwwwww
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:09:47.74 ID:Nu3XjWprO
言葉はいらない、ただゴッドジョブ!
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:12:24.50 ID:O7Wkn0950
改めて最初から読んだぜ
長編お疲れ様でした
良い話をありがとう
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:22:16.35 ID:3YQd3Pfl0
ほしゅ
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:26:32.85 ID:Nu3XjWprO
保守
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:34:14.33 ID:Nu3XjWprO
流れ早いよ保守
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:37:23.69 ID:oLr3ulZS0
泣き顔に注いであげる、でっかいJUM×蒼を、ほらね



昼休みの屋上。

蒼「…いい天気だね」
J「そうだな」
JUMと蒼星石は寄り添って日向ぼっこをしていた。
蒼「ふあ…」
蒼星石が軽く欠伸を漏らす。
J「眠いんなら寝てもいいぞ? 起こしてやるから」
蒼「…それじゃあ、お願いするね」
そう言って蒼星石は横になり、JUMの膝の上に頭を乗せて眼を閉じた。
蒼「おやすみ、ジュン君…」
J「…ああ」
JUMはそう言って軽く笑みを浮かべながら、蒼星石の髪を軽く撫でる。
すると蒼星石は気持ち良さそうな顔をしてすぐに寝息を立て始めた。

JUMは蒼星石が寝た後も髪を撫でたり、蒼星石の寝顔を見つめて楽しそうな顔をしていた。
そしてそんな二人を見ていた人達は…
翠「恐ろしいほどの幸せオーラで近づけないですぅ…」
金「スカウターが振り切れるかしら…」
雛「なんだかぽかぽかしてるの…」
銀「ある意味眼の毒ねぇ…」
真「…学校でやらないで欲しいわ」
薔(私もエンジュ先生と……)
口々にこんな事を言っていたとか。

/終わり
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:41:38.36 ID:1SsJr9ZvO
幸せすぎw
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:50:10.57 ID:NUiuCQgb0
恐ろしいほどのシヤワセオーラですね
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:51:40.19 ID:kVSxGs6KO
J「ベジたべる?」
梅「食べる!」
べ「アッー!」

保守
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 21:58:32.80 ID:Nu3XjWprO
保守
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:06:31.65 ID:Nu3XjWprO
保守
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:07:28.46 ID:1SsJr9ZvO
保守
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:15:07.99 ID:Nu3XjWprO
保守
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:20:36.35 ID:NUiuCQgb0
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:20:40.72 ID:Nu3XjWprO
はや…
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:28:25.47 ID:3YQd3Pfl0
ほしゅ
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:34:48.47 ID:Nu3XjWprO
保守
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:42:02.97 ID:Nu3XjWprO
保守
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:51:11.34 ID:Nu3XjWprO
俺の前では落とさせはしない!
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:58:23.39 ID:Nu3XjWprO
保守
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 22:58:35.44 ID:c+EqkpqrO
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:02:54.51 ID:uYLNyamvO
JUMにインタビューしました。
Q1「あなたの名前はなんですか?」
A1「JUM」
Q2「お仕事は?」
A2「主に家を守ってる。俗に言うヒキニート、ただ僕が保守しないと落ちるから重要な仕事。」
Q3「絆系攻撃は痛くはないのですか?」
A3「正直、めちゃくちゃ痛い。一度泣いた」
Q4「嫌いな人は誰ですか?」
A4「ベジータ」
Q5「本当ですか?」
A5「はい」
Q6「本当の事を言って下さい」
A6「梅岡」
Q7「それはどうしてですか?」
A7「僕の口から言わせないでくれ・・・」
Q8「それはどうしてですか?」
A8「一種のトラウマ」
Q9「金糸雀をどう思いますか?」
A9「自称天才のでこ」
Q10「くんくんをどう思いますか?」
A10「どっちかというと、くんくんの方の名前をバター犬にして欲しかった」
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:07:35.86 ID:uYLNyamvO
Q11「ジュ王という偽物がいますが?」
A11「恐らく本人」
Q12「一番嫌いな味方は?」
A12「真紅」
Q13「それはどうしてですか?」
A13「一度くんくんのぬいぐるみを踏んだら、真紅がキレて気付いたらICUにいたから。」
Q14「金糸雀さんに一言」
A14「・・・でこ」
Q15「いやな思いでとかありますか?」
A15「水銀燈にヤクルト10本以上飲まされて雛苺に苺大福5〜6個口に入れられて仕舞には翠星石にスコーンとクッキーを口に詰められて気付いたらICU。後そのお見舞いに真紅達が来て、真紅達が帰った後にアイツラが来た。」
Q16「誰ですか?」
A16「梅岡とベジータ」 Q17「それはどうしてですか?」
A17「たぶん嫌がらせ」 Q18「その後どうなったんですか?」
A18「ベジータが梅岡に喰われた」
Q19「幼なじみの巴さんをどう思いますか?」
A19「怖い。前に一度雛苺泣かせちゃったら真剣もって追っ掛けられた。しかも逃げてる途中【斬岩剣】とか【雷鳴剣】撃たれた。恐らく巴は[神鳴流剣士]」Q20「さっきから後ろにその薔薇姉妹と巴さん、そして満面の笑みの梅岡がいますが・・・?」
A20「えっ!!??」

JUM「ここからが(ry
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:09:21.17 ID:uYLNyamvO
保守
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:10:25.41 ID:oLeFgEBh0
揮発油税の税率は揮発油税法上、1リットルあたり24.3円となっているが
租税特別措置法(昭和32年3月31日法律26号)第89条第2項の規定により、
1993年(平成5年)12月1日から2008年(平成20年)3月31日までの間、倍額の48.6円が適用される。
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:12:08.70 ID:uYLNyamvO
>>59
(゚д゚)ポカーン
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:14:20.05 ID:QMAPn0tS0
>>30感動しました。
あなたの作品を見てSSを書くきっかけにもなったりと
感謝する所に感動する所や尊敬する所などと
心理描写の泣かせ方は最高です。
そしてGJ。

>>31翠wwwwwwww

>>40ハーン、蒼の子の甘えのカワイサは異常

>>57ジュンカワイソスwwwwwwwww
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:15:11.21 ID:Tj9fFv8AO
>>57
ジュ王テラナツカシスwwww
63姉妹物の人じゃないです:2006/09/24(日) 23:16:22.22 ID:QgnUFbYr0
秋の夜の事。
「カナ姉ちゃん?」
ジュンが、金糸雀が先ほどまでいたであろうリビングを覗き込む。
「カナ姉ちゃん。」
そこには特徴的な・・というかどこからみてもわかりやすい姿でいた。
月を見上げられるベランダに横たわって寝ている。
「…風邪引くよ?」
一応、確認をするがすやすやと寝息を立てているため、起きる気配がない。
と、そこでジュンの視界へ入ったのは金糸雀の頬。
なんとなく触りたくなるぷにぷに感とすべすべ感が感じられる。
「だ・・大丈夫だよな?」
怖いもの触りたさ というか 起きないことを祈りつつその頬へ指を伸ばす。
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:19:57.97 ID:QgnUFbYr0
ぷに。
…予想通りというか。見た目を裏切らないぷにぷに感がそこにはあった。
程よい弾力…という表現が正しいのだろうか。
ジュンの想像してた以上のぷにぷに感に何度かつっついてみる。

が。

「んー・・・」
ビクッ。心の中でごめんなさいごめんなさい、と必死に弁解しながら目をあける。
そこには
「・・・・・かしらぁ・・・」
「寝言か・・・。」
まだすやすやと寝ている金糸雀の姿。
「まぁ…起きるまで待ってようかな。」
起こさないように慎重に金糸雀の頭を持ち上げると、そこに自分の膝を滑り込ませ、ちょうど膝枕の体勢にする。
「・・・・ジュン。」
それがやはり寝言だとしても、なんとなく自分の夢を見られているのは嬉しい。
そんなことを思いながら、ともに眠りへと落ちた。

秋の夜―まぁこんなことがあってもいいだろう。明日にはまたドジな自称天才が見られるのだろうから。
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:20:38.77 ID:uYLNyamvO
保守
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:20:52.15 ID:QgnUFbYr0
>>63-64
雑談室の所にあった
>カナはぷにぷにでつるつるですべすべで触れると気持ちよさそうだなぁ。
この発言を受けて書きたくなった。後悔はしていない。

ではまたそのうち。
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:23:24.96 ID:BPdsD3loO
GJ!
やっぱりカナはぷにぷにでつるつるですべすべでなければ。
全ての人がまさちゅーせっつしたくなるほっぺでなければ。
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:23:34.94 ID:1SsJr9ZvO
ぷにぷに(*´д`)
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:23:44.61 ID:7HvKDG4j0
>>66
自分もカナに膝枕がしたいであります
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:27:20.50 ID:uYLNyamvO
保守
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:28:25.84 ID:Nu3XjWprO
カナのぷにぷには異常
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:30:31.20 ID:uYLNyamvO
薔薇水晶のぷにぷにはLV.255
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:35:43.81 ID:uYLNyamvO
保守
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:36:05.21 ID:NvhNqB4b0
カナのぷにぷに力は530000かしら。
でも勿論、フルパワーで他の薔薇乙女と戦うつもりはないからご心配なくかしら……。
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:38:26.73 ID:uYLNyamvO
>>74

真紅「絆ックル!」
(#゜д゚ )―○)`д)
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:38:42.50 ID:QgnUFbYr0
「薔薇水晶〜。」
昼下がりはちょうど昼寝にはいい時間。涼しさもそれなりだ。
玄関を開け開口一番、ジュンが呼んだのは、普段なら一目散に出てくるためであり
これといった期待をする必要性はない。
「なんだ。また寝てるのか。」
リビングへのドアを開けてみれば13時によくやっているメロドラをつけっぱなしにしながら
ソファーにもたれかかり、ぐっすりと寝ている薔薇水晶。
「なんか持ってきたほうがいいかな・・・・」
そういってあたりを見回すものの、特にかけられるようなものは見当たらない。
仕方ない、とばかりに2階へかばんを置きにいくと、その帰りにタオルケットを持っておりてきた。

ぱさ、っとかけ気持ちよさそうな寝息を立てているその顔を見る。
頬にはなんとなくぷにぷに感が漂っていた。
「…怖いなー。」
過去に触れようとした瞬間に目が覚め、足で膝を思いっきり蹴り上げられた経験があるジュン。
それがかるーいトラウマになっている。
「リベンジ・・・と。」

そういって、ジュンが手を伸ばした。そのときだった。
77人肉食い少女スレのっぽくしてみました:2006/09/24(日) 23:40:59.29 ID:QgnUFbYr0
くるん、と顔を向ける薔薇水晶。
またどのタイミングで起きたのか
頬に触れようとした瞬間に顔を動かしたため、
薔薇水晶が空けた口に不覚にも入れてしまった。
そして。

「残念残念〜♪」
そう嬉しそうに言う薔薇水晶に、指を思いっきりかまれた。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
まぐまぐ。とジュンの指を噛む(もしくは噛み千切ろうとする)薔薇水晶の顔には満足そうな表情が浮かんでいたという。


「ウマー。」

「痛い・・・・orz」
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:41:34.27 ID:QgnUFbYr0
ばらしーVerは
>>72のを見てやりたくなった。別に後悔はしていない
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:42:24.74 ID:1SsJr9ZvO
ちょwwwばらしーwwwwww
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:44:03.40 ID:QMAPn0tS0
噛まれたいと思ったのは俺だけじゃないはずだ
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:45:34.36 ID:uYLNyamvO
(;´Д` )σ)´д薔)ふに
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:50:19.00 ID:QgnUFbYr0
ついやりたくなった。 後悔などしていない。

「・・・ということがあったんだ。」
上記にあった話を聞いたベジータ。
「クソ!なんでおまえばかり!」
自慢気に話すジュンを軽くふっとばし廊下へと出て行く。
「俺も蒼嬢にしてみたい・・・が・・・」
蒼星石にそれをやるには翠星石に真紅・ジュンという3つの障害が待っているためリスクは大きい。
大きなため息をついていたら
「私でよいならやるぞ」

目の前にいたのは

「う、梅岡!!」

あとはご想像に漏れず あんな展開が待っています。
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:51:04.15 ID:NvhNqB4b0
「な……ぷにぷに力が50000……100000……そんな、まだ上がっていくのだわ!?」
「カナのぷにぷに力は530000かしら。
 でも、勿論フルぷにぷにで真紅と戦うつもりはないからご心配なくかしら……」
「じゃあ遠慮なく。絆ックル!!」
「ちょwwwwwwwwwww」

ぷに

(え……? バカな! 絆ックルの衝撃が金糸雀のほっぺたに吸収されたのだわ!
 それに、このぷにぷには……!)
「やはり42000ではこの程度かしら……って真紅?」
「こ……この私を差し置いてハァハァぷにぷに力530000なんてハァハァいけないハァハァ
 ほっぺなのだわハァハァ全く金糸雀はハァハァ」
「ちょ、何か息が荒いかしらー!?」
「こ、このほっぺが何もかも悪いのだわ。お仕置きしてあげるのだわハァハァ」
「き、きゃー! みっちゃん、助けてかしらー!」
「絆まさちゅーせっつなのだわ〜〜〜〜〜〜〜〜!」



うん、便乗した。
特に後悔はしていない。
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:54:36.07 ID:7HvKDG4j0
いつのまにか金糸雀祭りになってるなwwwwww
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/24(日) 23:58:40.57 ID:1SsJr9ZvO
>>82
アッー!

>>83
ぷにぷに力wwwwww
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:03:34.34 ID:gsIE1amR0
たまには便乗してみる。

J「蒼星石」
蒼「え?」
ふにふに
指で蒼星石のほっぺをつつくJUM。
蒼「…なにするのさジュン君」
ふにふにふにふに…
蒼「…ジュン君?」
はっとして指を離すJUM。
J「ごめん、ちょっとした冗談だったんだけど。蒼星石のほっぺが柔らかいもんだからつい…」
蒼「ふ〜ん…」
そう言うと蒼星石はおもむろに腕を伸ばし…
ふにふに
JUMのほっぺを指でつついた。
蒼「へえ、ジュン君のほっぺも柔らかいね」
ふにふにふにふに…
JUMのほっぺを触り続ける蒼星石。
J「やめろよ」
お返しとばかりにまたも蒼星石のほっぺをつつくJUM。
ふにふにふにふに…
ふにふにふにふに…
次第に楽しくなってくる二人。

翠「…あいつら笑顔でなにやってるです」

結局二人は小一時間ほどほっぺの触り合いをしてたとか。


/終わり
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:03:59.84 ID:YEoAhMZOO
ベ「蒼嬢……(;´Д`)ハァハァコスコス」
梅岡「なにしてるんだい?ベジータ君。」

ベ「(((;゚д゚)))ウ、ウメオカ…」
梅岡「へぇ〜、(満面の笑み)僕に言ってくれればいいのに。よし、職員室においで。今は誰もいないから。」
ベ「ここからが本………アッー!」
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:08:38.32 ID:pdMGd8Kf0
ベジータ最低だなww
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:10:37.62 ID:FoMsWvgEO
>>86
このバカップルがwww
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:17:23.43 ID:7+2+oE0XO
テラバカップルwwww
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:19:24.99 ID:YEoAhMZOO
保守
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:25:57.21 ID:Ojy77EhUO
真「ジュン……」
J「真紅……」
真「私は少しあなたの元から離れなきゃいけないのだわ……」
J「あぁ……」
真「だけど絶対あなたの元に戻って来るのだわ!」
J「待ってるからな!僕はいつまでも君の帰りを……何があろうと!!」
プシュー。
真「ジュン……もう行かなきゃ……」
J「真紅……また会えるよな!?」
真「きっとまためぐり会えるのだわ!!」
プルルルルルッ。
J「真紅!」
真「ジュン!」
真「あなたは永遠に私の下僕なのだから他の人間に仕えてはダメなのだわ!!」
J「分かってる!真紅こそ僕の他に下僕仕えさすんじゃないぞ!!」
真「そんな事する訳ないじゃない……!」
J「毎日電話するからな!」
真「待ってるのだわ……」
J「帰って来たら二人で遊びに行こうな!」
真「お花畑に行きたいのだわ……」
J「あぁ行こう!お花畑にもどこにでも行きたい所に二人で行こう!!」
真「ジュン!手が……離れてしまう……」
J「真紅!僕はお前の事だけを愛してるー!」
真「私も!私もジュンだけを愛してるのだわー!」
J「真紅ー!!」
真「ジューン!!」
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:26:23.70 ID:ZormgESU0
>>86
バカップル乙www

俺もほっぺた祭りに便乗してみる

雛「うにゅーうにゅー♪」
金「雛苺ってば今日も苺大福食ってるかしら。」
雛「うにゅーをバカにしちゃいけないのよ!うにゅーはすべすべぷにぷにしてて乙女のほっぺと言われてるんだからー!」
金「そんな話聞いたことねーかしら!すべすべぷにぷになら金のほっぺだって負けてないかしらー!」
雛「うにゅーの方が美味しいし絶対ぜぇったいにうにゅーの方が上だもん!」
金「えぇい、ローゼンメイデンの乙女番長の名にかけて苺大福ごときに負けられないかしら!」
雛「カナリアのほっぺなんてうにゅー以下のなの!うにゅーはそれ以上でも以下でもないの!」
ぎゅうー!
金「痛ひかひはー!(痛いかしらー!)ほうはっはらほかえしかひはー!(こうなったらお返しかしらー!)」
ぎゅうー!
雛「はへないほー!(負けないのー!)」
ぎゅーぎゅーぎゅーぎゅーぎゅーぎゅー!!

J「いやぁ雛苺と金糸雀は仲がいいなぁ。」
翠「所詮は同レベルの争いですぅ。そ、それよりもJUM!お前も翠星石のほっぺ触るですぅ!」
J「なんでそうなるんだよ…」
翠「お、お祭りだからですぅ!お祭りには便乗するのが基本だからですぅ!」
J「じゃあ遠慮なく………ふむ、翠星石のほっぺはぷにぷによりもすべすべだな。」
翠「す、すべすべなのは当然ですぅ!(きゃー褒められたですー!)」

べ「('A`)どうせ俺は梅岡のヒゲの生えかかってるほっぺしか触れねぇよ…」
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:27:58.83 ID:FoMsWvgEO
雛金wwwwww
俺も翠の子のすべすべほっぺ触りたい
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:28:53.75 ID:Ojy77EhUO
>>92

真「ジュン……ぐすっ……ジュン……」
水「あなたたちバカじゃなぁい?」
真「水銀燈!?あなた私の気持ちが分からないの!?」
水「分からないわよぉ。日帰り旅行するだけで永遠の別れみたいなノリの恋人同士の気持ちなんて分かりたくないわぁ。」
真「でも私が居ない間にジュンの気持ちが私から離れる気がするのだわ……ジュン……」
水「はいはぁい。もう聞き飽きたわよぉ……」
プルルルルルル。
真「……もしもし?」
J「真紅!真紅か!?」
真「その声はジュン!ジュンなの!?」
J「あぁ僕だ真紅!無事で良かった……」
真「ジュン……そんなに私の事を心配して……」
J「当たり前だろ!君は僕にとって一番大事で大切な守らなきゃいけない人なんだから!!」
真「ジュン……私もあなたが一番大事で大切な守らなきゃいけない人なのだわ!!」
水「私も恋人作ろうかしらぁ?……はぁ。」

終わり
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:31:28.72 ID:FoMsWvgEO
>>95
畜生なんでこんなにバカップルが(*゚д゚*)
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:31:34.10 ID:ZormgESU0
>>95
J×真紅で此処までバカップルなのも珍しいwww
銀様よ君に幸あれ!
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:37:28.68 ID:ZormgESU0
さて…そろそろ投下します前スレの>>302からの続き
『めぐ銀の夢』の『叶わぬ夢』の雛苺視点の後編投下します
あと色々考えたのですがまとめで百合に分類されている以上、これからNGワードにyuriと入れることにします
余り論争とかにしたくないので勝手ながらそうさせて貰うので今まで読んでくれてる人達はご了承下さい
ちなみにいつもレスくれてる人のは励みにさせて貰ってますので…
ではいい加減に投下します
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:40:47.78 ID:ZormgESU0
>>98

相変わらず養父からの虐待は続いていたのだが雛苺はそれでも健気に学校で明るく振舞っていた。
昨日など階段から突き落とされ右足を打撲してしまいまともに歩けない状態にまでなってしまった。なので雛苺の歩き方は少し変になっていた。

 「雛苺、足どうかしたの?」
 「何でもないのよ巴それよりも今日の帰りも不死屋でうにゅーを買おうね!」
 「うん、そうだね。今日は私がおごる番だったよね。」

あれから巴は作り笑いや愛想笑いなどではなくただあるがままに笑顔になれるようになっていた。
何者にも左右されずにふとしたことで笑顔になることは単純に見えて実は難しい。
つまり巴はやっと此処まで変われることができたのだ。雛苺はそんな巴に自分の痣を見られたくない。見られて疎ましく思われたくないその一心で隠し続けていた。
だがある日、遂にバレてしまう。文化祭の初日、クラスの出し物でメイド喫茶をやっていたので必然的に着替えるときが来てしまう。
いつも体育の授業とかは時間をずらして着替えていたのだが今回はそうもいかなかった。運が悪いことに後から水銀燈が来てしまい出るに出られない状況になってしまう。
水銀燈に急かされて雛苺は自分の纏っている最後の防壁を脱ぎ捨てた。巴が短い悲鳴をあげる。雛苺はそれがとても嫌だった。
やがて水銀燈と巴が雛苺の痣のことで口論になる。自分のせいで二人が喧嘩をするのをよしとしない雛苺は止めに入った。
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:41:34.66 ID:ZormgESU0
>>99

 「も、もういいのよ。二人とも…ヒナのことで喧嘩しないで欲しいの。これはヒナが我慢すればいいことなんだから…」

いつもの調子で雛苺は笑顔の仮面を被った。けれども今まで頼ってきていたこの鉄仮面がいつもと違う。何故か中途半端な笑いしか作れない。
雛苺は巴に付き添われて保健室へと行くことになった。保健室につくなり養護教諭に驚かれる。

 「一体どうしたんですか?こんなに痣を作って…」
 「それが…私にもわからなくて…。雛苺?」
 「うゅ…だから階段から転んで落ちただけなの。」

階段から落ちて怪我をしたのは本当だった。その前に養父に痛めつけられていたことは黙っていたのだがバレるのは時間の問題だ。
もしもバレたら養父に殺されてしまうかもしれない。雛苺にとって養父の存在はもはやそれ程までの恐怖の対象となっていたのだ。
しかしそれよりも恐れていることが雛苺にはあった。昔の友達のように巴やクラスのみんなが自分から離れて行ってしまうかもしれない。
雛苺にとって殺されることよりも孤独でいることの方が余程恐ろしいことだった。
このまま此処にいてもこの痣のことがみんなに知れてしまうかもしれない。そう思った雛苺の身体は自然と保健室を抜け出していた。
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:42:20.43 ID:ZormgESU0
>>100

体育館裏の人気のないところで雛苺は立ち止まる。此処なら人目につくこともないだろう。この痣を隠すこともできる。
安心した雛苺はその場に座り込んだ。普段は靴下で隠れている傷だらけの足を折りそれを抱くようにして三角座りの格好になる。
いつも傷を隠している靴下はうっかり保健室に忘れて来てしまったようだ。
暫く雛苺は空を仰いでいた。校舎と塀に囲まれて狭く遠くなった空は青とオレンジが混ざったパレットのようだった。
『逢魔が刻』………1年ぐらい前にオディールの亡霊と出会ったときもこんな空模様だった。

 (今でもオディールはヒナのこと恨んでる?)

それは自問でしかないとわかっていても雛苺はオディールに語りかけていた。あの時と同じこの空模様なら声が届くかもしれないと思って。
ふと視線を空から地上へ向けると雛苺の目の前にオディールが立っていた。一瞬、幻かと雛苺は己の眼を疑い擦ってみるが彼女は確かに其処にいた。
ひょっとしたら自分を呪い殺しに来たのかもしれないと雛苺は思った。けれども何故か雛苺に恐怖は無かった。このまま呪い殺されるのも仕方ないのかもしれない。
雛苺がオディールがいなくなることを望んだ所為で彼女が死んでしまったと思いつめていたからこその心理なのかもしれない。
けれどもオディールはただ雛苺を見下ろしているだけだった。その表情は複雑そのものだった。
まるで万華鏡のように理解することが不可能で…その表情には確かに恨みのようなものもあった。けれども憐れみのような片鱗が見え隠れしている。
とても今から人を呪い殺そうとしているような表情ではない。それを感じ取ったのか雛苺は警戒をしなくなった。

 「オディール…ごめんね、ヒナがあんなこと望んだからオディールが……本当にごめんね。」

オディールから返事はなかった。ただ彼女は一つの方向を指し示している。そちらへ目を向けた雛苺の瞳に映ったものは水銀燈だった。
まさかと思いオディールへと視線を戻そうとしたが雛苺の瞳が彼女の姿を捉えることはなかった。もう此処にはいない。
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:43:05.94 ID:ZormgESU0
>>101

やがて水銀燈がやって来るので雛苺は抱えた膝小僧に自分の顔を埋めた。体中につけられた痣を少しでも隠そうと必死だったのだ。
雛苺の脳裏でかつての友人の出来事がフラッシュバックした。この痣を見られたからみんな自分から離れて行った。もう同じ思いはしたくない。
水銀燈が自分に近付くたびに体が大きく震える、やがて彼女は雛苺に語りかける。息も途切れ途切れで必死に探していたことを窺わせる。

 「雛苺…」
 「あの、ごめんなさいなの。」

雛苺がまずついた言葉は謝罪だった。一体何に対しての謝罪なのか自分でもわかっていなかった。暫く理由を探して再び言葉をつく。

 「勝手に逃げ出しちゃったりして…」

きっとみんなに心配をかけた。それ以上に迷惑もかけてしまった。養父の言った言葉が体にある傷ではなく胸のキズを抉る。
迷惑ばかりかけている自分が熟々嫌になる。独りが怖い癖にこうして独りになろうとする自分に嫌悪感すら覚えていた。
顔をあげていないので雛苺に水銀燈の表情はわからない。その所為で雛苺の想像により水銀燈の表情は険しいものと思い込まれていた。
痣のことに言及されたのだが雛苺はいつもどおり『笑顔』という仮面を被ろうとする。でも『笑顔』になることができない。
内心の焦りとは裏腹に雛苺は軽口を叩いて言及するのを拒んだ。けれども吐き出された声は完全に震えていた。
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:43:52.22 ID:ZormgESU0
>>102

 「保健室へ行きま…」
 「それは嫌なの!」

保健室へ連れて行かれればこのことが公になってしまう。そうしたら自分が築いた安息を得られる世界が崩れてしまう。そう思った雛苺の声は荒れていた。
蛇口の蓋を回されたかのように雛苺の本音が静まり返っていた体育館裏に水面に起こった波紋のように広がる。

 「ヒナの…こんな姿、誰にも見られたくないの……昔は、みんながヒナのこの傷跡を見て怖がって…ひとりぼっちになっちゃったから…。
  こんな傷だらけの姿を見たら、みんな…ヒナから離れてっちゃう。ひとりになるのはいやなの…怖いの!」

あふれ出た本音とともに雛苺の目からは涙が滴っていた。自分でも驚いた。涙を流したのは1年ぶりのことだったのだ。
そして絶望した。遂に今まで頼みの綱としていた『笑顔』という仮面を作ることができない。それはつまり今まで築いた世界の崩壊を意味する。
水銀燈が静かに雛苺に寄ってくる。その足音がまるで自分が築き上げた世界が崩れる音のように雛苺には聞こえていた。

 「き、来ちゃ駄目なの!ヒナを見ちゃ…いやぁ!!」

これ以上、自分の心の中に入って欲しくない。必死に雛苺は拒絶をするのだがお構いなしに水銀燈は進み出てくる。
やがて雛苺を間近で見下ろすところで立ち止まる。いつも自分が養父に暴力を振るわれる体勢だった。自然と身が強張った。
けれども浴びせられたのは罵詈雑言でも暴力でもなかった。温かい何かが自分に覆いかぶさっていることに気付く。
水銀燈は優しく雛苺を抱き締めていたのだ。突然の出来事なので雛苺も抵抗するのだが水銀燈は決して離そうとしなかった。

 「五月蠅いわねぇ…。こうしてたら貴女の痣や傷跡だって見えないでしょう?」

確かにそうだった。こうして抱き締められていたら痣は見えない、傷跡は見えない。何よりも誰かと一緒にいられる。
よく思い出してみれば雛苺はフォッセー家に入ってからこうして抱き締められたことがない。直に人の温もりを感じたことがなかった。
物心ついて初めて知った人の体温というのはとても温かいものだった。温もりに抱かれて揺り篭で眠るかのように雛苺の意識は闇に沈んだ。
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:44:42.90 ID:ZormgESU0
>>103

眠りから覚めた雛苺は水銀燈に連れられて更衣室へ行き痣の理由を彼女や真紅、そして巴の前で説明することとなった。
それは雛苺にとってとても勇気のいることだった。養父への恐怖もあったのだがやはり前の友人のことを思い出してしまう。
もしもこの三人にまで見捨てられたら死のうとまで雛苺は考えていた。
三人は静かに雛苺の話を聞いていた。けれども話し終わったあと、三人とも驚きを隠せずにいられなかった。

 「雛苺…ゴメンね。私そんなことも気付けなくって……」
 「巴は何も悪くないのよ。だから謝らないで…ヒナが隠してたことなんだからヒナが謝らないと…。」
 「謝罪はいいとして雛苺、貴女は一体どうしたいの?このまま甘んじて虐待を受け続けるというの?」

冷静さをいち早く取り戻した真紅は鋭く今後の話を切り出す。雛苺は迷っていた。確かに養父に暴力を振るわれるのは嫌だった。
けれどもまがりなりにも養父は此処まで自分を育ててくれた。食事は相変わらず別々だがちゃんと食べ物はくれるし学校へ行くときも学費は出してくれている。
そのことに感謝はしているつもりだった。けれどもそれを差し引いてもこの小さな体と胸に刻まれたキズは酷いものだった。
本当は今ではただ一人家族と呼べる養父からの愛が欲しい。この身に余るほどの愛情が欲しかった。されどその夢は叶うことはない。

 「ヒナは…もうこんな生活は嫌なの。お義父様から離れたい。でもお義父様の家から出て行ったらヒナには行く場所が…
  それに虐待されていたことはみんなには知られたくないのよ…。」
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:45:42.94 ID:ZormgESU0
>>104

 「それならば良い案があるのだわ。私の両親が経営しているアパートに住みなさい。私の友人だと言えばきっとお父様もお母様も考えてくれる筈よ。」

真紅の申し出はとても嬉しいものだった。けれども養父が家賃まで出してくれるかはわからない。

 「で、でも…ヒナにはお金がないし…。」
 「それだったら…私が雛苺と同居するわ。それで家賃は私が半分出すから。」

今度は巴だった。そんなの駄目だと思った。巴にはちゃんと血の繋がった親子がいる。それなのに自分のせいでそれを引き裂くような真似はしたくない。

 「そんな…ヒナのために巴を家族を引き離すなんて出来ないの!」
 「いいのよ雛苺。あれから私は剣道を止めたから父とは不仲になってね。家に居ても私のことなんて居ないように振舞ってるから出て行くと言っても何も言わないわ。
  それで私と雛苺がバイトをして家賃を払えば…」
 「巴………」
 「なら話は決まりね。今日は二人とも家に来なさい。一応事情の説明をしないといけないから…」

雛苺が再び何かを言わないうちに真紅はキビキビと話を進めていった。雛苺は再び目から涙を浮かべて一言を紡ぎ出す。

 「みんな、ありがとうなの…」
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:46:28.92 ID:ZormgESU0
>>105

その夜、雛苺は巴とともに真紅の家に上がり込んでいた。巴はもう親に話を着けて来たらしい。
真紅の母親は此処にはいない。状況が状況なので雛苺の代わりに彼女の父親と話をつけに行っているのだ。

 「心配しなくてもお母様がちゃんと話をつけてくれるわ。だからリラックスしなさい。」
 「う、うぃ……」

暫くして真紅の母親が帰って来た。三人で帰って来た母親を出迎える。
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 00:54:35.38 ID:0FFk2NnyO

108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:03:59.80 ID:R1B2kj2ZO
ほ?
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:04:41.38 ID:ZormgESU0
>>106

 「ちゃんとお義父さんとお話して来たからもう大丈夫よ。雛苺ちゃん。それにお義父さんから家賃は全てお義父さんが出してくれるって言っていたわ。」
 「え………どうして?」
 「多分、不器用ながらもお義父さんの愛情なんだと思う。雛苺ちゃんが家を出るという話をしているとき複雑な顔をなさっていたから…」

あの養父に愛情があった?雛苺にはにわかに信じ難いことだった。確かに金銭面では不自由をしたことはない。
やはり養父なりに愛情はあったのかもしれない。ほんの少しだけ雛苺は家を出ることを後悔した。

 「さて、新しい部屋の案内の前に晩御飯を食べましょうか。今日ぐらいはご馳走するのだわ。」
 「え、でも…私達外で食べようかと思ってたのですが…」
 「いいのよ。今日ぐらいはご馳走してあげるから。」

巴を言いくるめて真紅の母親は微笑む。巴もその笑顔を見て何も言えなくなってしまいおずおずと礼を述べた。

 「えっと…ありがとうなの!」

雛苺も笑顔で礼を言う。彼女自身はっとしていた。今の笑顔はいつもの仮面のものではない。自然と出てきたものだった。
1年ものあいだ被り続けた仮面はなくなってしまったけれども、もう必要はなくなっていた。

 「いただきまーす!」

笑顔は作るものじゃない。健康な生活の中で自然と溢れて来るものなのだから。だから、今までありがとう…。私を守っていた『仮面』―――

110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:05:28.70 ID:ZormgESU0
>>109

その夜、雛苺と巴は新しい部屋で寝ることにした。まだ何もない部屋だけれどもこれから二人の新しい生活が始まるかと思うと夜も眠れなかった。
明日への期待と今日の整理をして二人へ隣り合って床に敷かれた布団の中へと入った。雛苺は考えていた。今日は色々なことがあった、オディールとまた逢えたと。
結局、オディールの真意はわからなかったけれどもまるであのとき彼女が水銀燈を自分の元へ寄越したかのように雛苺は考えていた。
いつかお墓参りをしよう。たとえ自分が墓前で線香をたこうが花を添えようがきっと彼女は知らん顔をする、それでも自分の気持ちを伝えることは重要だと思った。
今日、かけがえのない友と腹を割ったことで雛苺はそのことに対する重要性に気付いたからだ。
カーテンもない窓の外から月華が降り注ぎ部屋の中は薄明るかった。

 「雛苺…」

不意に巴が語りかけて来る。雛苺は静かに、だが優しく答えた。

 「なぁに?」
 「これからは一緒だからね。嬉しいことも苦しいことも悲しいことだって二人で一緒にすくい上げよう。」

巴の言ったことに雛苺は彼女の毛布の下にある彼女の手を握ることで応えた。巴もそれに応えるように強く握り返す。
握り返された手、それは一縷の希望。絶望しか持ち得なかった少女が二つ目の望みを手に入れた瞬間だった。
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:06:02.18 ID:ZormgESU0
>>110

翌日、雛苺と巴は学校へ行く支度をしていた。結局あれから二人は色々なことを話して夜を明かしたのでとても眠かった。
けれども昨日の今日で学校を休めばみんなに心配をかけてしまうので二人とも鉛のように鈍い体を起こして着替え始める。
やがて準備も出来て二人で一緒に家を出た。何だかそれがとても嬉しくて雛苺は笑った。これから当たり前となることだけれどもそれも含めて嬉しい。

 「ねぇ、巴!」
 「何?雛苺。」
 「うぅん、やっぱり何でもないのよー。」
 「言ってくれなきゃ気になるじゃないの。」

意地悪微笑んだ雛苺に巴は無邪気な微笑みを投げかける。それを見て雛苺はことさらに思った。やっぱりさっき言おうとしたことは自分のポケットの中に仕舞っておこう。

 ヒナは今、とっても幸せです

 いつかこの痣の数だけ…うぅん、それ以上の幸せを掴みます

 自分ではどうにもできないと思っていたことは自分でどうにかできることでした
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:07:34.78 ID:ZormgESU0
投下終了です
今回は全く虐待の描写はなくなってしまいました
途中でバイさるったときは焦りましたが…ではまた今度
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:09:26.96 ID:FoMsWvgEO
雛…良かったね…( ;∀;)
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:18:56.67 ID:Ojy77EhUO
保守
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:19:03.73 ID:7+2+oE0XO
雛…雛に悲しい顔は合わないな。
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:24:08.13 ID:pdMGd8Kf0
>>111
人という字は(ry

どうにもできないと諦めたら負け。
どうにかしようという気持ちがあって、支えてくれる人が側にいれば、人は強くなれる。
雛苺の未来に、多くの幸せが待っているといいね。
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:33:44.43 ID:7+2+oE0XO
保守
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:47:04.46 ID:Ojy77EhUO
保守
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:55:21.23 ID:ZormgESU0
『めぐ銀の夢〜もしもシリーズ〜』
もしも雛苺が被っている仮面が石仮面だったら


銀「雛苺!本当のことを言いなさいよ!貴女は虐待されてるんでしょう!?」
巴「いいや違うね!雛苺は虐待などされていない!!」
雛「ど、どうしよう…水銀燈と巴がヒナの所為で喧嘩を始めちゃったの…こうなったら『仮面』を被るの!」

 雛苺の手には石仮面が………

雛苺「二人とも喧嘩は………URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!」
銀「(゜Д゜)」
巴「(゜Д゜)」
銀「ありのまま起こったことを話すぜ(ry」
べ「此処からが本当の地獄だ…」
巴「どっから沸いたお前」
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 01:56:23.72 ID:q+BiPIYe0
「はあ……ふにふに、か……どぉせ私は一人よぉ……」
ふにふに
「我ながら手触りのいい頬だと思うんだけどなぁ……」
ふにふに
「本当だな。ふにふにですべすべだ」
ふにふに
「でしょぉ?他の子には負けないと思うんだけどぉ……って、え?」
ふにふに
「……」
ふにふに
「……」
ふにふに
「ひああああああああああああああああああああ!?」
「うわあびっくりした!いきなり叫ぶなよ水銀燈」
「じゅジュジュJUjuジュン!?な、なんでこんな所にいるのよぉ!?」
「なんでって、真紅が『あら、紅茶が無いのだわ。ジュン、買ってきなさい』って言うから買いに出て通りかかったら」
「そそそそそれはいいけどぉ!そぉじゃなくて、なんで私の後ろで頬つつくのよぉ!?」
「だってお前一人でブランコにのって寂しそうにしてるから。ついでに驚かせようかと」
「……お、驚いてなんかいないわぁ……」
「『あ』を20個も言っておいて驚いてないも何もないよな」
「……う。ま、まぁいいわぁ。それよりほらぁ、真紅が待ってるんじゃないのぉ」
「ああ、もうしばらく待たせておいてもいいよ。いつもの事だから」
「そ、そぉ…」
「それより、もう少しお前の頬の感触を楽しみたいんだが」
「………し、仕方ないわねぇ…私の本意じゃないけどぉ……そう言うなら、楽しみなさぁい。ほらぁ」
「では失礼して」
ふにふにふにふに
「…うむ、柔らかくそれでいて適度な張りがあり、手触りはすべすべだ。いつまでもこうして居たくなるな」
「そんな説明しなくてもいいわよぉ……もぉ……」
そして小一時間ばかりふにふにしていたら真紅が探しにきてふにふに現場に鉢合わせ→JUMと真紅で銀ちゃんのほっぺを存分にふにふにしたそうな。
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:03:59.64 ID:ZormgESU0
>>120
テラ和んだwww自分も銀様のほっぺをふn(ry
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:18:54.11 ID:q+BiPIYe0
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:22:47.75 ID:JDC0eWJt0
梅「桜田、お前の女子生徒に対する数々の猥褻行為にはそろそろこの俺も我慢の限界だ!」
J「ほう・・・・・我慢の限界ならどうするつもりだ?」
梅「漢らしく勝負だ、道場に来てもらおう」
J「おもしろい・・・・・・よかろう」

梅「桜田・・・・俺が勝ったら今後猥褻行為は一切しないと約束してもらおう」
J「よかろう、俺が勝ったら・・・・・まぁその時に考えるか」
梅「行くぞ桜田!」ダッ
J「来い」スッ

べ「お、JUM中庭で何してんだ?・・・・焼き芋か?」
J「ああ、焼いたは良いが食欲が無くてな、代わりに食べてくれないか?」
べ「良いのか?ちょうど小腹が空いてたんだよ!サンキュー」
J「・・・・・・美味いか?」
べ「ん?美味いぜ」
J「そうか」
べ「?」

梅「糞ッ・・・・俺のパンツとズボンが・・・・まぁこれで桜田との親睦を深められただろうからよしとするか・・・・・・ん?あそこにいるのは桜田じゃないか・・・」

J「葉っぱじゃなくても焼き芋って焼けるもんなんだな」
べ「?さっきから何言ってるんだ?」
J「いや、こっちの話だ」
べ「変な奴だな・・・あーうめぇ」


梅「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?」
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:27:13.28 ID:Ojy77EhUO
水「初めてなんだから……優しくしてよぉ?」
J「あぁ分かってる。とりあえず寝てくれ。」
水「こぉ?」
J「あぁそれで良い。じゃあ始めるぞ。」
水「おねがぁい……つっ!」
J「痛むか?」
水「えぇ。ちょっと……」
J「誰でも最初は痛いもんだ。我慢してくれ。」
水「うん。頑張るぅ……」
J「っは……っは……」
水「んっ……はぁ……」
J「どう……だ?」
水「だんだん……んっ……気持ち良くなって……あっ……きたぁ……」
J「じゃあ……ちょっと強くするぞ?」
水「わかっ……んふ……たわぁ……」
J「はぁはぁ……んっ!」
水「んっ……あぁ!!そこぉ!そこ気持ち良いっ!!」
J「っは……ここか?」
水「そぉ!そこが良いのぉ!!」
J「だんだん……はぁはぁ……乗ってきたな。」
水「だってぇ……あっ……ジュンが上手いから……はぁん!」
J「可愛い事言ってくれるな。じゃあ……サービスだ!」
水「あぁん!ジュンそんな……激し……あん!過ぎる……!!」
J「ほらほらほらっ!」
水「だめぇ……私もう……気持ち……あぁ!良過ぎて……はん!!」
J「我慢するんだ!」
水「頑張る……けどぉ……もうだめぇぇぇぇぇぇ!!!」
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:28:17.94 ID:Ojy77EhUO
>>124

水「はぁはぁ……気持ちよかったぁ……」
J「僕は明日筋肉痛だろうな。」
水「でも良い運動になったんじゃなぁい?」
J「まぁ確かにそうかも知れんが……今度からは事前に連絡くれ。」
水「じゃあ早速明日にでもどぉ?」
J「あなたは僕を殺す気ですか?」
水「冗談よぉ。」
J「いや目が本気だったね。」
水「それにしても上手だったわぁ。」
J「初めてだったくせに上手いか下手か分かるのか?」
水「失礼ねぇ。それくらい分かるわよぉ。」
J「まぁ褒め言葉として受け取っておくよ。」
水「あなたも素直じゃないわねぇ。」
J「素直だったら引き籠もってねーよ。」
水「まぁそれもそうねぇ。」
J「逆に納得されても困るんだが。」
水「とりあえず今度はいつしてくれるのぉ?」
J「まぁ明後日くらいにはなんとかなるだろ。」
水「意外と早いのねぇ。ジュン大好きよぉ。」
J「足つぼマッサージくらいでそんなに喜ばれてもな。」

終わり
うん足つぼマッサージなんだすまない
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:44:57.65 ID:JDC0eWJt0
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 02:58:23.60 ID:YEoAhMZOO
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 03:02:58.90 ID:YEoAhMZOO
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 03:26:46.60 ID:44nc7pbB0
>>125俺にマッサージさせてくれ
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 03:52:19.11 ID:YEoAhMZOO
保守
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 04:09:49.90 ID:Ojy77EhUO
保守
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 04:39:21.91 ID:YEoAhMZOO
雪華綺晶と薔薇水晶

テレビで中国では兎を食べる風習があることを知った二人。

薔「……JUMに食べさせたい…」
綺「そうですわねぇ。」

二人は一つの空間を見ていた。
綺・薔「・・・ニヤッ」

翌日
JUM「へぇ、兎の肉って結構柔らかいんだな。」

JUM「あれ?そういえばラプラスは?」

綺「彼は遠い所にいかれましたの。」
薔「・・コクッ」

綺「そういえばラビットファーが余ってるので使っていただけますか?」

JUM「あぁ、ありがとな。」
僕はその日からラプラスを見ていない。
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 04:43:06.42 ID:YEoAhMZOO
みんな、後の保守は頼んだ………バタッ
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 04:53:10.14 ID:Ojy77EhUO
保守
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 04:54:59.77 ID:Ojy77EhUO
>>132
ラプラス食われまくりだなwwwwwww
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 05:46:29.97 ID:Fx59UASkO
乙かれ保守
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 05:53:40.56 ID:Ojy77EhUO
保守
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 05:56:43.59 ID:BnC2WelC0
携帯ならやってみ
街を育成するゲームでかなりおもしろい

http://gcity.tv/?RF=1&frdref=216351
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 06:13:33.00 ID:NICm85Y7O
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 06:52:18.73 ID:G/D4aSqb0
保守
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 07:35:58.42 ID:7+2+oE0XO
保守
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 07:43:12.51 ID:gDletrdtO
ぷにぷに

雪「はぁ……いいですわ、この感触……」
金「……きらきー、何してるのかしら?」
雪「何って……金糸雀さんのほっぺをぷにぷにしてるんです」
金「さっきから30分もぷにぷにして……カナを解放するかしら!」
雪「あぁん……このお餅のような柔らかさ、反則ですわぁ……」
金「聞いてないかしら」

ぷにぷに

雪「ふぅ……このほっぺ、もう食べてしまいたい!」パクッ
金「ちょ、噛まないで欲しいかしらー!」
雪「ふぁあ……ふぁいふぉう、ひふふほほひへふは……♪」
金「もふもふ甘噛みしないでかしらー! ちょ、どうして服を脱がして……」
雪「金糸雀さん、私が貴女を食べちゃいますわ♪」
金「きゃー! みっちゃん助けてかしらー!」



カナは人類の至宝保守
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 07:49:24.12 ID:FoMsWvgEO
カナリー可愛いよカナリー
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 08:06:24.20 ID:Ojy77EhUO
保守
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 08:21:47.66 ID:Ojy77EhUO
保守
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 08:48:44.91 ID:gDletrdtO
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:12:42.22 ID:R1B2kj2ZO
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:13:32.67 ID:gDletrdtO
おばあちゃんが言っていた。
銀様の可愛さは異常だ。
だが金糸雀の可愛さはもっと異常だ……とな。
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:20:31.63 ID:0FFk2NnyO
爺さんが言ってた……
銀様はかわいいのではない、美しいのだと……
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:21:57.03 ID:gDletrdtO
爺さんじゃなくてじいやじゃね?
ま、どうでもいいが……。
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:39:45.07 ID:Ojy77EhUO
保守
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:52:17.96 ID:KsrtKm3q0
真「JUM、朝ご飯ができたわよ。」
J「今日はオムレツか―――ってなんか形が(ry」
真「うるさいわね、金糸雀みたいにはいかないけど少しは進歩してるでしょ?」
J「まあ、確かにうまくはなってきてるか。」
真「でしょう?」
J「味は普通のオムレツだな。うん、これなら及第点だ。」
真「練習の甲斐があったのだわ。」
J「それよりもこのつけあわせのポテトサラダがうまいな。味付けもバッチリだ。」
真「そ、そう。それは、よかったのだわ。」
J「うまいうまい。これなら得意料理って言ってもいいくらいだ。」
真(お湯で溶いたじゃがりこだなんて言えないのだわ)
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 09:59:46.34 ID:gDletrdtO
>>152
俺はラーメンご飯(ご飯を炊くときに砕いたチキンラーメンを
入れたやつ)を作ることにおいても頂点に立つ男だ。
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:09:13.11 ID:KsrtKm3q0
>>153
やあオレ
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:28:56.08 ID:KsrtKm3q0
保守
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:34:21.08 ID:d1BoGGaLO
投下ー
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:34:25.08 ID:Mvu6xIaM0
これ、置いとききますね
http://www.vipper.net/vip99001.jpg
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:39:32.50 ID:d1BoGGaLO
何度やっても書き込み失敗なのでまたの機会にする
申し訳ないです
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:42:01.35 ID:zH0bFECK0
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1149144530/389
389 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 本日のレス 投稿日:2006/09/25(月) 09:45:37 RAIC692h
私はVIPPERはもう少し知性があるかと思っていたが、彼等の頭の中は空っぽで
あることが解ったことは有意義だった。もう彼らには何を言っても無駄だと思う。
彼等の空っぽの頭の中には、僅かばかりのサル知恵と妄想があるばかりだ。



今回彼らと話し合ってみたが、私にはVIP板とVIPPERが北朝鮮と金正日に思えて
ならない。話が全く通じない、妄想を逞しくし、すぐ激昂する。そこには
人間としてのモラルも何もない。



無残だ・・・。
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 10:43:30.07 ID:wZFf3TEF0
474 :Mr.名無しさん [sage] :2006/09/14(木) 07:53:02

雛苺「ねぇ、ドクオは会社に行かないの?」
ドクオ「・・・」
雛苺「のりは行ったよ? トモエも毎日お仕事に行ってた」
ドクオ「・・・・・・」
雛苺「ずっとここにいるの?」
ドクオ「うるさいな! 俺の勝手だろ!!」
雛苺「え・・・」
ドクオ「あんなところ、俺は行かなくていいんだよッ!」
雛苺「・・・。じゃあ・・・ヒナと一緒ね」
ドクオ「・・・え?」
雛苺「ヒナもね、ここに来る前は派遣のお仕事、してたの。
    でも、毎日暗い部屋で伝票整理ばかりだった・・・。
    ここから出ちゃダメ、って言われて、ずっと一人だったの。
    昼休みのうにゅ〜だけが唯一の楽しみだったわ」
ドクオ「おまえ・・・」
雛苺「でも、働くだけが人生じゃないよね・・・。
    ヒナの失業保険、もうすぐ止まっちゃうんでしょ?
    分かってるの。のりやトモエのこと見てたら、分かったの・・・。
    でも、ヒナ怖くないよ?
    ここにいれば寝るところと食事には困らないもん」
ドクオ「・・・」
雛苺「だから、ドクオもヒナと一緒ね。えへへッ!」
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 11:14:51.82 ID:KsrtKm3q0
保守
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 11:15:00.88 ID:FoMsWvgEO
保守
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 11:52:20.23 ID:gDletrdtO
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 12:15:18.68 ID:GiZAUMufO
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 12:32:21.40 ID:gzlcixmYO
保守
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 12:46:27.74 ID:G/D4aSqb0
ho
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 13:04:44.86 ID:lwl7LNPn0
ほs
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 13:27:33.83 ID:x/jYAkR30
ho
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 13:44:41.39 ID:5uOHY/240
「一つ屋根の下 第五十六話 JUMと着替え」

「JUM……お願いがあるの……」
体育祭二日目。午前は適当な競技で終わった。玉入れとか綱引きとかね。というのも、二日目のメインは
午後からの応援合戦だからだろう。昨日の乙女騎馬戦もだが、応援合戦も獲得ポイントは非常に
大きい。ヒナ姉ちゃんと柏葉の1−Bを追って2位のウチのクラスとしては、何としてもいい順位を取りたいトコだ。
「ん?なぁに、薔薇姉ちゃん。」
すで昼食を終え、午後の競技開始時間まで今日も音楽室で時間を潰していたときだった。
「うん……サラシ巻いて欲しいの……」
「サラシ?ああ、応援合戦のだっけ。薔薇姉ちゃんは学ランだもんね。」
「うん…じゃあ、着替えるから巻いてね……よいしょっと。」
「うわ!?ちょ、ちょっとストップ薔薇姉ちゃん!!!」
薔薇姉ちゃんは何を血迷ったかその場で体操服を脱ぎだした。ほっそいお腹と白の下着がチラリと見える。
「?巻いてくれないの?まきますか?まきませんか?」
「いや、そうじゃなくて。何でこの場で脱ぐんだよ!?」
「ん〜〜………ちらりずむ?」
いや、チラリズム所かモロな気がしますよ薔薇姉ちゃん。と、翠姉ちゃんが話に割り込んでくる。
「とりあえずJUMは音楽室の前で待っておけです。翠星石達も着替えるですから。」
「あ〜、そうしとくよ。サラシは誰かに頼んでね。」
僕はそそくさと音楽室から出て、廊下側のドアの前でぼけーっと座って時間を過ごす。
「あれ?JUM君どうしたの?」
ひと、声がかかる。顔を上げればめぐ先輩と柏葉がいた。
「あー、中で応援合戦の着替えしてるから追い出されたの。」
「ははっ、そっかそっかぁ。じゃあ私達は入っていいよね。お邪魔しま〜す。」
「私もお邪魔するね。」
めぐ先輩と柏葉はズカズカと中に入り込んでいく。時間にすると10分くらいだったろうか。
「お〜い、JUM。入っていいですよぉ?」
中から翠姉ちゃんの声が聞こえた。
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 13:45:15.12 ID:5uOHY/240
>>169
ガチャリとドアを開けて僕は音楽室の中に入る。そこは異様な空間だった。
「どうかな……JUM、似合う……?」
薔薇姉ちゃんが上は胸にサラシを巻いて素肌に学ラン。下は学生ズボンといった出で立ちだった。眼帯も外し
髪も微妙にオールバックで珍しくオデコ全開だ。
「へぇ〜、カッコいいじゃん薔薇姉ちゃん。あ、でもその学ランはどうしたの?」
「うん……店長のを借りた……」
白崎さんか。果たして白崎さんの学生時代のモノなのか。或いは私物か。そこは気にしないどこう。
「JUM!薔薇しーだけじゃなくって、翠星石にも何か言う事はねーですか?」
翠姉ちゃんも同じく胸にサラシを巻いた素肌ガクランだった。髪型は長い髪をポニーテールにしてある。
中々大胆な変身だ。もっとも、それより驚いたのはその隣の蒼姉ちゃんだが。
「ははっ……やっぱり少し恥ずかしいかも……」
蒼姉ちゃんは学ランではなく、チアの格好だった。短いスカートに上も少し丈が短い服だ。そのせいか、チラチラ
と蒼姉ちゃんのお腹とオヘソが見える。これこそチラリズムって奴だろうか。
「いいじゃぁい、蒼星石。恥ずかしいたってスパッツ穿いてるんでしょぉ?ほれ。」
「うあぁ!?ちょ、ちょっと水銀燈!!??」
体操服のままの銀姉ちゃんが蒼姉ちゃんのスカートをピラリと捲る。おっさんか?この人は。スカートの下からは
黒のスパッツが現れる。
「あー、ビックリした……でも翠姉ちゃんも蒼姉ちゃんも似合ってるよ。可愛い。」
「ま、まぁその辺で許してやるですぅ。そのぉ……ほ、惚れてもいいですよ?」
「えへへ〜、有難うJUM君。下穿いてても恥ずかしいけどね。」
二人とも顔を赤くしながら言う。そんな顔されると僕も何だか恥ずかしい。
「あら、私もちゃんと穿いてますわよ?」
同じくチアの格好をしたキラ姉ちゃんが自分でスカートを持ち上げる。そこには白のスパッ……ん?
「きらきー……パンツ見えてるよ……」
「あら、私ったら。穿き忘れてましたわ♪」
あー……やっぱりそうなんだ。せめて本番では穿き忘れないで下さい。
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 13:45:53.03 ID:5uOHY/240
>>170
「真紅姉ちゃんもチアやるんだね。ちょっと以外。」
「そ、そうかしら?」
真紅姉ちゃんは赤のチア服に身を包んでいた。正直な話、真紅姉ちゃんがチアをやるのは意外だ。
普段からあまり肌の露出を好まない真紅姉ちゃんだ。チア服も抵抗があるような気がする。
「でも、やっぱり恥ずかしいのだわ。あまりジロジロ見られると……」
「大丈夫よぉ。真紅の貧相な体なんて見るとマニアだけだからぁ。」
銀姉ちゃんが相も変わらず喧嘩を売る。真紅姉ちゃんの目がキッと銀姉ちゃんを睨む。しかし、ここで意外な
人物が現れた。
「銀ちゃん……真紅苛めたらダメ……」
それは薔薇姉ちゃんだった。一体どういう風の吹き回しだろう。
「薔薇水晶……」
「真紅……私達が間違ってたよ……真紅は苦しんだよね……」
ん?何か話の展開がつかめてこないんだけど。
「サラシまいて分かったの……圧迫されて貧乳って苦しいんだなって……」
「そういえばそうですぅ。翠星石もさっきから胸が苦しいですよ。真紅はこんな苦しみを常に味わってるですね。」
すいません、お二人さん。それは貧乳のせいで苦しいんじゃなくて、サラシで圧迫してるからでは?
銀姉ちゃんはゲラゲラ大爆笑している。正直、僕も笑いたい。でも笑えばきっと死ねる。
「ごめんね、真紅。もう真紅の貧乳で笑ったりしないよ……」
「すまんですぅ、真紅。姉として気づかなかったのが情けないですぅ。」
プツン!!……そんな音が聞こえた気がした。
「ふ………ふふふ……いい加減にするのは貴方達よーーー!!!!!」
「きゃーー!何で怒るですかぁ!?」
「自分の胸に手を当てて聞いてみるといいのだわ!!」
鬼と化した真紅姉ちゃんが薔薇姉ちゃんと翠姉ちゃんを追いかける。ああ、騒がしい人たちだなぁ。
「J〜〜〜M!!ヒナも見て見て〜〜!!」
と、後ろからヒナ姉ちゃんが抱き付いてきた。
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 13:46:23.02 ID:5uOHY/240
>>171
チア服だな、これは。生地が薄いから胸の感触が直に……や〜らかいなぁ……いや、そうでもなくてさ。
「えへへ〜、ヒナもチアやるのよ〜。」
後ろから僕におぶさっていたヒナ姉ちゃんが僕の前にやってくる。ピンクのチア服を着込んでおり120%
可愛さを強調してある。実際、相当に可愛いと思う。金色の髪が相性良すぎて素敵だ。
「トモエもカッコいいのよ〜?ね、トモエ〜!」
柏葉の方を向く。柏葉は学ランで手には白い手袋を。さらに、地面に届くかというほどのハチマキをしており、
さらにオマケに帯刀していた。何時の時代の番長ですか?と聞きたくなる。
「私は雛苺みたいに可愛いのはちょっと似合わないからね。」
柏葉はそんな事を言うが、頭の中で想像するとなかなか似合ってる気もする。ちなみに、柏葉も
サラシに素肌学ランだ。ほっそりとしたお腹にドキドキしてしまう。
「んで……銀姉ちゃんとカナ姉ちゃんは出ないの?」
僕は変わらず体操服のままの長女と次女に向かって言う。
「やぁよ、ダルイものぉ。」
銀姉ちゃんは簡潔にそう言った。理由が簡潔すぎてリアクションに困るんですが。
「カナは部活やクラスので忙しくって……JUMと同じ理由かしら〜。」
ああ、それは実に分かりやすい。実際僕は応援合戦出たくないわけじゃなくて、練習する暇がなかっただけだし。
『まもなく応援合戦を行います。全校生徒はグラウンドへ集合して下さい。』
スピーカーから声が聞こえてくる。
「それじゃあ行きましょうかぁ。あ、JUM〜。一緒に応援合戦見ましょ?」
「カナも一緒に見るかしら〜。」
僕らはグラウンドへ向かう。そして、僕、銀姉ちゃん、カナ姉ちゃん、めぐ先輩と4人で最前列に座る。
「ふふっ、姉妹がどんな演舞するか楽しみねぇ〜。きらきー、ちゃんとスパッツ穿いたかしらぁ。」
銀姉ちゃんが言う。すっかり忘れてた。間違えてもスパッツ穿いててください、キラ姉ちゃん。
END
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 14:11:47.95 ID:0FFk2NnyO

174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 14:18:39.07 ID:FoMsWvgEO
学ランカコイイ(・∀・)
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 14:39:03.37 ID:KV7FOCm40
トゥモエに学ランは非常に似合いそうw
チラリズムとは見えそうで見えないもののことを言うのだ!見えた時点でそれは最早チラリズムではない!
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 14:58:38.38 ID:7+2+oE0XO
蒼姉ちゃんがチア…やはり分かってる。恥ずかしがってる蒼姉ちゃんテラモエス。
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 15:18:57.95 ID:7+2+oE0XO
保守
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 15:37:43.47 ID:7+2+oE0XO
保守
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 15:55:06.04 ID:7+2+oE0XO
保守
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 16:10:57.74 ID:FoMsWvgEO
保守
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 16:26:02.39 ID:KsrtKm3q0
金「JUM、随分と眠そうね。」
J「最近なんだか寝付きが悪いんだ、悪夢も見るし。」
金「それならカナがお守りをプレゼントするかしら。」
J「―――ドリームキャッチャーか、さんく。」
金「いい夢をとらえて快眠まちがいなしかしら。」
J「ぎゃくぎゃく。悪い夢を捕まえていい夢がすり抜けてくるんだぞ。」
金「あ〜ん、でも夢のお守りには間違いないかしら。」

実は部族間で伝承が違うので両方の考え方がありますw
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 16:30:47.39 ID:Ehp2tnPN0
UFOキャッチャーみたいなものを思い浮かべた俺はおばかさん
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 16:48:19.61 ID:7+2+oE0XO
保守
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 16:54:40.41 ID:FoMsWvgEO
俺も素でUFOキャッチーかと思いましたごめんなさい
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:11:58.02 ID:oIUdoHz70
ほしゅ
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:12:41.69 ID:GiZAUMufO
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:17:14.92 ID:KsrtKm3q0
しゅ
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:32:53.85 ID:FoMsWvgEO
ほし
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:34:38.45 ID:G/D4aSqb0
季節的に体育祭SSでも
第十回私立薔薇学園体育祭 中編
前編は前スレ>>509 うぃきもみてみると中吉

あらすじ
今日は体育祭です その2
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:36:47.38 ID:G/D4aSqb0
選手の入場も終わり、後はスタートを待つばかりとなった。
応援席は勿論、観客席も今日一番の盛り上がりを見せる。

『貴女の、そして私の乙女が走ります。第十回薔薇学体育祭、最終種目は色別選手リレーです』
『注目は勿論、赤組団長真紅選手対白組団長水銀燈選手の副会長アンカー対決でしょう』

『ここで選手の紹介です。』
『第一走者は赤組、まさかの美術部からの選抜です。一年B組雛苺選手。
『白組は、同じく一年生からの選抜で生徒会委員、一年C組雪華綺晶選手』

『第二走者は赤組、三年D組ラクロス部の元部長、桜田のり選手。
『白組は、剣道部新部長にしてクラス委員も勤める二年A組柏葉巴選手』

『第三走者は赤組は、陸上部新部長で薔薇学最速の名も高い、二年B組蒼星石選手。
『白組からは、姉妹揃っての選抜です。生徒会委員の一年C組薔薇水晶選手』

『そして注目の第四走者。紅薔薇様とはこのお方。赤組からは燃える副会長真紅選手。二年B組からの選抜です。』
『対する白組は、誰もが知ってる副会長。薔薇学が誇る白薔薇様こと、二年C組より水銀燈選手です』

『以上八名により争われます色別対抗選手リレー。スターターである生徒会長がゆっくりと台の上へと向かいます』

実況の声を合図に、生徒会長であるめぐが所定の位置につく。

「位置についてー。よーい。」

「……ゴフッ」

「じゃなくて、スタート!」

これを合図に、薔薇学体育祭の最後を飾る色別選手リレーが始まった。
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:38:26.46 ID:G/D4aSqb0
『さぁ、スタートしました!第一走者は赤組雛苺、白組雪華綺晶かしら!』
『早くも第一コーナーにさしかかり、赤組雛苺選手がややリードしています!』

最初にリードを奪ったのは意外や意外、美術部員の雛苺だった。
その小さな体からは想像出来ない程のスピードで、白組の雪華綺晶を引き離しにかかる。
雪華綺晶も必死に食い下がるが、思った以上に雛苺のスピードが速くなかなか距離は縮まらない。
大方の予想を裏切って(?)、赤組がリードを保ったまま第二走者にバトンが渡りそうだ。

『さあ、赤組リードのまま第二走者にバトンが渡りそうかしら!!』
『第二走者は赤組桜田のり選手、対する白組は柏葉巴選手!下馬評では柏葉選手有利との見方が大きいです!』

「雛ちゃーん!頑張ってー!お姉ちゃんはここよー!」
「のりー!行くわよー!」
白組より一歩早く、第二走者へとバトンをつなぐ赤組。
しかしその差はわずか数メートル。まだまだ安心できる距離ではない。

「巴さん!」
「まかせて!」
『赤組から遅れる事わずか、ここで白組もバトンを繋ぎます!差を詰める事が出来るか柏葉巴!」

一方、第四走者スタート位置では、
「あら、あの子あんなに走るの早かったのぉ?」
「そうね。普段から巴を見つける度に全速力で走っていっていたもの。それで鍛えられたのではなくて?」
「なんか無茶苦茶だわぁ……」
なんて風景も。
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:40:01.25 ID:G/D4aSqb0
赤組白組ともに第二走者へとバトンを繋ぐ。
赤組の第二走者のりが必死に逃げるも、下馬評通り巴が除々に差を詰めてくる。

『巴がのりとの差をどんどん詰めてきてるかしら!』
『さすがに現役の柏葉選手相手に逃げ切る事は難しいでしょうか!』

「巴、恐ろしい子……!」
「そりゃ剣道部ナンバーワンでしょぉ?速くて当然じゃなぁい」
のりとの差を縮めていく巴を見て、にやりと笑う水銀燈。
それとは正反対に若干焦りの表情を浮かべる真紅。
雛苺が稼いだリードは最早無くなったとしまっていいだろう。

「これは第三走者が重要ねぇ、って次って蒼星石じゃないの!?」
「そ、そうね。これなら安心かしら。決して忘れていたわけでなくてよ?」
「誰も忘れてたなんて言ってないわよ……」

『おっと、ここで白組が赤組を抜きそうです!柏葉選手速い速い!』
『でもでも、そろそろ第三走者にバトンが渡るわ!』
『第三走者は白組が一年C組薔薇水晶選手、そして赤組が薔薇学最速の呼び声も高い二年B組の蒼星石選手だ!』
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:40:44.74 ID:G/D4aSqb0
時を同じくして、第三走者待機所ではこんな一幕も。

「…ねぇ、蒼星石」
「うん?なに?薔薇水晶」
「翠星石はどこにいったの?」

「……あそこ。」

蒼星石がため息交じりに指差した先には

『蒼!星!石!そんなネクラ眼帯女なんてぶっちぎってやるですよー!!!』

後ろに赤組の生徒を大量に従え、声高に叫んでいる翠星石の姿があった。
どこから手に入れてきたのが、ご丁寧に学ランまで着込んでいる。
それにしてもこの翠星石、ノリノリである。

「…すごいね」
「う、うん。ごめんね、翠星石が変な事いっちゃって」
「のーぷろぶれむ」

「ネクラじゃないし、眼帯も取るから」

薔薇水晶はそういって左目の眼帯に手をあてて一気に剥ぎ取った……!
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:41:19.30 ID:G/D4aSqb0
予想以上に長くなったんで残りはまた後ほど( ^ω^)
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 17:53:09.55 ID:FoMsWvgEO
眼帯をとったばらしーは秘められた力を開放…とはいかないかwww
続きwktk
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:01:22.54 ID:3JLSMpgY0
こんな奴もいたっけな
ttp://up2.viploader.net/pic2/src/viploaderf87741.png
こいつらって絶対勝てないんだっけ?
ttp://up2.viploader.net/pic2/src/viploaderf87747.png
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:01:59.51 ID:3JLSMpgY0
誤爆しました><
スレ汚し申し訳ない
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:12:22.39 ID:7+2+oE0XO
屋根といい体育祭シーズンの時事物はよいね。
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:18:50.36 ID:gDletrdtO
屋根の作者さんのクォリティに嫉妬
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:27:40.50 ID:7+2+oE0XO
保守
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:39:45.92 ID:q+BiPIYe0
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:44:32.89 ID:KH/v5aeT0
>>64
カナ姉のぷにぷに具合は異常
>>77
むしろ噛んでほしうわなにするやm
>>82
[゚д゚]
>>86
二人でお互いにふにふにしあい・・・はたからみれば何してるんだかwww
>>93
ひなかな和んだ
>>95
真紅可愛いよ真紅(`・ω・´)b
>>112
虐待親父にも少しは心があったんですね…本当ならお義父さんと幸せにれればいいんだけど・・・
それがかなわないいま巴と一緒に幸せになってください
>>119
石仮面wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:45:14.80 ID:KH/v5aeT0
>>120
俺も真紅とジュンと一緒に銀さまのほっぺたぷにぷにするぜえええええ
>>125
えっちぃです先生
>>132
久々に食われたwwwwwwwwww
>>142
どういう意味で食べるのかkwsk
>>152-154
よう俺
>>172
巴に姉さん!て言いたくなった
>>181
実際どっちが正しいんだろ
>>193
めぐ吐血wwwwwwwwwwwwwwwwww
翠の子も張り切りすぎだぜ
って、なんだ、薔薇水晶がなにかやらかしそうな雰囲気・・・wktk
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 18:55:13.06 ID:7+2+oE0XO
保守
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:06:16.94 ID:GiZAUMufO
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:06:26.66 ID:FoMsWvgEO
保守
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:15:49.83 ID:7+2+oE0XO
保守
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:29:52.29 ID:7+2+oE0XO
保守
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:42:32.93 ID:fKp1ICxPO
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:50:08.32 ID:7+2+oE0XO
保守
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 19:59:32.08 ID:7+2+oE0XO
保守
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:09:34.07 ID:q+BiPIYe0
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:16:38.96 ID:7+2+oE0XO
保守
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:26:11.29 ID:Ojy77EhUO
保守
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:26:38.79 ID:FoMsWvgEO
保守
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:29:10.62 ID:G/D4aSqb0
夕飯終わったから>>190->>193の続き

あらすじ 今日は体育祭ですね ファイナル
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:30:29.96 ID:G/D4aSqb0
『さあ、白組が第三走者にバトンを繋ぎます!」
『第三走者はばらばらかしらー!』

「巴!次は蒼星石だからいそいで!!!」
「え…!?」

そう叫んだのは眼帯を取った薔薇水晶。
普段の彼女からは想像も出来ない程大きな声で、巴にゲキを飛ばす。
どうやら眼帯を剥ぎ取るとテンションMAXになるらしい。

『ここで白組、第三走者にバトンが渡った!柏葉選手大健闘です!』
『ば、ばらばらが叫んだかしら!?』
巴からバトンを受け取り一気に走り出す薔薇水晶。
横目ではしっかりと翠星石を睨みつつ。

「そ、蒼星石ちゃん!」
「大丈夫大丈夫!僕にまかせて!」
のりからバトンが受け取ったと同時に、一気に全速力まで駆け上がる蒼星石。
たとえ白組にリードを奪われていたとしても、陸上部部長としては絶対に負けられない。

『さあ、バトンを受け取った赤組第三走者の蒼星石選手!一気に白組との差をつめる!』
『さ、さすがかしら。ばらばらもよくわからない速さだけど蒼星石はもっとかしら!』

「!?」
「翠星石が見てるんだ!僕だって負けられないんだよ!」
前を行く薔薇水晶との差を一瞬にして詰める蒼星石。
そして並ぶまもなく一気に抜き去っていく。
なんて鮮やかな差し脚だろう。
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:32:04.92 ID:G/D4aSqb0
『赤組の蒼星石選手、一気に白組を抜き去りました!凄い速さです!』
『こ、こけっこけこけここれは恐ろしい速さかしら!まさしく大地が弾んで蒼星石だわ!』

その様子は第四走者待機場所からもわかる。
「あら、薔薇水晶抜かれちゃったわねぇ。アレとってまで頑張ったのに」
「ふふ、相手はあの蒼星石よ。あの子が負けるわけないじゃない」
「存在忘れてたくせに……、ってうそようそ。まあいいハンデだわぁ」

『蒼星石選手!第三コーナーをカーブして、一気に差を広げていきます!』
『さあ、ついにアンカー対決かしら!次は真紅と水銀燈よ!』
『アンカーの真紅選手までもう後わずか!ついに最終決戦です!』

「さて、そろそろだわぁ」
めんどくさそうに立ち上がり、髪を一纏めにしてスタートラインに立つ白組代表水銀燈。

「ええ、そうね」
そんな水銀燈の姿を見て、同じくスタートラインに立つ赤組代表真紅。

そして―――。



「決着をつける時よ、水銀燈!」
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:33:49.91 ID:G/D4aSqb0
『さあ、一気に薔薇水晶選手を抜き去った蒼星石選手!ここでアンカーにバトンを繋ぎます!』

「行くよ、真紅!!!」
「まかせなさい!絶対に勝って見せるわ!」
ついにバトンが真紅の手に渡った赤組。そして遅れる事数メートル。
「銀ちゃん!!!」
「真紅なんかに負けるわけにはいかないわ!」
白組のアンカー、水銀燈の手にもバトンが渡る。その差数メートル。

『ついに赤組白組ともにアンカーの手にバトンが渡りました!これはもう、言葉はいらないのでしょうか!』
『ど、どっちがかつのかしら!?カナ的には真紅に勝ってほしいけど、でもでもすいぎn』
『赤組アンカー真紅が逃げる逃げる!しかし水銀燈も一気に迫ります!その差は縮まっています!』

逃げる真紅と追う水銀燈。
小柄な身体に精一杯の力を込めてゴールに向かって無我夢中に逃げる真紅。
それとは正反対に恵まれた身体を全身バネのようにしならせ、一完歩ごとに差をつめていく水銀燈。

『ゴールまであと50メートル!アウトコースからから水銀燈が来た!水銀燈が来た!さあ一気に並びかけるか!』
『真紅ー!逃げるのよー!頑張るかしらー!』
『しかし真紅選手も赤組の声援をその背に受けて懸命に逃げます!』
『ああ、まずいかしら!並んだわ!並んだわ!水銀燈が並んだかしら!』
『交わすか!?水銀燈が交わすか!?』
『いや、真紅が伸びた!内から真紅選手が伸びた!外から猛然と迫る水銀燈選手に負け時と真紅選手が伸びた!』
『行くのよ真紅ー!そのまま!そのままかしらー!』
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:35:29.58 ID:G/D4aSqb0
『先頭は真紅!先頭は赤組アンカー真紅選手です!力強く右手を掲げて今ゴールイン!』




それから先はもう大変だった。
柄に無くド派手なガッツポーズをキめてゴールした真紅はその場に崩れ落ち、
最後の最後で差しきれなかった水銀燈は漢の?悔し泣き。
さらに赤組白組の両陣営がアンカーである二人にかけよったりその他もろもろ。
表彰式の開始時間を30分遅らせる事により、なんとかその場は収まった。

そして表彰式。
優勝した赤組には優勝旗と賞状が授与された。
また団長である真紅には副賞の文化祭でくんくんをエスコートする権利が与えられ、
更に最優秀選手賞に選ばれた蒼星石には賞状とトロフィーが贈られた。

また今年の薔薇学体育祭はヤバかった という噂が近隣の他校にも広がり、
対応に追われた生徒会が、苦肉の策として放送部と協力し臨時の体育祭新聞を作る羽目になったり、
蒼星石がたまたま見に来ていた某陸上競技のコーチの目に止まったりしたのは、また別のお話。
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:36:18.00 ID:G/D4aSqb0
それからしばらくして―――。



季節はすっかり秋本番、といった感じのある日。
二年B組では来る文化祭に向けての企画会議が行われていた。

「ちゃんと聞くかしら!今年の文化祭の事なんだけど!」
声高に叫んだのは、生徒書記にして二年B組の委員長でもある金糸雀。
「うちのクラスの出し物は演劇にしたいのだけれど、どうかしら?」

「「「演劇?」」」
それを聞いて見事にハモったのは先日の副会長戦争に見事勝利した真紅と、最優秀選手賞の蒼星石。
そして蒼星石の双子の姉である翠星石だった。
「そう、演劇。文化祭といったら演劇よ!昔から相場は決まってるのかしら!」
何故かテンションの高い金糸雀を見て、心配顔のクラスメイトたち。
「な、なんで心配顔なのかしら!?みなみなさまー!?
「今年は記念すべき十回目なんだからやっぱり盛り上がった方がいいと思うかしら!」

すると―――、

「あら、良いんじゃないかしら。私は賛成だわ」
「そうだね、僕も良いと思うよ。演劇だったら皆で出来るしね」
「蒼星石が言うんだったら翠星石も賛成ですぅー!」
上から紅 蒼 翠。
この三人が納得したのをみると、クラスの意見も自然とそちらに傾いていった。

「これは決まりかしら!じゃあ、早速だけど主役は―――」

終わり?
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:37:40.79 ID:G/D4aSqb0
最後収拾つかなくなりそうだったから手抜き( ;^ω^)
ご静聴 感想くれた奴ら 愛してるぜ
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:39:54.31 ID:FoMsWvgEO
なんでこんなに熱いのさwwwwww<ガッツポーズ、漢泣き





もちろん文化祭編もあるよね?よね?よね?wktkwktk
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:41:14.46 ID:G/D4aSqb0
さて次回は―――

卒業を控え、それぞれ別の方向へと歩みだす事になった少年と少女。
ずっとこんな毎日が続くと思っていた。でも現実はそうじゃなかった。
物心ついた頃からいい友達であり続ける事が出来たのに、
日に日に相手の事を見る目が変わっていってしまう事に言いようのない不安を感じた。

ケンカしたり、仲直りをしたり、お互いの夢を語り合ったり。
二人は出会ってから今までの中で、最も充実した日々を送っていく。

たとえそれが残り僅かなものであったとしても―――。

「わぁ、懐かしい。このブランコ、まだあったんですね……」(チッ)
「そうだね。僕達が幼稚園の頃からずっと変わってない気がするよ」

少年は夜空を見上げたまま、隣に座る少女に告げる。

「あ、あのさ。僕、やっぱり東京にいくの辞めようと思う。」
「……なんでですか?」

「だって東京に君はいないんだ!僕がいたい場所は君の近くなんだよ!」
「な、なな、なにを言ってるんですか!?なんの為に3年間頑張ってきたんですか!そうs
『カット』

『ちょっと翠星石!何回いったら解るの!?その語尾!いい加減なんとかしなさいよ!』



マジ?
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:46:03.78 ID:KH/v5aeT0
>>221
流石蒼い子だ、俊足だぜ
真紅と水銀燈の戦いがなんだか熱かったぜ

>>224
語尾ふいたwwwwwwww

>終わり?
>マジ?
それでも・・・それでもID:G/D4aSqb0なら(ry
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:54:42.11 ID:KH/v5aeT0
227158:2006/09/25(月) 20:58:17.51 ID:XnR+fmlU0
投下ー
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 20:59:01.96 ID:XnR+fmlU0
カナのほほをぷにぷにしたいなぁ。
そうだ!
「金糸雀ー」
「なにかしらー?」
ぷに
やった。
これは紛れもなく人間の皮膚だ。僕は勝利を確信した。
そう、ぼくは〈声を掛けると同時に、肩を叩いて指をたてておく作戦〉を実行し
たのだ。
一回目は普通にお願いしたが断られて、二回目は料理している所を奇襲をしよう
としたが、熱くなったフライパンをもっているかの彼女をみているとなんとも不
安でただただ後ろで見ているだけになってしまったのだ。あの時、僕は策士金糸
雀の真髄を見たね。流石は薔薇乙女一の頭脳派の名をほしいままにするだけのこ
とはある。
しかし今回、三回目にしてやっと僕の野望は果たされたのだ!正攻法で行っても
よかったがやはり策士には策で挑まないと意味がないからな。はははははは!!
!さぁ僕の前にひれ伏せ!土下座をしろこの私に!!!!
しかしそこにはニヤリといやらしい笑みをした策士の顔があった。
「!?」
なんだこの余裕は・・・。この期に及んで開き直ったか!?いや・・・奴の笑み
はそんな感じじゃなかった。勝利を確信したまさにそれだった。

その時僕は閃いた。
まさか―――いやそんなはずはない!
229158:2006/09/25(月) 21:00:09.41 ID:XnR+fmlU0
僕はおそるおそるカナのほほを覗きこんだ。
「―――!!!」
声にならない悲鳴をあげ僕は戦慄した。
ありえない!確かに僕は彼女のほほをついたはずだ!!指の角度。声を掛けるタ
イミング。自然な演技。すべてが完璧だったはずだ。なのに僕はなぜ・・・・な
ぜ彼女に負けたんだ?
そこには彼女の手のひらで完全にブロックされた僕の指があった。僕の指は彼女
のほほに辿り着く事無く僕の膝と同時に地面に付いた。
「なぜ・・・」
「作戦自体が失敗だったかしら」
得意げな顔で彼女が僕に言い放つ。
「あなたはもともと私を呼ぶときに肩を叩いたりしないかしら。それにいつもは
カナって呼ぶくせに今日は「金糸雀」なんて改まっていたから最初から何かある
とは思っていたかしら。」
僕はただ黙って聞いているしかなかった。反論するにも彼女の言っていることは
正しかったし、なにより実際僕は負けたのだ。どんな反論をしようとそれは卓上
の空論で彼女を論破するまでにはいたらないだろう。
「僕はまた、負けたのか」
そのまま寝転がり僕は天井を見上げた。
無機質な換気扇がくるくると回っている。

230158:2006/09/25(月) 21:01:07.21 ID:XnR+fmlU0
「そう。あなたは私にまけたの」
彼女もまた換気扇を見上げている。なにを思っているか僕にはわからない。だが
彼女が次にすることはわかっていた。彼女はしゃがみこんで指を僕の顔に近付け

ぷに
彼女の雪のように白い指が僕の頬に触れる。少しくすぐったいがそれが妙に心地
いい。
ぷにぷに
「おもしろいかしら〜♪」
ほほに触れることの何が楽しいのか。素朴な疑問だがきっと人間にはそうゆう本
能的なものがあるんだろう。さて僕も
ぷに
「わ」
彼女がすこし驚いた顔をする。
正攻法で行ってみた。なんだ以外と簡単じゃないか。
「まけたのにひどいかしら」
そういって彼女はほほえんだ。
僕も釣られてほほえむ。

「さてそろそろ」
僕は体を起こし玄関に歩いていった。
「もう帰っちゃうのかしら?」
悲しそうな表情の彼女に振り向いて僕が言う。
「何言ってるんだ?今日親いないんだろ?俺も今日親帰ってこないんだ。だった
ら食材を買って料理しないと。いっしょに買い物いこうぜ」
彼女の顔が輝いた。さっきまでの表情が嘘みたいな満面の笑みだ。
「行くかしら!ちょっとまってて!」
ばたばたと外出の準備をはじめる彼女を見て、僕はまた微笑む。
231158:2006/09/25(月) 21:01:47.78 ID:XnR+fmlU0
あいかわらず危なっかしくて不安定で心配ばっかりかけてくれる。社会に出たら
どうなることやら・・・。もともと頭はいいが変なとこでミスするもんなぁ。
「できたかしらっ」
元気いっぱいで彼女が階段から降りてくる。無邪気に笑う彼女はまるで子供のよ
うだ。
「何が、食べたいかしら〜?」
「そうだなぁ・・・」
夕食を考えるふりをして僕は社会に出てからのことを考える。
まぁなんとかなるだろこいつなら。無責任なようだがほんとにそう思っている。
何だかんだ言ってもこいつは頭がいい。多少のドジは許されよう
第一こいつには俺がついてる。俺は別に人助けのプロでもスーパーマンでもない
がこいつのためなら俺は何でもできる。そんな気がする。
「悩みすぎかしら・・・」
長い間考えすぎたためか彼女は淋しそうにこちらを見ている。どうやら俺の答え
を待っているようだ。
「・・・カレーにしよう!」
「カレーかしら?」
「うん、カレー作ろう二人で」
「かしら〜」
カナ特有の口癖をきき僕は何となく安心する。
カナの言う通りだ。悩みすぎだな。
俺はカナがいればいい。
232158:2006/09/25(月) 21:02:20.36 ID:XnR+fmlU0
それだけで十分じゃないか
将来のことより明日のことを、社会のことより今日の夕飯のほうが大事だ。
僕は彼女の手をとり、歩きだした。彼女も僕にあわせて歩きだす。
今はこれで十分幸せだ。

いろいろと悩むのはあとからでいい

だからずっといっしょにいような。金糸雀。

END

233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:04:53.63 ID:KH/v5aeT0
最近の金糸雀の可愛さは異常
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:04:56.61 ID:XnR+fmlU0
終わりです
君達の言いたい事はよくわかる
でも小説を書く上で大事なのは楽しむことだ

勢いでかいたけど、楽しかったからいいや
みんなごめん
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:08:19.56 ID:0FFk2NnyO
楽しかったのならなぜ謝るのかと
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:08:52.79 ID:gDletrdtO
逆に考えるんだ。
ここ最近のカナの可愛さが異常なのではなく、
これがカナの本来のクォリティだと考えるんだ。
カナは世界の宝だと考えるんだ。
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:09:03.52 ID:KV7FOCm40
狂おしく可愛い。それだけで十分だ。
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:12:27.65 ID:vzuIbplG0
>>232
もう少し読点があると読みやすいかなー。
それと卓上の空論ではなく、机上の空論とした方が・・・。
あと、落ちやすいからsageない方がいいかと。

流れとしてノリが良いし、ラストもイイ感じ。
楽しませて貰いました〜。
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:21:33.16 ID:KH/v5aeT0
保守
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:30:35.63 ID:0FFk2NnyO

241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:31:46.12 ID:qpcpkpTw0
しょーっと登場ゴンベッサwwwwww
よろしくなwwwwww
うんこ命ってのが俺の座右の銘wwwww
説話によるとその昔うんこは世界を支配していたとかwwwww
既出かもしれないけどうんこって栄養素たっぷりなんだぜwwwwwww
目をほじくって見てほしいものがある(←話し変わりすぎかなwwwwww)
えー・・・その名も響鬼外伝 中四国支部鬼譚!!!!!!!!

http://www.geocities.jp/hibikigaiden/
[email protected]
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:41:24.45 ID:7+2+oE0XO
緊急保守
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:50:03.91 ID:FoMsWvgEO
保守
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:57:00.91 ID:7+2+oE0XO
落ちるの早くて読めやしない。
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 21:57:34.04 ID:36u431W30
6 名前:小谷金吾 ◆Cnx4mSGS2s 投稿日:2006/09/12(火) 22:55:50 ID:
だいたいアンチやVIPPERに人権なんかいらないんだよ。

7 名前:小林盛久 ◆yfyrQYUUA. 投稿日:2006/09/25(月) 20:47:00 ID:
>>6
そのとおりだ。
屑のくせに減らず口だけは一人前なんだ、アンチとVIPPERは。
顔面が変形するくらい、力いっぱいあいつらをぶん殴ってやりたいよ!!
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11232/1149842889/6-7
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:06:18.65 ID:FoMsWvgEO
保守
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:11:11.55 ID:vzuIbplG0
早めの保守
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:15:32.93 ID:DI5cpCAEO
あれ…おかしいな…俺は翠銀党だったはずなのに…


最近の金糸雀の可愛さは…ビクビクッ
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:21:15.03 ID:7+2+oE0XO
カナの愛くるしさは世界一いいいい!
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:29:21.11 ID:1dFjFn6X0
ほしゅ
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:29:34.33 ID:eGhDIoBCO
ついに明日か・・・
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:33:56.42 ID:Fx59UASkO
真紅ブームの到来を切に願ふ保守
………ないか?
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:41:05.10 ID:KH/v5aeT0
ほぬ
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:47:14.53 ID:7+2+oE0XO
保守
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:54:12.78 ID:7+2+oE0XO
守ってみせる
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:54:56.06 ID:x/jYAkR30
>>251
なにがあるんだ?
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:56:28.82 ID:1dFjFn6X0
>>256
7巻発売日
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 22:59:09.96 ID:NICm85Y7O
7巻買ってきた
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:03:43.41 ID:9DVzMqXf0
保守
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:04:40.30 ID:7+2+oE0XO
明日は仕事終わったらダッシュだな
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:07:46.71 ID:vzuIbplG0
7巻、いよいよ明日かww

>>252
真紅ブームに火を付けるのは、難しいと思うんだ。


ジ「なあ、真紅。このお茶を試してくれないか?」
紅「・・・変わった香りね。どうしたの、これ」
ジ「お前の為に、僕が栽培して、摘んだんだよ」
紅「・・・・・・ありがとう。喜んで頂くわ」


ブフゥーーーーッ!!


紅「なっ!? なんなの、これ!?」
ジ「なにって・・・ドクダミ茶だけど」
紅「・・・・・・」
ジ「ごめん。口に合わなかったみたいだな。
  でも、誤解しないで欲しい。
  僕は本当に、真紅に美味しいお茶を飲んでもらいたくて」


紅「い、今のは・・・熱くて噴いてしまったのだわ。
  味は、決して悪くないわよ。香りも、まあまあね」
ジ「真紅――」


紅「あら? いつの間にか、飲み干してしまったわ。
  ジュン・・・・・・もう一杯、ちょうだい?」
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:14:08.79 ID:YEoAhMZOO
発売前保守
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:22:21.27 ID:FoMsWvgEO
保守
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:31:26.71 ID:FoMsWvgEO
保守
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:31:52.77 ID:7+2+oE0XO
保守
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:40:21.18 ID:FoMsWvgEO
保守
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:44:25.10 ID:d1BoGGaLO
明日は古本屋でローゼン探してみようかな
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:50:05.99 ID:UQp66uYQO
誰にも消せない絆の唄


保守
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:59:13.31 ID:oIUdoHz70
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/25(月) 23:59:35.98 ID:UQp66uYQO
流されるかしらー
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:00:45.38 ID:fPdpoHQh0
保守
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:01:21.19 ID:p5jYMjHbO
教師スレ落ちたかしらーーー!!!!!!!!!
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:10:15.26 ID:T+PA9HTB0
流れが早いですぅー
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:12:05.18 ID:fPdpoHQh0
予備の保守
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:13:13.33 ID:lzDDnG1gO
このスレを落とすわけにはいかないのだわ!
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:16:25.04 ID:lzDDnG1gO
保守
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:20:18.74 ID:fPdpoHQh0
確かに流れが速いな
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:24:03.95 ID:7LRv6zF/0
「一つ屋根の下 第五十七話 JUMと応援合戦」

体育祭二日目の午後。僕は銀姉ちゃん、カナ姉ちゃん。そしてめぐ先輩と椅子に座っていた。
「私JUMの隣ぃ〜。」
銀姉ちゃんが僕の右腕を抱きしめながら右隣に座る。右腕が銀姉ちゃんの胸の谷間に挟まる。
おーけー、これくらいじゃオッキしないぜ?
「カナだってJUMの隣かしら。」
対抗するようにカナ姉ちゃんは僕の左腕を抱きしめる。ほのかに胸の膨らみを腕に感じる事ができる。
普段銀姉ちゃんみたいにして来ないから新鮮なせいだろうか。銀姉ちゃんよりカナ姉ちゃんのほうが
興奮してしまった。ああ、ダメな僕。
「ん〜……じゃあ私は後ろにしようかなぁ〜。」
めぐ先輩が後ろから僕を抱きしめてくる。背中頭にめぐ先輩の胸を感じる。へぇ、意外にあるんだな…
いやそうじゃないか。めぐ先輩はさらにエスカレートする。
「ふふっ、ねぇJUMくぅん。私なら問題ないでしょ?姉弟じゃない他人だし……ね?」
ふっと耳に息を吹きかけられる。僕は背筋がゾクゾクっとしたのを感じる。と言うか、暑いんですけど。お三方。
「ちょ、ちょっとめぐぅ!いくらめぐでもJUMはダメよぉ!!」
銀姉ちゃんが猛烈に抗議する。すると、それを待ってたと言わんばかりにキュピーンとめぐ先輩は目を光らせる。
「そぉ?じゃあ水銀燈にしようかなぁ〜♪ね、いいんでしょ?」
めぐ先輩はあっと言う間に僕から離れて後ろから銀姉ちゃんを羽交い絞めにする。僕は見た。めぐ先輩は
銀姉ちゃんの耳をチロチロと舌で舐めた。
「あっ……ひゃあん……ちょっと…めぐぅ…んっ…」
「ふふっ、水銀燈可愛いわぁ。相変わらず耳弱いのね。ん〜、胸もこんなあって羨ましいなぁ〜。」
めぐ先輩は銀姉ちゃんの耳を攻撃しながら、胸を揉みだした。うわぁ……目の毒だ。銀姉ちゃんは珍しく
顔を紅潮させ、息を荒げて微妙に半泣きだ。
「ほらぁ、水銀燈?JUM君がエッチな水銀燈見てるよぉ?」
「やぁ……めぐ…んっ、やめてってばぁ……JUMも…あんっ……見たらやぁ…」
「うぅ……めぐはやっぱり凄いかしら……」
何だか顔が真っ赤なカナ姉ちゃん。うん、いろんな意味で凄いよね。本当に……
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:24:35.69 ID:7LRv6zF/0
>>278
「ねぇ〜、機嫌直してよ水銀燈〜。」
さて、さっきの百合百合な展開から数分。すっかりご機嫌斜めの銀姉ちゃんはソッポを向いていた。
無理もないだろう。公衆の面前で痴態を見られたようなもんだ。
「めぐなんて知らないわぁ。」
頬っぺたを膨らましてツーンと横を向いている銀姉ちゃん。何だか意外でとても可愛らしい。
「そっか……じゃあ知らないならJUM君にばらしてもいいよね。あのね、JUM君。水銀燈の性感帯は
耳とお腹なんだよ。後は内腿もーーー」
「ちょ、ちょっとぉ!分かったわよぉ。もう怒らないからぁ!」
「うふふ、水銀燈は優しいね。」
めぐ先輩。それは世間では脅迫と言います。しかしまぁ、あの銀姉ちゃんが手も足も出ないなんてね。
「めぐ先輩は凄いですね。銀姉ちゃんを弄ぶなんて。」
「そうかな?水銀燈ったらイジルと可愛いんだも〜ん。あ、ちなみにカナの性感帯はオデコとほっぺよ。」
「な、何で知ってるかしら〜!?」
カナ姉ちゃん、それはマジですか?いやいくらなんでもギャグのような……そんな馬鹿みたいな事を思ってる
とアナウンスがグラウンドに響いた。
『大変長らくお待たせしました!それでは、応援合戦を始めます。先ずは、1−Bです!!』
1−Bといえば、ヒナ姉ちゃんと柏葉のクラスだ。太鼓の音と共に先ずは学ランが走ってくる。
えーと、柏葉は……いたいた。地面まで着く長いハチマキをなびかせて走ってくる柏葉。あれ?
刀みたいなのはどこだろ。お、次はチアが入ってくる。ヒナ姉ちゃんはその金色の髪とダントツで小さい
背もあってあっと言う間に見つかった。
「わぁ〜、ヒナちゃん可愛いねぇ。水銀燈もチアやればよかったのに。」
「やぁよ、面倒臭いものぉ。」
隣で銀姉ちゃんとめぐ先輩がそんなやり取りをしている。カナ姉ちゃんはこれから始まる演舞に目を奪われていた。

280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:25:08.16 ID:7LRv6zF/0
>>279
「オス!!!今から!!1−Bの!!応援演舞を!!披露します!!お願いします!!」
団長らしき男が大声を張り上げて言う。柏葉は前の方って事は結構ランク上なのかな?
ドンドンドドンとリズムよく野太い太鼓の音が響いてくる。先ずはその太鼓に合わせて学ラン組が
演舞を披露する。踊ってるというより、舞ってる。そんな感じだ。一通り終わると、次は太鼓の外の部分を
カチカチとたたき出す。その音に合わせて今度はチアが踊りだした。ヒナ姉ちゃんも小さい体を存分に
使って楽しそうに踊っている。
「雛苺、楽しそうねぇ。」
「そうだね。まぁ、ヒナ姉ちゃんは何でも楽しんじゃうしね。」
チアの踊りが終わると、団長が再び声を張り上げる。
「それでは!!我が団の真髄!!剣舞を見せましょう!!柏葉!!緋村!!」
『押忍!!』
太鼓の所から、さっきまで見えなかった刀が放り投げられる。柏葉と、もう一人の男子はそれを受け取り
スラリと刀を抜く。無論模擬刀だろうけども。二人が刀を構えると、再び太鼓の音が鳴る。
いつの間にか、柏葉と緋村を囲むように円が出来ている。二人は太鼓の音に合わせて剣舞を舞いだした。
それはまるで流れる水のように舞い。猛る炎のように打ち合い。吹き荒ぶ風のように動き。そして、堅固たる
大地のように静止する。刀がぶつかり合うと一際大きく、カチンと音がする。その音が心地いい。
剣舞も終わったのか、二人は刀を鞘に納め一礼する。そして、全員で正面を向くと
『あっっっっっ!!したっっっっ!!!』
と礼をして終わった。次の瞬間割れんばかりの歓声がグラウンドに木霊した。
「は〜………巴凄かったわねぇ。」
銀姉ちゃんがしきりに感心する。上手くいえないけど、ただ剣舞が凄かった。
『それでは、続きまして2−Cの演舞です!!!』
「翠星石と蒼星石のクラスかしら。」
カナ姉ちゃんが言う。そう、次は翠姉ちゃんと蒼姉ちゃんのクラスの演舞だ。

281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:25:40.98 ID:7LRv6zF/0
>.280
ガンガンガンガンガンガン!!!!!とドラム缶を叩く音がする。どうやらこのクラスは太鼓ではなく、ドラム缶で
やるようだ。無骨な感じが実に漢らしい。
「押忍!!今から2−Cの演舞を開始します!!シャッス!!!!」
一斉に頭を下げる。あれ?何か違和感が……
「あれぇ?蒼ちゃんってチアじゃなかったっけ?」
めぐ先輩が言う。そうだ。蒼姉ちゃんはチアのはずだ。だが、見る限り全員学ランだ。もちろん、蒼姉ちゃんも。
しかし、それはどうやら演出だったようだ。先ずはお決まりの演舞を行う。このクラスは二人一組での
演舞が基本だったらしい。翠姉ちゃんと蒼姉ちゃんのコンビは見慣れてるはずなのに、何だか凄く新鮮に
僕の目に映った。そして、隊列を整えると……何と脱皮した。
「お、下にチアの着てたんだね。」
そう、チアチームは学ランを剥ぎ取ると一気にチア服に変身したのだ。一斉にバッと空に放り投げられた
黒の学ランが凄く印象的だった。
そんなこんなで、2−Cの演舞も終わりキラ姉ちゃんの1−C。真紅姉ちゃんの1−Aの演舞も
徐々に終わっていく。キラ姉ちゃんのクラスは小物の扇子を使った演舞が印象的だった。
手首のスナップで開いたり閉じたりする扇子が凄く綺麗だ。微妙にセレブな感じだお嬢なキラ姉ちゃんに
ジャストしていた。ちなみに、ちゃんとスパッツは穿いてたよ。
真紅姉ちゃんの所はオーソドックスな応援だった。チアは黄色のボンボンを持って踊っていた。
真紅姉ちゃんも満更じゃないようで、ボンボンと一緒に舞う金色のツインテールが凄く綺麗だった。
「あはははっ、真紅ったらジャンプしても胸揺れないのねぇ〜。」
まぁ、銀姉ちゃんは演舞そっちのけで爆笑していたが。

282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:26:14.11 ID:7LRv6zF/0
>>281
「なぁ、べジータ。うちのクラス大丈夫か?レベル高いぞ?」
さて、いよいよ僕等のクラスの番だ。学ランを着込み長いハチマキをしたべジータに言う。
「心配するな、JUM。勝機はある。何故なら燃えと萌えを搭載してるからな。」
「ふぅん……燃えはともかくさ……萌えって何だよ。」
べジータはスタスタと歩いていく。そして、僕のほうを見ずに背中で語った。
「なぁ、JUM。女子がブカブカの学ラン着てるとよ……萌えると思わねぇか?ブカブカだ…ブカブカ。」
背中で語る男べジータ。その見てくれはカッコいいが言ってる事は馬鹿そのものだった。
「JUM……見ててね……」
薔薇姉ちゃんが言う。昼の時と変わらず、素肌にサラシ学ラン。眼帯は取っており、髪はオールバックだ。
『それでは!最終の演舞となります。1−D、お願いします。』
アナウンスが聞こえる。ウチのクラスはドラム缶のようだ。しかし、他のクラスのように走って入場しない。
それどころか、ドラム缶の音もまだ聞こえない。そう思ってるとリズムよく鳴り出した。
ダンダダンダダンダンダダンダンダ ダンダン!!
前半の部分でゆっくり歩いていき、ダンダン!!の部分でポーズを決めていく。ああ、出だしからインパクト
あるな。そして、ようやく並んだかと思えばべジータが声を張り上げた。
「いいか!!俺達1−Dは戦闘集団だ!!その戦い!!耳があれば聞け!!目があれば見ろ!!
そして、記憶に刻め!!!!」
そして次の瞬間けたたましくドラム缶が鳴る。かなりのハイスピードだ。しかし、べジータも薔薇姉ちゃんも
桑田さんもそれに合わせて激しく演舞を披露する。
「セイ!!セイ!セイセイセイセイ!!!!」
みんなの汗が飛び散る。何とも綺麗な汗なんだろう。僕は正直、ちょっと羨ましい。そんな事を思っていると、
ドンドンみんなは塔を作っていく。そして、最上階にはべジータが上る。べジータは勝ち誇ったように
懐から巻物みたいなのを取り出し、それをみんなに広げて見せた。
「見たか!!!優勝、貰ったぁあああああ!!!!!!」
べジータが叫ぶ。巻物にはただ、デカク『学校優勝!!!』と書かれていた。

283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:26:45.38 ID:7LRv6zF/0
>>282
『以上で本日のプログラムは終了です。お疲れ様でした。』
応援合戦が終われば今日の競技は終了だ。みんなは結果を心待ちにしている。何せ得点がでかい
応援合戦だ。明日の対策も練る必要があるだろう。しかし……
『今年から応援合戦の得点は、明日のクラス対抗全員リレーの後に発表します!!
ですから、最後の最後まで気を抜かずに競技に望んでください!!』
「な、何だってーーーーー!!!」
べジータが言う。どうやら、最後の最後のお楽しみのボーナスポイントになるらしい。
現状ではヒナ姉ちゃんの1−Bに僅差で負けている。ちなみに、2年は翠姉ちゃんと蒼姉ちゃんのクラス。
3年は銀姉ちゃんのクラスが現在トップだ。この学年でトップが最後に学校優勝を争う。
学年優勝は言わば激しすぎる予選でしかないわけだ。
「みんな!!とのみち明日も頑張らないといけないんだ!!最後まで頑張ろう!!」
珍しくまともな事を言う梅岡。普段からこれくらいまともでいてください。いや、本当に。
「うん……明日はクラス対抗全員リレー……学校優勝決める戦いは4人の走者によるスウェーデンリレー…
JUMを手に入れる為にも……負けられない……」
薔薇姉ちゃんがグッと気合を入れる。他のクラスも長い学校祭も明日一日だというのに、気力が充実してる。
明日は僕も全員リレーを走らないといけない。よし、いっちょやってやるかな。
END
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:38:47.58 ID:8v9XNqn8O
屋根二回更新ktkr。めぐと銀ちゃんハァハァ……
応援合戦が熱い!情景が浮かんでくるようでした。体育祭も後少しかな?wktkしてまふ。
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:44:41.45 ID:hvZmdYOSO
銀様を俺もイジリたい…(*´Д`)ハァハァ
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:48:46.88 ID:lzDDnG1gO
銀様(;´Д`)
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 00:56:16.92 ID:lzDDnG1gO
保守(;´Д`)ハアハア
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:03:03.78 ID:lzDDnG1gO
7巻欲しい(;´Д`)
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:14:35.11 ID:NoLX1AUy0
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:16:30.80 ID:lzDDnG1gO
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:17:15.09 ID:kk9DzLSpO
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:17:39.32 ID:2IuHqudz0
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:20:10.78 ID:lzDDnG1gO
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:23:19.39 ID:YAZGIukE0
は.
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:26:29.00 ID:lzDDnG1gO
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:28:35.06 ID:NGZtOoE1O
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:29:04.34 ID:fPdpoHQh0
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:35:16.68 ID:lzDDnG1gO
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:37:05.59 ID:YAZGIukE0
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:37:07.67 ID:8HJcRfQj0
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:38:09.98 ID:YAZGIukE0
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:40:32.67 ID:lzDDnG1gO
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:43:47.83 ID:YHTzV5EpO
無駄な連投やめれ
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:53:15.00 ID:lzDDnG1gO
まぁそう言うな。
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 01:54:17.56 ID:ngqFGzzcO
保守
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:05:58.04 ID:NGZtOoE1O
保守
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:24:37.12 ID:lzDDnG1gO
保守
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:38:35.43 ID:YAZGIukE0
保守
309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:44:12.27 ID:lzDDnG1gO
落ちるー!
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 02:46:33.48 ID:hvZmdYOSO
貸本家に期待保守
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 03:02:06.90 ID:8HJcRfQj0
寝る前の保守
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 03:12:55.54 ID:lzDDnG1gO
保守
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 03:27:38.58 ID:lzDDnG1gO
深夜の一人保守
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 03:43:54.10 ID:lzDDnG1gO
保守
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 04:00:04.32 ID:hvZmdYOSO
ぬふぅ
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 04:36:39.89 ID:YHTzV5EpO

317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 05:09:29.53 ID:lzDDnG1gO
寝る前の保守
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 06:10:13.41 ID:8GoH+HD90
ho
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 06:19:43.58 ID:ngqFGzzcO
SHU
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 06:28:57.14 ID:foYqmBnYO
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 07:06:09.64 ID:8v9XNqn8O
朝保守
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 07:35:40.18 ID:foYqmBnYO
俺は保守においても頂点に立つ男だ。
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 07:56:50.26 ID:T+PA9HTB0
ホ・シューヌ乙
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:26:22.17 ID:8wUvcJmm0
>>283
ちょwwwww抜刀斎wwwwwwww
2日目も楽しみですなw
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:27:13.50 ID:foYqmBnYO
地べたを這いずり回ってこそ、出来る保守があるんだ……。
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 08:48:16.89 ID:hvZmdYOSO
おはよう保守
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 09:00:10.98 ID:foYqmBnYO
ξ´・ω・)ξカナイソス
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 09:18:48.49 ID:XPG7DTgPO
>>327
不覚wwww
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 09:20:19.30 ID:2rrNALK90
カブトネタが多いのは皆見てるからなのだろうか
ほす
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 09:23:05.50 ID:8HJcRfQj0
カブトムシ 
壊れた

ひきずりまわしていて壊れた保守
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 09:55:29.32 ID:foYqmBnYO
  l><l
(ミ´・ω・)ミ)ヒナイソス
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 10:21:26.66 ID:foYqmBnYO
333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 10:40:12.94 ID:NGZtOoE1O
保守
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 11:09:00.99 ID:lH4am/ubO
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 11:38:08.41 ID:NGZtOoE1O
保守
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 12:12:58.98 ID:YAZGIukE0
保守
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 12:39:21.51 ID:wUHoTIOX0
保守
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 12:59:11.98 ID:foYqmBnYO
保守
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 13:26:21.89 ID:foYqmBnYO
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 13:35:28.90 ID:Nz6gwJU+0
真「今日こそ完成させるのだわ。」

真紅は丸々としたサツマイモを掲げて意気込んだ。
のりに薦められてお菓子作りを始めて9ヶ月。
これまで様々なメニューにチャレンジし
こつこつと地力をつけてきた真紅であったが
スイートポテトだけはうまく作れていなかった。

真「まずサツマイモを茹でて、次に裏ごしして、と。」

大きな鍋にたっぷりと水を注ぎサツマイモと茹で上げると
ボールにかぶせたふるいに乗せてしゃもじで押しつぶしていく。

真「砂糖、バターに卵黄・・・今日は生クリームも入れてみるのだわ。」 

錦糸玉子のようなサツマイモに材料を混ぜてスイートポテトの種ができた。
あとはアルミのカップに盛り付けてオーブンで焼いて完成だ。

真「焼く前に味見をしておきましょう。――――ん〜、極甘!
  でも砂糖と生クリームを加えたというのにくどくないのだわ。」

真紅は準備しておいた紅茶をカップに注ぐとスイートポテトの種を
そのままお茶請けにして全部食べてしまったとさ。
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 13:47:19.36 ID:zTULjo4q0
>>340
裏ごし楽しいよね。あの作業好きだ。
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 14:13:38.25 ID:8v9XNqn8O
緊急保守
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 14:18:22.55 ID:khHj2wl1O
>>340
あるあるwwwwww
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 14:29:42.57 ID:ngqFGzzcO
保守
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 14:46:52.67 ID:YHTzV5EpO
あげ
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:03:18.07 ID:NoLX1AUy0
ほわっ
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:05:57.44 ID:foYqmBnYO
>>340
俺はクレープを作るために生クリームを泡立て、なめてみたら甘くて
美味いんでついついなめ続けてしまい、気づいたら殆どなめ尽くしてしまった
ことにおいても頂点に立つ男だ。
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:22:20.87 ID:yDQtwzmFO
349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:25:16.61 ID:YHTzV5EpO

350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:25:25.49 ID:khHj2wl1O
age
351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:28:27.73 ID:cCP6g3/E0
やぁ(´・ω・`)
君たちにはちんこが三本になる呪いをかけた。


しかしおまいは運がいい

http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gal/1152287141/283-383

このスレに

「このタイプのスレは常時age進行だった」

と書き込むだけで呪いは解けてしまうのだ。
簡単だろう?これだけで解けるのだ
では健闘を祈る


352340:2006/09/26(火) 15:35:57.79 ID:kEa5U9GiO
>>347
俺は餃子の種も構わず生で食っちゃうやつなんだぜ
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 15:45:08.99 ID:wUHoTIOX0
保守
354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:11:58.02 ID:foYqmBnYO
保守
355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:28:58.02 ID:YHTzV5EpO

356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 16:47:01.09 ID:HtgUUDQt0
ほしゅ
357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:01:24.67 ID:bSqUo2hxO
買ってきた

保守
358以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:17:29.61 ID:YHTzV5EpO

359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:33:18.40 ID:khHj2wl1O
保守
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:36:40.07 ID:lzDDnG1gO
保ー守!
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 17:47:01.22 ID:otqZVZI30
>>357
間違っても「ついにねんがんの(ry」なんて言わないように気をつけろよ
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:02:05.87 ID:khHj2wl1O
保守
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:02:27.04 ID:lzDDnG1gO
俺もついに念願の7巻を買(ry
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:03:49.28 ID:foYqmBnYO
ころしてでも(ry
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:10:50.85 ID:lzDDnG1gO
7巻記念保守
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:15:47.01 ID:lzDDnG1gO
保守
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:22:20.11 ID:lzDDnG1gO
保守
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:26:34.14 ID:lzDDnG1gO
落ちんの早すぎ
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:37:57.70 ID:lzDDnG1gO
保守
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:40:51.53 ID:9Zp9mbTqO
7巻発売記念真紀子
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:46:46.44 ID:HLpTdInk0
>>370
忘れたorz
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 18:57:13.68 ID:hvZmdYOSO
帰りにぬくぬく本屋行こうかな
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 19:12:11.13 ID:Q58QM/hh0
7巻買いに行かねば
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 19:23:54.85 ID:HtgUUDQt0
ほしゅ
375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 19:32:40.53 ID:NoLX1AUy0
遠隔地は辛いんだぜ(´・ω・`)
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 19:46:27.04 ID:HtgUUDQt0
保守age
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 19:50:40.19 ID:lzDDnG1gO
保守
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:01:26.80 ID:YHTzV5EpO
あげ
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:02:06.40 ID:lzDDnG1gO
保守
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:08:50.10 ID:lzDDnG1gO
〜水銀燈のお昼休み〜

水「もうお昼ねぇ。」
金「やっぱり卵焼きかしらー」
雛「うにゅーなのよ」
水「 ヤ ク ル ト 」
金・雛「昨日もヤクルトなのー(かしらー)」
381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:15:13.14 ID:khHj2wl1O
ヤク(ルト)中水銀燈
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:19:55.70 ID:lzDDnG1gO
〜水銀燈の朝ご飯〜

水「もぅこんな時間なのぉ?また朝ご飯食べれないじゃなぁい」

水「仕方ないわねぇ…代わりに、ヤクルトね」

水「あらぁ、JUMおはよぉう。ちょっと聞いてよJUM、今日寝坊したから朝からヤクルトしか口にしてないのぉ〜」

JUM「昨日もだろ」
水「(´・ω・`)」
383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:25:27.41 ID:lzDDnG1gO
保守
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:36:28.36 ID:zlsT9ZOR0
保守
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:45:16.40 ID:lzDDnG1gO
保守
386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:56:57.65 ID:khHj2wl1O
保守
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 20:58:56.92 ID:lzDDnG1gO
保守
388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:07:51.69 ID:lzDDnG1gO
保守
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:11:35.98 ID:puuxT/zrO
保守
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:20:24.36 ID:lzDDnG1gO
保守
391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:28:30.26 ID:lzDDnG1gO
保守(;´Д`)ハアハア
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:38:35.52 ID:lzDDnG1gO
ひたすら保守
393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:44:28.84 ID:mCCENkpy0
保守
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:53:55.14 ID:HtgUUDQt0
395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:54:05.45 ID:8GoH+HD90
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:55:08.87 ID:lzDDnG1gO
保守
397以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:55:59.29 ID:khHj2wl1O
薔「…ねんがんの PSPとDSLを てにいれたぞ !」
ラ「液晶保護シートやハードカバーは買わなくていいのですか?」
薔「…早くプレイしたい、即帰宅」

夜、自宅
薔「………(ゲーム中)」
雪「ばらしーちゃん、夜遅くまでゲームやってないで、早く眠りなさい」
薔「…PSPもDSも…楽しくて…やめられない」
雪「まったく…明日寝坊してもしりませんよ」

深夜
薔「…脳年齢38歳…むぅ……眠い…ウトウト…あ…モンハンやろう…ウトウト…モンハン…」


翌朝
雪「おはようございます、ばらしーちゃ…」
薔「……………………」
雪「ば、ばらしーちゃん?目が死んでますよ?」
薔「………ね」
雪「ね?」
薔「……寝ぼけてDSのタッチペンでPSPつついて液晶傷つけたorz」
雪「(ノ∀`)タハー」
398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:57:20.66 ID:zlsT9ZOR0
どこかで同じ話を目にした憶えが・・・・・・
399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:57:47.64 ID:8GoH+HD90
>>397
あるあるwwwwwwwwwつーかやったwwwwwww
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 21:58:34.43 ID:khHj2wl1O
>>398
自分で雑談室にかいた
401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:04:45.77 ID:lzDDnG1gO
保守
402以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:05:25.16 ID:8GoH+HD90
保守
403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:11:31.62 ID:gUJXntg70
wktk
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:12:10.19 ID:lzDDnG1gO
保守
405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:15:46.32 ID:x4Aqpy1K0
金「この声がかれるくらいに〜♪黄身に好きといえばよかった〜♪かしら!」
406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:26:05.57 ID:lzDDnG1gO
〜真紅よりくんくんへ〜

届カナイ愛ト知ッテイルノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ

by真紅
407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:31:59.10 ID:lzDDnG1gO
保守
408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:32:41.49 ID:gUJXntg70
金「だれもいないかしら〜!」
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:40:13.03 ID:YHTzV5EpO
雛「ヒナがいるなの〜」
410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:43:14.61 ID:lzDDnG1gO
>>408
紅「キム、うるさいのだわ静かにしてちょうだい。」
411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:49:38.02 ID:lzDDnG1gO
保守
412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:54:46.75 ID:lzDDnG1gO
7巻(;´Д`)ハアハア
413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 22:55:45.15 ID:gUJXntg70
>>410
金「紅茶入れてきてかしら〜」
414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:00:23.97 ID:lzDDnG1gO
>>413
紅「キム、それは私の台詞なのだわ。それより、雛苺がいないわ。」
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:01:48.63 ID:8wUvcJmm0
そろそろやめときなよ。
416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:12:05.13 ID:HtgUUDQt0
ほしゅ
417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:12:08.05 ID:khHj2wl1O
保守
418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:16:43.55 ID:zlsT9ZOR0
ちょっと間が空いてしまいましたが・・・

  翠×雛の『マターリ歳時記』

―葉月の頃―  【8月8日  立秋】


蒼星石がオディールを連れて帰宅してからは、あっと言う間の二週間だった。
祖父は、もうずっと浮かれ気味で、はっちゃけた日々を送っている。
娘たちと一緒に料理をする祖母の顔にも、幸せそうな笑みが浮かぶ。
今まで口にしなかっただけで、本当は、祖父母も寂しかったのだろう。

「若い娘が三人も一緒に暮らしていると、ついハッスルしてしまうのう」
「あらあら、お爺さんたら……ほどほどにね」

朝食の席で、今日も張り切りモード全開の祖父、元治。
翠星石は、穏やかな口調で窘める祖母の額に、ビキビキと筋が浮かんだのを見逃さなかった。
隣に座るオディールは、祖父母の会話に耳を傾けながら、翠星石に小声で話しかけた。

「楽しいお祖父様たちね。とても賑やかで、素敵な家族だわ」
「……年甲斐もなく、はしゃいでるだけですよ。今夜あたり、血の雨が降りそうですから、
 レインコートを用意しとくと良いですぅ」

この二週間、一緒に暮らしてみて、翠星石のオディールに対する拒否反応にも、
免疫が出来つつあった。人見知りの気が強い彼女にしては、早く慣れた方だ。
普段ならば、臆病な猫のように物陰に隠れて、そぉ〜っと様子を窺う日々が続くのだが、
やはり言葉が通じると、女性同士、気心も知れやすいのだろう。

幼少の頃は日本に住んでいたと言うだけあって、オディールは日本語が堪能だった。
柴崎家に、すんなり打ち解けたのも、言葉の壁が低かったからだ。
419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:17:22.06 ID:zlsT9ZOR0
>>418
そもそも性格の悪い娘ではないし、なによりも、蒼星石を慕う気持ちにおいては、
柴崎家の面々と相通じるところがある。蒼星石にベッタリなのは相変わらずだが、
その点さえ我慢すれば、翠星石としても嫌う理由はなかった。
問題があるのは、寧ろ、蒼星石の方だ。
帰宅してからと言うもの、何かにつけて他人行儀な振る舞いが目についていた。

「さぁて。ハッスルおじじは放っといて、食事を済ませちまうです。
 早くしねぇと、雛苺が来ちまうですよ」
「えっと……確か、9時の約束だったよね、姉さん」
「大変。あと一時間もないじゃない。急がないと」

翠星石に促されて、蒼星石とオディールは、炊き立てのご飯を頬張った。
朝からお騒がせな娘たちに向ける祖父母の眼差しは、温かく、優しい。


約束の時間の五分前に、玄関のチャイムが鳴る。
その頃には、三人の娘たちも出発の準備を整えて、玄関前に待機していた。
翠星石がドアを開けると、麦わら帽子をかぶった雛苺が、額に汗を浮かべ、立っていた。
籐製の小さなバッグを肩に掛けている。

「みんな、おはようなの。今日は、すっごく暑いのよ〜」
「言われなくとも解るです。屋内に居ても、汗が滲み出てくるですから」
「翠ちゃんは髪が長すぎるのよ。蒼ちゃんみたいに、バッサリ短くしたら良いのに」
「やーですよー。髪は女のイノチ。人形は顔がイノキですぅ」
「……姉さん。寒いギャグなんか言ってないで、早く出発しようよ。
 車に乗っちゃえば、エアコンが効くから涼しくなるって」

蒼星石の冷淡な一言に一刀両断された翠星石は、シュン……と項垂れながら、
ガレージのシャッターを開け始めた。
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:18:38.72 ID:zlsT9ZOR0
>>419
乗り込んだ彼女たちを待っていたのは、炎熱地獄。
アクリルの屋根で覆われただけのガレージなので、締め切った車内には、
真夏の熱気が閉じ込められていたのだ。
今日は立秋。暦の上では秋に変わるけれど、暑さは今が真っ盛りである。

「熱っ……フロントガラスに断熱シートを広げておかなかったから、
 ハンドルが焼けてるですよ。とても握れたもんじゃねぇです」

運転席に座った翠星石が「アチチ・アチ」と、郷ひろみの歌の振り付けをする。
アシストシートの蒼星石は、苦笑しながら、お茶目な姉に濡れタオルを差し出した。

「エアコンが効いてくるまで、暫くは、これを巻いておきなよ」
「ありがとですぅ♪ それじゃ、出発するですよ」

翠星石はサングラスをかけると、イグニッションキーを回した。
一発でエンジンが呻り、送風口から、生暖かい風が吐き出されてくる。
走り始めると、薄く開けた窓からも、勢いよく風が吹き込んできた。
談笑する双子姉妹のやりとりを、後部座席から眩しげに眺めていたオディールは、
「やっぱり仲が良いわね」と、隣に座る雛苺に囁きかけた。

「私には姉妹とか兄弟って居ないから、とても羨ましい」
「……ヒナも一人っ子なの」

窓からの風で涼んでいた雛苺が、オディールの方に頸を巡らす。

「だから……なのかな。なんとなぁく、お姉さん然とした人に憧れちゃうのよ」
「そうなの? 私は逆ね。しっかり者の妹が欲しかったわ」

言って、蒼星石を見つめるオディールの視線は、妙に熱を帯びていた。
421以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:20:12.90 ID:zlsT9ZOR0
>>420

翠星石の荒っぽい運転に戦々恐々としながら、やっと辿り着いたのは、海
――――の側の、プールだった。

浜辺のイモを洗う状態を、翠星石が嫌った為である。
しかし、プールと言っても、その辺の小学校のプールとは訳が違う。
幾つものアトラクションに分かれた、大型レジャープールだった。
駐車場に車を置き、受付を通って更衣室に向かう、道すがら――

「お爺さんが特別招待券を持ってて、本当にラッキーだったよね」
「まったくです。おじじも、たまには役に立つですぅ」
「……あんまり、お爺さんのことを悪く言うもんじゃないよ、姉さん」

翠星石の毒舌に反応して、蒼星石は表情を固くした。
そんな妹の変化に、翠星石が意地の悪い笑みを浮かべる。

「へぇ〜。随分と、おじじを擁護するですねぇ、蒼星石は」
「蒼ちゃんは昔っから、おじいちゃん子だったのよねー」
「そうそう。中学生になっても、おじじと一緒にお風呂はいってやがったです。
 蒼星石には、乙女の恥じらいってヤツが、足りねぇですよ」
「ちょっと! なに言い出すのさ! いい加減にしてよね」

蒼星石は顔を真っ赤にして怒鳴ると、ポカ〜ンとしている翠星石を余所に、
オディールの手を掴んで、足早に歩き始めた。

「行こう、オディール」
「え……ええ? あの――」

二人が去った通路で、翠星石は呆気にとられたまま、ハニワのように立ち尽くすのみだった。
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:21:04.72 ID:zlsT9ZOR0
>>421

水着に着替えて、プールサイドに置かれたデッキチェアに俯せる翠星石は、
誰が見ても不機嫌だと解る顔をしていた。ビキニ姿が眩しい彼女をナンパしようと、
若い男が何人か近付いたものの、翠星石のひと睨みで、悉くが退散していく。

彼女の視線が辿る先には、楽しそうに遊んでいる蒼星石と、オディールの姿。
すぐ隣のデッキチェアでは、雛苺がストローでトロピカルジュースを吸い上げつつ、
翠星石の様子を見守っている。癇癪を起こしたら、即座に止めるためだ。

「うぅ〜。蒼星石ったら、なんであんなに怒るですか」

雛苺は溜息を吐いて、翠星石の背中に声を掛けた。

「さっきのは、翠ちゃんが悪いのよ。調子に乗って、余計なこと言うんだもの」
「あんなの、ただの冗談じゃねぇですかっ! 目くじら立てるコトでもねぇですぅ!」

翠星石は、ガバッと身体を起こして居住まいを正すと、雛苺に詰め寄……
るかと思いきや、膝の上で拳を握って、俯いてしまった。

「きっと……蒼星石は、留学して人が変わっちまったのです」
「うよ? そんなコトないと思うのよ」
「雛苺には分かんねぇです! 家での態度だって、どこか余所余所しくって――
 オディールと仲良くなったから、私のことなんか、もうどーでも良くなったのです」
「…………あのね、翠ちゃん」
 
雛苺は身を乗り出して、小刻みに震える翠星石の肩を、優しく叩いた。
元気づけるように、そっと――

「近くに居すぎるから、盲点になるコトもあるのよ?」
423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:21:53.60 ID:zlsT9ZOR0
>>422
目に涙を浮かべ、黙って話を聞いている翠星石に、雛苺は言葉を続けた。

「例えば、マンガを目の前まで近付けたら、何が描いてあるのか解らないし、
 台詞も読めないでしょ? ヒナはね、人間関係も同じだと思うの。
 少し距離を置いて初めて、真実の姿って見えてくるものじゃないかなって」
「じ……じゃあ、また離ればなれになれって……言うですか?」

指の背で目元を拭う翠星石に、雛苺は「そうじゃないの」と微笑みかけた。
少し情緒が不安定になっている彼女を落ち着かせようと、温かい手で、
長い髪と……背中を――――滑らかな素肌を撫でる。
そして、頃合いを見計らって、穏やかに話しかけた。

「距離なら、もう充分に置いたでしょ? その時、翠ちゃんは、どう思ったの?
 蒼ちゃんが居なくなって、清々した?」
「そっ、そんなワケねぇですっ! どうしようもなく、会いたかったですよ!
 空を飛んでいきたいって、何度も思って、何度も……そんな夢を見たですっ」
「だったらね……蒼ちゃんも、きっと同じなのよ。
 ホントは翠ちゃんに会いたかったし、甘えたいの。
 だけど、照れくさいから――変なところで突っ張ってるのよ」

雛苺の言葉は、不思議な余韻を伴って、翠星石の胸に染み込んできた。
よくよく思い返してみると、余所余所しく見えていた仕草も、
裏を返せば、照れくささの現れだったように思えてくる。
翠星石は、曇天に一筋の光明を見た気がした。

「それが真相なら、私は一体、どうすれば――」
「簡単なの。翠ちゃんの想ってることを、言葉にするだけで良いのよ。
 人の想いってね、心で温めてるだけじゃ伝わらないの。
 だから、人類は文字や言語を産み出し、活用して、理解を深めてきたのよ」
424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:23:16.78 ID:zlsT9ZOR0
>>423

「……でもぉ」
「大丈夫! 翠ちゃんと蒼ちゃんの想いは、きっと同じなのっ!」

元気だすのよっ! と、雛苺は、渋る翠星石の背中をビタンと叩いた。
時期的に早すぎる紅葉が、ひとつ……彼女の白い肌に舞い落ちる。

「あ痛ぁ……何しやがるです、おバカ苺っ!」
「景気付けなのよ。あいとォ!」
「いっぱーつっ! ……って、何をやらせるですか」
「いいからいいから。頑張って、蒼ちゃんと仲直りしてくるのー」

雛苺に背中を押され、気合いを入れてもらったお陰で、翠星石は目が覚めた。
悄気て、ウジウジと腐っていては、本当に嫌われてしまう。
そんなのはイヤ。
だったら、すべき事は、ひとつだけ。

でも、どうやって近付けば良いのだろう? 
蒼星石は意外に強情っぱりだから、普通に近寄っても、素っ気なく遠ざかる筈だ。
どうしたものかと思案しながら歩いていた翠星石は、ウォータースライダーで遊ぶ、
オディールと蒼星石の姿を見かけた。

「!? この手があったですぅ」

これだったら、滑り出してしまえば、否応なく終点で顔を合わせることになる。
寸分の躊躇いもなく、翠星石はウォータースライダーの階段を登り始めた。
いつもなら、途中で足が竦んで引き返してしまうところだが、今の彼女は怯まない。
最愛の妹と絶交状態になってしまう怖れに比べれば、他の事など毛ほども怖くなかった。
頂上に立った時でさえ、膝は震えていなかった。
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:24:34.75 ID:zlsT9ZOR0
>>424
「蒼星石……いま、会いにゆくです」

一足先に蒼星石が滑り降りていったのを見届け、ぺたりと腰を降ろして、直滑降。
――が、予想以上の降下速度に、翠星石は堪らず、悲鳴を上げた。

「ひいぃぃぃ――っ!? そそ、蒼星石ぃ――っ!! …………ふぇぇ」
「ん? いま、姉さんが――って、えぇっ!」

着水直前、翠星石の声を聞いた気がして、蒼星石は水面に頭を出した。
彼女の眼に飛び込んできたのは、もの凄いスピードで滑り落ちてくる姉の姿。
しかも、どうやら失神しているらしく、身じろぎひとつしない。
彼女は即座に、人の間を縫って、翠星石の着水場所まで泳いでいった。

豪快に上がった水飛沫とは対照的に、力無く沈んでいく翠星石。
水中で姉の身体を抱きかかえると、蒼星石は近くのプールサイドに泳ぎ着いた。
そこには既に、バスタオルを手に、雛苺が待ちかまえていた。
雛苺の手を借りて、デッキチェアまで運んだものの、翠星石が目を覚ます気配はない。

「ど……どうしよう。着水の衝撃で、後頭部とか打ってるんじゃあ――」
「落ち着くのよ、蒼ちゃん。こういう時は、アレしかないのっ!」
「アレって、なに? 電気ショックとか?」
「またまたぁ、ご冗談を。こんな場合には、人工呼吸しかないのよ?」
「じっ…………じ ん こ う こ き ゅ う?! ボクがぁ?」
「他に誰がするの? ガッツだぜっ、なの!」
「…………わ、解ったよ」(ファースト・キスなのに……)

蒼星石は、顔ばかりか全身を紅潮させながら、小さく頷いた。
まず、頭を仰け反らせて、気道を確保。そして、翠星石の鼻を摘んで……重ねられる、唇。
雛苺は、にへら……と笑いながら、二人の様子を、携帯電話のデジカメで撮影していた。
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:25:37.42 ID:zlsT9ZOR0
>>425
程なく、翠星石は何事もなかったかのように目を覚ました。
そして、すぐ隣で頬を上気させ、そわそわしている妹の姿を認めると――
少し躊躇した後、半身を起こし、意を決して話しかけた。

「蒼星石…………さっきは悪かったです。私……ホントは、すごく不安だった。
 最近、蒼星石の態度が余所余所しく思えて、とっても寂しかったのです。
 それで……構って欲しくて、あんなコトを――」
「姉さんは、昔っから寂しがり屋さんだったからね」

言って、蒼星石は姉の肩に両腕を回して、ギュッ! としがみついた。

「でも――知ってた? ボクも、姉さんに負けないくらい、寂しがりなんだよ。
 本当は、弱虫で……そんな自分を変えたくって、外の世界に飛び出したけれど、
 やっぱり、ボクは――」
「……蒼星石」
「ねえ。もう少し、このままで…………居させて?」
「ふふっ……とんだ甘えんぼですね、蒼星石は」

翠星石は慈愛に満ちた微笑みを浮かべて、妹の、生乾きの髪を撫でた。

「いいですよ。好きなだけ、居ればいいです」
「うん。温かいね……姉さんって」

居心地よさげに目を細め、蒼星石は幸せな夢想に身を委ねた。
やがて、安堵しきった彼女が、健やかな寝息を立て始めるまで、
翠星石は溢れる愛情で、ちょっぴり意地っ張りな、鏡写しの自分を包み込んでいた。


――あらためて、お帰りなさいです。蒼星石…………大好きですよ。
427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:26:11.56 ID:zlsT9ZOR0
>>426
『保守がわり番外編  暗いところで待ち合わせ』

夜更け。道行く人の流れも、疎らになり始めている。
高層ビルが立ち並ぶ街の路地裏に佇む、黒マントの人物が、ひとり。
目深に被った帽子の下には、あどけなさが残る、うら若い娘の顔があった。
クライアントに会うため、変装した雛苺だった。
やがて、もう一人・・・・・・雛苺の待つ路地裏へと、足早に滑り込んでくる。

雛「依頼のブツが手に入ったの。買い取って欲しいのよ?」

これだけ・・・と、雛苺は指を三本、立てた。
クライアント――草笛みつ――は、眼鏡の奥で円らな瞳を見開く。

み「三万? 随分と、ぼったくるのね。品質は確かなのかしら?」
雛「当然なの。手に入れるために、色々と苦労したのよ」
み「・・・・・・ふぅん?」

みつは小首を傾げ、猜疑心の強そうな目で、雛苺の顔を覗き込んだ。

み「ヒナヒナの手腕を疑う訳じゃないけど、まずは現物の品定めをさせてよ。
  『双子姉妹の濡れ場』と言っても、にわか雨でズブ濡れになった写真だったり、
  水を引っかけられただけの画像だったらイヤだもの」
雛「ヒナは、そんな“釣り”なんてしないの。でも――そうね。
  商売は信用第一。さあ、とくとご覧あれなのよ」
み「・・・・・・は、はうあぁぁ。これは――」

感嘆の声をあげて、みつは差し出された携帯電話の画面を、食い入るように見つめた。

・・・〆られなかったので続く。
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:28:23.29 ID:khHj2wl1O
雛…なんて商売を…!
429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:29:30.22 ID:8wUvcJmm0
>>426
雛が初期のころより黒くなってる気がするのは仕様ですかw
蒼星石もさびしかったんだね…
漸く居場所に帰ってきたって感じかな。


>>427
ってやっぱ黒いwwwwwwwwwww
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:35:23.23 ID:8GoH+HD90
雛翆のマターリキタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!
雛ってこんな黒かったっけwwwwwwwwwwwwww
そしておじじのハッスルにふいたwwwwwwwwwwwww
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:43:38.01 ID:YHTzV5EpO

432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:51:14.37 ID:khHj2wl1O
保守
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/26(火) 23:55:16.75 ID:eQ/8VYGvO
マターリだ!!
待ってましたよwwwww

相変わらずの面白さが好きです。
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:06:41.06 ID:wEbhk8MI0
保守
435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:06:46.32 ID:gisEYBdG0
ほしゅー
436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:13:32.10 ID:LTb0BqiKO
真「……カタカタ」
金「……」

薔「二人とも何やってるの?」
金「真紅……薔薇水晶かしら」
真「……えぇ……カタカタ」

薔「これは……人気投票!!」
真「えぇい!!何でこんな!!」
金「翠星石が第一位……水銀燈と蒼星石も見事かしら」
真「主人公はこの私よ。それをここまで放っておくなんて!!」
薔「二人とも何をやってるの!!」

真「何をって?ご覧の通り、人気投票に連投してるのよ、一体なんなの?」
薔「なんでそんなことををしているの?」
真「人気が少ないからよ」
薔「!?」
真「私の知る限り、最近、この真紅の人気が急降下してる気がするのだわ。
だからこうするしかないのよ」
薔「真紅もうやめて!!」
真「!?なんなのよいったい!!?」
薔「真紅はもう主人公じゃないんだよ!!主人公は銀ちゃんに変わったの!!もう苦しまなくていいんだよ!!!」
真「はぁ!?何言っての??私の知る限り水銀燈が主人公なのは特別編だけよ。もし私が不人気のままだったら誰が三期の主人公になるの?」
437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:15:54.48 ID:LTb0BqiKO
薔「なっ……真紅、三期でも主人公になれるって、本気で思ってるの?」
金「薔薇水晶!真紅は間違ったことは言ってないかしら」
薔「金糸雀!!」
金「真紅、折角だから薔薇水晶に人気を取るコツを教えてもらったらどうかしら?」
真「このスレでしか人気のない人のコツなんて聞いてもしかたないわ」
薔「っ!!真紅の馬鹿!!もうしらない!!タッタッタ……」


真「特別編なんてジャンクになればいいのだわ……カタカタ」


保守
438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:19:56.58 ID:GTyfnMSZO
真紅wwwww
439以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:27:24.95 ID:q2KjDEVFO
保守
440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:28:22.42 ID:07pStKqa0
俺は真紅好きだけどなー


















大好きなのは翠星石だが
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:36:53.14 ID:q2KjDEVFO
俺も真紅好き

一番は銀様だけど
442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:45:32.34 ID:vwzCh9HxO
一分古泉
443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 00:55:51.77 ID:q2KjDEVFO
保守
444以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:07:37.73 ID:rFG0K/TAO
444かしらー
445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:12:47.85 ID:63MqxjvwO
雪「お兄ちゃん」
翠「お兄ちゃま」
蒼「あにぃ」
真「お兄様」
雛「おにいたま」
の「兄さま」
め「兄上様」
み「アニキ」
銀「兄くん」
巴「兄君さま」
金「兄チャマ」
オ「兄やー」
保守

>>442
アナルに帰れ
446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:22:09.32 ID:6FrkcyIrO
保守
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:31:13.29 ID:q2KjDEVFO
保守
448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:41:47.79 ID:NkNZV11s0
水銀燈に兄くんなんて呼ばれたらやヴぁい
449以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 01:53:38.06 ID:zEN1DwqDO
真紅に紅を唄ってほしい(;´Д`)ハアハア
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 02:09:07.73 ID:QPLNjL3z0
お休み前の保守
451以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 02:25:37.88 ID:zEN1DwqDO
>>450
ご苦労さま。
452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 02:45:37.72 ID:LTb0BqiKO

453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 03:02:01.24 ID:zEN1DwqDO
保守
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 03:19:57.37 ID:zEN1DwqDO
保守
455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 04:08:05.58 ID:q2KjDEVFO
保守
456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 04:23:38.21 ID:q2KjDEVFO
保守
457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 04:51:04.62 ID:q2KjDEVFO
保守
458以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 05:08:48.08 ID:q2KjDEVFO
保守
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 05:38:54.00 ID:q2KjDEVFO
保守
460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 05:49:32.24 ID:L4AsktPAO
/^o^\
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 05:51:53.61 ID:Rdx9GmjM0
    /// /    イ l  | |  | |   ヽ ヽ ヽ、
ィニニ〔ゝノ ノ   / ヽ\ヽヽ  | l    |l  |l  ヽ
'´/ /| | /    /'´ ̄ヽゝニヽ-ヽヽ  │ | |  ヽヽ
イ/ / /| |    l-ャ─-,ニ、ミ‐`ヽ、ヽヽ / / /  l ヽヽ
/ / / l |   |  `ー='-ニゝヽ`   |/メ、/l  │ l | l
./  / / ヽ   l           ィ_=、 ヽl  ハ│|l
'  / /   ヽ  l          l、'rヽj`ァ' メ | / リ
  `,´l    lヽ ヽ         /ノ `'’,イ  /イ
  /| |   |  `丶ゝ    ー= ‐- 、   ,lノ  ,イノ
. /│|   |          `ニ '´   ノ , イ |
/  ! |   !  、           ィニィ´| |lハ
  | !   |   _`ト_、_     , イ    ! |ル'    ,イ
  ハ ヘ  |‐'  ̄,.ィ´ヘ` ー- イ  |    |l |    /│
ノ  ヘ ヘ   | <´ィ´ /介`ヽ\ |   ハ  l   / ノ 
保守するわぁ。
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 06:59:15.05 ID:zEN1DwqDO
保守
463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 07:33:21.26 ID:4qPaMSp0O
保守
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 08:11:22.34 ID:n1MkDd2XO
鬱だけど保守しますた
465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 08:36:36.26 ID:Dt6mHd4P0
保守
466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 09:04:43.71 ID:Ny2lePDJ0
ほす
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 09:30:02.54 ID:Dt6mHd4P0
保守
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 09:54:32.72 ID:L4AsktPAO
保守
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 10:20:00.54 ID:L4AsktPAO
保守
470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 10:55:39.95 ID:n1MkDd2XO
新ジャンル「百合女帝のり」を提唱してみるテスト


翠星石「や、やめるです蒼星石、翠星石達は姉妹で……」
蒼星石「ふふ……可愛いよ、翠星石」
翠星石「あぁ、いや、ダメですぅ……」
のり「あらあら蒼星石ちゃん。ダメよぅ、そんなことしちゃ」
翠星石「の、のり! いいところに来たですぅ、翠星石を助けてですぅ!」
蒼星石「のりさん……僕と翠星石の愛の世界に踏み込んでこないでくれませんか」
のり「そういう訳にはいかないのよぅ。だって、私も翠星石ちゃんが好きだもの」
翠星石「は?」
のり「翠星石ちゃんって、ツンデレっていうの? ジュンくんとケンカして
   ばかりだけど、時々とっても幸せそうで、とっても可愛いんだもの」
蒼星石「のりさんも、か……でも翠星石は渡さないよ!」
のり「うふふ……そんな口が利けるのも今のうちよぅ。ほら」
チュッ
翠星石「! ○×△□◎#※〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
のり「ん……はむ……はぁ……んふぅ…………素敵よ、翠星石ちゃん……」
蒼星石「の、のりさん……やめて! 翠星石が嫌がってるじゃないか!」
のり「あら、そう? 翠星石ちゃん、とぉっても気持ちよさそうよぅ?」
翠星石「の、のりぃ……」
のり「翠星石ちゃん、もっとして欲しい?」
翠星石「は、はいですぅ……のりのちゅーは気持ちいいですぅ……」
蒼星石「す、翠星石……うわぁぁぁぁぁんっ!」
のり「あらあら、行っちゃった。後でたくさんしてあげるのに……」
翠星石「のりぃ、もっとですぅ……もっともっとちゅーして欲しいですぅ……」
のり「あらあら、翠星石ちゃんったら……♪」

ごめん、これ以上は無理('A`)
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 11:01:01.67 ID:4qPaMSp0O
保守
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 11:09:46.34 ID:Dt6mHd4P0
>>470
新ジャンル乙
ぬこ梅岡はガイシュツなのでいらないからなw
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 11:27:09.54 ID:n1MkDd2XO
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 11:51:32.84 ID:7VxUL7lkO
>>470これはいい
475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 12:18:19.72 ID:7VxUL7lkO
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 12:35:53.57 ID:WgEQwEad0

私は水銀燈。

町を歩いてたら意外な組み合わせを見たわぁ。
それは翠星石とベジータだったのよぉ。あんな二人が付き合っていたら面白いじゃなぁい。
だから追跡してみたのぉ。

〜路地裏にて〜
翠「これが例のブツですぅ」
べ「ありがとよ。これが報酬だ。しかしこんなブツを捌いて大丈夫なのか?」
翠「バレたらお前のせいですよ?その辺を理解しておいて欲しいですぅ。」
なーんだ。何かの取引のようねぇ。面白くないわぁ。


次の日かしら〜
ベジータがニヤニヤしながら私を見てくる。うっとおしいので話しかけてみたわぁ。

銀「私に何か用ぉ?」
べ「銀嬢が猫好きだったとは意外だなぁ(ボソッ)」
・ ・ ・
銀「あ…あら、どうしてかしらぁ〜?」
べ「子猫に赤ちゃん言葉で話しかけてるなんて意外だなぁって思って。」
翠「そうですぅねぇ。ベジータ。あの水銀燈が子猫に毎日会いに行ってるなんて意外ですぅ。」
銀「・・・あら、翠星石まで…」
銀「…や、やっぱり私は帰るわぁ。(///)」
翠「可愛い所もあるですぅねぇ。」
べ「そうだなぁ。」
翠「これから例の子猫に会いに行くんですぅw」
べ「ホント、銀嬢はそういう所が可愛いんだw」
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 12:36:36.85 ID:WgEQwEad0
>>476
夜かしら〜
人気のない夜道を歩く男性が一人。ベジータだ。
べ「今日もバイト疲れたぜ。」
銀「あーら、お疲れ様ぁ。」
べ「そ、その声は・・まさか・・」
銀「ビンゴぉ〜。夜 は 長 い わ よ ぉ 。」
翠「ん〜ん〜(助けてくれですぅ!)」
べ「翠嬢?!うっ!(バタッ)」


後日かしら〜
J「そういえば最近ベジと翠星石見ないな。」
真「そう言われればそうね。ベジは良いけど、翠星石はどうしたのかしら。」
J「ベジはいいけど、翠星石は心配だなぁ。」
真「あら、あれは翠星石じゃない?」
J「ホントだ!フラフラしてるぞ!大丈夫か翠星石?!しっかりしろ!!」
翠「子猫可愛いですぅ子猫可愛いですぅ子猫可愛いでs(以下略)」



そういうワケだから貴方もバラしちゃ”イヤ”よぉ?

終ります。
478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 12:44:29.07 ID:7VxUL7lkO
>>477銀様カワイス
翠哀れwwwww
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 13:08:46.17 ID:Dt6mHd4P0
どうなったんだwww
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 13:30:24.88 ID:7VxUL7lkO
ほす
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 13:47:24.08 ID:q2KjDEVFO
保守
482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 13:48:09.50 ID:Dt6mHd4P0
金「秋刀魚も焼けたしお昼にするかしら。」
J「秋刀魚はいいけどバランス的にもう一品ほしいな。」
金「それなら冷蔵庫に納豆が入ってたかしら。」
J「ん、あった―――このパックいつ買ったんだ?」
金「う、けっこう前くらいかしら?」
J「だからバラすときはラベル残しとけって言っただろ。」
金「2週間は経ってないから多分大丈夫かしら。」

最近賞味期限ちょいオーバーなら気にしなくなった。
483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 13:49:35.24 ID:n1MkDd2XO
>>477を見てインスパイアされた。だが私は謝らない。


水銀燈「ハァ、お馬鹿さんの真紅の相手は疲れるわぁ。早く帰ってくんくんを……」
ガサッ!
水銀燈「! 誰っ!?」
ぬこ「にゃー」
水銀燈「……なぁんだ、ただの猫かぁ……人を脅かすんじゃないわよぉ」
ぬこ「うにゃー」
水銀燈「な、何よぉ」
ぬこ「にゃー……」スリスリ
水銀燈「……甘えん坊ねぇ、お馬鹿さぁん」ナデナデ
ぬこ「にゃー」
水銀燈「……誰も見てないわよねぇ……」
ぬこ「にゃー?」
水銀燈「ねこちゃん、おなかすいたんでちゅかぁ? お姉ちゃんのおうちに
    来ましょうねぇ? あったかいミルクあげまちゅからねぇ♪」
ぬこ「にゃー!」
水銀燈「あぁんっ、きゃっわいい〜〜〜〜! ねこちゃん、さいこーでちゅねぇ♪」
ぬこ「日本語でおk」

水銀燈「( ゜Д ゜)」
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 13:53:28.14 ID:rRjj5F2Q0
>>482
乳製品以外はまったく気にしない俺ガイル

>>483
ぬこwwwwwwwwwwwww
485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 13:56:36.12 ID:Dt6mHd4P0
>>483
銀様どこ見てんだww
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:03:09.49 ID:Ny2lePDJ0
>>482
賞味期限なんて目安です。偉い人には(ry

>>483
化けぬこww
487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:10:54.07 ID:OMo7bdHq0
>>482 納豆は1ヶ月賞味期限過ぎても食えるから安心b

>>483 最後ワロタwwwwwwwwww
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:11:26.98 ID:Ny2lePDJ0
 《不人気的な彼女》

紅「ねえ、金糸雀。今ちょっといい?」
金「なにかしらー?真紅がカナに相談だなんて珍しいかしら」
紅「・・・・実はね」
 ・
 ・
金「ふむふむ。つまり人気を高めたいって言うのね」
紅「ええ。何かいい方法は無い?」
金「それはエベレスト登頂より難し・・・・」
紅「貴女しか居ないのよ。策士の貴女だけが頼りなの」ギュッ!!
金「(*゚д゚*) そ、そうよね〜。他の娘たちに妙案なんて出せっこないかしらー。
  この天才策士カナにお任せかしらーっ!おーほほほほほほ!」
 ・
 ・
金「てな訳で、この紙に書いてある台詞を駅前の広場で言えばバッチリかしら」
紅「根拠は?」
金「お釈迦様とチャネリングして、命令電波を受け取ったかしら」
紅「あ・・・・ありがとう(ちょっと不安なのだわ)」

  そして駅前広場にて。

紅「抱いて頂戴」

  ドドドドドドドドド――

紅「す・・・凄い効果だわ!!金糸雀、貴女は天才よ!!」


(´・ω・`)ごめんよ。電波的な彼女を読んでたら思い浮かんだんだ。
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:16:34.35 ID:TjzuA/fDO
ニゲテー!真紅ニゲテー!
490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:17:37.78 ID:n1MkDd2XO
不人気なんて気にすることないんです><

俺の一番はぶっちぎりでカナだけどな。
491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:29:52.27 ID:q2KjDEVFO
保守
492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:30:46.76 ID:Dt6mHd4P0
俺の中では割と真紅は高ランクだけどな。
もちろん金糸雀には負けるけどね。
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:31:41.00 ID:7VxUL7lkO
>>488お前とは気が合いそうだ
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:37:58.61 ID:f/fH0DSI0
真紅は「抱いて頂戴」の台詞があるからいいと思うんだが…

もちろん翠星石も抱っこしたいけどな
495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 14:47:17.84 ID:w1MdvCKb0
「真紅、僕はとんでもない事に気付いてしまった」
「何に気付いたというの?ジュン」
「真紅、お前は不人気だ不人気だと言われはぷし!」
「不人気などと言うものではないわ」
「いてて…話の途中で殴るなよ。いいから最後まで聞いてくれ」
「主を馬鹿にするような物言いは感心できないからしつけたまでだわ」
「いいから、聞けって」
「…いいわ、聞いてあげる」
「お前は不人気だと言われているけど、実はそうじゃないんだ」
「慰めのつもり?」
「事実だよ。お前は不人気じゃない。ただ……」
「ただ、何?」
「他の連中の人気が高すぎるんだ。レベルが高すぎるんだよ」
「どういう事?」
「例えば真紅、身長190cmの男を見てどう思う」
「どうって、背が高いわねと思うわ」
「そうだ。でも、そいつが身長2mの男達の中に居たら?」
「その人だけ低い……あっ」
「そういう事。お前の人気が無いわけじゃないんだ。他の奴らが人気ありすぎなんだよ」
「…ジュン。貴方って、時々凄いわね」
「時々は余計だ」
「あら、褒めているのよ。私の下僕ならば聡明でなくてはいけないもの」
「はいはい」
「ジュン、抱っこして頂戴」
「はいよ…相変わらず軽いなお前は」
「レディですもの……ジュン、………」
「はは、どう致しまして」

真紅が何と言ったのかはお前等で想像しる。
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 15:01:39.09 ID:LTb0BqiKO

497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 15:15:53.28 ID:TjzuA/fDO
真紅可愛いよ真紅
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 15:16:09.68 ID:q2KjDEVFO
>>495
物の捕らえ方の違いでこうも違うのか
499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 15:16:52.93 ID:z/8ZX8S80
JUMは紳士だなぁ
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 15:20:01.43 ID:Dt6mHd4P0
ものはいいようですねw
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 15:32:35.99 ID:LTb0BqiKO
>>483
無暗に野良を拾ったら、のみや糞尿や猫の不躾のせいで部屋がえらいことに……

>>488
ちょwwwwwカナwwwww

>>495
考え方の違いか……
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 15:54:41.36 ID:Ny2lePDJ0
>>495
目から鱗がおちた気がするぜw
503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:02:46.61 ID:qGb2beDVO
七巻読んで気づいた





カナかわいくね?
504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:07:42.32 ID:1Of+Y/Li0
そんな事、とっくに既出だぜ?
505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:17:03.03 ID:n1MkDd2XO
カナは世界の宝なんだぜ?
506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:31:06.99 ID:Ny2lePDJ0
俺は、みっちゃんの魅力にも気づいた
507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:32:05.31 ID:4qPaMSp0O
>>495気が合うな。俺もそう思ってたよ。確かに真紅は可愛らしい。だがほんの少し銀ちゃんや翠や蒼が上回ってるだけなんだよ。
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:35:00.30 ID:LTb0BqiKO
雑談になりかけてるぞよ
509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:39:35.47 ID:63MqxjvwO
>>508
ジ「ぞよ?聞いたことがないなー………ッハ!?新しいドールか!?!」
510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:41:25.26 ID:Dt6mHd4P0
薔「・・・よし、超魔王バール倒した。」
J「おー、ようやくこれでファントム・ブレイブも完全クリアだな。」
薔「一応もうちょっとやること残ってるけどね。」
J「そうか、終わったら次どうする?順番だとファントム・キングダムか?」
薔「んー、キミキスにする。」
J「RPGはもういいのか、しかしなんでまたギャルゲーなんだ?」
薔「・・・ほらここ。」
J「あっー!うどん屋。」

腐なのにこんなやつがいるから困る
511以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:57:29.77 ID:LTb0BqiKO

512以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 16:58:25.24 ID:7VxUL7lkO
>>510こういう彼女が欲しいと思う今日
513以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:15:40.58 ID:Dt6mHd4P0
保守
514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:29:34.64 ID:Dt6mHd4P0
真「む、チョコレートの香りがするのだわ。」
金「多分カナの鞄のチョコボールかしら。」
真「そう、早く出しなさい。」
金「ちゃんと頼まないとあげないかしら。」
真「そうね。金糸雀、私にチョコボールを渡しなさい。」
金「・・・釈然としないけど一粒ならいいかしら。」

金糸雀は鞄から小さな箱を取り出して軽く縦に振った。
すると黄色いくちばしを伝って真紅の手のひらに一粒転がり込んだ。

真「ありがとう金糸雀、いただくわね。
  ―――おいしい、なんだかいつもよりおいしく感じるのだわ。」
金「ふふ、カナのチョコボールは特別かしら。」
J「艶やかビターを詰め替えてるだけだろ。」
金「この箱から出さないと食べた気がしないかしら。」
515以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:31:30.27 ID:z/8ZX8S80
>>514
どうでもいいことだが、これ見て烈火のチョコレート依存症のあの人を思い浮かべた
516以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:44:06.58 ID:w1MdvCKb0
チョコくいてえ
517以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 17:55:05.10 ID:Dt6mHd4P0
保守
518以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:09:55.31 ID:LTb0BqiKO

519以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:14:10.71 ID:NP3teO2v0
このスレに刺激されて
某ストレスに効くチョコレートを1袋いっき食いしたら鼻から赤い物がドバドバ出てきました
520以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:14:34.48 ID:dJKCSMZx0
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:27:12.51 ID:LTb0BqiKO

522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:27:14.31 ID:TjzuA/fDO
ほしゅ
523以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:36:08.19 ID:4qPaMSp0O
保守
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:50:02.63 ID:NkNZV11s0
ho
525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 18:59:57.83 ID:eB0iC8Z/0
ほしゅ
526以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:11:57.42 ID:NkNZV11s0
527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:25:34.05 ID:geszOa2F0
hosu
528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:26:00.18 ID:TjzuA/fDO
保守
529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:29:36.37 ID:NkNZV11s0
さて……
前スレ>>42の続き
幸〜FOREVER MEMORYS〜の続きを投下します
感想くださった方々感謝します
それではどうぞ。。
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:30:32.70 ID:NkNZV11s0
第四話 「涙」


―翌日

「体調は大丈夫なのですか?」
「ええ、何とか……昨日は迷惑をかけてしまいすみません」

やはり僕はローゼンメイデンへと来ていた。
オディールさんが来る時間とは時間をずらし
いつもの時間に来ている。
客は誰も来ていない。

「で、何とか対人恐怖症をクリアしたいという事ですか」
「ええ、そういう事です……」

正直出来るかどうかもわからない事だが
進まなければ意味は無い。
留まっても退いても意味が無いから。
なので一番信頼をおける白崎さんに相談しに来たのだ。

「んー、ひとまずはあのお二人さんとはまともに喋りあえるようになりたいのですね?」
「ええ、そういう事です……」

同じ境遇の二人。
彼女らは敵じゃないんだ、同じ苦しみを味わった只の人だ。
けどそれなのに僕は彼女らの事まで恐ろしく思ってしまってる。
531以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:31:44.59 ID:NkNZV11s0
>>530

人という人全てが怖いんだ。
内面を知っても生理的に人と触れ合う事を拒否してしまってる。
一番最悪なパターンだ。

「どうせ暇なので協力しましょう
 なら……何をすればいいですかねぇ……」

白崎さんが頭を抱えて悩んでいる。
そりゃそうだ、対人恐怖症の僕を治す方法など普通の人が知るわけが無い。

「んー……そうですね、一応考えは思い浮かびました」
「何です?」
「まぁそれは後で……そうですねぇ、夜の八時ぐらいに此処に来る事は出来るでしょうか?」
「まぁ……多分出来ます」

置手紙を残して勝手に出たら良いだろう。
どうせ親も居ないし姉だって心配はしても何か出来る訳では無いんだ。

「しかし何故そんな遅くに?」
「それは今は秘密です。まぁ恐らく出来るでしょう」
「……わかりました、期待しときます」
「そうですか、頑張ってくださいね」

そう言うと白崎さんはサービスの紅茶といつものスパゲティを僕の前に出してくれる。
僕は礼を言った後、手を合わせて後に食べ始めた。
味があまりわからない。
興奮してるからだろう、今日から何をやるか想像して。
532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:33:11.73 ID:NkNZV11s0
>>531

恐怖、不安、そして少しの期待。
何をするかはわからなく非情に怖いがもしかしたら治せるかもしれないと思うとほんの僅かだが期待してしまう。

「あ、そうでした」

いきなり白崎さんが思い出したように言う。
何か忘れてたものを思い出しでもしたのだろうか?

「オディールさんに何かメッセージを伝えましょうか?」

そういえば昨日、白崎さんを通してオディールさんと喋るというような話があったのだった。
直接喋れるようなる事を考えていたせいで忘れかけていた。
さて……何を話せばいいだろうか。

「んー……」
「そう焦らなくても良いですよ」
「ええ」

まぁそれもそうだがゆっくりずっと考えるのもなんなのでつい焦ってしまう。
ん……こんな事を聞こうか。

「じゃあ……“怖いものがありますか?”って聞いてくれませんか?」
「ええ、お安い御用です。他には?」
「じゃあ……“僕は人全てが怖いと言ってください”」
「承知しました、明日伝えときますね」
「ありがとうございます、ああ後もう一つお願いがあるんですが」
「何でしょうか?」
「昨日来ていた……金糸雀っていう女の人が来たら“昨日は驚かせてすみません”って伝えて下さい」
533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:34:12.05 ID:NkNZV11s0
>>532

「ええ、わかりました。それと礼も言った方がいいですよ」
「……?」
「昨日あなたを家に運ぶのを手伝ってくれたのですから」

昨日いつの間にか家に居たから誰かが運んだとは思ったが
あの二人も手伝ってくれたとは。
とことん僕は迷惑をかけてばかりだ。

「……“ありがとうと御免なさい”って言っといてもらえませんか?」
「お安い御用です。さて……夜はハードになるので今は家に帰って体力を蓄えて下さい」
「わかりました、じゃあまた夜お願いします……」

そう言いながら僕はお金を置くと席を立ち入り口へと向かう。
僅かに開け周りを見回し人が居ないかを確認する。
今の時間は学校だし人が少ないようだ。
人が居なくなるまで待とうと思ったが敢えて出て行ってみる事にした。
自分はどこまで大丈夫なのかが試してみよう。
軽く白崎さんに会釈してドアを開ける。
二、三人の人が歩いてるのが見える。
こっちに向かってくるのが一人とあっち側に歩いて行ってるのが一人か二人居る。
あ、一人は曲がったようだ。
人も少ないし留まってもしょうがない、やろう。
一歩を踏み出す。
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:35:13.28 ID:NkNZV11s0
>>533

まだ人は顔が把握できないような距離に居る。
道の端っこに寄り狭い歩幅で歩いていく。
徐々に、徐々に距離が縮まる。
こんな時間に私服の学生がいるのは珍しいのかこちらを見てくる。
やめて見ないで。
声が出ないのでそれが伝わるわけが無い。
寒気がする、怖い、体が震えてくる。
そのせいでさらにこっちを見てくる。
ああああああ!
冷や汗がかなり出てくる。
心臓がばくばくと恐怖と興奮の音を出す。
目はどうなってるのかがわからないがきっとひどいのだろう。
目つきが悪くなり、充血してるのだろう。
自分以外が敵、いや……
“人という人全部が僕を敵と思ってるんじゃないか”と妄想じみた事を
本気で意識している狂ったような目かもしれない。
そんな異常な姿を見てこっちの方へと来る。
やめろ、来るな。
声が出ない、何も伝わらない。
だけど僕には伝わる、恐怖が。

「……!」
535以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:36:28.34 ID:NkNZV11s0
>>534

僕は必死で首を横に振る。
何でそうしたかはわからない。
“拒否”の意思表示だからだろうか?
兎に角首を振った。
異常な僕の様子に驚いたのか僕から距離を取り出す。
そしてある程度離れると目を合わせないようにして僕とは逆の方向へと早めに歩いていった。
良かった、良かった。
だがまだ安心は出来ない。
僕は体勢を取り直すと早歩きで家の方へ向かう。
きょろきょろと周りを見回し警戒する。
そんな事を続けながら僕は必死に帰った。
もう一人会っただけでもう駄目そうだったから、僕は。

「はぁ……はぁ……」

息を切らしまるで何処かを走ってたのかと思うぐらいに汗をかき疲れてる。
実際は走ってなどなく人に会っただけでこうなってしまうから情けない。
部屋までも行く気力はすぐには沸かない。
靴を脱いだ後僕は玄関で少し横になった。
頭がぼうっとする。
眠りそうになるが此処で寝てるのを学校から帰ってくる姉に見つかったら何かと厄介な事になる。
腕をぐーっと伸ばし軽く柔軟する。
僕は少ない気力を振り絞りどうにか立ち上がる。
Tシャツが以上に汗で濡れていて気持ち悪い。
僕は脱ぐと洗濯機にと投げ込む。
はずれ。
Tシャツは横の洗剤置きに引っ掛かる。
入らなくて少し何とも言えない気持ちに襲われるが疲れはそれも忘れさせる。
536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:37:39.06 ID:NkNZV11s0
>>535

僕はTシャツを無視して上の自分の部屋へと上がっていった。
部屋のドアを開け冷房を付ける。
箪笥から新しいTシャツを着ると僕はベッドへと倒れこんだ。
時刻はまだ昼過ぎ。
夜の八時には今から寝てもまだまだ間に合うだろう。
僕は体をゆっくりと、ゆっくりと休める事にした。
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:38:37.05 ID:NkNZV11s0
>>536

体が少し寒くなってきたので冷房のスイッチを切ろうとして探す。
しかし部屋の電灯は付けてないので見にくく中々見つからない。
しかも何故か動きにくい。
やむを得ない、電気を付けよう。
電灯の紐を引っ張り電気を付ける。
枕元にリモコンがあるのでそれでスイッチを切る。
眩しくて中々目が開けられない。
なので徐々に、徐々に目を開いていく。
少ししてようやく光に慣れ時間を確認する。
まだ時間は六時。
約束は八時なので時間としてはまだ大丈夫な方だ。
もう少し休むかと思って布団に入ろうとするが足がいやに動きにくく入るのに苦労する。
足に何かあるのだろうか?
そう思って布団に手をかけ――。
いや、そういえばいつ布団がかけたのだろう?
ベッドに倒れこんだからそんな事してないと思うが。
……寒いから無意識にかけていたんだろう。
僕は再び布団に手をかけると布団をめくる。
そして中の光景があまりに信じられないものだったので理解に時間がかかる。
布団の中には誰かが僕の足に抱きついてるのが見える。
だから動きにくかったのだろう。
姿は髪のやけに長い少女。うつろでよくは分からないが銀色っぽいようだ。
制服からするに同じ学年、同じ学校。
眼鏡をかけて再び状況を確認する。
人目見ただけでも分かる胸の大きさ。可愛いとも言える寝顔。
これは……。

「水銀燈……?」
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:42:26.21 ID:geszOa2F0
ばいばい猿さん?
539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:49:47.69 ID:7VxUL7lkO
>>537

そう言ったが返事は無い。
寝てるからだろう。
いや、それより僕に、僕にしがみ付いて……。
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!??」
僕は足を振り払うと布団を持って部屋の端に急いで移動して布団に篭る。
ようやく意識がはっきりとしてきて状況が把握できる。
何で水銀燈が此処にいる?
何で僕の布団に居る?
時間は六時、いつも水銀燈が来る時間を少し上回ったぐらいだ。
けどどうやって此処に……?
いつもなら鍵を開けて入れないのに……あ。
そういえばあまりに疲れてたせいで鍵をかけた覚えが無い。
僕はドアをオープンにしたまま寝てたようだ。
恐らくその時に水銀燈が入ってきたのだろう。
「痛いわぁ……」
布団の外側から声がする。
流石に布団をひっぺがして地面に落とせば水銀燈だって起きるだろう。
僕はドクンドクンと波打つ心臓がある左胸を押さえる。
落ち着こう、相手は水銀燈なんだ。
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:50:50.47 ID:7VxUL7lkO
>>539

「ジュンどこぉ?」
水銀燈が探してるようだ。
寝ぼけてて隠れてるのが分からないみたいだ。

「ジュンどこぉ?」
僕を探しに水銀燈は廊下へと出て行ったようだ。
僕は布団から抜け出しドアを閉め鍵を閉める。
水銀燈もその音に気付いたようでドアの方へと来る。
「ジュンーなにするのぉ」
「……こ、こっちの台詞なんだが
 なななんでお前が布団の中に居るんだ?」
「心配してずっと寝てるのを見てたのよぉ」
「……み、見てるとはい、い、言わないぞ」
明らかに足にしがみ付いて寝てたからな。
動けなくなるぐらいまで。
「だってぇ……」
「だ、だって?」
「ジュン……昨日大変だったじゃない……。
 それで心配で心配で……。
 それにうなされてて苦しそうだったからぁ……」
昨日、そうだ。
僕は気絶してこの家まで運ばれた。
その事を水銀燈も知っているのだろう。
うなされてるという事は何か悪夢でも見たのだろうか。
それなら心当たりがある。
昔の思い出、苦しい苦しい思い出の夢。
嫌がっても消える事の無い夢、僕はそれをよく見る。
541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:51:50.75 ID:7VxUL7lkO
「だから……水銀燈が付いててあげたかったのよぉ……」
いつもなら嫌に夢は鮮明に覚えている。
だが今日に限っては夢の内容はほとんど覚えていない。
水銀燈が居たせいだろうか?
「……ご、ご、御免」
「いいのよぉ、私ジュンと一緒に居るのが“幸せ”なんだからぁ」
「……な、な何で僕と一緒に居るのが幸せなんだ?」
「……理由なんて要らないわぁ、幸せだから幸せなのよぉ」
「……」
「ジュン、聞いて」
何時もに比べて落ち着いてる僕に水銀燈は何か話そうとしている。
何時もとは違う……恐らく何か大切な話。
「私はジュンと一緒に居られるだけで幸せ……。
 けどあなたが私と一緒に居られるのが幸せかは知らないわぁ。
 あなたは……私の事が嫌いかもしれない」
「……」
「けどねぇ……けどねぇ……
 水銀燈と一緒に居るのが幸せになるよぉに頑張るからぁ……。
 あなたは幸せじゃなかったらあなたの不幸を私にぶちまけて……。
 あなたの苦しみ、悲しみ、それの矛先にしてぇ……。
 あなたの苦しみを分けて……。私はそれで十分幸せなの……。
 だから一緒に居さして……」
542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:52:31.22 ID:7VxUL7lkO
>>541

泣いていた。
水銀燈は泣きながら僕に喋りかけてきていた。
水銀燈は僕が何時も此処に来るのを拒否するのを気にしていたんだ。
ずっと僕が傷付けていたんだ。
居るだけでいいのにそれさえも僕は許さなかった。
水銀燈は……僕が幸せじゃなければその分不幸を自分に分けてとも言っている。
そこまでしてくれるのに、僕は何故、怖がるんだろう。
人と喋ってて久しぶりに恐怖が消えた気がした。
その代わり、悲しみが沸いて来た。
「御免……御免……」
僕も泣いていた。
恐怖による悲しみの涙じゃない。
申し訳ない気持ちによる悲しみの涙。
「御免水銀燈……何で……何でお前を怖がったりしてたんだろ……
 ホント……ホント最低だな……僕……御免……」
「いいのよぉ……しょうがないのよぉ……あなたは全部に恐怖を覚えてしまったから……。
 私を怖がるのだってしょうがなかったのよぉ……悲しかったよねぇジュン……私も御免ね……。
 怖がらせて……けど……私の前じゃ安心して……不幸を……悲しみを……苦しみを分けて……。
 幸せにする事はまだ出来ないけど……あなたの傷を一緒に負うぐらい出来るわぁ……」
「……うっ……御免……御免……水銀燈……」
543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:53:20.33 ID:7VxUL7lkO
>>542

僕はドアを開けた。
其処には何時にも増して目が真っ赤になっている水銀燈がいる。
僕もきっと同じような感じなのだろう。
「……御免」
涙が床にこぼれていて小さな海のようになっていた。
涙と言うのは悲しみの雫なのだろうか?
悲しみが零れた僕に幸せは訪れるのだろうか?
水銀燈を見つめながらそんな事を考えた。
544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:54:54.89 ID:7VxUL7lkO
此処までです

>>538お察しの通りです……
携帯にしたせいで改行が一部変になり申し訳ありません
それではまた…
545以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 19:58:41.08 ID:vxgXq++10
MEMORYSキタ─────────(゚∀゚)─────────!!
ジュンの恐怖がよく出てますね・・・
夜8時に白崎はなにをするんだろう?続きwktk
546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:03:22.08 ID:wEbhk8MI0
>>544
銀様の想いはJUMが立ち直るきっかけになったのかな?
8時から何をするのか…気になります!
547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:10:07.32 ID:TjzuA/fDO
銀ちゃんマジいい娘
ジュン君が立ち直れるのはいつだろ…
548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:22:23.47 ID:4MxHPtOO0
hosyu
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:34:59.60 ID:TjzuA/fDO
保守
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:49:04.30 ID:TjzuA/fDO
保守
551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:49:39.45 ID:geszOa2F0
ほしゅ
552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 20:57:29.43 ID:T9T6COwD0
保守
553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:08:07.53 ID:TjzuA/fDO
保守
554以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:14:04.12 ID:trn+oNSKO
>>545

目から汗が……

いつも感動するお話をありがとう
555以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:17:40.30 ID:KbGyNTFJ0

ローゼンメイデンのキャラ真似してるラジオ 似すぎwww
http://203.131.199.131:8090/hgtou.m3u
http://live22x.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1159355425/
556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:29:45.75 ID:+q0/Sn3H0
保守
557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:36:57.96 ID:+t+iZEZO0
「一つ屋根の下 第五十八話 JUMと全員リレー」

「おはようみんな!担任の梅岡だよ!!」
朝一で何時ものように登場する我らが担任、梅岡。何でこいつは分かりきってる自分の名前を毎朝言う
のだろうか。自分が印象薄いから印象つけてるつもりだろうか。実際濃すぎるくらいなんですが。
さて、学校祭最終日。もちろん、体育祭も最終日。ある意味今日で僕の貞操の運命が決まる。
生存か滅亡か。現在ウチのクラスは学年2位だ。もちろん、応援合戦の結果次第だがなるべく上位を
狙うに越した事はない。また、3位、4位もそれぞれ真紅姉ちゃんとキラ姉ちゃんのクラスが追ってきてるので
油断は全く出来ない。
「今のところ1−Dは1−Bに次いで2位。でも、今日の競技で逆転は充分に可能だと思うんだ。
それには先ず全員リレーを勝たないとね。クラスみんなでバトンを繋いで友情を確かめる競技。
先生思うんだ。友達ってのは学校生活で……」
梅岡の毎度お馴染みの話が始まる。まぁ、コイツは放って置いて全員リレーだ。
これは学年対抗競技で、得点もデカイ。内容はその名の通り、クラス40人全員が走るリレーだ。
グラウンド1週200mを120mと80mに割り、全部で20週することになる。
基本的に男子が120、女子が80となっている。もちろん、不足分は誰かが2週すればOKだ。
ウチは40人キッカリなのでみんな1週ですむ。先頭は男子の120m。アンカーが女子の80mだ。
ちなみに、僕はあまり走るのは早くない。よって、走る順番も27番目と微妙なトコだ。
「……他のクラスのアンカーは……知ってる限りで…巴と真紅ときらきー……手ごわい……」
隣で薔薇姉ちゃんが言う。薔薇姉ちゃんはウチのクラスのアンカーだ。ちなみに、先頭ランナーはべジータに
なっている。どの道、楽に勝たせてもらえる気配はない。柏葉は知っての通りスポーツは万能だ。
1−Bがトップを走ってる要因の一つでもある。真紅姉ちゃんも基本インドア派だが、あれで相当に
負けず嫌いだ。キラ姉ちゃんは目的のためには手段を選ばない節がある。油断はできない。
「よし、それじゃあ最終日だ!!気合入れていこうぜ!!」
一人で黒板に話している担任を置いて僕らは運動場へ出て行った。

558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:37:29.57 ID:+t+iZEZO0
>>557
「きゃーーー!!カナ頑張ってええええええ!!!!」
カナ姉ちゃんが一生懸命走っている。一歩一歩は小さいけども動かすペースは早い。なかなかの快足だ。
みっちゃんさんが大騒ぎでカメラのシャッターを切りまくっている。元気な人だな、ホント。
現在3年生のクラス対抗リレーが行われていた。順番的には3年、2年、1年なので僕らはもう少し先だ。
『さぁ、いよいよアンカーへのバトンが渡されようとしています!現在トップは3−E!!アンカーは御存知
我らがアイドル水銀燈だあああああああああああ!!!!』
うおおおおおおおお!!!と男の声があがる。
「はは、すげえ人気……」
「銀ちゃんは……綺麗だからね……」
銀姉ちゃんはいかにも余裕な顔をしている。まぁ、得点もトップだしこのまま適当に走っても3年の学年優勝は
銀姉ちゃんの3−Eで確定だからだろう。銀姉ちゃんにバトンが渡されると同時に姉ちゃんは地を蹴る。
パッと砂が舞い体が風を切る。下ろしたままの白銀の髪が風に揺れる。その真紅の眼はゴールを見据えて。
その姿はただただ……美しかった。もっとも、一般的(?)な評価はと言えば
「おっぱい!!おっぱい!!」
とバルンバルン揺れてる銀姉ちゃんの胸に視線が言ってるようだが。ああ、めぐ先輩。貴方までその踊りに参加
しないで下さい。銀姉ちゃんは最下位のクラスを1週遅れにして2位との差も広げダントツで1位でゴールした。
「ふぅ……まぁ、こんなモノよねぇ。」
息も上がってない。汗もかいてるようには見えない。文字通り、『余裕』だったんだろう。
「ん〜……銀ちゃん早い……あれでも本気じゃなさそう……」
薔薇姉ちゃんが言う。確かにまだまだ底が知れない。銀姉ちゃんが凄いと思うところはまさにそこ。
僕はもしかしたら銀姉ちゃんの本気ってのを見た事がない気がする。本気になる必要がないのかもしれない。
『続いて、2年生の全員リレーです!!選手は入場して下さい。』
2年生の全員リレー。現在得点トップは翠姉ちゃんと蒼姉ちゃんの2−C。多分これも余裕で確定だろう。だが
「えっ……翠姉ちゃんがアンカー……?ってことは……」
「……蒼星石がアンカーの前……120走るみたいだね……」
正式なところ、男子が80でも女子が120でも問題は全くない。全員で走ればいいのだから。ただ、体力面
とかで女子は自然と80に回されてるだけであって。男子の事実上のアンカーであるラスト前にいる蒼姉ちゃん
はある意味、異形だった。
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:38:02.86 ID:+t+iZEZO0
>>558
『それでは、2年生の全員リレーを始めます!!位置について………』
パーン!!と競技銃の音が響き渡る。先ずは120m。よって、全クラスが男子の走者だ。
続いて、80m。全クラス女子生徒がバトンを受け取り次の走者に向かって走っていく。そして、バトンを渡して
ようやくグラウンド1週だ。合計20週回る計算になるね。
「JUM、そろそろ準備運動くらいしとけよ。筋肉を温めるのは大事だぞ。」
べジータがグッグッと伸脚をしながら言う。気持ち悪い言い方だが、ベジータは脳味噌まで筋肉だけあって、
凄い体をしている。う〜ん、何か言い方が気持ち悪いけど……
「うん……JUMが怪我したら……大変…」
薔薇姉ちゃんもぐ〜〜っと筋肉を伸ばしている。グッグッと体を前に倒し、手を腰に当てて体を後ろにそらす。
突き出された胸にドキドキしてしまう。僕はそれを誤魔化すように屈伸運動をした。うん、前屈みごまかしね。
「よし、そろそろ集合だ。行こうぜJUM、薔薇嬢!!」
無駄に熱い男、べジータが僕等を先導する。と、その時場内から歓声が沸き起こる。
「きゃーーーー!!!蒼星石せんぱ〜〜〜い!!!!」
蒼姉ちゃんに向けられる黄色い歓声。何時の間にか2年生の全員リレーも最終盤だ。
「蒼星石〜〜!!頑張るですよ〜〜〜!!」
翠姉ちゃんが蒼姉ちゃんに声をかける。現在蒼姉ちゃんは3位。それもあっと言う間、すぐ前にいた男子を
インから抜きさる。これで前に居るのは一人。
「蒼星石早い……!!多分、前の男子も抜くよ……」
「うっひょーーー!!さすが蒼嬢!!俺の嫁……はぶしべっ!?」
とりあえずべジータをグーで殴る。そうこうしてるうちに、残り距離半分くらいで蒼姉ちゃんは男子を抜き、トップに
躍り出る。加速は止まらない。それは一陣の蒼い風。差を広め翠姉ちゃんにバトンタッチする。
「翠星石、任せた!!」
「合点ですぅ!!」
翠姉ちゃんがバトンを受け取りゴールに向かって加速していく。僕は正直見くびってた。翠姉ちゃんも案外早い。
「……翠星石は大人しいだけ……あまり運動しないだけで……能力は高いよ……蒼星石と双子なんだし…」
薔薇姉ちゃんが解説してくれる。なるほど、それなら合点がいく。
『ゴーーーーーーーーーール!!!一位は2−Cだああああああああ!!!』
翠姉ちゃんが少し息を弾ませながら蒼姉ちゃんにグッと拳を向ける。蒼姉ちゃんも拳を握り向け返した。
560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:38:52.73 ID:+t+iZEZO0
>>559
『それでは、1年生のクラス対抗全員リレーを行います。』
僕らは入場し終わり、27番目に走るのを待つ。やばい……何だか心臓がドクドクいってる。反対の出発点を
見ると、アンカーである薔薇姉ちゃんと真紅姉ちゃん。さらにキラ姉ちゃんと柏葉までもが睨み合っていた。
「JUMは……絶対渡さない……JUMに一番近いのは私なんだから……」
「愚問ね。貴方達に私とJUMの深い関係を改めて教えるチャンスを逃すわけにはいかないのだわ。」
「私、明日のデートプランまで立てておりますの。精を付けるまで食べて夜は……きゃっ♪」
「無駄にならないといいね、そのプラン。私だって雛苺の為に負けられない……ボソッ…そして私のために…」
すげぇ、文字通り火花が散ってる。正直、1−Eのアンカーの女子が可哀想だ。今にも棄権したそうな顔を
している。多分、4人とも彼女は目に入ってないのだろう。
「……なぁ、JUM。俺お前を殺したいくらい羨ましいぞ。」
「実際僕の立場になってから言ってくれ。その考えきっと変わるから。」
べジータとボソボソ話す。それと同時にスタートの合図がかかる。べジータがスタートラインに立ち、クラウチング
の姿勢をとる。目がマジだ。相変わらず負けるのは一番嫌いみたいだな。
『それでは、位置について、よーーーい……』
パーンと音と共にべジータが驚異的なダッシュを見せる。微妙に地面がえぐれてる。その脚力を生かし、グングン
と差を広げていく。そして、ダントツトップでバトンを2走の女子に渡す。こうして、僕等の決戦が始まった。
561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:40:08.57 ID:+t+iZEZO0
>>560
「雛苺、頑張って!!」
20走者目のヒナ姉ちゃんが懸命に小さな体を走らせている。金色の巻髪が上下に揺れる。
現在ヒナ姉ちゃんは2位。それでも、トップのウチのクラスの走者にはなかなか届かない。
そのまま順位は変わる事なくバトンは21走者に。そして、そろそろ僕の出番も近い。さっきより心臓の
鼓動が早くなる。落ち着け、クールにいこうぜJUM。先ずはバトンをしっかり貰うんだ……後は懸命に
走れ。そしてキチンとバトンを渡す。それだけじゃないか。それだけなんだけど、益々緊張は強くなっていく。
現在25走者。いよいよ、僕もスタートラインに立つ。周りを見ればみんな早そうに見える。大丈夫か?
リードは守れるのか?追い抜かれたらどうしよう……そんな事ばかりが頭の中をグルグル回る。
「JUM!!落ち着いていけですぅ!!!」
「JUM君!!大丈夫だから、しっかり!!」
「JUM、しっかりなさぁい!!」
「JUM、いいトコ見せてかしら!!」
姉ちゃん達の声がする。ただ、それだけで随分落ちついた気もする。
「桜田君!!!」
26走者の桑田さんからバトンを貰う。しっかり握る。よし、後は走るだけ。僕のゴールに向かって…
562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:41:06.32 ID:+t+iZEZO0
>>561
心臓が高鳴る。息が苦しい。それでも、体は前へ前へ。ゴールでは姉ちゃん達が何か叫んでる。聞こえない。
何も聞こえない。聞こえるのは風と己と心臓の音のみ。脚が体についていかない。それでも、前へ。
後ろから足音が聞こえてくる気もする。それでも、振り返らない。振り返れば僕は前に進めない。
ゴールはまだ先。だから、僕は前に進む。
「JUM!!!もう少し!!!」
ようやく声が聞こえるようになる。薔薇姉ちゃんの声かな?一歩。一歩。また一歩。その積み重ね。
そして、僕がバトンを渡す相手がしっかりと手を広げている。僕は力を振り絞り、それを渡す。
ゴール………最後にはどうか、幸せな記憶を……
「JUM、やったよ!!トップ守ったよ!!」
薔薇姉ちゃんにガクガク揺さぶられる。危ない、危うく昇天しかけた。
「まぁまぁの走りだったわね、JUM。」
「素敵でしたわ、JUM。」
「お疲れ様、桜田君。」
四者四様の言葉を投げかけてくれる。いやさ、120mってこんな長かったのかと再認識。
はぁ〜〜っと、体力を回復させていると、いよいよ39走者がアンカーに向かってくる。
トップは以前ウチのクラスのまま。しかし、差はかなり縮まっており1−E以外は混戦だ。1−Eもある意味
戦いに巻き込まれなくてラッキーかもしれない。
「薔薇水晶さん!!」
薔薇姉ちゃんがバトンを受け取りゴール目掛けて快足を飛ばす。しかし、次々と真紅姉ちゃん、キラ姉ちゃん、
柏葉がバトンを受け取りそれを追いかける。たった80m。されど80m。秒換算で10秒あるかどうかだろう。
そのたった10秒の激闘の幕が切って落とされた。先ずは薔薇姉ちゃんに挑む前に3人が激突する。
疾走する赤い風と白い風と黒い風。紫の風に挑戦するのはどの風か。
「はっはっ……悪いわね、雪華綺晶、巴……勝ちは…私が貰うわ!!」
抜け出したのは赤い旋風。まだ脚を残していたのだ。一気に真紅姉ちゃんは薔薇姉ちゃんに追いすがり
あっと言う間に並ぶ。インドア派のくせに信じられない脚力だ。
「さすが胸がない分走りやすいのね。」
どっからか銀姉ちゃんの声が聞こえた気がしたが無視。キラ姉ちゃんと柏葉は事実上脱落だ。
「やっぱり真紅……決着つけよう……」
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:41:41.32 ID:+t+iZEZO0
>>562
『さぁ、勝利の女神はどちらに微笑むのか!!1−Aと1−Dが白熱のデッドヒィィィィト!!!!』
場内は大盛り上がりだ。残り距離は20mないか?後数秒で決まるだろう。なびく紫がかった髪と金色の
髪。懸命に走る二人の乙女。それは何よりも美しい絵ではなかろうか。ゴールテープは手を伸ばせば
触れるくらい。二人は最後グッと胸を突き出す。ゴールの基本らしい。そして、同時にテープを切った。。
『ゴォォォォォル!!しかし、これは肉眼では確認できません!!ビデオ判定を行います!!』
競馬じゃあるまいし……無駄にウチの高校は何でもあるよな。パッと得点板がビデオに切り替わる。
あれって大型スクリーンだったのか。スローでゴールシーンが再生される。同時だ。全く同時。しかし……
何て言うか微妙に……そう、10cm分くらい薔薇姉ちゃんが早いような……
『判定です……ご覧の通り微妙な所ですが……胸差です!!胸差で1−Dの勝利です!!!』
「……胸…胸…胸……胸…胸…」
真紅姉ちゃんがうな垂れてる。それはもう、周りが一気に深夜になったかと思うくらい暗い。
どこからか銀姉ちゃんらしき人の大笑いが聞こえてくる。騎馬戦では有利に働いた胸はリレーでは最後の最後に
不利に働いたようだった。
『それでは、先ずは学年優勝の発表を行います!!3先生、3−E!!!』
歓声が上がる。3−Eと言えば銀姉ちゃんのクラスだ。手ごわい人が残ってる。
『続いて2年生。2−C!!』
翠姉ちゃんと蒼姉ちゃんのクラスだ。そして、残るは一年の学年優勝……トップだったヒナ姉ちゃんのクラスの
1−Bではリレーで勝利した。後は応援合戦がどう影響したか……ドクドクと心臓が高鳴る。
『1年生の優勝は……1−D!!!』
うおおおおおおと声が近くで上がる。1−Dって事は……
「JUMやったよ!!学年優勝!!!」
薔薇姉ちゃんが僕にバッと抱きついてくる。僕は思わずそれを抱きとめる。こんな嬉しそうな薔薇姉ちゃんは
そうそう見れない。近くからは真紅姉ちゃんやキラ姉ちゃん。ヒナ姉ちゃんやカナ姉ちゃんの溜息が漏れる。
『さぁ、今年も3クラス出揃いました。続いて、学校優勝を決めるスウェーデンリレーを行います!!』
そう、僕等の戦いは終わってない。まぁ、最も……僕は見てるだけなんだどね。
END

564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:46:25.34 ID:wEbhk8MI0
>>563
胸差wwwwwwww真紅カワイソスwwwwwwwwwww
さて、他学年での決戦ですか。底の見えない銀様が怖いな…
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:47:48.86 ID:TjzuA/fDO
胸差ふいたwwwwww
566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 21:56:50.93 ID:w1MdvCKb0
567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:00:51.62 ID:4qPaMSp0O
>>563胸差wwww取りあえず俺もベジータ殴っときますね。
568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:10:17.57 ID:4qPaMSp0O
保守
569以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:21:04.23 ID:4qPaMSp0O
保守
570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:32:50.44 ID:4qPaMSp0O
保守
571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:39:00.94 ID:u0esyx7D0
【久しぶりに】ローゼンメイデン音読【8巻発売】

http://live22x.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1159363548/
572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:41:51.09 ID:4MxHPtOO0
>>563
踊りに参加してるめぐにふいた
573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:51:38.26 ID:4qPaMSp0O
保守
574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 22:53:11.51 ID:LTb0BqiKO

575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:03:47.86 ID:4qPaMSp0O
保守
576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:10:04.16 ID:e9X7ostP0
 【久しぶりに】ローゼンメイデン音読【7巻発売】
http://live22x.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1159363726/
【久しぶりに】ローゼンメイデン音読【9巻発売】
http://live22x.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1159365437/
577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:13:10.21 ID:4qPaMSp0O
保守
578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:20:56.90 ID:63MqxjvwO
スーパー蒼子タイム
579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:21:15.10 ID:4qPaMSp0O
保守
580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:29:46.84 ID:vxgXq++10
>>563
おっぱいwwwwwwwwwwwめぐまでwwwwwwwww
581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:30:14.95 ID:4qPaMSp0O
落とさない
582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:36:22.71 ID:4qPaMSp0O
保守
583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:37:08.85 ID:nLXFaBvR0
保守ー
584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:45:19.06 ID:LTb0BqiKO

585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:51:32.90 ID:4qPaMSp0O
保守
586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:59:00.42 ID:+q0/Sn3H0
ほしゅ
587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:00:03.74 ID:Y5lu2e0VO
落とすなよみんな!
588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:04:00.32 ID:xiqQsVxS0
支援保守
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:12:16.19 ID:kxk0F3N0O
保守
590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:22:38.80 ID:kxk0F3N0O
保守
591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:33:19.89 ID:p+2Smv6WO
保守
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:46:00.46 ID:kxk0F3N0O
保守
593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:46:06.23 ID:+K9pOG8hO
緊急保守
594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:53:27.77 ID:xiqQsVxS0
保守
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 00:57:40.28 ID:NwSJk09sO
保守に来た
596以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:06:37.33 ID:NwSJk09sO
保守
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:15:22.29 ID:xiqQsVxS0
保守
598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:20:18.71 ID:NwSJk09sO
保守
599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:33:01.53 ID:4NHRjdk40
600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:44:42.50 ID:osdEEo+vO
SS
601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:50:25.26 ID:EzRXx4fD0
ho
602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 01:59:46.14 ID:a/lnXJV+O
保守
603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:11:09.81 ID:UkPzwnf10
ほしゅ
604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:17:51.53 ID:NwSJk09sO
保守
605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:23:44.54 ID:NwSJk09sO
606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:39:58.79 ID:NwSJk09sO
607以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 02:53:07.81 ID:osdEEo+vO
アイコウダイメイデン
608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 03:16:20.16 ID:NwSJk09sO
保守
609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 03:31:43.75 ID:rFv17Ly60
保守
610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 03:49:08.82 ID:cJdm/aceO
近くの本屋に7巻無かった保守orz
611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 03:54:01.32 ID:EzRXx4fD0
7巻買って後で限定品が出てると知って、結局2冊買ってしまった俺が保守
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 03:54:03.50 ID:UvOgMEFq0
7巻限定買ったけどフィギアいらない
だれか買ってくれ
613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 03:55:32.37 ID:Bz0qtfwe0
蒼い子のフィギュアだったら買うがなあ
614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 04:10:47.31 ID:rFv17Ly60
保守
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 04:24:42.08 ID:rFv17Ly60
今更特別編放送を知った記念に保守
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 04:39:15.87 ID:a/lnXJV+O
保守
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 05:05:35.68 ID:cJdm/aceO
キッズステーションマンセー保守
618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 05:37:26.82 ID:NwSJk09sO
〜水銀燈の遠足〜

金「今日は待ちに待った遠足かしらー!」
雛「早く行きたいのー」
薔「・・・」
翠「落ちつきやがれです、まったくチビ苺は」
銀「みんな元気ねぇ…」
紅「うるさいのだわ」
蒼「まぁまぁ、はしゃぎたくなるのもわかるよ。」
JUM「ところでみんな、水筒の中身は何にした?」
紅「当然紅茶なのだわ」
蒼・翠「普通のお茶だよ(ですぅ)」
金・雛「オレンジジュースなのー(かしらー)」
薔「・・・おいしい水」
JUM「僕はポカリ。あれ?水銀燈は?」
銀「決まってるじゃなぁい、もちろん ヤ ク ル ト よ。遠足って言ったらヤクルトでしょお?」

全「あぁーあるある……ってねーよ!」
銀「Σ(゚Д゚)→(´;ω;`)」
619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 05:38:58.21 ID:NwSJk09sO
寝る前の保守
620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 06:05:44.40 ID:rIub+BTFO
仕事前保守
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 06:20:57.16 ID:dsmq/P3BO
保守
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 06:43:13.58 ID:a/lnXJV+O
保守
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 07:27:43.06 ID:R4xJ7PuRO
保守
624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 08:01:50.47 ID:igCZkjmDO
ほす
625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 08:11:15.70 ID:/9szYeC6O
新ジャンル「百合女帝のり」を提唱してみるテスト(苦手な人は注意)

のり「ただいまー」
水銀燈「あらぁ、のり? 乳酸菌とってるぅ?」
のり「あ、水銀燈ちゃん。どうしたのぅ?」
水銀燈「ジュンが勉強教えて欲しいって言うから、来てあげたのよぉ」
のり「あら、そうなの……ありがと、水銀燈ちゃん」
水銀燈「べ、別にぃ……ジュンがどうしてもって言うから、仕方なくよぉ」
のり「じゃあ、飲み物でも出してあげる。ヤクルトでよかった?」
水銀燈「ええ、頂くわぁ」
カチャカチャ
のり「……ねぇ、水銀燈ちゃん。貴女、ジュンくんのこと、好きなのぅ?」
水銀燈「んぅ!? ちょ、いきなり何言ってんのよぉ!?」
のり「いいのよぅ、隠さなくて。好きなんでしょ?」
水銀燈「そ、それは……まあ、き、嫌いではないわぁ……」
のり「そう。ああ、妬けちゃうなぁ。私、水銀燈ちゃんが好きなのに」
水銀燈「え?」
のり「だから、こぉんなこともしちゃうのに」
(水銀燈のヤクルトを取り、それを口に含んで水銀燈に口づける)
水銀燈「んむぅ……!?」
のり「ん……ふぅ……あむ…………どう? 美味しい?」
水銀燈「お、お、お、お馬鹿さぁん! こ、こんなの、女の子同士でぇ……」
のり「だって、好きなんだもの。キスって好きな人にするものよぅ?」
水銀燈「だ、だからって、女の子同士でやらなくたっていいじゃなぁい!
    のりのお馬鹿さぁん!」
のり「ああ、行っちゃった……水銀燈ちゃんの唇って、ヤクルト味なのよねぇ」

シリーズ化の可能性もあるかもわからんね('A`)
626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 08:35:36.19 ID:g492nR1HO
続くのなら次からはNGワードをいれて欲しい
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 08:42:19.22 ID:8BG0YzpX0
>>618
魔法瓶でないとえらいことになるの間違いなしだなwww

>>625
新ジャンル開眼してきてるなw
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 08:49:07.10 ID:kxk0F3N0O
>>618
銀ちゃんテラカワイスwww

>>625
のりwwwwww
629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 09:04:06.55 ID:cJdm/aceO
>>625
ご馳走様ですwwwwwww
次もwktkして待ってます
630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 09:28:43.92 ID:osdEEo+vO
ぽるぬ
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 09:33:19.56 ID:/9szYeC6O
ッガ
632以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 09:46:18.11 ID:/9szYeC6O
それは、人気番組『恋の薔薇騒ぎ』収録中の出来事。

ジュン「それでは、次は……」

『空気の読めない担任から晒しageを喰らい引きこもった男』

ジュン「こ、これはなかなか……これだ〜れ?」

画面上に水銀燈・金糸雀・翠星石・蒼星石・真紅・雛苺・雪華綺晶・薔薇水晶・
のり・巴・めぐ・みっちゃん・由奈・マツの顔が映る。

ジュン「…………」
全員「…………」
ジュン「……それではまた来週っ!」
全員「逃げるな―――――――――!!!」


その後のスタジオは、それはそれは修羅場だったそうな……。
633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 09:54:28.60 ID:8BG0YzpX0
>>632
テーマはなんだったのか、それが問題だwww
634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:11:45.97 ID:kxk0F3N0O
マツwwwwww
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:31:43.45 ID:/9szYeC6O
636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 10:57:28.03 ID:8BG0YzpX0
しゅ
637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:02:03.99 ID:Be9RF6qd0
保守?
638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:27:35.43 ID:8BG0YzpX0
保守
639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:57:47.75 ID:8BG0YzpX0
翠「JUM、雪華綺晶来てますか?」
J「今日は見てないな、予定はと・・・。」

JUMは壁にかけてある部員の行動予定表を確認した。
雪華綺晶の欄は『GS、NR』とだけ書かれていた。

J「どっか行ってるみたいだな。ノーリターンだって。」
翠「行先はどこですか?」
J「GSってあるけど何処かはわからん。」
翠「GS?ガソリンスタンドでバイトしてるですか?」
J「さあ?薔薇水晶はなにか知らないか?」
薔「・・・わかった、漫画喫茶だよ。きっと極楽大作戦読んでる。」
翠「ちょっと遠い気がするですよ。」
J「あ、グループサウンズでカラオケって線もあるぞ。」
翠「それならちゃんと書くはずですぅ。」
薔「でも今までの中ではありそうかな。」
翠「・・・しゃーねーからとりあえずみんなでカラオケ行ってみるです!」
J「―――って行きたくなっただけだろ。」
翠「ですぅ。」
640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 11:58:03.21 ID:T2HImE56O

641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:33:28.12 ID:kxk0F3N0O
>>639
カラオケはいいな
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 12:41:12.32 ID:T2HImE56O
>>639
結局キラはどこに行ったんだ?
643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:01:27.11 ID:/9szYeC6O
644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:23:48.22 ID:Be9RF6qd0
>>639
まさかGundam Seed と絡めてる?まさかな
645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:34:03.40 ID:8BG0YzpX0
ごめん雪華綺晶出す前にまとまったからなくしちゃったw
ゴールドマンサックスで株やってたことにしよう
646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 13:55:09.52 ID:8BG0YzpX0
保守
647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:10:41.72 ID:c4xcoW870
早め保守
648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:16:45.63 ID:Be9RF6qd0
保守
649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:28:43.89 ID:cJdm/aceO
見切り発車保守
650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 14:45:47.70 ID:osdEEo+vO
保守
651以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:05:04.62 ID:c4xcoW870
ほしゅ
652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:12:34.82 ID:a/lnXJV+O
保守
653以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:26:59.06 ID:8BG0YzpX0
J「雛苺、何食べてるんだ。」
雛「ウエハース、薔薇水晶にもらったの。」
J「ふーん、ラップで包んであるんだな。」
薔「・・・たくさんあるからJUMも食べる?」
J「じゃあ一つ。」

JUMは差し出されたウエハースを受け取った。
見た感じはどこにでもあるような普通のチョコウエハース。
食べた感じも普通のもののようであった。

J「―――これって別に手作りって訳じゃないな。どこかで食べた気が…。」
薔「まだまだあるから食べて。」
J「弁当箱に敷き詰められてる!こんなに大量になんで?」
薔「・・・。」
雛「あのね、『アスタロットが出ない〜』って言ってたの。」
J「なんだ、大人買いの残骸か。」

ちまちま買ってると揃わないけど大人買いは弊害が大きいらしい。
654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:47:29.69 ID:8BG0YzpX0
保守
655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:55:57.95 ID:8BG0YzpX0
保守
656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:57:21.62 ID:T2HImE56O
>>653
大人買いは諸刃の剣。
素人にはおすすめできない
657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 15:57:42.50 ID:kxk0F3N0O
>>653
自分で食う気になれないなら甥っ子にあげてる俺ガイル
658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:09:57.91 ID:/9szYeC6O
>>653
遊戯王の新エキスパンションの発売日には一箱買いに走ってる俺。
659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:26:36.50 ID:8BG0YzpX0
TCGなら箱買いが基本かな。ドラフトとかもできるし。
660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:42:02.41 ID:AhzKv4NkO
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 16:54:40.79 ID:8BG0YzpX0
しゅ
662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:13:37.72 ID:AhzKv4NkO
663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:14:05.71 ID:Be9RF6qd0
保守ー
664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:15:50.29 ID:ATH3Zf0p0
出会い系サイトがうpろだになっててバロスwwwwwwwwwwww
665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:26:01.89 ID:vSfaotyM0
保守
666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:37:53.81 ID:+K9pOG8hO
保守
667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:38:36.75 ID:2oM2qyN+0
ジ「これが僕の青眼の白龍だ!ワハハハハ!」
雛「うわぁーいめんこなのー」
翠「トリャーーー!やったです、二枚ひっくり返ったですぅ♪」
ジ「うわぁ、べこべこだ…。」
668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 17:59:58.65 ID:NJTzrtwY0
>>667(´;ω;`) カワイソス
669以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:01:05.19 ID:/9szYeC6O
ここで俺のシャイニング・フレア・ウィングマンを傷つけやがった
リアル妹に渾身のアッパーを喰らわせた俺登場。
670以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:13:09.69 ID:+K9pOG8hO
保守
671以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:29:55.48 ID:NJTzrtwY0
672以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:42:21.07 ID:kxk0F3N0O
保守
673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 18:55:50.81 ID:NJTzrtwY0
保守なのー
674以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:10:41.06 ID:p+2Smv6WO
675以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:23:07.95 ID:NJTzrtwY0
676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:28:58.95 ID:/9szYeC6O
677以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:38:51.91 ID:ArE2PZPH0
678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 19:47:30.20 ID:NJTzrtwY0
679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:01:21.52 ID:/9szYeC6O
680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:07:58.89 ID:ZMGxzv4B0
681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:07:59.62 ID:EzRXx4fD0
682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:08:29.07 ID:ZMGxzv4B0
683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:09:36.93 ID:/9szYeC6O
684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:14:47.57 ID:ZMGxzv4B0
685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:15:20.45 ID:ZMGxzv4B0
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:16:01.86 ID:T2HImE56O
いい加減にしろ
687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:29:23.61 ID:kxk0F3N0O
保守
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:39:27.65 ID:c4xcoW870
ほしゅ
689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:48:21.21 ID:NJTzrtwY0
ホシュ
690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:48:47.99 ID:T2HImE56O
保守
691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 20:57:01.87 ID:T2HImE56O

692以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:00:25.71 ID:IdHqLxwQ0
ほっしゅ
693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:09:16.03 ID:c4xcoW870
保守
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:17:48.47 ID:NJTzrtwY0
ホシュ
695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:27:11.64 ID:NJTzrtwY0
hoshu
696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:27:51.87 ID:kxk0F3N0O
ほしゅ
697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:39:32.41 ID:kxk0F3N0O
保守
698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 21:50:41.03 ID:T2HImE56O

699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:00:39.65 ID:IdHqLxwQ0
保守
700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:01:00.67 ID:f/GvXAjzO
700なのねーん
701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:01:23.34 ID:kxk0F3N0O
保守
702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:05:13.78 ID:EzRXx4fD0
言いたい事も言えないこんな世の中じゃ〜♪
703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:16:50.89 ID:kxk0F3N0O
保守
704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:24:25.86 ID:c4xcoW870
ほしゅ
705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:27:33.11 ID:UkPzwnf10
ぽいずん
706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:39:00.64 ID:c4xcoW870
保守
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:42:46.40 ID:c4xcoW870
保守
708以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:42:50.97 ID:AIA0kdAl0
落ちるの早すぎ
709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:51:33.31 ID:IdHqLxwQ0
保守
710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:52:58.04 ID:/9szYeC6O
まあ、僕の名前なんか知ったってあんたらの人生には何も関係ないだろうけど、
名乗らなきゃいけないような気がしたので一応名乗っとこう。
僕の名前は桜田ジュン。
空気の読めない担任教師から晒しageを喰らい、裁縫なんて少女チックな趣味を
暴露され、みんなからキモがられて、今では絶好調引きこもり中だ。
社会的地位を失い、社会復帰は絶望的。
……きっと僕の人生には、輝ける時なんて永遠に来ないだろうな。
今朝だって、よりにもよって実の姉に……

「あらあら、大変。合コンに誘われちゃったけど、男の子の数が足りないって」
「(……たまには冗談の一つでも言ってやるか)じゃあ、僕が行ってやろうか」
「ジュンくん」
「ん?」
「身の程わきまえなきゃめっめっよぅ? この寄生虫が」
「……………………」

……ときたもんだ。
姉ちゃんも引きこもりの僕の世話に嫌気がさしたんだろうけど、いくら何でも
「身の程わきまえろ」はないだろ。
砕けそうだ。僕のガラスのハートが砕けそうだ。鬱だ死のう。今死のう。

……けど、人の一生なんてわからないものだ。
ほんのふとしたきっかけで、人生観180°変わってしまうことだってある。
この僕がそうだったように。
711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:54:15.16 ID:/9szYeC6O

そう、そいつは突然やって来た。
僕がどっかの人生に絶望した先生のようにいい自殺方法を模索していたその時、
突然、薄暗い僕の部屋がパッと明るくなり、そいつは現れた。

「……天使?」

そう。眩く神々しい光を放ちながら、そいつ――天使は、僕に微笑んだんだ。
僕の人生を変える、とびっきりの微笑を。
そして僕は、『彼女』をただ見つめていた。
僕の人生を変える、ただ一人の彼女を。



彼女は、(多分)僕を幸せにしてくれる、僕だけの天使だった。



【キイロイエンジェル】



……いや、ああは言ったけど、本当に大丈夫かな?



近日投下予定なし
712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:57:59.90 ID:Bz0qtfwe0
それでも>>711なら…>>711ならきっと投下してくれる…!!
713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:59:30.35 ID:RcJ0nGVN0
「一つ屋根の下 第五十九話 JUMとスウェーデンリレー」

「みんな、よく頑張ったな!担任の梅岡だよ!!」
教師の癖に正に鳥頭。自分の存在がそんな簡単に忘れられると思ってるのだろうか。大丈夫。無駄に
インパクトだけは強いから。
「さて、後はスウェーデンリレーのみか……」
べジータが言う。スウェーデンリレーというのは、男子二人女子二人の代表で100m、200m、300m、
そしてアンカーが400mと徐々に距離の増えていくリレーである。100mと300mが女子。200mと400m
が男子と決まってる。ウチのクラスは300が薔薇姉ちゃん。400がべジータだ。いやでもさ、凄いよね。
僕なんて全員リレーの120mで一杯一杯だったのにさ。300とか400を全力で走り続けれる事が凄い。
『大変お待たせいたしました!!それでは、スウェーデンリレーの出場選手は集合して下さい。』
「頑張ってね、薔薇姉ちゃん。」
「……うん……大丈夫……銀ちゃんにも…蒼星石にも…負けない…」
薔薇姉ちゃんは本気モードだ。眼帯をとって種割れ中だ。(本人談)髪も邪魔にならないようにしっかりと
ポニーに結ってある。
「蒼星石〜!しっかり頑張るですよぉ〜!」
応援席から翠姉ちゃんの声がする。翠姉ちゃんはどうやら走らないっぽい。300mのスタート地点を見れば、
3人が互いに闘気をぶつけ合っている。
「……もう言葉はいらない……JUMは……私が貰う…」
「させないよ、薔薇水晶。JUM君の面倒は僕と翠星石で見るから心配せずに負けていいよ。」
蒼姉ちゃんが怖いくらいに目付きが鋭い。滅多に見れないけど、本当に怒った時はあんな感じだったかな。
銀姉ちゃんはただ、その白銀の髪を風になびかせて無言で立っている。その無言が底知れない恐怖を
感じさせる。
『大変ながらくお待たせしました……三日にわたる戦い…その決着がここでつきます。この戦いには全校生徒
600人の汗と涙が詰まっております。そして、その600人の頂点を今、ここで見れるのです!!
3−E。2−C。1−D。果たして最高の栄誉をその手で掴むのはどのクラスなのか?決戦の時です。
それでは……スウェーデンリレー……位置について……』
3人の走者がグッと体を沈ませる。クラウチングスタートだ。僕の額にも汗がツッと流れる。
パーーーーーン!!!!音が響く。同時に、3人の少女が一斉に駆け出した。
714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 22:59:39.47 ID:kxk0F3N0O
つまり嘘予告だというのが嘘なんですね
715以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:00:03.09 ID:RcJ0nGVN0
>>713
『さぁ、先ずはどのクラスが頭一個抜け出すか!!今のところはデッドヒート!!』
先ずは女子の100mだ。見る限りは完全に互角。三人がほぼ並んで走っている。だが、どこかで動きが
出てくるだろう。そこが見物だろう。
『さぁ、残りは30mほどか!?おおっとぁ!!2−Cが少し抜け出したかぁ!!』
競馬で言うなら一馬身差。人だから一人身差か?蒼姉ちゃんのクラスの選手が少しだけ混戦から抜け出す。
100mはあっと言う間だ。時間にして15秒もないだろう。2−Cを筆頭に男子の200mの走者にバトンを
渡していく。現在は2−C、1−D、3−Eだ。2−Cは快走を続け、僕等のクラスはそれに喰らい着いてる
形。3−Eは少し遅れてる印象だ。
「よし、そのまま!!」
蒼姉ちゃんがグッと拳を握る。すでにスタートラインでバトンを受け取る準備万端だ。
「貴方達……」
ようやく銀姉ちゃんが口を開く。ハチマキでギュッとポニーテールを作る。
「悪いけど、勝ちは譲らないわ。JUMは……渡さない……私の思いの強さを見せてあげる。」
僕はその言葉にゾクッとする。多分、蒼姉ちゃんや薔薇姉ちゃんもそうだろう。間違いなく銀姉ちゃんは本気だ。
いつもの余裕シャクシャクの猫撫で声口調じゃない。
「水銀燈……」「銀ちゃん……望むところ……」
第2走者が徐々に近づいてくる。後10m程か。蒼姉ちゃんがスタートを切り、パシッと音を立ててバトンを
受け取る。そしてそのまま抜群のダッシュを見せる。少し遅れて僕等のクラスがバトンタッチする。薔薇姉ちゃんは
蒼姉ちゃんを追ってダッシュする。
『さぁ、蒼い弾丸を捕らえる事が出来るのか!!3−Eは逆転できるのかぁ!!!??』
ようやくバトンを受け取った銀姉ちゃん。そして、そのまま……これが銀姉ちゃんの本気なんだろうか。
正直、銀姉ちゃんは何でもある程度こなしちゃう人だ。普段は本気とは限りなく無縁。その本気は正に
凄まじいの一言だった。
「!?そんな……」
あっと言う間に銀姉ちゃんは薔薇姉ちゃんを捕らえ、追い越した。
『なぁんと!!!あっと言う間に黒い旋風に巻き込まれたぁああああ!!!!』
716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:00:35.61 ID:RcJ0nGVN0
>>715
銀姉ちゃんは尚勢いを増す。そして、10mぐらいはあったのだろうか。その差をひっくり返した。
『はやぁああああああいいいいい!!!正に黒い旋風カスケードォオオオオオオ!!!』
ふと、マキバオーを思い出す。銀姉ちゃんは後ろを見向きもせずさらにスピードを上げる。300mを全力で
走りきるつもりだろう。
「……悔しいけど……愛されてるのね、JUM。」
隣で見ていた真紅姉ちゃんが言う。愛されてる?何でさ?
「分かってないわね。この勝負に全てがかかってるのよ。勝てばJUMを事実上手に入れることが出来る。
あの水銀燈がここまでするって事……それを汲んであげなさい。」
少しショックを受ける。自惚れかもしれないけど、そこまで僕が?
「蒼星石!!」
翠姉ちゃんが叫ぶ。蒼姉ちゃんは懸命に銀姉ちゃんを追いかける。
(水銀燈……それが君のJUM君に対する気持ちなんだね……よく分かったよ…だから、僕は尚更負ける
に訳にはいかない…JUM君を思う気持ちは僕だって……僕だって、負けない!!)
『なぁんとぉ!!蒼い弾丸は生きている!!一気に差をつめていくぞおおおおおお!!』
蒼姉ちゃんが一気に加速する。銀姉ちゃんと肩を並べる。追い抜けはしないものの、負けてもいない。
「う…二人とも凄いの……」
「こんなマジな姉妹の戦いは初めて見るかしら。」
デッドヒートを繰り広げる銀姉ちゃんと蒼姉ちゃん。残り半周100mだ。勝負は全く分からない。
(早い…銀ちゃんも蒼星石も…私は……このまま負けるの……?)
「薔薇しーちゃん!!JUMを諦めるんですか!!貴方は私達に勝ったのですよ!!だったら、最後まで
意地を見せなさい!!このまま終わったら許しませんわ!!薔薇しーちゃんのサザビーを食べます!!」
どうやってだ?だが、キラ姉ちゃんが激を飛ばす。
(きらきー……そうだ…私はきらきーと、真紅と、雛苺の上にたって戦ってる……ここで負けを認めたら……!)
薔薇姉ちゃんが加速する。少しずつではあるが、二人に距離を詰めていく。
『負けていない!!死んでいない!!紫の薔薇は諦めていないぞおおお!!さぁ、熱くなって参りました!!
燃えです!!萌えなんぞ不要!!燃えています!!!』
717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:01:14.28 ID:RcJ0nGVN0
>>716
姉ちゃん達の激戦はもうじき終わりを迎える。残り30mもないだろう。こう思ってるうちにあっと言う間に
次の走者へのバトンタッチゾーンだ。相変わらず銀姉ちゃんと蒼姉ちゃんが並走。少しだけ遅れて薔薇姉ちゃん
だ。そして、遂に最終走者にバトンが渡される。2,3年生のアンカーは陸上部らしい。あっと言う間に加速して
いき、ゴールを目指す。最後は400mの長丁場だ。
「べじ……まか……!!」
「おう、任せろ!!」
薔薇姉ちゃんがべジータにバトンを渡し、脇にそれるとドウと地面に倒れこむ。無理もない。300mを全力
で走ったんだ。さすがの銀姉ちゃんや蒼姉ちゃんも息を荒げている。
形勢は不利だった。べジータは自称戦闘民族サイヤ人の王子で、脳味噌まで筋肉だが相手が悪い。
離されない様にするだけで精一杯のようだ。このままでは、2,3年のどちらかが優勝するだろう。
ようやく呼吸が整ったのが、薔薇姉ちゃんが起き上がり……そしてとんでもない事を叫んだ。
「べジータ!!勝ったら……蒼星石がキスしてくれるってーーー!!!」
「えええええ!!??な、なななな、何で僕が!!??」
正に外道。薔薇姉ちゃんの最終手段だろう。べジータの蒼姉ちゃんへのゾッコンぶりは周知の事実。
それを使った外道作戦である。きっと、今頃あいつの頭は幸せ回路が存分に働いてるだろう。
以下は、あいつの頭の中の想像である。僕の想像なのに、寸分違ってない気がするのは何でだろう。
(蒼嬢が?わ、わかったぜ!!蒼嬢は恥かしがりなんだ!!しかし、勝者へのキスってのは常識だ!!
それに乗っかって俺にコクろうと言うわけだな!?ふっ、可愛いぜ蒼嬢。いいだろう、俺が君との幸せを
ゴールインしてみせるぜ!!)
あくまで僕の想像だ。でも、何か妙にリアルなのが嫌だ。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
大地が震えるほどの雄叫びを上げながらべジータが加速する。グングン前の二人に追いついていく。
「ちょ、ちょっと薔薇水晶!か、勝っちゃったら僕どうすれば……」
「大丈夫…そこまでしない……とりあえず首筋に手刀いれて気絶させて……後は記憶なくなるまで殴る…」
ああ、本当に外道な薔薇姉ちゃん。哀れべジータ。折角優勝しても待ってるのは地獄だけ。
さすが、ここからが本当の地獄な男だ。
718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:02:18.53 ID:RcJ0nGVN0
>>717
『熱い!熱くて死にそうです!!べジータ選手が追いすがる!!残りは50mをきったぞおおおお!!』
ベジータは少しだけ遅れを取っている。しかし、奴の目は死んでいない。
「そうじょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
叫ぶ馬鹿。みるみる髪の毛が金色に変わっていく……ような気がする。多分あれだ。
「蒼嬢の気持ちに言われなきゃ気づかなかった自分への怒りで目覚めたのさ。」
とか言いそうだ。残り10m。3人がついに並ぶ。僕らはゴールにのみ目を集中させる。残り5,4,3……
「ぬおりゃああああああああああああああああああああああああ!!!!」
べジータに叫び声がする。それと同時に何と奴は……頭からゴールに突っ込んで行った。
『ごおおおおおおおおおおおおる!!!!しかし……これは分かりません。ビデオ判定です!!』
一斉に全校生徒の目が得点版、もといスクリーンに釘付けになる。ゴールの瞬間。
『こ……これは……!!』
3−Eの生徒の胸がテープに触れようとした瞬間だった。よこから黒いトッキントッキンの物体がほんのコンマ
数秒早くテープを切っていた。そして、その後に映し出される必死な顔。言うまでもない。
比較的小柄なあいつが見栄を張る為に何時も立たせてる髪。あれが初めて役に立ったようだ。
『か、髪差です!!髪差です!!よって、学校優勝は……1−Dだあああああああああああああ!!!!』
うわああああああああああああと歓声が上がる。もちろん、ウチのクラスからだ。
「みんなよくやった!!感動した!!どれもこれも先生がクラスを纏めたからだね!!さぁ、先生の胴上げ
をしよう!さぁ!さぁ!さぁ!へぶあしっ!?」
先ずは功労者のべジータを胴上げする。なんか踏んだような気もするけどまぁいいか。
「やったぜええええええ!!そ、そうだ!!」
キュピーンとべジータの目が光る。それは獲物を狙う目だ。
「ふっ……蒼嬢〜〜〜〜!!ぐほっ……」
蒼姉ちゃんにルパンダイブを敢行するべジータ。しかし、後ろにいた薔薇姉ちゃんに手刀を首に入れられ
気絶する。薔薇姉ちゃんは無表情で気絶したベジータの脚を持ってズルズル引きずっていく。
「梅岡先生、どうぞ……」
「うほっ!いいべジータ!!」
うん……まぁ、あれだ。さよならべジータ。こうして、体育祭は我がクラスの学年優勝で幕を閉じた。
719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:02:52.81 ID:RcJ0nGVN0
>>718
そして、僕は姉ちゃん達に囲まれていた。そう……学校優勝したクラスが僕を自由にできる…だ。
「はぁ……まさかあのハゲがここまでとはねぇ。それで、薔薇し〜?聞くまでもないと思うけど……」
「うん……JUM、私の望みは……明日一日JUMの部屋で一緒にいること……そして、一緒になること…」
薔薇姉ちゃんがホンノリ顔を赤く染めている。それってまぁ、そういうことだろう。
「うううぅぅぅぅ〜〜!!ダメですぅ!!で、でも約束ですし…・うぅううう……」
「JUM君……その……しちゃうの……?」
双子が僕を見ながら言う。僕は一息つくと言う。
「それが薔薇姉ちゃんの望みなんだね。分かったよ。」
『JUM!!??』
薔薇姉ちゃんの顔がみるみる笑顔に変わってく。しかし、僕には考えがあった。
「じゃあ、僕の願いね。薔薇姉ちゃんの願いは取り消し。また、いつもの姉弟に戻ろう。以上。」
薔薇姉ちゃんが目をパチクリさせる。いや、他の姉ちゃんたちもか。
「……?え?それってどういう……?」
「うん?前提は優勝したクラスだよね。どこが優勝した?」
「だ、だから優勝したのは1−D。私のクラスで……あっ!!」
そう……優勝したのは薔薇姉ちゃんのいる1−Dだ。しかし……僕もまた1−Dなのだ。狙いはこれだった。
「そういう事。文句ないでしょ?何ならローゼン多数決する?結果は見えてるけど。」
薔薇姉ちゃんがしょんぼりする。多数決で勝てるわけがない。でも、ちょっと可哀想だから……
「代わりにさ…明日休みだからデートしよう。どこ行きたい?一緒に出かけようよ。」
「JUM………うん、じゃあラブなホテルに……」
「ショッピングセンターにしようか。ガンダムの映画あるし。」
「うぅ……うん……でもデートもいいね……じゃあ、明日は約束……指きり……」
僕は薔薇姉ちゃんと指切りする。そういえば、指きりなんて何時振りだろう。
「ふぅ……結局元の鞘ねぇ。さ、学校祭はまだ終わってないわよぉ。今から後夜祭があるんだからぁ。」
END
次で学校祭編終了。続いて日常編その2をお送りいたします。
720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:08:01.35 ID:kxk0F3N0O
胸差の次は髪差ですかwwwwww
721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:11:33.16 ID:Bz0qtfwe0
あっついぜぇ〜…熱くて死ぬぜぇ〜!!
722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:17:04.59 ID:ZwUw+ZWb0
ちょwww髪差ってwww
陸上競技のゴール判定は胴体でするはずwwww

でも面白いからおkkkwwwww
723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:25:05.89 ID:+K9pOG8hO
ベジータ哀れwwww薔薇しーテラ外道wwwwこのまま薔薇しールートかと思ってたけど一安心。
724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:34:42.07 ID:c4xcoW870
保守
725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:40:16.88 ID:GrP0Umod0
何故かスーパー頭突きでゴールするベジが頭に浮かんで離れないから困る
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:49:40.27 ID:+K9pOG8hO
保守
727以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/28(木) 23:58:28.97 ID:+K9pOG8hO
保守
728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:10:23.65 ID:ACOT3UDJO
保守
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:21:39.91 ID:ACOT3UDJO
保守
730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:28:28.44 ID:rs9hhC290
保守ほしゅー
731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:34:12.60 ID:kRG1R+1lO
寝る前保守
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:34:19.65 ID:cv+GkE8v0
        /::::/::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::ヾヽ
      i::::/::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::,、:::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ:::::::::::::ヽ:\::::::::::::ヾヽ
      |:/::::/::::/::::::::::::/::::::::,イ ´``''´ ̄!ヾ:::::ト、:::::i:ヽ:::::::::::\:\::::::::::iヘヘ
      |'::::/::::/:::::l::::::::∧::::::/ !       l ヘ:::! l:::::|::::i::::::::::::::::::、::ヽ::::::l リ
      ':::/::::/:::::::|::::W! ヘ:::i |      |  i:| ,::::ト:::l:::::::::ヽ::::::i:::::ヘ::::l ′
.       i.イ::::/:!:::::::j::i:| l:l  l::| |      |  |:l j::ィi::j:::!::::::::|::::::|:::::::i::::|
.       ||.|::::|::|::::::::|:l`ト=、 !:| |      !  _∠´!:/ |::|::|:i::::::j::j:∧:::::|::::|
.       ||:|::::|::|::::::::ト、:|_ 三≧ュェ__, ,  _,.ィミリラハ フ'/::j::ト::/://:::|:::::j::::|
.      l|ヘ:::l::ト:::::::i::rヤトう´:::::j }`¨´     ヒ´じ:::ツ /::/:/:/://:::::j::::∧/
       ! X|ヾヾ::ヘ:! ゝゞ二ニク ,      ゞ=イ ' イ!/:/:イ/\/::/'_/     Googleで「アルルゥのエロ画像」って検索したら
       / l  iヽ:ヽ  ` ̄´ ´           ノ j ::/::::/  ヾ、      最初のサイトに萌える画像が出てくぜ
.       /  ゝ {l::::\:、        〉`         ,'::::'::::/__,,_,ゝ、
      /   , /|i:::::::ト`ゝ                 /:::::::::/ `` ``` \         http://www.google.co.jp/
    /彡ミ彡'   !l::i::::L入      r ='     ,ィ斗::::::∧二乙Zz ==_,`>
  /     _,ィ=' ヘトヾ 丶! 丶、       ,. イ:::::/::::::::!ヽ丶::ヽ
 ,厶 =‐'' `ヘ 丶  !.  \|   ` - 、   _, '  l::::/::::::::::|-' ,〉::/
        ト-  >-、__j      `     j/ !:::::::::|  /::/
        ヘ丶、       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  イ:::::::::/ ィ/
         ノヽ ∨⌒ <_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  !二ニ!´/
733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:38:06.35 ID:ouiuSrHf0
人ってある日突然、大切なものに気づくことってあるよね?
それは学校の帰り道のことだったんだ・・・


薔「JUM、今日JUMの家に(泊り込みで♪)行っていい?」
J「いきなり唐突ですねwwwwバッチコイ!!www( ´∀` )b」
薔「やったね♪」
J「で?家に何しにくるんですかね?」
薔「・・・ふふ〜ん♪・・・今日はJUMのためにカレーを作ってあ・げ・る♪」
J「え?カレーですか・・・?」
薔「・・・JUMはカレー嫌い?」
J「いや、嫌いじゃないけど好きでもないですねwww
  てか、てっきりシュウマイとかかと思ったんですよw」
薔「え〜?wなんでしゅうまいなの〜?www」
J「いやwなんとなくそう思っただけなんで気にしないでくださいwww」
薔「??変なJUM〜w」
J「はははwww・・・って先輩、前見て歩かないとこけちゃいますよ?」
薔「いやだな〜wそんないまどき・・・イタッ!!」
J「ちょwww先輩wwwww言ってるそばからwwwわざとですか〜?www」
薔「あ〜ん、すごくイタイよ〜・・・(つд⊂)エーン」
J「なんだw大丈夫そうですねwホッとしましたよw」
薔「む〜〜〜っ!!これが大丈夫そうに見えるかな〜!?痛いって言ってるじゃん!!」
J「あ〜、はいはいwww痛そうですね〜www大変だ〜www」
薔「も〜!!ちゃんと心配してよ!!」
J「わかりましたよw・・・あ〜、足擦り剥いちゃってますね〜・・・
  でも、こんなもん舐めとけば大丈夫ですよ。」
734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:39:06.30 ID:ouiuSrHf0
>>733
薔「・・・て」
J「はい?」
薔「・・・傷口舐めて・・・(///)」
J「・・・ハイ!?」
薔「・・・あのね〜!?JUMが忠告するのが遅いからこけちゃったんだよ!?
  当然の要求だとおもうな〜!!(///)」
J「wwwww」
薔「何笑ってるかな〜!?この傷はJUMが作ったも同然なんだよ!?
  それに、痛みのせいでここから一歩もう「いいですよ。」ごけn・・・え?」
J「痛むんでしょ?それでよくなるなら舐めますよ。」
薔「え?ちょっホントに?まだ心の準備が・・・」
J「ハイハイwすぐ終わりますからジッとしててくださいねw
  ・・・先輩、キレイな足ですね〜・・・ペロペロ」
薔「んっ・・・」
J「はい、終わりましたよ。って、先輩〜w顔赤いですね〜(・∀・)ニヤニヤ」
薔「そ、そんなことないもん!!(///)」
J「あ〜、あと先輩動けないんでしたっけ?wおんぶしますよwww」
薔「えっ!!そっそこまでしなくていいよ〜!!(///)」
J「ハイハイwけが人はおとなしくゆうこと聞きましょうね〜www」
薔「キャッ!!・・・ちょっと〜!!もう大丈夫だから!!・・・恥ずかしいよぉ〜(///)」
J「そのまま、おとなしくおんぶされててしててくださいね〜w」
薔「もう・・・(///)」
735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:40:15.14 ID:ouiuSrHf0
>>734



J「あ、そういえば忘れてた。」
薔「ん〜?」
J「いや、買い物をね。」
薔「買い物〜?何を買うの〜?」
J「いやだな〜wカレーを作ってくれるんでしょ?w材料買わなきゃ作れないじゃないですかwww」
薔「え〜?JUMの家に材料ないの〜?」
J「ちょwwww家の冷蔵庫事情は知らないですけどw
  流石にそう都合よくはないんじゃないんですかね〜w」
薔「ん〜、じゃ〜なんか他の作ってあげる〜」
J「まあ、お任せしますw・・・先輩、眠いんですか?」
薔「ん〜?何か落ち着くっていうのかな〜?おんぶされてからずっとす気持ちがいいんだよね〜」
J「そうですか、そりゃおぶってるかいがあるってもんですねw」
薔「何それ〜w・・・ねえ、JUM〜?」
J「はいはい?」
薔「私ね〜JUMのことが好きなんだよ〜?」
J「いきなりですね〜w、知ってますよ。」
薔「あれ〜?知ってたの〜?」
J「そりゃ〜ね〜、毎日会ってればなんとなくわかるもんですよw」
薔「なんだ〜wさとられちゃってたのか〜wかなり勇気を振り絞ったのに〜www」
J「はははw勇気を振り絞ったってゆうか、意識が朦朧としてて、
  思ってることが口に出ちゃったって感じですけどねw」
薔「そうかもしれない〜w・・・JUMは私のこと好き〜?」
J「大好きですよ〜」
薔「ちゃんと言ってよ〜」
736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:40:56.39 ID:ouiuSrHf0
>>735
J「まあ、いいじゃないですかw今じゃなくて、家についてからでもw」
薔「も〜w先延ばしはよくないぞ〜w」
J「はいはい、後でちゃんと言いますからw」
薔「JUMからの告白か〜、楽しみだな〜w」
J「楽しみにされても困りますよw」
薔「あんなことやこんなことも、されちゃうんだろうな〜w」
J「話が飛躍しすぎですw」
薔「それで結婚してさ〜、それで子供作って〜
  あ、子供はやっぱ3人ぐらい欲しいよね〜w」
J「だから〜話が飛躍しすぎですってば!!w
  ・・・でも、最初は女の子が欲しいですね〜。」
薔「女の子か〜、いいね〜wダンナさまに頑張ってもらわないとね〜w」
J「そうですね〜。」
薔「も〜、ちゃんとわかってるの〜?」
J「さあ?wどうでしょうね?www」
薔「も〜、イジワル〜w」
J「はははwww」


ああ、これが僕が求めてた幸せなんだな〜と、守りたいものなんだな〜と、
大切なものなんだな〜と実感した日でした。

あ〜、でもまさかこの後、先輩が泊まることになって(計画犯か!?)
あんなことになるなんて想定の範囲外でした(;´д`)ゞ


おわり
737以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:45:59.05 ID:uAA01OFd0
↓は次に「あんなことkwsk」と言う
738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:47:23.77 ID:ACOT3UDJO
ジュン羨ますぃ…(*´д`)
739以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:47:28.77 ID:RtTgJXgU0
あんなことkwsk
740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:48:30.15 ID:ACOT3UDJO
(゚д゚)
741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 00:50:15.04 ID:Z0Lu2TPj0
肌のきめこまかな23歳までの美少年諸君

29日の金曜日にパーティコンパニオンとして参加して頂きたい。
10時pmから明け方までの仮面パーティです。300ドル支払います。
後の交渉しだいでゲストからのチップが入るでしょう。
ゲストはインターナショナルの地位と名誉をお持ちのかたがたなので、
いい加減な気持ちで応募しないでください。
参加するなら、明け方までとゆうのがルールです。
多言語なので別に英語が話せなくても、失礼のない振る舞いのできる方歓迎します。

http://bbs.jpcanada.com/w_mail.php?bbs=14&msgid=1905&resid=0&cat=0
742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:00:49.64 ID:4IsxbF9rO
保守
743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:08:44.34 ID:Lpt+NKgO0
NGワード:yuriyuri biero

最初は庇護欲に似ていた。
何時しかそれは焦がれになって、私の内側をするするとなめしていく。
愛おしい。あなたに、抱きしめて欲しい。あなたを、抱きしめたい。
最後まで受け入れてもらえなくてもいい。
想っているだけでも幸せ。何物にも代え難い、快さ。
一緒に紅茶を楽しんで、時には異性の話で盛り上がって、それから……偶には、愛して欲しい。
「お姉様」
漏らした声が、思ったよりも大きく響いた。
きっとそれは、やり場を失くした肩の力の所為だろう。

いつもより落ち着いた昼下がりだった。
瞼が微かにまどろみを覚えている。
横になっていたソファには小さな、幼子のような寝顔が一つ。
愛おしい、私に最も近いお姉様。
薄い一枚の毛布が私達の膝を覆っている。
そっと、頬を撫でた。
さらさらとして、とても柔らかな頬だった。

熱い舌の先を伸ばす。
ふわふわした、妙な感覚が私を酔わせていく。
いや、もう既に酩酊しているのかもしれない。
「……ん……」
私の耳の近くで空気が震える。
振動の発生源は薄い、ほのかな桃色をしていた。
そっと、そこに唇を重ねる。手で拍を取る程度の、短い間だけ。
「……あっ……ん、んぅ……」
再び、舌を這わせ始める。
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:11:50.81 ID:Lpt+NKgO0
>>743

時折唇だけで頬を甘く噛みながら、手を小さな身体に添える。
衣擦れの音が一瞬だけ水音に紛れた。でも、紛れただけ。
ゆっくりとした手付きで背中を上下に摩る。
寝付いた子供をあやすように、優しく。

毛布でそっと頬の唾液を拭った。
いつも、終わった後に悔やむ。
まるで自分は獣ではないか、箍の外れた獣ではないか――と。
「……んん……」
くぐもった声に、あなたはどのような気持ちを込めているのですか?
私を軽蔑しているものなのか、それとも――
「きら……き、しょう」

あなたの名前はとても綺麗ね。
そうあなたが言ってくれたことを覚えている。
今でも鮮明に。そして、これからも。

雛苺お姉様。

「ねえ雪華綺晶。何かあったの?とても嬉しそう」
いえ、何も。

それよりもお姉様、今日も一緒に夢を見ましょう。
-----------------------------------------------
続けられないので終わる。
745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:17:39.63 ID:uAA01OFd0
>>744
7巻読んでから読むとNGワードにホラー入れたくなって困る
746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:20:56.99 ID:hKoUETT9O
ジ「ん…、あれは薔薇水晶?」
ある休日某大型デパートに買い物に来ていたジュンは友人の薔薇水晶があるコーナーに消えていくのを見かけた
ジ「あそこって…玩具売り場か。ははーん、さてはまたアッガイでも買いに行ったな」
薔薇水晶が向かったのは玩具コーナー。中を覗くと見覚えのある後ろ姿がある一画にしゃがみこんでいた
ジ「よ、薔薇水晶。何見てんだ?」
薔薇「!…あ、ジュン…これ…」
ジ「…これって…」
薔薇水晶が見ていたのはオレンジ色の背中と青い腹を持つMS…ではなく怪獣の人形だった
ジ「…何で怪獣なん?」
薔薇「む…違うよ…バキシムは超獣…」ジ「は…はぁ…」
薔薇「バキシム可愛いよ…バキシム…あ、ベムスターもある…」
ジ「…今日はアッガイじゃないのか?」
薔薇「…勿論アッガイも買うよ…でもバキシムも買う…あ、こっちには雛苺がいる」
ジ「それはピグモンだ!!」
薔薇「…てへっ」
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:38:20.07 ID:4IsxbF9rO
新事実 雛苺はピグモンだった保守
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:51:08.18 ID:kUwFmw+1O
保守
749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 01:53:47.36 ID:ACOT3UDJO
>>744
(*´ω`)
>>746
ピグモンwww
750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 02:08:12.85 ID:4IsxbF9rO
ピグモン!ピグモン!
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 
  (  ⊂彡  
   |   |
   し ⌒J
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 02:25:59.09 ID:hKoUETT9O
アストロモンスは薔薇が白ければきらきーなんだけどなぁ…
超獣一匹丸呑みにしたし…
真紅は…レッドキング…駄目だ、イメージが違いすぎる…
翠星石は…ジャギラ?
蒼星石はバルタン星人だとまんまだし…レイキュバスとか
金糸雀…音つながりでノイズラー
水銀燈…カラスをとりこんで黒い羽を生やしたザ・ワン
薔薇水晶は…プリズ魔か他ネタでギラルス?
雛はピグモン以外に思いつかない
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 02:38:26.48 ID:hKoUETT9O
訂正!!金糸雀はバイオリン超獣ギーゴンだった!!これっきゃない!
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 02:48:13.95 ID:JToVL8kl0
保守
そして寝るぽ
754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 03:02:08.66 ID:kUwFmw+1O
保守
755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 03:18:31.79 ID:4IsxbF9rO
〜秋の風〜
空が高くなり、秋の匂いが薫る頃。
JUM「肌寒くなったなぁ」
薔「・・・うん、あ、焼き芋売ってる…」
JUM「食べたいのか?」
薔「食べたい…けど……」
JUM「けど?」
薔「………太る」
JUM「僕は太っても別に……太ったら太ったらでそのほっぺをつまみたいし」
薔「むー……JUM失礼…けど、JUMがそう言うなら食べる」
JUM「素直に言えよ」
JUM・薔薇 (゚д゚)ウマー
JUM「さ、て食べおわったし帰るか。」
その時木枯らしが…悪戯に薔薇水晶のスカートをめくる
JUM・薔「あ・・・(JUM…純白ktkr!)」
薔「見たね?JUM」
JUM「………うん」
薔「わかったJUM、や ら な い か ?」
JUM「なんでそうなる」
薔「むぅー、じゃ抱きつく。」
JUM「はいはい」

秋が終われば冬になり
また季節は繰り返されるのだろう。
一方
ベ「薔薇嬢のパンチラ!ktkr!(;´Д`)ハアハア」
シャキーン
不意に後ろを向くベジータ
蒼「君は最低だね。おーい、せんせー」
梅「やぁ、ベジータ君、今日は教育指導だ。もちろん【性】のね…。今なら指導室は誰もいないから……」ベ「ここか……アッー!」
756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 03:45:02.09 ID:4IsxbF9rO
睡眠前の保守
757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 04:05:59.29 ID:kUwFmw+1O
保守
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 04:07:19.51 ID:hKoUETT9O
金「ジュン〜さっき物置でこんなの見つけたかしら〜」
ジ「へぇ、また懐かしいもん引っ張り出してきたな」
金糸雀が持ってきたのはジュンの親が以前使っていたツボ押し機であった
金「これ知ってるかしら!!…たしか…え〜っと…そうかしら!!急所を押すヤツかしら!!」
ジ「金糸雀…?…急所は押しちゃマズい気がするぞ…?」
金「え?…あっ…///」

電車内にて
女子高生「あははっ、それでね〜」
金「む、あの娘電車内で携帯使うなんてマナー違反かしら!!しかも優先席のすぐそばかしら!!」
ジ「へぇ、金糸雀ってそういうの厳しいんだな」
金「当然かしら!!カナは優先席付近では常に電源を切りそれ以外ではちゃんとマナーモードにしてるかしら」
ジ「感心感心、えらいな、金糸雀は」
金「えへへ…それに電車には心臓にヘルスメーターを入れてる人がいるかもしれないかしら」
ジ「……金糸雀?それってもしかしてペースメーカーのことか?」
金「あ…」
ジ「心臓に体重計入れてもしょうがない気がするんだが…」
金「かしら〜…///」
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 04:36:15.49 ID:YOEohE9q0
保守
760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 04:39:24.89 ID:hKoUETT9O
休日のある日、彼女の金糸雀から電話があった
ジ「何だよ?金糸雀、こんな時間に…」
金「ジュン!!925回の試練を乗り越えて遂にカナはやったのかしら!!」
いつも元気のいい金糸雀だが今日はいつになくハイテンションだ。
ジ「落ち着けって。いいことがあったのは想像つくけど一体どうしたんだよ?」
金「ふっふっふ…コツコツとバイト代を積み重ね、ようやく念願の愛車をゲットしちゃったのかしら〜♪」
確か金糸雀は以前免許を取った時からマイカーが欲しいと言っていた
ジ「やったじゃんか!おめでとう金糸雀」
金「ありがとうかしら〜、中古だったけどまだそんなに走ってなくていつ買われてしまうかとハラハラしてたかしら〜」
ジ「で、何を買ったんだよ?勿体ぶらずに教えろよ」
金「えへへ♪ポットかしら〜!!」
ジ「ポッ!?ポットぉ!?」
金「今からポットに乗ってジュンの家まで行くかしら〜」
ジ「…なぁ、金糸雀?」
金「何かしら?」
ジ「それってもしかしてトッポのことか…?」
金「あ…」
ジ「ポットは蒸気は出しても走らないと思うんだけど…それとも最近の湯沸かし器はエンジンでも付いてるのか?」
金「あーん、台無しかしら〜…///」
761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 05:10:21.27 ID:kUwFmw+1O
カナ言葉勉強しろwwwwwww
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 06:01:52.33 ID:3OtcnKrzO

763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 06:28:31.71 ID:LfT2+vF8O
保守
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:20:58.92 ID:zI150J3FO
765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:48:42.28 ID:AdGkn+860
>>755
梅岡節、本日も遺憾なく炸裂!つーか、職権乱用バリバリwwww
>>758>>760
カナ、すばらしく天然ぶり発揮しすぎwwww

さて、ここで学校の七不思議(仮)の続編を投下!
雑談所の要望からA方向でまずは話を進めますが……正直鬱方向に
なります。(該当箇所にはNGワードを設定します)
あと……投下前に前作のあたりで訂正が……致命的な箇所の訂正なので……
本当に申し訳ない!あと、投下予定が長引いて申し訳ない!

訂正箇所:【愛は】【永遠の夢】>>798 12行目(wiki 学校の七不思議(3))
誤:
>「間違いありません。蒼星石君から電話があって、家を出たのが10時15分でこ
>の病院に着いたのが10時25分です。その時に担当の先生と話をしています」
正:
>「間違いありません。病院の方から電話があって、家を出たのが10時15分でこ
>の病院に着いたのが10時25分です。その時に担当の先生と話をしています」

なお、猿さん対策のため時間を空けるか、IDを変えて投稿します。
766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:55:48.00 ID:AdGkn+860
>>765
あらすじ
蒼星石が行方不明、さらには彼女の家が爆破され……やった犯人を突き止めようと、
暴走する真紅。止める薔薇水晶。くんくんとの決別。
だが、結局二人で旧校舎でむかったものの……何者かに気を失わされ……!

(【痛みさえ】【包み込む夢】の190より)

 ――んんっ……。

 私は目を覚ました。

 目の前はほとんどが暗闇。
 見慣れない部屋の中。
 周囲には木材やら鉄パイプやらが雑然と散らばっている。
 床はコンクリート製のようで、特有のひんやりとした冷たさが横たわっている足に
伝わってくる。
 壁は木製ではない……少なくとも旧校舎の中ではない。
 辛うじて近くに窓があるのか、そこから外の光が薄く差し込んでいる。

 ――痛い。

 腕が、手首が痛い。
 無理矢理後ろに組まされて――縛られている!
 手を動かそうとしても、さらに縛っているロープらしきものが手首に食い込む。
 さらに痛くなるのと同時に、痺れてくるのを感じる。
767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:56:54.63 ID:AdGkn+860
>>766
 そして――手には人肌の感触と熱が伝わっていた。
 もう一人……私の後ろにいるようだ。

 まさか――!!

 ゆっくりと後ろを振り返る。

「んんっ……」
 それと同時にうめき声があがる。
 背後にいる人物が発した……聞き覚えのある声だった。

「薔薇水晶!?」
 私は彼女の方を振り返った。
 薔薇水晶は頭をうなだれながら、体を震わせている。
 見ると……彼女も両手と胴体をロープで拘束されていた。

「……真紅……大丈夫……?」
 今にも消え入りそうな声で彼女が話し掛けてくる。
「……なんとかね……。ただ、体を縛られて動けないけど」
 私はそう答えながらも、なぜこうなったのかを思い起こす。

 確か『魔の階段』で段の数が増えていた事に気付いて……そこで後ろでバタンと
いう音がして……見たら微かにだけど……薔薇水晶が倒れていて……。
 そしたら……後ろから人の気配がしたから、踊り場のほうへ振り返ろうとしたら
薬の匂いがした布みたいなものを口にあてがわれて……!!
 そこまで思い出したその時! 
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:58:32.18 ID:AdGkn+860
>>767
 ガチャッ!

 この部屋の出入口のドアがゆっくりと開いて……数人の人物が入ってきた!
 思わず体を震わせながらも、その方向をじっと見つめる。

「兄貴、こいつら目を覚ましたようですぜ」
「けっ、まあいい。どうせ、厄介になったらまた薬を浴びせるだけだ」
 この兄貴と呼ばれている人物……聞き覚えのある声だった!
 私はゆっくりとそいつの顔を目にしようと、ゆっくりと見上げた。

 ※※※(ここで視点変更)※※※

「とにかく、すぐにこれを鑑識に回して頂戴!」
 私は捜査本部に戻ると真紅の部屋で回収した、メモ用紙の束を――当然あの黄色
い和紙のような紙も――部下の捜査員に手渡す。
「一体どういうことだね」
 上司の課長が怪訝そうに訊いてくる。
 私は――雪華綺晶が話した真相らしきものを話す。

「うむ、分かった。すぐに裏付けを取ろう。それが確認出来次第、応援を手配しよう」
 課長は渋々ながらも納得し、関係部署に連絡を取ろうと受話器を手にした。

 ふん。やってみれば、結構いけるものじゃない。
 正直な所、彼女の話した説は少々突飛な所がある上に、確実な証拠が少ないから、
現時点では突っぱねられる可能性が高いと思っていたのだが。
 雪華綺晶が不安ならこのように話せと、ご丁寧にも報告の段取りまでアドバイス
してくれたのだが、それが功を奏したようだ。
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 07:59:34.98 ID:AdGkn+860
>>768
 こうもうまく操られたかのような反応をするなんて……さすがは精神医学を究め
ると言ってる彼女の言葉はダテではない。
 もっとも――先ほど渡した『ブツ』から、雪華綺晶の言った結果が出れば、多少
筋は通るのだが。

 しかし……裏づけを取ってからとなると……遅すぎる!
 ここまでの経緯から考えると、十中八九、あのお馬鹿さん2人はやけになって、
『旧校舎の七不思議』を探ろうと旧校舎へ行った筈!
 もし、そこで犯人……いや、犯人一味に出くわしでもしたら!
 あそこには、ほぼ奴らが張り付いているといってもおかしくない状況なのに!

 ――くそったれ!
 私はただ唇をかみ締めた。

「今から私もその裏づけを取ってきます。ただ、連中は……」
「分かっている。念のための備えはしておいた方がいいだろう。
 ただ、無茶はしないようにな!」
 課長はそれだけ言うと、関係部署への連絡をやり出した。
 それを見て、私はすぐさま『準備』を整えて、パトカーに乗り込む。

 学校へ向かう途中で、雪華綺晶の話していたことを思い起こす。 

「……まず……音楽室のピアノと印刷室に資料室、さらに階段には……恐らく連中
が見つけられてはまずいものがあったはずです。
 金糸雀と雛苺が襲撃されたのが、その証し……そして貴女も見たでしょう?
 ……階段の壁の不自然な擦り傷を……」
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:00:44.17 ID:AdGkn+860
>>769
 ええ。確かに間違いなくあったわ。
 でも、階段はそれだと思ったけど、なぜ印刷室と資料室と音楽室が関係あるの?

「……恐らく、印刷室を使って貴女が真紅の部屋で回収した『アレ』を生産してい
たのでしょう……。で、一時的な保管場所が資料室と音楽室。
 職員室が燃やされたのは、恐らく連中が誤って旧校舎の図面などが入った段ボー
ル箱に『アレ』を入れてしまったため……証拠を回収しようとしたが……十分に回
収しきれなかったのと……翠星石の一件のために警察の動きが慌しくなったのを察
知して完全に隠滅しようとした為……そんな感じで旧校舎の呪いと生徒らに噂を立
たせて、事の真相から目を背けさせようとした苦肉の策……そんなところでしょう。
 あと音楽室は資料室や階段と同様……例の校舎が使われなくなってから立った噂
だということ……さらには音楽室がそれらの中で一番先に立った噂だということか
ら、ひょっとしたらと思って貴女に調べてもらったのですけど……」

 ええ。確かに調べたわよ。
 最初に草笛と一緒に旧校舎に行ったときに、すみからすみまで。
 もちろんあのピアノも……。

 ――不自然と思える点は結構あったけど!

 まずはピアノの中。
 大蓋の上にも結構埃が積もっていたにもかかわらず、中にも埃が積もっていた。
 しかも、鍵盤には全く触れた形跡がないのに対し、大蓋の縁のあたりはあまり積
もっていない。むしろ触ったと思える形跡が結構残っていた。
 なお、床には動かした形跡はない。車輪は木片が挟まれていたが、その木片にも
埃が積もっていて、触った様子はない。
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:01:31.92 ID:AdGkn+860
>>770
 ――確かにその通り。
 蒼星石の家が爆破される前に、旧校舎に行ったときの印刷室での行動状況……
今日、旧校舎に入ろうとしたときの彼らの反応……。

 この2つのグループは意思疎通は図っていなく、共謀は恐らくしていない。

 そして片方の――梅岡と草笛など学校関係者に関しては恐らくシロ。
 もし彼らが犯人なら、私みたいな警察関係者を旧校舎の中に……ましてや、音楽
室や印刷室に入れたり、階段を調べるのを止めなかったりすることは、まずしない。
 何かの理由をつけて……令状をもってこいとでも言って、突っ返すはずだ。
 彼らは旧校舎で行われていることの実態に関しては知らない!

 むしろ、もう一方の連中の動きに関しておかしい点があった。
 例えば、資料室を調べた時も……!

 しかし、これだと腑に落ちない点もある。

「……そうですね。確かに、翠星石や蒼星石の身に起こったことに関しては、彼ら
は犯行を非常にやりづらい状況にあるはずです……」

 それもその筈だ。
 何せ、矢部に調べさせた例のNPOが、翠星石の襲撃時刻に現地に監査に来ていたの
だから!
 NPOのその時の監査担当者に彼らの写真を見せたところ、全員いたと証言していた。
 しかも、監査開始が21時30分。監査終了が24時30分。その間、全員その場を動いて
いない。
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:02:09.75 ID:AdGkn+860
>>771
 翠星石が襲撃されたのは、22時頃。近くを通りかかった第一通報者が消防に通報し
たのが22時05分。搬送されたのが22時10分。病院から蒼星石に連絡を入れたのが22時
13分。しかし、寝ていたのか、なかなか出なく、繋がったのは23時31分。病院に着い
たのは23時41分。担任の梅岡に病院から連絡が入ったのは22時16分で、着いたのは22
時25分。蒼星石が病院に着いたのは23時43分。翠星石の家で火の手が上がったのを、
近所の住人が目撃したのが、24時30分過ぎ。通報が23時34分。
 検証から出火推定時刻は24時から24時半の間……。

 確かに現場から車で行っても15分はかかる翠星石の家に行くなんて……彼らでは
到底不可能だ。
 となると……外部に共犯が……いやそれとも……?

 しかし、それに関しても雪華綺晶は答えを出していた。

「……確か、監査は予告なしに抜き打ちで来たらしいですね。しかも、NPOの方に
聞いたところ、彼らは携帯や電話やパソコンにも触れていなく、外部と連絡をとっ
た気配はなかったということですから……恐らく、外部に共犯はいないでしょう。
 となると、あと一つの可能性なんですけど……むしろ、こっちの方が濃厚なのです」

 なぜ?

「……手がかりは……翠星石の部屋で見つけた、燃えた乾電池と発砲スチロールの
燃えカス……それが、あの部屋で何が行われたのかを物語っています……」

 それは?
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:03:51.19 ID:AdGkn+860
>>772
「……ほら、小学生の教育雑誌の付録で、発砲スチロールカッターってのはありま
せんでした?
 あれは、ニクロム線に乾電池で電気を通すことで、線が熱せられて、そこに触れ
た発泡スチロールを溶かすことで切断するというやつ……恐らくニクロム線か……
なければ、丸めた針金か銅線を用意して、それを乾電池にテープで繋いだ簡易発火
装置を作ったのだと思います。あとは針金に分厚い発泡スチロールの上に線が接す
る状態で、乾電池がぶら下がるようにして、翠星石の制服のポケットに忍ばせてお
く……すると、あとは乾電池の重みで一気に発泡スチロールを切断して、十分に熱
せられた導線が服の生地に触れて、発火する……という仕組みですかね……。
 まあ、発砲スチロールが耐えられる時間はそんなにも持たないとは思いますが、
ちょっとした時間稼ぎにはなると思います……。
 でもね……お姉さま。これだと『奴ら』が使用する必然性がないのですよ。
 なにせ、時間があまり持たない上に、監査の時間はいつまで続くのか分からない。
 正直言って、やる意味が全くと言っていいほどないのですよ」

 ちょっと待って、それって?

「外部に共犯を頼んだとしても、そんなまどろっこしい方法を取るよりも、直接燃
料を撒いて、徹底的に燃やした方が手っ取り早いですわ。何せ、翠星石が旧校舎で
偶然転んだ際に手帳に挟んであったメモに『アレ』が紛れ込んで、その後で数を数
えた『奴ら』が数が欠けていることに気付いて、可能性の一つとして、そうではな
いかと思って、完全に抹消しようとするためにやるわけでしょう?
 むしろ、この仕掛けは突発的にありあわせのものでやったチャチなものですから、
そういったことをするのには向きません。
 やりそうな人物は……一人思いあたります。その人は……」

(ここで猿さん対策のため、一旦終了)
774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:04:31.87 ID:3OtcnKrzO
支援
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:08:52.47 ID:MwzmCGdY0
これはwktk
776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:19:20.77 ID:rUmCsPZQO
wktk
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:35:55.22 ID:ACOT3UDJO
超wktk
778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 08:55:59.13 ID:rUmCsPZQO
保守
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 09:30:14.49 ID:rUmCsPZQO
保守
780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 09:46:08.29 ID:rUmCsPZQO
百合女帝のりvol.3(NGワード yuriyuri)

みつ「あぁ〜〜ん可愛い―――! カナ超萌え―――!」
金糸雀「キャ―――! ほっぺが摩擦でまさちゅーせっつかしら〜〜〜!」
のり「あらあら、二人とも仲良しさんなのねぇ。私も混ざっちゃおうかなぁ」
ピトッ、スリスリスリスリ……
金糸雀「の、のり?」
みつ「むっ、のりちゃん……私に対抗してまさちゅーせっつね?」
のり「あぁん、カナちゃんのほっぺってスベスベでいい気持ち……」
金糸雀「あぅぅ、くすぐったいかしらぁ……」
みつ「素人にしてはなかなかやるわね。でも、まさちゅーせっつ道を極めた
   この草笛みつを甘く見ないで欲しいわね!」
金糸雀「キャ〜〜〜! ほっぺがどっちもまさちゅーせっつかしら〜〜〜!」
〜そして小一時間後〜
金糸雀「くすん、ほっぺがヒリヒリするかしら……」
みつ「あー……カナ、ごめんね?」
のり「あらあら大変、カナちゃんのほっぺが真っ赤よぅ?」
金糸雀「もう……みっちゃんとのりのせいかしら!」
のり「ごめんね、お詫びに……」
ペロッ
金糸雀「ひゃあっ! の、のり、何してるのかしら!?」
のり「あむ……れろ……んむ……カナちゃんのほっぺって、本当にスベスベで
  羨ましいわぁ。お餅みたいに柔らかいし……美味しい」
金糸雀「か、カナのほっぺは食べ物じゃ……ひゃう! やぁ……ん……」
みつ「の、のりちゃん……負けないわよ! 私もカナをペロペロしちゃう!」
金糸雀「ちょ、みっちゃんまでぇ……かしらぁ〜〜〜……」

百合女帝のりにライバルが現れたようです。
781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 09:54:32.51 ID:pPzWvAAh0
あさからはげしいなw
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:00:08.10 ID:AdGkn+860
>>780
百合対戦勃発!?
流れをきってすまんが、ここで>>773の続きを投下。

 その人物……もし旧校舎で見つけたら、徹底的に問い詰めることにしよう。

 そう思っていると、学校に着いた。
 すぐさま、無線で応援を回すように頼むと、車を降りてすぐさま校門をくぐる。
 もし、旧校舎にいなければおそらく……

 ――隣の建設現場!

 即座に、しかも『奴ら』に気付かれないようにやらなければいけない。
 何せ、『奴ら』のことを調べた所、実態は中国系マフィアの隠れ蓑のダミー会社
なのだから!

 私はすぐさま行動に移った。

 ※※※(ここで視点変更)※※※

 目の前にいたのはそう――建設現場の監督。
 ニヤニヤしながら私達の顔をジロジロと眺め回す。
 その背後では、ナイフや鉄パイプを持った作業員が不気味な笑みを浮かべながら
控えていた。

「おっと、下手な動きはするなよ。したらこいつが火を吹くぞ」
 現場監督は手にしていた黒いもの――明らかに拳銃を私達に向けていた。
 私も薔薇水晶も……それをじっとしながら、ただ怯えるしかなかった。

783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:00:54.47 ID:AdGkn+860
>>782
「……どうするつもりなの……私達……」
 体を震わせながらも、恐る恐る尋ねる薔薇水晶。

「どうするつもりかって?まあ、あんたらは俺達のやってることを調べようとした
から、本来なら消すのが道理なのだが、あんたらは結構可愛い。まあ下手なことを
しない限り命はとらねえ。
 ただ、この国にはいれなくなるがな。
 いるんだよ、あんたらみたいな上玉を欲しがっている海外のお金持ちの皆様がよ。
 最初に来たロリ娘2人も良かったが、先公に即チクりやがったからおじゃんにな
ったがな」
 下卑た笑いを浮かべながら、そいつは得意げに話す。

「……海外に売り飛ばすとでもいうの?たまったものじゃないわ!」
 私はすかさず言葉で反撃する。
 しかし、分かっていた。こんな状況でこんなことをしても何の意味もないのが。
「何とでもいえや。今は威勢良い口を叩いているが、そんなことできねえようにし
てやるからな……おい、あれ持って来い!」
 そいつは部下の作業員に指示した物を持ってこさせる。

 それは……一つの液体の入った壜。
 透明の何とでもないような液体だが……飲んだら少なくとも正常ではいられない
代物であることは、容易に想像がついた。
「こいつを飲んだらな、気分が天国にいるようになるんだよ。楽になれるぜ。
今は嫌がっているけど、すんなり受け入れるようになるからよ。
 あんたらのお友達か知んねえが、この学校の生徒もやってるけど、反応は上々だぜ。
 すぐに欲しい欲しいって言って、体でねだってくるからよ!」
784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:01:32.60 ID:AdGkn+860
>>783
「たまったものじゃないわ!絶対に嫌!」
「気の強いお嬢さんだ。まあ、そんな減らず口を叩いているのも今のうちだがな」
 そいつは汚い手で私の顔を押さえつけ、壜を私の口へと近づけてくる!

 私は――口を固く閉じるのが精一杯だった。

「……ごめん……何の力にもなれなくて……」
 薔薇水晶が落ち込んだ様子で話し掛けてくる。

 ――いいのよ、今そんな事を思っても仕方がないわ。

 でも、私はそんな彼女に声を掛けることが出来ない。
 こんな状況でいるのが歯がゆくて仕方がない!

 その時――過去に彼女の実の姉、雪華綺晶が話していたことを思い出した。

 ……もし、非常時にばらしーちゃんが落ち込んでいたら……言葉をかけてあげて……。
 ……と。
 ……そうしたら、きっとばらしーちゃん、奮闘して事態を打開すると思いますわ。

 それで、どうなるのか――でも、いちかばちかやってみよう!

「……お願い。それ飲むから……私が正気でいる間に友達に伝えたいことを伝えさ
せて……」
 突如、私の言い出した言葉にそいつは一瞬、壜を近づける手を止める。
 そして、大声で笑い出す。
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:02:21.90 ID:AdGkn+860
>>784
「ぎゃはは!最後の言葉って奴か!いいねえ、友情ってのは!
 さすが青春してるねえ!いいぜ、それぐらいさせてやらあ!」

 私は迷うことなく言った。

「薔薇水晶……なぜ、ベストを尽くさないの?」

 途端に、それまで震えていた薔薇水晶の体が固まる。

「なんじゃ?それが最後の言葉って奴か!?
 にしても、最後に友達を責めるなんてひでやつだなあ、てめえも!」
 そいつを始め、目の前の犯罪者どもは一斉に嘲笑を私に浴びせる。
 だが、そんなことなぞ知ったことじゃない。構わず続ける。

「……ベストを尽くしなさい……」

 相変わらず周囲から浴びせられる嘲笑。

「……ベストを……つくせ……」
 薔薇水晶の口から静かに漏れた言葉。


「……ベストを尽くせえええええ!!」
 彼女の声から出た怒声。

 そして――一気に引きちぎれる、薔薇水晶を拘束していたロープ!
786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:02:56.98 ID:AdGkn+860
>>785
 私も、そいつも、周囲にいた犯罪者どもも……目の前の信じられない光景に一瞬
唖然とした。
 そして!

 ガシャン!

 現場監督が手にしていた壜に、薔薇水晶の、目にもとまらぬ速さの拳が飛ぶ。
 壜は壁まで吹き飛び、割れて、中の液体を盛大にぶちまけた。

「こいつ!何しやがんだ!」
 犯罪者どもは我に返り、ナイフなどの得物を手にして彼女に襲い掛かる!

「ふんっ!」

 バキッ! ドカッ!

 しかし、薔薇水晶は的確に拳を奴らの腹のみぞおちにぶつける。
 奴らの体が吹き飛ぶ!床に倒れる!

 な、なんという……デタラメな強さ……?
 彼女ってこんな力が本当にあったの!?

 私は目の前の光景を疑った。
 話では……彼女は北斗神拳じゃないが、南斗聖拳の一派に弟子入りしていたって
いうけど……てっきり雪華綺晶の悪い冗談だと思ってたが……この光景を見る限り
真実味を帯びている気がする……。
787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:03:36.37 ID:AdGkn+860
>>786
 そう呆然と眺めているうちにも、彼女の拳に奴らの体が吹き飛ばされて、宙を舞
っているのが見えた。
 これなら、助かるかも……そう思ったとき!

 バキューン!

 ――!!

 突然の銃声。

 薔薇水晶は――先ほどの光景が嘘であるかのようにその場で硬直する。

 その頬には――一筋の血が滴り落ちていた!

 現場監督の手には……煙の出た拳銃が握られていた。

「こんガキやああ!動くなや!」
 そして……私の右のこめかみに銃身が突きつけられる。
 まだ、少し熱い銃口の感触が伝わり、硝煙の匂いが鼻をつく。

「いいか、少しでも動いたら、友達の命はねえぞ!
 お前ら、さっそとそいつを押さえろや!」
 犯罪者どもが数人掛りで薔薇水晶を床に組み伏せて、縄で縛り出す。
788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:04:20.29 ID:AdGkn+860
>>787
「……ごめんね……真紅……」
 何も出来ず、すまなさそうに謝る薔薇水晶。
 いいえ、貴女は悪くない。
 むしろ……ぼんやりしていた私が悪かった。
 折角掴んだチャンスをふいにしてしまったのだから。

 もう、じたばたしても仕方がないか……。

 あきらめの色が私の感情を支配しようとしていた……その時!

 バコン!

 ドアが蹴り飛ばされて、壁に叩きつけられた!
 私も薔薇水晶も周囲の犯罪者もびっくりしてその方向を向く。

 その先にいたのは――

「ちょっとぉ、私の妹達になぁにやってるのよぉ!」

 肩で息をして、髪を乱して。
 でも、目はまるで般若のようにじっと、犯罪者どもを睨みつけて。

「水銀燈!?」
 それは紛れもなく私の姉だ。
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:04:53.45 ID:AdGkn+860
>>788
「おう、てめえ何者だ?タダでは済むと思うなよ!」
 現場監督が私に銃を突きつけながら、水銀燈に怒鳴りつける。
「私ぃ?この子達の姉だけどぉ」
 まったくひるむ様子のない水銀燈。
「け!次は姉妹愛ってか、こりゃいいねえ!おめえもなかなかの上玉だな。
 おっと!そこを動くなよ!動いたら可愛い妹の命はねえぞ!」
 銃口がさらに強く私のこめかみに押し当てられる。

「ふん……どこが可愛いですってぇ?こんな生意気な妹がぁ?」
 今度は唐突に信じられない言葉を吐く水銀燈。
 てか、何て嫌味言ってるのかしら!?
 本当、この姉だけは何を考えているのか訳がわからない!
 こんな非常時にでも、本当に!
 当然、頭に来た。

「な……なんですって!無礼にも程があるわ!」
 私は抗議の言葉を咄嗟に口にする。
「うるせえ!てめえは黙ってろ!」
 現場監督が逆上して私を睨みつけた!

 バキューン!

 銃声が……!

「がああああ!て、てめええ!」
790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:05:25.87 ID:AdGkn+860
>>789
 絶叫を上げたのは……現場監督!

 銃を持っていた手の方の袖に、一直線に破れた傷が出来ていた。
 そして……水銀燈の手には……煙の出た銃が握られていた!

 な……?
 私は目の前で繰り広げられた出来事に目を白黒させるばかり。

 バコン!ドコッ!

 そうしている間にも……水銀燈が瞬時に現場監督に向かって駆け出し……奴の顔
に強烈な蹴りを入れていた!
 奴の手にしていた銃が床に転がり落ちる!

「まったく……やんちゃしすぎねぇ」
 水銀燈はすかさず転がり落ちた銃を足で踏みつけて、拾い上げる。

「てめええええ!」
 そうしている間にも現場監督が彼女に襲い掛かる!

 ドコッ! バキッ!

 しかし、水銀燈はそれに動じる様子も見せず、現場監督の腹に拳をめり込ませ、
さらには盛大に投げ飛ばす!
 現場監督の体は猛烈な勢いで床に叩きつけられ、埃が周囲に舞い上がった。
791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:05:58.21 ID:AdGkn+860
>>791
 その間にも、他の犯罪者どもは私や薔薇水晶を盾にとろうと、襲い掛かってきた!

 ――が!

「薔薇水晶!ベストをつくしなさぁい!」
 水銀燈は床に倒れている現場監督の体を足で踏みつけながら、薔薇水晶を睨んで
怒鳴りつけた。

「ベスト……ベストを尽くせええええええ!」
 薔薇水晶は奇声をあげると、周囲にたかっていた犯罪者どもを殴り飛ばした!
 一人が薔薇水晶の足に蹴りをいれて、彼女はよろめいて、倒れ出したが……!

 なんと、彼女はそのまま逆立ちの形になり、足をヘリコプターのローターのよう
に勢い良く回転させた!

「……南斗白鷺拳……烈脚空舞!」

 当然、周囲にいた犯罪者どもはその足に顔面を蹴り飛ばされ、後方へ吹き飛び、
血を吐きながら床に倒れたり、壁に吹き飛ばされたりしていた!

 水銀燈にも犯罪者どもが襲い掛かってきたが……奴らも例外ではなく、彼女の
放つ猛烈な拳に吹き飛ばされるばかり!

 目の前を奴らの体が舞う!
 床や壁に打ち付けられ、血を吐き、中には気絶する者まで!
792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:06:57.11 ID:AdGkn+860
>>791
 とにかく……無茶苦茶な光景だった。

「て……てめえ……何者だ……?」
 現場監督が身動きが取れないまま、うめきを上げる。

「さっきも言ったでしょぉ? 私はこの子達の姉よぉ……」
 水銀燈は懐に手をやって、それを取り出し……
「ただ、仕事はマッポだけどぉ」
 警察手帳を犯罪者どもに見せ付けていた。

 その時、数十人の警官が一気に入口から室内に雪崩れ込んできた!
「お前ら、動いたらあかんど!警察や!神妙にせんかい!」
「姐さん!今来たけぇの!安心せえや」
 先陣には、もはや毎度おなじみのヅラの矢部とヤクザかぶれの石原。
「遅ぉい!バカじゃなぁい、何してたのよぉ!」
 水銀燈は容赦なく、2人をどやしつけていた。

「まあ、ともかく……銃刀法違反、監禁、傷害および殺人未遂の現行犯ねぇ。
 21時46分、全員逮捕よぉ!しょっぴきなさぁい!」
「へい!」
 警官らは手際よく、部屋の中でのびている現場監督および、その部下の作業員に
手錠をかけて連行していった。

 - to be continiued -

 本日、ここまで。
793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:09:02.00 ID:ACOT3UDJO
ちょwwwwwwベストを尽くせwwwwww
ベストマンwwwwww
794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:13:34.59 ID:rUmCsPZQO
テラ上田wwwwwwwwww
795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:35:10.07 ID:IXVOxDnQO
上田噴いたwwwwwwwwwwww
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:46:53.44 ID:Gc1nH7JX0
∵(´ε(○=(゜∀゜ ) こういうことか
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:46:53.30 ID:/heMFbbB0
薔薇乙女達が通う学校の教室にて

銀「おはよぉ」
ジ「ウィース」
翠「す、水銀燈の首を見るです。赤くなってるですよ?(ヒソヒソ)」
真「おそらくキスマークね。誰が付けたのかしら(ヒソヒソ)」
蒼「ジ、ジ、ジュン君じゃないよね翠星石?(ヒソヒソ)」
翠「蒼星石、現実に目を向けるです…悲しいのは翠星石も一緒です・・(ヒソヒソ)」
翠・蒼・真「'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、(ノ∀`)'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、」
翠「今夜はデザートヤケ食いですぅ・・・」
蒼「僕も付き合うよ…アハハハハ」
真「私も付き合うのだわ…アハハハハ」

ジ「なんだよアイツ等。朝からグロッキーな顔して」
銀「そうねぇ…どうしたのかしらぁ(・∀・)ニヤニヤ」
銀「それよりジュン、ちょっと聞いてよぉ。まだ蚊って居るのねぇ。首元が痒いわぁ」
ジ「水銀燈もかw僕も痒いよ。掻き毟り過ぎると富たkゲフンゲフン」
銀「何?」
ジ「なんでもない。それより水銀燈の首元ってキスマークに見えるなww」
銀「ホントォ?トイレの鏡で見てくるわねぇ」
翠・蒼・真「!!( ゚д゚ )」
ジュンを取り囲むように三人が動いた。正面に真紅。左右に双子。
真「水銀燈のキスマークはどういう事かしら?」
翠「納得いく答えを聞かせるですぅ」
蒼「言い逃れはさせないよ」
ジ「お前等怖いからww蚊に咬まれたって言ってたぜ」
真「この時期に蚊…翠星石と蒼星石はどう思う?」
翠「納得いかねーです!」
蒼「…あり得るかも知れないね…」
ジ「誤解だ!水銀燈に聞いてくれ!」
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:47:31.18 ID:/heMFbbB0
>>797
ガラッ
銀「あらぁジュン、囲まれちゃって大変ねぇ」
ジ「水銀燈!!首元が赤い理由を説明してくれよ!」
銀「(フフフ…)ジュン・・・私は遊びなの?グスン‥」
ジ「泣くなよ!!蚊に咬まれたんだよな?!」
銀「グスン‥やっぱり…遊びだったのね…(走り去る)」
ジ「そんな・・・」
翠「そういう事でしたか…ジュン!覚悟するです!」
真「(拳を握り締め)再教育プログラムが必要なのだわ・・・」
蒼「・・・・・・」
ジ「ヒデブっ!!!」
真「つまらぬものを殴ってしまったのだわ…」

屋上では…
銀「フフフフだからお馬鹿さぁんをからかうのは止められないわぁフフフフ」
薔・雪「銀ちゃん(お姉さま)…どういう事…?(なのですか?)」
銀「?!ちょっと待って二人とも!!これには深いワケが…」
薔・雪「問答無用…」
銀「アッー!!」

真紅達の教室の片隅で…
巴「(クックック)計算通り…桜田君は私のもの…」
巴「痒いところに手が届く看病で好感度うp間違いなし・・」

おわり
799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:49:16.68 ID:rUmCsPZQO
テラカオスwwwww銀ちゃんwwwww
800以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 10:49:48.93 ID:FD8uU2bH0
>>780
ハアハアハアハア
>>792
上田な薔薇水晶想像してふいたwwwwwwwww
>>798
巴wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 11:14:04.05 ID:zI150J3FO
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 11:40:21.22 ID:zI150J3FO
803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 12:03:51.02 ID:kRG1R+1lO
保守
804以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 12:19:57.77 ID:/BDeLo4/0
ローゼン麻生
805以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 12:30:39.79 ID:4IsxbF9rO
保守
806以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 12:46:28.03 ID:4IsxbF9rO

保守

807以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 13:15:09.59 ID:pPzWvAAh0
保守
808以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 13:15:24.97 ID:ACOT3UDJO
保守
809以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 13:15:42.51 ID:kRG1R+1lO
保守
810以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 13:38:04.12 ID:4IsxbF9rO
保守と保守
811以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 13:40:18.92 ID:m5Y2Z/A2O
真紅は毎朝JUMに起こしてもらっています。

「おい真紅、起きろ。朝だぞ」
「……///」
「真紅、起きろって……ん、なんだこれ?」


真紅起こし方マニュアル
その1まず布団に入ります。
その2腕枕をします。
その3そのまま頬にキスをします。
その4すると、真紅が目をさますので、最後のしめに「おはよう」と声をかけ、おでこにキスをしましょう。
これをやってあげると、一日機嫌が良くなります。


「……ほんとは起きてるんだろ?」
「……///」
「こんな恥ずかしいこと僕にはできないな。水銀燈にでも頼むか」
「だ、駄目よ!」
「やっぱり起きてるじゃないか。馬鹿なことやってないではやく着替えとか済ませろよ。遅刻するぞ」

そう言うと、JUMは部屋を出ていってしまいました。

「……楽しみで眠れなかったのに///」

812以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 13:47:06.18 ID:ACOT3UDJO
可愛い(*´д`)
813以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 13:48:22.11 ID:pPzWvAAh0
>>811
GJ,こういう展開はわりと好き
814以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 13:50:19.97 ID:Gc1nH7JX0
>>811
(*´ー`) いいねー。ホッとするよ
815以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 14:13:37.13 ID:skdsEqcx0
ほす
816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 14:14:44.90 ID:4IsxbF9rO
もす
817以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 14:18:49.02 ID:4IsxbF9rO
1000まで200を切ったな……よし、みんながんがろう。
818以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 14:46:12.04 ID:vFeUD8g+0
がんがろう保守
819以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 14:56:58.46 ID:OH9fLl3l0
携帯ならやってみ
街を育成するゲームでかなりおもしろい

http://gcity.tv/?RF=1&frdref=216351
820以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 15:20:08.44 ID:4IsxbF9rO
保守
821以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 15:29:11.07 ID:4IsxbF9rO
授業中でも保守
822以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 15:29:15.01 ID:kUwFmw+1O
保守
823以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 15:42:59.62 ID:pPzWvAAh0
真「カニチップスなんてひさしぶりなのだわ。」
J「そうか?ときどき食べるけどな。」
雛「あー、真紅さくらがいなんか食べてるのw」
真「ちがうわ、これはカニチップスよ。」
雛「お菓子なの?ヒナにもわけてほし―の。」
J「珍しいな、食べたことないのか。」
真「いいわよ。雛苺、舌を垂らしなさい。」
雛「こう?べぇー」

真紅は雛苺の桃色の舌の上にカニチップスを一枚乗せた。
瑞々しい舌の上に置かれたそれはあっという間に水分を吸収し始める。

雛「ん!んんー!」
J「初心者にそれはないだろ。」
真「ふふ、お味はどうかしら?」
雛「ふーっ、ビックリしたけど舌を合わせた感じみたいで気持ちよかったの。ねーJUM。」
真「・・・へー、そうなの?」
J「・・・そうなのかもなー。」
真「詳しく話を聞きたいのだわ(ずぶ)」
J ―√レ-( ・∀・)-√レ―(ぴーゆー)
824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 15:44:11.17 ID:4IsxbF9rO
保守
825以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 15:44:40.51 ID:RmpvuGMN0
南斗白鷺拳といいここは世紀末を生きる人間が多いスレですねwwww
826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 15:49:17.11 ID:ACOT3UDJO
>>823
JUMwww
827以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 15:49:44.94 ID:4IsxbF9rO
北斗派保守
828以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 15:56:22.20 ID:4IsxbF9rO
落ちるの早ー
829以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 16:01:06.98 ID:ljtXItLP0
やあ (´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウスへ。
突然だけれども、ここを訪れた君に一生彼女が出来ない呪いをかけたよ。
ああ、君が怒るのも無理はない。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
この呪いから逃れる方法はただ一つ、

http://ex9.2ch.net/test/read.cgi/net/1155142044/

ここのスレッドに

「VIPからきますた」

と、上のレスをコピペして書き込むだけなんだ。
うん、重ね重ね強引なのはわかっている。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
じゃあ、注文を聞こうか
830以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 16:14:49.78 ID:4IsxbF9rO
(;´Д`)保守
831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 16:23:49.83 ID:4IsxbF9rO
832以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 16:24:36.43 ID:zYjWAODH0
ょっとちょっえー。
えー。ちとぉ待ってくださいよー。話そらさないで下さいよー。
待ってくださいよー。話そらさないで下さいよー。らさよー。。話そてくださいよー。
っとちょっとぉちょー。話そとちょっとぉょっとぉ待ってく
待ってくださいよーちで下さいよー。よー。話そらさないってえー。ちょいで下さいよー。さいよー。っとえ。らさないで下さい
ちー。。ちょっよー。えーくださいっ
えー。ちょえとちょっとぉ待っ待なえー。ちょっと
っとぉ待。話そらさないで下さいよー。いで下さいよー。てくださいよー。話そらさないで下らさないえー。ちょっょっとぉょっとちょぉっとえー。ちょ待っ話そらさないで下さいよーちょっとってくださいよー。話そ
833以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 16:28:58.42 ID:4IsxbF9rO
Σ(゚Д゚)
834以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 16:34:07.26 ID:Gc1nH7JX0
はいはい電波電波
835以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 16:36:57.51 ID:4IsxbF9rO
そうだね。電波だね。
いや、プロテインだね。
836以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 16:45:34.45 ID:4IsxbF9rO
(^ω^)
837以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 16:49:53.25 ID:pPzWvAAh0
雪「またコピー機故障してしまいましたわ。」
薔「・・・FAXもだいぶお疲れみたいだよ。」
J「丁度いいからこの際複合機でも入れてもらうか。」
雪「そうしましょう。折角ですから最新の機能充実した機種がいいですわ。」
薔「スキャナもつけたいかな。」
雪「カラーコピー対応機種が便利ですわね。(コンビニ行かなくて済みますし)」
薔「小冊子印刷のできるのがいいね。(コピー誌らくちんになるし)」
J「・・・おまえら私用で使う気マンマンだな。」

最新機種入ったけど履歴残らないか心配w
838以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 16:57:35.43 ID:ACOT3UDJO
どこで使ってるんだwww
839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:11:40.30 ID:4IsxbF9rO
840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:16:38.34 ID:ouiuSrHf0
僕はオタク狩りにあいました。
それは最近のことです・・・


銀「あらぁ〜JUMじゃない、いま帰りぃ〜?」
J「あ、先輩じゃないですか、チィーッス。先輩も、いま帰りですか?」
銀「そうよぉ。」
J「そうですか、・・・途中まで一緒に帰ります?」
銀「そうねぇ〜・・・久々だしねぇ〜・・・一緒に帰ろっか♪」
J「うい〜。」
841以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:17:36.22 ID:ouiuSrHf0
>>840


銀「・・・それにしてもホント久しぶりよねぇ〜。」
J「はい?何がですか?」
銀「こうやってJUMと一緒に帰るのがよぉ〜」
J「あ〜・・・そういえばそうですね。」
銀「・・・最近は薔薇水晶といつも一緒だもんねぇ〜?
  私にはもうあきちゃったのかしらぁ?w」
J「なんですかそれwww」
銀「私とは遊びだったのねぇ〜!www
  あんまりよぉ〜・・・(つд⊂)エーン」
J「なんですか、この流れwww・・・でも、久々ですねwこういうやりとりw」
銀「そうねぇ〜w・・・(つд⊂)エーン」
J「ちょwwwいつまで泣きまねしてるんですか!!w」
銀「昔のJUMならここで後ろから抱きしめながら
  耳元で慰めの言葉をかけてくれたわよぉ〜?・・・(つд⊂)エーン」
J「いやwそんなことしたことないd・・・ありましたね〜そういえば(・∀・)ニヤニヤ」
銀「・・・え?」
J「そうですね〜wいつも通りの事をやんないと泣き止んでくれませんでしたよね〜w昔はw」
銀「え!?ちょ、さっきのは冗d」
J「いや〜w僕ってよく物事を忘れちゃったりするんですよ〜wサーセンwww」
銀「いや、もう泣き止んだから!もう大丈夫よぉ!!」
J「はいはいwまた泣かれても困りますからね〜wやることはちゃんとやっとかないとね〜w」
842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:18:52.07 ID:ouiuSrHf0
>>841

ギュッ

銀「あ・・・(///)」
J「先輩・・・僕はいつだって先輩のことを大切に思ってますよ・・・
  だから、もう泣き止んでください・・・先輩に涙は似合いませんよ。」
銀「・・・(///)」
J「先輩の髪・・・いいニオイがしますね・・・」
銀「ああん・・・JUMぅ〜・・・(///)」
J「・・・ハイッ!!終わり!!」
銀「・・・?( ゚д゚)」
J「やっと泣き止んだみたいですね〜wよかった、よかったwww」
銀「!?・・・もぉ〜wだからさっきから泣き止んでるって言ってるじゃな〜いwww」
J「まあ、いいじゃないですかw昔からやってたことなんでしょ?w
  今更問題がありますってことはないですよね?w」
銀「もぉ〜wJUMってイジワルよねぇ〜w」
J「はははwよく言われますよwww」
843以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:20:00.11 ID:ouiuSrHf0
>>842
銀「ふふっwww・・・あ、JUMぅ〜今日、暇なんでしょ?
  これから家によってかな〜い?」
J「いいですね〜・・・って言いたいとこなんですけど、今日は薔薇先輩が料理を作って家で待ってるんですよ。
  だから今日は無理ですね〜」
銀「え〜!!いいじゃなぁい、今日くらい!!」
J「いや、流石に駄目でしょ〜?薔薇先輩にもなんか悪いし・・・(;´Д`)」
銀「へ〜・・・私の誘いはどうでもいいと思ってるんだぁ〜?」
J「いや!!・・・そんなことは思ってないですけど〜・・・(;´Д`)」
銀「・・・泣いちゃうわよぉ?」
J「もう勘弁してくださいm( __ __ )m」
銀「やったー♪じゃあ、来てくれるのね♪」
J「なんでそうなるんですかね?」
銀「じゃあ、今日は私がなんか作ってあげるわぁ〜♪」
J「話を聞いてください、頼みますから。」
銀「JUMは何か食べたいものある〜?リクに答えちゃうわよぉ〜?w」
J「そうですね〜カキフライが食べたいですね〜」
銀「ちょwwwあきらめるの早っ!!w」
J「いや〜もういいですよ・・・飯食うだけならそんなに遅くもならないだろうし・・・
  帰ったら薔薇先輩のも食べます、ようは俺が頑張ればいいんですよw」
銀「お〜!!wJUM男前ぇ〜www」
J「元凶がなに言ってるんですかwww」
銀「ふふふwww・・・でも、カキフライならスーパーでできたの買ったほうが楽ね〜・・・」
J「ちょwww手作りじゃないんですか!?www」
銀「え〜www手作りはめんどくさいじゃなぁ〜いwww」
J「もうお任せしますwww」
844以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:21:09.34 ID:ouiuSrHf0
>>843
銀「じゃあ、今から買い物にいきましょ〜♪」
J「今からですかwww」
銀「そうよ〜wそんなに都合よく家にカキフライがあると思ったの〜?www」
J「いやwwwカキフライはさすがにないとは思いましたけどw
  ・・・結構、時間かかりそうだな〜って。」
銀「薔薇水晶のこと気にしてるのぉ〜?・・・大丈夫よぉ!!
  あとで私から電話しといてあげるから。」
J「・・・じゃあ、お願いしますね?先輩が電話してくれるんなら
  薔薇先輩も納得してくれると思いますんで・・・」
銀「まかせて〜♪・・・じゃあ、新婚さんみたいに腕をつなぎながら
  スーパーに行きましょ〜ね〜♪」
J「はい!?何言ってるんですか!?」
銀「いいじゃな〜いw今日ぐらいw」
J(・・・まあ、今日ぐらいいいか。)
銀「ふふ〜ん♪」


まあ、その後、買い物行ってご飯を食べて終わりだと思ったんですけど・・・
色々とありまして〜・・・、すぐには自分家に帰れませんでした(;´д`)ゞ
845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:22:10.27 ID:ouiuSrHf0
>>844
結局、朝方の5時ぐらいになんとか銀先輩の家から逃げだしてきたんですけど〜・・・
結果的に薔薇先輩との約束を破ってしまい、今まで他の女性(しかも薔薇先輩の友達)と一緒に
いましたなんて言える訳がないので、帰ったら言い訳を考えよう、その日はもう寝ようと思ったんです。

そしたらいたんです。薔 薇 先 輩 が !!

薔「JUM〜お帰りなさ〜い(-∀ー#)」

・・・朝方の5時ですよ?

薔「うん♪昨日からずっと待ってたんだよ♪(-∀ー#)」

これは予定外だ・・・!!どーしよ?

薔「どーしたの?そんな脅えきった顔して〜?汗すごいよ〜?」

僕は・・・

薔「あ〜そういえば昨日、銀ちゃんから電話があってね〜♪
  JUMと一緒にいるの〜とか言っててね♪」

逃げ道がないと、うすうすは気づきながらも・・・

薔「今まで銀ちゃんと何してたのかな〜?」

必死に言い訳を考えたんだ・・・
846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:23:24.27 ID:ouiuSrHf0
>>845

薔「なんか言い訳でもあるかな〜?」


J「先輩・・・なんか誤解をしてるようなんで言っときますね。」
薔「うん?」
J「僕は銀先輩とは一緒にいましたけど、すぐに別れたんですよ?」
薔「へ〜?じゃあ今まで私の約束をほったらかしにして
  どこで道草くってたのかな〜?」
J「仕方がなかったんですよ・・・その後に色々とありましてですね。」
薔「ふ〜ん?何があったのかな〜?」


J「・・・オタク狩りに・・・あってたんです・・・」

薔「・・・」

J「・・・いや〜大変でしたよ〜w奴ら100人以上で僕一人に絡んできたんですよ?w
  流石に数が半端じゃなかったんで逃げながら戦ったんですよ〜w
  それで、予想以上に時間がかかっちゃいましてねw
  まあ、全員返り討ちにしてやりましたけどねwはははwww」
847以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:24:09.12 ID:ouiuSrHf0
>>846



結局、僕の苦しい言い訳は通らなかった。

そして、今、僕はどこかに閉じ込められてる・・・
もう、何日たったかわからない、鉄格子の窓から見える月を眺めながら
僕は自分の不甲斐なさを悔やみながらオタク狩りをするやつらを呪った。


おわり
848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:26:41.60 ID:svJzZnjx0
あーもう俺も閉じ込められえるようなもんだ。
早くおうちに帰りたい。
849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:28:37.98 ID:ACOT3UDJO
朝の5時までwwwwwwしかも監禁ktkrwwwwww
850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:36:46.12 ID:kUwFmw+1O
保守
851以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 17:47:22.72 ID:pfCCzPxVO
保守
852以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:00:24.65 ID:ACOT3UDJO
保守
853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:00:25.78 ID:cRqVkqZa0
ホシュ
854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:08:08.96 ID:m5Y2Z/A2O
5レス投下
タイトルは
お天気ロボット
855以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:09:14.91 ID:m5Y2Z/A2O

まだ深夜にはなっていないが、このくらいの時間になれば僕がいつも通勤に使っている地下鉄は空いている。

この車両には立っている人はおろか、座っている人も片手で数えられる程度だった。
僕は腕時計についているスイッチを押した。

「どうかな、今夜の天気」

時計の文字盤が消え、かわりに15センチほどの女の子の立体映像が浮かび上がる。
古くさいデザインのドレスを着た金色の髪の女の子だ。名前はシンク。

「丁度一日ぶりね、ジュン。体調はどう?」

ワイヤレスイヤホンからシンクが話し掛ける。

「いいよ、体調は。悪くないっていうのが適切かな」

小声で十分シンクには通じる。体表面の音声振動を検出し、その信号でノイズ補正を行っているのでうるさい電車の中でも問題ない。

「そう、それならいいわ。それで今夜の天気ね。
……変ね、この地下鉄の中には天気情報のシグナルが届いていないみたい」

シンクのこの独り言に僕は何も答えなかった。
856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:10:38.91 ID:m5Y2Z/A2O


「でも大丈夫。今夜の天気ね」
「そう。それと今の地上での天気も。傘を出しておいたほうがいいか決めたいから」
「ええ、わかったわ」

シンクはツインテールの髪を揺らしながら車内をキョロキョロ見回している。

「湿度が80%近くあるわね。この季節としてはかなり高めだわ。
ただこの車両の後部の天井のあたりに漂っている空気、あの部分は流れが悪いから二時間ほど前の空気がそのまま残っていると考えられるわ。
その古い空気の湿度は85%を超えているから湿度は時間とともに下がっているのでしょう。
天気は回復に向かっていると考えられるわ」

駅に着き、ドアが開く。二人ほど乗客が増えた。

「じゃああの人は?」

僕が目で促した先には今乗ってきた若い男が立っている。
彼の頭は見るからに濡れており、着ているコートにも水滴がついている。
シンクは目を大きく見開いたり細めたりしてじっくりとその男を観察している。
857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:12:09.99 ID:m5Y2Z/A2O

「一見乗ってくる前に雨に濡れたように見えるけどそうではないわね。
髪に含まれている水分、肩の水滴の両方に大量の塩素が含まれているわ。あれはプールの水よ。
仕事帰りにフィットネスクラブにでも寄ってきたのでしょう」
「そうか、ありがとう」

僕はそう声をかけると立ち上がった。目的の駅に着いたからだ。

「珍しいものをお持ちですね」

ホームに降りると突然、後ろから声をかけられた。僕より背の高い男だ。

「さて私の予想は当たっているかしら。それにしても変ね、駅に着いても天気情報を受信できないなんて」

シンクは気にせずに独り言を続けている。

「これ、天気ロボットでしょう」
「ええ。シンク、もういいよ、おやすみ」
「わかったわ、おやすみなさい」

立体映像は消え、腕時計に再び文字盤が映し出される。

858以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:13:32.90 ID:m5Y2Z/A2O

「どこで手に入れたのですか? まだあったとは。
譲っていただけませんかね、私はこの手の初期ロボットの収集家でして。これほどよく出来たものを見るのははじめてですよ」

やっぱりそうか。これまでにも何人かが同じように言い寄ってきた。

「すいません、これ祖父の形見なんです。先に亡くなった祖母のデータを入れた特別なものなので……」
「そうでしたか、それは失礼しました」
「いえ……」

男は僕に軽く頭をさげると行ってしまった。
その背中を見送った後、僕も反対の改札に向かって歩き始めた。

(ジュンじいちゃんの作ったこれ、本当に出来がいいんだな)

僕が生まれるまえに祖母は亡くなった。
それからじいちゃんは、当時流行っていたハンドメイドのキットを購入し、いろいろと手を加えながら自分一人でこれを作ったらしい。
何年もかけて完成させたのに、じいちゃんは一度も使うことなく先月亡くなった。

859以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:14:50.38 ID:m5Y2Z/A2O


「じいちゃんは馬鹿だな。こんなもの作ったって何の意味もない。どんなに似ていたってこれは真紅じゃないのに。
……まいったな、向こうに行ったらまた真紅に怒られそうだ」

病院のベッドの上、笑いながらそう言うと、じいちゃんは目を閉じ、逝ってしまった。



じいちゃんは意味が無いって言ったけど僕はそう思わない。
確かに、人間がドーム型の居住区に住むようになってからは天気は完全に管理されている。天気予報がはずれることはない。
ロボット向けの天気情報の送信サービスもとっくに終了している。

それでも、僕からすればこれのおかげで、見たこともなかったばあちゃんがどんな人だったのか、少しは知ることが出来るのだから。


改札の外は満天の星空だった。

「天気予報当たったよ、ばあちゃん」


fin
860以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:24:31.19 ID:ACOT3UDJO
こういう話にひたすら弱い俺ガイル
しかしロボットまで作るとはさすがマエストロだ
861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:44:59.29 ID:cRqVkqZa0
保守
862以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 18:59:44.63 ID:ACOT3UDJO
保守
863以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 19:11:01.42 ID:cRqVkqZa0
保守
864以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 19:25:28.17 ID:8Ny2k/yM0
ほしゅ
865以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 19:25:31.33 ID:kUwFmw+1O
保守
866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 19:39:25.52 ID:ACOT3UDJO
保守
867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 19:50:39.33 ID:8Ny2k/yM0
ほしゅ
868以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 20:01:58.14 ID:cRqVkqZa0
ホシュ
869以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 20:15:32.50 ID:ACOT3UDJO
保守
870以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 20:27:34.33 ID:4IsxbF9rO
ほす
871以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 20:35:25.86 ID:4IsxbF9rO
ほし
872以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 20:40:53.57 ID:4IsxbF9rO
  | ̄ ̄ ̄|
 i二ニニ二i
 i"ノノノヽ)))
  Wリ゚-゚ノリ
  ⊂)_介」つΟΟ
  〈_l_〉  Χ
  〈ノヽ〉
873以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 20:46:55.45 ID:4IsxbF9rO
落ーちーるー
874以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 20:55:25.95 ID:kRG1R+1lO
保守
875以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 20:55:41.88 ID:4IsxbF9rO
落ちるのが、早すぎる………!?
876以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 21:07:06.41 ID:4IsxbF9rO
保守
877以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 21:12:09.75 ID:dHFjHMJTO
おやすー^^
878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 21:12:12.85 ID:6fkrIfMO0
あげ
879以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 21:21:37.36 ID:4IsxbF9rO
保守
880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 21:27:36.29 ID:4IsxbF9rO
保守
881以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 21:38:18.48 ID:AZCHiaaEO
ほし
882以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 21:46:56.93 ID:mSkEWE5z0
保守
883以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 21:53:34.12 ID:4IsxbF9rO
保守
884以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 21:55:04.16 ID:Nt9YXJo50
速報:JKスレ限定復活
885以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:00:34.18 ID:krL0C7mx0
保守
886以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:01:43.64 ID:kRG1R+1lO
保守
887以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:08:59.99 ID:kRG1R+1lO
落とさせない!
888以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:18:42.31 ID:ACOT3UDJO
保守
889以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:23:10.59 ID:krL0C7mx0
念のため保守
890以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:30:06.42 ID:HwghOsqHO
保守
891以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:37:54.84 ID:kRG1R+1lO
保守
892以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:43:55.70 ID:krL0C7mx0
保守
893以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:44:45.52 ID:kRG1R+1lO
保守
894以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:52:22.53 ID:3OtcnKrzO

895以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 22:52:46.92 ID:ACOT3UDJO
保守
896以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:00:58.28 ID:m5Y2Z/A2O
ほす
897以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:08:45.88 ID:3OtcnKrzO

898以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:09:07.34 ID:kRG1R+1lO
落とすかあ!
899以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:14:30.25 ID:krL0C7mx0
保守
900以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:16:30.58 ID:hKoUETT9O
保守!!1000まであと少し!
901以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:23:51.31 ID:rUmCsPZQO
お前はいいよなぁ……。
どうせ俺なんか1000を取れないんだ……ハァ……。
902以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:29:07.53 ID:kRG1R+1lO
保守。残り100がんばろう。
903以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:34:57.89 ID:HwghOsqHO
JKとここは何が違うのかしらー?
904以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:35:51.91 ID:kRG1R+1lO
保守
905以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:37:03.02 ID:krL0C7mx0
保守ー
906以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:41:17.93 ID:3OtcnKrzO
あがってねぇ
907以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:50:42.50 ID:krL0C7mx0
すまんsageてた
908以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:50:50.38 ID:8Ny2k/yM0
保守age
909以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:50:56.36 ID:kRG1R+1lO
保守
910以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:51:05.73 ID:LmDiz4k+0
保守
911以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/29(金) 23:55:17.02 ID:cRqVkqZa0
流れ早いな保守
912以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:03:10.01 ID:U1zDqeUfO

913以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:03:44.99 ID:18yxOdiPO
保守
914以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:07:21.97 ID:Ea7zYqakO
恥じらう
915以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:08:09.49 ID:hAVFsxvoO
ケイケン
916以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:18:27.72 ID:n8GztFJl0
>>1000目指して・・・二週間ぶりに投下をば。
十三回、十四回につきましては、勝手ながらwiki直投とさせていただきました。


  『貴女のとりこ』 第十五回

 偶然の出会いから、雪華綺晶は、巴の魅力に惹かれてしまう。
 しかし、雪華綺晶には偏向的な一面があった。
 彼女は次第に、巴の美しさを護れるのは自分だけという妄想に取り付かれていく。
 ついには屋敷の地下室に監禁して、彼女を死に追いやってしまった。

 死後硬直が解け、腐食してゆく巴。
 雪華綺晶は、彼女を穢れから救い出すために、その肉体を口にするのだった――


NGワード『yuriyuri,sinineta,guroino』を設定していますので、
苦手な方は華麗にスルーして下さいな。

なお、規制対策のため、途中で10分ほど休息しますので、ご了承を。
917以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:18:38.95 ID:a0s54QYfO
ほっほっ
918以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:19:11.73 ID:n8GztFJl0
  『貴女のとりこ』 第十五回

その朝、ジュンは普段と変わらぬ態度で家を出ると、学校ではなく、
薔薇水晶の屋敷へと、足を向けていた。
いま、彼女は助けを求めてる。救いの手が差し伸べられることを、切望している。
そのことを、彼は痛いほどよく解っていた。
なぜなら、彼自身も、似たような境遇に立たされた経験があったのだから。

中学生の頃、一時期ではあったが、ジュンは引きこもった。
原因は、今にして思えば、とても些細で他愛ないこと。
けれども、あの頃は、そんな風に考えられなかった。
固定概念に縛られ、些末な事象を鼻先であしらえるだけの余裕を、持っていなかった。

――顔も知らない誰かが引いたレールの上を、ただガムシャラに走るだけの汽車。

そんな生き方に、疑問など抱いていなかった。そもそも、考えもしなかった。
喩え、誰かの操り人形にも等しい生活だったとしても……気付かずに踊っていた筈だ。
なにも、問題が起こらなければ。

そして体験した、脱線。それに伴う、価値観の崩壊。
待っていたのは惨めな生活と、苦痛だらけの世界。
敗者に与えられるのは慰めの言葉ではなく、屈辱と嘲笑。
どこに行っても、人々の視線と、会話の内容が気になって……耳をそばだてれば、
今度は幻聴が、弱り切った若い心を打ちのめした。強迫観念を植え付けてきた。

あまりにも残酷な世界で、それでも自ら道を絶たなかったのは、それが逃避だと、
彼女が――幼なじみの女の子が気付かせてくれたからだった。
枠組みから爪弾きにされても、しぶとく生きてやろう。
そう考えられる強さを、彼女に分けてもらったから。
919以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:20:07.47 ID:n8GztFJl0
>>918
生きて……生き抜いて……。
他人が繋いだNゲージのレール上で、ぐるぐる回っているだけの没個性集団を――
自分を蔑んだ連中を、蚊帳の外から眺めて、笑ってやろうと思えるようになった。
もっとも、その後も暫くは、姉に多大な迷惑と心労をかけたのだけれど。

(姉ちゃんと、柏葉には、どれだけ感謝しても足りないよな)

幼なじみの娘――柏葉巴は、毎日のように、ジュンの元を訪れてくれた。
自分も部活などで多忙だろうに、何故、あんなに気に掛けてくれたのだろう?
あの当時は、幼稚な発想しかできなくて、彼女の動機が理解できなかった。
引きこもって間もない頃には、疎ましく思う余り、帰れと怒鳴った憶えもある。

だが――――その翌日も、巴は来てくれた。
台風の日も、雷雨の日も、珍しく雪の積もった日も、欠かさずに来てくれた。
ドア越しに一時間以上も話し合う日があれば、一言交わすだけで別れた日もあった。

(だけど、あの日から――)

ある日を境に、パッタリと、巴が来なくなった。
前日の別れ際には、明日も来ると言っていたのに……。
何かの都合で、急に来られなくなったのだろう。その日は、そう思って過ごした。
だが、翌日も、翌々日も、彼女は来ない。学校での話を、聞かせに来てくれない。
待てど暮らせど、携帯電話にすら、連絡はなかった。

その時になって初めて、ジュンは気付いたのだ。
いつの間にか、巴の訪問を心待ちにしていた、自分に。

その日…………ジュンは、自室を出て、家の外に踏み出した。
柏葉に会いたい。ただ、それだけの想いに衝き動かされて、彼女の家を目指していた。
920以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:20:58.07 ID:n8GztFJl0
>>919
誰か、知人と鉢合わせになるのではないかとビクビクしながら、町中を歩き、
散々に躊躇った末、彼女の家の呼び鈴を押したのだ。

(思えば、随分と子供だったな……僕は)

巴は、風邪をこじらせて、寝込んでいた。
熱に浮かされ苦しい筈なのに、訪ねてきたジュンの顔を見るや、心底嬉しそうに微笑んでくれた。
ただ一言「ありがとう」と……。

そこに至るまでにも、ジュンは薄々とだが、巴の気持ちに気付き始めていた。
そして、彼女に寄せる自分の想いにも――
だから、彼は一切の迷いなく、巴と、初めての口付けを交わした。
彼女の風邪が、自分に移ってしまえばいいと願いながら……そっと、優しく。

その翌日、ジュンは恋愛マンガさながらに風邪をひいて寝込み、
全快して、以前のように桜田家を訪れてくれた巴の看病を受けることとなったのだが。



「柏葉…………今、どこに居るんだ? 会いたいんだ――君に」

回想に耽っていたジュンの唇から、知らず、心情が吐露されていた。
もう一度、彼女の笑顔が見たい。声が聞きたい。温もりを感じたい。
そして――――胸に蟠る想いを、伝えたい。

  好きだ、と。キスしたい、と。

だからこそ、昨夜の電話で巴の名が出るや、二つ返事で承諾したのだ。
今日、学校をサボってまで、薔薇水晶の家を訪問することを。
921以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:21:50.51 ID:n8GztFJl0
>>920
(柏葉と、雪華綺晶の手懸かりが掴めるかも……って言ってたけど)

どういう事なのだろう。今になって、何らかの連絡が付いたのか?
有り得ない――と、ジュンはかぶりを振った。
連絡が付こうものなら、執事の青年あたりが、真っ先に警察へ通報する筈だ。
それもせずに、薔薇水晶が、ジュンにだけ電話を掛けてくるなんて……変な話だ。

「どうやって、失踪した二人の手懸かりを、掴むんだろう?」

ジュンはまだ、薔薇水晶が嘘を吐いたなんて、考えてもいなかった。



「おや、桜田くん。お嬢様のお見舞いに来てくれたのですか? ささ……どうぞ」

平日の朝っぱらから、制服姿で屋敷を訪れたジュンを、執事の白崎は平然と招き入れた。
こんな時間に……と訝るのが、普通の反応である。
にも拘わらず、彼はジュンを諫めることすら、しなかった。

執事とは、そう言うものなのだろうか?
主人の家族と親しい者ならば、道義的に誤っていても、看過する――と?
その理屈でいくと、ジュンがこの屋敷で盗みを働いても、許容されることになる。
そんなバカな話は、有ろう筈がない。

(……ってことは、薔薇水晶から僕の訪問予定を、聞かされてるのか?)

であるなら、ジュンが朝から訪問しても、驚かなかったのは当然だ。
きっと、そういう事なのだろう。
イマイチ釈然としなかったが、ジュンは無理矢理に、納得しようと努めた。
922以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:22:48.51 ID:n8GztFJl0
>>921

タキシード姿の白崎に先導され、廊下を歩きながら、窓の外を見遣る。
梅雨の晴れ間から顔を覗かせた太陽が、燦々と輝いている。
窓越しにも判る強い日射しが、押し寄せる夏の気配を漂わせていた。

やがて、彼らは軋む階段を昇り、とある部屋の前で立ち止まった。
ドアプレートには《◇ばらしーのお部屋◆》と、カラフルな文字が躍っている。
白崎は三回、ドアをノックした。

「お嬢様。桜田くんが、お見舞いに来てくれましたよ」

小走りに近付いてくる足音が、ドア越しに聞こえたかと思った直後、
鍵がカチャリと音を立てて外され、内側からノブが回された。
そぉ……っと、室内へと開いていく扉。
隙間から、おどおどと様子を窺う、琥珀色の瞳。

「ホントに……来て……くれたの?」
「ああ、本当だよ」

白崎に代わってジュンが答えると、ドアは瞬く間に開け放たれ、
薔薇水晶が飛び出してきた。挨拶を交わす間もなく、ジュンにしがみつく。
再会を喜ぶ抱擁ではない。まるで、恐い夢を見て、親に縋る子供のようだった。

「ありがとう…………すごく不安だったから……すごく、嬉しい」

途切れ途切れの言葉は、語尾の歪んだ涙声。程なく、彼女は嗚咽し始めた。
かなり、精神的に追い詰められていたらしい。
心なし、痩せたようにも感じられる。
923以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:24:01.19 ID:n8GztFJl0
ここで休憩を入れておきます
924以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:30:16.29 ID:1U8FsfYM0
wktkホシュ
925以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:31:06.98 ID:G3bIWLzK0
ここは保守だな
926以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:34:57.77 ID:n8GztFJl0
>>922
(可哀相にな――)

口の中に、苦いものが湧き出してくる感覚。あの頃の自分と同じだった。
じわじわと万力で押し潰される様な胸の痛みに耐えながら、
ジュンは薔薇水晶の華奢な体躯を包み込んで、背中を優しく撫でてあげた。
これで、少しでも彼女の気持ちが和らげばいいと願いながら。

白崎は、そんな二人を眺めて、意味深長に瞼を細めた。
そして、恭しく一礼する。

「それでは、飲み物でも用意してきますので…………ごゆっくり」



白崎の用意してくれたハーブティーは、味わいと香りで、
ジュンと薔薇水晶の波立った感情を落ち着かせてくれた。
小さなテーブルを挟んで差し向かい、暫し、他愛ない雑談に花を咲かせる。
楽しそうに笑う、薔薇水晶。万全とは言わないまでも、体調は回復している様だ。

「なあ――」

室内の空気も和み、そろそろ頃合いかと意を決して、ジュンは本題を切り出した。

「柏葉たちの手懸かりが掴めそうって、どういう事なんだ?
 もう、何か解ったのか?」

薔薇水晶は急に口を噤んで、答えない。答えられる訳がなかった。
あんなものは、ジュンを呼び出す口実でしかなかったのだから。
黙りこくる彼女に、苛立ちを募らせる、ジュン。
927以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:35:56.99 ID:n8GztFJl0
>>926
「なにか知ってるなら、教えてくれ! 僕は、柏葉を捜し出したいんだ!」


――巴ちゃんのことしか、心配してくれないの?

喉元までこみ上げた言葉を、薔薇水晶は呑み込んだ。
付き合いの浅い雪華綺晶よりも、幼なじみの巴を大切に思うのは、当然だからだ。
薔薇水晶にしても、巴より、雪華綺晶の安否の方が気掛かりだった。

どうあれ、これ以上、沈黙で話を長引かせることは不可能。
瞼を閉じて、深く吐息すると、薔薇水晶は徐に語り始めた。
自分を凝視している彼の瞳を、真っ直ぐに見つめ返して。

「あの……ね、ジュン。実は――」



一寸先も見えない漆黒の世界に、生々しく、湿った音が響く。
時折、ゴリゴリと、なにか固い物を噛み砕く音が混ざる。
はぁっはぁっはぁっ……獣のような荒い息遣いも、聞こえた。

不意に、物音が止む。
一瞬の後、闇の中に、ぽぅ……と明かりが灯った。


淡い光に浮かび上がったモノ――
それは、簡素な寝台の上に広がる、ドロドロした粘っこい液体と――
その中に転がる、元が何であったのかすら判別できない、赤黒い物体と――
口元から喉にかけて、血脂を滴らせた夜叉の姿だった。
928以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:36:52.74 ID:n8GztFJl0
>>927
夜叉――左の瞳に異様な光を宿した雪華綺晶は、手の甲で唇を拭い、
こびり付いた血脂を、舌でネットリと舐め取った。


はぁ――――ぅ。

嘗て、巴だった物体を眺めながら吐き出される、長い溜息。
それは、長い酩酊から目覚めた直後の欠伸か。
それとも、ただ気紛れで、深呼吸をしただけなのか。
何故、そんな行動を取ったのだろう?
実のところ、雪華綺晶にも、よく解っていなかった。


「巴ぇ…………なんて、醜い姿になってしまいましたのぉ」

そんな痴れ言を、ぽつりと呟く。
彼女を、そんな風にしたのは、自分。
巴の凛とした美しさに魅せられ、その甘美なる果実を貪り食ったのも、自分。
美醜など、紙一重。
綺麗に印刷された表紙の裏には、汚らしい現実が綴られている。

――丁度、目の前にさらけ出された、こんな世界が。


美しいものを醜く汚した背徳は、雪華綺晶を恍惚とさせた。
その権限を、自分は与えられたのだと考えるだけで、とろけるほどの優越感を覚える。
血の海に沈んでいた小さな肉片を摘み上げ、口に含む。
とろりと、舌の上で溶けていく、甘い触感。
喉越しの快感が全身を駆け巡って、雪華綺晶は、ビクビクビクッ……と小刻みに痙攣した。
929以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:44:10.27 ID:1U8FsfYM0
バイサル?
930以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:50:49.41 ID:UWkNWWFn0
ほす
931以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:59:25.50 ID:U1zDqeUfO

932以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 00:59:52.90 ID:18yxOdiPO
支援保守
933以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 01:00:18.05 ID:n8GztFJl0
そろそろ規制も外れたかな?
934以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 01:00:52.64 ID:n8GztFJl0
>>928
「はぁ……はぁ…………はあぁん、堪りませんわぁ。
 頭が、おかしくなって……何度でもイッちゃいそう」

歪められた口の端から、薄紅に色付いた唾液が、滴り落ちた。
官能の余韻に、ひくっひくっと身体を震わせながら、へらへらと薄ら笑う。

巴は醜くなった。汚くなった。死という穢れに染まってしまった。


――だが、と、雪華綺晶は想う。

「これは、聖なる儀式。
 不完全な肉の器を捨て、究極の美へと昇華するメタモルフォーゼ。
 蝶が、イモムシという醜い期間を経て、美しく変貌するように!
 植物が、蕾の時期を経て、大輪の花を咲かせるように!
 ああ…………巴。貴女の美は、ミクロのレベルまで解体され、再構築されるのですわ!

 私は、その素晴らしい仕事を任された、一人の職人に過ぎない」


彼女を幾重にも包み込んでいる穢れの繭――或いは蕾――を悉く断ち切り、
遙かな高みへ連れていく翼となるべく、自分は、この世に産まれてきたのだ。
今では、そう確信していた。

携帯電話のバッテリーゲージへと、視線を転じる。
もう、残り僅か。儀式が終わるのが先? バッテリー切れが先?
間に合わせなければならない。
この儀式を完遂できなければ、自分の存在もまた、無意味なものとなってしまう。
それだけならまだしも、巴の美しさすら、未来永劫、失われてしまう。
935以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 01:01:49.29 ID:n8GztFJl0
>>934
――それだけは、絶対に…………イヤ。

最後の仕上げをする用意は、出来ている。
準備が、まだ終わっていない。巴の全てを、取り込んでいない。

早くしなければ。
急がなければ。

少しでもバッテリーを長持ちさせるため、雪華綺晶は携帯電話の電源を切った。
再び、彼女を包み込む、深淵の闇。


雪華綺晶は手探りで凄惨な聖餐を掴み、無心で口に運んだ。
私の中で、溶けていく…………巴が、溶けていく…………。
巴の全てが、身体に染み込んでくる。
彼女の核が、雪華綺晶の細胞膜を突き破って、入り込んでくる感じがした。
全身の細胞の、ひとつひとつが――――与えられる痛みに痺れ、歓喜している。


なんという愉悦。なんという快楽。
この悦楽こそが、聖なる作業に従事する者への、報酬なのだろうか。
ならば、受け取ることを、躊躇ったりしない。
もっと! もっと! もっと、もっと、もっと!


「あああああああああああぁぁ――――――――っ!!!!」

肉体を震わせ、下着を汚しながら、雪華綺晶は官能を声に変えて、
闇に解き放っていた。
936以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 01:03:00.94 ID:n8GztFJl0
>>935
途中でサルさんに捕まってしまいました。申し訳ない。orz

第十五回は、ここまでになります。
続きは、また後ほど・・・。
937以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 01:06:34.90 ID:tu2P/7teO
貴女のとりこ久々にktkr
きらきーのほうもそうだけど、ばらしーのほうの話もwktk
938以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 01:18:38.17 ID:tu2P/7teO
age
939以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 01:29:02.24 ID:OPkp4oNIO
>>918
待ちに待った貴女のとりこ最高でした。
続きwktkして待ってます。
940以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 01:41:16.72 ID:e+Z8Md2J0
>>918
長らくお待ちしておりました
……巴×JUMスキーの俺を何度殺せば気が済みますか 。゚(゚´Д`゚)゚。
941以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 01:55:14.62 ID:tu2P/7teO
age
942以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 02:13:37.00 ID:Gl8VfNCeO
保守
943以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 02:13:38.95 ID:JFspoqso0
「おっそうじおっそうじたっのしっいなー♪」
 朝の光に包まれて玄関前を掃き掃除。んー、早起きっていいわぁ。
「おはよう」
 のそのそと動き出したくんくんさんにご挨拶。元気よく吠えて挨拶を返してくれた。
「じゃ、お掃除が終わったらお散歩に……」
「待つのだわ、のり!」
 息を切らして現れたのは真紅ちゃん。
「おはよう、真紅ちゃん」
「ええ、おはよう……それより、くんくんとは私が散歩するのだわ」
 真紅ちゃんはくんくんさんが好きだ。以前他の住人に「くんくんと結婚できないのはおかしい。愛は種族を超える」と力説するくらいに。
 いくらなんでも異種姦……もとい異種間の結婚はアレだけどそこまで情熱的に誰かを愛せるのはうらやましいと思う。ちょっとアレだけど。
「いってらっしゃーい」
「行ってくるのだわ。さあくんくん、私たちの愛の道行き……ああ、くんくん!」
 どう見てもアレな子なのは気のせいだ。くんくんさんが濡れた瞳でこちらに何かを訴えてるのも気のせいだ。
 真紅ちゃんがくんくんさんを引き摺ってどこか違う世界に旅立つと、みんなの目覚まし代わりとなりつつあるバイオリンの音が聞こえてくる。
 カナちゃん、毎朝頑張るわね。コレがないとどうも一日が始まった気がしないわ。
 さて……そろそろみんな起きてくる頃ね。じゃあご飯の支度をしましょう。……っと、その前に水銀燈ちゃんを起こさなきゃ。
 めぐちゃんあたりが病院を抜け出してこっそり遊びに来てるかもしれないし……防犯対策はきちんとしてるはずなんだけど、どこから侵入してるのかしら?
「のわあぁぁっっっ!!! い、いつの間に入ってきたぁぁぁ!!!」
 ジュン君ったらまた誰かに悪戯されてるのかしら。いいかげん誰かに決めないと夜道で刺されちゃいそうねぇ。

 かわいい弟と、同年代の少女たちと。くんくんさんもまじえてみんなで楽しく暮らす桜田荘。
 あなたもご一緒にどうですか?


連載の予定は爪の垢ほどもございません。
wikiには載せないでください。
めぞん一○って言うな。
944以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 02:16:32.89 ID:ak2vykDH0
>>943
期待してる
945以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 02:36:23.86 ID:AKEIP5IU0
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/natuero/1157246315/

このスレに「コピペに1人だけ反応デラバロスwwwwさすがオタw
まぁお可哀想ww」
って書き込むと
ロリオヤジが恥ずかしげもなく狂ったように100%反応するから試してみ?
おまいらでも釣れるぞwwww
ちょっとおまいら独自の煽り文句を追加したり連投するとさらに(笑)
946以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 02:39:22.19 ID:EQrqjoh60

出 合 い 厨 大 百 科
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1159544711/

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/30(土) 00:45:11.92 ID:FFy+Eexl0
 VIPで釣りますた
 @http://p.pita.st/?19xpi01t
 Ahttp://p.pita.st/?2tqb46q6

きめぇよ、氏ね
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader316211.jpg
947以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 02:43:20.91 ID:EUk0OLC9O
あがれー
948以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 02:52:17.68 ID:hAVFsxvoO
保守に参った
949以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 03:10:50.25 ID:13f73TXZO
保守
950以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 03:11:52.36 ID:hAVFsxvoO
保守で1000いったら悲しい(´・ω・`)
951以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 03:43:02.19 ID:jCwOi8tRO
ジ「…秋だなぁ。
」蒼「うん、秋だね。」
蒼星石と帰る秋深まる金曜の道、ジュンはいつもより高くなった空を見上げつぶやいた
蒼「そうだ、ジュン君は明日の休日は何をするの?」
ジ「う〜ん、暇だし1日家でゴロゴロするかな…。」
蒼「せっかくの休日に勿体ないよ。ほら、秋はいろいろ楽しいことがあるじゃないか。」
ジュン「あぁ、スポーツの秋、読者の秋、食欲の秋…とかな。」
蒼「そうそう。」
ジュン「でも僕は真紅みたく読者家でもないし蒼星石みたく運動好きでもないし雪華綺晶みたく大食いでもないぞ?」
蒼「はは、ジュン君、最後のは失礼だよ…」
ジュン「兎に角、明日は久しぶりにネットでもしながらのんびり過ごすさ。」
蒼「むー…何か不健康だなぁ、…そうだ、この際だから何か新しい趣味でも見つけたら?」
ジュン「趣味ねぇ…例えば?」
蒼「う〜ん…そうだ!僕が最近始めたものとかどうかな?」
ジュン「何だ?蒼星石のことだから囲碁か盆栽いじりか(笑)」
蒼「それは前からやってるよ!」
ジュン(…やってるんだ…)
蒼「外で新鮮な空気と太陽をたっぷり楽しめるんだ。たまに遠出して自然の中で楽しめることなんだよ。」
ジ「ん〜、アウトドア系か…で、何なんだ?その趣味って。」
蒼「うん、ヘラブナ釣りだよ♪」
ジュン「ヘ…!ヘラブナ釣り!?(渋ゥっ!!)」
蒼「うん、この前おじいさんが連れて行ってくれてハマったんだ。」
ジ「はは…バス釣りとかじゃないんだ…」
蒼「何を言うんだい!?あんな流行りものの遊びとヘラを一緒にしちゃいけないよ!!いいかい?そもそも釣りとはヘラに始まりヘラに終わると言って……くどくど」
ジ「は…はぁ。」
その後も蒼星石にヘラブナ釣りとは何たるかを小一時間ほどみっちりと語られたジュンでした…
ジ「…一度蒼星石の精神年齢を調べてみたいな…。」
952以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 03:58:19.38 ID:UWkNWWFn0
し、渋いなあ…!
953以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 04:29:03.00 ID:OPkp4oNIO
うほっしゅ
954以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 04:58:19.67 ID:OPkp4oNIO
955以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 06:00:51.04 ID:hAVFsxvoO
保守
956以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 06:10:26.44 ID:U35emWzL0
保守
957以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 06:41:30.55 ID:Sj3imQsfO
ならしなきゃ保守を
958以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 06:45:03.68 ID:jCwOi8tRO
「保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守!!」
「出た〜!!クラウザーさんの一秒間に10回保守宣言だ〜!!」
「まるで阿部官房長官に保守されてるようだ〜!!」
959以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 06:48:42.91 ID:jCwOi8tRO
間違えた!麻生外務大臣だった
そもそもあべしもう総理だし!!
保守
960以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 07:14:54.77 ID:i7X8yDR00
それはあべし(安部死)といいたいのかー!
ほしゅ
961以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 07:26:46.27 ID:Gl8VfNCeO
保守
962以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 07:28:12.66 ID:nYWrQjZJO
保守
963以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 08:16:17.14 ID:3zn3sV3S0
保守
964以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 08:38:17.15 ID:XA1lAhhm0
保守
965以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 08:49:09.90 ID:13f73TXZO
保守
966以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 08:54:10.38 ID:MIn/ReZw0
1000目指して小ネタ

雪「あら、JUM。何を食べておりますの?」
J「ん?ああ、水銀燈のお土産。あいつ北海道行ったんだってさ。これ、スキー場とかでも
よく売ってる気がするけど。」
雪「そうなんですか?お一つ頂いて宜しいですか?」
J「ん?別にいいよ。ほら。」
雪「それでは……もぐもぐ……ホワイトチョコレートとクッキーが絶妙ですわ。」
J「だろ?僕も好きなんだよ、『白い恋人』。あ、なくなっちゃった。もう少し食べたかったな。」
雪「あら……でしたら私をお食べ下さいな。むしろ、私がJUMを食べますわ♪」
J「えっ?ちょ………」

白い恋人食べてたら思いついた。
967以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 09:01:02.21 ID:13f73TXZO
>>966
白い恋人だけに甘い
968以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 09:12:10.56 ID:13f73TXZO
保守
969以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 09:16:56.66 ID:XA1lAhhm0
>>966
雪の字が合うね。
銀様なら缶のほうを買ってきそうだ。
はっ、買い忘れてアメ横とかで買ってきたんだな。
970以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 09:25:49.46 ID:n8GztFJl0
白い恋人はガチでおいしい保守
971以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 09:34:19.24 ID:13f73TXZO
保守
972以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 09:50:45.93 ID:Ea7zYqakO
きらきーは俺の白い変人
973以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 10:00:42.11 ID:XA1lAhhm0
誰がうまい保守をしろと(ry
974以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 10:05:01.17 ID:U1zDqeUfO
志村ーー!誤字! 誤字!
975以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 10:09:10.74 ID:XA1lAhhm0
あってるでしょw
976以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 10:21:01.25 ID:n8GztFJl0
恋って変な気持ちになることだと思う保守
977以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 10:30:12.43 ID:Sj3imQsfO
誰がうまい保守をしろと(ry
978以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 10:47:52.56 ID:13f73TXZO
保守
979以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 10:53:43.96 ID:18yxOdiPO
恋の心は下心保守
980以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 10:57:13.15 ID:XA1lAhhm0
>>510
薔「JUM、ゲーム探しに行こ?」
J「一昨日買ったキミキスはどうしたんだ。」
薔「・・・やるべきことはやった。」
J「ふーん、で次は何にするんだ?」
薔「パソコンでリトルウィッチパルフェってのがあるんだけど。」
J(―――こいつ完全に水橋病だ。)
981以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 10:57:57.77 ID:jCwOi8tRO
あと20!!ほっすぃんぐ
982以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:01:03.84 ID:Ea7zYqakO
よっしゃ、あと20!
983以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:05:39.59 ID:n8GztFJl0
>>980
次スレ立てよろしく
984以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:07:47.64 ID:pB6dgcaO0
>>811
これは可愛い真紅ですね
>>823
舌を合わせた感じkwsk
>>837
私用で使う気満々wwwwwwwwww
>>847
ジュンwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>859
エエ話しや( ;д;)
>>936
トモエー・・・orz
>>943
wktkwktkwktkwktk
>>951
渋いwww
>>966
きらきーに食べられたい
>>980
水橋病wwwww
985以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:16:41.67 ID:XA1lAhhm0
たてました
【恋愛の】ローゼンメイデンが普通の女の子だったら【才能】
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1159582469

反省はしたつもり
986以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:20:38.22 ID:1U8FsfYM0
乙、じゃあ埋めよう
987以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:22:16.13 ID:n8GztFJl0
それでは埋めますか
988以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:26:41.48 ID:OPkp4oNIO
うめ
989以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:26:49.66 ID:Y0FYvoBfO
埋めおか
990以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:27:45.84 ID:ewCUcYMC0
>>966
正直、白い恋人には食べてこんなもんかとがっかりさせられた。うまかったけど。

先入観から入ったら駄目だなってつくづく思った。

うめちゃいなYO
991以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:27:54.43 ID:1U8FsfYM0

                  ヽ、::::::\!\  ___
                  _ >‐-, <´__   `ヽ __
               <´::_::// /          __`   、
              _ ノ/ / //       /        ヽ、ヽノl__
       -― _ ̄ -― ´/   /     /  ′       \    V´<_
   /  -―          //   /  / /  /             丶   V´ヽ
  く /          /// /   ′ /  l  l        l    l  ヽ   !\ \
   \ヽ       /  l/| l  ! !   ! /l  l  l    ! l   l  !    !  l、
           /    l/! ! l `/ト l ! /l  !  / !   l l  l l  ト ヽ
       \             l/! l /_l_ !`ヽl ト、 !〃ヽ ∧ / !  l l   ! ヽ\
        >、             >、!∧! r三、ヽ!ヽ! lヽ/{!/_!/!_/   ! !  ! !              梅
       /  ヽ/     ///l ヽ 、! ・ ノヽ  レ′!V´,r=_-‐、ヽ ! / / / !l
    _/__ 」〉  / / / i 、!     ̄     j∧〈:i´r=ミ:〉/l/ /! /! / !
 ̄ _/-― 二_//     / ∧_|               Vl/ト彡l/// l/ l/  !
 ̄/  / |>、:::::::`ヽ、   / / / ハ         ′   ヾ二 メ/l/        !
/   / /.::::::/.::::__::::\/ / |/  ヽ、    `  -   、_ノ /ノl /
  /  .:/.:::::::::::: ̄::::::\`ヽ:\  l     >、             ̄∠ ノl/   l    l
   ...:::! :::::::::::::::::::::::::::::::∨.:::::::\! <´_ \ _  -‐__ ´ //.::::′   !    l
  ....:::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::ヽ<´:::\`ヽ _ `V´  `ヽ:::::/l:.        !
..:::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _::::::::: ̄::::::::ハ::::::\)_ノヽ-―く::::/::l:::..   !    l
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992以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:28:36.18 ID:XA1lAhhm0
薔「・・・今日はいいもの持ってきたよ、部室に飾ろう。」
J「ん、いいものってセイバーのフィギュアが?」
薔「顔、よくみて。」
J「―――ぶふー、なんだこれwww」
薔「いい顔してるでしょ?」
J「間抜け顔www味いちもんめかよwwww」

中国ってすごいところだ
ttp://img74.imageshack.us/my.php?image=1158593140696ix1.jpg
993以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:28:45.22 ID:Y0FYvoBfO
埋め
994以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:29:14.35 ID:WANttnjPO
埋め 岡
995以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:29:36.81 ID:OPkp4oNIO
うまー岡
996以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:31:01.60 ID:XA1lAhhm0
ラプいる?
997以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:31:07.08 ID:Y0FYvoBfO
1000なら真紅祭り
998以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:31:12.26 ID:1U8FsfYM0
   ヽ‐'"´      . .:.:.:.:.:::::::::::::::::::::.ヽ
     <´         _ _.:.:.:.:::::::::::::::::::/
      \   ,   '"´      ̄  ̄``<
        `y'´ .:.:::li  、        ヽ.:.:.ヽ
      /  .:.:.:,:ji| .:::|、  、 .:.:::ヽ1.::l:::::l:.',
      ,/ , /l l.:.:::/:::ハ:::l ヽ、_ト、_.:::::l:|::|:::::l.::|
    / //.:i |.::/::/-‐''`′  >=‐,:リ::|:::::|:::!
     |::l.:l.:.:|::!/::/z=ュ、   ´7じソ^!:::|:::::|/      1000なら蒼い子祭りだよ
    N .|:::;V:.:::{ヾ{じソ      `゙´ |::;レ'´ ̄`ヽ
      ヽトト|::::::':.. , , ,  ′   ' ' ' j/      )
         `|.:i .::.ヽ   ー    , イヽ  入_ ( __r─-、
        l/| .:::.::.> 、 _ , イ,r'‐‐' /.::::.:.``ヽ    )
         |.:::/:::/V,r'"´l/爪、 /,. .:.:::::::::.: 、.::\ (
         |:/^l/ /    ,ィ介〉l/.::/ /  .|.:.:.:.!.:.:.::ヽ `ヽ
         '′ └r-、 /VネV 〉/ /  .:::|.::::::|:::::::.:.:゙.、 ノ
               」::ノj l;ハ」/:,′  .:.::::!.::::::|::::::::::.:.:.リ
            (      `^V/   .:.:.::::::::::::::|::::::::::::::::ト、
             , イト、_ ヽ ,//  .:.:.::::::::::::::::::l:::::::::::::::::i:.:ヽ
            /.:/ .:::( ゙y′  .:.:.::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::|::::.:.\
            (^ ソ .:.:::::`y' , -─‐- 、:::::::::::::/i::::::::::::::::|::::::.:.:.:.
999以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:31:14.60 ID:ewCUcYMC0
>>1000ならJUMは新世界の神となる!!
1000以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/30(土) 11:31:44.61 ID:1U8FsfYM0

ノt┘            _ ∨」   \  / /
r┘        , -,二ニ-'´ _,. --―‐┴‐{/⌒ヽ、
.        rtニ_シ′ \ ,. '´r― 、 ―-- 、{〉   ヾ- 、
      , ィ┘\ヽ   /   \ `丶、  `ヾ、 ,.-圦彡ト、
   /r┘   ヽ\/    / `ヽ_ `丶、 >'::.:/`=彳:ヽ
   「/´      \ヽ   /   /!   ̄`ーへ:∧ヽ  }∨
  /」        / ヽ\ ,′ / /        `ヽ、 /r┘
  「/    ,..-_ニイ  \ヽ ,′/         -、Vイヽ
ヽ/}   //  |    ト、\r'′ , -‐        _,. l レ'′
ノ  V //´   |    | \ヽ '´ y=-;ミ     彳::.k!′     
   ∨/     Vヘ  |   ヽ\7っ: ハ    ヾニハー-、
_二ニ/         ヽ ヽ Y⌒ーへ ヾ -‐′     !   |  ヽ
                \ 弋_   \\   _, ィ   ノ  ノ        1000なら金糸雀祭りかしらー
             ` ̄>┴‐ ¬ 、ヽ     ´ /- 、
                  く   _ r┘_ヽ\__/    }
              , '´ ̄`ヾく」-―ー\ヽ‐{r<二∠_
            /      {  r-‐}|::ト、\{ __} `丶、
              /        ヽーイ<_|::| \ヽ仁ニ、    }
              ,′         く_ノ|::l   rY¨¨ユ   ∨/
           {            ∧ |:」 / }  二}_  〈
              ヽ、         ,イ   ̄>イ| 厶  ,. -く   (⌒ヽ
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 ガタン ||| j  / |  | |||
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