【まさしに】隣りに宇宙人居るけど質問するな【縁あるヤツ来い】

昨日バイトが終わった後家に変えるとまた違う宇宙人が家に居座っていた
その宇宙人が言うに作戦に協力して欲しいと言う内容だった
思えば俺もロリアもただ利用されていただけだった
女狐の女隊長アクセによって

俺「書き出し素晴らしくない？」
ロ「要件だけ書けば良いだろう　わざわざ書き方にこだわる必要もあるまい」

昨日のイレギュラーであった定期健診の早期化
思えばこの地点で気付くべきだったかもしれない

ロ「気付ける筈ないだろう」
俺「いやいや、よりドラマティックに」
ロ「不毛だ」

昨日定期健診で来たメシカの言葉
　「定期健診をできる人間が一人増えたからな」
この言葉にすべてのトラップは含まれていた

ロ「トラップｗｗ」
俺「トラップだ　あんなの」

本来定期健診のためにいるのはメシカ一人だったが
わざわざ隊長職自ら定期健診に参加した理由
それは人間に転生させたロレンの定期健診を行うのが目的だった
早い話心配だから見に行きたいための言い訳だ

ア「まさしの所へ行ったんだが」
俺「まさしって誰よ？」
ア「ロレンが居ないんだ」
俺「俺の意見は聞く気がない　そうですか」
ロ「黙って聞け」
ア「ロレンを探すのを手伝ってくれ」
俺「・・・」

俺「その時俺は思った　宇宙人に社交性を求めることは不可能だなと」
ロ「隊長のワガママをエクガレ星全員の気質だと間違えるな」
俺「ロリアだってでしょうに」

俺「まさしを探すったって場所も知らないのに」
ア「××市」
俺「・・・・同じ市内」
ア「○○だ」
俺「隣町かよ」
ア「地球人であるお前がまずまさしとコンタクトを取る
　　　その間に私とロリアがロレンを探す」
俺「・・・自分でまさしに事情話せよ」
ア「エクガレ星のことが知られるだろうが」
俺「だからって初対面の俺を使うか普通？」
ア「頼んだ」

俺「その時俺は思った　何か裏があるなと」
ロ「大当たりだが本当にその時思ったか？」
俺「意図的な力が働いているとは思った」

６月１０日ＰＭ８：３０　まさし宅到着
ピンポーン
ま「・・・？」
俺「・・・はじめまして」
ま「新聞の勧誘ですか？」
俺「違います」
ま「牛乳は要りません」
俺「違います」
ま「掃除機も間に合ってます」

ロ「コメディだな」
俺「知らない人が着たら新聞の勧誘と思う人間ですわ」

俺「でだな。俺のＹＦ−１９をその女が足持って持ち上げて」
ま「・・・ｗ　そこ扱い違います！やめてください！青春が壊れます！！」

俺「なんとなく笑い話をしてみた」
ロ「人が町中駆け回ってる間にずいぶんだなお前は」

俺「ところで話は変わりますが恋人は？」
ま「俺は彼女居ない暦＝年齢ですけど？」
俺「(アクセの情報に誤りは無いな　こういう場合は)」

　ア『ロレンを見つけ次第まさしの家に向かわすから
　　　　お前はまさしにそのうまをエクガレ星を残して説明してくれ』

俺「不可能だっての」
ま「何がです？」

俺「不可能だっての」
ロ「何とかしろ」
俺「したでしょうに」

俺「いやですね　あなたには彼女が居るんよ」
ま「要るのは認めるけど居ないんですよorz」
俺「いやそうじゃなくて　３月くらいにはいたでしょうに」
ま「居ないですよ」
俺「いや居る」
ま「居ないですよ」

俺「∞ループって怖くね」
ロ「もっと要領良く説明しろ」
俺「もっと要領良く作戦立てろ」
ロ「アクセに言え」

俺「ＶＩＰスレだ　３月頃気になるスレがあったでしょう？」
ま「・・・無いことも無いですね」
俺「アレが今から現実に起こるんでスタンバっててくれ」
ま「スタンバれと言われましても」
俺「俺達が何とかするから――…」
ま「・・・」
俺「何泣いてるんだよ？」
ま「あれ？おかしいな」

ロ「素晴らしいな　過剰表現だろう？」
俺「泣き出したのはマジだ」
ロ「記憶が戻ったのか？」
俺「そんな感じじゃなかった　条件反射みないな感じ」

絶対何とかするから――…
俺はそう言い残してその場を離れロリアに連絡を取った

俺「こっちが奮戦して何とかしたというのに　ロリア達ときたら」
ロ「仕方ないだろう！」

ロ「見つからん」
俺「見つからんってアクセは？」
ロ「見つからん」
俺「・・・・」

ロ「わ、私は悪くないぞ！　国籍を持っていないロレンが悪いんだ！」
俺「むしろおかしな行動を取るロレンが悪い」
ロ「そうだロレンが悪い」
俺「ロレンが悪い」

俺「なんとなく重要なことということは解かったから」
ロ「・・・」
俺「俺が見つけてやるよ」
ロ「できるか？」
俺「やれるさ　３日くらいかければｗ」
ロ「時間がかかるな」
俺「大丈夫　こう見えて俺はあきらめが無いからな」
ロ「頼むぞ」

俺「我ながらなんであんなに必死になったんだか」
ロ「・・・」

ホームレスのような生活をしている場合を考えアクセに指示を出し
養護施設に身を寄せている可能性を考えロリアに指示を出し
住民票を取って働いてる可能性を考え行動した

ロ「案外頭は回るんだな」
俺「どっかの馬鹿な宇宙人のようにしらみつぶしに探すようなやり方しないよ」
ロ「・・・・」
俺「よくよく考えてみると交番で聞けば早かったんだよ」
ロ「バーカ！バーカ！！」

６月１１日ＡＭ１：００
俺「あきらめモード」

ロ「あきらめは無いんじゃなかったのか」
俺「モードの問題だ　作業に支障は出ないさ」
ロ「バーカ！」
俺「怒ってんの？」

近くのコンビニでロリアとアクセと落ち合い
一息いれることにした
ア「見つからんな」
ロ「見つからん」
俺「まぁ制限時間なんて無いしゆっくりでも探そう
　　　最悪の可能性を考えれば違う市に移動してる可能性もあるし」
ア「・・・ずいぶんやる気が出たな」
俺「あ？さっさと終わらせて俺は帰って寝るんだよ」
ロ「いつものお前なら見つからなくても帰って寝そうな勢いなのに」
俺「・・・まぁ良いじゃねぇッスか　気まぐれ本気モードってヤツだ」

ロ「言ってることが矛盾してるんだが？」
俺「気まぐれ本気モード−あきらめモード」
ロ「意味が解からん」

コンビニに飲み物を買いに行った時だった
ロレンを見つけた

ロ「お前絶対見つけてから落ち合いにしただろ？」
俺「俺だってまさかロレンにレジうたれるとは思って無かったよ」

６月１１日ＡＭ：２：００　ロレンバイト終了
ロ「・・・」
俺「・・・おつかれ」
ア「・・・」
ﾛﾘ「・・・」

ﾛﾘ「何で私が“ﾛﾘ”でロレンが“ロ”なんだ？」
俺「気分」

ア「お前何をしている？」
ロ「・・・地球文化に慣れてから会いに行った方が迷惑じゃないだろうなって」
俺「わぁおｗ正論ｗ」
ﾛﾘ「私へのアテツケか？」
俺「アテツケよ」
ア「部外者は黙ってろ」
俺「・・・・」
ﾛﾘ「・・・・」

俺「その時俺はアクセに確かな殺意を抱いた」
ﾛﾘ「同感だ」

ア「なんのために計画時間を変えてまでお前を転生させたか解かっているのか！？」
ロ「・・・」
ア「適当な仕事は相変わらずだなロレン！」
ロ「・・・」

俺「仕事ってｗ」
ﾛﾘ「生真面目だからな　うちの隊長は」

ロ「だってまさしは何も覚えてないんだ！また０からのスタートなら
　　　もっと好かれるような人間になってから行った方が良いに決まってる！！」
ア「・・・今のお前で駄目だと誰が決めた！！」
ロ「・・・」
ア「自分で決めるな！この馬鹿！」

俺「こんな感情的な人が隊長で良いの？ロリア？」
ﾛﾘ「知らない」

ロ「行きたくないものは行きたくないの！」
ア「無理やりでも連れて行く！」
ロ「嫌だ！嫌われたら全部終わるんだ！失敗できないんだ！！」
ア「この馬鹿！」
俺「さっきから聞いてりゃゴチャゴチャとまぁめんどくさいこと！」

ﾛﾘ「カッコいい！部外者」
俺「真性部外者になったやつは黙ってろ」

俺「あんたのワガママで泣いてる人間だって居るんだよ！
　　　自分だけが辛いなんて思ってんじゃねぇぞ！」
ロ「離せ！」
俺「ギャーギャーわめいてる悶えてる暇があるなら会ってから悶えやがれ！」

ﾛﾘ「引っ張って連れて行くとは本人の意思無関係だな」
俺「強引で良いじゃない！俺は強引な男よ」

６月１１日ＡＭ３：００　まさしの家到着
ロ「お願いだからやめて」
俺「俺サドだからピンベル押してここにあんたを放置して下から眺めさせてもらうよ」
ロ「変態！」
俺「サンキュー」

ﾛﾘ「変態」
俺「いいじゃねぇですか」

あぼーん

ま「・・・」
ロ「・・・」
ま「・・・」
ロ「すいません人違い」

俺「馬鹿野郎」
ﾛﾘ「馬鹿野郎」

ま「待った！これ見てください！」
そう言ってまさしはポケットから何かを取り出した
それは紙で作られた指輪だった
ロ「・・・」
ま「俺覚えてないんですけど　一人になると何か突っかかるんですよ
　　　この指輪見ると何か泣きたくなるんですよ　何でか知りませんか？」

俺「ワーーーーーー！！！ワーーーーーー！！！」
ﾛﾘ「アーーーーーー！！！！アーーーーー！！！」
俺「他人のラブストーリーなんて見るもんじゃねぇ！！！」
ﾛﾘ「赤面するわ！！」

呼ばれたから来てみた

ロ「知ってる」
そう言ってロレンも同じ指輪を取り出した
ま「教えてくださいよ　ロレンさん」
ロ「うん　教えてあげる」

俺「めでたしめでたしっと」
ﾛﾘ「記憶を消すシステムに以上が合ったか？システムを考え直すようメシアに」
俺「ふぅ・・・」

俺「俺を居住主に選択した理由ってこういうこと？」
ア「そういうことだ」
俺「このキツネ目女が」
ア「そこは私のチャームポイントだ」
俺「近くに住んでてＶＩＰＰＥＲな俺を・・・ロリアには良い迷惑だ」
ﾛﾘ「まさにそれです隊長　私情を挟むとはどういう了見ですか？」
ア「すまなかったな」
俺「や、別に」
ﾛﾘ「うむ、別に問題ない」

俺「あの隊長に謝られると文句言えなくなるの俺だけ？」
ﾛﾘ「私もだ」

俺「結局俺はただのメッセンジャーで脇役だったってことですね」
ア「なんだ？お前らは進展しないのか？」
俺＆ﾛﾘ「ねーよ」

俺＆ﾛﾘ「ねーよ」

そして最後にアクセの口から出た言葉に俺は笑った
ア「話は変わるが？エウレカセブンのビデオ撮ってるか？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＥＮＤ

俺「で結局、俺の家来てエウレカ最終回まで約１０話分一気に見て寝ていると」

ア「アネモネー・・・」

俺「なんとかしろこの隊長」
ロ「不可能だ」

微笑みが止まらないんだけど何とかしてくれない？

>>34
俺「じゃあアレだ　嘘でした」
ロ「酷いヤツだお前は　ホントだ　一生笑ってろ」

ロ「長々と説明したが」

ロレンは人間に転生させてまさしの住んでいる土地に下ろしたがまさしと接触していないことが判明した
アクセはそれも計算の上で私を条件の合う>>1の家に住ませる事にした
そして私達は二人を会わせることに成功した

ロ「以上だ」
俺「そんな要点だけじゃ感動は伝わらない」
ロ「要件だけ短く簡潔に　基本だろう」

俺「バイトまで質問受付開始しますか」
ロ「好きにしろ」

まさしを尋ねて三千里聞くも涙語るも涙
知り合いも無くツテも無く全国を放浪した末にまさしと感動の再会
まで把握

>>38
ロ「全然違うぞ」
俺「人それぞれ好きなように解釈して補完すればいいでしょうに
　　　俺の説明で全てが説明できたとは考えてないし」
ロ「苦労したのは私達だ」
俺「そうだけど」

俺「今まさしとロレンはナニしてるんでしょうね？」
ロ「それは決まってるだろ」
俺「ＹｏｕがＣａｎならＤｏしちゃいな？」
ロ「うむ」
俺「・・・ロレンは美人だったな」
ロ「器がな」

それってまさしとロレンが（検閲削除）してその後も（検閲削除）してるってことでFA?

>>41
俺「他人の家の事は知らん」
ロ「まさしに聞け」

ア「・・・おはよう」
俺「おはよう」
ロ「おはよう」
ア「やっぱり二人揃ってパソコンの前か」
俺「やっぱりって」
ロ「無理やりだ」

ア「素晴らしかったな」
俺「何が？」
ア「レントンが人間やめたぞ」
俺＆ロ「・・・」
ア「ぜひエウレカを持って帰りたい　ビデオデッキごとくれないか？」
俺「やらん」

地球の文化の一つだと言って押収しちゃえｗｗ

俺「ロリアのとこの隊長はオタクなのか？」
ロ「お前だってオタクだろう」
俺「腐女子臭がする」
ロ「知らんがあのアニメに素晴らしい要素など一つも無かったぞ」
俺「そりゃそうですよ　他のアニメの劣化コピー品に過ぎないんだから」

ア「もう一回見よう48話は素晴らしい　よくやったドミニク」

俺「わぁおｗまた見始めちゃったよｗｗ」
ロ「こっぱずかしい台詞の連打は正直辛いんだが？」
俺「48話はそのオンパレードだ」
ロ「カンベンしてくれ」

>>45
俺「この意見はアクセには見せない方がいいな」
ロ「ああ、全く同感だ」

研究のが抜けた

>>48
ロ「・・・オタク大国日本二次元すらアニメーション化し性欲処理に」
俺「性欲処理のアニメじゃないから！」
ロ「妄想の行き過ぎる人種」
俺「一部だけですから！！」

人間の半分は妄想で出来ています
ただその半分をどこに持っていくかで天才か真人間か駄目人間になるんです

>>50
俺「だってよ」
ロ「あっそ」


俺「じゃあバイト行ってくるよ」
ロ「いってらっしゃい」
俺「宇宙人もバイトできることも証明されたしロリアもバイトすれば？」
ロ「器が違う」
俺「逃げるな」

ア「ドミニクーーー！！！」

俺「仲良くな」
ロ「私もバイトはじめようか」

いってらっしゃい

ほしゅ

まさしの幸せを祈りながらﾎｼｭ