1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:33:26.49 ID:r5J6WQ2v0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:33:45.13 ID:r5J6WQ2v0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:34:03.66 ID:r5J6WQ2v0
▼このスレについて
・このスレは、素直クールに関するものなら何でも扱うスレです。
SS・絵・声・雑談・議論・妄想等なんでもありです。
・ただし、ごく特定の人にしか分からないネタや私信については
避難所の馴れ合いスレ(
http://yy17.kakiko.com/test/read.cgi/sucool/1134032617/l50)で。
・ここは「素直クール」スレです。「素直シュール」「素直狂う」はそれぞれのスレでどうぞ。
▼2chでは守って当然のこと
・初めて書き込む人は、さきに保管Wiki、避難所に目を通してスレの空気に慣れてください
・煽り/荒らし/コピペはクールにスルー(荒らしに反応する者も荒らし)
・スレに関係ない質問はしない(しても無視orググれと言われるだけ)
▼スレとして最低限のマナー
・コテは投下時、レス返答など必要な時にだけ付ける
・コテ同士、及びそれ以外の人も”過度”に馴れ合わない
・スレの趣旨にそぐわない雑談をだらだら続けない(例:私信と近況報告)
・むやみに住人を上下に格付けしない。同じスレの住人、皆平等です
・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨
▼投下時の注意事項
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう。迷惑がかかります。
・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に
・投下宣言は質問形にしない。投下したらダメなんていう人はいません
・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない
・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます
※その他、自虐・馴れ合い・愚痴・避難などはこちらの避難所へ
http://yy17.kakiko.com/sucool/
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:34:36.53 ID:r5J6WQ2v0
テンプレ終了
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:35:00.86 ID:ufID5fzy0
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:36:25.75 ID:ndAhtKmy0
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:38:54.02 ID:fJApcI2zO
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:41:03.59 ID:ndAhtKmy0
前スレ埋まったぜ!久しぶりに
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
――――――――――――
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:43:57.12 ID:Gs7Qimi1O
>>1
乙。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:44:33.09 ID:GPnIexaR0
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 09:52:40.17 ID:fJApcI2zO
俺が素直クールスレに来はじめてから初めての1000だ…
何か感動した
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 10:04:20.06 ID:fJApcI2zO
保守
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 10:15:02.60 ID:qbPGBA3X0
保守
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 10:25:01.29 ID:fJApcI2zO
保守
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 10:41:22.87 ID:Ii3CYj6bO
1000乙
ひさびさな気がする
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 11:02:14.33 ID:rwIHkGSS0
保守
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 11:28:44.38 ID:fJApcI2zO
保守
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 11:43:04.07 ID:fJApcI2zO
保守
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 12:01:40.65 ID:gc51jeep0
うう、やっぱり1000逃した………ログが968で止まってる………
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 12:10:18.03 ID:r5J6WQ2v0
>>20 IDにJEEP…いいな
アウトドアでもクール
あぷろだにdatはあがってるけど
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 12:16:17.26 ID:GI8hsIPw0
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 12:28:20.36 ID:fJApcI2zO
保守
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 12:28:28.72 ID:qbPGBA3X0
保守
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 12:28:57.92 ID:GI8hsIPw0
間が(ry
>>23-
>>25 素直クールに対する気持が伝わってくる
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 12:50:09.61 ID:4OgU7Vks0
保守
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 13:06:01.95 ID:4OgU7Vks0
保守
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 13:22:30.26 ID:4OgU7Vks0
保守
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 13:35:39.30 ID:GI8hsIPw0
ほ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 13:35:42.06 ID:/3J7n/+HO
保守
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 13:35:59.33 ID:GI8hsIPw0
間(ry
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 13:48:48.91 ID:GI8hsIPw0
被るなよ、絶対被るなよ!
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 14:04:50.05 ID:4OgU7Vks0
定期保守
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 14:04:54.23 ID:qbPGBA3X0
保守
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 14:05:28.22 ID:roAereyz0
ry
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 14:18:39.96 ID:ubIgvpq60
俺のカウントは877で止まっているorz
ってか専ブラで書けなくなったのが痛すぎる
投下どころか保守も出来ない
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 14:22:07.44 ID:GI8hsIPw0
センブラはダウロードしなおすかなんかで書き込みできるようになったよー
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 14:35:57.17 ID:qbPGBA3X0
保守
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 14:40:33.43 ID:QlvGtCwe0
>>前スレ972
とりあえずあの絵がヒントになってくれれば幸い
今後もガンバれd('A`)
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 14:42:33.56 ID:ubIgvpq60
ギコナビのバタ52暫定を入れたら書けるようになった
さて、やるか
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 14:43:40.03 ID:8Wvkt0rY0
>>37 live2chならバージョンアップするが良し
同じくギコナビバタ52導入
hosyu
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 15:10:54.24 ID:qbPGBA3X0
保守
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 15:11:16.94 ID:Ubod8nMi0
保守
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 15:25:14.37 ID:kmX1+vbwO
ほっしゅ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 15:41:10.83 ID:aCNoqu590
素直クールがワサビつけすぎた刺身を食べる姿を想像しながら保守
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 15:51:28.40 ID:GI8hsIPw0
クッキー関係の仕様変更を機に前からしようと思っていたjane viewからjane styleへの変更をしたが、
微妙に違いがあって変な感じがするな
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 15:58:05.56 ID:9PH0SL3f0
hoshu
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 16:13:11.74 ID:fJApcI2zO
保守
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 16:21:51.15 ID:xOhwGF8u0
やっと直った・・・・
管理人殿の断行にも困らされますな
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 16:35:28.69 ID:oQI5AxnRO
保守
57 :
ジャスティスクール1/3:2006/05/28(日) 16:39:17.13 ID:heHUTQ2c0
学校。
空「真。今日は用事が有ってな、一緒に甘い下校が出来ないんだ。すまない」
真「珍しいね。何か大切な用事?」
空「いや、真より大切な用事など存在しないのだが。どうしても大切なんだ」
真「何かソワソワしてない?空」
直人「真」
真「うお!父さん?!何で学校に?ってどっから現れたんだよ」
空「こんにちは、父上」
直人「こんにちは。会社は午前中で今日の仕事は終わらせてきた。その後はずっと学校に隠れてたんだ」
真「今夕方4時なのに…何してんだよ。また母さんの悪巧み?」
直人「母さんは関係、正しい無いぞ?真、お使いを頼む。リストはこれだ」
真「完全に黒じゃん。……。隣町まで米10kgと隣町でしか売ってない白味噌…。4時間隠れてる間に父さんが代わりに行ってよ。
はぁ…。ごめん、空。俺も用事出来ちゃった。また明日ね」
空「ああ、またな。真、愛してるぞ」
真「って、俺こんなお使い真面目に行く必要無いよな」
『真、母上から電話だぞ。真からの電話何時でも待ってるぞ』(携帯着信音)
理恵『あ、真?お使い行かないと本当ひど…』
ピッ。
真「めんどいなぁ」
直人「まぁそう言うな。母さんは正しい」
真「急に背後に現れないでよ」
山田家玄関。
真「け、結局三時間掛かってしまった。ただいまー」
ガチャ。
空・理恵・直人「お誕生日おめでとー」
パンッ!パンッ!パンッ!
空「お帰りなさい、あたな。違った、真。今日はすまなかったな、嘘は言ってないんだが。真を喜ばせたくてな」
真「意味の無いお使いのせいで誕生日の事すっかり忘れてたよ」
空「真が居ない間に料理とプレゼントの準備をしていたんだ」
理恵「真の誕生会の準備をするのに父さんと手を打ったのよ!」
直人「母さんは正しい」
空「真、私の父上と母上からプレゼントを預かってるんだ。開けてみてくれ」
真「じゃ、海蔵さんから…何だろ?でかいけど」
『彼氏が彼女をダメにする 著者 桐原 海蔵』
空「この本は破いておくか」
ビリッ!
真「えーと、じゃ次は山奈さんのを」
『COOL GIRLとロゴの入ったペアルックTシャツ』
空「おお、私の分もあるぞ。真とペアルック、是非してみたかったんだ」
59 :
ジャスティスクール3/3:2006/05/28(日) 16:41:05.05 ID:heHUTQ2c0
真(何ぃー?!意外だ…。娘がヒーローってやっぱ嬉しいのかな?2着あるから空との仲を応援してくれてるみたいだけど…。
ってどこで売ってるんだ?そしてやっぱり俺も着なきゃダメなのか?)
空「真、似合うか?真も着てくれ」
真「もう着てるし」
理恵「じゃー次は私とお父さんねからね。じゃーん!精力増強剤に、ビニールマットに高級ローション。大人のゴムまで用意したわよ」
直人「母さんは、恐、正しい」
真「全部捨てます。どうせ穴が開いてるとかってオチでしょ」
理恵「ちっ」
空「真、お誕生日おめでとう。私からはこれだ」
真「うお、美味しそうなケーキ。空が作ったの?」
空「ああ、真の事を想いながら作ったんだ。食べてくれるか?」
真「うん、頂くよ」
空「あ、待ってくれ。真、あーん」
真「あ、あーん。……凄く美味しいよ、それと凄く嬉しい」
空「ふふっ、頑張った甲斐があったな」
真「そういえば、何か忘れてる様な」
美樹「くしゅん!誰か噂してるのかしら」
空「しかし、真の誕生日ほど嬉しいものは無いな」
真「何で?」
空「真と結婚出来る日が近づいているという事だからな」
真「ぶっ!」
終
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 16:44:33.84 ID:r5J6WQ2v0
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 16:54:43.99 ID:1GfLvWeuO
保守。
>>50 男「というわけで回ってない寿司屋なわけだ」
ク「今回の財布はキミ持ちなわけだが、大丈夫か?」
------case:a-------
ク「とりあえずイカ」
男「じゃあ玉子」
板「へい、おまち」
ク「はい、どうも」
男「いただきます」
ク「ん」
男「ほー、出汁巻きの方ですか」
板「えぇ、うちは玉子は出汁巻きの方でやってます」
ク「す、すまない、お茶をくれないか」
男「…ワサビ効いてたか」
ク「ああ、かなり」
板「ありゃ、多かったですかい?」
男「にしてもワサビでもクールなままなお前がスゲエよ」
------case:b-------
男「とりあえずおいちゃんいいとこちょーだい」
ク「それは屋台のおでんとかじゃないのか?」
板「へい、今日はいいマグロ入ってますよ」
ク「通じるのか」
男「そっか、じゃあマグロで」
ク「じゃあ私はトロ」
男「太るぞ」
ク「何、計算できてる」
板「ハッハッハ、ヘイ、お待ち」
ク「いただきまs…ん〜〜〜〜!!!!!」
男「…お前でも表情変わるときあるのか」
ク「お、お茶、お茶くだs・・・・〜〜〜〜!!!!」
>>50 この2つが思い浮かんだ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 17:05:11.40 ID:r5J6WQ2v0
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 17:19:32.62 ID:GI8hsIPw0
>>59 >>63 両者ともGJ!
ワサビは前者の方が好きかな?シチュてきにはB
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 17:23:46.80 ID:ydZnLMVQ0
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 17:43:48.15 ID:4OgU7Vks0
保守
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 17:59:35.55 ID:GI8hsIPw0
念のため
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 18:00:52.33 ID:Q1mDuyU20
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 18:06:46.56 ID:ubIgvpq60
「というわけで、回らないお寿司です」
ク「因みに割り勘だ。君が払うと言って聞かないが、何とかそこまで持ち込んだ」
「……せっかく奢るって言ったのに、あんな手を使ってまで割り勘にしなくても」
ク「気にするな。私の気分の問題だ」
「で、鯛です」
ク「ああ、鯛だな」
「こっちは鰹です」
ク「ああ、まごうことなき鰹だ」
「そしてこれが大トロ」
ク「ああ、大トロだが…………君は私をバカにしてるのか?」
「だって、そっちが『君の気の向くままに私の分も頼んでくれ』って言ったんじゃないか」
ク「私は五分以上前のことは覚えていない主義だ」
「今日の昼ご飯も覚えてないことになるだろ、それは」
ク「ああ、覚えていない」
「……そっか、僕の作った昼ご飯も忘れたか」
ク「君の愛に溢れたミートソースは最高だった」
「…………」
ク「…………」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 18:07:22.69 ID:ubIgvpq60
「ま、食べますか」
ク「そうだな、頂こう」
「ん〜、鯛は美味い」
ク「………………」
「…………?」
ク「………………」
「どうした……って何で泣いてるの!?」
ク「効いた」
「あ〜、山葵か」
ク「違う、昨夜の愛撫が時間差で……」
「大将、連れの山葵はちょっとだけ少なめで」
大将「へい」
ク「かたじけない」
「それにしても、真顔でいきなり泣かれると困るな」
ク「少し不意打ちだったのだ」
「はは……でもさ、あんまり泣き顔って見たこと無いから少し新鮮だったな」
ク「そうだな、普段はあまり泣かないな。ここ最近の泣いた出来事と言えば、君と初めて繋がった喜びで……」
「わー! わー! ここ! 鮨屋! 観衆の目!」
ク「君、騒がしいぞ」
「誰のせいだよ!?」
ク「ところで、君は私の泣き顔が新鮮かね?」
「え? まあ、そりゃ」
ク「そうか……」
「……なんだか氷の微笑みが」
wasabiインスパイヤ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 18:13:19.53 ID:GEBMM2PP0
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 18:28:17.45 ID:fd1NxZjtO
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 18:32:07.16 ID:GI8hsIPw0
>>73 うまくいえないけど、中々味が出てきたと思う
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 18:33:27.78 ID:r5J6WQ2v0
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 18:49:29.83 ID:fd1NxZjtO
保守
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 18:58:43.08 ID:fd1NxZjtO
>>74 味ですか…ありがとうございます!
独自の画風がついてきたって事ですかね…?
>>75 もののけ姫のサンを資料にしたので、こんな感じになりました。
服とか髪型とかいかにも野生って感じですよね…
他の方もいろいろ批評下さると大変ありがたいです。
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 19:09:14.75 ID:fd1NxZjtO
落とすわけにはいかない保守
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 19:20:15.78 ID:fd1NxZjtO
一人か…
保守
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 19:21:38.77 ID:HAh8PbxQ0
test
82 :
◆SoMyUBYlMA :2006/05/28(日) 19:33:43.79 ID:GI8hsIPw0
えー、夕飯食って暇なので四レス投下します。
ぶっちゃけくーは出てきませんし、笑えもしないかも。
では。
83 :
◆SoMyUBYlMA :2006/05/28(日) 19:34:21.77 ID:GI8hsIPw0
瞬間、頭の中がぐにゃりと歪むのを感じた。
「な、んだって………?」
「………あら…あの娘から…聞いてないの………?」
平然と言ってのける刹那を前に、俺の頭の中では様々な記憶がぐるぐると回っていた。
昨夜、風呂から上がってからのくーのおかしな態度。
今日一日の、俺から離れたがらなかったくー。
さっき見た、悲しみで潤んだ、紅い、瞳。
―――全てが、繋がった。
ガッ、と、気がつけば俺は刹那の肩を掴んでいた。
「どういうことだ!?くーが帰る?聞いてねえぞ!!」
「………あの娘が…言う必要は無いと…判断したのかも………」
「言う必要がねぇ?っざけんな!!アイツはウチの居候だぞ!?家主に一言もなしにトンズラこいて良い訳がねえだろうが!!」
俺の怒鳴り声にも、刹那は眉根も上げず、静かに俺の手を肩から払った。
「………あの娘の心情は分からないけど…こちらは…あの娘のいる世界では…無い…元の場所に戻ることは…間違ってはいない………」
「―――っ………」
確かに刹那の言う通りかもしれない。理にも適っている。が、俺の心の中で燻っている漠然とした気持ちが、それを良しとしなかった。
「―――やっぱり、ダメだ」
燻っていた気持ちが、一気に燃え上がった。
「………聞こえなかった…?…貴方が何と言おうと…これは決定じ―――」
刹那の言葉を遮り、叫んだ。
「―――そんなもん知るか!!」
「………何故…?…理由は………?」
呆れた様な顔でこちらを見る刹那を、俺は睨みつける。
「理由なんてねぇ。でも、でもな―――」
俺は、体の中で燃える炎を一気にぶちまける様に、叫んだ。
「―――俺はアイツと離れたくねぇんだよ!!」
84 :
◆SoMyUBYlMA :2006/05/28(日) 19:34:39.43 ID:GI8hsIPw0
「………そんな理由で…こんな世界に…あの娘を残しておくわけには…いかない………」
「うるせえ、アイツはココにいたほうがきっと幸せなんだ!」
「………それは…貴方の独りよがり………」
「、かも、しれねぇな。でもよ」
俺はアイツと会ってすぐのことを思い出す。
泣きながらアイツが言った、あの一言。
―――ボクは、忌み児だ。
「アイツのことを忌み嫌う世界に、アイツは本当に帰りたいのか?」
ハッ、と刹那の動きが止まった。
目を伏せ、口をつぐむ。
「それよりは、アイツが笑っていられる世界の方が、断然良い。違うか?」
「………………」
完全に黙り込む刹那。
これで理解してくれたか、と思った矢先、顔を上げた刹那が再び口を開いた。
「………違う………」
「何?」
「………あの娘は…私と一緒にいた方が…幸せ………!」
それは、彼女の「怒り」という感情なんだろう。
語気も強く。鋭い眼光は俺を捕らえて離さない。
「………俺だって、男だ。話し合ってダメなら、腕ずくだって厭わないかも知れない。それでも良いのか」
そう言った瞬間。
俺の脳裏に、「恐怖」の二文字が浮かんだ。
刹那が、その小さな口の端を吊り上げた。
それが、刹那の笑った顔だと気付くのに、何秒、時間を要しただろうか。
俺がソレを認めた頃には、何も無かったはずの刹那の両手に、初めて会った時に持っていた本が握られていた。
「………腕ずくの方が…好都合…―――………」
そう言いながら本を開いた刹那が何かを呟いたと思った瞬間、俺の体は刹那から五メートル、吹き飛ばされていた。
85 :
◆SoMyUBYlMA :2006/05/28(日) 19:34:56.80 ID:GI8hsIPw0
「、がっ………!?」
無様な声を上げて地面に転がる俺を、離れた位置から刹那が見ている。
俺が起き上がると、刹那は喋りだした。
「………今のが…私の力…この…神器『ケルプ』の力………」
刹那が『ケルプ』と呼んだ巨大な本が、鈍く光っている。
「………そして…今のは…“風打(かざうち)”…『ケルプ』が使える技の一つ………」
カザウチ、とやらの力は確かに凄い。
大の男をここまで吹き飛ばせばそりゃ大したもんだ。
だけど、
「ちくしょうがっ!!」
負けられない!!
一気に刹那の目の前まで来て、本を奪おうと手を伸ばす。しかし。
「………“風槌(かざつち)”………」
ドン!と。
俺の体は見えない何かに押しつぶされていた。
「ぐ、が…ぁっ………!?」
間髪入れず、
「………“風太刀(かざたち)”………」
首筋に、刃が当てられた。
ソレは決して目には見えず、しかし必ず其処に在る、刃。
刹那の左手の揃えた二本指から、俺の首の頚動脈、その数ミリ手前までの直線に、風が束ね、そろえられている。
それは、風であり、剣であり、死であった。
「………腕ずくで…この様なら…もう…死神には楯突かない方が良い…死ぬから………」
死をもたらす力をその手に宿している少女は無表情でそう告げると、パタンと本―――『ケルプ』―――を閉じた。
同時に、俺を死へと誘おうと鎌首をもたげていたソレは霧散した。
「………あの娘は…明日の深夜0時…私と共に…あちらへ帰る…貴方には………」
刹那は倒れたままの俺に背を向け、歩き出しながら言った。
「………どうすることも出来ない………」
86 :
◆SoMyUBYlMA :2006/05/28(日) 19:35:32.24 ID:GI8hsIPw0
刹那が去った後の、元の静けさを取り戻した道路。
俺は、壁に背を預けて座っていた。
―――何も、出来なかった。
無様に倒され、命まで取られかけ、そして見逃された。
―――惨めだ。
刹那は言った。明日の深夜0時に帰る、と。
―――止められない。
俺が刹那の前に百度立ち塞がっても、ヤツは俺を1000回退けるだろう。
―――俺には、出来ない。
ここまで完膚なきまでにやられたのは、中学の時以来だろうか。
―――俺では、勝てない。
無意識の内に拳を握り締めていた。
―――この拳で、何が出来るって言うんだ。
ゆっくりと、拳に込める力を弱めて、開くと、掌に少し血がついていた。
―――血塗れの拳で。
自分の血だと気付くのに、時間がかかった。
―――これだけ血ぃ流しても、勝てない。
刹那は俺の生活からくーを奪う。これは揺るぎ無い事実となった。
―――俺では、くーを護れない。
「ぅ」
気付かないうちに、嗚咽が漏れていた。
身体の奥から、どうしようもない気持ちが押し寄せ、
「ぁ、ぁあ」
一箇所から、溢れ、
「っ、ぁぁぁ」
そして、瓦解した。
「ぁぁぁぁぁああああああぁぁあああぁあああああ!!!!!!」
夕焼けの街に、俺の慟哭だけが響いていた。
87 :
◆SoMyUBYlMA :2006/05/28(日) 19:36:07.57 ID:GI8hsIPw0
欝ENDにはなりませんよ?てか終わりませんよ?と釘を刺して続け。
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 19:36:17.47 ID:1GfLvWeuO
>>73 自分で素直クールじゃないって言ってるなら投下すんなボケ。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 19:39:43.95 ID:wFGjELVNO
>>87 ぐーっじょぶ!
続きが気になって仕方がねえ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 19:40:00.24 ID:P/Ehf7lu0
>>ぶっちゃけくーは出てきませんし
これがこのスレの病巣の一部を如実に物語っている
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 19:58:10.65 ID:Xk7kktNgO
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 19:58:50.24 ID:GJLkDAui0
これがVIPだ
●基本的にその行動は「韓国」の一言に収斂される。
●他板・他サイトに「wwwww・だお・○○な件・ヒント:・ちょwwwおまwww」等VIPの用語とノリを持ち込む。
●VIP構成員であることに異様なプライドを持つ。VIP以外を見下す。
●群れでの行動を好み、他板でVIPを貶される或いは屁理屈を論破されると仲間のVIPPERを呼び寄せ当該スレを埋め立て証拠隠滅を図る。
●他板のネタをVIP発祥と言い張る。
●一部の技術ある人間がネタを提供すると「VIPクオリティ」「うはwwwさすがVIPwwwww」と盛り上げつつ、
「俺らさすがだなwww」と自らをネタ師と同一化させて舞い上がる。ネタ師の模倣に一頻り勤しんだ後、祭りは終息へと向かう。
●VIP内では馴れ合い至上主義故に当たり障りの無い会話しかできない。村八分にされる事をなにより恐れるため上辺だけ取り繕おうとする。
●「VIPクオリティ」はモラルないしは法をも超越するものと思い込み、日々違法アップロード等に余念が無い。
●表現力の無い子供ばかりなので自分の言葉を持たず、既存のAAやコピペばかりを書き込む。
●「おまいらおはよう ノシ」「落ちます〜(´・ω・`)ノシ」など、無意味な挨拶はかかさない。
●いきなり聞いてもいない自分の状況を実況する。「ケーキ買ってきた〜^^今から食べるお( ^ω^)」など。
空気嫁と指摘すると「うはwwwwwwクオリティヒクスwww」等、返答になっていない意味不明な言葉を発する。
●妹・ツンデレなどのワードを出せばレスを貰えると思っている。またそのようなレスには好意を以って接することが暗黙の了解である。
●嵐が現れると「誰か>>○○の相手してやれよwwwww」「必死だな( ´,_ゝ`)」
「>>○荒らし乙wwwNGにしたからすっきりwwwwwwwwwwwwwwwwwww」など、スルーできない。
●文意を汲み取れないのでネタにマジレスしてしまう。誤字脱字にも敏感に反応する。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 20:00:09.21 ID:GI8hsIPw0
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 20:07:16.42 ID:r5J6WQ2v0
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 20:17:21.25 ID:DKcw8HZa0
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 20:31:02.44 ID:GI8hsIPw0
そろそろ保守の時間ですか?
>>95 麦わらの辺であれかなぁ、とは思いました・・・・・。
>>96 有りがたうございまして。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 20:38:29.56 ID:fJApcI2zO
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 20:41:27.59 ID:IxXVHlWI0
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 20:42:40.93 ID:r5J6WQ2v0
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 20:43:36.34 ID:rwIHkGSS0
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 20:48:44.92 ID:ndAhtKmy0
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 20:52:18.00 ID:ydZnLMVQ0
>>100 「この味はウソをついてる味だぜ」
がフラッシュバックした
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 21:01:36.48 ID:ldjQi28P0
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 21:08:42.60 ID:O2XiBUXO0
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 21:15:18.24 ID:J17A5TGG0
>>100 ク「この味は私に欲情している味だぜ」
「いや、無いから」
ク「だが断る」
「!?」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 21:24:49.96 ID:Xk7kktNgO
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 21:34:17.03 ID:rs9/6dG+O
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 21:35:11.98 ID:wVxiEdgg0
とりあえず顔アップばっかでなく何かシチュエーションを描いてはどうか
111 :
♂:2006/05/28(日) 21:36:14.94 ID:7MUC8G0b0
ビバ職員会議。
「会議中です」の札が掛かっていても中で君は仕事をしている。
カーテンは引いてある。鍵はさっき俺がかけた。
レッツセクハラ。ああどっちかっていうと逆セクハラかも。
ほけんだよりを作る手を休めずに「何しに来た?さっさと出ろ。仕事中だ。」
カゼだかなんだか知らないけどちょっと機嫌が悪すぎやしませんか。
ああ仕事中だとこんなもんですか。
「ほら、立って。」
「?」素直に応じるところはちょっとアホだ。
よいしょ。と彼女を担ぐ。
「うへぁ」わー色気無さすぎ。
ベッドに投げる。
「あ゛」わーry
「体調悪いんでしょう。戻ってくるまで寝てなさい。」
「…。」俺の手首をつかんでベッドに引きずり込んでがばりと(色気は無い)捕獲された。
「…ゆたんぽ。」
「服が皺になるんだけど」
「私よりも制服が大事だとは言わせない」
「そういう問題じゃないでしょ」
「少し黙れ。」返す言葉を途中で遮られた。
彼女の思いのほか強引な手段で。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 21:45:10.85 ID:Xk7kktNgO
>>110 シチューですか。わかりますた。頑張ってみまう
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 21:45:39.27 ID:r5J6WQ2v0
114 :
♀:2006/05/28(日) 21:46:14.03 ID:7MUC8G0b0
会議とかいって主任は出て行った。しばらく戻らないだろうな。
とりあえず札をかけておいて仕事だ。
ひとりはきらく。
「何しに来た?さっさと出ろ。仕事中だ。」
確かに私は君のことを愛してはいるが残念ながらここは仕事場。
そう。さっさと仕事を終えてとっとと家に帰ってそれからいろいろと不埒なことをしようではないか。
寄るな。仕事中仕事中しごとちゅ
「ほら、立って。」
「?」思わず立ち上がってしまう。
「うへぁ」足が地面から離れる。不意打ちはよくない。
「あ゛」
ぼふっとベッドに投げられた。
そういうことは家でしてくれ。
「体調悪いんでしょう。戻ってくるまで寝てなさい。」
…確かにそうだが。そういうときはアレだろう。定番の。
「…。」捕獲。いやぁいいなぁ。しやわせ。
「…ゆたんぽ。」
「服が皺になるんだけど」
「私よりも制服が大事だとは言わせない」
大体先に手を出したのは君だ。
「そういう問題じゃないでしょ」
「少し黙れ。」
こういうことをされるのは覚悟の上だろう?それが嫌なら手を出すな。
…ああ、顔がゆるんできた。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 21:51:44.68 ID:DKcw8HZa0
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:07:18.66 ID:GI8hsIPw0
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:13:34.86 ID:Fp9jAKSG0
>>116 男装が似合いそうな娘さんですね。GJですよ!
2分後に京と亮の作品、5レス投下します。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:15:19.45 ID:Fp9jAKSG0
――2月24日(金) Fellows
大通りに戻った後、南が指定した場所は、向かいにスタバが見えるビルの軒先だった。
京達の姿は見えなかったが、二階に居る向こうはこっちの姿を見ることができるだろう。
場所を移りたかったが、そうすると京が何をするか分からない。
祭さんや久野に説得されて、大人しく帰ってくれるのを願うだけだ。
南「待たせたな。ほら」
南が投げたペットボトルのミネラルウォーターを受け取り、眉根を寄せる。
亮「あいつらはコーヒーで、俺は寒空の下で水か」
腹いせに皮肉を込めて告げると、南は視線を落とした。
南「……最後の万札渡しちまったから、残ってる小銭で買えるのが、これだけだった」
まだ財布を持ち歩く癖がないらしい。そもそも、キャッシュカードを持っているかも不明だ。
キャップを捻って外し、冷たい水を口に含むと、血の味がした。
それからしばらく、互いに無言で水を飲んでいると、ようやく南が切り出した。
南「歌うこと、嫌いじゃなくなったんだな。亮がカラオケに行くなんて、今も信じられねぇ」
亮「嫌いだ。誰かに音痴って言われてから、正直な話、人前で歌いたくない」
南「……」
亮「それから、誰かの歌うミスチルは今もトラウマだ。延々聴かされ続けて、歌詞まで覚えた」
南「……俺のせいか?」
亮「他に誰が居る」
南はビルの壁にもたれ掛かると、口の端を上げて小さく笑った。
南「そうか……だったら、気にするな。亮は、俺より歌うのは上手い。俺自身でも分かった。
中坊だった亮に負けるのが嫌だったから、お前が何気なく口ずさんだ時に言っただけだ」
亮「嘘だったのか?」
南「ん、まぁ、そういうこt――痛ぇな!」
とりあえず蹴った。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:16:03.76 ID:Fp9jAKSG0
>>119――2月24日(金) Fellows 1−2
南「相変わらず年上に遠慮のないヤローだな。絶対スネが青くなってるぞ、これ」
亮「勘違いさせたが、昔のように馴れ合う気はねぇ。話ってのは何だ」
横目で見やると、南は頭を掻いて表情を少しだけ苦くさせた。
南「二年も会ってなかったんだ。あの後にどうしてたのか聞きたくなるのは、普通だろ」
亮「その気はねぇよ。他人に過去を聞かれるなんて、気分が悪い」
南「キツ過ぎるぜ。俺らは……ダチだろうが」
南の言葉を聞いて、その胸倉を掴むと、互いに手にしていたペットボトルは地面に落ちた。
亮「冗談でも許さねぇぞ……! その言葉、二度と口にするな」
南「……」
目を伏せるようにして逸らした南を突き戻すように放して、思考を掠めた小さな姿を押し殺す。
亮「もう、烈のあんな姿を思い出したくない」
落ちたペットボトルを拾い、近くのゴミ箱に捨てる。
南「どこ行くんだ?」
亮「帰る。やっぱり、お前とは昔のままだ」
南「待てよ! まだ話したいことはあるんだ」
亮「考えが合わないから、離れていく。あの時と変わらねぇんだよ」
追ってこようとした南を振り返って見やり、口の端を歪ませる。
亮「二年前のあんたに追いついて、この歳になれば、少しは理解できるかと思ったこともある。
けど……やっぱり、俺は俺だ。ダチを見捨てたお前とは、絶対に分かり合えない」
傷付けるつもりで吐いた言葉を受けて、南の表情が崩れた。
充足感のない満足を覚えて、視線を外す。
もう、関わりたくないと願って、南から離れた。変わることのない自分は、昔と同じ道を辿る。
そうなる筈だったのに――
南「亮! そのままでもいいから、聞けよ!」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:16:42.82 ID:Fp9jAKSG0
>>119>>120――2月24日(金) Fellows 1−3
南の鋭い声に、通りの人も何事かと視線をやり、すぐに逸らした。
知っている人間は関わりたくないだろうし、知らない人間はその姿に怯える。
南「俺はあの時、間違えた。形振り構わず、周りに耳を貸さず、お前と一緒に行けばよかった。
そうすれば、お前も傷付かずに、烈も未だに病院通いなんてことにならなくてすんだ!」
その弁明を聞くのは、耐え難いことだ。振り返ることなく、南から離れていく。
南「俺は、あの子達のような――気軽に遊べる、傍に居られる存在じゃなくなった!
袂を別ったお前は、俺を恨んでるだろ!」
分かりきったことを、他人の口から聞かされるのが煩わしい。足を、速めた。
南「俺は、ダチじゃなくなったんだろう! 関わり合うことさえ、許されなくなったかもしれない!
けどな、俺達は同じ過去を共有した仲間だから、遠いいつかでも、きっと話し合える!」
南が、今どんな表情で声を張り上げているのか分からない。分かりたくもない。
それから南は、別れの言葉を口にした。
南「だから、またな! また……いつか、な」
いつかなんて来る筈はないのに、それを最後に南の声は聞こえなくなった。
自分が変わることはないから、いつかは来ない。
変わることがないから、久野が傷付けられた時、これ以上手出しできないよう敵を潰した。
そうすることに、迷いはない。
それが間違っていると思えないから、自分はこれからも変わりはしないだろう。
だけど――
京「亮……私達も、帰ろうと思う。一緒に、帰ろう」
横から、京が声をかけてくる。見やれば久野達も居るが、目を合わせることはなかった。
だけど、間違ってなくても、それは正しくもないんじゃないだろうか?
だから自分は、こうして拒絶されているんじゃないか……?
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:17:31.30 ID:Fp9jAKSG0
>>119>>120>>121――2月24日(金) Lovers:Ryo
帰り道、京以外に誰も言葉を発しなかった。
京はいつもの調子で、怪我のことや南に何かされなかったかなどあれこれ訊いてきたが、
少し離れた場所から感じる視線が責めてくるようで、彼女と話す気にはならなかった。
電車へ乗る頃には無反応なこちらに京も口を閉じ、久野の怪我を案じるだけのようだった。
地元の駅で降り、ロータリーの停留所に着く。
タイミングも悪く、京達が乗りたいバスは少し前に出てしまったらしい。
普段なら、送るために一緒に待っていただろうけど――
もう、彼女達を送ることは、きっとできない。
折角教えてくれた道順も、辿ることはない。
傍に居ると、怖がらせる。彼女達に、不安を与えてしまう。
自分がああいう人間だと知られたから、昨日までのような関係ではなくなってしまった。
制服のポケットを探り、財布から五千円札を取り出す。
亮「……京」
少し口篭って名前を呼ぶと、京は微かに表情を動かして近付いてきた。
その後ろでは、祭さん達がじっとこちらを窺っている。
亮「今日は、タクシーで早く帰れ。これだけあったら、皆の家も回れると思う」
京「怪我がやはり酷いのか? だが、目の焦点は合っているし、顔色も悪くないように映る。
ひ、酷く我が侭だが、もし亮がよければ、夜道が心配だからと、いつものように――」
亮「ごめん……もう、俺はそういうの、きっとできないから」
怪我を理由にした咄嗟の嘘も吐けず、京の華奢な手に札を握らせた。
僅かに触れたその感触に、カラオケボックスでのことを不意に思い出す。
こんなにも小さな、心配をしてくれた優しい手を、己の決め事を通すために邪魔と感じて、
自分は力一杯に振り払ってしまった。
それは、大切な人を傷付けてしまう行為だと分かっていた筈なのに。
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:18:16.43 ID:Fp9jAKSG0
>>119>>120>>121>>122――2月24日(金) Lovers:Ryo 1−2
手の中のお金を睨んでいるような京の脇を通り、少し距離を置いて祭さん達と向かい合うと、
彼女達の空気が微妙に揺れるのを肌で感じる。
不安にさせているのが伝わるけれど、宙ぶらりんのまま別れてしまうのは彼女達に対する
不義理だから、けじめをつけなくてはならない。
亮「あの……」
怖がらせてしまうために視線を合わせられず、足元に落とす。
それから、謝罪の仕方なんて一つしか知らない自分は、頭を下げるしかなかった。
亮「すいませんでした」
久野は、顔を傷付けられて誰よりも辛かっただろう。
遠藤は、大切な友達が傷付いて、悲しかった筈だ。
祭さんは、信じようとした人間の本性を知って、失望したに違いない。
京は、いつものように振舞っているけど、手を振り払われ拒絶されたと思っただろう。
優しいと言っていた恋人がこんな男であったことに、裏切られたと感じているかもしれない。
守ってやれなくて、怖い思いをさせて、期待に応えられなくて――ごめんなさい。
頭を上げて、誰の反応も窺えず踵を返すと、京がこちらを見詰めていたが――
亮「……じゃあな」
言葉だけを残して、離れた。
京「亮。待ってくれ」
祭「京ちゃん。市内では我が侭言ったんだから、今はお姉ちゃんの言うこと聞いて帰ろ」
京「でも、亮が――」
祭「お願い。友達を蔑ろにするような真似しないで。京ちゃん、そんな酷い子じゃないでしょ?」
離れて声が聞こえなくなる間際、最後に祭さんの諭すような声だけが耳に届いた。
言葉に含まれた真意を理解できたから、こんなにも胸が痛くなるのだろう。
あの賑やかな場所に居てはならないと思い知らされた自分には……ただ、辛い。
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:19:50.40 ID:Fp9jAKSG0
以上です。
サブタイが英語ですが、前回のPastは過去。
意味合いとして後ろぐらい経歴なんて訳もあります。
Fellowは、仲間です。では
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:23:10.81 ID:GI8hsIPw0
>>124 うあー、悲しー………欝ルート突入の予感?
あれですか屋上から頭を下に落ちたり川原でナイフで刺したり歩道橋でノコギリで首をギャースなルートですか。
冗談はそのへんにしてこの後もwktkしてます
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:29:25.53 ID:7YsuW5u30
>>124 セツナス(´・ω・`)
続きwktkしてます
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:32:32.04 ID:96J6zljyO
>>124 リアルタイムで遭遇w
かなりの欝展開ですけど、京ちゃんが何とかしてくれるものと信じて続きwktkしてます(`・ω・´)
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:32:53.09 ID:heHUTQ2c0
>>124 ブワッ(´Д⊂
続きwktkしてます
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:46:52.94 ID:heHUTQ2c0
>>92 こう見えた
これが素直クールだ
●基本的にその行動は「愛」の一言に集約される。
●場所を問わずどこでも「君の顔が見たかったんだ・愛してるぞ・男は私のものだ・好きだ・結婚しよう」等の用語とノリを持ち込む。
●男の恋人であることに異様なプライドを持つ。男以外に心を奪われない。
●男と二人っきりでの行動を好み、他所で男を貶される或いるいは男の悪口を言われると彼女の仲間を呼び寄せ男の敵を蹴散らして証拠隠滅を図る。
●男の心と体は私だけのものだと言い張る。
●一部の男に好意ある女が男を誘惑するすると「男と私の熱いキスだ」「私の体は男のものだ、男の体も私のものだぞ?」と盛り上げつつ、
「私達はラブラブだな」と自らを男の体と同一化させて舞い上がる。彼女の欲望が一頻り勤しんだ後、男の心身はやっと安息へと向かう。
●彼女の私生活内では男と恋愛至上主義故に当たり羞恥心を知らない行動しかできない。男に嫌われる事をなにより恐れるため毎日を使って愛情表現をする。
●「男との素晴らしき恋愛」はモラルないしは法をも超越するものと思い込み、日々違法な恋愛に余念が無い。
●羞恥心のない愛情表現ばかりなので男の羞恥心を考慮することを持たず、周りを気にしないキスや男への愛を言葉にする。
●「男、おはよう。今日は君の夢をみたんだ」「男、別れのキスをしよう」など、愛情表現のある挨拶はかかさない。
●いきなり聞いてもいない彼女の心境の状況を実況する。「ケーキを食べる男は可愛いな、ついでに私も食べてくれないか?」など。
空気嫁と指摘すると「君に抱きつきたいんだ、周りなんて関係ない」等、返答になっていない男の意思を無視した言葉を発する。
●キスしよう・キスしてくれないか、などのワードを出せばキスを貰えると思っている。またそんなキスには好意を以って全力でキスするのが彼女の暗黙の了解である。
●男にアンパンを投げる者が現れると「男に物を投げるとは許せないな」「無粋だな、男と抱き合うのを邪魔するとは本当に無粋だ」
「態々あんぱんを投げてくれるとはご苦労な事だ、このあんぱんは男と二人っきりで美味しく頂くとしよう」など、スルーできない。
●周りの目を汲み取れないのでどこでも男に告白してしまう。男の言葉、言動にも敏感に反応する。
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:48:04.50 ID:GI8hsIPw0
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:48:48.64 ID:7YsuW5u30
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:49:57.03 ID:r5J6WQ2v0
133 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/05/28(日) 22:56:17.21 ID:TuXHm9hr0
留学先の素直クール(でも別の狙いがあったりするかもしれない)
素「What time is it now?」
男「I’m sorry. I don’t know」
素「Kiss me!」
男「I’m sorry. I don’t know」
素「のーぷろぶれむ。──それは私がよく教えてあげよう。ほら!」
男「中に舌入れた! いきなり舌入れましたよ、この人!」
素「のーぷろぶれむ。これは私の国の文化だ。君も早くなれたまえ」
男「人前でそんなキスする人は、この国でも少ないと思います!」
素「いけないかね? 私は好きな人相手には、いつでもこんなキスをしたいのだが」
男「つ、通行人が見てますってば! おふざけが過ぎますよ!」
素「もどかしいな。言葉でうまく伝えられないというのは。……これでどうだ?」
男「あ、握手? あったかい手……」
素「りかいしてほしい、ゆっくりとで良いから。私の国と、文化と、……私の想いを」
男「がんばってみます……」
素「とりあえず、今日の散歩はこれくらいにしようか。ん? どうした、何か?」
男「うん……その最後の一つにだけは、今答えちゃっていいですか? ……I love you too」
素「!!」
最近何かと気苦労が多くて大変なあの人に捧げまつ。
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:57:49.04 ID:DKcw8HZa0
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 22:59:17.45 ID:GI8hsIPw0
>>133 最初で噴いたwwwwwwwwwwwwww
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 23:04:19.94 ID:Xk7kktNgO
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 23:07:44.24 ID:7YsuW5u30
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 23:24:16.54 ID:oQI5AxnRO
保守
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 23:24:21.50 ID:rJ1UALcjO
保守
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 23:24:36.92 ID:96J6zljyO
保守
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 23:24:43.62 ID:Xk7kktNgO
>>137 シチューは得意ではないですが・・・イイと言って貰えてよかた・・・・。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 23:27:39.51 ID:GI8hsIPw0
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 23:30:21.90 ID:DKcw8HZa0
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 23:44:02.21 ID:GI8hsIPw0
ほ
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/28(日) 23:59:59.60 ID:4OgU7Vks0
保守
146 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/05/29(月) 00:00:49.47 ID:M0yKrUdk0
IDが変わる前に哀しく自分で解
素「 W hat time is it now?」
男「 I ’m sorry. I don’t know」
素「 K iss me!」
男「 I ’m sorry. I don’t know」
素「 の ーぷろぶれむ。──それは私がよく教えてあげよう。ほら!」
男「 中 に舌入れた! いきなり舌入れましたよ、この人!」
素「 の ーぷろぶれむ。これは私の国の文化だ。君も早くなれたまえ」
男「 人 前でそんなキスする人は、この国でも少ないと思います!」
素「 い けないかね? 私は好きな人相手には、いつでもこんなキスをしたいのだが」
男「 つ 、通行人が見てますってば! おふざけが過ぎますよ!」
素「 も どかしいな。言葉でうまく伝えられないというのは。……これでどうだ?」
男「 あ 、握手? あったかい手……」
素「 り かいしてほしい、ゆっくりとで良いから。私の国と、文化と、……私の想いを」
男「 が んばってみます……」
素「 と りあえず、今日の散歩はこれくらいにしようか。ん? どうした、何か?」
男「 う ん……その最後の一つにだけは、今答えちゃっていいですか? ……I love you too」
素「 ! !」
分かりづらかったorz
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:01:18.65 ID:HOIyQFem0
>>146 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!
148 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/05/29(月) 00:01:34.74 ID:M0yKrUdk0
しかもIDもう変わってるし!!orz
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:07:20.23 ID:4fms/SYCO
突然の投稿ですが、書いてみました。先に謝っておきます。
〜4月〜
校長「えー・春の息吹きがよりいっそう感じ(ry」
絢爛高校入学式
僕は草薙 厚(あつし)。今日からこの絢爛高校の一年生だ。大きくなるからと母が買ってきた制服はかなり大きい。それにしても桜が綺麗だ─
?「…い、おい!入学式は終わったぞ。いつまでぼーってして私を待たせる気だ?」
厚「あ、桜木先輩。」
桜木先輩「あ、じゃないだろう、まったく。君は約束を忘れたのか?それになんだその桜木先輩ってのは?」
桜木 久羽(くう)さん。絢爛高校二年生にして生徒会会長とテニス部部長を勤める文武両道の凛とした女性で僕の幼なじみだ。
家が近いこともあって昔から家族…、姉のように僕の面倒を見てくれる。
厚「えっと…、高校生だし先輩なんでやっぱり久羽ちゃんじゃ不味いかなとおもって。でも言いにくいや。」
今日は入学式が終わったら一緒に寄り道して帰る約束をしていた。
久羽「私はそんなの気にしないからいつも通り久羽ちゃんでいいぞ。それに君から桜木先輩なんて呼ばれてあまりいい気はしないな。」
厚「そっか。ごめんね、久羽ちゃん。」
久羽「謝らなくていい。では行くぞ。」
久羽ちゃんは僕の手を引いて歩き出した。
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:14:09.54 ID:1fI1z9wu0
ほす
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:14:25.40 ID:HOIyQFem0
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:15:04.60 ID:1fI1z9wu0
ほす
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:23:54.37 ID:4fms/SYCO
俺は携帯厨なんで投下遅いです。リアルタイムで書きつつ投下しております。
厚「久羽ちゃん、寄り道ってどこへ行くの?」
久羽ちゃんは僕と遊ぶとき、一緒に居るときはいつも僕をひっぱって行動してくれていた。あまり積極的ではない僕をガンガンひっぱっていく久羽ちゃん。
久羽「入学式祝いをしようと思ってな。今からあるお店に行く。黙ってついて来てくれ。」
あるお店?まったく心当たりがない。どこへ行くんだろう?
厚「うん、わかった。あとどれくらいでつくの?」
久羽「10分位だな。…そういえば君のその制服だが、よく似合っているな。しかし些か大きすぎたようだ。」
厚「え?この制服、久羽ちゃんが買ってきてくれたの?僕てっきり母さんが買ってきたと思ってたよ。」
久羽「おばさんにな、頼まれたんだ。同じ高校だから私の方が詳しいだろうって。」
厚「母さん…、誰が買っても一緒だと思うんだけどな。」
久羽「あまりおばさんを責めるな。大体君が制服を買いに行く日に風邪を引いたからいけないんだぞ。だから私に頼んだんだろう。しかしあの時は心配したよ。」
155 :
153:2006/05/29(月) 00:24:22.52 ID:KKBxwtrY0
更新しない俺が悪かったですねそうですね
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:32:02.21 ID:4fms/SYCO
僕は1ヶ月位まえに風邪をひいた。熱が高くなかなか下がらないので一週間ほど寝込んだのだが毎日、久羽ちゃんはお見舞いに来てくれた。
厚「あはは、そうだよね。久羽ちゃん毎日来てくれたもんね。ありがと。嬉しかったよ。」
久羽「いや、いいんだ。君が苦しがっているのが見てられなくてな。うなされているし汗はかくし。おばさんには伝染ると悪いからと止められたんだが無理を言って看病させてもらったんだ。それにこうして無事に入学式に出席できたんだしな。」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:42:51.83 ID:4fms/SYCO
厚「そういえば、僕が小学校の入学式の前に風邪をこじらせて寝込んだ時も久羽ちゃん毎日看病に着てくれたよね。」
久羽「ああ、そうだったな。しかし君は大事なときに風邪をひくな。なにか理由があるのか?」
厚「実は、入学式が近づいてきて緊張感して眠れなくなったり食欲がなくなったりしたんだ。多分そのせいだと思う。そうだ、あの時に久羽ちゃんがくれたクマのヌイグルミだけど、見て。」
久羽「驚いたな。まだ持っていたのも驚いたが、リメイクしたのか?ストラップになっているぞ?」
厚「うん、久羽ちゃんがくれたから大事にしてたんだけど足がほつれちゃったからこの際リメイクしようと思って。久羽ちゃんの分もあるよ?」
小さなクマのストラップを久羽ちゃんに手渡す。少し触れた手は雪のように白く暖かかった。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:53:48.17 ID:4fms/SYCO
久羽「君は昔から出先が器用だったな。ありがとう、お揃いだな。」
久羽ちゃんは少しだけ笑った。
厚「僕のクマが女の子で久羽ちゃんのクマが男の子だよ。僕のがリボンで久羽ちゃんのがネクタイ。どうかな?やっぱり女の子の方がよかった?」
僕がそう言うと久羽ちゃんは彼女の長く延び、後ろにリボンで束ねた綺麗な髪を揺らして首を振った。
久羽「このクマはどことなく君に似ているな。優しそうな所がそっくりだ。ありがとう、大事にするよ。ふむ、話し込んでいる間に目的地に着いたな。」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:54:16.27 ID:bhkwSEJvO
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 00:57:37.07 ID:oJVeFl+uO
保守
161 :
「桜の押し花」:2006/05/29(月) 01:06:24.71 ID:4fms/SYCO
厚「ここは、本屋さん?…!あ〜、異次元本屋!」
僕は昔からあまりからだが強いほうではなく家に籠もりがちだった。
唯一の趣味は読書。そこである日久羽ちゃんが目隠しで僕を連れてきた本屋がここ、異次元本屋だった。もちろん異次元本屋という名前は僕と久羽ちゃんが付けた名前だ。
書店の中にはいるとまるで別の世界へ行ったような感覚になったのを今も覚えている。
厚「こんなところにあったんだ…。懐かしいな。」
久羽「今は潰れてしまったがな。ん?みろ、鍵が開いているぞ。少しお邪魔してみるか?」
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 01:11:24.80 ID:wNbKI4B00
>>159 仕事ハヤスwwwwwwww
今まで描かれた中でも屈指の目の据わった娘さんでつね
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 01:19:43.59 ID:IrWW0C1p0
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 01:20:48.58 ID:4fms/SYCO
異次元本屋の中は春なのにひんやりしていた。僕たちが訪れた時と本がなくなっている以外ほとんど変わらないまま9年のときをその空間は過ごしていた。
厚「そういえば久羽ちゃん、どうしてあの時僕を目隠しして連れてきたの?」
久羽ちゃんは少ししまったという顔をした。
久羽「あっ、厚。見てみろ、この本!覚えているか?私が君に見せた本だの隣にあった本だ。」
隣の本なんて覚えてない。しかし久羽ちゃんのこの焦り方は何かあるな。この話は久羽ちゃんが困るからやめておこう。
165 :
桜の押し花:2006/05/29(月) 01:24:38.83 ID:4fms/SYCO
今日はこの辺でやめておきます。ってか眠い。次はちゃんと何レス消費するかを書きますね。お目汚しスマソ。あと一つ聞きたいんだがみんなの携帯はピクトはみれますか?絵も投下しようと思うんだが。
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 01:29:45.37 ID:HOIyQFem0
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 01:31:41.49 ID:4fms/SYCO
携帯じゃなくてPCだたorzピクトは見れる?
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 01:32:15.15 ID:r7jQlYn90
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 01:36:05.75 ID:4fms/SYCO
>>168 トンクス。絵は明日の文とまとめて投下します。
久羽が微妙に素直じゃないのは訳があります。
んじゃまた明日!
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 01:51:17.93 ID:OiCRJdkk0
素直ホシュ
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 01:51:35.24 ID:A6CpBvwE0
保守
172 :
ジャスティスクール1/3:2006/05/29(月) 01:58:05.73 ID:Ye3XXufg0
桐原家。
海蔵「これ、空は居るか?ちょっと話がある」
ガチャ。
空「何ですか?父上。今は真といちゃつくので忙しいのですが」
真「あ、お邪魔してます」
海蔵「ほほう、超天才科学者のこのわしに挨拶も無しとは良い御身分じゃのぅ。真君」
真「あ、いえ…」
空「真は悪くありません。研究室で発明に没頭していた父上が悪いのです。声を掛けたのに返事が有りませんでした」
海蔵「くっ、誰のために発明をしてると思っているんじゃ!正義のヒーロー、クールガールのために日夜発明しとるんじゃぞ!
ふぅ、まぁ今は良いわい。空、幾つか発明を見てくれ。お前に合うものがあるかどうかをな」
空「真、研究室に行ってみるか?何か真と遊べるものがあるかもしれないぞ?」
真「研究室かちょっと見てみたいなぁ、海蔵さんが良ければだけど」
海蔵「ふん、何の関係もない一般人の君は帰って貰って良いぞ?」
空「なら一緒に帰るか、真」
真「空が帰るってどこに……」
海蔵「くっ、それがヒーローのセリフか!卑怯じゃぞ!」
空「父上が真を苛めるからです。警告しときます。2度目以降は殴りますよ?因みに正義のヒーローではなくて真のヒーローです」
真「えーっと。穏便にね、空。俺の事はいいからさ」
空「嫌だ。真が全てだ」
海蔵(くっ、真君に抱きつきおって嬉しそうに。見ておれ、後で散々嫌味を言ってやるわい)
173 :
ジャスティスクール2/3:2006/05/29(月) 01:58:44.54 ID:Ye3XXufg0
海蔵の研究室。
真「うあー凄いですね、やっぱり機械物が多いっていうか。殆ど一人で発明品を作ってるんですか?」
海蔵「一人で作れるのは超天才のわしには当たり前の事じゃな。時々山奈に作るのを手伝って貰うがな」
空「父上、真と一緒に遊べるものはないか?真とエロイ事が出来るものでも構わないぞ?」
海蔵「ここにそんな物などあるか!今日は発明を見に来て貰うとさっきも言ったじゃろうが。まずはこの武器の数々を見て貰いたいんじゃが」
真「剣に銃に槍に斧…凄い一杯あるね、空。それに何か科学的っていうかTVのヒーロー物とかみたいにやっぱり秘密機能が付いてたりするんですか?」
海蔵「当然じゃ、この天才科学者に不可能など存在せぬわ!」
空「確かにこの輝く剣先、父上らしい見事な物だ。だがこれらの武器には弱点が存在する」
真「弱点って?」
空「うむ。これらの武器を持っていた場合、真にすぐ抱きつけないという致命傷を持っている」
海蔵「何じゃその発想は」
真「嬉しいけど何か勿体無いな。凄くカッコイイのに…って重っ!こんなの空は軽々持ち上げて眺めてたのか」
海蔵「ほほうー、真君ー。己の力の無さを改めて知ったかね?いいんじゃぞ?空と別れても。───────イタッ!」
空「二度目以降は殴ると警告しました」
海蔵「くっ、何じゃこの真君との差は…。えーい、こうなったらわしの発明で目を覚ましてやるわい!これは燃えるグローブで敵を炎で…」
空「真、後ろから私が持つのを手伝おう。そうそう、そんな感じだな。騎士の様な真というのも更にカッコイイな」
海蔵「このハンマーはどうじゃ?これは硬度が凄くて破壊力抜群じゃぞ?」
空「真の髪と首筋から真の匂いがするぞ?良い匂いだ。ふふっ、安心する匂いだな」
真「ちょ、空くすぐったいって。後、背後から胸押し付けるの何時もやってるけど俺が困るって」
空「お約束だからな」
海蔵「聞けーい!もう今日はお開きじゃ!最後に言っておく!真君、力もない者は空と付きあ…。───────イタッ!」
空「全く父上は」
海蔵「イタタ、二度も怪力で殴るな!」
空(ん、この発明品。『高性能自動巻取りワイヤー』?ほほう、これは使えるな)
174 :
ジャスティスクール3/3:2006/05/29(月) 01:59:25.84 ID:Ye3XXufg0
翌日。
空「真」
真「あれ?空、そんな遠い所からどうしたの?ん?」
ガシッ!ウィィィィィーン!
真「うおおおお、引っ張られぇぇぇ…」
空「真、おはよう。今日も真に会えて、朝から真に抱きつけて嬉しいぞ」
真「おはよう。それどうしたの?」
空「昨日、父上の研究室にあったからな。発明品を一つ拝借してきた」
真「逃げたりしないから発明品の悪用はホント止めてください」
空「いきなり走って真に跳び付くのが真は好みか?」
真「いや、そういう事じゃなくてね…」
終
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 02:02:09.43 ID:5XDrvbPZ0
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 02:08:34.38 ID:r7jQlYn90
>>174 マッドサイエンティストらしいひねくれ方が最高だ
>>175 クオリティタカス!
ほのかにエロス!
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 02:20:19.55 ID:UP6RQUnRO
>>175思い付きでクオリティ高すぎる・・・・ウラヤマシーワ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 02:20:51.29 ID:Ye3XXufg0
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 02:26:47.15 ID:mOkii1hc0
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 02:53:51.89 ID:mOkii1hc0
すかさず保素
保守。
保守。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 04:36:10.99 ID:pCTRJ7ZIO
ほ
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 04:52:14.69 ID:1fI1z9wu0
ho
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 05:09:06.78 ID:1fI1z9wu0
ho
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 05:49:38.11 ID:pCTRJ7ZIO
a
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 06:26:30.11 ID:pCTRJ7ZIO
ta
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 06:56:47.41 ID:pCTRJ7ZIO
a
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 07:21:31.40 ID:fe/AjND30
保守
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 07:40:36.17 ID:jIl/rXOMO
保守
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 07:57:48.97 ID:jIl/rXOMO
保守
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 08:25:35.84 ID:1fI1z9wu0
ho
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 08:42:35.13 ID:S0OYD4QZ0
朝から保守
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 08:55:45.85 ID:jIl/rXOMO
hossyan
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 08:57:15.91 ID:3EIjTjlOO
fhoaaaa
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 09:15:35.11 ID:jIl/rXOMO
授業中に保守
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 09:23:32.26 ID:4fms/SYCO
授業サボって保守
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 09:46:23.49 ID:S0OYD4QZ0
保守
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 09:58:30.71 ID:E+WNZjFH0
保守
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 10:16:05.38 ID:S0OYD4QZ0
保守
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 10:42:39.68 ID:jIl/rXOMO
保守
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 10:58:19.48 ID:4fms/SYCO
教育学の授業中に保守
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 11:12:15.63 ID:iOfaCRa4O
水産増殖学の講義中に保守
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 11:36:41.31 ID:S0OYD4QZ0
保守
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 11:55:56.72 ID:jIl/rXOMO
生物の授業が保険体育に保守
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 12:06:37.18 ID:UgSXOSds0
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 12:14:37.82 ID:jIl/rXOMO
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 12:30:38.34 ID:S0OYD4QZ0
俺も真面目に勉強していれば
保守
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 12:34:14.78 ID:WsSYr7fgO
予備校から保守wwww
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 12:42:18.56 ID:jIl/rXOMO
古典ツマンネ保守
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 12:58:23.68 ID:9nPaEcMuO
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 13:01:36.60 ID:S0OYD4QZ0
>>211 チューわGJ!
涙目のクー(*´Д`)ハァハァ
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 13:23:31.21 ID:UgSXOSds0
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 13:29:26.88 ID:4fms/SYCO
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 13:49:54.15 ID:S0OYD4QZ0
保守
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 14:09:57.29 ID:4fms/SYCO
ほす
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 14:29:26.81 ID:S0OYD4QZ0
保守
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 15:02:11.41 ID:S0OYD4QZ0
保守
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 15:20:56.17 ID:GXm22MH/O
☆ゅ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 15:32:46.04 ID:jIl/rXOMO
ラァァーイ保守
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 15:44:08.40 ID:WsSYr7fgO
予備校終わりに保守
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 16:07:52.72 ID:S0OYD4QZ0
保守
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 16:20:24.08 ID:jIl/rXOMO
帰宅途中に保守
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 16:44:37.35 ID:S0OYD4QZ0
保守
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 17:00:00.68 ID:S0OYD4QZ0
5時保守
昼休み屋上でぼーっとしている男
そこにやってくるクー、男を見つめて呟く
クー「イイ!」
男「……何がいいんだよ」
クー「呆れた顔で見ないでくれ、君があまりにも無防備な表情をしていたから思わず口から出ただけだ」
男「……その思ったことをすぐ口にする癖、何とかならないか?」
クー「ウェブサイトに私達の事を載せていいなら少しは考えよう」
男「……あの【ROOKを成す】とか言うチェスのサイトだっけ、クーが作ってるやつ」
クー「寸暇を惜しんで作っているが、君もチェスに興味があるなら私が教えよう」
男「……そのサイトなぜかSSのページがあって、チェスを教わりに来た男が監禁される18禁指定の話が延々と書いてあるんだけど」
クー「したいこ…、あ、いやなにか問題でも?」
男「……大ありだ! なんでオレの名前を使う、しかもなんだ弁当に媚薬ってどこのエロゲだよ」
クー「たいしたことではない、あれは計画書だから。それより朝渡した弁当はどうだった?」
男「……計画ってなんだ?弁当はうまかったけど……、まさか!」
書いてる途中で保守だかエロだか判らなくなった反省するかも orz
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 17:22:51.17 ID:r7jQlYn90
保冷
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 17:37:43.80 ID:yZYD5esSO
保守
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 17:53:37.78 ID:jIl/rXOMO
一時間半の立ち読みを経て保守
ぐっじょぶ。弁当の効果の程を期待して保守
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 18:17:54.12 ID:r7jQlYn90
保守
232 :
疑惑の弁当:2006/05/29(月) 18:26:51.32 ID:abWLs8kvO
>>226を書いた者です
携帯からしか書けないのですが、1レスにはどれくらい書けるもの
なのでしょうかこれの倍くらいは載りますか?
どなたかお教え下さいm(__)m
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 18:30:41.41 ID:V1gXKYcF0
30行まで
>>226の本文は14行だから倍はいける
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 18:40:17.64 ID:abWLs8kvO
>>233 ありがとうございます。もう少し長いものに挑戦してみます。
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 18:59:31.26 ID:wxI2x5lE0
クワッ!
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 19:18:37.85 ID:pcnjTmlxO
保守
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 19:40:32.66 ID:1fI1z9wu0
保守
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 19:56:44.00 ID:ehSb8BFuO
見張り塔からずっと保守
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 19:56:52.75 ID:wxI2x5lE0
ほす
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 20:00:37.00 ID:Ygf4RYjD0
素直クールと素直狂うは紙一重?
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 20:01:54.41 ID:r7jQlYn90
十二単
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 20:14:06.99 ID:Acm7Xn+T0
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 20:14:09.16 ID:Ygf4RYjD0
ほしゅ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 20:24:22.36 ID:6rVgYQg4O
保守
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 20:24:28.02 ID:wxI2x5lE0
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 20:26:51.14 ID:3IcTqHPk0
某音ゲにハマったので思い付きで書いてみる。そんなホシュ。
女「ふぅ……」
男「すっげー…よくもまぁあんな譜面を軽々と。俺とはえらい違いだ」
女「何事も慣れだよ。それと、努力。努力は人を裏切らないと言うだろう?」
男「んー…じゃあ俺も頑張るか」
女「ふふ、期待しているよ」
男「とりあえず、足手まといにならないくらいのレベルにはなる・・・つもりだ」
女「あぁ、そっちの意味ではなく」
男「へ?」
女「……このゲームでは私が引っ張ってやるが、実生活ではキミが引っ張ってくれよ?」
男「―――」
女「キミの努力に期待している。無論、私もキミに引っ張られる資格を保持する努力を続けよう」
男「……あー、うん」
女「まぁ、キミなら言うまでもないことだ。問題はむしろ私にあるわけで……ブツブツ」
男「言うまでもないってことはないぞ……で、オマエの問題って?」
女「……………………………キミに作ってあげるお弁当が、未だに美味しくないこと……」
男「あ……………あー、……ど、努力は人を裏切らないんじゃないのか?」
女「………(グスッ)」
男「うわぁちょ、な、なにも泣くことないって!!な!?」
少年(………まだかなー、早く代わってほしいのに……)
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 20:36:16.51 ID:r7jQlYn90
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 20:45:34.05 ID:uMGSAH6A0
3レス投下します
250 :
女子校に咲く花は:2006/05/29(月) 20:46:01.60 ID:uMGSAH6A0
【対決】
「どうしたの、瀬尾さん。箸が止まってるわよ」
「あまり食欲がなくて」
「体調悪いの? 病気じゃないわよね?」
「ええ。……あの、会長」
「なに?」
「あれから、一週間になりますよね」
「私があなたと一緒にいるようになってから?」
「そうです」
「そのくらい経つかな」
「もう十分なんじゃないですか? その、ガードは」
「そうねえ。でもあなた自身はどうなの?」
「え?」
「私が付いていなくても、岩丹瀬さんとの距離を、保てるの?」
「それは」
「私があなたに付くのをやめて、それで元通りになってしまったら、
また、同じことの繰り返しになるわよ」
「……」
「よく考えておいて」
「早弓、そろそろ家庭科室に移動しないと」
「あ、うん。ちょっと待って」
「どうしたの。顔色良くない」
「ここんトコよく寝てなくて、多分そのせい。
ちょっと休めば平気だから、かるるは先行ってて」
「保健室、行こう」
「それほどのことじゃ。ほら、こうやって立て、る……っ」
「早弓!」
251 :
女子校に咲く花は:2006/05/29(月) 20:46:32.07 ID:uMGSAH6A0
「生徒会長」
「あら、岩丹瀬さ……。ど、どうしたのその包帯?」
「別に。机にぶつけただけ」
「そうは言っても、血が滲んでるみたいだけど」
「大丈夫。たいしたことない」
「大丈夫って」
「そんなことより、早弓のこと」
「瀬尾さん?」
「今、保健室で寝てる」
「なんですって!」
「先生の診断は貧血」
「あ、そうなの。良かった……」
「良くない」
「え?」
「早弓、ずっと様子が変だった」
「ん? あなたを避けてたってこと?」
「? それは、わたしがさびしいだけ。どうでもいい」
「!」
「何か悩んで、いつも考え込んでた。きっと、それで倒れた」
「……ああ、そうね」
「原因がなくならなければ、また倒れる」
「それで?」
「わたしは、生徒会長が原因だと思う」
「それでここへ来たってわけ。だけど、どうしてそう思うの?」
「変になった頃から、生徒会の用事が不自然に増えて、
早弓のそばに、生徒会長がよく居るようになった」
「それだけ?」
「それ以外、以前と変わったことは見当たらない」
252 :
女子校に咲く花は:2006/05/29(月) 20:47:00.97 ID:uMGSAH6A0
「なるほどね。まあ、私が原因と言えない事もないけど」
「?」
「根本的な原因は、あなたよ」
「わたしが原因?」
「そう。あなたが瀬尾さんに言い寄ったりしたから」
「それは変。早弓がおかしくなる前後で、わたしは変わってない」
「あなたは変わらなかった。でも彼女は変わったのよ」
「早弓が変わった?」
「まとわりつかれているうちに、情が移っちゃったのね。
あなたのこと、憎からず思うようになった」
「早弓が、わたしを」
「だけど一方で、そんな自分を受け入れられない彼女もいたのよ。
だから瀬尾さんは悩む事になった。二人の自分の間でね」
「二人の早弓」
「というわけだから、あなたが原因だといってもおかしくないでしょ?」
「わたしが原因……」
「分裂した心にも、いずれは決着をつけなければならない。
私はその決着をすぐにつけるよう、彼女に迫っただけ。
もっとも、その事で瀬尾さんが苦しんだのも、間違いないでしょうけど」
「……よく、わからない」
「私だって、判ったつもりになってるだけかもしれないわよ。
一週間、ずっと瀬尾さんのそばにいて、彼女と、
ついでに自分自身を、じっくり観察した結果だけどね。
ただ、間違いなく言えるのは、って岩丹瀬さん!」
「……う」
「あなた、やっぱりケガが……。誰か、誰か救急車を呼んで!」
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 20:47:31.84 ID:uMGSAH6A0
今回で一気にエンドへもって行こうと思ったんですが
長くなったので、ここまでにしました
という訳で、次回が最終回となります
ところで、大変な遅レスになりますが
>>116 百合好きの心を揺さぶる、素晴らしいイラストですね
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 21:01:07.80 ID:L/4ZIkxe0
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 21:12:56.27 ID:r7jQlYn90
保守。
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 21:29:04.41 ID:77qX50Q20
保守
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 21:42:02.88 ID:l5yB7Xr40
>>247 新作で月光蝶が消えたあの某音ゲーか?
素直クールにあう曲は……ミスティかな。カゴメは素直クールっぽいし
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 21:53:30.03 ID:6rVgYQg4O
保守の報酬は?
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 21:57:13.55 ID:r7jQlYn90
補酒
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 22:08:52.97 ID:wxI2x5lE0
保守
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 22:16:46.09 ID:/xZrQjaE0
ファンファン大佐、御冥福を御祈り致します保守。
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 22:25:53.85 ID:l5yB7Xr40
保守
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 22:26:00.31 ID:r7jQlYn90
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 22:40:29.51 ID:l5yB7Xr40
アンパン保守&ヘブン!1000レスになぁれぇ!
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 22:56:17.19 ID:77qX50Q20
保守
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 22:56:24.02 ID:bhkwSEJvO
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 23:03:34.67 ID:L/4ZIkxe0
今日は欝すぎて続きはお休みの予感
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 23:12:59.87 ID:6rVgYQg4O
皆さん無理しないよーに。最近の風邪はなかなか治らないらしい。
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 23:18:44.71 ID:l5yB7Xr40
寝る前保守
風邪もそうだけど、睡眠もしっかり取っておくよーに。
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 23:22:01.04 ID:/xZrQjaE0
あと栄養もな。
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 23:37:00.67 ID:77qX50Q20
保守
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 23:47:15.21 ID:oDp0x3+t0
だが俺は素クール分がほしい
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 23:49:19.36 ID:r7jQlYn90
結婚式の素直クールってなかった気がする
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 23:50:19.08 ID:ll+df46BO
流れ切ってすまそ
こないだ素クール娘の出てるゲーム教えてくれた方、ありがとうございました。
とりあえずToHeart2やってみる。
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/29(月) 23:52:07.80 ID:Acm7Xn+T0
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 00:05:29.44 ID:xEPIj88KO
ハルヒ見ながら保守
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 00:08:31.46 ID:HUAUFj/p0
>>277 ハルヒ終わりだっけ?
長門は素クールの分類か微妙だな
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 00:27:08.04 ID:0wMJQufQ0
ho
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 00:47:51.70 ID:qzEx5bGkO
今夜は人が少ないな保守
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 00:57:55.73 ID:VkYXp1Sg0
だれか可萠物を!
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 01:12:53.25 ID:zCOIVT1v0
欝でも根性で今日の分は上げてみせるっ
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 01:29:04.46 ID:g110X3NM0
「君が好きだ」
「・・・・いい加減にしろよ、何回断れば気がすむんだ」
うんざりした様子で男が踵を返しついさっき上ってきた階段を降り始める
男は他人が大嫌いだった、いつもあっさり大事なタイミングで自分を裏切る、他人は絶対に信用ならないものだった
どうせ、目の前の女もいつかはアッサリ自分を裏切るだろう
「待て」
後から女に呼び止められて男が振り返る、三白眼で女を冷たく睨んでる
階段を降りている分、男が女を見上げるような形になった
「君はいつもそうだ、そうやって一人でいようと固執する」
「うるせえ、そんなの俺の自由だろうが、一人で生きて一人で死んで何が悪い」
「・・・独りで生きて独りで死んで、なんで満足できるんだ・・・・・馬鹿みたいだ」
女は階段を一歩一歩降りて男に向かって歩いてくる
「・・・・君はいつも・・・・寂しくないのか」
「寂しくなんかないさ、俺はいつだって一人だ」
「嘘だな」
その声は女からも、男の中からも聞こえてきた
いつだって一人、誰かを愛すことも愛されることもずっとなかった
いい加減、何かが壊れかけているのに男自身気がついていた
ふと、暖かい何かが上から自分を抱き絞めているのに気がついた
階段の一段上から女が男を抱き絞めていた
「身長差があるからこういう段差がないと私から抱きしめられないな・・・」
とても、暖かかった
なにか、大きな何かが崩れて行く音が聞こえた
そして男はゆっくりと口を開いた
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 01:30:06.29 ID:g110X3NM0
なんとなく保存庫にある「そういきりたつな、抱きしめてやる」って絵見てて思いついたお話でしたっと
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 01:46:02.02 ID:zCOIVT1v0
>>285 宇和あああああああああああああらあああああああああああああああああ
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 01:49:24.24 ID:g110X3NM0
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 02:03:08.43 ID:9PFFIRCG0
>>285 このタッチ、昔の保管庫にあったカラー漫画を描いていた人だ。
SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 02:16:35.12 ID:zCOIVT1v0
やっぱり書けない…ウツダシノウ。ネヨウ。ホシュ。
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 02:16:44.62 ID:5u3bPMsp0
>>285 ナツカSIIIIIIIIIIIIIIIIII!!!!!!!!!
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 02:21:30.29 ID:owyUpDNf0
>>284 独り男に告白する素直クール(・∀・)イイ!
>>288 超GJ!!
またのお越しをお待ちしてます
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 02:28:25.58 ID:8koL3GDN0
293 :
ジャスティスクール1/3:2006/05/30(火) 02:58:13.35 ID:/60+Hq6R0
真「うーむ、空のエロイの何とかならないかなぁ。愛してくれるのは嬉しいんだが」
ピーヒョロー。
真「やっぱ恥ずかしいし…って。あれ?体が動かない?」
ツン「カーッカッカッカッ!真、あんたの自由はこの怪人『笛男』が貰ったわよ。さぁ、クールガールを呼びなさい!」
真「また出たな、ツン将軍。それにしても変な笑い方」
ツン「う、五月蝿いわね!威勢が良いのも今の内よ?今日はクールガールの真に対する愛を利用して変身ブレスレットを
奪うって作戦よ!ふふっ、そして今日の作戦はエロ…」
ク「真とエロイ事と聞いては黙ってられない、真に関わるエロイ事は全て私が独占する。真のヒーロークールガール推参」
真・ツン「エロの言葉に反応するの早すぎ…」
ク「真、無事か?身動きが取れないみたいだな」
ツン「来たわね!クールガール!あ、あんた何か今日こそ磔にしてやるんだから!笛男!」
笛男「ヒョロロ」
ピーヒョロー。
ク「む、その笛の音何とも無いぞ?また作戦ミスか?ツン将軍」
ツン「あんたはそうでも真はどうかしらね」
真「うっ、体が言う事効かない。だめだ…力を入れても。クールガール避けて」
ガシッ。
ク「むっ。真、急に抱きしめて来てどうしたのだ?我慢出来なくなったのか?私も我慢出来ないぞ?」
ツン「くくく。真、しっかりクールガールを抑えつけておきなさいよ?」
294 :
ジャスティスクール2/3:2006/05/30(火) 02:59:04.35 ID:/60+Hq6R0
真「クールガールの自由が効くなら俺の力なんて簡単に振りほどけるよね?あとはあいつ等を何時もの奥義で一撃で…」
ク「くっ、笛の音め。私の体の自由まで奪うとは」
真「さっきと言ってる事違うじゃん。エロイの禁止!誘惑に負けるな、クールガール!」
ツン「あの様子だとクールガールの自由も見事に奪ったって感じね。作戦通りって本当最高だわ」
真「俺が何とかしないと…。首から上は自由が効くみたいだから助けでも呼ぶべきかな。ん?んっ───────!」
ク「───ぷは。駄目だ、これくらいのキスでは満足出来ん。真、愛してるぞ。んっ」
真(場所と時を選べー!俺の最後の自由も返せ!エロイの禁止!)
ツン「さて、ブレスレットを頂くわよ。悲願、達成ね…………」
ドゴッ!
ツン「ぐはっ」
ク「邪魔をするな、ツン将軍。今、真といいとこなのだ。二人の燃える愛を邪魔するとは無粋だぞ。な?真、んっ」
真(ちょ!今、ツン将軍殴るのに動けた!このエロヒーローが!)
ツン「イッタイわねぇ。こうなったら笛男!」
ク「今だ、笛男!真に揉ませろ!」
真・ツン・笛男「……」
ツン「因みに、因みによ?あいつの言う通りやらせたらどうなるのかしら?笛男」
ピーヒョロー。
真「ツン将軍!重いとどま……あ」
ク「おおおお、脳にビンビン来たぞ。真、愛してる。では、今度は私が真を…」
イチャイチャ。
ツン「何かやる気無くなったわ…。笛男、帰るわよ」
笛男「ヒョロロ…」
ツン「ツン将軍!お、俺もブレスレット外すの手伝うから戻って来て!ん?あ、やった!体の自由が…んっ───」
ク「んっ。愛してる者と愛を感じる事。正に至福だな」
295 :
ジャスティスクール3/3:2006/05/30(火) 02:59:45.94 ID:/60+Hq6R0
数十分後何とか色々な物を守りきった真とクールガール。
ク「な?真、そう機嫌を悪くしないでくれ。私が本当に悪かった。変身解除…」
真「敵が悪いって言っても。大体、敵を倒した後に空のして欲しい事なら喜んでして上げるのに。エロイ事じゃない愛を感じる
事ってやつをね」
空「それはそうだが。どうしても抑えれないというか。そうだ、真。仲直りの熱いキスを…」
真「却下!当分はキスもエロイ事とします。エロイの禁止。反省して下さい」
空「そ、そんな。私の大切な生きる糧が…」
終
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 03:29:20.81 ID:jgne2DWj0
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 03:30:19.72 ID:InFoLo1d0
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 04:00:41.99 ID:/60+Hq6R0
保守
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 04:30:52.75 ID:InFoLo1d0
保守
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 05:11:17.18 ID:InFoLo1d0
保守
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 05:59:53.36 ID:NTfNttDk0
ho
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 06:31:27.21 ID:NTfNttDk0
syu
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 06:57:22.23 ID:yQRkgzcu0
起床ほしゅ
304 :
『新人メイド』1/3:2006/05/30(火) 06:58:20.89 ID:NTfNttDk0
メイドA「ホッペプニュプニュしてるー。ホッペ引っ張ってもいい?」
ショボ「えっと……(;´・ω・`)」
メイドB「やーん、食べちゃいたい位かーわーいーいー。ねぇねぇ、ショボちゃん私の部屋に住まない?」
ショボ「た、食べちゃうの?ボク痛いのヤダよ……(;´・ω・`)」
メイドB「ホントに食べる訳じゃなくて、すんごく可愛いって事。ねえ、抱っこしてもいい?」
ショボ「良かった……抱っこくらいならいいよ(´・ω・`)」
メイドB「やったー。では早速……」
メイドA「いーなー」
クー(……本当に食べたいと思った私の立場は一体……)
ブーン「……かくかくしかじかで明日帰る事になったお( ^ω^)」
主「……寂しくなるな」
ブーン「でも、また遊びに来るから問題ないお( ^ω^)」
主「そうか…………なぁ、ブーン」
ブーン「なんだお?( ^ω^)」
主「君を…………友と呼んでも良いか?」
ブーン「……何を言ってるんだお( ^ω^)」
主「駄目……か?」
ブーン「ブーン達はとっくに友達だお。今更そんな事聞かれても困るお( ^ω^)」
主「そうか…………ありがとう」
ブーン「ところで、まだ好きな人の名前聞いてないお( ^ω^)」
主「……覚えていたか」
ブーン「当然だお、約束は守ってもらうお( ^ω^)」
主「むぅ…………頼むから誰にも言わないでくれよ」
ブーン「分かってるお( ^ω^)」
主「その者の名はだな――――――――
305 :
『新人メイド』2/3:2006/05/30(火) 06:58:49.60 ID:NTfNttDk0
――てくてくてくてく
ブーン(……誰にも言うなって言われると言いたくなるお……)○。(;^ω^)
ショボ「ブーン、どうかしたの?(´・ω・`)」
ブーン「な、なんでもないお(;^ω^)」
ショボ「ホントに?(´・ω・`)」
ブーン「ほ、ホントだお(;^ω^)」
クー「…………話中にすまないが、何処まで送ればいいのだ?」
ブーン「え、あ、えーと……最初会ったトコまででいいお(;^ω^)」
クー「そうか。ならばもう暫くだな」
ブーン(……我慢するお……)○。(;^ω^)
クー「……ここでいいんだな?」
ブーン「おk。すぐ近くだからここでいいお( ^ω^)」
ショボ「ブーン、早くみんなのトコに行こ(´・ω・`)」
ブーン「わかってるお( ^ω^)」
クー「ちょっと待ってくれ。メイド長から君達に。と、クッキーを預かっていたんだった」
――ゴソゴソ
クー「友達と分けて食べてくれとの事だ」
ショボ「えっと……何処から出したの?(;´・ω・`)」
ブーン「手ぶらだった筈だお(;^ω^)」
クー「……それは内緒だ」
ショボ「……(;´・ω・`)」
ブーン「……(;^ω^)」
クー「……というのは嘘で、スカートの中に収納があるだけだ」
ショボ「なーんだ。じゃ、行こ(´・ω・`)」
ブーン「……ショボ、先に戻っててほしいお( ^ω^)」
ショボ「なんで?(´・ω・`)」
ブーン「ちょっと話するだけだお( ^ω^)」
ショボ「ふーん、すぐ来てねー(´・ω・`)」
306 :
『新人メイド』3/3:2006/05/30(火) 06:59:24.94 ID:NTfNttDk0
ブーン「把握したお( ^ω^)」
(……フヒヒ……パンツ見せてもらうお……)○。(*^ω^)
ブーン「という訳で……(*^ω^)」
クー「……ありがとう」
ブーン「お……お!?(;^ω^)」
クー「君がいる間、御館様はずっと幸せそうに笑っておられた。君は、私の願いを叶えてくれた。その事を深く感謝する」
ブーン「べ、別にいいんだお(;^ω^)」
ブーン(……この状況で『パンツ見せてほしい』なんて言ったら、ブーン最低になるお)○。(;^ω^)
クー「……本当に、言葉では言い表せ無い程に……」
ブーン「も、もし、ブーンが恩人さんの好きな人を知っているとしたらどうするお?(;^ω^)」
クー「………………知っているのか?」
ブーン「もしもの話だお。しかも、聞かれたら教えるとしたらどうするお?(;^ω^)」
クー「私は…………聞けない」
ブーン「何でだお!?自分かもしれないお?(;^ω^)」
クー「最初に言った筈だ…………私と御館様が愛し合えば、恥を掻くのは御館様だと……」
ブーン「あう……(;^ω^)」
クー「戯れで私を抱かれるのなら、喜んでこの身を差し出すさ。だが、本気になられてはいけないのだ……戯れでなければ……」
ブーン「…………変な事聞いてごめんだお( 'ω`)」
クー「出来る事ならば……この事は誰にも言わないでほしい」
ブーン「わかってるお。だから、泣き止んでほしいお( 'ω`)」
ショボ「あっ!ブーンがあの人泣かせてるー!(;´・ω・`)」
ジョル「ちょwwwwwww鬼畜ktkrwwwwwww(;゚∀゚)」
ドク「マンドクセ( 'A`)」
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 07:08:07.91 ID:JjVeGbuL0
>>285 渡辺さんスレの神絵師だ!! と思ったらもともとここの住人だったのか……過去作見たコトねえorz
ぜひ類似スレにも顔出してやって下さい。珍しくまだ残ってるシュールとか、絵師が減った間接とか。もちろんここでの活躍も期待してますよw
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 07:12:48.52 ID:5MO1iq7JO
素直クールが好きなら西尾維新の「きみとぼくの壊れた世界」を読むと幸せになれる
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 07:32:39.21 ID:InFoLo1d0
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 07:53:19.68 ID:5Tfuey9lO
>>308 物語終盤でへこませる気かwwwwwwww
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 08:16:01.32 ID:xEPIj88KO
保守
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 08:48:15.54 ID:xEPIj88KO
保守
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 09:17:01.99 ID:xEPIj88KO
俺一人?保守
ごめん、渡辺さんスレってドコにあるん?
そしてメイド切ないぞなもし保守
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 09:38:39.26 ID:JjVeGbuL0
もう随分前に落ちてそれっきり。
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 10:00:34.44 ID:xEPIj88KO
保守
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 10:51:12.17 ID:ecpCLzzuO
危ない…
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 11:19:37.16 ID:xEPIj88KO
念のため保守
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 11:36:58.19 ID:9tblQ9xSO
あー予備校寝坊した
保守
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 11:44:02.34 ID:xEPIj88KO
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 11:52:18.74 ID:fzrIFFW40
あー学校休んだ
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 11:54:31.64 ID:VkYXp1Sg0
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 11:55:29.93 ID:xEPIj88KO
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 12:13:25.44 ID:xEPIj88KO
念のため保守
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 12:43:29.24 ID:xEPIj88KO
保守
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 13:08:34.99 ID:An7L5zwmO
ほ
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 13:08:43.05 ID:Oe9vfSBw0
授業前保守
>308ってラノベ?
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 13:56:40.14 ID:/60+Hq6R0
保守
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 14:12:51.69 ID:dP8e+KEw0
ほ
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 14:15:12.68 ID:dP8e+KEw0
そういやこのスレって最初は何月ごろに立ったんだっけ?
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 14:31:44.05 ID:Oe9vfSBw0
>>331 過去ログ見ると去年の十月十二日だと思う
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 15:00:54.13 ID:iUKoEFiP0
保守
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 15:23:46.78 ID:m31yYZBTO
保守
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 15:55:30.00 ID:Oe9vfSBw0
今日に限って学校なGEEEEEEEEEEEEEE保守
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 16:12:39.01 ID:xEPIj88KO
前のカップルウZEEEEEEEE保守
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 16:42:29.73 ID:bmlbBOoL0
保守
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 16:55:25.08 ID:gJnfysct0
保守
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 17:08:55.66 ID:m31yYZBTO
保守
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 17:26:14.08 ID:xadHmy1sO
保守
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 17:34:18.76 ID:SyQ6wZDOO
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 17:44:10.74 ID:5MO1iq7JO
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 17:56:16.08 ID:m31yYZBTO
保守
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 18:16:34.95 ID:xEPIj88KO
スクライド見ながら保守。クーガーは素直だな
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 18:38:22.12 ID:Ri9TidT/O
ほす
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 18:44:28.64 ID:z5zuv9lG0
クーガーは素直ホットだし
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 18:51:27.95 ID:Aacs7ovv0
素直クールかわいいよ保守
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 18:59:04.45 ID:VkYXp1Sg0
保守
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 19:17:37.37 ID:8xSz5EGO0
クーがーはかっこええなぁ・・
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 19:20:06.81 ID:swrfjx5u0
スクライド実況中のようですが、5レス投下します
351 :
女子校に咲く花は:2006/05/30(火) 19:20:34.47 ID:swrfjx5u0
【最終回 割れても末に】
「気が付いた? 瀬尾さん」
「え、多岐賀さん? ここは?」
「保健室よ。あなたは教室で貧血を起したの」
「そうか。家庭科室へ行こうとして……
もう、放課後ですか? かるるは」
「岩丹瀬さんは、大学病院よ。救急車で運ばれたわ」
「なんで! 大丈夫なんですか!?」
「転倒したあなたを庇おうとして、机に強くぶつかったらしいの。
二人分の体重が載ったせいもあって、軽いケガとは言えないみたい」
「そんな。じゃあ病院に行かなくちゃ」
「落ち着いて。命にかかわるようなケガじゃないから」
「だって、かるるは」
「そんなに慌てて、また倒れてしまったらどうするの」
「でも」
「それに、あの子に会いに行くんだったら、その前に、
あなたは気持ちの整理を、つけておく必要があると思うわ」
「気持ちの、整理」
「岩丹瀬さんはね。あなたをここに運んで、応急手当を受けた後、
保険医の先生の目を盗んで、私のところへ来たのよ」
「ひどいケガをしてるのに?」
「そうよ。あなたが悩んでいて、それで倒れたって。
その悩みの原因は私だろうから、なんとかしろって、ね」
「そんなことを」
「岩丹瀬さんは、本当にあなたのことが好きなのね。
何よりも、自分自身よりも、あなたが大切。
避けられてさびしい事なんて、どうでもいいって言ったのよ。
あなたの悩みを、解決する方が大事だって。
参っちゃうわ、まったく」
「……かるる」
352 :
女子校に咲く花は:2006/05/30(火) 19:20:57.68 ID:swrfjx5u0
「あの子にも言ったけど、今回の件では、確かに私にも責任はあるわ。
あなたを、ずいぶん追い詰めちゃったし。
でもね。一番悪いのは、やっぱりあなたよ」
「ええ。すみません」
「本当にわかってる? じゃあ、あなたの何が悪いの?」
「私が、かるるとの関係を、きっぱり諦められなかったから」
「そうじゃないでしょ! やっぱり全然わかってない」
「え?」
「あなた、さっきの私の話を聞いてどう思った?」
「さっきの話?」
「岩丹瀬さんがここに来た話のこと。
どうなの? いじらしいって思ったでしょ? 愛しいと思ったでしょ」
「……はい」
「それが、あなたの素直な気持ちだわ。
私が言えた義理じゃないけど、もっと自分に正直になりなさい」
「正直に」
「あの時、あの子にも言おうと思ったんだけど、
あなたはあの子が好きなのよ。それは間違いない。
ただ、そんな自分から逃げてただけ。
自分の気持ちにちゃんと向き合って、あの子と話ができれば、
悩む必要なんてなくなるわ」
「かるるが、好き」
「大体ね、あれだけ別れるように仕向けられて、
それでも思い切れないんだから、解りそうなもんじゃない。
私の方は、解り過ぎてイヤになってるのに、あなたときたら」
「す、すみません」
353 :
女子校に咲く花は:2006/05/30(火) 19:21:21.76 ID:swrfjx5u0
「本当はもっと早く言わなきゃ、いけなかったのかもしれない。
でも、私もちょっと口惜しかったしね」
「どうしてですか?」
「そんなこと、何で教えなきゃならないの!
解らなかったら、少しは自分で考えなさい」
「は、はい」
「……多分あなたたちは、『運命の人』同士って事なんじゃないかな。
だから、無理やり引き裂いても、最後には元通りになってしまう」
「そうなんですか?」
「そうでも思わなければ、こっちがやってられないわ」
「?すみません」
「もう、いいわ。行きなさい。きっと、あの子も待ってる」
「はい、それじゃあ」
「あ」
「どうしました?」
「いえ、あの、最後にちょっと、お願いしてもいいかな?」
「なんですか?」
「今回の事は、あなたたちが名前で呼び合ったのが、きっかけでしょ?
名前で呼ぶって、そんなにインパクトがあるのかなと、ずっと思ってて」
「はあ」
「それで、一度私のことを、名前で呼んでみてもらいたいんだけど」
「かまいませんけど……」
「じゃあ、お願い」
「はい。ええと、和乃、さん?」
「! ……顔から火が出るって、こういう事を言うのね」
「大丈夫ですか?」
「ええ、ありがとう。もう、行ってちょうだい」
「はい。ありがとうございました」
「……はぁ、行っちゃった。この次は私も、もっと素直にならなくちゃね」
354 :
女子校に咲く花は:2006/05/30(火) 19:21:47.81 ID:swrfjx5u0
「かるる!」
「あ、早弓」
「大丈夫なの? ごめん、ごめんね、私のせいで」
「ううん。早弓がケガしなくて良かった」
「……かるる」
「どうしたの? 泣かないで」
「ごめん。なんだか最近、かるるに謝ってばかりだね。
けどこれからは、謝らなくても済むようにするつもりだから」
「?」
「……かるるは、私のこと、好き?」
「好き。大好き」
「! あ、ありがとう。……私も、かるるが好きだよ」
「早弓」
「かるるの『好き』と、同じかどうかはわからないけど、
でも、私もかるるが好き。
一緒にいたい。一緒におしゃべりしたい。
一緒に歩きたい。一緒にお弁当食べたい。
この一週間、ずっとそう思ってた」
「同じ。わたしも同じだよ」
「うん。わかってた。わかってたのにね」
「これからは、一緒にできる?」
「うん。一緒にしよう、なんでも」
355 :
女子校に咲く花は:2006/05/30(火) 19:22:11.04 ID:swrfjx5u0
「……でも、いいの?」
「え?」
「そうするのが、いやな早弓もいるって、生徒会長言ってた」
「うん、いたよ。でも、消えちゃった」
「消えた?」
「心の中の、かるるが好きだって言う声に、吹き飛ばされちゃった」
「本当?」
「信じてくれないの?」
「そうじゃないけど。早弓、あんなに悩んでたから」
「それなら、どうしたら信じてくれるの?」
「……これなら、信じる」
「え? ん、ん……んふ」
「ん。……これで信じた」
「もう、強引過ぎるよ。でも、ま、いっか」
「じゃあ、今度は誓いのキスを」
「ええ? ちょっと、待っ、んー!」
「ん。これで、ずっと一緒だね」
「……なんだか、私、早まっちゃったかなあ?」
Though,this would be a Happy End
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 19:29:05.88 ID:Wn3lP3a0O
保守。
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 19:38:40.78 ID:5fd6oSo3O
駄作乙
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 19:58:12.58 ID:VkYXp1Sg0
うーむ
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 20:07:30.33 ID:8xSz5EGO0
( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 20:25:29.60 ID:VkYXp1Sg0
保守
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 20:42:03.05 ID:8xSz5EGO0
( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 20:45:00.01 ID:fzrIFFW40
保守
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 20:59:14.70 ID:xadHmy1sO
保守
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 21:07:17.26 ID:RzBKtF720
>>355 悪くないと思うよ。素直クールスレって所が難しいけど。
また頑張れ!
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 21:17:52.09 ID:FEFVUn/Z0
>>355 とりあえず、乙
素クール分が気持ち不足してるなーって思ったけど、話の流れはいいと思う
次に期待してる
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 21:32:12.12 ID:FEFVUn/Z0
隣で弟がギルティギアやってる保守
ディズィーって素直クール……いや、違うか
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 21:36:39.04 ID:xEPIj88KO
スクライド見ながら保守。ウンケンキモス
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 21:52:07.69 ID:bo2wM4o/O
保守
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 21:56:22.25 ID:JyCJf1yR0
最近よく耳にする素直クール分の意味がわからない保守
ぷっ
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 22:08:38.49 ID:8xSz5EGO0
もっと!もっとだ!もっとk
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 22:13:30.44 ID:/q/S0/eIO
ごめんね
いっつも素直分ばかり高いの書いて
まあ、人それぞれの素直クール像があるし一概に言えないのかなぁと
そんな保守
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 22:30:43.87 ID:VkYXp1Sg0
もうクール分は脳内で補完してしまう
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 22:34:58.67 ID:FEFVUn/Z0
就寝前保守
最近寝る時間が早くなって夜更かしできねぇ……
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 22:50:37.13 ID:5r/DJaDy0
保守
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 23:04:22.46 ID:5r/DJaDy0
保守
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 23:05:07.12 ID:xEPIj88KO
意地があるんだよォ!男の子にはなァ!保守
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 23:12:51.32 ID:9tblQ9xSO
もう誰も傷つけたくないの・・・
キャァァァーーーーーーー
保守
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 23:25:06.10 ID:+PJstEmYO
刃物だ〜!保守
380 :
以下、名無しにかわりましてYIPが保守します:2006/05/30(火) 23:30:55.43 ID:fEHo4JN80
男がそっけない場合
クー「頼みがあるんだ」
男 「断る」
クー「むぅ・・、即答とはひどいな・・・」
男 「クーの頼みっていつも公開羞恥プレイなんだもの・・」
クー「聞くだけ聞いてはくれないか?」
男 (聞くだけで問題なんだがなぁ・・・)
クー「一万年と二千年前から愛してる、という歌の歌詞を聞いたんだが」
結局言うのか!?いつもどおりか。
男 「あぁ・・・、そんな歌もあったなぁ」
クー「これはきっと私たちのことを言っている」
男 「えぇ!?」
クー「つまり一万年と二千年前と変わらず愛を分かち合えと」
男 「(・・・嫌な予感)で、どうしろと?」
クー「裸で・・」
男 「お前ちょっと黙れ」
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 23:46:55.46 ID:cmyxEJmT0
保守
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 23:47:18.00 ID:5r/DJaDy0
八千年過ぎた頃にはどうなってんだ?
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/30(火) 23:47:18.69 ID:VkYXp1Sg0
うむ
384 :
以下、名無しにかわりましてYIPが保守します:2006/05/31(水) 00:03:22.59 ID:x4+bM8CV0
文才無い人に書かせるのはイジメです
クー「実はさっきの歌には続きがあってな」
男 (またか・・・)
クー「八千年過ぎた頃からもっと恋しくなった、という歌詞が続くんだ」
男 「・・・壮絶な愛の物語かなんかの曲なのか?」
クー「すまない、歌しか知らないんだ」
男 「・・・んで、続きは?」
クー「私たちは八千年後も一緒にいるだろうか?」
男 「墓の下・・・いや、肥料になってるだろうな」
クー「・・・!!」
男 「どうした?」
クー「それは一緒の墓に入ってくれという、君の愛の表現だと理解した」
男 「・・・好きだからな(ボソ」
クー「もうだめだ、耐えられない」
男 「ん?っておわ!?ここ教室!教室!」
クー「なぜ私の顔を抑える?接吻を交わそうと思っただけじゃないか」
男 「お前少し落ち付け」
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 00:03:27.25 ID:y5zvfKBeO
速さが足りない!保守
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 00:16:13.32 ID:EDDt8aWuO
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 00:19:56.82 ID:KfdGzEqM0
>>386 これは男と同じツッコミするなあwwww
388 :
以下、名無しにかわりましてYIPが保守します:2006/05/31(水) 00:23:30.11 ID:x4+bM8CV0
男 「眠い・・・」
クー「寝不足か?」
男 「あぁ、八時間しかねてない」
クー「十分だと思うが・・・、男は寝るのが好きなのか」
男 「寝るのが一番楽だからな」
クー「じゃあ帰りに」
男 「却下」
クー「まだ最後まで言ってないぞ」
男 「帰りにピンクの照明のありそうなホテルにでも連れ込むつもりだろう」
クー「眠そうな君に疲れるようなことはさせたくない」
男 「ありがと」
クー「なに、君の体を気遣うのは伴侶として当然のことだ」
男 (別に寝不足でもないから大丈夫っていうのは黙っておこう・・・)
クー「それでだ、よく眠れるように適度な運動をすると良いのだが」
男 「嫌だ」
クー「むぅ・・・、晴れているから軽く散歩でもと思ったんだが・・・」
男 「!?クー、どこか悪いのか?」
クー「何をそんなに驚いている?」
男 「いや、なんでもない・・(クーもついに普通に・・・!)」
クー「散歩が嫌なら私の家に来ないか?」
男 「運動器具なんてあったっけか」
クー「私とベットで」
男 「一人で帰れ」
>>386 GJです。自分にも絵の才能があれば書くんだがなぁ・・・
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 00:25:34.78 ID:hb7IkcU80
390 :
以下、名無しにかわりましてYIPが保守します:2006/05/31(水) 00:29:20.72 ID:x4+bM8CV0
>>389 仕事早ッ!?
キャラクターの設定も何も無い状況ですごいですなぁ・・・
すさまじくGJです。
君の絵がスキダカラー!(古
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 00:30:41.24 ID:EDDt8aWuO
>>389 GJ!!!やっぱり絵師さんは綺麗な絵を描くなぁ・・・。
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 00:46:22.06 ID:/HMaPtjZ0
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 00:49:57.05 ID:xps/vMPV0
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 00:51:54.67 ID:y5zvfKBeO
冗談じゃNEEEEEEE!保守
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 00:57:53.45 ID:EDDt8aWuO
>>393 GJ!!!!!!!!コノ状態からすると、男も観念したようですなwwwwwwwwwwwwww
ちょwwwww参考書wwwww
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 01:10:33.05 ID:y5zvfKBeO
もっとだ!もっと!!もっと輝けェェェ!!!保守
>>393 エッチなのはいけないと……
思いません!www
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 01:38:32.58 ID:kqeEQ+21O
保守
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 01:59:51.54 ID:y5zvfKBeO
スクライド全話見終わった記念保守
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 02:12:51.97 ID:y5zvfKBeO
見下してんじゃねぇ!保守
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 02:19:18.01 ID:/HMaPtjZ0
僕の玉が保守
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 02:39:09.57 ID:YcMHQGHl0
保守
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 02:50:24.32 ID:7OGayiXLO
>>393 コレはイイ!
のだが、手にしてる雑誌は何なんだ?
405 :
ジャスティスクール1/2:2006/05/31(水) 03:16:00.10 ID:xpSo5nhG0
真のパソコンをハッキング中。(海蔵の発明の一部を悪用)
空「ふむふむ、真はこんなホームページを見ているのか。匿名掲示板か」
真「やっぱ世間の目って気になるからなぁ。えーっと、これこれ。クールガールについて語るスレは…と」
?:クールガールについて語るスレ(296)
?:【孫が】息子の性欲を高めるには?【欲しい】(56)
?:母さんは正しい60回目(102)
?:ダ、ダークルーツを応援しないと縛り首なんだからね(1)
?:真を叩くスレ(421)
カチカチ。
真「うあー凄いな。圧倒的に人気が良いな。やっぱり美人で謎のヒーローってのはカッコイイからかなぁ」
カチ。
真「犯罪の事件解決や地域貢献、TVでも取り上げてるし」
空「ほほう、クールガールについて調べてるとは…。ふふっ、愛の賜物だな。むっ、真に付いての悪口がっ。許せんな」
???:名無しのヒーロー。ID:CoolG9060
こら上の者!真の悪口は許せないぞ!真とクールガールが付き合って何が悪いんだ
真は熱い抱擁と熱いキスと海より深い優しさで愛してくれる素敵な男性だぞ
真「な、何か嫌な悪寒が。あははは、気のせいだよね」
???:名無しのヒーロー。 ID:Drwatnbe0
あれれ〜記念カキコのAAが出ないよ〜IDがクールって凄いですね〜
406 :
ジャスティスクール2/2:2006/05/31(水) 03:16:39.90 ID:xpSo5nhG0
???:名無しのヒーロー。 ID:TnsaiKiz0
クールガールは貧弱真と別れればもっと良いヒーローになれると思う、マジで
???:名無しのヒーロー。 ID:studentAO
真ばっかりズルイんだよ!そんな良い奴でもないっしょ。真を見かけた奴はアンパンぶつけてOK
真にアンパンぶつけるためのオフでもやんない?
空「だめだ、愛しの者への悪口を見て我慢出来る私ではないな。真の悪口を言う輩にはウィルスでも送っておくか」
海蔵「くっ!わしと同じウィルスを作るとは中々やる天才じゃな!負けるものかぁぁ!」
生徒A「ちょww俺の携帯ww完全に壊れたwww」
真「まさか、空じゃないよな。あは、あはは。そうだよねぇ。きっと俺の事を庇おうと誰かが無理矢理書き込んだんだよね」
カチ。
真「ん?何か新しいレスが」
?:真について愛を語るスレ(1)
真「ちょ」
カチカチ。
?:真について愛を語るスレ(32)
真「す、凄い勢いでレスが増えてる?!」
空「まだだ。私の真への愛はこんな小さな物で収まりきる物ではない。じゃんじゃん書けるな。愛の力見せてやる」
終
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 03:30:45.43 ID:KfdGzEqM0
>>405 2回は使えないネタだけどワロタwww
>人気が良い
ん?
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 03:52:26.61 ID:xpSo5nhG0
>>407 ほんとだorzおかしい
人気がある かな または評判が良いか
どもす 日本語はほんと(ry
一瞬でレス32ってスクリプトか?wwwwGJ
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 03:59:11.04 ID:9UhLbkXZ0
>>404 ググレば一発で出るが性の聖典みたいなものさ
キミがググると404エラー吐くかもしれないが
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 04:02:14.06 ID:yKa6mCIUO
カーマ・スートラ
もちろん第二章抜粋だよな?wwww
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 04:05:20.42 ID:UC/DUuMD0
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 04:37:39.45 ID:xpSo5nhG0
保守
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 05:16:09.07 ID:iS339+Qo0
ほあ
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 05:53:54.22 ID:UZeLRLS50
保守
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 06:39:20.71 ID:iS339+Qo0
保守
417 :
『新人メイド』1/2:2006/05/31(水) 06:45:15.52 ID:iS339+Qo0
ジョル「クッキーUmeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!(*゚∀゚)」
ショボ「うぅぅぅぅまぁぁぁぁいぃぃぃぃぞぉぉぉぉ!!!!!!!!(*´・ω・`)」
ドク「……………………ウメェ(*'∀`)」
ブーン「じゃあブーンも頂くお( ^ω^)」
――べシッ
ブーン「痛っ!ジョル、いきなり叩くなんて酷いお(;^ω^)」
ジョル「手前に食わせるクッキーはねえ!(#゚∀゚)」
ブーン「な、何でだお!ブーンだってクッキー食いたいお!(#^ω^)」
ジョル「妖精であれ人であれ、おっぱ……女を泣かす奴は俺が許さん!(#゚∀゚)」
ブーン「あうあう……(;^ω^)」
ドク&ショボ(……おっぱ……?) ○ 。(;'A`);´・ω・`)
ジョル「……という訳で、ブーンが世話になった恩返しをしなきゃならんと思うんだが( ゚∀゚)」
ショボ「そうだね。クッキーも貰っちゃったし……(´・ω・`)」
ドク「…………マンドクセ。ケド、恩ハ返サナキャナ('A`)」
ブーン「でも、何するお?( ^ω^)」
ジョル「わかんね(;゚∀゚)」
ドク「…………ドコゾノ妖精ミタイニ靴デモ作ルカ?('A`)」
ショボ「でも、みんなぶきっちょだよね(´・ω・`)」
ブーン「…………(;^ω^)グサッ」
ジョル「…………(;゚∀゚)グサッ」
ドク「…………(;'A`)グサッ」
ショボ「なんか…………ごめん(;´・ω・`)」
ジョル「き、気にすんな!皆で考えようぜ!(;゚∀゚)」
418 :
『新人メイド』2/2:2006/05/31(水) 06:45:56.21 ID:iS339+Qo0
――コンコン
主「……入れ」
――ガチャッ
クー「失礼します。御館様、只今戻りました」
主「……ご苦労だったな、クー」
クー「労いの言葉、ありがとうございます。では……」
主「待て。一つ聞きたい事がある」
クー「…………何でしょうか?」
主「ブーンから……何か聞いたか?」
クー「…………何かと申されますと?」
主「その……なんだ、私に関する色恋の事とか……」
クー「さて……その様な話題は、欠片すら出ませんでしたが?」
主「そ、そうか……」
クー「では、失礼させていただきます」
――バタンッ
主「ふぅ……安心はしたが、どこか残念な様な……」
アニソン「ホッホッホッ……旦那様もお若いですなぁ」
主「ッ!?アニソン……いつからそこに?」
アニソン「クー嬢とお話される少し前から」
主「……という事は……」
アニソン「当然全て聞いております」
主「…………」
アニソン「で、旦那様の意中の方はどなたですかな?不肖『アニソン・ナラ・ハピマテ』、全身全霊を持ってサポートいたしますぞ!」
主「…………聞くな」
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 07:17:43.14 ID:lY59+ez0O
ほ
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 07:23:23.08 ID:QxSqbddXO
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 07:53:49.62 ID:y5zvfKBeO
保守
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 08:13:26.32 ID:jR9BdkhjO
アニソンwwwwwwwwwwww
メイドの人gj!!!!
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 08:32:29.74 ID:y5zvfKBeO
保守
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 08:55:00.92 ID:y5zvfKBeO
保守
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 09:07:57.79 ID:/HMaPtjZ0
保守
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 09:31:57.16 ID:dn4ha0KL0
ほしゅ
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 10:00:49.24 ID:y5zvfKBeO
保守
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 10:27:04.34 ID:y5zvfKBeO
保守
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 10:47:18.41 ID:/HMaPtjZ0
保守
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 10:54:20.26 ID:EDDt8aWuO
ほしゅる
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 11:09:15.56 ID:nWrIajXO0
ほす
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 11:25:15.12 ID:nWrIajXO0
ク「思うに、君にはスキンシップ係数が足りない」
「…………すきんしっぷ、けいすう?」
ク「スキンシップ係数だ」
「……それはスキンシップをすると増えるのか?」
ク「そうだ、一日の時間の内どれほどが私とのスキンシップに割り当てられているかという係数だ」
「エンゲル係数の親戚か?」
ク「それの出費を二十四時間、食費をスキンシップ時間に当てはめてもらえば分かりやすい」
「…………で、どれくらいの数字が適正なの? そのスキンシップ係数ってのは」
ク「睡眠に30%が割かれるから、適正は55%だ」
「……一日の十二時間ちょいもスキンシップに充てろと?」
ク「それはあくまで理想的な数値だ。理論的に不可能なのは分かっている。だが、最低でも30%は欲しい」
「学校に行ってる時間がそれくらいなんだけど」
ク「…………それがどうかしたのか?」
「………………」
ク「………………」
「………………」
ク「……私が君の膝の上で授業を」
「却下」
ク「跨りながら」
「論外」
ク「…………」
「大体さ、エンゲル係数って高くなればなるほど生活水準が低いって言われてなかったっけ?」
ク「案ずるな、一世紀以上前の論文の信憑性など、このグローバル社会という枠の中では高が知れている」
「ごめん、僕には結局、君が何を言いたいのかさっぱり分からないよ」
ク「分からないか? 今すぐに私の胸を鷲掴みにしろと言いたいのだ」
「…………掴むほど無い」
ク「………………」
「………………」
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 11:50:24.83 ID:nWrIajXO0
保守
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 12:05:59.02 ID:nWrIajXO0
保守
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 12:15:39.57 ID:nWrIajXO0
hosyu
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 12:45:08.84 ID:/HMaPtjZ0
保守
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 12:52:52.40 ID:y5zvfKBeO
>>432 GJ!丁度数学の授業中に見たから噴いたorz
何か感想が無い以前の状態に戻ってないか?
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 13:14:29.57 ID:/HMaPtjZ0
貧乳保守
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 13:43:23.88 ID:/HMaPtjZ0
保守
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 14:13:11.24 ID:KfdGzEqM0
ズバッ
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 14:40:38.51 ID:k2cNhTMCO
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 14:57:45.52 ID:WnToRbYc0
保守
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 15:07:19.89 ID:WnToRbYc0
保守
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 15:19:11.12 ID:WnToRbYc0
ク「私はね、常々思う」
「何?」
ク「もっと愛のあるセックス希望」
「……わざわざ言うまでもないが、ここは路上だ」
ク「わざわざ私たちの会話なんぞを聞いている物好きは居まい」
「で、何だって?」
ク「もっと愛のあるセックス希望」
「つまり、今の俺には愛がないと?」
ク「違う、そういう意味ではない。君が私を愛してくれていることは知っている」
「…………それで、俺にどうしろと? そんなこと言うならもうやらないぞ」
ク「それは非常に困る。だから言っているだろう、”もっと”とな」
「俺、こっから駆け足で逃げ出していい?」
ク「まあ聞け。今まではお互いの快楽の中に愛を見いだしてきた」
「…………」
ク「今度は、二人の密着に愛を見つけよう」
「だから俺にどうしろと……」
ク「簡単なことだ。今度、二十四時間繋がったままでいよう」
「ポリネシアンセックスならもうやっただろ」
ク「違う、二十四時間だ」
「…………トイレはどうするの?」
ク「あ………」
「………………」
ク「………………」
「………………」
ク……私は一向に構わん」
「僕が嫌なんだよ!」
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 15:30:53.31 ID:KfdGzEqM0
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 15:53:53.79 ID:i8e/6YBxO
>444GJほす
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 16:46:46.90 ID:/HMaPtjZ0
保守
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 16:46:48.92 ID:y5zvfKBeO
危ねぇ保守
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 16:47:42.63 ID:4pmgAr/r0
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 17:05:21.83 ID:/HMaPtjZ0
>>444読んでると
素直クール=痴女 になりそうな予感
保守
>>450 何を今さら。
俺にはもうクールとシュールの区別も付かなくなってきたよ。
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 17:36:16.92 ID:XcuKR5yb0
>>451 それはどうかと
一時、エロくない素直クール書いた人いたな。
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 18:04:12.31 ID:fU7HcgmTO
ほ
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 18:04:29.70 ID:neJrdm8O0
ほしゅですよ
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 18:04:43.32 ID:zGtTAdGt0
間(ry
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 18:23:42.82 ID:WnToRbYc0
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 18:24:51.15 ID:WnToRbYc0
しまった、今頃気付いたが、一人称をミスってた
最終行を"俺"で脳内変換しておいて
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 18:35:38.24 ID:fU7HcgmTO
兎を擬人化したが、絵が幼稚になってしまった…orz
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 19:55:20.09 ID:zGtTAdGt0
ほっしゅ。被った人にはグーでパンチをプレゼント!
保守
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 19:55:39.46 ID:5cKj43R4O
ほしゅほしゅ
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 19:56:33.13 ID:9UhLbkXZ0
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:01:29.89 ID:NtGgyYg00
Wikiの◆xea〜氏の作品が消えてるんだが・・・
あの人の素直クールはエロくなくて素敵。
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:01:46.37 ID:WnToRbYc0
なんだこの神憑り的な連鎖はwwwww
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:13:19.71 ID:zGtTAdGt0
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:18:36.39 ID:KfdGzEqM0
森田「ぐ‥悔しいですッ!!」
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:25:36.15 ID:5cKj43R4O
パンチってなに?食べれんの?
ここ並んでたら食べれんの??
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:28:18.67 ID:KfdGzEqM0
パンチラ?
どこ?どこ?
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:40:29.58 ID:fU7HcgmTO
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:44:47.95 ID:KfdGzEqM0
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:46:21.06 ID:WnToRbYc0
「今日は風が強いなあ」
ク「ああ……ムッ?」
「うお、突風が」
ク「…………」
「……今、パンツ見えた」
ク「ああ、見えたな」
「……隠すの早かったね」
ク「ああ、普通は隠す」
「……路上でエロトークを始める人間の言葉とは思えないよ」
ク「君、私を痴女か露出狂か何かと勘違いしてはいまいか?」
「限りなくスレスレだと思うよ」
ク「君……君は私をそんな風に思っていたのかね? 心外だ」
「普段エロいトークを連発する人に言われたくはない」
ク「君、私は別に君にパンチラを見られるのは構わない。いや、厳密に言うと、チラリズムの観点からは君にもあまり見せない
方が効果的なのだが……それは専門的なので今はどうでもいい。要は、ここは人目があるということだ」
「うん、いつも人目があるところでエロいこと言うよね」
ク「だからだな、君。別にエロいトークは構わないのだ。聞かれたところで君と私の関係になんら変化はない」
「いや、少しは構おうよ」
ク「だが、パンチラは違う。私は私の隠れた部分を君以外に見て欲しくは無いのだよ」
「…………!」
ク「つまり、私は痴女や露出狂なんかではない。君への操を犯さない範囲では周囲に無関心なだけなのだよ」
「………………」
ク「…………どうしたね、君?」
「なんか、今日のお前は可愛い」
ク「失礼だな。いつもは可愛くないのかね?」
「そうじゃない。なんか……こう……ずきゅんときた」
ク「そうか。ならば、その感情の赴くままに私を犯すがいい」
「…………あれ?」
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:50:07.42 ID:KfdGzEqM0
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:50:47.89 ID:9UhLbkXZ0
男「なぐるなぐらないって、穏やかじゃないなぁ」
ク「そうだな」
男「で、キミは何を引き摺ってるのかね」
ク「バールのようなもの」
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 20:53:09.07 ID:i/Cwxptg0
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 21:08:11.70 ID:NtGgyYg00
>>478 糞スレに愛想をつかして出て行って自サイトでやってる
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 21:20:15.05 ID:9UhLbkXZ0
男「で、それでどうしようというんだね」
ク「誰かを殴ってみたい気もするが…まぁ中の人の頭の中を整理するために用意した」
男「中の人?」
ク「気にしちゃいけない」
男「いや、気にするしないっていうかわけわかんねー」
ク「気になるか」
男「あぁ・・・、気になるな」
ク「ならば、しばし寝ててくれ、ということでエスカr
男「よけい凶悪なものを取り出すな!!!」
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 21:22:05.15 ID:xpSo5nhG0
>>481 そ、そんな…何でも出来ちゃうじゃないか
何でもされt(ry
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 21:36:40.92 ID:/UBwZDJb0
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 21:54:55.18 ID:/UBwZDJb0
トリビアスレに人流れたと予想保守
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 21:59:58.89 ID:EDDt8aWuO
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:03:04.46 ID:jR9BdkhjO
カンガルーカワイス保守
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:09:03.29 ID:WnToRbYc0
ク「というわけで、バイオレンスに目覚めてみようと思う」
「また随分と唐突ですね」
ク「さて、バイオレンスとは何か」
「暴力ってことですか?」
ク「そうだ、暴力だ。暴力、すなわち痛い」
「そりゃ痛いですね」
ク「そこで必要なのは武器だ」
「武器が無くても十分にバイオレンスな方も居ますが」
ク「バイオレンスの基本、ムチだ」
「一気にバイオレンスの方向を間違えた気がします」
ク「そして拘束具」
「完全に踏み外した感が拭えません」
ク「まずはこのムチを一度君に預ける」
「預けちゃったらバイオレンスの応報を産みそうなんですが」
ク「で、この拘束具で私を拘束する」
「凄いですね、後ろ手に自分に手錠を掛けられる人を初めて見ました」
ク「さあ、そのムチで私を嬲ってくれ」
「あ、バイオレンスされる方なんですね?」
ク「さあ、早く! 愛のバイオレンスを!」
「会長、生徒会の仕事をして下さい」
ク「これが生徒会会長と副会長の勤めだ」
「真面目にお願いします」
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:16:39.89 ID:zGtTAdGt0
>>487 男の淡々としたツッコミワロスwwwwwwwwwwwwwwww
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:20:07.60 ID:9UhLbkXZ0
男「さて、と」
ク「ん、部活か?」
男「いや、今日は軽いミーティングで終わり」
ク「じゃあ、私は図書室にいるから、終わったら声をかけてくれ」
男「りょーかい、それからどうするか決めよう」
ク「ああ、待ってる」
男「おまたせー」
ク「・・・」
男「あらま」
ク「Zzz」
男「小春日和ってヤツかねぇ…。」
ク「…ぁ」
男「Zzz」
ク「…ふむ…」
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:20:26.44 ID:9UhLbkXZ0
ク「もし、起きろー」
男「ん、あぁ・・・寝てたか」
ク「あぁ、そろそろ下校時間だ」
男「そうか、そんなんなるまで寝てたか」
ク「私も先ほど起きたばかりだがね」
男「とりあえず、学校出るか」
ク「そうしよう」
男「さて、準備オーケー?」
ク「私はいいが、キミはコレ、学ラン忘れないように」
男「あ、あぁそうだった」
ク「おかげで暖かかったぞ」
男「それなら良し、じゃ、まずは行くか」
ク「ああ」
ク「へっくち」
男「大丈夫か?」
ク「ん・・・不覚」
男「ほれ、もっかい着とけ」
ク「すまない…が、キミは大丈夫なのか?」
男「問題ない」
ク「しかし、なんだかキミの学ランはクセになりそうだな」
男「はい?」
ク「何、なかなかに着心地が良い」
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:22:55.70 ID:9UhLbkXZ0
今回は以上
これで3日目終了…折り返し地目前、かな
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:28:24.86 ID:WnToRbYc0
493 :
ジャスティスクール1/3:2006/05/31(水) 22:38:35.05 ID:xpSo5nhG0
真の夢。
空「真、愛してるぞ」
ク「真、愛してるぞ」
真「あれ?空が二人?」
空「君は何を言っているのだ?私は君の恋人の桐原 空だ」
ク「そして私は君の恋人のクールガールだ」
真「あれ?何かおかしいような」
空「何もおかしい事は無いぞ。さぁ、真。私を沢山愛してくれ」
ク「私は空の何倍も愛して欲しいのだが。勿論私の言う愛とは君から貰える全てのものがその対象だ」
空「私を一番愛して欲しい。その何倍もの愛を君に返そうではないか」
真「取り合えず俺の腕を掴むのを離してよ、二人とも」
空「クールガール、真を離せ。真は私とラブラブになるんだ」
ク「私が真の腕を掴んでるのではない。真が私の腕を掴んでいるんだ。愛故にな」
真「人の話は聞いてないか…。こうなったら逃げ──────うっ」
ク「真、逃がさないぞ。そうだ、空、勝負をしようじゃないか。どちらが真を愛せるかをな」
空「良いだろう。だが君は真の背中から真を拘束しているため、私の方が真の正面を攻めれるから有利だな」
ク「そこは時間で交代だ。私が一番真の顔を見ていたいからな」
空「いいだろう、では勝負開始だ」
真「う……え、エロイの禁止……Zzz」
494 :
ジャスティスクール2/3:2006/05/31(水) 22:39:11.85 ID:xpSo5nhG0
海蔵の夢。
海蔵「真君!君と空の交際は何度も言うが認めない!ヒーローと付き合えるのはそれに見合った力の持ち主じゃ!」
空「父上、真は生まれ変わりました。もう私と真を遮るものは何も無いのです。なぁ?真」
真「日々空と愛を交わす事で力を手に入れてしまったんです。なぁ?空」
海蔵「なんじゃとぉ?」
空・真「変身!」
海蔵「まぶしっ」
ク「二人の愛で全てを薙ぎ倒す。真のヒーロー、真の相方クールガール推参」
ト「二人の愛で全てを破壊する。空のヒーロー、空の相方クールトゥルース推参」
ク・ト「二人合わせてソニックヒーローズ!」
海蔵「くっ、そんなヒーローわしは認めんぞ!第一正体ばればれじゃないか!」
ク・ト「そんな事は些細な事です」
海蔵「二人して一緒に話すな!」
ク「どうですか?父上。真はヒーローになりました。ヒーローの恋人はヒーロー。満足ですか?」
海蔵「ヒーローというものは功績を、結果を残してこそヒーローじゃ!」
ク「私は真のヒーローなので真さえ守れれば良いのです」
ト「私も空さえ守れれば良いんです」
海蔵「そんなの正義のヒーローじゃないわい!」
ク「もう父上はほうっておこう、クールトゥルース。そうだ、新婚生活の買い物をしないか?勿論、邪魔する
奴らには奥義を食らわせていこうじゃないか」
ト「いいね、クールガール。じゃ、行こうか」
海蔵「認めんぞ!そんなのヒーローではないわい!」
海蔵「認めん…認め……うぅ…Zzz」
495 :
ジャスティスクール3/3:2006/05/31(水) 22:39:53.25 ID:xpSo5nhG0
空の夢。
空「真ー、どこに居るんだ?」
真「お呼びかな?僕のプリンセス」
空「真、白馬に乗ってどうしたというのだ?」
真「僕が白馬に乗っているのは君だけの王子様だからだよ」
空「真が白馬に乗る事で真の凛々しさは数段は跳ね上がるな。私も乗っていいか?」
真「この白馬の席は君と僕だけのものさ」
空「真、何時も言っている事なのだが。君の熱い胸元で、君の吐息が感じられるこの距離で言わせてくれ」
真「そっから先は僕のセリフだぜ。空、愛してる。世界で、いや宇宙で、全てを超越して君を愛してる」
空「真と一緒にいると至福を越える至福を味わえるな」
真「さぁ、ハニー。結婚式場へこれから向かおうか」
空「これは夢ではないよな?泣いてもいいんだよな?」
真「ああ、夢じゃないぜ。現にウウェディングドレスを着てるじゃないか」
空「真、私はこんな幸せでいいのか?私が感じてる幸せ以上に君を幸せにしてみせるぞ」
真「まだまだこんなものじゃないぜ。空の願い事を言ってみな。全部叶えて上げるぜ」
空「それでは子供が欲しいんだ」
真「どれくらい?」
空「子供と私達を居れてアメフトの試合が出来るくらい」
真「お安い御用さ」
空「それじゃぁ、まさかエロイの解禁か?!」
真「ああ、解禁だ」
空「ぐふふ…真…至福だぞぉ……Zzz」
真「そ、それ…誰だよ………Zzz」
終
hoshu
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:46:54.08 ID:/UBwZDJb0
>>495 寝言に寝言で反応する距離にいるとは……ま、まさかこの二人!
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:48:20.96 ID:KfdGzEqM0
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:52:32.35 ID:NtGgyYg00
>>480 そっか。残念だ。
自サイトのURL知ってる?
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 22:54:20.78 ID:KfdGzEqM0
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 23:07:04.50 ID:/UBwZDJb0
そろそろ保守の時間か?
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 23:14:18.64 ID:9UhLbkXZ0
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 23:17:34.39 ID:42774/Wc0
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 23:19:26.47 ID:WnToRbYc0
>>505 愛します!
でもプラトニックな愛を育みましょう!
そして我慢が出来なくなった頃に(ry
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 23:20:08.28 ID:NtGgyYg00
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 23:28:38.83 ID:JaQsg0/TO
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 23:44:13.02 ID:/UBwZDJb0
>>505 保存させてもらった……反省なんてしなくてもいいと思う
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 23:59:57.78 ID:/UBwZDJb0
五月最後保守
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/05/31(水) 23:59:59.94 ID:/HMaPtjZ0
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:03:12.88 ID:gh5/gg520
流れを斬る……のか?
長編「伏竜鳳雛」三話目投下します。
5レス消費です
514 :
伏竜鳳雛1/5:2006/06/01(木) 00:04:14.06 ID:gh5/gg520
――リンゴーン
「……ぁ?」
重い目蓋を擦りまくり、どうにか視界を広げる。窓から白い光が入ってくる。どうやら朝らしい。
テーブルの上に散乱してたゴミはビニール袋に詰め込まれて床に転がっている。テーブルは片付いたが、今度は床が危うい状況。
――リンゴーン リンゴーン
「ふぁ……今開けまぁす……」
欠伸混じりに返事を返し、のそのそとベッドから這い出る。
つーかこんな朝っぱらから何の用事だ? 大家か変な宗教か? 後者だったらアイアンクロー決定な。
足腰に力を入れて直立すると、真っすぐに玄関に向かい鍵を開ける。
不用心かもしんねーけど、俺の家には別に取られて困るようなもんはねーし……。
「はいはいどちら様でございますでしょーか?」
結論から言うと、そこに居たのは大家でも宗教の人でもなかった。
一番上までピシッと整った制服に整った顔……相棒の雛良がそこにいた。
……普段は学校の途中にあるコンビニ前で待ち合わせなんだがなぁ。今日はどーしたっつーんだ?
「やぁ、リュウ。今日もいい朝だな」
何時もよりも若干綺麗に見えるような気がする雛良。何があったんだ?
ってそういや何でコイツ俺の事『リュウ』って呼んでんだよ。いつもは『りゅうのすけ』なのに。
本当に何があったんだっけか。自分の記憶をさかのぼる。そして、検索をかけること約5秒。
[たわわな果実/男装してた/家に招いた/告白された/股間を触った]
以上の単語が検出されました……はいお疲れさま。
やっべぇすっかり忘れてたぜ。自分で言い出したことじゃねーか。
「あ、ああああああ、ああ! 本当に清々しい朝だなスウ!」
「? 何をそんなに焦っているのだ?」
「あー、気のせいだ、気のせい!」
忘れてた、なんて言ったら気まずいだろうなぁ……。
515 :
伏竜鳳雛2/5:2006/06/01(木) 00:05:19.71 ID:gh5/gg520
それに、今の俺の格好――寝る時はシャツとトランクスなんだけど、勿論着替えなんてしなかったからかなりラフな格好でスウの前に立っている。
これが今までだったら別に何とも無かったんだか、頭がスウを女と認識してっからこっ恥ずかしい。
スウはそんな俺をじっくりと、ホントにベロンベロンに舐めるように見る。うぅ、視姦された……。
「で、どうしたんだ? こんな朝早くに」
「いや、確かリュウは普段朝食を取らなかった筈だ。だから作りに来た。あがっていいか?
まるで押し掛け女房みてぇだ。
でもまぁ、朝早く(ってももう七時回ってるが)来てくれたんだ。その心遣い、無駄にはしたくない。
まぁ当面の問題と言えば、だ。
「その前に着替えさせてくれ」
「そのままでいいじゃないか。とても魅力的な身体だぞ」
「恥ずかしいんだよ! 扉勝手に閉めてくれ」
扉を開けっ放しにしてスウを入れると、直ぐに部屋に戻ってクローゼットを開ける。
シャツはいいとして、せめて下だけはどうにかしねぇと……制服のズボンでいいか、あとで履くんだし。
ベルトを締めて台所に戻ると、冷蔵庫を開けたスウが難しそうな顔で唸っていた。
「……迂闊だった、この程度の事予想内の筈だったが」
「何が……あー」
冷蔵庫の中を覗いて、ようやく気づいた。
普段をインスタントやコンビニ弁当で済ませている俺の家の冷蔵庫に、食材なんてものは入ってない。
あるのはアイスとかの甘味類に牛乳とかジュースとかの飲み物系(に混じってアルコール類もちらほら)。
これで料理を作れという方が難しい。つーか、無理だろ。
普段の会話でこういうことも予想できていただろう、というのがスウの発言の意味するとこらしい。
「わりぃな、折角来てくれたのに」
「いや、だったら外食にしよう。今の時間ならマクドナルドは開いてるだろうし」
「ちょっと待て、別に朝飯くらい抜いてもいいだろ。それにここで金使うと昼の分がなくな……」
「朝取らないと午前中気怠いぞ。それに」
516 :
伏竜鳳雛3/5:2006/06/01(木) 00:06:08.64 ID:gh5/gg520
言い訳を並べようとする俺の目の前で、スウは懇願するような瞳+上目遣い。
やばい、なんかドキドキする。男の制服着ててもその威力は衰えない。むしろ補正かかってるんじゃねぇか?
「俺は、リュウと一緒に朝食を取りたい」
ズキュゥーーーーン!
流石スウ! 俺達に出来ない事を平然とやってのける! そこに痺れる! 憧れるぅ!
……いや、本当にこれはタマランね。あっさりと俺の決心は砕けた。
「ったく、わーったよ。マクドナルドでいいんだな」
「ああ、では行こうか」
そう言って、スウは右手を差し出す。
……いや、何を意味するかも分かるさそんくらい。何をしたいのかも分かるって。
でもさ、その前に。
「着替えさせてくれよ」
上Tシャツで町中歩くのは勘弁なんだが?
結局、人通りの多い道路に出るまで、俺とスウは手をつないで歩いた。
滅多に触った事の無い女の手……すべすべしてて柔らかくて、んでもって温かい。
――って待て。ついこの間までは普通に触ってたりしただろ俺。いつも通りに接しろ。心頭滅却心頭滅却!
そんなこんなでマクドナルドに到着。案外、朝のマックは空いてるもんで、四人がけの禁煙席を堂々と占拠できた。
俺はソーセージなんとかというセット、スウはホットケーキを頼んだ。スウはもう家で食ってきたみたいだけど、まだ食えるのか。
まぁ、初めて朝マックとやらを体験するんだが……中々美味いじゃねぇか。
「思えば、リョウと一緒に食事をするのはこれが初めてだな」
「んぁ? そうだったか。まぁ何時もなら周りに誰かいたしな」
セットのオレンジジュースを飲み干し、息をつく。
昼飯食べる時も他の友人と一緒だし、休日はスウと遊んだ事がない。確かに思い返してみれば、スウと二人きりの食事はこれが一回目だ。
「付き合い始めて最初の食事がマックか……なんか悪いなスウ」
517 :
伏竜鳳雛4/5:2006/06/01(木) 00:06:56.68 ID:gh5/gg520
「いいんだ、料理の内容よりもリュウと食事できた事が重要だから」
中々嬉しい事を言ってくれる。ここまで物わかりのいい女って現存すんのか、スウ以外に?
よし、今度スウと飯食う時はもう少し豪華なとこにするか。通帳の金下ろせば食事くらいはどうにかなるだろう。
せめてファミレスくらいにはグレード上げて……
「今度はそうだな、リュウと二人だけで温泉にでも泊まりに行きたいな」
「ぐぼぁ!?」
むせ返り、食べていたものが喉に詰まる。
いや、宿泊するなら金がかかるとか、そういうので焦ったんじゃねぇ。んなの少し生活費節約すれば金は貯まる。
俺とスウの二人だけ……若い男女が二人だけで泊まったとすればどうなるか。
問題にもならん、なんとかを持て余してる異性がいたらやることなんてっ……真実はいつも一つ!
「リュウ、大丈夫か? ほら」
スウが自分の烏龍茶を俺に手渡す。間髪入れずにストローに口を付け、思いっきりすすった。
口にいっぱいになるまで吸い、そのまま飲み込む……どうにか窒息死だけは免れた。
ホントに……本っ当にこんなことで死にたくはねぇ。
「ゴホっゴホっ、あーすっきりした……ったく、変な事言うなよな」
「変な事? 二人で宿泊する事の何処が……あぁ」
理解できた、とでも言わんばかりに手を叩くスウ。うがー、黙ってれば気づかれなかったものをぉ……俺のアホ。
俺の思考を理解したスウ。こういう時に以心伝心のコンビネーションってのは困る。
ニヤッと怪しい、どちらかっつうと妖しい笑みを浮かべると、悪魔の様に囁く。
「俺は構わないぞ。というかそれを望んでいるが」
「げはあっ!?」
今度は逆に、何か訳の分からない物を吹き出してしまう。
ああくそ、これがスウのこと男だと思ってたちょっと前だったらウホッというニュアンスで冗談だろとか言えたのに……
女と認識した今じゃ、もう本当に正式な性交と受け止めてしまうから困る!
「今日はどうしたんだ、何時ものリュウらしくないぞ」
518 :
伏竜鳳雛5/5:2006/06/01(木) 00:07:35.59 ID:gh5/gg520
「何時もらしくねーのはお前だ! こういう公衆の面前でその……恥ずかしい事は言うな!」
「恥ずかしい事?」
自覚ねーのかこいつ!?
……や、待て。高校生にもなって性行為を恥ずかしいとか思っている俺の方がガキっぽいのか?
だって性行為って生殖行為、子孫を残すことだよな。別に変なことではないし恥ずかしい事ではない……のか?
つまり異常なのはスウではなくて俺、でもそういうことを公の場でどうどうと喋るのは……ああったく!
兎に角、スウと本気で付き合う以上ある程度の心構えが必要ってことだな。よし、どーんと構えて……。
「あ」
「んだよ、今度はどーしたっつうんだ?」
スウは自分の烏龍茶を一口飲んで、ポーカーフェイスを少し和らげて、一言。
「……間接キス」
―――――――
今度は慌てる事すら出来なかった。頭ん中真っさら、理解不能行動不能。
ええと、スウと付き合う以上必要な心構え? んなもん準備できるか。
大きさを例えるならカスピ海くらい必要だぞ。カスピ海ヨーグルトは身体にいいし。
……駄目だ、段々頭がおかしくなってきた。何だよカスピ海ヨーグルトって?
カオスな思考をなだめようと、店の外を見る。
道路を行き交う車、集団登校する小学生、自転車に乗って急ぐ様に走る社会人や学生……他人の忙しい姿見てるだけでも何故か優越感に浸れるもんだな。
一息ついて、店にかけてある時計を見てみる。八時十分、そろそろ登校時刻だな。
…………?
「っていい加減俺達も店でないと遅刻じゃねぇか!」
「何、それは大変だ」
「だったらもう少し大変そうな顔して焦ろうか!?」
「これでも充分焦っているつもりだ」
ゴミをトレイにのせて全て捨て、会計しようとする俺にスウが「先に払っただろ」と突っ込み、俺達は店を出た。
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:09:23.28 ID:gh5/gg520
以上、です
微妙に素直クール分が足りないかもしれん……あうあ
脳内補完、よろしくお願いします
>>519 ベルの音にひとしきり感心した
状況が頭に入りやすくていい文だと思う
内容もよかったよ
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:12:43.69 ID:rAf3/D9BO
>>519 リアルタイムで読んでおりました、GJ!
男の制服で中身は……かなり燃え素
そんなわけで続いて総支配人 黒曜美咲投下いきますー
7レス使います
522 :
総支配人 黒曜美咲1/7:2006/06/01(木) 00:13:46.73 ID:rAf3/D9BO
「よ…よぉ……」
「高井君じゃないか、奇遇だな」
目を白黒させている高井へ、美咲さんはごく普通に……いや、この状況でいえば随分と倒錯的な挨拶をした。
「は!あ、は、はい!こんにちわ……」
慌てて頭を下げる高井。
そりゃ相手が自分の職場の一番エライ人だったら混乱もするわな。
「そんな大げさな挨拶はやめてくれ高井君。普通でいい」
「え………」
そう言われ、ゆっくりと顔を上げる高井。
「あれ……手……」
あ……しまった。
「……付き合ってるの?」
あーやっぱりそう思うよな高井よ。だが違うんだ。
でもさ、ややっこしい話だから説明なんてさせないでくれ、な?高井?
「……付き合っては……いないな」
「じゃあ、何?」
「う…………」
即答ですか?いつものぼんやりさんっぷりを発揮して「ふぅ〜ん」で済ましてくれれば・・・
「深澄は私のことを好いてくれている。そして私はそれを受け入れている、といったところだな」
……俺が言葉に詰まっているところに、美咲さんはとんでもない横槍を入れてくれた。
てか何さらっと俺から惚れたことバラしてくれちゃってんのさ。すごい恥ずかしいぞ?
523 :
総支配人 黒曜美咲2/7:2006/06/01(木) 00:15:15.33 ID:rAf3/D9BO
「ちょ、美咲さん!」
「何だ?私が何か間違ったことでも言ったかね?」
「いや、そういうわけじゃない……」
わけじゃないんだが……
「やっぱり付き合ってるんだぁ……」
問題は説明が大いに誤解を招く言い方だったってことだ。
「そ、それじゃなんか私邪魔?みたいだし行くね!ばいばい!」
急にうろたえ、足早にこの場を離れようとする高井。
「あ……支配人、失礼します」
「高井君」
なんとも気まずそうに挨拶をした高井を、美咲さんは呼び止めた。
「は、はい?」
「君は何か誤解しているようだが、私達はまだ付き合っているわけではないぞ」
「ぅえ?」
またこの人はまだとか言う……
「それから……敬語は使わなくていい。もしこれから会社の外で私と会ったら、支配人としてではなく普通の知人として接してくれると嬉しい」
「え………ぅ……うん、わかった……」
言われるがままに従う高井。
そういうぼんやりさんにはもっと早くなっといて欲しかったぞ高井……具体的に言えば俺が付き合ってないよって言った辺りからな!!
524 :
総支配人 黒曜美咲3/7:2006/06/01(木) 00:16:41.16 ID:rAf3/D9BO
「ありがとう。それじゃあまた明日、会社で」
「うん……ばいばい……」
きっと内心大混乱だろう。俺もだけど。
「川島君……」
「ん?」
「また明日……詳しく聞かせてね?」
「え゙。」
これまた面倒なことを言い残し、彼女はばいばい、と小さく手を振って去っていった。
「……美咲さん、よく人前であんなこと言えるよな……」
「偶然だったな。さあ行こうか」
スルーかよ……
「……あいつ、絶対勘違いしてるぞ?」
「私達が付き合っている、とか? 訂正はしておいたが」
「多分意味ねぇ……」
男と女が手繋いで二人で歩いてて、さらには『好意を受け入れてる』だのなんだの言い出したら、付き合ってないと思う方がおかしいだろう。
「別にいいじゃないか。どうせ近いうちにそうなる。私が言うのだから間違いない」
この人はどえらいことをまるで他人事のように言ってくれる。
「そう言ってくれるのは嬉しいけどさ……恥ずかしいから」
「別に恥ずかしがる必要もあるまい」
どうも恥ずかしい発言に無頓着なのは俺に対してだけではないらしい。
前から何でもはっきり言う人だとは思ってたが、ここまでとは。
525 :
総支配人 黒曜美咲4/7:2006/06/01(木) 00:17:28.21 ID:rAf3/D9BO
「………やっぱ変わってるな、美咲さんは」
「ふ、まぁ私も自分が普通だとは思っていないさ。」
「はは(笑。……んじゃ、行く?」
「ああ」
……と、その後ビル内を一周したものの大して興味を引かれるものはなく、行き場を失った俺達は結局書店で一時間、喫茶店でものの10分と、おおよそデートらしくない手段で時間を潰すことになる。
-----
「深澄、そろそろ行くぞ」
美咲さん曰く『まるで泥だな。私ならもっとましなのを淹れる』との評価を賜ったぬるいコーヒーを飲み干し、彼女は言った。
「全席指定だし、そんなに焦らなくてもいいんじゃないか?」
それを聞きつつ俺はまだ残っているアイスコーヒーを急いで処理し始める。
店に入ってものの10分。まだ3時半にもなっていない。
4時からの上映だが、ここから映画館までは10分もかからないだろう。
では、何故俺は急いでいるか。
「30分前行動は基本だ」
実はまだ30分以上時間はあるのだが。
どうでもいいから早くここを出よう、とでも言いたげな早口で彼女は言った。
そう、美咲さんはさっきからずっとイライラオーラを出しまくっているのだ。
526 :
総支配人 黒曜美咲5/7:2006/06/01(木) 00:18:31.16 ID:rAf3/D9BO
「それに私は映画館の雰囲気そのものが好きなんだ。あのふかふかの椅子に座り、上映を待っている時も、な。
さ、行くぞ」
えらく子供っぽいことを言い出したと思ったら、美咲さんは席を立ち、俺の腕を取って歩き始めた。
「お、おい!まだ全部……」
「あんなもの飲まなくていい。私がいくらでもあれよりうまいコーヒーを淹れてやる」
えらく嬉しいことを言ってくれたが、表情は変わらずとも相当苛ついていることがわかる美咲さんに話しかける気にはなれず、俺は引っ張られるがままに店を出、映画館へと連れられていった。
-----
上映時間40分前。
他の客など皆無に近い劇場で、俺達は映画が始まるのを待っていた。
歩いている間は終始無言で不機嫌なことこの上なかった彼女だが、劇場に入った途端にそんなものどこへやら。
左右の肘掛けを目一杯に使い、ゆったりと椅子に座って「映画館の雰囲気」とやらを満喫しているようだ。
「えらく怒ってたみたいだけど……あのコーヒー、そんなにまずかったの?」
「味だけの問題ではない。映画の前にあんなものを飲まされたという事が問題だ」
蒸し返されたのが気に入らないのか、彼女はどことなく事務的に告げた。
どうやら彼女の映画に対する思い入れは相当なものがあるようだ。
527 :
総支配人 黒曜美咲6/7:2006/06/01(木) 00:20:21.51 ID:rAf3/D9BO
「……父がな。小さい頃たまに連れてきてくれたのが、映画館だった」
「へぇ。そうなんだ」
「普段は座れないような贅沢な椅子に座り込んで、普段は構ってなどくれない父が隣にいてくれて……そしてゆっくり映画を観る」
「私にとって、映画館はそういう場所だ」
「…………………。」
「……あれから長い間一人で観に来ていたが、やはり隣にいてくれる人がいるといいものだ」
独白を終えた彼女はこちらを向き、そして視線を少し下にずらした。
「さっきから手をもてあましているようだが。使うかね?肘掛け」
右腕を浮かせながら彼女は俺に問いかけた。
ま、確かに両手をぶらつかせてるのはあんまり好きじゃないタチなんだけどさ。
……しかしなんでそういうところを目ざとく見つけられるんだろうこの人は。
「いや、いいよいいよ。使ってて。美咲さん使えないじゃん」
「大丈夫だ。問題ない」
「そう?……それじゃ。ありがとう」
情けないながらも好意に甘え、左腕を肘掛けに乗せた、途端。
彼女は、浮かせていた右腕を俺に重ねてきた。
「ぅえ!?」
まるで数時間前の高井のような声をあげる俺。
「どうした?」
その声に美咲さんは、相変わらず何がおかしいんだと言わんばかりに平然と聞いてきた。
528 :
総支配人 黒曜美咲7/7:2006/06/01(木) 00:21:10.77 ID:rAf3/D9BO
「どうしたもこうしたも。何故に?」
「君は両手を空けたくない。私も同様だ。ならこれで問題なかろう」
「いや、ありありだと思うんだが……」
特に俺がな。
「下に敷かれているとわずらわしいか?なら私が下になろう」
問題点はそこじゃねー!!
「……駄目か?」
急に真剣な顔で言われて、思わず押し黙る。
「……私は……君が隣にいるのを感じていたい。
……駄目か?」
うーーーー……。
そんな顔で言われたら、反則です。
「……いいよ。このままで」
「……そうか」
「………。」
「……………。」
「…………………。」
「……父でもこんな事をしてくれたことはなかったよ。ありがとう」
ぎゅっ。
「……照れるよ」
そして。
『ビ―――――――ッ』
いよいよ「ラブポーション99%」が始まった。
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:22:36.97 ID:rAf3/D9BO
いじょです
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:23:31.18 ID:x4LTHPKO0
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:27:57.38 ID:55G7bNfx0
>>529 読ませる作品が2連続ウレシス
美咲さんのコダワリに共感
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:35:55.48 ID:gh5/gg520
>>529 コーヒーにこだわる人は男女問わずストライクゾーンです
ましてやそれが素直クールときたら、もう性欲止まんないね
と、同時に睡眠前保守
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:37:56.58 ID:XuVJyJTS0
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:43:23.61 ID:IrK/EdUF0
五分後ぐらい?に三レス投下しま。
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:44:46.98 ID:GMaHPkOP0
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:47:23.88 ID:GMaHPkOP0
リロード忘れて切ってしまうところでした。
↓ドぞー
537 :
◆SoMyUBYlMA :2006/06/01(木) 00:51:19.60 ID:IrK/EdUF0
そりでは。十二話続き三レス行きます
538 :
◆SoMyUBYlMA :2006/06/01(木) 00:51:49.12 ID:IrK/EdUF0
ふらふらと、覚束ない足取りで俺が家に戻ってきたのは、もう陽が完全に落ちた頃だった。
玄関をくぐり、扉を開け、靴を脱ぐまで、とんでもなく時間がかかった。
居間に入ると、早紀、親父、そしてくーが食卓を囲んでいた。
一番近くにいた早紀が立ち上がり、口火を切った。
「あ、冬悟!お前、今まで何処行ってたんだよ!?皆メシ食わずに待ってたんだぞ!?」
「おかえり冬悟。随分遅かったな。なにかあったのかい?」
二人の言葉に一言も返さず、俺はくーの前に立つ。
「………なんだ、冬悟さん」
くーが躊躇いがちに俺に言う。
俺は、しばらく言うのを躊躇ったが、やがて口を開く決心をした。
「………お前、刹那と一緒に帰るんだってな」
「………っ」
くーの冷えた表情に一筋の変化が見て取れた。
ガタン!と、視界の端で早紀が立ち上がるのが見える。親父は茶を啜ったまま微動だにしない。
「それ、本当か!?くー、お前、帰るのか!?」
慌てたように早紀が言っている。
くーは何も言わず、ただ顔を伏せている。
「…帰るんだ、な?」
「………刹那から、聞いたのか」
俺の二度目の問いに、ゆっくりとくーはそう答えた。
俺はくーの言葉に、ああ、と返し、
「…お前は、それでいいのか」
静かに、顔を上げないままのくーに言う。
「お前が帰りたいんなら、俺はお前を、止めないからな」
「………」
くーは、一向に口を開かない。
その静寂すらも耳障りに感じた俺は、痺れを切らしたように、口を開く。
「明日の深夜だったか?思い残すことが無いようにしとけ」
踵を返し、再び居間を後にした。
追ってくる奴は、誰も居なかった。
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 00:52:07.80 ID:em4/aegg0
555 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/06/01(木) 00:22:49.02 ID:em4/aegg0
425 :マジレスさん :2006/06/01(木) 00:02:36 ID:eZC+D98S
いやはや、UVRQyuCN、お前とは気があうな。なんか株板で見たようなレスがあるのが気になるが。
尤も、俺の中での貴族はトレーダーではなく、パッシブ運用家であるという違いはあるが。
トレーダーは結局、税金と時間を無駄にしてるギャンブラーだと思っている。
真の資本家はパッシブ運用家であるべきだ。
まあ、労働についてあんたが言ってることは、まさに真実だ。
そう、かの有名なマルクスは、かつてこの現実を教えてくれた、、そして当時の労働者は共産主義を目指した。だが失敗した。人間から私利私欲の思想が消えることはないのである、結局は欲深き資本主義へと社会は流れるのだ。
そして労働者は、目を瞑ったのだ、現実から目を逸らし耳を閉ざした。
資本主義が世の中の本質であるというのであれば、もはやマルクスの主張は労働者にとって「死刑宣告」以外の何者でもなかったからだ。
だが、今ここに再び真実を解き放とう。世の中の矛盾、世の中の不条理、そして絶望と腐食を。
聞け!労働者たちよ!そしてvipperたちよ!
もはや労働者に希望は無いのだ!歴史が証明した、労働者の自由は、全て「資本主義」が拒絶したのだ。
奴隷としての労働者は、貴族としての資本家に搾取される運命にあるのである。
働いて得た賃金は資本家に搾取された残りカスであり、与えられた人生は、全て資本家に尽くすためにある。もはや労働者に希望は無い。
ならば!ならばせめて、貴族となれ!
誇り高きネオニートに!
それが、われわれ労働者に唯ひとつ残された希望なのだ!
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1148321356/ ↑vipperに挑戦してるお。全員突撃するんだお。
540 :
◆SoMyUBYlMA :2006/06/01(木) 00:53:22.96 ID:IrK/EdUF0
部屋の窓を開け、そこから屋根へとよじ登った俺は、屋根の上で仰向けになっていた。
最近はめっきり減ったのだが、昔、どうしようもなくイライラすると、よくここに来ていた。
「………畜生が」
どす黒い空に呟く。返事は静寂。
なにをするでもなく、ただただそこに横になっていると、頭の方からがしゃがしゃと人が登ってくる物音がした。
「よォ負け犬」
親父だった。
「―――なんだよ、負け犬って」
「その膨れっ面。見りゃァ分かるわ。どっかでケンカして負けてきたんだろ?情けねェなァおい」
そのまま俺の隣に腰を下ろす親父。
「…汚ねェ空だなァ。ありゃ何処だったかなァ。どっかの国で見た星空ときたら、凄かったぞ」
「………話があるなら、言えよ」
数秒の無言の後、そうさせてもらうわ、と親父は言った。
「でもま、その前にコレ、どうだよ?」
そういって親父が俺にすっと差し出したのは、
「………親が子供に煙草勧めてんじゃねえよ…」
そう言いつつも、ピッと一本引き抜き、続いて出されたジッポの火を煙草の先に灯す。
口にくわえ、吸い込むと、まだバカやってた頃と変わらない、クソマズい煙の味が脳に入り込んできた。
「………煙草は中学の時に止めたんだけどな…」
溜まった煙を一気に吐き出しながら言う。
「まァまァ。軽いヤツだから一本ぐらい平気だろ。ンでよ―――」
同じように煙草を吸っていた親父の顔つきが、変わる。
「冬悟、俺ァな。惚れた女一人護れねェどーしようもねえ親父さ」
その言葉は、いつか見た夢、いつか現実で見た光景と三重にだぶっているように感じた。
「何でだろうなァ冬悟。俺ァ何の為に体鍛えて…何の為によォ………」
吐き捨てるように、過去に見て聞いた二度の光景と同じように、親父が語る。
いつのまにか俺は寝転がるのを止め、親父と同じように腰を下ろす状態で、親父を見つめていた。
「冬悟。お前は違うよな。俺とは違う男になれ。惚れた女だけは、命を懸けて護りぬけよ」
「―――はい」
親父の言葉は、俺の心の底の記憶と響きあい、意識せぬ間に口を突いて出たのは、素直に、その意志を受け止める言葉だった。
541 :
◆SoMyUBYlMA :2006/06/01(木) 00:54:15.14 ID:IrK/EdUF0
よし、と親父は嬉しそうに言うと、俺の口から煙草を奪い取り、屋根の瓦で磨り潰した。
「ガキにゃ早ェな」
笑いながら言う親父に、俺は呆れる素振りを見せたが、親父は意に介せず、
「もう夜も遅ェ。部屋に行きな。お姫様がお待ちだからよォ」
言いながら、親父は反対方向、親父の部屋の窓がある方だ、へ歩いていった。
「お姫様………」
しばし黙り込み、考えたが、それを止め、立ち上がる。
カシャカシャと、たまに上手くはまっていない瓦を踏みながら、窓に下りる。
するりと、部屋の中に入る。
見慣れた部屋と、見慣れた家具。
そして、この半年で、見慣れた少女の背中。
くーが、ベッドの半分を占有する形でこちらに背を向け、寝ていた。
「………」
俺は手早く寝巻き代わりのシャツとジャージに着替え、くーに背を向けてベッドに潜る。
「………」
沈黙がその空間に染み渡る頃、俺はぽつりと口を開く。
「なあ、くー」
返事は、無い。
「起きてても、寝てても良いから、聞いて欲しい」
「………俺は、お前のことを好きか嫌いか、よくわからん。けど、お前はこの半年で、俺にとってすごく大切な存在になった」
「俺は、お前を、失いたくないって、思った。お前の気持ちなんて考えたこと無いけど、俺はそう思ってる」
やっとのことでそこまで言うと、俺は大きく息をつく。
「悪い。今日になって言うなんて、俺はバカだな」
自嘲気味に小さく笑い、無言の返答を通され、諦めて寝ようと思った、その時。
パチリ、と。
背中の向こうで、音がした。
ピ。ピポパパパピピ、と聞こえるのはボタン一つからの、短縮ダイヤル。
ダイヤル音が止むと、次に息を吹き返したのは俺の携帯だった。
枕元においてあるそれを取り、通話ボタンを押し、耳に当てると、そこから聞こえてくるのは、一人の少女の、小さな声。
『「―――もしもし。私、メリーさん」』
542 :
◆SoMyUBYlMA :2006/06/01(木) 00:55:23.95 ID:IrK/EdUF0
や、前回から日が開いてスイマセン。前回の投下分はこのスレにあると思うので。
くーは次回喋りますので。ええ、ちゃんと喋りますから!
おやすみなさい
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 01:01:54.97 ID:gVKnBFrOO
GJ 冬悟の活躍に期待
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 01:15:02.34 ID:IrK/EdUF0
今日は投下が多いが人が居ないネホシュ
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 01:25:36.67 ID:gVKnBFrOO
ネタを考えてるけどなかなかまとまらない保守
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 01:37:01.17 ID:IrK/EdUF0
寝る前にwikiで十話十一話の誤字脱字等をいじくっておこう
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 01:45:50.03 ID:DtT/nQ1VO
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 01:46:25.24 ID:hJ6eJflsO
.hackを見ながら保守
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 01:53:12.84 ID:lsKLsRgmO
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 02:01:15.22 ID:JYul7+jjO
.hackを見過ごしながら保守orz
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 02:12:26.79 ID:FQXjfeP90
.hackをハナっから見る気もなかった俺が保守
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 02:19:29.23 ID:vumWa7OH0
>>547 どう見ても変態wwwwwwwwwwだがそれがいい
ウィッチブレイドを見終わった俺が保守
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 02:46:02.98 ID:DtT/nQ1VO
保守
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 03:23:38.09 ID:x4LTHPKO0
ほ
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 03:36:28.70 ID:ivCBTvHgO
ほしゅ
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 03:46:14.19 ID:KZoegy5A0
保守
557 :
『新人メイド』1/2:2006/06/01(木) 04:09:51.30 ID:x4LTHPKO0
〜前話より数日後〜
――てくてくてくてく
ブーン「…………何でジョルがついてくるお?( ^ω^)」
ジョル「そりゃ手前のお目付け役に決まってんだろ。それに……( ゚∀゚)」
ブーン「それに?( ^ω^)」
ジョル「お前がいたトコって女がいるんだろ?オッパイがあるなら俺は何処までも行くさ!(*゚∀゚)」
ブーン「アホスwwwwww(;^ω^)」
ジョル「バーローwwwwwwオッパイは男の浪漫だ!浪漫を求めて何が悪い!( ゚∀゚)」
ブーン「浪漫を求めるのはいいけど、迷惑掛けない様にするお( ^ω^)」
ジョル「わかってるってw( ゚∀゚)」
ブーン「……で、何でわざわざ窓から覗くお?(;^ω^)」
ジョル「分かってねーなー。無防備に揺れるオッパイの素晴しさを知らんのか……( ゚∀゚)」
メイドA乳『ぷるんぷるん』
ジョル「おっ!ナイス揺れ!(*゚∀゚)」
ブーン「……(;^ω^)」
メイドB乳『ぽにょんぽにょん』
ジョル「ムッハー!あっちのおっぱいもいい揺れしてやがるぜ!(*゚∀゚)=3」
ブーン(……ここまで来るとジャンキーだお……)○。(;^ω^)
――……ルン……ブルン……
ジョル「ん?ブーン、何か聞こえなかったか?( ゚∀゚)」
ブーン「いや、何も……( ^ω^)」
――ブルン……ブルン……
ジョル「この…………音はッ……!(*゚∀゚)」
ブーン「知っているのかお!?(;^ω^)」
ジョル「ああ…………この音は間違いなく…………Gカップおっぱいの揺れる音ッ!(*゚∀゚)」
?乳『ブルンブルンブルンブルン』
558 :
『新人メイド』2/2:2006/06/01(木) 04:10:26.74 ID:x4LTHPKO0
ジョル「上……いや、後ろかッ!(*゚∀゚)」
――バッ
クー「そこの二人…………ここで何をしている?」
クー乳『ぶるんぶるん』
ブーン「あうあう……(;^ω^)」
クー「……っと、ブーンではないか。隣の奴は友人か?」
ブーン「そ、そうだお。って言うかその胸……(;^ω^)」
クー「ああ、これか。これは……」
ジョル「おおおおおっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!(*゚∀゚)=3」
クー「興奮している所を悪いが、こいつは模造品だ」
ジョル「おっぱい!おっぱ…………模造品?(||!゚∀゚)」
クー「そうだ。皮袋に水を詰めた、いわば『偽乳』だな」
ブーン「何でそんなもの……(;^ω^)」
クー「御館様の目を楽しませようと思ってな。今から見せに行くが、一緒に来るか?」
ブーン「喜んで行くお( ^ω^)」
クー「そうか。じゃあ隣の君は……」
ジョル「…………俺はいいや(||!゚∀゚)」
ブーン「そうかお。じゃあ行ってくるお( ^ω^)」
――てくてくてくてく
ジョル「チッ、俺としたことが騙されるなんて…………(;゚∀゚)」
ツン「ねえちょっと、そこの君。君も妖精さん?」
ジョル「ん、ああ…………( ゚∀゚)」
ツン乳『…………………………』
ジョル「へんじがない。ただのひんにゅうのようだ( ゚∀゚)」
ツン「………………プチッ」
ジョル「アッー!(||!゚∀゚)」
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 04:40:09.33 ID:xMnCb8pd0
>>558 ワロスww
くっ、偽乳のデカさが気になるw
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 05:07:59.20 ID:L1bpJ3Md0
ジョルジュwww
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 05:41:20.36 ID:gVKnBFrOO
保守。
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 06:36:35.68 ID:L1bpJ3Md0
保守
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 07:22:53.67 ID:ymiPQMX0O
ほ
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 07:41:25.15 ID:YGAeQOws0
保守
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 07:42:32.20 ID:BARe/VymO
保守
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 08:22:07.09 ID:S7t9FehzO
か
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 08:46:49.63 ID:oEUOR/pfO
や
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 09:01:31.09 ID:vumWa7OH0
保守
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 09:39:46.27 ID:xMnCb8pd0
保守
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 10:03:23.23 ID:hNiDifHxO
ほ
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 10:39:34.34 ID:vumWa7OH0
保守
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 10:55:30.93 ID:oEUOR/pfO
保守
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 11:14:48.61 ID:Vy3WeHZR0
病院坂可愛いよ病院坂
売春婦萌え
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 11:20:04.54 ID:Tta8oWSh0
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 11:32:04.58 ID:yISJN3dP0
重なるだろうなと思いながらも保守
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 11:53:51.94 ID:vumWa7OH0
保守
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 12:11:39.80 ID:pp8QgGVD0
ぽわぽよぶるまぁ
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 12:23:11.65 ID:yISJN3dP0
ライダーキック
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 12:42:38.31 ID:vumWa7OH0
保守
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 13:01:42.03 ID:BARe/VymO
ほ
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 13:16:29.94 ID:vumWa7OH0
し
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 13:37:37.26 ID:vumWa7OH0
ゅ
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 14:00:28.37 ID:vumWa7OH0
☆
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 14:36:39.60 ID:zXo2sQRlO
お疲れ様です
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 14:55:53.26 ID:vumWa7OH0
保守
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 15:24:09.25 ID:vumWa7OH0
保守
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 16:02:04.90 ID:H4j4b9cxO
保守
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 16:26:43.37 ID:vumWa7OH0
保守
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 16:27:39.00 ID:xxrD1PQv0
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 16:46:33.68 ID:JYul7+jjO
保守保
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 17:05:56.89 ID:C2m54lwC0
守
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 17:22:55.43 ID:PXO2QAkp0
保守
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 17:52:24.21 ID:55G7bNfx0
保守
守保
595 :
◆aYWIZ3xyNg :2006/06/01(木) 18:03:05.37 ID:r07fayeu0
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 18:15:10.73 ID:NoZFz03WO
いつもながらGJ!!!!!!!!!!!
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 18:27:07.51 ID:55G7bNfx0
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 18:47:34.97 ID:NoZFz03WO
ほぁ
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 19:02:52.80 ID:Vg7vMiJQ0
被った人にはドロップキック
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 19:03:28.15 ID:sNYOUfG90
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 19:21:10.01 ID:gh5/gg520
>>595 あなたを師匠と崇め崇拝してもよろしいでしょうか?
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 19:37:14.46 ID:Vg7vMiJQ0
ほっほ
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 19:49:33.60 ID:FlcY2ENt0
hosyu
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 20:08:22.23 ID:tlWcuViN0
保守
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 20:26:47.37 ID:55G7bNfx0
素クールbiz
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 20:30:25.35 ID:tlWcuViN0
軽く乱立ね
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 20:44:43.63 ID:Tta8oWSh0
ク「スクールbizというものを考えてみた」
「クールbizの学校版ってこと?」
ク「その通りだ」
「…………それって、普通の夏服」
ク「違う、そんな味気の無いものではない」
「なんか、すんごい良くない予感がするんだけど」
ク「気のせいだ。さて、早速着てみようと思う」
「ここで着替えるの!?」
ク「そうだ。鞄の中にスクールbizは用意してある」
「準備がいいね」
ク「脱がしてくれ」
「……はい?」
ク「だから、今着ている服を脱がしてくれと言っている」
「……僕が?」
ク「そうだ」
「……君の制服を?」
ク「そうだ」
「…………なんか、恥ずかしいな」
ク「いつも肌を重ね合っている仲だというのに、何を恥ずかしがる」
「いや……その……」
ク「いいから、とっととやりたまえ」
「……それじゃあ、失礼して」
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 20:45:01.48 ID:Tta8oWSh0
ク「ん……」
「じゃあ、ワイシャツのボタン外すよ?」
ク「ああ」
「…………」
ク「…………」
「……ねえ、やっぱり恥ずかしいよ」
ク「…………」
「……? 何で少しだけ顔が赤いの?」
ク「気のせいだろう」
「もしかして、恥ずかしい?」
ク「そんなことはない。君に触れられるのならどんな行為でも気持ちが良い」
「……まあ、そういうことにしておこう」
ク「いいから、早く脱がしたまえ」
「ス、スカート脱がすよ?」
ク「ああ」
「…………」
ク「…………」
「……これで全部」
ク「ありがとう。さて、ではスクールbizのお披露目だ」
「…………で、なんで僕にそれを渡すの?」
ク「着させてくれ」
「……マジでか」
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 20:45:55.77 ID:Tta8oWSh0
ク「えらくマジだ」
「……ああ、もう、じゃあ着せるぞ」
「着せ終わった」
ク「君、顔が真っ赤だぞ」
「肌を上気させてる人に言われたくはないよ」
ク「気のせいだろう。ところで、この服装を見てくれ。コイツをどうおもう?」
「……すごく、かわいいです」
ク「そうだろう。君の為に夜なべして作った」
「というより、これはノースリーブのワイシャツにベスト? ってか、体に凄いジャストフィットだね」
ク「当然だ。私の寸法に完璧に合うように作ったからな」
「フルスクラッチなのか……」
ク「ああ。流石にこのスパッツは市販品だが、空気を良く通してひんやりしているので夏でも涼しい」
「ノースリーブワイシャツに可愛いベストに、短めのスカートと黒色スパッツか……」
ク「ふっふっふ……どうしたね? 君」
「………鼻血でそう」
ク「いいこと思いついた。君、私の膣の中で射精しろ」
「さりげなく危ないことを誘導しないでよ」
ク「ふっふふっ、だがたまらんだろう?」
「たまらん!」
ク「君の好みに合わせて作った、君の為だけのスクールbizだからな」
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 20:52:13.04 ID:8o9A9lf+0
性欲をもてあますGJ
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 20:53:12.74 ID:55G7bNfx0
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 21:08:01.45 ID:gh5/gg520
乱立?保守しておく
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 21:11:46.97 ID:6WU3tsE30
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 21:13:06.98 ID:rDlqsaIJ0
ほ
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 21:22:57.46 ID:oEUOR/pfO
こまめに保守
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 21:35:48.50 ID:YGAeQOws0
保守
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 21:47:39.99 ID:tlWcuViN0
保守
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 22:00:55.31 ID:oEUOR/pfO
保守
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 22:07:19.74 ID:55G7bNfx0
ほくーる
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 22:17:56.40 ID:oEUOR/pfO
保守
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 22:24:31.32 ID:55G7bNfx0
保守
守保
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 22:31:33.28 ID:H4j4b9cxO
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 22:37:06.70 ID:+EbPCdtM0
a
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 22:45:58.85 ID:k2L9pffy0
>>622 _、_
(b,_ノ` )b G・J !!
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 22:54:30.96 ID:xMnCb8pd0
>>622 GJ!
以下ジャスティスクール5レス消費
626 :
ジャスティスクール1/5:2006/06/01(木) 22:55:14.08 ID:xMnCb8pd0
空「真、この公園で休憩していかないか?」
真「あ、いいね。ジュースでも買って来ようか?」
空「ならば私が行こう。真と一緒に美味しく飲めるジュースを吟味してきたいんだ」
真「じゃ、お願いしようかな。お金は俺に出させてよ」
空「では行ってくる」
真「ふぅー今日はノンビリ…」
ツン「出来るわけないでしょ!ツン将軍様の登場よ!真、頭が高いわよ」
真「頭下げたら帰ってくれる?」
ツン「帰るわけないでしょ!あ、あんたなんか馬鹿の中の馬鹿よ!」
ク「真を馬鹿呼ばわりする者、この公園の砂場を墓場にすると良い。真のヒーロークールガール推参」
ツン「来たわね、クールガール。今回ばかりはあんたの命日に…」
ク「あ、すまん。ツン将軍、ちょっとタイムだ」
ツン「え?あ、うん」
ク「真、ジュース買ってきたぞ。一緒に飲もうではないか」
真「おぉ、ありがとう。で、結局何にしたの?」
ク「これだ、このコーラだ」
真「コーラかぁってこれ1.5ℓペットボトルじゃん!どんだけ自販古いんだよ!ってちげぇ、何でこれ買ったの?」
ク「真と一緒にお互いの唾液を交換し、且つ一緒に愛を堪能しながらジュースを飲むという」
真「普通のジュースでいいじゃん…。1.5ℓってクールガール欲に負けすぎ!」
ツン「そうそう、あたしもクールガール欲深すぎだと思うわぁ。って何で無視してんのよ!あんたら!」
ク「真、では口移しでジュースを」
真「何か食べ物買ってこないと流石に飲みきるのは無理でしょ」
627 :
ジャスティスクール2/5:2006/06/01(木) 22:55:57.45 ID:xMnCb8pd0
ツン「あーもう怒った!ほんと怒った!今日の怪人はコイツ!」
園長「こんにちは。怪人『園長』です、因みに保父さんですよ」
ク「こんな怪人で私を倒せるとは思っているのか?ツン将軍、私は毎日真のために体を鍛えているのだぞ?」
園長「いけませんねぇ、クールガールちゃん。女の子はもっとお淑やかにね?私は貴方に触れるだけでいいんですよ?」
ピト。
ク「むっ?」
シュワシュワ。
真「うお!クールガールが小さくなった?!」
ツン「カーッカッカッカ!園長の能力は触れた人を誰でも五歳児にしてしまうのよ!」
真「クールガール肌露出してる肌!俺の制服の上着を使って」
園長「あらあら、真君。背中ががら空きですよ?」
ピト。
真「うっ」
シュワシュワ。
ク「真も小さくなってしまったな。真、可愛いぞ。シャツのせいで肌が見えないのが残念だ」
真「言ってる場合じゃないでしょ」
ツン「さーて、ガキ共。ブレスレットを渡しなさい。わ、渡さないと尻叩きの刑なんだからね!」
園長「良い子ですよねー?」
真「クールガール!コーラを!」
ク「御意に。こんな時に口移しを求めるとは真もせっかちだな」
真「違うよ!攻撃に使うんだよ!」
ク「冗談だ」
プシュー!
ツン・園長「うっ、目が!」
真「今の内に隠れよう」
ク「了解だ」
628 :
ジャスティスクール3/5:2006/06/01(木) 22:56:59.89 ID:xMnCb8pd0
ツン「出てきなさい!隠れていられるのも時間の問題よ!今出てくれば少しは加減して殴ってやるわよ!」
園長「私は子供を見つけるプロなんですよー?園長ですから」
草陰で隠れる五歳児状態の空と真。
真「これって結構ピンチなんじゃないかなぁ。どうする?クールガール」
ク「ん、んん。ん」
真「んっ─────ぷはっ。ちょ、これコーラじゃん。って本当に口移しとは」
ク「さっき、少し口に入れておいたんだ」
真「それどころじゃないよ。海蔵さんに電話でもして助けを呼ぶ?」
ク「真、愛してる」
真「どうしたの?急に」
ク「高校生になって真とクールガールで出合って一目惚れして、今は凄い幸せだが。もし真と会ったのが五歳児だったらな…。
と思ってな」
真「まぁ、確かに写真とかでも五歳児の空って見た事ないから改めて見ると」
ク「どうだ?五歳児の真の好みに合うか?」
真「うん、凄く空って可愛いよ。昔から空は可愛いかったんだね」
ク「ありがとう、真。私も今の君もとても素敵な人に見えるぞ」
真「ありがとう、空。って何か何時もより恥ずかしいな。五歳児だからかな」
ク「もし真と五歳児で出合って五歳児の真に一目惚れしていたら。幼稚園も、小中も違った人生になっていたんだろうな」
真「空…」
ク「やはりどうやら私は少し欲深い様だ。真と一緒に居るだけでも至福を感じるのにな」
真「その意見は俺も同じだよ。もし五歳児の空と出会えるなら…。たぶん、いや絶対出合っていたかった」
ク「真、愛してる。時間という概念の全てにおいて真を愛してる。願いが叶うならキスをしてくれないか?」
真「うん、いい…」
ガシッ!
629 :
ジャスティスクール4/5:2006/06/01(木) 22:57:53.71 ID:xMnCb8pd0
ツン「真、見っけー!」
真「うお?!」
ク「ツン将軍、愛しの真を離せ!」
ツン「嫌なこったってやつね!真、どんな感じ?私の手で宙吊りにされてるお子様の気持ちってのは?」
園長「おっとっと、通しませんよ。潔くブレスレットを渡しましょうね」
ク「くっ」
ツン「五歳児なのに憎ったらしい目つきしてくれるじゃない?悔しいから真にお仕置きしちゃうんだから!」
パシッ。
真「うぅっ、ふぇぇ」
園長「あらあら、真君泣いちゃいましたよー?男の子が泣くなんてみっともないですよ」
ク「愛しの真を泣かせたな、私を本気で怒らせたようだ」
ツン「五歳児で何が出来っ─────?!」
真「うお」
園長「五歳児がコンクリートの土管を持ち上?!で、っでっもそんなの投げたら真君にもぶつかっちゃうんじゃないかな?」
ク「安心しろ、全力で振り抜くだけだ。奥義『真と私の愛の軌跡を描くホームラン打法』」
園長「ちょ!イタッ……ぐはっ!」
キラーン。
ク「花火になるといい」
ドカーン。
シュワシュワ×2。
ク・真「元に戻った」
ツン「えーと、今日はここまでみたいねぇ。べ、別にあんた達なんて恐くな…」
ク「奥義『真と私の愛の軌跡を描くホームラン打法第二番』」
ツン「ぐっはぁ、今までで一番いったぁぁぁぁぁぃぃ」
キラーン。
630 :
ジャスティスクール5/5:2006/06/01(木) 22:58:47.64 ID:xMnCb8pd0
ク「変身解除」
真「ありがとう、空。助かったよ。五歳児のせいか叩かれたのか痛くて泣いちゃった。あはは…面目無い」
空「真は悪く無いぞ。真を苛めたあいつ等が40割悪いのだからな」
真「400%すか」
空「まぁ、今回は五歳児の真とキスとコーラ口移しが出来たという最高の思い出が出来たわけだが」
真「何か変な感じがして恥ずかしいな。遠い事の様な気がしないでもないっていうか」
空「そういえば、さっきキスするのをツン将軍に邪魔されてしまったな。愛しの真なら言いたい事は分ってくれるよな?
後、コーラの続きもしたいのだが」
真「1.5ℓじゃなければ良いけど」
空「了解した、では最初に純粋な真とのキスを頂くとするか。んっ───」
真「250mℓ!」
空「1.5ℓ!」
真「350mℓ!」
空「1.5ℓ!」
真「500mℓ!」
空「1.5ℓ!」
真「ちょ、駆け引きになってない」
終
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 23:06:46.84 ID:4sGy0IiAO
>>630 五歳児空キタコレ!!!
GJだ!
そういえばwikiにジャスティスクールの37+があったけどスレに投下してたっけ?
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 23:09:31.65 ID:xMnCb8pd0
>>631 あ、素直クール分?が足りない?ので外伝ネタとして上げておきました
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 23:10:49.76 ID:gh5/gg520
>>630 最後の駆け引きワロスw
多分、園長と聞いてクレヨンしんちゃんの園長(別名・組長)を思い出したのは俺だけじゃない筈
って答えになってないorzスレには投下してないっす
635 :
◆SoMyUBYlMA :2006/06/01(木) 23:12:53.53 ID:dmOdejCf0
このタイミングでニレス投下。被った人には漏れなくチョップを。
636 :
◆SoMyUBYlMA :2006/06/01(木) 23:13:35.80 ID:dmOdejCf0
“メリーさん”
随分懐かしいフレーズが、携帯のスピーカーと、背中越し、同時に聞こえてきた。
「………もしもし」
ゆっくり、言葉を返す。
『「………本当は、半年前、とっても緊張してた」』
背中越しに、懐古の情に浸るような声が聞こえてくる。
『「死神として、初めて一人前としての仕事だったから。でも―――」』
だぶって聞こえる“メリーさん”の声は続けていく。
『「最初の標的が、貴方だった。冬悟さん」』
少女の声は次第にか細く、そしてか弱く。
『「それから今までの半年、特に昨日から今まで、思うことがあった。どうして、貴方だったのか、と」』
震えるように、
『「貴方じゃなければ、貴方に、逢わなければ、こんな思い、しなくてすんだのに」』
弱く。
『「貴方に、逢わなければ」』
小さく。
『「貴方を好きになんて、ならなければ」』
溜め込んだ苦しみを全て吐き出すように、くーは喋るのをやめない。
やめてしまえば、そこでなにかが壊れてしまう、死を司る筈の少女はそう思わせるように、辛そうに喋っていた。
『「こんなに、辛くは、無かった…のに」』
ほんの小さな静寂を挟んで、“メリーさん”は、少女は、くーは、言う。
『「………冬悟さん」』
「、なんだ?」
決して互いに振り向かず、電話を隔ててのやり取り。
『「………もう一度、これで二度目だ。ボクは言おう」』
沈黙が重なり、破れる。
『「ボクは、向坂冬悟。貴方が、好きだ」』
静かに、囁くように紡がれるその言の葉でも、傍に居る俺の耳に届くには充分な音だった。
『「答えて、ほしい。冬悟さん、貴方は、ボクをどう思っているか。それだけが、知りたい」』
そこまで言って、くーは口をつぐみ、ひたすらに、ただひたすらに、俺の答えを待っていた。
637 :
◆SoMyUBYlMA :2006/06/01(木) 23:13:54.99 ID:dmOdejCf0
くーは、俺が口を開くのを只待っている。
俺は、携帯を耳に当てたまま、身動きも取れないほどに固まっていた。
俺の気持ちは、決まっていた。
ただ、口に出せないでいた。
今のこの娘に、言ってしまえば、それはきっと。
傷つける、ことになる。
しかし。それでも。だから、こそ。
言わなければ。
「―――俺、は」
異様に渇く喉から搾り出す声は、思っていたよりも小さく、情け無い。
「俺は、お前の気持ちに答えられない」
言った瞬間、携帯の奥から、背中の向こうから、息が詰まるのを感じた。
『「そう、か。そうだな。これ、で、ボクも、心おきな、く、あち 「でもな」 、?」』
くーの言葉を遮り、俺の言葉を重ねる。
「でも、お前の気持ちに答えられなくても、お前の気持ちに、応えたい」
くーが、息を飲む。
「俺は、お前と一緒にいたい。その中で、いつかお前の気持ちに答えられる日を、待ちたい。くー、俺は―――」
呼びかけ、区切る。
次の言葉は、俺の本当の想い。
嘘偽りの無い、真実。
それを、伝える。
「―――俺はお前といたい。お前の気持ちを、知りたい。俺の気持ちにも、答えてくれ、くー」
返事の変わりに耳に入ったのは、しゃくりあげるような、くーのか細い声。
『「ボ、クは…ボク、は………」』
途中、言葉に詰まりながらも、涙声で言葉を紡ぐくー。
そして、聞いた。
くーの想いを、くーの口から、聞いた。
『「ボクは、帰りたくない………一緒にいたいよ、冬悟さん………」』
638 :
◆SoMyUBYlMA :2006/06/01(木) 23:14:39.74 ID:dmOdejCf0
次回、時間的には五月最後の土曜日、くーとのお別れの日(仮)に続きます。
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 23:17:36.08 ID:xMnCb8pd0
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 23:18:58.28 ID:Tta8oWSh0
ク「自己紹介をさせて下さい」
「…………?」
ク「私は素直でクールな女です」
「あ、あの……」
ク「君と同じくらいの時間を生きてきたし」
「もしもし?」
ク「君に心を大いに奪われました」
「…………」
ク「どうも初めまして、私の名前は御存知ですか?」
「いえ、知りません」
ク「突然の告白にちょっと戸惑っておられるかも知れません」
「というか、何? 何これ!?」
ク「文化祭の時も、たこ焼きを作っているあなたを見ていました」
「え? ええ!?」
ク「私はあなたに一瞬にして心を奪われ、夜な夜な淫らな液で枕をぬらしました」
「…………どっきり?」
ク「"君の彼女にしてほしい!"と私は叫ぼうと思います」
「叫んだ! 今叫んだ!」
ク「私には制御が必要だ!」
「何が!?」
ク「私の名前を言ってみろーー!!」
「知るかぁーーー!!」
素直でクールでロックな告白
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 23:23:49.71 ID:DjqLj/TDO
保守。
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 23:36:12.22 ID:gh5/gg520
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 23:37:47.48 ID:4sGy0IiAO
>>632 なるほど。サンクス
確かに素直クール分は少なかったけど番外編気分で楽しめた
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/01(木) 23:51:20.56 ID:dmOdejCf0
ほ
645 :
【大吉】 :2006/06/01(木) 23:57:27.88 ID:KzXtc9QE0
最後にスレの運だめし
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:00:16.96 ID:rYJxZEB10
>>645 こいつぁ縁起が良い!
…と思ったんだけど、名前欄なんて幾らでも細工出来るからねえ、と言ってみる。
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:02:10.36 ID:bqbm4slzO
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:07:55.31 ID:k37TG3hO0
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:08:29.95 ID:RBGBhChQ0
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:19:13.41 ID:HLM27B6h0
この一連の流れでふと思った
素直クールって詐欺にひっかかりやすいんじゃね?
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:19:45.01 ID:BpD5czPA0
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:21:52.03 ID:MhtT3WFf0
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:23:46.87 ID:Qrf2m0FN0
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:24:03.68 ID:Qrf2m0FN0
アッー!
誕生日なんだ
祝ってくれ
素直クールで
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:29:47.69 ID:Qrf2m0FN0
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:31:22.52 ID:aFKk+eDS0
>>657 おめでとう。 …だが、マルチポストは良くないな
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:31:36.25 ID:k37TG3hO0
>>657 クー「なるほど、つまり私が欲しいんだな」
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:32:57.13 ID:1qVmPFNW0
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:38:28.40 ID:HLM27B6h0
>>657 クー「君の為にケーキを用意したぞ」
「めちゃくちゃデカイし」
クー「さぁ、ろうそくに火をつけたし明かりも消した。一気に吹き消してくれ」
「ありがと。フーッ」
クー「おめでとう。さて、ろうそくも取ったし切り分け……クシュン!」
「あ、くしゃみの勢いでクーの顔がケーキに!?」
クー「……うう、すまない男。折角のケーキを台無しにしてしまった」
「気にしなくてもいいよ、よくあること?だし。ケーキ拭ってあげるね」
クー「待て、ケーキを無駄にしたくない。君が舐めとってくれ」
「ええぇ!? 舐めとるってクーの顔が……いいの?」
クー「勿論だ」
「では、遠慮なく……ペロペロ、ペロペロ」
クー「んんっ、くすぐったいが気持ちいいぞ」
「気持ちいいとか言わない! こっちは恥ずかしいんだから」
クー「……(ごそごそ)おーっとケーキがむねにこぼれてしまったぁ(激・棒読み)」
「って何時の間にか服脱いでるし!? ……まさかそれも」
クー「舐めとってくれないか?」
「ちょwwwwwwお前わざとだろwwwwwwwww」
こうですか?よくわかりません!
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:38:34.23 ID:27KeY/vh0
おまいらありがとう
>>659 ごめん、誰かに祝って欲しかったんだ
664 :
646:2006/06/02(金) 00:43:06.04 ID:rYJxZEB10
えー、なんだ、お前等に一言言って置きたい事がある。
どうも本当に申し訳ありませんでした。
以後あんな空気の読めない馬鹿げた真似は出来る限り慎む様努力致します。
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 00:54:01.80 ID:MhtT3WFf0
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 01:06:37.95 ID:bqbm4slzO
素直クールに保守
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 01:17:15.05 ID:URVSPEHVO
保守ぅ
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 01:31:29.00 ID:BB7f5nk40
ほっしゅ
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 02:01:46.61 ID:Qrf2m0FN0
ほ
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 02:01:53.85 ID:k37TG3hO0
保守
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 02:25:08.07 ID:22XV4PW3O
保守る
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 02:55:26.74 ID:Qrf2m0FN0
ほ
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 03:21:05.93 ID:fIyyCEp+0
母「マモルー、川澄綾子(ラフィール仕様)っぽい声の女の子から電話!」
マ「・・・アニオタババアめ」
マ「今からか?」
ク『ああ、君に一刻も早く逢いたいからな』
マ「構わないけど、場所は?」
ピンポ〜ン
ク「君の家では駄目かな?」
マ「・・・・・・・・・いらっしゃい」
ク「お邪魔します、母上様。近い将来、正式な挨拶に伺いますので宜しくお願い致します」
母「こちらこそ。良かったわねマモル、ここに血の繋がらない姉か妹がいたら、とんでもない事になってたわよ?」
マ「・・・普段、どんな『とんでもない』ものを観賞してんだよ・・・」
ク「いや、あながち『とんでもない』とも言い切れない。もし、私の姉妹が君を狙おうとしたら・・・」
マ「・・・・・・お前もいつも何を観てるんだよ」
ク「・・・私と君の生活が・・・朝の接吻が・・・昼の子育てが・・・夜の営みが・・・!」
マ「はぁ・・・」
ク「いかん・・・それだけは阻止しなくては。そして、君との関係を・・・」
マ「俺の周り、こんなのばっか・・・・・・おい、そこの実母、携帯でVIP行く暇あるならお菓子と飲み物の用意しろよ」
母「アノ子、本当ハ優シクテイイ子ナンデスヨ・・・ダケド、アル日ヲ境ニ母デアル私ヲコキ使ウヨウニナッテ・・・」
マ「モザイク加工ごっこもやめろ・・・」
ク「・・・保守する」
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 03:27:26.27 ID:bHaHQks/0
>>673 お前さんは素直クールキャラが俺の脳内で川澄ボイスに変換されてるの良く知ってたなwwwwwwwww
ともかくGJです!
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 03:57:27.36 ID:Qrf2m0FN0
>>673 そんなカーチャンだったら泣くぜwww
保守
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 04:11:20.59 ID:cKSIV5h40
保守
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 04:43:50.44 ID:Qrf2m0FN0
ほ
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 05:11:23.92 ID:Qrf2m0FN0
しゅ
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 05:45:50.56 ID:Qrf2m0FN0
と
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 06:19:11.00 ID:Qrf2m0FN0
ほす
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 07:05:51.33 ID:gD9gUMDEO
★彡
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 07:36:30.32 ID:bqbm4slzO
保守
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 08:10:21.50 ID:fvHMZO1K0
保守
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 08:38:39.07 ID:bqbm4slzO
剣道部が奇声を発してる保守
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 09:05:38.10 ID:k37TG3hO0
保守
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 09:28:42.61 ID:bqbm4slzO
保守
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 09:56:50.31 ID:bqbm4slzO
保守
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 10:17:59.70 ID:k37TG3hO0
ほ
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 10:45:14.32 ID:k37TG3hO0
し
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 11:03:24.95 ID:1qVmPFNW0
ゅ
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 11:36:04.68 ID:k37TG3hO0
☆
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 11:50:39.57 ID:bqbm4slzO
衝撃のォォォォ!!保守
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 12:17:27.41 ID:k37TG3hO0
ファースト!保守
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 12:17:47.90 ID:bqbm4slzO
撃滅のォォォォォ!!!保守
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 12:37:55.83 ID:eueijFIV0
セカンド!保守
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 12:38:31.54 ID:HLLispUB0
徹夜したせいで腹がゆるいぞ保守
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 12:55:40.94 ID:bqbm4slzO
抹殺のォォォォォォ!!!!保守
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 13:40:27.61 ID:bqbm4slzO
ラストブリットォォォォォ!保守
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 14:16:34.77 ID:bqbm4slzO
保守
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 14:35:13.22 ID:bqbm4slzO
保守
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 14:52:17.26 ID:jCtDRmhd0
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 15:11:07.83 ID:IeQ3hW+mO
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 15:18:57.32 ID:1R5SuiXC0
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 15:46:49.98 ID:1R5SuiXC0
保守
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 15:53:16.64 ID:vDjEEl5D0
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 16:26:12.26 ID:TW62CBpLO
保守
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 16:55:12.23 ID:HLLispUB0
チャージ恐怖症保守
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 17:11:26.91 ID:MhtT3WFf0
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 17:36:46.59 ID:L/NCNz1S0
緊急保守
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 18:07:57.96 ID:QpwMvM4p0
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 18:25:19.00 ID:OX12v2zk0
ほしゅ
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 18:47:54.85 ID:Qt7vK0ot0
hosyu
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 19:13:56.89 ID:Qt7vK0ot0
ここ数日人いなさ杉じゃね?
714 :
姫とSP:2006/06/02(金) 19:19:47.97 ID:H1/obXDH0
【任命】
「……よって、国王陛下の勅許の下、私、ヴィペール王国第三王女、
エシュメリア・ル=オーディ・フォノ・デュパースは、
王室警護隊上級特務警護官、『山百合』に対し、
日本留学中における、私の秘密身辺警護を命じます」
「は。盾となり、剣となり、命に代えても、誓って任を全う致します」
「留学先が女子校だから、しかたないけど、
女性の身に、大変な任務を命じる事になってしまって、申し訳ないわね」
「いえ。憧れの姫の警護を勤められるなど、身に余る光栄です」
「ありがとう。『山百合』と聞けば、反王室過激派も震え上がるとか。
どんな苦境に陥っても表情一つ変えず、冷静に事態に対処する、
男性にも滅多にいない、超優秀な警護官だと聞いてるけど?」
「汗顔の至りですが、並の男には、後れを取らぬつもりです」
「頼もしいわね。ただ今回は、秘密身辺警護という事で、
一緒に学生生活を送りながら、守ってもらう事になるけど」
「御学友としても、学業成就の一助となるべく、努めさせて頂きます」
「よろしくね」
「その他にも、必要とあれば、一人寝のさびしさもお慰めいたしますが」
「……え?」
「夜伽も、警護官の正式任務となっておりますので」
「で、でも私は女だから」
「特務警護操典は、女同士の場合も想定してございます。
ですので、お気遣いなく」
「別に、気遣ってるわけじゃ……。
大体それ本当なの? でまかせ言ってない?」
「……いえ」
「その間はなんなの? その間は!」
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 19:20:15.01 ID:agviZR5i0
この流れであえてストレイト・クーガー
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 19:43:18.90 ID:evOx7mMG0
保守
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 19:51:21.23 ID:agviZR5i0
>>714 どっちが素直クールなのか一瞬分からなくなったがGJ
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 19:53:30.38 ID:C612IIjo0
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 20:13:35.04 ID:C612IIjo0
保守
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 20:16:23.94 ID:kDICQtzh0
保守
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 20:32:57.61 ID:H1/obXDH0
さらにもう一話、2レス投下します
722 :
姫とSP:2006/06/02(金) 20:33:25.01 ID:H1/obXDH0
【機密事項】
「『山百合』ってコードネームよね?」
「はい」
「本名は、なんて言うの?」
「警護官の個人情報は、全て機密事項となっております。
たとえ姫であっても、明かすわけには」
「じゃあ、留学先ではなんて呼べばいいの?」
「リリィと、お呼び下されば」
「リリィ、か」
「リリィ・マリエル・コールが、この任務での、私の名前となります」
「コールって、侍従長の名前だけど」
「書類上では、侍従長の娘という事になっておりますので」
「私の学友というわけだから、それなりの身分が必要という事ね」
「ご明察です」
「……それにしても、どうしてもう、学校の制服を着ているの?」
「慣れる必要があるからです」
「服によって、そんなに違いがあるもの?」
「危難にあっては、わずかな感覚の狂いが、生死を分けます」
「ふうん?」
「それに、私は普段スカートを着用しませんので」
「ああ、なるほどね。でも似合ってるわよ」
「はあ」
723 :
姫とSP:2006/06/02(金) 20:33:48.99 ID:H1/obXDH0
「ただ、その表情の無い顔は、何とかならないかしら」
「申し訳ありませんが、そればかりは」
「もったいないのよね。せっかくの美人が台無しだし、
それさえどうにかなれば、女子高生そのものなんだけど。
……でも待って。あなた、年齢はいくつなの?」
「それも機密事項です」
「本当?」
「本当です」
「……今度は間が空かなかったわね。まあ、いいわ。
でも個人情報が機密ってことは、たとえばスリーサイズとかも?」
「機密事項です」
「うそ」
「うそじゃありません」
「その制服もそうだけど、服を作る時なんかは、どうするわけ?」
「私も含め、警護官の服は、全て王立縫製局で作られ、
寸法データは、厳重な管理の下に置かれています」
「そ、そうなの。あなたみたいにスタイルがいいなら、
サイズを知られたって、かまわないでしょうに」
「80-60-85という体型も、恥じるようなものとは思えませんが」
「私のサイズ!? 王女の情報は機密じゃないの!?」
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 20:54:27.43 ID:C612IIjo0
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 21:15:18.51 ID:Qt7vK0ot0
>>723 ちっちゃいことは良いコトだってばっちゃが言ってた
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 21:27:52.65 ID:BjqvoktL0
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 21:38:38.36 ID:o+5Uj6ha0
ネタが思いつかないぞ保守
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 21:47:47.35 ID:yVSNo2LzO
なんか曲を元にして短編書くのはアリ?
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 21:48:12.73 ID:C612IIjo0
つ【浮気男と素クール】
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 21:48:38.84 ID:Qt7vK0ot0
>>728 随分前…スレ初期の頃にはよく見かけたけど最近じゃあまり良しとされない傾向っぽ
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 21:53:29.07 ID:yVSNo2LzO
>>730 そうなのか…
いや、曲の中で素直クールっぽい良いフレーズがあったから、
それを上手い具合に萌え化してやりたいと思ってたんだ
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 22:05:15.24 ID:yVSNo2LzO
アッー!落ちる落ちる
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 22:05:55.66 ID:agviZR5i0
実のところ、俺が昨日書いた
>>640もある曲が元ネタなんだ
以前絵を描いたらロックだと言われたのでやってみたんだが、すまなかった
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 22:06:22.71 ID:C612IIjo0
>>731 俺は歌のフレーズが入るのはあんまり好きじゃない。
歌の内容をベースにするのはおk
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 22:09:38.00 ID:yVSNo2LzO
じゃあ明日あたりサラっとかいてみる
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 22:20:43.53 ID:vFTyINEWO
ほ
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 22:26:01.87 ID:QpwMvM4p0
>>735 ぶっちゃけ黙って投下したら気づかn(ry
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 22:39:35.09 ID:BjqvoktL0
保守
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 22:43:01.44 ID:hJSxSq7g0
保守
740 :
既婚素クール専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/02(金) 22:54:48.64 ID:66IPiUnC0
>>729 <浮気男と素クール>
また浮気かね?
懲りない男だ。
君のバイタリティには敬服するが、学習機能を増強することも検討してほしい。
私もけっこう辛いのだぞ。
そして、君はそんな私を見て後悔にしょげかえる。
が、数日も立たぬうちに同じことの繰り返しだな。
……そろそろ、あきらめてはどうだ?
「何を」って?
他の女の子と仲良くしたり、メールしたり、二人でご飯食べたり、デートすることを、だ。
私以外の女にちやほやされたり、いちゃいちゃしたり、個人的な好意を持たれたりすることを、だ。
君は、一生、私ひとりにちやほやされていればいいと思うのだが。
まあ、その人生計画については、おいおい納得してもらうとして。
……私にひっぱたかれた頬はまだ痛むかい?
そうか。
それでは、仲直りの握手とキスをして、デートの続きをしようか。
昔の文章の焼き直し。意外に素クールと合った……。
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:05:05.05 ID:x6H+hwNbO
保守。
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:08:49.18 ID:C612IIjo0
>>740 この素クールからは逃げられそうにない…
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:13:25.11 ID:1ape0sGK0
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:14:31.89 ID:Qt7vK0ot0
スーツの女性は良いものだっ。
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:18:43.51 ID:5VCJaJSA0
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:22:41.79 ID:PLreyZxo0
>>740 こういう「私だけを見ろ」とか言って縛る人って結構タイプだったり。
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:28:47.48 ID:QBblcZ6s0
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:31:46.62 ID:agviZR5i0
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:35:06.09 ID:HLM27B6h0
>>747 このハングルっぽいエロ漫画雑誌見覚えあるwwwww
つーか何の規制が解除されたんだ?
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:35:26.23 ID:hJSxSq7g0
素直クールって濱中アイにも使われてたよな
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:36:07.44 ID:Qt7vK0ot0
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:38:04.89 ID:aBwSiP1qO
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:38:26.77 ID:QBblcZ6s0
>>750 プロバイダがCATVなんだが、公開プロキシにされて書き込めなかったのが解除された
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:40:24.34 ID:Qt7vK0ot0
>>753 素直クールを発見したっつーネタフリじゃん。いいじゃん。
素直クール系の話題も規制してしまったこのスレはこれからどこにいくのさ
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:47:21.42 ID:HTKk65e20
エロ漫画は角煮へ
エロ小説はエロパロへ
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:49:15.50 ID:KpvTSS2j0
核ににスレあるのか
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:49:44.90 ID:vFTyINEWO
保守
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:53:07.57 ID:o+5Uj6ha0
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/02(金) 23:54:45.55 ID:HTKk65e20
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 00:06:37.85 ID:whemqhYy0
分裂し過ぎかもなぁ…
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 00:09:11.72 ID:l+Gqw0KZ0
本気で避難所は避難所だけにすべきだと思う…
ツンデレみたいに厨房のすくつになるのがヤーなのー、とか、えり好みし過ぎな感がある
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 00:16:56.13 ID:2odlMyHDO
とりあえず萌えろ
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 00:23:18.26 ID:4YgGY/G1O
保守
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 00:31:08.41 ID:whemqhYy0
早めの保守
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 00:37:51.92 ID:3ypbeluL0
さて、まじぽかとオンバトも終わったところで投下
伏竜鳳雛の四話目です。
消費は5っす。
767 :
伏竜鳳雛1/5:2006/06/03(土) 00:39:08.55 ID:3ypbeluL0
俺とスウの通う学校には校則っつーもんがない。
だからって好き勝手していいってわけでもないんだなぁ……。
校則が無いっていうのは、つまるとこ自分自身で理解してるだろってこと。
無断欠席すんな。校内に刃物持ってくんな。男女間の不純行為禁止。エロ本持ってくるな、えとせ。
そんなのは校則に記入するまでもねぇくらい下らないことだから、生徒同士で注意し合えっつーことだ。
かなり薄い生徒手帳には、生徒会役員とかについてぐらいしか書き込まれていない。ポケットに入れても気にならんからいいけど。
兎も角、こんな具合で運営されてる俺の学校なんだが、当然遅刻はしちゃいけない。8時半には校門がしまり、それまでに門に入れない生徒は遅刻1が加算される。
確か遅刻五つで授業一つ欠席扱いになったんだっけ。いや、んなことこの際どうでもいい。
現時刻は8時29分40秒、場所は校門まで100mある直線道路、これが何を意味するかってぇと……
「遅刻するかもしれねぇってことだぁっ!」
「誰に向かって言っている、リュウ?」
久しぶりに体育以外での全力疾走。体力は衰えておらずかなり好調な速度で走り抜ける。
ただ、俺はタスキがけするような鞄でスウはリュックサック。荷物が邪魔で最高速度にはほど遠い。
やっぱりというかなんつーか、残り20mくらいで無情にも校門は閉まった。
だが、そんな柔い鉄の壁ごときで立ち止まるような『伏竜鳳雛』では、ない!
「さぁて……久々に行くぜ、相棒!」
「ああ、任せておけ」
俺は加速し、先に校門に到達。鉄の柵に背中を預けると、バレーのレシーブの様に手を揃え腰を落とす。
スウは速度を落とさずに俺に向かい、揃えた手、肩を踏み台にして、柵に股がる。
直ぐさま俺は距離を取り、助走を付けてジャンプ。伸ばした手をスウが一瞬掴んでくれて、柵の渕にもう片手をかける。
あとは自力と、スウの補助で身体を持ち上げ、柵を越えれば……
「少し残念だ、これを越えてしまったら、俺達の関係は『竜之介と雛良』に戻ってしまう」
「あ……」
768 :
伏竜鳳雛2/5:2006/06/03(土) 00:40:12.14 ID:3ypbeluL0
呟いて、そして学校側の地面に着地する。
しばしその言葉の意味を噛み締めていた俺に、スウは言葉をぶつける。
「何をしている“竜之介”、遅刻かもしれんが、最初の授業には間に合わせるぞ」
「あ、ああ……」
そこにいるのは『スウ』ではなく、俺のよく知っている『雛良』だった。
関係が元に戻った。第三者から見てみればそうかもしれねぇ。でも、じゃあ、この喪失感は一体何なんだ?
まるで校門を越えたら夢が覚めてしまった、そんな感じ。
心に空白を抱えたまま、俺は『雛良』の後に続き、玄関に向かった。
授業と授業の間の休憩時間、俺はリュウと一旦別れて教務室に向かった。
ノックして、挨拶。最低限度のマナーだがリュウはあまりこれをしない。
というのもリュウは教師というのが嫌いらしく、敬意を払う必要が無いとのことだ。ある時はドアを蹴破って入室したしな。
目的の人物の机まで行くと、軽く頭を下げる。
「栄土先生、お話があります」
「んー……ああ、鳳? どうしたの?」
栄土歩宮(えいどあるく)先生。リュウが認める数少ない教師だ。
この学校は校則が無い。故に、教師の大半は生徒の模範になる様に真面目な(リュウに言わせれば「堅苦しい」)格好をしている。
対して栄土先生はその逆――髪を金色に染めたりと、生徒側に近い教師だ。実際歳も若く、主義主張も俺達生徒に近い。
リュウだけでなく、他の生徒も栄土先生のことを慕っている。
何故かあだ名が『真祖の姫君』というのだが……これについては俺は理解できない。元ネタ誰か教えて欲しい。
とまぁ、こんな栄土先生は俺が学校生活を送る上でとても助かっている。
性別を偽るなんて、学校側の協力が無いと無理だ。栄土先生は俺と学校側を繋ぐラインとして、とても頑張ってくれている。
769 :
伏竜鳳雛?3/5:2006/06/03(土) 00:41:06.20 ID:3ypbeluL0
「……俺の秘密が、竜之介にバレました」
「えええ!? ちょっとそれ一番バレちゃ不味い人じゃない!」
「先生、ここは教務室です。お静かに」
教務室内にいた教師及び所用で来ていた生徒達の視線が、一斉に俺と先生に向けられる。
栄土先生は乾いた笑みを漏らし、照れ笑い。大した異常ではないと判断したのか、皆は自分の仕事を再開し始めた。
「ふぅ……で、どうしてなの?」
「昨日の放課後、教室でサラシを取って汗を拭っていたら竜之介が来てしまい……見られてしまいました」
「成る程ねぇ。それで伏見はどうだったの? 反応っていうか」
「はい、その後竜之介の家に言って事情を話しました。竜之介は理解を示してくれました。
今の彼との関係は……友達以上恋人未満の限りなく恋人よりでしょうか」
「何それ? 雨降って地固まるってこと? まぁ結果オーライだけどさぁ……鳳、あんた何時までこの関係を続けるの?」
この関係。周囲の目を欺きながら過ごす学園生活。そこに加わったリュウとの関係。……きっと終わりは来るのだろう。
でも、
「……決まってます。この関係が続くまでです」
結局、朝のSHRには遅刻してしまった。と言っても別に重要な連絡は無かったらしい。
そして俺とスウは級友と混じって午前の授業を消化していく。一時間目現代語、二時間目数学、三時間目化学、四時間目英語。
この間、スウは俺を『竜之介』として、そして俺もスウを『雛良』として接した。
とんでもないくらい、胸が痛かった。喪失感を通り越して、孤独感さえ覚えてしまう。
……どうにも俺は感情が顔に出るらしく、スウに何度も顔色が悪いと指摘された。
対するスウは全くの無表情、いや普段通り何食わぬ顔で過ごしていた。アイツは俺みたいに寂しくないんだろうか?
気にしてても仕方が無い。今は眼前に迫る危機を処理しなければ。その危機っていうのが……。
「……腹減ったぁ」
770 :
伏竜鳳雛4/5:2006/06/03(土) 00:41:38.93 ID:3ypbeluL0
兵糧攻め、というより、昼飯が無い。空腹と気の滅入りのコンボで、俺は気力無く机に上半身を預けている。
何時もなら売店に言ってパンと飲み物を買うか、食堂に言って安めのものを頼むかして済ませてるんだが……。
売店が今日は休みで、俺のような生徒は食堂に大挙押し寄せている。芋荒い状況の食堂で飯を食うとか、本当にかったるい。
近くにコンビニはねぇし……ってそういや朝金使って昼に割く金もねーな。あーどうしたもんか……。
「伏見ぃ、お前昼飯どうするんだ?」
「今は俺に構うな、あっち行ってろ」
話しかけて来た委員長、長谷部良和(はせべよしかず)を体勢をそのままに掌で追い払う。
スウの件もあるし、正直陰鬱な今話しかけられるのはうざったい。
「昼食、まだ食べてないんだろ? 食堂今日は値段安いぞ」
「やだ、人多いところに行くのかったるい」
「まったく、お前は毎回毎回二言目にはかったるい。お前はあれか? 手から和菓子でも作り出せるのか?」
眼鏡をかけ直し、一人愚痴る良和。……でも何の話だ? 某菓子パンのヒーローじゃねぇみたいだけど。
まぁいい、コイツの意味不明は今に始まったことでもねぇし。
「あれれ〜りゅーくんどうしたの〜?」
……今日は厄日かそうなのかっ、ええ神様とやらよ?
続けて話しかけて来たのはクラス1の癒し系渡辺さつき。通称渡辺さん。特徴はアニメ声に天然に平均女子よりもデカイ胸。
何故同い年なのにさん付けするのかと良和に聞くと「そりゃあれだ、グリューネにさんつけるのとか、まーりゃんに先輩つけるのとおんなじ原理だ」とのこと。またしても意味分からん。
取りあえずこんな奴にさん付けするのもあれなので、俺は普通に渡辺と呼んでいる。
「ああ、鳳に振られて傷心中だよこいつぶごあっ!?」
「死ね、全力で死ね」
「そうなんだ〜可哀想だねりゅーくん」
「お前も信じるな!」
良和には鉄拳制裁、渡辺には少しキツメに声を荒げて忠告する。ったく、どうしたことやら……。
そういやスウはどうしたんだ? 教室にはいない……って噂をすれば、教室の後方から真っすぐこちらに近づいてくる。
手にしているのは弁当箱。って何故二つ?
771 :
伏竜鳳雛5/5:2006/06/03(土) 00:42:39.91 ID:3ypbeluL0
「竜之介、待たせたな。昼食にしよう」
「いや、飯食うのはいいけど……それは?」
「片方は竜之介の分だ。朝金を使ったからきっとこうなると思ってあらかじめ準備しておいた。家庭科室の電子レンジを使わせてもらったから温かいぞ」
……え、何? 付き合い始めて二日でもう愛妻弁当かよ? いや妻じゃねーけど。
案の定、傍観者二人は「おお」と言った表情で俺とスウを見比べている。
「……ククク、本当にお前達は仲がいいな。流石は『伏竜鳳雛』と言うべきか」
「何だか二人ともカップルさんみたいだね〜ひなくん女の子みたいだから、ひなくんが彼女で」
いや、なんつうか本当にカップルみたいなもんだけどな、今。……もしや渡辺、気づいてるのか? 恐ろしい子!
だらけてぼーっとしてる俺を無視して、スウはせっせと空いてる席を俺の机に寄せる。……三つ揃えたってことは他二名も一緒に食べようってことなのか。
まぁ反対はしない。俺の正面にスウ、隣に良和その対面に渡辺が座り、各々昼食を食べ始めた。
さて、件のスウの手作り弁当は……彩り完璧、見た目も鮮やか、冷凍食品0とかなり気合いの入りまくった物だった。
「どうだ、美味しいか?」
「ん、ああ。すっげぇうめぇ」
お世辞でも何でもなく、スウが作ってくれた弁当はとてもうまかった。味付けも濃すぎず薄すぎず焼き肉肉の適度な焦げまで完璧。
「ひなくん、いいお嫁さんになれるね〜」
「おいおい男の鳳を誰が嫁に貰うんだよ、誰が」
「え〜勿論りゅーくんでしょ〜? 二人ともと〜ってもラブラブだもん」
「カップルか……竜之介」
「あ?」
「あーん」
絶対零度の空気が、周囲を包む。
自分の弁当箱から取ったきゅうりのハム巻きを自分の箸で俺の口まで運ぶ。反射的に俺はそれを咀嚼する。
ごくん、と俺の喉が鳴ったのを確認すると、今度はきんぴらごぼうを……いや、マジっすか?
そのまま弁当箱一つ食べきるまで、スウのあーん攻撃は続いた。
……勿論、俺とスウの関係についての根も葉もない噂が広まったのは言うまでもない。
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 00:45:05.45 ID:3ypbeluL0
以上、です。三話目の題名文字化けはまたパソコンのせいです、はい。
時に、昔素直クールが出るゲームをやりたくて東鳩2買った
>>275の方
るーこを勧めたのは俺です、本当にすいませんでした
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 00:45:21.26 ID:EeO5JN+A0
hoshu
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 00:57:43.82 ID:whemqhYy0
>>772 読んだ。GJ
名前でちょっと頭がこんがらがったけど
>>772 GJ…しかし、なぜ知得留先生を出さなかったんだ!!
と、先輩派の俺が言ってみるw
>>775 多分次回でアルク先生のライバルキャラとして出て来るんだよ!
きっと
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 01:18:30.31 ID:whemqhYy0
保守
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 01:31:42.34 ID:whemqhYy0
もいっちょ
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 01:34:09.55 ID:KmdDTQgI0
つーか、渡辺。死亡フラグワロスwwww
780 :
ジャスティスクール1/3:2006/06/03(土) 01:39:53.19 ID:x98UjqEA0
空「真、明日ラブストームTV番のロケが近くで行われるらしいんだが良ければ行ってみないか?」
真「あのヒーローものの?一度空と映画を見に行って空が大ファンになったやつだっけ?」
空「そうだ。是非ラブストームを応援に行きたい」
真「ドラマというか特撮というか、撮影するところ見てみたいな。一緒に行ってみよっか」
空「ありがとう。明日が楽しみだな」
翌日。
ク「真、凄い光景だな。カメラや機材やらスタッフが沢山いるぞ。おお、あそこにいるのはラブストームの久美ではないか」
真「俺達ほどじゃないよ」
ク「何とかサインを貰えないものか。なぁ、真」
真「何で変身して来てるんだよ!気合入りすぎじゃん!」(ひそひそ)
ク「大丈夫だ、浮気する気など微塵もない。その証拠に腕をしっかり組んでいるではないか。絶対離さないぞ、真」
真「周りの視線が痛い…」
監督「ヒーロークールガールさんじゃないですか!私は監督の者です。いやぁ、あなたの大ファンなんですよ」
ク「正確には『真』のヒーロークールガールだ。ラブストームの熱烈のファンでな。応援してるぞ」
監督「それは嬉しい限りです。今日は見学ですか?」
ク「そうなんだ、真ととのデートも兼ねてな。不躾で申し訳無いが監督の力で久美と隼人のサインを貰えないだろうか」
監督「彼らもヒーローに凄い興味があると思いますよ。あ、ちょっと久美ちゃんー、隼人君ー」
久美・隼人「何ですか?監督」
781 :
ジャスティスクール2/3:2006/06/03(土) 01:40:29.60 ID:x98UjqEA0
ク「凄いぞ!真に抱きしめられる程ではないが興奮するぞ、真」
真「落ち着いて、クールガール。俺の体に色んなものが当たってる…」
久美「ヒーローラブストーム役兼久美役の者です。この役をするにあたってクールガールさんを実は参考にしてるんですよ」
隼人「久美の恋人の隼人役の者です。本物のヒーローに会えるとは感激です!」
ク「申し訳無いがサインを貰ってもいいかな。良ければ『ラブラブなカップルの真とクールガールへ』を添えてくれ」
久美「あ、私達もクールガールさんのサイン貰っていいですか?」
真(微笑んだまま知らんぷりを貫くんだ。もう少しの辛抱だ。しかし腕組んだままってのは恥ずい…)
監督「あ、良かったらクールガールさんゲスト出演してみませんか?折角ですし」
ク「真と一緒で良ければ。是非出演させてくれ」
真「待って、クールガール。監督さんも脚本とか変える必要とか出てくるだろうしここは遠慮しとこうよ。ね?」
監督「任せて下さい。力の見せ所ですよ」
久美・隼人「光栄です、クールガールさん。宜しくお願いします」
ク「では宜しくお願いする。やったな、真」
真(何ぃー?!)
AD「本番行きますー!3…2…1…」
ク「愛に勝る力など無し。真に勝る者など無し。真のヒーロークールガール推参。ラブストームに助太刀するぞ」
真「……。すいません」
監督「カット!」
真「クールガールが俺を抱きしめた状態で登場する意味は無いと思うんですが…」
監督「愛がテーマだからね」
ク「監督、ここは真とキスしたまま登場というのはどうだ?」
真「セリフ言えないじゃん」
782 :
ジャスティスクール3/3:2006/06/03(土) 01:41:16.76 ID:x98UjqEA0
ク「ラブストームに負けじとこちらも力を溜めるぞ。真、熱いキスをくれ」
真「……。すいません」
監督「カット!」
真「悪役にやられてクールガールがボロっちくなるのは良いんですが、明らかにクールガールが自ら服を半裸にしてるんですが…」
監督「大丈夫、真君の位置以外からは中は絶対見えてないから」
AD「じゃ、キスシーンから行きますー!3…2…1…」
ク「んっ────────────」
監督「カット!クールガールさんキスの後のセリフセリフ」
AD「キスシーンTAKE20!」
真「誰かいい加減このシーン無く…んんんん───」
ク「来週からも愛しの真とクールガールの応援を宜しくな」
真「来週もラブストームの応援宜しく。とどう間違うんだよ!」
監督「完璧だな」
監督「いやぁいい出来でしたよ、クールガールさん。特に車を持ち上げるシーンなんてCG一切無しでしたし。
本当にありがとうございました」
ク「此方こそ真と素敵な思い出が出来た。ありがとう」
真「俺の顔にモザイクがあれば問題無いんですが…」
ク「心配するな、真。全国放送を見て愛しの真を襲う奴が現れても私が絶対守ってみせるぞ」
真「前半の問題点に気づこうよ」
終
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 01:54:23.15 ID:whemqhYy0
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 02:15:29.35 ID:CawKeyAVO
保守
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 02:16:11.23 ID:QIbXeMdV0
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 02:45:02.87 ID:6JGOYf5pO
保守
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 02:45:27.53 ID:CawKeyAVO
保守
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 03:07:20.92 ID:DgZeC8JL0
ほしゅ
789 :
◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 03:11:44.06 ID:xdDNv0JYO
長編(予定)の最初を投下します。
4+1の予定、携帯からなので多少狂ってもご容赦下さい。
一応タイトルは『二重奏』二層構造で投下する予定です。
790 :
魔弾の射手 序曲1/4 ◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 03:13:53.81 ID:xdDNv0JYO
「クー?どうしたの」
友人の早織(さおり)に声をかけられて我に返る、今見ていたのは幻だったのか。
ビルとビルの隙間に一瞬見えた光景を思い返す。
「いや、なんでもない、少し呆けていたようだ」
幻に違いない、自分の見たはずの光景を思考の外に追いやり、早織の所に向かった。
翌日
私の名前は『観薬寺(みやくでら)弓子(ゆみこ)』親しい友人は名前の弓をもじって
クーと呼ぶ、まあ何人もいないが。などと、このまえやったギャルゲーの主人公と同じ
ような益体もないことを考えながら、登校途中の道で昨日見た光景を思い出していた。
繁華街、高層ビルの隙間で人と何かよくわからないものが戦っていたように見えた。
だがあのような生き物がいるだろうか、人の三倍は有りそうな身長・全身から生えた刺
のような物、一瞬だったからはっきりとは見えなかったが、もう一方は普通の人間に見え
た、腕がかなり長かったような気がした。
そこまで考えた所で、友人の早織を見つけた。
「おはよう、早織」
「おはよっ、クー、今日も寒いねこんな日はやっぱり帰りに大判焼きできまりでしょ。昨日
の店はいまいちだったから今日は別の店を探そっ、大体大判焼きっていうのはね――」
791 :
魔弾の射手 序曲2/4 ◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 03:15:09.69 ID:xdDNv0JYO
ほおっておくといつまでもしゃべり続ける早織を促し教室に向かった。
代わり映えのしない毎日、強制イベントのように放課後に呼び出され告白され、断る、
これだけ断り続けているのだから、そろそろ呼び出しも無くなるだろうに。と思いながら
呼び出された相手に向かって問う。
「それで、私の何処が気に入ったのだ?」
相手は、一目惚れだ、とか、綺麗だとか、何回も他の相手から言われたようなことを
口にする。
「綺麗だから? 君は、私を眺めるために付き合えというのか! そんな相手とは付き合
えない、ほかを当たりたまえ」
それだけ言うと、踵を返しその場を後にした。
校門に差し掛かると、早織が待っていた。
「またふったの? クー」
「ああ」と短く答えると。
「せっかくクーは美人なんだからもったいないよ、誰かと付き合えばいいのにえらび
ほうだいでしょ、その半分でもわたしに分けてよ。あ、そうだ。朝約束した大判焼き。
大判焼き食べに行こうよっ」
相変わらず賑やかな早織と共に、街へでることにした。
792 :
魔弾の射手 3/4 ◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 03:16:29.79 ID:xdDNv0JYO
大判焼きを食べてから外に出ると、雨が降っていた。
その場で早織と別れ、折りたたみ傘を出した。やはり備えは常に必要だな。
そう考えながら家に向かっていると、「にゃー」という声が聞こえた。辺りを見回すと道
路の向こう側で、眼鏡をかけた少年がダンボールを覗き込んでいた。
少年は、ダンボールの前にしゃがんだかと思うと中から布にくるまった何かを持ち上げ
た、そのまま街中へ向けて走って行く。傘はさしていなかった。
なんとなく気になった私は、その後を追い掛けた。少年は喫茶店に入っていきそのまま
マスターらしき人と話をすると、すぐに出て来て走り去った。
何を話していたのか気になった私は、入れ違いに喫茶店に入った。マスターらしき人が
「翔君、忘れ物だよ」と言って、傘を手にこちらへと振り向く。
目が合う。「失礼しました」と言ってマスターらしき、いやマスターなのだろうその中年
の男性は、「いらっしゃいませ」と言い笑みを浮かべた。
私が今の少年が何をしていたのか尋ねると、マスターは一瞬驚き「うちでバイトしている
子なんだけど」と前置きしてから。
「猫を拾ったから、引き取り手を探すためのポスターを貼らせて貰えないだろうか?」
793 :
魔弾の射手 4/4 ◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 03:17:36.74 ID:xdDNv0JYO
と言って来たと教えてくれた。
なんと言っていいか考えている私を見て、苦笑しながら。
「翔君はちょっと変わってますから、今時すて猫にそこまでする人は少ないですから
ね。ところで、お友達の方ですか?」と言ってくれたマスターに、ぶしつけな質問をした
ことを詫びて外に出た。雨の中、先ほどの少年の姿はもう見えなかった。
家に帰り、日課の弓道の鍛練をしてから部屋に戻る。パソコンを立ち上げ自分のサイト
をチェックしながら、先ほどの少年の姿を思い出していた。たしか制服を着ていたな、あ
れは私と同じ学校の男子用ブレザーだ、名前はマスターが翔と呼んでいたな、いまどき珍
しいクロブチの眼鏡をしていた。そこまで考えて、同じクラスにそのような人物がいたよ
うな気がしてきた。
たしか――そう、窓際の一番後ろにいた男子がそのような格好をしていた気がする。
苗字は――思い出せない、元々男子の名前はあまり覚えていない。早織に聞けばわかる
だろうか? 明日にでも聞こうと考えて、自分のサイト――チェスの歴史や公式大会の日程
と結果ぐらいしか載せていないので、カウンターもそれほど回っていないが――のチェッ
クを終えてそのまま就寝した。
794 :
二重奏 ◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 03:19:11.02 ID:xdDNv0JYO
以上Aパート魔弾の射手第壱話です。なにぶん携帯しかないので
投下間隔が開くと思いますがお付き合い下されば幸いです。
一応次回予告を
弓子(クー)が見掛けた少年は普通の人間とは少し違っていた
次回 二重奏 Bパート第壱話 剣の舞 序曲 少年の風景
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 03:45:43.31 ID:LrUkaz5y0
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 04:04:55.92 ID:QP9Xx58p0
wktkして待ってますよ
797 :
『新人メイド』1/2:2006/06/03(土) 04:06:55.30 ID:LrUkaz5y0
主「ふむ…………美味い茶だ」
アニソン「旦那様の頑張りのお蔭で他所との交易も盛んになり、上質の茶葉が手に入る様になりましたので」
主「そうか。この様な茶が飲めるのならば、私も頑張り甲斐があるというもの……」
――コンコン
クー「御館様、ブーンをお連れしました」
主「そうか……入れ」
クー「失礼します」
――ガチャッ
ブーン「おいすー( ^ω^)」
主「ブーン、よくきた…………」
クー乳『ぶるんっ!』
アニソン「……ほほぅ」
主「………………何だそれは」
クー「それ。と申されますと?」
主「その……何というかだな……」
アニソン「…………乳。ですな」
ブーン「ちょwwww(;^ω^)」
クー「……お気に召しませんでしたか?」
主「そういう訳ではな……」
クー乳『ぶるんぶるんっ!』
主(……何だアレはっ!?昨日まではもっとこう……手に納まりそうなサイズというか……)
ブーン「どうかしたのかお?具合悪いのかお?( ^ω^)」
主「いや……別にそんな訳では……」
主(……人は日々成長するものだとは言うが、たった一日でこんなに大きくなる訳が……)
クー「もし、御館様が望まれるのならば……思う存分揉んで頂いても構いませんが?」
アニソン「ホッホッホッ……どうなされますか?」
ブーン「おおおっ!?( ^ω^)」
主「……ハッハッハッ、何を期待しているんだ二人とも。私がそんな事をする訳が……」
クー乳『ぶるるるるるんっ!』
798 :
『新人メイド』2/2:2006/06/03(土) 04:07:34.23 ID:LrUkaz5y0
主「――――ッ!」
ブーン「顔が真っ赤だお。大丈夫かお?( ^ω^)」
――ダッ!バタンッ!
アニソン「逃げましたな……」
ブーン「見事な逃げっぷりだお(;^ω^)」
クー「どうやらお気に召さなかった様だな…………仕方ない、これは後でメイド長に差し上げるか。これはあの人にこそ相応しい」
ツン「……イラッ……アンタ何か言った?」
ジョル「な、何も言ってないです……(;゚∀゚)」
ツン「……まぁいいわ。私を貧乳呼ばわりした罪は重いわよ」
ジョル「ちょ……かんべ……アッー!(||!゚∀゚)」
〜その頃の森〜
ショボ「二人とも遅いね(´・ω・`)」
ドク「…………ソウダナ('A`)」
ショボ「二人っきりだね(´・ω・`)」
ドク「…………ソウダナ('A`)」
ショボ「…………あのね(*´・ω・`)」
ドク「…………ナンダヨ?('A`)」
ショボ「レッツくそみそ(*´・ω・`)bΣ」
ドク「ハイハイ ワロスワロ……はい?(;'A`)」
ショボ「大丈夫……優しくするから(*´゚ω゚`)」
――ガバッ
ドク「タスケテカーチャン………………オガーザーン!(;'A`)」
DODワロス
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 04:54:25.99 ID:LrUkaz5y0
>>799 まさか知ってる奴がいるとは……w
ほしゅ
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 05:24:30.42 ID:LrUkaz5y0
ほす
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 05:43:45.67 ID:LrUkaz5y0
>>802 ktkr!!!!!!!!
つか実際のGカップって垂れてるのが多いんだよね('A`)
804 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 06:13:13.51 ID:LrUkaz5y0
ほp
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 06:16:32.61 ID:4YgGY/G1O
保守
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 06:47:05.74 ID:LrUkaz5y0
ほ
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 07:21:33.47 ID:LrUkaz5y0
す
808 :
『新人メイド』1/2:2006/06/03(土) 07:44:18.27 ID:LrUkaz5y0
クー「……アニソン殿」
アニソン「何ですかな?」
クー「御館様を探して参ります」
アニソン「そうですか。ならば私も……」
クー「いえ。出来る事ならば私一人で」
アニソン「……分かりました。では、私はブーン殿の話し相手でもしておりますよ」
クー「かたじけない。では、失礼する」
――ガチャッ、バタン
ブーン「……いいのかお?( ^ω^)」
アニソン「ええ…………こうした方が面白そうな気がしませぬかな?」
ブーン「執事さんも中々のワルだお( ^ω^)」
アニソン「いやいや、私などまだまだですよ……さて、ブーン殿、菓子でも摘みながら御二方の帰還を待ちましょうぞ」
主「…………私とした事がここまで動揺するとは……」
?「あひぃー!」
主「ん……誰の声だ?」
?「ら、らめぇー!癖ににゃるにょー!」
主「…………裏庭の方か」
――コソコソ
主「ここで一体何が…………ッ!?」
ツン「ホラッ、貧乳最高って言いなさい!」
ジョル「ひ、貧乳最高れす!だから揺らさ……(;゚∀゚)」
ツン「もっと大きな声で!」
――ゴッ
ジョル「らめぇー!揺らしたら角がお股に食い込むにょー!(;゚∀゚)」
ツン「ほらほら、木馬揺らされたくなかったらちゃんと言いましょうね。ウフフフフ……」
主「…………白昼夢を見るとは、相当疲れているらしいな」
ジョル「アッー!(*゚∀゚)」
主「まさか幻聴まで聞こえるとは…………木陰で休むか……」
809 :
『新人メイド』2/2:2006/06/03(土) 07:44:52.30 ID:LrUkaz5y0
――タッブルン、タッブルン
クー「御館様は一体何処に…………」
――タッブルルルン、タッブルルルン
クー「ええい、邪魔くさいっ!……とは言ったものの、ここで外すのは問題あるし……仕方ない、あの木陰で外すか」
――とてブルンとてブルン
クー「さて、外す……」
主「…………スピー」
クー「……こんな所におられましたか、御館様」
主「…………グー」
クー「この暖かな陽気では寝てしまわれるのも仕方ないか……」
主「……うーん」
クー「御館様……勝手ながら、膝枕させて頂く事をお許し下さい」
――スッ
クー「……気持ち良さそうに寝ておられる」
主「……スプー」
クー「いかん……私まで眠く……スピー」
主「うぅ…………ぶるんぶるんが……ぶるんぶるんが攻めてくる……」
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 07:49:16.40 ID:QIbXeMdV0
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 08:00:57.61 ID:OBUixOAe0
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 08:31:15.64 ID:MYJZnpGJ0
ho
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 08:32:43.40 ID:QIbXeMdV0
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 08:36:37.67 ID:qIfMYRL+0
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 08:58:42.18 ID:3TN8aYJP0
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 08:59:50.98 ID:MYJZnpGJ0
ho
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 09:38:58.61 ID:MYJZnpGJ0
ho
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 09:49:55.07 ID:zyEX7O1a0
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 10:09:10.51 ID:TaeQ1HC00
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 10:37:53.05 ID:MYJZnpGJ0
mohu
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 11:19:43.21 ID:65mvhlW60
ふぉしゅ
「あれ? 高森、まだ残ってたのか?」
「おお、山崎」
「夕暮れの教室で高森みたいな女の子が一人で残ってるなんて……
なんだか映画のワンシーンみたいでドラマチックだよな」
「そうだな。そして君が来たから、ドラマチックを越えてロマンチックな
雰囲気になったわけだ」
「ロ、ロマンチックて……」
「ほら、見るがいい。……夕陽が綺麗だ」
「ん……まあ、確かに綺麗だな」
「そして夕陽に照らされる君は男前だな」
「いや待て、普通こういう場面だと褒められるのは女の子の方じゃないのか?
”夕陽より君の方が綺麗だよ”とか、芝居がかった感じでさ」
「………」
「な、なんだよ高森、急に黙って……?」
「……もう一度言ってくれないか……?」
「な、なにを?」
「………」
「え、と……”夕陽より君の方が綺麗だよ”?」
「うん……そう、それだ。ありがとう」
「ありがとうって……」
「君と過ごす時間は、やはりロマンチックと形容するのが相応しい……」
「変なこと言うなよ高森! なんかドキドキしてくるだろ!」
「む。それは聞き捨てならないな。してくる、ということは今までドキドキしてなかったと言うことか?」
「え? いやまあ別にそんな……」
「それは不公平な話だ。私は君といるといつでもドキドキしているというのに」
「え?」
「実のところ、君が遅くなることは事前に知っていた。
教室で待っていればこうして二人きりになれると言うことも予想の範疇だ」
「………」
「待っている間はしあわせだった。君がいつ来るか、そう考えるだけで満たされた。
そして君は期待したとおり来てくれた。私はなんてしあわせなのだろう」
「高森……」
「だから私も心を決めた。今まで言えなかった想いを言葉にしよう」
「お、想いって……」
「君のことが好きだ」
「!」
「君のことが大好きだ」
「ほ、本気か?」
「ああ、本気だ。本気だとも。君にだったら今すぐに押し倒されて構わない」
「いやあの」
「本音を言えば今すぐ君を押し倒してしまいたいぐらいだ」
「うっわ落ち着け! 冷静に考えろ!」
「何を言う? 私は冷静だ。状況だって把握している。今は放課後、教室には他にだれもいない。
部活もやってないから校庭に人はいなくて、宿直の先生が巡回に来るのも一時間以上先のこと」
「………」
「二人きりだ、な」
「………!」
「よし、押し倒そう」
824 :
夕陽の告白3/3 ◆lwgjir5hbo :2006/06/03(土) 11:24:37.15 ID:FLr0tC/W0
「いやちょっとーっ!?」
「声を上げたところで助けは来ないぞ」
「それ女の子のセリフじゃないーっ!」
「なんだ何故拒む、ウブなネンネじゃあるまいし」
「心の準備がーっ!」
「それとも……私とそういうことをするのが嫌なのか?」
「え?」
「私は嫌われているのだろうか?」
「………」
「すまなかったな。私は君のことが好きだ。だから、君が傷ついてしまうと言うのならやめる」
「……君はどうしてそう一方的なんだよ?」
「一方的……?」
「ああそうだ。一方的に俺のこと待ってて、一方的に俺に告白して、一方的に押し倒そうとして……
それでしまいには一方的に落ち込んで。ふざけんなよ」
「………」
「お前がそう言うことするなら、俺だって言わせてもらうぞ」
「………」
「俺も、お前のことが好きだ」
「……え?」
「ああ、くそ、恥ずかしいなあもう!」
「……どうしよう、山崎……」
「ん?」
「さっきまであんなに君のことを押し倒してしまいたかったのに、
君の一言で胸がいっぱいになってしまった」
「!」
「君は本当にロマンチックな男だな……」
「お、おまえなあ! く、もう帰るぞ」
「ふふ。そうだな。今日は告白記念日だ。押し倒すのは後の楽しみにしよう」
「……あくまで押し倒すつもりか?」
「当たり前だ、山崎。私は君のことが大好きなんだからな」
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 11:27:28.10 ID:a67PZJHT0
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 11:28:55.41 ID:TaeQ1HC00
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 11:48:42.12 ID:kerRXpWGO
保守
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 12:18:02.06 ID:a67PZJHT0
保守
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 12:33:16.33 ID:kerRXpWGO
保守
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 12:40:01.96 ID:zyEX7O1a0
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 13:12:07.68 ID:cJtki5DR0
ほほっ
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 13:17:53.22 ID:43Uico8q0
2レス使うよ
『素直になっていけない素直クール』
男「そんでよ!!あいつが立ち上がって帰ろうとしたから手を掴んだんだよ。
俺はそのときには謝ろうと思っていたんだぜ!?そしたらあいつなんて言ったと思う?」
クー「う〜ん、そうだなぁ。『離して!!バカ!』とか?」
男「そんな生易しいもんじゃねーよ。『触れるな!!離せ、ゲス野郎!!』だよ。
ゲスだよ?『ゲス』。俺生まれて初めてゲスって言われちまったよ!?」
クー「ゲスとはすごいな。さすがツンだね。それで?おそらくそこで君も言い返して
しまったんだろう?だから、ここに来て私に相談をしていると。」
男「・・・・そうなんだよ。そこで俺、頭に血が上っちゃってさ。つい言った
んだよね。『黙れ!!ブス!死ね!!もう帰れ!!』ってさ。」
クー「う〜ん、ツンに劣らず酷い言葉だ。ツンは・・・泣いたの?」
男「・・・泣いた。泣きながら俺の顔をぶった。グーで。そんで帰った。」
クー「道理で、左の瞼が腫れているわけだ。それで、どうするの?謝る?それとも・・・
別れるの?」
男「・・しらねぇ。もうあんな面倒くさい女なんか知らねーよ。はぁ、クーの彼氏だったら、
クーは優しくて素直だからこんな思いはしないんだろうな。」
クー「な、ば、バカだなぁ、私には彼氏はいないよ。たぶん、これからも・・」
男「まじ?いないの!?ふーん。じゃあ、もういっそのことクーの彼氏になっちゃおうかな?
なんてなw。」
クー「っ!!?・・・・・」
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 13:18:23.18 ID:43Uico8q0
男「あれ?滑った?ってか、こんなこと言うからあいつを怒らせるんだよな。ごめん。」
クー「・・・・・・・・・・・・ぃぃょ。」
男「ん?なんか言った?」
クー「・・・わ、私は!それでもかまわないy・・」
『チャ〜〜ラ〜ラ〜、チャ〜ラ〜、ラ〜ラ〜』
男「おっ?わりぃ電話だ。はいはい、いったい誰ですかっと・・!!!?・・もしもし。」
クー「・・・・・」
男「・・・うんうん、俺も言い過ぎたよ。ごめん。・・・うん、うん。じゃあ、そこで
会おうか。じゃあ後でね。」
クー「ツンからみたいだね。」
男「うん、なんか仲直りできそうだ。クー相談のってくれてありがとな。じゃあ俺、ちょっと
あいつのとこ行ってくるわ。」
クー「・・・・・・・・・・・・・・ウソつき。」
男「えっ?」
クー「ううん、何でもない!良かったじゃないか。ほら、早くツンの所に行ってあげて!
お礼は今度スタバでもおごってよ。」
男「おう!ありがとな!!じゃあ、また今度な〜」
クー「・・・・切ないなぁ。苦しいよ、男。」
セツナス(´・ω・`)
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 13:30:34.40 ID:whemqhYy0
カナシス(´・ω・`)
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 13:40:26.91 ID:TaeQ1HC00
モドカシス(´・ω・`)
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 13:44:41.57 ID:Vz+AX+lP0
クルシス(´・ω・`)
838 :
MC.チャフト ◆Hxd45cNqbE :2006/06/03(土) 13:45:48.96 ID:ldqUh2W+0
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 13:57:35.17 ID:Vz+AX+lP0
保守
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 14:13:13.03 ID:Vz+AX+lP0
保守
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 14:22:51.63 ID:Vz+AX+lP0
参連続保守
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 14:42:13.87 ID:wP9cwzoz0
保守
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 14:53:45.75 ID:gwlEjC4y0
保守
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 14:54:59.69 ID:Yx6rVnzeO
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 15:13:40.01 ID:PQOvxR+d0
保守
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 15:35:27.05 ID:3Fo0huXPO
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 15:54:48.27 ID:MVo1crz80
保守
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 15:54:51.09 ID:Vz+AX+lP0
ho
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 15:54:58.13 ID:cJtki5DR0
マー
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 16:05:47.70 ID:3Fo0huXPO
ボー
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 16:07:55.04 ID:MYJZnpGJ0
ボー
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 16:23:45.48 ID:kerRXpWGO
ララァーイ
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 16:50:38.76 ID:whemqhYy0
俺が直々に保守
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 17:10:03.28 ID:VljbzDoXO
保守
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 17:25:57.63 ID:VljbzDoXO
保守
857 :
二重奏 ◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 17:30:12.27 ID:xdDNv0JYO
>>794 の続きを投下します。3+1の予定
二重奏 Bパート 第一話 剣の舞 序曲
858 :
剣の舞 1/3 ◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 17:32:16.33 ID:xdDNv0JYO
少年の風景
少年は戦っていた。そいつらがいつから存在するのか、自分がなぜ戦えるのかを考える
のをやめて久しかったし、さしあたって生きるために最も効率のいい手段がそれと――人を襲う化け物たちと戦うことだったから。
振り下ろされる相手の腕をかわし、一瞬で懐に移動して左腕を相手に突き立てる、同時
に消滅のイメージを脳裏に描く。それだけでソレは光の欠片になって消え去った。
一息ついてから左腕を元の状態に戻し、これならどっちが化け物か判らないなと考えな
がら、いつもの場所へと足を向けた。
向かった先は喫茶店、その看板には『喫茶AN』と書かれていた。
準備中の札がかかっている扉を開け、中に入るとマスターが声をかけてくる。
「お疲れ様、翔君。それで首尾は?」
翔と呼ばれた少年は左手に持っていた黒い玉をカウンターに置き
「……この通りです、後はお願いします」と言ってそのまま外に出た。
859 :
剣の舞 2/3 ◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 17:33:20.68 ID:xdDNv0JYO
帰り道、夕日を見ながら考える、今日戦った相手のこと、何で僕は戦っているんだっけ?
唐突に浮かび上がる今はもう居ない両親の記憶との記憶と、闇の様に心を覆う過去の記憶「――
―っ!」 そこまでで思考を中断する。とりあえず明日も学校か。最後にそれだけ考えると
後は何も考えないようにして誰も居ないアパートに帰宅した。
翌日、授業を適当に受け、メールの呼び出しで『バイト』をする、今日のは大した相手
でもなく簡単にけりが付いた。『喫茶AN』に寄り、いつもの報告。
その帰り道、突然振り出した雨にどうしようかと考えていると、突然「にゃー」と声が
した、辺りを見回すと道端に小さなダンボール箱。
嫌な予感がする、でも見つけてしまった以上は放置できない。強迫観念といってもいい
ほどの強制力が働きダンボールに近付く――やっぱりそうだ【拾って下さい】そう書かれ
た紙と一緒に子猫が一匹。こちらを見上げているその生き物を見て、後悔。
860 :
剣の舞 3/3 ◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 17:34:27.32 ID:xdDNv0JYO
気がつかなければよかったのに、一度気がついてしまったらもう駄目だった。自分の感
覚の鋭さに呆れながら、でも半分はほっとして。くるまっていた布と一緒に猫を抱く。
来た道を戻り『喫茶AN』へ、マスターに許可をもらって飼い主を募集するポスターを
作ることにする。猫を抱いてアパートへ急ぎ帰った。叔父に借りているボロアパートだし
ペットぐらい大丈夫だろう。
猫の寝床をタオルで作って牛乳を温めて少量与える。牛乳を飲み始めた子猫を見てから、
パソコン――近くのゴミ捨て場に捨てられていた、リサイクル方無視の廃棄物、まだ動く
――を使って簡単なポスターを作る。同じく転がっていたプリン
ター――こちらも旧式でやたらと音が大
きい――を使って何枚か出力すると、そのまま寝ることにした。
861 :
二重奏 ◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 17:35:16.77 ID:xdDNv0JYO
以上でもう一人の主役、龍崎翔のパート第一話
剣の舞序曲を終わります
次回予告
平和な時を過ごす翔
一方のクーは、初めて特定の男子に興味を持つ
次回二重奏 Aパート 第二話 魔弾の射手 第一楽章 決意
気長にお待ち下さい
862 :
◆k00mT.TPjE :2006/06/03(土) 17:41:52.08 ID:xdDNv0JYO
改行しそこないましたすみませんm(__)m
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 17:58:32.98 ID:QO/vl74kO
ダウナー系素直クールのヒロインっていたっけか
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 18:10:34.99 ID:whemqhYy0
>>861 ドットインパクトのリボンにインクを染み込ませて…
はやったことがない。
熱転写のリボンを巻き戻したことはある。
期待wktk
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 18:24:40.54 ID:kerRXpWGO
保守
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 18:48:33.37 ID:zN/uV6KZO
ほす
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 19:01:40.91 ID:gwlEjC4y0
保守
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 19:23:23.63 ID:whemqhYy0
保守だぞ
869 :
朝1/3 ◆lwgjir5hbo :2006/06/03(土) 19:24:06.08 ID:FLr0tC/W0
調子に乗って
>>822-824の続きを書いてみますた
「……というわけでさっそく押し倒してみた」
「……え?」
「友人から『彼氏に押し倒された』と聞いて現実感が湧かず
『それなんてエロゲ?』と問い返すような私だったが……ふふん、なるほどこれは実際にやってもおかしくない。
幸福感、充実感、密着感……なにより、この征服感! いやはや、格別だな」
「あのー、高森?」
「君の方はどうだ、山崎? 押し倒された感想は?」
「押し倒されたって……目が覚めたらいきなりお前が俺の上に馬乗りになってて、
どうにも状況が掴めないんだが」
「状況は簡単だ。告白の翌日、恋人となった我々が共に登校することは必定というもの。
ねぼすけさんな君を起こすため、私はこうして君の部屋まではせ参じたと言う次第だ」
「……母さんがいるはずだけど……」
「うむ。息子を任す、と。ひどく喜んでいた」
「なに考えてるんだっ……!」
「さて。子を思う母親の心は、まだ未熟なこの身には想像がつかないな。
それより、君の感想が気になる。答えてくれないか」
「いや、そんなこと言われてもこの状況をどうとらえていいのやら……」
「余計なことは考えなくてはいい。今感じていること素直に言葉にすればいいのだ」
「素直に……」
「そうだ」
「一言で言うと……」
「うんうん」
「……重い」
870 :
朝2/3 ◆lwgjir5hbo :2006/06/03(土) 19:24:57.93 ID:FLr0tC/W0
「! よ、予想外の答だ。正直ショックだ。
しかも君は、そんなに顔を真っ赤にするほど重さに苦しんでいるというのか?」
「うるさい。そもそも寝てる間にのっかったんだから、『押し倒した』んじゃなくて馬乗りになっただけだろ?」
「む、むう。言われてみればそうか。……残念だ」
「まったく……ほら、起きれないだろ。降りろ」
「わかった……」
「さて、と……」
「………」
「なんだよ、世界の終わりみたいな顔して」
「いや、すまない。私ははしゃぎすぎてしまったようだ。
こんなにいい朝なのに、君を不快にさせ怒らせてしまった……
私は彼女失格だ……」
「……そ、そんなに気にするなよ。起こしてもらったことは一応感謝してるよ」
「そ、そうか……?」
「……それにけっこう感触よかったし……」
「む? 今なんと言った?」
「い、いや! なんでもない! とにかく、別に怒ってはいないから落ち込むなよ」
「そうか、それは良かった……」
「まあ俺も、正直に言えばお前といっしょに学校に行きたいと思ってたしな」
「山崎……」
「ああ、やっぱり……君を好きになって良かった……」
「ほ、ほら。着替えるからしたいって待っててくれよ」
「わかった……あ、その前にひとつ聞きたいことがある」
「なんだよ?」
「君の上に乗ったとき……臀部に硬い感触を得た」
「!?」
「その、なんだ。私が想像していたより、大きかった。私には大きすぎるように思える。
大丈夫だろうか?」
871 :
朝3/3 ◆lwgjir5hbo :2006/06/03(土) 19:26:12.91 ID:FLr0tC/W0
「な、な……」
「不安なんだ。しかし私にはそうしたことに関する知識があまりない。
君は男だから、その、詳しいだろう? どう思う?」
「朝っぱらから何を言ってるんだおまえはーっ!?」
「いや、朝に起きる現象にまつわる話をしているのだから、朝の話題として全くおかしくはない」
「そんな正論風におかしなことをいわれてもっ!」
「なあ、どうだろう山崎? 大丈夫なものだろうか?」
「し、し、知るかーっ!」
「いや、知らないなんて言わないで欲しい。これからの二人にとって、とても大切な問題だ」
「お、お、お前は先走りすぎだっ! いいから1階の台所で待ってろ!
着替えたら行くからっ!」
「お、おう、わかった。そうだな、今は君の寝顔を見れたことで満足しておこう。
先の楽しみは先に取っておくべきだな。了解した」
「いいから早く行け!」
「わかったわかった」
「ふう、ようやく行ったな。
まったくとんでもないやつの告白を受けてしまった。まったく困ったもんだ。
それなのに……どうして俺の口元はこんなに緩むんだちくしょうっ!」
ああ、
>>870一行抜けた……
>「山崎……」
>「ああ、やっぱり……君を好きになって良かった……」
この二行は正しくは
>「山崎……」
>「な、なんだよ?」
>「ああ、やっぱり……君を好きになって良かった……」
でした
スレ汚しすいませんでいたorz
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 19:37:30.15 ID:NvKhA381O
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 19:49:00.09 ID:fMDr4BXJ0
>>872 次も期待してるぞ
しかしな、自分で書いた作品をスレ汚しと言ってしまうのはよくない
自分で書いた作品は自分で一番愛してあげないといけないんだ
そうでないと「自虐ウゼェ」と言われてしまうからな
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 19:54:51.47 ID:/NVODUNd0
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 20:12:36.87 ID:VljbzDoXO
早めの保守
877 :
姫とSP:2006/06/03(土) 20:22:26.05 ID:FmHjUF/h0
【王室専用機内】
「いい? 今後は一切、私の個人情報を集めるのはやめて」
「ですが、警護対象の情報を収集するのは……」
「ぜ・っ・た・い・に・や・め・て」
「……ご命令のままに」
「まったく、王女の方が扱いが低いっていうのは、なんなのよ。
だいたいね……、って、それなに?」
「それとは」
「膝に乗せてるの。雑誌?」
「そんなものです。長旅ですので、時間つぶしに」
「ふうん。ちょっと見せて」
「はあ」
「ありがとう。あれ? この表紙」
「姫が、孤児院を慰問された折の写真ですね。実に麗しい」
「ま、まあ、けっこうきれいに写ってるとは思うけど。
でも変ね。こんな雑誌、覚えがない……。中身は?
『徹底追跡 エシュメリア姫24時』
『王宮パティシエの嘆き 姫のデザートは質より量?』
『姫御用達シリーズ 王都エステサロン探訪』
『姫はパジャマ党? 寝起きのお姿拝見』
『衝撃の告白! わたしは姫に、豊胸の相談を受けた』
『疑惑のランジェリー 姫、勝負下着購入か!?』
な、なんなのよ、これは!」
「姫を愛する者のためのファン・マガジン。一種の同人誌です」
「同人誌って、一体誰がこんなものを? そうか、奥付を見れば……。
『印刷 王立出版局。発行 王室警護隊。編集者 山百合』?」
「しかし、今後情報収集ができないとなると、新刊発行は無理ですね」
「……」
「実に残念です」
「税金使って、情報漏洩してんじゃなーい!」
878 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 20:36:03.57 ID:whemqhYy0
>>877 同性から人気のある姫なら国は安泰かもしれない
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 20:37:09.25 ID:cJtki5DR0
>>877 姫様テラカヤユスwwwwwwwwwwwwwwww
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 20:50:08.33 ID:VljbzDoXO
877
思わず笑ってしまった
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 21:04:36.22 ID:VljbzDoXO
保守
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 21:16:34.96 ID:VljbzDoXO
保守
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 21:33:11.98 ID:cJtki5DR0
ほっほ
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 21:33:14.68 ID:VljbzDoXO
保守
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 21:37:12.43 ID:cJtki5DR0
間がry
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 21:39:15.47 ID:QO/vl74kO
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 21:49:14.50 ID:whemqhYy0
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 22:06:27.80 ID:6JGOYf5pO
>>886 猫耳?犬耳?
なんか顔と体のバランスが悪いよーな来ガス
889 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 22:21:17.25 ID:VljbzDoXO
保守
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 22:36:08.83 ID:whemqhYy0
保守しそう
891 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 22:50:11.12 ID:8WlLfhj20
保守
892 :
保守:2006/06/03(土) 22:51:09.42 ID:i4yXq6l70
たまに食べると美味しいな、ポテチは
美味しいが……どうも口の中が塩分過多だな
というわけで、君のキスで甘くしてくれ
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 22:58:37.95 ID:gwlEjC4y0
今日土曜日なのに人少ないな
保守
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:03:05.62 ID:vjkKF3cS0
平日でも土日でも人が少ないだろ
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:07:08.28 ID:whemqhYy0
またスレが増えてきてる
850超えた
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:13:42.36 ID:B2Frx17Q0
深行が早いので早めの
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:23:11.09 ID:VljbzDoXO
保守
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:23:14.23 ID:PQOvxR+d0
保守
899 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:24:01.33 ID:B2Frx17Q0
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:26:00.49 ID:whemqhYy0
残り100!
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:34:35.67 ID:PQOvxR+d0
保守
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:37:58.83 ID:/NVODUNd0
俺が明日、模試を受けている内にdat落ちする悪寒
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:39:47.89 ID:MVo1crz80
>>902 その時は俺がdatをうpロダに上げとくぞ?
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:42:10.34 ID:fbvvNT0u0
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:45:19.42 ID:kerRXpWGO
ニスレ連続の1000になるかもな。
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:53:47.20 ID:VljbzDoXO
保守
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:57:37.59 ID:kerRXpWGO
ID変わる前に保守
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/03(土) 23:58:38.82 ID:B2Frx17Q0
漏れ漏れもー
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:05:39.66 ID:KVSVmtDJ0
乱立北ね
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:06:39.84 ID:R9DYckuLO
かかってこい
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:12:17.88 ID:Lu26zyLr0
OK、保守支援だ
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:18:28.89 ID:6E72l7w9O
保守するぜ
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:19:38.22 ID:wXVCX9UW0
安西先生、京都弁の素直クールってのが見たいです・・・
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:22:47.79 ID:tOVpkwVi0
お前らにばかり無茶はさせられねえ!
くらえ!保守だ!
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:24:28.08 ID:KVSVmtDJ0
>>913 舞HiMEの藤乃静留なんかだとそれじゃね?
微妙に狂うと百合も入ってるがなんとかギリギリかと
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:29:33.48 ID:tOVpkwVi0
今回は私が保守させていただきます。
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:30:08.18 ID:wXVCX9UW0
お願い、リアルに京都弁をしゃべれる暇な人
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:35:37.24 ID:nkUHWqSU0
神になりたく(ry
保守
919 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:45:47.34 ID:3H7hAGPe0
>>913のを空想具現化
クー「ようおこしやしたなぁ。とりあえず、粗茶やけどどへんぞ」
「……ねぇクー」
クー「どへんしたんや?」
「結構クーの家来てるけどさ……どうして何時も茶菓子が八つ橋なの?」
クー「別にいいでっしゃろ、美味しいのそやさかいに」
「でもお茶が緑茶の時は兎も角、麦茶の時も紅茶の時もコーヒーの時もどうして八つ橋なの?」
クー「八つ橋は何とでも合いまんねん。……もせやけどて、八つ橋嫌い?」
「……ごめん。実はあの薬っぽい味のする粉が苦手で」
クー「!? ひ、ひどい……あれが八つ橋なのよ、あの粉を八つ橋から取ったら、ただの生春巻きほなへん」
「春巻きはあんこをつつまないと思うんだけど……」
クー「八つ橋が嫌いなあんはんなっと……八つ橋になってまえー!」
「ちょ、一体どっから布団出したの!? やめて包まないで包まないで!」
クー「ふぅ。○○入り八つ橋の出来上がり……ううん、美味しそへん」
「へ、何、ちょ、クー……目が怖い!」
クー「生八つ橋は早めに食べなきゃ。それほな……いただきまんねん」
「やめて布団剥がさないで服脱がさないでズボン下ろさないでアッー!」
ネット上のツールと自分で判断して作ってみた。本物の京都人にはスマンが、京都弁からかけ離れていると思う。
ついかっとなって作った、急いで今書いてる長編作る。
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:46:03.57 ID:nkUHWqSU0
保守阿!
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:51:34.65 ID:R9DYckuLO
生八ツ橋でもあんこが入ってない方が美味しいと思う
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:53:55.38 ID:ZfgKcNkO0
こないだ友達が買ってきた八つ橋は美味かった。母さんは薄荷がダメって言ってたが
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:54:26.74 ID:wXVCX9UW0
んなぁぁぁぁぁぁぁああああっぁぁーーーーー!!!!!1111111
ありがとう これで安心して逝けます
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:54:41.88 ID:6E72l7w9O
>>922 生地だけで食って何が美味いんだ!
貴様は甘党の俺を怒らせた!!
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 00:56:42.49 ID:tOVpkwVi0
>>919 八つ橋は焼いたものです。
餡を包んだのは生八つ橋です。
普通の京都人の話を文章にしても多分大阪とほとんど同じになる(違いはイントネーションだけ)。
西陣とかだと結構柔らか〜い言葉になるけどそんな言葉使うのはお年寄りが多いね。
舞妓さんは『モー娘。言葉』みたいなもんであの業界の人以外は誰も使わないし。
つまり無理。
違いがでーへんもん。
>>922 だからそんなのは生八ツ橋じゃな(ry
>>925、これより援護する!甘党の恐ろしさを思い知らせてやるぞ!
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:04:49.23 ID:3H7hAGPe0
>>926 え?八つ橋を焼いたのが焼き八つ橋で、あんこをつつんだのが八つ橋じゃないのか。
ううん、勉強になった。
>>924 イキロ
お前はこれからも生き続けてこの素直クールスレを保守するんだ
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:05:29.88 ID:wXVCX9UW0
>>926のリアルな話しに夢を打ち砕いた・・・が、それでも好きです!
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:08:35.04 ID:wXVCX9UW0
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:11:25.20 ID:R9DYckuLO
>>925 俺も相当の甘党だけど、シナモン味が好き
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:13:59.72 ID:ZfgKcNkO0
友人が買ってきたイチゴ味八つ橋はなんかつまようじで刺して食べるちっちゃいのが沢山入ってる駄菓子の味がした。
さて、そろそろスレ違いかもなんだぜ
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:18:42.29 ID:R9DYckuLO
正直すまんかった
おっと、気がつけばソミさんが来る時間帯じゃないか
934 :
そみ:2006/06/04(日) 01:20:55.07 ID:ZfgKcNkO0
いえない…八つ橋トークしつつ大神やってたら一昨日から一文字も書いて無いなんてとても言えない…
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:26:25.40 ID:tOVpkwVi0
女「あれ?昼ご飯はー?」
男「ああ、今日はパン買って食べ言われて500円もうたんやけどな、今日パン屋混んでてな、あきらめて我慢することにしてん」
女「ふーん。ほならチョコフランス半分あげるわ」
男「いや、別にええよ。自分腹減るやろ」
女「でもさっきからお腹減りすぎてテンション下がってるやん。半分あげるから一緒に食べよ」
男「一緒に食べるの!?なんか恥ずかしいなあ」
女「私は大丈夫」
男「ほな、半分もらうわ」
ー放課後ー
男「なあ、やっぱりパン半分やとお腹減らへん?」
女「うん。ちょっと減ってきてる」
男「結局500円使わへんかったし、マクドとか行ってなんか食べる?奢ったるけど」
女「じゃあガスト行こ!和風ハンバーグランチ500円ちょっと」
男「500円やったら1人前しか頼めへんやん。どうすんの?」
女「どうせ晩ご飯までやし1人前を二人で食べたらええやん」
男「えっ!?なんか恥ずかしいなあ」
女「私は大丈夫。君のこと好きやし」
男「うん。えっ!?えーーー」
936 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:28:51.15 ID:wXVCX9UW0
>>935 夜更かしして良かった、ありがとう
これリアル京都弁?
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:31:58.91 ID:KVSVmtDJ0
>マクドとか
ここ重要
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:33:46.00 ID:tOVpkwVi0
>>936 多分文字では大阪と違いが出ない。
安田美沙子でも倉木麻衣でもつじあやのでも好きな声を当ててくれ。
まあリアルだと思うけど地域によって多少の差は出る。
だから『京都弁』は存在しないんだってば。
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:40:33.57 ID:wXVCX9UW0
そうなのか 勉強になった
どうやら俺は標準語を話す素クールじゃなく、地方の方言やなまりを
残して話す素クールに萌えることがわかった
このスレに張り付いている奴、答えてくれ
1:素クの髪のイメージ
2:ツリ目かそうじゃないか
3:萌路線に走るべきか
941 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:50:32.42 ID:fEhFxbQy0
>>940 外見は関係なく中身が素クールならよし
萌えは適度で
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:56:54.61 ID:Rto3RPq80
>>940 俺の素クールのイメージは、そうだな長髪で黒髪なちょっと大人っぽいようなそれでいてまだ大人になりきれていない部分があるよいうか
なんかそんな感じ
で、上の方にもあったけどやっぱ脳内ボイスが川澄綾子で固定されますww
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 01:57:03.09 ID:bmGU/RSqO
>>941 絵が描きたいんだ
気紛れに付き合って下さい><
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 02:03:05.78 ID:tOVpkwVi0
ーファミレスー
店員「ご注文お決まりでしょうか?」
女「和風ハンバーグランチ1つ。以上で」
店員「はい、ではご注文繰り返します、和風ハンバーグランチ1つ、以上でよろしかったでしょうか」
女「はい、以上で」
店員「お箸と取り皿はお持ちいたしましょうか?」
男「は」
女「いえ結構です!」
店員「ではしばらくお待ちくださいませ」
男「なあ、なんでお箸と皿もらわんかったん?」
女「1人前しか頼んでないし、なんか悪いやん」
男「そうかなあ?べつに…」
女「お店に悪いやろ!」
男「うん、悪い。間違いなく悪い」
店員「和風ハンバーグランチお待たせいたしました。えっとどちらの方におけばよろしいですか?」
女「あっちに」
店員「ではご注文の品以上で。ごゆっくりおくつろぎください」
男「どっちが先食べんの?俺あとでもいいけど」
女「一緒に食べるって言うたやん」
男「隣に座ったって事は…」
女「はい、あーん」
男「恥ずかしない?」
女「別に」
〜ランチを食べてる〜
男「で、スープはどうすんの?二人で分けて飲んだら間接キッス…」
女「いや、やらしー」
男「なんでや(ToT)」
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 02:09:36.22 ID:tOVpkwVi0
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 02:10:28.72 ID:CZxbnwqJ0
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 02:12:06.07 ID:LBJICC2+O
>>944 GJ いつのまにかクーの声が、川澄ボイスに自動変換されている自分に今気づいた。
948 :
そみ:2006/06/04(日) 02:13:33.64 ID:ZfgKcNkO0
多いんだな脳内川澄綾子。最近じゃセイバーとかやってるから想像しやすいのか?
949 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 02:13:52.00 ID:ZfgKcNkO0
な、ま、え、を、け、し、わ、す、れ、た。何回目だろう
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 02:17:43.51 ID:Rto3RPq80
なんか素クールって川澄ボイスで再生されるんだよなぁ
やっぱ星界とか神無月とかゼガペとかの影響が出るんだなぁとつくづく感じたよ
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 02:40:58.12 ID:bmGU/RSqO
川*゚ー゚)リ <ほsy
やっぱり折れ、うp出来るほどクオリティ高くなかたorz
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 03:00:42.17 ID:LBJICC2+O
>>951 男「クーのことが上手く描けないんだ」
クー「大丈夫だ男、始めは誰でも上手くは描けないもの。文字と同じだ」
男「クー……」
クー「だから書き続ければ、きっと君の納得がいくものが描けるようになるさ」
男「……」
クー「だが、健康には気をつけるんだぞ。君に会えない方が私は悲しいからな」
ということで、気長にガンガレ( ^ー゚)b
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 03:59:15.07 ID:+EjvRfzQ0
復活した復活した
954 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 04:15:07.74 ID:NKwsAoH30
やっぱVIP落ちてたみたいだね保守
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 04:15:24.19 ID:c/knCa7eO
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 04:53:30.36 ID:lb8JOpfjO
ほしゅ
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 05:53:45.55 ID:lb8JOpfjO
ほしゅ
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 06:02:53.23 ID:Zu5sFQcp0
ほほしゅっしゅ
959 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 06:48:05.31 ID:aKR0lLdzO
おいすー
960 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 07:44:31.14 ID:WJ8qpJUf0
ク「・・・」
ガ「・・・」
ク「・・・」
ガ「・・・」
ク「・・・」
ガ「・・・」
ク「チェックメイト」
どうやらチェス中のようです
961 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 07:56:36.90 ID:zv0d/Nbk0
素直クールって全然萌えないわ。
やっぱ人工的にブームは作れないと死ぬほど実感した
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 08:22:16.59 ID:+LrFDmTxO
保守
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 08:31:11.34 ID:C+ZscRpk0
みんな川澄ボイスなのか?俺の中では渡辺明乃さんなんだけどなあ。
知名度の差か?
964 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 08:52:02.50 ID:+LrFDmTxO
声優分からんから適当に脳内補完なんだが…
川澄ってどんなキャラやってたの?
保守
す
る
966 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 09:06:01.36 ID:X7NSg8eD0
>>961 ブームはいつも人工的だが?
メディアを媒介に意識的に作ってるものもあるし
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 09:08:33.85 ID:lb8JOpfjO
オレは川澄はグリューネさん効果でどっかっつーと渡辺さんだわ。
オレの中では素直クールは斉賀みつきだな
968 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 09:10:43.44 ID:WJ8qpJUf0
若本則夫
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 09:28:59.96 ID:yWeMj0/p0
hosyu
970 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 09:32:07.63 ID:+LrFDmTxO
>>968 お前のせいで一時間くらい若本ボイスで再生された
971 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 09:37:14.53 ID:l0HGCBFk0
あとはどのくらい共感できる人がいるかだが、素直クールはやや特殊
972 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 09:39:57.77 ID:WJ8qpJUf0
>>970 褒め言葉として受け取る
素直クールは萌えるというより惚れる
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 09:46:04.04 ID:ItG1g0w00
京都在住だけど京都弁なんて聞いたことないよ\(^o^)/
974 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 09:52:08.75 ID:h5w85wHO0
亀だが、俺個人としては川上とも子なんだけどなぁ
両儀式とかナナリーとかのイメージで
975 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 10:03:49.69 ID:tMRFABKh0
976 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 10:24:29.41 ID:yWeMj0/p0
abunai
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 10:42:25.93 ID:C+ZscRpk0
約20分間隔で保守するのが良いと聞いたので保守
978 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 10:53:56.77 ID:nL0ZljarO
声優ネタが続いてますね、川澄ボイスもそうだけど個人的には、浅川悠もイメージ
榊さんとかデモンベインのオペレーターとか
ってそろそろまずいかな?
979 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:11:11.01 ID:tMRFABKh0
落とすわけにはいかない
980 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:32:54.01 ID:/tqTK6XX0
hosyu
981 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:45:17.21 ID:W95rSeSI0
982 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:45:40.84 ID:W95rSeSI0
梅
983 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:45:44.57 ID:OTh63yYV0
今日から素直クールは淫乱クールに生まれ変わりました保守
984 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:46:03.17 ID:W95rSeSI0
梅
985 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:46:28.96 ID:W95rSeSI0
梅
986 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:46:54.23 ID:W95rSeSI0
埋めるぜ
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:47:38.99 ID:W95rSeSI0
梅
988 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:48:44.46 ID:W95rSeSI0
梅
989 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:49:15.76 ID:OTh63yYV0
次スレ立ってる?
990 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:49:33.30 ID:W95rSeSI0
梅
991 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:50:08.86 ID:W95rSeSI0
梅
992 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:51:23.79 ID:W95rSeSI0
梅
993 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:51:26.77 ID:rqlyM7dHO
1000ならクーと結婚
994 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:51:57.41 ID:zqGSGsZw0
995なら俺は素直シュール
995 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:52:22.88 ID:W95rSeSI0
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:52:55.41 ID:W95rSeSI0
997 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:53:35.38 ID:W95rSeSI0
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:54:30.94 ID:W95rSeSI0
>>1000なら素クールライフ Part3が盛り上がって、VIP素直クールスレが消滅する
999 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:54:36.99 ID:EhIzRneZ0
次スレ立ててから埋めろよ
1000 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/06/04(日) 11:54:40.51 ID:X7NSg8eD0
1000なら明日は晴れる
1001 :
1001:
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 + このスレッドは1000を超えました。
〈_} ) | 次スレも…VIPクオリティ!!
/ ! + 。 + + *
http://ex14.2ch.net/news4vip/ ./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
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