水銀燈のマスターが○○だったら　part 19

『銀様以外のドールを主役にした話もどうぞ』

まとめ
ttp://www.geocities.jp/ima_suigin/

前スレ
水銀燈のマスターが○○だったら　part 18
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1144253808/l50

2ch RozenMaiden過去ログ保管庫
ttp://rozen-thread.org/

乙

自家発電の間に落ちてたｗｗｗｗｗ俺本当おばかさぁんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ちょっとﾊﾟﾜﾌﾟﾛしてた隙に…orz
銀ちゃん選手作ったから良かったけど

http://tinyurl.com/d5l7v

いつ落ちたんだよ？

>>4
ｋｗｓｋ
能力晒せ
俺はもう寝るけど

ほ

ほ

取り敢えず>>1乙位入れようなおまいら

>>2だけて。

ほ

前回は……長く持った方か？

>>1　乙

んー、なかなか５００超えないね。

>>1
乙

たまには1000いってみたいね

あぁ、今週DVD4巻が届くな。
待ち遠しいぜ。

こんなん見てみたいのでつ

・マスターが勝改蔵だったら
・マスターがハヤテだったら
・（ｒｙ）がDIO様だったら
・（ｒｙ）がシティーハンターだったら

シティーハンターは良さそうやね。

>>1
乙ですー

保守かしら！

保守

保守かしら

一乙！
そして私は寝る…

ほす

おまいら、おやほしゅみ

保守かしら

保守なのー

保守かしら

保守なのー

爆撃開始。

アヌビス。
ＡＤＡによれば、水銀燈の駆るジェフティと対になるという兄弟機。
それを妹であり宿敵でもある真紅が操っているという現実に、いつも通りの彼女なら、気の利いた皮肉の一つも口にするのだろう。
だが今の彼女にそんな余裕はひとかけらも存在しなかった。
兄弟機！？冗談ではない！！
攻撃も防御も機動性も桁違いだ。
防御も迎撃も出来ない追尾弾を必死になって回避すれば、何時の間にか至近距離まで接近していたアヌビスの電磁ロッドに薙ぎ払われる。
体勢を立て直す間もなく再び追尾弾を打ち込まれ、相次ぐＡＤＡの警告を無視し決死の覚悟で突撃を敢行すれば、
ダメージを負いながらも間合いに入ったと思った瞬間、相手が消失する。と思えば何故か背後に回りこまれていて、ブン投げられる。
地面に叩き付けられ沈黙したジェフティに、アヌビスは悠然と歩み寄り、満身創痍のジェフティの首を掴んで片手で持ち上げる。
『この気配……覚えがあるわ。動かしているのは誰？』
「く……真紅ぅ……！」
『――貴女』
一瞬の静寂に込められているものは哀惜か驚愕か。それは水銀燈には分からなかったが。
『貴女…………水銀燈なの！！』
その叫びには紛れも無く、狂喜が宿っていた。
再び片手で投げつけられると、何時の間にか復活していた突撃バカが受け止める。
その右手には先程水銀燈自身が投げつけた支柱が握られており――
「き、ゃあああああぁぁぁぁぁ！！」
――意趣返しとばかりに、至近から支柱の先端を身動きの取れないジェフティに叩き付け、そのまま壁面に串刺しにした。
「く……ぐ……ぅう……」
それを見物し終わると、真紅は完全に動きが停止したジェフティを一瞥し、楽しげに告げた。
『機体を降りて私の部屋に来なさい水銀燈。話したいことが沢山あるわ』

ふわ、ふわ、と。戦艦内部の小さな重力はドールを地に留めるには不十分なのだろう。
背の翼を使わずに白い廊下をふわふわと進んでいくと、
カリストで出会ったＯＦ乗りの女が近づきざまに拳を水銀燈の顔面に叩きつけた。次いで激昂する。
「何で、この船に乗ってきたの！」
自分を見てこうも平然としている理由は、真紅にあるのだろうか。
ともあれ、今の水銀燈に目の前の女に注意を払うような余裕は無かった。
「下がりなさい、ケン」
廊下をゆったり漂いながら女を下がらせ、真紅は水銀燈の前に姿を現した。
「鈍ったわね水銀燈。いったい何時まで眠っていたのかしら？」
「目覚めたのはぁ、一時間ほど前かしらねぇ？」
「……そう。でも、私にとっては2156144時間と42分ぶりだわ」
「はっ。……そりゃ変わるわけよねぇ、真紅ぅ？」
真紅。
彼女は、最後に見たときからは想像もつかないほどに変わりはてていた。
服装はゴシックロリータ風のドレスではなく、隣のケンとか言う女と同じ、体のラインがぴっちりと出る機械的なスーツを着用し、
その上から、唯一彼女の名残を見せる真紅のマントを羽織っていた。
姉妹全員に共通したローゼンメイデン自慢の白磁の肌は病的な蒼白へと変わり、まるで死人のようだった。
その中で蒼い瞳だけが見る者を戦慄させるような狂気と共に、貪欲な光を宿していた。
だが、水銀燈が真に戦慄したのはそんな外見的な変化ではなく、彼女が持つ気配であった。
ＯＦ越しではおぼろ気にしか感じ取れなかったが、こうして向かい合えばはっきり分かる。
何故。
何故。
何故、金糸雀の気配を感じたりするのだろう……？
何故、翠星石の面影を見て取ることが出来、蒼星石と出会ったときと同じ感慨を抱くのだろう……？
だと言うのに何故、彼女を、雛苺と見間違えかけたりするのだろう……？
水銀燈の考えていることに察しがついたのか、紅い人形は能面のように微笑む。
「姉妹が全員そろうのも本当に久しぶりだわ。そう思わないかしら、水銀燈？」

名を呼ばれ、一歩空中で後ずさる。
そんな彼女を見て、真紅はくすくすと笑う。
「そんなに怖がらなくてもいいわ。――私はもう、アリスにもお父様にも興味は無いのだから」
「な……ん……ですってぇ？」
さらに一歩下がる。
確かに、彼女は姉妹の仲でも、アリスゲームに最も関心を抱かなかった。姉妹たちを最も深く思っていたのも彼女だったろう。
そしてそんな彼女だからこそ、それを至上とする水銀燈と何度も激しく対立した。
「事実よ。何なら私が持つローザミスティカ、全て貴女にあげてもいいわ。私のものも含めてね。
　そのかわり、貴女はずっと私の傍にいなさい」
「冗……だぁん！！」
恐怖を押さえ込み、ありったけの憎悪を込め、水銀燈は真紅を睨みやる。だが真紅の能面のような笑みは変わらない。
「隣にいなさい水銀燈。これから面白くなるわ」
「お断りよぉ！！アリスにもお父様にも興味無いですってぇ！？
　じゃあ、じゃあ貴女、一体何の為に姉妹のローザミスティカを奪ったって言うのよぉ！？」
認められない。
目の前の女を認めたら、自分の全てを否定する事になってしまう。
目の前の女を認めたら、自分は確実に壊れてしまう！！
「答えなさい真紅！何の為に姉妹の命を奪った！！」
真紅の笑みが消える。
しばし場に静寂が訪れる。
やがて、一秒が何十秒にも感じられるような緊張の中、真紅がひどく、つまらなそうに、答えた。
「さぁ？覚えていないわ」
「――――――――」

黒翼を限界まで展開する。
駄目だ。目の前の人形は生きていてはいけない。存在してはいけない。勝ち目のある無し等知ったことか。
コイツは殺す。必ず殺す。絶対に殺す！！！！！
「…………しぃん――――」

「　水　銀　燈　！　！　！　！　！　」

生身で再会してから初めて彼女の表情というものを目にしたのかもしれない。
悪鬼羅刹とも、捨てられた子犬ともつかないその表情に、水銀燈の動きが止まる。
「傍に、いて。貴女は……好きよ」
「…………っ」
血を吐くような声だった。
祈りのような、哀願のようなその言葉に気勢を殺されたことを苦々しく認め、黒翼を収める。
様々な感情をない交ぜにした表情で真紅を真正面から見据える。
言うべき言葉は見つからない。だと言うのに、感情は勝手に言葉を紡ぎ出す。
「…………吐き気がするわ」
完全な本心かどうかは水銀燈にも分からない。
だが言葉は感情に変わり、感情は行動へと移る。水銀燈は踵を返した。
色々な何かを永遠に失ってしまったような失意を感じながらも、感情が未だ麻痺しているのか、割としっかり前へ進む。
だがその歩みはすぐに止まった。
「……？」
胸から、巨大な鋏が突き出ていた。見覚えはある。これは蒼星石の――
振り向こうとして、無数の薔薇の花弁に身体を切り刻まれる。
それでも首だけを向けると、人間の女の恐怖に彩られた顔と、
真紅の、今まで見た中で一番優しい微笑があった。

「――ぁ、ぅ」
空ろな腹部から上半身が崩れ落ちる。
自分が、消えていく。
手を伸ばす。真紅に？消えていく自分に？
「――ぅ――ぁ」
引き裂かれた胸部から水銀燈のローザミスティカが淡い光と共に現れる。
それを雛苺の蔦が絡め取り、真紅の手元に運ぶ。
「ぃ……ゃ……」
真紅は、慈母の微笑を浮かべたまま、手のひらの水銀燈のローザミスティカをひと撫ですると、無造作に握り砕いた。
「――――」
真紅は笑みを消し、瞳から光が消えた水銀燈をつまらなそうに一瞥すると、傍らで呆然としているケンに呼びかけた。
「このジャンクを片付けておきなさい。それから紅茶が飲みたいわ。誰かに用意させて頂戴」
それだけ口にすると、真紅は悠然と、通路の奥へ消えていった。



ケンは、恐る恐る、空中で薔薇の花に囲まれた水銀燈の亡骸を見やる。
中々シュールな光景に、さてどうしたものかと同情半分面倒半分に近寄り、手を伸ばす。と。
「えっ？」
「――――ぁ――――ぁ」
虚空を映す瞳は空ろ。消え行く声に意味は無い。
だが水銀燈は生きていた。
それを確認したケンの判断は早かった。
「……助かりたかったら協力して」
「――――――――」
確かに人形は頷いた、様な気がした。頷いたということにしておこう。
死人に口無し。

これ書いてて真紅と水銀燈、ノウマンとディンゴに差し替えてみたら気持ち悪くなりますた。

Ａｎｕｂｉｓ氏
　ＧＪ

なんとなく・・・トリップ・・・つけてみる・・・

保守

保守なのー

( ‘д‘)＜おはようビーム☆

寝起きの保守

ほ

保守代わり
http://vipper.jpn.org/www/upload/src/VIPphoto0616.jpg

見たいけど見れねええええええええええええええええ

>>43
　なんだってぇーーー…………！！…………

>>43,44
携帯電話からは辛そうだもんな・・・
ttp://www.pic.to
ttp://pita.st
これらのロダが携帯電話対応だったっけ？

保守かしらー！

http://pic.to/upload.pic.to/dl.php?2bc50680a0d320ad943460e9de3d96a0_jpg

つまり・・・・こういうこと・・・・かしら？

保守

http://vipper.jpn.org/www/upload/src/VIPphoto0617.jpg

保守

ほ

保守かしら

>>45
>>46
いや、もともとは「画像ﾘｻｲｽﾞ」ってのがあって
PCで見るｻｲｽﾞの画像を携帯用ｻｲｽﾞに簡単に変換できてた

でもさっき画像ﾘｻｲｽﾞ使おうとしたら404になってた…orz
でもﾋﾟｸﾄでとりあえず見れました
�dｸｽ！そして乙！

hosyu

保守

保守

出かける前に保守かしら！

あら、今気付いた。
AIR氏もトリップ仕様になってたのね。

>>56
初めは半分名無しだったのですが、
いろんな作者の話がごっちゃになるんじゃね？→じゃあ区別のためにつけますか
みたいなノリですた

それでは、落ちる前に保守かしら！

保守なのー

hosyu

金

保守なのー

>>57
成歩堂、保守かしら

保守

雛

を

おやすみ君（おやすみ くん）はインターネット上の巨大電子掲示板群、2ちゃんねるにより考案されたAA（アスキーアート） によるキャラクターである。ニー速板が発祥、その後各板に普及。

あらゆる負の感情や人間の持つ独特な虚無感を表現するのに適したニー速板のマスコット的存在。その愛らしい外見から多くの人々に愛されている。近頃では「実は片手と足が無いのでは？」という説が浮上している。

保守かしら

hosyu

巴もそう言っていた。おれはどうなる。
フォッセー准将め、『雛苺、全てを君に任せる』、だと。
あのしわしわ婆さんめ、おれを殺す気だ。

保守

h

保守かしら

ほしゅ

AIR氏を待ち続けている

保守

＞ANUBISサマ
元ネタは知らんが、文章は非常に好きなのでがんがれ。

そして保守

保守かしら

久々に絵を描いた
http://vip.microdatweb.com/up/vipww2344.jpg

これから先の展開の予想にどうぞ
ちなみにまだ下書きのラフですけどね・・・・ｗ

他のＳＳの挿絵も見たいなあと思いました

ここは性質的に絵師は少ないのかな？
初代スレの頃>>1の今泉書いた絵師がいたけど

>>78
近いうちにヒスコハ、蒼星石が登場するのか！？www
wktkして続き待ってますねwwww

保守かしら

保守かしら！

保守かしら

保守よぉ

保守かしら

>>76
ttp://jpn01.konami.co.jp/movie/zoe2/zoe2_tgsj.asf

保守

保守かしらー

>>79
こういう偶然もあるのか・・・

すごい奇跡ｽ

あぁ、ヒスコハがもう少しで出るってことはまききゅーはこの時点で琥珀さんをｒｙ

h

保守かしら？

h

保守かしら！

h

今気づいた
これって喜んでいいのかなあ

保守

>>96 (ﾟдﾟ )　　　　( ﾟдﾟ)>>94

( ﾟдﾟ )
　 　 　
　　　
　 ／ 　　O　　　　O 　　＼
　 |　 　 　 　Д　　　　　|　
　 ＼　　 　　 　 　 　 　／

>>96
お前もAIRで書いて見るか？

��(ﾟдﾟ )急にアリアで話を作ってみたくなった

今、電撃大賞用の原稿を応募して来ました。死にそう。
さすがに今日は無理ですが、近い内に雛ギン再開したいです。死にそう。

疲れた。死にそう。

妄想ネタを文にしようとしたけれど

エア氏やアヌビス氏並の文章力があればなあ、と己の無力を痛感して保守

誰か水銀灯のマスターが新城直衛だったら書いて！
妄想したけどうまいこと文藻にならないのん

なんだか忙しいので少し更新遅くなるかもです

>>101
乙です。
楽しみにしてるんでゆっくり休んで疲れをとって頑張って下さい

ヒント：http://bloog-ranking.com/2ch_view/

h

>>90
いや、まききゅーがヒスコハ引き取ったのは七夜襲撃後だったはずだから、
まだ二人ともふつーの女の子じゃない？

保守かしら

ほ

むしろ、ツキノ氏のあの絵には蒼だけが出てるのが謎だ
翠は？


俺予想
実は蒼のマスターはまききゅーで、
蒼は一人でまききゅーを殺した者、つまり黄理を探している。
そこで志貴たちと出会ってアリスゲームが・・・

なんてのが俺の予想。
実際、６話でまききゅーの写真に蒼と他のドールらしき存在が確認できるし・・・・

hosyu

>>78
上段左から二番目が式に見えた俺ガイル

保守かしら

h

お休みの保守かしらー

実質ヒロインである筈の辛苦さんに全然人気がない件について。
幼なじみという美味しいポストにいながらフラグ一つ立っていない柏葉さんについて、保守。

そういえばﾋﾛｲﾝって真紅だっけか

保守

h

寝保守

ｈ

寝保守

忘れてた
>>7
球速143ｺﾝﾄﾛｰﾙBｽﾀDｱﾝﾀﾞｰｽﾛｰ
ｽﾛｰｶｰﾌﾞ6Hｽﾗｲﾀﾞｰ2ｼｭｰﾄ2
重い球、ｼｭｰﾄ回転のついた抑え投手

保守

ｈ

ヒント：http://bloog-ranking.com/2ch_view/

絵ってどこにうｐできるの？

┐(´∀｀)┌

気象保守。

ほす

保守。

ほしゅ

ほ

つhttp://bloog-ranking.com/2ch_view/

保守かしらー

保守

保守

ほ

ageとくか

保守

ホシュメンドーサ

アニメ2期しか見てないがなんか書きたくなってきたな…

hosyu

>>142
書け書け！
賛否両論あるけれど…
読み手は大歓迎だ！

>>144
まとめ見たらぱにぽにがかぶってやがる…
クロス候補で世界観をそらでいえるものはすべてかぶってる…
原作読んでセリフの使い方を習得するまでは、読むほうに徹するよ

ほしゅ

保守

結構細かいシーンとか忘れてるため、アヌビス再プレイ中。
地雷原ﾃﾗﾒﾝﾄﾞｸｻｽ。おのれロイド。

Z.O.RO乙

hosyu

保守

ホントすみません。

wikiに移行していいですか？

ホントすみません

hosyu

>>152
別にいいんじゃないかと、私は思いますが。
なんか問題点とかありますか？

すみません。一時の気の迷いでした。
がんばって更新続けます。
というかwikiわかりません。

いつもお勤めご苦労様です
お体に気をつけてこれからもがんばってください

書き手の皆さんこそお疲れです。
自分なんてｺﾋﾟﾍﾟしてるだけですから。

保守。

保守

仕事が終らない〜


保守

>>157
まとめ管理人さんいつも乙ですー

こちらこそ、好き勝手に書いているものを上手に整理していただいて
正直非常に助かっています


保守かしら！

保守かしらー

>>157
　まとめ管理人さん乙……私も……某所のまとめ管理してるから……苦労わかりマス……
　本当にお疲れ様です。

　此方も、自由気ままに書き散らしている状況なので
　まとめてくれて本当に助かっています。

　保守ですよ……マイ・マスター……

保守ダイン

保守かしら？

保守ですよね？　………マイマスター

「絵、物語の展開は良いが、欠けている物がある。
　そう……確かに楽しいのだが……君は、これを読む人を楽しませようと
　笑ってもらおうとか、うれしさ、悲しさ、などを考えているかね？
　これでは、そう……自分の日記帳を人に見せているようなものだ」

　水銀燈は、沈んでいた。
　いつもの水銀燈を見ている者にすれば、その沈みようは目を見張るものがある。
　長い年月水銀燈を見てきている蒼星石も水銀燈の沈みようには、ひどく驚いていたし
　水銀燈のマスターである播磨も、苦笑しながら水銀燈を見ていた。
　どうやら、播磨にもこういう事があったらしい。
　いつかの播磨も、漫画を書くにあたって他人のことを考えず
　自分本位な漫画を描いていたのだ、その時も編集長に同じ様な事を言われて考えさせられた。
　今では、それをバネに自分も読んでくれる読者も楽しめる漫画を書いている。
　だから、水銀燈にかける言葉は何時もどおりで答えを見つけるのは水銀燈自身である。
「ほれ、銀。手が止まってるぞ？」
「あ……うん」
　水銀燈は、ノリの悪い返事をしてたどたどしい手付きで、播磨の原稿にベタを塗っていく。
「あ」
　しかし、ベタ塗り用のインクに手を引っ掛けてしまい原稿に溢してしまう。
「……銀。お前ちょっと頭冷やして来い。そんなんじゃぁ漫画すらかけねぇぞ」
「うん……」
　トボトボと部屋を出て行く水銀燈。それを見送る播磨。
　それと入れ違いに蒼星石が部屋に入ってくる。
「蒼〜……この原稿にトーン張ってくれ」
「あ、はい」
　播磨は、水銀燈がインクを溢した原稿を修正しながら、無事な原稿を蒼星石に渡した。
　蒼星石は、手馴れた様子で原稿にトーンを張っていく。

　水銀燈は、外……と、言っても玄関を出てすぐの所だが……で、ポヤッと空を眺めていた。
　そして、思うのは自分の漫画へのコメント。
　確かに確かに確かに、私の漫画は自分本位で読み手の事を考えていない。
　自分で読めば楽しいが……その漫画を編集長に見てもらう前にマスターに見てもらった時の表情を思い出せば
　面白い。という顔ではなかった……どこか、小難しい顔をしていた。
　簡単だと思っていた漫画だけど……ここまで難しいとは……
　もし、タバコがあれば吸っているだろう水銀燈だった。
「……水銀燈ちゃん？」
　ふと、声をかけられ其方を向けばマスターのアシスタントをしている塚本八雲だった。
「あ……八雲」
「悩み事？」
　八雲は、沈んでいる水銀燈にそう声をかける。
　水銀燈は、声をかけてくれた八雲になんと言ったものかと悩んだ。
「…………漫画…………駄目って」
「そう………」
「日記帳みたいだって……」
「…………播磨さんも」
　八雲から自分のマスターの名前が出てきてえ？　と、言う表情になる。
「最初はそうだった……私が手伝うようになって……まず私が楽しめる漫画を描き始めたの……」
「…………」
　八雲の言葉をジッと聞いている水銀燈。
「そして……ほかの人にも楽しめる漫画を今の様に書けるようになったの……だから、水銀燈ちゃんも……大丈夫」
　八雲は言い終わると、水銀燈の頭を優しく撫でた。
　そして、さ、入ろうと、八雲は玄関のドアを開けた。
　水銀燈は、八雲に従い玄関の中へ入って行った。

　テレビＣＭ
　銀色翼のデビュー作！　ドールオブメイデン二巻発売！！
　発表して数ヶ月！　なんとアニメ化決定！！
　また、ハリマ☆ハリオ氏が、銀色翼氏と合作のメイデンズオーヴァーも同時発売！！
　さぁ！　今すぐお近くの書店へ！！！

http://mamman.notlong.com

第三話終了

そして……アリスゲームそっちのけ……な銀さま……でした……

今北区
保守

ｇｊ！

うちの水銀燈はきっともっとｱﾘｽゲームそっちのけになりそう…
まぁいいかｗ

690 ：名無しの笛の踊り ：2006/04/11(火) 19:20:31 ID:LrHdewYx
私はVIPPERはもう少し知性があるかと思っていたが、彼等の頭の中は空っぽで
あることが解ったことは有意義だった。もう彼らには何を言っても無駄だと思う。
彼等の空っぽの頭の中には、僅かばかりのサル知恵と妄想があるばかりだ。

今回彼らと話し合ってみたが、私にはVIP板とVIPPERが北朝鮮と金正日に思えて
ならない。話が全く通じない、妄想を逞しくし、すぐ激昂する。そこには
人間としてのモラルも何もない。

無残だ・・・。
739 ：終了 ：2006/04/11(火) 20:10:29 ID:LrHdewYx
はいはい、解ったから巣に帰ろうね。君たちには何を言っても無駄であることが
解っています。時間の無駄でした。まるで北朝鮮の人と話しているようでした。

747 ：終了 ：2006/04/11(火) 20:17:06 ID:LrHdewYx
何言っているのかさっぱり解らないが、このことだけは言っておこう。
私がVIPPERを潰そうと思えば簡単に潰せる。私の右足をひょいと上げて
VIPPERをぺしゃんこにすることは実に容易いことだ。

君たちはいい加減、北朝鮮に帰ってはどうだ。
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1118463955/747

こんど……Ｇペン……買ってきます……

保守していいですよね？　……マイ・マスター……

ふう

このスレで作品人気投票したら間違いなくAIR氏の作品かオリ氏の作品が１位とりそうだな


キャラ総合人気投票したら
１・銀様
２・往人
３・Day'sの主人公
４・今泉
５・志貴
６・猫風

こんな感じになりそう・・
俺は真異月譚の林衛や真弓といったオリキャラも好きだけどな・・・・

みい

>>178
俺が死にたくなるからやめてくれ

>>178
　私は……数でごまかしてる……だけ。

保守ですよ……マイ・マスター……

>>178
俺も悲しくなってきているぜ･･･
まあ俺の訳わかんない始まり方をしてるし･･･（てか一話しか書いてねーし･･･）

おまけにつくってる途中で見返してみたらM93Rとか9mm×19パラベラム弾とか
っててゆー言葉が普通に出てきてるし･･･こうゆう言葉ってわかる人にしかわからない
からやっぱり変えたほうがいいよね・・・？

＞M93R
　機関拳銃……ロボコップのオート９の……モデル……

＞９パラ
　口径と薬きょうの長さ……

　大丈夫……そのままの方が……リアリティーあって……ＧＪ

マスターだけならいいけど、
マイマスターってなると思いっきりアナキンになる。

>>オリ氏
thanksですぅ･･･ただ多少わかりやすくはしますがｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ようしｗｗｗｗがんばって続き書こうｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>182
大丈夫。
FCSだのAAMだのIFFだのATMだの普通に出て来ても
具体的には判らなくとも雰囲気がつかめればいいんじゃない？
戦闘妖精雪風みたいな感じで。

ただ、軍板でも良くみかけるけど、具体的にしようとするあまり
スペック説明ヲタになってしまうと読み手はつらいかも。

すこし投下するお

夢を見た。

昔、まだ私に光があったときの夢を見た。
その光景はすべてが輝きに満ちていた、家族の顔や恋しい人の顔
友人達の楽しそうな顔、すべてが私の宝物だった。
不意に闇が降りてきた、何も見えない何も感じない、いままでみえていた
素晴らしい物が一瞬で消えてしまった。
目が闇になれてきた、なにかがいることに気づく、１０メートル程
離れているだろうか？だんだんと輪郭が見えてくる。
「っ・・・！」

黒、いや闇そのものだろうか、なにかがそこにいた、人の形をしているが
人ではない、人を真似た闇がそこにいた。
私にはわかった、あれが、あれがすべてを奪った、光を素晴らしい物を
すべてを一瞬で持ち去ってしまったのだ。
闇が近づいてくる、ゆっくりとゆっくりと顔のある場所には三日月のような
口を見せ、微笑みながら近づいてくる

また

ゆっくりと

うばってゆくの？

ゆっくりと

やめて、おねがい

近づいてくる

やめて・・・・・・

頭にぬれたタオルが置いてあるのに気が付いた、どうやら誰かが置いてくれたらしい。
また・・・

さっきの夢は

奪いにきたの？

前に見た事がある。
私にはなにも残ってないよ・・・。

「ゆり・・大丈夫？」
蒼星石の手が頬に触れる。
「うん、大丈夫・・・」
よかった・・と蒼星石が安堵の声を漏らす、看病してくれて居たのであろう、
彼女には感謝してもしきれない。
「けど、蒼星石、なんで私家にかえってきてるの？」
私はあそこで動けなくなっていたはずである、蒼星石の小さい体では運ぶこと
はできないだろう。
「みよさんがね、運んでくれたんだよ、いい人だね」
おぼえてないの？と蒼星石が聞いてくる。
ああ、あれはみよだったのか、気を失う前なつかしい、それで安心する
ような雰囲気を持つ人が居た気がした。

http://mamman.notlong.com

「そうだぞ、私がいなかったらどうなってたか」
なつかしい声が聞こえた
「みよ！なんでここに？」
ひさしぶりに声を聞いた気がする、三日ぶりだが
「・・話きいてたか？わたしがここに運んできたんだよ」
そうか、そんなことも言っていたな・・・
「けど、ゆりお前の家にも来てたのか・・この子たちが」
「まさか、みよの家にもきてるの！？」
その時、私の聞いたことのない声が聞こえてきた。

「その人間はだれですか・・・・？」

いきずまってできてる分だけ投下しました。
もっと長い文を投下できるようになりたいとおもいます。
中学生波だもんなー俺の

gj!

>>178
orz…　やはりｸﾛｽ作品がマイナーすぎるか…

水銀燈推参!!を売ってほしい件だが。

マジ度⇒4/5

ライノベ作家志望でとあるSSを投下した。


>>178見て将来に絶望した。

はっはー
俺なんか話題にもならないぜー
・・・orz

>>194
私、楽しみにしてますよ。
旨い事銀さまがハマってきてると思われ。

頑張って下され。

……どちらにしろ……物語が……どう転がるか……じゃない……かな？

……数でごまかしてるオリ……でした

まあ>>178はあくまで俺の予想にすぎないんだが・・・

元ネタ知ってるやつだけにしぼっちゃってるし・・・

ところで、ハルヒと薔薇乙女のクロスオーバーを考えたんだが・・・

>>200
　ハルヒ……ホスト倶楽部？（それしか思いつかない人

ライ銀支援
http://vipper.jpn.org/www/upload/src/VIPphoto0699.jpg

　　▃◢◤　▲　　　　▅███▀　▀█▀　　　　　　　　◥◣　　　　 ▃▌
　 █　　▅█▀　　◢███▼　▃◢▀　 ▍　　　　▍　◥◣　▀▅▃▂▲
　　▀▅█▆▅▃▂█■▀▌◢▀█ ▌　　▊　　 　　▌ 　 ▍　　▀██▇
　 　 ▐　 █▀　▐▂▃▀▃▅▀▌▋ 　 █▎ 　 　　▊　　▋　　▀▅▼
　　 ◢▋　█▃ ▃██▌　 ▃▅▌▊▲ █▋ ▍　　▍█　　▉　▍　█
　　　▊　██▀███ 　▃█▉ ██▌▊█ ▊　　▌█▲ █▎▌▐ █
　　◢▊　██▆▅█▀▀███▍▊▃█▉ █ ▉▲▋▊ █▀▉ ▋　▌█
　　█▍ ██　 █◤▲◥██▊▃◢▆▅◣▀▌▀█▀▃▅█▃▉ █▅▐ ▼　　　・・・・・・・・・・・
　　▼◢██　█ ▀▅▆█▊▌◥◣▐▅▊　　　　　▐▅▌▌▊██　▍
　　▍　█▉　▼　　██▊▐　 　 ▀　　　　 　　◥◤　█▍██　▎
　 ▍　██ 　 　 　　▀█ 　▌　　　　　　　　　　　◢▌▊ ██　▎
　▍　██　　 　 　 　▋▍　█▅▂　　▃▅▀■▀▀▅█ ▋ ██　▍
▐　 ██　　　　　　◢▊▲ ▐▅▃ ▅▀　▃▅▀▀▀▆▃ ▀▅■▍▐
▌　█▉　　　 ▂▃▅▀ ██▃ █▅▀ ▅▀　▃▅▆▅▄ ▀▅ █ ▂▃▲
　 █▊ 　 　　◥◣▃▅▅▃▂▂▀█　█　 ▅▊ ▃◢◣ ▀▊　▊▐▆▅▌ ▌
◢██　　　　　 ▃▅█▅▆███▉ █　 █　 ▊ ▅▀ ▉ 　▉ █▀▀▅ ▌
▀█　▃　　　◢◤▀◥◣▃▅▃▀▀█▌█ 　█▃ ▀▅▆▀ ▃▀　█▅▃▲　▋
▐▍◢◤◥◣ ◢◤　 ▃▅ ◢◤▃▂█▀▅██▅▂▀■▆▅▆▀　▅▀◥◣▃▊█◣ ▋
█▅▃▂ 　 ▃▆██　▃◢◤▀　██◤ ███▆▅▃▂▂▃▅▀◥◣▃　 ▀▀　▲

水銀燈のマスターが前原圭一だったら

(・３・)<アルェー圭ちゃ〜ん

祟り殺し編の最後に電話ボックスで血だるまの圭一とジャンクになってる銀様が発見されるわけだな？

>>196
もしあなたがアヌビスの作者なら、悲観した物では無いと思う。
あれはもとネタを知らない私でも十分に楽しめた。

>>194
俺は一番好きだぞ。

ＡＮＵＢＩＳ支援
http://vipper.jpn.org/www/upload/src/VIPphoto0701.jpg

寝る前の保守

Fateとのクロスも見てみたいなと思うこのごろ

保守

>>194
マイナーだっていいじゃまいか、元のより面白いし

http://tantan8573.fc2web.com/index.html
キタコレ！

>>211
そんなにつまんないかな？
俺はなかなかハマってるぞ。

保守かしら！

ＡＣやりながら・・・保守ですよ・・・マスター

保守がてら

ジャックフロスト銀ちゃん
ttp://kjm.kir.jp/?p=9841

似ない。

だがそれもいい

保守なのー

今日のIDはNhkか･･･

>>216
もっと大きい画像で見たいね

保守

保守

保守ですよ……マスター

http://vipper.jpn.org/www/upload/src/VIPphoto0706.jpg

ＡＮＵＢＩＳ支援ですよ・・・マスター・・・

保守ですよ・・・マスター・・・

保守

保守

保守

保守

>>206
残念、アヌビスどころかほとんど相手にされなかったSSさ

>>229
　悲観……しない……それに……いままでの作品……読んできたけど……
　正直……ｵﾓｼﾛｶｯﾀ……つまらない……そう感じた作品は……ないよ……

ｺﾃのくせに保守しかしない奴より余程ﾏｼだよ

>>231
　その言葉……いま、ゾワッとした……左半身鳥肌たった……
　保守してもらえるのは……本当にありがたいよ……

ヒント：http://bloog-ranking.com/2ch_view/

まさに俺だけを指してる言葉だったんですが…

>>234
　いや……本当……ゾワッとした……（汗
　保守ご苦労様です……

ｿﾞﾜっと……
まぁ保守しかできないのに最近よく油断して落とすからﾀﾞﾒだわ俺

保守

つhttp://bloog-ranking.com/2ch_view/

ttp://cat.oekakist.com/rozenm/dat/IMG_000795.png

脳内イメージてゆーか真紅面影残って無さ杉orz
現在ANUBISリプレイ中。無敵艦隊にボコボコにされてますorz
シーン思い出すだけなのになんでエクストリームでプレイしてるんだろう俺orz

出勤前の……最後の保守です……マスター……

保守

出かける前に保守かしらー

保守

ほひゅ

感想って気になるもんかね
保守

>>245
なんか表現して発表してみればわかるかもよ。

保守かしら

保守

ぎ

ん

さ

ま

保守

落ちちゃう！

ほしゅ

保守なのー

書いてはいるものの、遅々として進まないなあ、と。
保守

保守かしら

ヒント：http://bloog-ranking.com/2ch_view/

hosyu

水

>>198
>>207
>>211

（cﾚ*ﾟ∀ﾟﾚ　＜ｻﾝｸｽ！ﾊﾟｯｼｮﾝ！ﾊﾟｯｼｮｵｵｵｵﾝ！

ライドウはハイになっている

喜びのあまりﾘｱﾙでﾊﾟｯｼｮﾝと叫んでしまった
でも反省しないとにかく本当にありがとうございます、励みになりますｗ

>>201
>>216

ナイス絵GJ!
ジャックフロスト銀様ｶﾜｴｴｗ

保守

保守かしら！

保

保守です。

保守かしらー

h

保守ですよ・・・マスター・・・

保守かしら

保守なのー

最初に書いておきますが、麻雀をやっている部分は得点だのなんだのめんどいので結構はぶいています
テキトーでもうしわけありません

ジャラジャラジャラジャラジャラ
うるさいわねぇと思いながら、ライドウ、鳴海、ヒトコトヌシ、ジャックフロストの四人が、
牌（と言うらしい）をかき混ぜるのをライドウの肩に乗りつつ、その様を見ている水銀燈。
ゴウトはウトウトと窓辺で昼寝をしている
いったいこれからどんなゲームをするのだろう？
自分の知っているゲームといったらポーカー等トランプ関連のものくらいで、このようなゲームは初めて見る
ひととおりかき混ぜた後各々取っていってﾄﾝﾄﾝと綺麗に柄が見えないよう、立てて並べたりとしている
「麻雀ってどういうゲームなのぉ？ライドウ？」
（cﾚ ´∀`ﾚ　…、…。…〜？
「そ、そう…（ライドウ何も喋ってないのになんでみんな理解できるのかしら…私もだけど…）」

四人が牌を並べ終わったとき、水銀燈は奇妙な雰囲気を感じとる―
ジャックフロストはいつものようなうるささはなく首をかしげつつなにか考え事をしていて、
ヒトコトヌシは奇声をあげずただﾆﾔﾆﾔとしている（ように見える、葉っぱで顔がよくわからないから）
おちゃらけている鳴海がいつもと違い真剣な顔つきで牌とにらめっこをしている。

いつもこんな感じなら探偵業も成功しているだろうに、そんな水銀燈の心の声を察知したのか、
鳴海はこっちを睨んできた、殺気がまじっているようにみえるその目つきに背筋がすこし冷ややかになる。
「（な、なんなのぉ？たかがゲームにこんなになるぅ？）ねぇライ…」

.../／|　:::/―＿_:/　　　＿―￣　　　　　|:::::::::::|:::::　　　::::::　　:::::|
.／..　|＿＿＿＿　　　　　＿＿＿＿＿＿:::::::::::|:::::::/⌒＼　　:::::|
..　　　|＼￣￣@_)　　　≡ヽ￣￣￣￣@／::::::::| :::::|:/⌒l | 　 ::::|　　……
.　　　｜ ￣￣::／:::　　　::::　￣￣￣￣　::::::::U::|　::|/:::::::| |　::::::|
..　　　｜　　:::／:::::::　　　　　　　　　　　　::::U:::::|:::::|／＼| |　 :::|

「（だ、だれ！？）」

ライドウもいつものような（cﾚ ´∀`ﾚな顔ではなく、どこか別の作品の人物のように思えた。
鳴海が睨んでいたのはライドウのほうだったみたいだ。
「わかってるよなぁ？ライドウ、ジャックフロスト、ヒトコトヌシ？今日の麻雀はレートがいつもの倍だ」

ざわ…
　　　　　ざわ…

「この賭けに対する執着心があるから燃えるホ〜!、おまけに倍レートだホ〜!」
「うぉぉぉぉ！一人勝ちぃぃぃぃ！！うぉれが！うぉれがああああ！」
「お、お金賭けてるのぉ！？」
当然とうなずく四人、俺からだなと鳴海は山から牌をとり、いらない牌をひとつ場に出す。
ﾀﾝﾀﾝとしばらく続けていくが、ヒトコトヌシの番になったとたん彼は思いっきり叫びだす

「リィィィィィィィィチィィィィ！！！北へ南へ東へ西へええええええ！！
　西を捨てるううううう！！」


ざわ…
　　　　　ざわ…

他の三人の表情が一層険しくなる、鳴海にいたってはちゅうれんぽーとーを狙っているのかとか
ジャックフロストにいたってはただのチンイツかもしれないホー、とか言っている。
役の名前だろうか？
またもﾀﾝﾀﾝと軽快に牌を捨てていく四人、
「それﾎﾟﾝだホー！」
「よし、俺もリーチ！！」
「むだむだむだあああああ！」
（cﾚ；ﾟ∀ﾟﾚ…

ライドウにあたりはきてないらしい

「ロォォォォォォォォォォォォォォォォォン！！！ﾊｰﾏｲｵﾆｰ　九連宝燈ぉぉぉぉ！！！」
「「なにぃぃぃぃぃぃぃ！！！！」だホー！！」
（cﾚ ﾟдﾟﾚ　…

※九連宝燈

見た目の美しさや難易度から雀士憧れの究極の役満で別名天衣無縫（テンイウウファン）と呼ばれ
和了できた人は死ぬとまで言われています（bytp://www.geocities.jp/anisonet/menu2/menu2_36.html）

それほど高い役なのだろうか、とんでもないくらい叫び声が響く
「ﾁｸｼｮｳ…、いきなり残りの点数が少ないじゃないかよ…こうなったら一気に逆転してやる！」
「このまま鳴海を脱落させるホー！優先順位はオイラが2番目だからライドウと同じ得点でも2位にはあがれるホー！」

そして、その後も四人は死力を尽くしつつ奮闘していた！！

「ポォォォォォン！！後一つの牌をまつだけえええええ！」
タン！
「ロンだ！ヒトコトヌシ！国士無双！！」
「チクショオオオオオオ！」

「よっしゃ！ナイス配牌！さっきの国士のようにこのまま行かせてもらうぜ！」
（cﾚ ﾟДﾟﾚ　！！
「いきなり天和だとおおおおお！！！　でも平和だし」
（cﾚ ´A`ﾚ　…

※天和（テンホー）
配牌（最初にくばられた牌）がそのまま役になっていること
一生に一度お目にかかれるかわからないらしい
※平和　
やすい役
「ロンだホー！！」
「うぉぉぉぉぉ！！！エイドリアーーン！！！」

「なんだかたいくつだわぁ…」

ゴウトはまだ寝ている…

かれこれ2時間ほど経ち、事件は起きた

｢ロン！またまた国士だ！｣
｢待つホ!イカサマだホー！！｣

鳴海がなんだかイカサマをしたらしいが、鳴海はなんのこと？としらを切っているように見える
ヒトコトヌシも手つきがあやしいいいいいい！と吼え、ライドウはなぜか刀に手をかけている

｢おいおい、いくら俺様の運がすごくてトンでもない点数で一位になったからってそれはないんじゃないの？｣
フンフフーンと愛用の帽子を指でくるくると回している
水銀燈はあきれつつも三人に話しかける
｢おちつきなさいよぉ、そんな怪しい動きはなかったわよぉ？｣
｢鳴海はイカサマンだああああああああ！最初から天和国士をよく使うんだぁあああああ！｣
※実話だからしょうがない
｢そうだホー！3回に一回はリーチからはじまりやがるホー！｣
※実話だからしょうがなｒｙ
（cﾚ ﾟДﾟﾚCｯ　　！！！
（訳　というかいい牌が自分のところにこないのも鳴海のｒｙ）
※それはﾘｱﾙラックだからしょうがない

｢とにかく落ち着き…　ん？｣
ふと、鳴海の座っている椅子の座る部分に切れ目があるのを発見する
もしやと思いひょいと椅子を揺らしてみる水銀燈
｢ま、待て!やめろ！水銀燈！｣

ガラ　ガラ　ガラ　ガラ　ガラ

ありえない音が部屋中に響く…
おもむろに切れ目をさぐってみるとフタになっておりその中にはびっしりと麻雀の牌が入っていた

｢…これはかくごをきめたほうがいいぞぉぉぉぉぉ　鳴海ぃぃぃぃぃぃぃぃ！｣
｢いや、実はカネがなくて…｣
｢ないのにこんな倍レートの麻雀を？ずいぶんと余裕だホー…｣
じりじりと鳴海に歩み寄る2人（悪魔だから匹？）、ライドウにいたっては笑顔で銃と刀を構えている

（cﾚ ﾟ∀ﾟﾚ　…　　じりじり

｢ちょ、ライドウ！目つきこわっ！ｺﾞﾒﾝ！ホントごめん！ホント！ﾏｼﾞでカネがなくて！｣
｢もうあやまってもおそいいいいいいいいい！！！とんでもないことをしてやるううううう！｣
｢氷のつららをブスッと*に突き刺してやろうかホー！！｣
ドタドタと逃げ惑う鳴海、迫る二匹、そんな様子を水銀燈はただ黙って見ていた
｢水銀燈！助けてくれ！なんとかしてくれ！｣
｢自業自得よぉ…往生なさぁい…｣

すっとライドウの傍らに寄り添う水銀燈、
ライドウはいつのまにかなにかの器を持っていた、中にはたっぷりと　わ　さ　び　が入っていた
｢あ、あなた…根に持つタイプなのねぇ…｣
（cﾚ ﾟ∀ﾟﾚb　!
｢うぉぉぉぉ！ナイスアイデァアア！！！！｣
｢強烈だホー！！え？もっとすごくする？｣
ライドウは二人にだけ聞こえるようにﾎﾞｿﾎﾞｿと提案をする
それを聞いた二人はうっひょおおおお、と叫ぶ

｢ちょ、ちょっと、ライドウ、なにを！？｣

（cﾚ ﾟ∀ﾟﾚ　…　　じりじり
がしっとヒトコトヌシは鳴海を動けないよう押さえつけ、ジャックフロストは鳴海の服を脱がしていく
｢うわー！や、やめてくれー！｣
｢（アーメン…ねぇ鳴海…成仏なさぁい…）｣


｢うぎゃあああああああああああああ！！｣


ﾊｧﾊｧと息を切らしながら白い帽子に白い服、白いスカートと三点セットで決め、
大きなカメラを持った女性が走っている、彼女の行き先は鳴海探偵社。
彼女の名前は朝倉タエ（自称朝倉葵鳥〔きちょう〕）、女でありながら帝都新聞の記者をしていて、
この時代ではめずらしく自らの足で情報を手に入れているのだ。
「大事件だわ！こういう事件は探偵さんやライドウ君に知らせなきゃ！」
二人ともどんな顔をするか楽しみでならないといった笑みを浮かべ、彼女は鳴海探偵社の戸を開ける――

探偵社のオフィスでは奇妙な光景が映し出されていた―

所長の鳴海の机の上に逆になって宙に浮いている緑色のなにかがいる
そのなにかはよくよくみると人の形をしているようで、うぉぉ…うぉぉとうめき声をあげている
縄でつるされているわけでもないのにぶうんとなにかが回転する、
「うわー！やめろ！頭に血が上る！そして辛い！辛いしひりひりする！」
ﾍﾟﾀﾍﾟﾀとなにかに見覚えのある書生―ライドウが器に入った緑色のものをなにか―
―鳴海に塗りつけていた、まんべんなく、まんべんなく、
ぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬり
ぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬり
ぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬり
器の中身がなくなったとおもったら、翼の生えた少女がしぶしぶと器に緑色のものを入れていく
にんまりとした表情でライドウは再び鳴海の全身に塗りたくる。
ぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬり
ぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬり
ぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬり

「きゃあああああああああああああああああ！！」

タエはあまりのショックに叫び声をあげ、その場に倒れる
バッと楽しげにわさびを塗っていたライドウ、逆さづりにしていたヒトコトヌシ、
その光景を笑顔で見ていたジャックフロスト、わさびを補充していた水銀燈らはタエに気づいたのだった

「タエちゃん―おきなよタエちゃん」
「うぅん…　た、探偵さん！？」

がばっと気絶から復帰したタエは鳴海の全身をなめるように見てみる
服は着ているし、緑色じゃない、さっき見たのは夢だったのだろうか？

「ライドウがしかけていた金ダライに…うぅ…　頭からくらったんだよ」
ﾎﾟﾘﾎﾟﾘとなぜか体をかきつつ、ライドウの方に目配せする鳴海。
ライドウはタエを見ると申し訳なさそうに頭を下げる
「そ、そう…さ、さっき翼の生えた女の子いなかった！？」
「おいおい、頭が本当にやられたんじゃないの〜？そんなのいないよタエちゃん」
うう…と頭を抑える鳴海、水銀燈はふぅと机の下に隠れながらため息をついた
「そ、そうかしら…たしかになにか…」
「それよりなにか用だったんじゃないの？急にこっちにくるなんてさ」

そうだったとハッとするタエ、思い出したやいなやさっきまでのブルーな気分はふっとんで、
大スクープ大スクープとはしゃぎだす
「大スクープなのよ！驚かないでよ！なんとついさっき目の前で突然電車が消えちゃったのよ！」
「なんだって！？おいおい、ついに頭が…」
「ｳｿじゃないもの！この目でみたもの！」

ふぁぁとあくびをしてゴウトが起きだし、ライドウに話しかける
「どうやら事件のようだな？しかもただの事件じゃなさそうだ…悪魔がらみだな」
（cﾚ；´д`ﾚ…
「あんた本当はさっきから起きてたんじゃないのぉ…？」
水銀燈が机の下からﾎﾞｿﾎﾞｿ喋る
ゴウトはさぁ？と首をかしげつつﾆﾔﾆﾔしている。
ライドウはこれまでやってきたことがつつぬけだと思うとちょっと恥ずかしくなってきた

以上です、鳴海があまりにも麻雀強いのでちょっとこらしめてやりました
わさびはきつい　本当に

>>283
乙かれさまかしら！

保守かしらー

GJ！






どうでもいいが、天和って役満じゃないん？
という保守なのー

>>285

そういうこう…オイラも麻雀はちょびっとしかしらないので
細かいこととかはわからんので本当にｽﾏｿ…orz

ふう

天和そのものは役満。
役が平和などの安手であろうが、最初から揃ったら役満で計算される。
国士天和だとダブルとなる。が、まずありえない。
ましてや、連発なんて不可能なので鳴海のイカサマ説が濃厚。

天和大三元字一色四暗刻単騎保守。

そもそも麻雀が何か解らん
だがGJ!