1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
・基本はおにゃのこが出てればどんな話でもおk
・またーり進行で
・投下が被っても泣かない
・書き手の人はコテ推奨
・↑コテにしなくても題名とか名前欄に入れたほうが被った時見やすいかも
・age、sageは各自自由に
それ以外は適当に臨機応変で
せっかく苦労してスレ立てて頑張って本文も考えたのに残念だね^^
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/06(土) 13:28:16 ID:F2AzkbPq0
^
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/06(土) 13:29:52 ID:PzDqOYfP0
「まずは僕の包丁技を堪能してもらうよ。」
股間の柳刃包丁をぞろりと抜き出す奥万倉。その細長くも鋭い包丁は、ぴちぴちとサヨリのように暴れている。
「行くよ関口君!」
「うああっ!」
堪らない速さで奥万倉は将太の菊門を刺し貫く。鮮血が飛び散り将太の菊門と奥万倉のサヨリを朱に染める、その艶やかな姿はまさに大輪の菊。
「これぞサヨリ万寿菊の型!」
喜悦の声を高らかに上げる将太。
「ああっ。皮ぎしの脂が!滑らかで!いいっ!」
そう、奥万倉は左手で己の柳刃の皮をすばやく剥く事で、滑らかな亀頭を作り出していたのだ!
バオッ!ガオッ!状況に似つかわしくない轟音を響かせながら、奥万倉は将太の直腸に見事な鹿の子包丁を刻んでいく。
「くっ…。見事なしまりだ関口君!」
おもむろに、奥万倉は右手の人差し指を、既に柳刃の突き刺さった穴に突き立てた。
「ひああっ…!つ、冷たい!」
「氷水に右手を浸していたのはこのためさ。」
突然の冷感によって急激にしまる将太の尻穴。その圧力に奥万倉は限界を迎える。
「父さん、母さん、親方…。見ていてください!」
絶頂のその時、奥万倉は将太からその包丁を引き抜き、赤黒い血液の混じった白濁を、将太の臀部全体に放った。将太の尻に豪奢な花が咲き誇る。
「これぞサボテンの花!」
全身の力を放ち切った奥万倉はその場に崩れ落ち、二度と立ち上がる事は無かった。
将太は開会式での上着の臭いを思い出し、鼻の奥につんとしたものを感じた。
「次は、俺だな――」
その黒さ、その太さ、そしておじ様うっとりの見事な五分刈り。
マグロ哲。清水哲也であった。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/06(土) 13:30:57 ID:x2/IEI2RO
おにゃのこってなによ。きもいんだよこのカス野郎
7 :
ドゥー?クー?伯爵 ◆uUpznhPIvk :2005/08/06(土) 13:31:20 ID:8lMEoenZ0
,.' ´ . . `ヽ、
/ . . :.:. ヽ
_,、/ . . :.: _, -ヽ、_
{ニj 婆 . . :.:j彡 __ヲ
トノ , . . :ノニ..、、 フ
H , -─、 i ゞ==ー、._. :.:.に二ニ }
〈ハ'´,rェエ,I> r ニエユ,ミュ一 : `マ尨._ リ ヨネです。カタカナでヨネです。ハイカラでしょ?
Y ‐f ... : : : : Y´r Y ところで今、大気圏に突入しようとしています。
! ,..」 . :.::.、 : :,: : h | 孫におもちゃを買ってあげたくてね。
l / ゞ、__,. -ーヘ、 . :.:〃:: : : ヲ,イ なんでも、突入するだけで一億もらえるらしいんですよ。
゙i i __ `i. :.:. :ノ:: : し'´ ::| ヨネびっくり。
゙i ー─ -..、_ . ! :.:.:.:i: :: : |: : : :| 竹やり一本でアメリカさんに突入したこともある
l ー‐-、 .. . . :.::,': :: :: |: /|\ ヨネにしてみれば簡単なことです。
l i "'' : :../::/: :: :/ ,イ::::::\ じゃあ、いってきますね。
`、j . :.::./::// ,.'´/::::::::::::::\ ところで、大気圏ってナンでしょう?じゃ、またあとで。
_, .イ¨|ヽ、 . . :.:::_ィ‐'´ ,. '´ _,/:::::::::::::::::::/`ー-、_
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/06(土) 13:35:55 ID:PzDqOYfP0
「関口。そろそろ決着をつけよう。俺のマグロとお前の頑張り、どちらが上かを。」
すでに清水は、ご自慢のクロマグロをぶらりと無造作に放り出していた。
何という黒さだろう。そして何という艶だろう。これこそまさに近海のクロマグロ。しかも極上の大物であった。
「行くぞ関口。年季の入った職人なら必ずできる、これがナナメのペニスだ!」
何と清水は斜め45度の角度から将太の菊門を貫いたのである。
「うわああああっ!」
予想外の角度からの侵略に、獣の本性をくすぐられる将太。喉が嗄れるほどに叫んでいた。
「フフ、奥万倉。お前のサヨリは赤軸。俺のマグロは青軸なのさ。」
そう、清水のクロマグロは余りの充血ゆえに、海綿体の圧力により裏筋が青くなってしまっているのだ。
これが仕上がりで大きな差となる!さすが清水!いちばんの年季は伊達じゃないぜ!
「ああっ!し、しかし、青軸というだけではこの快感は…。」
「マグロでいちばん旨いのはその皮ぎし。俺はじっくり時間を掛けて、ゼラチン質のうまみを残しつつ、その皮ぎしをやわらかくしたのさ。坊ンズ…!」
「あっ!あっ!ああーー!なんて技術だ!」
しかし将太も負けてはいない。未成熟な将太の尻穴のしまりは、ヅケにした位では全くだれない。つい先日まで男子中学、即ちチュウボウだった面目躍如といった所か。
「こ、こいつは…。初美!初美――!」
予想を超えた新鮮な締め付け。将太のひたむきな頑張りが、今、マグロ哲を倒そうとしている。
「ああっ!」
しかし、清水は只では終わらなかった。将太の直腸の中に放った精液は、余りの充血によって赤色を呈し、その強い味わいによって将太に最後の快感を与えた。
「くふう!」
勝負は引き分け。レッツプレーオフ。もりのみんなが二人をたたえます!おめでとうおめでとう!コングラッチュレーション!スタンディングオベーション!
しかし、その時何者かの放った吹き矢が清水の頚椎を貫いた。
音も無くうち伏す清水。その姿はまさにマグロそのもの。
彼の両腕が愛しい初美をかき抱く日はもう来ない。
涼やかに輝く銀皮作りの包皮だけが、マグロ哲の最後の矜持を示していた。
「ヘヘン、俺を忘れてもらっちゃ困るぜ。」
その男、永遠のライバル木下藤吉――
彼の股間には見事な米俵がぶら下がっていた。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/06(土) 14:46:30 ID:TZVTGX17O
ほ
にょ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/06(土) 17:46:06 ID:Qe3qah6KO
ほ
にょ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/06(土) 20:33:39 ID:z622ZUm10
ほ
14 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/06(土) 20:41:06 ID:nTTH3nn/O
まるで俺の心の様に荒れてるなw
気にならないけどね。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/06(土) 20:56:13 ID:lNnNVD6x0
ツンデレスレの住人だけど、機会があれば書くかも
16 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/06(土) 23:13:47 ID:nTTH3nn/O
保守
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 00:04:17 ID:O9lnfty60
保守
ほ
守
つーか即死判定がやばくないか
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 06:19:05 ID:uRG3YfahO
とりあえずリレールールみたいなものを
958:寮の人 08/06(土) 13:43 Up086yYj0
リレー小説なんだけど、
・書くときはトップリかコテつけて事前に宣言。重複のバヤイは先着順
・ストーリー展開は自由だけど前に書かれたことと矛盾しないよう気をつけろ!
・ただし矛盾しててもあんまり気にするな。後付も物書きの本領
・リレーってのは一応エンドレス前提だから、勝手に終了させるのはどうかと思う
くらいかな
深夜
転校生
がんもどき
不思議の世界
今のお題
935:寮の人 08/06(土) 01:38 Up086yYj0 [がんもどきリレー]
突然、空気が変わった。
いや、自分でも変な表現だとは思うけど、それしか表現する方法がないんだ。ちょっと突っ込んだ言い方をすれば、
別の世界に来てしまった、が適当だと思う。けれど実際に目に見えて変わったところはない。いつも通っている、
学校への通学路だ。
それでも、どこか変わった気がする。だから僕は空気が変わったと表現してみたんだ。いつもと同じなのだけど、
どこかが決定的に違うんだ。僕は突然、わけのわからない恐怖に襲われて、ほとんど走るように学校へと向かった。
幸いなことに、学校はいつも通りだった。僕はいつも遅刻ギリギリでの登校だったので、校庭には誰もいないけれど、
後者からのざわめきが校門まで聞こえる。教室から、早く登校しろと教師の声も聞こえる。
僕は一歩踏み出して、今度こそ恐怖で立ちすくんでしまった。
心臓の音がやけに響く。懸命に登校の状況を思い出す。必死に早歩きで来たはずだった。足音に集中して、
できるだけなにも考えないように歩いてきた、と思う。足音だけが耳に残っている。足音だけ、足音。
僕は思わず、校庭から一般道へと飛び出した。
耳を疑った。
それは異常は世界だった。何も聞こえない。風も、すぐ近くを走っているはずの電車の音も、僕と同じように
ギリギリに投稿してくる生徒たちの話し声も聞こえない。それどころか、動く物さえ見あたらない。この通りは
車通りが多くて、とくに今の時間は通勤するための普通自動車がひっきりなしに通っていなければいけないはずだった。
936:寮の人 08/06(土) 01:39 Up086yYj0 [2/2]
予鈴が鳴った。
心臓が飛び出しそうになって、僕はあわてて校舎を振り向いた。
先ほどまで聞こえていたはずの生徒たちの喧噪が、ぱったりと止んでしまっていた。どの窓からも、教室の
中の生徒と教師を見つけることはできなかった。
それどころか、ああ! 頭がおかしくなりそうだ! 校舎の大きな時計がいつの間にか、十一時五十九分を指しているんだ!
それが動いて、十二時ちょうどに鳴ったとき、世界が闇に覆われた。まるで灯りのスイッチを切ったかのように、太陽が消えて、
異様に大きな満月が空に輝いていた。世界に僕一人、しかも、闇の中。悲鳴を上げそうになって、その悲鳴で何か恐ろしい
物が気づいて襲ってくるんじゃないかと思い、とっさに飲み込んだ。この静寂の中、ささやきの声を出すことすら怖い。
体中がふるえてしまって動くこともできずに、僕は小さくなってふるえていた。どれくらい経っただろう。一瞬か、それとも
1時間か。時間の感覚もなくなった頃、僕は自分が出す以外の初めての音を聞いて、驚いて跳ね上がった。
「あら」
その声は、女の、それも少女のように聞こえた。
「あなた、転校生ね?」
振り返る。
セーラー服を着た少女が、僕にほほえみかけていた。この月と星と暗闇の下、音の全くない世界で、彼女は
よく通る綺麗な声で、僕のことを転校生と呼んだ。
940:れあ 08/06(土) 02:18 moejBStq0 [sageいきなり場面転換ゴメス]
「だから、お前は邪道なんだよ。ここはもちきんだろ」
「いや、何いってんの。お前大根の魅力全然わかってねぇよ」
学生服を着た二人の少年が言い争っているのは灯の消えたコンビニの中だった。
学校の目と鼻の先にあるコンビニで、昼間は学生でにぎわう24時間営業の、ありふれたコンビニ。
普段と違うのは一つ、灯が付いていないこと、店員がいないことだけだ。
深夜だとしても異常な店内で、少年たちがおでんを漁っている。
どうしてか冷めてはいないらしいおでんを器に取りながら、くだらない会話を続ける。
「おまえ、しらたきとこんにゃくどっちが好きよ?」
と、脱色しすぎて金を通り越して白っぽくなった髪の少年が問うと、
「俺しらたき」
と、この暗い中をサングラスをかけた少年が答える。
あれではこの夜闇の中、辺りの景色が見えているかどうか怪しい。
「ほう、俺もしらたきだ。だが最強は大根だろ」
「いや、もちきんだ。あのもちきんの感触が分からないようではまだまだガキだな」
「私はがんもどきが好きだわ」
「がんもどきとはまたマニアック………」
と、声の下方向に2人が振り返る。
ここは、確かに僕の居た世界と……造りはまったく変わらないようだった。
建物の並び、構造。
いつも昼休みの食事を調達するコンビニだって、売っているものさえ変わらない。
ただ、世界は闇につつまれていて、月明かりだけが先に進む頼りだった。
まだ世界に目が慣れない僕の腕を掴み、少女はこうして僕をコンビニまで導いた。
941:れあ 08/06(土) 02:30 moejBStq0 [sage2/2のような。]
コンビニにに居た少年たちはなにやらおでんの好みで揉めていて、
少女はそこに割って入って「がんもどきが好きだわ」などと渋いことを言う。
季節はもう夏になろうと、しているはず。
最近は確かに季節を問わずにおでんを売ってるけど、食べたいなどと思う時期ではないはずだ。
でも、確かに。
この世界は少し肌寒い。
「何だ、転校生か?」
「えぇ、ついさっき」
白い髪の少年も、僕のことを転校生、と呼ぶ。
その意味を僕はまだよく掴めていない。
「……おまえ、おでんは何が好きだ?」
サングラスをかけた、(こんな暗いのに?)背の高い……おそらく、180以上はある、少年は、
僕を見下ろしながらそう問いかけてくる。
何の関係があるのか分からないが、妙な威圧感に、言わざるを得ない。
「えっと………つ、つぶ貝?」
「………渋いチョイスだな」
「なかなかやるな、新入り」
こんなことで誉められても嬉しくない。というか、なんで誉められているのかワケが分からない。
そんな彼らを見て少女が少し呆れたように肩を竦めた。
「そんなことは置いといて、教室に戻りましょう。転校生が来た以上、説明してあげなくちゃならないわ」
溜め息交じりにそう言って、彼女は器の中にがんもどきを詰め込んだ。
971:森蔵◆vt6tklwx1o 08/06(土) 20:23 nTTH3nn/O [リレー続き]
僕は少女に連れられ、公園に来ていた。
見覚えのある公園だが、何時の事だか思い出せない。
「偶にあなたみたいな人がこの世界に落ちてくる事があるの。私達はあなたみたいな人の事を"転校生"と呼ぶわ」
「転校…生?」
「何故そう呼ばれているのかは分からないけど…いつのまにかそう呼ばれていたわ」
「何故僕はここに?」
「あなたはさっき『つぶ貝が好き』と言ったわね?」
「あ、ああ…」
あの時は急に聞かれたからそう答えたが、実はがんもも同じくらい好きだ。
「本当はがんもどきも好きなんでしょう?」
彼女はまるで僕の心を読んだかの様に言った。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 07:41:19 ID:uRG3YfahO
972:森蔵◆vt6tklwx1o 08/06(土) 20:32 nTTH3nn/O
「ぇ…」
「わかるわよ。だってそうじゃなかったらあなたはこの世界に落ちて来なかったもの」
全く事態が飲み込めない僕をよそに、彼女の話は続いていく。
「私もがんもどきが好き。でも、この世界ではがんも好きは少数派なの。このままじゃ奴らに勝てないわ。それで私わ願った。新たながんも好きが、現れるように」
「…奴らって?」
「それは…」
続く
……これじゃただの電波だな
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 07:45:01 ID:uRG3YfahO
以上、ログ(一部切れてて手打ち)を貼っておきます
つーか打ち間違ってたらまじでスマナス… (´・ω・`)
とりあえず間違ってたら一言文句でもどうぞ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 07:52:21 ID:uRG3YfahO
やっと前スレ埋まったお
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 08:03:49 ID:zDGcaESX0
できるだけ頭の悪い話を作ろうと思った。
どこにでもいるごく普通の女子高生の神崎繭。
ただ、彼女には不思議な力があった。
10メートル以内にある『がんもどき』を自由に操ることができるのだ。
繭は、ある日突然、通学途中に永久の夜の世界であるナイトバウムに召還されてしまう。
彼女を呼び出したのは自称、ラクシュミ村の一番の召還術士のリック=バモンド。
何のために呼び出したのかと問い詰める繭にリックはとんでもないことを述べ始めた。
リックは闇結社『エンドワールド』の構成員だったのだ。
彼らは世界に日の光を取り戻そうとする『旭の勇者』達に対抗するべく、異世界からモンスターを呼び出している真っ最中だった。
ここで手柄を立てれば「闇結社の中でなりあがれる!」そう思ったリックは早速召還を始めたのだが、何の因果か繭が呼び出されてしまったのだ。
「元の世界に戻してほしい」そう頼む繭だったが、「召還された者は召還者の役に立たなければ元の世界に戻ることはできない」と告げられる。
かくしてリックの役に立つために旭の勇者一行と対決することになる繭!
「これでも喰らいなさい!『がんもどきの夕暮れ』!」
「フフフ!そんなものが聞くと思うのか!『秘技、うおがしあげのバカンス』!!」
「だ・・・だめだ・・逃げろ!繭!やつは!やつは!うおがしあげの里出身の上忍者だ!魚介クラスは奴のうおがしあげのほうが上だ!
お前のがんもどきではかつことはできない!」
って話を書こうと思ったけどやめた。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 08:10:29 ID:uRG3YfahO
ちょwwwwwwwテラワロスwwwwwwww書いてくれるとwwwwwww発狂wwするwwwwww
ところで、だ。
それなんてサモナイ?
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 08:15:39 ID:zDGcaESX0
サモナイじゃねー。
ちなみに繭ががんもどきを操れるのは魚神官(うおしんかん)の血を引いてるから。
がんもどきに使われている白身魚のエネルギーを利用している。
かまぼこ>ちくわ>うおがしあげ>魚肉ソーセージ>がんもどき>アジフライ
の順に位が高くなる。
繭はまだ自分の力をうまく引き出せないだけで、実はちくわクラスを操ることもできる能力の持ち主。
後に豆神官(まめしんかん)との闘いによって覚醒する。
リックが村一番の召還術士と言ったのはハッタリではなかったとこの時に判明する。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 08:30:04 ID:uRG3YfahO
ハジケすぎwwwwwwww脳内暴走中?ww
やるならなんとかリレーに繋げてほしいと思った
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 08:43:32 ID:uRG3YfahO
あ、ちなみに上の「サモナイじゃねー」
は「サモナイだよねー」の打ち間違い。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 09:08:14 ID:uRG3YfahO
まぁどっちでも俺はサモナイに脳内変換してるから問題ナサス
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 10:14:10 ID:uRG3YfahO
保守 寝る ノシ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 12:35:00 ID:yIsowxe1O
保守
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 13:14:40 ID:NXc9bMgO0
じゃあ、普段は仲がいいんだけど、何かのタイミングで戦闘開始になるってのはどうだ?
いきなり学校のチャイムがチムチムチェリー奏で出したら戦闘開始。
派閥に分かれて戦いだす。
何いってんだ俺wwwwwwww
れあたんですたw
一種のデレツンか
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 15:06:37 ID:NXc9bMgO0
まぁ、なんとなく保守。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 16:58:49 ID:Jjdb6EbdO
凄い過疎だね
ほす
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 19:22:29 ID:uRG3YfahO
やっと目が覚めたぜぇ
>>44 いいからそれを気合いでリレーに繋げてくれwwwwwwwww
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 20:15:33 ID:uRG3YfahO
ほ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 21:15:40 ID:uRG3YfahO
す
52 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/07(日) 21:16:43 ID:ATPVBYxCO
保守。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 22:29:31 ID:MHf94efm0
ほしゅ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 22:42:27 ID:uRG3YfahO
今日は誰も投下無し?
55 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/07(日) 23:15:16 ID:ATPVBYxCO
俺は疲れたから今日はもう寝る。
明日は昼間に嘘憑きとリレー小説「栄光〜おでんへの架橋〜」の続きを書く予定
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 23:27:19 ID:uRG3YfahO
ちょwwwwwwなにそれwww最初のシリアスはどこにwwwwwww
57 :
寮の人:2005/08/07(日) 23:31:42 ID:iFjdsjjC0
盛り上がりどころは
もちきん派とがんもどき派の一大決戦だよね
どちらが多量の大根おろしを一気食いできるかの超シリアスバトル
58 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/07(日) 23:32:29 ID:ATPVBYxCO
本当なら「悶絶!?塗れ塗れがんもどき」
か
「コンビニにおけるおでんの在り方」
にしようかと思ったが妥協した。
さぁ、オナニーして寝るぞ!
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/07(日) 23:41:30 ID:uRG3YfahO
みんなハジケすぎすwwwwwwwww
これはまじでれあたんのアレを取り入れるかもしれんね。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 00:02:20 ID:U2snll6MO
本日のIDてすつ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 00:17:36 ID:o4kN3/Cf0
たわごとって消えた??
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 00:34:28 ID:U2snll6MO
来てないなぁ
関東の方、地震が頻繁だったみたいだから何もなかったらいいんだけど・・・
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 00:37:46 ID:o4kN3/Cf0
>>62 そっか(´・ω・`)
戻ってこないかな・・・
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 00:50:20 ID:IL/3+0vY0
少女「おじいさんはどうしてそんなに毛むくじゃらなの?」
おじいさん「まだまだ若い心を保っていたいんだ」
少女「どうしておじいさんはお布団に入っているの?」
おじいさん「、、、男の神秘に触れようとしないでくれ」
少女「おじいさんはどうしてそんなにダンディなの?」
おじいさん「、、、自分ではそうは思わないが、、、髭か?」
少女「どうしておじいさんのお口はそんなに大きいの?」
おじいさん「昔から全力で作り笑顔してたから、、、いつの間にかこんな口になってた」
少女「ふーん、、、おじいさん疲れてるみたいだから、また今度来るね」
おじいさん「ああ、、、いつでもいらっしゃい」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 00:52:52 ID:U2snll6MO
>>63 戻ってきてくれるといいな
俺も続き読みたいし
>>64 不覚にもワロタ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 01:28:01 ID:IL/3+0vY0
少女「はぁ、、、マッチをすっても何も出てこない、、、私、死ぬのかな、、、?」
天使「え?おまえ、死ぬの?」
少女「は、はぁ、、、話の流れだとそうなりますね」
天使「まじかよ、、、やめてくれ」
少女「え、、、え!?あ、あのっ、、、天使、、、さんですよね?」
天使「まぁ、天使だ、だが死ぬのは止めてくれ」
少女「え、でも、話の流れが、、、というか、なんでですか?」
天使「はぁ、、、あんたみたいな幸薄そうなのが天国来ると、いきなり俺ら平天使の上官になっちまったりして、、、
とにかく、あんたみたいな根暗なやろうが上級天使になるからあそこが余計息苦しい場所になる」
少女「え、、、天国って、、、、私みたいなのが上のほうで仕切ってるの?」
天使「ああ、、、そのせいで俺みたいな軽い奴はどんどんダメ天使扱いされる
物静かな奴ほど偉い的な風潮があるからな、、、嫌な世代だ」
少女「あ、、、大体天国がどんなのかわかりました、、、で、私はどうやれば生き延びられるんですか?」
天使「ああ、そんなん知らん。アンタの足りないおつむをフル回転させて考えてくれ」
少女「そんな、、、」
天使「ってか、おまえ家主殺しちまえば?」
少女「いや、、、それは無理だよぉ、、、」
天使「なんで?やってみるまえから無理とか言うなよこの根暗」
少女「あ、、、ひっど〜〜い、、、そこまで言うこと無いじゃん!こっちだって必死に考えてるんだから」
天使「ってか、マッチなんか売っていくらになるんだよ、体でも何でも売って稼いでくりゃいいだろ
どうせ今後も売れる見込みないんだから体で稼ぐ方法くらい覚えておけ、おまえの生涯にわたっての職業になる可能性があるんだから」
少女「って、、、ちょっと、本気で言ってるの?」
天使「あ、、、ごめん、言い過ぎた」
少女「ああ!!、、、もう知らない!!」
天使「おい、ちょっとまて!どこに、、、って待てよ!!」
続く、、、、前にスレが落ちる
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 02:18:30 ID:PA1cGoa8O
ほ?
ゅ!
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 05:52:05 ID:U2snll6MO
ほし
誰か投下してくれーーーーーー!!!!
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 07:57:15 ID:U2snll6MO
ほす
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 08:04:04 ID:hb7S9VcF0
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 09:17:08 ID:U2snll6MO
ほす
特ダネでコスプレの特集か・・・
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 09:18:34 ID:9evCkEqp0
>>71 どんなネタでもイイの?
とりあえず、女子が出れば?
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 09:21:32 ID:U2snll6MO
>>75 神キタコレ??
てんぷら通りおにゃのこが出てればシリアスでもギャグでも単発でもおkです
保守
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 10:10:00 ID:U2snll6MO
おはようさん
79 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/08(月) 10:42:34 ID:taLcnnQsO
やっと帰ってきたが…
土日は調子こいたせいで体が痛くて布団から出れない…
また昼過ぎにでも参戦するお。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 10:43:55 ID:9evCkEqp0
>>76 夜になるけど、単発で一本なんか構想練ってみる
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 10:50:48 ID:U2snll6MO
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 11:57:02 ID:U2snll6MO
今日もほす
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 13:15:42 ID:U2snll6MO
ほす
84 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/08(月) 14:22:50 ID:A6vpSJ+zO
森蔵は現在腹痛でベンチ入りです
大丈夫かよ・・・
なんだかみんな不調or書けないっぽいな・・・
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 15:48:01 ID:U2snll6MO
ほす
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 15:52:41 ID:g25srS9z0
少女「パトラッシュ、、、私もう疲れたよ、、、眠い」
犬「、、、とりあえず俺抱いて寝とけ」
少女「うん、、、うわぁ、、、あったかぁい」
犬「まぁ、、、ふさふさだしな」
少女「、、、パトラッシュ、、、ごめんね、私のせいで、、、ご飯食べられなくって」
犬「まぁ、気にするな、、、俺から見てもあんたの絵は下手くそだと思う」
少女「、、、ひどい」
犬「って、急に起き上がるのやめろ、、、もう少し胸の感触味あわせろ、、、って寒っ!うわっ、寒ぅっ!!」
少女「、、、パトラッシュ、、、ばいばい」
犬「お、おい!!どこ行く、待て!!!!」
・・・・・・・・・
犬「まぁ、、、いいか」
おばあさん「おや、この犬首輪がついてないね、、、野良犬かい?」
犬「まぁ、たった今野良犬になった、、、それより何か食い物もってないか?腹が減って餓死と凍死のどっちかで死になそうなんだ」
おばあさん「おやおや、それじゃあ家にくるかい?」
犬「ああ、世話になろう」
・・・・・・・・・・
おじいさんA「おや、、、かわいそうに、、、」
おじいさんB「まだこんなに若いのに、、、こんなところで、、、」
次の日の朝、美しい少女は白く冷たい雪の中で大切な画材と共に冷たくなっていました
パトラッシュは末永くおばあさんと共に過ごしその長きに渡る生涯に終りを告げました
これが自己満足というものだ、、、、
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 15:58:54 ID:U2snll6MO
ちょwwwwwwwwそれwwwせっかくの感動シーンwなのにwwwwwwwwワロスwwwwwww
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 16:48:57 ID:U2snll6MO
保守
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 16:49:44 ID:g25srS9z0
>>89 俺、あんたにレスもらえるだけでいいやって思い始めてきた
だから、、、結婚しよう
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 16:51:43 ID:71yGlENk0
>>90 うはwwwwwおまwwwwwww
保守様はいつもレスしてくれるありがたいお方だw
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 16:55:08 ID:g25srS9z0
とりあえず
有名な童話とか適当に羅列したものを誰か書いてくれたら自己満足で書いて提出する
それが俺の逃げ道
だから、血痕しよう
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 16:57:48 ID:U2snll6MO
>>90 うはwwwwwwwwwwwちょwwwwwもちつけwwwwwww
>>91 ありがたいお方は作家のみなさんだけどなー。
俺、保守しか出来ないから…。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 16:59:48 ID:U2snll6MO
>>92 だからもちつけwwwwwwww
童話って今更だけどあんまり思い付かない・・・orz
95 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/08(月) 18:30:57 ID:A6vpSJ+zO
ツンデレラ
修羅雪姫(そういや昔映画があったな)
三十四(34歳のリストラされた三銃士)
白痴の湖(白痴の少女の話)
がんもどきfor ever〜もちきん将軍の野望〜
こんな辺りかと。
おなかがくうくうなります。
96 :
深夜の人 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/08(月) 20:01:33 ID:9C2kzH9g0
おう、戻ってきたお。
>>95 白痴の湖がすっげぇよさそうだな…
白痴って響き好き。
ところで、まとめサイトみたいなものとか…ないよね?
あったら便利そうなんだけど。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 20:02:50 ID:IENHUHwg0
>>95が俺に当てたメッセージなのか?と今更ながら考えた
修羅雪姫おもしろそうだな
98 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/08(月) 20:12:26 ID:9C2kzH9g0
新作を投下してみる。
-------------------------------------------------
君と僕は、決まって土曜日の朝の、散歩を欠かさなかった。
アパートを出て右側に向かって歩く。
たばこ屋のある交差点まで行くと、そこの自動販売機で、僕はいつも煙草を買ってたっけ。
あの頃はだいたい1日1箱のペースで吸ってたなぁ。
君は煙草の煙が苦手で、自動販売機が見えるといつも「買うの?」とか聞いてきて、
僕が頷くと、ちょっとムッとした。そんな君を見るのも、僕は大好きだった。
たばこ屋の角を曲がると坂になっていて、登りきったところに公園がある。
早朝の公園には誰もいなくて、広い世界に二人だけみたいだった。
冬は外がまだ暗く静かで、小さな星が西の空にまだ消えないで瞬いていた。
二人でベンチに腰掛けて、いろいろな話をした。
君は本当に何でも知っていて、僕の知らない話をたくさんしてくれた。
まだ汚れてない、希望に満ちあふれた君の話は、本当に輝いていた。
僕と言えば、文学に対する偏った知識と個人的な見解くらいしか話題はなく、僕は博識の君が羨ましかった。
99 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/08(月) 20:14:47 ID:9C2kzH9g0
あの頃、僕の左側は、君の指定席になっていて、歩く時も、座る時も、ベッドの中でも、君は僕の左側にいた。
だから、僕は必然的にいつも君の右手を握っていることになる。
「左手だけ冷たくなっちゃったよ」
って、冬になるとよく君は言ってた。
「ずっとこのままだといいのにね……」
なんて、君は僕の手を握りながら、そんなことを呟いていたなぁ。
本当に、あのまま、永遠に時が止まっていればよかったと思う。
静かで、冷たく、澄んだ世界で、ずっと二人きりだったらよかったのに……。
話に飽きた頃、ちょうど公園の向かい側のパン屋が開く。
いつも、開店と同時に焼きたてのパンを買って帰った。
帰る頃には、たばこ屋のシャッターが開いてて、おばあさんがせっせと商売の準備を始めてた。
そして、アパートに戻って来ると、買ってきたパンと、紅茶で朝ご飯を食べる。
これが、毎週土曜日の僕達のスケジュールだった。
100 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/08(月) 20:15:52 ID:9C2kzH9g0
君は、最後の散歩の日、覚えてるかな。
2001年の12月1日。そう、君の21歳の誕生日の1週間前だ。
いつものように朝5時に起きてアパートを出ると、うっすらと雪が積もってた。
君は子供みたいにはしゃいで、僕の手を引っ張って早足で散歩に出かけた。
その日も、空気が澄んだ、冷たく綺麗な朝だった。
たばこ屋で煙草を買い、坂を登り、公園のベンチに腰掛ける。
あの日の君の話、まだ覚えてる。
君は、大学院に行きたい、もっとたくさん勉強したい、研究したい、って言ってた。
101 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/08(月) 20:17:31 ID:9C2kzH9g0
いつも僕は君の話を聞くのが大好きだった。輝いている君が好きだったから。
君が大学の勉強について話している時は、本当に輝いていて、眩しくて、太陽のようで……。
でも、あの頃の僕はもう、君の話を聞くことは苦痛で仕方がなかったんだ。
どうやら僕は精神に異常を来していたみたいで……。大学も行かなくなり、毎日詩ばかり書いてた。
一日中、君がいない部屋の中でさ。忙しくも幸せそうな君の話が僕にはつらかった。
どうしてだろう、僕はどこで間違えたんだろう……。周囲に劣等感ばかり感じていた。そんな僕を君は叱った。
「最近、全然話を聞いてくれないじゃない。いつも上の空。一体今までのあなたは何処に行っちゃったの?」
僕は、君の側にいるのがつらいんだ。
でも、太陽のような君が僕を照らしてくれていた頃は確かに存在して……あの頃は、全てが明るく眩しかった。
それが何故……?
きっと、ニコチンとメランコリーに蝕まれて脆くなった僕が、君の放つ光が眩しすぎて焦げてしまったんだろうな……。
僕達は、二人だけの世界で、失ってばかり……。
耐えきれなくなった僕の涙が静かに流れ出るのを見ると、君は僕の手を強く握って、ただ「ごめんね」とだけ呟いた。
パン屋でパンを買って、たばこ屋に差し掛かる辺りで、弱くて脆い僕はもう決めていたんだ、君から逃げることを……。
102 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/08(月) 20:19:22 ID:9C2kzH9g0
12月8日の朝、僕は午前3時に起きた。
隣で眠っている君を起こさないように、そっと着替えた。
自分の有り金を全てポケットに突っ込んだ。
まだ眠っている君の枕元に、月曜日に街で買った手袋を手紙を置いた。
僕からの、誕生日プレゼントと、精一杯の言い訳。
21歳、おめでとう。
君はいつも左手ばかり冷たいって言ってたけど、
これで、明日からは両手とも温かいよ。なんてね。
僕が君の片手しか温められなかったように、
君の心の全てを包むことは出来ないみたいなんだ。
今の僕には無理なんだ。
だから、僕は君と一度お別れすることにした。
君は一人でも大丈夫さ、強いから。
少なくとも僕よりはね。
体に気をつけて。
そっと鍵を閉め、アパートを出る。
やはり空気は刺さるように冷たく、美しかった。
いつも君と歩いていた道を歩く。溶けかけた雪がサクサクと静かに音を立てる。
たばこ屋の前で立ち止まる。
君は優しいから、「私の手はいいとして、あなたの手は誰が温めるの?」なんて馬鹿なこと聞くかもしれない。
そう思いながら、煙草を買わずに缶コーヒーを買った。そして、公園のある方と反対側に曲がると、駅に向かった。
103 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/08(月) 20:23:36 ID:9C2kzH9g0
これで終わりっす。
フラジャイルというタイトルで昔書いた話にちょっと手を加えてみた。
>>103 うぉっ! 新作きてる!?
乙です!!
なんかせつない話だなぁ・・・
それぞれの気持ちってだけでは抑えられない何かを感じるみたいな・・・・
あと、まとめは作ってくれるって言ってた人が消えたので現れない場合は募集ってとこかな?
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 20:53:56 ID:IENHUHwg0
>>103 ・゚・(ノД`)・゚・。なんか甘い、甘いよ!!
スレ間違えてどんなオチが待ってるか期待してました
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 21:17:59 ID:IPygJ2co0
俺も気が向いたら短編とか考えるかにゃー。
深夜様乙。
今日は疲れた……某旅スレの旅人と一緒に札幌方面に途中までつきあって歩いてきたよ。
そんなれあたん。
>>103良すぎ・・・
これに続きを付けたい俺ガイル
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 21:29:41 ID:9C2kzH9g0
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 21:31:20 ID:U2snll6MO
>>106 乙かれー
短編の前にV.S書けと思ったりしたりしなかったり・・・
リレーも放置気味だし
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 21:33:33 ID:U2snll6MO
深夜たんの了承キタコレ!!!
>>107に期待するお
>>108 携帯だと大変じゃない?
出来るなら欲しいけどなぁ
111 :
107 ◆BRUaewwrAI :2005/08/08(月) 21:33:34 ID:mJ8WtgNxO
112 :
107 ◆BRUaewwrAI :2005/08/08(月) 21:41:19 ID:mJ8WtgNxO
僕は駅に着いた。
しかし時間はまだ3:30だった。
電車も動いていない。
雪のしんしんと降る音が孤独さを強くさせる。
・・・君から離れようとしてるのに何で寂しいんだ。
体も寒ければ心も寒いよ。でも・・・君と一緒にいたら君が不幸になってしまうから・・・
涙腺が緩み、涙が流れてきた。
好きだから、離れなければいけない・・・
矛盾してるような気もするが正しいんだと自分にいい聞かす。
時間は4時、始発まであと50分くらい。
僕は煙草を吸いながらあったかいコーヒーを飲み、時間を過ごすことにした。
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 21:42:32 ID:9C2kzH9g0
114 :
107 ◆BRUaewwrAI :2005/08/08(月) 21:49:11 ID:mJ8WtgNxO
行く当てのない旅が始まろうとしてる。
自分研きの為?
君からただ離れるだけの為?
そうこう考えている内に駅のアナウンスが聞こえた。
「まもなく1番線に〜・・・」
この町と君からお別れするアナウンス。
列車が来るまでの時間にふと思い出した。
それは君から教えてもらった事。
勉強
夢
そして・・・愛。
いつから僕はこんなによじれた人になったんだろう。
それはこの旅で答えを見つけたい。
僕は列車に乗り込み、椅子に座った。
115 :
107 ◆BRUaewwrAI :2005/08/08(月) 21:57:13 ID:mJ8WtgNxO
発車ベルがなる。
これで、君が走ってきたらドラマみたいな話だな・・・
そんな事はあるはずがなく、扉は閉まった。
・・・ガタン・・・ガタンゴト・・・
朝早くだから車内には僕しかいない。
まだ夜みたいな外にはかすかに見える星と月が照らしてる。
さて、まずどこに向かうかだな・・・
しかし行きたい場所がない。
大きい駅に着いたら地図でも買うかな・・・
次の駅に着くと大きい荷物を持った女性が乗ってきた。
荷物はどうやらスキー関係・・・彼氏はいるのかな?年はいくつかな?と考える。
見た目は20歳前後と思われ、顔はそこそこ可愛い。彼氏がいて当たり前の感じだ。
しかし、スキーに行くなら何故彼氏とじゃないんだ?友達と待ち合わせ・・・?
自分自身で精一杯なのにその女性を考えてしまう僕。
何か・・・何か引かれる物が・・・何故?
117 :
107 ◆BRUaewwrAI :2005/08/08(月) 22:10:59 ID:mJ8WtgNxO
次の駅に着くと女の子3人組が乗り込んだ。
どうやら先程の駅で乗った女性の友達のようだ。
「おはよ〜、よく寝れた〜」
「うん、大丈夫〜」
・・・まぁ、そんなロマンスはないよな。
車内は女性達の会話で少し賑やかになった。
僕は3時に起きたから眠気が少し残ってる。
大きい駅までは1時間弱。僕は少し車内で寝ることにした・・・
118 :
107 ◆BRUaewwrAI :2005/08/08(月) 22:15:05 ID:mJ8WtgNxO
とりあえず書きましたが・・・深夜さんには及ばねぇorz
また続きを明日頃には書けたらなと思いますノシ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 22:16:54 ID:IPygJ2co0
おつー。
もう、その調子でVS七海も全部続き書いてくれよ。
俺もうまんどくうあ何をするあqwsでfrtgyふじこlp
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 22:23:42 ID:9C2kzH9g0
>>118 乙です。
この話はちょっと自分と被る部分があるから、好きなんだよね。
だから続きなんか書いてくれて嬉しい限りだお。
121 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/08(月) 22:36:10 ID:9C2kzH9g0
コテつけんの忘れてた
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 22:46:15 ID:U2snll6MO
>>113 それはかなり重症じゃね?
買わないとヤバスwwwwwww
>>118 おつかれ〜!
これから先、期待ワクテカしてる
>>119 怠けるなアホー
123 :
寮の人:2005/08/08(月) 23:00:25 ID:IJ1mVeSg0
話が思い浮かばないなぁ
他の人の呼んでる間にスレが進むだろうから
>>127でなんか書くよ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/08(月) 23:47:24 ID:U2snll6MO
じゃあ加速?
125 :
寮の人:2005/08/08(月) 23:57:38 ID:IJ1mVeSg0
全然進んで無かった件について
今日も熱帯夜。
寝苦しいが、何とか頑張って眠りにつこうと、うとうとしかけたその時。
『ガー! ゴー! ガー! ゴー!』
突然、大きないびきが聞こえてきた。
(だー! もうウルセーな! ようやく眠れそうだったのに……)
頭から掛け布団を被り、何とか寝ようとしたが、あることに気付いた。
(と言うか、何で俺の部屋で他人のいびきが聞こえるんだ?)
ガバッと起き上がると横には。
『ガー! ゴー!』
高いびきで眠りこけてる姉の優(ゆう)だった。
鼻につく酒の臭いと、でかいいびきから察するに……。
「相当飲んでるな……。まったく……、おい、起きろよ」
口を開けて涎を垂らして寝てる優を、肩を揺すって起こす。
しかし、「ううん……」と妙に色っぽい声を出す以外、反応が無い。
「おい! 起きろっつってんだよ、姉ちゃん!」
さっきよりも強く体を揺さぶる。そうするとようやく体を起こした。
『ん〜? なによ……?』
「言いたいことは山ほどあるが、とりあえず、寝るなら自分の部屋で寝ろ」
酒臭い優に顔を顰めながら、俺は部屋に出るように促した。
『あれ…、準、なんでここにいるの? 一人寝が寂しくてお姉ちゃんのベッドに来ちゃった?』
「このアル中、全然人の話聞いてねーな…」
『うふふふ、準、カワイイ。よしよし、お姉ちゃんが添い寝して、あ、げ、る』
「うわ、馬鹿! 酒臭ぇ息で抱きついてくんなって、うわ!(ドスン! ゴズッ!)」
このアル中女が抱き付いてきた瞬間、俺はバランスを崩してベッドから落ち、頭をぶつけて衝天。
朝起きた時には優はもう居なかったが、鏡を見たとき、唇の周りは口紅がべっとりくっ付いていた。
>>80だけど保守代わりに投下。とりあえず、こういうのでもいいの?
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 00:29:33 ID:ARvHZmpa0
>>123 お題を求めてるのか?なら出してやろう
おにゃのこ5姉妹
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 00:31:41 ID:jBwUw17iO
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 00:41:23 ID:cUV3/xoE0
>>126 が ふ ざ け て る
・゚・(ノД`)・゚・。ぶっちゃけブサな現実の姉を持っている人間には興奮したくても出来ない、、、
、、、姉なんか生まれてこなきゃよかったんだ!!
130 :
寮の人:2005/08/09(火) 00:50:08 ID:6mgquw5r0
>>127 今日は別のところに書いて生気不足だから明日書くよ
誤認姉妹
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 00:53:42 ID:cUV3/xoE0
>>130 それは妹がお姉さまをお兄様と間違えてうわlkgじぇいあおgl;あけjふじこになる姉妹ですか?
・゚・(ノД`)・゚・。
>>126、
>>129に気分害したらすまん、、ひどく悪気はない
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 00:57:21 ID:r9BaZVGJ0
>>126 キタコレキタコレ!
妹要らないから姉ください姉
133 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/09(火) 01:02:04 ID:VsFLv4waO
保守代わりに嘘憑き続き投下。
間空けすぎてわかんねーって人多いだろうからまずはあらすじ。
嘘憑き
空音高校一年、由良禍人は友達のいない普通の男の子。
しかし彼にはとんでもない秘密があった!
詳しくは保存されてる過去ログかまとめサイツが出来たらそちらの方で。
134 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/09(火) 01:13:00 ID:VsFLv4waO
雨も上がって、空には夏らしい黄金色の太陽が雲の合間から顔を覗かせていた。
「じゃあね。禍人君、逸美さん」
玄関の戸を開けた鼎は眼を細めて言った。
「服は私が洗濯しておくけど…鼎ちゃん、本当に一人でいいの?家まで送ろうか?」
「大丈夫ですよ、逸美さん。服、有難うございます」
「いいのよ。…また、いらっしゃいね。……私の家じゃないケド」
「鼎、またいつでも来てくれ。今度来る時は、泊まりで」
「アハハハハ。じゃあね、ありがと」
帰って行く鼎の後ろ姿を見送りながら、逸美さんは口を開いた。
「……なんで彼女に、"嘘"の事を教えたの?」
「わからない。でも…」
僕は自分の部屋へと歩いて行った。
(…でも、素子の二の舞はゴメンだ……)
「ちょっ、でもって何よー」
135 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/09(火) 01:20:43 ID:VsFLv4waO
◆ 木乃 素子
襖を閉める。見慣た、自分の部屋。
雨も上がったし、窓を開ける。
ふと、机の上の写真立てが眼に入った。
写真は、左半分に僕一人でにこやかに佇んでいる、不自然なものだ。
今はもういない、父さんに撮ってもらった写真。
…素子と撮った、最初で最後の写真。
素子とは、六年前に別れた。
忘れようとしても、忘れることはできない。……いや、忘れるものか。
鼎は、どんな事があっても、あんな風には失いたくない。
あの時の僕は無力だったけど、今は…
写真立てを伏せると、僕はベッドに倒れ込み、軽く眼を閉じた。
136 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/09(火) 01:23:41 ID:VsFLv4waO
今日はここで止めます。
八月の太陽の下、二人分の揺れるおっぱいの前に、禍人は何を思うか!?
「いずれはその様な事も考えております」
次回、◆ 如月 透子
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 01:47:13 ID:jBwUw17iO
>>136 おつかれ〜!
毎度思うけど最後で落としにかかってね?w
>>130 なんだよそれwwwwwwwwwww
ほ
守
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 05:06:49 ID:cUV3/xoE0
シンデレ「ああ、、、私ってなんて不幸なのかしら、、、
毎日毎日不細工な3人の姉にはいじめられてお母様にはかわいがられて、、、」
次女「ちょっwww被害妄想www」
長女「いや、、、むしろアンタ使用人だから、、、、」
三女「っていうかシンデレ、、、髪の毛引っ張るのやめてよぉ、、、痛いよぉ、、、」
シンデレ「ああ、、、だまれブタども」
お母様「シンデレ、そろそろ舞踏会の準備をなさい♪」
シンデレ「あ、はいお母様♥どこまでもついていきますわぁ♪」
お母様「じゃ、不細工三姉妹、ちゃんとお仕事するのよ」
長女「うわっ、、、ひどい」
三女「わたし、、、ぶさいくじゃないのにぃ、、、」
お母様「おk、三女も一緒に来なさい」
三女「ヤター」
・・・・舞踏会
シンデレ「、、、そろそろ12時だから、、、私、行かなきゃ」
王子「えーっ、つまんない、、、」
シンデレ「ごめん、まじ家時間厳しいんだ」
王子「あ、ちょっと待っ」
シンデレ「あっ!!、、、階段から落ちた、、、ってうわ、、、、ガラスの靴割れてるし」
ヒント:何がしたかったのか自分でわからなくなった件
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 05:57:47 ID:jBwUw17iO
寝落ちしてたぜぇ
よくもまぁスレが落ちなかったな。よかった・・・
>>138>>139サンクス
>>140 なにそのシンデレラwwwwヒドスwwwwwしかも王子とのとこwwwwww軽く今時wwwwwwwww
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 07:11:59 ID:jBwUw17iO
ほす
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 08:06:36 ID:jBwUw17iO
今思ったけどキッコロのIDいいな
VsとLv4だw
>142 保守様乙です
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 08:36:21 ID:jBwUw17iO
>>144 俺そんな名前ー!? って二度目だ・・・
保守しか出来ないようなやつでごめんね・・・・
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 09:35:56 ID:jBwUw17iO
ほす
今日も過疎ってるなぁ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 11:15:49 ID:jBwUw17iO
ほ
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 12:07:45 ID:jBwUw17iO
し
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 12:08:13 ID:YVm/Nkvl0
い
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 12:24:22 ID:YVm/Nkvl0
っ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 12:25:18 ID:jBwUw17iO
何が欲しいんだwwwwwwww
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 12:30:03 ID:ILSl5Mt0O
格闘モノの構想練ってるけど、リアルとスーパーどっちがいい?
クオリティは保証しないけどwwww
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 12:31:49 ID:ehaeRQXM0
スパロボ!?
いや、ここはやはりスーパーだろう。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 12:41:03 ID:jBwUw17iO
俺としてはアイビスがリアルだからリアルのが・・・
あっ、いや、スーパーでいいんだけど
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 12:55:08 ID:ILSl5Mt0O
とりあえず、考えてるのは…
リアル:ほのぼのした柔道部物語的な路線(題材は空手)
スーパー:女子校異種格闘技路線
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 12:57:51 ID:jBwUw17iO
リアルは見てみたい。けど、スーパーがかなり…かなり気になる!! それが真実だ!
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 13:17:23 ID:ILSl5Mt0O
ヒント:スーパーはかなり思いつきwwww
とりあえず、どっちも構想練ってみるよ
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 13:42:24 ID:jBwUw17iO
おk 待ってるお
どっちも読みたいしw
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 14:14:07 ID:ehaeRQXM0
ふはははははは!!
明日から俺の大好きな兄上がこっちに帰省するらしいw
ひゃっほう!
多分PC占領されるから顔出せないけどよろしくw
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 14:24:59 ID:jBwUw17iO
>>160 れあたんは今日もはじけてるなw
まぁ把握した 兄上と関係だけは持たないようになwwwwww
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 14:26:26 ID:ehaeRQXM0
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 14:30:41 ID:jBwUw17iO
そう言い残し、れあは兄との肉欲の海に落ちていった……。
その後、れあの姿を見た者はいない
ってなことになるとV.S読めなくて困るお
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 14:32:49 ID:ehaeRQXM0
ありえねーよwwwwwww
続きはそのうち書くからさ…
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 14:36:05 ID:jBwUw17iO
「ちっ…仕方ねーなぁ、今回だけだぞ? 本当だったら……お前を独り占めとかさせたくないんだからな…。」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 14:41:21 ID:ehaeRQXM0
>>165 うはwwwwww今ちょっとキタコレwwwwww
独占欲の強い男モエスwwwwwwwwwwwwwwwww
ハァハァ
「大丈夫ですよ、心配しなくても。私は貴方のものなんだから」
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 14:45:55 ID:jBwUw17iO
>>166 「わかってる……わかってるんだ…。でも…他の男と歩いてるお前を……見たく…ないんだ…。」
そう、俺には彼女しかいないから…。
>>167 彼女はそっと俺に手を伸ばし、その掌で俺の頬を包んだ。
「安心して下さい。私は必ず戻ってきます。……貴方の、元へ」
何かクサすぎでサブイボ出そうだwwwww
その寒いのを始めた俺は既に体が凍えて・・・
____
>>168 あったかい…。俺の心を溶かしていくような彼女の手、優しく包みこむような声、それに…その笑顔。俺はそれを見ることが唯一の幸せ……。
「わかった…。ただ、絶対に戻ってきてくれ。俺を…独りにしないでくれ……。」
今日もテラアツスwwwwwwwww
しかもリレーかwwwwwwwwww
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 14:59:29 ID:jBwUw17iO
>>170 深夜たんキタコレ!!
恒例の突発数行リレーwwww
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:00:09 ID:ehaeRQXM0
>>170 ここで迷わず深夜たんも参加汁。
いや、まぁ、冗談ですwwwwww
*
>>169 「貴方を、独りになんか、しない」
彼女はゆっくりと、確かにそう言った。
俺はそっと彼女の身体を抱き寄せて、その体温を確かめた。
「貴方を独りにしてしまったら、私も独りになってしまいますから…」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:04:58 ID:jBwUw17iO
>>172 ……えっ?
「どういうこと?」
突発的に出た言葉……彼女が…独り…?
よくわからない、言い表せない気持ちになってゆく。
次の言葉を吐き出す前に彼女が口を開いた。
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:11:21 ID:ehaeRQXM0
>>173 「私には、貴方しかいないんです」
彼女は小さく呟いて、俺の身体にしがみつく。
ぎゅっと、身体を埋めるように。
「どんなにたくさんの人に囲まれていても、貴方がいなければ、この世は闇」
俺の服の裾を握る指先が、白い。
何かを恐れるように彼女は、声を震わせた。
「私は世界に独りぼっちです……」
と。
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:22:39 ID:jBwUw17iO
あら? 深夜たんは消えたか?
____
>>174 彼女の周りにはいつも人がいる。友達、家族、クラスメイトやメル友、少し知ってるだけの知り合いも入れればかなりの人がいるんだ。
それに対し、俺は、そのどれひとつ満足に持っていない。それでも…彼女はそこを闇と言う。俺がいなければ独りぼっちだと言う…。わからない。なぜ?
でも……今の彼女からは、俺と同じ空気…臭いみたいなものを感じた。
「大丈夫…。俺たちは離れられない……ずっと一緒だ。」
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:30:45 ID:ehaeRQXM0
これ以上どう話を派生させろとゆーんだw
深夜たんいないか…。
俺しばらくしたら歯医者いくからその後は任せるぜ。
*
>>175 俺たちはこの手を離しては生きてはいけない。
俺たちはこの世界にたったふたりぼっち。
凍えるくらいに冷たい世界で、温めあわなければ生きていけない。
「永久に、共に」
彼女はそう囁いて、ふわりと、微笑んだ。
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:35:13 ID:jBwUw17iO
そろそろラストの気がしてたんだけどw
つーかエンディングじゃないのか?wwwwwww続かなすwwwwww
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:36:15 ID:ehaeRQXM0
よしおkwwwwww
ここで終了wwwwwwww
179 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 15:38:50 ID:3j1nL15A0
>>176 俺は一人でいられない。
それは彼女も同じだ。
いや彼女だけではない、この世の多くの人が、決して一人で生きていくことはできないのだ。
(みんな幸せな星座になれたらいいのに…)
俺はそんなことを考えていた。
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:40:44 ID:ehaeRQXM0
ぬおおおおお!!
神様!!
続けやがった!!
うはwwwwwwwww
微妙wwwwこっから先ツヅカナスwwwwww
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:42:04 ID:jBwUw17iO
>>176 彼女となら、俺は生きてゆける。だから待つ。絶対に戻ってくると言った彼女を信じて待ち続ける。
次に会う時は素直に伝えられるかな?
いや…今なら伝えられる。自分の声で、言葉を繋げられる。
―――――お前だけを愛してる。ずっと、、、一緒に…。―――――
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:43:26 ID:jBwUw17iO
遅かったかorz
無理矢理終らせようとしたのが間違えだったな・・・
スルーしてやってくださいorz
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:46:26 ID:3j1nL15A0
>>182 おk
これで完結…かな?
何だか眠くなってきた…何時間寝てるんだ俺wwwwwwww
あちぃ……
相変わらずれあはかわいいな。
と、うち、ふと疑問に思った。
れあは、本当は女の子なんじゃないか?
冗談じゃなく、もし本当だとしたら……
そう考えると、僕の野獣の様な下半身はより一層熱くなったのです
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:49:04 ID:ehaeRQXM0
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:50:50 ID:jBwUw17iO
>>184 続けてくれるならお願いしますw
夏だからバテてるのかもしれんね
>>185 そのネタは華麗にスルーor逃げられるからやめとくが吉
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:51:07 ID:ehaeRQXM0
>>185 今日は涼しいな…
あいかわらずモリゾーは阿呆だ。
と、うち、ふと疑問に思った。
森蔵は、本当は女の子なんじゃないか?
冗談じゃなく、もし本当だとしたら……
そう考えると、僕の腐った様な脳味噌は、より一層腐ってきたのです
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 15:53:53 ID:jBwUw17iO
>>188 ちょwwwwwwwおまwwwww久々に相手したとw思ったらwwwwwww脳内乙wwwwww
春休みだというのに自動車学校に通う自分は早起きしなければならない。
しかも、楽しい技能教習ならともかく、学科教習は眠くなってしまう。
しかし寝てると教官に起こされる。これでは大学の講義よりも厳しいじゃないか。
まぁ文句を言ってる場合じゃない。そう思い雨の中僕は自動車学校へ向かった。
一階の傘立ての前に一人の女の子がいた。
黒い髪をちょっとくるくると巻いていて、ピンクのコートを着た、色白の女の子。
どうやら傘立てのロックがうまくできないようだ。
「これは…ここをこうやるんですよ」
「あっ、ありがとうございます!」
その眼差しは春風のプリンセスだった。
(教習所男…なんて結果にならないかなw)
話題の本の主人公と自分を被せてみた春の日の出来事だった。
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 16:01:59 ID:jBwUw17iO
>>190 まずは落ち着いてくれ・・・で、だ。肝心な話なんだが・・・
も ち ろ ん 続 く ん だ よ な ?
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 16:07:14 ID:ehaeRQXM0
よーし、歯医者行ってくるぜ。
193 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 16:09:39 ID:3j1nL15A0
>>191 なwwwwwwすごい期待されてるwwwwwwww
ってか、この日はマジハッピーだったwwwww
それ以来会ってないんだけどね(´・ω・`)
>>192 俺も虫歯あるんだよな…
いってらっしゃい ノシ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 16:09:51 ID:jBwUw17iO
ノシ
あとで来れない日はどれくらいか明記してくれると助かるやもしれん
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 16:13:58 ID:jBwUw17iO
>>193 会ってなくても気合いで繋げてくれると信じてるぜ!
昔、原チャリの免許取りに行った時にいた足引きずって車の免許取りにきてた子が健気でカワイスと思ったw
もちろんそれ以来会ってない (´・ω・`)
196 :
深夜(教習所男) ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 16:16:54 ID:3j1nL15A0
>>195 そういう場所で出会ったコと仲良くなるってエピソードはあんまりないよなぁ…
それにしてもかわいかったな。おっぱい大きかったし。
気が向いたら書く。
>>196 そうだよなぁ・・・
なんとかしてフラグたったら最高なんだけどw
期待を大にして待ってるお
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 16:25:07 ID:jBwUw17iO
つーかふと思った
みんなメインとリレーが繋がってneeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!
「教習所男」
書き方とかにこだわらないで、リアルなレポっぽく書いてみるお。
-------------------------------------------------
次の日も、その次の日も彼女に出会うことはなかった。
しかし、奇跡が起きてしまった。
それは仮免の試験の日の出来事だった。
なんと、検定車が天使タソ(勝手に名づけた)と一緒じゃないか!!
しかも上の名前だけわかった。伊藤さんっていうらしい。
これも何かの運命だ。そうだそうに違いない。
僕はいつになく興奮してしまった。正直仮免なんかどうでもよかった。
200 :
深夜(教習所男) ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 16:57:05 ID:3j1nL15A0
検定は無事に終了した。
あとは結果をロビーで待つだけだ。
彼女は今日もピンクのコートを着ていた。ロビーのイスに腰掛けている彼女はやはり…
「春風のプリンセス」
午後からの学科試験に備えてだろうか、学科教本を熱心に読んでいる。
何てかわいらしいんだろう…
僕は思い切って話しかけようとしたその時…
「あっ、確か傘立てのところでお会いした人ですよね…?」
(ウホッいいフラグ…)
201 :
深夜(教習所男) ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 17:02:43 ID:3j1nL15A0
向こうから声をかけてくれた…今日はなんてついてるんだ!!
「あ、うん。検定中も、あれ…もしかして?って思ってたんだよねぇ」
「あっ、覚えててくれたんですかっ?よかったぁー」
彼女はにこっと微笑んだ。たまらない。
「そろそろ、発表ですね」
「うん、そうだね。どうだった?」
「どうかなぁ…私トロいから…一緒に乗ってて怖くなかったですか?」
どうだったかな…正直あんまり覚えてなかった。
「そんなことないんじゃないかな。あ…」
電光掲示板に番号が表示された。
ええっと…よかった!技能試験は合格だ。
「よかったですね、私も合格してました」
「うん、あとは学科試験がんばろう」
「はいっ」
僕の幸せは最高潮だった。
202 :
深夜(教習所男) ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 17:06:44 ID:3j1nL15A0
とりあえずちょっと休憩な。
こんな感じでいいかな。
リレーしてくれても構わないぜw
昆布切り終わった俺が帰ってきましたよっと
続きキテルーーー!!!!
伊藤さんいいよ伊藤さん
そしてリレー無理すwwwwwwww
ただいま。
別に俺は虫歯でもなんでもない。ただ歯医者が好きだから1年に1〜2回検診に行く。
どのくらいこれなくなるかはわかんねーなぁ。
場合によっては携帯から顔だすかもしれねーしさ。
兄上がどのくらいこっちにいるのかわかんねーし。例年通りなら大体1週間?
俺もリレームリwwwwwwだって免許取ってないもんwwwww
リアルでこんな事あったよ。
発展しなかったけどな!!1111!!!
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 19:58:50 ID:8MCJSbvW0
ヒント:この日数でここまでしか伸びないスレだけど僕は大好きです
東京都 8歳 ふたりはホモ君
検定は無事終了した。
あとは結果をロビーで待つだけだ。
彼は今日もベージュのコートを着ていた。
ロビーの椅子に浅く腰掛けている姿はやはり…
「春風のプリンス」
午後からの学科試験に備えてだろうか、必死におでんの本を読んでいる。
何て可愛らしいんだァ!
(うほっ…いいプリンス!)
しかし反省はしていない
208 :
gr:2005/08/09(火) 20:38:32 ID:xtwzWEIr0
買い物の帰りにバスに乗った。
夏休みの家族づれで混み合う京都市バス。
一番うしろの窓ぎわの席が空いていて、
どうにか腰を下ろしてすわることができた。
窓のふちの手を置くところに手を置いたら、
一つ前の座席から女の子の可愛い手が出ていた。
僕は景色を見る振りをして身を乗り出し、
さりげなく窓のふちに手をのべる。
ためらいもなくその知らない女の子の手をとる。
女の子の小さな指にふれて、僕はびっくりした。
骨のあり場所も分からないくらいの、やわらかくて、
すべすべで、ふわふわした指の感触。
女の子はほとんど反射運動のような動作で、
興味ありげに、僕の手をさわり返してくれる。
僕の手をにぎってくれるのではないんだ。
てのひらいっぱいに、僕の指をにぎってくる。
にぎり返す。指からてのひら、手首へと、
なめらかな女の子の肌をなでてあげる。
その腕のなんと軽いことか。
女の子の小さな爪が僕を掻くのも心地いい。
そうして十五分ばかりの相乗りが続いて、
僕が「手指への愛撫」をしてあげた、世の中で三人目の女の子は、
人の背に負われたまま、いくつめかの停留所で下りていった。
願わくは、人の上にグッドラックのあらんことを。
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 21:11:14 ID:FVOhTlGd0
カチンと音が鳴って火がついて、
その火を花瓶の中の花に近づけて、
花に火がついて、
花は溶けるように灰になる。
彼女がよく口にした表現の一つ。
『ねえ、昼の月って真っ白で、まるで空に溶けてしまいそうだね。』
『湖に写る星って神秘的だね。水の中に溶け込んでるみたい。』
『私と君って仲良くなれると思うの。正反対だけどコーヒーにミルクが溶けるみたいに。』
まるで雪のような人だった。
純白で穢れが無く、いうならば何処までも美しく。
時に冷たく、恐ろしいほどに静かで、
ときにキラキラと輝いた。
そして、
春が来る直前に突然、溶けるように消えてしまった。
そんなことを思い出していると、花瓶の花は燃え尽きた。
花が無くなって冬がくれば、
彼女はまた現れる。
神頼みにも似たそんな思いで、花瓶にまた花を入れて火をつける。
こんなことをしても冬が来るわけじゃない。
そんなことはわかっている。
それでも火を点け続けた。
燃えて消え逝く花と彼女を、心の何処かで重ねていたのか・・・。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 21:19:43 ID:FVOhTlGd0
『この雪の下でも、花は春の日差しの中で花開く日を夢見てるんだね。』
名も無く、目に見えない花でさえ、
彼女の手の中ではよく見えた。
花が無くなれば、花が、無くなれば・・・。
何時からだろう、そんなことを考えたのは。
彼女が花だとするならば、
雪の下で春を待っていたのに、雪に潰れてしまったのだろう。
彼女が月だとするならば、
あまりに自身が白すぎて、真昼の空に溶けたのだろう。
彼女に逢いたいわけじゃない。
ただ、彼女に生きていてほしかっただけ。
彼女が生きてさえくれれば、
自分のことすらどうでもよかったのだ。
花瓶が倒れ、床に転がる。
火は燃えたまま。
レースのカーテンは端からわずかに黒く変色を始める。
・・・それもいいだろう。
これが彼女の再生の炎、
命の火となるのならば。
『見て見て、焚き火だよ!火の粉がたくさん舞って、空に溶けてく・・・。
なんだか私達、赤い雪が降ってるのを見てるみたいだと思わない?』
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 21:22:43 ID:FVOhTlGd0
以上、お目汚し。
多分中学の頃に書いたヤツ。
ちなみに「再生の炎」ってタイトルがついてたけど、あまりに微妙なのでカットした。
>>204 そっか・・・
気が向いたらひっそり覗くように!
>>206 うほっいい感想w
>>207 おまいはおでんが本当に好きなんだなぁ
つーかそれは駄目だろwwwwwwww
>>208 なにその微エロwwwwwwwなんか好きだwwwwwwww
>>212 黒っ!!!
不思議な感じの詩ってイメージだけど中身は非常に黒いなwwwwwwww
214 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 22:19:27 ID:3j1nL15A0
>>212 こういうの好きよーほんと…
たまらん。まーじたまらん。
ってか、モリゾータソのやつ好きwwwww
タバコ買ってくるから教習所男の続きだれか書いて
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 22:35:53 ID:jBwUw17iO
>>214 セッタ頼んだ
いや、えっと、まぁ、書けませんが・・・
216 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 22:44:12 ID:3j1nL15A0
ただいま。
セッタかぁー。俺はピースライトですよ。
なんかセッタ見ると元カノ思い出すよ…
仕方ねぇ…よーし、続き書くか。
217 :
深夜(教習所男) ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 22:57:00 ID:3j1nL15A0
無事学科試験を俺は合格した。
もちろん彼女も合格したらしく、ロビーですれ違ったとき、あのかわいい笑顔で会釈された。
それだけで最高に幸せだった。もう免許なんて要らない(嘘)
それから数日が過ぎた。
僕が彼女に出会ったのは、第2段階の学科教習の時だった。
一番後ろにいる僕は、前の方の席に見覚えのある髪の女の子を見つけた。
彼女だ。髪型がどうとか、そういう以前に彼女から出るオーラでわかる。
彼女の周りはいつでも桜色だ。そう、春風のプリンセス。
今日の彼女は少し大人しい感じの服装だった。
でも、白に花柄のスカートがとても似合っていた。
もう教習なんて上の空。
僕は彼女の後ろ姿に釘付けだった。
218 :
深夜(教習所男) ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 23:18:12 ID:3j1nL15A0
早く教習終われ…
そして彼女に声をかけるんだ…
拷問のような50分が終了した。
原簿を持ってロビーに向かう彼女に僕は勇気を出して声をかける…
「あ、あの…」
彼女は振り返って僕を見ると
「あっ、こんにちはっ」
僕は例によって彼女の笑顔にとろけてしまう。
「ど、どう…調子は?」
「うーん、路上ってこわいですね…人を轢きそうになったり、人を轢きそうになったり、人を轢きそうになったり…」
寧ろ轢いてくれ、という感じだった。
「そっかぁ。うん。あはははは…」
よく考えてみると相当危険なコだな…と気付いて笑って誤魔化す。
(人を轢いたら笑い事じゃ済まされないが)
「あっ、よかったら…」
「ん?」
「私、お昼まだなんで一緒に食べませんか?」
219 :
深夜(教習所男) ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 23:22:09 ID:3j1nL15A0
こういうのを俗に、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
というのだろうか。
「はっ、はい是非ご一緒させてください!!!」
「ほんとですか?よかったぁ」
僕は彼女に連れられて駅の近くのレストランに向かった。
220 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 23:23:04 ID:3j1nL15A0
今回はこんなもんで。
マジ続き書いてくれ…
なんせ昨日もうpしたがパソコンが…orz
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 23:46:53 ID:jBwUw17iO
>>220 乙かれ〜
こういうのを俗に、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
というのだろうか。
↑ねーよwwwwwwwwってのが一番の感想だw
ぱそこそはともかく、続きをリレー?
どちらかと言うと深夜たんだからいいんだおw
222 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/09(火) 23:53:06 ID:3j1nL15A0
>>221 絶対
ねーよwwwwwwww
だよなwwwwwwww
そうか俺だからいいのか…
でもなぁ、明日あたりに修理に出すんだよ。
しかし、れあたんも来れないとなると一気に物書きが減ってしまうか…
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 23:56:18 ID:mBVsuefQ0
よし、保守の代わりにおいらが何か駄文を書くぜ。誰かお題をチョーダイナ
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/09(火) 23:57:41 ID:8MCJSbvW0
つ【醜いアヒルの子】
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 00:01:38 ID:hKAzYlzMO
まあ、そんなれあたんはベッドの中から携帯で登場。
俺もまったく来れないわけじゃねーお
ただ文章書くのは多分ムリポw
深夜たんしばらく留守かあ…
モリゾーと保守様に頑張って頂こうww
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 00:06:44 ID:Z87f+DVBO
>>222 まぁまたーり待ってるお
がんがれーw
>>223 つ【楽園、平和、突然襲いくる影】
>>224 ちょwwwwww無理wwwwwwwwwgrたんとモリゾーがなんとかしてくれると思うからwwwww許してwwwwwww
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 00:24:33 ID:Z87f+DVBO
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 00:25:33 ID:aZ5+FYQW0
【醜いアヒルの子は白鳥となった】
戦争があった。
女の子は大きな怪我をした。
顔に酷い火傷を負った。片腕を失った。子供の生めぬ体となった。
その容姿を心無い子供達は罵倒した。
「醜い」「気持ち悪い」「怖い」
普通なら、彼女は壊れてしまったのかもしれない。
しかし彼女はとても強い女性だった。
何を言われても泣かず。何をされても前を向いて歩いた。
そんな彼女に心を打たれた男がいた。
彼は彼女を深く愛し、ほどなく二人は結ばれた。
だがそんな二人を引き裂く出来事が起こった。
再び戦争が起こったのだ。
夫は妻に別れを告げ、戦場へと向かった。
戦いは長く続いた。夫は妻に自分の無事を知らせる手紙を送っていたのだが
戦いが長引くに連れ、その回数も減っていった。
そして、夫は銃弾に体を貫かれた。
夫は夢を見た。それは妻の夢だった。
顔に火傷はなく、腕も二本あった。そして、何故か白い翼が生えていた。
「死んでは駄目。私を置いていくの?それはとても悲しいわ」
夫は妻の綺麗な姿に涙を流した。そしてその体に手を伸ばして
夢から覚めた。
戦争は終わっていた。
夫は急いで妻のいる家へと帰った。
だがしかし、妻は亡くなっていた。
長引く戦争に体を壊し病に伏せ、薬もないせいで治しようがなかったのだという。
夫は涙を流した。私の代わりに逝ったのか、と。
妻の亡くなった日は、夫が銃弾によって倒れたその日だった。
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 00:26:34 ID:aZ5+FYQW0
うほっIDかわっとるー223ですがドゾー
230 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 00:35:09 ID:+IAIcsfnO
>>228 (つД;)
俺も何か真面目に書こうかな。嘘憑き続きでもいいけど…
なんかまた長編書き始めちゃったんだよなぁ…
新海誠の"雲の向こう〜"をベースに盲目の少女と友人死亡フラグ&ドッグファイトの話
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 00:40:01 ID:Z87f+DVBO
>>228 (´;ω;`)
感想かけなす・・・
画面が歪んで見えるよ・・・
>>230 モリゾーの真面目路線は気になるかもしれんね
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 00:42:28 ID:2FXrzoLW0
>>228 キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!村弁護士
233 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 00:45:43 ID:+IAIcsfnO
>>231 嘘憑きも真面目路線進む筈だったんだけど作中で5人くらい惨殺されるから少しでも和らげようとしたらラブ米が混入してしまった次第です
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 00:47:44 ID:Z87f+DVBO
>>233 真面目ってかネタ+シリアスになってるよな
しかも自分で落としにかかるしw
235 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 00:50:33 ID:+IAIcsfnO
いつも強引に区切ってるからね。
変な次回予告はvs分だと思ってくだちい
236 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 00:54:07 ID:+IAIcsfnO
俺のIDが泣いている…
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 00:56:03 ID:aZ5+FYQW0
お題難しくて上手くまとめれなかったけど、少しでも感動してくれる方がいてよかっ( ・∀・)ターヨ
>>236 IAI 顔に見えるwww
238 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 00:59:41 ID:+IAIcsfnO
まぁいいや。
とりあえず今書けとる分だけ盲目少女の話書こうかな。
登場人物
・崎坂明日睦 主人公。現在24歳。
・緒方海 崎坂の親友。
・佐伯かな 盲目の少女。現在24歳。
239 :
寮の人:2005/08/10(水) 01:01:01 ID:ZmEFKWL50
カルラ兄妹を御存知ですか? 戦争で親を亡くし、戦火を逃れ、小さな村に住んでいる
、それはそれは仲のよい兄と五人の妹のことです。一番上で、ただ一人の男の子、ジャッ
クは面倒見の良いお兄さんで、下の五人を育てるために、村長さんの家で小間使いをして
おります。金額などはしれたものですが、村の人々の協力で、貧しいながらも楽しい生活
を送っております。
女の子の一番上はイラゼ。頭が大変良く、ちょっとした事件ならなんでも解決してしま
います。ちょっと引っ込み思案で、あまり外に出たがりません。二番目はゼルカ。イラゼ
とは正反対に、健康で日に焼けた体が自慢の快活屋です。森の中に入って木の実やウサギ
などをとることにかけては村一番で、兄妹の食事を助けています。三番目はカロリーネ。
小さい頃から料理が得意で、家の料理はたいてい彼女が作っています。ただし、甘党なの
が玉にキズ。四番目はネェレ、五番目はレディ。この二人は双子で、どちらも小さいなが
らカロリーネの料理をお手伝いしています。ネェレの方は勉強が大好きで、反対にレディ
の方はあまり好きではないようです。さて、この五人姉妹、そしてジャックの愉快なお話
が、始まり
ません。
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 01:03:09 ID:Z87f+DVBO
>>235 V.Sでもあそこまで怪しいのは無いwwwwwwwww
馬鹿と天才は紙一重ってのがよくわかる気がする
>>237 乙〜 またお願いしますお
D.N.ANGELのフリーデルトみたいな印象を受けたのは俺だけと見た
『次は――京福寺前、京福寺前――』
バスのアナウンスが目的地への到着を告げる。
6年振りにこの地に足をおろした。何も知らない人が見たら、ここがその昔に東西戦争での最前線だったとは思わないだろう。
今は戦争も終結し、かつての跡は目の前に広がる大きな壁と、そこに設けられた関所だけである。
今じゃパスポートの呈示で東西間を自由に行き来出来るが、当時はそんな事したらその場で即、射殺された。
京福寺前から壁づたいに北へ上り、駒舞山に登る。
緩やかな坂道は、あれから誰もここに足を踏み入れていない事を物語っている。
草が生い茂って、木漏れ日が差し込んでいる。
山とは、地元の人がそう呼んでいるだけで、地図上では丘とされているので、頂上まで時間はかからない。
頂上には木は一本も生えておらず、代わりに小さな廃工場がポツリと建っている。
ここは見晴らしが良く、隣町まで見渡せるが、やはりあの壁は異質だ。
駒舞山山頂から壁までは約3000mある。にもかかわらず、先程述べた通り壁は目の前に"広がって"見えるのだ。
その壁の高さは2800m、本土を横断する程の長さで、周囲数100qからは簡単に壁を見る事が出来る。
…お互いに、互いの陣地が見えないように。
遠く群青の空の奥で、曳光弾の光が瞬いた。
……そう、見えない所で、戦争はまだ続いている。ニュースで流していないだけだ。
6年前に、僕等はあの群青を飛んだ。
8年前の夏、僕と緒方はこの廃工場を見つけた。
戦争中、民間のあらゆる無線が禁止され、電話、ラジオは無くなり、テレビも限定放送だけされていた。
偶々倉で見つけた古いラジオを直していた僕等は、軍の無線を偶然傍受した。
それは[補給物資が〜]といったどうでもいいものだったが、僕等の好奇心を掻き立てるには十分だった。
学校でも、家に帰ってからも緒方とは無線の話をした。二人だけの無線部だ。
その内、"部室"が欲しくなり、駒舞山に小屋を建てに行き、廃工場を見つけた。
元々はコクピット周りの計器を作っていたらしく、無線の部品も沢山残っていた。
2ヶ月かけて、小型のトランシーバーを2つ作った。
工場から見える迫田川の花火大会はとてもキレイなもので、翌年の夏も花火を見ようと僕等は工場を目指した。
そこに、彼女はいた。茜色の空の下、彼女は空を見上げていた。
「私は、佐伯かな。……ねぇ、おしえて。ここから見える景色は、キレイ?」
彼女は、目が見えなかった。
盲目の佐伯がどうやって山頂まで来れたのか、僕等には見当もつかなかった。
でも、毎日決まって僕等が工場で無線を弄っていると、佐伯はやって来た。
佐伯には、目が見えない代わりに"電波"を見ることが出来る力があるらしい。
「崎坂君と、緒方君は茜色。真っ直ぐ、強い色」
「「アカネイロ?」」
「全ての電波には色が付いている。人間の声や外見が他人と違う様に、電波を発信してれ人によって、色が違う。茜色の電波を辿っていたら、ここに着いたんだよ」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 01:47:27 ID:Z87f+DVBO
>>239 ちょ・・・おま・・・・消されるぞ
早く続きを書く作業に戻るんだ!!!
>>244 モリゾーにしては珍しく真面目だな
電波はどうかと思ったけどw
真面目なモリゾーに期待してる
246 :
寮の人:2005/08/10(水) 01:50:52 ID:ZmEFKWL50
アレはああいうネタだけど、続きはちょっと書いてるよ
ただhp短編賞と並行してるから遅くなるかも
リレーもいいけど、世界共有とかもやってみたいよね
クトゥルフとかソードワールドとか蓬莱学園みたいなの
僕は周りを見渡した。錆色の鉄塊が立ち並んでいるだけで、茜色と言えばそろそろ沈みつつある夕日に照らされた窓だけで、他は薄暗い。
「でも…崎坂君のはどちらかと言えば紅色に近いかな―」
「佐伯の"色"はどうなんだ?」
緒方が面白半分に自分の無線を渡した。
「上のダイヤルを4回音がするまで廻して、横のスイッチを押すんだ」
カチ カチカチカチ …――サァ
僕の無線から薄く砂嵐の音がする。
「私の電波は―」
ホワイトノイズの向こうに、
「―弱い、青色」
淡い青を見た気がした。
248 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 01:54:54 ID:+IAIcsfnO
今はまだここまでだけど、
この後佐伯の盲目を直しに彼等は飛行機を作って東側陣営に行き…って感じです。
わかる人はわかるだろうけど、『雲の向こう〜』の世界観を元にしてます。
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 02:02:45 ID:Z87f+DVBO
>>246 短編賞狙ってるのか!?
凄すぎだ!最高だよお前!!
世界共有っていいよなぁ・・・。一度考えてみるのも面白いと思う
ってわけで
>>300 世界観
>>248 乙〜
それ読んでないんだけどモリゾーの話を見る上で問題無さげ?
250 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 02:16:49 ID:+IAIcsfnO
短編映画なんだ。
ぐぐって予告見るだけでもいいし…
見なくても大丈夫。
でもオススメかな。レンタル店にも出てるよ
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 02:27:16 ID:Z87f+DVBO
短編映画かー
まぁ気が向いたら見てみるか
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 02:36:26 ID:aZ5+FYQW0
予告編みてきますた。続きが気になって仕方がありません
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 02:55:01 ID:aZ5+FYQW0
寝る前に保守代わりに何か書くお。お題をチョーダイナ
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 02:58:25 ID:Z87f+DVBO
256 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 03:01:30 ID:+IAIcsfnO
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 03:06:59 ID:Z87f+DVBO
>>256 ヒント:同じ世界の物語なだけから人物は同じでも主人公や場所、時間が違う
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 03:18:25 ID:aZ5+FYQW0
【眠れる森の美男子】
文化祭に劇をやるってことは知ってた。でも男女逆の眠れる森の美女になるとは思ってなかった。
なんと私は美女を目覚めさせる王子役。理由は男っぽくて格好いいからなんだってさ。
たしかに髪は短いし、時々口調が荒くなったりするけど格好いいって言われてもなぁ・・・
「でも、お前なら王子役頑張れるさ。きっと似合うぜ」
ちょっと考えた美女役の男子の言葉。似合うってどういうことさ。
「それに俺。お前になら起こされてもいい」
うっ。そんなこと言われると何故だか顔が赤くなっちゃうじゃないか。
「そう?じゃあ王子様のあつーいキスでいい目覚めをさせてあげる」
売り言葉に買い言葉だ。
「ふふーん。でも男っ気のないお前に俺を満足させられるようなキスができるかな?」
「うっ、できる・・・できるさ!」
痛いところを突いてくるなよぅ。
「じゃあ、今ここで練習する?」
「えっ・・・?」
重なり合う二人。
これも、青春の一コマ。
ちなみに劇が終わった後、私にめでたく彼氏ができましたとさ。めでたしめでたし。
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 03:21:30 ID:Z87f+DVBO
素敵な青春だな
俺にもそんな青春が欲しかった・・・
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 03:40:18 ID:aZ5+FYQW0
【鼻は伸びるよどこまでも】
せっかくのデートなのに彼の鼻の下は伸びまくり。
ちっとも私のことを見てくれない。
ちょっと言葉をかけても相槌を打つだけで、彼は
道行く女の子達に見てばかり。
さすがに腹の立った私は彼を置いて走って逃げてしまった。
といっても彼がきっと追いついて止めてくれると信じてあまり速くは走らなかったのだけれど。
案の定彼は私に追いついて肩を掴んでくれた。
「どうしていきなり走り出したの」
「だって、あなた私のことを見てくれないんだもん。他の子ばかりみて鼻の下伸ばしてばっかり!」
「ご、ごめん。えっと、あの・・・そのお腹が減って喫茶店でもないかな〜なんて」
「嘘ついたらピノキオみたいにもっと鼻が伸びちゃうよ。私は鼻のなが〜い男の人は嫌いなの」
「ごめん。見てました」
「ピノキオはね、最後には素直になるの」
「え?」
「あなたと一緒ね」
私が最後にそう言うと、彼は頭を下げてごめん、と謝ってくれました。
機嫌を直した私は彼と腕を組み、そして一緒に歩き始めました。
油断しきっている彼の耳元にちょっとだけねだるように囁きます。
「見るのは私だけにしてね」
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 03:45:32 ID:aZ5+FYQW0
どっちもあまり詳しくは覚えてないので出来は微妙だけども書いて見ますた。ピノキオのほうがなんか微妙wwww
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 03:53:42 ID:Z87f+DVBO
乙〜
なんて謎な話なんだwwwwwwwwww男甲斐性ナサスwwwwwwwwwwww
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 04:42:01 ID:BtDmmNEm0
星
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 05:17:57 ID:BtDmmNEm0
保守
265 :
gr:2005/08/10(水) 05:20:10 ID:Y2R3aWRZ0
保守
おまいら保守サンクス!!!
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 07:31:39 ID:Z87f+DVBO
さて、今日もほす
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 08:13:11 ID:hKAzYlzMO
おまいらいつも保守ご苦労様!
古いノートあさってたら
夜色の白い鳥
ってタイトルの詩がでてくる。
いや、何色やねん。
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 08:35:51 ID:Z87f+DVBO
夜色ってぐらいだから黒にラメ入った感じじゃね?
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 08:57:07 ID:Z87f+DVBO
見直したら白い鳥かよwwwwwwwww
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 09:27:48 ID:+1g20Imd0
中学時代の文章はかなりいい感じに電波と腐れが交じり合い、
思春期特有の世界への憤りがマッチしてもうなんじゃこりゃな文章ばかりです。
俺にもなんかお題くれよ。
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 09:48:14 ID:Z87f+DVBO
それには同意wwwwww
いつも脳内妄想繰り広げてたあの頃・・・
お題
つ【月明かり、幻想的】
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 09:48:26 ID:+1g20Imd0
庭のビニールハウスでトマト採って来いって言われたからトマト採りにいったら
何かビニールハウスの中がジャングルと化していた保守。
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 10:04:02 ID:Z87f+DVBO
ねーよwwwwwwwww
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 10:13:35 ID:+1g20Imd0
僕はピアノを弾いていた。
毎夜こうしてピアノを弾くのが僕の仕事だった。
彼女はピアノを聞いていた。
毎夜こうしてピアノを聞くのが彼女の楽しみだった。
「今夜は貴方のピアノが聞けない」
彼女は嘆いた。
「今日は空が曇っている」
雲は僕と彼女の間を阻み、僕のピアノを遮ってしまう。
「でも晴れない空はありませんよ」
僕は彼女にそう言った。
この雲もいつかは風と共にどこか遠くへ去っていく。
僕の音色はいつか彼女の元へと届く。
だけど彼女は首を振る。
「この厚い雲が去るのを待っていては、貴方は星の裏側だわ。
真昼の貴方のピアノは彼の歌声にかき消されて聞こえないのだもの」
酷く寂しそうに彼女は呟いて、僕に向かって投げかける。声を。
僕は少しだけ笑ってしまう。
必ず、ひと月もすれば僕はここへ戻ってくるというのに。
僕はピアノを弾いている。
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 10:15:06 ID:+1g20Imd0
なんかわけわかんね文章になってしまた。
ピアノの音色は月明かりに似ていると思う。
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 10:38:48 ID:Z87f+DVBO
わけわかんねってことはねーよ
彼女は男のこと、愛してんだなぁって感じだ
月明かりとピアノが似てるってまた難しすwwwwwww
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 10:41:51 ID:+1g20Imd0
>>277 まぁ、大した曲も弾けないピアノ弾きの戯言だw
なんとなくね、雰囲気がね、似てるんですよ。
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 10:49:27 ID:Z87f+DVBO
ピアノなんか高速猫踏んじゃったすらまともに弾けねーwwwwwwwwww
ピアノって不思議で幻想的な音色の楽器だとは思うけどそこまで考えてなかった・・・
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 11:38:57 ID:+1g20Imd0
兄上から電話。1時半に来るらしいぜひゃっほう!!
俺も独り暮らしでずいぶん弾いてないから腕が酷く衰えてエリーゼのためにくらいしか弾けなくなってるお…
何か風景とか物質とかから音を感じ取ろうとするのが好きなんだよ。
よくわかんねぇ趣味だ。
281 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 11:44:17 ID:+IAIcsfnO
つ【金髪不良、農作物】
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 11:53:25 ID:+1g20Imd0
……それをどーしろというんだ。
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 11:59:18 ID:Z87f+DVBO
>>280 兄上が来たらしばらくは来れなさそうなんだよな
まぁ待ってるお 迫られんなand迫るなよw
いい趣味だけど下手したらモリゾーをハァハァさせる要素になりそう・・・
いや、かなりわかるんだけどね
そういや今年は天の川見てない (´・ω・`)
>>281 つ【星の煌めき、塩こしょう】
がんがれw
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 12:07:11 ID:+1g20Imd0
>>283 せまんねぇっつってんだろwwwwwwwww
まぁ、気長に待っててくれお。
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 12:11:05 ID:Z87f+DVBO
おk 兄上様と天の川を見ながらでぇとでも楽しんでこいw
しばらくは適当に繋ぐけど、スレ終わるまでには帰ってきてくれることを祈ってる
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 12:26:36 ID:+1g20Imd0
まぁ、俺がいなくてもみんなネ申だから問題無いだろ。
そろそろ空港に迎えに行く準備せなあかんからノシ
家から出たがらない人とどーやってでぇとすれとゆーのですか。
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 12:36:48 ID:Z87f+DVBO
>>286 俺以外な・・・
れあたんのファンの一人としては早く続きが読みたくて仕方がないけどしゃーねーし我慢してるお
「おにーちゃん、一緒に外、出ない?」
「いや、めんどいじゃん。」
「いーじゃんー、たまにはでぇとしよーよー。」
「帰省してまでなんでお前とデートしなきゃならんのだ。」
「ぶーーっ、いいじゃない!星だって綺麗だよぉ?」
「今更星見てどうしろと?」
「…たまにはおにぃちゃんと一緒に外に出たいもん……。」
「はぁ…、しゃーねーな…今回だけだぞ。」
「ホント!? じゃあ早く行こ♪」
みたいに持っていけwwwwwww
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 13:07:12 ID:LC2kEU2Z0
アハッ♪このスレキモス
289 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 13:21:17 ID:SxTzwYJV0
おはよう。
教習所男の続き誰か書いt(ry
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 13:27:33 ID:Z87f+DVBO
モリゾー辺りが書いたらいい感じに壊れるんじゃないか?
291 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 13:41:39 ID:SxTzwYJV0
壊してくれても構わないけど…
俺モリゾータソの壊れかた?大好きだし。
しかしあのコはマジで天使だった!!!!!!!!!
彼女と別れたばかりの俺の前の降臨した春風のプリn(ry だったんだ。
なんか自分で続き書いてると俺の妄想みたいでテラキモスwwwwwww
って思うとなかなか書けないんだよねぇ(´・ω・`)
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 13:55:31 ID:Z87f+DVBO
妄想でもいいんじゃね? モリゾーを見習うんだ!!w
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 14:11:53 ID:Z87f+DVBO
「
>>288、俺、そんなお前が好きだ。なんて言えばいいかな…、お前のレスを見た時、俺の中で何かが弾けたって言うか…。」
>>288「やっぱりおまいキモス。でも…」
まで考えて書くのをやめた
294 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 14:16:24 ID:SxTzwYJV0
>>292 「やっぱりおまいキモス。でも…」
「でも?」
「ちょっと良い奴なんだな、目でわかるぜ。キモスなんて言って悪かった」
「ふっ、照れるじゃないか。
>>288よ、俺はキモイのが売りだ。キモスは褒め言葉だ。もっと言ってくれ、さあ!!!」
295 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 14:17:50 ID:SxTzwYJV0
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 14:48:01 ID:Z87f+DVBO
ちょwwwwww謎なリレーwwwwwww乙wwwww
297 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 16:17:03 ID:SxTzwYJV0
寝てたwwwwwww
ってかひどい過疎だなwwwwwwwwww
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 17:17:36 ID:Qkeo0iQQ0
ほしゅ
299 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 17:48:25 ID:+IAIcsfnO
「みんなはキモいって言うけど俺はお前の事、好きだぞ」
そう言うと森蔵は深夜の目を拭った。
「ほら、いつまでも泣いていると、花火も見れないぞ」
「…泣いてなんか、ないもん」
300 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 17:54:42 ID:SxTzwYJV0
>>299 うはwwwwwwそのシチュエーションテラモエスwwwwwwwww
モリゾータソ付き合ってくれwwwwww
301 :
gr:2005/08/10(水) 18:43:45 ID:Y2R3aWRZ0
保
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 19:19:03 ID:+IAIcsfnO
馬でもよければな!
どうせ俺が女だってわかったら
「おっぱいうp汁!」
男だってわかったら
「ちんこうp汁!」
って言うんだろ!
森蔵は森蔵だ!
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 19:24:32 ID:aZ5+FYQW0
保守するねん
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 19:56:32 ID:sGX40dAN0
「結局、森蔵は誰でもいいんでしょ? 萌えられればさ」
と、れあは微かに笑った。
保守ーっ!! ほ、ほあーっ! ほあーっ!!
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 21:12:37 ID:aZ5+FYQW0
ほしゅりけん
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 21:12:46 ID:Z87f+DVBO
おはよう 最近よく寝るなぁ
モリゾーやれあたんがどっちの性別でもあんま変わんない件
307 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/10(水) 21:45:32 ID:+IAIcsfnO
森蔵は馬です。
それ以上でも、それ以下でもなく。
すっごい眠いから、今日はもうねるね
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 21:46:47 ID:Z87f+DVBO
そしてキッコロはおにゃのこと?
ノシ
309 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 22:30:18 ID:SxTzwYJV0
あー何か今日は鬱だ。
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 22:37:30 ID:Z87f+DVBO
なんかみんなだらけ気味だな
311 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 22:39:33 ID:SxTzwYJV0
今日は暑いんですよ…ゴメス(´・ω・)
じゃ教習所男続き書くか。
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 22:45:29 ID:Z87f+DVBO
結局書くのかw おk 期待
313 :
深夜(教習所男) ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 22:47:23 ID:SxTzwYJV0
○前回までのあらすじ○
僕は彼女にご飯に誘われちゃったりした。
--------------------------------------
僕は彼女と駅の近くのレストランに着いた。
「いらっしゃいませ。お客様は2名様でよろしいですか?」
「はいっ」
「お煙草の方はお吸いになりますか?」
「はいっ」
ん…?ちょっと待て。僕はタバコを吸わないぞ。そうか彼女は気を遣って…
なんていい子なんだろう。
「こちらのお席でよろしいですか?」
「はいっ。ありがとうございます」
「ただいまメニューの方お持ちいたします」
僕は今、彼女の…伊藤さんの目の前に座っている。黒い巻き髪がたまらなく可愛い。
「あっ、わざわざ喫煙席にしてくれて…でも僕タバコ吸わないんですよ」
「ああ、私が吸うんで。もしかしてタバコはお嫌いですか?」
「いやいやいや、そんなことはないです」
「よかったぁ。タバコを吸う女って結構嫌われるから…」
そう言いながら彼女はカバンから細長いタバコを取り出した。
タバコを吸わない僕でも、見たことのないタバコというのがわかった。
(それにしても意外だな…伊藤さんがタバコ)
314 :
深夜(教習所男) ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 23:00:16 ID:SxTzwYJV0
しかし、細長いタバコに火をつける彼女も何ともいえなく可愛い。
いや正直何してても可愛いだろう。例えば畑を耕してたとしても僕は彼女が可愛いと思うだろう。間違いなく。
「そういえば…自己紹介まだでしたね」
彼女は僕を見てそう言うと、自己紹介を始めた。
「私は、伊藤千代といいます。専門学校生です」
「ぼ、僕は…佐竹です」
正直、目を見つめられるとうまく話せなくなる。
見つめ合うと素直にお喋り出来ないのである。
千代さんの眼差し、やはり
春 風 の プ リ ン セ ス
「佐竹さんは、大学生…ですか?」
「あ、はい…はいはい。そうです英文学科の1年生です」
(すっかり舞い上がってしまっていた…)
「へぇー素敵ですねぇ。あっ、1年生ってことは…私の1つ年下かな?」
彼女はタバコを灰皿の上で消すと、右手で髪をくりくりさせながらそう言った。
「あ…僕は現役生なので…そ、そうかもしれないです」
「ほんとですかぁ?じゃ年下なんですね。あっ、メニュー」
ウェイトレスがメニューを運んできた。
二人とも注文を済ませる。
それにしてもかわいい…
ぼーっと窓の外を黒くて丸い瞳で見つめている。
その目はいったい何を見ているんだろう。
千代さんは本当に色白だな、こうやってみると。
色白だとホクロが目立つなぁ…でもそれがまたグッとくるな。
くだらないことを考えているが、うまく会話を続かせなければ。
どうしよう…そうだ、学校のことを聞いてみよう。
「伊藤さんは…何の勉強してるんですか?」
「あっ、私ですか?すいません…ぼーっとしちゃってて」
えへっ、てな感じで舌をチロッと出す千代さん。昇天しそうだ…
「私は、建築デザインの専門学校に通ってるんですよ」
「建築?!すごいなぁ」
「いや、そんなことないですよぉ。英語…佐竹さん素敵ですねっ」
生まれてこの方『素敵』なんて言われたことなかった。
何せ、高校の時の彼女に「死ね」って言われたくらいだから…
316 :
深夜(教習所男) ◆1DDfcqXjoo :2005/08/10(水) 23:17:06 ID:SxTzwYJV0
「あっ、私ちょっと失礼しますね」
千代さんは席を立った。トイレかな。
うん、うまく会話は進んでるな。よしよし。
だいたいこんな事願ってもないチャンスだ。
「まぁ、いい人なんだけどねぇ…」って評価で止まってた僕にもついに…ついに!!!
僕は身体が震えていた。これは武者震いだ。
しかし、一向に千代さんは戻ってこない…
もう20分経ったぞ。
それに料理も来ないぞ。どうなってるんだ…?
待ってても仕方ない!
僕は動き出した。あの消極的だった僕が動き出した。
中学時代はいつも面倒な図書委員を押しつけられてた僕が自発的に行動したのだ!
今日はここまで。
もう教習所とか関係ないのな。
ってか人いなくね?wwwwwwwwwww
いや、俺がいる
もしや悪女に捕まったのか!?
2人か…仲良くしようぜ。
千代さん、天然に見えて結構…説?
俺はリアルでもこういう感じで騙されてきた。
そんな俺が千代さんを悪女に妄想するかどうか…?は、お楽しみな。
天然系悪女とは恐ろしいかぎりだ
でも・・・そんなところがまたイイ!!!
321 :
寮の人:2005/08/10(水) 23:39:10 ID:ZmEFKWL50
細長いたばこっつったらカプリに決まってら!
男だけど俺も吸ってる
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/10(水) 23:43:31 ID:Z87f+DVBO
いや、他にも色々あるじゃねーか!
細くて吸った気がしないけど。そんな俺はたまにバージニアスリム
そういや
>>270忘れてたから
>>330な
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 00:08:14 ID:STEfxwSrO
IDてすつ
ちなみに細長いタバコ、このお話ではソブラニーミンツ(知ってるかな)ってことにしてる。
>>321 カプリって吸ったことないけどどう?
ルーシアはミカンの皮みたいな味がした。
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 00:31:31 ID:STEfxwSrO
シラナス(´・ω・`)うまいの?
326 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/11(木) 00:36:40 ID:nBNGJzt10
うーん、すんげぇスーッとする。まぁまぁ好きだしパッケージもオサレだけど男が持つにはちょっとなぁ…
外国タバコとかいっぱい売ってるとこに行ったらあるんじゃないかな。
ミントとピンクとシトラスがあるが、ミント以外は未体験ゾーン
327 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/11(木) 01:42:46 ID:nBNGJzt10
ほし
人いない?俺そろそろ寝るが…
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 01:43:27 ID:ePyLSY+F0
1時間近く俺が保守して落とさない
頼もしい限りであります。
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 02:04:25 ID:ePyLSY+F0
\ m'''',ヾミ、、
\,r Y Y ' 、 /' ,-v-、
ノ ,\ヽ,| | y / / _ノ_ノ:^)
,,, ;;,\ 、\::::::::::/ヽ / _ノ_ノ_ノ /)
;;;;;;;,, ヽ \ o 、 ,o /} / ノ ノノ//
'"''''' 丿 [ \|:::|/] > ____ / ______ ノ
_> 、> ノ(、_, )ヽ、<,.<_ (" `ー" 、 ノ
_ / ノ ! ! -=ニ=- ノ! ト-、 \_``ー-、 ゙ ノ <ここは私にまかせてくれたまえ。
\/..''"L \ \`ニニ´//_| ゙` ] ( `ー''"ー'
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 02:29:05 ID:ePyLSY+F0
. ィ
.._ .......、._ _ /:/l! 落としゃしませんって
:~""''.>゙' "~ ,、、''‐'、| _
゙、'、::::::ノ:::::::_,.-=. _〜:、 /_.}'':,
``、/:::::::::__....,._ `゙'Y' _.ェ-、....._ /_゙''i゙ノ、ノ
,.--l‐''"~..-_'.x-='"゙ー 、`'-、 ,:' ノ゙ノブ
" .!-'",/ `'-‐'') /\ `/ でノ-〈
.-''~ >'゙:: ‐'"゙./ ヽ.,' ~ /
//::::: ', / ,:'゙
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 02:51:06 ID:ePyLSY+F0
<⌒/ヽ-、___ <⌒/ヽ-、___
/<_/____/ /<_/____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● |_ <⌒/ヽ-、___
/| ( _●_) |/ /<_/____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(・ω・ )
<⌒/ヽ-、___ _| ⊃/(___
/<_/____/ / └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ ∧∧
彡、 |∪| 、`\ ( ・ω・)
/ __ ヽノ /_. > ) _| ⊃/(___
/(___) //(_/ / └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ・・・・そろそろ次の人にまかすかね
(・ω・ )
<⌒/ヽ-、___ _| ⊃/(___
/<_/____/ / └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 04:50:22 ID:STEfxwSrO
ほ
やっと目が覚めてきたぜぇ。
>>326 簡単に言うとDJMIXみたいなもん?
いろんな味があるのはいいけどそんなの吸えなすorz
>>330-332 保守乙〜
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 06:50:51 ID:STEfxwSrO
ほっし
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 07:46:59 ID:STEfxwSrO
ゅする
337 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 07:48:54 ID:nTN+8QTTO
おはやう。
いるー?
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 08:00:47 ID:STEfxwSrO
いないー?
339 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 08:32:12 ID:nTN+8QTTO
んー?
いぃのぉ?いなくていぃのぉ?
いなかったらオナニーしちゃっていぃのぉ?
どうなのぉ?
んー?
オナニーしちゃうよぉ?
それでもいぃのぉ?
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 08:38:12 ID:STEfxwSrO
「おなにぃ…するの…? ……うん、えっ…? なに…するの…?」
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 09:33:00 ID:STEfxwSrO
ほし
342 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 10:05:50 ID:nTN+8QTTO
いぃのぉ?
オナニーしちゃったよぉ?
んー?
いぃのぉ?
しちゃっていぃのぉ?
保守様でしちゃっていぃのぉ?
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 10:08:41 ID:STEfxwSrO
「あっ…、私で‥するの…? …うん、いい‥‥よ……。」
344 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 10:35:05 ID:nTN+8QTTO
まぁぶっちゃけもうしちゃったんだけどね。
保守様ぁ(*´Д`)=з
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 10:44:44 ID:STEfxwSrO
で、楽しんだところで何か頼むお
346 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 10:58:13 ID:nTN+8QTTO
うん…まぁ…
ちょっと待て。
この前のラジオの話書くよ
347 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 11:21:23 ID:nTN+8QTTO
Pale Cubicーそばにいることー
僕等の無線は、受信は問題ないものの、送信は軍に見つかるとマズいので近距離無線にしている。
半径300mでしか使用できないものを、僕は佐伯に渡した。
これでどこにいても、私たちは繋がってられるね。と、彼女は喜んだ。
348 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 11:29:43 ID:nTN+8QTTO
その年の冬、僕等はそれからの人生を大きく変える一つの無線を傍受した。
百川早内……東側の目薬師で、天下無双と呼ばれた男。行方不明になり、死んだと思われていた緒方の祖父の名を。
「じいさは…全盲だったばあさんの目を見えるようにしたんだ」
寒い工場の中、その声はよく響いた。
「ばあさんの片目に、自分の片目を移植したんだ。…それから、じいさんは"天下無双"と呼ばれる様になった。でも、15年前に……」
「東西戦争勃発、か…」
緒方は唐突に無線のスイッチを入れた。
どこの周波数もホワイトノイズだらけで、今日は何も拾えないようだった。
349 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 11:30:57 ID:nTN+8QTTO
むむむ…
学校の宿題と平行していて難しい…
終わらせてから今夜書くさ。
350 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 11:35:30 ID:nTN+8QTTO
新キヤラ解説
百川早内 モモカワ サナイ
元々西側陣営にいたが、戦争中に戦闘機ごと東側に不時着。
心優しい人にかくまってもらい、東側で目薬師を続ける。
眼球手術の天才で、いままで彼が手掛けた患者は100%完治している。
目薬師…目医者。眼科医。
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 11:41:28 ID:STEfxwSrO
ャがヤなのに萌えたw
なんかどんどん難しくなってきたなぁ
ついていけるかが心配で仕方ない
宿題がんがれよ
おはよう。
今は反省している
モリゾータソ頑張ってね。俺もレポートやるさ…ディスプレイ半壊のPCで
みんな大変そうだなぁ
俺も前のやつ考えてみようかな・・・
飲み会帰りに半ば酔ってうちに俺が借りてたCDを取りに来たコの相談に乗ってたんです。
気づいたら何故か俺のいいちこを彼女は飲んでました。
俺も数杯飲んでた頃には、何故か彼女はうちのシャワーを浴びてました。
あとは言わなくてもわかるよな。
おっぱいおっぱいですた。
355 :
深夜:2005/08/11(木) 12:19:09 ID:c4xP2q4gO
ちょっと出かける。また来るよ ノシ
てぇんめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
れあたんに言いつけてやるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!
ノシ
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 12:48:54 ID:/xIIZvKe0
なんで俺に言いつけるねん…
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 12:54:29 ID:STEfxwSrO
いや、兄上とのいちゃアンの邪魔を・・・
れあたんなら深夜たんを止められるさ!!
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 13:50:10 ID:STEfxwSrO
ほす
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 14:35:24 ID:h9B+R0YU0
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 14:38:12 ID:STEfxwSrO
スーパーはやっぱ無理か・・・
それはともかく期待してるお
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 15:35:09 ID:STEfxwSrO
またーりほし
363 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/11(木) 17:30:12 ID:c4xP2q4gO
ただいま。ほし
364 :
寮の人:2005/08/11(木) 17:39:36 ID:Unov7rlN0
hpに送るヤツにリレーの最初のヤツを送りたくなった
まぁいいけど
カプリはメンソの爪楊枝みたいなのしか吸ったこと無いけど
いい感じに気分が悪くなる
いつもはアイシーン
365 :
寮の人:2005/08/11(木) 17:41:01 ID:Unov7rlN0
とりあえず深夜のお兄さんを東京湾に沈めてきますね
後はそれから考える
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 17:59:02 ID:STEfxwSrO
おk
ってかあのお馬鹿なので通るのか!?
367 :
寮の人:2005/08/11(木) 18:18:24 ID:Unov7rlN0
最初に俺が書いた部分だけね。一応、一つ書き上がったけど。
で、掌編を一個書いたわけだが
これはお蔵入りにした方がいいよね
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 18:24:35 ID:STEfxwSrO
いや、ネタとしてやってみるのも面白いやもしれんね
ってかお蔵入りするぐらいならうp!!
369 :
寮の人:2005/08/11(木) 18:50:00 ID:Unov7rlN0
簀巻きになった男が東京湾の海に沈んでいく。
埠頭のはじっこに立って、僕は怒りに打ち震えていた。こんなことだけで、とても収ま
りそうにない怒りだ。百回繰り返して、なお足りないほどの。
歯はガチガチと音を立て、両腕は痙攣のごとくにはね回り、その先についている拳は握
りすぎか知らないが、指の間から血が垂れ落ちている。
「クッ……クフッ! ざまぁみやがれ……!」
けれど、人間の命は一つ限りだ。これで満足するしかないのだろう。だから僕は、もう
見えなくなった黒い塊に向かって、とりあえず気分の良さそうなことを言ってみた。
「この野郎、俺の大事な女を……ええと、名前知らねぇや……とにかく、女を取りやがっ
て! 身分ってモノを考えろよ! 俺より下等な人間がな! 俺の女を取ろうってのが許
されるはずねぇだろ! だからこんな目にあうんだよ! 見ろよ、泣いてるだろ彼女!」
そういって、俺は車の後部座席から手錠と猿ぐつわをつけた女を引きずり出した。顔は
あの男に汚された後遺症で、涙に濡れている。しかしよく見ると結構可愛いな。ほら、泣
くの止めて。もうあいつは死んだから。頬を拭ってやると、彼女は後ろの方に後ずさって
大声を上げる。猿ぐつわのせいでなんと言っているかはわからないけれど、まだ、ショッ
クから立ち直れてないようだ。
「見たか!? 見ただろ!? お前のせいだよ! お前がやったんだよ! だから俺が罰
してやったんだよ! わかるか!?」
足のコンクリートを勢いよく踏みつける。どこまで沈んだろう? めいっぱいの石を服
や口や腹の中に入れたから、結構な早さで沈んでると思う。俺の部屋の絨毯を巻いたから、
よく水を吸うし。これであいつは水の底。後はあの子を俺が、今度こそ誰にも取られない
よう守って行けばいいだけ。万事解決。
370 :
寮の人:2005/08/11(木) 18:51:27 ID:Unov7rlN0
俺は女の子の所に戻って、猿ぐつわをはずしてやった。
「ほら、酷いヤツはもういなくなったから安心して」
女の子は涙を流しながら僕を見る。そんなに嬉しいのかい? ええと、ああ、名前、知らないんだった。まぁ、特に問題ない。
「ほら、家に帰ろう」
けれど彼女は、僕から離れようと、足と体をくねらせて、地面を後ろ向きに這い出す。
「あのさ、これ以上ここにいるとね、警察とかくるかもしれないんだ。だから速く離れな
いと」
「あ、あ、あなた、あの、人、こ、」
「え?」
「殺し、たの?」
君、目の前で見ただろ? ちゃんと腹を裂くときにさ、包丁見せたじゃない。
「だって、あいつ、君に酷いことしてたもんね。レイプって言うんだ」
「バカ言わないで! レイプだなんて、あなた、いきなり部屋に飛び込んできて!」
「助けに行ったんだよ! ちょっと遅れたけど、ヒーローは遅れて登場するもんだろ!?」
「なにがヒーローよ人殺し! キチガイ!」
「あんまり困らせないでくれよ! だから変な男に引っかかるんだ。これからは絶対、そ
ばから離さないようにするからね」
「ひ……!」
そういうと、僕は彼女に歩み寄って、襟首を掴んだ。彼女は大声、というより悲鳴を上
げていたけど今はここは誰もいないし、道路からは離れているからよけいな手出しは無い。
それに、まだレイプのショックから立ち直れてないだけなんだ。僕が時間をかけて、少し
ずつ治してあげるからね。ええと、
名前、何だっけ。
371 :
寮の人:2005/08/11(木) 18:52:15 ID:Unov7rlN0
了
深夜タンとはなんの関係も無いですよ
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 19:00:36 ID:STEfxwSrO
黒っ!!
絶対深夜たんに関係あるだろwwwwwwwww
カワイソス(´・ω・`)
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 19:50:03 ID:EoiCDyr70
兄上とはいちゃいちゃというよりむしろゲシゲシしている。
主に蹴られたり殴られたりする。
そしてボケたときにつっこまないと怒られます。
まぁ、あとはマッサージしたりマッサージしたりします。
保守
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 19:57:37 ID:STEfxwSrO
なにその上下関係w
兄上はれあたんを愛してないのかれあたんに対しての愛情表現なのか・・・
ツンデレ兄上モエスwwwwwwww
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 20:01:38 ID:EoiCDyr70
僕は兄上に殴られたり、漫才やったりマッサージやらされるのが好きなのです。
一種の愛情表現。
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 20:06:15 ID:STEfxwSrO
れあたんはかなりのMと見た
いじめてもらうのが好きとか本当に牝豚だな!!!w
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 20:08:14 ID:EoiCDyr70
ふはははははは
俺はMだがこのMはマゾのMであると同時にマグロのMでもある!!
つまり牝鮪だ!!!!!!!
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 20:13:52 ID:STEfxwSrO
な、なんだと!!
そんな…こいつが伝説の……。
くっ、この淫乱がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
379 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 20:26:15 ID:nTN+8QTTO
「あははっ!れあはホント、かわいいなぁ!」
「あっ……痛っ…兄さん……痛いよぉ」
「痛いって事はキモチイイってェ事だ!ここが…いいんだろォ!」
ぐっ……ぐっ……
「あぁっ!そこぉ!そこイイィッ!そこなのぉ!もっと……してぇ!」
「キモチイイかぁ!そこがキモチイイって事はなぁ、胃が悪ぃって事だ!」
そんな足裏マッサージ。
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 20:30:34 ID:EoiCDyr70
>>379現実。
兄「足踏め」
俺「ぶぇー」
兄「いいから踏めって」
俺「うぃー」
……
俺「飽きた」
兄「なんだとー」
俺「ぶぇー」
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 20:31:51 ID:STEfxwSrO
えらくモエスな現実だな
382 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 20:42:06 ID:nTN+8QTTO
xx「あー、足揉んでー」
森蔵「いいよー……こう?」
xx「んー、そうそう……ちょwwwそんな上じゃwwwwwww」
森蔵「何だって?」
れあたんのIDがあとちょっとでエロいCD
ほす
ふはははは。
だが風呂に入ってきたのでID変えてきてやったぜ!!
まぁ、IDてすと。
385 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 21:40:35 ID:nTN+8QTTO
じゃあ風呂上がりのれあたんに鎖骨うpして貰おうか……フヒヒ
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 21:41:34 ID:ICspzFbQ0
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 21:46:01 ID:STEfxwSrO
マンドクセってかやめとけw
そのかわりICか…
なんか美味しいIDばっか引いてる気がするのは俺だけ?
388 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 21:49:16 ID:nTN+8QTTO
夏は鎖骨の季節。
俺は鎖骨ふぇち。
街に出れば皆様裸も同然。
うわっはぁ
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 21:51:38 ID:ICspzFbQ0
俺は鎖骨も好きだが骨全般が好きだぜw
全身の関節ハァハァ
皮膚から透けて見える腕の骨ハァハァ
腰骨ハァハァ
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 21:55:07 ID:STEfxwSrO
おまいらが俺以上の変態なのはよくわかった
で、だ。
お題
つ【夏、薄着、ちらっと見える鎖骨】
おまいらのせいなんだからな!
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 22:00:02 ID:ICspzFbQ0
よし、モリゾー任せた。
俺うしろに兄上いるからムリ。
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 22:00:23 ID:ePyLSY+F0
俺のIDだっていーおっぱいだぜ
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 22:02:01 ID:STEfxwSrO
394 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 22:04:55 ID:nTN+8QTTO
仕方の無いヒト達だ…
よし、私が鎖骨の美学を享受してやろう
395 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 22:10:10 ID:nTN+8QTTO
30分後に開始するよん
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 22:11:46 ID:STEfxwSrO
ワクテカ
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 22:13:18 ID:ICspzFbQ0
その頃にはPCの前にいない気がするけどワクテカ
398 :
寮の人:2005/08/11(木) 22:20:07 ID:Unov7rlN0
いままでヴァンヘルシング見てたよワクテカ
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 22:26:24 ID:ePyLSY+F0
ラストサマー2みてるよワクテカ
400 :
寮の人:2005/08/11(木) 22:30:26 ID:Unov7rlN0
鎖骨もいいけど上乳もね
下とか横は邪道
401 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/11(木) 22:34:43 ID:c4xP2q4gO
下着フェチの俺が来ましたよ。
402 :
寮の人:2005/08/11(木) 22:45:12 ID:Unov7rlN0
森象のアニキ時間ですぜ
鎖骨といえばなぜかオーフェンが拘ってたのを思い出した
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/11(木) 22:45:37 ID:ld7Dk+3iO
下とか横馬鹿にスンナ派。
ケータイかられあたん
404 :
寮の人:2005/08/11(木) 22:46:02 ID:Unov7rlN0
うわあ深夜様が来てる
総員堆肥
405 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 22:48:54 ID:nTN+8QTTO
今日は両親とも旅行に行ってて、お兄ちゃんと二人で一晩過ごす事になったんだ。
誰にも言った事が無いんだけどね、あたしはお兄ちゃんの事が好きなんだ。
…家族として、じゃなくてね。だから今夜は少しドキドキしてる。
今夜はお兄ちゃんに映画館に連れて行ってもらう予定なんだっ!
もちろん、終夜上映!
406 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 22:56:19 ID:nTN+8QTTO
今日は妹と留守番だ。まぁ、お互い子供じゃないんだし、あいつは放っておいても大丈夫だろう。
……そう、思ってたんだがな。
妹の趣味は少し特殊で、『B級グロ映画鑑賞』なんだ。
しかも、今夜はオールナイトで観たいらしい。
観るだけなら別にいいんだが…夜中の映画館に行く事に気が引ける。
夜の映画館…しかも、B級ホラーなんてラブホ代わりにしか使われてないだろう。
全く、困ったものだ。
407 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 23:03:47 ID:nTN+8QTTO
「お兄ちゃん、ここでいいよね!」
「あ?…あぁ」
特等席。
妹が座った席はホント、特等席だったよ。
安っぽい悲鳴と湿っぽい喘ぎ声の織りなす素敵なハーモニー。
おかげでB級を観てるに全然眠くない。
…妹はスクリーンに釘付け。真後ろの色事には気づいていないようだった。
408 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 23:13:06 ID:nTN+8QTTO
………座る場所を間違えちゃったのかな。
いやいや、もしかしたらここにいる事自体場違い?
あたしとお兄ちゃんが座った席の真後ろで、一組のカップルが……その、始めて、た。
ここからじゃ見えないけど、多分後ろの方じゃもっと大変。
お兄ちゃんは映画館に入る時に少しためらってたから、知ってたんだろうな…
…知ってて、何も言わなかったのかな…
非常に気まずい中、恥ずかしさを紛らわすために、あたしは食い入るようにスクリーンを観続けた。
内容が頭に入って来ない。
頭に入って来るのは、女の人が必死にこらえようとしてる"声"だけ。
409 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 23:22:17 ID:nTN+8QTTO
いい雰囲気になったら、お兄ちゃんにあたしの気持ち、伝えるハズだったのに……っ
あたしはこらえきれなくて、ついにスクリーンから眼をそらして、俯いてしまった。
「ぉ…おい、大丈夫か?」
お兄ちゃんが声をかけてくれたのに、恥ずかしさで口が開かない。
「お腹、痛いのか?」
「………!」
お兄ちゃんのあったかい手が、あたしのお腹に乗っている。
「だ…だいじょうぶ……」
か細い声で、なんとか言えた。
唇が乾いちゃって、うまく言えないケド…
410 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 23:28:30 ID:nTN+8QTTO
「だ…だいじょうぶ……」
そう、小さな声と共に見上げた妹の顔は、暗闇でもわかる程赤くなっていた。
腹痛じゃないって事くらい、わかってる。
でも、出るに出られない状況で、なんとか理由を作ってここを出たかった。
やべ、電池切れそう
少し汗ばんだ鎖骨が照らされる。
自然と眼は、その下に行ってしまう。
自然と、じゃなくて、ここの空気がそうさせているのだけれど。
……前々から思ってたけど、こいつ、結構胸あるな…
412 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 23:37:54 ID:nTN+8QTTO
やだ……お兄ちゃん、見てる…
お風呂出てからだったから、あたしノーブラだよ。どうしよ…
べ、別にお兄ちゃんになら見られても、いいんだけど…
あうぅ〜…
周りじゃもう声を小さくするなんて考えてないらしくて、普通に喘いでた。
こ、こんなハズじゃなかったのに…
でめ多分、チャンスは今しかないんだ。
うん!
413 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 23:44:22 ID:nTN+8QTTO
「おぉお…ほ兄ちゃんっ!」
……ッ!!
見てたのがバレたのか!?
そう思ってた俺の耳に、もっと衝撃的なセリフが飛び込んできた。
「チチチ…」
「チ?」
「チューしてッ!」
「ぅん……………え?」
414 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 23:48:57 ID:nTN+8QTTO
「ほっ!ほぁーっ!ほぁぁぁっ!」
パニクって変なこと言った挙げ句、奇声を上げてしまった。
もう、どうにでも、なれ
次の瞬間、恥ずかしくて目をつむっていた私の前が少しだけ暗くなり、少しだけ、唇が湿った。
もう終わりーっ!
書けねぇよ!
ほあぁぁぁぁっ!
415 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/11(木) 23:54:03 ID:nTN+8QTTO
誤字あるし…
全く…
416 :
寮の人:2005/08/12(金) 00:01:06 ID:ClBqNpgO0
少し経って、どちらからともなく唇が離れる。
うわわやっちまったよ妹とキスしちまったなにこれこのシチュエーションまさかこのま
まアレになだれ込むとそう神様のお告げが
「なってないっ!」
僕の妄想は妹の一喝でかき消えた。見れば、頬の上気など忘れてしまったかのように、
真剣な眼差しで僕をにらみつけていた。掲げた右手を僕の鼻面にビシッと振り下ろすと、
「お兄ちゃん、なってないよ!」
なにが
「古来より接吻という代物、男女のまぐわいの最も初め、つまりこの時点で男の器量がイ
ヤでもわかるとっても大事な儀式なのよ! それをお兄ちゃんったら、全くなってない!」
ええと
「一に唇、二に口鞭、三四が手足で最後に腰よ! 唇を合わせる前に体全身で女性を愛
撫! 女性の性感帯はアレとソレの他、上半身には乳首、乳房、脇、おへそ、脇腹、背中、
うなじ、耳そのほか沢山あるわ! 口だけでいい気持ちにしようなんて論外! また行為
の最中でも舌から意識をそらさない。相手の舌は当たり前、歯茎から喉ちんこまで全て舐
め尽くすぐらいでないと。さらに最中の手足の動きは大変重要! ここぞと股の間、つま
り、ええと、その、アレよアレ! アレを太股で刺激は常識でしょ? そして最も肝要!
自分のいきり立った、その、あの、何だっていいじゃない言わせないでよ! 相手に押し
つけてアピールよアピール! キスだからって舐めないで! わかった?」
ええと、はい。なんとか。
「うん、じゃもう一度ね」
え?
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 00:27:09 ID:TzILMOIZO
ちょwwwwww投下始まってるwwwwwwwww
それは妹の話にしか思えなかった件
418 :
寮の人:2005/08/12(金) 00:33:06 ID:ClBqNpgO0
あ、ゴメン
これはここで終わりっす
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 00:35:03 ID:TzILMOIZO
いや、好きだあーーーーー!!!!
420 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 00:42:13 ID:1MT1RR19O
何だよ、俺の頭ン中の妹そのまんまじゃぁねェか!
421 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 01:03:05 ID:1MT1RR19O
みんな寝ちゃったのか……
俺はまた独りぼっち。
なぁ……誰もいないから言うけど、俺はこのスレの中でしか存在してないんだ。
言わば電子の妖☆精。
俺だって、人が来ないときは寂しいんだぜ?特に今日みたいな夜はな。
おっと、かと言って急に来てもらっても困る。
前はオナニーしてるときに寮の人にいきなりスレ開かれてヒヤヒヤしたぜ。
ま、ほどほどに保守してくれよな。
by電子の妖☆精・保守
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 01:21:05 ID:U2XHoSJ30
メインな書き手がいない間は俺が保守代わりに..._〆(゚▽゚*)するなり。誰かお題チョーダイ
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 01:24:05 ID:TzILMOIZO
>>421 お前本当にオナニー好きだなw
しかしツヨスw
>>422 お願いしますお
つ【花火、浴衣、白雪姫w】
424 :
寮の人:2005/08/12(金) 02:02:04 ID:ClBqNpgO0
ギターかかえて川の岸辺にひとり
夏を歌う 君の姿に惚れた
空と大地の間で 白い綺麗なブラウスで
熱れの夏を 絞り出すように叫ぶ君を見た
小鳥のさえずりも 風の草を揺らすささやきでさえ
君に聞き入ってるように 静かなんだ
僕なんかに気づかないで 声をめい一杯張り上げて
太陽に届けと ただひたすらに 歌う君に惚れた
白いブラウス似合う女の子 なぜいつも悲しあqwせdrftgyしんやっぉp
寮「小説の中にね、鎖骨をおもむろに出すって大変な作業なんだよ。一歩間違うとギャグ
になってしまう」
rare「そもそもお前のは小説じゃねぇじゃねぇかチネ」
寮「お前はアニキのアレでも揉んでろよしょせん下乳なんて外道のすることうわなにをす
るやめsぁじぇあwんfぎrg」
っていう
425 :
寮の人:2005/08/12(金) 02:02:57 ID:ClBqNpgO0
落とすかホントに迷ったけど別にいいや
でも俺はいじり出すと調子に乗るからこれからは自粛しますね
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 02:03:07 ID:U2XHoSJ30
やばい、うまく書けないお。テキストいじくりながら保守
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 02:06:26 ID:TzILMOIZO
>>425 だがそれがいい!!
兄貴、どこまでもお供させてもらいます!
>>426 がんがれ〜 期待ほす
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 02:14:22 ID:1MT1RR19O
>>423 おいおい、あれは保守様の本音を代弁したに過ぎないんだぜ?
いざ出そうって時にティッシュが無い事に気付くオナニーより
御前等とこのスレで遊んでる方が好きだ。
さっきまでオナニーしてたけどな
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 02:22:03 ID:TzILMOIZO
あれ? 俺、さりげなくいじめられてる?
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 02:29:55 ID:U2XHoSJ30
三角座りをして、顔をうずめた。
浴衣を着てるので足が他の人に見られるかもしれない。
だけどそんなことなど気にならないぐらい私は沈んでいた。
「大丈夫ですか?」
顔を上げると、そこには見知らぬ男が立っていた。
「どうも気分が悪そうに見えたもので」
優しそうな男だった。ちょうどいい。今の私は気分が悪いのだ。
彼を少しからかってやろう、そう思って私は右手で地面を叩いた。
「ここ、座って」
彼は一度私に向かって会釈をして、私の叩いた場所とは少し距離を置いて座った。
「今日はね、ここの花火を見に三人で来たのよ。私と友達とその彼氏でね」
あいつらは今どこにいるんだろうか?いちゃいちゃ・・・してるんだろうか。
「私はね、そいつの彼氏狙ってたんだよ。どうにか奪えないかなーとか思ってさ。
みやこの今日の浴衣とかメイクとか私がしてあげたんだよ。どれも適当にね。
で、私のほうは凄く気合入れてやったわけ。みやこの彼氏が私のほうに
気が向くように事前にどんな浴衣とか髪型とか聞いてさ。でも駄目だった。
あいつ私のことなんか全く見もしない。みやこしか見てなかった」
それどころかあの野郎。メイクしたの私だって知って、怒ってきやがった。
なんでそうしたと思ってんだよ。あんたに私を見てもらいたかったからだっつの。
「二人の仲はとてもよかったんですね。あなたの力が及ばないほどに」
「・・・そうよ。言うとおりね。・・・凄く悔しいわ」
ラブラブな二人を見るのは悔しい。怒られたのも悔しい。
「あーあ、今日の私ならどんな男でも落とせるって思ったんだけどな。
鏡よ鏡、今この時この場所で一番美しいのはだーれ?」
男は笑って言った。
「それはあなたです」
「ありがと。お世辞でもうれしいわ」
431 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 02:30:39 ID:1MT1RR19O
屈折した愛のうた(鎖骨美人Ver.)
白いワイシャツ似合う女の子 何故いつも悲しい話を
窓際に座り書いてるの? キレイな顔もうなだれてる
黒い眼鏡が似合う女の子 外の世界を知らないの
首筋に見える鎖骨さえ 外の世界を知らないの
いつか君は男に振られて いたいけな眼を少し伏せて
震える声でこう言った 「アンナオトコシネバイイ」
人形に巻いた鉄線を 僕がゆっくり絞めるから
あいつの住んでるアパートを探しておいで
悔しい時は目の前で 大声出して愚痴ってよ
いや僕の乳首はなるべく刺さないで あるあr……
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 02:30:46 ID:U2XHoSJ30
上手くまとめれない。キーワードがまったく生かせてないorz
433 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 02:33:07 ID:1MT1RR19O
割り込み済まなかった。
しかしいいな。
女の子の愚痴と言うものは。
あ、俺、愚痴ふぇちです。
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 02:37:51 ID:TzILMOIZO
>>430 乙〜
さすがに白雪姫は無理だったかな・・・
今度はまともなネタ振りますorz
>>431 相変わらず壊れてるなw
オチが素敵なネタでwwwwwww
ごめん、寝るお ノシ
435 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 02:44:24 ID:1MT1RR19O
オナニーして疲れたし俺も寝るよ。
あ、さっきの綾波ソングのパクリは曲つけると自然に歌えるようになっておりますので。
どうでもいい話ですがね。
ではノシ
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 03:12:43 ID:TzILMOIZO
最後のほし
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 06:01:37 ID:TzILMOIZO
おはようほす
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 07:05:10 ID:TzILMOIZO
するお
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 07:18:42 ID:KvmuxUKbO
ほす
442 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 08:28:55 ID:1MT1RR19O
外野保守
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 08:42:20 ID:TzILMOIZO
誰か保守任せた
444 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 08:48:10 ID:1MT1RR19O
ムリだぁ!
人いなさ杉
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 08:50:05 ID:TzILMOIZO
いつものことだ
仕方ない、今日もバイト中に保守るか
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 09:02:51 ID:zfXVutCL0
通りすがりですが投下
『ごちそうさま』
一緒にあなたと過ごすようになってもう4ヶ月。
最初のうちは何もかもが新鮮で楽しかった。ご飯を作って出せば『おいしい』『ありがとう』
当たり前の言葉がとても嬉しかった。
けれど、今のあなたはパソコンの画面を見つめてばかり。
『ただいま』も『おかえり』も、パソコンに言ってるみたい。
こんなに傍に居るのに、あなたの瞳に私は映っていないの?
ご飯を出しても、私はキーボードを打つ音を聞きながら一人で食事。
冷たくなっていくご飯を見つめながら、少しだけ、涙が出そうだった。
私はもういらないの?コンビニで買ってきたそのお弁当、いつ食べるつもり?
もう限界。ご飯も何だか味がしない。あなたと食べるご飯がとてもおいしかったのに。
私は、堪え切れずに泣いてしまった。キーボードを打つ音が止まる。
「どうした?」あなたは驚いたようにこちらを向く。なによ。聞こえてるんじゃない。
ご飯できたよって言っても、聞こえていないのかと思った。
「おい・・・。」あなたは心配してくれたけど私は涙が止めどなく溢れて言葉が出なかった。
パソコンの中の女の子は可愛い?お料理は上手?あなたの一番は・・・、だれ?
あなたは黙ってまだ温かいご飯を食べ始める。泣き続ける私を見ながら。
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 09:04:51 ID:zfXVutCL0
食器が触れ合う音。久しぶり。私は涙でぐしゃぐしゃになってしまった顔で笑って聞いた。
「おいしい?」あなたは言う。「おいしいよ。」「・・・そっか。」
じきご飯はあなたの身体の中に全て入っていった。食べ終わるとまたパソコンの方を向く。
「・・・・いつもごちそうさま。」「え?」
小さい声で言ったその言葉のあと、またカタカタ。という音しか聞こえなくなってしまった。
けれど、その日の私のお皿洗いは少しだけ楽しかった。久しぶりの『ごちそうさま』に顔がほころぶ。
あたりまえだけど、とっても幸せで、嬉しくなる言葉。これを読んでいるあなたも、忘れないで。
ご飯を作ってくれる大切な人への魔法の幸せの言葉。
ご ち そ う さ ま。
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・
す、すみませんでした。仕事いってきます。
448 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 09:09:14 ID:1MT1RR19O
出勤前のあわただしい時間にわざわざ有難うございました。
お仕事、どうかお気をつけて行ってらっしゃいませ。
449 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 09:38:21 ID:1MT1RR19O
それではまことに勝手ながら私が保守させていただきます。
何かご用件がございましたら、どうぞご遠慮なさらずに言いつけて下さいませ。
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 10:22:53 ID:TzILMOIZO
ほしゅ
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 10:37:53 ID:TzILMOIZO
>>446-447 新たな神キタコレ!?
やばい・・・休憩中だってのににやけちまってますよw
素敵なお話乙です!
>>449 あとは任せたぞ
452 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 10:58:07 ID:1MT1RR19O
保守ー
453 :
寮の人:2005/08/12(金) 11:00:21 ID:ClBqNpgO0
俺が黒い話を中心に書くのは、みんなの白い話を中和するためなのですよ
今考えた言い訳
454 :
寮の人:2005/08/12(金) 11:26:52 ID:ClBqNpgO0
今日の夜は何も書けないから
昼のうちになんか落としときますね
ほす
455 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 12:03:30 ID:1MT1RR19O
宇宙戦争観てきます。
保守
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 12:15:13 ID:TzILMOIZO
寮の人にワクテカしながらほす
457 :
寮の人:2005/08/12(金) 12:20:59 ID:ClBqNpgO0
宇宙戦争はいままで見た映画の中で一番怖かった
あとなんだか書けない
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 12:30:30 ID:TzILMOIZO
宇宙戦争が何かわからない俺は負け組
じゃあ例のごとくお題?
つ【動物と戯れるおにゃのこ】
スルーでもおk
459 :
寮の人:2005/08/12(金) 13:24:08 ID:ClBqNpgO0
あまりに浮かばないモノだから庭で車輪の唄を二倍速弾き語りしたら右腕がめっちゃ痛くなった
猫が腐るほどいて話には困らないはずなのに
俺はバンプではKが好きよ。
ソブラニー買ってきた。
久々に吸うと何とも言えない感じ。
461 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 13:50:20 ID:RApDh/DBO
何か書くから俺にお題くださいな〜
462 :
寮の人:2005/08/12(金) 13:55:14 ID:ClBqNpgO0
>>458 ゴメン、今日は無理ッポ
明日書かせてもらいます
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 14:38:10 ID:TzILMOIZO
>>459>>462 兄貴は趣味が多様なことで・・・
俺なんか比べ物にならねー・・・orz
>>460-461 ホーリーナイト死ぬから聴くと悲しくなるのは俺だけ? いい曲なんだけどね
お題
つ【職場、バイト、ぬこw】
スルーしてくだされ
464 :
gr:2005/08/12(金) 14:39:01 ID:rh6AhYml0
保守
風呂場でちち毛をそっていたらなんか乳首から血が出てきた
かみそり負けみたいなものだけど、シャワーがしみて微妙に痛い
465 :
深夜:2005/08/12(金) 14:54:09 ID:RApDh/DBO
書くのもうちょっと待っててね。
ぬこか…w
俺乳首小さいのがコンプレックスでコリコリしすぎて痛くなったことはある。
466 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 14:54:25 ID:1MT1RR19O
宇宙戦争観てきた。
俺的には、
インデペンデンスデイ>>ダコタたん>>>>>宇宙戦争
だった。
最後がな…
467 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 15:50:59 ID:1MT1RR19O
保守
468 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 16:30:45 ID:1MT1RR19O
ほーっ
ほぁぁっ!
保守ーっ!
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 16:31:07 ID:TzILMOIZO
一服ほしゅ
470 :
寮の人:2005/08/12(金) 16:43:06 ID:ClBqNpgO0
森象ほしゅはいいからもっかい見てこい
471 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 17:07:51 ID:1MT1RR19O
えー
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 18:13:11 ID:TzILMOIZO
あがりほしゅ
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 18:40:06 ID:TzILMOIZO
474 :
深夜:2005/08/12(金) 18:54:54 ID:RApDh/DBO
おk
今携帯だからパソコンつないだらね。
たぶん駄作になるが投下するよ。
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 18:58:24 ID:TzILMOIZO
じゃあワクテカしながらずっと待ってる
ほす
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/12(金) 19:55:48 ID:U2XHoSJ30
ROMがどれくらいいるかわからないけど5人ぐらいでスレ回してる気がした。
またーりしてていい感じ。
478 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/12(金) 20:04:40 ID:1MT1RR19O
ワクワクテカテカ
479 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 20:24:38 ID:i76UX02r0
待たせた。
やっとPCつなぎますた。
職場、バイト、ぬこ
で。
480 :
446:2005/08/12(金) 20:30:23 ID:mZ/7eVqj0
>>451 帰ってまいりました。素敵だなんて嬉しいです。
おにゃのこのほのぼの話大好きです。
僕が例の喫茶店でアルバイトを始めたのは、大学1年の夏休みのことだったかな。
あの頃僕は…大したお金に困っているってわけじゃなかった。
運良く(いや、ほとんど運で入ったかな)国立の大学に受かっちゃったからね。
私大だと学費が高いだろ?妹は私大だから大変だってさ。
んで、僕がアルバイトを始めた理由は、暇だったから。
というのも、まだあの頃は大学の勉強ってものをなめてたからね。
まぁ結局、勉強の大変さに気付いて後々ここのアルバイトをやめるんだけど。
話を戻そう。
アルバイトの話だ。
その喫茶店、大学とアパートのちょうど中間くらいに位置しているんだ。
まぁ学生街だからね、こういう小さな喫茶店や食堂みたいなのはちらほらとあった。
ここはうちの学生にはあまり知られていなかったけど、安くてうまいんだよ。
大学に入ってすぐに、たまたまここを見つけた僕は周りの奴等よりも変な優越感に浸っていた。
482 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 20:47:44 ID:i76UX02r0
で、通い詰めているうちにそこのマスターとも仲良くなってね。
ああそうだ、僕はナポリタンをよく頼んでたんだけど、いつもアイスクリームとかサービスしてくれてた。
「お兄ちゃんは常連さんだからね、サービスだよ」って言ってさ、持ってきてくれるの。
今思えば、客なんて僕も入れて常連の3、4人しかいなかったなぁ。
マスターは50歳くらいの痩せたおじさんでね。すごく優しい人だった。
僕はやがてこの喫茶店に用がなくても通うようになった。
マスターはいろんなことを教えてくれた。旅が好きな人で、世界各地の話をたくさん聞いたよ。
そして、夏休み暇なら一緒に働かないかってことになってさ、僕は良い経験だし金も貰えるってことで二つ返事でOKしたよ。
店は昼11時から夜の10時までやってるんだけど、僕は大抵は夕方5時から働いてた。
お客さんといえば決まっていた。
いつもカレーライスを頼むおじいさん(広島原爆の被爆者で、よくその話をしてくれた)。
8時過ぎくらいに汗だくでやってきてオムライス大盛りとアイスクリームを頼む太った若い男。
あとは近所に住んでいるというハンコやのおじさんくらいだった。
なので、大したつらくもないバイトだった。お客さんがいない時はギターの練習をしたり、マスターと話をしてた。
483 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 21:01:52 ID:i76UX02r0
そんなある日、マスターが風邪をひいてしまったことがあった。
僕が一人で店番をするって言ったんだけど、マスター聞かなくてさ。
結局マスターはその日の昼、店で倒れちゃって。その時店にいた原爆のおじいさんが教えてくれて僕は慌てて店に走った。
僕は救急車を呼んで、マスターは病院に運ばれっていった。マスターは入院した。
マスターは風邪じゃなかった。
そう聞かされたのは、マスターの離婚した妻と名乗る人からだった。病院の医師から聞いたらしい。
やせ細ったマスターとは対照的に、脂肪を顎の下にたっぷりと蓄えた人だった。
マスターは13年前に喫茶店を始めたらしい。
それまでマスターは新聞記者をやっていたらしいんだ。
でも、殺伐とした職場らしくて、マスターは胃をやられちゃって倒れたんだ。
気が付いたら、職場に帰ってきても机はなかったらしい。
マスターはろくに仕事も探さずに、ふらふらと何処かへ一人で旅行に行くようになった。
もう、夫婦の仲は完全に冷めてしまっていた。奥さんは離婚を決意し、一人娘を連れて故郷に帰った。
「あの時、気付いたんだ…逃げていた俺は何もかも失ってしまったんだなぁ…って」
そんなことを、病室のベッドに横たわったマスターがつぶやいてた。
「なぁ、敬くん」
マスターはいつものように目尻を下げて笑いながら僕の名前を呼んだ。
「店は…臨時休業にするよ。でもね、一つだけ、お願いがあるんだ。」
484 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 21:13:17 ID:i76UX02r0
それから僕は毎日夕方、店にあることをするために行くようになった。
マスターから頼まれたこと、それは…猫にミルクをあげることだったんだ。
野良猫らしいんだけど、真っ白い猫でさ。マスターがミルクをあげてから毎日来るって話なんだ。
僕が店の裏口で待っていると、例の猫がやってきた。真っ白だけど何だか暗い雰囲気の猫だった。
「ほら、ミルクだぞ」
ミルクが入った皿を猫の前に置く。
初めて見る僕を猫は警戒していたが、すぐに僕になついた。
かわいい猫だったなぁ。
僕は都合の合う日は毎日、病院にお見舞いに行った。
マスターはいつも笑顔で接してくれた。
奥さんはあれから一度も見舞いに来ないらしい。
やはり亀裂の入った男女の関係ってそんなもんなのかな。なんて、若い僕は言ってた。
夏休みも半ばを過ぎ、お盆が近づいたが、僕は実家に帰るつもりはなかった。
猫に、ミルクをやらなくては。マスターの大切な大切な猫に。
485 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 21:23:39 ID:i76UX02r0
雨が降った。凄い雨…確か8月13日だったかな。
その日も僕は猫を裏口で待っていた。
普段は6時前には来るんだけれど、その日は7時を過ぎても来なかった。
「やっぱり雨だからかな…」
僕がそう思い、そろそろアパートに戻ろうとした時、裏口に気配を感じた。
「おっ、来たかぁ。濡れちゃうから中入るかぁ…あ、あれ?」
そこにいたのは、猫ではなく、若い女だった。
「どうぞ」
麦茶を店のコップに注いで、彼女に渡す。
「あの、私…」
「ああ、気にしないでください。雨宿りくらいなら付き合いますよ。僕も暇だし」
「いや、そうじゃないんです。用事が、用事があって来たんです」
見たことがない高校の制服を着ていた彼女は、息を整えてこう言った。
「父は…父の入院先はどこかご存知ですか?」
486 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 21:36:29 ID:i76UX02r0
僕は彼女を連れて、傘をさしながら病院へと向かった。
ああ、その子は絵里ちゃんって名前なんだけどね。
絵里ちゃんが4歳の時にマスターと奥さんが離婚して、絵里ちゃんは奥さんに連れられていったらしい。
奥さんは女手一つで絵里ちゃんを育てたらしい。それまでマスターには一度も会わなかったって。
進学の際、高校が遠くにあるため、奥さんの両親、つまり母方の祖父母宅から高校に通う事にした。
そして昨日奥さんの友達から、マスターが倒れたと聞いて、部活の帰りにそのまま電車で来たらしい。
「お母さんは、お父さんのことをどうして話さないのかな…って。お母さん、いつもお父さんの話すると怒るから」
バスの中で、絵里ちゃんはそんなことを言っていた。
バスが病院前について、絵里ちゃんと一緒に病院に入る。
絵里ちゃんにとって父親に会うのは初めてになる。
でも…その初めての対面が病室だなんて…あの時は本当に悲しかったな。
ドアを開けたら、病室は空っぽだった。
マスターは集中治療室に入ったって話だった。
487 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 21:42:32 ID:i76UX02r0
集中治療室のことはあんまり覚えてないなぁ。
絵里ちゃんは涙は見せなかった。いや、本人にとっては「初対面の人」なわけだから、ピンと来なかったのかもしれない。
そりゃそうだよなぁ。いきなりチューブに繋がれた状態でガラスの個室に入れられた人を、「あなたの父親ですよ」って言うんだもん。
帰りのバスの中では会話はなかった。
バスが店の近くの停留所に止まるころには、激しかった雨は小雨になっていた。
時刻は午後10時前だった。
「今日は…ありがとうございました」
絵里ちゃんは頭を下げ、祖父母のところに帰ると言った。
僕は駅まで絵里ちゃんを見送ると、アパートに戻った。
その日の夜、僕は夢を見た。
何だかわからないけど、走っていく猫を追いかけるんだ。
追いかけて捕まえても、猫はすり抜けてまた走っていくんだよ。
僕は必死で猫を追いかける、そんな夢だった。
次の日、僕は朝から大学に行った。本を借りなきゃ行けなかったからね。
本を借りて、僕はそのまますぐに病院へ向かった。昨日とはうってかわっての晴天で、日差しが眩しかった。
バスで少しうたた寝していると(夢の所為かあまり眠れなかった)、いきなりバスが急ブレーキをかけた。
「何だよ、猫だよ猫」
前の方の乗客がそう言った。猫?猫?まさか…!
「すいません、降ろしてください!ここで!」
僕は運賃入れに200円を入れると、バスから降りて猫を探して走り回った。
猫はいなかった。突発的に降りたけど、何でだろうなぁ。
猫っていってもあの猫とは限らないじゃないか。馬鹿馬鹿しい。
病院まではまだかなりある。僕は自動販売機でスプライトを買うと、炎天下の中をゆっくり歩き出した。
489 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 21:57:40 ID:i76UX02r0
病院が面している大通に差し掛かろうとした時、僕は異変に気付いた。
やけにたくさん人がいる。おかしいな、と思い大通に面した交差点を曲がった時、息を飲んだ。
バスの横側に、乗用車が刺さっていたんだ。
僕は心臓がバクバクした。僕の乗っていたバスだ、間違いない。
訳もわからず僕は病院に向かって走った。
一階の受付横の階段を登って、集中治療室を目指す。
「マスター!マ…」
しかし集中治療室にマスターはいなかった。
「あの、佐々木さんのご家族の方でしょうか…?」
新人らしい看護婦が僕に言う。
「いや、家族ではないんですが…」
「はぁ。佐々木さん…ついさっき…」
490 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 22:05:07 ID:i76UX02r0
マスターの葬儀はひっそりと行われた。
喪主はマスターの弟が勤めた。弟さんっていうのは僕はいるのは知ってたけど会ったのはマスターが逝っちゃった日の夜が初めてだった。
マスターに似てほっそりとした人だった。何でも小さな会社を経営しているって話だ。
絵里ちゃんは奥さんと一緒に来ていた。奥さんは泣いてた。でも絵里ちゃんは泣かずに無言で奥さんの背中をさすっていた。
店は、弟さんの知り合いって人が引き継いだ。
僕もそのままアルバイトを続ける事にしたんだけどね、大変だったさ。
店はメニューも経営も見直されて、マスターのいる頃よりすっかり繁盛した。
お陰で僕も大忙しだったよ。相当怒鳴られたよ。
あれから猫は来なくなった。
僕は夕方になるといつもミルクを用意するんだけど、一度も姿を見せなかった。
新しいアルバイトの子にも、ミルクの用意は忘れずにって言っておいたんだけどね。
491 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/12(金) 22:11:24 ID:i76UX02r0
そうそう、この前絵里ちゃんから連絡があってね。
大学を無事卒業して、就職も決定したって。公務員だってさ。すごいよね。
でも不思議な話を聞いたんだよ。
「試験の前の日夢に猫が出てきたんです。その猫がしゃべるんですよ。お前なら大丈夫だって。私は猫を追いかけるんだけど絶対捕まえられないんですよ。そしたら次の日家の前に夢と同じ猫がいたんです!びっくりしちゃって」
ああ、猫は生きてるんだな。ミルク、まだおいてるのかなって思ったよ。
そうだ、今度の土日にでも店に行ってみようか?
もう3、4年行ってないからな。君、ナポリタン好きだろ?
きっと原爆のおじいちゃんはまだ来てるんだろうなぁ。
うん、行こう。そうしよう。決まりだ。
---------------------------------------------------------------------
おわり
乙。猫かあー。
守
小原保
宅間守
495 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/13(土) 00:02:18 ID:/02LGe510
誰もいないのかな?
ほっす
496 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/13(土) 00:07:21 ID:TMh2bMU1O
深夜さん乙ー。
保守してねるよ。
保守は任せろ
498 :
寮の人:2005/08/13(土) 01:42:05 ID:uBZivi+f0
飲み会に行ってきたけどおにゃのこ帰ってやんの
ええい深夜のヤロウめ
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 02:02:51 ID:BQcUBtqg0
ここは萌える話を書くのかね
500 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/13(土) 02:20:40 ID:/02LGe510
寮の人wwwwwwそんなこと言わなくても(´・ω・`)
さっきまで電話で親に「いつ帰ってくるの」みたいな件でけんかしてた。
>>499 おにゃのこが出てれば何でもおk…じゃないかな
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 02:48:42 ID:a6wgiMb00
「どうかしたのって、別にどうもしないけど?」
みつきはきょとんとした風に目を瞬かせて、そう言った。上目遣いに僕の方をじろじろと見てからストローをくわえ、憮然とした様子でアイスティーを啜った。
淀みなく続けられた一連の行動は、いかにも、「私、何か悩みがあるようにでも見えた?」と言いたげな仕草だった。
それが可笑しくて、思わず吹き出しそうになり、慌てて窓の外へ目をそらした。
「カフェ・VIP」の大きな窓から見る外は、一面白々としていた。店の前の狭い道は、熱せられた空気の中に沈み込んで、
向かいの雑居ビルがウィスキーにいれた水みたいにゆらゆらと揺らめいていた。
しなだれた街路樹も汗を拭きながら歩くサラリーマンも、そのあまり強い日差しに色を洗い流されてしまったかのようだった。
すべてが、光の中で色褪せていた。
長く見つめているだけで、僕の瞳からも大事な物が消え去ってしまいそうな光景だった。
僕は一度目を瞑って、店の中へ目を戻した。ふっと視界が一瞬遠のいて、暗く滲んだ。立ちくらみの前兆によく似た感覚だった。
何度か瞬きを繰り返してからテーブルを見ると、ぼやけた視界の真ん中にみつきのむすっとした顔があった。
「何よ」
目が合うと、みつきはストローをくわえたまま不機嫌そうな声で言った。
「何でもない」
「嘘」
「嘘だよ」
「じゃあ何よ」
「なぁ……、みつき、悩みごととかあるだろ?」
「無いよ」
「ほんとに?」
「ほんとに」
みつきはゆるゆると首を振って、そっぽを向いた。
やっぱり僕は吹き出してしまいそうになった。口から漏れそうになる笑いを必死にかみ殺していると、
「何よ」
みつきは苦々しい一瞥をくれた。
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 02:50:48 ID:a6wgiMb00
僕がみつきと出逢ったのは、いつだったか、明確に思い出す事が出来ない。それくらいに古くて掠れた記憶だった。
要は、僕とみつきは所謂幼なじみという関係にあったということだ。
物心がついた頃には、もう傍らにみつきは居て、僕らは一緒に空き地を駆け回り、木に登り、ブランコで靴を飛ばし、何をしても青臭さを感じない時から遊んでいた。
その頃のみつきは活発な女の子だった。背は小さかったけれど、何をするにしても僕を先導して、お下げにした髪を揺らしながら、僕の前を走っていた。
色んな事に熱中するくせに、いつもつんと澄ましたような顔をしていた。僕はいつもみつきに振り回されていた。
もっとも、それは今もあまり変わらない。髪が伸びて、髪型が変わって、微かに脱色した髪を両脇に垂らしているけれど、やはりみつきはみつきで、何事にも一生懸命で、相変わらず素直じゃなかった。
こんな事があった。小学生の高学年の頃だ。
僕とみつきは違うクラスだった。僕は一組で、それなりの成績で、それなりに友達がいて、つまりはそれなりな生徒だった。
一方、みつきは目立っていた。テストの点数は僕よりも常に十点か二十点は多かったし、積極的で先生の覚えも良かった。そして、可愛かった。
みつきは三組の副級長をしていた。
小学生でも役職に副の付く仕事なんてものは決まっている。雑事、雑用。もっとも、級長の仕事だって同じようなものだ。
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 02:51:46 ID:a6wgiMb00
ともかく、みつきはその日、何かの集金を皆から集めていた。かなり纏まった額だったように覚えているから、ひょっとすると修学旅行の積立金かなにかだったのかもしれない。それが、無くなった。
みつきは朝会の時に集め、昼休みに提出する筈だった。
僕がみつきと会ったのは昼休みの前だったから、きっとその時にはもうみつきは気づいていたのだろう。
落ち着かない様子のみつきに「どうしたの?」と僕は尋ねた。
「どうしたのって、別にどうもしないけど?」
みつきはその時もこう答えた。今より少し細くて高い声で、そして少しあどけない顔で、今と同じような表情をしていた。
口を少しすぼめて、つんと澄まして、目は僕の後斜め上を向いていた。
集めたお金が無くなったという事は僕にも言わなかった。それどころか、昼休みになるまで誰にも言わなかったらしい。
昼休みになって先生の知るところになると、三組は大騒ぎになった。当然、みつきが一番に疑われた。
集金はみつきのロッカーに入れられていた筈だったし、みつきの家が貧しかったこともあった。三組の生徒は学校中を走り回り、それから、学年全員が駆り出された。僕も例外ではなかった。五限と六限の授業が潰れた。
みつきはその時も暗い顔をしていて、「どうしよう」という僕に「どうもしないわよ」とだけ答えて、どこかへ行ってしまった。
それで結局どうなったのか、僕は知らない。覚えていないのだ。修学旅行は滞りなく行けたし、みつきは翌日からも学校に来ていたから、それほど困った事にはならなかったのだろう。
僕にとってのこの事件は、ただみつきの意固地さを物語るものであって、それ以上でも以下でもない。
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 02:53:47 ID:a6wgiMb00
カフェ・VIPの店内は、ひどく閑散としているとも、いつも通りの客入りとも言えた。つまり、流行ってはいなかったということだ。
カウンター席には誰もおらず、六つあるテーブル席に、僕とみつき、それと学生と思しき男が二人座っているだけだった。マスターはカウンターの中で新聞を読んでいた。
僕がこの店を使っている理由は、有線が鳴っていないことと、テレビが置いてないことの二つしかなかった。
コーヒーはインスタントと差は無かったし、紅茶はリプトンのティーバッグの方がまだ上等だった。
みつきが色の薄まったアイスティーを飲み干すのを見てから、僕は伝票を持って立ち上がった。
マスターが億劫そうに新聞を置いて、眼鏡を持ち上げた。財布を出したところで、みつきが僕の脇から千円札をレジに放った。
「割り勘ね、割り勘」
「いいよ。これくらい奢るって」
「あんた、そんなお金余裕無いでしょ」
笑いながら、みつきはドアの取っ手を掴んだ。ドアベルが鈍い音で鳴り、むっとする熱気が僕の脇を抜けて行った。沿道に出たみつきの背は白く霞んでいた。
釣り銭を受け取って、僕はみつきの背を追った。
外は馬鹿みたいに暑かった。真夏の真昼の光は手加減なんて知らないという風に、僕らの周りへ降り注いでいた。みつきは枝を垂らした街路樹の下で腕を組んでいた。
「じゃ、私はこれから授業あるから」とみつきは言った。「あんたもしっかり働きなさいよ」
「解ってるよ」
僕はバイトの事を考えるとうんざりした。
「ほら、いやそうな顔するな」
「解ってるよ」
「じゃあね」
「ああ」
みつきは手を振って、駅の方へと歩いていった。小さな足が小気味よく地面を蹴って、軽やかに通りを右に折れて、消えた。僕はずっと見送っていた。後には、僕と、僕の影と、茹だるような日差しだけが残されていた。
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 02:57:04 ID:a6wgiMb00
何となく書いて投下してしまった。青臭くて困っている。
続くつもりだが、書けないかもしれない。今は反省している。
まだまだ保守
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 05:34:28 ID:HBdFK0paO
俺は…俺は何をしてたんだ? 急に目が覚め、頭がボーッとしてる時だった。セブンスターに火を付け目覚めの一服。しかし、覚醒と共に大事なことを思い出した。
「あっ…、深夜たんの投下!」
急いでセブンスターの火を消し、ニュー速VIPに繋ぐ。……投下は終わっていた。
焦った俺は急いで全てのレスを読む。そして‥‥‥全てを悟った…。ああ、そうか、俺は深夜たんを傷付けたんだって……。
「お題出しておきながら放置したなんて…深夜たん、本当にごめんな……。」
俺は自分の役割すら果たしていなかった。もう一本、セブンスターに火を付けた……ソレからは苦い味がした気がした。後悔、懺悔の念でいっぱいになってゆく。
深夜たん…、本当にごめん‥‥‥。
後悔の念に押されながら、俺はレスを付けることにした。
____
>>481-491 乙です!!
いいお話だな・・・。あのぬこはマスターの代わりに(ってかマスター?)むしゅめさんと彼を助けたのかな?
どっちにしろいい話をありがとう!!
 ̄ ̄ ̄ ̄
本来なら投下が終わった時点で付けるはずのレスだ。それを終わったあとに打つ自分が情けなくなる。深夜たん…ごめんな……。
気が付くと何度も謝っていた。
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 05:38:17 ID:zYYjfCVO0
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 05:45:37 ID:HBdFK0paO
>>480 いやいや、本当に素敵なお話ありがとう。また書いてくださると嬉しいお。
>>505 かなり続きが気になる件。
お金が無くなるってありがちな話を上手くまとめて(かわして?)先に繋いでるとことかなんか良いと思った。
みつきかわいいよみつき
さて、保守しますよっと
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 07:43:39 ID:HBdFK0paO
そういえば書いたつもりで忘れてたけど
>>507保守ありがとう
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 08:27:04 ID:HBdFK0paO
ほしゅ
あとは任せた
514 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/13(土) 08:39:45 ID:TMh2bMU1O
もしかしたら危なかった?保守
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 08:45:22 ID:HBdFK0paO
そうでもないかも
あとはモリゾーに任せるお
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 09:50:47 ID:iga3wPRG0
ほしゅしゅしゅしゅ
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 09:54:56 ID:HBdFK0paO
ほしゅ
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 09:59:58 ID:14rOlahk0
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 10:38:09 ID:HBdFK0paO
一服ほしゅ
520 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/13(土) 10:45:49 ID:/02LGe510
>>505 遅ればせながら、投下ありがとう。
素敵なお話読ませていただきますた。
>>508 そのくらい気にするなお( ^ω^)
ちょっと左腕の傷が増えただけだから
嘘だよwwwwwwww
適当に書いたものですからwwwwwwwっうぇうぇうぇwwww
深夜は実家に帰るかもしれません。
まあ車か電車で帰れるので大したことはないですが。
そしたら投下できなくなるんだよねぇ(´・ω・`)
でも携帯から保守するお。
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 11:35:08 ID:HBdFK0paO
ほしゅ
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 11:36:15 ID:r1JH95Wd0
しかしおまいら煙草好きだよな。
そんなおまいらに俺が昔書いた詩のようなものプレゼント
副流煙
いくら言ってもあなたはやめない
あたしきっとあなたに肺を犯されて
あなたより先に死んでいく
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 12:24:11 ID:HBdFK0paO
ほしゅ
高校二年の夏
同じクラスの彼と友達以上恋人未満の状態がずっと続いてる
付き合おうって話が出ても、なんだか恥ずかしくて冗談でしょ!なんて言って逃げてしまう私
もうすぐ夏休みだっ!
二人であちこち遊びに行く計画をたてたりして楽しい夏休みが始まるはずだった…
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 13:58:46 ID:r+2EKHjH0
526 :
もりぞ ◆7oBXkd0n/Q :2005/08/13(土) 14:01:42 ID:6Yq+o6Rb0
僕はバイトだったんで来るのはよるディスよー
北国の夏は短い。
都会暮らしで心身を病み、何ヶ月間か不眠症に悩まされていた僕はこうして実家へと帰って来た。
大学の長い夏休み、大好きな演劇サークルの練習と公演を休んでまで取ったひと月の療養だった。
どうしてなのか、帰って来たとたんに不眠症はけろりと治り、僕は少し遠出をすることにした。
ここは都心とは違う。
自転車でものの数分走れば町並みは見えなくなる。
太い道路からわき道に入り、僕は遠くまで畑の続く道へと入る。
もうかぼちゃの時期なのか、かぼちゃ畑の中で作業する人達の姿が見える。
時折「直売」と書いた看板を掲げた小さな小屋が目に入ってくる。
稲を刈った後の畑に、牧草ロールがてんてんと転がっている。
長い冬に向けて、既に準備が始まっている。
涼しい風、乾いた空気。
畑のあぜ道を髪を靡かせて歩く、人影。
あぁ、あの頃と何も変わらない光景、姿。
「…………久し振りです」
思い出の場所、白樺の木の下。
長い黒髪とか細い声と。
「…………久し振り」
死んだはずの少女がそこに居た。
保
529 :
みちのく:2005/08/13(土) 15:47:36 ID:TMh2bMU1O
「いらっしゃいませー」
店に入ると冷気の塊に入ったみたいだ。
とりあえずタバコを買う。
昔はマルメンを吸っていたが、彼女と別れてからはホープのメンソに変えた。
アイツとはすれ違いが多くて、会う回数も減っていった。おそらく、別れる時、まだ互いに好きだったんだろう。
俺は今、誰とも付き合う気は無い。だが、アイツだったら別だ。
ホープが短い様に、今の俺は生活に物足りなさを感じてる。
出来ればやり直したい。マルメンに戻したい。
だがアイツとは音信不通、タバコも戻す気になれない。
「ホープのメンソ下さい」
俺はレジでこちらに背を向けてるバイトに言った。
財布を出そうと手元を見る。
コト
音の方を見れば、マルメンが置かれていた。
「おい、間違え…」
「あんたは、こっちの方が合ってるよ」
アイツが、笑ってた
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 16:39:22 ID:HBdFK0paO
>>520 おまwwwwww気にしてたのにwwwwwwwwwwww
そしてみんな実家に帰っていく(´・ω・`)
>>522 俺の周りにいるやつは全員吸ってるからなんとも言えんね
煙草吸わないやつの気持ちはわかるんだけどなぁ
>>527 お盆だからか? ちょっと切なくなった・・・
>>529 続きマダー?
いや、あったら見てみたいなーって
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:08:43 ID:HBdFK0paO
またアンカーが抜けてた件
>>524 続きを早く!!
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:49:10 ID:DlUdBrlXO
>>524続き
きっかけは些細なことだった
たまたま隣りに座っていた男子と私は話をしていた
そいつは彼とも仲がよく、よく三人で遊んだりもしている
「夏休みどこか行くの?」
「いや、バイトかな、とりあえず。おまえは?」
「特にこれといって決まってないけど、適当に遊ぶかなぁ」
「じゃあ、花火見に行こうや、あいつも誘って。」
「いいね!花火行こう行こう!」
そんな風に、私は他愛もない話をしていた。
携帯にメールが着ている。
彼だった。
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 17:52:49 ID:HBdFK0paO
なんか怖いことになりそうな予感・・・
なんかそんな振り方だから
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 18:02:05 ID:DlUdBrlXO
>>532続き
【あいつと花火行くんやんな、楽しんできて】
なんの愛想もないメールだった…
恐らく私たちの話をなんとなく耳にしたのだろう
彼は以前からこういうところがある
私たちは付き合っていないが故に、お互いを束縛できないことに苛立ちを感じていた
【違うで、自分も誘って三人で行こうって話してたの!!】
おなじ教室にいるのにわざわざ、携帯というツールを使ってコミュニケーションをとるのはいかがなものか
しかし、こうなった彼は私が近づいても無視をするの一点張り
なんとも難しい男を好きになってしまったものだ
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 18:09:33 ID:DlUdBrlXO
>>534続き
その日、彼からメールの返事はこなかった
もうこうなってしまったら、私にはどうしようもできない
彼が納得するまでそっとしておくしか…
あと三日もすれば夏休みだというのに
このままだと夏休み中の計画はすべて頓座してしまうだろう
明日、学校に行ったら勇気を出して彼に近付くしかないだろう…
なぜ私が彼の機嫌をとらねばならないのか
そこは全く納得ができないが、私が産んだ誤解なのだから仕方ないのだろう…
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 18:56:50 ID:HBdFK0paO
ワクテカ保守
とりあえず保守
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/13(土) 21:36:55 ID:LndzFq2eO
保守
保守保守
540 :
gr:2005/08/13(土) 22:30:09 ID:sd8L95P80
今日は、日本唯一のこんぺいとう専門店っていうところに行って、
いちご味とココナッツ味の高級こんぺいとうを買ってきた
明日から郷里に帰って、女の子に会うから
そのときはいこれ君にって何気なくプレゼントするんだ
こんぺいとうって、いちおう消え物だから気軽にあげれて、
でも一度に食べちゃわなければ長いあいだ手元に残れる、
すぐれた贈り物だって思う
それに、なんか星のつぶみたいで可愛いもんね
別にその子にフラグを立てようとかそんなつもりじゃないんだけどね
でも、もしかして喜ぶ顔が見れたらうれしいから。
約束は今度の水曜日。
541 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/13(土) 22:44:46 ID:TMh2bMU1O
さっきのみちのくが俺だって事に誰も気づかずイトカナシス(´・ω・`)
542 :
gr:2005/08/13(土) 22:47:39 ID:sd8L95P80
なんでコテ使い分けwww
新井素子か誰かが書いてたことだけど、俺も
灰皿に二種類の銘柄のタバコが溜まっていくのって好き
543 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/13(土) 22:53:48 ID:TMh2bMU1O
文章の形だけで誰が書いたか見分けられる人がいたら凄いかなぁ、って。
HOPE吸ってたら停学喰らったさ
544 :
gr:2005/08/13(土) 23:28:08 ID:sd8L95P80
うちの部室も常時煙がたちこめてたなあ
部室使用停止で廊下で活動してたことの方が多かった気がする
545 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/13(土) 23:46:47 ID:TMh2bMU1O
廊下で活動する…
・サッカー部
・卓球部
・将棋部
・漫画研究会
・歴史研究同好会
・科学部
・クイズ研究会
・漢の美学研究同好会
廊下で着替える…
・女バス
546 :
gr:2005/08/13(土) 23:51:20 ID:sd8L95P80
>>545 そこに挙がってる物のうち二つで長をやってたけどww
煙がたちこめてたのは文学部だおww
つーか女バスってwwwミタスww
547 :
寮の人:2005/08/14(日) 00:06:18 ID:haO1faPH0
俺の部活の後輩がタバコ見つかって謹慎食らったそうな
つうか弓道着は脇からブラチラするから困る
548 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/14(日) 00:24:03 ID:x0i/IEJpO
今日も保守してねるよ。
ラジオの話も嘘憑きもすぐ書ける状態にはなってるけど
ただ保守するのもなんだからお題置いときますね
つ【コタツ、ミカン、パンツ】
スルーしても話を書いてもお好きにどうぞ
550 :
星野 ◆t4u50oq2Wo :2005/08/14(日) 01:46:36 ID:haO1faPH0
「松井カラトシ、本日より対虫機動隊七大隊左翼十二中隊中翼八小隊右翼第一分隊に編入いたします」
『鬼隊』と書かれたドアの前で声を張り上げる。廊下にいた何人かが振り返り、また死んだのかと呟くのが聞こえる。
「入れ」
中から返事が返ってきた。失礼しますとまた声を上げ、脇に抱えた制帽を落とさないように鉄のドアを開き、
中に入って一礼する。
「頭を上げるな」
その声で、緊張の極限に達していた僕は小便を漏らしてしまいそうなほど怖じ気づいた。噂の『左翼鬼分隊』。
その分隊長であるはずの男の声は、
551 :
星野 ◆t4u50oq2Wo :2005/08/14(日) 01:47:40 ID:haO1faPH0
間違えて書きかけで落としちゃった
女の子の欠片も出てない場面でww
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 03:07:17 ID:Q6z/ECG90
ほしゅしゅしゅしゅs
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 03:11:54 ID:Q6z/ECG90
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 03:35:24 ID:Q6z/ECG90
長編をちゃんと書いてみたいとは思うけど書けない。設定ばかり考えてしまってストーリーが手につかない( ; ゚Д゚)
ネットで検索するとおもしろいweb小説がばんばん出てくる。そういうの見てると凄いなーとか思う。
こういうスレ見てると、やっぱりおもしろい話を書く人必ずがいるわけで憧れてしまう。もちろん嫉妬もしてしまう。
要は保守だお
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 04:50:56 ID:Q6z/ECG90
ほ
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 04:52:33 ID:46czJZvNO
っ>555 確変おめw
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 05:09:56 ID:EX8Zje9jO
最近帰ってくると飯も食わずに寝てしまうから困る
>>540 こんぺいとうって専門店なんかあったのか!?
1ついくらぐらい?
>>541 基本的にID見ない(´・ω・`)
>>550 書きかけを落とされるほど続きが気になることはない件
おにゃのこ追加で書いてー
>>554 保守乙ー
俺が言えた口じゃないけど設定をある程度考えたらストーリーってか話の流れでもまとめていって、それを少しずつ完成させていくとかはどうだろう?
>>549 クリスマス当日の昼、
「おはよう。」
居間では俺の声だけが響く。親父も母さんも仕事に行ってる。でも、あの馬鹿はいるんだよなぁ…。コタツの周りに服が散乱していた。だらしないやつ…。
世間や連れのあいだじゃ今日は一大イベント。情けないことに、俺には一緒に過ごす人がいない。見事に二週間前にふられたんだ。せっかくのクリスマスだってのに…。
今の気分は特に何かがあるわけじゃないけど、
「外には出たくないな。寒いし、雪が積もっている。そういえば母さんたち遅いんだっけか。」
一人呟きながらコタツに入る。何かを蹴った。…ん? なんだ?
「うぅ〜ん…。」
‥‥‥お前は猫かよ。
中を覗くと案の定、馬鹿、、、妹が寝ていた。毎回ながら、パンツ一丁で、だ。
「はぁ…。」
軽く溜め息。俺だって年頃の男だ。妹の無い胸にだって反応ぐらいしてしまう。…仕方ない、起こして服を着させるか。
「紗季、おい、起きろ。」
「う、うぅん、、、おにいちゃん…?」
「起きたなら早く服着ろよ馬鹿。」
紗季が脱いだと思われる服を投げつける。
>>558 紗季は起き上がり、コタツにもたれながら中々服を着ない。寝起きでぼーっとしているみたいだ。
「おい、早く服着ろ。こっちが困るんだよ。」
ぼーっとしてる紗季に苛立ちながら、無造作にコタツの上に置いてあるミカンに手を伸ばした。
ミカンを食べていると、紗季が泣きそうな声を出した。
「おにいちゃん…頭痛い……。」
「はぁ?」
ぼーっとしながらも苦しそうな紗季の頭に渋々手を置く、、、熱あるじゃねーか…。
「世話のかかるやつめが、自分で部屋に戻れるか?って無理そうか。」
既にグッタリしてるこいつに歩いて二階に上がれってのも酷なことだ。仕方ないので抱いて連れていくことにした。
「ちょっと悪いな。」
紗季をコタツから引っ張り出し、抱き上げる。
「きゃっ…。」
紗季が軽い悲鳴をあげる。でもお構いなしだ。気にしてられる状態じゃない。抱き上げるとそのまま二階に向かった。しかし、歩きながらも紗季に目が行ってしまう。
心配なのもあるけど、何よりパンツしか穿いてないから当然気になる。
「おにいちゃん…ごめんね……。」
「馬鹿、気にすんな。」
とは言ったものの、本当に謝らなきゃならんのは俺なんだけど。紗季に…妹に女を感じてしまったんだから…。
>>559 紗季の部屋に到着。腰を落とし、紗季を落とさないように上手くドアを開ける。そして布団に寝かせた。
「おにいちゃん、ありがとう…。」
紗季の一言が俺の心を熱くする。欲情って形でだが。これを紗季に知られるわけにはいかない。
いつもは気の弱い馬鹿妹で済むのに今日に限ってなんで…。そんなことを考えていると紗季が、
「どう、、、したの?」
不思議そうに口を開いた。
紗季の声を聞く度に俺は欲情を抑えられなくなっていく。そんな感じがした。
「なんでもない。何か取ってくるから服着とけよ。」
きっと一時の気の迷いだと自分の心に言い聞かせ、部屋を出ようとする。
「行かないで!」
プツっ
俺の中で何かが切れた音がした。紗季は続ける。
「おにいちゃん…行かないで、、、そばにいてよぉ‥‥‥。」
自分を止められなくなった俺は紗季の布団を引き剥がし、パンツに手を掛けた。
「あっ、おにぃ…ちゃん……?」
消え入りそうな声を聴き、更に興奮が増した俺はそのまま紗季のパンツを奪う。
「やっ‥‥。」
綺麗で毛が生えてないそれが目に入った。
ごめん、ギブorz
続き書いてくれる人募集
コマンド的には
犯る。(鬼畜ルート)
正気に戻る。(純愛ルート)
実は男の子。(ハードゲイルートw)
最後は論外で
562 :
gr:2005/08/14(日) 07:00:02 ID:+/E0kUtL0
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 07:12:33 ID:EX8Zje9jO
>>562 grたんが帰る前に書いていってくれるんだよな?w
つーか究極の金平糖食べたすwwwwwwwwww
買いに行こうかと思ってしまったw
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 08:04:45 ID:EX8Zje9jO
ほす
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 09:03:05 ID:EX8Zje9jO
ほす
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 09:58:27 ID:EX8Zje9jO
あ、あれ? 今日はいつもより過疎区? 私しかいないの?
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 10:28:54 ID:MLUfiKUw0
んじゃ、ホス
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 11:30:00 ID:EX8Zje9jO
ほす
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 12:13:18 ID:EX8Zje9jO
(´・ω・`)
暑い…
農家地区は秋冬の準備に差し掛かってますよ。
ほしゅです。
お話書きたいけどパソコンがないよorz
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 12:52:03 ID:EX8Zje9jO
深夜たん帰ってたのか・・・・
みんな実家かぁ みんなが帰ってくるまで保守し続けるお^^
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 14:02:00 ID:EX8Zje9jO
ほす
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 14:53:21 ID:EX8Zje9jO
しま
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 15:30:26 ID:Q6z/ECG90
しょう
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 16:01:21 ID:Q6z/ECG90
かね
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 16:55:18 ID:EX8Zje9jO
ですよねー^^
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 18:03:26 ID:EX8Zje9jO
ほすしますよっと
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 18:03:42 ID:MLUfiKUw0
そうですよ〜♪
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 18:08:41 ID:9k22gCWH0
いつも保守ごくろうさま。
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 19:08:17 ID:EX8Zje9jO
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 19:09:25 ID:EX8Zje9jO
今晩ワ。今日からこっちのコテで行かしてもらいます
とりあえず夜に
>>550の続きを書くお
ボウフラと呼んでくだちい
>>582 やっと来たよ・・・・゚・(つд;`)・゚・
期待してるお
そしてほす
昔の話だがとある少女は月が怖いと泣いた。
いくら逃げてもついてくる。
それが酷く恐ろしい。
昔の話だが別の少女は影が怖いと泣いた。
いくら逃げてもついてくる。
それが酷く恐ろしい。
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 21:23:15 ID:EX8Zje9jO
相も変わらず不思議な話乙!
月は逃げてもってか追い掛けても追い付かないってイメージが強い俺には逆のイメージもあるんだなぁと感心
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 21:25:42 ID:9k22gCWH0
いや、月が怖いってのは俺の友人が言ってたんだ。
たしかに「追いかけてくる」とは思ってたけど。
俺はむしろ月が好きだった。
俺は影とか鏡とかが怖かった。
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 21:30:58 ID:EX8Zje9jO
月は俺も好きだな
なんてーか幻想的で星と同じぐらい好きだ
影とか鏡は怖いと思ってた時もあったけどやっぱ暗くて狭い場所のが怖かったよ
下水道とか泣きそうだったし
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 21:35:23 ID:e/t3nhi00
やたら赤い月の時が恐ろしい。
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 22:27:20 ID:Jgqdtb6Q0
少女は言った
「とこまでも追いかけてくる月がこわい」と
少年は言った
「なら、下をみて歩けばいい」と
少女は泣いた
「おいかけてくる影が怖い」と
少年は笑った
「なら、僕の顔をみればいい」と
少女は黙った
「………」
月明かりでも解かるぐらい少女の顔は赤面していた―――
591 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/14(日) 22:40:06 ID:x0i/IEJpO
少年は笑った。
「なら、僕の顔を見ればいい」 と
少女は黙った。
「………」
月明かりの下、浮かび上がったその顔には、目も鼻も無かったのですから…
どうも、モリゾです。
ところで書いてもいいですか?
592 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/14(日) 22:59:10 ID:x0i/IEJpO
誰も来ないなら書いちゃうからね!
これまでのあらすじはログ参照
Pale Cubic
「佐伯さんの眼も、見える様になるかもしれない」
佐伯が緒方の方を見る。
「じいさんなら、なんとかなるだろう」
「…移植する眼球はどうするんだ」
「ドナーか……居なければ、俺達のを使えばいい」
「どうやってあの壁を越えるんだ!?」
緒方は黙ってしまった。
佐伯の表情は俯いていてよくわからない。
「簡単に…向こうに行くとか、言うなよ」
「でも俺は佐伯さんを…」
「2人とも!」
佐伯が笑いながら言う。
「私は別にこのままでいいし、ね?……私も気にしてないんだから、2人も気にしないでよ」
「…ごめん、佐伯さん」
緒方が申し訳なさげに言う。僕は、何も言わなかった。
前線基地から飛び立った飛行小隊が9本の白線を描く。
僕にも翼が欲しい。
593 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/14(日) 23:10:46 ID:x0i/IEJpO
ある冬の日、僕の無線が先生に見つかって没収された。
授業がつまらなくてイヤホンでホワイトノイズを聞いていたのだ。
ホワイトノイズを聞いていると、空を飛んでいる気になれる。
宛もなく、どこまでも、どこまでも。
放課後、無線を返してもらうために僕は職員室へ行った。
達磨ストーブの上の薬缶がシュンシュンと湯気を吐いている。
「崎坂ァ、授業を聞いてないのは……まぁ、良くは無いが、それより問題なのはコッチの方だ」
担任は机の引き出しから無線を出した。
「崎坂、コレは何だ?」
「…無線、です」
「自分で作ったのか?」
「………拾いました」
実際、無線は僕の家の倉にあった。
緒方の無線と佐伯の無線はソレを基にして作ったもので、此方は見つかっても一目見ただけじゃ無線だとわからないだろう。
594 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/14(日) 23:15:24 ID:x0i/IEJpO
「本当に拾ったのか?」
「拾いました」
担任が鼻で笑う。
「どこで拾った?」
「道に、落ちてました」
すると、担任は声をあげて笑い出した。
周りの先生達が一瞬こっちを見る。
「そうかそうか。よし、よし。道で拾ったのか。」
笑い声は止み、真顔で、
「……崎坂、来い」
今日はここまでだな。
明日は来れるかどうか…
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/14(日) 23:52:23 ID:7tz+w48y0
サ ス ペ ン ス ホ ラ ー の か お り
596 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/15(月) 00:27:55 ID:LSVheHmxO
今日は保守様来ないんかなぁ…
>>595 僕のはサスペンスホラーじゃないよー
青春巨編。
この世界で一般人が無線の類を使用すると軍に捕まります。
この国では軍事政権が行われ、まぁそのせいで壁も出来たんだけど…
とりあえずもう寝るさ
その声で、緊張の極限に達していた僕は小便を漏らしてしまいそうなほど怖じ気づいた。噂の『左翼鬼分隊』。
その分隊長であるはずの男の声は、予想以上に怒気を含んでいて、萎縮した心を圧し包んでしまうような響きだ。
「この分隊の噂は耳にしたことはあるな。答えろ」
「はい」
「つい先日も欠員が出た。火星攻撃の時、先鋒を務めた男だ。七百匹の虫に囲まれ、死んだ。意味はわかるな。答えろ」
「はい」
「それでは、我が分隊に命を預けるなら、顔を上げろ」
「16ミリ連発式、替えのマガジン十本。腰に、そう、巻いて。これが対虫手榴弾ね。人間向けみたいに閃光弾とか無くて、
これか特別支給の焼夷弾が基本だから。後はハイ、大型ナイフ。虫の殻は貫けるけど、懐に飛び込む前に死ぬから
そういう状況にならないように願っててね。アタシの名前はサティ・ロトニー一等兵。後左翼突撃官」
サティと名乗った女性、というより、もしかすると僕より年下かもしれない少女、は、ポイポイと無造作に装備品を
投げながら、いちいち詳細な説明をくれる。大型ナイフを投げると、彼女は僕を向いてウインクして見せた。
「アナタはアタシの部下ってことになるわ。左翼突撃従官。今はまだ出払ってるけど、他に後右翼、前左右翼、中心、
交信官が従官含め二名ずついるわ。全部で12人が基本ね。最初の出撃までには顔を合わせると思うよ」
いきなり詰め込まれても、よくわからない。軍事学校を出てる者のみが対虫機動隊に入るはずが、人類の壊滅的
状況に合わせ、いともあっさりと一般徴兵が始まった、僕はその第一期である。ただの一般市民だ。戦闘の基礎の基礎
さえも知らない、昨日まで勉強していた、本当に一般人なのだ。
「早速だけど、射撃場にいくわよ」
綺麗な顔で、残酷な。大きな目をことさら笑みに細めて、彼女は僕を地獄に突き落とす。
「後九時間で出撃だから、それまでに銃の撃ち方、覚えてね。
「そういえばアナタ、よくこの鬼隊選んだわね」
歩きながら、サティ一等兵。どこの生まれかは知らないが、顔立ちはイギリス系に見える。英語の発音も、
それなりに訛っているし。僕と同じくらいの身長で、歩き方は段違いだ。隙がない、と言うべきか。カチカチとした
格式張った歩き方である。
「顔、上げないかと思ったわよ」
「はぁ」
「大抵の人なら、隊長の声で漏らしたりするんだけどね」
そういって彼女は無邪気に笑う。僕が呆気にとられていると、サティさん、立ち止まって、僕に顔をグイと近づけて言った。
「あのね、ここ一応軍隊だから、上官にはぁなんて言ったら駄目よ。ビンタするからね」
「は、あ、いやいや、はいっ」
「よろしーい。あと、肩に機銃かけると下がりやすくなるから気をつけてね」
それはつまり、肩が下がっているから上げろということなのだろう。
「虫はね、基本的に堅いから、機銃だとあまり効果がないの。壊甲弾使えばいいんだけど、貴重だしね。だから、
間接のあたりを狙うわけ。虫の間接は首、腕に二つ、腰、足に二つ。配線が通ってるから、当たると大体ダメージを
与えられるわ。ただ腰を破壊しても腕は動くから注意してね。あと口が光ったあと三秒したらレーザーを発射するから、
見たら回避って叫ぶ。まぁ、初めの方はわからないだろうから、誰かが回避って叫んだらすぐにその場から飛び退いてね」
なかなかえぐいですね。そんなことを考える余裕もない。できないときは、死ぬときだと、そう言われている。
「二時間訓練して、三十分休憩。とりあえずそれを二セット。それから一時間自由で、後はアタシがサインとか教えるから。
まぁ新人入ったから、そんな激戦地じゃないと思うよ。来ていきなり死んだら意味ないからね。せいぜいアタシが仕込んで
アゲル♪」
いや、そんなに明るい声で言わないでください、頼もしいけど。
「はい、ここね。入って」
彼女が、射撃訓練場と書かれたドアの前で立ち止まる。中から、恐ろしい勢いで発砲音が聞こえてくる。
松井カラトシ対虫機動隊二等隊兵見習い、ただいまより見習い称号を取り外す訓練を始めます。
本日ここまで
ちょっと変わり種ということで、適当に続けようと思います。
たまに女の子でないかもしれないですけど、その時は俺を叩いてストレス発散でも
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 00:34:46 ID:XmcHf8svO
>>590 なにその素敵な短編w
>>596 今まで電波無くて見れなかった(´・ω・`)
乙〜 俺も青春通り越してサスペンスだと思ったw
>>597 うはwwwwwww期待wwwwwwwwwww
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 00:37:25 ID:XmcHf8svO
>>599 乙かれ〜
早すぎす・・・(´・ω・`)
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 01:18:29 ID:XmcHf8svO
ほす
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 01:59:46 ID:N+vwWIgKO
保守様おつ
っ【お題】
砂 旅立ち 眠れない夜
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 02:06:30 ID:XmcHf8svO
ちょwwwwwwwwそのお題から連想出来たの 砂漠で旅人が眠れない夜に…。みたいな感じなんだがwwwwwwwww
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 02:32:56 ID:N+vwWIgKO
直接つなげられたか…orz
「爪 ライター 依頼人」
これならどうだろう?
…まあスルーでもw
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 02:33:40 ID:gJ6xZudF0
>>603 砂時計の砂が落ちてゆく。それを見つめる私。今夜も同じことの繰り返し。砂が落ち切っては逆にしてじっと見つめる。
私は何をしているか。これは旅路に着くための儀式…みたいなものかな? 夢を見る度に違う私になる。この現実から逃れ、新たな旅に出る。最初はそれだけだった。
でも、今の私はそれ以前に中々寝ることができないの。だから…こうして落ちる砂を眺めてる。ずっと見つめていると睡魔が新たな世界に運んでくれる。案の定、睡魔はやってきた。私は旅たちを迎えます。現実のみなさん、一時的でもサヨナラ。
なんか鬱な詩っぽいってか鬱な……なんだろこれ?
眠い、おやすみ〜
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 02:44:14 ID:XmcHf8svO
>>605 今日は勘弁。俺は寝るお 誰かが書いてくれるかもなー
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 02:53:16 ID:N+vwWIgKO
>607 ちゃんと書いてくれたんだ GJ!
鬱というより夜明け前な感じかな
夜中にありがとう
いつもROMばかりだけど楽しませてもらってるお
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 03:12:18 ID:NElwjkSi0
>>504 それから一週間近く、みつきと会うことは無かった。僕はバイトを終えると、家に帰って眠り、起きてシャワーを浴びながら髭を剃ってパンを囓り、午前中はネットに繋いでだらだらと過ごして、
昼にはカフェ・VIPで美味しくもないランチを食べ、そしてまたバイトに行った。おおよそ毎日はこんな風に過ぎていった。つまり、僕はしがないフリーターで、僕の毎日は大半が無為だということだ。
そんな無為な日常の中で、みつきと会っている時間は貴重なものだった。メリハリのない生活の、モノクロームの色調にあって、みつきの姿だけが色づいていた。
だからこのみつきと会わなかった一週間は、気の抜けたコーラのような、べとべとした液体になって流れていった。色は濁った茶褐色で、雨上がりの路地裏に似た臭いがしていた。
甘ったるい臭いだ。僕はそんな臭いを感じながら、駅からだいぶ離れたコンビニエンスストアのレジで、差し出される商品のバーコードをずっと読んでいた。
さらに二日が経った。その日は木曜日で、バイトは休みだった。僕は昼までネットをぶらぶらと散策して、カフェ・VIPに出かけた。
相変わらずの暑い日だった。日差しは凶悪なまでに白く街を焼いていた。僕は街路樹や軒先の日陰を縫うようにして、人通りの無い道を歩いた。
カフェ・VIPは相変わらず閑散としていて、ドアベルを鳴らしてもマスターは僕に目もくれずに新聞を読んでいた。天井にぶら下がったアンティーク調のシーリングファンだけがせっせと働いていた。
僕はいつもの窓際の席に陣取り、オムライスとアイスコーヒーを注文した。一人で食べる昼食はそう珍しいことでは無かったし、一人でこの店に来るのも良くあることだった。しかし、これほどみつきに会わない日を過ごすのは久しぶりのことだった。
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 03:12:37 ID:OpwceCSh0
おもむろに懐からライターを出し依頼人を待つ男。この駅は待ち合わせ場所によく使われるが
依頼人の特徴は黒いマニキュアをしてる筈である。
程なくして依頼人と思われる女性とコンタクトするが、どうも聞いていた話しと違う。
男は女と別れ、仲介人に電話を入れて交渉が決裂した事を告げた。
その帰り道、子猫が木から下りられずに枝に必死に捕まってるのが見えた。
男は、ため息をつきながら子猫を木から下ろしてやる。
猫はお礼を言いたそうに男の周りを回った後、闇に溶けていった。
「……依頼完了ってトコか」
猫が木の幹や枝に立てた爪が黒光していたのが男の脳裏に残っていた。
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 03:13:35 ID:NElwjkSi0
僕らは去年の春に再会してからというもの、二三日に一度、昼か夜かは一緒に飯を食べていた。大抵はメールで、時々は僕のバイト先にまでみつきは来たりもした。僕の方から連絡することはあまりなかったけれど、それでもみつきと会うことは出来た。
僕は折り畳み式の携帯を開いた。デジタルの時計が12時35分を示しているだけで、それ以外に何も得られる情報は無かった。受信箱の最後のメッセージは昨日の日付で来ていた。件名は「素敵な出会いを貴方に」だった。
僕は携帯を閉じて、ポケットの中に押し込んだ。
オムライスはしばらくしてから来た。アイスコーヒーが半分くらい消費され、中の氷がおおかた溶け始めている頃だった。あまり味のないオムライスがテーブルに置かれてスプーンを握った時、不意に、みつきと二度と会えないような気になった。
何の根拠も無い不安だった。あまりに突拍子も無かった。けれど、僕には妙なリアリティを持ってその不安は迫ってきた。じんわりと、鼻の頭を殴られたような感覚が広がった。痛みではない。何か言いようのない切なさだった。
みつきの居ない時間。空白で色のない生活を、僕は容易に想像出来たからだ。そして、僕の勘は結構の確率で的中するということを僕は経験として知っていた。
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 03:16:55 ID:NElwjkSi0
>>609>>611 おおっと挟んでしまった! すみません。
そしてまだ続くらしいが、書けないかもしれない。少し後悔している。
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 03:17:37 ID:NElwjkSi0
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 03:45:41 ID:CkhAzCxa0
飲みから帰ってきた保守
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 04:40:08 ID:CkhAzCxa0
(・∀・)
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 05:05:45 ID:DHcz8WqX0
(-∀-)
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 05:58:45 ID:CkhAzCxa0
キュピーン(・∀・)!!
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 07:00:26 ID:CkhAzCxa0
「この音は…」
低く、長く、法螺貝の音が響いてゆく。
俺は目の前の敵を斬り裂きいて、後ろを振り向いた。
遥か遠くに見える陣、我が国の戦長のいる筈の陣は赤く燃えていた。
戦長の陣が破られたこと。つまり、我が戦軍の長は落とされたということ。
それは我が国の敗北を意味していた。
「そんな!音が聞こえたぞ!」
「我が戦軍は負けたのか?」
「ど、どうなったんだ!」
音が鳴ろうとも戦いは続く。
ぼろぼろになりつつも戦場を走り続け。
不安な声を出しつつも敵を斬り続ける。
だが、まともに戦える者など、数えるほどしか残っていないのだろう。
激しい戦。万の戦人がぶつかり、深く混ざり合った。
その結果、数に劣る我らの戦軍は押し潰されてしまった。
もう、勝つことなど不可能に違いない。
「音がなったのは確かだ」
「…我らの負けか」
「う、ううああ、死にたくない!」
『音が』、『音が』、『音が聞こえた』
だが、法螺貝の音が鳴ろうと、俺の戦は終わらない。
勝つか負けるか。それが、俺にとっての戦だ。
負けた者が待つのは、死、あるのみ。
刀を降ろして降伏や、己に刀を向けようとも思わない。
選ぶとすれば、俺は最後まで刀を振り続る道を選ぶ。
だから、手を斬りおとされても、背中から刀で貫かれようとも、刀を振り続けた。
そして終わりが来た。きっと俺の向かう先は地獄だろう。
だが後悔などない。戦は俺の生きる意義だったのだから
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 07:01:37 ID:CkhAzCxa0
流れがあった。それは魂と呼ばれる物の輪廻転生の流れであった。
始まりは細く、距離を伸ばすにつれその流れは太くなっていた。
ぽう、と小さき光が生まれでて集まっては始まりの流れに乗っていく。
人が死に、魂へと返る。その魂は光となり、流れに乗っていくということなのだろう。
光が生まれ、集まり、流れに乗る。輪廻転生の流れ。
その流れの近くに突然何かが現れた。
それは黒く小さい『穴』だった。
小さき光は『穴』など気にもせず流れに始まり乗っていく。
だが、一つだけ、その流れに乗らぬ小さな光があった。
その小さな光はふらふらと『穴』のもとへ行き、そして吸い込まれた。
『穴』は消えた。一つの小さな光をその身に宿して。
暖かい。体が何かに包まれている感触。
ゆっくりと目を開ける。最初に目に映ったのは老人だった。
老人は何やら興奮しているようで、嬉々とした顔で俺を見つめていた。
「成功したようだの。よかったよかった」
成功?何が成功したというのだろうか。
ぼんやりとした頭で、老人が何を言ってるのか考えようとした。
だが何も思い浮かばない。
「手を」
老人は右手を出して俺の手を握ろうとした。
「さあ、そちらの手をあげなさい。まずは立ち上がるのじゃ」
そちらの手?手は斬られて落ちた。
「…手」
「そう、手じゃ。わしがつかもうとしとるのはお前の手じゃ。覚えたかの?」
老人は微笑んで言った。それはまるで赤子に物を教えるようだった。
「…手が、ある。斬り落とされたのに」
俺の言葉で老人の微笑みは固まった。
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 07:02:27 ID:CkhAzCxa0
「お主、まさか言葉が…理解できておるのか?」
「…わかる」
「手を斬り落とされたと言ったが、それは何故?」
「…戦だ。敵兵に斬られた」
老人の問いかけに俺はゆっくりと答えた。
「うむむむ。これは一体どういうことか」
腕を組み、老人は一人唸った。
「…ご老人、何故俺は生きているのだ」
「さぁ、わしにもまだ現状がよくわからんのだよ。ただわかるのは…」
「…わかるのは?」
「器に入った物はどうやら予定外の物だったらしいのぅ」
「…それ…は、何を…言って」
頭の中のもやもやが少しず強くなっていく。
少しずつ意識は溶けていき、俺は闇の中へと落ちていった。
「ふむ、眠ったか。女の器に、おそらく男の魂。反発が起きるのは当然、かの」
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 07:04:09 ID:RhRclCtb0
きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
馴れ合いしねよwwwwwwwwwwww
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 07:15:56 ID:8sem4yxk0
ぬるぽ
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 08:25:55 ID:XmcHf8svO
おはよう
>>611 ハードボイルドな流れになりそうな話だなw
お題見た時「爪」は俺には無理と思ったからそれを上手く通してスゴス
そしてそのあと、ぬこがおにゃのこにな(ry
>>613 そこは気合いでがんがってくれお
この先も期待して待ってる
>>621 保守乙! そして新作投下キタコレ!!!
一瞬これからプリティーフェイスみたいになるのかと思ってしまったw
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 09:20:18 ID:XmcHf8svO
ほ
し
ゅ
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 09:45:31 ID:ywv5AZpe0
女の子メインの話じゃないとダメなの?
男女半分ずつくらいのねたなら投下しようかと
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 09:47:03 ID:39uUP+Az0
>>626 いや、女の子はとりあえず出てくれば問題なしかと思われます!!
ジャンルも自由ですお。
どーぞよろしくおねげーします。
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 09:48:15 ID:ywv5AZpe0
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 09:58:48 ID:XmcHf8svO
ワクテカ
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 10:08:14 ID:ywv5AZpe0
8月31日。
夕方再放送の恋愛ドラマを見て溜息をつく結衣は、夏休みを振り返ってみた。
海に、山に、お祭りに、プールに……。
思う存分、それはもう楽しかった。ただ、一緒に行ったのがどれも友人グループで、
というわけで、運命の出会いもなければ色っぽい話なんてまるでなかった。
17歳の夏が終わる。こんなドラマのような恋はありえずに平凡に二学期が始まってしまう。
結衣はソファから身を剥がすと、明日の登校の用意を始めた。
気付いたのはそのときだった。
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 10:14:28 ID:ywv5AZpe0
外はヒグラシが鳴いていた。
部活も委員会も所属していない自分が夏休みにわざわざ制服を着て学校に行くとは思わなかったが、
仕方がない。
だって、持ち帰っていたと思い込んでいた上履きと体操着と水着が家にないのだ。
何故早く気付かなかったのだろう。多分教室のロッカーはもの凄い異臭を放っているはずだ。
結衣は大きめのバッグを抱えてコソコソと教室に侵入した。
良かった。誰も居ない。
結衣は恐る恐るロッカーを開けた。
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 10:23:00 ID:ywv5AZpe0
そいつらは笑えないぐらいの臭さだった。それをわかっていても、怖いもの見たさ、と同じ原理で何度か鼻を近づけてみた。
「うっ……やばっ、早くもって帰んなきゃ」
結衣は親指と人差し指でつまむようにしてそれらをバッグに入れ、平静を保って退散しようとした。
〈チャララン♪〉
そこでそんな効果音が聞こえた。
結衣はビクッと身を震わせた後、音源と思われる教室の扉に目を向けた。
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 10:38:44 ID:ywv5AZpe0
「あーあ。ムービー切れちゃった」
そこには携帯電話のカメラを向けている男の子が立っていた。
「ちょっ! 何撮ってんのよ?」
結衣はその子をよく知っていた。海も山のお祭りもプールも一緒に行った友人グループの一人である。
名前は慶介。共に行動はするものの、あまり会話をしない寡黙な子である。
「ん? いやあ何か音がするから来てみたら面白かったから」
慶介は黒いスクウェアフレームの眼鏡から細めた目で結衣を見た。
「お前けっこう正統派だと思ってたんだけどな。こんなにるルーズだとは思わなかったわ」
慶介は携帯をお手玉させてふふふと笑った。
最悪。
結衣は絶望を感じた。
いい女になるために築き上げてきたものが崩壊する。だらしないダメ女だと思われてしまう。
結衣は顔を耳まで真っ赤にし、ちょこちょこと歩いて慶介に近づいた。
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 10:48:55 ID:ywv5AZpe0
「おねがい! 秘密にして! 誰にも言わないで!」
結衣はとことん交渉することにした。
「そうすっかなー。バッチリ撮影しちゃったしなー」
「そんなっ、ひどいよ慶介くん! おねがいします! 何でもします!」
「へぇ、なんでも?」
あ……。
少し言い過ぎたかもしれない。あまりよく知らない相手に何でもしますはまずかったようだ。
でも、待てよ?
「……っつーか、慶介くんは何でここに居るの? まさか慶介くんもだったり!?」
「ちげーって。だって俺……そうだ! じゃあこうしよう」
何かを思いついた慶介に先導され、結衣は不安と共にその後ろを付いていった。
635 :
訂正:2005/08/15(月) 10:50:35 ID:ywv5AZpe0
×「そうすっかなー」
○「どうすっかなー」
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 12:03:15 ID:XmcHf8svO
乙〜
なんつーかエロスwwwwwwwwwww
これからもお願いしますお
637 :
結衣と慶介:2005/08/15(月) 12:29:25 ID:ywv5AZpe0
後編はまたあとで。
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 12:33:09 ID:uXzQ2CG5o
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 13:30:35 ID:XmcHf8svO
ほしゅ
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 14:26:05 ID:XmcHf8svO
ほしゅ
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 15:31:45 ID:XmcHf8svO
ほしゅ…
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 16:25:45 ID:XmcHf8svO
ほっしゅる
そういや忘れてた・・・今月の携帯代まだ払ってない・・・・
明日携帯止まるかもしれんから保守デキナス(´・ω・`)
644 :
gr:2005/08/15(月) 17:34:32 ID:L1ob4UlV0
保守
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 18:15:04 ID:XmcHf8svO
ほしゅ
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 18:18:37 ID:CkhAzCxa0
保守さまはよく頑張るのぅ(´ω`)
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 18:52:43 ID:XmcHf8svO
ここのみんなの話が気になって仕方がないからね
でも明日からヤバス
面白そうね。俺も語っていい?
11歳の夏にばあちゃんち近くの森の中にある川で一人の女の子にあったんだよ。
はじめ俺は秘密の場所をとられた気がしてムカついて話し掛けようともしなかったんよ。
でもきれいな顔してたし、一人でずっと座って川に足突っ込んでぷらぷらさせてるだけで気になってきちゃったわけ。
で、勇気を振り絞って話し掛けたのよ。
「おまえ誰?どこの子?なんで一人でいるわけ?」
突然一気に話し掛けたんでその女の子はびっくりしてたよ。
でもスッと下向くとぼそぼそと
「関係ない。あっち行って」
とか言うわけ。ムカついたね。心底ムカついた。
649 :
結衣と慶介:2005/08/15(月) 19:05:47 ID:ywv5AZpe0
さて、書いちゃおうかな。
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 19:10:19 ID:BwkrNmZfO
キタコレ!
花火大会が始まった
うちの前の道路は片側がちょっとした崖上なもので
なんか見物人のたまり場になってる
カップルで花火見物とか裏山シスww
652 :
結衣と慶介:2005/08/15(月) 19:23:23 ID:ywv5AZpe0
着いた先は結衣の来たことのない教室だった。
「何ここ……」
校舎の端っこ。怪しげな雰囲気漂う扉を、慶介は鍵を差し込んでほとんど無理矢理こじ開けた。
「美術室兼俺ん家。そっか。お前選択芸術音楽だもんな。来るの初めてか」
慶介は一歩後ろを歩く結衣に扉を閉めるよう促すと、さらに中に進んでいった。
「初めて……ってか意味わかんないよ! 美術室兼俺んちって何!?」
「夏休み中だけここに住んで集中して絵描こうと思ってな。部活の先輩に頼んで美術準備室を自宅にしたわけ」
何言ってるのこの人、と思ったが、それよりも慶介が美術部員であったことに驚いた。
慶介はもう一つの鍵を手にすると、教室の中にある扉――美術準備室を開けた。
653 :
結衣と慶介:2005/08/15(月) 19:50:09 ID:ywv5AZpe0
「すごい……これ全部慶介くんが描いたの?」
乱雑に並べられたカンバスやスケッチブック、その他結衣の知識にない美術用具がたくさん散りばめられていた。
どれも描き途中のものに見えるが、それでも自分には到底描けそうにない綺麗な絵ばかりだった。
「ああ」
慶介はぶっきらぼうに答えながら窓を開けた。西日が差し込むと同時に、涼しい風も入ってきて心地よい。
「気持ちいいね」
結衣は窓の桟に手を掛け、ひぐらしの切ない鳴き声を聞きながら風を感じた。
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 20:09:15 ID:XmcHf8svO
ちょwwwwwww始まってた!?ww
エロ展開と見せかけて純愛ルートか!!
>>648 えっ、実話?
違うとしたら続き頼むお
>>651 花火見れるだけウラヤマシス(´・ω・`)
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 20:49:28 ID:XmcHf8svO
ほす
花火終わった、やっぱどかんどかんっていう爆音がいいね
でもできればおにゃのこと一緒に見たかった
>慶介
俺も絶対エロ系だと思ってたwwww
続きに期待保守
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:11:48 ID:XmcHf8svO
花火は出来れば七夕に見たかった保守
見に行く相手がほすぃ・・・(´・ω・`)
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:17:32 ID:ISAzqwk/O
いや、慶介はエロ系だ。モデル展開キボン
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:27:16 ID:sjk/O43S0
空気を読まずに投下。
学校の通学路から少し脇に入った路地。
石畳の少し寂れた、でも洒落た雰囲気の道に小さな楽器店がある。
アンティーク級の品を扱うその店は、大小のオルゴールも扱っていて、
ショーウインドウからそのオルゴールを眺めるのが僕は好きだった。
特に、いつも左端に置いてある小さな硝子のオルゴール。
見事な細工で作られた白いドレスの少女。
時折、風にショールがはためいているかのような錯覚を覚えるほど、見事な品だ。
芸術にそれほど造詣のない僕でも素晴らしい、と思えるほど素晴らしい硝子細工のオルゴールだった。
彼女がどんな音色を奏でるのか、僕は知らないけれど。
日々、僕が店先に通いつめる姿はコッペリアに恋焦がれた男の姿に似ているかもしれない。
薄い硝子一枚が僕と彼女を阻む。
でも、手が届かないのがたまらなくいとおしい。
届いてしまったら、僕は彼女を壊してしまうような気がしているから。
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:31:32 ID:sjk/O43S0
続きはない。
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 21:32:34 ID:XmcHf8svO
>>659 そんなことないお
綺麗なお話だなぁ。おにゃのこに例えての感じがなんか新鮮w
対虫機動隊夜想曲
部屋、というにはあまりに広かった。ほとんど体育館もあるような大きさの射撃訓練場
は、多くの軍人たちでとても賑わっていた。虫の形をした的が出ては撃たれ、出ては撃た
れしている。サティさんはそういったものに目もくれずに受付の方まで歩いていく。
RECEPTION DESKと書かれた小さな看板の下に、若い女の人が座っていた。
「ハイ、ユーニ」
「いらっしゃい、サティ」
ユーニと呼ばれた銀色の髪の彼女は、僕の方を見て、合点がいったようにパソコンを叩
き始める。
「新しく入った子ね? ええと、カラトシ・マツイ。日本人。特別訓練、確かに予約いた
だいてるわ」
特別訓練? きょとんとしている僕に、彼女は笑顔を向けてくる。
「私はユナイ。ユナイ・ラライ。二等兵装管理官。ユーニって呼んでね。よろしく」
「あ、はい。松井カラトシ二等従突撃官です。どうも」
握手を交わす。突撃官として体を鍛えているらしいサティさんに比べると、とても華奢
で滑らかな肌をしていた。いや、だからといってどうだとは言わないけど。
サティさんは、弾とかは向こうにあるから、といってさっさと歩き出した。
「この射撃場、人気があるからね。使うときは大体予約がいるから注意してね」
「はい」
「はい、ここに入って」
彼女が示したのは、明らかに一般の射撃場とは隔離されている一角の入り口だった。扉
に大きく『特別訓練場、立ち入り禁止』と書かれている。立ち入り禁止っておい。
「入っていいんですか?」
「戦場で上官に聞き返してる暇はありません」
腰が抜けた。
中に入ると、まず小部屋があった。ここで無線機や機銃の模擬弾などを今つけている装
備と交換し、とりあえずの撃ち方を手取り足取り腰取り(失言)教えてもらった。大体三
十分くらいだ。
「じゃぁ、次ね」
彼女がそういって、更に奥へと続く扉を開けると、なぜかジャングルが広がっていた。
気がついたときには彼女はどこかへ消えていた。
戻ろうとしたら扉がロックされていた。
とりあえず『順路』と矢印があったので進んだら、虫が出てきた。ここで腰が抜けたわ
けだけれど、動けないついでに虫についての説明をしようと思う。虫というのは一種の戦
闘機械のことで、十年ほど前に起こった地球侵略戦争の際、対宇宙人用に量産された大型
兵器である。内部に人間が乗り込んで操縦するようになっているが、特殊な物は遠隔操作
で無人で戦えるようになっていた。
試行錯誤、改良を重ねた結果、宇宙人を撃退するまでに強力な兵器となった虫だけれど、
撤退する際、ほぼ絶滅寸前となった宇宙人は虫にプレゼントを残していった。自我を植え
付けさせるウイルスをばらまいていったのだ。虫は人類に対して宣戦布告。瞬く間に火星
と月を占拠して、地球に攻め込んできた。まさに地獄絵図。硬い装甲と強力な兵器で、将
に虫は人間の天敵となってしまった。急遽対虫機動隊が結成され、攻め込んできた虫の駆
除に当たり出したのがわずか二ヶ月と十五日前。三度の壊滅的打撃を受け、一般徴兵が始
まった。つまり、絶体絶命だ。
そして僕の目の前にいる虫は、どうすればいいのだろう。というか、動けない。死ぬ。
弾丸が虫に降り注いで、直撃した右前足が吹っ飛んで僕の脇に落ちた。ヒィと悲鳴を上
げているうちにサティさんが茂みから躍り出て、手に持った大型ナイフで首をはね飛ばし、
つなぎ目から胴体の中へ機銃をむちゃくちゃに乱射した。ギリギリと妙な音を立てて、虫
は動きを止める。
すげぇ。
しばらく機銃を虫に向けて構えていたサティさんは一息つくと、僕に向かって、
「カラトシ、二階級昇進よ」
と言った。一瞬根拠もなく喜んだが、つまりは死亡だと気づいて、愕然となる。
「まぁ、普通は虫なんて見たことないからね。意外に大きいでしょ?」
腕を引っ張って、立ち上がらせてもらう。膝がガクガク笑っていたが、ここでへたり込
むのはあまりに情けないので、がんばった。
「分隊をくんでるときはまず間違いなくこっちが先に虫を見つけるのよ。だから初心者が
それに慣れてしまうと、反対の時にパニックになるから、先に見つけられた時の対処を教
えるのが、この特別訓練」
彼女が突然左に跳ねて、また機銃を乱射した。いつの間にか僕の背後に現れていた虫が
腰のあたりからちぎれて、倒れ込んだ。
「カラトシ、前!」
え?
背中に衝撃。意識が飛ん
パシリと頬を叩かれて、目が覚めた。ぼんやりとかすんでいたが、天井の証明と、その
下で陰っているサティさんの顔が見えた。
「二階級昇進。気がついた?」
どうやら、膝枕されているようだ。
「虫はこっちを見つけたら、まず口のレーザー撃とうとするから、左右どちらかによける
訳ね」
「回避、ですか?」
「その通り」
彼女はほほえむと、指を一本立てて僕の鼻っ面につきだした。
「その後はとにかく間接を狙って発砲よ。戦闘中に考える時間なんてほとんど無いから、
まずはそれを体に覚えさせること」
さっきのような大立ち回りを見せられると、その戦い方はいささか地味に思える。
「アレはカラトシがおとりになってたからできる芸当よ」
なるほど、おとりとは的確な表現だ。そう考えられる自分が情けない。
二人してしばらく歩く。彼女は今までとはうって変わって、口をキュッと引き結んだま
ま一言も喋らなかった。両目を鷹のように鋭くして、周りの空間全てを把握しようと五感
をとぎすませているように見えた。
真似してみる。
無理だった。次に出てきた虫に反応するのが彼女の三倍は遅れた。
「でも、最初に比べたらマシよ。今回は昇進ナシね」
進歩したってことだろうか。
次の虫は正面から出てきた。そのおかげで、最もいい対応ができたはずだ。口が光って、
ええと、何秒だったっけ。とにかく、発射される前に右に飛んだ。前を歩いていたサティ
さんと同じ方向に飛んだから発砲はできなかったけれど、また死ななかった。
そんなわけで、一応の向上は見られたけれど、発砲は一度もできないまま、訓練は一時中断した。
666 :
結衣と慶介:2005/08/15(月) 21:51:31 ID:ywv5AZpe0
「知らなかったなあ。慶介くんがこんなところで……何してるの?」
結衣が振り向くと、そこには椅子を動かしたり画材道具を調整したりする慶介の姿があった。
「セッティング。日当たり考えると、ここかな。ちょっとその椅子座ってみ」
「ちょっと待って! セッティングってもしかして――」
「ああ。お前描こうと思って」
「えっ!?」
「もちろんヌードな」
「ええっ!?」
「三十分休みね。何してもいいけど、訓練中に漏らさないよう、トイレだけはいっときな
さい」
彼女はそういうと、休憩室の長いすに座ってタバコを吹かし始めた。ロイヤルショット
メンソール。僕は吸えないので当然知らない。
「どう?」
「いや、あの、未成年なんで」
「アタシもよ」
そういやそうだ。彼女、どう見ても二十歳以上には見えない。と思う。白人の女の人は
どうも年齢を区別しにくい感じがする。
「あの、失礼ですけど、歳は」
「十七」
同い年だった。
「とりあえずいっとくけど、ここは軍隊だからね」
了解です。
「汗、かいたでしょ? なんか飲みなさいな。タダだから」
タダだってさ。血税サマサマ。自販機の前で思案。また運動するから、炭酸は避けた
方がいいよな。あ、そういえば、サティさん。
「なんか飲みます?」
「ん? じゃあ紅茶」
紅茶。あった。ボタンを押したそのとたん、
耳に警報が突き刺さった。同時にサティさんがものすごい勢いで立ち上がり、
「出撃よ!」
叫んだ。ちょっとタンマ。まだ九時間経ってないっす。
本日ここまで。慶助の人途中ごめんなさいっす。
なんか上にエロいのがあるらしいので全部呼んできまっす
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 22:02:04 ID:XmcHf8svO
星野たん乙〜
なんかどんどん気になる展開になっていくwww
これから先も期待してるお!
>>666 エロ展開キタコレ!!!!!
670 :
結衣と慶介:2005/08/15(月) 22:20:17 ID:ywv5AZpe0
何でもする――結衣は口走ったその言葉を心から後悔した。
「そこにでっかいタオルあるだろ? 使えよ」
「ほ、ほんとにやるの? まさか、嘘でしょ?」
結衣はいつでも逃げられるような体勢に持ち込み、苦笑を交えてそう言った。
それでも慶介のセッティング動作は止まることなく、無言のまま、ついに用意したカンバスの前で止まった。
「俺は喋るのが苦手だ。そんな俺が嘘つく余裕なんてねえよ」
結衣は慶介の眼鏡の奥から放つ眼光に、震えていた身体がゆっくり静まっていった。
全く邪気の無い、真っ直ぐで、心に向かってくるような瞳をしている。
洗脳されているのかもしれない――そう思えた。
つるんでいながら慶介のことをよく知らないくせに、何でだろう、少しもいやらしさが感じられなかった。
ただ純粋に、こんな何も面白くない私の身体を描こうとしている。
何これ……嬉しい? え、でも、やっぱり裸は、そんな……。
結衣は葛藤した。脱ぐか脱がないか、どちらが天使でどちらが悪魔なのか――
結衣が迷っているうちに、慶介はカンバスの前に座って愛用の筆記具を取り出した。
671 :
結衣と慶介:2005/08/15(月) 22:37:10 ID:ywv5AZpe0
「嫌か?」
沈黙の中、急にそう問われて思考の天使と悪魔を引っ込めた。
「嫌とか、そんなんじゃなくて、だって、わたしそんなあれじゃないし……」
「あれって何だよ」
動転して出てきた言葉に突っ込まれて、結衣は速い鼓動と戦いながら口を開いた。
「その……別にいい身体じゃないから……」
「モデルがそんなこと気にすんなよ。第一、俺はいい身体を描きたいんじゃない。お前を描きたいんだ」
「慶介くん……」
慶介の台詞はちょっと聞き取りづらかった。
それでも、その言葉が結衣の覚悟を決めるのにどうにか事足りた。
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 22:41:47 ID:ywv5AZpe0
自分で書いておきながら、絵師様が来てくれればいいななんて思う俺ガイル。
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:01:16 ID:XmcHf8svO
あるあるwwwwww
女の子描くに頼むかれあたんに頼むかどっちかだね
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:01:41 ID:ogyLlrJN0
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
緊 急 コ ピ ペ 緊 急 コ ピ ペ 至急、コピペをお願いします!!!!!
● NHK総合テレビをすぐにつけてください。生放送です。
● 櫻井よしこ、町村外務大臣を含む、日韓・日中問題討論番組です。
● 携帯電話をつかった視聴者アンケートがあります。参加をお願いします。
番組ch(NHK)実況板
http://live16.2ch.net/livenhk/ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
しかし町村ってカコイイんだよなあ
顔つきもそうだけど、物をしゃべる時の物越しとか
俺もこんなおじさまになりたいって思う
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:16:43 ID:XmcHf8svO
誤爆?
うにゃ
マルチへのマジレス
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:22:49 ID:XmcHf8svO
把握した。コピペは読まないからわからなかった。
まぁなんとも言えない・・・。
まあおじさまとか明らかにスレ違いだしなww
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/15(月) 23:33:23 ID:XmcHf8svO
じゃあおじさまとおにゃのこで書いてくれwwwwwww
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:08:12 ID:HKBmtyY+0
682 :
結衣と慶介:2005/08/16(火) 00:14:45 ID:AfDphsYJ0
さらに西日が強くなり、互いの表情が窺えなくなった。
その光から生まれるように、結衣はタイを外していき、手を止めずにそのまま
セーラー服を脱いだ。
まだ17、もう17。
その年齢としてはこの大きさはどうなのだろう、なんてことを浴室で何十分も考えていたところを
弟に見つかって真っ赤になったこともあった。
今結衣はその胸を他人に、クラスメイトに、男の子に見せている。
たまらず結衣は背を向けた。
「まだそんな……見ないで」
「……悪ぃ」
慶介が目を逸らしている間に、結衣はスカートを下ろし、タオルを手にして肩に掛けると、
下着をゆっくり、外した。
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:15:13 ID:7kQo6SWWO
作家or絵師のおーるまいてぃーがれあたんの売りじゃないのか?
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:18:20 ID:HKBmtyY+0
>>683 そんな話は初めて聞きました。
私はたいへん驚きました。
最初にたわごとさんのキャラを描いた時点での決定事項です
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:30:16 ID:HKBmtyY+0
マブかお。
俺エロイ絵なんかかけねーお
687 :
結衣と慶介:2005/08/16(火) 00:32:02 ID:AfDphsYJ0
「もう、いいよ」
結衣は必死にタオルで身を包み、下を向いていた慶介を呼んだ。
西日が雲に隠れ、慶介の瞳に露わになった結衣の姿が映る。
「そんなに恥ずかしがるなよ。俺もなんか、恥ずかしくなってくるし……」
そんなこと言ったって堂々と見せるなんてできやしなかった。
今のこの状態だって立っていられないくらい羞恥心が刺激されているのだ。
「結衣」
慶介の目を見れないでいると、躊躇いつくして出てきたような口調で慶介は言った。
「その、靴下を」
「あ……」
本気で忘れていた。頭の整理がつかないとこうにも神経が働かないものなのだろうか。
「ごめん、今、脱ぐ」
結衣は慌ててタオルから手を離し、紺のハイソックスを脱ごうとした。
床にはらりとタオルが落ち、結衣は慶介に全てを見せることになった。
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:35:27 ID:7kQo6SWWO
>>686 いや、おまいならいけるさ!!
期待してるお
>>687 うはwwwwwwwwwwwみwなwぎwっwてwきwたwww
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:45:35 ID:HKBmtyY+0
俺はもう寝るぜ。
エロさん頑張って!!
もう、おまいの名前俺の中でエロさんになっちゃったからさ!
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 00:54:51 ID:7kQo6SWWO
おやすみノシ
691 :
結衣と慶介:2005/08/16(火) 00:55:46 ID:AfDphsYJ0
いつの間にかひぐらしはいなくなっていた。西日もそろそろ限界のようだ。
結衣は落ちたタオルをすぐ拾わなかった。もちろんハプニングだが、
徐々に剥がしていくほうが至難である気がして、無理矢理自分を言い聞かせて慶介を見つめた。
慶介は全く驚いていなかった。但し無反応とは違う、ほんの少しだけ頷いたのだ。
結衣の見る慶介の瞳はどこまでも純粋だった。さっきからエッチなことばかり頭の中をめぐらせていた自分が
酷く恥ずかしい。
「髪は、ほどく?」
「ああ」
靴下を脱ぎ終えた結衣は、訊き終える前に結ってあったアシンメトリーのポニーテールに手を掛けていた。
やっぱりそうだ。
結衣は慶介が何を求めているのかわかってきた。
生まれたままの姿。一糸纏わず無垢な身体――そんな大層なものじゃないけど――を求めていたのだ。
結衣は椅子に座った。ポーズとか取るのかな、と考えていると、そこにはもう
真剣な眼差しで手を動かしている慶介がいた。
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 01:00:29 ID:AfDphsYJ0
続きは三日後かな。大したオチじゃないけど、俺の妄想に付き合ってくれている人も
いるみたいだし、また書かせてもらいますノシ
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 01:05:30 ID:mWvQtRZoO
3日も待てないよ〜
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 01:06:14 ID:7kQo6SWWO
続き投下を待ってますとも!!
俺が保守し続けるお
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 02:13:40 ID:E5691Pxd0
(・∀・)
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 02:37:24 ID:7kQo6SWWO
充電復活!!
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 03:28:28 ID:E5691Pxd0
キュピーン(・∀・)!!
699 :
621からの続き タイトル「黒花」:2005/08/16(火) 03:30:30 ID:E5691Pxd0
「がぁっ!」
気合と共に男は刀を振った。刀は敵の体を半分まで切り裂いて、止まった。
動かぬ刀。押すことも引くこともできなかった。
戦場を駆け抜け、男の体力はとうに尽きていたのだ。
男を突き動かすのは「敵を殺す」の一念のみ。
力の入らぬ腕を見つめ、これが最後なのだと、男は悟った。
何故だか、自然と笑いがもれた。
「化け物め」
「こいつ、狂っているのか!」
「みなで囲め!」
手を切り落とされ、刀と共に地面に落ちた。
背中から刀を刺しこまれ、自分の腹から飛び出た。
そして首を刎ねられて男は…
「死んだ!」
そう叫んで、俺は目を覚ました。
息が荒い。心臓が強く脈打っている。
「俺はあの時、死んだ」
俺は起き上がり、自分の手を見つめた。
その視線の先に確かに手はあった。
「…?」
だが、妙な違和感を俺は感じた。
手が小さいのだ。鍛えた腕もまるで病人のように細くなっていた。
数々の戦で付いた傷も全て消えている。
一体俺はどうなってしまったというのだ。
記憶をもとに指で傷のあった箇所を確かめつつ、目を下に下ろしていく。
「なんだこれは!」
そして俺の目に映ったのは、胸にある二つのふくらみだった。
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 03:32:06 ID:E5691Pxd0
「なんじゃ、何が起こった?」
俺の叫びを聞いて老人はすぐに部屋に飛び込んできた。
胸の二つのふくらみを親指で指して俺は言った。
「こ、これは一体?」
「はぁ?見てわからんか。乳に決まっておろう」
そういうことではない。
「違う!男の俺に何故こんなものがついているんだ!」
俺は男。胸に乳などないはずなのだ。
「それはの、お前さんが…」
そこまで言いかけて老人は口を閉じた。
俺は沈黙に耐えられず、老人につめよってその首元を掴んだ。
「はっきりと言わないか!」
「ぐ、落ち着くんじゃ。焦ってもお主にいい事はないぞ」
混乱から生まれた怒りで俺は熱くなっていた。
怒りは冷静な判断力を人から奪ってしまう。
老人の言葉は正しいのだ。俺は手を離し老人に謝った。
「気にするでない。想定の範囲内じゃよ」
老人は苦笑した。
「水の魔法を唱えるからの。そこに立っておれ」
老人はそう言って俺の知らぬ言葉を呟いた。
すると老人の手から水が突然流れ出した。
「これが鏡の代わりとなろう。さあ、見なされ」
水はまるで意思をもつかのように動き、形を整えていく。
やがて俺の目の前には大きな楕円の鏡が出来上がっていた。
――そこには俺ではない女が立っていた。
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 03:35:41 ID:E5691Pxd0
保守代わりに今日は二つ投下します。拙い文章ですがなんとか続けて生きたいと思ってます。
あまり面白くなかったらすみませぬ( ; ゚Д゚)あーあーもっと上手く書きてぇー
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 03:39:11 ID:miB9Cot30
>>701 気持ちだよ
気持ちこめて書けばきっと伝わるって
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 04:35:54 ID:d8LGpFqK0
保守
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 05:12:42 ID:NFF3ZYAB0
>>701 おつかれ〜
続きワクテカだよ
水を出して鏡にするなんてセンスを感じまふ
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 05:52:37 ID:7kQo6SWWO
>>701 乙〜
それを言ったら俺なんかもっと酷い・・・
でも文を綴るのはやっぱ好きなんだよ
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 08:06:52 ID:7kQo6SWWO
>>701 >>705 勘違いされたら駄目だから書くけど酷くないぞ
むしろ俺は好き
言葉足らずでごめんよ
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 08:55:53 ID:Os1CQuOJ0
保守するからな!
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 09:40:42 ID:7kQo6SWWO
保守
たわごとは死亡しました。
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 10:29:02 ID:7kQo6SWWO
ネタ? まじ?
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 10:57:45 ID:Os1CQuOJ0
hosyu
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 11:46:11 ID:jcVEif+2O
兄上帰宅。
暇だ保守
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 12:00:56 ID:mWvQtRZoO
>712
あのマッサージする兄弟か?
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 12:04:46 ID:jcVEif+2O
肩揉みばかりしてた気がするぜ。
東北の奴がいるかはしらんが地震大丈夫か?
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 12:44:57 ID:7kQo6SWWO
兄上が帰ったってことはこれから期待だな
兄上とのエロスな体験談をたっぷりと聞かせてもらおうじゃないか
さっきのやつ、たわごとさんのトリップだったりしたら非常にヤバス・・・
大丈夫かな・・・・
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 13:03:18 ID:TNTmNumo0
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 13:16:09 ID:7kQo6SWWO
それよりgrたんかれあたんがたわごとさんのトリップかを確認してくれれば・・ってれあたんは無理か・・・
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 13:56:14 ID:7kQo6SWWO
とりあえず保守
719 :
gr:2005/08/16(火) 14:21:55 ID:MJ+sz/sZ0
182 名前:たわごと ◆D3gHWrXzZ6 [] 投稿日:2005/07/29(金) 22:17:08 ID:TCJtdcwRO
日記をどんどん読んで行くと、一人の少女の名前があった。
それはたわごとの初めて書いた物語のヒロインだった。
そう…そのヒロインが生まれたのは、彼の好きだった女の子がマンションから転落死したその日からだった…
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 14:28:40 ID:7kQo6SWWO
・・・まじ?
トリ割れしたか本人か聞いた人しか可能性がなくなった・・・・・
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 15:01:45 ID:Wy9XrTwYO
保守
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 15:24:59 ID:pYaFgjTO0
兄上とのエロスな体験談は特になし。
タクティクスオウガとかドリキャスのチューチューロケットとかやって遊んでました。
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 15:34:31 ID:7kQo6SWWO
なんて普通なんだ
ここは敢えて脚色加えてあっちに持っていくってのはどうだろ?
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 15:36:40 ID:pYaFgjTO0
あっちってどっちだよwwwww
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 15:48:15 ID:7kQo6SWWO
当然エロスにw
妄想を含んでもいいから
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 15:56:34 ID:pYaFgjTO0
ヤだよ。
俺も兄上も基本的にめんどくさがりなんだよ。
そんな似たものだるだる兄弟でエロスなんて書きたくナス。
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 16:01:21 ID:7kQo6SWWO
じゃあ家帰ったら俺が書いていい? れあたん受けでエロエロでw
と、純愛しか恋愛系を書いたことのない俺が言ってみた。いや、書かんがね
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 16:03:15 ID:CfeBzYIA0
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 16:44:33 ID:Wy9XrTwYO
保守
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 16:45:06 ID:TU6f0ySf0
対虫機動隊夜想曲
頭に埋め込まれた通信チップから女性の甲高い声が響く。非常呼集、被招集官は直ちに
標準装備をととのえ、各出撃ドックに整列。繰り返す、被招集官……
「もたもたしないで!」
そんなこと言われても、ちょ、ちょっと待って。サティさん、凄い勢いで預けた装備を
引き出している。その間数秒。投げ渡されたマガジンをあたふたと腰に付けていく。模擬
弾が邪魔だ、畜生。
「ついてきなさい!」
装備が完了したかどうかも確かめず(あとで聞いたら、ちゃんと確かめていたらしい)
サティさんは走り出した。広い射撃訓練場を抜ける。一部の兵士が慌てて準備をしていた。
僕たちと同じ、被招集官だ。受付に戻り、特別訓練の早期終了を告げる。ユーニさんは先
ほどとは比べものにならないほど素早くコンピュータを操作して、手続きを済ませる。結
果のプリントアウト。彼女はそれを一見して、傍目にわかるほど心配したような表情にな
った。それでも手は休まず、僕に結果を渡すと、
「気をつけて」
と、そう言って、肩を叩く。
「サティの指示に迷わず従うのが、生き残る方法よ」
無言でうなずく。訳もわからなかった現状を、彼女の一言で気づかされる。へまをすれ
ばそこには死しかない。
整列。そろった十二名の中で、僕だけが息を荒げていた。サティさんはもちろん、他の
誰一人として、やたらめったら広いこの基地を全速力で走ってきたとは思えない。
「基礎訓練が必要ね」
彼女はそういった。昨日まで民間人だったのだ。当たり前だと叫びたかった。
「全員、棺桶に乗り込め」
分隊長の号令。会うのは二度目だが、先ほどよりも威厳が増している。鬼のような顔、
と言われたら、納得するしかない。小型の輸送艦に乗り込んで、壁から折りたたみの椅子
を引き倒して、体をベルトで固定する。とたん、激しい重圧に体が潰れそうになった。異
様なスピードで発進した輸送管は瞬く間に超高度まで上昇し(見えないけれど)大気圏を
抜けた。
分隊長がベルトをはずして立ち上がる。
「今回の目的は、襲撃されているマチドナの救出だ。我々の他にも宇宙部隊から蟻が派遣
されている。民間人と技術者を優先しろ。サティ」
「はっ」
「お前には民間人同然の新米がついている。無理はするな」
了解、とサティさんは軍令をした。
「新米、命を我らに預けたからには泣き言はゆるさん。作戦途中で怖じ気づくことなどあ
れば即刻見捨てる」
「わかっています」
本当にわかっているのかどうか。とにかく、答えるしかない。
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 16:47:36 ID:jcVEif+2O
いやもう、書けるものなら書くがいい。
「時計の用意」
サティさんが耳打ちする。輸送管はすでに降下体制に入っていたけれど、ガタガタ揺れ
る中で、僕はどうにか時計を操作する。
「ただいまより半時後で撤退だ。時計合わせ、四十五分! 三、二、一」
それと同時に、輸送艦の扉が勢いよく開いた。
「体を丸めて、飛ぶわよ」
サティさんの再度の耳打ち。意味がわからないけれど、従うのが生き残る道。
「作戦開始!」
分隊長の号令。それと同時に、まるで掃除機に吸い込まれるかのように、体が輸送艦の
外へ飛び出した。
宇宙空間だ!
人間、宇宙に出たら数十秒ももたずに死ぬって聞いたぞ。みんな飛び出ている。なんだ、
これ。どういうことだ? そう考えている間に、今度は向かい側の戦艦から先ほどの吸引
が始まって、体が戦艦の中に吸い込まれた。あまりのことに目を開けていられなかった。
なんだか知らないが、肩や肘がいろんな所にぶつかって、めちゃくちゃ痛い。そのままの
勢いで、ふと重力が発生し、地面に叩き付けられた。
「カラトシ、立って!」
サティさんの声。立つっても痛いし力が入らないし、畜生。
「回避!」
悲鳴、体を走り抜ける恐怖。気がつけば、伏せたままの器用な姿勢で頭を向けた先に這
い飛んでいた。背中のすぐ後ろを熱線が走る。
「サティ、そいつをどうにかしろ!」
誰かの叫ぶ声。同時に脇をサティさんにつかまれ、引っ張られる。発砲音が背後で聞こ
える。鋼鉄の虫の体に弾丸がはじかれる音。これが、
これが、戦いか。
全く無力化された虫が転がっている。周りに十二人の鬼隊兵士。こちらに死傷者はいな
い。
「待ち伏せか。どうやら、各出入りハッチを監視しているようだな」
「とすれば、この辺には生存者はいませんね」
「艦内図を出せ」
軽突撃戦艦マチルダ。その一つが何かの拍子に軍を離れたその機を逃さず、虫たちは襲
ってきた。通信系はSOSを覗き大破。損傷率十五パーセント。損傷率が二十八パーセン
トを超えると退艦命令が出されるそうなので、あまり時間はない。
「我々は訓練区域の担当だ。武装が充実しているので、生存者は比較的多いと思われる。
通常行軍で進む。続け」
分隊長の号令。
「アナタはアタシの前を走るのよ。さあ」
サティさんに促され、後左翼中央側を走り出す。周りを見る余裕など無いけれど、他の
分隊員は、まさに一糸乱れず進む。だだっ広いハッチホールに出ると、僕たちと同様の隊
列を組んだ兵士たちが、各ハッチから出てきた。中には人数が足りなかったり、怪我をし
ている兵士もいる。怖い。サティさんに肩を叩かれ、ふと我に返る。
「さっきの動き、初心者にしては上出来」
通信チップから声が聞こえる。
「作戦中はこのチップを通して会話をするわ。基本的に隊員全員に聞こえるから、虫に気
づかれないよう、小声で話してね」
だとすると、このサティさんの声も聞こえてる訳か。他の隊員たちは無言で走る。サテ
ィさんもこの会話以降、黙りこくってしまった。
目標は、訓練場。
本日ここまで、夜は書けないので今書きますた
おにゃのこの話かというと非常に疑問ですがご容赦
ケケケ
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 16:58:24 ID:7kQo6SWWO
>>733 いや、だから無理ですorz
ネタには使いたいんだけどな
>>736 なにそのハードな展開wwwwwwww
おにゃのこ出てるからおにゃのこ話にはなるんじゃね? 乙です!
そういえばマチドナとマチルダってありますけど正しいのはマチドナですうへぇ
他の人の読んでこよ
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 17:34:48 ID:7kQo6SWWO
おk
ほす
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 17:49:06 ID:E5691Pxd0
海から帰ってきた俺がもふ(´ω`)
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 18:01:38 ID:7kQo6SWWO
ん? 海ってことは可愛いおにゃのこ見放題か?
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 18:12:33 ID:E5691Pxd0
あまり可愛いのはいなかったよ。残念だけども(´ω`)
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 18:15:25 ID:7kQo6SWWO
最近は質が落ち気味か? 仕方ないから脳内補完でw
744 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/16(火) 18:34:17 ID:hU+Vii4KO
お久しぶりですね
森臓ですよ。
花火は良かったですが花火よりおにゃのこの鎖骨が見れてよかったです
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 18:38:21 ID:7kQo6SWWO
モリゾーおかえり!
その様子を明確に頼む
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 19:16:16 ID:7kQo6SWWO
ほしゅ
747 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/16(火) 19:45:42 ID:hU+Vii4KO
まあ待て。
保守
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 20:07:59 ID:7kQo6SWWO
おk
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 20:54:23 ID:7kQo6SWWO
ほ
750 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/16(火) 21:02:20 ID:hU+Vii4KO
祭りと花火いったんだけどさぁ、鎖骨とかうなじとかおっぱいとか見えまくり。
勃起しますよそりゃ。
751 :
gr:2005/08/16(火) 21:14:50 ID:MJ+sz/sZ0
いいなあ
俺は15日はお盆の行事で家にカンヅメだからツマラナス
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 21:14:57 ID:7kQo6SWWO
おっぱいまで見えたってまじか!?
どこの祭りだよ!!!!!
753 :
gr:2005/08/16(火) 21:15:44 ID:MJ+sz/sZ0
いや、そりゃ見えるだろ
ゆかた着て歩いてたら
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 21:24:40 ID:7kQo6SWWO
こっちの祭りではユカタ着てる子が全然いない(´・ω・`)
755 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/16(火) 21:27:29 ID:hU+Vii4KO
そして美人が鼻毛処理しわすれてて軽く鬱
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 21:36:56 ID:7kQo6SWWO
それは見たくない・・・
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 21:39:12 ID:1Kjeo4720
女子にメールをむしられる
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 21:39:32 ID:hU+Vii4KO
そいつは乳首たってたからまぁ良し。
そんな事より夜中に学校のプールに入れたのがよかった。
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 21:41:16 ID:1Kjeo4720
おはょ。笑
ってメールしてたじゃん!おまえ!
なんでその日にとだえんの!?
わけわかんねえなあ
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 21:46:46 ID:7kQo6SWWO
なんか2つの話がごっちゃしてる
つまりは乳首立てて夜の学校に入っておにゃのことメールしてたけど朝になったら忘れられてたでおk?
761 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/16(火) 21:52:12 ID:hU+Vii4KO
ID:1K云々はスレ違いじゃないのかな?
おにゃのことはメールしてたけど忘れてはないよ。
762 :
gr:2005/08/16(火) 21:52:56 ID:MJ+sz/sZ0
夜中にプールって定番だよなーww
俺そういうのやらないで卒業しちゃったから裏山シスww
>>760 混ざってるおwww
763 :
gr:2005/08/16(火) 21:54:01 ID:MJ+sz/sZ0
俺は今日は駅前まで買い物に行ったついでにお風呂を浴びてきた
男湯と女湯に分かれる前の入り口のところで、四人家族を見かけた
多分お父さんとお母さんと二人の子供、なんか複雑な家庭でなければ。
子供は四歳と二歳くらいじゃなかったかと思う。一見して可愛い。
特に上のほうの子、表情がきりっとした、大きな目のよく動く子で、
あー利発そうな可愛い男の子だなって思ってたんだけど、
脱衣所へお父さんに連れられて入ってきたのを見たら女の子だった
その子、そんな男の子にまちがうような精幹な顔つきと体つきなんだけど、
腰がお父さんの両手の手のひらでかかえれてしまうくらい小さいんだ。
いやくびれてるんじゃなくて、全体的になんだけどね。
それが水着のかたちに焼けていて、そしてお父さんの肩越しに
僕の目を見てほほえみ返したり笑ったりするんだもん。
熱くてお湯の中におしりがつけられないよぅ、とかさ、もう一々可愛すぎ
裸体を上から下まで全部見てもどこにもエロいことなんて無いんだけどさ、
なんつーのかな、ほんと純粋に可愛いんだよね。健康的な。
こういうの見ると、なんか次代の日本が幸せでありますようにって思う。
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 22:16:08 ID:7kQo6SWWO
>>761 一応おにゃのこだからいいんじゃね?
>>763 微笑ましい光景なんだと思えるのが昔のやつなんだ
今のやつはそんな子に興奮するやつがいるから困る
765 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/16(火) 22:30:48 ID:LPbnyry30
ただいま。
久々に家族に会ったらやっぱり変わってなかった。
妹が髪染めてたから注意しておいた。
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 22:32:47 ID:7kQo6SWWO
おかえりー!
妹が髪染めてるって普通じゃね?
今時の子ならなおさら
767 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/16(火) 22:34:26 ID:LPbnyry30
いや高校1年なんだよ妹。
だから一応言っておいた。校則守っておかんとやばいんじゃね?と。
それは俺が田舎に帰った時の話だった。
母「あんた、彼女いるの?」
俺「いや、今はいないよ。」
そんな会話から始まった。
母「そうかい。まぁいろいろあるからねぇ」
俺「そうだね、忙しいからそれどころじゃないんだけど…やっぱりいないとつまんないねw」
母「あらあら、じゃどうして?もてないの?」
俺「ちょwwwもてないって決めつけるなwwwwまぁそうだけど」
母「あんたは気だての良い子だからね、女の子よってくるんじゃない?」
俺「まぁ…寄っては来ないな。残念ながら」
母「本当かい?まぁどっちでもいいけど。でもね、優しくするのはいいけど過度な優しさは危険だよ?」
俺「えっ…」
母「向こうは勘違いしちゃうし、そういう時は何が起こるかわかんないからね。まぁそれも若さなんだろうけど」
母はタバコに火をつけて続ける。
母「あんたさぁ、女の子を妊娠させるようなことだけはしないでちょうだいね」
俺「な、それは大丈夫だよ」
母「優しくしすぎて変な過ち犯さないか心配でさ…」
俺「過ちって…?」
母「そうだねぇ、女の子の相談に乗ってあげるのもいいけど、向こうを依存させちゃだめだよ?」
俺(ギクリ…)
親ってすごいなと感じた瞬間だった。
769 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/16(火) 22:43:50 ID:LPbnyry30
その後ばーちゃんの若い頃のアルバムを見せてもらった(戦前の写真)
ばーちゃんマジで美人だった。
770 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/16(火) 22:48:22 ID:hU+Vii4KO
俺の高校校風が自由だから中学卒業したら親に髪染めさせられた。
>>763 ホントに。ロリ多し。
やっぱり女は25過ぎてからだな。
いろいろ魅力的。
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 22:49:59 ID:7kQo6SWWO
カーチャンは子供のことよくわかってるよなー
たまにまじで怖くなる
ばーちゃん綺麗だったってうちのばーちゃんはどうなんだろ・・・
772 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/16(火) 22:59:56 ID:LPbnyry30
>>770 親に染めさせられたのかw
ちなみに俺は自分の2、3コ上の女性が好き。
>>771 なんか歌謡曲のジャケットぽかった。
そういや妹の萌える話が出てたのを見たが続きないのー?
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 23:17:18 ID:7kQo6SWWO
>>772 歌謡曲のジャケットっぽいってそれ凄くね?
かなり美人じゃん
・・・妹話ってもしや俺の?
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 23:31:03 ID:LPbnyry30
>>773 昭和3年生まれのモダンガールですよ。
そう、それ。
続き見たいな(´・ω・`)
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 23:33:41 ID:hU+Vii4KO
昭和三年か…
残念ながら守備範囲を大きく外した。
ボールっつーかもうボーク。
776 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/16(火) 23:39:36 ID:LPbnyry30
すごく良かったよ。
紗季かわいいよ紗季
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/16(火) 23:39:58 ID:7kQo6SWWO
>>774 戦争真っ只中
俺のばーちゃんもそうだけど
続かねー・・・
まぁ書けるなら書いてみるお
>>775 スマナス(´・ω・`)
保
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 00:16:48 ID:aMogJGYW0
守兄さん
780 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 00:18:25 ID:ORU8GqCgO
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 00:33:08 ID:Tlo2930fO
GJ!!
絵が描ける人がウラヤマシス
モリゾーもエロさんの絵を描く人候補にあがりましたw
782 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 00:36:37 ID:ORU8GqCgO
俺がエロを書くと保健の教科書みたいになるかアブノーマルになるかだからむりぽ
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 00:40:40 ID:Tlo2930fO
・・・やっぱれあたんか女の子描く辺りか・・・・・
784 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 00:49:10 ID:ORU8GqCgO
http://o.pic.to/kkst とりあえず昨日の花火の写真でも見ながらラジオの話の続きを少し書きますんで。
先生は僕の無線を隠すように持ったまま職員室を出た。
既に校舎内には殆ど生徒は残っていなくて、吹奏楽部の楽音と野球部のかけ声だけが聞こえる。
先生に連れられ、僕は放送室に入った。
日当たりの悪い放送室はかなり寒い。
室内で息が白くなる程だ。
「崎坂、正直に言え。道で拾ったんじゃ、ないな?」
「…………」
「大方、自分の家の倉で見つけて、直したんだろう。違うか?」
「……………」
「ハハッ…そう堅くなるなよ。無線は返してやる。…ホラ」
先生は僕の手に無線を掴ませると、室内のロッカーの上を漁り始めた。
わけがわからない。先生が何をしたいのかがわからない。
無線は犯罪だ。教師がそんな事でいいのか。
漁りながら先生が喋る。
「俺もなぁ、一時は無線にハマってたんだ。よ、と」
785 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 00:59:46 ID:ORU8GqCgO
先生はロッカーの上から埃まみれのダンボール箱を出した。
煙があがる。
「先生、無線は違法ですよ」
「お前が言うなよ…崎坂には、これをやるよ」
箱を開けると、中には様々なアンテナや機器が無造作に詰め込まれていた。
「どうせ崎坂のコレは振幅変調を範囲を狭くして使ってるだろ?それじゃ雑音が多いし、軍だって大した用事には使わない」
先生は箱からアンテナの付いたライター大の機器を出して僕の無線に繋げた。
「これで周波数変調になった。範囲が狭いならこっちだ」
「先生…」
「崎坂、授業はきちんと聞けよ?あと…」
先生はかつての自分の青春を見下ろし、言った。
「危なくなっても、簡単に諦めるなよ」
用語が出てきたので補足。
・振幅変調:ノイズが多いが、電波の届く範囲が広い。AM。
・周波数変調:ノイズが少ないが、範囲は狭い。FM。
786 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 01:01:34 ID:ORU8GqCgO
次回はきちんとおにゃのこが出てきますよ。
盲目だけど、健気でかわいい娘です。
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 01:11:57 ID:Tlo2930fO
乙〜
先生が味方になるとは思ってなかったお
この先どうなるかが余計に気になる
眠れない夜は、いつも小瓶に入った砂を見ていた。いつからあるのかしらないが、いつの間にか部屋の隅に転がっていた
綺麗な綺麗な細かい砂だ。色は夜ごとにまちまちで、今日は淡い桃色をしていた。振ってみるとこれまた毎晩違う音色がして、
フルートを陽気に奏でるような楽しい音が出る。なにか辛いことがあった日の夜は、いつもこの音が励ましてくれる。
今日ね、振られちゃったよ。
砂の中の何かに話しかける。妖精なんかいたら、それはそれは楽しいものだと思う。僕の秘密を独り占めする、妖精。
ところが今日は、なんだか不思議な感じがした。砂の中心がちょこんと盛り上がって、中から小さな女の子が姿を現したのだ。
なぜか全裸で、背中にセミのような羽をはやしていた。緑色の髪の毛から砂粒を払い落とすと、顔の半分はあろうかという大きな
瞳で、僕を見つめた。
虹の欠片の妖精です。
彼女はそういった。虹の欠片。だからこの砂、いろんな色になるんだね。僕が彼女を受け入れるのに、さして時間はかから
なかった。なぜって、僕はいつも夢想していたから。イメージ通りの女の子だ。
振られちゃいましたか。
ちょっと頭に来たね。
では、それなりにやりようがありますよ。私の体を愛でてはいかが?
ちょっと小さすぎるよね。気持ちはとても嬉しいよ。
そうですか。
明日、みんなに自慢してやるよ。妖精がいたって。
それは駄目です。私はアナタにしか見えないのですから。
そいつは、残念だな。
そんなことを話す。彼女はとても優しくて、口べたな僕の言うことを笑顔のまま聞いてくれた。夜も更け、猫の鳴き声すら
聞こえなくなった頃、会話は今日の出来事に戻っていく。
振られたのは5人目だよ。
いつも聞いていましたよ。
そう、じゃぁ、それでも僕を受け入れてくれるのかい?
もちろん、アナタだけの妖精ですから。
じゃぁ、ちょっと彼女の顔をみてくれるかな。紹介したいんだ。
僕はベッドの脇に転がっていた飯田美佳の首を持ち上げて、小瓶の中の妖精に見えるようにかざした。
綺麗でしょ?
ええ、とっても。
君に耳のあたりが似てるよね。
私は彼女みたいに綺麗ではありませんよ。
そんなことないよ。ちょっと欠点があるとすれば、僕のことを好きじゃないってことだよね。
それは、初めから決まっていたのでしょうね。ですから、アナタだけの物になったのでしょう。
そうかな。それじゃあ、今までの子も見せるよ。
僕は冷蔵庫まで歩くと、冷凍室のドアを開ける。四個の女の子の顔が現れる。適当に髪を掴むと、引きずり出して妖精
の所まで持って行った。
二年前と、半年前の女の子。
あら、先ほどの彼女に負けずに綺麗ですね。特に右の子など、目のあたりが。
君に似てるよ。
そうですか? ありがとうございます。
君の方が綺麗だ。
そんな、ことはないですよ。
そう? なんなら、僕も君と同じサイズになって暮らしたいな。
それは駄目です。
どうして?
だって、アナタは人間ですもの。妖精は妖精同士でないと死んでしまうのです。
バカな。愛し合ってればいいだろ? それとも、僕のこと、好きじゃないの?
いえ、そういうことじゃあありません。
やっぱり君も僕をけなしてるんだね。
そんな。
駄目だよ。君は僕の物だ。
僕は小瓶のふたを開けて、妖精を振り落とした。ころりと出てきた妖精の小さなからだと首をねじ切って、体の方は、
ベッドの上に放り出した。親指サイズの顔を眺めると、口が開いて話し出す。
私はアナタのものですか?
もちろん。
彼女は悲しそうにほほえむと、目をゆっくり閉じる。それと同時に、さらりと砂になって消えてしまった。
消えてしまった。やっぱり、僕のことが嫌いなんだね。そうにちがいない。僕の物になりたくないっていうから。
了。
今日も飲み会に行ったけど男しかいなかった。
ええい深夜のヤロウめ
791 :
深夜 ◆1DDfcqXjoo :2005/08/17(水) 01:32:30 ID:nhud3/XU0
二人とも乙
ってかまだ言われてる俺wwwwwww
やめてくれwwwwwww
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 01:34:12 ID:Tlo2930fO
黒っ!!
相変わらずこの時間の星野たんは暴走気味だなwwwwwww
しかし毎度何かある度に深夜をいじる深夜たんモエスな星野たん・・・w
793 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 01:37:18 ID:ORU8GqCgO
深夜ね野郎め。
ここがいいんだろ?
「あっ…くッ」
全く、正直な体だ。
「止めてくれ…星野……そこは」
待ったナシだぞ深夜ぁ。ほらほらぁ!
「うんっ……あ、あぁぁっ」
王手!
ワロスwwwwwwwwwwwww
さて、寝落ちするまで
>>558-560の続きを考えてみるか・・・
>>793 ちょwwwwwwwwwww
それやばいってwwwwwww
>>794 ワクテカ
ってかみんなそれなりに書けてるけど、どうもうまく書けん。
言い訳じゃないが俺は元々の畑は散文とか詩っぽい感じなんだよ。
796 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 01:49:00 ID:ORU8GqCgO
僕の畑はお父さんとお母さんです
シーツに残ったシミが貴様だ!
>>795 それでも上手だから凄いお
俺なんか童話書きたかったから状況描写ばっか書いて台詞が明らか少ない。下手したら童話なんかよりヒドス・・・
しかも昔書いたのが黒すぎで全然駄目だったorz
798 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 01:51:14 ID:ORU8GqCgO
深夜の野郎め…
(割 愛)
「うんっ…あ、あぁぁっ」
ロン
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 02:15:02 ID:Tlo2930fO
まだブラウザ通してないけど携帯だと文字化けしてる(´・ω・`)
801 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 02:16:29 ID:ORU8GqCgO
済まぬ俺の携帯じゃ文字バケしてヨメナス…
明日もスパロボがあるんでオナニーして寝ます。
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 02:18:49 ID:Tlo2930fO
803 :
gr:2005/08/17(水) 02:48:55 ID:Sk8MdgZD0
保守
妹とお絵かきしてたらこんな時間になっちゃった
らくがき帳を広げて、妹は静物とか抽象的な模様とか
俺はひたすらおにゃのこを書いてた。タノシス
>>560 「ううぅ…。」
紗季は困った顔をして俺を見つめながら、兄に突然暴かれた秘所を隠そうとそこに手を当てている。胸が高鳴る。紗季の仕草、表情、全てに反応してしまう。
紗季…なんでこんなにもお前が愛おしいんだ‥‥。俺は既に我慢の限界にまで達して、今にも一線を越えようとしている。
実の妹にこんなこと、変かもしれない。一時の気の迷いかもしれない。だけど、、、今は紗季が欲しい。
「あっ!」
紗季の身に我が身を重ねる。
「紗季、いいよな? 俺はもう我慢できない。」
行為を求めた。
「えっ? それって‥‥。」
俺は黙って頷く。それを確認した紗季は、俺から目を背け、黙り込んでしまった。場に暫しの空白が流れる。
「‥‥‥。」
「‥‥‥。」
産まれたままの姿の妹と身を重ねている兄。どう見ても不自然な光景。空気が重い。それでも俺の感情は止まらなかった。紗季の一言を聞くまでは…。
異様な空気の中、先に口を開いたのは紗季だった。
「おにいちゃん……私のこと、愛・・・してる…?」
何かが止まった気がした。
>>804 俺を熱くしていた何かが薄れてゆく。俺は…実の妹を奪おうとしていたんだ……。我に返り、後悔の念に包まれる。そんな俺をよそに、紗季は言葉を続けた。
「ずっと我慢してきた…。でも…もうダメ。 私はおにいちゃんが好き! 世界で一番好き!! 誰よりも…愛してる。」
「……。」
紗季は更に続ける。
「だから、、、おにいちゃんが私を愛してくれてるなら…いいよ……。」
「…!?」
再び空気が止まる。空白の時間が過ぎていく。本気‥なのか?
「俺は…、」
もう戻れない。紗季の気持ちに気付いてしまったから…もう、止まらない。もしかしたら、俺も最初から紗季が好きだったのかもな…。
「本気だ。お前を、紗季を愛してる。」
答えが出る。
「…嬉しい……。ずっと聞きたかった……。」
二人の気持ちは繋がった。このまま体も…、
ガチャッ
「ただいまー。二人共いるんでしょー?」
……玄関の方から声がした。母さん‥‥タイミング悪いよ‥‥‥。
俺達は顔を見合わせ数秒止まる。硬直から解けると、二人して急いで服を着た。
「お前、風邪大丈夫なのか?」
「なんだか飛んでっちゃったみたい。おにいちゃんの愛のおかげかな?」
「馬鹿か。」
こんなやりとりをしながら着替えを済ました。
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 04:10:29 ID:Tlo2930fO
>>805 その夜、両親が寝静まってから俺は紗季の部屋に向かった。風邪はやっぱり治っていなかったらしく、あの後、部屋でおとなしくさせられていたようだ。ひっそりと音を出さないように部屋の中に入る。
「あっ…おにいちゃん。」
「少し遅れたけどケーキ持ってきたぞ。」
「ホント! あっ…。」
急に出してしまった声を消そうと手で自分の口を塞いでいる。やっぱり馬鹿だ。でもそんなとこが可愛い。
「ほら、食おうぜ。」
「うん。」
ベットに二人で並んで座る。
「えへへ…なんだかカップルみたい……。」
紗季が照れながら言う。何を言い出すかと思えば…。
「俺らはカップルじゃないのか?」
「…うん……そうだった。」
そう、俺達はもうただの兄妹じゃない。恋人同士なんだ。
「ねぇ、おにいちゃん、風邪が治ったらデートに行きたいなぁ。」
「あぁ、俺も行きたいな。でもその前に…。」
「んっ‥‥‥。」
唇を重ねる…。甘いクリームの味がする……。しばらく紗季の味を堪能したあと唇を離した。今度は一時の迷いじゃない。
「紗季、今度こそいいか?」
「うん…。」
雪が降り続ける夜、俺と紗季は本当の恋人になった。
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 04:12:39 ID:Tlo2930fO
なんかまとまりきらなかったorz 文体も汚いし・・・・
しかもこれは相当臭い・・・
まじでスマナス 終了です
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 04:15:09 ID:Tlo2930fO
最後無理付けってか適当臭いなー・・・
寝るよ
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 07:02:11 ID:v5StdM940
黒花続き考えるのをすっかり忘れていたで俺がここで華麗にほす(´ω`)
810 :
深夜:2005/08/17(水) 07:05:54 ID:tBZsbplTO
乙です。
ん〜好きな終わり方だよ。よかった!
(´・ω・`)ゴメンネ ネチャッテ
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 07:47:45 ID:aMogJGYW0
保守
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 08:56:23 ID:aMogJGYW0
保守
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 09:00:44 ID:t64jzaiJO
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 09:40:56 ID:aMogJGYW0
保守
そして久々に
>>360 結局、スーパーで書いている俺だから困る
上手くいけば現スレに公開
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 11:20:43 ID:wQBkUpPWO
保守
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 11:24:36 ID:Tlo2930fO
>>814 キタコレ!!! かんがれ〜。待ってるお。
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 11:49:13 ID:nX4i/Qoz0
ヲタクって一人っ子が多いんだな
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 11:51:15 ID:DnTX4Mig0
>>799 読んできたお。気持ちが悪くならなかったどころかかなりキタ俺がいるw
プリシス×レオンイイヨイイヨー
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 12:40:00 ID:wQBkUpPWO
保守
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 13:35:06 ID:Tlo2930fO
ほ
し
ゅ
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 13:43:09 ID:RWs2S8k3O
兄「ごめん、フリーダムの羽折れた」
俺「ぬあああフリーダム!!!」
兄「代わりにストライクフリーダム買ってやるよ」
俺「いらねーよちくしょい!」
買って貰うまえに帰られた件について。
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 14:09:02 ID:Tlo2930fO
さすがツンデレ
思ってることを伝えられないからいつも空回りw
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 14:48:37 ID:Tlo2930fO
ほしゅ
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 15:14:42 ID:wQBkUpPWO
老成が保守じゃ
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 16:04:35 ID:Tlo2930fO
ほ
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 16:59:27 ID:Tlo2930fO
し
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 17:34:40 ID:wQBkUpPWO
ゅ
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 18:04:10 ID:eTFqAw0R0
何がツンデレだよ
ぶち殺すぞ
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 18:11:28 ID:Tlo2930fO
本物のツンデレか
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 18:59:24 ID:UWQmdSzg0
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 19:32:08 ID:Tlo2930fO
たまには
>>21-31のことも思い出してやってください
俺は無理だけど
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 20:31:57 ID:Tlo2930fO
そしてほしゅる
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 20:58:37 ID:v5StdM940
700の続き書きながらカキコ(´ω`)
こんなこと聞くのは今更なんだけども小説を投下してるものは一応コテったほうがいいんですかね
コテをつけると存在感が出るけども話を完結させるための義務が生まれそうなので大変そうですが…
あ、もちろん黒花は頑張って続けますとも(;´ω`)
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:00:35 ID:UWQmdSzg0
検索しやすいように何かコテなり話の題なりつけた方がわかりやすいね
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:00:39 ID:P7iv7z1b0
俺は書くときしかコテつけてねーお。
その上突発で書くときは大抵名乗らないしwwwwww
でもバレるんだよな。何故だ。
まぁコテつけたくなければつける必要はないと俺は思うおw
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:11:40 ID:v5StdM940
>>836-837 アドバイスサンクス。わかりやすいようにタイトルをつけて投下するようにするよ(´ω`)
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:21:01 ID:Tlo2930fO
俺なんかコテどころか作品名すら・・・
>>837 そりゃああれだけ見てる上に独特だからわかるだろ
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:25:00 ID:P7iv7z1b0
>>839 わかっちゃうのか……。
オルゴールの話も俺だけどそれもバレてんの?
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:39:33 ID:Tlo2930fO
なんとなく表現と書き方は思ったけど確信は持てなかったお
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:45:38 ID:P7iv7z1b0
うはwwwwすげーなwwwwwwwwwwww
ちょっと感動したおwwwwwwwwww
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 21:50:14 ID:Tlo2930fO
確信持てたら普通に書くんだけど、そうじゃないとやっぱ微妙な感想になる俺がいるw
つーか感動するほどじゃねーよwwwwwwwwww
だって死に花を咲かせるとか意気込んでたときから、大体事情は飲み込めてたんだもの。
小さいときから死期を決められて、病院の小さな部屋の中で外を見ていたアナタが、私に協力してといったんだもの。
私がどうしてアナタの世話をしてたか、わかってるの? 学校にいても誰かと遊んでても、アナタの様態が悪くなったと
聞いたとき、飛んできたのはなぜだかわかってるの?
私にはアナタの死を見届ける義務があるの。それがアナタを見初めた私のすべきことなの。
だからもちろん、協力は惜しまないわよ。
「最後に、向かいの棟の女の子に、ずっと好きだったと伝えたい」
後で思えば、アナタがそういいだしたのは、死んでしまうほんの十五分くらい前だった。もう腕も足も動かなくなって、息をすることすら
大変になって、とっくに家族の人たちが病院に向かっているそんなときに、アナタは私にそういった。
バカね。
でも、何も知らないバカだからこそ、私はアナタに惹かれたの。
女の子を呼んでこようか? 私の質問にアナタは首を振った。そんなかっこ悪いこと、できないだろ。
そういうわけで、私はちょっと車いすをくすねてきた。廊下に放置されてた物で、たぶん誰かが使ってるんだろうけど、
今死を間近にした人間のためなら、許してくれると思う。医者の人たちが目を離したその一瞬で、私とアナタは病室を飛び出した。
揺れてるでしょ? 苦しくない?
苦しくない。目が確かにそういっていたね。掠れた声では、雑音がうるさい病院の廊下で聞こえるはずもないの。
私たちが脱走したことがばれて、あたりは急にうるさくなった。医者の人が病室を飛び出して来たけれど、そのときはもう、
車いすをガタガタ言わせて階段を下りているところだった。
「患者が死ぬぞ!」
二人で目を合わせて、笑う。あの人たちは何もわかっちゃいない。もう残された時間はわずかだというのに、それをほんの
少し長くしたところで、なんのためになるだろう。家族のため? 私が世話をしてるのをいいことにほとんど見舞いにこなかった
家族に自己満足の悲しみを与えてなんになるの? 彼が最後の幸せを手に入れるのと、どっちが大事なの?
一階分下りて、私たちはまた廊下を走り出した。いろんな部屋から看護婦さんとか出てくるけど、だれにも止められない。
さっきからアナタは目を閉じている。もう、体はほとんど死んでいるのかしら。
前に聞いていた部屋の番号を目指す。あった。扉を跳ね開けて、飛び込んだ。ほら、ついたよ。あとはアナタが、お目当ての
彼女に……?
あれ?
私は信じられなくて、部屋を見回した。女の子はおろか、ベッドも、カーテンも、機械も、なんにもなかった。空き部屋、だったから。
アナタの手のひらが、私の車いすを押していた手に被さった。
まだ、動けたんだ。でも、どうして?
「全部、ウソだよ」
アナタの言うとおりに、私はアナタの前に座り込んだ。やせこけて、ほとんど生気のない顔の中心で、目だけが爛々と光っ
ていた。誰かが言った、消える前の灯火だと思った。
アナタの声はさっきよりも小さく掠れていたけれど、不思議とはっきり聞こえた。
「女の子なんていやしなかったんだ。いや、君だった。どこかに言ってしまう前に、君と二人で思い切り笑いたかった。最後も、
誰にも邪魔されない、二人きりがよかった」
扉を叩く音がする。鍵をかけておいたので、スペアを取ってくるまでに、時間がかかるはず。
「わがまま、聞いてくれてありがとう。最後に、ね、一つお願いしていいかな」
断る理由なんか無かった。私は涙を止めることができずに、ただただうなずいた。
「抱きしめて。僕が死ぬまでのほんのちょっとでいいから。泣いてくれるのはありがたいけど、今は笑ってほしい」
それじゃ、二つだよ。言って、二人でやっぱり笑う。アナタが私に倒れ込むように体を預けると、私は軽くて細いアナタを
キュウと抱きしめた。もうどこまでも弱ってしまっているはずなのに、私の体に腕を回すなんて。
「ありがとう。大好きだ。バイバイ」
それがアナタの、最後の言葉だった、と思う。
それと同時に病院の人たちが駆け込んできて、私たちを引き離した。
でもそのときアナタはもう旅に出てたんだよね。
看護婦さんが凄い形相で私に詰め寄ってきたけど、私は無視して窓を開いた。アナタが通る道を作らなきゃいけないから。
空が広がっている。
End
846 :
gr:2005/08/17(水) 22:24:53 ID:Oc/Htf010
高校の三個下の友人と微妙にデート
体験工房でガラス細工を作ってきた
鎖骨の見える涼しい衣装に
肩甲骨までのツインテールが可愛すぎ
こんぺいとうをあげて素肌でぎゅって握手して
じゃあまたね元気でね元気でね連絡するうん俺も
ガラス細工が手の中に残った
ほわーん
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 22:50:14 ID:Tlo2930fO
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:05:14 ID:v5StdM940
>843
いい話だお(´;ω;`)
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:06:01 ID:v5StdM940
まちがった。>845だった(;´ω`)
850 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 23:17:00 ID:ORU8GqCgO
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:38:13 ID:v5StdM940
キュピーン(・∀・)!!そろそろ投下しますぞ!
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:39:01 ID:UWQmdSzg0
853 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/17(水) 23:40:17 ID:ORU8GqCgO
いいから早く投下するんだ!
ワクテカ
854 :
700の続き 「黒花」:2005/08/17(水) 23:42:33 ID:v5StdM940
肩まで伸びた白い髪。少し力を入れれば折れてしまいそうな手足。
まるで色素がないように全身が白く、唯一色を確認できたのは青い瞳だけ。
背はあまり高くなく、成人男性に囲まれたら埋もれてしまいそうに見えた。
女は顔を引きつらせてそこに立っていた。
右手をすっと上げてみる。すると女も同じ動きをしてみせた。
左手も上げてみた。また同じ。
俺は左手と右手を同じ高さまで上げ、勢いよく合わせた。
パン、と大きな音が部屋に響き渡る。
まるで下手な芸でもやっている気分だった。
「何をやっとるんじゃ」
自分でも何をやってるのがわからない。
ただ、混乱してしまって、気づけばそれをやっていた。
「ご老人。女が俺だ」
「うむ。女がお主じゃの。…じゃなくてお主が女じゃ」
「言ってることは一緒だ」
「う、うぬ?混乱してきたぞい」
さすがにここまでされては認めるしかない。
鏡に映る女は俺だということ。俺が女になってしまったということを。
その瞬間、俺の頭から混乱や苛立ちは消えていた。
女として存在している、そう実感を持って俺は体を動かした。
腕を振り、足をばたつかせ、飛び跳ねもした。
子供のようにはしゃいで、ふとあることに気付いた。
俺は生きている。それが妙に嬉しいことに。
明確に言葉にできない感覚に、俺は打ち震えた。
855 :
「黒花」:2005/08/17(水) 23:43:33 ID:v5StdM940
老人は俺が落ち着くまで待っていた。
はしゃぐ姿を見つめる瞳には優しさがあった。
俺は老人に向き直って聞いた。
「何故、俺は女になってしまったのだろうか?何故、俺は生きているのだろうか?」
「それを答えるためには、まずはお主について聞かなければならんことがある」
「俺についてか?」
そうだ、と老人は続けた。
「まずは、自己紹介といこうかの。わしの名はラフェス。魔術師じゃ」
「俺の名はイチヤ(一夜)。天四国の内、天双に属する戦人だ。…天双という国はもうないがな」
「戦争か?」
「そうだ。天双は天峯との戦に破れ、俺もそこで死んだ」
「ふむ、なるほどのぅ」
ラフェスは一度、首をかしげ、何かを考えるような仕草をした。
「では、質問に移るかの。第一の質問じゃが、イチヤは魔法というものを知っておるかの?」
「魔法?」
ラフェスは水の鏡を指指した。
「あれが魔法というものなのか。いや、知らない。魔法とは一体?」
「うむ、それは後で説明しよう。第二の質問じゃ。イチヤのいた『所』はどのようなところじゃった?」
「そうだな。…戦が全てだった。奪い、奪われ、殺し、殺される。そんな所だった。みな必死になって刀を振っていた」
「ほぉ、刀か。確か東方の武器の名称じゃったかいの…」
俺は、身振り手振り色々な話をでラフェスにした。
ラフェスは時に大きく頷いたり、驚いていた。
「…このぐらい、だろう。俺の知っていることは」
「ふむ。大体つかめたぞい、イチヤ。次はわしの番じゃ」
856 :
「黒花」:2005/08/17(水) 23:45:51 ID:v5StdM940
「まず、先に言っておく。これはわしの想像じゃ。しかしの、真実にかなり近いと思っておる」
俺は頷き、続きを促した。
「イチヤの元いた『所』。それはおそらく、こことは違う別世界じゃ」
別世界。それは一体どういうことなのか。
「わしをそう思わせる鍵となったのは魔法じゃ。わしの知っておる限り、この世界には魔法があふれておる。
それはこの世界で刀を使うと言われておる東方の地でも必ずあるじゃろう。それは魔法と呼ばれてはおら
ぬかもしれぬがな。しかしイチヤのいた世界には、そのようなものが一つも感じられん」
「確かにラフェスの言うとおりだ。俺のいた所には魔法、それに近いものは何一つなかったと思う」
「そして、ここからが本題なのじゃが、わしはある研究をしていた」
「研究?」
「そうじゃ。魔法を使い、人を人の手で創る。そういう…研究じゃ」
人を、創る。その言葉に俺は呆然とした。魔法というものはそんな事までできるというのか。
「神を冒涜する行為。わかっておる。わかっておるのじゃ!だが仕方が…なかったのじゃ!」
ラフェスは興奮していた。口から出る声は叫びに変わり、何かに対する懺悔にも聞こえた。
だがその声に対して、目は悲しみに満ちていた。
「ラフェス、落ち着くんだ」
ラフェスはうなだれて、気を落ち着かせるよう一度深く息を吐いていた。
何か理由があるのだろう。しかし、それは今聞く話題ではない。そう俺は思った。
「イチヤが今ここに存在するとおり、器は出来上がった。じゃが、それだけは駄目なのじゃ。
人形では駄目なのだよ。あれに対抗するために、魂が必要じゃった。そこでわしはある魔法を
つかった。魂を捕らえるための魔法を、な」
「では、俺はその魔法によってこの世界に呼び寄せられたと?」
ラフェスは頷いた。
857 :
「黒花」:2005/08/17(水) 23:49:41 ID:v5StdM940
「しかし、何故俺なのだろうか?」
ラフェスが魂を捕らえる魔法を使ったのはわかった。
しかし別世界の、それも何故俺が選ばれたのだろうか。
「わしの魔法の完成度が足りなかった。誰かの魂を特定して呼ぶとすれば、それは闇の魔術師達の禁呪。
生憎、わしはその手の魔法を得意としておらんかった。わしの得意とする属性は水と土と光なのじゃよ」
「魔法には属性があるのか?」
「そうじゃ。火、水、土、風、光、闇がある。わしは得意とする三つの属性の魔法を使い、『奇跡』を起こしたのじゃ」
奇跡というものは光属性を持つ魔術師達が使う。神の力を借りた物だとラフェスは言った。
「奇跡と言っても、わし流に色々な改良がしてあった。器に定着させるためには奇跡だけでは駄目じゃからな。
そして、わしは特定の魂を呼び出せぬ代わりに、魔法にある条件をつけた。『選ばれるのはわしの望む魂』とな。そしてついに、お前の魂を捕らえたのじゃろう」
ラフェスの長い話はそこで終わった。ラフェスはふらふらと歩き、寝台に腰を下ろした。
俺はそんなラフェスを見てあることを思った。
いまだに在り続ける水の鏡に近づき、指先でついてみた。
面に波紋が走り、映る俺の像は崩れた。
「俺がここにいるのは、生きているのはラフェスのおかげだ。それは、きっと運命なのだろう」
波はやがて消え、また俺の像を映し出した。
「…そう、じゃの」
ラフェスは泣いて、笑っていた。
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/17(水) 23:53:02 ID:v5StdM940
今日はここまでどす。無駄に長くなってしまったかもしれません(;´ω`)
タイトルが何故「黒花」なのか?それはもう少し後でわかると思います
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:06:36 ID:f95vrKAQO
乙〜
俺の大好きな魔法ものだからこれからもすげぇ期待してる!!
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 00:45:09 ID:WyrPjVfM0
ほすすすすす
鋭意作成中の
>>360の俺
ツンデレスレにも投下したが、保守ついでに投下しとく
―――――朝の教室。
「おはよう、かなみ」
「あら、おはよう、人志」
「かなみ。折り入って話があるんだが……」
何時に無く真面目な顔で見つめてくる人志。その顔に思わず、ドキッとするかなみ。
「え? な、何よ。真剣な顔しちゃって」
「いいから、ちょっと屋上まで来てくれ…」
「え? え? ちょ、ちょっと待ってよ! まだ、心の準備が……」
人志に手を掴まれると、かなみは顔を紅くして、教室の外へ連れて行かれた。
―――――屋上。
(何よ、わざわざ呼び出して……。やっぱり…、これって…、こ、こ、こ、告白……!?)
いつもの人志と違う様子に、内心ドキドキのかなみ。
「かなみ……」
「な、何よ……」
真剣な顔の人志。いつもの強気の口調で返すが顔は少し紅い。動悸が激しくなる。
「かなみ…、俺と……」
(キャーーー! きたーーーーー! どどどど、どうしよう!?)
「俺と一緒にこれに出てくれ!」
「…………………………え?」
絶頂まで高まる気持ちとは裏腹に、人志から出たものは愛の告白ではなく、一枚の紙だった。
「…………えくすとりーむ・のっくだうん・ふぁいてぃんぐ………こぶし・ちゃれんじ?」
「そう! 今度の古武士高校学園祭で行われる“コブシ・チャレンジ”に選手として出てくれ!」
「ちょ! なななな、何言ってんのよ!! そそ、そんなことでわざわざ呼び出したわけ!?」
「そうだよ。それ以外に何があるんだ?」
「ふ、ふざけないでよ! わざわざ呼び出すくらいだから、てっきり……っ!」
寸でのところで思いとどまる。危うく最後まで言いそうになった。
「てっきり? てっきり、何だよ?」
「な、何でもないわよ! アンタ、バカ!? そんなモン、出るわけないでしょ!」
「ええ〜! 頼むよ、かなみぃ……」
「フン、知らないわよ! 出たければ、アンタ一人で出ればいいでしょ!」
「ところがそういうわけにもイカンのよな。これは三人一組のチーム制だから、俺一人ってわけには…」
「だから何よ! だったら、アンタが主催してる格闘技同好会から選手出せばいいじゃない!」
「それはそうなんだが、新設されたばかりの弱小同好会の悲しいところで、俺以外は一人しか戦えるのが居ないんだよ」
「そんなの、私の知ったこっちゃないわよ!」
さっきまでの気持ちの反動で、怒りが100倍。人志の言葉もおかまいなしに一気にまくし立てた。
「マジで頼むよ、かなみ…。お前、ジム通いでMMAも中学からやってるだろ。頼れる即戦力ってお前だけなんだよ…」
「フ、フーンだ! 知らないったら知らないわよ!」
プイッとソッポを向くかなみ。その様子に人志はムッとした口調で。
「ああ、そうか。お前がそんなに薄情なヤツだとは知らなかった。わかった、もう絶交だ!
もうお前にはノートも見せてやんねーし、ミスドのフレンチクルーラーも奢ってやんねー」
「え? ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
人志の様子に慌てて声をかけるかなみ。
「何だよ…」
「あの…、その……、で、出てあげてもいいわよ……。選手として」
「ホントか!?」
「か、勘違いしないでよ! アンタがどうとかじゃなくてフ、フレンチクルーラーが
食べられなくなるのがイヤだってことなんだからね!」
「全然問題無いって! かなみ、愛してるぜ!」
「バッ、バカ! は、恥ずかしいこと言ってんじゃないわよ!!」
人志の言葉にかなみは顔を真っ赤に染めて、電光石火のタイガー・アッパーカットを叩き込んだ。
863 :
◆JBL/J113zU :2005/08/18(木) 00:57:57 ID:q3S83bHd0
とりあえず、こんな伽羅が出てくるということで。
期待しないで待て
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 01:05:23 ID:f95vrKAQO
これを見せ付けて期待しないでっての方が無理じゃね?
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 02:00:04 ID:f95vrKAQO
ほしゅ
866 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/18(木) 02:20:41 ID:z8iGJspAO
保守派。
明日から学校か…
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 02:26:02 ID:mpobzA0Y0
俺は困っている。なんというか視線が怖いのだ。
その犯人は恐らく同じ学年の女の子。
場所は教室。俺は部活に出るために着替えるところだった。
上を脱ぐときに視線を感じて探してみると。教室の外の窓からその女の子は見つめていた。
小動物みたいな女の子で、まるで新しいおもちゃを見つけたかのように俺を興味津々に見ていた。
Tシャツに手をかけたままの俺。見つめる女の子。
「脱がないのー?」
「え、君見てるし。なんかヤなんだけど」
「いいじゃん。脱ぎなよー。私なんて気にせずにさ」
君は気にしなくても俺は気にするんだよ。なんか視線が怖いし。
「私はね、おっぱいフェチなのよ」
何言ってるんだ。
「でさー普段通らない道を通ればいい体した兄ちゃんが脱ごうとしてるじゃない」
「おっぱいフェチって…俺男だぞ。男にはおっぱいがない。わかる?」
頼むわかってくれ。というかわかれ。
「その通りだね。でも私はあんたのおっぱ…とにかく胸が見たい!」
睨み合う二人。女の子と目を合わすのなら、俺は見つめあうほうがよかった。
仕方なくあきらめて俺は脱ぐことにした。
普段なら1秒もかからないというのに、シャツを持つ手はなかなか上がらない。
「ほれほれ、いっきにやっちゃいなさいよ。うっへっへ」
何なんだだこのオヤジ娘は・・・
「あーじれったい。私が手伝ってあげる!」
女の子は窓から入ってきて一直線に俺のもとまで走ってきた。
両手をわきわきと動かし、笑みを浮かべて迫り来る女の子。
「えへへー逃がさないよぅ」
「馬鹿、何しやがる。うぎゃーーー!!」
父さん母さん、俺はもうお婿に行けそうにありません。
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 03:26:54 ID:f95vrKAQO
ちょwwwwwwwこれはwこれwでwwwwwwwモエスwwwwwwwwwwwww
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 05:14:14 ID:JM+svhi0O
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 07:44:19 ID:JM+svhi0O
ひゃぁあ保守
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 09:15:55 ID:q3S83bHd0
保守
保守代わりに前半部分投下する。
スーパー:女子高生異種格闘技路線
「うわー! 遅刻だ遅刻だー!!」
私は大急ぎで家を飛び出し、愛用の自転車に跨って猛スピードで学校へ向かった。
私の名前は『碓氷かなみ(うすい・かなみ)』。
今日からSMACK学院女子高等部に通うピッカピカの一年生だ。
昨日の夜はワクワクドキドキで眠りにつくのが遅くて、予定より1時間も寝坊した。
まさか、高校生活の初日から遅刻することになるとは…。
私は力の限りに自転車を扱いで、一秒でも早く学校につくように頑張った。
「うおぉぉぉーーーっ!」
時計を見る限り、どんなに急いでも遅刻は確定だけど、せめて入学式には間に合うように急いだ。
「ああ……気持ち悪い……」
入学式が行われている体育館。壇上で学院長が話しているのを無視して私は蹲っていた。
猛スピードで飛ばした結果、入学式にはギリギリ間に合った。
でも、フルスロットルできたせいで、体力的にかなりのダメージ。朝ご飯も戻しそうだった。
「大丈夫か……?」
呻いてる私を見かねて、隣に座ってる女子が声をかけてくれた。
「だ、大丈夫。気にしないで……。大急ぎで来たからちょっと疲れただけ……」
「そうか? ならいいんだが……」
私は顔を上げて、声をかけてくれた女子に答えた。
改めて顔を見ると、その女子は長い髪で、宝塚にいるようなキリッとした感じの美人だった。
「ええ、ありがとう……。ええと、名前は? 私は碓氷かなみ…」
「私は御子柴尊(みこしば・みこと)だ。よろしく」
「ミコミコね、ヨロシク。私の方は呼び捨てでいいから」
私は笑って手を差し出して握手した。ミコミコは顔が引きつってたけど、見ないことにした。
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 10:13:10 ID:f95vrKAQO
wktk
(獲り忘れ)
―――私立SMACK学院
『文武両道』、『武道教育』を掲げ、勉学の他にスポーツ、特に武道、格闘技に力を注いでいる学校。
柔道やレスリングと言ったオリンピック種目の推進や、古武道、古流柔術などの伝統武術の保存などを行う。
また最近では、MMA(総合格闘技)などのプロ選手育成も行ったりしている、正に格闘技専門校である。
「凄い施設だねー、しかし」
「全くだ。武道を行う環境としては、日本一だな」
私の言葉にミコミコも同意する。
入学式、教室でのSHRが終わった後、私とミコミコは学校見物に出た。
流石は武道奨励校だけあって、スポーツ施設は充実している。
練習場は大手クラブには専用の道場やリングがあり、さらに共同で使える武道館まで存在した。
そして、一際目立つのが、校内のあちこちで見られる巨大スクリーン、通称“タイタントロン”だ。
生徒同士の揉め事は生徒内で解決する。そして、その方法として用いられているのが…。
『ストリートファイト』
もちろん、路上の喧嘩とは違って、最低限のルールは存在するけど。
何かいざこざが起きた時に試合が組まれ、その戦いの様子をこのタイタントロンで校内に配信するのだ。
ハッキリ言って問題がないわけじゃないが、「文句があるなら拳で証明しろ」と言うスタイルは私は好きだった。
「そういえばさ、ミコミコは何やってるの?」
一通り見物を終えたところで、私とミコミコは中庭に休憩しに来た。
中等部・高等部の一貫教育、さらにそれぞれ男子部・女子部に別れているので校内の敷地はかなり広い。
クタクタの私はスポーツドリンク片手にベンチに坐り、ミコミコに訪ねた。
こんな学校に来てるのだ。ミコミコも当然のことながら、腕に覚えアリだろう。
「空手だ」
「流派は? 伝統派? それともフルコン?」
「いわゆる伝統派の一派だ。ひけらかすのも好きじゃないが、少年弐段を持っている。お前は?」
「私はMMA。最初はキックだけだったけど、中学からレスリングも始めたの。将来的にはプロ目指してるわよ」
「へぇ、それは凄いな…。私も将来は世界を目指しているからな。お互い、頑張ろう」
「ええ。まずはこの学校での高校生活の満喫から」
その後も色々と格闘技談義に花が咲いた。普段はこういうディープな話はできないので楽しい。
このまま楽しい一時を終えて、家に帰れれば申し分なかったんだけど、そうは問屋が卸さない。
「ちょっと退いて下さるかしら?」
立ち上がって動作を交えながら話を続けていた私たちに、背後から声が掛かった。
振り返ると、少し気の強そうな女生徒がいた。
長身で制服の上からもスタイルも抜群なのがわかる。そして、トレードマークと言うべき長い金髪。
彼女の後ろには、御付らしい女性が二人。メイド服を着ているから、コスプレじゃなければそれしかない。
「高音・リーガル…」
「ミコミコ、知ってるの?」
「高音・リーガル・雪広(たかね・――・ゆきひろ)。私たちと同じ一年生で、英国貴族の末裔という話だ…」
ミコミコは私に耳打ちするように小声で教えてくれた。
「聞こえなかったかしら? 貴女方、邪魔だから退いて下さる?」
その高音・リーガルが再度口を開く。私たちは渋々道を譲った。
「何、あの態度? 感じ悪いわね…」
「おっ、おい……」
私は聞こえるか聞こえないかくらいの声で、彼女の第一印象を口にした。ミコミコが驚いてこっちを見る。
御付を従えて悠然と歩いていた彼女の足が止まる。そして、こちらを振り返り。
「今、何か仰って!?」
と怒鳴った。どうやら結構短気らしい。
「あら、聞こえちゃった? ゴメンなさいね。私ってば、根が正直だから」
我ながら大人気ないと思ったけど、挑発した。正直、最初の彼女の態度にカチンときたし。
彼女は青筋立ててこっちを睨みつけている。ミコミコは私の横で苦い顔をしている。
そして、彼女は懐から手袋を取り出し、私に投げつけた。
「勝負ですわ! その無礼な口、二度と開かないように捩じ伏せてくれますわ!!」
「面白いじゃん。入学初日から試合なんて嬉しいわ」
『ドゥゥゥゥゥゥン……』
私と高音・リーガルが互いに臨戦態勢をとると、突然、中庭に重低音が響いた。
何事かと思って辺りを見回すと、中庭に設置されたタイタントロンが初老の男を映し出した。
「学院長……?」
トロンに映ってるのは、入学式で見た学院長だった。見た目、ビンス・マクマホンに似てる。
『現在、中庭にいる二名。1−D、碓氷かなみと、1−A、高音・リーガル・雪広』
ビンス学院長(仮名)が口を開く。
『君達の闘いを正式な校内試合として認可し、君達の闘いは校内に配信される。思う存分闘いたまえ』
それだけ言って消えるビンス学院長(決定)。そして、トロンの画面が切り替わり、私たちが映し出される。
「ねぇ! ミコミコ、画面に私たちが映ってるよ!」
ヘタな映画館よりも大きい画面に映る自分を見て思わずはしゃぐ私。
「ちょっと! やる気あるんですの!?」
その態度にムッとした感じの高音・リーガル。見ると御付のメイドさんにグローブを付けさせている。
「うるさいわね! ちょっと待ってなさいよ!」
私は自分の鞄から、赤いオープンフィンガー・グローブを取り出し、手に嵌めた。
手を叩いて感触を確かめる。レガースまでは持ってきてないけど、まあいいか。
「ミコミコ。悪いんだけど、レフェリーと言うか、立会人務めてくれる? 何もないと思うけどさ」
「ううむ…。まあ、仕方ないか…。こうなってしまったからには、断るわけにもいかないしな」
ミコミコは苦笑いしながら、私と高音・リーガルの間に立つ。
「お互い準備はいいか? 良ければ直ぐにでも始めるぞ?」
舞台は中庭の芝生。私は制服にOFグローブを嵌める。革靴は脱いで裸足になる。
高音・リーガルは、制服にグローブで、靴も革靴からスニーカーに履き替えていた。
グローブと、シャドーしている動きからすると、ボクシングで闘うようだ。
「どっちも問題無い様だな。それじゃあ、いくぞ……」
ミコミコの声に、私も高音・リーガルもファイティングポーズを取る。
「それでは……、始めぇ!」
一先ずここまで。
以後は、戦闘シーン。現在作成中です
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 10:38:43 ID:f95vrKAQO
いきなり戦闘かよ!! かなりハードな予感w
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 11:43:50 ID:q3S83bHd0
hosyu
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 12:47:00 ID:WyrPjVfM0
おっぱいフェチの女の子の話はギャグでできてます(´ω`)
黒花の合間に馬鹿話を挟むと大変心にゆとりができるのです
要は保守
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し ⌒J
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 13:32:30 ID:f95vrKAQO
ギャグのくせにモエスだった件
つまり保守ってことで
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 14:30:49 ID:f95vrKAQO
やっぱり保守
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 14:31:48 ID:1ok6Iw0a0
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 15:26:23 ID:5qA4kdot0
hosyu
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 16:19:53 ID:WyrPjVfM0
このスレの独特なふいんきが好きです。でも女の子はもっと好きです
888 :
gr:2005/08/18(木) 17:25:32 ID:pZDCRq/30
「赤×ピンク」読了
保守
889 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 18:53:04 ID:5qA4kdot0
序盤は静かな立ち上がり。
ゆっくりと間合いを詰めていく私に対して、足を使って距離を保つ高音・リーガル。
開いた距離じゃ蹴りも届かない。こっちから仕掛けるか、それとも向こうが出てくるのを待つか…。
「あら、臆病風に吹かれたかしら?」
……決めた。
「このぉぉぉーーーっ!」
私は一歩、大きく踏み込んで一気に間合いを詰め、飛び上がって右のハイキックを繰り出した。
後の体勢は気にしない。とにかく当たりのデカイのを一発叩き込んだ。
「くっ!」
高音・リーガルは両腕で私の蹴りを防ぐ。ガードしたが足は完全に止まっている。
ボクサーなら寝かせれば無力になる。彼女の目の前で着地した私は、そのままタックルに行った。
が、信じられないことが起こった。
タックルに行った私を、脇を締めて受け止めると、素早く体を入れ替えるようにして回りこんだ。
そして、そのまま私の体を仰向けにひっくり返し、彼女は綺麗にマウントポジションを取っていた。
「なっ!」
驚愕する私に、高音・リーガルは勝ち誇ったような顔でパンチを打とうとして……、立ち上がった。
そして、何事も無かったかのように埃を払っている。
「ちょっと、どういうことよ!」
私は立ち上がりながら、絶好の位置から何もしなかった高音・リーガルに問い詰める。
「私は、倒れている相手に対して馬乗りになってパンチを打つなんて、野蛮なことはしたしませんの」
勝ち誇った顔で、いけしゃあしゃあと言いたいこと言ってる。
「それと、私はボクシングだけではなく、レスリングも英国淑女の嗜みとして幼い頃から学んでいますわ」
そう言って、高笑いした後、再びファイティング・ポーズを取る高音・リーガル。
「それでは、お遊びはここまで。今度はこちらからいかせて貰いますわ!」
高音・リーガルは体を左右に振りながら、一気に間合いを詰めてきた。
素早くパンチの届く間合いに入ってくると、ハイスピードの左ジャブを放ってきた。
慌ててガードする私。彼女は小気味のいいジャブを単発ではなく、連続で打ってくる。
打たれっ放しは良くないと、何度かパンチを打ち返すが、苦し紛れのパンチは簡単に避けられる。
しかも、打ち返したところを、さらにカウンターでジャブを合わせてくる。
(つ……、強い……)
クリーンヒットこと無いものの、防戦一方の私。ぶっちゃけ大ピンチ。
「ホホホホ、さっきの威勢はどこへ行ったのかしら!?」
「うるさい!」
私は半ば強引に左の前蹴りを出して、間合いを広げる。彼女はそれを素早くバックステップして避ける。
「ハァァァー!」
「うりゃーーっ!」
開いた間合いを一気にダッシュして詰めて、右ストレート放ってきた高音・リーガル。
そして、蹴った足を地面に着けて、そのまま右のハイキックを頭目掛けて蹴りこむ私。
「うっ!」
「ぐうっ!」
交錯する二つの技。
ガードできずにストレートを頬に喰らった私。かなり効いたが、立ってられるのはハイキックのおかげか。
左腕でガードこそされたものの、その上から思い切り蹴ったので、高音・リーガルはバランスを崩した。
そのおかげで、彼女のストレートは何とか直撃を免れた。お互い間合いを取って、体勢を立て直す。
「くっ……、やるじゃない……」
「貴女こそ……。とんでもないバカ力ですわね……」
高音・リーガルは左腕が震えていた。ガードした腕にダメージが行ったんだろう。
かく言う私もお膝がカクカクに震えてるけど…。
「まだまだ行きますわ!」
再度、間合いを詰めて左ジャブを打ってくるが、さっきほどキレがない。
でも、こっちもダメージが残ってるから、思うように体が動かない。またも防戦一方になる。
ジャブをガードしながら、高音・リーガルを見る。何かを狙ってる目をしていた。
(おそらく、フィニッシュブロー……。何が来る……? ストレート? アッパー?)
応戦したくても、膝が言う事を聞かない。なら、こっちも玉砕覚悟で一発を狙うしかない。
腹は括った。当たれば私の勝ち。外れたら私の負け。当たりさえすれば絶対に勝てる。
その間も高音・リーガルの攻撃は休まない。ジャブだけではなく、ストレート、ボディアッパーと巧みに打ち分ける。
そして、何度目かのボディブローを打ち、私の肝臓が悲鳴を上げ、耐え切れずにガードを下げる。
「潔く、散りなさい!」
ガードが下がった瞬間、高音・リーガルのフィニッシュであろう、スクリュー気味の右フックが飛んできた。
しかし、私のアゴ目掛けて飛んだスクリューフックは空を切った。
「なっ!」
フィニッシュを空かされて、驚愕の高音・リーガル。そして、私は……。
「タイガー………」
スクリューフックを沈み込んで避け、体のバネを溜める。彼女は慌ててガードするがもう遅い。
「アパカーーーーーーーッ!!!!!」
バネを溜めるだけ溜めて、ありったけの力を込めた、渾身のタイガー・アッパーカットが炸裂した。
体ごと下から一気に突き上げ、飛び上がる様にアッパーを高音・リーガルのアゴに叩き込んだ。
何とかアッパーとアゴの間に手を挟んだが、おかまいなしにそのまま数メートル吹き飛ばされてしまった。
「勝っ……た……」
精根尽きた顔で膝を着く私と、芝生に大の字でノビている高音・リーガル。闘いは終わった…。
「うむ……。カウントを数えるまでもなく、勝者は碓氷かなみ!」
肩で息をしてる私の手を挙げて勝者を示す、ミコミコ。
高音・リーガルは二人のメイドさんに支えられながら、ようやく立ち上がる。口から涎が出てるし……。
「ガ……、ガードはした筈でしたわ……。にも拘らず、吹き飛ばされるとは……。恐るべきバカ力……」
フラフラ支えられながら、私に向かって話し出す。負けたくせに口は減らないし。
「真に不本意ですが……。碓氷かなみさん、貴女を私の宿命のライバルに認定しますわ!」
「はぁ?」
「私に生涯初の黒星を付けた貴女……。私は不死鳥の如く甦り、再び貴女に挑戦しますわ! 覚悟なさい!」
「はぁ……」
一人で盛り上がる高音・リーガルとそれに呆気に取られる私。
「次、私と対峙した時があなたの命日ですわ、ホーッホホホホ!」
高笑いして、中庭を去っていく高音・リーガル。ただし、御付のメイドさんに支えられてだけど…。
「お疲れ。いい試合だったな…」
「ああ、ありがとう…」
ミコミコから冷えたスポーツドリンクを受け取る。蓋を開けると半分以上、一気飲みする。
「しかし、明日から大変じゃないか?」
「どして?」
「決まってるだろ? 入学早々、あんなに派手な大立ち回りしたんだ。挑戦者とかも出てくると思うぞ?」
そうだった。今までのことはタイタントロンで校内に配信されてたんだっけ。
「それはそれでしょ。そもそも、それがイヤだったらこの学校に来てないって」
「フッ……、確かにな」
私が笑って答えると、ミコミコも釣られて微笑む。
「それじゃあ、帰ろっか。流石に疲れちゃったし」
「そうするか。今日はもう何もないだろう…」
私とミコミコは、二人揃って下校した。
これからの高校生活。退屈するどころか、卒業するまで楽しい日々が続きそうだった。
【第1話? 完】
894 :
◆JBL/J113zU :2005/08/18(木) 19:17:51 ID:5qA4kdot0
続きの話もプラン練ってあるけど、書くかどうか微妙。
異種格闘技だと、寝技だとかの描写とか難しス(´・ω・`)
変にリアルに拘ってるからだけど。
そのせいで、どうもはっちゃけられない。
好きで書いてるからいいんだけど
それでもはっちゃけてるとこはあっておもすれー( ^ω^)
ここからのはっちゃけ、暴走に期待w
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:10:53 ID:WyrPjVfM0
同じくはっちゃけに期待(´ω`)
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:11:33 ID:jqARHvaUO
今後のはっちゃけ具合の為にマジレス 刃牙の攻撃を文章化してみれば、練習になると思う
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:14:45 ID:f95vrKAQO
そこまで行くと危険だ!!!
つーかなんていうかさ・・・最近みんな本編書いてないよなー
899 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:17:55 ID:7f591nLZ0
だってこっちのPCログのこってねーんだもん。
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:21:10 ID:WyrPjVfM0
俺は創作関係で書き込んだ内容は全て保存しております(´ω`)
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:42:01 ID:f95vrKAQO
まぁ仕方ねーか・・・
俺も最初にネタで書いたの続けてねーし
しかしがんもリレーはやっぱ続かなんだか・・・・
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:55:43 ID:7f591nLZ0
神奈川に戻ったら書くよ。
今の状態じゃ設定がわかんねぇんだ。
下手すると名前もわかんねぇな!!
なんだっけ? 遠野翼?
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 20:59:29 ID:f95vrKAQO
・・・もしや主人公の名前忘れたりしてないよな?
遠野は確かに俺の中では最高のヒロインだけど・・・・・
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:02:32 ID:7f591nLZ0
あー、主人公? なんだっけ?
えーと、妹の名前が……わからん。なんか蝶みたいな名前だった気がしなくもない。
主人公の名前?
忘れました。
あとヒロインのあれなんだっけ? 下の名前がゆかりなことしか思い出せない。
あとヒロと、斉藤だっけ?
・・・・・
↓ここでgrたんのログ貼り
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:14:42 ID:7f591nLZ0
あぁぁ〜、ナナミか!!
七海ね。苗字が小村だ! 妹が六花ねwwwww
蝶みたいな名前なのはまったく別の話の兄弟の名前だったぜwwwww
うはwwwww俺の脳味噌ヤバスwwwwww
907 :
gr:2005/08/18(木) 21:18:55 ID:DCkYmCaS0
俺指名かよww
111 名前:れあ[] 投稿日:2005/07/29(金) 01:33:28 ID:EQyl3fGm0
では、仕方なくコテつけて俺がVS七海を書く。
・ヴァンパイアスチューデント七海とは?
ごくフツーというか、まぁ、普通より結構優秀な高校生小村七海が、ある日突然吸血鬼になる。
七海に「好きだ」と告白した宮路ゆかりという少女は、実は教会から派遣された悪魔退治のスペシャリスト。
吸血鬼であることを知られ、吸血衝動を抑えながらなんとか逃げていた七海の前に、
演劇部時代の後輩、遠野翼が現れる。七海は吸血衝動を抑えきれず、彼女の血を吸う。
一方七海の双子の妹六花は、半身を失ってしまって狂喜乱舞。悪魔に取り付かれる。
その取り付いた悪魔というのは実は七海のクラスメートの野田弘樹だった。
戦いの中で、実は七海の中に『吸血女王の因子』なるものが入れられてしまっていたこと、
それを入れたのが遠野翼であったことが発覚。
そして、遠野の後ろで糸を引く人物とは誰なのか!?
たまにエロかったり、ややグロかったりする。
・ついでに、VS七海外伝〜Your voice only〜とは?
ていうか、こっちが本編だから。
こっちは割とフツーの学園モノ。主人公小村七海が可愛いおにゃのこに囲まれて困る話。
エログロは無いが、サービスカットはある。
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:23:26 ID:7f591nLZ0
grたんキター!!!
うはwwwww律儀だwwwwモエスwwwww
まぁ、とりあえずありがとん。
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:23:28 ID:WyrPjVfM0
それはもしかして前スレのものなんでしょうか?
そうならば、どなたかupしてもらえないでしょうか(´ω`)
他の作者さんたちの作品がとても気になります
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:24:31 ID:7f591nLZ0
>>909 むぅ。前ってか前々スレくらいですな……多分。
僕は実家なのでログがないです…
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:29:25 ID:f95vrKAQO
1スレ目はれあたんが持ってて2スレ目はgrたんが持ってるお
ってわけで今回のログ取り誰か頼む
あとスレ立てもだな・・・
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:40:48 ID:7f591nLZ0
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:44:53 ID:f95vrKAQO
あれだけ立たないと行ってたれあたんが一発で立てられるってどんだけ規制が甘くなってんだよw
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:47:32 ID:7f591nLZ0
いや、一応2回wwwwwww
まさか立つと思わなかったからwwwwwwwwwwww
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 21:52:17 ID:f95vrKAQO
まぁ保守するからいいけどさー
埋まるのは深夜か朝だなwwwwwwwww
ログ取りはgrたんがやってくれるといいなぁとw
916 :
gr:2005/08/18(木) 21:55:09 ID:DCkYmCaS0
あー、専用ブラウザなんで、1001の頃にスレ見てさえいればログは取れるお
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 22:01:13 ID:f95vrKAQO
じゃあ調整して埋めないとダメか
grたんがんがれw
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 22:19:01 ID:pBF7S8efO
うめうめ
919 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 22:22:35 ID:jqARHvaUO
埋め
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 22:23:28 ID:f95vrKAQO
えっ、もう?
921 :
gr:2005/08/18(木) 22:26:01 ID:DCkYmCaS0
ただ埋めてももったいないからリレーでもする?
昔々、あるところにお兄さんとお姉さんがいました
さてある日のことです
お兄さんは今日の洗濯当番でした
洗濯物を胸いっぱいにかかえたお兄さんが
家の裏の川のところへいきますと
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 22:43:54 ID:f95vrKAQO
川に大きな大きなうまい棒が流れてくるではありませんか
しかも、中では何かが動いています
これを見たお兄さんは、驚き、そのうまい棒に恐怖しました
お兄さんはすぐにお姉さんに知らせに行きました
しかし、そのあいだにうまい棒は流れてしまったのです
二人は流れていく大きなうまい棒を見つめながらホッと息をつきました
これが真の恐怖の始まりとも知らず…
923 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/18(木) 22:44:42 ID:z8iGJspAO
川の上流からどんぶらこ、どんぶらこっことおにゃのこが流れてきました。
今夜は書きたい気分なんだが、ラジオと嘘とどっちがいい?
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 22:57:30 ID:f95vrKAQO
925 :
森蔵 ◆vt6tklwx1o :2005/08/18(木) 23:01:38 ID:z8iGJspAO
無理な話じゃないけどなw
じゃぁ気分がノってきたらダブルで。
新しい方に書くよ
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 23:04:13 ID:f95vrKAQO
おk 把握したw
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/18(木) 23:35:39 ID:f95vrKAQO
つーか誰も乗らないのかよ(´・ω・`)
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:08:15 ID:ZeFwb994O
仕方ない、加速する?
つーかモリゾーの方で誰か続けて・・・
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 00:51:59 ID:Fp4Xm9QFO
「姉さん、あのおにゃのこ欲しい!!」お兄さんは、せがむ様に言った。 「もう!しょうがないわねぇ」
930 :
gr:2005/08/19(金) 01:24:09 ID:sbyhLNbR0
「どうして欲しいのか、理由を言ってごらんなさい。
そうしたら考えないでもないわ」
「だっておにゃのこがお家に来ると平均年齢が下がってお家が華やぐよ!!
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 02:16:35 ID:GrMYBCid0
「ふ〜ん、私だけじゃ不満ってことなのね」
934 :
gr:2005/08/19(金) 02:18:12 ID:sbyhLNbR0
「だってお姉ちゃんにはもうお毛々がいっぱい生えているんだもん」
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 02:21:16 ID:GrMYBCid0
「つるつるのほうがいいってこと?」
とかなんとか漫才をしている内におにゃのこは流れて行ってしまいました。
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 02:30:21 ID:GrMYBCid0
「あ!ボクのおにゃのこが!」
追いかけようとするお兄さん。
お姉さんはその背中にキックを入れました。
「まだ、あんたの物と決まったわけではないでしょ。私はあんたを犯罪者にしたくないわ」
「それでも僕はあの子が欲しいんだよぉ!」
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 02:49:58 ID:GrMYBCid0
そう言ってまた走り出そうとするお兄さん。
しかしそれを許すお姉さんではありません。
物凄い速度でお兄さんの前に回りこみ、腹に渾身の一撃を叩き込みます。
「ぐえっ」
お兄さん悶絶。
「だいたい、うちにはもう妹がいるでしょ。あきらめなさい」
「で、でもあれは妹だけどもつるつるじゃないし、人間でもないじゃんか!」
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 02:55:11 ID:ZeFwb994O
「うっ、それは…」
お姉さんは言葉に詰まりました
さらにお兄さんは言葉を続けます
「あんなのより僕だけのおにゃのこが欲しいだけなのにぃ!」
ドコォッ
「ぐばぁっ」
「落ち着いて! 一度帰りましょう」
お姉さんがボディーブローを放ちながらお兄さんを引きずり、家に連れ戻そうとしました
941 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 03:02:55 ID:GrMYBCid0
「まったく、この子ったら突然あんなことを言い出すなんて。どこで国家機関の目が光ってるともわからないのに」
お姉さんはお兄さんを片手で引きづりながら、周囲を気にしています。
しばらくの間、お姉さんは辺りを探っていたのですが、誰もいないことがわかりお姉さんは安心しました。
「ほら、そろそろ立ちなさ・・・・あっ!!」
お姉さんの掴んでいたのはなんと木だったのです。
木には貼り紙がしてありました。『やっぱりおにゃのこが欲しいんだ!』
怒りに震えるお姉さん。掴む手にも力が入り、みしみしと音を立てて木は折れていきます。
「あんの、馬鹿はーーーーー!!」
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 03:12:07 ID:ZeFwb994O
その頃、上手く逃げ出したお兄さんは流れていったおにゃのこを探すため、川を下っていました。
右手には道端で拾った木の棒、左手には同じく道端で拾ったお鍋のふたを持っています。
腰にはタブレット状の洗剤をつけ先へと急ぎます。
しかしその道を阻むように犬耳のおにゃのこが出てきました。
「おにいちゃん、おなかすいたよぉ。おこしにつけたきびだんごちょうだ〜い!」
お兄さんは言いました。
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 03:18:16 ID:GrMYBCid0
「残念ながら、きびだんごは持っていないんだ」
犬耳おにゃのこは悲しそうな顔をお兄さんに向けます。
「うっ、可愛いじゃないか。もしかして君もつるつるかなのかな?」
「つるつる?」
お兄さんの目はまるで獲物を狙う狩人の目です。
「そうさ。毛が生えてないか、生えてるか。それが重要なんだ」
犬耳おにゃのこは不思議な顔をしながら
「毛ならはえてるよ?」
と言いました。
「な、なんだってー!!(AAry)」
お兄さんは叫びながら犬耳おにゃのこの下着を剥ぎ取ります。
「あっ、おにいちゃんこわいよぉ。」
そこに見えたのはつるつるの大切なところでした。
お兄さんの中の人は抑えられなくなっていき、ついには犬耳おにゃのこに襲いかかりました。
「やっ! やだぁ! 助けて、助けてよぉ!」
まだ誰にも荒らされていない部分を荒らそうとお兄さんは固いそれを当てがいました。
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 03:39:56 ID:GrMYBCid0
「うへへへぇ」
お兄さんは本来の目的など忘れて犬耳おにゃのこに夢中です。
「んじゃ!いくよおおおおおぉ!」
掛け声と共に腰を動かそうとしたその時!
「何処に行くって?ああ、それはもしかして天国のことかしら?」
「それはもちろん。このおにゃのこの穴のなか…に……あ、あははは」
お兄さんの頭を掴む手。怒りに満ちた声で耳元で囁きがありました。
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 03:53:43 ID:ZeFwb994O
「何をしてるかと思えば、今度は別の子に手を出していたのね。」
怒りに狂った声の持ち主は綺麗な言葉遣いの反面、殺意を感じる声を出しながらお兄さんの頭を片手で引き上げ、アゴに強烈なショートアッパーを叩きこみます。続けてフック、エルボー、持てる限りの攻撃手段を用いてお兄さんに確実にダメージを与えます。
「ぼ、僕が悪かった! だからもうゆるs あぶっ!」
お姉さんの激しい攻撃にお兄さんはついにダウンです。どこからか勝利のゴングが鳴り響きました。
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 03:56:34 ID:GrMYBCid0
もう限界みたいです。今日はここらへんでお先に失礼させていただきます。
リレー楽しかったですわw(´ω`)
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 04:01:59 ID:ZeFwb994O
おつ〜
じゃああとはgrたんが動けるぐらいまで保守で
お馬鹿なリレーもいいねぇ
949 :
393:2005/08/19(金) 05:08:53 ID:deVZkrua0
こっちも保守するお^^
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 05:10:25 ID:deVZkrua0
↑名前欄誤爆スマナス(´・ω・`)
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 06:43:44 ID:deVZkrua0
こっちも最後ホス
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 08:27:49 ID:ZeFwb994O
とりあえずほす
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 10:01:30 ID:ZeFwb994O
ほ
954 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/08/19(金) 10:08:19 ID:Fp4Xm9QFO
し
955 :
gr:2005/08/19(金) 10:09:40 ID:sbyhLNbR0
ゅ
話伸びててワロスww
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
grたんが始めたんだろwwwwwwwwwwww