【南シナ海】着々と進む人工島の建設、いよいよ南シナ海を手に入れる中国[06/26]

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1ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止
(画像)
http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/7/9/-/img_7929fe13dc582b80076f2686d537d9a0224299.jpg

 オバマ大統領の対外政策は、シリアへの軍事的不介入以来、同盟国の多くや国内保守派に大きな不信感を抱かれており、
ウクライナ情勢でますます信頼を失墜した。そして今度はイラク情勢が悪化したため、さらなる強烈な批判にさらされている。
 オバマ政権がぶち上げているアジア回帰政策は、ウクライナ情勢とイラク情勢の前に忘れ去られてしまった感もある。

 オバマ大統領の東アジア歴訪以降、それらに追い打ちをかけるように、中国による東シナ海と南シナ海での軍事的恫喝は
激しさを増している。アジア回帰政策などはまるで紙に書いた文字に帰しつつあると言っても過言ではない。

 このような状況下で、真のアジア重視派から「アメリカ政府は深刻な警戒感を持って対処すべきである」との声が
持ち上がっているのが、南シナ海での中国による“人工島”建設計画である。

  ・岩礁周辺を埋め立てて海軍基地を建設

 中国が2014年2月からサウスジョンソン礁(中国名「赤瓜礁」)を埋め立てて拡張し始めていることは、フィリピン政府をはじめ
各国が確認している。フィリピン政府によると、最近は中国船がガベン礁(南薫礁)とクアテロン礁(華陽礁)にも出没して
埋め立て作業を開始する気配を示しているという。

 6月になると、サウスジョンソン礁から150キロメートルほど西方に位置するファイアリークロス礁(永暑礁)に人民解放軍が
軍事基地を建設する計画が明らかになった。ファイアリークロス礁は、地表最高高度が海抜60センチで満潮時には
海面下1メートル程度に没してしまう暗礁である。

 1988年3月にサウスジョンソン礁を中心に勃発したベトナム海軍と中国海軍の軍事衝突に勝利した中国は、ベトナムから
サウスジョンソン礁、ファイアリークロス礁、ガベン礁、クアテロン礁、渚碧礁を奪取した。そして、サウスジョンソン礁など
いくつかの岩礁(暗礁)に建造物を構築したり通信施設を配置して“実効支配”を開始し、今日に至っている。

 そのような経緯により中国が手にしているサウスジョンソン礁では大規模な埋め立て工事が急ピッチで進められており、
それに加えてファイアリークロス礁でも軍事基地建設が開始されることが明らかになったのである。

 形式上は、スプラトリー諸島を含む南シナ海を“領有し管轄している”中国共産党政府の許可が下り次第、軍事基地の
建設がスタートすることになっている。だが、すでに中国船舶重工業集団公司(中国海軍艦艇の設計建造を請け負っている)
第9設計研究所が青写真を作成し、実質的に建設は開始されていると考えるべきである。

 これまで中国がスプラトリー諸島に設置してきた建造物や船着場などは、海面すれすれの岩礁や、満潮時には水没してしまう
暗礁に建てられた、見るからに頼りない高床式建築物というレベルであった。しかし、サウスジョンソン礁では本格的な
埋め立て工事が進んでおり、もはやこれまでのレベルとは違った、岩礁全体の拡張工事という様相を呈している。
 そして、サウスジョンソン礁での滑走路建設が開始されるのは時間の問題と見られている。(>>2以降へ続く)

北村 淳

JBPRESS 2014.06.26(木)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41041

関連スレ
【南シナ海問題】中国が南シナ海でフェイクの島を造成中[06/22]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1403519562/l50
2ウツカリみすてーく@すまほ@転載は禁止:2014/06/26(木) 21:33:32.63 ID:uBeQsEMX
チナチスきたーwww
3ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止:2014/06/26(木) 21:35:38.73 ID:???
>>1の続き

 しかしながら、ファイアリークロス礁での基地建設は、もはや「埋め立て拡張工事」というよりは「人工島建設」という
カテゴリーに属する。すなわち、南シナ海のまっただ中に、中国領土である“ファイアリークロス島”を中国自身の手で
つくり出してしまう事業を開始したのである。

  ・不沈空母の出現で南シナ海は名実ともに“中国の海”へ

 ファイアリークロス礁に建設される軍事基地の総工費は50億ドルと言われている巨大事業である。また、ファイアリークロス礁や
隣のサウスジョンソン礁には、軍事施設とともに漁業基地も建設され、それらを本拠地として周辺の“中国の海”での漁業が
大発展することにより、巨額に上る軍事拠点建設費用は簡単に回収できると、事業計画では強気のようである。

 中国の軍事戦略にとって、スプラトリー諸島海域を管轄する軍事拠点をファイアリークロス礁に設置することは、建設費の
回収とは比べ物にならないほど巨大な見返りが期待できる。滑走路や港湾施設を伴った軍事基地を設置することにより、
この海域に巨大航空母艦を常駐させることになるからである。

 中国海軍は訓練空母「遼寧」に加えて、本格的な航空母艦を建設しているが、それらの中国海軍空母は、いまだアメリカ海軍の
巨大原子力空母には対抗すべくもないレベルである。しかしながら、スプラトリー諸島の真中に出現する“不沈空母”は、
米海軍空母を凌駕する軍事的価値を有することになると、米海軍関係者は懸念している。

 中国がその9割を“中国の海”と主張している南シナ海の中でも、スプラトリー諸島(南沙諸島)は中国本土から遠く離れており、
ベトナム軍やフィリピン軍に「距離の優位」を与えてしまっている。例えば、中国海南島の楡林海軍基地からスプラトリー海域までは
およそ580マイルあるが、ベトナムのカムラン湾海軍基地からは250マイル、フィリピンのプエルトプリンセラ海軍基地からは
310マイルであり、中国海軍は圧倒的に「距離の不利」に直面している。

 この不利を補うために、中国海軍は本格的な空母の建設に取り組んでいるものと考えられていた。ベトナム海軍がキロ級潜水艦を
手にすることにより中国空母に脅威を与える姿勢を見せ始めたが、中国は、新型空母建設と並行して、巨大不沈空母の建設に
取りかかっている。完成の暁には名実ともに南シナ海の覇者の地位を占めることは間違いない。

 軍事的中心となるファイアリークロス礁とその隣のサウスジョージア礁には、軍用滑走路だけでなく軍港施設も設置され、
各種レーダーをはじめ強力な防空ミサイルシステムと対艦ミサイルシステムによって周囲の空と海に睨みを利かせることになる。
 これによって、南シナ海沿岸諸国はもとより、アメリカ軍といえどもそう簡単に中国不沈空母を攻撃することはできなくなる。

 そして、人民解放軍は不沈空母を拠点として、これまで不可能であった南シナ海南部空域での航空作戦が実施できるようになる。
 当然のことながら、中国は南シナ海上空域のほぼ全てを中国のADIZ(防空識別圏)に指定し、“侵入機”に対しては不沈空母から
発進する戦闘機で脅かしつけることになるだろう。

 同時に、不沈空母から航空機の各種支援を得ることができるようになる海軍部隊の活動も、ますます強化されることになる。
 加えて、不沈空母(この場合は不沈強襲揚陸艦)からは、行動距離が短い各種ヘリコプターや水陸両用艇などを直接発進させて、
スプラトリー諸島の岩礁に水陸両用戦部隊を送り込むことも可能になる。

 このように、中国が巨費を投じて建設を開始する不沈空母が稼働し始めると、もはや誰も中国に対して手を上げることすらできなくなり、
南シナ海は名実ともに“中国の海”へと化するのである。

(更に続く)
4ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止:2014/06/26(木) 21:37:39.97 ID:???
>>3の続き

  ・日本のタンカーも米国艦隊も南シナ海を通れなくなる

 不沈空母の影響が及ぶのは、中国と南沙諸島の領有権を巡って揉めているベトナム、フィリピン、台湾、
ブルネイ、マレーシアだけに限らない。日本も相当深刻な影響を受けることを覚悟しなければならない。

 中東方面から原油を満載したタンカーが日本に向かう際、マラッカ海峡を抜けてシンガポールを回りこんでからの
最短航路は、南シナ海を北上し台湾とフィリピンの間のバシー海峡を抜けて沖縄沖に達するルートである。
 このように、南シナ海には日本の生命線とも言えるシーレーンが縦貫している。その日本の生命線のまん中に
不沈空母が鎮座するということは、まさに中国が日本の燃料供給を軍事的にコントロールし得る地位を占めることを
意味するのである。

 万一、日中関係が軍事衝突をも視野に入れるほど悪化した場合、日本に向かうタンカーや貨物船は
中国不沈空母が威圧している南シナ海航路を通過することが危険となり、フィリピン海へと迂回しなければならなくなる。
 これだけでも、中国は日本に対して経済的損失を強いることが可能となる。

 それだけではない、南シナ海シーレーンは、日本を本拠地にするアメリカ第7艦隊にとっても東南アジアや南アジア、
そして中東方面と横須賀・佐世保を結ぶ最重要ルートとなっている。アメリカ第7艦隊の空母打撃群や水陸両用即応群が
インド洋や中東方面に出動中に日本周辺で軍事紛争が勃発した場合、日本や台湾などの救援に急行するアメリカ海軍艦隊は、
不沈空母が待ち構える南シナ海を突破する危険を冒すことはできず、フィリピン海へと遠回りをしなければならなくなる。

 一刻を争う軍事作戦にとって、南シナ海に浮かぶ不沈空母が果たす役割は極めて大きい。
 あるアメリカ海軍作戦家は次のように指摘している「ファイアリークロス礁とサウスジョージア礁に設置される中国軍事施設は、
アメリカ海軍空母4隻分の働きに匹敵する」

 日本は、南シナ海での中国の不沈空母建設を直接阻止することはできない。ただし、1つだけ日本にできることがある。
 これら中国不沈空母に隣接するベトナムやフィリピンが占拠している岩礁に、ベトナムやフィリピンが建設しようとしている
軍事拠点の建設に協力し、それら友好国の不沈空母を中国不沈空母の正面に出現させることである。

(おしまい)
これで深海を手に入れて南シナ海からアメリカにばれずに太平洋に出れるようになるのか・・・
6<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2014/06/26(木) 21:39:11.10 ID:SBxZaZ6C
中国は金有るんだな・・・うらやましい
日本はお金ないから西ノ島が大きくなるのじっと待つしかないんだよ
これでOKなら尖閣のすぐそばで土砂盛って人工島作ったら尖閣も中国の領海だから中国のもの
ってことになるんじゃ・・・
8<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2014/06/26(木) 21:41:53.48 ID:YrPijg/k
尖閣に上陸で事実上施設建設  日本国内左翼売国奴が待ち望んでますよ
お馬鹿大統領
10<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2014/06/26(木) 21:45:59.52 ID:N0RUnpT9
オバマ外交が生んだ島といって過言ではないから、オバマ島と名づけたらw
おいおい、勝手にイゼルローン要塞作ってるぞ!
ああ〜、綺麗なサンゴ礁が壊れていく〜
自然破壊は自国内だけでしてくれ
13<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2014/06/26(木) 22:52:21.30 ID:gDyMm6Ap
簡単な事じゃん

この人工島を砲撃して壊滅させればいいのさ
作っちまえばこっちのもんアル
15<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2014/06/26(木) 23:00:38.53 ID:B9LIwOTz
フィリピンもさぁアメリカと協定組んで単独で動けないんじゃね・・・
オバマなんとかしろよ
16<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2014/06/26(木) 23:01:22.78 ID:SxMySMel
>>1
こんなんで本当に領土拡大できるの?

日本も集団的自衛権の閣議決定から東南アジアと同盟を結んだ後でマネしようぜ。
17<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2014/06/26(木) 23:03:51.27 ID:bd5Gizpq
国境なき強盗団=虫獄狂惨党=ごろつき暴力団国家
国境なき強盗団=虫獄狂惨党=ごろつき暴力団国家
国境なき強盗団=虫獄狂惨党=ごろつき暴力団国家
中国と朝鮮の侵略がリンクしたら厄介だね
ドMの左翼は蹂躙されたいんだよね
モンテビデオ条約に違反しないのこれ
そんなもん違反してても気にする中国だと思う?
21<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2014/06/27(金) 07:48:04.77 ID:v6QhgabR
>>1
いくら対空対艦ミサイルを装備しててもミサイルで飽和攻撃をかければ消滅だろ
排除するのが妥当。東南アジア周辺国と日米は全部賛成だよ
アメリカ軍基地を批判する自然保護の連中は中ゴキ批判してんの??
23<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2014/06/27(金) 08:39:46.24 ID:L7soVFEC
人工島でも不沈空母になり得るのか?
ひとたび紛争になったらそこを叩くのは常套手段だろうし、
あっという間に元の満潮時には海面下に沈むただのさんご礁の成れの果てに成り下がるような気が。
連中その内規模を巨大に拡大して海軍の要塞島を
建造し南シナ海支配の揺るがぬ足場を造り出しそうだな(´・ω・`)
イスラエル方式で欧米に移民しない富裕層が
次のチャイナボカン決定だな。
侵略しても汚染してすぐ住めなくなる。それがチャイナクオリティ。
28<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止:2014/07/01(火) 04:53:51.49 ID:dlkZWRYD
>>24

( ・∀・)つ永興島
29<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止
平和団体の皆さん出番ですよ。