【教育】アメリカの「タイガーマザー」論争(中国式の詰め込み・スパルタ式教育)は、日本の教育論議の参考になるのか…冷泉彰彦氏[2/21]
ソース(ニューズウィーク日本版、「プリンストン発 新潮流アメリカ」 冷泉彰彦氏)
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/02/post-262.php 今年のはじめから、「タイガーマザー」という言葉がアメリカでの流行語になっています。その発端は、イエール大学法科大学院の
先生をしているエミイ・チュア(蔡美児)女史の自伝的エッセイ "Battle Hymn of the Tiger Mother"(「タイガーマザーの闘争賛歌」
とでも訳しておきましょうか)がベストセラーになったあたりからです。反復訓練で何とかなる知的能力のトレーニングを最優先に、
母親が鬼になって子供を躾けるべきという内容で、アジアでは取り立てて驚くような思想ではないのですが、内容が極端なので大変な
話題になっているのです。
内容は確かに過激で、具体的には(1)スリープオーバー(誕生パーティーなどでの友人宅でのお泊り)の禁止、(2)プレイデート
(友人宅を訪問して一緒に遊ぶ)の禁止、(3)全ての主要教科でトップを取らせる、(4)バイオリンとピアノを毎日3時間練習、
他の楽器は一切禁止・・・というような調子でかなり徹底したものです。学校主催の演劇プロジェクトへの参加を禁止し、その理由を
質問するのも禁止というあたりは、法学者らしく「アメリカ的常識」への挑戦意欲満々であり、中国風の赤い「角印」をボーンと押した
ような本の装丁共々「炎上させるならどうぞ」的な挑発すら感じられます。
丁度今年の1月は胡錦涛来米があり、アメリカでは「タイガーマザー」が子供をロボットのように訓練しているチャイナに負けては
大変だというムードが出たり、この本に対する批判も盛り上がるなど大変な騒ぎになりました。批判と言っても「児童虐待である」とか
「プレシャーを与えなくても出来る子は出来る」というようなものは恐らくは蔡女史の「想定内」と思いますが、中には「殺人予告」まで
来たというのですから穏やかではありません。
というのは蔡女史が娘たちの「母の日カード」が手抜きだったといって受け取りを拒否したとか、子供たちを躾ける際に「ゴミ」呼ばわり
したとかいうエピソードは、「子供はほめて育てる」というアメリカ的価値観への挑戦と受け止められたからです。蔡女史はこれに対しては
「西洋風(ウェスタン)の教育は子どもの自尊感情を壊すのを恐れるあまりに、子どもが敗北していくのを黙って見過ごし結果的に
子どもをダメにしているんです」と真正面から反撃しています。
ただ、私はこの「放任」か「タイガー」かという論争にはあまり興味はありません。この論争に関して言えば、現代の社会が要求している
基礎能力に関して言えば、言語にしても数量や論理にしても「思春期以前のメカニカルな訓練」を要求するものだというのは間違いない
一方で、必要な基礎能力において、そうした訓練は必要条件であっても十分条件ではないからです。
異文化間での調整能力とか、フレキシブルなリスク分散の知恵とか、経済合理性と環境や文化多元性などの折り合いとか、
一直線の価値観での勝ち負けの延長では「勝てない」話がゴロゴロあるのが現代社会です。そこで問われるのは情報収集と処理の
能力に加えて軸となる価値観を持ち、しかもそれを批判する別の価値観とのマトリックスで一種アナログ的とも言える膨大な判断を
下しつつ、走りながらそれを修正する能力・・・あんまりシャープな定義ではありませんが、とにかく「タイガーに従順だっただけの優等生」
では通用しないのは確かです。
つまり「タイガー」的なアプローチが有効なのは、社会が中ぐらいの付加価値を大量生産している段階であって、仮に中国が
タイガー式を徹底してゆくにしても、それでは成長には限界が来るのは目に見えています。では「タイガー」はダメなのかというと、
簡単には言えません。思春期以前の段階にメカニカルに叩き込んでおくべきスキルは、先進国であっても益々もって「必要条件」に
なっているのは確かだからです。蔡女史の主張がアメリカで一刀両断に切り捨てられるのではなく、大論争を呼んだというのはアメリカ
の社会がこの「必要条件」に真剣に気付き始めていることの証拠でしょう。
(
>>2以降に続く)
(
>>1の続き)
では、日本の場合はどうなのでしょう? 日本は中国とは違って、1980年頃から中付加価値の単純大量生産社会から、
「中の上」付加価値創造を模索する社会に入っています。欧米製品の模倣ではなく、使用感や品質のスタンダードを自ら創りだす
社会に入ったわけです。ではどうしてこれが可能になったのでしょう? それは高度成長期の「タイガー的」な公教育や家庭教育に
「奇跡的な抜け穴」があったからだと思います。
高度成長から2回の石油危機を乗り越えるあたりの日本の教育は、確かにタイガー的でしたが、蔡女史の説くほどには徹底せず、
2つの「抜け穴」があったのです。1つは「エリート層に自由度を与える」という「抜け穴」です。理系はともかく、特に文系の場合は受験
勉強から大学学部レベルに至るまで「抽象論の組み立て能力は教えない」とか「時代の最先端の知識は教えない」という組織的な
手抜きを行って、後は本人の勝手にさせたのです。もう1つの抜け穴は「タイガー的な強制を10代後半まで引っ張った」ということです。
いわゆる校則の束縛とか、受験のためだけの勉強など「不自然なまでに目的を問わせない」プレッシャーをかけたのでした。
その結果として、日本では「強制された訓練を受けた高度な基礎能力」があるにも関わらず「原理原則や美意識については教育を
反面教師として自発的に鍛えた」人口が膨大な規模で育ったのです。基礎能力は強制されて獲得し、最先端の内容や原則論は
自発的に習得した結果、読み書きソロバンはできるが感性は若々しい反骨精神を維持したこの集団が、企業内であるいは創造の
現場で才能を開花させていきました。ハイテク製品からサブカルチャーまで、今「クールジャパン」と言われて何らかの競争力を保っている
ものは全てそうだと思います。
しかしながら、その成功体験は過去のものになりました。今、日本の教育が直面しているのは「現代社会の要求する複雑な能力
を訓練する」などという贅沢な話ではなく、「訓練への強制力が減ったためにメカニカルな基礎能力が減退した」一方で「社会の束縛
が緩んだために反骨バネを鍛える機会も減った」という問題です。
この問題も大変なのですが、その一方で、更なる成長を目指すには「中の上」ではなく「最先端」を目指さなくてはならないという
課題も背負っています。特に「最先端」を目指すには十分なメカニカルな訓練を経つつ、「思春期の前半」あたりで自発的な
モチベーションを持って以降「最先端」へ突っ走れるような人材の教育コースが必要です。日本がどうしても欧米に追いつけないまま
下降曲線に入っているのはこの点が大きく、その悩みの深刻さと比べると「タイガーか放任か」などという論争はまだまだ甘いと
言わざるを得ません。
(終わり)
シナ式スパルタは本家よりエグいな
ちょっと長文。だけどなるほど。わかりやすい解説だ。
日本だと、「え、それって普通でしょ?」と捉える世代と、アメリカと同じく「そんな教育はとんでもない」と捉える世代に分かれそうだ。
5 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 08:58:20.31 ID:jEVQYbAM
>>1 これを二者択一の方法論と考える人には教育を論ずる資格はないだろう。
詰め込みの部分と自分で考えて答えを出す時間と両方必要だよ。
>>4 「子供はほめて育てる」と言うのがまるで最初からあったように思ってるけど違うがなw
>>6 たぶん、今の50代ぐらいの人は「子どもはしかって育てる」だと思うよ
今のバブル世代ぐらいから徐々にゆるみ、20代は完全に「ほめて育てる」になっているはず
それとぴったり呼応するように、学問の力も絶賛低下中、っていうね…
>>5 俺は思うけど、そもそも土台がなければ「自分で考えて答えを出す」ってのは難しいと思うんだな。
ただ、土台を作るのにそれこそ生涯かかる(中国の科挙試験のように)というほど極端にやると、
結局「自分で考える」ってのがなくなってしまい、社会は低下する、という。
バランスの問題であって、例えば高校(18歳)ぐらいまでは徹底的に詰め込み、でもいいんだと思うよ。
かなり同意できるなぁ・・・
9 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:08:31.71 ID:fC8ZDl8R
二極化とは視野狭窄も甚だしいな
というかこの人自身米の同行が気になってるだけでいかに素晴らしい教育を作るかっていう事に興味はなさそうね
10 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:09:30.23 ID:98hLv7kJ
日本だと秋葉原の加藤だけど
アメリカだとニューヨークの街中で銃乱射してそうなのができるんだよなw
11 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:14:25.17 ID:H1uaN/Yt
12 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:16:17.53 ID:98hLv7kJ
日本人も忘れてる事だけど
昔の人はよく言ったもんだよな。
「健全な肉体に健全な精神は宿る」
勿論、学習能力という点だけをピックアップすれば英才スパルタ教育受けた人間には敵わないのかもしれない
でも何かを成し遂げる人間にはなれるはずだと俺は思うけどな。
>>3 これ、中華式じゃなくてアメリカ式スパルタだよ
ハートマン軍曹
14 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:16:43.20 ID:vQF4HQX2
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」だよ。
両極端はどっちもデメリットが大きい。
いかにバランスをとってやるかが問題。
>>1 みんなが知りたいのはこの子供が今どうなってるかだろ。
16 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:21:47.73 ID:vQF4HQX2
>>12 まぁ「何かを成し遂げる」人物てのは
結局は「個のポテンシャル」の問題で
「こうしたからこうなる」なんて
マニュアル通りにはいかないってことだわな。
同じ環境でも犯罪者になる奴もいれば偉人になる奴もいる。
アキバ加藤をして「親のせい」というのもいるが
もっと悲惨な扱いを受けても真っ当に生きてる奴はごまんといる。
17 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:30:05.93 ID:eU+ETDU/
中国式のエリート教育って既存の道を猛スピードで走るテクニックとか
ショートカットする技術を教えるだけって感じ。
新しい道を切り開くとか拡張するって感じでは全く無いな。
小学生は、九九が全部言えるまで風呂からでちゃだめ。
中学生は、漫画で勉強する事。(しょうがないなぁマンガばっか読んで)
高校生は、小説で勉強する事。(そんな小説も読むようになったか)
大学生は、バイトと遊びで勉強する事。(まぁ一緒に酒でも飲もうや)
こんな感じだったかな w
19 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:32:17.18 ID:4Qjbi5/w
>>5 極端から極端に走りすぎって印象受けた。
九九を覚えるのも百人一首覚えるのも反復訓練が大事でそれらを小学校とかの
ときにキチンとやっていない親の代からヤンキーの奴とかみてると
当たり前の勉強法・常識を親も持っていないって思う。
香山リカとかが超勉強法を、「当たり前の方法論を本としてまとめただけで
新鮮味は無い」って感じでまとめてたけど、世の中にはとんでもない常識知らずで
まともな教育を受けられなかった若年日本人も結構いるんだって事知らないなと思った。
このタイガー式教育ってアメリカの高校や大学でアジア人(黄色人種)が
嫌われている理由の「ガリ勉」「勉強しかしない」ってのそのまんまじゃん。
学生時代に同い年とか近い年の友達とそれなりに遊んでないと
アスペルガーみたいに人付き合い苦手な人間として社会人になってから
苦労するだろ。世の中動かしているのは人間なんだぜ。
その自分の周りにウジャウジャいる人間との対処法がまともに成長発達
させられないままって完全な弱点で障害じゃん。
友達とのお泊り会とか学校行事の集まりにも出さないで勉強って
対人コミュニケーションスキルが絶対不足がちになるだろ。
アメリカの人間が平均で日本より基礎学力低い(引き算や割り算できないやつらがいっぱいいる)
ってのは聞いてるけどさ。
極端から極端に走りすぎ。
ゆとり教育批判・学級崩壊対策で「げんこつ教育」とか素手で便所掃除させる運動とか。
鳥の翼じゃないけど右の翼も左の翼もいるんだぜ。
両方必要なんだよ。かたっぽが欠けてるともうかたっぽも引っ張られちゃうんだ。
勉強することも、友達と一緒に遊んだりグループ交際したりする事も。
人との遊びってやつも立派な学習になるんだ。
まあアメリカ人はもっと平均して基礎学力上げた方がいいと思うがな。
昔の日本人みたいにガツガツガリ勉してる中国人や韓国人が
結果を出して昔の日本人みたいにアメリカ人に警戒されて叩かれるのも必然だろうな。
第二次世界大戦で敵じゃなかった分、叩きにくいか?
勉強ばっかして
コミュニケーション能力に支障をきたすってのは
日本の失敗例があるじゃん。
21 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:38:33.04 ID:Wgw1njux
>>12 それは学習能力じゃなくて受験能力な。
受験能力だけは秀でてても物の訳にたたんのは
今の与党をみればよくわかる。
そして健全・・・・の本当の意味は違うぜ。
本来は健全な体に健全な精神というものはなかなか宿らないものだという
嘆き節だ。
わざわざ自慢本出すほど子供は優秀に育って活躍してるわけだが
それすら創造出来ずに手前勝手な脳筋分析を疲労してる哀れな子たちが多いスレね
シナ式スパルタ教育は学力アップにはいいかもしんないが、子供の自我つぶしかねないし
妙なイエスマンか指示待ち人間、あるいは俺より学力低いのはクズと思い込む自己愛人間に
なりそうだな。
米の自由放任、自己主張しない奴はつぶされる、何やっても褒めるもバカ量産してるし。
ほどほど中庸ってのができないのかね。
24 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:44:32.82 ID:Wgw1njux
>>22 昔から10で神童15で天才20過ぎればただの人って言ってな。
優秀に育ったかどうかは学校出てからしかわからんさ。
25 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:49:10.69 ID:pAsdyvHQ
>学問の力も絶賛低下中
よくこれ言う馬鹿言うけど、昔の人間は勉強する人間としない人間が
はっきり分かれてたぜ。
勉強する気が無い奴は大学行かなかっただけの話。
「大卒」事体に意味があったのよね。
今はほとんど意味無いけど。
何でも「ゆとり」の一言で片付ける単細胞にこう言うの多いが、
今はどうしようも無い奴も大学に行ってるのが多いだけの話で、
大学生の全体平均の学力は低下してるだろうけど、
優秀な層のレベルって、昔と変わらんと思うよ。
26 :
!ninja:2011/02/22(火) 09:49:14.09 ID:DkeSygrp
ぬるぽ補修
27 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:50:45.83 ID:Wgw1njux
>>20 それはどちらかというと、「俺はあいつにこれは勝ってるが、別のこれでは敵わないな」…みたいなのがなくなって、
「何でもできる」か「何にもできない」かに二分化してしまっていて、何もできない人が自信喪失しちゃってる部分が大きいと思うのだよ。
例えば俺は、勉強はできたがスポーツはダメだった。だから、スポーツはできるが勉強ダメな人と、お互いに教え合いしたりしてたよ。
人間の能力ってのはみんなバラバラだし、誰でも優れた点は必ずある。でも、それを忘れてる人が増えてしまっている気がする。
「みんな仲よくお手手つないでゴール」じゃ幸せにならんのだよね。
偉人達の多くが幼少時代、劣等生、落第生の烙印を押されていたことも
あることに注目すべき。
30 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 09:58:50.99 ID:cVU3F7pm
詰め込むもいいが、嘘偽り虚偽を事実であるかのように詰め込むのは悲惨以外
の何ものでもなし。
31 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 10:00:03.68 ID:Wgw1njux
>>28 誰でも優れた点は必ずある?
なこたーない。
それこそお手々つないでゴールそのもじゃねーか。
>>28 君さ偉そうに語ってるけど
かなりズレてると思うよ。
というか>スポーツはできるが勉強ダメな人と、お互いに教え合いしたりしてたよ
こんな事する時間的な余裕ないからね。
今は塾とかそっちで補うからな。
コミュニケーションに支障をきたすってのは何でも出来るとかじゃなくて
友人達と接する時間が受験戦争や勉強の為に減っている事からはじまるのよ。
33 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 10:14:51.82 ID:pAsdyvHQ
世代あたりの大卒の割合の増加と共に日本って衰退していったよなw
34 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 10:16:22.84 ID:Wgw1njux
>>33 衰退していった日本をやっとGDPで追い抜いた
人口10倍の国の立場は?
35 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 10:22:33.12 ID:hjSeOH2z
コミュニケーションはスポーツで鍛えられるけれど、必ずしもよい性格になるとは限らない
コミュニケーション能力が高い人ほど人を騙し犯罪を起こせる詐欺系犯罪予備軍になる可能性をもっている
勉強ができるのも同じでオウム真理教サリン事件など、頭が悪かったなら出来ないような大量殺人予備軍にもなる
秀でた能力が称賛される社会だけれど、それだけでは優秀な犯罪者予備軍をつくっているにすぎない
モラルを教えないで、子供に核兵器の発射ボタンの押し方を学ばせているようなものだと思う
36 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 10:26:36.92 ID:qtADDAlN
>>33 本当に日本は衰退してるのか?
衰退してると言うわりには、
いまだに韓国・中国人が日本に密航してくるのは、何故だ?
37 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 13:31:44.65 ID:NcGovkrZ
親との関係が大事
知り合いの高校生は親の期待どおりの子だったけど
自殺しちゃった。
母親は棺桶の中にまで教科書入れてたよ
自殺した理由を知ってる同級生はその光景をみてゾッとしたって言ってた
制限の中の反骨心
日本はこれしかなかったような気がする。
ファミコンのゲームもそう。
はいなんでも自由にできますっていうPCの世界ではなにか通用しない
39 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 17:50:12.78 ID:agjFtBFV
>>36 ここ数年そう言ってる人が増えてる。
じっさい、中国と韓国に仕事で行って数日滞在していると、どっちも発展どころか後退する一方だと感じる。
だが、特ア人相手には「日本は衰退しているからもう来ちゃダメだよ」と言ったほうがいいと思うw
土手で一人で体操する人のリズムはいい加減。
仲間の信頼なくして、協同作業は無理。
仲間の誉め言葉でタンスも運べる。
ピンヒールも履けないアメリカなのでした。
人種の坩堝は、相互不信の世界。
教えるもんか、俺の発見、俺の秘伝。
41 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 22:41:10.90 ID:2N+Fdi7C
マスゴミがあまりの反応のよさに、今日はもう「彼女は中国で育ったわけではない」
とか「アメリカでも賛成派が多い」とか擁護が始まってるよw
42 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 23:12:39.65 ID:oBxC5Qm+
43 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/22(火) 23:18:37.97 ID:oBxC5Qm+
>人間の能力ってのはみんなバラバラだし、誰でも優れた点は必ずある。
これこれ
ソースは自分が思った。
事実であるか確認しないんだよ、この人は。
自分が思う=正しい
になってしまう。
>例えば俺は、勉強はできたがスポーツはダメだった。
このあたりもよく書いてるけど、勉強できたってどの程度だよと思ってしまうほど、
論理的な検証がまったくできない。
>>7 >結局「自分で考える」ってのがなくなってしまい、社会は低下する、という。
重要だとは思うけど、諸君の「考える」は想像するだけで終わるからなww
常にふわふわ〜とした根拠のない言葉を並べるだけで終わるならまだいいが、
明らかに知らない部分を知ったかぶりしてくる。
「中国韓国がやることはすばらしい、日本はダメだ」
この発想で書いてる時は特にひどい知ったかぶりがでてくる。
また中国マンセーなアホか。
ゆとりもダメだけど、詰め込みも微妙なんですけど?
冷泉って本名?
ただ量をこなしただけの、素質もない無能な人間が
有能だけど場数をこなしてないから試験の点数が低い人間を
駆逐して重要なポストに居座るわけだろ?
試験を突破した本人と親類縁者にしたらこの戦略は得だけど
公共の観点からみると損失じゃないのか?
地頭がよくて伸びしろがある人間は、幹部に抜擢したら
たくさんの業務内容を覚えてくれるけど、
一時間に一語しか覚えられない無能が一万時間勉強して
一万語の単語をおぼえて試験を突破したとしても、
そいつは無能な上司にしかなれないだろう。
ぶきっちょな人間が死ぬほどトレーニングして
大工の試験に合格して大工に居座ってしまうと
建築業界にとっては害悪だ。
トレーニングしていなくて徒弟試験はたいして点数が
取れないが、生まれつき器用な若者を採用したほうが
建築業界は発展する。トレーニングに費やす時間を
ほかの事に振り分ければ大工試験に落ちたときに
つぶしもきく。大工の試験突破にばかりかまけてきた
若者だとそうはいかなくなる。
試験突破に費やす時間のコストは、少ないほうが
社会的損失は少ないのではなかろうか?
どんなに増やしたところで、どんなに競争を激化させたところで
人材はレベルアップしない。無駄な競争だ。
日本の学生は就職への競争に費やす年月が他国の学生に
比べて高いが、それで日本の学生が他国よりも優秀に
なったという話は聞かない。むしろ学生本来の授業による
知識取得の時間を奪って、他国学生に比べ馬鹿になっている。
タイガーマザーによって成績が上がった子供は無能だろう。
一定時間内におぼえる単語の数がアップしたわけではないからだ。
一時間に一語しか覚えられぬ凡才に記憶術を学ばせて
一時間に十語おぼえられる利巧にしたら、そいつが
就職したときにより多く業務をこなすことができ、会社も社会も助かる。
だが、タイガーマザーは脳のスペックを十倍にするのではなく
おぼえさす時間を十倍にするだけだ。
一時間に一語しかおぼえられない凡才のまま、他の人が
一時間しかやらないところを十時間やらせて脳に蓄積された
覚えた単語の量を増やすというやり方だ。
覚えた単語そのものが役に立つ分野に就職できたら
かまわないだろうが、
”これから会社の業務をバシバシ覚えてくれそうなよさげな頭がほしい”
という目的で、単語をいっぱい知っている学生を採用したときは
悲劇になる。
そいつは、覚えることに費やした量が人よりも多いから
覚えている量が多いだけなのだから、
会社の業務を覚える速度はきわめて遅いからだ。
無能人間にスパルタで高等学問を教えても宝の持ち腐れで
社会にプラスにはならない。
日本野球のレベルをあげようとして、そこらへんのおばちゃんを含めた
日本人全員にキャッチボールさせて、日本人全体の野球能力を
底上げさせても手間と時間の無駄であるのと同じ。
そんなことしても、人はハンカチ王子やダルビッシュのような
上層の数十人しか注目しない。日本野球のレベルをあげるには、
その数十人にがんばってもらえば十分だからだ。
つーか、お前らは「ゆとり教育」の総括と関係者の処罰をしてから、新しい教育論を語りやがれ>教育関係者
そもそも経営幹部や最先端科学者や発明家なんて一国に数千人居れば十分
タイガーマザーにしごかれてやっと秀才になれる人間なんて数量過剰。
運動が苦手な奴らを全部あつめて特訓させて、投手を百万人養成する
ようなもんだ。プロ野球投手の育成なんて一部の運動神経いい若者で十分
52 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/23(水) 16:33:28.05 ID:tl2RFJR7
諸君って昔は頭が良かっただけが自慢なんだな
何度同じ発言見たことか
何か発言すれば即座にぼこぼこにされる現状からの逃避か
53 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/23(水) 17:37:23.96 ID:jywXTnRh
>>51 なんで例えがプロ野球なんだ。
だから野球好きは嫌いなんだよ俺は
54 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/23(水) 18:21:26.57 ID:QiYQYJLU
>>49 内容的にはわりと同意なんだが、このあたりから例えとしてはあんまり良くないな。
日本国内でも「サッカー王国」はそこらへんのおばちゃん含めた全員にリフティングさせてる。
無駄は多いと思う一方で、効果が無くもない気がする。
>>46で終わってた方がスマートだ
私は”過剰な教育投資の例”として、皆がわかりやすそうな
野球を出しただけで、別に野球がすきなわけではない。
他にもっと上手いたとえがあるのならそっちを使ってただろう。
56 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/24(木) 09:22:44.81 ID:yNitk5Jy
韓国系の超天才少年も将来どんな大物になるんだろうね。 今博士論を
文執筆中だったっけ? しかし是までのところは、こういう人達のあまり
大きな成果は聞いていないが。
>>54 オバちゃんが野球のプロにならなくとも、その子供がなる可能性があるからあながち無駄とは言えない気がする。
親の理解があるかないかで全然違うわけだし。
この手のスパルタ見てて思うのは、子供の心が歪んだり壊れたりしないのかね。
精神面での成長も大切だと思うんだけど。
58 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/24(木) 10:50:30.85 ID:ZFoL9I60
藤原正彦が言ってることが正しいんだね
英語なんて結局喋れるようになる奴なんて少数なんだから英語の授業は減らすべき
59 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/26(土) 18:27:57.76 ID:EkTVP4Ub
あげ
スパルタ向きの人間と自由にやらせる人間にわければいい。
何事も向き不向きで分業でいいだろ。
61 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/26(土) 22:25:31.77 ID:cbPjBTVS
藤原正彦の保守論は行き過ぎて抵抗感がある。
英語はあっていいと思うけど、勉強方式を変えないと喋れないな
文法をいくら習ったって読み書きはできるけど話すことが難しいのは当然だろうし
あと、日本は宗教に無関心になっていくけど、宗教も大事にしないといけない
せっかく神道や仏教なんてのがあるのに…
政教分離とはいうけれど、親が躾を放棄してるから道徳として教えていかないと考え方が失われそうだ
日常的宗教は弱毒ウイルスみたいなもの。
宗教なんて科学技術や医学に比べたらすべて
無益なまがいものにすぎないんだけど、
害のない穏健な宗教に日ごろから浸っていれば
いざというときカルトみたいな強毒ウイルスにかからない。
64 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/02/28(月) 18:18:23.34 ID:/qLVeLfV
あげ
教育は無理に詰め込まないで良いよ
代わりに大学を卒業しようが続けるのが大事
つ鳩山由紀夫
つ菅直人
こうなりたくないでしょ
詰め込んで80点取れる人間は無能だ
詰め込まないで60点取れた人間のほうが
理解力も物覚えもいい有能な人材
だけど、試験をすると前者が合格してしてしまう・・・
後者ももっと勉強して前者を凌駕すればいいではないかというが
人の上にたつ人間は、勉強以外にも経験すべきことは
たくさんあるわけで、アホのがんばりによって蹴落とされる
危機を回避するために、その貴重な時間を奪われることになるから
難しい問題をはらんでるなと
知っているのにわざと間違える65点の人が好き