【中国】 ネトゲ中毒の少年、線路脇で熟睡→電車にはねられ死亡 [11/20]
「うーん・・・ あのアイテムがないと、どうしても勝てない・・・。 やっぱり買おうかな・・・」
食事の時間すら削って、夢中でネットゲームを続けています。
タイチ君は、授業中もネットゲームのことが気になって仕方ありません。
「じゃあタイチ君、答えてみなさい」 「え!えっと、あっと、そのー・・・」
「タイチ君、ちゃんと話を聞いていましたか? 最近の君の態度はよくないねぇ」
「最近タイチの様子が変なのよ。 食事もろくにとらないで、パソコンに向かってばかりいるの」
「うーむ。 それはネット中毒かもしれないなぁ」
http://www.cec.or.jp/net-walk/ujidx/izon.html
韓国のオンラインゲームビジネス研究
オンラインゲームユーザーの利用時間が、ビデオゲームユーザーのそれと比べて長いことはすでに指摘した。
利用時間は、ゲームに対する没入性に比例するため、オンラインゲームユーザーの没入性はビデオゲームユーザーに比べて高い。
「ゲームをしないときにもゲームのことを考えるか」「余暇時間にゲームをするか」との質問に、
「ゲームをしないときには憂鬱だが、ゲームをすると気分が晴れる」と、オンラインゲームユーザーのほうが、
ビデオゲームユーザーよりも多く回答している(図3-12)。
オンラインゲームは仮想社会として、ユーザーがゲームを中断した場合にも、ゲーム世界は変化している。
したがって、ゲームを中断し、現実の世界に戻っても、ゲームの世界では多様な事件やイベントが発生しているわけである。
たとえば、ゲームで城を攻めるという戦いを考えてみよう。城を占領することは名誉なことで、
またゲーム仲間がともに戦闘を繰り広げている時に、自分だけがなんらかの事情が生じて途中でゲームを抜け出したとしたら、
その人は現実の世界に戻ってもゲームのことから頭が離れにくくなるだろう。
オンラインゲームの強力な没入性は、時には自らを制御できずにゲームに執着する、いわばゲーム中毒を引き起こすこともある。
また、ゲームの中での人間関係は、現実の世界では成し遂げられなかった達成感を与えることがある。
たとえば、青少年の場合、現実の学校では低い成績のため劣等感があるとしても、ゲームの中では自分がいるギルドのトップ、
あるいは数万人のユーザーが自分の家来になる城の主になることもある。
城の主ともなれば、租税の設定から戦闘の指揮にいたるまで強力な権力を獲得できる。
オンラインゲームの世界は、現実の世界で満足できない人が達成感を得ることができ、
場合によっては、現実世界を代替するまでになる。
このような特性があるため、オンラインゲームへの没入性は高くなっているのである。
「韓国のオンラインゲームビジネス研究」魏 晶玄(著)
コンピューターゲーム依存症の症状
専門家によると、コンピューターゲームへの依存を示す、特徴的な精神的・身体的症状がいくつかある。
Maressa Hecht Orzack氏が整理したなかには、以下のような症状が挙げられている。同氏は、マクリーン病院(マサチューセッツ州ベルモント)のコンピューター依存症治療室の創設者であり、企画者である。
精神的症状
−ゲームをやっているあいだ、パワーや幸福感を感じる。
−ゲームをやめれない。
−もっともっと長い時間ゲームをしたいと、熱望する。
−家族、友人、社会的活動をおろそかにする。
−ゲームをしていないと、むなしくなったり、気がふさいだり、怒りっぽくなったりする。
−ゲームをやっていることについて、うそをつく。
−学校生活や仕事に支障が生じている。
身体的症状
−断続的にストレスに悩まされる。
−ドライアイや偏頭痛がある。
−背中の痛みがある。
−食事を抜くなど、食生活が乱れる。
−衛生的な習慣を怠るようになる。
−睡眠障害。