【韓国】朝鮮戦争中の集団虐殺など、ハンセン病患者に対する人権蹂躙が次々と明らかに [10/31]

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朝鮮戦争勃発直後の1950年7月に慶尚南道咸安のハンセン病患者定着村「ムルムン」で発生した
虐殺事件など、ハンセン病患者に加えられた人権侵害事例が、国家人権委員会の実態調査により
初めて確認された。

人権委員会がソウル大鄭グンシク教授チームに依頼して今年3月から実施している「ハンセン病患
者人権状況実態調査」で、風聞として知られていた朝鮮戦争中の左右翼による虐殺、70年代までの
強制隔離、子供を生めないようにする断種手術実施などが、ハンセン病患者の証言によって続々と
現われている。調査を担当した鄭教授チームは、全国に散らばっている88のハンセン病患者定着村
を訪問して証言を収集し、今年12月に調査報告書を人権委員会に提出する。人権委員会では報告
書を土台に、政府関連部処に対してハンセン病患者の補償と福祉のための政策を勧告する計画だ。

鄭教授は、「ハンセン病患者虐殺は、典型的な社会少数者に対する迫害の様相を見せる。権力維持
のために社会的に排斥されているハンセン病患者を標的にした虐殺が繰り返された」と語った。更に
「ハンセン病患者に対する人権侵害は単純な調査次元を越えて、過去史真相糾明委員会の調査項
目に含めて真相を糾明し、適切な補償が行なわれるようにせねばならない」と明らかにした。

調査では、日帝が行なった隔離政策を光復後事実上放棄した韓国政府が、法的根拠なく1970年代
後半まで全国のハンセン病患者を強制的に小鹿島(ソロクト)に送り、子供が生めないようにする断種
手術を施行したという証言を確保するなど、口伝だけで残っているハンセン病患者虐殺と人権蹂躙
の事実を資料化して修復した点に意義があると評価される。

▽ソース:ソウル新聞(韓国語)
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20051031001004

▽関連スレ:
【ハンセン病訴訟】「過酷労働で指や足を切断」「改宗懲罰で断種」-韓国人入所者[10/22]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1129973322/l50