県書道連盟(鈴木千岳会長)と、中国・黒龍江省書法家協会(馬国良主席)の交流書道展が16日、
中国・ハルビン市の于志学美術館で始まった。本県と友好県省の同省との間で、文化団体の
民間相互交流は初めて。本県から連盟会員らの新作180点、書法家協会から105点、合計285点の
多彩な書を展示している。連盟会員を中心とする文化交流訪中団の一行がこの日、山形空港発の
チャーター便でハルビン市を訪れ、開幕式に出席した。
開幕式では、馬主席が「書道芸術は両国の宝物。両地域の書道を発展させることが、われわれの
共通の願い」、訪問団長を務める鈴木会長が「中国で成立した書は、互いの国で変化しながら
発展してきた。両国の書法の相違点、共通点を発見したい」とあいさつ。テープカットに続き、
県連盟の鈴木会長、渡辺誠洲顧問、小池恵苑顧問、加藤松峰副会長、青柳祥雲副会長の5人と、
協会側の10人が観衆の前で一斉に揮毫(きごう)する交流席書を披露した。
県連盟側は、李白、杜甫の漢詩のほか短歌、俳句、詩、さらに演歌「北国の春」の歌詞などを書にした。
楷書、行書、草書、隷書、篆刻(てんこく)、調和体、近代詩文書と、スタイルも多彩。
また高橋和雄知事が「温故而知新」、松浦安雄県議会議長が「花水人心」を特別出品。
一方中国側は漢詩を基本にしながら、大胆な表現が目立つ。
書道展には訪中団74人のほか、書法家協会側からも約100人が出席し、にぎわった。
山形市の阿部旭祥さんは「中国の作品は、書体が違うので新鮮。山形側の作品には
『中国に出品する』という思い入れが強く出ている」と話していた。展示は18日まで。
今回の両団体の作品は10月1―5日、山形市の県芸文美術館(ナナ・ビーンズ6階)でも展示される。
開幕に先立ち、鈴木会長らが同省外事弁公室を訪れた
ソース(山形新聞)
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20040717/0000002488.html 関連スレ
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