>>460 そもそも457は、
A.核兵器の持つ特殊性、政治的影響力を無視している。
(冷戦という言葉を「核抑止力」と言換えてもよい)
B.降伏の拒否=戦時国際法違反の未知の新兵器の容認、に繋がるのか。
宣言改変の前後で変化したのは米国側の邪な打算、野心だけではないのか。
C..天皇制を死守する義理が米軍にないのは当たり前。
457他の言い方を借りれば、国体護持はアメリカにとって、
実際に一度降伏条件に盛りこんだのだから、「絶対的に」回
避すべき条項ではなかったのだ、という端的な事実を無視している。
これら度々指摘されてきた点を無視した独断的解釈に陥っている為、
直接457の疑問に答える必要があるのかどうか不明。
敢えて答えるとすれば、
D.原爆という新兵器の威力の誇示が、国際政治に与えた影響は一切ないのか。
ちなみに、戦後その機密を巡って米ソ感で激しいスパイ戦が行われたことは有名。
(だからあれだけ赤狩りに躍起になっていたんだよな)
E.ポツダム宣言の時点で、連合国側は敗戦の可能制を考えていたのか。
むしろ早期の降伏を視野に入れていたという方が腑に落ちるのではないか。
F.戦時における政府による世論誘導は一切期待できないのか。
ちなみに、戦後日本におけるGHQの余りにも見事な情報操作は、
数万に上った米国内の検閲専門の職員を有効活用したものである。
天皇制打倒それ自体が世論誘導の結果とも考えられる。
(この辺は宣伝の材料を与えた日本にも問題アリかもしれないが)
という再質問の形になる。