狂牛病 〜千葉県で恐怖の拡大再生産〜

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823名無しさん
>>822のつづき
特集
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/kikaku/014/main.htm
の2には、今回発症した牛を育てた白井市の酪農家のこんな言葉も載っています。
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乳牛の一頭が急にふらつき、うまく立てなくなった。だが、酪農家にとって、驚くことではなかった。
「死にそうな牛がふらついた状態になるのは、どの牛も同じこと」だったからだ。
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・狂牛病を発症した牛は、ふらついたり立てなかったり、という症状を呈する。
・ふらついたり立てなかったり、という症状を呈する牛がすべて狂牛病というわけではない。
この当たり前の事実を重く受け止めるべきだと思います。
今後食肉処理される牛は、すべて延髄の検査が行われるようになる方針のようですから、狂牛病と診断できずに「他の疾患の牛」
として処理される危険性はかなり小さくなるとは思いますが、これまで処理されてきた牛の中に、狂牛病でありながら狂牛病と
診断されなかった牛が含まれている可能性は十分あるわけです。これは極めて重大ですね。

となりますと、今回の牛以外の牛が、すでに狂牛病にかかっていたのにそうとは診断できずに肉骨粉処理されていた可能性が
あります。
また、「病気の牛」の肉は、一般には食肉としては流通しないようになっているはずですが、症状の出方によっては、
「健康な牛」として処理されていた可能性も出てきてしまうわけです。

もしこの推測(今回の牛以外の牛が、すでに狂牛病にかかっていたのにそうとは診断できずに肉骨粉処理されていた)が
当たってしまっているとすると、狂牛病はすでに日本国内で一巡している(狂牛病→肉骨粉→狂牛病)ということになるわけです。

ここで、千葉県・白井市で確認された狂牛病の感染源がまだ確定していないことを思い出してください。
感染源が確定していない理由として、

・北海道、千葉県の酪農家のどちらかが虚偽の報告をしている/記憶違いをしている
・肉骨粉は入っていないと思いこんでいた飼料の中に、肉骨粉が何らかの過程で紛れ込んでいた
この2つの可能性があると思います。