【記録】イスラエルがやってる事を一々覚えていたい29【in議論板】
レバノン:パレスチナ難民、就労可の職種増
http://mainichi.jp/select/world/news/20100819ddm007030146000c.html 【カイロ和田浩明】レバノンの国民議会(国会)は17日、人口の1割弱を占めるパレスチナ難民の就労可能職種を
拡大し他の外国人並みとする法案を可決した。高失業率などから一部が過激化している難民側の要求を受け入れた形だ。
しかし、レバノン政府は不動産の所有や国籍取得は「難民の再定住を既成事実化し帰還権の侵害につながる」との
立場から認めておらず、新法が難民の生活水準改善につながるかは不透明だ。
新法の導入で、建設現場や農場などでの単純労働に加え、銀行、保険などの業種がパレスチナ難民に開放された。
一方、弁護士、医師などの専門職への扉は閉ざされたままだ。
国連登録分で約42万人いるとされるレバノンのパレスチナ難民は、12の難民キャンプで国連などの援助に頼る生活を強いられている。
(続く)
>>459より
大部分がイスラム教スンニ派の難民の定住には、キリスト教マロン派やイスラム教シーア派が、人口バランスが崩れるとして
難色を示している。宗派別に内閣や議会ポストが割り振られており、特定宗派人口の急増は権益配分を混乱させるとの懸念があるためだ。
パレスチナ自治政府側もアラブ諸国での難民の待遇改善は求めているが、国籍や市民権の取得は、イスラエルへの
帰還権承認要求の根拠が薄弱化するとして反対している。
毎日新聞 2010年8月19日 東京朝刊
見る世界:悲しみも流せるか
http://mainichi.jp/select/world/news/20100819ddm007030136000c.html 高さ8メートルの分離壁に沿って排水路を建設するパレスチナ人労働者=パレスチナ自治区ヨルダン川西岸カルキリヤで
2010年8月10日午後0時58分、花岡洋二撮影
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸の農業都市カルキリヤで、総延長約1.8キロの排水路が間もなく完成する。イスラエルが
「治安」名目で同市を囲むように建てた高さ8メートルのコンクリート製の分離壁が、ダム状態となり水がたまって洪水を起こしたため、
壁に沿ってパレスチナ人労働者が排水路を掘った。05年2月の大雨で、同市の広範囲で農地や家畜が水没した。
赤十字国際委員会が約100万スイスフラン(約8000万円)を出し、5年がかりで排水路を整備。住民約1100人を雇用した。
農家180軒、農地80万平方メートルが洪水を免れるとの試算だ。分離政策では、経済も大打撃を受けただけに、排水路事業が雇用を創出したのは皮肉だ。
商圏と切り離されて野菜の売り上げが半減し、洪水被害も受けた農家のアフマド・ゼイドさん(34)は「壁が取り壊され、イスラエル側と
近所付き合いできることを望む。しかし、希望は見えない」と嘆く。【花岡洋二】
イスラエル兵、拘束したパレスチナ人との記念撮影は「日常茶飯事」か
* 2010年08月19日 18:21 発信地:エルサレム/イスラエル
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2749396/6089452 目隠しされ手を縛られたパレスチナ人拘束者の前でポーズをとるイスラエル兵(2010年8月18日入手、撮影日・撮影場所不明)。(c)AFP/BREAKING THE SILENCE
【8月19日 AFP】イスラエルのメディアは18日、同国軍兵士が後ろ手に拘束されたパレスチナ人のそばでポーズをとる写真を
新たに数枚、公開した。16日に元女性兵士が類似の写真を米SNS「フェースブック(Facebook)」に掲載していたことが発覚し
騒動が起きたばかり。新たな写真も、やはりフェースブックに投稿されていたものだという。
■兵士たちの間で習慣化か
新たな写真は、若いパレスチナ人女性をひざまずかせ周囲を兵士の一団が取り囲んでいるものや、けがをしたパレスチナ人の
隣で兵士がポーズをとっているものなど。
これらの写真を最初に提供した人権団体「沈黙を破る(Breaking the Silence)」のイェフダ・シャウル(Yehuda Shaul)氏は
AFPに対し、「こうした写真を撮ることが(イスラエル軍)兵士にとって当たり前のことになりつつある」と述べた。
(続く)
>>462より
同国軍の元女性兵士がフェースブックの「軍隊――人生で最高の時」と題した写真アルバムに、拘束されたパレスチナ兵の
前で笑顔でポーズをとる自分の写真を掲載していたことをめぐっては、軍が「恥ずべき写真」だと強く非難するなど波紋が広がっている。
■問題の原因「理解できない」兵士の背景にあるものとは
一方、元女性兵士は「何が悪かったの?理解できない。写真には暴力的なところも無礼なところもないのに」とメディアに語り、
写真を掲載したことがなぜ軍に非難されるのか分からないと反論した。
日刊紙ハーレツ(Haaretz)は18日、「ぞっとする軍隊での体験」と題した社説で、女性兵士が騒動の原因を理解して
いないことを疑問視し、「彼女が体験したことは、何十年にもわたる(パレスチナ)占領の中ではびこるようになった文化の現れだ。
パレスチナ人拘束者を人間以下とみなしている」と指摘。
さらに、2004年に問題となったイラクのアブグレイブ(Abu Ghraib)刑務所で血まみれの拘束者の横に得意げな表情で立つ
米兵の写真を引き合いに出し、「パレスチナ人拘束者に屈辱を与えることが、軍隊生活における『最高の時』として
思い出されるようなことがあってはならない」と論じた。(c)AFP/Marius Schattner
2010/08/19 16:22 KST
国家情報院代表団がリビア訪問、外交摩擦解消局面に
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2010/08/19/0900000000AJP20100819002800882.HTML 【ソウル19日聯合ニュース】リビアの韓国外交官追放事件に端を発した同国との外交摩擦を解消するため、国家情報院の
代表団が再度リビアを訪れ、現地情報当局と交渉を行ったようだ。政府筋が19日に伝えた。交渉により双方の誤解が
ずい分解け、問題は解決に向かっているという。代表団は先週リビア入りし、今週中に帰国する予定だ。
また、リビア国営電力庁が大宇建設と発電所建設工事契約を締結したこと、宗教法違反で先ごろ逮捕された
現地在住韓国人牧師らの家族面会、領事面談が実現したことからも、不和が解消されつつあることがうかがえる。
国家情報院の代表団は先月20日にも交渉のためリビアを訪れた。リビア側はその際、国家情報院職員がリビアの
兵器リストなど軍事情報を収集し、これを米国やイスラエルに渡そうとしたとスパイ容疑を提起、謝罪と再発防止を求めた。
これに対し韓国側は、韓国防衛関連企業の輸出を後押しするための情報収集活動だったと釈明したとされる。
[email protected]
支援船からパソコン盗む イスラエル兵5人逮捕
2010.8.19 23:32
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100819/mds1008192334007-n1.htm イスラエル軍が5月末、パレスチナ自治区ガザへの支援船を急襲した事件に絡み、同軍の警察当局は、拿捕した支援船から
盗んだ乗船者のパソコンを売買した疑いで将校1人と兵士4人を逮捕した。19日付のイスラエル紙イディオト・アハロノトが伝えた。
同紙によると、将校は4〜6台のパソコンなどを船内から盗み、兵士1人に安値で売却、この兵士が同僚ら3人に転売し、
3人は盗品であることを知りながら買い取ったとみられている。うち1台は1200シェケル(約2万7千円)で売買されたという。
6月には、複数の乗船者のクレジットカードや携帯電話が押収後に無断で使われたことが英紙報道で発覚した。
支援船急襲事件では、イスラエル兵がトルコ人乗船者9人を射殺。イスラエル側は正当防衛を主張しているが、過剰な
武力行使だとして国際的に非難されている。(共同)
9月2日に直接交渉開始か=中東4者が合意−ロイター報道
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010082000272 【ワシントン時事】ロイター通信は19日、米国、欧州連合(EU)、ロシア、国連の4者が、9月2日にイスラエルとパレスチナを
ワシントンに招き、中東和平の直接交渉を開始することで合意したと報じた。4者が20日に声明を発表する予定という。
一方、ニューヨーク・タイムズ紙は、クリントン米国務長官が20日にイスラエルとパレスチナの直接交渉入りを発表すると伝えた。
同通信が外交筋の話として伝えたところによると、イスラエル、パレスチナの双方は、出席に同意する見通し。直接交渉には
オバマ大統領も出席する。また、4者の声明の草案には、直接交渉の期限を1年とすることが盛り込まれている。(2010/08/20-12:41)
中東和平で直接交渉開始も 来月2日に米国で
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082001000275.html 【ワシントン共同】ロイター通信は19日、欧州連合(EU)と国連、米国、ロシアの4者が20日、イスラエルとパレスチナ自治政府の
代表を9月2日にワシントンへ招待し、中東和平の直接交渉を開始するよう求める声明を発表すると報じた。外交筋が明らかにした。
同筋は「ワシントンで直接交渉を開始することで合意に達した」と指摘。協議が行われれば、オバマ大統領が出席することに
なるという。イスラエルとパレスチナから、それぞれ誰が出席するかについては言及していない。
パレスチナ側は、イスラエルが占領地で進めるユダヤ人入植活動の全面停止などを求め、直接交渉の開始を拒否。イスラエル側は
前提条件を付けることに反対し、交渉入りは難航していた。
米国務省のクローリー次官補(広報担当)は19日の定例記者会見で、米国がミッチェル中東和平担当特使を派遣し、
間接交渉の仲介をたびたび実施してきたことを強調した。
2010/08/20 12:33 【共同通信】
中東和平:直接交渉、9月2日にワシントンで開始か
2010年8月20日 11時14分 更新:8月20日 11時25分
http://mainichi.jp/select/today/news/20100820k0000e030032000c.html 【ワシントン草野和彦】ロイター通信は19日、中東和平に関するイスラエルとパレスチナの直接交渉が来月2日、ワシントンで
開催される見通しと報じた。双方の仲介をしているオバマ米政権のクローリー国務次官補(広報担当)も19日の記者会見で、
直接交渉の開始について「とても近い」と述べた。開始が決定すれば08年12月以来で、オバマ政権下では初めてとなる。
また国連、欧州連合(EU)、ロシア、米国で構成する中東和平4者協議も近く、直接交渉開始を支持する声明を
発表するという。声明草案は、交渉開始から12カ月で問題の解決を目指すことを期待する、との内容になっている。
中東和平交渉は、イスラエルによる08年12月のパレスチナ自治区ガザ地区攻撃を機に中断した。オバマ政権発足後、
米国を仲介役とする間接交渉がスタート。その条件となったイスラエルによるユダヤ人入植地建設の凍結期間が9月下旬に
終わることから、米国はその前の直接交渉開始を模索してきた。
米国:イランの核兵器保有には1年超必要、イスラエルに伝達−NYT
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aNZRKQH4kQj4 8月20日(ブルームバーグ):米国のオバマ政権はイランの核兵器保有について、少なくとも向こう1年間はその公算が小さいと
イスラエルに伝達したと米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT、オンライン版)が報じた。米当局者の話を引用しており、同紙はこれに伴い
イスラエルがイランに先制攻撃を仕掛ける可能性が低下しているとの見方を伝えた。
同紙によると、イラン初の原子力発電所については国際査察の検証を通じ、米国とイスラエルが軍事攻撃を検討する十分な
時間があるとの認識を米当局者らは持っているという。
同紙は、ウラン濃縮でイランが抱える問題は、遠心分離機の設計の悪さや部品調達の困難さ、欧米によるイランの核計画阻止の
取り組みなどが関連している可能性があると伝えた。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 笠原文彦
Fumihiko Kasahara
[email protected] Editor:Yoshito Okubo記事に関する記者への問い合わせ先:
更新日時: 2010/08/20 14:24 JST
中東和平:直接交渉へ 2年ぶり、来月ワシントンで
http://mainichi.jp/select/world/news/20100820dde001030006000c.html 【ワシントン草野和彦】ロイター通信は19日、中東和平に関するイスラエルとパレスチナの直接交渉が来月2日、ワシントンで
開催される見通しと報じた。双方の仲介をしているオバマ米政権のクローリー国務次官補(広報担当)も19日の記者会見で、
直接交渉の開始について「とても近い」と述べた。開始が決定すれば08年12月以来で、オバマ政権下では初めてとなる。
また国連、欧州連合、ロシア、米国で構成する中東和平4者協議も近く、直接交渉開始を支持する声明を発表するという。
声明草案は、交渉開始から12カ月で問題の解決を目指すことを期待する、との内容になっている。
毎日新聞 2010年8月20日 東京夕刊
中東和平交渉 米仲介で再開へ
8月20日 18時5分
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100820/t10013474121000.html 中東和平をめぐり、アメリカのオバマ大統領が、イスラエルとパレスチナの首脳を近くワシントンに招き、20か月ぶりに直接交渉が
再開される見通しになったと、アメリカの新聞「ニューヨークタイムズ」が伝えました。
20日付けのニューヨークタイムズは、オバマ政権の複数の高官の話として、オバマ大統領が来月初めにも、イスラエルのネタニヤフ首相と
パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長をワシントンに招き、最大の懸案となっている国境線の画定や、聖地エルサレムの
帰属などについて1年間を期限に直接交渉が再開される見通しになったと伝えました。こうした内容については、20日に
クリントン国務長官が正式に発表するとしています。イスラエルとパレスチナ双方が合意し、直接交渉が再開されれば、
おととし12月、イスラエルによるガザ地区への大規模攻撃で中断して以来20か月ぶりとなります。中東和平交渉をめぐっては、
ことし5月、アメリカの仲介で間接的な交渉はいったん再開したものの、パレスチナ側がイスラエルによる占領地への入植活動の
凍結を強く求め、直接交渉再開のめどは立っていませんでした。これに関連して国務省のクローリー次官補は、19日の記者会見で
「直接交渉の再開にかぎりなく近づいている」と述べており、イスラエル、パレスチナ双方の最終的な判断が注目されます。
中東和平、9月に直接交渉か 米でパレスチナとイスラエル
2010/8/20 21:54
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E2E2E1988DE0E2E2EAE0E2E3E29494E3E2E2E2;at=ALL 2008年12月から中断していた中東和平を巡るパレスチナとイスラエルの直接交渉が近く再開する可能性が高まってきた。
ロイター通信は 19日、直接交渉に向け米国、ロシア、国連、欧州連合(EU)による中東和平4者協議(カルテット)が
9月2日に双方の代表をワシントンに招くと報じた。交渉は将来のパレスチナ国家樹立を目指すものになるが、エルサレムの
帰属問題など双方の隔たりは大きく、交渉が実現しても前途は多難だ。
オバマ米大統領もワシントンでの協議に出席するという。直接交渉再開についてクローリー米国務次官補は19日の会見で、
「細部を詰める必要がある」としながらも、パレスチナとイスラエルが直接交渉を受諾するとの決断に「非常に近づいている」との
見方を示した。クリントン国務長官は18日以降、パレスチナ自治政府のファイヤド首相、カルテットのブレア特使(元英首相)らと相次ぎ電話協議した。
(続く)
>>472より
和平交渉は07年、当時の米ブッシュ政権の仲介で約7年ぶりに再開したものの、08年末からのイスラエル軍によるパレスチナの
ガザ地区への大規模攻撃により中断に追い込まれた。今年5月に米国が間に入る間接交渉の形で交渉が再開されたが、進展は乏しい状況が続いていた。
直接交渉の再開に向けカルテットがパレスチナ、イスラエル双方を招くのには理由がある。
イスラエルは09年11月に米国の圧力で和平交渉再開に向けた環境整備の一環として、ヨルダン川西岸に限りユダヤ人入植住宅の
新規建設の10カ月間の一時凍結を決めた。この期限が今年9月下旬に切れる。
だがイスラエルのネタニヤフ政権は右派・宗教勢力が主流で、閣内で凍結延長に反対する声が根強い。パレスチナ自治政府の
アッバス議長も、イスラエルへの不信感から周囲に直接交渉入りすることへの反対論が根強く、決断に踏み切りにくい状況が続いている。
(続く)
>>473より
このためカルテットなどは国際社会の圧力で双方を直接交渉のテーブルに着かせることで、交渉を決裂させないためにイスラエルに
入植一時停止の延長をのませる意図などがあるようだ。オバマ米大統領も「直接交渉再開」への貢献をアピールすることで、
11月の中間選挙に向け外交得点を稼ごうとの思惑がにじむ。
だが直接交渉が始まった場合でも、難航は必至だ。カルテットは今後1〜2年での和平合意を求めるもようだが、イスラエルは
前提条件付きの直接交渉入りは拒否する姿勢を見せている。パレスチナ側も入植活動の凍結や、国境画定の際などは
1967年の第3次中東戦争前の国境線を前提にするよう求めている。9月2日の直接交渉入りをイスラエルとパレスチナの双方が
受け入れたかはなお不明で、曲折も予想される。(カイロ=安部健太郎)
中東和平、来月2日に直接交渉開始 米長官発表
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082001000995.html 【ワシントン共同】クリントン米国務長官は20日午前(日本時間21日未明)、国務省で記者会見し、ワシントンに
イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長を招き、9月2日に中東和平の直接交渉を開始すると
発表した。直接交渉に前提条件はなく、交渉期限は1年。
直接交渉は2008年末以来、約1年9カ月ぶりとなり、オバマ米政権にとって大きな外交成果。しかし、今年5月からの
米国を仲介役とする間接和平交渉では、イスラエルとパレスチナの溝は狭まっておらず、直接交渉が始まっても和平が直ちに進展するのは難しいのが実情だ。
クリントン長官によると、オバマ大統領がイスラエル、パレスチナ両首脳とエジプトのムバラク大統領、ヨルダンのアブドラ国王を招待し、夕食会を開催する。
ネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府高官は20日、直接交渉開始を歓迎した。
ロイター通信は19日、欧州連合(EU)と国連、米国、ロシアの4者が20日、イスラエルとパレスチナ自治政府の代表を
9月2日にワシントンへ招待し、中東和平の直接交渉を開始するよう求める声明を発表すると報道。クローリー米国務次官補
(広報担当)も19日の記者会見で、直接交渉開始が「非常に近づいてきている」との認識を示していた。
2010/08/21 00:55 【共同通信】
>>477より
オバマ大統領はネタニヤフ、アッバス両氏のほか、和平を仲介してきたエジプトのムバラク大統領とヨルダンのアブドラ国王も招き、
個別に首脳会談を行うほか、クリントン長官が、ネタニヤフ、アッバス両氏との3者会談をする予定。同様に和平を仲介してきた
米国、ロシア、欧州連合(EU)、国連の4者(カルテット)の特使であるブレア元英首相もワシントン入りする。
クリントン長官は「米国はイスラエル、パレスチナとともに2国家共存による解決策を進めてきた。直接交渉は前提条件なしに
行われる」と述べ、双方に和平合意に真剣に取り組むよう求めた。
イスラエル首相府は20日、首相が米の招待を歓迎しているとの声明を出した。
パレスチナ和平の直接交渉は2008年末、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの大規模攻撃をきっかけに中断。
双方は、米国の仲介で5月に間接交渉を開始した経緯がある。
中東和平を外交の重要課題に掲げる米国は、イスラエルが実施しているヨルダン川西岸でのユダヤ人入植の一部凍結期限が
9月末に迫っていることから、直接交渉への移行を急いでいた。また、米国は双方に直接交渉入りを促す方法を、カルテットのメンバーと相談してきた。
(続く)
>>478より
だが、間接交渉ではアッバス議長が、イスラエル政府が占領地東エルサレムやヨルダン川西岸でのユダヤ人入植を全面凍結
することなどを直接交渉入りの前提条件としたのに対し、ネタニヤフ首相は「前提条件なしで交渉を進める」としていた。
また、パレスチナ側は境界画定や治安の維持方法を議題にすることを提案したが、ネタニヤフ首相は「重要な問題は直接交渉
でしか解決できない」として回答を保留し、和平へ向けた協議は間接交渉の段階で行き詰まっていた。
今回、双方が直接交渉に入っても、エルサレムの帰属などをめぐって右派主導のネタニヤフ政権が譲歩する可能性は低く、難航しそうだ。
一方、和平実現に向けて解決しなければならないパレスチナの内部分裂の問題も放置されたままだ。
パレスチナ側は西岸(東エルサレムを含む)とガザを領土とした国家樹立を目指しているが、07年にイスラム組織ハマスがガザを
武力制圧して以来、アッバス議長が率いるパレスチナ主要組織ファタハが拠点とする西岸と、ハマスが支配するガザの分裂状態が続いている。
エジプトを仲介役とする双方の和解協議は頓挫したままだ。ハマスはアッバス議長をパレスチナの代表とは認めておらず、イスラエル
との交渉についても反対する姿勢を堅持している。
中東和平、9月に直接交渉再開 1年9カ月ぶり
米国務長官「1年以内妥結を」
2010/8/21 1:45
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE0E2E2E69E8DE0E2E2EAE0E2E3E29494E3E2E2E2 【ワシントン=弟子丸幸子】クリントン米国務長官は20日、イスラエルとパレスチナによる中東和平の直接交渉を9月2日に
ワシントンで再開すると発表した。将来のパレスチナ国家樹立を目指す直接交渉は2008年12月の中断から1年9カ月ぶりで、
オバマ政権下では初めて。クリントン長官は「1年以内」の交渉妥結を求めた。
米国の招きでイスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長がワシントンを訪問。オバマ大統領は1日の
夕食会に両首脳を招待するとともにエジプトのムバラク大統領、ヨルダンのアブドラ国王の参加も要請した。大統領はそれぞれの首脳と個別会談する。
中東和平を仲介する米、ロシア、国連、欧州連合(EU)による中東和平4者協議(カルテット)も20日、直接交渉再開を
声明で発表。ロイター通信によると、イスラエル、パレスチナ双方が米国の招待を歓迎し、受け入れると表明した。
クリントン長官は会見で、交渉について「前進には、全当事者が行動することが重要だ」と強調。イスラエル、パレスチナ双方に
合意に向けた妥協受け入れを促した。
来月2日に直接交渉開始=イスラエル・パレスチナ−中東4者が声明発表へ
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010082000928 【モスクワ、ワシントン時事】インタファクス通信は20日、ロシア外交筋の話として、中東和平を仲介する米ロと国連、
欧州連合(EU)の4者が日本時間21日午前0時に声明を発表、イスラエルとパレスチナによる直接交渉が9月2日に
ワシントンで開始されることを明らかにすると伝えた。
これに関連し、米国務省は、クリントン長官が20日午前11時(日本時間21日午前0時)に、中東和平に関する
記者会見を行うことを明らかにした。(2010/08/21-00:13)
米国務長官が9月2日にイスラエル・パレスチナ首脳を招請
2010年 08月 21日 04:16 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-16870020100820 [ワシントン 20日 ロイター] クリントン米国務長官は20日、イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府の
アッバス議長を9月2日にワシントンに招き、直接和平交渉を再開する、と発表した。1年以内の交渉妥結を目指す。
直接交渉は2008年に決裂して以来初めてとなる。
クリントン国務長官は、交渉は前提条件なしに行われ、パレスチナ国家樹立後の国境やヨルダン川西岸でのユダヤ人入植、
エルサレムの帰属などすべての問題について協議する、と語った。
ネタニヤフ首相はクリントン長官の招待に対し歓迎の意を示している。パレスチナ自治政府からコメントは得られていない。
クリントン長官によると、オバマ米大統領は、ヨルダンのアブドラ国王とエジプトのムバラク大統領も会合に招いており、9月1日に
4首脳と個別に2者会議を行うことを望んでいるという。
クリントン長官は「前進するにあたり、すべての当事者による行動が(和平に向けた)努力を推し進めていくことが重要」と述べた。
中東和平:直接交渉へ アッバス議長が譲歩 米、アラブ連盟の圧力に
http://mainichi.jp/select/world/news/20100821ddm007030089000c.html 【エルサレム花岡洋二】中東和平を巡り、イスラエルとパレスチナが9月2日から、ワシントンで直接交渉を行うことが決まり、
停滞していた和平問題がにわかに脚光を浴びることになった。直接交渉に関しては、イスラエルのネタニヤフ首相が要求して
いたのに対し、パレスチナ自治政府のアッバス議長は交渉の前提条件の合意にこだわり、拒否してきた。しかし、米国や
アラブ諸国など周囲の求めが強く、譲歩したようだ。
米国を仲介役とする間接交渉は今年5月から続いていた。直接交渉は、パレスチナ国家独立へ向けて、国境・領土の策定、
ユダヤ人入植地の扱い、エルサレムの帰属、パレスチナ難民の帰還権など、最終地位交渉の議題を視野に置くとみられる。
(続く)
>>483より
アッバス議長はこれまで、「イスラエルの占領地撤退と一部領土の交換に基づきパレスチナの国境を定める」という原則合意を、
直接交渉へ移る前提条件に求めていたが、イスラエル側は拒否。また、イスラエルによるユダヤ人入植住宅建設の「凍結」期限
(9月末)の延長も求めていたが拒否され、不利な状態での直接交渉入りに抵抗していた。
しかし、議長が間接交渉継続への支持を期待したアラブ連盟が先月末、直接交渉への支持を決め、外堀を埋められた。
米国をはじめロシア、欧州連合(EU)、国連で構成する中東和平4者協議も直接交渉を支持し、抵抗するのは難しくなった。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は右派連立政権内で「凍結」期限延長を強く反対されたこともあり、「前提条件なし」という
有利な立場での直接交渉入りにこだわった。
周囲の求めに沿ってイスラエル、パレスチナ双方は1年以内の和平合意を目指すことになる。だが、パレスチナが東エルサレムを
将来の首都に想定しているのに対し、ネタニヤフ首相は「エルサレムは不可分のイスラエルの首都」との姿勢を崩していないなど、
各議題で困難な交渉となるのは必至だ。
(続く)
>>484より
◇オバマ政権、和平停滞に危機感
【ワシントン草野和彦】米国がイスラエルとパレスチナの直接交渉開始にこだわった背景には中東和平の停滞が続けば、
イスラム・アラブ社会のオバマ政権に対する失望が増すことへの危機感がある。
オバマ政権が中東和平に積極的なのは、その相乗効果に期待するためだ。ブッシュ前政権の対テロ戦争や親イスラエル政策で、
イスラム・アラブ社会の米国への信頼感は失墜。和平進展でそれを回復させ、アフガニスタン戦争や核問題を巡るイラン包囲網への協力につなげる狙いがある。
オバマ政権は当初、ユダヤ人入植地建設の完全凍結をイスラエルに要求した。だがその後、10カ月間の「暫定凍結」で
譲歩するなど、イスラエル寄りの姿勢を見せ始め、アラブ社会の世論は敏感に反応している。
米ブルッキングス研究所は今月、中東・北アフリカ6カ国での調査結果を発表。オバマ政権の中東政策に「期待する」は16%で、
「落胆した」が63%に達した。昨春は「期待する」が51%もあり、期待感がしぼんだのは明らかだ。
さらに米国にとって衝撃的なのは、イランの核兵器開発は中東地域に「肯定的な影響がある」との回答が57%にのぼったことだ。
同研究所は「アラブ社会はイラン問題を、米国やイスラエルの政策に絡めて見る傾向がある」と説明している。
毎日新聞 2010年8月21日 東京朝刊
中東和平:直接交渉開始を発表 米国務長官、「1年で解決」目標
http://mainichi.jp/select/world/news/20100821ddm002030053000c.html 【ワシントン草野和彦】中東和平に関し、クリントン米国務長官は20日に記者会見し、イスラエルのネタニヤフ首相と
パレスチナのアッバス自治政府議長による直接交渉を9月2日、ワシントンで開始すると正式発表した。長官はイスラエル、
パレスチナの2国家共存に向け、国境や入植地などすべての最終地位問題の「1年以内の解決」を目指す方針を明らかにした。
交渉にはエジプトのムバラク大統領、ヨルダンのアブドラ国王も参加する。中東和平の直接交渉は、イスラエルによる08年12月の
パレスチナ自治区ガザ地区攻撃を機に中断しており、今回はそれ以来の再開となる。
(続く)
>>486より
長官は会見で、交渉進展には今後も障害があるとの見通しを示す一方で、「中東地域の持続的な和平のため、歩みを止めないように求める」と語った。
パレスチナとイスラエルも交渉開始に合意したとし、その理由について、仲介役のミッチェル中東特使は「直接交渉を通じて
問題が解決できることを双方の指導者が認識した」と述べた。
また米国、ロシア、欧州連合(EU)、国連で構成する中東和平4者協議も20日、直接交渉開始を支持する声明を発表した。
声明は1年以内の合意を期待するとともに、「1967年に始まった(イスラエルによる)占領状態を終結させ、独立した民主的な
パレスチナ国家の誕生につながる」ことを求めた。
毎日新聞 2010年8月21日 東京朝刊
直接交渉を受け入れ=入植継続なら中止と警告−パレスチナ
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010082100049 【ラマラ(ヨルダン川西岸)時事】パレスチナ解放機構(PLO)は20日夜、同自治区ラマラで幹部会合を開き、中東和平の
間接交渉から直接交渉への移行受け入れを決定した。イスラエル側は既に歓迎の意向を表明しており、中東和平は1年8カ月ぶりに本格的交渉が再開する。
ただ、アリカットPLO交渉局長は会合後、記者団に「イスラエルが、9月末の入植凍結期限後に入植活動を再開すれば、
直接交渉を続けることはできない」と警告した。
イスラエルのネタニヤフ首相は、先月下旬のモラティノス・スペイン外相との会談で、9月末以降は凍結を継続しない意向を
示しており、入植問題が交渉進展を阻害する火種として依然残っている。
パレスチナ内部では、入植凍結や国境画定の原則などパレスチナ側が求めてきた交渉の前提条件が受け入れられる
「保証」が明確ではないとして、直接交渉に対する慎重論が広がっていた。
しかし、中間選挙を控えるオバマ米大統領がユダヤ系有権者に配慮する形でイスラエルの求める直接交渉を後押し。
パレスチナの後ろ盾のアラブ連盟も交渉開始を支持したことから、アッバス議長は直接交渉を受け入れざるを得ない立場に追い込まれた。(2010/08/21-09:46)
パレスチナ和平、直接交渉再開へ 双方受け入れ
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082101000188.html 20日、ヨルダン川西岸ラマラで、パレスチナ解放機構(PLO)の執行委員会に出席したアッバス自治政府議長(ロイター=共同)
【エルサレム共同】パレスチナ解放機構(PLO)の内閣に当たる執行委員会は20日夜、ヨルダン川西岸ラマラで緊急会合を開き、
9月2日にイスラエルとの直接和平交渉を再開するとした米政府の呼び掛けを公式に受け入れた。声明で明らかにした。PLOは
自治政府とともに和平交渉に当たってきた経緯がある。
イスラエル首相府は、米政府の呼び掛けを「歓迎する」との声明を発表。直接交渉の再開に際し「占領地でのユダヤ人入植活動の停止」
などの前提条件を設けなかったことに満足感を示した。
ただ、PLOのアリカット交渉局長は緊急会合後、イスラエルが入植の新規実施を表明すれば「交渉は続けられない」と言明し、
イスラエル側をけん制した。イスラエルのネタニヤフ首相は昨年11月、占領地ヨルダン川西岸での10カ月間の入植凍結を発表したが、
来月下旬の期限後は入植を再開する意向を示唆している。
一方でパレスチナ自治区ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスのアブズフリ報道官は20日、米国による直接交渉再開の
呼び掛けは「入植の停止というパレスチナの要求を無視している」と指摘、直接交渉入りに反対することを表明した。
2010/08/21 10:00 【共同通信】
2010.08.21 Web posted at: 11:23 JST Updated - CNN
ワールド
中東和平交渉 9月にもワシントンで再開へ
http://www.cnn.co.jp/world/AIC201008210003.html ワシントン(CNN) イスラエルとパレスチナ自治政府が9月2日からワシントンで直接和平交渉を行うことで合意した。実現すれば、
イスラエルのガザ侵攻で和平プロセスが頓挫した2008年12月以来初の直接交渉となる。
交渉には、中東和平プロセスを仲介する米国、ロシア、国連、欧州連合の4者(中東カルテット)のほか、エジプトとヨルダンの
代表も加わる。ヒラリー・クリントン米国務長官は、(直接交渉の)目的は中東和平合意に向けたすべての問題の解決にあり、
1年以内に完了するとの考えを語った。
(続く)
>>491より
イスラエルのネタニヤフ首相は直接会談を歓迎する意向を表明した。また、パレスチナ解放機構(PLO)の執行委員会も
出席の意向を示したが、出席の条件として9月26日に期限を迎えるイスラエルによるヨルダン川西岸の入植凍結の延長を挙げている。
ミッチェル米中東担当特使氏は、ネタニエフ首相、アッバス・パレスチナ自治政府議長ともに直接交渉の実現に向け全力を
尽くしていると語るが、その一方で、仮に交渉が実現しても果たして数十年間続く紛争を解決できるのかとの疑問の声も上がっている。
クリントン長官とミッチェル特使も、最終合意に至るには多くの障害があると指摘する。クリントン長官は「平和の敵」が
交渉を妨げる可能性があるとし、ミッチェル特使も当事者間に残る不信感を認めたうえで、イスラエルとパレスチナの双方に対し、
和平交渉への気運を乱すような言動を避けるよう促した。「交渉は、前向きな雰囲気の中で行われるべきだと考える。
そのために、当事者は交渉の進展を妨げるような言動は慎むべきだ」(ミッチェル特使)
中東和平交渉 隔たりで難航か
8月21日 11時33分 動画あり
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100821/t10013484571000.html イスラエルとパレスチナは、アメリカのオバマ政権の仲介を受け入れ、来月ワシントンで中東和平に向けた直接交渉を
再開することに同意しましたが、双方の立場には、なお隔たりがあり、交渉の難航が懸念されています。
アメリカのクリントン国務長官は20日、来月2日にイスラエルとパレスチナ双方の首脳をワシントンに招き、当事者どうしの
直接交渉を20か月ぶりに再開すると発表しました。直接交渉をめぐっては、これまでパレスチナ側がイスラエルによる占領地での
入植活動を全面的に凍結することが再開の前提だと主張する一方、イスラエル側はこれを拒否し、交渉再開の最大の障害に
なってきましたが、クリントン長官が交渉に前提条件はないと述べたことから、イスラエルのネタニヤフ首相はこれを歓迎する
声明を発表しました。しかしアメリカと国連などが連名で出した声明では、入植活動の全面凍結を求めており、PLO=
パレスチナ解放機構のアリカット交渉局長は、これを評価して、直接交渉に応じる姿勢を示しています。アメリカ政府は、
入植地問題をめぐり2つの異なるメッセージを出して直接交渉の再開にこぎつけた格好ですが、イスラエル政府がこれまで
凍結していた一部の入植活動を来月末に再び始める可能性もあるなど、双方の立場にはなお隔たりがあり、交渉の難航が懸念されています。
パレスチナとイスラエルの直接交渉再開
2010-08-21 14:45:32
http://japanese.cri.cn/881/2010/08/21/162s162590.htm アメリカのクリントン国務長官は20日、パレスチナ民族権力機構とイスラエルの直接和平交渉が9月2日にワシントンで再開することを明らかにしました。
クリントン国務長官は「各方面の努力の下で、双方は中東平和にむけた直接交渉を再開し、最終的に、パレスチナの地位を確定する」と述べました。
イスラエルはその後、前提条件を付けない和平交渉を歓迎するという声明を発表しました。
21日の早朝、パレスチナ解放機構執行委員会は、中東和平についての直接交渉を受け入れると発表しました。
国連とアメリカ、EU・欧州連合、ロシアの関係四ヵ国は20日声明を発表し、パレスチナとイスラエルが、ワシントンで行われる
直接交渉に参加するよう求めました。(万、国清)
中東直接和平交渉、双方受け入れの意向
http://news.tbs.co.jp/20100821/newseye/tbs_newseye4507048.html アメリカ政府が、中断されていたイスラエルとパレスチナ自治政府の直接和平交渉を再開すると発表したことについて、
双方はこれを受け入れる意向を示しました。
イスラエル政府は声明で、ネタニヤフ首相がパレスチナ自治政府のアッバス議長との直接和平交渉について、歓迎する
意向を示していることを明らかにしました。PLO=パレスチナ解放機構も20日、直接和平交渉を受け入れると表明しました。
「パレスチナ自治政府は来月2日にワシントンで再開される直接和平交渉を受け入れる意向です」(PLO アリカット交渉局長)
その一方で、イスラエルがヨルダン川西岸でユダヤ人の入植活動を再開すれば、直接和平交渉を中断するとを牽制しました。
また、ガザ地区を実効支配するイスラム主義組織ハマスの指導者ハニヤ氏は、「和平交渉を再開しても何の利益もない。
不透明な政治プロセスを続けるだけだ」として、交渉を拒否する考えを明らかにしました。(21日16:21)
パレスチナ、直接交渉に同意 9月2日ワシントンで
タグ: 国連, 政治, パレスチナ, 米国, EU, イスラエル, 中東, 記事一覧
21.08.2010, 12:08
Photo: EPA
http://japanese.ruvr.ru/2010/08/21/16661966.html パレスチナ解放機構(PLO)は21日までに、WAFA通信を通じて声明を表し、イスラエルとの直接交渉再開に同意する
立場を明らかにした。ノーヴォスチ通信が引用して報じた。
イスラエル・パレスチナ間では5月に米国を仲介役とする間接和平交渉が4カ月限定で再開。最終的な解決に向けた
直接交渉について、パレスチナ側は67年国境線の承認とイスラエルによる入植の停止を条件としていた。
(続く)
>>496より
これに対し露米、欧州連合(EU)、国連の仲介役四者は20日の声明で、直接交渉の「9月2日ワシントン開催」を
呼びかけた。同月にニューヨークで開かれるアラブ連盟との合同会合に合わせてのもので、イスラエルのネタニヤフ首相と
パレスチナのアッバス大統領が米国・エジプト両首脳の立会いで会談することを見込む。
国際舞台におけるパレスチナ自治政府の全権を代表するPLOは声明で、「最終的な地位の調整に関する全ての問題を
解決する交渉の再開に同意する」と直接交渉の再開に同意する考えを示した。四者声明がこれまでの声明を踏まえた形で
67年国境線の問題などに触れた点を評価している。
一方で、イスラエルによる入植の問題には警戒感も示した。和平交渉代表のエレカト氏は声明で、イスラエルによる
ヨルダン川西岸での入植凍結が9月26日に期限を迎える点をにらみ、「26日に新たな入植地の入札が行われるようであれば、
交渉プロセスを即時撤回する」と相手の対応次第では決裂もありうるとの姿勢を示した。
パレスチナ、直接交渉を受け入れ
入植継続なら中止と警告
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/100821-204605.html 【エルサレム阿部正寿】パレスチナ解放機構(PLO)は20日夜、同自治区ラマラで幹部会合を開催し、米国や
中東和平4者協議などが呼び掛けたイスラエルとパレスチナ双方の直接和平交渉再開を受け入れることを承認した。イスラエル各紙が21日、報じた。
イスラエル首相府は既に、直接交渉入りに歓迎の意向を表明しており、2008年12月のイスラエル軍による、
パレスチナ自治区ガザを武力支配したイスラム根本主義過激派組織ハマス掃討のためのガサ地区侵攻以来中断していた
直接交渉は、9月上旬にも再開される見通しとなった。再開されれば1年8か月ぶりとなる。
(続く)
>>498より
ただ、アリカットPLO交渉局長は同会合後、報道陣に、イスラエル側が9月26日とした入植凍結期限を延期しなければ
交渉を中止せざるを得ない、と警告、ネタニヤフ・イスラエル首相は、期日後の凍結は継続しない意向を表明しており、
入植をめぐる火種は依然くすぶり続けている。
直接交渉が開始されても、聖地エルサレムの帰属や国境画定、難民帰還問題など難問が山積しており、1年以内の
和平実現を目指すとした双方が、妥協し合意できるかどうかは不明。
入植凍結や国境画定に対するイスラエル側の姿勢が不明確として、直接交渉入りを拒否してきたパレスチナ側が
ここにきて交渉入りを決断した背後には、中間選挙を控えるオバマ米大統領が、ユダヤ票獲得のためイスラエルの求める
直接交渉を後押しし、パレスチナ側や、パレスチナの後ろ盾的存在であるアラブ連盟に強い圧力を掛けたためとの見方もある。
2010/8/21 20:46
中東和平交渉 双方の不信根深く、前途は多難
2010.8.22 00:22
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100822/amr1008220024000-n1.htm 【ワシントン=犬塚陽介】米政府が9月2日、イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長をワシントンに
招くことで、中東和平交渉はようやく本格再開へと向かうことになった。しかし、イスラエル、パレスチナの相互不信は根強く、交渉の先行きは不透明だ。
直接交渉は1年8カ月ぶり。交渉再開には前提条件を設けず、将来的なパレスチナ国家の国境画定やエルサレムの帰属など
未解決の諸問題を協議する。交渉期限は1年間に限定する。
オバマ米大統領は直接交渉に先立つ9月1日、ネタニヤフ首相とアッバス議長に加え、エジプトのムバラク大統領やヨルダンの
アブドラ国王も招待し、個別に会談する予定。その後、中東特使のブレア元英首相も交え夕食会を開く。オバマ大統領は
11月の中間選挙を控え、一定の外交成果を得ることになる。
(続く)
>>500より
ロイター通信によると、ネタニヤフ首相は「和平合意に達したいという、偽りのない願望とともに交渉に臨む」との声明を
発表。パレスチナ側も幹部会合で直接交渉の受け入れを正式に決めた。
この時期に直接交渉再開が決まった背景には、イスラエルによる入植活動凍結が、9月26日に期限切れを迎えることが
大きい。入植活動が再開されれば、交渉の道は完全に閉ざされるため、オバマ政権は9月上旬の直接交渉案を強力に
推し進め、再開に慎重だったパレスチナ側を説き伏せた。
ただ、イスラエルは現段階で入植凍結のさらなる延長には言及しておらず、直接交渉の場でも大きな対立要因になる可能性が高い。
AP通信によると、パレスチナ解放機構(PLO)のアリカット交渉局長は「イスラエルが入植活動を慎むよう望む」と警告し、
新規入植が実施されれた場合には直接交渉を打ち切る可能性を示唆した。
一方、将来的なパレスチナ国家の一部となるガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスは20日、直接交渉を拒絶する声明を発表した。
埋め
埋め
__
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
-=ニニニニ=-
/⌒ヽ _,,-''"
_ ,(^ω^ ) ,-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.゛ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,'
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ -|r‐、. レ |
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) ./| _ノ __ノ
\ヽ, ,、
`''|/ノ
.|
_ |
\`ヽ、|
\, V
`L,,_
|ヽ、)
.|
/ ,、
_,,....,,_ / ヽYノ
-''":::::::::::::`''.| r''ヽ、.|
ヽ:::::::::::::::::::::| :\ ー-ヽ|ヮ
|::::::;ノ´ ̄ | :::::::\_,. -‐ァ __ ___`| ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .|
( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ
_
\ヽ, ,、
`''|/ノ
.|
_ |
\`ヽ、|
\, V
`L,,_
|ヽ、)
.|
/ ,、
/ ヽYノ
.| r''ヽ、.|
| `ー-ヽ|ヮ
| `|
ヽ, ,r .|
ヽ,r'''ヽ!'-‐'''''ヽ、ノ
,,,..---r'",r, , 、`ヽ、 ヾ
ヽ、__/ ./ハレハ i`ヽ、 `''r`ミ_
.レ//r,,,、 レ'レハヾ, L,,_ `ヽ、
"レ, l;;;l l;;;l`i.リレ' リ ̄~~
ヽ、 ワ `"/-'`'`'
`''''''''"
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ
_
\ヽ, ,、
`''|/ノ ∞ . . .
.|
_ |
\`ヽ、|
\, V
`L,,_
|ヽ、)
.|
/ ,、 ,
/ ヽYノ
.| r''ヽ、.|
| `ー-ヽ|ヮ
| `|
ヽ, __,|
´ ` <⌒
/ l ト、 、 \
. / l. _/リ! ヽ _} 寸¬
l'´/ ,リ  ̄V\ ヽ
{ /| |/ {:.ヽ !
X l l◯ ◯ l:.:.l V
/ ヽ (| ! _ }:.:.!
. | !、_( __) イj\| ┼ヽ -|r‐、. レ |
}/,レヘ/─-\ ′ d⌒) ./| _ノ __ノ