こんにゃくゼリー問題議論スレ

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1朝まで名無しさん
【関連サイト】
・マンナンライフ、こんにゃくゼリー「蒟蒻畑」シリーズの製造販売を一時停止まとめwiki
 ttp://www19.atwiki.jp/mannanlife/pages/1.html  
・こんにゃく入りゼリー事件に関するまとめ
 ttp://www28.atwiki.jp/konnyakujelly/
・こんにゃく入りゼリー関連倉庫  
 ttp://25kcal.blog92.fc2.com/
・痛いニュース (※データが分かりやすくまとめてあります)
 ttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1179159.html
・野田聖子氏関係
 ttp://www.noda-seiko.gr.jp/ (オフィシャルサイト)
 ttp://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2008/1023ma/1023daijin.html
 ([消費者行政の推進に向けて] ※こんにゃくゼリーを中国製冷凍ギョウザや事故米と同列にして語っておられます)

【主な2ちゃん関連スレ】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/baby/1223629656/ (食べ物板)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/food/1223869552/ (食べ物板)
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1236075234/ (既女板)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/baby/1223629656/ (育児板)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/supplement/1223410294/ (健康食・サプリ板)
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/offevent/1238166731/ (突発OFF板)
2朝まで名無しさん:2009/04/09(木) 18:45:32 ID:GBk5zIri
・厚生労働省統計表データベース
ttp://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/index.html
・食品による窒息事故に関する研究結果等について
ttp://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/chissoku/index.html・Konjac Candy Recalls
・Konjac Candy Recalls
ttp://www.fda.gov/oc/po/firmrecalls/topics/konjac.html
・最近の「もち米」に関する情勢
ttp://www.komenet.jp/_member/mochigome/h20/2-6-01.html
・「こんにゃく入りゼリー」による窒息事故について
ttp://www.fsc.go.jp/sonota/konnyakujellyjiko1907.html
・食品リスクってなんでしょう
ttp://eco.goo.ne.jp/food/yurueco/0101.html
・こんにゃく入りゼリーの事故−幼児、高齢者はとくにご注意!−
ttp://www.kokusen.go.jp/soudan_now/konnyaku.html
3朝まで名無しさん:2009/04/09(木) 18:49:51 ID:GBk5zIri
>>2ちょっとミスりました

・厚生労働省統計表データベース
ttp://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/index.html
・食品による窒息事故に関する研究結果等について
ttp://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/chissoku/index.html
・Konjac Candy Recalls
ttp://www.fda.gov/oc/po/firmrecalls/topics/konjac.html
・最近の「もち米」に関する情勢
ttp://www.komenet.jp/_member/mochigome/h20/2-6-01.html
・「こんにゃく入りゼリー」による窒息事故について
ttp://www.fsc.go.jp/sonota/konnyakujellyjiko1907.html
・食品リスクってなんでしょう
ttp://eco.goo.ne.jp/food/yurueco/0101.html
・こんにゃく入りゼリーの事故−幼児、高齢者はとくにご注意!−
ttp://www.kokusen.go.jp/soudan_now/konnyaku.html
4朝まで名無しさん:2009/04/09(木) 23:48:23 ID:pi9grbG0
>>1-3
5朝まで名無しさん:2009/04/10(金) 15:46:06 ID:b2grTxQu
国民生活センターはこんにゃくゼリーを目の敵にしているようにしか見えません。

・こんにゃく入りゼリーで、死亡事故が起きています![1995年10月16日:公表]
ttp://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/n-19951016.html

・乳幼児には危険!?一口サイズのこんにゃく入りゼリー[1995年11月1日:公表]
ttp://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/n-19951101.html

・一口サイズのこんにゃく入りゼリ−による死亡事故がまた起きました [1996年7月12日:公表]
ttp://www.kokusen.go.jp/news/data/a_W_NEWS_011.php3

・お年寄りも死亡!一口サイズのこんにゃく入りゼリー[1996年8月14日:公表]
ttp://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/n-19960814.html

・ソフトタイプのこんにゃく入りゼリーでも窒息事故 幼児には与えない方が無難[1997年9月5日:公表]
ttp://www.kokusen.go.jp/news/data/a_W_NEWS_063.html

・こんにゃく入りゼリーの事故−幼児、高齢者はとくにご注意!−[2006年11月13日:公表]
ttp://www.kokusen.go.jp/soudan_now/konnyaku.html

・死亡事故2件発生 こんにゃく入りゼリーの事故
−子どもや高齢者に与えないこと!−[2007年5月23日:公表]
ttp://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20070523_1.html

・ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーによる事故防止のために
−消費者への警告と行政・業界への要望−[2007年7月5日:公表]
ttp://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20070705_1.html

・またひとり こんにゃく入りゼリーで死亡−子どもや高齢者に絶対に与えない!−[2008年9月30日:公表]
ttp://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20080930_1.html
6朝まで名無しさん:2009/04/10(金) 19:00:24 ID:2CJz43CD
まだ裁判も始まってないんだって?
暑くなって来て,ぼちぼち蒟蒻畑があちこちの薬局に復活して来てるから
てっきりスピード棄却されて問題解決したんだと思ってた…
7朝まで名無しさん:2009/04/10(金) 19:11:42 ID:J0kqOzZb
>>5
国民生活センターの商品テストの結果についてはどのように思われますか?
8朝まで名無しさん:2009/04/10(金) 23:42:36 ID:5U1Te1N1
蒟蒻=マイナスドライバー=果物包丁=アイスピック=扇子

どれも致命傷を与えられるが、なぜ?

曽和が論理的に説明できないなら裁判官は何も裁判する素質がない。

使う人が使えば爪楊枝だって1行目に並ぶぞ。
9朝まで名無しさん:2009/04/11(土) 00:03:27 ID:h9HChUXs
裁判のことを議論したいのであれば、PL法の基本は最低限押さえてから
問題提起しませんかね?
10朝まで名無しさん:2009/04/11(土) 00:47:55 ID:59p1HamR
>>7
もう少し具体的に質問していただけますか?
あと、あなたの立場としてはやはりこの商品は危険だという考えですか?
11朝まで名無しさん:2009/04/11(土) 11:55:01 ID:rYMyA+ik
>>10
どう書けば具体的といえるかわかりませんが、
商品テスト結果も読まれたはずですから、何かしらの感想を抱かれたと思います。
そのあたりどんな受け止め方をされたか、疑問や気付いた問題点など何でもいいのですが、
読まれた方の意見を聞きたくてお尋ねしました。
「目の敵にしているとしか思えない」という評価をされていますから、
そう思うに至った根拠の中から議論提起できそうなテーマを探せば、議論スレらしくなっていくのではと。
国民生活センターの調査資料は国や関係機関らが全て参考にしている最重要資料なのですが、
その中身について掘り下げて考察されたものが少なく、
「議論スレ」にはピッタリの題材の一つだとは思いませんか?

私への質問の部分ですが、私の立場ってなんでしょうね?
こんにゃくゼリーが危険か安全かの判断はとりあえず保留にしておき、
危険性についての判断を決めかねている一消費者、というポジションにしておきましょう。
この「議論スレ」で議論らしい議論がもし出来るのであれば、
答えが出せるのではないかと期待してみたりしますが。
12朝まで名無しさん:2009/04/11(土) 13:27:47 ID:59p1HamR
>>11
食品に限らずあらゆるもののリスク評価というのは、危険度ゼロのものがこの世に存在しない以上、
相対的なものでなければならないと思います。
このこんにゃくゼリーの一件では、「死者が何人出た」「幼児や老人には食べさせるな」という
危険を煽るような情報は沢山出てきても、他の食品と比べてここまで大げさに取り上げられなければならないほど
リスクは高いのか、そういう肝心な情報は国民生活センターや野田聖子氏ら
などから示されたことはないように思います。
こういった基礎的・数値的なデータはこの商品の危険性を警告している国民生活センターや
野田聖子氏らが率先して示さなければならないにもかかわらずです。

数値データに基づいた相対的な危険性が明示されていない以上、
どんなに危険だと言われても納得はできませんし、
こんにゃくゼリーだけが目の敵にされているように思うのです。
野田聖子氏の苦しい弁明をみれば、規制の科学的根拠はあるのか、
極めて疑問を言わざるをえません。
13朝まで名無しさん:2009/04/11(土) 22:38:02 ID:rYMyA+ik
>>12
一つ押さえておきたいことは、リスク評価とは対象の危険性や安全性を証明するためのものではなく、
対象のリスク管理を行うために算出するものです。
そして複数の対象について相対的に事故確率等を比較することはアプローチの一つに過ぎず、
その結果のみでリスク評価はできません。
できるだけ複数の方法や条件を使って多角的に対象を捉える事で、隙の少ないリスク評価となります。

自転車と自動車を例に出します。
実際のことは知りませんが、ここでは比較調査の結果、自転車は自動車よりも
事故を起こす確率の低い乗り物であることが判明したと仮定します。
しかしこの事実は、自動車よりは危険が少ない、ということがわかっただけであり、
リスク評価で本当に必要なのは、自転車の持つあらゆるリスクとそれらが起こる確率です。
考えられるリスクを全て洗い出し、確率を計算し、一定の基準に沿って値を与え、
重要度や危険性の高さを「比較」し、順位をつけてリスク評価とします。
相対的な評価は、自転車の持つリスクの中で行うのです。

食品同士の窒息事故の起きる確率を比較するというのは、、
食品窒息事故全体におけるリスク管理において有用ではないかと思います。
餅、飴、パン等の窒息データを集めてリスク評価を行うことで、
年間4000人を超えるという食品窒息事故のリスク管理に役立つでしょう。

(続きます)

14朝まで名無しさん:2009/04/11(土) 22:52:38 ID:/SajG6mu
こんにゃくゼリーだけが、離乳期の幼児や
半身不随で寝たきりの嚥下障害の高齢者の口に
無理くり突っ込んでも大丈夫、
という究極な安全性を要求されるのはなんでだ?
15朝まで名無しさん:2009/04/11(土) 22:52:52 ID:rYMyA+ik
次に、これをこんにゃくゼリーと餅に置き換えてみます。
実際のことは比較できるデータがないのでわかりませんが、正確な比較調査ができたとして、
こんにゃくゼリーは餅よりも事故を起こす確率の低い食品であることが判明したと仮定します。
しかし、こんにゃくゼリーで事故は実際に起こっているし、リスクは存在しますから、
リスク評価はきちっと行い、軽減可能なリスクは積極的に対策していくべきです。
逆に、調査の結果、餅よりもこんにゃくゼリーの方が相対的に事故の危険性が高かったとします。
そして、「餅より危険なんだから製造中止!」と行政が命令をした場合、
それは当然だと納得できるでしょうか?

私がこの問題で納得しがたいのは、
こんにゃくゼリーに要求されたのは、「ノーリスク」であるということです。
今後一切、事故が100%起きないことが、今こんにゃくゼリーに課せられた絶対条件です。
リスク管理の観点からして、これは危険です。
何をしても100%の安全が担保されている商品なんてことを人々が信じたら、
使用者責任なんてものがなくなります。
通常は、許容できるリスクの上限というものを設定します。
ノーリスクを目指すのは理想ですが、建前でしか成り立ちません。
しかし、一部政治家や一部消費者団体等の主張は、かなり本気に聞こえます。
これは、年間4000件以上の食品窒息死亡事故に関しては
ほぼ無関心であることの整合性もとれない主張です。

私と>>12さんでは、問題の受け止め方や考え方が少々違うにも関わらず、
「こんにゃくゼリーだけが目の敵にされている」という>>12さんと同じ結論が、
私の別角度の視点からも導き出されました。
「なぜこんにゃくゼリー(だけ)がこんなことに?」というのは不思議に思います。
これについてもう少し考察していくとおもしろいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

16朝まで名無しさん:2009/04/12(日) 02:12:16 ID:sK8qFRlb
こんにゃくゼリー恨みでもあるんじゃないか?w
17朝まで名無しさん:2009/04/12(日) 04:15:45 ID:vepYcQrg
>>13
相対的な事故確率等の比較はアプローチのひとつに過ぎないのは
よく分かりましたが、ここまで大々的に野田聖子氏や国民生活センターが
危険性を喧伝している以上、こんにゃくゼリーの持つありとあらゆるリスクを調べ、
それを国民に公表するという行為以前に(こういった検査は既に国民生活センターや
昭和大学の先生らがやっていますね)、やはりこの商品が無視できないような
突出して高い危険性を他の食品と比べてもっている、
ということがまず第一に示されなければならないように思います。
繰り返しになりますが、それを国民に率先して明示すべきは旗振りをした野田聖子氏らです。
納得のいく科学的な数値データを示してもらえれば、誰も文句は言わないはずです。
18朝まで名無しさん:2009/04/12(日) 04:28:16 ID:vepYcQrg
ちょっと話変わりますが、この一件ではマスコミ報道、特に毎日新聞には閉口しました。
マンナンライフをあそこまで叩いた毎日新聞は
捏造・誤報を今後一回でもおこなったら廃刊するくらいの気概があるんでしょうか。
情報を売り物にしている新聞社ならそれくらいの覚悟は持て、
というのはチンピラの言いがかりにすぎないのでやめておきます。
19朝まで名無しさん:2009/04/12(日) 05:19:28 ID:+10lKVLj
こんにゃくゼリーの蓋の「お子様や高齢者の方は食べないで下さい」のマークの絵がなんか可哀想
20朝まで名無しさん:2009/04/12(日) 13:07:07 ID:Om+bL16n
>>17
こんにゃくゼリーの持つ定量的リスクの調査・公表よりも、他の食品と比べて相対的に危険であるということが
先に示されなければいけないということですね?

本当にそうでなければいけないのでしょうか?

現実として、年間4000人以上の食品窒息事故では、原因食品別にまとめられたデータが存在しません。
これらのデータが揃ってからでないと、こんにゃくゼリーの持つリスクは公表されるべきではない? それはないでしょう。
こんにゃくゼリーに限らず、様々な食品の持つリスクそのものは自由に公表されていいのです。
ピーナッツは乳幼児が食べると危険です。ハチミツもタブーです。
これらもいちいち他の食品と危険度を数値で比較してからでないと、リスクの存在を示してはいけないのでしょうか?

ピーナッツやハチミツの持つリスクは科学的に示されています。
こんにゃくゼリーの持つリスクも科学的に示されています。
どの食品が相対的に危険かは、それぞれの食品の消費量や性格が違うので正確な比較が大変難しい問題です。
データ収集ははっきりいって国にしかできません。国民生活センターでは無理です。
では国民生活センターは、事故の報告を何十件も受けて何も情報公開するべきではなかったのでしょうか?
国民の消費生活における危害情報の収集、蓄積、分析、商品テスト、これらの情報公開、メーカーへの改善要望を出す。
これらが国民生活センターの主な業務です。
バイアスを外してそれぞれのページの中身を読んでいくと、センターは自分の役割を果たしているだけのように私には見えます。

(続きます)
2120:2009/04/12(日) 13:13:58 ID:Om+bL16n
食品の相対的な危険度を示すことについて。
やるなら厚生労働省あたりが研究するべきでしょうか。
これはつまるところ、食品に対して窒息危険度のランク付けをするということになります。
それはそれで有益なデータとなるでしょうが、それによってこんにゃくゼリーの危険性が上位であったとしたら
今までの流れを本当にみなさん納得されるのでしょうか?
1位だったら文句を言わないということでしょうか?
2位や3位の食品はどうでしょうか?
こんにゃくゼリーと同じように「危険性が喧伝」されるのでしょうか?
事故の絶対数が多くても、相対的な危険度が低ければ注意喚起はされるべきではないのでしょうか?
そして結局のところ、1位のこんにゃくゼリーだけが特別扱いのように感じるのではないでしょうか?
ましてや、もしこんにゃくゼリーが1位でなかったら、誰が納得するのでしょうか?
相対的な窒息危険度によって食品を評価し、注意喚起の基準とすることは、
本質を見失いそうな気がするので慎重に考えたいと思います。

野田氏については、国民生活センターとは別の行動原理も働いているはずなので、
長くなりそうなのでまた今度考察してみたいと思います。

>>18
毎日新聞はこんにゃくゼリー関係についてはとても熱心でしたね。
私が興味深かったのは、3月3日、3月4日の連続した提訴報道後、
またしばらく報道によるバッシングが続くのかと思ったのですが、全く続きませんでした。
思うに去年の騒動後、実際の世論の反応が思いがけないものだった為、
今回は慎重に様子を見ているのだと思います。
22朝まで名無しさん:2009/04/13(月) 01:33:06 ID:2nrEA6HF
マンナンの社員が一番の被害者だな。
かわいそす。
23朝まで名無しさん:2009/04/13(月) 06:44:35 ID:b9XQHpLR
リスク管理の方法や手続きについてはほとんどまったく知らないので
的外れな質問かもしれませんが、通常設定される「許容できるリスクの上限(>>15)」
があるということですが、数値化できるパラメータは数値化して、その結果危険性を数値として算出して、
例えばある一定以上の値ならレッドゾーンとして認定する、という標準的な評価方法はあるのですか?

>それはそれで有益なデータとなるでしょうが、それによってこんにゃくゼリーの危険性が上位であったとしたら
>今までの流れを本当にみなさん納得されるのでしょうか?(>>21
個人的な意見ですが、判断材料が多いという意味で今の状況よりははるかに良いと思うのですが…。
ちなみに現在安全なものとして消費されている主要な食品の多くは、
ある一定の安全基準をクリアしているものなんでしょうか(上の質問と似ていますが)?

>バイアスを外してそれぞれのページの中身を読んでいくと、センターは自分の役割を果たしているだけのように私には見えます。(>>20
お考えは理解できました。国民生活センターの業務内容および能力上しかたないということですね。
こんにゃくゼリーは比較的新しい商品のため、他の食品と比べ消費者からの「事故報告のされ易さ」が高いんじゃないか
という気もしますが、これは証明が難しい上に、国民生活センターの仕事ではありませんね。

>私がこの問題で納得しがたいのは、
>こんにゃくゼリーに要求されたのは、「ノーリスク」であるということです(>>15)。
この疑問というのは、結局のところ「なぜこんにゃくゼリーだけが?」というところに行き着くと思いますが、
他の食品との相対的危険性による判断が本質を捉えていないということで棄却されるとなると、
こんにゃくゼリーの持つリスク評価をもっと徹底的におこなって、
リスクとその回避方法を明確にするというのが、リスク管理の標準的な考え方なのですか?
>>15さんの考えは、そういうアプローチをして、ノーリスクではなくもう少し
現実的な基準を設けたり商品改良をすべきだ、というもののように感じましたが。

質問ばかりですみません。
24朝まで名無しさん:2009/04/13(月) 09:23:41 ID:oecGXAeF
>>23
許容できるリスクの上限について
あるいは、「許容できるリスクの範囲」と表現しても良いです。
商品の安全対策をどんどん追求していくと、その商品が持つ特性、良さ、便利さなどといった「ベネフィット」を
犠牲にせざるを得ない場面がでてきます。
こんにゃくゼリーでいえば、特徴である弾力性を犠牲にして、潰れやすいように柔らかくする、
あるいはクラッシュタイプにしてしまう、というようなことです。
普通のゼリー並に柔らかくすれば一番良いのでしょうが、それではこんにゃくゼリーとしては商品になりません。
何とかして弾力性は残したい。しかし潰れやすいようにしなければいけない。
ハートの蒟蒻畑は販売再開して多少柔らかくなりましたが、まだ弾力性は残っています。
これを数値で例えると、ゼリー並に柔らかくすればリスクは50%下がるけれども、
弾力性というベネフィットとの兼ね合いから20%に留めた、というように表現できます。
そして下げ切れなかった残りの30%は、警告表示を大きくするなどでカバーします。
リスクとベネフィットは表裏一体で、常にせめぎあいなんですね。
通常は個々の危害要因ごとに性格が違い、また他の要因とのバランスも考え、
個別に一番良いラインを探して設定していくものと思います。

>個人的な意見ですが、判断材料が多いという意味で今の状況よりははるかに良いと思うのですが…。
はい。データ自体はとても有益で、消費者それぞれ判断するための良い材料ともなり得ます。
そして適切に扱われば、食品窒息事故を減らすことに役立つのではないかと期待できます。
もし厚生労働省が本当にこういった研究をするのであれば、目的はこんにゃくゼリーがどうこうではなく、
食品窒息事故自体を減らしていくために必要な知見収集の一環として行うと思います。(→>>13
ただこんにゃくゼリーが「過剰に危険性を喧伝」されているというのは、そもそも相対的な危険性を根拠にしていないと思っています。
ここは「なぜこんにゃくゼリーだけが?」の疑問に繋がりまだ答えがわからないわけですが、
果たして扱いが公平にされる(ように見える)ようになるのかという疑問があります。
しかし、そうなるように望みたいですよね。

(続きます)
2524:2009/04/13(月) 09:48:53 ID:oecGXAeF
>>23
>ちなみに現在安全なものとして消費されている主要な食品の多くは、
>ある一定の安全基準をクリアしているものなんでしょうか

窒息しにくくするための安全基準、というのは現在のところ特にないのではないでしょうか?
自社基準として設けているところはあるかもしれませんが。
相対的危険度を算出する研究をするなら、そういった基準設定から必要ですね。
考慮しなければいけない要因が多岐に渡りすぎていて、とても難しそうです。

最後のご質問に関しては、だいたいその通りです。
食品の持つハザードを排除するのに、他の食品との比較を「絶対条件」にする必要はないと私自身は考えています。
それはこんにゃくゼリー規制派も一応同じ考えなのだと思います。
だからこそ相対的危険性を算出し分析したところで、こんにゃくゼリーの持つリスクの絶対量をなくすこと、
究極的には販売禁止が良い、という論に影響はないのではないかと思います。
でもこの辺は、本当はちょっと自信がないです。
ここをいろいろ突っ込まれたら、私はたぶん論破されますw
結局のところやっぱり、「なぜこんにゃくゼリーだけが?」がわからないと・・・ということになります。

てことで、「なぜこんにゃくゼリーだけが食品窒息事故の悪玉にされたか」という命題で
ちょっと考えてみたいと思います。
26朝まで名無しさん:2009/04/14(火) 00:09:25 ID:3Muenj/a
まずは、こんにゃくゼリー問題はどのような経緯を辿ってきたのか、
消費者運動や消費者行政とも絡めながら書き出していきます。

1995年〜2006年まで

判明しているこんにゃくゼリーによる事故で一番古い記録は、1994年6月です(死亡事故ではない)
95年7月と8月に死亡事故がそれぞれ起き、国民生活センターに報告されました。
センターは即座に原因究明のための調査を開始し、同年10月16日、緊急速報として事故情報を公表しました。

95年〜96年は事故が特に多かった期間であり、死亡事故が6件、
死亡まで至らなかった事故を含めれば30件を超える事故情報の提供がありました。
こんにゃくゼリーの登場とヒットで新規参入する業者が増え、
明らかに子供をターゲットにした商品もありましたし、
今のような窒息に対する安全対策が全くと言っていいほどとられていませんでした。

国民生活センターは商品テストの結果を公表し、業界団体や農水省に安全対策を求めます。
具体的な期間や内容は覚えていないのですが、この頃、マスコミもセンセーショナルに報道していたと思います。
この報道によってこんにゃくゼリー問題が社会問題となりましたので、これは重要なポイントの一つだと思います。
社会問題化した後、俄か参入のメーカーの多くが製造から撤退します。
最大手のマンナンライフなど、残ったメーカー数社は農水省の指導に従って商品を改良し、
消費者の方でも危険性が広く認知されたことで、事故の報告は減少し、死亡事故はしばらく途絶えます。

消費者運動家である原早苗氏は、95年のこんにゃくゼリー問題が起きた当初から今日に至るまで
行政がメーカーに対し強制力を持って問題解決に当たれるシステム作りを求めて活動されてきました。
消費者庁設立構想が生まれるきっかけの一つであり、こんにゃくゼリーが象徴的に扱われていると言われる所以です。

(続く)
2726:2009/04/14(火) 00:13:23 ID:3Muenj/a
◆2006年、国民生活センターはこんにゃくゼリーによる重篤事故情報の提供を受け、
9年ぶりに注意喚起を出します。
この頃にはこんにゃくゼリー問題は世間ですっかり沈静化していましたから、
再び新規参入するメーカーが増えており、各社の商品の安全性は大きくばらつきがある状態になっていました。

◆2007年、死亡事故が2件センターに報告され、6月にセンターはこの2件の商品名と事業社名を公表しました。
事故後の対応が不十分であったためと説明してあり、これはとても「異例」のことです。
そのうちの1件は伊勢市学童保育での事故で、提訴することも公表されました。
再び社会問題としてマスメディアも批判的に取り上げました。
10年経っても危険な現状が全く変わっていないと、消費者団体の間で消費者庁構想を実現化する機運が高まりました。
主婦連合会などが首相などに宛てて、こんにゃくゼリー販売禁止の申し入れをしています。

9月、業界3団体が事故再発防止策として共通の警告マークを作りました。
もし事業者が事故情報を入手した場合、即座に3団体へ情報を上げるという取り決めもしました。

11月、自民党の消費者問題PTが格上げされ、消費者問題調査会が設置されました。
ここから消費者庁設置について自民党が本格的に動き出しました。

(続く)
2826:2009/04/14(火) 00:16:13 ID:3Muenj/a
◆2008年2月、初の消費者担当大臣(岸田文雄氏)が就任しました。
内閣に消費者行政推進会議が発足し、有識者らの視点から消費者庁設立が議論され始めます。

3月、消費者庁設立が正式に福田首相(当時)によって宣言されました。
4月、学童保育事故の遺族が岸田大臣に面会し、消費者目線の行政を訴えました。
5月、同人、福田首相に面会し、消費者庁の早期設立を要請しました。
8月、野田聖子氏が消費者担当大臣に就任しました。

8月12日、兵庫で祖母の与えた冷凍蒟蒻畑で脳死状態となった男児の父親が、マンナンライフに電話で事故を通知します。

9月5日、学童保育事故の訴訟が、メーカーが賠償金を支払うことで和解が成立しました。
9月9日、福田首相出席のユニカねっとシンポジウムにて、兵庫の事故が報告されました。
これを受けて国民生活センターは事故の調査を開始します。
9月12日、福田首相、太田農水大臣と野田消費者担当大臣に、こんにゃくゼリー事故防止対応策を指示しました。
9月20日、兵庫の事故男児が死亡しました。

9月29日、国民生活センターは、兵庫の事故の商品が蒟蒻畑に間違いないか、マンナンライフに確認をとります。
9月30日、国民生活センター、兵庫の事故及び商品名と事業者名を公表します。
農水省は業界3団体に対し、10月3日までに事故防止策を取りまとめるように指示しました。
この日からしばらく、ユニカねっとを始めとする多くの消費者団体、遺族、政党から、
こんにゃくゼリーの製造販売を中止する声明や、政府に対する申し入れが相次ぎ、マスコミは批判的に報道し、
ネットでも大騒動になります。

(続く)
2926:2009/04/14(火) 00:19:36 ID:3Muenj/a
◆10月2日、野田大臣、マンナンライフを呼び、事故防止策と商品自主回収を要請しました。

10月3日、業界3団体、警告表示を大きくするなどの事故防止策を取りまとめ、農水省に提出しました。
10月4日、マンナンライフが業界3団体に、8月12日の時点で受けた事故情報を報告していなかったことが報道されました。

10月4日、マンナンライフ、野田大臣より要請された事故防止策に対応するには時間がかかるとして、製造中止を決定しました。

10月10日、自民消費者問題調査会、こんにゃくゼリー規制法案を議員立法で今国会に提出する方針を決定しました。
10月16日、各省庁の担当者が集まり、こんにゃくゼリーの事故再発防止策について取りまとめました。
11月26日、マンナンライフ、事故防止策への対応を終え、製造出荷を再開しました。
12月1日、ユニカねっと、マンナンライフに対して製造販売自粛を要請しました。



とりあえずこんな感じで現在に至ってます。

30朝まで名無しさん:2009/04/14(火) 09:44:49 ID:ULlztkix
>窒息しにくくするための安全基準、というのは現在のところ特にないのではないでしょうか(>>25)?

これが無いとするなら、やはり個々の製品に対する危険性の公表や規制の勧告などは
どうしても恣意的にならざるを得ないということですね。
リスク管理とは食品の窒息事故に限らず、ありとあらゆる分野でおこなわれているはずなので、
使い勝手の良い標準化のための方法があるのかと思いました。
私のような素人は楽観的過ぎるのでしょうし、
もちろんベネフィットひとつをとっても、生活必需品のベネフィットと嗜好品のベネフィットを
同列にして語れない、数値化が難しい、などの問題もあろうかと思いますが。
しかし、これを理由に、ある程度の恣意性は仕方ない、と政治家や役人が
悪い意味で開き直るのなら、それは非常に危険なことのように思います。
これでは政治家のさじ加減ひとつである製品が規制されたり、
比較的少数の、しかし「声の大きい」人たちにとってのみ非常に有利な状況が生まれはしませんか。

(続きます)
31朝まで名無しさん:2009/04/14(火) 09:49:13 ID:ULlztkix
また、どの製品にもリスクはあるのだからそれを公表するという方針(この場合公表や「喧伝」の規模が問題になると思いますが)、
現在使えるデータも十分でないし、網羅的な調査などやっている暇も金も確立された方法論もないという一種の不可知論は
恣意性を正当化するには十分な説得力はもたないのではないか、というのが私の考えです。
極論すれば、こんにゃくゼリーだけを規制する合理的根拠は必要ない、ということになると思うからです。
「多くの犠牲者が出ている(要するにある一定のリスクが存在する)」というのを根拠らしきものとして政治家は述べていますが、
そもそも「多い」「少ない」という概念は何か別のものとの比較なしには成立し得ない概念ではないのでしょうか。
何に対して「多い」のか? 無意識的にしろ他の食品とラフに比較をしてではないのでしょうか?
しかし、その比較をこんにゃくゼリー擁護のために使おうとすると、
厳密な比較は難しいから棄却、という論になるのは不公平なダブルスタンダードではないでしょうか。
相対的な評価を捨てて、オールオアナッシングにすれば、窒息リスクのない食品はこの世にないわけですから
それこそ全てのあらゆる製品が規制や改良勧告の対象となるべきで、またもや「なぜこんにゃくゼリーだけが?」という最初の疑問に辿り着きます。
「ひとつひとつやっていくいかない、今回は運が悪かったのだから諦めろ」、では企業のみでなく消費者も納得できません。
これは「なぜこんにゃくゼリーだけがノーリスクを課せられたのか?」以前の問題です。

>>25さんに食ってかかっているように見えるかもしれませんが、意見を述べているだけですのであしからず。
32朝まで名無しさん:2009/04/14(火) 10:28:51 ID:3Muenj/a
>>30
>これが無いとするなら、やはり個々の製品に対する危険性の公表や規制の勧告などは
>どうしても恣意的にならざるを得ないということですね。

国民生活センターの場合になりますが、センターには商品の危険性や事故例を公表するにあたって、一つの基準があります。
明文化されているかはわかりませんが、何かの委員会でのセンター職員の発言から簡単にご説明すると、

まず公表の目的は、予防策の一環であること。次の事故や被害を防ぐためです。
寄せられた情報を分析し、被害拡大が予想されると判断されればすみやかに公表して注意喚起する。
通常の流れでは、どんな製品でどのような被害が起こったかを公表し、商品名や事業者名は伏せます。
次なる被害を防ぐのが国民生活センターの重要な役割です。
注意喚起と同時に、調査に入ります。聞き取り調査、現地調査、商品テスト、専門家からのヒアリング等を通し、
事故原因の究明、事故と商品の因果関係などを明らかにしていきます。
その結果、商品の明らかになった問題点をメーカーに通知、改善策を提示し、改善を要請します。

リスク管理も商品設計におけるものと化学物質やITセキュリティの分野などでは
当然方法や考え方も違い、私も詳しくはわかりませんが、
恣意的、という言葉を思いつき的思考の意味で使用されているのであれば、
現場はもっと厳格に、基準の根拠を自信を持って示せるほどに研究を重ねた上でやっているはずです。
商品開発は、だから時間がかかります。

>これでは政治家のさじ加減ひとつである製品が規制されたり、
>比較的少数の、しかし「声の大きい」人たちにとってのみ非常に有利な状況が生まれはしませんか。

これからの未来の話になりますね。
消費者庁設立はもうほぼ決まったようなものです。
関連法案などからどのようなことが予想されるか、一緒に考えてみましょう。
とりあえずお時間のあるときに、消費者安全法案を一度読んでみてください。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g17005003.htm
33朝まで名無しさん:2009/04/14(火) 10:59:07 ID:3Muenj/a
>>31
規制派の思考は私も完全には理解はできていません。
比較、相対化は私は絶対要件ではないと思いますが、否定はしませんし、
一つの評価方法としてあってもいいものです。

私の意見は、いくら相対的にどうだ、データがないからどうだ、
と危険性の合理的説明を求め、納得できる危険度を基準にした行動を望んでも、
規制に動いている人々にはそれは通じない言葉ではないか、ということです。
あと、この事態というのは単に「危険だから」という根拠だけではもうないです。

一つは、事故防止要請に対する業界、メーカーの反応が鈍いこと(私がそう考えてるわけじゃないですよ、念のため)
一つは、農水省が業界擁護の対応をしてきたこと。
一つは、これが10年以上も懸案されてきたすき間事案であること。
一つは、消費者庁設立のきっかけになっていること。

消費者庁設立後、重篤な事故が次に起これば、長年の念願だった
こんにゃくゼリーの規制がようやく行えるわけです。

こんにゃくゼリーだけが、の答えが片鱗だけ見えてきた気はします。
34朝まで名無しさん:2009/04/14(火) 12:22:35 ID:ULlztkix
>恣意的、という言葉を思いつき的思考の意味で使用されているのであれば、

恣意的という言葉は>>30-31のレスでは国民生活センターというより政治家を意図して使いました。
「科学的根拠を欠く」という程度の意味です。
政治戦略的に政治家にとって合理的でも科学的根拠を欠いたらやはり私の使い方からいえば恣意的です。
「ゼリーだけを規制し、もちやアメを規制しない合理的な根拠は見つかりにくい」(厚生労働省)
という見解も大体同じようなものではないでしょうか。

国民生活センター内のものとはいえ、製品の危険性を公表する以上、
基準があるのであれば、それを明文化してなんらかの形で国民の手に届きやすいところにオープンにしてほしいと思いました
(私が知らないだけかもしれませんが)。
でないと、国民は自らの判断や思考のための材料を与えられていないということなので。

不勉強で消費者安全法案は読んでいませんでした。今度読んでみます、ありがとうございます。

>>33を読みますと、こんにゃくゼリーは運悪く
消費者庁設立のためのいわば人身御供のような立場になってしまっている可能性があるということでしょうか。
こうなるとおっしゃるように、スレの最初のほうの議論とは次元が違ってきますね。
なにかの記事で消費者庁設立に批判的な役人の話を読んだ気がしますが、ちょっと内容を忘れました。
35朝まで名無しさん:2009/04/14(火) 16:26:08 ID:3Muenj/a
>>34
これのことですかね?
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/211602/

この記事だと反発してるのは主に農水省の中の人ですが、
こんにゃくゼリーの時もそうなんですが、
農水省の食品被害に対する対応は酷すぎるという定評がありますしね。
毒米のときなど野田大臣から厳しく批判されながら大臣の要求に応えなければいけませんでしたからね。
消費者庁に反発するのもさもありなんという感じです。

>こんにゃくゼリーは運悪く
>消費者庁設立のためのいわば人身御供のような立場になってしまっている可能性が

運が悪いというのかわかりません。なるべくしてなのかもしれません。
また国民生活センターを持ち出してすみませんが、>>32で事故公表について、
>通常の流れでは、どんな製品でどのような被害が起こったかを公表し、商品名や事業者名は伏せます。
と書きました。センターとしては被害防止できればいいので、普通は商品名も事業者名も伏せるのです。
再発防止策を蹴って販売を続けるとか、企業に商品の改善努力が見込めない場合、商品名と事業者名の公表をして
消費者に特定商品への強い注意を促すもので、これはめったにあることではありません。
めったにないことが3件も起こったのが、こんにゃくゼリーです。
(2007年:エースベーカリー、下二田物産、ハーベスト、2008:マンナンライフ)
確かにマンナンライフにしても、私から見ても釈然としない行動はあるのです。
消費者運動家や政治家、国民生活センターなどの目から見たら、
「こんにゃくゼリー業界はどうしようもない業界」と見えているかも知れません。
どうしようもない業界なのに、行政は強い指導をすることができない。
こんにゃくゼリーに対する悪い心証というのも、マイナスに働き続けたのではないでしょうか。
36朝まで名無しさん:2009/04/15(水) 16:52:51 ID:JDskSwfg
>>21からの宿題で、野田聖子氏の「あの行動」について考えて見ます。

野田聖子氏は自民党消費者問題調査会のメンバーで、現在NO.2あたりの地位にいる方です。
内閣においては現在、特命担当大臣(科学技術政策・食品安全)、宇宙開発担当大臣、
消費者行政推進担当大臣を担当しています。
消費者行政推進担当大臣とはもう名前の通りなのですが、
首相の命を受けて、消費者庁(仮称)設立を実現するため、その準備や推進をしていく役職です。

2008年10月2日、野田大臣は内閣府にマンナンライフを呼び、
事故再発防止策と商品自主回収の要請をしました。
正しく認識しなければいけないのは、野田氏が行ったのは「要請」であって「命令」ではありません。
命令できる権限も勝手に規制できる権限も持っていないので、要請に留まりました。

なぜ野田氏は、自身が直接マンナンライフにこのような要請をしたのか。
これは消費者庁と関連法案の運用シミュレーションとしての意図が大きかったと思います。
事故発生の情報を入手→情報を公開して注意喚起→メーカーへ事故防止措置の勧告、
と、成立前の新法案である消費者安全法の流れに沿った動きだからです。

消費者庁が実際にできれば、このような手順で行政は動きますよ、というアピールです。
消費者庁構想はいまいち国民に浸透していませんし、支持団体は民主党案との間で揺れています。
こんにゃくゼリーは支持団体の間では長年の懸案事項です。
政府案を具体的にパフォーマンスして見せるのにこんないい機会はないですし、
むしろここで黙って成り行きを見ているだけでは、政府案の支持を失いますから何らかのアクションは必要でした。
現実に、野田大臣に対して複数の団体・政党から申し入れが来ていますから。
だからこそ大臣自らが直々に要請をし、その場にテレビカメラまで入れました。

ちなみに支持団体とは、ユニカねっともそうですし、日弁連など消費者行政の一元化実現を求めている
多くの団体をここでは指しています。
ねじれ国会の中で政府案を有利に持っていくためには、まず各政党への影響力も大きい彼らの支持が必要になってきます。
その面では野田氏のパフォーマンスは大成功だったと言えます。
37朝まで名無しさん:2009/04/15(水) 19:17:17 ID:qHlPggq3
野田聖子氏が浪速製菓から献金を受け取ってる問題も軽視は出来ないわけですが
38朝まで名無しさん:2009/04/15(水) 19:48:50 ID:Ne7t/qUf
>>35
そうです、その記事でした。ありがとうございます。
農水省というのは、伝統的に業界寄りで消費者には冷たい対応をしていたんでしょうか。

>確かにマンナンライフにしても、私から見ても釈然としない行動はあるのです。
これは具体的にはどういう点ですか?
業界に事故報告をしなかったのは知っています。
それが記事になったときのマンナンライフの品質保証室のコメントも誠実ではありませんでしたね。
例えば90年代におこなわれた改良なども、迅速とはいえなかったのでしょうか。
ここらへんはあまりネット上でも検証されていないような気がします。

一連のこんにゃくゼリーに対する規制の動きは理不尽だという
結論は多分今後も変わらないとは思いますが、
今後はできるだけ色眼鏡ははずして物を見てみたいと思います。
39朝まで名無しさん:2009/04/15(水) 21:20:18 ID:JDskSwfg
>>38
>農水省というのは、伝統的に業界寄りで消費者には冷たい対応をしていたんでしょうか。
高度経済成長と比例するかのように日本の第一次産業は衰退していってましたから、
農水省が産業寄りの考え方に傾くのは仕方のない面もあったかもしれません。
今国会で参考人招致された消費者運動家の原早苗氏は、
こんにゃくゼリーの問題は農水省が管轄していたことが大きいのではないか、
と述べられています。

>私から見たマンナンライフの釈然としない行動
業界の事故報告にも関連しますが、この事故についての国民生活センターへの対応したときの状況です。
自社製品の事故情報に対して、少し関心がなさすぎるのではないかな? という印象が拭えません。
引用しようかと思ったのですが、長いので本文をお読みください。
4ページ目あたりに国民生活センターが事故情報を入手してから公表するまでのくだりが説明されています。
http://www.consumer.go.jp/seisaku/shingikai/anzen/shokuhin2/file/081010_gijiroku.pdf
できれば、お時間のあるときに全文お読みになるといいと思います。
前述の原早苗氏も参加されていて、95年当時に農水省と折衝したときのことなど、興味深い話が見られます。

>一連のこんにゃくゼリーに対する規制の動きは理不尽だという
>結論は多分今後も変わらないとは思いますが、
>今後はできるだけ色眼鏡ははずして物を見てみたいと思います。

私も全く同意です。
ネットではマンナンライフをただただ擁護し、規制派や遺族批判などは飛び交っていますが、
客観的・現実的な検証や事実に基いた考察がほとんどされていないのは、
マンナンライフやこんにゃくゼリー全体にとって不幸なことだと思っています。

40朝まで名無しさん:2009/04/15(水) 22:22:08 ID:JDskSwfg
>>37
おっとあなたのレスを見逃してしまいました。

それについては、事実関係がはっきりしていなかったはずですが。
>>36のような推論は推論であるが故に、できるだけ事実をもとに組み立てたいと思います。
別のどなたかの推論を自分の推論の根拠として使用するのは控えさせていただきます。

そういった献金や利益誘導は本当にあったのだろうか、
あったとして蒟蒻畑販売中止要請に対する影響はあったのだろうか、
そういった「議論」であれば、力不足かもしれませんがお付き合いできるかもしれませんので、
どうぞよろしくお願いいたします。

41朝まで名無しさん:2009/04/16(木) 13:38:32 ID:ln5BIJ9t
>>36
飛躍が少なく事実に基づいた堅実な推論ですね。そして真実に近いんじゃないかと思います。
私はただの聞き役になってしまうと思いますが、続きを楽しみにしています。
ところでその野田聖子氏の行動ですが、テレビカメラを入れるなどしている点からして
大多数の国民の支持は得られるという算段だったんでしょうかね。
私の意見では、あの行動の根拠の説明がとにかく足らないように思います。
納得できるかできないかは別として、野田氏による説明が足らないんじゃないかと。
彼女がいつも口にするのは「こんにゃくゼリーは危険」という結論部分のみだと思います。
これは主にネット上で反発があってからもなので、不思議に思います。

>>39
資料どうもありがとうございます(今のところ未読ですが)。
マンナンライフの行動も客観的に評価していかなければ、
本当の意味での擁護も批判もできないわけですよね。
私は窒息事故発生率・発生件数だけを見ていましたが、
それだけでは分からないマンナンライフの落ち度などもあるのかもしれませんね。
42朝まで名無しさん:2009/04/16(木) 21:23:47 ID:ZxukDwRE
今NHKで消費者庁年内にも発足というニュースやっていた

クレーマーを受け入れた公的機関の役割が消費者庁に移譲
省庁の不適切な対応だったら消費者庁が勧告
消費者委員会が消費者庁を監視
など

地方くるめて公的機関の役割吸い上げていって
ますますクレーマー団体と弁護士と政治家の思うつぼになりそう。

蒟蒻ゼリー販売禁止を求めるメンバーの一員阿南久女史が顔出して喋っていた。
43朝まで名無しさん:2009/04/16(木) 23:50:25 ID:fg4RNbL2
>>41
>テレビカメラを入れるなどしている点からして大多数の国民の支持は得られるという算段だったんでしょうかね。

消費者問題を政治家としての専門分野に選んだ野田氏らが、消費者被害を勉強していく過程で
バイアスの問題を生じていったことは多分に考えられますね。
それは去年の事故後の消費者問題調査会における河野太郎氏の
「子供が食べたら死ぬようにわかるようにせよ」という発言からも窺えます。
ただ今も全く同じ調子なのかというと、
批判を受けたことや省庁から難色を示されたことでかなりトーンダウンしていますね。
これからは産業を無闇に萎縮させることのないような慎重な行動を望みたいところです。

>私の意見では、あの行動の根拠の説明がとにかく足らないように思います。

野田氏にしてみると、なぜ説明が必要とされるのかがわからないのではないでしょうか?
テレビカメラを入れるという行動、ちょっと悪い表現を使いますが、
それはつまりマ社幹部を悪徳業者として映す、自分を消費者の味方として映す、
そういう演出意図がないと普通はしないんじゃないでしょうか。
悪徳業者を懲らしめる正義の行動に、なぜ説明が必要なの、と。
ただ野田大臣の中にも政治的パフォーマンスだけでなく、一国の消費者担当大臣として被害拡大を防がねばという
純粋な使命感のようなものは一定量あったと思います。
かといってとても評価できる行動ではなかったですが。

>私は窒息事故発生率・発生件数だけを見ていましたが、

統計数字は印象操作やトリックを用いた嘘がいくらでも可能で、科学的データというだけで多くの人は簡単に信じてしまいます。
Gigazineの作った間違った危険度ランキングを見るまでもなく、発生率や事故数だけに囚われるのはやはり危険だと思います。
野田大臣らが抱える内面的問題点も、結局問題対象を多面的に眺めることができていないからではないかと思います。

ただ現在、消防を使って窒息事故の食品なども含めた症例等の情報収集をしているらしいです。
項目設定が適切か、慌しい現場がどれだけ正確なデータ収集ができるのか難しい面があるものの、
来年度あたりに調査結果を見ることができるかもしれません。
44朝まで名無しさん:2009/04/16(木) 23:58:29 ID:fg4RNbL2
>>42
可決しましたので年内発足しますね。

消費者庁の評価はどう運用されるか次第ですが、
必ずしもクレーマー天下にはならないと思います。
クレーマー天下にしないためにも、
もう少し国民の関心があった方がいいと思うのですが・・・
45朝まで名無しさん:2009/04/17(金) 10:05:25 ID:4XYouYIE
>>43

>野田氏にしてみると、なぜ説明が必要とされるのかがわからないのではないでしょうか?

国民の賛同が得られると考えていたなら、最初はそうだったかもしれません。
けれどもネット上では規制反対の署名活動がおこなわれたり、産経などの一部のマスコミはだんだんと
野田聖子氏に批判的な論調を展開していましたね。
そういう状況は野田氏も知らないはずはないと思うのですが、それでもなおかつ
彼女の口からはロジックが語られることがほとんどなかったように思います。
批判の声を反映してか、「餅は危険だということが一般的に知られている」という発言が一応出ましたが、
とにかく論理的な説明の量が不足しすぎだと思います。
しかしその割にパフォーマンスは派手でしたし、こんにゃくゼリーは危険だという結論部分のみを
語るという行為は地味に継続しています。
彼女の行為に対する批判の多くは、根拠が納得できないということではなく、
根拠が十分に説明されていないという事実に向けられているのではないでしょうか。
「本当にちゃんとしたロジックがあったのか」という疑念が、安易で根拠薄弱な陰謀論を生み出す
ひとつのきっかけになったように感じます。


>Gigazineの作った間違った危険度ランキングを見るまでもなく、

……あの…私はGigazineレベルの話をしていたつもりはないんですが。
46朝まで名無しさん:2009/04/17(金) 14:43:04 ID:CUqx9Q66
>>45
10月10日に行われた記者会見において、
「餅との対比は常に言われることなので答えを見出せるように検討する」というようなことを言っています。

つまり、ロジックが完成していないので説明できません、というのが回答になるかと思います。
餅に限らず、他の食品窒息事故についても慌てて調べさせたりしているので、
本当に今までそういったことは考えずに、知識として得た内容をそのまま真実として信じていたのだと思います。

>「本当にちゃんとしたロジックがあったのか」という疑念が、安易で根拠薄弱な陰謀論を生み出す
>ひとつのきっかけになったように感じます。

なるほど、野田大臣の安易な行動の反響を考えるとそうですね。
大臣が野田氏ではない別の議員であっても、何らかの指導(カメラを入れるまではしなかったかもしれませんが)は
行われただろうと思います。
あの時大臣が誰であれ、無策でいることは私にはちょっと考えられません。
ネットで叩かれなかったかわりに、消費者庁推進の支援団体から非難され、
そして野党から激しく追及されたことでしょう。
野田大臣は最善の対策を検討するよりも、よく考えもせずパフォーマンスに走りすぎてしまったのでは、と考えます。

>……あの…私はGigazineレベルの話をしていたつもりはないんですが。

間違った加工をされて流布したデータを多くの人がそのまま信じてしまい、そこで安心して思考停止してしまった人も多いのではないかな、
とその当時から残念に思っていたことが頭をよぎってつい書いてしまいました。
申し訳ありません。

47朝まで名無しさん:2009/04/18(土) 02:59:44 ID:PQmzo0FO
コテかトリをつけて欲しい
48朝まで名無しさん:2009/04/18(土) 10:10:13 ID:nzw2v3bz
>>46
少し付け加えますが、「窒息事故発生率だけを見ていた」というのは、
上のレスであるように、野田氏が自らの行為の根拠もロジックも示さないため(示せない?)、
とりあえず確実なデータとして重要視していたという意味で、
それだけを絶対の判断基準にすべきだという意味ではありません。
網羅的な調査などできなくても、あの時点で最善のデータは示せたはずだと思います。

それと、比較に基づいたデータの重要性をある程度認めつつも
それを「危険」だとするあなたの意見にも未だにあまり納得はしていません。
また、その主張は、より有力な別の判断基準を明示した上でなければ
それほど説得力をもつものとも思えません。
ただ、これについては多分十分話したと思いますしループになると思うのでレス等結構です。
意見が違う、ということがハッキリしただけで十分な気がします。
いろんな意見があって当然ですから。
49朝まで名無しさん:2009/04/18(土) 11:05:15 ID:ArAslBuG
>>48
網羅的な調査はないわけですが、あの時点で最善のデータとしてあげられるのは
国民生活センター等から公表された商品テスト結果等ではないかな、と思います。
もちろんそれで納得できないのは承知ですしそれでいいのですが、
提出されたテスト結果についてもっと検証されてもいいのではないかな、と思います。

私は、他食品との比較データ「だけ」を判断基準にしてしまうのは危険という考え。しかしデータ有用性は認めている。
あなたは、他食品との比較データを示すのは必要であるという考え。しかしそれ以外のデータの有用性も認めている。
実はそれほど対立する意見でもなく、一定の共通認識や新たな視点が生まれたという点で、
議論の成果としては上々だと思います。

>>47
コテ・トリについてはしばらく様子を見ます。
この参加人数ですと、ロムされている人からはわかりにくいのかもしれませんが、
自分としてはあまり必要性を感じられないもので・・・
参加される方が増えればもちろんつけますし、それを望みます。

50朝まで名無しさん:2009/04/18(土) 23:09:37 ID:+SGj48SQ
野田さんのあの蒟蒻ゼリーのパフォーマンスがなかったら、
消費者庁設立過程を見る国民の目は違ってたと思う。
まあ無事可決されたし結果オーライか?
頭良い人には全然みえないけどこれも実績のひとつになるんだろね。
51朝まで名無しさん:2009/04/19(日) 02:57:55 ID:MirY5tYG
こちらもよろしく

こんにゃくゼリー問題議論スレ
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news2/1239269067/
52朝まで名無しさん:2009/04/20(月) 19:21:31 ID:8Ky+OGH7
遅くなりましたが、>>38の資料読みました。
おっしゃるようにマンナンライフや業界そのものの取り組みに関して疑問符はありました。
マンナンライフに関して言えば、国民生活センターに確認できている事故情報は0件だと答えた点や、
業界全体としてみたら、注意表示などはもっと早い時期に徹底的におこなわれても
良いのではないか、という点です。

ただ、全体を読んでみて最も印象に残ったのは、議論のレベルがそれほど高くないように感じられたことです。
その文書に収められているのは日本という国のこんにゃくゼリー対策の最前線なんでしょうが、
驚くほどプリミティブなところにとどまっている印象を受けました。
ネット上の議論はもちろん玉石混交でなかにはしょうもないものも含まれますが、
基本的なところではそう変わらないレベルでの議論だと思いました。
例えば大きさや弾力などの物理的性状と安全性の関係は極めて大雑把にしか把握できていないようですし
(このような現状でソフト化を「改善」と呼ぶのも厳密な意味で間違っていると思います)、
よくネット上で言われる「餅はどうなんだ」という議論、こういった素朴極まりない話題が
こういう最先端の議論を納めたはずの文書でも出てきていて、しかも「もちとどう違うの
かという話を始めとして、そもそも何が原因かもよくわからない」といった発言があるということ自体にため息が出ました。

「絶対に次の死者は出さないでほしい」というのは、
こんにゃくゼリーに限らず、あらゆる食品について無理だと思います。
なぜ専門家と呼ばれるようなレベルの高い(と思われる)人たちが集まっている会合で
絵に描いた餅のような発言があるのか、という気がします。
ただ単に意気込みを語っただけでしょうか。
期待が大きすぎたのかもしれませんが、がっかりしたという感想が主です。
53朝まで名無しさん:2009/04/21(火) 09:17:38 ID:wcCwqEuq
>>52
国会議員などが参加した会議ではもっと酷いことになっていたりします。
専門家、という言葉を読んで考えてみましたが、この会議のメンバーに専門家と呼べるような素地を持った人はいないんじゃないでしょうか。
省庁関係者は主に、食品の「衛生」や「表示」に関する専門家です。
その他の人は、消費者被害の有識者です。
食品窒息事故に対する俯瞰的な科学的知見は行政の中に今までなかったので、これから研究されます。

こんにゃくゼリーは消費者被害を引き起こす欠陥商品として扱われ、ノーリスク商品にすることが目下の課題です。
その結論に至るまでの議論というものは、現在まで一度もなかったと考えられます。
なぜ数ある食品の中でこんにゃくゼリーだけを、の科学的根拠がはっきりしないまま、
いかにして行政がコントロールできるようにするかの対策作りばかりが検討されてきました。
それに疑問を持った多数の国民の間でも、「悪者探し」「犯人捜し」が目立ち、
一歩踏み込んだ議論まではあまり起こらず、継続もされませんでした。
そしてこんにゃくゼリー問題は消費者庁に引き継がれ、次の事故が起これば販売中止命令も可能です。
あらためて私は、こんにゃくゼリーを取り巻くこの状況は不幸だと思います。

54朝まで名無しさん:2009/04/22(水) 16:24:19 ID:nAO88n0n
偉い人たちには消費者を納得させられるロジックがなく、
2ちゃんねらは憶測だけで突っ走って「犯人捜し」、
感情だけで突っ走って「悪者探し」………
55朝まで名無しさん:2009/04/23(木) 01:23:35 ID:N8DJeNYj
製造物責任法から見たこんにゃくゼリー問題を考えてみます。
現在までの事故で、この法律により示談・訴訟が行われたのはわかっているだけで5件です。
(マンナンライフ:訴訟で和解1件、係争中2件、エースベーカリー:示談1件、訴訟で和解1件)
決着のついている3件の全ての事例において、メーカーが製造物責任、つまり製品の欠陥を認めています。
自社製品の欠陥を認めながらそのまま販売を続けるということは通常ないですから、
当該製品を改良した上で販売を続けているか、製造中止になっています。

この製造物責任法による製品の欠陥とは、品質上の不具合を指すものではなく、「通常有すべき安全性の欠陥」です。
法的には過去に販売されていたこれらのこんにゃくゼリーは、確かに安全性に問題のある製品だったということになります。
この法律によった紛争結果が現在に与えた影響は、無視できない程度にあるかと思います。

現在係争中の2件における当該製品(蒟蒻畑)は、2000年に容器の改良(ハート型カップ)、
2007年に表示の改良(業界共通の注意表示)がされたものです。
さらに事故を受けて、2008年11月に、物性の改良、注意表示の大幅な改良が行われました。
80代女性の事故の訴訟については、介護・医療の専門知識が必要になってきそうなので
こちらは詳しい方にお譲りします。
1歳男児の事故の訴訟ですが、まず表示上の欠陥が認定される可能性はかなり濃いと思います。
その他の物性や形状などの商品設計部分の欠陥は、原告側がどのように立証してくるか、
マ社がどのように反駁するかで結果が変わってきそうに思います。

賠償自体は、このケースの場合使用者の過失も大きいと思われるので、相当額が過失相殺されると思いますが、
もし商品設計上の欠陥が認定された場合、当該製品の販売をそのまま続けることは難しくなるかもしれません。
56朝まで名無しさん:2009/04/23(木) 08:04:34 ID:xqEMMfRu
素人考えですと、注意表示が十分かどうかの判定は主観的になりそうで難しいような気がします。
私の主観では2007年での表示改良時点で十分な気がしますが、もちろん誰もが納得するものでもないと思います。
野田聖子氏の「餅は危険性が一般的に認知されている」という発言は
大臣ともあろう人が考え抜いた上で多くの人の前で言ったにしては全く情けないとは思いますが、
こんにゃくゼリーの危険性は物性などに起因するものだけでなく、
危険性の認知の不徹底も含んだものとすれば、
あくまである程度ではありますが、それなりの意味がある発言と考えるようになりました。
1歳男児の事故の訴訟は、最初は使っていなかった「半解凍」という言葉が使われだしましたね。


>もし商品設計上の欠陥が認定された場合、当該製品の販売をそのまま続けることは難しくなるかもしれません。

では、結果次第では今後新たな事故が起きなくともこんにゃくゼリーは消えるということですね。
57朝まで名無しさん:2009/04/23(木) 15:27:56 ID:N8DJeNYj
>>56
表示上の欠陥に関しては、行政指導を受けたことも傍証になり得ますし、
それを受けてマ社が最初自主的に示した防止策が、表示の改善でした。
一時製造中止をして表示の大幅な改善をした上で再販売されているので、
現状ではマ社自身が表示上の欠陥があったことをほぼ認めている格好です。
原告側の立証材料が豊富であることに対し、マ社は有効な反論材料が少ないと考えられます。

マ社がどのように提訴を受け止め、どのような戦略を立てているのかは推し量れませんが、
表示上の欠陥のみをあえて認め、事故との因果関係をそこだけに留めて和解成立に努めるのが
コスト的には最善ではないかと思われます。
もちろん原告はあくまでも商品設計段階での欠陥を強く主張しているので、ここは大きな争点になるでしょう。

>では、結果次第では今後新たな事故が起きなくともこんにゃくゼリーは消えるということですね。

消える可能性があるのは裁判で対象となっている蒟蒻畑のポーションタイプだけですね。
PL法裁判で欠陥が認められたからと言って製造中止しなければいけないわけではないのですが、
・企業倫理的にそのまま売り続けることは考えにくい。
・次に事故が起こったとき、行政指導や行政処分が相当厳しくなる可能性がある。

もちろん製造販売中止ではなく、90年代当時のようにさらなる改良をして販売を続けるという可能性もあります。

余談ですが、森永が先日新発売したこんにゃくゼリー入りヨーグルトは
工場の人によれば、ほとんど宣伝をしなかったのに予想以上の売上、小ヒットだそうです。
この商品はこんにゃくゼリーというよりヨーグルト製品のカテゴリに入るのかもしれませんが、
蒟蒻畑でいうクラッシュタイプのようなパウチ型です。
これから新たにこんにゃくゼリーが商品化される場合、ミニポーションタイプは避けらることになるのでしょう。

(続きます)

5857:2009/04/23(木) 15:32:29 ID:N8DJeNYj
>こんにゃくゼリーの危険性は物性などに起因するものだけでなく、
>危険性の認知の不徹底も含んだものとすれば、

裁判においても争点の一つになるであろう重要な要素ですね。
件の大臣の発言は、そうおかしなものではないと最近は思っています。
また、餅(餅製品を除く)の場合はそれ自体が「食材」であり、焼いたり煮たり、
消費者が最終加工をして食すものであるのに対し、
ポーションタイプのこんにゃくゼリーは口に入れるところまで丁寧に設計された製品ですから、
設計者であるメーカーの責任というものは、餅よりははるかに大きいだろうと思います。

そうすると冷凍した蒟蒻畑はどうなるのか、加工じゃないかということになってきますが、
冷凍すれば明らかに物性が変化しますから加工なのだと思いますが、最近になって半解凍ということで、
もともとの物性が持っている危険性というものがやはり争点になるんでしょうね。
59朝まで名無しさん:2009/04/28(火) 19:23:47 ID:8N4DXV3B
思うに今回の件、「蒟蒻畑を食べさせた祖母(?)が検察に起訴されていない。」
事が一番の問題だと思うんです。
と言うのも、起訴されるべきか否なと言うのは「悪いかそうでないか」ではなく「法に触れる可能性があるかどうか」だと思うんですよね。
起訴されればもちろん刑事訴訟になります。
と言ってもその結末は本当に様々。実刑判決を受ける方もいれば酌量の余地ありとして執行猶予で済む方や、
なかには無罪の判決が出る方もいらっしゃるでしょうね。無罪判決が出たと言うのであればそれはそれでいいと思うんです。
必要な手順を踏まえた上で、「私は筋を通しましたよ。マンナンライフさんはどうですか?」と言う話であれば、
ここまで話がこじれる事はなかったと思うんです。ただ残念ながらそうはならなかったと・・・。
検察やマスコミ、政治家までが揃いも揃ってなあなあで済ませ、取るべき手順を誤ってしまった。
結果主義(?)によって省かれた手順は、刑事訴訟によってむしろ逆説的に守られる筈だった原告の名誉まで省いてしまった。
と言うのは考えすぎなんですかね?




60朝まで名無しさん:2009/04/29(水) 02:26:11 ID:gbi+df6q
>>59
家庭内で事故を起こした家族が刑事責任に問われないという「この国の司法の不条理」に対する感情については理解します。
「法律は家庭に入らず」という原則がこの国にはあります。もちろん悪質なものはきちんと法が介入しますが。
それについては今回の事故に限った話ではありませんから、こんにゃくゼリーとは切り離して議論されるべきものと考えます。
現状においては、今回の事故に限り起訴をすることの方が合理的な理由が見当たらなく、不条理になりそうですね。

また、本当に刑事責任相当の事故かどうかもきちんと精査されるべきですから、それを飛ばして
「起訴が当然必要」と頭から決めてかかっているのもどうかと思うのです。
それと、刑事責任と民事責任は全く別物ですから、分けて考えてください。

今回の提訴の原告は、男児の両親であり祖母ではないことも、きちんと認識しておくべきことです。

その上で、あなたの考える「一番の問題」とは何に対してなのか、
どこでどんな話がこじれているのか、
原告の名誉が省かれるとは具体的にどういったことを指しているのかを
補足していただけるとありがたいです。
61朝まで名無しさん:2009/05/01(金) 02:13:40 ID:fQHTbnmK
消費者団体と聞くと悪いイメージが浮ぶのですがなんででしょう
62朝まで名無しさん:2009/05/02(土) 20:50:40 ID:9OSLAthP
人権団体とか、市民団体とか、女性団体とか
子供の、…じゃない、子どもの権利を守るナンチャラ団体、とかねw
63朝まで名無しさん:2009/05/05(火) 04:32:20 ID:lc1i6KeC
>>61は結構真面目な質問なんですが分かる人いませんか
64朝まで名無しさん:2009/05/06(水) 13:13:08 ID:+/zQnQLj
自分の主観の問題を他人に丸投げして答えが得られると思いますか。
6559:2009/05/11(月) 17:52:57 ID:HxAb48pp
>>60 すいません返事が遅くなりました。
法治国家って言うのは何をやるにも手続きに始まり手続きに終わる・・・そういう物だと思っています。
今回の件。理屈だけなら「男児の祖母による過失致死」となっても全然おかしくない話ですからね。
なるほど法律は家庭に入らず・・・そう言う理由があったんですね。とは言え、それだけでまだ説明不足である様に思います。
59でも言った様に無罪なら無罪でいいと思うんです。付け加えるなら不起訴でもいいと思うんです。
が、逆を言えば、「じゃあ今回の祖母の過失(?)について、無罪なり不起訴なりで処理する事にする・・・
と言う手続きは一体いつの間に行われたんだろう?」とも思うんですよ。
断っておきますが起訴だ裁判だと言っても、「祖母を有罪にせよ」と言ってる訳ではありません。
ただ・・・何て言うんでしょうか・・・。
プロ野球ならクロスプレーの時、主審が「アウト」や「セーフ」と明言し、
かつその審判自らがそのジャッジの正当性を保障する・・・と言う至極当然の流れがありますよね?
今回の件は「祖母の過失(?)に関する裁判」と言う必要な手続きが行われなかったせいで、
プロ野球で言うところの「主審」が登場しなかった訳です。
TVか何かで専門家の方が話をしてるのは聞いた事がありますが、そんな物は野球選手のOBが外野席で愚痴をこぼしているのと大して変わりません。
あくまで第三者の意見・・・と言う意味においてです。
「第三者の意見」と「ジャッジ」では、仮に言ってる事が同じだったとしても、その意味や重さは全く別の物ですからね。
そのせいで「ああなるほど、男児の祖母は過失致死には当たらないのだな」と誰もが納得した・・・なんて事にはならなかったと・・・。
その事は、実際に掲示板等で原告側を批判してらっしゃる方も大勢いる・・・と言う事を考慮すればおわかりいただけると思います。
検察や政治家・マスコミがグルになって「男児の祖母や両親が結託してお金目当てで殺したとか言う、心無い人たちの誹謗中傷から男児の祖母を守る事」を諦めた・・・つまり「省かれた名誉」と言う言葉はここに起因する訳です。

6660:2009/05/12(火) 06:41:41 ID:s+Q2ZjN6
>>65
つまり原告が批判されているのは祖母が起訴されなかったことが原因であり、
それは、検察・政治家・マスコミの責任である、ということですね。

申し訳ないのですが、酷い責任転嫁でしかない、という感想しか持てません。
繰り返しますが、民事訴訟の原告は両親であって祖母ではないことを忘れないでください。
両親は両親なりの筋を通しているに過ぎず、検察が不起訴なのは現状では妥当としか言いようがなく、
マスコミは民間機関ですし、刑事裁判の問題でなぜ政治家がでてくるのか、なぜこの三者が結託していると思われるのか、
根拠が私にはさっぱりわかりません。

祖母が起訴されていたら、両親が民事訴訟を起こしても誰もがそれを納得して受け入れ、
祖母を誹謗中傷から守れたと本当に思うのですか?
それともそれは、祖母が「無罪」であった場合に限られるのですか?
これも繰り返しになりますが、刑事と民事は同列にするべきではなく、全く別々のものです。
どうも>>65では無罪になることが前提になっているようですが、有罪になった場合のシミュレーションも想像してください。
あなたの想定が正しければ、有罪であっても誹謗中傷から祖母が守られるはずです。
祖母が有罪となっても両親が民事訴訟を起こすことに何の問題もありませんが、
私の想像では、批判や誹謗中傷はさらに激しいものになると思いますよ。
祖母と両親とを区別できない方々が、「有罪のくせにメーカーのせいにして金をとろうとは」というところでしょうか。

祖母が何ら刑事罰に問われていないということは
国家は祖母を不問に帰すというジャッジを下した、ということです。
もしこの国家の判断に納得ができないというのであれば、一つ私から現実的な提案をします。
この祖母を、刑事告発されてはいかがでしょうか。
法治国家ですから告発があれば手続きに則り、必ず捜査され、必ず送検されます。
不起訴になる可能性は大ですし、そもそもすでに送検済みである可能性もありますが、
正しい手順が踏まれておらず、祖母の名誉も守られていないという確信があるならば、
国家にやらせるべく行動されることが、あなたの正義に適うはずです。
67朝まで名無しさん:2009/05/14(木) 00:37:29 ID:m1Rvz5EW
na
68朝まで名無しさん:2009/05/16(土) 06:30:22 ID:g0LGmFNM
★こんにゃくゼリーの安全性評価へ 内閣府、食品安全委に諮問

 内閣府は14日、幼児らの窒息事故が相次いだこんにゃくゼリーについて、安全性を評価
するよう食品安全委員会に諮問した。同委員会は新たに専門家を加え、来週以降に評価
作業を始める。

 内閣府は「これまで関係省庁が安全対策を要請しているが、さらに対応が必要かどうか
検討するため評価を依頼した」(消費者安全課)と説明している。

 食品安全委は、食品中の添加物や農薬、化学物質などの健康影響評価が専門。こんにゃく
ゼリーで問題が指摘されている、製品の形状などの安全性を扱うのは初めてで、委員の間
では結論を出すのは難しいと慎重な声も出ている。

 内閣府は、こんにゃくゼリーによる窒息死亡事故が2008年7月までに22件発生しているとの
データを安全委に提示。形状などから窒息事故が起きやすいとする、事故時の担当医師の所見
なども示した。

http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051401000910.html
69朝まで名無しさん:2009/05/29(金) 11:23:34 ID:PbL7Rg5C
消費者庁設立議案通過だそうです
70朝まで名無しさん:2009/05/29(金) 20:44:59 ID:qvZ6EOpP
ついにクレーマー庁発足か。
71朝まで名無しさん:2009/05/30(土) 15:49:09 ID:qtaNtIyb
こんにゃくゼリーで死亡した子供の親が、「会社が悪い!」とか言ってるが、
                
あんたら、弾力の強い物を子供に食べさせたら、喉に詰まるっていうことを
考えなかったのかい!!!
                 
と、思うのは、俺だけだろうか・・・・・。
              
恐らく、馬鹿親が雑に子供の口に丸ごと入れたのだろう・・・・。
子供が、かわいそす・・・・。
そんな親の所から、早く去れたことだけが死んだ子供の唯一の幸せだった出来事だろう・・・・。
というか、裁判で支払われる賠償金目当てで、殺った人もいるに決まってる。
馬鹿親氏ね!
72朝まで名無しさん:2009/05/30(土) 15:50:29 ID:qtaNtIyb
しかも、こんにゃくゼリーが少し柔らかくなったというし・・・・。
あの固さが良かったのに・・・・。
ホント迷惑だ。
73朝まで名無しさん:2009/05/30(土) 18:46:27 ID:LuIageTK
議論がおさまったら
一気にスレがレベル低くなったな
74朝まで名無しさん:2009/06/08(月) 23:29:38 ID:lKGLTJ+I
単に野田聖子の出世に利用されただけで、国民の安全とか全くどうでも良いってスタンスには呆れる。
消費者は基地外にも安全な特別な商品だけを求めているわけじゃない。
普通に安全性が確保されたらそれで十分。
75朝まで名無しさん:2009/06/09(火) 00:24:17 ID:mFqiR0f1
こんにゃくゼリーが危険というなら、餅だって危険だわなあ。
あれだって毎年、喉に詰まらせて亡くなる人いるしなあ。
こんにゃくゼリーを禁止するなら餅も禁止せにゃならん。
風呂で溺れて死ぬ人間もいるから風呂も禁止、もちろん海水浴も禁止。
交通事故が起こるから車も禁止せにゃならん。
なんで、こんにゃくゼリーだけ槍玉に挙げられるのかわからんなあ。
76朝まで名無しさん:2009/06/13(土) 22:14:57 ID:MAIy/q66
>>71 同意。女ってのは、人に責任を押し付けようと必死だからな。どう考えても、お 前 が 悪 い !の一言に尽きるな。
77朝まで名無しさん:2009/06/13(土) 22:17:31 ID:D7zZqXzm
こんにゃくゼリーで死ぬ人は自己責任です。
78朝まで名無しさん:2009/06/14(日) 09:47:15 ID:a4J0ysbQ
薬局で蒟蒻畑が百円で売ってたぞ。
79朝まで名無しさん:2009/06/15(月) 18:57:06 ID:bfH6+buJ
で、裁判はまだ始まらないのかの?
80朝まで名無しさん:2009/06/19(金) 12:51:31 ID:w3cPeR5k
大分経つよね。まだなのかね?
81朝まで名無しさん:2009/07/03(金) 04:52:01 ID:Rc96XXQz
そもそもまんなんじゃないゼリーでしんだんだろ
野田○ね
82朝まで名無しさん:2009/07/03(金) 12:46:02 ID:prGfxWor
ジャスコのスーパーでクラッシュタイプの蒟蒻畑売ってて驚いた。
あそこは何が何でも,イオンのゲロマズこんにゃくゼリーしか置かないだろうと思ってた。
83朝まで名無しさん:2009/07/05(日) 18:53:51 ID:9si16ahZ
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84朝まで名無しさん:2009/08/14(金) 09:32:26 ID:/gAxlG4T
85朝まで名無しさん:2009/08/28(金) 23:56:04 ID:gR/16wP9
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news2/1237385619/11-16
★【消費者庁】案 = ●【企業版人権擁護法案】:外資が欲しい日本企業の解体庁?
86朝まで名無しさん:2009/08/28(金) 23:58:35 ID:LdfZ+3Sg
「こんにゃくゼリーで子供が死ぬ事件が多発」



参考
「子供が誘拐されて殺される事件が多発」
2009
不審者・知障による子供殺害 1人
親による子供殺害 85人
2008
不審者・知障による子供殺害 1人
親による子供殺害 159人
2007
不審者・知障による子供殺害 0人
親による子供殺害 136人
2006
不審者・知障による子供殺害1人
親による子供殺害 158人
87朝まで名無しさん:2009/08/29(土) 16:57:59 ID:MnkZUNeM
>>86
共同体が崩壊するからこうなるんだよ。以前に比べればマシかもしれないが
88朝まで名無しさん:2009/08/29(土) 17:01:38 ID:PUZ1yxig
ゼリーを喉に詰まらせてしぬとかまぬけすぐるwwww
89朝まで名無しさん:2009/08/29(土) 17:42:10 ID:QTQPtggR
2歳にも満たない幼児に、カチカチに凍らせた蒟蒻畑を丸ごと与えるとか
寝たきりで嚥下障害があって、流動食の高齢者の口に
蒟蒻畑丸ごと放り込むとかw
殺す気でやったに決まってんじゃん。
で、裁判はどうなったの?
90朝まで名無しさん:2009/08/29(土) 17:48:28 ID:MnkZUNeM
俺も知りたい。
91朝まで名無しさん:2009/09/01(火) 18:08:49 ID:OrjPTTpq
消費者庁のニュースでとりあげられてなかった。
ガス湯沸器やエレベーター事故の遺族インタビューはあった。
92朝まで名無しさん:2009/10/05(月) 05:19:38 ID:f9tRmWAY
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news2/1251973989/l50
★【消費者庁】案=【企業版人権擁護法案】★緊急★2
93朝まで名無しさん:2009/11/18(水) 01:30:44 ID:jjA9B2D/
野田が過去の人になったとおもたら
・・・・
ミズポが消費者庁利権で
満面の笑みw

http://unkar.jp/read/tsushima.2ch.net/news/1252550842
【社民党】福島みずほ党首の入閣が決定…党内で雇用対策担当相、消費者相、少子化相を求める意見
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1253770615/
http://www.2chsearch.jp/newsplus/1253770615/
【政治】 福島みずほ大臣「私の担当箇所、削るところは無し」…補正予算のムダ洗い直し会議、3時間で早々と結論
94朝まで名無しさん:2010/01/13(水) 22:59:05 ID:hIUulekd
<食品安全委>こんにゃくゼリー「事故頻度はあめと同程度」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100113-00000086-mai-soci
95朝まで名無しさん:2010/03/01(月) 13:05:45 ID:P3mggCRZ
てす
96朝まで名無しさん:2010/03/04(木) 18:47:43 ID:gY8hDNN5
実は、自分ものどにつまらせて恐かった経験有る・・・。

4,5年前のことだけど、容器が大きいんだよね。

つまんで出そうとしたら弾みで勢いよく出すぎちゃって、のどに吸い込まれるようになってしまって。

それ以来トラウマだけど、あの半分くらいの大きさなら問題ないと思う。
97朝まで名無しさん:2010/03/11(木) 01:04:42 ID:cAZ8r91n
こんにゃく入りゼリーは最大0・33人
あめ(1・0〜2・7人)


これだけ差があって「同程度」とは乱暴だな。
98朝まで名無しさん:2010/03/26(金) 06:25:25 ID:fs3eL7WD
“死亡事故頻度 あめと同じ”
http://www.nhk.or.jp/news/t10013427291000.html
99朝まで名無しさん:2010/04/22(木) 07:49:50 ID:WObXMLaD
子供の喉は小さいからね

こんにゃくゼリーは滑りやすいから間違って飲み込みやすい

当然死亡確率は飴以上だけど、飴のほうが人気だしね
100朝まで名無しさん:2010/04/22(木) 07:57:36 ID:WObXMLaD
日本だと被害者が叩かれる展開になってるよね
アメリカなら訴えれば99%勝てると思うけど。

他の国でも死んでるんじゃないの?
販売してればの話だけど
101朝まで名無しさん:2010/04/23(金) 11:55:50 ID:+TzHLH5T
外国だと規制されてるからな
だいたい大きさを普通のゼリーと同じサイズにすればいいのに
スプーンでクエとか書いてるけどどうやってくうんだよwww
102朝まで名無しさん:2010/05/12(水) 10:20:34 ID:UCxMtcY7
>>75
もちの規制に対して聡明な谷公一先生が「モチは昔から死亡事故が多い」と指摘しているではないかw
http://mapeer.com/map/printview_marker/9GUDz64xl6vEVx/9GUDz64xl6vEVx_39/

>>96
年寄りは食べるなとあれほど云ってるのに
103朝まで名無しさん:2010/07/21(水) 13:58:38 ID:1RpwwWkp
凍らせて乳児の口に入れたら母乳でも窒息は起こると思うんだがなぁ
安全安全言ってるウチに凄い程度のひっく〜い人間が蔓延る国になってきたなり
104朝まで名無しさん:2010/08/20(金) 09:04:31 ID:Elqno2ND
食べさせる親が絶対悪い!!
2歳の子供いるけど、私だったら絶対食べさせないよ。
そのくらいわかるでしょ!!
105朝まで名無しさん:2010/08/20(金) 09:12:07 ID:sdVOAiDN
野田聖子は なぜ執拗にマンナンライフだけを叩くのか?

128 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2008/10/11(土) 19:34:28 ID:T14VLOtn0 (PC)
http://www.okashi.tv/cgi-bin/db/okashishopdp-User-1051.html
新商品のご案内
2008年2月1日より 新商品が登場します。
155g 蒟蒻効果( こんにゃくこうか )ぶどう味・りんご味
( 製造元 )浪速製菓株式会社
( 所在地 )岐阜県本巣市温井

おや?野田議員のお膝元?

《 窒息事故をうけて 》
■ こんにゃく入りゼリーはゼラチンのものに比べて弾力性が高く、一口ずつ噛み切って食べるようにパッケージへの記載や、形状等の工夫がはかられていた。
■ しかし、2007年3月に三重、2007年7月に兵庫で死亡事故が相次いだのを受け、野田聖子消費者行政担当相は2008年10月、業界最大手のマンナンライフを内閣府に呼び、マンナンライフが製造していた 蒟蒻畑を製造停止 にさせた。
■ 図らずも2007年にこんにゃく入りゼリーを発売し、販路の拡大を目指していた浪速製菓は、かつて蒟蒻畑があった陳列棚を蒟蒻効果によって埋める ことになった。
■ 浪速製菓は野田聖子議員の地元 にある製菓会社 である。
■ 浪速製菓の社長、山田誠は岐阜信用金庫に事務局を置く 「 みのり会 」( 野田聖子後援団体 )の相談役 である。
何を意味するのか? もぉ〜 おわかりですよネ!
106朝まで名無しさん:2010/08/20(金) 09:20:35 ID:+STzg1Nm

ガキとババアは
食べるなw

若い人間は、のどに詰まらないしw

バカだな〜訴えてる奴はカス人間
107朝まで名無しさん:2010/08/20(金) 09:29:08 ID:D4S2KCFB
子供を殺したお母さんは儲けたね。
己の子を育てるのに、
こんにゃくゼリーは餅と同じように喉に詰まることがあるから、
幼児老人には食べさせてはいけない、と言うことも知らないし、学ぼうともしなかったバカ親。
あのバカ親のせいで美味しい大パックで硬いこんにゃくゼリーが食べられない。
迷惑なんだよ。
あいつらは金ぶん取って満足なんだろうな。
それにしても、公務員の糞ガキが、家族公認で常習の飲酒運転で無実の子供3人殺して親2人も殺しかけた事件とは大違いだな。
108朝まで名無しさん:2010/08/20(金) 18:25:50 ID:sUosjHsc
>>102
危険だという認識があるにもかかわらず
スキだから 正月(高齢の行事)だから その他モロモロで
魔性の魅惑で食べてしまいたくなる
毎年何十人も死んでるから
だからこそ 危険 ナンだけどねw

こんにゃくゼリーは食べなくてもなんとも思わない人は多いでしょうが
もちを食べないと始まった気がしないとか(おかしな事言ってるけどなんとなくわかるでしょ?)
そういった思想がある以上
危険視するべきじゃない?
109朝まで名無しさん:2010/08/23(月) 22:51:11 ID:beuKByy9
つまらせる奴、バカだろ
110朝まで名無しさん:2010/09/17(金) 07:21:25 ID:v2iDyOT8
てすてす
えーこちらはry
111朝まで名無しさん:2010/10/06(水) 13:13:35 ID:gXil9OK4
仙谷氏「こんにゃくゼリーの形と硬さ」を政治主導で決定へ
http://www.news-postseven.com/archives/20101006_2645.html
112朝まで名無しさん:2010/10/09(土) 11:12:38 ID:+w8qRaJt

【政治】仙谷官房長官が“政治主導”でこんにゃくゼリーの形と硬さを決定!→民主党議員「こんにゃくゼリーに全力で取り組んでる場合か」
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1286588568/
113朝まで名無しさん:2010/10/17(日) 06:54:44 ID:H1B5nClS
ゼリーを作るための凝固剤には、動物性のものと植物性のものがある。
前者の代表例がゼラチン、後者のそれは寒天で、渦中の菓子は、
文字通りこんにゃくを用いている。ゼラチンがほとんど輸入なのに対し、
こんにゃくの国内自給率は86%と高い。

米国は牛肉の輸入をごり押ししてきたが、このことと関係があるのではないか。
ゼラチンはウシやブタなどの骨や皮、腱(けん)から抽出する。
BSE問題では、脳や脊椎(せきつい)などが「危険部位」とされたが、
この部分を含む。検査対象となる月齢基準の引き下げや全頭検査の廃止を
要求した上、決まった検査も守らない米国が、廃棄物も売りつけようと
しているとは考えられないか。

消費者庁構想は相次ぐ食品事件を受ける形で進められてきたが、
いずれの事件も外国資本が利益に浴している。不二家事件では
外資系証券会社が空売りで莫大(ばくだい)な利益を上げ、
本社の土地と建物は米シティーグループのものになった。
製造日の改ざんで非難の的になった赤福は、創業者一家が社長を残して
退陣し、ゴールドマン・サックス系列の某銀行元役員が会長に就いた。

毒ギョーザ事件や事故米報道のように、行政はマスコミと連携して
分配の蛇口を止めることもできる。消費者庁はわが国民の食べ物を
はじめとした消費財を、外国の要求に合わせて管理する省庁となるだろう。
そうなれば、事実上の配給制が始まり、生殺与奪の権は外国に握られるだろう。
http://news.livedoor.com/article/detail/3885458/
114朝まで名無しさん
マンナンライフは殺人を犯してるのに
未だ営業を続け、こんにゃくゼリーを販売する悪徳企業
一人の未来ある子供の命が奪われているのに
これは絶対に許されるべきことではない