>>333 名前: GUNDAM ◆NewtypeIoc
>何を以って、「愛子が歴代天皇の血を引いていない」と言っているのか、サッパリ解らんw
何のルールもなく交配を続ければ、十代程度で初代の遺伝子がなくなる。
それは、血(遺伝子)が液体のようなものではく、染色体というわずか46本の「乗り物」に乗っているから。
遺伝子が液体のようなものだったら、何代世代を重ねても、薄まるだけで皆無になることはないと
推測できる。実際、一般人の認識ってのはこの程度のものだろ?
大昔に朝鮮人の血が混じったことで「今上天皇には朝鮮人の血が流れている」と言ったり。
しかし、染色体を考慮した遺伝学の常識では、「もはや、そんな血は流れてない」となる。
で、問題は男系だが。遺伝学者は、ある遺伝子が示す表現型を手がかりに、
当該の遺伝子が、交配後に産まれた、どの子供に引き継がれたかを知る。
黒毛の遺伝子なら、黒毛の子供がその遺伝子の保持者であり、ソイツを次の交配に使えば、
生き物の中で黒毛遺伝子を保持していくことができる。適切なルールがあればなくならないわけ。
それで、「男子である」というのも表現型の一種で、それはY染色体(そこにあるSRY遺伝子)に
よってもたらされる。だから、男子であるという表現型を維持していけば、初代のY染色体を
半永久的に保持することができる。これが、皇太子に歴代の血が流れているという根拠。
もちろん、歴代の天皇家はこんな遺伝学的推測を基に男系をやっていたわけじゃないが、
結果として、それが万世一系を空想にすることから守ったし、
遺伝学的に見ても驚異の事実と見られるようになった。
法隆寺の歴代管理者がギネスを目指していたわけじゃなく、それどころか
「いい加減立て直したいな」と思っていたとしても、結果として世界最古の木造建築物になってしまえば、
もはや立て直しが出来ない価値が生まれてしまう。それと一緒。