このままじゃ国が滅ぶ、ゆとり教育を撲滅しよう!2

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339朝まで名無しさん
>>337
さっき教育板に書いたレスだけど。二重でスマソだが、要するにこのあたりが真相だと思う。
http://school4.2ch.net/test/read.cgi/edu/1101335786/955-957

・文科は公教育の民活・リストラのために「新学力観」「指導要領削減」などを採用しただけ。
 将来的には公教育そのものの切り下げが目的(だったのだが、義務教育費「削減」案が出てきて、このままでは
 縄張りそのものが無くなりそうなので、文教族・文科は慌てている。土曜も授業します、と言い出したりとか)
 
 文科はリストラありきで政策を始めたので、そもそも「詰め込み」/「ゆとり」の二元論は無意味。

・文科の真の狙いは、アメリカ型市場主義による「教育改革」。これは間違いないと思う。
 数年前、NHK教育で当の寺脇本人(寺脇は、かなり強硬な小さな政府論者でもある)が、
 アメリカのチャータースクールなどの政策を絶賛していた。
 日本の代議士やNPOにも、チャータースクールやバウチャーを進めようと言う人が左右を問わずいます。
340朝まで名無しさん:04/12/21 23:25:33 ID:TnzSQPt+
・よく「アメリカは詰め込み回帰、テスト重視、日本はゆるみ」と言われるが、表の「学力観」
 以外の部分では、日本はアメリカの「教育改革」の後追いを行っていると思う。
 
・よって、今後、仮に文科が本格的に「学力向上」路線に振り切れた場合、二極化が起こる可能性は高い。
 (学力低下論者や民間の教育改革論者も、「自由化」「競争化」自体には賛成していることも多い。
  例えばすでに、陰山の土堂小学校のように、指定校は特別扱いを受けている)

・自治体の教育予算による格差、同じ自治体内でも、学校選択制や自治体の力の入れ方に
 よる学校格差も顕在化すると思われる。

・ちなみに、「学力向上に力を入れるアメリカ」では、学校間格差・地域格差が激しくなり、
 学力の二極化が起こっているという。下に振り切れた学校・地域は無惨だ・・・。
(学力テストで下位の学校は予算削減、教師は入れ替え、という露骨な「競争」まで行われているケ
 ースがあるという。底上げされた地域があるのは事実だが、大枠では期待外れに終わっている)
341340 のつづき:04/12/21 23:35:32 ID:TnzSQPt+
・また、アメリカは公教育予算カットにより、公教育の平均的な質自体が不安定になっている
(寄付金・予算の集まる学校、無い学校の差が激しいため)
 
 さらにアメリカの名門大学の入試は、単なるペーパーではなくむしろAO型(それも本格的な)なので、
 スポーツや習い事、科学などのコンクール参加が盛ん。これもお受験なのでカネは掛かる。
 当然、ここでも二極化は起こる。
 (少し方向性は違うが、塾・予備校の利用が盛んな日本型受験に似ていないだろうか)

・このようにアメリカでは、いっけん理想的に見える「多様化」「自由化」こそが階層化を
 顕在化させる、という事例が起こってしまった。 
 日本でも例えばすでに、「総合制」で職業系・底辺普通科をうまく隔離すること
 に成功した(「個性」という美名でね)
  
そして、現在の日本では・・・文科だけでなくその批判者の多くまでが、「自由化」的な政策に
乗ろうとしていないだろうか・・・。さて、日本の教育の行く末は・・・?