中国、東シナ海日中境界海域にガス採掘建設へ-資源独占の恐れ

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199えICBM
>>153
中国は日中中間線の日本側で資源調査をしているのは確かだ。
海保が中止を求めてるのを気にしてるのなら、それは様子見をしつつ既成事実化を進めているのだろう。
重要なのは中国側が調査を中止するのでなく、進めていることにある。
不確定の海域を将来なんらかの形で権益を決定するのは実績が物を言う場合もあるだろう。
日本側も将来中国側と対等に不確定海域の問題に決着つけるには中国と同様に日本も調査をすべきだろう。
逆にほっといて、将来問題解決時に不利な立場にあれば、不利な結果になるだろう。
これは、決着が付いた後も日本側に大きな不満が残る事となり、日中間の為にならない。

ところで、東シナ海の海底地形のわかりやすい画像を見つけた。
http://walrus.wr.usgs.gov/infobank/gazette/jpg/regions/fr_ecs.jpg

また、海洋法の大陸棚に関する条項は以下のHPにある。

海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)
3、第4部〜第6部
(群島国、排他的経済水域、大陸棚):第46条〜第85条
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/7009/m0008333.htm
これを読むと大陸棚の定義は、経済水域とは異なるようである。
また、2国間での沿岸国の権利は今のところ確たるものは無いようである。
条約でも不確かな海域の利権を得るには態度を示し既成事実化を図るのが一般的な方法だろう。