1 :
朝まで名無しさん:
_,..-‐'´ ̄ ̄ ̄``ー-、.._
/ ,、.l´`!ヽ、 ヽ、
/ イ._ヽ! ,!' _/ヽ ヽ
. / lニニ(ニ)ニ、ニ! l
. ! ヽ'´,イ lヽノ /
. ヽ、  ̄ ̄ _,.ィ´
`ー! ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐‐ !´
「`!┬‐‐‐‐‐‐‐‐┬!`!
__K二二二二二二ニ/!
l ii,!`"===・、 ====・" l'´,!
人jj ≡ .._ lrイ_
彡´.... i'´ r、.,....ィ ノ. ..... `Y
. / :::::: :::::::: ヽ
,./- ー ...!、
ヽ =‐‐‐‐ー'ー-----‐'ー‐‐‐‐=ノ 死刑。
ヽ 三三 / _r7ー--,
`ー 、..__ ‐-‐ _,.....-t='´/´ ̄ ,._彡´
l `ーニニニ--ri二 `ー--イ,、
! '´ ̄ ̄___!´ / ヽ
>--‐ri'´ _,.-'´ ノ
/ / l _,.- '´,r' ,イ
. / /‐ヘ´........_i' r'´
/ / ヽ .!__,......,」
. / _,.. -‐'´ ヽ、..! /
´ ヾ_,!
2 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:00 ID:2I/skgmi
2ゲッツ!
4 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:04 ID:H+UL4jX3
4
5 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:20 ID:5hoVkm6N
6 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:22 ID:pJ+TMI/N
いいんでないかい?
世界的に見ても賛否両論だし
N議板のN議板たる話題だ
皆、熱く語れ
7 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:28 ID:7L3hYgci
>>6 世界的には趨勢は明か。
所詮は時間の問題。
8 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:30 ID:gZIoUMSN
9 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:32 ID:H+UL4jX3
>>7 なるほど、君の論理なら
日本は、憲法改正&核武装を含めた再軍備をしなくちゃならないね
10 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:34 ID:7L3hYgci
11 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:34 ID:7L3hYgci
>>10 核武装は趨勢ではないがな。(笑)
再軍備は完了しているしな。
12 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:35 ID:hADc8RhR
廃止派は「殺人の代償は懲役で十分」だそうです。
ずいぶんと安い代償で殺人を許してしまうんですね。
きっと廃止派の皆さんの人生の価値は、彼らを殺した
殺人犯が15年も拘束されれば十分なんでしょうね。
13 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:36 ID:7L3hYgci
>>12 現実に殺人犯の殆どは15年以内でで出所しているはずですが、なにか?
14 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:38 ID:TaDzaDGa
15 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:38 ID:ieb79Z1T
16 :
9:03/06/01 21:42 ID:H+UL4jX3
>>10 君は、典型的な日本人だな
戦術は、独自でも戦略は他国から借りてきたもので
自国の国家戦略無しに暴走した挙句、破綻させてしまう
第二次世界大戦の敗北
バブル崩壊
他国の戦略の物まねだけでは、国家破綻してしまう
日本独自の日本人独自の考え方で行くべきだ
17 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:42 ID:kbRYZMXq
死刑を廃止するのはいいけど、勿論決闘は復活させるんだよな。
18 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:44 ID:swOoEemF
>>17 いっそのことゴビ砂漠で緑化運動や
どこぞの炭鉱に強制労働
19 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:44 ID:J1lE+d1H
世界同時多発的社会主義革命之布石以死刑廃止。如何?
20 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:46 ID:5hoVkm6N
さすがに馬鹿発言ばかりでくらくらします。
21 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:47 ID:5hoVkm6N
しかし、趨勢と言われるとカチンと来る人が多いんだねぇ。
22 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:49 ID:kbRYZMXq
>>18 そんなんじゃ被害者含め関係者が納得しないよね。犯した罪にもよるけど。
大事なのは報復の連鎖を断ち切るために、国家が責任を持って被害者の溜飲を下げる処罰を行うこと。
23 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:49 ID:7L3hYgci
24 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:50 ID:7L3hYgci
>>19 確かに馬鹿ばかりだな。
ここの存置論者は、中国北朝鮮大スキの筈なんだぜ。
殺人者は全部死刑というんだから。(笑)
25 :
まあくんの他人:03/06/01 21:52 ID:+sB0lPix
このスレは死刑の何について語ってるのでしょうか。
戦争責任者も死刑ってことで
27 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:53 ID:9qZPrI1w
28 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:54 ID:5hoVkm6N
○が来るまでは無理だね。議論は。
29 :
9:03/06/01 21:54 ID:H+UL4jX3
ちなみに私は、現在の死刑制度の執行方法に不満がある
一人を殺しても現在では15年ほどで娑婆に出られる
二人以上殺して絞首刑というところである
現行は、殺人を一人で思いとどまらせるためにおいそれと死刑にしない
そこで
一人殺したのなら絞首刑
二人殺したのなら火あぶり
三人殺したのならくるまざき
などとグレードアップすべきと思っている
30 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:55 ID:+XAvdGKm
31 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:55 ID:7L3hYgci
>>29 100人、1000人、1万人殺したなら?
33 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:56 ID:+XAvdGKm
34 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:57 ID:uDHZ9U9t
35 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:58 ID:z4PNWCK+
>>33 いい加減ウザイな。
相手のレベルに合わせるなよ。
36 :
朝まで名無しさん:03/06/01 21:59 ID:X6Pwc65m
>>35 ウザイと感じるのは 7L3hYgci 本人だけ何か?
37 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:00 ID:7L3hYgci
>>34 北朝鮮じゃさらし首もやってるそうだぞ。
明日にでも向こうに移住したら?(w
38 :
9:03/06/01 22:03 ID:H+UL4jX3
ラダ・ビノード・パール氏は極東裁判を勝者による敗者への報復裁判だと
言って批判するが、刑法とは勝者の敗者に対する報復ではないのか?
40 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:03 ID:aJlK/sif
41 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:04 ID:SW4z9kiY
趨勢ってのは単なる成り行きだからね。
よい方向に変わると言う意味じゃないから、趨勢なんていっても無意味だね。
42 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:05 ID:7L3hYgci
>>38 あんたのは単純に「違憲」で終わり。
寝言。
43 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:06 ID:7L3hYgci
44 :
9:03/06/01 22:07 ID:H+UL4jX3
>>42 ?
憲法なんて国民の同意に基づいて改憲される物
今、違憲だから、だめだというのもね
45 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:08 ID:7L3hYgci
46 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:09 ID:geXlOlOS
47 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:10 ID:faHONciv
>>43 つまり死刑廃止は理屈じゃないということね。
まぁ、流されるのも悪くはないか(w
つか、EUのボスであるフランスとアメリカの衝突がありそうだな。
国連でのイラクの件しかり。価値観が少しづつズレてきてる。
冷戦見たいなことがないだろな。
49 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:12 ID:faHONciv
>>46 そう言うなよ。
死刑反対派の考え方を知ることはできるだろ。
将来的に国際法で廃止される可能性もあるかも
51 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:14 ID:SW4z9kiY
52 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:14 ID:faHONciv
53 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:14 ID:7L3hYgci
>>47 これだけ採用されるのは、やっぱり理屈がしっかりしているからだろうね。
法治主義に目覚めると廃止論はどの国でも台頭してくる。
欧米で廃止論がまだ成熟してない時代でも、日本でも廃止論は唱えられていたからねぇ。
>>50 そういうことがあってもアメリカは簡単に折れないよ。子供だから。
55 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:15 ID:7L3hYgci
56 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:16 ID:faHONciv
>>53 だったら、その「しっかりとした理屈」とやらを説明してみなよ。
「センセーが言ってる」なら小学生でもいえるんだぜ。
57 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:16 ID:7L3hYgci
>>54 アメリカは最後のだだっ子だね。
それでも州と訳される連邦構成国の多くで廃止されているがね。
58 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:17 ID:7L3hYgci
>>56 だから、もう全部論点は出尽くしてるんだよ。(w
59 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:17 ID:SW4z9kiY
>>53 そうだね、しっかりしてるね。
外圧と言う理屈が(w
60 :
9:03/06/01 22:17 ID:H+UL4jX3
61 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:18 ID:7L3hYgci
>>51 そうかな。
国際社会の基本単位は国家で、国数が増えているのを趨勢といって間違いだという話は聞いたことがないな。(w
62 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:19 ID:faHONciv
>>58 「しっかりとした理屈」とやらを「説明しろ」と言っている。
論点ならべただけじゃ、試験では赤点だぞ(w
63 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:19 ID:7L3hYgci
>>55 ロシアあたりは批准しているんでしょうか?
ロシアでは右派勢力が熱心な死刑廃止運動をしているようですが...
65 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:20 ID:7L3hYgci
>>62 あはははは。論点だけに見えたなら、解説が理解できなかったというだけだろ。
採点するには、字が読めないとダメだよ。(w
66 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:23 ID:faHONciv
>>65 じゃ、その解説とやらを含めて「説明」してくれ。
あんたの言葉でな(w
67 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:23 ID:SW4z9kiY
>>61 なら趨勢ってのはくだらないってことだな。
例えば中国が崩壊して多数の国家に分裂したら、
存置国が増えるから、存置が世界の趨勢になるんだな(w
68 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:24 ID:faHONciv
表現能力がなければ答案は書けないからやっぱり赤点なワケだが。
69 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:26 ID:SW4z9kiY
ついでにインドとインドネシアも廃止国の平均人口ぐらいに分割して、
存置国をいっきに増やせばいいね。
そうすれば、世界の趨勢ってことで、存置を認めてくれるんだろ(w
>>51 それを大雑把に見渡すと、旧&現社会主義諸国とイスラム系諸国に
死刑制度存置国が目立つ。
71 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:27 ID:7L3hYgci
>>67 ソ連が分裂して一時そうなったが、結局ロシアとかもすでに事実上の廃止国だしね。
中国もいずれはそうなるだろう。
ま、あそこは法治主義がまだ10年程度だからね。
>>64 ロシアは事実上の廃止国で、おっしゃるように右派主導で廃止というふうになっているようですが、
批准はちょっと調べてみないとわからないな。
すみません。
とりあえず後で、ぐぐってみます。
72 :
9:03/06/01 22:27 ID:H+UL4jX3
73 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:29 ID:7L3hYgci
>>72 火あぶり、はりつけ、さらし首、釜ゆで等、死刑の執行の方法等がその時代と環境において人道上の見地から一般に残虐性を有するものと認められる場合には、憲法に違反するが、刑罰としての死刑そのものが、一般に直ちに残虐な刑罰に該当するとは考えられない。
(最大判昭和23年3月12日、刑集2-3-191、憲法百選U3版118)
>>71 >中国もいずれはそうなるだろう。
共産党支配体制があるかぎりなくならない気もする。
75 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:30 ID:SW4z9kiY
>>71 ロシアは思いっきり外交上の理由から廃止したんだが・・・
76 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:31 ID:7L3hYgci
>>74 そうですね。一党独裁は強権体制でないと維持できませんから。
ただ、あれがいつまでも続くとはとても思えませんから。
77 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:32 ID:7L3hYgci
79 :
9:03/06/01 22:35 ID:H+UL4jX3
>>73 >その時代と環境において人道上の見地から
>一般に残虐性を有するものと認められる場合
てね
その時代と環境が許せば、かまわないんじゃないかな
80 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:36 ID:faHONciv
>ID:7L3hYgci
おい、しっかりとした廃止論の理屈の説明はどうした?
法学の勉強では、たとえ争いがない説であっても、
なぜそのように考えるのかを(知識として)知り、
かつそれを必要に応じてまとめる作業が必要になるのだが・・・
理解力と表現力がなければどうにもならないけどね。
(「センセーが言っている」で精一杯 w)
81 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:36 ID:7L3hYgci
>>79 よほど社会が荒廃しないとありえないね。
今の北朝鮮クラスでも無理だと思うよ。
だからあり得ない。
82 :
○:03/06/01 22:37 ID:psrCFrN3
>>22 しかし現実問題として、一件々々の事件毎に
遺族に「どんな刑罰にして欲しいですか?」
って聞くわけにもいかないんだよね。
もちろん遺族が居ない事件や、遺族自身が
犯人って事件もあるし。
>>29 実現性が低いから、
>>31みたいな言い方
されちゃうのも無理ないけど、オレは
>>29とか
>>44とかは、議論の為の思考実験としては
結構意味深いんじゃないかと思ってる。
実は、死刑存置派の主張の根っこみたいな
モノが、この種の意見の中にある気がする。
83 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:37 ID:7L3hYgci
>>80 廃止論は、存置論の論拠をつぶせばいいだけだから簡単で、で、全部済んでる。
字が読めればわかる筈だ。(w
84 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:38 ID:7L3hYgci
>>82 おっと、人格者の登場だ。
私は、引っ込むね。(w
85 :
9:03/06/01 22:39 ID:H+UL4jX3
>>81 今の状態が荒廃して無いと?
それこそ、現状の理解をしていないんじゃ無いのかな?
86 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:40 ID:SW4z9kiY
>>77 正当な理由がない死刑廃止も含めるなら、
なおさら趨勢ってのは無意味だな(w
87 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:40 ID:faHONciv
>>83 だから、それをまとめてみろよ。
全部済んでるなら、知識人のあんたのことだ、簡単なことだろ(w
88 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:41 ID:7L3hYgci
89 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:41 ID:faHONciv
>>84 やっぱり逃げたか。
いつものパターンだな。
>>81 そういう社会って、表現の自由とか、いろいろと制限された社会
なんだろうね。
91 :
9:03/06/01 22:46 ID:H+UL4jX3
酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)を覚えている人も多いと思う
http://chubu.yomiuri.co.jp/syakai2/24_030204.html 少年は、九七年に神戸で連続小学生殺傷事件を起こした
「酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)」(当時十四歳)を崇拝し
、自分も「猛末期頽死(もうまつきたいし)」と名乗った。
高校中退後は引きこもりの状態で、プレハブの離れで一人で寝起きをしては、
同世代の少年たちが起こした凶悪犯罪の記事を収集。
犯行の前日まで、克明な殺害計画を日記に書き残していた。
とっとと、酒鬼薔薇聖斗を死刑にしていればこういう殺人も起きなかったろう
92 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:47 ID:faHONciv
>>86 死刑廃止は法理論として成立はしているから、
死刑廃止という選択肢を選ぶ動機はまた別の問題だといえる。
外圧が動機になることもあるだろう。
93 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:50 ID:faHONciv
>>92 ・・・なんだけど、ここの廃止派は
廃止論の方が存置論より理屈として優れているから
死刑廃止が趨勢だと言っているようにも見える罠。
94 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:53 ID:SW4z9kiY
>>92 法理論として成立はしているってのは、なんの説得力もないんだけど。
それ自体も外圧と同じで不当だな。
95 :
朝まで名無しさん:03/06/01 22:56 ID:faHONciv
>>94 説得力はないだろね。
説得力ってのは、どちらの理屈を選ぶか、という理由に関することだから。
96 :
○:03/06/01 22:57 ID:psrCFrN3
>>91 >とっとと、酒鬼薔薇聖斗を死刑にしていればこういう殺人も起きなかったろう
起きなかったかもしれないし、起きたかもしれないね。
ただ一つ言えるのは、サカキバラがやった事を普通に
解釈すれば、それは殺人教唆にも殺人の共犯にも該当
しないっていう事。
該当する犯罪が無いのに、刑罰を与えるのは理不尽じゃない?
97 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:00 ID:SW4z9kiY
>>92 正しいんだから、どういう理由でも増えればいい、
増えてるんだから、世界の趨勢で正しい?
単なるご都合主義にしか見えないんだが・・・
98 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:02 ID:75ufDRN8
>>96 該当する犯罪とは彼自身がやった殺人でしょ。
君はこういう摩り替えが好きだね。
彼の論点は、「さかきばら」に責任があるというのではなくて、
「さかきばら」に適正な処分を行わなかった社会にあるという事だろ。
右の頬をぶたれたら左の頬を差し出せ
こんなキ○ガイじみた教えが根本にあるんだからたちが悪いよな
そんな根本ももってないくせにしっぽふってヨーロッパすばらしい
民度が高い論理的だって喜んでるんだからなんつうか救いようがない
100 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:05 ID:faHONciv
>>97 廃止論者(少なくともID:7L3hYgci)からすれば
>正しいんだから、どういう理由でも増えればいい、
>増えてるんだから、世界の趨勢で正しい
ってことなんじゃないの?
101 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:06 ID:sAoNIxIX
>>96 「そうかもしれないしそうでないかもしれない」では
どっちの立場にでもなってしまえる。
君のやってる事には何ら意味はないな。
で、なんで前スレの
>>111から逃げ回ってるの?
102 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:08 ID:sAoNIxIX
因に前スレの
>>111とは
> オレが終身刑を支持してるのは、単に特別予防を期待してるから。
自分自身単なる「可能性」だけに期待してるじゃん。。。
>>97の
>単に可能性を想定する事しか出来ないことは、刑罰の根拠足りえないと思う
との整合性をどう取る訳??????
ダブルスタンダードなの?
ね。
103 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:08 ID:75ufDRN8
>>97 法理論で成立してると言う意味は、単に一応破綻が無いということであって
いわゆる「正しい」とは意味が違うと思うね。
ただ破綻が無ければ、それ以外の周辺の事情で選択もしやすい
という事を言ってるんじゃないの?
104 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:08 ID:faHONciv
まぁ、俺自身は存置派だけど
死刑廃止も決して間違いではないとは思う。
ただ、自分の考えを変えるほど廃止論に説得力は感じない。
>>91 少年犯罪にはホラービデオやテレビの暴力シーンの影響という
可能性もあるだろうから、それらの規制が必要だとか、
理屈としてはそれと同じ影響論になるよね。
まあ共産主義といっしょだな
理想ではあるし一見論理的だから宗教みたいに信じ込んでしまう
悲しいかな経済と違って数字に如実に現れるわけじゃないから
ほら廃止しても混乱は無いなんて言えてしまう
107 :
9:03/06/01 23:09 ID:H+UL4jX3
>>96 私は、酒鬼薔薇聖斗が少年であり精神をわずらったということを理由として
死刑を合法的に免れた事実が別の少年を触発して殺人が行なわれたことに注目します
現在では人の命は実質20年ほどの刑期で償われます
その事実も多くの人の知る所でもあります
一人殺しても自分の命は損なわれる事は無い
そう思った人たちが軽い気持ちで殺人をするのです
逆にいえば、軽い刑罰が
犯罪者に成らないようにしている人を
犯罪者にしていることが重要なのです
108 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:11 ID:sAoNIxIX
しかし
「法治主義が成熟すると死刑廃止は必然」って主張は
全く根拠がないなあ。。。
あるなら示して欲しいものだね。
109 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:12 ID:p6g4K+hO
ID:faHONcivとID:SW4z9kiYで、各論点毎に議論していった方がよっぽど実りがありそう。
廃止派の厨にはもううんざりだよ。
やってちょ。
110 :
○:03/06/01 23:16 ID:psrCFrN3
>>98 殺人に対する科刑は、ちゃんと行われているでしょ?
それが「軽すぎる」って言う意見なら、理解できるよ。
でも、
>>91が言っているのは、ぶっちゃけ「アホが影響
受けて犯罪に走らないように、殺しとくべきだった」って
話でしょ。
サカキバラは確かに人殺しのクソ野郎だけど、奴とは
何ら個人的な繋がりの無いアホがやった犯罪の責任まで
奴に負わせて、ソレを理由に科刑するってのは、あまりに
理不尽だと言ってるのよ。
111 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:18 ID:sAoNIxIX
廃止派の人たちに問いたいよ。
「君たちの命の価値は君を殺す人間の15年の拘束と等価なのか?」
って。
「15年の拘束後に犯人は人生を謳歌し、君には何もない。それは正当な出来事なのか?」
ってさ。
112 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:21 ID:sAoNIxIX
>>110 殺人に対する罰がゆる過ぎるから
「殺人をする事は割に合う」
と考える人間がでるという事でしょ、
>>91の意見は。
殺人の最高刑は死刑なんだからきっちりそれを科しておけば
「割に合う」と考える人間が減らせた可能性があり、その結果
失われずに済んだ無辜の命があったと
>>91は言いたいんだろ。
113 :
9:03/06/01 23:22 ID:H+UL4jX3
>>110 君は、刑罰の予防能力については認識していないな
>>111 そう言うと廃止派は必ず「ほとんどの殺人犯は死刑にならない」なんて言う
わけだが。最高刑に死刑があって、計画性とか情状とか更正可能性とかを考慮
して懲役に下げてやるのと、そんなもん何も関係なしにどんなことをやっても
懲役刑のみってのとは根本が違うんだがな。
115 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:23 ID:75ufDRN8
>>110 >それが「軽すぎる」って言う意見なら、理解できるよ。
いや、そう言ってるんじゃないの?
>アホが影響受けて犯罪に走らないように、殺しとくべきだった」って
君が扇情的に表現してるだけで、単に抑止力の話でしょ。
>理不尽だと言ってるのよ。
抑止効果を前提にした刑罰の設定が理不尽だと?
116 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:23 ID:p6g4K+hO
>>109 なんだ無視かよ。ひでーな。
ふざけんな!!!
117 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:24 ID:WXQldYEW
廃止派は抑止力低下の被害がでようとも、
法理論の整合性さえ取れれば満足なんだから、
法理論の整合よりも実社会の安全を願う存置派とは、
議論がかみ合うわけがないわけで。。。
でもまぁ、
廃止派の主張が、実は説得力皆無って事が、
存置派でも廃止派でもない人に伝わる利点があるので、
このスレは有意義ですね。
118 :
○:03/06/01 23:26 ID:psrCFrN3
>>111 宅間1人の命と、奴に殺された7人の子供の命は等価なの?
宅間1人が死刑になりさえすれば、奴が7人の子供を殺した事は
正当な出来事だとされるの?
119 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:27 ID:75ufDRN8
>>118 いや単に宅間には一人分の命しか持ち合わせがないから
カウンターストップしちゃったってだけの事じゃないの?
121 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:30 ID:75ufDRN8
>>116 そういう事は自分で土台だけでも用意しないとね。
論点だけでも列挙するとかね。
122 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:30 ID:sAoNIxIX
>>118 少なくとも彼には何の未来も無くす事は出来るね。
もちろん子供の命の方が重いがね。それでも彼に未来を残すよりはマシだろうね。
少なくとも被害者と同等の状態には出来るからね。「生きていない」というね。
123 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:34 ID:hm0vui63
殺人犯は必ず死刑にすべき必然がある、それは100%再犯を
防ぐことができるからである、それによって殺されずに済む
人の数が、冤罪で死刑になる人の数より圧倒的に多いはず
冤罪は裁判制度の中で考える問題、死刑制度とは関係ない
124 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:36 ID:WXQldYEW
>>118 「7人の命と1人の15年間の自由は等価なのか?」
って問いに、
「7人の命と1人の命だって等価じゃないだろ」
って返事は、反論になってないですよ。
どっちも等価じゃないなら、
等価に近い方を選択するのが普通の感覚なわけで、
「等価じゃないなら、軽いほうを選ぼう」
なんて事は、普通の感覚ではありえないでしょ。
125 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:36 ID:faHONciv
>>116 議論ということでは、廃止派vs存置派でなければつまらないと思う。
廃止厨にはその気はないようだけど(w
127 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:38 ID:5hoVkm6N
>>117 ちがうんだな。
廃止論には、教育刑重視への転換という視点が背景にある。
現在の日本の刑事政策は専ら威嚇力に頼り行刑はただ閉じこめて表に放りだすだけだけど、
より改善矯正に力を入れて、再社会化させて遺族も含めた社会全体の緊張を和らげて安全を確保しようというのが、多かれ少なかれ背景にあります。
近年つよく言われている修復的司法というのもそういった試みの一環といえるでしょう。
そういう議論には全然なりませんがね。ここでは。
ま、獄門マンセーなんてのがいるうちは、とても無理ですが。
128 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:41 ID:sAoNIxIX
>>127 それはピントがずれてるんだよ。
犯人の未来なんてどうでもいいんだ。
犯人が犯行を犯し、失われた無辜の命の方が遥に重要。
犯人が「既にした事」に対してどうすべきかという事を言ってるの。
>>127 正確にはよりキリスト様の教えに近づこうというこったな
そんなにひどい日本の方が圧倒的に犯罪は少ないわけだが
130 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:44 ID:75ufDRN8
>>127 どのスレかで「更生のカリキュラム」について質問したけど、
「無い」で終わりだった。
俺は現状維持派だけど、説得力のある更生理論や
最低でもそういうモノを作成する取り組みについて
廃止派からの提示があれば、少なくとも様子見までには考えを改める用意はあるんだけどね。
実は廃止派自身そういう事については疎いんじゃないか、
興味の対象は法理論だけなんじゃないかって、最近思ってる。
131 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:45 ID:5hoVkm6N
>>120、
>>126 資料ありがとうございます。
後で見てみますが、残忍化の理論とか言われるものもそうですよね。
私もそんなふうに考えています。
死刑を存置している州のほうが廃止した州より圧倒的に
殺人発生率が高いんだよね。
ホクラハマとかでは実際、死刑廃止後に殺人発生率が減ったようだし。
133 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:45 ID:5hoVkm6N
134 :
9:03/06/01 23:46 ID:H+UL4jX3
>>120 アメリカ(死刑あり)とイギリス(死刑なし)
の比較だね、
アメリカとイギリスとでは、文化や銃の規制、人口増など他の要素の考察がなされた無いよ
>>126 死刑の無い州と死刑のあるとの比較だけど
死刑のある州が死刑廃止した時の比較が無いね
統計のマジックでは、誤魔化されないよ
135 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:47 ID:75ufDRN8
更生という観点から言えば、収容期間というのは
犯罪の種類よりは、犯罪者のパーソナリティによって変わってくるはずのもので
そういう意味では現状の刑罰制度全体が問われて然るべきなんだが
廃止派からは死刑糾弾しか出てこない。
ヨーロッパ諸国とアメリカをくらべてもその違いは顕著
137 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:49 ID:WXQldYEW
>>120 そのリンク先には、
「死刑がある方が殺人が多くなる」とする根拠はありませんよ。
単に、
死刑以外の要素を無視した数字のトリックを使ってるだけですから。
>>127 殺人犯の再犯率ってとんでもなく高いんですよ。
それに、教育刑としての機能が無いことに関しては、
終身刑も死刑も同じですので、
「死刑のかわりに終身刑を」
と主張している廃止派の人に関しては、
もともと、あてはまらない論点です。
139 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:51 ID:5hoVkm6N
>>130 このスレではとても無理でしょう。そういう議論は。
それこそ、行刑の実態の資料等々を土台にした事実をふまえたものでないと無理ですし。
感情的な場所にはそぐわないように思っていますが。
>>135 それはどうかな。
死刑廃止論というのは、死刑の存置根拠の不在を問う議論で、
行刑の問題は背景にあるにしても直接はそれなしで成立するし、
絡めて考えるよりは、それぞれで考えた方がいいようには思いますが。
>>135 いえ、教育刑重視を根本とした死刑廃止論は結構ありますよ。
教育刑、というのは、犯罪者の未来を重視しているというよりは、
むしろ、比較的軽犯罪(窃盗や傷害)のうちに犯罪者を矯正して
重要犯罪(強盗や殺人)を防ごう、という考え方だと思います。
141 :
132:03/06/01 23:52 ID:8vqGoV4S
142 :
9:03/06/01 23:53 ID:H+UL4jX3
>>135 いい事おしゃる!
死刑廃止論者からは、
教育による人間再生の重視による犯罪率そのものの低下を主張すべきでありながら
死刑廃止しか訴えないことが問題であると
それが出ないから死刑はぜひとも存続すべきです
143 :
132:03/06/01 23:54 ID:8vqGoV4S
>>142 死刑廃止自体が抑止効果をもたらす可能性も否定できないよ。
144 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:55 ID:5hoVkm6N
>>137 基本的な数字ですし、それはそれとしても見るべきで、トリックは言い過ぎですね。
また代替刑としての終身刑以外を主張する廃止論者も多くいます。
145 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:55 ID:WXQldYEW
>>132 圧倒的に殺人発生率が高いから、
死刑廃止する気にはなれないだけかもしれませんよ。
どちらにせよ、
死刑以外の要素を無視した主張は、
無意味な数字のトリックです。
存置国の日本だって、
時とともに殺人率が半減し、
全世界でトップレベルの低発生率を維持していますし。
新スレ立ってたのか。とりあえず前スレからのコピペ
批判は淡々と問題点を検討・指摘するにとどめましょう。
相手を罵るような言動は、感情的な反発の応酬になりがちなので
意識的にやめましょう。
これが守れないのは議論する気が無いor議論する能力が無い人間
147 :
9:03/06/01 23:58 ID:H+UL4jX3
>>143 どのような可能性なのでしょうか?
単純に死刑廃止しただけでの比較は、ありません
むしろその為の教育システムの充実で犯罪率が下がっただけでは?
148 :
朝まで名無しさん:03/06/01 23:59 ID:WXQldYEW
>>140 >いえ、教育刑重視を根本とした死刑廃止論は結構ありますよ。
どちらかといえば、それが本道とも思えますが、
その場合、終身刑も同じ理由で否定されるんですけどね。
#実際、終身刑が無い国が大多数です。
149 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:00 ID:LJ/Iy34D
>>140 そういう廃止論をここで見た事が無いんでね。
俺自身原則的には更生可能性を信じてるけど
現実的にそれを実現する方法が確立されてないから
それでは現行制度を代替する根拠足りえないという考えから
現状肯定を致し方なくしてるという感じ。
だからそれを覆すデータを廃止派に出してもらいたいんだけどね。
ただここにはそれを根拠とした廃止派は居ないらしいね。
>>139 >死刑廃止論というのは、死刑の存置根拠の不在を問う議論で、
であれば更生の問題は関係無いという立場なんだね。
>行刑の問題は背景にあるにしても直接はそれなしで成立するし、
>絡めて考えるよりは、それぞれで考えた方がいいようには思いますが。
不自然だね。
背景にあるという意味が、そもそもの始まりがそこにあるという意味なら
そこが論点になるはずじゃないの?
150 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:01 ID:xMDUjcGS
>>148 終身刑が言われるのは、日本のような国でいきなり有期刑というのはあまり現実的でないという判断があるのは周知のことです。
151 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:03 ID:xMDUjcGS
>>149 議論の進め方の違い、何を優先とするかの違い、ということだと理解していますよ。
152 :
132:03/06/02 00:03 ID:FQ6bqvry
>>147 廃止している州や国の厚生システムが存置しているところより
充実しているとも限らないのでは?
刑罰の存在が犯罪を助長するなんて考えたら刑罰なんぞそもそも存在
できん。
国が行う刑罰による懲役や死刑と、違法行為にすぎない監禁や殺人を
混同する者がいるならそれは教育によって減らすべきなんであって、
刑を無くしたり軽くするなんて問題外。
154 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:04 ID:BjbFHP4H
>>144 >トリックは言い過ぎですね。
「廃止派にとって基本的」なだけであり、
死刑以外の要素を全く無視した数字での主張は、
トリック以上のシロモノではありません。
>>148 おっしゃるとおり、教育刑の考え方では、絶対終身刑も同じく否定されます。
私も、絶対終身刑が死刑の代替になるとは考えていません。
私が思いつく範囲でもっとも実現の可能性がありそうな死刑廃止は、
死刑を存置したまま無期懲役の運用を改善する政策だと思います。
そういう意味では、今亀井議員はじめ死刑議連が検討している
重無期刑に考え方は近いかもしれません。
156 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:06 ID:xMDUjcGS
>>154 いいえ、誰にとっても基本的な数字です。
それ以外の要素が考慮されるべきなのは当然ですが、
重要資料である以上、トリックなどと言い出したら話になりません。
>>151 そもそもの目的と手段を切り離せると考えるのは浅はかだと思うな。
延々と続くループがそれを証明してる。
158 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:07 ID:BjbFHP4H
>>144 >また代替刑としての終身刑以外を主張する廃止論者も多くいます。
このスレでは、滅多にいないんですよ。
#それを主張すると、一般人の抵抗感が大きすぎるので、
#できるだけ隠しておきたい人が多いのでしょう。
159 :
132:03/06/02 00:07 ID:FQ6bqvry
160 :
9:03/06/02 00:08 ID:sSNC9EM5
>>152 じゃあ、ソースを探して・・・
英語苦手なんで翻訳サイトで探しても見つかるかどうか・・・
そこら辺が一番大事なようですね
>>156 >重要資料である以上、トリックなどと言い出したら話になりません。
これは何も言ってないのと同じなんだが。
重要な問題についての資料であろうと、資料価値は又別の話でしょ。
162 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:08 ID:xMDUjcGS
>>157 ループの責任をそこに求めるのは僕はどうかと思いますがね。
繰り返し現れる車の話など見てられますか?
163 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:08 ID:UbmrSjLS
とりあえず廃止を謳う人は
>>111の
> 廃止派の人たちに問いたいよ。
「君たちの命の価値は君を殺す人間の15年の拘束と等価なのか?」
って。
「15年の拘束後に犯人は人生を謳歌し、君には何もない。それは正当な出来事なのか?」
ってさ。
に答えてみたら?
164 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:11 ID:BjbFHP4H
>>156 >重要資料である以上、トリックなどと言い出したら話になりません。
重要資料であることと、トリックではない事には、
なんの因果関係もありません。
むしろ、重要資料とするためには、
トリックに陥らないように最新の注意をはらうべきです。
そして、死刑以外の要素を無視した数字では、
なにも説明できません。
つまり、ただのトリックです。
死刑と殺人件数の関係について、統計を作りたいなら
その対照国間の考えられる(死刑制の有無も含めた)全ての関連する差異について
「殺人件数」の関連度を調査すべきで、
その上で「死刑制度」との相関度が最も高かった場合に限り、
死刑制度について何かの意味を持つ資料になり得ると思うんだが。
166 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:14 ID:xMDUjcGS
>>164 重要資料である以上、そこから仮説を立てるのは自由です。
まず少ない資料でも仮説を立て、それを修正なりしていくというアプローチも十分可能です。
資料自体の問題点を自覚している限り、なんの問題もありません。
ことさら無視しようとするのはナンセンスというしかありませんね。
>>162 車の話は例えば無しとしては、廃止派の主張を文字通り受け取れば
筋違いではないし、
廃止派がそれに答えられないことを認めない所から
繰り返し出てくると思ってる。
で認めないのは、そもそも廃止派にとって、その論理が
廃止の根拠ではないからだとも思ってる。
説得の為の論理に過ぎないと。
>>149 教育刑重視=死刑廃止
というわけではないので、数は少ないかもしれません。
現実的路線では、
死刑を存置したまま、比較的軽犯罪から徐々に教育刑への転換を
計画する、というのが社会的ショックが少ないかな、と思うところです。
死刑を即座に廃止したい、というよりは、
「死刑を絶対不可欠のものと考えている」状態からの脱却を目指したい
というところですね。
169 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:16 ID:BjbFHP4H
>>150 段階をふんで、有期刑を最高刑にしようと目論んでいる事を、
一般人に目立たないよう隠して死刑廃止を主張するのは、
だまし討ちみたいなもので、フェアじゃないんですよね。
170 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:17 ID:xMDUjcGS
>>167 申し訳ない。よくわからない。
ま、明日からまた仕事なのでとりあえずこれまでとさせてもらいます。
オクラホマの記述についてはロサンゼルスの間違えです。スマソ。
>>166 問題のある資料は仮説の立脚点には出来ないでしょ。
173 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:18 ID:0ZrNvzlV
>>164 資料にトリックがあるのではなくて
資料の読み方にトリックがあるということですな。
>そして、死刑以外の要素を無視した数字では、
ニューヨークタイムズのそれは死刑以外の要素を
まったく無視したわけではないよ。
>>163 私や私の家族の命は犯罪者の15年とは等価ではありません。
しかし、犯罪者の死とも等価ではありません。
したがって、死刑と無期懲役の両方に改善を求める次第です。
今夜はこれまで。お休みなさい。
>>168 ただ教育刑で社会秩序が維持可能であるという事になれば、
死刑制度は少なくとも一点においてその正当性を失うわけだけど。
>現実的路線では、
>死刑を存置したまま、比較的軽犯罪から徐々に教育刑への転換を
>計画する、というのが社会的ショックが少ないかな、と思うところです
社会的ショックを心配するより先に、更生理論の確立を急ぐべきじゃないのかな?
なんかそれなしに他人を啓蒙しようと言うのは無責任だと思うけどな。
177 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:25 ID:BjbFHP4H
>>159 >>174 「まったく無視したわけではない」
程度であり、
他の要素を突き止めたわけでもないでしょう。
そんな状態で死刑の有無だけ注目しても、
それは、他の要素を無視しているのと同様でしかありません。
もし、突き止めているのであれば、
日本の殺人発生率が、存置のままでも減少し、
バブルがはじけても、
増加に転じていない事が説明できるはずですよね。
178 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:27 ID:gawn9dLW
>>120 >>126 資料ご苦労様。
ただこのような横軸方向の比較は正直説得力が薄く感じる。
同じ国の地域比較でも犯罪の地域性と言うのが有るのは明白。
死刑の有る地域の方が犯罪率が高くなるはずと言うのは
地域性、人口密度、国情等を無視した考察と思える。
むしろ治安が悪いから厳罰化方向の施行をしている可能性もある。
また大都市ほど犯罪率が高いと考えがちだが、必ずしもそうとは限らない。
たとえば東京は大阪よりも大都市だが犯罪率は低い。
やはり犯罪率にも地域性が有ると考えるのが妥当と思う。
抑止論の統計で最低限必要だと感じるのは同一地域の
縦軸方向(経年変化)の犯罪率の変動が分かるタイプだと思う。
もちろん犯罪率には色んな要素が関わると思うが、少なくとも
同一地域内の経年変化なら犯罪の地域性は排除できる。
一応廃止派も同一地域内の犯罪率の変動をだした事も有るが、
なぜか廃止論者が決まって出すカナダの統計結果は
執行停止中の殺人率の上昇を無視して、死刑に特別な
抑止力は有りませんと言う結論を出している。
やはり最低限でも執行期間中、停止中、廃止後の犯罪率の変動
を網羅すべきだと思う。
179 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:28 ID:gawn9dLW
>>178を訂正
×死刑の有る地域の方が犯罪率が高くなるはずと言うのは
○死刑の有る地域の方が犯罪率が低くなるはずと言うのは
180 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:29 ID:BjbFHP4H
>>166 >資料自体の問題点を自覚している限り、なんの問題もありません。
「その資料では死刑との関連は不明」
という問題点を自覚してない、
あるいは、無視しているからこそ、
数字のトリックを使用しているのだと思われます。
>>177 反対の可能性のことを言っているんであって、
抑止効果についてもその統計データは同様でしょう。
>>170 要するに冤罪は死刑廃止の本当の理由ではなくて
単に利用可能な死刑廃止の根拠の一つに過ぎないのではないかという事です。
183 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:34 ID:eVHrfRP1
>>180 横から悪いが、だからあくまで素材、仮説ということでしょ。
178氏のように資料的価値を限定的に認めた上で批判しないと話にならないと思いますよ。
どんな場合でもね。
178氏の批判のスタイルに違和感を感じる人は少ないでしょ。
184 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:35 ID:BjbFHP4H
>>181 反対の可能性って何の事ですか?
単に、死刑だけ注目し、
他の要素を軽視した主張は無意味ってだけの事なんですけど。
#死刑制度のおかげだけで、日本の殺人が少ないなんて主張はしてないですよ。
抑止効果があるという仮説を前提にすることが間違っているということです。
186 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:39 ID:BjbFHP4H
>>183 資料価値を認める事と、
資料を利用した数字トリックを認める事は、
全く別だと思います。
元の資料にどれだけの価値があっても、
それを利用したトリックには何の価値もありません。
>>184 >#死刑制度のおかげだけで、日本の殺人が少ないなんて主張はしてないですよ。
同じく、先の統計の記事だって、
死刑廃止のおかげだけで、殺人率が少ないなんて主張もしていないのでは?
188 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:43 ID:BjbFHP4H
>>187 意味不明です。
反対の可能性って何の事ですか?
189 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:43 ID:eVHrfRP1
>>186 わかってないな。
この問題での完璧な分析は原理的に不可能なんです。
178氏の言を私なりに理解して借りるなら、縦軸と横軸が共にそろうことはありえないから。
つまり、あなたの言を借りれば、分析はすべてトリックとなります。
しかしそんなことを言うのが無意味なことぐらい自明と言うしかありません。
190 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:44 ID:gawn9dLW
>>187 FQ6bqvry氏は犯罪の地域性(地域差)についてどのような考えですか?
地域差を無視すれば刑罰、量刑、検挙率が同じなら同じ犯罪率になると考える訳でしょ?
191 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:44 ID:eVHrfRP1
>>188 誤解がなければ、死刑のの犯罪促進効果のことでしょ。
193 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:47 ID:BjbFHP4H
>>189 >この問題での完璧な分析は原理的に不可能なんです。
完璧な分析が不可能だからといって、
数字のトリックが正当化されるわけもありません。
>分析はすべてトリックとなります。
それは論理の飛躍です。
>>189 分析が不可能な事について分析結果と称するものを提出するのは
すこぶる無意味だと思うんだけど、どうかな?
無意味なことをされたら、無意味を指摘する以外ないと思うんだけど、どうだろ?
>>187 見たけど、死刑云々で殺人が増えたとも減ったとも主張していないから、
この資料から死刑問題について何らかの結論に達しようとしてはいけない、という結論しか出ません。
コメントをつけてこの資料をここで見せること自体がトリックとなってます。
196 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:49 ID:BjbFHP4H
>>192 あの数字のトリックでは、
「抑止効果」も「抑止効果の反対(の効果?)」
も分析できていないとしか主張してませんよ。
>>196 だから抑止効果を前提に議論するのも誤りだと思うよ。
198 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:52 ID:gawn9dLW
私は専門じゃないので詳しくないのですが
>>120、
>>126のような
統計資料は学会や専門家から支持されてるのですか?
促進効果を前提に議論できないように抑止効果を前提に議論できない。
としか言いようがないんじゃないかな?
200 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:55 ID:eVHrfRP1
201 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:56 ID:BjbFHP4H
>>197 >>199 数字のトリックを許容するかどうかと、
抑止力を考慮するかどうかは、別の問題ですよ。
#そろそろ寝ます。
202 :
朝まで名無しさん:03/06/02 00:56 ID:gawn9dLW
落ちます。
>>197 待った。それは統計的資料から実証できない、ということに過ぎず
個人レベルでは多くの人に抑止効果がある事柄ですから
そこから帰納的に推測していくことも、一つの論点となりえます。
残忍化の話などもそういうレベルだと思われます。
206 :
朝まで名無しさん:03/06/02 01:34 ID:VsxgjPb3
死刑廃止で良いと思うよ。
刑期もそんなに長くなくて良い。
殺人者の方々が反省しようがしまいがどっちでも良い。
その替わり、善良な困っている人のために、以下の2点を実行していただく。
@両眼の角膜提供。(角膜提供者、国内では不足してます)
A死なない程度に、臓器提供。
これくらいなら出来るでしょ。殺されるわけではないんだから。
そうそう、身体障害者認定は出来ないよ、ワケ有りだから。
後は自分の力で明るい未来を切り開いていただいて、80年でも90年でも長生きしてね。
207 :
無名:03/06/02 02:14 ID:gDRUaviu
死刑に値する重罪というものがこの世に存在するか。
俺は「存在する」と考える。それが(俺の)正義に適うからだ。
一方、いかなる重犯罪者もその生命が権力により害されてはならないと考える人がいる。
人権思想に基づく考えだが、これも一つの正義だろう。
これらは、どちらが正しくてどちらが間違っているというものでもない。
単に、両者の依って立つものが違うだけだ。
それを理解せずに「死刑廃止は人権思想に適うものだから正しいのだ」と主張する人間は多い。
人権思想は論理必然ではない。少なくとも絶対神を抱かない日本人にとっては。
何者にも侵されない権利たる人権の源泉が、ない。
だから多くの人は憲法を胡散臭いものだと感じているし、
また死刑廃止論に不信感を抱くんだろう。
ここまで書いて結局自分が何が言いたかったのかよくわからんようになってきた。
ま、啓蒙活動がんばってくださいってことかな?w
208 :
朝まで名無しさん:03/06/02 02:18 ID:R65afVRm
>206
私は、死刑賛成派です。
ただ、今のちんたらした死刑制度は反対ですけど。
重罪人を国税で10年以上も生かしとく道理がありますか?。
しかも、海外から見れば日本は犯罪人天国なんですよ。窃盗しても刑期が非常に
軽く、衣食住および医療が高水準な国と思われてるから、捕まったら体の悪いとこ
ろを治療してもらえってもっぱら言われてなめられてるんですよ。
犯罪者に人権があるのか?って言ってるのは、昔の囚人の扱いが酷かっただけで
あって、社会更正が不可能の人間を保護すること自体が間違っていると思う。
私からしてみれば、死刑の執行年数制定、異常殺人者には体罰刑、性犯罪者には
去勢刑を行うぐらいの覚悟がない限り、犯罪は減らないと思う。
209 :
朝まで名無しさん:03/06/02 13:51 ID:VwOJPg3h
「外国人犯罪者が日本をどう思ってるか」なんて事を、なんでお前は知ってるんだ?
他スレに書いてあった事を鵜呑みにしてるだけなんじゃねーのか?
>>209 鵜呑みにしているだけの可能性があるなら、なぜそうなのかを説明するなり
ソースを出すなりしましょう。
外国人に犯罪者にとって天国のようだと思われていることについては、
普通に報道番組などでとりあげられていることです。
211 :
朝まで名無しさん:03/06/02 18:21 ID:5txeuLdB
>>210 それだけ報道があるなあ、WEBにもたくさんあるんだろう?
一つぐらい示してみてもいいじゃないか。ん?
212 :
朝まで名無しさん:03/06/02 18:43 ID:v4KEw0/D
213 :
朝まで名無しさん:03/06/02 18:57 ID:0ZrNvzlV
>>212 うーむ、本国で犯罪を犯すよりも日本に来て犯罪を犯した方が
リスクが小さくリターンも大きいということか・・・なんだかなー
俺の友達は警官だがまじで中国人はほんとに悪いらしい。犯罪するために
日本にきてるって。学生時代は他の国の人間の悪口言うような友達じゃなか
ったがホントに辟易してた。
216 :
朝まで名無しさん:03/06/02 22:13 ID:IB00c4pb
>>175 お、一人だけ
>>111に答えてる廃止派の人がいるね。
でも後段の
「15年の拘束後に犯人は人生を謳歌し、君には何もない。それは正当な出来事なのか?」
に答える事は回避するんだね。。。
ま、好意的にとれば終身刑支持派なんだろうけど、となると
何故「善良な」一般市民、納税者が凶悪犯の一生を面倒みる為に
自らが働き金を差し出さなければならないのか?という疑問が出るね。
我々は凶悪犯の奴隷ですか?
217 :
朝まで名無しさん:03/06/02 22:41 ID:irG2QoNU
>>216 111が愚問で無数にガイシュツだから皆無視しているだけ。
同害報復は社会は採用していない。
犯罪者を隔離するのも社会の使命。
おまえだって明日事故を起こせばすぐ犯罪者になりえるんだよ。
おまえの理屈は、犯罪者は全員死刑ってこと。
現実には15年せずに多くの殺人犯は社会に出てくる。
殺人者すら全員殺すというなら、中国北朝鮮ぐらい。
どこが適当かは議論はあっても、殺すわけにはいかない。
218 :
175:03/06/02 22:55 ID:6rd5eUH+
>>216 答えになってないですか?
「15年後の拘束後に犯人が人生を謳歌することができる」
無期懲役についても改善を求めていますけど。
政府ひいては納税者が凶悪犯の面倒を見る(隔離して矯正を行う)のは、
犯罪者のためではなく、
1.再犯を防ぐこと
2.1を為した上で、社会復帰させ自立させること
が目的です。
奴隷というのはどうかと思いますが、「義務を負う」という意味でならYesです。
理由はひとことでは難しいけど、徐々に書いていきたいと思います。
ちなみに、一般に言う「絶対終身刑」は支持しません。
矯正をしない、という点で死刑と同じだからです。
あくまで、教育刑を中心に考えているということですね。
219 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:00 ID:IB00c4pb
>>218 となると 「15年後の拘束後に犯人が人生を謳歌することができる」 事にかわりはないんですけど?
15年が何年になるかはわからないですけどね。
それに矯正というのは絶対ではないですからね。「役者な犯罪者」には
無意味そのものですから。完全に再犯を防ぐ為には死刑以外ないんですよ。
社会が再犯の被害者を作り出すリスクを負わねばならない合理的な理由とは何ですか?
220 :
9:03/06/02 23:02 ID:hLHZhe1t
>>160のソース、より正確には
>>152のソースを探したのですが
さすがに言語の壁は高かった・・・
でもって日本語だけでもと思い検索してみると
死刑廃止論者は、票のほしい議員を除くと
左翼の方達が多いんです
これには愕然としました、
教育による犯罪抑止によって、死刑廃止を訴える方は、残念ながら
見当たりませんでした
左翼の方達がどの国と親しく、
又左翼の方達が地方自治体の首長になった、
東京、大阪、北海道がどれくらい財政赤字になったかは、よくご存知だと思います
このスレで死刑廃止論者の方達を左翼であるとは言いませんが
まず死刑廃止有きではなく、死刑になるほどの凶悪犯罪を出来るだけ無くすには
どのような手段をとるべきかを論ずるべきだと思います
221 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:03 ID:IB00c4pb
>>217 故意犯と過失を区別すら出来ないのですね。。。
> おまえの理屈は、犯罪者は全員死刑ってこと。
その通りですよ。何故それがいけないのか合理的に説明してくれと言っているのです。
不幸にしてそのような説明を出来た廃止派にはお目にかかっていませんので。
222 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:26 ID:BvpczLu4
>218
「再犯を防ぐこと」を可能にするのは終身刑か死刑だけですね。
矯正(更正?)が理論的に可能なものかどうか分かりませんし。
223 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:31 ID:fuzF4hBt
>>220 普通はそう考えるよね、彼らは人権問題としてしか捉えらえてない。そこがズレだと思う。
やっぱり更生といえば基本は「時計仕掛けのオレンジ」だと思うわけですよ。
225 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:38 ID:H+Q/XQ9L
>>224 あれ、最後どうなったっけ。もう忘れちゃったよ。
あの主役、あのあともキューブリックとまた仕事
したかったんだけど、お呼びがかからなかったって残念がってたな。
226 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:39 ID:NoQwQBuJ
>>222 軍隊のような訓練と扱きを受けさせる事で再犯率を10%
程度に止めている刑務所が海外にあったと思います。
受刑者は普通の刑務所か軍隊風刑務所を任意に選択でき
過酷な扱きに耐えられれば早期で出所できるが、途中で脱落
したら通常の刑務所に移送されて刑期を上乗せされるという
制度だったと思います。
死刑や終身刑の前段階にそういうのがあっても良いのでは?
227 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:39 ID:H+Q/XQ9L
>>221 ふーん、北朝鮮みたいな国がいいんだ。へー。
北朝鮮や中国をのぞけば、そんな国は世界にはないと言っていいんだが、
それがどうしてか少しは自分で考えた方がいいな。なんでも人に訊けばいいというもんじゃないからな。
「時計仕掛けのオレンジ」では凶悪犯が政府・反政府両側から
利用されている、って話でしたね。
229 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:41 ID:H+Q/XQ9L
>>221 それと犯罪者を全員死刑と主張する存置論者もまずいないんだよ。
つまり君の望む合理的説明を存置論者に求めてみたら?(w
230 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:43 ID:VY6bT3G/
>>227 刑罰の制度の問題と政治体制全般の問題とを区別出来ないオツムなの?
結局説明出来ないから印象誘導とレッテル貼りで逃げる訳ね。。。
何時も廃止派はこの手の行為しか出来ないんだよな。。。
231 :
9:03/06/02 23:43 ID:hLHZhe1t
>>223 そうです、ただし、加害者の人権問題で
被害者の人権問題では無いのです
232 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:44 ID:VY6bT3G/
>>229 犯罪者じゃなく「殺人者」ね。私の言ってるのは。
>226
再犯率10パーセントって高いような気もしますが、面白い制度ですね。
234 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:48 ID:H+Q/XQ9L
>>232 殺人者全員死刑という存置論者もあまりいないでしょ。
235 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:49 ID:H+Q/XQ9L
>>231 とりあえず死者の人権とは何かというのを一度考えてみてほしいですね。
次に殺人の被害者で遺族がいない場合はどうなるのかと。
236 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:50 ID:VY6bT3G/
>>234 「だからなに?」って話なんだけど。
論理的にどうして否定されるのか訊いてるのさ。
237 :
9:03/06/02 23:51 ID:hLHZhe1t
>>234 私はそうですが?
殺人を犯せば自分の命と引き換えというリスクを負えば
おのずと殺人は減ります
>>219 再犯の可能性について着目すると、
A.強盗致傷を犯したものが矯正不十分で復帰し、強盗殺人を犯す可能性
と
B.強盗殺人を犯したものが矯正不十分で復帰し、強盗殺人を犯す可能性
は
どちらが高いでしょうか?
私には同程度に危険性があると思えます。
しかし、現実には強盗致傷で死刑にはなりません。
いずれ、塀の外に出てきます。
かといって、全ての犯罪者を死刑にすることも出来ません。
しかし、全て閉じ込めておくことも出来ません。
「矯正可能なうちに再犯の可能性がない程度に矯正し復帰させる」
ことがどうしても必要なのです。
そして、同時に
「矯正がすんでいない者を復帰させない」
ことが必要なのです。
「本当に矯正できない者」だけを死刑にする制度を模索している、
というところでしょうか。
239 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:51 ID:fuzF4hBt
>>231 百も承知ですが。
被害者がいるケースが多いのと、被害者になるリスクが大きいと考える国民がいることは無視できません。
240 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:51 ID:H+Q/XQ9L
241 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:52 ID:H+Q/XQ9L
>>233 再犯率10%
の「再犯」が軽犯罪を含むなら十分低いと思います。
243 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:56 ID:6GQIutrK
北朝鮮って犯罪者は全員死刑なの?中国も?
>>219 もうひとつ別の理由も書いておくと、
「矯正して償いをさせる」ためです。
「悪いことをしても死ねば許される」
という変な観念を作らないためです。
多くの人が書いていると思いますが、
「死を恐れない殺人者」
を抑止するためともいえます。
245 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:58 ID:KcBnV7W5
本当は、獄門釜ゆでマンセーとか全員死刑とかいうのは存置論内部で面倒見てくれないと困るんだよね。
議論が無用に拡散、感情化するだけだし。
246 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:59 ID:boWOBzS/
247 :
朝まで名無しさん:03/06/02 23:59 ID:VY6bT3G/
>>238 その線引きが「人を故意に殺したかどうか」だと言ってる訳。
殺人者には人を殺した実績がある。傷害犯には未だない。
殺人行為とは「矯正出来たからちゃらにしてやろう」で済むほど
軽いものではないと言っているのです。
248 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:01 ID:mPu5VwYl
完璧な証拠がある場合や、現行犯の凶悪犯(極刑相当)なら、
死刑で良いんでない?
>245
スレのにぎやか師として放置していただければ幸いです
250 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:02 ID:loOn2mTH
>>244 死を恐れる人間と死を恐れない人間のどちらが多いか常識で考えればわかるでしょ?
より多い方に抑止効果の有る政策を採る方が効果的なのは自明では?
>242
「再犯」というのは同様の犯罪を再び犯した、という意味じゃなかったんだ・・・
252 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:04 ID:loOn2mTH
>>244 そうそう、「償い」とは具体的にどういう事?
綺麗に響く言葉だが、印象より具体的にどういう事なのかが問題ですよ。
253 :
9:03/06/03 00:04 ID:3VJMkJ1J
>>235 あなたの論理でいくと
死者には、尊厳は、必要でない、と言うことでしょうか?
死体そのものは物体でありどのような扱いを受けてもよいということですか?
遺族がいなくても友人、知己、ご近所と悲しみ、憤慨される方も多いんです
それとも、あなたが殺されても悲しむどころか
大喜びされる方ばかり回りにいるんでしょうか?
犯罪の程度によって犯罪者の人権は限定されたものになります
生存権の限定が死刑なのです
>>91にも書きましたが死刑には抑止効果があります
>>247 「殺人の実績」が量刑基準になっているのは事実です。
しかし、再犯可能性について問題にするべきなのは「動機」ではないですか?
「殺人に走る可能性のある者」を同じく矯正しなければならないのではないでしょうか。
そして矯正して、それで終わりではありません。
矯正後に、償いを行う必要があるのは当然です。
>>244 「償い」とは、民事賠償と言い換えた方がいいかもしれません。
>>250 犯罪者をひとくくりに考えるのではなく、
個々の事例を重要視した方がいいのではないでしょうか。
「死を恐れる犯罪者」「恐れない犯罪者」
には別々の抑止策が必要だと思います。
255 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:10 ID:vsyh6TY0
>>244 >「矯正して償いをさせる」ためです
それは生きていることを前提にした意見ですよね?
それに、矯正が不完全なのに釈放することで、再犯の恐れがあります。
犯罪者の自由と、民衆の生存権。どっちが大切でしょうか?
>「悪いことをしても死ねば許される」
>という変な観念を作らないためです。
この「許される」という言葉があいまいなのですが、法律上ではなく、「社会的に」でよろしいのでしょうか?
別に許されません。
窃盗犯人が懲役食らったからといって、社会的には不信の目で見られます。
>「死を恐れない殺人者」
>を抑止するためともいえます
死を恐れる殺人者は抑制されます。
それに、死を恐れない殺人者は死刑になれば抑制されます。
仮に死刑にできなかったとしても、死刑制度があってもきちんと矯正できます。
はっきり言って教育だ矯正だとできもしない理想論なんて屁の役に
もたたない。金八先生の見過ぎ。
必要ないって言ってんじゃないぞ。刑罰の中心が教育刑なんて
考え方がだめって言ってるだけ。
257 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:13 ID:loOn2mTH
>>254 越えてはいけない壁を越えられた人間だという事です、殺人者は。
越えられなかった人間とは違うのです。
償いが民事賠償であるというのなら、財産のないものはどうするのでしょう?
誰が彼らを雇うのでしょう?
どのようにして彼らは自らが生きて行く最低限以上の収入を得るのですか?
浮世離れした絵空事ではなく現実的に考えて下さい。
>>255 「許される」は、「それ以上、法的に償いを求められない」ということでいいかと。
犯罪者の自由を重視しているわけではないのですが、
うまく説明できるようになったら、また書きます。
今夜はこの辺で。
>>257 一個だけ。
財産のないものは、修復的司法のプロセスに組み込みます。
具体的には、被害者の回復に貢献してもらいます。
それもできないものは、終身刑=緩やかな死刑です。
260 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:22 ID:NNbPyRcZ
>>259 修復的司法の理念とは全く相容れない思考。
261 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:23 ID:loOn2mTH
>>259 > 具体的には、被害者の回復に貢献してもらいます。
全く具体的でないのですが。。。「どうやって」貢献させるのですか?
262 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:26 ID:h4R0ZL4H
>>261 >全く具体的でない
修復的司法について、具体的に知らないからでしょ。
263 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:29 ID:vsyh6TY0
>>262 修復司法じたいが、あいまい極まりないもので、センセーごとに案を出してる段階。
264 :
9:03/06/03 00:32 ID:3VJMkJ1J
>>244 >「矯正して償いをさせる」ためです
矯正完了して出所してきた方がもう一度犯罪を犯せば矯正が無意味なのでは?
アメリカのスリーストライク法をご存知ですか?
三回犯罪を犯せば死刑や終身刑という法律です
>悪いことをしても死ねば許される
あなたには、家族や友人などの大事な人以外に自分の命より大事なものはありますか?
死刑になるひともそうではないのですか?
そうでない人は↓で
>「死を恐れない殺人者」 を抑止するためともいえます
死を恐れないのではなく、命より大切なもの、思想、プライドなどがあるのでしょう
囚人のプライドも何もかもズタズタにしなくてはなりませんね、
随分と「残酷」ですね
265 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:34 ID:vsyh6TY0
>>258 べつに、社会的責任を問われるんだし、許されたことにはならないでしょ。
266 :
朝まで名無しさん:03/06/03 00:37 ID:NNbPyRcZ
>>263 それはいろいろあるというだけで、具体的でないとは違うな。
267 :
9:03/06/03 00:53 ID:Aw2G8wex
死刑廃止論者の方に
教育における犯罪の抑止の考え方をお聞きしたかったのですか
残念です
それでは、お休みなさい
268 :
朝まで名無しさん:03/06/03 01:13 ID:vsyh6TY0
>>266 なんていうか、互いに好き勝手つぶやいているだけで、批判の応酬などの議論までにはなってない。
269 :
178:03/06/03 01:15 ID:IPXpUd3n
>>120、
>>126のデータについてですが、よく考えると
>>178で書いた
指摘以外にもう一点書き忘れた事が有ったので書きます。
>>120、
>>126の資料は殺人率の地域比較(横軸方向)でいわゆる
死刑の特別な抑止力と犯罪促進(誘発)効果について考察していますが、
>>178で指摘した以外にも殺人と言う犯罪の性質が考慮されていないと考えます。
殺人事件の性質を考えた場合、被害者と被疑者とが面識のある割合が財産目的
の犯罪等と比べかなり高いのが特徴です。
日本の平成14年警察白書では殺人事件の面識率は「85%から90%の間」と有ります。
アメリカは日本に比べ快楽殺人が多そうなので数字的には低くなると思いますが、
財産犯との対比となると、どの国でも同じような傾向がでると考えるのが妥当と思います。
そこで事件当事者同士の面識率が刑罰の重さの地域差にどのような影響が有るかと考えると、
財産犯は捕まった時のリスクを考え目標(犯罪を犯す対象)を刑罰の軽い地域に変更する
と言う事は考えられますが、殺人件の場合近隣の地域に刑罰の軽い地域が有るからといって
目標である殺したい(憎い)相手が変わるとは考えにくいからです。
ただし、殺人でも少数ではありますが快楽殺人は殺人行為自体が目的ですから、捕まった時の
リスクを考えて刑罰の軽い地域で...と言うのは考えられます。
270 :
178:03/06/03 01:16 ID:IPXpUd3n
>>269のつづき・・・・
それから事件当事者同士の面識率が高いと言う事は生活圏に共有部分が有ると言う事であり、
財産犯等に比べると当事者同士が同一地域である割合が高くなると考えるのも妥当です。
以上の事を考えると当事者同士の面識率が高い言う殺人の犯罪の性質上、財産犯等に比べ刑罰
の重さの違いによる地域格差(横軸方向の差)が出にくいと考えるのが妥当と帰結になります。
ただし快楽殺人のみに限れば横軸方向の比較は多少有効かも知れません。
やはり
>>120、
>>126のリンク先で出ている極刑の違いによる殺人率の地域比較(横軸方向)から
死刑の抑止力を考察すると言う試みは、地域差が出にくい殺人事件の性質、治安の地域格差
(犯罪の地域性、人口密度(都市化等))等を考慮すると縦軸方向の比較に比べて極めて説得力
が薄いと判断するのが妥当と考えます。
ちなみに横軸方向とか縦軸方向とかの言葉は私が勝手に便宜的に使ってるだけです。長文失礼。
言いっぱなしなあたり、勉強しろ厨と同じ匂いがするな。
>>260 そして自らが「いろいろある」中のどれを指してるかも言わないのに
「具体的でないとは違う」と主張するのはこっけいだな
>>266
>>245 勉強しろ厨も廃止論内部で面倒みて欲しいね(w
273 :
朝まで名無しさん:03/06/03 02:48 ID:gUDBuJCw
>>272 いいですよ。じゃぁ、双方で面倒見ると言うことで。
契約成立です。(w
>>270 しかし少なくとも死刑制度がなくても治安を維持できるということを
ある程度まで示しているのではないだろうか。
>>269-270 地域差を考慮すると言っても、アメリカ合衆国内の隣接する州で
それほど大きな地域差があるとも思えません。
それから、快楽殺人や通り魔殺人ばかりでなく、強盗殺人や
誘拐殺人のような財産目的の殺人もあります。
地域比較ばかりでなく時間軸による比較研究の記事もありますね。
抑止力論というのも一種のユートピア観であって、
殺人を犯さない正常な人たちの想像する幻想に
過ぎないようにも思う。
刑罰に抑止力が期待出来ないなら、
もう一方の機能、社会からの逸脱者の隔離、
或いは排除のみが期待されることになるね。
応報を否定してる人が居るみたいだけど、
守っても守らなくてもフィードバックの無い法にどういう実効性があると考えてるんだろう?
法治国家で人権を尊重される事を要求するなら、
法を遵守することは大前提であるはず、法を遵守しないということは
他者の人権を尊重しないという事だから。
他者の人権を意図的に抹消してしまう人物は
社会に存在を許されてはならない、これに異論のある人は居ないだろう。
刑罰の事前抑止を否定するなら、それに代わる予防策を提示しなければならないし、
応報原理による再犯抑止を否定するなら、教育によりそれが代替出来ることを示すべきだと思うな。
279 :
朝まで名無しさん:03/06/03 12:07 ID:2znYFvK4
否定されているのは、「同害報復」、「特別な抑止力」であって、応報一般、抑止力一般ではない。
これは数日に一回は指摘されている。
なんとかならないものかね。
280 :
朝まで名無しさん:03/06/03 12:08 ID:2znYFvK4
>>275 そもそも快楽殺人、通り魔人は、アメリカでも極めて例外的な犯罪だろうに。
281 :
朝まで名無しさん:03/06/03 12:30 ID:tXzCU1p5
そもそも、冤罪以外に死刑を廃止する理由がどこにあるの?
欧米の人権崇拝に何で日本が付き合う必要があるんだか、サパーリわからん。
282 :
朝まで名無しさん:03/06/03 12:35 ID:NlauH2OT
>>281 きみだって、人権がいらないんじゃないんだろ?
人権はほしいんだろ?
単純に人権崇拝などとアホを言う前に、まず君がほしい人権を明確にしたら?
その上でいらない人権を考えたら?
>>279 「同害報復」から死刑が肯定されるということではないことは
何度も指摘されている。
「特別な抑止力」については、その存在(証明)を、
なぜ死刑肯定の場合だけ絶対条件とするのかが、そもそも疑問。
これも何度も指摘されている。
なんとかならないものかね。
>>278 死刑廃止論者がその理由を人権に求めているとも言えないのでは?
刑罰の本質を応報として、死刑と他の刑罰で正当化の根拠は区別せず、
刑の重さの問題と考えるのが、存置派の考え方だろう。
司法がその運用において間違えを犯す可能性があるということを
法という理念内容そのものの中にあらかじめ考慮して適用しておく
必要があるという立場もあります。
>>284 廃止派の主張では、
死刑と他の刑罰を区別する根拠(理屈)がハッキリしないんだよね。
事実としては生命剥奪の有無という違いはあるけれど
これを正当化根拠との関係でどう考えるのか。
例えば、教育・更生を刑罰正当化の不可欠の要素とするならば、
社会復帰を予定していない死刑や終身刑と
他の刑罰を区別するという理屈になるのだろうが。
>>285 廃止論も応報と考えるでしょうし、それを報復とは
区別するということでは?
>>288 存置論も「応報」と「報復」は区別してるだろう。
生命剥奪=報復、ではあるまい。
>>287 やはり殺すか殺さないかの違いは大きいと考えるから
一般に殺人の罪が重くなると考える人が多いのでは?
確定後に誤審であると分かったときにも、
殺していたか生かしていたかでは結果的に司法が犯した
場合の殺人の罪の重さも大きくなるからでしょう。
>>291の訂正
×司法が犯した場合の殺人の罪の重さも
○司法が罪を犯した場合のその罪の重さも
誤判のことを考慮しなかった場合に、
終身とかのほうが死刑より重い刑罰と考える立場もありえますけどね。
294 :
朝まで名無しさん:03/06/03 14:04 ID:LBGGsSy6
>>291 でもここの存置派の馬鹿は死刑も懲役も同じだって言ってるよ。
笑っちゃうと思うんだが大まじめ。
こんなのは世界でもここだけだろうに。(爆笑)
>>290 それはどういうことですか?
刑罰の本質を勝者による報復と考えている
ということではないのですか?
>>291 その考えはありだと思う。
犯罪を犯していない者が、
(国家権力によって)生命を奪われるリスクの問題だよね。
これは、人権の問題であるとも言えると思う。
たとえ犯罪者であっても生命を奪ってはならない、ということでの
人権の問題ではなくてね。
>>295 勝者による報復ではなく、
行為や結果に対するペナルティー。
>>294 だが、冤罪死刑のリスクを承知で、
あえて国民が死刑制度が必要だと認めているのなら
冤罪のリスクに関して、死刑と懲役を区別する必要はないという
考え方も成り立つ。
>>296 人権という用語はいくらか曖昧なところのある概念であると
思いますから、あまり使わないほうがよいと思います。
>>298 多数決によって無実の人を殺す権利もあるだろう
ということでしょうか。
301 :
朝まで名無しさん:03/06/03 14:17 ID:XzgTb1Hc
>>294 >でもここの存置派の馬鹿は
つか、「ガルマは」だろ。
今もいるけど。
というか、私は実は死刑完全否定の立場ではないんですよね。
ただし死刑肯定派の主張の多くには賛成できないことが多いので。
そういう意味では死刑廃止派にかぎりなく近いとは思います。
>>300 あくまでも国民自身が自らに対する権利侵害のリスクを
どう考えるかの問題。
多数決で少数者の人権を制限するとかいう話とは違う。
305 :
朝まで名無しさん:03/06/03 14:24 ID:XzgTb1Hc
わーい叱られたあ。
ちなみに一般的な翻訳では、penalty=刑罰、報いだよ。
>>305 あ、「報い」と表現した方がよかったかもね。
>>305 仕返し、報復、という意味にもなるんでしょうか?
ま、それはある程度認めざるを得ないとしても、
法自体が殺人までの主体になることを認めるというのは...
>>303 汚名を社会全体から背負わされて生きたうえに
そのまま殺されるというのは
ある意味最悪の被害だから...
>>307 >仕返し、報復、という意味にもなるんでしょうか?
ならないと思うけどね。
で、ならないとしたらどうなの?
行為に対する報いであっても否定するの?
>>308 だからなんなんだろ?
>>303へのレスにはなってないような気がするが。
そういうリスクを受け入れるかどうかという選択の話ですね。
>>309 応報を認めることがそのまま死刑を認めることにはならない
というのも廃止論の立場であると思いますよ。
いやしかし、罰金(窃盗又は恐喝)、懲役(拉致監禁又は強制労働)と、
他の刑罰だって「人権侵害」だし「犯罪」であることは変わりないのに、
なんで死刑(殺人)だけ特別扱いにするのか、それがよくわからないんだが。
殺人は他の犯罪とは質的に別次元の犯罪だから、というなら、
やはり殺人にたいする刑罰は他の刑罰とは質的に別次元でも仕方ないのでは。
そうすると、「殺人だって死刑にならない場合の方が圧倒的に多い」という
反論がありそうだが、それは「情状酌量による減刑」で説明がつくような気がするけど。
312 :
朝まで名無しさん:03/06/03 18:14 ID:kMA0NQRD
またガルマが一日中暴れていたのか
なんでID変えるんだ?
313 :
朝まで名無しさん:03/06/03 18:28 ID:LN+dWINU
>それは「情状酌量による減刑」で説明がつくような気がするけど。
ガルマの珍説には慣れたつもりだったが、さすがにこれはすげーな。
素人は怖ぇなぁ。
だがこっちもただの学生だがw
>>312 >なんでID変えるんだ?
勉強しろ厨じゃあるまいし(w
>>313 >ガルマの珍説には慣れたつもりだったが、さすがにこれはすげーな。
>素人は怖ぇなぁ。
どこがおかしいのか具体的な指摘もせずに、
レッテル貼りしかできないのかい?
>だがこっちもただの学生だがw
そんなこっちゃ成績悪いだろ(w
316 :
しーぽん:03/06/03 18:47 ID:ZffzOvrr
317 :
朝まで名無しさん:03/06/03 18:51 ID:LN+dWINU
>>315 成績はまぁまぁw
つかさ、おまえはこれがおかしいと思わないのか?
あ、ガルマ本人か。
あのさ、雨はカミナリ様の小便だと言っている奴にどうやって説明すればいいかわかる?
俺はわからないから他の人に任すよ。
それに彼女が来たからもうここを出ないといけないしな。悪いな。
>>311 もともと日本の刑法では、法定刑の幅が広く、
裁判官が具体的事案に応じて、柔軟に対処できるといわれている。
(それが良いか悪いかはさて置く)
例えば、殺人罪では、死刑又は無期若しくは3年以上の懲役で、
殺人が特別のものだと考えるにしても、
そこから原則死刑と考えるというのは無理があるだろう。
むしろ、殺人の中でも特に悪質なケースに対処するために
法定刑に死刑を定めてあると考える方が自然だと思うが。
>>317 だから、アホな例えはいいから
どこがおかしいのか具体的に指摘しろちゅうの。
320 :
朝まで名無しさん:03/06/03 18:57 ID:9RpfRmWl
>>317 >あのさ、雨はカミナリ様の小便だと言っている奴にどうやって説明すればいいかわかる?
ワロタ
つーかさ、付き合い長いんだから
俺の書き込みかどうかぐらいわかってくれよ(w
まぁ、せいぜい彼女に2chねらだってこと
ばれないようにな・・・
>>320 この程度のネタで自分が笑ってるところ見せて
なんか楽しい?
323 :
朝まで名無しさん:03/06/03 19:11 ID:qFYPgQa0
>>322 そんなつまらないツッコミをしてなんか楽しいんか?
324 :
朝まで名無しさん:03/06/03 19:12 ID:qFYPgQa0
>>321 おまえもわけわからんからコテならコテで通せ
326 :
朝まで名無しさん:03/06/03 19:50 ID:KhQzmXFC
廃止派の人たちに問いたいよ。
「君たちの命の価値は君を殺す人間の15年の拘束と等価なのか?」
って。
「15年の拘束後に犯人は人生を謳歌し、君には何もない。それは正当な出来事なのか?」
ってさ。
>>326 だからそういう問いは存置派に答えてもらうことになったんだよ。
ほらガルマ、出番だぞ。
>>327 その前にID:LN+dWINUをどうにかしろ(w
329 :
朝まで名無しさん:03/06/03 20:13 ID:KhQzmXFC
>>327 なんだかんだ言って結局逃げるんじゃん。
廃止派の程度がしれるよ。
>>327 俺だったら、
>>326には、
刑の重さは結果だけでなく行為態様も関係するから
単純に「生命の価値」ということで、正当かどうか判断はできない
と答えるが。
つーかね、例えばさ、
もし俺が飼っているネコを殺したヤツがいたとしたら、
正直そいつをぶっ殺してやりたいと思うわけよ。
でも、そういう生の感情(価値観)と、
刑法で考慮すべき応報感情は区別すべきだろうね。
332 :
朝まで名無しさん:03/06/03 20:34 ID:KhQzmXFC
>>331 猫はまあ人間ではないから難しいとしても、同等の人権を持つ
人間同士の間でそれが行われた場合は刑法で考慮すべきじゃないの?
>>329 いや、廃止論特有のテーマじゃないし、
廃止派が言っても結局双方が反発するだけでしょ。
まじめな話、存置派内部での方が実りが多いね。どうみても。
334 :
朝まで名無しさん:03/06/03 21:41 ID:4P+44oO1
>>333 廃止派の意見を訊いてるんだけど?
どうも廃止派は「自分自身の事」とは全く考えていないようだから。
他人事だからこそ廃止を言ってるようだからね。
で、君も結局逃げるのかい?
だから、存廃論とは直接関係ないテーマなんだよ。
存置論=殺人者は皆殺し、じゃないんだから。
それといーかげん「逃げるな」とか止めたら?
逃げるとか言われたら絶対答えてなんかやんないと思うがな。俺なんかは。
そもそも他人に聞く態度じゃない。
336 :
朝まで名無しさん:03/06/03 21:53 ID:4P+44oO1
>>335 結局答えられないからごまかしてるだけだね。
廃止派の不誠実さはいつもの事だけど、こんな輩の唱える論理を
どうやって支持しろっていうんだろう?
「直接関係ない」???どうして関係ないのか説明も出来ないのに???
>>336 存廃で議論が分かれないから。
書いてあるだろ?
それに輩なんて書いている時点で質問者としては失格。
>廃止派の不誠実さはいつもの事だけど
存置派の感情論はいつものことだけど
>>332 生命侵害といっても過失と故意は違うし
故意でも、カッとなって衝動的に殺すのと計画的殺人はまた違う。
計画的殺人でも、動機が例えば恨みと金目当てではまた違う。
生命の価値を考慮するにしても、
それだけから刑の重さが決まるというわけではないということ。
>>335 とりあえず答えてみたら?別に困らんでしょ?
存廃論とは直接関係ないテーマだってそれでいいんだからさ。
341 :
朝まで名無しさん:03/06/03 22:41 ID:JM8uszGm
>>339 過失と故意に違いはあるにしても、それ以外に違いはあるまい。
カッとなろうが何だろうが「故意に命を奪った」事に変わりはないのだから。
命の価値を高くとるならそこを基準にした刑罰でなければならないのは自明でしょ。
342 :
朝まで名無しさん:03/06/03 22:43 ID:JM8uszGm
>>337 議論が分かれない事はないと思うけど?
私なんかは「殺人者は死刑であるべき。生の喜びを謳歌する権利はない」と考えてるけど、
他の存置論者にはそうでない人も多いからね。
横レスですが
言いたいことはなんとくなくわかります。現行の刑罰自体に疑問を持っていて
もっと重罰に処すべきだと考えていれば、死刑廃止は論外、死刑適用を
今より増やすべきだ、ということになるんだろうと思います。
と想像してみましたが。
>>341 >命の価値を高くとるならそこを基準にした刑罰でなければならない
としても、そのことから故意の生命侵害は原則死刑ということにはならないということ。
(現行法の考え方では)
>>343 現在の判例における「量刑相場」が低すぎるのでは?
という話もあるだろね。
346 :
朝まで名無しさん:03/06/03 22:59 ID:bv3HmzBl
>>344 それを言うなら死刑廃止も現行法ではないね。
俺、存置派なんすけど。
>>345 そういう考え方は否定できませんね。
人を殺してまず最初に殺意を証明できなければ、過失になるし。
殺意があったとしても、被害者の命から 動機、殺害方法、被害者の落ち度、本人の生い立ち、悔悛の情の有無、被害回復
などを差し引いた刑罰とも言えるから。
やっぱり存置対存置の方がいい議論になるね。
>>349 そうでもないじゃん。
異論に突っ込みがほとんどない。
バトルにならないとダメみたいだな。(藁(藁(藁
351 :
朝まで名無しさん:03/06/04 00:12 ID:I1B7JdOV
せっかくだからage(藁
352 :
○:03/06/04 00:18 ID:8ok6lBQf
>>345 過去に、「死刑の存在が、死刑以外の量刑相場を軽くしている」
っていう、廃止派からの意見もあったよ。
詳しい内容は知らないけど。
犯罪の抑止や被害者感情の救済を
量刑の重罰化のみに求めることには、そろそろ限界があるのではないか
という気がしてなりません。
刑罰を補完・改善するために、教育刑的な考え方や修復的司法による救済
が新たに生まれてきたのではないかと思います。
死刑とは直接に関係ない話ですが。
355 :
朝まで名無しさん:03/06/04 09:21 ID:VYsZGxiv
>>353 山口の母子殺害事件の遺族は加害者の死刑を強く求めてるね。
そうでなければ彼自身の感情は救済されないだろうね。
私が彼と同じ立場だったら全く同じ事を思うよ。
で、君なら
>>353の様な事でOKなのかい?
哀しみ、孤独、怒り、恨みを殺人によって晴らそうとするのは
やはり人の心の性なのか...。よって殺人は人間社会の...。
殺人によって本当に晴らせるのだろうか、救われるのだろうか...。
たとえ晴らせなくとも、救われなくとも、殺人に向かわせる衝動が
人間のなかにはあるのだろうか....。
358 :
朝まで名無しさん:03/06/04 10:31 ID:BrdqFl1l
法で死罪があるとゆうことは犯罪抑制効果もあると思う
死刑になるから罪を犯さないとかって具合にね
万引きで死刑とかだったら誰もやらなくなるんかなあ??
359 :
_:03/06/04 10:32 ID:y2K0/Rlw
憎しみの対象を殺すことしか頭になくなるような心理を
他人にも経験させるために、殺人者は殺人を犯すのだろうか。
そして殺意という名の殺人ウイルスがこうして社会にばら撒かれる。
>>358 軽い犯罪(?)になればなるほど抑止力は期待できるのかもしれないが、
万引きの発覚を怖れて殺人にまで走る犯罪者が増える可能性も否定できない。
362 :
朝まで名無しさん:03/06/04 17:37 ID:xnciLvsB
>>361 むしろ、最初っから万引きをしなくなるだろうね。
それに万引きは不良願望を満たすものだから、万引きが死刑だったら、
もっとランクの低い不良行為で満足してたでしょう。
363 :
朝まで名無しさん:03/06/04 17:46 ID:L6mbHvwb
>>362 万引きは病気なので抑止力は期待できません。
361のようになる可能性は高いです。
364 :
亀仙人 ◆B5eMon5o/2 :03/06/04 17:48 ID:+6oXXLtv
凄く簡単な理屈として「因果応報」として死刑を捉えることは出来ないですか?
人を殺すということは「命」に尊厳を認めない行為なのだから
殺人をした人の「命」も尊厳に値しない。だから社会的な制裁として死刑がある。
そうでもしないと、殺された人は救われないと思うのですが。
「因果応報」として死刑を捉えるとしても、
>殺人をした人の「命」も尊厳に値しない。
とまで言えるかどうか・・・
むしろ、尊厳に値する命だからこそ、
その剥奪が因果応報になるようにも思えるけど。
人権蹂躙行為をした者から人権を剥奪すべきということですね。
368 :
朝まで名無しさん:03/06/04 19:04 ID:2JL+Xqyc
また、馬鹿がクワを持って暴れまくった事件が発生しましたね。
その動機も、死刑になりたかったからって言ってるみたいだし・・・。
やっぱり、死刑制度があっても精神異常者には効果がないと思う。
もう少しひどい死刑制度を考えるしかないかも知れませんね。
場合によっては公開処刑も必要だと思う。もしくは麻酔無しの初心者医
師の人体解剖材料とか、新薬の投与用の人体材料とか・・・。こっちの
方が人の為になると思う。
はっきり言って、死刑囚に人権を与えてる方がどうかしてると考えるよ。
369 :
亀仙人 ◆B5eMon5o/2 :03/06/04 19:43 ID:89KoY1zi
>>365 尊厳に値する「命」と捉えるのなら、
死刑を望む遺族は居ないのではないでしょうか?
実際に遺族の中にも時化を望まない人も居るようだし。
>>369 だからさ、尊厳に値する「命」だからこそ、
それを剥奪することに応報としての意味があるんじゃないの?
371 :
朝まで名無しさん:03/06/04 20:58 ID:TbaZruJa
契約を破棄した人間に対して社会は契約を履行する義務は無いんだよ。
したがって社会は犯罪者を守る義務を負わない。
本来だったら私刑にあっていても見過ごして構わないのだが
それでは社会安定上問題がある為、私刑を国家が代行して
制度として死刑を行っていると解釈出来るね。
>>355 被害者遺族の感情が救われないのは、
救済を行う制度が不十分だからではないでしょうか。
また、死刑を強く求める背景には、
「15年くらいで娑婆に出てこれる無期懲役制度」
という不完全な刑罰があることが一因にあるからではないでしょうか。
私が被害者遺族ならば、犯人がどのような刑罰に処されようとも
おそらくそれによって癒されることはないでしょう。
救われる可能性があるとすれば、何か他のものによる、と思います。
人権思想の拡大解釈ということで、死刑廃止は却下されました。
374 :
朝まで名無しさん:03/06/04 23:30 ID:TbaZruJa
>>372 私が遺族だったら何があってもいやされる事はないだろうね。
ただ、犯人がのうのうと生き続ける事だけは決して許せない。
癒されはしないが最悪の状態からは脱する事は出来るね、死刑で。
>>374 まあ、その人次第ってことで。
とりあえず存廃抜きで、死刑以外に救済制度を色々と考えるというのは必要だと思います。
376 :
朝まで名無しさん:03/06/04 23:38 ID:4seDuGBf
冤罪死刑が起こる可能性は極めて低いが、
死刑にされたくて殺人を犯す者は今後増えそうで嫌だな...
そういうのが増えたらどうすればいいと思う?
>>376 心配すんな。
>死刑にされたくて殺人を犯す者は今後増えそうで嫌だな...
そんな状況になったら、例え死刑を廃止しても、
警官に射殺されようとして人質事件とか起こすようになるから・・・
死刑廃止を叫ぶ前に
終身刑制度等を
新しく作って、凶悪な
犯罪者を外に出さない
制度をつくるべきとだと
思いますが。
現行では絶対に残しておくべき
379 :
朝まで名無しさん:03/06/05 08:49 ID:1dP+K6K1
禿
380 :
朝まで名無しさん:03/06/05 10:19 ID:Vu779xSi
>>378 今死刑制度廃止を求める議員連盟が提出している試案が、
まさにそれ(終身刑導入+死刑廃止)だな。
死刑関連のスレを見ていて何時も思うのだが、死刑に
反対している人間は多少の差はあっても、ほぼ例外なく
死刑関連のニュースや基礎的資料に目を通しているけど
賛成している人間は、ほとんどが死刑に関するニュース
や基礎的資料に対して、驚くほど無知というか、無関心
なんだよな。
「調べたり考えたりするまでも無く、死刑を廃止する
なんて、言語道断に決まっている」と決め付けている
態度の人が多い。
381 :
朝まで名無しさん:03/06/05 10:25 ID:B05Dk7ru
>>380 まぁ何事についても調べるという意欲、姿勢がないね。
382 :
朝まで名無しさん:03/06/05 11:05 ID:P+OcFQ5M
死刑は無くしても良いから、犯罪者を漏れに殺させてくれ。
国に人殺しの汚名を着せるなら、漏れがすべて被ってやる。
漏れが民間処分所の所長になるから。
これ以上、国を悪く言わないでくれ。
>>380 「人1人殺したやつが,のうのうと生き残るのは不公平ではないか?」
「殺された被害者がなにもいえないにもかかわらず,殺した方が裁判で,好き勝手な
主張をするのを許すのは不公平ではないか。」
「被害者の人権は保護せず,殺人という究極の人権侵害をした犯罪者の人権を保護するという
のはおかしいのではないか。」
こういう素朴ながら力強い主張をする人々を「不勉強」などと詰る神経を疑います。
残念ながら,死刑廃止論は,この素朴で力強い正論を克服できていません。
ひどいバカになると「被害者は死んだのだから死人に人権がないのはあたりまえ。生きている殺人犯
の人権を保護するのは当然」というおまぬけな議論を真顔で展開し,世の中の物笑いの種に
なっている人すらいます。
死刑廃止論が,この国で相手にされないのは,そういう事情があります。
ちなみに,国際的潮流からいっても,死刑廃止論はすでに過去の主張となりつつあります。
>>380 そもそも冷静に対話できない人は存置論者でも廃止論者でもないわけだが
そういう人も数に入れるなら・・・
> 反対している人間は多少の差はあっても
多と少じゃ大違い。そんな事言ったら日本にいて少しも資料見ない人はいなくなる。
> 賛成している人間は、ほとんどが死刑に関するニュース
> や基礎的資料に対して、驚くほど無知というか、無関心
自分とほとんど関係ない事柄に関して無知なのは当然。
そういう人たちは自然法により近い「死刑」を肯定する傾向があることは仕方がない。
これを覆したいなら、廃止派は際限なく人権教育する義務があるんだが、
愚痴こぼすばっかりで手を抜いている人がほとんど。
話が平行線辿っても、人権論者に思考停止は許されない。
少なくともこのスレでは、過去ログからテンプレ作って同じ意見が出るたびに貼り付ける、
くらいの事はそう難しくないはずなのに誰もやらない。
ものぐさは廃止論者には向かない。
385 :
朝まで名無しさん:03/06/05 16:51 ID:QQDkPed6
議論に参加するために最低限の知識レベル、
社会問題に対して判断を下すために最低限の知識レベル、
そういうものは、やっぱりあるよ。
「無期懲役と終身刑の区別がつかない」なんて奴は、どう考えても
議論に参加する最低限のレベルにすら達していないし、
「日本で年間におよそ何件の死刑判決が確定しているか」という事
すら知らない奴は、社会問題に判断を下す最低限のレベルにすら
達していない。
そんな奴が、死刑賛成論者には、少なからずいるんだよ。実際の話。
386 :
さ:03/06/05 17:07 ID:A5HAT3oa
肝心な事を忘れているね。加害者の人権ばかりいいすぎだよ。殺された
人の人権はどうなるのよ。自分の利益の為に殺人を犯したら、自殺出来ないなら死刑
にすべきだね。さも、死刑制度反対をぶち上げれば、人権派みたいにいいきになるがふざけるなって言うの。
387 :
朝まで名無しさん:03/06/05 17:10 ID:DjH47MZd
終身刑は金が掛かりすぎる。
>>385 >議論に参加するために最低限の知識レベル、
>社会問題に対して判断を下すために最低限の知識レベル、
>そういうものは、やっぱりあるよ。
仮にそうだとしても、その基準で議論に参加できるレベルの存置派だっているだろ。
何か、議論を避ける言い訳に
>そんな奴が、死刑賛成論者には、少なからずいるんだよ。実際の話。
と言っているに過ぎないように聞こえる。
例えば、知識がないことが原因でおかしな話をしている人がいるのなら、
どこがおかしいのか、どこが間違っているのか具体的に指摘すれば済む話。
それこそ最低限レベルの知識だというのなら、難しいことでもあるまい。
何を面倒くさがっているのだか・・・
390 :
朝まで名無しさん:03/06/05 17:41 ID:U6TZe+EQ
>>388 >何か、議論を避ける言い訳に
逆だよ。
円滑な議論を行うために、発言者は最低限の知識は
もっていて欲しいと言っているだけ。
携帯IP電話の法規制に関して議論しているときに、
電話料金の従量制と定額制の違いを説明させられたら、
誰だってウンザリするだろ?
391 :
朝まで名無しさん:03/06/05 17:42 ID:KIiQzvcF
死刑相当の罪人を「生きてる人間」として認識しなければいけない、
というのは相当にしんどいことだな、と思わざるを得ない。
それで飯食ってる刑務所や法務関係者の人ならともかく、
なんで社会ぐるみでそんな苦労をしなくちゃいかんのかと。やっぱ殺すしかねえか、と。
>>390 ふーん、じゃ、少なくとも最低限の知識のある人からの
質問には答える気はあるわけね?
393 :
朝まで名無しさん:03/06/05 17:54 ID:/2+afx8t
394 :
朝まで名無しさん:03/06/05 18:05 ID:gbptMCyE
>>393 だから、専門的な法律知識以前の、最低限の基礎的知識の話だよ。
何も法解釈や過去の判例に精通しろと言っているわけではない。
やろうと思いさえすれば、小学生でも調べて理解する事ができる、
その程度の基礎知識の話だよ。
395 :
朝まで名無しさん:03/06/05 18:12 ID:/2+afx8t
>>394 そういうのも全てひっくるめて司法板でそうぞ。
あっちじゃ勉強不足じゃ済まないだろうから。
>>394 だからさ、その程度の基礎知識の話なら説明も簡単じゃん。
何を面倒くさがってんのよ?
つかさ、どこがおかしいのかさっさと指摘すりゃ終わる話を
無知だの調べろだの言って引っ張る態度の方が、
よっぽど円滑な議論の妨げになっている罠。
>>395 同意。
397 :
朝まで名無しさん:03/06/05 19:25 ID:c8Tr67hf
死刑にされる事を目的とした殺人事件が今後本当に増えたら
それに対する抑止力は何が有効だと思いますか?
現状では最低2人を殺さないと死刑にしてもらせませんから、
犠牲者を少しでも減らす意味では1人殺して死刑が有効でしょうが。
それでも誰か1人は殺されてしまいます。
やはり、死ぬより辛い重労働をさせるか拷問をしてから死刑にする
しかないでしょうか、生体実験などに使って医学の発展に貢献して
いただくのも良いかもしれませんが、外交を考えると重労働かな....
>>397 > それに対する抑止力は何が有効だと思いますか?
経済の安定や、地域のコミュニケーションを密にするなど。
死刑云々以前の問題と思われる。
399 :
朝まで名無しさん:03/06/05 19:55 ID:zVDg+J1X
>>397 冬になると懲役になりたくて強盗傷害とかするヤツが毎年いるけど、
市民の安全が脅かされないようにするにはどうしたらいいと思う?
>>394 で、印象論だけ語ってるけどこのスレのなんばんの投稿のヤツが
「最低限の知識もなく、円滑な議論の邪魔をしている」の?
400 :
朝まで名無しさん:03/06/05 20:14 ID:nps6yOgd
401 :
朝まで名無しさん:03/06/05 20:15 ID:nps6yOgd
>>396 わり算ができない奴に微積を説明しると言われてもね。
簡単じゃねーよ。
402 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:07 ID:Czr/KK6k
>>401 自分の知識があやふやなだけじゃん。
逃げなきゃいけないなら余計な事言わなけりゃいいのに。。。
403 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:32 ID:/2+afx8t
さかのぼると
>>378のレスからだろ。
>死刑廃止を叫ぶ前に 終身刑制度等を 新しく作って、凶悪な 犯罪者を外に出さない 制度をつくるべきとだと 思いますが
彼は存置派で、現行の刑罰に終身刑がないことを不満を持っている、ことが読み取れるよね。
>現行では絶対に残しておくべき
終身刑が導入されれば、彼が(このレスでは)死刑存置の根拠としてる絶対隔離を満足することができるのではないか?
というところを指摘して議論を進めるべきだろう。回答によっては彼は廃止してもかまわないということになるかもしれない。
この際、議員連盟の試案を知っていようがいまいが関係ない話だな。
404 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:33 ID:W5gh4CM7
>>397 そういうタイプには刑罰の抑止力を期待しても無駄だと思うよ。
予防としては、社会全体として心理的ケアを受けやすい環境を作るなどするくらいしか
ないんじゃないかな。
でも、やってしまったら、死刑にするしかないね。
それが彼の望みだとしても、社会としても彼のような人間は存在してもらっては困るから。
残虐な刑罰は論外。
大した効果はないし、社会的悪影響の方が問題。
406 :
○:03/06/05 22:40 ID:bULg/aUj
>>384 >少なくともこのスレでは、過去ログからテンプレ作って同じ意見が出るたびに貼り付ける、
>くらいの事はそう難しくないはずなのに誰もやらない。
一理あると思う。
というわけで、ちょっと試しに次レスでやってみたが、どうだろう?
それにしても簡潔で分かりやすい文章を書くって難しいね。
あと逆に、ヒマな存置側の人は、以下のQに答えてくれ。
Q: 「冤罪による無実の人間の死刑」というリスクを負ってまでも、
死刑は存置されるべきだと考える理由は何か?
407 :
○:03/06/05 22:41 ID:bULg/aUj
死刑問題FAQ<冤罪篇−01>
Q: 冤罪で死刑になる事がいけないのなら、冤罪で懲役刑になる事も
冤罪で罰金刑になる事もいけないのではないか?
何故、死刑の冤罪だけに反対するのか?
冤罪がいけないなら、「刑罰全てを廃止しよう」という事になるのでは?
A: 冤罪で懲役刑になる事も、冤罪で罰金刑になる事も、当然いけない。
しかし現実問題として、冤罪がいけないからと言って全ての刑罰を
廃止するわけにはいかないので、ある程度までの冤罪被害は許容し、
ある程度以上の冤罪被害は拒絶するという”ボーダーライン”を設定
して運用していくしかない。
なお、死刑の冤罪被害を”ボーダーライン”外と考える理由は、冤罪
死刑により、以下の問題が発生するから。
1.刑罰が再審の機会を奪ってしまう。
2.刑罰が冤罪判明後に自由を回復する機会を奪ってしまう。
3.刑罰が冤罪被害者への補償の機会を奪ってしまう。
>>400-401 割り算→微積レベルなら、本当にやる気があればテンプレ数回作るだけで充分だろうに。
どうせ過去ログのメモもロクにとってないんだろう?
たかだか2chのこんなマイナースレで「無数」なんていってたら
現実世界でも到底通用するわけ無いよ。
409 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:44 ID:D659JZcU
今ニュースステーション見てる?
411 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:46 ID:VGjd3LX2
本村氏の意見は説得力あるな。
廃止論者の空論とは大違いだよ。
412 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:49 ID:cokYNP/q
413 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:49 ID:XqjJ3q4E
犯人を完璧に改悛させて殺すというのが本村氏の持論だからねぇ。
それを垂れ流されてもねぇ。
414 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:53 ID:ZvAFLsVR
更生すれば許されるなんて考えがそもそもおかしい
万引きとか取り返しのつくものならともかく
415 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:54 ID:VGjd3LX2
廃止論者と被害者遺族が議論したら、存置派が圧勝するだろうね。
言葉の重みが全然違うもの。
416 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:57 ID:8ZiHkOeJ
しかし亀井らの案が万一通ったら、本当に4年間も執行停止されるのかよ?
90年代初頭の状況を再現し、完全廃止出来なくても、執行のハンを押しにくい
ようにしてなし崩しに事実上廃止に持ち込もうとしてるのかね?
417 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:57 ID:+yVTIRjA
>>415 そりゃ存置派が圧勝だろ。声のでかい方が勝つのさ。
418 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:58 ID:NJSq3jcL
ほんとだよ。あの廃止論者の亀井のアホは家族が殺されても同じこと言えんのかね?誰か実行してほしいよ。死刑廃止議員連盟=オナニー軍団逝ってよし
419 :
朝まで名無しさん:03/06/05 22:59 ID:/2+afx8t
>>407 Q: 「冤罪による無実の人間の死刑」というリスクを負ってまでも、
死刑は存置されるべきだと考える理由は何か?
そういうリスクはすべての刑罰に受け入れられない。しかしその最悪のリスクはある。
冤罪のリスクを死刑廃止だけに求めるのではなく、容疑者段階(取調べ)での透明性
拘留期間の短縮、例えば国選弁護人の付き添いなど改善するべき手立てをしていない現状では
どうも胡散臭い根拠に見えてしまうんだな。
死刑廃止をすればすべての冤罪リスクが減るわけではないのになぜ持ち出すの?っていう不信感がある。
420 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:04 ID:1Gyeksle
>>411 彼の必死な思いは強く伝わってくるけど、あまり論理的ではなかった。
「死刑は取り返しがつかないというなら、あらゆる刑罰がそうなのでは?」
「落ちたら危ないから飛行機に乗るなということになる」
無茶苦茶だよ。
こんな詭弁が通用するようでは議論自体が成り立たない。。
存置派も廃止派も双方、主張と理論を一から磨きなおすべきではないか?
言っとくが、どちらかの陣営に一方的に肩入れしてるわけじゃないからな。
421 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:10 ID:cokYNP/q
>>420 飛行機は明らかにおかしいが
「死刑は取り返しがつかないというなら、あらゆる刑罰がそうなのでは?」
は単なる事実だろ。
422 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:11 ID:NJSq3jcL
>420あなたは同じような状況に置かれても論理的にものがいえるの?俺は自信ない。
423 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:15 ID:DH+CJX5g
死刑を廃止したい本当の理由は、『人間家畜化計画』の一環です。
住基ネットもその一つ。
刑務所と言うのは、さまざまな観察、実験が出来る。
犯罪者といえ、家畜のように扱うのはどうかと思う。
死刑にして人間らしく扱うべきです。
424 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:28 ID:gHdWGmCQ
>>420 廃止論は特に手を入れるような部分はないけどね。
存置論もそうだけど。
本村氏の場合、確かに改悛して殺すは特異だけど、あとは普通の存置論でしょ。
存置論というのはああいうものだよ。
425 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:30 ID:1Gyeksle
>>421 廃止派の意見を読むと「取り返しがつかない(回復不可能性)」の
質的差違を問題にしていることがわかります。
したがって存置派が反論する場合は
「死刑でも他の刑罰でも回復不可能性に質的差違は無い、あるいは無視できるほど小さい」
もしくは「回復不可能性などそもそも問題にする必要がない、なぜなら・・・」
というように反論しなければならない。議論の順序としては。
しかしそのような存置派の理論展開を見たことがない。言いたいこと言いっぱなしなだけ。
まあ言いっぱなしなのは廃止派も似たようなものかもしれない。
だから双方に「出直せ」と言いたいわけ。
>>422 論理的でない「意見」は議論においては意味をなさない。
いや、参考意見程度にはなるかもしれないが。
426 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:32 ID:1Gyeksle
>>424 うーんそうですか。どこまでも両者平行線のままでしょうか・・・。
427 :
○:03/06/05 23:33 ID:bULg/aUj
>>421 まだ書いたばっかなんだから、
>>407参照のこと。
って、読んでるけどこの回答じゃ納得できないのかな?
冤罪は重要な死刑廃止の動機ではあるけれども、
廃止の根拠としては、少なくとも日本においては、弱いと思います。
死刑が刑罰として存在すること自体には強固に反対はしないのですが、
抑止、応報の両面で実効性が疑わしいにもかかわらず、死刑への依存度
が極端に大きい現状には大きな疑問を感じます。
>>428 結局、レアケースは弱いんだよ。冤罪、抑止力・・・然り。
犯罪者の人権を論拠にするしかない。
430 :
○:03/06/05 23:39 ID:bULg/aUj
>>419 >死刑廃止をすればすべての冤罪リスクが減るわけではないのになぜ持ち出すの?
「すべての冤罪リスクを減らす為に死刑を廃止しよう」って意見じゃないから。
「死刑廃止に賛成か反対かと聞かれたら賛成。 理由は冤罪被害の軽減」って意見なのよ。
「冤罪リスクを減らすにはどうすればいいか?」という命題なら、当然ながら、いかに冤罪の
発生を防ぐか?と言う話になると思うよ。
431 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:39 ID:gHdWGmCQ
>>426 平行線というのはちょっと違うけどね。
だって、例えば生命と他の法益には質的にたいした違いはないとか、そもそも違いを問題にすべきでないというのは、社会常識からも法常識からもどう見ても無理だもの。
殺人と万引きは一緒なんて言わないでしょ。
これを無理でないと言うかどうかというレベルの話だから、つまり冷静に考えると答えは出ちゃう。
>>430 それは知ってますよ。○氏がコテハンだから。
死刑が廃止された後の○氏の態度に不信感があるんだよ。
冤罪のリスクは死刑廃止で解決しないんだから。
終身刑ならOKって聞こえるんだよね。こういう当然、議論では絡んでくるでしょう。
433 :
○:03/06/05 23:46 ID:bULg/aUj
>>428 結局、今の日本では、死刑とその下の刑罰の差が大きすぎる事が
問題をややこしくしてるような気がする。
434 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:47 ID:ErrgsRNE
>>427 全ての刑罰で同じ事。
獄死したらどうするの?
そして一番の問題は「冤罪死刑は何件ありましたか?」ということ。
再審請求の機会も与えないほど即座に死刑を執行していますか?
ヨッパだからタイプミスがある。
つか犯罪者の人権というところに持っていきたいんだけど駄目か?
>>406のQに対する返答に思いついたもの
・死に値する罪が存在すると信じている。
・死刑という手段を放棄しないことにも抑止力としての意味があると信じている。
・緊急時にはその場で殺される犯人もいる。少なくともそれと同等以上の罪を犯したものは死刑になるべき。
・日本では死刑も、死刑に至るような冤罪に巻き込まれる可能性もきわめて低い。
・終身刑以下だと、犯人にはある程度リターンがあるのに対し、遺族が負った損失を完全に埋めるリターンはありえない。
・殺さなければ良い、というものではない。
上のものほど(自分にとって)積極的理由。
437 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:53 ID:ErrgsRNE
>>427 さらに言えば「冤罪の可能性」で刑罰を廃止する事で
冤罪の可能性のない事例にまでその影響が及ぶのは不当であるから。
438 :
朝まで名無しさん:03/06/05 23:55 ID:dY16jMHq
「冤罪被害の軽減」が理由なら、確かに納得しづらい部分があるね。
378です。
昨日寝る前に議論の論点が
平行線で発展性を感じなかった
ので思うままレスしました。
思ったより反応多く、恐縮です。
↑昨日のレスね
冤罪についてですが、
私も司法の一端を学んで
いる者として、日本の司法制度上、
特に死刑に限って言えば
冤罪の可能性は99.99%ない
と断言したいですし、本当は
100%と言いたいです。
それに、死刑適用時は特に厳正な
対審が行われ、冤罪は事実上0と
言っていいでしょう。
更に、殺人等で被害者と遺族の
人権、感情を考えれば、死刑やむなし
のケースは現状においては容認すべき
と思います。現状の死刑廃止論は
やはり、被害者感情を置き去りにしてる
としか思えません。
長くて申し訳ありません
このスレは素晴らしいでつね( ´∀`)
>>439 いいところをついていると思います。
しかし、一方で現在の日本の死刑制度が、
遺族感情を満足させる機能を持っているか、
というと、Noといえるでしょう。
存置の根拠としてよくあげられる「遺族感情」ですが、
本来は他の手段によって解決すべき問題であり、
死刑の根拠としては、冤罪同様弱いのではないでしょうか。
442 :
○:03/06/06 00:09 ID:1I2Sn0YW
死刑問題FAQ<冤罪篇−02>
Q:日本で冤罪死刑は何件ありましたか?
A:日本では冤罪による死刑執行が行われた記録は0件。
ちなみに、死刑確定後に再審で無罪となった事件が4件。
(免田事件 1948年、財田川事件 1950年、島田事件 1954年、松山事件 1955年)
死刑執行後も冤罪の疑惑がもたれている事件が1件。
(藤本事件 1952年)
その他に、冤罪を訴えていた死刑囚の恩赦が5件あった。
(1968年、平沢貞通・谷口繁義・免田栄・西武雄・石井健治郎)
443 :
○:03/06/06 00:12 ID:1I2Sn0YW
>>439 >日本の司法制度上、
>特に死刑に限って言えば
>冤罪の可能性は99.99%ない
>と断言したいですし、本当は
>100%と言いたいです。
冤罪による死刑の”執行”の話だよね。
ところで、何故99.99%ないと断言できるの?
444 :
朝まで名無しさん:03/06/06 00:13 ID:Su61xxff
「殺してやりたい」という感情は
人間として、許されない感情ということなのでしょうか?
>>441 彼は順序を言ってるのはないかと思うよ。
置き去り・・って言ってるんだから。
死刑相当の犯罪には被害者はつきもの、他の手段で充足されてるのかという問題になる。
>>444 感情は許される。殺したら許されない。
たとえ死刑を望んいても、無期懲役の判決が出たからといって殺した遺族なんか聞いたこと無いね。
447 :
朝まで名無しさん:03/06/06 00:22 ID:Su61xxff
>>446 では国が「裁き」の名の下に殺すことは許されるのでしょうか?
>>445 「死刑を廃止すること」自体が遺族感情を置き去りにしているか?
といわれれば、そうですね。
しかし、ほとんどの廃止論は、「死刑の代替」について必ず言及しており、
それによって、
・抑止力、犯罪予防の代替
・遺族救済措置の代替
・応報感情の代替
を考慮しているものがほとんどだと思います。
遺族感情をまったく考慮していない代替案があればそれは不完全な廃止論ですね。
449 :
378:03/06/06 00:24 ID:IKkGGww+
>>443 1968年ですか。
その後刑法や刑事訴訟法等
の幾度の改正、特定の犯罪
を重く処罰する特別法の制定
等、法制度の変遷、運用や情勢
の変化等鑑み、
68年以降の事例がないことからも
今日、冤罪死刑可能性を否定している
のですが?
(自らも関わっていますし)
450 :
○:03/06/06 00:27 ID:1I2Sn0YW
>>445 遺族感情だとか、物凄い凶悪犯に対する社会一般の憎悪の感情だとかは
気持ちとしては理解も出来るし、共感もできるんだけど、それが死刑の根拠
として適当かと言うと、オレは疑問。
死刑なら遺族感情を100%慰撫できる、ってわけでもないだろうし、死刑
以外の刑罰(例えば終身刑とか)では、遺族感情を全く慰撫できない、って
わけでもないだろうし。
一方では冤罪死刑っていう、人の生命がかかった問題があるんだから、
感情的な問題が、生命の問題よりも優越される事が、社会制度として適当
だとは思えないなぁ。
>>446 法学的には矛盾してるので、やむを得ないという言葉を使って正当化してるんだろ。
個人的にもそこは矛盾してると思う。
>>448 その代替が先行するべきであるということでしょ。
>>451 代替政策を行って十分効果が出てからから廃止、ならOKということでしょうか?
であれば、激しく同意です。
453 :
朝まで名無しさん:03/06/06 00:29 ID:VTcnP4PG
死刑なら遺族感情を100%慰撫できる、ってわけでもないだろうけど、
死刑 以外の刑罰では、遺族感情を全く慰撫できないと思う。っていうか
論外。
>>453 私が考える廃止後の社会では、
「刑罰」による慰撫ではなく、「政策」による慰撫です。
今日はこの辺で。おやすみなさい。
多少なりとも死刑に抑止力を感じてる。
冤罪で奪われる命より抑止力によって救われる命が多いだろうと考えてる為。
456 :
朝まで名無しさん:03/06/06 00:33 ID:rnAW2ORS
>>450 自分の肩入れするものを優位にするためにレトリックを使うようなまねはしない方がいい。
君は何時もそのような手法を用いるけど、いい事も言ってるんだから
発言の信用性を弱めるようなまねは慎むべきだ。
100%と0%で比較をしようだなんてもっての外だよ。
都合の悪い事を無視するのもやめた方がいい。
「冤罪ではあり得ない事例」に関してはどうするんだい?
君の廃止論では説明はつかないぞ?
結局のところ冤罪死刑に限ってだけたったの一人の犠牲者も絶対に許さない
という態度と、他の犠牲(戦争、交通事故、抑止力、再犯による殺人等)に
対する態度が全くレベルが違うことが廃止派が一般人に対して説得力を
持てない理由。
「それらは質的に全く違うものだと論理的に説明済み」と何度も廃止派
は説明するわけだが、存置派は別に質的に同じだと主張しているわけで
はないのだ。
458 :
朝まで名無しさん:03/06/06 00:37 ID:jKVTWYkQ
「冤罪死刑」ってまだ出てるのか・・・・・・・
459 :
朝まで名無しさん:03/06/06 00:39 ID:Su61xxff
>>451 私は法については良くわからないのですが、
矛盾しているのなら矛盾しないようにするには
どう法改正すれば良いのでしょうかね。
あ、私はどちらかというと存置派です。
秩序を守るために「人が人を裁く」ということをシステム化している以上、
その裁きの中には当然生殺与奪も含まれると思います。
でも「遺族感情に考慮しても死刑」というのは何か違和感があります。
じゃあ悲しむ人がいなければ許されるのかと。
純粋にその人の犯した罪を見るべきではないかと。
「終身刑なら」という意見も先ほどTVで出ていましたが、
意味がわかりません。
なぜ刑務所から出られなくても生きていればOKなのか。
「生きている」というのは
ただ単に心臓が動いていればよいというものではないと思います。
460 :
378:03/06/06 00:40 ID:IKkGGww+
>>458 でてないでてない
疑わしい事案含めても
1968年以降はでてないらしい
461 :
朝まで名無しさん:03/06/06 00:41 ID:GrgUOo09
>>457 しかし「質的に違う云々」に対する反論をしていない。
存置派のサボタージュではないか?
「都合の悪いことを無視するのもやめた方がいい」。
462 :
朝まで名無しさん:03/06/06 00:44 ID:jKVTWYkQ
>>460 誤解を招いたようでスマソ。
「事例」ではなく「廃止理由として」まだ出ていたのか?
という意味で書いてみました。
463 :
378:03/06/06 00:48 ID:IKkGGww+
死刑は、
被告人の犯した犯罪の凶悪性、再犯性、
計画性、情状、改悛の情の有無等
社会的に見て到底社会復帰を容認できない
事件であって
特に被害者遺族感情を考慮して
下されるべきもの
私見を言えば、
シャバに出せるか否か
及び、懲役刑では、税金で養う
ことになってしまう(終身刑でも)
ので、また人の命を奪った対価は
やはり命でしか償えないと思う。
464 :
378:03/06/06 00:54 ID:IKkGGww+
>>462 こちらこそ意味を取り違えて
スマソ
そういうことなら納得
禿同
>>461 だから質的に違うことに別に反論はないってこと。国家による殺害行為
だけが絶対一人もだめなのに、抑止力低下による殺人は何人になるかも
わからんのに可能性の問題でしかないと切り捨てる。交通事故の犠牲は
国家が殺害したわけではないから年間1万人死んでいても規制を強化
する必要はない。
「質的な違い」による態度の大きすぎる違いがだめってこと。学問上どう
だろうが可能性や規模や数の大きさも含めて考慮するのが実際の政策だか
らさ。
寝る
466 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:01 ID:GrgUOo09
>>465 君が議論のできない人間だってことはよくわかった。
467 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:02 ID:yRxqjP+0
>>449 例えばあなたと団藤とどっちが深く刑事司法に関わってきたと思う?
468 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:02 ID:fQPDuaDJ
469 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:03 ID:UfsuDVF+
>>465 では次に「質的な違いを無視してもいい理由」を主張するべきだね。
でなければ都合の悪いことを無視して逃げてるのと同じ。
あ、議論の進め方を知らない奴に何言っても無駄か。
470 :
○:03/06/06 01:03 ID:1I2Sn0YW
>>449 ごめん「1968年の事例」って何のことを指してるの?
あと、1968年以降に発生した、冤罪を主張している事件
(三崎事件、道庁爆破事件、秋好事件など)は、アナタは
「絶対に冤罪ではありえない」って考えてるって事?
ついでに、仙台の筋弛緩剤点滴事件みたいな事件でも
限りなく100%に近い確率で、冤罪を避けられると思ってる
わけ?
471 :
○:03/06/06 01:05 ID:1I2Sn0YW
>>453 >死刑 以外の刑罰では、遺族感情を全く慰撫できないと思う。っていうか論外。
なんで?
終身刑でも「全く慰撫できない」の?
472 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:09 ID:r6vDLcFG
死刑に匹敵する刑罰ができないかぎり、
死刑廃止には反対だ。
終身刑?
生ぬるい。
○市中引き回しを年に一回
○ガラス張りの監獄に入れ、衆人に一般公開する
○性器を切り取る
○毎年、体の一部を切り取る
目、耳、手足の指、腕、足、鼻・・・
これくらいやるなら、俺は死刑廃止に賛成してやるよ。
473 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:09 ID:fQPDuaDJ
>>465 >交通事故の犠牲は国家が殺害したわけではないから年間1万人死んでいても規制を強化する必要はない。
こういうのも存置論内部で処置してほしいね。
474 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:10 ID:fQPDuaDJ
475 :
○:03/06/06 01:10 ID:1I2Sn0YW
>>456 >「冤罪ではあり得ない事例」に関してはどうするんだい?
>君の廃止論では説明はつかないぞ?
「たとえば大阪の児童殺害事件みたいに、誰がどう見ても
有罪間違いなしって事件は、冤罪の可能性がないんだから
そういうのだけを死刑にすればいいじゃないか。」
って言いたいの?
476 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:12 ID:fQPDuaDJ
冤罪の可能性のないのだけ云々という見解は、有罪/無罪と量刑の問題を完璧に混同しているんだけどね。
477 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:17 ID:Su61xxff
>>476 人を裁くということに関して
・刑務所に一生閉じ込める
のと
・殺す
ということは
レベルの違いだと思うのですが、どうですか?
478 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:17 ID:yRxqjP+0
死刑廃止議連が法案、終身刑の創設など盛り込む
超党派の「死刑廃止を推進する議員連盟」(会長=亀井静香・前自民党政調会長)は5日、仮出所を認めない終身刑の創設などを柱とした終身刑導入・死刑制度調査会設置法案をまとめた。終身刑は殺人や放火、強盗致死罪などに適用する。
現行の無期刑は、最短10年で刑務所からの仮出所が可能となっており、「短期間で仮出所するケースがある」と指摘されていた。
(2003/6/6/00:03 読売新聞 無断転載禁止)
479 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:22 ID:fQPDuaDJ
>>477 そういう話じゃなくて、冤罪の可能性と有罪無罪の基準はまず違う訳です。
有罪無罪の基準はクリアしても、冤罪の可能性は残ります。
一方、量刑の問題は、原則は行為によって決まります。
現在の量刑基準では10人殺した事案で有罪となれば、死刑以外はありえない。
冤罪の可能性があってもそれ以外は許されない。
冤罪の可能性が大きく、有罪無罪の基準に満たないのなら、無罪にしなければいけないし、
そうではなく有罪なら死刑にしなければ逝けない。
冤罪の可能性で量刑を考慮することはできないのです。
480 :
378:03/06/06 01:28 ID:IKkGGww+
>>467 どっちが深くなんて・・・
漏れまだ20代だし
今日、冤罪死刑の有無を
言ってるだけなのに
事実として
冤罪の可能性があった
死刑が数十年ない
冤罪があったとされる
当時と今を一緒にすべき
ではないし
最高裁判事と比べられてもね・・・
しかし、これだけは言える
現役の人間として
冤罪を作るつもりは毛頭ない
481 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:29 ID:Su61xxff
>>479 >有罪無罪の基準はクリアしても、冤罪の可能性は残ります。
>冤罪の可能性で量刑を考慮することはできないのです。
つまり冤罪うんぬんの話と有罪無罪の基準は違って、
冤罪うんぬんの話と量刑の問題も違うのですね。
では「冤罪被害の可能性」というのは死刑廃止議論とは無関係ということですね。
482 :
○:03/06/06 01:29 ID:1I2Sn0YW
>>477 例えばね、宅間は7人の子供を殺したでしょ。
奴が冤罪っていう可能性は、まぁ殆どゼロだと、誰だって思う。
そこで、仮にオレが同じく7人の子供を殺した罪で有罪判決を
受けたとして、宅間みたいに衆人環視のもと逮捕されたわけでは
無かったとする。
で、情状酌量の余地とかにも差が無かったとして、この場合に、
宅間 → 冤罪の可能性が無いから死刑。
オレ → 冤罪の可能性が無いとも言えないから無期懲役。
って判決になったら変でしょ?
どっちも「コイツは7人殺した」って判断されてるんだから、同等の
刑罰を受けなきゃオカシイもんね。
483 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:33 ID:Su61xxff
>>482 そうですね。
だから終身刑の上のレベルに死刑があるのではないですか?
といってるんですが。。。
484 :
○:03/06/06 01:34 ID:1I2Sn0YW
>>480 >最高裁判事と比べられてもね・・・。
確かに。
>>467はチョイト意地悪な質問だよね。
>しかし、これだけは言える
>現役の人間として
>冤罪を作るつもりは毛頭ない
その心意気は立派なものだと思うけど、「冤罪を作る気が無ければ、
作る事はありえない」ってものでも無いわけだしね。
アナタ、間違えるつもりがなかったテストで、間違えた事あるでしょ?
485 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:37 ID:sty/R9ou
>>482 「冤罪の可能性があるから死刑より終身刑(または無期懲役)の方がマシ」っていう
考えがありとするのなら、別にいいんじゃないの、そういう判決も。
486 :
○:03/06/06 01:40 ID:1I2Sn0YW
>>483 >だから終身刑の上のレベルに死刑があるのではないですか?
>といってるんですが。。。
>>482みたいな場合は、「オレも宅間も、二人とも死刑にするべき」
って事を言いたいんだよね?
だとすると、これってつまり、
「死刑相当の犯罪で有罪だと判断された人間は、死刑にされるべきだ」
っていう事になる。
となると・・・、結局は「冤罪ではあり得ない事例」=「有罪だと判断された事例」
って事になって、今のやり方と何にも変わらないんだよね。
487 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:40 ID:sty/R9ou
いずれにしても、一般には死刑冤罪はまずないと思われてるし、
死刑の抑止力はあると思われてる罠。
これから先の「可能性」ということに関しても。
488 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:40 ID:fQPDuaDJ
>>484 いや、議論に立場性を持ち込んだ以上仕方がない。
日本の刑事法の父とまで言われた最高裁判事が、合理的な疑いを超える心証を得た故に死刑判決を下したものの、
冤罪についての一抹の可能性を感じ、廃止論に行き着いた事実は重すぎるとしか言いようがない。
それはなによりこれは司法に関わる者の意識や努力を超えた原理的なものを示しているから。
あ、もちろん、団藤が指摘した事件も、1968以降だよね。当然。
>>482 つまり
>>450の
>一方では冤罪死刑っていう、人の生命がかかった問題があるんだから、
をふまえると、冤罪は不可避だから死刑には踏み込まず
>>482でいう
「冤罪の可能性が無いとも言えないから無期懲役」
の方に「冤罪の可能性なし」の量刑をそろえる、ということですか?
490 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:43 ID:Su61xxff
491 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:43 ID:fQPDuaDJ
>>484 >アナタ、間違えるつもりがなかったテストで、間違えた事あるでしょ?
団藤が指摘しているのは、そういう話じゃないんだ。
裁判システム上完全に正しい回答をしても、間違っていることがあるという話。
だから、深刻なのですよ。
492 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:44 ID:fQPDuaDJ
493 :
○:03/06/06 01:45 ID:1I2Sn0YW
>>485 「冤罪の可能性があるから、死刑は廃止して終身刑(または無期懲役)」
って考え方は、適当な科刑制度の設定に関する問題。
「冤罪ではあり得ない事例だけを死刑アリ。そうでない場合は死刑ナシ」
って考え方は、公正な裁判に関する問題。
前者は「ルールの設定」、後者は「ルールの運用」なので、問題の次元が
違うのよ。
スポーツのルールに置き換えて考えると、理解しやすいかもしんない。
494 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:47 ID:Su61xxff
どうも反対派の意見を聞いてると
誤審の可能性があるからVTR判定を導入する
のではなく、
誤審の可能性があるからレッドカードをなくす
といっているように聞こえます。
495 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:48 ID:fQPDuaDJ
>>492 つまり、裁判上全く問題なく有罪となり再審をする余地がない事件でも、冤罪の可能性・疑いが残る場合があるという話なのです。
こういう場合、有罪にしなければならず、当然問題なく死刑ということになる。でも、冤罪の可能性もある。
そういう話です。
もう寝ます。
496 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:49 ID:Su61xxff
>>492 なぜ逆なのでしょうか。
なぜ量刑にも有罪無罪の判定にも関わらない「冤罪」という問題が、
「死刑廃止」につながるのでしょうか??
497 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:50 ID:sty/R9ou
>>493 そもそも冤罪の可能性を問題にした「死刑廃止」に無理がある。
冤罪の可能性があるならすべて無罪にしなければならない。
498 :
○:03/06/06 01:51 ID:1I2Sn0YW
>>489 >「冤罪の可能性が無いとも言えないから無期懲役」
>の方に「冤罪の可能性なし」の量刑をそろえる、ということですか?
そう。
A:冤罪じゃない奴を死刑にするために、冤罪かもしれない奴も、死刑にしちゃう。
B:冤罪かもしれない奴を終身刑にするために、冤罪じゃない奴も、終身刑にしちゃう。
AとBの二択だったら、Bの方が制度として適切だと、オレは思うよ。
499 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:51 ID:icQ73F+g
死刑を廃止し新たに設置された終身刑の受刑者が脱獄して再び殺人を起こすことによって
生じた被害者の数は、現行制度を維持することによって生じる冤罪死刑の被害者の数より
も50年100年単位で考えれば多い、という予想もできる。
500 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:53 ID:Su61xxff
>>495 それは捜査方法や判決決定までのプロセスの問題であって
死刑という刑罰方法の問題とは違う次元の話ではないのですか?
あ、、、寝てしまったようですね。
すいませんでした。
501 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:53 ID:jKVTWYkQ
>>498 「冤罪かもしれない奴」はそもそも罰してはならないのでは?
502 :
○:03/06/06 01:55 ID:1I2Sn0YW
>>494 VTRの導入を否定しているわけでは、もちろん無いよ。
その点に関しては、意見が分かれず皆賛成だから、議論にならないだけ。
503 :
朝まで名無しさん:03/06/06 01:58 ID:Su61xxff
>>498 >>501と同意見です。
冤罪の人は無罪なのですから「終身刑」ならOK、のはずがないと。
504 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:00 ID:sty/R9ou
>>501 あんたが正しい。
「もしかしたら冤罪があるかもしれない」なんていう制度は
どう考えてもおかしい。
制度としては冤罪はないことが前提でないとおかしい。
505 :
○:03/06/06 02:05 ID:1I2Sn0YW
>>501 この場合の「冤罪かもしれない」ってのは、
>>456が指摘しているような、
「無罪ではありえない事例」、以外のケースって意味。
現実の裁判における有罪無罪の判断基準じゃないのよ。
506 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:06 ID:Su61xxff
>>502 であれば、普通はVTR導入を議論するのであって、
レッドカードをなくそうかという議論は的が外れているのでは?
507 :
○:03/06/06 02:08 ID:1I2Sn0YW
>>506 だからVTRの導入は議論にならないの。 みんな賛成派だから。
で、「レッドカードについてどう思う?」ってお題に対して、「コレコレこういう
理由で、廃止した方がイイと思う」って人と、「コレコレこういう理由で、存続
した方がイイと思う」って人が、議論してるのよ。
508 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:09 ID:Su61xxff
>>505 だから
冤罪かどうか
という議論は
無罪ではありえないのかどうか
という議論であって
「無罪ではありえない事例」
において初めて
死刑が適切かどうか
という議論が出てくると思うのですが。
509 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:10 ID:jKVTWYkQ
>>505 それを言い出したら、現在までに有罪となったものは全て「冤罪である可能性」
を持っているにもかかわらず罰している事になりませんか?
510 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:13 ID:fQPDuaDJ
>>503 >>504 気になってPCをつけてみたらやっぱりですね。
世界のどこでも裁判は、そういうものではないのです。
つまり、裁判は100%の真実を保証するようにはできないのですよ。
日本では「合理的な疑いをこえる」が有罪を決める基準です。
冤罪の可能性について一抹の不安があっても、この基準を満たしていれば有罪にする以外無いのです。
そしてどのような刑事司法システムを構築しようが、判定基準と真実とは別なものですから、これは原理的な問題なのです。
しかも実際の裁判ではいくらでもあるのです。
だから、日本の刑法、刑事訴訟法、少年法を作ったと言われ、現実に死刑判決を下した人物が、廃止論を唱える訳です。
ではお休みなさい。
511 :
○:03/06/06 02:15 ID:1I2Sn0YW
>>508 現実の事件が、「無罪ではありえない事例」ばかりじゃないからね。
理想の事件の話に限定して議論しても、意味が無いと思わない?
512 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:15 ID:nk9vcnnS
>>505 だから「無罪ではありえない事例」に対してしか有罪判決はない、
冤罪かもしれない有罪判決なんて、実際あったとしても、建前上ありえない。
当然量刑の設定においても、冤罪かもしれない人に適用する刑なんてないんだから、考慮に入らない。
裁判官は、口が裂けても間違えて死刑判決を下したかもしれないとは言ってはいけない。
そういう意味で団藤は裁判官として失格と言える。
513 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:15 ID:Su61xxff
○さんの書き込みを見ていると
冤罪うんぬんと死刑の是非は別
という考えは一致しているようですね。
では反対派のいう
「冤罪の可能性があるから死刑反対」
というのはおかしいのではないでしょうか。
514 :
○:03/06/06 02:18 ID:1I2Sn0YW
>>509 >現在までに有罪となったものは全て「冤罪である可能性」
>を持っているにもかかわらず罰している事になりませんか?
>>456で言っている「無罪ではありえない事例」って意味においては、
大阪の児童殺害事件みたいな現行犯逮以外は、そうなるだろうね。
んじゃ、今日はもう寝る。
515 :
○:03/06/06 02:20 ID:1I2Sn0YW
>>512 >冤罪かもしれない有罪判決なんて、実際あったとしても、建前上ありえない。
んじゃ、再審制度は何のためにあるの?
今度こそ寝る。
516 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:21 ID:Su61xxff
>>510 間違ってるかもしれないから
きついことはしないでおこうというのは
裁判制度自体を崩壊させるものだと思います。
あと書きたいことだけ書いて寝るのであれば書かない方が良いです。
議論の邪魔です。
517 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:26 ID:tCb2gay2
>>516 誤った知識で議論してもしょうがないのでは?
それに廃止国で裁判制度が崩壊したという話も聞かないよね。
あと、掻き捨てはあなたも同じだよ。24時間張り付いているなんてできないでしょ。
>>498 それは冤罪を受けた本人にとって死刑にされるよりも終身刑のほうがマシである、
という暗黙の了解がありますね。まあ実際マシと思う人が多い事は想像できます。
あくまで殺されるよりは、ですが。
(関わる役人・学者側にとっては、非難を浴びる原因が減るので、マシであることは確実か)
・その他のあらゆる社会的リスクと、未来の(ごく少数と予測される)冤罪被害者の命を天秤にかけると、後者が勝る
(天秤にかけるべきものではない、というのはさておき)
・終身刑は死刑では無い
という認識の個人差がポイントでしょうか。
519 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:30 ID:Su61xxff
>>517 廃止国は
判決が間違ってるかもしれないから死刑を廃止したのですか?
私が言っているのは
死刑反対の理由に冤罪の可能性というのはおかしい
ということです。
あと、
>掻き捨てはあなたも同じだよ。24時間張り付いているなんてできないでしょ。
別に寝るといってスレを離れた○さんには何も言っていないでしょう。
そこら辺をご理解ください。
520 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:36 ID:nk9vcnnS
>>515 再審制度だけでなく、上告制度も判決が間違ってるかもしれないことが想定されている。
だが、当たり前だが、その都度の裁判に冤罪かもしれない有罪判決なんてありえない。
当然量刑もしかり。
521 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:37 ID:tCb2gay2
>>519 多くの廃止論者において冤罪が最も強固な理由とされる傾向があるのは常識だよ。
これはどこの国でもまず一緒だと思うよ。
実際冤罪を理由に死刑の問題性を描いた小説や映画とか欧米でも沢山あるよね。
後段は情緒的だと思うな。
522 :
_:03/06/06 02:37 ID:3ATGj5Kk
523 :
朝まで名無しさん:03/06/06 02:52 ID:Su61xxff
>>521 なるほど。
>>521さんもその多くの廃止論者や
小説・映画と同意見ということですね。
冤罪は確かに許せないことだと思います。
だからといって量刑を軽くするのはどうなんでしょうか?
524 :
このまま、堕ちて行くだけか、日本? :03/06/06 02:59 ID:rfVJ5CsU
残念ではあるが、20年後世界連邦政府が出来、日本つまり愛子さまが世界の女王となられる。
ほんと。
525 :
朝まで名無しさん:03/06/06 03:00 ID:Su61xxff
誰もいなくなってしまったようなので
私も落ちます。
おやすいなさい。
526 :
朝まで名無しさん:03/06/06 03:01 ID:nk9vcnnS
>>521 最近の死刑廃止は外交上の理由がトップ。
欧州の廃止理由は残酷だから、人権に反するからが主な理由。
日本で廃止の理由として冤罪が最大の理由となってるのは、
欧州と違い、死刑が残酷という観念が薄いから。
528 :
朝まで名無しさん:03/06/06 04:00 ID:1loob8Cc
法務省は、「いつ」「誰が」死刑が執行されたか、死刑囚はどのよう
な生活を送っているか等、現在「一切」公表していない。
報道機関、研究者等が独自にあとづけ調査しているだけ。
かつては漏れ伝わる情報も多かったが、「死刑囚のプライバシー等の
配慮」とかいうもっともらしい理由をつけ年々死刑に関する秘匿の度
合いが高まってきている。アメリカの例を見るに絞首刑の執行は必ず
しも成功するわけではなく、それゆえ電気椅子・薬物注射等の代替方
法がとられたというのに。
この情報公開のご時世に国民に一切情報を与えないアナクロ。
国民が「全然」死刑の実体をしらないのもかかる政策誘導の見事な成果?
529 :
朝まで名無しさん:03/06/06 04:10 ID:FDpRV2pj
530 :
朝まで名無しさん:03/06/06 08:07 ID:owu8q9to
>>520 和歌山カレー事件が典型。
状況証拠からヒ素を入れたのが被告人以外には考えられないということを「合理的な疑いを入れる余地がないほど高度の蓋然性をもって認められる」として有罪と認定した。
だが、絶対被告人以外の真犯人が絶対にありえないという証拠もなく、一抹の疑問は残り得る訳。
531 :
朝まで名無しさん:03/06/06 08:47 ID:Dz3SNLGQ
まあ、絶対ということはないんだよね。
指紋やDNAだって、同一の者がいないとは限らない。
うり二つの者が犯罪を犯している場合も、
あり得るわけだ。
指紋やDNAや風体が同じ犯人がいる可能性も、
0ではないわけだ。
そう考えると、全てが“状況証拠”なのかもしれないね。
532 :
朝まで名無しさん:03/06/06 09:31 ID:052rZNwg
>>482 有罪の判定を厳しくすればいいだけの事。
確実な証拠の有る場合のみ有罪にすればいいんだね。
つまり「疑わしきは罰せず」の原則を堅守すればいいだけ。
そこまでやって冤罪がでるなら、それは社会リスクとして
受け入れるべきだね。
あり得ないような確率で冤罪死刑が起こったとしても、
それは受け入れるべきリスクだろうね。
終身刑だとしてもそれは変わらないのだから。
533 :
_:03/06/06 09:31 ID:3ATGj5Kk
534 :
朝まで名無しさん:03/06/06 09:46 ID:FN+NNhtW
>>532 冤罪で死刑になる確率は経験則上、あり得ない確率以上のもの。
かつ、無実の人間を殺すことを法的に正当化することは無理。
535 :
朝まで名無しさん:03/06/06 09:48 ID:FN+NNhtW
>>531 それはちょっと極端すぎるね。
やはり和歌山の事案は、状況証拠に依存しすぎと言われても仕方がないだろう。
>>534 過失致死や殺人の罪がが数年の服役や罰金で贖えるなら
冤罪での死刑もなんとか贖えるだろう?
>>532 >かつ、無実の人間を殺すことを法的に正当化することは無理。
無実の人間を刑務所に入れることだって法的に正当化できんでしょ。
>>537 532の論理だと、間違いで消される奴が出るのはしょうがないという主張でしょ。
それに対して534は、万が一間違った時に、後戻りできる機会があるか無いかでは
全然違うからやはり死刑はダメなんだ、という事を言っているんじゃないの?
539 :
朝まで名無しさん:03/06/06 15:14 ID:MNOfCt72
>>538 それを言うなら「死刑」の代替候補である「終身刑」も同じじゃないか?
しかも後戻り出来る機会なんて現実的じゃないと思うが?
全てが元通りになる訳じゃないし、結局は金でカタをつける事になる。
540 :
朝まで名無しさん:03/06/06 15:20 ID:1z989BCG
傷害致死も人の死と言う結果が生じているのだから死刑適用を可能にすべきだ
>>538 ???
>万が一間違った時に、後戻りできる機会
があっても冤罪は法的に正当化できんだろ。
政策的な配慮から、冤罪に関して、
死刑と他の刑罰を区別するというならばわかるが、
法的な正当性ということでは区別はできなんだろ。
冤罪が不可避であるため、いつか無辜の人間を殺すことになるから死刑廃止
↓ ↓ ↓
↓ ↓ 確実なケースだけ死刑にすれば
↓ ↓ ↓
↓ ↓ 疑念が残るケースは無罪かもしれないから万一のために廃止
↓ ↓ ↓
↓ ↓ リスク/メリットから考えてその必要は無い
↓ ↓ ↓↑
↓ ↓ ある
↓ ↓
↓ 車だって無辜の人間を殺すが容認されてる
↓ ↓
↓ 車と死刑は違う
↓ ↓↑
↓ 違わない
↓
死刑じゃなくても冤罪は容認できない
↓
死刑は全てを奪うから区別
↓
終身刑も同じ
↓↑
同じではない
544 :
朝まで名無しさん:03/06/06 18:59 ID:RpNvUWP0
確実な事は冤罪で判決が確定し刑を執行されたら回復は不可能という事。
これは死刑に限らずあらゆる刑に当てはまる。
廃止派は殺してしまった場合取り返しがつかないというが、
日本に於いてはそのような事例は一件もない。
また、再審請求権が死刑確定者から剥奪される訳でもない。
つまり冤罪死刑執行に対するリスクマネジメントは日本に於いて有効に働いている。
このような状況下であるのなら死刑を制度として持っていても現実的には
問題があるとは言えない。
545 :
朝まで名無しさん:03/06/06 19:29 ID:DxGhbnWw
問題ないのに死刑廃止せよと冒険させようとするのは不自然ですね。悪化する恐れもあるのに無責任だと思う。
それにわざわざ国民の多数の支持までないがしろにしなくてもね。
>>544 そんな事よりも冤罪で死刑になる人数と死刑を廃止した事による
殺人事件被害者の人数の増加分を比べル方が議論として有意義だと思うけど
アメリカのどっかの州で殺人事件の増加の抑制を見込んで一度廃止した死刑を復活させた
時のデータがどっかにあるから、そういうのを持ってきたほうが良いと思われ。
あと言っておくと、冤罪で無いと完全に立証する手立ては無いよ
547 :
朝まで名無しさん:03/06/06 19:53 ID:imVzHQTF
>>546 >あと言っておくと、冤罪で無いと完全に立証する手立ては無いよ
そんな事は誰もが知ってる事なんだよ。
可能性だけを言えばどんな事例にも冤罪の可能性はある。
火星人が地球に来ている可能性があるのも同様にね。
548 :
朝まで名無しさん:03/06/06 21:12 ID:LuCL2Ax1
>>547 こういうのも存置論内部で処置お願いね。
549 :
朝まで名無しさん:03/06/06 23:53 ID:nk9vcnnS
>>548 制度の廃止を求める方が、その根拠となる理由を提示すべきだろ。
だから、冤罪死刑執行の具体的件数と、抑止力の有無の客観的データを提示願います。
550 :
朝まで名無しさん:03/06/06 23:56 ID:K32aIyW8
551 :
朝まで名無しさん:03/06/07 00:00 ID:FPrFqBiu
>>549 火星人が地球に来てない理由を提示しなければならないんだね。
552 :
朝まで名無しさん:03/06/07 00:02 ID:lz9IjXv6
>>549 印象誘導のみの一行レスにそういう反応しちゃダメだって。
>>548 火星人の例えはあれだが、問題の指摘としては別におかしくはあるまい。
なんでも存置派にまわすなよ(w
555 :
朝まで名無しさん:03/06/07 00:35 ID:0ka1hH6k
557 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:04 ID:FdJnOfv2
>>551 「可能性」だけに着目した発言に対するレスだからね。
「可能性」だけなら何でもアリだという事の例えだろ、火星人の話は。
そんな視点で話す事がどれだけバカらしい事なのかを示したまでさ。
存置派は、もともと、冤罪死刑のリスクを当然の前提に死刑を肯定しているのだが、
制度が内包する抽象的なリスクの問題と、具体的な冤罪発生の問題は区別して考えている。
さらに、冤罪発生の問題に関しては、現行制度上および制度運用上、
冤罪死刑は極めて起こりにくく、現実に冤罪死刑の記録もない(らしい
>>422参照)
ということもある。
つまり、問題は、制度が内包している抽象的な冤罪のリスク(可能性)を根拠に、
制度自体を否定するという考え方(廃止論)の妥当性ということだろう。
存置派内部で済む話じゃない(w
559 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:15 ID:Iud/k9zt
>>557 抑止論がたたりを信仰しているのと同じなのは、外出。
冤罪は日本でもどこでも日常的に発生していることも外出。
4件の冤罪での死刑確定事例が無視できないことも外出。
先日アメリカで死刑囚の冤罪が立て続けに明らかになり、百人単位での減刑がなされたことも外出。
現在、日本にも冤罪ではないかと強く言われている複数の死刑確定囚がいることも外出。
私も外出事項は存置論内部で片づけてもらうことを望むね。
561 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:17 ID:C54fT42R
そう、ガルマは昔からここに住んでいて既出かどうかはわかるんだから、
エンドレスで同じ事を繰り返す奴にはそれを指摘してやってくれ。
無駄すぎ。
562 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:19 ID:FdJnOfv2
>>559 冤罪死刑執行が戦後日本で一例もないのは厳然たる事実。
ここはアメリカではないのは厳然たる事実。
アメリカと司法制度、刑法が異なるのも厳然たる事実。
この程度の事すら理解出来ないなんて廃止派のオツムはどうなっているのでしょう?
>>559 だからよ、既出でもなんでもいいけど、
そういう話が死刑廃止の(論理的)根拠として妥当かどうかって話だろ。
存置派は妥当じゃないと言っているだけのこと。
その理由は既出だがな(w
564 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:24 ID:PfVGiqrb
>>562 こういうのこそ存置派内部で処置してくれよ。
執行がなかったら冤罪での死刑確定を無視できる頭はちょっとねぇ。(笑)
免田栄さんは、世界的有名人なんだがなんでだろう。(笑)
再審請求中の執行もありということは、執行されなかったのは単なる幸運。
すでに執行された中にも疑わしい事例はいくつもあったしね。
廃止派はID:Iud/k9zt、ID:C54fT42Rをどうにかしてくれ(w
566 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:27 ID:c/2IByxj
567 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:27 ID:PfVGiqrb
>>562 日本の刑事手続きがアメリカ流で、しかもアメリカより容疑者・被告人保護では劣っているのは常識だがな。
「合理的な疑い」という基準も共通。
>>564 >執行がなかったら冤罪での死刑確定を無視できる頭はちょっとねぇ。
無視しちゃいないと思うが・・・(印象操作?)
569 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:29 ID:4WSC2LTd
冤罪云々はもういいんじゃない?
570 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:31 ID:mszEqA8S
>>559 4件は現行の制度で救われたケースだから、現状維持でもOKということで無視できる。
冤罪を想定した有罪判決なんてないんだから、
判決で言い渡される量刑も冤罪を想定できないのも外出。
571 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:31 ID:PfVGiqrb
>>568 執行の有無で区別する見解は2ch以外じゃ存在しない。
つまり無視してるんじゃない?FdJnOfv2に聞いてみそ。
あ、印象操作か。(笑)
572 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:32 ID:PfVGiqrb
>>566 ふむ、これに関して存置派の考え方、および、廃止派に対する疑問の提示は
>>558にまとめて説明しておいた(参照は
>>442に訂正)。
是非、廃止派の考え方もまとめ説明してくれ。
こっちはやったんだから、そのぐらいやってくれるよね?
574 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:34 ID:BSG3ND0y
>>568 ID:N0Y1nGKZは、ID:mszEqA8SやID:FdJnOfv2とかにちゃんと注意してやれよ。
>>571 ちょいまち。
廃止派のいうところの「冤罪死刑」とは
「冤罪死刑執行」ではなくて「冤罪死刑判決」のことなのか???
576 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:36 ID:mszEqA8S
>>564 おまいバカだな。
死刑判決だったから再審請求が受け入れられ冤罪が証明され救われたんだよ。
無期だったらどうなってただろうね(藁)
もし、「冤罪死刑判決」を意味するのなら、
さんざん廃止派が繰りかえしてきた
「冤罪死刑」は「撮り返しがつかない」
とはどういう意味なんだ???
578 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:39 ID:PfVGiqrb
>>573 現に実証されている現実の危険性で答えとしては十分だね。
実際、存置論を言う以上は無実の人間を殺すことを許容するという立場に立つ以外ないことは、比較的まともな存置派ですら認めていること。
だからこれはやはり存置論内部の問題だね。
>>577 一旦死刑が確定すると、再審を受けられるかは運によるところが大きいことも常識。
579 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:40 ID:w/y4WxwH
>>567 なるほど、刑の確定に関わる全要素が同じだとおっしゃる気なのかな?
それが同じでないと同じ結果は導かれない訳だけど、それでいいの?
いくつも有るエレメントのうちのいくつかが同じなら同一視するのが
廃止派の皆さんの流儀と知性だと理解してよろしいのかな?
>>578 いや、だから、答えうんぬんではなくて、
廃止派の考え方をまとめて説明してくれといっている。
後にテンプレとしても使えるだろうし・・・
581 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:41 ID:tNPXqtjf
また同じ事の繰り返しかよ。
存置派ってほんとにあほ。
>>578 >再審を受けられるかは運によるところが大きいことも常識。
これが「取り返しがつかない」ということだと理解していいのか?
(マジで???)
583 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:43 ID:w/y4WxwH
>>578 再審権が剥奪される訳ではない事は「事実」です。
冤罪執行がないのも「事実」です。
事実から目を背けないで下さい。歴史をわい曲しないで下さい。
君は先程から印象誘導を目的とした発言以外しないのは何故?
584 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:45 ID:mszEqA8S
585 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:45 ID:jvCYn+0Y
>>579 システムとして共通点が多い以上国が違うというだけで無視することは無理だろう。
586 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:47 ID:PfVGiqrb
>>583 再審請求中に執行されますがなにか?
再審は保証されていないんだよ。
587 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:47 ID:w/y4WxwH
>>585 同じシステムなら無視出来ないが、単にいくつか共通項があるだけなら
同一視する必要はない。なにせ事実として日本では起こっていない事が
アメリカの制度下では起こっているのだから。
事実から目を背けるのはいい加減止めたらどうだね?
588 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:48 ID:mszEqA8S
>>585 システムとして相違点が多い以上共通点があるというだけはで同一視することは無理だろう。
589 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:49 ID:w/y4WxwH
>>586 再審請求権が保証されていないんだ。。。ふーん。。。
>>559 >抑止論がたたりを信仰しているのと同じなのは、外出。
これ以外の「外出」は既出というより「事実」だが、これは単に
廃止派がそう言った、ということが既出なだけ。
たたりや火星人が存在しない、あるいは極めて存在の可能性が
小さいことは科学的に証明可能だが、死刑の特別な抑止力は
単に統計で確認できなかったというにすぎない、レベルの違う話。
死刑以外なら刑の重さによって統計上有意な差がでた事例はいくら
でもある。死刑についてはそれほどの差がでなかったというだけで、
現在においても未来においても死刑の存在によって殺人を思いと
どまる人間がただの一人も存在しないと言い張る方が、火星人が
いると言い張る人間に近いだろう。
そもそも死刑の特別な抑止力がたたりや火星人なんてものと
同じであり得ないものなら、わざわざ統計をとってそれを研究する
学者もいない。
>ID:PfVGiqrb
確認しておきたいので
>>582に答えてくれ。
592 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:53 ID:mszEqA8S
死刑判決の再審請求は、ほとんど量刑上の冤罪を主張してるんだぞ。
自分が複数人を理不尽に殺しておいて、自分が殺されるのが不当なんて言ってる奴が
反省してるわけがない。即刻処刑すべき。
とりあえず
(笑 (藁 (w
を文末につけるのはやめれ。目に見えてレベルが低まる。
594 :
朝まで名無しさん:03/06/07 01:57 ID:PfVGiqrb
>>582 少しは常識を使えよ。
繰り返すが再審により冤罪が明白になった事例が複数存在することを理由に、冤罪による死刑は発生していないなどという見解は2ch以外では存在しない。
制度上一旦死刑が確定されると再審は保証されず、いつ死刑が執行されてもおかしくない。
白鳥決定以前の事案で一体いくつ執行されたかは神のみぞ知ると言うしかない。
現在も疑わしい事例はいくつもある。
また団藤が挙げているような事案もある。
日本じゃ冤罪での死刑は無視していいというのは、常識があれば無理というしかない。
だからここですら、比較的まともな存置派は、冤罪での死刑はあり得るという前提で話をする。
あとは存置派同士で話し合ってくれ。
>>578 >実際、存置論を言う以上は無実の人間を殺すことを許容するという立場に立つ
>以外ないことは、比較的まともな存置派ですら認めていること。
廃止論を言う以上は抑止力低下によって無実の人間が犯罪者に殺されること
が増えることを許容するという立場に立つ以外ないのだが、それは認めてんの?
596 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:04 ID:mszEqA8S
>>578 廃止論を言う以上は報復による殺人によって社会秩序が乱れることを
許容するという立場に立つ以外ないのだが、それは認めてんの?
597 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:04 ID:juhtANlE
>>589 免田栄さんが一体何回再審請求を出したか調べてみろよ。
その間いつ執行されてもおかしくなかった状況をわかっているのだろうか。
>>592 いや、だからそれは、
現在の日本で、実際に「冤罪死刑執行」が起こりうるかどうか、
という問題だろう?(「冤罪死刑判決」は実際にあった)
で、あんたは「冤罪死刑執行」が起こり得ると考えている。
あるいは、比較的まともな存置派も起こり得ると考えている。
・・・それはいい。
俺が聞いているのは、あんたが言うように
「冤罪死刑判決」も含めて「冤罪死刑」というのなら、廃止派が繰り返している
「冤罪死刑は取り返しがつかない」というのはどういう意味なのか?
ということ。
599 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:06 ID:PfVGiqrb
>>595 596
いい加減もうちょっと相手の理屈をちゃんと把握したら?
残虐化の理論とかいろいろあることも既出。
ほんとにエンドレスの繰り返しだものなぁ。
600 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:07 ID:mszEqA8S
>>597 死刑だから再審請求が受け入れられたんだよね。
無期だったら無理だったよね。
死刑でよかったよね。
601 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:08 ID:PfVGiqrb
>>598 何を聞きたいのか、全く理解できないな。
>>594 神のみぞ知る(確認はできない)犠牲者なら、死刑廃止による犠牲者
(抑止力低下による殺人の発生)も考えなければならない。
604 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:12 ID:PfVGiqrb
>>599 おまえの理屈がだめすぎ。冤罪死刑は確認されていないが可能性として
あるのは間違い無いから存置を言う以上許容するしかないと言っておいて、
抑止力低下による殺人の発生も可能性としてあるのにそれを許容すること
を認めないでは理屈が合わない。残虐化の理論などもちだしても可能性が
ゼロになるわけでもない。
>>604 あんた自身が、執行のあるなしを区別して考えているよね?
少なくとも
>>594では「冤罪による死刑は発生」は「執行」を指していよね?
608 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:20 ID:B8sGgf8Y
団藤重光さん
東京大学名誉教授、元最高裁判所判事
最高裁判事としての痛切な経験
以前から学者として、死刑は廃止するべきだと考えてはいましたが、最高裁の判事になってから痛切な経験があって、確定的に死刑廃止論者になりました。
それはある事件の裁判でのことです。
もっとも裁判官として、自分が扱った事件をとやかく言うことはできませんから、少し抽象化して申しますので、ご了承下さい。
その事件はある田舎町でおきた毒殺事件でした。
事件の被疑者としてある男が捕まったのですが、彼は逮捕以来ずっと否認を続けていました。
直接証拠は何もないのです。指紋も残っていませんでしたし、他にも直接証拠は何もなかったのですが、
状況証拠から言いますと、この人がやったと疑わせるに十分な証拠がありましたので、一審二審ともに死刑判決を受けていたのです。
ところが弁護人の主張によりますと、警察は町の半分くらいを調べただけで、この男を被疑者として逮捕したようです。
そのため弁護人は、「残り半分の地域を調べたら、同じような状況にある人間が出てきた可能性がある」と主張しました。
それはもっともな話です。けれども、それだけで一審二審の死刑の判決を覆すだけの理由があるかというと、個々の状況証拠は動きませんから、それは難しいのです。
判決に影響を及ぼす重大な事実誤認があるときは、下級審の判決を破棄できますが、この程度のことでは破棄できません。
私も記録をずいぶん詳しく調べたのですが、合理的な疑いをこえる心証が取れれば有罪というのが刑事訴訟の建前ですから、そのまま判決を確定させることになったのです。
609 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:24 ID:PfVGiqrb
>>607 繰り返すが、何を問題視しているかが全くわからない。
執行の有無がある以上、執行の有無はあるというしかないと思うが?
そろそろ寝たいんだが。
610 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:24 ID:B8sGgf8Y
いよいよ死刑判決を言い渡す日になりました。
裁判官がみんな席に着き、裁判長が「本件上告を棄却する」と言いました。棄却するということは死刑が確定するということです。
そして裁判官専用の出入り口から私たちが退廷し始めたその時です。
「人殺し!」という声が法廷中に響いたのです。罵声です。私たちが罵声を浴びせられたのです。
私はいつもでしたら傍聴席のこんな罵声くらいで驚きはしませんが、正直なところ、「本当にこの人がやったのだろうか」という一抹の不安を持っていましたので、
このときの「人殺し!」という声はこたえました。その声は今でも忘れられません。
その事件で私が感じたわずかな不安というものは、多分に主観的なもので、人によって違うと思います。その小法廷の5人の裁判官の中でも、そういう不安を持ったのは、おそらく私だけだったでしょう。
残り4人の裁判官は、自信を持って死刑判決を言い渡したと思います。
でも私には、わずかに引っかかるものがありました。
しかし現在の司法制度の下では、このようなケースで判決を覆すことはできません。そして死刑制度がある以上、この事件で死刑が確定したことはやむを得ない結果でした。
私はこの経験を通して、立法によって死刑を廃止する以外には道はないとはっきり確信するようになりました。
611 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:25 ID:mszEqA8S
団藤って臆病者だね。
>>609 だーかーらー
あんた自身が
>>571で
>執行の有無で区別する見解は2ch以外じゃ存在しない。
と言っとろうが・・・
613 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:27 ID:B8sGgf8Y
再審への道を広げた「白鳥決定」と、死刑事件における誤判の可能性
それと前後しますけど、私は「白鳥事件」という事件の審理を担当し、「白鳥決定」と呼ばれる判決を下しています。これは再審の基準に関する裁判です。
詳しく申しますと、今までは無実の証拠がなければ再審は認められませんでした。それをこの裁判では、無罪判決になるような新たな証拠が示されれば再審を認めてもよいことにしたのです。
つまり再審の基準を緩やかにしたわけです。
刑事訴訟法では、有罪か無罪か分からないような場合は、合理的に考えて有罪の判決に疑いの余地があれば無罪になります。
これは刑事訴訟法の鉄則です。私たちは再審の場合にもそれを適用すべきであると考えました。
ですから原判決で認定した事実に疑いを持たせるような証拠が出てくれば、それで再審の開始ができるようにしたのです。
これはかなり大きな前進でした。
「白鳥事件」そのものは棄却されましたが、この裁判の作った基準が後にあたえた影響はとても大きくて、ご承知のようにその後すぐに4つの事件が、再審で次々に無罪になりました。
その中の免田事件と財田川事件は私の小法廷に来ましたから記録も読みましたが、これはやっぱり再審開始が当然だという事件でした。
しかしそういう事件でさえも、今までの古い基準では再審を開始できなかったのです。
新しい基準にしてから短期間で、4人が再審で無罪になったわけですから、私たちも相当ショックでした。
「白鳥決定」を出していなければ、4人はおそらく無実のまま死刑を執行されていたでしょう。
そして「白鳥決定」以前に、再審の請求をしたにも拘わらず棄却されて死刑になってしまった人は、相当な数いるのではないかと思います。
明治以来の事を考えたら大変な数になると思います。
614 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:28 ID:PfVGiqrb
>>612 ?
598を書いていると言うことは、意味は伝わっていると理解するしかないが?
615 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:29 ID:B8sGgf8Y
誤判の問題が死刑廃止論の大きなポイントになることは昔から言われていますから、私も学者としてもちろん知ってはいました。しかしまだ身につまされて感じていたわけではありませんでした。
でも死刑の問題は、身につまされて感じなければ本当にはわからないのです。頭だけで死刑が良いとか悪いとかは判断できないはずです。
私は最高裁の審理で、先に述べた事件にぶつかって初めて、この問題を身に沁みて自分のこととして考えるようになりました。
それ以来、私は誤判の問題は決定的な問題だと考えるようになったのです。
人間は神様ではありませんから間違うのは当たり前です。おそらくどんな人でも、死刑存置論の人でさえも、誤判の可能性を否定する人はいないと思います。
それをある程度仕方がないと考えるか、絶対に許せないと考えるか、それはもう人間的な感覚の違いです。
私は結局のところ、死刑存廃の問題はそういう感受性の問題だと思います。
無実の人が「自分がやったのではない」と絶叫しながら死刑に処されていく姿を想像してみて下さい。それがどんな不正義であり許されないことであるか。
頭で考えているだけでは、そう思わない人もいるかも知れません。しかし心で感じるととうてい許せないことです。それだけで私は、誤判論が死刑廃止論の大きな柱になると思うのです。
>>609 「冤罪死刑」の有無とは「冤罪死刑執行」のことでいいのか?
>>571は撤回でいいんだね?
617 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:31 ID:B8sGgf8Y
日本における死刑制度廃止の展望
死刑制度が存続している以上、死刑判決をなくしてしまうことは難しいと思います。しかし死刑を適用する基準を少しずつ厳しくしていき、死刑判決の数を少なくしていくことは可能であると思います。
以前、「永山事件」の控訴審で船田裁判長は、日本中の裁判官が一人残らず死刑を言い渡すような事件でなければ死刑は適用できないと言い、一審の死刑判決を無期懲役に変更しました。いわゆる「船田判決」です。
最高裁はその後、この判決を破棄し高裁へ差し戻しましたが、私は審理を担当した小法廷の判事から相談を受けたとき、あの形で確定するのは難しいが、船田判決の精神をできるだけ生かして欲しいと伝えました。
そして最高裁の判決をよく読んでみると分かりますが、「船田判決」の精神は十分に生きているのです。
しかしその後、どういう理由か、下級審では以前に比べて簡単に死刑判決が下されるようになってしまいました。その点に関しては、私は今の裁判官に、もっと頭を切り換えてもらいたいと思います。
感情に流されたら裁判は成り立ちませんが、しかし感情を抜きにした血も涙もない判決というのは、司法の精神を殺してしまいます。
血も涙もある、しかし法律はちゃんと守るというものにして欲しい。そうすれば死刑判決はもっと減ると思います。
そして死刑判決が減れば、死刑を廃止しても影響が少なくなり、廃止する際の抵抗もなくなると思います。
618 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:32 ID:PfVGiqrb
>>616 はぁ?
文脈によろうが。
子供みたいなことを言わないでくれ。
619 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:35 ID:PfVGiqrb
結局何を言いたいのか全く理解できないので、問題点を整理しておいてくれないかな。
もう寝るから、必要があれば明日以降答えてあげるよ。
終身刑にしたって
無実の人が「自分がやったのではない」と絶叫しながら一生牢獄に閉じこめられる姿
を想像してみて下さい。それがどんな不正義であり許されないことであるか。
と言われれば「許されます」という人間はいないだろう。そんな感傷をもとに刑罰
を軽くしてもしかたない。
団道氏は判事に向いてない人だってことが良くわかった。
623 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:39 ID:mszEqA8S
団藤はへたれ。
625 :
_:03/06/07 02:39 ID:W7m3ZbFU
626 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:42 ID:nSYMKMV7
627 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:43 ID:PfVGiqrb
>>622 このスレか前のスレでさんざん既出だったように思うよ。
悪いが同じ事の繰り返しです。
>>624 特に整合性のないことを言っている筈もないので、何か誤解されているかなんかだろうとしか言えないな。
しかし、聞きたいことがないのなら聞くなよ。
わざわざ起きていたんだから。
相手に矛盾があると思うなら、それを自分でもっと明確にあぶりだせるようでないと。
ただ相手に尋ねればいいというものじゃないんだよ。
おやすみ
>>623 でも、理屈馬鹿の廃止論者よりは説得力はあると思う。
>>617 より引用
>死刑を適用する基準を少しずつ厳しくしていき、死刑判決の数を少なくしていくことは可能であると思います。
>そして死刑判決が減れば、死刑を廃止しても影響が少なくなり、廃止する際の抵抗もなくなると思います。
法律は個人的な主観で運用されるべきではない、何を考えてるんだ団道は。
630 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:46 ID:PfVGiqrb
>>628 悪いが多くの廃止論者も同じ事しか言っていないよ。(笑)
論理構造が見えてないだけだろう。
>>627 おいおい・・・
あんた自身が「冤罪死刑」を「冤罪死刑執行」の意味で使っておいて、
(執行の有無で区別しておいて)
>>571が矛盾でなければなんだってんだい?
632 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:47 ID:PfVGiqrb
>>629 落ちようとすると、目にとまるな。
言っているのは基準のことであって、これは個人の主観とはふつうは言わない。
>>630 論理構造の説得力ってだれが言った?(w
わざわざ「理屈馬鹿」という表現をした意味を汲んでね・・・
634 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:49 ID:B8sGgf8Y
コピペなんかしなきゃ良かったのにな。
636 :
朝まで名無しさん:03/06/07 02:51 ID:PfVGiqrb
>>631 マジでわけわかめとしか言いようがないな。
>>633 論理構造は見ていないのね。(笑)
やれやれ・・・
>>627 >このスレか前のスレでさんざん既出だったように思うよ。
>悪いが同じ事の繰り返しです。
既出ではない。統計で証明できないから根拠にならないってだけだ。
それと可能性を認める認めないは別の話だ。答えは2つしか無いだろう。
・ 抑止力低下によって殺人が発生することは可能性としてあるのでその
犠牲者は許容するが、証明されていない以上存置の根拠とはならない
から廃止。
・ 抑止力低下によって殺人が発生することは理論的にもありえないし
統計でも十分に証明されている。
どっち?
>>636 「理屈」で死刑廃止の正当性を主張するだけでなく、
心情的な部分から死刑の問題点を語るところに説得力を感じるという話だよ。
ま、受け止め方の違いだからどうでもいいけどね。
>>636 あと、
>>631が「わけわからん」というのならいいよ。
そういうとこにしといてあげる(w
640 :
朝まで名無しさん:03/06/07 03:01 ID:PfVGiqrb
>>637 死刑の持つ社会心理学的な効果については、特別な抑止力論や残虐化の理論などがあり、どちらも存在は証明されていない。
つまり、廃止によりより殺人が増える可能性もあれば、減る可能性もあるとしかいえないが、
少なくとも増える可能性についてはこれだけ廃止国がありながらきちんと批判をくぐり抜けた統計的に有意な結果が報告されていない以上、ないと見るのが現実的だろう。
そして、勿論単なる可能性により現実の殺害行為を正当化することはできない。
これでいいな?
寝る。
>>638 彼のものとて理屈をベースにした心情であり、あれは多くの廃止論者に共通した心情と言うしかない。
が、誰であれそんなもの議論の際にいちいち言わない罠。特に2chのようなところで。
言うまでもないと言うことは多いんだよ。(笑)
>>639 やれやれ・・・sigh
つーかさ、論理構造と言っても、こと冤罪に関しては、団藤センセイは
>人間は神様ではありませんから間違うのは当たり前です。おそらくどんな人でも、
>死刑存置論の人でさえも、誤判の可能性を否定する人はいないと思います。
>それをある程度仕方がないと考えるか、絶対に許せないと考えるか、それはもう
>人間的な感覚の違いです。
と言ってるワケで・・・
>>640 >特に2chのようなところで。
2chのようなところだからこそ、逆に言うべきなんじゃないの?
そういうことを言わないから、
廃止派は「理屈」だけで死刑存廃を考えているとか
変な「誤解」されたりするわけでしょ。
これから団籐氏を広告塔に使う人は、彼のように
>「学者として死刑は・・・」
と言える人間を育成する覚悟があるか、そうでなければ氏の
>「私は結局のところ、死刑存廃の問題はそういう感受性の問題だと思います」
という結論に従い、感情からの発言も力を持つことを認めた、とみていいね。
少なくとも既出とか常識とか勉強不足とか言うだけのひとは、彼の理念からは程遠い存在。
644 :
朝まで名無しさん:03/06/07 03:11 ID:kVPtzJ5j
理屈だけはで納得しないが心情がついてりゃ納得するというんじゃ、
馬鹿と白状しているようなものだな。(藁
>>643 あ、そういや、
>既出とか常識とか勉強不足とか言うだけのひと
が廃止派にはいたっけね(w
「多くの廃止論者に共通した心情」を持たない(珍しい)廃止論者が
2chにはいるようだね。
646 :
朝まで名無しさん:03/06/07 03:15 ID:czKObq41
さあ、煽りが始まりました
647 :
朝まで名無しさん:03/06/07 03:16 ID:v5eHewB1
ぷぷぷ
ココの存置論者の言うことは外出の繰り返しなのは事実!
ココの存置論者にろくな社会常識がないのも事実!!
ココの存置論者が極めて不勉強なのも常に指摘される事実!!!
(藁
>>644 まぁ、心情がついていても、俺は納得はできないけどね。
(納得してれば、今ごろ積極的廃止論者だよ)
ただ、「理屈」だけの話よりも、死刑問題について考えさせられるし
そういう意味で説得力があるだろう、ということ。
649 :
朝まで名無しさん:03/06/07 03:17 ID:B8sGgf8Y
>>646 そう、N0Y1nGKZとかも所詮煽り以上じゃないんだよね。
結局。
いや、俺、煽ってるつもりなんだけど・・・(w
651 :
朝まで名無しさん:03/06/07 03:23 ID:qenYI+6P
>>648 ガルマが馬鹿なのは皆知っているから大丈夫。
おまえが廃止論者になるなんて誰も誤解しないってばw
652 :
朝まで名無しさん:03/06/07 03:23 ID:pwGyvLtK
死刑スレは長すぎて、過去にどんな議論があったのか分からん。
俺のような新参者を受け入れてくれるのか・・・・。
653 :
朝まで名無しさん:03/06/07 03:25 ID:qenYI+6P
>>650 ぷぷぷ
馬鹿の上に恥の感覚もないのか。
恥ずかしい奴だw
>>652 大丈夫でしょ。
同じ話の繰り返しも多いし。
初心者で悪いが、死刑の有無って宗教じゃないのか?
キリスト教で死刑があるのはアメリカだけだろ。
仏教で死刑が無い国って、聞いたことが無い。
まあ、仏教国には途上国が多くて、注目度が低いだけかもしれんが・・・・。
>>653 まぁ、あんたみたいのにレベル合わせて相手するのは、確かに恥ずかしい。
そこらへんは汲んでくれ。
657 :
朝まで名無しさん:03/06/07 03:30 ID:B8sGgf8Y
>>652 教えてくんは普通はどこでも叩かれるんだけど、このスレだけは教えてくんの方が「既出って言うな」とか開き直りますね。
それに>650を見てもわかるようにここの存置派は不勉強でしかも煽りがほとんどだから、
まじめに考える人は、自分で文献や資料を読んで考える方がいいと思いますよ。
>>655 死刑廃止の思想的背景にキリスト教的な考え方があるのではないかという指摘はある。
現に、死刑廃止国はキリスト教文化圏に多い。
ただ、そうでない国もあるし、キリスト教文化圏の死刑廃止国でも
世論調査をすると必ずしも死刑廃止派が多数というわけでもないらしい。
だけど、思想的文化的に死刑廃止を受け入れやすいというのはあるかもしれない。
--------------------
訂正、補足、よろしく
なんか簡単に心理が読めるのですが。
まあこのスレ見た普通の人は廃止派に違和感を覚えるでしょうね。
一般社会でも2ch内ですらも反発を買う。なぜか気づいているのでしょうか。
一人でもちゃんと知識のある存置派がいれば不勉強などと言われるはずもない。
ガルマなんか一年以上毎日張り付いていて未だに不勉強と言われ続けている。
煽るだけの馬鹿しかいないと言われてもしょうがないだろうね。
ま、相手を勉強不足と言うだけなら、勉強不足のヤシでも言えるしな。
662 :
朝まで名無しさん:03/06/07 04:02 ID:B8sGgf8Y
>>654 少なくとも勉強量の違いは明白だと思いますよ。
専門知識を言うのはいつも廃止派で、ここ存置派の法的知識などゼロに等しいですし、
資料を引用するのもいつも廃止派なのも何度も言われていることです。
せめて勉強不足ぐらいは自分で認めればいいんだけど、それすらないですし。
確かに勉強すれば存置論をいうのは難しいので、勉強する気がない心情のおもむくまま
という人ばかりなのも当然なんですが、いいかげん見てるとうんざりします。
>>655 前スレより
905
トルコの死刑廃止には、二つの要因があると思います。
1.EUへの加盟
2.国内政治犯への処遇改善
EU自身もそうですが、多民族国家においては、
死刑は民族浄化につながる危険性を常にはらんでいます。
そのため、死刑に頼らない刑罰体系が必要とされているのだと思います。
994
ID:6uRx4itiがコスタリカやネパール等の例外を出して
宗教や外圧とは無関係を協調しておったが、上の地図
を見れば廃止国の大多数がキリスト教文化圏で有るのは
明白であり、今現在の日本の状況を考えれば欧州以外の国で
廃止運動や廃止活動の原因が外圧で有る事は容易に察しが付く。
・・・このあたりを参考に前スレを実際に見てくれ
>>662 >専門知識を言うのはいつも廃止派で、
その専門知識がけっこういい加減だってのは気づいてる?
よね、勉強しているなら・・・
>>652 対話になりそうな人とだけやりあうのがコツ。
>>647のような煽り記号を含んでいたり印象操作だけのレスに反応しなければOK
>>640 おまえはほんとに馬鹿だということがわかった。理屈馬鹿でなくて理屈さえ成立
していない馬鹿。
可能性が低いだろうから許容してることにならないなんてのは逆の立場からも
そういう主張ができる。可能性の争いなら許容してるしてないなんて議論は意味
がない。
>実際、存置論を言う以上は無実の人間を殺すことを許容するという立場に立つ
>以外ないことは、比較的まともな存置派ですら認めていること。
こんなことを言っておいて
>少なくとも増える可能性についてはこれだけ廃止国がありながらきちんと批判を
>くぐり抜けた統計的に有意な結果が報告されていない以上、ないと見るのが現実
>的だろう。
こんな無茶な解釈でたった一人でさえも犠牲が増える可能性すら認めようとしな
いのだから、廃止派にはまともな人間がいないと告白してるようなもんだ。
667 :
朝まで名無しさん:03/06/07 04:20 ID:B8sGgf8Y
>>664 それこそ具体的に書かないと印象操作と言われるだけでは?
確かに中途半端な知識で、廃止派をいい加減と決めつけているのは時々見かけます。
しかし、的確な指摘など一度でもあったかと言われると疑問です。
>>666 残虐化論からすると、存置すると犯罪犠牲者が増えるんだがな。
>>667 それって、ログを見る限り廃止派の態度そのままじゃない?(w
つーかさ、勉強不足かどうかなんて
それこそ専門知識がある人から見ればバレバレなわけでさ、
相手が勉強不足だと不満をいうなら、さっさと見限って、
司法板で議論すればいいんじゃない。
670 :
朝まで名無しさん:03/06/07 04:36 ID:k9/8e9Of
N0Y1nGKZ=C8tUmzlwだな。どう見ても。
もちろん、存置派にだって勉強不足の人はいるし、素人さんだって双方にいる。
でも、ここはそういうところでしょ。
そこで、本当に専門知識のある人がすべき行為は、廃止派であろう存置派であろうと、
相手を勉強不足と罵ることではないと思うのだが、どう思うね?
>>662 >>確かに勉強すれば存置論をいうのは難しいので、
本気でそう思ってるんだったらイタすぎる。かけてもいいけど日本人の全部が
勉強したって存置・廃止の割合はたいしてかわらないって。現実に何度も廃止派
がここで論たれても考えかわったやつなんて存在しない。みんな2chのバカなん
だと信じたいだろうが。
もともと法学やら人権やら学ぼうなんて自体である方向性の人間にかたよる。
学者だろうが弁護士だろうが。死刑廃止論に首つっこむ人間なんてなおさらだろ。
そういう人間たちがさらに自分たちの世界で現実と離れた論理を構築していく。
はっきり言ってここで言われてる廃止論なんて「生命は大事だから」他の場合
とレベルが違う、ってものばかりだから整合性もなにもあったもんじゃない。
その部分を納得するかしないかだけで法的知識なんか何も関係無いだろ。
宗教でも市民運動でも平和運動でも、いくら勉強すればわかる、本読んでくれ
って訴えても普通の人間は見向きもしないのよ。うさんくさいってわかってるから。
違うってわかりきってるから。それと一緒。
673 :
朝まで名無しさん:03/06/07 04:41 ID:B8sGgf8Y
>>669 ここでも何度も言われていますが、廃止論自体は誰の著作でも特に違いはなく、ここにかかれているものも特に変わったものがあるとも思えません。
それと私の場合は司法板法律板にもいますが、死刑についてはあちらでは議論自体にあまりならないのです。
やぱり論点が出尽くしていて今更論じるところがないからでしょう。
こちらは努力する人がいるから、それに釣られますね。
>>673 >廃止論自体は誰の著作でも特に違いはなく、
これはそうだろね。
一部特殊な廃止論もあるけど、大方は一致しているし、
論点も出尽くしている感はある。
むしろ、俺が気になるのは学説の理解について。
例えばさ、廃止論でも根拠として有力なのは
冤罪の可能性である、というのはOKかな?
677 :
朝まで名無しさん:03/06/07 04:46 ID:B8sGgf8Y
>>671 しかし、ここの存置派の勉強不足は度が過ぎていると思いますね。
中学生もデフォルトでいる2chでそんなことを望む方がどうかしていると言われればそれまでですが。
678 :
朝まで名無しさん:03/06/07 04:48 ID:UaYfotsg
>>670 N0Y1nGKZ=C8tUmzlw=ガルマなんだよ。
わからんのか?バカ
廃止論でも→
積極的廃止論でも消極的廃止論(消極的存置論)でも
>>678 ID:B8sGgf8Y氏が、本当に勉強していて議論ができる人と見込んで
マジで話をしているんだよ。
客観的に学説の理解の問題であって、
存置派か廃止派かという立場は関係のない話をしている。
法律の勉強では、自説と異なる立場も理解しなければならないからね。
極端な話、学問的なことなら逆の立場からでも議論できなきゃだめなんだよ。
682 :
朝まで名無しさん:03/06/07 05:01 ID:B8sGgf8Y
>>680 煽っていたと言っている人に今頃言われても。
そういうことなら、先に言ってもらわないと。
今頃言われてもさすがにもう限界です。
頭が死んでいるので。落ちますね。
>>673 俺がここで見てるのは、廃止論または廃止論をとなえる人が、その他大勢を啓蒙する力があるかどうか。
何人かは粘り強く対話の姿勢を見せているが、全然力が足らず口論レベルに埋もれている。
まあ、あとは
>>384と大体同じ感想。
684 :
朝まで名無しさん:03/06/07 05:03 ID:B8sGgf8Y
>>681 それはそのとおりです。
ただゲームやでぃべーとの感覚でいる人がいますが、それは私は違うと思っています。
正義はゲームではないからです。
>>682 すまん、相手の態度に合わせているのでね。
>>684 ゲームやディベートということではなくて、
存廃論について簡単にまとめておくにはいい方法だと思うが、どうだろう?
ここには素人さんもいるのだし。
次の機会にお願いする。
>>677 俺もさんざん廃止派に勉強しろだ無知だと言われるがこれぐらいのことは
すぐ書けるぞ。
・外国の統計で死刑廃止後に殺人が特別増加した例はない。
・死刑の特別な抑止力は統計上確認できないので根拠にならない。
・人権を侵害する方に根拠の立証責任。生命の侵害であるならなおさら
反論の余地のないほど明確な根拠が必要。
・近代法体系では緊急行為以外では殺害行為は認められないのが原則。
・戦争は緊急行為とみる。あるいは殺人が目的ではないとみる。あるいは
規模が大きく国際間の問題だから国内法とは求められる基準が違うとする。
・近代刑法では死刑以外では身体刑は認められなていないこととの矛盾。
・冤罪の場合、生命を剥奪することの重大性。補償が不可能になる不都合。
・冤罪の場合、無罪を証明するについて本人が殺害されることによる不都合。
・被害者・遺族の感情は根拠にならない。遺族がいない場合もある。感情のみ
では殺害を正当化できない。
・アメリカの統計では死刑と終身刑では死刑の方が費用が多くかかった。
・学会では廃止論が優勢。存置論も国民感情を根拠にした消極的存置論が
主流。
・死刑廃止国が徐々に増加中。世界の流れ。韓国・台湾も廃止の見込み。
・日本の死刑執行は毎年6,7人。殺人は1000件ぐらい。
687 :
朝まで名無しさん:03/06/07 06:56 ID:6DD3q67A
>>686 素晴らしい。
支持がなくてもこれだけ書いてもらえれば、啓蒙の成果があったんじゃないの。
688 :
朝まで名無しさん:03/06/07 09:26 ID:czKObq41
>686
簡潔によくまとまっている。
>>687 学問的な知識なんだから啓蒙は関係ないだろ。
提案
勉強不足うんぬんといった話は不毛なので、
この際、法律の勉強をしている人は、立場に関係なく協力して、
存廃論に関する学説に関して簡単にまとめておくのはどうだろう?
>>686に加えて
・死刑は残酷な刑罰にあたる
・教育刑の考え方に矛盾する
691 :
朝まで名無しさん:03/06/07 12:18 ID:R2GfR3fu
廃止論者の言う日本での冤罪死刑の可能性は現在ほぼ無くなるような
システムになっているといえるだろうね。
後は状況証拠だけの事例を有罪にしなければいいだけの話だね。
それでも生まれる数程度の冤罪死刑は受け入れるのにやぶさかでないね。
死刑が無くなって増える可能性のある被害者の数と、存置の際に生まれる
可能性のある冤罪被害者の数とを差し引きしたらどちらかが顕著に多いとは
言えないだろうと思われるからね。
大分廃止派寄りの憶測に基づいてもね。
判例(最判昭和23年3月12日)-死刑の合憲性
・憲法13条31条から、憲法は死刑の存在を想定しこれを是認している
「死刑の威嚇力によって一般予防をなし、死刑の執行によって特殊な
社会悪の根元を断ち、これをもって社会を防衛せんとしたものであり、
また、固体に対する人道感の上に全体に対する人道感を優位せしめ、
結局社会公共の福祉のために死刑制度の存続の必要性を承認した
ものと解される」
・死刑そのものが、直ちに残酷な刑罰に当たるとは考えられない
補充意見
「公共の福祉のために死刑の威嚇による犯罪の防止を必要と感じない
時代に達したならば、死刑もまた残酷な刑罰として国民感情により
否定されるにちがいない」
「憲法は・・・死刑の存置を命じて居るのもものでないことは無論だから、
若し死刑を必要としない、若しくは国民全体の感情が死刑を忍び得ない
と云う様な時が来れば、国会は進んで死刑の条文を廃止するであろうし
又条文は残って居ても事実上裁判官が死刑を選択しないであろう」
判例(最判昭和58年7月8日)-死刑の適用基準
「死刑制度を存置する現行法の下では、犯罪の罪質、動機、態様ことに
殺害の手段方法の執拗性・残酷性、結果の重大性ことに殺害された
被害者の数、遺族の被害感情、社会的影響、犯人の年齢、前科、
犯行後の情状等各般の情状を併せて考察したとき、その罪責が誠に
重大であって、罪刑の均衡の見地からも一般予防の見地からも極刑が
やむをえないと認められる場合には、死刑の選択も許される」
あと、学説に関しては、それに対する評価はさて置いて、
客観的に、何が争点となっていて、どのような考え方がありえるか、
という指摘だけにとどめる。
あくまでも、資料として使えるようなまとめということで。
よければ
>>686をベースに進めるということでどうだろうか?
とりあえずのまとめてみました。訂正&補足よろしく。
<法理念>
・国家観、公共の福祉の概念など
→国民主権国家においては基本的人権の制限だけでなく、
その根元を破壊する刑罰を科しえるのか?
→善良な国民の生命をないがしろにするような者に対しては、
他の多くの国民の生命を守るために、その生命を奪うことも許される
・近代法体系では緊急行為以外では殺害行為は認められないのが原則
→刑罰としての殺害行為がその例外にあたるか?
→死刑の正当性の問題
・身体刑は認められなていないこととの矛盾
→肉体的苦痛を目的とするか否かで区別ができる
・残酷な刑罰
→残酷か否かの判断基準は何か?
<刑罰論>
「一般予防」
・死刑には抑止力がある
・死刑の特別な抑止力は統計上確認できない
→特別な抑止力の証明は不能(争いなし)
→特別な抑止力の証明は、死刑の正当化に必要不可欠か?
「教育刑」
・死刑は教育刑の考え方に矛盾する(社会復帰を予定しない刑罰)
→教育的要素をどこまで重視するか?
「応報刑」
・罪刑均衡
→均衡の判断基準は何か?
→応報的要素をどこまで重視するか?
<冤罪>
・冤罪の場合、生命を剥奪することの重大性。補償が不可能になる不都合
・冤罪の場合、無罪を証明するについて本人が殺害されることによる不都合
→国民が容認すれば、制度として許容できる
→国民が容認しても、制度として許容できない
<遺族感情・国民感情>
・被害者・遺族感情
→被害者・遺族の感情みでは殺害を正当化できない。遺族がいない場合もある
→被害者・遺族感情も考慮すべき
・国民感情
→国民感情のみでは殺害を正当化できない
→死刑制度が憲法違反でないのならば、存廃の選択は国民の意思決定によるべき
<立証責任>
・人権を侵害する方に根拠の立証責任。生命の侵害であるならなおさら
反論の余地のないほど明確な根拠が必要。
→人権規制立法の審査基準の問題
<その他>
・外国の統計で死刑廃止後に殺人が特別増加した例はない。
・アメリカの統計では死刑と終身刑では死刑の方が費用が多くかかった。
・最高裁は死刑制度を合憲としている
・学会では廃止論が優勢。存置論も国民感情を根拠にした消極的存置論が主流。
・死刑廃止国が徐々に増加中。世界の流れ。韓国・台湾も廃止の見込み。
・日本の死刑執行は毎年6,7人。殺人は1000件ぐらい。
699 :
朝まで名無しさん:03/06/07 19:55 ID:Q1nA7yUS
・国民感情
→国民感情のみでは殺害を正当化できない
→死刑制度が憲法違反でないのならば、存廃の選択は国民の意思決定によるべき
立憲民主主義では、国民の権利を不当に侵害するような法律は
たとえ国民(議会)の多数の支持があっても認められない。
→死刑制度は国民の権利を不当に侵害するものであるか?
国民意思が死刑存置であっても死刑廃止→積極的廃止論
国民意思が死刑廃止であれば死刑廃止→消極的廃止論
(国民意思が死刑存置であれば死刑存置)(消極的存置論)
国民意思が死刑廃止であっても死刑存置→積極的存置論
700 :
朝まで名無しさん:03/06/07 20:15 ID:Q1nA7yUS
死刑制度は国民の権利を不当に侵害するものであるか?
→犯罪者であっても生命を剥奪することは許されない。
(法理念)
→犯罪を犯さなければ刑を科せられることはないのだから
生命剥奪も不当な侵害とはいえない。
(意思自由論)
→犯罪を犯すか否かは本人の意思だけによるのではない。
(意思決定論)
→国民一般が冤罪死刑のリスクを負うことが不当である。
(冤罪)
おつかれさん。結構な資料集になりますな。
702 :
朝まで名無しさん:03/06/07 21:22 ID:rcqUs3BG
亀井を法相にしたら、本当に死刑は停止されるんだろうか?
在任中に残虐事件が立て続けに起きたら、亀井の政治生命も終わりだな・・
703 :
朝まで名無しさん:03/06/07 21:32 ID:oV2nHuSW
ふむ。まぁなかなかだね。
704 :
朝まで名無しさん:03/06/07 23:44 ID:0j2NDc7S
戦争と死刑は国家が「合法的」と称して行なう殺人行為である。
人権という観念がなかった時代、国権が人権に優越していた時代には
自明のものに思えたその「合法性」は、いまや化けの皮を剥がされた。
いくつかの「大国」がいまだにその権利を容易には手放したがらない
としても、戦争の違法化と死刑の廃止は確実に歴史の潮流になっているからだ。
戦争も死刑も、じつはその自称「目的」を達することは稀である。
拘置され自由を奪われた犯罪者に、そのうえさらに死をもたらしたところで得ら
れるものなど何もない。
国家権力が―血塗られた―国家権力であること、この空虚なトートロジー
(同語反復命題)を確認するだけの死刑は、ただちに全廃されるべきなのだ。
705 :
朝まで名無しさん:03/06/08 00:11 ID:kuEh500A
フローラン・ダバディーさん
― 被害者遺族への支援を考えるときに、「死刑をなくしてなぜ殺人者だけ生かしてお
くのか」ってよく言われますが、それについては?
家族の誰かが殺された、きわめて大きなつらさ、寂しさって私は理解するし、同情は
できるし、おそらく私も同じことがあれば同じ気持ちになるかもしれません。被害者を
心理的にフォローすることは必要です。国によるフォロー、医者や心理学者による
フォロー、もちろん何よりも、友達だとか同じ家族のメンバーによるフォローは必要
です。
ただ、厳しい言い方かもしれないですけれども、殺人者って殺された家族の人た
ちと関係ない人なんですよ。全くリンクされてない。単に自分の息子がその人に殺
されたからといって、その人との関係ができちゃったとは思わないです。殺人者と
被害者の家族は他人。他人に対する権利はゼロです。
もちろん死刑を考えたときには、両方の立場を考えますよ。でも復讐をする権利
はないんですよね。誰にも人を殺す権利はないんです。神にもない。
あとは国の法律があるわけですが、人を殺す権利を保障する法律は成り立た
ないと思うんです。私は、そこにはディベートの余地はないと思います
これ読んでもむかつかないで納得するんだろうね廃止派は。「単に自分の息子が
その人に殺されたからといって」こんなこと言うやつが被害者の心理的フォローも
必要だなんて言ってもなんの説得力もない。存置派の手前アリバイとして言って
るのが見え見えだね前段の部分は。
>>704 何だよ戦争もはんたーいかよ(w ますますうさん臭くなってきたな。
708 :
朝まで名無しさん:03/06/08 00:15 ID:sIpFQsK6
>>706 >私は、そこにはディベートの余地はないと思います
プロ市民は、いつもこうだね。
709 :
朝まで名無しさん:03/06/08 00:17 ID:qmb8KwKi
>>704 この手の人が廃止論者には多いんだね。
ここは法学バカのさばってるからいいけど。
他のスレだったら徹底的に叩かれるタイプだね。
710 :
朝まで名無しさん:03/06/08 00:25 ID:3SXwO9H9
イデオロギーがその背景にあるんだろうな。
それはそれで否定はしないけれど。
711 :
朝まで名無しさん:03/06/08 00:54 ID:EMV66gVo
>>709 2chは馬鹿が多いからねぇ。
タマちゃん撃ちに行く奴もいるし。
712 :
朝まで名無しさん:03/06/08 00:56 ID:f9ZFe44y
戦争の違法化が世界の趨勢というは、イデオロギー以前の単なる事実。
713 :
朝まで名無しさん:03/06/08 01:01 ID:qmb8KwKi
>>712 戦争に違法も合法もありませんがなにか。
戦争が減っていると言いたいなら、それは単に必要なケースが減っているだけ。
必要な戦争はあるに決まってる。
714 :
朝まで名無しさん:03/06/08 01:05 ID:3SXwO9H9
>>712 その論法でいくと、専守防衛も許されないわけでだろ?
715 :
朝まで名無しさん:03/06/08 01:57 ID:q4fsP3j4
>714
近世までの「正戦論」(正しい戦争はゆるされる)は20世紀捨てられ
「戦 争 違 法 論」が現代の通説且つ大前提。
その上で国連憲章51条にいう「個別的自衛権」「集団的自衛権」のみ
が許されている。
716 :
朝まで名無しさん:03/06/08 01:59 ID:q4fsP3j4
各国が(ソ連のアフガン侵攻だのアメリカのベトナム参戦だの)
「我こそは自衛権を行使し」デンデンいってんのは、戦争が違法
だという建前はくずしていないから。
717 :
朝まで名無しさん:03/06/08 02:01 ID:qFxJ0fjw
「説」なんてのは、強いヤツの前では無力なんだよ。
ブッシュのやることは、誰にも止められんかっただろうが。
718 :
朝まで名無しさん:03/06/08 02:09 ID:3SXwO9H9
>>715 「集団的自衛権」は認めるわけか。
非武装中立なんて言い出さないだけ進歩したな。
719 :
朝まで名無しさん:03/06/08 02:58 ID:q4fsP3j4
うよさよ二元論かよ。おめでてえ。
>>715 うよさよ二元論かよ。おめでてえ。
(まあ、誰宛かはわかるとおもうが一応)
>706
被害者の家族の心境を想像できると断言する傲慢さ・・・。
「犯人を死刑にしてくれれば、わずかでも癒される」という
人が居てもあっさり切り捨てるんだろうなぁ。
722 :
朝まで名無しさん:03/06/08 03:53 ID:0DIC/60E
>>706 >殺人者って殺された家族の人たちと関係ない人なんですよ。
なんつーか、遺族の民事賠償請求(慰謝料請求)も否定しそうな勢いですな・・・
723 :
朝まで名無しさん:03/06/08 04:17 ID:KUBR59pv
>>695 >とりあえずのまとめてみました。訂正&補足よろしく。
では、とりあえず補足です。
<刑罰論>
「一般予防」
・死刑には抑止力がある
→エーリッヒの論文では、1人の死刑執行により6,7件の殺人が減少するという。
<その他>
・アメリカの統計では死刑と終身刑では死刑の方が費用が多くかかった。
→死刑判決だけは避けたい被告が、高コストな陪審員裁判を選択する傾向がある。
死刑好きは犯罪者を殺しうる巨大な暴力装置へと自己の無力さを投影したいだ
け。結果的にますますもって自己の無力さかげんをさらけだしてる。ゆとりを
もつ者なら、負け犬は鎖につないで弱体化させれば良しとする。
本当に危険な人物は後を絶たないのを偽ってる。実際には凶悪犯となりえない
無関係な一般人をびびらせるのが目的か。
普通は「非道いことしたら相応の報いを受けます」なんていう、どっかの宗教
観に近い極端な地獄絵図の幻想をうえつけなくても社会生活は営んでいける。
惨事が起きてしまった時、死刑によって未来へ救いを求める狂った意味のない
儀式は、洗脳のかかってない人から見ると奇異だ。
それは責任をとらせて世の中を良くしようという動きと、存在を奪うのにもっ
ともな理屈をつけるのとは別物だから。存在がなかったことにする否定は事実
誤認であり非難とは違う。現実は死刑でもってくつがえらない。
・・・これはまた・・・感傷的な演説だこと・・・
自分は洗脳されてないと思ってるところが特に痛々しい
726 :
朝まで名無しさん:03/06/08 08:30 ID:SzSl8mg7
単なる批評だが?
>>722 廃止派としてもダバディのいってること全てに同意ではないですよ。
単に日本語が下手なだけかも知れんけど。
「殺人者と被害者遺族は関係ない」:これは変。納得できない。
「殺人の権利」「復讐権」は認められない:これは同意
あと、神に権利などない。
>>696 補足させてください。
「教育刑」
・死刑は教育刑の考え方に矛盾する(社会復帰を予定しない刑罰)
→教育的要素をどこまで重視するか?
→「教育刑」と「教育要素のない応報刑」が共存する刑罰体系においては、
主観による量刑判断の不公平・誤りを排除することは不可能ではないか?
>698
立証責任とか挙証責任というのは訴訟法の論理のはずで。
刑罰論でこの論理を使うのは通説とは思えないが。
廃止論の「まとめ」ということですか?
730 :
朝まで名無しさん:03/06/08 11:12 ID:dVZAPimT
>>706 >これ読んでもむかつかないで納得するんだろうね廃止派は。
何故、文章の表面だけを読み、そんな単純な反応しかできないのかが理解できんね
731 :
これでOK?:03/06/08 11:25 ID:YJjNDhk7
>>706 リビングウィル
「私が殺意を持った誰かに殺されたら、その犯人を死刑にしてください」
732 :
朝まで名無しさん:03/06/08 15:27 ID:CWAcMeur
>>729 「立証責任」は、廃止派が使っていたのだが、
判例百選の押久保倫夫氏による解説からきていると思われる。
>とりわけ人権主体の存在にかかわる生命に対する権利の制限であれば
>反論の余地のない程合理的で明確な根拠が要求されよう。即ち、死刑の
>存置を主張する側に、それが必要不可欠であることを厳格に立証する責任が
>存在するのである。そうすると、死刑の威嚇力による一般予防の現実的効果が
>証明されていない以上、死刑は違憲であるということになる。
これは、通説的なものとはいえないと思うが、
「立証責任」は正確には「立証の責任」で、訴訟法上の概念とは別物だと思われる。
733 :
朝まで名無しさん:03/06/08 15:40 ID:CWAcMeur
補足
<刑罰論>
「一般予防」
・死刑には抑止力がある
→エーリッヒの論文では、1人の死刑執行により6,7件の殺人が減少するという。
→一般人に対して残忍性を流布し、人命を軽視する結果を招来する(残忍化)
残忍化の話は一般予防のところでいいだろうか?
734 :
朝まで名無しさん:03/06/08 15:42 ID:c1Ey1D6e
>>732 法学の常識なの。
「人権は尊重されるべし」という大原則があるだろ?
だからそれを制限するには、相応の根拠が必要な訳。
根拠があってはじめて制限できるという構造だから、
制限を主張する側が根拠を提示しなきゃいけなくなるの。
735 :
朝まで名無しさん:03/06/08 15:43 ID:c1Ey1D6e
なるほど反日的な輩が死刑廃止を支持するわけだ。なにがなんでもってかんじだな。
737 :
朝まで名無しさん:03/06/08 16:21 ID:CWAcMeur
>>734 相応の根拠が必要なのは当然で、「必要不可欠であること」はいいとして、
それが「死刑の威嚇力による一般予防の現実的効果の証明」となると
もはや通説的見解とはいえないでしょう。
>>734 「法律学の常識」とかで押し付けると、ループ・水掛け論になるので、
できれば、それ以外の説明の方がいいように思います。
私自身の印象では、法律学的な整合性や違憲合憲論は大切ですが、
運用上の問題点(死刑を用いる場合、廃止する場合のそれぞれについて)
の論議の方が実があるように思います。
739 :
朝まで名無しさん:03/06/08 16:27 ID:CWAcMeur
少なくとも、刑罰法規一般については
「必要不可欠性」は「法益保護の必要性」ということだし、
「刑罰の威嚇力による一般予防の現実的効果の証明」までは
要求されていないでしょう。
740 :
朝まで名無しさん:03/06/08 16:45 ID:CWAcMeur
>>737 >>739 補足
死刑と他の刑罰では、生命剥奪の有無という違いが事実としてあり、
このことから、死刑を正当化する基準が厳格になるということは否定できないにしても、
それを、押久保氏のように立法レベルで考えるか(
>>732)、
判例のように適用レベルで考えるか(
>>692-693)は、見解がわかれるところだと思う。
>732
廃止派でも死刑が違憲であるとまで言ってるのは少数派だから明らかに
通説とはいえないですね。
現行憲法で死刑は合憲だが廃止も可能。これは存置派も廃止派も
一致しているのではないかな。
ここの廃止派の人は「法の支配」を議論に含ませたいようだが。
742 :
朝まで名無しさん:03/06/08 17:58 ID:c1Ey1D6e
>>737-741 この理屈で引っかかる者がいつもいて、何遍も繰り返さなければならないことがどうにも理解できんな。
1.なんであれ権利制限立法に相応の根拠が必要なのは自明。ok?
2.刑罰自体この原則の下にある。ok?
3.今までは、刑罰自体を応報、教育、威嚇力等々の根拠から一括して正当化してきた訳。
死刑も同じく刑罰だからということで、根拠があるとして正当化されてきた。ok?
4.問題は、実は死刑における抑止力とは特別な抑止力であって、
法益の隔絶した大きさと弊害を考えると代替可能ならば設置する根拠が無くなる
ということが明らかになったこと。
ok?
743 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:02 ID:CWAcMeur
>>742 1.2.3.はOKでしょう。
問題は4.で、なんで死刑だけが他の刑罰と異なる正当化基準が要求されるのか
つまり、なぜ「特別の抑止力」の存在が「証明」されなれなければならいのか?
ということでしょう。
744 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:03 ID:c1Ey1D6e
>>740 立法レベル適用レベルという区分けは、実際には何が言いたいのか不明。
>>741 人権制約立法に相応の根拠が必要だというのは、具体的な憲法適合性以前の法の常識というしかないと思うが?
745 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:05 ID:c1Ey1D6e
>>743 だから、法益が社会的法的に隔絶して重いものと扱われているから。
これだけ違うもの代替可能ならあえて設ける必要性がなくなる。
746 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:07 ID:CWAcMeur
確かに、生命剥奪の有無を根拠として
立法レベルで正当化根拠を厳しくするという考え方も成り立ちますが、
他の考え方も成り立つでしょう。
(
>>740参照)
747 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:09 ID:CWAcMeur
>>745 ですから、そういう考え方が成り立つというのはわかります。
ですがそれは学会において唯一あるいは通説的な考え方ですか?
748 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:11 ID:c1Ey1D6e
>>746 1.法益の重さに応じて、正当化根拠が厳しくなることは、これも法的常識からして自明と言うしかない。
2.生命と移動行動の自由では、社会的にも法的にも法益として際だった違いがあるとされていることも明白。
3.あなたが言う他の考えというのが、全然理解できないのだが。
判例が適用レベルという分け方はというのは何を言っているのか説明が必要だろう。
749 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:13 ID:CWAcMeur
>>774 判例は立法の正当性という点で、死刑について他の刑罰に比べ
特に厳しい基準で考えていないというとです。
しかし、適用においては厳しい基準になっているでしょう。
750 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:16 ID:CWAcMeur
>>748 1.は常識ではないでしょう。
むしろ、罪刑均衡(憲法論では31条)の問題ではありませんか?
751 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:18 ID:MmUtbrCC
752 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:20 ID:CWAcMeur
>>748 人権規制立法において制約される人権の性質によって審査基準が異なるという話と
罪刑均衡(適正な刑罰の重さ)の問題を混同してませんか?
753 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:24 ID:qmb8KwKi
違憲合憲議論はくだらないな。
私学助成や自衛隊や行政権が内閣でなく官僚に属しているなど憲法違反はいくらでもある。
違反して問題があるなら、改憲すればいいだけのことだろ。
754 :
朝まで名無しさん:03/06/08 18:42 ID:MmUtbrCC
死刑に替わる刑罰などあると考えるから廃止しよう
という輩が現れる、あろうはずが無い、今死刑を廃止した国が
将来も引き続き死刑を廃止するという保証も無い
坂本弁護士は死刑廃止運動に携わってこられたが、母親は
それを理解していても、麻原を10回ぐらい死刑にしてほしいと
新聞で語っていた、他人に被害者の感情など想像できるはずが無い
>>748 「法的常識からして自明」
「違いがあるとされていることも明白。 」
?これが根拠かね?
正直よく意味がわからないのだが。
常識であることと、自明であることの間に何か関連性があるのかな?
人権保護を絶対命題とする法が、意図的に他者の人権を消滅させ、
また今後もその恐れのある人物の人権を保証しないというのは
合理的ではある。
これが許されないとする側が、その合理的根拠を示す責任を負うと
考えるんだけど、おかしいかね?
随分前にも聞いたが、「そう考える必要は無い」
というなんだかわからない反論?しかこなかったが、
この辺に廃止派はどういう論理を持ってるの?
「勉強しろ」という返事が返ってきた場合、
答えを持たないと判断するので悪しからず。
757 :
朝まで名無しさん:03/06/08 22:20 ID:H9ThG9o+
>>704のような意見こそ廃止派内部で処理してくれんかなー。
>>742 > この理屈で引っかかる者がいつもいて、何遍も繰り返さなければならないことがどうにも理解できんな。
これって、将棋やってて「詰め方がわからない」って言ってるようなもんよ?
759 :
朝まで名無しさん:03/06/08 22:30 ID:CWAcMeur
760 :
朝まで名無しさん:03/06/08 22:44 ID:KUBR59pv
>>742 >この理屈で引っかかる者がいつもいて、何遍も繰り返さなければならないことがどうにも理解できんな。
その原因はおそらくコレ↓。
>代替可能ならば設置する根拠が無くなる
廃止派がいくら「代替可能」と考えていても、
存置派で「代替可能」と考えている人は滅多にいない、
それだけの事でしょう。
そもそも「代替可能」とする根拠は全く存在しませんし。
>>760 いやそれ以前に、
3までは設置の根拠に応報、威嚇力、教育等複数挙げていたのに、
4で死刑に限って威嚇力のみに絞ってるのが飛躍だからだよ。
762 :
朝まで名無しさん:03/06/08 22:54 ID:CWAcMeur
とりあえず、勉強不足うんぬんは不毛であるし、ここは素人さんも見ているのですから、
この機会に、廃止存置の立場に関係無く、学問的な知識を簡単にまとめておこう
ということなのですから、法学の常識や自明なことについても、具体的に説明しましょう。
法律の勉強をしている人ならば、当然できるはずのことですから。
763 :
朝まで名無しさん:03/06/08 22:56 ID:CWAcMeur
>>761 そうですね。
理屈で言えば3→4で飛んでいますね。
生命剥奪の有無という違いを考慮するにしても、
そこから4は必然とはいえないでしょう。
>>760 >>761 応報、抑止、教育などなど全ての面において
「代替可能かどうか」
がまさに議論の焦点であり、そこに大きな隔たりがあるのは確かですね。
>>763 >>764 二つの論点があって、
「他者の人権に取り返しの付かない損害を意図的に与えた人物の人権をどう考えるか」
というのが応報に関わる根本的論点の一つ。
もう一つも本当はこれが前提になってるが
そこを冤罪論で代用も可能な(と廃止派が考えてるらしい)
「特別な抑止力の証明の必要性」の論点。
>>765 すみません。
「冤罪論で代用も可能な」の部分がちょっとわかりません。
「特別な抑止力の証明」
は
「代替不可能であることの証明」
と置き換えてもいいでしょうか?
その上で、「それができなければ死刑の存在根拠はない」
と、できるかどうかは別の話ですけど。
>>766 >もう一つも本当はこれが前提になってるが
の「これ」は「上」と書いた方が良かったかもしれません。
本来は「どのような犯罪者の人権であっても剥奪するのは許されない」という前提で
語られる論点のはずなのに、
冤罪の可能性を根拠にそれ(抑止力の代替不可能性の証明の必要性)を要求してる廃止派が多いから。
>「特別な抑止力の証明」 は
>「代替不可能であることの証明」
>と置き換えてもいいでしょうか?
いいのかな?
いいのかもしれない。
ただ言ってるのは「証明の必要性の有無」が論点であると言うことです。
廃止派のそれに対する根拠の一つが「法学的常識により自明」ということらしいけど。
刑罰の種類によって正当化根拠が必要とする論理だと
他人の財産を侵害したにすぎない窃盗犯をより人権制約の厳しい懲役刑
に処することが難しくなると思うが。
罰金刑にしておけば冤罪の場合、補償もできるが失った時間は取り返し
がつかない。
>>767 廃止派での共通認識は「死刑は必要ない」ですが、
そこにいたる経緯には、二つ以上の流派(?)があると思われます。
1.弊害の大きさ故に廃止したほうがいい考え方
→代替刑罰・政策の模索
→代替可能であるので廃止すべき
とつづきます。
冤罪系はこっちですね。
2.生命奪取が根本的に許されないとする考え方
→生命奪取するに足るだけの根拠の模索
→見つからないので廃止すべき
ということかと思います。
法学系はこちらかと。
>>769 なるほど。
ただ「弊害の大きさ」はちょっと誤解を招く表現だと思われる。
数量の多寡にも使われる表現だから>大きい
「弊害の重大さ」というべきなんじゃないかな?
おそらく廃止派の中では発生頻度は問題ではないと思うから。
771 :
朝まで名無しさん:03/06/09 00:08 ID:auY1zKO3
772 :
朝まで名無しさん:03/06/09 00:13 ID:oOIF5uqC
>>768 犯罪者が奪った権利に対応して、犯罪者の権利を制限する、というだけでは無理があると思うよ。
犯罪者が将来的にどれほどの権利侵害を引き起こすかにも対応して、犯罪者の権利を制限しないと。
つまり、この窃盗犯に罰金刑を科すだけでは、未来の、誰かに対する新たな財産の侵害を防止できないので、
過去の被害者、未来の被害者、この犯人の3者の人権が全体として最も守られるのはどんな方法かと考えると、
今、犯人に重い刑罰を科すのが一番良い方法だろう、ということになる。
同じように、懲役刑にするよりも死刑にする方が、過去の被害者、未来の被害者、犯人の3者の人権が全体として
最も守られると言えるのであれば、死刑にする根拠になるだろうし、言えないのであれば死刑にする根拠にはならないであろう
>>770 ただ、日本国内を離れて死刑を考えるときには、
(頻度)×(重大さ)=(大きさ)が争点になったりもします。
とりあえず、ここでは日本国内の話がメインですので、「重大さ」でいいですね。
774 :
朝まで名無しさん:03/06/09 00:17 ID:oOIF5uqC
>>769 廃止派が2派に分かれるものではないと思うよ。少なくとも俺は両方。
ただ、一人の廃止派の頭の中ではほとんど分かれてて、同時に両方の理論を展開することがないので、
匿名掲示板で賛成派から見れば、1と2の2種類いるようにしか見えないのではないかな
>>773 いや俺は廃止派の主張がそうであるのだろうと言ってるだけで、
俺自身は大きいかどうか、つまり頻度も重要な論点だと思ってますがな。
ではお休みなさい。
>>774 たしかに、1.と2.は2局化しているわけではなく、
各人のバランス感覚によってミックスされているでしょうね。
弊害を論拠とするのも生命の大切さが根本ですし、
権利尊重だけで廃止を訴える人も、まずいないと思います。
フォローどうも。
では私もおやすみなさい。
777 :
朝まで名無しさん:03/06/09 00:37 ID:MtQEM1EO
778 :
朝まで名無しさん:03/06/09 00:37 ID:MtQEM1EO
779 :
朝まで名無しさん:03/06/09 00:54 ID:IZFVJMa+
>>767 >「代替不可能であることの証明」
廃止派が主張するこの要件は、おそらく、違憲審査基準における
「厳格な審査基準」(目的は必要不可欠なやむにやまれぬ利益で、
手段は目的を達成する必要最小限度のものに限られる)、あるいは
「LRA基準」(立法目的を達成するため規制の程度のより少ない手段が
あるかどうかを具体的・実質的に審査し、それがありうると解される
場合は、当該規制立法を違憲とする)から来ている(準用?)のでは
ないかと思われる。
だが、違憲審査基準で一般に問題とされる人権規制立法は、
国民の正当な権利行使を制約する(おそれがある)ものであって、
(自然犯の場合)刑罰は(原則として)正当な権利行使を制約するものでは
ないのだから、刑罰法規の正当性の要件は、「守ろうとする利益が、
刑罰を科してまで保護すべきものであること(法益)」と「罪刑均衡」である、
という考え方もありえるだろう。
(むしろ、こちらが一般的だと思うのだが、違うのかな?)
もちろん、「犯罪者であってもその生命を奪うことは許されない」ということを
前提にするのなら、死刑は「正当な権利行使を制約する」ものであると
考えることもできるだろう。
780 :
朝まで名無しさん:03/06/09 02:01 ID:7yGbi95Q
>>772 >最も守られると言えるのであれば、死刑にする根拠になるだろうし、
>言えないのであれば死刑にする根拠にはならないであろう
「言える」「言えない」はどういう基準で判断しているのでしょうか?
少なくとも、ID:oOIF5uqCさんは「罰金刑」よりも「自由刑」の方が、
最も守られると「言える」とお考えのようなので、
そうお考えになった基準を提示してください。
また、その基準が「自由刑」と「死刑」の関係においては通用しないのであれば、
その理由も提示してください。
#素直に考えれば、前者(罰金刑:自由刑)が「言える」のであれば、
#後者(自由刑:死刑)も「言える」で良いような気がしますけどね。
781 :
朝まで名無しさん:03/06/09 02:30 ID:7yGbi95Q
>>769 よくよく考えてみると、
1.も2.も「死刑は必要ない」にいたる経緯にはなってない流派(?)ですよ。
1.は重大な弊害があるから廃止という考え方であり、
必要かどうかは無関係。
また、
「代替可能である」は「必要ない」の言い換えにすぎず、
これも経緯にはなってない。
2.は「必要ない」という意見ではなく、
必要があるとする根拠が「見つからない」と言っているだけ。
「見つからない」=「ない」は論理の飛躍にすぎず、
必要がないとする根拠もまた「見つかってない」のだから、
「必要ない」とする経緯にはなってない。
782 :
○:03/06/09 02:56 ID:hEZPxlAg
>>781は、
>>769を読み間違ってないか?
オレは、こういう↓意味だと思ったんだが。
<冤罪系>
1.弊害の大きさ故に廃止できるならしたほうがいい。
2.だから代替刑罰・政策を模索してみた。
3.そうしたら代替可能であった。
4.よって死刑は必要ではない。
<法学系>
1.生命奪取は根本的に許されない。
2.だから生命奪取するに足るだけの根拠を模索してみた。
3.そうしたら根拠は見つからなかった。
4.よって死刑は必要とは言えない。
>>781は、
>>769の『→』が「上の行に書いてある事の続きだよ」
って意味であるという事が理解出来て無いんじゃないかな?
783 :
○:03/06/09 03:10 ID:hEZPxlAg
あ、言っておくけど、
>>782の「代替可能であった」とか
「根拠は見つからなかった」ってのは、「死刑廃止論者は
そう判断している」って意味だからね。
「誰がどう見ても、代替可能であり根拠は見つからない」
って意味で書いてるわけじゃないよ。
784 :
朝まで名無しさん:03/06/09 03:27 ID:dcIBCB0y
>>779 ガルマは一度くらい廃止論の文献に当たれよと素直に思うね。
785 :
朝まで名無しさん:03/06/09 03:37 ID:pSui2EZn
786 :
朝まで名無しさん:03/06/09 04:01 ID:pSui2EZn
ログの流れでは、なぜ死刑についてのみ「代替不可能性」が正当化の要件として
要求されるのか、その論理的根拠が問題になっているのだが、
>>748の発言、1.2.からすれば、人権規制立法の審査基準と同様に
考えているのではないかというのは、あながち的外れではないと思うが。
>刑罰法規の正当性の要件は、「守ろうとする利益が、
>刑罰を科してまで保護すべきものであること(法益)」と「罪刑均衡」である、
これは別におかしくはないだろう。
あと、確認なのだが、「代替不可能性」を死刑の正当化要件とする説は
メジャーなものなのだろうか?
学部の講義(刑事政策)+αの知識しかないので、なんだが、
「代替不可能性」云々という議論は聞いたことがないのだが。
犯罪者を社会から完全に隔離するという点で終身刑でも代替可能云々という議論はあるけど、
ここで言っているのは、「特別な抑止力の証明」にからむ「代替不可能性」の議論のことです。
791 :
朝まで名無しさん:03/06/09 06:52 ID:sQGjMT88
>>788 メジャーもなにも、死刑の抑止力の有無は必ず問題になるが、この場合それは、「他の刑罰で代替できない特別な抑止力が死刑にあるか無いか」以外ではあり得ない訳。
実際もそう。
結局、一度も直接廃止論の考えに触れていいない人が、2chでの紹介からあれこれ考えているだけ。というのが浮き彫りになるんだよな。
792 :
朝まで名無しさん:03/06/09 07:18 ID:7yGbi95Q
>>782 > オレは、こういう↓意味だと思ったんだが。
そういう意味だからこそ、経緯にはなってないんです。
><冤罪系>
>3.そうしたら代替可能であった。
>4.よって死刑は必要ではない。
上の二行は表現を言い換えているにすぎないので経緯になってません。
経緯と称するのであれば「代替可能であった」とする根拠が必要ですが、
その根拠が全く存在しません。
><法学系>
>3.そうしたら根拠は見つからなかった。
>4.よって死刑は必要とは言えない。
「見つからない」=「ない」は論理の飛躍にすぎず、
必要がないとする根拠もまた「見つかってない」のだから、
3から4は論理の飛躍にすぎず、
経緯として繋がってないって事です。
>>783 > 「誰がどう見ても、代替可能であり根拠は見つからない」
>って意味で書いてるわけじゃないよ。
誰が見ても「代替可能」って意味ではないのだからこそ、
「代替可能」と判断した根拠が必要なのに、
その根拠を全く提示してないからこそ、
><冤罪系>
は表現を言い換えているだけで、なんの経緯にもなってないだけの事です。
793 :
朝まで名無しさん:03/06/09 07:23 ID:sQGjMT88
しょうがない、サービスするか。
>>791 これを争点にしない、冤罪一本の廃止論者もいるが、これが争点になる場合、
これについて「ある」というのが存置論。「ない」というのが廃止論。
これも世界共通。
そして、少なくとも「ある」というちゃんとした証拠は見つかっていない。
これも世界共通。
よって、特別な抑止力は「ない」か「不明」だ。
(それでも「ある」という奴は勿論いるがw、それはまあここではおいておく。)
「ない」なら存置論は、この争点では負け。
問題は「不明」な場合。不明な場合はどっちの論拠になるかという話。
で、「不利益を与える側」がその必要性を、つまりその根拠を証明する必要があるとするのが、法学以前に社会の原則。これも世界共通。
債権が無ければ、相手から金を奪えない。だから債権者は債権が「ある」ことを主張し、その根拠を提示する。
違反が無ければ、訴追も拘束もできない。だから訴追者は違反が「ある」ことを主張し、その根拠を提示する。
これも世界共通だ。
だから「不明」では存置の論拠にならない。つまり世界共通の社会常識からそうなる。だから世界共通でこの議論になる。
794 :
朝まで名無しさん:03/06/09 07:24 ID:sQGjMT88
あと、>779もちょっとは教科書を読みました。というのは解るが、
アメリカ判例での違憲審査方法などが、実際にどう世界的に影響してきたかをちょっとでも知っていれば、ピントはずれだとすぐ解るんだがね。
大陸法の本場であるヨーロッパなどで、一体いつから廃止論は存在していたのかと。
抑止力の議論は、アメリカだけなのかと。
要するに、ここでの「人権規制立法」という紹介者の言葉に引きずられているだけ。
795 :
朝まで名無しさん:03/06/09 07:31 ID:sQGjMT88
それとだ、「冤罪系」「法学系」という分け方は、法学の議論に一度も触れたことがない人が、法学の議論に触れた場合の反応を知るにはいい素材だが、
現実にはあまりに変なんで、再考してもらえるとありがたいと普通は思うんじゃないかな。
796 :
朝まで名無しさん:03/06/09 07:39 ID:sQGjMT88
しかし、「人権規制立法」と聞くと、「LRA」とか条件反射しちまう奴を育てる教育っていうのもなぁ。
芦部も罪な男だよ。
まぁ芦部だけが悪いわけでもないが。(w
797 :
朝まで名無しさん:03/06/09 07:53 ID:sQGjMT88
>>779 ついでに言うなら、>779で一番まずいのは、↓。
>だが、違憲審査基準で一般に問題とされる人権規制立法は、 国民の正当な権利行使を制約する(おそれがある)ものであって、
これ、誰に習ったのか(あるいは独学なのか)知らないが、事の本質を見誤っているぞ。
というよりかなり基本的初歩的な誤解だ
人身の自由の対象は誰だ?犯罪者か犯罪者と目される奴に関わることなんじゃないのか?
国旗を焼くことを犯罪とすることの違憲性を争うのは一体どうなる?
そもそも「正当な」というのは完全に余計なんだよ。それに気付かないようじゃ駄目だ。
しかしここは続けて書けないんだな。朝の忙しいときに待たされて参ったよ。
798 :
朝まで名無しさん:03/06/09 08:36 ID:LX0iOKo3
なるほど。
799 :
朝まで名無しさん:03/06/09 08:53 ID:oxVzHJOG
冤罪の危険性を理由に死刑廃止を主張する愚かさよ・・・
800 :
朝まで名無しさん:03/06/09 09:06 ID:oOIF5uqC
>>780 >そうお考えになった基準を提示してください。
我が国と西洋諸国の経験から、罰金刑だけでは、犯罪に対するリスクとしては小さすぎると考えられる。
そして、この犯罪の動機には犯罪者の考え方そのものに問題点があり、労働について教育する機会が必要である。
よって、自由刑を科せば、未来の犯罪を減らすことができ、うまく行けば更生して犯罪をしなくなる。
これは、犯罪者の奪われる人権を考慮しても、意味があると俺は思うし、多くの人も思っているから。
>「自由刑」と「死刑」の関係においては通用しないのであれば、 その理由も提示してください。
過去の被害者、未来の被害者、犯人の3者について
まず、直接的な未来の被害者は、重い自由刑(終身刑)だけで0にすることが可能である。
☆間接的な未来の被害者、つまり特別な抑止効果については、死刑が効果があるとははっきりしていない。
犯人については、重い自由刑ではなく死刑にすると、奪われる人権は格段の差がある。
よって、死刑は、☆で死刑に特別の抑止効果がない、またはほとんど無いとわかれば、
犯人の全権利を奪う分、全体として終身刑よりも奪われる人権が多く、犯人の無駄死ににしかならないのではないか。
801 :
朝まで名無しさん:03/06/09 11:27 ID:ZLCr0M5V
>☆間接的な未来の被害者、つまり特別な抑止効果については、死刑が効果があるとははっきりしていない。
がいしゅつ。
終身刑にも無期懲役に比べて「特別な抑止力」はあるんですか?
ないんでしたら一生を奪うという重大な人権侵害である終身刑も次には廃止しなければなりません。
無期懲役は、長期の懲役にくらべて「特別な抑止力」はあるのですか?
ないんでしたら期限がどこまで延びるかわからない重大な人権侵害である無期懲役廃止しなければなりません。
802 :
朝まで名無しさん:03/06/09 12:06 ID:7/xBEeBN
で、この話はいつになったら終わるの?
>ID:sQGjMT88氏
>>791 >他の刑罰で代替できない特別な抑止力が死刑にあるか無いか
これは、廃止論および消極的存置論では
特別の抑止力が証明できないので積極的な「死刑正当化の根拠にはならない」
というのが共通見解であって、
特別の抑止力が証明できないから「死刑は正当化できない」
(代替不可能性が証明されなければ死刑は正当化できない)
というのは一般的な見解ではないだろう。
>>803は教科書レベルの基本的な知識だと思われるが。
>>797 >国旗を焼くことを犯罪とすることの違憲性を争うのは一体どうなる?
これは、
>「守ろうとする利益が、刑罰を科してまで保護すべきものであること(法益)」
の問題だろう。(
>>779参照)
806 :
朝まで名無しさん:03/06/09 13:56 ID:QS5iUoED
>>793 >で、「不利益を与える側」がその必要性を、つまりその根拠を証明する必要があるとするのが、法学以前に社会の原則。これも世界共通。
>債権が無ければ、相手から金を奪えない。だから債権者は債権が「ある」ことを主張し、その根拠を提示する。
>違反が無ければ、訴追も拘束もできない。だから訴追者は違反が「ある」ことを主張し、その根拠を提示する。
>これも世界共通だ。
ほんと馬鹿なんだな。終身刑でなければならない根拠、そんなものの必要性や根拠はどのように証明
されてきたんだっての。結局死刑だけ適用基準を上げてるわけで、「生命にかかわる制限ならなおさら
厳格な証明が必要」っていうふうに付け足さなきゃ成立しないんだよ。「法学以前に社会の原則」なんて
単純な話じゃねえだろが。有罪か無罪かの立証責任の話と量刑の妥当性の立証責任を同レベルで語る
なよ。
808 :
朝まで名無しさん:03/06/09 17:47 ID:7yGbi95Q
>>800 >我が国と西洋諸国の経験から、罰金刑だけでは、
>犯罪に対するリスクとしては小さすぎると考えられる。
どういう経験があったのかを書かないと、
単に「考えられる」ってだけの事です。
#「考えられる」でOKなら、死刑も抑止力があると「考えられる」のでOKですね。
>うまく行けば更生して犯罪をしなくなる。
つまり、「終身刑」はダメって事ですね。
>直接的な未来の被害者は、重い自由刑(終身刑)だけで0にすることが可能である。
つまり、「終身刑以外の自由刑」はダメって事ですね。
>死刑は、☆で死刑に特別の抑止効果がない、またはほとんど無いとわかれば、
我が国の経験から、自由刑だけでは犯罪に対するリスクとしては小さすぎると考えればすむ事ですね。
#死刑の場合だけ「どういた経験があったのか」を書かないとダメって事はありませんよね。
809 :
朝まで名無しさん:03/06/09 17:50 ID:7yGbi95Q
>>793 >よって、特別な抑止力は「ない」か「不明」だ。
「ある」か「ない」か「不明」の三択ですよ。
「ない」とする根拠が全く存在しないのですから。
810 :
朝まで名無しさん:03/06/09 17:59 ID:sttcVM/h
>>803 ガルマは、自分で何を言っているのかもう少し把握してほしいな。
全体として何が言いたいのか例によって不明だ。(>805もそうだが。)
言うまでもなく、「他の刑罰で代替できない特別な抑止力が死刑にあるか無いか 」
というのは、存廃論での中心論点の一つ。そして、
>これは、廃止論および消極的存置論では、特別の抑止力が証明できないので
>積極的な「死刑正当化の根拠にはならない」 というのが共通見解
というのも、その通りで、このスレでも無数に既出。ここまではいい。
しかし、
>特別の抑止力が証明できないから「死刑は正当化できない」
>(代替不可能性が証明されなければ死刑は正当化できない)
>というのは一般的な見解ではないだろう。
??????
一体この3行で何が言いたいのか、完全にワケワカメ。
「特別な抑止力論は存置の根拠にならない。」が、この論点での唯一の帰結であって、これ以外ありえないし、実際そう書いている。
だから、他の論点をあわせて考えれば、
「特別な抑止力論の論点は存置の根拠にならない。従って、他に根拠がなければ死刑は正当化できないが、そんなものもどこにもない。」
となる。
もはや知識の問題ではなく単に国語というか初歩的な論理の問題だが。
もっともそう言ったら、存廃論自体が初歩的な論理の話でしかない訳だが・・・
811 :
朝まで名無しさん:03/06/09 18:02 ID:sttcVM/h
>>807 混乱しているな。
「不利益を与える側がその必要性を明らかにする」というのは当たり前のこと。
これは「立証責任」などという以前の常識と言うしかなく、
敢えて刑罰だけを特別扱いしなければならない根拠にも欠ける。
さらに、死刑の代替刑も、抑止力などの点で疑問が持たれるのなら、
そういった刑もまたその存在意義が問われていくだけのことでしかない。
実際、死刑を廃止した先進国などでは仮釈放無しの終身刑も廃止されつつある。
これも世界の趨勢として動かないところだろう。
>>809 その議論は既出ですね。
>>811 それ以前に、抑止力以外に刑罰の正当化根拠が存在し得ないことを
「論理的に」証明してみせなさい。
現実を見れば、刑罰はまず応報原理に従っているのであり、
抑止力や教育という面は後付けの正当化の試みに過ぎず、
応報原理と矛盾しない範囲において考慮されているに過ぎない。
そうでないというなら、無期刑が10年の懲役に比べて抑止力で勝っているという
或いは教育効果で勝っているという根拠を挙げて見なさい。
言うまでも無いが、この論点には「死刑は特殊な刑であるから他の刑とは別」
という反論は的外れだよ。
刑罰の基本思想が今現在どこにあるのかという話だから。
>>811 もう一つ、「不利益」とやらを蒙ってるのは誰なのかな?
そして彼には「不利益」を蒙る理由は無いのかな?
彼が不利益を蒙るのは、刑罰に抑止力が存在するから
その機能をまっとうする為の犠牲なのかな?
すべからく犯罪者が刑を受けるのは
「その刑に抑止力が存在するから」なのかね?
>>810 >「特別な抑止力論の論点は存置の根拠にならない。
>従って、他に根拠がなければ死刑は正当化できないが、そんなものもどこにもない。」
これは、学説において(廃止論および消極的存置論)共通認識とは言えないね。
>>812でも指摘されているけど。
ID:sttcVM/hは、ここ数日テンプレを作ってくれていた人の努力をなんだと思っているんだろうか
>>811 そう、終身刑も廃止されて長期の懲役刑も「根拠なし」として廃止されるだろうな。
では聞くがどの程度の刑罰までなら必要性、根拠が証明されているというんだ?
>「不利益を与える側がその必要性を明らかにする」というのは当たり前のこと。
>これは「立証責任」などという以前の常識と言うしかなく、
>敢えて刑罰だけを特別扱いしなければならない根拠にも欠ける。
まあはっきり言って「不利益を与える側がその必要性を明らかにする」の内容が
あいまい過ぎて話にならない。統計的にはっきりと証明できる特別な抑止力なら
そんなものは死刑以外でも証明など何もなく、結局「生命にかかわる制限ならな
おさら厳格な証明が必要」っていう理屈を付け足さなきゃ成立しないから、「不利益
を与える側がその必要性を明らかにする」ってだけじゃ何にも説明にならない。
817 :
朝まで名無しさん:03/06/09 20:15 ID:f41QVEqr
少なくとも私個人に関しては死刑に特別な抑止力がある。
罪に対する罰として、死ぬまでの拘束よりも殺される事の方が
私にとって遥に重い罰である以上、私にとっては必要性がある。
以上の2点により私に関する限り死刑が存在する正当な理由はあるし、
その根拠もある。
たった一人に対してではありますが死刑に関する「特別な力」を示しました。
廃止派の皆さんはどう捉えますか?一人に対して抑止力があるだけでは
不十分ですか?私の周りの一人以上の無辜の民の命が奪われる事なく済んでるのですが。
>>817 存置派だけどそういうの意味無いからやめてくれ
819 :
朝まで名無しさん:03/06/09 22:11 ID:hEZPxlAg
>>812 >現実を見れば、刑罰はまず応報原理に従っているのであり、
>抑止力や教育という面は後付けの正当化の試みに過ぎず、
>応報原理と矛盾しない範囲において考慮されているに過ぎない。
応報原理自体が「道徳」というアイマイなものに支配されるんだから、
最大のプライオリティを置くような判断基準じゃないだろ。
死刑廃止派に対して廃止反対をいう意見が死刑「存置」派というのは苦しいな。
どう考えても、死刑をめぐる現在の情況を、この単語が言い表している。
死刑は「存置」せよ。つまり現状維持を主張しているわけで、この言い分である限り
世界情勢を見る以上、拷問禁止、奴隷制度廃止と同様に、死刑も廃止の流れはもはや
止められないだろう。
「もっと死刑を増やせ」とか「もっと残虐な執行方法にせよ」とかいう意見が暴論と
される現在では、いかに「存置」を訴えても、何年か引き延ばすことしかできまい。
ならばどういう形で死刑を無くしていくのかが議論されるべきときだと思うが如何。
821 :
朝まで名無しさん:03/06/09 22:28 ID:xNMakPlS
>>820 正論と言うしかないのですが、未開の地日本のさらに蛮地2chではなかなか理解されないでしょうね。
>>865の言う
他者の人権に取り返しの付かない損害を意図的に与えた人物の人権をどう考えるか
という大きな論点ではそう簡単に結論は出せないだろうね。
世論の反対を押し切って廃止に向かった国がほとんどなんだろ?
廃止国になっても死刑制度の復活を望む声もあるんだから、難しい問題なんだよ。
>>819 この上なく明瞭な「目には目を」という原理がありますが。
また、曖昧さでは法律や憲法の理念も負けません。
825 :
朝まで名無しさん:03/06/09 22:58 ID:fYvC3DRB
ははは、蛮地2chは言い得て妙。
本来ちゃんとした議論というのは単なる思いつきの言い
合いじゃなくて、事前に資料を読んでおいて論じあうのが
大学でも会社でも当然のスタイルで、いわば社会の掟。
だが逆に2chではそれはあり得ない。確かに蛮地と言うしかない。
このスレもたまにしか見ないが、それでも"ここは議論をする
場だ"とか言う発言を時々見かける。が、そういうのは少なく
とも事前に多少は準備してきている奴が言うことだろうね。
死刑の場合、勉強した奴は廃止論、したことがない奴は存
置論と割ときれいに別れているようだから、特にギャップが
露わになるね。不毛の蛮地と言われても仕方がないだろう。
826 :
朝まで名無しさん:03/06/09 22:59 ID:hZ3oXtYt
827 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:01 ID:1K0Y6HSO
828 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:07 ID:/mtvN7ZL
>>818 十分過ぎるほど意味があるが?
抑止力とは各個人にかかるものであって、その最小単位に対して
有効性の認められる事例の提出だからね、
>>817は。
君は抑止力というものを何か得体のしれない大きなものだととらえていないか?
>>826 法と道徳?
>曖昧さでは法律や憲法の理念も負けません。
・もう一度この文章を読んでみよう。
・「法の理念」でぐぐってみよう
830 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:13 ID:F5Q2clZK
>>828 刑罰って要するに代価でしょう?
代価が割に合うと思うか支払わずに済む自信がある時、犯罪が発生する。
もっとも、最近は後先考えずに勢いで殺しちゃう事件が多いから
モラル面の方でしか対策のしようがないが。
831 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:16 ID:16NNKnn1
勉強しろ厨発生中
もうしばらくお待ちください
833 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:21 ID:hEZPxlAg
>>824 >この上なく明瞭な「目には目を」という原理がありますが。
だからそんなの机上の空論じゃん。
現実には「目には目を」なんてやれるわけ無いんだからさ。
強姦事件の犯人は、強姦されてるか?
腕を切り落とした犯人は、腕を切り落とされてるか?
強姦や傷害のレベルですら、「目には目を」なんて通用しないんだよ。
>>819 何をとぼけた事を言ってるんだね。
応報は法に支配されるものだろ。
法に反した事に大しての報いなんだよ。
最大のプライオリティが置かれてないと言うなら、
現在の量刑制度の抑止力的根拠を出してみれば?
835 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:26 ID:hEZPxlAg
>>828 俺は
>>818じゃないけどさ、
>>817は、ホント全然意味無いと思うよ。
そもそも
>>817が、死刑の抑止力が無ければ実行に移されてた程の
現実的な殺意を持った事があるのかどうかが疑問。
また仮に現実的な殺意を持った事があるとしても、それが死刑以外の
刑罰の抑止力では止められなかったとする根拠が無い。
836 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:30 ID:hEZPxlAg
>>834 >応報は法に支配されるものだろ。
>>812をよく読めよ。
刑罰(=刑罰を定めた法)が、何に従って作られているか?という話しだ。
837 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:31 ID:F5Q2clZK
どんなに重い刑罰だろうと検挙されない自信があれば無意味なわけで、
死刑の特別な抑止力とやらは一定以上の検挙率がなければ発生しないのでは?
838 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:34 ID:oOIF5uqC
>>801 >終身刑にも無期懲役に比べて「特別な抑止力」はあるんですか?
その囚人の再犯を確実に防止できるという点で、特別な抑止力はあると思う。
>無期懲役は、長期の懲役にくらべて「特別な抑止力」はあるのですか?
無期懲役が、実質的には15〜25年の懲役刑に当てはまることを考えれば、
10年の懲役よりも、多くの抑止効果、再犯防止効果があると思う
>>808 >死刑も抑止力があると「考えられる」のでOKですね
下の質問とダブってるので省略
>つまり、「終身刑」はダメって事ですね。
窃盗犯の話をしてるのだから、まあ当然だろ。
>我が国の経験から、自由刑だけでは犯罪に対するリスクとしては小さすぎると考えればすむ事ですね。
そうだ。しかし、そうするためには、そう思わない人を納得させられなければならないだろ。
納得させるには、「どういった経験があったのか」などの根拠を書かなきゃダメだろ。
賛成派の君が勝手に想像することは根拠にならない。国民の総意として考えられるのならば根拠だ。
また、窃盗犯のようにどこからも反論が出てないのであれば、わざわざ根拠を持ってくることはないよ。
「経験」は「歴史」と書いた方が適切だったな。その「歴史」を書けなんてのは、無理難題の押しつけでしかない。
>>836 そうだがそれが何か?
で、抑止力でも教育効果でもいいが、その根拠を挙げてみなさい、早く。
>>838 「思う」で済む話ならこんなにもつれないんだがね。
841 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:41 ID:oOIF5uqC
>>840 どんな方法が最も人権を守れる方法か、ってのを考えるときには
価値観の問題もあるし、どう思うかで決めるしかないだろ。
で、証拠を集めて相手の考えのおかしさを証明するのがここでの議論ではないかな
死刑、イイと思う。
>>838 >、「どういった経験があったのか」などの根拠を書かなきゃダメだろ。
>「経験」は「歴史」と書いた方が適切だったな。
>その「歴史」を書けなんてのは、無理難題の押しつけでしかない。
じゃ止すんだね。
>>841 君が「死刑には終身刑には無い特別な抑止力はあると思う」で納得出来るなら
それでも構わないがね。
>>792 私が書いたのは、「経緯」=「考えの道筋」であって、
「根拠」や「証拠」の部分は全部省略しています。
あくまで、廃止論の骨組み部分です。
二つの大まかな考え方を理解してもらったうえで、
「根拠」としてあげるものが適当かどうかを判断して
いけばよいと思います。
それは、人によって数多く種類があると思います。
>>782 補足していただいたとおりです。どうも。
846 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:51 ID:F5Q2clZK
死刑の特別な抑止力とは、検挙されない自信が持てるような完全犯罪を
思い付いたとしても「万が一死刑になるのは嫌」と思わせる効果ですか?
>>845 ただ法学系の方はちょっと変だね。
1、生命奪取が根本的に許されない
のなら
2、根拠を探す
もヘチマもないと思うんだけどね。
だから法学系の議論は1の論点が是か非かって事だけでしょ。
848 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:58 ID:7yGbi95Q
>>838 >納得させるには、「どういった経験があったのか」などの根拠を書かなきゃダメだろ。
自分(廃止派)は何も根拠をかかず、
他人(存置派)には根拠を書かなきゃダメだと言うわけですね。
>>846 死刑の存在・執行によってしか、防止することの出来ない犯罪の存在です。
>>833 「応報原理とは曖昧なものだ」という話に、明瞭な例を出したのですが。
実行不能なのは原理とも明瞭とも関係ありません。
それから、できることをあえてやらないことと、机上の空論は違うものです。
851 :
朝まで名無しさん:03/06/09 23:59 ID:7yGbi95Q
>>845 >「根拠」や「証拠」の部分は全部省略しています。
省略している時点で何も語ってないのと同じです。
>>848 いえ、そんな大それたことはいってませんよ。
考えの流れをまず理解してもらった方がいいだろうというだけです。
>>851 そのとおりです。
話の流れは大体こうなってます、という意味で書いただけなので。
根拠の部分は、すでに多くの人が色々書いてますので、そちらにお任せ。
>>852はレスまちがいです。すまそ。
>>847 じゃあ、こういうかんじで、
2.生命は尊い
→生命奪取を認めるためには相応の根拠が必要
→探してみたが見つからなかった
→死刑を認めるわけにはいかない
こういうかんじでしょうか。
>>848 >自分(廃止派)は何も根拠をかかず、
死刑に関してなら散々書かれてきたはずだよ。
そもそも、こんな議論の発端は、「賛成派に立証責任はない」という奴がしばしば現れたことが原因なのだし。
>>847 1、生命奪取が根本的に許されない
だからこそ、同じ、またはより多くの生命を救うためなら、一人の生命を犠牲にすることは当然正当化されるよ。
2、根拠というのは、それが「より多くの生命を救うため」だという根拠だろう。
例えば、この原則で正当防衛、警察官による射殺などは正当化される。
自衛のための戦争はもちろん、他国への攻撃も場合によってはOK
しかし、死刑が「より多くの生命を救うため」か、というとちょっと議論の余地があるはず。
それだと辻褄はあうけど、論理のみで解決出来る問題ではないね。
いいのかな?
論理、論理ってうるさいのは法学系なんじゃないの?
論理的に言えば、
1生命の奪取は根本的に許されない
という結論が論理的に出たのであれば、
2の根拠云々は現実的妥協が必要かどうか
という話と解するしかない。論理的根拠などあろうはずがないから。
しかし、論理が問題であれば、現実的妥協など問題外のはず。
逆に2の根拠が論理的根拠を指すのであれば、
1は論理的帰結ではないという事になる。
1の時点で生命奪取するに足る論理的根拠が存在する可能性があるなら、
許されないとは言い切れないから。
つまり出発点は論理的帰結ではない。
どっちにしろ「論理のみで結論が出る」ってのは嘘八百だという事だね。
>>856 >生命奪取が根本的に許されない
>だからこそ、同じ、またはより多くの生命を救うためなら、一人の生命を犠牲にすることは当然正当化されるよ。
いやそれは矛盾だよ。
それをいうんなら「だからこそ」ではなくて
「しかしながら現実を鑑みれば」で無いと論理的にオカシイ。
>>856 というか
>同じ、またはより多くの生命を救うためなら、一人の生命を犠牲にすることは当然正当化されるよ。
なら
「生命奪取は根本的に許されない」とは言えないでしょ。
「でも許される場合もあり得る」ってのは変でしょ、だって。
860 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:25 ID:7JJneBFm
もともと根拠がなくて提示できない場合は、
>>853 >根拠の部分は、すでに多くの人が色々書いてますので、そちらにお任せ。
とか、
>>855 >死刑に関してなら散々書かれてきたはずだよ。
みたいに、
すでに提示された事にしておけば良いと、
廃止派の皆さんは考えているみたいですね。
#なんて書いても、根拠が提示される事はないんだろうなぁ。。。
ところで
>>756はまた無視されんの?
なんで?
862 :
857:03/06/10 00:32 ID:YJmJlGdj
863 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:38 ID:rUVDdzCX
>>860 ここの限らず文献は山積。
自分の理解力の欠如と不勉強を他人のせいにしないことだ。
864 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:43 ID:8tFSRI29
>>812 論点個々について、散々議論されてきていますな。
>>813 不利益を被るのは勿論受刑者ですが?
刑罰は抑止力だけの問題ではないですが、
特別な抑止力を根拠にしているのは存置論ですね。
>>814 共通認識でないというのは初耳ですな。
是非、出典を教えてください。
>>815 よく言われるのは、20〜30年以上の刑は、実は大差ないのではないかということですね。
これは廃止先進国では色々と議論の蓄積もあるようですが、日本ではまだまだですね。
それと、不利益を与える側に根拠を明らかにする責任がある」ことは世界共通の社会常識ですから、これを否定するのは無理です。
かつ、存置論が明確な根拠を提示することに歴史上成功した例もないのです。
865 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:45 ID:WtSCALLd
>>864 >かつ、存置論が明確な根拠を提示することに歴史上成功した例もないのです。
廃止論もな
866 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:45 ID:8tFSRI29
>>837 そうですね。
だからまさに昨今の検挙率の急激な低下こそ、抑止の点で一番の脅威ですね。
867 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:47 ID:8tFSRI29
>>865 幽霊はいないという側は別にわざわざ根拠を示さなくてもいいんですよ。(w
868 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:48 ID:8tFSRI29
>>867 つまり、幽霊はいるという根拠がないことを示せば十分なんです。
869 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:49 ID:WtSCALLd
>>867 あぁ、だから長期有期刑に対して終身刑の特別な抑止力の根拠も出さなくて良い訳ね(w
870 :
857:03/06/10 00:50 ID:hkbbCo5w
>>864 >論点個々について、散々議論されてきていますな
論点は一つですね。
そこら中にあるんでしょうから引用して下さい。
>不利益を被るのは勿論受刑者ですが?
刑罰というものは、そもそも受刑者に不利益を与えるものですが
何か「特別な不利益」が存在するんですかね?
>共通認識でないというのは初耳ですな。
>是非、出典を教えてください。
オイオイ(藁
>>863 超ガイシュツ。その論法で解決しないことは自明。
自分のコミュニケーション能力不足を他人の不勉強のせいにしないことだ。
872 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:50 ID:8tFSRI29
873 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:55 ID:rUVDdzCX
>>871 知識と理解力に深刻なギャップがある場合、知的なコミュニケーションなど土台無理だが?
人生でまともに勉強したことのない奴の戯れ言だね。
874 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:58 ID:WtSCALLd
>>872 ん?じゃあ死刑の代替刑を他の刑罰と比較した場合の正当性を列挙してみれば?
抑止論は入って無いんだよな?
875 :
857:03/06/10 00:58 ID:hkbbCo5w
>>873 じゃ君は君にあった場所に行きなさい。
根拠を問われて「自分で調べろ」で済む場所があるならね。
876 :
朝まで名無しさん:03/06/10 00:59 ID:8tFSRI29
877 :
857:03/06/10 01:00 ID:hkbbCo5w
>>873 はっきり言って君のようなヘタレは2Chで煽ってるのが関の山なんだよ。
こここそが君にピッタリの場所なんだよ。
現実を見なさいね。
878 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:01 ID:WtSCALLd
>>876 死刑との対比でしか終身刑は正当化できないのか?と聞いてる訳。
879 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:02 ID:rUVDdzCX
>>875 いや、馬鹿を言っていれば馬鹿といわれるぐらいは甘受しろってことよ。(w
しかし自分の理解力ぐらい自分でわかるだろうに。
880 :
857:03/06/10 01:03 ID:hkbbCo5w
>>879 >しかし自分の理解力ぐらい自分でわかるだろうに。
いやほら君みたいな人も居るからね。
目くそ鼻くそ、と忠言する。
882 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:07 ID:8tFSRI29
>>878 いや、そもそもノンパロールの終身刑を正当化できるかは疑問。
死刑よりはましという程度のものでしかないでしょ。
883 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:07 ID:rUVDdzCX
884 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:11 ID:WtSCALLd
なんか、またもとにもどっちゃったね。
学説などの考え方に対する主観的評価(私見)にもとづく議論の前に
客観的理解については、立場関係ないんだから、きとんと説明しておこうよ。
(学部のレポートなんかでいえば、結論の前の段階まで)
>>806 遅レススマソ
>>803-804について。
特別の抑止力が証明できないので、積極的な「死刑正当化の根拠にはならない」、と
特別の抑止力が証明できないから「死刑は正当化できない」、を
同一視するのはおかしいという話。
以降のログにもあるように、
>特別な抑止力論の論点は存置の根拠にならない。
>従って、他に根拠がなければ死刑は正当化できないが、そんなものもどこにもない。
を前提にすれば、同一視もできようが、これ自体見解がわかれているところである。
>>805について。
国旗を焼く行為は「象徴的言論」と評価される場合があり
これを処罰するのは国民の正当な権利行使を妨げることになる
(「正当」は余計だという話だが、この話では使わざるを得まい)
ということなのだろうけど、結局これは、その法律によって、
守ろうとする利益(保護)法益は何か、という話になるだろうという話。
887 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:18 ID:8tFSRI29
ヨーロッパなんかは大抵は、8年〜25年すぎると、仮釈可能。
ま、長ければいいというものでもなさそうだという共通理解が形成されている。
1kgと100kgの違いはわかっても、 1tと2tの違いはわからないというようなものだろう。
結局は、社会の成熟度合いということになるんじゃないかな。
888 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:21 ID:WtSCALLd
>>864 >特別な抑止力論の論点は存置の根拠にならない。
>従って、他に根拠がなければ死刑は正当化できないが、そんなものもどこにもない。
もし正当化できなければ、現行の死刑制度を消極的にでも容認することはできなくなり、
つまり、消極的存置論は論理的に成り立たないことになってしまうだろう。
もちろん、その「考え方」についての評価はいろいろあるだろう。
単なる現状追認だけの論理性のない電波学説だと評価するのも勝手だ。
(つか、まともに勉強していればそんな評価はしないと思うが)
逆に共通認識だというとこなら、出展を教えて欲しい。
890 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:32 ID:WtSCALLd
>ID:8tFSRI29
確認したいんだけど死刑の代替刑は終身刑(仮釈有り)でok?
891 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:33 ID:rUVDdzCX
>>888 まぁ世界的にはそう言えそうだが、日本の場合どうなるか全くわからないね。
今度の法案もどうなるか全く不明だし。当面たなざらしだろうし。
892 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:35 ID:WtSCALLd
ん?rUVDdzCX=8tFSRI29 ?
893 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:37 ID:8tFSRI29
>>890 個人的には、仮釈付きの終身刑かなととりあえず考えていますが。
実際の運用次第だけど。
>>891 同感。
日本の場合ほんとうに全然先が見えない。
あの法案も折角出されても、どう扱われるのか見通しが報じられていないんだよね。
894 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:45 ID:rUVDdzCX
>>892 ん?
横から勝手に答えてしまって何かまずかったかな?
895 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:46 ID:WtSCALLd
>>893 で、終身刑(仮釈有り)の有期刑に対しての正当性は何?
896 :
朝まで名無しさん:03/06/10 01:47 ID:WtSCALLd
897 :
朝まで名無しさん:03/06/10 02:07 ID:8tFSRI29
>>895 いや、この場合、言葉の使い方の問題にもなるが、結局は全体として有期刑と捉えればいいだろうと今は思っていますが。
あとは、応報と教育の観点から、長短の扱いは決めることになるでしょうね。
>>889 補足
>従って、他に根拠がなければ死刑は正当化できないが、そんなものもどこにもない。
死刑だけを他の刑罰と区別して、特別の正当化事由が必要と考えるか否かが、
まず問題だろう。
899 :
朝まで名無しさん:03/06/10 02:15 ID:7JJneBFm
もともと根拠がなくて提示できない場合は、
>>853 >根拠の部分は、すでに多くの人が色々書いてますので、そちらにお任せ。
とか、
>>855 >死刑に関してなら散々書かれてきたはずだよ。
とか、
>>863 >ここの限らず文献は山積。
みたいに、
すでに提示された事にしておけば良いと、
廃止派の皆さんは考えているみたいですね。
#なんて書いても、根拠が提示される事はないんだろうなぁ。。。
900 :
朝まで名無しさん:03/06/10 02:22 ID:8tFSRI29
>>886 >>889 ガルマ宛には、一旦長文を書いたが、やっぱりやめた。
いつも同じ事の繰り返しだから。
まさに何を言っても、基本的な間違いを指摘しても暖簾に腕押し。
ドロドロの沼みたいで、やってられない。
しかし私はずいぶんいろいろと文献も紹介してきたが、
ガルマにこっちから出典を尋ねてそれが返ってきたことは見事に一度もないんだよな。
しかし、せめて「国旗を焼く権利」なのか「国旗を焼く正当な権利」なのかぐらい、判別してくれよ。
「権利の有無」と「正当な権利の有無」の相違はどうなる。
「権利はある」が「正当な権利はない」ということはあり得るのか?
ま、Rechtやdroitとか聞いたこともないんだろうなぁ。
901 :
こまわり君:03/06/10 02:26 ID:SX0mo1tW
このスレで「勉強不足」といわれたときの反応は、一般人も勉強厨本人も大差ない
というデータが取れました。
903 :
朝まで名無しさん:03/06/10 02:30 ID:KYlgZasy
>>902 同じに見える奴とそうでない奴がいると言うだけだろ。
世の中全部自分と一緒だと思うなよ。(w
>>900 >特別な抑止力論の論点は存置の根拠にならない。
>従って、他に根拠がなければ死刑は正当化できないが、そんなものもどこにもない。
いや、マジでこれが学会の共通認識で、出展があるというのなら教えて欲しい。
俺はそんな話は聞いたことがないのだが・・・(俺の勉強不足のせいかもしらんが)
だが、もしこれが共通認識ならば、消極的存置論の論理構成はどうなるのだ?
それこそ法学部の学生ですら主張しないような電波学説になってしまうんじゃないか?
>「権利はある」が「正当な権利はない」ということはあり得るのか?
権利は普通は「正当」なものだね。
だが、「正当」かどうかがそもそも問題になるようなケースだから、
権利行使が「正当」かどうかという表現をした。
「正当な行為」と表現した方がよかったかな?
>特別な抑止力論の論点は存置の根拠にならない。
>従って、他に根拠がなければ死刑は正当化できないが、そんなものもどこにもない。
もしこれが共通認識だとするなら、消極的存置論は・・・
死刑制度に正当性は認められない。
故に死刑は廃止すべきである。
しかし、現状では国民の支持があるので死刑は廃止しない。
・・・ということにならんか?
消極的存置論って・・・
正当性の根拠について死刑と他の刑罰と区別しない
(特別の抑止力の証明などはなくてもよい)
死刑制度も、(他の刑罰と同様に)正当性が認められる。
しかし、冤罪死刑など問題からは廃止が望ましい。
しかし、国民の支持があるので廃止しない。
・・・じゃないのかな?
死刑制度の正当性が前提としてあるから、
国民の信頼などが存置の根拠たりえると思うのだが。
学説として存在している以上、その考え方は成立し得る?
学説を提示する学者は誤らない?
学説である以上正しい?
対立説がある以上、正誤の決着は付かない?
学説とは何を元に成立する?
論理的に成立し得る学説と論理的に成立し得ない学説がある?
有力な学者や多くの学者が支持するなら正しい筈?
学説って何?
>>904 >利は普通は「正当」なものだね。
>だが、「正当」かどうかがそもそも問題になるようなケースだから、
>権利行使が「正当」かどうかという表現をした。
権利が問題になるケースで、権利が正当かどうかが問題にならないケースなどあるのか?
あり得るのか?
>>903 おや必死だね
どっちも「勉強不足」と言われるとゴネて引き下がらない=大差なし
きわめて無益。
必死だね厨、キターーーーーーー!
>>858 >>859 生命の認識の違いだな。
誰かが死ぬことがもう避けられない場合もあるだろ。
一番簡単な例が、船が沈没して救命胴衣が一つしかない、とか
人質が殺されてしまいそうとか、北朝鮮軍が上陸してきたぞ、なんて時だ。
「生命奪取が根本的に許されない 」
それは、生命が最も重視しなければならないものだからであり、
だからこそ、失われる生命が最も少なくなるような方法を選ばなければならない。
それが、正当防衛や戦争では成り立ってるし、死刑はどうなんだろって議論になってるはずだ。
目先の人命保護を重視するなら矛盾かもしれないが、もっと大きな視点で見れば何も矛盾しないよ。
>>899 同じ根拠を毎日毎日書いてたらすぐスレが終わるんだよ。
そうやって幾つのスレを無駄にしてきたことか。
>>911 >一番簡単な例が、船が沈没して救命胴衣が一つしかない、とか
>人質が殺されてしまいそうとか、
>北朝鮮軍が上陸してきたぞ、なんて時だ。
それぞれ、
緊急避難
正当防衛
自衛権≒正当防衛
となっておりますです。ハイ。
しかし死刑はどれにも当てはまらないのです。ハイ。
914 :
朝まで名無しさん:03/06/10 17:48 ID:7JJneBFm
もともと根拠がなくて提示できない場合は、
>>853 >根拠の部分は、すでに多くの人が色々書いてますので、そちらにお任せ。
とか、
>>855 >死刑に関してなら散々書かれてきたはずだよ。
とか、
>>863 >ここの限らず文献は山積。
とか、
>>912 >同じ根拠を毎日毎日書いてたらすぐスレが終わるんだよ。
みたいに、
すでに提示された事にして逃げてれば良いと、
廃止派の皆さんは考えているみたいですね。
#結局、存在しない根拠が、あると錯覚させたいだけみたいですね。
915 :
朝まで名無しさん:03/06/10 18:03 ID:kcz+yIc7
916 :
朝まで名無しさん:03/06/10 18:17 ID:kcz+yIc7
>>913 正当防衛が許されるという事は「今私が殺されそうな場合、殺そうとしている人間を
殺しても構わない」ということ。
被害者が正当防衛に成功していた場合、加害者は死んでいた事になるし、またそれは許される事になる。
つまり、他人を手にかけようとした段階でその人間の命は「奪っても許される命」
になっているとも言える訳だな。
>>914 誰にでも解る明らかな嘘に、なぜそんなに必死になる?
918 :
朝まで名無しさん:03/06/10 19:35 ID:ZpS8Xa99
正当防衛と死刑の違いが分からないと
この議論は辛いだろうな。
法学をやると法律の基本理念である人権思想の影響を受けるために死刑廃止に傾くっていうのが正解なんじゃないかな。
厨房の頃から、死刑廃止を考えていた奴がいたとは思えないんだ。
ぶっちゃけ話してくれる人いないの?
>>917 自明とか常識とかガイシュツとか言いたいの?
無駄を出さないための一手間って奴でしょ。
921 :
朝まで名無しさん:03/06/10 21:04 ID:pxQg3TVW
>>919 俺なんか、消防のころからだったがな。
亀井も割と子供の頃からだと言っていたな。
922 :
朝まで名無しさん:03/06/10 21:07 ID:1ZfS6U8d
923 :
名無し:03/06/10 21:12 ID:Lf+cxVyC
反日売国議員が死刑反対運動をしている。
狙いはオウムの助命だ。見え見えだ。
絶対に許すな。亀井には失望した。
924 :
段造 ◆b5w5DanzOU :03/06/10 21:17 ID:RTWXtwA3
>>919 それはあるかもしれない。
理論で考えると、廃止、に傾き易いんじゃないかな。
問題は、その理論で考える、ということが正しいのか、ってことになると思う。
正しい、という基準がまた問題になってくるけど。
理論だけなら社会主義だって正しかった、かもしれない。
925 :
朝まで名無しさん:03/06/10 21:31 ID:2HYRbo6Z
死刑の下が無期懲役(実際は十数年で出てくる)ってのがそもそもおかしいし。
懲役200年とか作ってくれるんなら死刑はなくてもいいなあ。その方が社会に貢献できるだろ。
926 :
朝まで名無しさん:03/06/10 21:32 ID:021hl28q
>>924 理論で考えると、と言うより「バイアスのかかった理論で考えると」
が正解。
高学歴の人間がオウムの理論に沿って考えてあの事態を正しいと思っていたのと同じ。
927 :
菌淋諸国:03/06/10 21:33 ID:/fqCaHJb
(⌒\ ∧_∧
\ ヽヽ( ´_ゝ`)
(mJ ⌒\
ノ ∩ / / ∩<二度としませんから許して下さい!!。
( | .|∧_∧/ / 山崎渉
/\丿 | ( )/ 〔 ̄ ̄ ̄ ̄〕
(___へ_ノ ゝ__ノ ◎――◎
928 :
段造 ◆b5w5DanzOU :03/06/10 21:46 ID:RTWXtwA3
>>926 バイアスのかかっていない理論、ってのが有るんかな。
>>907 >学説として存在している以上、その考え方は成立し得る?
これは、仮にも法律のプロである学者が主張し、学会で承認されている説なら、
(概説書などで、一般的に紹介されている説なら)
そう考えていいでしょう。
その先の、正しいとか、間違っているとか(この表現は本当は変ですが)
妥当であるとか、妥当でないかとかは、
学説の評価の問題であり、実際はこれが議論となるところです。
ただ、法学の勉強では、それ以前に、当然の前提として、
学説の内容を客観的に理解する必要があるのです。
930 :
朝まで名無しさん:03/06/10 21:47 ID:021hl28q
>>928 自然科学の理論なんかはバイアスのかかりようのないのもあるね。
>>908 例えば、国旗を燃やす行為ならば、
それを「国に対する抗議」と考えれば、国民の正当な権利といえるでしょうが、
他人の所有物である旗を燃やすという行為は、器物損壊罪の構成要件に該当します。
そして、象徴的言論として違法性が阻却されるかどうかとなれば、
訴訟では、一方(被告人)は「正当な権利行使である」と主張し、
一方(検察官)は「正当な権利行使であるとは言えない」と主張するでしょう。
つまり、その行為が正当な権利行使であると言えるか否かという問題になるでしょう。
>>912 ですから、その無駄をなくすために、
一度まとめてテンプレ化できるようにしようという話になっているのでは?
「権利が認められる」という表現をするような場合は、
その「権利」には、「正当」という意味が含まれるのでしょうが、
そもそも、権利として認められるかどうかが争われているのならば、
権利行使の正当性ということが問題になりますね。
>>930 自然科学の理論なんかは、実験や観測なんかで
客観的に正しいかどうかを証明することができるけど、
(証明ができない間は、「仮説」ということになるのでしょうか?)
法学の理論ではそういう証明はできないですね。
936 :
段造 ◆b5w5DanzOU :03/06/10 22:23 ID:RTWXtwA3
>>930 自然科学ですらバイアスがかかることがあるからね。
天動説、地動説、ってのがあったし。
いわんや、社会科学で。
937 :
朝まで名無しさん:03/06/10 22:41 ID:EZ5u3Qeo
>>936 え?何でそんな例を出すの?
そんな時代の話を持ち出すなら死刑廃止なんてもっての外でしょ。
拷問やギロチンや魔女狩りですらOKってな話になるな。
938 :
無料動画直リン:03/06/10 22:42 ID:mp07IDjS
939 :
朝まで名無しさん:03/06/10 22:45 ID:pxQg3TVW
>>935 社会科学は自然科学と比べていい加減であるという素朴な科学観も、
まぁこのスレに限らずよく見かけますし、いわば世の中の「常識」ですが(w、
できれば、科学哲学・分析哲学・数学基礎論などの大筋を把握することをおすすめします。
結論から言えば、どちらの科学観も実はそれほど大差ないというあたりになりますが、
世の中の「常識」とはずれますから、自分で確かめて納得しないと無理でしょうが。
ま、軽々にバイアスなどというのが、実はなかなか恥ずかしいことなのだ
ということに気付くだけでも知る意味はあるとは思いますが。
940 :
段造 ◆b5w5DanzOU :03/06/10 22:48 ID:RTWXtwA3
>>937 現代だって本質的差違はないでしょう。
自然科学にだって学説の争いはあるんだから。
光の粒子説、波説、ってのは習ったでしょう。
アインシュタインの相対性理論だって、常識というバイアスに阻まれて、理解されるには
随分と時間が掛かった。
自然科学でさえこうなんだからね。
法学なんて。
941 :
朝まで名無しさん:03/06/10 22:52 ID:TyJNhxTJ
942 :
段造 ◆b5w5DanzOU :03/06/10 22:53 ID:RTWXtwA3
だから、本当に大切なことは理論なんかじゃなくて、どうしたら
1)犯罪が減り
2)被害者側や世間が納得して、遵法精神を養え、維持できるか
ってことだと思うんだけどね。
あ、寝よ。
>>939 別にいいかげん云々ということではなくて、
ここでの「バイアス」の意味は、思想の影響ということだと思いますよ。
例えば、民主主義が「正しい」ということが、現在「常識」であると言っても、
それは、実験などでその正しさが証明された、ということではなく、
あくまでも「正しいと考えられている」ということですよね。
では、なぜ正しいと考えるかとなると、そこには思想も当然、影響するでしょう。
944 :
朝まで名無しさん:03/06/10 23:41 ID:GA8tszcS
>>931 国旗を焼く問題だけど、普通問題になるのは、
所有権に関係なく国旗を焼くこと自体を違法
化すべきかどうかということだろ。
勿論、他人の国旗を焼くことを違法性阻却す
べきかどうかも論点ではあるが、あまり論じら
れていない筈。
社会科学、自然科学とどんどん抽象化して考えていけば
どちらの科学観も実はそれほど大差ないというあたりになるのだろうけど
ここでの話は、そういうことではなくて、
法学の理論は突き詰めて行けば、最後は思想的なものに行きつく
ということなのではなかろうか?
946 :
朝まで名無しさん:03/06/10 23:44 ID:MF80JVtd
>>942 違うよ。
だから理論が大切じゃない。ではなく、
理論は大切だがその扱いには注意が必要。というだけ。
947 :
朝まで名無しさん:03/06/10 23:45 ID:Xl07I5dT
>>940 自然科学というものを少しは学んでみれば?
君の言ってる事は大間違いだよ。
学説の違いがあるうちは、つまり立証されないうちはあくまで仮説にしかならない。
客観的な実証が為されないものを定理とは呼ばないし、実証されないものを
根拠として進める論もまた仮説にしか過ぎない。
ここの廃止派のような態度で自然科学を語れば「トンデモ」としか見られないよ。
>>944 国体で掲揚されていた日の丸を焼棄した事件がある。
>>947 法学の理論は、客観的な実証はできないよね。
つまり、その理論それがいかに常識であるとしても、
自然科学でいえば「仮説」にすぎないということになるのかな?
950 :
朝まで名無しさん:03/06/11 00:11 ID:6dZZMyyg
よくある一文。
「自然科学で実験で正しさが証明できる。社会科学ではそれはできず、思想によりバイアスがかかる。」
自然科学で実験で解決できる分野は実は極限られたものでしかないのでは?
実験自体の「正しさ」の検証は?これも自明の話だろうか?
「証明」とはそもそも何か?数学的論理学的な意味での証明が自然科学で一般になされていると?
そもそもこの「正しさ」とは一体何?自然科学で説明可能か?
数学や論理学は自然科学か?
951 :
朝まで名無しさん:03/06/11 00:18 ID:mojSFyRt
>>948 オキナワでのその話も、あまり法律論で語られることはそれほど多くはないと思う。
ガルマは知らないだろうが、このテーマの主戦場はアメリカなんだよ。
で、膨大な議論がある。
952 :
朝まで名無しさん:03/06/11 00:32 ID:6dZZMyyg
>>947 所詮は語用論ということにもなるが、自然科学でも、別に異説があろうが無かろうが、仮説は仮説。
さらに実験で「立証」「証明」されても、その「証明」は結局は帰納的なものでしかないから、本来的には仮説の域を脱し得ない。
勿論、自然科学に携わる者ですら、殆どはこんなことを意識しちゃいないがね。
それでもなんとかなるんだから、楽な分野と言うことは言える。
953 :
朝まで名無しさん:03/06/11 00:47 ID:3xHOue8J
★9条改正の賛否割れる 憲法調査会が公聴会
・衆院憲法調査会(中山太郎会長)は9日、高松市で地方公聴会を開き、四国各県から
公募で選ばれた市民6人が「安全保障と憲法」などのテーマで意見陳述、憲法9条改正
問題について賛否が分かれた。
弁護士の草薙順一氏は憲法9条について「日本の安全保障は過渡的には北東アジアの
地域的安全保障協定の創設で確保し、最終的には将来創設されるべき国連軍に委ねる
べきだ。改正は反対だ」と反対を主張した。
大学生の高木健一さんは「日本の国防上自衛隊は必要だが、9条との整合性が
付かない以上速やかに9条を改正すべきだ」と強調。主婦の坂上ハツ子さんも「北朝鮮の
核開発など日本を取り巻く安全保障環境は大きく変化しており、いずれ改憲は必要だ」と
訴えた。
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003jun/09/CN2003060901000519A1Z10.html やっぱへたに法律学んだような人間と普通の市民の感覚のズレがこんなとこにも
あらわれてるね。
954 :
朝まで名無しさん:03/06/11 00:53 ID:aC4JIsTY
新スレ立てるの速すぎ
>>950 最近はコンピューターを用いたシミュレーションが発達して来ていて
自然科学と社会科学のあいの子みたいな感じなんだよね。
今はまだ複雑なもののをする事はできないけど、今後の発展に期待といったところだね。
それと、社会現象の一部分を純粋に数量的に捉えてしまえば
自然科学的な解析も可能であると思うよ。
それがパーフェクトな答えを導くとは思えないけど
ベターな答えを導き出せるとは考えても良いんじゃないのかな
>>951 >ガルマは知らないだろうが、このテーマの主戦場はアメリカなんだよ。
>>886に「象徴的言論」って書いてあるじゃん。
勉強厨は何様のつもりなんだか(w
>特別な抑止力論の論点は存置の根拠にならない。
>従って、他に根拠がなければ死刑は正当化できないが、そんなものもどこにもない。
これは勉強厨の主張だよな?
960 :
朝まで名無しさん:03/06/11 01:31 ID:7hcVWSCH
まあ、法学なんて宗教みたいなもんだからな。
信じてる人間にとっては当たり前かもしれないけど、
突き詰めていくと、根拠の無い所に行き着いちゃうんだよね。
961 :
朝まで名無しさん:03/06/11 01:38 ID:bt+Wqsc1
最初なんだか分からなかったが、
TdEc/0Egとしてなんとかそれらしく書いてみたが、
やっぱりガルマだと当てられてしまった、
そうしたら切れて勉強廚とか罵り出した。
ということなのね。なるほど。
善である、悪である、とすることがそもそも曖昧なものだからな。
963 :
朝まで名無しさん:03/06/11 01:42 ID:6dZZMyyg
>>960 それは突き詰めてから言うべきだろう。w
964 :
朝まで名無しさん:03/06/11 01:45 ID:Z16hIk3G
人間がやることだから、冤罪は防げないだろうな。
それと、やはり人間がやることなので、
万人が納得するような刑罰を課すことは無理。
それをわきまえて、その国の文化(宗教観・死生観)や歴史から刑罰を決めるしかない。
今のところ、死刑を廃止する世論が盛り上がっていないのだし、
死刑制度は存続させるべきだろう。
それから、死刑と犯罪抑止力の関係だが、
日本では実験されていないよね?
基本的に
○1人殺しても、一番重くて無期懲役
○2人殺したら、死刑か無期か微妙
○3人以上殺したら、死刑
結局、殺した数にもよるんだから、
死刑と犯罪抑止の関係は慎重に議論すべきだろうね。
>>961 は?相手に合わせて口調は変えているが
言っていることは同じだからわかるだろうが・・・
当てるもなにも(w
966 :
964補足:03/06/11 01:48 ID:Z16hIk3G
つまり、死刑を廃止したら、
人を1人だけ殺す犯罪は増えないかもしれないが3人以上殺す犯罪は増えるかもしれないよ。
つーかさ、切れるうんうん言うなら
ちゃんと
>>904-906に答えて欲しいんだわ。
客観的な学説の理解の話なんだからさ。
968 :
朝まで名無しさん:03/06/11 01:54 ID:7hcVWSCH
>>963 ま、突き詰めだしたらキリがないんだけどね。
真理うんぬん言い出したら、それはもはや法学ではないような気もするし。
970 :
朝まで名無しさん:03/06/11 01:56 ID:aC4JIsTY
>>966 殺人率は10万人当たりの認知件数だから、複数以上の殺人が増えても
発生件数自体が大差無ければ数字に表れない事になるね。
971 :
朝まで名無しさん:03/06/11 02:02 ID:mojSFyRt
>>956-958 まただよ・・・
いい加減うんざりだね。
しかも自説を主張するのではなく、相手に詰問することでしかidentifyできない。
独学のせいか言うこともどこか必ず変だし。
別に、変なのはいいんだが指摘されると切れるんだからな。
904-906にしても、千年一日いつもの混濁の繰り返し。
それすら気付いていない。
そもそも必要な資料は与えてあるんだから、
その気があれば自分でとっくに解決できているような話でしかないのに。
つくづく変な奴だよ。
972 :
朝まで名無しさん:03/06/11 02:03 ID:mojSFyRt
>>970 被害者が複数の場合の件数は、発表されてなかったかな?
どうだったかな。
973 :
朝まで名無しさん:03/06/11 02:06 ID:YZ7MArwv
つまりこれは勉強廚対不勉強廚の争いって訳ね。(藁
>>971 独学はあんただろ(w
法学部の現役orOBでないことはバレバレだよ。
あんたは、消極的存置論を唱える学者は
学生ですら唱えないような電波学説を唱えていると言っているんだよ。
いくらなんでも学者を馬鹿にしすぎじゃないか?
何様だよ(w
975 :
朝まで名無しさん:03/06/11 02:07 ID:aC4JIsTY
>>972 ん?被害者数も反映した発生率が有るって事?
>>971 いいから、「消極的存置論」の理論構成を説明してみな。
977 :
朝まで名無しさん:03/06/11 02:11 ID:6dZZMyyg
>>997 >ちょっと落ち着いたら?
それは勉強厨にいってくれ(w
979 :
朝まで名無しさん:03/06/11 02:15 ID:rgsR7cJc
学者でも馬鹿はいくらでもいるがな。
今の大学なんてそれを学びに行くようなものだろ。
>>979 そりゃ、中にはいるかもね。
だけどさ、消極的存置論を主張する学者には
司法試験委員を務めた人もいたりするのね。
まぁ、受験業界の一部では過大評価されているような感じは
なきにもあらずだが、さすがに学生以下ってことはないだろ。
982 :
朝まで名無しさん:03/06/11 02:33 ID:Dkw/OB/b
>>979 さすがに研究者は馬鹿を言わないと本気で思っているのだとしたらお笑いというしかないが・・・
しかし国家試験の委員だから馬鹿を言わないと言っているしなあ。
研究者同士が本音ではいかに相手を馬鹿にしていたりするかとか全然知らないのだろうか。
教壇でしか見たことがないのかね。
でもゼミにでも入ればすぐ分かるし・・・
今日はまた面白いね。
形而上と形而下をごっちゃにする
>>952あり
相変わらずコミュニケーション不全の
>>964あり
ガルマとやらを相手に一人相撲してる奴もいるし
>>982 信じてねーよ。
同じように勉強厨が馬鹿を言わないというのも信じていないというだけ。
985 :
朝まで名無しさん:03/06/11 02:49 ID:Ux2z3ksF
司法試験委員なんて、
ある程度のランクの大学にいれば、持ち回りでなるようなものだぞ。
採点で一夏潰れるから、勉強したいからと断る香具師も多いし。
つーかさ、確認しておきたいんだけど、
マジで、消極的存置論は、学生ですら唱えないような
お馬鹿な学説っだって理解なの???
つーか、また話がへんな方向にいっちゃったけど、
ことの発端は、勉強厨が、
>特別な抑止力論の論点は存置の根拠にならない。
>従って、他に根拠がなければ死刑は正当化できないが、そんなものもどこにもない。
が学説の共通認識だって言ったことなんだよね。
で、もしこれが共通認識であるならば、
消極的存置論の理論構成は相当におかしなものになってしまう。
でも、これが共通認識でないとしたら、理論構成に無理のない理解ができる。
でだ、消極的存置論を唱える学者はそろいもそろっておかしいのか、
共通認識だと主張する勉強厨がおかしいのか、
あるいは、共通認識であっても無理のない理論構成は可能で、
それがわからない俺がおかしいのか・・・さてどっち???
1.消極的存置論を唱える学者はそろいもそろっておかしい
2.共通認識だと主張する勉強厨がおかしい
3.共通認識であっても無理のない理論構成は可能で、それがわからない俺がおかしい
まぁ、学者は馬鹿だと言い切ってしまえる人はともかく、普通に考えれば、2.か3.だわな。
で、3.を証明するのは簡単。
共通認識を前提に消極的存置論の無理のない理論構成を示せばいい。
これは客観的な学説の理解の話で、単に知識の問題とも言えるから、
勉強厨にとっては楽勝だろう。
989 :
朝まで名無しさん:03/06/11 05:30 ID:A9xYE+5w
ガルマとやらは数ヶ月?経っても尚早論というたった一つの学説すら満足に把握できていないようだ。
にも関わらず、ID:TdEc/0Egとしては明らかにあたかも刑法などに通じているかのような外観を装っている。
どうでもいいことだが、やはりちょっと気にはなるね。
990 :
朝まで名無しさん:03/06/11 05:48 ID:V/SBi+6J
>>989 おいおい、そんなレスしか返せないのかい?
そんなに自信があるなら少しは挑発に乗って見ろよ。
ま、ヘタレには無理か。
殺人は、ビジネスになりうるか。
人を一人殺しただけでは、死刑にならない。殺人罪の最高刑は死刑だ。
だが、慣例的に、量刑には「相場」が決められている。3人以上殺した場合、
死刑になる。それ以下の殺害では、「無期懲役」となる。「無期懲役」刑は、
終身刑ではない。日本には終身刑はない。無期懲役の場合、だいたい、
十五年ほどで仮釈放となる。模範囚だった場合には刑期が半分になり、
七年ほどで仮釈放となる。
この刑法は、人の平均寿命が五十年ほどだった明治時代に作られたものだ。
現在は平均寿命は八十年。
仮に、一億円の借金をしていて返済が不可能だったとする。人を一人殺して
七年から十年ほど刑務所に入っていれば、その借金をチャラにする、という
取引を申しこまれたら、その人はどう考えるか。十年の勤めで一億円なら、
毎年一千万円の稼ぎをしたのと同じになる。一千万の年収はそうそう稼げる
ものではない。八十年の人生のうちの十年間なら、出所した後の余命もまだ
充分にある。
殺人ビジネスは、このようにして成立する。さらに付け加えるなら、殺人の
実行者と、刑期を勤める人は同じである必要はない。腕のいい殺し屋と、
刑期を勤める役は、別々に用意してもいい。
一人以上の殺人に終身刑を導入するだけでこのビジネスは成り立たなくなる
のだが、なぜか終身刑導入論は国会で審議されることは少ない。
死刑は一般に野蛮な制度とされる。司法も人間のすることだ。ミスやエラーは
常にある。捜査の過程でミスがあり真犯人以外を殺人者だと判定してしまった
場合、死刑は、異議申立てをする機会を永遠に奪ってしまう。日本の司法史
には、冤罪が多い。死刑もまた殺人の一つだ。殺人の権利を個人から奪い、
国家が独占したのが死刑制度だ。国家も人の作ったものだ。死刑制度を誰か
が濫用したら、その誰かにとって都合の悪い人を殺すことが可能となる。
死刑制度反対論はその意味妥当だ。多くの死刑制度反対論者は理性に基き
良心に基き行動している。
だが、殺人をビジネスにするために死刑制度反対論を述べている者がいる
可能性はないだろうか。その政治姿勢から見ると死刑反対論を述べるのは
似つかわしくないにも関わらず、死刑反対論を展開している政治家はいない
だろうか。彼には終身刑を成立させようという意思はあるのだろうか。
993 :
朝まで名無しさん:03/06/11 05:52 ID:V/SBi+6J
勉強厨とやらは数ヶ月?経っても尚早論というたった一つの学説すら満足に把握できていないようだ。
にも関わらず、ID:mojSFyRtとしては明らかにあたかも刑法などに通じているかのような外観を装っている。
どうでもいいことだが、やはりちょっと気にはなるね。
994 :
983:03/06/11 06:13 ID:z8YUlcy2
995 :
995:03/06/11 06:21 ID:uSZmuqL1
また結局ただの煽り合戦で終わるんだね。
996 :
995:03/06/11 06:25 ID:uSZmuqL1
997 :
997:03/06/11 06:27 ID:xa/fivzJ
997
では、次スレは煽り禁止の方向で。
999 :
999:03/06/11 06:31 ID:uSZmuqL1
無理無理。
馬鹿に対して馬鹿と言うのは馬鹿でも言える
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。