>>793 言いたいことはわかる。確かに母親に限らず、男女とも家計経営観念のない親が
多いことも事実だと思う。
ただ、デフレ下とはいえ、昔に比べれば、「遊び」に金がかかるようになって
しまっているのも事実。これはひとえに遊技産業の企業努力(営業努力)の成功に
よるものだが、例えば休日に家族サービスで子供を遊園地に連れて行こうとしても、
今の遊園地はほとんどがテーマパーク化し、入場料は一人数千円の単位に及ぶ。
乗り物フリー制ではないところは安めだが、それでも夫婦と子供2人で入場しようと
すれば、1万円札1枚でギリギリか足りないところもザラにある。
一昔前の、電鉄会社などが経営するお子さま遊園地の入場料が数百円単位であった
頃と同じ感覚で行っていると、その負担はケタ違いだ。
物価が低迷しているとはいえ、ファミリーレストランのランチの相場は目立たない
ように高値移行の傾向にあるように思うし、かといってレジャーランドは軒並み弁当
持ち込み禁止のところが増え、手作り弁当で節約するなんて技も通じなくなっている。
では、そういう料金のかかるところへ行かなければいいではないか、という話に
なるが、幼稚園や小学校で、ディズニーランドやUSJに通ったことがなくて話題について
いけず仲間はずれで浮いている子供について、親が学校に相談すれば「いまどきディズニーランドは
社会勉強です。家庭教育の一環として連れて行ってください」という答えが返ってくるご時世だ。
そんなにいうなら義務教育の一環としてカリキュラムに組み込み公費で連れて行けとも思うが、
DQN行政にそこまで期待するのも空しいから、苦しい家計をやりくりして連れて行くことになる。
とにかく、不景気も手伝ってのことであろうが、ベビー産業、遊技産業の営業努力のおかげで、
子供にお金をつぎ込ませるような産業がつぎつぎと考案、実行され、先述したようなDQN学校
がそれを後押ししている現状では、やりくり下手だけを批判はできない。