ホロコースト産業でユダヤ人団体ぼろ儲け

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1名無しさん23
http://www.yomiuri.co.jp/05/20010221id28.htm
【ベルリン21日=三好範英】米国のユダヤ系政治学者が執筆した「ホロコースト産業」という本が、ドイツでベストセラーとなっている。米ユダヤ人団体がホロコースト(ナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺)を政治的、経済的に利用、ドイツから利益を得る「産業」を営んでいると告発する内容で、独国内で賛否両論を巻き起こしている。
2名無しさん23:2001/02/22(木) 10:18
日本でも言える気がする・・・
3慰安婦産業:2001/02/22(木) 10:19
南京産業
4名無しさん23:2001/02/22(木) 10:20
従軍慰安婦産業で在日団体ぼろ儲け・・・・
5名無しさん23:2001/02/22(木) 10:22
ドイツはいいね、表現の自由があって。
日本じゃ・・・(藁
6外道に務める省:2001/02/22(木) 10:23
>>4
というより中国政府要人じゃない?
7墨ムツ :2001/02/22(木) 10:23
8名無しさん23:2001/02/22(木) 10:25
>>3
でも「ちょんか〜」連中、jpサイト、ホロコーストしたぞ。
9名無しさん23:2001/02/22(木) 10:27
>>7
軍事オタの電波ってすごいね。
クラッときちゃったよ。
10名無しさん23:2001/02/22(木) 10:28
>>7
き、きちがいか
11名無しさん23:2001/02/23(金) 09:15
age
12名無しさん23 :2001/02/23(金) 09:20
朝刊にのってたけど、
小林よしのりの本が香港で中国人によって?叩かれてるらしいね。
小林よしのりって勇気あるよね。ホントに。

13ほろほーくす:2001/02/23(金) 09:55
>>5
大間違い。ドイツには表現の自由など存在しません。いわゆる「ホロコースト」に関して通説に反する意見を公にすれば即座に刑務所送りです。フィンケルシュタインの場合は彼自身がユダヤ人であることと、ユダヤ人の大量虐殺自体を否定してはいないことから出版許可がおりただけです。ドイツと比べれば日本は天国だよ。

http://www.codoh.com
14素人:2001/02/23(金) 10:12
こっちにも書いたんだけどhttp://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=news&key=982824501
あんまりユダヤ人の事って知ん無いんですけど。誰か解り易くおしえて。

簿記のイメージは、死の商人、ダイヤとか金とか石油とか全部ユダヤ人が支配している&アメリカの財界報道マスメディアとか。とにかく頭が良くて強欲でスイスの銀行とかにお金を貯め込んでいて税金も誤魔化してるミタイナ。そして人種差別的(ユダヤの神はユダヤ人のみに祝福を与える、他の民族は生きる価値無しミタイナ?)そんなイメージなんですが、間違ってるでしょうか?
やっぱこう言う話題は日本でもタブ―なのかな?ユダヤの事って白人なんかに聞いても絶対いやがるもんな〜。
15  :2001/02/23(金) 10:16
ジューは自分のお袋でも売っぱらう。
16名無しさん23:2001/02/23(金) 10:19
ぴかちゅーにも ぷらものかぎじゅうじにも もんくをいいます
17哀しいかな:2001/02/23(金) 10:21
結局、勝てば官軍、負ければ賊軍なんだよな。
18名無しさん23:2001/02/23(金) 10:38
日本にも、ハワイ沖事件をネタに稼いでいる人がたくさんいるぞ。
19名無しさん:2001/02/23(金) 12:33
  1998年8月7日、ほぼ同時にケニアとタンザニアのアメリカ大使館が何者かに爆破された。アメリカはパキスタンで別件逮捕されたイスラム過激派の証言から、イスラムテロリスト養成機関の指導的立場にあるビン・ラーディンの仕業と断定した。アメリカは報復措置としてアフガニスタンでテロ養成が行なわれていると思われる施設及びスーダンの薬品工場をビン・ラーディンの毒ガス製造工場と断定してミサイル攻撃した(2000年12月私の現地調査で、米軍の意図的誤爆であることが明らかになっている。ところが昨日、2月5日アメリカの裁判所は米大使館の爆破はビン・ラーディン一味が犯人であるとする判決を下した)。1998年のこの時期は、アメリカの要請でイスラエル軍が南レバノンから撤退を余儀なくされた時であり、クリントンがモニカ・ルインスキ−不倫問題で窮地に陥っている時であり、イラク、シリア、リビアに核兵器とミサイル装備完備の疑惑が持たれた時であった。前記アメリカ大使館の爆破の真犯人が誰であるかは爆破の前からアメリカは知っていたし、あえてイスラエル軍に爆破現場から証拠物件の回収を許している(米FBI証言)。アメリカは犯人に犯行の証拠を回収させているのである。イスラエルはモニカ・ルインスキ−(ユダヤ人ホワイトハウス研修生)をクリントンの身近に送り込み、不倫事件を起こさせクリントンを窮地に追い込んだところで、アメリカ大使館爆破事件を起こし、アメリカ国民の目をクリントン不倫事件からそらすと同時に、アメリカの世論をイスラム敵視に向け、結果としてイスラエルの安全の重要性に世論を誘導する効果をもたらした。イスラエルはこの時期から全面的中東戦争の準備に入っていたのである。平和交渉を続けることは基本的にイスラエルの国益に反するばかりか国家の破滅を招くことは明白であるから平和交渉がいかに無益であるかをアメリカの世論と世界に見せる必要があった。だから効果的な時を選んで、イスラムテロリストに見せかけた反米テロ行為を演じてきたのである。


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               ブッシュ政権を作ったイスラエル

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  アメリカのマスコミ主流がユダヤ資本であることは周知の事実である。イスラエルの国家安全の為には中東戦争が必要であること、又そのためにはパレスチナとの平和交渉続行がナンセンスであることを証明しなくてはならなかった。その役割を演じたのがクリントン政権であった。昨年のキャンプ・デービッドでのバラク・アラファト平和交渉しかり、オルブライト国務長官の中東派遣しかりである。中東平和努力がナンセンスであることを証明する為の「芝居」、緊張緩和政策は同時に世界のマネーをアメリカに集中させるアメリカのマネー戦略と利害が一致したのである。緊張時にはマネーはマネーの原理に従わないからである。ここへ来てアメリカもイスラエルも目的を達成したので、これからは又サダム・フセインを中東大戦争に導く。これでやっとアメリカもイスラエルも本音で国益を追求することが出来るのである。パレスチナ側にとって平和交渉を続けてきたアラファトはお払い箱。近く暗殺されるのではないか。そうなるのが歴史の流れに沿っているのである。

20名無し:2001/02/23(金) 13:40
産経新聞の記事もあった。

http://www.sankei.co.jp/databox/paper/0102/15/paper/today/internat/15int003.htm

■ユダヤ系米国人が告発本
「ホロコースト利用、必要以上の補償金得る」
過去の清算、揺れる独/世論調査では65%「正しい」

 今月、ドイツで発売された一冊の翻訳書が国民的な議論を引き起こしている。『ホロコースト(ユダヤ人に対する大量虐殺)産業』(ノーマン・フィンケルシュタイン著=米国)。ユダヤ人団体はホロコーストを利用してドイツやスイスから必要以上の補償金を得ている−とするいわば「タブー破り」の告発本だ。世論調査機関によると、過半数のドイツ人が何らかのかたちで同書に共感を示しており、過去の清算問題に対するドイツ人の複雑な感情が図らずも浮き彫りになったかっこうだ。(ベルリン 関厚夫)
 フィンケルシュタイン氏は強制労働に従事した両親を持つユダヤ系米国人だ。ニューヨーク大学で講師をするかたわら、『ホロコースト産業』を執筆した。その動機となったのは、両親が補償面や生活面で報いられなかったことへの憤りだったという。同書は米国でも話題となり、同氏は論敵から「ユダヤ系最左翼」「親パレスチナのユダヤ系米国人」などと批判された。

 だが、最も論議を呼んだのは、ナチス政権が六百万人ものユダヤ人を組織的に抹殺するなどホロコーストの舞台となったドイツだ。同書が翻訳される前から多くのメディアがその存在を伝えていたが、いざ、出版社が決まると、自主規制を求める声が起きた。

 というのも、ドイツではホロコーストに異議をさしはさんだり、相対化したりすることはタブーで、同書はもしフィンケルシュタイン氏がドイツ人ならばとても日の目を見ることはできない内容といえたからだ。

 ドイツの知識層はおおむね同書に批判的だ。

 シュタインバッハ・ベルリン自由大学教授は左派系の地元紙に寄稿し、「フィンケルシュタイン氏の見解は(ネオナチや右翼など)同氏が本来、否定している層からの支持を得ているばかりか、強制労働そのものや補償問題についての認識を誤らせる」と記した。右派系の全国紙ウェルトも「同氏の議論に目新しさはない。ドイツに必要なのは(氏がたね本にしたとされる『ホロコースト後』を著した)シカゴ大学のノビック教授(のような客観的で詳細な研究)だ」などとしている。

 だが、一般の受け止め方は少し違うようだ。大手世論調査機関エムニットによると、「フィンケルシュタイン氏の主張は間違い」と答えたのは二四%にすぎず、五〇%が「一部は正しいと思う」とし、一五%が「同氏の主張に完全に同意する」と回答した。

 また今月上旬、同氏がベルリンで初めてのシンポジウムを開いた際、会場前には「ドイツ人加害者は被害者ではない」「ドイツ企業こそがホロコースト産業の主だ」と書かれた横断幕がひるがえり、左翼による進行妨害が心配された。だが、会場内で小競り合いがあっただけ。立ち見が出る盛況で、聴衆の反応は概して同氏に好意的だったという。

 独政府は昨年一月、強制労働被害者に対し、基金を設立し、補償金を支払うことを決定した。基金の規模は百億マルク(約五千五百億円)で、政府の出資と企業の任意による寄付で折半することになっていたが、企業からの寄付分(五十億マルク)は全体の七〇%ほどしか集まっていない。ドイツの過去の清算への道は、研究・補償の両面でいまだに終わりを告げてはいない、といえそうだ。
21名無しさん23:2001/02/23(金) 14:11
ジューにチョン、ちゃんころは世界中の鼻つまみ
自分たちを悲劇の主人公にして大儲け。
あっ怪童のことも忘れないでね。
22名無しさん23:2001/02/23(金) 14:15
落合信彦の電波本にもユダヤ批判みたいな箇所があったね。
旧ナチSSの言い分をそのまま書いたんだろうけど、ドイツに行ったら
ぶち込まれるのかな?
23反ユダ公:2001/02/23(金) 14:40
そういえばポケモンに名前とイメージを無断使用されたと
わめいてたユリ・ゲラーもユダ公だな。
商売上手でなく、ただのタカリ屋民族だ。こいつら。
24ほろほーくす:2001/02/23(金) 22:32
フィンケルシュタイン=呉善花
25隣のサヨ坊:2001/02/23(金) 22:35
ホロコースト=南京大虐殺

どちらも妄想。
26:2001/02/23(金) 22:59
http://www.cwporter.co.uk
東京裁判に関する記事あり。
27ほろほーくす:2001/02/24(土) 05:44
25の言う通り。いわゆる「ホロコースト」と「南京大虐殺」が戦後の軍事法廷で捏造された過程には多くの類似点があり、日本人は今回の事件を対岸の火事として看過するわけにはいかない。実際、北米主要マスメディアがこぞってアイリス・チャンのプロパガンダ本の宣伝にまわった裏にもユダヤ人団体の意図が見え隠れするし、サイモン・ウィゼンタールセンターはチャンの講演会を協賛してもいる。多くの中国系アメリカ人活動家は、ドイツで行われているのと同様の言論統制を日本にも押し付けようともくろんでいる。日本人はもっともっと「ホロコースト」に関心を向けなければならないし、その研究動向やドイツの政治状況についても知っておくべきである。

関連リンク
http://www.codoh.com
http://www.ihr.org
http://www.zundelsite.org
「虐殺派」の代表的サイト
http://www.nizkor.org
28ユダヤ:2001/02/24(土) 06:15
日本人よりマシでしょ
29mogirijo:2001/02/24(土) 06:52
age
30名無しさん23:2001/02/24(土) 07:08
もみあげ伸ばすな
31名無しさん23:2001/02/24(土) 07:12
割礼するな
32てとらぽっど:2001/02/24(土) 07:17
半世紀以上にわたってパレスチナ人を虐殺しつづけてきたユダヤ人に、ナチスを批判する資格があるのか?


33肉屋:2001/02/24(土) 07:17
>>22
でも落合信彦はパレスチナ&イスラエル問題ではユダヤの肩をもってるような記述があったはず。
彼の中では
ナチス>ユダヤ教>イスラム教
34名無しさん:2001/02/24(土) 07:20
ブリスしてないよオレユダヤハーフだけど
35 :2001/02/24(土) 07:27
えせ同和産業
36 :2001/02/24(土) 07:31
アトピー産業
3711:2001/02/24(土) 07:36
ふふっ、日本人は見習うべきだよ。彼らのスマートで
なおかつ冷徹なやり方を。
38ホロコーストの名による搾取を止めよ!1:2001/02/24(土) 07:38
2000年6月11日:『タイムズ』紙・ニュース解説

 「私は時々思う」――アメリカの大学教師ノーマン・フィンケルシュタイン博士はこう綴る――「ナチスのホロコーストに対してこれまでに生じた最悪の反応はアメリカのユダヤ人から出てきたものだった、と」。これは来月出版されるフィンケルシュタインの爆発的衝撃力と苦々しい怒りの結晶である『ホロコースト産業』という本か引用したものだ。同書は、イスラエルで残虐行為を続けながら、一方で露骨な貪欲とウソを好き放題に重ねてホロコーストを搾取的に利用するしてきた人々を非難している。スイスの銀行に賠償金を請求していることやその他の行為は、この本で「完全な"強請[ゆす]り恐喝[たかり]"ヤクザ商法」として非難されている。ホロコーストの冷酷無情な"産業化"は、ヨーロッパとアメリカで反ユダヤ主義の再生を促進した。また、私との会話のなかで、彼は世界各地に乱立しているホロコーストの記念碑や博物館――その最新版は英国女王の立ち会いのもとでロンドン戦争博物館に永久展示品として出現した――を「一種のサーカス」であると喝破した。
 こうした記述が少しでも、ホロコーストを直接体験していない“非ユダヤ人”によって書かれていたならば「反ユダヤ主義」とか、あるいは下手をすれば「ホロコースト否定論」などと決めつけられ、踏みにじられていただろう。だがフィンケルシュタインは――厳格なユダヤ教信徒でないものの――ユダヤ人であり、彼の両親はいずれもワルシャワゲットーと強制収容所の生き残りだ。両親ともに、家族全員がナチスによって殲滅[せんめつ]されたという経験をくぐり抜けてきたのだ。しかしアメリカのユダヤ人社会は彼を過激な意見の持ち主として排除し、「イスラエルの敵」だと決めつけられてしまった。それほどの苦難に遭いながら、彼はなぜ同書を書いたのか?


39ホロコーストの名による搾取を止めよ!2 :2001/02/24(土) 07:38
 「私は一切御免だからです」とニューヨークからの電話で彼はきっぱりと言い放った――「親たちの苦しみが後ろ暗い目的のために利用されるのを許すわけにはいかない、たとえこうして拒否し続けることでユダヤ人の同化やイスラエルの国防に支障が出ようとね」。
 フィンケルシュタインの父親は、自分が体験したことを息子には決して語ろうとしなかった。母親も核心に触れる経験談を聞かせたことはほとんどなかった。だが、そんな母親でさえ、アメリカで“ホロコースト産業”が勃興してきた様子に嫌悪感を感じていたことを、息子のフィンケルシュタインは強烈に覚えていた。彼によれば、ナチスの強制収容所から生きて解放されたユダヤ人は6万人いたが、そのうちの2万人は解放から一週間のうちに死亡したという。ところが1960〜70年代に両親の友人たちの多くが、「私は強制収容所の生き残りだ」とウソの主張をし始めたという。そしてほどなく、ユダヤ人は誰もが“あの偉大なる宗教虐殺”の苦難を生き残ったことになってしまったという。
 「誇張なしに言いますが、もしもニューヨークの街角でユダヤ人に片っ端から尋ねて歩いたら、3人に1人は“自分はホロコーストの生き残りだ”と答えるでしょうね。しかも1993年以来、この“産業”は、ホロコースト生存者が毎年1万人ずつ死亡していると宣伝しているのです。だけどそんなことは絶対にありえない事だ。なぜなら第二次大戦以前の欧州のドイツ占領地にいたユダヤ人は700万人しかいなかったのに、1945年の時点でホロコーストの生存者は800万人いたという計算になってしまうからです。」
 フィンケルシュタインによれば“ホロコースト産業”が発生したのは1967年6月の「六日間戦争」の最中だったという。この時期はまだ、米国の一般社会では「ホロコースト」も「イスラエル」もほとんど話題には上がっていなかった。“ホロコースト産業”が生まれたのは、多くの人たちが指摘してきたような「イスラエルを滅ぼしてはならないという恐怖心」からだったわけではない。むしろ正確に言えば、アメリカの戦略上の都合から生み出されたのである。つまり、イスラエルは中東でアメリカの代理国家となったし、「ホロコースト」は米国とイスラエルの軍事同盟化を正当化するうえで好都合の道徳感情を誘発する刺激として利用できたわけだった。イスラエルは米国の価観を守る“盾”として利用できた。それにこの時期にはヴェトナム戦争で米国は敗北に向かい始めていた。だから米国自身が出ていくよりも、米国の価値観を主張するうえでイスラエルを利用するほうが効果的だったのである。
40ホロコーストの名による搾取を止めよ!3:2001/02/24(土) 07:39
 在米ユダヤ人のエリートは、イスラエルの大義を溺愛し、「ホロコーストの悲劇」という現代的イメージを捏造した。フィンケルシュタインは、在米ユダヤ人エリートたちがいかに権力を持っているかを強調する。たとえばユダヤ人の収入は非ユダヤ人のほぼ2倍であるし、アメリカで最も富裕な40人のうち16人はユダヤ人だ。自然科学分野と経済学分野のノーベル賞受賞者の40パーセント、主要な大学の教授の20パーセント、さらにニューヨークとワシントンの法律事務所の経営者の40パーセントは、いずれもユダヤ人なのだ。
 サイモン・ウィーゼンタールとエリー・ウィーゼルのような活動家たちによって――フィンケルシュタインによれば特に後者の人物は講演の際には運転手付きのリムジンによる送迎と最低でも2万5000ドルものギャラを受け取っているという――ユダヤ人が蒙った「ホロコースト」は「唯一無比の残虐行為」であると宣伝されてきた。彼らは「ホロコーストほどの残虐行為は他と比べようがない」と主張する。しかしフィンケルシュタインは――そして私も同感なのだが――まさにこの主張の内容こそが、問題の核心なのだと指摘する。
 たとえばウィーゼルらは、ホロコーストを客観的な歴史的現象と捉えて理性的に議論すべきだと主張している。ところがこうした提案は理解されず、無視されるだけなのだ。「客観的評価と理性的検討」という主張さえ極論あつかいされているのが現状なので、人類の残虐さを示す他の歴史的事件を持ち出して――フィンケルシュタインはその例としてベルギーがかつて象牙やゴムの貿易によって引き起こしたコンゴの1000万人に上るアフリカ人の殺戮を挙げたが――ホロコーストと比較しようとすれば、たちまち「反ユダヤ主義」とか「ホロコースト否定論者」だなどと罵倒される状況になってしまっている。
 こうした傾向が蔓延してきた結果、米国の各地に「ホロコースト」の博物館や記念碑が散在するという現状になったわけだが、たとえばホロコーストよりも多くの犠牲者を出した「共産主義」に関しては、そうした犠牲者を記念する施設なんぞ皆無なのである。あるいは、ジプシーや心身障害者もナチスによって殺されたのに、そうした犠牲者のための記念施設なんてものも一つとしてない。フィンケルシュタインによれば、欧州の(民族別)居住人口に占める割合からいえばユダヤ人よりもジプシーのほうが殺戮に遭った割合が高いのに、である。
41ホロコーストの名による搾取を止めよ!4 :2001/02/24(土) 07:40
 さらにフィンケルシュタインは痛烈きわまる指摘をした。米国は奴隷貿易によって黒人を何百万人も殺してきたし、アメリカ・インディアンに至ってはまさに“絶滅キャンペーン”を精力的に進めて、これもまた何百万人も殺してきた。なのにいずれについても殺戮記念施設なんぞ皆無ではないか、というのだ。ワシントンにホロコースト博物館が存在しているのは「アメリカ自身が歴史のなかで犯してきた罪を記憶に留めるための博物館が一つとしてないのだから、まったく不条理だ」というわけだ。
 「私の両親は、ホロコーストが“唯一無比”だったなどと言い募ることは決してしないはずです」と彼は言う。「そうではなくて、ホロコーストを教訓にして他の抑圧された人民の苦しみをも理解するよう努めるべきだ」と主張するでしょうね。」
 ホロコーストを「唯一無比」だと宣伝するのは危険である。なぜなら、そういう決めつけをしていると、他の“悪”のかたちが見えなくなる恐れがあるからだ。ホロコーストを展示した博物館や記念碑を見に行けば、そこでヒットラーの顔と出会うことになるが、観客は「悪人はこんな顔をしているのか」という印象を持つことになる。だが現実には、スターリンやレーニン、毛沢東やポル・ポトのような顔をした“悪”も存在してきたのだ。それに「軍靴とちょび髭」が悪人のイメージとして定着すれば、そうした格好をしていない“未来の悪人”を感知する眼力が養われなくなる。
 フィンケルシュタインは、“ホロコースト産業”のリーダーたちが「ホロコーストは唯一無比の悪」という論法を展開することで自己陶酔に陥っているとも指摘している。ホロコーストの犠牲者たちの苦痛と殉教的悲劇に勝る歴史的悲劇がないとするなら――しかもその犠牲者には現代のユダヤ人やイスラエル国家も含まれるというのだ――それほどの“道徳的偶像”に辛辣な意見を述べることなど、誰も出来なくなってしまうではないか。
 さて、フィンケルシュタインの批判は正しいか? 本質的な部分で、彼は正しいと言わざるを得ない。つまり、ホロコーストは“唯一無比”ではない、という部分で……。 飢餓や拷問に苦しみ、殺された人々は、どのような民族であれ、すべてアウシュヴィッツの犠牲者と同質の悲劇を抱えているのだ。特定の歴史的事件が、他の同様の事件と同じように語ることを許されぬ「唯一無比」のものだ、などと考えること自体、非合理も甚だしいことなのである。それにこうした神聖視は、ホロコーストについての冷静な議論や分析を圧殺してしまうので危険である。そうした事態が起きれば、我々はホロコーストから何の教訓も学ぶことは出来ないであろう。
42ホロコーストの名による搾取を止めよ!5:2001/02/24(土) 07:41
 「目下求められているのは」――とフィンケルシュタインは綴る――「ナチスが行なったホロコーストを理性的究明の対象として冷静に見直すことなのです。(中略) ナチスのホロコーストが“異常”だったという認識は、ホロコーストそのものから生じたのではなく、ホロコーストの記憶に集[たか]ることで搾取的な利益を吸い上げながら増長してきた“ホロコースト産業”によって生み出されたものに他なりません。 (中略) 犠牲者の人たちに対して我々がとりうる最も誠意ある態度は、犠牲者の思いを後世に残し、その苦しみから我々も学び、平和のなかで眠っていただくことなのです。」
 ところでフィンケルは「ホロコースト産業は完全に利己的で腐敗し破壊的だ」とも糾弾しているが、彼のこの指摘は正しいだろうか? たしかに、“ホロコースト産業”が跋扈[ばっこ]してきたせいで、ベンジャミン・ヴィルコミルスキーのような愚かな嘘つき連中が登場してきたことは否定できない。ヴィルコミルスキーはナチス体制下で生き残ったユダヤ人だという嘘で自分を売り込み、出版社や学者連中をまんまと騙[だま]したのであった。賠償金を請求する人々の主張も大部分はまったく法外なものだ。そうした強要に付いて回る政治主義的な冷酷さが、フィンケルシュタインの指摘どおり、反ユダヤ主義の新たな潮流をむしろ助長していることは、疑いようがない。
 だが彼の本は、書き方にかんして深刻な問題を抱えている。それはズケズケとものを言う、その口調に他ならない。それにフィンケルシュタインは何かに取り憑[つ]かれたように筆を進めているのだ。したがって、問題の背景を知らない人がこれを読んだら、あまりにも遠慮会釈ない物言いに嫌悪感を抱き、彼の批判の土台となっている堅実な研究成果や学者としての実績にまで疑念を持つことになるのではないかと心配だ。それにフィンケルは「ナチスに殺されたユダヤ人」の疑問の余地のない人数として510万人という数字を挙げているが――これは他の人々がホロコーストで死んだユダヤ人の概数として挙げてきた600万人という数字よりも著しく少ない――彼の本を読んで反感を持った連中が、この数字を見てユダヤ人に対するこれほどの侮辱はないと腹を立てる可能性だってある。大英帝国戦争博物館にホロコースト展示をもたらした知的背景がどれほどいかがわしいものであれ、この展示を見た観客たちは反論が憚[はばか]られるような重苦しい体験をすることは確実なのである。ホロコーストが起きたことは事実だ。そして展示が、この事件の概略を描き出していることも事実である。しかし公平のために敢えて言うが、恐ろしい殺戮[さつりく]はホロコースト以外にも幾つも起きてきた。もっとも、他にも大量殺戮が起きたからといって、その事実がホロコースト展示の正当性を否定することにはならないわけだが……。だからフィンケルシュタインが、もっと寛容な口調で議論を展開していれば、この本の説得力は一層増したはずだ。
 
43ホロコーストの名による搾取を止めよ!6:2001/02/24(土) 07:43
 もっとも、そうしたこととは無関係に、彼が“ホロコースト産業”を攻撃したことで、途方もない効果が現われてくることだってありうるだろう。彼の広範にわたる告発が社会に受け入れられれば、「ユダヤ人だけが人類史上唯一無二の惨害をこうむった」という神話によって作り出された同情心は土台から掘り崩されていき、最終的には米国のイスラエル支援は弱まっていく可能性がある。それにユダヤ人社会においても、「ホロコースト体験」という文化的“接着剤”が取り除かれてしまい、アメリカ世俗社会への“同化”――つまり「非ユダヤ人との結婚」によるユダヤ人としてのアイデンティティの希薄化――が加速されて行く可能性が高いが、これはすでに進行していて、“離散[ディアスポラ]”を経験し米国その他の地域に居を定めたユダヤ人は“同化”によって何百万人もの「非ユダヤ人」を生み出すに至っている。
 フィンケルシュタインは、自著がこうした結果を招く可能性については関心を持っていない。彼は米国がイスラエルに対する外交関係をもっと理性的に考え直すことに期待をかけているし、ユダヤ人の未来についてはキング牧師のような立場を選んでいる。つまりユダヤ人は“同化”が促されれば確かに「民族性」を失っていくかも知れないが、人類は」肌の色や宗教を気にせずに共生すべきであると考えているわけだ。
 私はフィンケルシュタインほど確固たる態度ではない。私はユダヤ人が好きだしイスラエルが好きだ。そして彼のようにホロコーストがらみの問題点をわざわざ問題にする必要性も感じていない。「ホロコースト」がユダヤ人だけが特権的に名乗ることを許された“ブランド名”になっているとしたら――これに関しては確かにそうなっていると思うが――大問題ではあろう。だがタライの湯と一緒に中の赤ん坊まで流してしまうのは愚かしいことだ。「ユダヤ人の民族性」こそ、一緒に流してしまってはならない“湯の中の赤ん坊”」のようなものだと、私は考えている。

●『The Holocaust Industry: Reflections on the Exploitation of Jewish Suffering』(Norman G Finkelstein著、 Verso社から7月20日に出版予定、£16)

44ホロコーストの名による搾取を止めよ!7:2001/02/24(土) 07:44
 訂正

 ブライアン・アップルヤードの記事「ホロコーストの名による搾取を止めよ!」(ニュース解説、6月11日)の中で、ノーマン・フィンケルシュタインが「欧州の(民族別)居住人口に占める割合からいえばユダヤ人よりもジプシーのほうが殺戮に遭った割合が高いのに」と発言したという記述がありますが、彼は自著『ホロコースト産業』のなかで次のように書いています――「ナチスは、ジプシーをおよそ50万人も殺害したが、これはユダヤ人口のうちの大量殺戮で殺された人口比率にほぼ匹敵する」。

45 :2001/02/24(土) 07:46
横書き文章読みにくい。
46 :2001/02/24(土) 07:52
他の板でこの話題が盛り上がってるとこ、どっかあります?
47かちゅーしゃにも広告を:2001/02/24(土) 08:07
>>45
じゃあ縦書きにする?

っつーのは冗談にしろ、今までこの本を知らなかったことに恥。
でも、レビュー見てて思うが、こういう攻撃的で力のこもった文体でないと、
議論って起こせねぇと思うんだがのぅ。
下手に寛容にしてしまうと、文章の持つ力が失われやすいからね。

ジプシーとユダヤに関してはマスターキートンでもやってたよな。
色々探してみるか。
48おしえてください:2001/02/24(土) 08:19
縦書きにするソフトあるんですか??
やっぱり縦書きのほうがいいです。

ユダヤであることを利用している人は嫌い。
大学で出会ったイスラエルの学生さんは悪い人じゃなかったけど。
49名無し仔:2001/02/24(土) 09:20

日本語版はもう出てるの?
50名無しさん23:2001/02/24(土) 09:24
んじゃ、日本にも記念館作るとすっか・・・
51この本の著者のofficial web page:2001/02/24(土) 09:30
Welcome to the official web page of Norman G. Finkelstein

http://www.normanfinkelstein.com/default.htm

52 :2001/02/24(土) 09:49
文春や小学館はホロコースト産業の餌食になったけど、
他に日本の企業で糾弾されたのってどこかある?
53age:2001/02/24(土) 10:35
age
54セルビア人もかなり酷いで!:2001/02/24(土) 10:53
ボスニア紛争中の集団レイプ
「人道に対する罪」認定 旧ユーゴ戦犯法廷 元司令官ら禁固刑

(ブリュッセル22日=三井美奈)旧ユーゴスラビア戦争犯罪国際法廷(オランダ・ハーグ)は二十二日、ボスニア紛争中の一九九二年、イスラム教徒の女性に対する集団レイプを指揮、実行したドラゴリュブ・クラッツ・セルビア特殊部隊元司令官に対し、「人道に対する罪」などで禁固二十八年〜十二年の有罪判決を言い渡した。同法廷が、集団レイプを「人道に対する罪」と認定したのは初めて。
 判決文によると、クラナッツ被告らは、同年七月、サラエボ南東フォチャの高校校舎やスポーツセンターに、女性約七十人を監禁。セルビア部隊の兵士三、五人のグループを組織し、一ヶ月間ほぼ毎夜、女性に対し性的暴行を加えた。
 被害者の中には、教室で暴行された十二歳の少女もいた。判決文を朗読した女性裁判官は「道徳的に腐敗している」と被告を断罪した。
 同法廷は昨年、集団レイプなどを行ったセルビア人被告に対し、戦争慣習法違反で有罪判決を下した。今回は、集団レイプだけに焦点を当てた初の裁判として注目された。
#二月二十三日読売新聞朝刊国際面より
55名無しさん:2001/02/24(土) 11:01
日本にも南京虐殺産業ってあるね。(藁
この系統の本を出せば売れるし、嘘を書いても売れる。
南京虐殺記念館?も日本の労働組合が関係しているしね。
56慰安婦産業もあるよ:2001/02/24(土) 11:14
売春婦が「強姦された」という、不思議な産業。
57hoax.com:2001/02/24(土) 11:57
http://www.codoh.com/porter/porter.html
ニュルンベルク及び極東軍事裁判の欺瞞を原資料に基づき立証。
58七資産:2001/02/24(土) 12:48
良スレあげ
59  :2001/02/24(土) 14:21
日本にもこんなにたくさんホロコースト記念館があるというこの不思議。なぜ日本でホロコースト記念館? ホロコースト産業のお先棒を担いでる暇があったら「アイヌ人迫害記念館」のひとつでも作れよ。それと、ホロコーストの悲劇の裏で半世紀以上にわたって進行しているアラブ人虐殺の悲劇も忘れるな。

http://www.ne.jp/asahi/holocaust/tokyo/
http://www.urban.ne.jp/home/hecjpn/
http://www.am-j.org/
http://www.bfpj.net/

60イヨマンテ:2001/02/24(土) 14:39
>59
同意。
61 :2001/02/24(土) 14:43
ドイツ人も、あんまり過去を追及される事にうんざりしているってことか。
日本も同じだな。彼らとは理解し合えると思う。
62名無しさん23:2001/02/24(土) 14:52
柔らかい土は、いつまでも掘られる。
63名無しさん:2001/02/24(土) 15:01
>>59
大いに同意。
すると次に奴らの飯のタネにされるのは、
・・・肌の色・遺伝子レベルと言うことか。
でも肌の色ネタはアメリカが嫌がるだろうからどうかな。
それともアメリカ人は、みなほどよく混ざって
良い感じになっている?
64名無し:2001/02/24(土) 20:04
反ユダヤ揚げ
65抜粋:2001/02/24(土) 20:13
クラナッツ被告らは、同年七月、サラエボ南東フォチャの高校校舎やスポーツセンターに、女性約七十人を監禁。セルビア部隊の兵士三、五人のグループを組織し、一ヶ月間ほぼ毎夜、女性に対し性的暴行を加えた。
 被害者の中には、教室で暴行された十二歳の少女もいた。
66ほろほーくす:2001/02/25(日) 07:26
奴隷民族に落ちぶれたドイツ人。形骸化した「言論の自由」。外圧にノーと言えない政府。

http://www.codoh.com/found/fndMaegerle.html
http://www.codoh.com/found/fndpoljust.html
67名無しさん:2001/02/25(日) 07:48
お隣の某国そっくりで、怖いぐらいだね。
68奈々四散:2001/02/25(日) 09:18
日本はドイツを反面教師にすべき。いや、その逆か?
69ななしー:2001/02/25(日) 09:26
>>67
お隣のK国と違うのはアメリカ経済への影響力と
計算されたしたたかさでしょうか。
ヒステリックで結局自ら損しているお隣さんとは
全然違いますね。
70mokele-mbembe:2001/02/25(日) 09:43
とりあえず中国・韓国による教科書検定介入には毅然とした態度で断固拒否すべき。でもあいつらがユダヤ人ほどの影響力をふるえないのが救いだな。
71日本政府に抗議はできない:2001/02/25(日) 09:47
>>70
中国と韓国による日本国内の特定団体に対する抗議だから、
日本政府は適当にあしらっておけばいいさ。
主義主張の自由が、この国では憲法で立派に定められて
いるのだから。
72ほろほーくす:2001/02/25(日) 10:23
>>71
現状認識が甘いと思う。ドイツ政府がユダヤに色目を使って無茶苦茶な言論統制をしいたり自己反省をアピールしているのは、自虐史観に染まっていることもあるけどそうしなければユダヤに国家経済をつぶされるから。建前で言論の自由を主張してもこの際無意味。それに中国と韓国は文部省が件の教科書を検定不許可にすることを要求してきているわけだから(確かそうですね?)、これは国家レベルの問題である。うかうかすれば言論の自由などいつ誰に奪われてもおかしくない。
73名無し:2001/02/25(日) 10:26
ひろゆきが全部悪い
殺せ
74   :2001/02/25(日) 10:47
アメリカで最も富裕な40人のうち16人はユダヤ人。
自然科学分野と経済学分野のノーベル賞受賞者の40パーセント、
主要な大学の教授の20パーセント、
さらにニューヨークとワシントンの法律事務所の経営者の40パーセントは、いずれもユダヤ人。
パチンコ屋さんの98パーセントは韓国人(プ
75いぬ:2001/02/26(月) 07:34
ホロコースト関連の日本語サイトってありますか?
76名無し募集中。。。:2001/02/26(月) 08:04
中国人と朝鮮人の謀略の上手さはさすがだよ。
77ナナシー:2001/02/26(月) 08:07
ユダヤ人は努力家なんですか?結束力固いとか
78ほろほーくす:2001/02/26(月) 08:08
ドイツにおける言論統制
http://www.codoh.com/germany/GERMANY.HTML
こんなにあるユダヤの言論弾圧
http://www.codoh.com/thoughtcrimes/thoughtcrimes.html
日本も例外ではない
http://www.codoh.com/thoughtcrimes/9501MARCO.HTML
79ほろほーくす:2001/02/26(月) 08:55
80七誌:2001/02/26(月) 12:25
インターネットが普及している以上、雑誌の一つや二つつぶしても大勢に影響ない。
81大田竜:2001/02/27(火) 09:55
ホロコースト修正主義:一言で言えば

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ブルース・ヘイゲン

 ホロコーストについての議論を追っている人は、インターネットに出されたホロコースト修正主義について、賛成であれ反対であれ、いくつかのひどい印象を持たれるかもしれない。そこで以下にホロコースト修正主義とは何であるかを示そう。

1・修正主義者は「あのホロコースト」という言い方に反対する。この言い方には、ユダヤ・ホロコーストは独特で、他に例がなく、大規模で、恐らく20世紀最大の出来事であるという意味が含まれている。実際には、数世紀に亙って多くのホロコーストが存在したのであり、私たちが暮らしている20世紀にもいくつか存在した。ユダヤ・ホロコーストは単にその一つにすぎない。

 世界全体で見れば、ユダヤ・ホロコーストは最大でもなければ最悪でもない。もちろん、ハリウッドで喧伝されているようなものでもない。「あのホロコースト」という言い方に代え、「ユダヤ・ホロコースト」という言葉を使った方がより正確さが高まり、客観性も出て来るだろう。

2・こう述べたからといって、修正主義者はユダヤ・ホロコーストの存在を否定しているわけでは決してない。修正主義者にはそのような批判が浴びせられるが、断じてそうではない(もっとも、批判者たちがこういう難癖をつけてくるのは理解できる。というのも、例えば地球の形状についての議論で、相手に「地球平面論者」というレッテルを張れば、議論で大きく点を稼ぐことができるからである。たとえレッテルを張られた人の主張が、そのような馬鹿げた内容ではなかったとしてもである)。

 修正主義者はホロコーストを否定しているのではなく、ホロコーストの規模を、通常言われている規模かどうかを問い直そうとしている。修正主義者は、ホロコースト神話についてあまりにも誇張されている状況を修正しようとしているのである。幼時虐待といったテーマと同じく、ユダヤ・ホロコーストには、何かしら触れてはならないものがあるとされ、率直にこの話題を語れば、悪くすれば社会から抑圧され、罰金を課せられ、投獄されたりさえする。それがいわゆる西洋の自由主義国家で起こっていることである。

3・修正主義者は、第二次世界大戦中、多くのユダヤ人が苦しんだことを否定しない。多くのユダヤ人が不正に財産を没収されたことを否定しない。多くのユダヤ人がひどい状況下、病気・飢え・殺害によって死んだことを否定しない。ドイツ人や他の人々によって、ユダヤ人にひどい残虐行為が行われ、ユダヤ人がこの上ない苦しみを受けたことを否定しない。これら全てを修正主義者は否定しない。修正主義者はただ、こうした事実があまりにも誇張されているが故にそれを修正しようとしているだけである。

 第二次世界大戦は、人類の戦争史上、最も多く血が流され、最も多く死者が出、最も残酷な戦争だった。連合国・同盟国双方に犯罪行為があったのである。ドレスデン空襲・広島・長崎を述べるだけで十分だろう。ドイツ・日本の労働者階級の生活地域に残酷な絨毯爆撃が行われ、ドイツでは、前進してきたロシア兵によってドイツ女性が強姦され、戦後もドイツ市民は劣悪な待遇を受けたのである。連合国による残酷さの例ならば、このように数限りなく挙げることができる。第二次世界大戦の死者は5000万人とも6000万人とも言われている。

 連合国・同盟国のうち、一方がより犯罪的だったなどと言えるのだろうか? 言えるという人もいるだろうし、言えないという人もいるだろう。しかし多くの修正主義者は言えないと言う。その理由は以下に述べる通りである。

4・ホロコースト神話は嘘であり、ナチスや他のいかなる組織によっても、ユダヤ人絶滅の試みなどなかった。ナチス占領地域で行われたのは、ユダヤ人をヨーロッパから追放する試みである。もちろん、この追放は現在の目で見れば愚かな試みである。しかし、過去2000年のヨーロッパ史という文脈で考えれば、ある地域からのユダヤ人追放は決して珍しいことではない。歴史的に言えば、ユダヤ人の側にも、共に暮らす人々に反感をかきたてる要素があったようである。

82大田竜:2001/02/27(火) 09:56
5・ユダヤ人絶滅などなかったと修正主義者が主張する根拠はどこにあるのか? その理由は簡単である。ガス室が存在しないからである。

 ガス室など全くどこにも存在しなかった。客観的立場にある人が信頼できるガス室の証拠など一つもない。逆に多くの信頼できる証拠によれば、アウシュビッツや他の場所におけるガス室の遺物は偽物である。それはポチョムキン村と同じく偽物である。ガス室を示す書類も、命令も、計画も、設計図も、写真も、解剖室もない。ガス室をきちんと裏付ける明らかな証拠は何もない。戦争という混乱状況の中、二、三年で600万人もの大量の人をガスで殺し、その物理的証拠・文書が何一つ残らないなどと言うことはあり得ない。しかし、実際には何も残っていないのである。

 プリンストン大学・歴史学のアルノ・マイヤー教授が述べているように(彼自身ユダヤ人である)、「ガス室について研究しようと思っても、その情報源はあまりにも稀であり、信頼の置けないもの」なのである。何らかの信頼できる証拠があるなら、彼はこうは言わなかっただろう。そして彼がこう書いたのは1980年代の終わりだった。

6・では証拠として出されているものは何か? それは修正主義者が誰よりもよく知っているが、何万・何十万という証言・告白である。その証言・告白の多くが現実とは相反する非合理でとっぴなものである。告白の大部分は、ナチス・ドイツが完全に敗北した戦後、自分や自分の家族の生命を守るために、必死で連合国側の言いなりになった人々によって述べられた。多くは偽物の告白であり、その時の脅し文句はこうだった。「ここに署名しろ、さもないと爪をもっと引き抜くぞ。あるいはお前の妻・子供をロシアへ送るぞ。」

7・強制収用所を生き延びた人々、あるいはそこで働いていた人々、あるいは強制収用所と何らかの関係を持っていた人々の証言も残っている。しかしそれらの証言は、絶滅計画が行われていたことを真っ向から否定するものである。これらの証言はホロコーストの証明にならないが故に無視され、封印されている。なおかつ連合国は戦時中、アウシュビッツや他の強制収用所を空から撮影しているが、そこからもホロコーストを証明する何も見つからない。

83大田竜:2001/02/27(火) 10:41
8・ではなぜかくも多くの人々が嘘をついているのか? 修正主義者はどうしてもこう問わずにいられない。

 利益があるから嘘をついている人もいるだろう。
「ショアー産業(殺されたユダヤ人を扱った映画・物語:訳注)ほど儲かるものはありませんからね」
  これは数年前、あるユダヤ人が匿名で語った言葉である。

 あるいはイスラエルの利益になるから嘘をついている人もいるだろう。

 他にも理由として多くが考えられる。ジョゼフ・キャンベルによれば、嘘をつくこと、神話を作ることは人間に共通した特徴である。証言者たちは大まじめに、ガス室の存在を信じ、ガス室や犠牲者を見たと思い込み、焼却炉から煙が上がるのを見たと信じている。彼らは「正直で心から」ホロコースト神話を信じている(エリザベス・ロフタスならこう言うだろう)。なぜなら彼らユダヤ人にとって、ホロコースト神話の存在は重要だからである。

 現代ユダヤ人はホロコーストによって連帯感を維持しており、それは衆目の事実である。ホロコーストを信じているユダヤ人ですら、もし正直な心を持っているなら、ホロコーストが連帯感の源泉であることを認めるだろう。イエスを信じている人もいれば、マホメッドを信じている人もいる。水晶の輝きを信じている人もいれば、ユダヤ・ホロコースト神話を信じている人もいる。しかし修正主義者の多くはそうした神話を信じない。

9・ガス室はなかったが、死んだり殺されたりしたユダヤ人が多くいたことも事実である。彼らはドイツの東方進撃に反対したため処刑された。あるいはナチス・ドイツに反対するパルチザン活動のために処刑された。あるいはその他数え切れない理由で処刑された。何万人ものユダヤ人が強制収用所で重い伝染病にかかって死亡した。戦争終結直前、ドイツが壊滅した時、飢えのために死亡した人も多かった(数少ない真摯な歴史家マイヤー教授は、処刑で死んだユダヤ人よりも、このような理由で死んだユダヤ人の方が多かったことを指摘している)。

 戦争中、どれほどのユダヤ人が死亡したのだろうか? 多くが死亡しただろう。修正主義者の多くは50万人と答えるだろう。あるいはどれほど多く見積もっても100万人と答えるだろう。

 しかし600万人と答える人は誰もいない。600万人も殺されたにしては、戦後に生き残ったユダヤ人が多すぎる。たとえ100万人が殺されたとしても、それは第二次世界大戦で死亡した人のほんの2パーセントである。これがユダヤ・ホロコーストの現実である。2パーセントである。残りの98パーセントは非ユダヤ人が占めている。

 ここで修正主義者は問うのだ。なぜ今日2パーセントのユダヤ人のみに注目が集まっているのか? どうしてユダヤ・ホロコーストが1930年代、1940年代における「唯一の事件」となっているのか? 第二次世界大戦より重要であるかのように?

10・要約すれば、修正主義者の主張は以下のようになる。

1)ユダヤ・ホローストは数あるホロコーストの一つにすぎず、そうしたホロコーストは20世紀にすら多く存在したのである。

2)ガス室、あるいはドイツ人によるユダヤ人絶滅の試みなどなかった。ドイツ人が行ったのは追放であり、それは絶滅とは全く異なる。

3)一般に言われている600万人という数字は大きすぎ、それはどんなに多くても100万人である。

4)第二次世界大戦は当事者全員にとって前代未聞の殺戮の場であった。それはユダヤ人だけに限られず、ユダヤ人死亡者は全体の僅か2パーセントである。

 50年か100年経ち、ホロコースト神話が論理的に崩れ去る時、今日の修正主義者による主張は歴史的事実となるだろう。そしてそれを否定するのは、分からず屋か宗教的狂信者だけとなるだろう。
84age
age