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http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1316029911/635 2011年9月17日 夕刊
福島第一原発事故後、茨城県最北部の北茨城市立総合病院が深刻な医師不足に陥っている。
福島県いわき市南部まで医療圏をカバーする基幹病院だが、
放射線を恐れて退職や内定辞退が相次ぎ、二カ月足らずで常勤医の約三分の一がいなくなった。
診療科の縮小に追い込まれるなど、東日本大震災から半年たった今も、常勤医確保の見通しは立っていない。 (永山陽平)
「最も頼りにしている病院なんだから、困る」。北茨城市の漁師の男性(59)が嘆く。
「港に張り付いて、余震が来たら、津波を避けるために船を沖に出さなければいけない。遠い病院に行っている暇はない」と話す。
北茨城市立総合病院は百九十九床、十四の診療科がある。病院によると、常勤医が三月三十一日付で二人、四月三十日付で二人退職した。
五月に着任予定だった医師も内定を辞退した。
病院総務課は取材に「五人とも原発事故による放射線の恐怖を口にした」と説明。
医師を補充したが、契約切れによる退職もあり、震災前に十六人いた常勤医は現在十一人。二十八人いた二〇〇四年の半数に満たない。
この結果、医師不足で眼科が三月末から休診。脳神経外科は週六日の診察が五月から週二日に減った。
小児科や整形外科など五つの診療科は常勤医が不在で、東京など県外の非常勤医に頼らざるを得ない。
【ソース】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011091702000191.html >>2へ続きます