2011年7月の米国新車販売、トヨタが3位に返り咲く
2011/08/23 17:32 林 達彦=日経Automotive Technology
2011年7月の米国自動車市場は、乗用車の新車販売台数が約106万台で、DSR(1日当たり販売台数)が前年同月
比約4.7%増となり、11カ月連続でプラスとなった。東日本大震災の影響で、部品の供給が滞り、前月に4位、5位と低迷していたトヨタ自動車、ホンダのうち、トヨタは前年同月比で19.7%減と減少幅が縮小し、米Chrysler社を抜いて3位となった。
一方、ホンダは25.6%の減少と前月とほぼ同じレベルであり、5位の日産自動車に抜かれて6位にとどまった。日産自動車は6月は6.7%増と前月に続いて前年同月比を上回っている。ホンダは8月には米国での生産が増えるとして
おり、回復はそれ以降になりそうだ。このほか日系メーカーでは富士重工業が減少したままだが、その他のマツダ、三菱自動車、スズキは台数が増えている。
2011年7月度
2011年 2010年 DSR(一日当たりの販売台数)
販売日数 26 27 2010年 2009年 前年同月比
General Motors 214915 199692 8266 7396 11.8%
Ford Motor 180315 165889 6935 6144 12.9%
トヨタ自動車 130802 169224 5031 6268 -19.7%
Chrysler 112026 93313 4309 3456 24.7%
日産自動車 84601 82337 3254 3050 6.7%
ホンダ 80502 112437 3096 4164 -25.6%
Hyundai 59561 54106 2291 2004 14.3%
Kia 45504 35419 1750 1312 33.4%
Volkswagen 29066 23880 1118 884 26.4%
BMW 26120 23390 1005 866 16.0%
富士重工業 21730 23983 836 888 -5.9%
マツダ 20783 20732 799 768 4.1%
Mercedes-Benz 19006 17367 731 643 13.6%
Audi 9146 7817 352 290 21.5%
三菱自動車 7972 5648 307 209 46.6%
Volvo 5595 4319 215 160 34.5%
続きはソース
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110823/196790/