土井さん、首相と交信 「ぶつけないよう緊張した」
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080320/acd0803201142001-n1.htm 「ロボットアームで『きぼう』(保管室)をスペースシャトルから取り出すときに、
ぶつけないよう、一番緊張した」。国際宇宙ステーションに滞在中の土井隆雄さん
(53)が20日、首相官邸と結んだ交信で、福田康夫首相や渡海紀三朗文部科学相、
母校の甲府市立東中学校の生徒らに、日本自前の実験棟の取り付けに成功した感想を語った。
福田首相は「実験棟の第1段階の完成おめでとう」と祝福。土井さんは
「日本の夢がつまった『きぼう』を取り付けられてうれしい」と答えた。
土井さんは、きぼうの中に入って装置などを紹介した後、飛行中に持参した和食の
宇宙食を同僚の飛行士らにふるまって、焼き鳥とご飯が好評だったと報告。
福田首相は土井さんやシャトルのドミニク・ゴーリ船長らに「新しい宇宙食も開発
するので楽しみにしてください」とPRしていた。