楽天100勝…史上2番目の遅さで到達
◆オリックス5―7楽天(11日、スカイマーク) 歓声を浴びながら、お立ち台の高須はファンへ
こう語りかけた。「いつか負け数を超える時が来るよう、頑張ります」球団創設から3年目、309
試合目で楽天は通算100勝を達成した。2回に勝ち越しの左中間適時二塁打を放つなど4安打の
活躍を見せた選手会長の素直な気持ちだった。
因縁の相手から史上2番目に遅い“節目の白星”をゲットした。04年の球界再編でオリックスと
近鉄が合併。新規参入した楽天との分配ドラフトでは、まずオリックスが25選手をプロテクト、
ほぼ望み通りの選手を獲得した。楽天は結果的に“残り物”から編成された。しかし、元オリックス
の山崎武が初回に左前適時打で先取点。大暴れの高須も元近鉄だ。順位もオリックスより上の
5位をキープ。きっちり見返してやった。今季37試合目で15勝目。これは昨季より20試合
も早い。チーム力は着実にアップしている。
先発・林恩宇が2回降板など、試合内容に不満いっぱいの野村監督は「100勝? そんなの
ちっともうれしくないけど、あんたらの話題にしたらいいでしょう」と記念ムードはどこ吹く風。
いつものボヤキ節で“らしく”締めくくった。100勝は通過点。これから地道に白星を重ねていく。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20070512-OHT1T00072.htm 関連スレ
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http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1178815307/