開局記念“女子アナ茶” 「母の日」機に完売 「103歳と90歳」人気抜群
「母の日」のプレゼント用として買い求める人が相次いだ「女子アナ茶」
天草市のインターネット放送局「天草テレビ」(金子寛昭社長)専属の103歳森シノさん、
90歳黒川ツルエさんの両女子アナウンサーの口癖を商品名にし、同局が3月に発売した
お茶が早くも完売した。13日の「母の日」のプレゼントとして購入が相次ぎ、9月の
「敬老の日」を想定していた1000個の販売目標を、発売2カ月足らずの今月初旬で達成。
「これほど人気を呼ぶとは…」。抜群の女子アナ効果に、金子社長は驚きを隠せない。
「ボケたくないっ茶」「100歳まで飲むっ茶」「もう少しヤセなくっ茶」の3種類(いずれも
1袋498円)。天草の話題をリポートする2人の語り口が「ちゃ(茶)めっ気たっぷり」と
評判で、「ボケたくない」(シノちゃん)、「100歳まで頑張る」(ツルちゃん)、
「やせたい」(両女子アナ)と常々口にしていることから、開局6周年記念として3月14日
から発売を始めた。
同局によると、当初は観光客が天草の土産品として購入するケースがほとんどだったが、
「母の日」が近づくに連れ、「お母さん(おばあちゃん)に贈りたい」「2人の若さと美しさを
伝えたい」との理由で買い求める人々が目立ってきたという。今年のゴールデンウイークまでに
限定1000個がすべて売り切れた。現在も問い合わせが続いているという。
同局ではお茶を追加発注する予定だが、商品の包装にシノちゃん、ツルちゃんの笑顔をあしらって
いることから、印刷などの都合で需要に応えるにはかなり時間がかかりそう。金子社長は
「『敬老の日』の前にはもっと注文が殺到するかも。在庫不足に注意しないと…」と早くも
気をもんでいる。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20070511/20070511_002.shtml