【産経抄】
線香皿から釣り鐘に至るまで、なんでも盗み取る金属泥棒のことはすでに書いた。闇ルートで中国に渡り、北京五輪の施設の一部に
化けているのだろう。施設のどこかに、「メード・イン」ではなく、「ストーレン・フロム・ジャパン」の刻印を打ち込みたいものだ。
▼そんなことを考えつつ「待てよ」と思う。わが泥棒たちはそれと知らずに、中国の巨大組織の手先になっているのではないか。ニッケル、
マンガンなど希少金属はビルにも使われようが、日本製の携帯電話、デジタルカメラ、ハイブリッド車などハイテク機器には欠かせない。
▼「中東に石油あり、中国に希少金属あり」といったのは実力者、トウ小平だ。鉱物資源を安値で売って、外貨を獲得してきた。全世界の
希少金属の3割近くは日本で消費され、最大の輸入元が中国であることを山下知志さんの雑誌論文「レアメタル大国・中国の野望」で知った。
▼彼はその希少金属の蛇口が閉められたらどうなるかと警告する。しかも、何者かに製品まで盗まれて大陸へ吸い寄せられては手も足も
でない。かの国から、「ハイテク製品は国内で造るから、日本に原料は輸出しない」といわれることは日本企業の悪夢だ。
▼いまや、資源ナショナリズムが世界を跋扈(ばっこ)している。ロシアが天然ガスの高値攻勢でウクライナなどを揺さぶったことは記憶に新しい。
プーチン大統領は過剰な自信から、ブッシュ米大統領に「自制が利かない」と意見する。
▼やがて中国の資源ナショナリズムが爆発するだろう。成り金男は得てして居丈高になるものだ。その成り金に、せっせと盗品を売りつける
わが日本の泥棒はさらに浅ましい。山下論文は希少金属の獲得に「国を挙げて立ち向かえ」と声をからす。
(2007/03/08 05:04)
http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/sankeisho/070308/sks070308000.htm やっぱ俺は新聞社産経しか受けない
産経は日本を正しい方向に導く唯一の新聞社だ
>>1 こんな情勢だからこそ、こんなムックが発売される。
3月9日発売だぞ!!
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◎特集 世界は日本の核をどう見るのか
◎特集 女たちの核武装論
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戦後日本と核武装./荒木和博 被爆国だからこその核武装論/西村幸祐
被爆国だから何なのか?./佐藤健志 日本核武装までのステップ/天国太平
日本の核武装後の世界/藤井厳喜 反核運動の真実/岩田温
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