宇宙旅行、家1軒当たるかも 規制緩和で高額懸賞可能に
「家1軒」や「宇宙旅行」といった高額の懸賞品が、今月に入って相次いで登場した。
公正取引委員会が、これまで1000万円までとしていた「オープン懸賞」の上限金額が今春、
規制緩和で撤廃されたためだ。超高額の懸賞をかける業者側は、PR効果に期待をかける。
大阪市の中堅ディベロッパー「創建」は、2400万円相当の住宅1棟が当たる懸賞の応募を
13日から受け付ける。「木造外断熱工法」の建売住宅につける名称を募集し、採用者に住宅を
提供するキャンペーンだ。土地は当選者が用意し、設計は相談して決められる。
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公正取引委員会によると、賞品を買わなくても応募ができる懸賞の上限額は、射幸心を
あおらせないという理由から1000万円と定められていたが、4月に制限が撤廃された。
公正取引委員会の担当者は「必要のない規制は、取り除いていくのが時代の流れだ」としている。
http://www.asahi.com/life/update/0706/006.html