語ろう。
2 :
昔の名無しで出ています:2008/08/02(土) 13:26:51 ID:bar8WbdN
おう!
森昌子にスカウトのプラカードが
上がったときは、ちと感動してしまったw
この番組は権利の関係で
再放送もDVD化もありません。
中三トリオ&ピンクレディー中心だったので
阿久ヲタ的にはツッコミにくいですか?
阿久オタなんて存在しないと思うんだが。
阿久悠に敬意を表する歌謡曲オタはくさるほどいる。俺もだが。
仮想的は作んなくてもいいよ。そんなの最初からいないんだから。
筒美ヲタは実在しますけど。
それはいるな。それだけは。
リスト付きボックスCDやムックの「筒美京平の世界」もある。
オタの存在を認識してないと出せないもんね。
阿久物語なのに百恵映像多すぎるよ。
何考えてんの、日テレ。
スタ誕OBが「久留米の女の子に目をつけた」エピソードは余計。
ソニーの若松氏は阿久とは縁なし。
12 :
昔の名無しで出ています:2008/08/03(日) 22:44:28 ID:IOifg79P
13 :
昔の名無しで出ています:2008/08/04(月) 11:26:09 ID:R8HG5SbM
>>11 でも、もうピンクレディーが活躍してた頃には水面下で松田聖子デビューが
着々と進められてたんだなとは思ったね
阿久悠の番組を見た。
音楽をおもちゃにして安物のプレハブ住宅みたいな歌ばかりで
日本の音楽を支配した男だな。
あの当時はロックの多様化全盛期で、
ジョン・レノンらが魂の叫びを歌に込めた時代だった。
自分を、命を歌に託したアーティストが続出した時代だった。
阿久悠は日本の音楽界の恥部だった。
>>14 ロック(笑)
魂の叫び(笑)
自分の命を歌に託したアーティスト(笑)
そんなポリシーで生き残った人どんだけいる?
>>14 コンポーザーとシンガーの音楽なんだからロック・アーティストとの比較は無意味。
せめてポップスとかAORとかR&Bとか。
それより比較論で意見を書くなんていうブロガーみたいなことすんな。
お前はロックがわかってる。どう凄いか、どれほど好きかを書けばいい。
比較で他のジャンルを貶さなくていい。無駄に手を汚すな。
もちろんこんな懐メロ板に書き込む柄ではない。相応の板に行くべき。
お前の熱い言葉を欲しがってる連中はここにはいない。
18 :
昔の名無しで出ています:2008/08/04(月) 21:51:00 ID:CJryqLtL
>14
プレハブ住宅、大いに結構。
災害時の避難所や、仮設住宅はみんなプレハブ。
日本人はプレハブ住宅によって、すいぶん救われてきたんだよ。
あんたもプレハブに救われるときがくるんだから、
プレハブをバカにするんじゃない。
むしろ今は
安っぽい歌詞を自作する自称アーチストが増えちゃったんじゃ
ないか。
ロマンスとか、ファンタジーとか、センチメンタルなんて
そうそう書けるもんじゃないぞ。
ロックのなんたらはまだ生きてるけど
歌謡曲に命をかけた阿久先生は早死にしましたよね。
>>19 ちゃんと日本語で伝えようとした阿久は、その点では素晴らしいと思うよ。
英語風訛りで歌えば意味はどうでもいいとか、
サビになると英語になるとか、そういうのはインチキ。
だって、欧米の人達は自分の言葉で歌っているんだもの。
穢多部落出身者
阿久の詩って、おそらく今どきのアーチストとか何とかで、「私も作詞しました!」
とか言っている奴らのような身近な私生活や日常風景しか描けない人達には
理解できないだろうなー。非日常的な夢を与えられるような詩は。ホント、
ロマンスだよ。
松本隆の詩はどちらかというと少し現実的で、風景美などもとても感じるが
太田裕美の曲のようにオシャレな小道具を詩にちりばめるところと描写の
美しさがいいんだよなー。でもピンクのモーツアルトとか聖子であったな〜。
売野が荻野目や後の方の河合奈保子や松本伊代に書いていた詩はもう耽美
の極限極まれみ…であれも良かった。
秋元康…切れ味するどかったな〜。おにゃん子から美奈子、キョンキョン、
芳恵、あとひばりか。この人の時代感覚の鋭さだけは先読みは出来ん、完敗。
>>10 阿久悠ほどの怪物でも自分で自分に瑕疵を抱え込ませてしまうんだよ
それが小さな因果応報として百恵という存在となって阿久を駆り立て、呵責させた。
宇崎・阿木コンビとの戦いこそが、歌謡曲時代の最後の聖戦で
百恵不在の80年代に入ってると、阿久の脳裏はアパシーに陥っていったのでは?
百恵ヲタは勝手にライバルにしてるけど
阿久側は、そんなに意識してただろうか?
売り上げなんか比較になんないけどw
本人がさまざまな著作物でそう言っているのだから意識はしていただろう
「百恵は時代と寝た女」と、引退直前に公言しているし
阿木耀子がライバルだったわけではなく、自分が否定した百恵が時代の寵児になっていったことが
ピンクを過剰演出させるモティベーションになっていたとは思われる
番組上では、ピンクがレコ大とったその瞬間、百恵のスター性に決定的に気づいたとしているが
阿久は後年ずっと、「あの時代」の意味について反芻しつづけていたように思う(著作物で幾度も触れている)
あと、阿久にとって最も親心で見守りたかったのは桜田淳子だったと思った
タイミング的に、救い主のようにあらわれた無垢な子で、だから天使として扱い、
クッククックを書いたのも、モロに淳子への自分の思いだったと述べていた
実際、秋田予選のフィルムの淳子の存在感は特別だった
あの頃の阿久にとってどれほど淳子が可愛い存在だったかと思いを馳せてしまうな
28 :
昔の名無しで出ています:2008/08/05(火) 07:52:41 ID:EudB5F2a
君は歌手よりも、青春スターの妹役のほうがいいかもね、
と阿久が言ったことを、百恵は引退前の著書『蒼い時』に書いてあった。
彼には作詞のオーダーが来ず、引退前の著書に書いていたわけだから、
その思いがずっと彼女のなかにあったのだろうと、阿久は思ったに
違いない。だからかなり傷ついていたんだと思う。
デビューしてすぐの百恵はピッチが狂っていることが多く、
阿久がそういう発言をしてもおかしくないと思われる。
ただ恋をして、素晴らしいクリエーターに出会い、
百恵は化けたんだよ。
化けてからの百恵を見て、阿久は彼女に書きたいという
気持ちはずっと持っていたんだと思う。
百恵に対して「語るべきことは何もない…」と言ったときの
阿久の沈んだ瞳は忘れられない・・・
29 :
昔の名無しで出ています:2008/08/05(火) 07:56:14 ID:EudB5F2a
>27
デビューの頃の淳子は圧倒的だったから、
そうだったかもしれない。
百恵は売りがなかったんだよね。だからこそ当時のクリエーターが
いろんな売り方を提示した。
それが功を奏して百恵は化けたんだと思う。
>>23 >身近な私生活や日常風景しか描けない人達
これほんとそう思います。
かといって彼等に物語は作れないだろうし、ファンもそれを求めてない。
J-POPがつまらなくて売れなくなったのはそれが一番大きいですね。
買う層が入れ替わるだけで増えて行かない。しかも入れ替わるどころか減ってるし。
他の娯楽へ取られた層だけに向かって新譜をセールスしても。ねぇ。
自分も範疇に入ってますが、歌謡曲といわれた頃のほうが好きで再発ばかり聴いてます。
作詞家、作曲家、楽団、歌手による日本の商業音楽は素晴らしいです。
「千の風…」みたいな曲がロングセールスなのは、買うのをやめた人が久々に買ったからではと思います。
歌謡曲の醍醐味って作詞家と作曲家と演者が協力し合ってるようで
勝負しあってる側面もあるやんか
今の曲はメロディーメーカーと演者だけでなんか軽いんだよね
J-POP批判に取られるかもしれないけど
一言で表現すると腹持ちが悪い
32 :
昔の名無しで出ています:2008/08/05(火) 12:02:46 ID:JZrH5YKc
アーティスト事務所が「出版のほうが儲かる」と気付いて
たいした作家能力のない自社アーティストに
自作自演させるようになってから、
ランキングの上位がほとんどシンガーソングライターになっちゃったんだよね。
それで職業作家が用済みになった。
>>30 俺も再発盤とか復刻盤とかいわれるような代物しか買ってないなー
明日は予約した淳子のライブCDボックスの発売日。
自宅にあるエイベックス製品は、さがしてみたけど原田知世の最新アルバムと
大映ドラマのDVDボックスくらいしかない。かろうじて、ビーイングのZARDのCDは2枚あった。
今の音楽シーンも一応「商業音楽」なのだけれど、同じCDを仕様を変えて
3種類買わせるとか、DVD付けて定価4500円…っていいうのは有り得ないよなー。
34 :
昔の名無しで出ています:2008/08/05(火) 15:17:47 ID:MrVhYxqI
サビの部分に英語もってくるのって、歌謡曲ではゴダイゴが走りだったような気がする。
小学生のガキだった当時はあれがえらくかっこよく感じたものだ。
35 :
昔の名無しで出ています:2008/08/05(火) 15:25:23 ID:L2YnfJ5x
>>34 ゴダイゴは歌謡曲じゃないよ。
ゴダイゴがカテゴリされる和製ロックなら10年以上前からサビは英語の曲は多いよ。
日本のロックの歴史の本を読めばすぐわかる。
>>34 欧米でもサビの部分は英語だけれど、それがかっこいいのかな。
ゴダイゴと言えば、彼らが絶頂だった頃?デュランデュランが来日した際に
ゴダイゴの曲(モンキーマジック)を聴いて「(゚Д゚)エッ?これって英語なの?」っと、
インタビューに応えていたのを思い出すw 全く聴き取れなかったらしい。
スタ誕のEDを見てみると、毎回クリップに「監修 阿久悠」と出てくる。
テレビ番組における「監修」というタイトルは意味深で、時に重厚な意味を持つ。
黒子として単なる作詞家で稼いでいた頃にはなかった醍醐味、
自らテレビに出演し、アイドルを発掘し、育成するという快楽、
時代が自分のカリスマ性や実務能力に期待していると自惚れる陶酔もあったはず。
やがて職業作詞家の時代が失われ、歌謡曲というジャンル自体が
時代から取り残されることを、多分、阿久は百恵の周辺を凝視しながら
じょじょに予感していったのではないか。
つねに時代の匂いや方向性を感じ取ろうとするところに
阿久の力の秘密があったとすれば、ごく近い未来に自分が旧物となる予感が
ピンクレディをキメラ的に加速させ、歌謡界にあったはずの「夢の預金」を
すべて引き出してしまったのではないか?
淳子の「天使も夢見る」のような歌を書いていた阿久とは明らかに異なる。
ふわふわと漂う夢を見たり、追いかけたりしていてもいい猶予が
もはや限られていることに気づいていたと思われる。
39 :
昔の名無しで出ています:2008/08/05(火) 19:31:04 ID:L2YnfJ5x
漫画家に憧れた夢見がちな文学少年の一面と、
宣弘社に入って社会人生活の初めを企画屋として過ごした一面が
拮抗しているのが阿久悠の実態かな。
40 :
昔の名無しで出ています:2008/08/05(火) 21:18:39 ID:EudB5F2a
>32
そうなんだよ。
お前の金になるんだよ、と妙な入れ知恵を
するから、音楽がダメになった。
ただ所詮つまんない曲なんで、一時金にしかならない。
歌い継がれることもなく、アーティスト自身もフェードアウト。
聴き手もつまんないと思っている。
それが今のJ-POP
41 :
昔の名無しで出ています:2008/08/05(火) 22:03:01 ID:JZrH5YKc
阿久悠が死んだとき、
作詞家歴代売り上げベストテンが出ていたが、
1,阿久悠
2,松本隆
3,小室哲哉
だったね
百恵ちゃんも、中期以降阿木−宇崎で語られることが多いけど
陽水や大滝がいい曲をピンポイントで書いているんだよなー。
>>41 ちなみに秋元康はどの辺なのでしょう。
43 :
昔の名無しで出ています:2008/08/05(火) 23:36:09 ID:EudB5F2a
秋元なんてどーでもいい。
80年代ってつまんなかった。
阿久悠さんは美空ひばりと同級生年齢なのを意識してたね
花の中三トリオのアイデアもそんなところから来たのかな?
それこそ漫画みたいな発想だけど、現実にそれで世の中が回っていったんだからおもしろいだろう
やりたいことをやれて、綺麗で可愛い女の子の運命を一握りにして
なまじ作家や漫画家にならず正解でしょう
45 :
昔の名無しで出ています:2008/08/05(火) 23:43:11 ID:tceaNbv7
>>42 言ってることがことごとく的を外してるなw
だいたい「ピンポイント」って言葉の意味は「正確な位置制御」だぞ
松田トシ先生役の女優さんは
オレと同い年なんだな。
オレも年をとったもんだw
>>46 あの頃のホンモノ松田トシさんは品位もあって
厳しいけれど、ほがらかな山の手おばさまというイメージだった。
佐藤真弓のトシさんは、かなりカジュアルで可愛かった。
これはドラマ的にはいい意味ではないのだが
佐藤真弓にように年をとってるなら、決してそんなにおっさんというわけでもないとは思う。
48 :
47:2008/08/06(水) 06:17:43 ID:???
>>47 ミスった スマヌ
×佐藤真弓にように → ○佐藤真弓のように
49 :
昔の名無しで出ています:2008/08/06(水) 10:09:37 ID:wocM6r+T
>>42 秋元は4番目だったんじゃないかな。
ただそれってシングル総売上枚数での比較だった気がするんだよなあ。
つまり、アルバムも含めた「売上」でいくと、ホントに勘弁して欲しいんだが、作詞家の1位小室哲哉とかになってしまう可能性が。。。
>>49 作詞家のアルバムの売上枚数は計れないでしょう。
例えば10曲入りアルバムの中に1曲だけ阿久悠作詞の歌が収録されていて
それが200万枚売れたとしても、
阿久悠に200万枚プラスされるのは変だし
オリコンにも作詞作曲家の売上データはシングルしかないと思う。
10曲中、1曲ならば単純に、アルバムの売り上げにかかる作詞家への
員税収入の、その10分の1という具合に按分できないの??
52 :
昔の名無しで出ています:2008/08/06(水) 15:26:28 ID:mrvceMip
>>51 誰がそれを集計するの?
作家別の支払い調書はJASRACにはあるだろうけど
個人情報を公開しないでしょ
追加
>阿久さんは6821万枚
>>52 まあざっくりした話にはなっちゃうだろうけど、多分TKがらみのアルバムの売上枚数でgrobe、trf、アムロ、鈴木、かはら、
その他で4000万ぐらいはいってると思う。
金額ベースでアルバム一枚=シングル3枚として、1億2000万枚。
そのうち小室の作詞が占める割合を2割ぐらいとして、2400万枚。
阿久悠にもアルバムの売上があるだろうから、多少の誤差があっても作詞家としては小室より売り上げてるな。
松本隆は微妙かな。。。
まあ、遊びだと思って軽く考えてちょ。
56 :
昔の名無しで出ています:2008/08/06(水) 18:50:49 ID:mrvceMip
しかし、税金対策どうやってたんだろ?
前年収入から税率割り出してるおかげで
多くの一発屋ミュージシャンが凋落後に大破産してるじゃん。
やっぱ企業みたいに、前年比アップで、ヒットを出し続けていくしかないのかな?
あるいはユーミンみたいに(噂)たくさんゴーストやとって
自分の名前をブランドにして、ヒット出し続ける工房化していくとか。
57 :
昔の名無しで出ています:2008/08/06(水) 20:31:31 ID:yet59tj7
金の話はやめない?
作品を聴けば十分じゃないか。
当時の状況を考えると、中三トリオとPLだけで十分に阿久悠の仕掛けたものの大きさがわかる。
このドラマで五木ひろしや小林旭や沢田研二をひっぱりこんでも焦点が定まらなくなるだけ。
スタ誕方式はナベプロ独裁を
変えたんだから画期的ですな。
軍司貞則の『ワタナベ帝国の興亡』によると
国政に関わるほど絶対覇者であったナベプロは
日本テレビとの「戦争」によって落日を迎えたとまとめられている。
「戦争」とは大げさな!!と思うかも知れないが
阿久悠自らも、90年代に著作物で「戦争」だったと穏やかならぬ表現をしている。
戦争だと思ったから、阿久悠も萩本欽一も池田文雄も本気になったんだろう。
赤坂真理が、(いい意味で)「男は戦争が好き」だと最近書いていた。
61 :
昔の名無しで出ています:2008/08/07(木) 00:49:24 ID:6w1WyoMa
日テレさん、今度はジャニーズと戦争してみないか?
>>19 > 安っぽい歌詞を自作する自称アーチストが増えちゃったんじゃ
> ないか。
文学的センス、素養の無い人が多い。阿久に限らず、
昔のコンポーザーには職人としての誇りみたいなものがあった。
今のアーチスト(笑)なんてほとんどが自分のために書いたような
詞ばかりだろう。プロの仕事じゃないんだよ。アーティストを自称するなら、
それに相応しいアウトプットを出せよ。
>>35 だよな。日本のロックが長い間、テーマにした(未だに解決できていない)
「日本語でロックは可能か」
の一つのアプローチのしかただよな。
同じメロでも、詞を日本語に買い換えるだけで歌謡曲になってしまう。
歌謡曲ではなく、日本語のロックというのが非常に難しいのは
今も変わっていないだろう。さらにロックよりむしろR&Bの方が苦労しているくらいだ。
>>57 スレタイが「ヒットメーカー」だから金の話になるのかもしれないが、
儲かる=いい作品
ではないだろうな。プロモーションの仕方でも変わってくるし。
一番いいのがプロのプロデューサーや歌手の評価なんだけど、
そういうのってなかなか本音が表に出てこないしね。
阿久にしても阿木にしても松本にしても、その時代その時代の
スター歌手の求められる歌詞を供給で来ていたからヒットしたし、
カバーも含めて未だに評価されているんだろう。
自作自演のアーティストでも1990年代までは、そこそこの
レベルのヒットメーカーがいたんだよね。ミスチルの桜井とか
ZARDの坂井とか。今聞いても「いいな」と思えるし、
あの時代を連想することもできる。
66 :
余談だが:2008/08/07(木) 01:21:00 ID:???
>>61 1960年代末までは1強以下弱という情勢だったから
今でいえば、「アミューズ+ジャニーズ+吉本+バーニング+ホリプロ+(ちょっと前のホリプロ)」連合軍から
特定のテレビ局へ、所属タレントを一切供給しないと兵糧攻めにされ
十年戦争に到ったという途方もない構図に匹敵する。あるいは、それ以上の苦境・・・
音楽シーンそのものに多様性の無い時代だから、今に置き換えるのは難しいな。
アイドルという新ジャンルを確立しなければ、勝ち抜けなかっただろう。
威嚇して日テレを本気にさせた渡辺晋も抜き差しならぬ状況だっただろうし
受けて立った井原高忠も悲壮だった。局の音楽部員全体に
「死ぬ気でやれ、絶対に負けられない。放送局とプロダクションの戦いは
電波を握っている側が最後に必ず勝つ!」と檄を飛ばしたらしい。
「うわさのチャンネル」と「スター誕生!」はナベプロからの兵糧攻めへの粘り強い反撃と、クーデター。
和田アキ子の地位が後々保証されるのも、ナベプロとの戦争で官軍側の陣頭に立ってたからなんだろう。
まあそこで軍師・阿久悠はんがクーデターを成功へ導いたんだから
阿久悠はいわば維新後の大久保利通くらいの功労があるんじゃないか?
ドラマではスタ誕の企画の時点で大喧嘩したことになってるが、
話を面白くするためのフィクションだな。
「うわさのチャンネル」の企画時の必死さを持ってきている。
>>67 阿久悠は「自分は一制作部門者だから内情はわからないが」としたうえで
ナベプロとの問題は、60年代終盤から
確執→絶縁→戦争状態 へと遷移していった、となっている。
たぶん、確執〜絶縁を見越した時期に、スタ誕は企画されている。
阿久悠の業績は、作詞家としてよりも
ここで音楽業界やシステムへの維新を達成したことではないだろうか?
本人の回顧録でも、主に出てくるのはこの時期の獅子奮迅の働きの話。
>>65 坂井泉水や櫻井と阿久を同じフェイズで語るのは論外だとオモ。。
>>66>>67 ドラマはちょっと大げさだった。面白く分かり易くするためでしょ。
いくら時代の一部を作ったとはいえ、あくまでも本人は職業音楽人
としての裏方にいたんじゃないのかな。阿久のスタンスがもし本当に
ドラマのように…だったと考えてもいいのだけれど。
気になるのはその時にもたんたんと曲を作ってた筒美さんは一体…
こっちはまったく謎謎謎。浅野ゆう子や岩崎宏美のディスコ調の
曲を結構書いてたなこの頃は。
>>70 阿久の(スタ誕企画→開始)当時の、本業の肩書きは「テレビ作家」(本人回顧録より)
ドラマは、分かりやすくするのもあったが、実際の生々しさを滑稽さへ転化していて
大げさというより、事実を集め咀嚼して、コミカルに仕立てたとすら思ったけれど。
筒美さんは、天才作曲家。
阿久さんは、緻密な実務家。
>>69 たしかに。大幸や織田ならわかるけどな。
ユーミン、サザンの流れが煮詰まったのが今のJ-POP。
それでも昔はヤマハとかで基礎を学んだ人が多いから、良い音楽を目指していた。
それがミスチル、ZARD、ドリカムの頃に方向が入れ替わる。
良い音楽を目指して、しかも爆発的に売れちゃったからね。J-POPの始まりですよ。
でも、まだ大幸や織田のようなヒットメイカーと共存してた。お互いに刺激になったはず。
歌謡歌手が本格的に自作詩っていうのはどのあたりが起源なのかな。
俺は歌謡曲・アイドルの一部しか分からんが、あの太田裕美
でさえ、アルバムのオマケ曲程度にしかLPには入れられてなかった。
松本隆音楽監督がいるわけだが、太田本人もプロの仕事の分別が
とても分かっていたような話だった。
漫研部長の斉藤由貴はかなり自作詩の曲が良かった。谷山浩子ライク
なものを含め、おそろしく良かった。
あのひとは昔も今も周りの人に恵まれていた。
岩崎宏美とかはあまりないよな〜。あったっけ。
岩崎宏美には全作詞のアルバムがある。本人もファンも作詞は向いてないと納得
「ラブレター」だっけ。そうだ。あれで岩崎宏美もフツーの女の子
なんだなと当時はあらためて思った。ファーストの「あおぞら」
以来、久しぶりに素の宏美に会えたんだ。歌はやっぱり変わらず
上手いけど。
そう考えると職業作曲家とか作詞家は歌手本人よりも、かなり特殊な
存在。
>>75 >特殊な存在
今の視点で見るとそうなるだけ。
川内康範における森進一とか橋本淳におけるいしだあゆみとか。
やっぱりシンガーだからこそ表現者として際立ったと思うの。
渚ようこは「歌手」だということにずうっとこだわるから好きです。
実はあのエルヴィスも生涯「シンガー」を志したんですよね。
「スタンダード・ナンバー」ってシンガーとコンポーザーという概念のたまもの。
だからこそジャズ・シンガーは過去の名曲を懐古趣味じゃなく歌うことが出来る。
もちろん観客、聞き手も違和感を感じてない。素直に楽しんでるわけで。
セリーヌ・ディオンがバラードの古典を歌っても「レトロ」ではないんだよね。
このへんはアメリカの伝統ショービズのほうが成熟してると思う。
昔の歌謡曲と今のJ-POPの大きな違いは
メロディーを聞いたら他の歌詞が考えられないくらい一体化していること
そして、今歌詞を無造作に出されても瞬時にメロディーが思い出せるところだね
今のJ-POPだと別に他の歌詞をあてられても特に思い入れがないかぎり
違和感を感じない
>>78 それって長いこと聞いてきたからってのもあるんじゃないかな。
あと当時は玉石混交だったのに、時を経て玉だけ残ったとかいうのも。
確かに今のJ-Popは歌詞の重要性は全体的に見れば低下してるとは思うけど、さ。
いまの歌は歌詞がケータイの着信とか、止まない雨はない、とかそんなの
ばっかだな。
>>79 それが石とされてるのにいい曲あったりするから困るの。
いっぱい出てるんだよね、再発盤。追い付くのに必死よ。
で、自作自演を全否定するわけじゃなくて、昔の曲はそれなりに情景浮かぶ。
ドラマ性というか絵画的というか。
別に好きな曲じゃないけど「神田川」「精霊流し」とか。
いまのJ-POPの歌詞よりバラエティに富んでると思う。
それはやっぱりメインとして常に歌謡曲があったからだろう。
>>80 そんなもんに没頭するのはかなり難しい。
>>78 それと、昔の曲はイントロが強く印象に残った。
前奏も間奏もサビも、よく練られていた。J-POPはそれらが手抜き。
私はいつも洋楽を聴いているんだが、そこにJ-POPが入ってくると、
伴奏のクオリティが全然違うのがわかる。
演奏のクオリティを測るコツを教えよう。
インストゥルメンタルとして聴くに堪えるか?
J-POPはただごちゃごちゃ音を重ねているだけだとわかるよ。
洋楽も、ラップ系の伴奏のクオリティは最低だけれどね。
84 :
昔の名無しで出ています:2008/08/07(木) 21:16:59 ID:ZmoCbelE
>65
90年代は論外だろう。
坂井泉水や櫻井って…陳腐すぎるW
あんな含みのない歌詞と、阿久さんの作品は全く別物。
>72
大幸や織田って…それも違うだろう。
どういうところが良さなのか、全くわからない。
阿久さんもかわいそうに。その程度といっしょにされてしまったか。
>>81 神田川は自作自演ではない。
喜多条忠って人だ。うちの親の友達だから。
86 :
昔の名無しで出ています:2008/08/07(木) 22:37:18 ID:X8iP1NRK
>>11-13 遅レスもいいとこだがwやっと録画見たので
1978年12月の大晦日だろ?あのレコ大シーン
聖子ちゃんというか蒲池法子さんだが
まだ久留米のお嬢さん学校の高2ですよ
この年1978年4月のミスセブンティーン(集英社とCBSソニー主催)
の九州大会の優勝者で
ただ本線は学校と親がダメ出しで辞退
でもCBSソニーの若松宗雄が歌ってるテープを聴いちゃって
6月くらいに久留米に参上スカウト開始
首を縦に振らない親父さん相手に
翌年まで延々の交渉をして1979年春にようやく許可
若松氏と上京した法子で3月にあちこち回った末に
サンミュージックで受け入れ内定(相澤は興味なかったが女性のブレーンが欲しがった)
高校出てから来いと言って聞かせたのにそれを聞かず高3の1学期終わるかどうかの頃上京
堀越に転校して正式に事務所入り。
セイコー(成功)どうこう言ってたが松田聖子なんて名前が決まったのすら
この年の秋だったと思う
完全なフィクションだなあのくだりは。
自分は聖子がリアル世代の限界で百恵の話はわかんないから鵜呑みにして
しまいそうだが
やっぱ脚色いっぱいあるんだろうなぁ。
87 :
昔の名無しで出ています:2008/08/07(木) 22:44:33 ID:ZmoCbelE
ドラマだから脚色があってもいいと思う。
ただあの部分で、阿久が時代の移り変わりを感じた、
という部分が描ければよかったんじゃないかな。
80年代に入ると、阿久がアイドルに書くことが
少なくなったわけだし。
ただ聖子を売り出すときにも、ソニーは阿久を
使わなかった。百恵もソニーだったわけだし、
阿久を使わずに売上を出すというのが、当時のソニーの
戦略だったのかな、と思う。
>>84 >大幸や織田って…それも違うだろう。
善し悪しの問題じゃなくて、歌謡曲のシステムでやってたのってこの辺でしょ。
あとは作家に専念していた頃の小室哲哉だよ。
比較するにはクオリティを考えてはいけないと思って、あえて出してみただけ。
内容が匹敵するという次元の話ではない。
今回はスタ誕の企画とか、ピンクの件とか
作詞家と言うよりプロデューサー的な面に
スポットが当てられたわけだが、
一般視聴者は、中三トリオ等の懐かしい映像で
楽しんだだろう。
>>87 ソニーって言うよりプロデューサーじゃないかな?
清水由貴子は阿久さんだったし。
「お元気ですか」と「みずいろの手紙」は
くりそつですなw
92 :
昔の名無しで出ています:2008/08/08(金) 00:38:02 ID:+QecUYT5
93 :
昔の名無しで出ています:2008/08/08(金) 00:42:40 ID:+QecUYT5
94 :
昔の名無しで出ています:2008/08/08(金) 00:44:38 ID:+QecUYT5
>>89 阿久悠の本業は、言えばまぁ、プロデューサー的な仕事が先だから
>88
比較されることが、そもそもイヤ。
しかも歌謡曲のシステムとは違うし。
別に百恵とPLは仲が悪くなかった。
当時のアイドルは懐もデカく、
正々堂々と戦っていたと思う。
97 :
昔の名無しで出ています:2008/08/08(金) 01:03:50 ID:U7Mj4prE
歌謡曲ってのは80年代で終わったよ
いや、70年代でしょう。
たしかに
>>95さんのいう歌謡曲のシステムだったら70年代で終ってる。
キャンディーズの解散コンサートあたりなのかな。
80年代はスタッフが新しい歌謡曲のシステムを構築して、それを終わらせたのがJ-POP。
いや、既に終っていたからJ-POPのようなものが出てきた気がする。
そしてJ-POPの使い捨てリリースが日本の大衆音楽そのものが消えて現在。
再発が増えるのも無理ないよ。そっちのほうが楽しめるから。
>>97 終わった、ってどういう意味?
80年代にもさんざんアイドルが出てきて
あきらかに歌謡曲を歌っていたけど?
80年代の後半くらいでレベッカとかみたいのが出て
売れたりチャートを駆け上ってもある年齢層以外は
誰も知らずって状況が固定化したと思う。
>>101 80年代にはカラオケが流行ったからね。大人はみんなそっちへ。
若者向けのアイドル・ポップスやロック、それ以上の層の演歌がくっきりわけられた。制作側で。
70年代は歌謡曲も演歌もそれほど区別されておらず、レコード会社対抗の運動会を毎年やってた。
新沼謙治や牧村三枝子みたいな中間の歌手もけっこういたし。
>100
アイドルが出てきて、作家ものを歌っていれば歌謡曲じゃないだろう。
70年代80年代で区切るってのはどうも違和感ありますな
前半の84年かそこらまではやっぱ演歌とアイドルも混然としたところにあって
演歌が凋落というか年寄り向けの慰みものに特化しはじめたのはその後じゃないかなぁ?
アイドルはアイドルで全く大人の観賞に耐えない例の秋元のが出てきたし、
そんな頃に中森明菜にレコ大を2連与えたのが最後のこういう流れへの抵抗ともいえなくもないけど。
区切ってるのは作家で捉えた場合でしょ。いろんな要素で考えるから個人差あるけど。
作曲家は旧世代も継続してたけど、80年代は細野晴臣、坂本龍一、鈴木慶一とかの時代。
後藤次利、小田裕一郎、亀井登志夫とかみんなロックやフュージョンのバンド出身者。
それが新しいアイドル・ポップスを作ったわけでしょ。意識的に歌謡曲とは別の波を。
それは上に出てる織田哲郎まで続くじゃない。奴もロック・バンド出身だし。
で、なんでそうなったのかといえば単にディレクターが世代交代したということ。
もちろん完全に入れ替わるわけはないから、それまで通りの新人もたくさん出てる。
いや宇崎・阿木がもう歌謡界の人じゃないでしょ作家で区切るなら。
宇崎は歌謡界というか芸能界ど真ん中よ。
もともと大橋プロだよ。ブルー・コメッツ人脈。大橋社長の親戚だかなんかのはず。
60年代はガリバーズとかバロンのマネージャーやってたのは有名じゃん。
105に出てるのは、はっぴいえんど以降の人材が80年代を変えたという話だろ。
70年代にティンパンとかで関わってたけど、流れを変えるまでに到ってないよね。
そりゃ例外もあるでしょ。荒井由実、吉田拓郎とかは70年代に職業作家もやってる。
ほんとうに「断ち切っちゃった」のは
80年代中末期のバンドやろうぜブームと
90年代のプロデューサーブームだと思うけどね、
ティンパンアレー系なんて歌謡界を利用しようって意思がまだ
あったわけなんだし
彼らの流れこそ90年代に駆逐されちゃたんだろう。
このスレいいね。みんな真剣で読んでて嬉しくなるよ。
あとアレンジというかバックの問題もあるよね。ニューブリード的ビッグバンドからコンボスタイルというか、バンドスタイルへ変化してった。
80年代はヒットスタジオとかでも自前のバンドでやる人たちが増えて、あの人たちが手もちぶさたそうにしてることが多かった。
まあ、その辺にはシンセの発達とかも関係してるんだろうけど。
111 :
昔の名無しで出ています:2008/08/08(金) 12:53:24 ID:72XlgI44
>>110 バックバンドのサウンドの入れ替わり件は、音楽の進化と時差があるよ。
80年代いっぱいぐらいまでは、演奏家組合の発言力が強かったので
シンセ主体の歌謡曲も、無理矢理オーケストラで演奏していた。
シンセカラオケでオールOKになったのは、
音楽番組が番組専属バンドを使わなくなってからで(転機はバンドブーム)
モーニング娘。ぐらいからなんじゃないのかな?
>>102 >70年代は歌謡曲も演歌もそれほど区別されておらず、レコード会社対抗の運動会を毎年やってた。
ガロがコロムビアのゼッケン付けてリレーに出てたからなw
俺は簡単だけれども、単純にアナログレコードが無くなったってことで
歌謡曲の時代を終了と考えてるんだけどな。
アイドルのLPなんか、A3ほどは無いが、巨大なエロ写真集そのものだった。
恥ずかしい恥ずかしい、秘め事そのもの。今はコンビにでエッチな本が
誰でも買えるが…。いや、ネットで見られるか。
曲でいうと、おにゃんこと併走していたアイドル歌謡曲のユーロビート化
(優や秀美や荻野目とか)で、ああ終わるなって感じだったと記憶している
が。
>>105後藤さんはちえみでいい仕事しました。
>>113 >アイドル歌謡曲のユーロビート化
あれは印象的だった。でも、自分はカヴァー・ポップスの時代に戻った感じもしたな。
そっちはリアルタイムでの記憶はないから、なんとなくだけど。
でも、それ以降、リアルタイムの洋楽ヒットを日本語で歌うってほとんどなくなった。
たまにはあってもいいと思うんだけど。アチチアチチとか面白かったし。
そもそも「歌謡曲」の定義は何なのだろう?
聖子なんか、「歌謡曲」というより「(良質の)アイドルポップス」って感じする。
そーゆーのも含めて当時は歌謡曲と言った。
いま歌謡曲っつーと演歌っぽいイメージだが。
途中から「ポップス」扱いにならなかった?
実は昔のほうがわけてるんだよね。黛ジュンやGSのほとんどは「和製ポップス」として。
江利チエミとかの時代は曲によってSP盤に「ポピュラー」「ジャズ」と書いてある。
で、レコード番号もそれ専用なんだよね。
ちなみにその頃は「歌謡曲」ではなく「流行歌」だった。
欽ちゃんがスター誕生をやらなくなってからは、スター誕生であっても
そうでない気がする、と阿久さんが答えていた。
いわば3期まで(ピンクレディ、石野真子)までがスター誕生で、
4期(小泉今日子、中森明菜)あたりはスター誕生だとはあまり
思えなくなったと本に書いていた。
(ただ、その2名をプロデビューさせることができたのはよかったと言っているが)
特にその二人に関しては、プロダクション側がマネージメントしているといった
感じが見受けられない。アイドルであって従来のアイドルではない感じ。
つまり4期のデビューまでの82年までが、個人的には歌謡曲という感じがしている。
>>69 > 同じフェイズ
「同じフェイズ」をどういう意味で使ったかは知らないが、
反論にもなっていないな。
>>72 > それがミスチル、ZARD、ドリカムの頃に方向が入れ替わる。
> 良い音楽を目指して、しかも爆発的に売れちゃったからね。J-POPの始まりですよ。
> でも、まだ大幸や織田のようなヒットメイカーと共存してた。お互いに刺激になったはず。
この意見には半分だけ同意する。ZARDも「眠れない夜を抱いて」以前と「負けないで」以降では
歌詞が大きく異なる。初期のZARDは表現の豊さよりもストレートな感覚でシンプルな歌詞を
書いていた。「負けないで」以降は表現こそ豊かになったが、同時に売れ線狙いの曲ばかりで、
童謡みたいになっていった。
そういう意味ではミスチル、ZARDは売れ線狙いになった後では、「良い物」から「売れる物」に
変わったという点で
「方向が変わる」
という点に賛成できる。
>>78 阿久を初め、昔のプロの書いた歌詞は、曲や歌手とイメージがリンクしているし、
内容もコンセプトがはっきりしていて、聞いている側に何の違和感もなく受け入れられる。
行間に裏のメッセージのようなものがあって、それを解釈する楽しさがある。
最近のJ-POPの歌詞は、曲に言葉を付けているだけという感じになっている。
だから、昔の曲のようにイメージが湧かない。ブログや日記帳のようなレベルの
作文といった感じがする。
ミスチルやZARDを例に出すなよ。
阿久さんとは何の関係もないし。
邦楽板に行けば?
阿久さんとかの歌詞にはドラマがあった。
最近のはドラマがない。
男の意気や、野球選手の歌や、不器用な人間のつぶやきや…
歌の種類もいろいろあったね。
今は恋愛の歌が95%以上だけどW
文学が消えて実体験ノンフィクション作家だけになったというか
>>116 実を言うともともと
歌謡曲=演歌
だった。それが、戦後ポップな歌謡曲が増えて演歌と区別されるように
なったようだ。
例えば「りんごの唄」、「憧れのハワイ航路」は演歌だが、「青い山脈」は
唱歌というように少しずつ文化していき、淡谷のり子やペギー葉山の
ようなアメリカの音楽を取り入れる歌手が現れ、さらに江利チエミの
「テネシーワルツ」のようなアメリカンポップスのカバーや中尾ミエや
ザ・ピーナッツのような和製アメリカンポップスのようなものも現れ、
ビートルズ登場後のグループサウンズ、フォークソングなどに
よって、演歌は歌謡曲の一つのジャンルという位置付けになったと思う。
(俺はまだ子供w)
さらにフォーク系やロック系のミュージシャンが自ら作詞作曲を
行うシンガーソングライターブーム(1970年代)により、歌謡曲から
ニューミュージックなる新ジャンルが生まれる。
アイドルはちょうどその頃、フォーク、ロックと並ぶ新しい若者音楽カルチャーと
して登場し、サブカルチャー的な要素を持ったまま発展していった。曲も
歌謡曲のコンポーザーやニューミュージック系のアーティストからアメリカナイズされた
歌謡曲が提供された。
(つづくw)
>>122 歌詞の話をしているんだけど?
おまえこそ変なツッコミ入れるなカス。
つづかなくていいからW
>>125 それは言えてるね。文学が無くなった。
そもそも聞いている方が文学をどれくらい理解できているかという
問題もあるような気がするのだが。(これは曲の方にも言える)
>127
誰もききたくねえんだよ。ボケ
>>126 70年代終わりくらいから再び和製ポップスブームが起きた。(ゴダイゴ、サーカス、八神純子など)
そして80年代に松田聖子登場となる。つまり、歌謡曲は実質的にはJ-POPと変わらない。
違うのは聞き手が変わったことだろう。
もう一つ、ダン池田が「歌謡曲は1984年まで。それ以降はビジネス音楽」と言っていたそうだが、
その解釈で言うと1985年を境に歌謡曲からJ-POPに変わったと言えるのかもしれない。
つまり、阿久などのプロの歌謡曲コンポーザーの時代が終わったのが1984年。
それ以降はバブル時代とJ-POPの商業音楽全盛時代。
なぜダン池田の解釈をそこまで信じ込む?
松田聖子の登場で、歌謡曲という感じがなぜかしなくなったのも確か。
ただ彼女は80年デビュー。80年になったからと言って、急に歌謡曲がなくなった
というのは妙な話だけど。
マネージメントという点からいくと、やはりキョンキョンと明菜の頃から
歌謡曲っぽさがなくなったと思う。彼女たちはコントロールされてない
感じがするし。
>>133 >80年になったからと言って、急に歌謡曲がなくなったというのは妙な話
それは言葉尻の捉え方でしょう。あなたもわかってるはず。
どんなものでも年を境にいっせいに変わるわけがないということは。
松田聖子は爆発的に売れたから、流れを変えた巨大なアイコンといえる。
それを百恵体制でデビューした浜田朱里の存在とかを説明しながらやると、文章がウザくなると思う。
>>126 117に出てるようにもとは「流行歌」。
そこから「流行歌」と「ポピュラー(またはポップス)」に別れて、「流行歌」が「歌謡曲」と「演歌」にわかれたの。
その頃、寺山修司や五木寛之とかがいろいろ煽ったの。「演歌」という言葉の復権を。
136 :
97:2008/08/09(土) 03:00:55 ID:t6UqTtu4
97で歌謡曲は終わったと書いた理由は
@音楽的にどうとか作るシステムとかを別にして
歌謡曲を定義するときに、いわゆる、国民的に共有しているハヤリ歌
というものを歌謡曲と定義するとなると
そういう曲は80年代半ばでおわった、という意味。
137 :
97:2008/08/09(土) 03:02:58 ID:t6UqTtu4
そのひとつの現象として
歌番組はどんどん視聴率が低下し、
高視聴率を誇っていた「ザ・ベストテン」「ヒットスタジオ」などの
視聴率もジリ貧になってあえいでいた。
そしてレコードの全体の売上げも80年代後半はものすごい低迷期に
入っていたということ
138 :
97:2008/08/09(土) 03:04:46 ID:t6UqTtu4
他に事例をあげるとなると
80年代後半、オリコンのベスト10などをみて
うたえる歌がどれぐらいあっただろうか? ということ。
いい悪いじゃなくて歌謡曲の終焉、というか何かが変わったということだろう
139 :
97:2008/08/09(土) 03:06:10 ID:t6UqTtu4
まだ松田聖子の初期あたりは歌謡曲として松田聖子の歌は
存在していたといえるだろう。80年代初期かな。
140 :
97:2008/08/09(土) 03:07:45 ID:t6UqTtu4
じゃあなぜ、そういう国民的流行歌の時代=歌謡曲の時代が
終わってしまったのか?っていうことを考えるとなると
これまたいろいろな考察ができると思う
141 :
97:2008/08/09(土) 03:11:12 ID:t6UqTtu4
>>136の最後のところだけど
そういう曲がたくさんある時代、あるいはそういう曲が
中心となってヒットチャートが構成されている時代っていうことです。
もちょっと詳細に書くとね。
結局いい具合に腐敗していた歌謡曲の世界が
ニューミュージックその他の自演系や洋楽志向の歌い手予備軍の
反発で壊されたものの、紆余曲折を経て腐敗した部分だけが復活してしまってるってのが
現状な気がする。儲けかたとしては蛸壺商法だが。
>>142 >儲けかたとしては蛸壺商法だが
それで持続すりゃいいんだけどね。現状は見ての通りで。
97さん、考察参考になりました。次回のレスに繁栄しようと思います。
>>121 >最近のJ-POPの歌詞は、曲に言葉を付けているだけという感じになっている。
曲先だからね。いまは。鼻歌作曲であとから歌詞つけるから。
さらに曲先じゃなくオケ先も当たり前。トラックを先につくっちゃうからね。うち込みで。
そこに鼻歌でメロつけて、使い古された愛の歌詞を付けて一丁上がり。買う気する?
古い歌謡の先生を蹴散らして
フロントランナーに居たはずの阿久先生が
10年の経てば「時代遅れ」を自覚し書き始めるわけで
結局そういうものなんじゃないの?としか、
松本隆ですらとっくに一線から去って同様な老いた発言始めちゃってるんだし
それ言えば秋元康も小室哲哉も終わってるかw
80年で線を引くかどうかどころかその後のものまで平気で淘汰されてしまってるの
だから現行の自作屋J-POPの正体はそんな遡って語るほどのことなのかなぁ?
時代とともに世代交代することは分かった上で書いてると思うんだが。
普段いいたいこと書いてるだけでしょ。そうだよなと思えたりするよ。
かといって自作が廃れてまた元のようになるなんてこともない。
レコード会社が人材を育ててないからね。
>>145 阿久の「時代おくれ」はバブル時代への痛恨の一撃だろ
阿久が言っていたのは
今のJPOPは「自分のこと」しか歌わなくなったってことだよ
それを批判的に語っていた
「時代おくれ」が流行ったのはバブル後だが書いたのはバブル前だな
だからこそ阿久にしていればしてやったりだったと思うよ
そして、さすが阿久、ということだろう
「時代おくれ」を書いた1986年は、前年に書いた「熱き心に」が売れた年。
「熱き心に」でレコ大が獲れなくて「何だか白けてしまった」と書いているが、
このあたりで歌謡界での自分の位置付けを悟ったのだろう。
>>151 そうじゃなくて歌謡曲というものが、なくなっていった
歌謡曲のヒット曲が出しにくくなった、そういう時代になってきた
ってことだよ 阿久に限らず職業作家はみんなそう思いだした頃だと
思うよ 上のほうでも書いたけどね
だから白けたんじゃないのか
歌謡界での自分の位置付けを悟ったのだろうってのは違うだろう
バブルを「あれはまさしく泡だったのか」と世間が悟ることとなったのは
まさに泡が弾け飛んだ後だよ
プラザ合意以降の狂乱時代をリアルタイムでバブルなんて称してたわけじゃない、
本筋と関係ない話だが。
1986 年のレコ大は阿木燿子の書いた歌か。歌い手は一応審査員として
関わった中森明菜。明菜は 2 年連続だったのか。そういえばそうだった
ような気もするが、もうこの時分の記憶は怪しい。
>144
曲先、詞先はあまり関係ないんじゃないかな。
詞先であってもJ-POPは、自分の恋愛の歌になってしまうと思うよ。
それがJ-POPだから。
今はレコード会社のA&Rも、プロデューサーもJ-POPしか知らない
世代も多い。だからこうなっちゃうんじゃないかな。
彼らにとっては歌謡曲なんて化石だし、興味の対象でさえない
んだと思う。
>>157 >詞先であってもJ-POPは、自分の恋愛の歌になってしまうと思うよ。
>それがJ-POPだから。
さらりと書いてるけど、これってかなり致命的なことだよなぁ。
たしかにそうかもと思えるよ。
>今はレコード会社のA&Rも、プロデューサーもJ-POPしか知らない
たまたま見たテレビ(東野の「歌スタ!!」か?)で新人アーティスト紹介のコーナーがあって、
A&Rの人が何人か出てたんだけど、「あぁーあ」という人ばっかだったな。
「ありのままの自分を」とか「切ないラブソング」とか同じような売り文句ばかり。
>158
>たまたま見たテレビ(東野の「歌スタ!!」か?)で新人アーティスト紹介のコーナーがあって、
>A&Rの人が何人か出てたんだけど、「あぁーあ」という人ばっかだったな。
>「ありのままの自分を」とか「切ないラブソング」とか同じような売り文句ばかり。
そうなんだよな。別に若い世代をNOと言っているわけじゃない。
現に半田健人さんのような人もいるし、彼は多くの歌謡曲ファンから愛されている。
歌謡曲に対して興味を持たない、持つアンテナもないというのが致命傷であるんだと
思う。
日本人がこれだけ音楽に動かされてきた時代のことを、せめて知ってほしい。
そして検証してほしい。
そもそもA&Rも、プロデューサーも年齢は関係ないと思うよ。
若い世代がどうしてもダメなら、50代でも60代でも優秀な人間を雇用すべきだと思うね。
むしろそのくらい改革を起こさないと、ダメかもな。
現在でもアイドル系、アーチスト系、演歌歌謡曲は
ありますけど、何を悲観してるのかわからない。
アーチスト系でプロの作詞家を使えと?
そもそもわからないのが、問題だと思う。
感受性の問題か。
ドラマ中にもあったけど、ピンクのレコ大から
少しずつ変わってきたのかなあと思う。
実は阿久さんが手がけたそのピンクこそが
歌謡曲をぶっ壊した気もするのですがね・・・。
オレは世代的に阿久先生の詞はすきですが、
今もその状況を続けろと言うのは無理が・・。
うちの両親もリアルタイムでそう言っていたなW
ピンクレディがレコード大賞をとるの?って。
今考えると、阿久さんの企画や戦略、本人のパフォーマンス
(特にモー娘。と比べると)は素晴らしいと思うけれど、
当時は驚きだった。
でも終焉を告げていたことを、今回のドラマで描いていたわけだし、
本人もそう思っていたに違いない。
>>160 >アーチスト系でプロの作詞家を使えと?
そんなこと誰か書いてる?
160は業界の人間なんだろうな。
そんなことを言っている人間が、手綱を握っているのが
現在のJ-POP
>>159 今の若い子たちは少なからず頭良いから、「最初から」
インディーズレーベル立ち上げて活動しているよ。途中から
じゃ、なくてね。
自分の音楽を安売りされたくないだろうし、レコ会社やメディア
に利益の中抜きされないようにね。だからそんな彼らがたまにメジャー
デビューすると、裏切りみたいで古いファンが怒るって現象すら生まれてる。
今どきの若いもんでも分かっている奴はいる、この業界の権力構造を。
いい音楽が全く無いわけじゃない…ので、切捨てないでね。jインディーズ
なんて悲しい名前でカテゴリー付けされてるけど
インディーズであるか否かはあまり関係ない。
大手レコード会社がバックの疑似インディーズも多いし。
もちろん、現状のレコード会社の考えるマーケティングや戦略に
Noと考えているから、そういう活動を行っているというのも
わかっているけれど。
制作と販売の構造もそうだが、まずは表現力の低下だと思う。
作詞、作曲、歌唱力、パフォーマンス。
どれも落ちているからこそ、エンターテイメントに魅力を
感じられないんだと思う。
若い世代も、年配も。
作詞、作曲、歌唱力、パフォーマンス。
そして制作と販売の構造。
これをすべて俯瞰して見極められる人間がいたことが、
歌謡曲の素晴らしさなんだと思う。
160にはそれを伝えたい。
ただ感じ取れるかどうかは、わからないが。
ナベプロ崩壊を間近で見てた奴が今の芸能界を牛耳ってるから
二のてつ踏まないように対策はばっちりって感じだろう。
歌謡曲が紅白の応援合戦なんかに残骸を残して
死に絶えてしまった。実は演歌なんかよりずっと長く実のある歴史があったのだが。
演歌もポップスも歌謡曲でそ?
なんか定義がわからんな。
ザ・ベストテンには演歌もアイドルもニューミュージックも混じってランクインしてたなぁ・・・
夜ヒットもジャンル問わずみんな一緒に出てたでしょう
やっぱテレビ的な場で名実共に歌謡曲が終わったのはベストテン・トップテン・夜ヒットが
終わった1989年〜1990年だね
歌謡曲を他の特定のものと分断して考えるのは難しい。
俺にとっては八神純子も門あさ美も飯島真理も歌謡曲だ。
しかし何ちゅうか、今のテレビ受け・メディア受けする
だけの曲はスマップもモーニングムスメも、なんか歌謡曲
臭さがないんだよな。無臭衛生的というか。現代的・潔癖的。
「世界に一つだけの…」をはじめとするスマップの曲は個人的に
どうも好きになれん、あれこそ職業作家がつくるアイドルポップ
のはずだが。歌詞にも議論する余地がないというか。
あの歌詞に反対すると、たぶん空気読めない奴として排斥される。
今のjボップには全体主義を感じるぞ。
あでもキンキキッズの曲はなかなか歌謡曲しているように
感じるような。個人的に好き。
>174
1989年〜1990年?平成ってこと?
それはないと思うな。
世界に〜を作ったのが今のJPOP界では珍しい
詞先、曲後主義の槙原だというのも興味深い。
>>172 演歌はGHQ支配下のポップス偏重の反動で
極端に日本情緒を売りにした作品が出てきたということなんだと思う。
戦前とか大正にはあんなコテコテのはほとんどない。伝統的な邦楽が
まだ生き残ってたしな。
WINKまでは歌謡アイドル
ビーイングや小室系女性歌手は当然もうそんなものではない
俺の中ではここの間の時期に断絶があるんだよな
比較は飽きた。
単純に阿久歌謡曲を楽しもう。
なんというか時代のリーダーとしてのアティチュードが求められるようになった気がする。
一応言っておくけど、
もともとは演歌と歌謡曲は同義語ですよ。
ポップスと分かれたド演歌を演歌というようになっただけで。
>>175 全体主義というより大量生産型消耗品だろうな。
所謂、洗剤や生理用品みたいに「マニュアル通りに
使いましょう」みたいな商品。だから、解釈の余地も
遊びもなく、深みもない。「わーっ!」と言ったら
悲しくないていて「はははは」と言えば楽しく笑っています
みたいな最低水準のお約束。(2ちゃんの「w」みたいなもの)
本来は引用みたいな感じで新しい解釈をつけていくもの
だと思うけど、最近の邦楽にはその部分も非常に乏しい。
その割には安直にカバーに走る。
含みも伝統も感じられない企画通りの工業製品。
>>180 ネタ振ってw
阿久悠もいろいろジャンルの歌詞を書いているし、
どんな点がヒットを生んだのかな?
セカチューとかああいうのみたいだな
「日本中が涙」って帯に書いて売ってるから
とりあえず泣けなきゃズレてるんだなよし泣こう
みたいな前提でもう購入するという。
阿久先生が書くと演歌な感じがしない。
新沼なんかデビュー時は中間のそれこそ歌謡曲だし、
森昌子は初期は遠藤実作曲だが若いせいか
アイドル扱いだったし。
>>156 明菜が楽々レコ大2連覇するにつけ
70年代の苛烈な賞取りレースの時代が
終わったことをしみじみ実感したということ
阿久さんの本に書いてあった
演歌もなんかはるみさんの引退で幕下りちゃった雰囲気あって
アイドルはアイドルで聖子が休業で次はおニャン子だしw
そもそも若者向けはバンド系にシフト
80年代後半ってほんと何もなくなってしまった感じだった
残ったアイドルクイーンの明菜しかそれを受け取るべき人間
が残ってなかった。
おニャン子がアイドルは選ばれた人から普通の人でもなれるって
勘違いさせてしまった原因の一つかな。
この板にあった総合スレ的なものが落ちて久しいが、このスレは
そのかわりなの? ドラマのタイトルを使うから紛らわしい。
190 :
昔の名無しで出ています:2008/08/10(日) 11:23:38 ID:/c2vOgYJ
しかし13歳の夢を抱いて出場した女の子に、良くあんな酷いことを言えたもんだ。
ピンクも奴隷以下の扱いして、搾取し放題。あげくポイ捨て。酷い男もいたもんだ。
たしかに作詞の才能は素晴らしいが、それと人間性は話が別。
いずれ闇の部分がどんどん出てくるだろうね。
角兵衛獅子とか河原乞食とか
日本の芸能の歴史をもっと勉強したほうがいいんじゃない。
芸能史=搾取の歴史なんだから
演者の自意識なんて近年のことで、
その末路が浜崎あゆみのような、自称シンガー・ソングライターの台頭じゃん
ヤクザと興行のつながりも、ひばり時代の過去の歴史と思ったら大間違い
暴対法以降、ITバブル以降のブラックマネーの芸能界への浸食といったら
むしろ時代は逆行してるといったほうがいいかもしれない
192 :
昔の名無しで出ています:2008/08/10(日) 12:13:42 ID:aCtZSwus
なんか話がちらばりすぎだが
一般庶民と流行歌とのかかわり方 その関係性のなかに歌謡曲があった
ってことだろう。
その関係性が壊れたので歌謡曲は成立しなくなったということ。
その関係性をこわしたものってのは
アイドル歌手の粗製濫造 ジャニーズ おにゃん子 →ヒットチャートの形骸化
→歌番組の視聴率低下 →だれもが知ってるハヤリ歌の激減
ドラマ中にもあったけどさ
ヘッドフォンステレオの普及もあれバカにできん要素
音は個に篭って聴くものになったろ
まさに歌謡の崩壊とはそれなのさ
195 :
193:2008/08/10(日) 12:23:33 ID:???
続き
で 上に書いたような本流の流れに対して
一部の若者層は関心がなくなる、あるいはアンチとなる
そんななかででてきたのがバンドブーム
雑誌や一部テレビなどもこのブームを大きく取り上げるが
このブームは「売上げ」でいえば大きな流れになりえず
(視聴率もあがらず)消滅→ビーイング系の台頭
これが売上げ的に大当たり ざっとこんな流れでしょう。
阿久スレっていうよりも
「よい子の歌謡曲」編集部スレのような様相になってきたw
結論 歌謡曲を死なせたもの
ジャニーズ おにゃん子 フジテレビ
金子修介 このスレ読んでるかなあ
199 :
昔の名無しで出ています:2008/08/10(日) 16:02:15 ID:/c2vOgYJ
いや、歌謡曲を殺したのはピンクレディーだよ。
ただただ売れれば良い。
心に残る、メッセージなんぞまるで無い。
自分が歌謡曲を殺して置いて、よくゆうわ。
まぁ、とどめを刺したのは小室だけどな。
おつかれさま
ナベプロの歌手は歌はしっかりしてたな。
阿久スタ誕で歌唱力の低下は、まぬがれんな。
八巻正治先生の出身の米ニューポート大学大学院 とは、どんな大学でしょうか。
八巻正治先生が学ばれただけあって格式のある大学なんでしょうね。
八巻正治先生、八巻正治先生、八巻正治先生!!
応援していますよ! がんばってくださいね!
203 :
昔の名無しで出ています:2008/08/11(月) 00:33:55 ID:At/D/Usq
>>201 阿久は「へたな子をひろえ」「へたなほうがいい」と
スタ誕の最初期、他の審査員を啓蒙していた。
歌が上手いという輪郭に閉じこもらない
新鮮さやインパクトを探していた。
そういうマーケットを開いた価値はあるし
日本中の「歌手になってみたい」少女たちを本気で揺さぶった。
ナベプロの商売は、完成品を使って、ナベプロ仕切りによる完全ユニット番組。
日テレじゃなくてもクリエーターは、ナベプロ的存在にうんざりしてただろ。
その意味では桜田淳子は最もスタ誕的な天然アイドル。
山口百恵はクリエーター次第のポテンシャル高いキャンパス。
後々阿久悠が一番誇らしく回想しているのは岩崎宏美を発掘し、育てたこと。
ナベプロ的ではないところから出て、ナベプロレベルを超えられる存在をついに輩出したと
痛快感があったことだろう。
204 :
昔の名無しで出ています:2008/08/11(月) 00:38:23 ID:At/D/Usq
>>203 スマソ ちょっと訂正。
痛快感じゃないな、スタ誕を企画した立場からしみ出してくる
達成感のようなものだな。
見た目普通っぽいまま、清純派のまま本格派として認知され
少々のゴシップがあっても、今も汚れなくステージに立てる唯一のスタ誕卒業生。
(小泉今日子は「たまたまスタ誕から出た」って感じの例外として)
>203
スターになる要素、いわばひな形をスタ誕は呈示してきたんだと思う。
可愛い、下手だけど魅力がある、圧倒的に歌がうまい…
素人を使って、芸能をこれだけ楽しませてくれたんだよね。
>>205 フレッシュな、素材をひろい、
日テレ番組で育ったという
人材を育成したかったんだろう。
ナベプロと戦争してた時期は必死でやっていたと思う。
今のテレビ局にはジャニーズ事務所に戦争を仕掛ける根性のある奴はいないのかのぉ・・・
>>203 岩崎宏美に関しては、本人の歌唱力と筒美京平の手柄という感じがしちゃうな。
勿論、詞もいいんだけど、あくまで曲が主で、詞は従な感じ。
阿久悠の魅力って、
男の美学(ジュリー、また逢う日まで、旭他)、演歌〜歌謡的ドラマ性(演歌系)、飛び道具(リンダ、ピンク、子供向けなど)
な感じだと思うんで、女性アイドルで名作ってあんまりないよーな気がする。
少女漫画を完全に描ききれちゃう松本隆のフィールドだねもうそっちは。
>>207 ジャニーよりメリーのほうが偉そうなんだってな。
大手キー局が結託すれば可能なんだけどな。談合してもいいからやってみてほしい。
ジャニタレが観られるのは地方局とCMだけになる。
いま大手プロダクションの態度がデカすぎるから、たまにはありだと思うな。
スマップを切り崩せればいつでも出来るよ。
>210
プロダクションに対抗すべく、レコード会社がプロダクションを
つくったりしているじゃん。
まあ、大手プロクションには歯が立たないけどなW
柏原芳恵は阿久悠だと売れなかったね。
ガラスの夏が少し売れて次の曲に期待してたら阿久作詞の暗いめらんこりい白書でまた停滞した。
めらんこりい白書に見切りつけたのかさっさとハローグッバイ発売して大ヒット。
阿久さんも数多く書いてるからヒットも多いけど打率としてはどうなんだろうね?
あの時代にそれを少女に歌わせて
同世代のリスナーに受け入れられそうな
ポップな香りがどーしても阿久さんからはしなかった
石野真子あたりまではなんとかよかったんだが
80年以降に女性アイドルやるのはもう限界だったと思う。
>208
まあ、阿久さんが強いのは男の美学だよね。
沢田研二、八代亜紀(女性だが歌うのは男歌)、河島英五…
が象徴的だと思う。演出家で阿久さんの朋友である久世光彦さんも
「彼が得意なのは、男歌」と言っていたけどね。
女性アイドルは、70年代初期だね。
岩崎宏美、伊藤咲子、桜田淳子だと思うが、宏美以外の印象が薄いのかも。
ほかの2人は語られることが圧倒的に少なくなっているし。
当方もかろうじてリアルタイム。知っている人も少ないんじゃないかな。
>>212 レコード会社は出版をとられたから弱体したんだろうな。
昔のままだったら、そこそこの歌手も許容できるのかも?
専属作家制度は封建制のように語られるけど、いい面もあったと思う。
ナベプロが傲慢になったのは専属作家制度崩壊後、渡辺音楽出版作ってからだしね。
それ以前にも前兆はあるわけだが。小林信彦が書いてたかな。
>217
うん。そういうこと。出版があったとしても、プロダクションの
言いなりになるのもイヤだったろうしね。
だったら自分たちでプロダクションをつくろうってことになって。
でもそのビジネスも15年くらい経っているから、業界では当たり前の
話になっているけどね。
最近ピンクのベスト盤聞いているんだけど、
歌謡曲というよりJ-POP臭がする。
そうか〜ひどいね。
ここまで食い物にしてきたか。
>>215 禿同!
阿久はたしかに稀代の天才作詞家ではあったが
80年代は、もう時代が阿久の感性ではなかったな。
作詞家としての技量うんぬんは別としても、80年代の感性を鋭く捉えていたのは
松本隆、秋元、売野etc…あたりになるのだろうか。
阿木燿子は、80年代に入ってもなかなか良い仕事をしているな。
>>16 AORのRはロックだろw
まぁロックとの比較ってのは、ちょっとね
気持ちはわかる
80年代の歌詞になると、ぐんとクオリティが下がるな。
このあたりからj-popの影を感じる。
はっぴいえんどだった松本隆がすにーかーぶるーすで「お前が望むならツッパリをやめてもいいぜ」
だものねw
ごめん、ブルージーンズメモリーだった。
ツッパリってハイティーンブギじゃなくて?
228 :
昔の名無しで出ています:2008/08/14(木) 06:02:14 ID:WclO20nd
秋元をほめたたえてる奴がいるがちょっと教えてくれよ
秋元のどの歌詞がいいんだ?
いや、まじでわからんから歌詞を挙げて教えてくれよ
230 :
昔の名無しで出ています:2008/08/14(木) 12:07:01 ID:WclO20nd
>>229 川の流れなんて歌詞としては全然たいしたことないだろ
>>230 別に秋元弁護するわけでもないけど嫌悪感を前提に評価してどうすんだ。
もしも、というテーマは大嫌いだが「川の流れのように」が阿久悠作だとして、同じように貶せる?
阿久悠作で美空ひばりが歌って大ヒットした曲という前提で。
だとしたら、評価眼は凄いと思うな。
正直、「川の流れのように」はひばりの人生を表現したいい歌詞だなと思った。
その後、なんで秋元なんだよ、と思った。
秋元は人間的に大嫌いな部類だが、個人的な主観で作品を貶そうとは思わないな。
単に阿久悠が嫌いだというだけで作品を貶す人間もいて、そういう輩と同じ面に落ちるから。
232 :
昔の名無しで出ています:2008/08/14(木) 12:41:14 ID:WclO20nd
>>231 嫌悪感を前提に? そんなこと一切書いてないよ。
先入観を抜きにして「川の流れのように」の歌詞はたいして評価
するようなもんじゃないと思うよ
あまりに平板な世界だな、というしかない
ま、歌詞にうるさい美空ひばりが気に入ったんだからそれでいいんじゃないの?
歌詞って読んで納得するのが良い歌詞じゃないじゃん。
それ言い出したら安井かずみの歌詞なんか全部だめだし。
でも歌いやすいんだよ。口語調で母音を使いわけるてから。だから歌手も感情こめやすい。
読んでどうかというより、歌いやすく書くのがプロの作詞家だと思うんだけど。
間違ってたらごめんな。
>>233 間違ってるな。歌いやすければ良いなんてことはない
あやまれよ
川の流れのようにを絶賛するやつがいるとはな
秋元康はGood-by青春がピーク
あとは惰性
凸凹道や曲がりくねった(*^_^*)道
地図さえない(・ω・) それもまた人生
↑
なにこれ 団塊ジジイの絵日記かよw
連投して荒らさないでくれませんか?
お願いします。
秋元スレもあったと思いますので。
>>238 連投じゃねえよ
荒らしてなんかいないだろボケ
おまえ意見ないなら書くなよ
80年代は田原俊彦とか位しか書いてないし。
起用されなかっただけのこと。
最初、「川の流れのように」を聞いたときは、秋元にしては平凡だなーと思った。
人生を川に喩えて、って、そのまんまやんと思ったけど、ひばり本人が気に入ったらしいね。
昔出した自伝に、やっぱり自分の半生を川に喩えた箇所があったとか。
でも、例え本人が気に入ってたとしても、やっぱり「愛燦々」とかと比べると二枚ぐらい格が落ちると思うなあ。
やっぱ秋元の魅力はおにゃんこやとんねるずの作品でのジャーナリスティックなセンスであって、
ある意味阿久悠のそういう分野の後継者であるとは言えると思う。
下品だってコキ降ろすのだろうけどここの人は
おニャン子のセーラー服を脱がせないでなんて
まさにそれだよなぁ
ペッパー警部は青姦、渚のシンドバッドは夜這いの歌ですが。
>>243 なぁ
意見言いたいなら、もう少し、コンテンツのあるまとまった文章を書いてくれないか。
ガキの口とんがらせた単語攻撃みたいで、読んでて痛々しいよ
今日のオーラの泉で阿久悠さんの霊が出てくるそうだ。
>>245 はあ〜、TVがそゆことするのが霊感商法の後押しになってるつーに。
ホントやめてほしいわ。
>>243 そうともとれるが、世代によって色々な解釈が出来るように仕上げたのが阿久悠の腕。
秋元もガラガラヘビとかはそうだけど、全体的にはかなり明らさまだわな。
秋元康のことこのスレに書くのもういいかげんにしない?
248 :
田原俊彦:2008/08/17(日) 10:59:18 ID:???
18「騎士道」(84.5.23):初登場となる阿久悠=つのだひろコンビ。つのだ曰く「トシちゃんは音域が狭いので曲を作るのに苦労した」
23「夏ざかりほの字組」(85.7.21):落ち目傾向だったのがこの曲で一時的に挽回。この夏を代表するヒットとなる。研ナオ子とのデュエット
26「Hardにやさしく」(86.3.5):この頃からファン以外からは見向きもされなくなり、ランクイン期間も極度に短くなる。そういった時期の駄曲
27「ベルエポックによろしく」(86.6.19):暗黒期の中では良い曲だと思うが、現在では音源入手が非常に困難な曲でもある
28「あッ」(86.9.21):なんというか、駄目な時は何をやってもダメなんだなぁ……というような曲
29「KID」(87.1.21):同上。ここら辺は本当に暗黒期。このまま消えていくものだとばかり思っていたが……
ひがむな、ひがむなW
BSのやつを延々聞いていると女の応援歌だの別れの潔さだの戦後強くなった靴下と何とか系の解説が鬱陶しくなってきた
女性ガンバレなんて曲解押しつけ厨だろう、nhk
ところで特集があったばかりなのになんでアキモトヤスシの話ばかりになっているのじゃ?
比較してたら秋元ギライが入ってきた感じかな。
クオリティが同レベルということじゃなかったけどな。単にポジションの話で。
阿久悠みたくTVに出たり企画に絡んだ人ってほとんどいなかったのは分かるし。
終わったことだから、気にしないでいきましょう。
252 :
昔の名無しで出ています:2008/08/25(月) 21:57:41 ID:lVWih7e+
中3トリオ後継
紅白トリつながり
百恵−安室
紅白司会つながり
昌子−宇多田(過去に司会の噂があった)
サンミュージックつながり
淳子−浜崎(所属していたことがある)
タイガースのジュリー役やった人、バンド脱退
秋元康は才能はあると思うが阿久悠と比較するのはどうかと思う。
秋元のセンスはギャグセンスに近い。だから社会風刺的な位置づけだろう。
80年代を代表するコンポーザーと言えるかもしれないが、一方で
かなり俗っぽい。「川の流れのように」はいい曲だとは思うがやはり凡曲だ。
80年代独特の人をおちょくったようなところが秋元の良さだと思う。
真面目さと勤勉さだけが売り物という従来の日本人像に対する
アンチテーゼな存在がもてはやされた時代。
同時代ではビートたけしや落合博満などがいる。
80年代で阿久悠と比較するなら松本隆の方が良いと思う。
>>254 だからこのスレの住人は作品の内容で比較してないって。
あくまでもポジションの比較なのよ。
256 :
昔の名無しで出ています:2008/10/22(水) 04:04:56 ID:S6AVkfDd
>>231 そもそも阿久さんは、川の流れ〜のような陳腐な歌詞は書かないからw
…と言っている荒らし
「川の流れのように ゆるやかに いくつも 時代は過ぎて」
この歌詞のいわんとするところがさっぱりわからんわな。
連続する川の流れの比喩を使いながら、「いくつも」と数えるのは一体なんで?
お椀にのって川を下る一寸法師が、風景の移り変わりを数えている、
とでもいうのだろうか?
この歌詞を説明できる人がいるなら、ぜひ説明してほしいな。
スレ違いで大変申し訳ないんだが、マジ不思議なもので。
261 :
昔の名無しで出ています:2009/04/27(月) 08:19:04 ID:phPEen4X
高2トリオまで続いた?
262 :
昔の名無しで出ています:2009/06/23(火) 23:27:09 ID:2lLs+ZZz
高2までだな
263 :
昔の名無しで出ています:2009/08/04(火) 20:08:26 ID:avJ8G29D
君が笑ってくれるなら
僕は阿久悠でもオナる
川の流れのようにはひばり自身が歌詞が間違ってることを秋元に言ったことは有名な話
半田健人が歌謡曲はスタート地点は1つだけど、
それからは機器手の想像力に任せる。
J−popはスタートはバラバラだけど、
目的・ゴールが1つで
共感できる人しかついてゆけないって言ってた。
皆さんはどう思いますか。
>>265 ネプリーグに半田が出てたけど、馬鹿にもほどがある。
半田のウンチクが胡散臭くなってしまったよ。
267 :
昔の名無しで出ています:2009/08/21(金) 13:08:58 ID:UVr3mDo2
川の流れは、ひばりさんが亡くなってこそ意味をもった
歌詞な気がする。
当初の予定では、ハハハとゆうお笑い路線の歌がシングル候補さうだったけど、
ひばりさんの希望で川の流れに変更されたと…。
亡くなったことを前提として聴くと、書かれていること以上に
意味がある気がしてくる。
それをいちばんの代表作にあげてる秋元さんは、ある意味運がいいかも。
道って言葉を乱用しすぎてるが、
秋元さん自信のプロデュース作品なので、
それで寄り切ってるね。
ひばりさんの葬儀で、著名作詞家も含めて、
参列者全員で合唱してたね。
阿久さんもいたかな。
268 :
昔の名無しで出ています:2009/09/08(火) 08:33:46 ID:u2ZfYpXf
あさみちゆきのことを阿久悠最後の秘蔵っ子ていうコピーがあるけど、どうなんだろう?
たしかに、あさみの3つ目のアルバムでは10曲すべて阿久さんの作詞になっている。
これって、珍しいことなの?
自作屋J-POPが結局同人にしか最後残らないってのは的を射てると思うがな
実際、そうじゃない。自己満で大衆に対する訴求性は
限りなく0に近づいていく。
では、芥川賞受賞できるほどの文学性があるかと言えば、
それは笑い話にもならないレベル。
阿久が「日記帳みたいだ」と言った最近の自作中心の歌詞の
酷さは結局、昔の歌謡曲時代の歌詞の秀逸さを際立たせる
だけだよ、皮肉なことに。
もし本当に自作で勝負するなら、大衆に訴えかける
メッセージ性を重視しないと、一部の人にしか伝わらない
歌詞にしかならない。
>>254 同意。
秋元の詞は大衆訴求性を究極に追及したもので、
広さはあっても深さは無い。逆に深さを捨てた
ような詞には、つよい訴求性があり、80年代の
映像文化最盛期を代表する作詞家と呼べる。
阿久と直接比較することはできないが、同時代に
活躍した松本隆との比較においては面白いものも
あるだろう。同じヴィジュアルを重視したスタイルでも、
かなり趣が異なる。ウィットに富んでいるのは
圧倒的に秋元が得意。さらに青春を表現するのも
同時代同世代を意識したような社会的な背景を
感じさせる詞を書く。
一方、松本は一世代前くらいのやや懐かしい感じを
出すのが特徴で、ノスタルジックな要素と内面的な
幸福感を融合させるのが得意だ。それが聴く者に
どこか童心に返らせるような錯覚を覚えさせる。
阿久は求められる詞を要件どおり作詞するような
感じがする。あるときは徹底して心象描写、
あるときは風刺的に、といった具合に。ただ、
大人からの視点が強すぎて、若者向けが時として
ピンクレディのように子供向けになってしまう
ところがあった。保守的でないのに先駆にはならない
という印象がある。ややアバンギャルドな阿木耀子とは
対照的な感じがする。
272 :
昔の名無しで出ています:2009/09/11(金) 18:07:31 ID:9nihpwkE
阿久さんの歌詞は、とにかくカッコイイ。
ピアノがなくて、弾く腕もない、なのにカッコ良く感じる。
女に出て行かれてやけになってる男も、
時代遅れの男も、涙こらえてセーター編んでる女も、
みんなカッコイイ。
そうゆう言葉に書かれていない設定みたいな部分も
阿久さんの歌詞の特徴かな。
273 :
昔の名無しで出ています:2009/09/12(土) 08:16:13 ID:LsbngG3A
文字通り仲が悪いので調整が着かなかったとか
275 :
昔の名無しで出ています:2009/09/12(土) 13:01:24 ID:LsbngG3A
発売直前ですよ!?
276 :
昔の名無しで出ています:2009/09/12(土) 13:10:54 ID:LsbngG3A
「諸般の事情」ってなに?
予約が集まらなかったとか?
278 :
昔の名無しで出ています:2009/09/19(土) 12:38:11 ID:tKkuk69M
作詞家阿久悠さん(享年70)と親交の深かった関係者を招いた「夢・歌・阿久悠を語る会」が18日、東京・ホテルニューオータニで開かれた。
ペギー葉山、小林旭、和田アキ子、増田恵子、山本リンダ、堀内孝雄、石野真子、平松愛理、森山加代子ら歌手や、大野克夫、小林亜星、
都倉俊一、平尾昌晃、森田公一ら音楽関係者を合わせ、約450人が出席した。
週刊誌上で阿久悠さんの生涯をつづるノンフィクションを連載していた作家重松清氏によるトークライブや、元オフコースの鈴木康博、
元ハイファイセットの山本潤子、元ふきのとうの細坪基佳による新ユニット「Song for Memories」のミニライブが行われた。
阿久悠さんに関係する事業として、母校の明大では10月15日から企画展「阿久悠展」を開催し、「阿久悠記念館」の構想も進められている。
また出身地の兵庫県洲本市ではヒット曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」をイメージしたモニュメントを来年3月に建立の予定。
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/426/nsp_090918_4268661940.html
279 :
昔の名無しで出ています:2009/09/22(火) 19:07:47 ID:uznIvgz3
ブギウギシュワッチブギドゥワー
天才すぎるw
『人間万葉歌』のアマゾンのレビュー見てると、
リマスタされてないみたいな事が書かれてるが、嘘だろ…?
普通にマスタリングしてる人の名前も、ブックレットに書かれてるんだが…
レッドバロンいいわぁ
282 :
昔の名無しで出ています:2009/11/09(月) 05:36:21 ID:mGcduBMv
レッドバロンって、たしか放送中じゃなかったかなー
♪エレクトリッガー 受けてみろ〜
283 :
昔の名無しで出ています:2009/12/16(水) 13:44:27 ID:WpF9H6YV
あげ
これみたいみせろー
285 :
昔の名無しで出ています:2010/02/12(金) 23:41:43 ID:dMfaE8sd
浮上
286 :
昔の名無しで出ています:2010/03/07(日) 03:19:24 ID:H22ToRxs
天翔院詞聖悠久居士。阿久悠の戒名。
俺が唯一覚えてる他人(ひと)の戒名。
あまりにもピッタリすぎる。
287 :
昔の名無しで出ています:2010/03/13(土) 15:14:49 ID:pN4ujVTV
あっ
おまわりさんが・・・
あくゆうはすこうOB
真夏竜:星空のバラード(ウルトラマンレオの挿入歌)
本来なら今日で74だったか?
292 :
昔の名無しで出ています:2011/02/12(土) 18:31:20 ID:4W3GFBuj
キャンディーズにも詞書いてたな〜
293 :
昔の名無しで出ています:2011/04/27(水) 20:04:02.28 ID:qRTU27ZJ
キャンは何書いてた?
阿久さんの凄いのは力技でも芸術に昇華させるところだ。
例えばデビルマンの「デビルチョップはパンチ力」。
普通に聞いたら何だよそれwて突っ込みたくなるけど
よくよく考えたらありかもと思わせるんだよなw
あと、熱き心にの「冬には、真っ白な日が」なんかは
常人には絶対書けない詞だね。
>>294 「パンチ」って昔は拳以外にも使ってたね。バットだろう脚だろうが頭だろうが。
野球でパンチ力は今でも割と聞く。サッカーでパンチ力は最近はさすがに聞かないかな。
10年ほど前までか。チョーパンはまだ残ってる?
「デビルチョップはパンチ力」はその流れにある使い方なのか、単なる言葉遊びなのかは
わからないけど。
それにしても、阿久悠スレがあんなドラマのスレとして残ってしまったのは残念だね。
「デビルイヤーは地獄耳」ってのも凄いぞw
カサブランカダンディ
あの歌詞が気に入ってます
BSで、阿久特集をやってた。
だけど、マナカナのピンクレディーメドレーでサウスポーを右利きでやってた。
オリジナルは、きちんと左で投げてなかったっけ?
299 :
乗車券転売その日暮し五関敏之:2012/11/16(金) 10:40:28.38 ID:xBmblKVT
せやったかなあ
阿久の詞は本人が力入れて書いてたのより、もっとさらっと書いてた感じの作品
の方が好き。ピンクやジュリーはオーバープロデュースな印象があるしなあ。
「夏にご用心」とかいかにもアイドル然とした曲だがやっぱ佳曲だと思う
こういうシンプルに良い詞をもっと書いてほしかったなあ・・
力入れてる感が凄い森進一「北の螢」が印象に残ってる
ちょっと五社英雄映画っぽい雰囲気
最近になって阿久悠の歌詞の凄さがわかった気がする。
以前は松本隆のほうが好きで、阿久はむしろ苦手だったんだが。
でも赤いスイートピーとか木綿のハンカチーフなんかは個人的に正直聞き飽きた感も
あるが(テレビの特番なんかで何回も聞いたせいもあるけど)
岩崎宏美のロマンスとかは何回聞いてもいいんだよな。
これ以上削ぎ落とせないってくらい簡単な言葉しか並べてないのに、情景描写が
きちんと完成されてるんだからやっぱちょっとやそっとじゃ真似できないと思ったわ。
年とると自分の感想も変わるもんだなあ。
やっとわかってくれたか・・・
304 :
昔の名無しで出ています:2013/03/17(日) 16:59:13.19 ID:1jOSmh8f
保守あげ
岩崎宏美関連の詩は自分も好き
リンダやピンク路線のやつは確かにちょっとねえ
ある意味つんくに引き継がれてたけど・・
時代遅れ好き
307 :
昔の名無しで出ています:2013/11/06(水) 19:32:30.91 ID:wOmPnaGk
西城秀樹の「若き獅子たち」「ブルースカイブルー」は
阿久悠の作詞の中でもトップレベルなのに話題に上がらないなぁ…
308 :
昔の名無しで出ています:2013/11/07(木) 09:32:42.34 ID:VDX6K3IA
フィンガー5の「くたばれジャイアンツ」とピンクレディーの「サウスポー」には
アンチジャイアンツのメッセージがこもっている
>>268 >たしかに、あさみの3つ目のアルバムでは10曲すべて阿久さんの作詞になっている。
>これって、珍しいことなの?
70年代後半の沢田研二に書いた、アルバム3作が・・・全12曲×3=36
全て阿久悠先生の作だね。
「思いきり気障な人生」「今度は華麗な宴にどうぞ」「愛とは不幸をおそれないこと」
今聴いても、一曲、一曲が、映画の様だよ。
プレミアムドラマ 「歌謡曲の王様伝説 阿久悠を殺す」
2013年12月22日(日)
午後10:00〜午後11:00(60分) BSプレミアム
作詞家・阿久悠。ピンクレディー、岩崎宏美、森昌子、石川さゆり、山本リンダなど
数々のスターを生んだ昭和歌謡の王様だ。その実像を描くドキュメンタリー・ドラマ。
【ドラマ出演】吹越満,三浦貴大,ミムラ,左とん平,蔵下穂波,橋本じゅん
【ドキュメンタリー出演】未唯,増田恵子,岩崎宏美
http://www4.nhk.or.jp/P2960/