■■■ 刑事ドラマ脚本家・監督列伝 PART2 ■■■
村川さんドラマばかり撮ってないで映画も撮ってくれよ・・・orz
スレ立て乙。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/04 17:31:27 ID:m6JIUwwQ
すまん、ちょっと間違えた。石井輝男は、最近はTVは撮っていないね。
最近の石井さんは「ねじ式」「地獄」「盲獣VS一寸法師」といった自主制作映画
を撮っているな。よーやるよ、ホント・・・。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/04 20:33:04 ID:s0Pb+A8c
ホームドラマチャンネルで
「科学捜査官」「木下恵介劇場 喜びも悲しみも幾年月」放送するよ
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/05 14:44:23 ID:39LGazyr
>>5 江崎実生が大映テレビの現在放映中の新作を撮ってるな
>>3 村川・長谷部クラスは二流ドラマやVシネでお茶を濁し、二流ドラマを撮っていた人達は撮影所から追放。そんな時代です。
小野田嘉幹、田中登も追加。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/07 11:31:00 ID:C72ql9+O
21世紀まで生き残った監督(テレビ限定・完成から放映までの期間が長い火サスと土ワイも含む)。
誤りあれば訂正乞う。
(東宝系)小谷承靖 木下亮 山本邦彦 出目昌伸
(大映系)市川崑 田中徳三 井上昭 池広一夫
(松竹系)森崎東 広瀬襄 三村晴彦
(東映系)佐藤純彌 鈴木則文(脚本) 関本郁夫 松島稔 鷹森立一 牧口雄二 澤井信一郎
(日活系)松尾昭典 野村孝 江崎実生 小澤啓一 斎藤光正 田中登 長谷部安春 村川透
(新東宝系)小野田嘉幹(深町幸男)
(独立系)若松孝二
田中徳三・井上昭・野村孝はここ数年演出作が無い。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/07 20:59:11 ID:TuYZ0U1p
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/07 21:36:01 ID:kyT2GxuT
>>10 東映作品でお馴染みの
吉川一義・天野利彦・坂本太郎・長石多可男も忘れずに
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/07 21:50:34 ID:M9CgCnVY
その4人、長編を撮ってるのか?
>>10 木下亮は「俺たちは天使だ!」でのスマートな演出が印象的でしたね。
この人が演出したテレビ版「乱れ雲」、観たいっスねえ。脚本は成瀬の映画版と
同じ、山田信夫。
「剣客商売」で田中徳三・井上昭・小野田嘉幹の名前を見た時は我が目を疑いましたよ。
「肉体の学校」は原作者三島由紀夫も誉めていたな。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/09 11:59:46 ID:O4wgXMEL
>>「肉体の学校」は原作者三島由紀夫も誉めていたな。
木下亮は本編はこの2本しかないが、「肉体の学校」は三島が自作の映画化の中で
お気に入りの1本だった。ドナルド・リチーもほめてるしね。
前衛的な手法(とくに黒ホリゾントを使った簡易で様式化されたセット、場面展開の
実験的試み)など、映画としては決して高く評価されるものではないが、見ておくべき
だと思う。
>>13 今までこのスレ見ていて気がついたんだけど、ただ監督の名前羅列しても
しょうがないんじゃないの?どんな個性があるのかとかが重要だと思うんだけど?
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/09 21:09:57 ID:fMlApHbq
>>13 東映テレビプロの監督
深作・佐藤肇・野田・竹本・小西・伊賀山・今村・奥中・小林恒夫・小林義明・田中などと
昭和40年代から刑事ドラマや特撮を中心に活躍
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/09 21:38:44 ID:Mv9fradO
刑事貴族の風間篇「殺人ビデオの招待」「今日刑事が死んだ」の
最終二部作、木下亮演出は迫力ありましたよ。郷ひろみのアクションを
大胆に収めるカメラワークの迫力もさることながら。村田忍や原隆仁の
演出回もあれくらい飛ばしてほしかった。
「殺人ビデオ」の原版になる「島刑事よ、安らかに」は斎藤光正の演出だっ
たのかな。ファミ劇でそろそろ放送回ってくるか
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/09 21:44:47 ID:uwYBd4ls
舘ひろし 長谷部安春
郷ひろみ 木下亮
水谷豊 原隆仁 成田裕介
刑事貴族は主演も違えど監督も違えば、三者三様のドラマだ
東宝末期デビュー組は
ほぼ全滅したね
22 :
13:05/03/10 00:47:56 ID:je6B7z96
>>17 俺にレスされても困る。
>>18 俺にレスつけた理由がわからんが、
映画の長編撮った監督とテレビオンリーの監督の区別つけてくれると
このスレの話も進むかな?
>>22 では参考に
【TV・本編双方で演出に携わった監督】
名前の無い監督はほぼTVオンリーと考えてくれ。
*東宝系
稲垣浩、青柳信雄、杉江敏男、岩城英二、久松静児、丸山誠治、松林宗恵、
鈴木英夫、本多猪四郎、筧正典、川崎徹広、須川栄三、岩内克己、竹前重吉、
古澤憲吾、坪島孝、福田純、堀川弘通、森谷司郎、児玉進、小谷承靖、山本邦彦、
西村潔、浅野正雄、和田嘉訓、恩地日出夫、山本迪夫、石田勝心、木下亮、松本正志、
渡辺邦彦、松森健、高瀬昌弘、大森健次郎
*大映系
森一生、吉村公三郎、三隅研次、田坂勝彦、加戸敏、田中徳三、安田公義、
仲木繁夫、池広一夫、井上昭、黒田義之、国原俊明、太田昭和、
市川崑、田中重雄、村山三男、増村保造、井上芳夫、弓削太郎、富本壮吉、
帯盛廸彦、湯浅憲明、
*松竹系
五所平之助、中村登、堀内真直、川頭義郎、岩間鶴夫、篠田正浩、
大島渚、井上和男、前田陽一、長谷和夫、番匠義彰、斎藤耕一、山根成之、
森崎東、貞永方久、三村晴彦、南部英夫、仲倉重郎
*東映系
萩原遼、松田定次、佐伯清、沢島忠、佐々木康、小石栄一、伊賀山正徳、内出好吉、
加藤泰、河野寿一、山崎大助、山下耕作、小野登、工藤栄一、中島貞夫、
井沢雅彦、長谷川安人、鳥居元宏、山内鉄也、倉田準二、関本郁夫、牧口雄二
小沢茂弘、関川秀雄、小林恒夫、島津昇一、村山新治、深作欣二、飯塚増一、
和田篤人、相野田悟、小西通雄、佐藤肇、佐藤純彌、鈴木則文、
降旗康男、鷹森立一、野田幸男、小山幹夫、内藤誠、伊藤俊也、
山口和彦、小平裕、澤井信一郎
日活系・新東宝系・活躍した会社を特定し辛い監督については
どなたかおながいします。誤り・抜けの指摘求む。
26 :
25:05/03/10 16:22:07 ID:fY3HLBI8
東映系に松村昌治追加。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/10 19:40:56 ID:i3faLDsQ
>>25 田中秀夫や吉川一義や佐伯孚治も劇場用映画をとっている
吉川・田中秀夫はテレビドラマの劇場版撮っただけじゃないすか(w
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/10 23:28:07 ID:GwUGjVKP
*日活系(ポルノ含)
舛田利雄、鈴木清順、藤田敏八、斎藤光正、神代辰巳、蔵原惟繕、鍛冶昇、
長谷部安春、澤田幸弘、小澤啓一、村川透、江崎実生、金子修介、長谷川和彦、
中平康、遠藤三郎
*TVデビュー後に本編昇格系
小栗康平、原隆仁、一倉治雄、成田裕介、藤得悦、鹿島勤
30 :
29:05/03/10 23:34:46 ID:GwUGjVKP
TVデビュー系に崔洋一追加
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/11 13:00:37 ID:4doQ6H2G
*日活系(ポルノ含)追加
斎藤武市、牛原陽一、井田探、松尾昭典、野村孝、古川卓巳、小杉勇、
春原政久、柳瀬観、堀池清、山崎徳次郎、西河克己、浦山桐郎、千野皓司
田中登、小沼勝、西村昭五郎、武田一成、小原宏裕、近藤幸彦、
白井伸明、加藤彰、中原俊、池田敏春、黒沢直輔、児玉高志、村上修
日活はロマンポルノ以前は一級の職人監督に恵まれた会社でしたね。ちなみに他社移籍組は野口、中平、蔵原、斎藤、鈴木、西川(松竹)、
舛田(新東宝)、牛原、山崎(大映)。
遠藤は日活芸術学院講師、池田はエロ・任侠・サラ金ものVシネを経て、現在特撮番組「超神星ジャスティライザー」にローテ入りしている。
池田さん最近映画公開しなかったっけ?
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/11 21:35:30 ID:PMGfn+N1
>>25 馬場昭格・辻理・大井利夫を追加(ただし辻・大井は他社の作品を監督)
>>27が認められると
山田稔や長石多可男や折田至や堀長文もOKになってしまう
一倉はフリーだよ。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/13 07:22:12 ID:Z8QSCZWv
水谷豊は前になんかのインタビューで、最近のドラマ制作現場の有り様について
軽く苦言を呈していたよ。具体的には話してなかったけど、人間的に信用できるスタッフが少なくなった、
スタジオドラマしか経験のない人間は、映像作家としての資質が根本的に欠けてるって。
水谷にとって成田・原・一倉・和泉あたりが、一緒に仕事をしたいと思える
最後の世代なんだろうね。
>>37 >スタジオドラマしか経験のない人間は、映像作家としての資質が根本的に欠けてる
豊もけっこうスタジオドラマに出ているけどね。本人的には、むしろTV映画系の人
の演出の方が好きなのか。豊は工藤栄一信者だったからな。
>>37 それは別に監督に限ったことではなく、プロデューサーやその他若いスタッフ
全般について彼が感じていることなのでは?
豊は多少の冒険すらままならない、今の制作状況そのものに不信感を抱いている希ガス。
TVデビュー組に村川透追加。
日活では舛田監督の助監督しかやってなかったはず。
実質監督デビュー作は大都会。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/16 09:36:23 ID:46sGXF4/
>日活では舛田監督の助監督しかやってなかったはず。
これも全然違う。
セカンド・サード時代は舛田の他にも今井正や中平康に師事していたし、
チーフ昇格後も神代辰巳や加藤彰の作品に参加している。
ところで何気に「ジャングル」の録画ビデオを観てたら、
エンドタイトルに「監督助手・深沢正樹」のクレジットがあった。
助監からシナリオへ移る人も結構多いんだな。
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/16 11:53:50 ID:PrS2Huhz
>>43 深沢正樹はVシネとかドラマの監督経験もあるみたい。
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/16 11:55:13 ID:BFaMdNpE
長谷部安春の映画「レッスン」秋吉久美子、渡部篤郎主演
助監が萩原達です。恋愛映画でも最後に車爆破させてまして萌えた
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/16 17:57:30 ID:Cuu9KNg6
『トラ!トラ!トラ』日本側A班が、無事期日までに撮影を終えられたのは
助監督の村川の仕切りが良かったからだと、日活の元社員から聞いた。
それ名キャメラマンの姫田真左久も言ってたな。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/19 12:09:43 ID:xha+1agO
>>49 運がいいのか?w
テレ朝水9刑事ドラマの、今年7月期は、
新ドラマが登場しそうだけど(柴田恭兵主演らしい?)
監督や脚本家は、どんなメンバーなのか気になる。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/19 18:05:48 ID:KF/seXkD
>>49 脚本はいつもの柏原氏。
この人も90年代以降は企画に恵まれないね。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/19 21:23:53 ID:HP/cdGmc
柏原は「プロハンター」の「サタデ―ナイトスペシャル」あたりがピークであとはずっと下降線。
村川はデビュー当時から出来不出来の差が激しく、所詮感覚優先の人なんだと思った。
映像作家としては日活先輩監督諸氏や西村潔・木下亮の足元にも及ばない。
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/19 23:54:35 ID:ARVy7pNj
柏原はプロハン後は「新ハングマン」のメインライターを引き受け
シリーズ中でサバイバルアクションと色気のバランスが絶妙
DVD化が望まれるとこだ
>>52 「哀愁のサーキット」もヒドかったからなあw
「白い指の戯れ」はベテランカメラマン姫田真佐久の貢献が大きかったと思われ。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/21(月) 18:59:17 ID:sKip+F8z
>>43 藤井邦夫や塙五郎もそう
生活のためおよびスケジュールの関係で
助監督・監督に脚本を書かせている場合があり、
東映にいたっては渡辺亮徳や塚田英明といった
プロデューサーも脚本を書いている
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/25(金) 11:14:47 ID:E+pzh/ZE
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/25(金) 13:30:53 ID:GoNJ2GLN
>>57 「八手三郎」はもともと平山亨Pのペンネームだった。
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/25(金) 19:55:32 ID:zBuPlKEV
西部警察でたまに宮下隼一と共同で脚本を書いていた武田和也氏も
元はテレ朝P。
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/25(金) 21:33:44 ID:COTNuKS6
>>56 >>57 東映のPDの集団PNです(平山・阿部・吉川・鈴木など特撮系PD)
昔、何かの本に恥ずかしがりやで人前に姿を見せないと書かれていた
似たようなものに葉村彰子・矢立肇・東堂いづみがある
コマサはどの程度シナリオに噛んでいたんだろう…
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/25(金) 23:35:14 ID:fgFBrHVt
>>61 彼はあんまりシナリオには拘らないみたいだね。
大都会シリーズには日テレの山口剛がいたからさほど問題なかったけど、
西部の時は永原秀一を中心に脚本家集団、「ブローバック・プロ」を設立させた
のは良いが、もうとにかく車さえ壊せばOK!みたいなスタンスで焼き直しだろうが
何だろうがシナリオ書かせてたからね。
基本的に専務の重要な役目は現場でスタッフにハッパをかける事だったの
ではないかな?
>>62 「大都会」「西部警察」は、コマサが実質的なアクション監督だったのは本当?
たかがプロデューサーがカーアクションや爆破を仕切っていたのが信じられないのだが?
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/26(土) 22:47:58 ID:babD+D31
>63
アクション監督なんて大袈裟な事じゃなくて、無茶なアクションシーンなんかの時に
スタントマンを叱咤激励で盛り上げたりゲンナリさせたりしてたのよ。
大都会に平原刑事役でレギュラー出演していた粟津號の著書の中で
この人の強引さについて(やたらとギャラを値切る等々)触れてたね。
ちなみに同著に書かれていたのだけど、粟津氏をキャスティングしたのは
山口Pらしい。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/26(土) 23:36:58 ID:tfwcaltx
故・蔵原監督の(現場での)徹底した独裁ぶりは有名。
コマサ将軍様と渡り合えるタイプではなかった。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/27(日) 17:42:57 ID:xUGZEJEK
>>58 平山はもともと東映京都の助監督なので
助監督時代に八手三郎名義で脚本を書いたのだと思う
67 :
65:2005/03/27(日) 17:47:23 ID:xUGZEJEK
昭和40年以降に東映テレビプロ(NET・テレビ朝日作品)・
東映東京撮影所(残り)でプロデューサーをするときに、
相棒となったプロデューサーと一緒に八手三郎名義を使ったと思われる
平山が一線を引くと吉川・鈴木・折田・日笠・高寺・白倉などの後輩が
同様に八手三郎を使用していると思われる
68 :
65:2005/03/27(日) 17:49:45 ID:xUGZEJEK
>>56 >>58 塚田Pは加藤Pの弟子なので
師匠を真似たと思われる
京都ミステリーや戦隊シリーズではプロデュースのみ
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/27(日) 17:50:47 ID:xUGZEJEK
>>64 でもIPが潰れずに済んだのはコマサの強引なビジネステクニックあってのことだから
プロデューサーとしての彼の姿勢を一概には批判しにくいんだよな。
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/27(日) 22:49:01 ID:HpNyYzIn
昨夜の好評だった土曜ワイド劇場「交渉人」
これ書いた佐伯俊道は元々東映所属の人?
他には随分とポルノ映画も書ているみたいですな
確かこの人「大激闘マッドポリス」の助監督も務めてなかった?
EDロールで名前出ていたような。
この「交渉人」、昔の山口剛P系の火サステイストに近いもの感じた。
「たそがれに標的を撃て」とかああいった色合い作品も2時間もので
また出てきてほしいもんです。
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/27(日) 23:18:22 ID:YTHvNA4y
>>70 確かに彼がいなかったらとっくの昔に潰れてたというのは定説になってるね。
ただし、中井景が石原プロを去った後の作品を観れば判るんだけど、もうとにかく
力技というかなんというか、繊細さは微塵も無くなったよね。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/28(月) 21:32:53 ID:OqoRwVVD
刑事ドラマから離れて申し訳ないのだが
飯島敏宏(木下プロ)とコマサは何か被るんだよな。
会社を現在まで存続させた経営手腕しかり、創設時の目標からかけ離れた
安っぽいドラマばかり作ってお茶を濁した点にしかり・・
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/28(月) 22:01:44 ID:KQGBLwwo
まあスタープロといえども所詮は零細企業だからね。
リスクの大きい映画よりもTVでお茶を濁してしまうのは現実問題として仕方ないだろう。
石原プロもコマサのワンマン経営に支配されなければ、火サスなどで
地味ながら良質のテレフィーチャーをコンスタントに製作していたかも知れないと思うと
残念でならない。
>>74 木下恵介は、途中から(確か79年頃から)木下プロのTV制作には直接は関わらな
くなっていたのでしょう? 後は飯島カラーの会社になった。「金妻」などは完全にそう。
飯島さんも優秀だと思うよ。ただし根はTV屋さんなので、やはり視聴率を優先させて
考えるんだよ。木下さんも映画屋だから大衆受けには敏感なんだけど、途中から徐々に合わなく
なってきた、ということなんでしょうね。でも飯島さんは合わせることができた(良し悪しは別として)
木下さんは映画界に見切りをつけてTV界に進出したのに、晩年は映画の仕事に戻ることになった。
木下恵介の弟子が山田太一だけど、山田にせよ近年は余り仕事をしていない。80年代後
半の「作家のドラマ」ブームを最後に、ドラマはどんどん派手な見栄えが優先になり、
脚本家や演出家のスタンダードな冴えが見られる仕事は徐々に少なくなっている。
でも、ドリマックスも会社としてももう駄目みたいだけどな。
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/29(火) 07:59:31 ID:t9PbrthI
>>75 >石原プロもコマサのワンマン経営に支配されなければ、
話が元にもどるが、これがなきゃ石原プロさっさと潰れてただろう。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/29(火) 22:40:49 ID:lRm3nrr2
>>77 要するに、初期の中井景や大都会シリーズの岡田晋吉や山口プロデューサー
みたいなブレーンがいれば彼の強引さやワンマン体質と良い感じにブレンドされて
面白い作品が作れるということだろうね。
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/29(火) 22:55:44 ID:YeyGrYtr
>>78 大都会シリーズは確かに面白いが、岡田・山口の存在と
潤沢な予算さえあれば、コマサでなくとも東宝・東映・セントラルでも
同じクオリティの作品は製作できたと思う。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/29(火) 23:12:02 ID:lRm3nrr2
>>79 70年代でさえ日テレ内では大都会の予算枠を確保するのは大変だったら
しいからね。
大都会にしろ西部にしろ当時は裕次郎のネーム・バリューがあったからこそ
出来たんだろうと思う。
今現在その当時と同じ予算枠を裕次郎ブランドで取るのは難しいだろうね。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/29(火) 23:32:50 ID:MG0TD7Q2
市川森一を招いた「代表取締役刑事」も岡田Pがいれば
化けていたかもしれない。
結局のところ還暦すぎた現在でも絶えず仕事が来るドラマに転向した村川透が
一番の勝ち組なのね(4月期の連ドラおみやさん4、土曜ワイドのトラベルミステリー
最新作も参加しているしね)でも早撮りができるだけだから採用されるというのも
なんか悲しいな・・・(昔の彼はちゃんと評価されてたのに)
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/30(水) 17:10:58 ID:QWrzl7bv
むしろ大都会でのコマサはカースタントに口出ししていただけで、
石野憲助Pの影響力の方が強かったと思われる。
暴力事件でホされ中だった優作をレギュラーに推薦したのも彼。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/30(水) 18:50:46 ID:HEVFtrdD
村川 おみやさん 7月の新番組
長谷部 相棒4 映画?
一倉 マツケンの土曜ワイド
原隆仁 病院コメディ映画 7月公開
崔 ごくせん評価しとる
>>83 映画秘宝での杉作J太郎と藤木TDCの対談では
石野Pの手腕をほめて、コマサの名前は出なかった。
刑事ドラマに時代劇にひっばりだこの勝ち組監督長谷部&村川、
火サスにレギュラー枠を確保している田中登、昼ドラが好調の江崎、
Vシネに活路を見いだした小澤啓一、たまに2ドラの仕事が舞い込む野村孝・松尾昭典・澤田幸弘・斎藤光正・手銭弘喜、
そして映画の世界では今村・清順・熊井が現役バリバリ、何気に日活勢の生存率はピカイチでわ?
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/30(水) 23:22:32 ID:qRGXZ900
「はぐれ」が終わるけど、はぐれと「さすらい」このシリーズを担当していた
初代Pも既に故人となられている。Pが新たに交代してから作風も丸くなって
いったのは否めない。
「火サス」も一時期より更に質が落ちたね。最近はシリーズモノも飽きられて
きたのか数字も下降続き。改編期になると即バラエティ特番やヒューマンドラマ
でつなぐ現状だからな。日テレ幹部も「もうサスペンス止めるか」などと考えて
いそうに思う。 セントラル・アーツも「あぶ刑事」始める前は火サスで村川や
長谷部に担当させ名作を量産していたのに、次第に火サスからも手を引いてった。
これらもDVD化してほしいな
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/30(水) 23:54:33 ID:P3HXdtP2
>>83 岡田さんだろ?
当時優作のマネージメントをしていた笹岡幸三郎さんから
「何でも良いから出してください」と頼まれて裕次郎に頼んで
出演させたんだよ、結構有名な話です。
>>87 >「火サス」も一時期より更に質が落ちたね
90年代に入ってからはどの局も製作会社から企画を出させて制作する
のが常識になってしまったからね、どれも同じ様な感じになるのは当然。
>セントラル・アーツも「あぶ刑事」始める前は火サスで村川や
長谷部に担当させ名作を量産していたのに、次第に火サスからも手を引いてった
セントラル・アーツの黒澤さんと親しかった山口さんが抜けた後は火サスで
同社を製作に起用することはなくなったんだよ。
2時間モノは丸1年分は撮影済みのストックがあるそうな・・・
だとすると、丸1年 寝かしているんだな、作品も制作費も。
積極的に製作するプロが減るのは必然的やね。
>>86 要するに仕事が手早い監督、主演者と親しい監督が生き残ってるだけでしょ。手銭
さんはもう亡くなられたのでは?
>>89 土ワイは放映ストックが多いので有名だけど、火サスは1年も寝かしていないはず。たまに各俳優の
サイトの撮影報告などを見ると、1、2ヶ月前に撮影しているものもある。他局は不明。
土ワイも「相棒」などは撮影時期と放映時期が近かった。土ワイシリーズ化→レギュラー化、という
移行がスムーズに行った例。このあたりのスケジューリングはどうもよくわからん。
2ドラ保守化は90年代以降、進むばかりだね。御当地モノとシリーズでお茶を濁すように
なっちゃったからな。視聴者もソフトなものでないと受け容れない。
シリーズ外の単発にたまにいいものがある。去年だと黒沢直輔の「ジェラシー」(火サス)とか。
珍しく凝った話だったが、坂○かつえとかも、何人もゴーストを使ってるんかね?
テレ東の水ミスも、撮影から1〜2ヶ月でオンエア。
土ワイは在庫を土曜午後に放出してたね。
>>90 手銭監督亡くなられてたのか(´・ω・`)
崔チョン一に名指しで罵倒されてたよなあ……この監督。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/31(木) 23:14:28 ID:OFc136BW
コンペ形式で作品を製作会社から集めて放送しているテレビ局の姿勢自体が安直
なんだと思う。
昔脚本家の柏原寛司が言ってたけど、小坂敬さんや山口剛さんくらいミステリー物に
造詣が深くなければ作っても単なるサスペンスのパロディーになっちゃうんだよな。
もちろん昔もヒドイ作りの作品があったけど、その頃と比べても今の2時間物はとても
観るに耐えない作品ばっかりだからな。
>>93 山口さんは往年の早稲田・ミステリ・クラブ出身だったはず(今はあのクラブも駄
目になったようだけどね)
昔のTV界はこういう趣味人が紛れ込んでいた。TBSだと久世とか鴨下とかね。
今はこういう人は余りいないでしょう? 学歴だけでいえば、今も昔もキー局なんかには
高学歴しか入れないんだよ。
でも、同じ高学歴でも、昔の人は学歴だけじゃなかった、ということなんだろうね。
実相寺昭雄(元・TBS映画部)ってもともと早稲田の夜学から
外務官僚に内定していたエリートなんだよ。でも肌に合わんから
映画会社に行きたいとすぐさま離職した。
でも映画会社は夜学入れてもらえないってことで
仕方なくTBSとフジの試験受けたら、フジに落ちて、TBSに受かったと。
ちなみに並木章は実相寺と同期入社。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:昭和80/04/01(金) 20:22:08 ID:qYdDCITc
>>86 他社の監督が早く引退してるので目立つのだと思う
たとえば東映では松島稔や村山新治・佐藤純弥・深作欣二・天野利彦・吉川一義は
70歳近くでも演出していたが、小西通雄・田中秀夫・竹本弘一・佐藤肇・
山田稔・永野靖忠などは60歳を過ぎると演出数が減ってしまった
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:昭和80年,2005/04/02(土) 15:33:18 ID:7Qhgyz19
実相寺ってクラシックにも造詣が深い。
小澤征爾は「実相寺さん以外の演出家はスコアが読めない・
曲の知識が無い人ばかりなので納得いく映像に仕上げてくれない。
だから私が棒振ってる映像記録はなるべく実相寺に頼みたい」って
言ってるらしいけど、あの世界のオザワがそこまで絶大な信頼を寄せるなんて
凄いと思うんだが。
そもそも「実相寺」って苗字からもわかるように旧華族か何かの出で
しかもフランス語ペラペラ、演出担当のオペラを日本語で歌う場合
台詞(歌詞の一部も)の翻訳も全て手がける。
一方で重度の風俗・SM・AV(表裏両方)マニア。収入の大半を泡姫と女王様に注ぐ。
恐らく本来働かなくても食っていける人なんだろう。で、先祖代々の遺産を食い潰してると。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:昭和80年,2005/04/02(土) 15:45:29 ID:gjRhxGTA
>>94 山口さん、実は今話題のフジテレビ会長の日枝久とは高校〜大学を通じての親友
なんだよ。
何年か前に週刊新潮に同じく高校〜大学と親友だったジャズ評論の寺島靖国と
一緒に三人の対談が載ってました。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:昭和80年,2005/04/02(土) 16:06:23 ID:pEhow9cn
古内一成とかどうよ
>>97 >あの世界のオザワがそこまで絶大な信頼を寄せるなんて凄いと思うんだが。
これはけっこう有名な話だな。小澤の舞台中継は実相寺以外には撮らせないんでしょ?
>恐らく本来働かなくても食っていける人なんだろう。で、先祖代々の遺産を食い潰してると。
そうでもないでしょ? 「夜ごとの円盤」の「私のテレビジョン年譜」を読むと、TVデ
ィレクターとしてはけっこう働いてますよ。単発のドキュメンタリーとか「オーケストラがや
ってきた」とか「遠くへ行きたい」とかやってますね。テレビマンユニオンの仕事が多い。
当時は芸術家肌のディレクターも多く、創造社との関わりとか、TV屋さんとしてはいい時代に生きた人ですね。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。:昭和80年,2005/04/02(土) 20:57:38 ID:S4RI1wdo
「青い沼の女」(監督:実相寺昭雄)は山口Pだったよね?
実相寺さんって映像だけに収まらないこれだけアート全般に関して
多才なのに、金持ち坊ちゃん特有の空気読めないところが
立場を悪くしている気がするんだよなあ。
>>101 立場は悪いかな? 本人の努力と才能もあるのだろうが、仕事が途切れないじゃない?
上の「私のテレビジョン年譜」を参照すればわかるが、公のフィルモグラフィーに載
っていたり、ソフト化されたりしている作品以外のTV番組やCMも数多い。
やはり根はTVディレクターなんだよ。器用なんだよね。それに、生活のことに関しては
大変に気に掛けてますよ。好きな仕事だけやってるわけでもない。
(コダイは会社組織なんだっけ? それも維持せにゃならんし、フリーでも自分にく
っついてるスタッフには責任もある)
ハイビジョンのデモ用に「東京幻夢」も撮らせてもらったりしているから、業界の信頼も篤いのでは?
そんで、たまに映画やドラマ等を撮ったりすると、お得意の実相寺ショットで埋め尽くすのです。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:昭和80年,2005/04/02(土) 23:37:01 ID:bKlso1ih
>>101 泉鏡花を火サスでやるとこがすごいな、でもこれがギリギリだろうね。
この頃になると山口さんの火サス作品は少し浮いてる。
>>102 なんか実相寺サン、昔と比べるとやたら様式美に拘ってるような気がしません?
まあ昔から独特な演出をする人だとは思うんだけど、何となく最近のは肩が凝る演出
な感じがするんだよな。
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:昭和80年,2005/04/02(土) 23:44:21 ID:bKlso1ih
>>101 泉鏡花を火サスでやるとこがすごいな、でもこれがギリギリだろうね。
この頃になると山口さんの火サス作品は少し浮いてる。
>>102 なんか実相寺サン、昔と比べるとやたら様式美に拘ってるような気がしません?
まあ昔から独特な演出をする人だとは思うんだけど、何となく最近のは肩が凝る演出
な感じがするんだよな。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:昭和80年,2005/04/03(日) 00:21:47 ID:hEP8Kv2O
TBSは50周年だから実相寺監督に記念ドラマでも撮らすかね?
山口Pは倉本脚本と実相寺監督の組み合わせで「波の盆」みたいな
異色戦争ドラマなんかも作ってしまったり、テレビ映画を超越した
ような作品を結構残してますね。火サスや連ドラ通しても視聴率的に
成功したのは「大都会2、3」くらいだが。やはり劇場作品化にしても
おかしくない。
まぁ一般ウケしない作品制作にこだわり続ける面では、
今のフジの同苗字のPにも云えるかな?
そんなにTBSは実相寺のこと評価してないよ。
記念ドラマとるなら、石井ふく子プロデュースか久世光彦演出だろう。
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/03(日) 23:02:31 ID:lP6q2sva
ジッソー自身も、TBSを暗に批判しているからなあ・・。
ディレクターとしての飯島敏宏にも、あまりいい印象を持ってないみたいだ。
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/03(日) 23:33:09 ID:Z+7rw7nV
ケータイ刑事もいれてれ
倉本聡と村川透の組み合わせも見てみたい。
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/04(月) 21:37:37 ID:ogdBpDfb
倉本は企画段階では『弟』に関わっていたらしい。
・・・にしても、小学生向けの偉人伝みたいなドラマだったな、あれ
倉本+舛田で作っていればまた違っていたと思うんだが。。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/05(火) 15:56:52 ID:d06tR/ES
2ちゃんやって一番驚いたのが意外なまでに実相寺の評価が低いことだな。
映画にせよドラマにせよ「観る人を選ぶ」作風なのは否定しないが
例えば映画作品・人板の小津やゴダールのスレみたいにマンセー派が
もっといても良さそうなんだが。
話は変わるが「実相寺アングル」はスタジオの狭さを視聴者に勘付かれない
ためのゴマカシだと本人が語っていた。あの人を食った絵面は
加藤泰やら鈴木清順を劣化コピーしたわけではないのだ。
>>111 >小学生向けの偉人伝みたいなドラマ
実に正しい製作方針だな。
実相寺の作風を「大人の鑑賞に耐える」とかなんとか 適当なお題目つけて
妙な「市民権を得よう」的な活動をしたのが昔いたんだよ。
それが功を奏すしたのかどうかは知らんが、ある種のカルト的人気(なのか?)
を得て いろいろと実相寺がらみの作品が再び陽の目を見ることになったんだ
とは思うが、評価が低いとか高いとか、一般的な評価なんて、本当はどーでも
いいのだよ。
見てどう感じるか。それだけ。
>>71-72 佐伯氏は父親が外交官か何かで、幼少期をウィーンで過ごし、帰国後では
学習院初等課に入学、そのまま大学院まで進んだお坊ちゃんなんだよ。
卒業して東京ムービー(国際放映の動画制作部)に入るも
「アニメはつらい」と退社して、東映の試験を受けた。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/07(木) 18:36:33 ID:7cTMLAvz
7月期テレ朝水9はまたキョウヘイ主演で村川タンと組むらしい。相棒モノらしく
相手役は○○ちでも共演したT.A(ガセだと思うが)Pははみ刑事と同じで
他のスタッフもはみ刑事と同じ人になると思う。しかし村川タンおみやさんも
あるのにがんばってるな。
山口Pは火サス「乱れからくり」をなんと円谷プロに発注。
スタッフ編成も脚本:大和屋竺 監督:佐藤肇!と一般視聴者置いてきぼりのマニアックさw
主演は柴田恭兵でした。
社長として、スターとして、重責担う石原プロモーション社長
渡哲也さん(63歳)
http://www.be.asahi.com/20050402/W11/0018.html ◆韓国と共作も
渡 たとえばですが、いま元気なアジア映画に、彼らが挑戦する
道すじをつけてあげるとか……うちの小林(正彦専務)のほうで、
韓国との共同制作も視野に入れて動いています。いまだからお話し
できるんだけど「西部警察」でも韓国を舞台にして、向こうの俳優
と一緒にやるプランもあったんです。
――「西部警察」の撮影中の事故は不幸でしたが、
社長としての対応がみごとでした。
渡 私たちがもっとも大事にしなければいけないファンの
方々にケガをさせてしまったのですから、これは誠心誠意、
謝罪しなくてはならない。危機管理といった言葉以前の問題です。
そして、ケガをされた方々に何をして差し上げられるか。
皆さん全員が退院されるまで、(事故のあった)名古屋に
社員の駐在員を置きました。ケガをされた方々とご家族に
携帯の電話番号をお教えして「何かあったらいつでもここへ
連絡してください」と。また、病院には定期的にお見舞いに行かせました。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/10(日) 18:52:14 ID:TheP2GZF
>>115 東映などには実写からアニメへ移籍したスタッフいたのに
逆のパターンもあったのは初耳だ
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/10(日) 23:07:52 ID:CXo5Mo8W
>>115 >東京ムービー(国際放映の動画制作部)
元は東京放送(TBS)の動画制作部でしょ?
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/11(月) 21:17:20 ID:o3gPvWlO
>>89 >>90 >>91 放送期間が2クール以上の連続ドラマも、
撮影から大体1、2ヶ月後にOAされてるんですかね?
季節の変わり目に放送された回では、撮影時期とのズレも目立つのですが。
田中徳三監督の遺作となりそうな「御家人斬九郎」は、撮影自体は
20世紀中に終了していたらしいが、製作会社・番組ごとに違うのかしらん。
記憶が定かでなくて申しわけないんだけど、鬼平だったか藤田まことの同じワクの時代劇だったか
未放映分が何本かあるって話を聞いたことがあるよ。
局の編成の関係で 撮影編集済み分がまだ残っているのに シリーズ途中で放送が終了、そのまま
残ったんだとかなんとか・・・
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/11(月) 22:35:51 ID:PP2fx0yE
西部警察で監督デビュー。あぶない刑事で何作かやった原 隆仁は
セントラルアーツじゃないの?
>2時間モノは丸1年分は撮影済みのストックがあるそうな・・・
すると池広一夫はもう撮ってない可能性高いすね
>>127 こっちまで荒らす気か? 勘弁してくれよ
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/16(土) 09:53:57 ID:jqfiIwUn
佐伯俊道 ― 父親は外交官じゃなくてIAEA職員だった。
東京ムービーでは監督に嫌われて一方的に退職を勧められたのだと。労組が
応援してくれたが組合活動はキライということで結局退社。
東映では伊藤俊也が「さそり」で昇格して助監督の席が空いてるから来ないかと
梶間俊一に誘われ大泉に足を運ぶが、撮影所は労組VS会社の攻防のさなかでまともに機能していない有様。
いわば組合推薦の自分が雇ってもらえるはずがないと諦めかけたところで
頼れるアニキ内藤誠の「ポルノの帝王 失神トルコ風呂」(72)にフォース助監督として就き、以来二人三脚。
シナリオ処女作は内藤と共作した「仮面ライダーV3」(73)で、「ネオンくらげ」(73)は
二人で取材しながら書いた思いで深い作品とのこと。(佐伯はノンクレジット)
〜映藝 桂千穂との対談より
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/16(土) 18:37:24 ID:X4F35uJ0
>>89-91 >>123 連続ドラマの場合
今日ロケしているのは5月中旬から下旬に放送分だと思う
去年2月下旬に仮面ライダー剣の3月下旬放送分のロケをしていた
また、東宝の星神シリーズや円谷のウルトラマンネクサスは
10月開始なのに5月頃から撮影をしていた
一方、同じく10月開始だった東映のセーラームーンは
撮影8月からだった
実際に東映は刑事ものにしろ特撮もしろ、
ぎりぎりになって完成するものが多いらしい
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/17(日) 09:14:33 ID:bhm+7DE3
>>123 「御家人斬九郎」に限らずフジ時代劇は、能村庸一氏(時代劇専任P)の判断で、
放送が決まらなくても撮りまくってストックを作っていたらしい。
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/17(日) 11:11:28 ID:I4lToka0
>>130 >実際に東映は刑事ものにしろ特撮もしろ、
ぎりぎりになって完成するものが多いらしい
それは放送局又は製作会社が制作を決定、受注のタイミングによってかなり変わる。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/17(日) 17:45:22 ID:iwOPFAVN
フィルム撮りの重要性を理解していた、最後のプロデューサーだった>能村さん
今じゃ局Dがビデオで時代劇もどき撮ってるからな
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/20(水) 23:16:45 ID:cr338fpR
子供もの出身作家がまた振り出しに戻って来たって、珍しいような希ガス
中西隆三
酒井あきよし
金子裕
宮田雪
長坂秀佳
今井昭二
柏原寛司
一色信幸
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/23(土) 11:05:55 ID:Pk0MyO1X
>>135 勘違いされている方が多いようだが、今井詔二のデビュー作は「白い滑走路」。
弱冠22歳でプロデビューされました。
筒井ともみは「顔で笑って」がデビュー作。アニメ出身じゃありません。
柏原寛司はなんとか東宝アクション書きたいと、コネ作りのために「クレクレタコラ」書いたんだよね。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/23(土) 11:43:20 ID:336W+x9N
>>133 でもフィルムとビデオの違いこそあれ局Dが自社作品を製作会社で演出するのは
昔もあったからね。
日テレだと高井牧人や梅谷茂、祖父江信太郎、朝日放送でも大熊邦也、松本明といった
ディレクター達が時代劇を演出してたけど、これらも時代劇もどきなのかい?
俺もフィルムは好きだけど、だからといってあんまり本編の人だからすごい!みたいな意識は
持たないほうが良いと思うよ。
問題は企画だよ、プロデュース。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/23(土) 22:05:17 ID:G8b+xl71
『刑事追う!』本編系監督の演出はみんな低調だったね。かろうじて見られるのは工藤、
村川、最悪だったのは舛〇、佐〇
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/24(日) 23:43:47 ID:soPEyxIu
「教室の戦争」の回を担当した松原信吾とかどうなの
この人は本編系の人ではないよな。木下プロの専属監督イメージあるんだな
最近はウルトラマンティガから山田太一ドラマスペまでいろいろ撮ってる
ようだけど、器用な監督の類いに入るか。刑事追う!個人的には長谷部安春の
「拳銃」や「休暇命令」の話も好きだな。カット割りとかそんなあざとくないし。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/24(日) 23:47:41 ID:soPEyxIu
訂正
松原監督は今のとこ2本のみ撮ってた
青春かけおち篇(1987)
なんとなく、クリスタル(1981) これって長野知事のやつすか?
>>138 全員、トシなので力が落ちていることもあるだろうけど、やはりフィルムで育った人に
ビデオで撮れ、というのは辛いのではないかな? みんな画調とテンポには苦心している。
そもそもビデオ・フォーマットは映画的なワンキャメに合わないのかもしれないね。かといって、本
編・TV映画系の人がスタジオ系の人みたいにマルチで撮るのも難しいだろうし。
今のドラマは、スタジオではマルチ、ロケではカチンコを使ってワンキャメで撮っているのかな?
2ドラで育った監督やスタッフなどは、映画的にワンキャメで撮ったりするみたいだけど。
HDを使えばフィルムとビデオの垣根は消えるのだろうけどね。
>>139-140 松原さんは元松竹大船なので、バリバリに本編出身監督ですよ。木下プロとは演出契約
していたみたいですね。「なんクリ」は天下の珍作だったみたいね。
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/26(火) 12:44:53 ID:oQI68yfi
仙本誠三のビデオ初体験はこないだの新西部警察?村川演出は元々博打性が高い分
割り切って構えていられるんだが、この人のカメラワークが大変なことになっていて参ったよ。
ビデオ撮影で別人になる=池広一夫
ビデオでもさほど質が落ちない=工藤栄一 小谷承靖 木下亮 前田陽一 瀬川昌二
画づくりがカメラマンまかせの監督っているからなぁ
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/26(火) 18:02:14 ID:NDG86AbX
日テレの初川則夫氏がPに復帰との噂アリ。
井上昭はテレビに移ってから独自の映像美を失っちゃったような
久々の劇場時代劇「子連れ狼 その小さき手に」は森一生の亡霊に乗り移られたような映画だったもんなあ
「あぶない刑事」以降の長谷部に乗り移ったのは誰かな(藁
森一生監督 警視Kも撮ってたとは……
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/01(日) 11:34:04 ID:BFfZk1aN
>>141 >HDを使えばフィルムとビデオの垣根は消えるのだろうけどね。
垣根は消えるどころか画質は
VARICAM(HD720/24p)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>16m/m
>>133 >フィルム撮りの重要性を理解していた、最後のプロデューサーだった>能村さん
老眼なだけ
露出を開放しなきゃならない状況での撮影で 炎をビデオ撮影すると真っ白にしか映らないんだよな・・・
やっぱりダメだ ビデオは・・・
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/01(日) 14:30:09 ID:K9M4JKtV
「都会の森」をDVDで再見してるんやけど
これにも松原監督は参加されているね。飯島敏宏や森田光則の演出より見やすい?
印象受けるときもある。
この作品以外でもOPはやたら「都内の景色」撮りこだわってた面もあるね
木下プロ
都会の森でデビューの根本実樹って大学で何やらかしたか知らないが退学処分になって
流れ着いた先がテレビ映画助監督のリアルアウトローです。
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/02(月) 21:15:55 ID:+nNZGuuQ
>>133 能村さんは定年までに「盤嶽の一生」を撮りだめして、それから退職
現在も役員かなにかで在籍しておられ、その後「剣客商売」の最近の
シリーズと「夜桜お染」を担当さすっておられる
監督や演出家なんて みんなアウトローだよ。
優等生の作るシロモノが面白いはずないじゃん
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/03(火) 17:00:18 ID:v3C3W8qq
>>150 根本実樹は平成ウルトラマンシリーズの演出をしている
また、
>>139の松原信吾とも一緒に仕事をしている
それにしても平成のウルトラマンシリーズには
松原、根本・阿部雄一のほかに新作のマックスには金子修介や三池崇史が、
超星神シリーズには池田敏春や鹿島勤が、セーラームーンや
平成仮面ライダーシリーズには佐藤健光や高丸雅隆と意外な人物が演出している
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/03(火) 17:13:34 ID:v3C3W8qq
>>138 個人的には杉村升脚本の回に小西通雄監督を
起用してもらいたかった
(小西が参加した作品には杉村がかなりの確率で脚本を書いていた、
というか小西を東映のPDに紹介したのは小西だった、
杉村がマシンマンやスケバン刑事に参加したのも小西の紹介
小西は他の作品の絡みでそれぞれ2本しか参加できなかった)
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/04(水) 08:30:14 ID:Zgqf4ngY
杉村さん、今年の2月だかに急逝されたけど、ほんと残念で仕方ない。
ゲーム関係は最近もバリバリだったみたいでけど、テレビもやってほしかったな、
そういえば『西部警察』『さすらい刑事」『科捜研』の日暮裕一さんも01年に急逝された
ようで。でも詳しく調べようと思って、朝日新聞縮刷版をあさったが、訃報がでてなかった。
だいぶ仕事をしている脚本家なのになぁ、とおもったよ。結構脚本家の地位ってそんなもんなのかねぇ。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/04(水) 20:13:35 ID:rvt0c46W
日暮裕一氏は「科捜研の女」はメインライターだったね。
彼が亡くなってPART3、PART4が戸田山雅司氏、PART5が田辺満氏になった。
「京都迷宮案内」もPART1を少し書いていたと思う。
もっともこっちはPART2以降、西岡琢也氏のワンマンショー状態だけど。
西村潔の自殺は割と大きく報じられたね。
ただしスキャンダラスに・・・。
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/05(木) 00:17:14 ID:ryuvTpFe
>>156 科捜研の女パート3の第1話の一週間前に、
日暮脚本のパート2の第8話の再放送を、いつもの時間でやってたけど、
今から思うとあれは追悼の意味もあったのかも、と思うけど、
明文化されてないので、実際の所は不明。
確か亡くなられたのは7月だったと思うけど、パート3の企画はどこまで動いてたのかな。
なぜか放送が11月スタートで変だな、とは思ったのだが。
でも単なる編成の都合のような気もするし。
ちょっと脱線しちゃったかな。あと日暮氏は『さすらい』で一番本数を書いていたりもします。
はみだし刑事もちらっと書いてた覚えが>日暮さん
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/05(木) 19:21:26 ID:BJnfPo3M
>>155 >>157 新井光の訃報記事は新聞に出ていた
監督でも深作・佐藤肇・小林恒夫・野田・山田稔の訃報記事は見たが
竹本弘一の訃報記事は見なかった
知ったのは岩佐陽一か宮内洋の著書だった
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/05(木) 21:29:09 ID:WFfWdPM5
>西村潔
この人の監督としての全盛期は1970年前後なのですが、末期的状況でのデビューとあって今も評価が低くかわいそう。
「死ぬにはまだ早い」「白昼の襲撃」「ヘアピン・サーカス」リメイク版「青年の樹」(←拾い物desu)と、傑作・佳作も多いのに。
訃報記事には確か「ドラマディレクター西村潔さん入水自殺、代表作は『西部警察』『あぶない刑事』」とあった。
マスゴミの取材力なんて、こんなもんなんです。
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/05(木) 21:48:44 ID:2w7tgfbu
おいおい西村監督 西部は2本しか演出してないよ
テレビ映画代表作上げるなら「あぶない刑事」「ハングマン4」だろ
そういえば村川透映画祭また12月にやるらしい。ここまでプッシュされるの
ほんと凄いよな。何気に母校の校歌の作詞もしたらしいし、ドラマ界では
売れっ子監督になってるし。
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/06(金) 18:52:40 ID:fyK2bAVH
山本迪夫が亡くなった時も、新聞記事には「『太陽にほえろ!』の山本迪夫監督死去」。
せめて血を吸うシリーズなどを挙げるべきだと思うが。
>>162 平野靖士も西部は4本、「ベイシティ刑事」は1本しか書いてないが、
どちらも代表作扱いになってる。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/06(金) 20:49:38 ID:AyvXAS7j
監督や脚本家で自殺(未遂)する人って少ないよね
黒澤明 伊丹十三 と西村潔しか思いつかん。
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/06(金) 21:32:39 ID:V2Zh5uDs
>>161 小林義明や堀長文や山田稔もキイハンターを1本しか演出していないのに
代表作にキイハンターと書かれていた
また竹本弘一も仮面ライダーを2本しか演出していないのに
代表作になっていた
小西通雄(スケバン刑事・ゴレンジャー・快傑ズバット)や
田中秀夫(はぐれ刑事純情派)などにも同じような例もあった
167 :
166:2005/05/06(金) 22:11:03 ID:V2Zh5uDs
辻理も同様に代表作が西部警察や仮面ライダーブラックになっていた
(両方とも4本しか演出していない)
>>164 村木忍(美術監督)の訃報も、見出しは”黒澤映画の美術監督死去”。氏が参加したのは
「どですかでん」と「乱」の二本だけであるにも関わらず、さも黒澤組の常連のように書き立てたヤシの神経を疑うよ。
蔵原惟善が亡くなられた折も、代表作として連中がピックアップしたのは「南極物語」。
永原秀一のそれは案の定「西部警察」。日本映画監督全集かぴあ辺りから写したのが丸わかり。
>>165 (哀しい最期を遂げた人たち)
・弓削太郎(監督) ザ・ガードマン、ターゲットメン
1972年頃家出して行方不明となり、翌年軽井沢の山林でミイラ化した遺体を発見。
前年から周囲に自殺をほのめかしていたらしい。
・泊里仁美(脚本家) バーディ大作戦、刑事くん
1983年神奈川県葉山の海岸で溺死体となって発見。
TBS『女、かけこみ寺』チーフライターから降ろされて、周囲に「死にたい」と漏らしていた矢先の出来事で、
鎌倉市藤原の自宅からは「生まれ変わって出直したい」との遺書が発見された。
・杉江慧子(脚本家) 新七人の刑事、おやこ刑事、江戸の旋風
1980年「仕事に行き詰まった」と残して家出し、翌年北海道の森林で遺体を発見。
家出直後に服毒自殺したようだ。
・山崎忠昭(脚本家) 野獣の青春、殺人狂時代、巨人の星、天才バカボン
世代交代したプロデューサーと肌が合わず業界からホサれ、アパートの一室で誰にも
看取られること無く孤独に衰弱死。
製作畑に目を移せば、中井景Pの自殺が記憶に新しい(といっても20年以上前か)。
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/07(土) 17:08:38 ID:z+ZYdeVr
>>162 西部は4本。
個人的に西村監督の良さが出ている作品は「大追跡」「探偵物語」
「プロハンター」の3作品だと思うんだけど、(火サス「身代金」全2作も入れたいけど)
メディアの場合は世間的に知られている物を出さなきゃいけないからね。
キツイ言い方をすれば自業自得なんだけど、一時的な復帰後の現場では精神的に相当
辛かったと思うよ。
今更だけど惜しい人を亡くしたね。
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/07(土) 18:20:13 ID:2+jesSX4
杉江慧子は息子の後追い自殺だと聞いたが・・・
柏原タンも「大都会PARTII」は4本しか書いてないけど、
代表作だと自身で公言してるよな。
4本とも傑作だけど。
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/07(土) 21:51:58 ID:WdJVcF2W
西村監督、例の事件は事前にミーティング開いて犯行に及んだそうで。。。
萎え。。。
173 :
166:2005/05/08(日) 18:19:03 ID:W8AhpELt
>>168 多分、誰でも知っている作品を書いているのだと思う
でも竹本・小西・田中・小林・山田・辻はいろいろな作品に参加しているので
代表作を選ぶので一苦労だろう
彼らがいなくなってテレビドラマはつまらなくなった
>>173 >彼らがいなくなってテレビドラマはつまらなくなった
というか、彼らのいた頃はまだ幸せな時代だったのでは? TVは視聴率に加えて、スポンサーやら
代理店やらタレント事務所やら色んな意向が多いし、その制約が年々キツくなってる感じ。
今のドラマは全般的にヌルいけど、実は、局や制作会社の経営陣・管理職自身は往年の名作に
関わっていた人間もまだけっこういる。創り手としての立場と管理職としての立場は違うとはいえ、
上には似たような人間が残っているのに、実際はそういうものしか出来ない。
往年の名P・Dが現場にいても、ヌルいものしか出てこなかったりするし。良くも悪くも時
代に合わせたものしか出てこないという意味では、TVという媒体の宿命なのかもしれないね。
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/08(日) 21:47:14 ID:QlGQNVSw
西村監督保釈後、大林宣彦らが集まって「はげます会」を開いたということ。
仲間たちには、好かれていた人だったんだろう。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/09(月) 16:06:55 ID:WYhcdCYP
>>174 >局や制作会社の経営陣・管理職自身は往年の名作に
関わっていた人間もまだけっこういる
そうなんだよね(日テレは変わっちゃったけど・・・)
2時間物のテレフューチャーなんか製作会社のスタッフ見たら昔と
全然代わらないんだもの。
ぬるい温泉物や探偵もどきの活躍するドラマを仲間内で作ってるほうが
楽なんだよな。
こんな言い方したら反感買うかもしれないけど例えば、
>>173の人が挙げている
監督さん達は辻さん以外第二東映の設立に伴って計画性も無く監督デビュー
させられてやたら溢れ返ってしまった人たちの受け皿としてテレビに回されてただけで、
こう言っちゃあなんだけど個性云々は度外視でローテーション仕事してたからね。
テレビ映画で一発でわかるような特徴を持った人たちはほんの一握りしかいないよな。
>>176 かなり前、時代劇板の必殺スレで「山内久司氏は変質したのか?」という話題があった。結論としては、
「時代時代に合わせて作るのがTVだから・・・」ということで落ち着いたと思う。
山内さんはあくまで、その時代毎の視聴者の好みを真面目に考えていたに過ぎないと。
やはり時代が悪い・・・のかもしれない。あるいはTV映画/TVドラマ自体が、もう
終わりつつあるジャンルである、とも言えるし・・・。
大映が潰れて、あの三隅監督がエログロスプラッタに走ってしまったのも、
同じような理由からですかね。
179 :
177 :2005/05/09(月) 22:09:37 ID:t4SQXss2
>>178 有名な「斬る」の人体一刀両断に象徴されるように、三隅さんには元々、そういう素質はあった。
大映後は勝さんの影響もあるのでは? マカロニなども参考にしていたのだろうし。
TVは自転車操業の凄まじい世界で、人にもよるが、霞ヶ関並に多忙で寝られない。
次から次に新しいものを出さないと行けない。
本編/TV映画系の人材も、利用されて消耗し尽くしちゃった部分はあると思う。
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/10(火) 08:25:25 ID:79zcjmsR
今期、石原武龍は「はぐれファイナル」「おみやさん」と2作品メインなんだね。
もっとも執筆時期はずらしてるかもしれないけど。
「はぐれ」は一時期小木曽豊斗にメインが交代していたが、また石原に戻ったので
小木曽はサスペンスで忙しいのだろうと解釈していたが実際には石原の方が
サスペンスを書いてる率も高いみたいだね。
元来テレビって映画が持ち合わせる個人芸術と集団芸術の均衡が
保証されないメディア。日本の映画産業そのものが昭和30年代後半
には後者の機械性に浸食されたきらいがあるからな。
182 :
177:2005/05/11(水) 06:01:48 ID:kFxKO+y2
>>181 TVのスタジオドラマにせよ、いわゆる名作を生んだのは、主に60年代から活躍している
ようなライターやディレクター(山田・倉本・早坂や久世・鴨下といったクラス)
名前に騙されてると言えばそれまでだが、今でもこのあたりが手掛けるといちおうは安
心して見れますね。スタジオドラマのフォーマットを作った人たちだね。
だが、その下にADとして従いていた、そうしたパイオニア以降の世代となると・・・ビデオ
カメラが外に持ち出せるようになり、撮影技術だけは発達したが内容は・・・。
TV映画系監督も似たような所はあると思う。撮影所の蓄積で撮っていた部分が大きい。
上で木下プロの飯島敏宏の話もあったが、企画などは、個人の趣味だけではどうにもな
らない側面も大きいしね。何よりTVは時代を読んで作るものだしね。
183 :
177:2005/05/11(水) 06:07:20 ID:kFxKO+y2
あるブログで、「浅利慶太の劇団四季は商業的には成功した。舞台でいちおうは生活できるようにし、
企業としても成立している。俳優の訓練にも敬意を表する。だが、『成功』すればするほど、真に野心的な
観るべき作品は無くなり、育っても去っていった人材も多かった(要するに作品的には
質の高い『レジャーランド』でしかなくなり、人も大事にしなかった)」みたいなことが書いてあった。
TVメディアにも似たような部分はあるような気がする。労働現場という側面から考えても、あ
れだけ無茶苦茶に自転車を漕いでいて人間を肉体的に酷使して、それで産業として成立
していること自体が奇跡だし・・・。
一方ではなぜか、まさにマーチャンダイズの制約だらけの特撮もの(ライダーや戦隊、ウルトラ・
ジャスティライザーなど)は頑張っているのが皮肉だのう・・・。
(脈絡はないが思い出したので書いておくと、行定勲は一時期、東芝日曜劇場の現場にいたので、鴨下信一や大山勝美の弟子でもあ
るのだそうだ。佐々部清は久世光彦や杉田成道についていたこともある。スタッフはフリー化しているので、
一方ではTV映画とスタジオドラマの区別は無意味になりつつある側面があるのは事実だな)
184 :
177:2005/05/11(水) 06:10:23 ID:kFxKO+y2
こういうことばかり書いていても何なので・・・ゆうべ、火サスの「朝日岳之助」を途中から観た。
脚本は峯尾基三。むろん、内容はいかにもな2ドラでしかないのだが、画面から主演の小林桂樹
に監督(田中登)やスタッフ、他の出演者が大切に敬意を持って接していることが伝わって
くるような気がして、それだけでなんだか嬉しい気持ちになったよ。
恐らくは現場の雰囲気もいいんじゃないかな(たぶん) 随所に田中調の丁寧な構図も
見えた。本編系の人が撮ると構図が落ち着いているのでそれだけで安心できる。
もちろん、所詮はプロのルーティン仕事なので、こういう見方をして脳内補完して満足
しているようでは駄目なのですが・・・orz
ただ、田中さんや小林さんがまだ頑張っている、というだけで嬉しいのです。
願わくば、もっと好きなように撮らせてあげたいですね。桂樹さんのあの誠実な
キャラクター第一で受けているので、あれはあれでいいのだとは思いますが。
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/11(水) 16:29:30 ID:P7kywt0D
>>181 70年代と今を比べても余り意味が無いと思うよ。
当時、丁度70年代末期頃を頂点としてTVドラマは大量生産の結果飽和状態に
なっていた。
下請けの製作会社にとってはまさにバブルだったわけで、そりゃあもうひどい作品
もあった。
そういう時代にあって監督の個性を考えて起用していたのは極一部のTV局プロデューサー
くらいで製作会社の人は基本的に請けた仕事を無難にまとめてくれる監督を選んでただけみたいな所が
あってね、そういう意味では製作会社の体質自体は昔とあんまり変わっていない。
まあ昔以上に付き合いや人柄優先みたいなところが強くなってはいるけど・・・
186 :
185:2005/05/11(水) 16:40:24 ID:P7kywt0D
それとちょっと前に新西部警察の仙元さんの仕事について「観ていられない」
みたいな書き込みがあって気になったのでレンタルで観てみたんですけど、そんなに
酷いとは思えない。
フィルムとビデオの違いを差し引いて考えてみても仙元さんは良い仕事、いつもと同じ
様にこなしていますよ。
では何が駄目なのか?それはやっぱりあのリゾートホテルに代表される地方企業とのタイアップ
だと思うんだよ。
あれで無理だとしても都庁や少なくとも東京都内を舞台にしていればグッと作品の
グレードが上がったと思うんだよね。
それが無理だとするならば、俺は石原プロはやっぱ苦手なんだろうな。
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/11(水) 23:16:15 ID:DxJ08Yat
>>182 >撮影所の含蓄で撮っていた部分が大きい。
だから従来の撮影所システムで育った最後の世代-今丁度50歳代後半から60歳代に
差し掛かる世代な-が、先達の築いた伝統・技術双方を正しく継承して、整備できなかったって
ことに俺は強い憤りを感じるんだ。で 次の世代になると 手渡されたバトンの
持ち方が分からず、結果プライベートフィルムの域を出ない代物しか作れなくなったと。
>>真に野心的な、見るべき作品はなくなり
それはまさしく「北海道に高飛び」(by佐高信)した作家の共同体にもいえるのでは?
189 :
177:2005/05/12(木) 14:54:22 ID:QKO+Otby
>>185 >当時、丁度70年代末期頃を頂点としてTVドラマは大量生産の結果飽和状態に
>なっていた。
昔の番組表を見ると、TV映画もスタジオドラマも、本数が尋常じゃないね。玉石混淆で
ちょっと凄いことになっている。玉も多いが石も多かった。
>まあ昔以上に付き合いや人柄優先みたいなところが強くなってはいるけど・・・
あの世界でいちばん偉いのは局プロと主演者でしょ? 局外のライター・監督・制作会社は、
基本的には仕事をもらう立場だけに、局プロや主演者と仲良くなるか、ゴマをするか、賞や視聴率を
獲って自分の発言権を増すか・・・ぐらいしか選択肢はないのではないか?
名匠Dにせよ、往々にして、業界内の立場的には自分も局や制作会社の管理職や経
営者だったりもするわけなんだよね。あの業界は建設業に感覚が近い。大手ゼネコン(キー局とNHK)
があり、その周囲に様々な下請け業者がいると思えばわかりやすい。
>>187 >先達の築いた伝統・技術双方を正しく継承して、整備できなかったってことに俺は強い憤りを感じるんだ。
でも、現場の方はやるだけのことはやったと思いますよ。もっと大きな状況の問題があるだろうし。
190 :
177:2005/05/12(木) 14:56:46 ID:QKO+Otby
>>188 倉○さんのこと? どうせ佐高氏は西武との関係をネチネチ言っているのだろう。
当時の倉○さんの業界内でのポジションは独特だったみたいね。無論、氏の実力あってのことだが、
逆にライターである倉○さんの方が偉くなり過ぎていた。「北○国から」も、当時、視聴率戦争で劣勢だった
フジが、局制の大型番組で何とか挽回を、と必死に倉○詣でをした結果に生まれた偶然の産物だった。
技術的にもVTR機材が外に持ち出せるようになり、フィルム並のロケが可能になった頃で、
この頃から徐々にTV映画とスタジオドラマの境目は消失しつつあった。
興味深いことに、演出の杉○氏自身は「富良野は好きではない」と堂々と発言している。
やってる本人は田舎なんか大嫌いなのに、毎回、過酷なロケに挑んでいたのだ。
倉○氏の要求もあったのか、余りにも杉○氏が本当に走らせたり溺れさせたりクソリアリズム
で撮るので、殺伐とした鬼気迫る現場だったらしい(本当は俳優もスタッフも嫌っているのではないかな?
よくある、厳しい現場だが終わると和気藹々、という訳でもなかったみたいだし)
美術も特機も本編並。実は杉○氏自身が、寝られないことを自慢するような、体育会系の
「TV屋」そのものなんだよね。ちなみに杉○氏は元ブンヤでもある。
191 :
177:2005/05/12(木) 15:00:37 ID:QKO+Otby
フジの良心みたいに扱われているシリーズですが、何かと生臭いんですわ。杉○氏たちが
予算と手間暇の掛かるシリーズを苦労して維持していたことが美談になっているが、
これも局内での自分の地位の確保のためみたいな所もあるみたいだし。
倉○氏も「北○国から」を杉○氏たちが独占して潰してしまったことにお冠で、フジの若いD
と(この人たちなら自分の言うことを聞くから?)「優し○時間」を始めている。
まあ、映画もTVも芝居も綺麗事じゃ済まない世界だけどねえ・・・。
7月からのテレ朝水9ドラマは村川透が登板するけどまたはみ刑事みたいに
本編系とVTR系の監督に分けられて登板するのかな?(個人的には星田良子など
共テレの監督も参加させてほしい)
そういえば杉〇氏が常務の日本映画専門チャンネル、作家のドラマ選集で
向田、山田を取り上げておいて倉〇はまだだね。
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/12(木) 23:00:53 ID:lHXrUKqj
寺尾が村川と仕事するのは22年前の火サス以来じゃないかい
『女子高校生への鎮魂曲(女子高校生へのレクイエム)』
あの娘が自殺するはずがない!教え子の死の真相を探る青年教師に魔の手が!
(監督・村川 透)(助監督・成田 裕介)
(P・ 山口 剛、黒澤 満、伊地知 啓)
(脚本・ 高橋 正康)
>>194 火サスでも組んでたんだ・・・てっきり大都会PART3と西部警察だけと思った。
でも期待しているよ。柴田、村川コンビのドラマはどれもハズレがなかったからな。
(風の刑事は見てないが)
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/13(金) 03:00:27 ID:oXzEWVn9
>>180 石原武龍は「おみやさん」は完全にメインだけど、
はぐれ刑事は去年今年と第1話とかスペシャルを執筆したけど、
スペシャルは別の人がやることもかなりあるし、
最近は5人ほぼ均等の仕事量で回しているという感じじゃないかと。
本数だけで言うと、メインは
石松愛弘(1-4)→小木曽豊斗(5-11)→奥村俊雄(12-16)→石原武龍(17)
198 :
185:2005/05/13(金) 15:01:42 ID:nuj/Svik
>>189 ちょっと言葉が足りなかったけど、つまり製作会社の人間が監督を選ぶ際に
製作本数が少ないだけに人選が人柄優先になってるな、と思ったんです。
そういう意味では当時割と好きなように出来た山口剛氏は幸せだったんだな〜と
思えますね。
ギリギリまでチーフ昇格を蹴って現場を続けられたというのはホントに稀な
ケース。
当時の日テレは他局と比べてもドラマ班の移動が少なかったし、そういう意味では
やっぱり昔が特別だったんだな
>>191 個人的に私も最初のテレビシリーズ以降に制作されたスペシャル作品は
全然駄目。
田中邦衛の演技とあいまってほとんどコントの世界、倉本センセの
セルフパロディーシリーズになってると思う。
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/13(金) 22:42:01 ID:JY3i0Wi/
>>182 >>187 とかく評判の悪い吉田○一郎も映像京都で森一生、五社英雄らに、
村○忍は野村孝、斎藤武市、木下亮らに、
成田○介は加藤泰、工藤栄一、大島渚、若松孝二らに一応は師事しているんだよね。
>>197 宮川一郎、松本功、高久進などのベテランはもう関与していないのですね。
200 :
177:2005/05/14(土) 00:44:55 ID:vfDP7coS
>>198 >つまり製作会社の人間が監督を選ぶ際に製作本数が少ないだけに人選が人柄優先になってるな、
>と思ったんです。
今はテレフィーチュアは増えましたけどね。もっともこれも、いちばんテレフィーチュア・スペシャルドラマが
多かったのは80年代から90年代半ば頃まででしょうか? 一時期の各局は凄かった。
夢も希望もない話を繰り返して申し訳ないのだが、要するにあの業界は局Pと親しいか、親しくないか、だけ
で決まっているのでは? ライターや主演者・制作会社に力がある場合は、彼らと親しいかどうか。
今はその制作会社にも余り権限は無いみたいですね。深夜ドラマとかだと、「低予算でかえって目が届かない」
「後でソフトリリースすることが前提」だったりするので、変わった人選もできるようだけど。
あと、水戸黄門はCALが電通系で松下と繋がっているので、TBSの頭越しに東映太秦映像系の監
督が起用されるらしい。逆に言えば、太秦映像はCALと切れたら終わり?
山口さんのような「割合にわかってるプロデューサー」がいて、「まだ業界に余裕があり
多少の自由は通った」時代は幸せだったでしょうね。岡田氏もある程度は上になってからは、
全体を見ることが優先で好き勝手という訳にはいかなかったのでは?
201 :
177:2005/05/14(土) 01:04:01 ID:vfDP7coS
>>199 >とかく評判の悪い
彼ら自身の才能のせいなのか、やはり時代が悪いのか? でも吉田○一郎などは売れっ子なので、仕事自体は早い、手堅いのでは?
個人的な体験。もうかなり前、たまたま、某制作会社の人に気軽に「あの監督でこんな企画が見たいんですよ」と
言ったら、悲しそうに「うーん、いろいろと難しいのよねえ」と言われてかなり気まずい思いをしましたw
局からもらう仕事を守るために冒険を避け無難な人選にせざるを得ない、ということもあるし、
キャスティングにも主演者絡みの事務所の力が大変に強い状況では、「この俳優にこの
監督を」「この人が面白いからちょっと出してあげたい」「この人に撮らせてあげたい」みたい
なことも難しい。演出家も冒険は避けて無難に撮らざるを得ない。ましてやフリーでは。
仮に有能な局プロがいても、諸事情で色々と出来ることと出来ないことがあり、スタジオ系の社員Dや制作会社系の
Dにせよ、TVという媒体の性格上、企画に合わせてスタイルを変えていかざるを得ないことの方が多い。
(古参で力があるベテラン、内外の賞で名前を得た人間はまた少し違うかもしれないが)
「刑事追う」等のように、映画オタクしか喜ばない人選を行ったり(あれはテレ東の佐々木氏の意向? それとも
東映が局を騙した?)、堤幸彦のように変化球をウリにしたり、市川崑や大林宣彦のよ
うに三顧の礼で迎えられることはあくまで例外・・・。
本編やCM、Vオリが「自由」ということもないだろうが、TVって哀しいぜ・・・。
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/14(土) 10:43:54 ID:Ap3g+ATd
「ふぞろいの林檎たち」
「石井ふく子 橋田シリーズ」「日曜劇場」を担当された
井下靖夫氏が先日、肺がんのため死去された
70、80年代
ドラマのTBSを築いた一人として功績は大きいだろ
井下靖夫、大山勝美、久世、石井、樋口祐三
電波じゃない頃のTBSは名物職人がいたものだね
樋口氏は今も黄門はやってるんだっけ
203 :
185:2005/05/14(土) 11:42:20 ID:zYJ3gjs1
>>200 まあ岡田さんの場合、「長七郎天下ご免!」をイタダいた「松平右近」を作っちゃったりして
後年はある意味強引さに磨きがかかっちゃったような気がするけどね。
続編の「長七郎江戸日記」には岡田氏が「太陽にほえろ!」以来最も信頼する3人の監督、
斉藤光正、小澤啓一、澤田幸弘の3氏を京都に持っていく所を見ると信念というか、
本当に我が強いな(年を重ねて強くなった?)、という印象がある。
この時保守的な太秦サイドは他所の人間を持ってくることに相当抵抗感を持っていた
みたいだけど、今では全然珍しい事ではなくなったから、この時の岡田氏の強引さが
突破口を作ったのかな?という気しないでもない。
ただ、なんというか80年代以降岡田氏は空回りが多い・・・
204 :
177:2005/05/14(土) 14:51:15 ID:ABkUuWw7
>>202 井下さん、亡くなられましたね。合掌。スタジオドラマのDで脚本家と俳優を活かせた世代と
なると、年輩の方に限られますね。その下でADやってた世代以下となると、演出・画面が
派手なだけで基本的に駄目なケースが大半。これも時代が悪いのか?
>>203 >本当に我が強いな(年を重ねて強くなった?)、という印象がある。
ああ、上では深く考えずに「好き勝手という訳にはいかなかった」と書きましたが、
そういう面はあったかもしれませんね。ユニオン映画は日本テレビ系なのでワガママが利
いたこともあるのでしょうけど。東映太秦映像はあくまで孫請けに過ぎない。
ユニオン映画も今はただの制作会社になっちゃって、昔の面影はなし。
年末長時間時代劇とか懐かしいね。監督は武市さんや光正さんだったと記憶。
>>199 吉田は森から早撮り技術を、五社から恐怖支配を学んだのだよ
>>203 東映太秦のムラ意識というか、排他的空気は凄いらしいね
>>205 数本の怪談映画を撮った石川義寛監督や、ロマンポルノの合間に「神戸国際ギャング」
(75年)を撮った田中登監督は、”東映京都の現場は本当に大変だった”とコメントしてるね。
ムラ意識だけの問題じゃないんじゃないの?
黒澤明の「トラトラトラ」でも太秦の種々の問題はムラ意識だけじゃなさそうだしね
恐ろしいことに、トラトラの助監連中は全員TVの経験しか無かったのだと。。
そのうえ黒澤に反旗を翻して、撮影をボイコット。。
(「喜劇特出しヒモ天国」を撮った森崎東は、意外にも暖かく迎えられたらしいが。。)
一方の東京撮影所は、異分子を積極的に受け入れ養った印象が強いな。
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/16(月) 12:08:12 ID:TDIv6zMn
>>206 石川さんはその前から京撮でTV映画は撮っていたようですけどね。とはいえ、それでも
やはり本編の人のプライドはケタ違いだったのでしょうか?
>>208 「喜劇・特出しヒモ天国」は、元々は京撮生え抜きの関本郁夫が撮るつもりだったと聞く。
関本は企画を取られた格好になったが、森崎作品が好きだったので怒りはしなかった。
そういう経緯もあり、企画の奈村協や撮影の古谷伸といったあたりが、「元々は関本の
ホンや、なんとかしたってや」と率先して親切に接したのではないかと推察。
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/16(月) 12:17:34 ID:TDIv6zMn
「トラ!トラ!トラ!」は、あくまで東映京撮にとっては外から持ち込まれた下請け作品に
過ぎなかった。日本側プロデューサーの青柳某も、「東宝は高い、東映なら安くあがる」ということ
で京撮を選んだ。黒澤には「大丈夫、京都でも撮れますよ」とか適当なことを言っていた節がある。
もっとも、その京都は、あの完璧な仕事をしてくれる「大映京都」では無かったのだが・・・。
TV系の人だったということは、恐らく、東映京撮でも本編が多い「東映京都撮影所」ではなく、TV系の
「東映京都テレビプロ」か「東映京都制作所」(東映太秦映像)に回されたのではないか、と推測するが?
東撮もそれなりには厳しかったと思いますよ。石井輝男は同じく外様(新東宝→日活)の井上梅次が
クレーンの上からガンガン指示を出しているのを見て「あれでいいんだ」と自信を持ったらしい。
80年代に東撮で撮った藤田敏八や根岸吉太郎も大変だったらしいね。
東映は東西撮影所内に「撮影所」「テレビプロ」「制作所」があり、格がそれぞれ違うらしい。
今は京都のテレビプロは無くなったらしいですね。
テレビプロや制作所の人は、まだ外から来る人に親切なのかも。TV映画制作は
あくまで下請けだけに、局Pや主演俳優絡みで来る外の監督を邪険にしたら仕事が無くなってしまう。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/16(月) 16:31:10 ID:QYkp0MU5
>>210 70年代以降東映の労働組合がウルサくなったからあんまり残業の強行軍撮影
が(仕上げも含めて)あまりできなくなったんだよ。
東映育ちの人でも一部の人を除いてなるべく残業撮影を遠慮するようになっていたのに、
まして外部の人間じゃやりにくくてしょうがないと思うよ。
黒澤満氏が東映に移籍してからも余分な予算の確保が出来る角川春樹事務所の作品や
テレビの下請けをやる時は監督やスタッフのためになるべくにっかつ撮影所を
使ってたんだからね。
ただ最近では余裕が無いから出来ないみたいだけど。
澤田幸弘も「俺たちに墓は無い」だけで東映東京撮影所とは縁が無くなったし、
那須博之も、「ビーバップ」の2作目だけ東撮でやってまたにっかつに戻してもらってるけど、
この時は東映の組合から、「何でウチの映画なのに!」と他所で撮影する黒澤氏がクレームを
受けたんだってね。
青柳某の詐欺行為
某に追随し妥協した菊島
太秦の劣悪な環境と閉鎖性
己を過信した黒澤
夢の超大作は潰れるべくして潰れたのでしょう
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/17(火) 11:16:14 ID:f5/Tk3YA
印象的なのは70年前後の撮影所システム(撮影所による完璧なケア体制)崩壊で
若手はもとよりマキノ、稲垣、森ら戦前からのベテランまでもがテレビという新天地に
移行する中で、黒澤だけは最終的にこの新しいメディアへの参画を拒否したってことで、
漏れは<トラトラトラ流産〜映画産業の崩壊〜自殺未遂と潜伏>
この一連の流れを黒澤個人の問題としてより、白黒スタンダード黄金時代の終焉を
象徴した出来事としてとらえても、決して間違ってはいないと思うのね。
>>210 「トラ!トラ!トラ!」が成功したのはチーフ助監督だった村川透の功績も
大きいらしいね。映画祭のパンフにそのころの話が載ってたよ。村川さんは
黒澤監督が降板したあと、舛田監督に呼ばれてもう一人の監督を深作監督に
決めたのにも一役買ったそう。当時は黒澤監督降板の次の監督が誰に決まるか
マスコミなど大騒動になってたらしいね。
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/17(火) 14:00:52 ID:yiRi+PPe
>>213 自伝で述べられていますが、マキノさんはスタジオドラマでスイッチャーが自分の言うことを聞か
ないので困り果てたらしいですね。稲垣さんは右太衛門に誘われたのか、「旗本退屈男」
を撮っているが、これが死ぬほど退屈なので参った。いいトシをして白塗りの右太衛門はひたすら不気味。
森さんは早撮りなのでTV映画にも対応できたのでは?
四騎の会ドラマシリーズも、黒澤だけが何も撮らずに終わった。完璧主義者の小林正樹も
「化石」を監督、シリーズを再編集して劇場公開した。
崑や木下恵介はそれ以前からTVに関わっているので、TV映画もスタジオドラマ
も熟知している(崑さんは木枯し紋次郎でも凝りまくっていたね。最初の1、2話は
実際、TVとしては相当に時間が掛かったらしい)
黒澤さんも勉強家だから色々調べたとは思うが、また何かと無理難題を言ったのではないだろうか?
216 :
勝新太郎談:2005/05/17(火) 22:49:57 ID:3wHPX60n
「現場の雰囲気がいちばんいいのが森先生、試写見ていちばんがっかりするのも森先生」
「でも森先生の実力は黒澤さんより上」
「先生は最後まで俺を見捨てなかった」
「テレビの座頭市で先生は助監督に徹してくれた」
水9新刑事ドラマ
W田子明弘 真部千晶 D阿部雄一 久野昌宏 村川透 P稲垣けんじ
メインライターの田子って確か寺尾主演の優しい時間で倉本と共同脚本書いた
んだっけ富良野塾出身の人か?はみ刑事でも1本書いてたような…監督で本編系が
村川しかいないとはw阿部などVTR系を果たしてチーフに任せていいのか東映・・・
一倉治雄氏はまだ現役?
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/18(水) 21:20:56 ID:ktQGMddt
>>210 >>211 東映東京テレビプロはNET・テレ朝の番組を制作
(実際:どっこい大作やコンドールマンはTTP
(東映東京テレビプロ制作名義)
東映東京制作所はそれ以外の作品
(NET・テレ朝とネットしていたMBSやABCの作品も含む)
ただ、PDや監督は両方とも掛け持ち
これらは東映がテレビドラマを作るにあたって、
東京・京都撮影所や他社出身のスタッフを集めた
(例:平山亨・斉藤頼照は京都撮影所から、
近藤は東京からの移籍組み、伊賀山・田中秀夫・奥中・
竹本・山田稔・中川信夫・松島稔などは他社出身の監督)
もっとも一部の東映スタッフはNETや東映動画に移籍している
さらに製作本数が増えだしたことと、労組対策の為
(小林義明や富田・佐伯(平山と大学の同期)が中心)
生田のスタジオを借りて撮影所にした(平山と内田が中心)
実際、竹本・田口勝彦・山田・永野・田中・奥中は
生田と大泉を往復する毎日だったらしい
彼らによって東映テレビ黄金時代が到来した
現在の東映作品は全てテレ朝制作なので大泉撮影分は
テレビプロ制作である
制作所作品はCBCと組んだセーラームーンくらいしかない
後は、刑事追う・シャンゼリオン・とんぼがあるくらい
>>217 東映も六車や田村といった局D、星田・高丸の共同テレビ系、
帯ドラマもこなす佐藤健光が演出しているので大丈夫だと思う
阿部は演出のローテーションに入っていたウルトラマンネクサスが
6月で終了する為、時間が空いた為、参加するのだろう
>>214 リチャード・フライシャー監督も、「日本側にプロデューサーと同等かそれ以上の働きをした助監督がいた」と村川監督を賞賛しているね。
>>213 >>215 なお黒澤監督は72年に行われたインタビューで、「TVとかそういうものの中にのめりこんでいく自分が急に嫌になった」と話されていますよ。
>>217 主演が別の人ならVTR系で占められた可能性もあるわけか・・・。
>>219 冷静に考えてみるとテレ朝水9ドラマというか刑事ドラマ自体チーフ監督って
ほとんどいないよね(特に東映は)はみ刑事PART2で初回SP監督した村川監督は
最終回だけ一倉監督が撮ったりしているし、去年終了した最終章は初回も含め
最終回も監督した村川監督は珍しいケースみたいだね。相棒は必ず初回と最終回は
和泉監督が撮ってるけど。村川監督は2時間ドラマやおみやさんも抱えてるから
後半からの参加なのかな?
>彼らによって東映テレビ黄金時代が到来した
粗悪乱造時代の到来ともいえるね。
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/19(木) 20:19:01 ID:iXyqL6Yn
1本くらい倉本聰が書きゃいいな ゲストに大滝秀治
同意。たしかにTV活劇ものの状況がこうなったのにTV映画バブル時の東映の粗製濫造体質と、スタッフの総合的なボンクラさが一因としてあるのは事実。
東映の場合、いい仕事をした人も多数いるが、本編からあぶれて投げやり気味なボンクラがそれ以上に多かった。
219の人が好きそうな特撮ものにしたって私がつきあえたのはジャイアントロボまで。仮面ライダーも悪評しか聞こえてこなかったし。
特にゴレンジャーで味をしめて以降は、おもちゃを宣伝するだけの内容の文字通りの子供騙しにどんどん落ちぶれていったっけ。
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/19(木) 23:17:01 ID:9rXe+1pP
宇宙刑事ギャバンも東映のオリジナルというよりは
ほぼバンダイからの持ち込み企画みたいなもんだしな
外部色が強い企画の場合でも、それを上手く軌道に乗せるプロデューサーも
今の東映にはいないよな。
>>224 ボンクラというか、それは良くも悪くも「TV映画だから」としか言い様がないw
現場の人は手は抜きませんでしょ?
東映のTVは、限られた予算・制作条件の中で望める最大限のものを仕上げる
ことで定評を得てきたわけだしね。
>>225 今のライダー・戦隊は頑張ってる方じゃないの? 「相棒」はまだ見れるけど、
それ以外の刑事モノはちょっと辛いなあ。局プロがああいうのが好きなんだろうね。
> 東映のTVは、限られた予算・制作条件の中で望める最大限のものを仕上げる
> ことで定評を得てきたわけだしね。
美化しすぎだよ。
>>227 美化か? ある意味、凄い皮肉にも聞こえるが?
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/20(金) 13:32:32 ID:qTu6+iOL
>226
そりゃあ現場は頑張ってるでしょうけどね、企画がもうどうしようもないです。
オタクたちが持ち上げる朝のライダーと戦隊にしたってはっきりいてゴミ以下だと思いますが。
あの演出は勝新太郎でも意識してるんですか(笑)。
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/20(金) 14:04:11 ID:TCS3FZJq
>>224 工藤監督や降旗監督のみたいに社外作品の方が輝いている人もいるからね。
テレ朝&東映の兄弟組だと「非常のライセンス」や「特捜最前線」みたいな
シナリオやキャスティング、その他の運が合致して東映らしい良作が出来る
場合もあるんだけど、基本的に時間を埋めるために「取り敢えず作っておきました」
みたいな作品が組織がデカイだけに多すぎるんだよね。
ただ老舗だけに局プロの企画がしっかりしていれば良い作品も出来るわけで、
日テレの小坂敬氏の「消えた巨人軍」みたいに東映臭が少ない作品や、
角川春樹事務所の一連の企画物タイアップドラマシリーズなんかも大手だから
こそ逆に割り切って制作出来る強みはあると思う。
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/20(金) 23:26:38 ID:6gKrMnr/
東映大泉は昭和30年代当時は助監の採用にも積極的じゃなくて、
やる気の無い東横映画の生き残りとか、縁故採用者が幅を
利かせていたらしいし、異常な量産体制なもんだから特定の監督に
師事したり、古参の職人から技術を盗むことさえ不可能な状態。
会社の体質に才能を潰された人は多かったと思うよ。
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/21(土) 02:48:27 ID:H5Xosqjc
>20
遅レスでスマンが
刑事貴族演出家リスト
舘ひろし=長谷部安春、木下亮、村田忍
郷ひろみ=木下亮、村田忍、長谷部安春、原隆仁、鎌田浩
水谷豊 =原隆仁、村田忍、成田裕介、鈴木一平、鎌田浩、関良平、藤得悦
以上です。長谷部監督は郷のも撮ってるよ。
>>231 >縁故採用者が幅を利かせていたらしい
つーか、映画界・TV界は今も昔も縁故が多い。監督だと降旗さんも縁故。業界の性格上、縁故
というか、ツテをたどって口利きを見つけないと助手さんには就けなかったりするし。
一般新卒を定期採用していた昔の大船や日活も相当な高倍率で、そんなに簡単に入れるものじゃなかった。
>会社の体質に才能を潰された人は多かったと思うよ。
当時の五社の助監督なんかそんなもんでしょ? 演出部だけでも何十人もいたわけだし。
「こいつはイケそうだ」と周囲に認めさせたヤツだけが監督に昇進する。
他の人たちはどうなってしまったのだろうね?
TV映画に移った人は、TVが撮れただけでも幸せだったんじゃない?
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/21(土) 19:36:36 ID:lZ/1LFhM
神楽坂署・生活安全課
迷刑事エイジ&ロク
テレビ東京 5月25日 (水)
(脚本) 大野武雄
(監督) 村田忍
(キャスト) 舘ひろし 南野陽子 モト冬樹 中山忍
ガッツ石松 清水章吾 古本新之輔 鶴田忍
乱一世 鹿内孝
不評の「七曲署」コンビがまたか、
あの2001が高数字なんか取ったら毎年のように続いていたんだろな
235 :
無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/21(土) 19:38:20 ID:g7bYM/5y
あの一期一会の毒塩刑事、ダブルスコアの監督誰。
優れた作品であれ、駄作であれ、ヒット作であれ、失敗作であれ、
常にそこには監督・スタッフ・キャストの創造への努力があり、
制度とのせめぎあいがある。それらは、本質的に猥雑で泥臭いものだ。
東映のTV映画が輝いていたとすれば、それらの作品に、監督やスタッフの
闘争や葛藤がそれぞれに形を変えて刻み込まれていたからじゃないのか。
その死に物狂いの闘争を「粗悪乱造」「投げやり」で片付けてしまう人間に
果たしてTV映画について何か発言する資格があるんだろうか。
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/21(土) 23:35:29 ID:8q91xWlV
脚本・監督共にそうだけどテレビシリーズの場合、
パイロット(第1話&第2話)を担当した人がメインになるの?
それとも全話中半分以上を担当した人がメインな扱い?
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/22(日) 01:46:00 ID:S8mBPvEG
>>201 東映のレギュラー作品は、枠が確保されているだけに、
結構手堅い作りに終わってないのも多いと思うけど、どうなんだろう。
初期の木曜ミステリーとか相棒とか。刑事ドラマじゃないけど平成仮面ライダーも一応。
でも割と手堅いタイプのおみやさん4は木ミスで一番視聴率とってるしな〜
個人的にはなんか視聴率下がって欲しいような気さえする。
>>237 テレビドラマ年鑑的な本だと、
後者(本数)よりも前者(パイロット)の方が名前が載りやすい気がする。
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/22(日) 16:15:44 ID:Y4u2UKxd
>>237 回数が決まっている作品はパイロット演出の監督がメイン扱い
(ドラマだけではなくテレビアニメも同様)
ただ諸般の事情でパイロットだけしか演出できなくなって、
メインから降板した監督もいる
>>231 小笠原猛が監督デビューできたのは、吉川進の上司が小笠原猛の父だったと
いう話を聞いたことがある
>>222 そのおかげでファミリー劇場や東映chが成立している
>>224 たぶんいないと思う
近藤・平山・斉藤・大久保・阿部・吉川・小野・深沢・植田などが引退し、
まもなく桑原・鈴木・加藤・武居・中曽根がいなくなり、
中心となる日笠・手塚・高寺・榎本・目黒・小島・白倉以降のPDは
東映に就職してすぐにPDになり、下積みを経験していないから
往々にして暴走しやすいに思える
昔みたいにすぐPD補にするのではなく制作進行や製作担当、
または小林義明・折田至・堀長文みたいに監督などの経験をしてから
PDにするべき
東映は引退した平山・阿部・斉藤・吉川・小西通雄・田中秀夫・堀・小笠原・
岡本明久・田口勝彦・杉野清史・小林・折田・下村和夫・工藤矩夫・瀬尾脩、
まもなく引退の桑原・鈴木・吉川一義・天野・坂本太郎・いのくままさおを
アドバイザーとして採用すべき
引退した人間を入れても何も変わらないよ。
現場で東映の人間いないだろ。
現場叩き上げってのは 社員として現場のスタッフを抱えていた頃の話。
今じゃ無理だろ。
むしろ 現場から人材を引き上げるほうがいいと思うよ。
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/22(日) 17:05:14 ID:GSYYj7hU
>>239 君の東映に対する愛情はよくわかるし、スタッフに対する敬意も素晴らしい。
但し、闇雲に名前を挙げるのではなく、特に監督達の持っている特徴をぜひ挙げてください。
ただ単に名前を羅列するのは東海道線の各駅名を全て覚えて悦に入っている子供と同じで
少々幼いと思うよ。
そこから何か広げないと意味が無い。
>縁故
昔は入社試験受けるのは学校指定か課長以上の推薦者が
必要だったから致し方ないけど、一般に門戸を開いている今でも
近年は採用人数一ケタで、縁故ナシ入社なんてほぼ皆無。
いわゆる中堅以下の大学から入社してくるのは全部縁故ですけど、
とりあえず就職実績にはその大学名が載るから翌年は「採用実績がある」
ということで志望者が激増するんですが、受かる訳が無いから気の毒で
なりません。
犬塚 稔 吉村公三郎 衣笠貞之助
丸根賛太郎 成瀬巳喜男 五所平之助
このクラスまでTVの仕事をこなしていたんだからびっくり
結局邦画を支えた遺伝子はみんなTVに流れたってことか
大都会シリーズの助監督
天間敏広 丸久夫 山下稔 みんな何やってんだろ?
>>243 天間敏広は北野武の助監督を経て「教祖誕生」で監督デビュー。
現在のところ本編監督はこれ一本のみだな。
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/23(月) 22:00:11 ID:UMnwlRzS
はみだし刑事情熱系PART5は今井詔二がメイン(パイロット担当)だけど、本数的には尾西兼一が多い。
科捜研の女PART3は深沢正樹がメイン(パイロット)だけど、本数的には戸田山雅司が多い。
しかし、はみ刑事はPART5から脚本家陣増えすぎ。
はぐれ刑事も最初の頃と比べると後半は脚本監督ともにメンバーがしょぼい感じがする。
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/23(月) 22:33:10 ID:yOwrVDUW
>>243 吉村さんが「鬼平犯科帳」等を撮っていたのは知ってるけど、他の監督もTVをやっていた?
衣笠や五所がスタジオドラマを演出したことがあるらしいとは聞くが。
それと五所平之助の遺作「女と味噌汁」は、東芝日曜劇場の同名人気シリーズの映画化だね。
吉村さんのTV映画についた人に聞いたことがあるが、夕方になるとお酒が飲みたいので、やたら
早く切り上げようとしたらしい。TVとはいえ、その頃は粘りも無くなっていたみたいね。
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/24(火) 13:57:28 ID:FTR+5DyE
>>234 大野武雄のウデそんなに落ちました?
>>245 はぐれ刑事初期は村川カントク、高久進さんも名を連ねていたね つまらんかったけど
>>247 なにせコナンではみ刑事PART3第4話(脚本尾西兼一 監督村川透)を
もろパクったからなw
>>246 丸根監督といえば『鉄人28号 実写版』があるではないか!(w
250 :
名無し三等兵:2005/05/25(水) 11:28:07 ID:QsjucJBW
小津は最晩年にNHKドラマ、犬塚稔はテレビ版「銭型平次」「座頭市物語」と「怪奇十三夜」、
伊藤大輔は東芝日曜劇場に脚本提供か。
成瀬「乱れる」の原型は、松山善三のテレビドラマ「しぐれ」でなかった?
本編の人が参加した子供番組は・・・若杉光夫脚本「怪人二十面相」、
例の事件で新東宝をクビになった志村敏夫&前田通子の「怪獣マリンコング」など。
実写版の「鉄腕アトム」と「鉄人28号」を撮った志波西果は支那戦線では映画班
に所属していた人で、山中貞雄と宣撫班を舞台にした映画を撮ろうと約束していた…らしい。
(番組を制作した松崎プロは、元東宝プロデューサー松崎啓次が作った所。若松孝二の助監督修行の場でもあった。)
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/25(水) 13:59:39 ID:fJ5lk2PW
>>247 >はぐれ刑事初期は村川カントク、高久進さんも名を連ねていたね つまらんかったけど
いくら良い監督を起用しても作品の根幹である企画自体がアレじゃしょうがないよね
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/25(水) 19:58:42 ID:aCCXYrBq
「トラ!トラ!トラ!」のスタッフロールに村川トンカクの名は
出てくるの。今なら999円でDVD売ってるから買おうかな。
角川春樹が復活したことによって、また村川は春樹の映画撮ること
しないかね。戦艦大和なんて佐藤純弥だろ。だったら次は村川に依頼
してほしいな。
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/26(木) 00:09:25 ID:WYHARbAB
TVで仕事した邦画黄金時代の監督といえば
古川卓巳の「ウルトラマンA」
伊賀山正光の「がんばれ!ロボコン」
山ア大助の「仮面ライダーストロンガー」
なんてのもありますね
子供向けのばっかだな お前
>>254 せめて山崎監督は「水滸伝」やマチャアキの「西遊記」を出してよw
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/26(木) 20:37:01 ID:Hj2UYvY6
>>218 最近は時代劇が多い。村川透監督とともに「暴れん坊将軍」を演出したのが記憶にあたらしいが
7月期は村上弘明の「銭形平次第2シリーズ」を担当するもよう。
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/26(木) 22:08:26 ID:vh10v7Ux
>>243 天間はGメン75の助監督でもある
(ほかに杉村六郎や村石宏実や蓑輪雅夫や長石多可男や息邦夫がいた)
>>245 初期のスタッフ(永野靖忠や田中秀夫など)が引退したため
桑原プロは永野・田中・吉川一義・天野利彦といった非情のライセンスで
一緒だったスタッフを中心にしたかったのだと思う
>>254 東映系の監督は刑事ものも特撮ものも撮れて一人前なのではないか
深作・佐藤肇・鷹森・小松・小山・原田・永野・天野・吉川・堀・息・
若林・橋本一・小林恒夫・中村・佐藤健光・岡本・加藤盟・高橋勝なども
特撮系作品の演出に参加している
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/26(木) 22:23:58 ID:UMxYYnmf
>>250 若松孝二といえば「われに撃つ用意あり」は本当は長谷部安春が
撮る予定だったんだよな。
>>252 同様の例に「大空港」「西部警察」「ゴリラ」「スーパーポリス」「あぶない刑事」
「ジャングル」「代表取締役刑事」……。
>>259 考えてみれば「われに撃つ用意あり」は長谷部監督にぴったりだね。
長谷部監督も結構早い時期からTVをやってたけど、個人的にやっぱり
「大都会PARTV]と「大激闘」、それから何と言っても「プロハンター」が最高。
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/27(金) 18:45:36 ID:iRX8ypUR
>>259 「ジャングル」の場合は逆でしょ。古内○成・金○裕・村○忍が元凶。
企画そのものは決して悪くなかったと思う。
>>260 リメイク版「エロティックな関係」も長谷部→若松に交替。「われに撃つ用意あり」についた
某技師さんに聞いたが、若ちゃんの下っ端スタッフシゴキ(イジメ)は予想以上で、その人はもう
二度とあんな可哀想なことをするヤツの現場にはつかない、と言っていた。
厳しい監督は多かれど、とにかく洒落にならんらしいですわ。
そうすると、常連でついてる若松組の連中はなんだろうな? マゾなのかもしれんな。
「エロティックな関係」で、フランスで裕也やたけしと羽目を外し、好き放題に制作費を
使い奥山を激怒させたと言われるのも若松。
一時期、奥山がたけしと決別した真因は「ソナチネ」ではなく実はこっちらしい。
しかも大コケだったもんな。そんな若松がその後も撮れるんだから映画界はすげーよ。
>>260 長谷部さんも70年代からはほとんどTV映画の人ですね。風間杜夫は「新宿警察」にゲスト
出演したとき、監督が自分を人間扱いしなかったと後年まで恨んでいたらしいが、資料を見ると
これはどうやら長谷部さんの担当回らしい。
スタッフ・俳優には好かれる人だと聞くが、豪快なだけに言い方がキツいこともあるのだろう。
この人が同時期に撮っていたロマンポルノも恐ろしくシャープですね。ちなみに明日の土ワイ
「北見志穂」も長谷部さん。このシリーズを長谷部さんが撮っているのは、「犯す」
の蟹江さんの推薦かな、とも思う。いまや蟹江さんの方が偉くなってしまったからなあ・・・。
「北見志穂」は、ハードボイルド調の語り口と松下由樹へのセクハラ的な視線に長谷部さんら
しさが残っている・・・と言えなくもない・・・か・・・。
ttp://www.tv-asahi.co.jp/dwide/
>>261 あの時代に「ヒル・ストリート・ブルース」を日本でやろう、という志は凄かったのだが、
視聴率が・・・。それと、日本の放映サイクルでは仮に視聴率が良くても、早晩、
脚本を撮りきれずに破綻したんじゃないかね? 結局は路線変更したと思う。
向こうはシーズン毎に好評なら継続、数ヶ月休んで再開というサイクルだけど、
日本はオフシーズン抜きで毎週撮らないといけないし。
とくに岡田氏は「太陽にほえろ」みたいにずっと続けたい、5年はやりたい、
とか言ってたらしいから。読み切りでなく繋がりが複雑な連続ものでそれをやるのは、
ちょっと無理があったと思う。
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/27(金) 21:47:54 ID:oion4bc+
小沢○志が以前、映画秘宝のインタビューで
「長谷部安春は勘弁してほしいな。嫌いなんだよあのジジイ」
と言ってた。
数年前、俳優やってる友人がVシネマの仕事で
「自分はトップクラスなのだと勘違いした、年寄りの監督が
威張り散らして最悪の現場だった」と言ってたので、
「監督、誰?」と聞いたら小○啓○だった。
>>265 小沢もどこかで厳しいことを言われたのかな?
>>266 そういう話もまた哀しいものだな・・・。
>>264 横レス失礼。
「ヒルストリートブルース」の制作者、近年は低迷しちゃってる。
今年手がけた新刑事ドラマも12話で打ち切りになったし(1話お蔵入り)。
アメリカでも刑事ドラマは厳しい時代みたいだ。
>>263 昔チラッとだけ長谷部監督に会った事があるんだけど、イメージ的に和製ペキンパー
みたいな人で想像通りな人物像だったよ。
俺は役者として接したわけではないのでその辺はわからないけど、風間さんは
どちらかと言えば繊細な人だと思うので監督とは合わないだろうなぁ〜という感じはするね。
ただこの人はシナリオ以前に企画自体がつまらないと本当に駄目だね。
特に長谷部監督が撮った人情お涙頂戴話はちっとも面白くない。
基本的にハードボイルドの人だと思うんだけど、今はその本質を活かせる作品は
無いもんね。
>>269 厳しさについては、風間も舞台の演出家(つかこうへい等)にボロクソ言われて耐性は
あったと思う。舞台の人の厳しさはハンパじゃないから。
ただ、舞台演出家と俳優の関係は独特ですからね。ゲストで出ただけのTV映画の監督は、
風間さんを普通の脇役俳優としての扱いしかしなかったのでしょう。
長谷部さんは、昔はシナリオに畳とちゃぶ台が出てくるだけでハラを立てた、というエピソ
ードもある。本来は日本的な情緒は徹底して排除したい人なんだよね。
「西部警察」でジン(五代高之)が殉職する回で、ジンと永島暎子がアパートにいる場面では、ち
ゃぶ台があったけどね。そんで、その後でジンが思いっきりちゃぶ台を引っ繰り返していた。
「こんなモンが撮れるか!」という監督の魂の叫びを感じた・・・。
「みな殺しの拳銃」で、宍戸錠兄弟が賭場を襲撃するシーンだって
賭場独特の空気がぜんぜん描写されてないし。
長谷部の頭ン中じゃ、あそこはカジノなのかい。
>>260 長谷部監督の最良TV映画に「大追跡」(♯1、2、5、6)も入れて欲しい。
あとは火曜日の女シリーズの「幻の女」「黒いオパール」。
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/29(日) 12:42:22 ID:MmM3CCnQ
3年前
ファミ劇のファミ探で「ワイルド7」を取り上げたときに
川津祐介と長谷部監督出てたね。「運動神経ない役者は嫌い」
みたいなこと言ってたぞ。
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/29(日) 15:39:12 ID:/jxG6Up1
ゆうべの「北見志穂」。松下由樹をつけ狙う異常者と、並行して起こる似た手口の犯罪・・・。
犯人たちの身勝手で狂信的な自己正当化の理屈・・・。
小川亜佐美扮する婦警がレイプされ、暴行犯の正体が不明なままに終わる長谷部の不条理
サスペンス・ポルノ「襲う!!」を思い出した・・・嘘w
80年代だったら中途半端にキャラクターやラストに愛嬌や救いを入れず、2ドラ独特のセコい
ミスディレクションや説明口調に頼らず、もっと徹底したんだろうね。
第1作で松下が電車内痴漢犯罪の囮になる場面などは、だいぶ吹き替えとカット割で誤魔化してたけど、
TVの限界ギリギリまで頑張ったと思う。あれはキワドかった。
本人的には本当は八城夏子主演の「犯す!」「暴る!」みたいに徹底して女性を追い詰めて
最後に大逆転、みたいなことがしたいのだろう。あれ、けっこう誉めちゃったぞw
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/29(日) 22:40:43 ID:i35wiF1w
>>269 >ただこの人はシナリオ以前に企画自体がつまらないと本当に駄目だね。
おれもほぼ同意見かな。
ところでハードボイルドからメロドラマまで八面六臂の活躍を見せ、どんな糞企画でもそこそこの作品にしてしまう
師匠格の野村孝、松尾昭典等は何故あまり省みられない?
芸風狭くても突出してる人の方が目立つから?
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/30(月) 16:23:32 ID:opRWAJhu
>>270 根本的に風間さん自身がドラマやバラエティー問わずあまりテレビが好きではない感じが
するもんね。
>>271 あのシーンは兄弟を消すための罠じゃなかった?船底のシーンだよね?
>>272 「黒いオパール」は山口さんだよね。
山口さんは長谷部監督が好きらしくて連続物は無論、後の火サスにもしょっちゅう
起用してたね。
俺も大追跡が好きで、長谷部監督だと「潜入刑事」のラストシーンの風船ガム&
ストップモーションなんかはゾクッとするくらいカッコいい。
山口さんはこの「潜入刑事」で「これでイケる!」と確信したんだって。
元々山口さんはエリオット・グールドの「破壊!」や日活の「野良猫ロック」を
TVドラマで再現したかったと言ってるから、長谷部監督抜きでは「大追跡」は
考えられなかったんでしょう。
>>275 野村さん現場でも淡白だからねぇ〜
確かに巧いけど突出はしてないね。
松尾昭典なら『人間狩り』(1962)が傑作だよん。
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/31(火) 01:39:04 ID:9gQKpL5L
検索していたら、廃業して今はバーを経営している桃井章さんのブログがあったの
で少しだけ読んだ。
桃井さんは今でも映画界・TV界・演劇界の人たちと交遊があるようで、来店者も多い。
イニシャルが多いが結構な大物も来ている模様。
業界の人間が開くパーティや芝居・ライブにも店を貸している。
桃井さん、愛想はいい人だったのだろうな。才能は無かったかもしれないが(失礼)、この
愛想で仕事が繋がってたようなもんか。結局辞めちゃったけど。
毎日の日銭に頭を悩ます様子がなんだか生々しくて途中で読むのが辛くなった。脚本稼業も
辛かったろうが、飲食店も負けず劣らず大変だ。
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/31(火) 11:46:08 ID:SbIgiF6D
>>276 「縄張はもらった」
小林旭が組長を殺すシーンもストップモーションが効果的
>>278 洋画コピー作家のK原氏だって人柄がいいから
仕事が耐えないって聞くし...
古内一成や尾西兼一あたりは、
物凄〜く人柄がいいのかもしれないな(w
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/31(火) 20:48:23 ID:AM4lnuWb
>>280 今や古内はコナン一本でどうにか食い繋いでる状態。
「刑事追う!」以降連ドラの登板ってあったっけ?
しかし吉田○一郎はあの人柄で(ry
K原 古内 尾西 大川 新撰組のコント作家
業界受けだけがやたらとよい奴は、脚本界の質を著しく落とす弊害である
村川透はどうなの?
>村川透
西川克己監督によると、助監督時代は「日活随一の暴れん坊」だったそうだよ。
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/01(水) 16:32:23 ID:hpKvW1f5
>>279 「縄張(シマ)はもらった)は中々の佳作だよね。
ヤクザという和風で土着的な設定は必ずしも長谷部監督に合っているとは
言えないけど、望遠を多用した撮影は緊張感があって良いと思うな。
>>282 それは脚本化諸氏の責任ではなく、起用する制作サイドの問題だよね。
今のTV界にホンが読めてチャンと線を入れられるようなプロデューサー
はいるのかな?制作会社もテキトーだし。
尤も今はそんな余裕のある時代ではないのかもしれないけど。
>>284 舛田さんが言ってたけど日活一使える助監督だったんだってね。
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/02(木) 15:28:45 ID:MKkwV/pP
>>280 刑事追うで刑事ドラマは事実上終わった
はぐれ刑事や相棒よりデカレンジャーのほうが
刑事モノみたいだった(もっともキイハンターぽくも見えるけれど)
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/02(木) 16:22:50 ID:MKkwV/pP
特捜最前線などの脚本を担当した本田英郎氏がなくなりました
ご冥福を御祈りします
「ニセ札・疫病神を拾った男!」が好きでした
合掌
名前を見なくなった作家がどんどん鬼籍に入られていくなぁ(´・ω・`)
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/03(金) 13:03:07 ID:LxK1tuzR
>>282 その人達は割り切ってプロデューサーサイドとのやり取りの巧さ、早い話仕事を
円滑に進める、コミュニケーション能力を強みにして生き延びた感があるよな。
シナセンスレ読んだ限りじゃ、柏原氏の面倒見の良さは相当なものだよ。
ところで、最近名前見なくて、なおかつ転身後の状況すら不明な脚本家って
桃井氏みたく文筆関係とは無縁の仕事に就いてるってことなのかね。
シナリオ印税が生活の足しになるわけないしさ。
ドラマといっても局からすればいち商品に過ぎない訳だから、打ち合わせがきちっと出来る脚本家が贔屓されるのは当たり前。
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/06(月) 04:06:37 ID:cNkcumjk
>>290 前にも書いたかもしれないが、映画・TVの業界は、実際は恐ろしく土建業や製造業に感覚が近い。
クライアントやゼネコン・大手メーカーの周囲に、様々な系列・元請け・下請けや、
個人経営の職人・技術屋・設計屋・建築家等がいる。建築家もアーティストみたいな顔をして
いるけど、実際の現場での職人とのやりとりは生臭く肉体的で神経を使う仕事だからね。
脚本家は設計屋、監督は設計屋と現場監督を兼ねた仕事みたいなものだよね。図面やモデル
だけではなく、各方面との調整能力が問われてくる。
たまに伴一彦(石森史郎や故佐治乾の弟子)のサイトを見るんだけど、伴さんもそのあたりは上手そう。
佐治さんの弟子だけに出自は映画屋寄りなのに、キー局のPやDとも普通に付き合えるし。
>>291 設計屋はプロデューサーだと思うよ。
だからその基本設計がダメだと技術屋がいくら頑張ってもダメ。
設計屋はライターだよ。
プロデューサーは施主さん。
>>293 そのライター集めるところからドラマ作りって始まるんじゃないの?
ただ設計任せるんじゃ良い物は出来ないよね。
設計士は選べるよね。
だから施主さん。
施主さんが家を建てるのに金策するでしょ、ローン組んだり、頭金集めてきたり、
そういった金策先がスポンサー(クライアント)じゃないの?
>>295 映画も色々あるけど、TVのキー局は制作と編成・営業や代理店・スポンサー・芸能事務所との
関係がとくに独特みたいだね。下っ端から現場回りもしつつデスクワークや営業面まで見
ていくとなると、いよいよゼネコンに似てくる。
設計屋が図面を引く場合でも、様々な制約や意向を考慮して引く。いちおう、あくまで施主
(さらにその向こうにいるスポンサー)の意向が最優先。
施主に大雑把なプランがあればあくまでそれを尊重する。クライアントや施主に理解が
あったりうまく誘導すれば少しは好きなことができる。
設計屋の方が偉くなればそれなりに好きなことも出来るし、実績と営業力も問われてくる。
ああいう所に入り込んで仕事をもらってくるのは、実力に加え様々な要素と運も加わってくる。
某脚本家の弟子筋の人に(その人は結局プロデビューはしていない)、「例えば男女で同じレベルの
人がいるとするじゃない? この場合、女性は得だよ。もちろん美人ほど得」と言われたことがあるよ。
たまにTVでコメンテーターをしている作家の山崎洋子は、故山崎巌の二度目の奥さん。
元々は巌さんの弟子だったと思う。いまは年相応に萎んでただのおばちゃんになってしまったが、
少なくとも十数年前まではお世辞抜きに美人だった。
洋子さんはライターとしては芽が出ず作家に転向したのだが、89年頃に連城三紀彦と
荒井晴彦にインタビューを受けた際、こんな意地悪な質問をされている。
「でもあなたのようなきれいな人ならそれ利用しようと思わなかったですか。テレビって
そういう世界でしょ」
「(きっぱりと)いいえ。幸か不幸かそういう誘いもらいませんでしたし。それに自分が
書けるというプライドもった人なら絶対に」
「しませんよね、そんなこと」 (映画芸術 1989 秋号)
洋子さんはシナリオに特有のプロデューサーや監督との直し直しの連続に厭きて作家に志望変
更したそうだが、もしも割り切って女を利用していたら・・・まあそういう世界でもあるようで・・・。
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/06(月) 14:13:02 ID:Xm1uCk87
>>297 今は本当にスポンサーが強すぎなんだよな。
もちろんお金出すんだから当たり前なんだけど・・・
代理店サイドにも昔は理解のある人が必ずといって良いほどいて、監督の
我儘なんかも通ったりしたんだけど、今じゃ名のある監督でも不可能。
80年代半ば頃(バブル黎明期)に制作と営業の立場が逆転しちゃった。
「探偵物語」のために山口さんが小鷹信光を呼んでハードボイルド研究会を
開いたり出来たのは夢のような時代だな。
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/07(火) 01:29:03 ID:GEMMPBgl
織田+村川トンカク「BEST GUY」DVDが半額で売ってたので買った。
8年ぶりくらいに見たが糞映画とまでは思わなかった。バブル当時だから
こんな企画通ったんだろね。「極妻」の高田純とトンカクを合わせて
戦闘機トレンディドラマを作ってしまう当時の東映も金はあったんだよな。
近年のトンカク作品で「まむしの兄弟」「あぶ刑事リターンズ」よりはこっちの
ほうが好きだな。そういえば「大都会」放送時に出た渡哲也の著書で「老人と海」
みたいな作品撮りたいとか書いてあったと思うが、結局企画は没ちゃったのかね。
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/07(火) 01:38:18 ID:I/ild3XY
この映画、主役はあくまでも織田だが、ファーストシーンは故・古尾谷雅人
の場面から始まるから、それなにりの違和感さもある。
織田はなんかの雑誌で、操縦場面とかでは「スイッチング撮り方がよかった
」なとどトンカクのこと褒めてたな
>>299 今でも時々「ドラマスペシャル」とか「特別企画」とかあるぐらいかな? TVは何かと
編成や営業に通したり面倒みたいね。とにかく機構が複雑。
たまに、名前のある監督や脚本家等をウリにした企画も無いことはないが、あれは実際は
相当に贅沢なことなのかもしれないね。TVは詰まるところ%だからな。
亡くなった粟津號さんが言ってたけど、キャスティングもメインキャスト絡みの事
務所が押さえるので、そういう場所にいない俳優は結構大変なんだって。
親しい監督やプロデューサーがゲストに粟津さん1人呼ぶのも一苦労だったそうです。
昔はシリーズの枠さえ守れば少しは好きに出来たのか、佐藤肇などは「映画は企画
会議が面倒。TVは脚本が通ればすぐに撮れるからいい」とか言ってたらしい。
佐藤さんは企画や演出が趣味的過ぎて劇場用映画は撮れなくなった人なので、TVの
中でスキマを見つけて撮るしかなかっただろうな。
恐らく佐々木守あたりも、TVの不自由さの中でスキマを見つけて好き勝手やってた方なんだろうな。
>>300 東映は配給だが出資はしてない。スタッフも各社やフリーの寄せ集め。
ttp://www.jmdb.ne.jp/1990/dn003020.htm 高田純のサイトを見たら、名前は出していなかったが、脚本を変えられたらしくけっ
こう村川さんにはブツブツ言ってた。自衛隊への取材は面白かったそうです。
高田さんも世代的に元々はどちらかと言えば左翼寄りの人なのにw
>>301 でも、後でメジャーになった織田が村川さんを呼んでどうこう、ということはなかったね。
自分を立ててくれるから、本広とか若松とかTV系の人の方がいいんだろうな。
>>302 本読んで笑ったんだけど粟津さん「大都会」出演のきっかけが仕事探しに旧日テレに
行ったら偶々近くの喫茶店で打ち合わせ中の山口さんと石野さんがいたからなんだよなw
>>274 「野獣を消せ」(1969)は藤本三重子の太ももとかロングブーツのアップ
カットが多用されてるんですが、長谷部はその方面のフェチなんでしょうかw。
>>297 近年の女性ライター台頭は、男より操縦しやすいからって聞いたけど
それだけでもないってこと?w。
>>302 増村も生前、「映画もTVも根本は変わらないんだから
より自由度の高いTVを撮りたいのは当たり前」って書いてた。
>>305 >長谷部はその方面のフェチなんでしょうかw。
長谷部さんの女性の撮り方には実にセクハラ的なものを感じる。ただ、よくある湿った
視線とも違う。長谷部さんのロマンポルノは異質だった。
一方では梶芽衣子などを主演に迎えるとちゃんとカッコ良く撮るので、長谷部さんの
好きなアメリカン・ハードボイルド的なエロスとも言えようか・・・。
女性としては、どこかにマニッシュな側面のあるタイプが好きなんじゃない? お気に入りの
八城夏子もそうだったし。松下由樹もそうだよね。もちろん2ドラは完全に雇われ監督だ
から、長谷部さんがキャストを決めてる訳じゃないけどな。
>近年の女性ライター台頭は、男より操縦しやすいから
操縦しやすいというか、男社会である制作現場の中で仕事が欲しいから局Pの言いな
りに書いてくれることはあるのかもね。それとPやDも男よりは女、それも出来れば少し
でも美人と仕事したいんだよ。それが人情じゃない? 「美人?」という人もいるだろうけどさw
>より自由度の高いTVを撮りたいのは当たり前
TVが「自由度の高い」ということもないだろうけど、割り切り方次第と言うことなんでしょうかね。
増村さんも%さえ取れれば何でもいいという面を利用して突っ走ったのだろうし。60年代
後半の大映末期には既に「映画はもういい」みたいな所もあったみたい。
昼間の本編の現場が終わった夜に「ザ・ガードマン」のシナリオを直していたそうだ。
それでも「華岡青州の妻」とか撮ってしまうのだから凄い。最後の安っぽいエロ路線も
手は抜いていなかった。大映後も映画とTVを並行してあそこまでよくやりましたよ。
>302
>恐らくは佐々木守あたりも、TVの不自由さの中でスキマを見つけて好き勝手やってた方なんだろうな。
「お荷物小荷物」とか,「おしどり右京捕物車」最終回とか まさにそうかと
今や映画のほうがテレビより自由度が高くなっちゃったね
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/08(水) 17:25:41 ID:+OQxX6jZ
増村語録「どんなシナリオも直す箇所が最低100はある」
『夜明けの刑事』の某脚本家は毎週増村に脚本を改変されて、しかもいじられたあと面白くなってるもんだから
はなはだ侮辱的だったって、小説のあとがきで書いてたW。
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/08(水) 22:54:09 ID:45nve3AR
>>12 長石も坂本も映画を撮る
もっとも二人とも白倉伸一郎から引退勧告かもしれない
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/09(木) 11:09:05 ID:pGn6Ae37
>>309 どのジャンルでも完全な「自由」はないよ。その時々のシステムや雰囲気で監督や
脚本家の意図が通ったり通らなかったりするだけ。
>>310 映画時代から増村さんの脚本改訂の巧さには定評があったそうですね。以前、白坂依志夫さんが語られて
いたが、大映後期の頃、映画の脚本打ち合わせの仕事帰りに「一緒にクルマで帰ろうよ」と誘ったら、
「電車で帰るよ。クルマじゃ本が読めないからね」と断られたらしい。
当時は「ザ・ガードマン」に使う元ネタを探すために、ポケミスばかり読んでいたそうだ。
寸暇を惜しんでネタ探しを厭わなかった、という話。
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/09(木) 11:10:15 ID:pGn6Ae37
>>311 山浦さんや辻真先・藤川桂介といったあたりはラノベ・ノベルスがメインの作家に転向。
自分は全然読んだことないけどなw
70〜80年代はラノベ・ノベルスがブームでいちばん売れていた頃だったので、時代も良かったのだろう。
こういう人たちは脚本家時代にネタ探しで色んな小説や映画を漁っているので、潰しが利いたのだろうね。
辻さんも「脚本家時代のネタを使い回したこともあります」と認めてたしw
脚本家だと、熊谷禄朗や桂千穂も官能小説やノベルスを書いていた。
>>312 長石や坂本が映画を撮るの? 田崎竜太は「ガメラ」を撮るらしいね。
「映画はその誕生以来、写実性を重んじ、(略)ディテイルの重視を必要とした。
しかし、そのために、映画が恐ろしく金のかかる産業になったばかりか、
ストーリーやアクションも末梢的な「真実らしさ」を追うようになり、(略)いわば
ディテイルの重圧が、創造的な精神を窒息させてしまったのである。このような
退化した写実主義は、映画芸術の敵であり、早晩克服されるものであろう。」
「ところが、この映画にすら不必要な"ほんものらしい"ディテイルを、
テレビ・ドラマは、そのまま、リアリズムの名の下に受け継いでいるようである。
しかも映画より悪いことには、制作上の諸制約のために、十分な写実化が
できず、中途半端な結果を生んでいる。(略)無理に映画なみの写実的な
ディテイルや"ほんものらしさ"をテレビ・ドラマに盛りこんだところで、あの
狭小粗雑なテレビ画面では、効果もなく無駄であろう。
それならば、いっそ思い切って、中途半端な写実を捨てて、(略)大胆な図式化、
集中化を図ったらどうであろうか。」
「このような考え方からすれば、映画はいわば短編小説であり、テレビ・ドラマは
コントである。どちらも簡潔なプロットが必要である。ただ、短編小説には、
一定のミリュー、雰囲気が必要であり、それを抽出するためのディテイルは
適格に追究されなければならないが、コントには、ミリューも不要であり、
邪魔である。中心をなすプロットにしても、コントのそれは、短編小説のそれよりも
はるかに簡潔で、要領良く収束されていなければならない。
コントにとって重要なのは、読者に与える効果であり、その効果の中には、
人生の真実性が閃かなければ、それで事足りるのである。(元より、コントとは、
洒落た一口話という意味ではない。)」
「それ故、テレビ・ドラマの最も簡潔な作り方とは、(略)説明的インサートの
断片と、ドラマチックなクローズ・アップの集積だけで作る方法であろう。(略)
テレビ・ドラマは、映画が観客を暗い映画館にとじこめて、鑑賞を強制するのと
異なり、茶の間で談笑する人の恣意によって眺め捨てられ、チャンネルを
切り換えられてしまう。それ故に、コントのように、いささかの無駄もなく、
明快で、寸鉄人を刺す鋭さと迫力を持つべきではなかろうか。」
増村保造『テレビ・ドラマはコントである』(『テレビ・ドラマ』1960)
助監督の崎山周、臼坂礼次郎などは、増村と少しでも話したい一心で
電車の中まで追跡して、ネタ探し中のところを捕まえた時、物凄い形相で睨まれて、
追い払われたって。
とにかく、鬼のように勉強する人。わずか一週間で、イタリア語をマスターしちゃうんだから。
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/10(金) 23:24:11 ID:JG5H/Bqr
池田雄一は小説「不帰水道」で徳間文庫発刊記念懸賞の大賞をとっとります。
阿井文瓶は推理小説、和久田正明、押川國秋は時代小説家に転向しました。
>>316 その増村保造の言葉に大映テレビの全てが集約されてるな。
ある意味で大映テレビの作風はギミックではあるんだろうけど。
大映テレビ室=増村企画
大映テレビ=増村プロダクション
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/16(木) 13:15:24 ID:KkjYB1G8
大映テレビ作品って愛やら幸不幸やら生死やらから突き抜けちゃって、
なんつーか別のステージに上がっちゃったような印象を受ける。
「盲獣」「赤い天使」「遊び」辺りの増村作品見返すとなおいっそう。
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/18(土) 12:23:38 ID:nqZ0w7La
ここでは何かと評判の悪い金○裕だが・・・
元々ジャリ番畑の人だから、単純に一般劇は肌に合わないんだと思う。
彼の書いた「ルパン三世」は普通に面白いし。
もうちょい上の世代にはジャンル的な垣根も得意不得意も存在しないけどね。
例えば山浦弘靖の土俵ってどこよ?刑事ドラマ?時代劇?メロドラマ?アニメ?
>>323 山浦さんは、あらゆるジャンルにおいて水準以上の作品を量産してますな。
しかも大映テレビ、松竹、ユニオン映画、東映動画、円谷プロと製作会社も
幅が広いし。ただし、東宝での仕事はけっこう少ない気がする。
>>323 永原秀一も柏原寛司も青春物も刑事物もやるからね。
金子成人なんかは師匠よりもバリエーションが多くて面白いホンを
書くと思う。
師匠みたいないかにも大家!みたいな安っぽさが無いところが良いな。
迷作「さよならジュピター」のゴーストライターは永原氏だって既出?
小松左京センセに大改変されたらしいが。
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/21(火) 06:33:39 ID:B8oMSGWL
>>326 大プロデューサー田中友幸も「永原のアイデアをもっと生かしていれば
もう少しマシな作品になったはず」と嘆いていたらしいな。
佐々木守は?ドラマならアクション・文芸・喜劇・時代劇・昼メロ・青春・
スポ根・アニメ・特撮・ラジオドラマまでなんでもござれ。
学研「中3コース」で連載小説をてがけ、バラエティ「見ごろ食べごろ笑いごろ」
「笑って!笑って!60分」「知ってるつもり」「熱闘!甲子園」
ドキュメンタリー「すばらしき世界旅行」で企画構成を担当。
さらに石川国体開会式の演出、岩城宏之のコンサートにも深く関わる才人。
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/21(火) 20:11:44 ID:lJBKwOHJ
柏原寛司が「西遊記」書いたらどうなっていたろ
でも時代劇は嫌いなんだっけ?
「西部警察」のライターでもありながら、日テレ日曜8時の
「ゆうひ日ヶ丘の総理大臣」「俺はおまわり君」「痛快ピッカピカ社員」も
書いていた。日テレから依頼されると断れなかったのかね
子供に買ってやった絵本「ゲゲゲの鬼太郎と数字を学ぼう」←うろ覚え
「構成・宮田雪」にビクーリしたよ。
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/22(水) 06:34:00 ID:78twQf9D
>>330 宮田雪は昔から水木しげる関連の作品に多く絡んでる。
オカルト方面にもかなり造詣が深いらい。
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/22(水) 11:39:11 ID:sEGYwwap
山浦さんは「僕はこういうSFモノばかりやってきたわけではないんで…」と
ことあるごとに語る。アニメ関係の取材にはうんざりしているのかもw
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/22(水) 20:38:36 ID:8kqcvMU2
宮田雪は脚本家生活を始めたばかりの頃から精神世界へ足を踏み入れ、
80年代以降はドキュメント映画の製作や啓蒙活動に心血を注いでいた。
95年にカリフォルニアで倒れてから、ずっと寝たきりの状態らしい。
元右翼なんて噂もあるが、本当だろうか。
刑事部屋良さそうじゃね?村川監督の後半からも期待しているよ。
金井勝からの影響も大きいかと>宮田
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/24(金) 18:43:47 ID:wGSSFnGo
筒井ともみはデビュー直後の仕事量がハンパじゃないね。
美人だから?(w)
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/24(金) 22:37:26 ID:z8hjGG4W
>>336 今は婆さんだけど、若い頃はけっこう綺麗だったらしいよ。元々が小中から
成城のお嬢様で育ちのいい人らしいし。
日本アカデミー賞授賞式で顔見たけど、今でもきれいだと思うよ。
>>329 柏原さん早川恒夫プロデューサーとはあまり縁が無かったからね。
でも「西遊記」のライターは凄い面子だね。
この人達のホンを元に現場で遊ぶというのが良かったんだろうな。
でも良く見てるとレギュラーのアドリブに対応できなくてただくそマジメに
演技しているゲストと一緒に遊べるゲストの差が見えて面白い。
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/25(土) 21:21:58 ID:PEKk7A1H
>>336 筒井ともみの父は共産党のシンパだったらしく
ともみのともは共産党の共をあてようとしたと何かの本に書いてあった
デビュー当初は東映の作品の脚本を書いていたが、
このごろは森田芳光作品(森田・大島ミチル・筒井のトリオ)
でしか姿を見せなくなった
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/25(土) 21:23:28 ID:PEKk7A1H
>>314 長石は仮面ライダー1ST
坂本は仮面ライダー響鬼
本名は「共美」、名づけの親 兼 育ての親は宮島義勇ね。
筒井家は党員の集会場として利用されていたらしく、
家では反日思想の強制、度重なる家宅捜索におびえ、
学校では国家を歌えずアカと罵られる、みじめな子供時代をおくったそうだよ。
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/27(月) 23:13:44 ID:pA4cX1sb
今はやりのケータイ刑事は?
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/29(水) 19:11:07 ID:IwdUpz3e
ネタも無いようだし。最近は業界人でブログを持つ人間も多いようで、例えば
高田純さんのブログでも紹介するか?
高田さん、若い人にこんなことを言われてヘコんだらしい。世の中は変わっちまった。
ttp://osan6.cocolog-nifty.com/palpunte/ >その梁山泊のような日々については、いつかゆっくりと語りたいと思っているが、
>最近は若手のスタッフに「え、Tさんってポルノ映画を書いてたんですか。あれって
>ストーリーなんかないでしょう。(そして、サイテーといったニュアンスで笑う)」
>などと言われて愕然とすることも多く、日活ロマンポルノ出身ですと胸を張っても、
>以前のように羨望の眼差しで見られることは滅多になくなった。これも時代の流れというやつか……。(>_<)
筒井は赤木蘭子の親戚
>>344 同じポルノでも東映のは酷いけどね。
尺が70分くらいのローバジェットの作品にライターのクレジットが
5人とかw
最初に請けた人が後輩から後輩にどんどん押し付けていた結果なんだってね。
このスレ的に村川透ってどうよ?
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 18:52:30 ID:8XFG0TkY
>>346 キイハンターやプレイガールなどでも脚本家が数人もいることがある
キイハンターで堀長文が監督デビュー作を助監督の山崎充郎
(現やまざき十三)と書いたら、高久進と江連卓に手直しされて、
脚本が4人表記になったと、何かの雑誌で語っていた
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 19:09:45 ID:7s0QRwFW
>>347 村川さんについては過去レスで散々語られてるじゃない?
>>348 そういえば、やまさき十三は元々は東映のTV映画の契約助監督でしたね。争議
もあり、監督昇進の話もあったが断って辞めたとか。
ttp://plaza.rakuten.co.jp/msk222/diary/200501280000/ >作者のやまさき十三氏は東映出身、かつて東映争議があったとき労組
>で最後の13人になるまで闘った人。そこから十三という名前がついた
>ということは、同じ労組にいた映画監督の伊藤俊也さんに聞いた。
やまさきさんはシナリオが書けたので漫画原作に転じたが、当時、同じ東映にいた助監督たちの多くは、
監督に昇進しないままに撮影所を去ったり、定年になってしまったという。
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/03(日) 22:48:57 ID:PJzu0JHl
>344
ナニが芸術でナニがそうでないか、言い返れば映画的なものとそうでないもののボーダーラインは、
それぞれの時代に「文化」に割り当てられた機能によって決まる訳で、
映画そのものだって、何気なくわれわれが受け入れてしまうような「文化」「芸術」と、なり得るまでに長い考察期間を要した。
その抽象的な流れの中で、たとえば「映画の本質とは何か?」とか「ポルノは表現の場か否か?」
とかいったさまざまな本質主義的な問題提起がなされ、より相対的な視点を得てきた訳ですが、
ある時代を境目に、築き上げられてきたモノが猛スピードで先祖返りを起こし、
映画を志す者までもがより一般的な門外漢がこしらえた、通俗的で退屈な世論に左右されるレベルへ急落してるってことか。
嘆かわしいおハナシだ。
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 18:33:10 ID:Dx3vA9lF
>>349 やまざきと弘兼コンビの「夢工場」ってマンガありましたね。
もろ東映のテレビ映画の現場を舞台にした話。
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 19:28:40 ID:6WL6Dtdq
>>351 大西赤人さんのサイトより。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~hh5y-szk/onishi/cbox99.htm >この作品は、東都映画で助監督として働く畑俊平を主人公に、先輩のチ
>ーフ助監督・村木などが絡んで、夢を作り出す(はずの)映画撮影所の厳
>しい内情が描かれる。実際に東映東京製作所で十年間の助監督生活を過ごし、
>組合を作って長い争議をも経験したというやまさきの実体験が活き活きと映し出され、
>『夢工場』は、「まさにやまさきさんの自伝のような作品」(弘兼)となっている。
>俊平も村木も、いつの日か劇場用「本編」のメガホンを手にしたいと願いながら、現実には、
>「本編」とは遠いテレビ映画の製作現場で昼夜を分かたず助監督の激務に追われている。
>とりわけ、横暴なワンマン社長に抗議して退陣を勝ち取りながら、事実上、
>その争議の責任を問われて、ついに監督の夢が適わないままに企画部へ飛ばされる村木は、
>特に魅力的な人物で印象に残る。
やまさきさんが描くいっけんお気楽な「釣りバカ日誌」も、こうした苦悩を経た人間がた
どり着いた、組織に生きる人間の理想郷(みんないい人)の物語なのであろう。
映画への夢を諦めたやまさき原作の「釣りバカ日誌」が、松竹の名物シリーズ
になり、大船なき後は他ならぬ東映東京を借りて撮影されている(らしい)
というのも、なんとも皮肉な話。
もっとも映画版の監督の栗山富夫は、脚本の山田洋次に嫌われてシリーズを降ろ
されたという話も聞いた(真偽不明)現実は世知辛いのである。
TV「隼人が来る」の荒井美三雄監督作「謎の御用金」、田中徳三系列の堅実な演出だった。
田村正和主演のTV版「眠狂四郎」の牧口雄二作品、ちゃんと大映カラーを取り込んでいて、いい意味で裏切られた。
邦画崩壊があと10年遅ければ、彼らのポジションもまた変わっていたに違いない…と思う。
>>354 牧口さんは、ワイズ出版から出た日本カルト映画全集の「女獄門帖 引き裂かれた尼僧」
のインタビューで「某主役に嫌われて2年間干された」と発言している。
牧口さんのフィルモグラフィーを見ると、TV版「眠狂四郎」(73)以後、確
かに2年間仕事をしていない(その後、75年に本編デビュー作「玉割り人ゆき」を撮る)
牧口さんは75年以降、本編こそ9本しか撮れなかったが、基本的に仕事が途切れたことはほぼない。
牧口さんがその後、田村正和が京撮で出た作品を撮ることはなかったので、田村
に嫌われたのではないか・・・と推測しているのだがどうか?
(正確には71年の「徳川おんな絵巻」でデビュー後、73年に撮った作品が「眠狂四郎」。
「徳川おんな絵巻」で嫌われた? という可能性も無くはないが・・・)
牧口さんは山下耕作や中島貞夫の助監督が多く、本編では外されたが、TVに回って以降は
各局の目玉番組が多く割と優遇されている(「暴れん坊将軍」「影の軍団」
松方版「遠山の金さん」「三匹が斬る」等々を担当)
京撮らしくスターを立てることが出来る人だったわけだ。TVに全面的に移った
きっかけも(社内での配転もあったが)、山下耕作が自分も撮っていた「桃太郎侍」に
牧口を誘ったからだという。
つまりは、本来は京撮を代表する監督になっていた可能性もあるのだが・・・。
356 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/05(火) 22:56:30 ID:mHGWifxk
当時マサカズに心酔していた、柴練の逆鱗に触れたとかw。<牧口。
関本郁夫もテレビ「大激闘」や、とてもメジャー会社の品とは思えない
超低予算ポルノ「処女監禁」なんかを撮っていた時期がありました。
監督本人曰く、一時期劇場映画を撮れなくなった&冷遇された理由:
「実録ヤクザ路線を拒んでいたから」→工藤栄一
「カラテ映画の演出を拒否したから」→関本郁夫
松尾正武監督も、「地獄の辰捕物控」「影同心」「十手無用−九丁堀事件帖−」などで
シャープな演出を見せてくれましたな。
2005年現在もなお映画産業の隆盛が続いていたなら
大映京 東映京
横綱 田中 中島or沢島
大関 池広、井上、 松尾、牧口、関本or鈴木
関脇 黒田、太田 山内、鳥居or長谷川
小結 国原、大洲 志村、原田
前頭 皆川、依田
死んだ人たちまで入れるとは・・・
360 :
358:2005/07/06(水) 23:26:54 ID:3yTbd87W
>>359 すまん、大洲斎亡くなってたのか _| ̄|○
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/07(木) 18:32:36 ID:jx4uCAao
皆川 隆行は家業を継ぎますた
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/07(木) 21:25:36 ID:7W9le/zZ
テレビガイドの柴田キョウヘイの刑事特集
刑事モノファソにも楽しめる代物だったよ。
刑事部屋第1話思ったより良かったがやっぱりスタジオ系ディレクターは
本編撮っていないせいか演出がトレンディぽく見えるんだよな。救命みたいな
撮影の仕方だったし。やっぱ村川透や長谷部安春など本編出身の人の方が
映像がダイナミックで見やすい。このドラマは事件よりもキャラを見るドラマ
なのでそういうのだったら村川監督のほうが得意だと思うし、もうすこしキャラ
を生かせると思った。
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/08(金) 20:33:44 ID:49XpwSp5
長谷部香苗(長谷部安春の娘) 女優業は続けているのかしら。
村川透のお兄さんはまだ指揮棒振ってるのかな。
松田定次の妾の子が松田寛夫だっけ?
>>366 それぞれの監督にキミの言う才能の血筋はそれぞれ何分の一ずつ
継承している計算になるの?
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/09(土) 17:39:28 ID:8Sh9KDZy
>>356 関本郁夫は大激闘に入る前ミラクルガールの演出に入っていたので
その流れで演出に入ったのだろう
>>368 ご冥福をお祈りします
演出キャリアが長いので80を超えているのかと思ったら
田中秀夫・奥中惇夫・吉川一義・永野靖忠・天野利彦と同世代だった
彼らの時代もこれで終わったと思う
田中・奥中などは特撮ものも撮ったため、知名度が高いが
後の4人もいろいろな作品に顔を出している
370 :
@:2005/07/10(日) 23:23:36 ID:8NG2cloG
深作健太は製造業→東映だったような・・・
無職寄生虫野郎に、過酷な助監督業が
務まったとは思えない…w
>>372 <健太の主な助監督歴>
(TV)「激走戦隊カーレンジャー」(96)
(映画)「身も心も」(97 監督=荒井晴彦)「時雨の記」(98 監督=澤井信一郎)
「おもちゃ」(99 監督=深作欣二)「川の流れのように」(00 監督=秋元康)
荒井などは健太のシナリオ(バトロワの初期稿)まで見てやっていた。「川の流れ
のように」も、「時雨の記」の録音の橋本さんのコネか?
別にコネを使うこと自体が悪いとは思わない。業界には二世監督・PDも何人かいる。例えば日
テレの佐藤東弥は佐藤純弥の息子。同じく日テレの伊藤響プロデューサーは伊藤俊也の息子。
フジの宮本(石坂)理江子は山田太一の娘。直接の現場以外の部署にも結構いるらしいですよ。
ただ、欣二の顔があるにも関わらず、健太はキー局の正社員ADやメジャーの制作部門の
社員にはなっていない。誰も引き取ってくれなかった!?
欣二も家庭では父親失格だったみたいだしな。仕事と女遊びのことしか考えていなかった。
(松坂慶子の件だけじゃなく、いつも外に女がいたそうですよ)
中原早苗が育てたようなものか? あれだけの人も家庭は顧みていなかった。
そういえば村川監督の家庭事情みたいな話兄の千秋氏以外まったく
聞いたことないな。ボンボン出身なのは聞いたことあるけど結婚とか
して子供とかいるのかな・・・当時映画やドラマで村川の助監督を崔洋一
が務めたのは有名だよね。(その割には村川さんから崔洋一の話聞いた
ことないんだよな)
>>374 村川さんのお子さんの1人は某キー局にいる(らしい)です。具体的な部署も聞き
ましたが今もそこにいるかどうかは分かりません。
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/11(月) 21:55:12 ID:jbM7qDWJ
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 18:13:54 ID:8uXdvl8w
舛田利雄の倅は確かフジのディレクター(今はフリー?)
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 18:57:32 ID:mxQ1Xclv
>>378 舛田明廣氏 中村雅俊の「しあわせの決断」の演出とか担当してたね
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/12(火) 19:29:36 ID:v9/d2Yio
>>373 「時雨の記」で澤井監督にコキ使われていたらしい。
>>380 ついこないだまでプーだった男とはいえ、無視するわけにはいかないからねw。
和泉聖治はお父さん以外にも師事していたっけ?
>>379 「本編」の監督たちも、自分の子どもはキー局の制作現場に入れているというのがなんとも・・・。
その程度の顔は利いたってことか。「本編の現場だと自分と比べられて可哀想」
「本編メインで育っても将来が厳しい」ということなんだろうけどな。
山田太一の娘さん(石坂=宮本理江子)も、ほとんどフジのトレンディ系の路線の作品
しかやってないね。まあ、あくまで現場では1ディレクターに過ぎないしな。
2、3年前には親子共作(父=脚本 娘=演出)というみっともないこともしていた。
理江子さんが新人AD時代、「若い娘がろくに家にも帰れないとはどういうことですか!」
と母親が局に怒って電話を掛けてきたとかw(さすがに太一ではない)
父親も業界人だし、大変だ、と知っていただろうに・・・。コネで入ったけど
逃げ出した人も結構いるんだろうね。
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 03:14:15 ID:MNE7M4d4
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 14:19:36 ID:kCNbxgvo
ショーケン、優作を調教できたPがまた一人減りましたね。
ご冥福をお祈りいたします。
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 14:58:53 ID:aKfKE+WA
>>383 日テレ退職後は評論活動がメインだったらしいね。
学生時代はミッキー・カーティスなんかとセミプロバンド活動していて、
カーティス氏曰く「一番年下の癖に一番生意気でリーダーやってた」と
語っていたな。
ショーケンが出会う前に井上尭之や大野克夫なんかとも知り合いだったらしいね
水谷豊の黄金時代もこの人の力なんだよな。
あと日テレ在職時代のまだ製作補時代に短編SF小説で何か賞を貰っているはず。
とにかく扱い難い役者を使うのがうまい人だったな。
退職後は日テレCS事業部で、役員をされてたと思います。
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 22:00:35 ID:7pz9ePdR
テレ朝PDの勝田康三氏がなくなりました
冥福をお祈りします
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/13(水) 22:05:25 ID:7pz9ePdR
>>314 長石の1ST
白倉のほかに中曽根千治と鈴木武幸が企画やEXPDとしてクレジットされている
これも彼らの引退作品になるような気がする
東映ははぐれ刑事終了で桑原・天野・吉川一義を
仮面ライダーの映画製作で中曽根・鈴木・坂本太郎・長石を首切ろうとしている
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 19:19:10 ID:SdDOKSd3
火サス含めると日テレの火9ドラマは何年続いたんだろ 40年?
「もう時代に合わなくなった」とかさ、「プロハンター」で
ハードアクション終わらせるときも「アクションはもう大衆には
受け入れられない」そんなコメントしてたっけ日テレ
番組終わっても、せめて初期の火サスくらいはDVD化して残せ、売れ
清水Pや山口さんが携わった初期のは秀作揃いだ。
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 22:21:19 ID:yEBkWUNH
一時期(80年代後半〜90年代前半)は、各局で2ドラやシリーズドラマの枠
も沢山あったけどな。単発も多かった。いよいよ、キー局の下請けにくっついて仕事
をしていた本編・TV映画系の人間の時代も終わりかな?
現場のシステム的にもVTRになったし、監督やディレクターの出自としても、
生粋の本編・TV映画育ちの人なんかどれだけいるのか?
かといって今のスタジオドラマ(スタジオ部分がワンキャメかマルチか、という以外、
システム的にTV映画との明白な区別ももはや不可能だが)も大半はつまらんし、TVに
「映画」を求めるような屈折した人間にとってはもう観るものがないw
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/14(木) 22:37:45 ID:t4o6+D/u
「高林鮎子」は東映の「はぐれ」スタッフが製作してるから
テレ朝に移行してもいいソフトだな。
ちょい前は「TVが映画化し映画がTV化した」と言われてたね
今の状況はどう形容すりゃいいんだろ
394 :
391 :2005/07/15(金) 00:41:13 ID:85yQ3g8T
>>393 80年代以降、VTRでフィルム並のロケが可能になり、スタジオドラマとTV映画の
境界線が徐々に消失していきましたね。区分としてはスタジオセットがワンキャメかマルチか、
ぐらいしかない。本編・TV映画系の監督が撮る場合でも普通にVTRを使うようになった。
また、VTR技術の発達で、VTR収録の作品でもロケ・特機・照明に凝ることが多くなり、
古典的な意味でのスタジオドラマもなくなった。(今は「渡鬼」ぐらいでは?)
実際、90年代になると、キー局系(あるいは、それに近い制作会社)のディレクターが
演出するドラマの方がセットや特機・照明が派手な傾向も多くなり、肝心の本編や、本編・TV映画系の
スタッフが撮る外注作品の方が貧乏に見えるようになってきた。
予算の問題もあったのだろうし(恐らく「局制」作品の方が予算があったのでは?)、
TV系スタッフが視聴者を挽きつけるために、相当にVTRフォーマットを活かした
絵作りを研究したんだと思う。
ただその代わりに、TV系ディレクターの過剰演出が目立つようにもなってきた。
「TVが映画化し映画がTV化した」とすればこの頃じゃないかな?
ここ2、3年は本編の方も景気がいいので予算も回るようになってきたらしいですけどね
(もちろん、一方ではビデオ・フォーマットの低予算作品も増えたが)
395 :
391:2005/07/15(金) 00:46:06 ID:85yQ3g8T
加えて今は監督・ディレクター・スタッフ・フォーマットのボーダーレス化も
進みましたでしょう? 「いま会い」は監督はTV系の人なのに、フィルム撮りで
現場にはTV系の人は入れなかったそうですよ。製作幹事社はTBSだったのに、
あくまで監督の土井氏は「映画」的な現場にこだわった。
一方では、本広氏の新作「サマー・タイムマシン・ブルース」は、HD撮影で
TV系の人をメインに現場を組んでいる。撮影もTV系の人だし。
何より、ずっとTVの中での映画を追求してきたとも言える石原プロが、共テレの
若松氏を起用しているというのが象徴的だと思う。新作「祇園囃子」もあるし。
テレ朝=東映作品や円谷作品でも普通にスタジオ系出身のディレクターが撮ってるわけで。
昔から局Dが外注作品を出張演出することもなくはなかったが、最近はとくに
制作形態もフレキシブルになってきている。本編かTVか、という区別自体が既にどうなのか・・・
媒体がなんであれ、あくまで単独の映像作品として評価すべきなんでしょうけどね・・・。
やはりこういうスレに集まるような我々は屈折した人種なんですよw いまだに古典的な意味での
「映画」に夢を見ていて、しかもそれをTVの中に見出そうとしているのだから・・・。
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/15(金) 12:46:15 ID:YlYabveK
>>389 火サス20周年の時はてっきり初期の名作をDVD化すると思ったら
当然の如くスルーしてたね。
後期だと小坂グループ最後の砦だった長富忠裕さんの「わが町」シリーズ
だけか。
これは単体の帯でレギュラーシリーズにしても良かったんじゃな。
とはいえ、安直なシリーズ物が火サスのテンションを下げたのは事実だけど。
コンペ形式で製作会社から作品集めるようになった時点で火サスは死んだ。
ミステリーを熟知しているプロデューサーを現場から外している時点で
上層部にやる気が無いのは明白。
アメリカはフリーブッキングの早期確立が功を奏したのか
配給元(局)・製作元それぞれ理想的な関係にあるよね。
日本は過去の遺産を食い潰すだけ食い潰しちゃって
あとは野となれ山となれって状態なんすかね。
398 :
391:2005/07/16(土) 07:29:25 ID:je3ynd0g
>>396 長富さんは現在はVAPの取締役でしたか? よく演出やプロデューサーに名前があっ
た伊藤祥二氏ももう辞めたらしい。ずっと働き詰めだったので疲れたみたい。
>>397 遺産食い潰しというか、本編・TV映画における撮影所の時代はもう終ったのでしょう。
もちろん今でもスタジオはあり、スタッフたちにもいちおうのテリトリーはある
そうですが(映画やドラマの人は「劇系」、根城とする仕事場によって「日活系」
「東宝系」など)、かつてほど確固としてはいない。
現場的に見ても生粋の本編・TV映画育ちの人も、もうどれだけいるのか・・・。
フォーマット的にも既にフィルムでは撮っていない。
キー局系でも古いプロデューサーは映画的な志向が強い人もいたけど、世代交代
したのでもうそういう拘りも薄いんじゃないの?
日本の場合、スタジオドラマにTV映画(TVムービー)が吸収されちゃったしね。
アメリカはエミー賞を見るとわかるが、「ドラマ」とはフィルム撮り(最近はHD
も使うらしいが)TVムービー・テレフィーチュアのことだしね。
サラリーマンが現場に入ると どうしても「良い仕事をすると出世して現場を離れる」ことに
なってしまう。
本来、演出家やカメラマンを目指していた人材は結局フリーにならざるを得ない。
現場にもそういった閉塞感があるんじゃないのかな?
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/16(土) 09:44:09 ID:kzbqatRX
柏原寛司の「名無し探偵」 鎌田敏夫の「わが町」「指名手配」
村川透の「おかしな夫婦」 特命課長の「旅情ミステリー」
401 :
391:2005/07/16(土) 10:03:58 ID:je3ynd0g
>>399 やっぱ、所詮は外注やフリーは下請けなんでしょ? 本編系の人も都合良く使われちゃったのかもね。
NHKやキー局にいた人も独立しちゃうと結構妥協を強いられてるケースも多い。
日本の場合、繰り返すがスタジオドラマとTV映画の明確な区分も消失しつつあるしね。
(もちろん厳密には同じVTR制作でも、スタジオドラマのTD/テクニカル・ディレクターが仕切る
システムと、映画的な撮影・照明・録音・美術のシステムは違うみたいだけどね)
アメリカはスタジオドラマはなぜか余り発達せず(スタジオ的なシットコムはあるが)、
基本はフィルム(あるいはフィルム的なHD)撮り。かつてはアメドラもパターン
ものが多かったが、現在は内容的にも独自の進化を遂げている。
同じドラマと言っても日本とはフォーマットも方向性も全く違う(ちなみに、ヨーロッパ
にもスタジオドラマ的作品はあるらしい。アジアも日本的な収録方法)
日本に入って来ない駄作も多いのだろうが、エミー賞と日本のTV各賞(ATP賞その他)の格の違いは大きいな。
402 :
391:2005/07/16(土) 11:05:03 ID:je3ynd0g
>>400 火サスだけでなく、2ドラの枠自体が視聴率危機と聞く昨今。玉石混交で濫造された数々の作品を
偲んで、Wikipediaに従い、各局の主な枠をここに書き写してみました。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 (テレ朝)
「土曜ワイド劇場」1977年7月2日〜(1979年4月から120分枠)
「月曜ワイド劇場」1982年10月〜1986年9月
「火曜スーパーワイド」1988年4月〜1990年3月
「火曜ミステリー劇場」1990年4月〜1991年9月
(日テレ)
「火曜サスペンス劇場」1981年9月〜
「水曜グランドロマン」1988年〜1991年
「木曜ゴールデンドラマ」1980年4月〜1992年3月(制作=よみうりテレビ)
「ドラマシティ'92」1992年4月〜12月(よみうりテレビ)
「ドラマシティ'93」1993年1月〜9月(よみうりテレビ)
403 :
391:2005/07/16(土) 11:06:02 ID:je3ynd0g
(フジ)
「金曜女のドラマスペシャル」1984年〜1986年
「ドラマチックナイト」1986年〜1988年
「男と女のミステリー」1988年〜1991年
「金曜ドラマシアター」1991年〜1993年
「金曜エンタテインメント」1993年〜
「プレミアムステージ」2003年10月〜(映画・ドラマ・特番などの総合枠)
(TBS)
「ザ・サスペンス」1982年4月〜1984年9月
「水曜ドラマスペシャル」1985年4月〜1987年9月
「土曜ドラマスペシャル」1988年4月〜1989年9月
「ドラマチック22」1989年10月〜1991年3月
「月曜ドラマスペシャル」1989年9月〜2001年4月
「月曜ミステリー劇場」2001年4月〜
「水曜プレミア」2004年4月〜(総合枠)
(テレ東)
「女と愛とミステリー」2001年1月〜2005年4月
「水曜ミステリー9」2005年4月〜
404 :
391:2005/07/16(土) 11:09:21 ID:je3ynd0g
一時期はテレ朝・日テレ・TBSは同時期に2〜3枠持っていたことまであった
(現在、フジとTBSも総合枠まで含めると2枠保持している計算になる)
80年代〜90年代までは2ドラの他に色んなシリーズ枠や連ドラ・単発もあり、ス
タジオドラマとTV映画の狂乱の時代だったんですね。60〜70年代も枠は多かったけど。
現在、ドラマ枠は昔よりは減ったように思うが、いまだに濫造と言えば濫造か?
これだけ見てもつくづく、いかに日本のTV産業が凄まじいスピードと量で番組を生産して
消費し続けていることか、眩暈がしますね。欧米やアジアはどうなっているのか?
やっぱ狂った産業だと思うわ・・・作ってるあいつら人間じゃねえw
>>397 向こうの場合は当初から局プロが作品の内容を決めるのではなく、製作会社が
パイロット・フィルムを提出してそれに対して局が審査して制作費供出の合否を決める
やり方だからね。
日本も初期の段階では買取オンリーで、NET(現テレ朝)は東映の社員が出向で局内に
入って采配をとる形を採っていた。
しかし、製作会社の作品をただ買い取るだけではあまりにも作品が偏ってしまい、60年代
後半にはワンパターンに飽きた視聴者が離れてしまうのでは?という懸念されるようになった。
その頃から局側が作品を企画し製作会社に請け負ってもらう形が出来てきた、と。
しかし、担当する局プロデューサーが「昨日まで営業でした」なんて局もあったりなんかした。
その意味では当時の日本テレビはかなり人材に恵まれていたね。
「女性向けの作品を作れ」と言われて、それを上手いこと自分のテリトリーに結びつけた
小坂敬氏の「火曜日の女」なんて本当に見事だよ。
他にもディレクター出身の梅谷さんや輸入作品担当が出発点の岡田さん、早大ミステリー研出身
の山口さんやら他にも沢山の人材が多くの制約の中で頑張っていた。
その中で後半の十数年は仮死状態だったとはいえ、生き残っていた「火曜サスペンス劇場」の
終了は日本テレビにとってとても象徴的な出来事だ。
アメリカの場合、
大作は企画段階でワールド・ワイドのマーケットに放映権の売りこみをかける。
沢山売れれば、予算も集まる。
最初から「世界配給」が前提。金があるから一流のスタッフ・役者が揃えられる。
当然、そこそこヒットする。ヒットしてくれなければ困る
脚本家も、一本につき最低三人はつく。
構成担当
会話担当
リサーチ担当
クレジットは一人だけでも、複数のシナリオライターが関わっている
まぁ、あくまでも「大作」に限った話だが。
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/17(日) 15:37:25 ID:ZV7qqF3A
>>392 東映の桑原プロの定年が近いので無理ではないか
桑原プロとの仕事が長い天野・吉川も70を越えている
(松島稔・奥中惇夫・田中秀夫・永野靖忠とほぼ同時期に
特別捜査機動隊で監督デビュー)
>>395 東映の場合中曽根千治や白倉伸一郎をテレ朝に出向させたこともあり、
彼らのプロデュースした京都ミステリー・仮面ライダーや影響を受けたスタッフのいる
水曜9時枠にスタジオ系監督を起用している
白倉がプロデュースしたCBC・電通枠のセーラームーンも同様
これを真似て同じ枠で放送している、円谷プロのウルトラマンシリーズも
スタジオ系の監督がローテーションで入っていた
同じ東映・テレ朝作品でも月曜9時枠や戦隊シリーズには
スタジオ系の監督が入っていない
409 :
407:2005/07/18(月) 17:01:50 ID:sS5rR/NN
9時ではなく、月曜7時代の時代劇です
フジ系のドラマだと東映作品でもフジの社員や共同のディレクターを
使用することがある
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/18(月) 21:35:59 ID:SYv5cfGS
>>395 >何より、ずっとTVの中での映画を追求してきたとも言える石原プロが
大都会シリーズなら岡田氏の意向では・・(番頭さんにそんな気あったんかいな?)
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/19(火) 11:14:56 ID:5nUYFayr
>>398 検索したら伊藤さんは「ゆうひが丘の総理大臣」もやってるんだね。
>>411 考えてみたら伊藤さんにしろ田中さんにしろ年金貰って孫と遊んで
いてもいい年齢なんだよな。
413 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/19(火) 18:05:30 ID:PTeJrkQb
>>410 そういえば、VTR作品である「浮浪雲」の演出陣はどんな面子だったんだろう。
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/19(火) 18:46:39 ID:5nUYFayr
>>413 1978「浮浪雲」全20回 テレ朝系 制作=石原プロモーション、テレビ朝日
脚本=倉本聰 演出=近藤久也、河野和平
恐らく、TV映画ではなくスタジオ収録としたのは、脚本の倉本聰の意向
ではないかと思われる。題材からしてTV映画向きではないと判断したのだろう。
スタジオ系のDの方が倉本の意向にも素直に従っただろうし。
裏の同じくスタジオ制作の「黄金の日々」(NHK)に対抗する意図もあったのかも。
これも封印されちゃってるなあ。実はほとんど観たことないわ。後年(90〜91)に
TBS系でビートたけし主演でリメイクされたが、これは明らかにたけしの
スケジュール不足が見え見えで辛かった。個人的には好きだが。こっちはCSではやってる。
パイロット+3本分は近藤久也(テレビマン・ユニオン)。倉本の指名だったと思う。
残りは日本テレビ→ユニオン映画の河野和平。IPが依頼。
当時のユニオン社長は河野の子分野崎元晴。
あ、かぶっちゃった
417 :
414 :2005/07/19(火) 19:18:34 ID:5nUYFayr
>>415 いや、近藤さんや河野さんのプロフィールを知らなかったので参考になりました。
ありがとうございます。
いちおうの放映リストは、例の「蔵出し絶品TV時代劇」(97 フィルムアート社)
にありますね。
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/19(火) 20:32:29 ID:EsDD65iZ
仕事帰りに「日テレドラマ半世紀」なる新刊が目についたので買った
刑事編コーナーで勝野洋と岡田Pの対談載ってる
「大都会」についてはそんな触れられていません。保存委員会がっかり
だろうな。
「こんな傑作ドラマがあったのか!開局50周年の日テレが半世紀に
渡って送り出した名作&傑作ドラマの数々。その全貌を見よ!
日本テレビ編」と帯に記されているから次は「TBS編」でも出すのだろうか
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/19(火) 22:21:00 ID:3OviJtbV
>>418 「日本テレビ編」てのは「編集・日本テレビ」って意味だろ。
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/19(火) 22:46:51 ID:49E41RXM
そのような本を出した後に火サス終了するとは
著作関係者(岩佐陽一や高島幹雄)らは思いもよらなかったろ。
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/20(水) 13:46:43 ID:3i/7km0T
>>415 >残りは日本テレビ→ユニオン映画の河野和平。IPが依頼。
当時のユニオン社長は河野の子分野崎元晴。
河野さんはユニオン映画には絡んでないんだけどな・・・
もしかしたら後に退社してTBSのスタッフが中心となって設立された
テレビマンユニオンに河野さん参加してるからそれで勘違いしたのかな?
>>417 浅丘ルリ子主演の「2丁目3番地」や「3丁目4番地」の時に河野さんが
参加していて、この2作は石原プロの仕切りが結構強くて(石橋冠さんの話)
その時に河野さんと知己を得たそうです。
日テレ初期からの生え抜きのディレクターです。
元々テレビ朝日の須田雄二さんが倉本さんに「何か書いてください」と
頼んだところ、「渡哲也主演なら」という事でこの企画が始まったんだそうです。
この当時某映画雑誌のインタビューで「大都会U」の件で相当怒り心頭
だったそうで、渡氏起用は日テレに対するあてつけでは?と一部では噂が・・・
>>421 >テレビマンユニオンに河野さん参加してるからそれで勘違いしたのかな?
スレ違いだけど、なんだかんだ言ってテレビマンユニオンはTV界のブランドなんですね。
有名PDも多いし、メンバー外の人間を起用してもいい番組を作るしね。
ドラマからドキュメンタリー、紀行・クイズ番組まで幅広いもんな。最近も是枝裕和を輩出した。
正式のメンバー候補生ADとして入るのはキー局並に難しい。
>「大都会U」の件で相当怒り心頭
「大都会」ワールドをぶっ壊しちゃったからですかね? 山口剛さんとはその後も「波の盆」
(ちなみにこれもユニオンが絡んでいる)をやったんですけどね。
あてつけ的な起用なのに、こちらも制作に石原プロが入っているのが面白い所ですね。
423 :
415:2005/07/20(水) 21:50:54 ID:jp5GdkG5
>>421 「実録テレビ時代劇史」の記述を鵜呑みにしておりました。
確認しないまま書いちゃってごめんなさい。
2005年度就職偏差値
74 フジテレビ
73 日テレ
72 電通
71 TBS 博報堂
70 テレ朝 関西テレビ
69 テレ東 よみうりテレビ 朝日放送 毎日放送
68 NHK(記者) テレビ大阪 毎日新聞
67 在中テレビ
66 アサツーDK リクルート
62 大広 読売広告社
61 テレビマンユニオン テレビ朝日映像
60 泉放送制作 ナベプロ
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/22(金) 19:17:09 ID:KjtIEYor
長野オリンピック開会式(総合プロデューサー・浅利慶太)は、
テレビマンユニオンの創設者、萩元晴彦氏の企画だと聞いてます。
音楽ドキュメンタリーの第一人者で小澤征爾の親友だったそうで、
第九の世界中継をどうしてもやりたかったそうです。
>>425 仰る通り、長野の開閉会式を仕切ったのはユニオン。実のところ、これを
知ったときはかなりがっかりした。
がっかりした理由? まあみなまで言わないでいいでしょ?
開閉会式に関しては、プロデューサーが浅利慶太さん、
演出がテレビマンユニオンの今野勉さんです。
制作会社的なところを電通がやり、スタッフィングと出演者のブッキング、
それからバックステージをテレビマンユニオンが仕切るというかたちになっていました。
>>427 ユニオンの二十余年の蓄積の成果が萩本欽一だったんだよなw もともと、欽ちゃんはユニオ
ンの株を買ってくれた同志だったみたいだけどね。
ユニオンの各界に渡る人脈と政治力・制作力は凄いとは思うんだが、長野五輪は正直・・・。
ああいう仕事もやっとかないと、他で好きな仕事が出来ないのもわかるんだけどね。
まあ、確かにユニオンのメンバーたちのバイタリティは凄いよ。仕事の質量が半端じゃない。
外から見てても大した人たちだとは思います。
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/26(火) 20:05:27 ID:Pd3QmwAv
欽ちゃんのシネマジャック「大激走」(1993)石原プロ20年ぶりの映画制作。
資金源は欽ちゃんとも繋がり深い○○○会らしい。
欽ちゃん監督作「手」(1969)日テレの技術スタッフと作った自主映画。
いまだ商品化・テレビ放送の気配なし。
>>429 欽ちゃんも学会員なの? スレ違いだけど、欽ちゃんと言えば「俺は眠たかった!!」
もひどかったのう・・・。
欽ちゃんは疲れたのか、「欽どこ」(テレ朝)「欽ドン」(フジ)「欽曜日」(TBS)の3本を
打ち切った80年代中盤からほとんど仕事らしい仕事をしなくなってしまったね。
それでも生活できてるんかな? 萩本企画のサイトに行ったら、まだ君塚良一の名前があったのでビックリ。
まだ所属しているらしい。欽ちゃん人脈の出世頭ですな。
ttp://www.hagimoto-kikaku.co.jp/sakka/sakka.html
欽ちゃんに限らず、門外漢が映画やドラマを演出するときの
実質的な監督は助監督じゃないだろうか?
>>422 斎藤憐さんや弟子の金子さんは呼ばれてるのに続編製作の話が日本テレビから
自分の所に入って来なかったんだって。
倉本センセは裕ちゃんシンパだから石原プロは絶対責めない、従って「浮浪雲」
で石原プロと組むのは問題無しなんだよな。
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/29(金) 15:10:08 ID:LAccj+Ar
>>430 君塚良一は今でも放送作家として
仮装大賞に参加してるよ。
時間があれば予選会場に行って素人にだめだししてる。
ふつう「踊る」ぐらいのヒット作出したら十分「先生」扱いを
受ける立場になるから放送作家なんてあほらしくてやらんだろう。
なのに今でも欽ちゃんのライフワークに欽ちゃんグループの一員と
して参加している姿勢は立派。
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/31(日) 21:35:17 ID:tTWs630S
ほう、そうなの?
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/01(月) 23:36:08 ID:H1F/kyMU
勝新太郎監督/「唖侍鬼一法眼」「座頭市物語」「痛快!河内山宗俊」
「夫婦旅日記 さらば浪人」「新・座頭市T〜V」「警視−K」
若山富三郎監督/「唖侍鬼一法眼」「賞金稼ぎ」
小林旭監督/「幻之介世直し帖」
天知茂監督/「非情のライセンス」(U)
二谷英明監督/「特捜最前線」
中村敦夫監督/「木枯し紋次郎」(U)「新・木枯し紋次郎」
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/09(火) 23:25:32 ID:Z7YIQAht
近藤照男プロってまだあったんだね。
「太陽にほえろ!」「大都会PARTII」「子連れ狼」の脚本家だった
山田正弘さんが亡くなりました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
テレビアニメ版『ベルサイユのばら』の脚本、『中学生日記』
『ウルトラマン』『とうりゃんせ』などの話題作は多数に上る。
代表作として『日本の戦後』『エロス+虐殺』(シドニー国際映画祭グランプリ受賞)。
著書に『怪談』(二見書房)『中学生日記』(講談社文庫)
『中学生日記〜明日がある』(ポプラ社)ほか多数。
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/13(土) 17:26:29 ID:DsKb2+wx
石井輝男も・・・
441 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/14(日) 23:38:24 ID:PfZPV7IR
>>439 すまん、山田さんの訃報が見つからないのですが・・・。
>>440 石井さんも、晩年はもっといい環境で撮らせてあげたかった・・・。
>>441 ふたばチャンネルに有りました>山田氏の訃報。
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/19(金) 16:25:53 ID:e392aB5b
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/20(土) 12:16:23 ID:eYG+nBTi
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/03(土) 02:41:11 ID:OrrDSFYw
保守
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/04(日) 18:46:35 ID:iTFQdluH
マーティン・スコセッシが『沈黙』の映画化を目指しているらしい(2006年秋撮影らしい)
もし、日本の脚本家でスタッフに加わるなら誰がいいだろうか?
448 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/10(土) 11:08:19 ID:gCWgVZdR
「七人の刑事」で「沈黙」を翻訳しているはずだよ。脚本は早坂暁。
この前TVで水戸黄門の最初の頃の再放送を見たが
脚本、木下亮とあったが、脚本もやっていたの?
木下亮は後期稲垣作品で、直し専門のゴーストライターだったの。
451 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/15(木) 20:18:13 ID:usM47vwH
昨日までやっていた「刑事部屋」だが、結局、村川透は監督しなかった。
これも世代交代の現れか・・・。
稲垣って稲垣浩のこと?
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/16(金) 23:38:02 ID:j4+/MxMv
小澤啓一に哀川 翔のツテでアクション映画撮らせてあげたい・・・・
稲垣組・黒澤組助監督の多くは三船プロで活躍 廣澤榮は脚本業に専念
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/24(土) 17:23:29 ID:BBMUpms0
倉本+渡哲也「祇園囃子」 こんや9:00〜見ようね
余裕で見逃した
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/27(火) 18:55:35 ID:I2r5R1p9
凄い偶然を見つけたのだが
太陽にほえろ! 14年 最終回脚本 峯尾基三
火9刑事ドラマ 6年 最終回脚本 峯尾基三
火サスの最終 25年 最終回脚本 峯尾基三
西部警察 5年 最終回脚本 峯尾基三
おいおい峯尾は長寿シリーズの引導渡し屋かよ
458 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/27(火) 21:43:18 ID:laWnbJ5D0
>>457ちなみに石松愛弘は火サスとはぐれ刑事の第一話
の脚本を書いていた
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/29(木) 00:00:47 ID:pYPO0QZh
>458
特捜もね。>石松第一話
脚本の宗方某はペンネームなので。
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/29(木) 00:06:58 ID:ATFB0Fb7
大人の事情
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/07(金) 16:39:47 ID:wD6BdLq2
長野洋=浜名洋平
463 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/07(金) 17:54:48 ID:z1U4bTHu
藤井鷹史=長谷部安春
かさだとしお=笠原和夫・舛田利雄
館野彰=塙五郎
井藤雄才=西村潔
K・Y・グリーン=山田隆司
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/07(金) 20:30:01 ID:NAQGINnk
出雲五郎=長坂秀佳
井口真吾=高久進
林 強生=小林義明
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/07(金) 23:55:19 ID:eEx15iA/
10/24放送開始 CS初「裏刑事」
ザ・ハングマン4と連続放送でお楽しみください
出演:藤竜也 財前直見 西村和彦 近藤正臣
1992年(全12話)
46分
カラー
仲間の裏切りにより、乗り込んだ現場で銃弾を浴びた警視庁捜査一課の佐々木。
しかし彼は心臓にペースメーカーを付け、岩城丈二という新たな名前で蘇った。
岩城は超法規委員会が組織し、その活動が表には現れない闇の組織
「裏刑事(URADEKA)」の中心人物として凶悪犯を追いつめていく。
藤竜也の見せる格闘シーンと非情なクライマックスは見るものをうならせる。
豊川悦司、水野美紀らもゲスト出演している。
笑いの泉記者時代、「藤井鷹史」の名刺を持ってたって…>長谷部安春
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/11(火) 19:01:08 ID:DystTrTF
>>466 長谷部の記者時代というのは、マツケンの弟子時代以前?以後?
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/15(土) 13:39:18 ID:xVxjCf39
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/16(日) 14:17:02 ID:5hR99FGT
江連卓=遠野海彦・水沢又三郎
田口勝彦=山ア久
平山亨=八手三郎
470 :
↑:2005/10/16(日) 14:23:24 ID:gx9u5fZO
ヲタだな。 その3人、江連はともかく刑事モノ書いてるのか?
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/16(日) 14:50:15 ID:5hR99FGT
オラオラ、玉ちゃん様が
>>472getしちゃうぞ〜?
ひれ伏せ無能な糞人間共めが!!!
〜⌒〜⌒〜⌒〜/⌒\〜⌒〜
⌒〜⌒〜⌒〜/ `・ω)ミ
〜⌒〜⌒〜⌒〜 U彡〜⌒〜⌒〜⌒
〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜
>>473二足歩行でアザラシより速ぇの当たり前じゃんかよ(プ
>>474気安く玉ちゃんなんて呼ぶんじゃねーよ童貞(プ
>>475デブヲタじゃ泳げないかな?(プ
>>476鶴見川より臭ぇぞ(プ
>>477俺様をバックに家族で勝手に記念写真なんか撮ってんじゃねーよ(プ
>>478海に帰れ?てめーが土に還れよキモいから(プ
>>479(俺様以外)以下は鶴見川の水でも飲んでろってこった(ゲラ
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/20(木) 18:39:50 ID:MCKqJdef
青木弘=深見弘(特捜最前線の監督)
474 :
473:2005/10/20(木) 19:20:48 ID:MCKqJdef
青木弘司の間違い
桂千穂が本名で「黄金バット」書いているのはガイシュツですか
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/24(月) 17:41:39 ID:8eNEImLv
木戸愛楽=大原清秀
千束北男=飯島敏弘
477 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/03(木) 22:06:29 ID:MHcD+rj6
必殺渡し人の中原朗=石森史郎
478 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/05(土) 17:29:18 ID:6aYeQP/r
>>477 ある雑誌で石森史郎の弟子として中原朗と鷺山京子と書いてあった
479 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 23:30:48 ID:V44zDqcf
松宮螢子も、石森のペンネームだ。
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 05:53:36 ID:FR7Szh/o
>>475 桂千穂=島内三秀だっけ? 桂さんは「ボクは基本的にTVはやりません」とか言ってるけど、実際は別
名義で2ドラとかも書いてるらしいんだけどね。まあ、ライターは下書き(ゴースト)
やリライトをやっても名前は出さないのは日常茶飯事だけど・・・。
最近は「人形草紙 あやつり左近」とか書いてるな。
桂さんは「にっぽん脚本家クロニクル」が凄いんだよな〜。ちょっとギョーカイの
内輪話に流れ過ぎではあるが、本人は「TVなんか嫌いだ」と言ってるのに、映画・TV・
アニメのライターたちから満遍なく話を引き出しているのは流石。
いかに往年の日本の映画・TVドラマの蓄積が巨大だったか痛感する。
TVの新藤兼人脚本〜弟子に書かせてチェックするだけ 原稿料は近代映画協会の糧に。
後期松浦健郎脚本〜弟子(山崎巌/中西隆三/今村文人他)に口述筆記させる。
長谷部安春はこの作業が嫌で、マツケン門下を脱退。
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/12(土) 04:55:26 ID:jWI9VAKT
>>481 山崎巌は自伝「夢のぬかるみ」を読むと、マツケンにはかなり恩を受けたと思っているらしい。
結局は本人の才能(努力)だけど。
大物ライターは優秀なお弟子さんに下書きやアシスタントをやらせることが多いですね。
もしくは書けなくなってトンヅラしたのを他の有名無名のライターが埋めたり直すこともよくあるらしい。
名前が出る出ないはケース・バイ・ケースだけど・・・。
最近の連ドラ・2ドラでも結構途中でライターが逃げたり、実際は他人に書かせていることはよくあるようで・・・。
鎌○敏夫なんかもう全然書けないらしいけど、まだ仕事が来るもんな。
ジェームス○木も「弟」はひどかった。(局・石原プロの意向に合わせて誤魔化した可能性も高いが)
鎌田敏夫で思い出した事がある。
角川映画「探偵物語」の脚本は鎌田氏の単独名義になっているけど、実際には
荒井晴彦が書いたらしいね。ソースは「映画芸術」での松田優作追悼記事ほか。
荒井氏が売れっ子ライターになっていた83年の作品なのに、鎌田氏と荒井氏の
連名にならなかったのは不思議だ。
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/12(土) 21:41:44 ID:dqr+bBse
新藤といえば「激動の昭和史・沖縄決戦」を長坂秀佳に丸投げしたという話は誤りで
部分的にいじらせただけ、しかもその加筆部分は岡本監督にほとんど使われなかったという。
田部俊行は「誇りの報酬」プロット採用後、中島丈博の清書係兼ゴーストに励む。
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/12(土) 22:50:33 ID:KRWmDIzH
486 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 05:40:48 ID:Gzrs5Lp6
>>483 俺はたまたま、荒井が鎌田の穴を埋めたことを知っていたが、あの映芸の座談会(荒井・黒沢満・丸山昇一)の言い方
(「表の脚本と裏の脚本があった」)では、事情を知らない人には何のことだかさっぱり分からないだろうな。
あの座談会を見た印象では、どうも最初から鎌田は名前だけの起用だと決まっていて、ほ
ぼ荒井の単独作品と考えていいみたいだね。
なぜ、そこまでしてわざわざ鎌田の名前が必要だったのかは謎だが・・・。
>>485 高田もある作品で鎌田の代打をやったと聞いたが、「探偵物語」ではないんだよ。このフィルムグラフィーを見ると
「誘う女」かと思うが、これは鎌田の名前が「原作」として入っているからな。恐らくは他にあるのだろう。
ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0064200.htm
487 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 06:06:33 ID:Gzrs5Lp6
>>484 これ、ガイシュツかな? 意外な繋がりだと、伴一彦や北川悦吏子は故佐治乾の弟子。
ついでに、中園ミホは田中陽造と桃井章の弟子なんだな。
佐治さんなどは教え子が世に出たのを素直に喜んでいたらしいが、田中陽造とか中園のことをどう思ってるのかな?
桃井さんはいい加減な人なのでTV・映画のこだわりも少ないだろうけど。
TVドラマは局プロに気に入られるか、視聴者(視聴率)のウケはどうか、といったファクターで、
映画よりも複雑な側面が大きく、どう評価していいか難しいジャンル。
(映画も「興行」ではあるが、その出資社やプロデューサー、監督との付き合いともまた違う。最近は映画もキー局の発言権が
大きくなってきたので、TV的な脚本の叩き方をするPもいるらしいけど)
極端な話、内容は・・・でも「率」で勝てばデタラメなライターが君臨してしまうし、
局プロや業界内に気に入られれば視聴率も内容もトンチキなホンヤでも「巨匠」扱いされてしまう。
正直な話、自分にはいまだにTVドラマの評価の仕方ってよく分からないところがある。80年代までのように、
向田・山田・市川・倉本といった大御所たちの「作家性」に大衆性(視聴率)が巧くリンクし
ていた時代が幸運だったのかもしれない。(いまや倉本や市川本人がトンチキになっちゃったかなw)
>>487 決局の所TVの場合、今の局プロがだらしないからつまんないホンヤが
仕事できちゃうんだよね。
製作会社にも同じ事が言えるけど。
素朴な疑問なんだけど、ここの板では「トレンディードラマ」の流行の功罪を どう思ってられるんでしょう?
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 15:09:49 ID:Djnxm0m0
市川森一は90年代以降、自分にとっては「脚本家」というより「ワイドショーのコメンテーター」
かつて故・ナンシー関に「『傷だらけの天使』の脚本家というハッタリのきくプロフィールをもちながら、
ワイドショーのコメンテーターとしてはどうにも信用の置けない、考えの浅さが目立つばかり」
なんて書かれてた 哀しかった
調べてみると、90年代以降もコンスタントに仕事をしてるみたいだが
宮下隼一氏は某映画学校の卒業生であり、その学校の脚本ゼミの講師を務めていた関係から
在校生やその知人に氏の名前で書かせています。
その多くの影はVシネマで細々と書いていたり、
宮下氏がVシネマ用に共作用のペンネームを作り、その名の中に数人の影が
蠢いていたりします。宮下氏完全オリジナルと呼べるのは「特捜最前線」の
頃までではないでしょうか。
たまに共同脚本で名前が出てくる人もいますが、その多くは名前も出る事なく
氏の作品として発表されています。
宮下氏は実在しますが、宮下脚本は様々な人の集合体だという事です。
>>490 そもそもテレビ、しかもワイドショーに信頼性や深みを求めても(ry
2ちゃん情報だが市川はショーケンがクスリや暴行で捕まるたび、
珍妙なアウトロー擁護論を展開して失笑を買っているそうな。
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 20:56:13 ID:iGzaTIzX
戦隊物の横手美智子=女性脚本家3人組のユニット名
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 21:36:20 ID:d+1zoo0c
>>451 まさに世代交代
天野や吉川もはぐれ刑事終了で引退状態だし
仮面ライダー響鬼の映画は坂本太郎
(吉川・永野靖忠・田中秀夫の下で助監督経験あり)
の引退前の最後の映画らしい
長石多可男も60を超えているので引退が近い
495 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 09:41:41 ID:lwAH06By
セントラル・アーツ製作の「世にも奇妙な物語」「木曜の怪談」
どういうわけか黒澤・服部・青木勝彦・山本勉らの名前は見当たらず
Pは手塚治・日笠淳(局Pは石原隆)。
彼らもセントラルに関わっていたのだろうか?
因みに演出もいつもの一倉・鹿島らではなく長石多可男・坂本太郎・田中秀夫などの純東映勢。
恐らく制作プロは東映東京制作所。
そう言えば、刑事部屋の3話の演出の久野昌宏?(テレビ朝日)とあったが、なせ?
>>496 久野さんはテレ朝の社員D。
>>495 恐らく、セントラル・アーツは元請けでほとんど何もしなかったので名前を出さなかったのでは?
あるいは、手塚・日笠氏がアーツに出向という形だったのかもしれない。
>>496 テレ朝の社員だからだよ。しかしなぜ阿部雄一は5年D組と表記されないんだ?
星田良子はちゃんと共同テレビと表記されるのに…はみ刑事でテレ朝のDの時
に表記されるたのはPART7で久野監督が初登板した時にあの枠では初めて
星田良子以外に表示されたのはなぜだろう?
くわしいな
>>487 >>意外な繋がり
ガイシュツじゃなさそうな師弟関係を列挙すると
田上雄→柴英三郎の弟子
荒木芳久→直居欣哉の弟子
大久保昌一良→福田義之の弟子
ところで、小川英門下生で「太陽」「隠密・奥の細道」などに携わった、蔵元三四郎の消息はご存知?
>>500 >蔵元氏
検索すると、こんなことやってるよ。
「シナリオ実践塾 クラム」
ttp://kuram.tv/index08.htm たまに、各種のシナリオスクール・学科の講師に飽き足らず、自分でサイトを開いたり私塾を
持っているライターさんがいるけど、結局、トシを取るとみんな優秀な子分が欲しくなるんだよな。
>>501 >結局、トシを取るとみんな優秀な子分が欲しくなるんだよな。
なぜ、こういう穿った言い方をするかというと、講師業は業界の付き合いで断れないにせよ、
普通に考えて自分から弟子を募っても労多くして益なんか何もないはずだからだよ。
時間や手間暇を取られるだけで、自分の仕事をする時間がなくなっちゃうからね。
(本当に教え好きな人もいるみたいだけど・・・)
それでも、心細い自営業だけに、使える奴なんかたまにしか出てこないことを承知の上で、
こうやって一党を作りたくなる欲望が出てくるんだろうなあ、と思う。
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 19:54:08 ID:JhLCH5vL
>>495 裏番組に三匹が斬るなどのテレ朝・東映の番組があったため
同様に土曜日にやっていた幕末高校生もセントラルアーツ制作になっていた
スタッフは東映東京撮影所のスケバン刑事や
不思議コメディーのスタッフが中心
脚本:武上
演出:大井・坂本・田中・辻野・長石
プロデューサー:中曽根・手塚・日笠・高寺
この作品には藤井邦夫がペンネームで脚本を書いているらしい
東映は1970年代に刑事くんの裏番組のどっこい大作やコンドールマンを
TTP(東映テレビプロ)名義で制作していた
(全て生田・大泉など東映東京作品で平山亨がプロデュースを担当)
>>496 同様な例は仮面ライダーシリーズでも六車俊治や田村直己が演出したとき
(テレビ朝日)と標記されていた
>>493 葉村彰子みたいなものですか
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 20:43:17 ID:U/JZxXh2
来春日テレのドラコン枠で「戦国自衛隊ドラマ版」をやるけど
制作に東映が関わっている。今の東映に戦国自衛隊をプロデュース
出来るようなPが思い当たらん。「大奥」の手塚Pかな?
監督 斎藤光正
脚本 鎌田敏夫
旧作と同じ。
斎藤監督と鎌田のコンビ余力が残っているうちに
「刑事珍道中」みたいなライトタッチな群像劇も見てみたい。
>>504 刑事珍道中って岡田晋吉&中村良男のゴールデンコンビなんだよな
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 17:03:24 ID:Ovvb4mZd
>>504 加藤貢がいる
たぶん横塚と一緒にプロデュースするだろう
もしくは2時間ドラマ専門の金丸哲也
>>502 シナセンでさえ一見客(サークル代わりに利用する主婦も居ると聞く)で
潤ってると。親方日の丸も状況は各種資格学校と変わらんのでしょ。
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 17:37:02 ID:h2O4TDUq
>ドラコン
ラインナップだけ見ると往年の木曜ゴールデンドラマを彷彿させるな。
当時のクオリティに近づけるかどうか・・・
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 18:31:40 ID:jlEjbFa5
火サス潰してこのザマは何
理由 6.8
犬 6.1 もう少しで伝説の警視ーKがみえてくる
近年の日テレって自分達が築いてきた伝統をあえて
潰して新番組投下してるけど、それが裏目にですぎ
ドラコンも「山口剛 清水欣也 長富忠裕」みたいな
プロデュース陣がいれば方向性もしっかりしそうなんだけど
バラエティ上がりの人がドラマを担当している今の日テレでは
建て直しは余計難しいんでは
来年4月期のテレ朝水9枠の深沢正樹、村川透コンビの刑事ドラマは期待できそう
なんだが。このコンビははみ刑事やおみやさんで傑作エピソードを連発し、
視聴率も高かったし。不安要素はマツケン主演…orz昔刑事ドラマに出たこと
あるらしいけどどうしても暴ん坊将軍のイメージがなあ…はみ刑事と同じP
だとしたらまたTV系の演出家も参加するのだろうか。(個人的には共テレの
星田さんとか参加させてほしい)
斎藤光正・斉藤武市・松尾昭典は手際の良さが東映京撮に受け入れられたのか
その後もワイド時代劇に招かれているな。
松平健=勝プロの秘蔵っ子 の印象が強い。
>>511 監督決定権はむしろ局プロ(元請けのユニオン映画なども含む)や主演者の方が強かったはず。
何度もガイシュツだが、TVなんか局プロと主演者に気に入られないと撮れないよ。とく
に年々、制作会社の力なんか弱くなる一方らしく、現場から監督を出しにくく
なっているとか(フジやキー局に近い共テレなどは例外だよ)
ただ、電通系のCALのナショナル劇場の場合、CALが松下と直結だったので、TBSの局
プロよりもCALのPの発言権の方が強かったという。
CALのPはナショナル劇場では地元の東映京撮の監督を重用する方針だったようで、
現在に至るまで、東映京都制作所(東映太秦映像)系の監督しか登板していない。
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 20:59:16 ID:IHiHD/zx
杉良太郎主演作の常連作家、白井更生と山野四郎はやっぱ杉に請われての登板なんかな
>>513 上に出ている山崎さんの「夢のぬかるみ」によると、杉主演作品では杉のマネージャーが杉に気を
遣い過ぎで、「このホンだと杉が気に入るか、どうか・・・」とやたら言ってきたとか。
「そんなに気に入らんなら、自分で俺に直接言えばいいのに」「だいたい、杉のマネージャーが
気を回し過ぎちゃうか? 本当に杉がそう言ってるのか?」とハラが立ったらしいが、
杉が偉くなり過ぎたのか、直接会う機会もなく困り果てたとか。
やっぱ、白井・山野のホンは杉の(マネージャーの?)オキニだったんでしょ? もしくは
Pが気を遣って、文句を言われないようなホンヤにしか頼まない。
>>510 マツケン主演ってまだ確定じゃない(と思いたい)
516 :
515:2005/11/19(土) 11:15:34 ID:Cv381nMz
>>510 ドラマ板の4月期スレにもレスしたけど、
マツケン、来年3月は舞台だ。
これはちょっとスケジュール的に有り得ないんじゃ?
テレ朝水9はかなりクランクイン早い。例年の4月期は1月末〜2月頭。
3月27日まで舞台ってことは、主役は別の誰かだと思う。なんかちょっとホッとしたりw
>>512 >ただ、電通系のCALのナショナル劇場の場合、CALが松下と直結だったので、TBSの局
>プロよりもCALのPの発言権の方が強かったという。
>CALのPはナショナル劇場では地元の東映京撮の監督を重用する方針だったようで、
>現在に至るまで、東映京都制作所(東映太秦映像)系の監督しか登板していない。
CAL西村俊一氏は綜芸(新東宝の下請けプロ)時代嵐寛を通じてマキノ光雄と知り合い
宣弘社「月光仮面」の制作もマキノ氏在籍の東映に依頼 「隠密剣士」劇場用で東映京都
に招かれて以来、「剣」「お庭番」「水戸黄門」と東映地元スタッフを重用した
白井更生は田宮二郎「犬」シリーズなどの助監督から脚本家に転じた。
同期に岡崎明、湯浅憲明、崎山周。
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/22(火) 22:00:27 ID:RfcxGJpB
脚本家や監督の話からはちょっとずれるけど、松田優作が今も生きていたらどうだったかなぁ
ジュリーやショーケンの現在を見ていると、優作も苦しくなりそうだが
村川透や森田芳光はもうすこしマトモな作品をつくれたんじゃないか
>>519 企画やホンの責任もあるので監督だけが悪いわけではないが、残念ながら村川さんの作
家的命運は、88年の「行き止まりの挽歌 ブレイクアウト」でほぼ尽きているに等しい。
(ただ、89年の「華麗なる追跡」は未見につき判断は保留します)
優作が生きていても・・・うーん、やはりダメになっていたでしょう。森田は
もう少し緊張感を保てたかもね。
村川及び日活ニューアクション系監督は「大都会T」が頂点にして最後の花だったんじゃないか。
三隅研次がもう少し長生きしていたらば、テレビ版「桜の代紋」か、視聴に耐えうる「警視ーK」が実現していたと思う。
>>521 >日活ニューアクション系監督は「大都会T」が頂点にして最後の花だったんじゃないか。
幾らなんでも厳しすぎ。大都会闘いの日々には、長谷部安春監督未参加だしね。
村川・長谷部・澤田・小澤のTV映画では、「大都会PARTU」以降をみても
「大追跡」や「プロハンター」が充分傑作に値する。
>>520 つ「もっともあぶない刑事」
BESTGUYは織田と古尾谷の喧嘩シーンはよかったが他がな…
まむしの兄弟に関してはもう何もいえんww
去年放送されたはみ刑事最終章の最終2話は昔の勘を取り戻していたような
演出だったからな…できればもう1本だけでも映画撮らせてほしい。
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 22:58:40 ID:pZ4NS3Yd
1月放送「らんぼう」は丸山昇一脚本だね
もう既に撮影中みたいだ。誰が監督してるんだか、村川監督か?
日テレ自局の監督が担当してる気もするけど、スタッフ詳細が知りたい
同じ大沢在昌原作で「新宿鮫・舘ひろし版」の監督は
元日テレの石橋冠さんだけに、これも石橋さんの可能性も。
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/24(木) 21:43:43 ID:wco0fRkQ
初歩的な質問ですが、テレビドラマの脚本家で「巨匠」クラスの人といえば
山田・向田・倉本・早坂・佐々木あたりですかね(橋田とかも入るのかな)
526 :
石森 史郎:2005/11/24(木) 22:20:45 ID:Hg+Pk6WR
佐々木はその母集団には属しない
>>524 エキストラで撮影に参加した人のブログは見つけたけど、
監督までは書いていなかったな〜。
独断と偏見によるヒエラルキー
向田
----------
橋田
----------
倉本・山田・早坂
----------
山内
----------
中島・市川・鎌田・小山内
----------
ジェームス・布施・金子他
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 22:19:34 ID:gzC4FYUH
http://www.fusosha.co.jp/senden/2005/050530.html テレビドラマ 伝説の時代
■升本喜年著
■定価/1995円(税込)
■2005年10月29日
ISBN 4-594-05053-0
70年代、テレビドラマの黄金期を支えた強烈な個性派映画人たちの痛快人士録!
映画からテレビへ。抗いがたい時代の潮流のなかで、テレビドラマ製作に携わった映画人たち。
本書では、元松竹プロデューサーが、時代を彩った個性あふれる役者・映画人の姿を、迸る熱い筆致で活写している。
本書では、元松竹プロデューサーが、時代を彩った個性あふれる役者・映画人の姿を、迸る熱い筆致で活写している。
鶴田浩二、緒形拳といったスターや、名監督、大脚本家たちの知られざるエピソードが満載。
530 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/27(日) 13:04:55 ID:Xs3pu8Wv
仮面ライダーシリーズは、NETの筆頭株主である東映とMBSの共同制作であるため、
TBSのカラーには合わないものと思われます。
以前、他の方からの書き込みにありました、ABCの「必殺シリーズ」は、腸捻転時代
TBSは、自局のカラーに合わない番組と思っていたそうですが、腸捻転解消で、NETへの
移行が決定的となるや、TBSはMBSに頼み込んで、「必殺もどきの番組」である「影同心」
を制作させたとありました。
これはおそらく、TBSとしては、時代劇に強い東映に制作を発注したかったものの、TBSは
東映との接点がほとんどないため、長年NET系列で、仮面ライダーシリーズなど東映とのパイプ
も太かったMBSにわざわざ頼み込んだものと思われます。
これがきっかけとなり、東映とTBSとの接点も出来て、後に、TBS・東映の共同制作で、7年間
続いた「Gメン75」の誕生に繋がったと思われます。
この番組が、腸捻転開始直後で、番組改変期でもある4月でなく、5月27日という中途半端な時期に
開始され、しかもタイトルの「75」が、放送終了まで変わらなかったことも、腸捻転解消からある程度
時期がたってからの開始の方がよいと考え、しかも解消された年度をイメージ付けたいTBS側の思惑だ
ったのではないでしょうか。
すなわち「Gメン75」は、腸捻転解消が生んだ番組と、私は思っています。
どうぞ勝手に思っていてくだいさい。
TBSに東映製作の番組が乗ったのは「キャプテンウルトラ」
東映はNET以外のテレビ局に営業をかけていたので、TBSから声がかかれば
「渡りに船」だったはず。
「キイハンター」や「妖術武芸帳」から連なるタケダアワーなんかでTBSと東映の
接点はあるよ。
なんでまた「仮面ライダー」の話から始まるのかは知らないけど、仮面ライダーは
そもそも東映のストライキの影響で大映系が参加しているしな。
532 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/27(日) 17:27:16 ID:2mkgXV24
>>531 むしろ東映本体ではなく
TBSの橋本・樋口Pと東映の平山・斉藤・近藤・小野Pとの関係で
作品が成立したと思う
>>530 >これがきっかけとなり、東映とTBSとの接点も出来て、後に、TBS・東映の共同制作で、7年間
>続いた「Gメン75」の誕生に繋がったと思われます。
それ以前からTBSの土9は、「キイハンター」「アイフル大作戦」「バーディ大作戦」
とずっと東映が制作していたわけだが? 別名・丹波哲郎アワーw
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/02(金) 18:53:16 ID:73J8x8mJ
テレビドラマ 伝説の時代
70年代外注ドラマ制作裏事情がわかる一冊ですな
幻の月9ドラマ「大東京」の企画にはワラタが。まあ「大都会」が
ヒットしてたから題名に「大」と付けたい事情はわかるが。
535 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/02(金) 23:24:31 ID:ipcWcpcv
高倉健の『あにき』が当たっていたらもっとテレビドラマに出たんでしょうかね
「最後の映画スター」とか言われているけど、80年代からはマトモな映画に出てないし
90年代以降は「大物CMタレント」という称号のほうが相応しいでしょう
>>535 >高倉健の『あにき』が当たっていたらもっとテレビドラマに出たんでしょうかね
微妙・・・。「冬の華」「駅」「海へ See You」と倉本作品が続くので、
健さん本人と倉本個人は上手くいっていたと思う。
>90年代以降は「大物CMタレント」という称号のほうが相応しいでしょう
安易にTV番組に出ず、たまに映画に出て、CMも高級イメージの漂うテイスト
のものにしか出ない・・・こうやって大物イメージを保ってきた人だしなあ。来年
公開のチャン・イーモウの新作でも「神」のように扱われているらしい。
537 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/03(土) 17:19:19 ID:7Swkd8p4
TBSと東映は
平山Pの力が衰え
近藤Pが独立すると
共同制作が激減した
「懐かしドラマ」が教えてくれるシナリオの書き方
単行本: 149 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 彩流社 ; ISBN: 4882029383 ; (2005/02)
浅田 直亮
1983年、早稲田大学第一文学部卒業。93年、フジテレビ系『八丁堀捕物ばなし』シリーズの『おとうと』でシナリオ・ライターとしてデビュー。
『八丁堀捕物ばなし』はギャラクシー賞を受賞。その後、テレビ東京系『事件―市民の判決』などTVドラマのほかVシネマのシナリオを手がける。
シナリオ・センターで講師として、初めてシナリオを書く人の入門講座から、ゼミ、コンクール対策講座などを幅広く担当。
また、シナリオ・センターが主催するコンクール「シナリオS1グランプリ」では最終選考審査員を務めている
540 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/10(土) 17:19:18 ID:N+oEP0Xu
>531他
ちなみに、キイハンター以前の東映制作+非・NET系列放送のテレビ映画
「ヘッド・ライト」(1962・NTV)
脚本/内田弘三、布施博一 監督/佐伯清、佐藤肇
出演/中山昭二、亀石征一郎、宮園純子
「青年弁護士」(1963・NTV)
出演/中山昭二、久保菜穂子
「つむじ風三万両」(1964・NTV)
出演/松形弘樹、東千代之介
「馬喰一代」(1965・NTV)
出演/内田良平、藤田佳子
「銭形平次」(1966〜・フジ)
出演/大川橋蔵、八千草薫
「有料道路」(1967・NTV)
出演/宮園純子、安部徹
「仮面の忍者赤影」(1967・KTV)
出演/坂口祐三郎、牧冬吉
「マコ!愛してるゥ」(1967・TBS)
出演/緑魔子、沢本忠雄
541 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/10(土) 17:20:14 ID:N+oEP0Xu
「一匹狼」(1967・NTV)
脚本/高岩肇、宮川一郎、高久進、池田雄一、押川國秋、館野彰、佐藤純爾ほか
監督/小西通雄、佐藤純爾、加島昭、鈴木敏郎、山田稔、佐藤肇、竹本弘一ほか
出演/天知茂、丹波哲郎、今井健二、野際陽子
「戦国無宿」(1967・YTV)
脚本/星川清司、飛鳥ひろし、鈴木則文、飯田豊一
監督/工藤栄一、石川義寛、河野寿一、山内鉄也、長谷川安人
出演/夏八木勲、内田良平、信欽三ほか
「大奥」(1968・KTV)
脚本/高岩肇、西沢裕子、高久進、宮川一郎、高橋稔
監督/倉田準二、中島貞夫、山内鉄也、佐々木康、石川義寛、松村昌治ほか
出演/石坂浩二、桜町弘子、橘ますみ、宮園純子、藤純子、緑魔子、扇千景ほか
「あひるヶ丘77」(1968・フジ)
出演/桜井センリ、広瀬みさ
542 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/10(土) 17:23:56 ID:N+oEP0Xu
「一心太助」(1968・NTV)
出演/鈴木やすし、丘さとみ
543 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/12(月) 18:54:44 ID:uQXhyhz8
>>541 一匹狼のメンバーはキイハンターとダブっている
脚本:高久・池田・押川・館野
監督:佐藤純・佐藤肇・小西・竹本・山田・加島
出演:丹波・野際
これって近藤Pのプロデュース作品ですか
>>540 キャプテンウルトラ(中田博久主演:1967・TBS)が抜けている
そういえば山田稔は馬喰一代が監督デビューだから
この作品も近藤P作品かもしれない
一匹狼は桑原秀郎
545 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/18(日) 10:27:33 ID:NUbO8c/f
ちょっとスレ違いだけど、『前略おふくろ様』についての紹介文で
「シラケ世代のヒーローショーケンが、ホームドラマに回帰してしまった」なんて書かれてた
当時そう思われていたんですか?
自分は単純に面白い作品だと思ったけど(倉本も『北の国から』よりずっといいし)
今50歳代前半ぐらいの人たちにとって、芸能人(スター)の
既成概念を破ったような存在だからな。ショーケンは。
本人もそろそろアウトローのイメージからの脱却を図りたかったんじゃないか。
>>545 当時は、そこまで否定的なニュアンスで捉えられていなかったですよ。
長髪を切ったショーケンに、素直に驚かされた感じ。
市川森一や切通理作は、イメチェンを図ったショーケン(前略おふくろ様)と
水谷豊(熱中時代)を「あれ以来すっかり丸くなって云々」と語っているけど。
それもあくまで最近の商業誌に載ったコメント。
>>546 元はショーケンにいろいろな物を組ませて脱アイドルを図らせた
工藤英博の作戦と言うのも大きいな。
もちろん本人の自意識もあるだろうけど、基本的に松田優作と違って自分から
脚本の内容を強引に変えるように迫ったりなんて事当時しないかったからね。
だからこそ素材として現場で面白い反応をするから当時光っていたんだと思うよ。
従って彼を理解して使いこなせるようなプロデューサーがいなければこの先も彼は
活動するのが難しいだろうね
あえて悲観的な物言いをするけど、この先も清水欣也みたいな人は出てきにくい、というか
まあ育つ世代が違うんで無理だろうから、テレビで彼が光るような事恐らく無いと思う。
本人もそんな気が無いだろうし。
彼が画面に出るだけでOK、最高!!というグルーピーみたいなファンは別だろうけど。
このスレにもいるみたいだけど、「○○が出演して○○が制作会社なら面白い!」なんてほど
短絡的な物では無いんだよ。
>>547 なぜ清水欣也が市川森一とその後あまり組まなくなったか解るね。
市川氏は過去を引き摺り過ぎだな。
ぶっちゃけこの中で生き残ってて勝ち組なのは村川透くらいじゃないの?
長谷部安春は年に相棒2本くらいしか撮ってないし…
小澤啓一 「修羅が行く」専任
江崎実生 昼メロ撮った
田中登 火曜サスペンス撮った
小沼勝 映画祭で取り上げられた
551 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/19(月) 22:29:05 ID:r+5HuHyK
>>548 松田優作が生きていたらショーケンにもいい影響が出てもう少しマシになっていた
なんてことはないですかね?
>>549 ガイシュツだろうけど、このURLを見れば大体は分かる。古い世代の生き残りはいまや村川と池広だけ。長
谷部さんはもう少しは仕事してるよ。「北見志穂」が撮れてるから松下由樹とは仲がいいんだろ。
ttp://www.geocities.jp/kmkr_01/tv.html >>550 小澤は哀川や松方とは仲がいいんだろうな。田中さんは今後はドラコンが撮れるか?
火サスが終わり古い監督も局プロや制作会社にかなり整理されたようだし。
妥協のない現場ゆえにTV映画やVシネから追放されたとも聞く小沼さんが一応は劇場用映画として「NAGISA」
や「女はバス停で服を着替えた」を撮れたのは奇跡にも等しいことなんだろうな。
こないだは出目さんが月ミスの高村薫ものを撮ったらしいけど、どういうツテ
だったのだろう? 映画やVシネもそうだけど、TVなんか完全に局Pや主演俳優とのコネでしか仕事できないからな〜。
出目さんも劇場では新作「バルトの楽園」があるようで何より(映画はつまらんだろうけど)
>>551 正直、今の状況だと然程変化は無いんじゃないかな?
この状況で優作がTVドラマに出るか?という疑問もあるし、もしかしたら
物凄く丸くなってヴァラエティー番組の雛壇に・・・はまず無いだろうし。
彼にとって熱意を持てるような物も無いだろうから、もし生きていてドラマに
出演したとしても身体を持て余し気味に画面中で身体を丸めてる優作なんて俺は
絶対見たくないね。
ショーケンもこの十年間ぐらいで出演したドラマも正直いって変な声で喋るオジサン
にしか見えない物しかないし。
職業として役者をやってるからには選んでいたら食えないという状況が見て
取れるから辛い。
世間には話のネタがイッパイあるのに・・・本当に情けない状況だよ。
こないだの恐喝事件にはショックを隠せない様子>>市川森一
村川監督って確か日活抜けてからフリーだよね?早撮りもできるから仕事が
大量にくるらしいが監督料が高いというのはほんとなの?フリーでもこれだけ
連ドラや2時間ドラマ(テレ朝中心だが)の仕事が入るのは正直いって凄いと思う。
長谷部安春みたいに特撮を撮ってないのも珍しい。早撮りなら声掛けられても
おかしくないのに…佐藤監督も大和撮ったことだし、そろそろ角川春樹あたりと
組んで長編撮ってほしいな。
>>555 ベテランばっかりに偏ってるから新人が育たない。
今は局も製作会社も本当に腐ってる。
今の市川は、山田太一と比較すると面白い。
山田は脚本と本の執筆に専念し、メディアへの露出は少ない。
俺なんかは、山田氏の姿勢に深い共感を覚える。
558 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/21(水) 21:17:35 ID:MhW0yhdX
>>557 自分もワイドショーのコメンテーターやってる市川は嫌いだが
そんなに露出は多くないでしょ
一時期の橋田ぐらい出ていれば別だけど(ピン子と二人で接待旅行番組とか出てたし)
自分は大嫌いな『渡る世間』シリーズのイメージしかないんだけど
橋田は例えば向田や山田や早坂や倉本などと並べられる存在なんですか?
>>556 逆だろ? 村川さんは例外。昔ながらのTV映画のベテランなんかほとんど追放されて仕事ないじゃん。
2ドラもその助監督上がりの人が撮ってるし、局・制作会社系のスタジオドラマのDも
経営陣・管理職やPに上がってしまい、今はほとんど自分では演出していない人も多いよ。
>>558 橋田さんはなんだかんだ言っても巧い人でしょ?(あるいは過去形で巧い人「だった」)
各家庭におけるTVの視聴特性から映像に頼らずナレーションやセリフで見せる
工夫をする、TVドラマのフォーマットを作った世代の1人。
「渡鬼」にせよ、一応、全シリーズで統一した世界観やキャラクターを維
持しているだけでも凄いもんだよ。固定の橋田ファミリーを率いているから可能な
わけだけど、普通の日本のTVドラマなんかいい加減だからね。
>>558 その4人がA級なら、橋田はB級の女帝。
>>558 その4人がA級なら、橋田はB級の女帝。
橋田は未だ弟子を使わず自ら筆を執っているらしい。
原稿のテキスト化は石井ふく子が担当。
563 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/23(金) 21:50:24 ID:bMNkRZfE
>>553 ショーケン・優作と同世代で「俳優」として頑張っているのは、水谷豊・永島敏行ぐらいか?
女優ならば、松坂慶子・桃井かおり・吹風ジュン・原田美枝子・高橋恵子などいろいろいるね
>>563 永島敏行は1956年生まれだから、ショーケン(50年生)・優作(49年生)とは
離れすぎじゃないの?火野正平&風間杜夫&勝野洋(49年生)、舘ひろし&奥田英二
&神田正輝(50年生)、中村雅俊&小倉一郎&柴田恭兵&山下真司(51年生)など
俳優業メインで食えてる男優は結構いると思うが…。
そもそも原田美枝子(58年生)も、「同世代」と言い難いな。
「同時代」という意味で使っているのなら、幾らでも挙げられるし。
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/24(土) 16:04:50 ID:w+XoIZEC
今更ながら『昭和の劇』を読んだ、非常に面白い
笠原和夫はあんまりテレビの仕事をしていないね
エルロイの「LA四部作」みたいな骨太な大長編物語をテレビでやって欲しかった
『実録・共産党』のテレビ・バージョンもいいな
七十年代後半から八十年代なら可能だと思うんだが
567 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/28(水) 18:01:07 ID:LLozF40C
荒井が『新宿鮫』やった時のフジ側の注文
「新宿は流行らないから渋谷鮫にして」ってホントだろかw
さいきん出た笠原の追悼本で、北大路欣也が「地獄の辰捕物帳」で
お世話になったと語っているけど
放送リストに笠原の名前は無い。誰かのゴーストライターだったの?
<「地獄の辰」の脚本家>
田上雄、飛鳥ひろし、池田一朗、山本英明、服部佳
>>568 飛鳥ひろし=鳥居元宏。北大路の記憶違いか、もしくは笠原が助っ人でノー
クレジットで書いていたのかもしれない。ちなみに、88年の「花の生涯」は笠原。
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 18:57:51 ID:PGmu20Ah
早坂暁はなんであんなに劣化したのか
倉本・橋田なんかも劣化してるが、早坂は激しすぎる
>>569 なお、『笠原和夫 人とシナリオ』巻末の年譜によると
「地獄の辰」で笠原が執筆したのは#8「深川河岸が血で染まる」と、#12「女の目に海が光った」で
『蔵出し絶品TV時代劇』掲載のリストだと、双方ともに脚本は飛鳥ひろし。
>>571 データミスの可能性もあるし、作品現物のクレジットを確認しないと何とも言えないな。
単に飛鳥ひろしの名前を借りて書いただけかもしれないし。
必殺からくり人の時、撮影が始まっても
その回のシナリオが完成していなくて蔵原と喧嘩した>早坂
574 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 08:46:19 ID:1toaSf2v
日テレの「世界一受けたい授業」や「ジェネジャン」の正森和郎Pって、
「大都会T」「警視K」の助監や「ハングマン」のプロデュース補だった人と同一人物?
日活撮影所から日テレへ移ったんだろうか。
さすがに同性同名の別人じゃないかと……
>>574 割と多いよ。
あとにっかつじゃなくてフリーでしょ、この頃は専属制は無くなってるから。
長くやってると予算割とか細かい事に嫌でも長けてくるからね。
>>577 50〜60年代は映画畑からNHK・キー局に転職する人も結構いた。石井ふく子なども
元々は養父が新派の伊志井寛で、本人も新東宝で女優をやっていた経験があるので広義の映画界出身者といえる。
その後も個人レベルでは本編・TV映画畑から制作会社などに転じる人はたまにいるみたいだ。
制作会社だと、大抵はTV映画やドラマ以外にも色々やっているので、良くも悪くも
普通のTV屋さんになってしまうわけだが。木下プロもドリマックスになって
まだドラマ制作に残っていた映画的な色は完全に払拭されたそうだ。
にっかつ撮影所から中途でキー局に移った人や、両沢和幸みたいに制作会社を
個人経営してほぼスタジオドラマのP・D・ライターに専念している人もいるね。
いまの仕事からは想像もつかないが、両沢さんはロマンポルノ末期に助監や制作部をやっていた人なんだってさ。
>>578 そりゃだって創世記のテレビは海の物とも山の物ともつかない頃で、当然経験者が
いないからどうしても映像表現の近い映画や舞台経験者が多いのは当たり前。
最近の場合は某局みたいに一昔前に派閥人事で長年ドラマやってた人を外した
もんだから人材やノウハウが受け継がれなくなって他所から入れてるってんだから
本末転倒だよな。
ドラマ作りのノウハウを持たない草創期のテレビには思いのほか映画人が協力している
テレパック創設メンバーの石川氏は、マキノ雅弘のお付きとして京都に出向していた時期があった。
マキノは専属の殺陣師を貸し出すなど、新興のメディアへ寛容な姿勢を示した。
581 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/19(木) 13:50:54 ID:h8mfFI1C
>>581 市川さんの発言箇所だけ読んだ。TV産業が巨大化すると問題も大きくなってくるんだな。
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 22:36:54 ID:a+wTqa3U
>>566 高村薫の「レディ・ジョーカー」なんて笠原に脚色してほしかった
荒井は笠原の影響で「神聖喜劇」の脚本化したりしてるけど、あんまりテレビはやってないね
山田太一が好きだとか聞いたけど・・・
C.A.Lの初代社長は青柳信雄ですた。
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/22(日) 00:46:52 ID:SYvZaF9A
刑事ドラマの脚本といえば、永原秀一、新井 光、柏原寛司、宮下潤一、日暮
裕一、峯尾基三。監督といえば、澤田幸弘、村川 透、小澤啓一、長谷部安春
だろう。
>>583 たまには書くし他人のホンの直しもやったりはしているらしいのだが、荒井は基本的にTVはやらない。
TVは局プロと主演者の意向が最優先なので、彼らに気に入られないと監督(ディレクター)も脚本家も呼んでもらえない。
そういった事情もあるけど、やはりバカにしているからやらないの。
山田クラスは別格なんですよ。山田と荒井の日常的な世界観やセリフのリズムは近いでしょ?
田中登の「ハードスキャンダル 性の漂流者」なんか絶対に山田太一を意識している。
587 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 19:50:58 ID:bjOsDcLj
>>585 脚本:長坂秀佳、高久進、押川国秋、江連卓、杉村升、佐藤五月
監督:竹本弘一、小西通雄、田中秀夫、佐藤肇、深作欣二、辻理、永野靖忠、山口和彦
588 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 20:53:13 ID:BiUOnOgh
>>585 石原プロ・セントラルアーツ系、要するに日活系か。
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/26(木) 21:10:21 ID:XoVYX2rc
塙五郎・金子成人・佐治乾・舛田利雄・天野利彦・大野武雄・西村潔・斎藤光正・高井牧人・梅谷茂・
宮田雪・藤井邦夫・橋本綾・小谷承靖・木下亮・扇澤延男・鎌田敏夫・野田幸男・小野竜之助・布施博一・
石井輝男・真船禎・倉本聰・野上龍雄・古内一成・小川英・長野洋・村山新治
荒井晴彦、いまだに左翼だし
>586
昔、「スタジオボイス」に「誘惑」というドラマをめぐってのTV批判が載っていたけど
ただの一視聴者にすぎない自分としては、愚痴としか思えなかった
荒井は「映画芸術」でもこき下ろしが酷くて、いわく、主演クラスが脱ぎたがらない、
いい脚本を書いても台無しにされる、何を書いても全共闘と言われる、
自分に注文がこない…
文句垂れる前にまず己を客観視しろよ、と思ってしまう
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/28(土) 18:45:59 ID:uNm6PjiY
>>589 監督:吉川一義・加島昭・小林義明・山内柏・小松範任・田口勝彦・
三ツ村鐵治・長石多可男・鷹森立一・堀長文・佐伯孚治・
関本郁夫・山田稔・富田義治・岡本明久・中津川勲
プロデューサー:近藤照男・平山亨・斉藤頼照・大久保忠幸・阿部征司・
深沢道尚・吉川進・武居勝彦・加藤貢・桑原秀郎・
中曽根千治・手塚治・植田泰治・東一盛
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 02:31:40 ID:lflw9dbr
595 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/07(火) 16:18:27 ID:6qoXZOyH
シナリオライター兼悪役・遠藤憲一
596 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 18:37:41 ID:UCzzI2br
「戦国自衛隊 反町版第二部」
斎藤光正監督と石原武龍脚本のコラボはこれで終わりだろ
斎藤監督にはもう一度、無難な青春ドラマか太陽系刑事ドラマに挑戦
してほしい限りだが。やはり脚本は鎌田敏夫あたりで
597 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 19:02:59 ID:+mQzpzPv
>>586 荒井と仲がいい長谷川和彦もTVドラマはバカにしてやらないね
師匠の今村・浦山・神代あたりはやってるのに(今村は企画だけみたいだけど)
80年代ぐらいまではある程度自由がきくのでその中で実績を積めばよかったのに
映画も企画流してばかりだったんだから
598 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/14(火) 19:03:02 ID:w7Pka46P
ハンマープライスって番組があったのご存知?
この番組で″映画監督に子どもの記録ビデオを撮ってもらえる″権利を一般人に競り落とさせる
企画が有って、第一回が大島渚演出の入学式、第二回は舛田利雄演出の運動会。
で、三回目があったかどうかは知らないんだけど、長谷川和彦にオファーが行ってたとのこと。
実現していたなら多少状況は変わっているかもしれない。
154:守 :2006/02/14(火) 23:12:06 ID:dojnQ21W
赤とんぼ、第一話取り逃しました(悲。
脚本の「下飯坂菊馬」って誰かのPNですかね?
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/20(月) 20:15:28 ID:/Q0iVeW7
荒井は明日放送の松本清張SPの脚本書いてるね
正直、後藤真希主演作の脚本をやるとは思わなかった
WOWOWでやってるTVドラマSPみたいなやつって結構評価高いみたいだけど
このスレの皆さんは見てますか?
601 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/25(土) 09:27:32 ID:1pdutkLn
遂に近藤照男もあぼーんか・・・
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/25(土) 14:43:09 ID:TfRwJ40w
これでGメンも復活なしか
さみしい
近藤プロは東映のプロデューサーには珍しく
1人で何でもこなしていた
(普通、東映のテレビ作品には東映からプロデューサーが2〜3人つく)
603 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/25(土) 19:54:25 ID:eH0UU3o+
瀬川昌治氏の引退はもはや避けられない
山口剛さんが企画していた松本刑事主役の探偵物語のアナザー・ストーリーが見たかった。
話を聞いた感じだと本格的なハードボイルド物(アクション物に非ず)みたいだったようで
ドラマ化寸前まで行ってたのに残念だ。
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/26(日) 22:13:21 ID:TG94fS4r
「図々しい奴」二作品は東宝〜植木等〜古澤憲吾ラインの
馬鹿らしさに匹敵する唯一の作品と思います。スレ違い失礼!
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/26(日) 23:08:05 ID:vigb6HcA
特捜最前線の「阿部征司」とGメンの「近藤照男」は
やっぱり東映内ではライバル関係にあったのでしょうか。
全国的には報じられていないようですが、脚本家の佐々木守氏が亡くなりました。
地元紙(石川県 北國新聞2/26朝刊)の記事を引用致します。(一部伏せます)
シナリオライター 佐々木守氏が死去 69歳
シナリオライター 佐々木守氏が死去 69歳
シナリオライターとして活躍してきた佐々木守(ささき・まもる)氏は
二十四日午前一時十分、内臓疾患のため東京都内の病院で死去した。
六十九歳。自宅は非公表。通夜は近親者で済ませ、
葬儀は三月一日午前十一時から、(略)で。喪主は妻直子(なおこ)さん。
佐々木さんは旧根上町(現能美市)出身。明治大卒業後、テレビドラマ
「七人の刑事」シリーズや、「こおろぎ橋」、マンガ「男どアホウ甲子園」の
原作など多くの作品のシナリオを手がけた。一九七〇年代には旧山中町
(現加賀市)で暮らし、同町の自治功労者となった。二〇〇〇(平成十二)年
から本誌「北風抄」欄を執筆したほか、季刊誌「北國文化」誌上で
「ぼくのメディア旅日記」も連載。金沢学院大講師としてシナリオ論などを教えた。
ご冥福をお祈り致します。
>>607 全然無いよ。
近藤さんは東映にいる時から既に別プロ的ポジションだったからね。
お互い視聴率が気になるとかくらいはあったかもしれないけど。
Gメンとかは焼き直しが凄く多かったね。
これは近藤さん一人で仕切ってたのが裏目にでたね。
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/27(月) 18:55:57 ID:pEceIsz3
>>607 近藤Pの方が阿部Pより先輩
近藤Pは平山P・斉藤Pなどと一緒に
東映東京テレビプロのPD一期生
阿部PはプレイガールでPDデビューし
大久保・平山両PのもとサブPを10年以上経験
昭和57年以降チーフPを担当
近藤Pのいた部署と阿部Pの担当した作品は
完全な別プロではない、スタッフなどは共通している
むしろ特別捜査機動隊や非情のライセンスの方が彼らより関係が遠い
>>609 平山Pの本かなんかに書いてあったが
P希望で平山か近藤を選べといわれると
近藤Pが一人で仕切るので人気が無く
平山Pのアシスタントになりたい人物がいたらしい
611 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/27(月) 18:59:06 ID:pEceIsz3
この時期は去年は杉村升が死に
今年は伊福部昭・近藤P・佐々木が死んだ
さみしい感じがする
火曜日の女シリーズの一編『蒼いけものたち』はそもそも佐々木氏の企画で、
当初ストレートな名探偵ものだったのに、山口氏の猛反対で
金田一を消して脚本化が進められた。
>>601 ちなみに『赤い』シリーズも、三益愛子主演で連作された
“母もの”路線の現代的再生を狙って企画されたそうです。
おわびして訂正、佐々木氏と対立したのは山口氏じゃなくて小坂氏。
614 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/02(木) 17:48:35 ID:+FRDRg6/
CSで元祖天才バカボン見てたら「そぶみちお」という名前が脚本クレジットで出てたが、
これって蘇武路夫なんでしょうか?
久世さん亡くなっちゃったな
ご冥福をお祈りします
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/03(金) 02:27:40 ID:JLWWYhGC
このところTBSに貢献した人ばかり逝ってしまってるな
617 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/03(金) 19:51:17 ID:0EZGUuk0
久世さんは交遊関係が実に幅広いよな
618 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/06(月) 21:52:48 ID:GuTgAhAB
石堂さんの平成餓鬼草紙が終わった
最近大病を患い口述筆記だったとか
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/09(木) 18:02:13 ID:ecQ5V2qJ
よしかわいちぎ(デンジマンの監督)=吉川一義
おおのたけお=大野武雄
620 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/14(火) 20:46:22 ID:sjkoTD07
>>607 阿部Pが特捜最前線を担当したのは
近藤Pがいなくなってから
よって関係なし
621 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/18(土) 18:57:03 ID:QQnAsj0s
近藤照男の遺作に丹波さんが出演しなかったのは残念だ。
622 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 18:49:55 ID:u32+vUcl
長谷部安春監督の「襲う」がDVD発売されるが
大都会パート3と張り合うような過激なシーンと
バイオレンスアクションが炸裂した映画 R指定
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 19:09:05 ID:Y4f6RHCH
>大都会パート3と張り合うような過激なシーンと
わざわざ大都会を引き合いに出す理由が不明。
「襲う!」が一般映画じゃないって事くらいは知ってるよな?
>>622 契約で撮ったのがたまたま監督の嗜好が表現しやすかったってだけで
頼んでる方のにっかつは監督の特性考えてなんか無いよ。
それにR指定も何もロマンポルノだし
>>624 >頼んでる方のにっかつは監督の特性考えてなんか無いよ。
少なくとも当時の日活は違う。当時はまだ往年の名残が残っていたので、スター
(ロマンポルノだと主演女優)と監督の個性を考えて企画を作るのが基本。
ある種の作家主義だったので、仮に監督が途中から入った成り行きの仕事であれ、
可能な限りは監督の個性を活かすことが許され奨励された。
作家的でないとされる何人かの監督でさえ、現在に観ると映画的な水準は決して悪くない。
ここで、長谷部のバイオレンス・ポルノは主に長谷部と伊藤亮爾・桂千穂が基本的な企画や世界観を作っている。
全てが長谷部さんの趣味で統一されているじゃない? あれはただの雇われ仕事じゃ出来ないよ。
TV映画やスタジオドラマと一緒にしてはいけない。TVは基本的に局プロと主演俳優(場合によ
っては脚本家も入る)のもので、一握りの大御所を除き、監督や演出家はしばしば二番目三番目ぐらいの優先順位しかない。
TVの演出家は何かと各方面に気配りを求められる大変な仕事。このスレで名前が挙がっているような人たちも苦労したはず。
>>625 >全てが長谷部さんの趣味で統一されているじゃない? あれはただの雇われ仕事じゃ出来ないよ
ちゃうちゃう、普通のやったら面白くないから変えたんだよ。
日活末期の頃からつまんない企画は現場で変えてたの。
>>625 それと局プロで監督の特性を考えて起用する人が昔も今も少ないのと一緒で、
これは製作会社の人でも殆どいないよ。
外注の場合は8割とか9割の割合で製作会社の人が役者とのカラミで選んでる。
そしてポルノの時も長谷部さんにっかつとの契約こなしてただけ。
逆に女優が脱いでりゃいいという安易な企画だからこそ現場で遊べたのかもしれないけど
企画自体は酷いよ。
ロマンポルノの傑作といわれている作品の殆どは現場の連中や監督の努力だ。
日活のテレビ映画(ダイヤル110番、愛妻くん、大江戸捜査網など)の現場はどうだったの
村川さん今なにしてんの?また2時間ドラマ撮るのか…
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/26(日) 09:28:09 ID:s0LYRMGP
362CH
ニュータウン仮分署の後枠で「手錠をかけろ!」はじまる
某データサイトを見るかぎり監督陣が大映系
視聴率悪く1クール打ち切りだったのかな
フジテレビの70年代刑事ドラマは殆ど不発に終わってるな
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/32(土) 19:00:00 ID:TK2gJLrA
>>631 江崎実生(各社撮りまくって日活のイメージ薄し)を除いては殆ど東映東京の監督じゃあないか。
>>628 こう言っちゃなんけど、それは本からの受け売りでしょ?
俺監督本人から聴いたのよ(これチョット自慢)
当時は裸が5分ぐらいあって扇情的なタイトルつければ何でも良かったのよ。
だから基本の企画事態はたいしたことないの、わかるかなこの意味?
でもこれも後半はかなり難しくなってきたんだけどね。
> 当時は裸が5分ぐらいあって扇情的なタイトルつければ何でも良かったのよ。
ようするに↑コレを逆手にとったんでしょ
635 :
628:2006/04/02(日) 18:28:32 ID:9YvIWoyB
>>633 >当時は裸が5分ぐらいあって扇情的なタイトルつければ何でも良かったのよ。
そんなことは誰でも知っている。
>だから基本の企画事態はたいしたことないの、わかるかなこの意味?
当時はタイトルだけで企画が通ってしまうこともあった。ただ、伊藤氏などは企画を通す
時点で、その「たいしたことない」企画の実際の中身をどうするか、監督の人選まで考えてやっていたのだが。
長谷部さんが自虐的な言い方をするのは創り手としての照れもあるわけで、
>>624 >>626-627 みたいな書き方はいかにもお手軽にやっつけ仕事で作っていたかのような誤解を招きますよ。
当時はホンを作る段階から長谷部さんも入ってああでもない、こうでもないとやっていたし、自分の好きなミステリ小説やア
クション映画を下敷きにしたアイデアもかなり入れている。元々は松浦健郎の弟子だった人だしね。
あの頃の長谷部さんはTV映画の仕事もあったのに、その合間に手は抜いていない。
つか、キミは長谷部さんのバイオレンス・ポルノを実際にはほとんど観ていないのでは?
観ると「長谷部さんにっかつとの契約こなしてただけ」とか言えなくなる。「暴る!」
なんか最後にカーアクションまである。同じ雇われ仕事でもTV映画とはさすがに違うよ。
636 :
628:2006/04/02(日) 18:53:23 ID:9YvIWoyB
まあ、観てそれでも「契約こなしてただけ」とか言うなら別にいいけどね。ああいう
監督は職人さん的で、意外と自分の仕事には醒めた部分もあるんだよな。
とくに長谷部さんは映画・TV・Vシネと多作だしね。当時の日活は小所帯で番線さえ埋めれば後は
プロデューサーや監督の自由だったので、作家主義的に撮れただけという部分もあるだろう。
本編はともかく、TVやVシネは完全に主演俳優と局プロのものだからな。いまだに
現場の仕事が入る長谷部・村川・池広・斎藤光正・和泉聖治あたりは、そのあたりに好かれているから御指名が続くのだろう。
黒沢直輔など、ここ数年はほとんど橋爪功絡みの仕事しか入ってこない。監督なんかお座敷が掛からなくなったら終わりだからなあ。
ゲスな話をすると局P・主演俳優/女優と下半身の関係を
築くのも仕事を続けるための結構重要な戦略
638 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/07(金) 17:46:03 ID:ozQviuw+
一部の例外を除くとTV業界なんてそんなもんだよ。
もっと売れっ子作家のエッセイか雑誌でも読んでごらんよ。
構成作家あたりもそう。名前も知らない人がTVガイドに
「俺は誰にも穴のアナを差し出すことなく、
どうにか連載を持たせてもらえて運が良かった、感謝している」
>>634 そういう事、唯一の救いだったんだよ。
最初の頃はニューアクション末期の感覚も少しだけ残ってたんだけどね。
当時にっかつの企画担当重役だった黒澤さんなんかは監督達のその辺を
何とか見逃してあげたりしてたんだけど結局は・・・
まあ辞めた理由はそれだけじゃないんだけど、色々とスタッフサイドに立って
くれていた人だったから、会社内での立場的には当時相当辛かったろうな。
辞めたその後はさらに業界で躍進していったのはやっぱ凄い、実力あるよ。
そんな黒澤さんは俺は大好き、シビアで場合によっては本当に怖いけど、
業界内で本当に信頼できる本当に数少ない中の一人です。
もう歳なんだし、仕事をセーブして体を労って欲しいな。
黒澤さんの宣伝みたいになっちゃたな、ごめんね。
例えば「(秘)色情めす市場」会社が絡みの場面に使う条件で許した、高性能のカラーフィルムを
結城Pと田中監督はああいう形で使った。けれども(始末書は書かされたろうが)
会社はプロデューサーの意志を尊重して、ハサミを入れずに公開した。
はっきり言ってオカズを供給してるに過ぎないのに!日活は立派だった。
641 :
628:2006/04/09(日) 18:15:39 ID:WrBtGd0R
>>640 あれは結城さんが嘘をついたんでしょ? 当時はまだラッシュはモノクロで観る
習慣があったので、最後の最後まで日活の偉いさんたちはカラー作品だと思っていた。
ところがいざ見てみるとモノクロ、しかもパートカラーもあの場面しかないので、
当時の製作本部長だった武田靖氏(この人は後年の80年代までにっかつにいたようだが)
が真っ青になったらしい。それでも番線を埋めるために通してしまった。
それと、最初のオールラッシュは2時間ぐらいはあったらしいよ。それを最終的には切って今の形にしている。
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/10(月) 19:07:42 ID:LztKIG5c
>>641 2時間くらいあったとは初耳。東映とかなら確実に干されてるだろな。
『特別機動捜査隊』全801話が東映チャンネルで放送される
これで本作に関わった脚本家、監督の全貌が明らかになる
644 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/14(金) 06:03:58 ID:j8aS/MGx
東映チャンネルで告知してたよ。
646 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/14(金) 08:41:07 ID:KgnVtbmD
>>644 わしは特警ウインスペクターの後に流れた
CMでみた。
ポルノといえば小川亜佐美の脚本家転身には驚いた。
648 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/21(金) 18:27:08 ID:4jE8+I0o
確かに小川あさ美って脚本家は存在するが…
649 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/28(金) 20:40:05 ID:qjkzDIKG
1年くらいの刑事ドラマ復活しないかね。1クールじゃ、主役にすら感情移入
出来ない(サイドストーリーがあまり書けない)し、サブキャラも立たない。
Gメンみたいに、乾いた感じのドラマが見たいっっっ
650 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/28(金) 23:10:49 ID:BAwpflET
Gメンといえば今再放送中のシーズンは本当に酷いな。
制作が東映ってのを差し引いても。
無駄な延命措置で、佳作/異色作の評価を逃した作品は
刑事ものに限定されず多いですね。
>>650 強烈なイメージで売り出して成功したドラマは終い時や引き際を作るのが
難しいんだよな。
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/29(土) 11:21:44 ID:MQI8O6H2
救いようのない話が多くてチャンネル変えたくなります。
「全員集合」の後にこの暗さで20%維持してたとは
ただただ驚くばかりです。
特権階級刑事ドラマである特捜のほうが
まだ救いようのある展開に持っていくから好き
653 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/29(土) 11:24:35 ID:MQI8O6H2
あと長谷部安春が来月放送の「おとり捜査官」で自ら脚本書いたみたいだね
村川さんも自ら脚本書いて何かやってほしい
>>653 >あと長谷部安春が来月放送の「おとり捜査官」で自ら脚本書いたみたいだね
共同脚本でしょ? 長谷部さんは自分も脚本家なので、他人が書いたホンに手を入れたんでしょ?
その次の週の西村京太郎サスペンスが村川氏か。長谷部・村川にまだ仕事が来るとは、
本当に奇跡としか言い様がない。よほど現場の手際がいいのか。
655 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/29(土) 18:05:43 ID:HsBzF798
岡本克己亡き後の『土曜ワイド』森村誠一ものは池広一夫が脚本を兼任。
本当は岡本克己の弟子が書いているってウワサだがね・・・。
(池広一夫は一度だけ『荒野の素浪人』で共同脚本をやったみたいですが)
>>654 長谷部氏は作品に一定の出来上がりを見込めるが、
村川氏は(ry
けっこう悪口言ってるスタッフもいるしな。
村川の功績は分かるが村川氏を神聖化してるオタはキモイ。
657 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/29(土) 22:13:03 ID:ZteXsSYi
>>656 長谷部も小沢仁志あたりからボロクソ言われまくってるけどね。
劇場版あぶ刑事は酷かったし。
658 :
654:2006/04/29(土) 22:48:21 ID:9fksZWfW
>>656 いや、仕事が続いているということは、村川・長谷部・池広たちは局プロや主演者には恐らくはウケがいいのは間違いない。
彼らに気に入られ、また視聴率が取れる。その意味ではやはり優秀なんですよ。アベレージは出してくれる。
TVの場合は作品的な出来の好悪とは少し違った基準で評価されることが多いからな。TVドラマ・
TV映画は本編のような作品的な何物かで有り得るか、というのは古くて新
しい難しい問題だと思う。かつて70年代後半〜80年代には、キネ旬にもテレフィーチュア・スペシャルドラマの
批評・記録が載っていたんだけど、いつの間にか無くなってしまった。
作品的に独立した何物かとしてTVコンテンツを批評し得るか、という難問にはまだ答えが出ていない。この間
亡くなった佐々木さんはTVは消えものであると分かっていて書き殴っていたようだが、
その中に自分の主張を取り入れそれでも仕事が来るのが氏の職人芸か。TVで生き残るにはそういう才能も必要なのでしょうね。
テレビ映画の場合いわゆるTV的な盛り上げ方も要求されるよね
そういう意味で池広氏は大映時代からTVに適応できる素質があった
村川氏の作風はTVに向いてないと思っていたがな・・
660 :
654:2006/04/30(日) 18:59:05 ID:HU0D+QnR
>>659 まだテレフィーチュアもほとんど無かった時代なのに、例えば池広さんや田中さんが撮
った眠狂四郎や座頭市などは、場面転換や音楽の盛り上げ方、エピソードの繋ぎ方がいかにも「はい、ここでCM」と
言う感じなんですよね。作品的にはどれも面白いですし、決して批判しているわけではないですよ。
こういったプログラムピクチャーの場合、二番館・三番館あたりになると、途中から
入ったり出たりする観客も沢山いるわけで、どこから観ても面白いように撮らないといけない。
そういう意味ではチャンネルを自由に消したり変えられてしまうTV的な時間
の作り方に近い部分はあったと思いますね。プログラムピクチャーの監督たちの本編以後はその応用でしょうね。
村川さんの場合、起承転結をカッチリ決めない流動的な構成をしていた人が生き
残るためにTV的に整序されたシナリオとコンテにそのまま従うようになったんじゃないでしょうか?
TV・Vシネでも、往年の時代劇スターのようにいまだにアップの箇所まで自分で要求するスターがいるそうで
(もちろん、監督も俳優を映えさせようと自分なりのコンテは持っているのに!)、
そういうことに耐えられない人は自然と消えていくようです。
『ひとり狼』は極めてテレビ的な構成の作品やね。
池広監督が脚本を担当するようになってから「終着駅シリーズ」や
年末の「牟田刑事官vs牛尾刑事」のサスペンスとしての質が落ちてる気がしてならない。
それだけ岡本克己氏がうまかったってことだろうけど。
そういえば岡本氏が亡くなってから「地方記者・立花陽介」は難波江由紀子、坂田義和が
書いたけど結局終わったんだよね。
やっぱ岡本氏が偉大だったってことだろうか。
>>656 オタがナゼ好きかといったらやっぱりあのテンポだろうね
どんな芋役者でも台詞をくだけた感じで喋らせたりしてアドリブっぽく
みせるのも上手いし。
ただ物凄く全体は大味だけど。
>>658 でも今いる局プロで本当の意味で本編の監督の事詳しい人なんて殆どいないし、外注の場合
単純に製作会社の作った作品買ってるだけだもんな。
昔も局の人間で監督を選べるくらい知識があったのは崔洋一の監督デビューに一役買った
日テレの山口剛さんとか故・清水欣也さんとか本当に僅かなもんだよ。
>>663 外注でも直接間接には局プロ・主演者の影響力が及んでいるし、制作会社が推薦する場
合でも彼らに嫌われるような人は避ける。80年代までは制作会社に丸投げだったのか結構
意外な人が監督していたが、今は外から見ていても厳しくなったんでしょうね。
しかもしばしば局の内外から何十本・何百本も企画を集めてその中から選ぶわけなので、針の目を通
すような所はあると思いますね。そこでやっとお呼びが(どこからともなく)掛かる。監督なんかホンマにお座敷芸者ですわ。
もちろん人選する場合、「この監督は本編の何を撮った人で・・・」とか考えている
人はそんなにいないでしょう。「主演の××さんにはこの人」「西村京太郎ものや山村
美沙ものにはこの人」とかそういう感じなのでしょう。例えば鷹森立一は真野あずさや故いかりや長介
に信頼されていたので、高林鮎子や取調室を延々とやっていたようですが。
取調室で何故か1本だけ田中登だったこともあったが、あれは火サスのローテーション監督としてのピンチヒッターか?
ただ今のキー局・NHKでも、たまに趣味的な監督起用・ブランドとしての本編監督の
起用がありますけどね。NHK-BS2の朗読紀行やWOWOWのドラマWなどは完全にそうだし、
「愛と死をみつめて」の犬童氏などもそうでしょう。
BS-iの丹羽多聞アンドリウ氏などはどうせ低予算と本編の監督を呼んで遊んでいるらしい。
>>664 ドラマWも共テレの若松監督や現在フリーで元よみうりテレビの鶴橋監督
なども起用してるし、劇場公開もされてるし質が高い。村川透監督も起用
させてほしいものだ。
>>656 職人的なバランス感覚の欠如はデビュー当時から指摘されていたよな。
「大都会」までの空白が村川透の名声をより高めたのは否めない事実だろう。仮にポルノやテレビで
仕事を継続していたとしても、この人の場合妥協とそれに伴う才能の萎縮は避けられないだけに、
群小監督の一人で終わっていた可能性も否定できない。
>>666 村川氏のデビュー作「白い指の戯れ」そのものは佳作だが、脚本の神代辰巳と撮影の姫田真左久の影響
が濃い作品だった。第2作の「官能地帯・哀しみの女街」は未見だが、第3作の「哀愁のサーキット」
ではニューアクション的な青春映画を無難にまとめた。この時点では村川さんはまだ監督として
の個性や作風を完全に確立させるには至っておらず、未完成のまま山形に帰ってしまった。
もし山形に帰らなかったら、恐らくは中堅監督の一人として日活のローテーションを同世代の田中・小沼・曽根
たちと支え続け、80年代には一般映画やTV映画に移行し、他の監督たちのように90年代にはフェイドアウトしていたかもしれない。
>「大都会」までの空白が村川透の名声をより高めたのは否めない事実だろう。
仰る通り、皮肉な話だが、当時は山形に帰ったからこそ逆に幻の異才として村川氏の才
能を惜しむ声が高まっていたのは事実でしょうし、完成しませんでしたが角川春樹に「オイディプスの刃」
に起用されることもなかったと思いますね。
その後、「大都会」で再デビュー、優作との連作や角川映画、TV映画の濫作と大活
躍するわけですが、フリーとして仕事を続けるために段取り的な作業をも覚えざるを得ず、環境的に許
され勝手気ままに撮る作品との落差の大きさに外野から落胆を買うジレンマに陥ったということでしょうか。
多かれ少なかれこういった落差はどの監督にもあるわけですが、それでも皆さん
現場の仕事が好きなのでしょう、話が来る限りは受ける(単純に生活の為もあるでしょうし)
そこでまた古いファンからは失望も買ってしまうというループ。
長谷部氏は病気で入院してたらしい
脚本家の柏原氏がMixiで書いてた
>>668 でも崔洋一を育てた人でもあるし、アクション物撮ってるときは演出も
しっかりしてるしね。酷評だった西部2004も最後の銃撃戦でアリアを掛けながら
のスローモーションによるアクションは村川監督らしさが出てた。石原プロへの
些細な抵抗とも見れる。
>>668 70年以後も生き延びたはいいが、凡作愚作の連発で批判を受けた監督たちは
個々の才能以上に撮影所の含蓄で撮っていた部分が大きかったですから。
(才能がなかった、と言いたいんではないです。加えて本来の所属会社が有するカラーも
監督たちのイメージと密接に結びついているはず)
角川アクション映画で活躍中の時期、村川氏にポルノ監督のイメージを抱いたファンが
そんなにいたとは思えませんし、邦画がダメになってから好条件の仕事が続いた
(そしてこの時期のイメージが村川のイメージとして定着した)ことが氏にとって
良かったのか悪かったのか、悩むところです。
にしても・・・今の村川に大都会パート2の「最後の戦場」や「炎の土曜日」みたいのを
期待するのはもう無理なのですね。
私はアクションシーンにもそれに至る心情や説得力が無いと嫌な性格なので、
それで本放送の西部警察は途中で見るのを止めた思い出が。
今日の「警視庁捜査一課9係」の監督補に児玉宜久の名前が。
まだ現役だったんだな。
大御所ならともかく、たまにテレビを撮る機会に巡り会うような小物の監督は普段何やって食ってるんだろ?
何の心配してんだ?
676 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/07(日) 19:46:36 ID:7nArIx2/
きのうの北見志穂イマイチだったなぁ・・・・
>>673 この人も助監督歴長いよな。
十年以上前に監督デビューはしてるんだが、
吉田啓一郎の番頭みたいな存在か、
小栗康平はテレビの助監督だったことを隠匿している。
◆◆ 市川森一さん最新作! ◆◆
人気グループ「嵐」が来春公開予定の映画「黄色い涙」(監督犬童一心)で、
高度経済成長期の東京で夢を追い続けた若者たちを演じる。メンバー5人
そろっての映画主演は「ピカ☆☆ンチ」などに続いて3本目。
原作は昨年亡くなった漫画家・永島慎二さんの「若者たち」(68年)。
当時、無名だった脚本家市川森一さんが74年、NHK銀河小説のために
脚本を書き「黄色い涙」として放送された。
舞台は64年の東京・阿佐谷。嵐の5人はそれぞれ、漫画家=二宮和也(22)、
歌手=相葉雅紀(23)、画家=大野智(25)、小説家=櫻井翔(24)を
目指す若者役。松本潤(22)は集団就職で上京した青年を演じる。
中学時代にドラマを見て以来、映画化を夢見ていた犬童監督がラブコールを送り、
市川さんが再び脚本を手掛けた。
嵐は「日本が一番元気だったころを描き、今を生きる日本人が何かをつかんで
くれる作品にしたい」(松本)。ヒロインは香椎由宇(19)。
681 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/14(日) 15:51:41 ID:krFU4dCB
7/5スタート 「PS羅生門」 誰が脚本、監督すんだろ
プロデュースは「9係」「西部2003」の大川氏らしいが、
この人のドラマあんまり面白くないのに視聴率いいから
製作も連投させたんだろな。
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/17(水) 11:35:27 ID:aeoPaT/p
>>680 これって山内久の「若者たち」とは別ものなの?
オリジナルの劇場版は最近まで封印状態だったけど2004年にCSで解禁。
テレビシリーズは残ってるのかな。
>>682 永島慎二の方がタイトルをイタダイたんだと思う。TVの「若者たち」の設定は
山内久が作ったものなので違うよ。TVシリーズはTV探偵団でちらっと見たことが
あるが、全話残っているかどうかは不明。劇場版は封印されていたわけではなく、単に上映する機
会がなかっただけ。最近は99年ごろから有志の手でニュープリントによる上映運動が行われてきた。
言わずもがなだが、「若者たち」を下敷きにしたのが「ひとつ屋根の下」で、
こちらにも山本圭が出てくるのはオマージュ? 山内や森川時久には了解を取った?
「黄色い涙」のオリジナルの映像はほとんど残っていなかったはず。昔、シナリオ集は出ていた。
昭和ブームの余波で映画化の企画が通ったのだろうが、これって暗い話なんだけどな〜。
たのきんトリオの『嵐を呼ぶ男』と同じ香りがするな。
井上御大自身にメガホンをとらせたやつ。
山内=森川のをリメイクしてもやれ売国だ、サヨのプロパガンダだって騒がれるが関の山っしょ。
森川時久の「ハルウララ」は全国上映されないんですね
687 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/24(水) 13:22:40 ID:QEIlZOm3
東映チャンネルで来月から放送される特別機動捜査隊だが、あまり他の刑事ドラマを書いてない脚本家が多数執筆しており、そういう方々の作品に興味が尽きない。
はっきり言って観るのが今から楽しみ。来月東映チャンネル契約するので、観たらたまにここに書き込むつもり。
688 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/26(金) 01:03:54 ID:58Ovz8Lp
↑うちのケーブルは東映チャンネルが選べないので正直羨ましく思う。
気が向いたら脚本家・監督の情報お願いします。
特別機動捜査隊はおそらく2話から117話までは「破棄」されたに
違いない。どうも一時期、東映ではもうモノクロ作品は売れないと判
断し、モノクロ作品に関しては1話・2話のみサンプル版として残し
て、後の分は廃棄処分にしていたらしい。実際、「悪魔くん」を商品
化する際、フィルム廃棄寸前だったらしい。ひょっとしたら、2話か
ら117話まではネガは残ってなくても、放送に耐えないポジだけ残
っている可能性もあるので、コンピュータで復元する手もあるが、残
ってないか・・・・・・。
> 2話から117話までは「破棄」されたに違いない。
また勝手な妄想だなぁ・・・
活動屋さんはポジは捨ててもネガはまず捨てないよ。
膨大なフィルムを整理する部署もなければ人材を確保できないだけ。
利益を生み出す仕事じゃないからね。
NHKみたいにアーカイブス事業に手を出す余裕がないだけの話だよ。
>>690 逆に当時の活動屋サンだからテレビを重視してない面もあるけどね。
特別機動捜査隊はどうか知らないけど、昔のドラマはつい最近まで結構
ぞんざいに扱われてたし。
昔のフィルムでやってた頃の昼ドラや短期や単発物なんかだとポジしかないのも
あったりする。
ただし、特別機動捜査隊みたいな代表作はちゃんと残してると思うけどな。
>>690-691 古いコンテンツの二次利用が盛んになってきたのは90年代〜00年代のここ十数年の
ことに過ぎないので、過去作品については仕方が無いと思う。
むしろ、ほとんど再放送・ソフト化の機会もなかった作品が残っていることの方が奇跡に近い。
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/27(土) 03:10:39 ID:G+y6cxnv
「新撰組血風録」だと思うけども、有志が東映に交渉して、倉庫を捜索させてもらい、
全話の発掘に成功したところでテレシネの経費まで負担して、ようやくビデオ化に
こぎついたって聞いたな。(東映ビデオは商品化する気なかった)
なんだこの改行タグは。。。
>>昔のフィルムでやってた頃の昼ドラや短期や単発物なんかだとポジしかないのも
あったりする。
それ、東北新社系列の局が地方をドサ周りしてたフィルムばかり調達するから
勘違いされているだけ。ネガフィルムが自主的に破棄されることはまずありえない。
697 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/30(火) 11:42:01 ID:IITM0eBf
五反田の川沿いの倉庫で保管していた東映のネガは目黒川の洪水でかなりダメになったと聞いたが。
698 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/30(火) 12:09:21 ID:2AjSuy48
脚本家の高田純のブログより。もうテレフィーチュアは駄目かもわからんね。
ttp://osan6.cocolog-nifty.com/palpunte/2006/05/post_48c5.html >テレビの2Hドラマの不調が目立っている。
>日テレでは「火サス」が打ち切られ、「ドラマコンプレックス」に替わって数カ月。
>時に一桁の視聴率を記録するという、超低空飛行が続いている。
>TBSは「月ミス」を「月曜ゴールデン」と改名し、イメージの一新を図っているが、
>何せ50本のストックを抱えており、新作の撮影はずっと止まったままである。
>フジの「金曜エンタ」は、企画によって数字の凹凸が激しく、唯一安定している感のあるテレ朝
>「土ワイ」にも、残念ながら一時ほどの勢いはない。
>テレビ東京の「水ミス9」に至っては、視聴率が10パーセントを超えればまあ合格点かという、
>あまり有り難くない評価が定着している。
>>696 >それ、東北新社系列の局が地方をドサ周りしてたフィルムばかり調達するから
>勘違いされているだけ。
状態の悪いプリントの方が安かったりするのかもね。同じ番組なのに、他のチ
ャンネルだと綺麗なマスターだったりするし。
>>699 >サスペンスものが飽きられてきたからというのが、業界の主な原因分析のようだが、
>私は必ずしもそうは思っていない。要は面白い企画を面白く作って、毎週水準作を連発していけば、
>おのずから数字はついてくるはずなのだ。
フジの「時代劇スペシャル」枠も視聴率低迷の原因をそう捉えた結果
休止に追い込まれたんだけどね。
ここ数年乱造されてる、映画なのかドラマなのかCMなのかさっぱり分からない
邦画が支持されてしまうようなご時世に、TV映画の出る幕はもうありませんでしょう。
>>701 高田さんは一口に「面白い企画を面白く作って」と言うけど、実際は年を経るごとに視聴率が獲り易い(と業界内で予測
されるのであろう)決まりきったパターンものやシリーズものの方が多くなるばかり。
だが、それもさすがに飽きられてきた。
そこで「ドラマコンプレックス」はテレフィーチュアの原点回帰を目指したのか、割合に
幅の広い方向でやっていこうとしているが、ただしそれも数字は良くはない。
パターンものも駄目、目先を変えても駄目、もう2ドラも限界なんでしょうね。だい
たい、毎週毎週作り過ぎなんだよ。制作側も疲れるし視聴者も飽きてくる。
TVメディアの宿命か?
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/31(水) 21:09:23 ID:SY4mK3kS
時代を経るにつれ一定の視聴率が保証される「人気シリーズ」と「温泉・グルメ」(大衆の欲望)ばっかりに
なって、それも駄目になり、何が何だか分からなくなって自滅…って、邦画とそっくりな末路をたどったような。
去年の村川透映画祭のパンフレットに大都会〜闘いの日々〜で同じセットを
使って2話をまとめ撮りしたっていってたけどこれは村川監督が初なのかな?
今ではまとめ撮りは当たり前だけど昔はどうだったのだろうか…
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/01(木) 18:53:56 ID:rlhS/fTU
>>705
TV映画は、黎明期から2話以上を10日前後でまとめ撮りが基本です。
撮影に要する日数は制作会社、番組の性質、プロデューサーによって大きく違うぞ
>>699 ストック50本!撮りだめすぎだろw
そういえば、少し前にすごい変な時間(AM2:00頃?)にりょう主演の2時間ものやってたなぁ。
お蔵入り作品を何故今頃…と思ったものだが。
>>704 日本でテレフィーチュアが盛んになったのは70年代後半ですが、80年代までは
テレフィーチュアもまだ頑張ってたんですけどねえ。一時期は2時間枠の本数も異常に多かった。
90年代以降も枠(フジの金曜ドラマシアターやTBSの月曜ドラマスペシャルなど)
によっては渋めの企画を結構やってたんですが、いつのまにか全枠が軟化しましたねえ。
>>708 関東ではたまに昼間・深夜の妙な時間帯に、正規枠で放送されなかった作品をやってますね。
話はズレますが、ゴールデンの枠が取れなかったような単発の企画ものや地方局
制作のスペシャルドラマなども、結構土日の昼間にやったりしますねえ。
こういうのはATPなどの賞では取り上げられるんですが、まず普通は再見の機会がない。
(もちろん、CS等ではやっているのかもしれんが)
こんなに単発のテレフィーチュアを1年間に山のように作っている国って、日本ぐ
らいじゃないですか? アメリカとかどうなってるんですかねえ?
>>709 隆盛のきっかけは土曜ワイド劇場だよね。
最初の頃は意欲的な作品をやってたけどシリーズ物をやるようになって見事に失速。
まあでも日本の視聴者はいい加減で、予定調和が好きなくせにマスコミがマンネリと騒ぎ出すと
それにつられて同じ事をいい始めるんだけど、そのくせ予定調和の作品をその部分を「そこが良い」
とかいいながら見続けるんだから凄い矛盾している。
俺は2時間物だと山口剛さんや清水欣也さんが好きな企画を出していた時代の「火曜サスペンス劇場」
が好きなんだけど、これも後年になるとシリーズ物が増えて山口さんの作品が他と比べて妙に浮いた
存在になっていったのがこの枠ではある意味象徴的です。
しかも悲しい事にそのマンネリ化した温泉モノや探偵モドキがウロウロする作品こそ火サスの魅力!とか
のたまっている本まで出版されちゃってるのが悲しい・・・
何かで読んだ話。香取俊介氏がある地方局制作のドラマで
脚本を書くことになって、あとから主演が勝新太郎に決まり、プロデューサーと
二人で勝新宅まで挨拶に行った。
すると勝新、俺だって脚本家だよ、お前何しに来たんだ?と香取氏に
言いがかりをつけ、しまいには監督もやらせるなら出てもいい、ってのたまう始末。
ドラマの原作者からは勝新主演を条件に映像化の許可を下ろしてもらったので
役者の変更はドラマの制作中止につながる。
その局にとっても初のドラマ制作だから、トラブルは許されない。
仕方なく香取氏と、演出予定だったディレクターは降りて、
現場は勝新が仕切った。完成して試写を観ると、場面場面は印象的でも
ストーリーがさっぱり分からない異色作で、TVで流せるシロモノじゃないってことで
お蔵入りしたと。このドラマは勝新のフィルモグラフィにも載ってない。
>>710 >しかも悲しい事にそのマンネリ化した温泉モノや探偵モドキがウロウロする作品こそ火サスの魅力!とか
>のたまっている本まで出版されちゃってるのが悲しい・・・
書名は忘れましたが、自分もそういう切り口の2ドラ本を見たことがありますよ。演出や脚
本面についてのデータや解説がないのでほとんど何の役にも立たない本だったですね。
もちろんネットに放送リストなどは転がってますけど、残念ながらテレフィーチュアについて、
再放送などの際の鑑賞に役立つまとまったガイド・批評はほとんどないです。
後は検索するとたまに何か書いている人がいるぐらい。TVドラマデータベースがあるだけでも有難いのかもしれません。古崎さんありがとうw
マニアな人なら昔の雑誌や新聞の批評・記事も集めているのでしょうが、これも普通は
そんなに見る機会はないですね。中島紳介(って普段は何で食ってるんだ?)と
かあの類のライターさんはデータを持っていると思うんですが。
二次利用時代に入ったといっても、映画はともかく、TVコンテンツの批評が
蓄積されていかない傾向はそんなに変わっていないです。よほどの有名脚本家の作品で
もない限り、正面切って論じる人はごく少ない。放送関係の賞は業界の内輪だし。
>TVコンテンツの批評が蓄積されていかない傾向
付け加えるとそもそも単純に、リアルタイムの地上波や再放送・CSなどの新旧のコンテンツを毎日毎日見て
クソ真面目に体系的な批評を蓄積させていくのは時間的に無理だなw TVドラマデータベースなんかよく維持出来るよ。
放送業界人や記者も賞の候補になるような話題作を試写やサンプルビデオで見るだけだし、有名脚本家について論じたようなもの
以外、映画並に正面からTV番組について論じた密度のある文章ってほとんどない。
人気シリーズ等のサイトや人気番組のブログ感想文が普通に見れる時代になっただけでも善しとしないといけないな。
>>711 香取さんがTVの脚本を書いていたのが80年代以降のことで、勝新が亡くなったのが97年。
恐らくは80年代頃の話でしょうかね? 勝新の映画はいつもそういうもんでした
から、そこは局も勇気を持ってオンエアさせるべきだったですね。
仮にその地方局が良くても、キー局の方がよほどキツい調子で拒否したのでしょうか?
714 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/02(金) 23:58:42 ID:YrPQvd/v
ちょっと前、チャンネルNECOが鈴木清順全仕事と銘打って清順のテレフィーチャー
全てを放送したんだけど、画期的な試みだと思ったな。
>>714 視聴者のターゲットが予め絞られているから可能なんでしょ
今は特定の監督作品に限らず90年代以前の邦画やテレビ作品を放送する事自体が
リメイク等のタイアップが無い限り地上波では難しい。
これは差別表現や言葉狩りの問題ではなく、ただ単に再放送の際にスポンサー・サイドへの
趣旨説明が担当者に出来ないのマニュアル君が増えた事が一番大きい。
さらに悲しいのがその若い担当者が先入観で数字が取れないと思い込んでいる。
実際は主婦向け情報番組も再放送も数字には大きな違いは無かったりする。
数字に結び付けるには本当は根気良く継続することが一番大事なんだけど、今のテレビ業界には
そんな余裕は無い。
テレビ局は今やタレント事務所の職業安定所に成り下がった
>>712 中島紳介の本業は物書きじゃないはず。
懐かしモノのライターは、金持ちの長男が趣味でやってる場合が多いよ。
718 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/08(木) 09:38:04 ID:memPEHOL
>>708 子役の多い連ドラは学業との関係から夏休みにとらないといけないので、
1年前の夏に全話取りだめする。
719 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/14(水) 12:05:08 ID:qvKJDxbr
>>344 いま盛んに団塊叩きしてるのは30代半ばの団塊ジュニア世代だが、
無駄に数が多いのは団塊と一緒だ。
一方的に被害者ヅラして上下の世代を叩くのを見てると
ああカスの割合は変わらないもんだなって思う。
結局大衆って万年変わりないものだ。
720 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/14(水) 12:06:10 ID:qvKJDxbr
ごめん誤爆
722 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/28(水) 17:08:36 ID:qVBcyYfl
ttp://www.producer.or.jp/kaiho/kaiho-0310/kaiho0310-02.htm 火曜サスペンス劇場が長続きしている理由
火曜サスペンス劇場は、 今年で22年目を迎えましたが、 平均視聴率が18%と
非常に高いレベルで推移してきました。 これは、 22年間、企画立案にあたって、
ある 1つの枷を念頭に置きつづけてきた事に大きな要因があると自負しています。
それ は、 テーマは常に“人間賛歌である”という事です。
当然、 事件ものですから、 人の負の感情、 恨み、 憎しみ等を描いていくわけですが、
最後には、 人間はなんて素晴らしいんだろう、 愛しい生き物なんだろうと思って頂ける
作品を目指してきました。企画を選ぶときのヘソも其処です。
「犯人当てだけの企画は扱わない」 犯罪というものは、 その時の社会の縮図です。
殺人事件、 詐欺、 誘拐…それぞれの時 代で全くありようが変わります。
ですから、事件ものを扱うということは、時代の空 気をつかまえ、 ある種のメッセージを
発信していく作業だと思っています。そこにあ る人間ドラマを描いていく限り、 永久に違う
ものが出来るし、 この先、ずっといつま でも続けることが出来るのではないでしょうか。
但し、 上記を成立させる作業は、 非常に困難です。 なにしろ、 殺人を扱いつつ、
生きていることは何と素晴らしいことだろうと、 訴えつづけていくことですから。
だから、 犯罪の動機作りには徹底的にこだわります。
観る人が“自分もこういう状態になったら、 同じ事をしたかもしれない”というリアリティこそが
視聴者と犯人を繋ぐ心の絆になるからです。
そして結末は、 単純に犯人を逮捕するだけでなく、 未来になんらかの救いや希望を抱ける
ようなドラマにするよう心掛けています。 もちろん、そのような私共の考え方を、 脚本家、 監督、
制作会社の方々に賛同していただき、 協力して頂けたことが、長 い間、 番組を作りつづけて
こられた最大の理由だと思います。
この場を借りて、 全てのスタッフの皆様に、 感謝の気持ちを捧げたいと思います。
>>722 最初の頃は別に「殺人が無きゃイカン」なんて拘りなんて無かったのに。
結局は火サスに限らずミステリーに対してコダワリの無い人間が
担当するようになると極めて安直な発想になるんだな。
やっぱり日テレ変わっちゃったな
土曜ワイド劇場
2006/07/01
土曜ワイド劇場30周年特別企画・西村京太郎スペシャル
「秋田新幹線・こまち連続殺人!東京−角館、3時間18分の複合殺意!!乳頭温泉で襲われた美人女将は、口紅で犯行予告をしていた…」
脚本:篠崎好
監督:村川透
制作:東映
2006/07/08
新船長の航海事件日誌・超豪華客船殺人航路金華山沖に謎の水死体怪しい函館の女、表の顔と裏の顔
脚本:柴英三郎
監督:池広一夫
制作:東映
今年も池広一夫の新作が見られ、安心
「ドラマ・コンプレックス」来月も本編監督の登板予定なし
>>727 今更本編もヘッタクレも無いでしょうよ
別に作品が面白いわけでもないし、企画の発想も安直で安っぽいし。
まあ視聴者が安っぽいからな、俺も含めてだけどw
89〜90年ごろの日テレ
火・・・火曜サスペンス劇場
水・・・水曜グランドロマン
木・・・木曜ゴールデンドラマ
金・・・金曜ロードショー(映画枠)
週に3日も単発2時間枠があったのに・・・
727 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/02(日) 17:12:14 ID:l7Cp0+BG
◎特別機動捜査隊東映チャンネル放送作品脚本家リスト
1話「最後の犯人を追え!」 宮田達男
118話「ながれ」 村田武雄
119話「満員電車」 大和守久正
120話「暗い日曜日」 元持栄美
121話「けだもの」 守田二郎
122話「ひったくり」 松井稔
123話「夜の女」 加瀬高之
124話「誤算」はまだビデオ観れてない。
1話は「特別機動捜査隊とは警視庁捜査一課に属する初動捜査班である」という立場を、連続強殺事件を通して地道且つサスペンスフルに描いていて非常に面白かった。
宮田脚本もいいが、関川秀雄の演出が出色だったのが更に良かったりしたな。
それから約2年後になる118話以降は、初動捜査班という割には解決するまで捜査を担当したりして、1話の初動捜査の後は捜査本部に任せて待機に入るというせわしくも味のある雰囲気が皆無になってて残念だ。
その上暗い事件に地味な捜査で、本放送時観ていた三船班時代の「面白いけど物足りない」気分を思い出して変に懐かしかったりしたな。
ありがとう。
もしよろしかったら監督のデータもお願いします。本編の合間に
撮った、有名どころいなかったか気になる。
729 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/04(火) 11:19:31 ID:qXldtQxC
村田武雄と大和守久正は同年「七人の刑事」「月曜日の男」も掛け持ち。
松井稔は大蔵貢の子分みたいな人だな。
730 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/12(水) 17:09:11 ID:W33h6O5X
関川秀雄はオムニバス式のサスペンスもの元祖的存在「ミステリーベスト21」の初回も監督しているよ。
731 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/20(木) 20:28:28 ID:usv2ex+d
映画人がよく「TVをやりすぎるな、腕が落ちる」って言ってるのは何でですかね?
そんなの撮影所経験者の驕りだよ。
733 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/20(木) 23:41:24 ID:9FCUwMFY
TVドラマDBから丸写ししたため生じたミスと思われ(現在、「大激闘」脚本家から筒井ともみの名前は削除。
このサイトは情報を吟味せずにUPするから結構間違いが多いのだ)
735 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/25(火) 19:14:42 ID:P8E5N9kf
>>728 村山新治や伊賀山正光など本編経験者はどうなのであろうか
小西通雄も監督デビューは本編だったはず
あと、永野靖忠や松島稔・奥中惇夫・田中秀夫・吉川一義・天野利彦などは
この作品が監督デビュー
助監督に藤井邦夫や坂本太郎・辻理・小笠原猛など東映特撮で活躍するメンバーがいた
736 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/25(火) 19:18:35 ID:P8E5N9kf
>>734 筒井ともみは80年代初頭は東映作品をメインに活動したので
間違えたのではないか
それにしても小山内・橋本・滝沢・鷺山・筒井・小林と
東映は女性にアクションさせるだけでなく、女性に脚本も書かせている
松島稔のデビューはTV「天下の暴れん坊・猿飛佐助」(1961)
738 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 19:18:52 ID:tCnM652M
740 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/15(火) 21:19:41 ID:ExCmh4+U
山浦弘靖さん入院するんだね。
741 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 12:05:32 ID:q+uL200s
742 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/19(土) 14:53:38 ID:eOUjhSvZ
東映テレビ黄金時代から
東映刑事・特撮系作品で活躍した
瀬尾脩カメラマンが逝去しました
ご冥福をお祈りします
743 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/19(土) 16:48:28 ID:eOUjhSvZ
>>243 天間は大都会以外にも
東映でGメンやカゲスターの助監督をしている
東映作品には村田忍・村石宏実・原田昌昭・荒井俊昭・北村義樹など
他社で監督デビューした人も助監督として名を連ねている
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/19(土) 17:17:30 ID:Zpw3fiVI
>743
いわゆる、マチバのフリースタッフってやつだね。
745 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/23(水) 22:36:54 ID:RUz6TWlJ
Pプロや円谷プロなどで活躍した大塚莞爾監督が
逝去されました
ご冥福をお祈りします
<NHK>殺人シーンがリアル ドラマ再放送中止
NHKは30日、少女によるリアルな殺人シーンが含まれていたとして、
同日予定していた市川森一さん脚本の連続ドラマ「鏡は眠らない」
(全5話)の第3話の放送を急きょ中止した。映像の一部を修正して
31日に放送する。
NHKによると、「鏡は眠らない」は、97年に制作、放送された
人気番組。昭和30年代の日本を舞台に、天正遣欧使節の少年が
日本に持ち帰ったとされる「天正の鏡」をめぐる男女の数奇な運命を
描いた。
NHKは放送にあたり、3話の内容を改めて確認したところ、鏡に
魅入られた少女が鏡を持ち去る男性を包丁で殺すシーンが「今の
目で見るとリアルすぎる」と内部で問題になり、映像の修正を決定した。
セリフやストーリー、放映時間の変更はないという。4話の殺人シーン
も修正する。
視聴者コールセンター(東京)には115件(30日午後5時半現在)の
問い合わせがあった。【吉永磨美】
(毎日新聞) - 8月31日3時12分更新
小松範任の反共映画観たいな
749 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/08(金) 21:19:48 ID:3Kwkw0SP
刑事マガジンに藤井邦夫と辻理のインタビューあり
ほかにも西田健・小野寺昭・藤岡弘、のインタビュー・
誠直也と荒木しげるの対談
藤井邦夫は特別捜査機動隊の799話が脚本家デビューだとは知らなかった
もっと前から脚本を書いていると思っていた
あと辻理と藤井邦夫は同時期に東映の刑事・特撮系ドラマを撮影している
東映東京テレビプロに入ったらしい
750 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/08(金) 21:30:24 ID:m3a8KTJe
土曜ワイド特別企画「さくら署の女たち」
村川透と橋本綾といえば
あの「刑事追う」で神格化されている話『痣』のコンビ
この話は本当に泣けてしょうがなかった。
橋本絲は橋本信吾の筆名だって本当?この人80年代から脚本書いてないようだけど
今は別の仕事をしているんかな。
752 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/11(月) 17:58:36 ID:+qgvKw/c
754 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 23:02:06 ID:EenPGuEM
サヨナラ丹波さん・・・
755 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/27(水) 18:53:23 ID:3LdiUa/y
近藤照男プロダクションの仕事が遺作になったね
756 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 21:48:37 ID:32+6vUZ7
キイハンターをリメイクする話があったが
結局どうなるのだろうか
757 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 21:11:16 ID:oOW+Bulo
どうせGメンスペシャルの二の舞だったろうから実現しなくて良かった。
近藤プロにはそれよりも丹波主演のドラマを作って欲しかった・・・
758 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/30(土) 12:58:00 ID:VeDtYS2t
>>757 近藤Pも丹波も深作もいないGメン・キイハンター
それは気の抜けたビール
もしリメイクするとしたら東映製作でプロデューサーは
Gメンスペシャルでプロデュースを担当した堀長文
(Gメンや戦隊シリーズで監督を担当、
仮面ライダーブラックやメタルヒーローシリーズ、
刑事追うのプロデューサー)になるのだろうか
東映が昔の番組を映画でリメイクしても
プレイガール・仮面ライダー・スケバン刑事みたいに
雑な扱いにならないか心配だ
759 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 13:39:53 ID:c4fvsNCJ
>>756 リメイクしても
忠実になぞると戦隊シリーズみたいになってしまう
主要メンバーは男3、女2さらに追加1人という形は
まさにそっくり
760 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 20:32:25 ID:pWdXcMzJ
新スケバン刑事を撮った深作健太監督にGメンなんかを撮らせたら
批評ばかりになりそうだな。
「太陽にほえろ! 西部警察 あぶない刑事 スケバン刑事 Gメン」
今の時代に復活させるとどれも駄作になってしまう。80年代の輝きだけでいい
761 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 20:42:50 ID:pWdXcMzJ
「傷だらけの天使 探偵物語 俺たちは天使だ」
不良探偵ドラマ三部作
来年リメイクしても成功するかどうか疑問です
763 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 20:08:21 ID:u3J/kB3s
仮面ライダーや悪魔くんなどの演出および
宇宙刑事シリーズの東映側プロデューサーだった
折田至氏が逝去されました
ご冥福をお祈りします
今年は近藤P・折田P・瀬尾カメラマン・丹波哲郎・曾我町子と
昭和40年代以降の東映テレビドラマ黄金時代を支えた人が
あの世に行くケースが多いので悲しい気がする
霊界でテレビドラマを作ってください
合掌
764 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 00:32:31 ID:putYv7Ul
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 12:30:02 ID:u5Di7jPN
>>763 そういえば折田至や小林義明や堀長文はプロデューサーになっても
監督業に未練を持っていたと聞いたことがある
面白いことに3人ともプレイガールの助監督出身
朝日岳之助はこれで完全に打ち切りかな。
767 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 12:55:49 ID:tt9dmFN7
>>763 折田監督はプレイガールQで1本演出していたらしい
小笠原猛みたいに30分物のエキスパートだと思っていた
w
>>767 折田さんの1時間物は他に「日本剣客伝」(1968・NET)#5「柳生十兵衛」があるよ。
脚本=供田充 出演=緒形拳、島田正吾、辰巳柳太郎
「プレイガールQ」の放送リスト見当たらないな。中川信夫特集のホムペに
少しあるだけ。
771 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/10(火) 19:09:21 ID:LeQU27I9
>>769 THANKS
あの世で丹波先生と霊とUFOについて語り合ってください
近藤P・瀬尾カメラマン・佐々木守と一緒にドラマを作ってください
「マグロ」は誰が撮っているのかな・・
773 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/16(月) 20:26:35 ID:AJzOC8hB
あるテレビドラマ IN 霊界
出演:丹波哲郎・曽我町子・多々良純
脚本:佐々木守
撮影:瀬尾脩
企画:近藤照男
演出:折田至
製作:東映
丹波・近藤はご存知、キイハンター・Gメンで一緒
瀬尾はキイハンター・Gメンのほか刑事くんや宇宙刑事シリーズの撮影担当
佐々木は刑事くん脚本担当
折田は刑事くん演出・宇宙刑事シリーズプロデューサー
多々良は宇宙刑事ギャバンに出演
多々良と曽我は恐竜戦隊ジュウレンジャーで共演
774 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/19(木) 18:14:19 ID:B4h0T9Cd
>>747 すげ〜、こんな教材ビデオまで作られているのか。VPや文化映画の世界も底知れないものがあるな。
こんなものまでチェックしていたらますますCS(CATV)地獄にハマるだろうな。
ある映像マニアさん(80年代から地上波のドキュメンタリーや教養番組を片っ端から録画)のサイトを
見ていたら、仕事に行かなくなるので自分は絶対にCS(CATV)は付けないとあってワラタよ。
>CSもいよいよコンテンツ不足が深刻化してきただけにこれからは映画監督の普段
>日の目を見ない仕事に接する機会が増えてくるだろうな。
映画にTVにその他日本の映像産業は恐ろしく巨大なのでコンテンツ自体はまだまだ無尽蔵にあるのだが、
権利関係のクリアーや新しくマスターを起こしたりする費用の問題で手を着けられない
部分も多いようだ。また費用面だけではなく、消費者(視聴者)が見切れないように編成の人も膨大な
資産の中からどういう切り口で掘ればいいのかは悩みどころのよう。
好き嫌いに関わらず編成している人自身が観切れない(観ない)ままにやってるのが現実のようだしな。
「ウィークエンダー」の再現映像は国際放映のスタッフによって撮影されていた。
777 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/20(金) 20:55:57 ID:JXGmoHV7
>>776 これって藤井邦夫が演出した
特捜最前線のメンバーが登場しているのですか
779 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/21(土) 13:12:18 ID:xmNNjRhj
そういえば人権関係の映画に
脚本:杉村升
監督:小西通雄なんていうものがあった
杉村・小西のコンビは東映以外にもハングマンシリーズでも見かける
さらに労働組合関係の作品には
小林義明や佐伯孚治が演出したものもあるはず
東映のテレビドラマ監督の活動の巾を知りました
深作・佐伯・富田義治・田口勝彦は東映の社員なのに
他社のドラマを演出しているはず
竹本弘一・山口和彦・辻理が他社で演出しても
東映作品にしか見えないのもそのせいかも
同和啓発映画とかでかつてのアイドルとか見るとなんか物悲しいものがある。
草川祐馬、加納竜、清水由貴子・・・
日本テレビお昼のワイドショー名物、再現ドラマ。
月曜日 女の事件、
水曜日 感動する話(正式なタイトル忘れてしまった)
どっちか、協力=にっかつ とテロップされていた。
>>778 >>労組組合関係の作品
具体的にどんな作品があるの?
784 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 21:38:34 ID:Mc7Cp+5I
小林と佐伯はその昔国労に頼まれて
国鉄の分割民営化を許すなという記録映画の製作をしたことがある
(どちらも東映の労働組合幹部)
小林の場合監督デビュー60年代後半だが
監督に定着したのはスパイダーマンのローテーションに入った
78年以降なので監督本数は以外と少ない
監督からプロデューサーに昇格した
折田・小林・堀の演出本数は
折田>小林>堀(堀も監督に定着したのはGメン75の後半)
しかも小林も堀も85年以降は演出回数が減っている
785 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/29(日) 19:27:20 ID:rFvGPnHc
>>779 藤井邦夫も脚本を書いているみたいだ
そういえば藤井がメインの逃亡者おりんは
時代劇ではなく東映大泉作品の匂いがする
来年1月
現ドラマ・コンプレックス枠に瀬川昌治が久々に登板。
「列車モノを彷彿とさせる作品」を撮る予定らしいが。
>>786 「新幹線物語」の劣化コピーになりそな予感・・ま、制作プロ次第だが。
788 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 20:20:33 ID:/U9h2/jX
>>751 >橋本絲は橋本信吾の筆名だって本当?
その事は知りません。
でも、橋本信吾さんはお亡くなりになりました。
数年前のことです。
792 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 18:04:28 ID:YvQVEw8n
>>791 企画者の柏原寛司がmixiで書いてるけど、やっぱり人材集めには相当苦労してるみたいよ。
いちおう、柏原は旧作にも関わっているが
彼が主導権を握るのであればショーケン主演のVシネにしかならんだろうな。
旧作を撮った監督は恩地氏以外全員亡くなられているよね。
清水Pも故人。
工藤栄一の現代劇本格進出のきっかけとなったのがこのドラマだったね。
797 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 00:00:56 ID:9LpXAvo7
今度の傷天て企画が柏原氏ですか?
柏原氏は不動産業で稼いだ資金もあるからB級作品程度なら制作はできそうだな
今更、傷天やるよか「豆腐屋直次郎」「あいつがトラブル」の路線のほうが見たいな
798 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 17:04:11 ID:hZQyDzEw
七曲署捜査一係と同じ匂いがします。
阪本順治+丸山昇一の同名映画と、どっちが黒歴史になるやら!
柏原氏によれば、市川森一と水谷豊にオファーをかけるも両方断られ、
今は某小説家が必死に監督の立候補をしているが、当の柏原氏はあんまり乗り気でない様子。
現段階では、無事にクランクイン出来るかどうかすら怪しい状況としか思えないぞ。
市川センセは以前から完結させた作品の続編作るのは愚の骨頂と言ってるし、予想通りの対応だな。
801 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 22:21:21 ID:CPYf+wvr
柏原寛司脚本で水谷豊のベイサイドコップ
来春の相棒の後番組としてやれば、かなり視聴率はとれるぞ
水谷はもうテレ朝のためにだけ貢献するべし
>HONMOKU GANG
柏原のマイミクにいるくせに柏原叩きかよwww
803 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/07(火) 00:58:40 ID:DQjsj6Ho
柏原さんお願いだから
「あいつがマカロニ刑事」に企画変更して下さい。
とりあえず「マカロニを殺したやつ」を生き返ったマカロニが捕まえるという
オチなら七曲ファンも喜ぶでしょ。
>>797 柏原氏は萩原が監督予定だったがポシャった「散骨」に携わっており、
引き続き代替企画「傷天」に参加する格好となった。
ショーケンといまだにお付き合いしてあげてる、柏原を尊敬する。
シャブ渕剛を見捨てない、黒土三男も偉いよ。
807 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 22:36:03 ID:4PL/ZyEn
石原プロの「マグロ」は鎌田敏夫脚本だし
旧日活系の監督とは完全に縁が切れた印象だな
811 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/15(水) 22:19:12 ID:nVYG/1B5
企画との相性を考えての人選では。それに、IP所属俳優との仕事もそこそこ多いから信頼されてるんだろう。
だろうね
「ただいま絶好調!」ではポルノ組も動員していたのにね。
「浮浪雲」のディレクターは倉本の紹介だった。
石橋冠も鎌田敏夫の紹介か?
NHKの新宿鮫は全作石橋冠ですね
>>673 来週の月曜ゴールデン、離婚妻探偵は児玉宜久監督
817 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 18:09:30 ID:xwmH68+x
泉放送の坂上也寸志Pって
末期の大映映画に出ていた子役
「坂上也寸志」と同一人物なのかな。
ナショナル劇場「浅草ふくまる旅館」に村田忍氏が参加
どういうツテ?
819 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 16:13:09 ID:ErTjn3gI
ジッソーさんは刑事物撮っていたっけ。
821 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 23:04:00 ID:tTmdyi2C
今年は近藤P・佐々木守・久世・丹波・藤岡琢也・はら・
実相寺・仲谷・渡辺アナとTBSにゆかりのある人物が死んで寂しい
そういえば瀬尾カメラマンや折田監督・曽我町子も
TBSの番組に関係している
823 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 14:01:07 ID:5Vu8nTIx
824 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 16:10:32 ID:mUUlqpE8
>村木忍(美術監督)の訃報も、見出しは”黒澤映画の美術監督死去”。氏が参加したのは
「どですかでん」と「乱」の二本だけであるにも関わらず、さも黒澤組の常連のように書き立てたヤシの神経を疑うよ。
彼女は、美術助手として黒澤監督作品には沢山参加してるんですよ。
825 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 16:25:19 ID:JVRf7VMM
たまに見る(名古屋?の)竹石圭佑ってどんな奴だ…
っていうか実在すんのか?20なら成人式に出るのか
12月の土曜ワイドは監督陣が豪華。でも15年程前はこれが普通だったよな
827 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 23:03:07 ID:sVG2/fKf
「真夜中の警視」(1973)は橋本忍、菊島隆三、新藤兼人……と、大御所作家13人
でシナリオを執筆予定だったんだよな。打ち切りが返す返すも残念。
829 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 01:54:35 ID:GG9QhjTF
>>827 俺も見たいんだが、もう20年以上再放送が無いから見た人が少ないんだろうなあ。
最終話はほとんど室田日出男が女性をレイプしてるシーンとからしいし、今だと
再放送出来ないのかも。池田一朗と佐藤純弥のコンビとか凄そうだけどなあ、
東映チャンネルあたりでやってくれないだろうか・・・。
一応「男泣きテレビランド」や「ボンクラ映画魂」ってムックで少し取り上げられてる。
830 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 05:00:23 ID:jjhFyn8w
>>828 >「真夜中の警視」
これも未見。CSで放送してほし〜。
>>829 >「男泣きテレビランド」や「ボンクラ映画魂」
持っているけど、「新宿警察」が゙取り上げられていることは気づかんかったよ〜。
831 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 07:13:08 ID:GG9QhjTF
>>830 「男泣き」では北王子が犯人を唯一射殺したエピソードについて、
「ボンクラ」の方は、室田日出男の項だったかな。
なんで再放送されないんだろうね・・・?見たって人もネット上でさえ、
ほとんど見かけないし、これも幻の作品だなあ。
「警視-K」は森一生が1980年代に現代劇を撮ったから語り継がれているのだ。
工藤監督も誘われたらしいな>警視K
834 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 22:13:57 ID:7E+jF24k
映画「地震列島」ドラマ「俺たちの朝」の大森健次郎監督死去
確か村川透監督の師匠だとか
835 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 23:04:09 ID:7iXgwU5O
>>834 村川は日活だから違うんじゃない?
大森監督も数本撮っただけで、ここ20年くらい何してた人なんだろう?
橋本幸治みたいに東宝の管理職だったのかな。
836 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/13(水) 23:11:32 ID:GhvmYojo
不遇な東宝60年代末期デビュー組の一人ですな。
>>834 村川透が助監督をしていたのは森永健次郎。
838 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 16:51:31 ID:4xVdPJmL
mixiのあれって、柏原さん本人なの?
839 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 22:54:19 ID:l/aQYuYd
坂口憲二と哀川でまた「らんぼう2」やるようだけど、
セントラルアーツ絡みだから脚本はいつもの、監督も村川さんか長谷部さんだろうね
日テレはどうしてもこのシリーズを成功させたいけど、いい加減に連ドラでやれば
日テレの2時間ドラマは国民から敬遠されがちだしw
840 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 22:58:46 ID:l/aQYuYd
らんぼう2は監督が「まだまだあぶない刑事」の人だと今わかった
これじゃ失速してしまうw
>>839 「らんぼう」は視聴率が良かったようだし、DVDも売れたんじゃないの? レンタル
だとアクションものは受けがいいからな。
らんぼうの続編ねぇ、あれって一応は受けたんだ。
まだまだ〜の監督を起用するのなら、せめて仙元カメラマンも連れて来て欲しい。
843 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 15:17:42 ID:RsYyN8Sv
>>827 放映されていた昭和50年は腸捻転解消の準備で
東映自体もNET・TBS・MBSに
番組を提供していることもあり、忙しかったのではないか
>>827 当時の時代背景やほかの番組の内容との兼ね合いなんかもあるから一概に
今の感覚で「名作」かどうかを判断するのは間違い。
827は時代劇畑の作家が刑事物を書いてるのに目をつけたんでしょ。
846 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 19:37:33 ID:I1ZQe9qv
尾中洋一ってさぁ、刑事ものでも時代劇でもアニメ(映画「わが青春のアルカディア」)でも、
すっきりしたドラマ書かないよなぁ。もう10年以上、新作を見ないが何やってんだろ?
847 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 22:46:21 ID:ei+qzS3p
848 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 22:53:03 ID:QV0QjGEt
849 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/20(水) 21:28:07 ID:xWQPlf23
青島幸男死す
そういえば青島のいた
二院クラブの候補者に奥中惇夫がいた
二人に接点はないはずなのに
(奥中は東映の刑事・特撮系作品をメインに活動した監督)
>>848 尾中氏は1990年代前半に亡くなったよ。
851 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/01(月) 17:48:11 ID:IfY2XPLw
去年は今村・田中・大塚・折田・大森監督
佐々木守・近藤照男・瀬尾脩などが逝去し
寂しい年になった、今年こそよい年でありますように
852 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/01(月) 17:48:54 ID:IfY2XPLw
853 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/02(火) 22:48:30 ID:iSRLQBOG
「日本以外全部沈没」の監修て実相寺監督だね
でも特撮シーンは宇宙刑事みたいだったがw
この映画のオーディオコメンタリー、監督の河崎実と村野武範は殆ど
映画外のことで盛り上がってますw 河崎実はかなりの日テレ青春ドラマ
マニアじゃないかとおもう。太陽や青春シリーズのリメイクやるときは
こういう監督をあえて起用してほしい
>>853 河崎実は本気の映画を撮ることが出来ない人なので無理でしょ。ギャグにして
茶化すことしかできないもん。
855 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/03(水) 18:50:52 ID:Q8bJ65ZD
>>853-854 警察コント映画を世に垂れ流した亀山千広・君塚良一・本広克行が
岡田晋吉や笠原和夫の信者を自称してるのと同じだね。
河崎実の資質からしたらあれが本気の映画なんでしょうよ
857 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/05(金) 16:31:50 ID:you9TIm1
尾中洋一氏の詳細教えてください
水曜ミステリー9にて「復讐するは我にあり」二度目のリメイク
859 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/08(月) 12:58:25 ID:etx/T6gZ
なんつーか、訃報スレになっとるな。
>>5 >長谷部安春
>相棒
>07/01/10 「」 脚本=鈴木聡子 出演=木下ほうか、菊池麻衣子
公式HPでも1日の夜には判明してたこととはいえ、更新早!
長谷部監督は24日、31日放送の相棒でも演出やるね。
その後は和泉監督で。
長谷部安春は手際が良いという理由で呼ばれてるだけ。和泉聖治も同様。
862 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/10(水) 23:52:21 ID:4uKNXs2N
スペクトルマン ワイルド7 恐怖劇場アンバランス
西部警察 大都会 マッドポリス 探偵物語 大追跡
あぶない刑事 刑事貴族 ザ・ハングマン 相棒 ルーキーコップ
静かなるドン 私鉄沿線97分署 ニュータウン仮分署 ジャングル
相棒
さすがにこれだけ撮っていれば手際は良いな
863 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/11(木) 09:55:58 ID:g3tQOUlY
長谷部安春、村川透、柏原寛司は手際良すぎw
864 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/11(木) 11:41:03 ID:oAdmgoWT
「大空港 裸の街87分署シリーズ 華麗なる刑事
特捜最前線 ゴリラ捜査第8班 火サスの単品モノ
火曜日の女」まで満遍なく撮ってきたのが今につながっているのだろ。
さすがに村川監督より刑事ドラマ歴は長い
大空港で中村雅俊の殉職のとき、本物のセスナを爆発させてるし
長谷部監督はかなり予算があるときは大掛かりな撮り方するね。
成田裕介 鳥井邦男 原隆仁 一倉治雄監督らも長谷部監督には
かなり鍛えられたんではなかろうか。
因みに昨日の相棒は番組上最高視聴率だったらしい
大都会シリーズの最高視聴率話も長谷部監督だった
長谷部安春は杉良太郎に嫌われた監督の一人
接点は「大江戸捜査網」(日活製作時期)だけか
長谷部氏は監督昇進第一作「俺にさわると危ないぜ」で撮影スケジュールと予算を
大幅にオーバーして暫く干されていた期間がある。
867 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/21(日) 18:58:35 ID:VFh1w8K1
>>862 短時間で撮影ができるので重宝されている
東映作品を演出する監督はこのタイプが多い
竹本弘一・小西通雄・山田稔・田中秀夫・奥中惇夫などは
大泉・生田内で何本も作品を掛け持ちしていた
868 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/21(日) 22:14:10 ID:zzIKHjFS
小沢仁志も嫌ってる<長谷部安春
869 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/29(月) 23:29:35 ID:q8PzQys6
小澤啓一と哀川翔は懇意なの?
870 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/01(木) 01:00:47 ID:AtMYxIsf
昨夜の相棒はなかなかよかった
桜井武晴の脚本もさること、長谷部安春の演出も丁寧だったとおもう
来週の火曜ドラマゴールド「潜入刑事 らんぼう2」
大石哲也脚本 鳥井邦男監督 セントラルアーツ製作
今度の第二作の予告みるとアクションも「あぶ刑事」かなり近いね
日テレ2時間ドラマ撤退で、今後このシリーズどうなるんだろ。
このドラマの企画自体、やっぱ連ドラ向きだよ
871 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/01(木) 02:55:50 ID:pspmL67C
>>870 脚本と演出のよさがぴったりかみ合わさったって感じだったな、今日の相棒は。
櫻井→和泉の組み合わせでもいい話になったんだろうとは思うが、
和泉監督の映像だと、ありふれた殺人や冤罪を見てると
繊細というか綺麗すぎる映像になったような気もするので、
今回のような、警察の不祥事隠しで亀山がボコられたりするバイオレンスな描写とか入ってたりする時は
長谷部監督でよかったと思う。
村川透の相棒も見てみたいな。実現したら水谷豊とは大都会PARTUの「明日のジョー」
以来30年ぶりのコンビw
873 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/04(日) 21:04:15 ID:GZ3hr5Q3
一倉治雄は「遠山の金さん」(松平健主演)に参加
874 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/06(火) 21:03:38 ID:cdTElwMl
>>872 それは違う 土曜ワイド劇場「探偵事務所」の1作目が村川監督だよ
2作目からは違う監督だったけど。
875 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/07(水) 18:48:49 ID:NWoSmugI
>>872 お前あちこちスレで村川ヲタぶって吹聴してるけど、ホントに無知な奴だな。
876 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/14(水) 23:48:12 ID:QmJFt+mn
一色伸幸は最近テレビドラマを書いてないよな
877 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 00:53:10 ID:slKC/c7j
.
878 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 17:31:52 ID:ilrA5Ng9
>>858 >水曜ミステリー9にて「復讐するは我にあり」二度目のリメイク
脚本…西岡琢也 監督…猪崎宣昭
柳葉敏郎・大地康雄・岸本加世子・古谷一行
879 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 17:52:04 ID:91Zqhwlr
柳葉版の我にあり
脚本が西岡氏に監督が猪崎氏か
京都迷宮+火サスな説教臭い作品になりそうだな
主演からして期待できないけど、3時間放送飽きさせないドラマになってほし
880 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 17:55:28 ID:91Zqhwlr
一方で土曜ワイドの「隠蔽捜査」
陣内と柳葉と風間トオルのトレンディサスペンスだけど
監督が真船禎氏だよ。復讐のほうを真船か長谷部安春氏に担当
してもらいたかったな
>>879 「復讐するは我にあり」は本当は田中登が撮るはずだった。
>>880 真船禎も相当な年だろ? まだ撮ってるなんて凄い。
>>881 あ、かぶってしまった。田中さんの元にはもう脚本は届いていたらしい。
884 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 09:04:53 ID:a27g96fT
真船氏は、ファミ劇の実相寺昭雄・佐々木守追悼特番に出てた。
元気だし面白いし、実相寺さんより年上というのに驚いたよ!
885 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 09:09:30 ID:6UERX5dU
真船といや、
バンパイヤでしょう。
>>884 ttp://www.dgj.or.jp/japanese/about/meikan.html#7 >真船 禎 33・2・27生 東京都
>早大文学部卒。TBS入社、65退社、真船企画81PDS同人。
>(T)63「すりかえ」65「聖火」「ウルトラマンシリーズ」「木枯し紋次郎」
>「黒い雨」「華岡青洲の妻」「大風呂敷」「ぼくらの疎開戦争」
>(ド)「素晴らしい世界旅行」「遠くへ行きたい」
>(賞)63芸術祭奨励賞、84ギャラクシー賞、84ゴールデンプラハ賞、85ATP賞、90民放連ドラマ賞。01放送文化基金賞、ATP賞
真船禎は日本のTV界草創期からの生き残りディレクターの1人。この年代でまだ自分で映画・TV
を撮っているのは他に深町幸男・石橋冠・せんぼんよしこ・堀川とんこう・高橋一郎・川俣公明・
飯島敏宏・岡崎栄・森川時久・小林俊一ぐらい? 後は亡くなったか、Pなどに納まりもう自分では撮らなくなった人、
自然と仕事が減りお呼びが掛からなくなった人が多い。
本編・TV映画育ちの人も含め、生涯現役を通すのは難しいものだ。
887 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 21:31:46 ID:KbIHW7J/
真船はTBSのゴダールと例えられるがTBSのドヴジェンコと呼ぶ方が適切であろう。
888 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 12:52:12 ID:J4kuJS59
889 :
HIPO:2007/03/18(日) 16:35:12 ID:6TUKwmG0
山中伊知郎も元脚本家のモノガキだね
892 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 19:52:25 ID:iDkAD5Yx
893 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 22:07:58 ID:tfomuI3J
ここ最近は物故された映画監督の特集上映に
テレビ作品も取り上げられるようになってきたね。
ほとんどの人が監督人生の半分をテレビに捧げているのだから仕方が無いよ。
895 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 20:39:42 ID:/mELiH2n
柳葉敏郎の「復讐するは我にあり」評判よかったようだね
裏に「相棒」が無くても視聴率が伴わない水曜ミステリーだが
火サスが無くなった分、脚本家も監督もこの枠に流れてきそうだな
テレ東ない地域は見れないから、DVD化して安価で発売してくれ
896 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 18:07:05 ID:bvlYbSuj
897 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 18:22:37 ID:v1IFtmBf
見え透いたウソをついているような電話をかけるシーンが刑事ドラマにはつきもの。ダイヤルし終わって1秒くらいしたら、必ず相手に繋がっている。無線機そのもの。特に山さん。
898 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:30:34 ID:Hwyu37Bt
水曜ミステリー
今週は江崎実生か。この人も息が長いな。
899 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/26(木) 23:04:49 ID:fz7d5N+l
900 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 13:57:25 ID:G7l21tJl
900
901 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 22:37:13 ID:pC/gWMTp
加賀義二さんは「トワーニ」のプロデューサーになったんだね。
902 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 22:57:05 ID:yugCEcYU
円谷プロの「恐怖劇場アンバランス」が8月にDVD出る
脚本 小山内美江子 市川森一 上原正三 田中陽三
監督 藤田敏八 長谷部安春 鈴木清順 黒木和雄 鈴木英夫 佐々木守
円谷らしさがないスタッフ揃いのオカルトドラマ
90年代に入っても円谷の出身地の福島では再放送されてたらしいから
放送コードに引っ掛かるとかは関係なく放送するとこはあるみたい
だね。
>>902 放送コード云々ってのはあくまで70年代当時の基準の話でしょ。
池上金男さん死去
905 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 21:41:21 ID:znMQi8XB
906 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/24(木) 22:35:35 ID:sVSIfRYt
著作権って、シナリオ協会が一括が一括で管理してるんじゃないの。
909 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/27(日) 17:32:56 ID:suqumXsM
7月のさくら署・みずきともに女性がメインライター
東映の刑事・ミステリー・ライダー・戦隊全てのメインライターが
女性になってしまう
さらにアニメでも東映・ABCのプリキュア5、東映・TBSのラブコンの
メインライターも女性(上にあげた作品のうちラブコン以外はアクションを売り物している)
アクションを売り物にする東映作品を書ける男性ライターがいなくなってしまった
910 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/28(月) 21:00:27 ID:40F/JGZu
911 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/29(火) 19:35:12 ID:aztmXs3q
佐藤繁子さんは今何してんの?
913 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/30(水) 20:39:15 ID:BSCD1d5b
「華麗なる刑事」のエンディングに助監督・吉田啓一郎と出てくるけど
結構昔から刑事ドラマに深く関わってきたんだなこの人
9係はシーズン2から脚本と演出がよくなってるね
シーズン1は糞すぎた
吉田啓一郎は時代劇の印象が強いかな〜
速撮りといえば渡辺邦男が初めてテレビを監督したとき
演出の”速さ”で他の新人監督より劣っていたという。
本編と縁が切れているのに、あまりテレビに作品を残していない
監督は映画以上の殺人的スケジュールについていけなかったのかもしれんね。
916 :
915:2007/06/01(金) 23:21:10 ID:ZBXCW9/K
すまん、
〇撮影の”速さ”
×演出の”速さ”
917 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/02(土) 17:32:06 ID:FY7j469i
東映と朝日の連続TV時代劇は9月で終了だよ
今後は相棒を筆頭に刑事ドラマに力を入れていくとのこと
918 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/06(水) 17:45:15 ID:lh0oYINK
Gメンはドラマの最初のほうで脚本家や監督の名前が出るけれど、
脚本池田雄一の時だけみてた。昔の再放送のとき。
919 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/06(水) 19:18:41 ID:3YhIIBEh
「相棒」「9係」に続くテレ朝水9の東映刑事シリーズ
07年月より土曜ワイドで放送された「さくら署の女たち」が
この枠の仲間に加わる。
テレ朝側は「はぐれ、相棒のように息の長いシリーズ〜映画」を
目指して製作にあたりたいとしている。
さくら署とは〜女刑事集団が凶悪犯罪に立ち向かう物語である。
謎解きあり、アクションあり、高島礼子の女刑事がトップに立って
活躍している。そのチームをまとめるのは真野あずさ演じる女ボス
である。
出演 高島礼子 とよた真帆 はしのえみ
中村玉緒 モト冬樹 真野あずさ ほか
脚本 今井詔二 「はみだし刑事情熱系」
演出 五木田亮一「星の金貨 PS羅生門」
伊藤寿浩 「超人機メタルダー 義務と演技」
提供 日産自動車
製作 △東 映 テレビ朝日
920 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/07(木) 19:51:52 ID:uJeE2waf
921 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/08(金) 17:00:30 ID:jm7F/dLZ
テレビ朝日系の警察ドラマが絶好調だ。そのなかでも特筆すべきなのが『警視庁捜査一課9係』。
ビデオリサーチによる週間ドラマ視聴率ランキング(5/21〜27)で6位(15.9%)、
今クールの民放連続ドラマだけでみると『プロポーズ大作戦』(17.4%)に次ぐ高視聴率を記録している。
好調な警察ものドラマだが、先週(5/21〜27)の視聴率は、『帰ってきた時効警察』が11.7%、
『その男、副署長 京都河原町署事件ファイル』が13.1%、そして『警視庁捜査一課9係』が
15.9%。とくに『警視庁〜』は、1話から2話では数字を落としたものの、その後はじわじわと回復し、
4話目から一気に急上昇。ほか民放連続ドラマが伸び悩むなかで、
なんと今クールの視聴率トップを走る『プロポーズ大作戦』に迫る勢いをみせている。
ttp://www.oricon.co.jp/news/ranking/45017 感想・・・作り手のレベル、視聴者のレベル、ともにどん底に堕ちた。
923 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/09(土) 16:06:58 ID:DDUF6BQh
渡瀬や井ノ原が9係の映画をやりたいと発言してた
映画になってもこの前のような安い篭城ストーリーだけは勘弁してもらいたい
924 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/09(土) 16:12:13 ID:cAE9yZ4Y
犯人が篭城してる部屋からSATの服を着て
突入に乗じて脱出するパターンでどっかで見たなと
振り返ってみると
柏原寛司の「あぶない刑事98TVSP」だった
ここって別に最近の刑事ドラマ叩きスレじゃないよね。
926 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/22(金) 22:29:01 ID:gLm9Q9e5
927 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/23(土) 03:30:42 ID:dwTH8rYH
>>926 「点と線」は小林恒夫の映画しか観てないけど、昔のトリックはもう使えないから、ほと
んど竹山洋のオリジナルになるだろうな。でも2夜連続もやるような話じゃないと思うけど。
他に使えそうな話はあったと思いますけどね。
2夜なの。監督は、「マグロ」の石橋冠か。
たけしドラマはとるよ。
929 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/11(水) 02:14:18 ID:L8jq6gH3
そういえば若松孝二はたけし主演のドラマは一度も撮ってないな
付き合い長い二人なんだけど
930 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/11(水) 16:56:46 ID:fTFtznA/
>>930若松を呼ぶ必要性が感じられない企画ばっかすね。
932 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/17(火) 22:41:30 ID:vzKtjGou
一倉治雄氏、松方版月影兵庫に参加か。
最近太秦と密接になってるな。
933 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/20(金) 22:35:06 ID:xjpJPmc9
935 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 23:09:36 ID:OdKVRdzz
保守
また今夜は長谷部さんの北見志穂ものか。ガイシュツだが年増でムチムチの松下由樹を苛める
セクハラ的な微エロが人気(高視聴率)の秘密か?
ttp://www.tv-asahi.co.jp/dwide/ こういう2ドラのスケジュールは10日〜2週間程度か? 長谷部さんもやっぱ現場で
蟹江さんや松下と親しいから仕事できるのか? 親しい監督だと女優も油断するから
セクシーさを強調した姿勢やアングルに積極的になってくれるもんですが。
もちろん逆(親しいので甘えてガードが堅くなる)もあるが、これは松下由樹本人
がどれだけ自分の魅力に自覚的であるか否かに掛かっているな。
937 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 21:36:53 ID:TSJ0YOD1
長谷部安春の娘(長谷部香苗)まだ芸能界にいるんだね。
所詮は脇役女優なのに比較的まともな役柄多いのは父親の権力?
>>937 今日は何の役だったっけ? 最初の被害者の役? 出ているのは父親の作品か、父
親と親しそうなP・監督の作品ばっかしw
今さらだが北見志穂ものは完全に松下由樹のコスプレショーだなw 一応は途中まで犯人が
分からないようになっているのは2ドラにしては上出来ではあるが。
今日の作品のオチは「料理が下手な女はシリアル・キラーになる」「料理上手で
男を捕まえているような女は鬱陶しい」と言わんばかりで凄まじいな。
昔から長谷部さんは和風の女性や家庭的な女性を描くのはイヤだったようなので、
その意味ではいまだに一貫していることにはなるが。
この後味の悪さは長谷部さんのお茶の間への挑戦状かw
長谷部さん意外に時代劇を撮ってるけどほとんど日活出身の元村プロデューサー作品。
「旅がらす事件帖」は小林旭に呼ばれたのかな。
「長七郎江戸日記」はいったいどういうツテなんだ。
>>939 >「長七郎江戸日記」はいったいどういうツテなんだ。
ユニオン映画(日本テレビ)の人と知り合いだったんでないの? 岡田晋吉氏
直々の依頼かもしれない。日テレ時代劇で非東映系の監督を太秦に沢山連れて行っ
たのが岡田氏という話を聞いたことがある。
長谷部さんは里見浩太郎と親しくなったのか、後で2ドラで呼んでもらっているな。
941 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/05(日) 22:47:23 ID:xHFW9AyD
>>941里見浩太朗だから外様で非時代劇系の人でも仕事ができたんだろね
>>941 ん? それは里見浩太郎=人格者説のこと?
日テレの年末時代劇は毎年齋藤武市が監督だったような・・・
944 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 10:57:30 ID:IluvecEm
村川さんドラマばかり撮ってないで映画も撮ってくれよ・・・orz
946 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/24(金) 21:39:26 ID:PRG5N/4V
坪島孝氏逝く。
>52早稲田大学商学部卒。東宝株式会社入社。55演出助手へ移籍。
>62(映)「写真記者物語・瞬間に命を賭けろ!」で監督。
>66「クレージーだよ・奇想天外」67「クレージー黄金作戦」など23作品。
>(V)TV映画・PRVTR作品多数。(他)テーマパーク・博物館などのアトラクションや展示の企画監督。
テレビ作品に「隠し目付参上」「江戸特捜指令」「大江戸捜査網」「ザ・スーパーガール」。
947 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/06(木) 02:18:34 ID:XyTOc8gY
ショーケンが吹いてた新傷だらけの天使、千葉真一のキイハンター2007はどうなった?
948 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 22:17:27 ID:AYeTNYJl
アメリカみたいに製作と放送を完全分離できないものかな、日本には合わないのか?
949 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/27(木) 23:39:24 ID:23IuUVN4
10月期はNHKを除く各局 刑事ドラマの嵐だな
「相棒」に便乗して、安易に企画出してるとかし思えない
やっぱり相棒だけが高視聴率維持な気がする
950 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/28(金) 22:15:55 ID:M6SekeBD
>>948 日本では、「局制」や権利買取にしておけばTV局が番販・二次利用の権利も取れることが全てでしょ?
総務省や経産省も動いているけど難しいみたいだね。
ドラマやアニメだと制作会社や製作委員会が権利を取れるんだから(ドラマは「局制」も多いが)、
こういう慣習を全ての番組に拡大することも出来そうな気はするけどね。
肝心の制作会社側が権利を主張して干されるのが怖いからいまいち乗り気ではないんだよ。
制作会社なんか下には威張り散らし上にはペコペコする奴ばかり。
>>949 マジでつか?
951 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 12:34:11 ID:MqdENfY5
10月開始の「おいしいごはん」のブログみると
吉田啓一郎が監督してるけど、ホームドラマは初?
村川透や長谷部安春もこの新作撮る予定とかあるのかな。
西部警察03連ドラが事故であんなになった分
朝日はあのスタッフにもう一度をチャンスをやったのか
952 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/02(火) 03:00:08 ID:bIfD1Go1
アメリカの場合は映画産業がテレビ局に圧力を掛けてテレビ局に作らせなかった。
ニッポンは映画会社がどこもテレビに消極的で出し渋って。結果的にテレビ局が制作力持ってね。
VTRスタジオ撮影のテレビドラマってジャンルが出来たの。
>>952 アメリカでも1950年代まではスタジオドラマってあったらしいけどね。60年代
頃にはほぼTV映画になったみたい。
日本は映画会社のTV対応が失敗したせいで、かえってTV局が制作力を持つことになった。そ
れが現在のキー局の強大な権力(財力)にも繋がっている。
制作会社も干されるのが怖いから団結しない。局と下請けの年収格差は2〜3倍は
開くわ、権利は取られるわ、散々な目に遭っている。もっとも今は就職超難関の局・有名制作会社以外は
全然人が来ないので、いずれ(5〜6年以内?)通常番組の制作すら困難になる日が来るだろうと
言われているが、局に危機感は皆無。安手のバラエティでも視聴率が取れる現実がある以上、
危機感など持ちようがないのも事実なのかもしれない。
>VTRスタジオ撮影のテレビドラマってジャンルが出来たの。
これってアジア圏独特のものなんだよね。アメリカやイギリスは帯ドラにしかそういう制作形態はないようだ。
>>953 アメリカでは今でもVTRの2時間物あるけどね
ちなみにサム・ペキンパーも60年代後半にテレフィーチャーで
「ヌーン・ワイン」という作品をやってるんだけどこれもVTR作品です
スタジオドラマの老舗関西テレビはドラマの局制作止めて長いんでない?
956 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/04(木) 03:56:14 ID:yRY1uGY1
>>954 >アメリカでは今でもVTRの2時間物あるけどね
でも日本国内には輸入されないですね。
>>955 フジ系の関西テレビ制作ものにはたまに「局制」はあるよ。スタジオは東京だけどね。
いま「局制」で東京以外でドラマを作っているのは毎日放送(大阪)と中部日本放送(名古屋)、
NHK大阪・名古屋ぐらいか?
>>948 分離したところで完成作品が局の意向に合わなければ
買い取ってもらえないからある意味ズルズルな関係の日本以上に厳しいよ
日本の場合はさらに製作会社のプロットの使い回しとかが昔からあるからね
分離しても作品の質という点では向上はし難いね
958 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/06(土) 23:23:13 ID:w6JJ6hXx
どっちにしろ日本のTVムービー衰退は避けられなかったと…
959 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/09(火) 02:03:41 ID:OkBPiMKz
961 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/13(土) 16:49:54 ID:0acQHS6s
・・・・・
テレビ映画助監督出身の打海文三さん死去
963 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/28(日) 02:00:51 ID:BkFLTIEb
964 :
大映ファン:2007/11/07(水) 23:30:51 ID:uUqCmB6E
今年も池広監督の新作が作られ、結構結構
965 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/08(木) 18:28:50 ID:j27Zqom4
『昭和千本のドラマたち』
高瀬昌弘著書
テレビドラマ「青春とはなんだ」への出発
千葉泰樹さん、岡田晋吉さんとの出会い
「青春とはなんだ」の最初の2本の作品
「青春とはなんだ」の諸作品―煌めいていた青春
「これが青春だ」への旅立ち―海に輝く青春
「太陽にほえろ!」との初めての出会い
丹波「鬼平」と“江戸”シリーズの誕生
京都での「映像京都」の仕事―「江戸の用心棒」
「時代劇スペシャル」とテレビドラマの本質
萬屋「鬼平」との出会い、そして中村プロとの仕事、空白の時
ボス(石原裕次郎)とツユ【露口茂)と竹林進さんのこと
四度目の「鬼平犯科帳」―吉右衛門平蔵との仕事
「鬼平」を支えた数々の人たち
2年目の「鬼平」、京都でのいろいろな仕事
3年目の「鬼平」と12時間ドラマ「徳川御三家の激闘」
8年続いた吉右衛門の「鬼平」
2本の「剣客商売」のこと
テレビ時代を生きた4人の監督たち
―竹林進、児玉進。山本迪夫と私のこと
濃厚な一冊です
>>965 読んだけどいい本だったよ
日テレ青春ドラマシリーズは現場もスタッフも全員本当に青春してたというのが
凄い伝わってくる
968 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 23:25:25 ID:GnLPnaO9
高瀬氏は佐分利信の助監督を務めた経験(「愛情の決算」1956)から
助監未経験の異業種監督をかなり手厳しい目で見ているようだ。
助監経験を積む場もなくなり、もはやTVディレクターと異業種しか
いなくなった邦画の現状をどう思っているだろうな。
>>968 >助監経験を積む場もなくなり
今の本編にもフリーの職能助監督なら沢山いる(本編はコネ社会なので現場に入るのが難しい&
キツいので入っても辞める人が多いけど) 助監督経験のある社員監督というと
松竹の阿部勉・本木克英・朝原雄三、東映の橋本一ぐらいだけどね。
>もはやTVディレクターと異業種しかいなくなった邦画の現状
そういう人でも映像の演出家としては実績のある人が大半でズブの素人は少ない。そ
ういう業界で成功するだけでも大変。本編のプロデューサーもTVドラマ・CM・PVで
あれ習作を撮っている人に頼みたいから異業種が増える面がある。
自主上がりの人を使うのは自分の言うことを聞く奴に撮らせたいから。職能助監督で
習熟すると逆に監督になるチャンスを逸するのは、習作があるでもなくまたなまじ
現場のことを知ってしまった人を使う意味が余りないため。
どうしても監督になりたい人は脚本を書いてそっちで認めてもらおうとするけど。
タレントや作家で1本で懲りた人はもう撮らなくなるから放っとけばいいんじゃね?
高瀬さんも本編が撮れずにTV映画に移った人だし、当時も大半の助監督は
TV映画さえ撮れずに終わっている。60年代までの社員助監督は給料をもらいながら
監督になる機会を伺える恵まれた立場だったけど(就職は今のキー局よりも難しかったが)、
世界的に見てそうした徒弟制と社員制を兼ねた昇進システム自体が珍しかったのも事実。
映画監督といっても今やスタッフがお膳立てをして飾り物みたいな人もいるんだろう?
971 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/29(木) 18:32:56 ID:yN3yT/C6
長谷部安春監督が「相棒6」の8と9話 年内締め分担当
日活アクション無頼帖という本に長谷部の映画テレビを通しての
神かかった代表作は恐怖劇場アンバランスの「死体置場の殺人者」だと
著者は語ってる。
この本読んで長谷部監督が早稲田のミステリー研究会にも属してたこと
はじめて知った。ワイルド7あぶない刑事西部警察のアクションものより
ミステリー分野撮るほうが長けている監督なのかもしれない。
今の相棒でもそうした回を多く担当してるようにみえる
972 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/29(木) 18:34:45 ID:yN3yT/C6
西部警察の「大激走スーパーマシン」の演出はワイルド7のノリかw
973 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/30(金) 05:24:14 ID:bu8DC+GW
「太陽にほえろ!」「特捜最前線」、時代劇、2時間ドラマ、アニメ「ミスター味っ子」などを書いている亜槍文代は誰かのペンネームですか?
975 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 00:12:04 ID:3JHClKvu
976 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 16:50:37 ID:p39eKPEV
超越神秘神ドラマ
「相棒」
978 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/04(金) 23:07:10 ID:U1KUgfCn
>>974 大山のぶ代、畑峰明、杉村のぼるなどと兄弟弟子なのか
話は変わるが年末に田中徳三監督が逝去されました
ご冥福をお祈りします
979 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/05(土) 08:54:58 ID:Z/kLKP8J
のぶ代は単なるゲストライターだろ
980 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 19:13:28 ID:wEx2lAKi
市川崑監督が死去
やっぱり「木枯らし紋次郎」「犬神家の一族」
思い浮かべる方は圧倒的に多いでしょうね
「刑事追う!」のオープニングとED映像もお忘れなく
テレビ作品の遺作は「dramaW 娘の結婚」(2003)
982 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 23:32:25 ID:GmFMVZd0
大映専属時代から積極的に映画以外も挑戦していた人、TVも黎明の生ドラマの頃から
WOWOWのハイビジョンドラマまで手がけた。
983 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 20:59:55 ID:zmPg0Ai6
火曜サスペンス、土曜ワイドで一本も撮らなかったのが意外だ
984 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 21:11:11 ID:8EW16WRD
ご存命の映画監督(70歳以上)
新藤兼人(95歳)、西河克己(90歳)、松林宗恵(87歳)、鈴木清順(84歳)、斎藤武市(83歳)、
松山善三(82歳)、舛田利雄(80歳)、森崎 東(80歳)、羽仁 進(79歳)、松尾昭典(79歳)、
斎藤耕一(79歳)、山田洋次(76歳)、大島 渚(75歳)、吉田喜重(75歳)、長谷部安春(75歳)、
斎藤光正(75歳)、鈴木則文(74歳)、若松孝二(71歳)、村川 透(70歳)
村山新治(85歳)
瀬川昌治(82歳)
鷹森立一(82歳)
小野田嘉幹(80歳)
野村孝(80歳)
土井茂(79歳)
池広一夫(78歳)
井上昭(78歳)
千野皓司(77歳)
木下亮(76歳)
貞永方久(76歳)
江崎実生(75歳)
出目昌伸(75歳)
小澤啓一(74歳)
澤田幸弘(74歳)
天野利彦(74歳)
中島貞夫(73歳)
小谷承靖(72歳)
吉川一義(72歳)
山根成之(71歳)
内藤誠(71歳)
986 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 23:08:37 ID:k8Y/RxvH
>>985 山根成之はだいぶ前に亡くなった。葬式で大島渚が号泣したそうだ。
>986
70才には見えないな。
土ワイ用だと思うが、村川透が柴田恭兵主演の単発刑事ドラマを撮ったそうだ。
放送日未定。
2006年に新作を撮った監督
松尾昭典(土曜ワイド)
小谷承靖(土曜ワイド)
瀬川昌治(水曜ミステリー)
鷹森立一(土曜ワイド)
三村晴彦(ドラマスペシャル信長の棺)
小平裕(土曜ワイド)
2007年に新作を撮った監督
池広一夫(土曜ワイド)
井上昭(水曜ミステリー)
長谷部安春(相棒)
江崎実生(水曜ミステリー)
村川透(土曜ワイド)
関本郁夫(水曜ミステリー)
齋藤光正(テレ朝時代劇)
石原興(必殺スペシャル)
990 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/16(土) 21:53:09 ID:x3fwOYGD
次スレは?
992 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/17(日) 20:48:33 ID:pnlz7F1r
NHK教育で今夜11時から
市川崑さんをしのんで 「映像美の巨匠」
13日に亡くなった映画監督、市川崑さんをしのび1999年に放送したドキュメンタリーを送る。
「どら平太」の撮影現場に密着するとともに、それまでの作品を通して
監督としての市川さんの姿を余すところなく紹介する。
彼は、映画にならないものはないという信念の下、メロドラマや戦争悲劇、文芸大作、ドキュメンタリーなど
幅広いジャンルの映画に次々とチャレンジし続けた。
市川さんに作品への思いを聞いたインタビューを送るほか、
作品に出演した俳優らが撮影現場の舞台裏や市川さんの魅力を語る。
出演は吉永小百合、岸恵子、役所広司ら。ナレーションは浅丘ルリ子
監督と役所広司が最初に組んだ仕事は
テレ東の「刑事追う」だったのかな
OP/ED映像の演出 最終回「再会」 その後「どら平太」で
しかし、どうあれ巨匠・名匠の名を恣にし、90代まで作品、それも
大作映画をまかせられ撮り続けられたというのが凄い。
われわれマニアはどうしても不遇な天才の方に肩入れしたくなるが
映画を撮りたくても撮れない現今の状況下で、なぜ市川崑のみが
映画会社やスポンサーにかほどまでに信頼されていたか、それを研究する
価値はあるだろう。
思うところ、ひとつには、助監督たちに
「どんな汚い手を使っても監督になれ。この世界では監督に
ならないとゼロでしかない」
と言い切り、また、新感覚の鬼才としてもてはやされた自分の評価
に対し、
「鬼才なんて評価はメシにつながらない。賞をとって評価されなくちゃ
意味がない」
と言って『ビルマの竪琴』『野火』などの文芸作品で見事国際的な
賞を受賞した、という、プロとしての冷静かつ現実的な自己判断が
あるだろう。
ttp://www.tobunken.com/diary/diary20080213142052.html
994 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/18(月) 05:25:56 ID:ap8kKbNz
村川透氏、このままじゃ監督キャリアの3分の2は駄作凡作濫作マッスィーン・・
996 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/19(火) 22:24:53 ID:zcH7mwz2
監督としては十年以上前にお亡くなりになった人だよな
997 :
名無しさん@お腹いっぱい。: