日本海軍で常習的に行なわれていたという男色について語るスレです。
コピペ用
「この下郎めっ!食らえっ!!」
「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
「ふんっ!ふんふんっ!!」
「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
逆バージョン
「ええいっ!こっちから喰ろおてやる!!」
「ぎゃあああっ!さっ竿が吸い込まれるうっ!?」
「むんっ!むんむんっ!!」
「ああっ!気持ち悪い!!うっ動かないで・・・っ!!」
「嘘を言うな!こんなにわしの中で竿を硬くしおって!!」
「あひぃ!搾らないでぇっー!?」
日本軍の暗号電文を解読し総司令官山本五十六が戦場視察にブーゲンビル島上空を訪れることを知った米軍は
五十六を殺害すべくP38ライトニング部隊に追撃を命じた。
米パイロット壱「うおおおっ!!山本五十六の尻はわしの物じゃ〜!!」
米パイロット弐「なにを抜かす!!犯るのはわしが先じゃ〜っ!!」
天空から飛来した二機のライトニングは五十六の乗る一式陸上攻撃機に襲い掛かった。
P38は陸攻に横付けすると股間を熱くした二人のパイロットが次々と乗り込んでくる。
米パイロット壱「見つけたぞっ五十六!!食らえっ!!」
五十六「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
米パイロット壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
五十六「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
米パイロット壱「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
五十六「あひぃ!しごかないでぇっー!?」
帰りの燃料を考えるとブーゲンビル島上空に滞空出来る時間は15分しかなく、
米パイロット二人は限られた時間の中で猛る想いを五十六にぶつけ続けた。
米パイロット壱「ほおらっ!だんだん良くなってきただろう!?
その証拠にお前の竿もまるでパーシング重戦車の砲身のようにビンビンになっているぜ!!」
五十六「うあああっ!!いっ言わないで・・・っ!?」
結局、一人三回ずつ中だした二人は敵将に敬意と敬愛の念を持って一礼すると敵機から脱出。
その直後、山本五十六を乗せた一式陸上攻撃機は島のジャングルへ墜落した。
こうして山本五十六を失った日本軍はこれを境に統制を失い、崩壊へ向かって奈落の階段を転げ落ちていくことになるのだった・・・。
いや山本は芸妓の愛人いたほどだから男色ではない
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/19(月) 22:21:13
同人スレ?
ついに五十六まで毒牙に・・・
痔パング
草加「この軟弱者めっ!食らえっ!!」
角松「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
草加「ふんっ!ふんふんっ!!」
角松「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
草加「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/05(木) 23:31:20
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山本五十六 男の修行
日本海海戦後
戦いの最中、左手の人差し指と中指を失い腿の肉を赤ん坊の頭ほど抉り取られる重症を負い
艦内の救護施設で手当てを受けていた五十六を東郷平八郎が見舞った。
平八郎「様態はどうか?」
船医「太ももに穴が開くほどの重症で、絶対安静です!」
平八郎「穴・・・・・」
穴という言葉を聞いた途端平八郎の股間の物がムクムクと頭をもたげ始める。
船医「閣下、何を・・・・!?」
ズボンを下ろした彼は五十六の太ももに開いた穴に照準を合わせると勢いよく腰を突き出した。
五十六「ぎゃあああっ!傷口が裂けるうっ!?」
平八郎「ふんっ!ふんふんっ!!」
五十六「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
平八郎「ええいっ!わしが逝くまで我慢せいっ!ふんふんっ!!」
この一件を機に二人の間に目に見えない溝が出来、それは生涯修復することはなかったという。
漢たちの大和
監視員「左舷からアベンジャー雷撃機、まっすぐ突っ込んでくる!」
指揮官「尻出せーっ!!」
甲板にいた乗員達は一斉にズボンをおろすとむき出しになった尻を敵機に向けた。
乗員達「ばっちこーい!!」
ガチャン!ガチャン!!
金具の外れる音と共にアベンジャーからこけしが発射され大和の兵士達の尻へと襲い掛かった!
ズブリッ!!
大和乗員「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
指揮官「救護班!負傷者の手当てをっ!!」
かけつけた救護員達は被弾し知り穴にこけしの突き刺さった兵士達の治療に当たる。
救護員「今抜いてやるから!ふんっ!ふんふんっ!!」
大和乗員「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かさないで・・・っ!!」
救護班「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
しかしそうこうしているうちにも大和にはアメあられのようにこけしが打ち込まれ
乗員ことごとく掘り盗られた世界最大の戦艦は鹿児島沖にその姿を消したのであった。
このスレ 消せよ
ガダルカナルの激戦
1942年8月ガダルカナル島に上陸した米軍は島を守備する日本軍と激しい戦闘が繰り広げていた。
日本兵壱「うおおおっ!!メリケン男の尻はわしの物じゃ〜!!」
日本兵弐「なにを抜かす!!犯るのはわしが先じゃ〜っ!!」
敵とのくんずほぐれつのまぐあいに想いをはせ
股間を熱くした日本兵達は勇敢に米軍のシャーマン戦車に襲い掛かる。
日本兵壱「こんな戦車、わしの竿で打ち抜いてくれる!食らえっ!!」
ボキッ!
日本兵壱「ぎゃあああっ!わしの竿が折れたっ!?」
さしもの日本兵の剛直も欧米の優れた精錬技術で作られた戦車の装甲を打ち破ることは出来なかった。
日本兵弐「ふんっ!ふんふんっ!!」
運良く砲身にしがみつき砲口に竿を挿れることに成功した兵士もいたが
米戦車乗員「ファイアッ!!」
ドコーンッ!!
戦車砲が発射されると同時に下半身が砕け散って絶命した。
一方、米軍の攻撃を迎え撃った日本軍戦車部隊は
米兵壱「なんじゃこのしょぼい戦車は!食らえっ!!(吹き替え)」
バリバリ!
米兵弐「わしも逝くぞ!おらぁ!!(吹き替え)」
メリメリ!
日本戦車乗員「ぎゃあああっ!チハの装甲が裂けるうっ!?」
日本の劣った精錬技術で作られた装甲にメリケンの剛直を跳ね返す力はなかった。
米兵達「ふんっ!ふんふんっ!!」
ドピュッ!ドピュッ!!
日本戦車乗員「うわぁっ!白い液が流れ込んで来るうっ!!」
米兵の絶倫な射精攻撃にたちまち戦車内部は液体でいっぱいになり乗員は次々と溺死していった。
こうして1943年2月まで行なわれた戦いは日本軍の惨敗に終わり、
日本軍はミッドウェーの敗北に続き重要拠点まで失うという失態を演じてしまうのだった。
山本五十六の最期
ブーゲンビル上空で米のパイロットに掘られ搭乗機ごと密林に墜落した山本五十六、
しかし彼と専属の軍医だけはまだ生きていた。
五十六「軍医、無事か?」
軍医「長官ご無事で・・・・、他の者は即死のようです・・・・」
五十六「貴官はどうか」
軍医「私ももうダメです・・・さっ最期にお願いが」
五十六「どんな願いでも効いてやるから、弱気になるな」
軍医「あこがれの長官と一度まぐわいたい・・・・、逝きますぞっ!」
五十六「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
軍医「ふんっ!ふんふんっ!!」
五十六「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
軍医「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
五十六「あひぃ!しごかないでぇっー!?」
軍医「こっこれで満足して死ねるっ!アーッ!!」
軍医は五十六と繋がったまま果てると同時に絶命した。
ブスブス・・・・
五十六「なんじゃこの音は?なんか焦げ臭いぞ・・・」
機体の窓から外を見ると一式陸工の翼から火の手が上がっていた。
五十六「ああっ!燃料タンクに引火したら爆発してしまうぞ!?」
五十六は逃げようとしたが、軍医の竿が尻から抜けず動くことが出来ない。
メラメラ
そうこうしている間に炎はエンジンに燃え移り大きな火柱が上がる。
五十六「ひゃああっ、爆発するぅ!!」
ちゅどおおおおおおーーーーーん!!
密林からきのこ雲が上がり山本五十六はその波乱に満ちた生涯を終えた。
半島で行った強制連行は、
日本本土の尻不足解決のためだったのでしょうか?
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 16:55:46
age
ポツダム宣言抜粋
1.米中英主席は数億の国民を代表し協議の上、日本に尻を差し出す(国際通念上降伏の意)機会を与えることとする
2.米英中の巨大なる陸、海、空軍は日本の陸軍及空軍の数倍の増強を受け日本の人民の尻に竿を挿める態勢を整へたり、
日本国が抵抗を終止するに至るまで無理やり尻を犯し続ける、降伏すれば和姦となす
4.無分別なる打算により日本国民の初尻を散らし続けた我儘なる軍国主義的助言者により日本国が引き続き統治されるべきか、
降伏し連合国民に身を任せ心地よい和姦に身をゆだねるか否か日本国民が決定すべき時期が到来せり
5.我等の条件は左の如し
我らは尻を差し出す条件以外は認めず、尻に代る妥協案も存在しない、また回答の遅延も認めない
10.我等は日本人を民族として奴隷化し国民として滅亡せしめる意図を有する者にあらず、
あくまでも対等の穴専パートナーとして扱う。
ただし我等の捕虜の尻を奪い虐待せしなどを含む戦争犯罪人に対しては
超大型こけし「ワシントン(太さ10cm長さ70cm)」を打ち込むなど厳重なる処罰を加える。
日本国政府は日本国国民の間における民主主義的復活強化に対する一切の除去すべく、
言論、宗教、思想、まぐあいの自由。基本的人権の尊重を確立せらるべし。
昭和天皇&軍首脳部「((;゚Д゚)ガクガクブルブル」
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/07(火) 21:32:14
なんだこのスレ・・・・・・
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 11:27:41
バチあたりなスレですね。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 12:25:33
19さん、山本五十六、好きですか?私は好きです
マレー沖海戦
1941年12月10日13時50分
日本軍の陸上攻撃機85機の編隊はイギリス海軍の
戦艦プリンスオブウェールズ、巡洋戦艦レパルス、他4隻の駆逐艦部隊に襲い掛かった。
英兵壱「真珠湾では日本の航空部隊に米の軍艦が何隻も沈められたけど、大丈夫かな?」
英兵弐「なーに、真珠湾は油断してただけさ。臨戦態勢にある戦艦が航空機に沈められるなんてまずないぜ!」
イギリス艦の乗員は余裕の表情で対空戦の準備を始めた。
日本兵隊長「よーし、全機低空で敵艦に接近しこけし発射だ!」
日本兵壱「了解!食らえっ!!」
日本軍の九六式陸攻は海面スレスレの位置から巡洋戦艦レパルスめがけ備前名物のこけし浦上28轟を投下した。
英兵壱「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
発射されたこけしは次々とレパルス搭乗員達の尻に突き刺さる。
英兵弐「待ってろ、今抜いてやるからな!ふんっ!ふんふんっ!!だめだ抜けん!」
英兵壱「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かさないで・・・っ!!」
攻撃から開始から間もなく、乗員の八割が掘り盗られたレパルスは船団から落後し横転沈没。
これでテンションが上がった日本軍攻撃隊搭乗員達は落下傘を装着すると、戦艦プリンスオブウェールズ目掛けダイブし始めた!!
日本兵弐「うおおおっ!!あの船の乗組員の尻はわしの物じゃ〜!!」
日本兵参「なにを抜かす!!犯るのはわしが先じゃ〜っ!!」
ウェールズの甲板に着地した搭乗員達はその場にいた英海兵隊員を押し倒し始める。
日本兵弐「この鬼畜英国野郎めっ!!食らえっ!!」
英兵壱参「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
日本兵弐「ふんっ!ふんふんっ!!」
英兵壱参「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
日本兵弐「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
英兵壱参「あひぃ!しごかないでぇっー!?」
こうしてウェールズの乗員達は次々と日本軍攻撃隊搭乗員の剛直に尻を貫かれていった・・・・。
そして14時50分戦艦プリンスオブウェールズは大爆発を起こし沈没。
イギリス軍のトマス・フィリップスは日本兵二人に前と後ろから責められている最中だったが
退艦を促す部下の要請に「ノー、サンキュー」と答えると日本兵との淫らなプレイに没頭。
艦と運命を共のしたのであった。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/08(土) 14:55:11
日本海海戦後
戦いの最中、左手の人差し指と中指を失い腿の肉を赤ん坊の頭ほど抉り取られる重症を負い
艦内の救護施設で手当てを受けていた五十六を東郷平八郎が見舞った。
平八郎「様態はどうか?」
船医「太ももに穴が開くほどの重症で、絶対安静です!」
平八郎「穴・・・・・」
穴という言葉を聞いた途端平八郎の股間の物がムクムクと頭をもたげ始める。
船医「閣下、何を・・・・!?」
ズボンを下ろした彼は五十六の太ももに開いた穴に照準を合わせると勢いよく腰を突き出した。
五十六「ぎゃあああっ!傷口が裂けるうっ!?」
平八郎「ふんっ!ふんふんっ!!」
五十六「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
平八郎「ええいっ!わしが逝くまで我慢せいっ!ふんふんっ!!」
この一件を機に二人の間に目に見えない溝が出来、それは生涯修復することはなかったという。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/19(金) 15:12:02
age
ソ連と内通する米内光政、大量戦死を"快楽"する山本五十六、祖国滅亡を計画した腐敗と狂気が渦巻く帝国海軍の全容と、かくされていた太平洋戦争の真像が、戦後六十三年を経て、いま初めて明らかにされる。今後、本書を抜きに現代史は語れない。
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山本五十六 男の修行
27 :
あきお:2008/07/27(日) 10:55:02
五十六「クソが出るぞ。・・・うんっ。ブゥゥゥーッ、ムリ・・・、
ムリリリッ、・・・ん!う・・・んっ!ミチチチチ・・・!バッ・・・!
うんっ・・・!ヒクヒク。・・・ほぅ、出たぞ」
くこけ?
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/31(水) 02:09:11
山本五十六の男色相手は誰と誰とが有名ですか?
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/03(土) 15:14:00
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/05(月) 22:20:50
ヘテロで立派な人物は未だかつて唯の一人も存在しネエぞ!
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/21(水) 17:08:05
その通りだ!
作品紹介読ませていただきました。海軍情話の抜粋を読んでいて、死んだおとーさんを思い出しました。
海軍でなく陸軍でしたが、将校の当番兵をしていた時のことをよく聞かされました。
当番兵の任務に就いた最初の夜、ズボンの上からぐっと握られて、素っ裸になって部屋に来いと
言われたそうです。廊下で裸になって、部屋へはいると、裸電球の下で、寝間着を着た将校さんが、
胡座をかいて座ってて、長いこと勃起したままキョーツケさせられて死ぬほど恥ずかしかったとか、
肛門が痛くて泣いて逃げ回ったら、何日もかけて、受け入れるようにしてくれたとか、一番よかったのは、
食べ物に不自由しなかったことだとか
ttp://blog.goo.ne.jp/mutu2233
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 21:09:05
きみはお父さんと近親相姦か?
牛肉と思ったら戦友の肉だったりして
36 :
あきお:2010/01/05(火) 21:02:34
五十六ノ糞(1)
五十六「糞(くそ)・・・。ブゥゥ・・・ッ、ブピリリリ・・・。
うんん・・・っ。ブスッ、ブスス・・・ッ、ん・・・ふぅ〜っ!
ブスッ!ブリ・・・、ブリリリリ・・・ッ、ブリッ!・・・ほぅぅ、糞が出たぞ」
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/17(月) 00:02:55
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/10(火) 20:05:34.85
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/03/20(水) 22:25:28.20
_
|O\
| \ キリキリ
∧|∧ \ キリキリ
ググゥ>(;⌒ヽ \
∪ | (~)
∪∪ γ´⌒`ヽ
) ) {i:i:i:i:i:i:i:i:}
( ( ( ´・ω・)、
(O ⌒ )O
⊂_)∪
君らは屁もこかんのか? 糞もせんのか?
屁もこかん、糞もせんといのなら、話を聞いてやろう。
42 :
提督:2014/01/12(日) 11:05:41.78
君らは、
屁もこかんのか? 糞もせんのか? 女も抱かんのか?
君らが、
屁もこかん、糞もせん、女も抱かん、というのなら話を聞いてやろう。
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Butterfly
The woman's legs, wrapped around the man's body,
go up and down as they hump on, which look like fluttering butterfly wings.
Fish Trap
The woman lies on her back with her bent legs spread wide.
The man places himself on top of the woman and penetrates her,
which is the very standard missionary position.
Raft-style Tea-grinding Mill
The man lies on his back.
The woman lays herself on top of him face-to-face,
stretches out her legs and slowly humps him.
Crossbill
The woman lies on her side and pulls up her knees while keeping her legs closed.
The man penetrates her from behind.
Inbound Boat
The man kneels down and holds the woman by the waist.
The woman leans back and supports herself with her hands on the floor.
Also known as "Tsuribashi" (Suspension Bridge).
Mountain Spring
The man lies on his back. The woman squarely squats on his face.
Float Bridge
The woman lies on her side.
The man places himself behind her, sits squarely
and holds the woman across his lap.
The woman's body that sways precarously on the man's lap
becomes the "float bridge".
Warbler in Flight
The woman lies on her back. The man orally pleasures her thoroughly.
Warbler in Flight
The woman lies on her back. The man orally pleasures her thoroughly.
Back-ass-ward
The man lies on his back, raises his legs high in the air and brings them towards his
head.
The woman turns her back on him, lowers her body and almost sits on his ass as his
penis penetrates her.
Back of the Tower
The woman stands, puts her hands against the wall for support and bends over.
Now that her rear end is invitingly positioned, she is ready to be mounted from behind,.
Behind the Nock
The man approaches the standing woman from behind.
He lifts one of her legs by the thigh and penetrates her.
Inner Frame
The man holds one of the woman's legs and pulls it out upward.
Also known as "Uchikake" (Inside Leg Trip).
Pushcart
The woman lies on her stomach. The man approaches her from behind ,
lifts her by the thighs and penetrates her.
She supports her upper body with her hands on the floor.
Weaving Tea-grinding Hand Mill
The man lies down on his back and spreads his legs.
As the woman sits on top of him, the man takes her hands and helps her keep her
balance.
The woman weaves on the loom, that is, her man.
Holding the Bird
The man sits with his legs tucked under him.
Turning her back on him, the woman sits on his lap. While making love, the man pins
her down from behind by looping his arms under her armpits.
Forced to thrust her rear end toward the man while her shoulders are pulled back, the
woman's upper body arches back.
This makes her look like a crane held from behind.
Also known as "Sukui-age" (Scooping up), "Tsuru-no Hagai-jime" (Immobilizing the
Crane) or "Tsuru-no Ha-gaeshi" (Holding back the Crane's wings).
Mirrored Tea-grinding Mill
The man and woman sit facing each other, stretch their legs forward, lean back and
make love.
They each support themselves with their hands on the floor.
Seen from the side, they form a mirrored symmetry.
Duck Neck
The woman lies on her side with her back pressed against his front.
The man lifts up one of her legs and penetrates her from behind.
The squeeze the man gets reminds one of how slender a duck neck can be.
Bamboo Cracking
The woman lies on her back with her legs closed and stretched out straight.
The man penetrates her from above, forcing his way.
Also known as "Izutsugumi" (Well Curb) or "Komata Hasami" (Crotch Jam).
Gooseneck
The man lies on his back and the woman performs fellatio on him.
Horizontal Chrysanthemum
The woman lies on her back with her legs spread wide apart.
Facing her, the man lies on his side with his body at a right angle to hers.
The woman places her legs over the man's shoulder and thigh.
Anvil
The woman lies on her back.
Then a pillow is placed under her lower back so that her hips are raised till her crotch
is completely upturned and exposed.
Turning his back on her, the man mounts her from above.
"Kinuta" is a wooden or stone anvil used for softening cloths.
Also known as "Kuruwa Tsunagi" (Brothel Hitch).
Fancy Necking
The man and woman sit face-to-face and she straddles him.
A loop of rope is placed around the back of their necks.
Under the Table
The woman straddles the seated man with her back against him.
To help her gain balance, the woman puts her hands on the tabletop.
Underneath the Quilt
The man and woman sit face-to-face. They lean back and support themselves with
their hands on the floor. Their legs are entwined so as to achieve full penetration. All
this supposedly goes on underneath the quilt that covers the low table which contains
a heater.
Good Fortune
The man kneels down, leans forward and supports his upper body with his hands on the
floor. The woman lies down on her back, spreads her legs and shoots them upward. He
penetrates her from above, keeping his upper body away from her.
Scattered Pine Needles
The woman either lies on her side or on her back. The man penetrates her from
behind with his upper body away from hers. The woman puts one of her legs over his
waist.
Court Carriage
The man lies on his back. The woman straddles him sidesaddle
Assault on the Chessboard
The woman stands, leans forward and puts her hands on a low table for support.
The man penetrates her from behind.
Tight Topsy-turvy
The man sits upright, puts the woman lying belly-down on his lap and penetrates her
from behind.
Hanging Wisteria
The man sits on the floor or bed. The woman squats down, facing him, onto the man's
penis. The man scoops her up by the thighs, which gives him absolute control over the
rhythm and depth of penetration.
Small Boat
The woman lied on her back with her legs closed and bends her knees.
The man penetrates her from above, almost crushing her.
Cross-legged and Toppled-forward
The woman sits cross-legged. The man topples her forward and penetrates her from
behind.
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/02(日) 09:21:17.85 BE:3253949069-2BP(0)
Japan's Conspiracy's Conspiracyだなあ。ったく・・・。
Butterfly
The woman's legs, wrapped around the man's body,
go up and down as they hump on, which look like fluttering butterfly wings.
Fish Trap
The woman lies on her back with her bent legs spread wide.
The man places himself on top of the woman and penetrates her,
which is the very standard missionary position.
Raft-style Tea-grinding Mill
The man lies on his back.
The woman lays herself on top of him face-to-face,
stretches out her legs and slowly humps him.
Crossbill
The woman lies on her side and pulls up her knees while keeping her legs closed.
The man penetrates her from behind.
Inbound Boat
The man kneels down and holds the woman by the waist.
The woman leans back and supports herself with her hands on the floor.
Also known as "Tsuribashi" (Suspension Bridge).
Mountain Spring
The man lies on his back. The woman squarely squats on his face.
Float Bridge
The woman lies on her side.
The man places himself behind her, sits squarely
and holds the woman across his lap.
The woman's body that sways precarously on the man's lap
becomes the "float bridge".
Warbler in Flight
The woman lies on her back. The man orally pleasures her thoroughly.
Warbler in Flight
The woman lies on her back. The man orally pleasures her thoroughly.
Back-ass-ward
The man lies on his back, raises his legs high in the air and brings them towards his
head.
The woman turns her back on him, lowers her body and almost sits on his ass as his
penis penetrates her.
Back of the Tower
The woman stands, puts her hands against the wall for support and bends over.
Now that her rear end is invitingly positioned, she is ready to be mounted from behind,.
Behind the Nock
The man approaches the standing woman from behind.
He lifts one of her legs by the thigh and penetrates her.
Inner Frame
The man holds one of the woman's legs and pulls it out upward.
Also known as "Uchikake" (Inside Leg Trip).
Pushcart
The woman lies on her stomach. The man approaches her from behind ,
lifts her by the thighs and penetrates her.
She supports her upper body with her hands on the floor.
Weaving Tea-grinding Hand Mill
The man lies down on his back and spreads his legs.
As the woman sits on top of him, the man takes her hands and helps her keep her
balance.
The woman weaves on the loom, that is, her man.
Holding the Bird
The man sits with his legs tucked under him.
Turning her back on him, the woman sits on his lap. While making love, the man pins
her down from behind by looping his arms under her armpits.
Forced to thrust her rear end toward the man while her shoulders are pulled back, the
woman's upper body arches back.
This makes her look like a crane held from behind.
Also known as "Sukui-age" (Scooping up), "Tsuru-no Hagai-jime" (Immobilizing the
Crane) or "Tsuru-no Ha-gaeshi" (Holding back the Crane's wings).
Mirrored Tea-grinding Mill
The man and woman sit facing each other, stretch their legs forward, lean back and
make love.
They each support themselves with their hands on the floor.
Seen from the side, they form a mirrored symmetry.
Duck Neck
The woman lies on her side with her back pressed against his front.
The man lifts up one of her legs and penetrates her from behind.
The squeeze the man gets reminds one of how slender a duck neck can be.
Bamboo Cracking
The woman lies on her back with her legs closed and stretched out straight.
The man penetrates her from above, forcing his way.
Also known as "Izutsugumi" (Well Curb) or "Komata Hasami" (Crotch Jam).
Gooseneck
The man lies on his back and the woman performs fellatio on him.
Horizontal Chrysanthemum
The woman lies on her back with her legs spread wide apart.
Facing her, the man lies on his side with his body at a right angle to hers.
The woman places her legs over the man's shoulder and thigh.
Anvil
The woman lies on her back.
Then a pillow is placed under her lower back so that her hips are raised till her crotch
is completely upturned and exposed.
Turning his back on her, the man mounts her from above.
"Kinuta" is a wooden or stone anvil used for softening cloths.
Also known as "Kuruwa Tsunagi" (Brothel Hitch).
Fancy Necking
The man and woman sit face-to-face and she straddles him.
A loop of rope is placed around the back of their necks.
Under the Table
The woman straddles the seated man with her back against him.
To help her gain balance, the woman puts her hands on the tabletop.
Underneath the Quilt
The man and woman sit face-to-face. They lean back and support themselves with
their hands on the floor. Their legs are entwined so as to achieve full penetration. All
this supposedly goes on underneath the quilt that covers the low table which contains
a heater.
Good Fortune
The man kneels down, leans forward and supports his upper body with his hands on the
floor. The woman lies down on her back, spreads her legs and shoots them upward. He
penetrates her from above, keeping his upper body away from her.
Scattered Pine Needles
The woman either lies on her side or on her back. The man penetrates her from
behind with his upper body away from hers. The woman puts one of her legs over his
waist.
Court Carriage
The man lies on his back. The woman straddles him sidesaddle
Assault on the Chessboard
The woman stands, leans forward and puts her hands on a low table for support.
The man penetrates her from behind.
Tight Topsy-turvy
The man sits upright, puts the woman lying belly-down on his lap and penetrates her
from behind.
Hanging Wisteria
The man sits on the floor or bed. The woman squats down, facing him, onto the man's
penis. The man scoops her up by the thighs, which gives him absolute control over the
rhythm and depth of penetration.
Small Boat
The woman lied on her back with her legs closed and bends her knees.
The man penetrates her from above, almost crushing her.
Cross-legged and Toppled-forward
The woman sits cross-legged. The man topples her forward and penetrates her from
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戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
軍一心一体の実を致さざるべからず。軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、掌固
にして而も和気藹々たる団結を固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図
に従ひ、誠心を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なか
るべからず。第五 協同諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣
然として没我協力の精神を発揮すべし。各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相
信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべから
ず。第六攻撃精神凡そ戦闘は勇猛、常に果敢精神を以て一貫すべし。攻撃に方りては果
断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。防禦又克く攻勢の鋭気を
包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に委すること勿れ。追撃は断乎と
して飽く迄も徹底的なるべし。勇往邁進百事懼れず、沈着大胆難局に処し、堅忍不抜困苦
に克ち、有ゆる障碍を突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。第七 必勝の信念信は力
なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。
須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に勝つの実力を涵養すべし。勝敗は皇国の隆替に
関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する己の責務を銘肝し、勝たずば
断じて已むべからず。本訓其の二第一 敬神神霊上に在りて照覧し給ふ。心を正し身を修
め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の加護に恥ぢさるべし。第二孝
道忠孝一本は我が国道義の精彩にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。戦陣深く父
母の志を体し、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。第三
敬礼挙措敬礼は至純なる服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に厳
正なる敬礼を行はざるべからず。礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き
武人たるの証左なり。第四 戦友道戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至
情を致し、常に切磋琢磨し、緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在
り。第五 率先躬行幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざれば下必ず乱る。戦
陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。第六 責任任務は神聖なり。
責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して一切の手段を早くし、之が達成
に遺憾なきを期すべし。第七 死生観死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。生死
を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に
生くることを悦びとすべし。第八 名を惜しむ恥を知るもの強し。常に郷党家門の面目を思
ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を
残すこと勿れ。第九 質実剛健質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛
なる志気を振起すべし。陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎
事節約に努むべし。奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。第十 清廉潔白清廉潔白は、武
人気節の由って立つ所なり。己に克つこと能はずして物欲に捉はるる者、争(いか)でか皇
国に身命を捧ぐるを得ん。身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天
地に愧ぢさるべし。本訓其の三第一 戦陣の戒一 一瞬の油断、不測の大事を生ず。常に
備へ厳に警めざるべからず。敵及住民を軽侮するを止めよ。小成に安んじて労を厭ふこと
勿れ。不注意も亦災禍の因と知るべし。二 軍機を守るに細心なれ。謀者は常に身辺に在
り。三 哨務は重大なり。一軍の安危を担ひ、一隊の軍紀を代表す。宜しく身を以て其の重
きに任じ、厳粛に之を服行すべし。哨兵の身分は又深く之を尊重せざるべからず。四 思想
戦は、現代戦の重要なる一面なり。皇国に対する不動の信念を以て、敵の宣伝欺瞞を破摧
するのみならず、進んで皇道の宣布に勉むべし。五 流言蜚語は信念の弱きに生ず。惑ふ
こと勿れ、動ずること勿れ。皇軍の実力を確信し、篤く上官を信頼すべし。六 敵産、敵資の
保護に留意するを要す。徴発、押収、物資の燼滅等は総て規定に従ひ、必ず指揮官の命に
依るべし。七 皇軍の本義に鑑み、仁恕の心能く無事の住民を愛護すべし。八 戦陣苟も酒
色に心奪はれ、又は欲情に駆られて本心を失ひ、皇軍の威信を損じ、奉公の身を過るが如
きことあるべからず。深く戒慎し、断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。九 怒を抑
へ不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。一瞬の激情悔を後日に残すこと多し
。軍法の峻厳なるは時に軍人の栄誉を保持し、皇軍の威信を完うせんが為なり。常に出征
当時の決意と感激とを想起し、遥かに思を父母妻子の真情に馳せ、仮初にも身を罪科に曝
すこと勿れ。第二 戦陣の嗜一 尚武の伝統に培ひ、武徳の涵養、技能の練磨に勉むべし。
「毎時退屈する勿れ」とは古き武将の言葉にも見えたり。二 後顧の憂を絶ちて只管奉公の
道に励み、常に身辺を整へて死後を清くするの嗜を肝要とす。屍を戦野に曝すは固より軍
人の覚悟なり。縦ひ遺骨の遅らざることあるも、敢て意とせぎる様予て家人に含め置くべし。
三 戦陣病魔に倒るるは遺憾の極なり。時に衛生を重んじ、己の不節制に因り奉公に支障
を来すが如きことあるべからず。四 刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の
間常に兵器資材を尊重し馬匹を愛護せよ。五 陣中の徳義は戦力の因なり。常に他隊の便
益を思ひ、宿舎、物資の独占の如きは慎むべし。「立つ鳥跡を濁さず」と言へり。雄々しく床し
き皇軍の名を、異郷辺土にも永く伝へられたきものなり。六 総じて武勲を誇らず、功を人に
譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が
誠の足らざるを思ふべし。七 諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。八 常に大国民たる
の襟度を持し、正を践み義を貫きて皇国の威風を世界に宣揚すべし。国際の儀礼亦軽んず
べからず。九 万死に一生を得て帰還の大命に浴することあらば、具に思を護国の英霊に致
し、言行を悼みて国民の範となり、愈々奉公の覚悟を固くすべし。結以上述ぶる所は、悉く勅
諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧
を期せざるべからず。戦陣の将兵、須く此の趣旨を体し、愈々奉公の至誠を擢んで、克く軍人
の本分を完うして、皇恩の渥きに答え奉れべし。(陸軍省昭和16年1月8日)
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
軍一心一体の実を致さざるべからず。軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、掌固
にして而も和気藹々たる団結を固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図
に従ひ、誠心を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なか
るべからず。第五 協同諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣
然として没我協力の精神を発揮すべし。各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相
信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべから
ず。第六攻撃精神凡そ戦闘は勇猛、常に果敢精神を以て一貫すべし。攻撃に方りては果
断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。防禦又克く攻勢の鋭気を
包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に委すること勿れ。追撃は断乎と
して飽く迄も徹底的なるべし。勇往邁進百事懼れず、沈着大胆難局に処し、堅忍不抜困苦
に克ち、有ゆる障碍を突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。第七 必勝の信念信は力
なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。
須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に勝つの実力を涵養すべし。勝敗は皇国の隆替に
関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する己の責務を銘肝し、勝たずば
断じて已むべからず。本訓其の二第一 敬神神霊上に在りて照覧し給ふ。心を正し身を修
め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の加護に恥ぢさるべし。第二孝
道忠孝一本は我が国道義の精彩にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。戦陣深く父
母の志を体し、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。第三
敬礼挙措敬礼は至純なる服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に厳
正なる敬礼を行はざるべからず。礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き
武人たるの証左なり。第四 戦友道戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至
情を致し、常に切磋琢磨し、緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在
り。第五 率先躬行幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざれば下必ず乱る。戦
陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。第六 責任任務は神聖なり。
責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して一切の手段を早くし、之が達成
に遺憾なきを期すべし。第七 死生観死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。生死
を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に
生くることを悦びとすべし。第八 名を惜しむ恥を知るもの強し。常に郷党家門の面目を思
ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を
残すこと勿れ。第九 質実剛健質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛
なる志気を振起すべし。陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎
事節約に努むべし。奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。第十 清廉潔白清廉潔白は、武
人気節の由って立つ所なり。己に克つこと能はずして物欲に捉はるる者、争(いか)でか皇
国に身命を捧ぐるを得ん。身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天
地に愧ぢさるべし。本訓其の三第一 戦陣の戒一 一瞬の油断、不測の大事を生ず。常に
備へ厳に警めざるべからず。敵及住民を軽侮するを止めよ。小成に安んじて労を厭ふこと
勿れ。不注意も亦災禍の因と知るべし。二 軍機を守るに細心なれ。謀者は常に身辺に在
り。三 哨務は重大なり。一軍の安危を担ひ、一隊の軍紀を代表す。宜しく身を以て其の重
きに任じ、厳粛に之を服行すべし。哨兵の身分は又深く之を尊重せざるべからず。四 思想
戦は、現代戦の重要なる一面なり。皇国に対する不動の信念を以て、敵の宣伝欺瞞を破摧
するのみならず、進んで皇道の宣布に勉むべし。五 流言蜚語は信念の弱きに生ず。惑ふ
こと勿れ、動ずること勿れ。皇軍の実力を確信し、篤く上官を信頼すべし。六 敵産、敵資の
保護に留意するを要す。徴発、押収、物資の燼滅等は総て規定に従ひ、必ず指揮官の命に
依るべし。七 皇軍の本義に鑑み、仁恕の心能く無事の住民を愛護すべし。八 戦陣苟も酒
色に心奪はれ、又は欲情に駆られて本心を失ひ、皇軍の威信を損じ、奉公の身を過るが如
きことあるべからず。深く戒慎し、断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。九 怒を抑
へ不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。一瞬の激情悔を後日に残すこと多し
。軍法の峻厳なるは時に軍人の栄誉を保持し、皇軍の威信を完うせんが為なり。常に出征
当時の決意と感激とを想起し、遥かに思を父母妻子の真情に馳せ、仮初にも身を罪科に曝
すこと勿れ。第二 戦陣の嗜一 尚武の伝統に培ひ、武徳の涵養、技能の練磨に勉むべし。
「毎時退屈する勿れ」とは古き武将の言葉にも見えたり。二 後顧の憂を絶ちて只管奉公の
道に励み、常に身辺を整へて死後を清くするの嗜を肝要とす。屍を戦野に曝すは固より軍
人の覚悟なり。縦ひ遺骨の遅らざることあるも、敢て意とせぎる様予て家人に含め置くべし。
三 戦陣病魔に倒るるは遺憾の極なり。時に衛生を重んじ、己の不節制に因り奉公に支障
を来すが如きことあるべからず。四 刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の
間常に兵器資材を尊重し馬匹を愛護せよ。五 陣中の徳義は戦力の因なり。常に他隊の便
益を思ひ、宿舎、物資の独占の如きは慎むべし。「立つ鳥跡を濁さず」と言へり。雄々しく床し
き皇軍の名を、異郷辺土にも永く伝へられたきものなり。六 総じて武勲を誇らず、功を人に
譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が
誠の足らざるを思ふべし。七 諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。八 常に大国民たる
の襟度を持し、正を践み義を貫きて皇国の威風を世界に宣揚すべし。国際の儀礼亦軽んず
べからず。九 万死に一生を得て帰還の大命に浴することあらば、具に思を護国の英霊に致
し、言行を悼みて国民の範となり、愈々奉公の覚悟を固くすべし。結以上述ぶる所は、悉く勅
諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧
を期せざるべからず。戦陣の将兵、須く此の趣旨を体し、愈々奉公の至誠を擢んで、克く軍人
の本分を完うして、皇恩の渥きに答え奉れべし。(陸軍省昭和16年1月8日)
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
軍一心一体の実を致さざるべからず。軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、掌固
にして而も和気藹々たる団結を固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図
に従ひ、誠心を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なか
るべからず。第五 協同諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣
然として没我協力の精神を発揮すべし。各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相
信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべから
ず。第六攻撃精神凡そ戦闘は勇猛、常に果敢精神を以て一貫すべし。攻撃に方りては果
断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。防禦又克く攻勢の鋭気を
包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に委すること勿れ。追撃は断乎と
して飽く迄も徹底的なるべし。勇往邁進百事懼れず、沈着大胆難局に処し、堅忍不抜困苦
に克ち、有ゆる障碍を突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。第七 必勝の信念信は力
なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。
須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に勝つの実力を涵養すべし。勝敗は皇国の隆替に
関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する己の責務を銘肝し、勝たずば
断じて已むべからず。本訓其の二第一 敬神神霊上に在りて照覧し給ふ。心を正し身を修
め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の加護に恥ぢさるべし。第二孝
道忠孝一本は我が国道義の精彩にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。戦陣深く父
母の志を体し、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。第三
敬礼挙措敬礼は至純なる服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に厳
正なる敬礼を行はざるべからず。礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き
武人たるの証左なり。第四 戦友道戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至
情を致し、常に切磋琢磨し、緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在
り。第五 率先躬行幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざれば下必ず乱る。戦
陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。第六 責任任務は神聖なり。
責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して一切の手段を早くし、之が達成
に遺憾なきを期すべし。第七 死生観死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。生死
を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に
生くることを悦びとすべし。第八 名を惜しむ恥を知るもの強し。常に郷党家門の面目を思
ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を
残すこと勿れ。第九 質実剛健質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛
なる志気を振起すべし。陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎
事節約に努むべし。奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。第十 清廉潔白清廉潔白は、武
人気節の由って立つ所なり。己に克つこと能はずして物欲に捉はるる者、争(いか)でか皇
国に身命を捧ぐるを得ん。身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天
地に愧ぢさるべし。本訓其の三第一 戦陣の戒一 一瞬の油断、不測の大事を生ず。常に
備へ厳に警めざるべからず。敵及住民を軽侮するを止めよ。小成に安んじて労を厭ふこと
勿れ。不注意も亦災禍の因と知るべし。二 軍機を守るに細心なれ。謀者は常に身辺に在
り。三 哨務は重大なり。一軍の安危を担ひ、一隊の軍紀を代表す。宜しく身を以て其の重
きに任じ、厳粛に之を服行すべし。哨兵の身分は又深く之を尊重せざるべからず。四 思想
戦は、現代戦の重要なる一面なり。皇国に対する不動の信念を以て、敵の宣伝欺瞞を破摧
するのみならず、進んで皇道の宣布に勉むべし。五 流言蜚語は信念の弱きに生ず。惑ふ
こと勿れ、動ずること勿れ。皇軍の実力を確信し、篤く上官を信頼すべし。六 敵産、敵資の
保護に留意するを要す。徴発、押収、物資の燼滅等は総て規定に従ひ、必ず指揮官の命に
依るべし。七 皇軍の本義に鑑み、仁恕の心能く無事の住民を愛護すべし。八 戦陣苟も酒
色に心奪はれ、又は欲情に駆られて本心を失ひ、皇軍の威信を損じ、奉公の身を過るが如
きことあるべからず。深く戒慎し、断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。九 怒を抑
へ不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。一瞬の激情悔を後日に残すこと多し
。軍法の峻厳なるは時に軍人の栄誉を保持し、皇軍の威信を完うせんが為なり。常に出征
当時の決意と感激とを想起し、遥かに思を父母妻子の真情に馳せ、仮初にも身を罪科に曝
すこと勿れ。第二 戦陣の嗜一 尚武の伝統に培ひ、武徳の涵養、技能の練磨に勉むべし。
「毎時退屈する勿れ」とは古き武将の言葉にも見えたり。二 後顧の憂を絶ちて只管奉公の
道に励み、常に身辺を整へて死後を清くするの嗜を肝要とす。屍を戦野に曝すは固より軍
人の覚悟なり。縦ひ遺骨の遅らざることあるも、敢て意とせぎる様予て家人に含め置くべし。
三 戦陣病魔に倒るるは遺憾の極なり。時に衛生を重んじ、己の不節制に因り奉公に支障
を来すが如きことあるべからず。四 刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の
間常に兵器資材を尊重し馬匹を愛護せよ。五 陣中の徳義は戦力の因なり。常に他隊の便
益を思ひ、宿舎、物資の独占の如きは慎むべし。「立つ鳥跡を濁さず」と言へり。雄々しく床し
き皇軍の名を、異郷辺土にも永く伝へられたきものなり。六 総じて武勲を誇らず、功を人に
譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が
誠の足らざるを思ふべし。七 諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。八 常に大国民たる
の襟度を持し、正を践み義を貫きて皇国の威風を世界に宣揚すべし。国際の儀礼亦軽んず
べからず。九 万死に一生を得て帰還の大命に浴することあらば、具に思を護国の英霊に致
し、言行を悼みて国民の範となり、愈々奉公の覚悟を固くすべし。結以上述ぶる所は、悉く勅
諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧
を期せざるべからず。戦陣の将兵、須く此の趣旨を体し、愈々奉公の至誠を擢んで、克く軍人
の本分を完うして、皇恩の渥きに答え奉れべし。(陸軍省昭和16年1月8日)
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
軍一心一体の実を致さざるべからず。軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、掌固
にして而も和気藹々たる団結を固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図
に従ひ、誠心を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なか
るべからず。第五 協同諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣
然として没我協力の精神を発揮すべし。各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相
信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべから
ず。第六攻撃精神凡そ戦闘は勇猛、常に果敢精神を以て一貫すべし。攻撃に方りては果
断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。防禦又克く攻勢の鋭気を
包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に委すること勿れ。追撃は断乎と
して飽く迄も徹底的なるべし。勇往邁進百事懼れず、沈着大胆難局に処し、堅忍不抜困苦
に克ち、有ゆる障碍を突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。第七 必勝の信念信は力
なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。
須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に勝つの実力を涵養すべし。勝敗は皇国の隆替に
関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する己の責務を銘肝し、勝たずば
断じて已むべからず。本訓其の二第一 敬神神霊上に在りて照覧し給ふ。心を正し身を修
め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の加護に恥ぢさるべし。第二孝
道忠孝一本は我が国道義の精彩にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。戦陣深く父
母の志を体し、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。第三
敬礼挙措敬礼は至純なる服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に厳
正なる敬礼を行はざるべからず。礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き
武人たるの証左なり。第四 戦友道戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至
情を致し、常に切磋琢磨し、緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在
り。第五 率先躬行幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざれば下必ず乱る。戦
陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。第六 責任任務は神聖なり。
責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して一切の手段を早くし、之が達成
に遺憾なきを期すべし。第七 死生観死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。生死
を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に
生くることを悦びとすべし。第八 名を惜しむ恥を知るもの強し。常に郷党家門の面目を思
ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を
残すこと勿れ。第九 質実剛健質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛
なる志気を振起すべし。陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎
事節約に努むべし。奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。第十 清廉潔白清廉潔白は、武
人気節の由って立つ所なり。己に克つこと能はずして物欲に捉はるる者、争(いか)でか皇
国に身命を捧ぐるを得ん。身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天
地に愧ぢさるべし。本訓其の三第一 戦陣の戒一 一瞬の油断、不測の大事を生ず。常に
備へ厳に警めざるべからず。敵及住民を軽侮するを止めよ。小成に安んじて労を厭ふこと
勿れ。不注意も亦災禍の因と知るべし。二 軍機を守るに細心なれ。謀者は常に身辺に在
り。三 哨務は重大なり。一軍の安危を担ひ、一隊の軍紀を代表す。宜しく身を以て其の重
きに任じ、厳粛に之を服行すべし。哨兵の身分は又深く之を尊重せざるべからず。四 思想
戦は、現代戦の重要なる一面なり。皇国に対する不動の信念を以て、敵の宣伝欺瞞を破摧
するのみならず、進んで皇道の宣布に勉むべし。五 流言蜚語は信念の弱きに生ず。惑ふ
こと勿れ、動ずること勿れ。皇軍の実力を確信し、篤く上官を信頼すべし。六 敵産、敵資の
保護に留意するを要す。徴発、押収、物資の燼滅等は総て規定に従ひ、必ず指揮官の命に
依るべし。七 皇軍の本義に鑑み、仁恕の心能く無事の住民を愛護すべし。八 戦陣苟も酒
色に心奪はれ、又は欲情に駆られて本心を失ひ、皇軍の威信を損じ、奉公の身を過るが如
きことあるべからず。深く戒慎し、断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。九 怒を抑
へ不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。一瞬の激情悔を後日に残すこと多し
。軍法の峻厳なるは時に軍人の栄誉を保持し、皇軍の威信を完うせんが為なり。常に出征
当時の決意と感激とを想起し、遥かに思を父母妻子の真情に馳せ、仮初にも身を罪科に曝
すこと勿れ。第二 戦陣の嗜一 尚武の伝統に培ひ、武徳の涵養、技能の練磨に勉むべし。
「毎時退屈する勿れ」とは古き武将の言葉にも見えたり。二 後顧の憂を絶ちて只管奉公の
道に励み、常に身辺を整へて死後を清くするの嗜を肝要とす。屍を戦野に曝すは固より軍
人の覚悟なり。縦ひ遺骨の遅らざることあるも、敢て意とせぎる様予て家人に含め置くべし。
三 戦陣病魔に倒るるは遺憾の極なり。時に衛生を重んじ、己の不節制に因り奉公に支障
を来すが如きことあるべからず。四 刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の
間常に兵器資材を尊重し馬匹を愛護せよ。五 陣中の徳義は戦力の因なり。常に他隊の便
益を思ひ、宿舎、物資の独占の如きは慎むべし。「立つ鳥跡を濁さず」と言へり。雄々しく床し
き皇軍の名を、異郷辺土にも永く伝へられたきものなり。六 総じて武勲を誇らず、功を人に
譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が
誠の足らざるを思ふべし。七 諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。八 常に大国民たる
の襟度を持し、正を践み義を貫きて皇国の威風を世界に宣揚すべし。国際の儀礼亦軽んず
べからず。九 万死に一生を得て帰還の大命に浴することあらば、具に思を護国の英霊に致
し、言行を悼みて国民の範となり、愈々奉公の覚悟を固くすべし。結以上述ぶる所は、悉く勅
諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧
を期せざるべからず。戦陣の将兵、須く此の趣旨を体し、愈々奉公の至誠を擢んで、克く軍人
の本分を完うして、皇恩の渥きに答え奉れべし。(陸軍省昭和16年1月8日)
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
軍一心一体の実を致さざるべからず。軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、掌固
にして而も和気藹々たる団結を固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図
に従ひ、誠心を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なか
るべからず。第五 協同諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣
然として没我協力の精神を発揮すべし。各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相
信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべから
ず。第六攻撃精神凡そ戦闘は勇猛、常に果敢精神を以て一貫すべし。攻撃に方りては果
断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。防禦又克く攻勢の鋭気を
包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に委すること勿れ。追撃は断乎と
して飽く迄も徹底的なるべし。勇往邁進百事懼れず、沈着大胆難局に処し、堅忍不抜困苦
に克ち、有ゆる障碍を突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。第七 必勝の信念信は力
なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。
須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に勝つの実力を涵養すべし。勝敗は皇国の隆替に
関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する己の責務を銘肝し、勝たずば
断じて已むべからず。本訓其の二第一 敬神神霊上に在りて照覧し給ふ。心を正し身を修
め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の加護に恥ぢさるべし。第二孝
道忠孝一本は我が国道義の精彩にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。戦陣深く父
母の志を体し、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。第三
敬礼挙措敬礼は至純なる服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に厳
正なる敬礼を行はざるべからず。礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き
武人たるの証左なり。第四 戦友道戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至
情を致し、常に切磋琢磨し、緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在
り。第五 率先躬行幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざれば下必ず乱る。戦
陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。第六 責任任務は神聖なり。
責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して一切の手段を早くし、之が達成
に遺憾なきを期すべし。第七 死生観死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。生死
を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に
生くることを悦びとすべし。第八 名を惜しむ恥を知るもの強し。常に郷党家門の面目を思
ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を
残すこと勿れ。第九 質実剛健質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛
なる志気を振起すべし。陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎
事節約に努むべし。奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。第十 清廉潔白清廉潔白は、武
人気節の由って立つ所なり。己に克つこと能はずして物欲に捉はるる者、争(いか)でか皇
国に身命を捧ぐるを得ん。身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天
地に愧ぢさるべし。本訓其の三第一 戦陣の戒一 一瞬の油断、不測の大事を生ず。常に
備へ厳に警めざるべからず。敵及住民を軽侮するを止めよ。小成に安んじて労を厭ふこと
勿れ。不注意も亦災禍の因と知るべし。二 軍機を守るに細心なれ。謀者は常に身辺に在
り。三 哨務は重大なり。一軍の安危を担ひ、一隊の軍紀を代表す。宜しく身を以て其の重
きに任じ、厳粛に之を服行すべし。哨兵の身分は又深く之を尊重せざるべからず。四 思想
戦は、現代戦の重要なる一面なり。皇国に対する不動の信念を以て、敵の宣伝欺瞞を破摧
するのみならず、進んで皇道の宣布に勉むべし。五 流言蜚語は信念の弱きに生ず。惑ふ
こと勿れ、動ずること勿れ。皇軍の実力を確信し、篤く上官を信頼すべし。六 敵産、敵資の
保護に留意するを要す。徴発、押収、物資の燼滅等は総て規定に従ひ、必ず指揮官の命に
依るべし。七 皇軍の本義に鑑み、仁恕の心能く無事の住民を愛護すべし。八 戦陣苟も酒
色に心奪はれ、又は欲情に駆られて本心を失ひ、皇軍の威信を損じ、奉公の身を過るが如
きことあるべからず。深く戒慎し、断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。九 怒を抑
へ不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。一瞬の激情悔を後日に残すこと多し
。軍法の峻厳なるは時に軍人の栄誉を保持し、皇軍の威信を完うせんが為なり。常に出征
当時の決意と感激とを想起し、遥かに思を父母妻子の真情に馳せ、仮初にも身を罪科に曝
すこと勿れ。第二 戦陣の嗜一 尚武の伝統に培ひ、武徳の涵養、技能の練磨に勉むべし。
「毎時退屈する勿れ」とは古き武将の言葉にも見えたり。二 後顧の憂を絶ちて只管奉公の
道に励み、常に身辺を整へて死後を清くするの嗜を肝要とす。屍を戦野に曝すは固より軍
人の覚悟なり。縦ひ遺骨の遅らざることあるも、敢て意とせぎる様予て家人に含め置くべし。
三 戦陣病魔に倒るるは遺憾の極なり。時に衛生を重んじ、己の不節制に因り奉公に支障
を来すが如きことあるべからず。四 刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の
間常に兵器資材を尊重し馬匹を愛護せよ。五 陣中の徳義は戦力の因なり。常に他隊の便
益を思ひ、宿舎、物資の独占の如きは慎むべし。「立つ鳥跡を濁さず」と言へり。雄々しく床し
き皇軍の名を、異郷辺土にも永く伝へられたきものなり。六 総じて武勲を誇らず、功を人に
譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が
誠の足らざるを思ふべし。七 諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。八 常に大国民たる
の襟度を持し、正を践み義を貫きて皇国の威風を世界に宣揚すべし。国際の儀礼亦軽んず
べからず。九 万死に一生を得て帰還の大命に浴することあらば、具に思を護国の英霊に致
し、言行を悼みて国民の範となり、愈々奉公の覚悟を固くすべし。結以上述ぶる所は、悉く勅
諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧
を期せざるべからず。戦陣の将兵、須く此の趣旨を体し、愈々奉公の至誠を
きに任じ、厳粛に之を服行すべし。哨兵の身分は又深く之を尊重せざるべからず。四 思想
戦は、現代戦の重要なる一面なり。皇国に対する不動の信念を以て、敵の宣伝欺瞞を破摧
するのみならず、進んで皇道の宣布に勉むべし。五 流言蜚語は信念の弱きに生ず。惑ふ
こと勿れ、動ずること勿れ。皇軍の実力を確信し、篤く上官を信頼すべし。六 敵産、敵資の
保護に留意するを要す。徴発、押収、物資の燼滅等は総て規定に従ひ、必ず指揮官の命に
依るべし。七 皇軍の本義に鑑み、仁恕の心能く無事の住民を愛護すべし。八 戦陣苟も酒
色に心奪はれ、又は欲情に駆られて本心を失ひ、皇軍の威信を損じ、奉公の身を過るが如
きことあるべからず。深く戒慎し、断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。九 怒を抑
へ不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。一瞬の激情悔を後日に残すこと多し
。軍法の峻厳なるは時に軍人の栄誉を保持し、皇軍の威信を完うせんが為なり。常に出征
当時の決意と感激とを想起し、遥かに思を父母妻子の真情に馳せ、仮初にも身を罪科に曝
すこと勿れ。第二 戦陣の嗜一 尚武の伝統に培ひ、武徳の涵養、技能の練磨に勉むべし。
「毎時退屈する勿れ」とは古き武将の言葉にも見えたり。二 後顧の憂を絶ちて只管奉公の
道に励み、常に身辺を整へて死後を清くするの嗜を肝要とす。屍を戦野に曝すは固より軍
人の覚悟なり。縦ひ遺骨の遅らざることあるも、敢て意とせぎる様予て家人に含め置くべし。
三 戦陣病魔に倒るるは遺憾の極なり。時に衛生を重んじ、己の不節制に因り奉公に支障
を来すが如きことあるべからず。四 刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の
間常に兵器資材を尊重し馬匹を愛護せよ。五 陣中の徳義は戦力の因なり。常に他隊の便
益を思ひ、宿舎、物資の独占の如きは慎むべし。「立つ鳥跡を濁さず」と言へり。雄々しく床し
き皇軍の名を、異郷辺土にも永く伝へられたきものなり。六 総じて武勲を誇らず、功を人に
譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が
誠の足らざるを思ふべし。七 諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。八 常に大国民たる
の襟度を持し、正を践み義を貫きて皇国の威風を世界に宣揚すべし。国際の儀礼亦軽んず
べからず。九 万死に一生を得て帰還の大命に浴することあらば、具に思を護国の英霊に致
し、言行を悼みて国民の範となり、愈々奉公の覚悟を固くすべし。結以上述ぶる所は、悉く勅
諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧
を期せざるべからず。戦陣の将兵、須く此の趣旨を体し、愈々奉公の至誠を擢んで、克く軍人
の本分を完うして、皇恩の渥きに答え奉れべし。(陸軍省昭和16年1月8日)
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
軍一心一体の実を致さざるべからず。軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、掌固
にして而も和気藹々たる団結を固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図
に従ひ、誠心を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なか
るべからず。第五 協同諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣
然として没我協力の精神を発揮すべし。各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相
信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべから
ず。第六攻撃精神凡そ戦闘は勇猛、常に果敢精神を以て一貫すべし。攻撃に方りては果
断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。防禦又克く攻勢の鋭気を
包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に委すること勿れ。追撃は断乎と
して飽く迄も徹底的なるべし。勇往邁進百事懼れず、沈着大胆難局に処し、堅忍不抜困苦
に克ち、有ゆる障碍を突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。第七 必勝の信念信は力
なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。
須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に勝つの実力を涵養すべし。勝敗は皇国の隆替に
関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する己の責務を銘肝し、勝たずば
断じて已むべからず。本訓其の二第一 敬神神霊上に在りて照覧し給ふ。心を正し身を修
め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の加護に恥ぢさるべし。第二孝
道忠孝一本は我が国道義の精彩にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。戦陣深く父
母の志を体し、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。第三
敬礼挙措敬礼は至純なる服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に厳
正なる敬礼を行はざるべからず。礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き
武人たるの証左なり。第四 戦友道戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至
情を致し、常に切磋琢磨し、緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在
り。第五 率先躬行幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざれば下必ず乱る。戦
陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。第六 責任任務は神聖なり。
責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して一切の手段を早くし、之が達成
に遺憾なきを期すべし。第七 死生観死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。生死
を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に
生くることを悦びとすべし。第八 名を惜しむ恥を知るもの強し。常に郷党家門の面目を思
ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を
残すこと勿れ。第九 質実剛健質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛
なる志気を振起すべし。陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎
事節約に努むべし。奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。第十 清廉潔白清廉潔白は、武
人気節の由って立つ所なり。己に克つこと能はずして物欲に捉はるる者、争(いか)でか皇
国に身命を捧ぐるを得ん。身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天
地に愧ぢさるべし。本訓其の三第一 戦陣の戒一 一瞬の油断、不測の大事を生ず。常に
備へ厳に警めざるべからず。敵及住民を軽侮するを止めよ。小成に安んじて労を厭ふこと
勿れ。不注意も亦災禍の因と知るべし。二 軍機を守るに細心なれ。謀者は常に身辺に在
り。三 哨務は重大なり。一軍の安危を担ひ、一隊の軍紀を代表す。宜しく身を以て其の重
きに任じ、厳粛に之を服行すべし。哨兵の身分は又深く之を尊重せざるべからず。四 思想
戦は、現代戦の重要なる一面なり。皇国に対する不動の信念を以て、敵の宣伝欺瞞を破摧
するのみならず、進んで皇道の宣布に勉むべし。五 流言蜚語は信念の弱きに生ず。惑ふ
こと勿れ、動ずること勿れ。皇軍の実力を確信し、篤く上官を信頼すべし。六 敵産、敵資の
保護に留意するを要す。徴発、押収、物資の燼滅等は総て規定に従ひ、必ず指揮官の命に
依るべし。七 皇軍の本義に鑑み、仁恕の心能く無事の住民を愛護すべし。八 戦陣苟も酒
色に心奪はれ、又は欲情に駆られて本心を失ひ、皇軍の威信を損じ、奉公の身を過るが如
きことあるべからず。深く戒慎し、断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。九 怒を抑
へ不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。一瞬の激情悔を後日に残すこと多し
。軍法の峻厳なるは時に軍人の栄誉を保持し、皇軍の威信を完うせんが為なり。常に出征
当時の決意と感激とを想起し、遥かに思を父母妻子の真情に馳せ、仮初にも身を罪科に曝
すこと勿れ。第二 戦陣の嗜一 尚武の伝統に培ひ、武徳の涵養、技能の練磨に勉むべし。
「毎時退屈する勿れ」とは古き武将の言葉にも見えたり。二 後顧の憂を絶ちて只管奉公の
道に励み、常に身辺を整へて死後を清くするの嗜を肝要とす。屍を戦野に曝すは固より軍
人の覚悟なり。縦ひ遺骨の遅らざることあるも、敢て意とせぎる様予て家人に含め置くべし。
三 戦陣病魔に倒るるは遺憾の極なり。時に衛生を重んじ、己の不節制に因り奉公に支障
を来すが如きことあるべからず。四 刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の
間常に兵器資材を尊重し馬匹を愛護せよ。五 陣中の徳義は戦力の因なり。常に他隊の便
益を思ひ、宿舎、物資の独占の如きは慎むべし。「立つ鳥跡を濁さず」と言へり。雄々しく床し
き皇軍の名を、異郷辺土にも永く伝へられたきものなり。六 総じて武勲を誇らず、功を人に
譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が
誠の足らざるを思ふべし。七 諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。八 常に大国民たる
の襟度を持し、正を践み義を貫きて皇国の威風を世界に宣揚すべし。国際の儀礼亦軽んず
べからず。九 万死に一生を得て帰還の大命に浴することあらば、具に思を護国の英霊に致
し、言行を悼みて国民の範となり、愈々奉公の覚悟を固くすべし。結以上述ぶる所は、悉く勅
諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧
を期せざるべからず。戦陣の将兵、須く此の趣旨を体し、愈々奉公の至誠を擢んで、克く軍人
の本分を完うして、皇恩の渥きに答え奉れべし。(陸軍省昭和16年1月8日)
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
軍一心一体の実を致さざるべからず。軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、掌固
にして而も和気藹々たる団結を固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図
に従ひ、誠心を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なか
るべからず。第五 協同諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣
然として没我協力の精神を発揮すべし。各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相
信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべから
ず。第六攻撃精神凡そ戦闘は勇猛、常に果敢精神を以て一貫すべし。攻撃に方りては果
断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。防禦又克く攻勢の鋭気を
包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に委すること勿れ。追撃は断乎と
して飽く迄も徹底的なるべし。勇往邁進百事懼れず、沈着大胆難局に処し、堅忍不抜困苦
に克ち、有ゆる障碍を突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。第七 必勝の信念信は力
なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。
須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に勝つの実力を涵養すべし。勝敗は皇国の隆替に
関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する己の責務を銘肝し、勝たずば
断じて已むべからず。本訓其の二第一 敬神神霊上に在りて照覧し給ふ。心を正し身を修
め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の加護に恥ぢさるべし。第二孝
道忠孝一本は我が国道義の精彩にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。戦陣深く父
母の志を体し、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。第三
敬礼挙措敬礼は至純なる服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に厳
正なる敬礼を行はざるべからず。礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き
武人たるの証左なり。第四 戦友道戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至
情を致し、常に切磋琢磨し、緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在
り。第五 率先躬行幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざれば下必ず乱る。戦
陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。第六 責任任務は神聖なり。
責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して一切の手段を早くし、之が達成
に遺憾なきを期すべし。第七 死生観死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。生死
を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に
生くることを悦びとすべし。第八 名を惜しむ恥を知るもの強し。常に郷党家門の面目を思
ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を
残すこと勿れ。第九 質実剛健質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛
なる志気を振起すべし。陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎
事節約に努むべし。奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。第十 清廉潔白清廉潔白は、武
人気節の由って立つ所なり。己に克つこと能はずして物欲に捉はるる者、争(いか)でか皇
国に身命を捧ぐるを得ん。身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天
地に愧ぢさるべし。本訓其の三第一 戦陣の戒一 一瞬の油断、不測の大事を生ず。常に
備へ厳に警めざるべからず。敵及住民を軽侮するを止めよ。小成に安んじて労を厭ふこと
勿れ。不注意も亦災禍の因と知るべし。二 軍機を守るに細心なれ。謀者は常に身辺に在
り。三 哨務は重大なり。一軍の安危を担ひ、一隊の軍紀を代表す。宜しく身を以て其の重
きに任じ、厳粛に之を服行すべし。哨兵の身分は又深く之を尊重せざるべからず。四 思想
戦は、現代戦の重要なる一面なり。皇国に対する不動の信念を以て、敵の宣伝欺瞞を破摧
するのみならず、進んで皇道の宣布に勉むべし。五 流言蜚語は信念の弱きに生ず。惑ふ
こと勿れ、動ずること勿れ。皇軍の実力を確信し、篤く上官を信頼すべし。六 敵産、敵資の
保護に留意するを要す。徴発、押収、物資の燼滅等は総て規定に従ひ、必ず指揮官の命に
依るべし。七 皇軍の本義に鑑み、仁恕の心能く無事の住民を愛護すべし。八 戦陣苟も酒
色に心奪はれ、又は欲情に駆られて本心を失ひ、皇軍の威信を損じ、奉公の身を過るが如
きことあるべからず。深く戒慎し、断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。九 怒を抑
へ不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。一瞬の激情悔を後日に残すこと多し
。軍法の峻厳なるは時に軍人の栄誉を保持し、皇軍の威信を完うせんが為なり。常に出征
当時の決意と感激とを想起し、遥かに思を父母妻子の真情に馳せ、仮初にも身を罪科に曝
すこと勿れ。第二 戦陣の嗜一 尚武の伝統に培ひ、武徳の涵養、技能の練磨に勉むべし。
「毎時退屈する勿れ」とは古き武将の言葉にも見えたり。二 後顧の憂を絶ちて只管奉公の
道に励み、常に身辺を整へて死後を清くするの嗜を肝要とす。屍を戦野に曝すは固より軍
人の覚悟なり。縦ひ遺骨の遅らざることあるも、敢て意とせぎる様予て家人に含め置くべし。
三 戦陣病魔に倒るるは遺憾の極なり。時に衛生を重んじ、己の不節制に因り奉公に支障
を来すが如きことあるべからず。四 刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の
間常に兵器資材を尊重し馬匹を愛護せよ。五 陣中の徳義は戦力の因なり。常に他隊の便
益を思ひ、宿舎、物資の独占の如きは慎むべし。「立つ鳥跡を濁さず」と言へり。雄々しく床し
き皇軍の名を、異郷辺土にも永く伝へられたきものなり。六 総じて武勲を誇らず、功を人に
譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が
誠の足らざるを思ふべし。七 諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。八 常に大国民たる
の襟度を持し、正を践み義を貫きて皇国の威風を世界に宣揚すべし。国際の儀礼亦軽んず
べからず。九 万死に一生を得て帰還の大命に浴することあらば、具に思を護国の英霊に致
し、言行を悼みて国民の範となり、愈々奉公の覚悟を固くすべし。結以上述ぶる所は、悉く勅
諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧
を期せざるべからず。戦陣の将兵、須く此の趣旨を体し、愈々奉公の至誠を擢んで、克く軍人
の本分を完うして、皇恩の渥きに答え奉れべし。(陸軍省昭和16年1月8日)
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
軍一心一体の実を致さざるべからず。軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、掌固
にして而も和気藹々たる団結を固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図
に従ひ、誠心を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なか
るべからず。第五 協同諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣
然として没我協力の精神を発揮すべし。各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相
信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべから
ず。第六攻撃精神凡そ戦闘は勇猛、常に果敢精神を以て一貫すべし。攻撃に方りては果
断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。防禦又克く攻勢の鋭気を
包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に委すること勿れ。追撃は断乎と
して飽く迄も徹底的なるべし。勇往邁進百事懼れず、沈着大胆難局に処し、堅忍不抜困苦
に克ち、有ゆる障碍を突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。第七 必勝の信念信は力
なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。
須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に勝つの実力を涵養すべし。勝敗は皇国の隆替に
関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する己の責務を銘肝し、勝たずば
断じて已むべからず。本訓其の二第一 敬神神霊上に在りて照覧し給ふ。心を正し身を修
め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の加護に恥ぢさるべし。第二孝
道忠孝一本は我が国道義の精彩にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。戦陣深く父
母の志を体し、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。第三
敬礼挙措敬礼は至純なる服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に厳
正なる敬礼を行はざるべからず。礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き
武人たるの証左なり。第四 戦友道戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至
情を致し、常に切磋琢磨し、緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在
り。第五 率先躬行幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざれば下必ず乱る。戦
陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。第六 責任任務は神聖なり。
責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して一切の手段を早くし、之が達成
に遺憾なきを期すべし。第七 死生観死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。生死
を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に
生くることを悦びとすべし。第八 名を惜しむ恥を知るもの強し。常に郷党家門の面目を思
ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を
残すこと勿れ。第九 質実剛健質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛
なる志気を振起すべし。陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎
事節約に努むべし。奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。第十 清廉潔白清廉潔白は、武
人気節の由って立つ所なり。己に克つこと能はずして物欲に捉はるる者、争(いか)でか皇
国に身命を捧ぐるを得ん。身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天
地に愧ぢさるべし。本訓其の三第一 戦陣の戒一 一瞬の油断、不測の大事を生ず。常に
備へ厳に警めざるべからず。敵及住民を軽侮するを止めよ。小成に安んじて労を厭ふこと
勿れ。不注意も亦災禍の因と知るべし。二 軍機を守るに細心なれ。謀者は常に身辺に在
り。三 哨務は重大なり。一軍の安危を担ひ、一隊の軍紀を代表す。宜しく身を以て其の重
きに任じ、厳粛に之を服行すべし。哨兵の身分は又深く之を尊重せざるべからず。四 思想
戦は、現代戦の重要なる一面なり。皇国に対する不動の信念を以て、敵の宣伝欺瞞を破摧
するのみならず、進んで皇道の宣布に勉むべし。五 流言蜚語は信念の弱きに生ず。惑ふ
こと勿れ、動ずること勿れ。皇軍の実力を確信し、篤く上官を信頼すべし。六 敵産、敵資の
保護に留意するを要す。徴発、押収、物資の燼滅等は総て規定に従ひ、必ず指揮官の命に
依るべし。七 皇軍の本義に鑑み、仁恕の心能く無事の住民を愛護すべし。八 戦陣苟も酒
色に心奪はれ、又は欲情に駆られて本心を失ひ、皇軍の威信を損じ、奉公の身を過るが如
きことあるべからず。深く戒慎し、断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。九 怒を抑
へ不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。一瞬の激情悔を後日に残すこと多し
。軍法の峻厳なるは時に軍人の栄誉を保持し、皇軍の威信を完うせんが為なり。常に出征
当時の決意と感激とを想起し、遥かに思を父母妻子の真情に馳せ、仮初にも身を罪科に曝
すこと勿れ。第二 戦陣の嗜一 尚武の伝統に培ひ、武徳の涵養、技能の練磨に勉むべし。
「毎時退屈する勿れ」とは古き武将の言葉にも見えたり。二 後顧の憂を絶ちて只管奉公の
道に励み、常に身辺を整へて死後を清くするの嗜を肝要とす。屍を戦野に曝すは固より軍
人の覚悟なり。縦ひ遺骨の遅らざることあるも、敢て意とせぎる様予て家人に含め置くべし。
三 戦陣病魔に倒るるは遺憾の極なり。時に衛生を重んじ、己の不節制に因り奉公に支障
を来すが如きことあるべからず。四 刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の
間常に兵器資材を尊重し馬匹を愛護せよ。五 陣中の徳義は戦力の因なり。常に他隊の便
益を思ひ、宿舎、物資の独占の如きは慎むべし。「立つ鳥跡を濁さず」と言へり。雄々しく床し
き皇軍の名を、異郷辺土にも永く伝へられたきものなり。六 総じて武勲を誇らず、功を人に
譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が
誠の足らざるを思ふべし。七 諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。八 常に大国民たる
の襟度を持し、正を践み義を貫きて皇国の威風を世界に宣揚すべし。国際の儀礼亦軽んず
べからず。九 万死に一生を得て帰還の大命に浴することあらば、具に思を護国の英霊に致
し、言行を悼みて国民の範となり、愈々奉公の覚悟を固くすべし。結以上述ぶる所は、悉く勅
諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧
を期せざるべからず。戦陣の将兵、須く此の趣旨を体し、愈々奉公の至誠を擢んで、克く軍人
の本分を完うして、皇恩の渥きに答え奉れべし。(陸軍省昭和16年1月8日)
臣安萬侶言夫混元既凝氣象未效無名無爲誰知其形然乾坤初分參神作
造化之首陰陽斯開二靈爲群品之祖所以出入幽顯日月彰於洗目浮沈海
水神祇呈於滌身故太素杳冥因本ヘ而識孕土産嶋之時元始綿邈頼先聖
而察生神立人之世寔知懸鏡吐珠而百王相續喫劒切蛇以萬神蕃息與議
安河而平天下論小濱而清國土是以番仁岐命初降于高千嶺神倭天皇經
歴于秋津嶋化熊出川天劒獲於高倉生尾遮徑大烏導於吉野列儛攘賊聞
歌伏仇即覺夢而敬神祇所以稱賢后望烟而撫黎元於今傳聖帝定境開邦
制于近淡海正姓撰氏勒于遠飛鳥雖歩驟各異文質不同莫不稽古以繩風
猷於既頽照今以補典ヘ於欲絶曁飛鳥清原大宮御大八州天皇御世濳龍
體元洊雷應期開夢歌而相纂業投夜水而知承基然天時未臻蝉蛻於南山
人事共給虎歩於東國皇輿忽駕淩渡山川六師雷震三軍電逝杖矛擧威猛
士烟起絳旗耀兵凶徒瓦解未移浹辰氣沴自清乃放牛息馬ト悌歸於華夏
巻旌戢戈儛詠停於都邑歳次大梁月踵夾鐘清原大宮昇即天位道軼軒后
コ跨周王握乾符而ハ六合得天統而包八荒乘二氣之正齊五行之序設神
理以奬俗敷英風以弘國重加智海浩汗潭探上古心鏡煒煌明覩先代於是
天皇詔之朕聞諸家之所賷帝紀及本辭既違正實多加虚僞當今之時不改
其失未經幾年其旨欲滅斯乃邦家之經緯王化之鴻基焉故惟撰録帝紀討
覈舊辭削僞定實欲流後葉時有舎人姓稗田名阿禮年是廿八爲人聰明度
目誦口拂耳勒心即勅語阿禮令誦習帝皇日繼及先代舊辭然運移世異未
行其事矣伏惟皇帝陛下得一光宅通三亭育御紫宸而コ被馬蹄之所極坐
玄扈而化照船頭之所逮日浮重暉雲散非烟連柯并穗之瑞史不絶書列烽
重譯之貢府無空月可謂名高文命コ冠天乙矣於焉惜舊辭之誤忤正先紀
之謬錯以和銅四年九月十八日詔臣安萬侶撰録稗田阿禮所誦之勅語舊
辭以獻上者謹隨詔旨子細採摭然上古之時言意並朴敷文構句於字即難
已因訓述者詞不逮心全以音連者事趣更長是以今或一句之中交用音訓
或一事之内全以訓録即辭理叵見以注明意況易解更非注亦於姓日下謂
玖沙訶於名帶字謂多羅斯如此之類隨本不改大抵所記者自天地開闢始
以訖于小治田御世故天御中主神以下日子波限建鵜草葺不合命以前爲
上巻神倭伊波禮毘古天皇以下品陀御世以前爲中巻大雀皇帝以下小治
田大宮以前爲下巻并録三巻謹以獻上臣安萬侶誠惶誠恐頓首頓首
和銅五年正月廿八日 正五位上勳五等太朝臣安萬侶
出 師 表 諸 葛 孔 明
先帝創業未半而中道崩殂今天下三分益州罷敝此誠危急存亡之秋也然侍衞
之臣不懈於内忠志之士忘身於外者蓋追先帝之殊遇欲報之於陛下也誠宜開
張聖聽以光先帝遺コ恢弘志士之氣不宜妄自菲薄引喩失義以塞忠諫之路也
宮中府中倶爲一體陟罰臧否不宜異同若有作奸犯科及爲忠善者宜付有司論
其刑賞以昭陛下平明之治不宜偏私使内外異法也侍中侍郎郭攸之費褘董允
等此皆良實志慮忠純是以先帝簡拔以遺陛下愚以爲宮中之事事無大小悉以
咨之然後施行必能裨補闕漏有所廣益將軍向寵性行淑均曉暢軍事試用於昔
日先帝稱之曰能是以衆議擧寵爲督愚以爲營中之事事無大小悉以咨之必能
使行陣和睦優劣得所親賢臣遠小人此先漢所以興髢逅e小人遠賢臣此後漢
所以傾頽也先帝在時毎與臣論此事未嘗不嘆息痛恨於桓靈也侍中尚書長史
參軍此悉貞亮死節之臣也陛下親之信之則漢室之驩ツ計日而待也臣本布衣
躬耕南陽苟全性命於亂世不求聞達於諸侯先帝不以臣卑鄙猥自枉屈三顧臣
於艸廬之中諮臣以當世之事由是感激許先帝以驅馳後値傾覆受任於敗軍之
際奉命於危難之闔「來二十有一年矣先帝知臣謹愼故臨崩寄臣以大事也受
命以來夙夜憂慮恐付託不效以傷先帝之明故五月渡瀘深入不毛今南方已定
兵甲已足當奬率三軍北定中原庶竭駑鈍攘除姦凶以復興漢室還于舊都此臣
所以報先帝而忠陛下之職分也至於斟酌損益進盡忠言則攸之褘允之任也願
陛下託臣以討賊興復之效不效則治臣之罪以告先帝之靈若無興コ之言責攸
之褘允等之咎以彰其慢陛下亦宜自謀以諮諏善道察納雅言深追先帝遺詔臣
不勝受恩感激今當遠離臨表涕泣不知所云
いづれの御時にか 源氏物語「桐壺」
いづれの御時(おほんとき)にか。女御(にようご)、更衣(かうい)あまたさぶらひ給ひけるなかに、
いとやんごとなき際(きは)にはあらぬがすぐれて時めき給ふありけり。はじめより、我はと思ひあが
り給へる御かたがた、めざましきものに貶(おと)しめ妬(そね)み給ふ。同じ程、それより下臈(げらふ)
の更衣たちは、ましてやすからず。朝夕の宮仕につけても、人の心をうごかし、恨みを負ふ積りにやあ
りけむ、いとあつしくなりゆき、物心細げに里がちなるを、いよいよ飽かずあはれなるものにおぼほして、
人の譏(そし)りをもえ憚らせ給はず、世の例(ためし)にもなりぬべき御もてなしなり。上達部(かんだ
ちめ)、上人(うえびと)なども、あいなく目をそばめつつ、いとまばゆき、人の御覺えなり。もろこしに
も、斯かる事の起りにこそ世も亂れあしかりけれと、やうやう天(あめ)の下(した)にもあぢきなう人の
もてなやみぐさになりて、楊貴妃の例(ためし)も引き出でつべうなりゆくに、いとはしたなきこと多かれ
ど、かたじけなき御心ばへの類なきをたのみにて交らひ給ふ。父の大納言は亡くなりて、母北の方なむいに
しへの人のよしあるにて、親打具(うちぐ)しさしあたりて世の覺え花やかなる御かたがたにも劣らず何事
の儀式をももてなし給ひけれど、取立ててはかばかしき御後見しなければ、事とある時は、なほよりどころ
なく心細げなり。
前(さき)の世にも、御契りや深かりけむ、世になくCらなる、玉の男御子(をのこみこ)さへ生れ給ひぬ。
いつしかと心もとながらせ給ひて、急ぎ參らせて御覽ずるに、珍らかなる、兒(ちご)の御かたちなり。
一の御子は右大臣の女御の御腹にて、よせおもく、疑ひなき儲君(まうけのきみ)と世にもてかしづき聞
ゆれど、この御匂ひには、並び給ふべくもあらざりければ、大方のやんごとなき御思ひにて、この君をば、
私物(わたくしもの)におぼほしかしづき給ふ事限りなし。はじめより、おしなべての上宮仕(うへみや
づかへ)し給ふべき際にはあらざりき。覺えいとやんごとなく、上衆(じやうず)めかしけれど、わりな
くまつはさせ給ふあまりに、さるべき御(み)あそびのをりをり、何事にも、故ある事のふしぶしには、
まづまうのぼらせ給ふ。ある時には大殿籠(おほとのごも)りすぐして、やがてさぶらはせ給ひなンど、
あながちにお前去らずもてなさせ給ひし程に、おのづから輕(かろ)きかたにも見えしを、この御子
(みこ)うまれ給ひてのちは、いと心ことにおもほしおきてたれば、坊にも、ようせずば、この御子の
居給ふべきなンめりと一のみこの女御はおぼし疑へり。人よりさきに參り給ひて、やんごとなき御思ひ
なべてならず、御子たちなどもおはしませば、此の御方(おんかた)の御いさめをのみぞ、なほ煩はし
く心苦しう思ひ聞えさせ給ひける。かしこき御蔭(みかげ)をば頼み聞えながら、おとしめ疵(きず)
を求め給ふ人は多く、わが身はかよわく、ものはかなき有樣にて、なかなかなる物思ひをぞし給ふ。
御局は桐壺なり。あまたの御かたがたを過ぎさせ給ひつつ、ひまなき御前渡(おんまへ
わたり)に、人の御心をつくし給ふも、げにことわりと見えたり。まうのぼり給ふにも、
あまりうちしきる折々は、打橋(うちはし)、渡殿(わたどの)、ここかしこの道に、
あやしきわざをしつつ、御送迎(おんおくりむかへ)の人の衣(きぬ)の裾堪へがたう、
まさなき事どもあり。又ある時は、えさらぬ馬道(めだう)の戸をさしこめ、こなたか
なた心をあはせて、はしたなめ煩はせ給ふ時も多かり。事に觸れて、數知らず苦しき事
のみまされば、いといたう思ひわびたるを、いとどあはれと御覽じて、後涼殿(こうら
うでん)にもとよりさぶらひ給ふ更衣の曹司(ざうし)を、ほかに移させ給ひて、上局
(うへつぼね)に賜はす。その恨み、ましてやらむかたなし。
この御子三つになり給ふ年、御袴着のこと、一の宮の奉りしに劣らず、内藏寮(くらづ
かさ)、納殿(をさめどの)の物をつくして、いみじうせさせ給ふ。それにつけても世
の譏りのみ多かれど、この御子の、およすげもておはする御かたち心ばへ、ありがたく
珍らしきまで見え給ふを、えそねみあへ給はず、物の心知り給ふ人は、「かかる人も世
にいでおはするものなりけり」と、あさましきまで目をおどろかし給ふ。
その年の夏、みやすんどころ、はかなき心地に煩ひて、まかンでなむとし給ふを、暇
(いとま)さらに許させ給はず、年頃常のあつしさになり給へれば、御目なれて、
「なほ暫し試みよ」とのみ宣はするに、日々におもり給ひて、ただ五六日(いつかむ
ゆか)のほどに、いと弱うなれば、母君泣く泣く奏して、まかンでさせ奉り給ふ。
かかる折にも、あるまじき恥もこそと心づかひして、御子をばとどめ奉りて、忍びて
ぞ出で給ふ。限りあれば、さのみもえとどめさせ給はず、御覧じだに送らぬ覺束なさ
を、いふ方なくおぼさる。いと匂ひやかに美しげなる人の、いたう面痩せて、いとあ
はれと物を思ひしみながら、言(こと)にいでても聞えやらず、あるかなきかに消え
入りつつ物し給ふを御覧ずるに、來(き)しかた行末思召されず、よろづの事を泣く
泣く契り宣はすれど、御いらへもえ聞え給はず、まみなどもいとたゆげにて、いとど
なよなよと、我かの氣色にて臥したれば、いかさまにかとおぼしめし惑はる。輦車
(てぐるま)の宣旨など宣はせても、又入らせたまひては、更に許させ給はず。
「限りあらむ道にも、おくれ先立たじと契らせ給ひけるを、さりとも、打捨ててはえ行きやらじ」と宣はするを、女もいといみじと見奉りて、
「限りとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり
いと斯く思う給へましかば」と、息も絶えつつ、聞えまほしげなる事はありげなれど、いと苦しげにたゆげなれば、斯くながら、ともかくも
ならむを御覧じ果てむと思召すに、「今日始むべき祈りども、さるべき人々承れる、今宵より」と聞え急がせば、わりなくおもほしながら、
まかでさせ給ひつ。御胸のみつとふたがりて、つゆまどろまれず明かしかねさせ給ふ。御使のゆきかふ程もなきに、なほいぶせさを限りな
く宣はせつるを、「夜中打過ぐる程になむ絶え果て給ひぬる」とて泣きさわげば、御使も、いとあへなくて歸り參りぬ。聞召す御心惑ひ、
何事も思召しわかれず、籠りおはします。御子は斯くてもいと御覧ぜまほしけれど、かかる程にさぶらひ給ふ例(れい)なきことなれば、
まかで給ひなむとす。何事かあらむともおもほしたらず、さぶらふ人々の泣きまどひ、うへも御涙のひまなく流れおはしますを、あやしと
見奉り給へるを、よろしき事だに、斯かる別れの悲しからぬはなきわざなるを、ましてあはれにいふかひなし。
御局は桐壺なり。あまたの御かたがたを過ぎさせ給ひつつ、ひまなき御前渡(おんまへ
わたり)に、人の御心をつくし給ふも、げにことわりと見えたり。まうのぼり給ふにも、
あまりうちしきる折々は、打橋(うちはし)、渡殿(わたどの)、ここかしこの道に、
あやしきわざをしつつ、御送迎(おんおくりむかへ)の人の衣(きぬ)の裾堪へがたう、
まさなき事どもあり。又ある時は、えさらぬ馬道(めだう)の戸をさしこめ、こなたか
なた心をあはせて、はしたなめ煩はせ給ふ時も多かり。事に觸れて、數知らず苦しき事
のみまされば、いといたう思ひわびたるを、いとどあはれと御覽じて、後涼殿(こうら
うでん)にもとよりさぶらひ給ふ更衣の曹司(ざうし)を、ほかに移させ給ひて、上局
(うへつぼね)に賜はす。その恨み、ましてやらむかたなし。
この御子三つになり給ふ年、御袴着のこと、一の宮の奉りしに劣らず、内藏寮(くらづ
かさ)、納殿(をさめどの)の物をつくして、いみじうせさせ給ふ。それにつけても世
の譏りのみ多かれど、この御子の、およすげもておはする御かたち心ばへ、ありがたく
珍らしきまで見え給ふを、えそねみあへ給はず、物の心知り給ふ人は、「かかる人も世
にいでおはするものなりけり」と、あさましきまで目をおどろかし給ふ。
その年の夏、みやすんどころ、はかなき心地に煩ひて、まかンでなむとし給ふを、暇
(いとま)さらに許させ給はず、年頃常のあつしさになり給へれば、御目なれて、
「なほ暫し試みよ」とのみ宣はするに、日々におもり給ひて、ただ五六日(いつかむ
ゆか)のほどに、いと弱うなれば、母君泣く泣く奏して、まかンでさせ奉り給ふ。
かかる折にも、あるまじき恥もこそと心づかひして、御子をばとどめ奉りて、忍びて
ぞ出で給ふ。限りあれば、さのみもえとどめさせ給はず、御覧じだに送らぬ覺束なさ
を、いふ方なくおぼさる。いと匂ひやかに美しげなる人の、いたう面痩せて、いとあ
はれと物を思ひしみながら、言(こと)にいでても聞えやらず、あるかなきかに消え
入りつつ物し給ふを御覧ずるに、來(き)しかた行末思召されず、よろづの事を泣く
泣く契り宣はすれど、御いらへもえ聞え給はず、まみなどもいとたゆげにて、いとど
なよなよと、我かの氣色にて臥したれば、いかさまにかとおぼしめし惑はる。輦車
(てぐるま)の宣旨など宣はせても、又入らせたまひては、更に許させ給はず。
「限りあらむ道にも、おくれ先立たじと契らせ給ひけるを、さりとも、打捨ててはえ
行きやらじ」と宣はするを、女もいといみじと見奉りて、「限りとて別るる道の悲し
きにいかまほしきは命なりけり
いと斯く思う給へましかば」と、息も絶えつつ、聞えまほしげなる事はありげなれど、
いと苦しげにたゆげなれば、斯くながら、ともかくも ならむを御覧じ果てむと思召すに、
「今日始むべき祈りども、さるべき人々承れる、今宵より」と聞え急がせば、わりなく
おもほしながら、 まかでさせ給ひつ。御胸のみつとふたがりて、つゆまどろまれず明か
しかねさせ給ふ。御使のゆきかふ程もなきに、なほいぶせさを限りなく宣はせつるを、
「夜中打過ぐる程になむ絶え果て給ひぬる」とて泣きさわげば、御使も、いとあへなく
て歸り參りぬ。聞召す御心惑ひ、何事も思召しわかれず、籠りおはします。御子は斯く
てもいと御覧ぜまほしけれど、かかる程にさぶらひ給ふ例(れい)なきことなれば、
まかで給ひなむとす。何事かあらむともおもほしたらず、さぶらふ人々の泣きまどひ、
うへも御涙のひまなく流れおはしますを、あやしと見奉り給へるを、よろしき事だに、
斯かる別れの悲しからぬはなきわざなるを、ましてあはれにいふかひなし。
曹者魯人也以勇力事魯莊公莊公好力曹爲魯將與齊戰三敗北魯莊公
懼乃獻遂邑之地以和猶復以爲將齊桓公許與魯會于柯而盟桓公與莊
公既盟於壇上曹執匕首劫齊桓公桓公左右莫敢動而問曰子將何欲曹
曰齊強魯弱而大國侵魯亦以甚矣今魯城壞即壓齊境君其圖之桓公乃
許盡歸魯之侵地既已言曹投其匕首下壇北面就羣臣之位顔色不變辭
令如故桓公怒欲倍其約管仲曰不可夫貪小利以自快棄信於諸侯失天
下之援不如與之於是桓公乃遂割魯侵地曹三戰所亡地盡復予魯其後
百六十有七年而呉有專諸之事
專諸者呉堂邑人也伍子胥之亡楚而如呉也知專諸之能伍子胥既見呉
王僚説以伐楚之利呉公子光曰彼伍員父兄皆死於楚而員言伐楚欲自
爲報私讎也非能爲呉呉王乃止伍子胥知公子光之欲殺呉王僚乃曰彼
光將有内志未可説以外事乃進專諸於公子光光之父曰呉王諸樊諸樊
弟三人次曰餘祭次曰夷昧次曰季子札諸樊知季子札賢而不立太子以
次傳三弟欲卒致國于季子札諸樊既死傳餘祭餘祭死傳夷昧夷昧死當
傳季子札季子札逃不肯立呉人乃立夷昧之子僚爲王公子光曰使以兄
弟次邪季子當立必以子乎則光眞適嗣當立故嘗陰養謀臣以求立光既
得專諸善客待之九年而楚平王死春呉王僚欲因楚喪使其二弟公子蓋
餘屬庸將兵圍楚之灊使延陵季子於晉以觀諸侯之變楚發兵絶呉將蓋
餘屬庸路呉兵不得遷於是公子光謂專諸曰此時不可失不求何獲且光
眞王嗣當立季子雖來不吾廢也專諸曰王僚可殺也母老子弱而兩弟將
兵伐楚楚絶其後方今呉外困於楚而内空無骨鯁之臣是無如我何公子
光頓首曰光之身子之身也四月丙子光伏甲士於窟室中而具酒請王僚
王僚使兵陳自宮至光之家門戸階陛左右皆王僚之親戚也夾立侍皆持
長ハ酒既酣公子光詳爲足疾入窟室中使專諸置匕首魚炙之腹中而進
之既至王前專諸擘魚因以匕首刺王僚王僚立死左右亦殺專諸王人擾
亂公子光出其伏甲以攻王僚之徒盡滅之遂自立爲王是爲闔閭闔閭乃
封專諸之子以爲上卿其後七十餘年而晉有豫讓之事
豫讓者晉人也故嘗事范氏及中行氏而無所知名去而事智伯智伯甚尊
寵之及智伯伐趙襄子趙襄子與韓魏合謀滅智伯滅智伯之後而三分其
地趙襄子最怨智伯漆其頭以爲飲器豫讓遁逃山中曰嗟乎士爲知己者
死女爲説己者容今智伯知我我必爲報讎而死以報智伯則吾魂魄不愧
矣乃變名姓爲刑人入宮塗廁中挾匕首欲以刺襄子襄子如廁心動執問
塗廁之刑人則豫讓内持刀兵曰欲爲智伯報仇左右欲誅之襄子曰彼義
人也吾謹避之耳且智伯亡無後而其臣欲爲報仇此天下之賢人也卒醳
去之居頃之豫讓又漆身爲雌ロ炭爲啞使形状不可知行乞於市其妻不
識也行見其友其友識之曰汝非豫讓邪曰我是也其友爲泣曰以子之才
委質而臣事襄子襄子必近幸子近幸子乃爲所欲顧不易邪何乃殘身苦
形欲以求報襄子不亦難乎豫讓曰既已委質臣事人而求殺之是懷二心
以事其君也且吾所爲者極難耳然所以爲此者將以愧天下後世之爲人
臣懷二心以事其君者也既去頃之襄子當出豫讓伏於所當過之橋下襄
子至橋馬驚襄子曰此必是豫讓也使人問之果豫讓也於是襄子乃數豫
讓曰子不嘗事范中行氏乎智伯盡滅之而子不爲報讎而反委質臣於智
伯智伯亦已死矣而子獨何以爲之報讎之深也豫讓曰臣事范中行氏范
中行氏皆衆人遇我我故衆人報之至於智伯國士遇我我故國士報之襄
子喟然歎息而泣曰嗟乎豫子子之爲智伯名既成矣而寡人赦子亦已足
矣子其自爲計寡人不復釋子使兵圍之豫讓曰臣聞明主不掩人之美而
忠臣有死名之義前君已寛赦臣天下莫不稱君之賢今日之事臣固伏誅
然願請君之衣而撃之焉以致報讎之意則雖死不恨非所敢望也敢布腹
心於是襄子大義之乃使使持衣與豫讓豫讓拔劒三躍而撃之曰吾可以
下報智伯矣遂伏劒自殺死之日趙國志士聞之皆爲涕泣其後四十餘年
而軹有聶政之事
聶政者軹深井里人也殺人避仇與母姊如齊以屠爲事久之濮陽嚴仲子
事韓哀侯與韓相俠累有郤嚴仲子恐誅亡去游求人可以報俠累者至齊
齊人或言聶政勇敢士也避仇隱於屠者之陏賜子至門請數反然後具
酒自暢聶政母前酒酣嚴仲子奉黄金百溢前爲聶政母壽聶政驚怪其厚
固謝嚴仲子嚴仲子固進而聶政謝曰臣幸有老母家貧客游以爲狗屠可
以旦夕得甘毳以養親供養備不敢當仲子之賜嚴仲子辟人因爲聶政言
曰臣有仇而行游諸侯衆矣然至齊竊聞足下義甚高故進百金者將用爲
大人麤糲之費得以交足下之驩豈敢以有求望邪聶政曰臣所以降志辱
身居市井屠者徒幸以養老母老母在政身未敢以許人也嚴仲子固讓聶
政竟不肯受也然嚴仲子卒備賓主之禮而去
久之聶政母死既已葬除服聶政曰嗟乎政乃市井之人鼓刀以屠而嚴仲
子乃諸侯之卿相也不遠千里枉車騎而交臣臣之所以待之至淺鮮矣未
有大功可以稱者而嚴仲子奉百金爲親壽我雖不受然是者徒深知政也
夫賢者以感忿睚眦之意而親信窮僻之人而政獨安得嘿然而已乎且前
日要政政徒以老母老母今以天年終政將爲知己者用乃遂西至濮陽見
嚴仲子曰前日所以不許仲子者徒以親在今不幸而母以天年終仲子所
欲報仇者爲誰請得從事焉嚴仲子具告曰臣之仇韓相俠累俠累又韓君
之季父也宗族盛多居處兵衛甚設臣欲使人刺之衆終莫能就今足下幸
而不棄請益其車騎壯士而爲足下輔翼者聶政曰韓之與衛相去中阨s
甚遠今殺人之相相又國君之親此其勢不可以多人多人不能無生得失
生得失則語泄語泄是韓擧國而與仲子爲讎豈不殆哉遂謝車騎人徒聶
政乃辭獨行杖劒至韓韓相俠累方坐府上持兵戟而衛侍者甚衆聶政直
入上階刺殺俠累左右大亂聶政大呼所撃殺者數十人因自皮面決眼自
屠出腸遂以死韓取聶政屍暴於市購問莫知誰子於是韓購縣之有能言
殺相俠累者予千金久之莫知也政姊榮聞人有刺殺韓相者賊不得國不
知其名姓暴其尸而縣之千金乃於邑曰其是吾弟與嗟乎嚴仲子知吾弟
立起如韓之市而死者果政也伏尸哭極哀曰是軹深井里所謂聶政者也
市行者諸衆人皆曰此人暴虐吾國相王縣購其名姓千金夫人不聞與何
敢來識之也榮應之曰聞之然政所以蒙汚辱自棄於市販之闔メ爲老母
幸無恙妾未嫁也親既以天年下世妾已嫁夫嚴仲子乃察擧吾弟困汚之
中而交之澤厚矣可奈何士固爲知己者死今乃以妾尚在之故重自刑以
絶從妾其奈何畏歿身之誅終滅賢弟之名大驚韓市人乃大呼天者三卒
於邑悲哀而死政之旁晉楚齊衛聞之皆曰非獨政能也乃其姊亦烈女也
郷使政誠知其姊無濡忍之志不重暴骸之難必絶險千里以列其名姊弟
倶僇於韓市者亦未必敢以身許嚴仲子也嚴仲子亦可謂知人能得士矣
其後二百二十餘年秦有荊軻之事
荊軻者衛人也其先乃齊人徙於衛衛人謂之慶卿而之燕燕人謂之荊卿
荊卿好讀書撃劒以術説衛元君衛元君不用其後秦伐魏置東郡徙衛元
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
而逃去遂不復會荊軻既至燕愛燕之狗屠及善撃筑者高漸離荊軻嗜酒
日與狗屠及高漸離飲於燕市酒酣以往高漸離撃筑荊軻和而歌於市中
相樂也已而相泣旁若無人者荊軻雖游於酒人乎然其爲人沈深好書其
所游諸侯盡與其賢豪長者相結其之燕燕之處士田光先生亦善待之知
其非庸人也居頃之會燕太子丹質秦亡歸燕燕太子丹者故嘗質於趙而
秦王政生於趙其少時與丹驩及政立爲秦王而丹質於秦秦王之遇燕太
子丹不善故丹怨而亡歸歸而求爲報秦王者國小力不能其後秦日出兵
山東以伐齊楚三晉稍蠶食諸侯且至於燕燕君臣皆恐禍之至太子丹患
之問其傅鞠武武對曰秦地徧天下威脅韓魏趙氏北有甘泉谷口之固南
有渭之沃擅巴漢之饒右隴蜀之山左關殽之險民衆而士歯コ革有餘
意有所出則長城之南易水以北未有所定也奈何以見陵之怨欲批其逆
鱗哉丹曰然則何由對曰請入圖之居有關`將樊於期得罪於秦王亡之
燕太子受而舎之鞠武諫曰不可夫以秦王之暴而積怒於燕足爲寒心又
況聞樊將軍之所在乎是謂委肉當餓虎之蹊也禍必不振矣雖有管晏不
能爲之謀也願太子疾遣樊將軍入匈奴以滅口請西約三晉南連齊楚北
購於單于其後迺可圖也太子曰太傅之計曠日彌久心惽然恐不能須臾
且非獨於此也夫樊將軍窮困於天下歸身於丹丹終不以迫於彊秦而棄
所哀憐之交置之匈奴是固丹命卒之時也願太傅更慮之鞠武曰夫行危
欲求安造禍而求福計淺而怨深連結一人之後交不顧國家之大害此所
謂資怨而助禍矣夫以鴻毛燎於爐炭之上必無事矣且以G鷙之秦行怨
暴之怒豈足道哉燕有田光先生其爲人智深而勇沈可與謀太子曰願因
太傅而得交於田先生可乎鞠武曰敬諾出見田先生道太子願圖國事於
先生也田光曰敬奉ヘ乃造焉太子逢迎卻行爲導跪而蔽席田光坐定左
右無人太子避席而請曰燕秦不兩立願先生留意也田光曰臣聞騏驥盛
壯之時一日而馳千里至其衰老駑馬先之今太子聞光盛壯之時不知臣
央゚消亡矣雖然光不敢以圖國事所善荊卿可使也太子曰願因先生得
結交於荊卿可乎田光曰敬諾即起趨出太子送至門戒曰丹所報先生所
言者國之大事也願先生勿泄也田光俛而笑曰諾僂行見荊卿曰光與子
相善燕國莫不知今太子聞光壯盛之時不知吾形已不逮也幸而ヘ之曰
燕秦不兩立願先生留意也光竊不自外言足下於太子也願足下過太子
於宮荊軻曰謹奉ヘ田光曰吾聞之長者爲行不使人疑之今太子告光曰
所言者國之大事也願先生勿泄是太子疑光也夫爲行而使人疑之非節
俠也欲自殺以激荊卿曰願足下急過太子言光已死明不言也因遂自刎
而死荊卿遂見太子言田光已死致光之言太子再拜而跪膝行流涕有頃
而后言曰丹所以誡田先生毋言者欲以成大事之謀也今田先生以死明
不言豈丹之心哉荊軻坐定太子避席頓首曰田先生不知丹之不肖使得
至前敢有所道此天之所以哀燕而不棄其孤也今秦有貪利之心而欲不
可足也非盡天下之地臣海内之王者其意不厭今秦已虜韓王盡納其地
又擧兵南伐楚北臨趙王翦將數十萬之衆距漳鄴而李信出太原雲中趙
不能支秦必入臣入臣則禍至燕燕小弱數困於兵今計擧國不足以當秦
諸侯服秦莫敢合從丹之私計愚以爲誠得天下之勇士使於秦闚以重利
秦王貪其勢必得所願矣誠得劫秦王使悉反諸侯侵地若曹之與齊桓公
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
焉久之荊軻曰此國之大事也臣駑下恐不足任使太子前頓首固請毋讓
然後許諾於是尊荊卿爲上卿舎上舎太子日造門下供太牢具異物關i
車騎美女恣荊軻所欲以順適其意久之荊軻未有行意秦將王翦破趙虜
趙王盡收入其地進兵北略地至燕南界太子丹恐懼乃請荊軻曰秦兵旦
暮渡易水則雖欲長侍足下豈可得哉荊軻曰微太子言臣願謁之今行而
毋信則秦未可親也夫樊將軍秦王購之金千斤邑萬家誠得樊將軍首與
燕督亢之地圖奉獻秦王秦王必説見臣臣乃得有以報太子曰樊將軍窮
困來歸丹丹不忍以己之私而傷長者之意願足下更慮之荊軻知太子不
忍乃遂私見樊於期曰秦之遇將軍可謂深矣父母宗族皆爲戮沒今聞購
將軍首金千斤邑萬家將奈何於期仰天太息流涕曰於期毎念之常痛於
骨髓顧計不知所出耳荊軻曰今有一言可以解燕國之患報將軍之仇者
何如於期乃前曰爲之奈何荊軻曰願得將軍之首以獻秦王秦王必喜而
見臣臣左手把其袖右手揕其匈然則將軍之仇報而燕見陵之愧除矣將
軍豈有意乎樊於期偏袒搤捥而進曰此臣之日夜切齒腐心也乃今得聞
ヘ遂自刎太子聞之馳往伏屍哭極哀既已不可奈何乃遂盛樊於期首函
封之於是太子豫求天下之利匕首得趙人徐夫人匕首取之百金使工以
藥焠之以試人血濡縷人無不立死者乃装爲遣荊卿燕國有勇士秦舞陽
年十三殺人人不敢忤視乃令秦舞陽爲副荊軻有所待欲與倶其人居遠
未來而爲治行頃之未發太子遲之疑其改悔乃復請曰日已盡矣荊卿豈
有意哉丹請得先遣秦舞陽荊軻怒叱太子曰何太子之遣往而不返者豎
子也且提一匕首入不測之彊秦僕所以留者待吾客與倶今太子遲之請
辭決矣遂發太子及賓客知其事者皆白衣冠以送之至易水之上既祖取
道高漸離撃筑荊軻和而歌爲變徴之聲士皆垂涙涕泣又前而爲歌曰風
蕭蕭兮易水寒壯士一去兮不復還復爲羽聲忼慨士皆瞋目髮盡上指冠
於是荊軻就車而去終已不顧遂至秦持千金之資幣物厚遺秦王寵臣中
庶子蒙嘉嘉爲先言於秦王曰燕王誠振怖大王之威不敢擧兵以逆軍吏
願擧國爲内臣比諸侯之列給貢職如郡縣而得奉守先王之宗廟恐懼不
敢自陳謹斬樊於期之頭及獻燕督亢之地圖函封燕王拜送于庭使使以
聞大王唯大王命之秦王聞之大喜乃朝服設九賓見燕使者咸陽宮荊軻
奉樊於期頭函而秦舞陽奉地圖匣以次進至陛秦舞陽色變振恐羣臣怪
之荊軻顧笑舞陽前謝曰北蕃蠻夷之鄙人未嘗見天子故振慴願大王少
假借之使得畢使於前秦王謂軻曰取舞陽所持地圖軻既取圖奏之秦王
發圖圖窮而匕首見因左手把秦王之袖而右手持匕首揕之未至身秦王
驚自引而起袖絶拔劒劒長操其室時惶急劒堅故不可立拔荊軻逐秦王
秦王環柱而走羣臣皆愕卒起不意盡失其度而秦法羣臣侍殿上者不得
持尺寸之兵諸郎中執兵皆陳殿下非有詔召不得上方急時不及召下兵
以故荊軻乃逐秦王而卒惶急無以撃軻而以手共搏之是時侍醫夏無且
以其所奉藥囊提荊軻也秦王方環柱走卒惶急不知所爲左右乃曰王負
劒負劒遂拔以撃荊軻斷其左股荊軻廢乃引其匕首以擿秦王不中中桐
柱秦王復撃軻軻被八創軻自知事不就倚柱而笑箕踞以罵曰事所以不
成者以欲生劫之必得約契以報太子也於是左右既前殺軻秦王不怡者
良久已而論功賞羣臣及當坐者各有差而賜夏無且黄金二百溢曰無且
愛我乃以藥囊提荊軻也於是秦王大怒益發兵詣趙詔王翦軍以伐燕十
月而拔薊城燕王喜太子丹等盡率其鴛コ東保於遼東秦將李信追撃燕
王急代王嘉乃遺燕王喜書曰秦所以尤追燕急者以太子丹故也今王誠
殺丹獻之秦王秦王必解而社稷幸得血食其後李信追丹丹匿衍水中燕
王乃使使斬太子丹欲獻之秦秦復進兵攻之後五年秦卒滅燕虜燕王喜
其明年秦并天下立號爲皇帝於是秦逐太子丹荊軻之客皆亡高漸離變
軍豈有意乎樊於期偏袒搤捥而進曰此臣之日夜切齒腐心也乃今得聞
ヘ遂自刎太子聞之馳往伏屍哭極哀既已不可奈何乃遂盛樊於期首函
封之於是太子豫求天下之利匕首得趙人徐夫人匕首取之百金使工以
藥焠之以試人血濡縷人無不立死者乃装爲遣荊卿燕國有勇士秦舞陽
年十三殺人人不敢忤視乃令秦舞陽爲副荊軻有所待欲與倶其人居遠
未來而爲治行頃之未發太子遲之疑其改悔乃復請曰日已盡矣荊卿豈
有意哉丹請得先遣秦舞陽荊軻怒叱太子曰何太子之遣往而不返者豎
子也且提一匕首入不測之彊秦僕所以留者待吾客與倶今太子遲之請
辭決矣遂發太子及賓客知其事者皆白衣冠以送之至易水之上既祖取
道高漸離撃筑荊軻和而歌爲變徴之聲士皆垂涙涕泣又前而爲歌曰風
蕭蕭兮易水寒壯士一去兮不復還復爲羽聲忼慨士皆瞋目髮盡上指冠
於是荊軻就車而去終已不顧遂至秦持千金之資幣物厚遺秦王寵臣中
庶子蒙嘉嘉爲先言於秦王曰燕王誠振怖大王之威不敢擧兵以逆軍吏
願擧國爲内臣比諸侯之列給貢職如郡縣而得奉守先王之宗廟恐懼不
敢自陳謹斬樊於期之頭及獻燕督亢之地圖函封燕王拜送于庭使使以
聞大王唯大王命之秦王聞之大喜乃朝服設九賓見燕使者咸陽宮荊軻
奉樊於期頭函而秦舞陽奉地圖匣以次進至陛秦舞陽色變振恐羣臣怪
之荊軻顧笑舞陽前謝曰北蕃蠻夷之鄙人未嘗見天子故振慴願大王少
假借之使得畢使於前秦王謂軻曰取舞陽所持地圖軻既取圖奏之秦王
發圖圖窮而匕首見因左手把秦王之袖而右手持匕首揕之未至身秦王
驚自引而起袖絶拔劒劒長操其室時惶急劒堅故不可立拔荊軻逐秦王
秦王環柱而走羣臣皆愕卒起不意盡失其度而秦法羣臣侍殿上者不得
持尺寸之兵諸郎中執兵皆陳殿下非有詔召不得上方急時不及召下兵
以故荊軻乃逐秦王而卒惶急無以撃軻而以手共搏之是時侍醫夏無且
以其所奉藥囊提荊軻也秦王方環柱走卒惶急不知所爲左右乃曰王負
劒負劒遂拔以撃荊軻斷其左股荊軻廢乃引其匕首以擿秦王不中中桐
柱秦王復撃軻軻被八創軻自知事不就倚柱而笑箕踞以罵曰事所以不
成者以欲生劫之必得約契以報太子也於是左右既前殺軻秦王不怡者
良久已而論功賞羣臣及當坐者各有差而賜夏無且黄金二百溢曰無且
愛我乃以藥囊提荊軻也於是秦王大怒益發兵詣趙詔王翦軍以伐燕十
月而拔薊城燕王喜太子丹等盡率其鴛コ東保於遼東秦將李信追撃燕
王急代王嘉乃遺燕王喜書曰秦所以尤追燕急者以太子丹故也今王誠
殺丹獻之秦王秦王必解而社稷幸得血食其後李信追丹丹匿衍水中燕
王乃使使斬太子丹欲獻之秦秦復進兵攻之後五年秦卒滅燕虜燕王喜
其明年秦并天下立號爲皇帝於是秦逐太子丹荊軻之客皆亡高漸離變
名姓爲人庸保匿作於宋子久之作苦聞其家堂上客撃筑旁偟不能去毎
出言曰彼有善有不善從者以告其主曰彼庸乃知音竊言是非家丈人召
使前撃筑一坐稱善賜酒而高漸離念久隱畏約無窮時乃退出其装匣中
筑與其善衣更容貌而前擧坐客皆驚下與抗禮以爲上客使撃筑而歌客
無不流涕而去者宋子傳客之聞於秦始皇秦始皇召見人有識者乃曰高
漸離也秦皇帝惜其善撃筑重赦之乃其目使撃筑未嘗不稱善稱益近之
高漸離乃以鉛置筑中復進得近擧筑朴秦皇帝不中於是遂誅高漸離終
身不復近諸侯之人魯句踐已聞荊軻之刺秦王私曰嗟乎惜哉其不講於
刺劒之術也甚矣吾不知人也曩者吾叱之彼乃以我爲非人也
太史公曰世言荊軻其稱太子丹之命天雨粟馬生角也太過又言荊軻傷
秦王皆非也始公孫季功董生與夏無且游具知其事爲余道之如是自曹
至荊軻五人此其義或成或不成然其立意較然不欺其志名垂後世豈妄
也哉
思ひ草は、秋の野の尾花がもとに生ふとかや。またはこのけぶりも、其名にたぐふ心ちして、室のや
しまもとほからず、とことはにこがれつゝ、人の口のはにのみぞかゝる。さるは、いひけたれても、なほ
ふかくおもひいれて、もゆるけしきは、いぶきの山のさしも草にもことならず。かくのみたえず、なげき
せる。はてはいぶせくきたなげになりてすてらるゝよ。いとかくあだなる物とは思へど、とあるごとには、
なほ世にしらずをかしき物にこそあなれ。かゝるも、むげにちかき世の事ぞかし。むかしはをさをさ名
をだにしらざりし物の、やむごとなきあたりまで、もてはやさるゝもいかなるわざにか。人の国にも、い
にしへは、かゝる物ありとも聞えず。此頃渡りまうでくる書どもにこそ、こゝにもつゆたがはでもてあそ
ぶよしみえたれ。はるかなるせかいより、此国にめづらしき物ども、あまたわたしもてくる人を、まれま
れ見るにはなほまさりて、あながちにこのめるさまなり。
鶯の谷より出でし初こゑより、世もおしなべて春めきつゝ、やうやう、風なつかしう吹きわたして、お
ほかたの花の木どもゝけしきばみ、梅は今をさかりにて、にほひにかすむ大空のゝどけさに、そこは
かとなくあくがれいづる、春のひかりにかしらの雪もきえ果てぬべく、おいたるも若きも、おのがじゝき
よらをつくし、とがむばかりの香にしみたる、くれなゐの袖ふりはへて、行きかふ人をまちまうけたる、
かりのゆかなどにしばしやすらひつゝ、まづ火もてこといひたるに、きよげなる女のあはあはしげにもて
いでゝ、なめげにさしおきたる、さるがふことなどいひあざれたる、いとをかし。
有明の頃、ものへまかるとて、夜をこめて立ち出づる。空は月影くまなきに、やうやう、東の山ぎは
あかりてしらみゆくほど、なほ行くすゑは霧わたりて、はるかなる野べに、をりをりにうちてたく火のけ
ぶりあらばと、貫之のぬしのいひけむことのはなんど思ひ出でられて、ゆくゆく燧りいでつゝ、とぶ火
のひかりを、野守がいほにはあやしと出でゝやみるらむ。かくてまだ、思ふさまならぬに、火のきえぬ
るはをしきものなり。
ふみ分けてこし跡だになき庭の萩原、ことゝふものは風のみにて、いとゞ身にしみつゝ、色みえぬ心
は、木の葉と共にうつろひゆく秋の夕暮、いまさらまつとはなき物から、うちしをれたる浅茅が末の露
のそこより、心ぼそう鳴きいでたるまつ虫も、誰をかと思へば、人わろくなみだのこぼるゝもつゝましく
て、まぎるゝかたもやと、手ずさみのやうに、手つきいとなよらかにて打ちみじろくさまもらうたしや。風
にふかれてよこさまにたちのぼる烟の行くへも、つくづくとうち詠められて、あはれつらきかたにも、吹き
つたへてしがな。さらば、人しれぬ我おもひも、空にしるくや見ゆらんと思ふも、中々の心のもしほな
らん。
思ひ草は、秋の野の尾花がもとに生ふとかや。またはこのけぶりも、
其名にたぐふ心ちして、室のやしまもとほからず、とことはにこがれつゝ
、人の口のはにのみぞかゝる。さるは、いひけたれても、なほふかく
おもひいれて、もゆるけしきは、いぶきの山のさしも草にもことならず。
かくのみたえず、なげきせる。はてはいぶせくきたなげになりてすてらる
ゝよ。いとかくあだなる物とは思へど、とあるごとには、なほ世にしらず
をかしき物にこそあなれ。かゝるも、むげにちかき世の事ぞかし。むか
しはをさをさ名をだにしらざりし物の、やむごとなきあたりまで、もては
やさるゝもいかなるわざにか。人の国にも、いにしへは、かゝる物あり
とも聞えず。此頃渡りまうでくる書どもにこそ、こゝにもつゆたがはでも
てあそぶよしみえたれ。はるかなるせかいより、此国にめづらしき物ど
も、あまたわたしもてくる人を、まれまれ見るにはなほまさりて、あなが
ちにこのめるさまなり。鶯の谷より出でし初こゑより、世もおしなべて
春めきつゝ、やうやう、風なつかしう吹きわたして、おほかたの花の木
どもゝけしきばみ、梅は今をさかりにて、にほひにかすむ大空のゝどけ
さに、そこはかとなくあくがれいづる、春のひかりにかしらの雪もきえ果
てぬべく、おいたるも若きも、おのがじゝきよらをつくし、とがむばかりの
香にしみたる、くれなゐの袖ふりはへて、行きかふ人をまちまうけたる、
かりのゆかなどにしばしやすらひつゝ、まづ火もてこといひたるに、きよ
げなる女のあはあはしげにもていでゝ、なめげにさしおきたる、さるが
ふことなどいひあざれたる、いとをかし。有明の頃、ものへまかるとて、
夜をこめて立ち出づる。空は月影くまなきに、やうやう、東の山ぎは
あかりてしらみゆくほど、なほ行くすゑは霧わたりて、はるかなる野べ
に、をりをりにうちてたく火のけぶりあらばと、貫之のぬしのいひけむこ
とのはなんど思ひ出でられて、ゆくゆく燧りいでつゝ、とぶ火のひかり
を、野守がいほにはあやしと出でゝやみるらむ。かくてまだ、思ふさま
ならぬに、火のきえぬるはをしきものなり。ふみ分けてこし跡だになき
庭の萩原、ことゝふものは風のみにて、いとゞ身にしみつゝ、色みえ
ぬ心は、木の葉と共にうつろひゆく秋の夕暮、いまさらまつとはなき
物から、うちしをれたる浅茅が末の露のそこより、心ぼそう鳴きいで
たるまつ虫も、誰をかと思へば、人わろくなみだのこぼるゝもつゝまし
くて、まぎるゝかたもやと、手ずさみのやうに、手つきいとなよらかにて
打ちみじろくさまもらうたしや。風にふかれてよこさまにたちのぼる烟の
行くへも、つくづくとうち詠められて、あはれつらきかたにも、吹きつた
へてしがな。さらば、人しれぬ我おもひも、空にしるくや見ゆらんと思
ふも、中々の心のもしほならん。ふつゝかにふとり過ぎたるげすをのこ
の、かほにくさげなるが、くつろかにうちあふぎ、ひげかいなでてくはへ
ゐたるは、引きはなちてもすてまほし。かりそめに物したるまらうどにも、
すべてとりあへず、まづいだすものなるを、すかぬはやうなしとてかへし
たる、はえなき物なり。心地れいならずなやみゐて、はかなきくだ物な
どをさへ、いとものうくしたる折にも、いさゝかおこたりざまなるには、ま
づおもひ出づるぞかし。つねにすける人の、きよくとほざけて日数ふる
は、とぶらひきたる人などにも、しかじかなんさぶらふなどもいふかし。
水無月廿余日のひるつかた、扇の風もよにぬるく覚え、夕風まちつ
くる程もたへがたくて、のきちかううたゝねしたるに、ふと目さめぬれば
かたしけるかたの、あせにしめらひて、いとゞ物むづかしく、あつさ所
せきを、めするする引きよせて、火たづぬるもあながちなりや。今ぞ
すこし、庭の梢もうちそよぐほどなる。あまりしたしくもあらぬ人のもと
にて、物がたりし、例のいだしおきたる、とかくして時うつり、火もし
ろきはひがちになりたるをたづぬるに、はやくきえぬる、たゞにさしおくが
くちをしければ、あるじや心づくと、しばしかきさぐりゐるを、とく見て
人よびたるはよし。心やすきわたりにては、いかにもせむを。あらあ
らしう吹きしをりし嵐も、なごりなくのどまりて、せんざいのこずゑも
いとゞさびしく、木の本にくちのこる落葉も、あさ霜ながらの氷にう
づもれ、空さへ雪げにうちくもりぬる夕ぐれ、やゝちりくる花にぞ、春
のとなりのちかければと、すこしさうざうしさもなぐさみて、ながめいだ
せるに、ねぐらにかへるゆふがらすの、三つ四つ二つなきわたるも、
いとさむげに見ゆ。かくしつゝ、はやくれ竹の葉ずゑなんどより、やう
やうしろくなり行くほど、さすがに、まだ物のけじめも見えわきて、や
り水のほそうに残りたるなんどもをかし。内外人のけはひもいたうし
づまり、つれづれなるよひの程、庭に跡をもいかゞはといひあへむ。
そも何ばかりの心ざしにてかは、かゝる雪も、よに物する人のあ
らんとうむじゐたるをりしも、かどのかたに入りくる人のけはひぞする。
袖うちはらふほども、心もとなくて、はしちかうたち出でつゝ見れば、
あけくれ二なうむつびかはす人の声にて、いかゞ物し給ふ。こよ
ひの雪をひとりもてあそばむ事の、かたはなるこゝちし侍りてなんな
どいひたる、うれしくて、いでやこゝにも、心ばかりはかき分けて思
ひやり侍りしかど、ならはぬ夜ありきは、ものうくてなんなどいらへつゝ、
おくのかたにいりて、いとおほきなる火おけに、すみこちごちしうおこ
し、つとよりゐて、なにくれとむかしいまの物語しつゝ、よひ過ぐる程
、いとすごくしめじめと心ぼそくて、雪をれの音のみ、しばしばきこゆ
るに、ふりつもる程もしられて、こよなうさむけしや。あかずむかひゐ
たらむ程、れいのけぶりは今さらにいひたてずとも、空にしるべし。
夜やうやうふけゆけば、かへるよしゝて、心なき長ゐのうらを、下部
などや、海士のすむ里のしるべとおもひ侍らん、ねむたうぞおはすら
んなんどいひつゝたつ。なにかは千夜を一よにとも思ひ侍れど、御
心とまるべきくさはひにも侍らねば、しひて今暫しともいかゞは聞え
させむ。ふりはへてとはせ給ふみ心ざしはさる物にて、雪こそふかく
侍るめれ。みちの程もおぼつかなし。あかりの御まうけやさぶらふ、
まゐらせてむやなどきこえつゝ、ずんざよばすれば、ねぶりゐたるが、
かほふくらし、あくびうちしてはしりくるもをかし。立ちいづるほど、お
くより、御たばこいれなんのこりて侍りしとて、わらはべのもていでた
る、こはわすれにけりとて、ふところにさしいれていぬめり。さかづき
いだしてのみかはすをりなんどは、ろんなうけおされにたるやうなれ
ど、めぐりくるもまどほきひまには、なほしも、はた、えあらぬぞかし。
思ひ草は、秋の野の尾花がもとに生ふとかや。またはこのけぶりも、
其名にたぐふ心ちして、室のやしまもとほからず、とことはにこがれつゝ
、人の口のはにのみぞかゝる。さるは、いひけたれても、なほふかく
おもひいれて、もゆるけしきは、いぶきの山のさしも草にもことならず。
かくのみたえず、なげきせる。はてはいぶせくきたなげになりてすてらる
ゝよ。いとかくあだなる物とは思へど、とあるごとには、なほ世にしらず
をかしき物にこそあなれ。かゝるも、むげにちかき世の事ぞかし。むか
しはをさをさ名をだにしらざりし物の、やむごとなきあたりまで、もては
やさるゝもいかなるわざにか。人の国にも、いにしへは、かゝる物あり
とも聞えず。此頃渡りまうでくる書どもにこそ、こゝにもつゆたがはでも
てあそぶよしみえたれ。はるかなるせかいより、此国にめづらしき物ど
も、あまたわたしもてくる人を、まれまれ見るにはなほまさりて、あなが
ちにこのめるさまなり。鶯の谷より出でし初こゑより、世もおしなべて
春めきつゝ、やうやう、風なつかしう吹きわたして、おほかたの花の木
どもゝけしきばみ、梅は今をさかりにて、にほひにかすむ大空のゝどけ
さに、そこはかとなくあくがれいづる、春のひかりにかしらの雪もきえ果
てぬべく、おいたるも若きも、おのがじゝきよらをつくし、とがむばかりの
香にしみたる、くれなゐの袖ふりはへて、行きかふ人をまちまうけたる、
かりのゆかなどにしばしやすらひつゝ、まづ火もてこといひたるに、きよ
げなる女のあはあはしげにもていでゝ、なめげにさしおきたる、さるが
ふことなどいひあざれたる、いとをかし。有明の頃、ものへまかるとて、
夜をこめて立ち出づる。空は月影くまなきに、やうやう、東の山ぎは
あかりてしらみゆくほど、なほ行くすゑは霧わたりて、はるかなる野べ
に、をりをりにうちてたく火のけぶりあらばと、貫之のぬしのいひけむこ
とのはなんど思ひ出でられて、ゆくゆく燧りいでつゝ、とぶ火のひかり
を、野守がいほにはあやしと出でゝやみるらむ。かくてまだ、思ふさま
ならぬに、火のきえぬるはをしきものなり。ふみ分けてこし跡だになき
庭の萩原、ことゝふものは風のみにて、いとゞ身にしみつゝ、色みえ
ぬ心は、木の葉と共にうつろひゆく秋の夕暮、いまさらまつとはなき
物から、うちしをれたる浅茅が末の露のそこより、心ぼそう鳴きいで
たるまつ虫も、誰をかと思へば、人わろくなみだのこぼるゝもつゝまし
くて、まぎるゝかたもやと、手ずさみのやうに、手つきいとなよらかにて
打ちみじろくさまもらうたしや。風にふかれてよこさまにたちのぼる烟の
行くへも、つくづくとうち詠められて、あはれつらきかたにも、吹きつた
へてしがな。さらば、人しれぬ我おもひも、空にしるくや見ゆらんと思
ふも、中々の心のもしほならん。ふつゝかにふとり過ぎたるげすをのこ
の、かほにくさげなるが、くつろかにうちあふぎ、ひげかいなでてくはへ
ゐたるは、引きはなちてもすてまほし。かりそめに物したるまらうどにも、
すべてとりあへず、まづいだすものなるを、すかぬはやうなしとてかへし
たる、はえなき物なり。心地れいならずなやみゐて、はかなきくだ物な
どをさへ、いとものうくしたる折にも、いさゝかおこたりざまなるには、ま
づおもひ出づるぞかし。つねにすける人の、きよくとほざけて日数ふる
は、とぶらひきたる人などにも、しかじかなんさぶらふなどもいふかし。
水無月廿余日のひるつかた、扇の風もよにぬるく覚え、夕風まちつ
くる程もたへがたくて、のきちかううたゝねしたるに、ふと目さめぬれば
かたしけるかたの、あせにしめらひて、いとゞ物むづかしく、あつさ所
せきを、めするする引きよせて、火たづぬるもあながちなりや。今ぞ
すこし、庭の梢もうちそよぐほどなる。あまりしたしくもあらぬ人のもと
にて、物がたりし、例のいだしおきたる、とかくして時うつり、火もし
ろきはひがちになりたるをたづぬるに、はやくきえぬる、たゞにさしおくが
くちをしければ、あるじや心づくと、しばしかきさぐりゐるを、とく見て
人よびたるはよし。心やすきわたりにては、いかにもせむを。あらあ
らしう吹きしをりし嵐も、なごりなくのどまりて、せんざいのこずゑも
いとゞさびしく、木の本にくちのこる落葉も、あさ霜ながらの氷にう
づもれ、空さへ雪げにうちくもりぬる夕ぐれ、やゝちりくる花にぞ、春
のとなりのちかければと、すこしさうざうしさもなぐさみて、ながめいだ
せるに、ねぐらにかへるゆふがらすの、三つ四つ二つなきわたるも、
いとさむげに見ゆ。かくしつゝ、はやくれ竹の葉ずゑなんどより、やう
やうしろくなり行くほど、さすがに、まだ物のけじめも見えわきて、や
り水のほそうに残りたるなんどもをかし。内外人のけはひもいたうし
づまり、つれづれなるよひの程、庭に跡をもいかゞはといひあへむ。
そも何ばかりの心ざしにてかは、かゝる雪も、よに物する人のあ
らんとうむじゐたるをりしも、かどのかたに入りくる人のけはひぞする。
袖うちはらふほども、心もとなくて、はしちかうたち出でつゝ見れば、
あけくれ二なうむつびかはす人の声にて、いかゞ物し給ふ。こよ
ひの雪をひとりもてあそばむ事の、かたはなるこゝちし侍りてなんな
どいひたる、うれしくて、いでやこゝにも、心ばかりはかき分けて思
ひやり侍りしかど、ならはぬ夜ありきは、ものうくてなんなどいらへつゝ、
おくのかたにいりて、いとおほきなる火おけに、すみこちごちしうおこ
し、つとよりゐて、なにくれとむかしいまの物語しつゝ、よひ過ぐる程
、いとすごくしめじめと心ぼそくて、雪をれの音のみ、しばしばきこゆ
るに、ふりつもる程もしられて、こよなうさむけしや。あかずむかひゐ
たらむ程、れいのけぶりは今さらにいひたてずとも、空にしるべし。
夜やうやうふけゆけば、かへるよしゝて、心なき長ゐのうらを、下部
などや、海士のすむ里のしるべとおもひ侍らん、ねむたうぞおはすら
んなんどいひつゝたつ。なにかは千夜を一よにとも思ひ侍れど、御
心とまるべきくさはひにも侍らねば、しひて今暫しともいかゞは聞え
させむ。ふりはへてとはせ給ふみ心ざしはさる物にて、雪こそふかく
侍るめれ。みちの程もおぼつかなし。あかりの御まうけやさぶらふ、
まゐらせてむやなどきこえつゝ、ずんざよばすれば、ねぶりゐたるが、
かほふくらし、あくびうちしてはしりくるもをかし。立ちいづるほど、お
くより、御たばこいれなんのこりて侍りしとて、わらはべのもていでた
る、こはわすれにけりとて、ふところにさしいれていぬめり。さかづき
いだしてのみかはすをりなんどは、ろんなうけおされにたるやうなれ
ど、めぐりくるもまどほきひまには、なほしも、はた、えあらぬぞかし。
下戸はさらなりや。かのわすれおきていなむとしたりし物よ。をりを
りの心ばへ、時につけつゝしいづるたくみ、年々月々にめづらしう
見えしらがへば、いたりすくなきわか人なんどは、いとこのましうしつ
ゝ、ふりぬさきにと、いそぎもとめて、ほこらしげにもていありくを、人
もはやうもたりけるこそくちをしけれ。大かたかやうの事、人にあらそ
ひうけばりたるこそ、いとをさなきわざならめ。めでたしとこひて見る
だに、したりがほしたるはにくし。またあまりきすぐにて、いつもふる
めかしきかたをのみまもりゐたるも、折にふれ所によりては、さはい
へど、はえなきわざなり。只なにとなくおいらかになつかしうきよげ
なるを、あるにまかせてもたまほし。さりとて、ひたぶるにえんだちな
まめきたるも、女なんどこそさもあらめど、いとをこがましく見ゆるぞ
かし。かうやうのすきずきしさも、わかき程はつみゆるしつべし。さ
だすぎたる人の、ようせずばうまごもいだきつべきころほひなるが、
いまめきはなやぐこそ、あひなき物なれ。いふかひなく、年まかり
より侍りては、何事につけても、おのづから人に心をおかれ、さる
からにうちいでむとおぼしき事もつゝましく、又おのづからひがひが
しき心も、いでまうでくるわざに侍れば、おのづから所せきものに
なりゆき、うたてのおきなやと、うちあはめられ、まじらひふればふ
人もありがたき世にこそ、なんどかたりつゝ、きせるかきのごひ、
みがきなんどしつゝのみゐるは、わかゝりしより、たがひに心かは
らぬ友ならんと、見つゝ心苦しく聞きゐるわかうどさへ、えあらず。
ましてひとりつれづれにあかしくらすらんおい人の、身をさらぬ友
としたるはことわりにこそと、もろこし人の名づけゝむも、げにさる
ことぞかし。世ばなれ物すごきみ山のおくにも、すめば年月をか
さねてすむ物の、花もみぢうつればかはる折ふしのさびしさを、
いかゞはせむ。秋のゆふべ霧にしをるゝ槇の下露をながめ、夜
ふかく松のみのほろほろと落つるを、ねられぬみゝにきゝゐたらん
ほどなんどのつれづれは、金炉烟靄のすこしきなるにのみぞな
ぐさめてまし。何となくはかなげにおよびにすゑて、めぐらしゐたる
も、さびしげに見ゆ。あはれ、源氏の君の、須磨の御うつろひの
ほど、御つれづれなりし世にも、かゝる物ありてましかばと覚ゆ。
はなやかに、今やううたひ、いとなつかしうひきすましたる物のね
に、きゝゐる人も、おのづから時々声うちそへ、かたはしつゞしり
うたひつゝ興じたる、きゝしらぬあたりも、きせるしてしどけなくひ
やうしとりゐたる。さうざうしからぬわざなりや。ふたよ三夜よがれ
し床のうらみもちりも、まだつもれるとはなけれど、大ぬさのひくて
やよそになんど、かこちつゞくる言のはをあはれと聞きつゝ、つひの
よるせをかたらひなぐさめなんどしつゝ、かたみにぬらす袖のうらに
も、たくものけぶりはたつとなむ。枕より外にもらさぬむつ物がたり
もきゝあかすらん。鐘の音も暁ちかくつげわたせど、つきぬちぎり
は、なほ有明のつれなき空に止めおきて立ち別れむとする程、
妻戸おしあけつゝ眺めいだして、頓にもいでやらず、あしたの霜
のと打ちずんじ、衣うちはおり、ひもさしなんどする程、女もなほ
あかぬさまにて、海士のもしほ火またゝきそめ、およびしてけしき
ばかりかいのごひ、こゝろありげにさしよせたる、にくからでとりつゝ
吹きいづるけぶりに、入りかたの月かげさとくもりたるは、いひしら
ず哀にえんなる明けがたのけしきなりとかや。又人めをつゝみ色
にもいでゞ、わりなき恋をするがなるふじの煙のくゆりわび、空に
きえなむ思のほどをも、かゝるたよりに人づてならで、さながらほ
のめかし出づるわざもありとかや。女はおほかた、すかざらんが
まさりてぞ見ゆる。なよびよしめくかたにはたよりともなりぬべけ
れど、さるからいとゞおもにくきかたも添ふかし。されど、今はお
しなべての事になりぬれば、もちひざるは中々さうざうし。二つ
三つばかりなるちごの見ならひて、ちひさき手さしのべまさぐり
つゝ、口にさしいれたる。あやふしとてとらんとするを、むつがり
すまひたるいとうつくし。鼻よりふとけぶりのたちいでたるを、炭
がまのやうに覚えつといひし、さは其人のかほや、雪のやうにあ
りけむといとゆかし。輪にせむとて、人の吹きいでたる烟のをか
しくまどかにて、いくつもつらなりあがるを見て、我もなじかはあ
やまたむ。いとようしてん。見給へなんどあらがひつゝ、吹き出
だしたるに、あやしうみだれぬる、心うがりて、此たびはいかで
と、いたう口つぎつくろひ、心したるが、又吹きそこなひたる、い
とむとくなり。これをやけぶりくらべといふべからん。わがけぶりに
人のむせびて、かほあかめ、しはぶきしきりにしたる、いと心ぐる
し。すてたるになほ立ちのぼる烟は、みな人のいとふわざなり。
やにといふ物の口にいりきて、ひたひにしわよせたるもをかし。
ゑひてかしらいたくしたる。又をかし。思ふどち二人三人類し
て北野へまうでけるに、いつも人多くまゐりたる、まして廿五
日なんどは、おまへわたりところせく立ちこみて、ちかづくべくも
あらぬに、からうじて御はしをのぼり、かうらんのほとり、かたは
らよりをがみ奉る。こゝらの人、おのがさまざま何事をいのるら
む。いと久しくふしをがみぬかづきゐるも有り。かればみたる声
して、なにがしそくさいのためなんどけいするもほの聞ゆ。ことご
としきかしは手のひゞきには、あら人がみのかしこき御耳をもお
どろかし奉るらんと、いとたのもし。手さしのべ、十二銅の心ざ
しとて奉りたる敬白のかた、うちならすもいとなく聞ゆ。おくのか
たを見いれたれば、御札巻数なんど宮僧ばらのとりいでゝさづ
くる、いたゞきてまかんづるもあり。すこしこなたざまには、打ちさ
うぞきてはらひもなにもしのびやかによみゐたる、法師はだらに
なんどゆるらかにねんずるもたふとし。みあらかのうしろのかたよ
り、いそがはしげにめぐりきて、みはしのもとにて、かたばかりを
がみつゝ、又はしりゆくは、もゝたびまうでとかや。さるは、手に
数さしゆくも中に見ゆ。南の御門をいでゝあそここゝ物みありき、
下ざまへゆくに、寺なんどもおほくならびたてるまへを過ぐるに、
かたはらより、痩せさらぼひていみじきさましたるかたゐのつとよ
りきて、あが君あが君たばこすこしといひたるぞいとこちたき。
いひをだに思ふさまにはくはざんめるものゝ、これをしかあなが
ちにこふ事ぞよにあやしき。かへりもみでゆくに、なほけしきとり
つゝかゝづらひくるを、うしろより、ずんざの制する聞きもいれず。
すこしえさせたるに、二なうよろこぼひていぬるぞ、いとあはれな
るや。月のまへ花のもとはさらにもいはず。すべて折々の興ある
ふぜい、めづらしき浦山のけしき、えならぬなんどを見るにも、
思ひいでゝとりあへず、をりからのをかしさをもそふる物にこそ。
あやしの山がつどものつま木負ひたるが、あまたかいつらねて
家路をいそぐ、そばつたひかたなりなるわらはべなんども、程に
つけつゝになひつゞけたるぞをかしき。すこしたひらなる所にて、
木どもしばし枝にあづけおき、まろがれあひて打ちやすみたる、
てけのことなんどいひつゝ、例のけぶりはおのがじゝたつめれど、
かうやうのものゝは、にほひなんども中々うるさければかゝず。
たかきいやしきほどほどにつけつゝ、もちふるきざみきざみ有り
て、国々ところどころになだゝるたぐひおほく、おのづからその
品かはり、はた匂よりはじめて色ことに、あぢはひおなじ物な
らず。よきはよく、あしきはあしくて、いとようけぢめ分るゝもの
なり。旅人の行きかふ道なんどには、所々にきざみたばこな
んどゝ、いと大きにあしでのかきそこなはれたるやうに、しやう
じなんどにかき、あるは物のゑやうなんどをかしげに、あやしう
かきなしたるを見つゝ行くは、めさむる心ちす。春の末つかた、
野べに打ちいでゝ田のもを見しかば、しづの男がたがへしや
すみて、道のべにしりさしすゑ、こしよりきせるとうで、あつご
えたるたばこいれよりひねりいだし、こちごちしうおしつぎてくゝ
みつゝ、かしらかたぶけて火うちひらめかし、口つきおかしげ
にのみゐたる、はては火けたじとて、手のうちにたゝきあけて、
あつければまろばしながら、又かいつぎたるこそいそがはしく
見えしか。また木の道のたくみ、さらぬよろづのなりはひにも、
身をつとめこうじにたる。しばしやすむとては、かの一服をし
たまちつゝ、こゝもとしはてなんどたのしみはげむめり。
大かた朝夕のさへ、たえだえなる屋にもなほ、此けぶりはた
つるぞかし。いづくにもあれ、出でたるにわすれてもこざりしく
ちをしさよ。又粉のやうになりたるにも、すべて人にもとむれば
ひげしつゝ、あたへたる、きせるかりなんど、すべてなめげなる
こと、人に物こふことなんどは、大かたつゝましくてせぬわざな
るを、是のみ何ともおもはず、ならひになりぬるもいかなるに
か。きえぬる、すてむとてさしよせたるに、人も同じさまにして、
ほうとつきあひたる、かたみにゆづりあひてまちたる。かしこま
りある所なんどにては、まづともいふかし。火つくるをりなんど
は、さてまつ程も久しく覚ゆ。人につかはるゝわらはの、まだ
ゆるされぬ程、わりなくこのみて、使の道なんどしる人のがり
かくろへつゝ、立ちよりては、こよなうおそかりきと、いちはやく
いはるゝ物から、とみの事いひにやりたる折なんども、なほこ
りずまのあまのもしほ火、けぶりのたえまをうらさびしとぞおも
ひたんめる。露ばかりのすひがらより火いできて、おほくの屋
どもやけうするためしもあんなれば、ふかく此の火の事せい
するもことわりぞかし。それはさることにて、つねに衣なんどや
きたゞらし、あるはたゝみに落してしらざるを、人に見つけを
しへられて、あわてふためき、ひろひすてたる。かたはらいた
く、すゞろにをかし。朝まだき霜よのなごり、いと寒むけくて、
大かたかしらさしいづべくもあらぬに、さゝやかなるわらはべ
の、らうたげにうちしぼみて、けぶりの調度もちいでつゝかき
はらひ、きたなき物きよむとて、氷うちたゝき水そゝぎ、かた
手ふきふき石にすりて、がはがはといひたる音さへ、哀にき
こゆ。おほかた、此調度のもてなしにも、あるじの心のおし
はからるゝなり。いつもちりばみけがれて、火いれのはひき
たなげに、きせるあかつきとゞこほりがちなるは、にくゝさへぞ
ある。きらゝかにみがきなして、きよげなるは、一きはのむ
心ちもよし。かゝりとて、あまり心をいれて、ちりもゐさせじと
もてあがめたるも、是のみにや暮すらんと心づきなし。火の
いくたびもきえたる、いとむづかし。はひふきこぼしたるあさま
しさは、えもいはず。かくのみいみじくいひなすを、いみきらは
む人は、それしかあらじ。やうなき物なりと思ひすてなむもこと
わりかな。つくづくとたどりつゝ思へば、げにはかなくあだな
る物にこそとも思ひかへさる。もろこしにても、とりどりにこと
わりてさだめかねたるとかや。いむことたゞしきほうしなんどの、
ちかくさしよせだにせぬもいとたふとし。かくまでは思ひとけども、
なほおきがたき物にや。あしたにおきたるにも、まして物くひ
たるにも、ぬるにも、大かたはなるゝ折こそなけれ。かうつね
にけぢかくしたしき物は、なにかはある。さるをいみじき願た
て、ものいみなんどして、七日もしは十日なんどたちゐたら
んほどにぞ、つねはさしも思はぬ此君の、一日もなくてはえ
あらぬことをばしるらんかし。
思ひ草は、秋の野の尾花がもとに生ふとかや。またはこのけぶりも、
其名にたぐふ心ちして、室のやしまもとほからず、とことはにこがれつゝ
、人の口のはにのみぞかゝる。さるは、いひけたれても、なほふかく
おもひいれて、もゆるけしきは、いぶきの山のさしも草にもことならず。
かくのみたえず、なげきせる。はてはいぶせくきたなげになりてすてらる
ゝよ。いとかくあだなる物とは思へど、とあるごとには、なほ世にしらず
をかしき物にこそあなれ。かゝるも、むげにちかき世の事ぞかし。むか
しはをさをさ名をだにしらざりし物の、やむごとなきあたりまで、もては
やさるゝもいかなるわざにか。人の国にも、いにしへは、かゝる物あり
とも聞えず。此頃渡りまうでくる書どもにこそ、こゝにもつゆたがはでも
てあそぶよしみえたれ。はるかなるせかいより、此国にめづらしき物ど
も、あまたわたしもてくる人を、まれまれ見るにはなほまさりて、あなが
ちにこのめるさまなり。鶯の谷より出でし初こゑより、世もおしなべて
春めきつゝ、やうやう、風なつかしう吹きわたして、おほかたの花の木
どもゝけしきばみ、梅は今をさかりにて、にほひにかすむ大空のゝどけ
さに、そこはかとなくあくがれいづる、春のひかりにかしらの雪もきえ果
てぬべく、おいたるも若きも、おのがじゝきよらをつくし、とがむばかりの
香にしみたる、くれなゐの袖ふりはへて、行きかふ人をまちまうけたる、
かりのゆかなどにしばしやすらひつゝ、まづ火もてこといひたるに、きよ
げなる女のあはあはしげにもていでゝ、なめげにさしおきたる、さるが
ふことなどいひあざれたる、いとをかし。有明の頃、ものへまかるとて、
夜をこめて立ち出づる。空は月影くまなきに、やうやう、東の山ぎは
あかりてしらみゆくほど、なほ行くすゑは霧わたりて、はるかなる野べ
に、をりをりにうちてたく火のけぶりあらばと、貫之のぬしのいひけむこ
とのはなんど思ひ出でられて、ゆくゆく燧りいでつゝ、とぶ火のひかり
を、野守がいほにはあやしと出でゝやみるらむ。かくてまだ、思ふさま
ならぬに、火のきえぬるはをしきものなり。ふみ分けてこし跡だになき
庭の萩原、ことゝふものは風のみにて、いとゞ身にしみつゝ、色みえ
ぬ心は、木の葉と共にうつろひゆく秋の夕暮、いまさらまつとはなき
物から、うちしをれたる浅茅が末の露のそこより、心ぼそう鳴きいで
たるまつ虫も、誰をかと思へば、人わろくなみだのこぼるゝもつゝまし
くて、まぎるゝかたもやと、手ずさみのやうに、手つきいとなよらかにて
打ちみじろくさまもらうたしや。風にふかれてよこさまにたちのぼる烟の
行くへも、つくづくとうち詠められて、あはれつらきかたにも、吹きつた
へてしがな。さらば、人しれぬ我おもひも、空にしるくや見ゆらんと思
ふも、中々の心のもしほならん。ふつゝかにふとり過ぎたるげすをのこ
の、かほにくさげなるが、くつろかにうちあふぎ、ひげかいなでてくはへ
ゐたるは、引きはなちてもすてまほし。かりそめに物したるまらうどにも、
すべてとりあへず、まづいだすものなるを、すかぬはやうなしとてかへし
たる、はえなき物なり。心地れいならずなやみゐて、はかなきくだ物な
思ひ草は、秋の野の尾花がもとに生ふとかや。またはこのけぶりも、
其名にたぐふ心ちして、室のやしまもとほからず、とことはにこがれつゝ
、人の口のはにのみぞかゝる。さるは、いひけたれても、なほふかく
おもひいれて、もゆるけしきは、いぶきの山のさしも草にもことならず。
かくのみたえず、なげきせる。はてはいぶせくきたなげになりてすてらる
ゝよ。いとかくあだなる物とは思へど、とあるごとには、なほ世にしらず
をかしき物にこそあなれ。かゝるも、むげにちかき世の事ぞかし。むか
しはをさをさ名をだにしらざりし物の、やむごとなきあたりまで、もては
やさるゝもいかなるわざにか。人の国にも、いにしへは、かゝる物あり
とも聞えず。此頃渡りまうでくる書どもにこそ、こゝにもつゆたがはでも
てあそぶよしみえたれ。はるかなるせかいより、此国にめづらしき物ど
も、あまたわたしもてくる人を、まれまれ見るにはなほまさりて、あなが
ちにこのめるさまなり。鶯の谷より出でし初こゑより、世もおしなべて
春めきつゝ、やうやう、風なつかしう吹きわたして、おほかたの花の木
どもゝけしきばみ、梅は今をさかりにて、にほひにかすむ大空のゝどけ
さに、そこはかとなくあくがれいづる、春のひかりにかしらの雪もきえ果
てぬべく、おいたるも若きも、おのがじゝきよらをつくし、とがむばかりの
香にしみたる、くれなゐの袖ふりはへて、行きかふ人をまちまうけたる、
かりのゆかなどにしばしやすらひつゝ、まづ火もてこといひたるに、きよ
げなる女のあはあはしげにもていでゝ、なめげにさしおきたる、さるが
ふことなどいひあざれたる、いとをかし。有明の頃、ものへまかるとて、
夜をこめて立ち出づる。空は月影くまなきに、やうやう、東の山ぎは
あかりてしらみゆくほど、なほ行くすゑは霧わたりて、はるかなる野べ
に、をりをりにうちてたく火のけぶりあらばと、貫之のぬしのいひけむこ
とのはなんど思ひ出でられて、ゆくゆく燧りいでつゝ、とぶ火のひかり
を、野守がいほにはあやしと出でゝやみるらむ。かくてまだ、思ふさま
ならぬに、火のきえぬるはをしきものなり。ふみ分けてこし跡だになき
庭の萩原、ことゝふものは風のみにて、いとゞ身にしみつゝ、色みえ
ぬ心は、木の葉と共にうつろひゆく秋の夕暮、いまさらまつとはなき
物から、うちしをれたる浅茅が末の露のそこより、心ぼそう鳴きいで
たるまつ虫も、誰をかと思へば、人わろくなみだのこぼるゝもつゝまし
くて、まぎるゝかたもやと、手ずさみのやうに、手つきいとなよらかにて
打ちみじろくさまもらうたしや。風にふかれてよこさまにたちのぼる烟の
行くへも、つくづくとうち詠められて、あはれつらきかたにも、吹きつた
へてしがな。さらば、人しれぬ我おもひも、空にしるくや見ゆらんと思
ふも、中々の心のもしほならん。ふつゝかにふとり過ぎたるげすをのこ
の、かほにくさげなるが、くつろかにうちあふぎ、ひげかいなでてくはへ
ゐたるは、引きはなちてもすてまほし。かりそめに物したるまらうどにも、
すべてとりあへず、まづいだすものなるを、すかぬはやうなしとてかへし
たる、はえなき物なり。心地れいならずなやみゐて、はかなきくだ物な
どをさへ、いとものうくしたる折にも、いさゝかおこたりざまなるには、ま
づおもひ出づるぞかし。つねにすける人の、きよくとほざけて日数ふる
は、とぶらひきたる人などにも、しかじかなんさぶらふなどもいふかし。
水無月廿余日のひるつかた、扇の風もよにぬるく覚え、夕風まちつ
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
軍一心一体の実を致さざるべからず。軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、掌固
にして而も和気藹々たる団結を固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図
に従ひ、誠心を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なか
るべからず。第五 協同諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣
然として没我協力の精神を発揮すべし。各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相
信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべから
ず。第六攻撃精神凡そ戦闘は勇猛、常に果敢精神を以て一貫すべし。攻撃に方りては果
断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。防禦又克く攻勢の鋭気を
包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に委すること勿れ。追撃は断乎と
して飽く迄も徹底的なるべし。勇往邁進百事懼れず、沈着大胆難局に処し、堅忍不抜困苦
に克ち、有ゆる障碍を突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。第七 必勝の信念信は力
なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。
須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に勝つの実力を涵養すべし。勝敗は皇国の隆替に
関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する己の責務を銘肝し、勝たずば
断じて已むべからず。本訓其の二第一 敬神神霊上に在りて照覧し給ふ。心を正し身を修
め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の加護に恥ぢさるべし。第二孝
道忠孝一本は我が国道義の精彩にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。戦陣深く父
母の志を体し、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。第三
敬礼挙措敬礼は至純なる服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に厳
正なる敬礼を行はざるべからず。礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き
武人たるの証左なり。第四 戦友道戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至
情を致し、常に切磋琢磨し、緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在
り。第五 率先躬行幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざれば下必ず乱る。戦
陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。第六 責任任務は神聖なり。
責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して一切の手段を早くし、之が達成
に遺憾なきを期すべし。第七 死生観死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。生死
を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に
生くることを悦びとすべし。第八 名を惜しむ恥を知るもの強し。常に郷党家門の面目を思
ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を
残すこと勿れ。第九 質実剛健質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛
なる志気を振起すべし。陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎
事節約に努むべし。奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。第十 清廉潔白清廉潔白は、武
人気節の由って立つ所なり。己に克つこと能はずして物欲に捉はるる者、争(いか)でか皇
国に身命を捧ぐるを得ん。身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天
地に愧ぢさるべし。本訓其の三第一 戦陣の戒一 一瞬の油断、不測の大事を生ず。常に
備へ厳に警めざるべからず。敵及住民を軽侮するを止めよ。小成に安んじて労を厭ふこと
勿れ。不注意も亦災禍の因と知るべし。二 軍機を守るに細心なれ。謀者は常に身辺に在
り。三 哨務は重大なり。一軍の安危を担ひ、一隊の軍紀を代表す。宜しく身を以て其の重
軍一心一体の実を致さざるべからず。軍隊は統率の本義に則り、隊長を核心とし、掌固
にして而も和気藹々たる団結を固成すべし。上下各々其の分を厳守し、常に隊長の意図
に従ひ、誠心を他の腹中に置き、生死利害を超越して、全体の為己を没するの覚悟なか
るべからず。第五 協同諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、全軍戦捷の為欣
然として没我協力の精神を発揮すべし。各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、相
信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、戮力協心相携へて目的達成の為力闘せざるべから
ず。第六攻撃精神凡そ戦闘は勇猛、常に果敢精神を以て一貫すべし。攻撃に方りては果
断積極機先を制し、剛毅不屈、敵を粉砕せずんば已まざるべし。防禦又克く攻勢の鋭気を
包蔵し、必ず主動の地位を確保せよ。陣地は死すとも敵に委すること勿れ。追撃は断乎と
して飽く迄も徹底的なるべし。勇往邁進百事懼れず、沈着大胆難局に処し、堅忍不抜困苦
に克ち、有ゆる障碍を突破して一意勝利の獲得に邁進すべし。第七 必勝の信念信は力
なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。必勝の信念は千磨必死の訓練に生ず。
須く寸暇を惜しみ肝胆を砕き、必ず敵に勝つの実力を涵養すべし。勝敗は皇国の隆替に
関す。光輝ある軍の歴史に鑑み、百戦百勝の伝統に対する己の責務を銘肝し、勝たずば
断じて已むべからず。本訓其の二第一 敬神神霊上に在りて照覧し給ふ。心を正し身を修
め篤く敬神の誠を捧げ、常に忠孝を心に念じ、仰いで神明の加護に恥ぢさるべし。第二孝
道忠孝一本は我が国道義の精彩にして、忠誠の士は又必ず純情の孝子なり。戦陣深く父
母の志を体し、克く尽忠の大義に徹し、以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。第三
敬礼挙措敬礼は至純なる服従心の発露にして、又上下一致の表現なり。戦陣の間特に厳
正なる敬礼を行はざるべからず。礼節の精神内に充溢し、挙措謹厳にして端正なるは強き
武人たるの証左なり。第四 戦友道戦友の道義は、大義の下死生相結び、互に信頼の至
情を致し、常に切磋琢磨し、緩急相救ひ、非違相戒めて、倶に軍人の本分を完うするに在
り。第五 率先躬行幹部は熱誠以て百行の範たるべし。上正しからざれば下必ず乱る。戦
陣は実行を尚ぶ。躬を以て衆に先んじ毅然として行ふべし。第六 責任任務は神聖なり。
責任は極めて重し。一業一務忽せにせず、心魂を傾注して一切の手段を早くし、之が達成
に遺憾なきを期すべし。第七 死生観死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。生死
を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。身心一切の力を尽くし、従容として悠久の大義に
生くることを悦びとすべし。第八 名を惜しむ恥を知るもの強し。常に郷党家門の面目を思
ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を
残すこと勿れ。第九 質実剛健質実以て陣中の起居を律し、剛健なる士風を作興し、旺盛
なる志気を振起すべし。陣中の生活は簡素ならざるべからず。不自由は常なるを思ひ、毎
事節約に努むべし。奢侈は勇猛の精神を蝕むものなり。第十 清廉潔白清廉潔白は、武
人気節の由って立つ所なり。己に克つこと能はずして物欲に捉はるる者、争(いか)でか皇
国に身命を捧ぐるを得ん。身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。行ひて俯仰天
地に愧ぢさるべし。本訓其の三第一 戦陣の戒一 一瞬の油断、不測の大事を生ず。常に
備へ厳に警めざるべからず。敵及住民を軽侮するを止めよ。小成に安んじて労を厭ふこと
勿れ。不注意も亦災禍の因と知るべし。二 軍機を守るに細心なれ。謀者は常に身辺に在
り。三 哨務は重大なり。一軍の安危を担ひ、一隊の軍紀を代表す。宜しく身を以て其の重
きに任じ、厳粛に之を服行すべし。哨兵の身分は又深く之を尊重せざるべからず。四 思想
戦は、現代戦の重要なる一面なり。皇国に対する不動の信念を以て、敵の宣伝欺瞞を破摧
するのみならず、進んで皇道の宣布に勉むべし。五 流言蜚語は信念の弱きに生ず。惑ふ
こと勿れ、動ずること勿れ。皇軍の実力を確信し、篤く上官を信頼すべし。六 敵産、敵資の
保護に留意するを要す。徴発、押収、物資の燼滅等は総て規定に従ひ、必ず指揮官の命に
依るべし。七 皇軍の本義に鑑み、仁恕の心能く無事の住民を愛護すべし。八 戦陣苟も酒
色に心奪はれ、又は欲情に駆られて本心を失ひ、皇軍の威信を損じ、奉公の身を過るが如
きことあるべからず。深く戒慎し、断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。九 怒を抑
へ不満を制すべし。「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。一瞬の激情悔を後日に残すこと多し
。軍法の峻厳なるは時に軍人の栄誉を保持し、皇軍の威信を完うせんが為なり。常に出征
当時の決意と感激とを想起し、遥かに思を父母妻子の真情に馳せ、仮初にも身を罪科に曝
すこと勿れ。第二 戦陣の嗜一 尚武の伝統に培ひ、武徳の涵養、技能の練磨に勉むべし。
「毎時退屈する勿れ」とは古き武将の言葉にも見えたり。二 後顧の憂を絶ちて只管奉公の
道に励み、常に身辺を整へて死後を清くするの嗜を肝要とす。屍を戦野に曝すは固より軍
人の覚悟なり。縦ひ遺骨の遅らざることあるも、敢て意とせぎる様予て家人に含め置くべし。
三 戦陣病魔に倒るるは遺憾の極なり。時に衛生を重んじ、己の不節制に因り奉公に支障
を来すが如きことあるべからず。四 刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の
間常に兵器資材を尊重し馬匹を愛護せよ。五 陣中の徳義は戦力の因なり。常に他隊の便
益を思ひ、宿舎、物資の独占の如きは慎むべし。「立つ鳥跡を濁さず」と言へり。雄々しく床し
き皇軍の名を、異郷辺土にも永く伝へられたきものなり。六 総じて武勲を誇らず、功を人に
譲るは武人の高風とする所なり。他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、省みて我が
誠の足らざるを思ふべし。七 諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。八 常に大国民たる
の襟度を持し、正を践み義を貫きて皇国の威風を世界に宣揚すべし。国際の儀礼亦軽んず
べからず。九 万死に一生を得て帰還の大命に浴することあらば、具に思を護国の英霊に致
し、言行を悼みて国民の範となり、愈々奉公の覚悟を固くすべし。結以上述ぶる所は、悉く勅
諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧
を期せざるべからず。戦陣の将兵、須く此の趣旨を体し、愈々奉公の至誠を擢んで、克く軍人
の本分を完うして、皇恩の渥きに答え奉れべし。
臣安萬侶言夫混元既凝氣象未效無名無爲誰知其形然乾坤初分參神作
造化之首陰陽斯開二靈爲群品之祖所以出入幽顯日月彰於洗目浮沈海
水神祇呈於滌身故太素杳冥因本ヘ而識孕土産嶋之時元始綿邈頼先聖
而察生神立人之世寔知懸鏡吐珠而百王相續喫劒切蛇以萬神蕃息與議
安河而平天下論小濱而清國土是以番仁岐命初降于高千嶺神倭天皇經
歴于秋津嶋化熊出川天劒獲於高倉生尾遮徑大烏導於吉野列儛攘賊聞
歌伏仇即覺夢而敬神祇所以稱賢后望烟而撫黎元於今傳聖帝定境開邦
制于近淡海正姓撰氏勒于遠飛鳥雖歩驟各異文質不同莫不稽古以繩風
猷於既頽照今以補典ヘ於欲絶曁飛鳥清原大宮御大八州天皇御世濳龍
體元洊雷應期開夢歌而相纂業投夜水而知承基然天時未臻蝉蛻於南山
人事共給虎歩於東國皇輿忽駕淩渡山川六師雷震三軍電逝杖矛擧威猛
士烟起絳旗耀兵凶徒瓦解未移浹辰氣沴自清乃放牛息馬ト悌歸於華夏
巻旌戢戈儛詠停於都邑歳次大梁月踵夾鐘清原大宮昇即天位道軼軒后
コ跨周王握乾符而ハ六合得天統而包八荒乘二氣之正齊五行之序設神
理以奬俗敷英風以弘國重加智海浩汗潭探上古心鏡煒煌明覩先代於是
天皇詔之朕聞諸家之所賷帝紀及本辭既違正實多加虚僞當今之時不改
其失未經幾年其旨欲滅斯乃邦家之經緯王化之鴻基焉故惟撰録帝紀討
覈舊辭削僞定實欲流後葉時有舎人姓稗田名阿禮年是廿八爲人聰明度
目誦口拂耳勒心即勅語阿禮令誦習帝皇日繼及先代舊辭然運移世異未
行其事矣伏惟皇帝陛下得一光宅通三亭育御紫宸而コ被馬蹄之所極坐
玄扈而化照船頭之所逮日浮重暉雲散非烟連柯并穗之瑞史不絶書列烽
重譯之貢府無空月可謂名高文命コ冠天乙矣於焉惜舊辭之誤忤正先紀
之謬錯以和銅四年九月十八日詔臣安萬侶撰録稗田阿禮所誦之勅語舊
辭以獻上者謹隨詔旨子細採摭然上古之時言意並朴敷文構句於字即難
已因訓述者詞不逮心全以音連者事趣更長是以今或一句之中交用音訓
或一事之内全以訓録即辭理叵見以注明意況易解更非注亦於姓日下謂
玖沙訶於名帶字謂多羅斯如此之類隨本不改大抵所記者自天地開闢始
以訖于小治田御世故天御中主神以下日子波限建鵜草葺不合命以前爲
上巻神倭伊波禮毘古天皇以下品陀御世以前爲中巻大雀皇帝以下小治
田大宮以前爲下巻并録三巻謹以獻上臣安萬侶誠惶誠恐頓首頓首
和銅五年正月廿八日 正五位上勳五等太朝臣安萬侶
荊軻者衛人也其先乃齊人徙於衛衛人謂之慶卿而之燕燕人謂之荊卿
荊卿好讀書撃劒以術説衛元君衛元君不用其後秦伐魏置東郡徙衛元
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
而逃去遂不復會荊軻既至燕愛燕之狗屠及善撃筑者高漸離荊軻嗜酒
日與狗屠及高漸離飲於燕市酒酣以往高漸離撃筑荊軻和而歌於市中
相樂也已而相泣旁若無人者荊軻雖游於酒人乎然其爲人沈深好書其
所游諸侯盡與其賢豪長者相結其之燕燕之處士田光先生亦善待之知
其非庸人也居頃之會燕太子丹質秦亡歸燕燕太子丹者故嘗質於趙而
秦王政生於趙其少時與丹驩及政立爲秦王而丹質於秦秦王之遇燕太
子丹不善故丹怨而亡歸歸而求爲報秦王者國小力不能其後秦日出兵
山東以伐齊楚三晉稍蠶食諸侯且至於燕燕君臣皆恐禍之至太子丹患
之問其傅鞠武武對曰秦地徧天下威脅韓魏趙氏北有甘泉谷口之固南
有渭之沃擅巴漢之饒右隴蜀之山左關殽之險民衆而士歯コ革有餘
意有所出則長城之南易水以北未有所定也奈何以見陵之怨欲批其逆
鱗哉丹曰然則何由對曰請入圖之居有關`將樊於期得罪於秦王亡之
燕太子受而舎之鞠武諫曰不可夫以秦王之暴而積怒於燕足爲寒心又
況聞樊將軍之所在乎是謂委肉當餓虎之蹊也禍必不振矣雖有管晏不
能爲之謀也願太子疾遣樊將軍入匈奴以滅口請西約三晉南連齊楚北
購於單于其後迺可圖也太子曰太傅之計曠日彌久心惽然恐不能須臾
且非獨於此也夫樊將軍窮困於天下歸身於丹丹終不以迫於彊秦而棄
所哀憐之交置之匈奴是固丹命卒之時也願太傅更慮之鞠武曰夫行危
欲求安造禍而求福計淺而怨深連結一人之後交不顧國家之大害此所
謂資怨而助禍矣夫以鴻毛燎於爐炭之上必無事矣且以G鷙之秦行怨
暴之怒豈足道哉燕有田光先生其爲人智深而勇沈可與謀太子曰願因
太傅而得交於田先生可乎鞠武曰敬諾出見田先生道太子願圖國事於
先生也田光曰敬奉ヘ乃造焉太子逢迎卻行爲導跪而蔽席田光坐定左
右無人太子避席而請曰燕秦不兩立願先生留意也田光曰臣聞騏驥盛
壯之時一日而馳千里至其衰老駑馬先之今太子聞光盛壯之時不知臣
央゚消亡矣雖然光不敢以圖國事所善荊卿可使也太子曰願因先生得
結交於荊卿可乎田光曰敬諾即起趨出太子送至門戒曰丹所報先生所
言者國之大事也願先生勿泄也田光俛而笑曰諾僂行見荊卿曰光與子
相善燕國莫不知今太子聞光壯盛之時不知吾形已不逮也幸而ヘ之曰
燕秦不兩立願先生留意也光竊不自外言足下於太子也願足下過太子
於宮荊軻曰謹奉ヘ田光曰吾聞之長者爲行不使人疑之今太子告光曰
所言者國之大事也願先生勿泄是太子疑光也夫爲行而使人疑之非節
俠也欲自殺以激荊卿曰願足下急過太子言光已死明不言也因遂自刎
而死荊卿遂見太子言田光已死致光之言太子再拜而跪膝行流涕有頃
而后言曰丹所以誡田先生毋言者欲以成大事之謀也今田先生以死明
不言豈丹之心哉荊軻坐定太子避席頓首曰田先生不知丹之不肖使得
至前敢有所道此天之所以哀燕而不棄其孤也今秦有貪利之心而欲不
可足也非盡天下之地臣海内之王者其意不厭今秦已虜韓王盡納其地
又擧兵南伐楚北臨趙王翦將數十萬之衆距漳鄴而李信出太原雲中趙
不能支秦必入臣入臣則禍至燕燕小弱數困於兵今計擧國不足以當秦
諸侯服秦莫敢合從丹之私計愚以爲誠得天下之勇士使於秦闚以重利
秦王貪其勢必得所願矣誠得劫秦王使悉反諸侯侵地若曹之與齊桓公
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
聶政者軹深井里人也殺人避仇與母姊如齊以屠爲事久之濮陽嚴仲子
事韓哀侯與韓相俠累有郤嚴仲子恐誅亡去游求人可以報俠累者至齊
齊人或言聶政勇敢士也避仇隱於屠者之陏賜子至門請數反然後具
酒自暢聶政母前酒酣嚴仲子奉黄金百溢前爲聶政母壽聶政驚怪其厚
固謝嚴仲子嚴仲子固進而聶政謝曰臣幸有老母家貧客游以爲狗屠可
以旦夕得甘毳以養親供養備不敢當仲子之賜嚴仲子辟人因爲聶政言
曰臣有仇而行游諸侯衆矣然至齊竊聞足下義甚高故進百金者將用爲
大人麤糲之費得以交足下之驩豈敢以有求望邪聶政曰臣所以降志辱
身居市井屠者徒幸以養老母老母在政身未敢以許人也嚴仲子固讓聶
政竟不肯受也然嚴仲子卒備賓主之禮而去
久之聶政母死既已葬除服聶政曰嗟乎政乃市井之人鼓刀以屠而嚴仲
子乃諸侯之卿相也不遠千里枉車騎而交臣臣之所以待之至淺鮮矣未
有大功可以稱者而嚴仲子奉百金爲親壽我雖不受然是者徒深知政也
夫賢者以感忿睚眦之意而親信窮僻之人而政獨安得嘿然而已乎且前
日要政政徒以老母老母今以天年終政將爲知己者用乃遂西至濮陽見
嚴仲子曰前日所以不許仲子者徒以親在今不幸而母以天年終仲子所
欲報仇者爲誰請得從事焉嚴仲子具告曰臣之仇韓相俠累俠累又韓君
之季父也宗族盛多居處兵衛甚設臣欲使人刺之衆終莫能就今足下幸
而不棄請益其車騎壯士而爲足下輔翼者聶政曰韓之與衛相去中阨s
甚遠今殺人之相相又國君之親此其勢不可以多人多人不能無生得失
生得失則語泄語泄是韓擧國而與仲子爲讎豈不殆哉遂謝車騎人徒聶
政乃辭獨行杖劒至韓韓相俠累方坐府上持兵戟而衛侍者甚衆聶政直
入上階刺殺俠累左右大亂聶政大呼所撃殺者數十人因自皮面決眼自
屠出腸遂以死韓取聶政屍暴於市購問莫知誰子於是韓購縣之有能言
殺相俠累者予千金久之莫知也政姊榮聞人有刺殺韓相者賊不得國不
知其名姓暴其尸而縣之千金乃於邑曰其是吾弟與嗟乎嚴仲子知吾弟
立起如韓之市而死者果政也伏尸哭極哀曰是軹深井里所謂聶政者也
市行者諸衆人皆曰此人暴虐吾國相王縣購其名姓千金夫人不聞與何
敢來識之也榮應之曰聞之然政所以蒙汚辱自棄於市販之闔メ爲老母
幸無恙妾未嫁也親既以天年下世妾已嫁夫嚴仲子乃察擧吾弟困汚之
中而交之澤厚矣可奈何士固爲知己者死今乃以妾尚在之故重自刑以
絶從妾其奈何畏歿身之誅終滅賢弟之名大驚韓市人乃大呼天者三卒
於邑悲哀而死政之旁晉楚齊衛聞之皆曰非獨政能也乃其姊亦烈女也
郷使政誠知其姊無濡忍之志不重暴骸之難必絶險千里以列其名姊弟
倶僇於韓市者亦未必敢以身許嚴仲子也嚴仲子亦可謂知人能得士矣
其後二百二十餘年秦有荊軻之事
焉久之荊軻曰此國之大事也臣駑下恐不足任使太子前頓首固請毋讓
然後許諾於是尊荊卿爲上卿舎上舎太子日造門下供太牢具異物關i
車騎美女恣荊軻所欲以順適其意久之荊軻未有行意秦將王翦破趙虜
趙王盡收入其地進兵北略地至燕南界太子丹恐懼乃請荊軻曰秦兵旦
暮渡易水則雖欲長侍足下豈可得哉荊軻曰微太子言臣願謁之今行而
毋信則秦未可親也夫樊將軍秦王購之金千斤邑萬家誠得樊將軍首與
燕督亢之地圖奉獻秦王秦王必説見臣臣乃得有以報太子曰樊將軍窮
困來歸丹丹不忍以己之私而傷長者之意願足下更慮之荊軻知太子不
忍乃遂私見樊於期曰秦之遇將軍可謂深矣父母宗族皆爲戮沒今聞購
將軍首金千斤邑萬家將奈何於期仰天太息流涕曰於期毎念之常痛於
骨髓顧計不知所出耳荊軻曰今有一言可以解燕國之患報將軍之仇者
何如於期乃前曰爲之奈何荊軻曰願得將軍之首以獻秦王秦王必喜而
見臣臣左手把其袖右手揕其匈然則將軍之仇報而燕見陵之愧除矣將
軍豈有意乎樊於期偏袒搤捥而進曰此臣之日夜切齒腐心也乃今得聞
ヘ遂自刎太子聞之馳往伏屍哭極哀既已不可奈何乃遂盛樊於期首函
封之於是太子豫求天下之利匕首得趙人徐夫人匕首取之百金使工以
藥焠之以試人血濡縷人無不立死者乃装爲遣荊卿燕國有勇士秦舞陽
年十三殺人人不敢忤視乃令秦舞陽爲副荊軻有所待欲與倶其人居遠
未來而爲治行頃之未發太子遲之疑其改悔乃復請曰日已盡矣荊卿豈
有意哉丹請得先遣秦舞陽荊軻怒叱太子曰何太子之遣往而不返者豎
子也且提一匕首入不測之彊秦僕所以留者待吾客與倶今太子遲之請
辭決矣遂發太子及賓客知其事者皆白衣冠以送之至易水之上既祖取
道高漸離撃筑荊軻和而歌爲變徴之聲士皆垂涙涕泣又前而爲歌曰風
蕭蕭兮易水寒壯士一去兮不復還復爲羽聲忼慨士皆瞋目髮盡上指冠
於是荊軻就車而去終已不顧遂至秦持千金之資幣物厚遺秦王寵臣中
庶子蒙嘉嘉爲先言於秦王曰燕王誠振怖大王之威不敢擧兵以逆軍吏
願擧國爲内臣比諸侯之列給貢職如郡縣而得奉守先王之宗廟恐懼不
敢自陳謹斬樊於期之頭及獻燕督亢之地圖函封燕王拜送于庭使使以
聞大王唯大王命之秦王聞之大喜乃朝服設九賓見燕使者咸陽宮荊軻
奉樊於期頭函而秦舞陽奉地圖匣以次進至陛秦舞陽色變振恐羣臣怪
之荊軻顧笑舞陽前謝曰北蕃蠻夷之鄙人未嘗見天子故振慴願大王少
假借之使得畢使於前秦王謂軻曰取舞陽所持地圖軻既取圖奏之秦王
發圖圖窮而匕首見因左手把秦王之袖而右手持匕首揕之未至身秦王
驚自引而起袖絶拔劒劒長操其室時惶急劒堅故不可立拔荊軻逐秦王
秦王環柱而走羣臣皆愕卒起不意盡失其度而秦法羣臣侍殿上者不得
持尺寸之兵諸郎中執兵皆陳殿下非有詔召不得上方急時不及召下兵
以故荊軻乃逐秦王而卒惶急無以撃軻而以手共搏之是時侍醫夏無且
以其所奉藥囊提荊軻也秦王方環柱走卒惶急不知所爲左右乃曰王負
劒負劒遂拔以撃荊軻斷其左股荊軻廢乃引其匕首以擿秦王不中中桐
柱秦王復撃軻軻被八創軻自知事不就倚柱而笑箕踞以罵曰事所以不
成者以欲生劫之必得約契以報太子也於是左右既前殺軻秦王不怡者
良久已而論功賞羣臣及當坐者各有差而賜夏無且黄金二百溢曰無且
愛我乃以藥囊提荊軻也於是秦王大怒益發兵詣趙詔王翦軍以伐燕十
月而拔薊城燕王喜太子丹等盡率其鴛コ東保於遼東秦將李信追撃燕
王急代王嘉乃遺燕王喜書曰秦所以尤追燕急者以太子丹故也今王誠
殺丹獻之秦王秦王必解而社稷幸得血食其後李信追丹丹匿衍水中燕
王乃使使斬太子丹欲獻之秦秦復進兵攻之後五年秦卒滅燕虜燕王喜
其明年秦并天下立號爲皇帝於是秦逐太子丹荊軻之客皆亡高漸離變
荊軻者衛人也其先乃齊人徙於衛衛人謂之慶卿而之燕燕人謂之荊卿
荊卿好讀書撃劒以術説衛元君衛元君不用其後秦伐魏置東郡徙衛元
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
而逃去遂不復會荊軻既至燕愛燕之狗屠及善撃筑者高漸離荊軻嗜酒
日與狗屠及高漸離飲於燕市酒酣以往高漸離撃筑荊軻和而歌於市中
相樂也已而相泣旁若無人者荊軻雖游於酒人乎然其爲人沈深好書其
所游諸侯盡與其賢豪長者相結其之燕燕之處士田光先生亦善待之知
其非庸人也居頃之會燕太子丹質秦亡歸燕燕太子丹者故嘗質於趙而
秦王政生於趙其少時與丹驩及政立爲秦王而丹質於秦秦王之遇燕太
子丹不善故丹怨而亡歸歸而求爲報秦王者國小力不能其後秦日出兵
山東以伐齊楚三晉稍蠶食諸侯且至於燕燕君臣皆恐禍之至太子丹患
之問其傅鞠武武對曰秦地徧天下威脅韓魏趙氏北有甘泉谷口之固南
有渭之沃擅巴漢之饒右隴蜀之山左關殽之險民衆而士歯コ革有餘
意有所出則長城之南易水以北未有所定也奈何以見陵之怨欲批其逆
鱗哉丹曰然則何由對曰請入圖之居有關`將樊於期得罪於秦王亡之
燕太子受而舎之鞠武諫曰不可夫以秦王之暴而積怒於燕足爲寒心又
況聞樊將軍之所在乎是謂委肉當餓虎之蹊也禍必不振矣雖有管晏不
能爲之謀也願太子疾遣樊將軍入匈奴以滅口請西約三晉南連齊楚北
購於單于其後迺可圖也太子曰太傅之計曠日彌久心惽然恐不能須臾
且非獨於此也夫樊將軍窮困於天下歸身於丹丹終不以迫於彊秦而棄
所哀憐之交置之匈奴是固丹命卒之時也願太傅更慮之鞠武曰夫行危
欲求安造禍而求福計淺而怨深連結一人之後交不顧國家之大害此所
謂資怨而助禍矣夫以鴻毛燎於爐炭之上必無事矣且以G鷙之秦行怨
暴之怒豈足道哉燕有田光先生其爲人智深而勇沈可與謀太子曰願因
太傅而得交於田先生可乎鞠武曰敬諾出見田先生道太子願圖國事於
先生也田光曰敬奉ヘ乃造焉太子逢迎卻行爲導跪而蔽席田光坐定左
右無人太子避席而請曰燕秦不兩立願先生留意也田光曰臣聞騏驥盛
壯之時一日而馳千里至其衰老駑馬先之今太子聞光盛壯之時不知臣
央゚消亡矣雖然光不敢以圖國事所善荊卿可使也太子曰願因先生得
結交於荊卿可乎田光曰敬諾即起趨出太子送至門戒曰丹所報先生所
言者國之大事也願先生勿泄也田光俛而笑曰諾僂行見荊卿曰光與子
相善燕國莫不知今太子聞光壯盛之時不知吾形已不逮也幸而ヘ之曰
燕秦不兩立願先生留意也光竊不自外言足下於太子也願足下過太子
於宮荊軻曰謹奉ヘ田光曰吾聞之長者爲行不使人疑之今太子告光曰
所言者國之大事也願先生勿泄是太子疑光也夫爲行而使人疑之非節
俠也欲自殺以激荊卿曰願足下急過太子言光已死明不言也因遂自刎
而死荊卿遂見太子言田光已死致光之言太子再拜而跪膝行流涕有頃
而后言曰丹所以誡田先生毋言者欲以成大事之謀也今田先生以死明
不言豈丹之心哉荊軻坐定太子避席頓首曰田先生不知丹之不肖使得
至前敢有所道此天之所以哀燕而不棄其孤也今秦有貪利之心而欲不
可足也非盡天下之地臣海内之王者其意不厭今秦已虜韓王盡納其地
又擧兵南伐楚北臨趙王翦將數十萬之衆距漳鄴而李信出太原雲中趙
不能支秦必入臣入臣則禍至燕燕小弱數困於兵今計擧國不足以當秦
諸侯服秦莫敢合從丹之私計愚以爲誠得天下之勇士使於秦闚以重利
秦王貪其勢必得所願矣誠得劫秦王使悉反諸侯侵地若曹之與齊桓公
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
荊軻者衛人也其先乃齊人徙於衛衛人謂之慶卿而之燕燕人謂之荊卿
荊卿好讀書撃劒以術説衛元君衛元君不用其後秦伐魏置東郡徙衛元
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
而逃去遂不復會荊軻既至燕愛燕之狗屠及善撃筑者高漸離荊軻嗜酒
日與狗屠及高漸離飲於燕市酒酣以往高漸離撃筑荊軻和而歌於市中
相樂也已而相泣旁若無人者荊軻雖游於酒人乎然其爲人沈深好書其
所游諸侯盡與其賢豪長者相結其之燕燕之處士田光先生亦善待之知
其非庸人也居頃之會燕太子丹質秦亡歸燕燕太子丹者故嘗質於趙而
秦王政生於趙其少時與丹驩及政立爲秦王而丹質於秦秦王之遇燕太
子丹不善故丹怨而亡歸歸而求爲報秦王者國小力不能其後秦日出兵
山東以伐齊楚三晉稍蠶食諸侯且至於燕燕君臣皆恐禍之至太子丹患
之問其傅鞠武武對曰秦地徧天下威脅韓魏趙氏北有甘泉谷口之固南
有渭之沃擅巴漢之饒右隴蜀之山左關殽之險民衆而士歯コ革有餘
意有所出則長城之南易水以北未有所定也奈何以見陵之怨欲批其逆
鱗哉丹曰然則何由對曰請入圖之居有關`將樊於期得罪於秦王亡之
燕太子受而舎之鞠武諫曰不可夫以秦王之暴而積怒於燕足爲寒心又
況聞樊將軍之所在乎是謂委肉當餓虎之蹊也禍必不振矣雖有管晏不
能爲之謀也願太子疾遣樊將軍入匈奴以滅口請西約三晉南連齊楚北
購於單于其後迺可圖也太子曰太傅之計曠日彌久心惽然恐不能須臾
且非獨於此也夫樊將軍窮困於天下歸身於丹丹終不以迫於彊秦而棄
所哀憐之交置之匈奴是固丹命卒之時也願太傅更慮之鞠武曰夫行危
欲求安造禍而求福計淺而怨深連結一人之後交不顧國家之大害此所
謂資怨而助禍矣夫以鴻毛燎於爐炭之上必無事矣且以G鷙之秦行怨
暴之怒豈足道哉燕有田光先生其爲人智深而勇沈可與謀太子曰願因
太傅而得交於田先生可乎鞠武曰敬諾出見田先生道太子願圖國事於
先生也田光曰敬奉ヘ乃造焉太子逢迎卻行爲導跪而蔽席田光坐定左
右無人太子避席而請曰燕秦不兩立願先生留意也田光曰臣聞騏驥盛
壯之時一日而馳千里至其衰老駑馬先之今太子聞光盛壯之時不知臣
央゚消亡矣雖然光不敢以圖國事所善荊卿可使也太子曰願因先生得
結交於荊卿可乎田光曰敬諾即起趨出太子送至門戒曰丹所報先生所
言者國之大事也願先生勿泄也田光俛而笑曰諾僂行見荊卿曰光與子
相善燕國莫不知今太子聞光壯盛之時不知吾形已不逮也幸而ヘ之曰
燕秦不兩立願先生留意也光竊不自外言足下於太子也願足下過太子
於宮荊軻曰謹奉ヘ田光曰吾聞之長者爲行不使人疑之今太子告光曰
所言者國之大事也願先生勿泄是太子疑光也夫爲行而使人疑之非節
俠也欲自殺以激荊卿曰願足下急過太子言光已死明不言也因遂自刎
而死荊卿遂見太子言田光已死致光之言太子再拜而跪膝行流涕有頃
而后言曰丹所以誡田先生毋言者欲以成大事之謀也今田先生以死明
不言豈丹之心哉荊軻坐定太子避席頓首曰田先生不知丹之不肖使得
至前敢有所道此天之所以哀燕而不棄其孤也今秦有貪利之心而欲不
可足也非盡天下之地臣海内之王者其意不厭今秦已虜韓王盡納其地
又擧兵南伐楚北臨趙王翦將數十萬之衆距漳鄴而李信出太原雲中趙
不能支秦必入臣入臣則禍至燕燕小弱數困於兵今計擧國不足以當秦
諸侯服秦莫敢合從丹之私計愚以爲誠得天下之勇士使於秦闚以重利
秦王貪其勢必得所願矣誠得劫秦王使悉反諸侯侵地若曹之與齊桓公
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
荊軻者衛人也其先乃齊人徙於衛衛人謂之慶卿而之燕燕人謂之荊卿
荊卿好讀書撃劒以術説衛元君衛元君不用其後秦伐魏置東郡徙衛元
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
而逃去遂不復會荊軻既至燕愛燕之狗屠及善撃筑者高漸離荊軻嗜酒
日與狗屠及高漸離飲於燕市酒酣以往高漸離撃筑荊軻和而歌於市中
相樂也已而相泣旁若無人者荊軻雖游於酒人乎然其爲人沈深好書其
所游諸侯盡與其賢豪長者相結其之燕燕之處士田光先生亦善待之知
其非庸人也居頃之會燕太子丹質秦亡歸燕燕太子丹者故嘗質於趙而
秦王政生於趙其少時與丹驩及政立爲秦王而丹質於秦秦王之遇燕太
子丹不善故丹怨而亡歸歸而求爲報秦王者國小力不能其後秦日出兵
山東以伐齊楚三晉稍蠶食諸侯且至於燕燕君臣皆恐禍之至太子丹患
之問其傅鞠武武對曰秦地徧天下威脅韓魏趙氏北有甘泉谷口之固南
有渭之沃擅巴漢之饒右隴蜀之山左關殽之險民衆而士歯コ革有餘
意有所出則長城之南易水以北未有所定也奈何以見陵之怨欲批其逆
鱗哉丹曰然則何由對曰請入圖之居有關`將樊於期得罪於秦王亡之
燕太子受而舎之鞠武諫曰不可夫以秦王之暴而積怒於燕足爲寒心又
況聞樊將軍之所在乎是謂委肉當餓虎之蹊也禍必不振矣雖有管晏不
能爲之謀也願太子疾遣樊將軍入匈奴以滅口請西約三晉南連齊楚北
購於單于其後迺可圖也太子曰太傅之計曠日彌久心惽然恐不能須臾
且非獨於此也夫樊將軍窮困於天下歸身於丹丹終不以迫於彊秦而棄
所哀憐之交置之匈奴是固丹命卒之時也願太傅更慮之鞠武曰夫行危
欲求安造禍而求福計淺而怨深連結一人之後交不顧國家之大害此所
謂資怨而助禍矣夫以鴻毛燎於爐炭之上必無事矣且以G鷙之秦行怨
暴之怒豈足道哉燕有田光先生其爲人智深而勇沈可與謀太子曰願因
太傅而得交於田先生可乎鞠武曰敬諾出見田先生道太子願圖國事於
先生也田光曰敬奉ヘ乃造焉太子逢迎卻行爲導跪而蔽席田光坐定左
右無人太子避席而請曰燕秦不兩立願先生留意也田光曰臣聞騏驥盛
壯之時一日而馳千里至其衰老駑馬先之今太子聞光盛壯之時不知臣
央゚消亡矣雖然光不敢以圖國事所善荊卿可使也太子曰願因先生得
結交於荊卿可乎田光曰敬諾即起趨出太子送至門戒曰丹所報先生所
言者國之大事也願先生勿泄也田光俛而笑曰諾僂行見荊卿曰光與子
相善燕國莫不知今太子聞光壯盛之時不知吾形已不逮也幸而ヘ之曰
燕秦不兩立願先生留意也光竊不自外言足下於太子也願足下過太子
於宮荊軻曰謹奉ヘ田光曰吾聞之長者爲行不使人疑之今太子告光曰
所言者國之大事也願先生勿泄是太子疑光也夫爲行而使人疑之非節
俠也欲自殺以激荊卿曰願足下急過太子言光已死明不言也因遂自刎
而死荊卿遂見太子言田光已死致光之言太子再拜而跪膝行流涕有頃
而后言曰丹所以誡田先生毋言者欲以成大事之謀也今田先生以死明
不言豈丹之心哉荊軻坐定太子避席頓首曰田先生不知丹之不肖使得
至前敢有所道此天之所以哀燕而不棄其孤也今秦有貪利之心而欲不
可足也非盡天下之地臣海内之王者其意不厭今秦已虜韓王盡納其地
又擧兵南伐楚北臨趙王翦將數十萬之衆距漳鄴而李信出太原雲中趙
不能支秦必入臣入臣則禍至燕燕小弱數困於兵今計擧國不足以當秦
諸侯服秦莫敢合從丹之私計愚以爲誠得天下之勇士使於秦闚以重利
秦王貪其勢必得所願矣誠得劫秦王使悉反諸侯侵地若曹之與齊桓公
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
荊軻者衛人也其先乃齊人徙於衛衛人謂之慶卿而之燕燕人謂之荊卿
荊卿好讀書撃劒以術説衛元君衛元君不用其後秦伐魏置東郡徙衛元
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
而逃去遂不復會荊軻既至燕愛燕之狗屠及善撃筑者高漸離荊軻嗜酒
日與狗屠及高漸離飲於燕市酒酣以往高漸離撃筑荊軻和而歌於市中
相樂也已而相泣旁若無人者荊軻雖游於酒人乎然其爲人沈深好書其
所游諸侯盡與其賢豪長者相結其之燕燕之處士田光先生亦善待之知
其非庸人也居頃之會燕太子丹質秦亡歸燕燕太子丹者故嘗質於趙而
秦王政生於趙其少時與丹驩及政立爲秦王而丹質於秦秦王之遇燕太
子丹不善故丹怨而亡歸歸而求爲報秦王者國小力不能其後秦日出兵
山東以伐齊楚三晉稍蠶食諸侯且至於燕燕君臣皆恐禍之至太子丹患
之問其傅鞠武武對曰秦地徧天下威脅韓魏趙氏北有甘泉谷口之固南
有渭之沃擅巴漢之饒右隴蜀之山左關殽之險民衆而士歯コ革有餘
意有所出則長城之南易水以北未有所定也奈何以見陵之怨欲批其逆
鱗哉丹曰然則何由對曰請入圖之居有關`將樊於期得罪於秦王亡之
燕太子受而舎之鞠武諫曰不可夫以秦王之暴而積怒於燕足爲寒心又
況聞樊將軍之所在乎是謂委肉當餓虎之蹊也禍必不振矣雖有管晏不
能爲之謀也願太子疾遣樊將軍入匈奴以滅口請西約三晉南連齊楚北
購於單于其後迺可圖也太子曰太傅之計曠日彌久心惽然恐不能須臾
且非獨於此也夫樊將軍窮困於天下歸身於丹丹終不以迫於彊秦而棄
所哀憐之交置之匈奴是固丹命卒之時也願太傅更慮之鞠武曰夫行危
欲求安造禍而求福計淺而怨深連結一人之後交不顧國家之大害此所
謂資怨而助禍矣夫以鴻毛燎於爐炭之上必無事矣且以G鷙之秦行怨
暴之怒豈足道哉燕有田光先生其爲人智深而勇沈可與謀太子曰願因
太傅而得交於田先生可乎鞠武曰敬諾出見田先生道太子願圖國事於
先生也田光曰敬奉ヘ乃造焉太子逢迎卻行爲導跪而蔽席田光坐定左
右無人太子避席而請曰燕秦不兩立願先生留意也田光曰臣聞騏驥盛
壯之時一日而馳千里至其衰老駑馬先之今太子聞光盛壯之時不知臣
央゚消亡矣雖然光不敢以圖國事所善荊卿可使也太子曰願因先生得
結交於荊卿可乎田光曰敬諾即起趨出太子送至門戒曰丹所報先生所
言者國之大事也願先生勿泄也田光俛而笑曰諾僂行見荊卿曰光與子
相善燕國莫不知今太子聞光壯盛之時不知吾形已不逮也幸而ヘ之曰
燕秦不兩立願先生留意也光竊不自外言足下於太子也願足下過太子
於宮荊軻曰謹奉ヘ田光曰吾聞之長者爲行不使人疑之今太子告光曰
所言者國之大事也願先生勿泄是太子疑光也夫爲行而使人疑之非節
俠也欲自殺以激荊卿曰願足下急過太子言光已死明不言也因遂自刎
而死荊卿遂見太子言田光已死致光之言太子再拜而跪膝行流涕有頃
而后言曰丹所以誡田先生毋言者欲以成大事之謀也今田先生以死明
不言豈丹之心哉荊軻坐定太子避席頓首曰田先生不知丹之不肖使得
至前敢有所道此天之所以哀燕而不棄其孤也今秦有貪利之心而欲不
可足也非盡天下之地臣海内之王者其意不厭今秦已虜韓王盡納其地
又擧兵南伐楚北臨趙王翦將數十萬之衆距漳鄴而李信出太原雲中趙
不能支秦必入臣入臣則禍至燕燕小弱數困於兵今計擧國不足以當秦
諸侯服秦莫敢合從丹之私計愚以爲誠得天下之勇士使於秦闚以重利
秦王貪其勢必得所願矣誠得劫秦王使悉反諸侯侵地若曹之與齊桓公
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
荊軻者衛人也其先乃齊人徙於衛衛人謂之慶卿而之燕燕人謂之荊卿
荊卿好讀書撃劒以術説衛元君衛元君不用其後秦伐魏置東郡徙衛元
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
而逃去遂不復會荊軻既至燕愛燕之狗屠及善撃筑者高漸離荊軻嗜酒
日與狗屠及高漸離飲於燕市酒酣以往高漸離撃筑荊軻和而歌於市中
相樂也已而相泣旁若無人者荊軻雖游於酒人乎然其爲人沈深好書其
所游諸侯盡與其賢豪長者相結其之燕燕之處士田光先生亦善待之知
其非庸人也居頃之會燕太子丹質秦亡歸燕燕太子丹者故嘗質於趙而
秦王政生於趙其少時與丹驩及政立爲秦王而丹質於秦秦王之遇燕太
子丹不善故丹怨而亡歸歸而求爲報秦王者國小力不能其後秦日出兵
山東以伐齊楚三晉稍蠶食諸侯且至於燕燕君臣皆恐禍之至太子丹患
之問其傅鞠武武對曰秦地徧天下威脅韓魏趙氏北有甘泉谷口之固南
有渭之沃擅巴漢之饒右隴蜀之山左關殽之險民衆而士歯コ革有餘
意有所出則長城之南易水以北未有所定也奈何以見陵之怨欲批其逆
鱗哉丹曰然則何由對曰請入圖之居有關`將樊於期得罪於秦王亡之
燕太子受而舎之鞠武諫曰不可夫以秦王之暴而積怒於燕足爲寒心又
況聞樊將軍之所在乎是謂委肉當餓虎之蹊也禍必不振矣雖有管晏不
能爲之謀也願太子疾遣樊將軍入匈奴以滅口請西約三晉南連齊楚北
購於單于其後迺可圖也太子曰太傅之計曠日彌久心惽然恐不能須臾
且非獨於此也夫樊將軍窮困於天下歸身於丹丹終不以迫於彊秦而棄
所哀憐之交置之匈奴是固丹命卒之時也願太傅更慮之鞠武曰夫行危
欲求安造禍而求福計淺而怨深連結一人之後交不顧國家之大害此所
謂資怨而助禍矣夫以鴻毛燎於爐炭之上必無事矣且以G鷙之秦行怨
暴之怒豈足道哉燕有田光先生其爲人智深而勇沈可與謀太子曰願因
太傅而得交於田先生可乎鞠武曰敬諾出見田先生道太子願圖國事於
先生也田光曰敬奉ヘ乃造焉太子逢迎卻行爲導跪而蔽席田光坐定左
右無人太子避席而請曰燕秦不兩立願先生留意也田光曰臣聞騏驥盛
壯之時一日而馳千里至其衰老駑馬先之今太子聞光盛壯之時不知臣
央゚消亡矣雖然光不敢以圖國事所善荊卿可使也太子曰願因先生得
結交於荊卿可乎田光曰敬諾即起趨出太子送至門戒曰丹所報先生所
言者國之大事也願先生勿泄也田光俛而笑曰諾僂行見荊卿曰光與子
相善燕國莫不知今太子聞光壯盛之時不知吾形已不逮也幸而ヘ之曰
燕秦不兩立願先生留意也光竊不自外言足下於太子也願足下過太子
於宮荊軻曰謹奉ヘ田光曰吾聞之長者爲行不使人疑之今太子告光曰
所言者國之大事也願先生勿泄是太子疑光也夫爲行而使人疑之非節
俠也欲自殺以激荊卿曰願足下急過太子言光已死明不言也因遂自刎
而死荊卿遂見太子言田光已死致光之言太子再拜而跪膝行流涕有頃
而后言曰丹所以誡田先生毋言者欲以成大事之謀也今田先生以死明
不言豈丹之心哉荊軻坐定太子避席頓首曰田先生不知丹之不肖使得
至前敢有所道此天之所以哀燕而不棄其孤也今秦有貪利之心而欲不
可足也非盡天下之地臣海内之王者其意不厭今秦已虜韓王盡納其地
又擧兵南伐楚北臨趙王翦將數十萬之衆距漳鄴而李信出太原雲中趙
不能支秦必入臣入臣則禍至燕燕小弱數困於兵今計擧國不足以當秦
諸侯服秦莫敢合從丹之私計愚以爲誠得天下之勇士使於秦闚以重利
秦王貪其勢必得所願矣誠得劫秦王使悉反諸侯侵地若曹之與齊桓公
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
荊軻者衛人也其先乃齊人徙於衛衛人謂之慶卿而之燕燕人謂之荊卿
荊卿好讀書撃劒以術説衛元君衛元君不用其後秦伐魏置東郡徙衛元
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
而逃去遂不復會荊軻既至燕愛燕之狗屠及善撃筑者高漸離荊軻嗜酒
日與狗屠及高漸離飲於燕市酒酣以往高漸離撃筑荊軻和而歌於市中
相樂也已而相泣旁若無人者荊軻雖游於酒人乎然其爲人沈深好書其
所游諸侯盡與其賢豪長者相結其之燕燕之處士田光先生亦善待之知
其非庸人也居頃之會燕太子丹質秦亡歸燕燕太子丹者故嘗質於趙而
秦王政生於趙其少時與丹驩及政立爲秦王而丹質於秦秦王之遇燕太
子丹不善故丹怨而亡歸歸而求爲報秦王者國小力不能其後秦日出兵
山東以伐齊楚三晉稍蠶食諸侯且至於燕燕君臣皆恐禍之至太子丹患
之問其傅鞠武武對曰秦地徧天下威脅韓魏趙氏北有甘泉谷口之固南
有渭之沃擅巴漢之饒右隴蜀之山左關殽之險民衆而士歯コ革有餘
意有所出則長城之南易水以北未有所定也奈何以見陵之怨欲批其逆
鱗哉丹曰然則何由對曰請入圖之居有關`將樊於期得罪於秦王亡之
燕太子受而舎之鞠武諫曰不可夫以秦王之暴而積怒於燕足爲寒心又
況聞樊將軍之所在乎是謂委肉當餓虎之蹊也禍必不振矣雖有管晏不
能爲之謀也願太子疾遣樊將軍入匈奴以滅口請西約三晉南連齊楚北
購於單于其後迺可圖也太子曰太傅之計曠日彌久心惽然恐不能須臾
且非獨於此也夫樊將軍窮困於天下歸身於丹丹終不以迫於彊秦而棄
所哀憐之交置之匈奴是固丹命卒之時也願太傅更慮之鞠武曰夫行危
欲求安造禍而求福計淺而怨深連結一人之後交不顧國家之大害此所
謂資怨而助禍矣夫以鴻毛燎於爐炭之上必無事矣且以G鷙之秦行怨
暴之怒豈足道哉燕有田光先生其爲人智深而勇沈可與謀太子曰願因
太傅而得交於田先生可乎鞠武曰敬諾出見田先生道太子願圖國事於
先生也田光曰敬奉ヘ乃造焉太子逢迎卻行爲導跪而蔽席田光坐定左
右無人太子避席而請曰燕秦不兩立願先生留意也田光曰臣聞騏驥盛
壯之時一日而馳千里至其衰老駑馬先之今太子聞光盛壯之時不知臣
央゚消亡矣雖然光不敢以圖國事所善荊卿可使也太子曰願因先生得
結交於荊卿可乎田光曰敬諾即起趨出太子送至門戒曰丹所報先生所
言者國之大事也願先生勿泄也田光俛而笑曰諾僂行見荊卿曰光與子
相善燕國莫不知今太子聞光壯盛之時不知吾形已不逮也幸而ヘ之曰
燕秦不兩立願先生留意也光竊不自外言足下於太子也願足下過太子
於宮荊軻曰謹奉ヘ田光曰吾聞之長者爲行不使人疑之今太子告光曰
所言者國之大事也願先生勿泄是太子疑光也夫爲行而使人疑之非節
俠也欲自殺以激荊卿曰願足下急過太子言光已死明不言也因遂自刎
而死荊卿遂見太子言田光已死致光之言太子再拜而跪膝行流涕有頃
而后言曰丹所以誡田先生毋言者欲以成大事之謀也今田先生以死明
不言豈丹之心哉荊軻坐定太子避席頓首曰田先生不知丹之不肖使得
至前敢有所道此天之所以哀燕而不棄其孤也今秦有貪利之心而欲不
可足也非盡天下之地臣海内之王者其意不厭今秦已虜韓王盡納其地
又擧兵南伐楚北臨趙王翦將數十萬之衆距漳鄴而李信出太原雲中趙
不能支秦必入臣入臣則禍至燕燕小弱數困於兵今計擧國不足以當秦
諸侯服秦莫敢合從丹之私計愚以爲誠得天下之勇士使於秦闚以重利
秦王貪其勢必得所願矣誠得劫秦王使悉反諸侯侵地若曹之與齊桓公
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
荊軻者衛人也其先乃齊人徙於衛衛人謂之慶卿而之燕燕人謂之荊卿
荊卿好讀書撃劒以術説衛元君衛元君不用其後秦伐魏置東郡徙衛元
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
而逃去遂不復會荊軻既至燕愛燕之狗屠及善撃筑者高漸離荊軻嗜酒
日與狗屠及高漸離飲於燕市酒酣以往高漸離撃筑荊軻和而歌於市中
相樂也已而相泣旁若無人者荊軻雖游於酒人乎然其爲人沈深好書其
所游諸侯盡與其賢豪長者相結其之燕燕之處士田光先生亦善待之知
其非庸人也居頃之會燕太子丹質秦亡歸燕燕太子丹者故嘗質於趙而
秦王政生於趙其少時與丹驩及政立爲秦王而丹質於秦秦王之遇燕太
子丹不善故丹怨而亡歸歸而求爲報秦王者國小力不能其後秦日出兵
山東以伐齊楚三晉稍蠶食諸侯且至於燕燕君臣皆恐禍之至太子丹患
之問其傅鞠武武對曰秦地徧天下威脅韓魏趙氏北有甘泉谷口之固南
有渭之沃擅巴漢之饒右隴蜀之山左關殽之險民衆而士歯コ革有餘
意有所出則長城之南易水以北未有所定也奈何以見陵之怨欲批其逆
鱗哉丹曰然則何由對曰請入圖之居有關`將樊於期得罪於秦王亡之
燕太子受而舎之鞠武諫曰不可夫以秦王之暴而積怒於燕足爲寒心又
況聞樊將軍之所在乎是謂委肉當餓虎之蹊也禍必不振矣雖有管晏不
能爲之謀也願太子疾遣樊將軍入匈奴以滅口請西約三晉南連齊楚北
購於單于其後迺可圖也太子曰太傅之計曠日彌久心惽然恐不能須臾
且非獨於此也夫樊將軍窮困於天下歸身於丹丹終不以迫於彊秦而棄
所哀憐之交置之匈奴是固丹命卒之時也願太傅更慮之鞠武曰夫行危
欲求安造禍而求福計淺而怨深連結一人之後交不顧國家之大害此所
謂資怨而助禍矣夫以鴻毛燎於爐炭之上必無事矣且以G鷙之秦行怨
暴之怒豈足道哉燕有田光先生其爲人智深而勇沈可與謀太子曰願因
太傅而得交於田先生可乎鞠武曰敬諾出見田先生道太子願圖國事於
先生也田光曰敬奉ヘ乃造焉太子逢迎卻行爲導跪而蔽席田光坐定左
右無人太子避席而請曰燕秦不兩立願先生留意也田光曰臣聞騏驥盛
壯之時一日而馳千里至其衰老駑馬先之今太子聞光盛壯之時不知臣
央゚消亡矣雖然光不敢以圖國事所善荊卿可使也太子曰願因先生得
結交於荊卿可乎田光曰敬諾即起趨出太子送至門戒曰丹所報先生所
言者國之大事也願先生勿泄也田光俛而笑曰諾僂行見荊卿曰光與子
相善燕國莫不知今太子聞光壯盛之時不知吾形已不逮也幸而ヘ之曰
燕秦不兩立願先生留意也光竊不自外言足下於太子也願足下過太子
於宮荊軻曰謹奉ヘ田光曰吾聞之長者爲行不使人疑之今太子告光曰
所言者國之大事也願先生勿泄是太子疑光也夫爲行而使人疑之非節
俠也欲自殺以激荊卿曰願足下急過太子言光已死明不言也因遂自刎
而死荊卿遂見太子言田光已死致光之言太子再拜而跪膝行流涕有頃
而后言曰丹所以誡田先生毋言者欲以成大事之謀也今田先生以死明
不言豈丹之心哉荊軻坐定太子避席頓首曰田先生不知丹之不肖使得
至前敢有所道此天之所以哀燕而不棄其孤也今秦有貪利之心而欲不
可足也非盡天下之地臣海内之王者其意不厭今秦已虜韓王盡納其地
又擧兵南伐楚北臨趙王翦將數十萬之衆距漳鄴而李信出太原雲中趙
不能支秦必入臣入臣則禍至燕燕小弱數困於兵今計擧國不足以當秦
諸侯服秦莫敢合從丹之私計愚以爲誠得天下之勇士使於秦闚以重利
秦王貪其勢必得所願矣誠得劫秦王使悉反諸侯侵地若曹之與齊桓公
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
則大善矣則不可因而刺殺之彼秦大將擅兵於外而内有亂則君臣相疑
以其闖伯得合從其破秦必矣此丹之上願而不知所委命唯荊卿留意
君之支屬於野王荊軻嘗游過楡次與蓋聶論劒蓋聶怒而目之荊軻出人
或言復召荊卿蓋聶曰曩者吾與論劒有不稱者吾目之試往是宜去不敢
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
留使使往之主人荊卿則已駕而去楡次矣使者還報蓋聶曰固去也吾曩
者目攝之荊軻游於邯鄲魯句踐與荊軻博爭道魯句踐怒而叱之荊軻嘿
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
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の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
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なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
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結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
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典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
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結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
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典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
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結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
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典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
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べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
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投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
戦陣訓序夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。され
ば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海
に宣揚せんことを期せざるべからず。惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はり
たる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に訓練等に関し準拠すべき要綱は、又
典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に捉は
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
れて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざる
べけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を
期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂掲を図らんとす。是戦陣訓
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
の本旨とする所なり。本訓其の一第一 皇国大日本は皇国なり。万世一系の天皇上に
在しまし、肇国の皇謨を紹継して無窮に君臨し給ふ。皇恩万民に遍く、聖徳八紘に光被
す。臣民亦忠孝勇武祖孫相承け、皇国の道義を宣揚して天業を翼賛し奉り、君民一体
以て克く国運の隆昌を致せり。戦陣の将兵、宜しく我が国体の本義を体得し、牢固不抜
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
の信念を堅持し、誓って皇国守護の大任を完遂せんことを期すべし。第二皇軍軍は天
皇統帥の下、神武の精神を体現し、以て皇国の威徳を顕揚し皇運の扶翼に任ず。常に
大御心を奉じ、正にして武、武にして仁、克く世界の大和を現ずるもの是神武の精神な
り。武は厳なるべし仁は遍きを要す。苟も皇軍に抗する敵あらば、烈々たる武威を振ひ
断乎之を撃砕すべし。仮令峻厳の威克く敵を屈服せしむとも、服するは撃たず従ふは慈
しむの徳に欠くるあらば、未だ以て全しとは言ひ難し。武は驕らず仁は飾らず、自ら溢る
るを以て尊しとなす。皇軍の本領は恩威並び行はれ、遍く御稜威を仰がしむるに在り。
第三軍紀皇軍軍紀の神髄は、畏くも大元師陛下に対し奉る絶対髄順の崇高なる精神に
存す。上下斉しく統帥の尊厳なる所以を感銘し、上は大権の承行を謹厳にし、下は謹ん
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる
なきは、是戦勝必須の要件にして、又実に治安確保の要道たり。特に戦陣は、服従の精
神実践の極致を発揮すべき処とす。死生困苦の間に処し、命令一下欣然として死地に
投じ、黙々として献身服行の実を挙ぐるもの、実に我が軍人精神の精華なり。第四 団
結軍は、畏くも大元師陛下を頭首と仰ぎ奉る。渥き聖慮を体し、忠誠の至情に和し、挙
で服従の至誠を致すべし。尽忠の赤誠相結び、脈絡一貫、全軍一令の下に寸毫乱るる